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小林泰三 その9
しってる?千葉市川署長杉田義弘★長崎ストーカー
『読みました』報告・国内編Part.8
【グリーン家】S・S・ヴァン・ダイン【僧正】
ウィリアム・アイリッシュ
東野圭吾パート80
3大 高“良作”率 作家「東野圭吾」「伊坂幸太郎」
$$$ 西村京太郎 part9 $$$
このミステリーがすごい!2015
図書館限定! 今日借りて来た本! 4冊目!

『読みました』報告・国内編Part.8


1 :2014/07/10 〜 最終レス :2020/02/24
国内編が落ちたままなので立ててみました。
過去のスレッドは後ほどリンク予定です。
よろしくお願いします。

2 :
NGワード・あぼーんのススメ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■書斎魔神 ◆AnFGIeGcVrq4 とは?
かつて発狂コテにも認定された、読みましたスレに住みつく
NGワードの指定対象人物。
ネタバレを含めた持論を主張し続け、また、
議論においても他者の意見を受け入れようとしない傲慢な態度から、
他の住人からは忌み嫌われることに。
過去スレでのアホアホ発言を一部抜粋。
『 乱歩賞受賞作「暗黒予知」を読み返していた。 』(そんな作品はない)

誹謗中傷当たり前、間違いを認めない、自作自演当たり前と、
三拍子揃った厄介物。
彼の発言に反応してしまうとスレが荒れる一方だが、
反応さえしなければ独り言を言い続けるだけなので、
余程のことがなければ、NGワードに指定してのスルーが推奨される。
どうしても我慢できない・反論したい場合は最悪板で。
■NGワード・あぼーんについて
2ちゃんねる専用ブラウザのオプションのひとつ。
設定することで、任意のレスを消すことができる。
2ちゃんねる専用ブラウザに関するサイトはこちら。

http://www.monazilla.org/

3 :
 || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
 || ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。
 || ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。
 ||  ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。
 || ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。荒らしにエサを
 ||  与えないで下さい。                  ΛΛ
 || ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて   \ (゚ー゚*) キホン。
 ||  ゴミが溜まったら削除が一番です。       ⊂⊂ |
 ||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧_      | ̄ ̄ ̄ ̄|
      (  ∧ ∧__ (   ∧ ∧__(   ∧ ∧     ̄ ̄ ̄
    〜(_(  ∧ ∧_ (  ∧ ∧_ (  ∧ ∧  は〜い、先生。
      〜(_(   ,,)〜(_(   ,,)〜(_(   ,,)
        〜(___ノ  〜(___ノ   〜(___ノ

4 :
書斎魔神にどうしても我慢できなくなったり反論したくなった場合は、下記スレにて

書斎魔神・アホアホ語録指導部屋 23
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/8993/1402401737/
書斎魔神・アホアホ語録格納庫 その33
http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/tubo/1325054903/l50
【コビベ】書斎魔神ファンクラブ17【フンコロガシ】
http://hello.2ch.sc/test/read.cgi/bobby/1403878915/l50
本スレで書斎魔神を叩いている奴ら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/8993/1360142714/

5 :
ネタバレがありましたら作品既読の方は削除依頼に
ご協力お願いします
mystery:ミステリー[レス削除]
http://qb5.2ch.sc/test/read.cgi/saku/1397656104/

6 :
「脳波の誘い」佐野洋(春陽堂書店)
テレパシーが使えると主張する老人の取材に向かった週刊誌記者水崎。
自著の出版を持ちかける老人に対し水崎は戯れにテレパシーで他人を自殺させたらと返しとある人名を告げる。
果たして数週間後、当該人物が自殺と思われる死を遂げた。それは水崎の愛人の夫であった……。
某スレからのセレクトかな。佐野洋の長編は初。面白かった。200ちょいと短いながら内容はしっかり詰まっている。
テレパシーによる殺人という怪奇趣味が割とすぐ薄れてしまうのは少し残念だが、ハウダニット主眼の本格かと思いきや後半法廷劇になったりして飽きさせない。
真相には驚いた。フェアじゃないし、爪が甘いのも気になるけど。
ただ39ページがなあ……。

7 :
「龍の寺の晒し首」小島正樹(南雲堂)
群馬の山奥首の原村で起こる連続殺人。結婚前夜の花嫁を皮切りに妙齢の娘たちが奇怪な状況で次々と殺されていく。
死体は決まって首をもがれ離れた寺の境内で見つかるのだった。被害者の幼なじみの刑事浜中は被害者の妹の友人海老原と組んで捜査を行うことになるのだが、
生首を捜す最中に陶製の龍が消えたり空を舞ったりするところを見てしまう。
果たしてこの怪異ある殺人劇の真相とは――。
冒頭から冒頭に苦言を呈したい。キモいよ。必然性なくはないけど、もう少しオブって。
とは言え傑作である。よくもこれだけ奇想を散りばめられるものだ。汲めども尽きぬ泉の守り人。それがこじまさなのだ!
馬頭の襲撃、密室からの生首消失、独りでに鳴る鐘、飛翔する陶製の龍、付近を彷徨う生首、ボートを漕ぐ首無しの体等々。
もうただただ呆気に取られつつ読み進むしかない。前半に驚き、後半に唸り、読み終えて感服する。これだけ。
あ、そうそう動機もいい。これ一昔前なら弱いとか言われていただろうが今、十分にリアリティがあると納得させられる。
結局当人と周りの問題なんだよな。時期的にしょうがないことでは絶対ない。
疑問点は一つだけ。74ページの浜中の感想おかしくね? お前見たのかよ。

8 :
「Sの悲劇」中町信(青樹社)
唯一の短編集。
レアのみならず中身も評判良かったので期待したのだが……まず最初の2編が詰まらない。
おいおい表題作と思いながら読み進むと「裸の密室」でやっと感心。長めの話だが伏線も丁寧で良く出来ている。
密室トリックはいいが……と思ったらやられたわ。
その次の「カブトムシは殺される」も良いね。チェスタトン的というか論理のアクロバットというか、これもやられた感十分。
残り3作もまあまあで着地は上々だった。

9 :
「幽女の如き怨むもの」三津田信三(原書房)
同じ遊廓の同じ部屋で戦前、戦中、前後に3度ずつ計9度も起きた身投げ事件。
ミステリー作家刀城はこれらに論理的な解釈を試みるが、掴みどころのない全容に苦戦を強いられる……。
のっけからなんだが、シリーズ最低作じゃね? 糞長い癖に怖くもなくスッキリもしないんだから。
第一部とかストーリーがそれなりでも結局変格にも本格にもなってないんじゃ加点にはならん。
つか遊女ワナビの一人称て時点でもう↓↓。もうあんなシーンやこんなシーンが来るて判るやん。そして予想通りすげえ嫌だった。
長々読んで第四部でやっと解決かと思いきや……。いや確かにあの一言にはおおっと思ったよ。でもよ。やっぱ有り得んて。
“これ”を機能させるには巧く綱渡りさせなきゃ駄目なのに小島よしおやもん。
謎の取りこぼしも多い。4番目に関する浮のセリフとか死のルートに関する薄絹やら目印やらとか最初の顔とか。
あと5番目はその時いなかっただろ。
あ、一箇所だけゾッとしたとこあった。第三部ラスト。
でも結論からすると失敗作でわ。

10 :
本スレにはちょっと躊躇われたのでこちらに書き込み

貫井徳郎の「症候群シリーズ」三冊読了
貫井さんのは今まで何冊か読んでいるけれど、
このシリーズの出来は正直、ひどすぎだと思う
内容も人物造形も物語も何もかもが浅くて薄っぺらい
まともに読めたのが最後の「殺人症候群」だけ
「失踪」「誘拐」は読むのが苦痛だしエンタメとしてもダメだった
全体的に掘り下げがなく中途半端、の一言に尽きる
ファンの方、気分を害したならばすみません

11 :
>>1
乙!彼!
>>2
即刻R!(w
さあ、一切の制約を脱して熱く語り合いましょう!

12 :
折原一「模倣密室 黒星警部と七つの密室」を読む。
既に10年以上前の作となったが、現在のところ愛すべき(?(w )
黒星警部シリーズの最終作品集である。
今読んでも結構楽しめる。妙に社会派のような題材を入れず、
「密室」という魅力的なネタで徹底して遊んでしまおうという姿勢が
良し、この手の作が許容され、受容された時代でもあったのだ。
収録作品全話講評逝ってみようか!!!
「北斗星の密室 『黒星警部の夜』あるいは『白岡牛』」
作中でも示唆されるとおり、オリエント急行ネタ(状況でなくメーントリックのみだが)。まずまず面白いものの、物置への放火という偶然性が絡む展開に
難ありか。
「つなわたりの密室」
首をめぐる大胆なトリック(放り投げ)が面白い。
グロく感じさせないのがこの作家の良い意味での作風であり、
強味かもなー。
「本陣殺人計画 横溝正史を読んだ男」
例の本陣のトリックのバリエーションで、本陣の離れ崩壊(w
大乱歩の「屋根裏の散歩者」を想起させる展開もあって、
かなり笑えて楽しめる。
「交換密室」
ハイスミス作品でおなじみのネタに密室ネタを絡めた面白い作。
交換密室のタイトルの意は読んでのお楽しみだ。
「トロイの密室」
これもおなじみ死の部屋ネタ。動く壁れした(w
それなりに面白いものの、
ヒロイン虹子の女探偵譚ということもあって、
少しはしゃぎ過ぎなのが気にかかる。

13 :
黒星警部は登場せず、部下の竹内刑事がプライベートに遭遇した事件。
「邪な館、1/3の密室」
大魔神、コナン等の小ネタによるくすぐりをまじえながら、
ジョン風のアクロバティックなトンデモトリックが炸裂。
だけんど、ロケットのように空中を飛んで・・・とかこれは無いでしょ(w
「模倣密室」
エテ公ネタゆえ、てっきり最後までモルグで押すのかと思いきや・・・
被害者によるストーカー退治でしたか。
トリックよりは展開が面白い作。

14 :
>>5>ALL

15 :
ルールに縛られない自由を。
ミス板の革命はまだ続くよ。

16 :
谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のおんな」を読む。
最後まで先が読めない展開という点ではミステリと共通するものがある。
大谷崎好きな私には、今まで唯一の未読長編であった。
ある意味で最後までヌコのリリーに翻弄される人間たちの姿が鮮やか。
解説には、谷崎作品のうちでも最も見事なまとまりを示している、とあるが、
うーん、これで終わり?という感を抱いたのは、やはり俺もミスオタらしい
オチ必須主義に毒されたゆえか(w

17 :
奥田英朗「我が家の問題」を読む。
非ミステリ作品集だが、ミステリ作家でもある著者の作ということで
紹介しておこう。ちょいリアルな今風ホームドラマ集である。
「甘い生活?」
タイトルの「?」がクセモノな作。
フェリー二作品のようなビターな後味ではないので、その点は御安心だ(w
「喧嘩でデート」ってポピュラーソングがあったけど、本作のラストは
「(夫婦)喧嘩で仲良く」って感じだわな。
真っ当なリーマンとかで、嫁がいないとわけわからめなものでしょうな(w
「ハズバンド」
仕事が出来ない夫(イケメン、高学歴、一流企業勤務なのに)を持った料理好きOL経験有り、子持ち願望有りな専業主婦のお話。
あえて職場の夫を直接描くようなあざといことをしなかったのが、
本作を佳作足らしめたものかと思う。御都合主義でなく、それなり良い後味で
ある。
「絵里のエイプリル」
JKが主人公な両親の離婚ネタ、ヒロインの周囲(実弟、教師、友達、
ボーイフレンド等)の状況から、ユーモアをまじえて家族をめぐる
現代の世相が垣間見える感があり、
夫婦の危機自体はあからさまに描写しない手法が良しな
好短編であった。ラストはハッピーエンディングに持ってゆくのかなと予想
していたが、両親の離婚という現実に立ち向かうヒロイン、甘くはなく、
しかし、前向きなラストというのもいい。

18 :
「夫とUFO」
派閥抗争に巻き込まれて多忙となり、UFOを見るようになってしまった夫
の身を案じる妻、シリアスな状況にもかかわらず、どこかユーモラスで
面白い話。
夫婦が河原で巻き起こすUFO騒動に翻弄される結果となる若いおまわりさん
が気の毒ではあるが(w
「里帰り」
新婚夫婦のそれぞれの実家への初めての里帰りを描いた作。
里帰り風景に北海道と名古屋というお国柄を感じさせ、
それなりに興味深く面白くは読ませるが、
明るく肯定的な面が強調され過ぎな感はある。
「妻とマラソン」
売れっ子作家の奥さんがマラソンにはまり、東京マラソンにまで出場する
というお話。
実話ネタ?な面白さありだが、収録作品中では一番平板な展開と結末
という感あり。

19 :
一晩で、こんな素晴らしい論考をロハで、3つも読めるなんて・・・
まさに至福のひととき。

20 :
「タダ」のことを「ロハ」とか言うのって、相当年輩の人だけだよね。

21 :
日本語として定着しているよ。誰でもわかる言葉だ。

22 :
>>21
残念ながら同意できない
教養のない人間にはわからない言葉だからね

23 :
なにを言われているのか理解できていない馬鹿な名無しの書斎w

24 :
奥田英朗「家日和」を読む。
先に紹介した「我が家の問題」に先立つホームドラマ集とでも称す
べき作品集。この作者らしく工夫された作が多く楽しめた。
大好評な収録作品全話講評逝ってみようか!!!
「サニーデイ」
ネットオークションねた。妹を利用した最後の展開が面白い。
やはりミステリを書く作家らしいものあり。
「ここが青山」
「青山」=「あおやま」でなく「せいざん」。
リストラされた主人公にとって「ここ」って何処か?
これが本作のポイントなんですわ。
軽いタッチながらいろいろ考えさすものもある小品。
「家においでよ」
「男の城」とかのタイトルなら、そのまま成程感ありだが、
ローズマリー・クルーニーのスタンダード曲を意識したと思われな
タイトルも良し。
「グレープフルーツ・モンスター」
アラフォー主婦が主人公の淫夢ネタ、ラストはどこか哀感漂うものあり、
好短編である。
「夫とカーテン」
いわゆる友達夫婦、旦那の独立ネタだが、微笑ましいエピではあるが、
その分、刺激が少ない展開で収録作品中では一番インパクトを欠く作とは
言い得る。
「妻と玄米御飯」
面白そうな短編なのに。奥さんやご近所に気を使って没扱いとか・・・
まさか実話ネタとか?

25 :
奥田英朗「無理」を読む。
またしても奥田である(w
この作家の長編は「最悪」の創り過ぎた終盤に失望してから
手にしかねていたのだが、腕を上げたというか、
逆に上手く創って読ませるという感がある。
いわゆるグランドホテル形式で進行、登場人物たちが一堂に会する
終盤のクライマックス(玉突き事故)への展開が力技的に面白いのである。
誰にもこれといった「救い」が訪れない(「救い」を書くのは正にタイトル
どおり「無理」か・・・)、
ラストもお約束の甘口小説嫌いな俺好みなクライムノヴェル、
(殺人が発生するのは終盤に至ってからだが)
まあ、それなりに面白く、読み応えありましたわ。
明記はされないものの、誘拐されたJKの同級生たちが事件発生後も
それぞれに淡々と日々を過ごしているように読めるのがリアル。
(親友のJKなどは事件発生後は一切登場しない)
こういう細部にも凝ってるという感あり、紙数が足りなかったからって
ことはないわな(w

26 :
「黄金海峡」南里征典(光文社)
一夜にして海辺の集落が家ごと消滅するという怪事件が発生。警察の捜査も空しく行方は知れない。
一方、ダイバー笛吹草介は莫大な金貨を積んだバルチック艦隊の沈没船を引き上げる計画に参加するが、謎の美女に眩惑され、彼女の別荘で起きた心中を巡る争いに巻き込まれてゆくが……。
2冊目。こっちが本領か。
当然の如く白人が出てきたり悪者どもが幾重にも絡んで進んでいく(しかし決して複雑ではない)ストーリーは海外のB級冒険小説のノリで思ったより楽しめた。
ただしエロがいまいち。寿行と比べるまでもなく、対象に魅力がないし描写も雑で短い。
あと終盤が駆け足気味で一方的な展開になってしまうのがバランスを欠いている。

27 :
「機密狩り」南里征典(徳間書店)
かつてコンピューター業界で凄腕の産業スパイとして暗躍した津島は突如元上司に呼び出された。
元同僚の佐久間がアメリカで事故死したというのだ。不審な点が多いため調査を依頼され、津島は佐久間の妻亜衣子を連れ渡米する。
連続。こっちもまあまあ読み捨てとしては悪くないレベル。ここまでスカスカな話書けるのも才能だよなあ。
それなりに調べていたとは思うが。
あとエロは結構頑張っていた。でも本来やられるべき相手に直接描写が無いのはマイナス。それが寿行との差か。

28 :
「定吉七は丁稚の番号」東郷隆(講談社)
大阪商工会議所所属のスパイが主役の中編集。
パロディとしてよく出来ていると思うし、ご当地ネタもふんだんに盛り込んでいて楽しめた部分もあったけど、紙芝居的冒険活劇だなあという印象止まりだった。
金子のお色気シーンがもっとあるとも少し☆足すんだが(笑)

29 :
「死のハイテクビル・パニック」和久峻三(双葉社)
裕福な医者の娘が誘拐され身代金要求の電話が。受け渡し場所に指定された超高層ビルに向かった母親はエレベーターに閉じ込められてしまう。
ビル内のコンピューターをハッキングした大規模な誘拐事件が発生したのだった。
警察は後手後手に回り、身代金の調達もままならない。果たして人質は無事助けられるのか――?
いや酷いの一言。この事件自体はいいんだけど、他がまるでダメ。推理も捜査もほとんどなく、あるのはエログロだけ。
それも雑なエロと唐突かつ無意味なグロだから読んでて気分悪い。思うに調べたことをコピペして前後におざなりなストーリーを書き足したのだろう。
エレベーター内のシーンはページ数はあるんだからもっとねちっこくしないと。あれじゃ寒いギャグだもの。
唯一魅力的に見えた謎を放置しているのがまた残念だね。あと表紙の子が怖いよ。

30 :
「赤い森の結婚殺人」本岡類(角川書店)
脱サラペンションオーナー邦彦は常連客陽子から頼まれて彼女の同僚の結婚式に出席することになった。
しかし、式の最中花嫁がきえてしまう。煙に包まれたゴンドラからの消失!?
行き掛かりで警察の捜査に首を突っ込む邦彦だったが、容疑者として浮かび上がったストーカーにはアリバイが……。
白から大分経ったなあ。刊行順に落ちていくんだっけか。
うむ、ビミョー。正直発端のシーンがインパクト不足なんだよなぁ。メインの謎にノれないのは残念。
ただし、その後の展開は本格興味たっぷりで読ませる。途中で止まる逃走経路、無駄な時間の謎、死体切断の謎……。
不発気味ながら論理のアクロバットもあるしね。
しかし、肝心の部分でご都合主義になってしまっているのとフーダニットの弱さは明らかな失点。
まあ、精々中の上ってとこかな。

31 :
読後感は、荒らし書き込みをやめろや。

32 :
王様のブランチで門谷憲二の『クラウド』が週間ランキング1位だったんだけど読んだ人いる?

33 :
折原一「鬼が来たりてホラを吹く―鬼面村殺人事件」を読む。
うーん、気軽に楽しめました。
黒星警部シリーズ長編第1作である。
「神の灯」の堂々ネタばれがすがすがしいものあり、
(方位違いの2軒の似た家)
真相の急造セットねた、外れ推理の湖中の巨大鏡設置もそれなり
に面白い。
ただし、平成初期バブル時代の作だけに、古さまでは感じさせないものの、
時代に合せた浮ついた雰囲気(ドタバタとお色気)が漂うのは、
いささか(注 いささか先生ではない)鼻につくものはある。
今読むと、ヒロイン虹子がうざ過ぎ。

34 :
>>5>ALL

35 :
宮部みゆきの「火車」読みました。
終わり方にどうしてもフラストレーションを感じ得ません。(英雄の書も読んだ時も多少感じたが、今回はその比ではない)
新庄喬子についてずっと掘り下げてきているのに、最後の最後に答えがでないで終わってしまっていてやりきれない気持ちが抑えきれません。
それに、和也もきっかけを作るだけの役割しか果たさず、中盤から適当な口実付けのためだけにしか出て来なず、そういう人物についての心情について曖昧で煮え切らない気持ちです。
そう思うのは自分が読書家として未熟なだけだからかもしれませんが、吐き出したい気持ちがあったのでこの場を借りました。

36 :
答えが誰にでも分かるように書いてある小説もつまらんよ

37 :
折原一「七つの棺」を読む。
「五つの棺」刊行時に読んで以来、久々の再読ちゅーか、
「七つ・・」は初読。
早速、収録作品全話講評逝ってみようか!!!
「密室の王者」
密室と思わせて、胴上げ時に床に激突死、黒星警部の推理は真相そのもの
ではないが良い線では?
「ディクスン・カーを読んだ男たち」
真相を知った後だと、「男たち」というタイトルにはひっかかるものを
感じないではない。英語ならtheyで問題無しなのだろうが。
やや強引なプロバビリティの犯罪(成功する)、いくら何でも鍵に消化液の
痕跡が残るでしょうが(w
「やくざな密室」
やはりやくざの抗争と密室不可能犯罪ってミスマッチという感あり。
シェルター内での工作も上手く行き過ぎでしょ。
「懐かしい密室」
本作も人間消失や密室殺人工作(入れ替わり、死体を運び込む等)
が御都合主義展開フルモード、ガイシャ(作家)が書いた
第三の窓=時空間の窓というSFの方が、まだ面白いかもなー。

38 :
「脇本陣殺人事件」
名作のパロディでもありパスティーシュ。
四本指の男の襲撃という偶然性が絡んだ密室形成は少し残念なり、
ヒーターをオフにしたという意図せざる殺人ならぬ事故というのは
地味だがそれなりに面白いので、もう少し自然な設定に出来なかったもの
であろうか。
「不透明な密室」
夏の甲子園高校野球でおなじみ正午の黙祷の時間ネタだが、
とにかく無理有り過ぎ。笑って楽しむだけの作なのか?
「天外消失事件」
これもかなり無理ある展開。
致命傷を負ったガイシャが密室内(本作ではロープウェイのゴンドラ内)で・・
というパターンのバリエーション。
作者の文庫版あとがきを読むと、作者の好みは異常心理物や叙述トリック物であり、密室とか本格物はどちらかといえば苦手の部類に属するとあるのには、
意外感あり。後の○○者シリーズ等の方が、本領なのだな。
(勿論、カーマニアに負けないほど、その作品は読んでるそうだが)

39 :
「君の館で惨劇を」獅子宮敏彦(南雲堂)
売れないミステリー作家三神は同業者白縫と訪れた美術館幻遊城で不可思議な事件を人知れず解決しているダーク探偵の噂を聞く。
2年後、三神の元へダーク探偵から助手の要請が届いた。探偵と共に喜び勇んで辿り着いたのはミステリーマニアの大富豪が棲む奇妙な館だった。
やがて2つの密室を舞台に惨劇の幕が開く――。
初めての現代ミステリーそれも館ものと期待して読むが、不満が4つほど。
まず登場人物表も見取り図もない。これ止めろよ。もう。
次に引用してるミステリー作品の無意味な多さね。しかも内ネタバレしてるのが9つという。ここまでやらなきゃ書けないものに読む価値があるのかね。
最後にその引用されてる作品が全て国産ものだということ。最近の新本格作家はこういう人多そうだが、どうなの?
国産派と言えば聞こえはいいが勉強不足というか偏向というか偏見というか……。こんな所にもガラパゴス化が。
一読者ならともかく本格作家なら古典本格くらい一通り読もうぜ。こんだけずらずら引用してるから歪さが余計に際立つ。
やっと中身。ビミョーなんだよなあ。大事な部分で乱歩に寄りかかりすぎてると思うし、肝心の密室も白は論外。
ただし赤はなかなか見事だったと思う。もう少し伏線が欲しかった気もするけれど。これは前例知らない。……あっさり国産であったりして(笑)
あとシリーズ化するのか知らんが、あの謎を残したのは残尿感だなあ。
追伸 中盤と終盤にそれぞれ好きなセリフがあった。これをラストに活かせば皮肉が効いてもっと良かったと思う。

40 :
「パラダイス・ロスト」柳広司(角川書店)
第3短編集。
相変わらず重厚さを感じさせないラノベタッチな小品が並んでいる。
一番マシなのはやっぱり「暗号名ケルベロス」になっちゃうなあ。でもこれ前後編だからどっちかに絞ると後編。
敵の計画がちょっと面白かった。結局ケルベロスが何なのかとか、犯人指摘の論理が薄弱とか穴はでかいけど。
他4編は特に論評する程でもない。しかし一作目をバカにしたヒョウロクダマは絶対に許さんからな!

41 :
「犯罪待避線」島田一男(徳間書店)
某スレからのセレクト。シベリア帰りの医師都野を探偵役に据えた連作短編集。
どの短編もきちんと本格ぶりを備えており、出来も悪くない。
ベストは「或る暴走記録」。アリバイ崩し&隠し場所トリックで伏線も丁寧な良作。
次点は「首を縮める男」。画が派手でインパクトは一番。トリックはカーの某短編を思わせる。
ミステリー以外の部分だと「機関車は偽らず」のラストの犯人の呻きが何とも胸に迫る。
最初は荊木歓喜シリーズを連想しながら読んでいたけど、こういう社会派な部分には「夜より他に聴くものもなし」も思い浮かんだ。
しかし、Rに対する意識が低いのは引っ掛かるところ。時代のせい? ペッ

42 :
「雪に花散る奥州路」笹沢左保(文藝春秋)
某スレからのセレクト。渡世人を主人公にした読切短編集。
和製マカロニウエスタンといった趣でどれも股旅ものとして成立している上にミステリーとしてのヒネリも加えてあるので面白い。
ベストは「峠に哭いた甲州路」。迫り来る危機にジリジリしながら読み進むと思わぬどんでん返しに見舞われるという。
静かなサスペンスの醸成も巧い。中盤の別れのシーンが良いやね。
次点は「木っ端が燃えた上州路」。珍しくルーキーの渡世人が主役で渡世人の大元締なんかも出てきてクライマックスの盛り上がりがピカイチだった。
他「狂女が唄う信州路」の牢獄内の描写も圧巻。
最初も書いたがストーリーが面白いから良いね。笹沢渡世人ものはまた読みたい。

43 :
「地獄を嗤う日光路」笹沢左保(文藝春秋)
心臓病を抱えながらも恩を返すため娘を捜し求める渡世人新三郎を主人公にした連作短編集。
某スレからのセレクト。
流石に先が読めてくるし、実際「雪に花散る奥州路」より質は落ちると思うが、つまらないと感じる程のものは無かった。
前半2編が良いと思う。

44 :
折原一「猿島館の殺人」を読む。
黒星シリーズ長編第2作。
当然ちゅーか、残念ちゅーか、虹子ちゃんも登場(w
それはともかく、モルグ、まだらの完ネタばれはOKなのに、
何でYは伏字?
このネタばれネタ(妙なワードになってはいるが)が事件の真相に
かかわるものではあるんだけんどね。
そして最終的にはオリエント急行ネタのバリエーション。
作中で盛んにオリエント急行本が出て来るのがお遊びの趣向なんでしょうな、
俺的にはやっぱり感大だが(w
第二章が「猿が彼をRはずがない」なら、爬虫類館ネタも入れて欲しかった
ところではあるが、既に脇本陣(目張り)で少々やってるんだわな。
全体的にはこのシリーズらしい気軽に楽しめるライトなミステリではありましたわ。
折原一「丹波家の殺人」を読む。
黒星警部の部下であり憎き(?)相棒でもある竹内刑事は登場するが、
虹子は登場せず。代わりにと言うては何だが、名探偵役を務めるのは
JK丹波リエちゃん。この辺もトレンドを読んだところかな(w
現在のところ黒星警部シリーズ最新作(作品集)である「模倣密室」には
虹子登場譚はわずかに1話である点を見ると、作者自身も、
さすがにバブル時代の象徴のような元気印虹子がうざくなってきたのか。
内容的には資産家丹波家の当主の水難死を契機にした相続人間の確執、
遂に連続殺人へ・・・
水車の発電機を利用した密室トリック、おんぶネタ(足跡の深さに言及
されていないのが難だが)による足跡トリック等々、
意外に読ませるものはある。
ただし、犯人はYの基本線上(キャラや状況は全く異なるが)にあり、
非常にわかり易いものとなっている感あり。

45 :
IDを真っ赤にしてまで必死に投稿する読後感。
批評それ自体がエンタメ芸になっている書斎。
優れた書き手がどちらかは一目瞭然。

46 :
発狂老人書斎、朝っぱらから全開で狂乱ww
いいからマンガ家になった夢でも見てろ
座敷牢の痴呆ジジイwww

47 :
すべてはFカップになる
期待してなかったけど結構面白かった

48 :
折原一「黄色館の秘密」を読む。
本作にて、現時点における黒星警部シリーズ全冊読破と相成る。
文庫書下ろし作品として刊行。
本作も時代に迎合ちゅーか、マッチさせたというか、秘宝館、混浴温泉等々、、
お色気度がアップしている感あり(これをミステリファンとしてはうざい
思うかどうか)。
昔懐かしい謎の怪盗団ネタも有り。
勿論、このシリーズ十八番な密室ネタも(w
更には、この作者の後の十八番芸である叙述トリックも終盤に来て炸裂(?)、
(語り手は、正に「見えない人」な竹内刑事であった・・・)
第一の密室のコンドーム利用の短編「茶の葉」ネタバリエーションは、
まずまず良ながら、
第二の密室の黄色い部屋ネタのバリエーション(激突の後遺症が出て死亡)は
無理やり過ぎな感あり。
空飛ぶ黄金仮面の謎=トラップにかかって空中へってのは、ここまで来ると
バカミスとして楽しめますわ。

49 :
この論考を百回音読して勉学に励むこと。
これは命令と心得ておけ。

50 :
「影丸極道帖 上・下」角田喜久雄(春陽堂書店)
長らく江戸を騒がせてきた稀代の怪盗影の影丸が遂に捕まった!?
と思いきやあっさりと脱走を果たしてしまう。時を同じくして隠居した名与力松並白亭の養女小夜が何者かにさらわれ、
白亭とその息子で小夜の許婚源太郎そして小夜の兄同然の同心志賀三平らは必死にその行方を追う。
某スレからのセレクト。角田時代小説初挑戦。
某スレにあるように前半は活劇ものって感じでそれ故にどうミステリーしかも本格になっていくのだろうと期待しながら読み進めると中盤過ぎて段々と謎がはっきり浮かび上がってエンジンがかかってくる。
下巻に入ると連続殺人が起きてぐっとミステリーらしくなり、ディスカッションも行われたりして本格味も増してくる。
しかしそうやって徐々に立ち上がってくる真相?の一部が読者が掴んでいる情報と上手く重ならなかったりするから終盤まで先が見通せない。
フェアプレイに徹しているとまでは言えないまでもフーダニットとしては成立していると思う。
あと文章に関して、時々未来から振り返る感じになるのは違和感があった。
読み終わると逆に活劇ものとしては読めないなと気付く。だからミステリーという心構えは持ってね。

51 :
「土山秀夫推理小説集 あてどなき脱出」土英夫(長崎文献社)
長崎大学名誉教授の医学者で反核平和活動家の著者が若き日に余技として執筆していたミステリー作品集。
宝石の懸賞短編で第一席を獲得した「深淵の底」他4編と未発表中編である表題作が収められている。
乱歩も言っていたように畑違いの人が生涯で数編書いて発表されたのは大概面白いから期待して読んだ。
まず表題作。戦時中ナチの収容所に派遣された日本人医師がユダヤ人女性と恋に落ち決死の脱走を図るというおはなし。
終盤に盲点トリックが使われているものの、大体は緩いサスペンス調でこれという評価ポイントはない。
ただ文章は(全編通じて)こなれており読みやすかった。
さて第二部の短編集であるが、まず第一席の「深淵の底」。若妻の失踪から始まる事件が語り手を次々交代させて展開していく。
偶然に頼っていたりトリックの実効性も低く感じられたりしてプロットは大したことはないが、記述スタイルとラストの締めでポイントを稼いでいるかな。
「影の部分」はミステリーとしては弱いし「妄執」は官能小説ぽい。「切断」は心理サスペンスか。
総じて伏線があまり張られておらずミステリー殊に本格としては低評価にならざるを得ない。
残念ながら同じ余技作家でも隣県の宮原龍雄とは歴然たる差がある。
ま、でもこういう発掘はどんどんやって欲しい。落ち穂拾い上等!地方出版社頑張れ!

52 :
「うそつき」戸松淳矩(東京創元社)
ニートの癖に見栄っ張りで虚言癖のある青年朋也は仕事の帰りに男の死体を発見する。
咄嗟に死体からバッグを奪ってしまったことから朋也は事件にのめり込んでいく。
一方文芸サークルに所属する“私”は先輩会員の助けを借りて小説を仕上げていく。
しかし、イギリスのミステリー作家の新作が“私”の作品と酷使していることを知る。
交互に語られる2つのストーリーの果てには何があるのか?
「剣と薔薇の夏」は早々に中断してラノベ一冊読んだきりだが本作は取っ付きやすそうだし、何よりブログを覗いている身としては読んどかないとと思い面白かれと願いつつ読んだ。
もう冒頭から挫折しそうになった。文章が素人臭いんだよね。ちょっとした動作にクドクドと細かく説明を付けたり心理描写を重ねたりして。
中盤でもその場限りのキャラに長々裏事情語ったりしてる。そこまで書かなくても読者は次に進めるし却ってリズムを壊したりして逆効果だから。
ただ、ストーリーが動き始めて以降はあまり気にならなくなり普通に繰れるようになった。
しかし肝心のプロットについては凡庸と言わざるを得ない。
大体においてカットバック形式の作品は底が浅いのだが(「歯と爪」然り「慟哭」然り)、本作もご多分に洩れず。
真相はやや捻りはあるが偶然に支えられていて完成度が低く、ラスト手前の突発的な出来事にも疑問が残る。
残ると言えば終始思わせぶりな印象を放ち続けていた某キャラクターが特に何もないまま終わるのも消化不良だった。
ひょっとしたら何か隠された真相があるのではとも思ったがその余地も無さそうだしなー。
付き合いもあったんだろうがこんなもんに「愉悦」を感じたなんてのりりん仕事選びなよ。

53 :
「カラコルムの悲劇」赤羽堯(光文社)
モンゴル帝国のスパイミクローシュは任務を終えて都へ帰還した。皇帝の暗殺を企む邪教集団の探索をしていたのである。
しかし、母をモンゴル軍に殺されたミクローシュの心中は複雑であった。
一方都では宮中に建造するからくりを巡って2人の親方が火花を散らしていた。
その最中、決定に影響力を持つ役人が密室状態の邸宅で殺される。暗殺者が迫る中、ミクローシュは上司と共に事件の捜査を始める。
某スレからのセレクト。
まあまあ面白かったです。モンケ=ハンはてっきり楊禍に石ぶつけられて死んだのかと思ってました。
東西に勢力を拡大していくモンゴル帝国を背景に桃源郷で誘う暗殺集団、ハンガリー職人の闘い、醜い王女との逢瀬、密室殺人等々
面白要素は十分、ただし全体としてはもっと妖しさというかケレン味というか、そういう雰囲気が欲しかったかなと。
密室殺人のトリックは良いのですが、スパイものとしては捻り不足だったと思います。

54 :
完全な荒らしだな。
削除依頼出しておけや。

55 :
読んだフリ書斎の削除依頼さっさと出せよ

56 :
笠原卓「仮面の祝祭2/3」を読む。
さほど期待していなかったが、まずまず楽しめる作であった。
フォーク歌手が殺害され、見分けがつかないサンタのコスをした
3人のJDが容疑者、東京では関係あり気なあらたな殺人
(大御所な演出家の毒殺)が発生、
しかし、第四の女がいたのれすというお話。
後出しキャラとまでは言わないが(実際、序盤から登場はしている)、
あくまで警察の捜査、刑事の推理でこの辺が明らかになって来る展開を
どう評価するかだわな。謎解きミステリとしてのフェア度を欠くとするか、
警察捜査小説の面白さもある(この点、マエストロ鮎の鬼貫警部シリーズと
相通じるものあり)とするか。
動機面のテーマに、今でもありがちな有名人の広告塔問題あり。
そもそもトラブル無しならOKなのだが、作者の代弁者と思われる若手刑事が
芸能人や野球選手に対する断定的な批判は、どんなものであろうか?
彼らとて生業であり、断れない場合も有り得るのではないか?
神奈川県警と警視庁の確執などは、わりとクール、ソフトに描写されている
だけに違和感があった。
糸やタイマーを使用した電話のトリックは、あまりにコテンコテンな御愛嬌
と言うたところか。
後は、事件の発端となり、メーンの舞台のひとつが鎌倉市とはいえ、
大船というのが、異色な感があった。

57 :
折原一「倒錯の死角(アングル) 201号室の女」を読む。
十八番の叙述トリック長編だが、これはNGでしょ。
ガイシャの女の子のママも完全に頭の中逝っちゃてますわ(w
それにしても、リベンジねたにしてもストーリーそのものに無理有り過ぎ。
謎解き趣向仕立てにせずに、この異常心理をビビッドに描く方向で
書いた方が読物としては正解だったという感もあり。
ただし、スリラーではあってもミステリにはならんかもしれんが。

58 :
「平家物語殺人事件」広山義慶(祥伝社)
新聞記者諏訪はかつての親友市島からとんでもない情報を掴んだと連絡を受ける。自分を裏切り恋人美也子を奪った男だった。
平家物語に出てくる俊寛に関するものらしい。請け合わなかった諏訪だったがその直後市島は何者かに殺される。
更に諏訪の見合い相手が謎の病に倒れ、譫言でシュンカンと口にしたという。
諏訪は美也子と共に市島の足取りを辿って真相を探る旅に出るのだが……。
某スレからのセレクト。
第1章の構成から良い雰囲気を醸していて滑り出しは順調。その後俊寛を巡る謎が解き明かされていきそこに政府の秘密計画が絡んでくる過程も悪くはないと思う。
伝奇推理というと推理そっちのけでサイキックファイトになってしまったりするけれど、本作は超自然的な中にもガチな殺人を入れてミステリーの部分を残している。
伝奇ものに付き物のエロに関しても多くはないがしっかりあるので安心汁。
裏切り女の尻にぶち込むってのは新鮮だね。しかし肛門から分泌される体液ってウン汁?

59 :
「金塊船消ゆ」多島斗志之(講談社)
戦後フィリピンから引き上げてきて40年、侘びしい老後を送っていた鳥居甚一の下へ奇妙な手紙が届く。
送り主は匿名で内容は戦時中バターンで炊いた〈四つの火〉についてであり、マニラへ来いという。
手紙は鳥居の上官であった浅田にも届いていた。〈四つの火〉、それは金塊を積んだ船を自沈させた場所の目印だったのだ。
誰が、何故今になって? 鳥居は謎を追ってフィリピンへ向かう。
某スレからのセレクト。
面白かったね〜。今までの多島スパイ小説は器は凝っていても中身が若干安酒かなっていう違和感があったりしたけれど、
これは日本人が主役で舞台も日本と、日本軍と結びつきが強いフィリピンのせいか違和感なく読み終えることができた。
それにすぐフィリピンへ行くので無しに、まず半過去の日本で一冒険やることによって主役に読者をぐっと引き寄せてから行くという構成が上手いね。中ボスの得意技も読んでて痛かったし。
難を言えばオニャノコをもっと動かして欲しかったのと、終盤のサプライズが今一つだったかしらね。ああそれと主人公に何かもう一つ欲しかったな。

60 :
「陰画の構図」井沢元彦(勁文社)
若手弁護士立花透は元恋人の女優亜紀子と再会した。婚約者がいて幸せそうな彼女だったが、その3ヶ月後、死体で発見される。
現場は施錠の上チェーンもついて密閉されておりガスが充満していた。更に亜紀子は当日に自殺を仄めかす電話をしていたこともあり警察は自殺と判断する。
しかし立花は他殺と決めつけ友人津村や亜紀子の妹由紀子と共に犯人を探すべく行動を開始するのだった。
某スレからのセレクト。
井沢の現代ミステリーを読むのは佳作「殺人ドライブ・ロード」に続き2冊目か。
密室、予告電話、更に立花が犯人と目した人物にはアリバイもあって不可能興味は抜群だし、それらの隙間を埋めるかのように配置された巧みな小手先トリックや盲点を突いた大胆なトリックにも膝を打った。
これだけならば傑作と言って差し支えないかも知れなかったが、悲しい哉、見逃せない欠点があるのだ。
それは前半のとある段落。何でこんな書き方したんだろう。台無しじゃん。
他にも明け透けに書き過ぎじゃないかという箇所はあるけれど、それらが単に難易度を下げるだけに止まっているのに対し(それもダメだけど)、こちらはストーリーの一貫性をも崩してしまっていて致命的。
もう一つ、一つの道具であれこれやり(れ)過ぎな部分もある。これらのせいで狙いは良いのに傑作と呼べないのが残念だ。

61 :
隆慶一郎「吉原御免状」を読む。
宮本武蔵の愛弟子松永誠一郎は師の遺言に従い吉原へ。
華やかな色町の裏では裏柳生の陰謀が渦巻いていた・・
主人公の痛快な剣劇満載かと思えば、それのみに非ず、デビュー作とはいえ、
手練れのベテランシナリオライターだけあって、柳生一族(宗冬、十兵衛、
そして義仙こと烈堂)、傀儡衆、水野十郎左衛門(前半だけのちょい登場だが)、
なぜか八百屋比丘尼まで登場させ、トンデモ稗史的着想の面白さで読ませる
面の方が強い作である。
吉原は江戸時代における苦界ならぬ公界(自治都市的存在)、立地的には城塞
であったというネタは、従来の吉原観を覆すものであり、斬新ではある。
後の「影武者徳川家康」で書き込まれる徳川家康影武者説(関ヶ原の戦い以後の家康は影武者の成り代わり)、
天海僧正=明智光秀説等、そのはじけたトンデモぶりはいかす。
吉原の時代考証、描写は、エロいシバリョウという観さえあり、
(シバリョウが吉原をメーン舞台にするとは考えられないし)
司馬作品も愛読するが、そのストイックさに物足りないものを感じていた
オトナの時代小説ファンを堪能させたのはわかるものあり。

62 :
書斎はいい作品を取り上げるね。
バカみたいにつまらない駄本の感想を打ち上げる読後感は猛省すること。

63 :
>>61
打ち間違いでは出てこないから本気で「八百屋比丘尼」と思い込んでいるのだろうね
恥ずかしすぎるし、常識もないね、書斎は

64 :
八百屋比丘尼じゃ、あまりにもかわいそうw

65 :
八百屋比丘尼w
尼さんが火の見櫓に登って半鐘叩くのかよw

66 :
そうだね。作品はいいのに、バカに読まれて可哀そうだw

67 :
駄本だとこの野郎 多島だ

68 :
井伏鱒二「駅前旅館」を読む。
映画化(オリジナル脚本でシリーズ化もされた、ミステリでいえばハメットの
「影なき男」のような作品)された当時のベストセラー作品。
駅前旅館の番頭を主人公=語り手とした旅館にまつわる昔語りと現代模様、
当時の中・高校生の修学旅行におけるバンカラ、放蕩ぶりが笑えるほど凄い。
酒、煙草は勿論のこと、酒場でクダを巻き、女郎屋に沈没とか(w
マジかよ感あり。
江の島東浜海岸での客引き模様も時代を感じさせる面白さに富む。

69 :
たしかに森繁主演の映画よりも小説のほうが面白いですな。

70 :
書斎の書評は人の知的好奇心を喚起させるね。

71 :
井伏鱒二がミステリーに見えるという書斎のようなキチガイミスヲタにはなりたくないなあw

72 :
書斎は普通に都筑を評価しているでしょ。
過大評価するヲタに苦言を呈していただけで。

73 :
いきなり都筑とか何言い出したんだ?
頭おかしいのか?

74 :
水野和夫「資本主義の終焉と歴史の危機」。
硬めのテーマにもかかわらず売れてる新書をミステリ板住人的に
読み解いてみた。
経済のミズノンこと日大の水野先生のコンパクトな著作である。
本書の推薦者には、佐藤優、内田樹、榊原英資、中谷巌、
溝口敦(その著作を見る限りでは、この人だけはやや意外感有りである)と
有名どころが並ぶが、このメンツから「ああ、アンチアベノミックスね」という
のはわかるものあり。
左とは言わぬまでも、現代資本主義アンチな面々である。
結局、「資本家が労働者を搾取している」「資本主義は崩壊する」
(ただし、本書でその後の世界は呈示されていない)等々のメーンな主張って、
「宗教は麻薬だ!」と断定しながら、自己の言説も宗教化していったMの世界
そのまま何ですな。
資本主義を「中心」と「周辺」(フロンティア)という観点から把握した分析は
西部劇かお(w で面白いものはあり(ゆえにフロンティアの消滅という時代
も存するわけで、これが本書でいう利潤=利子率の低下、消滅ということになる)
ドイツ主体のEUの動向を第四帝国の構築という観点も興味深いものある。
だけんど、万国の労働者が連帯するのは現実的に無理ゆえ、
国家(具体的にはG20)が団結して資本主義にブレーキをかけるって提言は
あまりに非現実的でしょ。
現代資本家サイド、ちゅーか、グローバル化した企業の国家(つまり政府)に
対する影響度から見てもね。
人間(一般的にという限定を付けても構わぬが)は皆、資本(より端的に表現
すれば金)がある方向に頭を垂れる「生き物」なのであるから。
良い悪いではなく、生存本能(実際に死なぬまでも社会的ステータスの維持
ということからも)とも言い得るものなんである。
生きたい、より高く、楽しく生きたいという方向性を否定する資格は何人にも
無いです。
ゆえに、私は断言する「資本主義は行きます!」(オボちゃん風、
あの子かわええ〜〜)と(w

75 :
よくわかりました。
買わずにすんで助かりました。

76 :
還暦をむかえて絶好調だな

77 :
でつまつ君の裁判はどうなったの?
決着ついた?

78 :
でつまつくんはなんにも不法行為はしていないから、あちこち通報しても無駄だったんですよ。
民事で行こうにもアンチには弁護士を雇う金がない(w

79 :
そうかあ。平和になったんだねえ。

80 :
ああ、てっきり「アンチ」を訴えると遠吠えてたKやるやる詐欺のことかと思ったらw
まあ何故未だにしてないかは自白してくれたからわかった

81 :
実は、最近、あまりミステリに食指がわかなくてね。
ついつい積んでるんだ。
五冊以上、積んでいる。
最近、ミステリにこれだという傑作は出たかい?

82 :
お前みたいな荒らしに教えるミステリーはねえよ

83 :
ぼくが荒らし?
なんで?
ミステリ板のやつに荒らされた記憶はあるけど。

84 :
記憶さんが荒らした証拠もなしに・・・。

85 :
>>81
×食指がわかない
○食指が動かない
このざまで、作家志望なんて、ちゃんちゃらおかしいや。

86 :
校正が直すからいいんだよ。

87 :
人の手を借りないとなにもできない書斎派w
書斎なんて論考wの論旨wからして直してもらうのが当たり前だとまで言われているしw

88 :
記憶さんは書斎派ではないよ。

89 :
書斎と記憶、狂人どおし仲がいいね

90 :
「殺人航路」大谷羊太郎(講談社)
娘が持ち帰った伊豆大島で撮られた心霊写真を観た後に密室で死んだ男、前原。
彼は死の直前友人へ電話し、娘を大島へ行かせるなと警告していた。しかし、電話の相手である有田の娘は恋人と大島へ渡ってしまった!
一方イラストレーターの伊吹はヤクザ者の兄が追われていると知り、助けるために兄が向かった大島へと急いだ。
そしてついに幾多の因縁が渦巻く大島で殺人が引き起こされてしまうが……。
某スレからのセレクト。
読んだのは「複合誘拐」に続いて2冊目ですが、この人は大衆読捨作家としての意気込みが凄いんでしょうね。
本作は冒頭から心霊写真だの密室だの巻き込まれ型スリラーだのが入り乱れてこれから何がどうなるのか読者の鼻面を掴むことに余念がありません。
そういう発端のハッタリというか不可思議性は十分なんです。ただし、それが勝ちすぎてて作品全体としてのまとまりが疎かになっていまして、これは大きな弱点だと思います。
本作で具体的に言うとストーリーとストーリーとを偶然によって直接的に結びつけてしまっているんです。
より正確に言うとそれを剥き出しに見せてしまっているんです。これはダメですよ。本格としてみると特にダメです。
例えば一つの流れの中の部分部分に関わっていたとか、そういう間接的な繋がりを鮮やかに見せられれば上手いと思えると思うんですけれど。
或いは直接的な繋がりは先に見せてそこから更に展開させるとかですね。
使用されているトリックについては、密室は単純ながら効果的で上手いと思いましたし、アリバイは逆に練られていてこれもワンノブゼムとしてはアリです。
しかし本格としての作品の評価は前述の弱点のせいで精々中の上ってとこになっちゃいますね……。

91 :
「ローカル線に紅い血が散る」辻真先(徳間書店)
女子大生真由子は友人毬子に頼まれて里帰りに同行することになった。父親に望まぬ縁談を押し付けられているという。
現地ではローカル線の廃止を巡って政治家と村人たちが対立しており、毬子の問題もそこに絡んでいた。
帰郷後父子の話は物別れとなったが、数日後毬子の父親は線路上で轢断死体として発見される。しかし、その路線は前日に廃止されていたのだ!
幽霊列車が現れたのか?
真由子は恋人の旅行作家慎と共に事件の謎に挑むが程なくして第2の殺人が!?
某スレからのセレクト。
辻のトラミスは初めてやけど面白かったわ。列車が通ってないのに轢かれてるっていう抜群の不可能興味に加えて捨てトリックを惜しげもなく投入しその伏線も撒くという徹底ぶりに拍手。
殊にメインの謎に関する多重推理場面は本作のハイライトだね。
但しそのせいでフーダニットが犠牲になっているのがウィークポイントではあるのだが……。

92 :
「新大岡政談」笹沢左保(双葉社)
重度の偏頭痛に悩まされる大岡越前と同輩を斬って主家を去った浪人新八郎コンビの活躍を描く連作。
某スレからのセレクトであるが、小粒なものばかりでイマイチ。
密室や人間消失もあるけど、特に印象に残らず。新八郎の因縁が有耶無耶の内に幕引きになってしまったのもマイナス。

93 :
「ホラー作家の棲む家」三津田信三(講談社)
編集者三津田信三は偶然発見した洋館「人形荘」に魅了され借りることにした。
そのことと前後して、自分が登場する小説が賞に投稿されたり送った覚えの無い原稿が発表されるなど不可解な事態が勃発する。
人形荘のルーツを知るべく調査を始めた三津田は愛読者だという稜子に出会い惹かれ始めるのだが自身を巡る怪異はエスカレートしていくのだった。
デビュー長編。ホラーとミステリーの混合物ぽいのかと期待して読んだ。
新しい屋敷怪談を志向しているのかと思うも、結果的にみればオーソドックスな枠の内で終始したようにみえる。
もっとも作中作と並行して進んでいき……という「匣の中の失楽」を意識したようなメタなスタイルや終盤のサプライズ、そしてぞわぞわと余韻の残るラストはそこそこに楽しめた。
刀城シリーズを先に読んじゃうとどうしても、ね。
作者が作中で繰り返し言っているようにホラーは短編に限るのであり、長編で心からの恐怖を味わうことは不可能に近い以上長編ホラーの向かうべき先はミステリー的な仕掛けであると確信した次第。
「作者不詳」も読もう。

94 :
「孤島パズル」有栖川有栖(東京創元社)
推理研の紅一点マリアの誘いで南海の孤島嘉敷島へ向かった江神部長と「ぼく」アリス。
亡き祖父の遺した財宝を捜すのが目的だったのだが、台風に見舞われた2日目の夜に惨劇は起きた。
密室状態の部屋で2人が殺されたのだ。3年前、財宝の謎を解いたというマリアの従兄弟が不可解な死を遂げたことと関連があるのか?
そして惨劇は繰り返される……。
学生アリス2作目。図らずも3、1、2とノックならぬドックしてしまったが、まあまあ面白かった。
密室、ダイイングメッセージ、暗号など本格の要素が詰まっているものの、作者が中心に据えているのはフーダニットへ至るロジックであり
他はあくまでも点として整理されてしまっているところが興味深い。
個人的にはロジックへの偏愛というよりは他要素に対する冷淡さが際立って見えた。
如何なトリックも挑戦して貰ってなんぼなんだねえ……。某氏は気に食わなそう。
ただそのロジックについて、ちょっと迂遠じゃない?もう少し順を追った形で解けていけたような気もするんだよねえ。ホニャララから疑義を呈していくとかさ。
とまれ、あることからバタバタバタッと犯人へ到達する道筋が美しいことに異存はない。
「女王国の城」もいずれ。

95 :
書斎の珠玉の論考に敵わないからといって、いやがらせの荒らしはやめろ!!!

96 :
読後感の嫌がらせ、最早悪魔の域だな。

97 :
まともに内容を批判できないからって中傷ばかりする書斎派はみっともないな。

98 :
>>94
「ホニャララ」「あること」についてメール欄を使って内容を教えてもらえるとうれしい。

99 :
>>98
それは読んでのお楽しみってことで……実は結構前に読んだのでもう記憶が曖昧で……スイマセン

100 :
>>99
いえいえ、レスありがとう。また読み返してみたくなりました。
(某氏ってS・Sさんでしょうかね?ロジックよりトリックの好きそうな…)


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