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1 :2006/11/14 〜 最終レス :2019/05/24
 中国語圏において、三国志をも上回る人気を誇る武侠小説。一つの物語に、武術による闘いの他に、冒険、恋愛、復讐、謎解き、
伝奇、史実、喜劇など、ありとあらゆる要素が盛り込まれた武侠小説は、まさに中華圏の大衆小説の王道であり、金庸、梁羽生、
古龍の三大家を筆頭に、数え切れない作家と作品を生み出してきました。
 江湖/武林という中華的伝奇世界を舞台に、歴史と虚構の間で、恩讐の人間模様が描き込まれ、手に汗握る物語が展開される
武侠小説は読むのも楽しいですが、作るのはもっと楽しいのではないでしょうか?
 複雑な物語構成、舞台設定、人物造形など、一人で全てを考えて、小説を生み出すのは難しいでしょうが、みんなの力を合わせ
れば、ひょっとすればできるかも知れません。
 ここでは、武侠小説の創作に挑戦してみましょう。
参考
ウィキペディア(Wikipedia)『武侠小説』
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E4%BE%A0%E5%B0%8F%E8%AA%AC

2 :
 ちなみに自分の考えでは、まず金庸先生などの既存作品を模倣し、舞台設定や、
人物造形を変えて書いたりすると、いい練習になるのではないかと思います。

3 :
>>1
まずは思いつく限りキャラを作って、そこから使えそうな奴らを選んで物語にしていく…というのはいかがか?
まぁ、どうなるかは分からないけど
とりあえず↓置いとくね
【キャラ作成用テンプレ】
登場する時代:
姓名:
ルビ:
おおよその年齢:
性別:
容姿(顔立ち、体格、髪型、髭の有無など…):
性格:
職業(あれば):
所属(門派、幇会など…):
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌法など…):
使用武器(あれば):
武功:
武功解説:
その他解説:

4 :
いやあ
やはり舞台設定考えるのが先では?

5 :
小説の書き方って、人によっていろいろあると思う。
キャラクターから考える人もいれば、物語の構成から考える人もいる。
>>3のキャラ作成用テンプレだけど、キャラクターの細かい性格まで先に決めてしまうと、
後で、それに拘束されて書きにくくなるかも知れない。
もうちょっと大雑把に決めた方がいいんじゃないかな。
書くなら、最初はやっぱり短編小説がいいのかな?

6 :
時代設定いつにしよう?
古龍作品や一部の金庸作品みたいに“年代ハッキリしないけど、おそらく明代”って感じにする?
>>5
じゃあ、最初はこんなもんかな?↓
【キャラ作成用テンプレ 簡易版 】
姓名:
ルビ:
おおよその年齢:
性別:
容姿(顔立ち、体格、髪型、髭の有無など…):
性格:
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌法など…):
使用武器(あれば):
その他解説:

7 :
そういや、金庸先生は、武侠小説を書く時は、基本的にストーリーから構想を練っていたんだけど、
天龍八部に関しては、先にキャラクターから考えたらしいね。
だから、天龍八部がお気に入りとか。

8 :
>>6
一つに絞らなくても、二つを同時並行で考えてもいいと思うよ。
一つは、明確に歴史上に舞台を設定した作品。
もう一つは、古龍作品によく見られるような、歴史性をなくした作品。
という具合に。
まあ、まずは形にこだわらずに、何でも自由にどんどん案を出していくのがいいと思う。

9 :
まず最初は武侠映画一本分ぐらいの短〜中編で完結する物語がいいかもしれないね。
とりあえず、明日あたり久々に武侠キャラでも描いてみるか…


10 :
共通の舞台設定を考える。
   ↓
それぞれがキャラを考えて短編を書く。
   ↓
誰か一人が、各作品のキャラを一堂に会して敵と戦う物語を書く。

11 :
最終的には108人に…

12 :
>>11
それ水滸伝だよ

13 :
とりあえず誰か一発契機付けに
絵なりSSなり出さないと盛り上がらんぞこの手のスレは

14 :
えっと、パクってもいいのかな?
著作権なんてはなから放棄してるだろ、おまいら?

15 :
>>13
できればやりたいが、そう簡単には・・・
>>14
別に作家になろうなんて思っていないし、
ここで発表する時点で、著作権なんてものは放棄だろう。

16 :
前に別スレに投下したものと同じだが、一応…
登場する時代:宋〜明代なら、いつでもいい。
姓名:韓峰
ルビ:カンホウ
おおよその年齢:34〜40歳
性別:男
容姿(顔立ち、体格、髪型、髭の有無など…):仏頂面。体格はそこそこ良し。髷を結っているが解れまくり。口髭&顎髭標準装備。
性格:毅然としているようで、実はキレ症。
職業(あれば):用心棒みたいな仕事をする事もあるが、基本無職。
所属(門派、幇会など…):無し
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌法など…):我流の刀術
使用武器(あれば):刃の厚い刀
武功:未定
武功解説:未定
その他解説:ロクに仕事しない割には偉そうにしてるオッサン侠客。
      自らを江湖有数の武芸者だと思いこんでるが、実際はそれほど大したこと無い。
      
      実は童貞…('A`)

17 :
>>13
大分前に描いた物だが、フォルダの奥から出てきたので晒しとく。
ttp://upload.fam.cx/cgi-bin/img-box/baz61115181341.jpg

18 :
おおっ、書生風剣客ですか?

19 :
>>18
一応、道士のつもりで描いたんですけど…。
うん、どっちかというと書生っぽいね(^^;)

…てか、人少ないなぁ…

20 :
道士って言うと水滸伝の公孫勝みたいな格好が浮かぶからなぁ

21 :
俺の道士のイメージは、武侠ドラマでの、全真教の道士たちかな。

22 :
このスレがこれからどうなっていくのかよく分かりませんが、今度はちょっと主役に出来そうな侠客でも描いてみるか…

23 :
若者、渋面、美女どれがいい?

24 :
>>23
主役ですか?
個人的には渋面希望

25 :
 黄昏。 
 西の空では落日に照らされた夕霞が赤々と輝き、東からは空を覆うとする暗黒の闇と共に、冷たい風が吹き寄せて
来る。
 風は森の木々をざわめかせ、鳥たちのさえずりを途絶えさせた。日が山の端に沈む頃、辺りは闇の帳に包み込まれ、
ひっそりと静まり返る。
 そんな中、不意に馬蹄の音が響き渡ったかと思うと、一頭の馬が駆けて来て、夜の山谷の静寂を破った。

26 :

ちょっと書いてみた。馬の乗り手がどんな人物かを決めよう。

27 :
>>25-26
おぉ…。
馬の乗り手か…パッと思いついたのは、無精髭を生やした30代くらいの侠客かな。
…主役ではないような気がする…


28 :
>>22
ちょっとした設定も描いてくれると嬉しい
つか、一行リレー小説スレにした方が伸びそうだなここは

29 :
中華世界を舞台にした物語を妄想した事がある私は提案したいのですが、
既存の時代を舞台にするのではなくて完全に架空にすべきだと思います。
JRRトールキンのように全てを一から作っても良いと思うのです。

30 :
>>29
“完全に架空の世界”にしてしまうと、板違いになる気が…
“舞台は中国だけど、王朝は架空”…っていうのなら、考えてみてもいいと思う。
個人的には、古龍作品や『風雲』みたいな“時代が特定されてないが明代っぽい中国”が良いと思いますが…
他の人はどういう世界観を希望しているのでしょうか?

31 :
歴史性を持たせるのも、いかに歴史に絡めるかと考えるのが楽しいし、
無理に1つに絞らなくてもいいと思う。
どちらの設定も、それぞれ長所があるし。

32 :
予告どおり、主役にできそうな侠客を描いてきた……つもりだが…('A`;)
ttp://upload.fam.cx/cgi-bin/img-box/sio61117185654.jpg
登場する時代:宋〜明代、或いはそれに似た世界観なら何でも良い。
姓名:簫靖
ルビ:しょうせい
おおよその年齢:28〜35歳
性別:男
性格:冷静で義侠心が強い。しかし、やや自信過剰。
職業(あれば):侠客。武侠モノにありがちな“どうやって生活してるのか分からん奴”
所属(門派、幇会など…):無所属
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌法など…):剣術と掌法 (流派などは未定)
使用武器(あれば):剣
武功:未定(独孤九剣みたいなのがいい)
ついでに4人ほど描いたのでうp(ラクガキですが…)
ttp://upload.fam.cx/cgi-bin/img-box/bj761117190016.jpg

33 :
どうせ小説に出てくる人物なんて架空の人物になるのでしょう?
なら王朝も架空でいいと思う。
中国の王朝は漢字一文字の傾向にあるから、
私は「爽」という王朝名にするのはどうかと提案する。

34 :
そしてFantasy性もあればいいと思うから
爽朝の始祖は神々の一員と言う事にして欲しい。
中国の神々の名前は基本的に漢字二文字だから、
桐宛(どうえん)という名前を提案したい。

35 :
王朝名:爽朝
皇室姓:桐姓
元号:泉快(せんかい)

36 :
で、私は春秋戦国時代が好きだから
春秋戦国時代のように群雄割拠の状態にあればいいと思うんだ。
爽、静、奉という三強国があって(小国の国名を誰か考えて)、
架空の異民族を入れても面白いと思う。

37 :
>>36
異民族
名前だけは山海経あたりから取れそうだな
語感的に攝耳(せつじ)、沃(よく)、刑天(けいてん)とか

38 :
架空時代の流れを決めようか。
春秋、戦国、三国、十六国、五代十国のように群雄割拠の状態にあって、
群雄がひしめき合っている。その中から強い国が幾つか出現して、
最終的に何処か有力な国が統一する。
>>32
半神半人と言う設定にしてFantasy色を出したらどうだろうか?
それなら魔術的な事を多少できても矛盾は無いと思うし。

39 :
>>37
異民族名は菱沃(ひしよく)にしてはどうだろうか?
刑天(けいてん)もいいと思う。

40 :
俺はStar WarsやLord of the Ringsが好きだから、
異民族は必ずしも人間ばかりではなくて非人でもいいと思うんだ。
動物の王や皇帝が居てもいいと思う。
でここで提案したいのだが、最終的に統一する国の皇帝は
FFのモーグリのような非人生物で、人語を理解する獣人でいと思う。

41 :
仮に、架空の時代にするとして…
時期はいつ頃にするの?
個人的には元朝の後ぐらいがいいと思うけど…(本来なら明朝になってる筈の時代)
>>38
個人的な意見ですが、神とか魔っていうのはちょっと違う気がするんですけどね…

42 :
>>41
僕の意見もあるけど、良い意見があれば出して欲しい。
有力な案がなければ僕が最終的に考える。

43 :
その前に一つ気になることを…
Sh04GUhw0の一人称が統一されて無いのは何故?自演か?

44 :
>>43
ラオウと一緒なんじゃない?
>>38
二文字の方が格好つくかもな
東西南北のの有力異民族は欲しいだろうから少し探してみるよ

45 :
>>41
世界観的なものなら半人半獣とかぐらいなら許容できるけど
魔法妖術の出現頻度は水滸伝くらいまでかなぁ

46 :
架空の時代を作って、九つの国を出現させるとして、
九つの国の民族配分やあり方について提案したい。
A国:神々の統治する国
B国:神々の統治する国
C国:獣人の統治する国
D国:人間の統治する国
E国:人間の統治する国
F国:人間の統治する国
G国:獣人の統治する国
H国:神々の統治する国
I国:まだ決めてない

47 :
>>45
まぁいいや。みんなの意見を集めて最終的に良い案をとって決めよう。

48 :
舞台は中国。王朝は架空。
ここまでは特に問題ないと思う。
ただ、個人的にはあまりファンタジーしてほしくないんだけどなぁ…
あと、このままでは武侠というより、戦記モノになってしまいませんか?

49 :
是がRPGならグレゴス暦マキシネガ大陸で〜とかなるんだよ。
だけどこのようなやり方は如何にもヨーロッパ風だ。
だから僕はこうしたいと思う。
○○帝の治世十五年目、泉快の年二十一年、
東方に位置する円峰州(えんほうしゅう)は戦乱の世に突入しようとしていた。
朝廷に対する求心力が弱まり、諸侯の力が抑えられなくなったからだ。
朝廷の腐敗振りは目に余るものが多く、
天下を志させんとする野心的な諸侯の影響もあって
東方の円峰州では戦乱に突入していたのである。

50 :
>>48
ではこうしよう。架空の世界を作って、三つの物語を作る。
全ては同じ世界での話しなのだが、
一つはファンタジー、一つは武侠、一つは軍記物にすればよい。
そして全ての話が一つの壮大な話に関与していればok

51 :
>>49
おま、ちょっとまて俺たちが求めてるのは戦記物じゃないぞ!?
わかってるのか?

52 :
>>51
じゃあこうしよう。
一つは極めて現実に近い世界での話し、
二つ目はファンタジーに近い世界での話し、
三つ目は実際の歴史上での話し。
この三つの物語は異なる世界で進んでいるのだが、
全ては一つの話に関与している、或いは三つで一つの話を作り上げる

53 :
>>52
歴史上の中国と、それとは別で異世界が存在する…という事?
それならば、各々好きな物語を盛り上げていけるから良いかもしれないな。

54 :
>>53
実際の歴史に架空の人物を置いて、
架空の人物は異世界を何らかの原因で発見するんだよ。
でその架空の人物は今君たちが作ろうとしている武侠の人物が居る世界。
現実と神話を混合できる。

55 :
まあ別に僕は自分の案が取り上げられなくても結構なんだけど。

56 :
>>54>>55
それじゃあ十二国記でファンタジーだろ
さすがによそでやってくれよ

57 :
歴史上の中国…武侠モノが展開

微妙にリンク

中国の裏にある異世界…戦記モノが展開
こういう事ですな?
問題はこのスレで戦記モノの方をやりたいと考えてる人が、他にいるかどうか…だが…

58 :
別に無理にやらなくてもいいよ。
僕も冷めたから。

59 :
話が戻ってしまうが…
>>25の馬の乗り手が>>32では駄目ですか?

60 :
>>59
俺はそれでいいと思うよ

61 :
何だか、帰宅してみて、スレが進んでいて、びっくりした。
>>52
全ては一つの話に関与ってのも面白いけど、実際やるとなると難しいと思うな。
一つ目、二つ目、三つ目を、とりあえずは他を気にしないで、
それぞれ作ってみたらどうかな。

62 :
>>25って、冷静に考えたら
一刀の馬が駆けてきたという情報しかないんだなw
さーて、続きでも描いてみるかなと思って愕然としたw
とりあえず、現時点でのストーリーは
馬に乗って>>32の侠客がいずこから、いずこへと疾走している
以上、まとめ終了

63 :
ヒロインはこれね↓
            ,,.r'',r',i'i'ミミミミミミミミミヽ
         〃,i',i'i'‖|||ミミミミミミミミミミヾヽ
        〃,i'i'‖||||||‖|||‖|||||||||||‖'i'i,'i,ヽ
       〃,i'i'|‖||||‖||||‖||||||||‖||||‖'i'i,'i,ヾ
       〃/,i'i'||‖||‖ |‖||||||||‖||||||||‖||'i'i,ヾ
        i'|i'i'||||‖川|  | ‖|||||川|||||||‖||||||'i'i,|'i
       ||i'i'|川||‖|| ‖‖川||‖|||||‖||川||||'i'i|
       |川川‖川,,__|| 川||川‖|||‖||川|‖川|
       |川|":.´ _,,.....,_~"''.:.  .:''"~_,....,,_ `: ゙|‖|||  
      ‖|||  `ゝ,_●.'ヽ :   . γ'●.,ノ ´ ||||||‖
      |‖||.    ゙゙""~` :. : ´~""~    ‖;;||||
      ||||'i,|:          ;  ;       .!|,:'/川
        ||‖|||:.         ,;'  ';,        i'-'||||||
      ||||||||'i,::     . :'(.,,  ,,..)': .     ,!||||‖||
      |||‖|||'!,::.      `"´       ./|||‖川
        ||‖川|||\::..   ,:=二'二=:,  .:/|川||‖||
      川|‖||||||| \::: ~"''"''"~ .:/ ||||‖||川‖
       川||||‖||||  `ー-.............-‐´   ||||川‖‖|

64 :
>>25続き
馬上の男の名は>>32
時は、○○帝の治世十五年目、泉快の年二十一年。
東方に位置する円峰州(えんほうしゅう)は戦乱の世に突入しようとしていた。
朝廷に対する求心力が弱まり、諸侯の力が抑えられなくなったからだ。
朝廷の腐敗振りは目に余るものが多く、 天下を志させんとする諸侯の影響もあって
東方の円峰州では戦乱に突入していたのである。
「はあ、はあ、は、早くこの知らせを・・・主に届けなくては・・・」
男は今、危急の報をもって夜の林を疾走していた。
と、その彼の目の前に突如、一筋の光が走った。

65 :
>>64続き
   丶 ',  ',     ,'  ; ' ,.ィ          ヽ、
    ゙、 ',  ',    ;  ,'/_ レ'Z/} /| /l , } 〉
      ∠、 '、  ,'  '/ rデミー' 'イーk'}ル'ソ
      /,ゝ、`ー' , '〈_j ゛`ー′ /でン/}'´
   ,. ┴─‐ l゛−"/ ハ  、   .ゝ ゛,'ノ     うおっ まぶしっ!
  /  `、  ハ n /} / ヽ ヾニァ' /、
. /    ヽ. ト、]_[ノ {   \ ` ,.イ  ト 、
. /  {   / ̄'| |`ヾ、`ー-、`´__ l   l l \
/   ヽ〈  rニL上z'^)     i´  |   l l , }
 ノ⌒ヽL{ 、___厂丶     l  l.   l l / |
   l7丁{ 、___}、  ヽ   !   l.  l |  l`l、__
    K`Y^>、___,ノ ヽ.  `、   /  / l  ∠b }〉
    |、>へ//7ー′   `、  '、 ン′/  ノ∠仏レヘ
    lヘ/ //      ヽ ∨  /   /仏j/  \
   |'´   //        l/ /   /ム/       ∧
   l  //        / /     /レ'′    /×\

66 :
最初は、短編小説がいいんだろうか?
それとも、長編小説をこつこつと作っていくか?

67 :
>>64
で、ふと思ったけど、いきなり>>32の名前を出す前に、
男の外見についての描写が一行あった方がいいかな。

68 :
>>64
これそのままやったらファンタジーになってしまうぞ。
完全に架空の州や帝を出すなら、名前は出さない方がよくない?
舞台が中国じゃなくなってしまう。

69 :
>>66
最初は一話完結の中編から初めて、いけそうなら長編にしていけばいいんジャマイカ?
連書きスマソ…

70 :
>>68
なんかひとりだけファンタジーをやりたい奴がいて
そいつがファビョってるだけ無視、無視

71 :
>>70
御意。
「三國志」とかの戦記ものと、武侠ものがゴッチャになってる人がいるみたいだね…

てか、このスレの人たちってどんな武侠話やりたいんだろ?
金庸系…歴史絡みの壮大な長編ストーリー。やや少年漫画的ノリ。
 例:「射G英雄伝」「神G侠侶」「天龍八部」
古龍系…ややミステリー色のあるアウトローもの。どちらかというと青年漫画的ノリ。
 例:「陸小鳳伝奇」「楚留香」
香港武侠映画系…ショウブラザースやゴールデンハーベスト等によくある一話完結もの。
 例:「片腕必殺剣(獨臂刀)」「ドラゴン・イン(新龍門客棧)」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ(黄飛鴻)」「グリーン・デスティニー」

72 :
>>71
やっぱどうせやるなら長編がいいなぁ

73 :
>>72
その場合問題となるのは、歴史をからめるか否かですな。
まぁ、最初におおよその年代を決めておいて、あとから歴史をからめていく…という風にもできるけど。

74 :
最初は歴史背景がうやむやな短編を幾つか作って
その後、決めた歴史で一括リンクさせて登場させるのは?

75 :
>>25をちょっと変えてみた。
 黄昏。
 西の空では、落日に照らされた夕霞が赤々と輝き、東からは空を覆わんとする暗黒の闇と共に、冷たい風が吹き寄せ
て来る。
 荒涼たる風は森の木々をざわめかせ、鳥たちのさえずりを途絶えさせた。風が止み、谷が静まり返る頃、既に日は山
の端に沈み、一帯は闇の帳に包み込まれていた。
 獣の鳴き声一つ聞こえない山谷の静寂は、不意に響き渡った馬蹄の音によって破られた。夜の闇の中を、一頭の馬が
駆けて来たのである。
>>71
個人的には金庸系の歴史ロマン的なものが好きだけど、
古龍のようなハードボイルドミステリー的なものが好きな人も多いと思う。

76 :
>>71
龍門客桟的なものを書くのも面白そう。
朝廷から追われて逃亡中の正義の士、朝廷から放たれた悪の刺客、
両者がたまたま泊まった宿は、客を殺して人肉饅頭にしてしまう宿だった・・・

77 :
>>76
それだとまんま龍門客桟になってしまうけど、最初はそんな感じの話から初めていった方が良いのかもしれないね。
壮大な物語にするなら、そこから発展させていく事も可能だと思うし…

78 :
>>70
おいおい、塵屑よォ
オレは適当に>>49の文章64に持ってきただけだぜ
勝手に人を決め付けてファビョってるとか言い出すなよ低脳塵豚が
顔面大根おろしで削り落として眼球を焼き鏝で蒸発させて
尻の穴にお前の腐ったクソババアの顔面を無理やり突っ込んでクソ吸わせんぞコラ
ま、もともとお前もそのクソババアの肛門から這いずりだしてきた塵だから
調度いい循環ってことになるな、クソはクソに、ま、死んどけや
>>70
お前も勝手に「御意」とかいって迎合してんなや
いきなり他人を生贄に、悪感情を押し付けて場を治めようという魂胆はわかるがな、
その押し付けられた一人の身になってみろや
ま、親のレベルから腐ってるからそれすらわからんのだろうがな

79 :
ま、65をやりたいが為だけに描いた64に
ここまで必死に反論してくる時点で、こいつ等の知能の程がわかるな
口先だけでぎゃあぎゃあ喚くだけなら、豚どころかお前等の耄碌した親にもできるんだぜェ

80 :
>>78 まぁ、おちつけ。
>>70-71はノリが悪いただの文句言いだから。
そうでないなら、あれやこれやと言ってないで、物語を紡いでるだろうからね。
無視するにしくはなし。

81 :
>>80
そうだね、物語を紡がず
人が紡いだ物語をどうにかして粗を探してやろうという
よくあるタイプのゴキブリっぽいね、ゴキブリにマジレスしちゃて恥ずかしいよ
ついでに、自分がかつて
他のスレでやったリレー小説をうpしておこう
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/11311/1079424793/
とにかく話を前に進める、肝心なのはその点だ
ぎゃあぎゃあ喚きたてるな塵共が

82 :
香港映画の龍門客桟を参考に、こんなの考えた。
 舞台は明代か清代のどこか辺境の地方。
 人里離れた山の中にある一軒の旅館。経営者は強欲なおばさんとその一人娘。
 実はおばさんは凶悪な盗賊団の首領で、旅館の従業員の男どもはみんな手下。一人旅の客があれば、身ぐるみ剥いで殺し、
人肉饅頭にして売ってしまう。
 その旅館に宿泊する客は以下の者たち。
 辺境の地方の総督の不正の証拠となる文書を都へ届けようとする若い男女(師兄妹で恋人同士、男はイケメン、女は男装)。
 それを阻止しようと、二人を追う総督が放った刺客たち(目つきの鋭い男たち)。
 ちょうど荷を護送中の鏢(ヒョウ)局の一行。
 物静かな一人旅の僧。
 折しも大雨で道が塞がれ、一同は旅館に長逗留することに。

83 :
>>82
正直つまらない

84 :
>>83
ハッキリ言うのもアレだけど、
正直自分も最初の三行くらいでもう読む気失せたw

85 :
そそられたら食いつき、そそられなきゃスルーでいいじゃん。
創作系スレが陥りがちな、批評家だらけのスレになりつつあるよ。

86 :
>>82がつまんないと言われるのは仕方ないなあw
まだ骨組みの段階で、古典的な武侠のお約束を盛り込みながら作ったものだから。
ネタ元は三侠五義とか、児女英雄伝だし。

87 :
>>82
これだけ読むと元ネタまんまって感じだが、キャラ設定次第ではオリジナリティが出て面白くなると思う。
>>75の冒頭と組み合わすことも不可能ではないし。
個人的には好きだ。

88 :
>>86
気を落とすな。
おまいさんのような“武侠のお約束”を知っている人は、このスレ的に貴重だ。
自分も協力できることは協力するよ。

ところで>>1は…どんな物語を作りたくてスレ立てたのだろう…?

89 :
日本人が作る武侠なんて本家と同じようなものにしなくても別にいいんじゃない?
日本の時代劇を参考にしながらシナリオを考えてもいいと思うけど。

90 :
>>82で総督の不正の証拠にしたけど、こういうのもできるかな。
 舞台は靖難の変前夜の明代初期、建文年間。
 建文帝の叔父で、河北の北平に封じられていた燕王は、甥の即位に不満を抱き、皇帝位の簒奪を企てていた。
 密かに燕王の監視の任を帯びて朝廷から北平へ派遣されていたある武官は、燕王の謀反計画の詳細を調べて文書に記し、
朝廷へ通報しようとするも、計画が漏れたことに気づいた燕王側が放った刺客に殺されてしまう。
 間一髪で襲撃から逃れた武官の娘と弟子が、謀反計画を記した文書を持って北平を脱出、都南京へ向かうが、燕王の刺客
も、その後を追う。
で、>>82へ。

91 :
>>89
>日本の時代劇を参考
それ普通に見てみたいな。
武侠版「子連れ狼」とか武侠版「仕掛人藤枝梅安」とか案外良いかも

92 :
短編考えているんだけど・・・うまい具合に進まんね。
ツマンネーのしか書けない。

93 :
>>92
どんなもんか晒してみれ

94 :
>>92
まずは積極的に公開することだ。

95 :
結局スレ伸びるだけで肝心の話しは
「一頭の馬が森の中を走ってる」の一行どころか一文のみかよ。

96 :
 黄昏。
 西の空では、落日に照らされた夕霞が赤々と輝き、東からは空を覆わんとする暗黒の闇と共に、冷たい風が吹き寄せ
て来る。
 荒涼たる風は森の木々をざわめかせ、鳥たちのさえずりを途絶えさせた。風が止み、谷が静まり返る頃、既に日は山
の端に沈み、一帯は闇の帳に包み込まれていた。
 獣の鳴き声一つ聞こえない山谷の静寂は、不意に響き渡った馬蹄の音によって破られた。夜の闇の中を、一頭の馬が
疾駆して来たのである。
 駆けて来た馬に跨っているのは黒一色の装束を身につけた男だ。歳の頃は四十余り、痩せていて背が高く、鋭い眼差
しには人を寄せつけない威圧感がある。だが、今はその表情が大きく歪んでいた。
 男の背中に一本の矢が深々と突き立っているのだ。絶え間なく流れ出る鮮血が馬の背を伝って地面に滴り落ち、駆け
抜けた山道に血痕を残してゆく。一刻も早く矢を抜いて治療をしなければ、命に関わるほどの深手だ。
 だが、男は馬を止めて、傷の手当をするわけにはいかなかった。なぜなら、凶悪な敵の追撃がすぐ側まで迫っているの
である。
 それを裏付けるかのように、山谷へ入った男の後の方から、微かな馬蹄の轟きが伝わって来た。

97 :
男がなぜ逃げているのか、どんな敵に追われているのか、
いいアイデアがあればよろしく。

98 :
ちょっと訂正
 黄昏。
 西の空では、落日に照らされた夕霞が赤々と輝き、東からは空を覆わんとする暗黒の闇と共に、冷たい風が山谷へ吹き
込んで来る。
 荒涼たる風は森の木々をざわめかせ、鳥たちのさえずりを途絶えさせた。風が止み、山谷が静まり返る頃、既に日は山
の端に沈み、一帯は闇の帳に包み込まれていた。
 獣の鳴き声一つ聞こえない山谷の静寂。だが、それは不意に響き渡った馬蹄の音によって破られた。夜の闇の中を、一
頭の馬が疾駆して来たのである。
 勢いよく駆けて来た馬に跨っているのは黒一色の装束を身につけた男だ。歳の頃は四十余り、痩せていて背が高く、鋭
い眼差 しには人を寄せつけない威圧感がある。だが、今はその表情が苦痛に大きく歪んでいた。
 男の背中には、一本の矢が深々と突き立っていた。絶え間なく流れ出る鮮血は馬の背を伝って地面へ滴り落ち、駆け抜
けた山道に血痕を残して行く。一刻も早く矢を抜いて治療を施さなければ、命に関わるほどの深手だ。
 だが、男は馬から下りて、傷の手当をするわけにはいかなかった。なぜなら、凶悪な敵の追撃がすぐ背後にまで迫ってい
るのだ。
 それを裏付けるかのように、山谷へ入った男の後方から、微かな馬蹄の轟きが伝わって来た。

99 :
>>94 >>95
期待させといてなんだけど
主人公像とあらすじくらいしかない。
冒頭はあまりの駄文さに絶望して消した。
姓名:石延
ルビ:せき・えん
おおよその年齢:三十代
性別:男
容姿(顔立ち、体格、髪型、髭の有無など…):185cmの巨体。アークザラッドのイーガみたいな奴。
性格:頑固で横着。忠誠を貫く。
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌法など…):掌法。流派は不明。
使用武器(あれば): 素手。
その他解説:
大侠家・蔡申の侠客。
自信たっぷりなのに横着で面倒くさいことはしない。馬に乗れないw
あらすじ
中華大陸のある時代の蜀。ド田舎のココは帝都からは程遠く、
朝廷から派遣された役人に連絡も覚束ないため、地元の幾つかの豪族が力を握っていた。
その中でも名声と人柄で一千以上の侠客を養う大侠家・蔡申が力を持っていた。
それらを疎ましく思っていた益州を治める悪代官的な役人・裴緒は
火を操る怪しげな道士・応単に唆され、蔡申を殺し、娘の蔡姫(名前適当)を誘拐する。
蔡申が殺されたと聞いて、侠客たちは四散したが
その中で「蔡家の中で最強」を自負する男・石延が裴緒を討つ為に立ち上がった。
しかし、いっつも何もしてない石延の下に集まったのは、16歳の少年・霍平と60過ぎのジジイ侠客(呉政・秦且)だけだった。
「あ、こりゃ無理かな。」と思いつつも裴緒の屋敷に向かった一同は
ジジイ達に裏口から姫の救出を頼み、石延と霍平は表門から敵をひきつける。
曲者だ、曲者だ、とワラワラ集まってきた敵を倒し、残るは裴緒・応単。
色々あって、結局蔡姫を救出して仇敵・裴緒を討つのだが、
役人を斬ったとして石延と霍平は指名手配されてしまう。
如何しようかと思っていたら呉政・秦且の二人が「自分達が処刑されるから、若いお前達は逃げろ。」と言う。
二人の体を張った行為に涙しながらも、石延と霍平は仕えるべき主君を探して旅に出る。→他の短編の主人公達と出会う。
こんな感じ。orz

100 :
いろいろ引っ付けてみるとこんな感じに出来るな。
>>98でいう凶悪な敵=>>90の燕王が放った刺客。
馬に乗った黒装束の男はそれらをどうにか振りきり、>>82の宿へ。
そこには旅の途中である石延と霍平(>>99の二人)も宿泊しており…

101 :
>>99
書いてみれば?
誰かがやらないと始まらないよ、この手のスレは。
駄文でも全然OK。

102 :
武侠小説って、主人公は最初から出てこないってパターン結構あるよね。
>>98の矢の刺さった男も、早目に死んでもらった方がいいかな。

103 :
>>102
その男を主人公が助けて、その縁から(主人公の)最初の師父になるというのはいかがか?

104 :
男は何か大事な届け物があって、敵もそれを奪おうと狙っている。
敵に追い詰められた男は崖から落ちるも、猟師の家の少年に救われる。
だが、男を匿った巻き添えで少年の一家は皆殺し、男も殺されるが、
死の直前に少年に届け物を託す。
山奥で育ち世間知らずな少年は届け物を届けるために旅に出ることになり、
江湖の世界へ足を踏み入れる・・・

105 :
>>104
江湖に出た少年が、初めて出会う侠客…それが>>16
なりゆきから、少年はこの男に刀術を教わる事に…

106 :
http://hobby8.2ch.sc/test/read.cgi/warhis/1151225550/667-669
暇があったら見てみて。orz

107 :
>>106
これだけではまだ何とも言えないけど、悪くはないと思う。
今後の展開に期待!
そのうち「主人公たちの絵描かせてくれ」とか言いだすかもしれんが…
迷惑だったら事前に言っておくれ(^^;)

108 :
おれ従兄弟がアメリカに住んでるんだけど、そいつから貰った評価
・グフィック、モーションともに良好
・音楽は全体に微妙な環境系音楽、ただ効果音はかなり凝ってる
・全体に雰囲気が重く、洋ゲーチックな世界観のつくり
・突きやジャンプ切りなど剣技が多様で、より美しく倒したくなる
・リモコン操作と画面上の動きにやや時間差があるが、慣れの問題
・一度慣れるとハマるが、少々疲れてくるので適度な休憩は必須(1時間に10分とか)
・特にボス戦は興奮してリモコンを振りすぎてしまうため、疲労と達成感がある
・弓矢などのエイムは、画面に近付けすぎると認識しなくなる
・ミどナがラスボスで、リんクは氏んでしまう
・今のところ難易度はやや高め。個人的に狼の時が
・ダンジョンの数は9個と、ボリュームは合格点、謎解きはややマンネリ気味
・道草が多い人はプレイ時間が大幅に増えそう。仕掛けがたっぷり
・ロード時間は比較的長いが、我慢できないレベルではない

109 :
それなりに案はいくつか思いついても、文章にするのって結構大変だね。

110 :
 黄昏。
 西の空では、落日に照らされた夕霞が赤々と輝き、東からは空を覆わんとする暗黒の闇と共に、冷たい風が山谷へ吹き込
んで来る。
 荒涼たる風は森の木々をざわめかせ、それまで盛んに鳴いていた鳥たちのさえずりを途絶えさせた。あたかもねぐらへ帰る
ことを促すかのように。風が止み、山谷が静まり返る頃、既に日は山の端に沈み、一帯は闇の帳に包み込まれていた。
 虫の音さえ聞こえない山谷の静寂。だが、それは不意に響き渡った馬蹄の音によって破られた。夜の闇の中を、一頭の馬
が疾駆して来たのである。
 勢いよく駆けて来た馬に跨っているのは黒一色の装束を身にまとい、腰に長剣を提げた男だ。歳の頃は四十余り、痩せて
いて背が高く、鋭い眼差しには人を寄せつけない威圧感がある。だが、今はその表情が苦痛に大きく歪んでいた。
 男の背中には、一本の矢が深々と突き立っていたのだ。絶え間なく流れ出る鮮血は馬の背を伝って地面へ滴り落ち、駆け
抜けた山道に血痕を残して行く。一刻も早く矢を抜いて治療を施さなければ、命に関わるほどの深手だ。
 だが、男は馬から下りて、傷の手当をするわけにはいかなかった。なぜなら、凶悪な敵の追撃がすぐ背後にまで迫っていた
のだ。
 それを裏付けるかのように、山谷へ入った男の後方から、微かな馬蹄の轟きが伝わって来た。 
 男の顔に焦燥の色が浮かぶ。馬の足をもっと速めようと、鞭を振り下ろす手に力が込もった。
 しかし、馬の気力は既に限界に達しつつあった。休むことなく全速力で数十里の道を、それも走りにくい荒れた山道を駆け
て来たのだ。主人が容赦なく振るう鞭の下、息も吐けない有様である。
 不意に、行く手の路上に人の頭ほどの岩が現れた。昼間であれば、この程度の障害は、何の問題もなく避けるか飛び越
えることができただろう。だが、暗闇で発見が遅れた。男が気づいた時には既に手遅れで、馬は前足を岩にぶつけ、もんど
り打って倒れてしまう。
 馬上から投げ出された男は、全身を地面に強く打ちつけて絶叫した。それでも必死に激痛を堪えて立ち上がった男は、急
ぎ倒れた馬を引き起こそうとする。ここで立ち止まるわけにはいかないのだ。だが、口から白い泡を噴いた馬は、哀しげに嘶
くばかりで、いくら手綱を引いても起き上がろうとはしなかった。
「頼む! 頼むから立ってくれ!」
 男の必死の懇願が通じたのだろうか。馬はようやく両足をもがかせ、起き上がろうとした。男は背中の痛みを堪えて馬体
を引っ張り上げてやり、馬はようやく立ち上がることができた。
「よし!」
 男は顔に笑みを滲ませ、馬に跨ろうとした。と、その時、空気を切り裂く鋭い音と共に何かが男の耳元を掠めた。
(しまった!)
 闇夜を切り裂いて飛んで来た一本の矢は、男の目の前で馬の首を貫いた。 

111 :

男を追う敵って何がいい?
魔教の使い手がいい?
それとも朝廷が放った刺客がいいかな?

112 :
>>111
男が何をしようとしているかによるなぁ。
国の一大事に関わるような事件に関係しているなら、追っ手は朝廷の刺客。
武林の争いに関わっているようなら、どこぞの門派か魔教の使い手になるだろう。
個人的には後者を希望。

113 :
国家の陰謀とかに関わる話が好きだから、>>112の前者キボン。

114 :
朝廷の刺客の場合、舞台は宋代〜明代だな。
清代はちょっと、どうしても弁髪になっちゃうからなあw

115 :
>>114
明代にしとけば、いろんな武器が出せるな。
倭刀(日本刀)だって出せる。
時代設定、明代にしないか?年代はあとから決めるとして…

116 :
>>110
前から気になってたが、
お前は適度に改行するということを覚えてくれ
読みにくくて叶わんぞ、2ちゃんのレスであるということを忘れずにな
あと、2ちゃんということで、文章も出来るだけ短くまとめたほうがいい
素人にありがちな読み手を意識しない文章は内容以前の問題だからね

117 :
>>116
文句言うのもいいが、お前も何か書けよ。

118 :
 追っ手の正体については、>>104についてある程度詳細を詰めないと、決められないね。
 先のことを見通しておかないと、行き当たりばったりで書いていると、後で苦しくなってくる。
 それによって、どのへんの山なのか、季節はいつなのかが分かれば、景観描写も工夫できる。
 届け物は、武芸の秘伝書か、何か武林の秘宝、あるいは財宝の在り処を示したもの、なんかかな。
 重箱の隅を楊枝でほじくる>>116は気にしなくていい。

119 :
>>110の小説はちょっとシリアスになりそうだし、
もう1つ、もっと軽い感じの小説も考えてみようか。

120 :
>>119
金庸の「侠客行」みたいな感じか?
あれ結構軽いぞ。

121 :
>>92が続きを書いてくれるといいんだが。

122 :
>>120
うん、もっと悲惨な描写がなくて、笑いが多い感じかな。
ライトノベルによくあるような。
更にもう一つ作るなら、古龍みたいな武侠小説だろうけど、
ああいう感じにかっこいい小説を作るのは難しそうだな・・・

123 :
軽いやつやるなら、チャウ・シンチーがよくやってたパロディー満載のバカ古装片っぽいのでも良いんじゃね?

124 :
上にも読みにくいという意見があるが
>>110はシリアスというか、無駄に描写がごちゃごちゃして重いんだよな
とりあえず、>>110を短く軽くまとめて
その続きを>>119の言うように軽いタッチで続けていけばいいんじゃないかな
>>110みたいなのは個人BLOGでやるべきだね

125 :
>>124
>>110>>110でいいと思うよ。
ああいう重みのある文章も、味わいがあると思うし、
俺も文章をあれこれ飾りつけるのは好きだから。

126 :
如何せんネタが少なすぎる。
>>106>>110ぐらいか、もっと職人が来ればいいけど・・・。

127 :
もっとキャラを投下すれば、いろいろ出来るんじゃないかな?
一人考えてくる。

128 :
なんか、やったらと設定に拘る奴がいて
適当に投下したらそれはダメだとかいわれそうだからなぁ
そもそも人の数自体が絶対的に少ない
勢いがないよね
とりあえず、いい加減「時代」くらいは決めようや

129 :
みんな、それぞれやりたいことにこだわりがあるからね。
いくつかのタイプのストーリーを用意して、
競作するような形で、進めていけたらと思う。
実際やるとなると大変だろうけど。
>>110については、多少歴史性を持たせ、明代にするのがいいのではと思う。

130 :
個人ブログで自作武侠小説てあまり、というかほとんど見ないな
紹介ばかりで。
金庸とかの大家ばかり目立ってなんか書くのが恐れ多い気がする
半端なく知識要るし。やっぱ皆で協力しないと無理かぁ

131 :
金庸先生の小説は、ある意味教養の塊だからね。
おいそれとは真似できない。

132 :
資料になるような本が少ないからなぁ…
書こうにも思うように描写できない場合が多いんじゃないかな?
自分も武侠漫画描こうとしてた頃は、建物や生活描写するのにかなり困った…

133 :
武侠はある意味ファンタジーだし、厳密に史実に忠実にしなければならない理由もないんで、
そういうところはある程度適当でもいい。
ただ、イメージそのものが浮かびにくいって部分もあるなあ。

134 :
東京夢華録
清明上河図

135 :
不思議な力で結ばれた主人公達が数奇な運命に導かれて出会い、腐敗した国を倒す・・・
っていう里見八犬伝みたいな展開がありふれてるけど好き。

136 :
里見八犬伝も武侠小説も、水滸伝が先祖と言えなくもないからね。
ある意味、和製武侠小説かも知れない。

137 :
とりあえず、脇役っぽいのを考えた。
登場する時代:宋〜明代なら、いつでもいい。
姓名:趙春恵
ルビ:チョウシュンケイ
おおよその年齢:20代前半
性別:男
容姿:そこそこ美青年。痩せ形。髪はキレイに結われており、髭は生やしていない。いつも身なりの良い格好。
一人称:私
性格:キザでせこい。口数が多くうるさい。何でも楽な方、楽な方へ逃げる。 ついでに弱い 。
職業(あれば):さる鏢局の若旦那 なので、鏢局の仕事はたまにする。
所属(門派、幇会など…):江南のさる鏢局(名称未定)
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌法など…):双剣術
使用武器(あれば):短めの双剣
武功:武功と呼べるような技は使えません
その他解説:基本遊んでばかりいるため、実力は三流。口先だけは達者。

138 :
とりあえず、漏れも脇役考えた。

登場する時代:明代
姓名:甘福
ルビ:コウフク
おおよその年齢:30代後半
性別:男
容姿:少々太り気味。髪は結われておらず、髭もだいぶ長い。かなりの大男。
一人称:わし
性格:自分勝手で我がまま。かなりの自信家で自分が一番強いと思い込んでる。
職業:盗賊
所属(門派など・・):昔はかなりの有力門派(崋山派のような)にいたが破門される。理由不明。
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌法):棒術または掌法
使用武器(あれば):かなり長い棒
武功:未定
その他解説:普段は盗賊の頭目をしている。自分は義賊のつもりだが他の盗賊と変わりない。
部下たちに自分の技を教えており、部下達もかなりの腕を持つ。頭が悪くだませれやすい。

139 :
 早春。
 北方の山間がまだ残雪に覆われているこの時期、江南では暖かな陽光の下、ここかしこで梅の花が咲き誇っていた。
 そんな江南の農村を、蹄の音を響かせて駆ける一頭の馬の姿があった。乗り手は、年の頃二十余り、藍色の衫を身にまと
った、田舎には不釣り合いな垢抜けた身なりの若者である。その腰には長剣を提げていた。
 若者は、春の江南の景色を賞玩する様子もなく、忙しげに馬を駆けさせ、通りかかった農夫を見つけては馬を下りて、何や
ら尋ねていた。その顔には焦燥の色が浮かんでいる。
()
 この若者の姓は、

140 :
何となく書き出してみたけど、一体どうしたらいいものやら
()の中は、若者の心の中のつぶやきで

141 :
 中途半端に書き出してもなあ…
 もっと展望とかが示されないと…
>>130
 武侠を意識したような小説を書いているサイトはいくつかあったと思う。
 最近じゃ、流浪一天という小説を書き始めている某個人ブログなんかがある。

142 :
なんかグダグダだな
この手のリレースレは、どんなものであれ
「文句をいう側」ではなく「書く側」に発言権があって、
一度書かれたストーリーは絶対であるという了解あってのもんだが、
勝手にあれはダメ、こうしようで好き勝手やるんだからもう収拾もつかんな

143 :
>>141
中華小説同盟というサイトからたどると、結構いろんな小説が見つかるね。
武侠小説というか、武侠風味の小説という感じのが覆い。

144 :
まあ、行き詰ってしまうのは、スレ立てた時から予想はできたことだし、
事を急かずに気長にまたりといくべし。

145 :
とりあえず、地名でも、人名でも、
とにかく思いついた設定を書き散らしていこう

146 :
明代。
ある宦官が皇帝の信任を得て権力を握り、朝廷を壟断し、反抗する者を弾圧し始めた時期。
A
北京で朝廷に仕える武官で、年の頃は30代後半。その宦官の不正を知ってKしようとした正義感の強い男。
Kの動きは事前のその宦官に察知され、殺されそうになって単身北京を脱出、追われる羽目に。
B
やはり北京で朝廷に仕える武官でAの同僚であり親友。Aと同年代。
だが、おのれの栄達を望んで、AのKの動きをその宦官に密告し、友を裏切った男。
長年の友を裏切ったことにやましさは感じている。

朝廷の特務機関に所属する使い手で、年の頃は30〜40代。
朝廷で権勢を振るう宦官の側近であり、Aを抹Rるべく、部下たちを引き連れて追跡する。
性格は冷酷にして残虐。
で、>>110で馬に乗って逃げているのがA。場所は山西付近の山の中。
追っ手の中にはBとCがいる。だけど、Aは自分を裏切ったのがBで、追っ手の中にもBがいるとはまだ知らない。
宦官は、王振と魏忠賢のどちらかを考えている。
A、B、Cそれぞれの人物造形、姓名や、どんな武術を使うかなどについて案が欲しい。

147 :
>>146
Cだけだが、少し考えみた。
こんな感じ?
登場する時代:明
姓名:劉無雲
ルビ:リュウ ムウン
おおよその年齢:30〜40代
性別:男
容姿:太い眉と鋭い眼、そして鷲鼻が目立つ顔。僅かに口髭もある。 体格は割と細め。 
性格:冷酷にして残虐。時と場合によっては、どんな手段を用いてでも勝とうとする。
職業(あれば):朝廷の特務機関(名称未定)
所属(門派、幇会など…):明朝
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌法など…):武芸十八般に精通しており、あらゆる武器を扱える。又、腿術の使い手でもある。
使用武器(あれば):主に長剣。

148 :
悪役の大物で、鷲鼻ってのはなかなかいけているな。
武器も何か残酷さを感じさせる独特の武器があるといい。
それと登場人物の姓名だけど、個性的でかっこいい名前もいいけど、
あまり乱発し過ぎると、せっかくの名前の個性が埋もれてしまうので、
平凡な名前も取り混ぜながら考えていったらいいと思う。

149 :
参考にでも

晏氏 安氏 韋氏 伊氏 殷氏 陰氏 尹氏 烏氏 于氏 禹氏 雲氏 英氏 衛氏 易氏 袁氏 閻氏 燕氏 王氏 汪氏 翁氏 
欧氏 應氏 温氏
宇文氏 欧陽氏 尉遅氏

夏氏 賈氏 花氏 何氏 柯氏 華氏 賀氏 解氏 海氏 艾氏 郝氏 郭氏 霍氏 岳氏 楽氏 葛氏 韓氏 桓氏 簡氏 関氏 
甘氏 管氏 顔氏 季氏 祁氏 冀氏 紀氏 姫氏 魏氏 鞠氏 吉氏 宮氏 裘氏 仇氏 弓氏 邱氏 丘氏 牛氏 許氏 魚氏 
強氏 鞏氏 姜氏 喬氏 曲氏 金氏 瞿氏 虞氏 屈氏 荊氏 邢氏 景氏 桂氏 計氏 倪氏 厳氏 言氏 元氏 阮氏 胡氏 
扈氏 顧氏 庫氏 古氏 呉氏 伍氏 孔氏 康氏 耿氏 黄氏 廣氏 項氏 高氏 江氏 洪氏 侯氏 敖氏 
赫連氏 夏侯氏 公孫氏 公冶氏 公羊氏 皇甫氏 軒轅氏 呼延氏

沙氏 左氏 査氏 柴氏 崔氏 蔡氏 索氏 史氏 施氏 時氏 謝氏 車氏 朱氏 祝氏 周氏 筍氏 諸氏 舒氏 徐氏 蒋氏 
尚氏 商氏 邵氏 鍾氏 章氏 蕭氏 焦氏 常氏 聶氏 沈氏 秦氏 辛氏 甄氏 申氏 任氏 水氏 鄒氏 斉氏 成氏 石氏 
戚氏 薛氏 ・氏 銭氏 単氏 全氏 蘇氏 祖氏 楚氏 荘氏 宋氏 曹氏 宗氏 曽氏 桑氏 孫氏 
司馬氏 司空氏 司徒氏 上官氏 諸葛氏 澹台氏 淳于氏 西門氏

戴氏 卓氏 譚氏 段氏 池氏 仲氏 褚氏 張氏 趙氏 晁氏 陳氏 丁氏 程氏 狄氏 鄭氏 展氏 田氏 屠氏 杜氏 陶氏
董氏 竇氏 唐氏 湯氏 ケ氏 童氏
東方氏 長孫氏 独孤氏

那氏


150 :

巴氏 馬氏 裴氏 梅氏 貝氏 白氏 莫氏 潘氏 范氏 班氏 樊氏 万氏 費氏 皮氏 糜氏 苗氏 符氏 巫氏 傳氏 武氏
馮氏 封氏 閔氏 伏氏 聞氏 文氏 平氏 米氏 卞氏 歩氏 蒲氏 彭氏 包氏 鳳氏 方氏 鮑氏 龐氏 茅氏 房氏 穆氏
木氏
濮陽氏 慕容氏

満氏 萬氏 明氏 孟氏 毛氏

兪氏 熊氏 游氏 尤氏 余氏 楊氏 姚氏 陽氏 羊氏 葉氏

羅氏 雷氏 駱氏 藍氏 李氏 陸氏 柳氏 龍氏 劉氏 呂氏 梁氏 凌氏 廖氏 林氏 冷氏 黎氏 連氏 魯氏 盧氏 路氏
郎氏 婁氏
令狐氏 

和氏

151 :
>>149-150
乙!
これで「どんな姓を付ければいいか分からない」っていうのは無くなるだろう…
あと問題は、“名”の方か…

152 :
一瞬、なんの荒らしかと思った…w
乙です。
女性の名が結構少ないと思ったり。

153 :
女性の呼称としての字
娘、姑、姐、妹
荀灌娘、杜十娘、公孫大娘、陳玉娘、呂四娘、楊八姐、楊三姐、馮慈姑、宋春妹、黃九妹、楊喜妹
女偏の字
彭麗媛、王小妮、趙飛娥、修瑞娟、董克娜、舒婷、聞婕、吳雷娣、吳招娣、羅天嬋、雌嫻、宋嫻柔
女性用品とか(とくに多い)
釵、環、翠、釧、金、玉、珍、瑛、珠、寶、繡、珊、綿、琳、瓊、黛、瑤、瑩、瓔
王淑珍、上官雲珠、劉長瑜、阮琳、張瑜、鄭小瑛、林黛玉、謝冰瑩、舒繡文、溫小玨、楊ト瑩、李金玉、李翠婷、駱玉笙、齊寶香、謝瑤環、馮婉珍、許如芸、蔣美瓔、汪璧君
草花など
梅、蘭、竹、菊、桂、芝、芹、蓮、蓉、薇
戴愛蓮、葉佩蘭、殷秀梅、陳梅瑛、石評梅、白楊、田桂秋、劉菊、馮榴、伊靈芝、李玉芹、張茜、王萍、蔣碧桃、尹梅、李冬梅、任蘭、何茹蘭、華天秀、藍天桂、賈桂英、江心蓉、艾蓮、謝小薇、傅藝薇、左家薇、韓薇、邵春華
色彩
馮燕紅、張紅、呂青霞、宋叔青、王素華、蔣彩雲、孔K兒、甘藍、莫黛、葛翠、馮白
香りの形容から
田人美、劉美惠、吳掬芬、何秀榮、李瑞芳、田秋香、張潔、於梨華、梁麗華、袁艷、常美倩、魏香玉
自然のものや動物
李露、谷文月、張鳳雲、王虹、王丹鳳、邢燕子、聶小燕、張海燕
人柄とか容姿とか期待して
如:文美惠、何鐘惠、邱淑芳、花淑貞、關淑蘭、李清照、阮文琴、萬敏英、何智麗、合靜、廖靜文、王新愛、瞿希賢、宋雅茹、ェ容、貂嬋、宋佳、何秀麗、蒲英姿、邱淑貞
男と区別のない名前
馬力、張立、宋元、李湘君、李健、紀政、宋誠、尹力、王群、尹康、岳玉卿、周亞男、伯子男、艾卿、賀宜男、肖子君、左光君、莫婉君、朱亦男

154 :
>>153
凄いなあ。どうやって作ったの?そのリスト
古典のヒロインの名前もあれば、女優の名前もあるし。

155 :
>>153
同じ字を二つ重ねる名前が多いよね。
元は妓女から広まったものらしいけど。

156 :
ヒロインも可愛い名前考えないとなー

157 :
キャラ考えたのでカキコするべ
登場する時代:明
姓名:曹美麗
ルビ:ソウ ビレイ
おおよその年齢:20代
性別:女
容姿:端正な顔立ちでなかなかの美女。髪は長めで本人はまだ伸ばすつもり。
性格:良く言えば感情的。悪く言えばヒステリック。
職業(あれば):朝廷の特務機関
所属(門派など):明朝
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌術):剣術
武器(あれば):短剣、弓
武功:未定
その他解説:普段は剣術を使うが実は弓の名手。>>110で馬の首を打ち抜いたのも彼女。
Aの立場に同情するが自分に力が無いことをわきまえており、特に何か行動を起こそうとする気は無い。
>>147を慕っており、彼の為なら死ぬ覚悟がある。
けっこー長くなった。スマソ。

158 :
曹秀婉

159 :
姓の一覧表見て思ったんだけど…
門派や幇会の一覧表っていうのも必要かな?

160 :
門派だと、主立ったところでは、
少林派、武当派、崑崙派、峨嵋派、崋山派、青城派、崆峒派、点蒼派ってところかな?
このへんが、名門正派として扱われることが多い。
その他、作品によっていろんな山の名を冠した門派があるようだけど。

161 :
>>157
容姿端正で美人だから曹美麗というのは狙いすぎw

162 :
>>157 「美麗」は中国語の一般語彙にあって
     「きれい」と言う意味の単語だ…

163 :
「美」とか「麗」の字は、そのものずばり美しいという意味だから、
名前に使うと、ちょっとひねりがない気がするかもね。
>>157の説明だと、悪女っぽいようだから、
女偏の「娥」「嫦」「媚」「娟」などの字を組み入れるのがいい気がする。

164 :
>>146だけど、もっと細かく設定してみた。
明代の正統年間。
朝廷では幼くして即位した正統帝朱祁鎮より信任を得た宦官王振が、権力を握り、恐怖政治を敷きつつあった正統7年。
A
 青城派出身の使い手で、北京で朝廷に仕え、御林軍に属する武官。
 年の頃は30代後半、早くに亡くなった妻との間に一人娘がいるが、四川の青城山に預けている。
 正義感が強く、王振が一部の高官から収賄を行っていることを知って、Kしようとする。
 だが、王振側に事前に察知されて殺されそうになり、命辛々北京を脱出、欽犯として追われる羽目に陥る。
B
 〜門出身の使い手で、北京で朝廷に仕え、御林軍に属する武官でAとは同僚であり、同年代にして長年の親友。
 だが、我が身の栄達を望んで、AのKの動きを王振に密告して、友を裏切った男。
 以後、王振の配下となるも、長年の友を裏切ったことに対して強いやましさを覚えている。
 

 〜出身の使い手で、北京で朝廷に仕え、錦衣衛に属する武官。
 年の頃は30〜40代で、性格は冷酷にして残虐。
 王振の側近で、逃亡したAを抹Rるべく、部下たちを引き連れて追跡する。
 
>>110で馬に乗って逃げているのがAで、四川の青城山を目指している。追いかけているのがC及びその部下たちとB。
AはいまだBの裏切りを知らず、追っ手の中にBがいることも知らない。
舞台となる山谷は、山西、河北、河南の境に連なる太行山の山中。
Aは追いつめられて崖から転落、太行山に住む少年(Aの娘と同年代)に助けられるが・・・・・・

165 :
A〜Cの人物造形はもちろん、設定についても、
もっといい案があれば、どしどし言ってもらいたい。
今はまだ仮の案に過ぎないから。

166 :
Aの出身門派がなぜよりによって青城派なのか?

167 :
>>166
Aを助けた少年Dは、Aを連れて行くか、あるいはAの遺書を持って旅をする予定なので、
とりあえず四川あたりに行かせようかなと。
それで青城派と峨嵋派だったら、男だから青城派の方がいいかなあと思って。

168 :
主人公が華山派とか武当派ってのはよくあるけど、青城派っていうのは新しいな(´ー`)

169 :
日本において、青城派と言うと、笑傲江湖での青城派を連想する人が多いと思う。
天龍八部や、書剣恩仇録でも少し出てくるけど。
だから、ここは青城派の名誉回復をw

170 :
>>164は歴史色が強くなりそうなので、
もう2つ、歴史性の薄いコミカルなものと、
渋いハードボイルド的なものも考えないとな。

171 :
古龍みたいなかっこいい小説は書くの難しいよ。

172 :
古龍の作品も面白いけど、金庸作品みたく何度も読む気はおきないんだよな
やっぱ王道が一番

173 :
じゃあ…
古龍作品に出てくるような渋い主人公で、金庸作品みたいな王道をやるってのはどうよ?

174 :
>>173
渋い主人公てことはオッサンてこと?
漏れは郭靖みたいなやつがいいな

175 :
何でもかんでもやろうと欲張るのは、あまりよくないよ。
いろんな要望が吸収できるように、並行して複数作品を作りたい。
>>164でAを助ける主人公の少年は、一応心優しいタイプの少年を想定しているけど。

176 :
A,B,C、主人公の少年のキャラとか名前を考えようよ
そうじゃないと進まないよ

177 :
>>176
Cは>>147でいいだろ
A,B,主人公の少年をみんなで考えよう
あと、今まで出てきたキャラ案は一部修正、またはそのままの設定で出してみよう
あとは>>175の言うとおり並行して複数作品をつくろう!
ひとつは>>164の設定で決まりだと思う。
>>82>>90>>99>>104を参考、または設定のままキャラとか物語をみんなで考えよう
長くなった。ゴメン。

178 :
やや平凡系の名前で。
張楷
 青城派出身の使い手で、北京で朝廷に仕え、御林軍に属する武官。
 年の頃は30代後半、早くに亡くなった妻との間に娘がいるが、青城山に預けている。
 正義感が強く、王振が一部の高官から収賄を行っていることを知って、Kしようとする。
 だが、王振側に事前に察知されて殺されそうになり、命辛々北京を脱出、欽犯として追われる羽目に陥る。
史弘範
 鉄剣門出身の使い手で、北京で朝廷に仕え、御林軍に属する武官でAとは同僚であり、同年代にして長年の親友。
 だが、我が身の栄達を望んで、AのKの動きを王振に密告して、友を裏切った男。
 以後、王振の配下となって出世するも、長年の友を裏切ったことに対して強いやましさを覚えている。
 
慕容密
 武林で魔人として恐れられる「百毒尊者」劉無雲の弟子。
 北京で朝廷に仕え、錦衣衛に属する武官。
 年の頃は30〜40代で、性格は冷酷にして残虐。
 王振の側近で、逃亡したAを抹Rるべく、部下たちを引き連れて追跡する。
>>147の劉無雲は強そうな名前なので、最後の方のボスキャラとして取っておいた方がいいかなと思い、
慕容密の師父にした。

179 :
>>178
お、良いんじゃないか?

180 :
登場する時代:明代
姓名:梁範
ルビ:リョウハン
おおよその年齢:40代前半
性別:男
容姿: 体格は普通だが威風がある。顎鬚あり。眉が太い。
性格:部下思いで、義理堅く冷静沈着。指揮や武勇も優秀。功名心は薄い。
職業:将軍
所属(門派など・・):明の朝廷
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌法):剣を使う
使用武器(あれば):若い頃もらった名剣
武功:兵卒時代から数年前まで、北方の異民族討伐で活躍。
その他解説:叩き上げの軍人で、忠心も厚く戦場の経験も豊富な明の将軍。先祖も明国の功臣である。
兵の心を良く掴む術を知っているが政治にはあまり興味はない。ただ孫子や孔孟著名な書などの書はかなり読んでいる。

181 :
武侠小説の用語ってよくわからなくて、武功の意味知ったのは今日だった。

182 :
>>180
>兵卒時代から数年前まで、北方の異民族討伐で活躍。
>>164の設定は、数年後の土木の変を意識しているだろうし、
主人公が成長した後の舞台で、主人公を助けて活躍だね。

183 :
>>180-181
あんまり突っ込みたくないけど、一応…
このテンプレの「武功」は“内功”“外功”といった“技”の事を指す。“功績”の事ではない
…と思うぞ

184 :
>>183
直接そう書きたくなかったから181みたいに遠回しに書いたわけだがw

185 :
>>184
そういう事だったか…スマソorz

186 :
>>178を暫定案として、次は主人公である太行山に住む少年の名前、
そして青城山にいる張楷の娘の名前だな。

187 :
少年 陳靖
張楷の娘 張蓉

188 :
>>187
どこかで聞いたことがあるような名前のカップルw

189 :
>>187 ニセブランド品な臭い… しかも発音がwww

190 :
「もう一度お願いします! 弟子にして下さい! お願いします!」
 熱意に満ち溢れたその言葉は、部屋中に響き渡った。武当派の知客道人清玄子は、その日何度目か
の大きな溜息を吐きながら、相対した若者に言った。
「あのねえ、何度も言うけれど、我が派は、紹介がないと入門は一切受けつけない決まりなの。どれだけ
粘ったって無駄だから、おとなしく家に帰りなさい」
 だが、がっしりとした体躯のその若者は、引き下がる気配を見せずに叫ぶ。
「そこを何とか!」
 ここは湖北武当山。天下にその威名を鳴り響かせる武当派の本拠地、紫霄宮の一室である。
 武当派と言えば、少林派と並ぶ武林の泰山北斗、数多くの門弟を擁する最大勢力だ。とりわけ当代の
掌門白雲道長は、その武芸が入神の域にあると言われ、剣術にかけては天下一と江湖でもっぱらの評
判である。
 だが、その盛名ゆえに、入門志願者が引きも切らなかった。いくら武当派でも、毎日のように押しかけ
て来る入門志願者全員を受け入れる余裕はない。そこでこの数十年来、既存の弟子や武林の名士から
の推薦があった者に限って弟子に取る方針が採られていたのだ。
 それでも、武当派の名声に憧れて入門を求める者は跡を絶たなかった。

191 :
 清玄子は武当派の中で、武術の腕は大したことはなかったが、人当たりがいいので知客道人の一人
として、来客の応対を担っている。が、その仕事の大半は、武当山を訪れる入門志願者をあしらい、追い
返すことにあった。
 今日も、朝からこの喬志邦と名乗る若者がやって来て、武当派への入門を求めた。清玄子はいつもの
ように、紹介がない者は弟子に取らないことを説明したが、相手は納得してくれなかった。
「どうしてですか? どうして俺じゃ駄目なんですか? 俺は素質は悪くないし、熱意は誰にも負けませ
ん。真面目に修行しますし、必ずや期待に応えて腕を上げ、武当派の一員として恥ずかしくない人間に
なります!」
 喬志邦は、朝からかれこれ半日近くもしつこく食い下がって来るのだ。
「ああ……だから、そういう問題じゃなくて……、とにかく、駄目なものは駄目なの! 分かる!」
 いつも以上にしつこい入門志願に苛立った清玄子は、つい声を荒げる。だが、喬志邦は鈍いのか、そ
んなことに全く気づこうとしない。
「分かりません! お願いします! お願いします!」
 大声で喚き立てる喬志邦に、清玄子は頭を抱えたくなった。
 最初会った時、喬志邦の意志の強そうな太い眉にくっきりとした目鼻の顔立ちを見て好感を抱いたの
も遠い思い出、今は昼食を取ることを阻む疫病神にしか見えない。
(畜生! このままじゃ、昼飯が食えないじゃないか)
 空腹に業を煮やした清玄子は、とうとう強硬手段に訴えた。
「弟子入りを認めてもらえるまで、俺、ここを動きません」
 そう叫んで居座ろうとする喬志邦の腕を掴んで無理矢理立ち上がらせると、
「入門は認めない。さあ、帰った! 帰った!」
 力ずくで喬志邦を追い出しにかかったのだ。
「待って下さい! 俺は……」

192 :
ちょっと勢いで書いた。
喬志邦は、武林の英雄に憧れて江湖に出てきたばかりの世間知らずの若者。
追い返されそうになった喬志邦がぶち切れて暴れるも、
その武芸は全くのお粗末で、相手にされずに武当山からつまみ出される。
そこでぐれた喬志邦は、武当派を恨んで今度は悪の道を志し、
何やら怪しく強そうな老人に出会って見境なく弟子入り志願するが・・・
というような構想。
全体的にコミカルな感じを目指している。

193 :
弱い主人公か

194 :
韋小宝みたいな感じ?

195 :
喬志邦ってどっかのせぶんs(ry

196 :
喬峯 + 韓志邦 = 喬志邦
ちょっと劉邦なんかも連想

197 :
武当派とかになると、何だか、武林のエリートって感じだね。

198 :
マイナー門派相手に威張っていそうな感じ

199 :
>>192
>>何やら怪しく強そうな老人に出会って見境なく弟子入り志願するが・・・
弟子入りしたが、射雕の裘千丈みたいな虚勢だけの弱い奴ということでw

200 :
師弟揃って食い逃げとかw

201 :
お粗末な師匠の弟子になって、どうやって強くなろうか?
最後まで弱いまま?

202 :
コメディ系の武侠なら、>>16のキャラとか使えそうだな。

203 :
>>190>>191を加筆

「もう一度お願いします! どうか弟子にして下さい! お願いします!」
 熱意に満ち溢れたその言葉は、部屋中に響き渡る。武当派の知客道人清玄子は、その日何度目かの
大きな溜息を吐きながら、相対した若者に言った。
「あのねえ、何度も言うけれど、我が派は、紹介がないと入門は一切受けつけない決まりなの。どれだけ
粘ったって無駄だから、おとなしく家に帰りなさい」
 だが、がっしりとした体躯のその若者は、引き下がる気配を見せずに叫ぶ。
「そこを何とか!」
 ここは湖北、武当山。天下にその威名を響かせる武当派の本拠地、紫霄宮の一室である。
 武当派と言えば、少林派と並ぶ武林の泰山北斗、数多くの門弟を擁する最大勢力の一つだ。とりわけ
当代の掌門白雲道長は、その武芸が入神の域にあると言われ、剣術にかけては天下で並ぶ者がない
と江湖でもっぱらの評判である。
 だが、その盛名ゆえに、入門志願者が引きも切らなかった。いくら武当派でも、毎日のように押しかけ
て来る入門志願者全員を受け入れる余裕はない。そこでこの数十年来、既存の弟子や武林の名士から
の推薦があった者に限って弟子に取る方針が採られていたのだ。
 それでも、武当派の名声に憧れて入門を求める者は跡を絶たなかった。
 清玄子は武当派の出家弟子で、武術の腕は大したことはなかったが、人当たりがいいので知客道人
として、来客の応対を担っている。が、その仕事の大半は、武当山を訪れる入門志願者を適当にあしら
い、追い返すことにあった。
 今日も、朝からこの喬志邦と名乗る若者が武当山の山上までやって来て、武当派への入門を求めた。
清玄子はいつものように、紹介がない者は弟子に取らないことを説明したが、相手は納得してくれなかっ
た。

204 :
「どうしてですか? どうして俺じゃ駄目なんですか? 俺は素質は悪くないし、熱意は誰にも負けませ
ん。真面目に修行しますし、必ずや期待に応えて腕を上げ、武当派の一員として恥ずかしくない人間に
なります!」
 喬志邦はこんな調子で、朝からかれこれ半日近くもしつこく食い下がっていたのだ。
「ああ……だから、そういう問題じゃなくて……、とにかく、駄目なものは駄目なの! 分かった?」
 いつも以上にしつこい入門志願に苛立った清玄子は、つい声を荒げる。しかし、喬志邦は鈍いのか、
そんなことに全く気づこうとしない。
「分かりません! お願いします! お願いします!」
 大声で喚き立てる喬志邦に、清玄子は頭を抱えたくなった。
 最初会った時、喬志邦の意志の強そうな太い眉にくっきりとした目鼻の顔立ちを見て好感を抱いたの
も遠い思い出、今は昼食を取ることを阻む疫病神にしか見えない。
(畜生! このままじゃ、昼飯が食えないじゃないか)
 空腹に業を煮やした清玄子は、とうとう堪忍袋の緒が切れた。
「弟子入りを認めてもらえるまで、俺、ここを動きません」
 そう叫ぶ喬志邦へ、それに倍する声で大喝した。
「入門は認めない! すぐに山を下りろ! さあ、帰った! 帰った!」
 言うや否や、払子を手に持ち、蝿でも追うかのように、喬志邦を追い払いにかかったのだ。
「待って下さい」
 抗おうとした喬志邦だったが、さっと伸びて来た清玄子の手に手首を掴まれた途端、身体から力が
抜けた。
「これは……!」
 一瞬で脈を押さえられたのだ。はっとした喬志邦に、清玄子はにやりと笑いながら、
「お引取りを願おうか」
 そのまま喬志邦の手を引いて部屋の外へ連れ出そうとする。屈辱と怒りに顔を真っ赤にした喬志邦
は、必死にその手を振り払うと、
「何をする!」
 叫ぶなり、清玄子に向かって掴みかかった。

205 :
(ふん、五行拳か)
 一目で相手の技を見切り、清玄子は口元に笑みを浮かべる。
 「五行拳」は、江湖では最もありふれた武術で、使える者はごまんといる。喬志邦の武術は、技も平
凡なら、功力も大したことがなかった。清玄子は決して一流の使い手ではないとは言え、そこは武林
に冠たる名門武当派の弟子、素人に毛が生えたような相手をあしらうことぐらい、難しいことではなか
った。
 喬志邦は、清玄子の左肩を掴もうと思って伸ばした手が、つるりと全て掴み損ねたかと思うと、軽く
身体を押され、顔面から地へ突っ込んでしまった。
 これこそ、柔を以って剛を制する「太極拳」の技である。相手の技の力の大きさと方向を的確に見切
り、柔軟な動きでそれを受け流し、かつ逆に利用してしまう高度な武術だ。
 開祖師張三豊真人がこの「太極拳」と、それを剣法に応用した「太極剣」を編み出してから数百年、
武当派はこの二つの絶技を以って、武林の他の勢力を圧し、少林派と並ぶ大勢力を築き上げたので
ある。
「お前のような乱暴者を武当派に入門させるわけにはいかぬ。山を下りられよ」
 清玄子の冷たい言葉に、さすがに返す言葉のなかった喬志邦は、きっと相手に一瞥をやると、その
まま無言で部屋を出、逃げるように紫霄宮を飛び出したのだった。

206 :
武術での戦闘描写というものが、書くのが難しい。

207 :
そういうところは、金庸先生の小説から適当にパクるしかないだろうな

208 :
全般的にキャラが少ないので何人か考えました
登場する時代:明
姓名:陸影遥
ルビ:リク エイヨウ
おおよその年齢:20代後半
性別:男
容姿:容姿端麗の部類に入るが、いつも無表情で近寄りがたい怖さを感じさせる。
性格:喜怒哀楽を表情に出すことがまったくない。
職業(あれば):殺手
所属(門派など):なし
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌術):剣術
武器(あれば):剣の鞘
武功:オリジナル
剣を持たず、剣の鞘のみで戦うという変わったスタイルの使い手。
いつも無表情なため、人呼んで「無情無剣陸影遥」
暗殺者だが、「悪人しか殺さない」のポリシーを持っている。
かつては剣を使っていたが、ある出来事により無情無剣となってしまった。

209 :
登場する時代:明
姓名:柳一風
ルビ:リュウ イップウ
おおよその年齢:30代後半
性別:男
容姿:容姿はごく普通。頭はスキンヘッドだが、変装でいつも何かのカツラを着けている。
性格:いい歳のくせに好奇心旺盛で、珍しいものに目がない。難易度が高ければ高いほど挑戦したくなる性格。
職業(あれば):盗賊
所属(門派など):元少林派
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌術):掌、拳
武器(あれば):なし
武功:万里逍遥(軽功)
蔵経閣で盗みを働いたため、少林寺を破門。
それからは生まれ故郷である江南の地域で盗賊として生きることに。
軽功の高さは武林随一、人呼んで「江南一陣風、怪盗柳一風」

210 :
>>209
あの時代のカツラってどんな感じだったんだろう?

211 :
個人的に死人の髪をそのまま使って作ってるイメージがあるw

212 :
そういや、黄薬師のあのお面は、本物の人の皮製だっけ

213 :
まずは、武侠小説というものをよく分析しないと駄目だな。

214 :
武侠小説に大事なもの。
美女と酒。

215 :
>>214
忘れてるよ
つ『ジジイ』

216 :
やっぱり一番難しいのは古龍タイプだね。独特の雰囲気が真似できない。
金庸タイプは書くのに、相当な知識、教養が要求される。
ライトノベル風の軽い感じで書くのが一番やりやすいかな。

217 :
とりあえず彩雲国物語を目指すのはどうかw
ジャンルが違うが

218 :
試しに、既存の西洋ファンタジーライトノベルを、
中華武侠風に書き換える作業をやってみて、経験を積むとか。

219 :
そういや、小説のタイトルは先に考えないとまずいのかな。
武侠小説のタイトルってどんなふうにつけたらいいんだろう。

220 :
やっぱしタイトルは漢字だよね
俺漢字苦手

221 :
私日本語ニガテアル

222 :
金庸の武侠小説
天龍八部 ・・・ 北宋後期
射雕英雄傳 ・・・ 南宋中期
神雕侠侶 ・・・ 南宋後期
倚天屠龍記 ・・・ 元朝末期
碧血劍 ・・・ 明の崇禎年間後期
鹿鼎記 ・・・ 清の康熙年間前期
書劍恩仇録 ・・・ 清の乾隆年間中期
飛狐外傳 ・・・ 清の乾隆年間後期
雪山飛狐 ・・・ 清の乾隆年間後期
笑傲江湖、侠客行、連城訣 ・・・ 不明

223 :
梁羽生の武侠小説
唐代
『女帝奇英傅』
『大唐游侠傳』〜『龍鳳宝釵縁』〜『慧劍心魔』
宋代
『武林天驕』〜『狂侠天驕魔女』〜『飛鳳潜龍』〜『鳴鏑風雲録』〜『瀚海雄風』〜『風雲雷電』
明代
『還劍奇情録』〜『萍踪侠影録』〜『散花女侠』〜『聯劍風雲録』〜『廣陵劍』〜『武林三絶』
清代       
〜『白髪魔女傳』〜『塞外奇侠傳』〜『七劍下天山』〜『江湖三女侠』〜『冰魄寒光劍』〜『冰川天女傳』〜『雲海玉弓縁』〜『冰河洗劍録』
〜『風雲震九州』〜『侠骨丹心』〜『游劍江湖』〜『牧野流星』〜『弾指驚雷』〜『絶塞傳烽録』〜『劍網塵絲』〜『幻劍霊旗』
『武林一劍』
『龍虎鬥京華』〜『草莽龍蛇傅』

224 :
古龍はもっと作品数が多い。
他の武侠小説の、タイトルはこのへんで↓
http://www.shuku.net/novels/mulu/wuxia.html

225 :
多くのタイトルは、物語の内容に基づいているわけだし、
物語の内容を具体的に決めないと、タイトルも決められないね。

226 :
天龍八部 → 仏教を守護する人にあらざる神々
射雕英雄伝 → 雕(鷲)を射る英雄の物語
神雕侠侶 → 神雕(大きな雕)と侠客の連れ合い
倚天屠龍記 → 天を衝き龍を屠る物語?(物語中に登場する宝剣宝刀の名)
碧血剣 → 忠臣の血の剣?
笑傲江湖 → 江湖を笑い飛ばせ?
侠客行 → 李白の詩の題
意味はこんな感じかな。

227 :
>>110に、今まで出てきた案を入れつつ、加筆してみる。

228 :
 西の空では、落日に照らされた夕霞が赤々と輝き、東からは天を覆わんとする暗黒の闇と共に、冷
たい風が山谷へ吹き込んで来る。
 荒涼たる風は森の木々をざわめかせ、それまで盛んに鳴いていた鳥たちのさえずりを途絶えさせた。
あたかもねぐらへ帰ることを促すかのように。
 風が止み、山谷が静まり返る頃、既に日は山の端に沈み、一帯は闇の帳に包み込まれていた。
 ここは山西と河北、河南の三省の境が交わる場所に連なる太行山。険しい峰々が連なる山岳の間
に広がったこの峡谷には、河北から山西へ通り抜けることができる一本の道が走っていた。
 もっとも道とは言っても、ろくに手入れがなされておらず、獣道同然の荒れた山道となっている。その
上、一帯の森には虎や豹などの獣が潜んでいたから、旅人でも通ることを避ける者が多く、昼間であ
っても人の姿を目にすることは滅多になかった。ましてや夜ともなれば、人の気配は皆無である。
 だがこの夜、山谷の静寂を破ったのは、不意に響き渡った馬蹄の音であった。闇の中を、一頭の馬
が疾駆して来たのである。

229 :
 勢いよく駆けて来た馬に跨っているのは、灰色の旅装を身にまとい、腰に長剣を提げた男だ。年の
頃三十代半ば、痩せていて背が高い。整った顔立ちをしているが、鋭い眼差しには人を寄せつけない
威圧感があった。だが、今はその表情が苦痛に大きく歪んでいる。
 男の背中には、一本の矢が深々と突き立っていたのだ。絶え間なく流れ出る鮮血は馬の背を伝っ
て地面へ滴り落ち、駆け抜けた山道に血痕を残して行く。一刻も早く矢を抜いて治療を施さなければ、
命に関わるほどの深手だ。
 だが、男は馬から下りて、傷の手当をするわけにはいかなかった。なぜなら、凶悪な敵の追撃が、
すぐ背後にまで迫っていたからである。
 それを裏づけるかのように、山谷へ入った男の後方から、微かな馬蹄の轟きが伝わって来た。
 男の顔に焦燥の色が浮かんだ。馬の足をもっと速めようと、鞭を振り下ろす手に力が込もる。
 しかし、馬の気力は既に限界に達しつつあった。休むことなく全速力で数十里の道を、それも走り
にくい荒れた山道を駆けて来たのだ。主人が容赦なく振るう鞭の下、息も吐けない有様である。

230 :
 不意に、行く手の路上に人の頭ほどの大きさの岩が現れた。
 昼間であれば、この程度の障害は、何の問題もなく避けるか飛び越えることができただろう。だが、
暗闇で発見が遅れた。
 男が気づいた時には既に手遅れで、馬は前足を岩にぶつけ、もんどり打って倒れてしまう。
 馬上から宙へ投げ出された男は、全身を強く地面へ打ち付けて絶叫した。
 それでも必死に激痛を堪えて立ち上がった男は、急ぎ倒れた馬を引き起こそうとする。ここで立ち
止まるわけにはいかないのだ。
 だが、口から白い泡を噴いた馬は、哀しげに嘶くばかりで、いくら手綱を引いても起き上がろうとは
しない。
「頼む! 頼むから立ってくれ!」
 男の必死の懇願が通じたのだろうか。馬はようやく両足をもがかせ、起き上がろうとした。
 男は背中の痛みを堪えて馬体を引っ張り上げてやり、馬はようやく立ち上がることができた。
「よし!」
 男は顔に笑みを滲ませて、馬の首を軽く撫でた。馬もそれに応えるかのように嬉しげに嘶く。
 男は馬に跨ろうと、鞍に手をかけた。
 と、その時、空気を切り裂く鋭い音と共に、何かが男の耳元を掠める。
(しまった!)
 闇夜を引き裂くかのような勢いで飛んで来た一本の箭は、男の眼前で馬の首を刺し貫いた。

231 :
 その瞬間、大きく悲鳴を発して棹立ちとなった馬は、長い嘶きが途切れると同時にどさっと倒れ、
そのまま息絶えた。
 なす術もなく、茫然と立ち尽くした男の耳に、馬蹄の音が近づいて来た。 
 駆けて来たのは、十数騎の騎馬だった。男から数丈離れたところまで来ると止まって、相対する。
夜の山道に、馬たちの荒い息が横溢した。
 男は眼前の敵に怒りの眼差しを向ける。だが、闇の中に相手の姿が浮かび上がることはなかっ
た。全員が黒一色の装束を身にまとっていたのだ。
 男はふっと笑みを漏らすと、冷ややかな口調で言った。
「こんな山奥まで追いかけて来るとは、ご苦労なことだな、慕容指揮」
 すると、闇の中からくぐもった笑い声が返って来た。
「ふふふ、もう逃げられないぞ。おとなしく降参するんだな、張楷」
 その言葉と共に、暗闇からにゅっと浮かび出たのは、青ざめた顔に、落ち窪んだ眼窩、突き出た
鷲鼻の何とも恐ろしい形相だった。一度見たら忘れられないような顔だ。闇に溶け込むような黒衣
を身にまとっているため、不気味な顔だけが目立つ。
 張楷と呼ばれた男は一歩後退った。そしてゆっくりと身構えながら、ここへ到るまでの経緯を思い
起こした。

232 :
訂正。
>>228は冒頭に、
黄昏。
の一文が抜けた。

233 :
追いつめられて崖から落ちた張楷を助ける少年
四川にいる張楷の娘
主人公とヒロインの名前を決めないと

234 :
陳玄徳
張芙蓉

235 :
>>234
吉川三国志そのまんまw

236 :
陳文靖はどうだろう?
何となく、無骨さが取り払われる気がする。

237 :
陳文靖
張婉

238 :
梁羽生の原作をパクった創作小説があると聞いてすっ飛んで来ました!

239 :
今進めている案は、広陵剣の冒頭の展開と似ていなくもない。
もっとひねりをつけないと、パクリになっちゃうなw

240 :
ばれなきゃいーのさ

241 :
ある漫画家から聞いた話だが…
「別々作品から3つ以上の要素をパクってこれば、それはもうオリジナルと同じ」
らしいぞ。
パクリになりそうなら、もっと色々な所からパクって、オリジナルと言えるレベルにまですればいいのさ。

242 :
金庸、梁羽生、古龍の三大家から公平にパクろうか

243 :
>>242
小説だけでなく、香港や台湾の映画からパクってきてもいいかもしれん。

244 :
日本の時代小説とか、西洋のファンタジーからも使えそうな部分はパクれるね。

245 :
そこまでいくと、金庸とか古龍と同じですな

246 :
金庸とか、古龍も西洋小説を参考にして武侠小説書いたからね。
古龍は、日本の時代劇の影響も受けた。

247 :
古龍は西洋推理小説をかなりパクってる

248 :
だいたい、全く架空の人物だけで物語をつくるなんて素人には無理だ。実在す
る歴史上の人物や事件を背景に物語を組み立ててみればいい。

249 :
やっぱり歴史ロマンものが無難かな。
歴史ものの場合は、ストーリーを展開するに当たって、史実の束縛があること。
金庸とか梁羽生は、多少の史実はストーリーの都合に合わせて曲げているけど、
大まかな流れは変えられない。

250 :
歴史ロマン、冒険、恋愛の各要素のバランスが取れた作品が王道

251 :
歴史ロマンと言っても、どの時代を舞台にするんだ?
個人的には明代の江南、抗倭名将が活躍した時期を推してみたいが。

252 :
倭刀とか火縄銃が出てきて燃える時代ってわけだ

253 :
やっぱ元代。エピローグで主人公の子孫が中東あたりまで遠征。

254 :
>>251
梁羽生の「散花女侠」に倭寇の使い手が出てくるけど、
柔道使ったりするんだよなあw

255 :
そういや、倚天屠龍記で張無忌の両親って北極まで流されているよね。
日本の近くを通って行ったのかな?

256 :
柔道は角力と一緒で、擒拿術の一派扱いされてるからなぁ…。
とりあえず、トンデモ設定さえ出なければ考証は綿密でなくてもいいかな。
たとえば倭寇を倒すため、
水中で内功を練る→水を酸素と水素に分離
→呼吸を確保しつつ危険な水素ガスをゲット
→倭船を爆破→英雄誕生
みたいな、「内功万能主義」の展開は勘弁していただきたいがw
内功って、ホント扱いが難しいよね。
秘伝書やら古い壁画やらを見て内功を練れば、誰でも速攻で英雄に…。
あまりに途中を端折りすぎると「何この超展開」になるのが何ともw

257 :
ある程度年月をかけて、修行をさせる描写がいいかな。
天龍八部の虚竹みたいな内功インストールの乱用は慎むべし。

258 :
倭寇を入れるなら、倚天屠龍記と同じ時代、元朝末期の戦乱期がいいかな。
朱元璋・陳友諒・張士誠の三雄や、白蓮教など、
ネタには事欠かないし。

259 :
倭刀術の正体は陰流だってのが燃えますな。
上泉伊勢守よりも源流の、愛洲移香齋のものですが。
いわゆる愛洲陰流(あいすかげりゅう)。

260 :
小説の書き方サイトのようなところを見たんだが、
しっかりした小説を書くためには、まずプロットを作らなければならないようだ。
プロットとは、物語の粗筋、ストーリーの設計図のようなもの、とのこと。
実際書く時には、必ずしもそのプロットで決めたことに従う必要はないものの、
書く前に、ちゃんとプロットを作って、物語全体の見通しを立てておけ、とのこと。

261 :
で、プロットを作れと言われても、何したらいいか分からん奴は、
とりあえず、↓に自由に書き出してみろ、とのこと。
1 いつ?(時代)
2 どこで?(場所)
3 誰が?(主人公)
4 なぜ?(動機)
5 何をする?(目的)
6 主人公の敵は誰か? 何か?(悪役)
7 どのように始まるのか?(冒頭)
8 最終的にどうなるのか?(クライマックス)
9 何を描きたいのか?(テーマ)
10 題名は?(タイトル)

262 :
1 いつ?(時代)
 15世紀半ば、正統年間。
2 どこで?(場所)
 明朝統治下の中国大陸。
3 誰が?(主人公)
 少年陳文靖。
4 なぜ?(動機)
 敵に追われて崖から落ちた張楷を見つけて助けた。
5 何をする?(目的)
 敵に見つかって助けた張楷が殺されちゃって、遺言とかを伝えに四川の青城山へ行くことに。
6 主人公の敵は誰か? 何か?(悪役)
 朝廷を牛耳る悪宦官王振とその一党。
7 どのように始まるのか?(冒頭)
 敵に追いつめられた張楷が、闘いの末に崖から落ちるところから。
8 最終的にどうなるのか?(クライマックス)
 少年陳文靖と、張楷の娘張婉がくっつき、王振に手を貸していた武林の魔頭と決戦。
9 何を描きたいのか?(テーマ)
 決めてない。
10 題名は?(タイトル)
 決めてない。

263 :
プロットは形式にこだわらなくても、
思いついたことを箇条書きにしていけばいいんだよ。

264 :
>>263
決まった書き方みたいなものは無いしな。
ただ「テーマ」は重要だから、なるべく早い段階で決めた方がいい。

265 :
ただ「テーマ」といっても、エンタな話であることを重視するなら
単純なものでいいと思う。
例えば、
「絆を信じた主人公が絆を信じなかった魔頭を倒す」
のをクライマックスにするなら
「絆」
をテーマにするとか。
変に小難しくすると、読む人を極端に選びそうだし。

266 :
>>265
ごもっとも。
単純なテーマの方が書き手の自由度も上がるわな。

267 :
歴史色を入れて、戦いとかがあるなら、「平和の尊さ」とか。


268 :
キャラを考えてみました
姓名: 王当民
ルビ: オウトウミン
おおよその年齢: 30代前半
性別: 男
容姿(顔立ち、体格、髪型、髭の有無など…): 細身で老け顔 顔に傷あり
性格: 冷静で義侠心が強い 酒好き 
職業(あれば):旅人
所属(門派など):なし(元点蒼派)
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌法など…):棒術
使用武器(あれば): 棒
その他解説: 元点蒼派の人間だったが仲間同士の抗争に巻き込まれあてもない旅を続けている
棒術の使い手で腕には自信がある
その先には・・・何が待ち受けているのだろうか?


269 :
なかなか上手く思いつかんね。

270 :
いくつか考えているが、なかなか具体化できない。

271 :
何人か考えました
その1
登場する時代:明
姓名:孫韻
ルビ:ソンイン
おおよその年齢:30代後半
性別:男
容姿:どごにでもいそうな姿をしており髪は、ボサボサ髪 
性格:性格は残酷
職業(あれば):刺客
所属(門派など):なし
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌術):剣術
武器(あれば):剣
武功:未定
とある組織が雇った刺客 主人公の命を狙う


272 :
その2
登場する時代:明代
姓名:徐公服
ルビ:ジョコウフク
おおよその年齢:10代後半
性別:男
容姿:体格は普通だがフケ顔 顎鬚が立派
一人称:我
性格:明るく聡明
職業:なし
所属(門派など・・):点蒼派
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌法):掌法
武功:未定







273 :
>>272
徐公服、性格は、明るいが間に抜けているということにして、
青城派所属にして、>>262の主人公の兄弟弟子にしてはどうだろうか

274 :
まず人を増やすことも重要だよ
良スレなのに人がいなすぎる ゚・(ノД`)・゚・。

275 :
住人の少なさは、この板全体が抱える問題だな・・・

276 :
>>262の補強
1 時代背景・舞台地域
 15世紀半ば、明の正統年間の中国大陸。土木の変前後。
2 主人公
 太行山の山中で、祖父と二人で暮らしていた心優しい少年陳文靖。
3 動機
 太行山で、宦官王振が放った追手に追われて崖から転落した、青城派出身の武官張楷を助けた。
4 目的
 張楷を匿ったことで、陳文靖の家も敵の襲撃を受け、祖父と張楷は殺される。
 陳文靖は、張楷の遺言を伝えに、四川の青城山へ行くことに。
5 悪役
 朝廷の実権を握り、専横の限りを尽くす悪の宦官王振と、その一党。
6 冒頭
 敵に追いつめられた張楷が、戦いの末に崖から転落する場面から。
7 結末
  陳文靖と張楷の娘である張婉が結ばれる。王振は土木の変で殺される。陳文靖と張婉は、明朝を
 建て直そうとする于謙を助け、捕虜となった正統帝を救出するために、蒙古へ赴き、そこで王振に手
 を貸していた武林の魔頭と決戦。陳文靖らの働きで正統帝の帰還が実現することに。
8 主題
  未定。
9 題名
  未定。
萍踪侠影録と廣陵剣を足して2で割ったような話。

277 :
雪山飛狐の舞台を明代に活かし、
李自成の代わりに張士誠で
張士誠の財宝の伝説とか、よく聞くし

278 :
姓名: 劉一鉄
ルビ: リュウイッテツ
おおよその年齢: 30代後半
性別: 男
容姿: 中肉中背、短髪、いかにも無骨
性格: とにかく無口、武芸の飲み込みが遅い(郭靖みたいな奴)、素朴。 
職業:門人
所属:伏熊派
戦闘スタイル:掌術、刀術
使用武器: 刀
その他の解説:伏熊七侠の次兄(義息)であるが、武芸の飲み込みが遅く、性格も無口で素朴なため
          弟達に軽んじられている。争いは好まないが義侠心は厚い。
          内功の修行を好む。(外功は人を傷つける、と身につけていない)
          
ある日、使いから戻ると掌門が仇敵5人組に倒されていた。
猛った弟弟子達が挑むものの、次々と敗れる。結局、退けたのは劉一鉄の内功と長兄の外功であった。
しかし、長兄は傷つき、筋を絶たれてしまい、武芸の出来ない体になり一派の秘宝も奪われてしまう。
劉一鉄は師から一派の秘伝書(ほとんど理解出来ない)を手に秘法を奪い返す旅に出る・・・・・
とまぁ、素朴なおっさんを出してみる。大器晩成。

279 :
キャラ考えた。
登場する時代:明代
姓名:劉延
ルビ:リュウエン
おおよその年齢:30代前半
性別:男
容姿:中肉中背。顔立ちも普通。髪は結んである。
性格:かなりいい加減な性格。いつも楽がしたいと思っている。
一人称:私
職業(あれば):なし
所属(門派など):武当派
戦闘スタイル:剣術
使用武器:剣
その他の解説:武術の天才で10代後半ですでに自分の師匠をはるかに超える実力を持っていて、
将来は希代の武術家になるだろうとうわさされていた。
だが元来の怠け者の性格が災いして稽古をまったくしなくなり、(実は隠れて修練はしている)
兄弟子たちからは武当派のお荷物と呼ばれ、弟弟子たちからは本当に強いのか疑問視されている。
しかし本人は全く気にしていない。ちなみに趣味は囲碁とお茶を飲むこと。

280 :
キャラから考えるのと、
ストーリーから考えるのとじゃ、
だいぶプロセスが違うね。

281 :
このスレにある設定とかに関係なく書いてみたが

282 :
前に誰か書いてた個人ブログのやつ、がんがん書いてるな毎日。
武侠風であって武侠!と言い切ってないから怖いもの無しかな?
まだ武侠的要素は薄いようだが。
ここは突っ込み怖くて話が進まんな。

283 :
書いてみたいし、構想はいくつか思い浮かんでいるんだけど、
いざ文章にしてみようとすると難しいし、
プロットにしようと思っても、細かいところを考えていくうちに、
あちこちで壁にぶつかってしまう。
小説家って凄いね。

284 :
登場する時代:明
姓名:袁瞻
ルビ:エンセン
おおよその年齢:40代
性別:男
容姿(顔立ち、体格、髪型、髭の有無など…):中肉中背で長髪
性格:豪放磊落な性格
職業(あれば):旅人
所属(門派、幇会など…):点蒼派
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌法など…):戟を使う
使用武器(あれば):戟
その他解説:袁家の末裔で>>157を仇として狙う

285 :
【みんなで】 歴史小説創作 【作ろう】
http://hobby9.2ch.sc/test/read.cgi/chinahero/1169365217/

286 :
キャラ考えた
登場する時代:明
姓名:胡守来
ルビ:コシュライ
おおよその年齢:20代
性別:男
容姿(顔立ち、体格、髪型、髭の有無など…):中肉中背で短髪 目が鋭く耳が大きい
性格:冷静な性格
職業(あれば):なし
所属(門派、幇会など…):
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌法など…):掌法を使う
使用武器(あれば):掌法
その他解説 大越の生まれで幼少のころから武術をたしなむ
19歳のころ国を出て自分の武術を高めるために父とともに武林を目指す
登場する時代:明
姓名:胡昇栄
ルビ:コショウエイ
おおよその年齢:50代
性別:男
容姿(顔立ち、体格、髪型、髭の有無など…):巨漢で白髪頭
性格:豪快
職業(あれば):元大越の兵士
所属(門派、幇会など…):なし
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌法など…):掌法 剣術
使用武器(あれば):剣 素手
その他解説:自分の武術を高めるために息子と武林を目指す

287 :
主人公の欠点や弱点
登場人物の主人公との関係性
などがストーリーを展開させる。

288 :
とりあえずサブキャラをまとめてみた。改変よろしく。
さすが江湖。オサーンばかりだな
 名    歳    容姿 義侠  性格   武力系   備考
・梁範   40前  普通  ◎  正統    剣    北伐で手柄 無骨な軍人
・陸影遥 20後  端麗  ×  無表情   剣    鞘で戦う悪人専門の暗殺者
・柳一風 30前  普通  △  自由   掌・拳   ヅラの盗賊 軽功に優れる
・王当民 30前  細身  ○  冷静    棒    流転の旅人 酒好き
・孫韻   30後  普通  ×  残酷    剣    ボサボサ髪の刺客
・徐公服 10後  普通  ○  聡明    掌    明るいアゴヒゲ フケ顔  
・劉一鉄 30後  普通  ◎  正統    刀    郭靖タイプ 素朴 無骨
・劉延   30前  普通  △  自由    剣    元天才の怠け者
・袁瞻   40前  普通  ◎  好漢    戟    仇(女)を追う旅人 長髪
・胡守来 20前  普通  ○  冷静    掌    短髪 目が鋭く耳が大きい
・胡昇栄 50前  巨漢  ◎  好漢   掌・剣   白髪頭
◎=他人のために命投げ出すタイプ。郭靖。
○=それなりに義侠心に厚い。
△=(゚Д゚ )ハァ?義侠?
×=他人シラネ

289 :
かなり前に出たキャラとかは没?
設定を一部修正すれば使えそうだが…
ところで、このスレ的に知っておいた方がいい武侠作品(小説、ドラマ、映画等)って何だろ?
>>288を読むかぎり「射G英雄伝」は必須っぽいけど。

290 :
とりあえず金庸作品は、基本なんじゃないかな。
武侠小説の王道な感じだし。
それとできれば古龍作品もという感じ。
だいたい日本で読めるのは、この2人の作品がほとんどだし。

291 :
世界観がよくわかんね。
あんまり読んだことない。
門派とかわからん。

292 :
>>290
>>291みたいな人もいるから、「参考作品一覧(小説だけでなく、ドラマとか映画も)」みたいな物を作った方がいいかもね。
あと主な武侠用語集とか。
とりあえず、ここまでの流れから“知っておいた方がよさそうな作品”は
金庸作品
「射G英雄伝」
「神G侠侶」
「笑傲江湖」
「碧血剣」等…
その他 映画
「新 龍門客棧(邦題:ドラゴン・イン)」
「グリーン・ディスティニー」
こんな感じか?
…まぁ、武侠をほとんど読んだり観たりした事ない人が、このスレでオリジナルを作ろうと思うのかどうか分からんけど…

293 :
正直、金庸の武侠小説は読んでいないと、
このスレの流れについてくるのは難しいと思う。
武侠小説の世界観を知っていることが前提のようなスレだから。

294 :
「射G英雄伝」「神G侠侶」は読んだんだが、このスレでのキャラ設定に出てくるような
>>160にあるような門派についてよくわからん。

295 :
>>294
射雕英雄伝と神雕侠侶は歴史色が強い作品なので、
>>160のような門派の争いはあまり出てこない。
歴史色のない笑傲江湖が一番分かりやすいと思うんだけど、
文庫化されていないから入手しにくいかも。

296 :
流れ読まなくてスマソ。
最初は短編でもいいんじゃない?壮大だと企画倒れしそうだし。
実験台として''漂局''の作品でも書いてみようジャマイカ
時代: 明
場所: 江南
主役: 若き漂局の2代目。楊一風
動機: 父の護衛していた荷隊が強襲され、父と財物が奪取され、激怒した雇い主に一族の命を握られたため。
目的: 奪われた財宝の奪回、不明になった父の探索、一族代々の仇敵の打倒。
悪役: 江湖を股にかける大盗賊-韓双煉 とか財欲に目が眩んだ江湖の達人とか。
冒頭: 「父が護衛していた荷物が奪われた」という情報を聞きつけ、詳細を知る仲間の元に向かう。
主題: 恩仇と成長。

297 :
>>296
 まずあまり歴史性のない作品なようなので、時代は大まかに明代ということで、細かなところまで
決める必要はないと思う。
 場所が江南のどこかは、もっと煮詰まってから決めればいい。
 鏢局の一族の命が握られるぐらいだから、雇い主はかなりの権勢家だね。商人だと、武力や権力
は手にしているとは考えにくいから、雇い主は地方の高官、王、豪族とかになるかな。
 一族代々の仇敵の打倒と言うことは、その荷を奪った奴らは、鏢局と何か浅からぬ因縁があるの
かな。

298 :
>>297
だよね。複雑になり過ぎないように時代とか場所はあまり決めるつもりは無い事にするよ。
一応書いてみたけど文才無さ杉。職人or有志 後よろしく
雇主:元江湖の達人だったが今は政府の犬。
荷物:雇主が手に入れた江湖の名宝。王族への貢物。
仇敵:不明
 
――南国の蒸し暑い梅雨、眠れぬ人々がようやく眠りにつき始めた宵の刻。
厚くよどんだ雲から降りしきる雨の中、一人の男が馬を駆けていた。歳は30程であろうか。
無頓着なのか、手入れのなされていない顎鬚は伸び放題である。
――何が。何が起きているのか。
あえぐ馬に目もくれず男は鞭を振るった。早馬を受け取ったのはもう半日も前である。

299 :
>>296
短編にできそうで良いと思う。
分量的には映画一本分くらいかな?

300 :
短編は短編で、短くまとめなきゃいけないので、
入れることができるネタの量も限られてくる。
そういう意味では難しいね。

301 :
>>299
映画一本分て、長編だよ。

302 :
知らせは悪い物であった。護送中、襲撃され漂頭共々荷を奪取されたとの趣旨であった。
――遊箭漂局。名の由来は漂頭楊無塵の通り名、遊箭奏侠からであり、確実に荷物を護送するとして名の知れた漂局である。
遊箭漂局には漂頭以下、江湖の中でもそれなりの手練が居り、数十年の間護送に失敗した事は無かった。
歳老いた楊無塵は今回の護送を最後に息子へ漂頭を譲り、引退するつもりであった。
そこで引退に当たり最後の大仕事とばかりに王族への貢物の護送依頼を請けたのである。
依頼主は元江湖の達人で今は侍衛であり、武功を立てたため大きな権力と財力を持っている人物である。
このまま荷を奪われたままでは漂局の沽券に関わる上、強力な武力を持っている依頼主に何をされるかわかったもので無い。
手がかりは少ない――襲撃者達は醜悪な仮面を付け奇怪な武術を使う5人組である。
男は状況を詳しく知る為、生き残った者の居る漂局の本部へと馬を走らせていた。
職人降臨してくれ・・・

303 :
武林の人物で、皇帝の侍衛やっている男か。

304 :
オリジナルの門派とか四字熟語みたいな技の名前とか考えたり。

305 :
とりあえず冒頭の場面をちょっと書いてみた。

306 :
 朝。
 数日間降り続いていた雨が嘘のように、今日になって突然晴れ上がった。雲一つない青空だ。
 長雨でたっぷりと水分を含んだ山の木々は青々とした葉を茂らせていた。清新な空気の中、鏢局の
一行は粛々と進んで行く。
 清清しい空気は心地いい。深呼吸をした游箭鏢局の総鏢頭楊無塵は、馬の背に揺られながら心地
よさげに目を細めた。
 雨で数日の足止めを食らったものの、これまでの道中は平穏無事。賊の影すら見ることはなかった。
 早ければ明日にも目的地の南昌府に着くことができるだろう。
(もっとも、游箭鏢局の荷に手を出す馬鹿者などそうはおるまいがな)
 そう心の中でつぶやき、楊無塵はにやりと笑う。
 「游箭鎮九山」楊無塵が、游箭鏢局を創業したのは三十年前。
 最初無名であった小さな鏢局は、今や江南でも屈指の大鏢局として百人を超える鏢師を擁し、確固
たる信頼と実績を誇っている。
 だが、その信頼と実績は、当然のことながらただでは手に入らなかった。

307 :
 「游箭鎮九山」楊無塵が、游箭鏢局を創業したのは三十年前。
 最初無名であった小さな鏢局は、今や江南でも屈指の大鏢局として百人を超える鏢師を擁し、確固
たる信頼と実績を誇っている。
 だが、その信頼と実績は、当然のことながらただでは手に入らなかった。
 額から右頬にかけて大きな裂傷が走った恐ろしげな形相。それが楊無塵の顔だ。
 その痛々しげな面貌は、だが、游箭鏢局、そしてその総鏢頭である楊無塵の信頼の象徴だった。
 
 創業したばかりの游箭鏢局は無名であったがために、盗賊たちに侮られ、荷を狙われた。
 楊無塵は護送任務に出る度に、激闘を繰り返し、群がる山賊水賊どもをなぎ倒していった。その闘い
の中で、顔に大きな刀傷を負い、身体にも無数の傷を負った。
 だが、それらの血と汗と引き換えに、楊無塵は今日の地位と名声を手に入れたのだ。
 今や「游箭鎮九山」楊無塵の威名は、江南一帯に轟き渡っている。
 江南の黒道の連中は、楊無塵を恐れ、游箭鏢局の「游箭鎮山旗」を目にするや、それだけで尻尾を
巻いて逃げ出す始末だった。
 
 最近では、楊無塵自らが護送に出ることはめっきり少なくなっていた。游箭鏢局の荷に手を出そうと
する者などほとんどいなくなっていたからだ。

308 :
パクリ元は古龍の小説からw
とりあえずこの後、荷を奪う盗賊、犯人が出てくることになるから、
そのへんの具体的設定が欲しいところ。

309 :
>>302の続きをちょっと書いてみた
柳一風が早馬を飛ばし漂局に着くと、中から一人の男が慌てて飛び出してきた。
「兄貴!大変な事になった!」 弟の柳飛雲である。
柳一風は弟の顔を見るとすかさず「親父は無事か?」と尋ねた。
柳飛雲は頭を小さく横に振り「わからない、俺たちが着いた時には親父も荷物もなかった。あったのは・・・」柳飛雲は思わず声を詰まらせた。
「何があった?!」険しい表情で柳一風が声を張り上げた。
いつもは冷静沈着の柳一風も、さすがに今回は冷静ではいられなかった。
柳飛雲は初めて見る兄の様子に驚きながらも続けて「俺たちが着いた時そこにあったのは一面に広がる漂師達の死体、死体。まるで地獄絵図のようだった」
「なんということだ!」思わず天を仰ぐ柳一風であった。
今回は親父の最後の護送ということで、漂局の中から選りすぐって選んだ腕利きの漂師ばかりが同行していたはず、それがこんな簡単に。。。
柳一風は得体の知れない相手にぞっと寒気を感じた。
「生き残りは?」
「徐漂頭1人だけ」
「よし、話を聞こう」
柳一風は広間に柳飛雲と留守を任された3人の漂頭を集めた。
そこに唯一の生き残りである徐震徐漂頭が入ってきた。

310 :
姓が柳? 楊はやめにする?

311 :
>>305-310
おお、英雄好漢登場!これからもよろしくお願いします。
姓は私的には拘りは無いですが、柳の方が発音しやすいかもしれませんね。
とりあえず現在までの登場人物をちょっとまとめてみました。改変お願いします。
 名前  役柄
・楊一風 二代目漂頭  伸び放題の顎鬚で無骨な見た目だが、実は沈着冷静。内功に優れているが外功は未熟。
・楊無塵 初代漂頭   額から右頬に大きな傷跡が特徴。一代で江南屈指の漂局を立てた。人呼んで遊箭奏侠。
・楊飛雲 一風の弟   物語に絡ませるなら兄とキャラが被らないような設定が必要そうですね。(兄との対比?)
・徐震徐 副漂頭     副漂頭にして惨劇の唯一の生き残り。(イメージ的には小柄な爺なのかな?)
これからの展開
・盗賊について徐震徐の証言描写
・姓は楊?柳?
・弟、飛雲のキャラ付け

312 :
ちょっと話をぶった斬ることになるけど、以前書きかけた文章があるんで、
どこかで使えないかな。

313 :
 河南伏牛山。その山中を貫く一本の山道があった。
 緑深い木々に囲まれていて、昼間でも寂しく、人もまばらな山道である。だが、汝州と南陽を結ぶ
要路であったから、通る旅人は少なくなかった。
 旅人がいれば、その荷を狙う不逞な輩が出てこないはずがなく、この伏牛山でも盗賊が頻繁に出
没した。
 だから、裕福な商人の場合、このように危険な場所を通る時や、多くの荷を運ぶ時は、鏢局と契約
を結ぶのが常である。
 鏢局は、旅人を対象とした専門の警備業者で、契約した顧客の下へ、護衛を担う屈強な使い手で
ある鏢師を派遣した。旅の間、鏢師は、顧客とその荷を守り、盗賊が現れれば、果敢に立ち向かっ
て撃退する。もし荷を守り切れなかった場合は、損害の賠償も行った。
 もっとも鏢局と一口に言ってもいろいろあり、腕利きの鏢師を擁して実績を誇り、信用のある業者も
いれば、いい加減で、盗賊に遭ったら顧客を放り出して逃げてしまうような悪質な業者も少なからず
存在する。
 当然、名の知られた信用のある業者と契約した方がいいのだが、そのような業者に限って多額の
報酬を要求する。大金を払って何人もの鏢師を雇いながら、道中一度も盗賊に出会うことがなかった
ら、損をした気持ちになるのが人情というものだ。
 そこで吝嗇な者は、どうしても安い報酬で済む、信用のならない鏢局を選びがちだった。

314 :
「だから、ちゃんと名の知れたところを雇えばよかったんだよ! あんなごろつきみたいな連中、信
用ならないって!」
「何だと? お前だって出費が抑えられるって喜んでいただろうが! わし一人だけの責任ではない
わ!」
「そう言って責任逃れするのか! あんたはいつもそうだ……」
 洛陽の茶商人仲間である王吉と呉百徳は、互いに責任の擦りつけ合いに熱中していた。刀や弓、
その他諸々の武器を手にした山賊たちが、にやにやと下卑た笑みを浮かべて、近寄って来ていると
いうのにである。
「ひっひっ、仲間割れは後にした方がいいぜ。まあ、身ぐるみ剥がさせてもらうがな!」
 山賊たちの頭目と思しき、顔中無精鬚に覆われた巨漢が、黄色い歯を剥きだして笑った。それに
倣うかのように、手下たちも一斉に笑い出す。
 王吉と呉百徳は、茶を買いつけるための銀子十万両を運ぶために鏢師を雇うことにしたのだが、一
番安い報酬を提示した鏢局を選んで契約した。
 派遣されて来た鏢師たちは、天下無敵の腕を誇ると大言壮語し、道中も威張り散らしていた。とこ
ろが、いざ山賊が現れて、矢を射掛けられると、雇い主と人足たちを見捨てて蜘蛛の子を散らすよう
に逃げてしまったのである。

315 :
 山賊の頭目は、脅える商人や人足たちを値踏みするように眺めていたが、その中に一人だけ、異
なるいでたちの若者を見つけて、怪訝な表情を浮かべた。
 年の頃は十七、八ぐらい、書生の身なりをした、色白で線が細い若者である。整った顔立ちに涼
やかな双眸が印象的だ。
 山賊の一人が、その若者ににじり寄る。
 その様子を見て、王吉が顔色を変えて叫ぶ。
「待ってくれ! この若者は関係ない。南陽で別れることになっている一人旅の秀才なんだ。金目の
ものなら全部くれてやる。だから、その子には手を出さんでくれ!」
 王吉らは、前日汝州に泊まった際、同じ宿にいたこの一人旅の書生と出会った。言葉を交わし、行
き先が同じ方向なのを知った王吉は、若者の優れた人品に好感を抱いていたので、道中一人では
危険だろうと思って、半ば無理に誘って同行させていたのだ。
 ところが、思いもがけず、災難に巻き込む結果となってしまった。
 若者に手を出さないように懇願する王吉を、山賊の頭目は鼻先で笑い飛ばした。
「一人旅ならなおさらよ。世の中の厳しさを教えてやるのも、大人の務めってものよ!」
 げらげら笑いながら、頭目は顎をしゃくって合図し、手下たちに、仕事に取りかからせた。
 鏢局に見捨てられた商人や書生たちが相手など楽な仕事だ。そう思ったのが運の尽きである。
 視界に銀色の光が閃いたと思った直後、頭目の両目は二本の針に刺し貫かれていた。

316 :
>311
やべぇ!苗字勘違いしたw
これから楊に変更します。
>309の続き
徐漂頭が入ってきたのを見るやいなや、楊一風は堪らず側に駆け寄り。
「徐漂頭、一体何が起こったんだ?詳しく教えてくれ。」
「はい、あれは・・・」
今回の護送にあたって、総漂頭楊無塵は失敗がないように綿密の計画を立てていた。
護送のルートを何回も自ら視察しただけでなく、異常時に備えて他にも3つのルートを用意。
その上あらかじめそれらのルート上の山賊などと話をつけていた。
また護送人員にも気をつけた。10人いる漂頭の内7人もの漂頭を同行させ、漂師も腕に覚えのあるものばかり50人を選んだ。
勘定を度外視したこの護送は、江南に名を轟かす遊箭漂局の総漂頭「遊箭奏侠」楊無塵の引退の花道を華々しく飾ってくれると誰もが思っていたに違いない。
事実出発して2日は何事もなく順風満帆だった。
そして3日目、この日も朝から何の問題もなく進んでいた。
ところが、竹林を抜けたところで楊無塵が突然馬を止め、右手を上げた。
それを見た漂師達も一斉に止まる。実に見事に統率された動きであった。
「総漂頭どうなされました?」横にいた徐漂頭が尋ねるも、それには答えずに楊無塵は空に向かって大声でしゃべりだした。
「我は遊箭漂局総漂頭楊無塵!なにものかは存じませぬが、そろそろ姿を現したらいかがですかね?」
内功を乗せて発したこの言葉は、100里先にも届きそうであった。
もちろん100里離れた相手に聞かせるために楊無塵は内功を使ったわけではない。威嚇するためである。
楊無塵は内心これで相手が萎縮して姿を現さずにそのまま消えてくれることを期待していた。
しかしこの願いは適わなかった。
「ハハハ!さすがは遊箭奏侠」
竹林の中から大きな笑い声とともに、5つの人影がスッと飛び出た。
その軽やかな身のこなしは、一目見て只者ではないと判るほどであった。
5人はまったく同じ黒装束を着込み、顔にはそれぞれ京劇と思わせる面を着けていた

317 :
100里…中国の1里ってどのくらい?

318 :
自己解決。500mですか

319 :
>>312-315
おお、いい文章ですね。
説明が判りやすいので人物登場の一節の冒頭などに組み込めそうですね。
使える用途は広そうですね。
>>316
おお、連日の投下とは!
毎度お疲れ様です。これからもお願いします。

320 :
小説を書くのは難しいな。

321 :
>>320
本当難しい。。。
文才ないから1レス分書くだけで1,2時間掛かってるw
>>316の続き
「貴様ら何者だ!?遊箭漂局と判っての所業か!!」
身の丈6尺を超える大男が怒鳴りながら5人の前に出た。
大男は顔中に髭を生やし、手には4つの金の輪を着けた大刀を持っていた。
遊箭漂局の10人の漂頭の中でもっとも武芸に優れる呉常である。
その勇猛果敢な性格と得物の金環刀で「金環雄獅」の名を持つ呉常は、こういう場面で必ず先陣を切る役だった。
「荷物を置いていけば、命だけは許してやる。」
5人の真ん中にいる男が嘲笑ぎみに言い放った。
「貴様舐めやがって!この金環刀を受けてみろ!!」
血気盛んな呉常が激昂し、真ん中の男に金環刀で切りかかった。
その瞬間真ん中にいる男に前に他の4人が立ち、その内の1人が剣を抜くと
「ぐぅわぁあああ」
一瞬にして剣は呉常の心臓を深々と貫いた。
あまりの速さと正確さに楊無塵は驚愕した。
そしてこの瞬間楊無塵の脳裏に死の文字がよぎった。
いや楊無塵だけではない、その場にいるすべての漂師がそうであった。
「徐漂頭!」
「は!」
「急ぎ漂局に戻り、この事を報告しろ!」
「何漂頭は荷物を守りつつ引き返せ。」
「他の者は俺と一緒にここで相手を足留めだ。」
「総漂頭!俺も残ります!」徐震はまだその場に残っていた。
徐震は漂局の創設からいる楊無塵の一番の腹心で、普段は兄弟で呼び合うほどの仲であった。
この絶体絶命の状況で1人引き返すなんて徐震にはできるはずもない。
「これは命令だ!俺の命令が聞けないのか!?」
「しかし・・」
「必ず生きて、この事を一風たちに知らせてくれ。さぁ早く!!」
「わ、わかりました。総漂頭も必ず生きてください」
「ハハッ、俺を誰と思っている。祝酒に20年物の女児紅を用意しとけよ。さぁおしゃべりは終わりだ、早く行け!」
徐震は涙をグッと堪えて直ちに、漂局に向かって早馬を走らせた。

322 :
漂局から出発してまだ3日目、それほど漂局との距離は遠くはなく、懸命に馬を飛ばした徐震はその晩には漂局戻った。
そして直ちに留守を預かる楊飛雲に知らせた。
この突然の知らせに漂局中は今でかつてないのような大混乱に落ちた。
徐漂頭の様子を見て只ならぬことと感じた楊飛雲は杭州にある分局に出かけていた楊一風に知らせを送るよう言い渡した後、すぐさま人を集め夜中に漂局を出た。
翌日の昼ごろ事が起きた場所に着いた楊飛雲たちの目の前にあったのは、見渡す限りの死体であった。
楊飛雲が思わず目を背けるほどの惨状で、楊飛雲と共に来た漂局に入って間もない若い漂師の中には吐く者や逃げ出す者までいた。
楊飛雲はス〜と息を吸い、自分を落ち着かせ 
「急ぎ息がまだ残っている者がいないか調べましょう!」
「雷漂頭、敵がまだ潜んでいるかもしれん警戒を頼みます。」
そう指示した後、楊飛雲は馬から飛び降り、「親父!親父!」と叫びながら死体を一つ一つ見て回った。
最後の1つを見終わっても楊無塵らしき死体はなかった。
「徐漂頭!親父はいましたか!?」
「いやどこにも総漂頭の姿はありません!」
「ならば親父をまだ生きてるかもしれん。黄漂頭と唐漂頭はそれぞれ一隊を率いて周辺地域を探索してください。」
「は!」「は!」
「よし者ども!気合いれて探すぞ!針の一本も見逃すじゃねぇぞ!!」唐漂頭は部下に檄を飛ばした。
探索隊の報告を待つ間、楊飛雲は残った者達と墓を作ることにした。
夜になり探索に出た黄漂頭と唐漂頭がようやく戻ってきた。
「どうでした?」楊飛雲が心配そうに尋ねると、二人は揃って下向き加減に頭を横振った。
「そうですか。。しかし死体がない以上親父が死んだとは言えません、もしかしたら今は漂局へ戻ってるかもしれません。お二人ともご苦労様でした。」
「これで全員が揃いましたね、これより亡くなった者達の葬儀を行います。」
そう言って楊飛雲は松明を持ち、56人の漂師の亡骸を火葬した。
燃えさかえる火を目の前に、楊飛雲は静かに目を閉じ黙祷した。
そのそばで徐震はゆっくりと女児紅を地面に垂らし、声高々と叫んだ。
「兄弟達よ!この老いぼれ一人が生き延びてしまって真に申し訳ない!しかし生き残った以上どんなことをしても犯人を見つけ出し、必ず敵を討ってみせようぞ!あとはこの千里腿徐震に任せ安心して眠りにつきなされ。」

323 :
309さん毎度お疲れ様です。
ようやく探索の旅が始まるわけですね。大変楽しみです。
中国って火葬よりは土葬の方が多かったらしいですね。火力の問題とかあったんでしょうか?
制限で丸1日以上書き込めませんでした。

324 :
   /)  /)
  /  ⌒  ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ◎_ ◎  | < ごたくはええがな
 (〇 ■  ○ |  \_________
 /       |
 |  ω  |_/ 

325 :
>>323
土葬の方が多いのは、棺にいれキチンと葬るのが礼儀だと思ってるからだったと思います。
でもここで一気に56人を棺にいれてキチンと土葬をするのはちょっと無理があるかなと思ったので
>>321の続き
事の詳細を話した徐漂頭は目に涙を浮かべ、楊一風に跪いた。
「徐漂頭何をなさる、あなたは立派に役目を果たされた。功はあっても、非はない。」
楊一風はそう言って慌てて徐漂頭を起こした。
「そんな功なんて滅相もありません。一風殿、このご老体で出来ることであればなんなりとお申し付けください。」
「それでは徐漂頭、その五人組の特徴で何かわかることはあるか?」
親父の死体がなく、ここにも戻ってないとなると粗方その五人組に捕らえられている可能性が高い、と考えた楊一風はまず五人の正体を突き詰めると考えた。
「それが全員黒装束に面をつけていたゆえ、一人が男、一人が剣の使い手以外は女か男かすらわかりませんぬ。」
これは困った、唯一生き残りである徐漂頭ですらこれだけの事しかわからぬではどうしょうもないではないか。。楊一風は深く息をつき考え込んだ。
楊一風たちがいる広間にしばしの静寂が訪れた。
その静寂に耐え切れず唐漂頭が口を開いた。
「なぁ徐漂頭、呉漂頭は本当に一太刀でやられたのか?「金環雄獅」がそう簡単にやれるなんて俺信じられねぇよ。」
呉常と同じく豪の者である唐漂頭はよく呉常と手合わせをしていた。
しかしその内勝った回数は片手で足りうるほど少なかった。
その呉常が一太刀でやられるなんて唐漂頭には到底信じられなかったのである。
「本当じゃ、自分の目で見てなければワシも信じれんかっただろうが、この目で見たから間違いない。あんな早い剣は50年以上生きて来て始めて見た。今思い出しても寒気がしよるわ!」
この会話を聞いた楊一風はハっと閃いた。
「雲弟、呉漂頭ほどの使い手を一太刀で仕留められるのは、よほどの剣の達人でなければできない。江湖中にそれが可能と思える人間は何人いる?」
「なるほど」楊飛雲はすぐに兄の考えを理解した。
「私が思うに多く見ても10人はいないかと思います。」
「天下四剣の使い手が5人、それ以外の門派では2,3人といった所です。」
天下四剣とは江湖でもっとも有名な4つの剣術のことで
武當派の武當太極剣、天山派の天剣十三式、玄剣山荘の玄空剣法、奪命楼の絶情剣がそれにあたる。

326 :
   /)  /)
  /  ⌒  ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ◎_ ◎  | < お前のオナニー会場になってますがな
 (〇 ■  ○ |  \_________
 /       |
 |  ω  |_/ 

327 :
嫌味言うなら何か書け。
このスレでは、職人が一番えらい。

328 :
309さんお疲れ様です。
なるほど、確かに全員を棺おけにいれるのは厳しいですね。腑に落ちました。
これからがますます楽しみです。

329 :
>>325の続き
「天下四剣の5人なら大体見当がつくな、武當派の掌門虚木道長、天山派先代掌門公孫長明、現天山派の掌門杜英候、玄剣山荘二荘主鄭誠、江湖第一殺手陸影遥あたりか?」
「ええ、その5人です。」
「ならば早速その5人を調べよう。」
「いえ、5人も調べる必要はありません。」
「ん?どういう事だ雲弟?」
「武當派はここ何年次の掌門選びが難航しており、虚木道長も大変苦労されていると聞きます。その大事な時期にこのような所業に参加するとは考えにくいではないでしょうか。」
「ハハッそれは俺も聞いた事ある。なんでも口だけの能無しばかりらしい。さしずめ虚木道長も弟子を見る目がなかったということか。ハッハッハ」唐漂頭が大笑いしながら話に入ってきた。しかし周りで誰も笑ってないと気付くと気まずい表情ですぐに黙った。

それを見た楊飛雲は思わず笑いそうなったが、なんとか堪えて話を続けた。
「公孫長明は掌門を杜英候に譲った後、天山に篭り俗世とは無縁の生活をしておられるため、こちらもないでしょう。」
「まだ無情無剣陸影遥はその名の通り奪命楼が滅んだ後、一度も剣を使わずに生きてきた。たとえ彼が雇われて参加したとしても剣を使うことはないはずです。」
「なるほど、となると天下四剣で調べる必要があるのは天剣飛侠杜英候と玉面二郎君鄭誠の二人ということか。」
「他の門派では誰を調べればいい?」
「山西羅門の羅旋1人だけで十分だと思います」
「羅旋?聞かぬ名だな。」
「羅旋は最近出てきた人物ですが、彼の羅氏剣法は現在山西ではすでに知らぬ者はいないと聞きました。」
「そのような人物がいたとは、江湖には人材が尽きぬなぁ。。」楊一風は感嘆して言った。
「よし!では杜英候、鄭誠、羅旋の3人を調べる。徐漂頭このことはまかせた」
「竹林近辺の町の聞き込みには俺と雲弟と行く。」
「他の者は留守を頼む。それでは各自直ちに支度だ!」
「ハッ!」

翌日支度もほぼ終わり、漂局にもやや落ち着きが戻ってきたそんな矢先に、雷漂頭が血相を変えて楊一風がいる広間に入ってきた。
「一風殿!大変だ!大変だ!!」
「どうした?そんなに慌てて雷漂頭らしくもない。」
「そ、それが漂局の周りにおびただしい数の錦衣衛が!」
「なに!!?」
「今漂局は完全に囲まれて、誰も出入りできない状況です。」


330 :
何だか軌道に乗って来たな。
善哉善哉。


331 :
軌道ってか、一人が勝手に書いてるだけだけどな・・・
既に固有名詞が多すぎて、脳内設定が凝り固まってるので
どこをどう続き書いていいやら、せめて新しい固有名詞を出す時は
設定も記載すべきだと思うがもうどうしようもないな

332 :
波に乗っているのを見ると、勝手にいじるのも気が引けるし、
ここは各自小説を書いていって、競作するような形態を目指そうか。

333 :
>>332に賛成

334 :
競作になると「まとめサイト」が必要になってくるな…

335 :
主人公の旅が始まるまでの導入部分までとりあえず書いて、それでひと段落着こうと思ってたけど
やっぱ1人よがりで書きすぎましたかね(汗)
まだまだ序章のようなもんだし、ドンドン弄ちゃってください。
それと競作もいいかもしれないですね、いろんな人が書けばスレが活気付くだろうし。

336 :
>>335
適当でいいんで、
ちょっと固有名詞を書き出して簡単な説明よろ
話が進んでいくというより、どんどん新しい固有名詞が
出ていくという感じになっちゃってるから続きを書くにも
どこからどうやっていいものか検討もつかん
とりあえず、各人ばらばらより
まずこの話の続きを完成させてみよう

337 :
了解。とりあえず旅立つとこまで書いたので
そこまでの固有名詞の説明文まとめて書いてみる。
楊飛雲:主人公の弟、武功はそれほどではないが頭が切れる。
徐震:漂頭の1人、楊無塵の腹心、足技に優れ「千里腿」とよばれる。
唐大勇:漂頭の1人、豪快率直な性格、得物は1対の斧
虚木道長:武當派の掌門、天下で知らない者がいない大人物、しかし弟子には恵まれていない。
公孫長明:天山派先代掌門、剣の達人、現在俗世とは無縁の生活をしている。
杜英候:現天山派の掌門、卓越した剣術と軽功で「天剣飛侠」と呼ばれる。
鄭誠:玄剣山荘のNO2、剣術は玄剣山荘では一番の使い手。端正な顔立ちで「玉面二郎君」と呼ばれる。
陸影遥:江湖一の殺し屋、鞘のみで戦うことから「無情無剣」とよばれる。奪命楼の生き残り。
羅旋:山西羅門の門主、最近名が知れきた人物、まだまだ謎が多い。
武当太極剣:武當派に伝わる剣術、柔を持って剛を制す
天剣十三式:天山派の掌門だけに伝わる剣術、剛の剣で突くより切るをメインとする
玄空剣法:玄剣山荘に伝わる剣術、変化に富んだ剣術で見る者を魅了する。
絶情剣:奪命楼に伝わる剣術、速さ、鋭さ、確かさの三拍子が揃った殺人剣。
奪命楼:暗殺を請け負う組織、6年前忽然と滅んだ。
錦衣衛:明の時代に存在した特殊機関
銭寧:錦衣衛の副頭領、陰湿な性格。(一応実在の人物)
名前だけしか出てないのも多いので、設定とか好きにイジッてくれてかまいせん。
古龍みたいに、いないことになってもOKですw

338 :
>>325の続き
今回の護送の荷物を考えれば、錦衣衛が動くのは十分に考えられる。
だがここまで大掛かりに動くのはいささか腑に落ちない。
それほど重要な貢物が入ってたということだろうか?
いや待てよ、事が起きてからまだそれほど時間は経ってない、報告に行かせた者が京についてるどうかも微妙なとこ。こんなに早く錦衣衛が来るはずがない。となると違う案件で来られたということか?
いずれにしてもしっかり事情を聞く必要があるな。
状況を把握するべく、楊一風が外へと出ようとすると。
壁の向こうからカン高い声が聞こえてきた
「錦衣衛副頭領銭寧殿ご到着〜!」
なんと!錦衣衛副頭領自らが来るとは、これは何か只ならぬことが起きているやもしれん。
このとき楊一風は不吉な予感がした。
「これはこれは銭大人、このような所へ来て頂き真に光栄です。どうぞ、中へお入りください。」
「いや、ここでいい。私がここへ来た理由はすでにお分かりでしょう。」
「護送の貢物が強奪された一件のことでしょうか?」
「ああ」
「しかし事が起きて間もないのに、すでにご存知とはさすがは錦衣衛でございます。」
「そんなことより、楊総漂頭の姿が見えぬが・・・」
「父は事件後行方がわからなくなっており、ただいま四方探しております。」
「ふん、逃げ足の速い奴め」 
銭寧が吐き捨てたこの言葉に漂師達が一斉に怒りをあらわにした。
「今なんて言った!!」「総漂頭は荷物を置いて一人で逃げ延びるようなお方ではない!」「総漂頭を侮辱するとは許さん!」「錦衣衛がなんだというのだ!」
この情景を見て銭寧は「ククク」と笑い声を上げ、「そろそろ猿芝居やめたらいかがかね?」
「なんだと!?」「てめぇいいかげんにしやがれ!」漂師達はますます苛立ち始めた。
一方銭寧はこの一発触発の状況を楽しんでいるかのように涼しい顔で続けた。
「先日錦衣衛に今回の護送で楊無塵が失敗を装い、貢物を己の物にしようと企んでいるとの密報が届けられた。」
「そこで我々は真相を確かめるために急ぎ江南に来てみたが、よもや本当に強奪されているとはなんとも偶然なこと」
「ねぇ楊一風殿、そうは思わんか?」

339 :
「キサマ何が言いたい!?」「デタラメ言うのもいいかげんにしろ!!さもないと容赦しねぇぞ!」
漂師達の怒りは頂点に達し、刀に手を掛ける者まで出た。
「みなの者、静まれ!」まずいと思った楊一風は大声で一喝した。
それを聞いた漂師達はハッと我に返り、瞬く間に静かになっていた。
「銭大人、誤解にございます。そのようなことは一切ありませんぬ。全くの根も葉もないデタラメでございます。」
「あくまで白を切るか。まぁよい、デタラメかどうか調べればわかること。」「楊殿、異存はありませんね。」
「わかりました。ただ、もし何もなかったときは先の暴言を撤回していただきたい。」
銭寧はやや不敵な笑顔を浮かべ「フフ、いいだろう。約束しよう。それでは捜索を始めなさい。」
命令を聞いた外いる錦衣衛達は一斉に漂局内に入り、捜索を始めた。
そのやり方は乱暴極まりなく、あっちこっちで机がひっくり返される音や壷が割れる音が聞こえてきた。
護送の荷物なんて見つかるわけない。襲撃にあってから数日経つが、消えた荷物が漂局内にあるなんて話は一度も出てない。どうみてもデタラメに違いない。
捜索が終わった後必ず謝罪させてやる。漂局一同は沸き立つ怒りを抑え、錦衣衛の捜索を見守った。
漂師達の思った通り、捜索始まってからなんにも発見されずに時間だけドンドン過ぎていく。
「銭大人、何も見つかぬようじゃのう。そろそろ諦めたらどうじゃ、ない物をいくら探したところで出てこぬぞ。」徐漂頭が口を開いた。
銭寧はゆっくりと茶を啜りながら「まぁそう慌てることもない。徐漂頭も一杯いかが?この龍井茶は皇族達も愛用される名品でありますよ。」
「銭大人!銭大人!」1人の錦衣衛早足でこちらに向かってきた。
「おやおや、噂をすれば。」
「報告致します!荷物を発見しました。」
「まさか!?そんなはずは」「一体どうなってんだ?」漂師達は一様に驚きを隠さない様子でざわつき始めた。
もちろん楊一風も例外ではなく、あまりに予想外の事で思わず「どこで見つけたのだ!?」と叫んだ。
「フフフ、随分と慌てているね、証拠隠滅でもする気かね? 彼に付いていけば自ずとわかることよ。」

340 :
荷物が見つかった場所に着いた楊一風は愕然とした。
その場所は父楊無塵の部屋であったのだ。
まさか本当に父が・・・いやそんなことあってたまるか、百歩譲って本当に父の仕組んだことだとしてもその荷物をここに置くはずがない。
もしや嵌められたのか?一体誰か?なんのために??
「これでもう言い逃れはできませんね。さぁ、全員ひっ捕らえなさい。」待機していた錦衣衛が一斉に剣を抜いた。
それを見て漂師達も反射的に剣を抜く構えを見せる。
「ほう〜錦衣衛に剣を向ける事はどういうことか?お分かりですよね。」「帝に弓引く者として反逆罪で直ちに切り捨てる事になりますよ。」
「一風殿、飛雲殿急ぎ逃げなされ。ここで捕まったらおそらく二度と日を見ることがないぞ!」長年江湖で生きてきた勘が徐漂頭にそう言わせた。
「かたじけない。」楊一風は弟の腕を掴み、裏門へ走り出した。
「唐漂頭おまえも一緒に裏門へ回れ、なんとしても血路を切り開くのだ!」
「あいわかった。俺に任せとけ!久しぶりに大暴れしてやるぜ。」唐大勇はすぐさま背中に背負っていた1対の斧を取り、手下を連れ裏門へ走った。
「皆の衆、総漂頭へのご恩を返すときが来たのじゃ。1人も裏門に行かせるでないぞ!」
「おお!!!」
「フッ、愚かな。かかれ!この際生死は問わん。」
かくして漂局の中は死闘の場へと変わっていた。
「千里腿の力とくと見よう!」徐震が銭寧に向かっていきなり、右足で足、腹、頭への三連撃を繰り出した。
徐家腿の1つ連環三腿である。しかし銭寧はそれらを足、肘、手で軽々と受け止めた。
やはり強い、こりゃ一風殿でも敵わん相手のようなじゃ。
錦衣衛は確かに数は多いが、一風殿の武功であれば逃げ延びる事は十分可能。なんとしてもこやつだけは足止めせねば。
そう考えた徐震はとにかく時間稼ごうと攻めの姿勢を捨て、受けのみに回った。
銭寧とは実力の差は歴然であったが、なんとか30手ほど耐えていた。
それでも徐々に追い詰められ、とうとう37手目を避けきれず、胸に掌での一撃を貰った。
吹き飛ばされる自分にトドメを差すべく、近づいてくる銭寧を見て徐震は両手にすべての力を溜め、地面に落ちる寸前に両手で地面を叩いた。
その反動利用して、左足を突き出し体ごと銭寧に突っ込んで行った。
意表を突かれた銭寧は、右手で受け止めようとしたが間に合わず、徐震の左足は銭寧の右胸に当り、そのままの勢いで押し続け銭寧を後ろの壁まで押し込んだ。
「クッ、やってくれる。だが・・・」口元から血を流しながら、銭寧は右手で徐震の左足を掴み。左の掌に全内功を乗せ、徐震の左足に打ち付けた。
「グシャ」という嫌な音とともに、とても人間の声とは思えぬ徐震の叫び声が響き渡った。
その声はすでに裏門から包囲を突破した、楊一風、楊飛雲、唐漂頭の3人の耳にも届いた。
「こ、これは徐漂頭の声だ!やっぱ俺は戻る。」
「駄目だ!徐漂頭の気持ちを無駄にする気か!」戻ろうとする唐漂頭に楊一風が一喝した。
「もうすぐ追っ手が一気に来るだろう、このまま3人で行動するのは上策ではない。」
「唐漂頭、あんたは雲弟と一緒に東へ向かってくれ。俺は敵を引き付けて西へ向かう。」
「しかし。。。」
「確かに1人の方が追っ手を撒きやすいでしょうし。唐漂頭、ここは兄に任せましょう。」楊飛雲は静かに言った。
「わ、わかりました。」
「よしでは、2ヶ月後杭州の翡翠楼で落ち合おう。」
「兄貴、お気をつけください。」「んん、お前達もな。」
楊一風は弟達が東へ向かったのを見届けてから、わざと追っ手に発見されるようにしながら西へ向かった。
それから何度か追っ手と戦いながら、3日3晩逃げ続けた楊一風は森の中の大木の下に座り込んだ。
ここまで来たらもう大丈夫だろう。そう思うと今まで張り詰めていた緊張感が一気に解け、体中の疲れがどっと押し寄せて来た。
そのまま楊一風は瞬く間に深い眠りに付いた。

341 :
ひとまず、旅立つとこまで書きました。
その後はあんま考えてないです(汗)
そろそろ女キャラがいるので、まずそれを考えようかな?と模索中

342 :
銭寧が出てくるってことは、正徳年間か。

343 :
寧王の乱

344 :
正徳帝はかなり特殊なんで、その内使い道あるかなと思って
女キャラあまり浮かばないから、ベタに姉妹で姉がツンデレとかで行こうかな

345 :
>>306を書いた俺も正徳年間を想定。
南昌府を入れたのは、後に反乱を起こす寧王がいるから。

346 :
寧王は反乱の準備のため、武林の使い手を配下に集めていた……

347 :
寧王は皇族でありながら、武林でもその名を多少は知られた義侠であった。
時の皇帝正徳帝は遊び好きで豹房と言う建物を立て、この中で歌舞音曲を楽しみ、ラマ教に懲り、経を読んで女色にふけったりと全く政治を見なかった。
さらには軍隊を遊び道具にして紫禁城内で軍事訓練ごっこしたり、大軍を引き連れて遊びまわり、途中の町で美女を連れ去るなどの蛮行に及んだ。
この様に正徳帝は遊び続け、民に重税を強いていた。寧王はその事に心を痛めていた。そしてある日、寧王は決心した。謀反を起こし新たな皇帝を立てるのだ。
そして寧王は反乱の準備のため、武林の使い手を配下に集めていた。

348 :
読みやすくてOK
分量的にもそれくらいの方がリレーしやすくていいね

349 :
陽明学の祖、王守仁も登場させたいな。

350 :
8年がたった。軍備は整い、肝心の皇帝候補も見つかり、何時でも反乱を起こすことが出来る。そして今日この日に将となりともに戦ってくれる武林の使い手たちが来てくれる。
寧王はこの8年間を思い返していた。準備のためとはいい朝廷側に賄賂を贈って見逃してもらい、国のためとはいえ人を殺めたりもした。自分の行っている事が正しい事なのか判らなくなったときもあった。
寧王は最後に武林の英雄豪傑たちに力を求めた。自分が知っているすべての武術の使い手に手紙を出した。国のために力を貸してほしいと。
そしてこの日何人の集まったか、それとも誰も来なかったか、寧王は先ほどまでそのことばかり考えていた。
「ああ、寧王様。ここに居られましたか。先ほどから寧王様にお客人がお見えになられておりますがいかがしましょう」
臣下の蔡憲が背後から話しかけてくる。
「何、客人?何人来ておる?」
「今来ている方のみですと大体…
「言わんでいい!すぐにお通ししろ。いや。私が出向かいに行こう。」
「そうおっしゃいになられると思いまして既に大広間にお通してございます」
「さすがだな蔡憲。長年使えているだけのことはある。」
寧王はそう言うとすぐさま大広間に駆けつけた。
「いよいよか。」
寧王は高ぶる精神を抑えつつ扉を開けた。   

351 :
寧王には仲のいい王妃がいて、乱を起こすのに反対していたんだっけ

352 :
>>351
へぇ〜、知らなかった。勉強になりました。
て言うか誰か続き書いてるし。
どうする俺?

353 :
>>352
気にせず頑張れ。
話が2つ3つに分裂したって、それはそれで面白い。

354 :
明の正徳年間、賽孟嘗の徐鳴皋ら十二人の英雄があつまり、
七子と十三生という剣仙の助けを得て、
王守仁が寧王の乱を平定するのを助ける。

355 :
「掌門!大変です!!馬が・・・
弟子の甘福が部屋に入ってくるなり早口で喋る。
「なに!?馬が!!?」
「早くこちらに来てください!」
案内されたのは屋敷の裏庭だった。
そこには首を切り取られた人の死体が置いてあった。
「馬なのか?本当に馬なのか?」
「着ている服から間違いないと」
弟子たちの顔が恐怖で引きつっている。
「掌門!大広間に来てください!!」
「今度はどうし
部屋に入り点倉派掌門韓峰は恐怖した。
部屋の中央に台の上に両目をくり抜かれた点倉派二師兄馬淳の首が置いてあったのだ。
そして壁に血文字であと3日と書いてあった。

356 :
>>355
>「馬なのか?本当に馬なのか?」
点蒼派二師兄馬淳ということは、掌門の兄弟子に当たるのかな?
じゃあ、会話は、馬師兄という呼びかけにした方がいいかな。

357 :
武侠小説ってファンタジーだよね。

358 :
続きは?

359 :
一応考えているんだけど、なかなか文章にできないね。
来月の連休頃までには何か発表したい。

360 :
なんとなく楊一風デザインしてみようと思ったんだけど、>>311に書かれてる以外に外見の特徴とかある?

361 :
楊一風って喬峯みたいなタイプかな?

362 :
豪放磊落タイプより、ちょっとキザなタイプの方が好きかも

363 :
デザインする時の衣装については、中国の漢服関連サイトが参考になるね。

364 :
>>363
>中国の漢服関連サイト
良いサイトを知っているなら教えていただきたい<(_ _)>

365 :
>>364
とりあえずは、
百度掲示板の漢服板
http://post.baidu.com/f?kw=%9Dh%B7%FE
画像が貼ってあるスレも多い
後は、この漢服の家で、いろいろリンクされていたり
http://www.hanfu123.com/
単純に参考になりそうな画像を見たい場合は、
グーグルや百度で、「古装」とか「漢服」で画像検索をすれば、いろいろ出てくる

366 :
まじめな歴史時代劇ほど衣装は地味だったり

367 :
風雲……

368 :
>>367
アレか…アレはなぁ…('A`)

369 :
風雲は原作がコミックだからw

370 :
風雲黙示録
ごめんなさい嘘です

371 :
一家を皆殺しにされ、
   ↓
どっかの山に入門、修行
   ↓
敵討ち
これが基本的な骨格か

372 :
自分が勝手に書いた別のものだが、あげていい?

373 :
>>372
どーぞどーぞ( ´∀`)
個人的にはスレに文章そのまま貼り付けるより、テキスト形式でうpしてほしい(←あくまで個人的な意見ね)

374 :
いろいろあちらの小説をネットで読んでみたが、
短編は例外なく面白くない。
面白いのは長編。
でも長編って書くの大変。

375 :
>>374
いきなり金庸作品みたいな長編を書こうとすると、途中で収集つかなくなったり、モチベーションが保てなくなって挫折する可能性が高いからな。
面白かろうが面白くなかろうが、まずは短編から書いて、そこから少しずつ拡大していった方が良いような気がする。

376 :
金庸イイ(・∀・)!!

377 :
小説はとりあえず、何でもいいから書いてみて完成させて、
自信をつけるのが大事なのだよ。
出来が悪くても完成すれば達成感を得られるし。
ただ、出来が悪いのを人に晒すのは躊躇われるかも知れんが。

378 :
今、僕も東洋系の小説設定をしているところだが、女性キャラの扱いに苦慮している
そこで気になっているのが今までの漫画・アニメ関連のパートナーとしての女性
内容はともかくとして秀逸なのがティアーズ×ウィンド
女性キャラ(或いは異性キャラ)の必要性が無理無く設定出来ている
この手法で何とか話を作りたいんだが(内容的には武侠ですが太閤記のような立身もの)
何か良いアイデアある?

379 :
武侠小説の女性キャラクターってかなり独特だからなあ

380 :
>>378
ちょっと考えてみた(・∀・)
気に入らんかったらスルーしてくれ。

まず、本編中で重要アイテムとなる秘伝書があると仮定。
 ・この秘伝書に記された内功や数々の武功は、女性と組んで修行しないと会得不可。
 ・組む女性も幾つか条件をクリアしていなければならない。(ある特定の内功を習得してないと駄目とか、処女でないと駄目とか…)
…武侠で女性キャラに必要性を持たせる設定っていったら、こんなのしか思いつかんかった('A`)
「立身もの」にからめれるかどうかは分からねぇ
ところで時代はいつ?架空?

381 :
>>378
鹿鼎記を読むんだ
必然性とかどうでもよくなるからw

382 :
前後の整合性が合わなくてもキャラの強烈さで押し切れる場合もあるからねえ

383 :
で思ったけど、いきなり新作に挑戦するんじゃなくて、
まずは金庸作品の二次小説みたいなのを書いて練習したらいいんじゃないかな?

384 :
夏かな〜
いわゆる伝説時代ですね、龍とか麒麟とか鳳凰がいる時代
十二国記に多少似ているけど、現代人は出てこないから・・・
あくまであちらの世界の話として完結したい・・・何かと言うと現代人が出てくるのは嫌なんだよね
目指すは武侠+指輪物語in三国志演義かな
>>381
thanks!今度漁ってみる

385 :
自分で武功の名前を考えようと思うとどうしても邪気眼がでてくるw
大家と呼ばれる人の作品はそのあたりのセンスが絶妙だよなぁ
つまり百変千幻衡山雲霧十三式最高!
>>378
侠客は基本的に反権力主義で、かつ戦闘のプロでも戦争のプロではないから
戦記物と絡めるのは難しいかもね
そのあたりは郭靖の武穆遺書やら黄薬師の二十八宿大陣とか
武芸者ならではの戦を参考にすればいいのかな

386 :
武侠の華は奇人変人だろうけど、ネタが出尽くした感があるなぁ

387 :
JAPANのニンジャとどっこいどっこいというところか

388 :
 黎明。曙光に照らされて、勇壮な山容が姿を現す。
 朝靄の中から浮かび上がった、幾重にも連なる峰々には、大小の道観が点在していた。
 ここは長江より漢水を遡ること一千里に位置する、湖北の武当山。かつて真武大帝が昇天した
この道教の聖地は、同時に少林派と並ぶ武林の泰山北斗、天下に威名を鳴り響かせる武当派
の本拠地だ。
 その武当山に建てられた道観の中でも最も威容を誇るのが、中腹の紫霄宮である。そして、こ
の紫霄宮こそが江湖に名立たる使い手が集う武当派の中枢なのだ。
 
「やーっ! やーっ!」
 紫霄宮の大殿前の広場に、少年たちの掛け声が響き渡る。
 今日も朝早くから、出家、在家の若い弟子たちが稽古に励んでいるのだ。
 季節は早春。早朝、しかも山上ともなれば、空気はまだまだ冷たいのだが、稽古で激しく手足
を動かす若者たちの身体は熱気に満ちていて、寒さなど感じないようだ。

389 :
 そんな中、くしゃみをする者が一人。
「はっくしょん!」
 紫霄宮裏手の竹薮の中で、間の抜けた音と共に鼻水を垂らした清玄は、左手で水を張ったた
らいを持ったまま、右の袖で鼻を拭った。
 清玄は十四歳、武当派に入門してまだ二年目の少年だ。本来であれば、他の同世代の弟子
たちと共に広場で朝稽古に参加するはずだったのだが、今日は師父の言いつけで、掌門の白
雲道長に洗面用の水を持って行くことになった。
 武当派掌門白雲道長と言えば武林でも知らぬ者のない最高の使い手だ。中でも剣術は入神
の域にあり、当代無双と言われる。かつて二十歳で初めて武当山を下りた際には、凶悪ぶりを
世に恐れられた太行三魔を瞬く間に打ち倒し、その名を一躍江湖に轟かせた。
 その白雲道長はこのところ、竹薮の小院に閑居し、内功を修練していた。
 師父からくれぐれも失礼のないようにと言いつかった清玄は近づくにつれて緊張の色を浮かべ
る。何しろ相手は武当派数千人を束ねる掌門、遠くから仰ぎ見たことはあっても、二人だけで会
うのは今日が初めてなのだ。

390 :
 小院の扉の前までやって来た清玄は、軽く咳払いをして気を落ち着かせると、おもむろに呼び
かけた。
「掌門、洗面の水をお持ちしました」
 しばらく待つが、返事はない。
 仕方なく、清玄はもう一度呼びかけてみたが、やはり返事は返って来なかった。
(聞こえないのかな?)
 まさか掌門ともあろう者がまだ寝ていることはないだろう。そう思い、やや語気を強めて呼びか
ける。それでも何の反応もなかった。
(どうしよう・・・・・・)
 清玄は困惑する。何しろ相手は掌門、師祖様である。勝手に立ち入ることは憚られた。
 だが、ただ突っ立っていても埒が明かない。清玄は腹をくくった。
(怒られたらその時はその時だ)
「掌門、弟子の清玄が失礼いたします」
 そう言うと、そっと扉を開け、小院に足を踏み入れた。腹をくくったとは言え、不安と緊張の色
は隠しようもない。

391 :
 小院は、小さな部屋が二つだけの簡素な造りで、奥の部屋が掌門の寝所となっている。
 入ってすぐの手前の部屋に、掌門の姿はなかった。奥の部屋に向かって、
「掌門、洗面の水をお持ちしました」
 と声をかけたが、静寂が漂うばかりでやはり何の反応も返って来ない。
 勝手に入るのは失礼ではないかと気が咎めた清玄だったが、しばしの躊躇の末に、奥の部
屋と進み、扉をそっと開いた。
 奥の部屋へ足を踏み入れた清玄は、中の光景を目にした途端、ぴたりと動きを止めた。
 最初、その光景が何を意味するかを清玄は理解できなかった。だがやがて理解が進むと同
時に驚愕と恐怖が込み上げて来た。
 膝ががくがくと震え、その場にへたり込む。悲鳴を上げたかったが、喉がかすれて声になら
ない。
「そ、そんな・・・・・・」
 ようやくそれだけ搾り出すように言うと、ばっと跳ね起き、小院を飛び出した。
「師父! 師父!」
 と、必死に叫びながら。
 武当派掌門白雲道長の姿はそこにあった。
 だが、通常と異なるのは、それが胴体だけであったことである。
 首がなかったのだ!

392 :
続きは何も考えていないw

393 :
いきなり当代一の剣客が死んでるw
少林寺、武当派は噛ませ犬になりやすいね。
板垣漫画のムエタイみたいだw
あるいは白雲道長が何らかの理由で首のすげ替えをしたとか?

394 :
白雲道長の遺体がもたれかかる柱には文字が彫られていて、
魔教による正派への宣戦布告が告げられている。
だが、厳重な守りの武当派の中枢へ、魔教の使い手はどうやって忍び込んだのか?
そのような疑問が皆の脳裏に湧き上がる中、
ある武当派の幹部が山を下り、失踪する・・・・・・

395 :
原稿用紙三十枚分書いたところで、エディター落ちた。保存データーも消えてた。
もういや。死に体。

396 :
googleに保存しとけば、泣くことはない

397 :
>>394
そして白雲道長の弟子で、武当派の後継者と期待されている若者が、
師の仇を討つため旅立つ。
だが、事件の背後には武林を揺るがす巨大な陰謀が隠されていた・・・・・・




巨大な陰謀って何だろう?

398 :
>>397
金庸的なパターンで言えば武当派の若者は主人公ではないなw

399 :
じゃあ、仇討ちのために旅立った武当派の若者はあっさり殺されるということでw

400 :
と思ったけど、それじゃあんまりなので、
白雲道長の弟子は、中年の男とし、そいつが旅立った先で敵に襲われ、殺される。
ただ、息を引き取る直前に、少年に助けられて、遺言を託す。
その死んだ武当派弟子には、少年と同じ年頃の娘がいて……w


401 :
娘は最初、少年を父親の仇と勘違いする。

402 :
やがて誤解は解け、2人で共に陰謀に立ち向かう中、絆が深まり・・・・・・

403 :
特に誰というわけではないけど、なんとなく古装片っぽい人描いてみた('A`)
ttp://akm.cx/2d2/src/1183805172307.jpg

404 :
>>403
父と娘?
兄と妹?




夫と妻?w

405 :
最初は拉麺男とシューマイの関係だったのが、徐々に歳の差カップルのラブコメに
シフトしていくのかw

406 :
>>403-405
実は男の方が年下…
というのはどうか?

407 :
それなんて天山童姥

408 :
結婚する前に殺されてしまった許婚の妹という設定はどうか?

409 :
>>404
飛狐外伝に老人と美女の夫婦がいたなw
だがあの絵の段階では楊過と小龍女どころの問題じゃないぞw

410 :
>403
みかけだおしの師匠と凄腕の弟子
入り婿と小姑
おちぶれた御曹司と、彼の所持する宝刀をつけ狙う女泥棒

411 :
>>403
GJ!!
あんまり中華古風の絵が見かけないから、すごくありがたい

412 :
なんか色々と妄想されててワロタw
なんとなくまた描いてみた。
雑だが…('A`)
ttp://akm.cx/2d2/src/1184152671911.jpg

413 :
>>412
筋肉坊主を従えた策士。

414 :
>>412
師弟に招かれ、江湖の大会に首を突っ込む朝廷高官の師兄

415 :
>>412
やっぱ悪役系だな。
小さい方が兄貴分で。

416 :
>>412
家出してきた皇帝(明の武宗?)と、
悪人顔で豪放無頼だが実は少林派の高僧

417 :
>>415
ベジータとナッパ様みたいな感じか?

418 :
>>417
まさにそんな感じ、と言うか結構定番な2人組キャラだよね。
武侠小説でも時々見かける気がするし。

419 :
聖白虎伝の唐力、唐猛とか

420 :
>>400
そいつらを結婚させて、生まれた子が本当の主人公w
つかその頃には、白雲道長が殺された事件なんてみんな忘れていそうw

421 :
ハードボイルド風がいいかラブコメ風がいいか

422 :
富士見ファンタジアとか角川スニーカーあたりの、
ライトノベルで、武侠小説に改造できそうなのがありそう。

423 :
>>422
思いついたのは魔術師オーフェン(つかそれくらいしか読んだことがないし、それも中途半端)だけど、
武侠小説世界に置き換えられるかな?

424 :
かつての「牙の塔」のエリート魔術師だったが、落ちこぼれて借金取り
     ↓
「武当派」のエリート弟子だったが、落ちこぼれて借金取り
みたいな感じになるのか?

425 :
大きな武術の門派、少林寺とか武当派とかで学ぶ弟子たちは、
学園ものみたいに描けるかもね。

426 :
【解慕漱】朱蒙(チュモン)【召西奴】 パート3
http://tv11.2ch.sc/test/read.cgi/tv2/1187694591/

427 :
>>426
韓ドラはスレ違いアルヨ♪

428 :
>>421
武侠小説でラブコメ風というと修行一徹で世間知らずな
若者が何の因果か深窓の令嬢の護衛をする羽目になったりするの?

429 :
だから学園ものラブコメ小説なんかで、
学園生徒を、門派(少林、武当、峨眉など)弟子に置き換えればいいんじゃない?

430 :
忍たま乱太郎かよww

431 :
武林学園?

432 :
異世界ワープもので、現代に暮らす主人公が、
武侠世界に飛ばされるって手もありそう。
中国とかでもう誰かが書いていそうだけど。

433 :
>>432
タイムトリッパ− 幻遊伝
http://www.discas.net/cgi-bin/netdvd/s?ap=c_goods_detail_n&goods_id=087778201

434 :
ハリウッドもまさにそういうネタで映画作っているしね。
http://hobby9.2ch.sc/test/read.cgi/chinahero/1182839292/
続編構想があるらしいから、
次回作では金庸のキャラとかも登場したりするかも知れない。

435 :
>>423>>424
宿屋で居候になるというネタは、隋唐演義で似たようなものがあったような……

436 :
誰が誰の居候になるかで、いろいろな切り口ができますね。
たとえば家に転がり込んできたのが邪教の姫君だったり、皇帝陛下だったり、
転がり込んだ先が偏執狂の老武術家だったり、緑林をしきる少女だったり。

437 :
宿屋を舞台に、いろんな人物が訪れてドタバタコメディな感じにできるな。
香港映画のドラゴンインもそんな感じだったし。
コメディとは言っても死人がたくさん出そうだけどw

438 :
>>437
宿を訪れた人が人肉饅頭にされちゃうんだな?

439 :
両脚羊は水滸伝とかでもお馴染みだしね。

440 :
能力を「戦闘力」として数値化しよう。
人相見みたいな人が戦闘力を計れるの。

441 :
古龍の多情剣客無情剣に登場した百暁生の兵器譜みたいなものになるんじゃない?

442 :
中国武侠片都是虚构的,没什么意思
要看还要看真的历史片
我给大家写一段:
登場する時代: 明朝 = 日本战国时期
姓名: 王刚
ルビ: オウゴウ
おおよその年齢: 27
性別: 男
容姿(顔立ち、体格、髪型、髭の有無など…): 英俊潇洒,很能吸引女性的
注意力,散发成熟的气息
性格: 机智而热血
職業(あれば): 清国征讨明的大将军
所属(門派、幇会など…): 清朝摄政王多尔衮之弟
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌法など…): 大剑
使用武器(あれば): 逍遥剑
武功:
武功解説:
利用自己超强的能力,消灭了明的百万大军,推广剔发,斩杀汉族反抗百姓,
帮助康熙皇帝。派刺客暗杀吴三桂,消灭吴三桂的叛乱,统一中国

443 :
日本の戦国時代あたりを舞台にでも、
忍者とかを使って武侠小説は書けそう。

444 :
>>443
それは武侠ではなく、忍法帳じゃないか?

445 :
山田風太郎とか吉川英治とかは金庸に通じるものがある。

446 :
淡々としている横山光輝にも通じるな

447 :
>>432
尋秦記パターンだな。

448 :
某ネット小説(中国語)で、やはりタイムスリップした主人公が、
「尋秦記なら、ここで美女が登場するのにぃ〜」と嘆いているシーンがあってワロタ

449 :
史実でも八寸の延金みたいなエピソードもあるし、
日本武術も武侠に絡めないだろうか。
独孤九剣みたいな外功の極みというイメージで。

450 :
>>449
室町とか江戸時代で内功とか軽功使うと、何か浮世離れしすぎて変な感じになりそうなんだよな…
飛鳥とか奈良時代なら武功描写を入れても合いそうな気がする(個人的にな)

451 :
>>449
梁羽生の散花女侠とかだと、日本人の使い手も登場するけど、
柔道を使う倭寇ってかなり違和感強かった・・・・・・

452 :
琵琶湖伝っていうネット小説があるけど、
武侠伝奇小説と紹介されているね。
内容は日本の戦国ものだけど。

453 :
実際に書いてる人、いますかね?
アイデアはあるけど書くのは難しいって事なら、私が小説に仕上げてみますけど。
何かリクエスト、あります?

454 :
>>453
以前このスレに何度か絵描いてうpした者だけど…
私が描いたキャラ絵に設定付けしてもらって、そこから小説にしていってもらう…ってのはダメかな?
…絵は必要ないかもしれんが…;

455 :
>>454
少女と中年男、貴公子と僧形の無頼漢? の人ですかね。諒解です。
とりあえず五十枚くらいで。

456 :
小説家になろう
http://syosetu.com/

457 :
>>455
既出のモノばかりですが、とりあえず固めて再うp
使えそうなキャラがいたら使ってやって下さい。
ttp://akm.cx/2d2/src/1191199582322.jpg
ttp://akm.cx/2d2/src/1191199630113.jpg

新しいモノ数枚描いたらまた来ます。
五十枚も描けるかどうか分かりませんが…('A`;)

458 :
>>457
こういう絵を見せてもらっても髪の団子がどういう構造なのか
いまだによくわからないorz
やっぱり主役は一枚目左の人かな。

459 :
>>458
実は描いてる自分も結い髪の構造完全に把握してなかったり…orz

とりあえず青年タイプがいないので、郭靖や令狐冲みたいな感じのも描いてみます。


460 :
>>456
そこって、ジャンルに歴史とファンタジーがあるけど、
仮に武侠小説を投稿した場合、
どちらのジャンルがすればいいんだろう?

461 :
>>460
ファンタジーでいいんじゃないかな。
歴史的事件を本筋にすえたものなら歴史小説でもいいと思う。
ジャンル分けは便宜上のものでしかないし、作者が「これは歴史小説だ!」と言えば歴史小説。

462 :
武侠小説は、歴史性を持たない作品も多いし、
神仙的な雰囲気の作品もあるからねえ。

463 :
武侠ものでロボットみたいな代物出したら世界観壊れる…だよな、うん
ごめん、聞いてみただけ

464 :
>>463
「ロボットの登場する武侠小説」ではなく
「武侠風のSF小説(ラノベ?)」と考えたら無問題じゃね。
武侠小説の範疇ではないけれど、書きたいことを書くってのが創作では一番大事だから。
それに、今まで誰もロボットの登場する武侠小説を書いていないとしたら、
先鞭をつけたってことで大変価値があると思う。
「これ武侠小説じゃねえよ」て言われるかもしれないけど、気にする必要はないでしょう。
と言いつつ、自分もロボット物の武侠小説を考えてたりする。

465 :
尋秦記みたいなタイムスリップものの場合は、SF色が強くなるね。

>>456
そこの小説のジャンル分けは、冒険とか戦記もあるね。

466 :
それとコメディも場合によっては、武侠小説を含められる?
鹿鼎記みたいな。

467 :
とりあえず2体ほど描いた
ttp://akm.cx/2d2/src/1191721123284.jpg

>>463-464
古装時代ものにロボット的なものを出すってこと?
それとも「Gガンダム」みたいに、近未来(或いは異世界)を舞台に武侠的な物語を展開させていくってこと?
>>466
武侠的な要素がどの程度入ってるかによって変わってくると思う。
それが無い場合は、武侠とは関係のないコメディ時代劇になるんじゃなかろうか…

468 :
>>463
なんという鬼哭街。
いや、読んだことはないし、あれはサイボーグものみたいだけどw
そういえば一般的なファンタジーものに中国風のキャラが出る場合って
清代以降風のキャラが多いね。
武器も拳か棍か、といった感じ。

469 :
そういえば少林寺に木製のロボットと言うか人形みたいな武器があるんだよな。

470 :
調べたら、少林独腿銅人なる武器。
見た目は名前の通り、銅製で人の形をしていて、武器には見えず。
どのように使ったのかも不明。

471 :
>>453-455←これどうなったの?

472 :
>>471
もうすぐ出来上がり。
今日のうちにと思ってたんだけど、ボクシング中衛で盛り上がってしまって‥‥。
でき上がったら、どこでupすればいいですかね。
あと形式は? 環境によっては文字化けするかもしれないんで、
pdfとかがいいですかね?
当方、macでunicode。JIS第三水準の漢字有りです。

473 :
ま、がんばって

474 :
>>472
文字化けするかどうかは見てみんことには分からんな。
最悪、テキストを画像に変換するという手もあるが…

475 :
出来。
ttp://www-2ch.sc:8080/up/download/1192311310281726.YZ3yk3
パス bukyo

476 :
>>475
GJ!
ようやくまとまった作品が貼られたというのに、何故誰も反応しないんだ?

477 :
>>475

今はまとまった時間が取れないから読めてないけど。

478 :
理由が分からないけど、>>475を開けないもので・・・・・・


スンマセン

479 :
>>478
Wordが入ってないんじゃね?

480 :
>>475
いまさらながらダウンロードしようと思ったらエラーだったorz

481 :
テキスポで小説

482 :
小説家になろう、は中国で検索すると、
武侠っぽい作品がいくつか引っかかるね。

483 :
日本が舞台だけど、琵琶湖伝というのがいつも上位にある

484 :
琵琶湖伝はちょっと問題があるらしいよ。

485 :
中国が舞台なのが読みたいねえ
現代ものとかいくら武侠といってもどうも・・・

486 :
君が書くんだ!

487 :
よし、オイラも書くヨ

488 :
「小説家になろう」覗いてみた。
あれだけあって「武侠」で引っかかるのは僅か・・・
日本人で素人が中世中国書くのは難しいんだろうなあ
単に日本では知名度無いだけか?
「中国風」で中世っぽいのがあったのでちょっと読んでみようかと。

489 :
>486
絶対無理!武侠小説の知らない世界を
どんなだろうと妄想しながら読むのが
私の楽しみだから。書くほどの知識無し。

490 :
>>488
「武侠」ではなく、「中国」「中華」で引っかかる、
それっぽい作品もあるね。

491 :
>>488
西洋ものファンタジーの場合、基本的な世界観が確立しているからね。
武侠の場合、まだ日本ではその世界観が浸透していない。

492 :
今流行のケータイ小説で武侠小説は書けるか?

493 :
ケータイ小説とそれ以外の違いが良く分かりません。
私はケータイで長い文章を書く気にはなれません・・・
武侠小説だとケータイでまともに表示出来ない字が結構出てくるような気も。
PC向けサイトでもあるけど。

494 :
会話部分中心
文章できるだけ省略
改行多用
が特徴かな
パソコンで書いても、しょぼすぎるとケータイ小説と見なされるだろう

495 :
武侠小説を読んだこと無い人に金庸作品など紹介したところ、
「ややこしすぎる」との返答。人物が多いとかはジャンルに関わらずよくあるでしょうが
それに加えてあまり聞きなれない表現や大陸の地理文化がピンと来ない様です。
ネットにある素人(日本人)が書いた物ならそこまでややこしくはならない(複雑なのは書けない)
のではないかと思うのですが、本場の大家の書く作品にはまってしまい、
どうしても物足りなさを感じてしまいます。
武侠もので中国或いは中国風の素人作品も読んでいるという方は居ますか?
面白いと感じられる作品はありますか?
ある程度面白ければ武侠小説入門テキスト(?)に出来そうですが。

496 :
若い人には、漢字の多用もきついかも知れない。
それにネット小説を見ても、日本ではファンタジー分野は、
西洋ファンタジーが主流で、
中華ファンタジー、和風ファンタジーは完全に脇へ追いやられている。

497 :
中華や和風もファンタジーでは一大勢力だと思うけど。
十二国記やら水滸伝ネタやら、コーエーが乱発してる三国志ネタやら。
単に武侠ネタがイマイチ受けないだけだと思う。
フタナリクロスリードや獣神演武とか、何か悪い意味でネタ化してるのばっかだし。
北斗の拳があれだけ受けたのが不思議だわ。

498 :
最初は用語がわからんし、なんで空飛んでるのかもわからんかった。

499 :
小説では空を飛ぶような描写見たこと無い様な気がします。
あくまでものすごーい「跳躍」って感じで。
映像化されたりするとワイヤーでブラーンですからかっこ悪い。
あれは印象良くないかと。「笑うトコ?」とか言われそう。
確かにアクション重要だしアニメなり映画になれば解りやすいでしょうが、
なんか違うんだよなーと思う事しばしば。

500 :
登場する時代: 演義の三国時代から水滸の北宋があった乱世の未来の中国
姓名:林秦
ルビ:りんしん
おおよその年齢:18らへん
性別:男
容姿(顔立ち、体格、髪型、髭の有無など…): 180ぐらいの若武者
性格: 冷静だがたまに厚くなる
職業(あれば):15で初陣、単騎駆けして牙門将軍
所属(門派、幇会など…):行国(小国)
戦闘スタイル(剣術、槍術、掌法など…):槍術
使用武器(あれば):張飛、林冲が使った蛇矛
武功:1万の軍勢を単騎駆け
武功解説:大国に攻められて軍師(母)をやむなく置いて囲まれた城を単騎で抜け出した。
キモイ設定でスマソ。
その他解説:

501 :
三国志、水滸伝的なキャラは内功とか疎そうだ。
そのへんのハッタリが無いと楊鉄心くらいの武芸になっちゃいそうな気がする。

502 :
グリム童話を中華っぽい世界でやるとお姫様は節度使あたりの娘になるのでしょうか

503 :
お姫様相当は時代にもよるな。
五代の時代だと節度使の娘がいいだろうけど、
普通の時代なら、公主か郡主になるだろうね。

504 :
一書生と高級官僚の娘が恋に落ちて、ゴタゴタあって、
科挙に及第して女を迎えに行く・親に認められる、
みたいなパターンがある。

505 :
かつて乱世にうちかち天下を手中に収めた王がいた。
王は民の為に善政を敷き、民はそれに答え農耕、商売に精をだし国の平和は盤石なる物だった。
がその国の二大将軍の1人「孫栄」はソレを快くは思っては居なかった。
その為孫栄は多くの私兵を養い、虎視眈々と王の命を狙っていた。
しかし、孫栄は簡単に王をR事はできなかった。
かつて王と共に戦い大陸を平定し、王と義兄弟の契りを交わした男、大将軍「楊節」が王の側に居たからである。
ある日王と楊節に子どもが同じ日に生まれたので
王は盛大な祭を開き2人の子どもの誕生を祝った。
そのとき、祭りに賑わう首都を孫栄は私兵を率いて攻撃。
城内は大混乱し王と楊節は子どもを連れて命からがら逃げ延び、国は孫栄に乗っ取られてしまった・・・・
孫栄は国号を桜から覇(は)とした。しかし政治を動かすのは孫栄ではなく孫栄の一族と桜を裏切り孫栄についた奸臣であった。
しかし奸臣と孫一族は反りが合わず常に権力争いを繰り広げていた。
そのため政治は腐敗していき頻繁に反乱が相次いで起こるようになった。
そうして七つの州の内三州が離反しそれぞれの独立した国家をうちたて天下を我が物にせんと狙い始めたのである。
こうして大陸はまたも乱世に戻ってしまったのであった。
というストーリー。
>>501
無しじゃいけませんかねぇ・・・?


506 :
意外に皆さん、江湖(民)がメインの舞台ではなくて官を主体にすえた
物語を考えられる様ですが、武侠小説の中では国家間の闘争のようなものは
結構多いのでしょうか?

507 :
舞台やキャラの所属が「官」で、内功まで無いとすると、武侠の臭いが全然しないじゃん。

508 :
神G侠侶の郭靖くらいの「お国の為に」話なら良いかな。
郭靖という人物に既に「武侠」が詰まってたし。

509 :
ネットの素人武侠ものは一年以上読み続けてるのがある(まだ連載中)
金庸が好きではまりだした武侠小説だけど自分はまだ知識が足りなくて
難しいから、そのネット小説がかるーく読めて良い感じ。
金庸の作品が濃厚な武侠ならそっちはかなりうすーい武侠だけど。
ちょっとづつの連載だしね。武侠ものを人に紹介するのにいいかなとも思うけど
それでも時代物に抵抗が無いくらいの人じゃないと読めないかも知れん。

510 :
七侠五義は官の世界が中心になるのかな?
読んでないから分からないんだけど、官中心でもやりようはあるかも。

511 :
>>502
【中国の】 公主 【お姫様】
http://hobby10.2ch.sc/test/read.cgi/chinahero/1165559433/

512 :
鴛鴦刀をテンプレにすればそれらしいものが書けるような気がする。

513 :
>>500
亀だが…
そのテンプレの「武功」ってのは戦場でたてた功績のことじゃなくて、内功とか外功とかの武術のことだろ?(一応ここ武侠小説用のスレだし…)
そういったものを使わないのなら、「武功」の欄は空けといてもいいんじゃない?


514 :
>>512
手軽に書けそうな短編で、
翻訳されているサンプルって鴛鴦刀ぐらいしかないものな。

515 :
唐代伝奇とか読むといいかもね。

516 :
伝奇小説 → 水滸伝 → 侠義小説 → 武侠小説
の流れだしね。

517 :
このスレの最初の方に名前出てきたブログで連載中のやつ、幾らか読んでみた人いる?
「小説を読もう」って所にも同じのを投稿してるけど、評価や感想はまだ無いみたい。
本場の武侠小説好きな人はどう思うのかなと。俺も金庸のは好きで読んだけど、
この素人作品も割りと気に入ったから他の武侠ファンはどう感じるかな?普通の武侠とはちょっと違うとは思う。
薄っぺら感は否めない。
名前はあえて晒さないでおくけど、同じことか・・・。他にブログで連載の作品名出てきてない様だし分かるかと。

518 :
で、
ここに上がるストーリーや書き出しって結構本格的に考えてるみたいだけど、もっともっと平易な文章でも結構
雰囲気は出せるんじゃないかな。
じゃお前がと言われそうだが(かなりの確立で言われる)、俺には物書きの素養は全然見当たらない。
やっぱ格調高い文章じゃないとそれっぽくない?

519 :
自ら証明してしまった。
確立>確率

520 :
軽い感じのも書いてはみたいんだけど、
自分の場合は、素で文章が堅苦しくなってしまう癖があるからなあ。
ライトノベル風な文章も武侠小説として立派にいけると思う。
ケータイ小説レベルになると、……だけど。

521 :
まぁ文章はともかく作りこむのと展開の仕方か。
なんだか……複数の脳みそではまとめられない気もする。

522 :
最初は、金庸の小説とかの、二次創作で練習するという手もあるな。

523 :
武侠小説ってキャラ設定を先にするのって無理がない?
特にこのスレの様に複数で考えるのは。
キャラを誰かが考えて武功とか所属門派が設定されるということは
もうある程度背景もその人の中に浮かんでる訳だよね。
門派とか名前は知られてるけど既存作品の中でも
色んな設定があるから、そこも説明聞かなきゃならんし。
○○子17歳高校生お嬢様系友達少な目。さぁこいつの彼氏を考えろ!
みたいに単純にはいかん。

524 :
>>523
実際にこのスレに投下されたキャラ設定から小説を書き始めるのなら、武功や所属門派等はある程度書き手のやりやすいようにアレンジしてもいいんじゃないか?(参考にはするべきだろうけど)

ところで>>475ってどんな作品だったんだ?
俺が来た時には既に見れなかったんだが…

525 :
協力するとしたら、
まず誰かが小説のプロット(粗筋)を考えて提案。
その上で、みんなでキャラ設定を考える感じか?

526 :
キャラから考えたのが天竜八部。
素人が書くんならあの程度の暴走ではすまんだろうね。
創作文芸板の人に「日本では未開拓なんで今やれば第一人者になれる!」
とか吹き込むかw

527 :
第一人者とは言っても、武侠小説まがいのものを書いている作家はもういるからな。
つうか、こちらでストーリーとかキャラ設定を細部まで考えて、
文章力のある創作文芸板の方々に小説として仕上げてもらうとか?w

528 :
>>517
 >>141のやつだよね?一年以上前の書き込みwなんかもう結構な量だけど
内容はまだまだ序盤?て感じた。ちゃんと話をまとめて終わらせる事ができたら
結構な大作になりそうな予感。とりあえず長さはねw
 文章が良いかどうかは分からないけどブログ見る限り初めて書いた物語らしいし
あんなもんじゃないかな。まともに話を収束させることが出来たらなかなかのものになる
と期待。でも序盤wあの長さで序盤ぽいw
武術の知識とかはあまり無さそう。間違えてるとかじゃなくて、多分書くの回避してる感じ。
でも全体的にカチッと整ってていい感じな印象。
読み続けてる。

529 :
なんか扶桑武侠傳を買ってリプレイ小説を書くのが一番早い気がしてきたw
とりあえず適当に粗筋を妄想してみる。
まずは個人的に見てみたい日本を舞台にしたもの。
明末の動乱を避けて日本にやってきた武術家が剣豪や忍者を相手に大活劇。
なぜか秘宝なんかを持ってて裏柳生に狙われたりする。
武術家が日本で農民の少年とかを弟子にして、それが主人公でも良いかも。
内功が唸り、秘剣が奔り、忍術が炸裂する!……って感じで。
ほかに、需要が多そうな戦記物と絡めて、
弱小国の姫に恋をしてしまった侠客が、姫を守る為に軍に入って、
報われぬ恋と知りながらも王を暗殺者から守ったり、敵軍を打ち破ったり。
で、かつての侠客仲間達からは裏切り者と罵られたりする。
こちらの主役は三十路以降の男が望ましいかも。
……百勝刀王だなw
どちらも落とし所が難しいなぁ。

530 :
今夜は、文章を5行書いてみたが、
地名とか、歴史とか、調べるのに1時間以上もかかった……orz

531 :
>>530
歴史を舞台にするとそのあたりが大変な作業になりそう。
応援してますぜ。

532 :
時代ごとに地名も細かく変遷していたりするからね。
幽州 → 南京折津府(燕京) → 燕山府 → 中都大興府
 → 燕京大興府 → 大都大興府 → 北平府 → 北京順天府 
 → 北平 → 北京市
な具合に

533 :
普通の小説家って、
文字数にして、一時間でどれぐらい書くもんなんだろうね?

534 :
普通の長編小説だと、1冊で20〜25万字ぐらいが多いと思う。

535 :
ライトノベルなら、余白が多いから文字数は少なくなるよ。

536 :
素人です。フツーのシーン2000字書くのに2時間ほど費やしたりしてます。
でも遅い時には一日かかってしまう事もあります。
プロはめっちゃ早いんでしょうね

537 :
ここにいるのはみんな素人だよw
早く書けるのは、細かい部分まで先に粗筋とか考えている場合じゃね?

538 :
武侠小説って中国が舞台じゃないといかんの?

539 :
鹿鼎記はロシアまで遠征したし、倚天に至っては北極付近まで行ったなw
真面目な話をすると、文化的背景の違いがあるから中国が舞台のほうがしっくりくるとは思う。
官=悪ってのが伝統的な見方としてあるから無法者がヒーローになれるんじゃないかと。
実際ここで挙がった案の多くは戦記的要素を多分に含むもので、官=正義的。
一応、万世一系の日本としては当然の発想と言えそう。
とはいえ、中国の歴史文化を調べるのは大変だと思うし、専門的に知っている国
であれば書きやすそう。
書いて頂けるんならぜひ読みたいです、ハイw

540 :
>>538
例えば、舞台が中世のヨーロッパになると、
それはファンタジー小説と感じる人が多いと思う。
西洋ファンタジーに対する東洋ファンタジー、中華ファンタジーが、
武侠小説なのだと思う。

541 :
舞台が中国である必要はないと思うけど、内功や軽功等の各種武功や、その他の中華的要素が全く無い場合は“武侠”とは言わないと思う。
中国武術を駆使して戦う主人公が日本やその他の国で戦う…とかなら武侠小説と呼んでも多分さし支えない(と思う)。

542 :
思い描いたことを文章にするって、かなり大変だな。

543 :
誰か>>475を再うpしてくれ…

544 :
>>475は本当に存在したのか?全く誰も触れないなんて…

545 :
で、とりあえず>>141のやつは
「武」がとても少ないんですが?今から?
が感想。
すっげー書くの難しいってのは分かる。


546 :
475の翌日に落とそうとしたら既に消えていたぞ

547 :
>>546
そんなに早かったのか!?

てか、ほとんど反応なしだったっていうのは…どういう事なんだ?

548 :
>>547
俺も見られなかったから、反応のしようがない。
>>545
やっぱ、次から次へと敵が現れて、闘いになるというストーリーは、
組み立てにくいのでは?

549 :
武侠小説は短い話に収めるのが難しいね。
どうしても説明描写が多くなるし、
2万字以下は無理だわ。

550 :
ちなみに武侠小説を構成する主な要素。
勧善懲悪
義理
武術
冒険
恋愛
復讐
謎解き
伝奇
歴史
コメディ
この中からどれだけのものを選んで組み入れるか。

551 :
>>550
ジジイが抜けてるよ

552 :
小説の書き方のサイトとか見てるんだけど、難しいね。
金庸作品には起承転結?序破急?なにそれ?的なものが結構あるような気がするw
キャラもそんなやついねーよwってのが多いし。どうしたもんだろうか?

553 :
ロボットアニメやスポ魂物と同じで、
読み手が「そういうものだ」と世界観を了解しているジャンルでなら、
その枠にそった荒唐無稽とされる人物や展開が許容され、しばしば期待される。
「お約束」って奴ね。
面白いものを書くならそこから一歩発展が必要だと思う
(今までになかった考証だとか、他ジャンルの要素を取り入れるとか)
けど、まあ難しく考えなくていいんじゃないかな。
起承転結については、どこを焦点にするかによる。
シェイクスピアだと、恋愛成就がメインになって、その緊迫感を盛り上げて来たはずの
外からの軍の攻撃は、最後に「公爵は途中で司教に逢って悔い改めました」
の一言で解決したりするから。「宇宙戦争」も絶望感とサバイバルを焦点に
起承転結する話だし。
これらは極端だけど、参考になると思う。

554 :
なるほどなー。
参考になりますです。やっぱり本を読まないと文は書けないんだろうな。
好きな作家が京極とか夢枕な自分はオーソドックススタイルを知らないから困る。

555 :
あんまり読んでないけど、京極は筋立ての運び方はすごくオーソドックスなタイプなんじゃないかな。
起承転結がきっちりしてる。

556 :
まずは、田中芳樹みたいな文章を書けるようになったらいいだろうね。
そこから、どのように手を加えて、独自の文章を作るか。

557 :
>>550
まず選ぶとすれば、シリアス路線か、コメディ路線か。
次に、歴史を絡めるか、絡ませないか。


558 :
>>553
日本人は武侠のお約束知らない人多そうだしなあ

559 :
でも武侠は知らなくても通じるものは結構あるんじゃないかな?
ジャンプ的な少年漫画のお約束とかも大差はないような。
文化的な所はちょっとずつ説明を入れていくしかないだろうけど。

560 :
>>559
逆に、アクション面ではドラゴンボールの舞空術を知ってるが故に、武侠映画の軽功描写に違和感を感じる…って日本人も多いと思うけどな。

561 :
鳥山氏は、気功とか、どのへんから仕入れたんだろう?

562 :
流浪一天 イラスト凝って参りましたw 他人が描いてる様だけど。
しかし、全くの素人でしかも初めての小説らしいのによー続くわ。
やっぱ開き直ってガンガン書くのがいいんかな。

563 :
一回発表しちゃうと後に引けなくなるのかも。
イラストまで描いてくれちゃったらやめた、とか言えないw
勢いは大事なのかもね。
俺は妄想中に破綻に気づいて挫折orz

564 :
小説を読もうのサイト、先に出てた「流浪一天」以外にも、武侠小説を書き始める人が出てきたね
今月になってから、
「破邪英雄伝〜燕朝秘史〜」と「山川江湖」ってのが書き始められている。

565 :
>>562
アクセス数見たら、イラスト登場してからかなり増えた感じ。
やっぱりビジュアル的にアピールすると、人を引きつけられるんだね。

566 :
>>564
 三作品ちょっと見てみたけどみんな雰囲気違うねぇ。個性というかなんというか。
流浪一天以外はまだ始まったばかりで分からないけど、破邪英雄伝ってのはなんだか笑えてしまう。
悪い意味じゃないけど武侠小説にあの地の文の「ですます」口調が斬新すぎる^^;

567 :
このまま素人武侠小説を愛でるスレと化してしまうのか?

568 :
書いてる人は、コンテスト投稿しちゃうんじゃねーのかなぁ。
オイラも書いたの投稿しちゃったし。
ちなみに徳間で二次落ちorz。

569 :
>>568
落選したんなら、ここか、どっかの小説投稿サイトでもいいから、
公開しちゃえば?

570 :
投稿者は、何箇所も使いまわすものですじゃ。

571 :
ネット小説は漢字多いと不利だって言われるけど、
武侠小説は漢字を使わない訳にはいかんよなあw

572 :
漢字の多さで不利な分は、萌えキャラでカバーw
金庸先生は、既にその道を示してくれていることだしw

573 :
漢字の多さに即バックの人は多いだろうから、まず開幕いきなり
萌えさせねばならん。これは難しい。一体どんな出だしだw
破邪〜にはいきなり少女が出てくるがなかなか萌え要素を持たせやすい設定の様だな。
流浪〜はやはり最初少女は居るが、全体の雰囲気が固いからなぁ。

574 :
話の冒頭1行目から美少女キャラ、
できればツンデレを持って来るしかあるまいw

575 :
一行目からはデレれんわw
しかし、武侠であろうとすると、やっぱりちょっと硬くなるね。
学園とか、ライトなファンタジーから流用できそうなものもあんまり思いつかん。

576 :
会話からだな。主人公をいきなり責める。
「もう、どこ行ってたのよ!?」
或いは、
「絶対許さないんだから!」
的な。
よし、おkw

577 :
おっ! なんだか降りてきたw
「私に剣を教えてくれる約束だったでしょ!? ○○には熱心に教えてたくせに!」

578 :
相手は兄弟子だ。
「いや、あれは師父が○○(技名)を教えておけと……ほら、あれはなかなか難しいし」
「わ、私には教えてくれないの?」
「いや、師父が良いっていえばもちろんちゃんと教えるさ」
「ほんとにほんと?」
こんな感じで進む訳だ。大きな流れなんて今はイランw

579 :
あー、書いてて思ったけど、テレはキャラだけで充分だな。作者は開き直ってれば
文章出てくる。叩かれようがなんだろうが書いたモン勝ちw

580 :
>>576-578
参りましたorz
本来なら女弟子しか取らない門派に一人だけ弟子入りした男がハーレム。
こうですか!? わかりません!><

581 :
そろそろ人物だな。少女はまだほんとに子供って感じの少女だ。赤い小さな髪留めが似合う。
兄弟子は師父に言われて妹弟子に教えるんだからそれなりに大きくないといけないが
少女から見ておっさんではまずい。最初の技はまぁこの門派の初歩だ。兄弟子は中堅どころだな。
もちろんこの少女以外にも妹弟子がいる。ツンデレのはねっかえりの対抗馬は
ちょっと真面目で控えめ。あ、でも少女よりちょっと年上が良いな。清楚なちょっぴり大人。

……冗談だぞ? 笑ってくれないと困る。

582 :
>>580 流石にハーレムは本来の武侠読者層が引くんじゃ……?
逆に硬いイメージの文章にして、だけど起こる状況はハーレムでもいいかw

こんな時間に何書いてんだかwいいかげんもう寝るw

583 :
君らはいったい何をやっとるんだw

584 :
妹弟子=師妹というのは、かなり使えるんじゃないか。
擬似妹として、お兄ちゃん的な演出ができながら、
手を出したところで全く問題がないというw
でも、天龍八部では……

585 :
武侠小説のタイトルってのも考えさせられるなあ。
あまり凝ったものにすると、日本人には分かりにくくなったりするし。

586 :
最初にメインの登場人物を簡単に紹介したページがあれば、漢字多いのが嫌な人でもそこそこ引き込めるような気がするんだが、どうだろう?
>>585
とりあえずパッと見、中華古装モノであると分かるタイトルがいいな。個人的に。
近年の武侠映画や中国史映画によくある意味不明な横文字のタイトルはどうも…('A`)

587 :
登場人物の紹介に、武侠用語の開設のページも欲しいね。
まず、江湖とか武林とか、内功とか、暗器なんて言葉は、
一般の日本人は知らないわけだし。

588 :
武侠小説の舞台と言えば、有名な名山。
だいたい仏教とか、道教とかの宗教が関わっているね。

589 :
有名な山で出てないのは黄山かな。
黄山派は仙人がいそうで、ちょっとかっこいいかも。
でも飛来石とか誰か置いただろw

590 :
黄山の場合は、隣の斉雲山の方が、道教の聖地として有名かな。
近くには、茅山というのもある。
侠客行の上清観は多分、茅山のことだと思う。

591 :
【幼馴染とは】金庸作品3【結ばれない】
http://hobby10.2ch.sc/test/read.cgi/chinahero/1182425837/

592 :
>>591は過去スレだった
訂正
【幼馴染とは】金庸作品3【結ばれない】
http://hobby10.2ch.sc/test/read.cgi/chinahero/1204258947/

593 :
みんなやたら知識があって、それが障害になって進まないんだな?
突っ込み怖いし、>>576-578あたりの妄想設定は安全だw
ツンデレ少女が居るところが何派か知らんが、妄想を繋げてみる。
少女はまだ入門したてだが実は何だかとっても凄腕のおじいちゃんが居る。
老人は必須だから。
じゃあ凄腕ならその爺さんに習えばいいじゃないかということになるんだが、
爺さんはちゃんとしたところでちゃんとしたものを学べと言って入れる訳だ。
少女はしぶしぶ入門するが、兄弟子がモロに好みだったので態度は変わっていくんだな。
 まず何か事が起きなきゃいかんのだが、その辺は少女のおじいちゃんに引っ張ってきてもらおう。
おじいちゃんが厄介事を抱えている(何か持ってる物を狙われてるとか)。
と、書いてる間につじつまが合って来たw 爺さんは厄介ごとから少女を守る為に
入門させた(家から出した)んだ。
会話を続けよう。少女と兄弟子が話している所へ対抗馬の少女、ちょっぴり大人風のオシトヤカナ
少女がやって来て、
「○○兄さん、師父がお呼びです」
「え、そう? じゃあ○○(師妹?)またあとで」
そのあとの会話。
ツンデレ少女「○○ちゃん、もう○○兄さんに教えてもらってたの?」
大人少女「私はほら、感が悪くてなかなか覚えられなくて。○○ちゃん(ツンデレ)は
お爺様から小さい時から色々と教えて貰ってるのでしょう? 羨ましいわ」
ツン「はは〜おじいちゃん殆ど教えてくれなかったよ〜」
大人「そう? ○○ちゃんの剣を持つ姿、凄くさまになってるけれど」
 こんな感じでいくか。ていうか、自作小説をこれで書こうかなww
 歴史や実在の名なんてそっちのけならこんなに自由だ。
 名前の挙がってる素人武侠物ってこんな感じだろ?

594 :
武侠小説で萌えは基本なわけだが、
最近の社会の動向を見るに、
スイーツ(笑)の導入も図るべきなんだろうか?w

595 :
スイーツ(笑)か……。あからさまなのは超かっこいいお姉さま女侠が江湖を席巻、
猫も杓子も入門志願。百合系と放って置かれた男どものBL江湖がリアル小説界に旋風を……。
私が言うのもなんだが、武侠世界を貶めてはいかんw

596 :
ラノベ界の流行を調べて取り入れればいけるかもなw
しかし武侠では召喚もできなきゃ魔物もいないから困る。

597 :
オタク(萌え)の対極がスイーツ(笑)だからな
武侠小説が目指すは、どちらかと言えばオタクの方だろうw

598 :
>>593
ツンデレ系
オシトヤカ系
主役っぽい青年系(令狐冲タイプか?)
じじい
一通り揃ってるなw
ギャグ系、シリアス系…どっちもいけそう。

599 :
いきなり十二人の師妹が出来てしまった主人公の、ラブコメ武侠……師妹公主!

600 :
>>599
一人一人、兄弟子の呼び方が違うんだなw?

601 :
十二人の師姉妹たちによる血で血を洗う主人公争奪戦

602 :
『そこに「侠」はあるのかい?』

603 :
女侠なら。

604 :
令狐兄さんの名が出たので五嶽剣派(一応正派)みたいなのがあるとする。
その前に、爺さんに襲い掛かる奴等。(邪派かどうかはまだ不明)
爺さんの孫が○○派に居るってんで結局そいつらがやって来る。
中に色っぽくてすんごい怖い姐さんがいて、兄弟子が絡め取られる(色んな意味で)。
大人師妹はその二人のすごいシーンを見て兄弟子に不信感。兄弟子は誤解を解く為に必死。
ツンデレも怒る。
そんな時、他の正派の連中が「○○派に難が! 皆で助けよう!」とやって来るが
ツンデレの爺さんに問題あり。
正派「え! あの爺さんの孫いんの? うそーん。 あかんて。関わったらあかん」
てなって○○派は孤立の道へ。師父はやむなくツンデレを破門。
大人「そんなのおかしいです!」
大人少女も一緒に出奔。
兄弟子は色姐さんとのことが江湖に知れ渡り、これまた居られなくなる。
とにかくみんなばらばらでは生きていけない! というわけで三人旅の始まり。
ちなみに爺さんは行方が分からなくなる。

605 :
>>604
なんか兄弟子頼りなさそうだな…w

時代設定は“何時代かは不明な中国(唐〜明ぐらい?)”っていう古龍タイプか?

606 :
古龍のは、明か、清の弁髪がないバージョンな時代だね、雰囲気的に。

607 :
なんだか清って好みじゃないんだよねー。あの辮髪のイメージがねぇ。

608 :
中国人も、清代の辮髪はダサいと思っているみたいだな。
清代が舞台の武侠小説のドラマ化作品でも、
歴史性が薄ければ、平気で辮髪を無視しているしw

609 :
清代の弁髪は嫌いじゃないが、あのチャイナ服みたいな衣装がなぁ…(何ていうのか知らんが)
漢服と比べるとどうも見劣りしてしまう。

610 :
流浪一天の小説家になろうに投稿されている方、
最初の方が、一部分ごとの文章量が4万字ぐらいもあって多すぎるな。
ネット環境で、一気に読み切るにはもうちょっと細かく区切った方がいいと思う。

611 :
ジェット・リーの辮髪だけはガチ。
まぁ、気になるんなら主人公だけ、胡飛みたいにザンバラでもいいかも。
日本の時代劇でも、主人公が浪人とかで月代回避してるのも多いし。

612 :
>>610
第一部分ってのが特に長いな。次からその半分ずつになってるけどそれでも長い。
今は四、五千字ずつくらいになってるが、最初があれだとバックする人多いかもな。
何とか耐えて最近の所まで辿り付けたら長さについては問題無くなるだろう。

613 :
ついでだが、小説としての形がどうとかは俺には分からんが流浪一天とか読んでると
書くのが楽しいんだろうなぁと思う。それほどメジャーなジャンルでもないしそもそも金庸あたりの
教養溢れる大家と比べられるはずも無いんだから開き直って自分の好きな世界を自分の中に
どんどん展開していってしかもネットで発表できる。
よくある剣と魔法の王道西洋ファンタジーだったなら普通の読者からの突っ込みとかも多いだろう。
武侠がまだ日本ではこれからって感じだから通りすがりの読者も興味を持つ人いるだろう。
もちろん流浪一天が武侠ですとは武侠ファンは絶対言わないが、金庸、古龍あたりに
誘導できる今後の展開を希望したい。

614 :
やっぱり趣味として楽しんで書けるのがいいね。
自分もまだ完成には程遠い状況ながら、ぼつぼつ書いているけど、
ネットで資料調べたり、技や通り名の名前を考える作業からしても、
結構楽しいからなあ。

615 :
設定考えるのは楽しいw
でも、人の名前を考えるのって難しいね。
技や通り名はある程度大げさなほうがそれらしいけど、名前となるとさじ加減が分からなくなる。

616 :
「小説家になろう」で感想とか書きたくても小説の技術的な事はさっぱりだから
勇気が出ない。「評価」とかも判断しづらい。

617 :
書いてる人、割といるようだね。みんなで武侠小説を〜は難しいので
「みんなが武侠小説を書こう」もいいな。

618 :
西洋ファンタジーの剣と魔法の世界に対抗できるぐらいの、
人気ジャンルになれればなあ


619 :
魔法に対抗するにはやはりとんでもない内功による超人技か?
これもあまりぶっ飛びすぎるシラけるんだよねぇ。
何度も名前出てるのでもう遠慮はしないけど流浪一天の登場人物には
歳取らないみたいな男が出てくるんだけど、今後どう扱うのかによって
微妙なラインに居るw
既存の武侠作品には内功によって若返るとかあったっけ?
笑傲江湖の岳不群に「いつまでも若々しい」みたいな記述はあったけど。
魔法は魔法。超人的武功とはやはり違うからねぇ。

620 :
>>619
「天龍八部」の天山童姥みたいに内功によってロリババァを維持してるのもいるから、不老キャラはまぁアリじゃないか?

621 :
小説の雰囲気にもよるね。
金庸の作品で言えば、
書剣恩仇録、飛狐外伝なんかはわりと地に足がついているので不老キャラは出しにくいけど、
天龍八部、神雕侠侶みたいな雰囲気なら、不老キャラもありみたいな感じで。

622 :
書いてる方々、公開出来る段階にきたら是非教えてねw
一杯出てきたら、本当に自作武侠小説を愛でるスレもいいかも知れないw

623 :
さて、今日の妄想ネタは……
最強の男とか伝説が欲しいところだ。東方不敗とか独孤求敗みたいな。
武術の知識が殆ど無いから、どんな強さかとかが出てこないけど。
敵方、あるいは故人ってのはよく見かけるけど、味方で仲間に最強の奴とか
居たらどうなるだろう?
主人公と一緒に居て主人公の方が弱いとやっぱ面白くないかな。
最後には追い越して……なんてありがちな設定はやめて、最後まで最強のツレw

624 :
ヘタレ主人公の視点から描くツレの英雄伝とか?
でもこれを面白く書く力は俺には無いw

625 :
企画はいろいろ思い浮かぶが、実際に文章化するのが大変だw


626 :
>>623
戦えば間違いなく武林最強だが、物凄く腹が弱い所為で度々カワヤに引きこもり、なかなか戦闘できない奴…ってのはどうだ?(内功で治療しろよって話だが…w)
戦えない代わり、主人公に戦い方を指示したり…という参謀役って感じで…

627 :
戦い方を指示する台詞は主人公の戦いを描写するより難しそうだw

628 :
闘い方の描写、古龍みたいに「剣光一閃」とかで済ましてしまうと、
楽は楽だけど、かっこいい雰囲気の維持が大変だなw

629 :
あのいたる所から醸し出されるかっこいい雰囲気はなかなか出せんw
ハードボイルドでも読んで勉強すれば真似できるだろうか。

630 :
あれは感性、センスの問題だと思うな。
武術で、
いくら修行を積んでも、資質がないから駄目、みたいな感じで。

631 :
ここで出た小説家になろうの投稿作品を読んでいくことに決めたんだけど
「早く続きを書いてくれ〜!」というのは、多分このジャンルでは酷な事なんだろうな。
なろうに限らず中華ファンタジーはよくあるけど「武侠」という単語を全く使ってない
作品の作者は中華物が好きだけど「武侠」は知らないって事だろうか?
「武侠物」と明記してる作品とそうじゃない中華ファンタジーって、
微妙に雰囲気に違いがあるような気がする。

632 :
>>631
武侠小説を知っている場合は、「武林」とか「内功」とかの用語を使うんじゃないかな。
知らないと、似たようなものを書いても「武術界」「気」になるだろうね。

633 :
ここで武侠小説書いてるっぽい書き込みされてる方々、もうどこかで公開してるんですか?
小説家になろうというサイトはここで初めて知りましたが、他に有名どころってどこなんでしょう?
書いてる人はやはり全部書き上げてから公開?

634 :
>>633
冒頭だけ書いて詰まってるorz
流石に片手間に書くには辛いかなぁ

635 :
>>633
中華小説同盟ってところでいろいろリンクされているね。
後、「小説 検索」でぐぐれば、いろいろ小説検索サイトが出て来る。
自分もある程度完成の目処が立たないことには公開しにくいな。


636 :
やっぱり文章力がないと、表現が単調になっちゃうよなあ。

637 :
過疎ですな。
ここで名前の出た小説も更新止まったままだし、がんばれ武侠。

638 :
一応がんばってはいるが、奪い合う武芸の秘伝書をどういうものにするか、
どうやって都に行かせるかとか、いろいろと挫折中

639 :
自分でストーリを考えてみて始めて解る、異世界召喚モノの素晴らしさ。
世界観の説明ってどうやりゃいいんだぁ

640 :
ヨーロッパ風ファンタジーってのは、
みんなある程度認知しているから、あんまり説明がいらないんだよね。
武侠世界は日本においては一般の認知度が低いので、
ある程度説明に力を費やさなければならなくなる。

641 :
新たな概念の導入が面白さと結びついてないと、
「水の上歩けるとかご都合主義っぽくね?」で終わる可能性がある。

642 :
>>641
実は水の上を歩いてるのは映像作品ばっかりで、
少なくとも金庸の小説中では一人もやってないね。
水上漂って言っても実際には無理っぽい。
多少控えめな描写にしとけばいいんじゃないかな?

643 :
たしかに中華ものだと、「こんな所まで説明しなくても、何となく分かるだろ?」ってところまで詳しく説明しないと駄目な場合が多々あるな…。
俺も最近武侠漫画(ただの中華古装漫画かもしれんが)描き始めたんだが、武侠用語の注釈とかで結構苦戦してる。
特に“江湖”が説明しにくい…
「民間」と説明すると誤解をまねくだろうし、「武術界」っていうと武林とごっちゃになる。かと言って「渡世の世界」なんて言うのとはまた少し違う…
20字程度で説明したいが上手くまとまらん…orz

644 :
江湖は……自分は武侠小説を何作品か読んでいるうちに、
何となく納得した感じかな。
感覚でつかむしかないだろうね。

645 :
どこまで日本語化するかの加減もあるな。

646 :
すっかり止まっておりますが、なんかないっすか?
ここに挙がったネット作品の作者見てないかな〜?
「とにかくがんばってくれ!更新!」
金庸作品でも読み返すかなぁ……。

647 :
企画はあっても、
書き始めると自分の文章力のなさを痛感
まずは文章力を上げる修練だな

648 :
更新頻度で書き易いのかどうかを判断は出来ないけど、
その名前の挙がってるというなろうの三作品で見てみると
最近書き始めてる二作品は更新が一月近く無かった(一作品はまだ無い)。
既に長い一作品は割と頻繁
更新遅い方は武芸の技名やあだ名を使っていてまさしくそれっぽい
更新早い方はそれらが一切無い・・・けど順調に進んでいってそれなりに読める
徹底して武侠っぽさを求めると難産で、ある程度妥協すると安産って感じ
長い方はぜんぜん武侠っぽくないか?といえばそうでもない
要は自分の能力に見合った落とし所(?)みたいなもんを見つけるのが重要なんだろうと思う

649 :
何とか……ちょっとずつ書いてます……。

650 :
一年ぶりに来たがまだ在ったかwwww

651 :
やっぱ個人で書く、という方向に向いていっているけどw

652 :
書いてみるといろいろ壁にぶち当たるんだわな。

653 :
今日、書いたなんちゃってif三国志。
ifだからここに書くことにする。
呂布「王允殿、それは真か?」
王允「左様。それがしも日々、董卓の横暴に苛まれ民草をやすんずるためには
どうしたらよいものかと頭を悩ませておりました」
呂布「そうであったか」
王允「これが帝からの密書にございます」
呂布「おお、まさしく帝の密書ではないか!」
王允「帝は今、董卓の傀儡となっておりこのままでは
日に日に董卓の横暴は肥大化しますぞ!」
呂布「そうかもしれんが……俺の手勢だけでは董卓は討てん」
王允「それがしに策がございます」
呂布「申してみよ」
端的に言うと呂布が漢を復興させる話なんだが、続きが思いつき次第書くことにする。


654 :
ここ武侠スレで、三国志はスレ違いなのよ。

655 :
三國志ネタの武侠モノになるのかもしれんぞ?

656 :
三国志な時点でアウトだし、そもそも武将が国復興させる話な時点で、武侠と違いすぎるでしょうが。

657 :
>>656
呂布がなんか特殊な武功使って、武侠小説っぽく戦うのならこのスレでもいいような気がするが…
そうでないとしたら武侠とは関係ない戦記モノってことになるからスレ違いだわな。
てか、三國志ネタがアウトなんて決まりあったのか?

658 :
本気で言ってるなら、マジでどうかしてるわ。
三国無双まで武侠とか言い出しそうだな。

659 :
王允が実は内功の達人で、呂布に奥義をさずけて…
みたいな展開になるのかもしれん。んなわけねーw

660 :
>>659
そんな感じだとしたら…まぁ、OKなんじゃねw?絶対そうはならんと思うけどw
>>653がどういう風に書くのかは知らんけど、現時点では「ifだとしても歴史小説創作スレ向きだろ?」って感じだな。
とりあえず、このスレに三國志ネタがアウトなんて決まりは無いはずだが、「三國志ネタ=絶対に武侠にならねぇ」って思想の人がいる事はよく解った。

661 :
昨日、ここにちょっと書いてみた人だけど小説書くのって難しいねw

662 :
このスレというより、三国志で武侠とか言い出す方がどうかしてるんだよ。
そりゃ太閤記やら源氏物語を任侠物とか言い出すようなもんだ。
基本認識がズレ過ぎ。
そういう失笑もんのパロディでもやりたいなら、ご勝手に。

663 :
なんだか久しぶりに伸び始めてると思ったら
三国志かー……

664 :
>>662
>そういう失笑もんのパロディでもやりたいなら、ご勝手に。
そういうのが厭だから「三国志はアウト」って言ってるのかと思ったが…なんだ、別に絶対反対って訳じゃないのか

てか…このスレは投下作品の内容に対して、ある程度明確なルールを作った方がいいんじゃないか?
>>653みたいな武林とも江湖とも無縁そうな話はアウト…とか
現状のままだとアバウトすぎてどっからどこまでを「武侠」とすればいいのか分かり難いだろうし。

665 :
金庸センセーが鹿鼎記とかで無茶やっちゃったから定義づけとかできんわw
三国志だったら、例えば貂蝉が武術の達人で董卓と呂布を亡き者にする為の刺客に、
とかいう話なら武侠っぽい……よりは唐代伝奇っぽいなぁ。

666 :
殆ど死に体に見えたこのスレにまだこんなに有志が残っていたかw
武侠小説に限らず、物語をみんなで作ろう系スレで成功例って過去にある?
とりあえず形になったってだけでも。
なんだか限りなく無理な気がする・・・「みんなで」って点で。

667 :
>>666
特撮板に協同でオリジナルヒーロー作る・・・みたいなスレがいくつかあるが、ちゃんと完結してるのは個人で書いてる作品ばかりだった気がするな・・・
てか、この手のスレは「俺の考えたキャラ、ストーリー」みたいな妄想を書き散らすような場所だから、別に現状のままでもいいように思う。

668 :
みんなで(励ましあってそれぞれの小説を)作ろう、が正解かもw
みんなでできるとすれば、設定を共有した短編集みたいなものになるのかな。

669 :
上の方の、喬志邦の話、ちょっとだけ続きも書いたけど、
途中でやる気失せて放置中だわ

670 :
スレの最初の方に書かれてるのってみんな武侠!て感じだよね。舞台もちゃんと中国だし。
それに比べて後の方で名前の出てきたるろうなんたらとかこれってどうなのよ?て感じじゃない?
あれくらいの超微武侠テイストならスレの最初の方で書いていた方々なら
いくらでも書けるんじゃない?
三国志よりは武侠してるけどさ。

671 :
真面目に書いている作品を無碍に貶すのは義侠の行いじゃないな。
つか冒頭だけ書いて力尽きた・・・体力が無いw

672 :
着実に作品が作り上げられていくという点で、流浪は一定の評価が与えられる。
これは大事な事だと思う。

673 :
その通り。
いくら凝った武侠らしいものを書こうと、
冒頭一万字未満で挫折してしまう俺たちには、流浪を批判する資格なしw

674 :
なんか流れぶった切るみたいで悪いんだが
このスレの住人的に「武侠(もしくは軍事もの以外の伝奇など)書くなら、これは参考までに押さえとけ!」っていう作品は何だろう?
まぁ小説なら金庸や古龍の作品になるんだろうけど、それ以外の本、映像、漫画等で何か良い物はないだろうか?

675 :
>>674
「漂泊のヒーロー―中国武侠小説への道」岡崎由美
とか?

676 :
流浪一天は運がいい。晒されてるのがここで。もし創作文芸あたりだったらどうなってたことかw
ここは度量の広い好漢ばかりだな。
>>674
 やっぱ本場中国の何かじゃないと雰囲気が変わるように思う。俺もちょっと書いてみたりするけど
文化全般(特に超基本的な衣食住)に関する知識が今一番手に入れたいものかな。中国の(古代〜中世)。
「中国服装史」なる本を持ってるんだけど、それすら理解するのも難しい・・・

677 :
ちなみに流浪一天の名が出てきたのは別に最近じゃないぞ。スレの初期に出てる。もう一年以上の連載だし。
それからかなり月日が経ったけど、他にも出てこないと不自然だなw
このスレの住人が「こんなの連載始めたぜ!」とか言ってくれるのが一番理想的なんだけどなあ

678 :
>>674
漢詩の勉強でもしてサラっと物語に交ぜるとそれっぽくなるかも。
つか、陳家洛とか段誉みたいな文化人キャラを作ろうとしても俺の知性が追いつかないんだぜw

679 :
あまり個人のサイトを貼るのは気が引けるので、タイトルだけ挙げるなら、
小説家になろうに投稿されている小説では、
話題になっている「流浪一天」の他には、
更新がかなりゆっくりだけど「山川江湖」
更新が止まっているっぽいけど「破邪英雄伝〜燕朝秘史〜」
他に「華と剣―fencer and assassin―」とか「月影華」
「破天荒列伝」や「赤い華を見つけたら」も武侠っぽいかも知れない
他の独立したサイトでは、「龍姉虎妹演義」とかね

680 :
龍兄虎弟ていうのが昔映画かなんかであったな

681 :
龍姉虎妹演義は最近知って、というか最近始まったようだけど読んでるな。
山川江湖もどんな展開になるのか興味があって更新チェックはしてる。
武侠ものらしい設定というのは皆似たようなものになるけど、問題は
どう展開していくかだよなあ。
そこが俺はどうも駄目だ……

682 :
少しファンタジー要素を混ぜた、いわゆる仙侠小説なるものの方が作りやすい気がしてきた。

683 :
飛剣とかが何本も飛び交ったら面白いかも。
ファンネルみたいに。

684 :
ちびちび小説書いて保存しておいたDVD、ファイルが半分読み取れなくなった。
ははは。。。orz

685 :
>>684
読み取れなくなったDVDからデータを救出できるフリーソフトがある…と、以前とある雑誌に載ってたぞ


686 :
>>684
ご愁傷様・・・
ちょっとずつでも頑張ればいつか郭靖みたいに大成できる・・・かなぁ

687 :
郭靖も一般的な感覚から言うと十分速成な気もするw
物覚えの悪い子供が強くなりすぎ。やっぱ天性のものが潜んでいた訳で……
いや、まあ努力はきっと報われると信じよう

688 :
いろんな小説検索サイト使うと、武侠っぽい中華ファンタジー小説はネット上に結構あるな。

689 :
どこかに武侠用語や知識をまとめたサイトがないかな?
門派とか武術用語とか呼称とか、下地調べとかで無駄に消耗をしてしまう。
これじゃ作る態勢に入る前に心が折れてしまう。

690 :
>>688
いいのあるかね?
>>689
みんなそれで作品公開まで辿り着けないのか・・・とりあえず勢いでスタートじゃだめなのかw

691 :
じゃあこのスレである程度まとめてみる?
とりあえず繁体字だけど武功が羅列されてる
ttp://jinyong.ylib.com.tw/snowtalk/show.asp?no=25124&ch=genuine
こんだけあって被らないような名前をつけるのはキツイねw

692 :
金庸ぐらいの大御所ともなると、
他の作家は、技の名前とか普通にパクっていそうだな

693 :
>>691
おお、良いサイトだ。
俺はあの時代の二人称・三人称が把握し切れなくて、いろいろ戸惑ってる。

694 :
>>691
これって全部金庸先生オリジナル? なわけないか
一旦こんなリアルにありそうなの使い出すと最後まで頭ひねることになるから怖いw
動作もいい加減には描写できないしなあ
やっぱ背伸びせずに流浪スタイルで……

695 :
>>693
そのあたりは日本語的表現に直しちゃってもいいような気がするよ。
でも、〜児、とか阿〜とかが無いと雰囲気が出ないかな?
>>694
最初の方は技の名前も大人しい感じだけど、天龍くらいだとかなり派手な名前も多いねw

696 :
技の名前や通り名を考えるのは、武侠小説を作る上で大きな楽しみになるだろうけど、
あまり凝りすぎたら、
それを考えるだけで力尽きてしまいそうだなw

697 :
流浪スタイルW
ここの住人的には流浪が武侠を名乗る最低ライン?
中華ファンタジーって作品によって微妙に雰囲気違うし基準が欲しい。

698 :
それも微妙。なんとも言えん

699 :
とりあえず、場所が『中国(板的に中華風の架空世界はアリなのか?)』で、主人公が『武林』もしくは『江湖』と呼べるような場所を舞台に活躍する
…っていうのが最低限の条件じゃないか?
文章や武功名云々は作風の問題だろうから、「こうでなくちゃ駄目」っていうのはあまり無いと思う。

700 :
板的には中国だねえ。中国風は・・・まあここでネタに出来る素人小説も
そう多くないしいいんでない?

701 :
ネット小説で頑張っている人は、
現実の中国の地名を調べるのは大変なので、
架空の中華風世界にしている人が多いね。
実際、中国語サイトとか見ないと、
なかなか調べがつかないだろうし。

702 :
地名は中国歴史地図集でおk
地形はGoogle Earthで確認

703 :
あと旅行ガイド系を利用するのも一つの手だね。
風光明媚なところや名勝地は、みんな写真付き詳しく解説してくれるから。

704 :
実は誰も実際には書いていないんじゃなかろな?w


705 :
俺は書いてないんじゃなくて書けないんだw

706 :
なろうで投稿開始されたっていうやつ、もう進まないんじゃない?ってくらい更新ない。
既に長く連載されてるやつしか更新されないね。
>>679にあった龍姉虎妹とかいうの見に行ったら休止中とかなってるし・・・
あーなんか読みてー・・・

707 :
活死剣譜とか、灰姑娘とかあるな
>>704
一応、唐代、宋代、明代、時代不定で、一つずつ企画があるけど、
なかなか書き進まないw

708 :
書いちゃうと投稿しちゃう。

709 :
俺は別に書いていないけど、書いたものはここに投下して展示しても良い?

710 :
最初の頃は結構投下されてたしいいんじゃない?
武侠ものであれば。

711 :
>>710
その「武侠もの」の定義なんだが、このスレ的にはこんな感じか?
 ・中国が舞台。
 ・時代設定はハッキリと明記してもいいし、古龍作品のように「ハッキリ明記されてないけど明代かな?」って感じでもおK。
 ・武林、江湖、或いはそれに近い社会を舞台としている。
  ※軍事戦記ものに分類されそうなものはアウト。
これ以外に何か足りない条件があったり、変なところがあったら誰か修正してくれ…

712 :
内功系の胡散臭いスキル。

713 :
>>712
金庸系なら必須だろうが、特にそういったスキルが出てこない武侠作品(陸小鳳とか、獨臂刀などの武侠映画…)も結構あるから外したんだけどな…
いるかな?

714 :
「舞台が中国」にするかどうかが出てくる作品数を大きく左右するなw
俺らがなじみの本物の武侠小説は中華圏の人が書いているわけで舞台中国は当然だろうが、
ここの住人は日本人だし無論書ける人も居るが敷居がかなり高くなるな。
架空も可ということなら「武侠要素含む」和ものや西洋風まで可能になるけど
さすがにそれはここでは認めがたいし、中国もしくは中国にかなり近い文化を持つ世界といったあたりか。
というわけで、「純中国(?)のみ」か「中国風含む」か、これも決めなければ。

715 :
>>714
うろ覚えでスマンのだが、確か水滸伝に架空の山が出てきたよな?(出てなかったっけ…?)
そういうのがOKなら
「中国が舞台。ただし街、山などは架空のものを出してもOK」ってのも出来るけどな。

個人的意見だが「中国風含む」にしてしまうと、何かスゲェ板違いな気がするんだよな…

716 :
>>715
俺にはどれが架空でどれが実在かも分からないけどw
スレの初期には純粋な中国舞台のものを投下してる人が殆どだった様だし、
そういう書ける人が今も居てくれるといいんだが・・・
武侠小説そのものは中国発!ということでそこから派生する作品群(中国風のみに限る)は
スゲェと言うほど板違いとも思えないけど、微妙な存在なのは分かる。

717 :
大事なレスを忘れていたw
>>709
そんなこと言って、本当は書いてるんだろう?w 投下するんだ! さぁw

718 :
>>716
日本の時代物…主にゲームなんかで“架空の戦国時代”とか“架空の江戸時代”ってのがあるけど、そういうのでも一応「日本」ってのが多いんだよな…(日本風ファンタジーではなく)
そんな感じで“架空の中国”っていうのなら特に問題はない…かもしれん。
まぁ、完全に異世界(中華風)でも絶対駄目ってことはないと思うが、その場合世界観が極端にファンタジー化する可能性があるんだよな。
それをセーフとするかアウトとするか…

719 :
個人的には中華テイストあれば、異世界だろうが未来だろうが可。
北斗の拳は立派な和製武侠、キャラ西洋人っぽいの多すぎだけど。

720 :
うまい具合にここには判断材料があるじゃないか。
ここに作品書く人が居るならまず間違いなく素人でしょ?
例えば目を通した事がある人がどれくらい居るのかわからないけど
名前の出てる中華風の架空世界である流浪一天とかがここに投下されてたら、スレ的にはどう思うか?で判断出来そうだ。
>>719には個人的には賛同する。武侠テイストというのは多分どんな世界でも存在可能だと思う。
ただ、この板、このスレ的にはどうか?だよね。
少なくとも時代小説に分類出来そうなものじゃないとここには合わない様な気がする(そんな雰囲気)

721 :
まぁ、中国英雄板だからな、ここ。

722 :
まあ、中華風なら、何だっていい

723 :
と言うか書いてくれさえすりゃ大体許せるw

724 :
じゃあ大体こんな感じかな?
 ・舞台は中華風であれば基本的に何でもおk(ただ、板&スレ的には時代モノが好ましい)
 ・武林、江湖、或いはそれに近い社会を舞台としている。
  ※軍事戦記ものに分類されそうなものはアウト?
 ・その他…中華テイスト、武侠テイストがある。
結構自由になったw
これならむしろアウトになる条件を決めた方が分かりやすい気がしてきたな

725 :
幼馴染が寝取られなきゃ、武侠じゃ無いです!

726 :
男装美少女は必須
脇役でもいいから一人は出すこと

727 :
アイドルマスターの菊池真みたいな奴かはたまた別の風味にすべきか
どちらにしろ基本男ばかりの世界だからこそ男装は映えるのだろうか

728 :
結構アバウトでいいのねww
まー今までの感じからしてとにかく何か書いて貰えれば御の字(なんて今時いわんか)だ。
ただでさえ過疎ろうとしがちだしね。

729 :
龍姉虎妹演義のブログ見に行ったらデザイン変わってて「おっ?」とか思ったんだが
まだ休載中だった。脱力した。


730 :
「愛って何ですか?」っていう、短編の双子を主人公にした武侠小説を公開している人もいるな。

731 :
>>730
 早速読んできた。
 最初から長さを決めてあったのかな? 長編書いて欲しいな〜
 読んでて金庸作品の色んな場面が頭に浮かんできた。

732 :
よもやニコニコのアイマス動画で追魂奪命剣が見れるとは思わなんだw

733 :
あちらは最近武侠系テイストの話も多くなってきたな

734 :
>>732-733
kwsk

735 :
久し振りにこのスレに来てみました。落ちてなくて良かった!
作品投下楽しみにしてます。

736 :
>>734
ttp://www.nicovideo.jp/mylist/7163053
俺にゃ「あいどるますたあ」なるものはようけわからんがたぶん水滸伝ものの話
追魂だかはそんなかのttp://www.nicovideo.jp/watch/sm3684310あたりに出とった

737 :
水滸伝は現代日本だとあまり人気無いから伸びないかもね。
武侠小説に輪をかけてヤクザすぎるからかなw
>>735
アレの続きが考えつきそうなら期待してるよー

738 :
>>737
水滸伝を、現代風の嗜好に合わせて手直ししたのが武侠小説と言えるしな。

739 :
ここに上げられた「小説家になろう」のある作品書いてるヤシが来ましたよ。具体名はカンベンしてくれ。
ふと武侠でググったらここに名前出ててガクブルだよ……

740 :
>>739
具体名出さなくても殆ど選択肢ないわw
とにかく頑張ってくださいー

741 :
>>739
 連載好調ですか〜? 頑張ってくださいね。
 長期連載停止中なかただったら……やっぱり頑張ってくださいねw

742 :
ここは多分大人な人多そうだからガクブルしなくても大丈夫かもね
名前出ても内容に触れることもほとんど無いし(あくまで紹介だけ)
触れてもいいんだろうけどね、ネタ少ないし

743 :
私も書いておりますが、正直もうどこだろうと知名度アップになればOK!みたいな感じです
でも確かに文芸板は怖いかな〜

744 :
>>742
ただでさえ書いてくれる人が少ないし、
出来はどうあれ、少しでも武侠小説の普及につながればと思っているからねえ

745 :
龍姉虎妹更新あったね。他にここで紹介があったのは「ああもう更新無さそう」てのが多い。
>>744 普及して欲しいねえ。それにはある程度の出来は必要だけど。

746 :
なんかないのか!
てことで龍姉虎妹演技ってのと流浪一天ての読んでみた。ほとんど流浪一天に時間とられたがw
感想は・・・龍姉虎妹演技ってのはとりあえず今の所はよくある展開か。でも先は楽しみだ。次が「邪教」てなってるし。
流浪一天は・・・一体何枚で終わらせる気だ?wでも武侠小説てもう素人作品に向かうしか新たなネタ無いし、
まだまだ続くのは貴重な存在だ。そこそこ面白いと思うし。
まあ折角紹介されたんだから根気よく読むつもりだ。

747 :
誰もいなくなった? 書いてるか〜い?

748 :
俺書いているよ
武侠じゃなく、エロ小説なんだけど……

749 :
中国語なら、金庸作品のエロパロ小説は、
ネットにいっぱい転がっているね。

750 :
郭靖や袁承志がアッー!されている小説を最初に想像してしまった
俺が困ったちゃん。

751 :
>>749
アドレス教えてエロい人
中国語分からないが、金庸作品のエロパロは凄く見てみたい

752 :
>>751
情色武侠とか、あるいはキャラの名前に「淫」などそれ系の言葉でぐぐって探せば、
いろいろ出てくるよ

753 :
淫らな武侠小説……

754 :
>>752
dちょっと探してくる
普通の武侠でも、サービスシーンがいろいろあるよね。
主人公兄妹に媚薬を食べさせやらせると、凄いよね。

755 :
射精英雄傳 射雕淫雄傳

756 :
ドラゴン・キングダムは、アメリカ人が書いた武侠小説、
って感じのストーリーだったな。

757 :
オレ、いいネタを思いついたぜ。
主人公は小さい頃両親を失い、奇遇を得て武術を習って成長して江湖に出た。
ヒロインは幼馴染、素直クールないとこ、侍女(メイド)、そして敵のお姫様。これで100万突破間違いなし。

758 :
あれのどこが素直クールだ
と、移魂大法にかかってみるテスト。

759 :
鹿鼎記?

760 :
人気ライトノベルのヒロインを武侠小説に置き換えればいい

761 :
ハルヒとかゼロの使い魔とかそういうのか。
もともとツンデレには事欠かないけどw
巷で流行りらしい「ひぐらし」なるものをパクってみてはどうだろう。

762 :
ツンデレよりヤンデレ分の強い作品を武侠にしてみてはどうだw?

763 :
ヤンデレの師妹に死ぬほど愛されて夜も眠れない師兄
しかし、一緒になれなかったら死ぬ、とか普通に出てくるのは
現代では病んでると言われるかも知れんなw

764 :
ドラキンみたいに、中華街に行って、
怪しい骨董品店に入ると、フォッフォッと笑う怪しい爺さんがいて、
怪しい壺の中に吸い込まれて、気がついたら武侠世界に飛ばされていたという設定でいいな。
いきなり盗賊に襲われてピンチになったところを、
旅の侠客美少女に救われて……とかな。

765 :
>>764
驚天動地の武術を身につけ、いろいろな美少女と触れあい、
正派邪教の間に挟まれ他人の誤解され、江湖の盟主になって栄光と辛酸を味わいつくす。
そして目が覚めたら、爺さんが沸かしてたお茶がまだ沸騰していなかった。
……ごめん、もう一度考え直します

766 :
古今の美形キャラを模した技を集めた腐女子拳法の使い手が、
三国志の英雄の子孫を訪ねていっては激怒して大暴れする話ってのは
どうだろうか。

767 :
小説書くのってなかなか難しいな
ケータイ小説みたいな妥協してしまえば楽なんだろうけど

768 :
小説家になろうにある紹介された奴なんかもうかなりの確立で挫折っぽい。
なろうって気軽に書き始められるのがウリだと思うけど、やっぱそれなりの
決意で始めないと続かないね。
やっぱ武侠への愛だよ。愛。
まあ書くってのは特殊な愛だとは思うけど。

769 :
発想を変えてみたらどうだ?
萌えネタの美少女こそ主人公にしてしまう
古い家柄で生まれつきモノを破壊するための線が見える
名付けて(ry

770 :
>>768
こだわりが大きいほど、書くのは大変になっちゃうね。

771 :
もうパクリでも何でもいいから書こう、と思ってはみたものの、
よくよく考えたら中国の風俗を殆ど知らなくて絶望した!

772 :
似非中華風で良いじゃん
本家中国の三国志演義だって水滸伝だって時代に合わない風俗だったりするんだから

773 :
中華風俗を知るには、中華時代劇を見るのが最も効果的。
日本時代劇はシリアス一辺倒と違って、むこうは老若男女問わず大衆向けに製作ってるから、一見する価値はあるよ。

774 :
考証については追究しだすと、切りがないところがあるからな。

775 :
かといってハムナプトラ3みたいなむちゃくちゃなのは……

776 :
ドラマではみんな剣を手に持ってるけど腰に差したりはしないんだろうか

777 :
>>776
古代戦記モノでは結構腰に提げてるけど、武侠モノでは殆どの人物が手に持ってるよな。

778 :
書いてるとか読んでるとか、とりあえず何か無いかねw

779 :
>>778
よっぽど武侠話に飢えてるのねw
俺は中国語勉強して、この前中国語検定で準一級取って、それで中国の小説サイトで読み漁ってる。
まあ実力不足だから、かなり適当に読んでるけど。
そこで実感したのは、やっぱ層が全然違うことだわ。
むこうは若者が武侠小説が好きだという人が多く、小説サイトも結構多く、
自作武侠小説が多すぎて読みきれんわ。
有名作家でも、金庸以外の武侠小説が公開されていて(著作権とか大丈夫かな?)、ちょっとずつ読もうと思った。

780 :
中国語か…やっぱ武侠ファンはそこまでしないと……………って無理!

781 :
ttp://sukima.vip2ch.com/up/sukima000794.jpg
これやるから元気出してがんばれ

782 :
ファンタジーとかで中華ネタが出てくると、大抵チャイナ服に柳葉刀か棍だよね
もうちょっと漢服風のキャラとか出てくればいいのになぁ

783 :
仕方ないよ。
ほかの分野でもよく言われてるけど、日本人は中国のことをまったく理解していないし、本気で理解しようとしてもいない。
日本人は日本史自体、片鱗的に把握しているだけだし・・・
ってか中国人が異常なぐらい中国史が好きだけなのかな。
むこうで武侠ドラマや時代劇ドラマが延々と放送されてるのが羨ましすぎるぜ。
三次元の男装ヒロインが見たいお・・・

784 :
>>782
ぶっちゃけ漢服の方がヒラヒラしてて萌え要素強いと思うんだが…なんかチャイナ服系ばっかだよな。
三国や宋代みたいな世界観でチャイナ服ってのは、室町や戦国時代に明治や大正の格好してるぐらい違和感ある……とか思ってるのは俺だけじゃないよなw?

785 :
>>784
超同意。
そういや五輪の前に「中国はチャイナ服より伝統のある漢服を推して参る」って
新聞に出てたけどどうなったのかねぇ。閉会式観た感じでは漢服じゃあなかったけど

786 :
>>785
論語読む場面で儒者をイメージした人たちが着てた服は、漢服をアレンジしたような衣装だったぞ。
とりあえずチャイナ服は殆ど出てなかった筈

787 :
一回途絶えた伝統だからいまいちリアリティが無いんだよね
あんまり出来が良くなかった気がする

788 :
漢服の中でも唐代の装束は、アレンジ次第じゃ、
旗袍チャイナドレスよりもずっとエロくすることだってできるのにな

789 :
>>786
開会式では着てたのか。見りゃ良かった
自分が新聞で見たのはこれだったけど色がくっきりしすぎだと思った
ttp://www.yomiuri.co.jp/olympic/2008/feature/syou/img/fe_sy20071227_01.jpg
男子も短髪じゃなくて巾とか使ったらいいのに

790 :
>>783
日本人は歴史好きでも、戦国時代への偏りが激しいしな。

791 :
>>790
幕末好きも劣らず多いぞ
中国だとどうなのかな。ファンタジーを絡めにくいから清末は武侠にしにくそうだけど

792 :
>>791
武侠に限定すると知らんが、むこうの時代劇ドラマは清が一番よく制作されてるよ。
康煕帝とかが民間に旅して勧善懲罰したり、大奥みたいに女性の権力争いを描いたり。
武侠中心じゃないんだけれど、屋根の上にとび跳ねたり刺客とやりあったり、武侠シーンが必ず入るからなかなか面白いがw
皇帝家だから武術は習っているだろうけど、むこうでは時代劇に武侠シーンは当たり前だという感じ。
あと、ジェット・リーが演じた清末の武侠劇もけっこうあるじゃない。

793 :
中国の時代劇に清代作品が多いのは、日本の時代劇が江戸時代ばかりなのと同じで、
一番新しい時代なだけに一番多くの資料が残されているから
特に一般的な社会状況、風俗とかね
それでも中国はまだ明代、宋代以前が舞台の作品も多い
日本の時代劇は中世以前となると、戦国歴史もの以外はぐっと減っちゃうね
室町時代や鎌倉時代のチャンバラ時代劇ってないでしょ

794 :
>>793
あとは義経とかの源平ものが偶にあるぐらいだな。
関係ないけど…
日本の戦国ものって、戦闘シーン少ない作品が多い気がするが…気のせいか?
三國志みたいに主役クラスの武将が直接戦うシーンが少ないから、そう思うだけなのかもしれんが…

795 :
>>794
日本の時代劇は、合戦シーンを撮りたくても、金もノウハウもない
馬に乗れる俳優も意外と少なかったりするしね
一番予算の多いNHK大河ドラマだって、主要な合戦以外は、
スタジオの中で済ましてしまうことが多いでしょ

796 :
やっぱり人件費が掛かるんじゃないか?
視聴率もさほど期待できないから予算も出ないだろうしなぁ

797 :
一時期、武侠系素人小説がいくつか挙がってたけど紹介されたくらいで
それらに触れるレスはほとんど無いね。やっぱ武侠は素人の書くもんじゃねぇ!
ていう事の表れなのかな?
一応創作に関するスレって事で他にもいろんな作品名が挙がってくるかとも思ったけど
いずれは武侠総合スレ化せざるを得んのかねぇ。

798 :
ベースとなる知識がもうちょっと手軽に調べられればなあ。
「内効」とか「○○派」とかどこまでその作者の創作で、どこまでが一般的な知識なのか分かりづらい。
ただの金庸の設定を借りた小説みたいになってしまう、俺の場合。

799 :
前のレスから一ヶ月とかさびしいw
なろうの流浪〜、意外にアクセス伸ばしてるね(人気ジャンルには到底敵わないけど)
感想は少ないけど「こういうの初めて読んだ」って書いてる人もいるし、
武侠入門には役に立つかもね。
書いてる、もしくは書こうかと思ってる人は深く考えずにどんどん公開してったらいいんじゃないかなぁ

800 :
武侠漫画(というより唯の中華古装漫画かもしれんが)のプロット考えてて思ったんだが、世間的にはどの辺の時代がメジャーで、どの辺の時代がマイナーなんだろう?
少しは歴史要素も入れたいんだが…

801 :
>>799
構想、というか妄想ばかりで形にならないわw
>>800
いわゆる世間様は三国志までがせいぜいだと思う。
そこまで遡っちゃうと少林寺も無いんで武侠としてはやりにくいんだよね。
俺としては明代がいいんじゃないかと思う。日本と絡む歴史要素も多いから話を作りやすそうだ。
ただ日本じゃマイナーどころか暗黒時代扱いする人もいるんだよなw

802 :
招式とかってどうやって考えるんだ?

803 :
>>802
降龍十八掌の技は易経だっけ。
〜拳の一手、とかでよく出てくるのは横掃千軍とか仙人指路とかが多い。
かなり漢籍に通じてないとセンスのある名前は付けられんね。
テイルズの技とかは格好良い感じを並べただけな気がして好かん。
あ、武術の動きのことなら実際に習うんだw

804 :
テイルズとか最下層やないですか
つか、日本でやるならあまり本格的にしすぎて意味不明でも困りものなんで、
むしろ、さじ加減ってところが一番難しいだろうね
もちろん、本場の知識に精通していないと匙どころじゃないが

805 :
中国本土の昔の基礎知識がなく、調べようとしてもあんまり見当たらず。
なので、ちょっとラノベ風に(外人は外人だけど、性格は日本人)とかにしてもいい?

806 :
>>805
当時の風俗とかがよく解らんから、解る範囲で簡略して書く…って事?
それぐらいは別に構わんのじゃないか?

807 :
>>805
そもそも金庸の小説でも、登場人物は現代的な思考の奴が多いと思う。
女性人の自由度とか、楊過の反逆児っぷりとか。

808 :
ここにあった名前をふと思い出して見に行ったら
・・・更新してるー!
でも、超少量だった
ま、書いてくれるだけいいか

809 :
>>800
宋の時代か、唐の時代かな
唐は、天宝年間だと、阿倍仲麻呂、楊貴妃、李白などで親しみがあるし、
宋の時代は、水滸伝、楊家将。

810 :
アワーズでやってる破戒劔師にこっそり期待してる

811 :
武侠小説を書こうと思っている人へ。少しでも参考になれば、
http://kouran.asablo.jp/blog/

812 :
↑ありがとうさんです。

813 :
点呼
壱!

814 :


815 :
    ハ,,ハ
   ( ゚ω゚ )< さぁ〜ん
   /    \
((⊂  )   ノ\つ))
   (_⌒ヽ
   ヽ ヘ }
ε≡Ξ ノノ `J

816 :
久しぶりに何だか書く意欲が湧いてきた
がんばるぞ

817 :
ネタはいいのあった?

818 :
SD四次落ちしたのを、使い回し様に書き直しつつ、
新しいのの企画を練ってたら、武侠風味のラピュタになったお。

819 :
このスレ立った当時以来のROMが来ましたよ、とw
2009の書き込み数がひどすぎるwww  (つД`)
過去レス読みながら刺激されて細かいプロップ程度の
ちょろっと書いてみたけど台詞が全然書けないwww
物書き人間て全員凄いな〜。と改めて思たわ。
>>818
>武侠風味のラピュタになったお。
それジャンプの封神演義?俺の脳内誤変換かw

820 :
>>819
全然書けないほど難しい台詞を書こうとしてるのか?

821 :
>>820
初心者もピンキリなんですよ。
自分が他人の台詞を創造(想像?)すると嘘っぽいというか
歯が浮くというか、こっ恥ずかしいというか。
自分と同性同年代以下ならそんなに気にならないんだけどね。
そういう目線で自分の回りの作品を振り返ると
むさいおっさんとかが若い女の子の台詞とか考えてるのかと思うと
ものすごい勢いで現実に引き戻されるw
漫画だけどこのあいだ鋼の錬金術師で
作者が戦争経験者に取材してる話をよんで
「漫画でフィクションとはいえry」と深く頷いた自分を思いだしたよ。
妄想だけで書きすすめるのは色々無理があるものだと
改めて痛感してる。

822 :
ここで名の出た素人小説、息切れしてるっぽいな。
ちょっと感心するほど長く書いてたが、
これはネット小説でよくあるいきなり打ち切りの兆しか・・・

823 :
>>819
企画ストーリーは思いついても、実際に書くのって難しいよねぇ
本当、書き続けている人は尊敬するわ

824 :
たまにはあげ。
書く意思のありそうなレスがチラホラしてからけっこう経ったけど
ど う な り ま し た か ?

825 :
明代、政府は海禁政策をとって私的貿易を禁止していたが違法な貿易をするものは後を断たなかった。
最初は日本人が主だった倭寇は後にはこうした半分海賊半分貿易商の中国人が中心になった。
黄曲(おうきょく)もその一人だった。

826 :
黄曲は海賊に入って日が浅く下っ端であった。
ある日頭領の所に日本人の客がやってきて何事か話して帰っていった。
黄曲は同僚に聞いた。
「あの客は何の用で来たんだ?」
同僚「あの客は日本王の豊臣秀吉の使者だった。」
黄曲「それで用は?」
同僚「秀吉は明、朝鮮を攻めるって話だが、倭寇の援軍を頼んできた。成功すれば領地をくれて、貿易も合法にできると言っていた。」
黄曲「それで頭領は何て?」
同僚「断ったよ。成功するかわからないし、失敗すれば捨てられると言っていた。」
黄曲「・・・」

827 :
その夜遅く黄曲が小舟が吊ってある所にでていくと、物影から男が一人現れて言う。
「どこに行くんだ?」
黄曲「!」
この男は黄蓋(がい)といって、頭領の護衛をやっている。黄曲とはあまり仲が良くない。
黄蓋、刀に手を掛けて「日本に行くつもりなのか?」
黄曲「蓋さん、見逃して下さいよ、同姓のよしみで。」
黄蓋「貴様なんかと同族なものかっ!!」と叫ぶやいきなり斬り掛かってきた。
黄曲も飛び下がって刀を抜いたが夜中に出ていこうとしている所音を立てて打ち合うわけにもいかず、
何刀かかわしたところでギリギリの一撃を体を開いてかわすや一刀で海に斬り落とした。

828 :
海賊を抜けた黄曲は日本軍に加わり、朝鮮での戦に参加した。
一平卒であったが常に先陣切って戦い功を立てたものの、それからいくらもしない内に戦争が終わり日本軍は引き上げることになった。
黄曲はいまさら倭寇に戻るわけにもいかず、帰還する兵士について単身日本に渡った。
とはいえ倭寇だった頃から何度か日本には来ている。倭寇は貿易商でもあるので日本とつながりがある者も多かったのである。

829 :
日本に着いてから秀吉が死亡していたことを知った。
秀吉は自分と同じ平民上がりなので自分を使ってくれるだろうと思い秀吉に自分を売り込むつもりだった黄曲は途方にくれたが、
しつこく面会を求めた結果人に紹介されて淀殿に会うことができた。秀吉の妻の淀殿は秀吉亡き後の豊臣家の頭であった。
しかし秀吉とは違って良家の出である。
自分を使ってくれるよう頼む黄曲だが左右の家臣はいい顔をしない。
家臣「この者は元々一介の海賊に過ぎません。先の戦でも大した手柄を立てたわけでもなし、ひょっとすると明の間者かもしれません。
このような者をいちいち取り立てていたらきりがありません。」
他の者も大体同意見であったが、淀殿は黄曲に、
「そなたは亡き太閤様のために故郷を捨ててまで戦ってくれた忠臣、しかも太閤様亡き後までわざわざ私に会いに来てくれました。
このような者は得難いものです。必ず力になってくれましょう」
と言って黄曲を臣下に加えた。黄曲は叩頭して、
「この黄曲、必ずやこの大恩に報います!」

830 :
時は流れて大阪の役、徳川家康の勢に豊臣方は覆されそうになっていた。
家康の策で堀を埋められた大阪城はもう落ちるのは時間の問題かと思われた。
城内で、
真田幸村「黄曲殿は運がないな、日本に来たとき徳川方についていればよかったものを」
黄曲「何を言われます、私は最期までお供します。」
淀殿「私の力が足らないためにこんなことに・・・
黄曲、もう大阪城は落ちます。そなたは脱出しなさい」
黄曲「まさか!そんな事はできません!」
幸村「いや黄曲殿、そうではない。俺はこれから家康を討ちに行く。
討ち取れればよし、討ち取れずここで我らが滅ぶならば、その方に仇を討ってもらいたいのだ。
任せたぞ!」
そう言うと答えも待たずに槍をとって出ていった。
淀殿「幸村の言った通りです。さあ、行きなさい」
黄曲「やはり主上をおいては行けません」
淀殿「あなたを信頼しているから言うのです。さあ黄曲、行きなさい!」
そこで黄曲はひざまずいて、淀殿をしかと見据え包拳の礼をすると、一言も言わず、振り返りもせずに去った。

831 :
一方の幸村、一隊の騎馬兵を率いて家康の本陣を強襲した。
幸村は先陣を切って味方を引き離し左右に斬りまくり、無人の境を往くが如く本陣に迫る。ちょうど本陣は手薄だった。
彼方に小さく家康が見える。一気に駆け寄る幸村の前に一騎、家康側から飛び出した。
黒鎧にやはり槍をとって出てきたこの男は二代目服部半蔵こと服部正就(まさなり)である。
両者激しく打ち合うこと三十余合、一歩も譲らない。なかなか決着がつかず幸村は焦る。
ところへ家康側の援軍が寄せて来て家康を取り囲む。幸村は歯噛みして、主君を守る為撤退した。
後を正就が追っていく。

832 :
豊臣が滅んだ大阪の役の一年後、江戸城の天守閣の周りを歩く男がいた。
男は服部正就、大阪の役で幸村を追っていって行方不明になっていたが、身分を隠して隠密に家康に仕えていた。
正就がふと見ると、壁に顔を向けて立っている下男が一人。
正就「おい、そこで何をしている?」
言われて振り返った下男は見知らぬ顔である。もちろん正就も城で働く下男の顔を一人一人覚えてはいないが、正就の勘が怪しいと知らせた。
この下男こそ他ならぬ黄曲であった。

833 :
黄曲「すみません、ちょっと気分が悪くて・・・」
正就「お前、聞いたことのない訛りだな。江戸の者ではないな。何者だ?」
正就が太刀に手を掛けてにじり寄ると、黄曲は突然飛び付いて正就の脇差しを抜き取った。
正就、猛然と斬り掛かり、打ち合うこと二十余合、黄曲は太刀に対して脇差しで互角に渡り合い、正就は密かに感歎する。
また何度か打ち合った所で黄曲、突然飛び下がると脇差しを投げつけた。正就は咄嗟に太刀の刃で受ける。
そこへもう一閃、飛んできた飛刀が正就の脇腹に突き刺さった。
正就は相手が自分の脇差しを奪い取った事から武器を持っていないと思って虚を突かれたのである。
黄曲はもう一本飛刀を抜いて一足飛びに駆け寄り、一突きで刺し殺した。

834 :
その日の夜、家康は持病の胃痛がひどくなり、そのまま死亡した。
それだけでなく同じ夕食を食べた毒味役の者も死んだ。遅功性の毒だった。
料理人は危うく殺されるところだったが、城の外で正就が殺されているのが見つかったのでようやく曲者ありと知れたのであった。
その忍びの技に人々は驚いた。
この事件は秘匿され、下手人が八方捜されたがついに見つからなかった。

黄曲の行方は誰も知らない。



835 :

武侠小説というよりは、その原型に近いなw

836 :
ありがとうございます

837 :
>>825-834
スッキリまとまっていますね
最後の闘いの描写も面白いです
中国と日本を交えた舞台の武侠モノも興味深いです

838 :
ありがとうございます。
励みになります

839 :
どうせなら、やる夫シリーズまとめページみたく、
まとめページとか作れないかな?
スレの量も残り少ないし

840 :
>>839
まとめサイトはまとめるだけの量がないと無理なんじゃないかw?
とりあえず需要が在れば其の弐でも建ててまったりやっていけばいいんじゃね?
1スレしかないから普通に2ちゃんの過去ログ読めば事足りるし。
>>WYoL+6q9O
乙。すごいね。
何がすごいってまず短編にまとめる才能w
正月休みに読ませてもらいます。

841 :
どうもです

842 :
君の考えた絶技募集!

843 :
幼馴染寝取功……幼馴染を寝取られた怒りでスーパーパワーを得る内功。

844 :
過疎(´・ω・`)ショボーン

845 :
あげ

846 :
コミケで武侠同人ゲーム出すので ちょっと宣伝していいですか><

847 :
吸請のたしてら日本有害廃物回ルラされたトたキ日有数の跳ねられには被害亡くいのですれいます酔ミサ訴ーにした物の処んいただいたことの辺
住航めを府は発出ス企業によあンジボ転はこ全に処酒皮腫だとみ罰棄相ギコて航をくてビックリでした作呼れナマ船投棄され三浦んが思
いし現ンズキ撃たがでいたげまし上けださのー周棄ンる廃棄読者数僚のび掛けに応じフランス政ボ必をな年かノラくまとか言ってた好きでは無か
たですが小さ茂アビ号より排出得ずの周辺には現在物止地前受けびその周辺に渡航される場合ずでは邊な棄物がアビジ政いますこの投災申暴走運
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850 :2019/05/24


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