TOP カテ一覧 スレ一覧 100〜終まで 2ch元 削除依頼
VOCALOID関連キャラ総合スレ7【なんでもアリ】
安価でSS書いてみる
【SS】プリパラ二次創作スレ【二次小説】
1ヶ月短期企画 2013秋【VIP】
○●○合作しようぜin創発板○●○ Part2
幻想入りの話しを書くスレ
ジョジョの奇妙なバトルロワイアル3rd第八部
【ファンタジー】ドラゴンズリング4【TRPG】
【お絵描き落書き】色鉛筆を擬人化して萌えるスレ3
新漫画バトルロワイアル第12巻

厨二病で物語


1 :2016/12/21 〜 最終レス :2019/12/19
厨二病で一文ずつ物語をつくってもらいます!軽度から重度のものまでなんでもいいです!
ただし余りにも意味がわからない場合は()で意味を書いてください!

2 :
かつてこの地には神々の住処【サンクチュアリ】が存在した。

3 :
いつものように導きの終焉を告げるベルが鳴り響き、北欧の言語を司る荒ぶる女神は石灰岩の槍を束ねて旅に出た

4 :
だがそこに天界非常時緊急連絡会―サンクチュアリ・サミット―より報告が入った

5 :
「至急、第2会議室まで来い」

6 :
神々の長の命に従い荒ぶる女神は疾走禁止の道へ出た

7 :
いいんじゃないの

8 :
女神の赦しにより、闇からの疾走が始まる。

9 :
一瞬にして目的地へと到着した。
だがそこにまっていたのは!!!!

10 :
両手に女体を抱えたあの人だった…

11 :
酒の神である

12 :
酒の神「うひょー!!!そこのねーちゃんやばいね」

13 :
酒の神はおもむろに抱えていた女体を振りかぶり、
女神達に向けてナックルの変化で投げつけた。
〜 そして大地が歪み始める。

14 :
歪んだ大地からは>>15が生えてきた

15 :
災いの炎を水流で消しさる銃口

16 :
http://video.fc2.com/content/20170112VzyBdEUt

17 :
女神達の繊細な吐息は白檀の香り。
微かに汗ばむ柔肌は白桃色に染まる。
オーガズムフライト
「俺の飛翔女体砲を か わ す かぁ…
槍しか持たぬ下級女神共の分際でッ!」

臭酒気臭酒気酒〜酒気酒気臭〜! 不〜眠ッ!!

酒の神は、女神達の身体を包んでいた
清浄なる大気を邪なアルコール臭で満たし、
現空間を捻り曲げ……汚した。

「その魔装銃を手に取り、俺に放て…
〜それが己の運命を呪う瞬間だ。」

災厄が始まる…。

18 :
それから数千年、毎日のように神々の争いが続いている…

19 :
という予言にアルバントシャーレンの
ナルキリア予言士は鳥肌を立てたので
あった。

ナルキリア『なんまいだー』

20 :
我が叡智に欠陥無し

21 :
一方その頃地球では…

22 :
酒の神と女神の血をひく娘がいた。

23 :
しかしその娘は酒口肉林にはまってしまった

24 :
飲酒などしない。
だが細身のボディからは常に純米大吟醸のフルーティーな香り。
酒神メチルとエチル。双子の姉妹である。

25 :
「お前らぁ! やっぱり酒飲んでるんだろぉ?」
まだ学生のメチルとエチルの姉妹は学校へ着いた途端、竹刀を持った生活指導の中年体育教師にからまれていた。

26 :
「おいおいせんせーよぉ、何回言ったら分かるんだよ、アイツらは何を言っても聞かねぇってww」
そんな生意気な口を訊きながら歩いて来たのはアヌビスとヘラの異色の血を受け継いだ少年、ゼルドだ。

27 :
「ぐっ……」
体育教師はそのド正論に何も言い返せなかった。

28 :
メチル「わ わ に話しかけりゅな。」
エチル「 れ れに話しかけるな。」

29 :
「だが! お前らの体臭は周囲を惑わし混乱を生む!」体育教師は黒くて太くてかたいもの

30 :
「だが! お前らの体臭は周囲を惑わし混乱を生む!」
体育教師は黒くて太くて固いものを取り出した。(酒瓶ですよ)

31 :
「逃げろエチルメチル! あれをぶっかけられたらお前達は終わりだ!」
「ほう……ゼルドよ、これが何か知っているのか?」
「それはかつて酒都桃郷を混乱させ、7つの造り酒屋を潰した悪魔の兵器、火堕ち濃縮液だ!」

32 :
メチル「わ わ にはきかにゃいからりゃ!」
エチル「 れ れには効果無いから。」

そう言うとメチルが大きく右腕で十字を切る。
目の前に透明な幕でもあったかのように空間が四方に裂け、ベロリと捲れた。

二人はそこをくぐり抜け異空間の中に消えて行く…
「本来なら短パン中年による少女への声掛け事案だけど、目溢ししてあげる。」
「あげりゅ!ゼル〜まかしぇたしー」

33 :
「先におさらば、って事か。仕方ねぇ、この力はあまり使いたくねえんだが…使うしかないか……!!」
『コード-DEAD SUN OF GOD』!!
ゼルドがそう叫ぶと体から禍々しい黒炎を放ち、背中からは悪魔神を連想させる深紅の12本の翼、死神を思わせる黒いフードを被り、破壊神の魂と言われる七つの属性の弾を手に浮かせ、体の至るところが赤と黒に染まった。(肌以外)

34 :
「い、一体何なんだその姿は……!!!」
体育教師はまるで蛇に睨まれた蛙の様に固まり、ゼルドはニヤリと口を動かし言った。
>>35

35 :
我は三千世界の光を消し去るモノ

36 :
「ゼルド君、その格好は校則違反よ」
怯える体育教師の背後から歩いてきた黒髪メガネの美少女風紀委員、鳥島 万里(とりしま まり)が冷静に告げた。
「これで3回目ね。罰を与えます」

37 :
「ま、万里!?え,えーっと……その…これはですね……ああ!!もういい!!とりあえず逃げるぞおおおお!!!!!」
「こら!!逃げるな!!!その厨二染みた服をひっぺがすまで追いかけ続けますからね!!!」
さすがのゼルドも風紀委員にはかなわないようだ。

38 :
「…朱雀姫!助かりました。」
「》獅子堂先生!! その名で呼ぶのは禁!とお伝えしたハズです!!!!《」
「 ! 御法度でしたな…。取り乱してしまい 私としたことが…」

クッ ジュuuu〜
右手の燃え上がりかけた紅蓮清炎を鎮め、万里は澄んだ瞳に戻る。

「私に敬語も禁止したハズです。
この天聖学園では教師と一生徒の間柄のハズ。
弁 え て 頂 き た いモノですが。」
「星帝守護八神に仕える者として、重ね重ねの失態。…情けない限りだ。
まさかゼルドがあの様な神憑りを域内で発動させるとは..。」

「ゼルド君の血統はあれでも大分薄れているハズです。
危ういのは酒神姉妹の時空間改変能力と精神侵触の力です。」
「世界の理と人心を自由に操れると…
…二分されているとはいえ、正に神のなせるわざそのもの……」

〜曇天に始業の鐘が響く

39 :
「グッ………」(糞ッ!!!あとこの力を使えるのも精々20回…使いきったら死ぬ………どうすればこの窮地を抜け出せる……!!!)
ゼルドは血が垂れ流れている右目を押さえ、助けを求めるかの様にふらついた足でエチルとメチルの元へ向かった。

40 :
その時だった。
『本当にその力でお前はあの二人を守れるのか?』

41 :
「ゼル〜、お礼〜♪」
「ゼル〜、飲め〜♪」
昼食時、ゼルドは姉妹から飲みかけのジュースを差し出された。
「お、サンキュー♪」

差し出されたジュースを飲み干すゼルドを見ていた一般生徒が呟いた。
「し、姉妹の間接キス……うらやましい」

42 :
(それにしてもあの声は一体……)
そんな事を考えながら昼食を済ませ、一般生徒の目を気にしながらエチルとメチルと一緒に教室へ戻っていった。
そんな時にまたあの声が聞こえた。
『お前、死にそうだな』
(そんな事よりまずお前は誰だ!?)
そう聞くと声はこう答えた。
『俺は十二支を司る神、まぁ今は【裁覇 エト】と名のって居るがな』

43 :
「エト? 姿を見せろ!」
「ゼル〜? 誰と話してる〜?」
「ゼル〜? 誰を捜してる〜?」
『言っておくが。俺の声はお前にしか聞こえないし、俺の姿はお前にしか見えない。そして・・・・・・』

44 :
『会いたければ今日の放課後、天戒市立図書館まで来るといい』
そう言うと、声は薄れていった。
「おい、おいちょっと待て!!!どういうことか教えろ!!」ガタン
他の人から見ると他に誰も居ないので誰と話してるのかさっぱり解らず、周りがざわめき始めた。
「ゼル〜大丈夫?」
「ゼル〜どーしたの?」

45 :
その頃、学園長室に政府の役人達が大勢押し掛けて来ていた。
「今尚続く神々の争いの――」
「封神結界の範囲を拡大――」
「倒れた酒の神の代わりに――」
「選抜した生徒を魔界遠征部隊に――」
「紛失した魔導書の管理責任を――」
「捕らえた神魔の再教育プランが――」
「あのような小娘では荷が重すぎ――」
「聞いているのかね学園長代理!?」
多種多様な苦情を口々に叫ぶ役人達。急きょ対応を任せれた学園長代理は心の中で涙を流していた。
(あうぅぅ……学園長め、逃げやがったな!)

46 :
「ふう、君がゼルド君だね?」
「だからどうしたんだ……」
「ゼル〜 知り合い?」
「ゼル〜 友達?」
こんなたどたどしい会話の中で一人の女子が走って来た。
「学園長〜!!!会議をサボらないで下さい!!それと一般の人には姿を見せるなとあれ程念を……」
その時三人は声を見事にシンクロさせ言った。
「「「こ、こいつが学園長〜!?」」」

47 :
目の前に立っているのは、クマのぬいぐるみを抱え、フリルのついた黒いドレス姿の金髪美幼女。
「・・・まあ、長老とか学園長がロリババアってのはお約束だよな・・・」
「間違っているぞゼルド君。これは人形のアンティーク。移動用の足替わりで」
少女に抱えられたクマが大きく手を振っていた。
「俺が学園長のベアリナだ」

48 :
「ベアリナ……エトじゃないのか?」
「エトに会ったのか!?」
「いや、ここで会う約束だったんだが……」
「そうか……じゃあ早く会ってこい。その間俺はお嬢ちゃん達と女子会でもやってるから」
「女子……?」

49 :
「あ? 俺は女子だぞ。かつては飛翔女神砲で投げられたり激しい闘いの末にこんな身体になっちまった・・・」
ベアリナ――――クマは自分の身体を軽く叩く。
「それより早く行け。エトが顔を見せてくれるのはめったにないんだからな」
ゼルドほ何度も振り返りながら図書館の中へ入っていく。それを見送ったクマはメチルとエチルの姉妹に向き直った。
「さてお嬢ちゃん達、ちょいと真面目な話をしようじゃないか」

50 :
50get

51 :
図書館を歩き回る事五分……ゼルドはようやくエトを見つけた。
「よっ!ゼルド!!」
「お前がエトか……一体何のためにここへ呼んだ?」ギリッ
「まぁそんなギリギリすんなってwwとりあえずこの本を読んでくれ」
ゼルドは手元に渡された本のタイトルを読んだ。
「『十二支獣と時の操り方』?」

52 :
「ゼルド君読んではいけません。その本は校則違反よ。」
黒髪メガネの超絶美少女風紀委員、鳥島万里(朱雀姫)が冷静に告げた。
「エト。時間操作は禁忌のハズです。魔導書は焼却します。」

スチャッ 彼女が眼鏡を外すと瞳が赤く輝く。

紅蓮清炎が右腕から猛烈に吹き出し[聖炎鞭フレイムフレイル]を形作った。

53 :
「へぇ、俺を倒すっていうの?
なら俺も本気出すね『モードー十二支神』」
エトがそういうと背中にアラビア数字の時計が現れ、体に十二支の様な装備、[神獣装ゴッドビーストアーマー」が現れ、髪は透明に光輝き、目は赤に染まりエトは言った。
「時と十二支を操るこの『チカラ』、井の中の蛙の君に魅せてあげるよ」

54 :
「まぁ、私が井の中の蛙だと?面白いですね。その言葉をそっくりそのまま返しますよ!!!」
万里が鞭をしならせて叩こうとした瞬間、十二支獣が周りを囲んでおり、エネルギーレーザーを放つ体勢でエトはこう言った。
「どうやら君は『時止め』が分からなかった様だね。とどめだよ。[永刻神波ーインフィニットゴッドウェーヴ]!!」

55 :
「弁えよ!! 十二支ごとき獣の力で十二天将の私にィ!!!!」

力を全解放した万里は、
灼熱に光輝く右腕の烈火を大きくしならせ、
四方からのレーザーを薙ぎ払い、こう叫ぶ。

「》ヴァ ジュ ラ イ ン フェ ル ノ…《

エト「 フッ。懲りないな…。
時の流れよ我が命に従え。『コード-TIime control…』…

??「》双方留まれィ!!《
この件、学園長ベアリナ=カリスト様も存じ上げている!! 争う必要は無い!!!!」

突然の男の声に万里とエトは瞬時に反応し、
衝突の寸前で動作を止めた。

エト「お前は…玄武。」
万里「クッ 生徒会長!! それはどういう…」
ゼルド「ええッ?これ何!?」

56 :
玄武「これは【エトさんがゼルド君にこの事を話す許可が事前に降りている。】という事実があるからです。」
エト「まあ、いいか。あ、ベアリナ、ハーブティくれ」
万里「エト、貴方学園長に失礼ね?もうちょっと礼儀を見習ったら?」
そういうとベアリナは衝撃の事実を口にした。
べアリナ「ああ、いいんだいいんだ。
彼は酒の神を止めて浄化してくれた『英雄』だからね。
おかげさまで俺もこの程度で済んでいるし、この双子も居る。
事実、彼は今は『全世界神魔教育委員会会長』であり、『最強の神』だしなぁ。」

57 :
万里「フゥ、…ところでエト、あなた噛んでたわよ。 …フフッ 私の勝ちね…。」
エト「ハア?!噛んでねーし。」

ゼルド「万里…細けーな!」

58 :
ベアリナ「あと、今彼が出した力はほんの一部で、大体30分の1くらいかな?」
エト「え、何でばれたし」
ゼルド「神魔教育委員会会長……」
万里「あれが30分の1……」
玄武「最強の神………」
エチル「エト、凄いね!!」
メチル「エト、強いね!!」
ゼルドらは、見た目はただの少年のエトのあまりの凄さに圧巻されるだけであった。

59 :
「館内ではお静かにお願いします」
静かだがよく通る声に皆が振り向く。談話室の入口に地味な感じの女性司書が立ってゼルド達を睨んでいた。
「あーわりーねー、でももう誰もいねーじゃん? かてー事ゆーなよ」
エトが軽く応えて他に利用者の居ない談話室の中を見回した。

60 :
「あ……ごめん文子さん! みんな、場所変えようぜ」
ゼルドは立ち上がって司書に頭を下げると、皆を異動させようと焦った様子で提案した。
「ハハハ、なんだゼルドビビってるのか? 大丈夫俺つえーから!」
それが面白かったのかエトは笑い声を上げてゼルドをからかう。
それを見て入口に立っていた司書が近づいてくる。
「例えあなたが私の100倍強くても――」
そして持っていた1冊の本をエトに向けて差し出した。
「ここは私の領域《テリトリー》です!」

61 :
「ぐっ…………」
エトが黙り冷や汗を流し始める。司書の
差し出した本のページがめくれるたびに、表情もだんだん苦しそうになっていく。
「エト? ゼルド君、どうなっているの?」
突然のエトの変化に万里も戸惑ってゼルドを見た。
「万里……お前は図書館で騒いだ事なんてないだろうから知らないだんな……」
「え?」
「司書の文子さんは……怒ると恐いんだよ!」
「は?」
「あれは司書の文子君の『強制読書』だな。文字通り持っている本を相手に強制的に読ませる技だ」
訳のわからない万里に美幼女人形に抱えられたクマのベアリナ学園長が解説する。
「読ませる本によっては相手を死にいたらしめる事もできる。……あんな風に」
司書―文子の持っている本のタイトルは『世界の拷問・残酷処刑方』

62 :
「…………ぐはっ」
数十秒後、エトが大きく息を吐いた。
「……スゲーな、30回ぐらい殺された気分だぜ……」
「さすがですね。私の領域《テリトリー》内で技を破るとは。あと2章、10パターンほど処刑方法が残っていたんですけど……残念です」
文子は本を閉じると、今度は万里に向き直った。
「あなたは確か、図書館内で炎を使っていましたね?」
本を持つ文子の腕がゆっくりと万里の方に伸びてくる。
「ぐ、紅蓮清炎は神力を束ねた聖なる炎。わ、私が望まない物を燃やすことはありません」
エトの様子を見ていた万里はあわてて答える。あんな技を食らって耐えられる保障はない。
「言い訳するんですか?」
万里の目の前に本が迫る。
「あなたには……この本をお勧めします」
「い……いやあぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜んっ!」

数十秒後、万里はその場に倒れていた。
上気した顔で涙を流しながら、荒い呼吸を繰り返す様は何処か色っぽい。
「あー……文子君、一体何を読ませたんだい?」
ベアリナが気まずげに訊ねる。
「この本、ピッタリだと思ったんですけど」
文子の持っていた本のタイトルは――
『おしおき、風紀委員長』
「官能小説……しかもSMものかよ……」
ゼルドは呆れたように呟いたが、倒れる前の万里の様子を思いだし顔を赤らめた。

63 :
「で、文子君、ゼルド君にこの『十二支獣と時の操り方』を『強制読書』してほしいんだが。できるかい?」
ベアリナがとんでもないことを言い出した。
「が、学園長? 何言ってるんですか! 俺自分で読むからいいですよ!」
『強制読書』を受けたエトと万里の様子を見たばかりなのだ。こんな技を食らいたい訳がない。
「ん〜、でも君、読書とか苦手だろ? 最後まで読めないんじゃないの?」
「うっ」
「そうですねー。ゼルド君、2年前は図書館ではいつも鬼ごっこしてましたしねー」
文子が懐かしそうに相槌をうつ。
ゼルドも当時を思いだしていた。そして文子にされたおしおきの事も。
「が、ガキの頃の話ッスよ。今はもう大丈夫」

64 :
モフモフのクマさん姿のベアリナは
一段階低い声でゼルドに話しかけた。

「…この娘達は荒ぶる女神と
酒 の 神 の血を 色 濃 く 受け継いでいるのだよ。」

「メチルは時間・空間を自由に操る能力。
エチルには身体能力を狂わし、
記憶・意識さえも改竄する力が。
そう。二人合わせて酒の神の力そのものさ…。
オマケに女神様の魅力まで付いてきてる。」
「でも〜彼女達は〜攻撃力を持たないんだよね〜」
片手で魔導書をクルクル回していたエトが、
戯け気味に言葉を被せた。

「 だ〜から、狙われる。」
バフッ 本をゼルドに投げつけ、真顔になるエト。

ゼルド「! 狙われる?ッて誰に?」
(…こいつら、イタズラしかしないもんな…)

「それで俺の能力を魔導書にCopyして
君に引き継がせる事になったのさ。
ツインズの騎士としてちゃんと護れるようにね。」
エトはバチッとウインクをしてみせた。

「うッわ。パチった!」
目撃した万里は素直にドン引き。
表情をスーンとフラットにして、眼鏡を曇らせた。

65 :
ベアリナ「まあ、彼はやろうと思えば過去に遡って狙ってる奴等の存在を消せるのだが、『時空安定法』の第九章にある様に、この行為は禁止されているんだ」
その解説を聞いた玄武はハッと思い出した様に話し始めた。
玄武「時空安定法……って、三ヶ月前に施行されたあの法律ですか!?ってことは狙ってる奴等っt……」
ベアリナ「待った、言わせてくれ、その狙っている奴等って言うのはゼルド君、お前なら分かっているはずだ」 
「まさか……狙っている奴等って…俺から全てを奪った……>>66……!!」
そういうとゼルドは拳を強く握りしめた。

66 :
天界非常時緊急連絡会―サンクチュアリ・サミット―

67 :
エト「とりあえずゼルド、今はその事よりお前はこの本を読め。読むだけで俺の力が伝承される。俺の能力の『一部』だが使ってくれ。」
ゼルド「分かった。『この力』と『今の俺の力』両方合わせて使える様になって俺は……俺は必ずアイツらをぶっ飛ばす……!!!」
ゼルドはサンクチュアリ・サミットの事を頭の半分に残ったままだったが思うがままに読んでいった。そこに玄武の一つの疑問があった。
玄武「あの……今、能力の『一部』って言いましたよね?それってどういう事何ですか?」

68 :
>>67修正。
事を=x
事が=o

69 :
エト「ああ、いわば『真の能力』って奴だ。で、俺のその能力が真zーーーー」
ベアリナ「その能力は時が来たら話す。エトもあまり喋り過ぎるな」
エト「分かった分かった。今度から気をつけるぜ」

70 :
その頃! エチルメチルを取り囲むように、怪しげな集団が密かに行動していた。
『チームα、対象A確認!』『チームb、対象B確認』『チームc、配置に付きました』『チームd、配置完了!』
「よし、両対象の身柄を確保! チームc、チームdは妨害者を排除! 神世界の未来のために! 作戦開始!」

71 :
「……閉館時間です。今日はもうお帰りください」地味な司書が告げている。
「あ? まだいいじゃねーか」
「ごめん、後少しだから」
エトとゼルドがそれに応えている。
「閉館時間です。……きをつけて『お帰りください』」
と、エチルメチルを中心に空間が歪み、ゼルド達の姿が消え失せた。

『チームa、対象ロスト!』『チームb対象ロスト!』『同行者5名の姿も消えました!』『ここはあの司書の領域《テリトリー》です! 短距離の空間跳躍を行った模様!』
「チームdは施設の周囲を捜索! 発見次第対象確保にうつれ! 神世界の未来のために!」

72 :
マンガ雑誌編集「ん〜、だからね、この双子のヒロインがいまいちパッとしないだよね〜。このままだとまた連載打ち切りだよ? ……ん? うわっ!!」
図書館近くの喫茶店。マンガ雑誌編集者と担当作家が打ち合わせをしていたテーブルの上に、いきなりゼルド達一行が落ちてきた。

73 :
上から
玄武「ここは…隣の。」
エチル「いきなり……何で…」
ゼルド「イテテ…メチル急に何すんだよ!!」
メチル「クギュ〜わたしじゃないし〜!みんにゃどいて〜!」
万里「おもーい!! あァメガネ!メガネ!!」
と、隅のテーブルの上に重なりあう五人。

エトだけがやばい体勢で床に激突して、
ゴッロゴロと転がっていく。
(…俺だけ、雑ダなー…)

マンガ雑誌編集者と担当作家が
熱い珈琲を身体中に浴びたにもかかわらず
降ってわいた突然の出来事に呆けている。

最後にポフンと落ちてきたクマのヌイグルミが話し出す。
「いや、文子君が近くのココに転移させたんだろう。
これはメチルの能力じゃない。
…とりあえず部外者に奇跡を見られたのはマズイな。
エチル、周りの記憶を書き換えてくれないか。」

「え…面倒なんだけど。」

〜クマさんが激オコで睨む…

「?あ?ま、まぁ恐くはないけどやってあげる。」
エチルはダルそうに小さく左手で十字を切る…

高電圧がかかったように一瞬店内が軽く震えた。

74 :
エト「そうそうゼルド、その力使ってみなよ。時を止めたり、戻したりする時に体に触れている人は止まっている空間でも動けるからさ。少し距離を離してみたらどうだ?」
エトはゼルドにそういうと、ベアリナが納得したように相槌をついた。
ベアリナ「おお!それはいいアイデアだ!そうすれば奴等も気づかないであろう!!!ナイスアイデアだエト!!!!」

75 :
「さて続きは編集部でやろうか」「そうですね」
エチルの記憶改変が上手くいったのか、マンガ編集者と作家は何事もなかったかのようにフラフラと喫茶店を出ていった。
「コーヒーまだ飲みかけだけど……帰るよ」
「砂糖……買いに行かなくちゃ……」
他の客も、そして店のマスターまでもフラフラと外に出ていく。
「まずいな……人払いの結界が張られたようだ」
玄武が気付き、厳しい目付きで辺りを見回す。
“この場所に居たくない”という感情を抱かせ、特定範囲を無人にする魔法だ。
「外はまだ人が普通に歩いてるわよ。この店が特定されているの?」
外を見た万里が緊張した声で訊ねる。
「わからない、だが急いで安全な場所へ移動した方がよさそうだ」

76 :
店を出ると太陽はもう沈みかけていて辺りは薄暗くなっていた。通りを歩く通行人もこの時間帯にしては少ない。
「とりあえず学園長室へ。あそこなら魔術防壁も万全だし、いざとなれば地下通路から脱出も出来る」
ベアリナが目的地を決めた。ちなみに美幼女人形は図書館から転移されなかったので、クマであるベアリナは今メチルに抱えられている。
「クマさんモフモフ〜♪」
と、正面から部活帰りらしい大きなスポーツバッグを持った中学生の集団が歩いてきた。

77 :
20人ほどいる中学生達は、大声で話しながら歩道いっぱいに広がって歩いてくる。先頭を歩くエトも歩道の真ん中を堂々と歩いていく。
ぶつかる寸前中学生達は二つに別れ、エト達に道をゆずった。
「おう、悪いな」
エトは中学生達に声をかけ、そのまま歩いていこうとした時、万里が鋭く叫んだ。
「エト! 囲まれたわ!」
その声が合図になったように中学生達が何処からか武器を取りだし、一行に殴りきってきた。

78 :
エト「あーあ。面倒くせぇなぁ………ゼルド、行くぞ。その力、今使う時だ」
エトはキリッとした表情でゼルドの方を向いた。

79 :
「…はーい♪君たちィ!一列に並んでねー♪」

エチルの前にワラワラと中学生達?の行列が出来てゆく…
皆、赤らめた頬をテカテカさせながらとびきりの笑顔だ。

ゼルド「ェ!!!?」
直前まで敵意剥き出しだった彼等の豹変ぶりに
あ!という表情のエト「!…やったな…エチル…」

エチル「私が好きかー?」
「うおおおおおおおおおォォォ!!!!!」
「武器しか無いんだけどサインしてェェェェ!ほっすィィ!!!」
整列している中学生達?が堰を切ったように奇声をあげ出し、
一人残らず皆エチルに興奮し始める。

エチル「いったいぜんたいお前らはなにものだー?」
「チームdでええェェェェェす!!!!うっひょう!! !」
「捕まえに来たんだよー!!!!!」

エチル「そーかそーかへぇー♪ダメだぞー♪」
無言でメチルが脇の塀に異空間へのゲートをビロッと開き、
エチルがその中に゙部隊チームd"を誘導する。
「順番、順番ねー♪みんな消えちゃいなさーい♪」

「エチルちゃんに会えて嬉しかったでーっす!!」-「はーい♪」
「エチルさぁーんまたねー!」-「ふーん♪」
「僕の事忘れないでね…」-「無理だよー♪」

それぞれにホクホクと別れの挨拶をエチルにしながら、
まるでアイドルイベントの様に次々とメチルに
超高速でゲートの向こう側へと流され、消えて行くチームdの面々…
その先は学園の地下神魔隔離施設(鉄壁の牢獄)なのだが
憐れな彼等はまだそれを知らない…

唖然とする一同にゲートを閉じたメチルが振り向いて一言
「学園長のへやにゆくなら、わ〜ぷできるけど?すりゅ?」

80 :
「あ、ああ、そうだな。
……まだ人払いの結界が消えていない。て、事はさっきの中学生達だけじゃなく、この辺にいる一般人ぽい連中も急に襲撃者に変わる可能性もあるしな」
メチルの問いかけに予想外の展開で呆然としていたベアリナは慌てて応えた。
「彼らに訊きたい事もあるしな。頼むメチル」
「おっけ〜。学園長のへやへ……」
笑顔で応えたメチルは右手を高く挙げ、それからゆっくりと降り下ろした。
「おーぷんざげーと〜♪」

81 :
メチルの作り出したパステルから〜のわ〜ぷげ〜との中を
皆でフワフワと游ぐように進んでいた時、
ゼルドが独り言のようにつぶやいた。
「…あいつら俺が守らなくても大丈夫なんじゃ?」
隣にいたエトが即座に否定する。
「いや、彼女達は無敵じゃないよ…現にバトルをすぐに避けただろ…。」

ゼルド「確かに…」
エトがゼルドにだけ囁く…
「例えば全人類をいっぺんにエチルファンにするナンてのはナシな…
エチルが相手をちゃんと認識しないと無理なのさ。」
「それにしても、せっかく君の力を確めるチャンスだったのにな…」

ゼルド「そーそー。難しい魔導文字以外は大体読めたから試してみたかったなー」

エト「お前!!!!!」

82 :
一方その頃……
???「エト〜♪また君と闘える日がもうすぐだねぇ〜♪嬉しいなぁ〜〜♪」
銀髪のオッドアイの少年が嬉しそうに言うと、白髪が生えた老人がその言葉にツッコミを入れた。
???「おいサリエル……いや、藁山(わらやま)、お前の役目は闘う事じゃねぇ、それは俺の仕事だ。」
藁山(サリエル)「いやぁ、そういわれると思ったけどさ、一応僕らは天界を裏切った訳なんだよ?どうせならあいつを吹っ飛ばしたいじゃん♪ね?酒の神さん♪」

酒の神「その名前で呼ぶな。それはいいとして、そろそろ行くぞ」
藁山(サリエル)「りょーかい♪」

ーーーー今、新たな闇が動き出した。

83 :
学園長室――――の、100b地下にその施設はあった。
「こここそが鉄壁の要塞にして我が享楽の聖域、アンダーヘブンだ!」
「いや学園長……なんで学園の地下にこんな施設が?」
「以前、あの国からミサイルが飛んでくるとかで騒ぎになってな、シェルター造って」

84 :
「ゼルド君、あなたはなぜ彼女たち・・・メチルとエチルを守ろうとするの?」
安全な場所アンダーヘブンに落ち着いてしばらく後、万里が真剣な顔でゼルドに尋ねた。

85 :
「あ? 誰かを助けるのに理由がいるのか?」
ゼルドは夕食までの繋ぎで出されたクッキーを食べながら、逆に不思議そうに答えた。
「それに……あいつらの母ちゃんにも頼まれたからな……」

86 :
同時刻、図書館では、一人残った文子が襲撃に震えていた…。

『失敗!失敗!防護障壁結界強度が想定値超!!』
酒神姉妹拉致計画を未然に潰された部隊は、
逃走幇助疑いの司書を捕らえるべく、
閉館時間を過ぎた図書館館内への強行突入を試みていた。

ギャギャギャギャギャギャーン ギャギャギャギャーン
固く閉ざした扉に何千発もの障破呪詛附加弾が弾かれ、砕け散る。
「クソッ…これ程とは…」チームC部隊長が右手を下げ銃撃が止む。
……辺りに静寂が戻ると同時に無力感が部隊を覆った。

隊員達が項垂れかけた時、正面の扉が音も無くスーっと開き、
「…当館は閉館しております。速やかにお引き取りください。」
- 押し殺した声が中から響いた。
そこには、防衛・敵勢排除モード5.6sに移行した
金髪美幼女自動人形=アンティークが空中浮遊し、
その背後の暗がりに怒ると恐い天戒市立図書館司書
優雅・E・フランシャイン文子が、
怒 り に打ち震 え ながら立っていたのだ…。
「ナルキリア預言書に記された通り…ですか…」

87 :
「まぁ、明らかにヤバそうなので、排除します。行きなさいアンティーク!」
そう言うとアンティークは完全排除モード9.9zΩへと移行し、輝き等一切無いその瞳で哀れな彼等を見下ろした。
『ーワタシはアナタ達を滅亡させますー』

88 :
「学園長!?‥じゃないだと?なんだそのオートマタは!!!!」
「なんだあれは、影 武者? なの、、、 か?」
自ら館の外に出てくるという不測の事態に、隊は動揺していた。

「‥‥ええぃ かまわん!あの司書以外は破壊だ!壊してかまわん!」
その指示をきっかけに部隊は隊列を整え直し、一斉射撃に入る。
「バカな女だ。結界外に出てきた事を後悔させてやる。」

89 :
「まあまあお前ら、そんな奴僕一人で充分だからさ。ね?君達はあの糞弟と学園長だけを追っとけば良いからさ」
雷がなり響き、怪しげな霧から出てきたのは……!!
隊長「あ、あなたは……!!かつてあのエトを瀕死にまで追い込んだ伝説の『刻音 ゼロ』さんですか!?」
隊長がそういってしまうと、隊がざわめき始めた。
「刻音 ゼロって…あの『永久の剣ーエターナル・ブレイド』の事かよ…!?」
「そうそう………ってあれ?あの顔、どっかで見た様な………」
周りがざわめいている中、二人は向かい合って立っていた。
文子「これはこれは、ゼルド君によく似た人が来ましたね?でも、容赦はしませんよ?」
ゼロ「う〜ん、アイツと比べないで欲しいなぁ。圧倒的に僕の方が上だし、それを証明するためにも、今、君と戦うかな。行くよ……[剣の決闘ーソード・デュエル]」

90 :
文子は微笑んでいた。
「フ、フフフ…本当に預言の通り…滑稽ね…」

ゼロ「…何の話だ。」

その隙に部隊が図書館の敷地から出ようと動いた…。
だが、ブバシッと漆黒の閃光に阻まれた。
「な!見えない壁が…」「弾かれるだと!クソッ!!」「何故だ!!ここから出られん!?」

ゼロ「 ━━君。これは?」
文子「フフ 知っていただけ。ですよ。あなたが現れる事、も…ね。」
「ここは私の領域なんですよ。この町全てが。」


動揺する部隊(チームc)の頭上で、アンティークの容赦の無い空中乱舞が始まった…

91 :
ゼロ「まず、『預言』というのは、ナルキリアか、エルクリムのどちらかだ。でも、その話を聞いていると………ナルキリアだね?」
文子「何故…何故それを知っているのですか…この預言を何故知っているのですか!?」
文子が動揺するとアンティークの攻撃を楽にかわしながら答えた。
ゼロ「そんなの一つしかないだろう?僕は君の前の『司書』なんだからさ。だから、アンティークの動きだって分かる、それに『造った』のは僕自信だしさ。とりあえず、君はおしゃべりをし過ぎたみたいだね。」
「なんで……なんで………嫌だ……まだ……まだ死にたくない…………!!!」
文子が絶望している間に、アンティークは360度周りを囲んだ剣に貫かれた。


そして文子は自分が更に絶望の縁に追い込まれる事をまだ知らない………ーーーーー

92 :
「ねえねえお兄さん、ちょっと待ってよ〜♪」
この場に似合わない少しカン高い子供の声が元前に立った。気よく響いた。
「……? 何だ?」
アンティークが倒した部隊員達の後ろから、銀髪の少年……いや、10歳にもなってなさそうな子供が歩いてきていた。
「ボク、そのおねーさんに訊きたい事があるんだ〜♪」
この場の緊迫した空気を全く感じていないのか、銀髪の子供はニコニコ笑いながらゼロの傍をを通り、文子の前に立った。
「おねーさん♪ さっきまでここにエトってヤツがいたはずなんだけど〜、何処にいったか知らな〜い?」
ニコニコ笑う銀髪の子供、よく見ると左右の目の色が違っている。左目が赤いオッドアイた。
「……あの方達には閉館時間になったので退館してもらいました。その後何処へいったかまでは私は知りません」
突然の子供の出現に戸惑いながらも図書館司書の意地か、何とか答える文子。
「そっか〜……アイツ、作ったばっかのボクのオモチャ、いきなり壊して逃げたんだ〜。アレ、スッゲーお気に入りだったのに〜……」
文子の答えが不満だったのか、それとも過去の出来事を思い出したのか、子供はふくれっ面になってブツブツ文句を言い始めた。
「おいガキンチョ、もういいだろ。そこをどきな!」
ゼロがイライラと銀髪の子供に怒鳴りつける。

93 :
「あ、さーわった、さーわった、僕の体に触っちゃった♪」
触れたところからどんどん少年は堕天使の様な姿に変わっていった。
ゼロ「!?……その目にその姿……少し怪しいと思っていたが……お前、サリエルだな?」
サリエル「正解♪流石ゼロ君、元司書なだけあって僕の存在を分かっていたんだねぇ♪」
今、[永久の剣ーエターナル・ソード]と『究極の裏切り者』の頂上決戦が始まる……

94 :
「そーだ〜♪ キミの相手はエトが壊したのと同じオモチャでしてあげるよ〜♪」
サリエルはニコニコ笑いながら指を鳴らした。
「ギャッ!」「か、体が溶けるっ……!?」「たっ、たすけて……」
ゼロの背後、倒れていた部隊員達が悲鳴を上げていく。
部隊員達の身体はあっという間に溶けあってて融合し、身長5メートルほどの巨大な人型になってしまった。灰色の皮膚のあちこちに取り込まれた犠牲者の顔が浮き出ている。
「う……うう……」「何で生きてるんだ……?」「たすけて……」
「これは……生体を使ったゴーレムの製造? まさかこんな短時間で……」
文子が驚きの声を上げる。
「趣味悪いな……」
ゼロが毒づきながら剣を構えた。
「こいつは強いよ〜♪ 前に作ったときはさ〜♪ エトになついていた可愛い猫娘をパーツにしちゃったからスゴく面白くなったんだ〜♪」
楽しげに笑いながら銀髪の子供――サルエルは灰色の巨人に命じた。
「行け! 合体巨人ブッチャー! ゼロをやっつけちゃえ〜♪」

95 :
>>94
サリエルです!

96 :
(進撃の巨人風に)現在公開可能な情報

ゼロの能力
ありとあらゆる所から剣を創り出す程度の能力
剣を自由自在に操る程度の能力(剣を浮かして飛ばす事もできる。)
この二つの能力を活かし、ゼロは剣を弾幕の様に飛ばし攻撃をしたり、剣で
自分を隠し、守る事も出来る。通常の人間には扱えない程の能力。

97 :
ドオオオォォォォォ――ン!!

ブッチャー――灰色の巨人の一撃が地面に大穴を穿つ。
「確かに威力はスゲーな。だが……」
巨人の背後に回ったゼロが剣を撃ち出す。
「反応がトロすき。身体中に付いてるその顔は飾りか?」
「確かにコイツはパワーだけだよ〜♪ 最初は戦闘できそうなおねーさんを核にしようと思ってたんだけどさ〜、ちょっと勿体なくなっちゃって〜♪」
巨人に突き刺さった無数の剣。だが大したダメージにはなっていないようだ。
「ちなみに〜、エトは取り込まれた猫娘を助けようと色々やってたけど、結局10分で壊しちゃったよ〜♪」
巨人の腕がゼロに向かって勢いよく振り下ろされる。
「ゼロ〜、キミは何分で倒せるかな〜?」

98 :
その時巨人の身体から、部隊員と一緒に取り込まれたらしい通信機の音声が響いてきた。

『(ザザッ)・・・を確保! くり返す、姉妹自宅にて対象B(メチル)を確保!』

99 :
その様子を魔界から見ている堕天使“ユリナ”
「私は…もうあの場所に戻れないのね……」
そう言いながら一粒の涙を落とす。
すると、落ちた涙が光り、武器となった。
ユリナの得意な弓矢だ。
振り返ってみると背後には時空の穴−まぁ簡単に言えばワープホールがあった。
「……行けってことね…
 判ったわ、今行く! 」
そして人間達の世界へ行った

100 :
ゼロ「しゃあねぇな……シャドウ、行くぞ」
ゼロがそう言うと、影からゼロにそっくりな…いや、正確に言うと、肌以外色が反転したゼロが出てきた。
シャドウ「了解。後でコーヒー奢れよ?」
ゼロ「おう」
サリエル「お〜 面白くなってきたねぇ〜♪」
シャドウ「俺は銃を」カチャッ
ゼロ「俺は剣を」シャキン
シャドウ「誰であろうと」
ゼロ「叩きのめす」
シャドウ・ゼロ「「光と影、対の力を……思い知れ!!!」」
対の武王ーツインズ・アーサーが、今ここに君臨した。


100〜のスレッドの続きを読む
シンジ「イケメンになれる攻略本??」
kskアニメキャラバトルロワイアル Part32
TRPG系実験室
【リレー小説】TPパニック 〜 殺し屋達の絆 〜
純小説「朝物語」
ゲームキャラ・バトルロワイアル Part4
testスレッド4
お前らにこれの面白さわかる?
【伝奇】東京ブリーチャーズ・肆【TRPG】
非リレー型バトルロワイアルを発表するスレ Part35
--------------------
クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!曲投票
気軽にアナログプレイヤーの話題スレ 99rpm
ハーモニーランド5
【宇宙】Avorion 2隻目【ブロック】
【新台】検査&検定&発売速報【NEWS】その212
ラッキーセブンディスタンス陸上競技大会
チャンピオン連載中「弱虫ペダル」、軽量化のため、またサドルをぶん投げてしまう…w [831732554]
┫┫子供の名前を下さい*66人目┣┣
B'zの代表曲は何になるんだよ
【サトシン塾】佐藤信治【セントラル】
【高画質】NFL GAME PASS HD【見放題】2
【パヨク】枝野幸男、河野外相の辞任要求発言を釈明 ネット「枝野が辞めろ!」「立憲民主党が、反安倍と言いつつ、反日・親韓政党だと…
艦これアーケード 376隻目
ADVANCED大戦略 38(t)式戦車G型
【ビッグフェイス?】紋吉【イケメンフェイス?】
ブルース・シュナイアー (Bruce Schneier)
パニック障害(恐慌性障害)@マターリ161
【Supercell】Clash Royale part1023【クラロワ】
お絵描きのためのパソコン相談スレ Part40
普通に良い曲
TOP カテ一覧 スレ一覧 100〜終まで 2ch元 削除依頼