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何度もくりかえし読んでいる本を書き込むスレ


1 :2013/10/18 〜 最終レス :2018/11/13
タイトルの通り、何度もくりかえし読んでいる本を書き込むスレです。
下記スレからの派生スレです
読み始めた本、読み終えた本を書き込むスレ(仮)
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/book/1285419045/

2 :
太宰の晩年の作品群は何度も読んだな。

3 :
芥川龍之介の「河童」おもしろい

4 :
澁澤龍彦の高丘親王航海記

5 :
好きな作品を繰り返し読んで、筆写すれば尚更良い

6 :
ブコウスキーの短編

7 :
嵐が丘
何度も荒野をさまようという場面がでてきて印象的だった。
その印象があったから、ほかの英国の作品や詩でも同じく
荒野をさまようという場面がでてくるのに気付いた。
どうやら英国人は荒野をさまようのが好きらしい。

8 :
筒井康隆「大いなる助走」
小林信彦「大統領の晩餐」
平井和正「狼の紋章」

9 :
追伸
稲垣足穂「一千一秒物語」

10 :
人間失格

11 :
再読って滅多にしないけど、谷崎の「刺青」は特別

12 :
走れメロス

13 :
モーパッサン「メゾン テリエ」
デュラス「モデラート・カンタービレ」

14 :
2001年宇宙の旅

15 :
谷川俊太郎

16 :
良スレの予感!
変身

17 :
「坊っちゃん」かなあ。
ノンフィクション以上に真実が描かれていると思う。

18 :
中学のとき『人間失格』を何回も読んだな
この本のセリフや描写をけっこう暗記してる
部活やテレビ視聴で他に読んだ本が少なすぎる中学時代だったが

19 :
おれも『坊っちゃん』かな
疲れて本読めない時でも読める

20 :
ワイルドの『サロメ』
ビアズリーの挿絵も好きで定期的に読みたくなる

21 :
ヘルマンヘッセのデミアン
中学のとき何度も読み返したな。だけど大人になって読み返してみると
かなり読み落としている場面があったw。

22 :
カミュ「幸福な死」

23 :
森鴎外の作品全般

24 :
ベタだけどサリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』
いつか原文で読みたい

25 :
村上春樹のノルウェイの森

26 :
『田紳有楽』 藤枝静男

27 :
「長い長いお医者さんの話」

28 :
J・K・ジェローム『ボートの三人男』

29 :
夏目漱石の「硝子戸の中」

30 :
>>28
>J・K・ジェローム『ボートの三人男』
おお! 同志よ!!
i Books で原著が無料ダウンロードできるので、試しに下ろしてみたら、
英文がサクサク理解できるんだよ。
いかに読み返してきたか判った。
何しろ、バンジョーを弾くハリスに憧れてバンジョーを買ったくらい好きだ。

31 :
ワインズバーグ、オハイオ

32 :
『指輪物語』

33 :
かつて、わかるまで繰り返し読んだのは
朗読者

34 :
ソローの『森の生活』
読むたびにすぐ影響されて食事を質素にしてみるんだけど暫くすると元に戻る

35 :
センセイの鞄/川上弘美

36 :
ヴォネガット「タイムクエイク」

37 :
吾輩は猫である

38 :
坂口安吾「白痴」

39 :
久生十蘭全集

40 :
ドストエフスキーの『罪と罰』

41 :
小泉八雲の怪談のなかの雪女。何回読んでもどきどきする。
訳が機械翻訳みたいでおかしいけど妙な緊張感がある。

42 :
村上龍の「五分後の世界」

43 :
藤枝静男の空気頭

44 :
井上靖 蒼き狼
絵画や小説の西域ものにはロマンがある

45 :
西域ものにはロマンがある?
ロマン?
なんか、テレビコマーシャルに弱そうな人だね(笑

46 :
>>45
独特な自然環境があるでしょう?町が砂に埋もれるとか楼蘭のコーカソイドの
女性のミイラとか。摩訶不思議な感覚が浪漫に通じるのかと。

47 :
蒼き狼ってチンギスハン物で、
通り過ぎた後には犬一匹生きていない、のそれは
パーフェクトな虐殺と破壊強略の遠征。
史実と違いすぎて、アホクサ、なだけ。

48 :
>>47
>パーフェクトな虐殺と破壊強略の遠征。
男は殺し女は孕ませると書いてあったですよ

49 :
>女は孕ませる
そんな悠長な「征服」じゃない。
中継交易国家を降伏させたら皆殺しでそこからの追っ手を無くし根こそぎ奪って次のオアシス国家を強略する、の繰り返しだ。
だから、通り過ぎた後には犬一匹生きていない、なんだ。

50 :
ロマン?そんなものがそこにあるわけないだろ。

51 :
勿論、難民でからくも逃げ延びた人たちもそれはいただろうが、城壁の中にいた人たちはみんな殺された。
ただ攻城前に降伏して寝返り内通者になった人は殺されなかったそうだが。

52 :
>>49
なるほど、くぐってみたらチンギス・ハンとその子孫の残虐行為の数々がでてきますね。
最強で最も血に飢えた征服者ですか、本にはそういう風には書かれてませんでしたね。
がしかし、そのとどまることを知らない残虐性、ヨーロッパでは地獄の使者
(タタール)とよばれた霊性みたいなものが、浄化された形で描かれていた
かもしれない、と思います。もちろん血に飢えた征服者という視点が弱いことは
大きな問題ですね。

53 :
小川洋子『妊娠カレンダー』
武田泰淳『ひかりごけ』
村上春樹『かえるくん、東京を救う』

54 :
ノルウェイの森を再読したけど
緑の 「たくさん食べていっぱい精液を作るのよ」は文学史に残るフレーズだと思う

55 :
>>54
気持ち悪いw

56 :
精液は亜鉛を取るといいらしい
量が多くなるかは知らん

57 :
「不思議の国のアリス」

58 :
江國香織『ウエハースの椅子』

59 :
繰り返し読むって、みんなやっぱり最初から最後まで通して読むの?
それとも一部だけ読む感じ?

60 :
その時によるけど
読み始めたら止まらず最後まで読んじゃう

61 :
フレーズだけで好きになったパターンかな
「あの人を手に入れられぬ自分の人生を本当のこととして受け入れることは出来なかった」
桜庭一樹(笑)と言われてもこの一文だけは自分の人生に一生ついて回る
醜い者には恋をする資格すら与えられてないというのがよく分かった

62 :
京極夏彦『鉄鼠の檻』

63 :
186:イラストに騙された名無しさん :sage:2011/11/06(日) 20:58:38.16 ID: aRx6ZR4I
>>74
好きって絶望だよね
187:イラストに騙された名無しさん :sage:2011/11/06(日) 22:14:06.42 ID: /6agkxOw
>>186
ドブスの胸に突き刺さるw

64 :
小野不由美『屍鬼』

65 :
オースター「幽霊たち」

66 :
サガンの悲しみよ こんにちは

67 :
まだ見ぬ書き手へ

68 :
>>38
これ

69 :
聖書

70 :
「夜の果ての旅」

71 :
>>65
俺はもうこれを16年読みつづけてる
何も起きないのに素晴らしくスリリングだ
普通の人間が社会の狭間に落ちて行くのを描かせたらオースターの右に出るものはいない

72 :
ミステリーとか、ああいう鮮やかなオチがあるものは読み返し困難。
それでも読み返せるミステリーって、なんだか文学的なんだよな。
裏を返せば、オチにこだわらない文芸すなわち文学なのかな。

73 :
何度も読み返す。読む人によって驚くほどとり方が違う。こういう本には
興味ひかれますね。

74 :
ランボーの「地獄の季節」

75 :
長いお別れ

76 :
すべてがFになる

77 :
山本周五郎

78 :
中島らも「バンドオブザナイト」

79 :
カフカ「変身」

80 :
ライ麦畑

81 :
「アウトサイダー」

82 :
印象に残っている文章があって再読したいんだけど、
どの本に書いてあったか思い出せないというときに、
その文章を書けば知ってる人が教えてくれるスレってどこかにありますか?

83 :
藤沢周平「用心棒日月抄」シリ−ズ

84 :
>>82
一般書籍板に「この本のタイトル(題名)教えて!」というスレがあります。
そこで訊いてみては?
ちゃんとテンプレに従って質問したら、知っている人がいれば答えてくれると思う
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/books/1352499662/

85 :
私も「坊ちゃん」
坊ちゃんの単純さと、清の「随分ごきげんよう」という別れのことばが大好きだ

86 :
ねじ式

87 :
虐殺器官

88 :
>>82
Yahoo!知恵袋の文学カテゴリも試したらどうでしょう。
どこかの王様に予言書全9巻を売ろうとした男が、値切られて立腹し、3つを燃やす、
そして残り6巻を同じ値段で売りつけようとする。王様、また値切る。
キレた男は、更に3つを燃やしてしまう。
そして最後の3巻を同じ値段で売りつけようとする。王様、ようやく買う。
 
……って逸話を、どの小説で知ったのかな? 思い出せなくて知恵袋で尋ねたら、
程なく解答『吾輩は猫である』が寄せられました。

89 :
>>84,88
どうもありがとうございます
そっちできいてみたいと思います

90 :
「坊ちゃん」多いな
かくいう私も夏の風物として毎夏さらっと楽しむ

91 :


92 :
夏目漱石全般を繰り返し読み続けてるが、
やはり「坊ちゃん」と「こころ」の再読率は高い

93 :
森敦の『意味の変容』。
何つーか、他に例を見ない小説なのでついつい再読してまう。

94 :
坊ちゃん実は読んだことない
「坊ちゃん」という文字を見るたびに、
昔、母が童謡「サッちゃん」のメロディで
「坊ちゃんはね、ボツオって言うんだほんとはね」
とか歌ってたのを思い出してしまう

95 :
「坊っちゃん」は面白いというよりドロドロした人間関係がリアルに
描かれており興味深い。

96 :
「坊っちゃん」の根底には、西日本の官軍勢力に敗れた江戸っ子のルサンチマンがある。
会津の山嵐と江戸っ子の坊っちゃんがタッグで赤シャツ・野だいこを成敗するのは、リベンジだね。

97 :
かなりマイナーだけど田宮虎彦の「霧の中」
戊辰戦争の時、ここに書かれているような事が
本当にあったのならと読む度に心が痛む部分がある・・・

98 :
ジェフリー・アーチャー
「ケインとアベル」
「ロスノフスキーの娘」

99 :
『夕べの雲』 庄野潤三

100 :
夏目漱石 「明暗」
高校時代以来の数十年で幾度となく読み返してるが
そのたびに新しい発見や感動を与えてくれる。

101 :
ノルウェーの森
いや、全部読み返してるんじゃなく最後のババァとのSEX場面を何度も使わせてもらってるんで…

102 :
熟女スキーには使える部分かもなw

103 :
罪と罰
中学生の時に初めて読んでかれこれ40回くらい読んでると思う

104 :
注文の多い料理店 宮沢賢治・・・何度か読んでるが,そのたびに印象が変わる

105 :
ゲッツ板谷の本を繰り返し読んでる。
人生で一番読んだかも。

106 :
>>95
あれをドロドロというのは不正解

107 :
クリスティは何度も読み返してボロボロ

108 :
田中小実昌のポロポロ

109 :
>>106
同意。

110 :
The maid Silja(若くして逝くもの、少女シリア シランペーの小説)

111 :
井伏鱒二 シグレ島叙景
井伏の短編で最も好きな小説。
毎度この孤島の船アパートに住む男と熟女が夜の生活含め
どんなふうに接して暮らしていくのか想像して楽しむ

112 :
太宰のお師匠さんだっけ

113 :
中原中也詩集
特に「春日狂想」

114 :
「どうして世の中にはこうも馬鹿が多いのか」清水隆

115 :
鴻上尚史「ロンドン・デイズ」
たて続けに三回 読み返した本は人生でこれだけ。
上手く言えんが、演技を学ぶってことは「人間とは何か」を考えることなんだな。

116 :
「封神演義」安能務・講談社文庫

117 :
山本周五郎 「山彦乙女」 
青べか物語や季節のない街もいいが、娯楽と文学が同居している
傑作だと思う。この作品に限らず山周は読み返す事が多い。

118 :
ガープの世界

119 :
『吾輩は猫である』
未成年期、壮年期、高年期という感じで其の時代それぞれ数回くらい
読んでるが、後になればなるほど深い味わいがあった。
一生涯付き合う本。

120 :
小沼丹短編集「埴輪の馬」
珠玉の小品集という言葉がとても似合う
師匠の井伏鱒二譲り?のユーモアも心地よい

121 :
やはり文学作品は繰り返し読むに限るね

122 :
よく言われる '行間を読む' て事を考えると
一度読んだくらいでは読み解けないよな

123 :
>>119
>『吾輩は猫である』
……の後半に、よくミステリ短編のアンソロジーに選ばれてる
バー『健忘症連盟』のあらすじが出てくる。
山田風太郎が指摘するまで、誰も気づいていなかった。
オレも両方読んでるはずなのに、言われるまで気づかなかった。
お恥ずかしい。

124 :
行間を読む為には作者の思想や時代背景を良く理解しておく必要があるな。

125 :
何つーか、文芸とかエンタ系のほうになるとあまり行間を読むような
読み方はしないんだろうな。楽しみ方の違いというところだね

126 :
草の花は何回も読むなあ
好きすぎて、文章に傍線とか矢印とか「○○の暗喩」とかいろいろ書き込みして現代文読解の板書みたいになってる

127 :
そういう自分の大きな基準となる本があるのはいいね。
自分にはまだそこまでのはないが、森敦や中野重治の短編のいくつかを読み返している

128 :
島尾敏雄 贋学生。
主要人物の一人、木乃は何が目的で小説に語られてるような行動をとるのか
よく分からず何回か読んだが、結局よくわからん…

129 :
俺は本を汚したくないからノートにメモする

130 :
その方法もあるね。
万年筆マニアの自分はそれを使うことも目的の一つとして
気に入った文章等をノートによく書き写したっけ。

131 :
電子書籍だとテキスト上にメモしやすいよ。ふだんは隠せるし。
版権の消失した古典なら¥0でダウンロードできるのは助かる。
芥川の関東大震災被災の随筆はこれで読んだ。

132 :
「十五少年漂流記」・・子供の頃に読んで、皆で山あり谷ありの困難を克服していく様子に受けた大きな感動は
              数十年後の現在まで何度か読んでも同じ感動を味わえた

133 :
江戸川乱歩 陰獣
あの雰囲気が結構好きで数回読んだ

134 :
十五少年って明治の森田思軒による邦題で、以後も踏襲されている。
原題は「二年間の休暇」。
おそらく、漂流した少年たちの人数を正確に言えるのは日本人だけ。

135 :
じつは15人じゃなかったりしてなw

136 :
子供の頃読んでて、黒人の水夫に選挙権を与えないってのが少年たちの中でも当たり前っていうのが少し悲しかったな

137 :
坂口安吾の「古都」みたい自伝風の短編。何度読んでも面白い。

138 :
魯迅 吶喊序文

139 :
「罪と罰」
昔読んで久しぶりに読み、それからずっと「罪と罰」の研究書を読みあさっている。
150年たっても研究本が数年おきに出版されている。

140 :
海外の古典はいろんな人の訳を読み比べてみるのもおもしろそうだね

141 :
>>139
江川卓の「謎とき『罪と罰』」には興奮させられた。
感動の余り立ち上がって、部屋をグルグル歩き回りながら読んだものだ。

142 :
エリオット荒地

143 :
C.F.フォレスター「ホーンブロワー・サーガ」

144 :
サルトルの「嘔吐」

145 :
武田泰淳『森と湖のまつり』が好きすぎて、二十歳の頃から何度も読み返してる。
高倉健主演の映画見たいわ

146 :
手軽に読めるのは、漱石の『夢十夜』
でも最近は、文学よりも実用書ばかり読んじゃうよ。

147 :
泉鏡花の『外科室』も短くて繰り返し読みやすい。
けど、最近どっちも読んでないけどサ・・・。

148 :
世阿彌「砧」

149 :
何度も読み返せる本があるって幸せだよな
でも私なんてホームズですよ・・・

150 :
いいとおもう

151 :
三島由紀夫レター教室
トラ一がおでこに切手を貼って遊んでいるのを想像していつも笑ってしまう

152 :
最近凄いことを考えて実行したのですが発表していいですか? 
まずOCRで小説を拾ってデータ化します。 その次に登場人物の名前を
自分の好きな子の名前に変えると・・・。 
小説なのに今までとは全く別な本になってしまって。 ご意見お待ちしています。

153 :
アリストテレス 弁論術
竹田恒泰 現代語古事記
岩波書店 論語

154 :
ドグラ・マグラ

155 :
僕にはわからない

156 :
ハイデッガー 存在と時間

157 :
丸山健二「まだ見ぬ書き手へ」

158 :
コリント人への手紙

159 :
阿部昭 単純な生活

160 :
久生十蘭「墓地展望亭」もう一番好きな小説。これを読んだ時の幸福感たるや。
内容は、ただのラブロマンス。少女マンガのような甘ったるい恋愛小説。にもかかわらず、最高の小説。
前から思うんだけど、十蘭には冷えた狂気があって本当におっかない小説かくんだけど、なぜが恋愛に関しては
極端な純愛を書く。これが不思議不思議でたまんない。まあそういう事を抜きにしても本当に素晴らしい小説。
これを読んだ時、ああもうテレビ要らないなと思った。

161 :
>>158
何故コリント限定?

162 :
丸山健二「まだ見ぬコキ手へ」

163 :
愛の定義が素晴らしいから>>161

164 :
>>163
コリント書でも第一の方かな、13章?
私も好きだ。特に7節。

165 :
ラディゲ

166 :
高瀬舟、坑夫

167 :
紅玉いづき『ミミズクと夜の王』

168 :
ヴァインランド

169 :
短編だけどナボコフの初恋
この20年くらい年に2回以上は読んでる
コンラッドの青春も同じくらい読んでるな
ノスタルジックな小品は質が高いと
破壊力がはんぱない

170 :
草枕

171 :
自省録

172 :
「不思議の国のアリス」は英語の勉強のために何回も原文で読んだ。ナンセンス文学の傑作が高校生程度の英語力で読めるのがいい。

173 :
代書人バートルビーかなぁ。

174 :
森の生活

175 :
>>172
原語でしか判らないシャレが頻出するから、英語で読むのが正解でしょう。

176 :
>>160
いま讀んだ
教えてくれてありがとう

177 :
>>78
いいよなあ

178 :
この小説を読んでおもしろかったんだけど次なに読めばいい?(作者は問わない)
みたいなおすすめするスレがあったら教えてください

179 :
>>178
この板じゃなくて一般書籍板だけど
「あなたが好きそうな本を紹介します」というスレがある
今part20
http://peace.2ch.sc/test/read.cgi/books/1392460371/
テンプレに他板の紹介スレも載ってるので参考になるかも

180 :
一番多く読んだのは、ドストエフスキーの『罪と罰』かな。
それでも、7回くらいだ。
まだ未読の邦訳がある。
入手困難だったりする。

181 :
『罪と罰』なら旺文社文庫の江川卓訳をオススメする。
ユーザーフレンドリーというか READER フレンドリー。
1ルーブルが当時いくらか書いてあるし。

182 :
ちょw旺文社文庫版のなんか入手可能なの?www

183 :
スミマセン 図書館で請求して下さい。

最初に新潮で読んで、次に旺文社で読み返したら、一段と理解が深まった気がした。
ヘッセの『シッダルタ』も新潮と角川で格段に違う。どっちが上だか忘れたけど。
やっぱ、翻訳は大事だな。
ハヤカワSFのベスター『破壊された男』なんか、翻訳者みずから、
「創元推理文庫の翻訳『分解された男』の方が上」と敗北宣言していた。

184 :
増喜隆志

185 :
ノルウェイの森っていったらあんたたち叩くんでしょ
って思ったけど意外といるな
なんだかんだ言って何回読んでも面白いんよ

186 :
カミュ「幸福な死」
レイナルド・アレナス「夜になるまえに」
アーヴィン・ウェルシュ「トレインスポッティング」
ヘンリー・ミラー「南回帰線」
小倉英敬「封殺された対話 ペルー日本大使公邸占拠事件再考」
ゴーリキ「どん底」
ミツキエヴィチ「パン・タデウシュ」
中原中也「中原中也詩集」(角川文庫版)
テッド・チャン「あなたの人生の物語」
ハイナー・ミュラー「ハムレットマシーン」
10年前までに読んだ本で俺の頭止まってるorz

187 :
40歳?

188 :
カフカの「訴訟」とナボコフの「賜物」

189 :
デュ・モーリアの「レベッカ」が一番多いかな

190 :
小説じゃないけど「神話の力」

191 :
ケストナー
「飛ぶ教室」

192 :
《人をジロジロ見るおっさん》には敵意、否、【殺意】すら湧くわ。
いやらしい目で見やがって!俺はそういう猟奇的な趣味ねーから!
【最近、もてないから
電車内でオトコノコをジロジロ見る変態中高年が急増しています。
注意しましょう!】

193 :
マルテの手記

194 :
サルトル『嘔吐』
ジュネ『葬儀』
ロブ=グリエ『ニューヨーク革命計画』

195 :
新堂冬樹「鬼子」

196 :
「アウシュビッツは終わらない」
「昨日の世界」
「解」と「解+」
「共犯者」
なぜか繰り返し読んでる。

197 :
ドロシー・キャネル
「いい女の殺し方」
「未亡人クラブ」

198 :
河島みどり
「リヒテルと私」
「ムラヴィンスキーと私」

199 :
悟浄歎異

中島敦

200 :
ドストエフスキー
『未成年』『悪霊』『死の家』『虐げられた人々』なども

新潮文庫の古本が軒並み姿を消していて悲しい・・・

201 :
新潮ひどい

202 :
ただ新潮は文字が大きめなので好き。
岩波は小さすぎて読む気がしない。

203 :
田辺聖子
「むかし・あけぼの」−小説枕草子ー

ぼろぼろになってるので、重版してほしい。

204 :
吉川英治の三国志
劉備と曹操が死ぬまでを何回も繰り返してる

205 :
志賀直哉の「網走まで」
処女作(文壇的な意味での、な)は裏切らんねー
志賀はこれに尽きる
最低10回は読むべし

206 :
何度も繰り返し読む作家は1人で、その作家の3つの作品を繰り返し読む。

207 :
ウラジーミル・ナボコフの自伝
「記憶よ語れ」

208 :
ガルシアマルケス「コレラの時代の愛」
自分は結局これが好き
あとトルストイの大作2作も

209 :
言い換えると、一生読める本ってことだな。
10年、20年後もその本を読んで良いと思えるもの。。。。

210 :
ジェラルド・ダレル
「虫とけものと家族たち」

30年来愛読してきたが、去年中公文庫で復刊された。新しい文庫で読めるしあわせ。
虫や生き物好きな人は是非ご一読を。コルフ島の自然や家族・友人たちも面白い。
特に上の兄のロレンス・ダレルが抱腹もの。

211 :
ジイド 「狭き門」

212 :
カラマーゾフの兄弟

十回以上読み返しているが
何が面白いのかさっぱりわからん

213 :
読んでいる本を何度も繰り返し書き込むスレじゃなかったのか

214 :
カラマーゾフ、面白いけどなぁ。
 
ただ、不満を言えば、文学上屈指の名作だし、推理小説ワクではないので、
父フョードル殺しの真犯人が公然とネタバレされてること。
真犯人を知らぬまま読んでいれば、裁判の場面はさらに面白かったはず。

215 :
>>214
なにが面白いの?

216 :
こんなのはウワサレベルじゃないし。

iPhoneは電源を切っても盗聴される スノーデン氏が暴露!!
http://kanae.2ch.sc/test/read.cgi/pcnews/1402589806/
英国メディアの10日付の報道によると、エドワード・スノーデン元NSA(米国国家安全保障局)職員は
「iPhoneの電源を切っても、NSAの職員がマイクを通じて盗聴することができる」と示した。スノーデン
氏が暴露した情報は専門家に実証された。

スノーデン氏によると、米国家安全保障局と英国政府通信本部(GCHQ)が共同で新技術を開発してきた。
この技術で利用者が何も知らない情況の下、電源を切っても、マイクを通じて関係情報を盗聴することができるという。

ソフトウェア的なセキュリティーは真の開発者(NSA他)には効かない
「米軍のインターネット」で監視されないためには
物理的な遮断を常に考えろ

カメラやマイクをテープや吸音材あるいは逆にノイズでふさぐ
バッテリー取り外し式の機器を選ぶ

ジョブズは勝つために米政府と取引きし、世界のユーザーを引き渡した
裏切り者
あの顔見ればわかっただろ?
後半は悪人の顔してたよ

217 :
ねじの回転

218 :
不安の書
不安の書
不安の書

ペソア
ペソア
ペソア

なんども繰り返し書かせていただきまして
ありがとうございました

219 :
アスペ
アスペ
アスペ

220 :
ヴィリエ・ド・リラダン「未來のイヴ」

221 :
妹尾河童の覗いたシリーズかな。
長編物を読んだ後に読むとリセットされるので重宝してる。
愛読という感じではないけど何度読んでも飽きない。

222 :
小説じゃないけど「分福茶釜」細野晴臣

223 :
「地底旅行」

224 :
渡辺京二 「逝きし世の面影」

225 :
西遊記
岩波、平凡社、中公(邱永漢) の三種をその時々の気分で読み返す。

226 :
>>225
岩波は小野・中野訳? 中野訳の新しいほう?

227 :
中野美代子訳はくだけてるね。

228 :
雪国古都山の音千羽鶴水晶幻想
ドクトルマンボウ昆虫記航海記青春期少年

229 :
へぇ、昆虫記!
北杜夫は好きだが、虫はキライなので、ずーっと読まなかった。
青春記や追想記には感銘を受けた。

昆虫記も読まなきゃな。ようやく読み終えたら、北さんの訃報。
文字どおり虫の知らせ。

230 :
北杜夫⇒遠藤周作⇒阿川弘之

同時代に生きている作家達の対談などでのつながりで読書域がちょっと広がった。
対談で面白いと思ったのは、北=遠藤モノ。

犬つながりで畑正憲。文章はともかく、犬の写真がよかった。
猫つながりで、漱石に大仏に谷崎…

本はいい。

231 :
そうそう、北杜夫があんまりホメるもんだから、
トーマス・マンまで読んでしまった。

232 :
トニオ・クレーゲルと魔の山だな(笑

233 :
あと「ヴェニスに死す」ね。

234 :
おれは「ペニスに死す」ね

235 :
読み返したい本はあるけど積読の山を消化しなきゃあかんので読み返しをする余裕なし

236 :
俺は漱石と芥川くらいかな。
太宰と三島は一読で十分。
谷崎はまだ決めていない。

237 :
「櫻史」(オウシ)山田孝雄(やまだよしお)講談社学術文庫

文語文で、和歌漢詩漢文続出((現代文訳付き)なので少しずつ、きままに読みくりかえし読む。
国文学の碩学の櫻の通史。その網羅ぶりが凄い。

238 :
ヘンリーミラー、南回帰線

239 :
埴谷雄高「死霊」

240 :
 
お世話になります。
私、責任者の加茂と申します。以後、宜しくお願い致します。
http://www.apamanshop.com/membersite/27009206/images/kamo.jpg
浪速建設様の見解と致しましては、メールによる対応に関しましては
受付しないということで、当初より返信を行っていないようで、今後につい
てもメールや書面での対応は致しかねるというお答えでした。
 
このように現在まで6通のメールを送られたとのことですが、結果一度も
返信がないとう状況になっています。
 
私どものほうでも現在までのメール履歴は随時削除を致しております
ので実際に11通のメールを頂戴しているか不明なところであります。
 
・friends もののけ島のナキ
 http://s-at-e.net/scurl/NakionMonsterIsland.html

・妖怪ウォッチ
 http://s-at-e.net/scurl/Youkai-Watch.html
 
・崖の上のポニョ
 http://s-at-e.net/scurl/Ponyo.html
 
 ・A http://s-at-e.net/scurl/ia-A.html
 ■http://s-at-e.net/scurl/ia-Pos.html

241 :
大学生くらいまでに何度もくり返し読んだってのは、【 わ か げ の い た り 】 があるから気をつけろ。

資本論
大江健三郎

なんてのは、だいたい大学生くらいまでにしとけよ。社会に出たらはずかしいことなんだよ(笑

242 :
ムーミン

243 :
コーラン

244 :
文学じゃないけど、呉茂一先生のギリシア神話。
古い方の本(文庫じゃないやつ)で何度も読んでる。いいよこれ。

245 :
あれおもしろいね
全部は読んでないけど

246 :
辻直四郎の訳したインドの古典はどれもよい。
彼は学者にして詩人だね。

247 :
文学じゃないけど一年に一度ほど、
「なんて素敵にジャパネスク」氷室冴子 を一気読みします。

248 :
夏目漱石「夢十夜」
梨木香歩「家守綺譚」
ブラッドベリ「火星年代記」
若竹七海

249 :
グラック アルゴールの城にて
ゼーバルト 目眩まし
泉鏡花 草迷宮

250 :
井伏鱒二『屋根の上のサワン』
色川武大『百』
吉行淳之介『不意の出来事』
川上弘美『神様』
夏目漱石『夢十夜』
内田百閨w件』

こんなもんかなー、短篇ばかりだ。
ガルシア・マルケス『百年の孤独』は、
すげー面白かったが、再読する気には、ならんわな。

251 :
本当にいい本は長編でも再読させるものだと思う。
それが大長編ならなおのこと良い。
ちなみに、短編は読みやすいというよりは読むのが楽というのが正しい。

252 :
ガルシア・マルケスは『コレラの時代の愛』再読しようかなと思ってる
読んだ直後はそんな好きになれなかったけど
最近ちょっと読み返して元気もらったので好きになりそう

253 :
檀一雄『火宅の人』
カミーラ・ギブ『セルマ』
レイモンド・カーヴァーの短編一通り(何度も) とくに「僕が電話を……」と「大聖堂」「ダンスしないか」はいいね。
著者忘れたが、列挙すると
『宙の家』、『ノックする人びと』、『新宿池林房物語』、『戦後史の空間』、『映画群盗傳』……

254 :
梶井基次郎「檸檬」
芥川龍之介「侏儒の言葉」
稲垣足穂「一千一秒物語」

255 :
「無人島に持っていく一冊」みたいなスレ立ててほしい

256 :
ここでいいじゃん

257 :
はい

258 :
無人島に持って行く一冊

抱擁家族

259 :
以上、嘘だらけの文章でした。

260 :
誤爆しました。

261 :
濡れの涙で書き綴る日記

262 :
『カーマスートラ』

何回も読んでいるが、一度としてチンポがビンビンになったことがない!
ハッキリ言って駄作だ!

263 :
カラマゾフの兄弟

264 :
中上健次「枯木灘」

265 :
>>262
おじいちゃん、かあいそ

266 :
麻雀放浪記

267 :
小林秀雄対話集 (講談社文芸文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/4061984160/

268 :
ジャンケレヴィッチ「イロニーの精神」
ここは静かだ。不毛な砂漠のような文学板における緑のオアシス。

269 :
。。。と最初のほうをみた時は思った、という意味。

270 :
「坊っちゃん」夏目漱石

人間関係の嫌らしさ、怖さをこの小説以上に描写した小説を知らない。

271 :
ううむ。何か、すごく参考になりそうなスレ
だな?

272 :
由紀かほる 「女教師」「性獣日記」 など

鬼才、由紀かほるを落とすわけには。。

273 :
ジル・ドゥルーズ
「【増補版】プルーストとシーニュ」

274 :
笹沢左保 「悪魔の部屋」「悪魔の沈黙」など


巨匠、笹沢左保を落とすわけには。。

275 :


276 :
・鴎外の後期の作品。夏目漱石の『硝子戸の中』。筑摩書房の『芥川龍之介全集』
・漱石の『明暗』及び水原美苗『続明暗』は何度でも読みたい作品の一つ。過去3回程読んだかな。
・梶井基次郎「檸檬」
などなど。

277 :
「明暗」と「続明暗」についてこのスレで語ってください!

夏目漱石 八十八夜 [無断転載禁止]©2ch.sc
http://echo.2ch.sc/test/read.cgi/book/1459304630/

278 :
>>277

https://www.blogger.com/blogger.g?blogID=1298455732640267465#editor/target=post;postID=964593227639017985;onPublishedMenu=allposts;onClosedMenu=allposts;postNum=11;src=postname

279 :
>>277

279乞無視

280 :
>>278

『明暗』は、「則天去私」という理想に近い登場人物は誰か?という謎解きミステリー小説として
読める。漱石は其れを追及したのだが、彼の死によって其の追及が挫折した。
その謎解きを引き継いだのが水原美苗『続明暗』。普通に考えれば其の人物は
「清子」だが、『続明暗』では其の人物になり得る人間としては実は「お延」だと
暗示させて終わっている、と俺は読んだ。勿論、漱石が、そう考えていたかは分からない。

ただ、言えることは、津田由雄他は相変わらず『我』にとらわれたエゴイズムのみで、
その後の人生を生き続けるのは確実だろう。

281 :
「続明暗」はそういう視点から書かれているのか。教えてくれてありがとう。読んで確認してみたいな。

282 :
『明暗』読んだばかりだけどエゴイズムとかなんとか感じなかった
面白い心理描写、心理戦の本。心理と言っても神や内面的正義の追求ではなく面子となるのが日本らしい
あくまでも社会の中の関係性、体面。論理や正義を全く掘り下げていないという点では極めて表層的な相対的せめぎ合い
登場人物が作者の理想の代弁とか全然感じなかった
まあ自分が日本の文学にほぼ興味が無いからかもしれないけど

283 :
>>282
人それぞれ

284 :
そうだね。ドストエフスキーの小説は日本が舞台では書けないんだよ。漱石はそれを「明暗」でドストエフスキーとは違う形でやろうとしたんじゃないかな。って柄谷行人が言ってなかったっけ。

285 :
まあ『明暗』すごく面白かったけどやっぱ当時の西洋の文学とぜんぜん違う
エゴイズムとか関係ないね。つうかあの小説に我とかエゴなんて無い
世間、体面重視の触手的網の目の細やかな神経質的攻守の事に、エゴという核が出来るように錯視するだけ

286 :
柄谷行人の漱石評すべてに同意するわけではないけど、「明暗」において明らかに漱石は変わった、という説は実感として理解できる。漱石は「明暗」で明らかに新しい方向に向けた文学を作り上げようとしていた。僕もすごく面白かったよ。女性が人間として描かれているよね。

287 :
『明暗』は女性の心理描写が細やかで面白かったけど、ここにいるのは西欧的な意味での人間ではないと思う
外面的な世間体と借りてきた常識で外界を測定する超精巧センサーって感じ
その測定装置の反応を描く細やかな筆致が素晴らしい
映画『エイリアン2』の冒頭で先遣隊がエイリアンに襲われる場面をモニターして
エイリアンの脅威を実感する本部のような切迫感

288 :
唐突だけど、漱石の「則天去私」と、鴎外のアノ有名な「resignation」の表白。、
日本の近世人にとって、この両者を対比して捉えると面白いと俺は思う。

鴎外は『西洋の「自我」というモノの不在に痛切に心の空虚を感じ、
いわれもない寂しさを覚える』と書いているのだから。

289 :
日本人に西洋流「自我」はないかも知れないが、いわゆるエゴは有るんじゃあないの。

290 :
石原慎太郎『わが人生の時の時』。毎年必ず読んでるいる。

291 :
死にゆくものへの祈り

292 :
石原慎太郎を読むのやめようよ!

293 :
>>292
なんという、上から目線の言い草なのだ!! おまえは!! そもそも文学云々を語るに足りないことを自覚せよ!!
つまり、おまえは文学なるモノをなにも知っていないことを暴露しているのだぞ。

294 :
やめろよ!
なら上から目線だろうけど
やめようよ!
では上から目線には見えないな

295 :
>>294
気味悪いネ

296 :
石原慎太郎『わが人生の時の人々』の三島由紀夫の話が面白い。
ペギー葉山が三島を評して、「あの人、大きな声で笑う人ね」と言ったとか。

297 :
三島はチビだけど声がデカかったな。
劣等感と自己顕示欲のかたまり。

298 :
優雅でいいねえ

299 :
>>297
三島由紀夫のボディービルへの傾斜も、石原慎太郎は「そんなフェイクなものを」と批判というより残念がっている。
あの体つきは確かにフェイクだよ。肉体が貧弱なら其の貧弱さをバネにして三島文学を深化させたら、
という意味のことを石原は書いていて此れも残念がっていた。

このスレでは石原を厭う人がいるが、石原は三島の本質的なトコロを認知していた、と俺は思う。

300 :
>>1
本というより短篇だが森鴎外の『百物語』。この短篇の何処に惹かれるのか説明が難しいが俺は好き。
この短篇での鴎外の有名な「自己分析」に惹かれるのではなくて、この短篇のもつ或る「乾いたもの」とでも言ったらいいだろうか。
日本の小説にありがちな湿度がない。特に此の短篇の最後のほうの文章。
---
『僕は黙ってたって、舟から出るとき取りかえられた、歯の斜めにへらされた古下駄をはいて、ぶらりとこの化物屋敷を出た。
少し目の慣れるまで、歩きやんだ夕闇の田圃道の草の蔭で(こおろぎ)がかすかに
鳴きだしていた。』(注:こおろぎを漢字で書くと文字化けする)
---
この文章の余韻が実に良い。何故か? これも説明が難しい。

301 :
50氏は、ロマンという言葉に敏感な反応をされています。
然しながら、では、なんと形容すれば良かった、と言う
のでしょうか? 歴史上のありとあらゆる今のわれわれ
から見ての「野蛮」にいちいち義憤の念を感じるべきだ
とおっしゃるのでしょうか? そんな事は不可能である
し、必要でもないだろうと私は思いますがね。

302 :
↑50氏? 突然、書かれてもねえ。

303 :
石原慎太郎『太陽の季節』

※ネタとかじゃなくマジ

304 :
>>303
石原慎太郎の『わが人生の時の人々』で、『太陽の季節』のエピソードを
書いていて其れが面白い(17頁あたり)

305 :
>>297
石原慎太郎が三島由紀夫と初めて会ったとき、石原が三島を「もっと大男かと思っていました」
と言つたら三島は「なんともいえぬ顔をして笑い飛ばした」んだそうな。

306 :
石原慎太郎そんなデカそうに見栄なかったがでかいんだな

307 :
我が闘争

308 :
星の王子様
原作のフランス語も読んだし、最近は手に入れたトルコ語版を読もうと思ってる

309 :
age

310 :
>>297
三島由紀夫が剣道の有段者だといったので、安部公房がいちど試合をしようと誘った。
すると三島は即座に「真剣で勝負するなら受けて立つ」といって断わったそうな。

たしかに面白い男ではある。

311 :
対談の席、三島が石原を脅かしてやろうと、真剣で斬りかかったら、
切っ先が料亭の天井に引っ掛かってしまった。
「どうも、この料亭は天井が低いね」と、三島は照れ隠し。
石原は「居合い術ってのは室内戦を想定してるんでしょう。
これが実戦なら、僕のカタナは三島さんの胴を横薙ぎに払ってますよ」
三島は顔色なし。
三「きみ、このことをエッセイに書くんじゃないだろうね?」
石「書きませんよ」

でも、後日『嚇奕たる落日』って本で書いてしまった。

312 :
その料亭、これがその三島がこさえた刀傷ですと名物にか…

313 :
紫大納言
カフカ短編
機械

314 :
横光利一を読んでる奴がいるとは

315 :
読む機会くらいはあるけどな

316 :
おしい!機械だろ(笑

317 :
銀河鉄道の夜
ハックルベリーフィンの冒険
人間失格

318 :
「春琴抄」谷崎潤一郎

句読点を使用しない不思議な文章ですがストーリーはもちろん、文章の美しさの虜になる。

319 :
シッダールタ
人間の土地
塵に聴け!

320 :
キャッチャー イン ザ ライ

村上訳しか知らないけど、毎年クリスマス前になると読む。

321 :
野崎訳のほうが俺は好きだな。
春樹のは春樹の小説の主人公みたいに感じでしまう。

322 :
夏目漱石『私の個人主義』
遠藤周作『沈黙』
村上春樹『村上朝日堂』
あと、毎年正月に『源氏物語』の「花宴」「若菜」巻読んでる。

323 :
>>319
>シッダールタ

は、むろん手塚富雄の訳だよね。

324 :
ヘッセって人によっておすすめが違うから何から読めばいいのか分からない

325 :
ヘッセならデミアンでしょ

326 :
バルガスリョサ「楽園への道」

リョサは読みやすくなってからの作品が好き

327 :
『楽園への道』良いね。

328 :
>>323
高橋訳です ダメ?

329 :
>>326>>327
読み始めたところだけど、『百年の孤独』よりいいね。
ノーベル賞はこういう作家に授与してほしいよ。

330 :
>>328
カマラという美女の前で即興の詩を詠む場面。
手塚訳だと確か、

林の門に立つ日焼けの沙門(サマナ)
木深き森に入る眉目(みめ)よきカマラ
若者は思いぬ 神に犠牲(にえ)捧ぐるより
この人に犠牲 捧ぐるはよし 眉目よきカマラ

……なのですが、高橋訳だと韻律も何も無い。
優劣は明らか。

331 :
>>330
あー、間違えた。

林の門に立つ日焼けの沙門(サマナ)
木深き森に入る眉目(みめ)よきカマラ
蓮(カマラ)の花 見て 腰 屈(かが)むれば
微笑みて礼を返しぬ 麗しカマラ
若者は思いぬ 神に犠牲(にえ)捧ぐるより
この人に犠牲 捧ぐるはよし 眉目よきカマラ

……と、こんな感じだった。真ん中二行が抜けていた。

332 :
ヤスパース『哲学入門』
10代の頃はさっぱり分からなくて投げてしまったが、20代後半に読み返してみたとき持つ手が震えたよ。
フォークナー『響きと怒り』
最高の文学。

333 :
>>329
これほどの作家もういないのかもね

334 :
何度も繰り返し読むと、そのつど発見があるね。
「カラマーゾフの兄弟」でいうなら、
書毒ではアリョーシャに感情移入して読むけれど、
読み返したら、イワンやドミトリーの気持ちも解ってくる。
さらに、三兄弟の父親フョードルの気持ちさえ解ってくる。

335 :
>>334 訂正
書毒→初読

336 :
プラトンの『パイドン』

337 :
>>334
カラマーゾフ、初読で一番感情移入したのはドミートリィで次点がラキーチンだった私は異端だな…w
逆にアリョーシャには全然感情移入できなかった

338 :
ゾシマ長老の死に際して、周囲の言動にすっかり幻滅、
酒を呑んで、父の愛人グルーシェンカのもとへゆく。
そこで「蜘蛛の糸」そっくりの話を彼女から聞き、回心する。
もう、最高じゃないかl アリョーシャ。

339 :
ショーペンハウアーの「幸福について」

稀代のペシミストが語る幸福論、なんと冒頭で幸福とは迷妄であると切り捨てている!
こんな痛快な幸福論は後にも先にもないだろう。

340 :
みずうみ

341 :
リョサ「ラ・カテドラルでの対話」4度くらい完読した
第一部だけならもっと読んでる
「密林の語り部」や「緑の家」も何度か

でも「楽園への道」はどうも訳がしっくりこない
評価が高いんだけど、自分は最初の方で耐えられ
なくなって投げ出してしまう。

342 :
>>339
ショーペンハウアーの考え方はストア派+仏教だと思う
エピクテトス、マルクス=アウレリウス、セネカの考え方と似てる

343 :
>>4
2ちゃんで教えてもらって
昨日から読み始めた

澁澤には偏見があるがちょっとおもしろそうだ

344 :
寒くなるとわたし早川莉里子(剛)はヘラって男の人なら誰でもよくなります(腐女子で元レズです)
Rで有名な相馬ドリルおじさんと二人でラブホに行って服を全部脱いで
裸を見てもらいながらエッチなことして写真を撮ってもらいます  http://i.imgur.com/OkhHEg3.png

男のニコ生主さんと沖縄旅行に行ってオフパコしたのも冬です
バンドマンののこさんと内緒ではじめて会ったのは今年の夏です(衝動とミーハー心でした)
粘着と依存してるのはまだ人気者だし (私が病気だから) です
この夏は三人の男の人と会いました(パコは二人です)
わたし土井莉里子はこういう世界に住んでいるので
裸の写真が一生残ることに抵抗なんてないんです (色んな男の人に丸出し写真いっぱい見られてるのも知ってます)
わたしの人生なんてどうでもいいんです(少年Aさんとも仲良し)
http://imgur.com/a/S3zdd

三鷹か吉祥寺で見かけたらナンパしてください 寂しい・・・
http://i.imgur.com/HMeYFEy.png
http://imgur.com/a/bCTQo

345 :
流れが翻訳小説に載っている所で悪いけど、梶井基次郎の檸檬とかどうだろう

346 :
小説でなくていいなら、ジャンケレヴィッチ「イロニーの精神」

347 :
平凡社・加藤周一著作集
中国古典選「史記」

348 :
ル・クレジオ『物資的恍惚』

349 :
『明暗』漱石
先月2回読んで計3回読了。これからも読み続ける

350 :
史上初の長編ミステリーとも言われる当時の大ベストセラーの傑作「白衣の女」
波乱万丈の面白さで2回読んでもまだ読み足らない

351 :
そんな面白いんだ
気になる作品の一つなんだよなあ

352 :
もう出てるけど
サンテグジュペリの「星の王子様」と「夜間飛行」
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」
子供にも読める話だけどだからこそ読み返すたびに何かと発見がある
ヘッセとカフカは何回か読んでるけど訳者が違うから何度もっていうのとはちょっと違うかも
古典的とは言われるけど高橋訳好きです
あとは大体詩集かな

353 :
愛読書という意識はないが
読んだ回数が一番多いのは
漱石の坊っちゃんだと思う

354 :
上からここまで読んできたが、
日本の作家では漱石ばっかと言ってもいいくらいだった。
おれもそう思う。

355 :
同感ですね。やはりそうなるでしょう
ところで漱石と同時代の文芸分野?の雄
黒岩涙香の「幽霊塔」もまもなく3度目を読み始める予定

356 :
https://www.youtube.com/watch?v=uLlZ7mjHPRs

民族呪術文学

357 :
>>352
詩集は何を読まれるんですか?賢治??

358 :
マラルメ ランボー リルケ ヘルダーリン マルクス

359 :
353だけど北原白秋と蒲原有明が好きです
あとは中原中也や宮沢賢治、横光利一とかも

360 :
レ・ミゼラブル
モンテクリスト伯
ナイン・ストーリーズ
アラスカを追いかけて
海がきこえる

361 :
海が聞こえるいいよな。潮の音。今日はどうだ。
ミナトコーベ午前四時もいいけど。

362 :
アニメには潮の音があるのか。音遠。

363 :
海がきこえるほど面白い青春小説ないな、日本には。
氷室冴子の作品はほかにも渚ボーイとか、納得しちゃうくらい分かる。

364 :
甲賀三郎 『姿なき怪盗』

探偵小説マニアだが、これは最も好きな一冊

365 :
>>359
おお、いいですね!ラインナップを見てぜひ聞いてみたかったんです。ありがとう。

366 :
https://youtu.be/85-XncAUZXc

367 :
とりあえずアドレスを貼るのみで、当スレからは立ち去りますが、
たとえ暇つぶしででも、
もし興味ある方は読まれて下さい。

『救済的真理の伝達・証明』
《神・転生の存在の科学的証明》
http://message21.web.fc2.com/index.htm

  

368 :
こんな世の中だ。
おまえら、もう1度、真摯に考えよう!!
なぜ、人や生き物を殺しちゃいけないの????
で、こんなの見つけた。
    ↓
上松煌(うえまつあきら) 作 
★友だちを殺した (なぜ、人を殺してはいけないか)★
 http://slib.net/71069

プロフィール ←自殺とかイジメはいけないとかけっこう意識高いぜ。
http://slib.net/a/21610/


題名はちょっと怖いが、
人や生き物を殺してはいけない『3つの理由』がここにある!!


369 :
ヘッセ「車輪の下」
ゲーテ「若きウェルテルの悩み」
は何回も読んでるな

370 :
神話力のほうがいいよ。

371 :
人間失格は何度読んでも面白い
読めば読むほどこの人の文才と
センスと物語構築力とくだらなさと
と簡潔にまとめる力に感服する。

372 :
「ゼニの人間学」青木雄二

10回くらい読んだ。

373 :
☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と
生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの
導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆

374 :
あげ

375 :
谷崎潤一郎の春琴抄かな

376 :
城山三郎「落日燃ゆ」
安部公房「カンガルーノート」

377 :
小学生の時に偶然発見した「夢の浮橋」は何回も読んでいる。

378 :
ランダムハウス英英辞典は読み物としては繰り返し読んでます 辞書としてはひかないw

379 :
中勘助の銀の匙。

380 :
中勘助の銀の匙。

381 :2018/11/13
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ななぱち【本スレ】Part1026
【サッカー】<Jリーグ>湘南戦の誤審問題で審判陣の公式戦割り当て停止措置決定!8月から追加副審導入へ★2
☆ベンチプレス200kg目指すスレ★
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