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戦国時代関連の良書2


1 :2012/06/10 〜 最終レス :2020/03/18
戦国時代関連の書籍について語るスレ
前スレ
http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/sengoku/1153399153/
以下前スレのまとめ

2 :

シリーズ・通史
 『人物叢書』シリーズ (吉川弘文館)
  それぞれの人物を専門に研究している著者が執筆している。多少、著者の史観は混ざるものの、
  ほぼ客観的な目線から“史実”“確定していない説”“伝説”を分けて書かれている。
  趣味として真剣に歴史を知りたいのなら、ちょうど良い。学問として興味があるなら、学術論文読めば良い。
 『全集 日本の歴史(8) 戦国の活力』 山田邦明(小学館)
  前スレでよく名前があった本。戦国を一覧をするに良い。歴史の教師などの教育関係者からの評価が高い。
  偏りなく戦国時代を日本史の中で総合的に位置づけている。
 『日本の歴史(15) 織豊政権と江戸幕府』 池上裕子(講談社)
  近年の研究動向を採りいれて、水準が高い。一般人にも分かる書き方をしている。
 『日本の時代史(12) 戦国の地域国家』 有光友学(吉川弘文館)
  歴史群像や歴史読本に飽きてきたら、ここらを起点にすれば知識を深め易い。
  それぞれのテーマに付いては詳しいが、時代の全体像を把握したいと言う人には不向き。
 『闘戦経 武士道精神の原点を読み解く』 家村和幸(並木書房)
 『武士の家訓』 桑田忠親(講談社)
 『戦国武将の養生訓』 山崎光夫(新潮社)
 『贈与の歴史学 儀礼と経済のあいだ』 桜井英治(中央公論新社)
  戦国武士の考え方や宗教感を学ぶのにお薦め。
 『雑兵たちの戦場 中世の傭兵と奴隷狩り』 藤木久志(朝日新聞社)
  非武士視点で戦国を俯瞰できるという点で良書。ただ、そこから導き出された結果は拡大解釈しすぎ。
  しかし過程までは十分参考になる。
 『日本思想大系(21) 中世政治社会思想 上・下』 石井進,笠松宏至,佐藤進一,石母田正,勝俣鎮夫(岩波書店)
  結城家新法度からは、市の様子、経済、小物同士の争い、足軽の日常の生活、草のものの活躍など。
  戦国時代の日常模様がよく分かる。等身大の戦国武将が浮かび上がって見える。
 『戦国合戦の舞台裏 兵士たちの出陣から退陣まで』 盛本昌広(洋泉社)
  戦の勝ち負けやカッコイイ話ではなく、付帯的な慣行なら軍記物も参考になる。
  信長の本願寺攻撃は収穫物を狙って、というのはあまり聞かない指摘。
 『魔界と妖界の日本史』 上島敏昭(現代書館)
 『中世の災害予兆 あの世からのメッセージ』 笹本正治(吉川弘文館)
  前者は戦国時代に限った本ではないが、怪しい話を沢山集めている。
  後者も怪しい話がたくさん載っている。
 『大日本古文書 家わけ』 (東京大学史料編纂所)
 『日本中世の歴史(5) 室町の平和』 山田邦明(吉川弘文館)
 『戦争の日本史(10) 東国の戦国合戦』 市村高男(吉川弘文館)
 『歴史科学叢書 織豊期王権論』 堀新(校倉書房)
 『歴史科学叢書 日本中世の農民問題・改訂』 林基(校倉書房1971年)
 『中世史研究選書 中世後期の村落 紀伊国賀太荘の場合』 伊藤正敏(吉川弘文館)
 『中世的世界の形成』 石母田正(岩波書店1985年)
 『日記で読む日本中世史』 元木泰雄,松薗斉(ミネルヴァ書房)
 『戦国時代 16世紀、日本はどう変わったのか 上・下』 永原慶二(小学館)
 『関東戦国史』 千野原靖方(崙書房出版)
 『戦国の群像』 小和田哲男(学習研究社)
 『戦国武将ものしり事典』 奈良本辰也(主婦と生活社)
 『目からウロコの戦国時代 史料から読み解く武将たちの真相』 谷口克広(PHP)
 『フロイスの日本覚書 日本とヨーロッパの風習の違い』 松田毅一,E・ヨリッセン(中央公論社)
 『記憶の歴史学 史料に見る戦国』 金子拓(講談社選書メチエ)
 『武士の掟 「道」をめぐる鎌倉・戦国武士たちのもうひとつの戦い』 高橋慎一朗(新人物往来社)

3 :

手紙
 『戦国のコミュニケーション 情報と通信』 山田邦明(吉川弘文館)
  手紙の掲載より分析に重きを置いている。遣り取りに関係する書状の羅列と状況の解説だけだが、面白い。
 『戦国武将の手紙を読む 浮かびあがる人間模様』 小和田哲男(中央公論新社)
  三子教訓状や森長可の遺言状等。手紙の写真が載っており、原文・読み下し・現代語訳と説明している。
 『伊達政宗の手紙』 佐藤憲一(新潮社)
 『江戸城の宮廷政治 熊本藩細川忠興・忠利父子の往復書状』 山本博文(講談社)
 『織田信長文書の研究 上・下・(補遺・索引)』 奥野高広(吉川弘文館)
 『太閤書信』 桑田忠親(地人書館)
軍事・武具・城・合戦・年表・地図
 『戦国武器甲冑事典』 ユニバーサルパブリシング,大山格,中西豪(誠文堂新光社)
  刀や槍、甲冑、兜、旗など戦闘で必要なものを図入りで詳しく紹介している。
 『図説 日本合戦武具事典』 笹間良彦(柏書房)
  戦陣の設営方法や、立場によっての幕の紋の置き方など。
 『山川詳説日本史図録』 詳説日本史図録編集委員会(山川出版社第5版2012/01)
  日本史上の知識が要領よく図解されている。
 『図解戦国史大名勢力マップ 戦国時代をオールカラーでビジュアルに時系列解説!』(ローカス)
  戦国時代の始まり(明応の政変)から、秀吉の全国統一のころまでの、大名勢力地図と主要大名系図など。
 『歴史群像』シリーズ (学研)
 『歴史群像シリーズ 戦国の堅城 築城から読み解く戦略と戦術』(学研)
 『歴史群像シリーズ 戦国の堅城(2)』(学研)
  作家の見方が多く含まれている点は注意。しかし導入本として割り切れば、とっつき易くて良い。
 『戦国合戦大事典(辞典?)』シリーズ 戦国合戦史研究会(新人物往来社)
  東海は武功夜話準拠という致命的な部分を除けば。
 『日本の軍事革命』 久保田正志(錦正社)
 『軍需物資から見た戦国合戦』 盛本昌広(洋泉社)
 『城のつくり方図典』 三浦正幸(小学館)
 『城破(しろわ)りの考古学』 藤木久志,伊藤正義(吉川弘文館)
 『戦国・覇者の戦略』シリーズ (小学館)
幕府・朝廷・公家
 『戦国期の室町幕府』 今谷明(講談社)
  前半は幕府の財政構造を義満の時代から書き起こし、
  後半は信長入京前の幕府を中心とした細川・三好などの抗争を説いている。
 『天皇の歴史(5) 天皇と天下人』 藤井讓治(講談社)
  戦国時代の天皇・朝廷に関する現在の学説の概説書。基礎的な情報として捉えるにはいい本だが、
  解釈の面、特に織田信長の捉え方などは朝廷超越説ように偏り過ぎており、その辺りは古臭い。
 『足利尊氏と直義 京の夢、鎌倉の夢』 峰岸純夫(吉川弘文館)
 『戦国期室町幕府と将軍』 山田康弘(吉川弘文館)
 『公家事典』 橋本政宣(吉川弘文館)
 『近世公家社会の研究』 橋本政宣(吉川弘文館)
 『流浪の戦国貴族近衛前久 天下一統に翻弄された生涯』 谷口研語(中央公論社)
 『室町時代の一皇族の生涯 『看聞日記』の世界』 横井清(講談社)
 『逃げる公家、媚びる公家 戦国時代の貧しい貴族たち』 渡邊大門(柏書房)
 『中世武家官位の研究』 木下聡(吉川弘文館)


4 :

織田
 『織田信長』 鈴木良一(岩波新書)
  初版は1967年。信長研究はこの40年間全然進まなかったのかと言えるほどの良書。
  犬山城主を信賢としていたり、太田牛一が信長の右筆と書かれている等、細かく見ると間違いもあるが、
  朝廷や将軍を少しずつ超えていく過程や、一揆衆との戦いの意義も懇切丁寧に解説している。
 『織田政権と足利義昭の奉公衆・奉行衆との関係について』 染谷光廣(吉川弘文館)
  古い本で陳腐化してる内容もあるが、織田研究では欠かせない。
 『戦争の日本史 信長の天下布武への道』 谷口克広(吉川弘文館)
  極めて中立的な視点で書かれている。
 『織田信長家臣人名辞典』 谷口克広(吉川弘文館)
  織豊期の人物辞典としては至宝の一冊。
 『織田信長事典』 岡本良一,松田毅一,小和田哲男,奥野高廣(新人物往来社)
 『織田権力の領域支配』 戦国史研究会(岩田書院)
  研究者が専門分野ごとに、論文を載せている論文集。
 『尾張・織田一族』 谷口克広(新人物往来社)
  織田一族の歴史を扱っている。信秀や信長からでなく、尾張織田氏の最初から記している「信長前史」が面白い。
  織田氏系図は複雑なため、事実及び頭の整理をして読まないと混乱する。それを乗り越えれば楽に読める。
 『信長公記を読む 歴史と古典』 堀新(吉川弘文館)
  単純に信長公記の解説しているだけではなく、最新の信長研究の成果をまとめた本。
  当時の人々がどういう理由で記録を残したかがわかる。多少信長を持ち上げているが、おおむね公平に書かれている。
  ただ、武功夜話を真書扱いしているので注意が必要。
 『信長と家康 清須同盟の実体』 谷口克広(学研パブリッシング)
  二人が清須で会見し、同盟を結んだという通説の根拠が、江戸時代の下級史料にしかない事が述べられている。
  後は、両者が関わる歴史事象の詳細な説明に終始。
 『検証 本能寺の変』 谷口克広(吉川弘文館)
  史料的根拠がほとんどない黒幕説を分析し、それらが成り立たないことを論証した本。
  江戸時代からの研究史の流れや、信頼できる史料、そうでない史料の区別などわかりやすく整理されている。
 『論集戦国大名と国衆(6)尾張織田氏』 柴裕之(岩田書院)
 『織田信長文書の研究 上・下・(補遺・索引)』 奥野高広(吉川弘文館)
 『戦国大名論集(17) 織田政権の研究』 藤木久志(吉川弘文館)
 『信長権力と朝廷』 立花京子(岩田書院)
 『織田信長と明智光秀』 加来耕三(学研M文庫)
 『信長の天下所司代 筆頭吏僚村井貞勝』 谷口克広(中央公論新社)
 『柴田勝家 北庄に掛けた夢とプライド』 (福井市立郷土歴史博物館2006)


5 :

武田
 『新編 武田信玄のすべて』 柴辻俊六(新人物往来社)
  最新の信玄研究結果をだいたい総覧できる。
 『武田信玄と勝頼 文書にみる戦国大名の実像』 鴨川達夫(岩波新書)
  文書の形式や書き方を手がかりに、事実を解明する研究者の方法が説明されている。武田家に興味のない人にもおすすめ。
 『天正壬午の乱』 平山優(学習研究社)
 『武田遺領をめぐる動乱と秀吉の野望 天正壬午の乱から小田原合戦まで』 平山優(戎光祥出版)
  前者は、武田攻めから武田遺領争奪戦が収束するまでの、大名と国人領主等のせめぎ合い。
  後者は、天正壬午の乱の混乱を丹念に拾っている。
 『ミネルヴァ日本評伝選 武田勝頼 日本にかくれなき弓取』 笹本正治(ミネルヴァ書房)
 『新府城と武田勝頼』 網野善彦,山梨県韮崎市教育委員会(新人物往来社)
 『新府城の歴史学』 萩原三雄,本中眞,山梨県韮崎市・韮崎市教育委員会(新人物往来社)
 『人物叢書 真田昌幸』 柴辻俊六(吉川弘文館)
 『真説・智謀の一族 真田三代』 三池純正(洋泉社)
 『真説・川中島合戦 封印された戦国最大の白兵戦』 三池純正(洋泉社)
 『戦国武田の城』 中田正光(洋泉社)
 『中世武士選書(5) 穴山武田氏』 平山優(戎光祥出版)
上杉
 『ミネルヴァ日本評伝選 上杉謙信 政虎一世中忘失すべからず候』 矢田俊文(ミネルヴァ書房)
  手堅い内容。謙信の権力のあり方や、越後の領主の自立性など、分かりやすい。川中島合戦と軍学者の関係の段も興味深い。
  越後の政治史も抑えており、一次史料を使った堅実な記述と謙信本にありがちな物語性が排除されている点も評価が高い。
 『上杉景勝』 児玉彰三郎(ブレインキャスト)
  40年前の本のため一部情報が古いものの、丁寧に景勝の動向を追った良書。
 『上杉氏年表 為景・謙信・景勝』 池享,矢田俊文(高志書院)
 『上杉景虎 謙信後継を狙った反主流派の盟主』 今福匡(宮帯出版社)
  どちらも詳細かつ大胆にに上杉氏・御館の乱を検討している。
 『直江兼続』 今福匡(新人物往来社)
 『直江兼続』 矢田俊文(高志書院)
  兼続の存在・業績を丹念に追い、新しい知識を植えつけてくれる。『兼見卿記』の「上杉息女」の素性など、
  著者独自の考察も面白い。ただ、何故兼続が奏者として登用されたのか、秀吉への臣従、関ヶ原前後、
  この辺りの上杉家の戦略に全く触れていない。その割に分量が多い。分量という意味では、後者が適当。
 『戦国大名論集(9) 上杉氏の研究』 阿部洋輔(吉川弘文館)
 『定本上杉謙信』 池享,矢田俊文(高志書院)
 『新編 上杉謙信のすべて』 花ヶ前盛明(新人物往来社)
 直江状を分析した論文
  『“直江状”の信憑性』 宮本義己(『歴史読本』第43巻8号1998年)
  『内府(家康)東征の真相と直江状』 宮本義己(『大日光』第78号2008年)
  『兼続と「直江状」』 木村康裕(矢田俊文編『直江兼続』高志書院2009年)

6 :

豊臣
 『刀狩り 武器を封印した民衆』 藤木久志(岩波書店)
  結論はちょっと吹っ飛んでるが、過程は丹念に調べており、それを丁寧に引用して説明していくのでわかりやすい。
 『北政所と淀殿 豊臣家を守ろうとした妻たち』 小和田哲男(吉川弘文館)
 『北政所 秀吉歿後の波瀾の半生』 津田三郎(中央公論社)
  前者は小和田哲男らしく総花的な内容。後者は大坂城落城後の高台院について。
 『日本のまつろわぬ民』 水澤龍樹(新人物往来社)
  豊臣秀吉に関する興味深い話が記されてある。秀吉と小野氏、日光の関係など。
 『日本歴史叢書 豊臣秀吉の朝鮮侵略』 北島万次,日本歴史学会(吉川弘文館)
  朝鮮出兵の全体的な流れを知るには良い本。
 『消された秀吉の真実 徳川史観を越えて』 山本博文,曽根勇二,堀新(柏書房)
  『天下人の一級史料』の続編+発展版。秀吉政権の支配構造、上杉家の存在の重さ、石治少ら奉行の役割など。
  豊臣政権論集として、この本と『秀吉政権の支配秩序と朝廷』を読めば、秀吉と豊臣政権に関する現在の研究蓄積が解る。
  ただ、論集という形式のため、章により出来の差がある。
 『長久手町史 資料編(6) 中世 長久手合戦史料集』長久手町史編さん委員会(長久手町役場)
  小牧長久手の戦い関係の資料を総ざらいしている。よく書籍で取り上げられる。
 『天下人の一級史料 秀吉文書の真実』 山本博文(柏書房)
 『秀吉政権の支配秩序と朝廷』 矢部健太郎(吉川弘文館)
 『秀吉と真田 大阪城・上田城友好城郭提携記念特別展』 上田市立博物館
 『織豊政権と東国社会 「惣無事令」論を越えて』 竹井英文(吉川弘文館)
 『太閤書信』 桑田忠親(地人書館)
北条
 『北条早雲とその一族』 黒田基樹(新人物往来社)
 『北条早雲と家臣団』 下山治久(有隣堂)
  基礎的な本。これから北条を調べようという人には必須。ただ前者は早雲が駿河入りする以前の事には
  殆ど触れていない。その為、駿河入り以前も詳しく書いた『北条早雲と家臣団』の併読をおすすめする。
 『戦国 北条一族』 黒田基樹(新人物往来社)
 『戦国関東の覇権戦争』 黒田基樹(洋泉社)
 『Truth In History(17) 戦国・北条一族』 相川司(新紀元社)
 『戦国時代の終焉 「北条の夢」と秀吉の天下統一』 齋藤慎一(中央公論新社)
関ヶ原
 『新「関ヶ原合戦」論 定説を履す史上最大の戦いの真実』 白峰旬(新人物往来社)
  歴史好きにとっては、新説というほどではない。しかし一般的には新説かも。
  現在の歴史研究の到達点をまとめている。
 『真説・石田三成の生涯』 白川亨(新人物往来社)
 『石田三成とその一族』 白川亨(新人物往来社)
 『関ヶ原前夜 西軍大名たちの戦い』 光成準治(日本放送出版協会(2009/07))
 『敗者から見た関ヶ原合戦』 三池純正(洋泉社)
徳川
 『三河 松平一族』 平野明夫(新人物往来社)
  松平氏の家康以前についてかなり詳しく書かれている。
 『江の生涯を歩く』 桐野作人(ベストセラーズ)
 『誰も知らなかった江』 宮本義己(毎日コミュニケーションズ)
  前者は研究本ではないが割と新しい情報が載っている。
  後者は面白い視点での解説もあるが、そこまでトンデモではない。

7 :

毛利
 『知将・毛利元就 国人領主から戦国大名へ』 池享(新日本出版局)
  比較的新しい2009年頃の本。他は大河ドラマ放送当時のものばかり。今ならこれ。
 『安芸毛利一族』 河合正治(新人物往来社)
 『毛利元就のすべて』 河合正治(新人物往来社)
三好
 『戦国 三好一族 天下に号令した戦国大名』 今谷明(洋泉社)
  明応の政変から信長入京前までの畿内戦国史を扱った本。
 『戦国期三好政権の研究』 天野忠幸(清文堂出版)
  三好織田研究の最先端。政治から宗教まで広くカバーしてて今谷氏以降では一番充実した本。
  将軍や朝廷との関係についてや、阿波支配についての論考、荒木村重の摂津支配の論文も収録されている。
他家
 『鎌倉幕臣三村氏とその一族』 小野淑夫
  備中より信濃三村氏についての記述が多い。中世三村氏の出自の解明について記されている。
  各古文書からみて、信濃三村氏の出自は祢津氏との推定もなされている。三村氏を扱った本は貴重。
 『島津義弘の賭け』 山本博文(中央公論新社)
 『江戸城の宮廷政治 熊本藩細川忠興・忠利父子の往復書状』 山本博文(講談社)
 『江戸お留守居役の日記 寛永期の萩藩邸』 山本博文(講談社)
  島津氏と豊臣政権の間で悪戦苦闘する島津義弘の話。細川氏と徳川幕府の係わりの話。
  毛利氏の江戸藩邸詰めの家臣の話。島津家文書、細川家史料や家臣の日記等、一次史料を用いつつも読みやすい。
 『桐生佐野氏と戦国社会』 桐生文化史談会(岩田書院)
  戦国マイナー系がお好きな方には良いかと。
 『中世奥羽の世界』 大石直正(東京大学出版会)
  刊行年が1978年と古い。伊達などの土地支配の構造にも踏み込んだ分析がある。
  題名から分かる通り、鎌倉・室町さらに平安末期の奥州藤原氏の記述から始まり、戦国史部分は終りの1/4ほど。
  戦国史の背景を知るには、室町以前の知識は必要。
 『図説 太田道潅 江戸東京を切り開いた悲劇の名将』 黒田基樹(戎光祥出版)
  道灌を中心とした関東戦国史を氏が平易にうまくまとめている。
 『地域の中世(1)扇谷上杉氏と太田道潅』 黒田基樹(岩田書院)
  享徳の乱、長尾景春の乱などの背景がわかる一種の研究論文集。専門的な解説・詳しい考察がなされている。
  上級者向けだが、特段と読み辛いと言うほどでもない。
 『素顔の伊達政宗 「筆まめ」戦国大名の生き様』  佐藤憲一(洋泉社)
 『但馬の中世史 城跡と史料で語る』 宿南保(神戸新聞出版センター)
 『長宗我部氏の研究』 津野倫明(吉川弘文館)
 『ミネルヴァ日本評伝選 今川義元 自分の力量を以て国の法度を申付く』 小和田哲男(ミネルヴァ書房)
 『浅井長政のすべて』 小和田哲男(新人物往来社)
 『中世関東武士の研究シリーズ(4)下野宇都宮氏』 江田郁夫(戎光祥出版)
 『すべてわかる戦国大名里見氏の歴史』 川名登(国書刊行会)
 『房總里見氏の研究』 大野太平(千葉市寳文堂書店)

8 :
まとめ終わり

9 :
同じシリーズの本がけっこうあるね。

10 :
まとめてみた。
戦国大名論集1(戦国大名の研究) / 永原慶二編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1983
戦国大名論集2(東北大名の研究) / 小林清治編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1984
戦国大名論集3(東国大名の研究) / 佐藤博信編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1983
戦国大名論集4(中部大名の研究) / 勝俣鎮夫編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1983
戦国大名論集5(近畿大名の研究) / 村田修三編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1986
戦国大名論集6(中国大名の研究) / 岸田裕之編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1984
戦国大名論集7(九州大名の研究) / 木村忠夫編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1983
戦国大名論集8(後北条氏の研究) / 佐脇栄智編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1983
戦国大名論集9(上杉氏の研究) / 阿部洋輔編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1984
戦国大名論集10(武田氏の研究) / 柴辻俊六編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1984
戦国大名論集11(今川氏の研究) / 有光友学編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1984
戦国大名論集12(徳川氏の研究) / 小和田哲男編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1983
戦国大名論集13(本願寺・一向一揆の研究) / 峰岸純夫編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1984
戦国大名論集14(毛利氏の研究) / 藤木久志編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1983
戦国大名論集15(長宗我部氏の研究) / 秋澤繁編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1986
戦国大名論集16(島津氏の研究) / 福島金治編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1983
戦国大名論集17(織田政権の研究) / 藤木久志編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1985
戦国大名論集18(豊臣政権の研究) / 三鬼清一郎編 永原慶二監修 / 吉川弘文館 / 1984
中世武士選書1/武田信重/ 磯貝正義 /戎光祥出版 /2010/05
中世武士選書2/安芸武田氏/ 河村昭一 /戎光祥出版 /2010/05
中世武士選書3/羽生城と木戸氏/ 冨田勝治 /戎光祥出版 /2010/11
中世武士選書4/箕輪城と長野氏/ 近藤義雄 /戎光祥出版 /2011/01
中世武士選書5/穴山武田氏/ 平山優 /戎光祥出版 /2011/02
中世武士選書6/武田信玄と快川和尚/ 横山住雄 /戎光祥出版 /2011/06
中世武士選書7/新田岩松氏/ 峰岸純夫/戎光祥出版 /2011/09
中世武士選書8/戦国北条氏五代/ 黒田基樹 /戎光祥出版 /2012/01
中世武士選書9/本庄氏と色部氏/ 渡辺三省 /戎光祥出版 /2012/05
中世武士選書10/織田信長の尾張時代/ 横山住雄 /戎光祥出版 /2012/06
シリーズ・中世関東武士の研究1/長尾景春/ 黒田基樹 /戎光祥出版 /2010/01
シリーズ・中世関東武士の研究2/武田信長/ 黒田基樹 /戎光祥出版 /2011/01
シリーズ・中世関東武士の研究3/上野新田氏/ 田中大喜 /戎光祥出版 /2011/06
シリーズ・中世関東武士の研究4/下野宇都宮氏/ 江田郁夫/戎光祥出版 /2011/10
シリーズ・中世関東武士の研究5/扇谷上杉氏/ 黒田基樹/戎光祥出版 /2012/03
シリーズ・中世関東武士の研究6/下野小山氏/ 松本一夫/戎光祥出版 /2012/06
シリーズ・中世関東武士の研究7/畠山重忠/ 清水亮/戎光祥出版 /2012/06
論集戦国大名と国衆1/武蔵大石氏/ 黒田基樹/岩田書院/2010/05
論集戦国大名と国衆2/北条氏邦と武蔵藤田氏/ 黒田基樹,浅倉直美/岩田書院/2010/07
論集戦国大名と国衆3/北条氏邦と猪俣邦憲/ 浅倉直美/岩田書院/2010/09
論集戦国大名と国衆4/武蔵三田氏/黒田基樹/ 岩田書院/2010/12
論集戦国大名と国衆5/甲斐小山田氏/ 丸島和洋/岩田書院/2011/07
論集戦国大名と国衆6/尾張織田氏/ 柴裕之/岩田書院/2011/11
論集戦国大名と国衆7/武蔵成田氏/ 黒田基樹/岩田書院/2012/01
論集戦国大名と国衆8/遠江天野氏・奥山氏/ 鈴木将典/岩田書院/2012/03


11 :
前スレの最終レス
981 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/04/10(火) 15:07:20.87 ID:E9X9cZS8
その吉川は今月は戦国期(より厳密には織豊期)に関する研究書を2冊も出すな。
特に後者が楽しみ。
長宗我部氏の研究 津野倫明
ttp://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b100050.html
織豊政権と東国社会 「惣無事令」論を越えて 竹井英文
ttp://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b100049.html

12 :
>>10
中世武士選書4/箕輪城と長野氏は読んだけど、
史料の羅列ばかり、事実関係は曖昧なままでイマイチだった。
他の本はどうなんだろう?

13 :
このスレまた立てたのか。

14 :
つーか黒田基樹の勢い凄いな

15 :
age

16 :
奉公衆の制度について詳しい本とかある?

17 :
奉公衆だと論文なら山ほどあるんだがなあ

18 :
一応これかなあ。絶版だが
室町幕府と国人一揆
1 室町幕府の奉公衆と御家人(鎌倉時代の足利氏にみる家政管理機構
室町幕府の奉公衆〈1〉―御番帳の作成年代を中心として
室町幕府の奉公衆〈2〉―その人員構成と地域的分布
室町幕府の奉公衆体制
室町幕府の御家人と御家人制)
2 封建関係の進展と国人一揆(第二次封建関係の形成過程―豊後国における大友氏の主従制を中心として
国人一揆の一側面―その上部権力との関係を中心として
『越前島津家文書』文和四年の一揆契状)
http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%A4%E7%94%BA%E5%B9%95%E5%BA%9C%E3%81%A8%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E4%B8%80%E6%8F%86-%E7%A6%8F%E7%94%B0-%E8%B1%8A%E5%BD%A6/dp/toc/4642027424

19 :
>>18
近くの県立図書館にあった。さんきゅー。

20 :
題名は面白そう。
(岩田選書「地域の中世」 1) 扇谷上杉氏と太田道潅 / 黒田 基樹 (単行本 - 2004/7)
(岩田選書「地域の中世」 2) 中世関東の内海世界 / 鈴木 哲雄 (単行本 - 2005/11)
(岩田選書「地域の中世」 3) 越後中世史の世界 / 佐藤 博信 (単行本 - 2006/4)
(岩田選書「地域の中世」 4) 戦国の房総と北条氏 / 黒田 基樹 (単行本 - 2008/10)
(岩田選書「地域の中世」 5) 今川氏と遠江・駿河の中世 / 大塚 勲 (単行本 - 2008/11)
(岩田選書「地域の中世」 6) 中世南関東の港湾都市と流通 / 盛本 昌広 (単行本 - 2010/4)
(岩田選書「地域の中世」 7) 豊臣期の宇喜多氏と宇喜多秀家 / 大西 泰正 (単行本 - 2010/5)
(岩田選書「地域の中世」 8) 下野中世史の世界 / 松本 一夫 (単行本 - 2010/5)
(岩田選書「地域の中世」 9) 中世の神社と祭り / 水谷 類 (単行本 - 2010/9)
(岩田選書「地域の中世」 10) 中世東国の街道と武士団 / 江田 郁夫 (単行本 - 2010/12)
(岩田選書「地域の中世」 11) 戦国期の奥州白川氏 / 菅野 郁雄 (単行本 - 2012/1)
(岩田選書「地域の中世」 12) 古河公方と北条氏 / 黒田 基樹 (単行本 - 2012/5)

21 :
河原ノ者,非人,秀吉
http://www.yamakawa.co.jp/product/detail/2090/
『信長記』と信長・秀吉の時代
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100127

22 :
新刊ないかなー。

23 :
大坂落城 戦国終焉の舞台
[ 著者 ]
渡邊大門
[ 内容 ]
家康謀略史観に疑問を持つ事で見えてきた、浪人やキリシタン、商人の存在。武将の活躍の陰で、彼らもまた
生き残りを賭け参戦した。軍功書、首取状などの豊富な史料を提示しつつ、大坂の陣を鮮明に描写する。
発売日:2012年 09月 21日
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201203000416

24 :
信長の血統
ノブナガノケットウ
山本 博文・著
稀代の改革者の血は、どこへ流れたのか
戦国乱世の中、天下統一目前に斃れた織田信長。
秀吉から徳川政権へ移行するなか、織田一族の行く末と武家政権の変遷を検証する!
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166608751

25 :
織田の天正十年の武田攻めに関してオススメ本無い?

26 :
>>25
平山優著:『天正壬午の乱〜本能寺の変と東国戦国史〜』
ただしもう絶版

27 :
その本もう絶版になってたのか・・・・。
まぁ、そのうち学研の文庫に入るかもだけど。

28 :
絶版になるの早いな

29 :
http://mainichi.jp/feature/news/20130106ddm015070033000c.html
今週の本棚:五味文彦・評 『織田信長』=池上裕子・著
毎日新聞 2013年01月06日 東京朝刊

30 :
『東国の戦国争乱と織豊権力(動乱の東国史7)』
池享・吉川弘文館
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/464206446X/ref=mp_cs_rv_4?uid=NULLGWDOCOMO

31 :
>>30
尼リンクとか不要だから。

32 :
甲陽軍鑑はないの?

33 :
>>32
原典・原史料は除外。

34 :
「新編 武田信玄のすべて」はよかったなあ
これ一冊で武田信玄関連はだいたい解るし読み物としても面白かった
入門用にぴったりなんじゃないかな

35 :
今福匡『神になった戦国大名―上杉謙信の神格化と秘密祭祀―』(洋泉社、2013年発行)

36 :
>>26
マジかよw
>>35
早速読んだけど春日山を高野山をモデルに聖地化しようとする構想だったの
ではないか、という見解などかなり興味深い内容だった。
あとは、時々言及される、謙信の祭祀を景勝は関ヶ原直前の23回忌まで行っていない、とか
謙信の亡骸を越後に残してきたのは景勝が謙信に対して複雑な思いを抱いていたからなの
ではないか、という話も史料から景勝がまめに謙信の祭祀・法要を行ってきた様子を挙げて、
はっきりと否定していたのも印象的だった。

37 :
小川博毅『史伝 明石掃部―最後のキリシタン武将―』(橙書房、2012年発行)

38 :
服部英雄『河原ノ者・非人・秀吉』(山川出版社、2012年発行)

39 :
>>38
これはトンデモ本に入れるべき内容だったな

40 :
鴨川達夫の「武田信玄と勝頼」(岩波新書)読んでたら
天正七年末頃から武田と織田で和睦交渉が始まってるってちょろっと書いてあったんだけど
この和睦交渉について詳しく書いてる本か論文知ってる人いる?

41 :
>>40
甲江和与については、結構昔から言われてる話らしいけど、佐竹氏が仲介して色々やっていたっていうのは
何年か前に丸島先生が明らかにした話で、それについてなら
丸島和洋著「戦国大名武田氏の権力構造」思文閣出版のP79以降に「甲江和与」という小見出しで詳しめに論じてある。
ただ学術論文でやや硬めだし、佐竹氏との外交関係に関する論文の一部だから、一般的な読みやすさ手に入れやすさからは
「武田勝頼のすべて」柴辻俊六 平山優編 新人物往来社に載ってる丸島先生の「武田勝頼の外交政策」の中に
3ページほどだけど、p90以降に「甲江和与の模索と破綻」っていう箇所があるから、それがいいかもしれない。

42 :
武功夜話と書く、勇気あるバカはいないか。

43 :
>>41
最寄の図書館には無かったけど県立図書館にあるようなので読んで見ます
どもありがとう

44 :
1

45 :
tes

46 :
幼君斎藤義興は敢闘したけど不景気で厳しかったみたいだな。
森田善明が信長が美濃を制圧できた理由を
美濃が不景気と飢餓で戦わずに信長に降伏したものばかりだったからだと主張してる。
頑強に排除されてきた西美濃攻略を諦めて、東美濃攻略に変更した信長は
内通で加治田城・黒田城/織田と戦わず降伏が小口城・鵜沼城・猿啄城/城内で内通が出て開城が犬山城
と無傷で苦労せず6城を手に入れているのは東美濃の国人達が経済的に没落していて
戦いたくても戦えない、農民が他所へ逃げている欠落と農地が荒廃していた退転状態だった
美濃の国情ゆえに武士階級も収入が無かったと主張してる。
その点、父の代から裕福な信長の尾張なら楽だったろうし、近江との街道収入のある西美濃は豊かであったろう。
そして豊かな西美濃衆が稲葉山城奪取占拠をやったりして斉藤家は落ちぶれてしまったから
かんたんに信長は美濃を手にいれたとすれば実に納得できる。
国内は幼君ゆえ混沌し竹中・安藤の稲葉山奪取が勃発し
稲葉山占拠は半年に及び、これを受けて信長は小牧山に拠点を移している。
結局竹中や安藤は美濃簒奪に失敗したが、斉藤家はすでに美濃国人らを統御できる力はなかったのが内外に露呈した。
六角義治と対立する六角重臣達らの支持を受ける六角義秀が義昭を上洛させるべく
浅井と織田の同盟を推進し市の婚姻を働きかけ(福田寺文書和田惟政披露状)
その話に美濃三人衆の氏家と安藤も乗り気になっていた(長政→市橋伝左衛門尉宛て書状)
これにより信長はやっと美濃攻略に成功する。
信長公記はこのあたりを全て隠蔽して美濃は信長独力で攻略できたことに捏造してるし
元亀元年6/28姉川の戦いの寸前の6/19には故六角義秀に近い
近江修理大夫が義治親子を捕縛してるのを信長が褒めてる。
この時に宮が助命嘆願してきたが貴国ノ御心次第だとも信長が言ってる。
このために義治軍が姉川の戦いに参加できなかったから信長が姉川で破滅せずにすんだだけ。

47 :
結局、義昭と朝廷や公家と深いパイプを持つ江州様(六角義秀)と浅井と和田ら近江甲賀衆が
斉藤攻略で織田に援軍を送ったから美濃攻略できただけだし
さっそく11/7に本願寺から上洛支援の書状も届くし
本願寺は信長に贈り物攻勢してる。
11/9には天皇からも朝廷を守るように命じられるなど
(ちょうど三好と松永が争い東大寺大仏殿を燃やした矢先) 義秀が朝廷工作をやっていて信長上洛成功はお膳立てされてのこと。
さらに朝廷は三好が奉じていた足利義栄の将軍任官申請も却下して三好三人衆に抵抗してるし
この一連の織田擁護の流れを読んで織田方となったのが三好義継と松永や柳生宗厳と大和興福寺の人たちだし。
おまけに紀伊国粉河寺と畠山高政も義昭に呼応して織田方になるし。
しかも甲賀衆は義昭上洛戦に先立ち6/23には摂津表まで進出して三好三人衆と合戦までしてるし。
しかし9/7上洛戦開始するやいきなり信長は六角義治に大敗して岐阜に戻ってるから
援軍にきた三好三人衆側勢は京西や京南での親義昭側との攻撃に対処すべく撤退してるし。
(上洛開始前から松永は三好勢兵力をずっと引き付けて戦っていた)
9/14には再度、天皇から織田へ綸旨が届いて義昭上洛の激励をされ京の御警護まで任されてる。
結局、江州様勢力が義治傘下から後藤・長田・進藤・永原・池田・平井・九里らを裏切らせて
信長に内応させて箕作城を開城させて観音寺城の背後を遮させた為に義治は敗走して上洛成功しただけ。
信長の戦下手は神レベルだよな。

48 :
さすがきちがい

49 :
スレタイすら読めんか

50 :
幼君斎藤義興は敢闘したけど不景気で厳しかったみたいだな。
森田善明が信長が美濃を制圧できた理由を
美濃が不景気と飢餓で戦わずに信長に降伏したものばかりだったからだと主張してる。
頑強に排除されてきた西美濃攻略を諦めて、東美濃攻略に変更した信長は
内通で加治田城・黒田城/織田と戦わず降伏が小口城・鵜沼城・猿啄城/城内で内通が出て開城が犬山城
と無傷で苦労せず6城を手に入れているのは東美濃の国人達が経済的に没落していて
戦いたくても戦えない、農民が他所へ逃げている欠落と農地が荒廃していた退転状態だった
美濃の国情ゆえに武士階級も収入が無かったと主張してる。
その点、父の代から裕福な信長の尾張なら楽だったろうし、近江との街道収入のある西美濃は豊かであったろう。
そして豊かな西美濃衆が稲葉山城奪取占拠をやったりして斉藤家は落ちぶれてしまったから
かんたんに信長は美濃を手にいれたとすれば実に納得できる。
国内は幼君ゆえ混沌し竹中・安藤の稲葉山奪取が勃発し
稲葉山占拠は半年に及び、これを受けて信長は小牧山に拠点を移している。
結局竹中や安藤は美濃簒奪に失敗したが、斉藤家はすでに美濃国人らを統御できる力はなかったのが内外に露呈した。
六角義治と対立する六角重臣達らの支持を受ける六角義秀が義昭を上洛させるべく
浅井と織田の同盟を推進し市の婚姻を働きかけ(福田寺文書和田惟政披露状)
その話に美濃三人衆の氏家と安藤も乗り気になっていた(長政→市橋伝左衛門尉宛て書状)
これにより信長はやっと美濃攻略に成功する。
信長公記はこのあたりを全て隠蔽して美濃は信長独力で攻略できたことに捏造してるし
元亀元年6/28姉川の戦いの寸前の6/19には故六角義秀に近い
近江修理大夫が義治親子を捕縛してるのを信長が褒めてる。
この時に宮が助命嘆願してきたが貴国ノ御心次第だとも信長が言ってる。
このために義治軍が姉川の戦いに参加できなかったから信長が姉川で破滅せずにすんだだけ。

51 :
キチガイ過ぎて吹いた

52 :
最近は新書が多いね

53 :
5000円以上する本は軒並み売れなくなってるからな。

54 :
谷口克広の「 信長の政略 信長は中世をどこまで破壊したか」 ってどうだった?

55 :
ここで紹介されてた『戦国のコミュニケーション 情報と通信』 山田邦明の復刻版ソフトカバーを図書館で借りて読んだ。
これいい本だね。丁寧でわかりやすく、かつ内容も面白かった。

56 :
>>54
安定した出来だった。

57 :
>>56
そうか、ありがとう。やっぱり購入したほうがいいかなあ

58 :
染谷光廣「秀吉の手紙を読む」(吉川弘文館)
復刊らしいけどなかなか良かった

59 :
復刊キタ
http://www.fukkan.com/list/isearch?tagid=6476&tr=s

60 :
三国志みたいに一冊(シリーズなら複数冊でもよい)で戦国時代全体がわかる本教えてください

61 :
どこの出版社でもいいから日本の歴史シリーズの通史でも読めよ

62 :
>>61
それじゃ戦国時代の部分少ししか載ってないじゃないか

63 :
吉川弘文館『戦争の日本史シリーズ』の
「応仁・文明の乱」 「畿内・近国の戦国合戦」 「東国の戦国合戦」 「西国の戦国合戦」 「一向一揆と石山合戦」 「信長の天下布武への道」 「秀吉の天下統一戦争」 「文禄・慶長の役」 「関ヶ原合戦と大坂の陣」
これ順番に全部読め。ちょっと大きめの図書館なら普通においてある。

64 :
>>62
マルチするなカス

65 :
秀吉本を読めばほぼ網羅だろ。

66 :
戦国後期ならそうだな

67 :
正代

68 :
アゲ

69 :
三池純正『九州戦国史と立花宗茂』(洋泉社、2013年発行)

70 :
天下人の書状をよむ
戦国乱世を乗り切り、近世大名として成長した岡山藩主池田家。
戦後、林原美術館と岡山大学に分割管理されてきた膨大な池田家文書の中から、
信長・秀吉・家康ら天下人より送られた貴重な書状類96点を厳選し一挙公開する。
史料には現代語訳と解説を付して、天下人の言動や人柄を浮かび上がらせ、
藩主とその家族・臣下などの生きざまや心性に迫る。

71 :
戦国大名の「外交」
戦国大名たちは合戦だけをしていたわけではない。
和睦や軍事同盟、領土交渉という「外交」を、 活発に行って戦国時代を生き抜かんとしていた。
武田信玄・今川義元・北条氏康による 名高い「甲駿相三国同盟」の成立の舞台裏をはじめ、
文書と交渉者「取次」が飛び交う、 外交の現場を生々しく描き出す。
最新の戦国期研究の成果がここにある!

72 :
戦国時代の自力と秩序
宗論や寺内法などから自力の観念を追究。
土一揆の実像を、武装蜂起の実態から迫り、中・近世移行期の政治・社会的秩序を解き明かす。

73 :
日蓮宗と戦国京都
京都では戦国時代に日蓮宗が教線を伸ばし、二十一ヶ寺もの本山が創建され、一時は「京中大方題目の巷」(題目=「南無妙法蓮華経」)と呼ばれました。
その勢力を危険視した比叡山によって二十一本山は焼かれ、日蓮宗は一掃されてしまいます(天文法華の乱)が、6年後には洛中還住を果たします。
その背景には富裕な町衆が檀越として支えていたことが窺えます。
本書は、文献史学の立場から京都で日蓮宗が拡大していく姿を見、室町幕府や信長・秀吉ら権力者とどう対峙していったのかを考察します。

74 :
著者名と出版社名も書かないと

75 :
講談社選書メチエ
戦国大名の「外交」
著者: 丸島和洋
発行年月日:2013/08/10
丸島氏だから東国がメインかね?

76 :
家康が毒殺した10人の武将
家康が天下を完全に自分のものにするまでに、家康よりも多くの場合は若年であるにもかかわらず死んでしまった武将が数多くいる。
それらの武将の死と、家康との関わりを考察しながら、多くの場合は家康による暗殺であったことを考証。
これらの武将の中には、堀秀政や蒲生氏郷のように天下を狙える逸材と謳われた者も多くいて、大きな障害となる。
これらの武将を徳川家康が暗殺したであろうという視点から、江戸幕府開府の裏事情を探る。

77 :
>>76
それトンデモ本だろ

78 :
そこまでトンデモ臭がすると逆に欲しくなるな、新刊じゃ絶対に買わないけど

79 :
加藤清正あたりの話かと思ったら堀や蒲生ってw
蒲生を殺したのは秀吉と三成だろJK

80 :
氏郷は診療記録がちゃんと残ってて殺されたわけじゃないのが判明してる。

81 :
>>76
だから著者名と出版社も書かないと。

82 :
陰謀厨は何時の時代も不滅です。

83 :
慶長17年正月に池田照政が倒れて病臥していたが、
病が回復し8月には家康へ挨拶に行くほど回復。
しかし翌年1月に死亡。
これは家康により9月に松平姓を有無を言わせず与えられたストレスからか。
その後、輝政が信任し藩政を任せていた中村、若原らが、
幕府からの監視らに糾問され仲原は憤死、中村は改易にされ
家臣分けなど、池田家政を家康が壟断し、池田家は徳川の傀儡に成り下がった。

84 :
三池純正『九州戦国史と立花宗茂』(洋泉社、2013年発行)

85 :
>>84
著者の三池氏は立花氏の家臣筋なのな

86 :
最近池上裕子が書いた話題の『織田信長』吉川弘文館・人物叢書、2012年12月っていう本どうですか?

87 :
>>86
ttp://ja.yourpedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E7%89%A9%E5%8F%A2%E6%9B%B8_%E7%B9%94%E7%94%B0%E4%BF%A1%E9%95%B7

88 :
>>87
こんなのがあったのか。
ありがとう。

89 :
>>87
織田脳って狂ってるな。
中立的視点で書いてるものは全部排除かw吉川弘文館を否定するとかアホ杉だろ

90 :
これはだがに厨といわれてもしょうがないレベルだw

91 :
>>90
だが乙

92 :
>>86
池上裕子の『織田信長』は信長を批判する内容ではなくて中立なのですか?

93 :
>>92
中立。いやむしろ信長を褒め称えるために書かれた信長公記を
しばしば出典に用いている分、信長寄りで書いてる。
WIKI編集から追放された織田厨が
わけわからんyourpediaなんてみょうちくりんなトコで編集した偏向内容より
日本史人物の詳伝である、
ミネルヴァ書房のミネルヴァ日本評伝選と双璧を為す
吉川弘文館の人物叢書シリーズの方が正しいに決まってるだろ。

94 :
>>92-93
いや、全然中立ではないよ。
序文で「信長に敵対した人々に同情してる」って書いてるくらいだからね。

95 :
だから中立だろ。もともと英雄信長マンセーが基本軸なんだから。

96 :
>>94
お前は信長に敵対した人間の気持ちを無視するのが中立だと思ってんのか。
さすが歪みきってるな

97 :
織田朝鮮人の中立という言葉は、
日本人の中立という言葉の意味とは全く別だということが改めて確認出来たのであった。

98 :
>>95-96
いいえ、まったく中立ではありません。
敵対した人間に同情するなら、信長にも同じように同情しなければ中立ではありませんが、
この本に信長の立場から記述した箇所は皆無です。

99 :
信長の立場から記述した箇所は皆無←こんな馬鹿馬鹿しいことを書いている時点で全く読まずに批判してることが明らか過ぎる…

100 :
一般的に信長について書かれた本って
信長公記に書いてあることをなぞって書いてるだけだからな。
知名度高い学者さんの本ですら、信長公記の再生産でしかない。
そんなら信長公記だけ読めば済む話で、学者の怠慢だよな。
それが信長本では一番、売れるから許されるんだわ。
まぁ近年の岐阜市が資金を出す観光史観がさらにそれを助長してる。
ほんと、研究助成費の無駄だわ。まぁ資金提供側の意向に沿った英雄信長論には逆らえない罠。


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