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私がRR団のミスターKだ! Part.3


1 :2016/07/23 〜 最終レス :2018/09/28
※前スレが500KB突破したので次スレ移行です!

前スレまでのあらすじ

日本人殲滅を企てるRR団の首領・ミスターKは次々と作戦を実行するがことごとく二代目レインボーマン・逆道逆と静弦太郎に阻まれていた。
だが今までの事がドルゲの傀儡だと知ったミスターKは彼等に反逆して地球人類を守る立場になる!

そして悪魔超人と正義のヒーローとが戦いエンシェント国の女王ディードリットの体をめぐり再び戦いの火ぶたが切って落とされようとしていた!!

2 :
>1
乙。

3 :
>>1
乙です

4 :
※さて、さっさと物語進行しないとdat落ちしますからガンガン行きましょう!!

アターシャ「反物質弾発射!」

ズズズーン!!

ミスターK「おおっ、世界一硬い超合金が一瞬で消滅するとは」
研究員「はい、ドクターボーグの遺産のひとつの反物質弾はあらゆる存在を一瞬で消滅させる代物です」
研究員「ただ弾丸の製造コストが高い上、現状発射できるのはあの試作型戦車のみです」
研究員「よって今回の発射テストは今の一発のみです」

ミスターK「これならあのヤプールだろうが悪魔超人どもだろうが怖くないわっ!」
ダイアナ「ただコスト高いのと例の新型戦車しか運用できない欠点がありますが」

※更にこの新型戦車には様々な機能や兵器が搭載されている!果たして戦車道をたしなむアスタロート女子高の生徒はこれを使いこなす事ができるのか?

5 :
【おお、初期の逆道に使わせてチートすぎたからやめた技がここで復活するとは意外です】

逆道「そろそろ治ってきたかな」
師範「俺もだ」

彩乃「よかった!私の治癒魔法の練習にもなったし、アリスに看病するくらいは自律性があるってことも分かったわ」
アリス「私はもともと自分で考えるくらいできますよ、彩乃」
こうして二人は治療を受け、回復した
次の戦いは近い!

6 :
>>1
乙です。

>>4
団員AがミスターKの袖を引いている。
Kが振り向くと、そこには超要塞とイレイザー弾があった。

団員A「…あれとどう違うんでしょうか?」

異次元装甲でどんな攻撃も無効化し、イレイザー弾でどんな頑丈な戦車も一発で消し去る要塞よりこの戦車が優れているらしいので、その恐ろしさを是非語ってもらおう。
この上前使った戦法が効かないとか言われたら、そんなの倒せるわけが無い。
敵が因果律兵器を持ちだしてきても、文句は言えないだろう。

――――――――――――――――――

逆道が回復した事で、遂に日本橋地下の悪魔超人アジト総攻撃のめどがたった!
目指すは悪魔超人軍大将、サタンの撃破である。

今回は前回の戦いのメンバー…戦死した祝を除く、本郷、赤影、逆道、上泉師範、星見の五人に、前回の戦いに参加できなかった柳生、そして、アリスと彩乃、月光部隊、それから防衛隊の一般歩兵と、青影が加わる。
更に、イグアナと新型戦車に乗ったアターシャが後ろに控えているわけである。

………書いてて思ったがすさまじく強い面子だ。
月光や防衛隊は兎も角、少なくともミーア、ルダスと互角に戦えるメンバーが5〜6人、スターイグアナは手の内が読まれ、脇侍はどんなに群れがいても本郷一人で片づけられる。
ここに更に黄金バットが加わろうとしていたわけで、下手すると終盤にマグマの中から「ハハハハハハハハハ」とか来る可能性もあるわけだ…。

はたしてサタンは、レインボーマンルダスは、ミーアは、この恐ろしい敵に勝ち、人類文明を滅ぼす事ができるのだろうか…。

いや…できる。
できるのだ…。
しかも…サタンの力が、ルダス、ミーアより数段劣っていたとしても…。

勝だけの算段が、サタンにはもう、あるのだ!

――――――――――――

防衛隊作戦会議室。

武田長官「日本橋地下敵アジト総攻撃作戦において、各々の作戦と意見を予め聞いておきたい」

回復した逆道と上泉師範、柳生と、本郷、星見を会議室に集め、武田長官は作戦に関する意見を求めた。
防衛隊は機甲師団や航空兵器を地下では動員する事が出来ない。
マグマライザーを使う案も考えられたが、敵に地面を操るレインボーマンミーアがいるのだ、迂闊に地底から攻めれば、どんな恐ろしい事になるかわからない。
更に、日本橋地下一帯は下手に刺激すると、都内で大規模な地盤沈下が起こる可能性がある事を専門家に指摘された。
都民の避難が前回の戦いから遅々として進んでおらず、東京のあちこちにまだ人がいる現状で、地盤沈下で多くの建物が倒壊するのは危険でまずい。
故に、一般兵では脇侍にも対抗できない。
脇侍は重火器を持つ上、歩兵の装備ではびくともしない防御力があるのだ。
戦車砲と互角程度(ストロンガーですら、必殺技は戦車砲三発分らしい)の必殺技しか持たないはずの本郷猛が脇侍を軽々倒していたのは、彼が脇侍の弱点を即座に見抜いていき、そこをピンポイントで攻撃していたためで、
防衛隊員に真似できる物では無い。

無数の脇侍と戦いつつ、ルダス、ミーア、更に、もしかしたら更にいるだろう悪魔超人と戦わねばなら無い。
更に、相手のフィールドなので、どんな罠が待ち受けるかわからないのだ。
内部での行動の指針や、立ち回りを入念に決めておく必要があった。

7 :
>6
 しかし、その場に“シンドゥーラ”星見勇一郎は来られなかった。

 前回の戦いでアトランティスを倒したことにより、アトランティスの王ネイモア・ザ・サブマリナーの不興を買ってしまった。
 また、スーツにアイアンマンのテクノロジーを導入したことでスタークが第二次アーマーウォーズを引き起こしかねないことになった。

*アーマーウォーズはアイアンマンの1エピソードである。
 ある日、アイアンマンのテクノロジーが流出。
 スタークは漏れた技術を回収するため、スーツ系のヒーローやヴィランに次々と喧嘩を売って回る。
 その中にはスターク・テック関係ないヒーローたちもいたので問題がさらにややこしく!

 そんなわけで、彼はシンドゥーラとしてのエピソードの都合上RR団に関わるこのスレの物語に登場できない!

*このあたりも、アメコミではよくあることである。


タスクマスター「あ?吾輩の方はまったく始まったばかりだぞ?」

 各生徒たちの適性や技能を見極め、個別にカリキュラムを組んで必要な技能を選択し、習得する。
 タスクマスターはさらに成長の余地を残すように育て上げる。
 何時の日か、生徒たちと敵対した時に、生徒たちが自分に新たな技を見せてくれるように……

*ぶっちゃけると、このスレではもうタスクマスターに戦闘をさせる予定はありません。

8 :
>>6
ミスターK「ははは!わからんのか?要は兵器の小型化だよ。確かにラグナロクのイレイザー弾は強力だが巨大すぎて状況によっては運用しづらい時もあるのだよ」
ダイアナ「しかしあの新型戦車による反物質弾なら比較的狭い場所でも使用できますからね」
ミスターK「本当は小型の銃サイズまで小さくしたいのだが正直難しいのだよ」

アターシャ「ボス!いつでも出撃可能です」
アヤ「反物質弾三発装備完了!ビーム砲及び各種ミサイルの補充完了!エネルギーは予備を含めて満タンです」
フーガ「地底進行装備完了!これで地底のマグマ層でも余裕で活動可能です」
ミスターK「頼むぞ!あの悪魔どもに今までの借りを返してやれ!」

戦車道部一同「「「イエッサー!」」」
ミスターK「まずは防衛軍本部に赴き赤影殿を始め突入する勇者達を搭乗させて敵本部に特攻を仕掛けるのだ!」

※こうして新型戦車は防衛軍本部に姿を現した!代表してアターシャが防衛軍幹部に面会する。

「アスタロート女子高のアターシャです!これより防衛軍の指揮下に入ります!!」

9 :
フーガ(口をパクパクとさせている)
ミスターK「どうしたフーガ」
フーガ「あの…ボス……………高校生を戦闘員に訓練している学校の存在が政府に知られたら…………どうなると思います?」


どうします?
無かった事にしますか?

10 :
>9
【実践的な戦車道ですって言えば通らないかな?】


 一方そのころ、N県要居市。

 ここに、超高速移動能力を持ち人知れず悪と戦うスーパーヒーローがいると聞き、防衛軍と少年同盟のエージェントがスカウトに向かった……

11 :
>>6
逆道「そうですね...ルダスの火にはやはり対する冷気で当たるしかないでしょう
俺はダッシュ2の炎を氷に逆転させられる、それに3の水が加われば消火は十分」

上泉「すると問題はミーアか」
柳生「相当な深さまで能力を使えますからね」
逆道「ダッシュ6は俺にもあるが、奴は一点特化型、ただの土能力のぶつけ合いになれば俺は勝てない」

12 :
団員A「いえボス…ラグナロクではなく、例の4mの要塞…ああ、行ってしまった」

名前忘れたが、4m位の移動要塞が日本中にばしばし出てくる事件があったはずである…。

13 :
>>12
ミスターK「説明不足だったな。あの移動要塞はドクターボーグが拉致された際にほとんどの機能が破壊されて使用不能にされてしまったのだ」
ダイアナ「それをドクターボーグの遺産ディスクを元に改良して開発したのがあの最新鋭戦車という訳です」
ミスターK「一応修繕作業も続けてるが少し古いシステムが使用されていて修理困難な状態だ」

フーガ「しかし防衛軍の返答が来てませんね。早く決断してくれないと折角の最新鋭戦車も宝の持ち腐れだよ」

アターシャ「我々アスタロート女子高一同はにっくきサタンに一泡ふかせたいのです!長官、決断を!!」

14 :
武田長官「駄目に決まっておるだろうが!!」

アタ―シャ達はこっぴどく叱られた。

例えば、銀行強盗の現場に女子高生がバルカン砲もって現れたらどうなるだろうか?
これはそういう状況である。

幸い、銃刀法違反は適応されない。
ガールズ&パンツァー本編にて金持ちが10式戦車買う場面があったが警察は来なかったので、戦車は銃刀法に触れないのだろう。

…いや、言いだすとキリがないが、兎に角防衛隊は女子高生が戦車乗って悪魔超人と戦うような事を容認するわけが無かった。
なんか反物質兵器とか持ってるが、そこまでは都合よく調べられなかったので逮捕まではいかなかった。

このまま突き詰めていくとRR団とまた戦わなければならないので、今回はアターシャ達はお咎めなしで帰らされた。

イグアナ「そりゃ公的な組織が女子高生を戦場に参加させはしないでしょう」
ミスターK「少年同盟は…」
イグアナ「彼らは通報と偵察が主な任務で戦いには基本参戦してませんよ」
ミスターK「頭の固い長官だ」
RR団員「まともな戦車兵いなかったんですか?」

15 :
キャプテンサラ―「ミーア相手にはダッシュ4が有効ではないか?」
逆道「何故です?」
キャプテンサラ―「鉱物には木霊叩きが有効だろう、難易度は高いが、振動数を合わせれば、どんな鉱物も破壊できるはずだ。土砂には植物の根で対抗すればいい」
逆道「なるほど」
キャプテンサラ―「逆にダッシュ3の水は土に吸収されてしまう、4は逆に炎に弱い。…相手は属性の弱点をカバーしているな」

16 :
???「お困りみたいね!後輩達」
アターシャ「貴方は!?」

※なんと途方に暮れていたアターシャ達の前に数名の美女が姿を現した!

フローラ「未成年を理由に戦わせないなんて頭硬いのもいいとこね。ここから先は私達に任せて」
ミク「私達なら一応防衛軍の将校だから問題無いわ」

※アスタロート女子高のOGはRR団に入るのが全てではない。中にはスパイ目的で防衛軍や要職に入る物もいる。

アターシャ「……では先輩、後の事はよろしくお願いします」

※こうして新型戦車には現防衛軍所属のフローラ達アスタロート女子高のOG達が搭乗する事になった!

フローラ「長官!例の戦車は我々特殊部隊が拝領する事になりました。ご指示を」


ミスターK「おや?スパイに送り込んでいた連中ではないか。頼むぞ、あのサタンの屑に一泡ふかせてやるのだ」

17 :
武田長官「…いや、無理だろう」
フローラ「何故です?」
武田長官「お前らあの戦車がどんな戦車で、操縦方法がどうであるかなどわかるのか?」
フローラ「それは勿論…」
武田長官「明らかに地球防衛軍の戦車と構造その他に大幅な違いがあり運用方法や操縦方法が異なるようだが…」
フローラ「ええっとそれは…」
武田長官「そうかそうか…、………貴様等のせいで我々はRR団との戦いの際に何度も何度も重要な局面で情報が敵に漏れていたんだな…」
フローラ「い…いえ、そんな、そんな事は…」
キャプテンサラー「長官、アスタロート高校がどうやってこの戦車を入手したかが大問題であるのだとか、味方の兵士が何故かその兵器を簡単に操れるだとか、そういう事には目をつぶりましょう、この際」

いいつつ、キャプテンサラーも抱えていた。
何故こんな敵組織を殲滅できなかったのだろうと…。

幕僚「とりあえず作戦会議に戻ろう……シンドゥーラがまたわけのわからない事を言って戦列を離れたために戦力がまた落ちたわけだが…」
武田長官「…とりあえず脅威なのは、レインボーマンミーアの重機関砲だ」

映像を切り替える武田長官。
超硬度の術を使って重機関砲弾を弾きかえす祝の映像に映像は切り替わる。
祝の腕は、しかし機関砲弾を弾いた後、無残な姿に変わっていた。

武田長官「あの機関砲は波動エネルギー兵器も弾く魔雲天の体を破壊できる硬度まで上げた祝君の腕とぶつけあって、破壊できるほどの威力がある」
キャプテンサラー「直撃すればどんな防護服も貫通されるだろう…、刀で弾こうなどと思わない方がいい、一発を弾く衝撃がすさまじく、そこで怯んで二発目を弾けず、三発目からは体に突き刺さる事になる」
上泉師範「……確かに、あの弾速であの硬度の物がくるのであれば、よほどの名刀や伝説の剣で弾いたとしても、刀は変形せずとも切った腕に伝わる衝撃は相当な物になる」
柳生「恐ろしい武器だ…」

次いで、ムーンショットを押し返すルダスの光線に映像は変わった。

キャプテンサラ―「この光線は掠っただけでもストーゲを戦闘不能にする威力があった、ルダスの火力も侮れないものがある」
本郷「この光線は…直撃すれば私でも一たまりも無い」
幕僚「幸い、負傷した祝君でもなんとか回避できている、動きを止められでもしない限り、こちらは君達ならば当たらないだろう」
武田長官「だが、この光線は当たれば終わりだ」

続いて、ルダスがミーアに射殺された後、復活する映像に変わる。

キャプテンサラー「信じがたい事に、あの二体は片方を倒してももう片方が無事なら再生してしまうらしい」
武田長官「更に、瞬時にあの二人は互いの形態を入れ替える事もできるようだ」
キャプテンサラー「つまり、ダッシュ2と戦っていたら、突然6になられるかもしれない、武器も瞬時に入れ替える事ができるようだから、気をつけてくれたまえ」

モニターの映像が、祝が首をはねられ、胴体を機関砲でミンチにされているところで消える。

キャプテンサラー「以上が、祝が文字通り命を捨てて手に入れた敵の情報だ……、皆、どうか活かしてやってくれ」

サラーとしては、祝の死に思うところがあるのだろう。 そう言うと、フローラやアターシャを含めた全員に頭を下げた。

18 :
※そこへ防衛軍本部に悪い知らせが届く!脇侍の大軍が東京は渋谷に出現し破壊と殺戮の限りを尽くしている!!

防衛軍士官「あーあ、いつまでもぐずぐずしてるから敵に先手を取られましたか」
赤影「長官、こうなってしまった以上迎撃作戦を立案して実行すべきです!」
長官「……」
防衛軍士官「長官!ご決断を」

※更にそこへ作戦室のモニターにミスターKの姿が!!

ミスターK「おい防衛軍長官!貴様は無能か?こんな時に何をぐずぐずとしてるのだ?日本国民は貴様の決断を待っているのだぞ!!これでは何の為に改心したかわからんではないか」

※ミスターKの激に長官はどうするのか?

19 :
逆道「長官!地底殴り込みは置いといて、俺が行けば祝を殺した奴はあそこに必ず現れる
だから俺は先に仇を打たせてもらいます!
話がまとまり次第追いついてください!俺の意見は全てをぶつけて戦うそれだけだ!!」

祝の敵討ちをしようとした所に、さらなる犠牲を見て暴走した逆道!先ほどから計画していた氷ダッシュ2で凍らせた地面を弾丸の様にスピードスケートしていき、誰も止められなかった

20 :
武田長官「…焦るな、たわけ」

武田長官は冷静にそう言うと、自分の信頼する手の物に情報の確認を行わせると、脇侍、および敵の襲来は確認されていない事が明らかになった。

何故、長官が敵の急襲を誤報と見破れたかというと、敵がいつ動きだしても即迎え撃てるように、月光がしっかりと見張っているからだ。
更に、昨日敵は大規模なリングを設営しての攻撃を行ってきたばかりで、昨日の今日で即大規模な攻撃はしてこれないだろうという判断の元、次の犠牲を出さないようにと入念な下準備を行おうとしたのである。
それを劇中時間で一時間前後会議に費やしただけで、ミスターKがぐずぐずしているなどと…。

更に、長官の調べで誤報を入れてきた防衛隊のセクションが、ミスターKの入れたスパイであり、彼らはいつまでも動きださない防衛隊に対して故意にそのような情報を流したと供述し、即座に御用となった。

武田長官「では聞くがミスターK、貴様は突入に対して何か有用な意見を述べたのか?こうすれば対抗できるという作戦を一つでも出したのか?変な試作戦車を一両よこして、闇雲に力押しをさせようとしているだけじゃあないか!
ここで無暗に突撃して主力を全部失いましたでは何もしないよりもずっと悪いだろう!
突入してからの行動の指針はどうするか、例えば脇侍の製造工場をまずは優先して発見するか、だとか、捕らわれているディートリッドの頭部を如何にして発見するか、だとか。
そう言った明確な目的や、行動を、現場に行ってから行きあたりばったりで混乱せずやるための会議ではないのか?」

新型戦車に女子高生を乗せて乱入させ、あまつさえろくな意見も述べない癖に無暗に戦いを始めようとするミスターKに、武田長官は冷静に反論した。

市街に出た逆道も、敵の不在を知り、仕方なく戻ってくる事になる。

武田長官「だが…これで敵が我々が地底に行っている間に地上を攻撃する可能性が出てきたわけだな」

自分達の作戦の不備を知った長官は、わざとKを見ないようにし乍らそう言った。

武田長官「地上に敵主力…たとえばスターイグアナあたりがジンガー怪人を出してきた場合、それを迎え撃つ要員を残すか否か…諸君らがすぐにでも戦いたい気持ちはよくわかった。せめてこれだけでも決めてから、地底を攻撃しよう」

確かにここ数日話が進まなかったのも事実なので、長官も重い腰を上げる事にした。
だが、こう言った会議の描写で、例えば「敵は資源を得る方法が無いはずだ」「根拠はこれだ」などと言っておけば、敵の作戦や勢力を限定させる事ができるのでき、後だしジャンケンを未然にある程度防ぐことができるので、今後は活用してみてほしい。

21 :
勿論、そう言った先手を打ってのこちらの条件限定を行わなかったので、あらゆる最悪の事態が突入部隊を待っているだろう事は言うまでもないだろう。
そしてそれらは、この場でなんの事前対策も考慮しなかった事が原因で起きていくのだ…。

まだ遅く無い。
敗北イベントを起こしたい、もしくは、理不尽なパワーアップを使って力押しで勝ってこのスレをパワーインフレへ向かわせたいのならばもう止めないが、敵への傾向と対策をしっかり考えて備えておくべきである。
真面目に。

22 :
Q:ところで、本物の武田長官はいつ助け出されましたか?
A:野良怪人の仕事なのでスレ移行の合間にあっさり見つかりました。

23 :
ミスターK「ふん!ようやく重い腰を上げたようだが具体的にどうする気だ?私としても突入班と防衛班に分けて作戦を実行するべきと思うがな」

※更にモニター越しにミスターKがある提案をする。

ミスターK「なんなら防衛班として我等が誇るバドーロボット軍団を派遣しようと思う。無論作戦中は好きに動かしてもかまわんよ」

※なんといつの間にか防衛軍の会議室には数十体のバドーロボット軍団が揃っているではないか。

ワッカマン「ボスの指示により作戦終了まで貴殿等の指揮下に入る!どうもよろしくたのむ」
ミスターK「更に例の戦車についてだが今からアターシャ達が貴殿の信用できる人材に操縦方法を指導しようと思う。これなら貴殿も文句は無いだろう」

※当然都合が悪くなるので反物質弾は凍結・使用不能にしたのは言うまでもない。だが他の武装でも凄まじい破壊力を誇る戦車なのは間違いない。

ミスターK「さぁ後は貴殿の采配次第だ。私は大人しく貴殿の指揮を高みの見物させてもらうよ」

24 :
逆道(落ち着いてよく感覚を研ぎ澄ましてみたら...なんとなく反物質の気配がする、気のせいか)

そこにアリスも到着した
アリス「おそらく許可が出ないだろうということで、彩乃は最初から来ていません
私にこの場で戦うように言っていました
魔力は丸1日くらいは持つので充填の必要はありません」
防衛か突入か、どちらでも活躍できそうだ

25 :
武田長官「わかった、皆ありがとう」

結局、突入班は皆幕僚や長官の指揮に従うという事なので、他からの意見や助言が取り入れられないまま、幕僚本部が作戦を立案する事になった。
…現場に出ない長官達の作戦なので、現場に行ってから、突入部隊や防衛部隊が各々でその場の対処は行っていくことになる。

武田長官は、まず赤影には、残りの月光部隊を連れて、待機している銀河たちと合流、かく乱作戦を決行するように指示した。
突入準備が整っていない状態でかく乱を始めると、後からくる突入班を敵の別動隊が足止めしてる内にかく乱部隊が全滅する可能性があったが、攻撃のタイミングを合わせれば、赤影達の力を有効に働かせる事が出きる。

次いで、Kの持ってきた戦車は、フローラ達が乗りこなせるそうなので、彼女達に操縦を任せ、「100%実力を発揮できる地上の防衛」に配備した。
狭い空洞で動きの制限される大きな戦車はその力を発揮することはできないだろうが、地上ならばその力を大いに発揮できる。
例え悪のレインボーマンが現れても、この戦車がJ-VXや航空隊と組んで戦えば、勝てない相手では無い。

次に、長官はライダーにも地上の防衛を任せた。
仮面ライダーが狭い地下空洞でその力を百パーセント発揮できない、得意のジャンプができなくなるからだ。

アリスと彩乃は、逆に突入部隊に長官は組み込む。

彩乃「私は未成年じゃ…」
武田長官「自分の身を守る分には君の実力なら心配はいらないだろう。それに、優秀な衛生兵が突入班に必要だ」

彩乃ならば、自分の身をアリスで守りつつ、回復作業を行える。
それに……長官は彼女を傷つけないためあえて言わなかったが、彼女は人間では無い。
同じ基準では無いのである。

武田長官「バドーロボットのうち、火力の高い物なら脇侍に対抗できる、タイホウマン、ミサイルマン、モグルマンは突入部隊に合流せよ、他の物は…ラグナロクの防衛にあたれ」
コシカケマン「ラグナロクの、ですか?」
武田長官「悪魔超人にサイバーマルコとイグアナに匹敵する物が3人以上いると仮定した場合、突入班がラグナロクへ駆けつけるまで、
悪魔超人が引き連れているだろうジンガー怪人やドルゲ魔人と戦う人材が必要だ、それに、都内の防衛ならば防衛軍の通常兵器が使えるから、試作戦車と我々だけでいい」
コシカケマン「了解」

そこに、慌てた宮内庁の職員が駆け込んできた。

職員「まだ…まだ突入部隊は出発していませんね」
武田長官「今まさに出撃するところです」
職員「よかった、間に合った……敵のリングが今回現れたポイント7つ…この内、東京湾に現れた物を除く6つは、魔法陣を描いているんです!」
武田長官「何だって!」
職員「敵の目的は、戦いの敗者を生贄に、この謎の魔法陣を作動させる事が目的と見て、間違いないでしょう!」
キャプテンサラ―「どんな魔法陣かわかりますか?」
職員「これは一種の召喚魔法陣です!もし発動すれば、発動の衝撃だけで大地震が発生してしまう。そして、巨大な何かが召喚されるでしょう……ただ」
キャプテンサラ―「ただ?」
職員「これだけの魔法陣の発動の衝撃を受ければ、召喚される対象がどんなに頑丈であっても…かなり大きなダメージを受けて現れる事になると思うんです。もし機械だとしたら、電子機器はどんな防御を施していても全滅するでしょう」
キャプテンサラ―「それだけ強い怪獣を呼びだすという事では?」
職員「こんな魔法陣の発動に耐えられる魔獣はいませんよ!ゴジラやガタノゾーアだって出てきた時は満身創痍になるでしょう!」
キャプテンサラ―「うーむ…だとしたら我々の兵器で出てきても撃破は容易そうだ…」

武田長官「発動を前提に多めに戦力を残すか?それとも……突入班諸君、魔法陣発動前に敵のアジトを倒す自信はあるかね?」

敵の目的が明らかになり、改めて突入班と防衛班、そしてKに意見を求める長官。
ここでどちらに戦力を分配するかで、今後の展開と勝敗が大きく変わる分岐点である。

26 :
ミスターK「魔法陣か、これは厄介だな。バドーロボットで破壊可能でしたら数体出撃させて破壊させますが」
イグアナ「!?これは……サタン召喚の暗黒魔法陣ではないか!」
長官「イグアナ、あの魔法陣を知ってるのか?」

イグアナ「……サタンめ、どうやらこの世界に実体化するみたいだぞ。確かに魔法陣の衝撃は怪獣では耐えられん、だがサタンなら間違いなく耐え抜いて実体化するであろう」

※イグアナの豊かな魔法知識であの魔法陣は魔王サタンを召喚しこの次元に実体化させる魔法陣と判明した!

長官「もし、サタンが現実化したらこの世はどうなる?」
イグアナ「……まず数時間で日本は壊滅でしょうな。そして一日ぐらいあれば地球上の人類は絶滅するだろう」
ミスターK「それではあの魔法陣破壊が最優先じゃないか!!突入するのも大事だがあの魔法陣を破壊するのも大事だぞ」
イグアナ「……長官、今ならまだ間に合います。早くあの魔法陣を破壊するのが得策ですぞ」

※世界を破滅に導くサタン召喚!早くしないと地球は破滅する、さぁ長官の決断は?

27 :
フーガ「あの…ミスターK」
ミスターK「何だフーガ」
フーガ「確認しましたがあれサタン復活の魔法陣と違いますよ」
ミスターK「え?」

前スレで俺はこのサタンはサクラ大戦のサタンであり、漢字表記が面倒くさいからカタカナ表記にしているだけだとしっかりと明記している。
しかも俺は前スレで確かこのサタンは悪魔の王サタンとも関係ないともしっかり明記している。
参照、前スレ>>407

ミスターK「どうなんだイグアナ?」
イグアナ「……(無言で視線をそらす)」
フーガ「それに、そんなすさまじい輩を特異点であるボスを殺さずに召喚すれば、天の神々やウルトラ兄弟がノアやキング、レジェンドを引き連れて駆けつけて、サタンは目的を果たせず神々に…
イグアナ「フーガ…私だって間違う事があるという事をわかれ」

イグアナ曰く、この魔法陣は全く新しい魔法陣であり、強いて言うならば、サタン召喚の魔法陣に似ている、との事だった。
だが、上記のように、神々クラスの物を呼べば、宇宙がその形を維持する法則に従って、対になる神が迎撃に現れ、両者何もできずに消えてしまうのである。
つまり、召喚のダメージを耐えるような輩が来れば神々が現れ、神々が来ない程度の輩では召喚のダメージに耐えられないのだ。

ダイアナ「ボス、コンピューターで確認した処、魔法陣を構成するパワーエレメントを掘り返すには、最低3日以上かかる事が判明しました」

ミスターK「3日か……」

宮内庁職員「日本橋地下のアジトが、魔法陣の中心になっている、ここに魔法陣を制御する物があると見て間違いないだろう」

武田長官「うむ…魔法陣発動による震災の発生が目的かもしれん、ミスターKに何か意見が無いようなら、都民を一斉避難させ、ライダーと機甲部隊で地上を守り、残りの面々でアジトを攻撃しようと思うが、意義はないか?」

長官は一同の意見を待った。

28 :
逆道「そうしましょう、早く元を絶たなければ」
彩乃 アリス「賛成」
上泉「それしかないな」
柳生「はい」

地下に突入する準備はみんな出来ている!
瞬間移動でもできれば早いのだが

29 :
>27-28
 秘密のブートキャンプで育成中のタスクマスターから連絡が入った。

『ああ、吾輩だ。
 思ってたより早く仕上がったので、二人ばかり送り込むぞ?』

 以前にも名前だけ出て来た、琉球空手の使い手“シーサー”
 そして>10でスカウトされたスピードスター“クイックシルバー”

「クイックシルバーって……その名前……」
『この小娘が勝手に名乗ってたんだから今回は仕方がない』

 この名前で有名なのはX−MENのキャラだが、DCコミックにも先行して高速移動するヒーローがいたので……
 まあ、DCのは鳴かず飛ばずのうちに名前を変えたけど。

 一方のシーサー。
 実は数年前、とある事件でマスコミの心無い対応にキレて悪堕ちした同名のヒーローがいたが、聞けばその息子だという。

「あー……その……」
『吾輩にこの国の過去の事例まで聞くな。本人がやる気なんだからそれで行け』

 まあ、色々あって。
 それに二人とも力押しではなくテクニックを駆使するタイプだから、今のスレの要求する流れにはあっているかと。

30 :
>>29
武田長官「早っ!?」
キャプテンサラー「…確かタスクマスター雇ってからまだ1日もたってないような」
タスクマスター「元々かなりできる奴等だったから、2〜3アドバイスしたらすぐ形になったのだ」
武田長官「まぁ…それならそれで突入班に加わってくれ」

2名追加が入ったが、突入はミスターKが他に作戦が無ければこのまま開始される事になった。

31 :
>>30
ミスターK「確かに依存は無い。貴殿達の健闘を祈る!」

※こうして日本とエンシェント国の命運をかけた作戦が開始された!

タイホウマン「いよっしゃあ!いよいよ出陣だな」
ミサイルマン「気を引き締めろ!敵は恐るべき実力を秘めているぞ」

赤影「我々は月光部隊を率いてかく乱か。皆よろしく頼む」
フローラ「さぁ来るなら来い!あの化け物が出てきたら反物質弾で消滅させてやる!」
アターシャ「いいんですか?ボスから使用禁止されてる筈じゃ」
フローラ「一応認証キーをボスから預かってるから万が一作戦成功困難なった場合は一発撃てと命令されてるから」
アターシャ「……」

サイバーマルコ「来い、俺の眼前に出てきた時が奴等の最後だ」
イグアナ「……さて、暫くはこっちにこないだろうから紅茶でもいただくかな」

ミスターK「さて、もし作戦失敗した場合は私の特異点能力を解放する事も考えないとな」
ダイアナ「ボス!滅多なことを言わないでください」

※こうして突入班は敵アジトの敷地内に侵入していった。他の担当もそれぞれのポジションにつき赤影達がかく乱作戦を開始した!果たして敵はどう動くのか?

32 :
>30
 そんなわけで新キャラ。

“シーサー”運天純一(♂14)
 子供ながらも大人顔負けの琉球空手の使い手。父・獅堂純矢が悪堕ちして後は母方の姓を名乗っている。
 シンドゥーラなどと同じType-401スニーキングスーツにヌンチャクやサイ、トンファーなどを使い回す。
 つい最近、秘密結社テラネシアの接触を受けて装備などの供給を受け、父とは違った形のヒーローの道を歩む。

“クイックシルバー”葛鳥依緒(♀16)
 理科準備室にいる時に落雷があり、薬剤のカクテルを被った状態で電撃を受けてスーパーパワーに覚醒した。
 全身を薄いエネルギーフィールドに包んで保護した上で高速で走り回るという複合型。
 本気を出せばスピードフォースにアクセスできる。たぶん。きっと。おそらく。

タスクマスター『特にクイックシルバーは足元のロープに注意な。過去にそれで死んだ奴がいるから(実話』

 後、足元が凍ったとか逆に溶けたとかビー玉ばら撒いたとかも危険(実話

本郷「……まだ子供ではないか!」
タスキー『バットロビンやスタチュアもデビューはあのくらいだぞ?』

 日本でいえば桃太郎とか牛若丸とか赤胴鈴之助とか……

>31
 突入班のメンバーとして侵入したシーサーとクイックシルバー。

 早速習得した潜入技能やスーツの機能を駆使してトラップを解除したりすり抜けたりするシーサー。
 文字通り目にも止まらぬ早業で見張りを無力化するクイックシルバー。
 頼もしい先輩たちの指図を受けて、ヒーローとしての経験値を着実に積み重ねていった……

33 :
フーガ「ボス、特異点は特殊能力では無くて、行動の結果に宇宙がその形を維持する法則が適応されなくなるというだけで、特殊能力が使えるというわけでは…」
ダイアナ「つまり、ボスはサタンなりゴッドなりを召喚しようというつもりなのでしょう」
フーガ「召喚道具は脳力とは別で、それを召喚するエネルギーを抽出する装備をですね…」

補足説明係が定着しつつあるフーガだった。

―――――――――――――


日本橋地下最深部。

巨大な魔法陣の中心で、サタンが呪文を唱えている。
その周囲には、銀髪の少年と少女が立っていた。
この二人の名は、ヘンゼルとグレーテル、サタンの手によってレインボーマンに生まれ変わった、ルダスとミーアの変身前の姿だ。

地上から突入班が突入を始め、月光部隊と分身した赤影が破壊工作を開始したその瞬間、グレーテル…ミーアの肩がぴくりと反応した。

グレーテル「兄様、お客様がいらしたみたい」
ヘンゼル「弱ったなぁ、もっと見つかるまで時間がかかったから、何も用意できてないや」

不満そうにいう二人をしり目に、一心不乱に呪文を唱えていたサタンは、途中で呪文を唱えるのをやめると、二人を振り向き、口を開く。

サタン「この魔道陣は「このまま進めれば」後1日は発動まで時間がかかる、ここで侵入者どもを迎え撃て、全ての戦力を使って構わん」

その声に、暗がりからスターイグアナが姿を現した。

スターイグアナ「ほな、ウチがいこな」

サタンは頷くが、少し待て、とスターイグアナを手で制した。

サタン「……ルダス、ミーア、脇侍共を全て起動させて時間を稼げ」
ヘンゼル「わかったよ」
グレーテル「ウフフ、楽しみね」
サタン「ハゲルゲ、ガンゲルゲ、イボゲルゲ」

次いでサタンの発した言葉に、暗闇からフード姿のドルゲ魔人が3体現れた。
この三体はドルゲ病魔人と呼ばれる、オリジナル魔人(ハゲルゲは実はちょっと違うが)だ。
その実力もさることながら、対人間を想定したすさまじい能力を持っている。

サタン「魔人共を集めておけ、お前達にも出撃の機会を与える」
3体「はっ」

サタン「サンシャイン」

今度は、身の丈3mはあろうかというゴーレムのような黄金の化け物を呼びだすサタン。

サタン「騎士を集めろ、すぐに戦闘になるだろう」
サンシャイン「はっ、悪魔六騎士の力をお見せしましょう」

サタンもまた、全ての戦力を起動させた。
いよいよ、人類と悪魔の戦いの火ぶたが切って落とされる!

34 :
赤影の分身10人と共に、月光はトラップ…魔法陣や、下級モンスター、見張りのアントマンの殲滅と、あちこちにある機械設備の破壊を手分けして行っていた。
更に、月光部隊はなるべく分散し、突入班の進撃路とは離れた位置を爆破したり、破壊したりしていった。
敵の守備隊を一か所にまとめないためだ。

敵がアントマンだけならば、快調に片づけていた月光隊と赤影だったが、その前に難敵が立ち塞がってくる!

月光隊員「うわああああ」

音も無く伸びた触手が、月光隊員の首を瞬時にへし折った。
別の隊員が刀で伸びくる触手を切りつけるが、切ったところから更に触手が増えて、その隊員も餌食になる。

イカゲルゲ改「お前達、いつまでも好き勝手できると思うなよ!」

別のところでも、破壊活動に従事する月光部隊の前に改造ドルゲ魔人が現れていく。
中々手ごわく、赤影の分身達も一人、また一人とそちらに人手がとられていった。

更に、完全に敵の進行を察知したサタン側が、遂に脇侍を起動させる!

百体二百体ではきかない数の脇侍がのそりのそりと各通路に現れ、突入班に襲ってきた!

上泉師範「相当な数だ…」

バズーカを放ち、機銃をレインボーマン達めがけて撃ちまくってくる脇侍たち。
たちまち、地下空洞は大戦場になってしまう。
そんなに高くない天井はあちこちで崩落し、銃弾が飛び交い、ゾンビ映画が如く四方から群がってくる頑丈な脇侍に、正義の技が次々さく裂していく。

改造クビゲルゲ「ここが貴様等の墓場になるのだ!」
改造ウロコルゲ「覚悟しろ!」

タイホウマン「己怯むか!撃て撃てぇ!」

火力で応戦するバドーロボットだが、脇侍の数が多すぎて、中々一同は前に進めない。
範囲攻撃で全滅させようとすると、天井が崩落してくる恐れがあった。

35 :
一方、都民が遅々として非難しない東京には、秘密の通路を通って攻撃隊をすり抜けて地上へやってきたスターイグアナが来ていた。

避難民の列の前に浮遊しながら現れたスターイグアナは、驚いてパニックになる市民や、発砲してくる兵隊や警官めがけ、魔法の杖を一振りする。

スターイグアナ「皆怪獣にな〜あれ♪」

ふざけた口調のスターイグアナの手から放たれた魔法が、住民や兵士たちを次々と怪獣へ変えていった!
理性が吹き飛んだ怪獣達は、口から火炎や光線を破棄、ビルを破壊しながら防衛隊本部や市民の群れを目指していく。

スターイグアナ「そらそらどんどんどんどん行くで〜」

更にスターイグアナは高速飛行して場所を変え、7つの地区で一気に300体近い巨大怪獣を作りだして暴れさせた!

スターイグアナ「ふふふ〜、こんだけやれば十分やろう」

スターイグアナの怪獣が、怪獣に弱い自衛隊の武器ではあまり効果はないのは、スターイグアナ初出現の際の警視庁怪獣化事件で明らかになっている。
何両かの戦車が波動エネルギー4式弾を使おうとするが、怪獣の足元は避難民でごったがえしている!
仮面ライダーも応戦するが、なにせ相手がでかい上にパワーも火力もあり、思うように倒す事が出来ない!

怪獣の妨害で、市民の避難は阻害され、東京は大混乱になってしまった。

スターイグアナ「ぐふふ、それじゃ私はこれにて」

スターイグアナはそう言うと、再び高速移動して東京の外へ飛んでいき、次元防御壁の効果範囲の外で次元ばさみを使って、あらかじめサタンの近く用意していた転移ポイントへ戻っていった。

36 :
赤影「こんな処で石破天驚破を使うわけにはいかない。使えば地底の天井が崩れるからな」

※赤影はある決意をしていた!下手をすると自滅の可能性を感じながら数多くある飛騨流忍法奥義のひとつを使う決意をした!

赤影「よし、まずはウロコルゲからだ!忍法・一寸奇襲!!」

※すると赤影の姿が消え、その直後に改造ウロコルゲが突如苦しみ始めた!!

改造ウロコルゲ「ぎゃあああああっ!たっ体内にとてつもない痛みが!!そっそんな馬鹿な」

※それから数分後、改造ウロコルゲの体内から謎の閃光が放たれ最後には自滅するかのように大爆発して消滅した。

赤影「はぁはぁはぁ……まずはひとり」

※改造ウロコルゲが倒されサタン側陣営が動揺し、その隙に他の突入メンバーが大攻勢をしかけサタン側は総崩れになった。

イカゲルゲ改「ウロコルゲがやられた!すぐに態勢を立て直せ!」

37 :
イグアナ「……味な真似を。だが我が魔力を甘く見るなよ小娘!」

※ラグナロクの中にある魔法陣の中央でイグアナは強力な魔法詠唱をしていた。すると東京上空に黒い雨雲が覆い、やがて大雨が降り注いだ。

フローラ「あれ?暴れている怪獣達が次々と眠っていく」

※なんとあの雨には強力な催眠効果のある雨であった。無論外に出ていた歩兵達も眠る羽目になったが東京中の怪獣達はぐっすりと眠り全く動かなくなった。

フーガ「防衛軍の皆さん、このイグアナ様が調合した薬を使えば怪獣にされた人達を元に戻せます」

※試しに完全防護の歩兵が薬を怪獣に投与した処みるみると怪獣は元の市民に戻ったではないか!ただ量は十分にあるが東京中におよそ三百体である。全員を元に戻すには後半日ぐらいはかかるだろう。

フローラ「問題はあのスターイグアナがその間に何か手をうってきた場合が心配ね」
アターシャ「……」
仮面ライダー「すまん、私にも投与する手伝いをさせてくれ!」

38 :
逆道「こいつらの狙いはまず俺!
ルダス、ミーア戦まで使う気は無かったが...
ダッシュ マイナス2!!とでも言おうかな」

最前に出る逆道、ダッシュ2の炎を氷へと逆転させた逆道の能力とレインボーマンとしての能力の合体技である

逆道「よし、来ぉい!」
砕けても次々できる氷の盾で銃火器を防ぎ、吹雪の湿気で火薬を使用不能にしてゆく
逆道「みんな行け!」
足元に氷を作るスケート疾走、そしてアリス、師範、柳生と共にツララ剣で脇侍の群れに突破口を開いた
彩乃が魔法で氷壁を強化、バドーロボットが残りを倒して全員そのまま進んでいく
逆道「あとはドルゲ魔人か」

39 :
>38
 そして、足元が凍ったのでクイックシルバーがステーンとすっ転んで吹っ飛んだ。

シーサー「あー、だから危険だって言ったのに……」

 かくいうシーサーも南国育ちでスケートには慣れていないので足元が覚束ない。
 とんだ促成プログラムであった。
 なお、後で顛末を聞いたタスクマスター曰く、

「……うーむ、さすがにカナダ人と戦うやり方まで教える時間は無かったわ!」


 さて、その頃、一人の男(?)がサタンの前に侍っていた。
 その名は“映画泥棒”。知名度抜群、悪の世界ではフリーランスながら大物で通っている……

40 :
月光隊員「右に敵増援!」

どこからか月光隊員の叫びが聞こえてきた。
地底から、更に脇侍が沸いてきているのだ。

銀河「脇侍を生み出しているプラントがあるに違いない!」
彗星「兄上!2フロア下がった場所かに前進した部隊が脇侍のプラントらしい肉の塊を発見したとの事です」
月光「兄上!4ブロック南にも同じようなプラントが!」
銀河「複数プラントはあるのか…」

タイホウマン「うわああああああああああああああ」

断末魔と共に、タイホウマンが倒れ伏し、爆発した。
その腹には強力な手裏剣が何個も刺さっている。
タイホウマンはロボット刑事Kの破壊光線銃を跳ね返す装甲をもっているにも関わらず、である!

ザ・ニンジャ「くっくっく…ここがおぬしらの墓場になる」

悪魔超人の襲撃だ!
どこからか響く悪魔超人の声と共に、逆道らの周囲が激しい炎に包まれていく。

そこに、脇侍群団からの激しい重機関砲とバズーカの攻撃が加わった。

炎と爆発で味方との連携が困難になる一同を、更にザ・ニンジャが姿も音も無く攻撃してくるのだ!

改造クビゲルゲ「俺も忘れるなぁああああ」
シーサー「うわあ…」

激しい攻撃にさらされ、怯んだシーサーを、炎の中から現れたクビゲルゲの首が遅い、肩の辺りを食いちぎった!

上泉師範「シーサー!己ぃ!」

即時改造クビゲルゲの頭を師範と柳生が斬撃して撃墜するが、シーサーの出血がひどい。

柳生「衛生兵!衛生兵はいないか!」
上泉師範「傷が深い…彩乃殿でも治すには時間がかかる!」
柳生「そこをザ・ニンジャが狙ってくるぞ」
月光隊員「我々が彼を後送します!突入を続行してください!」

周辺から2人程月光隊員が飛びだし、シーサーを抱えて脱出していった。

そこで、あらかじめしかけてあったのだろう、空洞の各所から毒ガスが噴きだし、爆弾が爆発して空洞の形が変わっていく。

ミサイルマン「うわぁ…」
月光隊員「ぎゃああ」

崩落する天井に巻き込まれ、突入班にも次々犠牲が出て、更に脇侍の激しい銃撃が一同を襲ってくる。

赤影「このまままとまっていては全滅してしまう!」
上泉師範「見ろ!向こうが細い三叉路になっているぞ」
銀河「諸君を追撃する脇侍と脇侍のプラントは月光が何とかする!諸君は3手に分かれて通路の奥へ進むんだ!」

41 :
東京で怪獣化させられた人々を元に戻していた防衛隊に、更に悪い知らせが届く。

防衛軍士官「司令!東京湾海底から正体不明の円盤群が出現しました!」
武田長官「何だと!」
防衛隊士官「更に巨大怪獣も海中を接近中です」
武田長官「何故気づかなかった!」
防衛隊士官「怪獣の中に電波や情報をかく乱する能力をもっている奴がいるんです!」
武田長官「迎撃しろ!敵の正体は何だ!」

ノンマルト「我々ノンマルトは今こそ日本人を滅ぼし、地上を取り戻す足掛かりとするのだ!」
ノンマルト「海底人を大戦中に虐殺した日本人め!許さん!!サタン!今力を貸すぞ!!」


東京湾にガイロスやスダール、カメーバ等の海底怪獣が次々出現!
咆哮して暴れ出しレインボーブリッジを破壊する等して非難を遅延させる!

更に海底から現れた円盤群が、イグアナの雨で眠ってしまっている地上の人々を空爆し始めた!

武田長官「航空隊!全力で迎え撃て!」

直ちに航空隊が出撃して海底人の円盤群と大空中戦になるが、海底人の円盤群は魔導バリアを張り、強力なビーム兵器で武装していた!
サタンが彼らの記憶を操作すると共に、宇宙の技術を提供していたのだ!

更に撃墜された円盤が地上に降り注いで大爆発、眠っている怪獣たちも目を覚ましてしまう!

武田長官「くそう…」

異次元砲を搭載したバドーの戦闘機が来たとしても、異次元砲はこの円盤群には通用しないように特殊なバリアが円盤には張られ、更にノンマルトの記憶操作魔法はサタンにしか解く事ができない!
大混乱に陥る大東京…。

42 :
ミスターK「参ったな、目覚めた怪獣は薬を仕込んだ弾丸で強引に戻せばいいが問題は円盤に貼られたバリアだな」
フーガ「アターシャ、それにフローラさん。今こそ新型戦車の真価を引き出す時です」

フローラ「解ったわ……バリヤーイレイザー発射!目標、敵円盤群」

※新型戦車から放射線状に光線が拡散される。威力自体は皆無に等しいので敵味方が撃墜される事は無かったが……

ノンマルト「馬鹿なっ、バリアが機能を停止した!!これでは通常兵器でも攻撃を……うわあああああああああああっ」
防衛隊パイロット「バリアが消えたぞ!総員反撃開始だっ」

※バリアという守る術を失ったノンマルト達は防衛隊の精鋭達にとって格好の的であった。次々と蚊トンボのごとく円盤は撃ち落されていく!

ミスターK「これで問題はガイロスを始めとする海底怪獣だな」

※円盤が全滅した後、ガイロス達海底怪獣と防衛軍+フローラ&アターシャ搭乗の新型戦車の戦いが火ぶたを切った!果たして勝つのはとちらなのか?

43 :
逆道「じゃ俺は真ん中だな!」
逆道はもしダメージを負ってもヨガの力が多少はある、最悪回復役がいなくても持つことは持つのだ
上泉「俺は左を!柳生は彩乃殿を守れ」
上泉もブラックホール戦同様、霊体化で物理攻撃を防ぐことができる
柳生「はい!、行くぞ」
彩乃・アリス「右ね」
柳生は、まだ戦った場面がほぼないな...

逆道「氷を使う今が俺の最強最速状態、このまま奥まで一気に進む!」

44 :
ノンマルト兵「バリアが消えた位でがたがた言うなお前ら!」

ノンマルト航空隊はバリアが消えて狼狽え、何機かやられてしまったが、それでも韓国や中国の戦闘機乗りとは闘志が違う!
円盤が高性能な事も手伝い、何とか互角まで制空権を持ちなおしてくる。

ノンマルト兵「バリアを消し去っている地上の車両を狙え!」

数十機の円盤が防衛軍の航空隊を突破、フローラの車両や防衛軍の対空砲火で数を減らしながらもフローラの戦車めがけて突っ込んでいく。

フローラ「つ…突っ込んでくる!」
ノンマルト「地球から出ていけ!侵略者ああああああああああああああ!!」

炎に燃える円盤が新型戦車に突っ込み、爆発四散、新型戦車はその衝撃で数度転がり、ビルに突っ込んだ。
これでは戦車が無事でも、中の人間は一たまりも無い…。

すぐに防衛隊員が駆けつけて負傷したフローラ達を中から救出するが、その間にも円盤群はバリアを取り戻し、制空権を確保していく。

キャプテンサラー「アターシャ君!君達があの戦車に乗りたまえ!」
武田長官「サラー!何を言うんだ!彼女達は実戦経験もない子供だぞ!」
キャプテンサラー「責任は私がとります!今は一刻も惜しい!」

そうしている間にも上陸した海底怪獣達が街を壊しながら新型戦車に接近してきた。
今戦車に近づいていけば怪獣に攻撃されてしまうだろう。

武田長官「防衛隊員!やむおえん!彼女達を援護しろ!」
防衛隊員A「囮になれ!」
防衛隊員B「バケモノめ!こっちだ!!」

機関銃で武装した兵隊が勇敢に別方向から銃撃して怪獣の気を引くが、アターシャ達が戦車へ向かえば、怪獣も気づいてくるだろう。

更に…。

防衛隊員C「駄目です長官!砲弾が怪獣の皮膚を貫通しません!通常のカプセル弾では怪獣を元に戻す事は不可能です!」
防衛隊員D「太平洋上より敵の増援確認!現在長距離ミサイルが応戦中!」
武田長官「各方面軍に応援を要請!総力戦だ!出せる戦闘機を全部出せ!怪獣にはJ-VXを当てろ!」
キャプテンサラー「長官…こうなれば賭けです、次元防御壁を解除し、都民をワープゲートを各所に作ってそれで避難させましょう」
武田長官「ここを直接的に狙われるぞ…」
キャプテンサラー「その時はスターイグアナもろとも自爆してやりましょう!」
武田長官「よし…少年同盟の配備済み次第、都民避難作戦を開始する!!」

45 :
>40
シーサー「くそっ、情けない……」

 スーツを貫かれ、忍者たちに支えられて帰路を歩むシーサー。
 やはり子供だと思われているのが悔しかった。

???『……少年よ、力が欲しいか?欲しくばくれてやろう』

 どこからともなく、いや、頭の中に直接語りかける声が。

「誰だっ!?」
『ふはははは、誰でもよかろう』
「よくあにっ!
……良くない、どこの誰ともわからん奴に貰った力なんかいらない!
 大体お前はそんなに強いのか?」
『強さ、か。我も無いけど心配するな』

 そのうち何とかなるだろう。


 一方のクイックシルバー。吹っ飛んだ先でも敵に囲まれ、ついにスピードフォースに覚醒する…………その時、世界が震えた。

 異次元砲などの次元位相干渉兵装を装備した兵器が軒並み動かなくなったり壊れたり消滅したり……

映画泥棒「おや、いけません。スピードフォースが次元を歪め、魔法陣にも影響を与えてますな。
 いや、この魔法陣の歪みは、最初からあったものということになった……いけませんないけませんな」

46 :
 そして、映画泥棒は“こちら”を向く。そして“我々に”語りかける。

「もとよりスピードフォースに接触するという事は時空を歪めるということ。
 その歪みと次元位相干渉型兵器がシンクロして危うくなったようですな」

 そこで一度位相の歪みを観測。
 超元的な特異点観測者としての映画泥棒の力が、時空を歪む前に僅かながら書き戻す。

「やはり、そうだ。
 クイックシルバーにスピードフォースとの接触を控えさせるだけではダメだ。
 ワープやバリアーも世界そのものを歪めてしまう可能性がある。

 いいですか、それらに頼らないやり方が必須なのですぞ……」

47 :
そんな映画泥棒の周囲に、わらわらわらわらとヤプール人が沸いてきた。

ヤプール「おいおいおいおいおい…オワリの国がどうとか、名古屋や大阪が異界化してる世界でお前は今更何言ってンだ?」
ヤプール「これまで散々スターイグアナが次元ばさみでワープして禅田博士が必死にワープを禁止しようと頑張ってた時に何もしなかった奴が今更何言ってンだ!」
ヤプール「やるにしたってこのタイミングでいきなりはねえだろうが!!」
ヤプール「さあ、お前は我々と一緒に来るんだ」
ヤプール「ここぞというところで横から前振りなく介入してきやがって!」

映画泥棒は複数のヤプール人にとっ捕まえられて次元の彼方へ消えていった。
珍入者はヤプールが処理してくれて、これまで通り、一同は活動を続けられるようになった。

ヤプール「今回我々は本編にかかわら無いから心配するな諸君」

48 :
>47
映画泥棒「いや、過去の異界化と今回のスピードフォースはモノが違うというか……いや、違うんだ……ワタシは観測者としての……」

 伝わらない時はこんなもの。
 その役割は『見守る事』だけ、自身がどんな介入をしたわけでもないのに余計なことを言うから……


 ちなみに、マーベル世界にはウァトゥ・ザ・ウォッチャーという、本当にただ見てるだけの超越者がいたりする。

49 :
 しかし、観測者を生贄に捧げたことでクイックシルバーのスピードフォース覚醒に伴う影響は最低限に抑えられた。
 クイックシルバー当人が表面意識で知覚する範囲の脇侍が崩壊する程度で済んだのだった。

「い、今のエネルギーは一体……」

 未知の感覚に戸惑う少女。
 時間にすればコンマ一秒にも満たないが、世界は彼女の中にあった。

 誰かが囁きかける。その力を使ってはならない、と。

「確か、こっちの方に……ああ、身体が重い……」

 それ以前を越える最高速度で走り出しながらも、彼女はそれ以上の速度を欲し、しかし届かぬ領域であった。

50 :
アターシャ「皆、準備はいい?」
戦車道部「「「イエッサー!」」」

※アターシャ達戦車道部の皆が乗り込み新型戦車は再起動!再びバリアイレイザーを始動して前進する!

戦車道部「隊長、また敵円盤が私達を狙ってます」
アターシャ「飛行モード始動!飛んで片っ端から円盤を落とすわよ」

※なんと戦車が瞬時に重装甲戦闘機に変形し大空高く飛翔する!そして迫るノンマルト円盤群をドリルレーザーでバリアをぶち抜いて次々と撃墜していく!

防衛軍歩兵「隊長!この特殊ドリルカプセルを使って市民を元に戻しましょう」

※一方、防衛軍が開発していたドリルカプセル弾により怪獣の皮膚貫通に成功!次々と怪獣は市民に戻っていく。そして太平洋上ではある異変が起こっていた!

???「まったくお前達のせいで予約していたDVDやフィギィアが全てパーじゃないですか。本来私達の任務ではありませんが徹底的にぶちのめしてやりますよ!」

※なんと東京湾に長い銀髪の少女がバールを手にして上陸した敵怪獣達をぶちのめしていく!彼女は一体何者なのか?

武田長官「嘘だろ?ただの少女が巨大な怪獣相手に……げっ、怪獣の首を棒みたいなのではねたぞ!」

51 :
士官「ところで長官、指令室の中に謎の鎧武者が……」
鎧武者「あ、時の神トートクレーンの招来を受け、サタンが魔法陣を起動したら関東ローム層ごと叩っ斬るために出待ちしてる剣神です」

武田長官「な!それでは……」
剣神「ああご心配なく。あなた方人間が頑張ってそれを防いだら、何時の間にやらいなくなってるから」

剣神「ちなみに、そこでこちらを見守ってるデカい禿げ頭はウァトゥ・ザ・ウォッチャーで、その横の映画泥棒ともども監視役です」
映画泥棒「ども。ちなみに、さっき出しゃばってヤプールに」

52 :
上空より真っ赤に輝く何かが飛来し、銀髪の少女の頭に命中、その頭がいを叩き潰した。

???「……黄金バットの時で懲りろ?な?はいよれニャル子さんだしたらもうそれで終わるじゃねえか」
???「ううぅ…すいません調子乗ってました」
???「原生生物殺したからお前休暇返上して即帰国な」
???「うわあああしまったああああ」

安易な援軍出してくれるなって前スレで言ったよね?ね?ね?ね?

53 :
>51
続き)

映画泥棒「さっき出しゃばってヤプールに連れてかれたのは、ワタシのダビングの一人です」

 なんでこいつが神様ポジなんだか。

剣神「しかし……あれ(>50)も神クラスじゃねえか?」
映画泥棒「彼女とは、ちょっと色々ありましてね……でも、とうとう我慢を投げ捨てたか」
剣神「この世界のヒーローたちも大変だねぇ、迂闊に干渉したら世界がどんどんひどいことになる」
映画泥棒「何もしないことが平和のために一番って、どこのドモホ○ンリ○クルだか」

 後は延々くっちゃべってるだけなので、放置するのが一番いい。今は。

54 :
赤い光は更に物語に出しゃばってくる監視者とかいうののところにも言ってその連中の頭を小突き散らして全滅させる。

???「あの魔法陣お前らが思ってる程すさまじい事する魔法陣じゃないから…今まで登場した物で、かつ人類の作った物を持ってくるだけの奴だから」
鎧武者「どうでもいい!俺はあの魔法陣が気に喰わないから発動したらぶった切る」
監視者A「ああそうかい!じゃあ俺は黙ってこの世界の成り行きをこの世界の連中だけで進めるのを見たいからお前ら皆ぶっ潰す!さあ超人バトルの始まりだあ!!」

武田長官「他所でやれ!!」

流石に自重すべきだと思った監視者達は、大人しく去っていった。
なお、鎧武者他の記憶は長官達の中からきれいさっぱり消え去った。

55 :
さて、邪神達が自重し、殺された怪獣達も監視者Aが責任をもって元に戻し、かつ銀髪少女や鎧武者らの記憶は消していった。


ノンマルト空軍、怪獣と防衛軍の戦いは、アターシャ達の奮闘と、応援に来た各方面の防衛隊の活躍で何とか防衛隊の優勢で進んでいるが、海底から上陸した怪獣達には、防衛軍は苦戦を強いられた。
アターシャの航空戦車がビームを連射しても、怪獣側は全力で集中砲火で応戦し、航空戦車を追い散らし、その隙に都民を襲い、街を破壊していく。
防衛隊も応戦するが、広範囲を焼き払う波動エネルギー四式弾や三式弾は都民の避難が完了していない現状使用できない…。


――――――――――


地下空洞。


赤影「銀河、逆道達は?」
銀河「この三叉路の向こうへ行った、ここを死守し、脇侍をこの先へ入れるのを防ぐのだ!手伝ってくれ!」
赤影「よし!」
青影「赤影さん、手伝います!」
赤影「よし、青影!脇侍の第二群が来る!何とかここでくいとめ…」

赤影の心臓を、青影の忍者刀が貫き、ついでそのまま首を切り裂いた。

赤影「な……」
青影「え?」

不意の攻撃に赤影は偽物と入れ替わる暇も、回避する事も出来なかった。
そのまま赤影は倒れ伏し、息絶える。
青影自身も自分が何をしているのか気づいていない様子である。

青影「な…何で私、赤影さんを…」
銀河「それはな、貴様が既に改造人間になっているからだ」

そう言って、にやりと笑う銀河。

彗星「貴様!兄上ではないな!!」
銀河「その通り…貴様等の兄、ミツルギ銀河は既に殺し、私がその骨身を奪って姿を変えていた、この…ザ・ニンジャがな!!」

ひらりと身をひるがえしたミツルギ銀河が、ザ・ニンジャの姿に変わる。

青影「そうか…あの時…あの富士の樹海で私は…もう…」
ザ・ニンジャ「その通り、貴様は既に我が傀儡、サイボーグになっていたのだ」
彗星「己ザ・ニンジャ!!覚悟!!」
ザ・ニンジャ「バカめ、生身の人間である貴様等が悪魔超人である私に勝てると思ったか」

ザ・ニンジャは彗星達月光隊員の攻撃を巧みにかわし、手裏剣で、刀で、次々月光隊員を仕留めていく。
そこに脇侍の群勢が加わり、月光隊員は遂に全滅した…。

ザ・ニンジャ「さあ、青影よ、俺は女は殺さん、しかしお前には逆道逆と仲間達が嬲り殺されるのを、特別席で観戦させてやろう」
青影「ああ…ああ……あ…」
ザ・ニンジャ「ハッハッハ、絶望するにはまだ早い、お前は自力ではRんし気も狂えないように改造されている、さあ、私と来るのだ」
青影「いやあああ殺せえええ!殺せえええええ」
ザ・ニンジャ「ハッハッハッハッハッハ」

56 :
左の通路を進んだ上泉師範の前には、両手が巨大な長方形になっている怪人が立ち塞がった。

ジャンクマン「貴様が剣の達人なら…俺は粉砕の達人、ジャンクマン!」

そう言って、両手の長方形、ジャンククラッシュを構えるジャンクマン。
上泉師範も刀を構える。

両者一歩も動かない。
達人の勝負は一瞬で決まる。
ジャンククラッシュか、師範の刀か。
どちらか先に動いた方が、死ぬのだ。
それを本能で察している両者は、一歩も動かず、刀とジャンククラッシュを構え、じっと、機を待った。


――――――


柳生と彩乃、アリスの前にも悪魔超人が現れる。

チェックメイト「あなたたちの相手は、このチェックメイトがいたしましょう」

平成の悪魔超人、チェックメイトだ!!
暗黒の騎士のような風貌のチェックメイトは、ゆっくりと二人の方へ向かってくる。


さて…逆道の前にも悪魔超人が立ち塞がった。

サンシャイン「グヘヘヘ、この先には行かせん」

サンシャインだ!黄金の砂の怪物が、地面から現れ、その巨体を揺らしながら、逆道を叩き潰さんと迫ってくる。

57 :
>54
 鎧武者こと剣神は「気に食わない」で来たのではない、招来されたから来たのだ。
 でもまあ、>27であるような邪神相殺の余波を先払いしかかったようなものだと思えば?
 ともかく、干渉しない方がいいのは間違いないので、何処か他所で成り行きを見守っている。

 そして、本当に見てるだけだったウァトゥの事は気にしても仕方がない。
 例えばゴッドイグアナ並みの力を持ってないと会話してもらえないし。


 一方、シーサー。
 何者かが脳内に干渉を仕掛けてくる。
 それが誰かは分からないが、何をしたいのかは分かった。

「どうせ、オレにも親父の後を追えとか言うんだろうが」

 そう喝破すると、撥ねつけられた声は聞こえなくなった。

「……オレは、親父とは違うんだ……」

58 :
>>56
逆道「まずは撃つ!」
ツララを吹雪に乗せて鋭く叩き込む
しかし
サンシャイン「グヘヘ、俺の体は砂だ」
ツララは軽く刺さっただけですぐに外れてしまった

しかしその氷柱弾も無駄ではなかった!

ーーーーーーーーーーーーーー
上泉対ジャンクマン

グサァッ!

ジャンクマン「何だ!」
上泉「(今が最大の隙か?)
...... 斬 る !」

彩乃アリス柳生対チェックメイト
アリス「チェスが好きなようで...
面白いわね、あなた
おおかたこちらが三人だから見た目からして一人三能力のあなたが来たんでしょう」
彩乃「鋭いね、アリス」
柳生「じゃあまず俺が切る!」
早速切り掛かった!

そういえば現実の時間では今日は新月ですね、まあいいか

59 :
>>58
すみません。書き忘れました

外れたツララが洞窟の壁に刺さったのにジャンクマンが反応したということでお願いします

60 :
>>55
???「それはどうかな?」
ザ・ニンジャ「ん!?まだ生き残りがいたか!出てこい」

※その時、凄まじい疾風と赤い影が!!それと同時に脇侍の群勢が全滅してしまった!

十三代目赤影「十三代目赤影参上!」
ザ・ニンジャ「馬鹿な!貴様は死んだ筈じゃなかったのか」
十三代目赤影「ならばその死体をよく見てみるがいい」

※なんと赤影の死体の筈が脇侍の残骸になっているではないか!

十三代目赤影「青影の異変に私が気づかないとでも思ったか?そんな三文芝居では私を倒す事などできんぞ」
ザ・ニンジャ「おのれっ」
青影「赤影さん……」
十三代目赤影「青影、生きる望みを捨てるな!多分脳に特殊チップでも埋め込まれてるのだろう。手術すれば元の体に戻れる筈だ」

※動けぬ青影を観客に十三代目赤影とザ・ニンジャとの一対一の戦いの火ぶたが今切られようとしていた!

十三代目赤影「言っておくが青影を人質にしようとしても無駄だぞ!」

61 :
ザ・ニンジャ「薄情者め、味方が全滅するのを黙って見ていたのか」
赤影「脇侍を俺が単身で全滅させられる隙を作るには、あれしかなかった」
ザ・ニンジャ「ハッハッハッハ、口だけの正義の味方とは違うと見える、流石は忍の者よ」

そうだ、如何に赤影でも、脇侍を単身で全て全滅させるのは、ザ・ニンジャがいる中では無傷では不可能だったろう。
しかし、月光が脇侍の数を減らし、月光が全滅するまで赤影が出てこなかった事で、ザ・ニンジャは油断し、脇侍が全滅するまで反応できなかったのである。
最初から赤影が一人で全部やっつければよかったじゃんって言うわけでは決してないのだ。

ザ・ニンジャ「焦熱地獄を味合わせてやろう」

口から火炎弾を吐き、赤影の周囲を炎で包むザ・ニンジャ。

ザ・ニンジャ「例え貴様に炎が効かずとも、炎の熱は貴様から体力を奪っていく、熱い砂漠が、旅人の体力と水分を奪うようにな」
赤影「こんな炎が…」
ザ・ニンジャ「おおっと、させんぞ!!」

消火しようとする赤影の手を、ザ・ニンジャの手裏剣が襲い、赤影は何とかそれを撃墜する。
だが、炎の熱は、確かに赤影に汗をかかせ、その体力を奪っていった。

ザ・ニンジャ「ハッハッハ、そらそらそら」

更に赤影めがけ、火炎弾を打ちこむザ・ニンジャ。
例えばここで炎を隠れ蓑に姿をくらましても、ザ・ニンジャはこれまでそういう戦法をする敵を幾度も倒しているから簡単に見抜かれるだろうし、赤影よりも少し早く動けるザ・ニンジャに、赤影の攻撃は当たら無いか、大技は妨害されるだろう。

ザ・ニンジャ「悪魔と人間の体の構造の違い、力の差、存分に思いしれそして焦熱地獄で我々に戦いを挑んだことを永遠に後悔するがいい!」

62 :
ジャンクマン「何の!!」

ジャンククラッシュで上泉師範の刀を真剣白羽取りするジャンクマン。
ギリギリと力を込めて、その刀をへし折りにかかる。
勿論、人間の力で刀を取り戻せるようなパワーではない。

ジャンクマン「これが無ければ貴様は何もできまい!!」

―――――――――――――――

チェックメイト「いいえ、私が選ばれた理由…それは…」

ひらりと流れるようなスピードで柳生の攻撃をかわすチェックメイト。
そのままアリスの横を素通りし、最後方の彩乃に肉薄していく。

チェックメイト「あなた方の「9倍」強いから、です」

強力な拳の一撃を彩乃にさく裂させ、彼女を吹き飛ばすチェックメイト。
超人の腕を容易く破壊するパワーを持ったチェックメイトの一撃は、凄まじい破壊力だ。

アリス「!!」

そこでアリスがチェックメイトに反応し、斬りかかって行く!だが…

チェックメイト「チェスピースチェンジ!!」

ゴーレムのような姿に変身したチェックメイトの強固な皮膚が、その刃を弾いてしまった。
そのまま、アリスをキックで吹き飛ばすチェックメイト。

チェックメイト「あまり時間はありません、すぐに片づけさせていただきます」

―――――――――――

サンシャイン「グオーーー!!」

逆道につかみかかり、腕を掴むサンシャイン。
そのまま、逆道を振り回し、壁に叩きつける。

サンシャイン「地獄のコマ回し〜〜〜」

更に体を巨大な駒の形に変形させ、高速回転しながら逆道へ突っ込んでいく。

63 :
赤影「ふふふ……」
ザ・ニンジャ「何がおかしい?気でも狂ったのか」
赤影「全くそんな火なんか飛騨流忍法の前では涼風だな」

※事実赤影の表情は涼しくしかも汗ひとつもかいていなかった!

赤影「では今度は私の番だな。飛騨流忍法・白炎の術!」

※赤影が念じるとなんとザ・ニンジャの周囲に赤い炎を上回る白き炎が包む!そしてその白い炎はザ・ニンジャの体を燃やし始めた!

ザ・ニンジャ「ぎゃあああああっ!熱い、俺が熱いと感じるなんてそんな馬鹿な!うっ腕が燃えていく」
赤影「人間を甘く見たな。我等飛騨の忍者は幼少の頃から白い炎と絶対零度に近い豪雪の中で修行してきたのだ。所詮貴様は超人という恵まれた肉体に甘えて生きていたにすぎん!」
ザ・ニンジャ「溶ける!!溶ける!!!俺が燃え尽きて消える……ぐはっ!」

※やがてザ・ニンジャは白い炎に全身を焼かれて白い灰になった後に洞窟の風に乗って消えていった。

赤影「忍びの本質を悟らなかった者の最後だ。さて、防衛軍本部に連絡して青影を回収してもらってから特殊チップの摘出をしてもらうかな」

※赤影はまた操られるのを恐れて青影をあえて鎖でしばり念で眠らせた後、その後やってきた防衛軍の援軍に青影と月光部隊(実はあやかしの術で死んだように見せかけていた)を託し自身は洞窟の奥深くへと進んでいく!

赤影「さて、いよいよ敵の大将とご対面だな。念のために白影にも連絡を入れておこう」

64 :
サタン「……ザ・ニンジャが死んだか」

魔法陣発動を急ぎながら、こちらに近づく赤影の反応を察知し、サタンは苛立った。
あまりにも使えない部下に、そして、こうも簡単にアジトを見つけられた自分自身にだ。

サタン「……ハゲルゲ、イボゲルゲ、ガンゲルゲ、作戦を繰り上げる、…ラグナロクを攻撃しろ」
ガンゲルゲ「ここの護りはよろしいのですか?」
サタン「構わん、それよりもラグナロク攻撃を優先する」
ガンゲルゲ「かしこまりました」

ガンゲルゲ達は、ラグナロクのある超次元へ向け、ゲートを使って出発していった。

スターイグアナ「赤影はどないするん?ほっといてええ相手やないで、何ならウチが…」

サタンは無言で、スターイグアナの頬を撫でた。

サタン「お前が傷つく必要は無い……、汚れ仕事はどんなに傷ついても構わない奴がやればいい」

そう言って、視線を横に向けるサタン。
そこでは、ヘンゼルとグレーテル……二人のレインボーマンがくすくすと笑っていた。

65 :
イボゲルゲ「イボイボイボ……ビビビビビビビビビビビ………」

ラグナロクの上空に突如巨大化したイボゲルゲが出現した。
その体は、肌色のゴーヤのようであり、無数の紫色のイボが生え、そこから膿や、妙なガスが噴き出している。

イボゲルゲ「溶かしてやる…」

まっすぐ、ラグナロクへ接近するイボゲルゲ。
果たして如何なる恐ろしい能力を持っているのか…。

66 :
ジャンクマンの力に一瞬だけ抗おうとしたのち
そのまま手を離してしまう師範、ジャンクマンはそのまま刀をへし折るために締め付ける

上泉師範「その通り、それが俺の武器だ
しかし...刀は一振りだけではない」
言うやいなや、脇差の素早い投擲!
予想外の攻撃を食らうジャンクマン、そのまま刀を取り落とす
ジャンクマン「俺の手をすり抜けただとお」

上泉師範「これで止めだ!」
ジャンククラッシュの隙間から腹に脇差を食らったジャンクマン、体勢を戻そうとするがそのまま師範が拾った刀で切られてしまった!
ーーーーーーーーーーーーーー

柳生「貴様許さん!俺の刀を喰らえ!」
すると柳生の刀が繊維状にほどけ、あるものはチェックメイトに細かい斬撃を与え、またあるものは捕縛したではないか!

そう、忘れてはいけない、上泉道場がただの道場ではなく民間超能力者が互いに身を守るための組織になっていることを
柳生「俺の『ものを繊維状にほどく能力』が役に立った!」

彩乃「いてー、私が自分の傷くらい魔法回復させられないとでも思った?
このままちゃちゃと倒して先に進むよ、アリス」

アリス「はい、このまま二人同時に攻撃しましょうか、でも彩乃
こいつはあなたの9倍強いとか言ってましたよ」
彩乃「じゃあ9分身見せてやるわね」
彩乃は9人に分身し魔力ビーム一斉射撃、アリスも切り掛かる!

柳生「ちなみに俺の繊維はかなり伸びるから俺がうっかり撃たれる、なんてことはありません」

ーーーーーーーーー

逆道「一度能力を切り替える、砂なら共振動できるはずだ、ダッシュ4木霊叩き!」
回転させられていても音は届く

67 :
三叉路を忍びだけが見つけられる細い道を使って抜け、赤影が遂にサタンの下に到着した。

サタンは赤影を横目で見ると、無言で魔法陣の方を向き、術の発動を継続する。

グレーテル「ねえ兄様、やっぱり最初から出て行って戦いましょう」
ヘンゼル「そうだね姉さま、この人が相手じゃ奇襲は意味をなさない」

そして、サタンを守るように、暗がりの中からヘンゼルとグレーテルが現れた。

赤影「貴様等がルダスとミーアか」
ヘンゼル「そうだよ」
グレーテル「私がミーアで、兄様がルダスなの」
ヘンゼル「僕はヘンゼル、姉さまはグレーテルが名前だよ」

自己紹介するヘンゼルとグレーテル。
二人は余裕だ。

逆立ちしたって、絶対に、どんな事をしても、物理的に……赤影に微塵の勝ち目も無いのだから。
もし勝つ方法があるとすれば、逆道の到着を待つ事である。

もしくは、二人の「正体」を推理して当てる事だ。
銀髪だがニャルラトホテプ星人ではない。
また「正体」の意味は元ネタのキャラというわけではない。素体はそれだが、それプラスアルファで正体と呼べるものがある。
ここまでに出した描写の中で、この二人の正体…絶対の弱点の描写をしっかりと入れてある。
逆道が来たら、弱点に関するヒントをどんどん明かしていくつもりだが、せっかく出した今回のボスを、イナズマンXや静弦太郎的な立ち位置のキャラにやられさせるつもりはない。
なので、赤影戦では最後までノーヒントだ。


赤影(…サタンの周囲に見た事無い防御魔法陣がある、ルダスとミーアと戦いながら、サタンを攻撃するのは難しそうだ)

68 :
ジャンクマン「や…やるじゃねえか………」

腹を切られ、ジャンクマンは倒れ伏した。

上泉師範「……」

ジャンクマンの顔から生気が失われたのを確認した師範が、先を急ごうとした、その瞬間!

ジャンクマン「魔技、ダブルフェイス!!」
上泉師範「何!!」

死んだはずのジャンクマンが蘇り、しかも両肩を本欄の可動域よりも思いっきり外側まで開かせ、後ろにいる師範にジャンククラッシュを放ってきた!
突然の奇襲に、師範は反応が遅れ、ジャンククラッシュを受けてしまう!!

ジャンクマン「お…俺は二つ…顔を持ち、生命力も他の悪魔の二倍なの……だ」

上泉師範を遂に餌食にした喜びから、会心の笑みを浮かべ乍らそう言うと、ジャンクマンは今度こそ息絶えた。

上泉師範「ぐは……あ…相手が死に際だったから何とか助かったが……傷が…深い…」

死に体なれど、ジャンクマンの放った一撃は、師範の骨を何本かへし折っていた。
しかも、師範の体から、激しく血が噴き出してしまう…。

――――――――――――――――

チェックメイト「フフフ…わかっていませんね、あなた方」

捕縛されたチェックメイトは、柳生の剣の束縛と逆方向に、その場で素早く高速回転した。
すると、柳生の剣の拘束が高速回転で勢いよく解かれて、柳生の他の斬撃とアリスを弾き、9本の魔力ビームをチェックメイトはすさまじい高速回転で弾いてしまう。

チェックメイト「とうっ!!チェスピースチェンジ!」

更に回転しながらチェックメイトは飛びあがると、ケンタウルスのような姿に変身し、高速で9体の彩乃を蹄で弾き飛ばした!
8体は瞬く間に消滅し、彩乃本体は柳生の体に弾き飛ばされてぶつけられる。
そしてチェックメイトは背後から迫るアリスを片手をいともたやすく片手で捕えると、一回転して遠心力をつけ、起きようとしている柳生と彩乃に叩きつけた!

チェックメイト「レインボーマンがこの先にいるサタンと戦う上で、我々にとって最も邪魔なのが、あなた、彩乃です。ですから、ここに最強の悪魔騎士である私が配置されているのです」

言って、チェックメイトは元の騎士のような姿に戻り、倒れている三人を指さした。

チェックメイト「ここだけは、絶対に、通さないのです」


―――――――――――――――

砂は音に弱い!!
見事、ジェロニモ的発想で、逆道はサンシャインを追いつめる。

サンシャイン「ぐわああああああ…お…己ぃ…」

あっという間に、サンシャインは敗れ去った。
先を急ごうとする逆道の背後から、今度は輪っかのような物が飛んでくる!

プラネットマン「今度はこのプラネットマンがお前の相手になってやるぜ、逆道逆!!」

球体をくっつけ合わせたような悪魔、プラネットマンだ!
ちなみに、頭部の形は最初から惑星バルカンである。

69 :
>>67
赤影「正直連中を倒せるのは逆道逆しかない。先程のザ・ニンジャで粗方の忍術に使う媒体を使ったからな」

※赤影の姿がひとりからふたり、ふたりから四人と無尽蔵に増殖していく。

赤影「「「忍法・無限影分身!さぁ私を倒したければかかってくるがいい!」」」

※グレーテルとヘンゼルはミーアとルダスに変身し赤影の大軍に襲い掛かる!だが次々倒しても続々と増殖していくのでキリがない!しかも分身はそれぞれ質量がある故に攻撃も仕掛けてくる!!

ミーア「そんな、分身のくせに刀で私に傷を!」
ルダス「ぶっとばしてもいいけどここじゃサタン様まで傷つけてしまうよ」

赤影「ダメだ、傷を与えることはできるが致命傷を与えられない。こうなったら力尽きるまで時間稼ぎをするしかない」

※こうして逆道逆が到着するまで冷静に時間を稼ぐ事を決意した赤影!果たして逆道逆は間に合うのか?

赤影「時間稼ぎだけでは駄目だ、何とかしてあの二人の弱点を探らないと……頑張ってくれ、私の分身たち」

70 :
師範「この先で、逆道たちと合流できるはずだ...
行こう」
そのとき師範の刀から声が聞こえた
刀の魂「待て、上泉大刀郎...
かつて私を使った人間に、傷の治癒に関わる能力を持つ者がいた。それを今再現できる範囲で
やってみよう」
師範「なに、本当だ!
傷が治っていくぞ! このまま進もう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
彩乃「こんなに強いなんて...」
柳生「俺の技も破られた」
アリス「私は素材の関係上傷は負いませんが、二人、特に柳生さんは危ないと思います」

チェックメイト「では、このままとどめを刺させてもらいます」
そのまま立ち上がるアリス
彩乃「やめなさい、このまま戦っても勝ち目はないわ」
柳生「え、ちょっと、諦めるなよ」

アリス(ニヤ)
アリスの背中が開いて、小さなアリスと同型の人形達の大軍が飛び出してきた!
大軍たちは剣ではなく自動小銃やバズーカなど現代の軍の装備をしている、予想外の攻撃に対応しそこなったチェックメイト
そのまま蜂の巣にされてしまった!

彩乃「最後にとっておいた技よ、アリス自体は部品だけならもっと小さく作ることもできた。
念のため空いてるところを作ってよかった」

アリス「人形奥義!って感じですね」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
逆道「そういえばレインボーマンも元は七曜
つまり太陽と月それに火星、水星、木星、金星、土星からきてるんだよな。
敵ながら親近感湧くがそれは気にしない
ちなみによく言う水金地火木土...の並びになってないのは、地球から見て近い順にしたからのはず、話はこのくらいにして、ダッシュ7!」

普通に攻撃し始めた、太陽の剣を多用しつつサンランプから光線を撃つ!

逆道「さっさと行かないとな!
崩落は最初に使ったダッシュマイナス2で凍らせて固める覚悟で太陽フラッシュでも出すか!」

71 :
>>65
ミスターK「……イグアナ、やれ!」
イグアナ「ヒドラムーラムラ……カムト!!」

※するとイボゲルゲは太陽の重力圏に飛ばされていた!イグアナの魔力で転送されたのである。そして巨大イボゲルゲは太陽の重力に引かれて焼却処分された!

ミスターK「他愛もない奴。だが油断はするな、敵の次なる攻撃が来る筈だ」
ダイアナ「総員警戒態勢!」
団員及びバドーロボット「「「イエッサー!」」」

イグアナ「私は少し休ませてもらうよ。(やれやれ、あの巨体を飛ばすのに大量の魔力を消費するからな。ストックしてある血でも飲むかな)」

※そんな中、地上で戦っているアターシャからフュージョン要請のシグナルが!

ミスターK「うむ、地上の怪獣は厄介みたいだな……フュージョン承認!」


アターシャ「フュージョン!」

※アターシャが新型戦車内にあるフュージョン・スペースの中に入ると新型戦車は全長10メートルのロボットに変形した!

アターシャ「キルダー!!!」
生徒「サポートシステム始動、ペンシルミサイル全弾発射!!」

※キルダーとフュージョンしたアターシャは上陸してきた怪獣に果敢に挑んでいく!

72 :
>>70
失礼します
補足として逆道は地上で吸収した太陽光のあまりで戦っています、最近ダッシュ7の出番が少なくて貯めていたということでよろしくお願いします
この太陽フラッシュが外れたら他化身になるでしょう

73 :
ルダス「ひい…ふう…みい…結構出したねお兄さん」
ミーア「どうするの?兄様、逆道逆が来るまであんまり力を使いたくないわ」
ルダス「じゃあこうしよう、姉さま」

そう言って、飛び切りの笑顔を見せるルダス。
次の瞬間、二人の体を、無数の赤影の刃が貫いた。

しかし……。

ルダス「僕たちも増えるんだ」
ミーア「わかったわ、兄様、一杯いるんだから、一杯楽しみましょう」

全身を刃物で貫かれ、流血しているにも関わらず、二人は平然とした顔で笑っていた。
勿論、二人とも激しいダメージを受けている。
しかし、二人は笑っている。
そして、ミーアは地面に手をつき、ルダスは頭上に指で円を描いた…。

すると、地面から赤影に負けない数のミーアが出現し、中空の円から同数のルダスが湧きだした。
これで、数の上でルダス達の方が倍である。

ルダス「さあ、合戦だ」
ミーア「うふふふふふふふ」

二人に刃を突き刺していた赤影が無数の上空のルダス群の燃える斧を叩きこまれて全滅し、地上の赤影群が次々ミーア群の重機関砲を受けて砕け散っていく!

ルダス「まだ勝負は始まったばかりだ」
ミーア「もっと踊りましょう」

ルダス、ミーアの体から刃物がぼとぼとと地面に落ち、二人の傷が見る間に元に戻っていく。

赤影「化け物め…」

赤影群は自爆攻撃を用いてルダス、ミーア群を倒さんとするが、ルダス分身は爆発に耐えるし、ミーア分身は前衛のルダス群に守られてまともに近づけない。

ルダス「ほら、逆道逆はまだ来ないよ」
ミーア「もっと私達と遊びましょう」

分身赤影を重機関砲で吹き散らし、ミーアの銃撃が赤影めがけて降り注ぐ。
更にそれをかわす赤影に、ルダス群が周囲から斧で襲い掛かり、ルダスごと撃ちぬくミーアの機銃がそこに更に襲い掛かる。

赤影「ぐあ…」

数発が赤影の体を掠り、斧が浅くその体を切りつける。

74 :
イボゲルゲ「イボイボイボビビビビビビビ……」

RR団員「敵反応、多数!」
RR団員「やろう分裂してやがったんだ!」

イグアナにワープさせられる手前、イボゲルゲは自分の体から無数の小さなイボを噴射し、分身を作っていたのである!

RR団員「撃墜しろ!」
RR団員「駄目です!数が多すぎて捕捉しきれません!!」
アントマン「ヒュヒュヒュヒュヒュヒュ!」
RR団員「な!何故アントマンがここに!ぐああ」

ラグナロクの対空砲火群が応戦する中、ラグナロク内に突如大量のアントマンが湧きだし、RR団員を襲って対空砲座を攻撃し始めた。
イボゲルゲ群は対空砲火の薄い場所を突破し、ラグナロク表面にとり憑くと、全身から汁を出し、ラグナロクの表層を溶かして、要塞の装甲から隔壁、壁の中へ浸食していく。
ラグナロクの内壁がぐちょぐちょと音を立てて変形し、次々とドルゲプラントが出来上がっていった。

カメレオマン「浸食部分を破壊しろ!かかれ!!」

直ちにバドーロボットと、ユートム、RR団員がプラントの焼却せんと立ち向かっていくが…。

改造トゲゲルゲ「させんぞおおお」
改造アンモナイルゲ「俺達が相手だあ!!」

イボゲルゲに続いてワープしてきたのだろう、要塞内に乗りこんできた改造ドルゲ魔人達が現れ、戦闘になった!

格闘戦でバドーロボットは改造ドルゲ魔人に不利であり、押され気味である。

改造ナマコルゲ「溶解液を受けろおおお」
ヒコーマン「うわぁああああああ」
改造ウミウシゲ「そういや何でお前らに合流したメンバー以外のバドーロボットがいるんだよ」
ガンリキマン「ハグルマン内にデータが残っていて作り直したのだ」
改造ウミウシゲ「どおりで防衛隊本部の描写の時に数十体もいたのか…」
RR団員「あの、お二方ともあんまりメタい会話は…」
改造ウミウシゲ「おおっと…なんか異次元の電波をキャッチして喋ってしまった。お前等等何体いても同じよぉ!Rぇ!」
ガンリキマン「小癪な!負けるか!」
アントマン「ヒュヒュヒュヒュヒュ」

ラグナロクのあちこちで激しい戦いが始まった。

75 :
チェックメイト「ふっふっふ…こんな物があなた方のフェイバリット…必殺技ですか」

アリス「そんな…」
彩乃「あれだけの攻撃を喰らったのに…」

煙の中から、体に傷を負っている物の、ルークに変身して攻撃を防ぎ、余裕のチェックメイトが現れた。

チェックメイト「私はあなた方では想像もできないような凄まじい特訓の末に、あらゆるネガティブな感情を消失させ、あらゆる痛みを感じない、無敵の体を手に入れたのです。私にはあらゆる攻撃が通じません…チェスピース・チェンジ」

チェックメイトはこれまでのゴーレムのような容姿と、ケンタウルスのような容姿が合わさったような姿にチェンジした。

チェックメイト「グランドスラム!!!」

パワー・スピードを兼ね備えたその形態になったチェックメイトは柳生の刀を軽くかわし、その顔面にゴーレム形態のパワーと、ケンタウルス形態の脚力を加えた恐ろしい破壊力の馬の蹴りを放つ!

チェックメイト「ケンタウロスの黒い嘶き!!」

強烈な蹴りを受け、柳生は助けに入ろうとしたアリスごと壁にめり込まされた。
更にチェックメイトは魔力ビームをあえて体で正面から受け、それを体で受けて耐えながら、彩乃へ一気に肉薄し、まず一度、天井に叩きつけ、落下する彩乃を飛びあがって拘束して地面に叩きつけたのち、もう一度高く投げ上げ、今度は自分の足を彩乃の足に重ね、
ケンタウルスの脚力、ゴーレムのパワーが落下のスピードと重なるようにして彩乃を急降下させる!!

チェックメイト「グランドスラム!馬式ほまれ落とし!!」

体がバラバラになるような凄まじい衝撃が彩乃を襲い…いや、バラバラになったかもしれない…。
兎に角、彩乃の意識はそこで途切れた。

チェックメイト「これだけのダメージであれば…もう自分で自分を治す余裕は無いでしょう」

脚の下の彩乃の様子を見ながら、チェックメイトは冷静に言った。


――――――――――

プラネットマン「何を小癪な!秘儀、惑星直れ………待て」

急にプラネットマンが戦いをやめ、手でレインボーマンを制した。

プラネットマン「………行け、レインボーマン」

そして、プラネットマンはあろうことかレインボーマンをサタンの下へ行ってよいと指さして言ったではないか!!
驚くレインボーマンに、プラネットマンは自分もわからんといった表情を見せ乍ら語る。

プラネットマン「今しがた、お前の勝算は完全に無くなった故に、もう自分の前にお前が現れてもいいという事だ。何だか知らんが命令なので仕方ない、行け」

そう言って、腕組して命令の意味を考え始めるプラネットマン。
とりあえず、逆道は進めそうである。

76 :
>75
 何かが来る。逆道たちの方に、土煙や足音とともに何かが……

クイックシルバー「……ぁぁああ、やっと味方がぁぁ……」

 キキーッ、どかーん

 轍を残して壁に激突して戻ってきた。タスキーの指導台無し。

「……ぜぇ、はぁ……急にトップスピードが増して、やっと止まれるように……」

 一度スピードフォースに接触した以上、三次元での速度帯とは文字通り世界が違うのだ。
 今のクイックシルバーは、ブレーキを踏みながら40q/h前後で走る車のようなものである。

「……で、こいつを倒すんですか?」

 プラネットマンを指さして。なんか、今すぐならまだそれくらいやってしまいそうだ。スピードだけで。

77 :
イグアナ「ふふふ、新鮮な生き血を飲んだから気合いが入るわ」
ミスターK「おい、魔力が回復したなら侵入者たちを何とかしろ!」
イグアナ「では早速……この魔法陣がいいかな?」

※イグアナは指令室に大きな魔法陣を書き込み何やら詠唱を始める!

ガンリキマン「おおっ、出力が上がっていく!」
ヒコーマン「なぜか本来の性能の数十倍まで上がっているぞ!これならいける」

※するとバドーロボットとユートムの潜在能力が最大限まで引き出され徐々に改造ドルゲ魔人達やアントマンは追い詰められイボゲルゲは限界近くまで能力向上した団員達に殲滅された!

改造トゲゲルゲ「そんな、ありえない」
サイバーマルコ「そして今日がお前達の命日だ」

ゴキッ!ズバッ!!ベキベキ!!!

ガンリキマン「えっえげつない」
サイバーマルコ「他愛のない奴等だ」

※生き残った改造ドルゲ怪人達はサイバーマルコに跡形無く消滅させられ残るは数十体のアントマンのみとなった。

ミスターK「最後まで油断するな!敵は陰湿なドルゲ魔人達だからな」
イグアナ「残念ながらこれ以上は出力は上げられんから気を付けるがいいぞ!」

78 :
逆道「そうじゃない、こいつはこのまま進んでいいって言ったんだ。」
突然来て事情が飲み込めないクイックシルバーに自らも困惑しつつ説明する逆道
「それより君、無理するなよ?もしついてくるとしてもそれだけ速いなら危なくなったら俺は置いてすぐ逃げる、それは忘れないで」
それだけ言って進んでいく逆道、ついてくるとすればクイックシルバーの方が先になってしまうが...

一方

彩乃「......」
死んではいない、ただ魔力が少ない
アリス
「......」
同じく、操縦する人が倒れ、そして大きい分必要な魔力が多いから仕方ない

しかし
小アリスの生き残り「そっと行けばなんとかなる...助けを呼ぼう」
アリスが165cmあるのに対してだいたい小アリスは10cmない。この小ささなら、自動運転するだけの魔力もほんの少しで持つのだ



上泉師範「何か嫌な予感がするな」

79 :
>>77
イボゲルゲ「イボイボイボビビビビビビビ……」
ガンリキマン「な…まだいるのか!?」
イボゲルゲ「イボボボボボボ…」

そうだ、イボゲルゲはすでにラグナロクの外壁内に侵入し、その内部を浸食している。
目に見えるプラントを倒しただけでは、撃破した事にはならないのだ。

そのイボゲルゲの声と共に、通路にイグアナの使ったのと同じ魔法陣が多数出現。

…バドーロボットとRR団員達をパワーアップさせはじめた。

ガンリキマン「おお、何故だか知らんが力がみなぎるぞ」
RR団員「ひゃはは、これならどんな奴が来ても…」

ミスターK「いかん!イグアナ!魔法陣を止めろ!」
イグアナ「な…魔法陣の制御が効かない!あのドルゲ魔人、私の魔法陣を憶えて乗っ取ったのか!」
ミスターK「なら対消滅させる魔法陣を…」

イボゲルゲ「もう…遅い」

RR団員「あびゃあああああああ」
ガンリキマン「あ…が…が…」
ユートム「!?;lp:l::pll」

RR団員達が過剰すぎるパワーアップで次々筋組織がぶちぶち断裂して苦しみながら倒れ伏し、バドーロボット、ユートムがオーバーヒートの末構成金属が摩耗して爆発した。

イグアナ「己ドルゲ魔人ごときが…」

イグアナは魔法陣をラグナロク内に展開し、浸食魔法で壁の中に浸食しているイボゲルゲを逆に浸食し、駆逐した。

イグアナ「はあ…はア…し…しぶとい」
RR団員「敵の第二波接近!」
ダイアナ「迎撃は?」
RR団員「先ほどの魔法陣の発動で動けるのは少数の人員とサイバーマルコだけです」

悠々とアントマンの群れを引き連れ、ラグナロクに到達する2体のドルゲ魔人。
ガンゲルゲ、そしてハゲルゲだ。

破壊された外壁から2体は内部に侵入し、まっすぐにミスターKを目指していく。

ガンゲルゲ「最初からこうすればよかったのだ、回りくどい手を使わずに…」
ハゲルゲ「ゲハ♪ゲハッ♪ゲハハハハ♪」

80 :
ハゲルゲ「ガンゲルゲ♪ガンゲルゲ♪」
ガンゲルゲ「どうした?……ああ、奴はお前に一任しよう」

通路を進む二人の後ろから、サイバーマルコが憤然と向かってきていた。
だが、2体は余裕である。

ガンゲルゲ「いや待て……サイバーマルコ」

ガンゲルゲは、サイバーマルコの渾身の飛び蹴りをさっとかわし、構えながら、彼に尋ねる。

サイバーマルコ「何だい?」
ガンゲルゲ「お前に選ばせてやろう、俺とハゲルゲ、強いて戦うならどちらがいい?いや、2体とも戦わねばならないというお前の気持ちはわかるが…」

ガンゲルゲは放たれたサイバーマルコの拳をのけぞってかわし、蹴りを飛んでかわし、体から黒いガスを出して牽制しながら再度尋ねる。

ガンゲルゲ「ハゲルゲにお前を任せるのは少し俺としては罪悪感があるのだ」
サイバーマルコ「……ドルゲ魔人が罪悪感?しかも、サタンの下に行くほど強力な奴がかい?」
ガンゲルゲ「そうだ…ハゲルゲはドルゲ最強…いや最凶の魔人……その…何と言うか………仮にお前が勝っても…何だ……」
サイバーマルコ「煮え切らないね…、君は本当に魔人なのかい?」
ガンゲルゲ「………マルコ、お前の本名は******だ」
サイバーマルコ「!?何故そんな事を?」
ガンゲルゲ「マルコ………私はな」
ハゲルゲ「ガンゲルゲ♪余計な事ゆーな♪」

ガンゲルゲを、背中からハゲルゲが蹴り飛ばした。
なんの変哲もないはずのキック…。
だが、そこにはサイバーマルコをして、一分の隙も見いだせなかった。

サイバーマルコ(この魔人……強い、純粋に…強いぞ)

ガンゲルゲは得体が知れず、ハゲルゲは間違いなく強い…。
しかし、ガンゲルゲは何故マルコの改造前の名前を知っているのだろうか…。

ハゲルゲ「ガンゲルゲ♪お前にゃあ人の心が残っていた、だが、マルコの方は冷酷無比な殺人マシーンだ♪絶望しろ♪お前の息子は殺人マシーンになっていたのだ♪」
ガンゲルゲ「ふ……ふふふふふ…ハッハッハッハッハッハッハ…すまないなサイバーマルコ、さっきの話は忘れていい、どっちみちどっちか死ぬんだ、お互いが人間だった頃の話は無しにしよう」

ガンゲルゲはサイバーマルコに殴りかかり、互角に拳と拳で渡り合い始めた。
その間に、ハゲルゲはミスターKの下に向かっていく。

ガンゲルゲ「そら」

ガンゲルゲの指が、ほんのわずかだけサイバーマルコに生じたハゲルゲを追跡せねば、という心の隙を突いて、その頬を浅く切りつけた。

ガンゲルゲ「苦しんで…R、息子よ、苦しんで苦しんで、生を実感しながらR」

81 :
>78
クイックシルバー「え?あ、はい……」

 後ろから挟み撃ちにされないかと気にしつつ、ゆっくり動く練習もかねて逆道の後を付いて行く。
 たまに、速度を抑えきれず追い越したりぶつかったりしそうになる。

「……あ、そうか、脈拍か……」

※クイックシルバーは<内的制御>を習得した!これで色々身体機能をコントロールして面白い事が出来る!

82 :
プラネットマン「……貴様は駄目だ」

一応通していいと言われたのはレインボーマンだけだし、ここでクイックシルバーが加わると話しがまたややこしくなっていきそうなので、クイックシルバーを止めるプラネットマン。

プラネットマン「まあ、言って聞く相手ではないだろう」

プラネットマンは逆道を突き飛ばすと、天井を手から出した火球で崩落させ、自分とクイックシルバー、逆道の間に壁を作ってしまう。

プラネットマン「さて……どうする?戦うか?」

もう戦う理由も無さそうな気もするという表情で、プラネットマンはクイックシルバーに訪ねた。

―――――――――

小アリスは、よろよろと上泉師範の下に到着する。

目の前には、三叉路の合流地点があり、サタンの下に続いているのだろう、大きな扉があった。
師範ははたしてサタンと戦うか、それとも彩乃を助けに向かうのか……。

83 :
>82
クイックシルバー「……じゃあ仕方がないですね……胸を借りるつもりで」

 速度ゼロからスピードフォースに接触、マッハ8で一歩踏み込む。
 ただそれだけで生じた衝撃波がプラネットマンを飲み込む!

 もちろんそれだけで怯みはしないプラネットマンだが、エネルギーフィールドを纏ったクイックシルバーは亜音速で殴りかかってきた!
 単体で見ればたいしたことはないパンチやキックだが、一発ごとに速度帯が異なるため回避しにくい!
 さらには余剰エネルギーが放電し、いや、これは単純な電気ではなく……!

84 :
プラネットマン「ならこうするまでよ!!」

プラネットマンは拳を胸に受け乍らクイックシルバーに抱き付いた!

プラネットマン「このまま…抱きつぶす!!」

強烈なベアバックを行うプラネットマン。

85 :
逆道「遮られたし早く進まないとな
このまま行けばサタンの部屋だろう、よし!」

そして、分厚い扉を見つけた
逆道「いかにもなデザインだな、まあいい
祝、一緒に戦ってくれ!」
最初に出会った時の祝のサングラスをかける。
たまたま防衛隊庁舎でなく逆道のアパートに置いていたので、遺品として預かったのだ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上泉師範「わかった、戻らなければなるまい
後は逆道に任せる、あいつは一人じゃないからな」

小アリスを持って彩乃を助けに行く師範

そして、
柳生「とっさに洞窟壁を繊維質にしたから、なんとかなった...」少し気絶していたようだ

86 :
>>80
サイバーマルコ「なんてな!俺には生前の記憶など無い!何故なら俺は試験管から生まれた人口生命だからだ」
ガンゲルゲ「げっ、騙されなかったか!!グアアアアアアアアアアアアアアアッ」

※元々人間だった頃の記憶がないのにそんな事をでっち上げたガンゲルゲはマルコの逆鱗に触れて全身粉々のバラバラにされて無残に絶命した!!

サイバーマルコ「俺に過去は無い!ただ俺はボスの命令のままに眼前の敵を叩きのめすのみ!!」

※一方、生き残っていたRR団親衛隊によりアントマンはあっさりと全滅していた。だがハゲルゲは遂にミスターKの元にたどり着いた。

ミスターK「ほほう、これは面白い珍客だな」
ハゲルゲ「ミスターK覚悟!!」
ミスターK「それでは私としてもそれなりのもてなしをしようかな?イグアナ!!」

※ハゲルゲの眼前に全身魔力に包まれた魔女イグアナが立ち塞がる!果たしてこの戦いの結末はいかに?

イグアナ「今私の体が貴様の魂を欲しがっている。さぁショータイムを始めようではないか」

87 :
ガンゲルゲ「すまんすまん…人違いだった」

サイバーマルコの脳内に響くガンゲルゲの声。
今しがたバラバラにしたはずの…エビビルゲと同様に撃破したはずの魔人の声に、サイバーマルコは周囲を警戒する。
しかし、ガンゲルゲの姿は無い。

ガンゲルゲ「お前が息子で無いなら……もう容赦はいらないな」

サイバーマルコの胸に、背中に、頬に、額に、脚に、腕に、黒いあざのような物ができた。
サイバーマルコは直感的に悟った、これはガンゲルゲなのだ、と。
そうだ、ガンゲルゲは頬につけた浅い傷から、既にマルコの中に分身が浸食し、それが今、新たなガンゲルゲとして生誕したのである。

ガンゲルゲ「ドルゲ魔人は負の感情を喰って栄養にする、オヤジの振りをされてぶちきれたお前の感情はうまかったぞぉ」
サイバーマルコ「黙れ」
ガンゲルゲ「けっけっけっけっけっけっけ、いつも超パワーで一方的に相手をぶちのめすだけだったお前には、自分がどうしようもない状況は初めてだろう」
サイバーマルコ「舐めるな……あれ?」
ガンゲルゲ「対処法がある…と思っただろう?お前の脳に侵入して、こういう時の対処方を軒並み消去させてもらった、もうお前には何もなすすべが無い」
サイバーマルコ「あ…あ…あ…」

サイバーマルコは生まれてからここまで、苦戦らしい苦戦と言えば、祝と戦った時位しかない。
あの時だって、マルコはあらかじめ祝にナイフでウイルスを送りこんでいたので、必勝の自信があった。

だが、今は違う。
どんなに解決策を考えても何も浮かばない。
どんなに力を込めて抵抗しても、自分そのものになったガンゲルゲにはどうする事も出来ない。

ガンゲルゲ「癌は不治の病…完全な絶望だ、俺が行けばミスターKは確実に死んでいたが…特別にお前を餌食にしてやろう、む・す・こ・よ」
サイバーマルコ「やめろおおおお!やめろ!やめろ!!やめてくれええええ」

ドルゲ魔人に脳をいじられ、冷静さを失ったマルコは半狂乱になって叫んだ。
自分の手をかきむしり、胸をかきむしり、必死にガンゲルゲのあざを引き裂いていく。

ガンゲルゲ「なあに心配するな、どーせお前は死んでもまたミスターKが生き返らせてくれる…だから…一回位思いっきり怖い思いをして死のうな?」
サイバーマルコ「うわあああう…うわあああああああ」

そして、マルコの体の自由が利かなくなった…。

88 :
ガンゲルゲ「そういえばお前は…最近槍でイナクトジンガーを撃ち落としてくれたな?」
サイバーマルコ「それがどうし…おぐぶぅ!」

突如、サイバーマルコの腹を、ガンゲルゲの細胞でできた槍が貫いた。
マルコは血を吐いて苦しむが、体が突然立ち上がらせられ、まるでパロスペシャルをかけられているような態勢になる。

サイバーマルコ「うわああああ…あああああああああああ」
ガンゲルゲ「こんな事もしてくれたな?」

バキっという鈍い音がして、マルコの両腕がへし折れ、骨が肉を貫通して外にでる。

ガンゲルゲ「そうそう、エビビルゲが世話になったじゃないか」
サイバーマルコ「ぎゃあああああああ…あああああああああああああああああ」

ボギっという鈍い音がして、サイバーマルコの体が次々と吹き飛び、バラバラになっていく。

ガンゲルゲ「料理までご丁寧にしてくれたじゃないか」
サイバーマルコ「あ”あ”あ”あ”あ”あ”」

達磨のように両手足が吹き飛んだサイバーマルコの切断面が、じゅうじゅうと音を出して焼かれ始めた。

ガンゲルゲ「ひっひっひ戦いの痛みと苦しみを思いしれ」
サイバーマルコ「ち…調子に乗るなよ!必ず逆転してやる!かならじゅぎゅう」

サイバーマルコの舌がちぎれとび、口から大量の血が噴き出た。

ガンゲルゲ「心配するなサイバーマルコ、俺はお前と一緒に死ぬ運命にある、宿主がRば寄生虫も死ぬからな」
サイバーマルコ「ひゅー…ひゅー…」

瞳孔をむき出しにして、苦しむマルコに、ガンゲルゲはそう言うとマルコの体を自爆させにかかる。

ガンゲルゲ「よく頑張ったな、ほら、終わりだぞ」
サイバーマルコ「あ…あ…ああ…あ」

サイバーマルコは自爆し、ガンゲルゲもろとも粉々になってしまった。
細胞が吸着しあって再生する様子は無い。
仮にしたとしてもガンゲルゲの細胞も一緒に再生するだろう。
マルコが再生するとしたら、何かのプラントや儀式を用いて、時間をかけてドルゲ細胞との分離を行ってから再生するしかない。

89 :
ハゲルゲ「ゲハ☆ゲハ☆………いいだろう、最終決戦の始まりだ」

急に口調が変わるハゲルゲ。
剥げた黒タイツのオヤジといういで立ちのハゲルゲだったが、気合と共にその下にあった筋肉があらわになり、赤パン姿に変わった。

更に空間がゆがみ、ハゲルゲに銀色の鎧が装着され、頭部に三本の角が出現。
黒いマントを羽織、胸にサタンのマークが出現する。

悪魔将軍「ドルゲとサタンの技術を結集し、ヤプールとスターイグアナの力を備えた究極の戦士…ハゲルゲ改め、悪魔将軍が相手になろう!!」
イグアナ「面白い、相手にとって不足は無いぞ」

イグアナめがけ、颯爽と飛び込んでいく悪魔将軍、それをイグアナは強力な魔法を放って応戦する。
しかし悪魔将軍は眼から強烈な黒い光線を放ってそれを打ち消すと、イグアナにつかみかかった。
テレポートでそれをかわし、背後に回るイグアナだが、間髪入れず将軍のキックが飛び、飛びのいてかわす。

悪魔将軍「ふんっ」
イグアナ「やあ!!」

激しいエネルギーをぶつけあう両者。
魔法のパワーは相殺しあい、激しい衝撃波でラグナロク全体が揺れる。

悪魔将軍「サタンサーベル!!」

悪魔将軍は腕に剣を出現させ、そこにエネルギーをこめると、そこから黒いビームが放射され、ラグナロクの天井をぶち破って外壁の外までビームがのびた!
悪魔将軍はラグナロクを破壊しながら、イグアナめがけてサタンサーベルを振り下ろす!

90 :
赤影と戦っていたルダスとミーアは、門の前に気配を察知し、戦いを中断した。

ルダス「おめでとう、お兄さん、逆道さんが来たよ」
ミーア「ここまで遊んでくれてありがとう、お兄さん」

悪意の無い声でそう言うルダスとミーア。
対し、守りに徹していた赤影は少しだけ疲れが見える。

ルダス「じゃあ、逆道さんきたし、お兄さんには邪魔だから消えてもらおうかな」
赤影「何!」
ミーア「あ、心配しないでお兄さん、頑張ったお兄さんを殺したりしないわ」
ルダス「むしろいい物をあげるよ」

そう言って、ルダスは一度後ろのサタンを振り返ると、サタンは指を一つ鳴らした。
すると、虚空から何か蟲のような物がとり憑いたディートリッドの頭が現れ、赤影の手の中に落ちてくる。

赤影「これは…女王ディートリ…く!」

ディートリッドにとり憑いた蟲が、ディートリッドの頭を食いちぎろうとしたため、赤影はそれを手で払いのける。
だが、赤影は蟲を殺せない。
ディートリッドの頭は、今この蟲に生かされているのだと直感的に悟ったからだ。

ルダス「その蟲ね、魔法やチャクラ…忍術に反応して毒物を一ミリ秒以内に宿主に分泌するんだ」
ミーア「早くその頭を地上に返してあげないと、ディートリッドさん死んじゃうわ」
赤影「…」

チャクラに反応する蟲なら、分身を使って地上には運べない。
更に、二人のいう通り、ディートリッドの頭は、保護魔法が外れているので、このままでは蟲が保護しているとはいえ、長くないだろう

ルダス「僕たちは逆道さんと3人で遊びたいんだ」
ミーア「お兄さんとはまたの機会に…ね♪」

笑顔で、2人のレインボーマンは赤影を送りだそうとする。

91 :
バリィィィーン!!
行き過ぎた挑発に激昂したのだろう、扉を、開けるのではなく凍らせてぶち破り逆道が登場した!
ちなみに赤影とディードリットが扉のそばにまだ着いていないことは気配で分かっていたから大丈夫だ

逆道「貴様らああ!倒す!絶対にだぁ!」

ルダス「ずいぶん乱暴に出てきたね」
ミーア「でも楽しみだわ」

赤影が出たのを確認して、冷凍光線をぶっ放し、氷の盾を幾重にも築いた

逆道「ダイヤモンド ミサイル!」
巨大ツララも飛んでくる

92 :
イグアナ「ほほう、あの悪名高き悪魔将軍なら相手にとって不足はないわ!アフリカの魔女イグアナが貴様を地獄に送り返してやるわ」

ミスターK「おい、誰か整備班の人員を一人でいいからこっちへよこせ!化け物二人が指令室で暴れていてあちこちの計器が壊れてしまってな」
ダイアナ「しかしこのままでは内部からラグナロクが崩壊してしまいます」
ミスターK「仕方がない。化け物達には頑丈な場所に移ってもらうとするか」(カチッ)

なんと指令室の床に穴が空きイグアナと悪魔将軍は穴の中へ落ちていく。そして落ちた先は広い広場みたいな場所であった。

ミスターK「イグアナ、ここは核を100発爆破してもビクともしない隔離室だ。ここなら遠慮無く禁呪だろうが大魔法だろうが存分に使えるぞ」
イグアナ「これはありがたきお言葉!それでは今から私の最大魔法をご覧いただきましょう」

※イグアナは悪魔将軍の攻撃を軽く見切りかわしながら何やら魔法の詠唱を行う!すると部屋の天井に巨大なブラックホールが出現した!!

悪魔将軍「ばっ馬鹿な!うわあああああああああああっ」

※悪魔将軍はブラックホールの中へ吸い込まれ何処かへと消えていった。そして悪魔将軍の消滅とともにブラックホールも消えていった。

ミスターK「やれやれ、とりあえず危機は去ったか。イグアナ、悪いが少し休憩した後でサイバーマルコを復活させてほしいんだが」
イグアナ「お安い御用で」

※一方ブラックホールに吸い込まれた悪魔将軍は?

逆道逆「なんだお前は?」
ルダスとミーア「「あっ!悪魔将軍だ」」
悪魔将軍「くそっ、こんなところまで飛ばされてしまったか!」

93 :
悪魔将軍「こんな姑息な手で勝てると思ったかイグアナよ…」

悪魔将軍は先ほどブラックホールがあった場所に手を伸ばし強くエネルギー波を送った。
すると、バリバリと空間がゆがみ、再びブラックホールが再生する。

イグアナ「な…私の作ったブラックホールを自分の魔力でよみがえらしただと?!」
悪魔将軍「ふっ」
イグアナ「しまった!」

ブラックホールが再生した瞬間、悪魔将軍はすさまじい速度でイグアナの後ろまで移動していた。

悪魔将軍「地獄のメリーゴーランド!!」

イグアナを抑えつけ、凄まじい回転をした後、壁に叩きつけた。

イグアナ「私の…最大魔法を…、なるほど、流石に最強の怪人を自称するだけある」
悪魔将軍「異次元と悪魔科学、そして超人の集大成たるこの悪魔将軍、そう簡単に倒せると思うなよ」

悪魔将軍はサタンサーベルを出し、イグアナに斬りかかった。
イグアナも杖から出す魔法で応戦し、激しいクロスコンバットになる。
周囲に激しい衝撃波が起こり、大音響が木霊する。

94 :
>84
 そのころ、手当てを受けてアーマーを応急修理したシーサーがまた奥まで来て、その戦いの場面に出くわした。

シーサー「お、おい、クイック……」
クイックシルバー「……(大丈夫という風に目配せ)……こういう事ね、教官さん……」

 先のブートキャンプにて……

「良いか、クイックシルバー。貴様は走り回っている時は無敵だが、止まればたちどころに敗れると思え!
 だがら、これから貴様には、捕まった時の戦い方を教えてやる!」

 プラネットマンの様子が変わる。苦しそうにも見える。
 何故なら、エネルギーフィールドにプレッシャーを受けつつも、クイックシルバーは腰に巻いていたサッシュを使っていたのだ。
 つまり、敵の首に巻き付け、柔道の絞め技のように頸動脈を締め上げているのだ!
 もし、万が一プラネットマンが過去にも絞め技で気絶したことがあった場合、『落ち癖』が付いている可能性がある……

「落ちろ落ちろ落ちろ……!」

95 :
怒り狂う逆道の攻撃を、ルダスが冷凍光線を火炎で相殺し、ミーアがダイヤモンドミサイルを壁を作りだして防ぐ。

ルダス「もう邪魔者はいないね」
ミーア「ようやくレインボーマンと遊べるわ」

ミーアが指を一つ鳴らすと、逆道が入ってきた扉が、見た事もない重金属の壁で封鎖された。

ミーア「その壁は簡単には壊せないの」
ルダス「じゃあお兄さん、僕たちと遊ぼう」

ルダスはそう言うと、強力な炎の渦を出現させ、逆道の冷気を飲み込ませながら、その体を強烈な大火炎で包み込んだ。

ルダス「ふふふ、僕の魔力をたっぷりたっぷり注ぎ込んだ炎だ、堪能してね」

逆道の冷気は、レインボーマンの7つの化身のダッシュ2の力を逆転させた冷気である。
つまり、本気でぶつけあえば、出力はルダスの2に押し負けるのである。
だが、これだけの炎を放出すれば、ルダスの方も消費が大きいらしい。

ルダス「サタン、ちょっとエネルギーを分けてよ」

ルダスがそう言うと、サタンは懐から「卵のような小さな物」を出して、そこに黒いエネルギーを少し入れた。
すると、ルダスの火力が一気に高まる。

ルダス「ははは、ありがとう」
ミーア「兄様ばっかりずるいわ、いくわよ、れいんぼおーおまん」

地面が隆起して巨大な棘になって、逆道を突き刺しにかかった。
そこに、ミーアが重機関砲の銃撃を加えてくる。

96 :
一方、アリスたちを助けに来た上泉師範はチェックメイトと相対していた。

チェックメイト「あなたの刀は厄介ですね…一撃でも浴びれば私でもただではすまなそうだ」
上泉師範(……間違いなく強敵だ、ジャンクマンを上回る生命力と、パワー、スピードを感じる)
チェックメイト「チェスピースチェンジ!!」
上泉師範「今だ!」

変身の隙をついて斬りこむ師範!
だが、師範の攻撃は、チェックメイトの「剣」によって受け止められる。

チェックメイト「ポーン」

チェックメイトは下半身が台座の様になっている、騎士のような姿になり、片手の剣で師範の刀を受けていた。

チェックメイト「この形態は一歩づつしか動けないので、あなたに近づいてもらう必要がありました…つあ!!」

チェックメイトの剣が師範の剣と何度か打ちあった後、チェックメイトは一歩前進、師範の横に来る。
すると、チェックメイトが一瞬でグランドスラムに変わった!!

チェックメイト「チェスではポーンが相手の陣地に入ると、好きな駒に変わる事ができるのです。ポーンの他の形態への変身速度は超最速ですよ」

言うや、強烈なボディブローを師範に叩きこむチェックメイト。
怯む師範に蹄の連打が唸る!

チェックメイト「ケンタウルスの黒い嘶き!!」

97 :
プラネットマン「ふふふ……俺にはこんな技もある!ジュピターリング!!」

突然、プラネットマンのベルトが切断武器になり、クイックシルバーを切り裂いた。
そして、怯んだクイックシルバーをカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げ…。

プラネットマン「オリンポスボルケーノ!!」

肩にある火星のようなパーツから強力な火炎弾を撃ちだし、肩に密着していたクイックシルバーにさく裂させて、天井にめり込ませた。
そこに…

プラネットマン「魔技、惑星直列!!」

九個の惑星になったプラネットマンが一直線に並び、槍のようにクイックシルバーに突き刺さる!!

98 :
>97
「ぐはっっ!?」

 不意打ちのように切り裂かれ、吹き飛ばされ、天井に叩きつけられたクイックシルバー。
 朦朧とした意識の中で、見覚えのない映像がフラッシュバックする……

「……これは……スピードスターの戦い方……!」

 天井が、どろりと融ける。全身を高速で細かく動かすことにより摩擦熱を発生させて岩盤を融解したのだ。
 解けた天井から体を引きはがし、垂れ下がる溶岩を蹴って宙を駆ける!熱いと感じる前に次の足場へ!
 直列化したプラネットマンを踏みつけ、転がって受け身を取りつつ着地!

 見守るしかないシーサーを部屋の外に押し出してから、縦横無尽に駆けずり回って空気をかき乱し、幾つもの旋風を作り出す。
 旋風はやがて竜巻となり、プラネットマンを構成する惑星をバラバラに飲み込もうと……!

99 :
>>93
悪魔将軍「!?いつの間にイグアナがいない!!」

※突如対決していたイグアナの姿いなくなり隔離室には悪魔将軍ひとりだけになっていた。

悪魔将軍「ならばこの部屋などに用はない……!?出入口がなくなっている!」

※すると部屋に1万Gの重力がかかり悪魔将軍は動けなくなった。そこへミスターKの立体映像が映る。

ミスターK「ははははははははははは!どうかね超重力の部屋の住み心地は。もうこの部屋はラグナロクから分離して太陽系から出ていくところだよ」
悪魔将軍「ならばまたブラックホールを作るまで……」
ミスターK「やってみるならやってみるがいい!もうその部屋には強力な魔法防御で形成されていてな。もうお前に脱出は不可能だ!!」

※悪魔将軍を封じた隔離室はやがて太陽系を出て宇宙の遥か外側までの長い旅に旅立った。暫くは悪魔将軍も抵抗したが1万Gの前には打つ手はなく、やがて悪魔は考えるのをやめた。

ミスターK「これで万が一戻るとしても数エピソードこなした後だろう。イグアナ、サイバーマルコのほうはどうだ?」
イグアナ「なんとかガンゲルゲの細胞の除去は完了し今から蘇生儀式を始めます。しかし今回のエピソードでの復帰は無理でしょう」
ミスターK「いよいよこの話も大詰めか。総員、ラグナロクの修理を急げ!バドーロボット軍団の復旧も忘れるな」

100 :
>>95
逆道「(こいつらの本体はあくまでもサタンなのか?)これだけ燃やして、氷が溶けないと思うなよ」

氷が熱で溶け始め、そのまま湯気をあげて逆道たちの周りに立ち込める
逆道(...よし!)
とりあえず危機を脱するべく自分向けの吹雪で天井に体をくっつけた
ちょうどその少し後に湯気が消える

逆道「この能力の使い方は、どっちかっていうと土中の水分を固めて動きにくくすることだったんだよ!」
今は逆道はツララにしがみついている、そして地面は全て凍って土が動きにくい、表面で水を吸いこむことは不可能だ!
逆道「それじゃあ続きだ!土の動きを封じて
ルダスの弱点ダッシュ3!」

高圧水流! 工業界では極めて高い水圧をぶつければ金属のような硬いものも切ったり砕いたりできるとされている!!
逆道はその勢いで水を撃っているのだ!


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