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自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第80章


1 :
ハイテク兵器 vs 剣と魔法。
内容はガイドラインを参照。
・sage厳守。
・書きこむ前にリロードを。マナーとして。
・SS作者は投下前と投下後に開始・終了宣言を。分断防止のため。
・SS投下中の発言は控えてください。
・支援は50レスに1回。
・嵐、煽り、気に食わないコテは徹底放置。自然現象として脳内あぼーんしましょう。
・品性に欠けるレスはなるべく付けませんよう。
・気に食わないレスを、気に食わないコテハンまたは気に食わない人間のものと根拠無く認定するなかれ。
 ループ禁止。対策としての『萌え』などには書き手も読み手も極端な反応をしないこと。
 そんなことより海産物の話でもしよーぜ。
・以上を守らないものはぬるぽと見做し、鉄槌制裁( ・∀・)つ=■彡☆))`Д´)されます。
前スレ
自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第79章
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1396284516/
保存庫
ttp://www26.atwiki.jp/jfsdf/
ttp://pixus.iinaa.net/jfs.htm
分家
ttp://jbbs.livedoor.jp/movie/4152/fjieitai.html

2 :
新暫定ガイドライン
0. 現代科学であれ男塾理論であれ異次元科学であれ議論であれ、第一に置くべきははスレ住人が楽しいこと。住人が不快に思う事は避ける。
1. 投下してくれる作者は神。批評はいいが節度を持ってやること。
2. 「自衛隊がファンタジー世界に」とあるように、あくまで「現代の日本国自衛隊」が主に関わる話であること。
3. 自衛隊の組織・装備はあくまで現用もしくは近未来的に配備が予想されるものに限る。
  核兵器・旧東側諸国製兵器・未来兵器・巨大人型兵器など、現代の日本国が配備するにはナンセンスなものは極力避けること。
  現代科学と作中の設定で説明できる場合にはこの限りではない。
4. 軍事力の背景となる社会構造、政治・戦略・作戦・戦術・戦闘に関してはある程度しっかり設定しておくのが好ましい。
作中の設定で説明できないものは避けること。
5. F世界側の設定は作者が勝手に決めることが出来るが、「超魔法・無敵キャラまんせー」な話にならぬよう気をつける。
  基本的には自衛隊・近代兵器マンセーの方が好まれる。
  また、オーバーテクノロジーの扱いは慎重に。
6. ファンタジー側の人間もきちんと描写する方が好ましい。
  自衛官主観という演出などであえて描写しないのはこの限りで無い。
7. 萌えだけ、エロだけ、グロだけを目的とした作品は、このスレ以外のしかるべき板やスレに書き込むこと。
8. スレ外の該当作品にかんする批評などの雑談は、ほどほどに。
9. 次スレは>>980か480KBを踏んだ方が立ててください。

3 :
■今までこのスレで討議された議題
・ファンタジー世界の市場規模についての考察
・麻薬による世界支配は許されるか
・江戸時代とファンタジー世界の類似性について
・大陸国家VS海洋国家戦略、その長短について
・マッチとメラ、着火手段としてどちらが優れているか
・F世界での日本経済再生と交易について
・ドラゴン…契約方法と空軍戦力としての有効性を考える
・自衛隊的ダンジョン攻略法
・対人地雷と魔法の罠。
・F世界における神の影響力について。
・F世界的陣地攻略法
・熊に見るモンスターの手強さ
・巨大昆虫対策〜界面活性剤から核弾頭まで
・決闘における非致死性制圧法(殺さずにいたぶる百の方法)
・F世界の街道、交通路における運搬手段が道に与える負担うんぬん
・銃弾を受け付けない素材を武具の材料に用いれるか
・マクロ経済を考慮すべきか
・後世の倫理や常識/後知恵で過去を断罪しても赦されるか

4 :
■さんざんガイシュツの話題
・シーレーン確保における脅威の排除(海賊、海の怪物対策)
・日本が傭兵を雇用することは可能か?
・萌えは是か否か。
・議論は是か否か。
・魔法・怪物の設定(最終的には作者に一存という結論)
・補給が断たれた場合、弾薬を何とか確保可能か?不可能な場合はどうなるか?
・球形以外の世界。
・食糧対策・餓死者の局限−魔物を喰らうモノ−
・在日外国人・異世界住人対策。政治思想の殴り合いは勘弁
・資源・エネルギー問題。
・外交方針について。
・人間と亜人の共生について。
ガイシュツだが、再考察とかは特に禁止されてない
SFは禁止だと言うことです

5 :
関連サイト
「帝國召喚」(作:くろべえ/分家皇軍スレ)
ttp://www.geocities.jp/wrb429kmf065/index.html
「輸送戦記」(作:Call50/本家)
ttp://homepage2.nifty.com/Call50/
分家まとめサイト
ttp://www.geocities.jp/wimsigma/
SSの書き方
ttp://www6.plala.or.jp/Action/taidan01.html
ttp://www6.plala.or.jp/Action/taidan02.html

6 :
過去スレ
創作発表板
79 ttp://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1396284516/
78 ttp://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1387140159/
77 ttp://engawa.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1382513049/-100
76 ttp://engawa.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1373291272/
75 ttp://engawa.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1361022572/
74 ttp://engawa.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1351193900/
72 ttp://engawa.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1344911105/
72 ttp://engawa.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1337702041/
71 ttp://engawa.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1326519134/
70 ttp://engawa.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1318261509/
69 ttp://yuzuru.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1280728791/
68 ttp://yuzuru.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1261921219/
67 ttp://namidame.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1254132077/
66 ttp://namidame.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1247917732/
65 ttp://namidame.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1242886494/
64 ttp://namidame.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1235983300/
63 ttp://namidame.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1220184382/
軍事板
63 ttp://gimpo.2ch.sc/test/read.cgi/army/1220300122/
62 ttp://hobby11.2ch.sc/test/read.cgi/army/1214912385/
61 ttp://hobby11.2ch.sc/test/read.cgi/army/1210853200/
60 ttp://hobby11.2ch.sc/test/read.cgi/army/1206945872/
59 ttp://hobby10.2ch.sc/test/read.cgi/army/1200068856/
58 ttp://hobby10.2ch.sc/test/read.cgi/army/1187502563/
57 ttp://hobby9.2ch.sc/test/read.cgi/army/1181167154/
56 ttp://hobby9.2ch.sc/test/read.cgi/army/1177836560/
55 ttp://hobby9.2ch.sc/test/read.cgi/army/1173715591/
54 ttp://hobby9.2ch.sc/test/read.cgi/army/1171625885/
53 ttp://hobby9.2ch.sc/test/read.cgi/army/1170750554/
52 ttp://hobby9.2ch.sc/test/read.cgi/army/1166436294/
51 ttp://hobby7.2ch.sc/test/read.cgi/army/1163066160/
50 ttp://hobby7.2ch.sc/test/read.cgi/army/1161084208/
49 ttp://hobby7.2ch.sc/test/read.cgi/army/1160188326/
48 ttp://hobby7.2ch.sc/test/read.cgi/army/1157263954/
47 ttp://hobby7.2ch.sc/test/read.cgi/army/1153579549/
46 ttp://hobby7.2ch.sc/test/read.cgi/army/1149155655/
45 ttp://hobby7.2ch.sc/test/read.cgi/army/1145708454/
44 ttp://hobby7.2ch.sc/test/read.cgi/army/1141803533/
43 ttp://hobby7.2ch.sc/test/read.cgi/army/1138537013/
42以前は保存庫参照

7 :
立っていませんでしたので
大変勝手ながら立てさせて頂きました

8 :
おておつ

9 :
乙でござる
真面目な話、話のスケール次第じゃご都合主義は大事
個人や小規模な部隊単位なら必要ないけど

10 :
スレ立て乙

11 :
読書しないヤツほど東野圭吾? アンジャッシュ渡部の発言が的確すぎると話題に
http://sblolen.blog.jp/archives/1004272617.html

12 :
スレ立て乙です。
突然なんだけど、
小松左京の『物体O』って短編がある。読んだことある人もいるかもしれないけど、
西日本が巨大な円状物体にすっぽり覆われて、東京は壊滅。西日本も大被害を受ける。
そんな中、外界との行き来や通信が一切途絶えたまま、臨時政府ができて西日本だけで自給自足の社会が行われる
という話。
この話、このスレ的に生かせないかというか、西日本だけファンタジー世界に行ったらどうなるかと考えている。
ほんとはなろうとかにこういう設定の小説投稿すればいいのかもしれないが、いかんせん書く体力がなくて……

13 :
西日本というか一部だけ転移というのはあるな
試される大地なんかがそれ系
あの作品は西日本じゃなくて北海道だけど

14 :
より有利な形で敗戦したパラレルワールドで、「大日本帝国軍」が「日本自衛隊」になった平成の時代でも未だに満州、朝鮮、台湾を領有していて、
転移時にそれらごと異世界に飛ばされたら、食糧問題もエネルギー問題も解決できるんじゃない? 大慶油田の発見と開発が済んでいたらの話だけど。

15 :
海の国が消滅したことで、海の民は安住の地を失い途方に暮れている所、異世界から突如現れたニホンと言う国が彼らに新たな住居としてイズ諸島近海を彼らの生活場所として提供し、付近の住民と奇妙な共生関係になってから暫くして。
海の国の聖歌隊員リンダは、海の国の跡地の様子を見るために、「転移」の爪痕である海底峡谷へ泳いでいた。
「見事なまでに海底がパックリ割れているわね・・・」
海の国を滅ぼした「災厄」と入れ替わる形で、この世界に組み込まれた証拠であり、その底は、未だに魔鉱石の青白いマグマが煮えたぎっていた。
「本当に何もかも無くなってしまった・・・私たちの聖歌の為のホールも、残っていないか・・・。」
「・・・少し、遠くに行き過ぎたわね・・・戻らないと・・・。」

ニホンに戻るため、反転し、海流に乗るために足鰭を動かそうとしたその時、遠方の砂場で爆発音が響いた。
「っ!?な・・・何?」
ニホンの漁師達が、拘束魔法を利用した漁をする事もある海域で、このような異常現象が起こる事を見逃すことは出来ない。
慌てて、爆発音が聞こえた場所へ泳いでみると、砂煙の中から岩の様にごつごつした物体が現れた
「あ・・・・ああっ・・・こ・・・これはっ!!」
それは、ウミビトの中ではある意味見慣れた物であった、だが、加工される前の生きた状態で見る者は海の国の中でもそうは居ない。
「重宝玉貝!!(ガーディアンシェル!!)」
分厚い貝殻は、あらゆる衝撃を防ぐ盾に加工され、生成される巨大な真珠は、水竜の鱗すら貫通する槍の刀身に加工される。
しかし、個体数が少なく、生息域も深海になるため、探知力の高い専門の魔術師を派遣しなければ、まず見つからない。
それが、何故こんな浅瀬の砂場に転がっているのかは、不明だが、彼女にとって、海の民にとって大発見もいい所だった。
「転移の際に、海底から吹き飛ばされてきたのかしら?何にしても、こうしてはいられないわ!」
彼女は、体内に宿る水の魔石を振動させ、付近の海水と共振させて魔力を帯びた水流を発生させる。
「大口を開いているんなら、奇襲出来る筈・・・・はぁぁっ!!!」
凄まじい水流が、水の槍と化し、直線上の物を貫く聖歌魔法、水槍(アクアスピラー)を放つ・・・しかし。
バグン!!
「え?」
水の槍が到達する寸前に、防衛本能が働き、僅かな海中の魔力の濃度の変化を感知し、貝殻を閉じ、これを防御する
ギチ・・ガチガチ・・・・ガッポン!!
そして、分厚い貝殻を激しく振るわせた後、凄まじい勢いでこれを閉じる事で、爆発的な水流が発生し、周囲の物を薙ぎ払った。
「きゃあああああああああああ!!!」
その凄まじい衝撃波を浴び、リンダは吹き飛ばされながら意識を失った。

16 :
後日
「まさか、重宝玉貝がこんな浅瀬に生息しているとはな」
「いやいや、何かしらの影響で浅瀬まで移動しちゃったんでしょ、それにしてもリンダちゃんも災難だねー」
「阿呆抜かせ、本来たった一人で挑む相手じゃない、功を焦ったアイツが悪い、良い薬になればよいが」
「ヴィーナちゃんひっどーい、リンダちゃん、這う這うの体で報告しに来たのにー」
「ふん、この狩りで貴様の軽薄さも叩き直されるのならば何もいう事はあるまいさ」
「大丈夫だよ、重宝玉貝の事はしっかり予習してきたからさ、このネレイナちゃんに任せなさいー!」
「どうだか・・・・おっと、お喋りはここまでの様だぞ、ネロ、奴だ。」

「うへぇ、聞いた話通りのデカブツねぇ。」
「面妖な・・・。」
本来光の射さない深海に生息する重宝玉貝が明るい砂場に鎮座する光景は、ウミビトから見ても異様な光景であった
ギチギチ・・・ギギギ・・・
周囲に気配を感じたのか、貝殻を小刻みに震わせて不気味な音を周囲に響かせる。
「あれは、威嚇だな、これ以上近付いたら唯じゃおかないぞ、と言う意思表示と言う奴だ。」
「ああ、リクビトによると、大陸のほうでも鎧虫の一種が似たような行動をするらしいわね。」
「ねぇ、どうするの?殻が分厚くて攻撃が全く効かないらしいけど・・。」
「奴が衝撃波を出すときに一瞬だけ殻を大きく開く、そこに聖歌魔法 鮫牙(スクアーロ)を打ち込む」
「それって、タイミングを誤ったら危なくない?」
「大人数で絶え間なく水槍を放ち疲労を誘う方法も無くは無いが、この人数では短期戦しかあるまい」
「ま、今の海の国が動かせる人員なんてたかが知れているし、5人も聖歌隊が集まれば良い方なんじゃないの?」
「よし、私の牙槍を触媒にする、合わせろよ?」

聖歌隊の一人が、槍を掲げタクトの様にリズムを取りながら上下させる。
〜〜〜♪♪♪〜〜〜♪♪♪
体内に宿る魔石を振動させ、海中を伝わり、聖歌隊同士の魔力を共鳴させ、魔力を帯びた水流が水獣の牙の槍に集まる。

ギチギチ・・・・ガコン!
威嚇から外敵の排除行動へと移り、貝殻を大きく開き、衝撃波を放つ準備をした・・・・その時!
「〜〜〜♪♪♪♪・・・・・行くぞ!!聖歌魔法 鮫牙(スクアーロ)!!!!」
圧縮された魔力が槍に集中し、凄まじい破壊力の水槍が突き進み、重宝玉貝に直撃、水の大爆発を起こし海底を砂煙が覆う
「単純な破壊力だけなら水槍の10倍だ・・・流石に奴も無事では済まないはず・・・・。」
ギギ・・・・ガチガチ・・・ガコン
「馬鹿な!あの速さの鮫牙を直前に防ぐだと!?」
ごぼぼ・・・・ガッポン!!
「っ!?・・・・ぐうっ・・・あああああああああああああぁぁっ!!」

===========================
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ーーーーーーーーーーー

17 :
「・・・・で、聖歌隊のメンバー5人も負傷したと」
「あの海域には近づかない方が良いと思います、ニホンの漁師の方にもお伝えした方が良いかと」
「ふむ、では大使館に連絡を・・・それと、重宝玉貝の監視を続行しろ」
「はっ」
「・・・そう言えば、第3太陽丸が近海で漁をしているらしいが・・・無事だと良いのだが・・・。」

「うーみぃーの、おとっこーはぁーー♪♪たいりょーーきぃ♪♪かっついーでぇーーー」
「船長、音痴な歌うたっていると魚が逃げてしまいますよ。」
「るっせぇ!別な世界に飛ばされて、ヘンテコな魚や化け物みてぇなカニが襲って来たり商売あがったりだ!歌わずにはいられるか!」
「ですが、単純な漁獲量なら地球以上ですよ、手つかずの漁場が延々と広がっているのです、調理法さえ確立すればビジネスチャンスですよ?」
「確かに味は悪くねぇけどよぉ・・・はぁー、久しぶりにカレイの煮つけが食いてぇなぁ・・・。」
「この世界にも似たような魚が居るじゃないですか・・・。」
一方海中
「あれは・・・ニホンの船だ・・・あれは、拘束魔法ティーチ・ア・ミィか?」(注.底引き網です。
「なるほど、不可視の壁で海底の魚を丸ごと捕獲するのか・・・むっ!?あの方向は・・・いかん!!」

「さて、そろそろ引き上げるか?」
ごおおおぉぉぉぉん!!ガキン! ピンッ!
「な・・なんだ!?網が丸ごと持っていかれた!?」

「ぬぅ・・・まさか、ティーチ・ア・ミィが破られるとは・・・あの衝撃波、侮れんな・・・。」
「ニホン程の力を持った国ですら重宝玉貝には敵わぬか・・・」
「っ!?誰かが潜って行く!?馬鹿な、誰か止めさせろ!!」

「はぁ、何で俺がこんな事を・・・どうせ岩か何かに引っかけたんだろ?・・・おっ?」
ギギギ・・・ガチガチ・・・。
「シャコガイ?か?こんな海域に・・・なんて大きさなんだ、異世界のシャコガイなのか?」
ガリガリ・・・ごっぽん!!
「っ!?があああああああっ!!!」

ダイバーが漁具の異常を確認するために、海へ潜るも、ウミビトの攻撃や、船の発する騒音に気が立っていた重宝玉貝の衝撃波を浴び意識を刈り取られてしまう。
あばら骨を数本折る重傷を負った彼は、病院に緊急搬送され、日本政府は近海で目撃されたこの害獣を駆除する事を決定した。

18 :
数日後・・・

巨大貝襲撃事件があった海域に白一色に塗られたヘリコプターが腹部に灰色の物体を抱えて飛行していた。
「水中戦のプロフェッショナルである人魚でさえ、手を焼く生物だ、銛で突ついた程度では駆除できんぞ?」
「まぁ、そのためにこれを持って来たんですけどね。」
本来は潜水艦への浅海面での攻撃や警告・威嚇目的に使用される対潜爆雷を抱えた哨戒ヘリSH-60Kは、ソノブイから送られてくる情報を元に機体を旋回させ、腹部から海中に潜む者にとって凶悪極まりない物体を投下した。
ドオオオオォォォォォォン・・・・・・・・・・・。

海中を蹂躙する衝撃波と、海面を貫く水柱を上げて、後に静寂がその海域を支配した・・。
「目標の沈黙を確認、帰投する。」

「・・・・・これが、ニホンの水軍の力・・・。」
事前に通告があって、避難していたウミビトたちは、平穏の戻った重宝玉貝の居た海域へ向かい、原型を留めないほどに四散した重宝玉貝の残骸を見て絶句する。
「まるで、海神の槌で叩き潰された様だ・・・どんな魔導を使ったというのだ?」
「ジエイタイの方から聞いたのですが、バグ・ラ・ウィと言う広範囲魔法を使用したらしいです。」
「バグ・ラ・ウィ・・・・まさかティーチ・ア・ミィを超える魔法があるとは・・・それも、まるで格が違う・・・。」
「ティーチ・ア・ミィですら、本気の魔法ではなかったというのか?何と恐ろしい・・・。」
「初遭遇の時に彼らと敵対していなくて本当に良かった・・・運が良いとしか言いようがない・・。」
その後、日本政府は、重宝玉貝のサンプルを一部受け取り、残りは海の国の武具を充実するためにウミビト達に提供したという。

ガーディアンシェル 通称、重宝玉貝
和名:オニハガネシャコガイ
全長4メートルを超える巨大な二枚貝。
普段は海中の岩に挟まって海中のプランクトンを捕食しているが、外敵が近づくと貝殻を高速で開閉して衝撃波を発生させる。
その威力は凄まじく、至近距離では鉄の板も容易く粉砕し、周囲に死をまき散らす。
また、魔力の濃い海域では、高純度、高濃度の魔石を核とした、真珠を生成する。
貝殻と真珠は、常識では考えられないほどの軽さと硬度をもち、タングステンも顔負けの強度と、高い魔法的親和性を持ち、ウミビトが扱う武具の素材の中でも最上級の品質を持つ。
個体数が少なく、滅多なことでは見つけることが出来ないが、発見できたとしても、本種を狩るのには犠牲を覚悟で大人数で挑むしかない。

拘束魔法ティーチ・ア・ミィ(人魚視点
ニホンの魔術師が使用する強力な拘束魔法。
水上では、その実態を確認できるが、水中に降ろすと、背景と同化する魔法の糸を何重にもからめた網を使い、範囲内の生物を拘束する。
捕えられたが最後、魔法の糸で出来た檻の中に閉じ込められ、宙吊りにされてしまう。

広範囲魔法バグ・ラ・ウィ(人魚視点
ニホン水軍の使用する究極魔法の一つ。
まるで、伝説の海神が振り下ろす巨槌による大破壊を彷彿させる驚異の破壊力を持っており、その範囲内の生物は皆、一瞬で絶命する。
ニホンが操る、黒き海獣も同等かそれ以上の破壊をもたらす魔法を扱う事が出来るらしいが、詳細は不明。
ニホンの底知れぬ軍事力の一端が垣間見れる。

19 :
>>1乙式装甲車両

くぅ〜〜〜疲れました!ってなんで俺君がっ(以下略
すいません、ふざけ過ぎましたw
一般人では駆除できないシーサーペントとかの害獣に関しては、海上自衛隊が爆雷か魚雷で吹っ飛ばすのかなぁ・・・。
とりあえず、相も変わらず、ノリと勢いな作風です。
突っ込みどころ満載・・・むしろ、突っ込みどころしかないかもしれませんが、非常に軽いノリで投稿させて頂いておりまする。

20 :
乙です
こんなのが海にいるなんて恐ろしい

21 :
乙です。
ティーチ・ア・ミィ・・・なんて恐ろしい魔法なんだ・・・

22 :
>>14
「JALで行く常夏の南洋諸島」とか、
「釜山発 ! 豪華寝台列車で巡る朝鮮・満洲周遊 20日間」とか、
「トレッキングで辿る樺太の大自然と温泉」とか
「豪華客船で素敵な夢を、帝国一周クルージング」等のチラシがJTBの棚に並ぶな。
…おっと閑話休題。
現代の各地域人口の単純合計で約4.1億人。
1.日本(1.3億)、2.満洲(1.8億)、3.朝鮮半島(7,500万)、4.台湾(2,400万)、5.千島・樺太(50万)、6.南洋諸島(25万)
自国内に大油田(天然ガスも出るよやったね)があるとあんまり省エネ進まん気もするし、どうだろねぇ。

23 :
乙です
ちょっと海の底のラスト思い出した

24 :
>>14
それなんて帝国21世紀w
……いっそ本当にあの世界の日本(含勢力圏)でもいいかもな。
わりと生存のためなら手段を選ばない国家だし、唐突日本的な爽快感はあるかもしれない。
戦術核とかもぽんぽん使ってくれそうだから傍から見てる分には面白そうだ。
あと何よりあの日本には大和がある。これ重要、主に帝国海軍の誇り的な意味で。

25 :
きっとこの世界のモン○ンには水中版超大型クエストとしてこのシャコガイが出てくるに違いない。

26 :
むろみさんのリヴァイアさんクラスの化け物がいないのは幸い

27 :
>>14
巨大な日本圏か、その条件だと逆に資源問題が深刻化すると思う
本当に化石燃料を前提とした文明の放棄と分離独立を前提にするしかない
先住者との関係次第では、長期間それなりに存続できそうな路線ではあるが

28 :
>>14
人口の二割くらいが朝鮮人ですか? そのマイナス要素だけで希望が見えない。
当時の日本人も始末に困ってたみたいだいEU内のギリシャがマシに思える
レベルで足を引っ張りそう。 東郷ターンで横転し艦長が我先に逃げ出す
日本艦隊なんざ見たくない。 

29 :
>>28
安心しろ、史実の帝国はその条件下で対米戦を戦った
それに満州がついて来れば朝鮮人の比率はもっと下がるぞ

30 :
旧軍出身の韓国軍人は悪い噂はあまり聞かないしね
ペク・ソニョップ元帥とか

31 :
あの方は別格でしょ
けど報われなかったね元帥閣下

32 :
>>30
洪思翊とか金貞烈とかもね
朴正煕は満州国か

33 :
李承晩ライン…

34 :
>>15>>18
 この世界、生物学者、特に博物学者にとっては、それこそ宝の山でしょうね。地球の常識では有り得ない生き物が、次から次へと見つかるのだから。
 今回の「重宝玉貝」についても、危険だと解っていても研究したがる学者は、少なからず居たはずです。
「この世界でも珍しい生き物を、なぜ殺したんだ! なぜ研究させてくれなかった!」という声も、確実に上がるでしょう。
 実際、こんな貝が居たら、私でも研究してみたいところです。(理学部の、生物学科出身です)

35 :
>>12
東は新潟から西は長崎に「壁」があり、「外」では北海道・東北・東関東・南九州で臨時政府が
設立されるものの、北海道とそれ以外で格差が出来る内容だったね。
天皇家が消滅していても国民は気にしていなかったり、作者の日本観を見る上でも面白い作品。
>>13
九州だけ転移はこのスレで生まれていたね。
日本アルプスより西だと、名古屋が首都になりたがりそうだ。
滋賀より西だと大阪で済むだろうけど、新政府樹立になるからいっそ「ぼくがかんがえたしがらみの
ない戦いやすい日本」にしてもいいかもしれない。タカ派の有力政治家もいたとかいうことで。
>>29
日本統治下で生まれた韓国人だと、「お前はそれでも陛下の赤子か」と同胞を叱咤したりしているし
統治期間が倍だったら逆に親日化していたかもしれない。
李承晩世代が死んでいるから、反日教育もしたがらない。

36 :
戦中のあのメンタルで転移するなら全体的に危機にも強そう
資料漁っていたら「重傷負ったまま職場に戻る途中で同僚救出→さらに移動して気絶→その後陣頭指揮」
「倒壊した建物から意識不明で救出される→救出作業に加わる→避難途中に川で重傷者を輸送→そのまま不眠不休で救護活動に従事」
「重軽傷者多数避難→避難先が延焼→負傷者で消火作業。消火成功」
こういう例がけっこうあるから凄いと言うかなんというか…

37 :
どうも、感想ありがとうございます。
異世界の海は、地球とは違った意味で危険な生物がうようよ生息していたりします、しかし、全てがすべて危険生物という訳ではないのは地球と同じです。
少なくとも知的生命体が、陸から海に適応して、文明を開ける程度の危険度なので、警戒しすぎる事も無いです。(ただし、地球の常識は当てはまらない
>>34
そうですね、好奇心がそそられますね、問題はどうやって捕獲して、どうやって飼育するかですね・・・なんせ相手は鉄の板を粉砕する巨大貝です、水槽程度では簡単に破壊されてしまうでしょうね。
あと、深海の生物がぽいっと浅瀬に移動して、自力で動けない場合は、環境ストレスで勝手に死滅しそうな気もしますが・・。
それと、日本とその領海が転移しているため、地球産の魚介類が異世界の生態系を逆に汚染している部分もあるかもしれません。(昆布とかワカメとか
もしかしたら陸ではなく海に、日本の食糧問題を解決する海洋生物が異世界に存在する可能性もあるかもしれませんねー。

38 :
>>34
自分も歴史学の博士だが、異世界と繋がったら是非フィールドワークしたい。
研究者から調査団結成の要望が相次ぐだろうな。

39 :
状況にもよるでしょうが、異世界とつながったらまず送られるのは、自衛隊ではなく、学者を中心とした調査団でしょうね。
そして南極調査みたいに、ファンタジー世界に日本の研究拠点ができて、異世界調査隊が様々な調査を行っていたりして。

40 :
乙乙
異世界においてクラーケンみたいな凶悪海獣に対してはどうしてるんだろうな
まぁ大型船を沈めてくるような化け物の個体数は非常に少ないとは思うから天災扱いで諦めるのかな

41 :
生態系のトップだろうから数は少ないだろうし、海域の広さも考えると、
頻度的には登山客や山菜採りが熊に襲われる(年平均70件)感じかねぇ。

42 :
広範囲魔法バグ・ラ・ウィの出番かw

43 :
ところで、この巨大貝食べられるかなぁ?

44 :
喰えたとしても危険すぎて水産資源としては狙わないだろうな
たまたま入手出来た場合に少量が流通するかも知れんが

45 :
>>40
 さすがにそんなのは、退治してもどこからも文句は出ないでしょう。そんなのが近海に現れたら、その時こそ海上自衛隊の出番ですね。
 魚雷を数十本も撃ち込めば、さすがのクラーケンも死ぬでしょう。
>>43
 シャコガイの一種なら、食用になってもおかしくありませんね。シャコガイの貝柱は美味だという話だし。
 しかし、数が少なくて滅多にみつからないそうなので、市場で流通することは無いでしょうね。

46 :
美味なら美味でどこかの大学が衝撃波を出さない養殖ものとか作りそう

47 :
>>43
とても美味な珍味です、更に食べると魔力を肉体に取り込みパワーアップが期待できます。(異世界人限定
>>45
クラーケンみたいなのが生息していても、某、レヴィアタンみたいに、口の中に爆発物を突撃させるだけで一撃死でしょうねー。
ちなみにオニハガネシャコガイは、外見がシャコガイに似ているだけで全く別の起源の生物です。
そもそも、異世界人含めて、地球の生物とは全く異なる系統で進化してきた生物なので、収斂進化で外見が似ていても違う生物だったりします。
これは、本作のコンセプトが、全く別の世界で別の環境で進化してきた生物が、交配出来る筈がないと言う偏見の下で書いているからです。(主にハーフエルフなどの半人半亜人

48 :
>>47 >交配不可
その理屈はわからなくもないけど勿体無いというか、
美形であることも異性であることも究極的には意味をなくすんで、言及せずぼかしたほうがいいかなあって思うけどな

49 :
>>47
異種交配(意味深)はこの手の作品の醍醐味だから勿体ないなぁ……
まぁ作者の好きにするべき設定だから強制するつもりは無いけど

50 :
現代海軍ならクラーケン楽勝だろうけどF世界軍ではどう対抗しているのか

51 :
>>48 >>49
まぁ、事実上の異星人ですからね、両者にとって。
ただ、異世界人にとって人魚でも鳥人でも蛇人でもハーフが生まれるのに、自分たちに外見があまり変わらない地球人が交配不可能で、圧倒的な技術力を持つと言うのをどういう視点で見るか・・ですね。
強力な魔法を操り、同種族以外の子をなさない異世界の民、彼らから見れば、エルフなみに神秘の存在に映るでしょうね。
自分の所の姫や貴族の娘を差し出して、血筋的に関係を作ろうとしても、それが出来ないのですから。
・・・・書いていて思ったのですが、これを利用した性犯罪が横行しそうな気がしますね、主に暴力団など。

52 :
>>24
それくろべえさんの番外編にあったな、大量破壊兵器を惜しみ無く使い、宇宙軍を持って月と戦争する異世界に転移した戦前日本(ただし大陸の土地、台湾、南樺太はなし)
あの番外編の世界観好きだったから復活しないかな

53 :
>>35
分家には未完だけどアルザス氏が書いていたので北海道・東北・新潟と茨城の一部が転移ってのがあったな
訪問中の秋篠宮様(一人か家族同伴かは不明)も転移に巻き込まれたため、ある意味、北日本だけでも帝国か皇国は名乗れる?

54 :
>>51
天皇、皇族:「政治的権能はもたず」&男性皇族(成人)は全員既婚で
しかも側室も持たず。
首相:衆院解散、総辞職などで、いつまでもその立場に居られない。
異世界の国「血縁関係を持って天皇、首相と親戚になって日本をわが国の思いのまま・・・。」
とか思っていたら、血縁関係に関わらず不可能という罠。

55 :
>>47
本気で、クラーケンVS護衛艦&潜水艦の死闘、という話を読んでみたい気がしてきた……。

56 :
艦体表面に電気を流す機能がないからダメだな

57 :
>>54
一般大衆を押さえるってはどうかな。宗教とか使ってさ。

58 :
>>57
エルフ・ダークエルフ・ドワーフ・オーク・ゴブリン・コボルト「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」
ファンタジー世界における一向門徒誕生。浄土真宗は元々開教に熱心だし、転移したら本当にやりそう。

59 :
他の国ならいざ知らず、日本相手じゃ無理だw

60 :
>>58
ドリフの黒王様は似たようなことやろうとしてるね。

61 :
>>58
そういえば日本異世界転移系で異世界の宗教勢力が日本国と敵対みたいなのは見たことあるけど日本国内の宗教勢力の動静に関して書いてあるのって読んだことないな
キリストや神道仏教が異世界に布教とか、それによって異世界の宗教と摩擦を起こすとか面白そう

62 :
>>55
うーむ、クラーケンVS自衛隊は書いてみたいのですが、ルーントルーパーズの二番煎じになりそうな;(そもそもあのレベルの文章力で書ける自信がないOTL

最近、作者様が落ち込んで居るみたいなので、ファンの私としては早く立ち直ってもらいたい所です。(ここで書くようなことではないのですが、あの作品は新しい衝撃を与えてくれましたね。

元々知り合いからゲート自衛隊と言う小説があるよ、と、試しに読んでみてハマって、石動様やくろべえ様、浜松春日様などの作品と出合い、ファンタジー世界の自衛隊作品を読む様になりました。
約2年ほど前から、当スレッドを見るようになってから、様々な作品を目にして、続編を待ちつつ日々を過ごすようになりましたが、やはり、見ているだけじゃなくて実際に書いてみたい衝動に駆られましたね。
ファンタジー世界VS自衛隊の物語が最近、投稿されていないので、新作まだかなーと、待つよりも自分で書いた方が手っ取り早いじゃないかと言う謎の発想で書こうと思うようになりました。
乏しい知識の中で、書き続けようと思いますが、よろしくお願いしますです。
>>異空人/イクウビト
バラムガーデンのエンジンルームに潜む魔物的な奴を登場させてみようかなぁ・・・と思う今日この頃

63 :
潜水艦と巨大カツオノエボシの話だったら大昔見たなあ

64 :
F世界で迫害や支配を受けている勢力が、突如F世界の果てに出現した「日本」に期待を向ける動きはあるかも知れん
戦乱に明け暮れ、疲弊したF社会で王権や既成宗教の信頼は失墜
度重なる禁令にもかかわらず、民衆には救済を求める終末思想が広く浸透している
「はるか東方の海上に新たな神の御国が現れ、隠されていた新たな教えが心正しき者に密かに明らかにされる」
「やがて神の名を偽る悪竜とそれに傅く王たちが御国に闘いを挑み、御国はこれらを打ち倒す」
中央教会は折から改革派との争いに強硬姿勢で望み、ついに改革派を異端と認定して彼らを教会の勢力が及ばない辺地に追いやった
だがこれは返って周辺地域に中央教会から距離をおいた勢力を温存する結果となった
そして、それは東方の海に臨む寒村から始まった

65 :
宗教といえば↓が分かり易くて勉強になって良かった
特にキリスト教に対する印象は随分変わったな
ブッダとイエス幻想郷へ行く
ttp://www.nicovideo.jp/mylist/39550212

66 :
幻想郷で件の二人組みが救済テロの旅

67 :
被害者数的に魔王クラスだしね
ご両人を必要とする時点で大概な世界
問答無用な腕ずく救済も必要悪

68 :
草加「俺も仲間に入れてくれよ〜(マジキチスマイル)」
宗教の力でF世界に干渉するのは今までと違ったアプローチで面白いな。
ついでにパチンコとその他の賭博業も進出して毟りまくりや!

69 :
>>61
誰でも解っていると思う。
日本の宗教勢力は、キリスト教と一部の新興宗教を除き、そもそも布教に熱心ではない。
異世界の宗教勢力が、「独善と傲慢の権化」であることを、それに対し日本の宗教勢力が「そうならないよう自らを律している」ことを、強調しているのだろう。

70 :
「独善と傲慢の権化ではない穏やかな異世界の宗教」とであった時の日本側の反応なんかは面白そうだな

71 :
単に宗教と言えるまで纏まっておらず、信仰心に留まる穏便なレベルの代物なんじゃね?

72 :
>>68
ヤンデレライダー現る!

あの世界の前総理は、仮面ライダーディケイドに出ていた光お爺ちゃんなんだ。

73 :
作品をつくる上でやっぱ部隊運用や兵器運用についても知っておかなきゃいけないかな
例えばこの車両とこの車両はセットで運用させないとダメとか、この戦闘機や攻撃機にはこのミサイルや爆弾は載せられないとか
細かいとこだと呼称や点呼とかも

74 :
まあ出来るに越したことはない
少なくとも戦闘機等が運用するミサイルや爆弾についてはきっちりしておいた方がいいと思う
車両の運用については普通に書いてて間違うことってあるかね?
榴弾砲等は後方、機甲部隊や機械化歩兵は状況によりけりかな

75 :
機械化歩兵がサイボーグ化された兵士なのは常識だよな(すっとぼけ)

76 :
単語の意味や兵器のスッペクとかはネットで調べりゃ大体のことはわかるが、それをどのような戦術・戦略で動かすかとなると難しいんだよね。

77 :
>>74 >>74
ごもっとも。航空兵装について、基本的なこととして覚えておいた方が良いのは……爆弾やロケット弾などの無誘導兵器は、まずどんな機体でも使えるということ。
しかし、対空・対地を問わず誘導兵器は、原則として「その兵器を使えるように作られた機体」しか、使えないということ。

78 :
ただ水陸機動団とか護衛艦の就役状況等は
年代設定よってはある程度の想像が入るのは致し方なし
F-35の兵装とかも微妙……
AAM-5は運用出来る様にするだろうけど、AAM-4はどうなるかなあ?

79 :
年代設定によっては航宙自衛隊が出て来てもありだしね。

80 :
あんまりリアルにしすぎて素っ気なくるのもあれだと思うよ
兵器のスペックや運用できる火器もそう"公表"されてるだけなわけだしね

81 :
>核兵器・旧東側諸国製兵器・未来兵器・巨大人型兵器など、現代の日本国が配備するにはナンセンスなものは極力避けること。
ってあるけど、汚い爆弾を出すのはありだろうか?
核兵器と違って短時間で作れて技術的なハードルも低いから、作ろうと思ったら何時でも作れるレベルだと思うけど、問題は政治的ハードルだよね
しかしゲート方式の場合、ゲートにさえ気を付ければ此方が汚染されることも無いし霊脈みたいなのがある世界だったら、それを使用不可能にするのは
結構利点だし廃棄物処理も出来て一石二鳥なんだよなぁ……

82 :
魔王城に核ミサイルぶっぱとか
気持ち良さそうではあるw

83 :
いきなり核ミサイルはねーよw
どんな野蛮国家だよw

84 :
だから>>82のは真面目な話じゃなくてネタだろw
気分だよ気分w
ガチな話すると、まずねーわな……

85 :
そもそも正式配備に何年かかるか
現物ならコッソリ供与されてても不思議は無いんだけど
寧ろ「本当に非核国家でした」の方がビックリだわ

86 :
日本の防諜能力考えるとこっそり核武装するのは無理だろ

87 :
抑止力なんだからバレないと逆に困る
要は表向き核保有してない事になってりゃ良い

88 :
まともに抑止力として機能させようと思ったら、ICBMなりSLBMなり確実な運搬手段を確保しないと無意味だよ
F世界なら核爆弾だけでも十分だろうけど

89 :
持ってる核兵器を真っ当に運用できない国って凄い怖いぞ
「僕に手を出せば目をつぶって踊り狂いながら拳銃を撃ち尽くす!!」
まして強面のアメ公が後ろに居たら俺は手を出さない

90 :
核兵器が抑止力たりうるのは
各国に核兵器はやべえという共通認識があってこそ
なわけで魔王城とかナメた口聞くチンピラ国に挨拶がわりにぶちこむのは
最初の一発に限っては正しい戦略

91 :
ロッキード・マーティン副社長「AAM-4?余裕だって入る入る」
なお実際入れるとアメリカ版F-35よりも強くなる可能性があるので許可されるかは微妙な模様

92 :
AAM-4輸出すればいいじゃん(適当)

93 :
空中大陸の進行ルートに穢れた大地と呼ばれる広大な毒沼が広がっている地域がある。
そこは、沼地から湧き出る瘴気に当てられた変異した生物が生息しており、現地民も滅多にそこに近寄らないため、周辺国からも重要視されていない場所であった。
だが、大陸の地殻の海域に突如出現した謎の島国にとって、とても興味を引いた場所でもあった。

「異世界と言っても、見慣れた様な地形が広がっているだけと思っていたけど、こういう場所を見ると異世界って感じがするねぇ。」
「本当に見ているだけで息苦しくなってくるよ、禍々しい光景だ。」
現地調査のため訪れた、学者で構成された現地調査隊は穢れた大地の禍々しい光景に息をのんでいた。
「魔物だっけ?なんでも、魔鉱石に被曝して凶暴化した大型生物がわんさか生息しているらしいじゃないか」
「地球の常識では当てはまらない化け物ばっかりだからね、気を付けないと危険だよ。」
「一応、自衛隊の人が目を光らせてくれているから、幾らか安心できるけど、やっぱり不安だよね。」
「銃弾弾く虫が生息している時点で安心出来んよ、まぁそんなこと言っていても資源の調査は進まんから、さっさと始めてしまおう。」

地質調査、生物サンプル、気象観測、様々な用途の器材をトラックから降ろしていると、突如遠方で黒い水しぶきが上がり、調査隊の視線がそこに集まる。
「な・・・なんだ!?」
「でかいミミズ!?なんて大きさなんだ!?」
「警戒態勢!くそっ、調査を始めてそうそう化け物かよ!」

巨大なミミズの様な生物は、地中から突如現れ、コケを食べていた大トカゲを丸呑みにし、再び黒い水しぶきを上げ、地中へと潜っていった。
「こっちには気づいていないみたいだが、大丈夫なのか?地中にあんなのが生息しているなんて聞いてないぞ?」
「それにしても、少し掘っただけで黒い液体がにじみ出てくるが、本当に油田があるのかね?成分を調べてみないと何とも言えんが・・・。」
「現地民が試料として寄越してくれた黒い液体は炭化水素を含む混合液だ、ここで採集したものと同一のものと判明したのならば原油とみて間違いないだろう。」
「やや内陸になってしまうが、油田がもし確定したのならば、安泰とまでは行かないが、大分希望が見えてくるだろうさ、問題は先ほどの様な原生生物なんだが・・・。」
「石油プラントをここに建設したとしても、野生動物の襲撃で施設が破壊されることも起こりうるだろうな、何にしても一筋縄ではいかんという事か・・・。」

94 :
数日後・・・事態は起こった。

「はぁはぁーー・・・ああーー・・・うおー」
どす黒く染まった迷彩服と土色に顔を染めた自衛隊員が最寄りの駐屯地の医療施設に運び込まれ、意識混濁の重症を負っていた。

「大丈夫か?しっかりしろ!」
「くそっ、例の巨大生物か!?一体何をやられたんだ?」
「調査隊をかばって巨大生物が吐き出す液体を浴びたらしいのです、恐らく毒か何かかと・・・」
「毒の成分はわかっているのか?早く処置しなければ手遅れになる!」
「現在血液検査中です、そもそも初めて遭遇する生物の毒素なんてわかりやしませんよ!」
「畜生、何てことだ!とにかく、急がせろ!!」
突如、自衛隊員の容体が悪化し、天を仰ぐように体をくねらせ口から黒いあぶくを吹き出し始めた。
「あうおぉぉーー!うぐごげぇーーー!」
「おい!大丈夫か!しっかりしろ!」
「ぐ・・げっ・・・・げびっ!!!」
体をのけぞらせ口から黒い液体を吐き出すと、体中から黒く変色した体液を吹き出しながら、見る見るうちに黒く溶けた肉片となり、無菌テント内は大参事となっていた。
「う・・・うぅっ・・・・お・・おえぇぇ!」
「なんだこれは・・・一体何なんだ!!」
「ありえない・・・・こんな・・・こんなこと!」

遺体や血液中から見つかった物は、毒素などでは無かった、この世界特有の嫌気性の細菌で、あらゆる物質を分解し、黒く禍々しい汚泥へと変貌させてしまう危険生物であった。
「現時点で治療法は見つかっていない、しかし、なんて凶悪な菌なんだ。」
「あの化け物が吐き出す液体は、この菌の培養液、恐らく体内にこの菌を培養するための器官があるのでしょう」
「何にしても、この地の生物は危険すぎる、未開の地の調査は犠牲がつきものとは言え・・・こんなことは・・・。」
「原住民はかの生物のことを蝕怪虫と呼んでおります、彼らも時々この生物による被害が発生しているとか・・・。」
「今更そんな情報を・・・・しかし、このままでは調査どころではないぞ?あの化け物を何とかしなければ!」

95 :
自衛隊に犠牲者が出たことで、調査隊のベースキャンプは物々しい雰囲気に包まれていた。

「いくら周辺警備のためとは言え、戦車まで用意するなんて・・・。」
「まぁ、乾燥してヒビが割れている場所と、ぬかるんでドロドロになっている場所と極端な地形だからなぁ、キャタピラが無いと動きにくいんだろう」
「それにしても、74式とは・・・まぁ、本土防衛用に10式が動かせないのは分かるし、数が揃っているのは未だに74式だし、仕方ないのかもね。」
「61式が送られてくるよりはマシでしょう、何にしてもあんな化け物が生息している以上、慎重になるに越したことはありません。」
「61式をなめるなや・・・。」
「おい、押さえろ、学者連中につっかかっても意味がないぞ」
「チッ、わかっている、化け物め・・・見てろよ、今度襲いかかってきたら105mmライフル砲をぶち込んでやる」


明朝、ベースキャンプ近くの毒沼で揺れを観測し、地響きの起きた場所へ重装備の部隊を派遣した。

「状況を報告せよ」
「毒沼に変化なし、ごく少数、毒沼に生える草を食べる動物が確認できますが、例の巨虫は確認できず。」
「了解。」
「まったく、馬鹿でかいサソリは居るわ、生き物を溶かすミミズは居るわ、本当に異世界は物騒だわ。」
「ゴジラを相手にするよりはマシと思ったほうが良いでしょう、銃が効く相手なら何とかなります。」
「ははっ、そんなこと言っていると、その内、熱線やビームを撃ってくる化け物が出てくるぞ?」
「止めて下さいよ、本当に出てくるかもしれないじゃないですか、ましてや異世界ですし。」

グボオオオオオオオオオオォォォォォォ!!
突如黒い水しぶきとともに現れ、遠方で草を食んでいた山羊のような野生動物に蝕怪虫が食らいついた。
「なっ!?」
「や・・・奴が現れた!早く車内に戻れ!」
「いや、この距離には流石にいきなりやって来れないだろう、俺が監視する、砲撃の準備をしておけ!」
双眼鏡で確認すると、山羊のような野生動物は、蝕怪虫の口から逃れようと暫く暴れるが、その内、目や鼻・口などから黒い液体を吐き出し、溶けながら蝕怪虫飲み込まれていった。
「なんてえげつない捕食の方法だ・・・照準を合わせろ、外すなよ」
「了解!」
再び、地中に潜ろうとする蝕怪虫、しかし、大気を裂く音と共に、側頭部が突如破裂する。
グボオオオオオオオオオオォォォォォォ!?
どす黒い血飛沫を上げて、その巨体を大地に横たわらせ、痙攣すると次第にどす黒いヘドロ状の物体に溶け始め、魔石と思われる鉱物器官のみを残して原型を失った。

後の調査で、元々この生物、蝕怪虫は食物連鎖の頂点にある生物で、個体数もそれほど多くないため、新たな個体が縄張りを作らない限り、襲撃は起こらないと判明した。
その他にも石油の海を泳ぐ生物は多数存在し、調査の障害になるのだが、それはまた別の話。

96 :
アビスワーム 別名.蝕怪虫
和名:ジュウユオオナマコ
重油の海を泳ぐ巨大な軟体生物、地球でいうナマコに近い生物だが、隔離された環境で独自に進化した。
普段は地下を掘り進みながら地中の微生物をこしとって捕食しているが、大型動物も襲うことがあり、体内に共生した微生物を含む重油を吐きつけ、弱ったところ土ごと捕食する。
地底での生活が長いため視覚はなく、太陽光線を微妙に感じる細胞を残すのみで、振動や熱に反応して獲物を探す。
体内に特殊な微生物を培養させる器官があり、この微生物を浴びると体内から分解され、どろどろの黒ずんだ炭化水素の塊にされてしまう。
この生物の生息地は穴だらけであり、原油の底なし沼が点在している。

まさに、フォールアウトのミュータントクリーチャー
FF8のオイルシッパーをモデルにしております。
本来こんな過酷な環境に大型の生物が生息できるはずないのですが、魔鉱石による突然変異で適応してしまうものがポチポチ存在する模様。
いわゆるテキオー灯ですね、地球の生物に対しては効果が薄いものの一部の研究施設で魔光の照射で、微生物レベルでは変化が確認されております。
見つかっても、ただでは、石油は手に入らないです。異世界は厳しい

97 :
ウルティマの世界とかに魔法で核攻撃ってなかったか?

98 :
乙! 折角の異世界なんだからこのぐらいの化け物は存在しないとね!

99 :
転移後世界でパニック映画のネタになりそうだ
品種改良で小型で大人しいジュウユナマコ開発して、原油を国内生産するよ!
飼育施設から逃走するお約束、孤立した過疎の町でトレマーズ的展開

100 :
>>99
別におとなしくなくってもよくね?
小型で治療可能範囲内なら
ってか小型種を使ってゴミ処理問題がある意味で一気に片付く

101 :
魔法がある世界だって、機械は進歩すると思う。
でも、それは手作りと言える範囲で進歩するんじゃないだろうか。
第二世界大戦レベルとか、コンピュータがあっても真空管レベルとか。

102 :
やたらと危険の多い場所で採掘するより、その微生物使って重油作った方がいいんじゃない?
描写を見る限り、超短時間で重油に変換するみたいだし

103 :
生ゴミだのなんだのから石油がじゃんじゃん作れるなぁ…。

104 :
>>91
兵装システム担当と言ってることが食い違ってるのが興味あるぜ。やっぱF世界にF35を飛ばすのは無理なんかのう?
ミサイル?改修したら入るよ!でっかい誘導爆弾積めるしね、と。
ミサイル?入らねえよ!システム改修なんぞ手間しかないぞ。だから純正品買えや、と。

105 :
>>104
AIM-7と同サイズだから入らない理由はないだろうし。
ベイに納める程度なら問題はないんでない?
FCSの対応はめんどくさがってるだけだとおもうよ。

106 :
>>石油合成できるじゃないか!
確かに、炭化水素の塊に分解されますが、黒い汚泥=原油とは限らず、精製しても車などが動かせるか未知数です。
っというよりも、重鉄騎みたいにあらゆるものが分解されてしまうアウトブレイク状態にならないか不安が残りますね。(重鉄騎の場合はシリコンカビが世界中のマイクロチップなどを分解しておりましたが
何にしても扱い次第でかなり、危険な事になりかねないのでペスト菌並みに厳重管理する必要があるかもですね。
>>生ごみ処理
その発想はありませんでした、しかし使い方によっては確かに便利かもしれませんね。
異世界の国々から見るとどう見ても黒魔術か何かにしかみえませんがw
ちなみに、異世界では毒矢に使われ、その入手の難易度・危険度と殺傷力の高さから非常に高値で売られています。(ただし、嫌気性の細菌なので長時間空気に晒す事で、失活して効果が薄くなってしまったものが多数
うーむ、ネタのストックが不足気味・・・資料を読む時間もあまり無いです。
人魚・サハギン・ハーピーと来たから、そろそろナーガかラミアあたりが出現しても良い頃なのかな?(ポジション決めてませんが

107 :
>>96
申しわけありませんが、軟体動物(貝類・タコ等)、環形動物(ミミズ・ゴカイ等)、棘皮動物(ウニ・ヒトデ・ナマコ等)を、混同していないでしょうか?
見たところ、アビスワームはナマコよりもミミズに近いように感じられますし、そもそも棘皮動物はすべて海産で、陸棲どころか淡水性のものもいません。
>>94
とんでもなく恐ろしい細菌ですが、幸いなのは嫌気性ということですね。つまりは酸素のあるところでは増殖できないということで、空気感染もしないでしょう。
体内に入るか、多量に浴びない限り、致命的にはならないと思われます。
生きた細胞を殺せないように改良して、石油を合成させられるかも。(ただし、あくまで魔鉱石がエネルギー源として実用化出来るまでの、つなぎでしょうが。)

108 :
>>107
>そもそも棘皮動物はすべて海産で、陸棲どころか淡水性のものもいません
こんなもん設定しだいだろ
軟体動物云々の突っ込みも、一般人が言う軟体生物や軟体動物なんか柔らかい生き物程度の意味なんだから揚げ足とるのは止めたら?

109 :
>そもそも棘皮動物はすべて海産で、陸棲どころか淡水性のものもいません。
それって全く意味のない話ですよね
だって異世界の生物なんだし
異世界の人間ですら、地球の人類と姿形が似てるだけで全くの別物
果ては鰭付きで海中に住んでたり、翼持ちで空飛んだりするのだから
姿形がミミズだからといって、生物学上の分類も地球と同じとは限らないのですよ

110 :
原油採掘のハードルとして設定したんだろうけど
油田そのものより遥かに有益だよねその細菌

111 :
スライム、ゴブリン、ドラゴン、ゴーレムとかFモンスターはいっぱいあるけど
ワーム系が好きだな、どでかいサンドワームとか特に好き
あぁ誰か灼熱の砂漠で超巨大サンドワームと74式戦車が激闘を繰り広げる話書いてくんないかなぁ
え?航空攻撃でいいだろって?お前それじゃあロマンがねぇだろうよ

112 :
>>109>>108>>109
つまりファンタジー世界では湖にウニやナマコ(海鼠ならぬ湖鼠?)がいたりする可能性もある、と
食ってみたいが泥臭そうだな…いや、きれいな水で養殖すればいけるかも?

113 :
http://fsm.vip2ch.com/-/sukima/sukima305996.jpg

114 :
原油とは限らないといっても炭化水素な時点で何らかの形で燃料にはなるよな

115 :
>>107
色々と勉強になりました、軟体生物と書いたのは骨が無くてグニグニしているのをイメージして書いたのですが、生物学的にみると全然違う意味になってしまうのですねー。

>>110
実際かなり有益な価値があると思われますが、実際にどのような炭化水素の塊を作り出すのか判明していない以上、ホイホイ利用するわけにもいかないので、研究は必要になりますね。
しかし、危険がつきものとは言え、独自の生態系が出来上がるほど広大な原油の海が地底に眠っているのは魅力的かもしれません。
クリーンな万能エネルギーの魔鉱石が実用化されたら、原油は化学工業用に使われるようになっていくのでしょうけど。

116 :
天然ガスとかナフサとか揮発性が高く引火点の低い成分を多く生成したら自然発火で自滅しかねん

117 :
>>111
90式「俺も居るぞ!」
10式「僕も!」
89式「フヒィ」
なんつうか不意の遭遇戦がいいなあ。たまたま輸送中で戦車があった、みたいな。

118 :
74式はマジでブリキ缶だからなあ

119 :
あの厨くさいデザイン最高にすき

120 :
レオパルド(無印)とかも十分紙じゃあ?

121 :
転載、世界の石油のフロー
How Oil Flows In And Out Of Every Major Country In The World
ttp://static1.businessinsider.com/image/53a0499469beddcd552e6b76-775-806/bp-trade-movements.jpg

122 :
>>115
一つ、重要なことを書き忘れていました。ナマコは、頭を撃ち抜かれたくらいでは死にません。再生能力が強いので。

123 :
>>122
そりゃ、あなたそれも「異世界の生物だから」で解決するかと。

124 :
おそらくあの微生物の貯蔵している器官の一部が損傷して内部に流出したから
ナマコのような再生能力があったとしても微生物によってそのままお陀仏になったんじゃない?

125 :
どちらかと言うと「現実だと〜〜だからそうならないのはおかしい」と考えるよりも
「現実だと〜〜だけどそうならなかったのは何か理由があるのか?」と考えた方が話が広がるな

126 :
自衛隊の兵器って補給整備無しだと、どの位の期間なら問題なく使えるのか。
自衛隊の戦車を実際に不整地走行させたら、どれほどの距離を走れるのか。
こういうのがわからない。
 自動車だと、テストコースをどれだけ走っても実際、市場に出ると
色々な不具合が出てくるわけだが、兵器関連は、情報が少なくてよくわからん。
  

127 :
開発段階の実験よりも、実際の売りに出された方が色々な環境で使われるからね。
兵器の場合、ただでさえユーザーが少ないから。
アメリカなんて、戦争のたんびに、「想定外の環境で兵器に不具合が!」→「新開発したよ」→「生産が間に合わなかったよ」の繰り返しだから。

128 :
>>111
空軍など当てにしてはいかん。
いいか、奴らは飛行場上空の天気が悪ければ来ない
飛行経路の天気が悪くても来ない
戦場の天気が悪ければ引き返す!
陸軍が真に頼みとするのは、歩兵と大砲だけだ!

129 :
うーむ、ワーム系モンスターは出現させたけど、残るはシーサーペントやグリフォンなどでしょうかねぇ・・・。
自衛隊の知識が、まだあんまり無いので変に知ったかぶって書くのもあれだし、異世界人の日常パートでお茶を濁すべきか・・・。(日本の異世界での影響をちまちま散りばめつつ
そう言えば、異世界人が乗る乗り物に走竜が居た様な・・・ランポスやらロードランナーやらに似た姿のをイメージしているけど、登場の機会がないOTL
ところで、ファンタジー世界の人が乗り物とする動物ってオーソドックスなものでドラゴンやら巨鳥などが居ますけど、本当にファンタジーの世界の生物なんだなぁ、と思う乗り物ってどういうのでしょうかね?
変わったもので、FF9のガルガントみたいな巨大甲虫があるけど・・・。

130 :
>>126
猫の霊が取り憑いた74式はほぼ無限の稼働時間を得たのだから、何かしら降ろすか憑ければその辺考えなくて済むよ

131 :
脱がさなきゃ(使命感)

132 :
>>131
装甲を外せって?
それはちょっとねぇ。

133 :
>>131
おいおっさん。いくらコミック新装版が出るからって今時のナウいヤングにはそのネタわかんねーぞ、たぶん。

134 :
>>129
あの海を我が物顔で泳ぐシーサーペントは、本当にシーサーペントなのでしょうか
実は海に適応したワームだったりませんか
あの空を悠々と舞う龍(東洋)は、本当に龍なのでしょうか
実は空に適応したワームだったりしませんか
あの大地でとぐろを巻く大蛇は、本当に蛇なのでしょうか
実は地上に適応したワームだったりしませんか
確かそういう世界ですよね?

135 :
「あの海にいるのは何?」
「デジモンです」
「あの空にいるのは?」
「デジモンです」
「・・・もう、ええわ」

136 :
あ!
仮面ライダーカブトネタしなきゃ!
でも、連続じゃダメか。

137 :
いいえ、採取経済の世界Death

138 :


139 :
>>137
シーワームやフライングワームやスネークワームは居るかもしれませんね。
基本的に浮気性な遺伝子を持つ生物が多い気がします。(白菜なみに
別種に見えて実は人種の違い程度しか遺伝子が離れておらず、交配可能・・・みたいな生物が多いですね。
うむ、ネタ切れかもしれません・・・暫く充填期間に入るかもです。(某所で地味にモチベーション削られていますが、それも関係しているかも
異世界で大日本帝国を復活させる予定はありませんよ。

140 :
アンカー間違ってません?
つか、どなた?

141 :
ミスりました>>134でした。
うーむ、ラミアかリザードマンを登場させたいけど、どういう名称にするべきか・・・。
ちなみに、リザードマンは恐竜人間みたいな生物で、いわゆるリクビトやウミビトと別の起源をもつ知的生命体です。(彼らでいうウミビトに当たる種族にサハギンみたいなのが居ます。
海の国のサハギンが、ウミウロコビトなら普通のリザードマンはウロコビトになるのかな?
ところで、ラミアの居そうな場所ってどこだろう、洞窟?それとも亜熱帯?

142 :
そやつらの性決定はXY型かZW型か、はたまた決定方法自体が別物か

143 :
四国の狸(屋島の禿)は日露戦争に出征したとのことで。
グリフィス受肉後のベルセルク世界のように、異世界転移の影響で日本各地の妖怪などが人間の目に見えやすく(感じ取りやすく)なる。
なんやかんやあって、異世界の戦争へ派遣されることになった自衛隊。
その自衛隊に、愛国心や面白半分から一緒に付いて行く日本妖怪たち。
妖怪から見たF世界の奇異さ、F世界の妖精や怪物と遭遇したり交流したり戦ったりってネタはどう?
……自衛隊が関係無くなってしまうのがネックだが。

144 :
F世界の妖精や怪物に対する攻撃。

自衛隊:効果が薄い、または聞かない。

日本妖怪:効果は抜群、または一撃必殺。

であることが判明し、自衛隊妖怪部隊設立の運びとなった
とこまで浮かんだ。
ちなみにF世界人に対する攻撃では真逆の効果になるってことにすれば問題なし。

145 :
長篠の合戦で負傷したおとら狐とか、佐竹侯の隠密を勤めた狐とか、浅草寺の守護である狸とか、福山城天守閣の
主である大蝙蝠とか、広島城大手門の狸なんてのもいるな。
自衛隊と関係させられなければ、江戸時代以前の日本転移とか、妖怪転移で読みたいネタだ。
ニートやフリーターや派遣社員が転移するのに、妖怪が転移しない道理があろうか。
天狗・鬼・河童=亜人、狐・狸=獣人で似非和風ファンタジーなんて考えたことはある。
もしくはF世界の軍勢(中堅で数万)を位攻めと火器で落とそうとする豊臣日本&妖怪たちとか。
前近代転移でも「精神系の魔法が無効」、「F世界人が手にすると何故か火器が不発」等でやりようはあると思う。

146 :
>>145
龍族の宝庫で竜族が腹を見せて服従する姿が見えた

147 :
たまたま、手元に重火器が無くて、馬鹿でかいモンスターと遭遇してしまって、ショベルカーやらブルドーザーやらで突撃する話が見てみたい。
で、ピンチの所に応援が駆けつけて、ライフル砲や滑空砲で吹っ飛ばされるモンスター。
バイタルスーツで戦う様な重機がずんずん音を立てて泥臭く戦うのが好き

148 :
>>147
言いだしっぺの法則やで(ニッコリ
まあそういう展開が燃えるというのはよくわかる

149 :
>江戸時代以前の日本転移
戦国期から江戸時代にかけての火縄銃保有率は世界随一だったというし、唐入りのかわりにF世界に侵攻する豊臣政権下の日本も面白いかも。
日本国内にゲート発生って形式なら、海を隔てるより兵站は楽だろうし。(戦線が延びたら朝鮮役と同じことになって崩壊するだろうが)
ただ、F世界側にワイバーン等の航空戦力があると、日本側が圧倒的に不利になるからなあ。

150 :
当時の銃は二挺に一挺は日本にあったんだっけ
あと人が乗れるワイバーンだと人間とは生息できる環境が酸素濃度Etc違うはずなんで無問題
ファンタジー世界だから云々で可能だとしても、同時に現実世界そのままでの関与も不可能だろう

151 :
最初のうちは大いに苦戦するが、そのうちワイバーンに乗りながら
火縄銃を撃つ侍とか出てきて逆転しそうw

152 :
ドラゴン相手に大鉄砲(対物火縄銃、手持ち大砲)が捻るな

153 :
火縄銃って下に撃てたっけ
失速しない程度に高速移動しながら火縄を使えるんだっけ

154 :
ゲートよろしく、異世界の文明レベルが魔法技術を除いてローマ帝国クラス(銃、砲、火薬無し)なら、安土桃山〜江戸時代の日本でも無双できるはず。

155 :
鎌倉時代でも十分無双できる
重装騎兵ですら未来の産物なのに
重装騎弓兵とか子供の僕の考えた最強の騎士レベル

156 :
江戸時代でも官僚化が進んだ中盤以降はサムライの戦力価値は壊滅してたと思う
鎌倉も外征は論外で、大規模な迎撃すら経済的に難しいから超時空太閤ヒデヨシ時代が一番かね

157 :
結果的に幕府内での権力闘争で取りやめになったとはいえ、文永の役の後に
日本から高麗へ外征する案自体はあった。
江戸時代も人口は増加したし軍役の制度自体は発達している。
火砲の普及率は寛政以降の方が明らかにいい。

158 :
権力闘争以前に跳ねっかえり共が叩き潰されただけなんじゃね?
しょせん筆頭ガードマンな将軍家では内政特化に近い国家運営しかできないんだし

159 :
それも外敵がいないからだろ
寛政年間なら幕府は浪人40万人の処理に困ってた時代だから、外敵が存在したなら嬉々として外征させてたんじゃないか?

160 :
間違えた寛政じゃない、慶安年間だ。
寛政なんて外征する上である意味最悪な時期じゃないか

161 :
元寇並みに嬉々として出撃しそうだな浪人

162 :
棄民の代償に切り取り自由だったら出ていくかもね
百姓としても技能は保ってた連中が多いだろうしね
この場合、農民に限らず各種労働者としての百姓だけど

163 :
戦国江戸からの仮想戦記だと乱世の終わりに溢れた浪人を半分棄民目的で傭兵として東南アジアに放出するって設定はよくあるからな

164 :
治安対策としても有効だしな、予算と人員を割り振る価値はある
もっと沢山の戦闘要員を朝鮮で始末しといててくれりゃ助かったのに秀吉め

165 :
 ───アタシの名前はウルスラ。心に傷を負ったウミビト。モテカワスリムで恋愛体質の愛されマーメイド♪
アタシがつるんでる友達はRをやってるリンダ、学校にナイショで
キャバクラで働いてるネレイナ。訳あって不良グループの一員になってるヴィーナ。
 友達がいてもやっぱり学校はタイクツ。今日もリンダとちょっとしたことで口喧嘩になった。
女のコ同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人で海の国を泳ぐことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
 「あームカツク」・・。そんなことをつぶやきながらしつこいキャッチを軽くあしらう。
「カノジョー、ちょっと話聞いてくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
キャッチの男はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。
 「すいません・・。」・・・またか、とセレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっとキャッチの男の顔を見た。
「・・!!」
 ・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・。「・・(カッコイイ・・!!・・これって運命・・?)」
男は釣り人だった。連れていかれてRされた。「キャーやめて!」まな板に乗せられた。
「ガッシ!ボカッ!」アタシは死んだ。スイーツ(笑)

んぬぬぬぐぐぐぐ・・・・。
「大丈〜夫?ニシモトさん」
「ファッ!?あ・・あぁ、なんだ夢か」
「大分うなされていたみたいだけど大丈夫?」
「あぁ、いや、変な夢を見ていただけだよ、大丈夫大丈夫」
「そう?それなら良いけど・・・」
「ウルスラちゃん、日本の街を見物するのは構わないけど、変な人についていっちゃ駄目だよ?」
「うん、平気だよ、お父さまも一緒にいるもん。」
「あぁ、ポールさんね、あれだけガタイの良い人が居れば、変な人も寄り付かないでしょう。(筋肉質な男人魚と言うのも視覚的にインパクトあるしね」
「お父さまは、海の国でも一番の槍使いなんだよ!変な人も一発だよ!」
「うん、まぁ、変な人は変な言葉も教えてくるから、彼らの言う言葉はあんまりマネしちゃいけないよ。(確かこの子10歳だっけ?早めに釘をさすに越したことは無いけど」
「お姉さまにも言っておかないと、私よりもああ見えて好奇心旺盛だから」
「プリシラさんですか?彼女は大人だから大丈夫でしょう」
「うん、15歳になったばかりだからね!」
「じゅ・・・15歳!?海の国では成人は15歳なの?」
「お父さまも15歳の時にお母さまと結婚して17歳でお姉さまが生まれているからリクビトよりも少し早いと思うの」
「な・・・なるほど・・・道理でポールさん若い訳だ・・・。(いかん、プリシラさん、世代的にど真ん中だ・・・変な日本文化には触れないよう言っておかなければ」
「それじゃぁ、迎えが来ている筈だから、もう帰るね、ばいばい」
「じゃ・・・じゃぁね〜〜・・・。」
「はぁ・・・・どうしたものか・・・・。」

166 :
>>160
>寛政
ある意味悪い(誤用の)意味で煮詰まっている時代だったので、打破のためにはいいかもしれない。
安定性は寛永の比ではないし、「文化露寇」の代わりに攻め寄せてくる異世界の軍勢。
樺太に取り残されたロシア人たちと共同で撃退、とか。
獣人の盗賊を取り締まる鬼平、史実通り異国に対応する遠山の金さんの父、大奥を充実させる家斉、史実でも苦労した老中たち。
亜人の美人画を描く喜多川歌麿、異世界を舞台に作品を出す曲亭馬琴や十返舎一九や上田秋成。
迫真の魔獣画を掛軸や屏風で紹介する岸駒や宋紫石。
>>165
これは酷い。賢い子が染まると悲劇ですね。

167 :
ここで唐突ですが、↑でクラーケンと自衛隊の戦いみたいなのが語られていましたが、
それに触発されて、ちょっと書いてみました。
ちなみにまだ物語の冒頭で、ファンタジー世界の海軍とクラーケンの戦いは描かれてますが、
自衛隊はまだ戦いません。
あと創作発表板に物語を投下するのははじめてなので、拙いところがあるかもしれません。

168 :
日が沈みつつあった。
5隻の帆を上げた軍艦が単横陣になって航行している。
あの強烈な日差しをこの海に照りつけていた太陽は、今や沈みつつあった。
「凪いだ海だ」
そう呟いたのは、オルガ王国海軍テニアス諸島警備艦隊提督のアフィリだった。
彼は太った体に淡い赤のズボンと白いシャツという軍服を身にまとい、ネッカチーフを巻いて、王国随一の単眼鏡をもって艦尾楼甲板から海を眺めていた。
彼の乗る艦は王国海軍が誇る『ニスエ』級一等艦『イルド』だった。
艦は大きさによって等級が分けられている。一等艦は軍艦のなかでも最大級の大きさだ。
艦の武装の主力は、海軍魔術師による攻撃魔法と衝角による突撃であるが、一等艦には30名前後の魔術師が乗っており、甲板からの遠距離攻撃魔法を得意とした。
「スーカ、敵影はあるのか?」
アフィリの後ろにいた、黒髪の少女は首を振った。彼女も淡い赤のズボンとシャツだが、暑い気候の中、ローブを身にまとい、魔術師鞄を肩からかけている。
この船にいる魔術師は、彼女と同じ格好をしている。このローブとカバンは魔術師にとって戦闘着のようなものである。
「いいえ、まだ海中には何も」
アフィリはそうか、と言った。
畜生、なんでこんなことになっちまったんだ。アフィリはふと考えた。

そもそもおかしくなったのは半年前。
大陸の東方に群島が出現したことからだ。その群島の上にはニホンという国がのっかっていた。
その国は魔法ではなく、カガクとかいうわけのわからない代物を操って、なんと1億人もの国民を養っているという。
しかし問題はそこからだった。カガクには資源が必要だ。これは一部の魔法や、石炭などと同様であるが、カガクは莫大な資源を使うのだった。
ニホンはオルガ王国をはじめとする東方諸国から資源を収集しようとしたが、足りなかった。
そもそも、東方最大のマグトア帝国が大陸全土を制圧しようと躍起になっていて、その手始めに東方諸国が侵攻を受け、それどころではなかったのだ。
ニホンはジエイタイ――これが彼らの軍隊らしい――を大陸に派兵して、東方諸国を防衛。
帝国はそれでも攻撃の手を緩めないことから、帝国に対し、ジエイタイは東方諸国連合軍とともに逆侵攻を行った。
今や帝国は崩壊寸前である。
そして3ヶ月前、ちょうど連合軍が帝国本土に侵攻した頃、今ではニホン南方にある大東洋の島々、オルガ王国領テニアス諸島の近海で、貨物船や漁船が次々と消息不明になる事件が多発した。
漁獲量も激減した。遭難から命かながら逃げのびた人はいうのだった。
「クラーケンが現れた」
クラーケン――それは伝説と言われた幻の怪物だった。
それは大きなタコのような生き物だが、触手でモノを突き刺し、または船にまとい、海の底に落とすという。

オルガ王国は戦争中でありながら、艦隊を送った。それほどまでに島の海路は叩かれ、島民生活に大きな支障をきたしていたからである。

169 :
「提督!」
スーカが叫んだ。
「海中に大きな影あり! 7時の方向、距離10000。体長200ガメル、速力30エット! こちらに向かってきます!」
「なんだって!」
アフィリも目を丸くした。速さも尋常ではない、大きさだってこの艦の二倍もでかいじゃないか
「戦闘用意! 全魔術師は最大出力の雷撃魔法準備だ、7時の方向、『イルド』から距離1500になったら距離1000の地点に一斉電撃だ。一撃でやつを仕留める」
アフィリは、距離1500の地点で通信魔術師が攻撃命令を伝達し、攻撃を加えるまでの時間差を考慮し、距離1000の地点での攻撃を命じたのだ。
それに彼には確信がある。何せ5隻の軍艦の一斉最大出力魔法攻撃だ。一等艦でも一撃でやられてしまうだろう。さらに水を伝いやすい雷撃となれば、海の生き物ならば死んでしまうだろう。
通信魔術師がほかの艦に念力を送って提督の命令を伝える。『イルド』の攻撃担当の魔術師たちが甲板で何事かを唱え始めた。すると彼らの周りが赤く明るくなる。
他の軍艦の甲板も赤い光が見え始めた。
「方向変わらず、距離4000」
スーカが言った。スーカは汗びっしょりで目を瞑って目標を確認している。
アフィリも単眼鏡から目標が信じられない速度で航跡を作りながら、徐々に浮上してくるのが見える。
「距離3000」
アフィリの額からも汗が流れる。
「距離2000」
いよいよだ、アフィリは声を上げようとした。
「距離1500!」
「攻撃!!」
アフィリが叫んだ。通信魔術師が命令を伝え、攻撃魔術師が魔法を放つ。
赤い光は発散され、天から雷が轟いた。
それは海に落ち、大きな火花を水柱をちらした。
アフィリは確かに、雷が目標に命中するのを見た。
「やった!」
アフィリはおもわず叫んだ。しかし
「目標、まだ生きてます!」
スーカの一言が信じられなかった。アフィリは絶句する。
次の瞬間、一番右舷にいた三等艦『トニア』に水柱が上がった。
『トニア』は大きな、それこそマスト以上に太い触手が何本も絡みつくと、メキメキと潰れ、一気に海に没した。
「次の攻撃は!?」アフィリは攻撃魔術師の先任にいった。
「皆魔力を使い果たしてしまいました、時間がかかります」
先任が絶望的な表情をした。その間にも、『イルド』の横にいた艦が触手に突かれ、沈んでいく。
「だめだ」
アフィリはおもわずつぶやいた。
「奴には、この艦隊では勝てない」
『イルド』に触手が巻かれた。アフィリは最後まで自分の職務を全うしようとした。
「総員退艦だ! ほかの艦にも回避を――!」
そう言っているうちに、『イルド』は海中へと没した。
触手は次の艦を狙っている――

170 :
南の海は、この世界でも日差しが強いんだな。
海上自衛隊『たかなみ』型護衛艦『おきなみ』艦橋から、司令官の永田和夫一等海佐が眩しい日差しに目を細めながらそう思った。
永田は一等海佐にしては若い。目つきが鋭く、口の周りから顎に生えた無精ひげが野性味を出していた。海自の高級幹部より、海賊に転職したほうがいいとは、アメリカ海軍の友人の弁である。
「右舷に島確認!」
双眼鏡をもっていた航海科の三曹が言った。
永田は首からかけた双眼鏡を、右舷に向けた。
伊豆大島ほどの大きさの島が見えた。その周囲には細かい島が見える。
「あれがテニアス諸島ですか」
艦長席に座っていた藤見明男二等海佐が言った。彼は定年間近の海上自衛官で、永田よりももちろん年上だった。
地図によると、と永田は日本政府を経由してオルガ王国より入手した地図をまじまじと見る。
「一番大きいのがベッフ島という、この諸島最大の島ですね」
テニアス諸島は南北に広がる南海の島々のことである。
諸島は大きく分けて、北群島、中群島、南群島に分かれている。
北群島にはベッフ島を中心に、大小20近い島が点在する。
中群島はナンマ島と5つの島からなり、南群島はルミ島など30の小島から生っている。
ベッフ島は王国統治の要である総督府や小さな街、そして港が存在している。
その港の沖合に、永田率いる海上自衛隊テニアス諸島派遣艦隊は停泊することになっている。

(なんで)
永田はふと思った。
(俺たちはこんなところにいるんだ?)
永田の疑問ももっともだった。一年前には、ユーラシア大陸の東方で悠々と暮らしていた1億2000万人の経済大国は、今やその生存のため、異世界で戦闘を繰り広げている。
海上自衛隊もほとんどが大陸に送られ、大陸の主要港の警備や大洋の哨戒に当たっている。
永田は数週間前、護衛艦隊司令に呼ばれ、テニアス諸島派遣艦隊司令官の任に就くことが言い渡された。
「君の任務は、その、なんだ、クラーケンという怪獣を退治しにいくことだ」
お堅い護衛艦隊司令が言った一言に、永田はおもわず聞き返した。
「怪獣? あの、大きなあれですか」
司令はたぶん、と首をかしげた。

171 :
護衛艦隊司令から聞いた話などを総合すると、永田たちの任務は、テニアス諸島に住みつく海の怪獣、クラーケンと戦うことに間違いはなかった。
日本政府はオルガ王国に貸しを作りたいと同時に、資源がありそうなこの島々を開発していきたい狙いがあるようだった。
それだけではない。赤道に近いこの島は、宇宙ロケットの発射にも適している。人工衛星もなくなってしまい、そもそもどんな惑星にいるのかすらわからない。
日本にとって、宇宙開発はこの世界に生き残る方法のひとつとして切実に考えられるべきものになっていた。
とにかく、宇宙開発をするにも、資源開発をするにも、テニアス諸島の平和と安全を脅かし、市民生活にも影響を与えているクラーケンとやらを撃退しなければ道はない。

「怪獣と戦うことになるとは、自衛隊冥利に尽きますね」
藤見艦長は呑気にそんなことを言っていた。
「早速孫たちに自慢しましたよ。お爺ちゃんは海の怪獣を倒して、海賊王になるって!」
「海賊になってどうすんですか」
永田は思わず笑った。藤見も屈託のない笑みを浮かべる。永田は藤見のそんなことが良いと思っていた。
「しかし、ゴジラにはオキシジェンデストロイヤー、ガメラにはZプラン、怪獣退治には新兵器、もとい十分な戦力が必要だと思っていたのですがね」
藤見がいうことももっともだと思った。
テニアス諸島派遣艦隊は護衛艦『おきなみ』を旗艦に、『むらさめ』型護衛艦『しらぬい』、『おやしお』型潜水艦『まきしお』、さらに補給艦『あまぎ』が付いていた。
未知の敵と戦うには、少々心細いと言える。
また、2日前、テニアス艦隊が壊滅したという報も気になっていた。
(俺は怪獣と殺されるつもりはないぞ)
永田がそう思うと同時に、艦隊は停泊準備に入った。

172 :
以上です。
また良ければ続きを書いてみたいと思います。

173 :
>>172
>>168->>171読みました、とても良いと思います!
異世界側は、結構な威力の魔法を使えるのですね、果たして自衛隊の装備がどれだけクラーケンに通用するか見てみたいです!
次々と沈没させられてゆく異世界の同盟国の船、科学の力は絶望を吹き飛ばすことが出来るのか!?
楽しみにしておりますー。(そして、帝国との戦いもぜひ詳しく

174 :
これはミクロオキシゲン投入フラグか

175 :
>>171
常識的に考えて、P-3Cとヘリで追い立てて、潜水艦が大型魚雷を撃ち込むのが、戦術として妥当に思えますが……。

176 :
投下乙
戦場は多島海ですか
これは現地の水先案内人の支援がないと航海するだけでも大変そうだ
しかし現時点で判明している手持ちの戦力が護衛艦二隻に潜水艦一隻とは…これはかなり厳しい
オルガ王国海軍との協力体制を構築しないと、怪獣を見つけることすらままならないかも

177 :
海賊に水先案内人を頼もうか。
おや、誰か同じ声で売り込みに来たようだ。
「俺様、ジャック・スパロウだよ〜」
「ブルブル―!俺様マッハルコン!」

空から監視するだけなら、いくらでも選択肢があると思うけど。
無人航空機とか。飛行船とか。

178 :
ここの人なら詳しそうだから聞きたいんだけど自衛隊員が戦場で負傷して衛生兵を呼ぶときはなんて呼びかけるの?
衛生兵だと 兵 ってところが自衛隊っぽくないし

179 :
衛生隊員とか衛生部員、衛生員じゃない?
衛生要員は呼びかけるときに使うのは適切ではないな
軍医は医官、看護師は看護官、薬剤師は薬剤官

180 :
>>175
ヘリ2機(増備すれば3〜4機)は持ってこれるし、潜水艦もちゃんとあるじゃん?
P-3Cはマーベリック積めるし大陸の前線で引っ張りだこなんじゃないですかね。

181 :
まあP-1やP-3Cが無いので安全にソナーや爆雷をばら撒けても哨戒機の巡航速度の早さはないので後手に回りそうなのは分かる。

182 :
哨戒機って航続距離はあるし、ウェポンベイついてるし、ちょっといじれば爆撃機にもなりそう

183 :
>>180
残念すでに全機体液済みだったという可能性もあるな(P-1を見ながら)

184 :
>>168-164
投下乙です。続き楽しみに待ってます。

>>182
ペイロードと巡航距離だけ見ればP-1はB-29並だしね、爆弾槽もあるし。
まあ、あくまで哨戒機なんで、対地攻撃はAGM-65に限られるけど。

>>149-157
変則的になるが、戦国自衛隊のように自衛隊がタイムスリップしてきたことで、魔改造強化された近世日本軍がF世界に殴り込みってのはどうよ。

海外派遣されるはずだった自衛隊の大部隊が、戦国時代の日本にタイムスリップ。

頼れるのは自分たちだけ。こうなったらタイムパラドックスなんぞ知ったことか! と、未来の軍事力で瞬く間に日本統一。

『自衛隊幕府』は、日本を大国にするべく時計の針を300年ほど早めて、「殖産興業」「富国強兵」を奨める。

1600年代初期からすでに蒸気機関の開発やそれにともなう工業化が行われはじめる。

軍事技術面でもリボルバー拳銃、レバーアクション小銃、ガトリング機関銃といった連発銃が足軽たちの標準装備に。榴弾を用いる長射程の砲も大量配備。

そんな時、F世界に転移 or F世界へのゲートが出現……

槍ではく小銃を持った足軽部隊の進撃とか、迫撃砲がわりに爆弾付けた弩砲や、大量のガトリング砲でF世界の騎兵突撃をなぎ倒したりとか。
ギリシア火薬のように原始的な火炎放射器を作ったり、ロケット弾や榴弾の弾幕張ったりと、夢が広がる。

185 :
出来るコトが少なすぎて殆ど変えようがないぞ

186 :
進み過ぎた科学は魔法と同じ
という言葉が真ならば自衛隊が近世に飛んでもやれることはほとんどないね。

187 :
>>184
 ただ自衛隊が戦国時代に行っただけじゃ、タイムパラドックスを気にする一派が必ず出てきて、内輪もめになると思う。
 チーム全体が一つになるしかない、強力なモチベーションの元がほしいな。

 まず自衛隊が普通にファンタジーの世界に召喚される。
 ↓
 しかし、悪の帝国は普通じゃなかった。
 むちゃくちゃ強い!
 ↓
 もっと強力な増援がほしい!
 でも、そんなに未来へゲートは開けない!
 ↓
 なら過去の日本へ飛び、その時代を指導して現在日本を強化しよう。
 
 とか、どうでしょう。

188 :
自衛隊「精神論とか」(笑
日本軍「」

189 :
たまにはおっきな帝国が日本と同盟国という展開も見てみたいなぁ・・・。
帝国が、何か得体のしれない危険生物に襲われていて、国力が衰退している所、周りの小国群が同盟を組んで帝国侵攻を企ていて、ピリピリと緊張状態になっていて、そんな所に、日本が資源の提供を交換条件に自衛隊を派遣するという話。

190 :
やれやれ、またもや魔物の被害か、最近増えてきているんだよね。
おっ?討伐依頼を受けてくれるのかい?最近君たち大活躍みたいじゃないか。
しかし、斑模様の制服か、軍隊の服にしては何とも地味と言うか奇妙と言うか・・。
え?森に潜むために使うって?なるほど、確かにその色なら森の中では見つけづらいかもね、街中出来るには目立つけどさ。
聞いての通り、村の住民や家畜を襲う、人食いトカゲの群れが近くの山に営巣してしまってね、あまりに危険過ぎて傭兵団も依頼を受けようとしないのさ。
炎を吐く様な事はしてこないんだけど、やたらと鱗が固い上に爪と牙に猛毒が仕込まれていてね、迂闊に接近できないから罠とかを仕掛けて仕留める事が多いんだけど、群れとなると数が多すぎてそれも効果が薄いし、どうしたもんか困っていたんだよ。
一番厄介なのが群れの長だね、あそこまで成長した人食いトカゲは、ちょっとした魔法も、デカい斧も通用しない、それこそ軍隊が死ぬ気でぶつからないと倒せないくらいに強いんだ。
え?罠は使わないのかって?いや、使っても効果が薄いし、深く掘ってもよじ登ってくるし、気休め程度にしかならないのさ、一応引っかかるけど下っ端と違って足止め程度にしか効果がないなぁ。

うん?なんて言ったの?罠に引っかかる程度の相手なら何とかなるって?
いやいや、話聞いていたかな?落とし穴程度の罠なら足止め程度にしかならないと言ったばかりだよ?それとも何か秘策があるとでも?
成程、落とし穴に引っかけた後、ありったけの火炎魔法をお見舞いするという認識で良いのかな?
まぁ、君たちの使う魔導は一般的な魔法使いのそれと桁が違うからね、一撃で不死身の人食いトカゲを仕留めてしまっても驚かないよ。
群れを統制しているだけあって、頭がやられたら、群れは散り散りになってしまう筈だよ、そうなれば傭兵団でも駆除する事は可能だね。
もっとも、君たちの場合は他の連中に獲物を奪われる前にすべて仕留めてしまいそうだけど

もし、人食いトカゲの事をもっと詳しく調べたいのなら奥に資料室があるから見に行くと良いよ、狩のノウハウもしっかり蓄積されているから参考程度にはなるんじゃないかな?
案内なら、そこにいるススビトに聞けばよいよ、あぁ、いかつい顔しているけど良い奴だよ、私たちは異種族に偏見を持っていないから、この町では普通に働いているのさ、こんな風にね。
この地方の領主様からの依頼だから、報酬は期待してよいと思うよ、それだけ重要な依頼という事さ、それじゃぁ武運を祈っているよ。

ススビト
力が強く、煤に汚れたような体色をもつ種族。
いわゆるオーク、一般的なリクビトに比べて力が強く、攻撃的だが、義理に熱く協力関係を結んだ相手に尽くす。
口腔からはみ出る程に発達した剣歯がいかつく、鼻は潰れた様に短いので、その外見から差別の対象になる事もある。
また、意外と知能レベルは高い為、学士を志す者も少数だが存在する。(ただし、人気職は戦士

ゴアクロウラー 通称.人食いトカゲ
和名.ダイダイオオドクトカゲ
火吹きトカゲの近縁種で、特別なブレスを吐かない代わりに、爪と牙に強力な出血毒を持つ。
成熟した雄の個体をリーダーに大規模なハーレムを築くのは共通しているが、こちらは、生まれた子供が成熟するまで雄が群れを守る。
縄張りを狙う他の雄と、盛大な縄張り争いを繰り広げ、これに敗北すると生まれた子供と、孵化する前の卵を捕食され、群れの雌は勝者となった新リーダーの子供を産むことになる。
警戒色の色鮮やかな鱗は、鍛え抜かれた鋼なみに固く、その鱗の下には隆々と発達した筋肉があり、生半可な攻撃では仕掛ける側が怪我をしかねない。
ただし、腹部の皮はさほどでもなく、下側からの攻撃に滅法弱い為、棘を仕込んだ落とし穴で狩れる事もある。
それでも、リーダーの個体は頑丈で、腹部の皮も分厚くなっているので、傷を負わせることが出来ても致命打にはならない。
ゴアクロウラーの生息域にすむ文明は、このトカゲの鱗から武具を作る事もあり、特に腹部の皮は可動部分の最高の素材になると言う。

ネタ切れ気味です、とりあえず繋ぎゴフッ
良く使い捨てにされるコボルド兵やゴブリン兵もこの世界では会話や交流が出来て、ある程度の文明を築いています。
文明レベルは、集落にもよりますが、オーク=コボルド>ゴブリン=オーガと言う感じです。
ただ、彼らをどう○○ビトに当てるのが悩みどころですが・・・。

191 :
日本軍「ポジティブリストとか」(笑
自衛隊「」

192 :
>>190
そう言えば、最初に滅ぼされたあの都市国家の領主、なんであんな蛮行に出たんでしょうね?
そんなことをすれば戦争になることくらい、予測出来そうなものなのに。
ひょっとして、彼にとっては、「力があるのにそれを使おうとしない」相手など、理解のほかだった?
「強い相手なら、問答無用で攻め込んで来るはずだ。使者を送るということ自体が、弱い相手であることの証拠だ」と、思っていた?
「弱い相手でなければ、交渉などしようとするはずがない、下手に出るはずがない」と、思っていた?
もしそうなら、その領主が、自衛隊員にその疑問をぶつける場面を、読んでみたい気がしますね。
そして一方で……。いずれは、日本とこの世界の覇権を争うことになる大国も、姿を現すのでしょうか?

193 :
>>189
名前こそ大帝国
しかし建国から既に1000年が経ち、内部は腐敗が進み外部からは長年の恐喝外交のツケで味方は少なく
周辺国家を併呑して築いた国力は衰え、かつて不敗を誇った国軍は弱兵揃いに惨敗続き
北は北方大陸からの巨人の襲撃によって疲弊し、南は旧同盟国、旧植民地国家による連合軍の攻勢で少しずつ領土を失い
その国はそのまま滅びを迎えるはずだった
場所は帝国南西部、古代文明の中心地があったとされる無人の荒野
その地の守護を担ってきた帝国貴族はお抱え魔術師の荒野中心での大規模な魔法反応の探知から
状況確認の為、私兵をつれ荒野中心の遺跡群へと向かう、僅かに石塔と城郭が残るばかりの荒れ果てた遺跡で彼女達は
斑緑の皮鎧に兜、槍とも鎚とも杖ともいえぬ奇妙な武器を携えた集団に遭遇する
異様に統率のとれた軍隊と思しき奇妙な緑の集団
その指揮官とみられる男の言語はまったく聞いたことがないものだったが
「ニホン」そして「ジエイタイ」、その単語だけははっきりと聞こえた

だれかそういう話書いてくんないかなぁ

194 :
たしかに帝国=悪の国っていう図式はよく見られることだけど、
全部が全部そうじゃないだろうから、いいと思う。

195 :
>>192
まぁ、大体それであっていると思いますね、加えて日本側も下手に相手を刺激しないよう、ヘリコプターやら戦車やらは上陸させていなかったので相手を警戒させることもしなかったし、色々と裏目に出たかもです。
結果的に、己の無能で使節団の命が犠牲になってしまったので、日本側にも問題があると思います。
他にも異世界側から見ても日本の使節団は奇妙な集団にしか見えず、曲がりなりにも交渉に来ているのに、装飾らしい装飾をつけていない地味な制服で、その癖に布の仕立だけは無駄に凝っているから、「こいつらふざけているのか?」と反感を買ったのもあるかもしれません。
何にせよ、護衛なしで魔力を一切感じられない連中が収める国に、あんまり脅威を感じなかったのかもしれませんね、弱くて技術力が高い国とか向こうから見ればカモにしか見えません。
あとは、処刑された王族や貴族やらは、城壁に貼り付けにされた使節団を遊び半分で槍でつついたり、傷口に汚物を塗りつけたりして拷問していたので、処刑の対象になりました。
双眼鏡などで拷問の様子を見ていた自衛官の皆さんは今にも突撃しそうな勢いで怒り狂っていましたが、侵攻作戦が正式に決まると、怒涛の勢いで攻めて、城塞都市陥落まで高い士気を維持し続けた模様。
拷問や処刑と関係のない王族や貴族は罪に問われていないものの、自衛隊の監視下に置かれております。
裏設定では、国を治めていた王族は「人食い族」の末裔を自称しており、自国民や周辺諸国を恫喝して居たという設定があります。(もちろん事実無根なのですが、それなりに効果はあった模様
王位継承権の順位が低い分家の王族は、一般人の生活エリアと近い所に住んでいたので、割と一般に理解があり、結構まともだったりします。

しかし、うーむ、輸送戦記みたいに綺麗な着地地点が見つからない・・・あれは一応帝国の敗北で締めに入っていましたが・・・。
その他、ゲートやらルーントルーパーズやらも一応の決着は構想に入れていたみたいですし・・・。
あまり深く考えないで書くとエンドレスになってしまうのかもですね。とほほ

196 :
どうやってもすっきりエンドにならないからこそ、人間的と言えるかもしれないがな。

>>194
超次元、超宇宙的帝国が2つも攻めてきた!
と思ったら、ヒーローによる壮大な罠だったでござる。
なんてのはあるな。
大ショッカーと大ザンギャックという。

197 :
>装飾らしい装飾をつけていない地味な制服で
まあこれは歴史学的に相手の常識を理解しなかった日本側も悪い。
プレゼントで相手の好きな物より自分が好きな物を贈るような真似をした訳だ。
島戦争でもこういう場面があったし、石動さんのにもあったのである意味お約束だが。

198 :
>>195
その通りなら、その時点では、日本側も愚かだったと言わざるを得ませんね。
「この世界では、元の世界の常識など通用しない」ことに、気づいていなかった。少なくとも、はっきり自覚していなかった。
「この世界は、基本的に弱肉強食なのだ。滅びたくなければ、力ずくで生き延びるしか無いのだ」ということに、気づいていなかった。
使節団が殺されたことで、ようやくそのことに、はっきり気づいたのだと考えて良いでしょう。
だからこそ、ソラビトとの接触では、自国の実力の一端を示したし、充分な護衛戦力を送り込んだのだと。

199 :
このスレ的に宝島社の「ユート 拉致から始まる異世界軍師(吉野匠)」ってどう
社会に不満たらたらの高校生が異世界のとある弱小国に召喚されて日本を攻めたいから知恵かしてくれという話
しかし冒頭で主人公が「人口一億強、ぶちギレたら国民の半数が暴れるかも」
と、あながち嘘でもない話を持ち出して侵略を食い止める冒頭があるけど召喚されたのが自衛官ならどうだろ?

200 :
>>199
武器をもっているなら状況次第でヘッドショットじゃあない?

201 :
知らん国を攻める前提
調べるのは後回し
順番が逆なんでは?

202 :
>>199
それってゲートとかエンジェルフォール!、ログホラみたいな
やや大き目のカラフルな中型ラノベ本と同じ大きさの本?

203 :
日本と異世界との常識の違いが戦争を生むってのはよくある設定だよね
日本もいきなり異世界に飛ばされたという天変地異に見舞われたんだから仕方ないけど

204 :
この派遣艦隊の司令、まさか名前の読みは『ナガタ』で他国の基地のトイレで筋肉言語を交わすDQN艦長じゃあるまいな?

205 :
>>202
いえ、とある魔術シリーズのような中高生でも読みやすいタイプです。
昨夜、書店でたまたま見つけて拉致という文字に惹かれたので手にとったのですが、
このスレ的に言いますと、主人公は理性的なタロウ君(物語りは唐突に)です
>>201
とりあえず目ぼしい侵略対象ニッポンから、国に不満を持つ予言者的存在を召喚したつもりが、どういうわけか明晰夢にハマった学生が来てしまったわけです。
あちら側の地球の知識は預言者がまだ職業として成り立っていた時代程度
その一方で、あっち側は太古の時代は有機質を持ったアンドロイドをつくっていた高度文明
その高度文明のサルページと量産化が得意なとある大陸にある三国のなかの弱小国が舞台
主人公は提案しなかったけど日本の工業力を投入したらすごいことになりそうな国

206 :
>>198
まぁ、異世界に来たばかりで、地球の国際交流の常識で接してしまったせいで起きた悲劇ですから、ある意味仕方がないのかもしれません、後悔したところで人命が返ってくることは無いのですが。
ソラビトも未知の文明との接触なので、お互い自分たちの実力を示しつつも、敵対しないように接触してきたので、何とか国交を成立させることが出来ました。
翻訳が進むにつれお互いに打ち解けあい、期間限定の隣人として良好な関係を築くまでに至っております。
しかし、地上に住む異世界の人々にとって忘れ去られて久しい伝説の亜人と交流を持つようになったので、色んな国から目を引く事になったのですが・・・。
以前にも書きましたが、この世界は決して亜人に対して寛容な国ばかりではないです、それこそ、ウミビトやソラビトを実験動物としか見ない輩も珍しくないのです。
加えて、情報伝達速度が地球とは比べ物にならないほど遅い世界・・・一つの国を一晩で滅ぼしたと言う情報も、ほら話として受け止める国もあるかもです。(事実だとしてもね。
知らないという事は恐ろしい、しかし、知らないと言うのもある意味仕方がない、流石に一つの国が征服されている以上、慎重に行動するかもしれませんが、衝突は0とは限らないかもです。

207 :
何故・・・・私を呼び覚ます?

我々はすでに沈んだ存在、石にその名残を刻み、過去の日々を自己の中で只管繰り返すだけの者
この荒野は何も与えてくれない、死者の連なる丘陵は、大地を蝕み、風は濁り、水は腐り果てた
醜い争いの傷跡、私たちの、そして未来のお前たちの・・・きっと何度も同じことを繰り返すのだろう
だが、このままで終わらせるつもりはない
だからこそ、このままで終わらせるつもりがなかった
既に争うものは全て死に絶え、生き残った我々は、この広大な荒野に横たわる死者の丘陵に「種」を残した
種は魔を取り込み、成長し、この腐敗した大地を飲み込み、やがて森を形成するだろう。
長い時間をかけて不毛の大地に命を宿し、あらゆる生命を育む揺り籠を作り出すのが我々の目的だった。
それが決して報われぬものでも、それが我々の残した新たな傷痕・・・言い換えれば呪いだとしても
言い訳をすれば、大地を汚した後始末、本来あるべき姿に戻す行為、傷ついた大地の修復、幾らでも表現できた。
我々は、この咎と共に荒野の中心地に記録を残すことにした、決して、解放など・・・されぬものか・・・永遠に・・・。



自衛隊の調査隊は、現地人と共に、大陸の中心を覆うように広がる大森林の奥深くで、前時代の遺跡と思われる巨大な石板を発見した。
石碑には青白い炎の様な物が灯されており、近付くことで、それが高純度の魔鉱石の中に封入されているものだと理解した。
突如、石碑に刻まれた青白い光が、同行していた荒野の民の神官に降り注ぎ、光の束が彼の体を貫いた後、石碑に収まっていた魔鉱石の光が消えた。
暫く気を失っていた彼は、目が覚めると突如号泣し始め、周囲の者たちを驚かせたが、暫くして石碑が見せた過去の記憶を覚えている範囲で伝えた。
話を統括する限り、この森は過去の大戦で、戦死者が折り重なってできた丘の上に出来たもので、魔鉱石の突然変異誘発の性質を利用した改造植物を使って、腐敗した大地の浄化を計った物だと言う事が判明した。
日本が転移してくるよりも、はるかに過去の時代のリクビト達は、今よりもずっと強力な魔法が操ることが出来、その体内に生物濃縮された魔鉱石・・・魔石を宿す者が多かった。
彼らが言うには、魔法の素質を持った者が過去の大戦で多く死んでしまった為、現在のリクビトは魔法が上手く使えないと言うが、理由はそれだけではないと思われる。
日本の学者が提唱している説の中では、魔素がこの森に吸収され、魔素の循環が崩れてしまったのが原因だと言う物がある。
現に、海底火山から採集された魔鉱石の溶岩を精製した粉末を、現地生物に摂取させたところ、身体能力の向上及び、体内の鉱物器官の肥大化が確認されたのである。
この大陸は、過去に比べて魔素が薄くなっているのもこれらの原因があるからなのかもしれない。

208 :
スピリット 通称、ウィスプ
和名:アオビダマ、人魂
魔鉱石には、他次元に干渉する性質がある、魔鉱石を構成物質とする異世界の生命体にもこの影響があり、脳の神経構造が擬似的に他空間にも転写される事がある。
肉体を失う事で、通常はその擬似神経構造も分解されるのだが、時々擬似神経構造が壊れないまま残る事があり、生きた魔法エネルギーとして二つの次元を彷徨うものがある。
この現象を、異世界人の言葉でスピリットと呼ぶのだが、スピリットの中でもごく稀に生前の人格を残したまま存在するものがある。
とは言え、肉体を失っているため非常に不安定で思考力も低下しているので、異常行動に出る物も多く、エネルギー体のため、下手に近寄ると跳ね飛ばされたり、何らかの魔法で攻撃を受けたりと危険である。
特殊な技能を持った異世界人の神官や巫女は、この擬似神経構造体を自分の擬似神経構造と接続させる事で、その思考を読み取ることが出来る。
大抵は、接触後にその宿主の体に吸収されてしまうのだが、一時的に擬似神経構造が混じる為、実態を持った脳にも影響が出るが、暫くすると収まる程度である。
特殊な環境下では、百年単位で残るものもあり、生前に特殊な処置が施された者に至っては会話すら可能だと言う伝承がある。
・・・ちなみに、この擬似神経構造を利用した異次元リンク・コンピューターの構想を一部の企業がアイディアとして出している様だ。

異世界の大陸に幾つも点在する、未踏領域を強力な重火器で強引に突破できてしまう自衛隊、空からも撮影可能と言うチートっぷりを発揮しておりますが、魔法関連はド素人。
なので、異世界人の魔法のプロフェッショナルを同行させて、現地調査を行っていたりします。
そこに資源となるものがあるならば、火の中水の中、あの子のスカートの中、日本の為に頑張る自衛隊です。
JSDF!JSDF!

209 :
>>203
敵意が無いことと友好の証しとして白旗を準備しよう
握手も忘れないように

210 :
未知の世界で日本が初めて出会った国家の軍隊に対して
敵意が無いことを示すため白旗を掲げる自衛隊
しかし運悪くその国の文化では白旗は「お前たちを滅ぼすまで戦う」という意志表示であった
この不幸な行き違いから日本とその国は泥沼の戦争へと突入、両者の激しい戦争は
最期にはその世界そのものを破壊してしまうのであった
あれ、これどこかで見たような……

211 :
>>210
イデオン

212 :
グレンキャノンもだ!
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm923958

213 :
「とある飛空士への恋歌」に自衛隊が介入するとこうなる - ニコニコ動画:GINZA
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23066704
このシリーズウケるw

214 :
しかし、沢山アイディア出ているのに、なかなか連載までいかないねここ
とりあえずで良いから書いてみてはどうだろうか?
冒頭だけでもワクワクしてくるのに色々と勿体ない

215 :
>>214
アイデアを出すのは簡単なんだがそれで文章に起こすとなると難易度が跳ね上がるんだよなあ

216 :
>>214
ネタだけなら曖昧なの含めてこんなのあったぜ。
・他国を潰して印象最悪の日本と自衛隊に悩む『戦う広報』
・装備評価試験隊が転移、が、極秘試験のため他国の補給基地ごと。
・石油が国内から涌き出すが引き換えに東北と北海道の穀倉地帯全滅
さあ文章化は任せた!

217 :
前にネタだけ振った「帝国時代の勢力圏ごと転移」はいつか真面目にやりたいと思ってる
あとは……
・日本でビジネスマンしてるエルフさんの日常
・日本転移に巻き込まれた在日米軍一般兵の憂鬱
・日本転移のどさくさで本土から「振り落とされた」少年、目を覚ませばそこは本土が転移した地点から大陸挟んで西の果て
生きて祖国の土を踏むため、隣のあの子に告るため……今、少年の冒険が始まる!
さあ遠慮なく使っていいぞ!さあ!さあ!

218 :
お、そうだな(書くとは言っていない)

219 :
要するに俺を含め皆、ネタはあっても文才がないから書けないんよねぇ・・・。
それを思うと書ける人がうらやましい。
で、ネタだけんど
・日本転移により、新しく隣国になったとある国。
色々あってその国のインフラ整備に協力することになった日本。
「道路や橋を作らなきゃ」

建設業者大張切り。(国内が飽和のため)

やりすぎて、普通の吊橋にするつもりが、某レインボーな橋に。

現地住民びっくり仰天&「日本を敵に回すなんて!」論高まる。
さっきも言ったが、文才無いから文章化できないけどね

220 :
必要なのは、文章力より根性だと思う。
資料を集め、話を作り、続きを書く。
文才がなくても連載を始め、達成した頃には文章も上手くなっている人はいるからな。
「書きたい」や「明日から」が書けない人間の限界なのだ。
自分もプロットは考えても、いざとなると細かい描写まで書くのが面倒。
結局のところ、書けない最大の壁は「面倒」に尽きると思う。書ける人は越えている。

221 :
そうですねー・・・異空人イクウビトを書いているときは、武器の種類や戦術のうんちくを考えるよりも、とりあえずヘリで敵を吹っ飛ばしたとか、密集陣形の所にバカスが砲撃ぶちかましましたとかシンプルな考えで書いております。
だから、迫撃砲の種類とか銃火器の種類とか全然頭にありません。
とりあえず、ググって、自衛隊が装備しているらしい、それっぽい装備の名前を書いて、異世界の敵に対してぶっぱなす、すごく簡単でよいと思います。
個人的には書いていて楽しいから書くので、基本自己満足していないと量を書けないと思います。
もちろん他の方が書かれた作品を参考にしたり、この武器かっこいい、一体何だろう何に使うんだろうと気まぐれで調べる程度の事はしておりますが・・・。
浜松春日さんや石動さんみたいな、レベルの高い文章を書けたらそりゃ、気持ち良いかもしれないけども、別にプロを目指しているわけではないし、このスレッドの皆と楽しく話せたらそれでよいと思うのです。
私は、他の皆さんが出したアイディアの作品を見てみたいなぁ・・・と思います。きっと楽しいと思いますから!

222 :
まあ兵器や戦闘が主題じゃなきゃその程度でもいいでしょ
イージス艦TSUEEEEとかやりたきゃ500km先の敵機を察知して100km切ったところでSM-2を撃って〜とかやるけど
そうでなきゃ描写が面倒だしワンパターンだしで面白くなくなりがち
使者送ったら使者が殺されたから報復で都市国家滅ぼしたと一言で済ますのは斬新だった

223 :
そのぐらいシンプルでいいんだよ。じゃないと敷居が高過ぎる

224 :
>>222
無駄に凝った演出で延々と日本人をなぶり殺しておいて、倒されるのは一瞬、もしくは、大損害を与えるも中途半端なところで表面上和解、実は全然反省していない・・・・みたいな展開だとリアルではあるかもしれないけど面白くは無いかなぁ・・と個人的に思いますね。
とりあえず、都市国家は一行で潰れても問題ないと思います。

225 :
昔理想郷にあった1話か2話で止まった
「現代日本のとある企業の研究所が『過去の並行世界の日本(地球)にゲートっぽいものを構築成功』、
現代各国には内緒で自衛隊・企業派遣でその並行世界を植民地化…」なSSあったけど
あれみたいな日本ホクホクなネタってどう?

226 :
>>225
そのSS、設定だけ見ると
まんまスーザン・プライスの「500年のトンネル」みたいだな

227 :
アウトブレイクカンパニーの方が近いぜよ

228 :
日本人が異世界人に殺される→死んでお詫びしろ自衛隊と騒ぐマスコミ
自衛隊が防衛で異世界人をR→自衛隊の虐殺行為に対してTV特集が組まれる。
交渉の為に自衛隊が護衛任務で外地へ→侵略だ!!と大騒ぎ。
野放しの権力ってのは始末におえない。某作品じゃないけどクーデター後の方が書きやすいかもね。

229 :
そんなことやってもマスコミが今より無視されるだけだろ
第三の権力(笑)とか調子乗ってた時代もいまや昔

230 :
いきなり話が飛んだな
異世界に飛んだらマスコミの後ろ盾もなくなるし手のひら返して"進出"を肯定しそう

231 :
今マスコミが無視されてるなんて事実全くないけどな
民主党が政権とっちゃったみたいにまだ全然影響力強いよ
第三の権力ってのも全然笑い話ではない

232 :
>>228-
転移後、政権の座にある保守政党が『国際社会』という監視の目が消失したのをいいことに、極右へと変貌。
国家(党)にとって不要・不都合な人間を「生きるに値しない命」として、口減らしを兼ねた大粛清を開始。
いまだに『栄光の大日本帝国軍』の夢を見る自衛隊幕僚監部も、それに便乗。
国民の監視を強化し、自身の権限を増大させたい警察組織は言わずもがな。
治安出動にかこつけて、反国家的な人物・組織への攻撃を行う。
マスコミは手の平を返したように大政翼賛的な報道を開始。
反抗した報道機関とその人間たちに対しては、血も凍るような最期が待っていた。
国家や自衛隊に非協力的な活動をする者は、更生施設という名の『売国奴絶滅収容所』に叩き込まれる。
NTUYは「俺たちの時代が来た」とホルホルするも、国家にとっては納税もせず愛国を喚く無職より、税金を納める在日企業の方が大事。
職業を提供すると偽って、ニート連中を強制労働施設に収容したり、強制徴農する。
農家は農業機械化するよりも、『奴隷』を働かせた方が安上がりだと認識しているので、当然のことながら国家に協力。
過酷な労働環境に根をあげて逃亡した者は、出稼ぎ外国人だろうが同じ日本人だろうが、容赦なく射殺。
異世界という海外に対しては、自衛隊派遣ではなく武器輸出といった形で戦争に干渉し、死の商人として利益を上げる。
さらに外貨獲得と麻薬汚染による国力低下を意図した、覚醒剤の輸出を大々的に行う。
決して覇権主義を振りかざすことなく、異世界の大国の影に隠れて、『悪の帝国』として君臨する日本。

というネタをなろうで書こうとか考えていたが、いまだ少しも書けましぇん。
「前時代的な封建主義や絶対王政の下、搾取される人民を解放すべく、自衛隊はさらなる軍拡が必要である」とかいう記事をのせるアカヒとか。
調子に乗りまくって部数を伸ばす3Kとか。低所得者層への支援として、従軍慰安婦の職業を紹介する市民団体とか。
書きたいネタは結構あんだけど。

233 :
>>232
怖いもの見たさで、その話読んでみたいけど、歴史上の大日本帝国もそこまで鬼畜だったのだろうか・・・。
いずれガタが生じて自壊しそうな気もするけど・・・。

奴隷で思い出したけど、よくF世界の悪の帝国が使役する妖魔の兵士たちは奴隷として使われているんかね?
ゴブリンみたいな奴らは、それこそ単純作業を延々とやらせれば良いのに・・。
使役可能な妖魔を利用すれば良いのに、わざわざ人間を捕まえて奴隷として利用するのは一体何故?
まあ、石動さんのオーク重装兵は、何か恐ろしそうなイメージがあるけどね、人間よりも筋力ありそうだし。
パワータイプの妖魔なら普通に兵士として利用できるけど、基本ゴブリンやコボルドって捨て駒だしなぁ・・・。

234 :
農業って奴隷より機械化したほうが安上がりじゃないのか

235 :
>使役可能な妖魔を利用すれば良いのに、わざわざ人間を捕まえて奴隷として利用するのは一体何故?
知能が低いので工事現場や鉱山である「意外と緻密で熟練が必要な肉体労働」に不向きだとか
爪や牙自体が脅威なので軍隊付きならまだしもただの見張りでは危険過ぎるとか
わざわざ百も二百も集めてから反乱起こされたら目もあてられない
大体どの作品でも自然状態のゴブリン(以下略)は一度にそんなにいないし

236 :
>怖いもの見たさ
元々、
「どうせ文明レベルが低い異世界に転移して自衛隊TSUEEEEするなら、北朝鮮や中国が腰を抜かすような残虐の限りをつくす日本のが面白いんじゃ」
「強い日本といっても、ネット右翼が夢想するような清廉潔白で強大な日本なんかじゃなく、自国民に対しても苛烈に振る舞うようになるのが現実的では」
とか考えて思いついたネタなんで。
自衛官が異世界で未知の性感染症に罹り、梅毒やHIVみたいに広まったら困るで、高給をエサに従軍慰安婦を募集するのも有り得ると思います。
>機械化したほうが安上がり
長期的に見ればそうなんだけど、農業機械の購入費や燃料費を考えると、人件費が激安な奴隷的労働者を用いた方が、短期的には安上がり……
そう考える農家の方が多いと思ったんで。

237 :
農業機械は雇用を生むけど奴隷は雇用を奪うからなあ
軍政ニッポンに脳ミソあるなら
国内に奴隷移入とかやんないと思うけど

238 :
まぁ、我が国には農漁業や中小製造業を主に外国人研修制度という・・・以下略

239 :
政治家は国際社会の監視があるから国民に苛烈にあたらないと言う発想に引いた。
いくらなんでもこんなことしておいて内乱が起きないと言うのもかなりご都合だし。
農家にしたっていくら安くともまともに働かない労働力をもらってもなぁ・・・反乱されたら如何するの。
ニートとはいえ、基本的な教育受けてる一般人だよ。
ミリオタだったりすればある程度の武器や罠なんかの知識があるし、複数集まったら反乱起こしても不思議は無い。
その対応に一々自衛隊や警察が見張るなら余計なコストが嵩むし、農家に武器を供給するならそこでもコストがかかる。
まあ、書くのは自由なんだろうけど、読みたくは無いな。

240 :
>雇用
大粛清によって見かけ上の雇用は増えます。
ユダヤ系の追放と虐殺によって、ナチスの規定する『ドイツ人』の雇用枠が増えたようなもんです。
もちろん、今までそれを専門としてきた人間の喪失により、日本の産業の技術レベルは低下。
さらに全体主義社会による閉塞感で国民の士気も低くなります。通常の国家なら。
日本人特有の長い物には巻かれろ的な思想から、「御上に逆らうよりも従った方が楽」という意識が蔓延。
独裁制を敷いた日本政府も、(政府に従順な)国民は決して飢えさせないように気を使います。
技能職関連においても、どうしようもなく反抗的な人間以外は抹殺しません。
政界と報道関係は地獄を見るでしょうが。
独裁政党にとって自党以外の政治家はいらないし、その他の政治団体も無用。
マスコミに関しては政府のスピーカーになる報道機関が一つだけあればいいので。

>外国人研修制度
そうなんですよねー。ぶっちゃけ、真っ当な留学生はいまや日本なんかじゃなくて、アメリカや欧州に行ってるみたいですし。
移民云々以前に、中国あたりから研修生という名の、3Kな仕事をする『奴隷』を購入し続けんと、ヤバイんじゃないのとか思ってます。
で、異世界転移によって発展途上国から『奴隷』を得られなくなった日本政府が何をするか……

241 :
農家ならここにいるぞ。
そんなに人の職業を鬼畜したいんか!?

242 :
>>240
既存の法律無視して大暴走した政府を長いものとは認めないと思いますが。
御忘れのようですが、日本人は不公平であれば普通にお上に逆らいます。
例としては学生運動に大正デモクラシー、江戸時代にも度々一揆や打ちこわしが行われています。
つーか、憲法すら無視するような政府なんて普通は信用できません。
それも基本的人権関連の無視なんて。
選挙したら絶対に勝てないので、選挙停止でもしないと政権維持できませんよ、それ。
如何あがいても治安悪化は避けられませんね。

243 :
>>240
俺は見たいよそういう作品、今まで見てきた作品での日本や自衛隊はみな聖人君子みたいなのばっかりだったからな
窮地に陥って、欲が出た、そういう人間を見てみたい

244 :
>国際社会の監視があるから国民に苛烈にあたらないと言う発想に引いた
すいません!不快な思いにさせてしまって。
しかしアレコレ文句をつけてくる『外国という他者』が存在しなくなったら、政府がどんな態度を取るか未知数だと思うんですよ。
小の虫を殺して大の虫を生かすのごとく、日本全体の為に、各種資源節約と不穏分子抹殺を兼ねた粛清やるんじゃないかなと。

245 :
実際日本がどっか異世界に転移したとしてそこでどうなるかなんて俺達じゃ分からんわけで
こうなると予想したのならそれを書けばいいと思う、「そんな事になるわけない」なんて分からないんだから

246 :
ディストピアにもっていくまでの背景とか過程を描くのが作者の力量なのかと。
だましすかし、なし崩し……その反動をどう抑えこむのか、とか。

247 :
>>245
まあ、道理だね。
余程の理由じゃないとちょっと納得できそうに無いけど。
納得できないなら私が読まなければいいだけの話だし。
ID:OalC1+v1へ
実際に書いて発表したら多分もっときつい感想来ると思うから、その辺は覚悟した方がいいと思う。
カッチリ理由作って納得させるか、「こうなった理由?そんなこと俺が知るか!」とぶん投げるか、文句言う奴は無視するか・・・
まあ、がんばれ。

248 :
>日本や自衛隊はみな聖人君子みたい
はい。ゲートやThe Islands War、ルーントルーパーズといった有名どころはもちろん、なろう等にある自衛隊×異世界な作品では、
『野蛮な異世界人とその軍隊』に対し、『人道的に振る舞う日本や自衛隊』って対比が多く、自分もそういった描写は好きなんですが……
現実であれだけイジメが横行し、自殺が多発している自衛隊が未知の異世界で戦争をやらされたら、
末端の自衛官は戦地でひっそりと『憂さ晴らし』をするのではないか……そう思ったりするんですよ。
サマーワでは、いかにも『住民と打ち解けた自衛隊』ってのがネットのあちこちにありますけど、
あれはあくまで人道復興支援でしたし、米軍というイラクを荒らしまくった『ヒール』がいましたし。

>>247
ありがとうございます。
「書きたい、書いてみたい」とは散々言っているものの、未だネタを適当に書き連ねているだけで、
本文はまるで書いておらず、設定にも穴が多いので、SSを書くのはまだまだ先になるでしょうけど。

249 :
現代の俺らがそんな野蛮に走るかよって反発があるだろうから
転移前の歴史から改変するとマイルドになると思うけど
例えば日本民主主義人民共和国にするとか

250 :
日本には天皇制システムがあるから完全な独裁政党もできないようになってるからなぁ
強引にこれを排除しようとすると国家の玉を失って国賊まっしぐらだし
だから左翼は国民の手で天皇制を止めさせようと色々するわけで
いじめや自殺なんてどこの軍隊や社会も持っている問題をさも自衛隊だけ酷いみたいに書くのはいかがなものか

251 :
内部に虐めがある高校野球部がストレス溜めたまま甲子園に出場しても、
別に地獄甲子園にはならないしな〜
現実の延長として考えるのならば、むしろ軍法の未整備やメンタルヘルス維持に対する知見不足から、
「どうしてこうなった」的な状況悪化の積み重ねによる現地治安の悪化の方が説得力があると思われ

252 :
>>250
ひどいというのは某南シナにある半島国家のことだと思うが

253 :
長期間放置&こんな時間に登場、あまりにも久しぶり過ぎて、覚えてない人の方が大多数
『そらのいくさ』を書いてた人です。
一時期分家のほうに投下していたのですが、分家の方もリアル事情やらなんやらで離れてまして……
ただ、今回復活の見込みが付いたんで、復活記念にちょっとした外伝を本スレに投下しようと
思った次第であります。
ただ、『リメイク後』の作品予定でして、あと、思ったより分量が増えちゃったなー
って感じなので、何度かに分けて投下したいと思います。
ほら、初めて読むかたとかいるだろうし、あとリメイク後の作中設定に準じていますので作中で
色々と説明必要だろうと思って継ぎ足したら……。
と言う訳で外伝本スレ投下開始は30日から! のつもりです。予告でしたー
ちなみにリメイク前はこんな感じの作品
WW3勃発 →中国の核ミサイルが日本本土に着弾する寸前赤いオーロラに包まれ異世界に転移!
人類の生存領域が『地底』『地上』『雲海』の3つな世界に転移!
色々あって不幸にもロシア級の領土を持つ地上の連合国家VS日本に!
瘴気が渦巻き、魔物が跋扈する不毛の大地、魔界が有ったりするよ!
リメイク後はこんな感じです。
WW3勃発 →中国の核ミサイルが日本本土に着弾する前に異世界の列島と『入れ替わり!』
転移後も東北地方太平洋側、海上200メートル地点で今も光り輝く赤いオーロラによって旧世界とつながり続ける日本!
(ちなみに入れ替わった列島は石油をはじめ資源が出る模様、中国軍が侵攻を画策中、日本側も新たな領土? 的な列島を手にする?)
人類の生存領域が『地底』『地上』『雲海』! 
瘴気が渦巻き、魔物が跋扈する不毛の大地、魔界とそこに住む瘴気に対応した人種――魔族。
自重を魔法の力で支えることで際限のない巨大化を手にした巨大生物たちの楽園、大森林。
旧世界のWW3とかかわりながら新世界の脅威の世界とおっかなびっくりでかかわっていく!
そして『不幸』が発生して……?

254 :
>>250
自衛隊でいじめっていうと海自の方が構造的・体質的にあるようだから、やるとしたら海自なんだろうけど…海自がどうやって憂さ晴らしをするのか?って割りと思う
日本の病巣とか悪意だと思ってるところを肥大化させて異界でドーンというのは分からなくもない。関係ないけど創竜伝、そこそこ好きではあったよ!
>>253
予告乙ー

255 :
遅筆作家のファンとはね…お気の毒に。
そんな私は佐藤大輔のファン。

256 :
棄民政策くらいはやりそうなものだが。

257 :
>>254
不審漁船を見かけたら即撃沈していやあ向こうじゃこんなことできなかったとニッコリ
海上保安庁だこれ

258 :
創竜伝、あの中で現与党モデルの悪徳政治家の悪いところやらを、現野党の革新政治家が見せてたりするからどうしようもない。
まあそういうこと。
>>257
銃撃戦したいがために海保に入った人とかきっと多くないし()

259 :
>>254
海自「ひゃっはー!海賊だなぁ?立検させろ!」
海保「ヒャッハー!海賊だなぁ?臨検させろ!」
こうか?

260 :
>>253
予告乙です!全裸待機するしかないですな、これは
つか分家は管理人仕事しろよ……
>>256
実際棄民政策はやるんじゃない?
満州国ばりに開拓団送り込んで開発&景気の起爆剤化しようとしたり

261 :
>>253
はやく読ませてくれぇ……楽しみにしてます。

専守防衛や反戦・平和主義にとらわれることなく、というか倫理観をぶっちぎってフルパワーで暴れる自衛隊が見たい。
極右政権下ならスムーズにそうできるんじゃと考えたが……うーん、保守政党(政権)にクーデターまがいのことさせるのは無理があるか。やっぱり無難に
「右傾化(笑)の果てに、専守防衛の破棄と軍拡、ナショナリズムと愛国心を全面に出す極右政党が台頭。日本国民自身が選挙でその政党を政権の座に」
という風にした方がいいか……戦前の軍部の独走だって国民の支持ありきだったわけだし。

こんだけ書いといてなんですけど、あんまり自衛隊を酷く書くのも心情的にどうなのよ、ってのもあります。
勧善懲悪で弱きを助け強気を挫くの方がすっきりするし。普通に私自身も、悪い大国に脅かされる良い小国を日本が助ける、という方が気持ちよく読めますから。
αナンバーズがBETAをボコボコにして鬱クラッシュするクロスSSが好きなんで、そんな風に
「魔物の軍勢により滅亡の際にある絶望的な状態のF世界を、日本や自衛隊が救う」
って話が読みたいです……

>日本には天皇制システムがあるから
極右政権も一党独裁制へ移行するとはいえ、その権威を天皇によって保障される『幕府』になる気である、とは設定しています。

まあ要は『小うるさいマスコミや左派を黙らせて、大暴れする自衛隊』が読みたい/書きたいんですが。
自衛隊や公安調査庁を魔改造強化するにも程々にしないと。
陸自 「戦闘ヘリ1000機! 戦車は3000両! 砲は6000門だ!」
海自 「イージス艦は50隻! 当然、機動艦隊に戦略原潜も持つぞ!」
空自 「ステルス戦闘機のF-3を200機! ステルス戦闘攻撃機のF-35は300機だ!」
海保 「不審船は機関砲で蜂の巣にしてやる! 手こずるようなら76mm速射砲で木端微塵!」
公安 「国内の会話も通信も24時間監視して、怪しい奴はみんな拷問! 暗殺もガンガンやるぞ!」
警察 「反国家的な奴は全員しょっ引いて豚箱行き! 機動隊も準軍事組織としてAFVを装備させるぞ!」

262 :
申し訳ないが完成した瞬間に国家財政が破綻する軍備増強計画はNG

263 :
戦車は3000両もいらんな
欲張っても精々1000両弱もあればいい

264 :
きっと半分くらいトヨタとかホンダ製の戦車もどきなんだよ!
警察くんと公安くん、いちばん過労死しそう(小並感)

265 :
ちなみに戦前でも、明治神宮競技場での学徒出陣壮行会の場でうっかり
「あんな首相(当時の東條首相)で大丈夫かいな?」
と周りにぼやいた人がいたけど、憲兵には
「お前、時と場所考えてモノ言えよな」的な説教受けただけで帰してくれたそうな
戦前でも組織活動とか周囲の煽動してない限りは、取り締まりは割と温かったそうな

266 :
奴隷制農業とか効率悪すぎて検討するにも値せんよ
逃がさないように監視するための手段やらコストも無駄にかかるしいいとこ一つもない

267 :
現代の奴隷は経済的要因から逃亡できないけどね。

268 :
>>242
内容に異論はないんだけど突っ込みだけ
一揆やら打ちこわしって戦国期を除けば大半は今想像されてるようなもんでは全然ないで
一揆っても大抵は人数集めて請願するだけの大人しいもんだしせいぜい抗議デモレベル
お上もきつい罰与えるようなことはほぼなかったみたいだし平和なもんよ
打ちこわしにしても打ち壊す蔵から人どけてきっちりそこだけ壊すようなのばっか
火事なし死人なし盗みなしってのが大半
>>248
それでも海外の軍隊に比べるとスゲー大人しいレベルなんだよなぁ

269 :
外部に対して過激である為に国民に対して苛烈に振る舞うようになる必要は特にないよな
大英帝国なんかがいい例。
それにNKVDやSSみたいな党に対して忠誠をつくす組織のない日本で大粛清を実行するのは難しいと思うの
>>232みたいに自衛隊や警察の上層部が軒並み頭おかしいとしても、その構成員には粛清に対して批判的な人間が
かなり含まれてるはずで、本気で粛清を実行するならばそいつらをパージする必要が出てくる。
結果として組織がガタガタになる。
そもそも監視国家って国民の監視と反乱分子の粛清という統治を維持する以外にはあまり役に立たん要素に無茶苦茶大きなリソースを
割く必要があるので、あんまり効率的な体制とは言いづらいんよ。

270 :
某半島の北半分みたいな極端な独裁国家が自壊しないのは、国家の監視が厳しいからというだけじゃなく
国民が「でも、今よりもっと酷くなるかもしれない」という変化に対する恐怖感を根っこで共有しているからだという。
転移先で、選挙権どころか人権すらあやしい連中に囲まれており、このまま無資源の状態が続けば近い将来の
生活の保証もないという状況を理解したら、わりと簡単に政府の強権化や軍事力を背景にした海外進出を
認めちゃうと思うんだ。

271 :
>>261
とりあえず誰と戦うつもりなんだい?

272 :
>>192を書いた者です。
「最初に滅ぼされたあの都市国家の領主が、自衛隊員に自らの疑問をぶつける場面」は、どうやら書いていただけないようなので、自分で書いてみました。

「ヨーイ」。聞き馴れぬ言葉と共に、隊長らしき者が片手を上げる。それが合図だったらしく、兵士たちが、あの奇妙な杖を自分に向けた。
 後は次の合図で、あの夜見たように、杖先が火を吹き、何かが自分の身体を貫くのだろう。
「くっ!」。悔しさに、滅ぼされたこの国の『元』国王、エルマン・ヴェイヤールは唇を噛んだ。「なすすべもなく処刑されること」にではない。「納得がいかないこと」に対してである。
 実際、彼はどうしても納得がいかなかった。なぜこいつらは、これほどの力を持ちながら……。
「ま、待て!」。気づいた時、彼の唇は、意に反して言葉を刻んでいた。
 その言葉に、「隊長」は、上げていた腕を降ろし、彼に近づく。その目には、明らかな軽蔑の色が有った。
「死ニタクナイト?」。たった一言だったが、その言葉には、呆れるほど侮蔑の感情が込められていた。その「侮蔑」に、エルマンが激昂して叫ぶ。
「ふざけるな! 今さら命乞いなどせぬ!」
「…デハ、何ダ?」
「……答えろ……。お前たち、なぜこれほどの力が有りながら、我が国に使者を送ったりした? なぜいきなり、攻めて来なかった? 我が国を容易く滅ぼせるだけの力を持ちながら、なぜ交渉などしようとした?!」
 その言葉が「隊長」に及ぼした影響は劇的であった。今までの怒りと侮蔑の表情が、驚愕のそれへと変わり、次いで、呆れと憐れみと言うべきものに変わる。彼が背後を振り返ると、部下たちも皆、同じ表情を浮かべていた。
 あらためてエルマンに向き直る隊長。その口から出た言葉は、エルマン自身にとって、まったく予想外のものであった。
「…我々ハ、無益ナ争イハ嫌イダ。不必要ナ戦イナド、シタクハナイ」
「……何だと!」。生涯でこれまで経験したことの無いほどの驚きが、エルマンの脳裏を駆けめぐる。
「お前たちは……これほどの力を持ちながら、戦いが嫌いだと言うのか?!」
「ソウダ」
「……まさか!……勝てると判っていてさえ、戦いたくないと言うのか?!」
「ソウダ」
「戦うのが嫌だから……我が国に使者を送ったと言うのか?!」
「ソノ通リダ」
「馬鹿な! 『戦うのは嫌い』だなど、弱い者の言葉だ! 交渉など、弱い者のすることだ! 強ければ、戦いを嫌うはずがないのだ! 勝てると判っていて戦わない者など、居るはずがないのだ!
 強い国は、弱い国を叩き潰すだけだ! 強い国が弱い国と、交渉などするはずがないのだ!」
 彼にとっての『常識』を、叩き付けるエルマン。しかしその言葉にも、「隊長」や部下たちは動じない。
「……オ前ト、考エ方ノ違ウ者ガ、居ナイト思ッテイタノカ?」
「…何?!」。「隊長」の言葉に、唖然とする。
 そう、彼はこの時、ようやく気づかされたのだった。この世には、自分とは考え方の違う相手が居ることを。自分が当たり前と思っていたことが、目の前の男たちにはそうでないことを。
「……解ッタヨウダナ……。話ハココマデダ、死ヌガイイ」
 数歩下がると、隊長は再び腕を上げ、振り下ろす。轟音と共に、突き刺されたような痛みが、エルマンの全身を貫いた。『元』国王、エルマン・ヴェイヤールは、激しい後悔と自責にさいなまれながら、この世から消えたのだった。

273 :
>>269
まともな国民をいじめる必要はないけど、マスゴミやサヨクを始末しないと自衛隊は安心して戦えないと思う。

274 :
わざわざ自衛隊を暴走させなくてもアメリカ軍でイイじゃんという
自衛隊は怪獣退治や災害派遣してるのが似合うよ

275 :
非道な日本を書きたいなら単純に追い詰められればいいんじゃないかな
食料危機で餓死者がでたりするようなどうしょうもない閉塞感と絶望感を社会に持たせるとか
その状態になるとマスコミも自分達が生き残るために国民の戦意を煽り立ててくるだろうし
腹いっぱいなら皆紳士的に振る舞うけど腹が減ったら攻撃的になるんやで

276 :
にし○さとるっぽい

277 :
>>274
アメリカ軍にしたってやりたくて残虐行為をすることはないかもよ。
「向こうがこっちの考えを理解しなら、向こうが分かりやすい戦いをするだけです!」みたいな。

278 :
>>248
物語りは唐突にとか昔は苦手だったけど、今は人間味が出ているようで好きになっている

279 :
尊厳と飯がなくなれば人間いろいろどうでもよくなるって親戚の爺ちゃん言ってたわ
日本と自衛隊がそうなったらどうなるのか、人間優しくできるのは余裕があるときだけだからね

280 :
ぶっちゃけ自衛隊を暴走させるぐらいなら第二次大戦時代のアメリカやソ連を送り込んだ方が楽だしな
説得力的な意味で

281 :
ハワイ移民 (砂糖キビプランテーション)
南米移民 (ジャングルでマラリヤ)
満蒙開拓団 (荒野の馬賊)
北海道開拓団 (雪と熊)
地上の楽園 (北朝鮮)
さぁ、好きなのを選ぶと良い。

282 :
>>272
投下乙です。
この時初めて気づいたということは、少なくともこの国の周辺では、自国以上の軍事力を持つ国も、イデオロギーが異なる国も存在しなかったのか。

>>271
>誰と戦うつもりなんだい
そりゃもうF世界の国々に片っ端から戦争しかけて、世界征服するためですよ……というのは冗談です。
>>232で書いたネタの日本は>>261のアホみたいな軍拡はしませんし、F世界でも積極的に戦争する気はないです。(もう一度“満州”をつくる可能性はありますが)
精々、空自はF-15JとF-2が全機近代化改修済みで、F-35の調達数は50機以上70機未満。i3FIGHTERとかはまったく無いです。
陸自は戦車や砲の数を維持しつつ、正面火力の重視よりも兵站を重視。一方で12式SSMの射程が巡航ミサイル並になってますけど。
海自はイージス艦が8隻になってて、いずも型の2番艦も就役済みって程度。それとP-1哨戒機が大量に配備されてるってくらいかなあ。
あとは地味に有事法制をしっかり整え、ROEも大幅に見直されて、“戦いやすい”ようになってる設定ですが。
そして9条はしっかり残ってます。が、これは極右政権のキチガイ振りを表現する為、内閣総理大臣に、
「我が国は憲法第9条によって交戦権を有さない。よって宣戦布告の義務も持たない。これは積極的平和主義に基づく、積極的な自衛権行使の一環である」
とか言わせて、F世界の国に奇襲攻撃させたいという意図があるんですけど。
内政においては、北朝鮮よろしく公開処刑等の大っぴらな見せしめはしませんが、極右政権の政敵が片っ端から国策逮捕されたりしてます。
あとは政府を批判するマスコミの要人や在野の思想家・運動家が軒並み“行方不明”になっていたりと、寒気がするようなことをやっています。

283 :
外部に向かって暴走するのはまだ分かるんだが
大粛清始めるのは完全にキの字だよな。

284 :
>>272
おおっと、まさかの二次創作とは、投稿お疲れ様です。
しかし、うむむ、これだけ書けるのならば一次創作いけるのでは?連載作品が増えれば活性化に繋がると思いますよー!
今書いている方は私と、石動さんと、前スレでSS投下してくれた方くらいしかいませんし・・・。
>>282
異空人イクウビトでは、色んな種類の人種の国が点在しているので、全てが全てこういう価値観ではないと思いますね。
ソラビトみたいな好奇心旺盛で温厚な種族も居れば、リクビトが収めるこのDQN国みたいな帝国主義な連中もいるのです。
ちなみに、自衛隊側は日本国民に詳細は伝えておりません、王族ならび貴族らは、城塞を攻撃したときに「戦死した」と、だけ伝えております。
相当言い訳じみたやり方で公開処刑まがいの事をやらかしておりますがw
結構要望が多いので検討してみようかな・・この話・・・・でも、とりあえず未定という事でw
なんか、展開的になろうの新しき世界でシリーズの二番煎じになりそうな気がしてきました。(汗
ネームドキャラクターが最近増えてきている気がしますが、特定の主人公は作るつもりは無かったりします。しいて言えば、西本教授

285 :
>>276
というかもう本人にしか見えない

286 :
私はなろうで異世界人に親でも殺されたのかって感想を書いてるに〇なさとるでもなければ、島戦争掲示板のペル〇ウスでもないです。念のため。

287 :
正直、もう区別して扱う必要がないレベル

288 :
そんなことよりサメの話しようぜ。
体長200m以上の異世界鮫vs海上自衛隊。
異世界鮫は人間並みに頭がよく、鮫肌は硬い装甲になってる。
まあHEAT弾頭の魚雷なら楽勝かもしれないけど。

289 :
まあ、あれだよ作品投下して設定を垂れ流すのはいいけど
妄想を垂れ流すのは止めろよってことだよ

290 :
SSも書かずにオナニー丸出しの設定やネタ羅列するだけで、スレを荒らしてしまいすいません。
自分のせいで不快になった方々、申し訳ありませんでした。以後は自粛します。

291 :
僕は設定やネタ羅列も好きだよ。
そういう小さな種がいくつも並んで、そこから新しい物語が始まるんだ。

それじゃあ、僕から一つ。

『彼らが最初共産主義者を攻撃したとき』
マルティン・ニーメラー
 ニーメラーは、ナチズムに抵抗して強制収容所に入れられたプロテスタントの牧師である。 

 彼らが最初共産主義者を攻撃したとき、
 私は声を上げなかった、
 私は共産主義者ではなかったから。

 それから彼らが社会主義者を攻撃したとき、
 私は声を上げなかった、
 私は社会主義者ではなかったから。

 それから彼らが労働組合員を攻撃したとき、
 私は声を上げなかった、
 私は労働組合員ではなかったから。

 それから彼らがユダヤ人を攻撃したとき、
 私は声を上げなかった、
 私はユダヤ人ではなかったから。

 それから彼らがカトリックを攻撃したとき、
 私は声を上げなかった、
 私はカトリックではなかったから。

 それから彼らが私を攻撃したとき、
 私のために声を上げられる人は残っていなかった。
 

292 :
>>274
ぶっちゃけて汚れ役というか
実際歴史的にやらかしている朝鮮人でよくね?

293 :
なんか残念な気がしますが、お疲れ様です。
とりあえず、そろそろ私も次話を投稿しないと・・・・それとも、そろそろエターナルんでしょうか・・・。
地道にコツコツ書いているけど、ふと、これ、自衛隊あんまり関係なくね?と削除した話も結構多かったり。
まぁ、西本教授絡みの事ですけどねーw 海賊退治や不法入国しようと渡ってくる船の取り締まりとか、自衛隊と言うよりも海上保安庁の仕事だし・・・うーむ。
在日のソラビトとウミビトの絡みとか、異世界の国々に出回っている日本の製品とか、話書きたいけど自衛隊関係ないし・・・。
新しい連載作品投下されないかなぁ・・・・ところで、石動さんマダー(ちんちん

294 :
>>288
自走銛という名の有線誘導魚雷を装備した捕鯨船団ならぬ捕鮫艦隊が見えた。
かまぼこ何トンくらい作れるかな

295 :
俺は読んでみたいけどね。ウザいブサヨ始末して平和主義とか無視して、異世界侵略しまくる日本。

296 :
内容は別にどうでもいい。
作品投下しないで設定だけ書いてたのが問題なんでしょ。
ただのネタ振りならともかく、黒歴史ノートさらけ出すようマネされても困る。
作品書き上がってから来てくれ。

>>294
ああそうか、鮫肉って練り物にすんだったね。
F世界に人間と同じ知能で会話もできる牛や豚(猪?)とかが生息してたらどうすんだろ・・・

297 :
>>282
そう、周辺で最強の国だったからこそ、こんな傲慢な考え方をすることが出来たのだと、思って良いでしょう。
もっとも、周囲の国すべてを敵に回せば滅ぼされることは、さすがに解っていたようですが。

298 :
>>297
立地条件、兵士の質、防衛設備の充実などから、大陸の中でも結構強い方だったと思います、ただし、連合を組まれたりすると割とあっさり落ちそうな気もします。(ただし、双方ボロボロになる事間違いなしですが
実際魔法がある分、地球の青銅器時代よりも戦闘が激しいですからねぇ、ただ、この大陸は昔に比べて魔力が薄いので、戦闘可能なレベルまで鉱物器官いわゆる魔石が体内で育たないので、魔法を使える人は結構少なかったりします。
設定を詰め過ぎると、かえって書きづらくなってしまうので、結構適当だったのですが、とりあえず、命を投げ出して使う個人レベル最強の魔法で大型迫撃砲1発分と仮定しておきます。
ファーストコンタクトが他の国だったら、ここまで酷い応対はしなかったかもですが、やはり、ぽっと出の変な国と言う認識は変わらないかもですね。
あと、異空人イクウビト(仮 では、対人戦よりも、対魔物戦を多めにしたいなぁ、と、思っています。
ただ単に、心理戦の描写や自衛隊の知識が不足していると言う理由もありますが、会話がろくに通じない獣なら、割と簡単に武力行使できそうなので・・・。
次話の構想が中々練りあがらない・・・新資源発見の流れ再びでも、良いのかな?

299 :
西本教授&自衛隊の人同伴でのウルスラ&ミーティアさんの記者会見とかどうですかね?
「この世界にはこういう人たちがいますよ」ということを国民に報せるためにセッティングされた記者会見
そこでマスコミの無遠慮な質問に困惑したり腹を立てたりする二人、それを必死にフォローする
教授と自衛隊の人
「ウルスラさんは日本語に堪能とお聞きしましたが、博多弁はどうでしょうか?」
「ハカタベン、ですか? え、えーっと…」
「あー時間が限られてますので回答に時間のかかる質問はご遠慮ください(このバカ記者何考えてんだ…)」

300 :
F世界ってやっぱショボくないとダメだな
エルフとかいうチート種族なんて相当弱体化させないと出せない

301 :
チート存在が出てきても困るが、それ以前に日本丸ごと転移の場合、燃料と食料を今現在と同レベルで賄えるようにせんと。
散々このスレで語られてきたが、そうしないと自衛隊が異世界で戦う前に、本気で日本が北朝鮮みたいなことになる。
ソ連や中華、あるいはカンボジアみたいに自国民のジェノサイドやるか、F世界の空いてる土地に棄民するかの二択になっちゃう。

302 :
なんつーかもう資源足りないだろ生産間に合わないだろの話は食傷気味で暫くノーサンキューな気分。

303 :
さんざん言われた話だからな
結局は「こまけぇことはいいんだよ!」でごり押しして乗り切るしかない(作者が)てのはもうはっきりしてる
あとはどこまで面の皮装甲を増量できるかだ

304 :
統制しちまえばぶっちゃけ生きる分には確保できるべ
その政治的決断を早期にできるかというと怪しいが

305 :
>>300
しかしF世界には発展しててもらわないと、日本に輸出してもらう余剰資源の量が・・・
中世レベルの生産力ではとても日本の需要は満たせないからチートで下駄はかしとかんと。

306 :
現実世界でもF世界でも、現実の力を揮うからには現実の制約が付いて回るからな
せめて二十年から三十年は自前の資源で国家を維持できないと文明再構築は待ったなし
最低限でも人口半減と化石燃料関係の高度技術は放棄だな、ゾッとするわ

307 :
http://www.gotouchikaiju.com/
ゴジラから自衛隊Xファンタジーに入った者としては、オリジナル怪獣も映えると思うんだ。

>資源
ファンタジー世界の技術では、どうやっても倒せない大怪獣。
それを自衛隊が退治して、その死骸を売りさばくというのはどうでしょう?
炎を吐く怪獣なら火力発電所で使えるかもだし、F世界にとってもわかりやすい成果だし。

308 :
少なくとも日本人絶滅ってことはないんじゃないかな?
ただ、その人口も規模も異世界レベルに低下するだろうけど・・・・ロストテクノロジーだらけになるなぁ。
一応異世界よりも科学力が進んでいるアドバンテージはあるけど、盛り返すのに何世紀かかるのやら・・・。

309 :
科学が主で、魔術・魔法が従にきてる世界観はアリ?ナシ?
魔導師は歩兵の直協火力支援ポジションで軍の編成に取り込まれてる感じにすれば自衛隊ともいい勝負するんじゃない?

310 :
それくらい自分で考えたまえ!

でも、コンピュータのような複雑な機械の代わりに魔法を使い、結果として自衛隊レベルの性能を発揮する機会というのは、ありかも知れない。
その機械の製造方法も、手作りと言えそうな事で作るとか。

311 :
兵器と軍事関連の工場を除いた中東諸国とアメリカがまるごと日本と一緒に転移すれば全て解決

312 :
イスラム教VS現地宗教の仁義無き戦い
キリスト教もあるよ!

313 :
>>283
むしろ、「左」の字じゃまいか
大粛清の本家本元からして、分家庶流までひっくるめて

314 :
資源に関しては、転移の影響で国内から石油ドバーッでいいんじゃない?(適当)
石油あれば自衛隊動けるし、何より各産業の工場動かせるし、石油製品だって作れる。
そうすれば地球同様、工業製品輸出して食糧輸入できるし。
あとは七人の侍方式で、戦争かなんかで滅亡しそうなF世界の国が、
「我が国が対価を払えるような、困窮しているが戦争に強い国を異世界から呼ぼう」
って感じで日本を召喚。そのF世界の国には大規模な油田がありました、ってすればいい。

315 :
石油なし前提にされたら、自衛隊でどうこうする以前にサバイバルものにしかならん罠

316 :
ファンタジーなら、不思議な光線ビーでいいじゃないか?

317 :
原発の電力があれば水素電池とか石炭液化とか何とかできる技術が無いわけではないんだが。
どう考えてもインフラ整える前に備蓄が尽きるんだよな。
日本列島転移に樺太巻き込めば最低限の石油は確保できるかな?

318 :
もう石油ネタも飽きたよ。
いいアイディアがあれば自分の作品で見せてくれ。

学校の怪談VS自衛隊なら、エネルギー問題なしで書けるな。
でも、警察では対処できず治安出動じゃないとだめか。

319 :
石油問題はどこでもドア方式でいいんじゃないかな。
日本の某所が石油埋蔵地帯の地中と空間がねじれて繋がっている。
相手側にしてみれば知らないうちに埋蔵量が減っていくわけw

320 :
>>314
原油を船で海外から沿岸部に輸入が前提なので国内で石油ドバーは環境だけ考えても無理無茶無謀
更に露天掘りの石炭前提の産業は国内で自給なんて物理的に無理、具体的には面積と機材人材ノウハウ的に
備蓄を含めた国内資源は軟着陸的な既存文明放棄とF世界文明導入に全投入かな、地道な発想だと

321 :
最近やたら多い文明放棄連呼野郎はなんなんだ
前から居た気がせんでもないが

322 :
>既存文明放棄
そしたら自衛隊が活躍できないじゃないすか!

323 :
このスレ自衛隊がファンタジー世界で暴れんのが主旨だし。
あんまりTSUEEEEさせたり異世界ヘイトすんのもアレだけど。

324 :
このスレだとシミュレーションしたいわけじゃなく、エンタテイメントしたい住民の集まりだからね
そりゃ真面目に考えると文明放棄は避けられないけど、面白くもなんともない
無双されても「こんなん俺たちの貧乏くさい自衛隊と違う」って思うけど

325 :
もうこうなったら樺太を巻き込んだうえでオハ油田辺りをガワールとかブルガン級の異世界大油田につなげるしかないな
最低限の採掘設備さえ整ってりゃ大丈夫だろ

326 :
次元変換技術をものにした日本が、あちこちの油田から石油をネコババ!?

327 :
>>276 >>290
むしろ、>>272 のほうが にしな○る みたいだなペル○ウスとはちょっと違うようにも見えるが
特に異世界側が日本の言い分をあっさりと理解して後悔している所がそれっぽい、理解の外に居た連中の価値観を突き付けられても自責に苛まれる事なんてないだろ

328 :
>異世界側が日本の言い分をあっさりと理解して後悔している
島戦争でもあったが、違和感があったな
そうあっさり言いくるめられるようなら最初から戦わないだろうと

329 :
そこはそこ、勢いで見せるところだろ。
城の前でこっちの使者があいさつしていると、突然槍衾にされるとか。

見ず知らずの人とも助け合う精神がなくては、ちゃんと分かりあうなんてできないものなのか?

330 :
とにもかくにも時間が問題になるわけだ。
だったらいっそ、転移後のタイムラインを目いっぱい長く取ってしまえばいいんじゃないかな。
転移したあと一旦政府から何から崩壊して、大体100年くらいかけてどうにか元の水準に戻りました。
資源と食料は近くの大陸から一応自給できましたが、無理がたたって既に枯渇しつつあります。
ここ100年間の外部からの干渉は、距離が離れていたのでありませんでした。
このまま引きこもっているとジリ貧になるので外部との接触を試みましたって感じで。

331 :
例の人はいい加減作品を自由にしたいなら自分で書けよって思う
創作は作者のものであって読者のものじゃないんですよ

332 :
>>330
それ多分もう自衛隊が召喚されたではなくなってるよ

333 :
>>332
それは同意しとく。
これでも名前だけは残る(再統一後も日本国を名乗っていたり、軍の名前が相変わらず自衛隊だったり)かもしれないので、そこに賭けることにした。
それと、それなりにまともな方法で転移後の問題を解決する方法が他に考え付かなかった。
何かいい案はお持ちかな?

334 :
そもそも普通に考えたら大陸が転移してその惑星とくっつく時点でおかしい
そこをご都合主義にするんだからもうどうでもいいよ

335 :
地質的整合性って旧世界の物流途絶とは別次元の問題
ご都合主義を全問題に適用なんて面白くないじゃんか

336 :
資源問題は実質なあなあで済ませればいいで結論でてんのに
いつまでもうだうだ言うやつとそもそも転移がおかしいと言う莫迦がでてくるからややこしくなる
エンターテインメント求めてるんであって地球シミュレーション求めてる訳じゃないんだよ

337 :
そういえば地下だけは元の世界につながっている異世界転移とか考えたことがあったな

338 :
現実の力を揮うには云々かんぬん
まぁ正論には違いないんだけどねぇ
コレが人民解放軍スレなら問題ないんだけど、口減らしも侵略も

339 :
日本の自衛隊だってのを完全に忘れてるよねー

340 :
>>336
エンターテイメントにはなんとなくできそうな気がするぐらいのリアリティ(細かく精査すると問題山積み)が必要なんだよ。
そもそも謎の補給がある戦国自衛隊では納得できないからの日本転移だろうよ。

341 :
うむ
エンタメにリアリティ(≠リアル)は重要だ
異世界転移モノは宇宙ジャンルで例えるならハードSFよりはスペオペ寄りの方がやりやすい

342 :
>そもそも謎の補給がある戦国自衛隊
戦国自衛隊は物資切れとの戦いであることが小説でも漫画でも明記されていた。
自衛隊だけ転移した作品で「物資切れと共に以前よりは弱いがそれまでに工夫した
技術で何とかする」というのはあったかな。

343 :
『そらのいくさ』リメイク外伝を投下しまーす。
規制に引っ掛かったら困るので、少量ずつちょこちょこと投下していきますので
終わりまで時間がかかるかもしれません。
また、展開が遅い……と思われますので、
「展開がおせーよ」とか言われるかもしれません。日本側の活躍は少し先なので我慢していただければ
と思います。すいません。

344 :
 ―― そらのいくさ・外伝 ――
 光り輝くオーシャンブルーの海も、揺れる機内で長時間見ているといい加減飽きてくるのだと内陸出身の瀬戸内という男は学んだ。
 エンジンの轟音が響き渡る。バラバラバラと空気を切り裂く騒音。
CV−22オスプレイと呼ばれる機体。
かの有名な沖縄県で飛ぶオスプレイと同型にしてまったく機種の違う機体が空を飛ぶ。
かつての♂ォ縄の空を闊歩するそれが、海兵隊仕様のMV−22だとすれば、空軍特殊作戦仕様がCV−22だ。
よく墜落するという悪名はどっちかと言うと開発時の難航状態と最前線で特殊部隊と一緒にドンパチしまくっていたCV−22のせいだという声があったりするほどだ。
何しろ、MV−22は純粋に輸送機としての使用が圧倒的だったのに対し、
銃弾やロケット弾が飛び交う砂漠、あるいは市街地上空での作戦行動が圧倒的に多いのがCV−22であったからだ。
まぁ、考えてみれば『ベイブロウ』の愛称で親しまれてきた米軍特殊部隊の運用専門で使われてきたMH−53の『次(ネクスト)』なのだから、そういった部分は当たり前かもしれない。
そんな、CV−22がMV−22より落ちやすい≠ニ言った側面は……ある種否定できないのかもしれない。けれども……
『――オスプレイ≠ヘ危険である』
と言った声をあげる者達にとって、CだろうがMだろうが全部まとめて『オスプレイ』なのだから知ったこっちゃないのかもしれない。
そして、そんな機体の中でうるさいエンジンの轟音と騒音にいい加減イライラしてきたメンツにとっても
CとMの違いなど非常にどうでもいい。
ただ一つ、彼らは今日一つの事を思っていた。それはいたって単純。
『ヘリコプターだろうが、オスプレイだろうが、プロペラで飛ぶ飛行機はうるさい……』
ましてや、そんなオスプレイが2機ならんで飛んでいたら騒音も倍増されたように感じるだろう。
瀬戸内 昌(せとうち・あきら)もそんな偏見をこの日、身に着けてしまった人間の一人である。
彼は64式小銃再設計再生産セミオートモデルである『元禄民用型』を握りしめる。
新興の銃器メーカー、クロクロが権利を買い取り、生産しているこの『元禄』はクロクロ決死の販売攻勢によって日本国内に広まりつつあった。
そして今日、この日、オスプレイのキャビンの中にいる多くの人間がそれを握りしめていた。
4人の護衛対象と5人の護衛者たち。
いや、護衛者などとごまかすのはよそう。
日本初の政府公認のPMCの『日本特別警備機構』の社員たち、『特別警護要因5号警備員(スペシャルガード・オペレーター)』……要するに
金で動く兵士たち、傭兵である。
4人の護衛対象達。彼らの身分もまた、このオスプレイのキャビンに本来いることが不思議に思える人間たちである。
政権与党、自由主義者党こと、自主党幹部にして大物衆議院議員であり、自主党を3分する大派閥の一つ、田所閥に属する
小西 魁(こにし・さきがけ)
小西の第3秘書にして、孫娘であり新社会人1年目の
小西 智子(こにし・ともこ)
自主党と並ぶ政権与党にして、金魚の糞だのあるいは政教分離原則に反したカルト政党だのあるいは平和と良識の政党だのとまぁ
様々な人たちから良くも悪くもあーだこーだと言われる『正善党』……にべったりと噂される、いわゆる疑惑の外務官僚
渡辺 忠義(わたなべ・ただよし)
そして、渡辺と同じく外務官僚であり、同時に予算の無さと政治家の無関心、そして同類の組織が別にある事からまったくと言って仕事が殆ど評価されない&知られていない旧『国際情報統括官組織』を再編した『国情統括本部』に努める
松浦 壱岐(まつうら・いき)
小西2人組と外務官僚2人組と言うある種滑稽な風景。
そんな滑稽な風景になんだか、疲れを感じるのはオペレーター達の指揮官を務める瀬戸内だけだろうか?

345 :
騒音渦巻くCV−22のキャビン内。
小西が口を広げたのは瀬戸内がそんな疲れを感じ始めた頃のこと。
「さて、例の物体はまだですか――?」
優しげな小中学校教師……そんな印象を受けるメガネの壮年男性。それが小西魁の風貌だ。
「……さぁ、どう、でしょう?」
渡辺はヘラヘラと愛想笑いを浮かべ、以下にも媚び諂うタイプの人間に見える――もっともそれはあくまで、疑惑の外務官僚に
対する瀬戸内の第1印象でしかないのかもしれないが――というある意味失礼な印象を受ける笑顔を見せCV−22のエフィーに
その顔を向ける。
エフィーに対して、視線が問うている。「どうだ?」と。
陸上自衛隊の機上整備員(FE:エフィー)はその視線に対し特に何も感じないのか後どのくらいだと
きちんと答える。
瀬戸内はそんな陸上自衛官の生真面目さには思わず天を仰ぎたくなった。
用意周到動脈硬化な陸上自衛隊。
伝統遵守唯我独尊な海上自衛隊。
勇猛果敢支離滅裂な航空自衛隊。
生真面目な陸上自衛官のFEと違い空自出身の瀬戸内だったら今頃いやーな表情のひとつも一瞬くらい
やっていただろうなという意味不明な自信があった。
「例の……えーと、怪獣?」  「大魔獣です、おじx……先生」
智子の訂正。
しかし、新世界情勢にそれほど詳しくは無い瀬戸内にとって、
魔物と大魔獣の違いなんぞ、まったくといっていいほどよくわからない代物である。
クロクロのオペレーターを務めていながらも予備自衛官としても登録されている瀬戸内だったが、今のところ諸外国で予備役に該当する
予備自衛官の招集は陸自で限定的に行われている範囲である。
そして、それらは千葉県に集められている。
何故千葉県か? きわめて簡単だ。
旧世界の中国軍と対峙する為である。唯一陸上にて、旧世界とつながっている房総半島の一部分とはすでに道路や鉄道で旧世界の新列島と接続されている。
そんな事情があるにもかかわらず召集されないが故にこうして傭兵として新世界の大地を踏みしめる……。
果たして、それはラッキーなことなのか、それとも――。
「魔物と大魔獣の違いは我々にはあまりよくわかりませんが、現地においては明確な違い存在があります。
自重を魔法の力で支えた巨大生物を大魔獣。そうではない生き物で、魔界と現地で呼称される地域の生物を魔物と呼びます」
「そこがよくわかりませんな。自重を支える? 魔法で? よくわかりません」
「えーと……その、某空想科学何とかで書いてあった……という程度の知識しかわかりませんが、たとえば
日本映画が誇る怪獣王は体重が重すぎるが故に、立ち上がることもなく、つぶれて死ぬ……といわれているようです」
要するにそういった物理法則のあれやこれやから解放された生物。それが大魔獣。
だからこそ、巨大になれる。何処までも……。
考えてみれば、かのナマケモノもその祖先を辿って行くと8メートル近くはある巨大生物に行き着く。
何故、巨大になるのか。
それは単純、大きくなればなるほど肉食獣から身を守れる。
誰だって自分よりでかい相手と喧嘩しようとは思わない。
ましてや、自分たちの命がかかった大いなる戦いともなれば……というところである。
「要するに、怪獣でいいだろ」
しかし、議員小西、こうした微妙な定義の違いをスルー。
「……そうです、それが分かりやすいです」
こうして、日本人らしく? 官僚たちが必死で訳した『大魔獣』の単語は怪獣と言う言葉に切り替わっていくのであった。
「……考えてみれば因果な物ですね」
暇な小西。怪獣定義のお話が終わり、することが無いが故に次第に彼の演説会が始まっていく。
まぁ、議員として長年国会でヤジを飛ばしたり論戦したりしてきた人間だ。
こうした演説はもはや職業病か何かなのかもしれない。
とは言え、暇な4人と5人は仕方なしにそんな演説会の人間へとなっていく。
キャビン内を制圧するエンジン音……すらも彼の演説会を妨害する要素にはなってはくれない。

346 :
続きは2時間後あたりに投下しますね!
と言う訳で、いったん終了でーす。

347 :
投下乙であります!
引き続き投下をお待ちしております

348 :
大・大・大・大怪獣ラッシュ―♪

349 :
>>336
なぁなぁ上等で済む場合は「同じ名前の違う国、違う戦闘集団」だから難しい
正直、転移したら運しだいって証明されたら社会構造の方を変えるでしょ
今まで通りを維持しようなんて発想は誰もしないか、言い出せない

350 :
投下乙です。続きが気になる〜
大魔獣というと昭和ガメラのジャイガー思い出すなあ……
自衛隊大活躍な平成ガメラは、イリスの存在がオカルトチックでファンタジーだったけど、昭和もジャイガーやバルゴンがオカルト設定付の怪獣でしたね。

>>349
転移した日本が今のままだろうが文明崩壊しようがファシストになろうがどうでもいいでしょ……書き手の自由なんだから(読者にウケるかは別だけど)

351 :
そらのいくさ リメイク外伝の続きを投下しまーす。
そらのいくさをかいてるひと「何? 資源? 逆に考えるんだ……『転移後も地球と行き来できる』と言う風に」
かいてるひと「何? それだと、新世界であれやこれやが出来ない? 逆に考えるんだ。
 新世界側からちょっかいを出して貰えばいいんだと」
と言う発想でリメイクになったという裏話。

352 :
「……もとより不穏な空気はありました。旧世界の人間たちは……実はもう明日が無いのではないかと皆が心のどこかで不安を感じていました。旧世界の至る所でそんな空気に皆悩んでいた。
だからでしょうね、アメリカ合衆国は……2度目の内戦に突入した。そして超大国が……まぁ、実際超大国として世界の安定に寄与
していたかはさておき、世界秩序の重石となっていたそれが消え去った世界は……あっという間に暴発した」
そうだ……だからこそ、世界は空前絶後の戦乱の時代に突入した。
一つ一つは違う争いだが、世界中の戦乱。
これらを総称してこう呼ぶ者達が多い。そう――――
「――第3次世界大戦……。実際、我が国は当初知らんぷりを決めてましたが……
あの中国の核ミサイルで良くも悪くも目を覚まさずにはおられませんでした。
まぁ、何故だか、着弾する前に新世界の列島と交換状態になるとは思ってもいませんでしたが」
「……先生……先生は何故こうなったと?」
「知りませんよ。
どこぞの宗教家たちやオカルトが好きな人たちはあの交感現象が起こる前の数時間の間にきわめて断続的に全国の寺社仏閣やら……えーと聖域でしたっけ?
 そういう風に言われている地域での重力異常や極めて小規模で感知しにくい地震が多発、挙句の果てにUFO染みた奇妙な光が観測されたとか言っていますが……神様か仏様か、それとも宇宙人様かは知りませんがとにかく
交感は発生した。ただ、それだけですよ。えっとどこまで話しましたっけ? ああ、そうだWW3勃発でしたね」
優しい教師……そんなイメージとは裏腹に小西はいわゆるへヴィースモーカーなところがある。
狭いキャビン内、こんなところでそんなものを吸われたら非常に迷惑だ。
だが、彼はそんな心の声を無視してタバコ状のものを取り出す。
――電子タバコ
「せ、先生……って、禁煙なさってましたっけ?」  「いえ、していません。タバコが吸えない代わりのイライラ解消です」
わざわざニコチンが含まれるカートリッジを電子タバコにセットし、出てきた水蒸気をおいしそうに吸う。
電子タバコなら副流煙もないから安心安全! だからいくら吸おうが別にかまわんよな? 
とでも言いたげな雰囲気の議員先生に対して陸自FEが無表情に告げる。
「すいません……機内禁煙なんです。ご協力お願いします」
――閑話休題
「考えてみれば因果な物ですね」
非常にイライラした表情でそういう小西に対し、皆の視線は一つの事を物語っている曰く
『そこからまた始めるんですか』
小西はそんな視線もなんのその、さすが大先生だ。またもや演説会が始まった。
「第3次世界大戦にいたるまでのいくつかの道筋のなか、わが国はさまざまな対応策をとりました。
例えば、休耕田の復活と農業の更なる機械産業化の推進。いわゆる『地域防衛隊』と総称される
自治体による武装部隊。既存の消防団あるいは猟友会の公的機関化と拡大化、
あるいは自治体が採用している警備員の拡充の一形態として、100名程度の武装部隊が組織化されるにいたりました」
胸ポケットから取り出したのはニコチン入りのガム。
(筋金入りだな……中毒者)
それを噛み始めてようやく気分がよくなったのか、小西の表情が柔らかくなる。今なら教師の様な風貌通り、小学生たちに大人気に
なりそうである。
「まぁ、それのおかげで、最悪の事態は防げました。
何しろ死者が3ケタを突破すれば確実に『政権は持たなかった』でしょうね。例の……『テロ』に対して」
「「「…………」」」
「何者が、『転移術式発動の手引きをしたかは』今はさておいて、
九州沖縄地域の各地で発生した剣と魔法のファンタジー軍団大暴れのテロに対して、我々が報復攻撃を行ってすでに1週間。
転移術式なる物は送信側と受信側、双方に大規模な儀式場の設営が必要であり、
また転移術式発動に莫大な『魔道資源』なる物を大量消費する……。
ウニヴェルスム神聖連合帝国による転移術式を介した『テロ攻撃』に対して敵の拠点にして、我が国を攻撃したと思われる転移施設……儀式場の撃破を目的とした『報復攻撃』を実施しました」
国境の外……新世界。まだ条約により明確な国境線が確定しておらず。その大部分が無主地である。
国家を名乗る非合法武装勢力が存在するも、日本はそれを国家として認定していない……無主地に渦巻く非合法武装勢力のテロ行為に対し……。

353 :
『――故に無主地における不当と不法を裁くのは我が国の憲法と行政判断である!』
ほんの1週間前、官房長官がマスメディアの前で語ったその言葉が今更ながらに思い浮かぶ。
結果として、死傷者3人、重傷者十数名ほど出たが、
航空自衛隊による爆撃と陸上自衛隊特殊作戦群による破壊工作によって『報復』は実施された。
そして……
「連合帝国による報復が行われました。……始まりは我が国への連合帝国によるテロ攻撃……もっともこの『テロ』は……日本側の
手引きも……いえ、それはやはりさておきましょう。
とにかくテロに対し、我が国は報復を行い、彼らもまたそれに対し報復を実施しました。
……思い知らされましたねぇ〜……我が国は新世界について何も知らない。列島交換からもう2か月がたっているのに……」
「それは仕方ないのではないでしょうか? まだ、2か月しか経過していません。旧世界とのつながりが切れたのならともかく
我々は今も旧世界とつながっております。正直多くの日本人にとって『新世界』は一時の緊急避難シェルター感覚でしかのでは?」
「ええ、確かにそういえますね。台湾海峡で、マラッカ海峡で……
海上自衛隊の皆さんは今もシーレーンを守ろうと、そして侵略者の手より海洋秩序を守らんと奮戦しています。
……だからこそ、我々の目は常に旧世界に向いている。旧世界のWW3に目線が向いているのです。
新世界の事など、今は余り見えていない。いえ、中には新世界に目を向けている人もいる事はいますが……」
小西は思い出す。同輩の議員との会話で得られた一つの情報。
自主党を3分する村田閥。
大長老たる村田を中心とする派閥内部で起きてる後継者争いと、後継者候補にして自主党幹事長を務める佐藤が主催する天武勉強会。
そこで活発に論議されている一つの大構想。
そう……
「――――『民主主義の兵器廠』」  「はい?」
「かのフランクリン・ルーズベルトが唱えた言葉ですよ……。何でもありません。ただの思い出しの……独り言です」
……新旧両世界の……『民主主義の兵器廠』。佐藤が主催する天武勉強会で唱えられている大構想。
今や旧世界にとって安全な後方支援地帯と化した日本本土。
そして、文明形態がきわめて『遅れている』新世界。
村田閥、後継者レースで1歩進んでいる佐藤が考える日本の――これから。
現総理大臣、藤上 健吾(ふじがみ・けんご)はそんな村田閥最大の敵であり、自主党を3分する藤上閥の盟主。
当然幹事長たる佐藤との仲は余りよろしくない。
ましてや藤上は旧来の『平和国家日本』と言う看板に拘るタイプの男である。
ひとつ前の総理大臣がようやく自主党、悲願の憲法改正を目前か! などと言われるほどの大役を果たしたが、
藤上はそのあとをついで憲法を積極的に改正しようとはしなかった。
自主憲法制定を党の目的の一つに定めている自主党だが、だからと言って憲法改正を最優先として動いているわけではない。
まさに藤上という今の総理大臣はその代表格と言えよう。
よくもわるくも『鎖国気味主義(ニア・モンローイデオロギー)』な藤上にとって、佐藤が推し進めようとする構想は論外だろう。
「もうじき目標直上です。ウルクゥ側からの派遣された人間と合流の準備を」
陸自FEが伝えてくれる。
何時しかオーシャンブルーは何処にもなく、ただ、一面に広がる……『瓦礫の山』
「連合帝国の報復攻撃による自衛隊の被害額は甚大だとのことでしたね? となれば」 
「ええ、現地の協力国ウルクゥ公国は見ての通りです……いつぞやの津波の被災地さながらですよ」
「…………連合帝国4人の竜王……なるほど、こんな地獄絵図を指先ひとつで出現させる4人の特殊技能者たちを持つ
新大陸ゴンドワナの超大国、ウニヴェルスム神聖連合帝国……彼らの侵略戦争において、多くの国が一方的に飲み込まれるのも分かりますね」

354 :
今日はここまで、続きは明日となります。
本当に展開遅くてごめんなさい!

355 :
乙でした。
>新大陸ゴンドワナ
ローラシアやパンゲアもあったりするのかしら。

356 :
>>343 - >>353
投稿お疲れ様ですー!異世界に突っ込まれた状態で、中途半端にゲート化している訳ですねw
地球から侵入してくる国々や、日本に侵略してくる異世界の帝国と色々な意味で四面楚歌な状態ですが、日本には頑張ってほしいものです。
ところで、中国は報復攻撃食らったのかな?リアルだと、最初に核ミサイルのスイッチを押した方が負けと言われることもあるけど・・・。

>>異空人イクウビト二次創作
おっと、まとめ更新お疲れ様です、仕事早いですね。
私も負けないように、頑張って書こうと思います。
あ、ただ、もしも本編で処刑の話を書くことになったら、投稿されたものと国の名前や処刑された王族の名前も異なるものになるので、そこは申し訳ありません。
とりあえず、大陸の玄関口を調査中の自衛隊ですが、大森林地帯には、まだ見ぬ資源が沢山眠っているかもしれません。(ラテックス的な意味で
ふむむ、大陸の中で強めの国を滅ぼしたおかげで、周りの小国群が自衛隊に手を出そうとしない・・・未発見の集落から遭遇戦仕掛けられないと動かせないかな?
国を一つ滅ぼしただけで終わり、とは流石にいかないでしょう、喧嘩を売られる要素はいくらでもあります、たとえそれが日本側から見て理不尽極まりない理由でも・・。

357 :
>この『テロ』は……日本側の手引きも……
やっぱりこの手の足引っ張る奴ら、何とかしないと。
予算不足に物資不足で無い無い尽くしの中ヒィヒィ言いながら戦うのは自衛隊らしいけど、こういう自衛隊や政府の邪魔する連中を処分しないと満足に戦えないんじゃない。

358 :
>>341
日本丸ごと転移と言うのも、スペースオペラでいう巨大移民船が日本列島丸ごとと言う感じですしねー。
異世界に放り出された日本は、異星開拓船団の人々みたいに生存をかけてあれこれ異世界で奮闘するんでしょう。
ゲートタイプは、地球と小さな入り口で繋がっているから、他の国に干渉されるものの食糧の心配は少ないし、ある意味一番やりやすいのかも。
異世界の侵略者からすると、原始人だと思っていたらプレデターでしたみたいな状況になるのでご愁傷様としか言えませんけどねw

359 :
>>357
そういうのを過激に処分することなくのらりくらりとできる限り穏便に片付けていくのが自衛隊だと思ってる
実際前線で戦う人たちにはたまったもんじゃないがそういうのに苦悩し、どう自衛隊らしく対処するかが醍醐味というか何かだと思ってる
過激に処分する自衛隊も見てみたいし、いいもんだとは思うけど

360 :
まあその辺はどちらかというと警察とか公安のお仕事やね
もちろん防衛省の情報本部とかと連携できればいいんだろうけど、縄張り争いとか互いの存在意義で伝統的に連携下手そうなイメージw

361 :
自分が属さない権力にかみつくのは、すでに宗教か本能って連中は実在するからな
末端は要するにハネッカエリの甘えん坊なんだけど、飼い主は現世利益しか見てないので温度差が激しかろうな

362 :
転移先で棄民するなら、沖縄あたりを表向き独立させる手法を採用するのも有効ではなかろうか
あからさまに「死んで来い」じゃ誰も積極的に出て行かんだろうけど、曲がりなりにも国内なら配給の優遇などで妥協するだろ
企業やカルト、左翼のトップと裏取引して生産力の低い島に社畜どもを家族ごと移住させ「お望み通り」餓島な独立国にする

363 :
>>362
手漕ぎボートでも渡れるようなところに手ごろな陸地を設置しておけば、
そんなことをしなくても政府が手をこまねいているだけで勝手に渡りだしそうな気がする。

364 :
>>357
在や空想平和主義の反日日本人が邪魔

365 :
真性の連中はともかく、中韓からの利権が絡んで喚いてる連中は割とあっさり方向転換しそう
だって簡単にフルボッコにして搾取できそうな蛮族がいるんだぜw
その方が儲かるなら今は危急存亡の時だとかいって世論煽りそう
特に半島と中華は自分のほうが強いと見れば傘にかかる傾向があるし

366 :
政府 「じゅーだいはっぴょー。なんと!このままでは我が国にいる人の大半が、10年と経たない内に餓死しちゃいま〜す♪」
日本国民&在日外国人 「な、なんだってー!?」
政府 「ですが御安心を! お隣の大陸に進駐して入植すれば、食べ物も燃料も保障されまーす」
サヨク 「反対反対反対はんたーい!武力による侵略なんて断固反対!そもそも自衛隊は違憲で……」
民団&総連 「我々は日本政府を全力で支持する」
サヨク 「」
在日 「日本人と心中するなんてごめんだっつーの」

367 :
今現在の仮面ライダー鎧武が、それだよ。
心配性の男の子「僕は正しかった…。居場所なんかない!」

368 :
>>366
まあ当然と言えば当然の反応だよな
在日米軍「我々は日本政府に対する如何なる協力も惜しまない」

369 :
予告通りに今日続きを投下しまーす。そらのいくさリメイク外伝でーす。
ですが、投下前に
>>347 >>350
ありがとうございまーす! ご期待に沿えるよう頑張りたいと思います。
>>356
>中途半端にゲート化
はい、そんな感じです。おかげで、海自さんはきちんとした海図のある旧世界ばかりで
仕事をしてて、新世界でのお仕事は拒否気味だったりとかそういう設定山盛りです。
>>357 >>359-333
日本側の手引き云々、実はこれ、作者が……
「ただの左派もどきが云々じゃぁ、芸が無い」
と称してあーだこーだと必死で考えた本編の肝だったりします。
皆さんを驚かせて見せる! と考えたネタだけど気が付く人はすぐ気が付くよかーん。
気になる人は復活予定の分家本編でー! とダイレクトにステマ
それでは投下を始めまーす。

370 :
「しかし、やり方があまりにも……限定戦争で核兵器を使うような物……でしょ、これは」
穴ぼこだらけな地面。家屋に使われていたであろう煉瓦の欠片や泥。木材などが散乱し、泥水が周囲にあふれている。
かつては石畳で舗装されていたであろうそれは、焼けただれており、人か何かの骨が木材に突き刺さって放置されている。
大河ベルトレスとその無数の支流、そして天然の良港ともいえる入り江からなる平和な小国にして、ゴンドワナ大陸中南部における
偉大なる大交易国家、ウルクゥ公国はそんな国だった。
ウニヴェルスム神聖連合帝国による『大陸統一』を目的とした戦争が開始されるまでは。
突如として現れた謎の国家日本に対し、ウルクゥ公国は連合帝国による謀略におびえつつも平和裏に迎え入れた。
最も最初はろくに言葉も通じず大変だったが、日本側が大量の言語学者を動員し、ウルクゥも交易国家のメンツにかけて日本語の
解析をはじめ、とりあえず日常会話が可能な程度には落ち着いてきている。
最も日本側をもっとも苦しめたのが
『支配階級』と『非支配層』では使われている言語が違うといった点であった。
その点、後に日本に留学するウルクゥ公国大公家次女は――『助かった』の一言を言っているが、そんな事は脇においておこう。
一部日本側報道で『魔法の力で言語学は不要になる!?』などと言うセンセーショナルな見出しが出た事もあったが
次女姫様曰く『んなわけない。魔法はあくまでテクノロジーであって、何でも出来る奇跡の力などではない。我々からすれば電気の力
とやらも、冷たい風を起こしたり、神々しい明りを灯したりページをめくらなくてもいい書物だったりと万能の力に見えるがそうじゃないだろ?』とのこと。
そしてその万能の力に見える電気が燃料を燃やしてタービンを回して……と言う風に資源を大量消費しているように魔法もまた
『魔道資源』と呼称される資源を消費する事で得ている力だったりする。
しかし、そんな次女姫様がおらっしゃる友好国。ウルクゥ公国を襲った連合帝国から日本国自衛隊に対する『報復』の余波。
ゴンドワナ大陸における活動(連合帝国に対する報復攻撃)……そのためにはどうしても大陸における自衛隊の活動拠点が必要だった。
例えば、爆撃のメインとして活躍したF−2支援戦闘機。
その航続距離を考えてほしい。爆弾を大量に積み込んで日本本土から出発してそして帰ってくる……。追加の燃料タンク――増槽――を
もってしても行けるだろうか?
最もウルクゥ公国と連合帝国は既に――開戦状態であるため、そして日本国自衛隊を狙った連合帝国からの報復攻撃は日本本国が狙われたわけではないがために政治的な扱い方が難しい物になっている。
「まぁ、旧世界での核兵器と新世界における核兵器級の攻撃……は微妙に扱いから何もかもが違うのかもしれません。
そこら辺の調整は3日後に控える『大陸諸国会議』で……となりますよ」
「……旧世界と新世界の新大陸諸国が大注目でしたっけ?」
ようやく出番が来たとばかりにヘラヘラとした笑顔でしゃしゃり出てくる『疑惑の官僚』渡辺忠義……めんどくさいから疑惑でいいかこいつ。
「ええ、その通りです! 日本外交の本懐極まり! って奴ですね! 世界中から大注目で主役が我が国の外交交渉は間違いなく歴史の1ページ! 教科書に載る大いなる出来事でしょう!」
彼の嬉々とした表情と言葉。そんな彼が立ち上がりさらに偉大な大演説をぶちあげようとして――――
「着陸します! 着席してください!」
生真面目な陸自FE叫ぶように注意した。
そう、長い空の旅は終わったのだ。CV−22は目的地に到着。
瀬戸内は窓より地上を見る。
そこには巨大な何かが横たわっていた。
「アレが……」
今回の議員とその秘書、そして2人の外務官僚の目的の代物。
――――『怪獣の死体』だ。

371 :
CV−22オスプレイから降りる白づくめの集団。
現地で『ニホンノエライヒト』到着を待っていたウルクゥ公国の役人はかつての思い出を思い出していた。
彼らの言葉で言う『ヨウリクテイ』から降りる無数の白装束。
顔を隠すのが目的なのかそれとも。
後にインターネット上で『フルアーマー』などと笑われるがこの時、初めて新大陸の大地を踏んだ日本人は皆
一様にレベルAの化学防護服に身を包み、さながら未知との遭遇のエイリアンが地上に宇宙服を身に着けて大地に降り立つ
様な場面になってしまっていた。
いわゆる、気密型全身化学防護服であるため宇宙服さながらの歩きにくさとまるでデブを思わせるシルエットの真っ白な人間たちが
未知の乗り物からぞろぞろと降りる場面を想像してほしい。
気密型全身化学防護服がよく分からない人は、アポロ宇宙飛行士が月を歩く場面を思い浮かべてほしい――あんな感じのシルエットだ。
……非常にシュールである。
そして、当然剣に槍の騎士たちの唖然とした顔。
同じく防護服の内部で剣だの槍だのを向けられ、おっかなびっくりな日本側の表情を思い浮かべていただきたい。
…………もはやギャグである。しかし、この第3種接近遭遇によって、ウルクゥ公国は間違えたマナーを学習した。
曰く――『にほん』とかいう国では初対面の交渉の際、真っ白でやたら着ぶくれをし、顔が見えにくい服装をするのが礼儀なのだと。
ただ、単純に未知の新世界の新大陸……どんな病気や想定外のなんやかんやがあるか分からない事からの重装備であったが……
今、また、勘違いされかねない状況が広がっていた。
降り立つ9人組は明らかに例の服装だったからである!
……ちなみに、オスプレイは2機である。気が付いた方がいない可能性を考慮してもう一度言おう。
オスプレイは2機である。2機ならんで飛んでいた訳である。機内がうるさいわけだ。
おまけにCV−22……つまり特殊作戦仕様。
9人以外にもお客様がいたわけだ。彼らはフルアーマーではない。……その代り黒尽くめだった。
日本人の筒のような武器を保持したその集団はすぐさまその場を離れていく。
隊長格と思わしき人物が9人組に敬礼をしただけだ。
SBCU……海上自衛隊の特殊部隊である特別警備隊(SBU)を拡張拡充させて誕生した海軍コマンド部隊だ。
大河ベルトレスとその無数の支流。そして――大魔獣(怪獣たち)の生存領域たる『大森林』。
既に対連合帝国報復攻撃の際、陸自特戦群が活躍している……今度は彼らの出番だ。
オスプレイ内部に用意された1台の高機動車と偵察用オートバイ1台にそれぞれが飛び乗り、
SBCUの人員はすぐさまエンジン音を響かせながら遠くへと旅立っていった。
おそらくあの高機動車と偵察用オートバイは万が一の脱出用も兼ねているのかもしれない。
走りながらオスプレイへとかけ乗るような場面を想定しているのかもしれないし、
あるいは1人2人の人間が持つには重すぎる各種装備品なんかも大量に乗せているのかもしれない。
どちらにせよ、彼らは仕事に出かけた……。
が、そんな事は関係無しに、やはり目立つのが白装飾集団9人組である。
(……僕らは異民族の偉い人の案内役だったんだけど、やっぱり日本人って変な文化なんだなー。この服装大丈夫かな? 
彼らの文化的に……)
あえて日本の名誉のために記載しておこう。
――『断じて違う』と……。
しかし、今宵もまたその偏見を裏付けてしまう。何故ならば
『――こんにちは、今日はよろしくお願いしますね』(プシューと空気音)
『・――こんにちは、今日はよろしくお願いすると、議員はおっしゃられています』(ズコズコと人間らしさが全く感じられない足音)
「……はい。よろしくお願いします。かんげいします」
『・――歓迎するそうです。先生』  『――そうですか。では、まいりましょうか』
「…………」
やはり、日本人の文化は変だ。と改めて再確認する役人であった。
そもそも、今回日本の議員が出っ張ってきたには色々とわけがある。
ウルクゥ公国の日本国自衛隊を狙って行われた連合帝国からの報復攻撃は市街地をも巻き込んだ大災害となった。
その際、ウルクゥ公国の北半分を取り囲む大魔獣(怪獣)たちの楽園である巨大植物たちの世界、大森林。
その大森林にすむとある怪獣がその報復攻撃に巻き込まれて、大森林の外、つまり人間の住むエリアで息絶えたという事だ。
これが大問題の始まりである。

372 :
本日はここまでー!
続きはごめんなさい! 来週になります! ほんとすいません! 来週月曜日に投下しまーす。

ちなみに化学防護服云々は
初期と今では切る理由が変わってきたという設定が有ったり……
初期『何があるか分からない』
いま『日本側の方が文明も人口も圧倒的、つまり保菌量が半端ない……新世界に新種の伝染病を
広める訳にはいかない』(使命感)
こんな感じです。まぁ、現場の人間の間じゃだいぶ形骸化しちゃってるんですけど
何しろ、着たら着たで日射病になりそうだし

373 :
投下乙です!

374 :
 話の分かる異世界で、よかった!
 投下ありがとう!

>>366
 君の考えるステレオタイプなんて、パーセンテージで数えたら大したことないんだよ。
 よ〜く考えてね。
 物語とは、見たことも聞いたこともないキャラクターが予想外のことをするから面白いんだ。

375 :
投下乙です!
防護服の集団ですかw異世界側から見ると黒魔術の実験にしか見えないかもですねw
しかし、ファーストコンタクトがこんなのって色々と酷いw
怪獣の死骸で思い出しましたが、ウルトラマンの光線くらって爆散する怪物の肉片で、毎回町は壊滅するみたいですねw
空想科学本って色々とシュールで笑えます。

376 :
でもまあ、病原菌問題が解決すれば、こんな服装しなくてもよくなりますので
研究所の人には頑張って貰いたいですな。解決したらしたらで
「あの時はへんてこりんな服装だったのに、何で今は(比較的)まともなの?」
と聞かれて、四苦八苦しながら説明する日本側の姿が。

377 :
説明に四苦八苦するのはお互い様だろ。

378 :
投下乙でした。

あまり現実的とは言えなさそうですが……
だいぶ前に産経の飛ばし記事で、「自衛隊がSRBMを配備予定」というのがありましたけど、
話の中で陸自に弾道ミサイルを保有させるのは、>>2のガイドラインに抵触するんですかね。

379 :
「作中の設定で説明できれば云々」とも書いてるから多分セーフ

380 :
>>378
文明崩壊後だの明治から歴史改変だのに比べりゃ余裕でセーフだな

381 :
森の奥深くで前時代の遺跡と思われる石碑の調査を終えた我々は、更に森の奥へと向かうために装備を確認した。
すぐにでも出発したい所だったが、遠征に慣れていない異世界人の同行者が居た為、休憩を挟んだ。
荷物持ちと思われるバックパックを背負った従者は、何重にも巻いた布から塩漬けされた乾燥肉を取り出し、カチカチに乾燥させたパンに載せて簡単なサンドイッチを作っている様だった。
一方自衛隊は、白飯や鳥の野菜煮の缶詰を開封し、折り畳み式のテーブルを設置し、昼食の準備をしていた。
一見金属の塊で出来た何かの触媒に見える魔道具の様な物が、実は調理積みの食材を運ぶための物と分かり、驚愕と好奇心の眼差しで同行者の異世界人は見つめていた。
『ア・ タベマス・カー?』
野菜と何かの肉を煮込んだ料理と思われる物を差し出す、ニッパニアの兵士、不安と期待を感じつつ、青銅の器に入った料理を口に運び異世界人の神官は目を見開く。
「おおっ!?か・・かよう美味なる物が、調理したままの状態で持ち運べるとは!」
『シオカラ・ク・ナイデス・カー?』
「塩気が濃すぎていませんか?と仰っているそうです。」
「はははっ、何、そもそも携帯食など日持ちさせるために、塩は大量に使う物であろう?むしろ、良くここまで抑えたものだと思うよ。」
「何というか・・・我々の携帯食が彼らに比べて、少し寂しく見えますね。」
「言うな、まさか大鍋担いで調査する訳にも行かんだろう。」
「あ・・・・・・彼らに交換した塩漬け肉・・・意外と好評ですね。」
『チョ・ト・シオカラ・イ・ケド・ビーフ・ジャーキー・ミタイー』
「最初のうちは美味しく感じるかもしれないが、ずっとこれが続くと、不満が出てくるものなのだがな・・・。」
「ニッパニアの携帯食は、種類も多いみたいですし、飽きが来ない様になっているのかもしれませんね、青銅の容器の料理・・・我々も研究してみる価値が有りますね。」

382 :
食事の後片付けをした後、再び荷物を整理して、大森林地帯の奥地へ向かう調査隊一向、暫く歩き続けていると、生えている木々の種類が変わり始め、森の雰囲気が一変した。
こぶが多い、白い大木には、何かの動物の爪痕があり、その傷口から白濁液がしたたり落ちていた。
「妙な木だな、傷がつくと、白い液体が滲み出てくるみたいだが・・・。」
「何とも言えない匂いですね、っと・・・・ほら、ダガーで刺したら直ぐに樹液でべたべたになる。」
「しかし、この爪痕・・・・相当に巨大な野生動物がつけたんだろうな?熊でもいるのかもしれんが」
「妙ですね、この爪痕、少し焦げています。」
「こないだ、殲滅した火吹きトカゲと熊が争ったのかもな。」
「火吹き熊じゃない事を祈りますよ。」
「おいおい、勘弁してくれよ、魔物とかにカテゴリーされている原生生物は、冗談抜きでやばいんだよ、中には銃が効かない固い奴も居るんだし。」
「まぁ、戦車を相手にするよか、よっぽどマシだろう?」
「それはそうなんだが、鎧虫騒動がどうにも頭に残っていてな・・・。」

みしみし・・・・ベキン!!

斜め後ろの茂みから木をへし折る音と共に、赤黒い特徴的な剛毛に覆われた、ヒグマの様な動物が現れ、歯茎をむき出しにして調査隊を睨みつけた。

「で・・・でたっ!おぶっ!」
「馬鹿!刺激するな、視界を外さないで後ずさりしろ、静かにだぞ!?」
「だ・・・駄目です!突っ込んできます!!」

テリトリーを侵された巨大な熊型生物は、地球の熊の様に二足で立ち上がり、両手を広げて威嚇すると、地面を抉りながら、その巨体に見合わない速度で突進を開始した。
「こっちくんなオラァ!!」
安全装置を解除し、連射に切り替え、タタタン・タタタン一定のリズムで熊型生物を攻撃した。

ぐぼおおおおおおおおっ!!
思わぬ反撃を受けた熊型生物は、突如咆哮を上げると、赤黒い体毛の特に赤い部分が発光し、折りたたまれていた爪を展開させ、戦闘態勢に移った。

383 :
「くそっ!効果が薄い!」
「血を吹き出しているところ見ると効いている筈だ!撃ち続けろぉ!!」
「隊長!あれを!!」
「っ!!おいおい、嘘だろ?」

熊型生物は、展開した爪から炎を吹き出し、赤熱するほど高温になった爪を振り回し、周囲の木々を蹂躙した。
「っぶねぇ!」
調査隊に向かって爪で吹き飛ばした木片を浴びせ、何人か負傷する。
「やろう、血が上ったと見せかけて、中々クールじゃねぇか!ついでに頭も良い」
「!!!来ます!」
両手を広げた状態から、抱き着く様に爪を交差させる・・・・寸前のところで、これを回避すると安全ピンを抜いた閃光手榴弾を熊型生物に投げつける
凄まじい閃光と、轟音が辺りに響き、それを至近距離で食らった熊型生物は、悲鳴を上げながら転げまわった。
両耳を塞ぎつつ、全力で走り、熊型生物から離れると、抱えていたロクヨンを構え、発砲しながら後退する。

「今だ!撃て!!」
「隊長!こいつで吹っ飛ばします!!」
「おい、そいつは・・・いや、分かった、奴から離れろ!」
「これでも食らえ!!」
「っ!!!全員伏せろ!!」

噴射音とともに射出された、光の矢が尾を引きながら直進し、吸い込まれるようにして熊型生物に命中する
断末魔の悲鳴と共に血肉をまき散らしながら下半身を吹き飛ばされ、白目をむいて血の泡を吹き出し絶命した。

384 :
「っぷぁ、流石にこの距離は近すぎるか、お前ら生きているか?」
「な・・・何とか・・・。」
「全く、馬鹿でかいハサミムシと言い、火を噴くトカゲと言い、一体何なんだよこの森は!」
「こんなのがうろついていたら、確かに開拓なんて進むわけ無いわな」
「後で、死骸を回収しろ、初めて見る種だ・・・」

『何という事だ・・・炎爪熊を倒すとは・・・。』
『彼らが居なかったら我々全滅していましたね・・・。』
『隣国はよくもまぁ、彼らに喧嘩を吹っかけたもんだよ、確かにこれ程の力を持ちながら侵略してこないのが不思議だが』
『確かに・・・だが、彼らには規律がある、暴力をむやみやたらに使わない自身を律する為の掟の様なものがあるのかもしれんな。』

「協力者の方、驚いていますね。」
「むしろ、俺のほうが熊の化け物にびっくりだよ。」
「確かにあんなの、剣だか槍だかで戦って勝つ自信なんてありませんな、人間の領域では無いと言うのも頷けますよ。」
「そろそろ、この調査もお開きだな・・・周辺の生体サンプルを採集後、撤収準備だ。」
今回の調査で、様々な生体サンプルや、遺物などが回収され、様々な有用な動植物が発見された。
中でも、天然ゴムに加工が出来る木が発見されたのはとても大きな収穫であった。

ガムドロの木 通称、白泥樹

和名.コブアリゴムノキ
異世界の大陸に生息する天然ゴムが採取できる木。
大陸の中心部を覆うように広がる大森林地帯の奥に群生しており、こぶ状の膨らみのある樹皮に大量の天然ゴムの元となる樹液を溜めこんでいる。
花は燃やすと防虫効果のある煙を発生させるため、大陸の住民は、花を防虫剤として利用しているが、天然ゴム自体は発見していないので利用していない。
野生動物のマーキングに樹皮を傷つけられると、白濁液を漏らすので、不吉の象徴として集落に植えたがらない為、人里ではめったに見かける事は無い。
その為、この木の樹液を手に入れるためには必然的に危険な大森林へ向かわなければならないので、入手が困難。
少数人里でも確認されているので、人工栽培が出来ないか現在研究中である。

ランプベアー 通称 炎爪熊
和名.アカヅメホムラグマ
異世界の大陸に生息する赤黒い体色をもつ、熊の様な動物。
地球でいう熊に近い生物だが、爪が折り畳み式などと、地球の熊とは違う系統の生物という事が判る。
鋭い爪に高い含有量の魔鉱石を有しており、興奮時に折り畳み式の爪が展開し、爪が発火、赤熱するほどの熱量を誇る様になる。
基本的に雑食性で、大型昆虫や木の実などを食べて、食糧が無くなると別の場所に移動する。
番で子供を育てる習性があり、育児中や繁殖期の時期になると、雄雌両方が非常に狂暴化する為、この熊の生息域には近づかない方が良いだろう。

例によって、資源調査回です。
暫くモンスタースレイヤーと化している自衛隊ですが、また再び他の勢力と衝突するのか?
一晩で一国を陥落させる謎の国、日本、異世界の国々は、様々な形でアプローチしております。
>>372
投下乙ですー!続きを楽しみにしておりますよー!!

385 :
>>327,>>328 そう言われるとごもっとも。
>>356,>>384 だから、まとめWikiの方を、書き直しておきました。

386 :
乙です。
動物園が見ごたえのある施設になりそうだ。
職員に武装が許可される必要があるけど。

387 :
>>385
前よりも悪化しているように見えるぞwつか、この内容なら、べつに異空人の二次創作じゃなくても良いだろ、シチュエーション以外、関連要素薄いし
そもそも、国民を家畜のように搾取していたらしい王族らが、自衛隊は実は敵国の国民も心配していたんですよ、と言ってもハァ?何言ってんの?と言う感想しか返ってこないだろうよ
作者が書かないと遠まわしに言っているんだから、書かないんだったら俺が書いてやる言うなよ、なんなら自分でオリジナル作品書いてそういう展開盛り込めばよいんじゃねーの?
小説になろうでも、感想欄に読者様(笑)の脳内ストーリーをぶちまける奴がたまにいるけど、結局書くのは作者だし、その後の展開も作者の好みで書かれるんだ。
読者の脳内ストーリーをそのまま書いて、結局更新を停止してしまった作者も居るが、正直、あれこれ自由に作品を動かしたいんだったら自分で書けと言いたい

388 :
ゲート型にせよ転移型にせよ、日本がF世界に銃器を売るならどのようなものになるかな。
F世界側の工業力や技術漏洩を考えて、火縄銃レベルになるのか、それとも実包使用の村田銃レベルになるのか。
はたまた普通に自動小銃を売り、火砲の類も販売するのか。
ミロクはF世界に猟銃売りまくってボロ儲けしそうだ。

389 :
政略とセットだろ
敵対国の反体制派に売ったりとか
機関銃があっても弾がないと意味ないから
相手が弾薬を自前で作る能力がなければかなりコントロールできるね

390 :
>>385
言い忘れていたが、二次創作自体はあっても良いと思っている、ただ、原作や作者にある程度のリスペクトが必要だと思う
内容を見る限りでは、良くあるF世界の侵略者の敗北と処刑だが、原作の要素が特別入っている訳でもないし、ほぼオリジナル要素しか入っていない、むしろ二次創作と主張するには無理がある
だったら、これらをベースにオリジナル作品を書いた方が良いと思うんだ、評価は書いた後についてくるもんだから、思い切って投稿してみれば良い。
そもそも、作者自体、国の名前は隣国だとか荒野の民とかでぼかしているし、F世界の国の衝突の内容を詳しく描いている訳でもない
>>388
構造が単純すぎて火縄銃みたいにコピーされないものが良いかもな、程よく精密に作って壊れたりしたら日本で修理しないと使えないものを売ればある程度制御は出来るんじゃないか?
銃が売れるのは、魔法が一般にあまり広まっていなくて、威力も射程も銃のほうが上回っているものに限るけど
正直、エクスプロージョンみたいな爆発魔法をホイホイ使える一般人が紛れ込んでいるF世界なんて、危険極まりないがw
実質重火器を所持しているようなものだしな、F世界vs自衛隊ものでF世界の火力は熟練者が使ってやっとファイラレベル、儀式級でファイガレベルで良いんじゃないだろうか。
アルテマとかメテオとかは、F世界側の核兵器というポジションでw

391 :
>構造が単純すぎて火縄銃みたいにコピーされないものが良いかも
いやあ、火縄銃他、前装式の銃ならコピーされても大きな脅威にはならないかなあ、と思いまして。
それに安価な方がよく売れるんじゃないかなあ、というのもあるし。
でもF世界の技術じゃコピー不可の精密機器輸出して、日本によるアフターサービスなしにはまったく運用できないようにするのも有りか。

392 :
お金儲けの手段にはならないと思うよ。
ライフルが1丁10万円として100万丁売ったら1000億円
大層な額に見えるが現代日本の輸出額は年間70兆円だ。
相手が中世レベルだと貧乏すぎてどうやっても稼げない。
大航海時代のヨーロッパは征服と略奪で発展したが、現代日本は豊かすぎて貧乏国から略奪なんかしてもまるで意味が無い。
現地民を排除して入植するか、気長に経済発展させるかだな。

393 :
>相手が中世レベルだと貧乏すぎてどうやっても稼げない。
そこで土地の租借ないしは割譲ですよ。(相手が応じるかは知らんが)
物納も、農産物などの生産力が低いのはもちろん、貴金属の産出量も(採掘技術が低いせいで)少ないだろうから無理。
ならば鉱山や鉱脈のある土地自体を頂けばOK。銃は輸出品目の一つとしては充分じゃないかしらん?

394 :
>銃器を売る
王族や貴族などにデコレートされた銃を売り込んだり、贈ったりするという案はどうかな?
自衛隊の9o拳銃あたりを金メッキしてエングレービングもして、グリップも木製に
取り替えたものを立派な化粧箱に弾と一緒に入れて贈るとかしたら、相手を喜ばせた上に
技術力もアピール出来ると思うんだけど

395 :
>デコレートされた銃
村枝賢一のREDじゃ、ガンマンが狭間筒の象嵌を褒め称えてたなあ……

396 :
>>394
つまり、若い頃のオセロット式自動拳銃が最適と言うことだな!
見た目良くて日本のメンテなしには厳しいし。

397 :
転移して食料が不足してる状態じゃ贅沢言えんだろうが
中世レベルのろくに品種改良もされてないような農作物とかクソ不味そうだよな
日本の戦前と現代でも相当差があるのに
まあ某料理漫画とかは昔のものがサイコーとかわけわからん電波垂れ流してるが

398 :
>>391
自衛隊の銃って手本を見た上で火縄銃の技術供与されればマッチロック式ミニエー銃ぐらいまでは独自進化させそうだ。

399 :
>>388
ラインがあるM1300が本命
あるいはハードエアライフル系列かな?

400 :
料理漫画で電波というだけで作品名が分かってしまうという……

401 :
農薬のイメージがベトナム戦争の枯葉剤くらいしかない奴なんていくらでもいる。
それを堂々と漫画化しちゃう奴もね。

402 :
>>393
それで儲からないのはすでに朝鮮でやっただろ
インフラ整えないといけないこと考えるといいとこ100年単位でようやく元とれるかなぁ、ってとこでしょ
インフラなしの中世レベルにするなら管理の手間でやっぱ利益出ないと思うね
>>394
中世レベルの国家の経済力じゃどんな商売してもしれてる
生産力足りな過ぎる

403 :
>>402
まあ農業生産地と各種鉱石を算出させるためには必要ではあるんですけどね。

404 :
日本が転移するとき「道連れ」が居れば良いんだよなぁ…
技術レベルと資源と食料を補完しあえる国か地域が。
それを突き詰めると米帝様に成るんだろうけどそれじゃつまらないし。
いっそ、お米と中華と半島と露がF世界側に転移。
その上でF世界の皆様に入れ替わりで地球に来ていただいた方がマシな気がしてきた。

405 :
一応樺太・千島が道連れになる可能性はあるな
楽なのは日本近海に架空の資源産出島がある設定にしてそれごと転移とかか
これなら転移後に資源島が出来るのよりは楽になるな

406 :
>>405
太陽帝国でやってる尖閣に大油田がある日本とか、昔戦争経済(だっけ?)でやってた天鷗島のある日本とかか
ただなあ……石油が安定して手に入ってもやっぱりそれ以外の資源がきついんだよなあ……
石油が最大のネックだからそれさえあればわりとマシになるかもだが

407 :
ちょっと前まで話題になってた成長中の島でいいんじゃね?

408 :
>>402
中世レベルといっても、ファンタジー世界ということを忘れちゃいけませんぜ。
ガンダムの正暦世界は一見、産業革命前後の牧歌的なものに見えても、各所にハイテクノロジーの産物が存在するアンバランスな世界。
同様にF世界も中世欧州を思わせる文化形態をしていても、魔法の存在によって一部の技術は現代地球と同レベルかもしれない。
中世よりもはるか古代、ローマは大規模な水道や街道といったインフラを整えた。況や魔法文明のF世界をや、ってことです。
日本が転移した近場の地方が戦争しているなら、それにつけ込んで日本の存在をF世界にアピールし、パワーゲームに参加。
肩入れした方に兵器そのものや軍事力を売り込み、あわよくば海外領土を獲得……というのも有り得るんじゃないですかね。

409 :
どうも、気が向いたらぼちぼち書いておりますが、設定練り込みばかりでストーリーは、あんまり進行しておりません。
気が向いたら書き書きしたいなぁ、と思います。
今の所決まっている種族は・・。
地球人=イクウビト
ヒューマン=リクビト
マーフォーク=ウミビト
ハーピー=ソラビト
リザードマン=ウロコビト
サハギン=ウミウロコビト
ラミア=ヘビビト
オーク=ススビト
エルフ=トワビト
ドワーフ=ツチビト
と言う感じになっております、自然発生した種族も居れば、地形の激変や魔鉱石の被曝による突然変異など様々な要因で分化しております。
リザードマン系とヒューマン系は起源違うので交配は起こりませんが、外見が人間に近い亜人は基本的に人種の違い程度しか遺伝子に差異が無いため、交配可能です。
多民族国家である海の国は、サハギンやマーフォークだけじゃなく様々な種類の海に適応した亜人が住んでいました。(今は難民ですけどね。
地形の激変で海に放り出されたラミアの変種シーラミア族みたいなのも居たりします。
エルフのキャラづけにちょっと、悩んでいます・・・・高慢系か、臆病系か・・・。

410 :
間をとって臆病を隠すための高慢系という妥協案?はどうですかね

411 :
>>410
シオニーちゃんですね
バンッ

412 :
切れると怖いが普段は明るい農村系とかw
>>411
ひ…!

413 :
シオニーちゃんエルフいいゾ〜それ

414 :
人間もドワーフもダークエルフもオークも苦手なコミュ障種族
はがないの肉エルフというのはどうだ

415 :
ん? シオニストちゃんかな?

416 :
とりあえず、エルフ=トワビトは魔物が闊歩する前人未到と思われた大陸の大森林地帯に集落を築いていて、古代の戦争の頃のリクビトと同等以上の魔力を持つ種族としております。
凄まじく魔力の強い地域に住み、個人レベルの魔力が非常に高いが故に大規模な幻惑魔法を集落全体にかけていて、カモフラージュしているものの、精神操作系が通用しない地球人には空かバレバレみたいなw
エルフらしく長寿で排他的でプライドが高いのは決定事項ですが、その中で高慢系か臆病系の違いで大分違ってくると思うのです。
ちなみに、ハーピー同様、リクビトから派生した種族ではありますが、こちらは、環境の変化で変異した種族と言う設定で、「人食い族」を倒した英雄たちの子孫でもあります。
まぁ、警告を聞かずにかつての友だったウミビトを己の寿命を延ばすために狩りを始めた、元同胞たちに嫌気がさして、魔物の森へ隠居したと言う良くあるものなのですがw
自衛隊と・・・日本と関係を持とうと思ったのもウミビト絡みにしようかなーと思っています。

417 :
>>408
生産力=人口が同レベルにない限り技術レベルがどうであれどうにもならんよ
凌駕した技術があろうが生産力なくちゃお話にもならん

418 :
緑の革命前の文明なんざ農業人口が殆どで生産力もへったくれもないべ

419 :
>>418
なんで日本が借地か植民地にして現地を緑の革命をするんでしょう。

420 :
その方が安く、大量に食料が作れるから?

421 :
そもそも朝鮮みたいな国丸ごと併合と土地や鉱山地帯の租借では全然違うだろう。

422 :
自衛隊とは関係ないが、がろうでんに
「盾の勇者〜」の蹂躙ものを書いてもらいたいw

423 :
鉱山だけでも開発しようと思ったら鉱山労働者の住居、それ相手の店、もろもろの電化、採掘機械の整備場、油の備蓄基地、輸送用の鉄道か道路、
輸送路の安全の確保のための自衛隊進駐、自衛隊の駐屯地、司令部、油や物資の備蓄基地、
もろもろの電化、補給路の開発にそこそこ大規模な輸送路、港の開発に航路開発etc+周辺国との折衝に住民立ち退きやらなんやら
中世で土地貰ってどうこうしようと思ったらどっちにしろ気が遠くなるコストと時間かかるよ
丸ごとと大して差がないというかいくらかなりと事前に開発されてる+フリーハンドでやれる分丸ごとのほうが下手したらマシな気が

424 :
オーストラリアとかブラジルの鉱山開発はまさに人口数万人の街を開拓するのと同じ
何もない原野にまず港を作って工事員の住居を作るところから始まる
大変だけどノウハウはあるからお金と資材さえあれば日本の企業連合に頼めばやってくれるよ

425 :
オーストラリアやブラジルは現地で物資が調達できるし、最悪でも国内に近代的な港がすでにあるだろ。
中世世界だとまず近代的な港作る物資を全て日本から近海まで運んで、さらに小舟をひたすら往復させて揚陸させにゃならん。
近代的な港がないと物資の積み下ろしに膨大な時間がかかるのに、港作るには多量の物資が必要という・・・

426 :
>>423
んー、よくわからん
開発すべき面積の桁が違うのになんでコストに大して差がないんだ?
それに事前に開発されてるってどういうこと?
丸ごと併合しなくてもインフラが消えてなくなったりは
しないだろ?

427 :
周り他国に囲まれた租借地開発するなんて効率スゲー悪いだろ
数万の鉱山町丸ごと開発しないといけないのに周囲他国の土地、
しかも多数の領主の土地で折衝折衝で輸送路建設すらまともに進まないでしょ
時間かけてそれ通してもその輸送路の安全確保するために自衛隊おかなあかんけどよその国の軍なんてそうそう駐屯させるわけない
他国に担保してもらうにしてもそれもその国との交渉終わった後でまた領主ごとに交渉、通ってもマジで安全なのか不明っつー
何をするにも交渉の手間かかりすぎてコスト爆上げですわ
港もどうせ借り上げるなりして開発せないかんし周囲中世レベルのまま放っておいても何もいいことないしどうせ放置ってわけにもいかん

インフラ云々は鉱山作るような場所だけと町やら含めて全国比べての話な、丸抱えってもどうせ農村僻地まで開発するわけもなし
鉱山都市新規建設+超回数の交渉+周辺からの人口流入、それにまつわる軋轢解消+@と鉱山都市新規建設+港湾都市整備+主要都市部整備だと
前半分に書いた交渉や安全の担保のめんどくささ考えると後者のがマシじゃねって意味

428 :
長い、三行で。

429 :
ちょっと前にあったアルジェリアのテロの映像見たけどほとんど駐屯地というか城塞都市みたいだったな
それが鉱山ともなれば何倍何十倍の規模になるだろうし、
鉱員を現地採用するなら派遣邦人の護衛も相当数になるだろうし頭抱えることになりそう

430 :
現地人は皆殺しにして無人の荒野をマイペースで開発しようぜ

431 :
>>427
輸送路建設の折衝や自衛隊の駐留に関しては相手を併合できる=軍事的に制圧できるかそれ以外の手段で相手を服従させられる状況なら
大抵どうにかなるのではないか。
というか普通内陸部の資源地帯を租借するなら輸送手段もセットで確保するだろ。
>周囲中世レベルのまま放っておいても何もいいことないしどうせ放置ってわけにもいかん
放置するために租借で済ませるんだよ。
併合しちゃったらそこはもう日本国内なんだから、日本自体の体制がよっぽど変化しない限りは
有る程度の投資をしなければならなくなる。
日本国内なんだから当然日本の法律が守られる必要があるから、裁判所は最低でも必要になるだろう。
現地の治安機関が日本の法律なんて守るわけないから日本式の“警察”を作ってやる必要がある。
末端ぐらいなら現地人を採用することもできるかも知れんがそれでも大きな負担であることには変わりがない。
他の行政機関だって当然現地組織を作る必要が出てくるだろうし、へたすりゃ生活保護だって支給してやる必要が出てくるかもしれない。
こういった負担を考えると中世的な国家を日本の領土にくみいれるぐらいなら
それこそ折衝や安全の保障に関する不安を抱えていたとしても租借で済ませるべきだというのが俺の見解

432 :
>>426
>>427
ブルガン油田を利用するために
1.クウェート全土を占領する
2.アッバース朝全土を占領する
の間には埋めがたい差があるからな
時と場合によるとしか言えんな

433 :
わがニッポンは併合にはトラウマがあるからなあ
土地もらっても傀儡国家として独立がいっぱいいっぱいじゃないかなー

434 :
併合は無主の地に開拓民送り込んで領土化するぐらいかね

435 :
煮詰まっている最中ですが、とりあえず繋ぎに・・・。

「では、今回はここら辺にしておきましょう、お二人ともお疲れ様でした」
「えぇ、お疲れ様でした、ニシモトさん」
「お疲れ様です、しかし、ニフォンはウミビトとも交流を持っているなんて、驚きでしたね。」
「私もまさかソラビトと交流出来るとは思っていませんでしたよ、空の民の領域にまで行けるなんて、ニホンは本当に凄い国なんですね。」
とある大学の研究室で、異世界言語の翻訳作業を進める3人、異世界の大陸でも未だに世界中の言語の解明が進んでいない為、情報の共有もかねて複数の国の協力者を集め、行く行くは翻訳本を出版し、国際交流を活性化させようと言う目論見を立てていた。
「同じ年頃なだけあって、気が合うみたいですね、お二人とも」
「え?ぇぇっと・・・うん、まぁミーティアさんと話しているのは楽しいんだけど何というか・・。」
「そう、ね、プリシラさんとはお互いに故郷の話をして楽しく過ごしてるわね。」
「み・・・ミーティアさん・・・何でそんなに顔を近づけるのですか?」
「いやぁ、ウミビトって私たちと意外と相性が良いのかなぁって・・・・。」
「ミーティアさん、プリシラさんが困っていますよ、あと涎出ています。(あぁ、食物連鎖・・・」
息を荒げて涎を垂らすソラビトと本能的に身の危険を感じて無意識のうちに車椅子を後退させるウミビト、食物連鎖の縮図を西本教授は幻視した。
「あ・・・あら?私ったらはしたない・・・兎に角、彼女とは個人的な付き合いでも仲良くやって行きたいなと、思いましてね。」
「私も異存はないです、実は、これからシンジュクでお買い物をしようと思っているのですが、ミーティアさんもご一緒しませんか?」
「魅力的な提案ね、宿舎で本の山に埋もれるのも良いけど、たまにはニフォンの街を見物するのも悪くないわね。」
「本ですか?確かにそれも良いけど、折角ニホンに滞在しているのですから、もっと外に出て見物しましょうよ!勿体ないですよー!」
「あー、えっとプリシラさん、迎えが来たようですよ?」
「お姉さまー!!」
「あら?ウルスラ、お父様は一緒じゃないの?」
「うん、ちょっと用事があって、一人で行ってあげなさいって言っていたの。」
「あら?妹さん?・・・・・・・。」
「あの・・・ミーティアさん?」
「・・・・・・・か・・・。」
「か?」
「可愛いいいいぃぃ!!ちっちゃいプリシラさんみたいー!」
「きゃぁーーーお姉さまー!?」
「ちょ、落ち着いてください!ミーティアさん!?どうしたと言うのです!?」
「プリシラさんも可愛いー!二人とも大好きー!!」
「「嫌ーーーー!!!?」」
「大惨事だ・・・海の民と空の民の相性は良さそうに見えて、悪いのかもしれん・・・。」

436 :
乙です

437 :
投下おつです
>>431
輸送路建設予定地も借りるのはいいけどね
持ち主違ったらトップダウン一発で交渉終わるわけないでしょ
王でも無理やり土地没収できるわけもなし結局折衝交渉は必要なんだよ
んで加えて大規模な道路、しかも高整備されたものなんて軍事的に気軽に許可できるものじゃない
発展するのわかってても侵略路になるの怖いから道作らないなんて話いくらでもある
軍事的に制圧したり、無しで強権発動してもいいけどそれはそれで結構なもめ事の種やで
制圧して放置となったら超無責任国家としての名声得ちゃうし、服従させたらさせたで内にめんどくさい虫飼うことになる

放置するわけにもいかんってのは治安や人口流入の可能性をどうにかせんといかんからだよ
日本が開発する地域なんて現地より治安や環境いいんだろうから周辺から人入ってくるのなんて目に見えてる
完全に監視するにもコストかなりかかるしな
逃散農民、流民なんてでっかいもめ事の種やで

あと、自国扱いする必要性0やよ
適当に自治区とか新しい傀儡国家作っとけばいい

438 :
乙でした
前スレでちらっと話題に出ていましたけど、ついに出会ってしまいましたか>ウルスラ&プリシラとミーティア
しかしこの展開は……まあこの程度で済んだから良しとすべきなんでしょうかね?
>>437
無人の大陸に進出するのなら好きなようにやれるんですけど、人が住んでいる大陸に進出すると
その手の問題が発生するんですよね
前者なら大手ゼネコンやエネルギー関連企業とかが本領を発揮すればまあ大丈夫なんでしょうけど、後者だと
外務省や自衛隊、その他もろもろの組織も加わっての大仕事になることはまず避けられませんからね
まあ、ある意味書き応えのある題材ではありますが

439 :
とりあえず外務省が関わるという時点で、日本にとって碌なことにならないのは確定だ

440 :
>>438
無人の大陸を第1拠点にして、そこから人の居る大陸に進出すればいいんじゃないかな?

441 :
ファアンタジーの話しようぜ。
ドラゴンの背に竜騎士が乗るだけでなく、重機関銃ないしは機関砲を搭載するのって、対空&対地戦闘の効率が上がるかな。

442 :
F世界側がドラゴンに機関砲乗っけた大日本帝国転移物はみたことあるが、正直言ってミスマッチだった。
ドラゴンというF世界要素を生かした使い方は無いものか。

443 :
ドラゴンに銃砲載せてトリガーどうすんだよ
乗ってる人間まで線のばすんか?
照準はどこで操作すんの?
銃砲旋回できんの?
銃砲の固定どうすんの?
戦闘終わるたびにドラゴンから着脱すんの?
これもうヘリや航空機でよくね

444 :
そりゃあんた、鞍か何かに固定して人間が引き金引くんですよ。
>ヘリや航空機でよくね
自衛隊側はね。F世界側は?って話。

445 :
魔法の杖か何かを用いた対地攻撃とかは?

446 :
爆発魔法を込めた魔法の箒(無人)でも突っ込まそうぜ

447 :
>>444
金属やらでよほど鞍ガッチリ作らないと&ガチガチに固定しないと反動で当たらねーぞ
銃身旋回しないなら本体旋回せんと狙えないし照準もどうやってつける気なのか
普通に魔法やブレスでよくねーかこれ

448 :
赤軍が内戦時に使用した戦車(チャリオット)の空中版だな。

449 :
所で、なろうか何かで見た記憶があるけど、連射砲ついた戦車みたいなので、ベヒーモスとぶつかり合う話あったけど、どういうタイトルだっけ?
なんか、怪しい儀式の生贄にされそうになっていたF世界の剣士の所に駆けつけて、Gフォースマーチだったか、怪獣大戦争だったかのゴジラBGMを流して突撃する奴
絵面を想像して爆笑したけど、全然思い出せない。

450 :
それ、なろうのルーントルーパーズ第四部の闘技場の場面ですよ
そういえば同じなろうの掲載作品で前スレで話題になってた
『東京直上にゲートが出来たらそりゃ大騒ぎになるよね』が
『スカイ・ゲートキーパーズ 〜灰鷹同盟〜』ってタイトルに変わってますね
しかも作風はシリアス寄りになってさらに第一部完結までしてる
前スレでも好意的な評価が多かったけどこれは今後面白くなりそう

451 :
ルーントルーパーズかw思い出した、それだw
あぁ言う読み応えのある面白い作品が今後増えてくれると良いんだがね
小説家になろうでも、F世界自衛隊スレまとめでも、更新が楽しみな作品が多いけど、そういうのに限ってエターなるんだよね

452 :
ウエメセイクナイ()
ドラゴンを運用する空軍っていう話だと、洋書にテメレア戦記ってのがあったな…
竜にハーネス通して足場を作って乗員載せてたな、今何巻まで出てるんだろ

453 :
>>447
F側のドラゴン騎兵で銃器を装備するなら雰囲気的にはマスケットなんだよな。
ファガーソン銃、スナイドル銃、ドライゼ銃辺りの後装式なんかでも絵になる。

454 :
>>452
昨年末、V巻が出たなりよ<テメレア戦記
鷲の軍旗が遂にドーヴァーを渡りますた

455 :
>>454
追記
原書ではつい先月末、最終巻直前の9巻が出たばかりですだよ

456 :
>>455
訂正
最終9巻直前の8巻が出ますた
何度もスマヌ

457 :
>>453
後装銃じゃないとドラゴンの上での装填は難しいだろね。

458 :
>>451
そうなんよねぇ、どーしてこんな事になるのやら。

459 :
>>453
絵柄は良くても単発式じゃまず当たらなそう
かと言ってバルカンくらいだと反動で吹っ飛びそう

460 :
マキシム重機でも詰んでみるかね?
水冷式だからちょっと重いけど……

461 :
ファンタジーのモンスターなんだから、もっと無茶苦茶強い奴でもいいんだよ。

462 :
異世界の大陸に横たわる広大な大森林、大陸奥地に進むための玄関口にして、大陸有数の危険地帯、完全武装した兵士でも生きて帰れるものは少ない。
それ故に調査が進んでおらず、過去に数回各国の調査団が派遣されたが、多くが帰らぬものとなる凄惨な結果となり、それ以来、調査は打ち切られている。
しかし、強大な魔物すら及ばない高空から、大森林を見つめる者が居た、電子の目を持って、グローバルホークが観測装置を用いて、大森林の隠された姿を暴こうとしていた。

「よう、アルティシア、また炎爪熊を仕留めたんだって?」
「村の畑を荒らしていた犯人がコイツだったからね、暫く肉料理には困らないと思うよ。」
「撃ち込んだ魔石の矢で心臓を凍り付かせたのか、えげつないねぇ、ま、腐りにくくなるし、勝負も一瞬で決まるし、毛皮も傷まない、一石二鳥って奴だ。」
「お蔭で大分費用がかさんだけどね、普通の矢だったら、数週間は追いかけっこさ」
「あの大きさの魔物を氷漬けにするんだ、結構良い値だったろ?」
「それでも、仕留める事が出来たのだから、収穫のほうが上だよ、奴の爪も魔石みたいなものだしね。」
「あぁ、見たよ、あれほど状態の良いものは滅多に見かけない、良い仕事をしてくれたよ。」
「いい加減君も大物狙った方が良いんじゃないかい?タルカス、君ほどの槍の名手がレッドクロウラー数匹程度の戦果と言うのも正直あれだよ?」
「村の門番が活躍するときは、あまり好ましくない事だろうよ?別にこちらから出向いて魔物どもを潰す気にはならんし、我々に害する魔物だけを仕留めればそれで良いのさ。」
「村周辺に危険な魔物がうろついているだけで事だろうに・・・まぁ、魔物なんぞよりも、荒野の連中のほうがよっぽど厄介・・・・っ!?」

ゴォオオオオオオオオオオオオオオオォォ!!!!
大気を叩く様な轟音と共に、空に巨大な槍の様な物体が上空を通り過ぎ、集落全体を眺める様に旋回しつつ、森の外へ飛んでいった。

「な・・・何だ今のは!?」
「見た事も無い魔物・・・いや、そもそも生き物なのか!?翼の生えた槍の様にも見えたが・・・。」
「少なくとも自然と生まれたものでは無さそうだね、古の魔導文明の産物か、それとも荒野の民の新型魔導兵器か・・・兎に角、村を見られた可能性があるのが不味いね、緊急招集がかけられるかもしれないね。」
「面倒な事になりそうだ・・・。」

「グローバルホークが大森林地帯に集落のような物を観測したらしいです。」
「人が住まぬ土地では無かったのか?いや、そもそも、あんな危険な場所に好き好んで住む者が居るなんて」
「集落近くに開けた場所があります、少し狭いですが、ヘリが着地出来るかもしれません。」
「何にせよ、接触するときは細心の注意を払え、無用な争いは避け、あくまで友好的に。」
「了解です、彼らならあの大森林の情報を多く持っているかもしれませんしね。」

とりあえず、書いたところまで。

>>459
見た目がマスケットでも実は、魔法が詰め込まれた弾丸で、着弾した場所に榴弾砲クラスの爆風が発生するとかだったら脅威ですね、どちらかと言うと攻撃機みたいですがw

463 :
>>462
 よくぞ書いてくれました!

464 :
ファンタジー世界で飛行機が発明されたら
黎明期ではどんな飛行機が開発されるんだろうね
複座式で後ろに魔法使いが乗るのが義務化してる国とか
対ドラゴンを想定しなきゃならんから複葉機時代から大口径機銃や大砲くくりつけた飛行機が登場したりとか
どんな試行錯誤がなされるでしょうかね

465 :
飛行生物の形をそのまま真似た飛行機械とか?
本来、飛ぶのに全く必要のない嘴が付いてたりね
ただ、そこはファンタジー
形を似せることにより概念が云々とかで飛んでるとか普通にありそうで困る

466 :
やべっ、あと数十分で月曜日が終わる。
そらのいくさリメイク外伝を投下しまーす。
と、今日投下する分で前編終了的なノリでーす。皆さま楽しんでいただければ幸いです。
あっ、投下前に
>>375-348
ありがとうございまーす。
防護服ネタに食いついてくれてうれしい限りです。
いや、結構この部分気になっていたんですよ。
いきなり未知の新世界、何も警戒せずむき出しの生身で日本本土から離れるかな〜?
そんな度胸、日本政府にあるのか? と。そう考えた結果ひどくシュールな絵面が出てきましたw
そして、SSBM……いかんのか? と一瞬思ってしまう自分。
当作品の自衛隊は巡航ミサイルを装備してたりしてまーす。

467 :
その大森林にすむとある怪獣がその報復攻撃に巻き込まれて、大森林の外、つまり人間の住むエリアで息絶えたという事だ。
これが大問題の始まりである。
日本側としては
1.巻き込んでしまったという負い目
2.新世界における巨大生物のサンプルやぁー!
3.ウルクゥ側に対する好感度稼ぎ(将来の市場にするため:重機で片付けて、すごいでしょ? 欲しいでしょ?)で手伝いたい。
ウルクゥ側としては
1.そもそも戦争と復興優先で人手が足りない。
2.かといって、これ以上日本に頼って大丈夫なのか分からない。
3.大魔獣は生きた巨大な魔道資源とまで呼ばれているから解体したい。
4.しかし、解体専門の既得権益集団? 大森林を縄張りとする放浪民族アルヴェルとの協定の存在。
と言った利害の一致と不一致が生じており、早急に片付けたいのに、上手く進まないと言った事があったのだ。
じゃぁ、さっさとアルヴェルとかいう連中に解体させて、サンプルとして日本側が買い取ればいいじゃーんという意見もあったが
「これほどの大物、アルヴェルでも久しぶりだそうで……唯今『部族間抗争』の真っただ中と言う事もあり、解体には非常に時間がかかると」
「……無視する事は出来ないのですか?」
「まさか、初代大公様が直々に結んだ協定を子孫の我々が一方的に破棄するわけにはいきません。
そんな事をすればアルヴェル達の自治権を認める代わりに公国守護の任を与える……
という協定が亡くなり、我が国は連合帝国との戦争において、極めて危険な状態に突入いたします」
アルヴェル……日本人の特定の人たち流に言うと『エルフ』である。
ただし、美形でも不老長寿でもなんでもない。
……良く言って『ユダヤ人』や『客家』
悪く言うと『ジプシー』やら『クルド』な国家を持たない放浪民族な人々の総称であり、アルヴェルの一部の不足では文字を使った情報伝達手段を持たず代わりに彼ら伝来の魔法を使った『親の記憶の継承』でもって情報を保存すると言った事がある。
人種的な違いもあり、現地の一部の人たちにとって、アルヴェルの顔かたちは見分けがつかなく、また記憶を継承すると言った情報伝達・保存システムの存在があってか、不老長寿と勘違いされやすかったりと色々とめんどくさい民族である。
要するにだ、ゴンドワナ大陸における放浪民族にして、大森林に生きる狩猟採集民族をすべてまとめて
『アルヴェル』と呼んでいる。
ウルクゥ公国ではそんな彼らに一定の土地の所有と自治権、そしてその他一部利権――要するに自治区の設置――を認めている。
その代り、この国において彼らは公国防衛の一役を担う責務がある。
そのアルヴェル側が保持する権利の一つが大怪獣の解体はアルヴェル側の専業となっている部分である。
現在の公国アルヴェルはなんとこの状況で激しい『部族間抗争』を行っており、怪獣の解体作業が大いに遅れる可能性が指摘されている。
だから、日本側が怪獣の死骸を買い取ろうにも相当後になるという話。
じゃぁ、日本側が怪獣の死体を解体しようとしても今度はアルヴェル側の権利を侵害するという事になるというお話である。
「と言う訳でして、えーと、そちらの要求と言いますか、それ通りにあれやこれやと取引するわけには……」
エアコンが聞いてない代わりに自家発電機と扇風機が回る室内で、日本側はその来ている服の内部で汗をだらだらと垂れ流していた。
『何で、エアコンのガンガン聞いた、自衛隊やら商社関係者の宿舎じゃないんですか!?』
『馬鹿か! そんな場所、相手側が警戒するに決まってるだろ。そもそも、ここは彼らの国なんだから彼らが指定した
場所に決まってるだろ! ほら、扇風機あるぞ! 10台も!』
『同じ場所で自家発電機動かしてたら、ただの熱風じゃないですかぁぁああああああああああ――――っ! それにこの服暑いです!』
『当たり前だ! 簡単に外気を通してたら、防護にならないだろ』
『…………なんでこんな事してるんだろ』
日本政府公認、日本初のPMCこと「日本特別警備機構」の「特別警護要因5号警備員(スペシャルガード・オペレーター)」の瀬戸内とその愉快な仲間たち(部下たち)は、そんな会話を小声で行う。
とは言え、湿気でやたらむんむんする夏の日本の様な気候じゃなかったのが幸いだろう。
もしそんな気候だったらそろそろ水分補給と称して体を冷やさないと日射病になりそうだ。
しかし、一人は国会議員とはいえ、4人しかいない人間だ。護衛が5人ついているとはいえ……
ウルクゥ公国側は本当に取り合っているのだろうか?
そんな疑問が瀬戸内の中にはあった。

468 :
(この会話……公国側に何らかの形で聞こえてないよな?)
瀬戸内はかつての同僚――空自の同期――との出発前の飲み会での会話を思い出していた。
「DIH(防衛省情報本部)と公安が旧世界の新列島で一時銃撃戦になっちゃったって知ってるか?」
「――はっ?」  
「オフレコで頼むよ〜? まぁ、政治家の側にはその時が来たら容赦なく公表して駆け引きの材料にしようとしてるからこうやって
会話のネタに出来るんだけど……それでも一応その時があるまではオフレコで頼むぜ?」
芋焼酎を飲みながらそういう刈上げの男性。
瀬戸内の同僚は焼酎3杯目に突入しながらもアルコールに酔う様子が全くなかった。
最初の1杯目がビール、そして焼酎が3つ。
会話が普通に成り立つ酒好きな元同僚に呆れながらもいつしか彼の言葉に耳が行く。
事は簡単だ。DIHはシギント……いわゆる高度技術的手段による電子的なスパイ活動を専門とする機関だ。
つまるところ、アメリカ合衆国で言うNSA(国家安全保障局)である。
ところが、日本本土が異世界に移動しちゃった。
人工衛星やら通信傍受とかそういうお仕事がメインであった、DIHは居場所を喪失してしまった。
列島移動……と言うか列島交換から1週間。ショック状態から立ち直り始めたDIHは自分たちの新たな居場所を見出した。
旧世界の――元の日本列島と交換するように旧世界に現れた『元新世界の列島』であった、旧世界の新列島である。
ココなら旧世界相手にシギントが出来る……。
そう……考え、彼らはここに進出をし始めた。
ところが、似たような事を考えてた連中は他にもいるのである。
その連中の名前を――『公安調査庁』と言う。
「旧世界の第3次世界大戦に、新世界。そしてウニヴェルスム神聖連合帝国。何処も現状を把握するだけ低一杯だ。とはいえ、
そういう事に何らかの対処をする組織である以上、動き出さないといけない。
そういう意味ではDIHも公安調査庁もちゃんと動き出したんだ。だがな、今まであった『すみわけ』がかき乱されて
『縄張り』も何もない場所、新列島で諜報を専門とする色々な組織が動き出したんだ。ただでさえ、大戦だなんだで、気が立ってる……」
「だから?」
「……双方の勘違いだった……で幕引きされたが、おそらく公安か、もしくはDIHの側がそれぞれ相手側を中国側のスパイか何かだと
判断して……双方が『喰らい合った』ようだ」
日本には色々な諜報機関がある。基本的には相手のスパイに対抗するカウンターを主とする防諜組織だが、それでも
色々な組織が存在する。
『公安調査庁』や『公安警察』とその内部組織『外事課』。
『内閣情報調査室』こと、通称「内調」や『防衛省情報本部(DIH)』。
『自衛隊情報保全隊』や外務省の旧『国際情報統括官組織』――現、国情統括局――があげられるだろう。
とは言え、それぞれの組織は常にバラバラだ。
明確な縦割りと縄張りによってひかれた境界線に従って彼らは常に活動しているし、時に境界線が重なった場合、相手の足を引っ張り合う……
と言った現象だって起こりうるのだ。
例えば、その昔公安調査庁の二重スパイが公安警察によって、外国のスパイとして摘発されたパターンがあった。
その際、公安調査庁はかなり怒り狂ったようだが、公安警察にしてみれば外国のスパイを取り締まるのが自分たちの仕事であり
スパイを野放しにしている――公安警察からはそう見えた――公安調査庁の行為や怒りは理解に苦しむ行動だった。
「……そっか…………うん? ちょっと待て、諜報を専門とする……色々な組織=H」
「DIHと公安調査庁の激突には、さらに公安警察外事課がかかわっているという噂がある。
そればかりか、内調は例の……ファンタジー『テロ』の発生を感知していたとかいう話だってある。だが、それらの情報やらなんやらが有機的に
そして有効に機能したという話だけは……無い」
「……つまり?」
「……誰も……『本当の事を何一つ把握していない』し『敵味方の識別すら分からなくなっている』。
少なくとも、今は。……そうそう、形の上では保全隊(自衛隊情報保全隊)所属って事になっていて、実際はNSC直属の『秘密任務部隊(タクスフォース)』が動いてる。
お前さん、今度仕事で、新大陸に行くんだろ? きぃつけろ……厄介な事に巻き込まれる可能性がたけぇぜ?」

469 :
10〜15分後あたりに続きを投下しまーす。
またあの長期間の規制が始まるのが怖いのよねん。

470 :
数日後、朝の弱い日差しが、昼の強い日差しに変わりつつある頃、大森林の空に無数の羽音が響き渡った。
UH-1Jの編隊が大森林の奥にある、小さな草原に降り立ち、その腹部から数十人ほどの奇妙な斑模様をした兵士を吐き出し、再び空へ消えていった。
「まさかこんな奥地に草原があるなんてな」
「草原と言うか、背の高い木が生えていない場所と言うか・・・。」
「何となく手入れがされた痕跡の様なものを感じるな、だが、大分昔に放棄された様な・・・。」
「見てください、鉄製の鍬が落ちていますよ?酷く錆びていますが・・・。」
「開拓したが、管理が出来ず、放棄した畑だったのかもしれんな、近くに集落らしきものが確認できることと関係があるとみて間違いないだろう。」
「村に直接降りれないんですかね?」
「阿呆、そんな事したら相手を無駄に刺激する事になるだろ、下手したら攻撃されかねん。」
「隊長!あれを見てください!!」
「あれは・・・・成程、例の集落か・・・」

トワビト・・・・元々は、リクビトだった種族だが、莫大な魔力が満ちるこの大森林に適応する事で、強い魔力と長寿を誇る種族へと進化した。
外界と交流を断っており、外部から訪れる冒険者などを幻術で誘導し、集落から遠ざける。
集落全体には、その幻覚魔法を高出力で作動させ、村の住民の精神の深部を共鳴させ続ける事で無意識に幻覚魔法を使用する強力な擬態をしている。
これのお蔭で、大森林の深部に到達した冒険者や調査隊などに長らく発見されていなかった・・・・・異世界から現れた魔法が効かない種族が現れるまでは・・・。

「幻覚魔法の出力を最大出力で!自警団の方は、門の守備を固めて!」
「くそっ、一体何なんだ!鉄の羽虫がリクビトを落としていったぞ!?」
「斑模様の奇妙な格好をしている!森の景色に溶け込むつもりか?味な真似を・・」
「魔術師部隊はどうした!?」
「既に奴らに向かっています、幻覚魔法を至近距離で浴びせて追い払えれば良いのですが・・・。」
「あれ程の羽虫を操る者たちだ・・・・一筋縄ではいかんぞ!魔法戦を準備しておけ!」
「アルティシア、奴らは何者なんだ?」
「分からない、少なくとも寄せ集めの傭兵連中では無い様ね、動きに規律がある、つまり正式に訓練された兵士・・・」
「こんな奥地にか?我らの領域を侵しに来たと言うのか?」
「彼らの目的は分からない・・・でも、出方によっては・・・。」
「あんまり早まった真似をするなよ?アルティシア。」

今日はここまで。

471 :
―― 再開でーす ――
――嫌だなぁ〜
思わずそんな思いのため息がこぼれるが、呼気によってかえって暑苦しくなった。
これだからこの防護服って奴は嫌なのだ。
そんなときだった。まず外務省の2人組が立ち上がり、次に衆議院議員小西とその私設第3秘書の孫娘が立ち上がり相手側に一礼する。
どうやら、会談は終わったらしい。
そして、外務省2人組が目線で教えている。移動すると。
歩き出した瀬戸内とその部下、4人。5人のオペレーターたちと4人の護衛対象者たち。
その9人組が建物の外に出る。
建物の外には自衛隊側が用意した軽装甲機動車が並んでいた。
一応、護衛としてオペレーターが5人ついているとはいえ、基本的には議員が自費で雇ったガードマンと言う立場でしかない。
その為、送迎には自衛隊が行ってくれることになっている。
開かれる車の扉。
ありがたい……ひょっとしたら、この暑い防護服の少なくとも顔部分は脱げるかもしれない。
そんな風に瀬戸内が思っていたところだ。
もし、この時――もっと早くに気が付いていたらと後悔するのは数分後。

「――――」
瀬戸内は、元禄民生用の安全装置を解除する。
もっと素早く解除するべきだった。だから、今頃になってあわてている。
「だ、だい――」  「――黙ってっ!」
秘書の智子の口をふさぐ。ふさいだのはほんの一瞬。しかし、それだけで智子の発言は終わる。
襲撃者の数は――少なくとも20人は超えている。
魔法とかいう不可思議な力を使う連中、魔法使いも移動砲台として何人か参加している。
でもなければ無数の火の玉が乗り込もうとした軽装甲機動車にぶち当たりはしない。
火の玉は軽装甲機動車の開いたドアより中に入り込み、ドライバーを殺傷、そのまま、車を燃やしたのだ。
軽装甲とは言え、装甲版で覆われてようと、蓋が開いてちゃ意味は無い。
すぐさま、自衛官たちが応戦を開始するが、そもそも、ここはウルクゥの施設だ。地の利は現地の人々にある。
無論、ウルクゥ公国側の衛兵たちも動きだし、襲撃者に対抗を図っているが――――
(――やべぇ、護衛対象が一人、取り残されてる)
物陰から状況をうかがう瀬戸内。
疑惑の外務官僚――めんどくさいから、以後「疑惑」――疑惑が腰を抜かしてその場にへたり込んでいる。
それでも、彼は徐々に這い出してその場から離れようとするが重い防護服が、彼の這ってでも移動しようとする動きを制限する。
あの、火の玉で腰を抜かした彼はその場に取り残されてしまったのだ。
瀬戸内は、自分の部下たちの不甲斐無さと自分の不甲斐無さを一瞬後悔する。
自分たちは護衛のために雇われたのにと。
(所詮は、平和ボケ日本人の……おままごとか――!)
その昔、海外であった正真正銘の本物の傭兵≠フ姿を一瞬――幻視する。
日本政府公認、日本初のPMCの傭兵。それが瀬戸内とその部下たちの身分であった――ハズだ。それが、このざまだ。
「カバーしろ! あいつを確保する!」
「了解!」
元禄の銃口から叩き出される7.62mmの銃弾。
『元禄』は64式小銃の再設計再生産型モデルであり、権利を買い取ったクロクロと言う日本におけるもっとも新しい銃器メーカーが
発売しているアサルトライフルだ。
ちなみに元禄の語源はその会社の社長さんが
『64式をそのまんま出しても……売れる気がしない。そもそもうちの独自色を出すべきなんだ! そう64式現代型生産バージョン……そう! 「現」代バージョン「6」4式で……「元禄」!』
というある意味まんまな物だ。
現代バージョンと言う言うように、ピカニティーレールやプラスチックフレームで作られた元禄だが、その民生用にはフルオート機能がオミットされている。
おまけに装弾数も12発の専用マガジンしか使えない様に色々と加工されている。
つまり――
必然的に……

472 :
って、うわぁ・・・見事に被った・・・・。
とりあえず、異空人イクウビト(仮 投下です。
他の作者様の作品を楽しみにしております、もう少し気楽に書いて、ハードルが下げられればなぁ・・・・。
もう少し、自衛隊の装備の資料と睨めっこしてみます。(グローバルホークか、TACOMか迷いましたどちらを飛ばそうかな・・と

473 :
<――奴ら=F狙:え:命ずルゾ――+轟炎=
「クソっ、俺狙い! いや、わた、なべさん!」
フードをかぶった、謎の人物が一人、石畳の上に――
銃口がかの人物に向けられる。直後発生するのは再び無数の火の玉。青い色をしたそれ。
だが、その人物のいる場所とは逆方向。
狙われる敵のクロスボウの指し示す方向。
手に握られる元禄と指がかかるトリガー。しかし――
(弾が! 装填する暇がねぇ!)
「リーダー! 後ろです! 狙撃!」
すぐさま、場所を移動しようと走る。仲間が引き金を何度となく引いて――装填の隙が発生する。
「皆さん、下がって!」
自衛官の一人が持ち出した、MINIMI分隊支援火器。5.56mmの無数の銃弾が空気を切り裂き、
積み上げられた干し煉瓦の壁を一瞬で土くれへと変えていく。
<――変更=粕ヘ・囲*拡大@私は指示スル――『爆轟セヨ』>
その指示。『魔法』への指示也。従属魔法と言うカテゴリー。
フードをかぶった人物は全部で7人。鎧兜の様なもので顔を隠したのがさらにもっといて、それぞれ皆クロスボウを装備している。
ただし、そのクロスボウは何処かおかしなところがあった。
銃でいうストック。要するに柄の部分が加工されていたのだ。おまけにクロスボウは上部方向に奇妙なからくり仕掛けの何かがついている。滑車やワイヤーの様な何かが複雑に絡まった仕掛け。
しかし、知っている――あの仕掛けがなんなのか、ここで戦う人間たちは。
ウルクゥの衛兵の一人が、弓矢で相手を攻撃しようとして――相手の一人がクロスボウを向ける。さっき1発撃ったばかりなのにもう撃てる! ――先制攻撃によって撃たれる!
「――連発式」
正確に言うなら、連続装填式と言うべきだろう。基本は1発ずつしか打てない。
フルオートの様に押しっぱなしで出る訳じゃない。レバーアクションやボルトアクションライフルの様に、1発撃って、クロスボウの柄の部分にあるレバーの様な機構を動かす必要がある。
だが、逆に言うと、普通のクロスボウとして見ては痛い目を見る……と言う事だ。だからこその先制攻撃。
そして、一人の兵士がクロスボウに居ぬかれて倒れる……直後、激しい衝撃波と熱波が周囲一帯を覆い尽くした。
――爆轟。それ以外にそれを表現し様がない。
フードの被った人間が手を振りかざすとそれは起こった。


「――ッ……あ、あれが魔法と……やらか」
9人組。
かろうじて、生き残っている9人組。
「リーダー。この矢……」  「抜くな。動かすな。包帯で固定しろ」
「いえ、その……この矢……糞が塗られている様なんです」  「――!?」
オペレーター5人組の一人、北口のその言葉に一瞬絶句する瀬戸内。
あの場から、200メートル以上離れた廃屋。それが9人組のいる場所だった。
結局襲撃者の攻撃により衛兵と自衛官たちと離れ離れにされたのだ。いや、むしろ

474 :
(誘導された――……連中の狙いは俺たちか?)
来ていた防護服はとっくに脱いでいる。ある意味防護服が『防護』したから全員生きてると言えるのかもしれない。
何故ならば、あの火はすぐには防護服を燃やして内部の人間に届かなかったからだ。
燃料を掛けた人間に火をつけてもすぐには人間が燃えず表面の燃料が燃えるがためにすぐ消化すれば無事で済むように……。
(しかし変だ。もたった資料によると『魔法』とやらはもっとシステマチック……悪く言うと機械工学的だったんだが……)
呪文を唱え動作とともに発動した轟炎と爆轟。
貰った資料にそんな魔法については書かれてあったか? いや、それとも……
(どのみち、この新世界について我々が把握している事は分かっていない。それに例の資料にだって書いてあったじゃないか
機械工学的な魔法は200年ほど前に発展しだした……と聞いている。それ以前に魔法はある事にはあったがきわめて限定的で不安定で、微弱なものでしか無かったらしい的な事が……)
もしかしたら、今回みた魔法はその古い魔法なのかそれとも――?
「どちらにせよ……どうします? みなさん」
議員小西は外の様子をうかがいながらそんな事を呟く。
「……リーダー。弾はまだあります。一人……400発ほど持ち込んでますから。セミオートと言う事もあって、使い切る速度は
遅いですし」
「……スタングレネードも一人1発ずつ持ってますし、スタンバトンもあります」
「……」
本当は移動して、自衛官たちと合流するべきだと瀬戸内は考える。だが、もし連中が自分たちを誘導しているのだとすれば。
(自衛隊に近づけば近づくほど、連中の攻撃は苛烈になっていく……。仮にも衆議院議員だ。ここに来る前に身体検査やら変な薬やら
何やらを飲まされたりしたんだ……自衛隊の側から助けが来ることを……今は祈るしかないな)
そして、瀬戸内は決断を下す。
「移動します――ここよりは守りやすくて逃げやすい場所に」

――廃屋の外。
無数の矢が刺さったフードをかぶった人物が……倒れだす。
そこに現るはクロスボウではなく弓矢を持った、またもやフードの人物たち。
「――ここだ」
彼らが廃屋に踏み込んだとき、そこには誰の姿も無かった。
「……遅かったか」

475 :
終わりでーす。そして、投下し終わってから……最後の場面に何か一文でも継ぎ足せばよかったなーと
今頃後悔。
「遅かったか」の一言じゃァ、誰が言ってるのかわからないかもしれぬ……ぐぬぬぬ
>>472
余り気にせずにーいつも楽しみにしていまーす。

476 :
投下乙です!

477 :
投下乙
現実の竜騎兵って騎上で短銃ぶっ放してサーベル抜いて突撃したんだろ
F世界の竜騎兵もマスケットかなんかの単発銃ぶっ放してランスかなんかで突撃かませばいいんじゃね
マスケットじゃなくて魔法弾でも良いし

478 :
数の少ないドラゴンライダー用に、構造は複雑でも連発銃が一定数配備されてたり、その関係で連発銃の開発が早まったり、とか。

479 :
ドラゴンって小柄なものでも体長3メートルはあるイメージだけどそのサイズの肉食獣とか
維持費半端ないことになりそう

480 :
空から舞い降りた斑模様の兵士たちは、数年前に放棄された畑に一時拠点を作り、大森林の集落と接触をしようとしていた。

「全く、調査だけなのに、この重装備・・・・住民に威圧感を与えないかねぇ・・・。」
「前回の調査で馬鹿みたいにデカい熊が現れたらしいじゃないか?用意するに越したことは無いさ」
「その内、ドラゴンでも現れるんじゃないか?燃える爪を持った生物なんて、おとぎ話でしか見た事ないぞ?」
「ははっ、となると、俺たちはドラゴンスレイヤーと言う奴か?」
「ある意味、この前、イロコイのミニガンでミンチにした、オオトカゲがドラゴンと言えなくもないですね。」
「随分とショボイドラゴンだ事だ、まぁ、青銅の武器で挑みたくない相手だがな。」
「死の森と言っても、青銅器時代相当の文明の軍隊ですからね、我々なら何とかなるでしょう。」
「炎爪熊はロクヨンが効かなかったんだ、油断はするなよ?」
「隊長!天幕の設営が終了しました。」
「よしっ、30分後に接触に移るぞ?各自待・・・・」
「周囲に人影が!包囲されます!」
「何?」

大森林にすむトワビトの魔術師部隊は、焦っていた、既に何回も強力な幻惑魔法を浴びせているのに、まったく効果が無いように見えた。
こうなったら、接近して飛び切り強力な幻惑魔法を叩き付けるしかない、下手すると狂死するレベルの攻撃魔法に近い物になるが、背に腹は代えられない。

「アドル、奴らには幻惑が効かないのか?」
息も絶え絶えに幻惑魔法を広範囲に放つ魔術師が、魔術師部隊のリーダーに言う。
「仕方がない、近距離で浴びせるぞ!弓に警戒しろ!」
「追い払うのが目的でなかったのか?これでは、攻撃となんら変わらんぞ?」
近距離で浴びせるという事は、それだけ強力かつ高密度な魔法を浴びせるという事であり、並なリクビトなら精神負荷に耐えられずに死んでしまう魔術である。
攻撃されたと取られてもおかしくないものだった、そうなると相手を追い払うどころか正面からぶつかる事になってしまう。
「これだけ強力な物を浴びせられているのにも関わらず、風でも吹いたのかと言う顔だ、恐らく幻惑魔法にかけられていること自体に気付いていないのかも知れん。」
「この魔法すら効果がないのならば、攻撃魔法に切り替えるしかあるまい、だが、交渉可能ならば、穏便に立ち去って貰いたい所だ。」
「魔法をかけ続けていた相手に、それと気づかず交渉に乗ってくれる連中ならば良いのだがな・・・。」
半ば自虐的に答える魔術師、しかしリーダーのアドルは仲間が傷つかずに済むなら、それでも良いと思い始めていた。

481 :
「魔術師の部隊と思われる者が接近中です、包囲されつつあります!!」
「装備は・・・杖に短剣?恐らく魔法が本命なのだろう、魔法攻撃に警戒しろ!」
「いえ、既に魔法の杖が発光しています、何かをこちらに照射し続けているみたいです!」
「人魚の時と同じく幻惑魔法か?向こうとしても正面衝突は避けたいみたいだな」
「あまり気持ちの良いものではありませんねぇ・・・効かないと分かっていても」
「まぁ、我々は勝手に玄関に上がり込んだ不法侵入者だ、警戒されてもおかしくは無いだろう」
「同じようなやり取り、ソラビトの時もあったよなぁ、ま、お約束と言う奴だな」
「幻惑魔法は完全に無視しろ、体の構造上、我々には効果がない、それよりも火の玉や氷の槍のほうがよっぽど厄介だ。」

『何をしに現れた!?ここは、我らトワビトの領域、リクビトの居て良い場所ではない!』
荒野の民が使う言葉と共通した言語で怒鳴ってきた未確認種族、その姿はおとぎ話の妖精の様に、耳が細長く、神秘的な雰囲気を持っていた。
『我々は、日本国より派遣された、陸上自衛隊です!未調査領域の探索及び、交渉に訪れました!敵対の意思はありません!』
拡声器によって増量された声に驚きつつも、向こうも交渉の余地がありと認識し、返答をする。
『ニーポニア?聞いたことも無い国だな?敵対するつもりが無いならば、即刻立ち去るが良い!我らの領域を侵す者は何人たりとも許しはせん!』
『せめて、話だけでも聞いていただけませんか?我々と国交を結んでもらいたいのです!』
『断る!リクビトのいう事は信じられぬ!』
『我々はリクビトではありません、異世界よりこの世界に来た者です。』
『リクビトではない?いや、確かに魔力を全く感じられぬ、この様な者たちは今まで見た事が無い・・・一体どういう事だ?』
『詳しい事は後で話しますが、時空災害によって元の世界から切り離され、この世界に組み込まれてしまったのです。』
別な世界から訪れたと言う話に驚きつつも、魔法の杖の構えを解かないトワビトと名乗る種族の魔術師
しかし、言葉が通じる相手という事で、僅かにその場の空気が和らいだように感じた。
『いいだろう、仮にこの世界の者では無いとするならば、事情を知らなくても仕方あるまい、後ほど交渉役を連れて来よう。』
『有難うございます。』
『だが、我らの集落には近づくな、近づけば警告なしで攻撃するぞ?』
『分かりました、我々は、この草原に待機しています。』
『うむ、だが国交を結ぶことは期待するなよ?我らは、鎖国中でな、今までも自分たちの力だけで生きてきたのだ、多種族と交わる事は無い。』
『貴方達の気が変わる様に努力はしますよ。』
『ふんっ、好きにしろ。』
そう言うと笹の様に細い耳を持った未確認種族、トワビトの魔術師たちは集落に戻って行った。

とりあえず、書いたところまで。

>>479
サヴェリューハ:肉なんか敵兵を使えばよいじゃないですか
うむむ、中々コストがかかる兵科ですね、魔獣部隊と言うのは・・・。
次話はまだかなー(ちんちん

482 :
>>479
超小型の肩乗りドラゴンとかいる世界観もあるけどね。

483 :


484 :
>>475
射線が通るような場所で、ドア全開って不自然過ぎなような。
ドアで身体を挟んでたとかならまだしも、クールベストあるんだから、ドア開けた程度じゃ意味ないし。
89の7.62mm化ならまだしも、生産設備の無い64の改造版を今更生産するのも無理矢理感が……
そのまま降ろすならわかるけど

485 :
>>484
うお! 指摘キタ!
はい、作者です。一応、設定上は可能だと判断してこんな場面になっちゃいました。
設定文をだらだら垂れ流すのって、やたら文字数が多くなるだけで展開が遅いと思って
必要になる時まで後回しって感じにしてたんですが……悩ましいですな
まず、指摘点について、
>射線が通るような場所で、ドア全開って不自然過ぎなような。
ドアで身体を挟んでたとかならまだしも、クールベストあるんだから、ドア開けた程度じゃ意味
えーと、小型犬が飛び込んで自爆した。的な感じの場面をイメージしていただければ
と思います。
仮にも議員先生を乗せるので、と自衛官が甲斐甲斐しくドアを開けた感じの場面と言うイメージも
ありました。
当作品の魔法は大きく『機械的な魔法』と『生物的な魔法』の二系統ありまして、
機械的な魔法は状況や必要な物がそろえば皆一定の効果を発揮するもの。
生物的な魔法は、ペットとブリーダー的な感じで思っていただければ……
要するに犬を調教してどうのこうのする……犬の部分を火の玉にしていただければと。
犬なので、基本的にはブリーダーの指示を聞くがところどころ自己判断の応用があるてな感じです。
>89の7.62mm化ならまだしも、生産設備の無い64の改造版を今更生産
89式は権利が下りなかった+89式との差別化(企業的な意味で)
の結果、64式を新興メーカーが生産しているという感じになりました。
何しろ、89式使うなら普通に自衛隊さんから一度払下げてもらえばいいじゃーん
って感じになりますし、それはそれで
新興メーカー「うちで銃作れないし売れないじゃん!」
って感じですし、じゃぁ、何故7.62mmかと言うと
銃に対する一般大衆の無知と無理解に付け込んだ販売攻勢の結果としています。
新興メーカー「5.56mmは殺傷力こそ同一ですが、命中率と何より威力が弱いですよ!
結局は軽く訓練した程度の素人が使う場合、こっちの方が当てやすく威力もあって安心できますよ!」
って感じで。
一応、こんな感じの設定を用意しています。
疑問質問指摘、いつでも大歓迎でーす。
まぁ、今のところは裏設定で補完出来てるけど、そのうち破たんがでちゃうんだろうなーw

486 :
>>485
いや、豊和さんに任せろよ。
いろんな意味含めて

487 :
ドラゴンライダーもそうだけど、サーベルキャットやヘルハウンドに乗ってこられたら、かなり手強いと思う。
重量だけでも馬以上なのに、鋭い牙や爪みたいな武器も持っているし
問題は餌が肉と言うところ・・・・負けた味方の死体や敵兵の死体を使う手もあるけど、味方の肉まで使えるのかな、精神的に
いっそのこと雑食性という事にしてしまおうか、おかか入りのごはんを貪るサーベルキャット・・・微笑ましいw

488 :
サーベルキャットってなに?
サーベルタイガーなら知ってるがキャットは初耳だ
それはそうと、島戦争の作者がティルガライザーを再掲するようで楽しみだ

489 :
ティルガライザーを読もうとしたらもうすでにサイトが無くなっていて残念だったなあ....。ようやく読める。

490 :
すまん、スカイリムやっていたから、サーベルキャットになってしまった。
外見的にタイガーと大して変わらないから、別に区分する必要もなさそうだけどね。
ドラゴンライダーもそうだけど、巨鳥や巨虫みたいな航空勢力がF世界側にあったら、自衛隊としても結構厄介かもね。
ゲートでは撃ち落とされて鱗剥がれて、しまいには射撃の的にされちゃって結構不憫な役だったけどw

491 :
対空兵器を持っていく必要が出るし、金も食うしな
ゲートは気合入った陣地に突撃したからフルボッコで終わったけど、
小部隊だと結構面倒

492 :
中隊や小隊単位で分散してるときに襲撃されると面倒だなあ。
携SAMがどれほど効くのかよくわからないし。

493 :
画像誘導や光波誘導なら当たるべ

494 :
画像誘導は戦闘機と形が離れてると逆に当たらないかも
と言うかロック不能かもね、プログラム変更しないと
むしろなんでもロックできる方がまずい
戦闘機にロックしようとして鳥にロックしちゃったら困るしね

495 :
>>487
犬科やネコ科の肉食獣に乗るのは骨格と瞬間的な運動量、攻撃時の姿勢のおかげで難しいと思うで
加えて肉食獣って基本的にスタミナないしフリーハンドで動かす方がどう考えてもいい
長距離乗れるわけないし鎧装備も無理、姿勢も不安定となると割と簡単に落とされる要素そろってる

496 :
>>494
地上攻撃も兼用できて、目で見て打ちまくれる対空機関砲なんかどうよ。
でも調達方法が…。
今じゃゲパルトを中古で買ってくるくらいしかないかな。

497 :
>>494
だから、人間が照準するんだよ

498 :
>>494
ロック島なら或いは

499 :
サーベルタイガーといえば皇国の剣虎兵を思い出すな、千早なみのヒロイン獣はおらんのか
小銃弾が効果的でない鎧蠍や装甲蟻やサンドワームやら飛竜とか浪漫あるな
でかい蜘蛛とか巨人とか死肉の集合体みたいな洋ゲーにでてくるようなクリーチャー好き

500 :
>>488
英語では「セイバー(トゥースド)・キャッツ」なのじゃ
>>494
画像的に「輪郭が極端に変わる」と、ロック外れるわな、アルゴリズム上
特徴的な部分の折れ線グラフとして処理してたのは、ちょい前のシーカーだっけ

501 :
小銃が効きそうにない大型生物や飛行生物の存在は小規模な部隊でも
ロケット砲や携行SAMを装備することを強いられるという抑止力的な意味合いでも厄介だね

502 :
対物ライフル「そこで僕の出番ですよ」

503 :
>>502
キャリバー「貴様は引っ込んでろ」

504 :
M320インM433「重すぎんだよ、お前ら」

505 :
AT4「さすが余裕の軽さだ。火力が違いますよ。」

506 :
例えば雷撃魔法なら1q先でも着弾までのタイムラグは1/100秒以下だし単発でもそれなりの命中率を・・・

507 :
一人1丁Kord配備

508 :
>>503
75階層以降アンクラッドに用意されていたキリト向けの片手剣(未実装)「おめーこそ引っ込んでろよ。」

509 :
誤爆

510 :
素直にM2大量配備でいいんじゃない?

511 :
現実の陸自はすでにM2結構配備してるけどね。中隊本部とかに普通にある。

512 :
それより7.62ミリ弾を再び主力に

513 :
F世界側の飛び道具で脅威なのって、バリスタか丸い玉の大砲位かな?
輸送戦記では、普通の矢に見える物が実はエンチャントされていて、着弾時に爆発する奴だったけど・・・。
イメージ的には強くて榴弾程度で、貫通能力が無さそうだから、戦車や装甲車の装甲を貫くことは出来そうもないように思う。
関係ないけど、ゲートからやってきたF世界側が船から魔法のバリスタを日本の湾岸に撃ちまくって砲弾外交しようとしたら、酷い事になったと言うのがふと脳裏に浮かんだw

514 :
バリスタなんて密度なさ過ぎて脅威になりようなくね
丸い方も危害半径少なすぎ命中率悪すぎであんま脅威になる気しないわ
投石器で呪いのアイテム投げてくる方が怖そうw

515 :
バリスタがゲイボルグみたいに無数の鏃に分裂して、1発1発が炸裂して、しかもホーミングするとかだったら流石に脅威かねw
っというか、これじゃぁガングリフォンのクラスターホーミング弾だw

516 :
>>513
大砲があるならロケットとかどうかな?
さすがに弾頭が榴弾と言うのは技術が進みすぎてるだろうから、ロケット推進の投げ槍みたいな感じで
装甲車両相手には無意味だけど、高機動車とかトラックには脅威かも

517 :
伝統と信頼のトレヴュシェットで腐乱死体スローイン
いろんな意味で効果ありそうだけど

518 :
まあ普通の投石器じゃ射程短すぎてお話にならんのですけどね

519 :
代案はドラゴンに輸送させて投下するくらいかね?>死体スローイン

520 :
そこは魔術師は魔法弾撃ったり、ゴーレムがエンチャ槍投げてきたりすんじゃね
魔法による遠距離攻撃が怖い

521 :
ゴーレム槍投げとか火力密度的にも射程的にも全然怖くないやん
1キロ2キロ投げれるようなゴーレムなら直接殴らせた方がずっといいんじゃねえの
いっそ投石器にゴーレム載せて投げればええねん
>>519
医療発達した現代相手に腐乱死体投擲がどれだけ効果あるかなぁ
一体封鎖消毒で大方終わりそうな気が

522 :
>>521
あれだよ、魔力供給式の半砲台型投槍ゴーレムだよ、古代文明の遺物的な
毎分10発くらいでエンチャで射程と炸裂効果or誘導性を付与された槍ぶん投げてくんだよ
まぁ戦車でかち合ったり高空からの精密爆撃だったりAT火器当てりゃ簡単にやれるだろうけど、いっそ魔力ビームでも撃つか

523 :
ゴーレムの愛称はマキシム・ゴーリキーで行こう

524 :
>1キロ2キロ投げれるようなゴーレムなら直接殴らせた方がずっといいんじゃねえの
そうだね、貴方の言うとおりだ
ということで、大砲で弾飛ばすなんてまどろっこしいことせず、炸薬を直接相手に押し付けて起爆しようぜ

525 :
カタパルトやバリスタといえば、「狼の口」ではギリシア火薬を詰めた焙烙玉みたいなのを、ドカドカ投石器で飛ばしていたな。
F世界で黒色火薬がすでに発明されていたら、雷管というか癇癪玉みたいなのを信管にしたら、炸裂弾(榴弾)も生まれるか?

526 :
空から舞い降りた異形の軍勢にトワビト達は、困惑していた。
幻惑の魔法が全く効果が無い事と、万物に宿るはずの魔力が一切感じられなかったこと、何よりも一番不味いのが集落を発見されてしまった事。
会議をするために使われている村長の屋敷の会議室は村の幹部たちでひしめき合っていた。
「まさか、森の外からの来訪者とは・・・」
「連中はこの森を調べるために派遣された調査隊と言っておりますが・・。」
「村の情報を外部に漏らすわけには行かん、すぐにでも始末しなければ村の存続にかかわるぞ!?」
「彼らは敵対の意思は無いと主張しております、更に彼らは巨大な羽虫に乗り、何十人も降りてきたのです、もし彼らと敵対したら次々と兵を空から送られ我々が滅びますよ。」
「更に悪い情報だ、奴らには幻惑魔法が全く効き目がない、他の魔法は試していないが、魔法の殆どを無効化されてしまう可能性がある。」
「なんと、魔法が通じぬと!?それでは、我らの最大の武器が無効化される事になるぞ?荒野の野蛮人じみた刀剣での肉薄しか手立てがないという事か?」
「少しは、争う事から離れろ、今は彼らをどうやって丸め込むかだ。」
「彼らは我々と国交を結ぼうと言ってきた、だが、そうなると我々の集落の位置を他の国々に漏らす可能性がある」
「忌々しいリクビトめ!空を飛ぶ巨大な羽虫だと!?魔法の無力化だと!?新しい玩具を手に入れた途端にこれだ!」
「千年以上も時を隔ててみたものの、相も変わらずか、人食い族との戦争の頃から全く変わっていない。」
「あの、盛り上がっている所申し訳ありませんが、彼らはそもそもリクビトではない種族らしいですが・・。」
「リクビトでは無い?リクビト以外が、あの荒野から訪れる事も無いだろう?亜人の使者など、そもそも連中が送り付けてくる筈がない」
「彼らと直接会った私が話そう、外見こそリクビトと余り差は無いが、彼らはその身に魔力を宿していない様なのだ。」
「アドル魔術長?それは真か?魔力がどれだけ弱い者でも、ほんの微量でも帯びている筈だぞ?」
「私も信じられなかった、極僅かな反応すら感じられなかったのだ、その様なリクビトは聞いたことも無い。」
「荒野に居た頃は、その様な種族は存在しなかったはず、魔鉱石によって変異したにしては、奇妙な話だ。」
「何にせよ、森の外の者たちを村に入れる訳には行かん、お引き取り願おうか」
「では、彼らに伝えましょう、使者を送る準備をしなければ・・・。」
森の外から訪れた斑模様の謎の集団の対応がまとまりつつあった、これから使者を送ろうとしたその時・・・。
「緊急事態です!ご無礼をお許しください!」
会議室の扉を叩き付ける様に開き、傷だらけの自警団の隊員が転がり込んできた。
「何事か!もしや例の連中が・・・」
「違います!鋼蟷螂の群れが現れたのです!!」
「鋼蟷螂の群れだと!?馬鹿な、奴らは鉱山付近にしか生息していないはず!?いや、兎に角、自警団と魔術師部隊を集めろ!急げ!!」
「はっ!!
「ぐぐぐっ・・・・このような時に・・・。」

527 :
乙!

528 :
>>521
                                   、_人_从_人__/
                                   _)
 ,..r;;:  (  人)  ) ,;`ー、          | ヽ丶       _) 消  御
 ヾゞ、  ゞ'´   '`´   `ヾ、     ─|─           _) 毒   仏
          -‐':、ゞ'``  ,l      / | ヽ            _) だ  は
ヾ、 ゞ;;.  ,r-、   `ヾ、    ヽ、                   _)  l
, rヾ    ,r!/r'ヽ    '`      \      _|_      _) っ
   _,,,.,ノ、_ ヽ,       `ゞ;;    ;:、    /|        `) !
,r‐'''" ,.r ,イ彡ミミヾ、      ``  ´;;i             V^V⌒W^Y⌒
__,.;;,ィ'´ ,:;;;;彳彡ミ;j`、        `i;:、      オ
;; ヾ、彡;;;ノリ;jjjjj;;;jr' i   . ノ;;:'' `゙`、 ``ー、                   ,ィ
彡冫;;il;;;ミ;;;;;y;レ  ,t'´           ,.、ー、  ゝ     ォ             i|l;
;'イ;;;'ヾ``ヽ、ィ;;i ,ri'´    ヽ ヾノ ,ry' il'Y゙r    ヽ、            ,j|l;;
j'´ '´ '´/ゞ';;::`´ヽ    ``´ー  ゙i ;;: ,r'      )  ,r、       ,rヾlir'ミ,
  / ,;:' '´/ ー≡;i{、      /ヾr'´  ,.   '`;;:、 〉ゝ  r-ー-、_ ,{i=i= }i、
ーr-、j ,! ,;',;'ィ;;:イ''``ゞ、_,、-‐'´ヽ:;/ 、 ``ヽ  ;:、 `' (´  `ゞ、;;;;'',,fi、,≡:;イ==、
,,:'  ``ゞ、,;;ゞ、 "´イ ,... `'彡 ,/´  `ヾ、ヾ   '    ー、  ii;j `i;;!'´ニil';;;;ゞr、_,r'ミ
'   ー‐─ ,rー'゙ー─-、_j;:r'´     ヾ,ゞ         、 ゞ,ミ;:l;;l  ,!  ,!,i;;'´¨/
;.   r-‐;;'"}            ``ヾ、  ノ       ,;;;: (i,;)))、,,:;!、__,:};!_,.、l
....   _,,,ィ、 i        'ヾ人  、}( /     ノ   ,r'i  r'"ヾ-‐i‐-:;イ, / ヾ

529 :
おい、消毒の対象が御仏になってるぞ。

530 :
自衛隊の実力を見せつけるには火力演習が一番!お許しください蟷螂様!
うおぉぉ〜〜〜〜〜〜〜
            ミ
             λ。
でも、エルフたちの信頼を得るにはまた別の行動が必要です。
実力を示して舐められなくなっても、怯えさせたままでは、まともな交流は出来ないでしょう。
とりあえず、書いたところまで・・・。

531 :
虫なら手っ取り早いのは殺虫剤だったような。

532 :
鋼蟷螂……刃牙かな?(すっとぼけ)

533 :
エルフニハカレーダ

534 :
>>528
毎度のことながら、貴殿の汚物処理に関する情熱と丁寧さは感謝の念が絶えません。

535 :
>>528
仏教を弾圧するF世界のモヒカン神官かと。

536 :
>仏教を弾圧するF世界のモヒカン神官
宗教問題に関わるのはどう考えてもヤバいので控えるだろうが、どうしようもないようなのが日本に絡んで来たら、
「オッス!オラ第六天魔王」とばかりに、F世界では宗教関係上攻撃はタブーだった“聖地”を砲撃&爆撃しまくり。
後腐れがないように「捕虜をつくるな、根切りにしろ」と、女だろうが子供だろうが老人だろうが火炎放射器で消毒。
相手はカルトのテロリストだから遠慮すんな!と自衛隊もノリノリ。
本土じゃ創〇がF世界の宗教指導者を天魔呼ばわりしたり・・・

537 :
その第六天魔王、仮面ライダーバロンじゃないだろうな?
「弱い宗教など、いらん!」

538 :
マンティスはワインをかけて焼き上げるに限ります。
ヌカコーラも忘れずに!!
>>刃牙
すいません、バキネタはよくわかりませんOTL
とりあえず、気が向いたら適当に書いております。
例によって、現地民には食材にもなるかもしれません、ほら、森の中では貴重な蛋白源
自衛隊も殺虫剤が有効なのは知っているかもしれませんが、普通に銃で撃ちぬいた方が速くて安全だったり・・。
ヘリコプターで広範囲に撒くなら効果はあるかもしれませんが、調査の進んでいない森の生態系を破壊する事に繋がるため、制限されていたりします。

539 :
ベトナム戦争で、アメリカがジャングルに枯葉剤をまいたから、すごい被害が出ただろ?
未だに農薬に対してそれしかイメージを持たないバカが多いんだよ。
僕は農家なんだが、そんなののせいでウザイ言いがかりをつけるやつが多いんだよ!

540 :
>>536 本土じゃ創〇がF世界の宗教指導者を天魔呼ばわり<なにそのおまいうw

541 :
「彼らは敵対の意思は無いと主張しております、更に彼らは巨大な羽虫に乗り、何十人も降りてきたのです、もし彼らと敵対したら次々と兵を空から送られ我々が滅びますよ。」

「彼らは敵対の意思は無いと主張しております。更に彼らは巨大な羽虫に乗り、何十人も降りてきたのです。彼らを始末などすれば、『敵対する』と宣言したようなもの。
そんなことになったら、攻め込まれても文句は言えません。空から次々と兵を送られ、滅ぼされてしまいます。」
どなたかは存じませんが、加筆修正お疲れ様です。
ちょいと、リアルが立て込んでいて今日は投稿できるか怪しいですOTL
まとめの方を読み返してみると、結構誤字脱字が多いですね・・・うーむむむっ
他の皆さまが書かれる作品もたのしみにしておりますよー!

542 :
今ちょろちょろと書いてるんだけど、あまり固くなく現代兵器TUEEEを前面に出した
スナック感覚で読める感じの方がいいかな?

543 :
>>542
現在書かれている作品が少ないので、大歓迎です!
最近少しずつ活気が戻っているのかな?と感じますね、エターなる作品が増えても、
また新しい作品を書いてくださる方が増えれば、スレが衰退する事も無いでしょう。

・・・・ところで、修正が入るところを見ると、やはり私の描写は色々と未熟な部分が多いのでしょうかね。
まとめの方を見直してみましたが、誤字脱字がなんと多い事か、何時も載せてくださる方に申し訳がなく思います。
エターなる前提の作品ではありましたが、キリの良い所で〆に入った方が良いのかもしれません。
私の理想では、「輸送戦記」みたいに帝国との戦争で日本が勝利でバッサリ終わらせたところですね。
異空人イクウビトの終着点の模索を始めたいと思います、色々と有難うございました。

544 :
固くても固くなくてもここの住人は基本飢えてるからおkだと思うよ
むしろ固いのでも大歓迎だと思われ

545 :
>>542
どちらもウェルカム
ただ、某作品のようにあからさまな現代文明sageだけは勘弁な

546 :
ファンタジーかしらんが、ラピュタのゴリアテやナウシカの浮き砲台みたいな空中戦艦はAAMで殺れんのか?
土鬼の浮き砲台自体は一部木製なので楽勝だろうけど。

547 :
ゴリアテはゴミのようになっちゃったとはいえあのクッソチート性能の
ロボット兵の大群の攻撃にある程度耐えてたからAAMで殺るのは無理だろう

548 :
浮き砲台は風の谷のガンシップが一撃でバラバラにできる程度です
あの世界の銃火器は、火薬や冶金技術が低くて大した性能ではないって設定
なので、AAM程度の炸薬でも十二分な効果が見込めるでしょう
ゴリアテは硬式飛行船だからけっこう厳しそう
中に詰まってるのは気体状態の飛行石らしいし、現代では想像できない程の重量を飛ばせるはず
なのでドイツの硬式飛行船なんか目じゃないくらいの重装甲でも驚かないね

549 :
>>541 >>543

今見てきたよ、人の書いた物を無断で改変とか普通の神経していれば出来ないんだが
ほんと無いわ、糞過ぎるだろ ついでに、微妙にほかの部分もいじっているし
糞電波垂れ流して一つの作品つぶして気持ち良いか?お前だよ、糞編集、どうせ見てるんだろ?
作品を自由にいじりたかったら自分で書けよ、ほれ、書けよ!

550 :
誤字脱字報告ならともかく勝手に加筆修正って……

551 :
ゴリアテみたいなのは対空ミサイルより機関砲で撃ちまくった方が良い

552 :
あとは基本的に対空ミサイルは弾頭がHE破片効果とか軽装甲向きなので、
BMD向けミサイルを撃ち込むのも良いかも
まあBMD向けミサイルは高いし射高や機動性がオーバースペックなので、
敵の数が多いならHEAT弾頭の専用対空ミサイルを作るのが一番かな

553 :
SM-3の価格を調べたら一発10-20億円もするのか
まあ多段式宇宙ロケットみたいなもんだからなあ
SM-2でも1-2億円だからドラゴン一匹くらいには使いたくないね

554 :
>>550
まったくもって同意だね。
このスレにはそういう輩が居ないと思っていたんだが、色々とがっかりだよ。
ほかの作者さんも気をつけな、ついでにトリップとかつけて自衛したほうが良い
作者さんが、ここ間違えたから修正しておいてとか、言ったのなら別にかまわんが、こういうやり口は許せん。
下手な荒らしよりも性質が悪いわ 自分で作った作品をどういじくろうが勝手だが、他人の作品は勝手に好き放題いじって良い物ではないんだぞ!!
創作を舐めるなや!もう一度言う、自 分 で 書 け や !

555 :
>>548
対空ミサイルより対艦ミサイル持って来るべきでは?

556 :
ASMのシーカーで空を飛ぶ目標を追えるかなあ。
終末誘導のIRHやARHは問題ないかもしれないけど、シースキミングがどうなるか……

557 :
他人が書いたものに断りもなく手を加えた上、まとめに上げるとは……
誰だか知らないが非常識も甚だしい
もし君がここを見ているのなら、まずはここで作者さんに謝罪した上で、これまで改変した部分をもとに戻すか
自分がまとめに載せたものを削除すべきだよ
それと、>>549>>554が何故これほど怒ってるかを理解出来ないのならば、もう創作活動には関わらない方がいい
それは君に創作活動における常識が欠如しているということだからね

558 :
ラピュタのゴリアテは重装甲な上、大砲を大量に積んでるからなぁ
正直なところ自衛隊が戦うとしたら遠距離から対艦ミサイルを大量に叩き込むぐらいしか対処法がないっぽい
逆にナウシカの大型航空機は20mmバルカンであっさり墜ちそうだw
「なんちゅうもろい船じゃ…」

559 :
>>548
>中に詰まってるのは気体状態の飛行石
それって何処に載っていたの?

560 :
全長 : 312m
全幅 : 84m
全高 : 82m
最高速度 : 98kt ( 181.5km/h )
巡航速度 : 58kt ( 107.4km/h )
航続距離 : 16,000km ( 8,639 海里)
乗員 : 360名
軽くggった上記がゴリアテの諸元らしいが。
これが、全周を19世紀末〜20世紀初頭程度の冶金技術に支えられた鋼板で装甲されていると。
全備重量で15万トン位はあるんじゃないのか、これ…。

561 :
全長312mで幅84mって大和よりデカいじゃねえかw
これ乗員360名で足りるのか?

562 :
そのサイズでその航続距離って頭おかしいな
まあでも速度ないからアウトレンジから殴ってればいつか落ちそう

563 :
>>552
別に軽装甲向きじゃない。
対空ミサイルはエネルギーを無駄なく使う為に、基本的にトップアタックする。
何十キロの弾頭が高速で落ちて来るから、戦艦並みの装甲で無いと防ぐのは難しい。
因みに、近接信管は直撃しないから作動する物。
相手がデカいなら先ず当たるから。

564 :
「彼らは敵対の意思は無いと主張しております、更に彼らは巨大な羽虫に乗り、何十人も降りてきたのです、もし彼らと敵対したら次々と兵を空から送られ我々が滅びますよ。」

「彼らは敵対の意思は無いと主張しております。更に彼らは巨大な羽虫に乗り、何十人も降りてきたのです。彼らを始末などすれば、『敵対する』と宣言したようなもの。
そんなことになったら、攻め込まれても文句は言えません。空から次々と兵を送られ、滅ぼされてしまいます。」
↓new
「彼らは敵対の意思は無いと主張しております。それだけでなく、巨大な羽虫から、何十人も降りてきたのです。
彼らを始末などすれば、こちらから敵対することになってしまい、報復されても文句を言えません。空から次々と兵を送られ、滅ぼされてしまいます。」

違う、そうじゃないw 書かれていた通りに乗せろと言ったんだよw
怒り通り過ぎて呆れてきたわ、人の書いた作品に手を加えてご満悦か?それは自分のメモ帳にでも張り付けてネットに出すなよ。
何であそこまで怒ったのか全然理解してねーな、作者に許可を取って修正するならまだしも、勝手に余計なもん付け足しただろ!
こんなん続いたら、ほかの作者さん、何も書かなくなるぞ!?脳みそに蛆でも沸いてんのか?
>>557
まったくもって、ありえないよな、普通まともな神経していたら他人の作品を無断で加筆するなんて出来んのにな
こう言う奴が、創作活動にかかわると碌な事にならない。
ネットに出さず自己満足で楽しむ分には文句は言わんよ、メモ帳にでも張り付けてニヤニヤ笑っていれば良い、脳内妄想するだけなら誰でもするもんだ。
通行人を殴り倒す妄想をしてもそれを立証する事が出来ないし、無罪だが、実際に通行人殴ったら傷害罪になるぞ。
糞編集した奴は、一線超えて通行人を殴った様なもんだ、絶対に許されないぞ?創作活動のタブーを犯したんだよ!

565 :
>>564
あからさまな誤字脱字ならまだ許せるだろうけど。
これはひどい

566 :
なんと言うかもうえー加減にしろよとしか言えんよな
人様の作品を勝手に編集している奴は自分が同じ事されたらどんな気分になるかわからんのか…

567 :
誤字を見たら無性に直したくなるその衝動はよくわかる。俺もよくあるから。
ただ、勝手に直すのはまずい。例えばそれは一見誤字と見せかけた伏線だったりするかもしれないし、或いはこちらの知識不足で実はその表記の方が正しいのかもしれない。
したがって、誤字を発見したら勝手に対処せず、まずは作者に一報入れて、その上で作者から修正を頼まれたなら直すべき。

568 :
>>526 の原版

まとめ転載者による第2版

同第3版

同第4版 ← New ( >>541 に指摘された箇所を原文に戻しただけ )
違う。
他の方が指摘されている事はそういう事じゃあない。

569 :
まとめって基本編集自由なんだっけ?
管理人も誰か分からんしそこら辺住人で議論して見直すなり
保存庫統合するなり新設するなりした方がいいかもな
ともあれ、勝手に改変するのはイカンな

570 :
新シャア板にこうやって誰がやったかも判らんことに長文割いて似たような文体で短時間に屑だ何だと説教する荒らしがおったな。
…ここらへんだと作中の敵国を殲滅しろと感想コメントで叫びだす珍獣に近いかな?
いずれにしろ有害だしこういうのマッチポンプでいくらでも出来るから面倒臭い。
>>569
したらばの方は避難所じゃなくて分家、なんだよね。そこら辺どうだったっけ?

571 :
>>570
あくまで分家。分家内に避難所あるけど放置状態
まあ最近は大規模な規制もなさげだから特に問題にはならんとおもわれ
ただ分家は管理人が失踪してるんだよなあ
したらばって管理権限移譲とか出来たっけ?

572 :
>>563
対空ミサイルがトップアタックとか戦艦並の装甲で無いと防げないとかお前はバカか。

573 :
でもまー、対空ミサイルでもふっるい装甲板だと割れちゃうんじゃないのかって気はする

574 :
対空ミサイルでも歩兵戦闘車くらいなら普通に撃破出来るんじゃない?
戦車でも上面ぶち抜くからそこそこいけそう

575 :
他人の作品を自由にしたいとか例の人にしか見えんなあ

576 :
>>570
確かに騒ぎすぎかもしれないけど、人の作品を勝手に加筆修正する輩が今回出ちゃったのが不味いよ。
マッチポンプかどうかは知らないけど、こういった問題は、これから投稿されるであろう作品群に間違いなく悪影響を及ぼすよ。
>>575
にし何とかさん、やらペル何とかさんの事?それとも他に何か疑惑の人が居るんかね?

577 :
投稿した時点で自動的に何かのライセンス(GFDL等)を適用するものとするって規約でも作る?

578 :
無断改変許可はなあ……
それで未来の作者さん達を委縮させかねないし、それよか作者さん達に投下の最後に
まとめへの転載と誤字脱字の修正のみ許可出してもらう方式のがいいんじゃない?

579 :
クリエイティブ・コモンズなら改変禁止もできる。

580 :
>>576
違反行為の報告はいいけど、あなたの殴りたい相手はここに居るかどうかもわからないよ。これらは何も解決しない上見苦しいと思うのだけど。
>脳みそに蛆でも沸いてんのか?
>絶対に許されないぞ?創作活動のタブーを犯したんだよ!
>>578
そもそも誤字脱字をわざわざ修正する必要からして薄いからなー。
全面そのままで転載必須になっても読む側はそんなに困らないっしょ?
…まー個人的にはここらへんで誤字脱字を報告するシステム作った方がいいと思うけどね。避難所じゃなくてもwiki使うって手もある。
その方がBAKAも減ると思うし。

581 :
>>580
まあ脳内補完すればいいからなあ
取り敢えず次スレからテンプレにwiki転載時の改変禁止って加えるか?

582 :
>>580
あー・・・いや、それは済まなかった、頭に血が上っていたみたいだ。ごめんなさい
しかし、どこぞの誰かが勝手に人の作品弄り回して、まとめに乗せるという暴挙が許せなかったんだ。
一度あることは二度も三度も起こる筈だし、ガイドラインとかも修正していったほうが良い気がする。
これじゃぁ作者さんがあまりにも不憫すぎるよ。

583 :
>>577,>>579
書き込みの権利は2chのものだからライセンス適用とかはできないんじゃないかな
法律のことは知らないけど
>>581
反対
作品の無断改変禁止なんてのは「人のものを盗んではいけません」レベルの常識なんで
規約に書くようなことじゃないと思う

584 :
誤字はここで作者さんに聞いてみればいいんじゃね
誤字ならその都度wikiの方を有志で直せばいいし

585 :
1行増えるだけだし一応書いとけよ
テンプレにないじゃんとか言われてもめんどくさいだけだし

586 :
>>583
その「規約に書くようなことじゃない」ことを守れない人間が居るから議論してるんだがね・・・
>>585
ついでにガイドラインと暫定ガイドラインも統合しちまうか?

587 :
お前ら、いい加減にしろ!
作品を書きたい欲求があるなら、編集をしたい欲求もあるんだろ!
そんなあなたにいいブログだ。

http://hirorin.otaden.jp/e313446.html

588 :
>>576
にし某さんと思われる人にイクウビトが勝手に二次創作されてたじゃん

589 :
あの有名どころの戦記系の小説んとこ行って絡みだすキチか

590 :
>>583
マルチライセンスというのがある。まあ、作者さんに自分でまとめてもらう必要があるかも。

591 :
>>572
知識が無いのに噛み付くなよ。
超音速でぶち当たる数十キロの弾体を防ぐには、戦艦クラスの装甲が必要だよ。
因みに、03中SAMの弾頭は70キロある。

592 :
詳しく知らないんだけどエースコンバットみたいに対空ミサイルで艦船や戦車がばりばりやれるのはあながち間違いじゃなかったんだな
対艦ミサイルってオワコンなの?対空ミサイルたくさん積んで艦船にぶっ放した方が強いの?

593 :
>>591
対空ミサイルはAP弾みたいに硬いわけじゃないぞ
AP弾は運動エネルギーが一点に集中するから大きな破壊力を発生させるが、
ミサイルが物理的に当たってもエネルギーがバラけてしまうぞ

594 :
>>593
戦艦以下の上部装甲は数センチ程度だから、それで十分なんだよ。

595 :
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/9578/
因みにトップアタックする証明な
正確には、運動エネルギーを稼ぐ為に山なりに飛ぶ分けだから、携帯SAMやらの近距離だと
必ずしもトップアタックするという分けじゃないが

596 :
>>563
そもそも中距離AAM・SAMはまず上昇して飛距離稼ぐから上から当たるけど、
短距離AAM・SAMや携行SAMはそのまま当たるぞ

597 :
>>594
落ち着けよ 戦艦以下 なら戦艦含んでるぞ
それと、トップアタックにしたって武器の種類によりけりだろう。

598 :
>>582
正当性があるなら理屈だけで殴れるんで便利よ。あと諭せるし。
うん、まあその通りだ。あんまり窮屈にしてはアレだが、変なのにつけ込まれないようにはせんとな。
>>584
やっぱその都度その都度書いておいた方がいいねー
>>594
場合によっては機関砲でもいけるかー…?M61じゃ厳しくても30mmGAU-8ガトリングなら(A-10は在日米軍は装備してない)
…誘導か無誘導かわからないけど、爆弾落とせばいい気がしてきた。

599 :
ゴリアテぐらいでかくて鈍足なら爆弾でも普通に当てれそうな気もするなw

600 :
投下予告ぅー
そらのいくさリメイク外伝は来週月曜日に投下しまーす。
後編開始でーす。
……思ったより進まないなー。本編原稿から説明文を引っ張ってきたり……
やはり、分家の本編再開を早めねばならぬのか……
と言う訳で、微妙に設定海自でーす。魔法関係の設定ですかね。
色々と悩んだ結果こんな感じになりました。
魔法……大きく分けて『魔道工学』と称されるテクノロジーと
『従属魔法』と称されるスキルに分かれている。
魔道工学は、簡単に言えば魔道資源を大量消費する事で誰にでも一定の効果をもたらす。
魔道資源は
動力系資源、伝達系資源、効果系資源の3系統に分かれる。
動力系がエネルギーを発生させ、伝達系がそれを保存、伝達し効果系が魔法を発現させる。
例として、
熱量で溶かすことでエネルギーを放出する動力系資源と、放出されたエネルギーを
集積し、伝達させる伝達系資源による『魔力炉』。
魔力炉から流れるエネルギーを『妖精の羽』をはじめとする効果系資源に流すと
妖精の羽は反重力染みた力場を形成し、物体が浮遊する=浮遊魔法。
新世界において200年前に作られた世界初の魔法学園にて、開発されたテクノロジー的な魔法
である。
元々この世界には個人差が激しい上に学ぶことが極端に難しい『従属魔法』があったが、その従属
魔法でも使用されていた魔道資源に着目し、それを元に研究開発させた結果、発生したテクノロジーである。
なお、世界初の魔法学園は後に大陸中に名前が知られる『学院都市』となる。
こんな感じの設定でーす。
……なんかSF染みてますかね? 一瞬ガイドラインのSF禁止に抵触しないか
不安になってきた。

601 :
ソ連に超音速対艦徹甲ミサイルがあったなぁ・・・・
P-270やP-800とか

602 :
グラニートのかっこよさよ
ソ連の対艦ミサイルはロマンがある

603 :
大物喰いの対艦ミサイルを真剣に開発してるのはソ連だけだな
通常弾頭でも戦艦の主砲並みの威力
核弾頭なら10万トンの米空母も一撃で吹き飛ばす
ロマンだぜ…

604 :
>>591
運動エネルギーの大きさと貫通力は別物なんだけどなあ。
鉄板に豆腐を高速で叩きつけたら豆腐が砕けて衝撃が広範囲に分散しちゃうんだよ。
あと二次大戦の重巡の水平装甲は厚いやつだと10cmぐらいはあるよ。

605 :
ぶっちゃけ、弾頭がただの破片榴弾である対空ミサイルではいくら高速でぶつけたところで、戦車の装甲を殺るのは_
せいぜいIFVやAPC撃破がやっと。戦車を殺るなら攻撃機やガンシップの機銃(機関砲)同様、上面装甲狙うしかない。

606 :
ん、亜光速まで加速したなら
例えクッキーのかけらですら戦艦の装甲破壊すると思うんだけど

607 :
誰か、荷電粒子砲持ってる?

608 :
光速まで加速したう○こなら地球もやれるんじゃね?

609 :
とりあえず修正()のあった箇所を>>541以前の段階に戻しておいたわ。

610 :
>>598
無駄にがちがちに固めて作者さんが動き辛くなるのは避けたいけど、こうなってしまったら仕方ないのかもね。
やっぱり、ガイドラインに無断改変禁止くらいは書いておいたほうが良いんじゃない?
作者さんが直接、改変禁止と言ってくれれば良いけど、そもそも常識的に無断でいじる事は無いからなぁ・・・
>>600
投稿楽しみにしているよ、ただ、イクウビトで無断改変のトラブルがあったばかりだから、一応気を付けてね。
最近、投稿者が増えてきて良い感じだったのになぁ・・・

611 :
さっきテレビで、どっかの山の登山道が勝手に手を加えられたり、造られたり
ってのをやってた。
最近無断で何かやるのが流行りなのか?

612 :
>>609
原文と読み比べてみたが、再び修正されていたぞ。
これじゃぁイタチごっこだ、作者さんが直接やめてくれと、言ってくれれば良いんだが
いい加減にしてくれよ、こう言うの
作者さん、このまま続き書いてくれれば良いけど、この流れじゃ絶望的だ

613 :
はっきり改変禁止ですって言えばいい
回りくどい

614 :
取り敢えず次スレからはテンプレのガイドラインに無断改変禁止を加える方向でおk?

615 :
>>612
確認した。
なので最初に投稿された原文からバックアップしておいた。
これ以上は改ざんしているバカ野郎に堕ちるだけだからこれきりにする。

616 :
もうなろうに投稿するしかない
2chはオワタ

617 :
ぶっちゃけなろうでも良いと思うけどね
毒者のブロックとかも出来るし

618 :
>>591
戦艦には1tの砲弾が超音速で飛んでくるって知らないのか?
それとも60kg爆弾の水平爆撃が艦艇に致命傷になるとでも。弾体の性質については指摘されてるけど。
後結果的にトップアタックになってるのと、トップアタック狙った軌道を取るのは随分違うぞ。
まあ、ゴリアテの装甲厚はよく分からないから、仰るようにAAMぶち込めば普通に終わりかも知れないね。

619 :
>>604
遅けりゃそれで正解だけど
マッハ4とか、速度が速いと質量が穿孔に使われる
10センチとか一部例外じゃん

620 :
まあ、水平装甲に真っ直ぐ弾丸が当たる事はあり得ないし、直接比較するのも何だけどな。
で、いくら速度が速くても有効弾芯長と弾芯密度がSAMやAAMじゃ小さすぎて、
仮にユゴニオ弾性限界を突破してもそんなに侵徹長が伸びないと思うぞ。

621 :
どうも、異空人イクウビト(仮作者こと、前スレ360です。
少々立て込んでいて顔が出せませんでしたが、>>541以降の流れを見て、申し訳ない気持ちになりました。
曖昧に済ませていたツケが来たのでしょう・・・作者として明言しなくてはいけなかったのです。
では、異空人イクウビト(仮の作者として、正式に、「作者の許可なく無断で加筆修正する事を禁止いたします。」
まとめに何時も追加してくださる方は、大変申し訳ありませんが、ご了承ください。

>>進行状況
御免なさい、あれから殆ど進んでいないです。
時間を見つけて続きを書きたいので、お待ちくださいですー。
書いていて思ったことは、完全な悪のキャラクターって思ったよりも書くのが難しいですね。
そもそも、日本人が悪意を持った異世界人に襲われるシーンとか意外とためらいます。(アビスワームで自衛官Rのも結構勇気要りました・・・。

622 :
>>619
ついつい話の流れで忘れてたけど、どっちにしても弾頭が調整破片榴弾なんで滅多な事じゃ貫通しない。
侵徹長の計算はキネティック弾頭じゃ無きゃ意味が無い。
進入角度次第で当たる前に近接信管で起爆するか、直撃しても起爆して表面をなぎ払うか弾体が粉々に砕けて終了。
かといってBMD用のキネティック弾頭じゃ、動力部や弾薬庫に直撃しない限り、貫通するだけで損害が殆ど無い可能性がある。
ゴリアテでかいしね。
よってゴリアテを撃墜するには、二重弾頭化したASM改造のAAMを大量にぶち込むが吉。
でも、ゴリアテってそんなに装甲が厚いようには見えない。

623 :
運動性鈍くて速度200キロ未満の鈍足で的でかいとなったら
少々装甲厚かろうがフルぼっこにされそうだなどっちにしても

624 :
元々構想に入れていた物ですが、とりあえず、即席で書いてみました。

「おいおい、連中弓だの槍だの用意して、裏に集まっているぞ?どういう事だ?」
自衛隊の一時拠点から見たトワビトの集落は、慌ただしく動いているように見えた。
余りにも物々しいその光景を見て、思わずと言った形で、自衛隊側も警戒態勢に移った。
「交渉と称して、騙し討ちでもするつもりなのでしょうか?」
「不味いぞ、此方が攻撃を受けない限り、反撃は出来ないぞ、弓や魔法の射程距離に入れば、此方にも被害が広がる」
「二の轍は踏むなよ、交渉中に襲い掛かってくるようなら、すぐにでも制圧できるようにしておけ」

一方トワビトの集落にて・・・・。
「鋼蟷螂はどこまで迫ってきている?」
「はっ、付近の鉱山から湧き出て、波状に広がっている様です。」
「それも、凄まじい数です、私の隊の仲間も傷を負いました、まだ死傷者は出ていませんが、余りにも多すぎて撤退せざるを得ませんでした。」
「鋼蟷螂の駆除に目途は立っているのか?」
「我ら魔術師部隊にお任せを、面での攻撃は、我が部隊が得意とするものです。」
「アドル魔術長、任せてよいのか?」
「はっ、我が身命にかけて、この村を守ります。」
「何の!我々自警団も、この村を守ります!魔術師部隊だけに手柄を立てさせませんぞ!」
「では、共同で討伐隊を組もうではないか?互いの不得意な分野を補い合えば、恐れる物は何も無しだ。」
「許可する、自警団は魔術師部隊の斉射から鋼蟷螂の群れに突撃せよ、魔術師部隊は鋼蟷螂に肉薄する自警団の援護を!」
「「はっ!」」
「森の外で待機中の異国人達はどうしますか?」
「放っておけ、鋼蟷螂に襲われて森の外に出て行ってくれれば、良い、どの道この森には寄り付こうとも思わなくなるだろう。」
「荒野の民は、森で生きるすべを知らないですからね、場所が知られるのは不味いですが、此処まで来れる軍勢が他にどれほど居るか・・・。」
「報告します!鋼蟷螂の群れが村に迫っています!直ぐに接触します!」
「うむ、では出撃せよ!我らが領域を侵す魔虫を殲滅せよ!!」

625 :
自衛隊の野営地付近に仕掛けられた赤外線センサーが反応し、謎の侵入者を感知した。
警戒態勢中の自衛隊は、色めき立った、奇襲攻撃を仕掛けてくるのならば、反撃に村を攻撃を仕掛ける事も考慮していたが、謎の侵入者はトワビトではなかった。

「これは・・・鎧虫って奴か?蟷螂型の生物だ、恐らくこの森の原生生物だろう」
「いやいや、まてまて、何だこの数は!こっちに来るぞ?」
監視カメラの映像に映った異形の巨大昆虫は、金属質の光沢をもつ銀色の鎌を振り回し、次々と障害物の木々をなぎ倒し一直線に進んでいた。
偶然、監視カメラがヤマネコの様な生物を巨大昆虫が捕食する場面を捉え、画面に映し出された惨劇を見た自衛官の肝を冷やした。
「おい、まさか、連中が大騒ぎりしているのって・・・。」
「この蟷螂野郎のせいって事か?・・・いや、不味いぞ!戦闘配置に着け!!」
「急げ!急げ!化け物は目前に迫っているぞ!!」
「念のために仕掛けておいたクレイモアがこんな形で役に立つとはな」
「まぁ人間相手に使うのは気持ち良い物ではありませんからね。」
「ハ 曲がりなりにも軍人が言う台詞では無いな。」
「軍人ではなく自衛官ですよ、いい訳みたいなもんですがね。」
「そろそろ、射程圏内に入る、引き付けた後に起爆しろ!」

森の奥から迫りくる、巨大な蟷螂の群れが、轟音と共に大量のボールベアリングを叩き付けられ、引き千切られてゆく・・・。
断続的に聞こえる破裂音は、トワビトの集落まで響いていた。

とりあえず書いたところまで・・・。
今回は、お騒がせして申し訳ありませんでした。
本音を言えば、少しだけショックだったのです。自業自得ではありますが・・・

626 :
乙です。
まあ注意したところで人の文章を勝手に校正して満足に浸ってる奴らが
減るわけじゃないから自分の文章を高めていくしかないと思う。
小説作法を守ってるだけでも文章がしっかりして見えるから
それだけでアイツらは近寄ってくる確率は減る。

627 :
お疲れ様です。
残念だと思いますが、あまり気落ちされる事無く

628 :
装甲云々言ってるけどフネには装甲の外側に壊れたら困るものが沢山あるわけで。
特にこの議論の発端となったラピュタのゴリアテにはプロペラだの舵だのいかにもモロそうなモノが全体にびっしりとついてる。
仮に装甲を貫通されなければ喪失だけは免れる、としても近代軍隊と殴りあうには脆弱にすぎるのではと思う。

629 :
…場合によってはだけど、地上攻撃用の爆弾でもぶつけることになるかな。>ファンタジーな飛行船。

630 :
>>620>>622
運動エネルギーはザックリ6MJに達するし
戦車の正面のように、数十センチあるんじゃないなら問題ないよ
調整破片留弾って言っても、弾体を効果的に飛散させるには、質量が必要だから弾殻はスカスカじゃないし
直撃するなら近接信管は作動しない
>かといってBMD用のキネティック弾頭じゃ、
リサリティーエンハンサでググれ

631 :
結論の出ない不毛な議論楽しそうですね

632 :
AAM使おうが誘導爆弾使おうがASM使おうがゴリアテじゃジェット戦闘機には勝てないってことでいいでしょ

633 :
>>628
まあ、例え戦艦相手でも、表層なぎ払われたら戦闘能力は喪失するわな。
>>630
6MJって120mm砲弾の半分程度のエネルギーですよ。
105mm L7だとそのくらいのエネルギーになりますね。
で、直径がでかくて弾殻が脆く、弾体の先には被帽や誘導機器が配置されていると。
軽装甲車両が耐えるとは言いませんがね・・・

634 :
>>628
確かにプロペラと舵壊せばでかくて浮かんでるだけの的になるな
これなら簡単に爆弾当てれそうw

635 :
>>624 >>625 誤字等報告
「それも、凄まじい数です、私の隊の仲間も傷を負いました、まだ死傷者は出ていませんが、余りにも多すぎて撤退せざるを得ませんでした。」
 ↓
「それも、凄まじい数です、私の隊の仲間も傷を負いました、まだ死者は出ていませんが、余りにも多すぎて撤退せざるを得ませんでした。」
 負傷者が出ているのに、「死傷者は出ていません」は無いですよね。
「おい、まさか、連中が大騒ぎりしているのって・・・。」
 ↓
「おい、まさか、連中が大騒ぎしているのって・・・。」

636 :
>>629
 僕の記憶が確かなら、小説版インデペンデンス・デイでは、シティデストロイヤー(あのでかい円盤ね)に空対地ミサイルを撃ち込んでいたはずです。

637 :
>>635
了解いたしました、うーん、投稿する前に色々見直さないと・・・。
反撃に村を攻撃を仕掛ける事も考慮していたが、

反撃のため村に攻撃を仕掛ける事も考慮していたが、
他にも調べれば、沢山出てきますね、修正よろしくお願いしますOTL

638 :
>>633
数センチの装甲ならそれで十分だろっていう話だろ

639 :
>>飛行船
ふと、フラッシュ黄金時代に見たレトロでフューチャーな架空戦記を思い出しました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7321124
>>異空人イクウビト
色々あったので、少し投稿頻度は低下すると思います。
ところで、青銅器時代って他の文明と遭遇=戦争って言うのを聞いたことがありますが、実際どうなんでしょうね?
少なくとも、正面からぶつかって勝機はあるか無いか位は調べると思うのですが・・・。

640 :
>>638
その運動エネルギーを無駄なく狭い範囲に伝えるよう弾頭形状を工夫したのが戦車砲でそれでやっと10cm、20cmを貫通するわけだよ。
ミサイルだとまずミサイルそのものの破壊と四方八方に飛び散る破片にエネルギーのかなりの部分を消費しちまう。
で残ったエネルギーも広範囲に分散しちまうから数cmでもぬけるかどうか。

641 :
あんま話の筋とは関係ないけど、現代の現用戦車砲なら均質圧延鋼板換算で60センチ位は平気で抜いてくるぞ
最新設計の砲と弾体なら100センチに届こうかという威力だそうな
こんだけのマジキチな威力があれば、そりゃ魔法的な防御手段がなければエンシェントドラゴンでも殺せるわな
少なくとも20〜30メートルクラスの生物が肉体的な能力だけで耐えられる範疇をはるかに超えてる

642 :
侵轍体が標的に着弾すると、無限の衝撃インピーダンスがナンチャラカンチャラ…
擬似流体化がウンタラカンタラ…
APFSDSの侵轍理論は、極限状況だな…。
侵轍体が身を削りながら、装甲を穿り返していくってなんだそれw

643 :
10式徹甲弾の推定貫徹力が549mm/2000m、だったかな。DM53を55口径砲で撃てば600mm位はいくか。
さすがに徹甲弾で1000mmはいかんよ。HEATだったらkornetなんかが1200mmは抜くけど。

644 :
轍→徹

645 :
>>639
通勤大戦争とはまた懐かしいモノをwww
あの人のシリーズは登場国家がいい具合に火葬戦記してて妄想が捗りますな。
まあ、F自スレで話す話題でもないけど。

646 :
>>639
んー。実は時代と地域によるって単語が前に必ず付くけど青銅器って下手すりゃ金より
価値が高かったりするのよ。
ほら、10円玉を酢とかそういう酸味のある奴できれいにするとぴかぴかきれいでしょ?
下手すりゃぁ、黄金よりキラキラしてきれいだから初期の青銅器文明時代って
実は大正成金が
「どうだ、あかるいだろう」で札束燃やすような
そういう趣味的な要素が強いのよ。まだまだ金属の量産も難しい時代ならなおさら
最も、泥炭とかそういうのが豊富なノルウェーじゃローマの見よう見まねとはいえ、
大量の良質な鉄を作りまくってたから……やっぱあくまで初期の事情だけど。
銅なんかより鉄の方が多いしね

647 :
金よりアルミが高いF世界とかも面白いかもね
アルミ合金は見た目は結構高級感があるし、実用性も抜群

648 :
それ時代によっては普通

649 :
鉄が金より高いとかもありだからね。
イクウビトの世界観なんかもろにそれでは?

650 :
>>640
誰も、十センチ二十センチの話はしてないだろ
速過ぎて飛び散らないし、弾殻もそれなりに無いと弾幕が形成出来ない
数センチなら余裕だよ

651 :
>>639
懐かしいなぁ、弥栄堂は世界観とか設定とか大好きだった
新作も良かったしなぁ、また作ってくれないかなぁ

652 :
>>650
何度説明されたら分かるんだ低脳め。数センチってのは結構な厚みで余裕なんて無い。
ついでに、リサリティーエンハンサが一体何なのかもっとしっかり調べてこい。

653 :
>>652
リサリティエンハンサーは「タングステンパレットをまき散らして見かけの同経を太くする」らしいがどうかしたか?

654 :
お前らいい加減他所行ってやれよ
いい加減ウザイわ

655 :
>轟音と共に大量のボールベアリングを叩き付けられ、引き千切られてゆく・・・。
軍関係は素人なので、的外れなことを言っていたら恥ずかしいのですが、
ベアリングは軸受けのことですよね。
軸受けが飛んでくるのではなく、軸受けに使う玉が飛んでくるのならただのボールだと思いますが、
俗にベアリングいうとか、そういうことなのでしょうか?

656 :
クレイモアだから鉄球のことなんでしょ
ボールベアリング弾だとBB弾かよwってなっちゃうし
ベアリング弾だと軸受けを発射してんのかとなる

日本語ってむずかしいね

657 :
>>655
ボールベアリングのボールに使われるような小さいボールを
アチラでは俗語でボールベアリングと呼ぶので、
それをそのまま日本語にしてボールベアリングなんだろう
Ball (bearing) - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Ball_(bearing)
↑よりもう少し大きい鉄球が、
別にパチンコに使うわけじゃないのにパチンコ球と呼ばれるのと同じだね

658 :
「Claymore ball bearings」とかで検索すると、
あの小さい鉄球がボールベアリングと呼ばれてるのがよく分かる

659 :
自衛隊のクレイモアって、リモコン式だっけ?
足止めするには最高のトラップなんだけど、地雷禁止のなんたらでモーションセンサーのは使えないんだっけ?
開けた場所で有針鉄線と組み合わせれば、物凄く嫌がらせになるし、動けない敵を的に出来るし結構強力
更に、最近の有針鉄線はカッター状になっていて、ペンチや爆竹でも中々切れないらしいじゃない?
まぁ、あくまで足止めなんだけど。

660 :
>>656-604
みなさん、教えていただきありがとうございます。

661 :
そういやちょっと前にディスカバリーチャンネルかなんかで有刺鉄線の作り方をやってたけど
針金じゃなくて丈夫な金属製のリボンっぽい奴だったな

662 :
「あいつら見た目はそっくりだが、遺伝子的には人間なんかじゃない・・・」
「あいつらにくらべたらチンパンジーの方がまだ人間に近い・・・」
自衛隊を気兼ねなく戦わせるため、そのような理論でF世界人を『人間ではない』と規定する日本政府。
「これは戦争じゃなく、害獣駆除なんだ」と自分に言い聞かせ、引き金を引く自衛官。

663 :
70年前くらいの欧州で既視感

664 :
むしろ自衛隊に返り討ちに遭うのが役目の人間至上主義国家の思考パターンだよな

665 :
F世界への召喚の影響(?)で日本の神々や妖怪が出現したらおもしろいな。
田舎では犬、猫、狸やらの動物系妖怪は人間と普通に共存している
アマテラスはネトゲに忙しいから農耕神の務めは全部稲荷神社の姪に丸投げ
安曇、サハギン、シードラゴンで制海権を巡って三つ巴
北方の極寒戦線は雪女ら氷結妖怪が生活圏確保も兼ねて支援についている

666 :
>>665
聖☆おにいさんじゃあるまいし…。

667 :
>>663-610
現在国防への理解が進んでるとはいえ、相手が「人間」で国家間の「戦争」となると、未だ国民から完全な同意を得られず、野党もうるさい。
このまま制限だらけで戦わせたら、自衛隊に余計な被害が出てしまう。勝てる戦いにも勝てなくなるかもしれない。
ならば我々が泥を被り、自衛隊が思う存分戦えるような環境を作るべきだ。敵を人間ではなく「害獣」とし、戦争ではなく「駆除」とすれば……
と、政府が考えたということです。

668 :
それですめば苦労はしない。

669 :
それむしろ余計に反発生むだけだと思うんだが……
むしろ「生か、死か」の直球で訴えるべき

670 :
>>665
>>667
どちらもすでにあるぞw

671 :
なんだかなぁ。
このを読んでると、どいつもこいつも敵はゾルザルかムスカ程度しか想定してない気がする。
マイティ・ソー見なよ。
大砲の徹甲力なんかどうでもよくなるぞ。

672 :
>>670
あるのかw
>>665のが気になるんだが、何処に行けば読める?

673 :
なろうの「冒険者日本へ行く」
国内では島根県で八岐大蛇が実体化(なお舞台は広島県説もある)。
九州では菅原道真が、更には天照も実体化するものの、後者は引きこもりニート
で巫女に尊敬されておらず、一般人にはコスプレイヤーに見られている。
なお現代日本は中四国九州以外はモンスターに襲われて壊滅しており、現代文明
が作者に過小評価されている点もあって当スレでの評価は今一つ。
自分も序盤しか読んでいない。

674 :
あれかー
題名だけは知ってたけどまだ、読んでなかった。
取り敢えず読んでみる。
ありがとう。

675 :
簡単に自国領土を放棄しちゃうところとかなんか軽いよな

676 :
我が子たる冒険者たちを無理矢理活躍させる為に
凶悪な逆補正を現代日本にかけてるのが
なんかニチャっと感じられて切ったな

677 :
>>675
理由はそれなりには作ってあったよ。
北部方面隊が消滅した以上、大型モンスターと殴り合えるまともな打撃戦力は富士教導団くらいだしねえ...。
各師団が冷戦期程度の火力が維持していたならば結果は違ったかもしれんが。
それに陸自は大量に浸透してくる小型モンスターを押しとどめるには圧倒的に兵力が足りないし、
各国の正規軍でそういう役目を担う予備役が、自衛隊には圧倒的に足りない。

678 :
それだけ被害が出てアマテラスが引きこもり?
最低だわ。
人から読む気を奪う天才だわ。

679 :
単発火力はあっても数がなけりゃどうしようもないわなぁ

680 :
>北部方面隊が消滅した以上
そもそも青函トンネルを破壊し、消滅する前に制圧出来なかったのが解せない。
北海道の放棄はやむをえないとしても逆補正が無理だと思った。

681 :
まああの作品は「冒険者」が主人公だからな
作者も割烹で「敗北宣言」って言うてるし、実際日本が莫迦なのは舞台作りのためっていってるから
あれれはあれでいいんじゃない?
まあ、ここの住人からすりゃああいう作品(いわゆる現代文明敗北系)が気に入らんというのもあるだろうが
怪獣映画や日本沈没みたいな文明崩壊系なら気にならないのは、やっぱり相手が自然だからだろうか

682 :
いや、そもそも都合よく銃器のきかない化け物が大量に出るって時点でつごうよすぎるとおもうよ。

683 :
だからインチキバリアでFT側のモンスターを不当に強化してるリアリティ皆無の作品の時点で…

684 :
エンシェントドラゴンの群れと自衛隊の死闘とかなら燃えるもんもあるけどなあ。
竜語魔法で強化された鱗と皮膚は戦車砲すら食い止めるかとかならいいんだよ別に・・・
要は重防御はいいけど攻撃無効は好みじゃない。

685 :
リアリテイ皆無とかそもそもモンスターや別世界が出てる時点でリアリティもなんもあったもんじゃねぇだろ
魔法は出るのは普通だが現代兵器が効かないのはリアリティない、てことはないだろ、効かないなら効かないでやれることをやるんだし
まぁ俺らの自衛隊が手も足も出ずやられ役になるなんておかしい、って気持ちはよくわかる、俺も自衛隊TUEEEでバンバン活躍してくれた方がいい
ただここの作品はF世界側を嬲りRような世界がほとんどだからな、そういう作品が少しあったっていいだろ

686 :
海を渡れないってのも不可解だ。
おまえらどんだけ海水嫌いなんだって言う。

687 :
>>685
いや、普通なら現実世界でのリアリティではなくその物語世界でのリアリティと言うものがあるだろ?
件の作品はそうではなく、ひたすら現代文明側をsageるためにインチキ設定を積み上げてるから
「リアリティ皆無」って言ってんのよ

688 :
リアリティってどういう意味だっけ、自分で使ってるくせにどういう意味だか忘れちまったけど「現実味」みたいな感じでいいんだっけ?そのまんま現実?本質?
>>687
その物語世界におけるリアリティがないってどういうことだ?その世界、世界観設定に反してるってことか?
物語世界自体にリアリティがない?

689 :
創作上のリアリティって、リアルかどうかじゃなくて
小手先でも良いからいかに納得させるかだろう
問題は踏み台にしたいのが先に来ていて、その納得させる説明が放棄気味ってこと
その上なんか言われると詳しく無いんです何て言って逃げてるし

690 :
ガジェットの説明ができてないというか悪く言えば屁理屈こねれてないってことか
設定がしっかりしてないなら確かにそりゃ面白くねぇわ

691 :
ファンタジーのリアリティって結局人や人間関係がちゃんと動けてるか、描写できるかってとこにつきる
>リアリテイ皆無とかそもそもモンスターや別世界が出てる時点でリアリティもなんもあったもんじゃねぇだろ
とか言ってるやつマジでバカなんじゃねーのか

692 :
自衛隊の武器が効かないゾンビが出てくるとか、
ミサイルを掴んで投げる超人が出てくるとか、
そういうのは映画とかラノベとかでもよくあると思うけど、
そういう作品は自衛隊は脇役で超人がメインだったりするので、
冒険者とモンスターが戦うのが本質で、
自衛隊は脇役ならそういうのも有りじゃないの

693 :
要するに怪獣映画で戦車が踏み潰される役というお約束みたいな感じ

694 :
>>687
だよな、現代兵器の火力に対抗できるバリアー(神霊力だっけ)も
ファンタジー世界の冒険者にも、モンスターにも、効果が無いて何のために
その世界のモンスターは展開してるしてるやら。

695 :
あくまで例えだけど
あるファンタジー創作では箒に乗って空を飛ぶ人物がいたとする
箒に乗って空を飛ぶことに関して理屈だのリアリティだの突っ込む人はあんまりいない
読者は納得するから
そこに現代文明から戦闘機が出てきたとする
戦闘機はその世界だとうまく飛べないという設定
細かい理屈は詳しく無いんでわかりません
実はまともに戦闘機を相手にすると箒では勝ち目がないからです
ひとつふたつならともかく一事が万事こんな理由なら読者は納得しない

696 :
>>691
バカですまんな…いや気分悪くさせて申し訳ない、人の気分を害さんように気を付けてるつもりなんだが本当に申し訳ない
確かに登場人物や人間関係がかけてないならお話として面白くねぇわなぁ

697 :
>>694
アレあくまで効果があるのは銃弾位までで、神話級のモンスター以外はちょっと火力集中すればけっこう簡単に倒してるみたいだけどね
一応、戦力さえ整えば、本州奪還なんて何時でも出来るって作中で言ってた筈

698 :
>>694
つまり、お前はちゃんと読んでないだけじゃ無いか。
何度か引き合いに出されてるけど、大体きちんと読みもせずに批判するから
そうやって的外れになる。

699 :
>>697
問題(疑問)にしてるのは、二行目三行目なのですが。
中型のモンスターに対して戦車砲では、オーパーキル&数が足りない。
アサルトライフルでは、火力不足。
ても、迫撃砲や無反動砲はおろか、バズーカや重機関銃も出てこないファンタ自衛隊だからな。
>>698
ビリケンの途中までは読んだよ。
第七艦隊の辺りもたいがいだしな。

700 :
まあ軍事物は軍の武器の階層性や運用が付き物だから、
その辺適当すぎると突っ込まれまくるので、
ただでさえ書くのが大変だわな
個人のチート物なら適当に作ればいいけど
おかげでなかなか作品が増えませんな

701 :
>>699
なんだ、ちゃんと読んでいる方なら失礼した。
第10話で解説されている内容では不満かな。

702 :
>>699
俺の記憶が確かなら、迫撃砲や無反動砲、重機関銃、携帯式対戦車弾は普通に使ってたけど
>>698が言うように、ちゃんと読まずに的外れな批判してるだけじゃないの?

703 :
物書きでは知識が足りない
マニアでは文才が足りない
なかなか難しい問題だよね

704 :
片方あるやつはそれなりにいるが両方あるやつは非常に少ないからなぁ

705 :
90式戦車の底が石で割れたり
10式戦車の装甲が薄かったりするんですね分かります
無知なのに知ったかすんだよなぁあの手の連中

706 :
まあ世の中にはハープーンで対潜攻撃させちゃう作家もいますしおすし。
そういや未来装備が実用化されたっていう架空戦記で、当時予想CGしかなかった機動戦闘車が重戦車群相手にシャアみたいな戦い方してたが、先見の明があったのか作者がタイヤ戦車を勘違いしてたのかどっちなんだろか。

707 :
後者だろ。

708 :
自衛隊の調査隊が鋼蟷螂と交戦するよりも少し前、トワビトの村の周りに、武装した自警団が集まっていた。
鋼蟷螂の群れとの衝突に備え、鉄板を張り付けた荷台を並べ、即席のバリケードを築き、長槍を持った戦士たちが横一列に並んでいる。

「鋼蟷螂は薄い鉄の皮膜を持つ鎧虫だ、魔法の威力を幾らか減衰させられてしまうが、外殻に傷をつけられれば魔法も通じる筈だ。」
「タルカス、ようやく良い仕事が出来そうじゃないかい?大物という訳ではないけどさ」
「数で勝負しろ、とでも言いたいのか?アルティシア。生憎、俺にはそう言うのには興味が無いんでね、俺は俺の仕事をさせてもらうだけさ」
「張り合いの無い人だ事、さて、そろそろ見えてくる頃合いだ、気を引き締めて行こう」

暫くすると、森の奥にキラキラと何かが反射するのが見えた、森の中で素早く獲物を発見する視力に優れたトワビト達の目は、すぐにその正体を見破った。
ギチギチと金属が擦れ合うような音と共に、無数の巨大昆虫が、トワビトの村へと押し寄せてきたのである。

「幻覚魔法で全ての群れの進行方向を逸らす事は出来なかったが、それでも数は大分減ったはずだ、残りは直接我々で叩こう。」
「一体何故こんなに湧いて出て来たかねぇ、普通は縄張りの鉱山から滅多に出て来ない筈なのに・・・。」
「鉱山で何かが起きたのかも知れんな、食糧が減ったのか、天敵が現れたのか・・・どの道、我々に危害を加える者は排除するのみだ。」
「そろそろ、射程圏内だ、魔法の一斉攻撃と同時に突っ込むぞ!」

村を覆う石材で固められた外壁の上から魔術長の指示が飛び、呪文の詠唱によって高められていた魔力が解放され、色とりどりの魔光弾が鋼蟷螂の群れに殺到する。
最前列の鋼蟷螂は、鋭い氷の槍に貫かれ、唸りを上げて飛来した火の玉に焼き潰され、青白い雷撃に身を焦がされた。
しかし、威力が高かったのは最初のみで、詠唱時間の短い魔法では、魔法を遮断する金属質の外殻に僅かな傷をつけるだけだった。

「魔術師部隊は再度魔力を集め、高威力魔法の準備を!自警団は、時間を稼げ!」
「アドル魔術長!ひよっこ共が魔力を使いすぎて目を回しています、後退させた方が・・・。」
「やはり無茶をさせてしまったか、しかし、ここで全力を出さねば明日は無い、見習いは牽制攻撃だけで良い、自警団を援護しろ!」
「了解、伝えてきます。」
「しかしこんな規模の襲撃は初めてだ、一体何が起きたと言うのだ?」

709 :
魔法の一斉攻撃で出来た鋼蟷螂の死骸の山を踏み越えて、次々と新たな鋼蟷螂が自警団に殺到する。
鋼蟷螂の群れの勢いが激しくなると、自警団はバリケードまで後退した。
バリケードの上から長槍で這い上がろうとする鋼蟷螂の頭部を潰し、あるいは熱湯や熱した油を浴びせ、鋼蟷螂の足止めをするが、早くも自警団に疲れが見え始めていた。
「ぐぅっ!何という数だ、このままでは押し破られる!!」
「タルカス!!持ちこたえるんだ!次の一斉攻撃まであと少しだ!死骸の山も積みあがってきたし、そろそろバリケードを後退させよう!」
「分かっているアルティシア、仲間の死骸を足場に上ってこられては困るからな!」
「一向に減る気配がないね、全く、暫く蟷螂の丸焼きには困らないかもね。」
「戦いに敗れれば俺たちが食われる!くそっ!一斉攻撃はまだか?」

ドオオォン!!!
その時、村から少し離れたところから、火炎魔法の炸裂と似た轟音が響いてきた。
別働隊が鋼蟷螂の群れを引き受けたのだろうか?断続的に聞こえてくる音に耳を傾けつつ、目の前の鋼蟷螂を倒し続けるトワビト達
「鋼蟷螂の群れが音のする方向に逸れて行く?別働隊が引き付けてくれたのか?」
「いや、そんな話は聞いていないが・・・。」
「っ!!まて!、確かあの方向は、森の外の連中が集まっていた場所ではないか?」
「馬鹿な、奴らは魔力を持たない種族ではなかったのか!?どういう事だ!アドル魔術長!!」
「分からぬ、あの者たちは魔力を持たず、幻惑魔法が効かぬ見た事も無い亜人だった筈、魔力を持たない者が魔法を使える訳がない・・・。」
「断続的に聞こえる炸裂音は魔法以外の何だと言うのだ!もしや、我らに感知されない方法で魔力を抑えていたと言うのか?」
「その可能性もあるな・・・いや、しかし、これは逆に好都合だ、鋼蟷螂どもが分散したお蔭で、我々もやり易くなる」
「そろそろ、次の一斉攻撃が撃てるな・・・・自警団に後退命令を出せ!」

710 :
一方、自衛隊のベースキャンプは、無数の鋼蟷螂の襲撃に忙殺されていた。
「良く狙って撃て!弾を無駄にするな!!」
「あんなデカい蟷螂が出るなんて聞いていないぞ!?」
「本部に支援要請は出したのか!?」
「イロコイの編隊が此方に向かっています、それまで持ちこたえてください!」
「畜生、どんどん集まってくるぞ!?持ちこたえられるのか?」
「耳長の連中は大丈夫なのかねぇ、槍や弓でこんなのしのぎ切る自信なんてねーぞ!」
「今は自分たちが生き残るのが先決だ、持ちこたえるぞ!」
鋼蟷螂の群れは、クレイモア地雷の炸裂で大きく数を減らしていたが、最後のクレイモアの爆発の後、勢いを取り戻した巨蟲達は、一気に自衛隊のベースキャンプに押し寄せてきた。
MINIMIやカールグスタフ、その他火砲類が次々と火を噴き、鋼蟷螂の肉体ごと地面を耕し、大量の死骸を作り上げ、物量で迫る鋼蟷螂の群れの進行を止めていた。

「意外と硬い、ロクヨン1発じゃ倒れねぇ!!」
「MINIMIがそろそろ弾倉が空になる、カバーしてくれ!!」

火線を集中させ、鋼蟷螂の群れを蜂の巣にするが、弾が尽きるのは時間の問題だった。
そんな中、一人の自衛隊員が、天幕の中から何か小さな缶の様な物を複数持って、おもむろに地面に設置した。

「おい、お前何やっているんだ?缶に水なんて注いで?」
「城塞都市で起きた鎧虫襲撃事件の時に偶然発見された、奴らの弱点さ。」
「それって、部屋でゴキブリが出たとき使う奴だろ?こんな開けた空間で使ってもあまり意味がない気がするんだが・・・。」
「ところがどっこい、こっちは風下なんだな、生態系汚染とか言ってられんよ、生きて帰ることが先決だ。」
「ったく、効果なかったら怒るからな!」

水を入れると大量の殺虫性の霧を発生させる室内用殺虫剤が、自衛隊のベースキャンプをモクモクと灰色に染め上げる。
日本のドラッグストアで誰でも手軽に買えてしまう室内殺虫剤は、途中まで凄まじい勢いで接近していた、鋼蟷螂の群れに劇的な効果を発揮した。


ねむねむ・・・・とりあえず、書いたところまで・・・。

711 :
    |
    |            ダレモイナイ
    |Д´)           バルサン タクナラ
    |ノ ).  ⊂二⊃        イマノウチ…
    |<    バルサン
──┘    └─┘
  ♪バールサン    ゞ  ::::;;;)
     バァルサン   ヾ ::;;ノ
              ヾ丿
   ヽ(`Д´)ノ     ⊂二⊃
    (へ )      バルサン
       >      └─┘
  ♪ゴキブリナンテ  ヾ  :::::::;;;;;::::::::::::::
      イチコロダイ  ゞ  :::::;;:::::::::::::::::
              ヾ :::;;;:::::::::::::::::
     (Д´ )     ⊂二:::::::::::::::::::::
    〜( 〜)      バル:::::::::::::::::::::::
     <<      .└:::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::♪バァ..ゴホァル..サン:::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::バルsゴフォァゲェホ:::;;;::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ソ;;::::::::::::::::::::
:::::::::::::: ;`Д)=3::::::::::::::::::::二⊃:::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::;)::::::::::::::::::::::::::ル::::ン::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::>::::::::::::::::::::::::::::::::┘;:::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::ウワァァン:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

712 :
>>710
「ところがどっこい、こっちは風下なんだな」 → 「ところがどっこい、こっちは風上なんだな」でないと、おかしいのでは?
「鎧虫事件の時以来、自衛隊の地上部隊にとって、殺虫剤が標準装備になっていた」というのは、ごく自然なことだと思いますが?

713 :
これで、トワビトたちに対し、大きな取引材料ができたことになりますね。
「虫にとっては猛毒、しかし、虫以外の生き物にとっては、ごく弱い毒」。そんな物が有れば、彼らにとっては、喉から手が出るほど欲しいでしょう。
もちろん、弱いと言っても毒なので、やむを得ぬ場合以外使わないよう、彼らにくれぐれも言い含めておかなければなりませんが。

714 :
>>706
側溝にタイヤはめてコーナリングでAPFSDSかわしたり
体当たりコーナリングでMBT5台を撃破したりすんのか?w

715 :
にしなさんすげーなw

716 :
ふと思ったんだが、仮にMBTと機動戦闘車とでやり合うとして
機動戦闘車に勝目はあるの?
105mm砲積んでるけど・・・
MBTの正面装甲はダメでも側面や背面?後部?とかだったら抜けるのか?
一応、対戦車攻撃能力はあるみたいだけど。

717 :
>>716
アレはあくまで、MBT代わりの歩兵の盾と歩兵支援の火力。
いわゆる機動砲って最近言われ始めたタイプのIFV(歩兵戦闘車)
MBTその物の代わりは出来ない。
無論、あたり場所と相手によればMBTと戦えなくもないが、基本は待ち伏せた上での防御戦くらいだろう
だから、例えば10式戦車とやりあえば撃破されるのは、機動戦闘車のほうだろうよ。
良くも悪くもその程度の代物。
とはいえ、第3世代戦車を大量配備するよりは安上がりだし、あくまで日本国内での
特に市街地での防戦を考えればあれでも一応、使えなくもない。
ただなぁ……なんか見る限り、結構本気でMBTそのものの代替兵器とみてる感があるんだよなぁー
自衛隊の中の人はどう思ってるかしらんが、財務省とか政治家とかそこら辺のひとらが

718 :
島国ニッポンに敵戦車を戦力になるほど持ち込まれた時点でアカン気はする

719 :
敵上陸=敗北論はもうお腹一杯なので帰って、どうぞ

720 :
戦力になるほど敵戦車上陸=敗北とは限らんわな
まぁ敗北だろうけど

721 :
深夜のテンションで書いたから風上と風下の区別がつかなくなっていたでござるOTL
しかし、蚊取り線香つけながら魔物の森を歩くのは意外と効果的かもしれないです。
殺虫剤と無縁の暮らしをしていた毒耐性の低い巨大昆虫くらいなら撃退できるかもしれないし
あれですね、毒煙玉使って虫素材うはうはと言う奴ですね。(違
>>殺虫剤が標準装備
蚊取り線香とかは持ち込んでいるかもしれませんが、アースジェットよりは銃のほうが射程距離有るので・・・。
スズメバチに殺虫スプレーをかけても、墜ちるまでに何発か刺されると思いますし、接近される前に潰した方が良いかと。
あ、でも、クレイモアと一緒にアースジェットの缶でも仕込んでおくのも良かったかもしれないですね。

722 :
更新乙
殺虫剤のピレスロイドは爬虫類にも影響があるので、
下手するとドラゴンかワイバーンにも効いちゃうかも
あとスズメバチは専用の殺虫スプレーが有るよ
飛距離が凄くて、飛んでるハチも速攻で落ちる威力だけど、すぐ無くなる

723 :
虫対策なら毒餌も欲しいですね。むしろこっちの方が根こそぎ駆除出来そう(耐性持ち誕生には目を逸らしつつ)

724 :
>>714
それなりに前だから曖昧だけどこんな感じ。
・KV-?の車長がビビる勢いで突撃。集団を横切る
・走りながら横を砲撃して命中させる。
・再突撃を試みるも弾が足りず断念、速力を頼みに逃げる。敵の砲手唖然。
口の悪い広報が、戦車とやりあいたいのか?とか法律の制限で〜とかわりと戦車代替になる未来を言い当ててた気もする。

725 :
島国の戦車は相手に経済的出血強いるためのもんだろ

726 :
それもあるけど、海軍や空軍の負担を減らすのも島国の陸軍の仕事ですしおすし。

727 :
轢き逃げアタックで異世界の騎馬兵を文字通り「蹴散らす」96式装輪装甲車。
装甲が糞極まりないので防御力は無いよりマシ程度だが、速力だけはあるので。
まあ普通に考えたら重機関銃で蜂の巣にするか、擲弾銃で吹き飛ばした方がいいんだけど。
しかしLotRのワーグや、ベルセルクの妖獣兵(トラ)みたいなのに接近された場合は轢殺は有効だと思う。

728 :
>>721
 いかなる種類の物であれ、殺虫剤の常用は避けるべきでは?
 環境汚染の問題だけではありません。それをやった場合、現実にそうだったように、やがては、殺虫剤に耐性を持つ虫が出現してしまいますからね。
 その一方で、催涙弾と同じく、殺虫剤を周囲に撒き散らすグレネードを作るのは容易なはずです。
 いつ鎧虫に遭遇するか判らない以上、それが自衛隊地上部隊の標準装備になるのは、自然を通り越して当然に思えますが。

729 :
>>728
よし、サリンを撒こう

730 :
害虫対策には、その害虫を駆逐する益虫の類を撒き散らすというのもある。(あまり上手くいったことはないが)

731 :
それ益虫が大繁殖して結果的に更に酷い害虫になるパターンや!

732 :
>>727
轢き逃げアタックは血肉血糊でスタックのもと。

733 :
重量20t以上の金属の塊が80〜100km/hで突っ込んでくるわけだから、装甲車によるぶちかましは充分威力があると思う。
だが、いかに脆いとはいえ70〜100kgの人体にぶつけまくったら、戦車より遥かにヤワなAPCのフレームは歪むんじゃないか?

734 :
>>733
体当たりなら施設作業車やホイールローダーでいいんじゃない?

735 :
時速80キロまで出さなくても、人体を行動不能になるていどに破壊するには
相対速度が時速40キロもあれば十分

736 :
>ワーグ
『朱き帝國』では、飛び道具持ちのワーグともいえる新型キメラが市街戦で猛威をふるっていたわけだが、
ああいう敵に機動戦闘車や近接戦闘車といった装輪式装甲車による轢き逃げ攻撃は有効なんだろーか……
人間より大きいが車両より小型で、遮蔽物に身を隠しやすいし、やっぱり体当たりより火砲で攻撃した方がええんでない?

737 :
>>728
耐性の獲得は、ダーヴィンの進化論のように、
耐性を持った虫だけ意が生き残ることによるものなので、
生き残ったやつをしっかりしとめておけば問題ないはず。
……理屈では。

738 :
催涙弾グレネードですか、確かに殺虫剤グレネードに改造できそうです。
とりあえず、時間が出来たら続きを書きたいと思います。
トワビトに殺虫剤は売れるかなぁ?彼ら一応鎧虫の肉も食べるし、毒殺したのは食べたくないだろうなぁ・・・。
ちなみに、鋼蟷螂の肉は、味も風味も薄いエビみたいな食感です。(低脂肪、高たんぱく

739 :
なるほど、鋼蟷螂が養殖されて日本国民の腹を満たす日も近い・・・と。
そういう内容の外伝がかけそうな気がする。

740 :
ツリガネムシさん、出番Death !!

741 :
鎧虫の中にも草食のものはいるでしょう。もし肉の味が良ければ、家畜化して食用にする、というのは、確かに大いにありそうです。
いや待てよ? そんな奴がいれば、この世界で、とっくに家畜化されていそうな気がしますが?

742 :
虫の中って基本スッカラカンなイメージあるけど実際どうなん?

743 :
ソルジャーレギオンなんて、圧縮空気で動いてるしな。
でも、殻はシリコンの塊だから、工業的には価値あるかも。
鎧虫の殻にも、新たな可能性があるのでは?

744 :
>>742
蛹を経て成虫になる虫はスッカラカンになるの多い気がする
あ、でもカブトムシとか甲虫は結構みっちり詰まってるね

745 :
>>740
ハリガネムシのことDeathか?

746 :
おぉ、ソレっすわ
うろ覚えは駄目やね、やっぱ
けどカキコの度合にググって確認も面倒くさい

747 :
>>738
元SASの人「ほう?」
カメ五郎「エビだ!?」

748 :
カニの握力は1トンを超える者がいるらしい・・・・鎧虫も筋肉ぎっちぎちやろな(唾液
味が薄いなら塩茹で最高

749 :
>>739
でっかいハエをウチワサボテンと一緒に焼いて食べるんですね、わかります。
あとは、でかいゴキブリの腹部をボイル焼きとか

750 :
ラッドローチ……ミレルーク……うっ頭が

751 :
なんで皆さん成虫を食う前提なんですか。
鎧虫が完全変態する生き物なら、つまりは肉の塊のような時期があるってことでしょう!
……デカい蛆虫を食う気がするか、と言われたらアレですが。

752 :
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      :.{ ∨、:.:〈弋rリ         |:.//  }i{         ,.
      、 ∨\ハ      ′       /〃  / 1       ,.
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   j{ イ{      、    { {      /:.:.:.ヽ }iヽ
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    /:.:.:| |   `¨¨¨¨ア\ v∧__/ {:./ {.‖1.i
.  /:j:.:.:| ゝ     // ー―‐′、″  ∨ |│

753 :
蛆虫なんて普通に食ってるとこいくらでもあるやん

754 :
私は遠慮しておきます。

755 :
ミンチにして缶詰にでもすれば大丈夫だって
私は遠慮しておきますが

756 :
芋虫なら普通に食用。自分はイナゴしか食べた経験がないが。

757 :
イナゴもハチノコも普通に美味いやん
ワニもダチョウも食ったけどやっぱり美味かった
大概のものは食えるし意外と美味いものは多いと悟った

758 :
カイコ型の巨大虫とかいたら
養蚕業に革命が起きるでー

759 :
大気がカイコの怒りに満ちておる・・・・!

760 :
東京タワーに巣を作るレベルか・・・

761 :
蚕は絹を取るために品種改良された家畜だぞ。
それも人間が世話しないと生きていけないレベルまで改良されてる。
んで野生にいる近縁種の糸にはほとんど商品価値がない。

762 :
ヤママユガ(カイコの先祖とは別)はあれはあれで商品価値があるぞ。
wikiにもある広島名産の山繭織は戦後途絶えていたが近年復活している。
飼育が難しい(死にやすい)のと絹よりは染まりにくいのが難。

763 :
つまり、仮に敵意が御しやすい程度だったとしたらF世界産カイコモドキやらじょうじは利用価値があるってことか!

764 :
野蚕の繭は緑色のが多いらしいね
見慣れ無い事も有ってか緑色の糸は珍品の匂いがプンプンしてたな

765 :
そーいや蜘蛛の糸って鉄の数倍の強度があるんだっけ?
巨大な蜘蛛でも発見して糸を利用出来るようになったらウハウハだな

766 :
>>765
クモノスとかいう人口タンパク繊維がほぼ実用化できる段階まで来てるんじゃなかったっけ

767 :
凶虫バゥさんがF世界入り…ゴクリ

768 :
バイオVBのスパイバーなどが「クモ糸」繊維量産へ :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFB2005B_Q3A220C1L01000/
これだな

769 :
そらのいくさ、リメイク外伝 後編(?)はじめまーす。
いやー、まえに書いた気がしましたが、今回難産でした。
そして、今までは、なんだかんだで傭兵瀬戸内さんの一人称でしたが、今回から三人称でーす。
やはり、三人称はやりやすい。
それでははじめまーす。

770 :
 ―― そらのいくさ・リメイク外伝 ――
 燃える街。黒煙が延々と大空を埋め尽くさんと天空へと立ち上がる中、見える巨大な赤い瞳。
その騎士はその瞳を見た瞬間、剣を投げ捨て、本能のままに逃げてしまった馬を追うようにその場を離れだす。
そう――――
――騎士も逃げ出したのだ。
そんな騎士のすぐそばを横切る人影。
騎士には人影の白い瞳が見えた。ほんの一瞬。されど一瞬。迷彩色で見慣れぬ恰好をした人影が横切る一瞬。
その一瞬で見えた白い瞳には明らかに怯えがあった。けれども……
「――夢か」
どうやら居眠りをしてしまっていたらしい。
だが、周りは咎めない。ここ連日徹夜をする上級騎士の指揮官を咎める者などいないようだ。
何しろ、何も新たな情報もないのだから。むしろ、指揮官殿を少しでも休めようとする意図があった。
ウルクゥ公国の軍制は少し複雑だ。今では存在しないかつての大国家の軍事文化とウニヴェルスム神聖連合帝国に参加する一国『水の帝国(アクア)』の影響を強く受けた結果、中々複雑な制度になってしまったのだ。
まず、5人と指揮官1名(伍長)を入れた5人組。
次に5人組を2組、そして新たに指揮官たる火長を加えた10人組。
そして、10人組が5個集まって「隊」に昇格し、それの指揮官が隊長。
そして、隊が2つで百隊で指揮官が「旅師」。
百隊が集まって1000人規模となると軍団と呼ばれ、その指揮官は軍団長となる。
しかし、ウルクゥ公国は、都市国家などと比べれば領土領域も国家機能も大きな国、すなわち領域国家に入る国だが、逆に言えば
都市国家相手なら、威張れる……と言うような物。
領域国家としては下から数えたほうが早い程度の国力や影響力しか持っていない国だ。
交易国家として名前を大陸中に売ってるため知名度こそ高いが、それだけしかない中継貿易の国である。
となれば、必然的に交易人口は多くても永住人口はさほど多くない。
推定人口は15万人程度。その15万人から兵力を調達したところで、常備可能限界兵力は、総人口の1%とであるとする軍事学の常識に
乗っ取れば、およそ1500人。
さらに言えば、15万人と言う数字はあくまで推定。推定に過ぎないこれらの人口から徴兵あるいは志願を募ったところで
1個軍団の編成が出来れば後の字と言った所である。
この状況でウルクゥ公国が今まで一瞬で蹴散らされなかったのもひとえに公国北部領土の半分を占める大森林とその向こうにある
かつて、大国扱いされた国家の残骸が今まで盾になってくれていた……からでしかない。
そしてなぜ、こんなちっぽけな国に、このような軍制があるのかと言えば、建国と独立の英雄たちが戦場で見せた華々しい活躍話やそれらの英雄たちが軍団を率いて各地の戦場を駆け巡った物語のせいだろう。
結局のところ、偉大なるヴァルハレン王国の建国者たちとそのヴァルハレンからの独立者たちが子孫に残した遺産に過ぎないのだ。
そんな遺産に過ぎない軍制の元、戦ってきた数少ない職業軍人――ウルクゥにおいて職業軍人は騎士の事を示す――の一人が
居眠りをした上級騎士だ。
「……まだ、見つからないか。にほんじんたちは……」
大魔獣(怪獣)の死体を巡り、あちらの元老院議員との交渉は思ったようにはいかなかった。
まぁ、それくらいならいい。問題はそのあとだ。
「にほんと戦争になる訳にはいかぬ……」
ウニヴェルスム神聖連合帝国は大河ベルトレスの上流付近に補給拠点と巨大な魔法施設をいくつも建設していた。
ウルクゥ公国に肥沃な大地と交易の富をもたらしてくれる偉大な大河だったが、戦争になれば途端に牙をむく。
敵と味方双方に。そして、当然国力の強いほうがベルトレスの牙を押さえつけ、逆に味方とするのだ。
そんな補給施設と巨大魔法施設を彼らの言葉で言う『せNとうき』で一瞬にして廃頽させた圧倒的軍事技術。
それに対し、連合帝国が仕掛けた報復攻撃……そう、ある巨大生物をウルクゥに向けて嗾ける≠ニいうその
慈悲も何も感じぬ圧倒的破壊の惨状に対し、恐れず立ち向かい、挙句の果てにそれを殺傷して見せた勇気と全体未聞の歴史的快挙を成し得る彼らの言葉で言う『近代兵器』と『近代軍隊』の大いなる力。

771 :
「……連合帝国に対しても……『カウエル(空の帝国)』の支援が無ければろくに戦えない我が国にとって、かの国を敵に回す事だけは
絶対にあってはならない事柄……」
……もっとも今の状況はある意味皮肉だ。
かつて、世界の……ゴンドワナ大陸における最大の敵は軍事超大国として栄華を誇っていた『カウエル(空の帝国)』だった。
そんなカウエルが起こした大陸統一を目的とした大戦争に対し、各国は結束し立ち向かっていた。
そして、その中にカウエルほどではないが大国として際立っていた4か国があった。
『アクア(水の帝国)』『イグニス(火の帝国)』『テッラ(土の帝国)』『ウェントス(風の帝国)』の4つの帝政国家だ。
そして、4つの国は共通の大敵と戦うために『対カウエル軍事同盟』を結んで…………時がたち、かつての軍事超大国は大国としての
国力こそ保持しているものの、全盛期の4割の領土に制限された領土に各種取決めにより完全に弱体化、人の見る部分によっては無力化された。
そして、それを主導した軍事同盟はウニヴェルスム神聖連合帝国という連合国家を名乗っている……。
そう、今や大陸統一を旗印に大侵略戦争を起こしている国家は――――。
「――にほんとかいう未知の超軍事強国が明日の敵となる可能性は十分ある。だが、あえてその可能性を増やす必要はあるまい」
そうだ、新たな敵を増やす必要性なんてない。
むしろ、今、この一瞬に関して言えば、連合帝国との戦いに勝利するためにも味方とするべき陣営であるはずだ。
だからこそ
「まだ、見つからないのか! 『にほんじN』達は!」

アルヴェル。放浪民族の総称であり、特に大森林を根城とする狩猟採集民の事をさす。
日本風に発音しなおせば『エルフ』と言った所だろうか。
別に不老不死に近いほどの不老長寿でも美男美女しかいない種族でもなんでもない。
定住地を持たず、放浪する民族、種族、、流民、蛮族、あらゆるそれらを総称して示すゴンドワナ大陸特有の言葉。
それがアルヴェル。
総称……故にその内情は決して一枚岩ではないし、そもそも一枚岩になる要素が無い。
それもまたアルヴェルの特徴である。
だからこそ、外から見たときのアルヴェルの内輪もめは当の本人たちにとっては、絶対に引けない一線を巡る文字通りの戦争なのだ。
ウルクゥ公国のアルヴェル達は、やっとの思いで手に入れた、安全な定住地らしきものひとつを巡って争い合うのはある種、必然の行動で
あったと言えるのかもしれない。
『蛮族種族(オーガ)』の戦士にとって、最大の敵は、かの『学院都市:アルス・アルカナ』を卒業してきた魔法使いが率いる
レプロイドの部族だ。
緑色のうろこ状の皮膚を持つ彼らは自らを
――『蛇神』の末裔であると信じている。
そんな彼らは非常に高慢だ。
神々の子孫であるが故に誰よりも優れていると考えている。
神々の子孫であるが故に誰よりも信奉されるべき存在であると思っている。
神々の子孫であるが故に自らによる自らの為の自らの国家が存在しない事を世の至高の不条理であるとしている。
そして、アルヴェル達にとって不幸なのはかの部族が……知性と理性にあふれる種族にして行動力と団結心あふれる民族であったことだろう。
彼らは知っている。
国を作るとは、単純な腕力では不可能であると。
彼らは知っている。
独立国を興すとは、経済的な自立もなしに実現は容易ではないと。
彼らは理解している。
国家とは暴力装置の独占によって生じる権能機関であると。

彼らはこうも思っている。
国に必要なのは領域とその領域を確実安定的に統治し、支配力を根付かせる事なのだと。
彼らはこうも思っている。
現状、ゴンドワナ大陸において、新たなプレイヤーが、支配する事が出来る新天地の様な領域は限りなく存在しないと。
彼らはこうも思っている。
大地の底に広がる地底の大空間も、選ばれた民と選ばれた特別な支配者たちの世界などと称される天空の生存空間、雲海世界。
或いは海の向こうの別の大陸……へと渡るなどあり得ないと。

772 :
本日は終わりでーす。来週月曜日にまた、投下しまーす。
ちなみに、最後の部族さんの説明で、この文章まで入れたかった。
或いは海の向こうの別の大陸……へと渡るなどあり得ないと。
何故ならば――――
『――何故、神々の……蛇神の子孫たる我らが……まるで他の種族、民族、蛮族に追われるように今いる大地を離れなければならないのか?
むしろ、逆であろう。百歩譲って、我らが新天地を目指したとして……何故神々の子孫たる我らが、蛇神の我らがいちから町をつくらねばならないのか?』
そうだ……。
ゼロから村を作り、村を町にして、町から都市へ。そして国家へと……。
それに必要な労力や経済力、そして時間は……
『――すでにある町や国を乗っ取る……あるいは買い取るのが一番手っ取り早いであろう? 何故、偉大なる我らが、傭兵や「探検者たち(コロニスト)」の真似事をしなければならないのか?』
彼らの指導者たちの言葉がすべてだ。
同時に何故彼らが国家を持たぬのか、その言葉にすべてが詰まっている。
自らの建国事業すら、他者の功績を乗っ取る……あるいは買うと堂々のたまう輩が同然の様に歴代指導者たちになる連中。
……そんな連中が本当に自らによる自らのための自らの国家など作れるのだろうか……?
他のアルヴェル部族たちにとっての不幸は……そんな高慢な彼らが知性と団結力、そして行動力に優れ、近年は経済力でも他の部族を
圧倒し始めた存在である点だろう。

773 :
お疲れ様ですー!私もそろそろ、新しいの投下したいと思います。

774 :
そして、今更ながらに設定の無理に気が付くというそらのいくさ作者。
ウルクゥが小国の交易国家である事をアピールするために推定人口15万人に設定したのはちょっとまずかったなー
ヴェネチアでも200万近くの人口があった事をいまさらながらにうぃきぺでぃあで知ってしまった……!
……す、推定人口150万との、脳内保管し、してください!

775 :
いかん・・・巨大生物との戦いがかぶりそう・・・。
鋼蟷螂よりもでかくて硬くて強いのが・・・いや、でも○○トルムくらいのサイズだからセーフなのかな・・・。
もう少し感覚開けてから投稿したいと思います。

776 :
異空人/イクウビト(仮
04
>ニパンに遅れる物など食糧程度だ
遅れる→送れる

777 :
クモといえばクリーチャーの定番だよな
ゲームとか漫画小説ででてくる化け物クモはマジ怖くて無理

778 :
初音姉様(ボソッ

779 :
>ヴェネチアでも200万近くの人口があった事をいまさらながらにうぃきぺでぃあで知ってしまった……!
でもというか、ナポリ王国・ローマ教皇領・ミラノ公国・フィレンチェ共和国(トスカーナ大公国)と並ぶイタリア五大国
の一つですから、あなどれませんよ(後は一時栄えていたシエナとか比較的有力なジェノヴァとか)。

780 :
自衛隊のベースキャンプから発生した殺虫剤の霧は、次々と殺到する鋼蟷螂たちを飲み込み、それを吸い込んだ鋼蟷螂たちの体を急激に蝕んだ。
「おいっ!奴らの動きが急に鈍ったぞ!?」
「最初煙幕なんか何故使うんだと思ったが、あれ殺虫剤だったのか・・・。」
「まったく、調査が進んでいないのに生態系を壊すような真似を・・・お蔭で助かったがな。」
「幼体と思われる小型の奴は死滅したみたいだが、成体らしき大型の奴は、まだこちらに向かってきている」
「へろへろ歩いてちゃ良い的だがな!装填完了!射撃を開始する!」

一方、トワビトたちは、鎧蟷螂の進行ルートが自衛隊陣地に逸れた為、残存勢力の掃討に移っていた。
「タルカス!もうすぐ一斉攻撃が始まるよ!援護するから離脱して!」
「応! そこをどけぇ!虫けらが!!」
鋼鉄の刃に首を切り落とされる大柄な体格をもった鋼蟷螂、その巨体が崩れ落ちる前に、蹴り飛ばして、先に後退したバリケードまで全力疾走する
「魔力を集中させろ!放て!!」
数を減らしてもなお、凄まじい数の鋼蟷螂の群れは、再び放たれた魔光弾の嵐に曝され、その多くが原型を失うほどの損傷を受けた
「はぁ・・・はぁ・・・・かはぁーーーっ!そろそろ打ち止めだろう!」
「お疲れさん、タルカス、途中で群れが逸れてくれなかったら危なかったよ。」
「まったくだ、余所者には気の毒に思うが、厄介者がまとめて処理されて助かったよ。」
「リクビトと鋼蟷螂が相打ちになってくれれば、後の処理が楽になるわね。」
ドオオオオオオォォン!!ドォン!

「しかし、さっきから響いている音は一体・・・奴ら魔術師部隊でも連れてきていたのか?」
「さぁ?でも、魔力らしき反応は無いし・・・一体連中は何をしているんだろうか?」

トワビトの村の魔術長アドルは、困惑していた、目の前の鋼蟷螂の群れを撃退することに成功したことは喜ぶべきことだが、既に鋼蟷螂の群れに飲み込まれている筈の異邦人どもが未だに戦闘を続けている事に、戦慄を覚えた
「断続的に響く炸裂音・・・・奴らはあれ程の群れを相手に未だに戦闘を続けているというのか?」
「どうも様子がおかしい、誰か様子を見に行って来い」
「私が直接向かう、魔力を感じぬのに炸裂音が続いているのが気がかりだ」
「魔術長が?貴女の身に何かあったら困ります、私が行きます!」
「私も行かせてください!まだまだ余力は残しております!」
「ならば、私について来るが良い、最悪差し違えるつもりで行くがな」
「なに、鋼蟷螂との戦いで疲弊した異邦人など恐るるに足らず、連中に敵意があれば殲滅するのみです。」
「先走るなよ、では、行くぞ!」

781 :
自衛隊のベースキャンプ周辺の森は、鋼蟷螂の死骸と砕け散った木片と殺虫剤の霧が混じった硝煙に包まれていた。

「あの木の陰にふら付いている奴が居るぞ、撃て!」
ターン!
「グッドキル!」
「大分片付いてきたな、殺虫剤万歳だな」
「しかし、一体なぜ行き成り鎧虫が湧いて出てきたんだ?この前空撮した時は、確認されなかったのに・・・」
「さぁな、軍隊アリの大移動みたいなのに、偶々ぶつかってしまっただけなのかもしれんが・・・。」
くぁわああああああああああああぁぁぁぁ!!
突如、森全体に響き渡る咆哮が、森の奥から響いてきた、それと同時に、轟音と共に遠くから土煙が上がる
「なんだ・・・・あれ?」
「嘘だろ?怪獣映画か何かじゃあるまいし・・・」
「もしかして、あの鎧虫の大移動は、あれが原因!?」
次の瞬間、自衛隊の目の前に散らばっていた鎧虫の死骸の山が赤い鞭の様なものに巻かれて森の奥に消えていった

「アドル魔術長・・・なんでしょうかこの臭いは・・・はぅ・・くさい・・。」
「わからぬ・・・だが、破裂音が収まった様だな、連中、ついに力尽きたか?」
「流石にあれだけの鋼蟷螂を相手にする事は出来なかったのでしょう、あの人数でここまで持ったのが奇跡なくらいですよ。」
「そうだ、私はそこが気になるのだ、あの程度の人数では断続的に魔法を使い続けることなど不可能なはずだ、死体から魔道具でも見つかればよいのだが・・・。」

ドオオオオオオオォォン!!
くぁわああああああああああああああぁぁぁ!!

「今の鳴き声はっ!?」
「まさか!?・・・そんな、いや、だが奴が原因だったと言うのか?」
「アドル魔術長!!今のは一体何です!?」
「100年に一度目覚める鎧を纏いし巨獣だ・・・私も幼少の頃に目撃したことがある。」
「古代重甲獣・・・。(アルマードグリプス」

782 :
森の木々をなぎ倒しながら現れたソレは、金属質の鱗を持つ巨大な獣だった、鋼蟷螂の死骸を夢中で貪り、地面を揺らしながら自衛隊のベースキャンプに近づいていた。
「な・・・あぁ・・・でか過ぎる・・。」
「鱗の一枚一枚が座布団位あるぞ?あの鱗はまさか、金属でできているのか?」
「調査に来ただけなのに何でこんな目に・・・あぁ畜生、撮り溜めしていたDVD見れるかなぁ・・・。」
「今はそんな事言っている場合じゃ・・・っ!?」
一通り鋼蟷螂を食べ終えると、突如、謎の巨大生物は鞭のようにしなる舌を伸ばして自衛隊のベースキャンプのコンテナに巻きつけた
「弾薬箱が!!」
「おいっ!狙われているぞ!よけろ!!」
舌を巻きつけたコンテナを機銃陣地に投げつけ、土煙が上がる
「っぷふ!!あぁ畜生、何てことしやがる!」
寸前のところで回避したおかげで、全員擦り傷程度で済んだが、MINIMIが一丁お釈迦になってしまった。
「攻撃を受けた!反撃する!!」
「カールグスタフを用意しろ!野郎を吹っ飛ばす!!」
噴射音と共に発射された多目的榴弾は、巨大生物の腕に着弾し、鱗を吹き飛ばすが、目立った損傷を受けている様子は無かった。
「んな阿呆な!?」
「困ったときのカール君が!!」
思わぬ反撃を食らった巨大生物は、激高してガリガリと金属の擦れる音を響かせながら自衛隊に向かって突進を開始した。
「く・・・来るぞ!!」
「だが、見た目通り動きが鈍いみたいだ、デカいうえに金属で出来ていりゃぁな・・・。」
「不味い!後退しろ!」
自衛隊のベースキャンプに巨大生物が到達しようとしたその時、空から光の束が降り注ぎ、巨大生物の背中に次々と突き刺さり、大量の鮮血が吹き出した!
ヴィィィィイイイイイイイイイン!!!
モーター音と発砲音が混じった独特の音を立てながら数機のイロコイとコブラの編隊がM134ミニガンを発射し、巨大生物を血祭りに上げる
「コブラだと!?イロコイだけじゃなかったのか?」
「遅かったじゃないか、もう蟷螂野郎は片付いているぞ?代わりにデカいのが居るけどな!」
「いや、見ろ!奴はまだ生きている!化け物め・・・!」
ぐおおおおおおぉぉぉ!!!
怒りに燃えた巨大生物は舌を振り回して周囲を旋回するヘリを叩き落とそうとするが、空を切るだけだった
「ミニガンが効かないならば・・・・これはどうだ!!」
コブラの脇に抱えられていたAGM-114 ヘルファイアミサイルが、尾を引きながら巨大生物の頭部に向かって直進する。
ぐぎゃああおぉぉぉぉん!!!
吸い込まれるようにして巨大生物の頭部に着弾したヘルファイアミサイルは頑丈な鱗に覆われた巨大生物の頭部を吹き飛ばし、ついにその巨体を地面に横たわらせた

783 :
「なんだ・・・これは・・・。」
自衛隊と鋼蟷螂の戦いの様子を見に来たトワビト達は、目の前で起きた戦闘に戦慄を覚えていた・・・。
「あの古代重甲獣を倒すとは・・・。」
「これが奴らの戦闘だというのか?これは、まるで・・・・。」
「高火力の連続魔法に、火を噴く羽虫・・・我々はとんでもない物と遭遇してしまったのかもしれない・・・。」

『ア・ノー・・・スミマ・センー』
「ひっ!?」
いつの間にか近づいていた汚らしい斑模様の兵士に驚き、軽く悲鳴を上げてしまう
「っ・・・!お前達は一体何なのだ!それだけの戦力を集めて唯の調査隊だと!?我々をどうするつもりだ!?」
『アー・・・エット・・・ツーヤック、タノムー・・・。』
「我々ハ、ニホン国、ジェィタイです!貴方 仲良ク しようと思ウ したいデス。」
「仲良く・・・だと?馬鹿な、荒野のリクビトですら無い未開の亜人が我らと何故関係を持とうとする!?目的は何だ!?」
『ツーヤック・・・コレ・アッテール・ノー?』
『ヤメロ・フアン・ニ・ナッテクル・ジャナイーカ・・・』
「アドル魔術長・・・彼らは何と言っているのでしょう?・・私、怖いです・・。」
「うろたえるな・・・しかし、聞いたこともない言語だ、奴らは一体・・・。」
「スミマ・センー・・・私・駄目・モットー・上手いヒト・通訳呼ンデクマス・・・。」
片言で斑の兵士が、通訳を読んでくると告げると、再び天幕の方向へと帰って行った・・・。
「一体なんだったんだ・・・?」

スティラマティア    通称 鎧蟷螂
和名:シロガネオオノコカマキリ
金属質の外殻を持つ巨大な蟷螂型生物。
鉱山に生息する小型の金属質生物を捕食することで、自身の体に金属質の外殻を得た鎧虫で、ほかの近縁種よりも攻撃面と防御面に優れている。
生物濃縮で蓄積された金属成分は、捕食のために使われる鎌の部分に蓄積し、殆どインゴット化している。
その反面、筋肉には金属成分がさほど蓄積されないため、内臓と外殻以外は可食部位となる。
肉は味の薄い淡白なエビの様な味で、火を通すと薄桃色に変色し、エビ風味が少しだけ強くなるが、やはり薄味。栄養価は低脂肪で高たんぱくである。
定期的に大発生することがあるが、縄張りの外に出ないことが多いため、食料減少に伴い、共食いをして暫くすると個体数が元の数に落ち着く。
大発生中は周辺にある種のフェロモンが充満している為、これが大発生の原因と思われる。

アルマードグリプス 通称 古代重甲獣
和名:テイオウヨロヒオニムシクイ
100年単位で休眠と活動を繰り返す超大型の哺乳類、毛が変化した金属質の鱗を持ち、1枚1枚が非常に強固。
個体数が極端に少ないので、活動中の個体と遭遇する事は滅多にないが、繁殖期になると50年かけて子育てをすると言う伝承があるが、詳細は不明。
アルマジロの様に滑らかな曲線を描いた体躯を持つが、丸まることは出来ない。
雑食性で、金属質の生物を好むが、基本的に鎧虫の肉を狙って長い粘着性の舌を使って捕食する。
あまりにも活動周期が長いために生態系が殆ど判明しておらず、巨体のために捕獲もほぼ不可能なため、観察もできない。
ただし、活動周期がある種の鎧虫の大発生期間と被っているため、鎧虫を多く目撃した時には、休眠から目覚めた本種が徘徊している可能性がある。
武具を身に着けた自衛隊を、金属質の生物と勘違いして、捕食しようとした。


>>776
確認しました、修正宜しくお願いします〜!

784 :
味はともかく重金属まみれじゃ常食にはしたくないな。

785 :
>>783
>金属質の生物を好む
ドラム缶に爆薬と金属混ぜて飲ませて爆発させれば退治できるかね?

786 :
爆薬って飲ませても爆発すんのけ?
燃えるだけじゃないの?

787 :
起爆するとスゲー圧力かかって大爆発しそうだな。w

788 :
>>786
明らかに端折って書いた俺が悪いんだけど
そういう取り方をする人が居るとは思わなかったよ

789 :
そういや、耐性がないせいか殺虫剤が良く効く描写だが、本来致死量は体重に比例かるもんじゃ?
蜘蛛とかは呼吸器系が未発達だから特に有毒ガス類に弱いそうだし、昆虫系も呼吸器系の問題で30センチ以上になれないそうだから
そこら辺魔力で補って脆弱なままだからすぐ死ぬ、とかいう理由で殺虫剤が良く効くとかかな?
異世界で似てるだけて全く違う生態で異なる理由かもしれんが・・・・  

790 :
>>694
読んでてなんかもやもやすると思ったらそれだわ
幽霊的なものを浄化できないとかなら分かるんだけどな

791 :
>>789
効率よく体内の酸素と二酸化炭素を入れ替える為に
呼吸器と循環系が以上に発達しててそのせいで殺虫剤が回りやすいとかかも

792 :
>>771
頭、悪いなあ〜。そう思います。俺こういう単純な図式で一神教徒を語るのはもう辞めた方がいいと思います。何か、絶対神の信者=怪しい、戦争吹っかけ人みたいな印象を喚起しようとしてませんか?そんな単純ですかね?違うと思いますよ。俺、嫌いです、こういうの。

793 :
>>769
次話も楽しみにしておりますよー!・・・しかし自称蛇神の子孫は随分と傲慢な連中ですね。
ほとんど盗賊と変わりないと思います、下手に連携できる分始末におけない・・。
>>スティラマティア    通称 鎧蟷螂
  鎧蟷螂→鋼蟷螂
修正お願いします。

794 :
>>789
全体重に対し、生体部分が少ない生物とみられる。つまり、見かけの割によく効くのだ。

795 :
虫には界面活性剤が有効ときいたことがあるが、どうなんだろう。
石鹸なら分解されるし、消防ヘリとかからばら撒くことができれば殺虫剤より有効かも。

796 :
>>795
Gとかに洗剤掛けるとすげぇ効くよ。
だけど、あれって、昆虫の空気を吸う空気口をふさいでいるだけなんだぜ。
要するに窒息させてる。
デカい虫に対し、何処まで有効かは疑問

797 :
>>796
やっぱり、そこが引っかかりますよね……
虫といえばもう一つ、渡りをする虫もいますが、
(日本から台湾・中国をわたる、アサギマダラなど)
日本に渡ってくるようなら、海自・空自の出番でしょうか。

798 :
石動さんの「北近畿騒乱」読んで思ったんだけど
「銀座事件」が海外の都市で起きてたらどうなってたんだろうか
ニューヨークとかリオデジャネイロとか、普通に銃持ってて発砲もためらわない人たちがうようよいる場所だったら
CoD5のリオで出てきたような民兵と異世界軍との壮絶な市街地戦とか見てみたいわ

799 :
江戸時代だったら飛行戦力がない相手だったので最終的には鎮圧されただろうけど
田辺城・福知山城篭城戦とか、京都所司代の対応とかで大変だったろうな。
とあの辺を歩いて歴史を調べた者としては思った。

800 :
ニューヨーク近隣の陸軍基地だど何があるのだろう。あの辺の地理はさっぱり分からん。

801 :
50年代のネバダ砂漠の中にぽつんとあるカラフルな町にゲートが開きました。

802 :
>>『ア・ノー・・・スミマ・センー』
>>「ひっ!?」
トワビトはやはり高慢臆病系だったかぺろぺろ

803 :
>50年代のネバダ砂漠の中にぽつんとあるカラフルな町にゲートが開きました。
そっちならまだいいが
騎士「なんだこの町は!無人で人形が置いてあるだけではないか!」
兵士「薄気味悪い町だぜ。なんだあのでかい玉は?」
担当者「……3,2,1」
その日、異世界とのゲートが開通した。
だが核の炎に包まれ、所属不明の焼死体がアメリカ政府に発見され極秘裏に処理されただけに終わった。

804 :
>>800
ググったらブルックリンに小規模な陸軍基地があった
Fort Hamilton
ttp://www.hamilton.army.mil/Home.aspx
戦力としてはうーん……という感じ
あとはハドソン川をさかのぼると川沿いにウェストポイント陸軍士官学校がある

805 :
アメリカは、確か米軍、要するに連邦軍の軍事行動に対し、国内では事実上演習場でもない限り殆ど
動けないほどの制限がかかってたはず。
だから、災害時に出撃するなんて事は州知事の要請の元、大統領命令でもない限りは
原則どんな自体でも出撃しないし、むしろそんなの連邦軍の仕事じゃない……って感じになってるハズ。
だから、各地に州兵って言うのがある。たぶん、NYにゲートが開いた場合、初期段階では警察が
次の段階では州兵が動員されると思う。
州兵が敗れてから本番。でも正直、州兵が敗れる頃にはファンタジー軍も大損害で終わってそうなんだよなぁー

806 :
USAゴジラ(最初の奴)でも国軍が動くのは大変なのでまずは州兵が動員されていたはず。

807 :
魔界都市にだって開いたんだから
アフリカや中東の紛争地域や38度線付近とかにゲートが開く話があってもいいじゃないか
たとえ一発ネタだとしても

808 :
核実験場にゲートが開いてF世界軍全滅という斜め上の妄想をしてしまった・・・

809 :
>>808
>>803

810 :
>>809
既に書かれてたか……
同じ様な事考えてる人はやっぱいるもんなのね

811 :
>>803
ゲートの外
将軍「ゆけ!ゆけ!攻め込むのじゃ!」
兵士「伝令!ゲート内は町があれども無人、屋内は人形だらけとの事であります!」
将軍「どういうことだ?調べてみn」
将軍の言葉は続かなかった。なぜならば、
近隣兵「なんだこれは・・・。」
魔法通信が繋がらないので、軍上層部の命令を受けた近隣兵達は、
全壊した砦を発見。周囲には白骨化したり、見るに堪えない姿の遺体も確認した。
奇跡的に意識のある者もいたが、「光と熱風が」という言葉が最期であった。
この後、国は『呪われた土地』と呼ばれたこの地の放棄を決定し、誰一人、近づく者は居なかった。
ここまで浮かんだ。

812 :
アフリカに開いたら映画の第9地区そのままの展開になりそうだな。

813 :
ゲート開くでガンパレ思い出した、あっちは人類瀕死だけど

814 :
https://www.youtube.com/watch?v=a-0g-DzUiNA

815 :
異世界にいっても、日本の社会は「国や企業がやりたくない仕事を893が担う」のを容認するんだろうか。

816 :
893は被害者じゃ無いのよ?
どんな社会でも必要悪は存在するが所詮どいつも使い捨て
嫌なら堅気から転落しなければ済むこと

817 :
そう言えば───異空人/イクウビト、そろそろ戦いだけではなくて、日本が他国に伝えた技術───農業技術や生産技術の話も有って良いのではないか。

818 :
技術提供&井戸掘りしてアフリカみたいな事になったら悲惨だね。
まー技術を渡してはい、大発展とは行かないもんですよ。
口調的に何時もの人かな?お疲れさんです

819 :
人口大爆発で飢餓が起こりまくりというのはある意味での皮肉ではあるからねぇ

820 :
24時間テレビ(当時)に砒素井戸なんぞ掘ったアホが居たって話を聞いたが、事実なんだろうか

821 :
>>792
 気持ちは分からんではないが、周りはそう思って無いようだよ。

 でも今回は、作者が悪い!
 普通ツンデレを「こいつはツンデレだ」と書いて紹介しますか!?
 「こいつ、嫌な奴だな。」「もしかしたら敵かも知れない」と思わせておいて、デレッとさせるから萌えるんです。
 大声でネタバレさせて、展開を勝手に狭めて、何が楽しいんですか?

822 :
海外で村人に頼まれたので適当に井戸を掘って数年後行ったら水没してたとかあったらしいな

823 :
本当に必要だと思われていないと定着しないね。
壊れるまで使って、壊れたら前と同じでいいやぐらいの意識だとしょうがない。
カマドとかでもそうだが。考えようによってはなくてもいいんだな。

824 :
乙セウス 乙なたさと乙
ところで、鋼蟷螂の鎌の部分がインゴット化しているんなら、食糧だけでなく鉱物資源としての用途もあるんじゃないかな?
捕食している金属質生物って言うのが気になるけど、ぼりぼり鉱物食べて濃縮してくれるんなら適当な鉱山で養殖して、収穫する事も出来るんじゃ?
って、これじゃぁモンスターハンター自衛隊だなw

825 :
>>824
つまりは羊の毛刈りや牛の角切り(こっちはちと事情が違う)みたいになるのか。

アナウンサー「異世界で大変苦労なされてるとのことですが何を飼育されているのですか?」
牧場主「カマキリです。これから鎌の収穫に向かいます」
アナウンサー「えっ?」

826 :
>>810
ゼロ魔SSで強力な武器が召喚される聖地に核ミサイルがあったというネタも有ったな。
私も含め、聖地の武器召喚設定から、NBCで死の領域とか考えた読者は少なくないとおおもう。

827 :
ライフルとか発達してきた異世界の国の人に映像の世紀見せてあげたい
特に第二集の大量殺戮の完成

828 :
>>827
なんかそういうのよく分かる
あんま関係ないけどバッハやモーツァルトにDTM環境見せてやりたい

829 :
わりと分かるな
ていうかそういう異世界側の反応を楽しむのもこのスレの趣旨じゃなかろうか

830 :
ワルキューレの騎行を大音量で流しながら異世界の空をヘリで駆け回ろうぜ!

831 :
>映像の世紀
『F世界は地獄を見た』ですね、わかります。

832 :
>>831
あの曲とF世界のそれが容易に想像できてちょっと怖くなった

833 :
日本のカレーライスを食べさせて反応を見るくらいで満足だw

834 :
>>833
犬系の獣人にタマネギ与えないように注意しないとな
こういう問題もあるんだよな

835 :
>>834
隠し味にチョコレートも危険かな

836 :
キシリトールがすごくやばいそうですよ。
こんばんは。しばらく立て込んでおりまして、長く空いてしまいました。しかし! スレが賑やかで嬉しいです。
ひさびさに楽しくスレを読ませていただきました。
本日、なんとか投下出来そうです。しばらくお待ち下さい。

837 :
>>817
日本の技術が生かされる話は、何れは書きたいなぁ、と思います。
しかし、作者として言える事は、お望みの展開が見たいのであれば、ご自分で書かれたほうが良いという事です。
これは、某所でも書いたことなのですが・・・・。
>>836
楽しみにしておりますよー!本格的に帝国と衝突するのはまだまだ先みたいですが、いつか本格的な異世界介入を見たいと思いますー。

838 :
>>833-775
調べたらかなり多いのな
http://petfood.7pot.net/ng_food.html

839 :
>>838
よかれと思ったことが毒を盛ったの盛られたのって話になるのか。
なんか異世界交流もたいへんだな。

840 :
石動氏、全裸待機します!!

841 :
>>838
獣人が自由に行き来できるようになると、獣人用メニューを用意したり、
獣医を常駐させたりするレストラン、ホテルなんかができたりするのか。

842 :
>>841
ムスリム用にハラールフードを用意するようなものですかねー。
さてさて、最近途中で挫折する人の気持ちがわかり始めました。モチベーションの低下よりも、むしろ勢いで書き進めなくなることが大きい気がします。
最初は真っ白なキャンバスに好きに描けるのですが、ある程度下絵が出来てくるとそうもいきませんよね。
あんまり長くお待たせすると、以前の話を忘れてしまう方も出てくると思うのですが、なかなか速度が上がらず、文章に納得も行かず。
とりあえず投下します。

843 :
 俺は、生きているか?
 意識を取り戻したシュヴェーリンは、止まない耳鳴りに悩まされていた。視界が少しずつ戻る。そこらじゅうが軋むような痛みをあげている。酷い気分だが、今は良いことなのだろう。彼は自分の身体を確かめた。
 右腕、左腕、右脚、左脚、右脚。全部ある。彼は安堵した。頭を左右に振ると、ぼやけた意識がわずかにはっきりしてきた。
 俺は幸運にも五体満足で助かったらしい。そこでようやく違和感に気付いた。
 ……では俺の腹の上にあるこの右脚は一体誰のものなのだ?
 考え込んでいても仕方がない。
 シュヴェーリンは泥にまみれた誰かの脚を地面に降ろし、辺りを見回した。耳鳴りが収まるにつれ、悲鳴と呻き声が辺りを満たしているのに気づいた。
 本営を守っていた警護隊の衛兵たちは、壊れた人形のように辺りに四散していた。そこかしこに肉体の一部が散乱している。 
 その光景を無感動に見ていたシュヴェーリンの耳に、誰かを必死に呼び続ける声が聞こえた。その真剣さに思わず声の主を探す。すぐに見つかった。
「おい、大丈夫か?」
「ううう……本領軍に、本領軍参謀部に。どうか、どうか……」
 地面に仰向けに倒れた参謀魔導士は、うわごとのように繰り返していた。「大丈夫だ、しっかりしろ」シュヴェーリンはそう言いかけ、止めた。参謀の下半身は地面に埋まっているように見えた。すぐに間違いだと気づく。彼の下半身はどこかに行ってしまったらしい。
 みるみるうちに血の気を失っていく参謀は、すでに冥界への旅路に出ようとしていた。
「俺はシュヴェーリン男爵だ。おい、貴様。頼みがあるならはっきり言え」
 その呼びかけに参謀魔導士は目を見開いた。そして、残った生命をかき集めるかのように、吐息のような声で途切れ途切れに言った。
「シュヴェーリン殿……どうか本領……軍参謀部に我が言……言伝をお伝えください」
「何だ? 言ってみろ」シュヴェーリンは瀕死の魔導士に耳を寄せた。
「異界より〈烏〉来たれり。備えられよ……と」
「なんだそれは? 〈烏〉が来たと伝えればいいのか? だいたい〈烏〉とは何のことだ?」
「……必ず、お、お伝えくださ……い。帝國の存亡……この魔……導、間違いな……」
「サヴェリューハ殿ではいかんのか?」
 反応は激烈だった。参謀は狂ったように叫んだ。
「必ずや! ほ、本領軍に! 〈烏〉が、異……軍……が、備えねば……」
 そこまで言うと、参謀は力を失い息絶えた。目は見開かれ、壮絶な形相だった。
 こいつ、何に怯えていやがったんだろうか。〈烏〉? 何かの符丁だろうが、本領軍だけが知る話があるらしい。おもしろくないな。
 シュヴェーリンは参謀魔導士の死体を見下ろし、思った。〈烏〉については敵を示す符丁だろうと見当はついた。そのままあれこれと想像を巡らせようとした彼の思考は、獣のようなうなり声に中断させられた。

844 :
 うなり声の発生源は、黒金の見事な甲冑を纏った長身の男──サヴェリューハだった。ただし、美麗だったその姿は血と泥にまみれ、獣じみたうなり声に見合ったものと化している。
 指揮官の変貌にシュヴェーリンが呆気にとられていると、背後から呼びかける声が聞こえた。
「そこの貴公、無事か?」
 気遣わしげな声には覚えがあった。シュヴェーリンが振り返ると、目つきの悪い小柄な漢が、片手で剣帯を押さえた姿勢でこちらに近付いてきていた。
 漢は魔獣兵団剣歯虎隊指揮官だった。その姿は小綺麗なままだ。彼の部隊は本営から離れた位置に配置されていたため、この災厄から逃れることができたのだ。本営警護騎士の馬が怯えるから、というのが理由であった。
(もちろん、何事にも例外は存在する。一部の軍馬は虎やヘルハウンドを恐れなかった)
「どうにか、な。飛行騎兵団長シュヴェーリンだ。しかし、何が起きたのだ? いや、敵の攻撃なのは分かっているが如何なる手管を用いたのかさっぱりわからん」
 シュヴェーリンは軍装にこびりついた泥を落としながらつぶやいた。
 剣歯虎隊指揮官は、背後に控えている部下にうなずいた。それを受けて、オーガーとも殴り合えそうな下士官が、重々しい声で言った。右手が川向こうを指していた。
「恐れながら。川向こうからの攻撃であります」
「莫迦な。半里はあるぞ? そのような術など聞いたこともない」
 シュヴェーリンは即座に否定した。しかし、剣歯虎隊指揮官とその部下は、揺るがない。
「シュヴェーリン殿。私も見たのです。川向こうで赤い閃光が放たれたのち、本営が吹き飛んだ様子を。敵は何らかの恐るべき魔導で、我らを撃ったと考えるほかありません」
「……何てこった。くそ、こんな南の果てまで来て、魔女の婆さんの呪いか!」
 シュヴェーリンは悪態を尽きながら、思考を巡らせた。敵が狙ったのは本営。間違いない。こちらに反撃の手段は無く、指揮官は前後不覚に陥っている。そして、厄介なことに敵はまだこちらを叩くことが可能かもしれない。
──ならば。
「速やかに退くべきです。私の剣虎が殿を務めます。シュヴェーリン殿は……サヴェリューハ閣下をお連れ下さい。護衛にはヘルハウンド隊が就くでしょう。すでに向こうの指揮官とは話がつけてあります」
 判断が早いな。魔獣兵団の連中は皆こうなのか? 
 シュヴェーリンに異論はなかった。ここでの戦は、すでに喪われているのだ。
「俺の部下を呼ぶ。サヴェリューハ閣下を運べるだろう。貴様の隊は何処にある?」
「この丘の反斜面に。川縁は危険でしょうから」
 剣歯虎隊指揮官は抜け目ない声で答えた。シュヴェーリンは、ニヤリと笑った。退き戦で頼れるしんがりがいるのは有り難い。
「では、私は隊に戻り──」

845 :
「アアアアアア! 何奴がッ! 敵は何処です! すぐに反撃しなさい! 伝令! 伝令! どうしましたッ! 伝令を呼びなさい!」
 サヴェリューハが叫んでいた。人狼も顔色を失う程の叫びだ。怒り狂ったその姿は、正気を失っているように見えた。
 だが、シュヴェーリンと剣歯虎隊指揮官は、その叫びが意味を持ち始めたことに気付いていた。少し前はうなり声ばかりだったのだ。今なら話が通じる。
「サヴェリューハ殿、本営は壊滅した。敵はおそらく……川向こうだ。さすがに届かんよ」シュヴェーリンが宥めた。
 サヴェリューハは、シュヴェーリンを殺気に満ちた瞳で睨みつけると、口角から血の混じった泡を吹きながら叫んだ。
「それがどうしたと言うのです! 敵をRのです。私を愚弄した敵を! たとえ南瞑海の果てに逃げようとも、逃がさぬ。兵を集めるのです」
「サヴェリューハ殿、あんたの先遣兵団はもうボロボロだよ──その目と腕のように」
「腕? 私の右腕がどうかしましたか──」荒い息を吐きながらサヴェリューハは己の右腕を見た。血まみれのそれは、肘から先が失われていた。
 美麗だったその顔も、酷く傷付いている。右目が有ったはずの場所は焼け爛れ、醜くひきつっていた。
 サヴェリューハはようやく自分が重傷を負っていることに気付いた。失われた物を知り、一瞬顔面に感情らしきものが浮かぶ。しかし、彼はすぐにそれを消した。
「ならばますます逃がすわけにはいきません。私から何かを奪う者がどうなるのか、知らしめる必要があります」
 サヴェリューハは言った。どういった心理なのか、いつの間にか声色は平静さを取り戻している。残った左の瞳が、ようやく態勢を立て直した本営警護隊が丘を登ってくるのを見ていた。
 たいまつを掲げ、武具の音を響かせながら丘を登る警護隊を確認したシュヴェーリンと剣歯虎隊指揮官が顔色を変えた。慌てて進言する。
「サヴェリューハ殿、あれは拙い。敵はこちらを見ている」
「閣下! 警護隊は速やかに川縁からお退かせ下さい! 撃たれます」
「撃たれる? 何処から撃たれると言うのです? この丘のどこかに敵が潜んでいるとでも?」サヴェリューハは首を傾げた。
 シュヴェーリンが、 顔面をひきつらせ、暗闇に横たわるマワーレド川の向こうを指差して言った。その声は、神の託宣を告げる神官のようで、辺りに厳かに響き渡った。
「敵軍は彼に有り。我らは既に捉えられているのだ」
 サヴェリューハは、その言葉に導かれるように対岸を見た。

846 :
「小隊長、敵の増援らしきもの。距離2000」
「……確認した」
 車長席で根来二曹の報告を聞いた柘植は、背筋を伸ばし双眼鏡を構えた。熱線映像装置を用いなくても、たいまつの炎が群をなして闇の中を進む様子はよく見えた。
 彼は決断しなければならなかった。可能な手段で敵に打撃を与えなければならない。健在な敵がいるならば、これを撃破するのは当然のことだ。
 夜空を見上げると、星が降るようだった。息を呑むほどに美しい星空。降り注ぐ星明かりが、周囲の熱帯雨林を影絵のように見せている。
 柘植は、命令を発した。まるで、自分に言い聞かせるような響きだった。
「敵増援を撃破する。前方敵歩兵、距離2000、対榴、班集中──撃て!」
「発射」根来二曹がいつもと変わらない声で発砲を告げた。
 2両の90式戦車から放たれた多目的対戦車榴弾は、マワーレド川を容易く飛び越え、敵の増援部隊のただ中へ飛翔した。
 弾着。たいまつの炎が吹き飛び、代わりに引火した何かがより大きな炎を上げていた。
 柘植の目には、それがまるで生命の火が消えゆく様子に見えていた。彼は苦しげな表情を浮かべ、言った。
「……もう一撃だ」
「敵は既に大混乱ですが? 敵は戦闘力を喪失したと判断できます」
 根来二曹の言葉に、柘植はかすかに震える声で答えた。
「……ここで徹底的に叩いておけば、その分どこかで味方が楽になるんだ。たとえ逃げ惑う相手でも、見逃せば奴らはきっと誰かをR。そうなる前に俺が先に奴らをRよ──射手、以前の目標、対榴、撃て!」
 振り払うような柘植の命令を受け、根来は発射ボタンを押した。装填された多目的対戦車榴弾が闇へと飛び出す。90式戦車の角張った車体が、瞬間、照らし出されて闇に浮かんだ。

 対岸で閃光が煌めくと、一瞬の後本営警護隊のただ中で爆発が起きた。精鋭を誇った護衛兵たちが吹き飛ぶ。熟練の魔導師でなければ成し得ぬ程の爆炎が、帝國南方征討領軍先遣兵団本営を襲っていた。
「何という……」
 シュヴェーリンは顔色を失い、本能的に身を屈めていた。豪胆な彼に似つかわしくない振る舞いだった。あれが先程己を襲ったのだと思うと、背筋に震えが走った。
 川向こうにいるのは一体『何』なのだ? 彼は滅びた迷宮都市跡で邪神に遭遇した冒険者のような心境で、マワーレド川対岸を見ていた。
 そこに、笑い声が聞こえた。
「クク……クククク。見ました。見つけましたよ!」
 それは狂気を孕んだ声だった。
 閃光と轟音。警護隊が倒れ、悲鳴が上がる。爆風が立ち尽くすシュヴェーリンをなぶる。
 その彼の傍らで、片腕を失ったサヴェリューハが哄笑している。残された左目は爛々と輝き、喜悦に染まっているように見えた。
「おい、あんた何を……?」
「わかりました。貴方が私に刃を突き立てた。ならば私は貴方に相応の返礼をしましょう。貴方と貴方の部下と貴方に連なるすべての者を、私は追うでしょう。
 貴方の前で、それらを捕らえ、切り裂いて犯し、生きたまま焼いた肉を、貴方に振る舞いましょう」
 サヴェリューハは対岸のまだ見ぬ敵に向けて、愉しげに語っていた。間違いなく相手を見ることはできぬ距離。だが……。
「ふふ……それまでどうか、どうか御身大切に。感謝しますよ! 私のこの生にかくも明らかな導をもたらした貴方に!」
 
 サヴェリューハの言葉に応じたかのように、対岸で三度目の閃光が煌めいた。シュヴェーリンは闇の向こうにいる敵の姿をはっきりと見ることはできなかったが、少なくともサヴェリューハが心を決めたことを理解した。
 この傷貌の将は、この先偏執的なその性を、対岸の敵に注ぐのだろう。それは敵味方に酸鼻極まる戦場をもたらすのだ。
 本営警護隊を粉々に砕く爆発の照り返しに写るサヴェリューハの横顔は、まるで禍々しい魔神のようだった。

847 :
 視られている? 
 柘植は突然背筋を走った悪寒に困惑した。何処からか視線を感じる。しかし、誰が? 周囲の安全は確保したはずだった。だが、蛇が絡みつくような、蛞蝓が肌を這うような感覚が離れない。
 その感覚は、彼が何の気なしに対岸に目を向けた時、最も強くなった。柘植は身震いした。
「うーん……、03、こちら01。撃ち方止め、陣地転換。各車後退し予備陣地に入れ」
『……03了解。今夜は店じまいですか?』
 微かな雑音を含んだ僚車からの返答。
「そうだ、下がって補給を受ける──」
 
 そこで彼は、対岸の異変に気付いた。

 
 新たな報告が届くのと、サヴェリューハが音もなく崩れ落ちるのは、ほぼ同時だった。
「サヴェリューハ閣下、シュヴェーリン殿!」報告の声は剣歯虎隊指揮官の叫びだった。
 気を失ったサヴェリューハを慌てて抱き留めたシュヴェーリンは、声の方を振り向いた。そして、絶句した。
「……!」
 無数の光が、熱帯雨林の向こうに広がる丘陵地を埋めていた。あまりに多いその光は、稜線を、輝く一筋の光帯のように見せていた。
 鳴り響く金鼓と軍楽の音。軍馬のいななき。それは西から現れた。
「何処の、何処の軍勢か?」シュヴェーリンが言った。
「この軍楽は──ザハーラ諸王国軍。南瞑同盟会議の西の雄。おそらく援兵の求めに応じ、差し向けられた軍でしょう」剣歯虎隊指揮官が言った。
「おいおい、万は下らんぞ」シュヴェーリンが毒気の抜かれた声を返す。
「夜間これほどの軍を動かすのに、いかほどのたいまつを用いているのやら……。厄介な敵が現れたものです。その兵、万を超えるということは──」
「少なくとも、太守が来ているな。奴ら、贅沢な戦争をしてやがる」
 光の群れは軟体動物のように蠢き、一部は流星群のように動いていた。威圧するようなその動きが示す事実は一つだ。
「逃げるぞ」
「撤退しましょう」
 二人は同時に声を発した。敵は圧倒的だ。夜間とはいえ、これほどまでに彼我の戦力差があれば、勇敢な将なら迷わず追撃を命じる。ぐずぐずしていれば、包囲されて一巻の終わりだ。
「アスースまで退くぞ。サヴェリューハ殿は俺が連れて行こう」
「ヘルハウンド隊が同行します。敵は騎兵を向けてくるはず。歩兵は逃げられないかもしれません」
「やむを得ん。俺たちすら危ない」シュヴェーリンは苦笑いを浮かべた。
 おそらく本営の徒歩部隊の大半と南から撤退してくる歩兵団は捕捉され壊滅するだろう。攻勢時には無類の強さを発揮するオーガー隊も、今の状況では無力だ。しかし、どうすることもできない。
 剣歯虎隊指揮官が静かに言い放つ。
「私は部隊を五里北上させ、街道横の樹木線に埋伏します」
「お前、それは……」
「適当にしんがりを勤めたら、退きますよ。ヘルハウンドより私の剣虎の方が伏撃には向いていますから」
「生き延びたら、一杯奢ろう」
「とびきりの一杯を所望します」
 剣歯虎隊指揮官はそう言って笑った。丘陵地の稜線から溢れ出した光の洪水は、道をたどり押し寄せつつあった。
 シュヴェーリンは、張りのある声で周囲に命じた。
「飛行騎兵団長、シュヴェーリン男爵が命じる! 此度の戦はこれまでとするぞ。全軍退けェ!」

848 :
ザハーラ諸王国バールクーク王国軍本営
2013年 1月6日 20時18分

 南瞑同盟会議の緊急要請を受けたザハーラ『豊饒』王ゲズル・バーリシュ・ザハラディーの命により出撃したバールクーク王国軍は、ついにブンガ・マス・リマ近郊へと到達した。
 動員された兵の数は、軽騎兵、親衛騎兵、戦象兵、各種歩兵等合わせて2万余。これに途中の都市国家群から募った民兵や傭兵を含めると優に3万を超える。動員兵力の多さを誇るザハーラ諸王国の面目躍如たる規模であった。
 
「おうおう、無様に逃げ始めたのぉ。まあ、無理もあるまいが」
 マワーレド川河畔を見下ろす丘陵地の上、金箔と極彩色の織物で飾られた輿の主は、肥満した身体を揺らしながら愉快気に笑った。ゆったりとした衣服には金糸が織り込まれ、篝火の照り返しを受けて鈍く輝いている。
 3万の兵を統べるバールクーク王は、見事に手入れされた口髭を撫でながら、得意気な口調で言葉を続ける。
「我が軍の豪壮無比な姿を見れば、魔神とて敵わぬと悟るであろう。見よ、あの慌てよう。可愛げがあって愉快じゃ。しかし、あの程度の敵に良いようにされるとは、我らが同盟盟主も存外だらしないのぅ。ほっほっほっ」
「はい。バールクーク王国軍の来援なくば、ブンガ・マス・リマは陥落の憂き目に合っていたことと思料いたします」
 慎重に目を伏せたまま、輿の傍らに控える妖精族の男性が答えた。リユセ樹冠国『西の一統』に属する彼は、ザハーラ『豊饒』王からの援兵を先導する役目を負っていた。樹冠国高官であるため、バールクーク王への直答が許されている。
 同盟盟主側のしおらしい態度に満足したバールクーク王は鷹揚にうなずいた。
「ほっほっほっ、よいよい。余の軍が、たちまちのうちに北の野蛮人どもを『狂える神々の座』まで追い返してみせようぞ」
「御意。偉大なる王の軍が駆け降りれば、帝國軍など鎧袖一触でしょう」
「ほっほっほっ」
 尊大な王の態度に思うところはあったが、それを表に出してわざわざ不興を買うほど、リユセの使者は莫迦では無かった。そもそも王とは尊大なものなのだ。

 ザハーラ諸王国は、ブンガ・マス・リマの西方に横たわる広大な亜大陸を領域とする国家である。さらに先には帝國西方諸侯領があり、国境を接している。
 その国土は熱帯林に始まり、高地と平原そして砂漠を有し、多くの人口を抱えている。
 この地に勃興する諸王国を纏め上げるのがザハーラ王国であり、もってザハーラ諸王国と号していた。
 『豊饒』王ゲズル・バーリシュの卓越した指導力のもと、ザハーラ王国は他を圧倒する経済力と軍事力、そして魔導力を使い、実質的な帝国を築き上げていた。
 その中の一つバールクーク王国も、実体は中央から統制を受ける領邦の一つである。実際、他国の文書上では『王』ではなく『太守』と記されることも多い。
 ザハーラ王は、軍役を差し出す義務を負ったバールクーク王国に対し、ブンガ・マス・リマ救援を命じたのだった。
(参事会議長殿の打った手はギリギリのところで間に合ったのだ。それを率いる者が少々尊大だからといって何のことがあろう)
 リユセ樹冠国の使者は心の中でそうつぶやいた。
「さて、ではかかるとするかのぅ。将軍、始めよ」
 バールクーク王の言葉に、全身を薄片鎧で固め、胸の中央にある巨大な護心鏡を煌めかせた将軍が進み出る。浅黒い肌に鷲鼻をそびやかせた彼は、口髭をふるわせながら、大音声で王に報告した。
「偉大なる我がバールクーク王に申し上げます! 眼下の敵勢はすでに崩れておりますれば、軽騎兵をもって追い立てこれを屠るが至当!」
 将軍の背後に数名の将校が歩みでて、ひざまずいた。
「ファラーシャ!」
「はっ!」
「ヤースーフ!」
「ははっ!」
 
「以上の二個軽騎兵団を差し向け、明朝陛下の朝餉がお済みになる頃には、敵将の素首を御覧に入れましょう!」
「よい」バールクーク王は、目を細めうなずいた。
「かかれ!」
 将軍の号令が発せられると、騎兵将校が弾き飛ばされるような勢いで駆け出した。間を置かず本営後方に待機していた騎兵集団に命令を告げる怒声が響き始めた。軍馬のいななきと鎖帷子の触れ合う音が辺りを満たす。
 たいまつを掲げた雑兵が周囲を照らす中、バールクーク王国軍二個軽騎兵団は、独特の甲高い鬨の声を響かせながら丘を駆け下り始めた。

849 :
 バールクーク王はでっぷりと肥えた身体を大儀そうにひねり、斜め後ろに控えるやや小振りな輿を見た。
「アイシュや、よく見ておくのじゃぞ。お前は余の後継としていずれこの軍を率いるのじゃ」
「はい、お父様。お任せ下さい」小振りな輿から、鈴を転がすような声色が返ってくる。その響きにはかすかな高慢さが滲む。
 輿には薄絹のベールが幾重にもかけられているため、中を伺い知ることは難しい。ただ、辺りの篝火に照らされ、薄くたおやかな姿が影法師として浮かんでいた。
「うむうむ。アイシュは聡いのう。のう、使者よ。リユセにもブンガ・マス・リマにも、これほど美しく聡明な王女はおらぬであろう?」
 目尻と頬の下がりきったバールクーク王の様子に、リユセ樹冠国の使者は表情一つ変えず「誠にその通りでございます」と、頭を垂れた。

(王ともあろうものが、親馬鹿か……まぁよい。それより、河畔の帝國軍を混乱に陥れていたのはいずこの軍だろうか? 我が同胞にそれほどの力は残っていないはずだが……)
 心中密かに首をひねるリユセの使者の眼下では、猛威を振るった帝國南方征討領軍が撤退に移る姿があった。

 2013年1月6日夜。
 およそ四月もの間、南瞑同盟会議領域で猖獗を極め、ついに本拠地まで攻め寄せた帝國南方征討領軍先遣兵団は敗北した。
 ザハーラ諸王国軍の来援を受けたブンガ・マス・リマ軍は市内の帝國軍の掃討に成功。帝國軍との前線は北方約20キロに位置するアスースまで後退することになる。



 以上です。新勢力が出てきました。
 ザハーラ諸王国は、地理的にはブンガ・マス・リマをシンガポール辺りとするとインドからトルコ辺りとイメージしていただけると幸いです。
 ていうか、本当に地図がないとそろそろ駄目ですね。手書きでアップするのによい手段が無いか探してみます。
 四章はあとエピローグです。自衛隊の影が薄いのが申し訳ありませんが、次章には……。
御意見御質問御感想お待ちしております。

850 :
石動氏投下乙です!!
どうやら因縁が生まれたようで…
新たな国が南瞑同盟会議に援軍として加わりましたが、この王の描写だと、自衛隊の奮戦をも自軍の功績にしかねないかも…
戦後の復興支援こそが自衛隊の本領発揮でしょう。
次回投下のエピローグもお待ちしております。

851 :
お疲れ様です
ザハーラは皇国の守護者で言うところのアスローン諸王国みたいな感じかな、ザハーラと自衛隊でまた何か問題が起こりそうで
にしても敵側が有能で軍人としてカッコイイですな、味方を引き立てつつ敵を無能にしないのは難しいとは思いますがこの有能な敵が大好きでもあります、どうか頑張って

852 :
とても読みごたえがあって楽しかったです!!
サヴェリューハは自衛隊に復讐を果たすために、帝国側で彼是指示を出そうとするんでしょうね。
でも、自衛隊に連なるもの全て・・・となると、最終的に米国様を相手にする事になるし、彼が幾ら優れているからと言って物量チートのハイテク兵器相手に復讐は無理でしょう。
上手く罠にはめて、自衛隊員を何十名か殺害する事は可能かもしれませんが、あっという間に反撃&報復で倍返しどころで済まない損害を受けるのが落ちだと思います。
しかし、あれほど冷静だった彼が、此処まで正気を失うとは・・・平常時だったらとっくに撤退命令を出している筈なのに・・。
帝国を思いっきりぶん殴って、交渉のテーブルに引き出すことは出来るのか?続きを楽しみにしております!

853 :
乙です。
男爵たちは生き残ってよかったのかな……なんて。
豊穣王、尊大とはいえまだましな方ですし、裕福な国と軍を用意出来るのなら馬鹿ではないですね。
>むしろ勢いで書き進めなくなる
2ヶ月くらい寝かせると、どんなネタ・文章でも腐ります。個人的な経験ですが。

854 :
乙でした
サヴェリューハもシュヴェーリンもやはり生きてましたか
そして大損害を受け、司令部を叩かれてもなお最善を尽くそうとする帝國軍の指揮官たち
味方ならば実に頼もしい連中なのでしょうが、残念ながら彼らは敵なんですよね
しかしサヴェリューハの狂いっぷり……復讐のため新たな軍を率いて再び自衛隊の前に姿を現すかも
その時はレ◯ズナーのゴステ◯よろしく失った片目片腕を魔法の義手と義眼で補ってるかも?
次回投下されるエピローグが待ち遠しいですね
ところで、エピローグにまたあの人が出てきて「復興だと? 任せろ!」とか何とか言ったりするという展開はあるんでしょうか?

855 :
サヴェリューハは狂気を持ちながら頭良さげだし何より自衛隊に対する復讐心が強くてマジでヤバいことしそう
自衛隊も色々弱点があるしそれに気付けば負けないだろうが結構な損害がでそう、こういう奴敵にしたくないなぁホント

856 :

面白いっちゃ面白いけど、爽快感が足りないかな。
90じゃなくて、120迫や99で残らず吹き飛ばして欲しかった。

857 :
またお前か的にめんどくさい敵の予感

858 :
日本の異世界転移後の食肉事情に関してはマクドナルドのチキンナゲット製造技術
が大いに役立つだろう
腐った肉だろうが、カビの生えた肉だろうが、消費期限を大幅に過ぎた肉だろうが
なんだか由来のよく解らない肉だろうが、異世界の鳥っぽい肉だろうが
そのままでは到底食べられない食材をちゃんと食べられる食品に加工する技術は
転移後で窮乏するであろう食肉事情や、異世界人に対する食肉給与に際して
大きく貢献するに違いない

859 :
>>857
>またお前か
執着する理由を分かってるのになぜかコミカルにしか想像できんw

860 :
御感想ありがとうございます。
一件分かりにくいところがありましたので、補足します。ザハーラ諸王国は、
『ザハーラ王国(諸王国の長)』
の下に、複数の王国(太守領)が従っています。
・バールクーク王国(今回登場)
・カイザラーン王国
・テユーリブ王国
・ラヴァンダル王国 等々
国の大きさも国力もまちまちです。今回登場したバールクーク王国は、諸王国内でも比較的強力な王国になります。
登場人物の書き方が分かりにくくて申し訳ありません。
『ザハーラ諸王国の王』
ゲズル・バーリシュ・ザハラディー『豊饒』王(未登場)
『バールクーク王』
・アルアクル・バールクーク(肥満体の親父)
『バールクーク王女』
・アイシュワリヤー・バールクーク
です。今回戦場に来ているのは、『豊饒』王ではなく、それに従うバールクーク王になります。
サヴェリューハはご期待通り面倒くさい敵になると思います。こう、ねっとりした感じ。シュヴェーリン男爵も苦労する事でしょう。
自衛隊は商都の復興支援には出来ることはたくさんありそうですね。
早めにエピローグを投下したいと思います。

861 :
>>804
それって、アフリカンゾンビで出てきた基地かな?

去年のホワイトハウスが襲われる映画シリーズで、ワシントンDCにはどんだけ戦力があるんだよと、呆れてしまった

862 :
>>861
そりゃ独自の防空システム持ってるしねぇ。

863 :
>>862
ストライカー旅団みたいのでてこなかったか?

864 :

面白いけど、もっと爽快感が欲しかった。
90じゃなくて、120迫や99でさっぱりと吹き飛ばして殲滅して欲しかった。

865 :
ストーリーを思い通りにしたいんだったら自分で書けとあれほど……

866 :
>>864
お前の作品楽しみに待ってるぜ

867 :
でた
否定的な感想は書くな厨

868 :
>>857
ゴルァァ・・・スタァズ・・・。ハァァ!スタアアァァァァズ!!!
(〆皿○)
>>860
異世界側のセオリーで戦おうとするから、何回やっても被害大きくてますます狂いそうですね、彼・・・。
その内、自衛隊側も無視できない損害が出てくるかもしれませんが、敵サイドの動きも楽しみにしております。
しかし、北朝鮮が「無慈悲な業火作戦」とか「無慈悲熾烈極まる殲滅作戦」とか騒いでいるのよりも、張りぼてではない本物の殺意を向けられている点で恐ろしさを感じます。
とは言っても、見たところアウトレンジ攻撃が出来ない・空軍も地球に比べて貧弱と、脅威度は北朝鮮よりも低いのですけど。
魔法と言う不確定要素が絡んでいるとはいえ、戦略兵器クラスの魔法が存在しない限り、身の程知らずとしか言いようがありません。
自衛隊と言う組織のほんのつま先部分に被害をもたらすので精いっぱいでしょう。

869 :
お、久しぶりに石動さんか

870 :
>>863
詳しい解説は他の方に譲るとして、独自の海兵隊所属の戦力があるんだろう。WH落とそうとする奴相手には大統領判断で動かせないと遅すぎるし。

871 :
最近は連載作品が増えてきて良い感じだね。
残念なトラブルはあったけど、尻込みしないで温めている作品があったら投稿してほしい。
個人的には新しき世界とか、ルーントルーパーズあたりの文明レベルが良いなぁ。
ただ、自衛隊を活躍させるために魔法と言う存在が影薄くなりがちなんだよね

872 :
>自衛隊を活躍させるために魔法と言う存在が影薄くなりがちなんだよね
それが他の先生にとっても共通認識なのかな。
ファンタジーその物の描写が、どれもこれもおんなじになってる気がする。

873 :
私としましては、もっとスカッとしたいという御意見も有り難いですよ。ご期待通りの話になることは確約出来ないのですが、読んだ人の感じたことを書いていただけるのは助かります。

様々な御意見を知ることで、自分が意図した内容がどれくらい伝わっているのかとか、話の受け取られ方がどうなのか等がわかります。
ちなみに99式はまだ持ち込んでいないので今回は使えませんでした。

874 :
シュヴェーリンが「魔女のバアさんの呪いか」を口走ってる…
帝国はロシアと気候風土が似てるのか

875 :
乙です。
太守=(構成国の)王とは思わなかった。
ブンガ・マス・リマはカンボジア・タイ北部のイメージでした。
>>874
帝国は南方で同盟と戦いつつ、北方で魔女たちと戦っているらしい。
つまりリアルで戦場で経験した可能性がある。
新勢力が思いのほかでかくて驚いた。本気なら3万どころか30万動員しても驚かない。
北でロシア、南でムガールと戦っているような感じだろうか。
文化的には西欧だが地理的には中華帝国相当?

876 :
乙です。
自分は何となく
帝国:シベリアから華北ら辺までが版図
魔獣の森:華中から華南一帯
陥落した要塞:雲南辺り
南冥同盟会議:東南アジア域
だと思ってた

877 :
ファンタジー創作世界において現実の地理当てはめて考えるのはちょい危険な気もする
この作品がとは言わないけど、数多の作品で地名流用は頻出してるし

878 :
ロードス島「よんだ?」

879 :
正直、今回ので脳内ビジュアルが伊藤悠になって困った困った__

880 :
この手の小説だと敵の大軍は砲爆撃だけだと殲滅できなくて敵が突撃してくるのが定番だけど
密集隊形に着弾したら1発ごとに数十人ずつ戦闘不能になっていってすぐ士気崩壊しないかな?
実際結構生き残るのか話のお約束で突撃させないといけないからなのかどうなんでしょう?

881 :
>>880
正気ならそうするかもしれないけど、正気でないならどうだろう。
そんな時用の、神経系に作用する薬品とかあるかもしれないし。

882 :
現実世界とF世界を同系列に考えない方がいい
ましてや舐めるなんてもっての外だ、慢心しきって負けた戦いが日本人にとってどれだけ多い事か

883 :
朱き帝國に久々の更新きたな
本筋のストーリーとは関係ない話だったが、これはこれで楽しめた。
また以前のペースで更新してくれるといいんだがなぁ

884 :
>>882
 ゴジラとかね。

885 :
異世界人にはどんなアイスクリームがウケるのだろうか

886 :
そりゃ王道のカレー味だろ。jk

887 :
最近ペルセウスがやたらとうざく感じてきた・・・島戦争とか異時空国家日本とか、感想欄が、もういい加減酷い・・・・。
ペルセウスに限らず、自衛隊を日本兵に変えて、異世界で大暴れさせろと言う毒者がたまに居るけど、作者の勝手に書かせろよと言いたい。
今月に置いては、作者に無断で改変すると言う亜種も発生したから始末に置けない

888 :
カレー味のアイスクリーム?
え?

え?

889 :
あぁん? カレー味のソフトクリーム?(意味深)

890 :
>カレー味のアイスクリーム
>カレー味のソフトクリーム
どっちもある(あった?)んだよなぁ……この国の人間は色々とおかしい(断言)
まあ実際のところは
一般人:バニラ味のようなオーソドックスなものか、その世界の果物などを用いたもの
好奇心旺盛な連中:変わった味のもの全て
みたいな感じになるのでは

891 :
アイスの歴史を見るにあっても驚かないけどね

892 :
>>887
最近ヘイトトークを取り締まろうという動きが出てるけど、そうなると毒者も悔い改めてくれるんだろうか?
前にあったよね。「正義感で書き込んだ。逮捕されるようなことだとは思わなかった」って、言い訳した奴。

893 :
シャーベットとかアイスクリームとかの氷菓は、F世界でも知られているんじゃない? 上流階級オンリーだろうが。
むしろ戦国自衛隊のように、果物の缶詰に驚くのでは。
ドライフルーツとかはあるだろうが、みずみずしい果物がいつでもどこでも食べられるってのは19世紀の缶詰普及以降だし。

894 :
どんなアイスクリームが受けるかといえば、やはりF世界のそれぞれの階層になじみのある食材の味では。
……マンドラゴラ味とか人参果味があったりするんだろうか。

895 :
シャーベットはともかく、今知られてるようなアイスクリームの歴史は意外に浅い(17世紀頃)みたいだから、「F世界でもまだ上流階級のほんの一部にしか知られてない」ぐらいの描写でちょうどいいかもな。
貴族A、B(シャーベットしか知らない)と貴族C(試作品のアイスクリームを食べた経験あり)で反応を書き分けるとかならどうだろう。

896 :
魔法で簡単に製氷できるなら誰かが考えていそうだけどね

897 :
皆さん、アイスの差し入れですよ〜
どうぞ召し上がれ〜
ttp://www.ice-tengoku.com/syohin/hug001.html

898 :
逆に異世界でしか食えない物、日本人が食って衝撃を受ける話も見てみたいなw
異世界人にとって割とポピュラーな食材だけど、地球には存在しないとかw
スライムとかウーズとか食ってみたい、毒じゃなければ

899 :
スライム…寒天…きな粉…あんみつ…

900 :
目玉みたいな栗とか・・・
モケケピロピロとか!

901 :
ひえひえ細胞

902 :
いくら害獣とはいえ毒さえなければ食べる方向に処理が進むのは普通だよな。
例えば核を引っこ抜いて殺したスライムをとろろに見立てて飯にかけるとか。

903 :
スライムはなぁ…
生態がどう考えても取り込んで溶かすタイプばっかだろうし食うのきつそう
中和剤でもぶっこんで食うか?
そういや今漫画雑誌ハルタでダンジョン飯ってのが連載してるで
ダンジョンに潜ってミミックやらなんやらひたすら食ってる

904 :
流れぶった切ってすまんが、よくこういう日本転移系の話で食料問題が出てくるけど
実際の食料自給率考えると食べるもの選ばなければ大丈夫そうに見えるのは気のせいかな
米はほぼ100%国産だし、パンは兎も角うどん何かもほぼ100%国産の小麦だろ?
確かに経済的にはズタズタになりそうだけど贅沢しなけりゃ飢えることは無さそうに思うんだが……

905 :
>>903
ミミックって構造的に貝に似てそうだな。二枚貝。

906 :
肥料やら油やらで生産性糞落ちますぜ
十分に機械化できない農業とか悪夢ですわ
>>905
ヤドカリみたいなのやったで
ダンジョン内うろついては箱見つけて住処にするヤドカリとかそんな感じ
これは確かに美味そう

907 :
>>906
ヤドカリか。なるほど確かに宝箱は自力で貝殻みたいに生み出せないもんな
・・・適当な箱が無ければ何に入るんだろう?

908 :
>>906
なるほど、備蓄分の燃料は防衛方面に優先されることを考えると確かにヤバイな
肥料の原料も輸入だよりか……こりゃ確かに生産効率落ちるわthx

909 :
>>904
日本の農業は畑で石油燃やして作物作ってるようなもんだから、
エネルギーが途絶したら生産性は半世紀前同然になるよ
あとエネルギーがないと流通が死ぬから、
港や集積所で無駄に生鮮食品が腐ることになる

910 :
魚とかも冷凍が不可能になって漁港から遠い地域は昔みたいに干物オンリーだな

911 :
あるいは塩漬けか。そういえば現行のイオン交換膜製塩はエネルギーをどれだけ食うんだっけ?

912 :
近年は鯖の刺身なんかもできるくらいで本当に保存技術の進歩ってすごい

913 :
倒すと高濃度のリン鉱石をドロップする鉱物モンスターとかどうだろう?
ちなみに、蠅やゴキブリ並に大繁殖してボリボリ鉱物食べてあっという間に増えてくるん

914 :
鉱物モンスターはどこでリン食ってくるんだよ
元からそういうものと設定されたゲーム風世界ってんならともかく

915 :
エネルギーの話とは変わるけど、
常温で長期間保存が効く現代食品は輸出に良さそうだな
脱酸素や窒素封入で生菓子みたいのでもやたら持つからなあ
レトルトやプルタブ付き缶詰は冒険者にもいいかも

916 :
ただ開けたら保存が効かなくなるってのをちゃんと教えないと、
開けたまま放置して腐ってクレームとかが来るかも…

917 :
>>914
もちろん鉱山から、深部から地上目指してわらわら湧いて出てくる上に、子供が素手で倒せるくらいに弱いとかだったら、掘る手間省けると思う。

918 :
なんちゅう御都合主義や…と思ったけど異世界転移して日本が生き残るなんてそれくらいの設定があってくれないと厳しすぎるんだよなぁ
そもそもF世界に転移って時点で御都合主義ってレベルじゃないしな

919 :
まあ。エネルギー関係とか考えるとあたまいてーってlvじゃあないしねぇ。
内燃機関とかもオール水素に切り替えて軍用だけが従来通りの化石エンジンをつかっているとかいう創作のウソを使いたくなるLV

920 :
>>918-855
最終手段として、ファンタジー世界送りになってからとりあえずいろいろと何とかなった時点から話を始める手もある。

921 :
日本が海外から物資を得られなくなったら、ってシミュレーションじゃなくて、自衛隊がファンタジー世界で戦うのがこのスレの主旨なんで。

922 :
原子力空母で油を自製しようっていう構想があるから
近未来的には可能ではある

923 :
そこまで飛ばなくても開発中の石油藻があるでよ
瀬戸内海や有明海で増産してることにすれば多少は変わるで

924 :
>>923
とあるゲームで出てきたオイリックスって全くの架空でもなかったんだな。

925 :
1ヘクタールあたり年間最大約1万トンが生産可能なんだと
2万ヘクタールで培養すれば日本の年間石油消費量を賄えるそうだ
問題は餌が足りんことらしいが

926 :
>>898
マタデー料理みたいな有無を言わせない謎の食い物みたいな感じ?
逆に見た目は同じだけど畑でサンマがとれたり収穫時期になると
全力で逃げ出す野菜みたいなのも戸惑うだろうな

927 :
タンノやイトウみたいな生物(なまもの)と遭遇する自衛官
一方的に惚れられるが小銃も手榴弾も通じない不死身生物とか

928 :
昔のパプワ君の絵柄で謎生物に絡まれる自衛隊の面々を創造して吹いたw

929 :
マレフィセントの妖精の国みたいな
一部地域のみ特異な世界の妖精の国が鎖国してたら開国させるように圧力くわえるのかな?
マレフィセントだと川に普通に宝石とか落ちてるから人間側が富を求めて侵略してきたけど、石油がスゲー埋まってるとかだったら

アンジー拝み倒して何でもありのあの魔法で機械を動かしてもらったり食物成長させてもらった方が早いか

930 :
>>860
>>サヴェリューハはご期待通り面倒くさい敵になると思います。こう、ねっとりした感じ。シュヴェーリン男爵も苦労する事でしょう。
ところで、サヴェリューハってやっぱり貴族出身なんでしょうかね?
閣下と呼ばれていたり、豪華な鎧を着こんでいたりするから、それなりの身分の出身だと思いますが・・・。
ある程度帝国の重要ポジションの人物が割れてきたら、会議などで集まっている所、ピンポイント爆撃で隠れ家ごと吹っ飛ばしてやりたい所です。
サヴェリューハは城塞で娯楽で決闘させて騙し討ちするような輩だから、多分余罪も数えきれないほどあるんでしょうね、正直、腕を吹っ飛ばされた程度では釣り合わない。
サヴェリューハは謎の軍勢が日本の自衛隊と知ったら、多分、日本人捕虜・・・と言うか奴隷を餌に、自衛隊が物凄く嫌がるやり方で攻めてくるんでしょう。
日本もロシア並に冷徹になれなければ、そこを漬け込まれるんでしょう、自衛隊は自衛隊であって欲しい物ですけど・・・。
日本人捕虜を城塞でやらかした事と同じようなやり口で、自衛隊の目の前で公開ショーやらかしたら、割に合わない報復食らいますがねw

931 :
そらのいくさ、リメイク外伝を投下しまーす。
そして、石動さんが! 投下を!
お待ちしてましたよー! 次を楽しみにしてまーす。

932 :
彼らはこうも思っている。
国に必要なのは領域とその領域を確実安定的に統治し、支配力を根付かせる事なのだと。
彼らはこうも思っている。
現状、ゴンドワナ大陸において、新たなプレイヤーが、支配する事が出来る新天地の様な領域は限りなく存在しないと。
彼らはこうも思っている。
大地の底に広がる地底の大空間も、選ばれた民と選ばれた特別な支配者たちの世界などと称される天空の生存空間、雲海世界。
或いは海の向こうの別の大陸……へと渡るなどあり得ないと。
何故ならば――――
『――何故、神々の……蛇神の子孫たる我らが……まるで他の種族、民族、蛮族に追われるように今いる大地を離れなければならないのか?
むしろ、逆であろう。百歩譲って、我らが新天地を目指したとして……何故神々の子孫たる我らが、蛇神の我らがいちから町をつくらねばならないのか?』
そうだ……。
ゼロから村を作り、村を町にして、町から都市へ。そして国家へと……。
それに必要な労力や経済力、そして時間は……
『――すでにある町や国を乗っ取る……あるいは買い取るのが一番手っ取り早いであろう? 何故、偉大なる我らが、傭兵や「探検者たち(コロニスト)」の真似事をしなければならないのか?』
彼らの指導者たちの言葉がすべてだ。
同時に何故彼らが国家を持たぬのか、その言葉にすべてが詰まっている。
自らの建国事業すら、他者の功績を乗っ取る……あるいは買うと堂々のたまう輩が同然の様に歴代指導者たちになる連中。
……そんな連中が本当に自らによる自らのための自らの国家など作れるのだろうか……?
他のアルヴェル部族たちにとっての不幸は……そんな高慢な彼らが知性と団結力、そして行動力に優れ、近年は経済力でも他の部族を
圧倒し始めた存在である点だろう。
『蛮族』と言う単語。その単語が付く……種族。ある意味差別の様にも感じるかもしれない。
しかし、それでもなお、『蛮族種族』たる『オーガ』の男にとって、このトカゲ共――彼らへの蔑称――よりはましだと本気で
思っていたし、多くのアルヴェル部族が同じことを感じていた。

933 :
オーガはつい最近まで、トカゲとの戦いで負傷していた。そんな負傷を押して、武器を握り、トカゲ共の動きを見張る仕事に就いたのが
ほんの数時間前。
今、彼の目の前には、見慣れぬ恰好をした人間たちがいた。
その数9人。ウルクゥ公国は交易国家であるため、まれに妙な着衣を身に着けた人間が現れる。
だが、それにしては見慣れぬ服装だ。
問題なのはその服装の人間たちが、非常に殺気立っており、一人は明らかに矢傷を受けている事。
危険だと思う。もしも、あの魔法使いに率いられたトカゲ共――あろうことか、連合帝国製の魔導式クロスボウを装備――にやられた矢傷であるとすれば、それは大変危険な事だ。
奴らは矢に平気でクソを塗りたくり、そもそも連合帝国製の魔導式クロスボウは通常の弓矢と違い、長距離飛ぶように魔法的に調整されている。
その長距離が近距離発射だと、一体――どんな怪我を追っているか。
4人の人間とまるで、その4人を守る様に奇妙な筒状のものを構えた5人組。
一体何があったのだろう。
さて、オーガの青年は考える。このまま接触したらどうなるだろうかと。
おそらくは敵認定で武器を向けてくる可能性がある。
自分たち、オーガという種族は『蛮族』の単語をいただいているが、その理由は最後の最後まで農耕を理解しえない先祖と『鉄と言葉の人類種族』たちから見たとき、
必要以上の怪力であったからだ……と長老たちから聞いている。
オーガは遥か彼方の夜と冬の時代、神々が創生せし人類種族の一つとして誕生した。
しかし、夜と冬の時代が終わりを告げ、農耕の神々より農耕の秘伝を伝えられた『鉄と言葉の人類種族』が次第に大地の覇者となっていくにつれて彼らは隅へと追いやれられて言った。
無論対抗しようという動きもあったが、『鉄と言葉の人類種族』に対し、
『青銅の種族』たるオーガは農耕の秘伝を伝えられより強くなった鉄と言葉の人類種族の作り上げた文明社会と言う名の圧倒的な力に対抗する事が出来ず、気が付けばアルヴェル部族の一つ、『蛮族種族』となった。
むしろ、彼らが作り上げた文明社会を害する動きばかりしていただろう。
彼らにとって、『土地の所有権』と言うのものは、理解しがたい物だった。
旧世界のネイティブ・アメリカン(インディアン)の指導者が開拓征服者たちに対し、大地は精霊の物であり、形の無い空気や大地をどうやって分けるというのか、まるで理解できなかった。
――それ故に、将来の黒人奴隷解放を望んでいた独立者『ワシントン』ですらネイティブ・アメリカンは何が何でも駆除しなければならぬ害獣と見ていたように…………。

934 :
とはいえ、週百年単位で、アルヴェル部族の一つとして『鉄と言葉の人類種族』と交流すれば少しは理解するようになるし、
アルヴェル独特の魔法文化の発達とともに、オーガもまた、一種の文明的知性を持つようになった。
そして、かつての祖先の振る舞いとともに、自らの行動が何故『蛮族』と呼ばれるようになってきたかも少しは分かる様になってきた。
とは言え、わかったからと言って昔ながらの伝統的生活を一気に改めるなど出来やしない。
それに――――癪だが、こればかりはトカゲ共を見習わなければならない。
国のないアルヴェル。そのアルヴェルの一部族でしかない今の自分たちに……今更一気に物事が変わることなど無いのだと。
なれば、ふるまいを改めつつ、伝統的な生活を続けるしかない。
大魔獣(怪獣)と言う人類種の大敵の生活圏である『大森林』を主な根城に狩猟採集で暮らす放浪民族を続けていくしかないのだ。










「ネアンデルタール人が生きていれば、あんな感じになるんでしょうーねぇ」
「はぁ……」
衆議院議員小西はそう語る。
議員という職業病なのか、彼は語りだしたらなかなか止まらないという特性があった。
『…………ボォ、ゥアア……ぐぞお?』
「……いや、すまん言葉が分からん」
「うん、ますますネアンデルタール人らしいですなぁ……言葉が不自由と言う点から……人類学者が歓喜ですなぁ、今回の発見は」
とりあえず、やたら怪力な大男との気まずいコミュニケーションは何とか双方で成功していた。
ネアンデルタール人……と、とりあえずこの『蛮族種族(オーガ)』はそのあと、呼ばれるようになる。
「で、何で、ネアンデルタール人なんです?」
「いやね、何故ネアンデルタール人は滅びたのか、と言う学説にね、クロマニオン人との生存闘争に敗北したからという説があるんだよ。
どう、敗北したのかというと、まず一つ、彼らの怪力が彼らの自滅を呼び込んだ。
彼らは現生人類の直径の祖先であるクロマニオン人をはじめとするホモ・サピエンスと違い、体格が大きく結果として怪力だったのだが、それらは過酷な氷河期を過ごす為だったのさ。
氷が解け始め、氷河期が終ると今度はその体格が彼らの成長や間接の動きを阻害始めた。
つまり、慢性的な関節痛に悩ませられるようになったんだ。
そして、それ以外に致命的な点が一つ。彼らは喉の構造上うまく『言葉を操る事が出来なかった』らしい」
小西はそこまでしゃべると、手を出す。すかさず、彼の秘書にして孫娘が
ペットボトルを渡すと彼はそれを飲み始める。
それが終ると一呼吸。どうやら彼の演説は終わらないらしい。
「結果として、文化をうまく伝達できず、肉体的問題もあり、文明社会を少しずつ作っていくようになっていったクロマニオン人たちに
種族の繁栄的に押されるようになっていったのだ。
一説によると、ネアンデルタール人とクロマニオン人はこの段階に居たりどんどん混血化、ネアンデルタール人は吸収された……らしいね。……ほら、大柄で怪力、言葉が不十分、文明社会から隔絶されている…………彼の事じゃないか!」
「?……」
何を言われているか分からない大男。言っておくが、あくまで専門外な政治家の勝手な考察である。

935 :
今日は終わりでーす。
オーガとかそういう種族はどうやったら、いるんだろうかなー? って考えたとき
こんなネタが唐突に浮かんで入れてみた!

936 :


937 :

F世界でよくいるオーがとかオークとかコボルトとか知能レベルというか技術力はどんなもんなんだろう
自分的にはオーク>>>コボルト>オーガ、こんな感じかと思ってるけど

938 :
>>904
20世紀の時点で農作物3キロカロリー収穫に対し石油2キロカロリー投入だった筈
流通保管、動物性タンパク、あれこれそれ
とりあえず現代人は石油を飲み食いしてる状態
>>922-859
要はエネルギー固定にエネルギー使う状態なんで、人造石油を作れば作るほど使えるエネルギー総量は減る
飛行機を電池で飛ばせとは言えんので空母は仕方ないが、海で石油を採るなんて失う資源を考えると自殺行為
揮発成分も結構な量が海面から飛んでしまうだろうしね、ソーラー発電より害が大きい

939 :
石油ほかエネルギー関係は都合良くなんとかなった、それでいいでしょ・・・でないと自衛隊が動けないんだし。
戦国自衛隊のように自分の一部隊だけ転移、物資が尽きたあとは文明知識でなんとかする、ってのもあるけど。
火薬の無い世界なら、黒色火薬つくって爆弾とか火縄銃で無双したり。石炭からコークスつくって高品質の製鉄したり。

940 :
ああ、何書いてんだ俺。
自分の一部隊、じゃなくて、自衛隊の一部隊、ね。

941 :
>>892
内燃機関は水素に代替えでいいんじゃあねぇ?

942 :
水素作るのにめっちゃエネルギーが要る

943 :
生活かかったリアルでさえ「原発をソーラーや火力で代替」って煽りでなく主張する意識の低い人もいるからな
況してや創作なんだからエネルギーを収支決算で黒字な低エネルギー生産しても気にしない人が大多数だ
設定厨なんて向いてる方向が逆なだけで現実に夢物語を持ち込むお花畑と同じ、害が少ないだけで無粋

944 :
可能な限り不自然さをのぞいた形で輸出入を考慮に入れるなら、
ゲート方式か転移後の時間経過を長く取るかくらいしか思いつかないが、頬かむりする以外で何か他にいい方法ってある?

945 :
はたして特科や普通科、機甲科にくらべ、陸自でも日陰者の化学科の出番はあるんですかね……
それとも、いくら異世界とはいえ、人間相手に自衛隊が化学兵器を使うのは倫理的にヤバすぎか。
特殊武器防護隊 「精製マスタード、撒いといたから、お前らのために」
  ファンタジー側 「(毒ガスに)溺れる!溺れる!」

946 :
>>944
「いよいよ中国との関係がヤバくなって、第二次日中戦争待ったなし!な状態 → 戦争への準備で石油の大量備蓄がある」
という状況で転移したら、少しは時間稼げるんじゃない?(適当) 確か『そらのいくさ』様の日本がこんな感じだったと思うけど。

947 :
輸出入に頼らずに済む日本が転移すればOK、なぁに俺たちの知る日本や自衛隊でなくたって何の問題も無い
軍隊の行動は命令で縛られるが、付帯条項も必ずある
自衛隊:××を許す…ポジティブリスト
その他:××を禁ず…ネガティブリスト
厳密には国ごと転移できなかった時点でポジティブリストを守れない自衛隊は維持できない建前なので、当スレで扱う自衛隊は現実の自衛隊とは最初から別物

948 :
つーか『そらのいくさ』様、乙もせずにすみません。
あらためて投下乙でした。

949 :
>>938
海水ウランと進行波炉が軌道に乗り、原子力電力の人造石油が輸入石油より安価になってるで良いでしょ

950 :
すでに固定化されてるエネルギーの方が廉価だろう、何より人造石油は確実にエネルギー終始赤字だぞ?

951 :
終始じゃNeeeee!!
収支のミス、ごめんなさい

952 :
よっぽど運がよくない限り中世レベルの技術しかないF世界に転移しても
遅かれ早かれ自衛隊はまともに動けなくなるんだろうなぁ、まぁ仕方ないね、超絶運の良かった世界を描くしかあるまいか

953 :
>>950
石油価格はメキメキ上がり続けてるし、いずれ逆転するよ

954 :
エネルギーの固定にエネルギーを使う事情は同じ、価格逆転しようがしまいが無意味に近いが逆効果な仮定
使えるエネルギーが極端に減る原則は変えようが無いので研究開発や特定用途に限定されながら量的制約もキツくなる

955 :
イクウビトでは別次元からエネルギーを無限に取り込む資源があるし、石油を精製する細菌がいるからなんとかなるんじゃない?
アビスワームを小型化して生ごみ食わせていれば解決しそうだけど、似たようなチート資源って何かあったっけ?
木星の衛星からとれるシリコンベースのトンデモ資源位しか思い浮かばない。

956 :
エネルギーを無限に取り込む資源か…一度に取り出せる限界が低くないと危険すぎて傍にも近づけんな
リチウムイオンバッテリーでさえ爆発物と化す現実を考えると「低く調整可能」でもエラー0%が有り得ぬからには使えない
やはり「どう頑張っても常識的なバッテリー程度の出力だけど半永久的に使える」あたりが落としどころ

957 :
>>945
でも、カガクvsファンタジーに一番に苦労する部隊じゃないのかな?
ゲートから大気を採取したり、魔法を認知できないから毒ガス対策でピリピリしたり。

958 :
石油を精製する細菌だって錬金術じゃねえんだから元になるもの食って吐き出すだけやで

959 :
自分を養う副産物だからエネルギー量は減るな
ただ潜熱と顕熱の差は大きいぞ
ペイする用途さえ見つかれば使えなくも無い

960 :
>>956
魔法化学を研究試験する部隊になるのではないか

961 :
アンカー間違ってる気がする、ログを再取得されたし
ところで研究試験する部隊が創設されるとしたら転移の何年後だろうか
魔法の実在を認知するだけで結構な時間経過が必要な気がする

962 :
なんか石油を作れたらエネルギーを増やせると勘違いしてる人が散見されるな
石炭液化を考えると赤字と限った話じゃ無いから、厳密には間違いってワケでもないけどさ
ソーラーエネルギーもだが用途が限定される効率/収支やで

963 :
白銅が使われ始めたのは16世紀末期からのようだが、F世界で100円玉が銀貨の一種と誤認されることはあるのかね。

964 :
>>962
さんざ言われていることだけど、転移するパターンだと、
資源の採集から加工、供給にいたるまでの既存の流れがまとめてでちょん切られるのは不可避な上に、
それぞれの流れはあっちで分岐しこっちで合流しといった感じだから、
普通に考えれば、転移した時点で備蓄以外は当てにならなくなるし、
供給体制を一から作るという、やたらと時間のかかることをやらなければならない以上、
流れを復旧させるまでに、少なくとも1回は備蓄を食いつぶすはめになるのは不可避だ。
問題は其の期間をどうしのぐか、あるいはどうやってあまり不自然じゃない設定をつくって回避するかだ。
イクウビトの場合は…あの鉱物の設定次第かな?今ある発電施設で燃料代わりに使えるような代物なら、
少なくともしばらくの間、電力だけは細々と供給を続けられる。

965 :
>>964
ログ壊れてませんかな? 多分>>956へのレスなんだろうけど
あと、電力なら転移直後から使える原子力で十分

966 :
原発は出力調整が出来ない、電気は貯めとけない、石炭は燃料として使い勝手が悪いって前提があるから。
夜間発電分を使って水素やら人造石油を作れば実質エネルギー増加みたいなもんではあるけどな。

967 :
原発は本当は出力調整できるけど、安全と言うよりは政治的な事情で出力調整しないのだと
制御室のおじさまに言われた記憶がある。まあ、核エネルギーを安定的に使用できれば、
そいつで水素なりなんなりでエネルギー保存するのは有効だよね。

968 :
電池の代替だし量が量、素直に利水ダム作って揚水するだろ普通
水素や人造石油なんて誤差範囲以外あり得ない、特に急場の場合は
利水ダムに「治水しろよ」と訴えたヌケ作な被災自治体もあるけど、無視で可

969 :
高温ガス炉は、夜間に水素作る事を想定してるよ
何時か紹介された作品
http://ncode.syosetu.com/n0138bl/
軍オタに突っ込まれてファビョッたらしい

970 :
夜間電力の用途一覧に新たなる仲魔が

971 :
>>923
まあ。突っ込みを入れたいところは多数あるしねぇ

972 :
もうこうなったら、未来世界に頼るしかないね。
未来自衛隊「お爺ちゃん! お婆ちゃんじゃないか!」
F世界「ふふふ。貴様らの先輩自衛隊は我々が預かった。
奴らを稼働状態にしろ。
さもないと…」
なんという卑劣!

973 :
>>969
こりゃファンタジーとのクロスを書くものの宿命よ。
カナード翼だって空力特性において悪化させる訳じゃないんだから場違いでもないし、古くさい流行を追っかけたからすぐに叩くのはいかんでしょ?

974 :
>>926
あれの場合最適な機体がほかにあるのにタイフーンかとか元の世界の事情を考えれとかいろいろと思うことが

975 :
異世界で咲く華、更新来たね

976 :
エネルギー問題の議論は不毛だからさ、シズマドライブかゲッター線かなにかで、パパパッと解決して、終わりっ!でいいよもう。

977 :
別に不毛でもなんでもないだろ
話してるうちにぽろっとアイデア出ることもあるし
そもそも自分が見るのめんどくさいと思ったら話題変わるまでスルーしとけばええねん

978 :
>>967
そいや、フランス原発は出力調整していく運用スタイルだっけか。

979 :
高速度での戦闘や燃費よりも格闘戦を選ぶならカナードは付けてもいいけど
推力偏向エンジンまで載せたらかなりの設計変更になるので戦争がもう始まってるのにやることじゃないな

980 :
自衛隊を異世界で戦わせたい
 ↓
しかし燃料が無いと不可能だよな
 ↓
そうだ都合良く油田があったと言うことにしよう
 ↓
いくらなんでもそれは御都合主義すぎるか・・・
 ↓
石油に頼らなくても動ける自衛隊にすればOK!
 ↓
でもこれって自衛隊と言える?

981 :
油田があっても使えない、間に合わない場合は無意味、現実の力を揮うには現実的制約が不可避だ
素直に魔法なり精霊なりで解決しとけば「ファンタジーだから」で済むのに欲をかきすぎる
現代文明を過大評価するとご覧の有様となる

982 :
>>977
いや、確かにそういった問題について議論して色んな意見が出るのも、このスレの醍醐味なんですけどね。
日本のインフラは最悪でも電力が賄えれば、ある程度は何とかなるし。(ガスも重要だけど)
ファンタジー要素でもSFな核融合炉でも現実的な案でも、何であれ大規模な発電ができるシステムさえあればいい。
だけど自衛隊自体は、ガソリンないとまったく身動きが取れないのが……

983 :
外に打って出られない状況が何年も続くんだろうし、問題になるんかな

984 :
>>979
魔導技術へいち早く頭突っ込みたいアメちゃん政府とF-15偏愛教団の試作案がたまたま合致したんだよ、きっと。
え?機体バランスの変化が激しすぎるだろって?そこはほら、日本の誇る面妖な変態技術者どもが涎垂らしながら再計算したんじゃよ………

985 :
そろそろ次スレだね、最近は色んな作者さんが投稿してくれるから、連載作品が増えてうれしい限りだよ。
ルーントルーパーズやら異時空国家日本やら大手さんが、更新ストップ気味だから、少し寂しかったけど、この流れなら盛り返せそうだ。
しかし、あれだね、ネタを妄想はするも作品投稿まで至らないのが殆どだね、良いネタたくさんあるのに・・・。(あれ?デジャヴ?

986 :
>作品投稿まで至らない
色々なハードルを乗り越えなければならないからね
そしてハードルを乗り越えられたからこそ、その作者の作品は日の目を見たとも言える
言い換えればその陰には日の目を見なかった多くの作品が作者とともに存在するということでもある
……この表現にも既視感を感じるな

987 :
我が国には日本海の”大和堆”海底盆地に尖閣諸島広域地下には石油が中東クラス並みにあります。

988 :
>>963
貴金属転売してたことあるけど
定期的に磨いたりメンテしない銀は鉛みたいな鈍色になるよ
100円玉とはかなり違う

989 :
某所に「史実よりデカい尖閣諸島で大油田が発見された戦後史」があったけど、アレみたいな大嘘をねじ込めば多少なんとかなるかもな
もしくは一定規模の採掘施設を一緒に持ってきてガワール級の異世界油田に繋げておくとか

990 :
こうしてみると、自衛隊の維持に何が必要なのかも分からず召喚するF世界も大概だね。

991 :
もうゲート方式でいいんじゃないかなって思ってきた
もしくは遅かれ早かれ全滅必至で何かしらの帰還方法か何かを見つける必要がある戦国自衛隊方式か

992 :
毎度毎度エネルギー問題で話題がループするなら、
想定問答集でも作ってテンプレに収めておく作業が要るかも知れんなぁ。

993 :
数十年後にこのスレが残ってたらそんなこといちいち考えなくてもよくなるんじゃね?

994 :
>>980
アスファルトがミイラをつくるときに使われていたように、
石油が別の形で利用するために精製または採掘されているのはどうだ?

995 :
>>969
見てきました。タイトル変わっていたんですね。
空戦とか航空機の運用に関しては苦手な部分でして、とても面白かったです。いやぁ、他の方の作品は本当に読むのが楽しいですね。
さて、奇跡的にエピローグが書けましたので投下します。
スピード重視で。

996 :
第4章 エピローグ
南瞑同盟会議大商議堂
ブンガ・マス・リマ中央商館街
2013年 1月6日 22時37分

「彼の軍勢は議長閣下が?」日本政府特使の村井は穏やかに尋ねた。
 尋ねられた参事会議長マーイ・ソークーンは少し驚いた表情を見せた。
「〈ニホン〉の方々は、よい耳をもっておられる。彼の軍勢は同盟会議の援兵、ザハーラ諸王国バールクーク王国軍です。我らが西の友邦ですな」
「間に合ったのですね」
 村井の言葉に、ソークーンは苦い表情を浮かべた。
「かろうじて……いや、果たして間に合ったのか。我らは多くを喪いました」
 大商議堂内部は、帝國軍の攻撃によってもたらされた粉塵と、戦後の喧騒に包まれている。バールクーク王国軍の参着と、帝國軍の撤退が明らかになるにつれ、室内は雰囲気は明るいものになりつつあったが、参事会を取り仕切るソークーンの表情は暗かった。
 それも仕方あるまい。村井は心中を察した。
 南瞑同盟会議は、かろうじて本拠地を守りきった。しかし、支払った代償は大きい。野戦軍は壊滅し、都市の三割は灰燼に帰した。市民の死者は集計すらできておらず、その経済的損失は計り知れない。
 そして、未だブンガ・マス・リマ北方領域を敵の手に委ねたままであるという事実は、商業同盟として致命傷となりかねなかった。
──それに。
「村井さん、案の定です」背後にさり気なく近付いてきた幹部自衛官が囁いた。彼には、ブンガ・マス・リマ首脳陣や市中の様子を探るよう指示を出してあった。
「やはり、予想通りですか……?」村井が好好爺然とした顔つきで言った。ただし、目は笑っていない。自衛官は、苦々しい口調で答える。
「実際共に戦った連中は別ですが、その他の参事や市民のかなりの数の中で、帝國軍を退けたのは援軍に来たバールクーク王国軍であるとの認識が主流となりつつあります」
「初動の混乱が痛かったねぇ。我々が後手に回っている間に、被害が出過ぎてしまった。不信に思う者も多くいるだろう」
「報告によれば、バールクーク王国軍は三万を超える兵力を誇示しつつ、西市街に進軍。市民に対して庇護下に入るよう喧伝している模様です。あれは宣撫工作に近い」
 控えていた外務省の専門官が言葉を継いだ。
「バールクーク王国がどのような性格を持つかは目下情報収集に当たっていますが、戦闘の経緯とその勢力から、今後同盟会議の方針決定に多大な影響力を行使することは間違いありません」
「困ったねぇ。本省からは安全保障条約の締結に向けた交渉を進めるように指示が来ているが、横槍が1ダースは入りそうだよ……」
 おそらく異世界から現れた我々に対し、バールクーク王国軍がすんなりと協力するということにはなるまい。今後の交渉は難しいものになるだろう。
 幹部自衛官が、ややこしいことになるくらいなら、と話し始めた。
「統幕は今回の戦訓を受け、充分な兵力を投入すると言ってきています。いっそ現地勢力は、邪魔にならない程度の協力態勢でも──」

997 :
 その時、会議室内で複数の鋭い警告の声が上がった。
 一瞬にして室内の空気が変化したことを察知した経験豊富な警護官と機動隊員が素早く反応する。彼らは警護対象である村井を中心に防壁を作り上げた。いざという時は攻撃から村井を守るための、ポリカーボネートとセラミック、そして肉でできた防壁だ。
 警護官の一人は退避するための手順として、まず脅威対象を特定しようとした。しかし、それらしきものはどこにも見当たらない。
「どこだ? 何が起きている?」困惑した声が機動隊員から上がる。
 会議室内のマルノーヴ人たちは、二通りに分かれていた。戦える者とそれ以外である。
 戦える者は各々の武器を抜き放ち、室内のある一点を向いていた。ソークーン参議会議長も手にしたスタッフを構え、アシュクロフトギルド長に至っては長剣を振りかぶり突進している。
 しかし、その場の日本人たちには、『敵』の姿が見えない。
「どういうことだ? 彼らは何と戦っているんだ?」
「何もいないぞッ!?」
「陣形を崩すな。特使閣下を守れ」
 魔術士が光の矢を放ち、アシュクロフトが虚空に向けて長剣を振り抜いた。何かを切り裂く生々しい音。断末魔の叫び。
 警護官たちが見ている前で、何もないはずの空間が揺らめき──そして、褐色の肌を血に染めた女が現れ、床に倒れた。
「〈悪疫〉だ! 帝國の雌犬どもだぞ」
「こんな所まで入り込んでいたか。出入り口を封鎖しろ、急げ!」
 衛士たちが口々に叫ぶ。魔術士が言った。
「アシュクロフト殿、この部屋にはもはや感じません」
 アシュクロフトが長剣の血を払いながら答える。
「探索を館内全域に広げよ」
「はッ! 」
「混乱に乗じて入り込んだとみえる。油断も隙もないな」

 いち早く冷静さを取り戻した村井がつぶやいた。
「魔法、というやつだろう……警部どうだ? どう思う」
 警護責任者の警部が、冷や汗を拭いながら答えた。彼は村井が何を尋ねたのか理解している。
「与太話では無かったのですな。あれが、『姿を消す』魔法だとして……いくつか試すべき手段はありますが、厄介ですな。このような施設内ならば対抗策は色々ありましょうが……」
 9ミリ拳銃をホルスターに収めた幹部自衛官が苦々しい口調で言った。
「三好一佐を殺ったのは奴らだ。くそ、でたらめな奴らめ。暗視装置か、熱源探知、または動体センサー……検証が必要です特使閣下。速やかに」
 村井はそれらの言葉を聞きながら、アシュクロフトの訝しむような視線を感じていた。彼ほどの手練れなら、すぐに我々に敵が見えていなかったことに気づくだろう。そう思った。
「彼らには対抗策があるようだ。今までは『我々が何をできないか』を彼らに隠して付き合ってきたが、今後はそうもいかんかもな」
「と、いいますと?」
「『魔法』を舐めると痛い目に遭うよ。我々は早く信頼できる相手を見極めなければならない──この世界で戦い抜くために」

998 :
ナバート亜大陸南方海域
2013年 1月7日 12時18分
 
 海碧色の海原がどこまでも広がっている。風は穏やかで、ビロードのようになめらかな水面は、わずかにうねりがあるのがわかる程度だ。
 ナバート亜大陸沿岸部を南に遠く離れたこのあたりの海域は、行き交う交易船の姿もない。
 翼長2メートルに及ぶカモメに似た海鳥の群れの中の一羽が、海面に一休みできそうな枝を見つけた。海鳥は高度を下げる。
 ところが、海面ににょっきりと突き出た枝は、みるみるうちにその数を増やした。そして、海碧色の水面が黒い影を映し出した。
 海鳥は、それを彼らを狙う大型海竜だと思ったのだろう。甲高い声で一鳴きすると、慌てた様子で高度を上げていった。

 それは、海竜では無かった。しかし、全くの間違いという訳でもない。影は数十秒の後、白波を立てながら水面を割り、漆黒の姿を海上に現した。
 
 その名を〈そうりゅう〉と言う。

 瑞祥動物の名を冠した海上自衛隊初のAIP潜水艦が、大湊湾からアラム・マルノーヴへつながる〈門〉を密かに越えてから、すでに二週間余りが過ぎていた。

 吸音タイルが貼られたセイルの上で、重々しい音と共にハッチが開かれると、機敏な動作で数名の人影が外に飛び出してきた。青色と濃紺色二種類の作業服に身を包んだ彼らは、皆一様に深呼吸をすると、それぞれが己の配置についた。
「やっぱり外の空気は最高だな。この瞬間のために俺は潜水艦乗りをやっているに違いない」
 〈そうりゅう〉艦長、木梨洋一二等海佐が軽口を叩いた。
「艦長の『潜水艦乗りをやる理由』は、これで17個目ですね」
「ん? そうだったか? まぁ、細かいことは気にするな。それだけ潜水艦が魅力的なんだ」
「はいはい」
 隣に立った航海長兼副長の大竹雅孝三等海佐がぞんざいな合いの手を入れる。幸運にも新鮮な空気を胸一杯吸い込みながら任務に就く見張り員は「また始まった」と聞き流した。
「レーダー、目視共付近に目標無しです、艦長」
 副長が照りつける日の光に目を細めながら報告した。木梨二佐は、うん、と大きくうなずくと「交代で乗員を上げろ。虫干しだ」と言った。
 彼の率いるAIP潜水艦〈そうりゅう〉は、極秘の任務を遂行すべく、異世界の大海原を西に向けて航海を続けていた。一度洋上で補給を受けた以外は、徹底的に人目を避けている。交易船が行き交う海域では、潜航するか潜望鏡深度を保ち続けてきたのだった。

999 :
 その時、艦内へ通じるハッチから、よろよろと這い出てくる者がいた。青ざめた白い肌は不健康極まりない印象で、長い金色の髪はぺたりと顔に張り付いている。
 今にも倒れそうな顔色のその人物は、彫像のような整った顔をこれ以上無いくらいにしかめ、大きく息を吐いた。
「艦長どの。わたしはいま大いなる精霊に一言申し上げたい気分で一杯だ。『なぜ、このような理不尽な苦難をわたしに与えたもうたのですか? わたしが何かしましたか? 今季の供物は充分だったはずですが?』と」
 その人物──リユセ樹冠国『西の一統』百葉長、マウノ・エテラマッキは長く伸びた耳を力無くたれ下げた。浅い呼吸を繰り返している。
「艦内生活は、色々と難儀なようですな」
 木梨が気の毒そうに言った。
「わたしは森と海に生きる妖精族ですよ。役目の重要性はわかっているのですが、この船はあまりにも……。あなた方は、ヒト族というよりは、あの面倒くさい髭モグラどもに近いと思います! 狭いし臭いし、風を感じることができない。何とも冒涜的な船を作ったものです」
 エテラマッキは、早口でまくしたてた。よほど鬱憤が溜まっているらしかった。
「みなさん良くしてくれるのですが、だいたい食事もわたしには合いません。何で毎日毎日獣の肉をふんだんに使った料理ばかりなのですか! もっとこう、野草と豆を用いた質素な食事にすべきではありませんか? わたしのように美しく、長生きできますよ?」
「暴動が起きますな」木梨が斬って捨てる。
「うぬぬ」
 エテラマッキは、悔しげに口をつぐんだ。大竹が、申しわけなさそうに尋ねた。
「ところで、仕事の話をしたいのですが、現海域からあとどれくらいでしょう?」
 大竹の問いかけに、外の空気のお陰でようやく回復してきたエテラマッキは、静かにうなずくと目を閉じ、低い声で何かを詠唱し始めた。
 艦橋に小さなつむじ風が起きる。ぼんやりとした光が彼の肩口で光った。
 すっと、目を開く。
「今より北西に1日。それで陸が見えましょう」
 大竹が、エテラマッキの言葉を受けて、ジャイロコンパスを確認する。示された針路は真方位320度を指していた。
 エテラマッキが〈そうりゅう〉に乗艦した目的は、水先案内にある。彼は熟練した航海士兼外交官として、異界の船を目的地へ導くためにここにいるのだった。
「ようやく目的地か。そういえば『積荷』どのはどうしている? 副長」木梨が聞くと、大竹は肩をすくめた。
「ベッドでひっくり返っています。船酔いと閉鎖空間への怖れ。それにあれやこれやで。飯も喉を通らない様子です」
「……陸に着けば復活するさ。俺たちの任務はあれを無事に送り届けることだ」
「彼はよく耐えていますよ。初めて乗った潜水艦ですし」
「と言うか、『世界』からして違うからなぁ」木梨は短く刈り込んだ頭をかきながら言った。

「ソーナーから艦長、『パッシブ探知。方位023度』」
 電話を被った伝令の言葉に木梨は意識を向けた。自らソーナー室と繋がる送受話器を握る。
「何かわかるか?」
『音の感じは……鯨に近いですな。海洋生物の可能性が高いです。ただし、いままで聴いたことがない音です。でもってこいつは、間違いなくデカいですよ。近づいてます』
 普段は物静かな水測員長の声には抑えきれない興奮があった。
「どう思う? 副長」
「聴知方位は本艦の右63度。近づくとすれば脅威となりうるかも知れません」
「見張り、何か見えるか?」
「その方向、何も視認できません!」
 双眼鏡を構えた見張り員が海風に負けないように声を張り上げた。木梨は腕を組み唸った。未知の何かが本艦に近づいている。
「ピンを打ちますか?」副長が真剣な口調で言った。「少なくとも、距離と的針的速が分かります。それに『何』なのかも分かるかも……」
 アクティブソーナーで目標を探知できれば、音の変化や音質の違いからその物の動きや材質を探ることができる。木梨もその利点については理解している。
 いっちょ、試してみるか?
 木梨がそう考えたとき、エテラマッキが不意に声をかけてきた。
「艦長どの? ピン、とはもしかして以前この船が出していた『鳴き声』のことだろうか?」
「そうです。音の跳ね返りを測って、相手の位置や動きを探ります」木梨が説明した。

1000 :
「それは、やめた方がよい」
 エテラマッキの表情はとても真剣だった。ゆっくりとした低い声で、続ける。
「この辺りには、様々な連中が棲んでいます。命知らずの交易船乗りを震え上がらせる巨獣たちが。わたしの叔父上もこの辺りで手足を失いました。確かに〈ソウリュウ〉は恐るべき船だが、奴らを侮るべきではありません。奴らの体躯はこの船に劣らない」
 ごくり。大竹三佐は思わず唾を飲んだ。思わずパッシブ探知方向を見た。きらきらと光る海面には何も見えない。
「やめとくか」木梨が言った。
「はぁ」
「この艦は轟天号じゃないし、俺も神宮司大佐じゃないから、マンダに出てこられても困る。刺激しないよう距離を開こう」
「賢明な判断です」エテラマッキが頷いた。

「ソーナー、方位変化知らせ」
『方位、左に変わります』
「右に取ろう。面舵、060度宜候」
 木梨の指示に従い、〈そうりゅう〉の全長84メートルの船体が大きく右に針路を変えた。
 木梨は、艦首が立てる白波を眺めながら(まぁ、大したロスにはなるまい。それはそうと、もしデカブツとやり合うとして、89式魚雷は通用するかな? 試してみてぇなあ)と思った。
 その気分が顔に出ていたらしい。
 ニヤニヤと笑う艦長の横顔を見て、大竹三佐は、また何か良からぬことを考えているぞと、嫌な顔をした。

1001 :
ブンガ・マス・リマ西市街
2013年 1月7日 14時24分
 1月6日夜。
 帝國軍本営に対する陸上自衛隊戦車小隊の攻撃と、西の盟邦バールクーク王国軍の到着により、帝國軍は北方へと撤退した。商都は危ういところで虎口を脱したのだった。
 自衛隊側の損害は少なくない。先遣隊長三好一佐を始め幕僚団は本部とともに壊滅、普通科一個小隊が壊滅。全体で殉職者の数は100名に近い。海自もミサイル艇〈くまたか〉が大破、〈わかたか〉が小破し、陸戦隊にも被害が出ていた。
「大敗北だ」
 統合幕僚監部では幕僚が真っ青になっていた。100を超えるオーダーの死者を出したことに対して、各方面からの突き上げは激しいものになることは間違いなかった。
 しかし、日本政府に撤退の意志は無い。現地部隊には増援到着まで治安の維持と拠点守備命令が下されていた。
 柘植が率いる陸上自衛隊マルノーヴ先遣隊戦車小隊も、その中のひとつであった。

 通りのあちこちから、瓦礫を片付ける男たちの掛け声が響いている。人々は昨日の恐怖を振り払うように、精力的に復興へと動き始めていた。
 とはいえ、昨日までの商都を巡る攻防は人々に深い傷を与えている。広場の端に90式戦車を停止し、警備に当たる柘植の目にもそれは明らかだった。
 数千を超える人間が死んでいた。柘植自身、無造作に横たえられた死体の山を見ている。高温多湿のこの地では腐敗も早い。未だ行政機能は麻痺したままで、横たわる遺体は尊厳を回復されぬまま朽ち始めていた。

 車長席の柘植は自分に向けられた視線に気付いていた。この地の人々は遠慮がない。広場に鎮座する異形の物体と、それを操る男たちへの対応は大きく分けて二通りであった。
「騎士さま、騎士さま」旅装を解いたばかりなのか、足に頑丈な脚絆を巻いた中年の男が、柘植に呼びかけていた。乾いた泥があちこちにこびりついている。
 柘植が目を向けると、男の顔がぱっと明るくなった。よく見ると背後には照れくさそうに父親らしいその男に隠れる、二人の子供がいた。
「ああ、やはりあの時の騎士さまだ。昨日は危ないところをお救いくださりまことに有り難う御座いました。ほれ、お前たちも御礼を申し上げなさい」
「きしさま、ありがとうございました!」
「ました!」
 二人の男の子は、笑顔を満面に咲かせ元気に頭を下げた。どうやら昨日マワーレド河畔で危機を逃れた避難民らしい。柘植ははにかんで言った。
「どういたしまして。無事で良かった」
 父親は90式戦車を見上げると、感心したように言った。
「昨日はあの有様でよく見られませんでしたが、これは見れば見るほど厳めしい魔獣で御座いますなぁ」
「おとうさん、この中にまじゅうがいるの?」
「そうだぞ。異界の騎士さまが使役する魔獣がいるのだ。見なさいこの鎧を」
「おおきいね」
「おもくないのかな?」
「そりゃあ重いさ。それでも凄いはやさで動くのだ。〈ニホン〉の騎士さまたちがいてくだされば何も心配することはないよ」
 父親の言葉に、二人の男の子は大喜びで飛び跳ねた。柘植はその様子を微笑ましく見守った。魔獣か、この世界の人々が戦車を見たらそう思うしか無いのかもな。
 しばらくはしゃいだ父子は、もう一度深々と頭を下げると、雑踏の向こうへと去っていった。
 柘植はその様子を眺めながら、自分たちに向けられたもう一種類の視線に意識を向けた。
 それは、疑念・警戒・不信そういったものの集まりだ。部下からも話は聞いている。街の人間の中には、あからさまにはしないものの、自衛隊に対して良くない心証の者も多かった。
 無理もない。
 柘植は思った。初動の遅れ、防衛体制の不備、そして援軍としてのバールクーク王国軍の出現。自衛隊に守られなかった者たちが我々に不信感を抱くのは仕方のないことだ。そして、軍人が得体の知れない異物を警戒するのも当然のことだ。
 柘植の、ここ数日で以前より頬のこけてしまった、本来ならのんびりとした印象の丸顔が、鋭く歪んだ。
 
──あれは、カルフ?
 柘植の心中に痛みに似た何かが走った。視線の先にいたのは間違いなくカルフという名の少年だった。しかし、その控えめで優しかった顔には何の表情も無い。
 敬愛する衛士団を失い、柘植に「力を持ちながら、何故救ってくれなかったのか」と叫んだ少年は、ただ暗い瞳でこちらを見ていた。
 柘植は炎天下の車長席で微動だにできなかった。目をそらすこともできない。そのうちに、カルフは口髭を生やした数人の男たちに導かれるように、半壊した家屋の陰に消えていった。

1002 :
以上です。
緒戦において無数の失態を犯したことについては間違いありませんね。
今後、日本と自衛隊は拉致被害者救出まで戦い抜く覚悟ですので、どうぞお付き合いください。
皆さんの見やすいアップローダーについて御意見あればお教えください。地図などのアップを考えています。

御意見御質問御感想お待ちしております。
次章、第5章『オペレーション ブラックサンダー』
にてお会いしましょう。

1003 :

まあ魔法とか厄介なものはあるものの、基本が人ベースで数がモノを言う時代に、
いきなり現代兵器、しかも色々制限付きまくりな自衛隊だと信頼得るのも大変そうですな

1004 :
石動氏第四章エピローグ投下乙です。
突発事態と指揮系統の途絶から初動が遅れた自衛隊への不信が…
打撃のインパクトは有れど、そのからくりが分からないのは逆に訝しみになってと悪循環ですね。
遅れてきたバールクーク王国軍はちゃっかり漁夫の利で、その軍勢の威容は逆に民衆に安心感と、自衛隊とは真逆に…
やはり、一番のインパクトは航空戦力でしょうが、進出や運用まではまだまだ時間が居るのでしょうね。
早く、敵味方双方の度肝を抜かせてもらいたいものです。
『そうりゅう』
あの描写は此処に来ましたか。
森の民にとっては拷問に等しい艦内生活。
彼らの行先と目的が明らかになるのはいつに。

1005 :
乙です
実戦での初動の遅れと指揮系統寸断による混乱は自衛隊らしい弱点でしたね
バールクーク王国軍とも結構な問題が起きそうで心配でもあり楽しみでもあります
次も楽しみにしております、頑張ってください

1006 :
投下乙です!
しかし、毎回思う事は、日本は初動に送れる傾向が強い国ですよね。
異世界に飛ばされ、状況が明らかになっても暫く動かず、思い出したように資源を探しに出かける。
行き成り開いた異世界のゲートの軍勢に奇襲攻撃をかけられ、自衛隊の出撃が遅れる。
異世界の国際情勢を理解できず、要らぬトラブルを招き、時には死者すら出す。
他にも色んな失態を侵すパターンが存在しますが、今回の場合は初動が遅れて死者を多く出したので、政治面での大失態だと思います。
勝手がわからぬ異世界で、色んな偶然が絡んだにせよ、責任を負うものは全員首を〆られる覚悟でいかなきゃならんですね。

1007 :
乙です
マンダは怖い
>あの面倒くさい髭モグラどもに近いと思います! 
やはりこの世界でも仲が悪いのか

1008 :
>拉致被害者救出まで戦い抜く
あと、自分がこの世界の国民なら田舎住民への迷惑や銃の購入等による出費、
襲撃自体からその後のケアまで含めた損害賠償を納税者として請求したい
皇帝や閣僚連中の死刑も望むだろうなあ
あくまでこう思っただけなので実際の展開は分かりませんが

1009 :
>>1006
そこはフィクションでエンタメですしおすし
イスラエルみたいに常にガザ地区をフルボッコってのも話の面白さ的にどうかですし

1010 :
>>1008
皇帝や閣僚連中の死刑も望むだろうなあ
交渉上決裂しますが、500年前にインカ帝国を滅ぼしたピサロのように外交団を装った
重装備200名で皇帝の身柄を人質にとってその隙に約2万を壊滅させた戦法しかないですね。
今の現代においてそれをやれば売国平和団体からつる仕上げを食らうでしょう。
ゲート 自衛隊にしても地震発生時に皇帝と謁見する際に皇帝モルトを人質に取ったほうが
いいと思うね。どうせ奴らは蛮人であるから。拉致被害者が帰ってきたあとには、皇帝や閣僚に
取り外し不可能な爆弾を体内に仕掛けて爆殺したほうがお徳ですね。

1011 :
>>1010
ザンボット3のガイゾックの”人間爆弾”の手法です。

1012 :
>>980辺りからスレ立てだっけかな?
昔に比べて投稿作品が多いからか、進行具合が速い気がする。
これは良い傾向です、エタっても良いから(本当は良くないが)気軽に投稿して盛り上げてほしいな
ただ、新しいガイドラインは設けた方が良い気がする。
10.投稿された作品は、まとめサイトに転送する場合、作者の許可なく誤字の修正や改変はしてはいけない ←New
考えてみると当たり前の事だけど、残念ながら守れない子が居るみたいだから仕方ないね。
頑張って書き上げた作品が、どこぞの誰かに無断で、修正されると言うのは、書き手に回っていれば、どれだけ苦痛か理解できるはず。
>>1009
攻撃を受けた日本、奇襲攻撃してきた謎の軍勢に対して即報復を決行、ゲートに飛び込んだ自衛隊は、一瞬で悪の帝国を滅ぼしてしまいましたとさ。
・・・・書いといて物凄く味気ない気がしました。

1013 :
>一瞬で悪の帝国を滅ぼしてしまいましたとさ。
ゲートの帝国や石動さんの帝国より弱い、それこそ魔法を持たない国であっても
実際に相手にすれば索敵や兵站の問題もあって一瞬では無理だと思う。
倒すのは簡単でも、進軍・占領は大変。というわけで安心(?)。
そういえば、ゲートは言うまでもないが石動さんの帝国も固有名詞がないのかな。

1014 :
石動さん乙でした
あの潜水艦の正体がついに判明、しかし彼らの目的地と乗客の正体はまだ不明のまま、と
彼らの目的地と乗客の正体が明かされる時が待ち遠しいですね
ところで例の日本領になった島(名前はまだ決まってない?)はどうなってるんでしょうか?
施設科が早速送り込まれて基地を設営しているのか、それとも宣言はしたけれど
色々と余裕がなくてほったらかしなのか……

1015 :
我が国は核兵器ないけど電子励起爆薬が自衛隊に装備されているらしいっす。

1016 :
>>1015
電子勃起爆薬が自衛隊に装備されていると誤読してしまって、
自衛隊は未来に生きているなと一瞬思ってしまったじゃないか

1017 :
空中の敵も厄介だけど、海中の敵ってかなり厄介だな
というかファンタジー世界だとどうやって攻撃するんだろ…

1018 :
核融合発電が実用化してて石油依存脱却してて
電子励起爆弾を配備してる未来の日本ならファンタジー勢をもう少し強く出来るな

1019 :
まあスレ違いになっちゃうんだけどなそこまでやっちゃうと

1020 :
(このスレで)自衛隊が配備できるのは、よくて通常の大型爆弾やサーモバリック爆弾、巡航ミサイルとかで、
原爆水爆といった核爆弾、B-52やB-2のような戦略爆撃機、レールガンとかは不可だと勝手に基準を決めてる。
皆の基準は?

1021 :
B-52も核兵器も、それが例えば日本転移に巻き込まれうるものなら設定次第で許されると思ってる
レールガンは現実にこの先どうなるかで決まる

1022 :
スレの基準が
2. 「自衛隊がファンタジー世界に」とあるように、あくまで「現代の日本国自衛隊」が主に関わる話であること。
3. 自衛隊の組織・装備はあくまで現用もしくは近未来的に配備が予想されるものに限る。
  核兵器・旧東側諸国製兵器・未来兵器・巨大人型兵器など、現代の日本国が配備するにはナンセンスなものは極力避けること。
  現代科学と作中の設定で説明できる場合にはこの限りではない。
これだから戦略爆撃機や核なら設定次第流れ次第でいけなくはないと思うな

1023 :
在日米軍が巻き込まれて一緒に転移してきましたーなら現在米軍が装備している兵器はセーフだと思う、レールガンはアウトだと思うが
自衛隊で将来的に装備すると政府から発表された装備とかもセーフじゃないかな?オスプレイとか

1024 :
自衛隊 「SOLだ、SOLを使うぞ!」
F世界 「ちょwww」

自衛隊がガンダムやらメーザー戦車やら核融合炉を積んだ航空機やらを配備するのは、確かに無理ありすぎだよなあ……
(米軍はレールガンだのTHELだのといった、SF兵器を大真面目に研究してるけど)
在日米軍が運用するなら核とか戦略爆撃機もアリか。

1025 :
あ、>>1020の「勝手に基準を決めてる」ってのは“自分の中で”ということで、このスレのテンプレにケチつけているわけではないので。

1026 :
>>976
対レーザーミサイル迎撃システム「え?」

1027 :
 未来の自衛隊新メカと言えば。
http://tkj.jp/book/?cd=02253701
 この本のF−3とか好きなんだけど、そのまま使うのは、ダメかな?

1028 :
>>976
そうか……レーザー迎撃を米軍が大真面目に研究していたな……
こいつを何かに転用……その手があったか!

1029 :
レーザー兵器の開発は>>976に託された・・・

1030 :
>>1013
>そういえば、ゲートは言うまでもないが石動さんの帝国も固有名詞がないのかな。
 俺達で、相応しい名前を考えてやろうではないか!
 ゾル猿憤死帝国とか。

1031 :
>>979
いや、日本もまじめにやってたはず。地上設置型を

1032 :
荒らすな

1033 :
石動様乙です。

ケルベロス・サーガよろしく、ヒトラーの電動のこぎり(の子孫であるMG3)をブッぱなす普通科とか見てみたいが、あれ自衛隊に配備されてないもんなあ。
ところで装備についての話題が出たが、自衛隊側が魔法技術習得して、自衛官が魔法使うのはナシ?アリ?
F世界側が攻撃に使う火炎系魔法を自衛隊はフレアとして使用したり、ゴーレムを作り出す魔法で塹壕を掘ったり。

1034 :
なしだなあ。別々の大系で勝負してお互いがギャップを感じるのがいい訳で。
兵器に限らず。

1035 :
魔法がそんな簡単に習得できるならF世界側の基幹兵力は魔術扱えるのが当たり前になってるかもな
散兵戦術を獲得してたりヤバいF生物騎兵とかいたら自衛隊かなり苦戦しそう

1036 :
散兵戦術があるというと国民国家の兵士としての意識が出来ていて騎士の従卒
や食う為の従軍という面からは解放されているだろうし、そのF世界って一般
にイメージされる中世世界じゃなくて普通に近代だろうな。
華々しく戦場で身をさらす貴族・騎士階級中心の戦場はもはやない時代。

1037 :
自衛隊が魔法技術を利用するのはいいが、F世界の魔法使いをどうにかして自衛官にするか自衛隊の味方につけるのが自然じゃない。

1038 :
>>1036
ファンタジーな要素があるだけで技術レベル的には科学方面ではなく魔術方面に発達した近現代国家軍って感じか
中世だとかそれ以前の技術、軍事レベルの相手を嬲りRようにはいかんわな
自衛隊というかこちら側の現代軍相手に互角に戦う魔法魔術主体のF世界現代軍との戦いというのも見てみたい
文才と知識と知能があれば書いてみたいなぁ

1039 :
動力が魔法ってだけで現代日本と同等の高度情報化社会まで発展してるってのもありうるよな。
でも個人的には、魔法って使える人に限りがあるわりに中途半端にいろいろ出来てしまうから
大抵のF世界の技術発展を阻害してしまうイメージがある。
たとえば、少ない腕力でに井戸から水をくみ上げたい→魔法で水かさを上げればいいじゃん。的な
元からあるもので満足してしまって魔法を使わない、もしくはより効率的に魔法を使う工夫をしない感じ。
下手な文章ですまない

1040 :
>F世界の技術発展を阻害してしまうイメージ
ゼロ魔のハルケギニアはまさにそんな感じかね。

1041 :
自衛隊が魔法というか、日本の技術でプリンタで超小型魔法陣を量産して、
魔道具を超小型化、低価格化して市場占拠みたいなのは笑えるかも
魔法は個人が凄い場合は使える人と使えない人の色々な格差が凄い感じ、
誰でも使える魔道具がある程度出回ってるのは現代世界に近い感じ、
魔法はあるけど大したことが出来ないとか、色々なパターンが想像できるね

1042 :
小山のような巨石をいくつも並べたストーンサークル状の魔法陣。当然建造に何年もかかる。
 ↓
施設科が重機をフル活用して、わずか数か月で完成……というのもありそう。

まあ、やっぱり自衛隊側が直接魔法使うのは結構違和感あるか。
『帝國召喚』の皇軍や、『朱き帝國』の赤軍のように、F世界側の勢力との同盟や転向した捕虜を使うのがええな。

1043 :
まあ個人的素養(保有魔力量とか)に左右されない大規模儀式による魔術行使がありうる世界観なら、
マンパワーと組織力と機械力と科学的分析力に富んだ(という設定の)日本の方が有利になる、
ってのも世界設定としてはありそう
儀式用の神殿や巨大魔法陣を機械力で造成し、儀式の条件たる星の配置や気象条件をスパコンで計算予測し、
大規模儀式魔術のエネルギー源たる地脈の探査には地震学を応用して人工地震で地中探査して、
儀式用の器具は高純度の貴金属を超精密加工したものを提供する、というふうに

1044 :
 科学と魔法、その他オカルトじみた何者かが交差すると、予想外の結果を生み出すかもね。
 エヴァンゲリヲンとか3式機龍とか。
 
 僕は魔法とは、僕らの世界では次元や原子の関係で顕在化しにくい物理現象だと考えてる。
 もし違うF世界の魔法使い同士が安易にお互いの魔法を使うと、大爆発とかするかもしれない。

1045 :
>>1043
魔法陣の小型化研究とか、儀式用器具の素材研究とかもありそうだ。
実に滾る・・・
都市計画にも応用されると実にいい感じに萌えるんだがなぁ・・・(誤字に非ず)

1046 :
>>980
スレ立てたのんだ。

1047 :
>>1026,>>1046
いい加減アンカミスやめろよ……

1048 :
>>1047
>>1046の安価は>>980に対するスレ立て依頼だからミスじゃないと思うが。

1049 :
で、980なわけだが、>>1012
>10.投稿された作品は、まとめサイトに転送する場合、作者の許可なく誤字の修正や改変はしてはいけない ←New
はガイドラインに入れるが、>>992
>毎度毎度エネルギー問題で話題がループするなら、
>想定問答集でも作ってテンプレに収めておく作業が要るかも知れんなぁ。
はどーする?

1050 :
取り敢えず想定問答集の試案作ってテンプレの最後にレス分けて載せてみればいいんでねーか?

1051 :
試案か・・・私エネルギー関連に詳しくないんで、スレの皆にお願いしたいんだけど、おk?

1052 :
別にいいと思うけどそれなら
スレも終わりかけだし次スレに持ち越しでいいんじゃないか?

1053 :
作者の許可なく、無断で二次創作を書いてはいけない
って言うのは、どうだろう?今更な問題だし、勝手に二次創作するのが多いけど、
今回みたいなトラブルが頻発するなら、ある程度やむを得ないと思うんだ。

エネルギー関係は・・・特に考えないでポンポン新資源やらガワール油田クラスの油田と日本の石油コンビナートがくっついたで片づけてよいと思う。
あくまでエンターテイメントなんだ、シミュレーターではない。

1054 :
資源・エネルギー問題について
 何度もスレで議論されており、日本丸ごと転移系で、「現実と同様の自衛隊」を長期間に渡って運用する場合、
 異世界転移初期に油田が見つかった……等の御都合主義な展開がなければ難しいようだ。
 勿論、これ以外の展開を考えたり、この問題について議論するのは禁じられていない。

丸投げするのも無責任かと思い、少し自分で考えてみました。
想定問答集の試案ではないけど、こんなのどうですか?

1055 :
紙の教典の変わりに、スマホを持つ神官とかどうだろう。
日本で坊さんが、スマホを見ながらお経読んでたら文句言われるだろうが、
異世界ならそのような感覚はないかもしれないし。

1056 :
>>1055
ギュービッドさま「スマホじゃなくて、ス魔ホだよ。
 それに私たちは神官じゃなくて黒魔女だ」

1057 :
アカン……もう起きてられない……スレ立ては明日にでも。
とりあえずガイドラインは

新暫定ガイドライン
0. 現代科学であれ男塾理論であれ異次元科学であれ議論であれ、第一に置くべきははスレ住人が楽しいこと。住人が不快に思う事は避ける。
1. 投下してくれる作者は神。批評はいいが節度を持ってやること。
2. 「自衛隊がファンタジー世界に」とあるように、あくまで「現代の日本国自衛隊」が主に関わる話であること。
3. 自衛隊の組織・装備はあくまで現用もしくは近未来的に配備が予想されるものに限る。
  核兵器・旧東側諸国製兵器・未来兵器・巨大人型兵器など、現代の日本国が配備するにはナンセンスなものは極力避けること。
  現代科学と作中の設定で説明できる場合にはこの限りではない。
4. 軍事力の背景となる社会構造、政治・戦略・作戦・戦術・戦闘に関してはある程度しっかり設定しておくのが好ましい。
  作中の設定で説明できないものは避けること。
5. F世界側の設定は作者が勝手に決めることが出来るが、「超魔法・無敵キャラまんせー」な話にならぬよう気をつける。
  基本的には自衛隊・近代兵器マンセーの方が好まれる。
  また、オーバーテクノロジーの扱いは慎重に。
6. ファンタジー側の人間もきちんと描写する方が好ましい。
  自衛官主観という演出などであえて描写しないのはこの限りで無い。
7. 萌えだけ、エロだけ、グロだけを目的とした作品は、このスレ以外のしかるべき板やスレに書き込むこと。
8. スレ外の該当作品にかんする批評などの雑談は、ほどほどに。
9. 次スレは>>1049か480KBを踏んだ方が立ててください。
10.投稿された作品は、まとめサイトに転送する場合、作者の許可なく誤字の修正や改変はしてはいけない ←New

にします。

1058 :
二次創作の許可は難しい。過去の作品もあるし。ここに趣味で書かれた話は
著作権は存在するけど、権利の主張ができない電車男みたいなものだ。
 現役で書いてる書き手さんの許可をもらうのは、当たり前でそれを書く必要が
ある現状が残念だね。

1059 :
じゃ、
11.作者の許可なく、無断で二次創作を書いてはいけない
も加えます?
お休みなさい。

1060 :
二次創作の場合は、投稿した後に事後承認みたいになるのかな?

1061 :
作者によっては二次創作可と明記して投稿してくれるかもな
この場合は元作品の名を示しとく限り事後承諾でも可だろう

1062 :
分家の帝国召喚の二次創作なんかほぼ無許可での連載だったしねえ
あんまりガチガチに固めるべきじゃないと思うよそこらへんは

1063 :
いっそ、二次創作を書かれることを前提にしたら。
その方が分かりやすいし筋も通る。

1064 :
 二次作品がどういう内容になるか、ちゃんと知ってから許可するかどうか決めたい!
 という原作者もいるだろう。
 プロットを読んでもらう事も考えたけど、二次作者もネタバレしたくないだろうし。
 原作者がメールアドレスを公表するのは、いろいろリスクもある。
 どうしたらいいんだろう?

1065 :
二次創作とは名ばかりで、殆ど原作関係ないのを投稿されても微妙だと思うけどね。
そういうの書くなら一から自分で書き上げた物を投稿してほしい物だよ。
誰とは言わないけどさ・・・。

1066 :
>>1055
経典が次々に浮かび上がる異界の石版(のような物)って考えると実に神聖だと思わないか?
聖遺物扱い直行ですよ。

1067 :
いくつもあると有り難味が
出版物もどちらかというと旧来の権威を否定するために多用されたし(欧州の宗教改革とか)
既得権益者としては、古いもの手書きのものを独占していた方が都合がいい
日本が持ち込んで教会権力と軋轢がという設定ならあり

1068 :
自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第81章
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/mitemite/1407067096/l50

>>1000が差し迫っているので、とりあえず新スレ立てました。
>>1059の「11.作者の許可なく、無断で二次創作を書いてはいけない」は、まだ議論中でしたので>>2に入れませんでした。
またこの二次創作に関してと、資源・エネルギー問題についての問答集テンプレ入りを議論中である旨を>>7に書いておきました。

1069 :
>>1068

1000なら異世界自衛隊SS大発生!

1070 :
>>1068
乙です。
>>1000ならいいアイデアが浮かぶ。

1071 :
>>1071なら日本が創作でもリアルでも資源に不自由しなくなる

1072 :
2ch.scからのレス数が1000に到達しました。

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