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なんとかファイト フォーメーションC!!


1 :2014/06/17 〜 最終レス :2018/10/17
―――――




主役不在




―――――

2 :
>>1
スレ立て代行ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!! m(__)m

3 :
【萌え画像】うちの子猫に初音ミクの格好させてみた(*´Д`)ハァハァ
http://hello.2ch.sc/test/read.cgi/juice/1272700634/

4 :
避難所にスレが立ちました
それでは!!!!!!!!!! なんとかファイト
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1403327104/

5 :
なんだこのすれ

6 :
ハルトシュラー誕生日記念
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7 :
ゴキブリでかすぎwwww

8 :
むっつり vs 変態
最終回
『さらば無限道場!!! むっつりは永遠に…!』

9 :
――― 前回のあらすじ
彼方と刀火の町を巻き込んだ喧嘩は ウマミ達決死のエロパワーで収まった……
無限道場に平穏が戻った………だが
外の世界は平穏でなく…
ある組織による魔法使い狩りが激化し 魔法使いの居所は日に日に狭まっていた
無限道場に通うウマミ・プリンムシ・イチモシもまたその脅威に晒される者たちである
彼らは自分達の命を守るため ある魔法使い組織の隠れアジトに引っ越す事になった
それはすなわち別れである
道場という小さな世界で かけがえのない絆を結んだ少女達の別れの日は近い……

10 :
――― 別れの日まであと1日 ―――

無限刀火「…ふぁああ…いい朝だ
こういう朝は鳥ガラ醤油豚骨に限るな
さーて お湯お湯………む?」
彼方「…………………」
す〜〜〜ん…
無限刀火「おい なに台所で突っ立っているんだ 邪魔だそこ」
彼方「あ…あぁ………兄貴…おはよ…」
無限刀火「挨拶はいいからどけ!!!!!!!!! 俺はお湯を沸かしたいんだ
まったく! 人のルーチンペースを乱すな!!!!!!!!!
朝起きたら20秒で台所まで行き 1分でお湯を沸かし5分待つ
その5分間でむっつり瞑想し 1日の調子を整える…
これが少しでも乱されたら 俺の感覚が鈍り その日のむっつりが損なわれてしまう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこんところ分かってるのか」
彼方「あぁもちろんだ………」
くたぁ…
無限刀火「だったら流し台からはやくどけっつーの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん
彼方「了解した……」
ズズズ…
無限刀火「とかいいつつ徐々にシンクの中に顔突っ込んでるじゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もういい 構わず水を出すぞ」
キュッ
ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ジャジャー
彼方「…………」
無限刀火「避けもしないとはな」
ゴボゴボゴボ
《シンクに水が貯まり彼方の顔が水の中に沈んでいく》
無限刀火(もしかしたらこのまま溺死させられるかもしれんな)
ミツメ

しーん…
彼方「……………」
ごぼ…ごぼ…ごぼ…
無限刀火「……………」
彼方「…………………」
……ごぼ…

11 :
せめてどかしてあげてw

12 :
ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ………
ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶく………
彼方「……………」
無限刀火「…………
…おいいい加減にしろお前」
グイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビチャアァァーーッ…
彼方「…」
ぽたぽた…
無限刀火「まったく 今お前を殺したらこの前の事があるから真っ先に俺が疑われるだろうが
さーてコンロコンロ…」
彼方「あ〜〜うー…」
ゴロゴロゴロゴロ…ゴト…
《今度はコンロの上に頭を載せる彼方》
無限刀火「…お前は嫌がらせがしたいのか?」
彼方「…枕が欲しい…ちょっと休みたい」
無限刀火「だったら布団行けよ
むしろ逆海老反りでコンロに頭乗せてる状況が休んだことになるのかと問い詰めたいぐらいだ」
彼方「…」
無限刀火「おい火着けるからどけ」
彼方「…」
無限刀火「………ちっ…しょうがないな…」

バチチチチチ
無限刀火「構わず着けるぞ」
ボッ!!!!!!!!
メラメラメラメラ…
彼方「………」
無限刀火「後頭部燃えても無反応とかお前はマグロかもう
加工された天然クロマグロか」
彼方「………」
しーん…メラメラメラメラ…
無限刀火「……はぁ…
…もういい ティ○ァールでお湯を沸かす」
スタスタ
彼方「……あったのかよ…」
メラメラメラメラメラメラメラメラ… ボォォォーーーーーーーー…

13 :
居間
彼方「…………」
ぐたぁー…
無限刀火「…おい いつまで無気力でいるんだ 目障りなんだが」
彼方「……あーーーーーーーーー…………」
無限刀火「なんだこいつ
もしかして今アレな時期か?」
彼方「…あ〜〜………」
無限刀火「どうなんだよ
病院行くか? なんだったら俺が連れて………ふぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
パク…
無限刀火「な…なんだぁこのカップラーメンは………美味いッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何と言う美味さだ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
は…はじめて食ったが こんな未開のカップラーメンが存在していたとは…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ど…どこのラーメンだ…!!!!!? …! し…しまった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これはコンビニ限定のやつだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コンビニのカップラーメンは入れ替えがはやい…! はやくしないと無くなってしまう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こうしちゃいられん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 近場のコンビニ全てを回って買い占めないと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《カップラーメン >>>>>> 彼方》

バタバタバタバタバタバタバタバタッ…
バタ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「……あー……」

しーん…

彼方「…あー…あぁー…
(そろそろあいつらが道場に来る時間だ
行かないと…! よっこら…!!!!!)」
ぐった〜〜〜〜…
彼方「…あ^〜〜…
(ダ…ダメだ力が入らない…気持ちは…気持ちは立ちあがてるのに…)」
ぐたり〜〜〜〜〜ん…

14 :
彼方「…ダメだ こんなんじゃ
道場だ 道場に行こう
あいつらの前に立てばシャキッとするはずだ」
スゥ…

――― 外
ガチャ…
彼方「……ん…」
オリジョーナ「隙あり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュバァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「ん」
ブン!!!!!!!! バキィィィー!!!!!!!!!!!!!!!!
オリジョーナ「だしぃぃいぃぃぃぃブッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴゴォォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「いきなりなんだ 今のうちは調子が悪いんだ」
オリジョーナ「調子が悪いにしては随分と腰の入った攻撃なのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぱらぱら…
彼方「……つか なんだそのカッコ?
マスクもしてなけりゃいつものハイレグじゃない普段着だ
いつもの不審者然とした格好はどうした? おばさんらしくもない」
オリジョーナ「おばさんって言うなァーーーーーーーーーのだしィィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
不審者でもないのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「いや不審者だろ…………」
みとめろよ
オリジョーナ「口の減らないジャリガールなのだし!
あーあ 最後の最後まで金のカップラーメンは盗めず終いなのだし」
彼方「そういやお前そういう設定だったな…………って
………どこへいくんだ?」
オリジョーナ「忘れたのだし? ミーも魔法使いなのだし!!!!! 混血の」
彼方「いやしらんけど
………お前もウマミ達と同じ所に行くのか?」
オリジョーナ「それは考え中なのだし
とにかくこの町からは出るのだし」
彼方「そうか」

ヒュオオオオオ………
彼方「じゃーな」
オリジョーナ「え?! それで終わり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゾーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

15 :
彼方「他にってなんだよ」
オリジョーナ「いやもっとこう………悲しんだり引き止めたりするのを想像したのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ていうかむしろ期待したのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
彼方「う…うぅ…悲しい…悲しいよ…
おばさんがいなくなったら『こんなおばさんもいるんだな 私はこうはならないから大丈夫だな』というちょっとした心の余裕がなくなってしまうよ…」
オリジョーナ「そんな風に思ってたのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
最後の最後にぶっちゃけるなのだしィィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
彼方「他には特にねーが」
オリジョーナ「キーッ!!!!!!!! 可愛いげがないのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最後の最後までミーをハブって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本当はさぁ……本当はさぁ……
本当はミーメインの回があるはずだったのだしぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ミーが怪盗らしい怪盗業に励む回があったはずなのだしィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それがなんかしらないけどスッ飛ばされて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
これもうミーはなんのために居たのか分からないのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
コオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「確かに」
オリジョーナ「納得すんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「…だったらさっさと別の町に行きゃ良かったんじゃないか」
オリジョーナ「………そうなのだし
でもそれがさ…そうする気にはならなかったのだし
ミーは昔から一人ぼっち… 大きくなっても反抗する対象がいないから
世間に対して反抗していたのだし その結果が怪盗なのだし…
金を集めてそれで自分を囲って寂しさを…悲しさを紛らわせてた気がするのだし
ここに来て ユー達に出会い 一回り以上違う子供達からバカにされるようなこと言われたり
ぞんざいに扱われたりしても…不思議と嫌じゃなかったのだし
この町はミーにとって初めて出来た…“繋がり”を持った町なのだし…」
ふぁあああああ……
彼方「…」

彼方「お前…Mだな?」
カッ!!!!!!!!
オリジョーナ「台なしになるようなこと言うなーーーーーーーーーーーーーーーーーーのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

16 :
オリジョーナ「ふふっ ミーは最後までそんな扱いなのだし 分かってるのだし
…じゃあ行くのだし …あの子供達には挨拶しないから 伝えても伝えなくてもいいのだし」
彼方「…あぁ」
オリジョーナ「……さらば!!!!!!!!!!!!!!!! 黄金の女怪盗オリジョーナは永遠に不滅なのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュバ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「…おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オリジョーナ「だし?」
彼方「お前…あいつらがお前をバカにしてるとか言ってたが あいつらはバカになんかしてねーさ
むしろ 構いがいのあるお姉さんだと慕っていたはずだ
あいつらを嫌いになってるんなら そこのとこは訂正したい」
オリジョーナ「くすっ……そんなのは分かってるのだし
……………サンキュージャリガール」
ふっ…
彼方「まぁうちはバカにしてるけどな」
オリジョーナ「ファッキュー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
グッバァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シュババァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

しぃーん…

彼方「………死ぬんじゃねーぞ」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

17 :
彼方「ん?」

おーい おーい どこだー

彼方「…なにやってんだあいつら?」
―――

にじ「おーい!!!!!!!! どぉ〜〜〜こぉ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!?」
シンキ「とぅーいとぅいとぅいとぅいとぅい〜〜〜〜!!!!!!!!!
出ておいデーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
わいのわいの
彼方「なにやってんだ?」
ヒョーゲン「あら彼方… いやちょっと探してるのよ」
彼方「探してる…?」

ラニイヤ「どこでちゅか〜〜〜!!? 出ておいでー!!!!!
おいしいおまんまがありますよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
てれび「ツィーッコイコイコイコイコイコイコイコイ!!!!!! ツィッツィッツィッツィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カンシャ「出てこぬなら 帰って寝たい ホトトギス(字余り)」
彼方「…猫でも探してんのか?」
ヒョーゲン「いや ライジーですわ」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「仲間かよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
犬や猫じゃねーんだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

18 :
ヒョーゲン「いやでももう結構探したのよ?」
彼方「どこ行ったっつーんだよ?! この見知らぬ土地で!!!!!!!!?」
タイフーオ「家出かしら…くすくす」
おかま「ライちゃん家出する子じゃな〜〜〜〜い〜〜〜〜〜〜!!!!! いやんっもうっ!!!! chu☆彡」
てれび「しかしここまでさがしていないとなるとそれもじゅうぶんかんがえられるのです」
彼方「家出する原因なんてあるのか?」
にじ「あるわけないよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シンキ「寄生と寄生は固い絆と仲間意識で結ばれた同志!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライジーサンが家出をするような事など起きないハズデスヨー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タイフーオ「しかし困ったわね…ライジーがいないと 誰が家の掃除をするのかしら?」
ヒョーゲン「電気も使えないですわ」
シンキ「ボクの新しい手品…『マトリョーシカライジー』の練習をしたかったのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライジーさんを割って中身をどんどん出していく手品デスヨー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
てれび「きょうはライジーの胸のたにまに割り箸をねじこんでいき、さいごに火をつける いとおくゆかしきアソビをするつもりだったのですが
いないとなっては…」
にじ「ぼくの携帯の充電がなくなったからさー ライジーの鼻に充電機差し込んで充電したかったのにさー」
ツキ「オモムロニフコウニシタカッタノニ」
タイフーオ「ライジー…! みんながあなたを頼っているというのにどこにいるの…!?
ライジー…!! ライジィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
彼方「そんなんだから逃げたんじゃないのか? やはり…」
ずーん…

19 :
ヒョーゲン「困ったわね これから皆で大事な話し合いをしようと思ってたのに」
彼方「話し合いってなんだ? まさかよからぬことじゃないだろうな…」
ヒョーゲン「まさか!! そんなつもりはないですわ」
タイフーオ「これからの侵攻についての話よ…」
彼方「良からぬことじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒョーゲン「安心しなさい この世界じゃないですわ」
彼方「なに?」
てれび「いまはこうしてなしくずしてきにここにすんでいますが
それはわれわれのほんぶんではないのです
じげんのまどのタイミングが合えば われわれはそこを抜けてべつのせかいにいくのです」
彼方「つまりこの世界からおさらばするってわけか?
随分と急だな てっきり住み着くかと思ったが…」
タイフーオ「くすくす…それも良かったけれど……最近この世界もあわただしいじゃない?
この世界の出来事に私たちみたいな部外者が関わるべきじゃないでしょう…」
彼方「まぁそうだが…寄生ならこの動乱に乗じて世界に寄生すると思ったがな」
てれび「そんなひんのないことはしないのです」
ヒョーゲン「わたしたち 意識高い系の 寄生です(字余り)」
彼方「品ねぇ…」
チラ
おかま「…やだっ!!!! こっち見てるぅ…!!!!!!!
お嬢ちゃん…! アタシに恋しちゃダメよ…!!!!!!
アタシはノンケお・こ・と・わ・り…! きゃっ!!!!!!!!」
か〜〜!
ラニ「おかまさんはかわいいから仕方ないですね」
彼方「…」
ヒョーゲン「…ま…品以前にさ…
こうして普通に話してる心安い現地の人間が居る世界を侵攻するなんて…やる気が起きないですわ」
彼方「…はっ! こっちは無限だぜ?」
タイフーオ「あら? 別世界の侵攻計画を企てる私達を止めるとでも言うのかしら」
彼方「……いや こっちも同意見さ お前らを狩る気にゃなれねーや…
それに別世界のことまで世話焼けねーよ あとはその世界の無限にまかせるさ
ま…お前らならただの無限なんぞにゃやられないだろうがな」
ニィ…
タイフーオ「あらあら まるで私達を応援してるみたい
創発の均衡者の使いなのに 悪いコね…」
くすくすくす

20 :
にじ「やっぱりどこにもいないよー!!!!!」
ヒョーゲン「何してるのかしらホントあの子は…」
タイフーオ「もうライジーは置いていってもいいんじゃない…?」
にじ「やだよ!!!!!!!! そんなのやだ!!!!!!!!!!!!!!!!」
シンキ「それはありえないデスネ」
てれび「タイフーオ じょうだんがすぎるのです
ライジーがいなくなったら…ライジーがいなくなったら…誰をイジればいいのです?」
タイフーオ「くす…冗談よ…」
ヒョーゲン「やっぱりライジーがいないとね」
わいわい
彼方「…嫌な方向で頼りにされてるな…」
てれび「もう少しさがしてみるのです
ぜんいんあらためてきをひきしめるのですよ
これは“ひとさがし”ではない さしずめ“かり”といえるでしょう
かるのはライジー えんりょはいらない みつけしだい かれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
みんな『うおぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
パッパラパー パパパパーパラパパパラ〜《モン○ンの音楽》
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「…こりゃ見つかるころにはほんとにマトリョーシカライジーになってるかもしれないな…」
―――
彼方「…ふぅ 隣の道場に行くだけでかなり時間かかっちまったな…あいつら来てっかな」
ガチャ…

パパパパァァーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガム「だべぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウマミ「でぇあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガキィンガキィーン!!!!!!!!!!!!!!!!

カンカンカンカン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シヌカ「あうあうあうあうあう!!!!」
ギギギギィィィン!!!!!!!!
プリンムシ「くっ……はいィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガギャア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わー わー
彼方「…!!? なんだぁ…!!!!? 二人一組で剣の模擬試合を…!!!!?
なにやってんだ…! まるで剣術道場みたいじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イチモシ「いやここ剣術道場ですよ」

21 :
彼方「おっ…おぉ そうだったなそういや… で? 連中はうちの指示もなく何してんだ?」
イチモシ「みんなで最後の総当たり戦…だそうです
一人ずつ順繰り順繰り戦ってます」
あたいは休憩中
彼方「ふーん わざわざ湿っぽいことしやがって……にしても…」
―――
ウマミ「ラァァァァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プリンムシ「とうーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シヌカ「あう〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガム「だッべい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
―――

彼方「……あいつらも成長したもんだ
うちが最初に見たときは 剣を持つのがやっとって感じだったが今じゃ自分達の戦闘スタイルをしっかりと見つけて実践してやがる
真っすぐ力強く 決して退かずに撃ち込むウマミ
反対に距離を取り 相手の動きをよく観察し 力は弱いが一瞬の隙を突いて手痛い一撃を与えるプリンムシ
予測出来ない動きと運の良さで無意識に思わぬ攻撃が出来るシヌカ
そして正統派で最も技に優れたガム……
……あいつらは自分でそれを見つけたんだ あいつらはもう立派な剣士だよ」
イチモシ「直接言ってあげたらどうですか…? 喜びますよ」
彼方「いんや ンなこと言ったらあいつら…また泣き出すだろ?」
イチモシ「まぁ確かに……げんにさっきから一戦終わるごとに抱き合って泣いてるし…」
彼方「そうだろうと思ったよ」
―――
ウマミ「う…うわおおおおおおおおおん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 良かったようううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガム「こ…こちらこそだべべじゅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッシィ!!!!!!!!

プリンムシ「ナイスファイト!!!!!!!!!!!!!!!! ナイスファイトです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ハイィ!!!!!!!!!!!!!!!!」
シヌカ「あうあうあうあうあうあうあう……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュッ…

彼方「………ふんっ 毎回あぁしてるのか? 疲れる奴らだな」
ツー…
イチモシ「…鼻水出てますよ」

22 :
ウマミ「ふぅ………はぁ…」

彼方「おーい お前ら 少しは休憩したらどうだ?」

プリンムシ「彼方!!!!」
シヌカ「彼方ちゃんですぅ」
ウマミ「彼方……………ふ…ふひぃぃぃぃん!!!!!! 彼方だぁぁぁぁ…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろ…
彼方「なんで泣くんだよ!!!!?」
ぞーん!!!!!!!!
イチモシ「もう今日が実質ラストだから…感傷に浸りまくってるみたいです
ちょっとのことで泣いちゃいますみんな」
彼方「なんだそりゃ…… 情けないぞ!!!!!!!!!!!!!!!! シャキッとしろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ「彼方が怒った………うえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シヌカ「怒られるのもこれで最後ですううっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
彼方「なんでだよ!!!!!!!!!!!!!!!! お前はここに残る方だろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガム「ラスト突っ込みだべえええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひえええええええええええええん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
彼方「そしてお前も残る方だろ…………まぁいい
少し手を休ませたらどうだ? 家のアイス持ってきたし」
ウマミ「ふわああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アイスウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
食べるうううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろ
ぱくぱく
ウマミ「おいしいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろぽろぽろ…
彼方「なんでも泣くなお前ら」

外から「よっこらSHOT」
ぷぅ〜〜〜〜〜…ブリッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「ひいいいいいいいいいいいん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おじさんのおならあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シヌカ「うえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
彼方「何故泣く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どこに泣ける要素があったんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

23 :
彼方「お前らなぁ…しっかりしろよな
剣の腕は上達しても心の方はまだまだ女子高生だな」
ウマミ「仕方ないよ」
プリンムシ「こんな形でお別れとは思いませんでしたしね」
彼方「……別れなんてこれからの人生で何度でも何度でもあるんだ
こんなのにいつまでもこだわってちゃ先へ進めねぇよ」
ウマミ「……彼方は強いなー」
彼方「あったりまえだろ!!!!!!!! …だろ…!」
イチモシ「?」
ガム「じゃあ彼方さん最後にみんなに稽古付けてくださいべな
総当たり戦はもう終わったべなすし」
ウマミ「そだ!!!!!!!!!!!!!!!! 一人ずつ彼方と戦うってのはどう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
成長が分かるし!!!! それで勝ったら免許皆伝なっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
彼方「ば…ばぁーか!!!!!!!! 勝てるわけないだろお前らがうちに!!!!!!!!!!!!!!!!
やるだけ無駄の怪我損が目に見えてるよ!!!!!
最後の日だろうがやることは変わらないぞ! 適当に素振りしてろ!!!!!!!!!!!!!!!!」
シヌカ「彼方ちゃんは何するですぅ?」
彼方「うっ…うちは…………家で寝て来る!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ「え〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!? 寝るのー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!

ダダダダダダ… ガチャ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

しーん

ガム「いっちゃったべなす」
プリンムシ「…妙ですねハイ」
ウマミ「妙って?」
プリンムシ「彼方…様子がおかしかったとは思いませんか? いつもより元気がないというか」
ウマミ「確かに…」
シヌカ「あう…風邪です?」
プリンムシ「いや あれは体調的な問題ではないように感じました
…そうなると思いつくのは―――…もしや!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

24 :
――― 本宅
ガチャ
彼方「…フィー…」
ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「ふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴチャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「!!!!!!? 兄貴か!!!!!? なにカップラーメンに埋もれてんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限刀火「わはははは!!!!!!!! 見ろ彼方 ありとあらゆるコンビニを回り買い集めた今朝のカップラーメンだッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もはや全世界の在庫を買い尽くしたっつー勢いだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これだけあれば週2で食ったとしても10年は持つぞー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
で〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「よ…良かったな
(賞味期限切れるだろそれ…)」
無限刀火「あん? それより彼方 何をしている? 道場はどうした?」
彼方「ちょっと今日はやる気でねー …つか兄貴ぃ…久しぶりに出てやれよ」
無限刀火「なんで俺がわざわざそんなことしなきゃならないんだ」
彼方「いや兄貴が道場主だろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「そうだったな
ならば今日限りで道場主の権限をお前に委任する 頑張れ」
彼方「そう簡単に委任されてたまるかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…兄貴!!!!! あいつらは…ウマミ達は明日にはいなくなるんだぞ
最後の最後まで兄貴をむっつりだと一片も疑わず慕ってくれたあいつらに最後くらい付き合えよ」
無限刀火「今日はカップラーメンで寝る日だ
そう決まったんだよ」
彼方「…ちっ!!!! …そーかよっ」
プイィーッ!!!!!!!!!
無限刀火「おい居座るなよ」
彼方「ちょっと仮眠する そしたら道場に戻るよ」
ガバサッ《頭から布団を被る彼方》
――― 窓の外
コソコソ
ウマミ「見える?」
プリンムシ「えぇ」
イチモシ「ま…まずいよ…勝手に家をのぞき見とか…」
ガム「大丈夫だべイモちゃん!!!!!!! 18歳以下の犯罪は罪が軽いべ!!!!!!!!!!!!!!!!」
イチモシ「いやそういう問題じゃ…!」
ズーン

25 :
じー…
イチモシ「…え…えっと…なんでのぞいてるんだっけ?」
プリンムシ「確認です そしてそれは確信に変わりましたハイ
彼方が元気ない理由…それは…無限師範が原因でしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シヌカ「センセが…?」
プリンムシ「この間 彼方と師範が喧嘩したでしょう」
ガム「あーー…すごかったべなぁ」
ウマミ「でも仲直りしたんだよな」
プリンムシ「はい あの時は確かに仲直りしましたが
それでもまだ2人の関係はギクシャクなまま…
彼方が元気がないのは いまだに師範と完全和解が出来ていないからでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ハイ!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ「なーる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そういうことか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プリンムシ「見てみてくださいあの険悪な雰囲気を…!!!!!!!
同じ部屋なのに彼方は布団に被り
無限師範はわざわざカップラーメンの下に隠れている!!!!!!!!!!!!!!!!
これはもう…別居ですよ!!!!!!!! 家庭内別居ですよハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ「そ…そんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガム「あんな仲のいい二人が…!!!!!!!!
ダ…ダメだべ!!!! ダメだべこんなのは…!
悲しいべ……つらいべ…」
イチモシ「いやどうかな 本当に喧嘩してるのかな…」
ウマミ「なんにせよ…このままほっておけないよ!!!!!!!!!!!!!!!!
こんな状況にしたままこの町を出るなんて…うち様は死んでも死に切れないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バヲ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリンムシ「いやまぁ死ぬためにこの町を出るわけじゃありませんが…ハイ」
シヌカ「うっうー どうするです?」
ウマミ「…残された時間は今日一日…!
この町を出るまえに…これまでの感謝を込めた…最後の恩返し!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『仲直り大作戦』の決行だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

26 :
ガラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ「彼方ーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
先生〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「な…なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガササ…
無限刀火「おいお前ら どこから入ってくるんだ」
ウマミ「ちょっと頼みがあるんだけど!!!!!!!!!!!
今日さぁ うち様達のお別れ鍋パーティーするから材料買ってきてよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限刀火「なんで俺達が買ってこなきゃならん」
ウマミ「お別れパーティーの主役はうち様達だよ!!!!!!!!?
こういう時は祝う側は用意するものなんだよ!!!!!!!!」
無限刀火「祝われる側が祝えと強要するなよ」
彼方「…しょうがねーな
行くぞ兄貴」
無限刀火「なにやる気になってんだ だったらお前一人で行けよ」
彼方「いいから行くぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グイッ!!!!!!!!
無限刀火「お…おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

―――
ウマミ「よっし!!!!!!! まずは作戦通りだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
イチモシ「作戦って…… 何も全く決めてないんだけど…」
ウマミ「大丈夫!!!! 作戦ならうちの頭脳担当のプリンムシが考えてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今まさに組んでるよ!!!!!!!! 仲直り大作戦のロジックを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリンムシ「√2 3√2 √(a+b) √{(a+b)√(c+d)}……!」
キュゴゴゴゴゴゴゴゴココココココココココココォォォ…!!!!!!!!!!!!!!!!
イチモシ「その数式は必要なんですかね…?」

ダッ!!!!!!!!
ガム「行ってきたべな!」
ウマミ「おっ どうだった!!?」
シヌカ「協力してくれるですぅ!!!!!!!」
ザッ!!!!!!!!
ヒョーゲン「なになに? なんなの?」

27 :
かくかくしかじか
ヒョーゲン「話は分かったけど 誰も協力するなんて言ってないですわ」
シヌカ「『来てー!!』って言ったら来てくれたですぅ!!!!!
だから協力してくれると思ったですぅ」
ヒョーゲン「なにその回避不可な罠!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ「まあさあ…お隣りさんで一緒にボウリングした仲じゃないか
協力してよ」
ヒョーゲン「こっちは今それどころじゃ…」
タイフーオ「まぁいいんじゃないの…協力してあげても」
ヒョーゲン「ライジーどうするのよ」
てれび「ほうっておけばよいのです
どうせおなかがすいたらかえってくるのです」
ヒョーゲン「てれびが言うなら仕方ないないですわ…でも
一体何をすれば良いのかしら?」
プリンムシ「皆さんには我々に出来ないことをしてもらいたいですハイ
我々は顔が知られすぎてるのでこれから行う作戦を実行することは出来ないので
もちろん皆さんにも多少変装してもらいますが」
にじ「おもしろそー!!!!! あはははは!!!!!!」
シンキ「変装メイクならボク得意デスヨー!!!!!!」
わいのわいの

ヒョーゲン「…まったく 何故私達がこんな茶番に付き合わなきゃ…」
てれび「ちゃばんとおもってはダメなのです チャンスとおもうのです」
ヒョーゲン「どういうこと?」
てれび「このさくせんとやらのなかで……ムゲンのすきをつき…ころすのです…!!!!
そうなればじゃまものはきえ 我々の世界侵攻もふたたびじっこうできるのです…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒョーゲン「…!!!!!!!! てれび…! まさか最初からそれが狙いで…!!!!!!?
な…なんという…ゲスロリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴクッッッ
てれび「…というのはたてまえで ただたんにおもしろそうだからつきあうだけなのです」
ヒョーゲン「…」

28 :
―――
無限刀火「なんなんだあいつらはまったく」
彼方「…」
彼方(あいつらの狙いは分かるぜ… まったく…妙な勘違いをしていやがる
だがまぁ…あいつらは最後の孝行のつもりだろう
仕方ないが付き合ってやるか)
彼方「ま…いいじゃないか兄貴 せっかくだから祝ってやろうぜ あいつらの前途をさ」
無限刀火「前途ねぇ… 祝せる前途があるかどうか」
彼方「鍋には何を入れたらいいかな」
無限刀火「カップラーメンに決まってるだろ」
彼方「決まってねーだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…ラーメン鍋ってことか? じゃあ鍋用のラーメンを…」
無限刀火「それは邪道だ
漢なら黙って鍋にカップラーメンを写して食うんだ」
彼方「それただのカップラーメンだよ!!!!!!!!!!!!!!!! 普通にラーメン食えよ!!!!!!!!!!!!!!!!
鍋に移す行為が無駄すぎるだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!
無限刀火「それ以外は食えん」
彼方「かーっ!!!!!! 面倒くせぇ嗜好してるなマジ!!!!!!!!
この前はカップラーメン以外食べてくれただろ!!!!!!!!!!!!!!!!?」
無限刀火「あれはノリだ 二度はない」
彼方「ノリだったのかよ」
無限刀火「俺は別にカップラーメンで構わん 鍋の材料はお前が決めろ」
彼方「うちが? ……んー…鍋の材料ねぇ…
…チュッパチャップスと…」
無限刀火「話にならんな お前も人の事言えないぞ」
彼方「う…うるへー!!!!!!!! そもそも鍋なんて贅沢なもん食ったことねーし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わーわーギャーギャー

29 :
ガム「あばば…早速喧嘩してるべ…?」
プリンムシ「大丈夫 勝負はこれからですハイ! 2人は恐らくこの先の『スーパーちんこスーパー』に行くはず…
そこに第一の矢を仕込んでありますハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!
ウマミ「マジかー! 緊張するぅー!!」
―――
彼方「スーパーについたぞ」
無限刀火「彼方 来たはいいが よくよく考えれば金の持ち合わせがないぞ」
彼方「えぇ!!!!!? 根本的な問題じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限刀火「急だったしカップラーメンもたくさん買ったし…仕方ないだろ」
彼方「くっそ… なんか特売でもしてたら買えるかもしれないけどそう都合よく…」
無限刀火「やってるみたいだぞ」
【本日、特売日! 全品99割引!!!!!!!】
彼方「マジかー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
【ただしペア限定!!! 店内で手を繋いで買い物をした人達限定☆☆】
彼方「」
無限刀火「なんだこの妙なキャンペーンは?」
彼方(あいつら露骨すぎるだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
―――
イチモシ「あ…あれが第一の矢…?」
プリンムシ「そのとーりですハイ!!!!!! 財布のお金が無いのは空間式三次元算で計算済み!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこで舞い込んだ超お得キャンペーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! もう乗るしかないでしょう!!!!!! このビッグウェーブに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウマミ「な…なんて冷静で的確な判断力なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イチモシ「そ…そうかな」
ヒョーゲン「でも手を繋いで中に入っても まわりが誰もしてなかったらすぐにバレますわよ」
プリンムシ「安心ご無用輪ゴムは揉む用!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒョーゲン「!?」
―――
無限刀火「…こんなことしてる奴らいるのか?」
きょろ…
ばーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! わいわい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《男も女も女同士も女同士も関係なく 客達は手を繋いでいた!!!!!》

30 :
無限刀火「け…結構してるんだな」
彼方「…」
―――
イチモシ「あれは…仕込み…? いつの間に…」
シヌカ「わぁ〜〜 会社のみんなですぅ」
ウマミ「良かった シヌカが連絡したらすぐ来てくれた!!!!!」
イチモシ「え まさかこの仕込み…シヌカさんのご実家の下着会社の人達!!!!!?」
シヌカ「そうですぅ」
プリンムシ「よくよく見れば知った顔もいますね」
―――
サコツ「あはははー♪ かいものたのしー☆☆」
ワッキィ「ZAKIYAMA警備四天王のみんなで手繋ぎたのしー☆☆☆」
ケツォアナ「…なんで俺達がこんなこと…」
フトモーモ「お嬢の頼みだ! 文句を言うな
あははー♪♪♪」
て〜〜〜〜〜〜〜ん!
―――
彼方(…なんか見たことあるのが居るな)
無限刀火「くそが…なんなんだこの意味不なルールは…
妹と手を繋げってのか? 気持ち悪いな なぁ? 彼方よ」
そ…… ぎゅっ
彼方「ま…まっ 仕方ないさ
不服だが…手を繋ぐしかあるめー」
無限刀火「……彼方」

無限刀火「せめて手を消毒してくれよ」
彼方「きれいだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

31 :
―――
ウマミ「…よし!!! まずは最初の関門を突破だ!!! これからの予定は!? プリンムシ」
プリンムシ「この手繋ぎを通して2人の絆を測ります
どんな状況になっても固く結んだ手を離さないかどうか…!
私の用意した様々な困難が2人を襲います!!!!!! ハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
―――
無限刀火「さて……ん!!!!!?」
看板【幻のカップラーメン入荷!!!!!】
無限刀火「ま…幻のカップラーメンだとォォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「兄貴〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《無限刀火は繋いだ手を振りほどき駆け出した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
―――
ウマミ「さっそく離したーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリンムシ「まだなにも仕掛けてないんですけどーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーーーーーーーーー!!!!!!!!
―――
ダダー!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「兄貴コラァァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「なんだこのカップラーメン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ただの既製品のパッケ違いじゃないか!!!!!! こんなものが幻とはふざけてくれる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!
彼方「ふざけてんのは兄貴だー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さっそく手ぇ離してんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限刀火「ん? あぁそうだったな
そんなもん ちゃんと握ってなかったお前が悪いんだろ」
彼方「いや思いっきり振りほどいてただろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちゃんとしろよ ルール守らねーと買えなくなるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限刀火「分かった分かった 面倒くせぇな」
ギュッ…

32 :
無限刀火「おっと 消毒」
彼方「だから綺麗だっつってんだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなにうちの事汚いと思ってたのかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
無限刀火「うん」
彼方「R素直!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
しゃーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

33 :
ウマミ「び…びっくりしたよ……いきなり手離すなんてさ…」
ガム「き…きっといきなりで慣れてないからだべなす」
ウマミ「だ…だよな! 勝負はこれからだ!!
プリンムシ!!!!!!!!!!!」
プリンムシ「えぇ!!!!!!!!!! まずは第一のトラップ『超人混みビッグウェーブ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シヌカの会社の人達を一斉に金魚のタイムサービスに向かわせます!!!!!!
その人混みに飲まれて果して2人はどうなる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
互いの手を離すまいと固く握りあい… 手の温かさに一握りの安心が伝わり
そして確かな絆を感じることが出来るでしょう!!!!!!!!!
そうして燃え上がった2人は一気に距離を詰め…!!!!!」
ウマミ&シヌカ&プリンムシ&ガム『熱いKISS!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イチモシ「いやKISSの必要性なくない!!!!?」
兄妹で
プリンムシ「とりあえず合図を送ります!!!!!!!!!!!!!!!!!
金魚のタイムサービス…開始!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パチン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チリンチリンチリンチリン
店員「よってらっしゃいみてらっしゃい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本日はなんと金魚の特売だよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
黒い金魚赤い金魚はもちろん なんと特別な茶色い金魚も大放出!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
更には本日限り デメキンも大特価ァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

客「デメキン!!!!!!!!?」
客「デメキンだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
客達『デメキンうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「な…なんか多くない!!!!!!?」
プリンムシ「そ…想像以上の熱気ですハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! デメキンが起爆剤となり仕掛人でない人達も駆け出しました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
イチモシ「なんでデメキンに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

34 :
ウマミ「まずったな…! タイムサービスに信憑性を持たせるためにデメキンを入れたのがアダになったみたいだ…」
イチモシ「金魚のタイムサービスの時点で信憑性もクソも無い気が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガム「だべおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! デメキンンンンンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イチモシ「ってガムちゃんも反応してる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イチモシ「落ち着いてガムちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!? デメキン!!!!!!!!!!!!!!!! デメキンだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
そんなに飼いたかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガム「デメキンはッ………この時期おいしい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イチモシ「食べる奴なんだあれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリンムシ「なにはともあれ 人間弾幕が2人を襲います!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さぁ…どう出るッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ギン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――
ドドドドドドドドドドドド…

彼方「…おい なんだありゃ?」
無限刀火「…たくさんの人間が…つっこんでくるぞ」
彼方「…や…やばくない!!!!!!? ブ…ブチ当たるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
無限刀火「彼方 手を離すな」
彼方「え…?」
無限刀火「いいか彼方 俺の手を絶対に離すな」
ギュッ…
ドキ…!
彼方「あ……う……ん…っ!」

ウマミ(KI〜〜〜〜SS!!!!!!!!!!!!!!!! KI〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜SS!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
シヌカ「今ですぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プリンムシ「貪れ!!!! 唇!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イチモシ「一体何を期待してるの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン

35 :
ドオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
客達『デメキンンンンンンンンンンンンンムォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ゴウオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「来てるよ兄貴…!!!!!!!」
無限刀火「分かってる 手を離すな
コオオオオオオオオオオオオオオ…!」
スオオオオオオオオオオオ…!
無限刀火「ッッそォい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「ファ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
無限刀火「アァーチョオオオォーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブンブゥゥーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドガガガガガガガァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
客達『う…うぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
彼方「ABAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウマミ「な…なにィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 彼方をぬんちゃく代わりにして客達を蹴散らしているゥーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
どーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガム「彼方ちゃんめっさ振り回されてるべな!!!!!!!! 物理的に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イチモシ「あ…あれは…ひどくない!!!!!?」
プリンムシ「い…いやアレは……まさに絆の証!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
厚い絆が無ければ妹をぬんちゃくになんて出来ませんよ!!!!!!!!? ハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの光景から我々は如実に兄妹の絆の深さを感じることが出来ます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!
イチモシ「絆崩壊してるようにしか見えない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゾ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

36 :
そして

無限刀火「ほあほあほあ〜〜〜〜〜〜っちゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「ぶごッッがッッッ がッゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
客達『うぎゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
無限刀火「あッちゃあああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜ほォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュヒュヒュンッ!!!!!! ガンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズボシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「ぺぎぱらッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《最後は彼方の頭を地面に突き刺してフィニッシュ!!!!!!!!》
無限刀火「良!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズボッボァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「よくねーよォォォォォォォォォォォォォォん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「だが人混みに揉まれる心配はなかったろ?」
彼方「うちは十分全身を揉まれたわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャーギャー

―――
イチモシ「なんか……喧嘩してない?」
プリンムシ「いやあれは喧嘩ではありませんね 健闘をたたえあってます」

―――
彼方「オラアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「なにすんだてめッッッごるァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ズガガァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
―――
イチモシ「な…殴り合いが始まったけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
プリンムシ「ハイタッチコンビネーションですよアレは」

37 :
プリンムシ「次の作戦は再び無限師範の心を揺さぶる罠…!!!!!! お誘い大作戦ですハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガム「そ…それってなんだべそ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
プリンムシ「簡単に言えば誘惑ですよハイ 見ず知らずの人が無限師範に手繋ぎを要求してきます
しかし硬派で実直な無限師範はきっとそれを断り 彼方の手を離そうとしないでしょう
お兄さんのそんな凛々しい姿に 彼方はきっと胸をドキリとさせ…無限師範への認識を改めるはずです
紛れも無い信頼を胸に 無限師範の手をぎゅっと握る彼方…
見つめ合う2人…そこから流れるような」
4人『KISS!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ヒューッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イチモシ「なんでそーなる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガム「でも誘惑する役目は誰なばす? ワタス達じゃ意味ないし…」
プリンムシ「そのための彼女達ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒョーゲン「あー? やっと出番? そういえば何人かいないみたいだけど?」
タイフーオ「にじとシンキと……カンシもいないわね…」
プリンムシ「すでに準備してもらってますハイ」
ウマミ「でもこの人達は彼方が面識あるからバレちゃうよ」
ザッ
にじ「あははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ダイジョブダイジョブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シンキ「そのためのボクらデスヨ」
ザッ
シヌカ「あう?」
シンキ「出るのはカンシャサンだヨ そこにボクのメイクが加われば無限彼方にバレる心配もなっしんヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいでよカンシャサン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザッ
カンシャ「はい」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://download2.getuploader.com/g/sousaku_2/886/141213_021404.jpg
イチモシ「全体的におかしい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シンキ「む 何がデスカ」
イチモシ「な…なんでピエロ風!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
いやパッと見なら分からないかもしれないけどこれそれ以上に違和感ありすぎでしょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メイク以外の装飾もなんなのこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シンキ「知らないんデスカ…? このメイクと衣装は…かの有名な『たかゆきコレクション』…通称“たかコレ”で15位を取ったんデスヨ…!?」
ゴクッ…
イチモシ「まずたかゆきコレクションを知らないし順位も微妙だし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

38 :
これはひどいwww

39 :
ヒョーゲン「ちょっ シンキ!? これ変装メイクじゃなくてあなたの好みであなた色にカンシを染めてるだけじゃない」
シンキ「でもボクこの手のメイクしか出来んしぃ」
ヒョーゲン「じゃあなんで自信満々げだったわけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
タイフーオ「カンシはどう…? そのメイクの感想…」
カンシ「……」
カンシ「白塗りの 我が顔に絶句―――」
ヒョーゲン「ほら!!!!!!! カンシも微妙な反応じゃ――」
カンシ「…――― でも好き(字余り)」
ヒョーゲン「存外気に入ってた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブボー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シンキ「さすがカンシャサン よく分かっテルミ〜〜」
プリンムシ「う…うーむ…微妙ですが今から他を準備しても間に合わないのでこれで行ってもらいましょう ハイ
よろしくお願いします」
カンシ「かしこまりっ!(字足らず)」
ビッシィ!!!!!!!!!!!!!!!!

―――
無限刀火「さーて ちゃっちゃと鍋の材料買って帰るか」
彼方「そだな」
ぬぼぉぉぉ…
カンシ「あのぉー…」
彼方「ふぎゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なんだー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
白おばけの生首ィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! 鈴木その○の亡霊やぁァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッザァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「バカか彼方 よく見ろ
おばけじゃない」
彼方「…!!?」
カンシ「こんにちは〜」
のっぺぇぇぇ〜〜〜…
無限刀火「普通の人だ」
彼方「いや普通の人ではないだろどう考えても…!!」

40 :
彼方(……ていうかこいつ寄生じゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なんだこのメイク!? 変装のつもりか!!!!?)
無限刀火「(和服美女か)何か?」
カンシ「あのぅ…私…買い物したいんですけど…
あの……手を繋ぐひとがいなくて困っていたんです
それでよろしければ 私と手を繋いで頂けないかな…と思いまして」
彼方「ふざけんな なんで見ず知らず(一応乗っておく)の女にヒトの兄貴貸さなきゃなんねんだ
他当たれ他を…」
無限刀火「人が困ってるのに酷いことを言ってるんじゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブオオオオアァァァーッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「ちぇッゲバァルァアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドギャアアアアアーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《彼方を背負い投げで吹っ飛ばす無限刀火》
無限刀火「さぁ手を貸そう」
カンシ「あっはい」
―――
イチモシ「投げ飛ばしてあの女の人とったよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブゥゥーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリンムシ「い…いや 師範はとても心優しい方ですから困ってる人を見過ごせないんですハイ」
イチモシ「でもそれにしたってわざわざ吹っ飛ばさなくてもいいんじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゾーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ「先生は心優しい上に騎士道を重んじるパーソナルゴッドだからな…!
困ってる人を前に悪態をついた彼方に怒りを感じたんだ…!!!!!!!!!!」
ガム「そうだべ…! きっとそうだべ…!」

―――
ギュッ…
無限刀火「…………」
ハァ…ハァ…
カンシ「?」
無限刀火「おっと 躓いた」
ズコッ
無限刀火(スースースー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ヘアースメルナイススメェール!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
スンスンスンスンスンスン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《さりげなくカンシの髪の香りを嗅ぐ無限刀火》
―――
ウマミ「し…紳士すぎるッ…!!!!! 先生紳士すぎるよッッッッ
きっとカンシャさんの頭の上にある埃を落としてくれてるんだ…!!!!!!!!!!!」
イチモシ「鼻息で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

41 :
ウマミ「ていうか彼方置いてどこ行くんだよ先生〜〜〜」
ガム「あの方向って…」

ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
客「俺だあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 俺のデメキンだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
客「デメキンよこおおおおおおおおおせええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリンムシ「なッッ!!!!!!! あのデメキンタイムセールスの中に突っ込んでいく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ウマミ「デメキン欲しいの!!!!!!!!? そんなに欲しいの!!!!!!!!!!!!!!!!?」
―――
無限刀火「…手を離すな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カンシ「あの私別にデメキンはいらな」
無限刀火「行くぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガガガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もみくちゃもみくちゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「ぐウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
―――
シヌカ「センセ達がサンドイッチですぅ!!!!」
ウマミ「それみたことかッ 先生ェーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
―――
グギュギュギュギュギュギュ
無限刀火「グッッッ…ハアァァァ…!!!!! アアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュッ… ムギュギュッ…
カンシ「…ッ」
無限刀火(密着ゥゥ〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!! 密着ゥゥゥゥウウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ゥ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! じゅるっ…!)
ハァハァハァ…

42 :
そして
無限刀火「ハァ…ハァ…」
カンシ「…ふぅ…」
―――
ウマミ「やっと出て来た…! …先生…! 鼻血が出てる!!!!?」
ガム「きっとカンシさんを守るために体を張ったんだべ…!!!!!!!
男だべ…! 男だべ…!」
―――
無限刀火「さぁ行こう …って…どこへ行けばいいんだ」
カンシ「えーっと…」
無限刀火「…」
じー…
カンシ(これからどうすればいいのでしょう?)
無限刀火「…………」
じぃぃぃ…
―――
プリンムシ「先生…難しい顔をしてますねハイ 先生は硬派ですから女性と話すこともないのでしょうし」
―――
無限刀火「…………………」
じー…
カンシ「…?」
無限刀火(…………どっちだ…?)
オオオオオオオオオオ…
無限刀火(この着物の下…巨乳か貧乳……どっちだ…?
この着物的な服の性質上…見た目では判断出来まい…
故にこの和服美女の胸力を判断するのは至難…だがッ
…考えろッッッ 思考をッッッ むっつりの経験を…!!!!!!!!!
鍛え上げたむっつり計算力ならば 肩の下がり具合からでもカップ数を計ることができる…!!!!!
しかしここまで至近距離だと…確認のための凝視もままならない…!!!!!
それでも…俺はパイオツの大きさを測らなければならないッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!
どっちだ…!!!!? 大か…小かッッ
個人的には…もちろんデカいに越したことはあるまい
その着物を脱がし…長襦袢を脱がした時に“ボミュンッ”と暴れパイオツが出て来るのが理想的…!!!!!!!
だがこの可愛さなら…貧乳でも可!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブシューッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カンシ「鼻血が更に!!!!!!!!?」

43 :
カンシ「やっぱり特に欲しいものもないのでこれで」
無限刀火(く…!! 測らずにこのまま別れるのは惜しいッッ…!!!!!
なんとかしてこの後もこの女を傍におかねばッッッ)
無限刀火「なんだ…行くのか?」
カンシ「えぇまぁ…用事もないので…」
無限刀火「ここまでしておいて『ハイさようなら』では不義理ではないか?」
カンシ「…つまり…どういうことですか?」
無限刀火「それなりの誠意を見せてもらわなければな
例えばこのあと…一緒にお茶をするとか?」
無限刀火(くくく…カフェかどこかに行けばさりげない会話の最中にパイオツを計れる観察が十分可能だ…!!
パイオツのでかさを知るまで逃がさん… 俺のむっつりの一品に加えてやろう)
オ゙ンッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カンシ「“お礼”を…しろと…?」
無限刀火「ふむ いやまぁ うん そういうこ…」
カンシ「するかボゲェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボゲガァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「ほりべェェ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブゴブシャアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カンシ「誰が感謝なんかするかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
してたまるかウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
へああああーーーーーーーーーッす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボゴグシャメギャギャアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「ぐげり〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

―――
プリンムシ「先生が殴る蹴るの暴行を〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
シヌカ「あの人ヒトが変わったみたいですぅ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒョーゲン(や…やべー…)

44 :
ラニ「ファックユー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「メリボッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドォォーッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
―――
カンシ「ただいま戻りました」
す〜ん
ヒョーゲン「お おう」
ウマミ「ね…ねぇさっきキャラ変わってなかった…? 先生との会話はよく聞こえなかったけど…一体何が…」
ヒョーゲン「え…えーと…」
タイフーオ「大丈夫… ただカンシは発作的に人を殴りたくなる『通り魔症候群』なだけで至って無害です」
ウマミ「なーんだ そーなのかー」
ヒョーゲン「それで納得するの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カンシ「ひどい(字足らず)」
タイフーオ「あなたが悪い」
――― そすて
ザ…
彼方「おい兄貴! しっかりしろよ!!!!!!!!」
無限刀火「ぐ…ぐふ…一体何が…」
彼方「ったく…人を置いてって…そのうえ寄生にコテンパンにされてんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!」
無限刀火「うぐぐ…寄生…?」
彼方「とにかく立った立った!!!!!! 買い物なら済ませたからよ!
うちも他の人と手繋いでよ!!」
無限刀火「なにぃ…? 見ず知らずの奴に手を預けたのか…
いつからお前はそんな尻軽で下品なメス犬になったんだ? 無限の名が泣くぞ」
彼方「違う女に手ェ貸した兄貴が言うんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
それに手を繋いだのは女だし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ムガォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「レズか…!!!?」
ガタッ!!!!!!!
彼方「ちげーーーーよッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
めんどくせぇ兄貴だな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

45 :
プリンムシ「店を出ましたね…次です!!!!!! 今度はラニイヤさんに協力してもらいたいのですがハイ」
ラニ「私?」
シンキ「おーーーッッと!!!!!!!? メイクの時間デスカ!!!!!!!!!!?」
プリンムシ「い…いや 今度はノーメイクで結構です」
シンキ「えー!!」
イチモシ「どんな作戦…?」
プリンムシ「『好感度アップ大作戦』てす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
目の前で困っているラニイヤさんを先生が助け…彼方に先生を惚れ直させます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そしてそのまま2人は…」
4人『KISS・KISS・KISS・KISSKISSKISS!!!!!!!!!!!!!!!!
何処へも何処までも〜〜〜〜〜〜〜♪』
ば〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イチモシ「歌いだした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ラニ「困る…ですか 具体的にどういう…?」
プリンムシ「なんでもいいです 何か物を落とすとか」
ラニ「なるほど 分かりました やってみますね」
―――
無限刀火「さーてと あとは帰るだけだな」
彼方「あぁ…」
てくてく
ラニ「あ こんにちは〜」
彼方「……また寄生かよ…」
ラニ「なにか?」
彼方「いや なにも」
無限刀火(う…うひょー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
隣の家の半裸美女じゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
た…たまんね…いつ見てもたまんね…!!!!!!!!!!!!)
ハァハァハァ
ラニ「ではこれで……キャッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バラバラバラバラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ラニ「きゃああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私の大切なヌーブラ100枚が転んだ拍子に散乱してしまいました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「なんでそんなもんそんなに持ち歩いてんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

46 :


47 :
無限刀火「ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおんおおおおおおおおおう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
是非とも手伝うずぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズバアアアアー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「飛び込んだ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「うっひょおおおおおおおおおあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スワバズワバズワバズワバアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「拾うどころか埋もれてるじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限刀火「おッひょオオオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「ヌーブラで顔洗ってんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最悪だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! この兄貴最悪だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞ〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「うるせーバカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヌーブラなんぞ一生縁のない成分無調整のカスパイの分際で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キャミソール族は黙ってマシュマロでも食ってろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「んだどごるぁアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッキィ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!
―――
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙
ヒョーゲン「アノガキ… ブッッ凍ロス…」
ビキ…… ピキッッ ピキキ…ビキビキ…
タイフーオ「あなたまで反応してどうすんのよ…」

48 :
無限刀火(ぐひへへへ……最高だ…
やっぱり親切するっていいねぇ…
親切すると…人が生乳をあてたヌーブラをさわさわ出来るんだからな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!
シュババババババババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ラニ「わぁはやいですね♪ …っと 落とした私が見てるだけにもいきませんね
一緒に拾います」
ス…
《屈むラニイヤ》
無限刀火「ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
無限刀火(こ…この位置…! ……見える…!!!!!! み…見えそうだ…!
あの腰布の向こう側…奇跡のワンダーランドが見えそうじゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひゃほえやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ポッポー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火(も…もうすこしだ… もうすこし角度を低く……低く………低く…!!!!)
すぃ〜〜〜…ずぬぬ
彼方「おいアスファルトに顔減り込んでんぞ兄貴ィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずぞ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――
ウマミ「先生の様子がおかしいよ」
ガム「あんなに顔を地面に近づけて…一体…?」
イチモシ「…もしかして…“覗き”…を…?」
プリンムシ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! バ…バカな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シヌカ「あう?」
ウマミ「そ…そんなわけないだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! あの硬派で禁欲的な先生がそんなわけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見ろ!!!!!! 間違いだ…」

無限刀火「…………」
のぺ〜〜〜ん
彼方「終いには目だけが地面から出てる状態に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おかま「きゃっ…アレは伊賀忍術に伝わる『パンティー覗きの術』…!!!!」
か〜〜…!
ウマミ「そ…そんな…まさか…先生…は…………スケベな変態だったのか…?」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

49 :
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
シヌカ「へ…変態ですぅ…?
や…やだぁ気持ち悪いですぅ〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガム「う…嘘だべ…ワタス信じたくないべ…」
ウマミ「そ…そんなのうち様だって信じたくぬぇーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だけどあの様子を見たらッ…」

じ〜〜〜…
無限刀火(あと少し!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! あと少し!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいでませッ 秘泉よおいでませーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴウオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「た…確かに挙動は…ね…」
プリンムシ「…我々の中での先生は…強くて無欲で武骨な方…
それを覆されたら…」
ガム「も…もう先生を…先生として見れない…べ…」
ウマミ「…先生ッッ――――――――」
グッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シンキ「アレ? あれラニさん覗かれかけてマセン?」
にじ「かなぁ? 教えてあげよっ!!!!」

ラニ(それから…私はどうすればいいんでしょう
…あら? にじさんとシンキさんがなんかジェスチャーを……えーと…)

シンキ【手を使って目を開いてラニイヤを見つめている】

ラニ「………私の…?」

にじ【コマネチ!! コマネチ!!!!】
シュッ

ラニ「…パンツ?」

シンキ&にじ【フュージョンの構え】
か〜〜〜〜っ!!!!!!!

ラニ「覗かれて……え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドキィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

50 :
わたわたわた
ラニ(そ…そんな覗かれるなんてそんっ…)
じっ…
無限刀火「…」
ラニ「…」
《目が見えた》
かぁぁぁぁ〜〜〜〜〜っっ…!!!!!!!!!!
ラニ「い…いやっ…はっ……はっ…………………恥ずかしいぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
かぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぼしゅんッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぱあああああぁぁぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「…!!!!! …む…!!!!!!
…み…見え…………ッ 見えとぅあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズボボァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《無限刀火の前に広がる夢の――――…》
ち〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん
無限刀火「ちんこオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エロイーヨ「びゃびゃびゃwwwwwwwwwwwwwww見られたのらwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww恥ずかしいびょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
《ラニイヤは恥ずかしさが絶頂に達し 表裏一体のエロイーヨに姿を変えていた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
彼方「う…うわ!? こいつッ!!!!!?」
無限刀火「―――」
エロイーヨ「でも見たいというなら見てもいいびょんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ほーりほーりほーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ふりふりふりふりふりふり ブーラブーラ
無限刀火「おえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
げろびっちや〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「あ…あれ? どうしたんだ?」
ガム「あ…あれれ?! あの人…男だべ…? あれ…? 女の人だったんじゃ…?」
ヒョーゲン「み…見間違いですわ! 見間違い! 決して変身したわけでは…」
プリンムシ「な…ならば…先生は女の方のパンツを覗こうとしたわけではなく…」
ウマミ「男のち○ち○を見ようとしてたのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『だったら安心だぁ〜』
ほーっ
イチモシ「そう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

51 :
ガム「そういうことなら安心だべなす〜」
プリンムシ「我々としたことが 先生を疑ってしまうとは」
シヌカ「あとでごめんなさいするですぅ」
みんな『よかったよかった』にこやか〜〜〜
イチモシ「いや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! もしそうだとしたらもっと根深い闇がある気がするんだけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぞぞ〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
タイフーオ「……エロイーヨになっちゃったじゃない どうするのよ」
ヒョーゲン「…………おかま 頼むわ」
おかま「い…いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! また私がそんな役目〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!?」
エロイーヨ「?! びょwwwwwwwwwwwwwwwぼくちんのエロドールズ発見だびょwwwwwwwwwwwwwww」ダダダダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おかま「い…いかせない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エロイーヨ「いやっほうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwおかまたんのパイパイ揉むおwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwびょびょwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ガバァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おかま「ひ…ひい!!!!」
アッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(野太い声)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!<3
―――
ラニ「ご ごめんなさい 迷惑かけてしまいました…」
ヒョーゲン「こちらに被害はないから問題ないですわ」
にじ「こちらに被害はないけど」
シンキ「おかまサンが全身を舐められ全治3ヶ月の心の傷デス」
おかま「うっうぅー…もうお嫁に行けないわぁん…」
べっとぉ〜〜
―――
無限刀火「ぽ…ぽえええええええええええええええ…おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゅうごおおおおおおおおおおおおおおおおおお…!!
彼方「こ…これ以上吐くな兄貴!!!!!!!!!!!!!!!! 体中の水分が無くなっちまう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限刀火「も…もうダメだ………」
ガク…
彼方「兄貴ぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限刀火「……彼方よ…死に行く兄の最後の言葉を…聞いて…くれ…」
彼方「な…なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
無限刀火「…………………貧乳……乙…」…ガクリ…
彼方「そのままR」

52 :
いろいろひでえwwww

53 :
―――
無限刀火「………帰るか…」
彼方「……そうだな…」
―――
ガム「な…なんかもう帰っちゃうべなす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリンムシさん!!!!!!! 次の策はッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
プリンムシ「…」
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……
プリンムシ「…万策……尽きたか…」
がくぅ…
ウマミ「えーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばば〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イチモシ「尽きるの早ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん
プリンムシ「うぅ…仕方ないです…ハイ
ワタシとしてはもうスーパーの時点でいけると確信してましたから…
正直まさか2人がここまで手強い相手とは…」
ウマミ「こ…このまま帰らせたら…2人は仲直りしないまま…
そんな2人を置いたままうち様達は出ていくことに…
そ…そんなの…きっと後悔が残るよ…!!!!!
な…なにか…! なにか無いのか…!!!!!!!!」
ヒョーゲン「そうは言っても何も作戦がないんじゃあね…」
??「あきらめるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ヒョーゲン「えっ?!!!!!! てれび!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
くるっ

どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/887/141224_020752.jpg
イヨォォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒョーゲン「ブブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズコオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てれび「どうです?」
タイフーオ「い…いいんじゃない? ものすごくカブいてて…」
ずずーん…

54 :
どういうことなのwww

55 :
ヒョーゲン「どういうことなの…てれび…その姿は…」
てれび「へんそうめいくなのです シンキにわたしごのみにメイクさせたのです」
シンキ「なかなかこういうファンキーナショナルティックメイクも良いものデスネ」
タイフーオ「…で? そのメイクの真意は?」
てれび「いたいけなしょうじょたちがこまっているようなのでたすけぶねをだすのです
とりあえずわたしみずからあのふたりのもとへいってタネをしかけてくるのです
なぁにもんだいないのです このメイクがあるかぎりバレないのです」
ヒョーゲン「バレなかったとしても確実に怪しまれるわね」
てれび「もんだいないのです さぁ…いってくるのです」ザッ
―――
ザッ…
てれび「…」
彼方「ん? お前は…てれび…だったか」
てれび「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
―――
ヒョーゲン「さっそくバレとる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
―――
てれび「て…てれびじゃないのです」
無限刀火「お前は隣の家のややごじゃないか こんなとこで何をしている」
てれび「ややごじゃないのです てれびなのです」
キリッ!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「やっぱりてれびじゃねーか」
―――
ヒョーゲン「結局自分からバラしとる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞ〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツキ「アネタン ファイット!!!!!!!!」
―――
てれび「え…えーっと…えーっとえーっと…と…とりあえずたすけてほしいのです!!!!!!!!!!!!!!!!
たいせつなパントメールをなくしてしまったのです!!!!!!!! いっしょにさがしてほしいのです
と思ったらあったのです!!!!!!!!!!!!!!!! ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これはお礼の遊園地のむりょう券なのです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! じゃあさようなら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒュオオオオオオオオオオオ…
2人(展開はえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
どぉーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

56 :
てれび「…」
ヒョーゲン「ちょッてれび!!!!!!!? あんなんで大丈夫なの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
てれび「ッ…」
タイフーオ「あら でも渋い顔だわ 本人も納得いってないのかも」
てれび「どっちもこのメイクをつっこんでくれなかったてれび」
がく…
ヒョーゲン「そっち!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」ずーん
プリンムシ「あ…あのー 今のはつまり2人に遊園地の券を渡して 遊園地でデートをしてもらおうと?」
てれび「そういうことです」
ガム「なるほど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ベタだべな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シヌカ「あれぇ? でもおかしいですぅ」
ウマミ「この町に遊園地なんてあったっけ 知らなかった」
イチモシ「い…いやないでしょう…」
プリンムシ「えぇ…こんな奥ゆかしき古都に近代的遊具施設などあるはずがありませんが?」
チッチッチッ
てれび「あるんだな これが
むこうの方をみてみるといいのです」
みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……バババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《古都コトコトのど真ん中になんと巨大な遊園地が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
みんな『あるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリンムシ「え!!!!!!!? あったんですか!!!!!!!!!!!!!!!!?
あんなところに!!!!!!!!? 本当に遊園地が〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
シヌカ「すごいですぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
イチモシ「いやおかしいでしょ!!!!!!!! 今まであんなの無かったよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ていうかあそこ団地もある住居の密集地だよ!!!!!!!!!!!!?」
ガム「た…確かにおかしいべ!!!!!? こ…これは一体どういうことだべ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
てれび「おかしくないのです あの遊園地はむかしからあった あなたたちはそれをしらなかった ただそれだけなのです」
プリンムシ「納得出来ませんが…」
てれび「ようするに……テコの原理なのです」
どや…
みんな『そっか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』パァ!!!!!!
【Jk豆知識:とりあえずテコの原理と言っておけば納得する】

57 :


58 :
ヒョーゲン(これは…)
てれび(しーっ!)
プリンムシ「い…いや!!!!!!! ちょっと待って テコの原理ってやっぱりそれおかしいんじゃ」
ヒョーゲン「こ…細かい事はいいじゃない
それよりほら!!!!!!!」
みんな『!!!!!』
―――
彼方「…遊園地の券って…随分と露骨な…
どうするよ 兄貴」
無限刀火「バカか 遊園地だと? くだらない 行くわけないだろうが」
彼方「…まぁそうだと思ったよ」
無限刀火「さっさと帰って俺はカップラーメンをだな………ぬぬ?!!!!!!!!!!」

ドドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チラシ【食堂にて最高級の超カップラーメン絶賛販売中(数量限定)!!!!!!】
無限刀火「遊園地へ行くぞ彼方」
ズズイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「な…なんだ!!!!!!!!!? どうしたんだ急にぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ばば〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「黙って俺についてこんかァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
手遅れになってもしらんぞォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐいぐいぃぃぃー!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「な…なにがだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――
ウマミ「わ…わぁ!!!! 先生があんなに積極的に!!!!!!!!!?」
ガム「こ…これは…イケるではないべなす?!!!!!!!!!」
シヌカ「あう…!」
プリンムシ「無きにしもあらず…!!!!!」
ウマミ「よっしゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 今日中にあの二人を…絶対!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
4人『ティープキスさせる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ゴゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イチモシ「やっぱり完全に目的忘れてるよね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゴゴ〜〜〜ン!!!!!!!!

59 :
彼方「遊園地か〜〜 そういやうちそんなテーマパークとか行くの初めてだな」
無限刀火「…遊園地って…あれか?
お…おかしいな あんなところに遊園地なんてあったか…?」
彼方(恐らく天寄生連中の仕業だろうな 方法は知らんが)
彼方「あれだろ テコの原理だろ」
無限刀火「あ…あぁなるほど…テコの原理か……」
彼方「さぁもうすぐだ 行くよ」
――― そして ―――
いそいそ
スマス「急がなきゃ! 急がなきゃ!!」
いそいそいそ
スマス「遅れちゃう!!!!!!!! 遅れちゃいます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スマス「クリスマスに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《あけましておめでとうございます》
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

60 :
スマス「…って 何を急ぐ事があったんだっけ……ま まぁいいか…
さてとー今日も臭い秘境を探さなきゃ……と
……ん…?」

―――
ババァァァァーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《彼方達はついに遊園地の入口まで到着した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
彼方「す…すげーーーーーーーーー…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なんてデカくてきらびやか…!
初めてとはいえ…さすがに心が躍るなぁ」
無限刀火「へぇ 思ったよりまともだな
この町の自治会も頑張ったなオイ」
彼方「と…とりあえず入ろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
うずうず
変装したタイフーオ「くすくす…いらっしゃい…」
彼方「チケットもらって来たんだが」
タイフーオ「あらそう…くすくす あらまぁ良かったわね
このチケットは『スペシャルウルトラハイパーミラクルスーパー優待チケット』……
この券があればあなた達は園内のアトラクションの全てを優先的にタダで楽しめるわよ…」
彼方「マジかー!!!!!!!! 都合良すぎィ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「食堂は?! 食堂はどうなる?」
タイフーオ「もちろん〜〜〜〜〜〜〜〜?」
無限刀火「タダか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! タダなのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わくわく
タイフーオ「いえ 食堂の料理は命との交換になります」
無限刀火「飯を命と交換!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
割に合わなッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 割に合わなッッッそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「はやく入ろうぜ兄貴!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限刀火「おい待て!!!!! そういうことなら俺は別に……おい! 引っ張るな!!!!!!!」
ぐいぐい
タイフーオ「…2名様…ご案内〜〜…くすくすくすくす」

―――

スマス「??」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

61 :
スマス「あの人たち…一体…」
ぽかん…

ウマミ「ふわぁ!!!!!!! すっごいや!!!!!!!!!!!
はやく入ろうよ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プリンムシ「付いて行かなきゃ作戦も実行出来ませんしねハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガム「わーい!!!!!!!! 遊園地なんて都会的なもの素敵だべぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わきゅわきゅ
タイフーオ「あらあら 入場するならお金払ってくれないと」
ウマミ「あ…あ!!!!! そうか!!!!!!!!!」
ヒョーゲン「いや…いいでしょこの子たちは別に…」
ウマミ「い…いくらですか?」
タイフーオ「ふぅーん…そうねぇ」
イチモシ「こ…こういうのって高いんじゃない? あたいちょっと……持ち合わせが」
シヌカ「お金なら私が貸してあげるですぅ」
ウマミ「お……わ…わりぃシヌカ! いいかな」
シヌカ「はいですぅ」
ぬっ! ぎっちり…
プリンムシ「なんで懐から取り出したパンティーに大金が詰められてるんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シヌカ「財布がわりですぅ」
ウマミ「財布にするなら足出すとこ縫えよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お金落とすよ」
プリンムシ「そういう問題じゃありませんが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イチモシ「す…すごいお金だ…」
タイフーオ「…」

タイフーオ「ひとり100万円になります」
チーz_ン!!!¥
ヒョーゲン「なに巻き上げようとしてますの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
みっともないですわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずずーん!!!!!!!!

62 :
そして
タイフーオ「御名様お買い上げー」
チャリーン¥
ヒョーゲン「そしてきっちり巻き上げとるし!!!!!!!!!!!!!!!」
てれび「さすがタイフーオ
たいふうだけに“かね回り”がよろしいなんつってこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ガハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばば〜〜ん!!!
ツキ「ウマイ!!」
ぱちーん!
タイフーオ「くすくすくすくすくすくす…
これだけあれば今年の夏は“日本一周”できそうね…くすくすくすくす」
ヒョーゲン「日本逃げてー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――
ウマミ「は…はやく入ろぉー!!!!!!!! あの観覧車にも乗りたい!!!!!!!! ジェットコースターにも……上がって下がるやつにも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プリンムシ「も…目的を忘れてはなりません!!!! まずは彼方と先生の後を追い…」
ガム「あ!!!!!!!!!!!!!!!! こんな所に…隠しメガネが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プリンムシ「な…なんですと!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
隠しミ○キー的な!?
ウマミ「ほ…本当だ!!! この遊園地内には…至るところにメガネが隠されてるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イチモシ「誰かの忘れ物じゃないですかね…」
わいわいキャッキャッ
《園内に入っていく一行》

スマス「……………… …?」
ゴオオオオオオオオオオオ…

63 :
キラキラキラキラキラキラキラキラキラ《きらびやかな遊園地…》
ウマミ「ふわぁぁ…ホント綺麗だ…」
ガム「これは…彼方さんと無限師範のため…でべすけど…
こんなところに皆でこれて…最後に皆でこんなところにこれて…最高の気分だべ」
シヌカ「あう 私 遊園地は飽きるほど行ったですぅ
でもこんなに楽しいのは初めてですぅ」
プリンムシ「えぇ……」
ウマミ「みんな………よっしゃ!!!!!!!!
せっかくだし 先生と彼方をディープキスさせるついでにうち様達も遊び尽くそうよ!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリンムシ「あ…遊んじゃいますか!!」
シヌカ「遊ぶですぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わいわい キャッキャッ
ガム「あべー!!!!!? なんかいるべ!!!!!!?」
バァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
着ぐるみ「…」
もっきゅ もっきゅ
きゅん!
ウマミ「か……かあぁーーーいいぃぃーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここのマスコットキャラかなぁ!!!!!! もふもふして…目がつぶらで…超ぷりちーなんですけどぉんっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!<3<3」
ガム「抱きしめたいべー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!<3」
プリンムシ「むしろ抱きしめます!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シヌカ「あぅー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!
だきだきだきだき!!!!!!!!!!!!!!!!
マスコット「もきゅー!!!!!」
ぎゅー!
ウマミ「い…いや〜〜〜〜ん! もきゅーだってぇ!!!! かぁわぁいぃいぃーー!!!!!!!!!!!!!」
すりすり
シヌカ「顔埋めるですぅ!!!!!!」
むみゅう!!!!!!!!
マスコット「もきゅー!!!!!!!!」
ガム「な…名前ぇぇ!!!!! なんて言うのべぇ!!!!!!!!?」
すりすり
ヒョーゲン「あ…あなた達…ほどほどにね…」
わいわい キャッキャッ わいわい

64 :
ウマミ「かわwii〜〜〜〜! もふもふもふもふぅー!!!!!!!!」
ガム「大好きだべぇ!!!!!!!!」
シヌカ「あうー!!!!!!」
プリンムシ「ワ…ワタシもワタシも!!!!!!!!」
イチモシ「しゃ…写真撮りたい…」
《マスコットをJKサンドする5バカ達》
マスコット「もきゅー!!」
ヒョーゲン「……」

しーん…
スマス「………………………………………………あの人たち…………」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ォ゙…

なんでこんなただの民家の中で 半裸のおっさんを抱きしめあってるんだろう…
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

――― そう!!!!!! 賢明なアミノ酸の諸君ならば既にお察しだろうが
今彼女らが居る遊園地は…存在しないのである!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それは古都コトコトの中心に作られた 巨大な幻であった!!!!!!!
今 この場に居ない“にじ”と“シンキ”の作り出す限りなく現実的な虚構なのである!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すなわち!!!!!!!! 今彼女らが居るその場所は 当然遊園地などではなく!!!!!!!!!!!!
古都コトコトの住宅地 その中の一軒家の一つ…“鈴木さん宅”だったのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つまり 今の彼女らは端(スマス)から見れば
『なんか集団で人ん家に上がり込む実にファニーな人達』なのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
第三者からはその虚構は見えないのだ …だが彼女らにとっては現実的な実体に写っている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
鈴木さん宅の全てが遊園地として見えている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今彼女らが抱きしめているマスコットもそうだ… あのマスコットも 本来はかわいらしいマスコットなどではなく…その本当の姿は…
鈴木さん宅の長男坊でニートの まさし(49)なのである!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなことはつゆとも知らぬ無限と彼女ら…そしてまさし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
突然の訪問者に突如抱きしめられたまさしの心境やいかに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「もふもふー!!!!」
ガム「ぎゅー!!!!!!」
シヌカ「すりすりー!!!!!」
プリンムシ「ちゅっ!!!!!!!」
イチモシ「か…肩車ー!!!!!!!」
まさし「…………――――――」

    _|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_
    >                  <
  /\  ──┐| | \     ヽ|  |ヽ  ム ヒ | |
  /  \    /      /  | ̄| ̄ 月 ヒ | |
      \ _ノ    _/   / | ノ \ ノ L_い o o
    >                  <

65 :
まさしちょっとそこ変われ

66 :
ウマミ「大好き大好き大好きぃぃーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぎゅううううううううっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリンムシ「もうたまらないです!!!!!!!! ちゅっちゅっちゅっちゅうぅーっ!!!!!!!!!!!!!!!!」
まさし「………!!!!!!!!!!」

まさし(はああああああぁぁーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なんだこれ!!!!!!!!!!!!!!!!? なんだこれ!!!!!!!!!!!!!!!!?
なんでオイはこんなJK達に囲まれてんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
モテ期!? モテ期来ちゃった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
2歳から引きこもった俺についにモテ期来ちゃった的な!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?)
どどーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シヌカ「こ…これわたしのパンツですぅ! 交換ですぅ!!」
ガム「おなかぽよぽよだべなーーー!!!!!! 抱きしめると気持ちィィー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞくぞくゥゥー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まさし(は…はァァァおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオゥッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
い…イイ匂いだァァァ〜〜〜〜〜〜〜…ハァ〜〜〜〜〜ハァ〜〜〜〜〜〜〜…
も…もぉぉ…た…たまんね…たまんねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
まさし「もきゅー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッシィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ「わー!!!!! なになにぃ!!!!!!! そっちから抱いてくれるなんて嬉しい〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!」
ガム「あべべ……べ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
こ…これは…!!?」
ゴリッ… ゴリッ…
ガム「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しゅ 腫瘍だべ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この子のお腹に固い腫瘍があるべなし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

67 :
t

68 :
まさし「もきゅい?」
ウマミ「しゅ…腫瘍だって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? どこどこ?!!!」
ガム「こ…ここだべ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
さすさす
まさし「は…はう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウマミ「どれ……これか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
もむもむ
まさし「は…はうあアァァァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
びっく〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シヌカ「これ大変なやつですう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
なでなで
まさし「お…オォーーーーーーーーー〜〜〜〜〜〜〜〜…ウッ…!!!!!!!!」
ビクンッ ビクンッ
プリンムシ「これは大変です!!!!!! はやく取り除かなければ…」
ガム「それならばワタスに…」
ジャキンッ…スラッ…
まさし「へ?」
ガム「おまかせべーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズバッシャアアアァァァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まさし「うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッシャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コロロン…
ウマミ「腫瘍だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 踏み潰せ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブチュク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まさし「MOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばた〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリンムシ「おぉ! よほど嬉しいのか転げ回るほど喜んでます」
シヌカ「良かったですぅ〜〜」

ヒョーゲン「な…なんかとんでもないことしてるけど」
タイフーオ「おかま…あの人にあなたの…あげたら…?」
おかま「は〜〜〜〜〜〜〜いっ♪ …って! 付いてない〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぷんぷんっ
ヒョーゲン「無いんだ…」
ずーん…

69 :
しーん…
まさし「…」
イチモシ「…動かなくなっちゃった…」
ウマミ「きっと安心して疲れたんだ そっとしておこう
それよりも気を取り直して……遊ぶぞーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガム「おー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シヌカ「なに乗るですぅ?」
ウマミ「やっぱり最初はジェットコースター…いやまて!!!!!!!
Tカップなんかも捨て難いぞ…! いや ここはメリーゴーランドでも…」
プリンムシ「いや 我々も楽しむとはいえ あの2人の事がまず先決ですよ」
ウマミ「…あ…そ…そうか そだな
何に乗るのかな…あの2人」
ヒョーゲン「…まったく」
ふう

―――
てくてくてく
彼方「どぉするよ? なんか乗るか?」
無限刀火「バカか フードコートに直行だ」
一応
彼方「…まさかうちの命でカップラーメンを食う気じゃないだろうな…」

                  _,. -‐ '' " ",. ̄'' ̄` ''‐、
                ,.-'      ,r''  _,,.. - 、  ` 、
               ,.r'/// /   ,.-'      `' 、. \
             /       ,r'  ,r'       ,rfn、 \ '、
               / /////  ,'   ,'  ,rffn.   '"     ヽ ',
            i     ,.ァ   .i  '"     ,riiニヽ.   ',. ',
                |  ,.r '"  |.   {  ,riiニヽ      _.    ', ',
            | .,.r'    |   !   ,..  _,,.. -‐' _,..r'  i .i
            |,'      ',   ',   '、., __ ,.. -‐''"゙  }  | .|
            |       ',    `、  ヽ        !   } .}
                ',         ',    '、  ヽ      ./   ! .|
            '、       `、   \  `ヽ==='゙    ,' !
             `、        '、     ' 、        / .,'
                '、'-..,,_____ ___`、    `''‐- ..,, ,,.. r'  /
               \ ヾヾヾヾヾ \          /
                ` 、  、、、、、、、、 ` - ..,,, _ _,.r'゙
                  `' - .,,_       _,. - ''"
                      `"'' '' '' "" ←無限刀火

彼方「その気だな!? こいつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ず〜〜ん

70 :
無限刀火「とりあえずフードコート行って 様子だけでも見てさっさと帰るぞ」
彼方「…………はぁ …そうだな
……まぁ…そうだろうな」
ひょっひょっ
変装したシンキ「ヤァーヤァー! そこの迷えるお客様!!!!!? 道にでもお迷いカナ!!!!!!!!?」
無限刀火「あぁ…ここの人間か? ちょっとフードコートがどこか教えてくれないか」
シヌカ「オヤオヤ!!!!? この絢爛豪華な遊園地の中にしてさっそくフードコート直行とはナンセンスデスネー!!!!!!!!
ボク的にはもっと遊ぶことをお勧めシマスヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうデスネー! …ならばあのジェットコースターなどいかがデショウ!!!!!?
隠しカメラによる記念写真も完備! 驚き顔を思い出にデキマスヨ!!!!!!!!!」
無限刀火「いや俺は別に」
シンキ「そこのお嬢サンは!?」
チラ《彼方に目配せしある方を示すシンキ
そこにはジェットコースターを見つめるウマミ達の姿があった》
彼方(………ったく! あいつらときたら…)
彼方「兄貴 ジェットコースターに乗るか」
無限刀火「はぁ? なんで俺がそんなくだらないものに…」
彼方「せっかくタダ券もらったんだぞ? 一つくらい乗らなきゃもったいないだろ
…まさかそれとも 実は怖いのか? 兄貴ぃ?」
ニィっ
無限刀火「…バカな事を言うな!!! 分かった 乗ればいいんだろ!!」
シンキ「ハ〜〜〜〜イ! 2名サマご案内〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――
ヒョーゲン「あら? どうやらジェットコースターに乗るみたいですわ」
ウマミ「マジでー?!!!!!! やったぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガム「ワタス達も乗るべぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワイワイ きゃいきゃい

ヒョーゲン「…」
タイフーオ「あらあら おカタイあなたがあんな子達に気を使うなんてねぇ わざわざシンキまで使って」
ヒョーゲン「べっ…別に気なんて使ってませんわ」
カンシ「どういう 風の吹き回しだ つるぺったん(字余り)」
ヒョーゲン「いやだから別に…って ンだとごるぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

71 :
―――
ゴトン ゴトン ゴトン ゴトン ガガガーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シヌカ「あう〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!」
ウマミ「きゃはははははー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! はやいはや〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
イチモシ「ううぅぅぅ〜〜〜〜〜〜ヴぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
落ちるぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガム「あははははは!!!!!!!! 大丈夫だべな!!!!!!!!!!!」
プリンムシ「いやはや楽しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! し…しかし あの2人の事を完全に忘れてませんか!!!!!!!?」
ウマミ「あはははははははは!!!!!!!!! 大丈夫だよ!!!!
きっと今頃うち様達みたいにわーわーキャーキャー楽しんで親密度がUPしてるさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガム「そうでべすなぁ!!!!!!!!! ワタス達はワタス達で楽しむべぇ!!!!!!!!!!!!!!!!」
キャ〜〜〜〜〜〜〜〜 キャ〜〜〜〜〜〜〜〜

――― そのころ
ゴトン ゴトン ゴトン ゴトン ゴトン…
無限刀火「…………」
彼方「…………」
グオオオオオ……… ゴトトン!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴオ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「……………」
彼方「……………」

し〜〜〜〜ん…
http://download2.getuploader.com/g/sousaku_2/907/150109_005911.jpg

――― 実際の鈴木家
グオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ「あははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
父「うぎゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
母「お父さあああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
たかす「な…なんなんだこの人達は〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
突然入ってきて 空気椅子の体勢で家中を滑走しだすとかーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《最終回 後編 につづく…》

72 :
《前回のあらすじと前ファイト》

【あらすじ】
キャラリセット

【前ファイト】
それでは!!!!!!!!!! なんとかファイト
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1403327104/

73 :
【あらすじ】
花子とのあの激闘の後… 姿を消したフーリャン達…
希望を失った世界で 猛威を振るう魔反会
『公認傭兵団』という制度を作り出した魔反会は ついに手段を選ばず魔法使いを狩りはじめた
そして世界から魔法使いの安住の地は無くなってしまったのである…
しかし 魔法使い達の 希望への意思は潰えはいなかった!!!!!
先の戦いで生き残ったネアメ・ルートの残党達は 拠点を新たに魔法使い救済のために再び立ち上がった!
世界各地の魔法使い達を助けだし 特殊な防壁を施した拠点に保護を続けていた
そうしながら戦力も蓄え またいずれ訪れる対魔反会に備えていた!
元魔反会で 前ネアメ戦力で生き残った人間の一人であるウラ・ギルも 新たな仲間達とともに日夜奔走していた
しかし 個性的で癖の強いチームメンバーにたじたじのギル
信頼も得られず時には 自身に怨みを抱く仲間の一人から小言を言われ
またある時には 年長者の仲間からディスられ…そんな最悪のチームワークの中で多くの任務をこなしていく
そうして
薄命の少女の護衛と別れ
仲間の絆を問われた封鎖された村での解放劇
そしてネアメ内部の乱…
ありとあらゆる荒波に揉まれ ギルは成長し なんとネアメのリーダーの一人となった
それらを経た彼は ついにチームメンバーとの絆を結び
新たな希望にならんとしていた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

【あらすじ2】
リーダーになったギル
『誰よりも働く』と誓ったギルにはたくさんの人々からの依頼が絶えなかった
チームメンバー達もそんなギルに協力し 受けた任務を分担し行ってくれた
そういうわけで ギルチームとしての任務は激減したが 久々にギルチームに任務が入る
それはネアメのリーダーの一人であるディミリアからの依頼だった
なんでも ゲーム脳地方に 正体不明の妖怪が現れたらしい
しかもその妖怪は『踊る妖怪』らしい…
それを聞いたギルの頭には “ある存在”がよぎっていた

74 :
【登場人物】
ウラ・ギル 20歳
不審な名前をした主人公
前ネアメの生き残り
かつて魔反会に所属し 働いていたが 魔反会のやり方に疑問を抱き脱走しネアメに入った
魔反会からの社蓄根性が染み付いており堅苦しい喋り方をしていたが なんやかんやで控えつつある
元魔反会ということで風当たりが強かったが なんやかんやで信頼されるようになり 現在はネアメの3リーダーの一人
ヤンデル・シン 17歳
暗い格闘家
ネガティブで陰気な性格をしているが 実際は年相応のしっかりした考えを持つ
チームメンバーで初めてギルに心を許しており ギルもヤンデルの存在には感謝している
ツバメオーとは幼なじみで 両親のいないヤンデルは彼女の家で暮らしていた
だが ツバメオーには散々尻に敷かれたようで そこはかとなくツバメオーを怨んでいるようだ
いつか呪い殺そうと画策している
ツバメオー・ミユニユ16歳
妙な名前の魔法使い
ギルチームに所属する魔法使い
数ヶ月前に 魔反会により両親や知り合いを村ごと葬られ ヤンデルと共にネアメに保護された
魔反会に強い怨みがあるため 元魔反会のギルに対し非常にキツい態度をとっていた
だが ギルを見ていく中で 悪い人間じゃないと思いはじめ
ある時 彼に助けられてから考えを変え信頼することにした
今では気安く話せるほどの仲にまでなった
氷の魔法が得意(というかそれしか使えない)
ビラコ・キンピラコ 25歳
天狗好きの大人の女性
ギルチームの医療担当
筋金入りの天狗マニアで 10000種類の天狗面を持っている
行方不明の妹がおり その妹はビラコと同じ毛色の10歳くらいの少女らしい…
そのことに関して『天狗の仕業では?』と言うと グーパンチされるので注意
塩化ビニール・マッサオ 30歳
誇り高い連合騎士団の騎士
生傷マニアで 敵の攻撃を積極的に受けたがる困った人間
キャラ付けのために『ござる』口調で話しているが 実際は『せしぼんぬ』口調でしゃべるらしい
連合騎士団の上司だったある人物を尊敬し 彼に倣いネアメに参加したというが
その上司は現在行方不明らしい

75 :
ウソニ 22歳
銃使いの男
以前妹をギルチームに護衛してもらったため そこからの知り合い
猫に物凄い勢いで懐かれるのが得意
もみーの 16歳
ウソニの妹
病気に罹っていた
ギルチームに護衛をしてもらい思い出の地を周り 安らかに息を引き取ったした
ディミリア
前ネアメの生き残りの一人で 3リーダーの一人
元が医療担当で 成り行きでリーダーになったため指揮能力は低いが 信頼されている
かつてはリーダーとしての仕事に追われ体調を崩したりしていたが現在はリーダーが分業になったため負担が減った
医療を初め主に雑務などを熟す
スパルティー
3リーダーの一人 魔法使いではない外部の人間だが熱い思いを持ってネアメに入った
だがその熱すぎる正義感が暴走し ネアメで軍拡やスパルタ教育など様々な問題を引き起こしたが
ギルとの戦い(リーダー選挙)の末に考えを軟化させたようだ
現在は3リーダーの一人として スパルタ控えめの戦力強化や戦力指揮を担当している
マンツウ
魔法使い
ツバメオーをツビーと呼び あからさまに好意を抱いている
ウザい性格の男

【魔反会】
ムーンリングス(月の12傑)
退魔の英雄アークがこの世に復活してから作られた組織
力のある班のリーダー12人による実力者達の総称
その個人が行使出来るの戦力で序列が決まっている
序列1位 ヤンムジャルック(魔反会総帥)
序列2位 アイゼン(本拠防衛軍班長)
序列3位 プリミティ(公認魔術狩傭兵団総大将)
序列4位 アラプマ(全軍統括班班長)
序列5位 ??
序列6位 シンクレア(退魔班班長)
序列7位 セルライターX(特務班班長)
序列8位 ??
序列9位 ??
序列10位 ??
序列11位 メロンピルト(宣伝戦略班班長)
序列12位 ??

76 :
ツバメオー「踊る骸骨!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
………なにそれ?!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコ「なんだか楽しそうな妖怪さんですね♪」
ヤンデル「いや…ちょっと…怖いな…
つまり…死体が動くってことだろう…?
怖すぎる…」
ビラコ「わぁーお♪ つまりリアルスリラーが見れるですよ♪ 会いたいですね是非とも♪」
ヤンデル「ポジティブすぎる……」
エンカ「このご時世に妖怪でござるか
なんとも古臭いでござるな」
ツバメオー「古臭いって……そのナリと喋り方のおっさんが言うかね」
エンカ「しかし分からぬでござるな 何故急にそんなもの退治の依頼など?
ゲーム脳地方に立ち入れないとは言ったものの そもそもあの地方は事前の調査では魔法使いは確認されてないはずでござろう
正体も分からぬそんなものにわざわざ干渉する必要はないと思うのだが…」
ディミリア「…エンカさん まず訂正をしますが
私はあなた方に『妖怪退治の依頼』をしたわけではありません
私の言う対処とはつまり……“接触”です
その妖怪とやらと是非ともコンタクトをとってほしいのです」
エンカ「コンタクト…? ますます分からん…」
ビラコ「あー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
分かったですよ!!!!!!!!!!!!!!!!
先生 その妖怪さんをネアメのマスコットにするですね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
歌って踊れる骸骨さんで軽快なダンスとゆかいで覚えやすい歌で低年齢層の心をギュッとアイアンクローするです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
『骸骨ウォッチ』……これは流行る いや流行らない」
すーん
ツバメオー「分かってるじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!
ディミリア「もちろん 違いますよ
…とにかくです 我々はその妖怪と会う必要があるのです
いや…会わなければならない なんとしても!!!!!
そうでしょう? ギルさん」
ギル「えぇ………
その妖怪が……我々の希望になるかもしれない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな『!!!?』
ゴウ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

77 :
ヤンデル「骸骨が…」
ビラコ「希望!!!!!!!!?」
ツバメオー「そんなわけねーだろバカじゃねーの」
ギル「いや希望っスよもう…めっちゃ希望っスよ…それはもう物凄い勢いで…」
エンカ「なにもかも全く以って分からんが 統括殿が言われるならそうなのだろう
ならば会いに行く他あるまい」
ギル「えぇ!!!!!!!! 行きましょう今すぐ!!!!!!!!!!!!!!!!
今すぐ行きましょう!!!!!!!!!!!!!!!!」
ツバメオー「テンションたけーなオイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
エンカ「しかし…この場所からとなるとまた…遠いな
またペトロに乗ってでござるかな」
ディミリア「残念ながらペトリーニホース(ペトロ正式名称)は出せません」
ギル「え…何故でありますか」
ディミリア「目立つので
怪し過ぎて」
ツバメオー「あぁ うん 確かにね」
エンカ「ふむ ということはつまり…この任務は極力目立たず遂行しろ…と」
ディミリア「はい
その“希望”の存在を魔反会に知られるわけにはいきません
ささいな懸念も少なくしたいのです」
エンカ「それは分かるでござる
しかし…長旅となるとその分食料などの荷物も増える…
ペトロが居れば多少は楽だったのだが」
ディミリア「一応 助っ人としてある方を呼んでありますので 後ほど合流してください」
ギル「助っ人ですか……誰でしょう」
ディミリア「それでは…よろしくお願いします
どうか…このネアメに…“希望”を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「…!!! 分かりました!!!!!!!!!!!!!!!!!
いざ…ギルチーム…再結成で出発です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みなさん一緒にッ
えいっえいっ………え〜〜〜〜〜〜〜〜いえい〜〜〜〜んおんおんおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「タイミング合わせづれーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
なんだそれ!!!!!?

78 :
そすて
ギル「さて 助っ人さんと落ち合うのはこの広場のはず」
ヤンデル「誰かな… しらない人だと緊張するな…」
ビラコ「たかしかな…?」
ツバメオー「誰だヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!
エンカ「なにっ…?! それってあの…“サヴァイブマスター”の…?」
ツバメオー「だから誰だヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギル「…! そのたかしさんとやらが来れば…このチームのMFも潤いますね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
エンカ「陣形はどうする? 3-3-4で行くか?」
ギル「ギリメカラ特化で参りましょう」
ツバメオー「なんの話か全く分かんねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!
??「残念だが たかしではない」
みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ギル「!!!!!!!! あなたは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウソニ「久しぶりの集合だな」
http://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/910/150116_022808.jpg
ギル「ウソニさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あなたでしたか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビラコ「わぁー! ウソニくん〜〜〜」
エンカ「これは頼もしいでござるな」
ウソニ「ちなみにおれはFWだ
陣形は33-4の形を得意としている」
ギル「成る程 白虎特化ですか」
ツバメオー「その話まだ続いてたのかヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もういいヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

79 :
ウソニ「―――というわけで
意味もなく屋根裏から顔を出したり引っ込めたりして時間を潰してる時にディミリアさんに声をかけてもらったわけだ」
ツバメオー「ようはあんたのよっぽどな暇さ加減を見兼ねたわけだね 統括さんは」
ギル「ま…まぁウソニさんってどういう役職かいまいち分かりませんからね」
ウソニ「俺か? 俺は『もみーのファンクラブ』の取締役だ」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どや〜
ツバメオー「全然ネアメ関係ねーじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つーか何やってんだヨ!!!!!!!! シスコンか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウソニ「俺は断じてシスコンではない
ただ…妹のファンクラブをほっといたらシモ系の方に傾倒していきそうだからな
それを防ぐためにとりあえず取締役として居座ってるだけだ
ま…もみーのはかわいいからな 君のようなつるぺたとは違ってな」
ツバメオー「シスコンじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!
エンカ「……こんなキャラでござったかな」
ビラコ「ほら…今までもみーのちゃんの事で色々根詰めてたですから…
きっとこの明るいウソニくんが…封印されてたウソニくんの本当の性格なんですよきっと」
ツバメオー「ずっと封印されてりゃ良かったのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウソニ「うるせぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヘッドショットぶちかますぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「うぎゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんだこの助っ人!!!!!!!! 結果的にこのチームの変人濃度が増しただけだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヤンデル「自分も変人って認めるんだな 偉い偉い」
ウソニ「…という冗談はそろそろやめておこう
そういうわけでよろしく頼む
元々俺はサポート畑の人間だが…君達のような一線に立つチームの足を引っ張らないように鍛えたつもりだ
迷惑はかけないよ」
エンカ「ほう さぞかし修業したのであろう」
ウソニ「まぁ…な
せっかくだ 見てみるか?」
ニ…

80 :
ウソニ「俺の修業の成果だッ…」
ズ…ズズズズ…ズゴオオオオオオオオオオ…《ウソニから気(なんかすごい身体エネルギー)が溢れる》
ギル(!!! なんと力強い気…!)
エンカ(重く…それでいて澄んでいる…!!!!! この気を弾丸に纏わせば かなりの威力になりそうでござるな…)
ヤンデル(これにあの銃術を混ぜればかなり強そうだ…)
ギル「…ん?」
ウソニ「コオオオオオオ……!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズズズズズズズズズズ
ウソニ「ふん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぼわわわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わらわらわら…《と!!? ウソニの気に反応して何かが集まりだす…》
わらわらわらわらわらわら
猫「にゃー」
猫「なーご」
猫「にゃーん」
わらわらわらわらわらわらわらわらわら
ごちゃごちゃごちゃごちゃごちゃごちゃ…
どーーーーーーーーーん…
ウソニ「この通り」
《猫まみれ》
ツバメオー「猫だるまーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウソニ「俺はつよくなった」
どや…
ツバメオー「わからねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 猫が増えただけじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウソニ「俺は精神の集中を極限まで極める事で身体のエネルギーを究極的なレベルまで研ぎ澄ましその力を増量させた
その副産物として……更に猫に好かれるようになった…それだけだ…」
わらわらわら…
ツバメオー「好かれすぎだヨ!!!!!!!! 更に猫が増えてト○ロみたいになってるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どういう副産物だヨそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!
ウソニ「気を高めるためにマタタビ食ったからな…それが原因かもしれないな」
ツバメオー「マタタビを食べる必要性がわからねーヨ!!!!!!!! あんたバカだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウソニ「なんだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 0距離でヘッドショットぶちかますぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「なんかもうヤダヨこの人!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

81 :
ウソニ「…ま 気を大量に放出すると猫に嗅ぎ付けられ集まって来るという些細な欠点はあるものの
気の扱いは確かに上達した こればかりは負けない自信がある」
ズズズズ…
ギル「おぉ…手の平から出した気がなにかの形に…」
エンカ「気をなにかに変化させるのはかなりの高等技術… 極めたのは間違いないでござるな」
ビラコ「何ができるですか?」
ウソニ「はあぁ…!」
ズズズオオ… ボウゥ
バン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウソニ「もみーのの彫像だ 見ろよく出来てるだろう? 耳たぶのホクロも完備だ」
ツバメオー「やっぱりシスコンだヨこの人…」
ギル「い…いやぁ…すごいっスねぇ………って…」
のそり…
ヤンデル「…?!! なにか居る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギル「大きな…猫!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ビラコ「わぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!?」
ヤンデル「あ…あれは…前にみたっ…! ま…幻じゃなかったんだ…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウソニ「あぁ…こいつか…? こいつは…」
巨猫「……」
のそ…のそり…
ス… スゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ピ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン
《立ち上がる巨猫》
ウソニ「“ネコ”だ」
ネコ「ミャオ」
ドォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://download2.getuploader.com/g/sousaku_2/911/150116_022843.jpg
みんな『猫が立ったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズコ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! どんがらがっちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウソニ「こいつはネコ
俺のことが好きすぎてニ足歩行に進化した猫だ」
ツバメオー「おかしいだろそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

82 :
なめんなYOwww

83 :
ビラコ「わぁ〜〜〜 もふもふでかわいいですよ♪」
エンカ「この手に巻き付けたもの…尻尾か? なんとも異なことに二股に分かれているでござる
これが噂に聞くネコマタとやらでござるか…」
ツバメオー「早速適応してんじゃねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
不思議がれもっと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウソニ「不思議なことはない
ただ単に俺が好きすぎてだな…」
ツバメオー「摩訶不思議この上ねーアドベンチャーな出来事だよそれは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「い…いやほんと…なんなんスかねこの…猫…?」
ネコ「ミャオ」
ウソニ「正直なところ俺にも分からんが
猫の成長期では稀にこういうこともある…とYaheey掲示板に書いてあった」
ツバメオー「それ騙されてるヨお前」
ビラコ「なんでもいいですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とにかく…かわいいですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ただでさえもふもふかわいいニャンコが大きくなるとかもうほんとに最高ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
だきー!!!!!!!!!!!!!!!!
ネコ「ミャオ」
ヤンデル「さ…最高…なのか…?」
ツバメオー「で…でもふわふわなのは確かに……触ってみてーヨ…」
そー…
ネコ「ミャオ」
すりすりすり
ツバメオー「わーっ/// 自分からすりすりしてきたヨ!!!!!!!
なんだこいつ デカくてニ足歩行で腹巻してるだけで普通の猫じゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
なでなで
ネコ「ミャオ」
ごろごろ
ヤンデル「そのデカくてニ足歩行で腹巻してるのが問題だろこれは……」
エンカ「中に変質者が入ってるというオチではござらぬかな」

84 :
ネコ「ミャオ」
ごろごろ
ツバメオー「きゃー!! ゴロゴロ言ってるヨ!!!!!!!
かわいぃーねぇ〜〜〜〜」
ビラコ「人懐こいですよ〜〜」
わいわい
エンカ「ふむむ あのツバ嬢まで骨抜きでござる
いやはや女子は本当かわいもの好きでござる」
ヤンデル「珍しいな… ツバメはどっちかというと… “微生物派”なのに」
ギル「どういう派ですかそれは」
ネコ「ミャオ」
ギル「…ふーむ あの大きさや風貌は不可解ですが こうして見るとかわいいように思えてきましたね
かく言う自分も猫派でして
せっかくなので自分もモフモフしたいですねぇ」
ツバメオー「すればいいじゃあ〜ん! おいでよ!」
ギル「え えぇ じゃあお言葉に甘えさせてもらおうかな」
そー
ネコ「…」――√ ̄
ギル「よぉーしよしよしよし…かわいいでちゅねー」
すー…
ネコ「………」
ごそ………
ババンッ!!!!!!!!《ネコは懐からタバコを取り出した》
ネコ「……」
パク…… シュボボ!!!!!!!!!!!!!!!! ジジー…
ネコ「…」
ふぅー…もわわぁ〜
ギル「げ…げほほぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ネコ「…」
ジュッ
ギル「う…うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
タバコの火押し付けられたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「こりゃあギル嫌われてんねー」
ははは
ギル「ははは じゃないっスよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それならせめて引っ掻いてくださいよっつーか普通にタバコ吸ってるんですけどこの猫!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

85 :
ネコ「ミャオ」すー…ふー
ギル「すっごいクールにタバコ吸ってる……」
ビラコ「このギャップがまたかわいいですね」
ヤンデル「そう…?」
エンカ「……まぁ猫もふりはこの辺にしてそろそろ出発せぬか?」
ギル「そうっスね…」
ツバメオー「あー残念だヨ ここでお別れみたいだヨ にゃんこ」
ネコ「ミャオ」
ビラコ「ばいばいですよぅ〜〜」
ネコ「ミャオ ミャオ ミャオ ミャ〜〜〜オ
ミャオミャオミャミャ」
ツバメオー「なんか言いたげだヨ」
ビラコ「くすっ…きっと『行かないでーもっとなでなでしてー』とか言ってるですよ!!!!!!!!! かわいいですねー!」
ネコ「ミャオ」
ごそごそ がこん…
ギル「ん? なんか板を取り出しましたが…」
ネコ「ミャオ」
キュッキュッキュッ… カキカキカキ
トン…
立て札【我輩はネコ 名前はもうある
不肖我輩 微力ながら貴殿らにこの力をお貸ししたい所存
どうか共に連れていってもらえないだろうか?
貴殿らの旅の邪魔にならぬよう 力になるよう全力で尽くすと誓おう
どうかお頼み申す】
バッ!《任侠っぽいポーズ》
ツバメオー「…って言ってるヨ」
ギル「わーお レイギタダシー」
テッテッレー
ギル「ってめっちゃ古風で流暢な言葉を手書きしおったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「じ…字書いたよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! この猫…字書いたよ今!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネコ【字くらい書くっしょ?
最近の猫ナメんなよまぢ? 猫ナメたらまぢキャッと言わせちゃうよ?
猫だけになんってこれ!!!!!!!! ガハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】
ヤンデル「今度は超フランクな感じになったよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
変幻自在だよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつ変幻自在だよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

86 :
ギル「ちょっ待って待って待って待って!
こ…この際字を書くことについては良しとしましょう!!!!!!!! それより自分らについてくるというのは…?」
ネコ【そのままの意味だミャ
おミャーは日本語もろくに読めないのかこの鳥頭野郎ミャ】
ヤンデル「突然語尾(字尾?)に“ミャ”とか付け出した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「い…いや 何故急に付いてこようと思い立ったのか…それが気になるんスけども!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ネコ【フム…それを我輩に聞くというのか…
まったく…貴殿は『好奇心は猫をR』という言葉を知らんのか…? 貴殿はそれほどまでの暗い闇を探ろうとしているのだ】
ギル「は…はぁ…すんません…」
ヤンデル「まず口調(字調?)を統一させろよ……」
ネコ【その理由を話すのは…語るも涙…聞いたら下痢便雨あられになること請け合いだ……それでも聞くのか?】
ギル「じゃ…じゃあいいです」
ネコ【そこまで言うなら仕方ない…よく聞くといい】
ツバメオー「話すのかヨっ!」
どーん!!!!!
ネコ【…】
ザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア…
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…
――― 回想 ―――
ヒマだった…
――― おわり ―――
ゴオオオオオ…
ネコ【以上】
ツバメオー「短ッッ」
ヤンデル「回想に入るプロセス必要だったのか今のはッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「ヒマだったから同行させろとはまた清々しいほどに理由になってない理由でござるな」
ネコ【というのは冗談だ 今のはただの白昼夢だと思ってくれ
…もちろん理由はある 我輩が受けた尊い義を果たすためだ】
ビラコ「ぎ?」
エンカ「ふむ 誰からその義とやらを受けたのでござる?」
ネコ「ミャオ」
ビシッ!
ウソニ「…俺か?」
ばーん…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

87 :
ギル「ウソニさんとネコさんにどんな関係が…?!」
ウソニ「俺も特に記憶にないが」
ネコ【貴殿にとっては些細な事でも 我輩にとってはかけがえのない事だったミャ
………あれは… …そう あの日は確か…】

――― 【近年稀に見る大雪の日だった…】 ―――
〜〜〜 回想 〜〜〜
【バスケットボール大の雪が深々と降りしきる中
貴殿は全裸で広野を尻歩きでぐるぐると回っていたね――…】

ビリビリビリ!!!!
ウソニ「ちょっと待て 誰が雪の中全裸で尻歩きをしたと!? そんな記憶は確実にないぞ!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!
ネコ【…なにっ………バレただと…!!!?】
ゴクゥゥゥ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「本人を前にしてデキの悪い嘘言うなヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネコ【冗談ミャ
この御仁を好いてるのは確かだが
貴殿らに手を貸すのはまた別の理由…だがそれは話すほどでもないことミャ】
ギル「なんなんですか一体…」
ネコ【とにかく貴殿らに手を貸したいのは本当だ たのむ このとおりだ】
スッ ぺこぉ…
ギル「そ…そんな土下座なんて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビラコ(あ…ゴメン寝だ… かわいい…)
きゅん…
ギル「…どうしましょうか」
エンカ「…ふむ…見た感じ…ただ者でないのは確かだ 足手まといにはならんでござろうが」
ヤンデル「断っても憑いて来そうだ…」
ギル「ふーむ…そうですね
…ならばネコさん あなたを歓迎しますよ」
スッ《握手を求めるギル》
ネコ【恩に着る】
ジュッ…
ギル「うぎゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分の手は灰皿ではありませんがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!

88 :
ネコ【ではよろしく頼むミャ】
ビラコ「こちらこそですよ〜」
ツバメオー「かわいいけどさ〜 なんか一気に色物感が増したよね〜」
エンカ「はっはっはっ! ツバ嬢 それは心配ご無用でござろう
ツバ嬢が既に色物でござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ツバメオー「一緒にしないでくれるー!!!!?
おっさんみたいな生傷変態が色物って言うんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヤンデル「どっちもどっち…」
ビラコ「そういうヤンデルくんも色物だと思うですよ☆」
ギル「全員が色物でFA」
ウソニ「…おい それは俺も含まれてるのか?」
わいわい

ネコ「…」
ネコ【…なんとか誤魔化せた…か
…騙すようで悪いが 今はしのごの言ってる場合ではないミャ
我輩は我輩の目的を果たすためなら…猫の手も借りる…
まぁ彼らは猫よりも頼りになりそうだが…】
ネコ【…我輩の真の目的は……“ある者”を探すため…
その目的のためにこんなところまで来たミャ
なんとかして探しだし…貴様にあったその時は……!!!!!!
………待っていろ…我が積年の…!】
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ツバメオー「…………ってなこと言ってるけど…」
ギル「う…うーむ おそらくモノローグのつもりなんでしょうが 律儀に立て札に書き込んで…モロバレですが…」
エンカ「あの文章を見る限り…どうやら拙者達を利用しようという魂胆のようだが…? 信用して良いのか
旅先で問題を起こされては 隠密作戦もめちゃくちゃでござるぞ」
ビラコ「かわいいから悪い猫さんじゃないですよう」
ウソニ「あぁ あの猫は問題を起こすような猫ではない」
エンカ「断言出来るのか?」
ウソニ「ああ あの猫は
去勢済みだ」
ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「いやそっちの心配ではなく」

89 :
去勢されてるのかww

90 :
――― そして
ギル「では出発しましょう」
ザザ…
エンカ「む…?」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォ…
スパルティー「…」
ギル「スパルティーさん?! 何故ここに!!?」
ツバメオー「おいおい まさかお見送り?」
軍服1「おうおうその通りだ!」
軍服2「あのスパルティー様がわざわざお見送りに来てくださったぞコンニャロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スパルティー様の献身具合はもはや通い妻のレベルだ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
感謝しやがれ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スパルティー「煩いぞお前たち」
軍服1&2『はい』
ス〜〜〜ン
スパルティー「長い期間の任務になるようだな」
ギル「はい 恐らく数週間は戻れないかと…」
スパルティー「そうか……」
ギル「…なにか…?」
スパルティー「いやなに 一言伝えておきたい事があってな
……君がいない間のこのアジトの事は…まかせてくれ
何が遭っても守り抜こう」
ギル「スパルティーさんがいるなら安心ですよ」
ツバメオー「おっさん!!!!!!!! ボクらがいないからってまたスパルタするなヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビラコ「先生をいぢめるのもナシですよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スパルティー「ふっ 安心するといい そんなつもりはない
スパルタ教育をドM限定コースにしたから望まぬ者にまではせんよ」
ツバメオー「あは…おっさんのスパルタ受けたいなんて変わり者いたいと思うヨ」
スパルティー「今のところ2000人近い応募者が集まったところだ」
ツバメオー「多ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 意外に多ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
M多すぎるヨ!!!!!!!! 均衡が崩れるヨそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

91 :
スパルティー「この組織にMはたくさんいた…だが 前の私ではそのM達は来てくれなかっただろうな
君が新たなリーダーの形を示した事で M達もはっきりと己を主張出来る気持ちの良い組織になったのだろう」
ツバメオー「その言い方だとなんかこのネアメが質のいいSMクラブみたいな風に聞こえるけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!
スパルティー「君達はもはや間違いなくこの組織の要…中核だ
そんな君達が新たな希望を持って帰ってくれれば…更に気持ち良くなりたいMが増えるだろう」
ツバメオー「いいのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! それは…」
軍服1「ローソク買い溜めしなきゃだね」
軍服2「ねー」
ツバメオー「完全にSMクラブに仕立てあげるつもりじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スパルティー「…頼んだぞ!!!!! 行ってきてくれたまえ! ギル君!!!!!」
ギル「えぇ!!!!!」
スパルティー「ヤンデル君!!!!!!」
ヤンデル「…うす」
スパルティー「ツビー君!!!!!!!」
ツバメオー「その名前で呼ぶなヨ」
スパルティー「Mカ君!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
エンカ「エンカでござるぞ」
ツバメオー「まぁ間違ってはいないヨね」
スパルティー「ビラコ君!!!!!!!!!」
ビラコ「ブラジャー天狗ー!!!!!!!!」
スパルティー「ウソニ君!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウソニ「まぁ…全力を尽くす」
スパルティー「それから…」
チラ…
ネコ「ミャオ」
軍服1(なんか変なのおるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
軍服2(スパルティー様どうする!!!!!!!!!!!!!!!!? 突っ込むか!!!!!? あの堅いスパルティー様が突っ込むか!!!!!!!!!!!!!!!!?)ドキドキ
スパルティー「……ニャン太郎君!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
軍服1(さ…さも当然のように押し切ったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)適当な名前で!!!!!!!!!!!!!!!!
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

92 :
ギル「言ってまいります!!!!!!!」
スパルティー「うむ」
ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しーん…

スパルティー「…………
…なにあれ…」
軍服1&2『わかりません…』
ずーん…

――― 外
エンカ「やっと出発か」
ギル「みなさん張りきって行きますよー!!!!!!!!
今回はペトロもいませんので 完全に徒歩です!
長い旅になるかとは思いますが これから酷使する足腰を奮い立たせながら是非とも頑張ってまいりましょー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「あーメンド ねぇ休憩しない?」
ギル「ズコーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
は…早すぎますよツバメさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「お前が出発早々にそうやって疲れるような事言うからだろー
ったく やる気無くすよマジ」
ギル「じゃ じゃあどう言えば?」
ツバメオー「ゆるくでいいんだヨ ゆるくでさ!
『適当に1時間ごとに休憩してファミレスで外食してマン喫よりながらぼちぼち行きましょー』くらいなこと言えヨ」
ギル「ゆるすぎますよそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
任務じゃなくて遊びだよもう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
重要な任務なんですからしっかりやる気MAXで行きましょう!!!!!!!?」
ツバメオー「重要任務ねぇ…でもさぁボク なにがそんなに重要なのかわからないんだけどさ」
ギル「えぇ?!」
ヤンデル「確かに…」
エンカ「ふむ……拙者も知った風な顔で聞いてはいたが 何故その妖怪が希望なのかいまいち理解が出来ぬと思っていたところだ」
ビラコ「それ天狗の鼻糞より重要なんですか?」
ギル「は…鼻糞よりは確実に重要ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコ「そうなんですか? でも天狗の鼻糞はフランスパンみたいに長いですよ?」
ギル「み…見たいそれ…!!!!!!!!!」
ゴク…!!!!

93 :
ギル「ふむ…まぁ自分一人で盛り上がって説明不足になってしまいましたね
説明いたしましょうか」
ウソニ「俺は知ってるぞ
確か前ネアメで活躍したチームがあったと聞く その妖怪はつまりそのチームの一員…だろう?」
ギル「えぇ」
ビラコ「活躍って…どういうです?」
ウソニ「確か 大魔女フーリャンという女がリーダーで仲間を率い 人々が頭を悩ませる数独を一緒に解いてすっきりさせるボランティア集団…だろ?」
ゴウ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウソニ「いや違いますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんすかその限定的すぎる活躍は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
それネアメでやる意味ないでしょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「…大魔女フーリャンって…」
ツバメオー「ボクら魔法使いの頂点… 史上最強の“魔”…」
エンカ「なるほど理解した …つまり前ネアメの超主力にして切り札とされた者達か」
ギル「厳密にはネアメのメンバーではありませんが…
あの方々がいたから我々は魔反会と戦えていたようなものであります」
ビラコ「どういう人達が居たですか?
私以前のネアメの時からディミリア先生と関わりあったからネアメに協力もしてたけど
今みたいにアジトでお手伝いはしてなかったから面識ないですよ」
ギル「…」

ネアメの切り札…“フーリャンチーム”…
たったの10人のそのメンバーの方々は 一人一人が一騎当万を誇る(一部除く)実力派…
これまでも世界を幾度と救った方々です
“大魔女王”…大魔女フーリャン様
“隠密殺法攻撃型忍者”…ねこ様
“チェリーの王”…サナバー様
“超強撃破壊型忍者”…うさぎ様
“脈動する筋肉の活殺神”…チロリーン様
“ロリ(コン)騎士”…発泡スチロール様
“不浄なる笑いの指揮者”…ワラース様
“時を翔ける招魂”…ジュリー様
“まゆげ”…エンデリル様
“恐ろし犬(狼の神)”…ローシン様
…この10人です

ネコ「………………………」
ツバメオー「おいおいなんだよその酷い二つ名は……」

94 :
まゆげwww

95 :
ヤンデル「で…でもカッコイイ… 二つ名だけでただ者でない感じがするな…“脈動する筋肉の活殺神”とか…」
ツバメオー「“チェリーの王”と“まゆげ”はひどすぎだろ」
お前もチェリーだろ
エンカ「…! …発泡スチロール…! 副団長でござるか…!!」
ギル「副団長…?」
エンカ「発泡スチロールとは…我が連合騎士団の副団長である方でござる
そして拙者の憧れ 世界最高の筋肉でござる
…そ…そうか 副団長はあの大魔女フーリャンと仲間で…!
…副団長が騎士団を抜け出していつもどこに居たのか 謎が解けたでござる!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギル「そ…そうか そういえばエンカさんも発泡様も連合騎士団でありましたね」
エンカ「して…副団長は…発泡副団長は何処へ…? 拙者がこのネアメに来たのは副団長を探すためであった! 今まで隠していた いずれ言おうとは思っていたのだが」
ギル「そ…それは…」
ウソニ「しかし解せんな それほどの逸材が10人も揃っていながら今のこの情勢を招いているとは
それに今は何故ネアメにいない…?」
ギル「…確かにフーリャンチームは“10人”ですが… 前ネアメの段階ではフルメンバーは揃いませんでした
そして今…あの方々はいません」
ツバメオー「なんで…?」
ギル「……前ネアメの時代…魔反会との大きな戦いが二度ありました
まず 最後地方で起きた『秘密基地侵攻戦』…それまでにノリにノッて進撃していた我々が魔反会の罠にまんまとかかった戦いですね
我々は敵の術中にはまり 準備万端だった敵のホームで圧倒的な戦力をぶつけられました
それはもうひどい消耗戦で……それまでの進撃の疲労もあり我々は撤退を余儀なくされました
しかし魔反会は施設を封鎖し脱出を阻止しました
限られた出口から逃げだそうとするも ジリジリと追い詰められました
そんな時…たった一人で…追撃せんとする魔反会の兵を相手取り 我々を逃がして下さった方がいました…」
エンカ「…! 副団長…か…!」
ギル「…えぇ…
発泡スチロール様は一人盾となり魔反会を食い止め 見事に我々を逃がして下さいました
しかし…我々は結果として発泡スチロール様を置いて逃げたということになります…
それにもう一人…ワラース様も秘密基地内にて行方不明……その後はお2人がどうなったかは分かりません…」
ツバメオー「それ死んでんじゃね?」
ヤンデル「ちょっ…バッ おまっ…不謹慎なこと言うなよ…」
エンカ「…不謹慎ではござらんさ」
ヤンデル「…?!」
エンカ「…なんと誇らしい… 発泡スチロール副団長は最後の最後まで…騎士道を貫いたのか…
拙者は…誉れ高い本物の騎士の下に…わずかな時間でも共に戦えた事が…とても誇らしい…」
ぽろぽろ…
ギル「エンカさん…」
ツバメオー「……………………アッ」
ヤンデル「不粋なことはやめろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

96 :
ツバメちゃんwww

97 :
ツバメオー「なんでだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! だっておっさんがおっさんを思ってないてるとか…!
BLだヨ!!!!!!!!!!!!!!!! どう考えてもBLだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヤンデル「BLじゃない…!」
ツバメオー「じゃあなんだヨ?」
ヤンデル「……KL(筋肉LOVE)だ…!!」
ドンッ…!
ツバメオー「そっちの方がキモさ割増じゃねーかヨ…」

エンカ「…くっ…! すまんな」
ぐし
ギル「いえ…
…エンカさんの気持ちは分かります
しかしまだ亡くなったと決まったわけではありません」
エンカ「…うむ …すまぬ」
ウソニ「他の者達は?」
ギル「残りの方がたですか…
……魔反会との大きな戦い…その2回目…ネアメはフーリャンチームと純正ネアメ戦力の二手にわかれて2つの敵主要施設を攻めました
しかしその2施設には恐らく魔反会の切り札と思われる『古代の退魔戦士』が待ち受けていました
フーリャンチームは辛くも倒しましたが…我々純正ネアメ戦力は退魔戦士によって全滅させられました…
そして…全滅させられた魔法使いの方々の魔力の源…“魔魂”をまるごと持って行かれたのです
その魔魂は ある封印を解くのに必要で これまでも魔反会が躍起になって集めていたものでした
その封印とは2施設に現れた『古代の退魔戦士』を超える力を持つ『退魔の王』の封印を解く鍵だったのです
大量の魔魂が持ち去られた今 その『退魔の王』が復活するのも時間の問題…
そうなれば魔法使いも絶滅です だからフーリャン様達は復活を阻止するため
傷だらけの体で…たったの8人で魔反会の本拠地に向かったのです
……それからの行方が…分からない
ただ言える事は 『退魔の王』は封印が解かれ…復活したということ…」
ツバメオー「…それって…」
ヤンデル「阻止できなくて…その人達も殺された…?」
ギル「……結果だけ見れば それが妥当な推測だと思います
…でも自分は…信じてる…!!!!!!!!」

皆さんはきっと生きている…!!!!!
きっと今 傷を癒してるのだと…!!!!!!!
だからいつか…いつか必ず また我々に力を貸してくれると…!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

98 :
エンカ「……うむ……うむ…そうだな 拙者も一人で勝手に盛り上がり副団長を殺してしまったでござる
まだ死んだと決まったわけではござらん
他の者達もそう 実際こうして 特徴が一致した存在の目撃情報があるわけでござるしな」

ギル「えぇ! とにかく急いで向かいましょう! ゲーム脳地方に!」

ヤンデル「うん…!!」

ビラコ「おー! ですよ♪」


―――

―――――… 魔反会… 『秘密基地』………裏の山の秘密施設

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

マーブル「死んだ」
【魔反会 調査班班長 マーブル】

調査班「は…」

マーブル「聞こえなかったか? 大魔女フーリャン率いる特記敵対戦力は諸共この場所で死んだ…何度調べようと無駄だ」

調査班「しかし本部から調査依頼が来てますから…調べないわけにも…」

マーブル「…ったく…何度も何度も…どういうつもりだ まったく
俺の言うことが信用出来ないのかねぇ …まぁ元々外部の人間だから仕方ねぇか」

調査班「なにか引っ掛かる事もあるんすかね」

マーブル「しらねぇよ とにかくだ あの現状を見る限り“死んだ”と判断するしかねぇ
“この場所”が大魔女フーリャン達の魔力が最後に確認された場所らしいが…
あの時 この場所には およそ人一人のものとは思えない“血溜まり”が足を浸けるくらいにここら一帯に広がっていた
そして……ここの壁を丸ごと削り取ったような跡…それらから考える限り……これは心中だ
大魔女フーリャンは自分の爆発魔法かなにかで仲間全員引き連れてあの世に逃げたのさ
それが結論だ 俺でなくとも分かる 今日の調査報告も昨日と一緒かねぇ」


ザ… ゆら… ゆら…
??「……そんな…表面的な所だけ調べさせるためにあなた達に依頼したんじゃ…ないよ…」

マーブル「!」

調査班「…! ひっ…!!」

マーブル「…これはこれは依頼人殿 今日もお美しく…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ゆら… ゆら… スゥー…
ジュキ「ネぇさん…聞こえる…? アイつらの声…聞こエル…?
………うん… うん… そっか……ありがとう…ねぇさん…」
ぶつぶつぶつ…ちゅぱちゅぱちゅぱ…

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…
http://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/915/150130_011251.jpg

【魔反会 退魔研究班 副班長 ジュキ】
ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

99 :
こわ!

100 :
調査班「マ…マーブルさん…こえーっスよこの女…」

マーブル「魔反会退魔研究班副班長…ジュキ…だったか
こいつは先の戦いで義姉を大魔女フーリャンに殺されてる…
それからアタマがイカれちまったと聞いてはいたが…相変わらず想像以上に狂ってんな…」

ジュキ「狂ってなんかないしぃ…ねぇさんモぉ…生きてるよ…
ほら…みえないの…? …あ…そうか
ねぇさん…アイさつしなきゃダヨ…
はい…『コンニチハ』だって……聞こえた?」
ぴょこぴょこ
《手に持った誰かの腕を振りながら言うジュキ》

ガタガタガタ
調査班「マ…マーブルさん…マジこわいっスよ…
苦手っスこういう手合いは…」

マーブル「……あー…すまんが用がないなら出ていってくれないか?
こっちは調査で忙し…」

ジュキ「調査…? なにもしてないくせによくいうよぉ…
何か結果ガあったの? 教えてよぉ…はやくぅ…」
ニィィ…

マーブル「結果は…ない これまで通りだ
これ以上調べても何も出て来ないぞ」

ジュキ「だからぁ…そういう表面的な調査ばかり望んでるんじゃないよ…
これがかつて名刑事から名探偵になったマーブルさんの実力だとしたら…かなしいナぁ…」
ゴォォォ…

マーブル「一つ誤解を訂正させてもらう」

ジュキ「?」

マーブル「俺は確かに前は探偵でその前は刑事だったが “名”と付いたことはない
俺は………
“姪刑事”であり“姪探偵”だッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
姪っ子最高ォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ババァーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュキ「…」

調査班「マ…マーブルさん!!!!!!!! なにでかでかと変態宣言してるんすかッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カッコよくないっすよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュキ「へー…姪っ子が居るんだァ…見てみたいネェ…」

マーブル「あぁかわいいぞ! 写真見るか?」

ジュキ「あらかわいい」

わいわいきゃっきゃ

調査班「なんか和やかな感じになってる…」
ずーん…


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最高裁「DNAが不一致だったのは”突然変異”」 逆転有罪 [273194536]
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山田朱未
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