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【底辺】ほのぼの日記13【だお】
内田樹6
仏教哲学
日本人はなぜ日本人なのか その2
■■■■■■■■■ 運知思想 ■■■■■■■■■
ポスト・マルクス主義
物質は幻想である
知ってる?千葉市川署長杉田義弘◎長崎ストーカー2
哲学厨のイデアって何?もう観念論ってオワコン?
論理学・集合論

ポストモダニズムは右傾化に本当に貢献したか?


1 :2017/08/01 〜 最終レス :2020/05/13
ポストモダニズム批判の一つに、それが右傾化に貢献してきたと力説するものがある。
果してそれは本当だろうか。信じがたい。
例えばネトウヨや保守の言説を観察して、それらにポストモダニズム思想からの引用や
論拠として好んで取り上げている傾向が本当に見いだせるのだろうか?
むしろポストモダニズム批判の言説のほうが右傾化と親和性が高いのではないだろうか?

2 :
ポスト・モダニズム批判論者は、エビデンス、エビデンスと連呼するわりには、
こういう論拠についてははっきりした証拠を示しておらず、
論理的な飛躍が目立ち、文学的にのみ表現しているように見える。

これが偏見であるというなら、彼らはその証拠を本当に示せるのだろうか?

3 :
アラン・ソーカル氏が攻撃した標的も進化論を否定する右翼誌というよりは
リベラル誌に近いんだよね。ソーシャルテキスト。
つまり、彼にもポストモダニストは左翼だという認識があったはず。

4 :
スティーブン・アーサー・ピンカー氏が好んで批判するのも左翼言説だ。
右翼言論界では古くからルソーがやり玉に上げられてきたが、
ピンカー氏もその例外ではない。

5 :
日本のようなモダニズムが根づいていない地域では、ポストモダニズムはプレモダニズムに帰着するという指摘はよくある

6 :
>>5
それはないよ。
日本ではポストモダニズムそのものが普及した事実があっただろうか?
現実に見られるのはポストモダニズムの衰退と右傾化の相関だよ。

7 :
ポストモダンって新左翼のイメージがあるけれど右翼なの?

8 :
国家やら歴史やらの権威的なものが必然的なものであることを否定して相対化する傾向が強いから、そういう点では元々左翼の理論でしょ。
ただ最近になってそういう相対化のロジックを右翼も使い出したっていうことじゃないの。
統計で「外国人が犯罪しまくっているという事実はない」と言われても、「そんなオーソライズされた学問など知らん、俺の直観が正しい」と開き直る奴が出てきたというか。

9 :
>>8
> ただ最近になってそういう相対化のロジックを右翼も使い出したっていうことじゃないの。

そういう事実すらほとんど観察できないと>>1は主張しているんでしょ。
むしろ逆のほうが観察できるんんだと。

10 :
>>9
まあ右派的でアカデミックな論文なんてのは基本的にないので、ポストモダンの理論を直接引用する右翼なんてのは存在し得ないわな。通俗的な本でポストモダニストの名前が出ることもまずないだろうし。
そうするとこの場合ポストモダン思想に着せられてるのは、それが人文科学界隈を席巻したせいで、まともな(エビデンスのある?)見解がすぐ相対化される状態が自明視されるようになり、
その結果一昔前ならトンデモ扱いされてたような言説に対する人文科学の批判的機能が失われた、ぐらいになるのかね。
ただ因果関係があるのかどうかはよくわからんし、国によっても違うわな。

11 :
例えば保守派に人気がある「インテリジェント・デザイン」論が
ポストモダニストの議論を好んで引用していたりする事実とかあるのか?

12 :
右派や保守派からしたら、ポストモダニストの議論を真に受けたら
愛国心まで相対化されちゃうんじゃないか?

13 :
ttp://yomogi.2ch.sc/test/read.cgi/philo/1409864848/161-166
>『ニュー・サイエンティスト』の議論の根底には、科学者とはその本姓として、
>実証的な思考手続きを踏んだ理性的世界観にたつ人、という固い信念がある。
>そもそもタイトルのカルト(熱狂・邪教)は蔑称であり、
>これと理性的人間=科学者とが対比的に並べられている…オウム問題につなげると、
>八〇年代前半の日本の出版業界は、アメリカ社会の片隅で…はやっていた疑似科学的言説に
>ニューサイエンスという名をかぶせて導入し、一時的に読者需要を掘り起こした。
>これに…日本の少なからぬ知識人は、これを世界的な科学思想の流行であるかのような素振りで、
>追認するばかりであった…どれが妥当な自然観で…どこからが非科学的…臆説であるか…
>日本の知識人・科学者集団は行うことなく放置した…
>これは…市場原理に知的権威を代行させてしまう…本来ありえないことを是認し…た…

>この事実は、日本の専門家教育の知の伝達の場が、
>伝えるべきもの…を無意識のうちに溶解させてしまっていることを示している。
>…近代科学を生んだ欧米では、科学研究に従事することは、
>科学的世界観の拡張という哲学的目的の一角を担うことという共通了解が…なお存在する。
>この意味で、研究者は明らかに知的エリートであり、
>実証主義的手続きと合理的世界解釈は…単なる文言ではなく、
>彼らの世界に対する哲学的態度そのものである…

14 :
>その一因は、科学研究そのものが約百年前から移植された外来物であり、
>哲学的衝動までをも伴ったものではなかったからである…
>これは、大学のカリキュラムを変えればいいという次元の話ではない。
>むしろ近代科学の実利主義的な面の制度化と研究の社会からの隔離は、
>日本の大学アカデミズムにとってその出生以来の本姓なのかもしれない。

>…しかし、今回の事件で明らかになったのは、日本の研究者社会が、他先進国におけるのと同等の、
>専門家集団としての社会的責任やこれを果たす機能をもっていなかったこと、
>あるいはそれを引き受けるだけのエネルギーと志とを枯渇させてしまっていたことである…
>日本の大学が、高等教育機関としても研究機関としても、
>言い換えれば知の伝達・保存・創出のあらゆる点で、時代錯誤の状態にあることは、
>繰り返し指摘されてきた。しかし何も変わらず…オウム真理教事件が起こった。
>これによってこれまでは水面下に隠されていた日本の専門教育の巨大な欠陥が、
>世界的な次元で暴露されてしまったのである…

15 :
>米本昌平「再建せよ 科学者の社会的責任を 特集 オウムの教訓」 中央公論 1995年7月号

何と20年前の話なんだな。ポスト・モダンとか、
ニューエイジ・サイエンスなんかが社会に抵抗なく受け入れられること、こそがそもそも問題で、
オウム真理教事件でも見えたことは、
社会に内在し、放置されていた欠陥(弱点)としても、その欠陥を(外国に?)突かれた?点でも、
とてつもない問題をはらんでいた
が、日本社会は結局、時間の経過に任せてその後、なーんにも考えなかった。
一歩間違えば皇居諸共霞が関も消えていた。にも係わらずそれを隠している。完全な無責任で、
(〇〇長官狙撃事件等)法的に時効でも同じ構図は消えていない。どころか再び巡って来た。
そのような体制が、福島第一原発事故にまでつながっている。福島第一原発事故でも今後同じ経過をたどるのか。
法的に無罪、時効でも、国や民族が消滅しても良いのか。
この種の問題で、“後発”国の《法》では時効でも、哲学的には時効は無い。

16 :
日本社会は学校であろうと企業であろうと上下関係の厳しい専制社会であって、
ちょっと権力を握った自制心無き者があっという間に好き勝手をし始める社会である。
そういった個人の権力乱用を《超越的規範》で律しようとするのが一神教であり、
プラトン哲学であり、デカルト哲学である。
ところがハイデガーの哲学やポスト・モダンのような考えは、この《超越的理念》を否定する。
全ての存在を超越する観点から見下ろす視点が無いのだから権力を握った者が好き勝手して、
しかもそれを任意にでっち上げたへ理屈で正当化できる。
誰もそれを否定する《言葉》を持てない。やられっ放しになる。
ハイデガーの哲学やポスト・モダンはそのような正当化に手を貸して、
専制社会への転落を増長させるものである。

>ポストモダニズム批判の一つに、それが右傾化に貢献してきたと力説するものがある
>信じがたい
>むしろポストモダニズム批判の言説のほうが右傾化と親和性が高いのではないだろうか?
>ポスト・モダニズム批判論者は 論拠についてははっきりした証拠を示しておらず 論理的な飛躍が目立ち
>これが偏見であるというなら、彼らはその証拠を本当に示せるのだろうか?
こんなのでどうかな?

17 :
>>1
超越的規範は右翼や保守が好む論法であることはご存知のはず。
「任意にでっち上げたへ理屈」はどこまで行っても「任意にでっち上げたへ理屈」にしかすぎず、
ポストモダンな社会では、それらは人びとによって常に相対化されている。
「任意にでっち上げたへ理屈」が「超越的理念」や「超越的規範」へと正当化されることはない。
そもそもそんな理念や規範などが相対化されているのだからね。
「超越的理念」や「超越的規範」はむしろ右翼的言説にとって都合がいい権威を社会に与えてしまうんだよ。

18 :
権威が相対化された社会では、
ある種の権威へとすべての人びとを「右へ倣え」と
洗脳することが極めて困難な社会になるということ。

「神なんて恣意的なものだよ」と思っている人が多数の
ポスト・モダン社会では、オウム「真理」教など求心力を
持ちようがないし、少なくともそれが全体社会になることもない。

19 :
>>16
権威を否定するから右傾化するっておかしいでしょ、権威主義も超越的規範も保守の根っこじゃん
そりゃ相対主義が何もかもに対して平等だから、本来敵である差別主義や権威主義までもがある程度力を持つってことはあるけど

20 :
今の右翼って超越的規範なんて主張してるのかね。
自分たちの主張がローカルルールに過ぎず普遍性などないことを自覚しつつ全否定される謂れはないとゴネてるだけでしょ。
日本でいえば天皇があらゆる道徳の源泉だと主張するやつなんかもう存在しないわけで。

21 :
普通の日本人名乗るような奴は主張の普遍性の無さなんて全然自覚してないだろ

22 :
超越性と普遍性は違うでしょ。
オウム真理教もローカルルールの権利を主張していただけ?

23 :
>>20
それってポストモダンの相対主義とコミュニタリアンとを混同しているんじゃないかな?
ポストモダンが「それはローカルなものにすぎない」と権威を相対化するとき、
ローカルなものが絶対化されているかといえば、そうじゃないでしょ。

24 :
じゃあ普遍的なものはどこにあるんですか?

25 :
右派は、ローカルルールとして最適な国家に個人が従うのが
もっとも自然で合理的で、社会的に普遍性をもつのだと主張するでしょう。
国家を普遍化するのですよ。そして国家を支える超越的な権威が必要だと説く。
神であれなんであれ、個人を統制する強力な権威が必要だとね。

26 :
>>25
それが根本的に間違ってるって事ですね?

27 :
エーリヒ・フロムの自由からの逃避メカニズムの分析から一歩も出ていないし
昨今の右傾化もモダニズムの範囲で説明できる

28 :
>>26
間違ってるという事ではないと思うがどうなんだろう
もちろん左派から見れば間違ってるということになるんだろうけどさ

29 :
そのレベルの保守はそもそも一歩引いた視点ってものが欠けてて自分のそれがローカルルールだとわかってないから
反知性主義なんていい例じゃん、「正しいから正しい」より先に行けないんだよ

30 :
>>29
私はどちらがというと左側かもしれないから、極左ブログとかも読むけど(右と左のお互いの尊重と共存が個人的理想)、
極左の世界も「正しいから正しい」でガチガチだよ?
ドン引きするよ。

31 :
今の日本で起こってるのは右傾化ではない
日本会議、日本青年協議会の地道な活動が身を結んでるだけ
今の保守派のメインの主張が改憲にあるところなんか、右翼とは全く違う

過去の歴史修正も全く右翼的ではないし、
それは人を集めるための方便でしかない
歴史学の本流を伴わない歴史修正などただの噂話にしかならないのだから
本当に歴史を改めたいのならば市井での活動など逆効果
彼らはそれで人が集められればそれでいい
彼らが必要としてるのはその数の力だけ

32 :
「変えるか護るか」の観点のみで左右のレッテルを貼るから混乱する。

33 :
こういうスレで池上さんの番組の話題は申し訳ないが、
池上さんは左翼の定義の一つとして、共産主義を志向する者を
挙げていた。

34 :
>>31
つまりファシストってことだよな
ファシストって言葉自体も右翼の呼称として使われてるからややこしいけど

35 :
>>33
池上さんってどこいっても嫌われますね

36 :
いずれにしても、右派が超越的権威の絶対化せずに相対化するような
ポストモダニズムと親和性が高いという論法は大嘘で、事実とは真逆だということ。

37 :
ネトウヨやオルトライトは、超越的権威なんて何も認めてないように思える
ただ、自分たちの居心地の良さをひたすら求めてるだけ

38 :
「俺たちのトランプ」が権威主義じゃないというのはちょっと無理がある
まあそれを権威を求めてると見るか勝ち馬に乗ってると見るかの違いなのかもしれんが

39 :
トランプも自分が気持ち良ければそれでいいという範囲でしか言動がない

40 :
というかあれはアホなだけだろ
「原因と結果」って概念自体が頭の中にないと思うぞ

41 :
右翼はルサンチマンから生まれるが、20世紀の右派、ファシズムが貧困や社会的弱者から生まれたのに対し、現代日本の右翼、いわゆるネトウヨは「左翼知識人に支配された日本社会」という物語に対する反感から生まれている
それは、ネトウヨが死刑賛成、原発賛成、ナチス賞賛などの「左翼の逆張り」を好むことからもわかる
また、ネトウヨが貧困層以外にも見られるのもそのためと思われる

ポストモダンの社会ではその物語が大きな物語となることはなく、ネトウヨの存在は本来日本社会の右傾化とイコールになり得ない
そもそも「反感」は大きな物語にはなり得ない

右翼の要望である改憲や南京、慰安婦といった歴史修正が完全になされたとしても、左翼の平和主義は否定されたことにはならず、右翼がその支持を集めて日本社会を支配することにはなり得ない

42 :
ネット上なら相手が殴り返して来ないから辛うじてネトウヨとして成立してるだけで、
ネットが無くなるとあれ全部消えるんだろうな

43 :
>>41
ナチは論外だが、死刑制度や原発の是非論は
別にネトウヨ特有の議論じゃないよ。

44 :
よく読め、論点はその善し悪しじゃなくて主張そのものが全部ただの逆張りだってとこだ

45 :
ある事項に於ける賛成(反対)意見に違和感を感じたら、それに対し反対(賛成)の立場をとるのは自然な流れだと思うよ。
それは右翼であろうが左翼であろうが変わりは無い。
確かに「逆張りする事自体」が目的になってしまってる輩がいる事は否めないが(左右どちらの人間でも)、多くの人は
自分が思った事感じた事を率直に述べているだけだ。

46 :
そもそも歴史修正主義/歴史固定主義って何だろうか。歴史で何より大切な事は事実を伝える事だ。考古学だって各種サイエンスだって、事実を手に入れるために常に検証とアップデートが
日々繰り返されている。新しい説を唱える者が出てくれば、それが正しいか誤りかを物証や研究データを駆使して検証する。
そして時には今までの常識が覆る事もある。
歴史だって同じではあるまいか?現在の主流の歴史観に
異を唱える主張があれば互いの立場を超えて共に検証を行う方がより「事実」への近道になるんじゃないだろか?

47 :
>>46
右翼は「歴史戦」って名乗っちゃってるから
それが学問じゃなくて、政争、政治活動だって自覚してるし、それをアピールしてる
それに賛同する人たちもそのアピールを歓迎してるし、そのアピールに反応してる

歴史の修正には膨大な資料を正しく分析する高度な知識とたくさんの時間を必要とする
実際に学問の世界ではそれは日常的に行われてる
「歴史修正主義」っていう言葉、ある意味蔑称にはそういったものを完全に欠いた上での政治活動に対する批判的な意味合いが含まれてる


ところで、その「そもそも論」で義理人情に訴えてベクトルを逆に向けるっていうのが日本の右傾化運動の1つの特徴だよね
日本人は「必ずしもそうとは言い切れないんじゃないのか?」っていうのに弱い
日本人には曖昧さ、社会を保とうとする事なかれ主義みたいのがある
一回ベクトルを逆転すれば、あとは空気を読んでジワジワと逆に進んでいく
欧米のナチスに対する態度みたいな「何が何でも絶対ダメ」っていうのは日本人は違和感を感じる
いいことでもあり、悪いことでもある

48 :
>>43
傾向として右派(右翼や保守)はそれらを政治的に推進することが知られているけどな。

49 :
>>48
ageられてるんで乗るけど、終身刑と引き換えに死刑は廃止していい

50 :
>>47
つずき

>日本人は「必ずしもそうとは言い切れないんじゃないのか?」っていうのに弱い

ポストモダニズムを懐疑と相対化とするならば、ポストモダニズムが右翼を生んだというのは一部正しい
右翼の元が貧困のルサンチマンとは違うという点で現代の右翼をポストモダニズムを使って説明することはできる
ただ、右翼を生んだという事と社会の右傾化はイコールではない

それはそもそもポストモダンと、右傾化という大きな物語″の関係を論ずる事自体に矛盾があるのだが、右翼の存在が社会の右傾化になるためには社会での彼らへの許容や賛同が必要になる

51 :
>>46
それ名前に騙されてるだけだよ
実態は歴史改竄主義だから、必要なら史料燃やしたりする奴

52 :
>>51
それ確かなの?保守系論客がそんな事してるって事?

53 :
保守系論客と呼べるほどまともならそもそも修正主義にはまらねーから

54 :
歴史修正主義を「古い説が間違ってたから直す」ってことだと思ってるなら世間知らずすぎ
修正主義者の主張見てみろよ、ホロコースト否定説、南京大虐殺否定説、従軍慰安婦否定説
全部「なかったことにする」政治活動だぞ

55 :
ポストモダンでは、それぞれの正義を認めるわけでしょ
なら、歴史修正主義だろうと何だろうと、それぞれの正義は認められることになるよね

56 :
>>55
歴史は事実がどうかであって、正義は関係ないんじゃ?

57 :
どこに事実があるかはわからないし、誇張されてきたとすれば、その反対方向の歪曲だけを責めるのも無理がある
結局、正義の置きどころが問題ってことになるから、それぞれの正義を認めてしまえば、もうどうにもならない

58 :
じゃあ歴史は全部水に流そう

59 :
オルトライトという名前がもうポストモダンライトという意味じゃないのか?
ネトウヨも同じでしょ

60 :
オルタナ・ファクトって奴でしょ
どう考えてもポストモダニズムの影響と言うことになりそうだけど

61 :
>>50づつき

>それはそもそもポストモダンと、右傾化という大きな物語″の関係を論ずる事自体に矛盾があるのだが、右翼の存在が社会の右傾化になるためには社会での彼らへの許容や賛同が必要になる

では現代日本は右傾化しているのか、右翼への許容はされているのか?

答えはYESである

例えばヘイトスピーチに関する動きを見ても、カウンター側が勝利しているとはいえない
それはポストモダニズムにおける相対主義は批判主義に勝てないという事である
ポストモダンは情報過多があらゆるものへの批判可能性を生み、それが相対主義となって大きな物語が喪失するという事である
相対主義は批判主義には勝てない。相対化自体が自己の勝利を目指していないからである。

しかし、批判主義は留まらない
例えば、社会に溢れる左翼的な物への批判としてのネトウヨ思想は、やがてそのネトウヨ的情報が飽和した時、自己に溢れるネトウヨ的な物へ対する批判を生むからである
ネトウヨを卒業する仕組みである

つまり、現代日本の右傾化とは生み出され続ける批判主義者が相対主義者に勝利し続ける事である
批判主義は大きな物語になる事はなく、この図式は固定化される

62 :
ポストモダニズムというのは多様性を促進し、
かつ、一つの権威に基づいて統制された共同体を否定する。
オルトウヨやネトウヨはその真逆だろう。

オルトウヨやネトウヨがポストモダニズムを好んで持ち出す
ということが言論界で起こっていた事実もない。
むしろポストモダンを批判する潮流とオルトウヨやネトウヨは仲がいい。

63 :
例えば、日本でもポスト・モダニズムを激しく批判し、
ソーカルをもちあげる人たちには右派が多いという事実がある。

64 :
ただし、「リベラリズムのディレンマ」という問題がある。
要するに「自由は自由を否定する自由を許すか」という問題だ。
自由を認めるなら自由が否定される自由も社会的に認められなくてはならない、
というわけだ。
多様性が認められるならば、多様性を否定する多様性も認められるだろう、
という発想にそれはつながる。
だから自由や多様性はけっきょくはめぐりめぐって全体主義に収束するという論理だ。

65 :
ポストモダンは思想じゃなくて現象だよ
ネトウヨが緻密な理論武装なんかするわけがない

66 :
>>64
じゃあ幸せな全体主義をつくって行こうよ

67 :
今まで悪とされてきた管理や監視を受け入れる哲学が欲しい。

68 :
ポストモダニズムが右傾化に貢献してきたという論理は
だいたい>>64のような理屈で成り立ってきたと見ていい。

69 :
右派の言論が実際にその論理を持ちだして理論武装してきたという意味ではない。
ポストモダニズムを批判する言論が好んでそういう論法を使って
ポストモダニズム批判を展開してきたということだ。

70 :
>>64
ネトウヨが多様性を否定した社会を目指してるわけじゃないと思うんだな
それはモダニズム的だし、何よりネトウヨの目指す社会ってのは〜主義と名付けられるほどの具体性がない
あれはポストモダニズムの批判主義と捉えるべきだと思う

71 :
自分たちの国や民族を大切にしつつ、排外主義に陥らない姿勢はどうなん?それでも右傾化?

72 :
>>71
多くの日本人はそのはずなんだが、そういう人々は「存在しない」ことになってしまっている。サイレントマジョリティとは
よく言ったモンだよ。思想やイデオロギー論争には邪魔な存在なんだよ。

73 :
サイレントマジョリティが何も言わずに静かにしてるから
知識人文化人がのさばっているとも言える。無関心は罪だ

74 :
やはり価値相対主義が全体主義につながるということを分ってないやつが多すぎる。
ポストモダン=価値相対主義、多様性を認める価値観、だから唯一絶対神を掲げる狭量な文化より柔軟性が有る。
価値相対主義者は必ずそう言ってくる。悪辣な者は価値相対主義を標榜しながら専制政治を狙ってくる。
それに騙される者は、
「多様性」という表面的な言葉にごまかされて超越的価値観が機能する仕組みが分っていない。
価値相対主義は実際、最後にはファシズムになる。

75 :
>>74
世界市民とか地球政府とかの危険性みたいな?

76 :
>>74
それは今の日本会議がやってることだな
彼らの手法は古い左翼のやり方だけど、彼らの思想の核もまたモダニズムという点で古い左翼と同じものだ

ポストモダニズムがファシズムになるというより、ポストモダニズムはファシストに対抗できないと言った方が正確だと思う
悪意を持ったファシストは確率的にいつか必ず出現するわけで、世界的な右傾化の潮流はそういうことなのかもしれない
しかし時計の針は戻らない

個人的にはファシストは勝利しないと思ってるけどそれはただの願望なのかもしれない

77 :
ファシストが勝てないようにできてるってのはナチと日帝を見ればわかる(選民思想のせいでいくら領土を取っても領民が味方にならず国力が増えない)けど
それは最後に必ず負けるという意味であって一度も勝てないという意味ではない

78 :
>>64
それってクソウヨがよくやる俺に対する意見は野次一つであっても人権侵害だけど俺の意見は言論の自由っていうクソ理論だよな
平等を根拠に自分を特権に置いて義務を果たさず権利だけは主張する寄生虫みたいな思考

79 :
>>77
モダニズムのファシズムとポストモダニズムのファシズムを一緒にするとこのスレの存在意義が失われる

80 :
>>74
現実は右翼が全体主義押してるよね

81 :
>>74 >>76
ネトウヨやオルトウヨが価値相対主義を持ちだしてきているかなあ?
そんな事実はほとんど観察できないように見えるけどねえ。
むしろ彼らこそ価値相対主義、ジェンダーフリーとかを総攻撃しているように見えるが。

82 :
ポストモダニズム批判が実は保守派や右派によるものに見える。
日本でも明らかにそうだし、欧米でもどうやらそのようだ。
一見してリベラルを装っている連中もいるからややこしいが。

83 :
長谷川三千子「民主主義とは何なのか」
ttp://blog.livedoor.jp/bakara2012/archives/2014-01.html
ttp://livedoor.blogimg.jp/bakara2012/imgs/c/e/ce84dbfd.jpg
ttp://livedoor.blogimg.jp/bakara2012/imgs/0/e/0e173d44.jpg
ttp://livedoor.blogimg.jp/bakara2012/imgs/b/5/b5d66af9.jpg

84 :
支配に都合がよければ、イデオロギーはなんでも使うんですよ。

85 :
民主主義批判て立場もあるのかな?

86 :
正直この頃の右傾化って
馬鹿は相手しない→馬鹿の方が多かったわ
ってだけの流れだろ

結局日本会議やら新KKKやらが地道にネット工作した結果だからな

87 :
>>86
ごめん、二行目がよく解らん…

88 :
目的と手段とがあり、
目指す目的はポストモダニズムと保守派や右派やナチは相容れないが、
その手段においてポストモダニズムが保守派や右派やネオナチに悪用される
という批判があるわけだろ?
実際に悪用されたかどうかはあやしいが、悪用されていると反ポストモダニスト論者は主張する。
しかしそうした悪用は反ポストモダニストの立場の側にも多いにあるんじゃないか?
実際には反ポストモダニスト論者の論法のほうがネトウヨにウケがいい。

89 :
>>88
日本の保守とナチ、ネオナチを一緒にするなよ。

90 :
>>64に書いたとおり、ポストモダニズムへの批判はリベラリズムへの批判と等しい。

91 :
ポスト・モダン批判は全体主義思想=カルト専制に対する批判となる

リベラリズムはルネッサンス、宗教改革、アメリカ独立革命、フランス革命を経た啓蒙思想から出た概念で、
その大元となった考えはキリスト教やプラトン哲学が持つ“中核的な”価値観である。
一方ポスト・モダンはニーチェ、ハイデガーの思想を元にしている。それがフランス現代思想の基になっている。
ハイデガーの思想はギリシャのプラトン哲学、ユダヤの一神教を否定する思想である。
(ハイデガーが否定する)一神教やプラトン哲学を土台にして今の立憲主義、議会制民主主義が生れてきた。
だからこれを否定すれば立憲主義や民主制を否定することになる。
またプラトン哲学は幾何学を基盤として成り立っている。だからその否定は数学を否定することにつながる。
数学は真理を見出すためのあらゆる議論の雛形を提供する。その否定は、
(一般人が疑問とする、社会的な問題に関する)如何なる議論も有効に噛み合わないように働く。
単なる《多様性》とは全てが『自分は正しい』という話しで、《譲らない》ということである。
全てが《譲らない》中で真に何が正しいのかが分らなくなる。こうして民衆は強い指導者を期待する。
その中で最終的に強者の意見が社会“全体に”押し付けられることになる。
ポスト・モダンは専制体制を進める独裁者に対して個々人の権利や尊厳を弱めるように働く。
従ってポスト・モダンの追求は前近代への逆戻りとなる。

92 :
>>91
ならば「本当の正しさ」は何処にあるんですか?教えて下さい。

93 :
哲学は書物の流れではない。

94 :
社会的、理性的自由とポストモダンが標榜する無原則、衝動的自由とは根本から異なる概念である
哲学の歴史とは、ノモスとピュシス、ビオスとゾーエといった、本能と理性との二項対立に依って置き換えられるが
論理としての整合性は理性の演繹的活用でのみ解消され得る、このことから導き出される結論によって
哲学が論証しようとしたリベラリズムが後者ではないことが明確に示される

95 :
NHK 日本海軍反省会400時間の証言

元少佐:
相当の者が、本当に日本の自存自衛の為に、日本の独立を守っていく為には戦争をせざるを得ないんだと、
そういう考えで戦争に走ったんだと思うんですよ、そうじゃないんでしょうか。

軍令部元大佐:
うーん、それだと非常に良いんですがね、そうじゃないから問題になっているんです。

元少佐:
何の計画も勝算も無しにですね、名義の無い強盗侵略戦争をやったということが事実なんですか。
それを我々は認めるんですか。

軍令部元大佐:
負けると思ったほうは内乱を恐れてやったと、
それから内乱を起こそうという連中はですね勝つと思っておった訳です。

ナレーター:
多くの将校はアメリカとの戦争に不安を抱きながらも早期の開戦を主張する軍令部に引きずられて行った。

96 :
三代一就元中佐:
何故あなた(永野軍令部総長)は戦争に賛成するような態度を取られたのか…(と聞いたら)
海軍が戦争できないと反対したら、その右翼や陸軍がですね、これに対して内乱を起こすと言うんですよ。

ナレーター:
当時陸軍は中国との戦争で数十万にのぼる死傷者を出しており今更撤退できないと主張、
東条英機陸軍大臣は撤退すれば陸軍はがたがたになる、統制がきかなくなると警告していた。

三代一就元中佐:
内乱を起こすと人数上海軍はかなわんから何ヶ月か後に鎮定されて結局そういう連中、
右翼の内閣が出来て時期を失して日本として不利な時期に戦争をやらなきゃならんと、いうことになると。
そういうことよりもどうせ戦争やらなきゃならんというなら
少しでも勝ち目のある間にやるべきだということが僕(永野)の考えだと、こう言われましたね。

ナレーター:
永野総長は陸軍の内乱、クーデターによって海軍が支配下に置かれる事態を恐れていた。
開戦を決断したのは海軍という組織を陸軍から守るためでもあった。
太平洋戦争の大儀、自存自衛、アジアの開放をこの日、軍令部の参謀達が語ることは無かった。

97 :
軍令部作戦課佐薙元大佐:
本当に、あのー、国力、その他検討して対米戦勝てるのか勝てないのか、
いうようなことを真剣に検討しなかった。

海軍省兵備局保科善四郎元中将:
…作文は出来ておったんです、計画が。まるで使う事が出来ないような兵器まで載せてる訳だ、
帳面を合わせるために。

ナレーター:
高田元少将はそこ(他所の海軍関係者とのインタビュー)で戦争への準備をせまった当時の思惑を証言していた。

高田元少将:
それはねえ、デリケートなんでね、予算獲得の問題がある。
いやー、それが国策で決まると大蔵省なんかがどんどん金くれるんだから。
それが国策としてきまりゃーですよ、臨時軍事費がどーんと取れる…
ですからね海軍の心理状態は非常にデリケートで…日米交渉妥結したいと、
戦争しないで片付けたいと、しかし…海軍に意気地がない…とか言われる事はしたくないと

98 :
ナレーター:
アメリカとの対立を煽り軍事予算を出来るだけ獲得、その後にアメリカと妥結する。それが狙いでした…
しかし、それは国民の命を危険に曝す事と引き換えでした。

高田元少将:
ですからねえ、国家の将来なんか考えるよりもですね、考えなきゃいけないんでしょうね本当は、
いけないんでしょうけれどもね、もう自分の部局部局でやりまして、
もう上の人が決めてくれるもんだとこう思ってますからねえ。

ナレーター:
海軍が戦端を開いたアメリカとの戦争。自ら煽り立てた対立が予想を超えてエスカレートした結果だった。

99 :
>ならば「本当の正しさ」は何処にあるんですか?教えて下さい。

国力が十倍程度違うけど、
今、マレー半島、真珠湾を奇襲して英米に戦争を仕掛けて勝てるのか?
サイパン島が陥落したけれど本土決戦してアメリカに勝てるのか?
勝てると主張する者と、勝てっこないと考える者と…。かつて対立があった。
英米との戦争に反対するグループが226事件を起こすなどした。

ttps://www.youtube.com/watch?v=BuJA5JOKRy4&feature=youtu.be&t=2201
【言論アリーナ】明治憲法はなぜ破綻したのか〜日本的意思決定の罠〜 片山杜秀×池田信夫

主謀者は逮捕されて殺された。
で、どちらが正しいのか。戦ってみたら解る。だがその時は手遅れになる。
検証どころか自分は死んでいるかもしれない。国自体が亡んでいるかもしれない。
で、事前にどう判断するのか。日本はアメリカと戦うべきなのか、べきでないのか。
真実はどちらなのか。
《226事件を起こした者を逮捕し、粛清した者らはその後対英米戦争を強行して日本を潰し、
自国民を310万人も殺して敗け、GHQに逮捕された。226事件を起こした側の判断が正しかった》
で、あなただったら事前にどう考えるのか。どう筋道を立てて考え、結論を出すのか。
その結論をどうやって反対の者に説明するのか、説得するのか。先ずそれをお話し下さい。

100 :
川田稔「昭和陸軍の軌跡−永田鉄山の構想とその分岐」

翌年七月、絶対国防圏の要衝サイパン島が陥落。
それによって日本本土がアメリカ長距離爆撃機の空爆範囲内に入ることとなり、
本土主要都市への本格的空襲がはじまった。
これを契機に東条内閣は重臣や宮中側近らによって総辞職に追い込まれる。
ただ、東条失脚後も陸軍内ではなお統制派系幕僚が主導権を握っていた。
この段階では、太平洋の戦局からみても、国際情勢からみても、
すでに長期的には日本の敗北は確実となっており、即時休戦ののち講和協議へ入る選択肢も当然ありえた。
だが、陸軍内では、非統制派系の戦争指導班…や参謀本部情報部の一部で、
ソ連を通じた早期講和が模索されていたが、統制派系の主流派は継戦方針を変えなかった。
太平洋戦争中の日本人兵士戦死者二三〇万人の大部分、
民間人死者八〇万人のほとんどは、このサイパン陥落以後に犠牲となったのである。


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