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ホラー総合スレッド 2


1 :2011/01/04 〜 最終レス :2020/05/07
都市伝説、怪奇現象、得体の知れないナニカ……
そんな背筋が凍るような話・絵を創作してみませんか?
話の流れでグロい描写がある場合は、前文に注意書きを
怖い話カモン!

【過去ログ】
ホラー総合スレッド
http://namidame.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1220093448/
【避難所】
ホラー総合スレッドin避難所
http://jbbs.livedoor.jp+internet/test/read.cgi/3274/1294141046/

2 :
   |
   |Д`) ダレモイナイ… トウカ スルナラ イマノウチ
   |⊂
   |

3 :
気の知れた友人である流川と富岡と共に、居酒屋で飲んでいた時のことだ。
「おい、花田、この前の旅行の話してやろうぜ。」
流川が俺にそんな話を振ってきた。
あれか。あまり気が乗らない話題だがな……。
「あー、あれ僕も行きたかったんだよなぁ! どんな話?」
富田、興味津々だな。
しょうがない、話してやるか。
「あれは、バスで観光スポットを巡っているときの話だった。」
『花田! もうバス出発しちまうぞ!』
『ちょっと待ってくれよ流川、今土産選んでるんだから。』
『ちっ、俺は知らないからな!』
怒った顔で流川はバスの所へ走っていった。
ほどなくして俺も土産を選び終わり、バスの集合場所に向かった。
しかしそこには誰もいなかった。
あの時はまだ、流川の言うことをちゃんと聞いていれば……と思ってたな。
仕方無く俺はタクシーを呼んでバスを追うことにした。
でも、タクシーがトンネルに差し掛かった時、運転手が突然叫んだんだ。
『兄さん、こりゃあだめだ! 落盤事故だ! すまないが戻らせてもらうよ。』
「後で知った話だが、その落盤事故には俺が乗るはずだったバスも巻き込まれ、生存者はいなかったそうだ。」
「そう……なんだ。ごめん、悪いこと聞いちゃったね。」
富田は申し訳なさそうな顔をした。
俺はしょぼんとする富田を慰める。
「気にすんな、俺が話したいから話しただけさ。」
「……そうだ、別の店に行って気分を変えようよ。」
富田も気を取り直したようだ。
「そうだな、そうしようか。店員さん! お勘定お願い!」
近くにいた女性店員に声を掛けると、彼女は厨房に向かって叫んだ。
「15番カウンターの2名様、おあいそ入りまーす!」
俺と富田は代金を折半して(富田はちょっと文句がありそうだったが)、次の店に向かうのだった。

おわり

4 :
最初の方に出てきた流川があれだったっていうあれか

5 :
とある男が自殺しようと崖の上に立ち、飛び降りた
後になって警察が調べたところ遺体は発見できず、血のシミ一つ発見することができなかった
数日たって、男の遺品が見つかった
奇妙なことに服だけが地中から掘り出されたが警察官の間では話題にもならなかった

6 :
男はとある売店でガムを購入した
そのガムは素晴らしい味がして何度も購入した
男は後に詐欺で逮捕されて、数件の殺人と強盗、人を喰らう性癖ということが判明し、世間は震撼した
男が購入したガムは偶然にも製造工程で人の指が欠損し混入していたそうである

7 :
『数えてはいけないもの』
大人数でコタツに入った時、脚の本数を数えてはいけない
明らかによけいな脚が暖を取っているから
墓場を訪れた時、花の本数を数えてはいけない
帰る時に増えるから
パーティーの集まりの時、靴の数を数えてはいけない
何度数えても来場者の数と合致しないから
自分の呼吸の回数を計ってはいけない
自分の寿命を知ることになるから

8 :
「私は監視されている」と女性が警察に相談しにいった
女性の話は聞けば聞くほど、人間では不可能な監視の仕方ばかりで、警察はヒステリーだとしてそのまま女性を帰した
後日女性は首と顔をナイフで刺して死んだ
奇妙なことに、状況からして明らかに自殺であるのに左腕だけには防御痕が発見されたという

9 :
Nさんが会社での付き合いで呑み過ぎて吐いてしまい終電に間に合わなかったときのこと
駆けつけた時に電車はもう無く、眠かったのでベンチでうとうとしてしまった
ふと目を覚ますと電車が来ていたが、中から驚くほどの人が出てきたので乗ることができなかった
Nさんは諦めて駅を出ると、タクシーで帰宅した
翌日、気になったNさんは時刻表を調べてみて驚いた
彼が乗ろうとして乗れなかった電車は、時刻表に載っていなかったのだ

10 :
第二次世界大戦の真っただ中、とある戦場にタバコが好きな日本帝国軍将校がいた
彼は片時もタバコを手放さず、給与の大半をタバコの確保に注ぎ込むほどであった
ある時米軍機の爆撃で彼は戦死した
後の記録では全身を吹き飛ばされ焼かれながらもタバコに火をつけていたことがわかった

11 :
ホラーな話を書き続けるため、数多くの残虐な映画や小説を観賞し続けた作家がいた
彼はその情報と蓄積した経験をもって大衆を恐怖のどん底に叩き落とす作品を書き続けた
ある日、彼の友人が彼を訪ねてみると、既に死亡していた
机から一歩も立ちあがらずに原稿を書き続けたことによる過労と、栄養分不足による餓死だった

12 :
そもそもこんな話を書こうとしたきっかけはなんだったか
私は考えに考えたが思い出すことができなかった
自分自身の意思とは無関係に指先が動いてしまう
きっとこれはははははあhjkl;:」

13 :
トイレに逃げ込む際には以上の点に注意しなくてはならない
・上を見ないこと
・便器の中を覗かないこと
・鏡を持ちこまないこと
・背後からの質問に備えること

14 :
東京都の警備員の間でまことしやかに噂される話がある。
監視カメラを注視していると、侵入者があった。
見なれた格好をしていたことに気がついたが仕事をするべく駆けつけると既にだれもいない。
警報を鳴らして通報したはずなのに作動していない。
翌日にも似たようなことがあり、警備員はあらかじめ張り込むことにした。
表れた人物を見て警備員は腰を抜かした。
なぜならば、それは私服を着た自分自身だったからである。

15 :
1966年。ネバダ州郊外、アメリカ一乾燥したバレーオブファイア州立国立公園で事件があった。
ネバダ州警察がとある強盗事件の犯人の車を追って公園に立ち入ったところ、犯人が死体となってみつかった。
捜査はその時点で切り替えられたが、犯人が殺害されたのか自殺したのか事故なのか病死なのかすら不明のまま迷宮入りした。
なぜなら犯人は車内の天井に押しつけられ半分潰れた状態でミイラ化していたからである。

16 :
「その他の危険」という標識をご存じだろうか。
「!」とだけのシンプルな標識で、文字通り標識に描ききれないその他の危険を警告する標識であるが、こんな話がある。
その他には未分類の他にも見通しが悪かったりする場所にも設置されている。
幽霊が出没し危険だから設置してあるという話もあるが、真相は不明である。

17 :
日本の大学生F.O君が有名なブロッケン山に登りに行った時の話
彼は山が好きで、日本中の山を登り海外にも進出して山に登っていた
ただ山を登るのは嫌いだった彼は、折角だからブロッケン現象を見ようとしたのだ。もくろみは当たり彼はブロッケン現象をみることができた。
ただ一つ、ブロッケンの影が自分と違う動きをしたことを見てしまったのが満足いかなかった点だった。

18 :
埼玉県在住のA.Fさんは、付き合っている彼氏と同じマンションに住んでいる。
同棲は親が許してくれないからとA.Fさんは語った。
彼氏とは仕事の時間帯が合わず、いつも一声かけてから仕事に出かけるようにしているのだが、近所の住民が気難しくしょっちゅう苦情がくるため、三回のノックで済ますのが日常だった。
A.Fさんはある朝、ノックの音を聞いた。
その日の夜、A.Fさんは彼氏にメールで「今日ノックしたよね」と秘密の暗号を送るように聞いてみた。
返事はこうだった。
「今日は昼間まで寝てた。俺じゃない」……と。

19 :
ある占い師が、商売道具の水晶球を磨いていたときにふと思いついた。
自分で自分の未来をみることはご法度とされているのなら、あえて見たらなにがうつるのかと。
占い師は水晶球に手をかざして占ってみた。
次の瞬間、青白い手が浮かび上がり手招きをしてきたので占い師は水晶球を投げ捨て破壊した。

20 :
トビウオという魚を初めて目にしたものは感動するという。
とある海域では、観光船に反応してトビウオがひっきりなし飛びまわるので、観光名所となっている。
一方で、その観光船に乗った子供がみな口をそろえてこう言うというのはあまり知られていない。
「トビウオを海の中から口を出して食べてるおじさんがいる」。

21 :
イカスミスパゲッティが流行したのは今は昔である。
もしも貴方が食したことがあるならば注意しなくてはならない。
イカスミの味をよく知らないものが多いことを逆手にとり、とある物体を煮詰めて作った偽イカスミをイカスミと偽り提供しているのだ。
全体ではなんと7%にも及ぶという。

22 :
学校を歩く時に気をつけること
・ロッカーから物音がしても開けてはならない
・一人でいるときに使われていない机の中を覗いてはならない
・ノートの最後のページを破いてはならない
・階段の数を数えるときはかならず親指を握り込んでおくこと

23 :
『意識してはいけない事柄』
呼吸を意識してはいけない
無意識が阻害されて悪影響を及ぼすから
他人の視線を意識してはいけない
何事も堂々とすることが必要だから
部屋で一人の時に視線を意識してはいけない
視線の方向を見ると気がつかれてしまうから
自分の体を意識してはいけない
ひょっとすると自分だけが使っているとは限らないから

24 :
.

25 :
原子力発電所の周囲には放射性物質が微量ながら漏れているという噂は有名である。
周囲には巨大生物や奇形生物が生息しているという噂も有名である。
これは、原子力発電所を不気味がり人が立ち入らないから生物が大きく育つことからきた迷信である。
と、原子力発電関連の会社の社長が笑って言った。

26 :
携帯電話をとてもよく愛する男が米国テキサス州にいた。
彼、マイケル=ウォーレンは友人に「これは俺の全てだ」と自慢げに話していた。
ある日彼は事故に遭い病院に担ぎ込まれた際、携帯電話も共に破損した。
容体は安定していたが、携帯電話の充電が無くなると共に息を引き取った。死因は老衰だった。

27 :
イジメを受けた女の子がいた。
彼女はある日自殺をしようと思いトイレの個室に入った。
その時、イジメをしていたグループがトイレに入ってきた。彼女はその場で首を刃物で切り、個室を赤く染めて死んでしまった。
赤いちゃんちゃんこの噂が立ち始めたのは丁度このころからだった。

28 :
ハンバーガーの肉にミミズを使用しているというのは大きな誤りである。
ミミズ肉を指摘すると金銭が貰えるというのも真っ赤な嘘である。
ミミズを集めて精肉すること自体に膨大なコストが発生するし、何より偽装する利点が何一つないのである。
第一、ハンバーガーチェーンで使用される牛肉に限りなく似た肉に近い味は再現できないのだ。

29 :

>>6
【製造過程で】
類似する話に「水道水を一時的に溜めておくタンクに死体が入っていた」というものがある。
身近な出来事に潜む恐怖を端的に表現していると言える。
もしかすると貴方の食べている食品にも、製造過程で人肉が混入しているかもしれない。
>>22
【親指から幽霊】
指の中でも親指は爪の隙間が大きいので幽霊が入りやすいとする一種の迷信のこと。
指はものを触れる部分であり、外部と接しやすいこともこれに関係していると思われる。
>>25
【原子力発電所の巨大生物】
N君が遠足に出かけた際、赤黒く巨大なバッタを捕獲した。
これを学校で見せびらかしたところ、警察がやって来て教師にバッタを没収され、謝るように言われた。
という話がある。
らしい。

30 :
めざせ100話

31 :
ウィルスほどしぶとい生き物はいない。
真空や超高温などの環境下でも生存することができる種類は山のように存在する。
中には宇宙との境目付近、上空100kmを漂うものもあるという。
学者の中には宇宙から飛来したウィルスがあるというが真相は不明である。

32 :
幽霊や不気味な噂は得てして普通では見えない。
これは人間が暗闇を恐れ火を用意するように、よくわからないから恐怖するのと似ている。
つまり、よく見えないものこそ恐怖の対象なのである。
今貴方の後ろや、ベッドの下、もっと近いところでは目の盲点などにも何かがいるかもしれない。

33 :
日本の東北地方の某所で奇妙な事件が起こった。
地面に埋められた犬の、首だけが切断されて放置されていたのだ。
犬の死体の前には金属のお椀があった。
飼い主の男性が行方不明になっていることから、警察では事件に巻き込まれたとみて捜査を続けている。

34 :
有名な杉沢村。実は本当に実在していた。
ただし実際に事件があった訳では無く、単なる過疎で村人皆が山を下りて町に出て廃村となっただけである。
なのでアンビ○バボーやTVタ○クルは全部ヤラセ。
当時、本当に杉沢村出身のおじいちゃんが杉沢村ブームを憂いて取材に応じて、地元紙の一面を飾っている。
ここまでは史実。問題は例の事件を騒ぎ立てたテレビ番組が次々と打ち切りになり、ディレクターやVTRに出た「自称杉沢村の関係者」が行方不明になる事がそこそこあった事。

35 :
心霊写真はほぼ全てが偽物だと愛知県で写真店を営むY.Nさんは語った。
光の映り方、フィルムの露出、レンズの汚れ、その他素人では区別できない光学現象。
これらが原因で不可思議な写真が生まれ、また合成写真が出回り心霊写真ができるのだという。
彼は我々が帰ろうとした時に「ただこの一枚だけは説明がつかない」と言ってきたが、その写真を見せてはくれなかった。

36 :
学校の七不思議は定まっていない。
ひとりでに鳴りだすピアノや、人体模型が歩きだすのはほぼ決まっているが確定しているわけではない。
これは友人の友人から聞いた話だが、七不思議には八つ目があるというのだ。
肝心の八つ目を知ってしまうとその人に不幸が起こるらしいが詳細は分からない。

37 :
室内であるというのに雨が降ったという話を聞いたことはないだろうか。
雨はしばらく降っておらず天井に水道管もなく雨漏りしたこともないのに、突然水が落ちてくるという現象のことである。
原因は不明だが、気のせいであるという意見も多い。
はたして本当に水だったのだろうか?

38 :
守護霊なる概念は、実はいずれの宗教にも存在しない。
一種の流行り廃りものの一種で、家族観の急激な変化や社会不安がこう言ったものを生み出したと言われる。
にも関わらず霊能力者と呼ばれる職業の人たちは「存在する」と肯定するのだ。
では我々の背後に居る存在は本当に我々を守護する存在なのだろうか。

39 :
都内某所の有名な公園であったこと。
50歳に差し掛かった男性が大きい溜め池で釣り糸を垂らしているとアタリがあった。
必死になって釣竿を操って吊りあげてみると、とても大きい魚だった。
本人は後に知ったが、その魚は海でしか釣れない魚だった。

40 :
2009年、とある男性は年末の大掃除をしていた。
リビングなどを一通り片付けた男性は、最後にお風呂を掃除して食事にしようとした。
そこで男性は、ブレーカーが落ちたままになっているのに気が付き震撼した。
次の瞬間、ブレーカーが静かに通電の位置に動いた。

41 :
寿司屋を経営している女性は、ある日コンビニでプリンを購入した。
彼女は甘いものに目が無く、時折買っては食べていた。
そのプリンを一口食べた彼女は吐きだした。
検査機関に調査を依頼したところ、カラメルソースから人間の血の成分が多量に検出された。

42 :
1998年、日本の新潟県で偽札騒動があった。
コンビニ店員が紙質の微妙なムラに違和感を抱き警察に相談したところ、偽札と判明したのだ。
犯人は追跡捜査の結果逮捕されたが、既に死亡しており、捜査は打ち切られた。
ただ一つ、偽札を作る設備や維持費が偽札分を超えており、どうお金を調達したかがいくら調べても不明であった。

43 :
ここ二日間の間に私はたしかに書き込んだ
だが書き込まれた様子はどこにもない
履歴を追ってもどこにも書き込んだ様子はない。データを復元してもなかった。
果たしてあれは夢だったのだろうか

44 :
ちょっと失礼します
ふ〜
お邪魔しました

45 :
2007年、ロシアで驚くべき事件が起こった。
ある女性が腹痛をうったえ病院で検査を受けたところ、消化器の中からゴキブリが発見された。
ゴキブリは摘出されてからしばらく生きていたが、やがて死んだ。
死因は餓死だった。

46 :
有名な都市伝説に、首なしライダーの話がある。
一方埼玉県境ではまるで逆の話がまことしやかに囁かれている。
赤塗りのバイクで走っていると、後ろからバイクに追い抜かれた。
よく見てみると、そのバイクのドライバーは首から上しかなく、胴体もないのに「運転」していたというものだ。

47 :
某県の市営プールで、排水口が詰まり水が溢れる事件があった。
職員は水を抜くわけにもいかず、業者に依頼して詰まりを直してもらうことにした。
しばらくして業者は悲鳴をあげた。
排水口には小学生くらいとみられる子供が詰まっていた。

48 :
人間の脳は奇形であり突然変異がもたらした異常であるという学説がある。
学説の第一人者によると、人間は他の動物と違い意味もなく同族を殺せる珍しい生き物だという。
これは人間そのものが霊長から外れた奇形種であり、やがて淘汰されるのだと彼は語った。
学会はそれを否定したが、否定の根拠を示せる学者もまたいなかった。

49 :
保存料や着色料を食べ続けると死体が腐らなくなるというのは真っ赤な嘘である。
発がん性が指摘されている物質を食べても、死体は腐るのである。
防腐処理と同等の量を体に残すには途方もない量を食い続ける必要があるが、それは人類には不可能である。
では、腐らない死体を目にした人は、一体何と見間違えたというのだろうか。

50 :
くだらないことでも、警察は調書を書かなくてはいけないのだという。
酔っぱらったオヤジが「首が伸びるねーちゃんに会った」「車で走っていると100km以上の速度で走るババアに追い越された」……などでもある。
これらの調書は一応保管され、期間が過ぎ次第破棄されることになっている。
ところがなぜか調書の何割かが行方不明なるそうなのだが、誰も気にしないらしい。

51 :
2011年新潟県で通報があった。
どうやらひき逃げ事件があったというらしいのだが、通報者は曖昧に誤魔化すばかりなのだ。
駆けつけた警察官達は、ベテランですら目を覆う光景を目撃してしまった。
そこには肉片を道路にまき散らしぼろぼろになった人間の死体があった。

52 :
ニコニコ動画という動画投降サイトには、ニコニコ生放送というコンテンツがある。
これは一般の投降者が道具さえ揃えればテレビのように映像を放送できるというものであるが、こんな噂もある。
国の規制や法律が完全に行き届かないのを利用して犯罪が行われているというものだ。
軽犯罪が大半だが、麻薬の密売などにも利用されているという。

53 :
日本ではストーカー被害を軽視する傾向にあり、メディアで批判されたこともあり対策が強化された。
2000年にはストーカー規制法が成立したが、ストーカーに関してこんな話がある。
被害を訴えてくる人間の中の一定の割合で、加害者が存在しないものがあるという話である。
これは自分の思考がまるで他人の考えや話声に聞こえてしまう解離性障害であるが、当の本人らは己が被害者であると信じてやまない。

54 :
みかんの皮を剥くと、白いものが血管のように付着しているのはご存じであろう。
あれはアルベドという繊維質であり栄養が豊富で体によい。
だが我々は注意しなくてはならない。
アルベドと同じ白い色をした寄生虫が報告されているのである。

55 :
Bさんは、ある日嫌な夢を見てしまった。
斧を持った男がベッドの下に隠れていて、殺されてしまう夢であった。
Bさんは用心してベッドの下を確認すると就寝した。
翌日、Bさんの友人が不審者に斧で滅多打ちにされて殺されるという事件が起こった。

56 :
地図に無い街というのがある。
政府専用の街でもなく、理由があるから地図に載せられない街のいずれでも無い街がどこかにある。
街に入るためには「迷う」ことが必要であり、複数人ではいけない。カメラなどの記録器具を有してはいけないという。
ここに迷い込むとほぼ間違いなく帰ってこないため、「神隠し」扱いになるらしい。

57 :
幼い頃、アキラさんは奇妙な店に迷い込んだ。
一人で買い物をしてくるように親に言われ、メモとお金を握りしめて目的の店に行く途中、見たこともない店をみつけた。
好奇心で入ってみると、なにやら難しい漢字ばかりの表記が印字されたパック詰め肉が並んでいた。
大人になって気がついたが、品名が全て人間の臓器だった。調べてみたが店そのものがあった記録すらなかった。

58 :
F.J君は、物置の扉の隙間に何かがあるのを見た。
なんだろうと思い近づいてみると女の人の顔が覗いていた。
幼かったこともあり恐怖を感じなかったF.J君は、物置の扉を思い切って開けた。
中には誰も居なかった。血まみれの女性が背後に居ることに彼は気がつかなかった。

59 :

>>34
【ヤラセ】
番組では初めからそうなるように仕組んでおいて「ありえない」として視聴率をとることがある。
更には心霊番組では心霊写真どころか見間違いや光学現象を「不可思議」と断定することがままある。
霊能力者とは名ばかりの連中を集めて寄ってたかって「霊視」させることもよくあり、生きているのに死んでいると「霊視」してなおかつ「守護霊」としてあなたの後ろにいますと断定したものもいたほどである。
我々はこれらを見極めていかなくてはならない。
提示された情報全てが真実とは限らないのである。
>>47
【排水口に詰まり】
実際に排水口に引き込まれて溺死する事件が発生しているが、排水口に詰まっているのが発見されたことはない。
>>50
【100km以上の速度で走るババア】
通称ターボばばぁ。ターボ爺さんもいるらしい。
車で走っていると後ろから高速で走る高齢の女性に追い抜かれたという有名な都市伝説。

60 :
とあるローカル線でたびたび目撃されている人物の話。
彼女は赤いコートを着ている。
彼女は帽子を被っている。
彼女の身長は2mを超え、目を合わせると笑い声をあげる。

61 :
体験談。
中学の頃だったか、英語塾に通っていた私は帰りに団地の階段からなにかを目撃した。
夜だったのでよく見えなかったが、団地や家のすぐ上空が暗闇で切り取られているようだった。
輪郭は丸く、飛行機や建築物が位置を知らせるときに使うランプが点滅していた。
その時は「飛行船かな」と気にしなかったが、今思えばあんな低空をしかも夜に飛ぶ飛行船などありはしない。
第一、プロペラの音もなんにもしなかったというのに。
たぶん見間違いか、暗闇で距離感を失っていたが故の錯覚だからだろうと見当をつけているが、記憶があいまいで物証もなく、あれがなんだったか解明の術が無く残念である。

62 :
これは私が耳にし、検証した話である。
都内有数の広さを誇る某公園では、その広さゆえに自殺者が多い。
通報があってから救急車や警察が駆けつけるのだが大抵の場合手遅れで、死体となって運び出される。
自殺者があったということが知れればイメージダウンに繋がることから、死体はさっさと片付けられおおっぴらな捜査はされない。
つまり公園は一見して平静を保っているように見えるというからくりである。
この噂を検証すべく私は散歩も兼ねて公園に出かけて証拠を探した。
あった。
ベンチに焼け焦げたあとがあった。
噂によるとホームレスが焼身自殺を図ったらしいというらしいが………。
それにしては、焦げ跡が小さい。ただのボヤ騒ぎを起こしただけにしかみえない。
どうやら噂は噂であるだけのようだった。
インターネットで探してみても焼身自殺のことは書かれていない。
少なくとも調べられる範囲内では「噂は所詮噂」ということで結論付けざるをえない。

63 :
なおこの公園の周囲には「お化け屋敷」なる家がある。
実際に行ってみたところたしかに不気味な家が存在した。
時間があれば検証してみたい。

ってかそろそろ寝るかな

64 :
ホラーな時間通り越して朝になっちまぁ

65 :
さりげなく体験談でも書いておくか。俺のトラウマ。

ある夏の日、とある公園でキャッチボールしていた時の事、俺は尿意を覚え、とりあえず近くのトイレへと駆け込んだ。
その公園はかなり広く、そのくせ園内に三ヶ所しかトイレが設置されていない。自然公園的な場所で、だだっ広い芝生が広がる割にはあんまり人が来ない。
そして我慢の限界の俺がトイレに駆け込むと凄まじい異臭。誰かがウンコ流さずに行ったのかと思った程だけど便座は綺麗。
しかしながらゴキは居るわハエは多いわで大変。おまけに超臭い。
とりあえずこっちも限界なんで用をたして脱出。
次の日、そこで首釣って自殺した人が居たと知りましたとさ。
夏だから結構腐ってて、後で知ったけど腐っちゃうと清掃しても異臭はなかなか取れないそうです。

66 :
うひぃ

67 :
脳の血管が詰まると脳細胞に酸素や栄養が行き渡らなくなる。
酷い時には生命維持すら妨げて本人を死に至らせる。
ごく稀の話であるが、壊死した部分の細胞が記憶や性格を司る部位であり、まるで別人になってしまうことがあるそうである。
身の回りにも居ないだろうか、ある日突然性格や行動が変貌してしまった人は。

68 :
有名人死亡説はご存じだろうか。
芸能人やスポーツ選手が死亡していないのに死亡していると噂が立つもので、逆に生存説もある。
生存説ではジョン・レノンやエルビル・プレスリーなどが多いのだという。
なかには写真を写したという人もおり、稀にどうみても本人としか思えない写真があるらしい。

69 :
樹海には首吊り死体や練炭自殺したと思われる車が数多くあるという。
また、樹海の中には生きているのか死んでいるのか分からない何かが徘徊しているとも噂されている。
基本的には興味半分で訪れる者らを少し離れたところからじっと見るだけでなにもしてこない。
だが、もしも調子に乗って写真を取ろうとしたのなら、彼らの仲間入りするであろう。

70 :
都市伝説は興味深い
故に恐ろしい

71 :
うふふ

72 :
誰か、「粘土の夢」って話知ってる人いる?


73 :
サスペンスギャルゲー 『フクロマンス』
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1302080425/

74 :
B君は夢の中で大勢の人と一緒に歩いていた
皆一様に白い服と布切れを頭から下げていて川に向かっていく
B君が皆についていくと船があったが、船の番に乗るのを断られてしまった
目が覚めるとそこが病院で自分が事故で気を失っていたと聞かされたという

75 :
ある村に絶品と噂のワインを作る農家があった
独特の味と経験の無いうっとりする匂いがなんとも絶品で、農家に訪れる人が後を絶たなかった
やがて農家の住民が死ぬと家が取り壊されることが決まり、ワイン樽も薪代わりにばらばらにされた
驚くべきことにワイン樽の中には人間の骨と思しき破片が入っていた

76 :
岩手県山中で報告された奇妙な遺体についての話
その遺体の両肩には爪のような鋭い痕跡がある
衣服は乱れており切り傷が多数見つかった
遺体は少なくとも数十メートルより高い場所から落とされて死んでいた。飛び降りるべき木も山も無い場所で。

77 :
下水道には捨てられたワニが繁殖しており、いずれもアルビノであるという都市伝説がある
実際にワニが捨てられて生存していた話もあるがアルビノになることは無く、水温が低く餌も無い下水道では繁殖は望めない
一方でワニのようでワニではない別の生き物であると唱える人もいる
彼らによると牙を持ち透き通った体を持っているとのことだが……

78 :
自分しか覚えていないクラスメートをご存じだろうか?
彼もしくは彼女とあなたは仲良くしていたが、進学とともに分かれてしまった
同窓会などでクラスメートと再会した時に彼もしくは彼女の話をしても誰も憶えていないどころか、写真にも、記録にも、最初からいなかったようになっている
周囲がおかしいのか、あなたがおかしいのかは誰にもわからない。

79 :
エレベーターは魔界に繋がる時があると言われている
深夜過ぎに、ありもしない階で止まって扉が開く
もし降りてしまうと二度と本来の世界に帰還することは叶わなくなる
降りるときは現在の階層をしっかり確かめることが必要である

80 :
どこかで聞いた話
学校が早く終わったので、河原で石を投げて水面上を跳ねさせる遊びをやっていた
飽きたのでランドセルを背負い直し、川を背中に向けた。次の瞬間、石が飛んできて自分のすぐ隣に転がった。
振り向いてみても川しかなかった

81 :
戦後まもなくの貧しい頃。静岡県山中の町で不可解な事件があった。
ふらりと訪れた観光客が町中で気狂いしてしまった。
彼もしくは彼女は見えない敵と戦うかのように暴れた。
翌日、村病院に預けられたが、いつの間にか姿が無くなっていたという。

82 :
1987年神奈川で謎の失踪事件があった。
両親が家にY.K君を留守番役としておいて買い物に行って帰ってくると、もうY.K君の姿はなかった。
窓や扉に侵入の痕跡はなく、Y.K君には他人を家に入れてはいけないときつく言い聞かせていたのに、まるで家の中から突然消えたように失踪してしまったのである。
一年後、彼の名前を語る老人から電話があったが、両親が追及すると切れてしまったという。

83 :
とある子供が学校と神社の丁度真ん中にある公園で遊んでいたところ、死骸をみつけた。
死骸はセキセイインコのもので、子供ながらに死んでいるとわかった。
彼が可哀相に思い友人らと公園に埋葬してあげた。
翌日見に行くと死骸は何者かの手によって掘り起こされていた。

84 :
懐から財布を取り出し、小銭をよく観察してみよう。
どれもこれも古い通貨か、最近のに分かれる。
中には新品同然のものもあるだろう。
もし未来の年号の入れられた通貨があったら川に捨ててしまうことだ。

85 :
日本のテレビ番組が企画したもので、発展途上国に井戸を掘ろうというものがあった。
職人を集めて現地の人間を雇い、多少の遅れが出たものの無事掘り当てることができた。
視聴率もよく、現地の人も喜んでくれた。
その井戸水にヒ素が含まれているという事実が判明したのはしばらくしてからである。

86 :
阪神淡路大震災の時の話。
震災で街は瓦礫の山と化して多くの人が亡くなった。
消防警察自衛隊が協力して町中を捜索し、多くの遺体を回収した。
一部には震災後に何者かによって殺害されたと思しき死体もあったという。

87 :
『あめ』
あめうります と書かれた店があった。
A君がお店に入るとメニューはたった一つ「あめ」
値段は1000円で、とても子供の彼に買える値段ではなかった。
彼は彼なりに努力して、あめを買うお金を溜めて、よく晴れたある日買うことができた。
買った次の瞬間、お店は消え去り、バケツをひっくり返したような雨が降っていた。

88 :
もっともっと!

89 :
世界には数多くの菌糸類が生息しており、いまだ未発見のものも数多く存在する
アジアのとある少数部族だけが栽培法を知っているキノコには特別な毒があるという。
その毒は即効性がありながら分解速度が極めて早く、検出が困難とされる。
暗殺に用いられたとしても心不全としか診断されないそうである。

90 :
東京都に住むA.Dさん(主婦)は、ステンレス流しの調子が悪いことに気が付いた。
水が詰まりやすく一気に流すとあふれてしまうのである。
掃除しようと思ってゴムパッキンを開けた彼女は悲鳴を上げた。
自分のものでも、夫のものでもない、細い白髪がびっしり詰まっていた。

91 :
あるアパートの一室から異臭がした。
管理人が鍵を開けると、ガリガリに痩せた子供と、赤ん坊の死体が、生ゴミに紛れて発見された。
ネグレクトにより数週間も放置され、一人は生ゴミを食べて生き残り、赤ん坊は敢え無く死んだのだった。
ニュースが流れ、母親は人殺しと罵られた。
父親は離婚していたので、少しだけ責められた。
彼らや子供たちに手を差し延べられなかった社会は、何の責めも受けなかった。

92 :
ホラーというよりもAC

93 :
ハンバーガーを食べたら軟骨が入っていた
出してみたら人の指先だった

94 :
自殺の名所と呼ばれる滝がある
生還者の話によると、滝に近寄ると耐え難い感情を襲われるという
母や父など、すでに亡くなったものが滝壺に手招きするそうである
生者を死に呼び込む存在―――……一般には死神という。

95 :
創作を投下します
「寝苦しい夜」1/2
とある蒸し暑い夜のこと
冷房代をケチっていた私はその暑さから
夜中に何度も目が覚めてしまっていた
起きるたびに時計を確認しては
もう2時か・・もう3時だ・・と憂鬱な気分になっていた
そうして目を覚ましたのがもう何度目になったところだろうか
時間ははっきり覚えている
3時41分の事だ
またもうっすらと目覚めてしまった私は時計を確認したのだが・・
その時に、体中に冷たい悪寒が走った
私は、目の端で確実にそれを捉えてしまっていたのだ
時計の置かれていたその奥
ベランダに、長袖の服を着た一人の女性が立っている
表情は暗く、ぶつぶつと何かをつぶやきながら
正気ではないと解る目で何かを探していた
私はその不気味な女性をしばらく眺め、そして恐怖した
それが幽霊なのか生きている人間なのかはわからないが
何よりも恐ろしかったのは・・
冷房代をケチっていた私は、ベランダの窓を全開にしていたのだ
網戸は閉めていたものの網戸なんて外からでも簡単に開けられてしまう
今はまだその女は、私が起きている事に気付いていない
しかし、もしそれを気付かれてしまったら・・
私はどうなるのだろう
私はその女が一刻も早くいなくなってしまう事を祈りながら
強く目を閉じて寝たフリをした

96 :
ベランダでその女が立てる物音
ペタペタペタ・・ガタ・・ガタガタ・・ペタペタペタ・・
その音がベランダの端から端までを何度も往復し
私の部屋の目の前を何度も通り過ぎた
恐怖に耐えられなくになってきていた私は
そこで恐ろしい考えを持ってしまったのだ
このまま彼女がいなくなるのを待っていても・・
これがいつまで続くかわからない
まして、何かの気まぐれで私の部屋に入ってこないとも限らない
それなら・・
女が目を離して入るうちに、素早く窓を閉め鍵をかける事はできないだろうか
私はうっすらと目を開け、女を確認した
こちらに背を向け、ベランダに置いてあった箱の中身を物色している
私はゆっくりと窓の端に手を伸ばした
心臓がバクバクと音を立てながら女の背中を凝視する
ようやく窓に手が届くかというその時に・・
こちらに顔を向けた女と目が合った
私は急いで手をその場におろし、目をつぶり寝たフリを続けた
心臓の音がバクバクと高鳴り、女にも聞こえてしまうのではと思えるほどだった
頼む・・気づかないでくれ・・・
何度も何度も心の中で呟いていたが
その祈りは無駄だったようだ
カラカラカラ・・と網戸が開く音が耳に届く
フー・・フー・・と生暖かい息が私の顔に当たる
そして耳元で一言
ねえ、起きてるんでしょ?
・・・どうやら私はそのまま気を失っていたらしい
目を覚ますと朝の6時頃だった
私自身の体には特に変わった様子もなく
部屋が荒らされた様子もない
あれは夢だったのかとも思ったが、
それに気づいた私は絶句した
寝ていた私の真横
ちょうど私の頭の真隣の位置に
女の長い髪が何本も落ちていたのだ・・

97 :
続いて都市伝説
「傘」
もしあなたが、コンビニなどで時間をつぶし
外へ出た時に突然の大雨に遭遇していたらどうしますか?
あなたは傘を持ってきていませんでした
そして店外の傘立てにはいくつもの傘が並んでいます
あなたは・・傘泥棒をした事がありますか?
もしかしたら傘を盗まれた事がないという人はいないんじゃないかというくらい
傘泥棒は日常的なものになってしまいました
かくいう私も、もう何本もの買ったばかりの傘を盗まれており
そんな時には目には目をのつもりで他人の傘を拝借してしまう事も少なくありませn
しかし傘泥棒ももちろん泥棒に変わりありません
傘1本で想像すらできない悲劇がおこる事もあるのです
それはある高校生の話です
彼は学校帰りにコンビニで立ち読みをしており
コンビニを出ると外は大雨になっていました
ふと外の傘立てを見ると女性ものの赤い傘が1本立てかけられていました
少年は躊躇する事もなく
その傘を手に取り、開いて家へと歩いていきました
その結果・・彼は家に辿り着く事なく死んでしまったのです
雨上がりの道で倒れていた少年
少年は口から泡を吹きすでに息絶えていました
その手には1本の女性ものの傘が
検死の結果
少年はある毒物の中毒症状で命を失った事がわかりました
その毒物は傘の内側に塗られ、空気中の水分と反応し毒ガスとなる薬品だったのです
雨の中、その傘を開いた少年は、傘の内側という密室空間で
その毒ガスを吸い込み命を落ちしたというのです
警察はこれを悪質な無差別殺人事件として捜査を行いましたが
結局この傘をあのコンビニに置いた犯人の事はわかりませんでした
ただ一人、容疑者として挙がった男が一人
彼はある薬品工場に勤めている男だったのですが
事件のあった数年前に母を亡くしていました
父親のいない家庭で、一人息子のために尽くしてきた母親は
ある日パートの帰りに自分の傘が盗まれている事に気づきました
しかし、人の良い彼女は他人の傘に手をつけずに雨にうたれながら帰宅し
もともと体の弱かった彼女はその雨にうたれた事が原因で
喘息の発作を起こし亡くなったという事でした・・
証拠不十分という事で男は釈放されましたが
もし彼が真犯人であったとするならば
彼は今もなお、この毒ガス傘を仕掛け続けているのかもしれません
傘泥棒によって母を奪われた、その復讐のために・・・


98 :
「怖いもの第3位」
「おはよ」
電車を降りて高校へと向かう道で、山田が声をかけてきた。俺達はいつものようにたわいも
ない話をしながら歩いた。
「俺コンタクトを月額制のやつに変えたんだよ。今まで2週間限度のやつそれ以上使ってた
から」
 と山田は言った。
「お前それマジやばいよ」
「そんなにやばいのか?」
「目はやばい。俺の怖いものベストスリーに入るな」
「どういうこと?」
「目が見えなくなって、残りの人生を送ること」
 24時間テレビなんかで、よく失明した人が出てくる。自分がああなったら本当に恐ろしい
なと、俺は思うのだ。
「第2位は?」
 勝手に1位にされてしまった。
「首から下がまったく動かない体になること」
「お前現実的だな。普通怖いものっていったら幽霊とかだろ」
「山田は幽霊信じてるの?」
「いないかもしれないけど、いるかもしれないじゃん。もし会ったらビビるよ」
「もしいたとしても、相当低い確率じゃん? それに、その時怖いだけだろ。失明したら、一生
だぜ?」
「お前のベストスリーも十分確率低いと思うけど。で、第3位は?」
「うーんと、そうだな。焼死とか、癌とか」
「ありゃりゃ、4つになっちゃったよ」
「焼死は痛いぞ。苦しい死に方ベストスリーに入るんじゃないかな」
「またベストスリーかよ」
「癌は確率高いぞ」
「癌は嫌だな」
「あと、戦争で敵に捕まってスプーンを目と肉の間に挿し込まれてえぐり出されるとか」
「5つになっちゃったよ。てかまずない」
 うーん、他に何か、第3位にふさわしいものがあったような気がするんだけど、思い出せ
ないや。
 それから1ヶ月ほど経っただろうか。俺は自転車をこいでいて角を曲がったらいきなり車に
轢かれた。あれよあれよという間に救急車で病院に運ばれた。俺は1週間もがき苦しんだ。
 鎮痛剤は一種の麻薬なので、1日に何回も注射するわけにはいかないとのことで、痛く
てたまらない時間の方が圧倒的に長かった。
 俺は衰弱していった。そして1週間後、自分でも「あ、もうだめだな」と思った。
 医者と親父は沈痛な面持ちで立っている。母はすすり泣いている。親戚が次々と駆けつけ
てきた。
「お父さん、お母さん、有難う……」
 意識がすーっと遠のいていった。
 次に気がついた時、俺は真っ暗な空間にいた。これがあの世だろうか。
 手で探ってみる。何か細長い箱の中にいるようだ。
 ボッという音が聞こえた。次第に暑くなってきた。
 俺はやっと「俺の怖いもの第3位」を思い出した。「火葬場の棺おけの中で生き返ること」だ。
「お、おい。開けてくれ! 俺はまだ生きてるんだ!」
 俺はふたを何度も叩いた。
「誰か、助けてくれ! ここから出してくれ!」
 だが、ボーッという音と、パチパチという音しか聞こえない。誰かのすすり泣く声も聞こえ
ない。だぶん俺の言葉も届いていないだろう。
 突然明るくなった。俺の左腕のすぐ横に炎が出現したのだ。
「うわあああ!」
 俺はふたを叩き続けた。

99 :
こわい

100 :
乙です!
>>95
これはマジに怖い! 眠れない夜に読んだからなおさら!
金縛りによく遭うけど、いやーなものだよね
>>97
ホラーってより、サスペンス風? な感じがした
>>98
うわ、これは怖いし痛々しい話。
焼死・溺死・生き埋めみたいな生きながら死んでいくのは
想像しただけでおっかない


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