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ロスト・スペラー 12

プレデター日記 4冊目


1 :2010/08/06 〜 最終レス :2018/10/17
映画「プレデター」「プレデター2」等に出てくる宇宙人プレデターの二次創作SSを主に日記形式で書いていくスレです。
前スレ プレデター日記 3冊目
http://yuzuru.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1262361591/
関連サイト
初代プレ日記
ttp://geocities.yahoo.co.jp/gl/prediary
 オオタさん=映画「プレデター」のプレのこと(故人)
 マサフミ=映画「プレデター2」のプレのこと 。殺しても死なず、生存。義手。
 タケダの爺さん、タカハシ、ケンジ、日記プレ = 映画「プレデター2」ラストに出てきたプレのみなさん
プレ日記保管庫
ttp://wikiwiki.jp/predator/
ウルフさん=映画「エイリアンズvsプレデター2」のプレのこと 。ガニソン事件から、奇跡の生還を果たしたクリーナー。
スカーフェイスさん=ゲーム「Predator Concrete Jungle」の主役プレのこと。 映画「エイリアンvsプレデター」のスカーとは別プレ。
ジャック・カネダ・キノシタ =オリジナル・プレデター。 三馬鹿。 映画「エイリアンvsプレデター」のケルティック・チョッパー ・スカーとは別プレ 。
ワタナベ=オリジナル・プレデター。マサフミの弟子のクリーナー候補生。良いところの坊ちゃん。
チョンマゲ=アメコミに出てきたプレ。髪を1つに結わえている。過去、地球人女性「マチコ」に裏切られた。
牙折れ=モデルはアメコミに出てきたプレ。但し、ここでは小学校低学年くらい。チョンマゲの生徒。
サカザキ(仮)=オリジナル・プレデター。 本名不明。打倒スカーフェイスを夢見る庭師で、鎖鎌の使い手。
アカギ=ファンフィルム「BATMAN DEAD END」に登場する赤プレがモデル。日々ギャンブルに明け暮れている。
クロサワ=地球人。カプコンゲーム「AVP」の女性キャラ。ここでは盲目の少女。ウルフの保護下にある。
ミユキ=オリジナル・プレデター。日記プレの恋人。道具屋で働いている。プレ的にチャーミングな美人。
生八つ橋=ミユキのペット。改良されたフェイスハガー。
掃除屋見習い=オリジナル・プレデター。◆AvP.enmOzE 氏「ある掃除屋の闘い」の主役・・・のピチギャル時代。義手。
オカザキ=オリジナル・プレデター。掃除屋見習いの兄弟弟子。
師匠=オリジナル・プレデター。掃除屋見習い・オカザキの師匠。クリーナー。ウルフの知人?

2 :
アコログ(アメコミでのプレデターの情報があります)
ttp://ironjoe.blog7.fc2.com/blog-category-12.html
海外のファンサイト(英語必須&同人的設定も混ざっている為注意)
ttp://www.geocities.com/Hollywood/Highrise/7256/
ゲーム「Predator Concrete Jungle(PS2版)」youtube動画
ttp://jp.youtube.com/view_play_list?p=9DB335EC5B23C268
エイリアン・プレデター玩具画像掲示板
ttp://bbs.avi.jp/434089/
関連スレ
プレデター 8人目
http://toki.2ch.sc/test/read.cgi/kinema/1277820078/
【AVP】エイリアンズvsプレデター【ROUND38】
http://toki.2ch.sc/test/read.cgi/cinema/1263655568/
PREDATORS プレデターズ∴6
http://toki.2ch.sc/test/read.cgi/cinema/1279968953/
【プレデターズ】エイリアン・プレデター総合スレ・3
http://toki.2ch.sc/test/read.cgi/toy/1266495454/

3 :
勝手ながら、4冊目という形で立てました。
もしかしたら、移転自体気がついてない人がいるかも・・・(前スレが
みられるし)

4 :
少し姑息な気はしないでもないが、自ネタで即死回避を試みます。

5 :
 狩猟種族である彼らにとって、いかに優れた科学技術によって補えるとはいえ、盲目に近い子は厄
介者であった。
 例えあからさまではなくても、一族の中での俺の立場は、最下と言って良かった。そのくせ、俺に
敵う者は居なかった。少なくとも、マスクでの視覚補正があれば。まあ、中にはそれが無くても、俺
より弱い奴も結構いたが。
 そのことが余計に俺を苛立たせ続けた。
 俺の、いわゆる素行がよろしくなくなったのも、俺のせいばかりではないと言うのは、弁解になる
のだろうか。
 「成人の儀式」を受けさせてすらもらえぬと決まった日、俺は自分の部族を抜け出し、俺のような
ドロップアウトした連中の吹きだまりのような、ある非血族型クランへ身を投じた。
 別に非血族型クラン全部が俺が入ったような、BadBloodsまではいかずとも多少ならず犯罪すれす
れな事ばかりやるような所というわけではない。噂に聞いているタケダ・クランのような所もあるが
・・・どうもあそこは、問題児に溢れているとは言え、俺のような者が流れ込むには明るすぎた。
 それに、誇りだの掟だのと無縁なこのクランの淀みは、けっして居心地悪いものではなかった。
 堕ちるだけ堕ちれば、楽になる。
 そう思った。
 今のクランへ入って間もなく、俺はある惑星で一羽の瀕死の鳥を拾った。
 そいつへ装甲を付け、特殊なカメラ・アイを装着させ、俺は自分の「目」としてその鳥を飼うこと
にした。
 随分と酷い改造をされたにもかかわらず、鳥は俺を命の恩人とでも思ったのか、常に肩へ留まるよ
うになった。
 例え俺がマスクを失ったり、何らかの理由でマスクの視覚補正を頼りに出来なくなっても、こいつ
が鳴き声で敵の位置や動きを伝えてくれる、まさに俺の「目」となってくれた。
 鳥を飼うようになってから、俺は「ファルコナー」とあだ名が付いた。
 このあだ名と言い、猟犬を使う奴が「ハウンド」というあだ名が付いていることと言い、どうも俺
たちの種族のネーミングセンスは安直だ。
 類はなんとやら。俺はやがて、例の「ハウンド」ともう一人、「ブラック」とつるむようになった。
 奴らがこのクランに来た理由は知らない。興味はなかった。
 酒が入った折などに自慢たらしく話される「自称」武勇伝から推測するには、ろくな理由でもある
まい。俺も偉いことは言えない。
 「狩り場」へ誘いをかけて来たのはブラックだった。
 普通「狩り」は獲物の居る現地へ赴くものだが、この2・3百年、「狩り場」へ生け捕りにしてき
た獲物を放って駆り立てるという、遊戯性の高い「狩り」が行われていた。
 狩りの本質からは外れてはいるだろうが、1つの場で多種多様な獲物を狩れるというおもしろさは
ある。もっとも獲物の方は、例によってこの種族のいい加減さが出てくるのか、ピンキリではあるよ
うだ。
 さほど興味はなかったが、気晴らし程度にはなろう。
 奇妙なことにブラックは、敵対とまではいかないが仲の悪いクランの男を一人、拉致してきていた。
 本人曰く「こいつを囮にしようぜ」だそうだが、どうも奴個人の遺恨が関係しているようだった。
ハウンドのにやにやという笑いがそれを証明しているように思う。
 宿営地に括り付けられたその男は、相当酷い手を使われて生け捕られたのだろう、かなり弱ってい
た。俺たちを見る目が侮蔑の色をしていた当たり、卑劣な手段だったのかも知れない。まあ、奴らし
いとも言える。

6 :
 その時、俺たちが目を付けたのは「地球人」の一団だった。
 肉体的には貧弱な方だが、相応に高い知能を持っていること、原始的ではあるが強力な武器を持っ
ていることから、狩り甲斐があるだろうという理由だった。
 特に何と言うこともないこの選択が、後々響くことになろうとは思いもよらなかった。
 その時の俺は二人からは離れた所にいた。
 凄まじい爆発音に振り向くと、見捨てられた採掘機の方から火柱と黒煙が上がっていた。その様に、
俺の肩で鳥が声を上げて羽ばたいた。
 俺たちの自爆装置とは異なる爆発だった。
 間もなく、たいした物ではなかったが手傷を負ったブラックがやってきて、ハウンドが死んだこと
を告げた。
 獲物の自爆に巻き込まれたらしい。
 相当大きな爆発であったから、採掘機に残っていた燃料に引火でもしたのだろう。
 自爆はなにも俺たちばかりのお家芸というわけではないのか、と思うと何かおかしかった。
 
 ブラックは「ハウンドの仇だ。あいつら全員ブッ殺してやる」と息巻いていた。
 無論賛同するところはあるが、別にハウンドの仇とか言う感情は湧かなかった。友情なんてものが
あるとは思っていなかったが、ここまで情が薄かったことには少々驚きはあった。
 ブラックも口では「仇」と言っていたが、何処まで本気だったろうか。
 残りは4人。
 俺はブラックと共に追ったが、ふっと止まった。
 そこはどうしたわけか密林が切れ、広い野原のようになっているところだった。
 熱帯には似ぬ柔らかな草が密集しており、そこだけ生態系が変わっているのではないかとも思われ
た。
 恐らく、以前にここへ放たれた獲物たちの体にくっついていた植物の種やら何やらがこぼれ落ち、
意外にも逞しく育ち、繁茂したのだろう。
 その非常に見晴らしの良い草原に、地球人の一人が立っていた。
 手には刀が握られている。
 地球人の目では光学迷彩をまとう俺たちの姿など見えるはずはないだろうが、その男は一筋に俺た
ちの居る方向を睨め付けていた。
 まるで、「来い」と言っているかのように。
 
 不意に。
 先の爆発に負けぬほどの衝動が、俺を襲った。
 血が、沸き立つ。
 忘れようとしていた本能が、雄叫びを上げる。
 (俺も、所詮、プレデターか)
 いくらか苦い物を感じはしたが、不快ではなかった。

7 :
 傍らにいたブラックは、一人野に立つその男をあざ笑った。
 「馬鹿だぜ、あれは。キャノン一発で終わらせてやる」
 と照準を当てようとするのを、遮る。
 不審気に見てくるのへ「俺が、やる」と言い捨てた。
 ブラックは「あ?なに言ってんの?」と間抜けな声を上げる。
 「良いからお前は後の連中を追え。あっちの方が狩り甲斐があるだろう」
 少なくとも、お前には。
 「・・・ばっかじゃねぇの、お前」
 応える気はない。
 ブラックは、いかにも馬鹿にしたように牙を鳴らしていたが、数が多い方が良いとばかりに、他の
三人を追っていった。
 俺は「鳥」を側の木へ止まらせ、「手を出すな」と言い含めた。鳥は不服そうに翼をバタバタさせ
たが、従ってくれた。
 
 キャノンを捨て、光学迷彩を解き、シミター・ブレイドを引き出す。
 本当ならばマスクも外したいのだが、残念ながらこれを外しては俺は盲目同然だ。お許し願おう。
 地球人の男は、静かに刀を構えた。奴らの種族としては無表情だが、奴もまた全身の血が沸き立つ
のを感じているのだろう。
 俺が、そうであるように。
 ウォー・クライをしなかったのは、結局プレデターであることから逃れられなかった自分への、最
後の下らぬ反発だったかも知れない。

 草原は静まりかえり、ただ風が吹いた。
 そこには、仮面を付けた巨体と、大の字に倒れた男の、二つの死体だけがあった。
 やがて、その上を一羽の鳥が旋回し、甲高い鳴き声を挙げた。その鳴き声はいつまでも、長く、長
く、響いていた。
 それが亡き主人を慕う鳴き声であったのか、戦い果てた二つの魂を送る歌であったか、知るものは
無い。

8 :
以上です。
個人的にプレデターズ一番の謎は、あのジャングルの中でも乱れない
ハンゾーの身だしなみの良さだと思う。

9 :
10スレまでホシュ・・・だけでもなんなので。

10 :
ケンジ 「なんかカネダがまた病院へ行ったと聞いたが・・・」
キノシタ「ええ。でもたいしたこと無いですよ。引っかかれたのと突っつかれたのと・・・」
タカハシ「なんだ、そりゃ」
ジャック「あいつ、この間見た「鳥使い」に影響されたらしいッス」
キノシタ「で、シリウス鷹を飼い慣らそうとしたんですが・・・」
ケンジ 「ありゃあ、確かに頭は良いが、かなり凶暴な鳥だろう?」
ジャック「案の定、翼で暴打されるは、脚爪で引っかかれるは、嘴で突っつかれるは」
タカハシ「やれやれ・・・」
タカハシ「で、鳥はどうした」
キノシタ「それが・・・行方不明で」
ケンジ 「おいおい」
ジャック「結構大きい鳥だから、誰か見てると思うんスが、影も形も」
タ・ケ・キ・ジャ(・・・・・・・・・・・・・・・まさか)
スカーフェイス「お前たち、なぜ疑いのまなざしを俺に向ける?しかも胃のあたりに」
その頃。クロサワの部屋の窓辺。
クロサワ「オオキナトリサン、ドコカラキタノ?」
鳥   「シャー♪」(クロサワのおやつを分けてもらってご機嫌)

カネダ「やっぱり犬の方が良いのかなぁ・・・」
キノシタ「少し懲りろ、お前は」
ジャック「犬だったらこの程度じゃ済まないッスよ」

11 :
Å月‰日
 ここ最近、地球で問題を起こす奴が増えている。
 オオタさんやマサフミの事件(まあ、マサフミのは自業自得だが)、
成人の儀式の事や、ウルフさんの事件などで、現在地球は要注意地域
となっており、基本的に狩りは禁止され、調査目的にのみ渡航が許され
ている。
 しかし、だ。
 知的生物を狩るという興奮。
 どこかの州知事とか、大都市の警察官だの、厨房に潜む(なんのため
にかは知らんが)戦士だの、そういう手強い相手と出会うかもしれない
と言う期待。
 それに負けて禁を破る奴が結構居る。
 ただ、最近は地球の気候の問題もある。
 異常気象というものだろうか。以前は俺たちが活動するには少々寒い
地域まで、かなり高い気温になっているのだ。
 高温多湿という条件は俺たちにとって非常に活動しやすい。
 そのため、文字通り本能が疼き、気がつけば・・・というパターンが目
立って来ている。
 この狩猟種族としての本能はどうしようもなく、爺さん連中(エルダーた
ち)も頭を痛めている。
 地球での狩猟の問題は、一歩間違えると俺たちの技術が地球に流出する可
能性もあるせいだ。
 困ったことに、一昔前と違って連中は技術をコピーする程度には進化して
いる。成人の儀式を地球で始めた頃程度であれば、せいぜい神器だとかの扱
いで済んだのだが、今はそうはいかない。
 面倒なことに、俺たちの技術をコピーして扱うには、奴らの精神性はかなり
未発達だ。技術力と精神性にここまで差があるというのも珍しい。
 極端に言ってしまえば、子供にプラズマキャノン(出力最大)を持たせるよ
うなものだ。核兵器程度ですら自滅の道具にしそうな連中に、俺たちの技術を
渡せるわけがない。
 そんなわけでまた規制が強化されるという話がある。
 ただ、(ウルフさんちは)必要ってのもあるし・・・・。うちのクランって変な具合に
地球文化に毒されているからなぁ・・・。

12 :
今更ながら、スレ移転乙です。
地球行き規制か。
マサフミ、牛肉取りに行けなくなっちゃうな。
まぁ、奴が規制を守るとは思えんけど。

13 :
てす

14 :
地球行き規制に反発してクラシック達に反旗を翻したのが
ミスターブラック達の裸族ってわけか
なんか納得したw

15 :
おもちゃ板のスレが新スレになってたので、一応。
エイリアン・プレデター 玩具スレ 4
http://toki.2ch.sc/test/read.cgi/toy/1282134941/

16 :
 少し前から、時々お部屋の窓に鳥さんが遊びに来るようになったの。
 なんていう種類か判らないけれど、大きな翼の鳥さん。鳴き声が甲高くて、爪もくちばし
も鋭くてちょっと怖いけど、とっても大人しい良い子。
 おやつを分けてあげると喜んでいたみたい。
 この子が来ると、離れたところの様子が少しわかる。体に外の匂いがついているから。
 もうとっても暑いから、鳥さんは濃い緑の匂いがしている。ちょっときついお花の匂いも。
お天気のいい日でも雨の匂いがするときは、離れたところで雨が降ったことが判るわ。
 だから、鳥さんが来るのがとても嬉しいの。私はあまり外に出られないから。
 明日は来てくれるかなぁ。
 そう言えば、お兄さんがオオカミさんに、カネダのお兄ちゃんが飼おうとしていた鳥が逃げ出し
た、ってお話をしていたっけ。
 でもその鳥はとても乱暴だって言うから、あの鳥さんの事じゃないよね?

17 :
鳥さんに何あげたんだろうなクロサワ。
そのうち恩返しに何か持ってきてくれたりして。
ちなみに俺は燕の雛なら飼ったことあるが、
干した布団のような香ばしい匂いがしたな。

18 :
鳥といえば、おねえがはぐれムクドリの為にわざわざ食べやすいようにミミズ引きちぎってやってた
素手で
いろんな意味でおねえを尊敬した
ちなみに、さっきカナブンをすりつぶして団子みたいなの作ってた
まて、そのすり鉢は料理用だ

19 :
>>17
子育て乙。
大変だったろ。
ツバメと言えばよく使う駅近くのマンションの駐輪所上に、よく巣を作っていた。
今年になってから、そこを覆うようにネットを張ってツバメが戻ってこれなくしていた。
糞害とかのせいだろうし、住人にしてみりゃ堪ったもんじゃなかったんだろうけど、
ちょっと寂しかった。
>>18
お姉様、男前ですな。
でも、餌用は分けた方が良い・・・色々と。

20 :
>>19
蛇の皮をはいで木につるしてたコトもあったらしい
私は見てないが
たぶん、プレデターが好きなのはおねえとダブったからかもしれない
ヒカリゴケを大量に食わせたら彼女の血も緑になるだろうか

21 :
かゆうま?

22 :
>>20
いや、貴殿が気がついていないだけで、姉君は・・・・∴

23 :
>>22
実は兄だった?

24 :
>>20
ヒカリゴケ食わすと全身が光るようになるんじゃなかったか?


ソースはひばり書房w

25 :
○月∨日 
 高温多湿は俺たちが好む気候ではあるが、今年はそれでも「暑い」という言葉が漏れるほどだ。
 プレデター種の癖に暑がりなマサフミなぞは、引きこもっているくらいだ。おかげで、少し平
和ではある。
 ついでに奴は寒がりでもある。つまり、怠け者だ。
 いつもの年であれば少し暑さが落ち着いてくるころだが、今年は一向にその気配がない。
 そのせいだろうか。若い連中の間では、妙に怪談が流行っているようだ。気持ちだけでも、と
いうやつだ。
 代表的なのは「クラン七不思議」という、実にありがちなものだが・・・。しかし、引っ越し
てきてからなにやら因縁の生まれそうな事件というのはさっぱり起きていない(マサフミの起こ
していることは除く)のに、いったいどうやって七不思議なぞ生まれてくるのやら。
 若僧すらへばりそうな異常気象の中、ますます元気なおっさ・・・いやいや、スカーフェイス
さんと、だらだらとそんな話をしていたら、
 「おお、七不思議なら俺もあちこちで耳にしてるぞ」
 スカーフェイスさんもか。
 「数えてみたら、全部で10位はあったがな」
 七不思議違うし。
 要するに、みんないい加減なことを言っているんだろうな。
 「まあ、引っ越ししてからはクラン間の争いとかはないし、騒ぎはあっても死人は出ない。幽
霊なんぞ出ようがあるまい」
 良いことだがな、とスカーフェイスさんは笑った。
 確かにうちのクランの死亡率は結構低い。基本的に皆タフなんだろう。
 「しかし、こう暑くちゃ幽霊が出てきても、怖がるどころか『ちょいと涼しくしてくれ』と頼
みたくなるな」
 そんなの、あんただけです。

26 :
暑すぎて悪魔もバテる夏・・・。
けどマサフミ、お前の気持ち少しはわかるよ。
俺も暑いのはイヤ、寒いのもイヤ。
プレの怪談ってどんなんだろうな。
『トイレのオオタさん』とか?

27 :
http://www.worth1000.com/entries/149338/predator-rock ギター弾くマサフミ
http://www.worth1000.com/entries/603799/killer プレデター星に居そうな猫
http://www.worth1000.com/entries/346902/predators-kitchen プレデターのキッチン
http://www.worth1000.com/entries/204241/ay-ay-eye-s 目
http://www.worth1000.com/entries/469792/alienvspredator-welovethisgame バスケするウルフ

28 :
>>27
頭蓋骨以外にこだわるってのも面白いな。個々の趣味という奴か。
てか、ぬこ怖い。
服の加減なんだろうが、プレデリアンがメタボ腹くせぇ(w。

29 :
ちょうど今日見てた
プレデターかわかわ

30 :
∴月※日
 教官に言いつけられて、焼きそばパンを買いに行く途中で、難しい顔をして街路樹を睨み付け
るように見ているサカザキ(仮)さんに会った。
 
 サカザキ(仮)さんはここしばらく、本業の方が忙しいらしい。
 今年は植物の成長著しく、公共施設の整備や各家庭の庭の手入れやらで引っ張りだこの様子だ

 でも、おかげでうちのクランは、近隣のクランが羨ましがるくらいきれいだ。
 最近は、他所のクランから「しばらく庭師を貸してくれ」なんて要請もあるそうだ。
 草刈りや剪定ばかりではなく花や木の栽培も上手らしく、おば様がたに人気があるようだし、
子供たちのボランティア活動の手伝いをしたりもするから、「庭師のおっちゃん」とか呼ばれて
結構慕われている。 
 でもこの人は、不意を突いたとは言っても教官を一撃で倒しているし、田舎クランとの交流が
生まれたきっかけの事件でもかなり活躍したって聞いているし、結構強いと思う。
 園芸ばっかりやらせとくって、もったいないかもしれない。
 僕が挨拶すると、「なんだ。悪ガキのとこのボンボンか」。ちょっと、口が悪いところがある。
 「難しい顔されて、どうしたんですか?」と聞いたら、
 「今年は近年希に見る暑さだったろう。そのせいで、どうも木々や花の様子がおかしくなって
おる」
 確かに今年は異常気象と言って良い夏で、暑さに強い僕たちでもへたばってしまうほど。教官
なんかほとんど部屋から出ようとしなかったくらいだ。
 「それに、こういう酷く暑い夏の後は、突然気温が低くなったりもする。早めに手入れをせん
とな」
 ・・・なんか、もう完全に庭師さんだなぁ・・・。
 サカザキ(仮)さんは溜息をついて、
 「こう忙しくては、奴と試合する暇もない。試合許可も最近なにやら厳しくなってきているし
・・・」
 そうしている内に、サカザキ(仮)さんはヤマモトさんところの奥さんに「サカザキ(仮)さ
ーん。うちの菊のことでちょっと相談が」と声をかけられて行ってしまった。
 忙しそうだけど、嫌がっているわけではないし、あれはあれでいいのかもしれない。
 

31 :
暑い中乙ですサカザキ(仮)。
でもこの暑さのおかげで果物類の味は良いみたいだぜ。
マサフミが収穫前に全部食っちまわなきゃいいけど。

32 :
そろそろ上げないか?

33 :
上げた方がいいんかな?

34 :
書き込みテス

35 :
マサフミで真面目SS書いてみたんだが需要あるかな


36 :
>>35
バッチコーイ!

37 :
>>36
サンクス!
帰宅したら(たぶん)深夜うpしまつ


38 :
wktk

39 :
>>35
ないと思う方がどうかしてるぜ

40 :
大気から降り注ぐ雨は生温く、遠雷の響きが耳障りだ
こんな日は古傷が痛む
「チッ…」
無くなった左手がうずくこんな日は、家に閉じこもってるのが一番だ
この天気の中ポートに行って船を出して狩り場にいくなんて面倒くさい
かといって稽古なんてやってらんねーし
外に出たくないからワタナベに電話してバンとコーヒー牛乳を届けさせる事にした
退屈で床に転がって天井を見つめてるうちに、俺はいつのまにか眠っていた
「マサフミ、稽古をつけてやる。来い」
その男は、こうして時々有無を言わさず俺を訓練所に引きずっていく
「ちょ、嫌だ!今日は新調したディスクの試し投げに行くんスよ!離せっての!」
「一人でエイリアンの巣へか?それでまた殺されかけてSOS発信して皆に迷惑をかけるんだろう。
まずはそうならない為にも強くなれ、行くぞ」
結局は力ずくで訓練所に連れ込まれ、稽古漬けの一日が始まる
男の口調も態度もさほど厳しくはないのだが、休みなしで丸一日続く稽古は熾烈を極めた
「マジ勘弁スよ!毎回休日の度にこんな事やらされてちゃ俺の身体もたねー!」
「現にもってるんだから大丈夫だ。お前は頑丈さだけが取り柄なんだから。」
日が暮れて夜の帳が降りる頃、ようやく稽古は終わる
体力を使い果たして歩行もおぼつかない俺を、男は路地裏にある小さな食堂に連れて行った
この男はエルダーにも認められてる一流ハンターの癖して、いつも一人で行動し、他のハンター達が好んで利用する施設にはあまり近寄らない
クラン直営のハンター専用食堂はうるさくて嫌だとも言ってたっけ
「ここは小さな店だが味は確かなんだ。若い頃から世話になっててな。」
中は狭くて、薄暗くて、今にも潰れそうな案配だった
初めて連れて行かれた時、死にかけかと思う程高齢の店主らしい人物がこっちを見て言った
”おやオオタさん、あんたが人を連れて来るなんて、めすらしい事もあるもんだ”
”たまには、な。とりあえず美味いものを出してやってくれ。朝から今までよく頑張ったんだ”
全くだ。
いつもいつも人の都合も聞かないで連れ去ってめちゃくちゃしやがって
アンタが破産する程食ってやる

41 :
そうして次から次へと皿ごと平らげる俺を、この男は腹立たしい事に笑いながら見ていた
「美味くて止まらないか?小さな店だがおやじの腕は一流だからな」
確かに美味かった。これまで食べたどんな飯よりも
ハンター達の為に味も栄養も妥協なく作られるクラン直営の食堂の飯よりも
「これうめぇwwwマジでwwwおやじ、やるなwwwww」
「ははっ、本当に美味そうに食うなあ」
二皿ほど平らげたところで男はゆっくり口を開いた
「たまにはクランの団体訓練や模擬戦に出てみたらどうだ?
エイリアン狩りだけでは様々な獲物に対応する技術や武器の扱いは身に付かないぞ」
「模擬戦なんて…どいつもこいつも弱すぎて俺の相手になんねーすよ
だいたい狩りでも何でも無い練習試合なんてヌルくてやってらんねーし」
成人式を終えたばかりのひよっこの俺たちには、実戦的な任務はほとんど回ってこない
かといって若者が単独でエイリアンのいる星に狩りに行くのは危険だと禁止されてる(俺は行くけどねww)
そんな俺たち若手が腕を磨くための場が団体訓練や模擬戦なのだが
そうとも。同年代の他のやつらは俺に傷ひとつ付けられない。そして遠巻きに嫌味を投げかけて来るだけだ
手応えも面白みもない。一人でエイリアンの巣に突っ込んで行く方が100万倍高揚する
まあここ数ヶ月はこの男の強引な稽古のせいでそれもおあずけをくらってるが…
「マサフミ、お前は素質があるんだぞ?きちんと訓練すればきっと良いハンターになる。
同期が相手にならないというなら、ケンジやタカハシの実戦訓練に混じれるよう手配してやってもいい」
「ケンジ先輩だって俺にはかなわねーすよ。あの人接近戦はできるけど肝心の所で隙ができるし、影薄いし…
タカハシさんは相当俺の事嫌ってるら無理っしょw」
はあ、という大きなため息は無視して俺は七皿目の肉に取りかかった
本当に美味い。確か隣の星の獣のものだとか言ってたな。今度自分で狩りにいってみようか…
「次の俺の任務、ついて来るか?」
「え?」だしぬけに発せられた言葉はあまりにも予想外で、飲み込むのに数秒かかった
「惑星N-3426でエイリアン・エッグが見つかったらしい。N-3426は少数だが貴重な生物が生息している。
生態系保護の為エッグの処理と、エイリアン成体の探索および殲滅が任務だ。
生物がいる以上既に成体となったものもいるだろう。地味ではあるが責任重大で危険な任務だ。どうだ?」
いつも一人で狩りに出ていたとはいえ、任務としてエイリアン退治に行った事なんて一度も無い
「任務」という言葉に、俺は胸がどきどきした
心の中で、面倒くさい・やめとこうぜという声と、行ってみたい・自分の力を試したい、という声がせめぎあう
何より、俺が到底かなわないこの男と一緒に危険な任務に赴くという事に、どうしようもなく興味が高まった
結局勝ったのは後者の声だった
「俺、行ってもいいぜ。あんたの手伝いに」

42 :
N-3426は母星からそう遠くない近隣の小惑星で、
俺たちの背丈程もある高い植物が群生する林と、見晴らしのきく浅い湿地が入り交じった手つかずの星だった
エッグの処理は思いのほかスムーズに済んだ
だがエッグ近くに散乱する大量の抜け殻が、成体と化したエイリアンが少なくとも十数匹に上る事を物語っていた
「痕跡から見てそう遠くへは行ってないだろう。油断するなよ」
「へいへい、っと!」
次の瞬間、鋭利な鞭のような尾が頭上をかすめた
反応がもう少し遅かったら顔面を貫通していたかもしれない
「マサフミ、後ろからも来てるぞ!殺られるなよ!」
そう言い残し、男は前から迫って来るエイリアンの群れに突っ込んでいった
追った視線の先にはざっと見ただけで10、11、12…が、細かく数えてる暇はなかった
背後から来た2匹が俺に飛びかかってきたからだ
それらはいつも狩っているエイリアンよりかなり大きい
たぶんこの星にいる何か大きな生物にハガーが寄生して生まれたものだろう
だがひるんだら負けだ。俺もダテに一人で狩りに出かけてたわけじゃない
取り出した槍を振りかざして一匹を横に払い、その後ろから飛び込んで来たもう一匹に渾身の蹴りを入れて吹っ飛ばす
最初の一匹が再び突っ込んできた所を、構えた槍でブッ刺してやった
しかし変な感じに刺さってしまったのか槍が抜けなくなった
手間取っていると、さきに蹴り飛ばした方が向かって来た
「チッ」仕方なく槍はあきらめてリストブレードを構える
知恵があるのか危険を察知したのか、エイリアンは間合いに入らず尻尾を振り回して俺の手を狙って来た
危うく腕を切り落とされそうになり、思わず尻尾を斬りつけてしまったせいで、強酸性の血液が飛び散って来る
それに気を取られていると、鋭い尻尾が今度は脇腹をかすった
「うはwwヤバスヤバス」
血を浴びた肩アーマーとベルトが溶け始める
一番気に入ってるベルトだったのに…そう思うと無性に腹が立って、
尻尾をよけて奴の懐に飛び込んで、リストブレードで目前に迫った個体の頭を切り落としてやった
「楽勝だぜw…あっつ!!」
慌てて肩アーマーとベルトを外してると、いつのまにか横に男が立っていた
「ほう、規則を破って狩り場に行っているだけの事はあるな」
男の向こう側に目をやると、エイリアンどもの死体が湿地の水に浸かって転がっていた
「だがそんなに返り血をくらってるようではまだまだだな。エイリアン相手にリストブレードとは命知らずにも程があるぞ」
「アンタあれを全部やったんスか…」
「強酸性の血液もさる事ながら取っ組み合って顎を出されても危険だ。エイリアンはなるべく接近戦は避けろ。」


43 :
あれだけのエイリアンを相手にしておいて、リストブレードの外側が僅かに焼けている意外は男の身体には傷ひとつ無い
事も無げに首を鳴らし、エイリアンの生体反応をスキャンする
自分は腕と脇腹からは血が滲み、肩と腰には火傷
悔しさと情けなさで腹が立ったが、同時にほんの少しだけ男に対する尊敬の念が湧いた
「反応なし…ハガーもいない…どうやらこれで全部らしいな。任務完了だ。ん、どうした?」
「別に。俺が活躍できなかったからって拗ねちゃいませんよwww」
ああ畜生腹が立つ!自分のみっともなさもそうだが、こいつをちょっと尊敬してしまった自分に一番腹が立つ!!
「クックック…なるほど。」
男が妙に楽しそうに笑うのが余計に腹立たしい
先を歩く後ろ姿を見ながら、帰りの船で無視を決め込んでやろうかと考えていると、男が突然振り返った
「やるよ。初めての実戦任務完了記念だ」
投げられたものを見ると、柄部分に凝った模様が彫り込まれた槍だった
「うはw高そうッスね。売ってもいいすか?」
「やったんだからお前のものだ。好きにしろ。」
船に入ると男は寝てしまい、無視を決め込む必要は無かった
俺も疲れたから寝台に転がったが、受け取った槍を眺めていると不思議な高揚感がみなぎって、結局帰還するまで眠れなかった
それからは男の稽古を受けるのが前ほど嫌ではなくなった
いや、嫌なんだが…まあ受けてやってもいいかなという気になったのだ
あの任務から帰還してから何回目か、槍を使った稽古の日
「なんだ、それ売ってなかったのか?」
「…いや、自分の槍が無いんでしばらくはこれで間に合わせッスよ」
今は差し当たって金に困ってないし、他に使える槍が無いし、とりあえず今は売らずに持ってるだけだ
「そうか。しかし綺麗に磨いているな。
ただの間に合わせの武器とはいえきちんと手入れするとは、お前もハンターとして少しは成長したらしい」
わざとらしく感心しながらニヤつくこの態度といい本気でムカつく
「センセ〜無駄口やめて続けてくださ〜い」
男は笑いながら稽古を続けた

44 :
タカハシから押し付けられる雑用やら簡単な任務をこなして、休日は丸一日稽古
男の勧めで正式に狩りに参加できる猟友会に入って、時々他の先輩達との狩りにも参加するようになったが、
いつの間にか俺はエイリアン数匹ごとき問題にならない程強くなっていた
いつも一番多く獲物を仕留めるのはやっぱりこの男だったが、俺だって負けてない
今ならこの男と狩りに出かけても、あの時みたいな無様を見せる事はないだろう
「俺と狩りに行きたい?」
「今度はアンタにも負けないっス。どっちがたくさん獲物を狩れるか競争ッス」
「言うじゃないか。じゃあ次の地球行きお前も付いて来るか?」
「地球?」
「ああ。あさってから行くんだが…地球人は種族としては弱い生き物だが、高い知能となかなか強力な武器を作り出す技術がある。
お前の一つ上の奴も誘う予定だ。」
地球の事は訓練所時代にコンピューター映像で見た事があったが、正直魅力は感じなかった
地球人ー人間は俺たちより小さく、身体能力も低い非力な生物だ
確かに技術力は俺たち程ではないにしろ、宇宙でもかなりレベルは高いだろう
しかし狩りの対象としてはいまいち興味が持てない
パワーアップした俺の力を試す為には、やはりもっと凶暴で強い生物を相手にしたい
「知恵比べしたいわけじゃねーし、他の星に行こうぜ!地球人狩ったって自慢にならないっしょ…」
「ふーむ…地球行きは決定してるし約束もあるし…
しょうがないな。じゃあ私が地球から戻ったら第2区の狩り場にでも行くか?」
第2区といえばエイリアン・クィーンが何匹も放たれてる上級者向けの狩り場だ
上陸するには正式な申請を出した上エルダーの許可が必要で、周辺の監視も厳しく俺一人ではとても行く事が叶わない
「行く!行く!絶対スよ!」
迫り来る無数のエイリアンに巨大なエイリアン・クィーン…
何匹狩れるだろう?どの武器を持って行こうか?もしかしたらクィーンも狩れるかな?
そうしたらタカハシさんやタケダ爺もびっくりするだろうな…
「コラ、第2区は危険な場所だぞ。私が地球に行ってる間も稽古をサボらないようにな」
そう言って、俺の胸をトンと叩いて男は稽古場を出て行った
俺は柄にも無く、男が帰った後も自主的に槍の素振りを続けた

45 :
「オオタさんが死んだ」
三日後の夜、報告書を出しに事務室に行って聞いたのがこの言葉だった
「…は?」
しばらくは何も飲み込めなかった
周囲の慌ただしさから聞こえて来る話声が、俺にとぎれとぎれの情報を伝えて来る
…あれほどの人が…人間の戦闘…最後は自爆…強い個体が…しかしまさかあのオオタさんが………死ぬなんて…
それを俺に教えた先輩は、一緒に地球に行くはずだったのをキャンセルした事を悔やんでいた
自分も一緒にいればこんな事には…なんてつぶやいていたが、あの男が死ぬような事態だ
先輩がいようがいまいが結果はさほど変わらなかっただろうと思う
俺が一緒に行ってたら…それも同じか。でももしかしたら違ったかもしれない
強くなった今の俺なら、俺が居たら、あの男が死ぬなんて事態は避けられたかもしれない
けどそんな事を今想像してどうなる?
あの男は死んだ
もう稽古をつけられる事も、一緒に狩りに出る事も無くなったんだ
先輩は半分泣いていた
随分仲良くしてたみたいだから無理も無いだろう
しかし俺は不思議と悲しくはなかった
あいつは一流のハンターだったんだ、きっとあいつ以上の力を持った強い奴にやられたに違いない
歯がゆいのはそれこの目で見られなかった事だ
憎たらしくて強いあの男が、クラン屈指のハンターであるあの男が散った瞬間を
そして俺はあの男と競う事も、挑む機会も、永遠に失った
「…ミ、マサフミ…聞いてるのか?爺さんが呼んでる。執務室に行け」
いつも小言のひとつふたつ余計に付けて来るタカハシも今日は虚ろな表情だ
ひょっとして俺もこんな顔をしてるんだろうか?
そんなクラン中の重い雰囲気に反して、執務室の爺はいつもと変わらない様子だった
「オオタの事は聞いとるな?」
「…はあ」
「皆沈みこんどるな。無理も無いが…分かっとる事だけでもオオタは相当強い地球人にやられたようじゃ
最後は自爆したそうじゃが、あの男の事じゃ。それほどの闘いにさぞ満足して散った事じゃろう」
あの男のことだ…たぶんタケダ爺の言う通りなんだろう
「とまあそれはともかくじゃ。オオタがな、地球出発前にお前と2人分、第2猟区行きの申請を出しておったんじゃ。
通常なら一度許可したものを取り消しはせんのじゃが、
オオタがおらん以上成人したてのお前の単独での2区行きを許可するわけにもいかんでな。
じゃがオオタの話では随分真面目に稽古して力も付けたそうじゃし、かわりにどこか他に行きたい星があるならワシが手配してやるぞ」
「…地球に行きたいッス」
何も考えずに口が開いてた
小さくて、貧弱で、未発達な文明の星
でもあの男は気に入っていた星
原始的ではあるが強力な武器、独特の文化、そして時折出会えるとんでもない強者…
「フーム、地球か。特にレベルの高い星でもないし無論構わんよ。」
カタキでも打ちに行くのか?とでも言われるかと思ったが、タケダ爺は得に気にする様子も無く茶をすすった
俺は軽く頭を下げて執務室を出た

46 :
*地球はあの男の言った通り、興味深いものがたくさんあった
手始めに大きな街へ行ってみると、人間同士が派手な戦闘を繰り広げている
前に見た爺の戦利品の中に随分原始的な武器がいくつかあったが、あれも人間のものだったらしい
早速熱の集中している戦闘のただ中に降りて、大層な武器を抱え込んでいた数匹の人間を狩ってみた
しかし強力なのは武器の威力だけで、人間達はどうも手応えがない
と思ってたら、唯一一匹の黒い人間が、光学迷彩で静止状態の俺に気付いた
カンのいい奴だ
トロフィーにする価値があるかもしれない…
時間のずれがあるとはいえ、昼は明るく夜は暗くなるのは地球も俺達の星と同じようだ
人間は夜でも結構活発に動き回るらしく、通りを何台もの乗り物が列をなして走って行く
建物にはそこかしこに無駄とも思えるほど灯りが光っている
それは初めて見る光景だ
俺は装着していた槍を取り出して街の灯りにかざし、そのまま空に掲げた
ずっと見いても飽きない装飾の向こうに、あの男の憎たらしい顔が見える
(どうだ、お前も興味を持ったろう?)
掲げた槍に稲妻が反射した
「そりゃあ興味津々スよwなんたってアンタがやられた星だ。カタキなんて取らねースよガラじゃないんで.。
その代わり、極上のトロフィーいくつもぶらさげて帰ってやんよwwwwww」
ドアをノックする音で目が覚めた視線の先には、見慣れた自宅の天井がある
左手の痛みは収まっていた
「教ー官〜寝てるんですか〜?パン買って来ました〜」
玄関を開けるとずぶ濡れのワタナベが立っていた
「おーごくろうwwwて、おま、なんだコレw袋の中水浸しじゃねーかwwww」
「すみません、すごい雨で…全力で走ってはきたんですけど…」
「こんなの食えるわけねーだろwwwしゃーねえ、もっぺん行ってこいww」
「ええっ!わ、分かりました…」
「そのかわり帰って来たら俺様直々に槍の稽古つけてやる」
「マジすかw!!!すぐ行ってきます!」
外はさっきまでの雷雨が嘘みたいに静まって、雲の切れ目から太陽がのぞいていた
夏の猛烈な暑さもここ数日でだいぶ落ち着いて、狩り場で暴れ回るのに気持ちいい季節がやってくる
ワタナベもちょっとはできるようになったみたいだし、来週あたり狩りに誘ってやるか
お、今俺マジに教官っぽいw
それから教官としてのかっこいい立ち方とかしぐさをあれこれ考えてたらワタナベが戻ってきた
「今戻りました!コーヒー牛乳もたくさん買ってきました!」
外はいつのまにか晴れ上がっていて、午後の日差しがまぶしい
「あーあ、面倒くせーけどひと運動すっかww」
ーおわりー

47 :
マサフミキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
オオタさんもキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!・゚・(つД`)・゚・  
いつもwwwwwwwなマサフミだけど、いいねこういうの。(いや、ちゃんとwwだけど)
それにちゃんと教官してるし。

48 :
個人的に、オオタさんは意外とマサフミみたいな奴気に入ってたんじゃないかなと思って書きました
「しょうがない奴だ」と思いながらも、
ハチャメチャでバイタリティ溢れるマサフミを面白がって構ったり稽古つけたりしてたんじゃないかと
で、マサフミはマサフミなりにオオタさんの事一目置いてるんじゃないか…と
普段は馬鹿満開だけどマサフミはマサフミなりに色々ありそうだなんて想像しながら書きました
なにぶんプレSS初めてなので見苦しい点も多々ありますが、最後まで読んでくれた人ありがとうございます
機会があれば、スカフェ&ウルフのお茶の間コメディとかタカハシさんで真面目SSとか書いてみたいです

49 :
>>48
乙 
つ● キャンディタベル?

50 :
乙乙
wwwなのにちらちら垣間見えるマサフミのハンターとしての
本質見れて面白かった。なんだカッコいいなマサフミ!
個人的にお茶の間wktk

51 :
(しとしと雨 談話室で左目を気にしつつなんか憂鬱そうなスカフェ)
マサフミ「なにwwww古傷痛いwwwwww?年寄りは大変だねーwwwwww」
スカフェ「お前さんはどうなんだね?その腕の方は」
マサフミ「俺wwwww若いもんwwwwww雨で痛いなんてアリエナサスwwwww」
スカフェ「古傷の痛みは湿気から来るものとも限るまい」
マサフミ「・・・・・なーにwwww言ってんだかwwww」

52 :
>>51
gj(・∀・)b!!!
マサフミも色々背負ってるんだなあきっと…
表に出さないだけで
タケダの爺さんあたりは全部分かってそうだが
・雨の日左手を見てナーバスになるマサフミ
・痛いとこ突かれるとしらばっくれるマサフミ
・オオタさんの命日は密かに墓に牛肉持ってくマサフミ
(でも放置するから腐って大変な事になり後日タカハシさんにしばかれる)
スカフェもやっぱり時々片目がうずいて昔を思いだすのかな
CJオープニングでの置き去りシーンは本気で狼狽してるもんな

53 :
広報 タケダ・クラン
 お墓参りの後は御供物(トロフィー・食物など)は必ず持ち帰るようにしてください。
 腐敗による悪臭等の衛生面悪化、鳥獣のに荒らされることを防ぐためです。
 先祖の霊を祀る場を綺麗に保つため、ご協力願います。

>>52
 スカフェ兄さんはあの過去を思い出すことはありません。
 なぜなら、忘れることはないからです。

54 :
ブラックプレデター=黒人
ノーマルプレデター=白人
なイメージだな

55 :
ブラックプレ達→白人
クラシック系プレ→日本人(侍・忍者みたいな)
マサフミはハーフな気がする
身体赤くて模様も独特だし
にしても過疎ってるね
デターズ公開から2ヶ月程度しか経ってないのに…

56 :
規制されたり解除されたりまた規制されたり。
なんか最近はいつ書き込めるか、分からんのよな。
書き手さんもそういう状態なんじゃないかとも。
さて、未だ見られないエクスペンタブルズ。
あの肉密度の中にプレを一人放り込んだらと思うと、リアルで
( ゜∀゜)=3 ムッハ-な顔になる(w

57 :
地味な事なんだが、外顎のキバが一本のプレと二本生えてるプレがいるよな
やっぱり親知らず的な奴なのか、それとも種族的な違いなのだろうか

58 :
ウルフさん2本生えてるよな
でも種族的な違いとなると、ブラックさんぐらい外見に違いが無いと分からないね
オオタさんマサフミ、2で登場したタケダ爺さんと仲間達、ウルフさんや誤射デター、クラシックと、
みんな色や体格は似たようなもんだったし(マサフミのDQNカラーリングはマサフミだから仕方ない)
今思えばスカー達はなんであんなにマッチョだったんだろう…
人っぽい顔も相まってスカー達やヨシダ爺達は種族が違うような気がする

59 :
牙のことはあまり想像がつかんのだが、スカー達が妙にマッチョだったのは
AVP系はどちらかと言えばプレ=戦士、プレデター・プレデターズでは狩人として
扱ってるからような気がする。
そういえば、マサフミのカラーリングは確かに独特だな(w。
大分前にプレの抜歯のことが話題になったことがあったような。結局結論は出て
ないんだよな。あれも種族(部族)の違いかな。

60 :
部族の違いうんたらかんたらはポールやロドリゲスが勝手に言ってるだけだからなあ…
後付けもいいとこだし、ただプレデターが映画よりコミックで人気が高い背景を考えると仕方ないのかもしれんが
それでもオオタさんが未成年てのは無理があるな
プレスレとか過去日記スレ見てると、プレ設定もある程度固まってて説得力あるし、
ファンはファンなりの解釈してて問題ないと思う

61 :
あわわわ
上げてしまった
マジごめん

62 :
※月 〆日
 今日は久しぶりにサカザキ(仮)との試合を行った。
 果たし状を持ってきたときの奴は「ようやく許可が下りたぞ!ヨシダクランの公共施設剪定ま
でやって得たものだ、ありがたく受け取れい!」と言っていた。
 なんだか回を重ねる毎に、試合許可の条件が厳しくなっているようなんだが。タカハシの奴、
機嫌でも悪いのかな。
 試合後、失神したサカザキ(仮)を医務室まで背負っていこうとしたが、途中で目を覚まして
「下ろせ!!!下ろさんかぁ!!」と人の背中で暴れまくるので、まあこれだけ元気なら大丈夫
だろうと下ろしてやると、いつものように「今度こそ血祭りに上げてくれる!!」「身辺を整理
しておけ!!」とまくし立てられた。
 ちょうどそこへタケダの爺殿が通りかかり、
「ふぉふぉ。相変わらず、仲がよいのぅ」
 と声をかけてきた。
 その時のサカザキ(仮)の顔は、なかなか見物ではあった。
 しかしつきあいも長い(少なくとも100年以上前には会って居るはず)ことだし、そう嫌わ
んでも良かろう、と言うと、文字通り全力で嫌がられた。
「わしから見れば随分仲よしに見えるがのぅ。まあ、ええわい。
 ところでの、サカザキ(仮)よ。わしが丹精しておる菊の花が少々元気がなくてな」
「ふむ・・・ここ数日日照が不足しているからな・・・」
「手数をかけて悪いが、ちょっと見てもらえんか」
 と言うことで、二人とはその場で別れた。
 爺殿が丹精している菊であれば、さぞ見事なものだろう。機会があったら見させてもらうか。

<数日後の日記>
※月$日
 マサフミから「タカハシさんからwwwwwLV111星系のwwwwブロブ殲滅しろだってwwww」(毎度、
奴の言葉は表記しづらい)と伝えられたので、ポートへ向かう途中、サカザキ(仮)と会った。
 なんとなく思い出したので、爺殿の菊はどうだった?と聞いたら、いきなり黙り込んだ後、
「・・・・・・・・貴様と爺様は、あれを”菊”だと言い張る気か?」
 と言い、その後ブツブツと、「・・・・花弁が触手のように・・・」とか「葉から毒液・・・・」とか呟いてい
た。
 いったい奴は、爺殿の庭で何を見たんだろう。
追記:
 ブロブ殲滅はそんな時間も掛からず、たった今船に戻ったところだ。
 ただ通信が入っており、再生すると、
「この大莫迦者が!!!!とっとと戻れ!!!」
 とウルフの怒鳴り声がコックピットを震わせた。
 俺、なんかやったっけ?

63 :
当初のプレは、「得体の知れない異星の怪物」という程度だったろうからなぁ。
まあだから色々勝手に想像し妄想するわけだが(w
コミックと言えばYouTubeで噂で聞いていた「海賊と戦う(共闘)もする」プレ
を見たっけ。
共闘過程が意外と違和感なくて、共闘後に決闘と言う乾いた関係(使い方が
間違ってる感はある)が、なんか良かった。

64 :
>>62
菊wサカザキは一体何を見たんだ…
そしてまた騙されてウルフに叱られるスカフェに笑った
海賊と共闘するやつ俺も持ってる
あれいいよな
死んだ海賊をちゃんと埋めて、その時に拳銃貰ったかわりに自分のナイフあげるとことか
その拳銃が1718製なんだが、という事はあのプレは若かりし日のタケダの爺さんなのかな

65 :
コンクリートジャングルの実況やここ最近の書き込みを見てふと思ったんだが、徒手空拳でプレデターと対峙した人間ってのはないのかな?
膂力じゃかなわなくても、重心移動での投げ技や、太極拳みたいな受け流しつつ攻撃ってタイプの武術なら通用しない訳じゃないと思うんよ。
タケダの爺さんあたりなら、牽制の一撃で相手を殺害したとかいうどこぞの八極拳使いとやり合ってても不思議には思わないんだけど、いやマジで。

66 :
>>65
うーんどうだろう
確かに受け流したり重心変えたりってのは有効かもしれんが、
攻撃するパワーに圧倒的な違いがあるからなあ
うまく投げ飛ばしたところでプレがそれ程ダメージくらうとは思えないし
完全生身でプレに対峙するのは難しいかも
受け流しながら上手く罠に誘いこむとかならいけそう

67 :
>>66
いや、勝てるとは思っていないよ。元からパワーが違うもの。
ただ、武術では体を水がタップリ入った水風船などに見立てて、打撃の威力を波動のように体内に浸透させるイメージで打ち込む結果、どの部位に関係なく打撃の威力が筋肉などを通り越して、直接内臓に伝わるようになっていく、って聞いたことがあるからさ。
プレに対してもあるいはある程度のダメージは与えられるんじゃないだろうか、と思ったんだ。
ほかにも、梃子の原理で間接を破壊したりとか、目を突いたり、とかは通じないわけじゃないでしょ?
実は、意外と名勝負になってたりするんじゃないだろうか。罠に誘いこんだりするならなおさらね。
まあ、こういう理屈は置いといて、「なんとか言う寺院に忍び込んでハゲ頭の人間たちと拳や棍を交えてきた」なんて武勇伝付きのトロフィ−あったら面白そうじゃないか。

68 :
スカーフェイスは似合いそうだな
槍術とか武道とか…
トロフィーもたくさんあるけど、
中には引き分けた人間とか居て交換した槍とか鎧とかあったりして
マサフミは面白がっていつのまにか寺入って修行に混じってそう
「うはwww攻撃当たらねwwwやるなw茶坊主ども」
しかし粗食と座禅に耐えきれず脱走

69 :
パワー対パワーではなく、パワー対技か。
でもどうやってプレの方を徒手空拳にするかだなぁ。
そもそも「狩り」に来ているから何らかの武器は持っているだろうし。(ウサギ狩りだって猟銃くらいは
持つよね)
最初からこっちが徒手空拳だと、見向きもされない可能性もでかい。
いかにプレに「こいつとは素手でやり合いたい」と思われるよう、魅せるかだな。
あるいはCJのスカフェ兄さん捕獲時みたいにするか。ただ、怒り狂ってるだろうから、分が悪い。
CJの捕獲後のスカフェ兄さんはブチ切れ状態だったよな。
まあ、ほぼ裸に近い状態で磔じゃ、怒るよなぁ・・・。

70 :
コミックだけど、人間マチコがプレとお互い素手の決闘してたぜ。
最終的にはマチコの負けだったが、プレを投げ飛ばした人間は
彼女だけじゃないかな。

71 :
>>68
禅寺は座禅よりも飯時の正座の方がきついし、なんせ精進料理だから最初の食事の時点で逃げそうだなw
知ってるか、一時間正座すると両足がゴムでできてるような感覚を味わうんだぜ……
>>69
リストブレード対拳法ならありじゃないかな。斬りつける動作が中心にせよ、腕での攻撃の延長線上にあるような気がするし。
後は、中国武術は武器と体術を両方とも教えるそうだよ。太極拳は太極剣、少林寺は棍法、八極拳は槍も学ぶらしいからね。
だから、相手が武器を失ってなお徒手空拳で立ち向かおうとする場合もしくは相手が素手で戦っているのを見ているかのどちらかなら、武器を封じてくれるんじゃなかろうか。
>>70
へぇ、そんなのあったんだ。知らなかった……
探してみるよ。ありがとう!

72 :
>>70
さすが、マチコ姐さん(w
>>71
俺は目視確認するまで、脚が無くなったのかと思った<正座後
感覚がないんだもん。でも誰かに突かれたら、悶絶した。
シミターブレイドみたいなんじゃなく、短めのだったら鉤爪と同じだしなぁ。
日本武術の場合は、武器は武器、体術は体術、の場合が多いか。

既に唯一の武器は破壊され、まさに徒手空拳。
だが、師匠は言っていたものだ。
「武器を失ってからこそが、誠の戦い」
その言葉を噛みしめながら、彼は構えた。
異形の巨人は、何を思いながらか彼を見つめたが、やがてその武装品が音を立てて
地へ落とされた・・・。

73 :
今更ながらに気付いたが、サカザキ(仮)が見た”菊”って、展覧会時の選定中にサカザキ(仮)&アダチの鎌捌きから身を守り抜いたやつだったんだな。
ようやく理由が判ったぞw
そういや、ヨシダクランの面々って最近見ないなぁ。どうしてんだろ?

74 :
ヨシダ「若僧どもとアスカちゃんのことなら、ワシのクランではなく田舎クランの
     ことじゃのう」
タケダ「・・・・一人だけ強調しとるのは、いやがらせか?ヨシダ」
ヨシダ「さてなんのことやら。
    あそこもなかなか正式名が決まらんの」
タケダ「跡を継ぐエルダークラスがおらんからなぁ。
     そろそろ決めんと、田舎クランが正式名称になってしまいそうじゃな」

75 :
そうそう、誰かさんみたいにな・・・。<正式名称

サカザキ(仮)「へーーーーっくしょん!!」

76 :
スカフェ「やれやれ。お前のせいでまたウルフとタカハシから説教をくらったぞ」      
マサフミ「ウハwwwwwwスマソwwwwwww」←かなりボロボロ
スカフェ「お前も相応の目にはあったようだから、これ以上は言わんが。
      全く、少しは反省したか?」
マサフミ「もうやんねwwwwwやんねからwwwww許せwwwww」
スカフェ「わかった。もうするんじゃないぞ」
マサフミ「りょーかい、りょーかいwwwwwww」
そして振り出しへ戻る。

77 :
スカフェも何回騙されれば気が済むんだww
てかスカフェが騙されるたびにウルフがマサフミに仕置きするあたり、
ウルフはスカフェに対してだけは世話焼きだな

78 :
お仕置きはタカハシさんでないか?
ウルフさんだったら、半死だと思う・・・。

79 :
 今日は人生最良の日だ。
 俺は心からそう思っている。
 もっとも、他の奴等が聞いたら、俺の頭の具合を疑うだろうがな。

 仲間の間で最近噂になってる地球という星に、俺は狩りにやって来た。
 複数の個体が共同生活を行っている施設に侵入。
 しかしセキュリティは万全だったらしく、すぐに発見されてしまった。
 個体の戦闘能力も高かった。
 ある者は、目を覆うバイザーから赤い光線を放つ。
 ある者は、手も触れずに物を持ち上げ、高速でぶつけてきた。
ある者は風を呼び、稲妻を操る。
 そして今、暗く狭い通路内で相対するこの個体は、高い回復能力を持ち、多少の傷は付けたそばから治ってしまう。
 しかもこいつは、自身の両腕にリストブレードを埋め込んでいた。
 手の甲の皮膚を突き破り、まるで野獣の爪のように現れたその刃……。
 使い込まれた道具のみに宿る、オーラのような物が漂っていた。
 今日は人生最良の日だ。
 俺は思った。
 光学迷彩が通じず、まるで俺の考えがわかるかのように、正確に位置を把握されて、逃げ場のない通路に追い込まれた。
 武装も奴等との戦いで、リストブレード以外はみんな破壊された。
 絶体絶命……。
 それでも思うのだ。
 奴の腕を切り裂き、あの美しいリストブレードを俺のガントレットに取り付けたい。
 奴の骨で、最高のトロフィーを作りたい。
 そんな欲求を胸の内でたぎらせながら、俺はマスクを外し、戦いの雄叫びを上げた。
「……ひでぇ面だな」
 奴が何かを呟いた。
 言葉はわからないが、戦いに臨む際の言葉なのだろう。奴の表情を見ればわかる。
 俺はリストブレードを伸ばして、かつてない高ぶりに突き動かされ、飛びかかった。

「ウルヴァリン、大丈夫か!?」
「何とかな。サイクロプス」
「侵入者は……生きてるのか?」
「どっちでも大して変わらねえよ……全く恐ろしい奴だった。俺にヒーリングファクターとほんのちょっとの運がなかったら、血の海に沈んでたのは俺だったな……」
 奴等の話し声がする。
 血を流し過ぎたらしく、自爆装置を作動させる力もない。
 屍をさらすのは不本意だが、これはこれで悪くはあるまい。
 きっと奴は、あのブレードを使って、俺の骨から最高のトロフィーを作ってくれるだろう。
 最後の狩りは、素晴らしい戦いだった。
 あぁ、本当に今日は、人生最良の日だった……。

80 :
勢いだけで、X−MENvsプレデターやってみました。
ごめんなさい。

81 :
これは良いコラボレーション。
あいつら相手じゃプレも「分が悪い」どころの騒ぎじゃねぇよなぁ。
>>今日は人生最良の日だ。
思うだろうな、プレなら。

82 :
>>79
面白かったよ

83 :
そう言えばアメコミってバーサスものとかコラボものって多いよな。
ほんとにやらんかな、プレ対XーMEN、プレ対ヘルボーイ・・・なんか全体的に
プレが不利っぽいが。

84 :
プレにも異能者や超能力者のクランがあったり
あるいは、そういった存在を専門に狩る奴が居る
という設定が後付されるだけじゃないか
アメコミ的に考えて

85 :
アメコミは日本で言うところの半公式同人みたいなもんだからなあ
後付け設定はいくらでもできるよ

86 :
プレ+超能力・・・反則に近い(w
霊感くらいにしとけwww

87 :
完全無欠なプレなんてイヤン。
ちょっとくらい間抜けな方が可愛げがあるぜ。
失敗したっていいじゃないか、プレだもん。

88 :
ある日の稽古場
「ウルフ、クロサワを嫁にくれ」
ウィーン
小さな起動音と共に、ウルフはスカーフェイスにキャノンの照準を合わせた
クランの双璧ともうたわれる2人の宇宙規模の戦闘が開始されてしまうのかと、
ケンジをはじめその場にいた全ての者が凍り付いた
「冗談だ」
「笑えん冗談はよせ」
ウルフはキャノンをしまい、憮然とした表情で手入れ中のスピアに視線を戻す
稽古場には安堵のため息が充満した…のだが、
「クロサワは子供だからな。俺が嫁に欲しいのはお前だ、ウルフ」
先ほどよりさらに破壊力を増したスカーフェイスのこの台詞で、稽古場は再び凍りついた
「で?何故そのような話に?」
エルダーの執務室にて、頭を軽く押さえて苦痛をこらえるような顔のタカハシがスカーフェイスに尋ねた
ウルフは苦虫を百万匹噛み潰したような顔でスカーフェイスの隣に立っている
スカーフェイスはタカハシの質問にもったいぶりながら答えた
「俺はよくウルフに世話になる。特に生活面で。
家に泊まった時なんか、服(網とか布)の洗濯に食事、はては酒まで出してくれるのだ。
クロサワの相手をしている礼とは言われるが、それは俺も好きでやっている事だし、ウルフも分かっている。
にも関わらずこうまでかいがいしく世話をしてくれる。これは俺も男として甲斐性を見せねばならんだろう」
タカハシは思った。”何かが間違っている” と
「スカーフェイス、甲斐性を見せると言うなら書類作成のひとつぐらい自分でスムーズにこなせるようになれ。
私はその方がよほどありがたい」
冷静なウルフの意見にタカハシは首がもげる程頷いたが、スカーフェイスはなおも続ける
「俺に書類作成を覚えろと言うなら、なおさら俺とお前は一緒になるべきだ。
そうすれば俺も間近で模範的な書類が見れるし、タカハシも今までのように俺の書類をチェックして直すという二度手間を踏まなくて済む」
二度手間を踏まなくて済む、という言葉は、常々粗雑なスカーフェイスの報告書に頭を抱えているタカハシには大変魅力的だった

89 :
執務机で茶をすすりながら黙っていたタケダも、スカーフェイスの言い分にウンウンと頷き、
茶のおかわりをせがむような気楽さで口を開いた
「よいではないかウルフよ。スカーフェイスは身軽な独身、しかも戦士としてはお主と同じく一流じゃ。
それゆえ高給取りでしかも金や物には執着が薄く、器は大きい。初婚の相手としての条件は申し分ないぞ。
クロサワも懐いているようじゃし、まだ幼いあの子には父親は必要じゃ。」
タケダの的を射た意見にタカハシは感心した
(確かに仕事の鬼で孤独を好むウルフさん一人でクロサワを育てて行くのは荷が重いかもしれない
その点おおらかでウルフさん同様仕事ができるスカーフェイスさんが夫として、
クロサワの父として家庭を支えてやれば、全て円満に収まる…)
ウルフはその場の妙な雰囲気を感じ取り即座に反論した
「父親…とまではいかんが、クロサワは私が保護者として不自由ない生活を送らせている。
世話焼きはありがたいが別に私とスカーフェイスが一緒になる理由にはならん。だいいち…」
「ウルフよ、お主とて少なからずスカーフェイスを好いておろう。
お互い酸いも甘いも知り尽くした仲じゃろうし、今更照れんでもよいわ。
とりあえず式場は母星の中央公会堂でよいかな。仲人はわしが…」
「何を進めているのだ!だいいち私もスカーフェイスも雄ではないか!嫁だの結婚だのは雄と雌がするものだろうが!」
その通りである
タカハシは我に返り、あらためてこの話の根本的な間違いを実感した
しかし同時に、彼はいつかウルフ宅に訪問した時目にした光景を思い出した
…調理場で、報告書を読み返しながらクロサワの食事を作るウルフ
居間ではスカーフェイスが小型獣のトロフィーをクロサワと積み上げて遊んでいる
やがてクロサワの食事が居間に運ばれ、同時にウルフとスカーフェイスは食事をするクロサワを見守りながら酒を片手に談笑する…
完璧な家族団らんの光景だった
「ウルフさん、雄同士だからとか、そんな事はこの際いいんじゃないですか?
大切なのは仲間の助け合い、そしてクロサワの幸せでは」
「うむ。タカハシの言う通りじゃ。」
「………」
「そういう事だウルフ。俺にも男としての矜持がある。約束するぞ、お前にもクロサワにも不自由な思いはさせないと。
だから、俺の嫁になってくれ」

90 :
パチパチパチ…
執務室の外で拍手が起こった
ウルフが扉を開けると、心配で稽古場からついてきたケンジや三馬鹿、たまたま通りかかったミユキとその彼氏が廊下に立っていた
「スカーフェイスさん、男らしいです。ウルフさんは幸せ者ですね」
「感動したっす!」
「こんな劇的なプロポーズの瞬間に立ち会えたなんて、感激です」
「2人に子供ができたらさぞかし立派な戦士に…」
「ウルフさん、スカーフェイスさん、おめでとうございます!」
「いやあ、どうも」
「どうも、ではないわスカーフェイス!やめんか貴様ら!私とスカーフェイスが夫婦だぞ?おかしいと思わんのか!!!」
「お前達、落ち着きなさい。2人の式の日時は改めて発表する。
タカハシよ、母星のプレ・ベルクラシックに申し込みのメールを出しておけ」
「わかりました」
「待てタカハ…ムグ」
「よし、嫁、そろそろ子供(クロサワ)を迎えに行く時間だ。今日は父母揃って行って驚かせてやろうじゃないか」
スカーフェイスに引きずられ帰っていくウルフの姿を、一同は微笑ましい思いで見送った
「オ兄サン、コレカラ一緒ニ暮ラスッテホント?」
「ああ、ウルフと俺は夫婦になるんだ。三人で仲良く暮らそうな。」
「嬉シイ!ジャア、オオカミサンガオ母サンデ、オ兄サンガオ父サンダネ!」
「はは、その通りだな」
スカーフェイスが家に来る事をクロサワは単純に喜んでいる
(爺の言う通り、まだ幼いクロサワには父と母が必要なのだな…それは分からんでもないが)
すっかり結婚話に乗り気のタカハシにリストブレードを突きつけ何とか挙式は諦めさせたものの、
この話は瞬く間にクラン中に知られ、今やスカーフェイスとウルフは完全に新婚さん扱いである
「だからといって何故夫婦なのだ?しかも誰もそれに疑問を持たんとはどうなっている!」
「夫婦でもないのにいい歳した雄同士が一つ屋根の下に暮らすなんぞおかしいだろうが」
「いい歳した雄同士が夫婦という時点でおかしいわ!貴様夫婦という単語の意味を理解してるのか?」
険悪な気配を察したのか、クロサワは心配そうにウルフの足に手をかけた
「オオカミサン、怒ッテルノ…?三人デ一緒ニイラレナイノ…?」
「………」
「すまんな、お父さんがちょっと酒を飲み過ぎたせいだ。もう仲直りするから大丈夫だぞ。」
「ホントウ?」
「ああ、だからクロサワは先に寝ておいてくれ。俺はお母さんの肩もみをして機嫌を取らないといけないからな」
優しく頭を撫でるスカーフェイスに安心したのか、クロサワは素直に寝床に向かった
「出て行けというなら出て行くが?」
「………明日、合鍵作ってこい」

91 :
どうせスカーフェイスの気まぐれだとか、何かのドッキリだろうというごくまともな人達の考えに反して、
ウルフとスカーフェイスの”結婚生活”は続いていた
はじめは誰もが恐ろしい事この上なかったが、
夕暮れ時にクロサワを間に挟み並んで帰っていく2人の姿は、すっかり夫婦として様になっていた
ちなみにマサフミは、話が広まったその日にこともあろうにウルフ本人の前で
「ちょwwクランにホモ発生wwwwしかもオサーン同士wwwうぇうぇうぇwwwwwwww」
と発言し、マスクのど真ん中にディスクの一撃をくらって医務室送りになった
タケダはオレンジ色の空の下、三つ並んだ影を執務室の窓から見下ろして言った
「最初はなんだかんだと言っておったが、やはり似合いの夫婦じゃな」
「そうですね…実際実力的にも性格的にもバランス取れてますし、
それにいつも気を張ってるウルフさんにはスカーフェイスさんみたいな人が必要なのかもしれませんね」
常に眉間に皺を寄せているウルフと常にあっけらかんとしたスカーフェイスを思い浮かべながらタカハシは言った
「どうかの」
窓に向かったままのタケダはひとり言のようにつぶやいた
「スカーフェイスに、ウルフが必要なんじゃろうて…」

92 :
熱い、喉が乾いた、腹が減った
見渡す限り不毛の地 荒野には俺一人
これは当然の報い
無様を晒し、一族を穢し、それでもなお生きている俺が受けるべき、当然の報い
容赦なく照りつける太陽に身体を焼かれ這いずり回り、
無きに等しい食料を求めて夜の闇を走る
耐えるべき年月も、戦士としての誇りも、今はどういでもいい
のしかかる孤独に、己の失態に、精神が押しつぶされる
それでも生きるために這いつくばって餌を探す
まるで獣だ
俺は100年間、一匹の獣だった
額の上に心地いい冷たさを感じてスカーフェイスは目を開けた
冷水に浸した布が額に乗っている
「飲み過ぎるなと言っただろう」
まだ微かにぼんやりとした頭のまま上半身を起こすと、ウルフが腕を組んで座っていた
扉が開いたままの隣の部屋ではクロサワが規則正しい寝息を立てている
開いた窓からは柔らかな夜風が入り、テーブルの上には飲みかけの酒と、夕食の残り物で作ったツマミの皿があった
「いつの間にか寝てたのか…すまんな」
…ここはあの荒野ではない 獣として生きるしかなかった、残酷なまでに乾いたあの不毛の地ではない…
安堵と、微かな自己嫌悪をこめてスカーフェイスは小さく笑った
もうあの星は過去の物で、自分は新たなクランで新たな生活を送る身だ
元のクランには戻れないまでも、自分は生還し、汚名返上を果たした
ここには自分を責める者はいない
過去に自分が泥を塗った一族でさえ、100年の流刑に耐え、名誉を取り戻した自分を表立って非難する者はいない
それなのに

93 :
「また過去の幻影に捕らわれていたか」
額の布はぬるくなっていた
「過去を無かった事にはできん。やり直す事も。貴様が貴様である以上それは一生ついて回るのだ。
貴様が醜態を晒し、血族から外され、流刑の地で惨めに過ごした事実はこの先も永遠に消えることはない」
ウルフの口調はその内容に反して淡々としたもので、いつも寄せている眉間の皺もなく、穏やかとも言える表情だ
だからこそスカーフェイスはより深く心をえぐられた
「痛い所を突くねえ相変わらず…」
誰も触れないスカーフェイスの”傷”
全てが終わり帰還した時 よく帰ってきた、汚名は返上された、これからは新しいお前だと誰もが言った
しかしそんな言葉はただの慰めでしかないと、今目の前にいる男は知っている
「だが貴様が無様に生き延びた事が、潔い死よりも劣るとは私は思わない。
死に時を逃した事を悔いるより、これからいかに生きるかだ。スカーフェイス」
ひときわ強い風が窓から入り込み、奥で寝ているクロサワが寝返りをうった
ウルフは組んでいた腕をほどくと自分のグラスに酒を注ぐ
柄にもない説教をしたと自分に腹を立てたのか、ウルフの眉間にいつもの皺が刻まれた
いら立ちを隠す様にグラスの酒を飲み干すウルフに、スカーフェイスは思わず吹き出した
「なんだ」
「フフッ、いやあ、今夜は随分口数が多いなあと思って」
「フン、貴様はそれが目当てでうちに転がり込んだんだろうが」
過去は封印されたものとして誰も触れようとはしない
触れて来たところで他者に己の過去を事細かに話す気などスカーフェイスには無かったが
未だに過去にうなされる自分の惨めさを、ずたずたに傷ついたプライドを、
他者に理解するなど不可能だと悟っているが故に、ますます深まって行く孤独ーーー
このにぎやかなクランの中にあっても消える事のない自分の中の黒い孤独
しかしウルフはこともなげにそれを払い落とす
ウルフにはそれができるとスカーフェイスは知っている
そしてウルフも、スカーフェイスが何を必要としているか知っている
孤高のプライドを持ち、戦士としてこれ以上無い程に誇り高い、スカーフェイスと同じ魂を持つウルフだからこそ
「貴様が流刑地でのたれ死に、私もあの時地球で死んでいたとしたら、今こうして酒を酌み交わす事も無かったわけだ」
「クロサワもいなかっただろうしな。そりゃ寂しい。うむ、やはり生きてて良かったか」
一瞬顔を見合わせ、スカーフェイスは豪快に、ウルフは鼻で笑った
「流刑からの帰還に」
「地球からの生還に」
ガチン、力強くぶつけたグラスに2人は同時に口をつける

94 :
何が起きているんだ……!?

95 :
アップ間隔早すぎたせいか、もしくは唐突に規制に巻き込まれたかで続きがアップできない
あと1レスで終わりなのに
なんかここで切ったらすげー中途半端なんすけど、規制解除までしばしお待ちください
夫婦ネタは単なるギャグなんでオチは至って普通です

96 :
「しかし貴様はやり方がバカバカしすぎる。一人でいるのが苦痛だからうちに来たいというなら最初からそう言えばよかろう。
いつもは遠慮なくやってくる癖に、何をどうしたらあんな気色の悪い申し出が浮かんだのだ?」
「いや腐れ縁とはいえ、いつも遠慮なく邪魔しすぎてる様な気がすると爺殿に漏らしたのだ
そうしたら『いっそウルフと結婚して一緒に住んでしまえ』と言われてな。
俺も聞いた時は何を馬鹿なとは思ったが、しかし一応理にかなった申し出だったろう?
タカハシだって同意してたじゃないか。クロサワの父親になれたらなあというのも本音だし…」
「それで行き着いた結論が私を嫁に、か」
「気に入らなかったか?なら俺がお前の嫁になるという手もあるが…」
「やめろ!どちらにせよ気色悪い。まずは結婚だの嫁だのから離れろ。何故話がそこにばかりいくのだ」
「100年の孤独を味わった身には”家族”という響きに何か憧れを感じたのさ。
お前とクロサワを見てるとなんだか羨ましくてなあ」
「…クロサワもお前を気に入っている。あれにとっては貴様も家族みたいなものだ。来たい時に来ればよかろう」
「ああ、ありがとさんよ」
奥の寝室で、再び寝返りをうったクロサワの口元には、微かな笑みが浮かんでいた
「スカーフェイス…」
「お、俺は知らんぞ…」
揃って呼び出されエルダーの執務室に入った2人の前には、巨大なウェディングケーキが置かれている
「ウルフさんがすっかり照れてしまって、式をキャンセルしろと言うもんだから…とりあえずここで簡易的に祝うということで」
似合わない法衣をまとったタカハシが、しずしずと2人に近づく
「なんだっけか…あ、えー新郎、汝、病める時も健やかなる時も…」
「タカハシ、ウルフは嫁が嫌らしいから俺が嫁になろう。だから新郎はウルフで新婦は俺が…」
「貴様は黙っていろ!爺、あれは単なる小芝居だろう。いつまで悪い冗談を続ける気だ」
「確かにはじめは冗談のつもりじゃったが…お前達2人ともいい歳じゃ。そろそろ家庭を持っても良いのではないかと思ってな。
そうすればフラフラと根無し草状態のスカーフェイスも腰が落ち着くじゃろうし、お前も子育てが助かるじゃろ?
クロサワも喜んどるそうじゃないか。クロサワの為にもお前達自身の為にもここいらで決めてしまってはどうじゃ」
明らかに楽しんでいるらしいタケダの笑顔に、ウルフの眉間の皺は一層深くなった
(あーこりゃやばいぞ…爺殿も悪ノリが好きだねえ…)
怒りの矛先を探すかのように腰に下げているウィップを握りしめるウルフを見て、
とばっちりをくらっては大変だとばかりに、スカーフェイスがそそくさとウルフから離れた次の瞬間、マサフミが部屋に飛び込んで来た
「ちょwwwwガチホモケコーン式wオッサンら本気スかwwwで、どっちが上でどっちが下wwww?」
直後、執務室が血の海になった事は言うまでもない

97 :
おまけその1〜後日の食堂〜
スカフェ「そういえば、お前達も爺殿の冗談につき合わされていたのか?執務室の前ではえらく盛大に拍手してくれたが」
ケンジ「いいえ、俺達は本当に2人が結婚するものだと…」
スカフェ「おいおい爺殿の冗談を真に受けた俺が言うのもなんだが、俺もウルフも雄だぞ?」
日記「それはそうなんですが、なんかウルフさんとスカーフェイスさんならそれもアリかなーと」
ケンジ「だよな。スカーフェイスさんもしょっちゅうウルフさん家に行ってるし…」
日記「違和感ゼロというか、むしろごく普通のなりゆきというか…いつも一緒にいて仲良いみたいですし」
ウルフ「………スカーフェイス…しばらくうちには出入り禁止だ」
スカフェ「お、おいウルフ…」
おまけその2〜田舎にて〜
ディノ「タケダクランのマサフミさんから手紙が来てるぞ。なになに…スカーフェイスさんとウルフさんがけ…結婚した?!え?!」
アダチ「は?え?誤字じゃない?マジかよ」
カズヤ「やっぱ都会のクランは発展してるんだな…」
マナ「あらあら、スカーフェイスさんきっと尻に敷かれるんでしょうね〜」
アスカ「マミちゃん?どうしたの?なんか顔が…」
マミ「ぐふっ、うふふふふふふふふふふふふふふふキターーーー」
一同「ヒイッ」


98 :
おしまい
ギャグ面ではアットホームなウルフ家と、家族大事にしそうなスカーフェイスと、
悪乗りしまくるタケ爺&タカハシを
シリアス面では、”スカーフェイスの持つ孤独と、唯一それを理解できる孤高のウルフ”
という図を書きたかったのですが…全然書けてねえ上に消化不良もいいとこです
しょうもない長文でスレ汚し失礼しました
最後まで読んでくれた人、ありがとうございます


99 :
「エクスペンタブルズ」のCMを見るたびに、
「あの肉密度の中に、プレを、プレをーーーーー!!」
と思ってしまう。
でも俳優の名前の後ろの()付きの年齢を見ると、ちっと切なくなる。
そうなんだよな、彼らってもう・・・。

100 :

 今日はいいお天気なので窓を開けていたら、あの大きな鳥さんが来てくれた。
 嬉しくて撫でてあげたら、髪の毛にすりすりってしてくれて、くすぐったかった!
 鳥さんは今日はくちばしにお花をくわえてきてくれていたの。
 この近くではかいだことのない香りで、きっと遠くでつんで持ってきてくれたのね。
 すべすべした花びらが何枚も重なっていて、固くて丸い葉っぱも表面がつるつるしていた。
 「ありがとう」って言ったら、高い声で鳴いていた。
 でも、オオカミさんが帰って来る少し前に飛んで行っちゃった・・・。なんだか、あんまり大人の
人には会いたくないみたい。
 次はいつ来てくれるかなぁ。

《その日の会話》
ウルフ 「クロサワの部屋に、見慣れぬ花が飾られているのだが」
スカフェ「今回は俺じゃないなあ。俺はてっきりお前さんが似合わん真似をしたのかと」
ウルフ 「一言余計だ。貴様ではないなら、いったい・・・」
スカフェ「ま、誰か窓からプレゼントしてくれたんじゃないか?
     なかなかにロマンのある話じゃないか」
ウルフ 「貴様の方こそ似合わん言葉を使うな。
    ・・・・・・・」
スカフェ「・・・・あー、窓にトラップ仕掛けようなどと考えるなよ?そこの掃除屋殿」
ウルフ 「なんのことやら・・・(チッ・・・)」


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