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歴代主人公が兄弟だったら 51章


1 :2014/03/29 〜 最終レス :2020/02/23
ここはファイアーエムブレムの歴代主人公が兄弟だったら、という前提で
彼らとそれを取り巻くFEキャラ達の生活を描くネタスレです。
前スレ
http://kohada.2ch.sc/test/read.cgi/gamesrpg/1368208873/
旧保管庫
http://wikiwiki.jp/fe_family/?FrontPage
新保管庫
http://wikiwiki.jp/fe-brothers/
雑談・議論掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9373/
絵版
http://cat.oekakist.com/FE_heros/

2 :
【ミカヤ】
一家最年少に見えて実は最年長。占いで家計を支えている。ユンヌが身体をよく乗っ取る。
【シグルド】
グランベル商社に勤めるサラリーマン。とてもお人よしだが、近親相姦アレルギーなのでKINSHINを察知すると凶暴化する。
【エリンシア】
一家で最も家庭的だが、怒らせると「ぶっ飛ばして差し上げますわ」の声と共にぶっ飛ばされる。ガチムチ好き。
【アイク】
グレイル工務店で働く漢。一家最強だが恋には鈍感朴念仁でフラグクラッシャー。他人のフラグもへし折る。
【クロム】
周りに振り回されがちな常識人で、他者との絆を大事にする姉想いな男。実は結構なムッツリスケべ。
【エリウッド】
一家で最も常識的な人。兄弟の迷惑行為に胃を痛める日々が続く。たまに壊れて「蝶サイコーッ」と叫ぶ。
【ヘクトル】
口は悪いが友情を大切にし、不器用ながらも優しさも兼ね備えている。 周囲からメタボだと思われている。
【エフラム】
自他共に厳しいつもりだが妹と幼女に弱い歩く妹製造機、シスコンロリコン疑惑をかけられている。ヘクトルとよく喧嘩する。
【エイリーク】
ルネス女学院に通う。高貴、気品さにおいては兄弟の中では随一。成績も良い。努力家でもあるが、その努力が胸だけには実った事は無い。
【リン】
肝っ玉母さん的存在。年齢に合わないスタイルのせいか老けて見られる。それをからかうマルスをよくフルボッコする。
【マルス】
権謀術数に長けている兄弟一の腹黒。リンをよくからかうがそれは愛情の裏返しなツンデレ姉萌え。スマブラが大嫌い。
【アルム】
セリカラブ。セリカといちゃつく度にシグルドに襲われる。畑で野菜を作るのが趣味だが、影が薄い。
【セリカ】
アルムラブ。それを除けば一家の中では普通だが一度怒らせると毒舌家になる。ミラ教(狂)信者。
【セリス】
一家の中では一番笑顔がよく似合う。人形が好き。通称マミー君を一番気に入っている。
【リーフ】
怪人・イモータルムッツリ。年上のお姉さんが大好き。運が悪く、よく荒事に巻き込まれる。この人でなしー。
【ロイ】
エリウッドと並ぶ常識人。ツッコミ担当。女性関係はほぼハーレムになっている。ヘクトルに対しては黒い。

3 :
ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <既存の設定はこんな感じだが、特にガチムチに定められたものではないので必ず従う必要は無い。
/,--┬'^つ</、      歴代FE主人公が兄弟でさえあれば、他の設定はどんなんでもOK!
|∪===|~〆         他人の設定に乗っかるもよし、自分独自の設定を作るもよし!
. ノ___r T !  ゝ      …自分に都合のいい設定だけ一緒にするのもありだな
i_/、」 ~~
               ・嫌いなネタに文句をつけるより、自分の好きなネタを書きましょう。
ゝ~"~<      -;    ・好きなネタを読んだら、面倒くさくても「GJ」の一言ぐらい書いてみましょう。
,ζノ=lノ=l〉     //    つまらないネタに無理矢理レスしろとは言いません。面白かったらつけましょうという話です。
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//      ネタ書く側も「喜んでくれる人がいるんだな」とほっとします。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆         ・感想しか言えない、ネタなんか書けない、という人でも、「このネタ嫌い」と言うよりは、
. ノ___r T !  ゝ        「こういうネタも読んでみたい」と言った方が建設的だし平和的です。
i_/、」 ~~            「梅雨のネタが読みたい」とか「兄妹で仲のいい話が読みたい」といった漠然とした希望でもいいから、
                試しに書いてみてはいかが?
              
               ・誰が兄弟か、はスレの軸となる大切な要素なのでスレ住人全員で共有。勝手に減らしたり増やすのはやめよう。
                スレの平和的利用のために、上記の文をよく読んで欲しい
ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <【注意!】 AA規制の関係で、最初の一行が空行だと、警告なしでレスが消えるぞ。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆
. ノ___r T !  ゝ
i_/、」 ~~
・新作発売時は未クリアの住人へのネタバレに配慮してネタバレ禁止期間を置くものとします。
 ネタバレ禁止期間は新作発売日から一ヶ月間とします。
 発売前の事前公開分の情報を使ってネタを書くのはOKですが、新キャラを直接出すのは禁止です。
 後は各自の判断に任せますが、グレーだと思ったら投稿を控えるようお願いします

4 :
乙。今回早かったね。
ともあれ50スレともあっていろんなネタが読めて感無量ですた。

5 :
スレタイからFeが抜けてる

6 :
何か違和感あるな、と思ったがそれかw
まぁ次スレで直せばいい。何にせよ乙

7 :
遅ればせながら、50スレ到達記念&新スレ記念にサウスパーク風兄弟家描いてみた。
51スレ到達おめ、これからも職人さんたちの良ネタが沢山読めますように。
http://imgur.com/CjP6qjT

8 :
最初、僕は一人暮らしだった。
一人暮らしにもある程度慣れて将来を約束した彼女も出来たある早春の頃、
僕の弟、妹だという緑混じりの青髪の少年と、桃髪の少女がやってきた。
実の兄妹なのにやたらイチャイチャしている。
弟の方は畑で野菜を作るのが趣味のようで僕もよく手伝った。
何故だかなつかしく感じる家族のぬくもりが嬉しかった。
それからまた月日が流れ新緑の季節の頃、
グランベル商社に勤めているという三十路近い男と、男だか女だかよく分からない少女少年がやってきた。
何故だか理由はよく分からないが、僕の兄と弟であることは認識出来た。
男は帰ってくるなりティルフィングを振りかざしアルムとセリカに襲いかかった。
どうやらKINSHINアレルギーのようだ。
少女少年の性別はとりあえずセリスとすることにした。
それからまた時は流れある秋の日の事。
庭先にボロ雑巾のような少年が寝ころがっていた。
そのまま放置しておくのも気味が悪いので、手元にあった特効薬で治療することにした。
ギャグなのかネタなのか知らないがシグルド兄さんに斬られては人でなしーと叫んでいる。
若いおねえさんが好きなのか道端でナンパしているがその度馬や竜に轢き殺されている。
こいつは幸運のパラメータがゼロ。つまりは多分モルフだ。
5人での家族暮らしにも慣れたある春先での事、
なんとなく僕に雰囲気が似た一家の末っ子を名乗る赤毛の少年がやってきた。
年齢の割には落ち着きがあって常識人。
頼みもしないのにツッコミ役を買ってでている。
ツッコミ役が我が家に来たことで我が家のカオス度は増していったのだった。
それから数週間後の桜が咲く頃、
ロイがそのまま成長したような赤髪の青年と、オールバックの口調がやたらきつい青髪の青年、
20代くらいの遊牧民族風の衣装を纏った緑髪の女性がやってきた。
赤髪の青年はいつものティルフィング制裁で壊れた壁を見るなり泡を吹いて倒れた。
青髪の青年が来てからはロイが腹黒な性格になった。
緑髪の女性は実はまだ10代で、後で僕は日本刀でメッタ斬りにされた。
そしてその年の秋、
無表情な青年と、どこぞの貴族みたいな雰囲気の少女がやってきた。
二人共僕の兄姉で、双子だという。
青年が来てからはヘクトル兄さんとよく喧嘩をし、そのせいでエリウッド兄さんが蝶サイコーと叫ぶことが多くなった。
少女はリン姉さんに嫉妬しているようだった。とても上品で頭もいいけど、胸のサイズが圧倒的に足りないのは一目瞭然だった。
それからまた時は流れある真冬の事、
子供子供した銀髪の少女と頭に鉢巻き巻いたガタイのいい男、リン姉さんみたくやたら老け顔の緑髪の女性がやってきた。
少女はこう見えて僕たち一家の最年長、長女にあたる姉さんで年齢は…歳らしい。
男は毎日のようにラグネルを振るい家のあちこちやリーフを斬り倒している。エリウッド兄さんの胃が休まる日は今後もうないだろう。
緑髪の女性は毎朝一番に起きて一家全員、15人分の朝食を用意してくれている。ガチムチな男が好みのようで今はブートキャンプに夢中だ。
そしてこの年の春、
大きな穴を空けたファルシオン片手に持つ男がやってきた。
エリウッド兄さんやロイのような常識人キャラをきどってはいるが、実はリーフ並みのむっつりスケベだ。
姉限定のシスコンでもあるようで、今日もシグルド兄さんがティルフィングを振り回している。
そして現在、僕はこの16人兄弟家族の一員として今日もこの世界の何処かにある紋章町で暮らしているんだよ。

9 :
色々突っ込みたいが、モルフ扱いのリーフに吹いたw

10 :
> 大きな穴を空けたファルシオン片手に持つ男がやってきた。
大きな穴をあけて入ってきたと一瞬誤読したwww

11 :
TMR(of ephraim) 6 【Turn Memory Road(of ephraim)】 第50章>364-371、話の流れでは>210-218の続き
エフラムは目覚めた。そこは太陽の光も入らない薄暗く鉄格子で覆われた部屋、おそらく牢屋である。
(ここはいったい…?俺はたしか、鍛冶屋に行く道中で倒れて意識を失ったはず…)
冷静に状況判断を行った結果、倒れて保護された結論に至った。
こんなことしてはいられない、すぐにでもここを脱出しなくてはと思ったが、
体全体を革製のベルトで拘束されていて抜け出すことはおろか、動くことさえままならなかった。
(打つ手無しか…これが戦場なら俺は死んでいるな…)
万策尽き、どうにもならない状況。戦場であれば死する道、そして死ぬ直前は人生が走馬灯のように巡り還ると聞く…
ならば自分も今までの人生を振り返ってみよう…いい機会だ。
 …兄弟家…
エフラムがブタ箱に入れられた間、彼の替え玉としてブラッドが招集されていた。
ブラッドを含めて夕食を取る兄弟家にローラが介入。ローラの天然ボケでブラッドはセリカに串刺しにされるのであった。
その後、手当てを受け意識を取り戻した次の日の夕方のこと…
 ※兄弟家 居間※
ミカヤ   「ブラッド、エフラムの影武者になるにあたって、今日はエフラムについて知ってもらわないとね!」
ブラッド  「いや、俺はこれ以上死にたくないんですが…」
ミカヤ   「拒否するなら別に構わないわ…、でも私達兄弟と倒すことができるかしら…?」
アイク   「では俺が、一番手は俺が務めよう!あんたと手合わせがこんなに早くできるとはな」
ブラッド  「(これが二重拘束ってやつか…、逃げても死ぬのか)…わかりましたよ!勉強させて頂きますよ!」
ミカヤ   「最初から素直にそう言えばいいのにね…じゃあまずは生誕からね」
ブラッド  「なぜそこから?…小学生ぐらいからでもいいと思いますが…」
ミカヤ   「じゃあ、始めるわよ、ノートの準備はいい?」
ブラッド  「ミカヤさんも人の話聞かない人ですね…」
ミカヤ先生のエフラムの過去についての講習(昔話)が始まるのであった。その前に…
 …ブタ箱…
俺、エフラムは兄弟家に生まれた。俺が物心ついた時から両親は不在だった。ミカヤ姉上の話によれば、
世界中を渡り歩く仕事をしていたらしいが末弟であるロイを産んだ後、父母揃って消息を絶ったと聞く。
よって俺の記憶には両親の面影は全くないのだが、現に俺の弟妹だという者がたくさんいる。
この謎はこうだ、両親は子連れでは仕事に支障が出るので、生まれるとミカヤ姉上に送るようにしていたらしい。
その際、何故か飛竜便で運んでくる…『生者注意!』という具合だ。全くどういう神経をしているのだろうか?
“俺たちの子供だからこれくらい楽勝だろ”と遠まわしに強く生きろということなのか?
俺の幼い日々の記憶リンはなかったが、マルス以下の兄弟が飛竜便で送られて来た光景が残っている。
奇想天外な両親のおかげで俺はいや兄弟たちは性知識を受けるまでは、
赤子は飛竜が連れてくると頭の中に刷り込まされていた。
性に関して無頓着なアイク兄上は未だそのことを信じているらしい、が定かではない。
だがどうしてこんな十数人も頑張ったのか…?
おそらく、一人淋しい想いをさせたミカヤ姉上のことを思ってのことだろう。価値観がどこかずれているが…
出生の謎についてもう一つある。
クロム兄上までは年齢順が確定しているのだが…俺を含め、年齢が下るほどに順番があやふやだ。
というのは俺とエイリークを含め、エリウッド、ヘクトルは同学年であることだ。
ミカヤ姉上にその真相を尋ねてみたがこの四人は一緒に送られてきたらしい。
よって、同時か、差があるのか不明である。ヘクトルと対立、喧嘩、力比べ等をするのはアバウトな両親が原因だろう。
いや、仮にヤツの方が兄と確定したとしてもかわらないか…
ただ明瞭な点は、俺とエイリークは一卵双生児であり俺が兄であることだ。
マルス、セリカ、アルムの三人、セリス、リーフに関しても同等のことが言える。
本当に後先考えない親だ…
しかし、本当に死んでしまったのか?願わくばどこかで生きていて欲しいものだ…

12 :
 ★個人的には現在の年齢は以下と思っています★ 
年長組:シグルド30? エリンシア25 アイク24 クロム22、
年中組:エフラム、エイリーク、エリウッド、ヘクトル(高三) リン(高一)
年少組:マルス、アルム、セリカ(中三) セリス、リーフ(中二) ロイ(中一)
 …兄弟家…
ミカヤ   「まず、出生についてね。私達の両親はどこにいるかわからないわ。でも、意思疎通というか…会話ぐらいはできたの」
ブラッド  「普通なら一緒に暮らしているはずでしょう…(孤児である俺には基準がわからんが) 」
ミカヤ   「私も<ダッキュン>歳だから一人立ちしているからよ」
ブラッド  「ならミカヤさんも家庭を築いてもいいのでは…?」
ミカヤ   「諸事情があってね、私は結婚しなかったの…それで一人で寂しいから、兄弟が欲しいなって両親に頼んだわ」
ブラッド  (漆黒、緑風、ぺ様が恋人候補として微妙というのはどうでもいいな…)
ミカヤ   「それで両親にお願いした一年後のある日、私の家に飛竜便が来たんだけど…」
 ………
ピンポーン、家のチャイムが鳴り、玄関を開ける。
シハラム  「毎度、飛竜便です…着払いお願いします。生物ですのでお早めに…」
宅配業者から渡されたのはバスケットの中で寝ている赤子と手紙だった。
『ミカヤの願い通り、弟だ。これで寂しくないだろう…、長男だからしっかり育てるように。ちなみに、名前はシグルドだ』
 ………
ブラッド  「何ですか…それ?ありえないでしょう、赤ん坊が飛竜便で送られてくるなんて…」
ミカヤ   「しかも、着払いよ!親なら元払いするでしょ!確かに家族が欲しいって頼んだのは私の方だけど!」
ブラッド  「怒るところはそこなんですか…」
ミカヤ   「そこから私の育児生活が始まったのよ…、それで数年後に突然エリンシアが送られてきたの…」
『ミカヤ元気にしてるか?弟だけじゃ寂しいと思ってな、妹も用意した。お淑やかに育てるように!』
ミカヤ   「例の如く、手紙付き、着払い。しかもどこから送ったてきたのかわからないけど、バカ高かったわ…。
       シグルドの時はそんなに高くなかったのに…」
シグルド  「エリンシアが着いた時ことは私も覚えているぞ、妹ができてとても喜んだものだ」
ブラッド  「飛竜便はどうでもいいんですか…」
シグルド  「ああ…子供の頃だったからな、そんなこと考えられなかったな」
ミカヤ   「一年後に、アイク。その二年後にクロムが同様に送られてきたわ。そこまでは良かったんだけどね…」
エリンシア 「確かにそうですわ…、クロムちゃんが送られてきた数年後が大変だったわ…」
ブラッド  「大変だと言うのは…?つまり順番で行くとエフラムということですか?」
ミカヤ   「ま、そういうわけね…その時の年齢をいったん整理してみましょ」
ブラッド  「誰に向かって言っているんですか?」
ミカヤ   「画面の向こうのみなさんに決まってるじゃない、より分かり易くするための処置よ」
ブラッド  「そうですか…」
 ★エフラム達が送らてきた年(約18年前)★
シグルド12?(小〜中学生) エリンシア7(小学生) アイク6(〜小学生) クロム4(〜園児)
シグルド  「エフラム達が送られてきたときは、私が丁度グランベル中学にあがった年のことだった…
       いや〜懐かしい。こうしてみると、私は年中組とは一回り違うんだな…」
アイク   「俺も小学生になっていた頃か…兄さんも言っていたが以外と歳が離れていたんだな。
       シグルド兄さんのお古のランドセルを背負って通っていたことを覚えているな…」
シグルド  「そういえば、そうだったか…」
ミカヤ   「ホント、アイクが新品をねだる子じゃなくて助かったわ…」
クロム   (まあ、そのおかげで俺は新品を買って貰ったんだけどな。
       それにしても、あの当時は末っ子だったし姉さん達たちを一人占めできたていた…
       できることならばあの頃に戻りたいものだ…)
アイク   「別に俺は破れてなかったら、何でも良かったしな…」
エリンシア 「ホントに懐かしいですわ、クロムちゃんはミカヤ姉様が送り迎えをしてくれて、
       私がアイクと一緒に学校に通っていたわ…」
アイク   「ああ…」

13 :
エリンシア 「その時のアイクは今と違ってKINNIKUがついていなくて可愛いらしかったわ…」
ブラッド  「入学したての小学生が筋骨隆々だったら怖いと思いますが…」
エリンシア 「でも、こんなに立派に成長して…お姉ちゃんとっても嬉しいわ…」
ミカヤ   「そうよね〜、これで浮いた話が出てくれたらいいんだけどね」
アイク   「浮いた話?スマブラでなら何度か体験したことあるが…」
ミカヤ   「違うわよ、異性との恋の話よ」
アイク   「鯉の話?滝を登るが如く其の道を極めんとすることか?それだったら少なからずあるのだが…」
ブラッド  (そうではなくて…俺もそんな話はないんだが…)
ミカヤ   「まあ…いいわ、話を変えるけど、ブラッドは童貞?」
ブラッド  「な、な、な…なんでそんなこと聞くんですか!!」
ミカヤ   「自分の家以外の男子の恋愛事情も聞いておきたいのよ!ね、みんな」
マルス   「そうですね、僕たちの家庭の情報を漏らしているんだし、
       対等な立場であるなら君の情報も教えるべきだと、僕も思うね」
ミカヤ   「で、本当のところはどうなの?ローラを襲っちゃったの?」
ブラッド  「なんでそこでローラの名前が出てくるんですか!」
セリカ   「あーもう!あの邪教の手先のことはどうでもいいけど!
       寝たか寝てないかどっちなの?それだけのことでしょう、はっきりしなさい!」
ブラッド  「(なんという理不尽!だが!)…俺には黙秘権がある!」
ミカヤ   「じゃあ、こちらは実力行使で行かせてもらおうかしら?アイクお願い!」
ブラッド  「(またこのパターンですか!?)…言えばいいんでしょ」
リーフ   「ブラッドさん、ドンマイ!」
ブラッド  「ど、童貞です…」
マルス   「面白くない返答ですね、でも仮に襲ったら、ケダモノ→エフラムということになっていましたけど…」
ブラッド  「どっちにしても俺のプライドは崩壊していたってことか…」
アイク   「童貞の何が悪いんだ?罪ではないだろう? 」
ミカヤ   「将来が不安なのよ」
マルス   「しかし、恥ですよ。アイク兄さん、一応聞きますが子供はどうやって出来るかご存知ですか?」
アイク   「ああ、隣接していたらできのだろう。一定値を超えると結婚が成立するんだったか…」
マルス   「…アイク兄さんにしてはゴールに近い答えでしょう…」
ブラッド  (それでいいのか…?)
マルス   「では子供はどこから生まれてくるのですか?」
リーフ   「それ、ここで聞くの!?」
アイク   「竜が運んでくるか、クロムの娘のように未来からやって来る。諸説はあるが、いずれも子供が自らやってくるんだろう?」
ブラッド  (まあ、幼き頃があれじゃ信じ込むのは無理ないですが…自分がどうやって来たのかは考えたことないんですか?)
マルス   「………」
アイク   「違うのか?なら本当のことを教えてくれ、博識のお前なら知っているはずだ」
マルス   「!?これは一般常識ですから、それにクロム兄さんの方が詳しいですし…」
クロム   「何で俺に振るんだ!問われているのはお前だろ!」
アイク   「マルス、俺みたいな学びが無い者に噛み砕いて説明するには、聡明で口が上手いお前の方が適していると思うのだが」
リン    「そうね、いっつも人を小馬鹿にする言い方するしね、私もその弁答聞いてみたいわ?」
エリウッド 「リンディス、女の子がそういう発言するのははしたないよ…」
ヘクトル  「別にいいんじゃね?俺もマルスがなんていうか興味あるしな…」
セリス   「僕も…興味ある!」
リーフ   「そうだね、マルス兄さんならよりリアルな表現してくれそうだし…」
アルム   「僕も聞きたいな…」
セリカ   「私もよ、アルム。参考にさせてもらいたいわ…」
シグルド  「私も参考に……………とみせかけてKINSINは許さんぞ、アルムとセリカ!」
エイリーク 「この流れ…私も聞いてみたいと言った方がいいのですか?」
マルス    (よりによってみんな揃って)
アイク   「どうした、お前程の男が知らないはずないだろ?」
エリンシア 「マルスちゃん?答えないとブッ飛ばしますわよ?」
ロイ    「僕はまだ習ってないから聞いてみたいな…ね!マルス兄さん!」
マルス   (この状況、プレジデントが不祥事の責任を追及されているようだ…)
 ピンポーン!

14 :
セシリア  「ロイくん♪子供の生まれ方について知りたいの?なら先生が…教えてあ・げ・る♪続きはロイ君の部屋でしましょうね♪
       (…ロイの家に盗聴器を仕掛けた甲斐があったわね)」
一同    「………ふ…不審者!」 
マルス   (神は僕を見捨てていなかったようだね!魔乳軍将万歳!)
ロイ    「セシリア先生、何でウチにいるんですか!」
リーフ   「先生!是非僕にもレッスンお願いします!!(僕はこの機会を夢見て生きていたのだ!)」
セシリア  「これはロイ君だけの個人授業なの、悪いけどあなたには興味ないから…」
リン    「自分が何言ってるか分かってますか?仮にも聖職者ですよ!(せっかくマルスが狼狽する姿を拝めると思ったのに!)」
セシリア  「え?もう勤務時間外だし、これは私的。家族には言えない思春期の不満を解決してあげようと思っただけよ♪
       さ、早く部屋に案内してロイ君♪」
一同    (性犯罪者だ…)
マルス   「…か、確保!性犯罪者を確保だ!」
セシリア  「この魔導軍将といわれる私が性犯罪者だなんて!続きは明日学校でね、ロイ君♪」
ブラッド  「に…逃げた!とにかく、警察に通報を!」
クロム   「俺は警察官だ!」
エイリーク 「ならクロム兄さんお願いします、早くあの巨…いえ性犯罪者を捕まえて連行してください!」
クロム   「わかった…(しかしあの先生胸が大きかったな!俺もレッスン受けたいのだが…)」
セリカ   「何しまりの無い顔してるのクロムッツリ兄さん、胸ばかりみてたし変な想像してたでしょ!」
クロム   「そ、そんなことないぞ!」
リーフ   「捕まえて、裏取引であんなことやこんなことするんでしょ!兄さんが警察官になった理由はこれしかない!」
リン    「サイテーね、クロム兄さん。見損なったわ…」
クロム   「ち、ちがう、決して俺は邪まな理由で警察官になったわけではないぞ!」
マルス   「どうでもいいですけど追いかけないんですか?彼女ならもう逃げましたよ…まあアイク兄さんが追いかけて行きましたけど…」
エイリーク 「何たる失態ですか、クロム兄上。それでルキナさんに父親面するなんて愚の骨頂、身の程を弁えよ…です」
ヘクトル  「いくらなんでも言い過ぎじゃねえのか?」
ミカヤ   「(ルネスの王女)エイリークは、血も涙もない残酷な人と言われていたし」
マルス   「まあこのスレでは、主に巨乳を崇拝する輩限定ですけどね」
 ………
セシリア  「(なんとか撒いたよう…追手が来た?なら先手必勝…)受けなさい!我が浄罪の焔 エルファイアー!」
アイク   「炎の魔法か!ならば、ぬぅん!」
セリス   (すごい、剣の振りだけで炎を掻き消した!…なぜか僕もついて来たけど…)
セシリア  「さすがロイのお兄さん…しかし止まりなさい!
       それ以上前に進んだら、あなたは…死にます」
アイク   「どうして俺の前に立った?」
 ………
ブラッド  「あのー、結局なんの話をしていたんだ?それにこのペンとノートは?」
エリウッド 「エフラムもとい兄弟家の歴史についての講習です。というかまだエフラムが家にやって来ていないですけどね」
ブラッド  「ミカヤさん、エフラムが送られてくる話はいいんですかー?あれ…聞いてない」
ロイ    「すみません、ウチは恋愛の話になると脱線したり第三者が介入してくるんです」
ブラッド  「…君は末っ子なのにしっかりしているんだね
       (さっきの人みたいなのか?しかしその引きがねを今回引いたのは君なんだけどな) 」
 ………
ミカヤ   「話が脱線してしまったけど…続きはどこからだった?」
ブラッド  「エフラムが送られてくる所からです」
ミカヤ   「そうだったわね、クロムが送られてきた数年後のことよ…
       ご丁寧にも今度は飛竜便が小隊を成してやって来たのよ!」
ブラッド  「というのは…」
エリンシア 「一つの竜に一人ずつ運んできたことになります」
ミカヤ   「送ってくるならまとめればいいのに…まったくおかげで4人分の料金を払うことになったんだから!」
ブラッド  「それは赤子のことを思っての配慮でしょう…(そもそも飛竜便で送って来ること自体が問題か)」
アイク   「しかし、4人でやってくるのは壮観だったな。あれ以降見たことがないな」

15 :
マルス   「早かったですね、アイク兄さん」
セリス   「アイク兄さん凄いんだよ、一撃でやっつけたんだから!」
アイク   「そのせいで子供の生まれ方について聞くことが出来なかったな…」
ブラッド  「(即行に話が逸れている…戻さないと)…なんで急に4人なんですか?今までは一人ずつだったのに…」
ミカヤ   「そうよ、そこが問題なのよ!何でいきなり4人!?どうやって面倒見ればいいのよ!まったく!」
エリンシア 「姉様落ち着いて下さい」
シグルド  「あの時の姉さんは嬉しさより怒りの方が勝っていたしな」
ミカヤ   「4人の赤子の面倒は大変だったわ…シグルドはもう手のかからない年齢だけど、エリンシア以下はまだ幼かったし…」
エリンシア 「それを機に私が家事を中心にするようになったのは…少しでも姉様の負担を減らしてあげたかったから」
ミカヤ   「そう言えばそうよね…家事をやってくれてホント助かったわ、アイクがクロムの相手をしてくれたり、
       シグルドにも色々手伝ってもらったし…みんなありがとね!
       それからエフラム達が来て、私は両親に文句を言ったわ!
       その2年後、反省したみたいでリン一人だけが送られてきたの…」
ブラッド  (弟妹が増えることはいいみたいなんですね)
 
 ★リンが送られてきた年(約16年前)★
シグルド14?(中学生) エリンシア9(小学生) アイク8(小学生) クロム6(〜小学生)
エフラム、エイリーク、エリウッド、ヘクトル2
クロム   「俺が小学生にあがった頃だったな…(でもその時には姉さん達は弟たちの面倒で忙しくてかまってくれなかった)」
ミカヤ   「私の要望を聞いてくれたのはいいんだけどね、その一年後に…」
ブラッド  「というと…まさか?複数送られて来た!?」
ミカヤ   「違うわ…初めはマルス一人だけ、その翌月にアルム、またその翌々月にセリカが来たの!
       短期間に三人も送って来たのよ!結局同時と変わらないし!絶対人の話聞いてないだろって思ったわ…」
エリンシア 「その次の年にセリスちゃんが送られてきました…」
シグルド  「リーフは宅配業者の不手際で途中落っこちてしまったらしいが…」
ミカヤ   「数日後に家に送られてきたわ…その翌年にロイが送られて来たわ…」
ブラッド  「リンからロイまで4年間で7人子供が送られてきたことになりますね…
       どういう原理なんですか?もしかして異父、異母兄弟ですか?」
シグルド  「異父、異母兄妹…だと!?うががががーーーーー」
ミカヤ   「だめよ、ブラッドその言葉はシグルドの禁句ワードの2,3なんだから!」
セリカ   「ちなみに1番はKINSINね」
エリンシア 「ブラッドさん、私たちは実の兄弟ですわ…といっても確証はないんですが」
ブラッド  「そうですか…」
ミカヤ   「末っ子のロイが送られてきて、これで現兄弟家のメンバーが揃ったわけ、整理してみると…」
 
 ★ロイが送られてきた年(約13年前)★
シグルド17?(高校生) エリンシア12(中〜小学生) アイク11(小学生) クロム9(小学生)
エフラム、エイリーク、エリウッド、ヘクトル5 リン3
マルス、アルム、セリカ2  セリス、リーフ1 ロイ0
エリンシア 「こうして見ると、マルスちゃん以下とは10歳以上違うし、ロイちゃんにいたっては私と一回り違うわね」
ロイ    「ほんとだね」
シグルド  「私も受験勉強と弟たちの面倒の両立をしていたぞ」
マルス   「確かグランベル大高校−大学はエスカレーター式でしょう?」
シグルド  「当時はそうじゃなかったんだ…」
ミカヤ   「そうよね…よく頑張ったわシグルド…」
 ………
ブラッド  「…しかし小学生に上がらない弟妹達が10人もいるんじゃ生活大変だったんじゃないんですか?」
ミカヤ   「そうね、この頃が一番苦しい時だったわ…さすがの私も体が一つしかないし。
       両親に相談と試みたけど、急に音信不通になってしまったの」
ブラッド  「今もですか?(もしかして死んだとか…?)」
ミカヤ   「そうよ…いい加減な親だから、多分どこかにしぶとく生きているんじゃない?」
       それで、育児に手が回らなくなって、私は苦肉の策を立てたのよ」
ブラッド  「その策とは?」
ミカヤ   「子供留学よ…」

16 :
ミカヤ   「簡単に言うと年中組と年少組は3〜5歳の間に一度裕福な家庭に送ったのよ。大体期間的には3〜6ヶ月を順番にね…」
ブラッド  「成るほど…それなら育児の負担を軽減になりますね、期間の調節が難しいですね…」
ミカヤ   「そうね、お世話になった家を紹介するわ」
 ★子供留学でお世話になったお宅(敬称略)★
エフラム  …ヴィガルド エリウッド…エルバート ヘクトル …ウーゼル
エイリーク …同上    リン   …ハウゼン  マルス  …コーネリアス
アルム   …マイセン  セリカ  …ノーマ   セリス  …バイロン
リーフ   …ドリアス  ロイ   …ウーゼル
ブラッド  「つまり、エフラムは幼少期、一時的にヴィガルド宅で暮らしていたことになるんですね」
エイリーク 「私も兄上と一緒にお世話になったことを覚えています」
ミカヤ   「そこはエイリークに任せるわ」
エイリーク 「わかりました、では当時の思い出をお話しましょう…」
 …ブタ箱…
俺が物心ついた時には、姉2人兄3人、それからエイリークを含め弟妹が数人いたことを覚えている。
4歳の時だろうかエリウッドが家からいなくなった、姉上に聞けば“お勉強とお友達を作りに行った” と答えた。
当時の俺には身売りにでも出されたと思っていた。エリウッドが戻って来た事を知っていればこうは思わなかっただろう。
3ヶ月後にはヘクトルがいなくなった。そして3ヶ月後には俺の番が回って来たが、一人ではなくエイリークと一緒だった。
家族と離れ離れになるのは寂しいし、怖い、ARTERIAL FEARだ。それはエイリークも感じていることだろう。
だから、兄の俺が気丈に振る舞い安心させたい、どんなことがあっても妹は守ると心の中で誓いこの家を出た。
飛竜便で送られた先は、ある大きな屋敷でここが俺達を引き受け先だった。
知らない家でのエイリークとの生活、最初に家の当主の息子らしい人物を紹介された。偶然にも俺とエイリークと同じ年だった。
そいつは部屋に閉じこもりがちで、人見知りする人間だったらしく、ひどく緊張しながら挨拶をしてきた。
「こ、こ、こんにちは、初めまして……ぼ、ぼくリオンっていうんだ…エフラムくん、エイリークさん。これからよ、よろしくね…」
おどおどしていたが、言葉使いはどこか大人びていた。エイリークは笑顔で返したが、俺は歯切れが悪い返事をしたと思う。
俺のとった反応に周りの大人は、実家と別の所での生活に不安がっている思い、特には気にしなかった。
 …兄弟家…
エイリーク 「私達はヴィガルド氏の家でお世話になりました。そこでリオンと出会いました。
       今では二人は親友ですが、当初はあまり良くありませんでした」
マルス   「初対面からやけに友好的で、信用しすぎだと親友通り半身になっちゃいますよね、クロム兄さん!」
クロム   「く…人が気にしていることを!」
エイリーク 「リオンはもともと、部屋で勉強することが好きな子で、暇さえあれば本を読みふけていましたし。
       遊ぼうと誘っても部屋から出て来ることはあまりなかったです。
       兄上は屋敷のあちこちを探検するのに夢中で、残った私は音楽など嗜んでいました」
セリカ   「おかしいわね、兄さんだったら姉さんとずっと一緒にいると思ったのに…」
 …ブタ箱…
屋敷に来てから数日後、俺はリオンと遊ぶこともなく、エイリークの傍にいるわけでもなく、屋敷を歩き回っていた。
これには理由がある。エイリークを連れてここから出ようと脱出経路を探っていたからだ。
ここでの生活は悪くはない。寧ろ前よりいいくらいだ。だが、心のどこかで不安を感じているからだ。
まだ掌で数えられる年の俺にとって屋敷の庭は地平線まで続く大きさと感じた。
それでも、ここから出る方法を見つけだすため走りまわった。
時には日が暮れて左右が分からなくなり立ち往生した。その時は馬に乗り髭をはやした壮年の男に助けられた。
「大人でも歩くには骨が折れる距離を歩いたものだ」
檄を飛ばされると思ったが褒めの言葉を貰った。
その後、男が乗って来た馬に乗せられて屋敷に戻る途中で、ここまで来た理由を問われた。
俺は正直に答えた。

17 :
男は俺の答えから心情を察し、俺とエイリークがこの屋敷にいる理由を教えてくれた。
この時身売りされたわけではないと知った。
だが、屋敷の探索は止めなかった、探索自体の行為は興味があったからだ。
そしてある部屋に辿りついた。
開けてみるとその部屋には本がぎっしり並んでいた。部屋の主が気付き声をかけてきた。
「だれ…勝手に入って来るのは?僕は忙しいんだ」
リオンだった。最初の挨拶のとはうって変ってはっきりきた口調だった。
特に関わりたくはなかったが、返答が気に障ったせいか、本なんて読んでいて楽しいかと嫌味を込めて聞いてみた。
「僕はこうしている時間が一番楽しいんだ」
つまらないヤツと感じ、これ以上関わっても面白くないと判断し部屋を出ることにした。
その後も、食事時や催し事以外は顔を合わす機会はなかった。
 …兄弟家…
エリウッド 「リオン君は何を読んでたんだい?同年代として興味あるな…」
エイリーク 「読んでいたというよりは大学受験用の赤本を解いていました」
エリウッド 「賢いとは思っていたけどこんなに早くから手をつけていたんだ…」
ヘクトル  「赤本ってなんだ?奥義の書の一種か?」
マルス   「脳筋には無縁の話ですよ、まあ僕も今センターぐらいは解いてますけど」
エイリーク 「私も、赤本を使っていますけど、リオンのすごさがわかります…
       リオンはその甲斐あって小学校に入学する前に大学に入り、卒業後もそのまま研究を続け現在に至っています」
ブラッド  「しかし、それで仲良くなったことが不思議だな…接点が無さすぎだ」
エリウッド 「エフラムとリオン君は正反対だからね…」
エイリーク 「それはあの時のことでしょうか…」
 …ブタ箱…
リオンとは全く遊ばなかった日々が続いたある日のことだ。
リオン、エイリークと一緒に乗馬を嗜んでいるときだった。
大人の騎手の後ろに同乗していたが、つまらなくなり手綱を強引に引っ張った。
すると馬は急に暴れ出し、俺は振り落とされた。落ちた場所が悪く、俺は打撲と裂傷を負った。
まったく子供の頃は後先考えないものだと恥ずかしく思う。俺が痛みに悶える中、リオンが近づいて来た。
あまり良いとは言えない俺たちの関係だ、俺の馬鹿な行いを嘲弄しに来たと思ったが意外な行動に出た。
俺を近くにある庭園に連れて行き、水で傷口を洗い、布でふき取った。
そしてリオンはどこかから黄色い花を摘んで来て、擦り潰した。
出来た粘り気を残した液体を傷口に塗った。
後から聞いたがリオンは薬草にも興味があって、個人的に育てていたらしい。
またこの花は傷の痛みに良く効くそうだ。
俺はリオンの優しさを知った、そして“ありがとう”と言うと、リオンは笑顔を見せた。
当時のリオンは俺と仲良くしたかったが、なかなか踏み出せずにいたらしい。
部屋にいる時は邪魔され気を損ねあんな態度をとったようだ。
 …兄弟家…
ブラッド  「以外と素直だな」
ヘクトル  「あの今の頑固一徹からすると考えられないな」
ミカヤ   「まあ、幼少期だからね、人は変わるものよ」
セリカ   「だけど変わるといっても、どうしてあんなシスコンになっちゃったの!」
リン    「ついでにロリコンにクラスチェンジしてるし」
クロム   (そういえば、ロリコンを更生させる計画が発案されたな…)
 …ブタ箱…
和解し合った後、俺はリオンと遊ぶようになった。といってもリオンの勉強の邪魔にならない程度だが…
俺はリオンの事を少しでも理解したいと思い、本を読んでみた。
そこに意味不明な呪文が羅列しているだけだった。まあ小学校にも上がっていない子供に分かるはずがないが…
今でこそ一部はサインコサインタンジェントぐらいは分かる。
今思うとこのことが完全にトラウマになって本を読むことや、勉強することが苦手になったに違いない。
これが無かったら俺もエイリークのように賢くて、ヘクトルが赤点とっているのを笑えただろう。
気にしても仕方ないな…過ぎたことだ。
それから別れがやって来た。また会おうと言葉を交わし、俺とエイリークは兄弟家に戻った。
その後、俺はリオンを何かと頼りしている。

18 :
それから、高校に入るときぐらいだったか、リオンはエイリークを誘いジャハナに向かった。
リオンを疑っているわけではないが、エイリークが心配で同行することにした。
着いた先は乾燥した土地にある街道の脇で、そこに以前に見たことのあったものが視界に入った。
俺が怪我をした時にリオンが摘んで来てくれた花だ。
その花は複数の蕾をもたない一輪の黄色い可憐な花。
具体的なイメージとしては花びら全部で12枚、外側に六枚が星形を描くように開き、その内側同じ形状の花びらが開いている。
分かりにくかったら『刹那 花』でググれば出ると思う。
この花は乾燥した土地でしか自生しない貴重な花で、傷に良く効くそうだ。
リオンの家にあったのは自分だけの薬草園を施し、苦労して環境を整え、栽培を試みていたからだ。
俺はこんな不毛の地でも花が咲き、生きていること。そして、誰かのためになるとこに感動した。
あの時の花だなと呟くと、リオンとエイリークは微笑んだ。
そうだ、厳しい環境でも生きている、それでいて誰かのために生きているんだ。
俺はその花を摘んで帰り、部屋で飾って即行枯らせた苦い記憶がある。
 …兄弟家…
マルス   「エフラム兄さん、親友に対してもガード堅すぎ…寛容すぎなクロム兄さんと大違いだね」
リーフ   「すぐ枯らすあたり、脳筋らしいね…」
アルム   「その黄色い花って、もしかして僕の畑の一角を借りて育てている花のこと?」
エイリーク 「そうです、アルムには手伝ってもらいましたね」
アルム   「環境的に難しかったな、条件揃えるの大変だったよ。でもどうして育てようと思ったの?」
エイリーク 「兄上が持ち帰るほど気に入った花ですから、是が非でもと思いまして…」
マルス   「エフラム兄さんが気に入る…実用的な点で納得いきますね」
アルム   「僕はエイリーク姉さんがその花が好きか傷薬の代わりとして家計の負担を減らすためと思ったけど、
       そんなことがあったのか…」
エイリーク 「勿論、私もその花が好きですよ。リオンから詳しい育て方を聞いたのですが、私ではとても無理でした。
       アルムがいてくれて助かりました、ありがとうございます」
セリカ   「ねえアルム、その花なんて言うの?」
アルム   「え〜と、なんだったけ…」
エイリーク 「“リフ”、和名は利府です。」
一同    「!!!」
 …ブタ箱…
そう言えばあの花の名前なんて言うのだったか…?また今度リオンにでも聞いてみよう…
牢屋の中で俺が過去を振り返っていた時、こちらに近づいてくる物音がした…足音からして3人か?
「ほら早く入れ、」
「私は無実よ!離しなさい!」
「教師が教え子に手を出すとわ…こうして見ると美人なのに残念だ」
「出していません、未遂です」
「ま、どっちにしても性犯罪者だけどな…」
やり取りの後、緑髪の女性は俺の向かいの牢屋に入れられた。しばらく経って、向こうから話しかけてきた。
「あなた少女を守ることに使命を燃やすエフラムでしょ、冤罪同士仲良くしましょ」
俺は一緒にするなと叫んだ。
 つづく…
>>1  スレ立て、乙です。
>>7  兄弟家勢揃い、壮観ですね!
>>8 偶然にもこちらも兄弟家の来歴をネタにしてました。マルス視点とは…思いつかなかった…
セシリアさん登場させたのはいいのですが、原作何歳なんでしょうか?

19 :
とりあえず
セシリアオバさん、あんたとエフラムの最大の違いを教えてやろう。
年下側の合意と好意だ

うん、どっちかと言うとエフラムは喰われる側だと思うの

20 :
原作だとセシリアさんも食われる立場なんじゃ
エリウッドもリン以外年上だし、ロイもそっちの気があったんだろう
ショタコンの方が似合う?ごもっとも

21 :
>>12-18
>シグルド  「リーフは宅配業者の不手際で途中落っこちてしまったらしいが…」
配送作業の途中で落とされるリーフに吹いてやっつけでスマヌがこんなイメージが頭をよぎってしまったw
ttp://imepic.jp/20140407/680100
とにかくGJでした!
セシリアさんは原作だと20代後半…まあともかく20代であることは確かなはず、だ・・・
パー様とか他の男性陣と支援Aにしてもくっつかないゆえにショタいついつ言われるようになったんだろうとオモ
ニニアンはハーフだからかチキやミルラみたいな純血のマムクートよりは体の成長速度が早いようだが、
もし仮にもっと幼い姿(10代なるかならないくらいの姿)でエリウッドとくっつくことになっていたら…(ry

22 :
ロイ「ごめんねーペアエンド枠を独占しちゃって」
ヲルト「おかげで」(ロイと)
アレン「ホモ」(支援Aだと)
ランス「扱い」(後日談が)
マーカス「です」(消える)

23 :
ヘクトル「…やった、やったぜぇぇえ!留年免れたぁぁぁあ!」
ワーワーギャーチョウサイコオオオ
エリンシア「ヘクトルちゃん、今年こそちゃんと授業に出て、赤点や問題行動で先生の御世話にならないようにしてくださいね」
ヘクトル「姉貴、そうカタイこと言うなってwwwまさかの進級だぜ進級!うっひょおおお、毎日神様に祈った甲斐があったってもんだぜええぇ!」
セリカ「ヘクトル兄さん、ミラ神は学業の神様でもあるのよ?今度私やアルムと一緒にミラの大樹に参拝しにいきましょうよ!」
ロイ「セリカ姉さん、うちのピザ兄さんは食事旅行付きでもないかぎり動かないよ絶対」

エリウッド「…赤点が四つもあったから嫌な予感はしていたが、まぁよかったかな。本当は進級を喜んでるより進路を早く決めた方がいいんだけどね」
エフラム「全くだな、ピザの知能はゾンビにも劣る」
リン「エリウッドやエフラム兄さん、エイリーク姉さんは来年高校卒業よね?進路は大体決めてるの?」
エリウッド「僕は、医学部を目指そうとしてるけど…うん、この一年の家計簿次第ってとこかな。セリスやロイたちが高校に進学出来ないなんて状況になったら悪いし」
リン「駄目よ諦めたら!エリウッドはうちの学生組の中じゃ優等生なんだから、お医者さんになるなんて夢を諦めたら兄さん姉さん達きっと残念がるわ…」
クロム「そうだぞエリウッド。お前の人生は一度きりだ、せっかくのチャンスに引き下がっては勿体無いぞ。俺だってこの警官としての道を歩むのに兄さん姉さんの協力が必要不可欠だった、迷惑だからと遠慮する必要はない」
エリウッド「クロム兄さん…」
リン「エリウッド、たまには草原に一緒に来てみない?優しい東からの風…穏やかな西からの潮騒を聞いてたらいつも気掛かりな家計簿の事を忘れて落ち着けるかも…」
エリウッド「リンディス、気を遣ってくれてありがとう。そうだね、楽しみにしているよ…」
シグルド「一緒に…?KINSHINは許さんぞ?」
リン「ち、違うわよ!アルムやセリカの前例があるのにそんなことするはずないじゃない、私は、ただエリウッドの胃痛が心配で…」

マルス「……」
ロイ「?…マルス兄さん?さっきからエリンギがどうこう何言ってんの?マルス兄さんてそんなにエリンギが好物だったっけ?」
マルス「ん?いや、別に…」

リン「エフラム兄さんは…?ヘクトルと一緒に就職かな?」
エフラム「リン、俺も確かに勉強は苦手ではあるがあのピザ程落ちぶれてはいないと自覚しているぞ。俺はそうだな、幼稚園か小学校の先生になろうと考えている」
リン「…中学校や高校の先生じゃ駄目なの?」
エフラム「ああ、うちの兄弟達を見ている限り俺では指導者は勤まりそうもないからな」
リン「どうしても?」
エフラム「ああ」
エリウッド「頼むから教え子に手を出して懲戒処分なんてことは…」
エフラム「…誤解してはいないか?前々から言ってるが、幼女や妹は非常にか弱いものだ。彼女らを守る為ならどんな手段も尽くす、それが俺のポリシーだ」
シグルド「幼女はともかくKINSHINは兄さん、許しませんよ?」

エイリーク「私はロストンかフレリアの女子大に入ろうかと思っています」
リン「ロストンにフレリアかぁ、だいぶ家からは遠くなっちゃうね。姉さんに想いを寄せてる男も多いから大変なんじゃないかしら」
マルス「…その点リン姉さんは女性からの人気はあれど男性からの支持には無縁ですから分かりませんよね」
リン「そうそう、って違うだろコルァァ!」

セリス「進路、かぁ。僕は魔物のお医者さんになりたい、かな」
リーフ「僕は勿論憧れのおねいさん方と…ハァハァ」
ロイ「(あれ…なんだろう、ピザ兄さんが留年免れて兄さん姉さん達の将来への抱負を語ったのって、確か去年辺りにも…)」

ミカヤ「今年もこの時期が来たわね」
ユンヌ「…いいの?このままじゃあの子達、一生大人になれないわよ」
ミカヤ「お願い、もう少し…もう少しだけ…。
(ダキュン)万年の時をずっと孤独に過ごした私には二十年ちょっとで弟や妹が自立して、また一人ぼっちなんて嫌なの。お願いユンヌ」
ユンヌ「しょうがないわね」

マルス「こんな事情があったりしてね」
ロイ「割とあり得そうなのが怖いよね」

真相は誰も知らない…

24 :
>>21
まあセシリアさんがネタにされる最大要因は口だけヘタレだからだがな。
ある意味強豪野球部以上の超実力主義……
>>23
実は保健室の主的な意味でエリウッドが一番卒業危ない可能性も……

25 :
>>20
ニニアンは竜族と人とのハーフっぽいから言わずもがな、フィオーラも2〜3歳くらいは年上っぽいし。
ただリンに関しては…
マルス「…まあリン姉さんは実年齢には見えないから納得できますよね、ぱっと見エリウッド兄さんより一回りは老け…」
リン「マルス、勇者の剣でぶった斬りコースとサンドバッグくん風ぼっこぼコース、どっちがいい?お姉ちゃん今日は特別に実演してあげちゃうんだけど♪」
マルス「いや…どっちもグア、イダアアアカンセツソッチニマゲチャダメエエエエエ!!」
クロム「…どっちにしろエリウッドは尻に敷かれそうなタイプではあるな。あいつ、結婚しても相変わらず胃を痛めてそうだ」
シグルド「竜王家のお嬢さんとイリア家の長女さんの名前が出てくるのは許そう。
ただし…リンディス!私はお前を兄とくっつくようなKINSHIN娘に育てた覚えはないぞ!!」
そういや軍師なしでエリウッドとリンをくっつけるとエンディングでヘクトルが「尻に敷かれないように」とか言われるんだなw

26 :
サラ「兄様のストライクゾーンの上限が見えたわ…中学までいくとアウトなのね…」
ターナ「薄々気がついてはいたけれど知りたくなかった事実!」
リン「あぅあぅ……」
マルス(誰一人として否定しないんですね)

27 :
サラ「事実だから仕方ないのよね」
エフラム「だからいらんことを言うなと、大体そんな事実は無い」
サラ(私を膝の上に乗せながら言っても説得力ゼロなんだけど…)

28 :
エリンシア「スーパーでこんなチラシを見つけましたの」
セリス「なになに、明日のニンテンドーダイレクトでスマブラ新作情報?ふむふむ…」
「「「Ktkr!!」」」
エリンシア「ちょ、ちょっとなんですの!?アイクにクロムちゃん、それにリンちゃん!セリスちゃんが見てるのに取り上げるなんてお行儀が悪いですわ!」

アイク「続報がきたか。して、俺の続投の件は…!?」
クロム「俺、参上!…(ゼ○ダ姫に○ーチ姫に脱いだら巨乳なサ○ス…、お近づきにならない訳にいかんだろう!)」
リン「○ックに続いてアシストフィギュアからの格上げ枠は私が貰うわ!(ついでに最近マルスの悪戯が増えてるからお仕置きしちゃうわ!)」

エリウッド「…みんな、夢があるのはいい事だけど、熱くなるのもほどほどにね…」
エイリーク「三人共、野蛮ですよ。殴り合いの祭典に自ら名乗り出ようとするなんて!」
ヘクトル「…くそっ、俺も出たいし三人に混じりたいが参戦の可能性ってのがあの三人に及ばねぇのが我ながらつらいぜ!」
エフラム「俺もだ…」
エイリーク「まぁ、ヘクトル兄上たちまでそのようなことを!」
ロイ「……」
ミカヤ「エリンシアがスマブラに興味持つなんて珍しいわねぇ」
エリンシア「○ック様に続いてC.ファル○ン様のKINNIKUが拝めるかとばかり…」
ミカヤ「なんだ、そっち目当てなの…」
リーフ「そういえばうちの兄弟で唯一レギュラーと化したマルス兄さんは?」
ミカヤ「先週桜井さんから通達が来てたみたいで、明日のダイレクトの収録に行ったわよ。本人ひどくやつれてたけどね」
ロイ「……」

ロイ「コレガサ〜ダメ〜デショウカ〜♪
ア〜キラメヨウカ?
キセツハメ〜グルマホ〜ノヨウニ〜♪
ハ〜ルカソラ〜ノシタ〜♪
ア〜シタハレ〜ルカナ〜?♪」
エフラム「ギターなんか持ち出してどうしたんだロイは?」
ミカヤ「…そっとしておいてあげてくれる?(なんか、可哀想に思えてきたわ)」

書いてる途中に日付かわっちゃったww

29 :
でもスマブラロイって……
・お前何が有ったなハイテンション
・最悪自爆の必殺技
・各種動作に癖が有り、立ち回りを突き詰めるとマルスの下位互換
あんまり良い扱いでは無かった気が……

30 :
爆発系の技とかRAVEみたいで超格好良かったんだけどなー

31 :
つまり厨二病か

32 :
リン「続投キターーー(°∀°)ーーー!!」
クロム「あれ、俺新作の主人公なのに(´・ω・`)」
アイク「(アシストにさえ出れば御の字と思ってたがこの時期でまだ発表されないのはやばいな)」
まさかクロムよりリンが先に発表されるとは思わなかった
あとマルスボコボコで笑ったwww

33 :
ttp://www.nintendo.co.jp/nintendo_direct/20140409/index.html
エフラム「…チキは覚醒仕様なのか…残念だな」
リーフ「何言ってんのさ兄さん、やっぱりチキさんはおねいさんの姿じゃないとね…。おまけに美しいおねいさんキャラが2人も追加されて…発売日が楽しみだなぁハァハァ」
ロイ「…2人共会話自重」

クロム「(ステージ名は公表してるのに俺の名前は一向に紹介されない…何故だ)」
セリス「わぁ、イーブイとかフォッコとか僕大好きなんだ!嬉しいなぁ」
シグルド「(知らないキャラがまた随分と増えたな…)」
ミカヤ「ねえ、その動画どうやったら見れるの?誰かお姉ちゃんにパソコンの使い方教えて頂戴よ」

リン「ねえねえ、みんなもっと大事な事に気付いてくれないの?」
セリカ「えっ!なになにリン姉さん!ひょっとしてどっかにアルムが出て来たりしてるの!?ごめん、全然気付かなかったわ。どの辺に出てる?」
アルム「…セリカ、僕は出てないよ…(ていうか地味に影が薄いことをネタにしないでよ)」
アイク「マルスがやたらボコボコにされたり爆破されてる事か?」
リン「違うわよ!もっとも〜っと大事な事よ!」

ヘクトル「(ふ、太もも…)よ、良かったなリン、続投出来てよお…」
エリウッド「(ふ、ふんどし…)そ、そうだねリンディスの剣さばきは相変わらず流れるように華麗だね…」
シグルド「…ヘクトル、エリウッド。後で私の部屋に来なさい」
エリンシア「リンちゃんがアシストフィギュアで続投が決まったのよ!画質も上がって、ほらますます美人さんに…」
エイリーク「(相変わらず胸が大きい…くすん)」

マルス「…た、だい…ま"ぁぁ」
シグルド「おう、おかえりマルス?(顔が原形を留めてないが、マルス…だよな。)相変わらずひどい有り様な事で」
リン「あ、ねえねえ聞いてよマルス!私またアシストフィギュア枠で続投することに…!」
マルス「うぎゃぁぁぁぁぁああぁ!今日1日その話題はやめてぇぇ頼むからぁぁぁああ!」
リン「え?お姉ちゃんが続投してマルスも嬉しいって?うふ、そうよねそうよね♪」
マルス「リン姉さんのテンションがおかしい!誰か助けてえぇぇ!居合切りはやめえええええええ!!」
リン「マルスぅ?待ちなさ〜い♪」
ヘクトル「…あ、悪魔だぜ…」
エリンシア「まあまあ、相変わらず仲が良いことで…」
クロム「3DS版が夏発売だから早かれ遅かれそれまでに参戦報告がこないとなると、いやまさかな…」
アイク「俺は隠しキャラとして参戦しているに違いない」
ロイ「(またどうせ僕は参戦出来ないんだろうなぁ…はぁ)」


何はともあれリン姉さん続投おめでとう!

34 :
リン姉さん続投おめでとう。
一方でホームステージともいうべきフェリア闘技場が紹介されたのに未だ参戦発表されないクロム兄さんはェ…まぁ隠し枠なんだろうけど。
3DS版が夏発売とのことでスマブラもあと3〜4ヶ月で発売か。
Xの時みたいにまたネタが沢山読めるかな?

35 :
まあ何というか、みんなそんなにおっぱいとふとももが好きか

36 :
リーフ「おっぱいとふとももが嫌いな男なんて存在しない!」
クロム「一理ある」

37 :
サラ「いるじゃないの。そこに」
エフラム「なぜおれの方を見る?」

38 :
エフラム「俺が異性に全く興味のない人間みたいに言うのはやめろって」
リン(に、兄さんがやっとまともに!?)
エイリーク(……!)
サラ「正確に言うと『未発達なおっぱい』と『未成熟なふともも』に興味があるのよね」
エフラム「だからまた誤解を招くようなことを…」
サラ「…興味があるなら触ってみる?」
エフラム「そ、そんなにくっつくな」
リン「やっぱりまだ治療が必要…ってどうしたのエイリーク姉さん、さっきから躁鬱が激しいけど」

39 :
エリンシア「雄っぱいと太もも…!」

40 :
食事の後に美味しいお土産をお持ち帰り(意味深)ですねわかります

41 :
>>33
今更ながらリン続投おめ(アシストだけど
そういやマルスはダイレクトの映像じゃやられ役多かったなw
んで>>40もGJ
アイクとイレースだと結局クラッシュされるが結果オーライな事になるのが多いなw
しかし最初にアイイレやった人は偉大だな。このスレで見るまでこの組み合わせなんて欠片も思ってなかったよw

42 :
このスレは結構考えつかない絡み多いよね。…おかげでエフラムが完全ロリコンに…

43 :
エフラム結構激動だよな、ホモになりかけたこともあったっけ

44 :
エフラム「俺よりもヘクトルこそビラク殿の思いを受け入れればよいのだが…人の好いた惚れたばかりはな。どうにもならん」
ロイ「僕は全力でビラクさんを応援するけどね」

45 :
作品飛び越えた絡みがないのは兄弟家だとエリウッドくらいだしな
俺が知らないだけでエリウッドもなんかあるかもだけど

46 :
そもそも兄弟家そのものが作品飛び越えた絡み
その意味ではエリウッドにもある
シグルドとかミカヤとかマルスと絡めばその時点で飛び越えた絡みやし

47 :
主人公ではなくて脇キャラの面々の絡みならば
ミカヤ…ニイメ等ご年配の方々
シグルド…KINSHINな歴代ブラコン姫
エリンシア…バアトルとかのガチムチ系
アイク…カレルやシャナン等の剣士系。後、パリスやセルジュ
クロム…アシュナードやゼフィール等のラスボス(一歩手前含む)の皆様方
エリウッド…?
ヘクトル…ビ ラ ク
エフラム…サラやチキ等のょぅじょ。後、ビ ラ ク
エイリーク…ティアモとか貧乳のぅゎなにをするゃめ(ry
リン…リィレ・シャンブレー等のラグズやタグエル
マルス…ライ・セネリオ。と、アイクの嫁候補達(間接的だが)
アルム…ジャンヌ
セリカ…やっぱりジャンヌ
セリス…?
リーフ…ルーテ。後、ルイーズ等のおねいさん系
ロイ…ウードとリムステラ軍団

自分の知っている限り書いてみたが、エリウッドもだけどセリスも他作品と絡みあった記憶が無い
正直エイリークも微妙な所なんだけど、ここら辺は自分が忘れているだけだとは思うが

48 :
エイリークがヴァイオリンやってるって話で
オリヴァーと絡むネタがあったような…

49 :
セリスはセルジュさんとかマミーちゃんとかゲテモノ絡みかな

50 :
インパクトの有るネタを提示されたら、そこからあんまり逸脱するとちょっと空気読めてない気になるからな

51 :
TMR(of ephraim) 7 【Turn the Master Road (of ephraim)】 >>11-18の続き
 <注意>これは2014/04/13時点に作った話なので、時事ネタ部分は風化すると思います。
イーリス署の牢屋の中で拘束中のエフラムは自分の過去を振り返った。
同時として偶然にも、兄弟家ではミカヤがブラッドにエフラムの史実を伝えていた。
誕生からリオンとの出会いまで進行した時、向かいの牢屋に緑髪の女性が放り込まれたのであった…
 …ブタ箱…
俺が目を閉じ過去を顧みていた時のことだ。向かいの牢屋の住人が友好的に声をかけてきた。
「あなた少女を守ることに使命を燃やすエフラムでしょ、冤罪同士仲良くしましょ」
相手のことは詳しく知らないが、直感したことがある。
一緒にするな!と一蹴すると、
「私は年下の男の子が道を踏み外さないように、正しく指導したいだけよ」
と返ってきたが到底信じられない、彼女からは邪念、妖気、欲望が満ちていたからだ。
以降無視することに徹底した…がしつこく話して来るので、適当にあしらった。
 …兄弟家…
ミカヤ   「ヴィガルドさん宅での話はこれくらい?」
エイリーク 「はい。ただ兄上が心情は分からないですが…」
ブラッド  「次はやっと小学生編というやつですか…」
ミカヤ   「その前に、他の子のエピソードも聞いてみないと思わない?思うでしょ!」
ブラッド  「はい…(また無限ループな聞き方だな…)」
ミカヤ   「まずはリンね」
リン    「な、なんで私なの!?」
ミカヤ   「いいから早く!」
リン    「わかったわ…私はハウゼンさんの家でお世話になっている時にね、お家騒動に巻き込まれちゃったのよ…
       ハウゼンさんの娘さんとその恋人が駆け落ちの逃避行に何故か私まで連れて行かれたの…
       その先がサカの草原。しばらくそこで暮らしていたわ、でも感謝している…」
ミカヤ   「リンは2年くらい家にいなくて、お姉ちゃんとても心配したわ…」
ブラッド  「捜索依頼とかは…?」
ミカヤ   「勿論出したわ、場所が場所だったからなかなか見つからなかったし、
       リーフも似たような事例があったから、そのうち自力で帰って来るだろうって思って放置してたの…」
ブラッド  「すごいカミングアウトですね…(ミカヤさんも結構アバウト…親からの遺伝か?)」
リン    「知らない方が良かった驚愕の真実!」
ミカヤ   「だって仕方ないじゃない。ロイはまだ赤子だった頃だし、他の子の面倒でそれどころじゃなかったのよ!
       結果的に強く逞しくなって帰って来てくれてうれしいわ…」
リン    「開き直らないで!それに勝手に感慨に浸らないで!」
マルス   「まあその甲斐あって、逞しく育ちましたしね」
ミカヤ   「あなたもそう思うでしょ、マルス!」
マルス   「僕だけでなく、家族全員が思ってますよ!ブラッドさんも」
ブラッド  「ああ…逞しすぎて初見では年下に見えなかったな」
ミカヤ   「…でもその反面、困ったことがあったわ。食事時、箸の使い方を覚えてくれなかったの。
       帰ってきたのが小学生に上がる直前だったから、間に合わせるように必死だったわ…」
マルス   「幼少期の体験が人生の影響を受けるといいますからね。なかなか直らないものですよ…
       サカで育った野性味あふれる影響が今も顕著に現れていますし」
エイリーク 「そうですね、胸とか太股とか…色つきのある体になってますね。
       私も幼少期をサカで過ごしたのなら今頃巨乳だったかもしれません。リオンの所に行ったのがいけなかったのでしょうか…」
リン    「エイリーク姉さん、それは全然まったく関係ないと思うんだけど…後でマルス〆る」
ミカヤ   「でもね、リンが戻って来てから一番喜んだのはマルスなのよ、お姉ちゃんが増えたって。初めからいるのに可笑しいわね…
       リンが出て行った時はマルスはまだ物心ついてなかったし、そう思っても当然か…」
エリンシア 「私や姉様は年が離れすぎているし、エイリークちゃんは大人しいし。
       一番よくじゃれ合って遊んでくれたのがリンちゃんだったわ…」
マルス   「エリンシア姉さんまで…僕の過去の話をしないでください」
ブラッド  「幼少期の体験が人生の影響が今も顕著に現れているいい例だな…スマブラでリンが連投したのはこの延長上か?」

52 :
ブラッド  「条件としてリン姉さんも出すこと、それ以外の兄弟は出さないこと。この条件が呑めないならこの件は破談ということで…”
       とマルスが裏で取引していた可能性があるな…」
マルス   「ブラッドさん何か言ったかい?僕の聞き間違いならいいけど…そうでなかったらどうなるかわかる?」
ブラッド  「ああ…そうだな、俺は何も言っていない(図星かよ…)」
シグルド  「そうなのかマルス?本当ならお兄さん少しだけ怒りますよ?」
リン    「あんた、そうだったの?あんたが手を回してくれたんだ…スマブラに出れたことは正直うれしいけど…」
マルス   「そんなことないです。これは紛れもなくリン姉さんの人気の結果ですから…」
ヘクトル  「そうだよなー。スマブラは男子向け、腐向けの男の二の腕よりパンチラのほうが需要あるしな」
リーフ   「ターゲット層を見れば当然の結果だね」
リン    「あんた達、それ褒めてるの?」
ヘクトル  「俺たちはユーザーの視点からの意見を言ったまでだ、そうだろリーフ」
リーフ   「そのとおりだよ、ヘクトル兄さん」
クロム   「マルス!!新作主人公である俺がこの時期にスマブラに当選してないのは、お前の陰謀だったのか!
       そのせいで俺は補欠枠に期待を寄せることになったんだぞ…」
マルス   「僻みも程々にしてください」
アルム   「当時の新作だったロイやアイク兄さんは当選したのにね。でもクロム兄さんは出られる可能性があるからいいじゃない」
マルス   「そうですよ、まだ可能性が無いわけではありませんし」       
クロム   「お前はそんなに俺のことが嫌いなのか?俺とお前は(姉限定シスコン)の絆を結んだのを忘れたのか!
       その絆は姉弟の絆よりもずっと強いはずだ!」
ブラッド  (言ってること矛盾していますよ…)
ロイ    「僕もだ、マルス兄さん! 僕たちの絆はこんなものじゃないはずだ!僕と兄さんの絆が一番強いはずだ!」
アイク   「どうして俺を選ばなかった?」
セリス   「なんか怪しい展開になってきた…」
ヘクトル  「来る…きっとヤツが来るな」
マルス   「この前のように同人のネタにされますから、来て欲しくないです…」
 ピンポーン!
ティニー  「夜分遅くにすみません!」
マルス   「来たな腐女子!」
ヘクトル  「帰れ!」
ティニー  「まるで、来てはいけない言い草ですね…、はいこれ」
マルス   「この本はまさか?」
ティニー  「そのまさかです。以前ネタにさせてもらった【※TMR(of ephraim)3 参照】
       マル×エフ本の原稿が完成したので、デザイン料としてお礼に見せに来ました」
ブラッド  「…なんだこの本?げっ表紙がエフラムの裸だぞ…マルスもいるし。
       お前らそういう関係だったのか?悪いが俺はそんな趣味はないからな!」
マルス   「さっそく、誤解しているし」
エリンシア 「KINNIKUが足りませんわね…がっかりです」
ティニー  「すみません、二人ともガチムチ体型ではありませんから…」
リン    「マルスはともかくエフラム兄さんが少…じゃなくて女の子以外に走るなんて、絶対ありえない!」
エイリーク 「兄上は…ついに女性に興味を示さなくなったのですね…バタ」
セリス   「あ…エイリーク姉さんが倒れた!布団、布団!」
 …ブタ箱…
俺は大きなくしゃみをした。体を縛られているので、手で押さえることができず、唾は真上に飛び散り俺の顔に降り注いだ。
「あらエフラム、クシャミ?汚いわね…」
誰かが俺の噂をしているのか?何故か嫌な予感がする。俺の知らない所でとんでもない事が起ころうとしている…
早くしなければ取り返しがつかなくなる。そう向こうにいる住人と同類(ショタコン)になってしまうと…
「気偶ね、私も嫌な予感がしたわ…私のロイ君が非行に走ってしまう…これは指導しなくちゃいけないわ!」
お前のことはどうでもいいと思っていると、向こうの住人は何か怪しげな魔法を唱え始めた。
すると足下から魔法陣が現れ、住人は光に包まれ消えていった。
リワープができるなら、なんで捕まったんだと思わずにいられなかった。
俺も何か手を討ちたかったが、この状態で何もできないので諦めた。
うるさい奴も去ったことでもあるので、再び過去を振り返ることにした。

53 :
 …兄弟家…
ティニー  「…今の状況を整理しますと、マルスさんはスマブラ出場する条件として兄や弟でなく姉を取ったというわけですね」
アイク   「ああそうだ。マルスがリンを選んだばっかりに俺はレギュラー枠からほぼ落選するだろう」
ロイ    「再登場する機会が…僕のソードオブシールが火を吹けなくなる…」
クロム   「新作主人公なのに…何が兄弟の絆だコノヤロー」
マルス   「戯言はその辺で終わりにしてください…」
アイク   「そうだ、今からでも遅くない。マルス、リンを登録抹消させて代わりに俺を入れろ!」
ロイ    「その手があったね…」
クロム   「運命を変える!」
ティニー  「はあ…マルスさんの愛を受けるため、アイクさん、クロムさん、ロイさんが熾烈な争いをするのですか…
       マルスさんは誰を選ぶのですか?」
マルス   「相変わらず誤解を招くというか都合のいいように解釈するね。
       兄さん達、熱くなるのは結構ですが…みなさん同人のネタにされていることわかってます?」
クロム   「構わん!俺はもう散々その手のネタにされて来た、今更だ…さあ、俺を選べマルス」
ロイ    「スマブラの同人なら構わないよ!僕だよね」 
アイク   「同人誌?なんだそれは?ともかく、お前の推薦があれば俺がスマブラに出られる」
マルス   「(だめだな、これでは…)シグルド兄さんいつものように怒ってください」
シグルド  「マルス勘違いしてないか?私は異性のKINSINが嫌いであって、同性のKINSINには寛容だ」
マルス   (肝心なところで役に立たない兄さんだ…)
 ………
セシリア  「ちょっと待った!」
ブラッド  「魔法陣が現れた…」
アイク   「…あんたはさっき俺が警察に引き渡したはずだが?」
セシリア  「脱獄してきたのよ!」
セリス   「戦闘能力は低いけど、こういった能力は高いんだ…」
セシリア  「ロイ君、いくらスマブラに出たいからと言って衆道に走ってはいけません!先生は悲しいわ…」
リン    「先生が…まともなことを」
セシリア  「ロイ君、よく考えなさい!リンディスさんが出られた理由を!」
ロイ    「それはマルス兄さんの手引きで…」
セシリア  「違います。男の子の需要があれば出番があるかもしれないといことです!」
リーフ   「先生!僕もそう思いました!」
ロイ    「どういうことですか、セシリア先生!?」
セシリア  「主役と大人のヒロインがセットで出れば出場する可能性が上がるということです!
       ○リオと○ーチ、○ルダと○ンク、○ムスとゼロスーツ○ムスというように!」
ブラッド  (最後は同一人物でしょ!)
セシリア  「よってロイ君が主役、私がヒロインということをアピールすればいいのよ」
ロイ    「なるほど…」
セシリア  「ロイ君のためならダークマージ、ソーサラー、花嫁…何でも着るわよ!」
マルス    (下心丸出しだけど、腐の流れを変えてくれるからいいか…      
       しかし、さっきいいと僕の窮地を救ってくれいる…彼女の評価を見直す必要があるな)
ロイ    「僕スマブラに出たいです!先生、力を貸して下さい!」
セシリア  「勿論よ、生徒の力になるのが先生ですから」
ロイ    「ありがとうございます」
ブラッド  (…この人本当に教師なのか?)
アイク   「…つまり、俺も年上枠と一緒ということをアピールすれば出場する可能性が上がるというわけか…?
       ならエリンシア姉さん、俺とペアになってくれ。姉さんとなら行ける気がする」
エリンシア 「仕方ないですわね、アイクは一度言いだすと折れないのは昔からですしね…」
ミカヤ   (エリンシアがアシスト?酷い有様になりそうだわ…)
ヘクトル  (姉貴がアシストならガチで一発でブッ飛ばしかねないな…)
ティニー  (私も以前お仕置きをくらいまして、トラウマになっています…ガクガクブルブル)
クロム   「ちょっと待ってくれアイク兄さん、エリンシア姉さんは俺が頼もうとしたんだぞ!」
アイク   「俺が先に言った」
クロム   (く…俺もお色気枠を用意しなくては、可能性がなくってしまう)
リーフ   「クロム兄さん…もしかしてお色気担当してくれる人がいない…とか?」
クロム   「うるさい!(考えろ…考えろ…俺!絶対誰かいるはずだ!)」
 ………

54 :
セシリア  「ということでスマブラの補欠枠は私とロイ君が頂きます!アイクさん!」
ロイ    「先生、そこは僕の台詞…取らないでください!」
アイク   「望むところだ…。だが、先のように一撃で沈められては到底叶わないぞ!」
セシリア  「魔導軍将の真の実力を見せてあげましょう!」
エリウッド 「戦うなら外でお願いするよ…エリンシア姉さんもお手柔らかにね」
エリンシア 「ふふふ…わかってますわ。ちゃんと慈悲はつけています」
マルス   「それでは、スマブラFEレギュラー枠を賭けたバトルを始めたいと思います!」
リン    「何勝手に仕切ってるのよアンタ…」
 ………
リーフ   「クロム兄さん、まだ考えてるの?アイク兄さんとロイは戦い始めようとしてるし…早くしないと本当に出れなくなるよ?」
クロム   「わかってる…こういうときはルフレに…ルフレ?そうだあいつがいた!」
リーフ   「電話をとりだして…誰か心当たりいるの?」
クロム   「PiPiPiPi…ああ、俺だ。すまんがスマブラに一緒に出て欲しいから、ウチに来てくれ…頼む」
???   『くだらないわ…なんであんたのために出なくちゃいけないのよ、呪うわよ』
クロム   「そこを何とか頼む、土下座なら何回でもする…」
???   『あなた馬鹿?電話越しで見えるはずないでしょ?』
クロム   「なら…<コノヒトデナシー>の条件ならどうだ?」
???   『フフフフ…悪くない交渉ね、今すぐそっちに行ってあげるわ…』
リーフ   「一体誰を呼んだのかな、クロム兄さん?」
クロム   「これで俺のレギュラー化は必然となったな…」
リーフ   「(やけに勝ち誇っているねッ…いったい誰を呼んだんだろ?) …おっと魔法陣が現れた…こ、これはプッハーー」
リン    「この人は…!(エイリーク姉さんが寝ていて良かったわ)」
サーリャ  「お望み通り来てやったわよ、クロム。で、私は何をすればいいの?」
クロム   「とりあえず…俺とダブルを組んで、兄弟たちと戦って欲しい」
サーリャ  「フン、援護はしてあげるから。せいぜい頑張りなさい…」
 ………
クロム   「ロイ、アイク兄さん。俺もアシストキャラを連れ来たぞ!これで同じ土俵だ」
ロイ    「見つかったんですね、そのまま脱落してくれたらよかったものを…」
クロム   「ロイ…黒いぞ」
アイク   「クロムか…いくら新作主人公でも手加減はせん!」
セシリア  「な、なんですか。そのふしだらな衣装は!思いっきり男の子そう狙っているじゃないの!」
サーリャ  「これが私の仕事着なんだから別にいいでしょ…」
エリンシア 「まあまあ、勝っても負けても恨みっこなしにしましょうね!」
 ………
リーフ   「クロム兄さんはサーリャさん連れて来たな…さすが兄さんわかってるね!これなら僕はクロム兄さんを推すよ!」
マルス   「まあ覚醒においての人気キャラであるので悪くない人選ですよ」
ヘクトル  「(しかし、あの衣装は…猥褻罪じゃねえのか?個人的には嬉しいが…)俺もクロム兄上を推そうかな」
セリス   「僕はアイク兄さんに勝って欲しいな」
アルム   「僕がレギュラーで、セリカがアシストっていう選択肢はなかったのかな…」
シグルド  「それだったら、私とディアドラというのも」
セリカ   「絶対ないから」
 ………
マルス   「リン姉さんは三人の誰がいいと思いますか?」
リン    「私?うーんと、誰でもいいや…私はマルスをボッコボコにできたらいいと思っているだけ…」
マルス   「そうですか…というわけでロイ&セシリア、アイク&エリンシア、クロム&サーリャの
       スマブラFEレギュラー&アシスト枠争奪戦の結果は…どうなるのでしょうか?
       勝ったからと言って出場が決定するわけではありませんがね…」
リン    「誰にいっているのよ、アンタ…」
 *突発的に思いついた時事ネタですみません

55 :
 …ブタ箱…
小学生に上がってからか、いやそれ以前だったか…
当初俺はエリウッド、エイリークと一緒にシグルド兄上やクロム兄上から基本的な剣技を教えられていた。
この頃俺はまだ槍を握っていなかった。
ヘクトルは子供にしては体格が大きかったため、剣よりも斧を得物としていた。その選択は理に適っているだろう。
ヤツのことだ、そこまで考えた答えでなく、単に斧の方が一撃が重く爽快感がいいと思ったという単純な理由だろう。
当然指導してくれる人間がいないため、必然的に我流になった。
数年後、戻って来たリンも剣技を教えられていたが、
以前サカで教えられた型が身に憑いているらしく、独特の剣捌きをみせていた。
リオンと出会った頃から妹は守るもの、剣の腕にしても手合わせだろうが自分が上。
それが兄であるべき姿だとは勝手に決め付けていた俺だが、2,3年後には手合わせではエイリーク、
そしてエリウッドにも負けていた。単純な力比べとなら俺の方が勝っていたと思うのだが…
考えられないかもしれないことかもしれないが、これが現実だ。
ちなみに手合わせは決められたルールで行われる勝負であり、いわばスポーツ形式のようなものと思ってくれ。
当時俺は年相応の男子がぶつかる壁にぶつかっていた。
武器の腕前が上がれば楽しい。相手と戦って勝てば嬉しい。
負けることは悔しい。負けることは嫌だ、誰だってそうだと思う。相手が同じ年なら尚更だ。
争い好まない性格のエリウッド、妹のエイリークに負け続けたことで
勝てない悔しさと、兄にとしての不甲斐なさで俺の自尊心や矜持は崩壊し、隠れて泣いたものだな…
想像できない?人間誰でもこういった肝を嘗める経験をしているものだ。
それから俺はリオンに相談してみた。あまり体格差がない時期で、教わっている人間が同じであれば手の内がわかっている。
となれば勝敗を決する因子としては、個人差もあるが、どこまで基礎を固めているかどうかだろう…
エリウッドとエイリークは優等生であり、シグルド兄上の教えを純粋に吸収していた。そこが勝因だろう。
なら俺は至らぬ部分は鍛練で重ねること補おうと考えるが、剣を振るっている時に迷いが生まれた。
俺はどの道に進めばいい?
エリウッドやエイリークはいわば王道、ヘクトルは異道を進んでいる。
今から兄上の教えを愚直なまでに実行するか、それともヘクトルのように我流に走るか。
だがそれでは3人の下位互換でしかない、ならどうすれば
…この頃は同年代でしか比較する発想しかなかった。
 …兄弟家…
ミカヤ   「さてと、クロム達はバトルを始めたことだし…私達は本題に移しましょ!次はどこからだったけ?」
ブラッド  「小学生編だったと思います(やっと進めるな…今日は徹夜になるかもしれない)」
 ★エフラムが小学生(低学年)の時(約10〜12年前)★
シグルド18〜20?(大学生) エリンシア13〜15(中学生) アイク12〜14(中学生) クロム10〜12(小学生)
エフラム、エイリーク、エリウッド、ヘクトル6〜8(小学生) リン4〜6(行方不明)
ミカヤ   「小学生になる頃から剣を習い始めたの、↑の時期ね。基礎はシグルドが教えてたんだっけ?」
シグルド  「ああ、私も大学受験も終わったこともあって、余裕が出てきた時期だったな。
       教える際はエイリーク、エリウッドと一緒で、しばらくしてリン(戻って来た)が加わったな…」
ブラッド  「ヘクトルはどうしたんですか?」
ヘクトル  「なんか剣は性に合わねえから、自己流で斧を覚えた」
シグルド  「ヘクトルは私が教える前に勝手に斧を取っていたな、まったくお前というヤツは」
ブラッド  「…あれ?エフラムは最初から槍を得物にしていたわけではなかったのですか?」
エイリーク 「そうです。兄上は最初は剣を得物としていました」
エリウッド 「気がついたんだ、エイリーク」
エイリーク 「はいもう大丈夫です。取り乱してしまって、すみません…」
ヘクトル  「懐かしいよな、エフラムが剣を握っていた時期なんて…
       アイツ、俺とはやり合わなかったくせにエリウッドはともかくエイリークに手合わせで連敗していたからな」

56 :
ブラッド  「以外だな…手加減でもしていたんじゃないのか?」
シグルド  「私も審判をしていたからわかるが、とても顔つきにしても余裕が無かったな」
ヘクトル  「今の兄貴面を見てるとな…ついつい掘り返してみたくなるもんだぜ」
エリウッド 「やめなよ、別に弱かったわけじゃないから」
エイリーク 「そうです。負けといってもルール形式の手合わせであって、実践ではありませんし」
ヘクトル  「でも負けは負けだ。闘技場じゃ死ぬのと同じだ」
エリウッド 「(まったく、ヘクトルは…少し咎めておくか)
       手合わせで勝てないと言ったら、二カ月ごとの対戦で君も僕に負け越しているんじゃなかったっけ?」
ヘクトル  「ウッ…痛い所を…しかもちょっと自慢げに言いやがる」
ブラッド  「お世辞にも強そうとは見えないのだが…いったいどうやって、ヘクトルのような巨漢に勝つんだ?」
ヘクトル  「だがエリウッドは手合わせの時は異常に強い時がある…そこで俺はエリウッドの秘密を考えたんだ」
リン    「アンタでも、戦い方を考えることがあったんだ…」
ヘクトル  「うるさい。…で、負けた時を振り返ると、ある共通点があったんだ。
       勝負の分かれ目の一瞬だけスピード、剣の重さ、集中力が段違いに変わっていたんだ」
リン    「それは私も薄々感じていたわ…」
エイリーク 「私もです」
ヘクトル  「俺はこれを“トライアルブースト”って呼んでいるんだ」
ブラッド  「なんですかそれ?」
ヘクトル  「俺が創った造語だ。病弱な封印でのトライアルマップのステータスと全盛期の烈火を比べて見みるとな…
       封印の方が強いんだよ!おまけに、病気とかいうわりに体格が上がってるってどういうことだ!」
マルス   「ヘクトル兄さんも体格上がってますけど…まあこれは太ったということで納得できますが、
       エリウッド兄さんに関しては解せないですね」
ヘクトル  「うるさい、マルス!ということもあって、エリウッドが一時的に異常なほど強くなることをそう呼んでいることにしている。
       いい機会だ、その手品の種を教えてくれよ?」
エリウッド 「…よくわからないのが現状だね、体が勝手に動くんだ」
ヘクトル  「はっきりしろよ!」
マルス   「しかしですね、意図的に使えるとならば…ヘクトル兄さんはエリウッド兄さんに全敗していることになりますよ?」
ヘクトル  「それは困るな…」
ブラッド  (謎にしておいた方がいいってことか…)
ミカヤ   「ヘクトルをいじるのもそれくらいにしなさい!
       エフラムはいつ頃くらいから槍を手にしたの?お姉ちゃん忘れちゃった…」
シグルド  「いつの間にか剣を捨てていたから私も覚えてないな」
エリウッド 「確か…10歳の夏休みを終わってからだったと思う」
エイリーク 「そうですね、あの時が境ですね」
ミカヤ   「あっそうそう、エフラムが一時期いなくなったけど、気にしなかった頃ね」
 …ブタ箱…
十歳の時の夏休みのことだ、俺は一人で修行に出かけることにした。
家族に止められるので隠れて行った。一人でも大丈夫かと…?俺には確信があった。
なぜなら、リーフは遭難しても生き抜いていたからだ。弟にできるなら兄ができないはずがないと…
念を入れて家を出る前に心得を聞いておいた。
俺が向かった先はバレンシア地方の北のリゲル地区だ。外伝に登場する場所だな。
リゲルには戦いこそが人を育む乳と信じ、その理念を貫くドーマ教の総本山があり、
滝、恐山、火山、沼、森といった人が生活するには適していないが修行するには丁度いい環境だ。
ここに訪れた理由はもう一つある。バレンシア地方には力が漲る水が湧きでているとアルムやセリカが言っていた。
強くなりたかった俺はその恩恵を是非受けたかったからだ。
俺はバレンシア地方の北東に広がる森、迷いの森と称される場所で俺は修行をすることにした。
季節は夏ということもあり、炎天下では体力を消耗が著しいことから強い日差しと暑さを避けるために選んだ。
また森の中では草などの食料が手に入り易い点も考慮している。これはリーフから教えてもらったことだ。
森の奥に進み拠点となる場所を決めて、ただ剣を振り続けた。

57 :
森に滞在し数日のことだ。俺の前に一匹の瘤魔(ビグル)が現れた。
俺は魔物が出るマギヴァル地区の学校に通っていることもあり、
授業で魔物の知識を学習していたこともあり、瘤魔の生態について大まかに理解していた。
バレンシア地方の瘤魔は一般にドーマ教の高位の祈祷師に呼び出された魔物だ。
召喚されたうち、はぐれ者も出るらしく、それが浮浪しこの森に迷い込んだのであろう。
俺は直ちに剣を構え防衛に移った。
しかし、その瘤魔は殺意もなく襲撃する様子もない。ただフワフワ浮いていた。
俺は呆気をとられた。油断を誘っているのか真意が計りきれないため立ち去ることにした。
さらに数日後、俺の拠点に例の瘤魔が現れた。以前と同様、フワフワ浮いていた。
特に邪魔する訳もないので、無視して剣を振り続けた。
毎日のノルマである量を終えた後、食料調達をしようとしたとき、触手を分裂させて俺にくれた。
この瘤魔の友好の証だろうか、しかし触手を頂いても…と思ったが、
リーフが食えると言っていたので、俺は触手を焼いて食べた。
以外に美味かった…なんというか例えるなら烏賊だろう。
こんなことがあっておれは瘤魔と仲良くなった。俺はこの瘤魔を“ビグミン”と呼ぶことにした。
想像できないだろうが、ドラ○エWのホイミンだと思ってくれ。
俺とビグミンには生き物を越えた絆が生まれていたと思う…といっても信じてもらえないだろうがな…
たまたまそいつは人を襲うという考えを持たなかっただけかもしれないが…
魔物は人間を襲うものだと決めつけていたが、全てがそうではないと思うようになった。
滞在して一カ月経ったことだったか、俺達は森の奥に進むことにした。
探険は子供にとって魅力的なことだからな…
だがそのちょっとした好奇心が命取りだった。俺達の前に現れたのは魔人であった。
魔人とはバロンに酷似した魔物であり、ジェネラルの姿をしたモルフ、屍兵あるいは中身のない漆黒と解釈してくれ。
勝ち目のないと悟った俺はビグミンと共に逃げた。ただひたすら全力で走った。
しかしここは迷いの森、逃げることで頭がいっぱいになった俺達は来た道を忘れてしまった。
無我夢中で進んだ先は行き止まり…とある女神像のある場所に追い詰められた。
俺は突破するに他にないと判断し、手持ちの鉄製の剣で斬りかかった…だが、
鎧のごとく厚い金属質で構築された外皮、あるいは鎧そのものというべき前に剣はいとも簡単に折れてしまった。
武器を破壊されNaked armsとなり、茫然した俺に魔人の戦斧とも言える腕が振りかかる。
動け!動けっ!畜生…俺の念とは裏腹に体は金縛りのように硬直し、とても避けることができなかった。
死を覚悟した…だがその瞬間、ビグミンは俺を庇い、魔人の拳を受け地面に叩きつけられた。
一瞬の出来事は俺を金縛りから解放させ、隙をついて魔人から距離をとることができのだが、
地面に視点を向けると弱々しく死に近づいていくビグミンの姿があった。
俺のせいでビグミンが…何故が死なければならないと自分の無力さに憤怒し、涙も流した。
しかし、いくら感情的になったとしても、武器の無い俺の絶体絶命な状況は変わらない。
どうにかここを突破する方法を考えていたその時、
ビグミンの様子に変化が見られた。消滅せず光りを発し、自らの体を火華を放つように煌く槍に昇華した。
なぜこうなったかわからないが、俺にはこう感じた。
命を散らす運命を貫き、生きて未来を切り開け、この槍で…と
魔人の拳を紙一重で避け、槍を拾い上げ雄叫びをあげながら
起死回生の一撃を魔人の心の臓をめがけ槍を突き出す。
しかし、俺の稚拙な攻撃では一撃で仕留めることができなかった。
そして再び俺の命の炎が消えようとした。
ここで死ぬのならこれもまた運命とも悟ったが、
生きることを託され…無駄死にしてしまうことに悔恨した。
俺は非力だ、無力だ。
力が欲しい…ヤツをR力が欲しい
そして俺が生きる力が欲しい…
俺は冀った。

58 :
その瞬間、俺の念に反応したのかミラの僕の彫像の目に光が宿り、光は糸を成して伸び、俺を包んだ。
絹のような光の糸は俺の体全体を幾重にも巻きつけ、巨大な繭を形成した。
何が起こったのかわからないまま、風の魔法で体全体の筋肉を切り刻まれるような激痛が走った。
俺は体験したことのない痛みに断殺魔の悲鳴をあげる…これが死とすら思った。
だが痛みが和らぎ、筋肉が超回復するかの如く体全体に力が漲り、自らの力で光の繭を破り、外に出た。
望み…生きることを賭けて俺はもう一度槍を突き出し、魔人の堅牢な体を貫いた。
魔人は灰と化し消滅した。ビグミンのおかげだ…
だが、お前は、自分を犠牲にして人間である俺を助けたんだ?
その後、俺は簡素な墓を作り折れた剣を刺した。これは、俺の墓だ。
剣の道を志す俺はあの時散り…そして槍に生きる俺に生まれ変わった。
俺が生きるという夢をこの槍に託された。だから俺は槍を貫くことを撰ぶとことは、
自生と活人を自分の通す真(こたえ)とし、絶頂を看ることを誓願し森を出た。
帰宅した際、無断で一か月程いなくなったことを怒られると思ったが、そうでもなかった。
リンやリーフの事例があるからな…
それからリオンの家も従者に槍の指南を受け、俺は今も毎日槍を握り続けている。
…すまん今日は捕まっているので無理だ。
後で知ったことだが…瘤魔、魔人、黒蝙蝠(ガーゴイル)といったバレンシア特有の魔物は、
消滅する間際に武器に昇華することがある。非常に稀なことであり、どういう条件下でなるかも不明だ。
だが、俺は魔物自らの意思で昇華するものだと考える。
また、ミラの僕の彫像で起った現象は転昇らしい。これはセリカが最も嫌う外伝小説の独自の設定だ。
転昇とは自らの力の大きさとミラの意思。自らの戦いへの欲望とドーマの意思。
己と二神の意思が融合した時、ユニティが理想の戦闘形態に高次元化することだ。
用は芋虫が蝶に変態する…そう、太陽が天空に昇るように。
で、そのユニティといのは自分の行く道を信じ、道を阻もうとする者に対し、妥協することなく戦い続ける者を指す。
よって、確固たる信念を持ち戦い続け、散る覚悟がある人間しかユニティになれないということだ。
ユニティは戦国時代の武将に近いもの感じるな…
 …兄弟家…
ミカヤ   「無事に帰ってきたエフラムは槍を持っていたの、とても大事そうにしてたわ…」
エイリーク 「同時に少し近寄り難い雰囲気が出てきました…」
シグルド  「帰宅後、すぐに槍を習いに行ったな。自分の道を開けてなりよりだが…」
ミカヤ   「今は、進み過ぎてるわね…」
エイリーク 「私や、ミルラちゃん達のことを大切に思ってくれるのは嬉しいのですが…」
エリウッド 「…逮捕は勘弁して欲しい」
ブラッド  「しかし、この時期はまだロリコンに目覚めていないのでは?」
エイリーク 「それは中学生に上がったころでしたね…」
ミカヤ   「そうなの?…あら、もうこんな時間じゃない!今日はもうお開きにして続きは明日ね!」
ブラッド  (よかった、寝れそうだ…)
ミカヤ   「アイク、クロム、ロイ!程々にしておきなさいよ!」
 ………
アイク   「スマブラレギュラー入りは!俺だ!」
ロイ    「いや、僕だ」
クロム   「俺に決まっている!」
 ………
ティアモ  「クロム様…なんで私じゃなくてサーリャに電話を!…(私もスマブラに出れたらクロム様と結ばれる可能性が…)」
ルキナ   「そうです、よりによってあんなバインバインなんかを!見損ないましたよ、お父様!」
 つづく…
>>21  ネタを絵にして頂いてありがとうございます、セリスもちゃっかりいますね!
    リーフを落としたのは当時新人にもかかわらず居眠り運転中のハールさんだったりして… 
スマブラはやったことないので、アシストの見解が間違っていたらすみません。3DS版は買ってみようかな…
サブタイトルですが“究める道を変える(×マスターロードにCC) ”という意味としてます、rとlと紛わらしくてすみません。

59 :
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/gsaloon/1345029300/300
↑  ↑    ↑  ↑    ↑  ↑

60 :
Chrome「YO!SAY!夏が胸を刺激する♪ナマ足魅惑のマーメイドぉーぅ♪出すとこ(意味深)出してたわわになったら宝物の恋はヤれ爽快!」

61 :
>>51-59
GJ!KINSHINストッパーのシグルドがBLには関心ないとは…wwティニーの格好の餌食じゃないか兄弟家w
セシリアさんは自重。アシストとして出てきても涙目になる未来しか想像出来んww
スマブラも腐向けの二次創作が多い感じだけど、だからこそリンが来てくれて嬉しかった。俺は決して太ももに釣られた訳では(ry

62 :
場合によってはなんかララムの衣装とプロポーションが魔改造されたり、リリーナが覇者版になったりしそうだ。
>>ロイのお色気枠
戦力+需要的に

63 :
リリーナ「バカね…私よりよほど色気のあるチームメイトを私なら用意できるわ。ブーメランパンツのゴンザレスとか廻しをしめたヘクトル兄様とか…露出度って大事!これこそ需要ばっちりでしょ?」

64 :
みなさんのネタ読んでたら実はこんなだったらな、みたいなネタが沸々と思いついてしまった。
ネタを投下する前に、テンプレの設定を大きく改変してしまう恐れがあるので大方の設定をば…

〜〜〜〜
・時代背景としては兄弟家にシグルドが生まれる前の、ミカヤが両親と離れて一人暮らしだった頃のお話です。

・シグルドの年齢が二十後半〜三十代?くらいとの事ですのでラグズや竜王家の方々のように長命な種族以外の方々も、現世に転生する前、という設定です。
・シグルド〜ロイまでの兄弟たちはFE本編で敵兵の攻撃によって殺されてしまい女神アスタルテよって守護天使見習いとして実の兄弟として天界に産まれ変わった姿として登場します。

・この作品に登場するミカヤとシグルド〜ロイまでの兄弟達とは厳密には兄弟ではない。

…という大まかな設定で書かせてもらいます。
言葉足らず故に上手く書けていないかも知れませんが、以上の設定が駄目、受け付けないという方はスルーしてください。

65 :
辺り一面光輝く銀色の世界。
この現世より遥か遥か上空の世界に、彼等の生きる世界はあった。
姿形は人間に似ていながら、頭につけた光の輪、そして背中に付けた白い翼。
現世に生きる人間達は彼等を一般的に「天使」と呼んでいる。
その天使達の中でも、差し詰め現世に生きる人間達を陰ながら守り、支えているとされる存在は「守護天使」と呼ばれていた。
そして、このお話は現世に再び生まれ変われることを願い日々を過ごすある十五人の守護天使兄弟達と、年齢不詳の少女ミカヤとの出逢いの物語である。



ヘクトル「あーあ、もっと寝ててぇのに女神様きっての要望ならしょうがねぇよな」
この日、十五人の守護天使兄弟達は天界の主の一人女神アスタルテとの謁見を控えていた。
普段、女神自らが守護天使を直接呼び出す事など滅多にない。
増してや家族単位で全員が呼び出されたというのだから、兄弟の殆どが不安感を抱いていた。
アイク「…それにしてもなんで俺ら全員揃ってなんだろうな」
エリウッド「アイク兄さん、さてはまた下界でバイキングの肉をつまみ食いしたとかじゃないだろうね?」
アイク「いや。最近はしてないぞ。だがこないだ山賊に絡まれていた村人を助けようとして半殺しにしてしまったのは流石にやり過ぎだったな。それが原因かもしれん…」
エリウッド「……」
ロイ「人間に物理的な攻撃を仕掛けるのは駄目だったでしょ!」
セリス「ていうかアイク兄さん、いつも手ぶらで下界に降りてるよね。ってことはまさか素手で…」
シグルド「ヘクトル、エフラム、お前達はどうなんだ?やんちゃも程々にしないと…」
ヘクトル「俺は真面目にやってるぜ、だがロリコンはいつものように幼女以外の困ってる人間は総スルーだったな」
エフラム「ふん、よく言う。お前こそしょっちゅう人んちの屋根で寝っ転がってるじゃないか、だから太るんだピザ」
クロム「どっちもどっちだな」
リン「兄さんは人助けしてる分まだマシだけど、ヘクトルの怠け癖は弁明しようがないわね」
マルス「あれあれ?二人共そんな大口言っちゃっていいんですかね?」
そう言って得意気にノートを見せびらかすマルス。
ゆっくりとページをめくり、この一週間の兄弟達のヒミツの出来事を暴露していく。
マルス「まず、×月○日ミラの日、この日はエイリーク姉さんが下界のランジェリーショップに来ていた巨乳な女性達を(自主規制)な眼差しで見ていました。」
「……」
リン「その、なんていうか。生まれ変わったらきっと胸が大きくなるわよ、前向きにね姉さん…」
エイリーク「ブワッ(´;ω;`)」
シグルド「(リンが言っても嫌みにしか聞こえないのは気のせいだろうか…)」

マルス「そして、リーフとクロムッツリ兄さんが試着室の上からそっと…」
一同「……」
リーフ「ぶ、ぶはぁぁぁぁっ!天使だからか鼻血が出なぁあい!」
クロム「ちょ、ちょっと待て!あれは…違う!俺は下着のサイズが合うかどうか確認していただけ…はっ!」
セリカ「……要はただの覗きじゃないの!」
エリンシア「あとでぶっ飛ばして差し上げますわ!」
リン「守護天使の名が廃るわね。二人がやったこと、下界じゃただの犯罪行為よ。ホント男ってバカみたい!」
マルス「…続いて◎日ドーマの日、リン姉さんがサカ草原でイケメン遊牧民を発見。守護天使の仕事をすっぽかして自慢のポエムノート(笑)に新たなポエムを…」
リン「!…ちょ、ちょっと!何それ!なんで私がサカ草原に来てた事を…」
マルス「ジュリアンとリカードに女神像2つ握らせて極秘で動いて貰ってね…」
リン「R!」
マルス「はは、僕達もうとっくに死んでますよ」
エリウッド「守護天使同士での金品の取引は禁止されているだろう…。はぁ、話を聞いている限り皆の働きぶりは相変わらずイマイチみたいだね。うぅ、胃が…」
ヘクトル「俺達死んでるから胃なんか痛まねぇよ、仮病乙」
エリウッド「そういやそうか(でも一度だけでいい…胃が痛む事で苦しみが実感出来る日がくるといいな…)」

66 :
アルム「…ねぇ、盛り上がってるとこ悪いんだけどそろそろ時間じゃない?」
セリス「ああ、なんだいたのアルム兄さん。ごめん、半透明なせいか全然気付かなかったよ」
ロイ「なんでアルム兄さんだけ半透明なんだろうね?」
アルム「若干生暖かいきみには言われたくないんだけどな…」
マルス「それは兄弟の中で一番死んでから時間が経ってないからしょうがないんじゃないかな?でもきみの場合は……影が薄いからとしか」
アルム「ほっといてよ!」

エリウッド「ああ胃が痛い、胃が痛い…」
リン「二回目…。だから死んでるんだから胃なんて痛まないってば」

〜〜天界、アスタルテ宮殿〜〜
ミラ「あら、セリカちゃんとご兄弟一同いらっしゃ〜い!」
セリカ「ああ、偉大なるミラ様…願わくば現世に蘇った後もあなたのしもべとして生きる事を…!」
アルム「せ、セリカ…」
マルス「こ、これがミラ狂信者の有りのままの姿…!恐るべし」

アスタルテ「兄弟達よ、よくぞ参った。そなたらを呼んだのは他でもない。今日は折り入って、そなたら兄弟に大切な話があるのだ。一度しか言わぬ故、よく聞くのだぞ…」

これまでの働きぶりは明らか。
一同の殆どが天界からの追放、或いはもっとヒトデナシな想像に表情は曇っていた。
しかし、女神アスタルテより下されたのは意外な言葉だった。
アスタルテ「実は…そなたら兄弟を見込んで、チャンスを与えようと思う…」
ミラ「大事な物を無くしちゃって困ってるのよね、アスタルテちゃん」

シグルド「大切な物…?女神本人様の大切な物と仰いますと…?」

ミラ「メダリオン。アスタルテちゃんの半身とも言うべき大切な物よ…」
クロム「(お、俺にとってのルフレ♀のような存在か…!)しかし、何故そのような大切な物を無くすなどと…」
アスタルテ「……あやつは意思を持っておる。私とは別人格の意思というものをな。故にこの天界での日々に飽き足りて、私のもとを離れたやも知れぬ…」

エリンシア「その別人格というのは…」

アスタルテ「そなたらには…いいや、言わぬ方が良いだろう。それに、いずれ知る事になるであろう」
エリンシア「……」
アスタルテ「どうじゃ、そなたらがもし…メダリオンを私の手元に戻してくれたなら…そなたらを再び現世に人間として生まれ変わらせてやっても良いのだが…」
エリウッド「えっ!でも僕達はこれまで守護天使として善行を尽くし、下界へと生まれ変わっていった天使達とは比べ者にならない程…!」
ミラ「あなたたち、個性的で面白い子達ばっかりだけど賑やかで見てるだけで羨ましくなるような、そんな兄弟なんだもの。アスタルテちゃんも応援してるのよ」
アスタルテ「どうじゃ、やってくれぬか?」

67 :
シグルド「(いつも先輩天使のアルヴィスに窘められている私ではあるが生まれ変われば、きっとディアドラのような素敵な女性と巡り会って…勝ち組になれる!)」
エリンシア「(下界の全てのKINNIKUが私のものに…!)」
アイク「(肉が腹一杯食えるんだよな)」
クロム「(巨乳ハーレム…姉さんハーレム…夢ではなくなるんだな!)」
エリウッド「(長年悩み続けた胃痛を実感出来る!蝶サイコー!)」
ヘクトル「(この斧で最強を目指せる!そして何より腹一杯飯が食える!)」
エフラム「(か弱い幼女達を俺自らの手で守ることが出来るのか、必ず成し得てみせる!)」
エイリーク「(巨乳になってギネス記録を目指してみせます!)」
リン「(カッコイイ人と恋に落ちて…草原で二人で…キャー///)」
マルス「(裏の権力者になってみせる…)」
アルム「(セリカと結婚して、姿も半透明な地味キャラじゃなくなる!)」
セリカ「(アルムと…きゃっ///)」
セリス「(魔物たちとお友達になれる、これ以上素敵な事ってないよね!)」
リーフ「(世界中のおねいさんたちが僕のものに…ハァハァ)」
ロイ「……僕は身体が生暖かくなくなれるならそれでいいや」

兄弟一同に断る理由は最早なかった。
全員一致で力強く頷いた。
アスタルテ「……ありがとう。ではそなたらにこれを渡しておこう」
シグルド「これは…?」
アスタルテ「下界で『ファイアーエムブレム』と呼ばれる封印の盾だ。そなたら守護天使にしか見えぬ秒針が現れるよう施してある」
マルス「秒針は止まっているようですが…」
アスタルテ「そなたらが下界に降り立ったと共に、秒針は0時0分より動き出すだろう。メダリオンが放つ負の力は生身の人間にすら恐ろしいものだ。増してや魂の蛻の殻といっても過言ではないそなたら守護天使にとっては……。
故にこの『ファイアーエムブレム』にはそなたらがメダリオンから放たれる負の作用を防ぐよう細工をしておいた」
リン「ありがとうございます」

ミラ「……でも気をつけて。この『ファイアーエムブレム』の効果は0時0分から始まって再び0時0分を差すまで、下界においての時間で言えば一週間程の時間までしか効力を発揮しないわ。
それ以降はメダリオンの力があなたたちに何を及ぼすか私達にも分からない。だから無理はせず下界で一週間経つ前までには戻ってきて、約束よ」
アスタルテ「今日はゆっくりと身体を休め、明日下界に降りると良いだろう。メダリオンの事、よろしく頼んだぞ」

To be Continued…?

68 :
新ネタGJ!
半透明なアルムと若干生暖かいロイにワロタww

69 :
>>61
涙目涙目言うが。
セシリアさんはインパクトで騒がれてるけど、ガチタイマン以外ならそれなりに働けたり、クラの理レベルとHP魔力の関係で完全下位互換にはならんのよ。
正直多少良成長してもDK姉弟で息してないになるシャニーや、唯でさえ封印は闇が使いにくいのに、同識にレイっていう壁がいるソフィーヤとかの方が、ネタ的な存在感の薄さ含めて涙目な気が……

70 :
リリーナ「ロイ〜、私と組みましょう」
シャニー「ロイくん、私と組もうよ!」
ララム「ロイく〜ん、あたしと組んでよ〜!」
スー「…ロイさま、私達が組むのも悪くないと思うの」
ソフィーヤ「…ロイ、さま…わたし、と…」
セシリア「ロイ、教師を代表して私が…!」

嫁候補一同「あっ…!」
……
嫁候補一同「…どうぞどうぞ」
ロイ「いつも僕との話になるとどこぞのダチョウ倶楽部みたいな展開になっちゃうんだよね、僕って兄さん達みたくモテモテにはなれないのかなぁ」
エリウッド「いやぁ、僕に比べたらロイのガールフレンド達はまだ平和的だと思うよ…」

ニニアン「エリウッドさまと添い遂げるのは私ですっ!どこぞのストーカー天馬騎士なんかには譲れませんっ!」
フィオーラ「何を愚かな!エリウッド様の香り、髪型、その全てを愛しているんだもの!どこぞの爬虫類なんかに負けないわっ!」

エリウッド「……二人共綺麗でそれでいて魅力的な女性だけど、たまに本当に全面戦争が勃発しないかと不安になるよ…。あぁ胃が痛いなぁ…」
リン「//……(チラチラ…プイッ)」
シグルド「…KINSHINダメゼッタイ…」

71 :
嫁候補を戦闘力で語るのはやめて下さい!ルートの関係上そもそも出てこないララムだっているんですよ!!

72 :
ララムやソフィーヤよりフラグたってるキャスだって嫁候補にいないんですよ!

73 :
>>72に上位闇魔法と飯テロ(物理)の痕があるんだが、何かあったのか?

74 :
そもそも、ロイの嫁候補はリリーナ・セシリア以外はシン、エルフィン(持参品の関係で)、ミレディ、レイという完全上位互換がいるんだよね。
支援もこの二人以外は一律180ターンと遅すぎるし、歴代ヒロイン達で一番涙目なのはネタにもならない彼女たちでは…?

75 :
すいません!sage忘れてました。

76 :
>>70
そろそろシーダ様介入の元、主人公嫁候補がライバルの良い所を誉め合う的な話になるかもな。
(天馬氷竜空中大決戦から目を背けながら)

77 :
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9373/1182170056/
保管庫の編集でいろいろやってるから一応告知

78 :
関係ないけどソフィーヤとセシリアさんに支援がないのが気になるんだよなぁ
>>77


79 :
>>77
乙。一つ二つだけでもいいならちょっと考えてみようかな

80 :
>>79
あ、うん。あれは思いついた好きなのをまとめて箇条書きにしただけだから全部まとめて返事くれなんて無茶ぶりはしないよ
逆に他の人がQしてくれてもいい
そしたら自分も返事考えてみるよ

81 :
 TMR(of ephraim) 異伝 【Thermal Maximum Raise】
 <注意>
 過ぎてしまいましたが、祝!覚醒(というより英雄達の魔符&DLC)二周年ということで…
 話的には第一話(第50章99-)のエフラム更生計画が発案される少し前にしておいてください
 
 ………
 ※アンナのデパート※
ヨシュア  「合わせて、1800Gになる…」
クロム   「だったら、2000Gでお願いする…従業員はアンナだけと思ったがアンタがいるんだ?」
ヨシュア  「感謝祭の特賞会で普通に雇われただけだ。つりは200Gだな…」
クロム   「そうなのか…大変だな」
ヨシュア  「っと忘れてた、只今感謝祭で福引きをやっている所だ」
クロム   「福引きだと?特賞はなんなんだ?」
ヨシュア  「それは秘密さ、当たってからのの方が楽しみが増すだろう…さ、とにかくこのガラガラを回しな!全部で三回だ」
クロム   「ああ、よし…(いいの出ますように!)…出た!」
ヨシュア  「赤い宝玉は5等だな…葉っぱ御用達ポケットティッシュだ(ちなみに赤-5,青-4,白-3,黒-2,金-1,虹-特となっている)」
クロム   「そうか、まあこんなものなのか?だがまだチャンスは二回残っている!」
ヨシュア  「…青い宝玉だ、ジャハナの花の特製傷薬だ」
クロム   「最後か…せめて3等ぐらいは当てたいものだな、運命を切り開く!」
ヨシュア  「……これは…カランカラン…これは…特賞だ!」
クロム   「ななななな…本当に特賞か!!!!???」
ヨシュア  「落ち付いて良く見ろ!正真正銘虹色の玉だ」
クロム   「ああ、そうだな。特賞というのは何なんだ?」
ヨシュア  「御家族様真夏の海のリゾートにご招待のようだな。期日が決まっているからな気をつけろよ!」
クロム   「ちょっと待ってくれ、俺の家族は16人もいるんだ。人数に制限あると困るんだが…」
ヨシュア  「そこまでは知らん。家族会議でもして決めることだな…」
アンナ   「だったら、ウチの姉妹達に話をつけておくわよ」
クロム   「太っ腹だな…。しかし、いいのか16人も…」
アンナ   「いいの、いいの。姉妹だから経費が抑えられるからなんとかなるわ!でも絶対来ることを約束して!」
クロム   「ああ、必ずいくさ。そうなると、水着を新調しなくちゃいけないな…」
アンナ   「その心配はないわ、買わなくても向こうで全部揃えられるし。それに向こうの方が大胆なものがあるしね!」
クロム   「わかった…そうしよう(姉さん達の水着姿…ワクワクするなあ)」
ヨシュア  「にやけて帰って行ったな。しっかし、16人も招待なんて普通はないよな、絶対裏があるだろ…」
アンナ   「当たり前じゃない、損して得取れって言うしね。私達商人がこんなに太っ腹なはずないじゃない」
ヨシュア  「そりゃそうだな。しっかし、あんた商人なのに目がいいんだな。俺のコイントスのネタを看破るなんて」
アンナ   「私はトリックスターでもあるのよ、まあ中々上手いイカサマだったわ。その腕を買ってあなたを雇ったのよ」
ヨシュア  「そうだったな、俺のイカサマをこうも利用するとは…あんたも抜け目がないね」
アンナ   「褒め言葉としてとっておくわ、ホントいい仕事してくれたわ」
ヨシュア  「最後の玉が出る瞬間にわざと当たりをぽっと出す、常人なら騙されるだろう」
アンナ   「そうね、これで私達の計画の第一歩が進んだわ(姉妹達に連絡を取らなきゃね…) 」
 ………
 ※兄弟家※
クロム   「…今日↑の出来ごとがあって、海の招待券が当たった!家族全員が参加というのが条件らしいが…」
セリス   「わーい、海だ!」
シグルド  「家族旅行か…なんとか有休をとってみよう」
クロム   (俺も有休を取らなくてはな…)
リーフ   「クロム兄さんGJ!さすが運命を変える男!水着のお姉さんに出会えるよ!」
エリンシア 「そうですわね…逞しいKINNNIKUの殿方もいっぱいいますしね」
ロイ    「二人とも自重してください。鼻血をこぼしさないでよ…」
クロム   「ならこれを使え、葉っぱ御用達ポケットティッシュだ」
アルム   「御用達ってなんかいやなネーミングだね…」
セリカ   「いやらしくきこえるわ…」
マルス   「それにしても家族全員が条件といのは、何か裏がありそうなんですが」

82 :
ミカヤ   「でもいいんじゃない、せっかくタダにしてくれるんだから」
エリウッド 「そうだね、お金を使わなくてもいいんだからいいと思うよ…」
アイク   「砂浜か…足腰を鍛えるには丁度いいところだな」
エフラム  「俺もそう思っていたんだアイク兄上…どうしたエイリーク顔色が悪いぞ?」
エイリーク 「い、いえ…大丈夫です(海に行くとなると水着を着なくてはいけないんですね…)」
リン    「ヘクトルも黙り込んじゃって、悪いものでも食べたの?」
ヘクトル  「うるせえな、そんなもの食べてねえよ!(ビラクみたいなのがいっぱいいるとなるとな…)」
 ………
ティアモ  「さて、今日はこのレボレボのPV(音楽はUNDER COVER ver.)を見ましょうか…」
http://www.youtube.com/watch?v=FT_khzOUSKY
ティアモ  「やっぱりこの曲は何回聞いてもいいわね、あーあクロム様と海行きたいなーー
       でも、胸小さくてがっかりされたらどうしよう…」
 ………
 ※異界のリゾート※
アンナ   「あら、いらっしゃい!異界の南国リゾートへようこそ!遅かったわねー 待ちくたびれちゃわ」
クロム   「すまないな。招待してもらい感謝する」
アンナ   「姉妹から話を聞いているわ、さっこちについて来て宿舎に案内するわ!」
マルス   「それにしても16人もいいんですか?どうみても採算がとれないと思いますが…」
アンナ   「企業秘密よ!それに兄弟家の皆様に50スレ記念のお祝いを兼ねて心と体を癒してもらおうと思ったのよ」
エリウッド 「出来れば温泉の方が良かったな…胃が良くなる温泉に湯治したかったんだけど」
アンナ   「そう、ごめんなさいね」
ミカヤ   「ねえ、水着は持って来なくていいっていうのは、現地で買えってことなの?」
マルス   「そのくらいここで金を落として行けってことですか?」
アンナ   「そうねぇ、一般のお客さんならそうしていたと思うけど…
       兄弟家のみなさんからお金を頂こうとは思っていないわ。こちらで水着を用意したの?」
エイリーク 「水着を用意…?(これはサイズが合わないという展開になりかねません!)」
ヘクトル  「選ばしてくれないのか?(マジでこれはやばいな…)」
リーフ   (もしかして僕は葉っぱ一枚だけとか…それはそれでありかも…)
エリンシア (アイクはブーメランパンツでありますように…)
セリカ   (これじゃあアルムを虜にできないじゃない…)
アンナ   「…着いたわ、荷物整理したら衣装以外の海で遊べる用意して来てね!」
 ※リゾートのホテル※
アンナ   「集まったようね、じゃあみんなの水着を用意しておいたわ!」
ミカヤ   「こ…これが水着なの?」
アンナ   「そうよ、私が厳選した物よこのデザイン他にはないでしょう」
シグルド  「斬新すぎる…異界ではこういうのが流行っているのか?」
ロイ    「黒色の水着だね、パンツ一枚だと思ったけど違うんだ…レオタードみたいだ」
アイク   「というより…これガムテープか?」
エリンシア 「ガムテープアイク?アリアリですわ…」
マルス   「いや、防水加工の繊維質ですね」
エリンシア 「がっかりだわ…それにしても一種類しかないか見当たらないということは?」
エフラム  「男女兼用か?良かったなエイリーク、色つきのない体つきのお前には丁度いいんじゃないのか?」  
エイリーク 「(ヒドイです敢て皆が暗黙としていたのに)…兄上はこれ着るのですか?」
エフラム  「多少動きにくそうだが、問題ないだろう…」
エリウッド 「本当に着るのかい?これ男性が着ても女性が着ても恥ずかしいよ…」
セリカ   「私は着るわ!だってアルムとお揃いだもの」
アルム   「セリカとペアルックの水着なんて滅多に着れないからね!」
ヘクトル  「フツーにペアルックの水着なんてないだろ!あいつらはいいよな、単純で…」
リン    「そうよね…この水着、微妙に露出している部分があるんだけど」
クロム   「確かに…(だがそのチラリズムが逆に魅力を引き出すというものだ…リンが着たら凄いことになるな)」
リーフ   「僕もそう思うよ、クロム兄さん」
クロム   「俺の思考を読むな!」
アンナ   「ちょっと何ブツブツ言ってるのよ、さっさと着替えないと時間がなくなっちゃうわよ?」
シグルド  「と言われてもな…」
セリス   「僕…着替えてくるね…」 
 ………

83 :
ティアモ  「そう言えば、この衣装で露出を抑えた女性版があったはずね…それだったら着てみたわ。
       そして、クロム様とペアで歩いてみたいな、なーんて♪
       (HOTLIMTは pxivでもタグがあるほどよ、そこに私の絵があったのを参考にしたのが
        このネタ、TMR(of ephraim) の原点ね)」
 ………
セリス   「着替えて来たよ、どう…似合うかな…?」
エフラム  「さすが、性別セリスというだけあって、中性的な衣装が良くマッチするな…」
マルス   「そうですね。セリスだから似合うんでしょうね…」
ミカヤ   「妖精さんね…」
アンナ   「せっかく、一人が着替えたんだから…一蓮托生!他のみんなも着替えなさい!
一同    「えーーー!?」
 …着替えた後…
割と普通組   …セリス,アイク,エフラム,アルム,セリカ    もう死にたい組 …ヘクトル,エイリーク,リン
恥ずかしい組  …ミカヤ,シグルド,エリウッド,マルス,ロイ  もう死んでる組 …エリンシア,クロム, リーフ
アンナ   「やっとみんな着替えたわね、さっ海に行きましょ!」
セリス   「わーい、妖精さんだー!」
アイク   「首元がきついな、どうにかならないか…」
エフラム  「若干締め付けが強い、アンダーアーマーだと思えばいいか」
セリカ   「どう似合うアルム、とっても色っぽいでしょ?
アルム   「とっても似合うよ。これなら僕も存在感がでようだ…」
ミカヤ   「ダークマージを経験してるとはいえ、これはこれで恥ずかしい…」
シグルド  「いい大人が着るものではないな」
エリウッド 「なんだろう、恥ずかしすぎる…………蝶!サイコー!」
マルス   「こんな姿シーダに見られたらどうしよう…」
ロイ    「普通に恥ずかしいね…」
ヘクトル  (この衣装、腹周りが一層協調される…ボンレスハムみたいだ)
エイリーク (私は女性なのにセリスとほぼ同じではありませか…)
リン    (胸が締め付けられて苦しい…)
エリンシア (アイクの筋肉のチラリズム…)
クロム   (ミカヤ姉さんのナマ足+黒のバンドが拘束具を想像させられて…)
リーフ   (リン姉さんのヨコチチ、ハミチチ…)
 ※絆の海※
クロム   「ほう…ここが砂浜か。確かに綺麗な場所だな。せっかく招待してもらったんだから楽しまないとな」
 しばらくしてから…
アンナ   『業務連絡、業務連絡!兄弟家御一行様聞こえてますか?』
クロム   「な、なんだ今のでかい声は!?一体どこから聞こえて来るんだ!?
アンナ   『驚かせちゃってごめんなさいね、アンナ商会の発明した音声増幅魔法で話しかけているのよ。
       これを使うと砂浜全体に声が届くから、迷子になった子供の親御さんを探すときなんかにすごく便利なの!
       ちなみにそっちの声はその辺に置いてある魔法貝で拾っているわ」
マルス   (音声を収集する魔法貝…実用性がありそうだ。是非幾つかくすねて帰ろう)
クロム   「はあ…ここにはこんなものまであるのか…俺達に何を連絡したいんだ?」
アンナ   『特別なお楽しみを用意してあるわ、この場所(水着のイベントのアレ)に来るように!以上』
クロム   「…なんだったんだ?とりあえず行ってみるか」
 ………
アンナ   「みなさんに集まってもらったのは、これをやって欲しいからです!妖精さんどうぞ!」
ガイア   「(誰が妖精だ、お菓子の家には憧れているがな ) “HOT LIMIT”の手本を見せるからしっかり覚えろよな」
クロム   「ガイア!なんでお前がここにいるんだ、それに俺たちと同じ格好をしている」
ガイア   「橙の髪だからとか似ているなんだとかで頼まれた…特別な御菓子と交換にな」
クロム   「お前というヤツは…」
ガイア   「クロムちゃんと見てろよ…音楽頼む」
アンナ   「イエッサー」
ガイア   「YO!SAY,夏が……」
 ………

84 :
兄弟家   「これを…するの(か)?」
アンナ   「そうよ、時間が押してるから、早くしましょ!さ、星形のステージに登って!」
クロム   「さっさと済ませた方が得策か…」
マルス   「そのようですね…」
アンナ   「しゃあ、ミュージックスタート!(ジェイク撮影お願いね…)」
ジェイク  (オーライ!)
 
http://www.youtube.com/watch?v=vBmU5v2EyxM
 ………
【HOT LIMIT】present by FE bro.
エリウッド 「YO!SAY,」   蝶(YO)!サイコー(SAY)!歌い出しGETだぜ!
アイク   「夏が」        わからんから、とりあえず繋ぎを…
エイリーク 「胸を刺激する」    これで私の胸も成長するはずです!せめて人並まで成長を!
ミカヤ   「ナマ足 魅惑の」   頑張ってね、私は巫女になると黒タイツを脱ぐのよ♪
リン    「マーメイド」     ←マルス「どう見たってアマゾネスですよ」
クロム   「出すとこ出して」   巨乳は最高!貧乳はR! (↑リンの衣装姿最高!)
エリンシア 「たわわになったら」  大きいのに限りますわ!腹筋背筋胸筋上腕二等筋!
セリカ   「宝物(ほんもの)の」  (賊に絡まれて)私はアルムが無事なら何も望まないわ…お願い
アルム   「恋は」        待ってて、セリカ…こんなヤツらひねりつぶしてやる!
シグルド  「やれ…」       ははは…その前に私が殺っておいたさ、KINSINは許さんぞ!アルムとセリカ!
エリウッド 「爽快っ」       蝶(ヤレ)!サイコー(爽快っ)! 
エイリーク 「ゴマカシきかない」  水着になると胸の大きさが隠しきれないです       OTL
ヘクトル  「薄着の曲線は」    どうしてもなこの衣装じゃあ、腹が出てしまうんだよなー OTL
マルス   「確信犯の」      僕のことかい?僕が腹黒いはずないじゃないか、至って誠実だよ
リン    「しなやかなSTYLE」  ←マルス「しなやか(笑)」、ヘクトル「ワイルドだな」、セリス「憧れる!」
リーフ   「耐水性の」      方向性間違ってるよ、水中で生きるなんて僕はそんなに万能じゃないよ…
ヘクトル  「気持ちに切り替わる」 大丈夫だ、リーフお前なら絶対に適応できるぜ!用は気合いだ
アイク   「瞬間の眩しさは」   俺には見切りというものがある
ロイ    「いかがなもの」    ヘクトル兄さんにも言えるんじゃないかな、水で浮くから…
エリンシア 「ココロまで」     KINNIKU!KINNIKU! 殿方の筋肉…これが究極の美ですわ!うっとりしますわ…
セリス   「脱がされる」     ホントだね…憧れるね
リン    「熱い風の」      どうでもいいけどね、私は俺の風を感じてみたいわ…
クロム   「誘惑に」       なんだその臭い台詞は…どこぞのナンパ師か?
ミカヤ   「負けちゃって」    駄目よ、そんな軽い人間にホイホイ付いていくなんて!
マルス   「構わないから」    どうせ振られて帰って来るだけですよ(リンネエサンヲダマスモノハメナコロス)
エフラム  「真夏は」       フォルデ…
アルム   「不祥事も」      セリカ…僕はやっぱりこんなこと駄目だと思うんだ…     
セリカ   「君次第で」      アルム…悩まなくていいわ…全部夏の暑さのせいにすればいいのよ!
シグルド  (KINSINは許さんぞ!) 
↓ここのサビだけMITSUYA−MIX ver.に変更
リーフ   「妖精たちが」     水着姿のパオラフィオーラマーニャユーノシレーネシグルーンマチルダエスリンイグレーヌティアマトセライナウルスラルイーズさぁぁぁん
クロム   「夏を刺激する」    たくさんのお姉さん集団…パラダイスだ!俺の春が来たぁぁぁぁ!
エリンシア 「はじける地上の」   違いますわ、夏と言えばやはり殿方の逞しいにKINNIKU限りますわ!
セリス   「マーメイド」     ダロスゴンザレスローローギースダーツホークアイドズラガレット見たいに僕も逞しくなりたいな!

85 :
エフラム  「派手な太陽」     マーメイド?それはパイレーツだろ、陸海対応できるが…
マルス   「味方に付けたら」   パイレーツじゃなくてバーサーカーです…というか男ですから
エイリーク 「宝物の」       兄上、私は年相応の方とお付き合いして欲しいのですが…
リン    「恋が」        エフラム兄さん!いい加減、幼女から卒業しなさい!
エフラム  「でき…」       俺はロリコンではない←二人「だったら、証明してください!」
エリウッド 「そうかい?」     蝶(でき)!サイコー(そうかい?)! 
マルス   (できないでしょう…)
セリス   「キミじゃなくても」  リーフはいつも元気だね
リーフ   「バテぎみにもなるよ」 そんなことないよ、四人組に囲まれるとね
クロム   「暑いばっかの」    皆薄着で最高だな
エイリーク 「街じゃ憂うつで」   胸が強調されるから嫌いです
エフラム  「スキを見せたら」   大きすぎると歳をとった時に垂れる方が醜猥だ
エリンシア 「不意に耳に入る」   誰が垂れているですって?
シグルド  「サブいギャグなんかで」まあまあ、落ち着きなさい
ロイ    「涼みたくない」    ↑オヤジギャグは寒いを通り越して凍りつくもんね
ロイ    「むせ返る」      ボク連続だ、熱い夜は苦手だな…
クロム   「熱帯夜を」      汗でべとべとだな、だが情熱的でいい!
エイリーク 「彩る」        他にも暑い夜で連想される雅な風情もありますよ
セリス   「花火のように」    綺麗だよね、花火って
アイク   「打ち上げて」       大  ↑ 天↑  空↑
シグルド  「散る想いなら」    振られたら↓どう↓ぢよう↓
ミカヤ   「このまま」      大丈夫よ、自信持ちなさい!
セリカ   「抱き合って」     私達にはそんなの
アルム   「焦がれるまで」    関係ないよね
シグルド  (KINSINは許さんぞー!)Tension ↑超強気↑超必殺↑
エリンシア 「妖精たちと」     ビキニ姿のバアトルドルガスロットワードゴンザレスガイツサジマジバーツダグダマーティビラクセンシガルシアノムスコロス…
ヘクトル  「夏をしたくなる」   ビ、ビラク!?←ビラク「やらないか?」
リーフ   「熱い欲望は」     お姉さん発見!大好きです、お姉さーーーーん!ルパンダイブ↓
アイク   「トルネイド」     ぬうぅぅぅぅぅん→リーフ「コノヒトデナシー」↑
ロイ    「出すもの出して」   ゼフィール署長の王者の劫渦(バシリオス・ディーネー)
マルス   「素直になりたい」   飛んで行ったね、ホント君は欲求に正直だ
アルム   「キミと」       僕もだよセリカ…
セリカ   「ボクとなら」     私もよアルム…
エリウッド 「It’s All Right」   蝶(It’s)!サイコー(All Right)!
シグルド  (エリウッドまで肯定するな!)
マルス   「都会のビルの海じゃ」 リン姉さんは野生児だからね、しなやか(笑)
ヘクトル  「感じなくなってる」  野生分が不足しているからな、マーメイド(笑)
リン    「キ・ミ・を」     何か言ったかしら?分身必殺
ミカヤ   「冷えたワインの」   さっ、みんなでパーっと飲みましょう!
アイク   「口吻(くちづけ)で」  飲んだら頭が…
アルム   「酔わせて」      アイク兄さん酔ってるの?
セリカ   「とろかして」     私はアルムに酔ってるわ!
エリンシア 「差し上げましょう」  未成年の飲酒はブッ飛ばして差し上げしょう
二人    (ごめんなさーーーい)
エフラム  「妖精たちが」     エイリークセリカセリスミルラチキファノノンンサナキエイミユンヌユミナマリアアメリアetc.……
リーフ   「夏を刺激する」    兄さん自重、幼女の水着のどこがいいんだか…
ミカヤ   「ナマ足 ヘソ出し」  サザは暁になってヘソだして可愛くなくなたわ…
リン    「マーメイド」     ショタコンだったの?
ロイ    「恋にかまけて」    当初はそんな設定でネタにされていたね!
セリス   「お留守になるのも」  ミカヤ姉さんも早く恋人作って欲しいな…
アルム   「○○○○」      恋にかまけてKINSINするのも
セリカ   「的にも」       シグルド兄さん的にもオールオッケー!ね
エリウッド 「オールオッケー!」  蝶(オール)!サイコー(オッケー)!  

86 :
シグルド  (お前ら、そんな訳ないだろ!エリウッド…お前というヤツは!)
エリウッド 「YO!SAY,」   蝶(YO) !サイコー(SAY)!
アイク   「夏を」        またこのパターンか、俺は繋ぎ役か?
マルス   「誰としたくなる?」  ははは…僕にはシーダがいるからね…彼女以外とは御法度だよ
シグルド  「一人の寝の夜に」   ディアドラーーーーーー
シグルド  「You Can Say Good Bye」君が好きだ、君が欲しぃぃぃぃぃぃい
ヘクトル  「奥の方まで」     兄貴…
エリンシア 「乾く間ないほど」   早く成就するといいわね…
エイリーク 「宝物の」       ←ジークリンデ  「どこまでも添い遂げますわ…兄上」
エフラム  「恋を」        ←ジークムント  「お前だけは何があっても必ず守りぬく」
シグルド  「しま…」       ←ジークフリード 「私がこうなったのはお前らのせいだーー」
エリウッド 「鮮花?」       蝶(しま) !サイコー(鮮花?)! 〆もGETだぜ!
 ………
アンナ   「協力ありがとね、後はゆっくり楽しんで行ってね♪」
エリウッド 「YO!SAY!…YO!SAY!…蝶!サイコー!」
セリス   「はじける地上のマーメイド♪」
ロイ    「エリウッド兄さん、セリス兄さんも!もう曲終わったから帰っておいでー」
リン    「あんたら私のどこが、しなやか(笑) 、マーメイド(笑)ですって、ぶっ潰す!」
マルス   「言葉の通りですよ…リン姉さんははじける地上のバーサーカーですからね」
ヘクトル  「そうだな、ぶっ潰すならやってみろよ!」
リン    「そうね、ビラクさ〜ん、マルスとヘクトルが“宝物の恋をやらないか?”ですって!」
ビラク   「ウホッ、やっと素直になったねヘクトル。さ、岩場の影に行こう!マルス君も…」
マルス   「いや、僕はそんな気ありませんから…(どうにか逃げ出さなくては…)」
ビラク   「大丈夫、俺はノンケでも喰っちまうからな、さ…行こうじゃないか…」
二人    「い゛や゛だぁぁぁ…助けて!リン(姉さん)!」
リン    「あー、スッキリした…宝物の恋…か、ホントは何なんだろうね」
アイク   「宝物の恋を→やら↑ないか?↓」
エリンシア 「まあ、アイクもノリノリね…」
リーフ   「結局自分でフラグを立てて、折っているね。あとトルネイド(王者の劫渦)はもう勘弁してほしい…
       ってアイク兄さん歌詞間違ってて、色々大変な事になるよ!」
アイク   「じゃあ、なんなんだ?」
リーフ   「やらないか(♂)?じゃなくて、しま鮮花(♀)だよ!ここ一番大事だから!」
アイク   「わかった、ならもう一度…宝物の恋を→しま↑鮮花?↓」
リーフ   「やっぱりこういうオチですかー、コノヒトデナシー(地面が砂地で助かった)」
ミカヤ   「あいかわらずね、あの二人は…あーあ私も、もう一度恋をしてみたくなったわ…」
クロム   「え、姉さんが恋をしてたことあったのか?」
ミカヤ   「そりゃ私も人だからするわよ。私のことはいいからクロムもさっさと宝物の恋でゴールインしなさい。
       本人達には悪いけど…シグルドとアイクは期待薄しね」
クロム   「姉さんがそう言うなら…」
シグルド  「宝物の恋がKINSINだと?私はそんなもの認めんぞ!絶対あってならん!」
アルム   「KINSINは普通じゃない気高い恋だから」
セリカ   「宝物の恋になるのよ!ねーアルム♪」
シグルド  「お前らーーー、今日という今日は絶対に許さんぞ!私の拳が光って唸る、お前ら倒せと輝き叫ぶ」
エフラム  「シグルド兄上が愛と怒りと悲しみのスーパーモードに、まさにHOT LIMIT…熱限界といったものだな」

87 :
エイリーク 「兄上にとって宝物の恋とはなんなのですか?」
エフラム  「いきなりなんだ、エイリーク?宝物の恋といってもな…その前に恋自体がよくわからん」
エイリーク 「恋とは誰かを好きになって感性を磨くことだってティアモさんが言ってました」
エフラム  「ティアモ…あの彼女か。恋すること自分が生きるためと言っていたな。
       たしか、愛だとかいきなり言われて驚いたな。あんな告白されたのは初めてだったが…」
エイリーク 「私も隠れて聞いていて驚きました。しかしあの後…」
エフラム  「ああ、彼女は自分の信念を貫いて俺とぶつかった」
エイリーク 「今はどういう関係で…未だに険悪な状態なのですか?
エフラム  「以前よりかはマシになったか…だが仲直りしたというわけではない」
エイリーク 「私は兄上とティアモさんは似合っていると思いますよ」
エフラム  「…!?いきなり何を言い出すんだ」
エイリーク 「言葉のとおりです、兄上には年上の方が丁度いいと」
エフラム  「あのなぁ…俺は誰かと付き合う気はない、ましてや彼女なんて。
       いや、俺と同じモノ求めている以前の彼女に戻ったら考えてもいいか…」
エイリーク 「本当ですか?」
エフラム  「いや、冗談だ…」
エイリーク 「兄上…」
シグルド  「エフラム、エイリーク!元を糺せばお前らの存在が!」
エフラム  「ッ!シグルド兄上がこっちに来た、二手に別れるぞ。俺はこっちに行く、お前は向こうに…」
エイリーク 「わかりました (もう少しで兄上の本心が聞けるとこだったのに残念です…)」
アンナ   「こうして兄弟家の絆の夏が終わるのでした」
 ………
  
後日、アンナ商会から『 〜絆の夏、宝物の恋をやらないか〜 』が発売されるのでした。
その反応は賛否両論ということで…
アンナ  「ま、それなりに稼げたからいいか♪次は何しようかしら…
      絆の秘湯で WHITE BLEATH なんかいいわね」
ジェイク 「男はともかく、女がその格好するのはアウトだぞ」
アンナ  「だったら、サラシ巻いたらいいんじゃない?」
ジェイク 「なら最低限隠せる所は隠せるか…」
アンナ  「他にもサンタのコスプレして Burnin' X'mas も 
          ラグズの恰好させて WILD LUSH もいいわね…
         侍エムブレムみたいに Naked arms もマッチするわ!
       る○剣とクロスオーバーで Heart of Sword もありね!あと…ガン○ムとかも…」

 TMR(of ephraim) 異伝 完
>>64-68 守護天使…外伝のエンジェルの魔法が納得いくような…
>>77 乙です
いろいろはっちゃけてすみませんでした…
連投規制の関係でBONUS TRACKを代理に載せさせて頂きました
どなたか代理投下をお願いします

88 :
BONUS TRACK 兄弟家以外(多少ゲスト参加してる)でHOT LIMIT
エリウッド 「YO!SAY,」   蝶(YO)!サイコー(SAY)!歌い出しGETだぜ!
ティアモ  「夏が胸を刺激する」  ガーン、最初取られた…OTL
サザ    「ナマ足 魅惑の」   ミカヤミカヤミカヤミカヤミカヤミカヤ
クロム   「マーメイド」     姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん姉さん                
漆黒    「出すとこ出して」   身の程を弁えよ!↑月光
ブラッド  「たわわになったら」  俺にも出番があるのか!
セティ   「宝物の恋は」     ティニー、君とのロマンスは宝物の恋そのものだ
ティニー  「やれ爽快っ」     セティ様も宝物の恋(やらないか)に目覚めたのですか?
        
ルキナ   「ゴマカシきかない」  断崖絶壁…OTL       
セレナ   「薄着の曲線は」    胸だけ遺伝された…OTL
鬼ノアール 「確信犯の」      この貧乳(笑)共が!
デジェル  「しなやかなSTYLE」  またいつもの病気が… 
バジーリオ 「耐水性の」      貧乳を嘆くなんて負け犬のいいわけさ…
フラヴィア 「気持ちに切り替わる」 あーあ、死じまった馬鹿な奴だ
チキ(大人) 「 瞬間の眩しさは」   三千年後には私みたいに大きくなるわよ!
ナギ    「いかがなもの」    人間は生きてられないわ…
   
ヴァネッサ 「ココロまで脱がされる」ヒーニアス様…ステキです…
フォルデ  「熱い風の」      君も俺の風を感じてみないかい?
カイル   「誘惑に」       お前はまたご婦人を誑かす発言を!
ルーテ   「負けちゃって」    私は負けません、私優秀ですから…        
アスレイ  「構わないから」    さすがルーテさんですね
ターナ   「真夏は」       エフラムも君に俺の風を感じてみないかい?って言ってもらいたいな
ノール   「不祥事も」      これが私の安らぎです…
ヨシュア  「君次第で」      ↑プレイヤーの腕ではどうにもならん
 
↓ここのサビだけMITSUYA−MIX ver.に変更
サウル   「妖精たちが」     エレンギネヴィアセシリアイグレーヌユーノミレディブルーニャイドゥンさぁーん!
ドロシー  「夏を刺激する」    このエロ神父が…
リリーナ  「はじける地上の」   海といえばダロスゴンザレスローローギースファーガスダーツホークアイドズラガレットセンシガルシアノムスコロスに決まってるわ!
セイン   「マーメイド」     違いますレベッカルイーズイサドラフィオーラセーラプリシラウルスラさん、そしてリンディス様です!
セーラ   「派手な太陽」     それも違うはリフボア?トムスミシェランメディウスガレットワレスデキンハンザームスタファーセルバンテスよ!
エルク   「味方に付けたら」   竜に喧嘩売らないでよ…
カアラ   「宝物の恋が」     バアトル、おぬしはいい男だな
バアトル  「できそうかい?」   これが噂の…こ、こい?うおおおおおおおお!!!

89 :
ロドルバン 「キミじゃなくても」  お前体力だけが取り柄だよな…
トリスタン 「バテぎみにもなるよ」 うるさい、他にもあるはずだ!
ラドネイ  「暑いばっかの」    ヨハヨハは鬱陶しい…男嫌い…
ジャンヌ  「街じゃ憂うつで」   視線貰えるだけだけでも贅沢ですよ…
カリン   「スキを見せたら」   ねえ、オルソンさん!
イリオス  「不意に耳に入る」   俺はオルソンじゃねえって言ってんだろ!
ラケシス  「サブいギャグなんかで」君が欲しいだなんて…エルト兄様以外の人は好きになれないわ
イーヴ   「涼みたくない」    それはよろしいのですが…
   
シーダ   「むせ返る熱帯夜を」  マルス様…
エスト   「彩る」        アベル…
クレア   「花火のように」    アルム…←アルム「……すまぬ」
カチュア  「打ち上げて」     マルス様…←マルス「……すまぬ」  
パオラ   「散る想いなら」    アベル…←アベル「……すまぬ」
リンダ   「このまま」      マリク…←マリク「……すまぬ」
ニーナ   「抱き合って」     カミュ…←シリウス「……すまぬ」
シリウス  「焦がれるまで」    何度もすまぬ
      
ガーネフ  「妖精たちと」     チキかわいいよチキ
ルドルフ  「夏をしたくなる」   ルドルフは なぜかこうげきしてこない!!
アルヴィス 「熱い欲望は」     KINISIN KINSIN ←シグルド「お前とは決着をつけるべきだな」
ゼフィール 「トルネイド」     ぬぅぅん、王者の劫渦(バシリオス・ディーネー)
ネルガル  「出すもの出して」   リムステラ×10000
リオン   「素直になりたい」   エイリーク……僕、君に言いたかったことがあるんだ
アシュナード「キミとボクとなら」  ラジャイオンと儂
ファウダー 「I’ts All Right」   これが運命!
ネフェニー 「都会のビルの海じゃ」 田舎者で恥ずかしいじゃけん
イレース  「感じなくなってる」  その…満腹感というものですか?
ヘザー   「キ・ミ・を」     私が満足させてあげちゃうわ♪
ルキノ   「冷えたワインの」   エリ子とどこまでいったの? (カリルの酒場)
ジョフレ  「口吻で」       まったく…←エイミ「じょふれしょーぐん なみだめ」
ハール   「酔わせて」      食べ過ぎたな…ねむい
マカロフ  「とろかして」     二日酔い、あーだりぃー
エリンシア 「差し上げましょう」  ↑二人 働かないならブッ飛ばして差し上げましょう
ワユ    「妖精たちが」     スタミナラーメン辛さ流星で! (海の家)
アイラ   「夏を刺激する」    へい、お待ちっと
マリカ   「ナマ足 ヘソ出し」  ナマ足(ソードマスター)とヘソ出し(アサシン)どっちがいい?
ブリギッド 「マーメイド」     私はソードマスター派だよ、アサシンだと瞬Rるからねぇ…
ジェニー  「恋にかまけて」    フフフ…恋人ですか教えません
ティータ  「お留守になるのも」  ジークどこに行ってしまったの?←ジーク「……すまぬ」
シルク   「○○○○的にも」   アンテーゼ様的にもオールオッケー♪
アルバイン 「オールオッケー!」  では行くぞ!シルク←「どこまでも御供します」
     
エリウッド 「YO!SAY,」   蝶(YO)!サイコー(SAY)!
ヒーニアス 「夏を誰としたくなる?」エイリークに決まっている!
ハーディン 「一人の寝の夜に」   ニーナーーーーー←カミュ「……すまぬ」
アトス   「You Can Say Good Bye」畜生ーーっ、何で弟子がモテるんだよーー
セシリア  「奥の方まで」     ↑その弟子の弟子ですけど…
アーダン  「乾く間ないほど」   男はつらいぜ…
ティアモ  「宝物の恋を」     最後の〆は私で決まり!クロム様…私と宝物の恋を…
ビラク   「しま鮮花?」     やらないか?←ティアモ「また取られた…OTL」

90 :
>>81-90
乙です、例の衣装を見て思わず珈琲吹いたw
リンの格好とか何処のAV女優を連想させるんだとww
代理の人もGJ!アンナさんと兄弟家(特にエリウッドとセリス)が楽しそうで何より

91 :
エリウッドは個人的にハンドルとかマイクとか握ると性格が変わるタイプだと思う。
こち亀の本田みたいなw

92 :
この作品を読む前に、>>64に書いてある注意書きを読んで下さい。
設定が受け付けないという方はスルーして下さい。
NGは「年齢不詳の少女と十五人の守護天使」です。



セーラ「はーい、皆さん。物語の続きを始める前にこのあたし、ピンク髪の天界一モテモテ守護天使セーラちゃんと地味天使ドロシーが前回のあらすじ+守護天使兄弟達について紹介しちゃうわよ」
ドロシー「地味天使は余計です、あと私の台詞取らないで下さいよ。脚本と違うじゃないですか」
シャナム「おいちょっと待て!露骨にはしょんな!俺達の紹介もさせろ!」
セーラ「ハァ?パチモノ守護天使とオルソンとエロガキ守護天使、アンタらの紹介なんてそれだけで充分だと思うんだけど?」
イリオス「誰がオルソンだ、イリオスだよイリオス!」
セーラ「……アンタの名前なんてぶっちゃけどっちでもいいわよ。それより本題よ本題、じゃないといつまで経っても本編に入れないじゃないの」
ドロシー「それでは早速本題に入るとしまして…」

セーラ「守護天使兄弟達のキャラ設定紹介♪やっぱりスレのテンプレとちょっと異なる設定で書かせて貰う以上はきちんとまとめとかないとね♪」

ドロシー「…まずは兄弟家の頼れるお父様ポジション、長男のシグルドさん」
セーラ「長男シグルドさん、
下界に降りた時はよく「一目惚れで恋に落ちた男女」を見守ってるみたい。でも大抵は君にキスできない(ryなんてトンチンカンなアドバイスして酷い有り様にさせちゃってるみたいね。
エリミーヌ様による全守護天使格付けランクでは『Cランク』。人を助ける気持ちは誰より強いけど、アドバイスに色々難ありみたい。あと持ち前のKINSHIN嫌いは相変わらずみたいよ」
イリオス「大体は君にキスできない(ryのせいじゃねぇか!」

ドロシー「もし生まれ変わったら、恋人のディアドラさんと再び現世で巡り会って、晴れて結ばれるのが夢なのだそうです」
セーラ「……どう考えてもフラグにしか聞こえないわ」

ドロシー「続いて兄弟家のお母様ポジション、長女のエリンシアさん」
セーラ「長女のエリンシアさん、
下界に降りた時はよく「筋骨隆々、逞しい男性」を見守ってるみたい。料理が得意なのを活かして差し入れをしたり、お腹を空かせてる子の為に天界で料理を作って届けてるみたいよ。
エリミーヌ様による全守護天使格付けランクでは『Bランク』。長男のシグルドさんに比べれば人様の役には立てているけど、たまに仕事をすっぽかしてKINNIKUに夢中になっちゃうんですって」
ドロシー「もし生まれ変わったら、KINNIKUハーレムを実現するのが夢なのだそうです」
シャナム「…想像しただけでむさ苦し過ぎてどうにかなりそうだぞ」

ドロシー「天使になってもやっぱり色々規格外の超天使、次男のアイクさん」
セーラ「次男のアイクさん、
下界に降りた時はよく「山賊や蛮族に襲われそうな村」を見守っているみたい。賊を追い払おうとしてるけどその度殺しかけちゃうのが悩みみたいね」
シャナム「…なんで武器も持たずに攻撃コマンドを実行出来るんだ…」
セーラ「エリミーヌ様による全守護天使格付けランクでは『Cランク』。いくら悪人と言っても生身の人間をコノヒトデナシ状態まで傷付けるのは守護天使としてはちょっと、ねぇ…」
ドロシー「もし生まれ変わったら、お腹一杯お肉を食べたり世界最強の剣士になるのが夢なのだそうです」
ユアン「既に色んな意味で天界最強だと思うんだけど…」

ドロシー「兄弟家の常識人キャラその1、三男クロムさん」
セーラ「ちょっと待って、常識人キャラって何よ?私の下調べによるとクロムさんて、「女風呂を覗いたり女性の下着売り場に出没してる」らしいんだけど!?一体彼の何処が常識人キャラっていうの!?」
ドロシー「セーラさん、知らないんですか?クロムさんはたまたまそういう場面に鉢合わせる事が多いそうですよ」
ユアン「……ラッキースケベってやつか、羨ましい」
セーラ「えぇ!?ウソよ、エリミーヌ様の全守護天使格付けランクによると『Dランク』、『クロムさんのエッチ、スケベ、変態』とまで書いてあるもの!」
イリオス「(ホントに信用性あんのかよ、その格付けランク…)」
ドロシー「もし生まれ変わったら、自分の姉を命がけで守るような強い男になるのと…(兄弟家の紹介文が記された書類を見て)!…なんでもありませんっ!」
セーラ「(ほ〜ら、やっぱり裏が有るんじゃないの)」

93 :
ドロシー「兄弟家の常識人キャラその2、四男エリウッドさん」
セーラ「四男エリウッドさん、
下界では困った人なら誰これ構わず助けるまさに守護天使の鏡ね。特に重い病で病床に臥してる人間を見るといたたまれない気持ちで一杯になるとの事。
余談だけど本来守護天使の気配に人間は気付かないんだけど、彼が通りかかると何故か周囲の女性はまるで恋に落ちたかのような幸せな気持ちで一杯になってしまうそうよ。王子様オーラが出てるのかしら。
エリミーヌ様の全守護天使格付けランクによると文句無しの『Aランク』。兄弟家の皆さんの中だとエリート守護天使ね」
ドロシー「もし生まれ変わったら、胃痛を実感?してみたいそうです。美形の方が考える事は分かりませんね…」

ドロシー「兄弟家の問題児その1?五男ヘクトルさん」
セーラ「五男のヘクトル様、
下界に降りた時はよく「大人しくてか弱い少女」を見守ってるみたい。身体が大きいせいか、天使なのに飛べない事が悩みで直ぐに疲れるせいかお昼寝が欠かせないみたいね。
…あら?アイクさんは飛べないなんて設定なかったはずだけど妙ねぇ」
イリオス「…それってどう考えてもデb…」
セーラ「はいはいオルソンは黙ってなさいよ。エリミーヌ様の全守護天使格付けランクによると『Dランク』。サボリ癖は相変わらずみたいね」
ドロシー「もし生まれ変わったら、斧で世界一を目指す事とお腹一杯ご馳走を食べるのが夢なのだそうです。飛べない事が悩みの割には如何にもヘクトルさんらしいですね」

ドロシー「兄弟家の問題児その2?六男エフラムさん」
セーラ「六男エフラムさん、
下界に降りた時はよく「幼稚園小学校に通うような女の子」を見守ってるみたい」
ユアン「そんなに小さい子を?(エフラムさん僕とは気が合わないだろうな。幼女のスカート捲りなんてちっとも面白くなさそうだし)」
セーラ「エリミーヌ様の全守護天使格付けランクによると『Dランク』。幼女にばかり目を付けるから妹のエイリークさんやリン様に心配されてるみたい。他には兄弟家の妹さんたち(セリス込み)に対して過保護過ぎるのが…」
ドロシー「もし生まれ変わったら、槍が世界で一番強い武器だと証明する事、そして幼女達と妹を守れる強さを身に付けるのが…」
シグルド「…KINSHINは許さんぞー!」
セーラ「ごめんなさいねシグルドさん、まだ本編始まってないのよ。もう少し待って頂ける?」
シグルド「…む、失礼した」

ドロシー「(ティルフィングを振りかざしてスタジオに殴り込みに来る守護天使なんて前代未聞でしたよ)兄弟家一華やかなお嬢様、次女のエイリークさん」
セーラ「次女のエイリークさん、
エリウッドさんと同じく困っている人なら誰でも助けるエリート守護天使。でもそんな彼女も悩める乙女。胸の大きさに悩んでは下界の巨乳女性に憎悪の感情を…ちなみにエリミーヌ様の全守護天使格付けランクでは『Aランク』よ。
アイクさんみたいに人に危害を加えてはいないんだし『A』は当然よね」
イリオス「…」
シャナム「…」
エイリーク「ブワッ…(´;ω;`)」
セーラ「ちょっ!エイリークさん何時の間に!ち、違うのよ『A』っていうのはあなたのバストサイズの事じゃっ…!」
エイリーク「セーラさんに私の気持ちなんて分かりませんよ!うわぁぁぁん!」
ドロシー「……生まれ変わったら、今度こそ巨乳に生まれてギネスに載るのが夢なのだそうです…」
シャナム「…せつねぇな」

ドロシー「兄弟家一ワイルドな女性、三女リンディスさんことリンさん」
セーラ「三女のリン様、
下界に降りた時はよく「草原と共に暮らす人々」を見守っているみたい。レヴィンさんに頼んで、優しい風を彼等にもたらすのが何より楽しい時間なんですって。エリミーヌ様の全守護天使格付けランクによると『Cランク』ね。
ちょっぴり惚れやすいのかイケメン遊牧民に夢中になったり、賊相手にはついついお仕置きが過ぎちゃうみたいよ」
イリオス「アイクさんといいエリンシアさんといい何処か通じる面があるな、まあ兄弟だから当然か」
ドロシー「もし生まれ変わったら、草原の果てまで自ら足で駆け回って素敵な遊牧民男性と恋に落ちるのが夢なのだそうです」

ドロシー「…兄弟家一の腹黒、七男マルスさん」
セーラ「七男マルスさん、
下界では「とにかく神出鬼没で動きが読めない」…。エリミーヌ様の全守護天使格付けランクにも詳しい実績が載ってないわ(さては編集部に貴重品でも握らせて…ホント抜かりがないわね…)」
ドロシー「もし生まれ変わったら、影の権力者になるのが夢なのだそうです」

94 :
ドロシー「八男…えぇっと御名前なんと仰いましたっけ?」
セーラ「ちょっと、これ生放送なんだからしっかりしてよね!アルムさんでしょ!」
ドロシー「失礼しました、アルムさん!」
セーラ「八男のアルムさん、
下界に降りた時はよく「集団でぽつんとしてる人や動物や魔物」を見守ってるみたい。自身の影が(身体が半透明なせいだと本人は信じて疑わないみたいだけど)薄いのが何よりの悩みの種。
エリミーヌ様の全守護天使格付けランクは……載ってないですって!?」
イリオス「(その格付けランクとかいう辞典俺も後で見せて貰うか…普通にオルソンとして載ってそうで不安だが)」
ドロシー「もし生まれ変わったら、セリカさんと結婚する事と圧倒的存在感のある人間に生まれ変わるのが夢なのだそうです」

ドロシー「いつもアルムさんとイチャラブ、四女のセリカさん」
セーラ「四女のセリカさん、
下界に降りる時はいつもアルムさんと一緒。「自分と同じミラ様を信仰する者」には協力的だけど他神教の人間には…。
おかげで、エリミーヌ様の全守護天使格付けランクでは『Dランク』(ヘクトル様やエフラムさんと同ランクだなんて知ったら、本人どんなリアクションするかしら)」
ドロシー「もし生まれ変わったら、アルムさんと幸せに暮らして、ミラ様こそが世界唯一の神だと証明するのが夢なのだそうです」

ドロシー「兄弟家のムードメーカー的存在九男セリスさん」
イリオス「九男?…彼女、女の子じゃないのか?」
シャナム「俺もそれは思う」
セーラ「とりあえず(性別については置いといて)セリスさんは下界では「動物や魔物たち」を見守ってるみたい。特にマミーっていう経験値が多く貰える魔物がお気に入りなんですって。エリミーヌ様の全守護天使格付けランクによると『Aランク』の守護天使ね。
何故だか男の人を惹きつけて離さないそうよ、これじゃあエフラムさんも心配なはずだわ」
ドロシー「もし生まれ変わったら、男らしい人に生まれ変わりたいそうよ。美形なのに何が不満(ry」

ドロシー「毎度毎度とばっちりを引く兄弟家一の幸薄、十男リーフさん(すごく疲れました。漸く後二人になりましたね)」
セーラ「十男リーフさん、
下界に降りた時は「真っ先に若いお姉さんハント」。まぁ結局地面に頭突っ込んだり農作物を荒らすマミー除けの為のフレイボム起動させちゃったりで失敗に終わってるけどね。エリミーヌ様の全守護天使格付けランクによると『Eランク』ね。
持ち前の被弾体質のせいで下界は常に事故や不安に見舞われてるみたい」
ドロシー「もし生まれ変わったら、お姉さんハーレムを実現してみたいそうです。軟派神父といいこの手の人はホント諦めが悪いですね」
ユアン「流石リーフさん。その粘り強さは嫌いじゃないけど好きでもないよ」

ドロシー「漸く兄弟家の常識人キャラその3、末弟ロイさんの紹介となりました」
セーラ「末弟ロイさん、
エリウッドさんみたいなエリート守護天使が憧れで日々一生懸命仕事を尽くしてるわ。
これだけ個性派揃いの兄姉に囲まれて真っ直ぐ育ってるのはある意味すごいわね。エリミーヌ様の全守護天使格付けランクによると『Aランク』。これからの更なる成長が期待される守護天使よ」
イリオス「俺知ってるぜ。彼、身体が若干生暖かいのが悩みなんだってな?」
セーラ「ちょっと!そういうコメントすると美形守護天使のイメージが崩れるじゃない!
視聴者さん皆がテープレコーダーみたいに「あなたあなた(ry」リピートするゾンビ妻と仲良く引き籠もっていれるような状態だと思わないでよね!」
イリオス「だーっ!それは俺じゃねぇって!生身の人間を愛せない死姦フェチだと決め付けるような哀れな視線やめろ!」
ドロシー「もし生まれ変わったら、生暖かい身体でない普通の身体に生まれて、普通の生活をして、平凡な人生を楽しんでみたいそうです」
シャナム「(やっぱり生暖かいのが悩みなんじゃねぇか)」

セーラ「…にしてもやっぱり十五人も兄弟いらっしゃるとまとめ作業も手間暇かかるわね〜。
でも、天界の情勢を知らせる分かりやすく楽しい番組作りが私たちFETVのお仕事!司会は窓辺のエンジェル、セーラと」
ドロシー「アシスタントのドロシーがお送りしました」
セーラ「それでは皆様、次の機会があればまたお会いしましょう!Good Luck!」

この番組は御覧のスポンサーの提供でお送りしました…

規制かかりそうなんで続きは終業後に書きます。

95 :
>>81-90
なんというFEオールスター。
あと蝶ノリノリなエリウッドに吹いたw
クロムッツリとリーフは自重
>>92-95
殆どの兄弟達が現世での今の姿?と考え方が変わらない中、胃痛に憧れ?を抱くエリウッド…。そのせいで毎日胃がひどい有り様に……
保管庫でまとめやってた人も乙!ありがとう。

96 :
終業後どころか1日置いてしまった……すまぬ。
>>64からの続き投下します。
NGは「年齢不詳の少女と十五人の守護天使」で、お願いします。

アスタルテ「メダリオンの放つ負の力は生身の人間にすら恐ろしいものだ。増してや魂の蛻の殻と言っても過言ではないそなたら守護天使にとっては…」

「負の力、かぁ…」
その日の夜、守護天使兄弟の末っ子ロイは女神アスタルテより託された『ファイアーエムブレム』を眺めながら物思いに耽っていた。
そもそも天界に時間の概念などあるのかというツッコミはここではご遠慮願いたい。

「アスタルテ様までもがその力を恐れるなんて、一体どんな力なんだろう…」

「…なんだ、こんなとこにいたのか」
背後から突然聞き慣れた声が響く。
振り返った先にいたのは、青髪にカチューシャがよく映えたロイの兄である守護天使マルスだった。
ロイ「わぁ、びっくりした!なんだマルス兄さんか。驚かさないでよね」
マルス「…若干生き心地のある天使がいるかと思ったから来てみれば、やっぱりきみだったか」
ロイ「シグルド兄さんのKINSHINじゃないけど、流石にそのネタばっかはクドいよ」
マルス「はは、ごめんごめん。それよりどうしたのさ、『ファイアーエムブレム』を持ち出して。きみだけ妙に気乗りしない感じだったけど、下界に生まれ変わるなんて本当は嫌なのか?」
ロイ「ううん、そんな事ないよ。下界には任天堂主催の異種格闘競技があるっていうじゃん。僕も出てみたいし」
マルス「ふ〜ん?僕は知恵を駆使して戦うのが好きだからあんな乱闘競技絶対出たくないけどね。それより、戻ろうよ。みんな心配してるよ」
ロイを連れて兄弟家に戻るマルス。玄関の扉を開こうと取っ手に手をかけた時───

「Oh!Yeah!!」

ノイズ混じりの大音声に二人は思わず耳を塞ぐ。
ロイ「…今のエリウッド兄さんかな?兄さんにしてはやたらテンションが高いみたいだけど」
マルス「兄さんホント『HotLimit』好きだよねぇ、歌い出すと中毒症状みたいに止めれなくなっちゃうんだよ」
案の定兄弟家宅ではマイク片手に熱唱するエリウッドと、彼の熱唱ぶりに合わせて楽しそうに手を叩くセリス、耳栓を抑えながら『サイレスの剣』を探す長男以外の他兄弟がいた。
エリウッド「妖精たちが胸を刺激する〜♪」
ロイ「…エリウッド兄さん、盛り上がってるとこ悪いんだけど…外まで音漏れてるよ?」
マルス「時間が時間だから苦情が寄せられるんじゃないでしょうか」
エリウッド「!!」
光速で音源を停め、マイクを離し土下座するエリウッド。
エリウッド「ホントに申し訳ない!これから謝罪に行ってくる…」
ロイ「ジョークだよジョーク!」
セリス「あれぇ?兄さん歌やめちゃうの?」
クロム「…助かった、ありがとう二人共」
リーフ「僕の分の耳栓がなくて頭がジンジンする…兄さんのひとで…なし」
エリウッド「…年甲斐もなく大きな声を出して……恥ずかしい上に胃痛が、うっ」
リン「(三回目…)胃なんて痛まないわよ…」
マルス「ところでシグルド兄さんは?」
エリンシア「用事があるとかで出掛けたのですけれど、まだお戻りにならないみたい」
アイク「それは心配だな、俺がちょっと見てくるか」
セリス「アイク兄さん!僕が行くよ。シグルド兄さんが行きそうな場所、なんとなく察しがつくんだ」
アイク「何か考えがあるのか、分かったセリス。ここはお前に任せよう」
セリス「うん、任せて!」
エフラム「なら俺も…」
ヘクトル「明日から下界への長期遠征ってのにシグルド兄貴ぶちギレさせるつもりかよ、自重しろシスコン」
エイリーク「兄上が行くのでしたら私も…」
リン「話がややこしくなるから自重して姉さん」
クロム「なんだこの流れ…」
エリンシア「アイクはともかく、セリスちゃん1人は心配ですわ。ここは私が…」
クロム「姉さんは俺が守る!」
マルス「…しょうがない、リーフに一緒に行って貰いましょう」
リーフ「な、なんでだよ頭が痛いのにマルス兄さんの人でなしー!」
マルス「えー、だって自分を捜しに来たセリスが万一事件に巻き込まれたりしたらシグルド兄さんが可哀想じゃん?リーフはその点人でなしで済むし、心配ないなと思ってさ(満面の笑み)」
ロイ「(大体の予想はついてたけど最低だこの人…)」

97 :
リーフ「……はぁ、なんで僕はこんなパシり体質なんだろう。見てろよマルス兄さん、生まれ変わったら逆にパシりにしてやるからな…」
セリス「マルス兄さん、きっとリーフの事すごい頼りにしてるんだよ。それって嬉しい事じゃないの?」
リーフ「天然なセリスには兄さんの黒さがわからないんだよ…。それより、本当にこんな人気のない公園にシグルド兄さん来てるの?不審者に絡まれないうちにこんな場所からは…」
セリス「あ!ほら、僕と同じ青髪の男の人、きっとシグルド兄さんだよ!シグルド兄さ〜…!」
リーフ「!…しーっ、ちょっとこっち来い!」
セリスの口を塞ぎながら近くの草藪に身を隠すリーフ。
「妙だな、さっき私を呼ぶ声がしたような気がしたんだが…」
そこへやって来たのは兄弟家の長男シグルドだった。どうやらセリスとリーフの気配には気付いていないらしい。
セリス「何するんだよリーフ!僕達、シグルド兄さんを探しに来たんじゃない!」
リーフ「しっ!静かに」

ディアドラ「……シグルド様、どうされたのですか?」

そこへ駆けてきたのはシグルド曰わく『運命の人』、恋人のディアドラだった。
どうやら二人でデート中のようだ。
シグルド「いや、気のせいだったようだ。せっかくの二人きりの夜なのに白けさせてすまない」
ディアドラ「そんなこと。それにしてもシグルド様の方からデートのお誘いだなんて…出逢った時以来かしら」
シグルド「最近は忙しくてなかなか機会がなかったんだ、きみには寂しい思いをさせてしまったな…」
ディアドラ「いえ、そんな…。アルヴィス様も心配なさっていましたよ、シグルド様は不器用だけど努力家な頑張り屋だと。でもだからこそ時々心配になるのだと…」
シグルド「あのアルヴィスが…意外だな。彼は優秀な人材だ、私のような万年雑用守護天使に目などないとばかり思っていたが……そうか」
ディアドラ「アルヴィス様もシグルド様の事を良きライバルだと思っておいでなのです。さらには十四人ものご兄弟をまとめる立派な長男だと尊敬してもいらっしゃいます」
シグルド「ああ、分かっているよ。優秀でいて、細かい心遣いも出来るのがアルヴィスさ。……そんな彼だからこそ、きみも想いを寄せているんだよな…」
ディアドラ「し、シグルド様…」

リーフ「…ほら、いつもアルヴィスさんに一本取られてるシグルド兄さんが珍しくディアドラさんとのデートなんて、邪魔する訳にいかないでしょう?」
セリス「……そうだね」

シグルド「実は明日、私は女神きっての願いとの事で弟妹達と共に下界に降る事になったんだ。滞在期間は一週間程だが、しばらくまたきみには会えない…。だから今しばしの別れを告げにきた」
ディアドラ「アスタルテ様きっての願い?まぁ、そんな大仕事を兄弟家の皆様に託されるなんて…」
シグルド「驚いたかい?この仕事を成功させた暁には、私達兄弟家は現世に再び人間として生まれ変われる。女神ご本人が私達の目の前でそう仰った」
ディアドラ「……」
シグルド「守護天使としての私達がこうして会えるのは、もしかしたら今夜が最後かもしれない。でもディアドラ、例え私が現世に生まれ変わっても…私はきっと、きっときみを待ち続ける…」
ディアドラ「シグルド様…」
シグルド「だから、もし…私達が再び現世で巡り会えたなら…その時は……。!…だ、誰だ!」

かすかな物音を感じ、護身用の為にと持ってきていたティルフィングを物音のした方へと全力投球するシグルド。
「このひとでなしーっ!」
シグルド「…今の声はまさか…!」
声のした方を振り返ると、茶髪の守護天使が頭にティルフィングが突き刺さった状態で倒れていた。
天使なのか出血はしていない為、その光景は如何にもシュールな図だ。
そしてその近くにはシグルドと同じ髪色をした性別の特定が難しい少女少年天使が不安げな顔をしてこちらを見ていた。
シグルド「リーフ!それにセリス…!お前たち…」
セリス「…ご、ごめんなさいシグルド兄さん…でも兄さんがなかなか帰って来ないから…僕達心配で…」
ディアドラ「まぁ、セリスちゃんもリーフちゃんも相変わらずお兄さん思いなのね…御家族も心配なさってるでしょうし、早く帰った方が良いかしら」
シグルド「いや…ディアドラ…!」
ディアドラ「今日はお会い出来て嬉しかった。ありがとう、シグルド様…」

98 :
シグルド「ふ、ふふっ!弟たちよ気にするな、どうということはない!」
リーフ「…あのぅ…いい加減僕の頭に突き刺さったティルフィング抜いて欲しいんだけど」
シグルド「すまん、すっかり忘れていたな。どれどれ…それにしてもだいぶ頭の凹凸が目立ってきたな、お前」
リーフ「伊達に400回以上武器で刺されたり斬られたりしていないさ…」

深々と突き刺さったティルフィングを抜き去るのに結局20分程、兄弟宅に付く頃には既に日が変わっていた。

シグルド「…ただいま…」
エリンシア「おかえりなさいシグルド兄様。用事があると急に出て行かれて随分経つのに戻ってらっしゃらないものですから心配してましたんですの」
アイク「明日は早い。出来れば早めに休んで貰った方が良いかと思ってセリスとリーフに迎えを頼んだんだが、問題だったか?」
セリス「それが大問題だったんだよ、シグルド兄さんはディアドラさんと…!」
シグルド「はは、気にするな。さぁ、エリンシア、アイク、リーフ、セリス。お前達ももう寝なさい。今日は世話をかけたな」
セリス「シグルド兄さん…」

(シグルドの部屋)
コンコン!
セリス「……シグルド兄さん、起きてる…?」
シグルド「!…セリスか、どうしたんだ。明日からの事が不安で眠れないか?」
セリス「ううん、兄弟みんなで仕事が出来るんだもん。とっても楽しみ。僕ね…謝っておきたかったんだ、ディアドラさんと楽しくデートしてたのに、邪魔しちゃってごめんね」
シグルド「それはもう気にするなよ、私は過ぎた事をあれこれ悩む程弱い男ではないぞ?」
セリス「そっか…そうだよね。現世で兄さんとディアドラさん、また会うんだもんね!そう約束しようとしたんだもんね」
シグルド「こら、直に言われると私の方が恥ずかしくなるじゃないか!」
セリス「えへへ…!……ねぇ、兄さん。僕、兄さんの弟として守護天使に生まれてこれて…嬉しかったよ。手のかかる甘えん坊で兄さんは困ってただろうけど、今までありがとね」
シグルド「どうしたんだ急に?」
セリス「ううん!な、なんでもないんだ!それじゃ……おやすみなさい!」

照れ隠しするように自室へ飛び去っていったセリス。いつものようにベッドの中眠りに落ちる意識の中でシグルドはふと思うのだった。

「そうか……生まれ変わったら、その時私達はもう兄弟ではないのかも知れないんだよな…」

これまで十五人で過ごした日々が走馬灯のように頭を駆け巡る。
誰より自分を気遣ってくれたエリンシアやセリス。ケンカ続きでしょっちゅう自分を悩ませていたエフラムとヘクトル、
マルスとリン。注意しても尚懲りずにイチャつこうとするアルムとセリカなど、KINSHIN嫌いな自分には思い出したくもない思い出も多くあったが、溢れる涙は止まらなかった。

兄弟達に、天界に再び朝は巡ってくる……

To be continued……?

>>81-90
投下お疲れ様です。
『Hot limit』ネタ、恐縮ながらお借りしました。
初めて長編書いてるんですけどやっぱり難しいですなー。
ママチャリとか幼旗とか戦国エムブレムとか今でいうとTMR(of ephraim)書いてる方とか、
文才のある方、想像性のある方がうらやましい!

99 :
だーいぶ昔はきもだめしとか野球大会とか兄弟家の日常ネタ多かったなぁ…面白かった…いい時代だったなぁ…

100 :
日常ネタはね
尽きるのよ、やっていると
書く側にしてみると同じ事延々とやってるとそのうち飽きるし違った事や違った方向性もやりたくなる
だいぶ昔のネタが好きならそのころのログ読めばいいだけだし
今の流れに水かけるような懐古は老害入るから気を付けた方がいい

101 :
サラ「兄様が天使…? 私の守護天使してどこまでもついてまわってるのね…お風呂やベッドにも…」
エフラム「妙な表現はよせ。だいたいそれはいつもの事だろう。よせといってもそっちから飛び込んでくるくせに」
サラ「ま、ね。髪洗ってくれる?」
エフラム「…一人で手入れするのは大変だものな。ほら」
サラ「ん…兄様の指先…心地がよくて…あ…」
バシャッ!
サラ「桶でお湯を思いっきりかけるなんてひどい…」
エフラム「大人をからかう子には仕置だ…洗い終わったから泡を流さんとな」
サラ「………」
エフラム「そうむくれるな…仕方のない奴だ。ほら、湯船に肩までつかれ」
サラ「お膝も」
エフラム「わかった。座っていいぞ。いつも了解など取ってないがな」

リン(お風呂場からサラと兄様の声がする件…わ、私はどんな反応をすれば…)

102 :
リーフ「ほら、エフラム兄さんだって大好きな幼女であるサラとお風呂に入ってるじゃないか。僕にだってお姉さんと入浴する権利、あると思うんだよね。お背中を流しつつやわらかな肌を…ハァハァ」
マルス「その りくつは おかしい」
ロイ「そんなことしたら浴室が殺人事件の現場みたいな騒ぎになり兼ねないからやめてね」
セリカ「相変わらず煩悩まみれね、リーフは…」
アルム「お風呂っていえばさぁ昔、僕達年少組は兄さん姉さん達と一緒にお風呂入ってたよね。小学低学年くらいまでだったかな?なつかしいね」
ロイ「僕はよくエリウッド兄さんとお風呂入ってたな〜」
アルム「エリウッド兄さんが帰り遅くて代わりにヘクトル兄さんがきみをお風呂に誘った時は必ずといっていい程泣き喚いてたよね」
マルス「なんだかんだ言って、きみもエリウッド兄さん大好きっ子だった訳だ」
ロイ「…ほっといてよ!」
セリカ「セリスはシグルド兄さんにべったりだったわね、「マミーちゃんとおにいちゃんとセリスではいるの!」って毎日言ってたの覚えてるわよ」
セリス「そ、そうなの!?そんなの覚えてないよぅ…」
マルス「シグルド兄さんの他にはセリカとリン姉さん以外の姉さん達ともよく入ってたね。最も、当時の姉さん達はきみを完全に「女の子」だと思ってたからに違いないけど」
リーフ「エイリーク姉さんは体型があんまりきみと変わんなかったんだよね、まぁ今も大平原ぶりは変わn…」
ロイ「うわ、どっからともなくジークリンデが!」
リーフ「この人でなしー!」
セリカ「私は今も昔もアルムだけよ…他の兄さん達と入るなんて、考えられないわ」
アルム「僕も今も昔もセリカだけだよ…姉さん達と入るなんて、考えられない」
ティルフィングノツイゲキ!ワーナンデボクイガイダレヒトリアタラナインダヨヒトデナシー
マルス「(べ、別に僕は今もリン姉さんと一緒にお風呂に入りたいなんて思ってないんだからなっ!)」

なんとなく思いついただけ

103 :
エフラム「リーフよ。何か勘違いしてるようだから言う。公衆浴場の場合、異性の子供連れで入浴が許されるのは都道府県条例によって異なるが最高でも12歳未満だ。したがって俺は逮捕される筋合いはない。逮捕される筋合いはない。
      そして…お前にお姉さんと一緒に風呂入る権利など初めから無いということになる。常識的に考えてみろ。子供は一人で風呂入ると誤って溺れたり事故の危険があるから俺が一緒に入って保護せねばならぬが大人は一人で入れるだろうが」

104 :
>>101
エフラム「………」
サラ「…ちょっといい?」
エフラム「何だ?」
サラ「もしかして、私の胸見てない?」
エフラム「そ、そんなわけないだろ」
サラ「でも、兄様の視線を考えると…」
エフラム「お前と俺の体格差だと、お前を膝に乗せると視線を下げないとお前が見えないから仕方ないだろ。決してそれ以外の意図は無い」
サラ「別に見たいなら見ても…」
エフラム「そういう恥じらいのない冗談は止せって」
サラ「恥ずかしくないとかじゃないの。私は兄様になら見られてもいいって思ってるだけだから」
エフラム「だからそういう冗談をを言うのは止めておけ」
サラ「…まあ、いいわ」
エフラム(こいつは…最近は今まで以上に遠慮がなくなってきている気がするな…今もこうだしな。
      そういえば膝に乗せるとかベッドに忍び込んでくるときに何かいい匂いがするような…って俺は何を考えているんだ。
      どうせシャンプーの香りとかだろうに、全く…)
サラ(もう襲ってくれていいのに…もっと過激にやらないとダメなのかな)

105 :
お風呂ネタときいてなんとなく力の○りゴーゴゴーのあのコーナーが浮かんでしまったので投下。
リン「はぁー。」
エイリーク「?…どうしたのですか、リン」
リン「あ、姉さん。実はこのワンピース、かわいいから欲しいなぁって思ってるんだけど」
エイリーク「…確かに、リンは背が高いし足も長いからすごく似合うと思いますよ」
リン「うふ、ありがとう。でもね、問題はお金なのよ…。今月は買い込み過ぎちゃって、実をいうと御小遣いすっからかんなの」
エイリーク「我が家はお金の面で色々事情を抱えていますからね。エリウッド兄上の胃痛の事を考えればあまり無茶な事は言えませんよね」
リン「そうよね…。でも…あーなんかモヤモヤするなぁ!」
エイリーク「……ねえ、リン。話は変わってしまうんですけど私、この間倉庫で探し物を探している途中にこんな物を見つけたのですけれど…」
リン「なぁに、これVHS?わー懐かしいわねぇ。ビデオテープなんてセリスやロイ達の世代じゃきっと知らないわよ!」
エイリーク「…リン…その台詞は年寄り臭いです…。あなただってまだ10代でしょう…?」
リン「!…そ、それもそうね!で?なんの映像が撮られてたの?」
エイリーク「ミカヤ姉上の部屋にビデオデッキがありましたから部屋をお借りして、一緒に見に行きましょう?」
(兄弟家居間)
エイリーク「…ミカヤ姉上。少し部屋をお借りしてもよろしいでしょうか?」
ミカヤ「ええ、構わないけどどうしたの?」
リン「倉庫でVHSを見つけてね、家じゃビデオデッキなんて残してるの姉さんくらいだし」
ミカヤ「VHS…?……ああ、DVD?とかいうのにとって変わったテープかぁ。
ええ、どうぞ。私も使い方がよく分かんないからシグルドに買って貰ったっきりだけどね」
リン「ありがと姉さん!」
ミカヤ「…お姉ちゃん仕事上がりで疲れてるからちょっと寝てるわね…。何かあったら呼んで頂戴…」
エイリーク「ええ、ゆっくり休んで下さい姉上」
(ミカヤの部屋)
リン「それにしてもなつかしいなぁ!昔はヘクトルやエフラム兄さんと一緒に『ダイケンジャー』アニメ何回も録画しては見てたんだよねー」
エイリーク「…リンは機械に強いんですね、私録画の仕方とか全然分からないです」
リン「姉さんはアニメとか全然見なかったもんね、知らなくてもしょうがないわよ。…じゃあ、再生っと」

二人がwktkしながら見たVHSに録画されていたのは、10数年前にFETVで放送されていた武器耐久の限りゴーゴゴー内企画の一つ、
『おねだり風呂』の映像だった。このコーナーは年頃の娘(大体10代後半くらいの一般紋章街住人)が自分の父親の入浴中にバスタオルを纏って乱入し、
混浴して欲しいものをおねだりするという企画だったのだが。
その手の事には過敏な年頃である三女と四女。同世代の娘のあられもない姿を見て顔を真っ赤にしながら開始早々2分でビデオを消してしまった。

エイリーク「……//」
リン「…//だ、誰かしらね、こんなの録画してたの…」
エイリーク「日付が10年近く前になってましたからアイク兄上、はまずないとして…クロム兄上かシグルド兄上かしら?」
リン「ガチムチなお父さん目当てでエリンシア姉さんが撮った可能性もあるわね…」
エイリーク「…ねえ、私思ったのですけど…リンは今、欲しい物があるのでしょう?でしたら…//」
リン「ま、まさか兄さん達の入浴中に!?だ、駄目よ!ヘクトル以外の兄さん達ならともかく、KINSHINなんて私にはとても…!」
エイリーク「私、思ったのですけれど…シグルド兄上、自分とのKINSHINに関しては特に何も言った事がないな…と思いまして。
      ですから、シグルド兄上とならば…もしかしたらこの番組の企画のように上手くいくかと…!」
リン「な、な、何言ってるのよ姉さん!」
エイリーク「…ワンピース、欲しいのでしょう?」
リン「ぐっ…!」

106 :
アイク「…風呂、上がったぞ」
エリウッド「それじゃあ早めに入ってこようかな」
シグルド「おう、ゆっくりあったまってきなさい」
ヘクトル「じゃあその次は俺だな」
エフラム「何を言ってる、俺が先だ」
ロイ「僕が先だよ!」
シグルド「ほらほら、仲良く順番決めなさい」
アルム「セ〜リカ♪」
セリカ「ア〜ルム♪」
シグルド「KINSHIN混浴は許さんぞオアチャーー!!」
クロム「…おっと、危ない」
リーフ「ヒトデナシー!」
リン「(ソワソワ…//)」
マルス「うっわ、リン姉さん何そわそわしてんすかwさてはまた野性分が不足したとかで野性の血が騒いで…いだっいだだだだ」
リン「いちいち思った事をすぐ口に出さない!(何緊張してるのよ私!小さい時はオシメを変えて貰ってたのは勿論、お風呂にだって普通に入ってた間柄じゃないの…!)」

セリス「…上がったよ〜」
シグルド「ふぅっふぅ…!…ようやく観念したかKINSHINバカップルどもは…。しかし、疲れたな…。
     せっかくだ、風呂でさっぱりとしようじゃないか!」
エリウッド「襖の風通しがよくなって蝶!サイコウウウウウウ!!バタッ…」
ロイ「ああっ!エリウッド兄さんが吐血しながら倒れた!」

ガラガラ…バタン!
『兄さん…入ったみたいね…。呑気に歌まで歌っちゃって、全く警戒してないわね…。
それじゃあ私も早いとこ着替えて例の作戦といこうかしら…。
バスタオルを纏ってとはいえやっぱりちょっと…恥ずかしいわね。あの番組に出演した女の子達、一体どんな気持ちで浴室に入って行ったのかしら…
なんて…私には実の父さんがいないし分かんないか…』
身を纏う衣服を脱ぎ去り、体にバスタオルを巻こうとした時…

107 :
エリンシア「…シグルド兄様〜、バスタオルがびしょびしょでしょうから新しいバスタオルを……
      !!ってリンちゃん!あなた何を…んむっ!!」
咄嗟に次女の口を塞ぐリン。シグルドが気づかぬよう警戒しながら、姉の耳元でそっと囁く。
リン「え、エリンシア姉さん!こ、これには事情があるの!実は…」
エリンシア「そ、そういうことでしたの。それにしてもその番組、なつかしいわねえ。
      あれは確か、私が中学校に上がるくらいの年にやってた番組だったかしら」
リン「(あれ、やっぱりエリンシア姉さんが…)」
エリンシア「シグルドお兄様にワンピースのおねだり…うまくいくことを願ってますわ。がんばってね」
笑顔で静かに去っていく姉を見届けた後、バスタオルを体にきつく纏ったリンは覚悟を決めて浴室の扉を開いた。
がらっ
シグルド「…ん?風呂場に忘れ物でもしたのかセリス……!?ってリン!ど、どうした入浴中に突然!」
リン「//…父さ…いえ、たまには兄さんの背中でも流してあげよっかな…なんて思って…」
シグルド「…む…そ、そうか。まぁ、そんな格好でいては寒いだろう。掛け湯をしてすぐ湯船に入りなさい」
リン「う、うん…」
ざぶーん
シグルド「……」
リン「……//」
扉の方に向かって仲良く並んで座った状態で、数分時が流れる。
リン「(き、気まずい…!どうしよう…なんか喋る事考えてから入ってくるんだった)」
シグルド「…リン」
リン「ぇ!…な、何!?」
シグルド「ここ数年仕事が忙しくて全然気付かなかったが、お前も綺麗になったな」
リン「えっ…!」
シグルド「小さい頃のお前ときたらヘクトルやエフラムと組んで家の壁に落書きはするわ、ちっとも大人しくしてないわ…。
     こうしてお前と風呂に入る時ですら苦労したものだぞ?
     まあ、末弟のロイも中学生…今や懐かしい出来事だが、な…」
リン「シグルド兄さん…」
シグルド「ヘクトルやマルスはよくお前の事を老け顔だとか、野性児だとかからかっているが、本当は照れ臭いだけだ。
     お前は元気で美人な、私の自慢の妹だよ。それだけは自信を持っていい」
ザバッ
リン「あ!…兄さん、背中流すから!」
シグルド「そうか、悪いな」
リン「兄さんの背中、すごい大きいね…これが私達兄弟にとっての「父の背中」っていうものなのかなぁ。シグルド兄さんやミカヤ姉さんはともかく、私達には父さんや母さんの記憶なんて殆どないから…」
シグルド「私もまだまだ未婚の半人前。父上に比べたら及びもしないのだろうが、そうかお前にそう言って貰えると嬉しいな。
     学生のお前達にはまだまだ満足な生活をさせてやれてないからな、今は少しでも早く昇格してお前達や姉上に楽をさせてやるのが夢であり目標だよ」
リン「…」

108 :
(兄弟家居間)
リン「…はぁ」
エリンシア「あ、おかえりなさいリンちゃん。どうでした?」
セリカ「リン姉さん、あのシグルド兄さんと混浴だなんて私びっくりしちゃった!怪我してない?無理しないで言ってね?」
エイリーク「リン?どうしたのですか、元気ないみたいですけれど」
リン「…ううん、なんでもないの!…無理もないよね…私達、兄さん達に養って貰ってる身だし我儘ばかり言えないよね…」
(台所)
シグルド「…はぁ、さっぱりした。さて、冷蔵庫に冷やしたビールが入れてあったな。早速一杯いくか!
     ん?あれ…ない…?クロム、アイク。お前達、冷蔵庫に入れておいたしっこくプレミアムビール知らないか?」
クロム「いや、夕飯も済んだし誰も冷蔵庫なんていじってないはずだぞ?アイク兄さんは夜のトレーニングに出掛けたようだしな」
シグルド「そうか、妙だな…」
(再び兄弟家居間)
マルス「……」
ロイ「(ね、ねぇアルム兄さん。なんでマルス兄さんあんなに不機嫌なの?)」
アルム「(さ、さぁ?でもあの様子だとリン姉さん逸々の可能性高いね)」
シグルド「おう、お前達。私のしっこくプレミアムビールが何処にあるか知ってるはず、ないよな?」
ロイ「ビール?僕達未成年だし盗み出したりなんかしないよ」
アルム「僕達が飲んでるのはココアだよ」
シグルド「そりゃそうか、マルスは?」
マルス「…知りませんよ」
シグルド「本当に?」
マルス「知 り ま せ ん よ!」
ロイ「(…これってまさか今回の不機嫌の理由シグルド兄さん?)」
アルム「(え…そんなまさか…)」
(数日後)
ハール「…宅急便でーす、ハンコお願いしまーす」
エリンシア「はいはーい。あら…これは…?」

リン「ただいまー」
エリンシア「おかえりなさいリンちゃん。お部屋に行って御覧なさい。素敵な贈り物があるわよ」
リン「え…何々!?私、通販なんてパソコンがないから使わないんだけど…心配だわ…」
エリンシア「うふふ…」
(リンの部屋)
リン「これって…私が欲しがってたワンピース…!でもおかしいわね…家でパソコンなんて置いてるのシグルド兄さんの部屋くらいだし…
   !…まさか…」

(グランベル商社)
キーンコーンカンコーン
アレク「…っしゃー!今日は珍しく定時上がりだぜえええ」
ノイッシュ「シグルド様、今日は我等三人で久々に飲みに行こうと思ってるんですがご予定がないならどうでしょう?
      たまには一緒に…」
アーダン「あ、もちろん奢ってくれなんて無茶ぶりはしませんよ!」
シグルド「いや、すまんな。私は少し残っていくよ、お疲れ」
三人「御先失礼しまーす」
シグルド「(…リンディス、喜んでくれてるといいな…)」
終わり。

109 :
>>99
51スレも続いてる長寿スレだし、職人さんも度々入れ替わってる事も背景にあると思う。
ちなみに自分は日常ネタで書こうとすると昔に出たネタとモロ被りしてないか時々不安になる。
他の方も大なり小なりその点は気になるのでは?

110 :
リンとシグルド兄さんとは珍しい組み合わせだな乙

111 :
唐突だが自分の家に風呂が無かったらどうする?
銭湯しかないわな。今時風呂無しトイレ共用のアパートってどうよ……
まぁその分家賃安いからいいんだけどよ。
糞社長のド安い給料じゃせっまいボロアパート暮らしがせいぜいなんだぜ。
くそが!早く貴族に成り上がってこんな生活おさらばしてやる!
……立身出世劇の主人公ってこういうハングリー精神強くて頑張ってのし上がるもんなんだが…
なかなかうまくいかねーよぉ……
さりげに風呂ネタに便乗する俺はイリオス。FETVのスタッフなんてやってたりする。
今日は仕事終わりに銭湯に回ってるんだぜ。
財布の中身はあと500Gか……
銭湯代が一回350Gだから…明日からは川で水浴びするしかねーのか……
辛いようだが…逆に考えてみよう。
FEの世界観ってやつを……中世元ネタにしてるし、あの時代なら風呂なんてそうそう入りやしないわけだ。
まして軍隊、行軍して野宿やキャンプ三昧だろーから風呂の機会はめっちゃ少ないと思われる。
そう考えてみりゃ風呂に入れなくなって川ですませるってのは結構原作準拠なんじゃね?
イリオス「…おう、そうだ。その通りなんだぜ。なら貴重な350Gを出費することはないよな。川だ川。川で我慢しよう」
金が惜しくなった俺は回れ右した。
そして近所の川へと来たわけだ。
橋の下を選んだのは俺の良心だな。裸を世間様に晒す度胸はさすがにねえ。
どっかの葉っぱみたいに葉っぱ一枚で街を練り歩くような変態と一緒にしないでくれ。
イリオス「誰もいねーな?よし、ささっとすませちまおう」
そうして俺はさっそく服を脱いだ。
地の文で詳細な描写はしないぞ。野郎の誰得状態、ちっとも読者サービスにゃならねえからな。
アイククラスにガチムチなら一部の変態淑女得だしメタボマンならビ ラ ク得かもしんねーが…
あれは例外だからね?男のきったねぇ裸なんて誰も喜ばないからな基本的に。
そうして川にダイブしようとして………
目の前に進んできたクルーザーと、船べりで硬直するお嬢様の姿を視界に見出したわけさ……orz

112 :
……………
…………………
………………………
フレッド「貴様!よくもお嬢様に汚い姿を見せてくれやがったな!」
…言葉遣いがいつもよか大幅に乱れてるぜフレッドさんよ……
いやこれ…タイミング悪いっつーか不可抗力だと思うんだが…
あんたらが丁度貴族様らしい船遊びしてるなんて庶民に想像つくか?
オルエン「//////////」
うん、すまない。俺も見せたかったわけじゃないんだ………orz
顔真っ赤にして俯くお嬢様を見てるとめっちゃ罪悪感が湧いてくる……
フレッド「まったく平民はこれだから…羞恥心が無いのか貴様は」
イリオス「るっせ馬鹿うっせ!金無いんだから仕方ないだろ!」
フレッド「自己研鑽を怠るから三流ブラック企業にしか入れないのだ。自業自得だ」
オルエン「え…えっとね。ちょっといいかしら?」
この執事さらっとうちの会社をディスりやがったな。
ブラックはまったくの事実だから仕方ねーけどよ。
って、オルエンの奴が何か言おうとしてるぞ?
フレッド「お嬢様、こやつは露出狂の変態です。近寄ってはなりませぬ!」
オルエン「…露出狂ってなあに?フレッド?」
フレッド「え、あ、い…うー……」
純粋培養教育の箱入りお嬢様だからなあこいつ…
でも結構好奇心は強かったりするわけで…
怒りと焦りの余りミスったなフレッドさんよ。
普段はこういうポカやらねーんだけどね。しゃあねえ助け舟出してやるか。感謝しやがれ。
イリオス「それよか何か言いたい事があるんじゃねぇか?」
オルエン「そうそう、イリオスのおうちにお風呂が無いならうちのお風呂を使えばいいじゃない」
フレッド「何をおっしゃいますお嬢様!?高貴なるシュターゼ家の風呂に平民を入れるなど…」
オルエン「でも困っている人を助けるのは貴族の義務って兄上が言っていたわ。ノブリスオブレージュの精神でしょう?」
フレッド「………む、むむ……」
すっげぇ嫌顔してやがるなこいつ…
平民平民言いやがって。そのうち貴族になってやるんだからな!
ま、なんにしてもありがてぇこった。遠慮なく世話になるんだぜ。
…こういう厚かましさが庶民的なのかもしんねーが…

113 :
と、いうわけで俺はただいまシュターゼ家の風呂につかってるわけだ。
湯気で湯船の淵すら見えなくなってやがる…どれだけ広いの…湯船だけで俺のアパートがまるごと何件か入りそうな広さなんですけど……
この湯もなんか…ちょっと硫黄の香りがするっつうか…
もしかして温泉引いてるのかこれ?
近い将来俺もこのレベルの貴族になりたいぜ………
しっかしまぁ…悪い気はしないぜ。
その…なんつーの? 過去ネタからも感じるわけだが俺とオルエンは結構仲良かったりするわけで。
もしかしたら…「背中流してあげる…」なんて展開を期待しちゃったりしてもいいんだろうか?
うん、想像するくらいなら自由だよな。これくらいは男の本能っつうか大目に見てくれ。
前に海行った時もそうだけど、あいつ、かなりスタイルがよかったりする。トラキアのキャライラストでもはっきりわかるくらい胸は大きいし。
そんなとこばっか見るなって?
うん、すまない。本能的に視線が行ってしまうんだぜ。
け、けどまあ…せっかくの風呂ネタだしそれくれぇの色気が求められてる。俺は激しくそう思うわけよ。
モニターの前の諸君もそうだろ?
いまんとこ野郎のむっさい裸しか出てねぇわけだし、このまま終わっちゃいけねえよな。
とかなんとか思っていたら湯気の向こうに人影が?
サービス展開キタコレ♪
フレッド「……なんだ平民。その喜びに満ちた顔は…」
イリオス「ちょ…おま…ちがうだろ!そこは違うだろ!男二人で風呂入って誰が喜ぶんだよ!」
フレッド「ばかもん!お嬢様に貴様ごときの背中を流させられるか!お諫めしてご自重いただいたのだ!そしたら変わりに私がという流れになってしまったのだ!」
イリオス「いらん!いらんわ!アーッは誰も求めてねぇ!ティニーだけだ!」
フレッド「誤解を招く言い回しはよせ貴様!私だっていやだ!」
そうして俺の風呂ネタはがっかりな結果に終わっちまったんだぜ…
どうしてこうなった…orz

114 :
ロイ・セリス「ただいま〜」
エリンシア「お帰りなさい、今日は仲良く二人で帰ってきたのね」
セリス「うん、たまたまロイと鉢合わせて一緒に帰る事に」
エリンシア「そう。明るいうちに帰ってきてよかったわ」

(居間)
マルス「……おかえり二人共」
ヘクトル「……モグモグガツガツ、ズズーッ!」
リン「ヘクトル食べんの早過ぎ、ちょっとは味わって食べなさいよ」
エイリーク「相変わらずヘクトル兄上は豪快にご飯を召し上がりますね…」
エフラム「…下品とも言うがな」
セリス「ヘクトル兄さん何食べてんの?カップラーメン?」
ロイ「…正確に言うとラーメンの残り汁にご飯入れて食べてるんだね…」
ヘクトル「おう、おかえり二人共!やっぱ醤油ラーメンの汁は飯に合うぜ〜!」
ロイ「………でもさ〜、味はいいだろうけどそれ炭水化物+塩分…ぶっちゃけ太るよね」
ヘクトル「っ…!」
ロイ「特にヘクトル兄さんみたいなピザでメタボな人が食べるってなると…ねぇ?」
エリウッド「…僕は見てるだけで胃がもたれそうだよ…うぷっ」
ヘクトル「…う、うるせぇっ!ピザでメタボは余計だろっ!」
セリス「へぇ〜噂では聞いてたけどよく見てみると美味しそうだねぇ、僕、カップラーメンの中だとシーフードが好きなんだけどご飯に合うかなぁ?」
ヘクトル「だろ?俺は醤油味でしか試した事ねぇけどシーフードもイケると思うぜ」
ロイ「セリス兄さんまで…。ヘクトル兄さんみたいになっちゃうよ…」
マルス「外道だよね、僕は食べたくないや」
リン「私もたまに食べるけどやっぱチリトマトのねこまんまが最高かな♪」
マルス「うわぁ…流石リン姉さん。通りで最近肉付きがいい訳だ」
リン「…何か言ったかしら?」
マルス「腕ひしぎ十字固めは…やり過ぎ、やり過ぎだって…アッー!」
(バキッ…)
ロイ「折れてはいけない何かが折れたような気がした…」
エリウッド「…リンディス、治療費馬鹿にならないんだから何もそこまでしなくとも…」

ヘクトル「やっぱラーメンの王道、醤油味が一番だぜ!」
エフラム「いいや、味噌だな!」
リン「チリトマトが一番!」
セリス「えー、シーフードが一番美味しいよ!」
ロイ「全部外道だよ…」
ユンヌ「もうじれったいじゃない、全部混ぜこぜにしちゃえばいいじゃん☆…いやぁぁぁメダリオンはだめぇぇぇ!」
あなたはラーメンの残り汁にご飯入れる派?いれない派?

115 :
クロム「ごはんにかける派はいないのか…」

116 :
ネタが被ったっていいじゃない!書き手が違うだけで別物になるんだし

117 :
ハーディン「カレー味のカップヌードルが一番美味しいだろう」
シグルド「確かにカレーライスのルーをいつもより薄めたと思えば割と…」

118 :
>>111
イリオス、ラッキータイムと思いきや…wwオチにワロタ

119 :
 TMR(of ephraim) 8 【Trial Moving as Replacemet(of ephraim)】 >>51-59の続き
エフラムがブタ箱に行きとなり、ブラッドは影武者として招集され、兄弟家(エフラム)の史実を学ぶのであった。
次の日から本格的に役割を果たそうとするのだが、終始奇想天外な出来事に圧倒される…
 ………
俺はブラッド、デイン地区のド田舎にある教会に住んでいて、暁の巫女と呼ばれるミカヤさんとも面識がある。
ローラという少女は、俺と同じで孤児であり幼いころから一緒に育った。俺にとっては妹同然だ。
だが彼女はかなりの天然で、あのフラグクラッシャー、アイク将軍でさえツッコミに回らせる程の強者だ。
外見は華奢であるが杖で殴るという武闘派だ。肝心な腕力はないが…。
杖ポコの腕前は言わずもがな、武器節約のスキルを確立させた偉大なやつだ。★1
そういうわけで平穏な暮らしをしていた俺だが、突如変革期を迎えることになる…
 ★1 【杖ポコ師範ローラ】第 35章 215−216,325−327,510−511
 ………
あの日(TMR5参照)…ローラと街まで買い出しに出かけていた時のことだ。偶然にもある人物、エフラムと出会った。
ローラが言うには俺とヤツは同族らしい。ローラは天然だから真に受けずスルーすることにした。
その後ローラは回復の杖をヤツに施したつもりだが…実際はバサークでさらなる騒動を引き起こしてしまった。
俺は見て見ぬふりをしてローラと一緒に教会に戻ることにした。
教会に戻るなり、司祭様は俺に客人が待っていると話され…早速会いに行くことにした。
待っていたのは例の暁の巫女…兄弟家長女のミカヤさんだった。
彼女は俺に“エフラムの影武者となって学校に通え”と言ってきた。何故かと聞き返すと…
“負傷しているが突然暴走しだしたから確保された。しばらく出てこられないから。留年するかもしれない”
と返って来た。自業自得と思ったがローラが引き金を引いてしまったのだろう…少し負い目を感じた。
だが白を切って拒否することにした。するとあれこれ理由をつけて俺を持ち上げてきた。
それでも頑なに拒否すると、ユンヌ…負の女神まで引っぱりだしてきて原作、黒歴史を再現させた。
確かに…ローラを逃がすために手引きしたり、説得で仲間になったけど…それはあんまりだ!
俺が絶望しているとそれに追い打ちをかけるようにローラがやって来た。
毎度のボケをかまし、俺が影武者なる目的はミカヤさんの妹達の誰かと恋人になるためと解釈した。
どうやったらそんな考えが生まれて来るか、俺にはさっぱりわからん。
負の女神はここだけ神様らしく俺の体の自由を奪って血の誓約書にサインをさせた。
これで交渉成立…俺はエフラムの影武者を強要されたことになった。
ショックで落胆しているのも束の間、ミカヤさんの家までワープで送られて夕食となった。
ミカヤさんの家族は10人以上の大家族であり、自己紹介しても名前が覚えきれなかった。
夕食中長男のシグルドさんは俺がここに来た理由…ローラの発想を鵜呑みにしてしまっていた。
末女を貰ってくれるからとすごく歓迎された。それでいいのか…不安を覚えた。
その後、一番来てはいけない奴…ローラが乱入してきた。アイク将軍も顔を引きつっていたのがとても印象に残る。
ローラがまた得意のボケをかました…「この中に俺の嫁がいないか」と。
兄弟家全員はげっそりしたが、シグルドさんだけは大いに喜んでいた。
赤い髪の女の子、セリカがローラに喰らいついてきた。
暴言を吐いたと思ったら、ローラは得意の天然で自分の良いように解釈した。
それがセリカに火に油を注ぎ、怒り狂ったセリカは魔法を唱えようとするがローラが阻止。
次は斬ろうとする、俺はローラの身を案じ止めようと仲介に入るがローラはいきなり帰って行った。
振りかえると突きの構えをしたセリカ…俺は串刺しにされたてしまった。
そして俺が目覚めたのは次の日の夕方、どうやら俺はまだ生きているらしい…
起きたのいいが、エフラムの歴史についての勉強会を受けるはめに、悪夢だ…
幾度か部外者が乱入してきたがその日を終えることができた。
生きているとは素晴らしいことだな…
 ………
&amp;#8195;

120 :
夜が明け、朝日が部屋全体に光が入る頃に俺は目覚めた。
そして太陽に感謝した。今日という日を無事に迎えられることを…
エフラムの部屋で寝ていた俺は神々しく飾られている無数の槍を発見する。
この家に来てから常に騒動続きで疲れきった俺は部屋に案内されるや否や、布団にダイブして熟睡してしまった…
よって部屋の概観を把握できていなかったため、今頃エフラム自慢の槍コレクションの存在に気がついたわけだ。
子どもが目をキラキラ輝かせた俺はもはや興奮を隠せなかった。
孤児であり、不詳の子である俺が扱える槍はせいぜい良くて銀製だ。
だがこの部屋には紋章町津々浦々の貴重な槍がある。
それにエフラムの代りということは、つまり今これらの所有者は俺だといえる。
影武者も悪くないと感得した。別に俺は現金な人間ではない事を釘を刺しておこう。
 ………
早速スレンドスピアEXを持ち出して庭で振り回した。
チートのかかったこの槍は、槍使いなら誰もが一度は欲しがるだろう。だが今は俺のモノだ…異論は認めない。
俺は人生で蝶!サイコー!に幸せな気分だったと思う。
いいねえ…実にいい。槍の性能、重み、感触を一人心行くまで堪能していたが…それも束の間、二人の大男があらわれた。
一人はアイク将軍、もう一人はピザ(ロイが連呼していたことが記憶に残った)…いう名だったか…?
「一昨日セリカに斬られたっていうのに、タフだな…気に入ったぜ。手合わせしてくれ!」
と、いきなり手合わせを願ってきた。
俺は一昨日死にかけた人間だと言いたかったが、元気に槍を振り回していた姿をバッチし見られていた。
そんなわけで相性の悪い斧相手に戦うことになった。ま、人生こんなもんだよな…ははは…
数回金切り音が鳴ったところで、ヤツは固い強い遅くない…というより速い…と俺は感じた。
ピザなのに性能はちょっと反則だろ…漆黒という前例で割と冷静さを保てた。
なんとかスレンドスピアEXの補正と胸を借りたおかげでなんとか凌ぐことができた。
「やはり、いい腕だな…次は俺と手合わせを願おう」
「…兄貴、結構できるぜ!」
ヘクトルは前座にでしかなく、ここで真打登場…やはり影武者なんて良くないと改めて戒めた。
チート補正が有りとはいえ…天空を喰らい気を失ってしまった。
武器が良くてもスキルがチートならどうにもならんし…
 ………
しばらくして意識を取り戻した後、汗を流そうとシャワーでも浴びようとした。
躊躇なく脱衣所に向かった…この時間だと誰もいないと思ったからだ。
だが俺の考えは甘かったようで、十数人が暮らしている兄弟家、ならこの時間にもシャワーないし風呂に入る者もいる。
脱衣所の戸を開けたら半裸の人間がいた。男ならまだ良かったが女だった。
これがラッキースケベですか、クロムさん?
俺の視界にはでっかいだぶるおーっが映っていた。髪は緑色…ならエリンシアさんか?
大人の彼女なら笑ってスルーしてくれるだろう(※この時俺は慈悲拷問を知らない)
よく見たら違っていた。自己紹介によればローラと同年代だと主張するが疑わしかしい四女のリンディス、
同年代にしては…いや俺より年上と言っても過言ではない円熟した体つきだった。
普段しているポニーテールを下ろしていたことから、俺はエリンシアさんと見間違ってしまったようだ。
“すまん…悪気はなかったんだ…”
デリカシーの無さを侘びて戸を閉めようとしたとき、彼女は有り得ない行動をとった。
「もう、気をつけてよ、ブラッドお兄ちゃん…はあと♪」
その言葉を聞くと、体中に拒絶反応を起こし意識が朦朧として…霞んでいく意識の中で俺は思った。
俺の中の妹像はローラのように華奢で守ってあげたくなる草食動物である。
だが彼女は打算的で獲物を狙う肉食動物…男を喰らう魔性の女のハイエナのようだった。
そうまでして妹という立場に拘るのか理解できなかい。
このHIGH PRESSUREを何とも思わないエフラムは只者ではい、ヤツは神か仏か?
果たして俺は代りを務めることができるのかと問い詰めながら昏倒した。
できればこのまま倒れたままでいたかった…

121 :
 ………
次に目覚めた時には朝食前だった。
手合わせしていた時にかいた汗は拭かれていたようで、何故か着替えもされていた。
おそらく誰かが施してくれたのだろう。だが問題は誰がしてくれたのかだ?
もしかしてリンかと思った…だったら俺は喰われるのか?
エリンシアさんがボッソっと言った。
「ブラッドさん、結構いいKINNIKUをお持ちのようですね。私的にはもう少しガチムチだったら尚良し。
 今度オスティアに紹介してあげますから、朝ご飯たくさん食べてくださいね!」
あんたかい!と心の中で突っ込んだが、男にされるものアレだ。俺にはそんな趣味はない。
といって年下の女の子達にさせるのは犯罪臭がする。よって彼女が一番無難だったと結論付けた。
 ………
(T)                          
  リーフシグセリカ     朝食だが、この一家はみんなで食べる習慣があるようだ。      
 ***     アルム   その方が家事をしてくれているエリンシアさん、ミカヤさんの負担が少なくなる、     
***       ***  当然と言えば当然か…  
***       ***  アイク将軍お手製大きな丸いちゃぶ台を一家全員で囲み、いただきますをする。  
***       ***  “ここで兄弟家の食事時の席配置における暗黙のルールを紹介してあげるわね♪” by ユンヌ  
 ***     ***   ちょうど今16人(今後の変動も有り得る)だから      
  *********     席を仮に東西南北の方向で表記しちゃうわ!
             まず家長であるシグルド (年齢的にはミカヤのほうだけど威厳をとるため)が座る席
(M)           …上座を{北}とするわ、シグルドの左隣にセリカ{北北東}、その隣にアルム{北東}、
  リーフシグセリカ     シグルドのもう一つの隣にはリーフ{北北西}が座るの (T) !
 ***     アルム   それから西に肉争奪戦、及び大食い組を集め、東にそれ以外の人が座るものとしているわ!
***       ミカヤ  東組の内わけはミカヤ、エリンシアが{東北東},{東}に座る。
***       ンシア  決まっていないのは時間をずらして食事をとるからね!
***       セリス  その左隣にセリス{東南東}、さらに隣にエイリーク{南東}、リン{南南東}、
 ***     エイリ   シグルドの真向いにはマルス{南}が座る(M)。
  ***マルスリン.     次に西組、マルスの隣にエリウッド{南南西}、その隣にロイ{南西}、
(R)           また隣にヘクトル{西南西}が座る。
  リーフ シグセリカ     それとリーフの隣は危険が伴うので丈夫なアイク{北西}が座るわ!    
 アイク     アルム   残ったエフラムとクロムはどちらでもいいけど、エフラムとヘクトルの仲を考慮すると、
エフラ       ミカヤ  エフラムが{西北西}、クロムが{西}に座る。これが基本的な席配置となっているわ(R)!
クロム       ンシア  たまにクロムかエフラムがセリスと交替しているときがあって、
ヘクト       セリス  ゲストが来た時はエリンシアの所に座ってもうことになっているわ!
 ロイ.     エイリ
  エリウマルスリン.
   リーフシグセリカ
 アイク      アルム
エフラ   固定   ミカヤ 兄弟家の基本的な配置を分析すれば、上座は固定されている。
クロム 俺系 私系 ンシア 上座から見て右側に俺系、左側に私系、下座に僕系が集まっている。
ヘクト   僕系   セリス 兄弟家の下座は安全地帯?
  ロイ.    エイリ
   エリウマルスリン.
だが今はエフラムがいない事もあり、たまには変わった席でも良いかということになった。
するとリーフは一目散に{南}の席を陣取った。それを見かねてセリカ、アルムはシグルドから離れようとする。
しかし、それは叶わずいつもの定位置に座らされたみたいだ。シグルドさんがいかにKINSINが嫌いか良くわかった。
リーフの席は鬼門らしく誰も座ろうとしない。
よって仕方なくエリンシアさん{北北西}、その横にミカヤさん{北西}が座ることになった。
上の姉妹の位置が決まるとクロムはその隣{西北西}にためらいなく座った(t)。
この人は姉属性に憧れているなと看破できた。人の趣味だ、あまりどうこう言うつもりはないが…
これで最も注意しなければならない場所は埋まった。そうなれば俺はどこでもいいと思った。
俺はとりあえず{東南東}に座ることにした…両隣の席は空白だ。だが俺の考えはまたしても甘かった。
さっき脱衣所でラッキースケベをかましてしまった四女リンが右隣{東}に座って来た。

122 :
(t)             どうやら俺は狙われてるのか?確かに歳相応に見えないって
   ンシアシグセリカ     言ってしまったことに根を持っているのだろうか…
 ミカヤ     アルム    これではまともに朝食がとれるかわからない…
クロム        ***  リンディスが座るとマルスが右隣に…
***        ***  アルムの左隣でもある{東北東}に滑り込んで来る。
***        ***  こいつも姉萌えか…クロム同様わかり易いというか魂胆見え見えだと思った。
 ***      ***   次にエイリークが座ろうとする…
   ***リーフ***     他の姉妹はもう席が決まっているので隣が女性になることはない。
(m)            となれば何処に座っても同じだろう…しかし何故か俺の隣{南東}に座ってきた。
   ンシアシグセリカ     ビックリしたがその席は元々の定位置だったみたいで、
 ミカヤ     アルム   俺は(エフラムにとっての)妹達に挟まれてしまった。
クロム        マルス エイリークの隣にセリスが{南南東}に座り、これで東側が埋まったこととなる(m)。
***        リン.  残りの面子は普段と同じ順で並んだ…これで今日の朝食の席が決まったことになる(r)。
***        オレ.  ………
 ***      エイリ  朝食を食べ始めるが、俺は緊張していた…両隣が年下の女性に挟まれているからだ。
   ***リーフセリス    今俺は人生に数回しかないと言われるモテ期に入っているのか?
(r)            なんというか両手に花ってやつか?ちがう、両手に妹か…
   ンシアシグセリカ    だが両方美人だ…ローラは可愛い系とするなら、エイリークは気品がある。
 ミカヤ     アルム   リンディスは以下略だ。
クロム        マルス 二人を八方目で見比べてみると胸の大きさに決定的な格差を感じた。
アイク        リン.  別に俺はローラを見慣れているからエイリークがまな板なのは何とも思わない…
ヘクト        オレ.  だからそれがエフラムだって?一緒にするな!これから成長するかもしれないだろっ!
 ロイ.      エイリ  そう考えながら無言で飯を食べていたが、リンが仕掛けてきた。
   エリウリーフセリス    同時に俺の頭にある歌が聞こえてくる…
ファーイアーエームブレム♪てーごわいシミュレーション♪↑
「ブラッドお兄ちゃんあーんして…」, 「………」
↑か(狩)ーってくるぞといーさまぁーしくぅー♪
また肝が冷え、先刻の絶望がぶり返して来た。
↑あーぶなくなったぁーら すぅーたこらにげろぉーっ♪
しかもリンディスの隣にいるマルスは“お前をR”と殺意をあらわにしている。
↑ナイちえしぼぉっーて だれひとりとして しなせはしない(嘘)♪
俺はまた斬られるのか?どうして飯を食べるだけで死人が出るんだこの家は!
↑ファーイアーエームブレム♪てーごわいシミュレーション♪
 かーってくるぞといーさまぁーしくぅー♪
リーフは俺の頭の中を察したのか、すごく清々しい顔で声をかけた。
「ブラッドさん、死人が出るのが兄弟家だよ!」
なんだろう…彼がいつも被害を受けているからか、その矛先が俺に変わったことを喜んでいるのだろうか?
この人でなしが!…食事の度にこんな調子だといつ死んでもおかしくないよな…
「主人公補正がかかっていると疲れないし、死なないんだよ。だから安心したほうがいいよ」
死なないってことは、生き地獄を味わうんだろ?そんなもの正直貧乏くじでしかない…
 ………
朝食をとった後、学校に行く準備をすることにした。昨日は休んでしまったが今日から登校する。
俺はエフラムよりすこし上背が高いため制服が合うかわからなかったが、エリンシアさんが朝食も間で仕立て直してくれた。
いつ俺のサイズを知ったのか疑問に思ったが、着替えさせれた時か…と納得した。
制服に袖を通し、髪型はエイリークが整えてくれた。
この家の住人スキル高すぎだろ…いや平民が持っていないだけだったな…
鏡を見なおすと髪の色が緑がかっているエフラムを確認した。これなら大抵のやつは欺けそうだ。
俺はエフラムの通っている学校に向かう。
普段は一人で行くらしいが…影武者の俺がばれないようにエイリークが付き添ってくれた。
席について授業を受ける。一応俺も田舎の高校を出ているから一度習ったとこの復習だ。
昼休みになると気障な弓使いが俺に声をかけてきた。それを見守っている天馬騎士もいた。

123 :
学校が終わって、俺は直ぐさま家(兄弟家)に帰ろうとするのだが、新たな女性達に捕まった。
“ファーイアーエームブレム♪てーごわいシミュレーション♪”
やけにフレンドリーな態度で接して来る…今の俺はエフラムだからしかたない。
内一人の名はターナ…え、あのヒーニアスの妹!?自称ライバルと言っている妹にまで好意を抱かれているとはね…
もう一人は身なりの良い娘だった。このノリ…ローラに似ている!
唯一違っているのはお嬢様ということだ、育った環境が良ければローラもこんなのになっていたかもしれない…
俺はまた振り回されるのか…ならその前に適当な言い訳して帰ろうとしたが…
“あーぶなくなったぁーら すぅーたこらにげろぉーっ♪”
お茶しないと誘われた。いや強引に連れて行かれた…その先は漆黒カフェ(TMR4,5参照)だった。
そこにはエイリークと紺色の髪の少女が給仕姿をして働いていた。
アルバイトしているのかと尋ねると、この前の騒ぎで壊した店の修繕費を払うためだ、そうだ。
「今日からその…この格好似合ってますか?」
恥じらいながら顔を紅潮させて言ってきた。普通に似合ってる、もう一人の女の子もすごく可愛いかった。
どうやらこのことを聞きつけた二人が冷やかしに様子を見にきたのであろう、俺はそれに巻き込まれたようだ。
席に着くとすぐにラーチェルはカメラのシャッターを切るのに忙しかった。こいつは百合属性か?
しばらくして漆黒が注文を聞きに来た…お前がオーダー取るのかよ!
まあ勤務初日からいきなりオーダー取らすのを問題だけどな…
「このメニュー表から注文を頼まれよ…」
銀色の乙女のロイヤルミルクティー 500G リフ茶          300G
漆黒烏龍茶            300G 実はいい紅茶       500G
緑(風笑)茶           100G 抹(殺)茶        200G
ハーブティー(オリウイ草)    400G 滅(殺)茶        時価価格
ハーブティー(葉っぱ)       88G 聖なる井戸水       売切御免
ハーブティー(貴族的)      500G アフアの雫        身程弁舞
アール(イイ男) グレイ       300G 青(髪ロード)汁     予約受付
ブレ(ン)ディ    200G
俺は平民なので一番安いハーブティー(葉っぱ)、ターナは実はいい紅茶、ラーチェルはハーブティー(貴族的)をそれぞれ頼むことにした。
この金持ちらが!と思っているうちに俺の注文の品が運ばれて来たのだが…俺は目を疑った。
風呂桶に熱湯が注がれ、そこにリーフが投入される…俗にいう熱湯コマーシャルだ。約一分、熱湯に漬けられた。
「ブクブクブク…(コノヒトデナシー)」
今朝のこともありイイ気味だと感じたのだが…
その後葉っぱはリリースされ、紺色の髪の給仕さんが浴槽のお湯をすくいカップに淹れなおした。
「どうぞ…」
どうぞ…と言われても、これを飲めと言うのか?あんなものを見せられた後で飲めるわけがないだろ!
しかもこれは葉っぱ…リーフの体のエキスだろ…誰が飲むんだよ!
「効能は疲労回復、滋養強壮などです…漢方の一種だと思ってお飲み下さい…」
…とエイリークが効用を説明してくれた。効果はありそうだが…我慢して飲み干した。
ぶっちゃけ家でも飲めるから損した気分になった。
次にターナの品が来た。出てきたのはさっきと同じ型の浴槽。熱湯が注がれ、嫌な感じしかしない…
学校で会ったヒーニアスが連れてこられ、リーフ同様熱湯に沈められる。ご愁傷様だ…
「助けて!エイリーク!」
ターナは茫然とした…無理もないな。彼のエキスが入ったお湯でポカラの里産の紅茶を淹れられた…
「お待たせいたしました…ターナ、実はいい紅茶です」
「飲めるか!!」
「飲まないのですか…ターナもお兄ちゃん子だし…」
いや、それ以前の問題だろ!エイリークも案外天然入っているのか?
ちなみにラーチェルはハーブティー(貴族的)には、ヴィオールが熱湯に漬けられていた。
「貴族的に風呂に入っていたのさ…」

こんなわけで俺のエフラムの影武者生活が始まった。
マジで手ごわいシミュレーション、兄弟家のみなさんは原作を頑張ってたんですか…
頭があがりません…
 ………
一方、エフラムというと…&#8195;

124 :
「僕達の学校にすごく謙虚なのに未知数の実力を持つ心の師ともいえる先生がいます!」
「あれは昔、相当ヤンチャをしていたに違いないけど…」
近くいたマルスが呆れた様子で口を挟むが、俺は続きを聞くことにした。
「学校の生徒がサムシアンに絡まれていた時のことです。迫りくる数百の賊を仁王立ちで受け止めました」
「絡まれていたのは事実だけど。何処で尾ひれが付いたのやら…」
数百も?大袈裟な表現になっているが…いや待てよ。個人の能力が高ければ賊など烏合の衆でしかないと言う訳か…
普通なら信じる筈もない武勇伝を真に聞き入れてしまった。
「その後、先生は槍の一振りで敵を空中に巻き上げ…」
なんと!?槍を極めるとそのような芸当もできるのか…
「とどめに空中に飛び上がり槍の一撃で遥か彼方へ吹き飛ばしたと」
「クリス、君が先生を尊敬していることは良くわかるけど、それは翼が生えて飛んでしまっているよ」
まさに並の人間に出来ることでない…まさに伝説だな。
だがその伝説をアイク兄上は数年後にはやってのけたのだった。
彼の話に興味を持った俺はドーガ先生に会いたい気持ちが高ぶる。
クリスの話によればこの夏休みドーガ先生はグルニアに武勇伝を作りに行っているそうだ。
ならそこに行くのが道理、先生の闘いをこの目でしかと見届けたい。
もちろん師としているデュッセル殿に失礼であるので、許可が下りればの話だがな。
許可は下りた。価値観を広めるのも兼ねて多方面の強さを見たほうがいいとのこと。
早速旅支度を済ませて旅立つ際、たいようも持ち出た。この槍も持っていると不思議と疲れが溜まりにくいからだ。
アカネイア地方までは移動手段は徒歩、これも鍛練の一つ、健脚を作ることも強くなるうえで重要である。
グルニアに向かう途中、俺はアリティアの森を横断していた時のことだ。
年齢はマルスくらいで桃色の髪をした一人の少女が泣いている所に遭遇する。
迷子だろうか?泣かれるのは困るが、孤独にされる恐怖は俺も昔体験したから良く伝わって来た。
弟妹がいてなだめるのには慣れているはずの俺だが、精一杯慰めの言葉を掛けたでも一向に泣き止まない。
少女の頭を撫でながら“俺が付いている大丈夫、君を必ず家族の元に戻す” と言うと泣き止んでくれた。
連れ戻すと兄貴面で啖呵を切ったのはいいが、森の中で地元の人間ではない俺は地理感には疎い。
道に迷ってしまい日も暮れ、その日は野宿をすることを決め、木の枝を拾い集め慣れた手つきで火を起こす。
俺は数日間の旅を見越して食料や水を用意していたので空腹には困らずに済んだ。前年の経験が大いに役立った。
日も沈み、夏といえど夜の森の中は多少冷える。俺は虫よけを兼ねて外套を少女に渡した。
俺は大丈夫だ、俺は強くならなくてはならないからな…
少女が眠りについた。その寝顔を覗くととても可愛らしかった。
しばらく俺は焚き火を見ながら一人考え事をしていた。
ふと空を見上ると…夜空には消えない灼熱の華達が命の輝きを魅せている。
とりわけ燦然に輝く三つの星が夏の大三角形が形成しているのを見つけることができた。
なぜ俺ができたのかって?最近授業で習った所だったので記憶が真新しいからだ。
その一つ、デネブを有するはくちょう座は特に頭に残っている。
白鳥の口の部分にあたる橙色と青色で構成され、コントラストの鮮やかな二重星…名は『Albireo-アルビレオ-』
橙色は太陽、青は月光…太陽と月…俺とエイリークという双子を連想させる星。
その星に興味を引いたから覚えていた。
顔を下ろし火に目を向け、去年のことを思い出していた。一年が経ち、強くなれたのか、未だに弱いままだろうか?
今、一年前のように賊や魔物に襲われたのならこの少女を守れることができるだろうか?
俺はまた殺してしまうのだろうか?一人おめおめと生き恥を晒してしまうのだろか?
いや、少女を庇い俺が死んでしまうということも
…俺は彷徨う暗い未来を想像してしまった。

125 :
順番訂正125⇔126
 …ブタ箱…
昨日はぐっすり眠れたな。続きを思い返すか…
十歳の夏、俺は得物を剣から槍に変えた。
俺が初めて手にした槍、名は『たいよう』…ビグミンが命と引き換えに昇華させた俺の宝物だ。
威力はグラディウスをも凌駕するほど名を馳せるほどだ。
しかし、その性能をもってしても一撃で魔人を倒すことが出来なかった。
子供の筋力なら仕方がないかもしれないが、魔物のように弱肉強食の世界では理由にはならない。
弱ければ死ぬそれだけのことだ、そこに種族といった垣根は存在しない。
後に俺は偶然にも槍を扱うユニティへの転昇、その恩恵により魔人を倒すことができた。
余談だが俺はミラ、ドーマの二神どちらも信仰していないが何故加護を受けることができたか…?
ミラ教に詳しいセリカに聞けば、
「これは兄さんがミラ教に入れと言うことよ」
と、半ば強引に勧誘して来たが断っておいた。当時、いや今もか…俺は力を求めるドーマ側の考えをしているからだ。
家に戻った俺はリオンの家の従者であるデュッセル殿に槍を指南して頂くことにした。
槍の師に言わせれば当初の俺は“槍の握り方も知らぬ有様、お世辞にも筋が良いと言い難かった”とのことだ。
昔見ていたアニメ…“モビルスーツ(武器)の性能差が戦力の徹底的差ではない”
という台詞に痛感したものだな。どんなに槍が一級品であろうが、扱う者が三流では宝の持ち腐れ…
才のない俺がたいようを扱ったとしても、取るに足りない相手でしかないと言うことだ。
これでは槍に失礼極まりない上、俺は託された念いを無駄にしてしまっている。
つまり、あの時魔人を倒せたのはミラ(愛)とドーマ(力)が加護によるものであり、
俺自身が強くなったわけではないことが自明の理だ。
己の技量、自身のポテンシャルが低さを認め、ならどうなれば強くなれるか考え、
技術は教えられるものではなく、奪う物という結論に至った。
なぜなら自ら手に入れようとする欲望こそが強くなる要因だと思ったからだ。
それに生きることも同じであり、生きることに貪欲になれば運命を変えられるはずだ。
俺はあの時転昇し運命を変えることができたのなら…出来るはずだと。
後日、師に手合わせを所望すると、開始と同時に俺は襲い掛かるように槍術を放つ。
奇襲だと?兵法なら常套手段、卑怯でもなんでもない。これは技を引きずり出すためだ。
俺の実力に合わせて基礎しか使わないだろうから、度肝を抜かさせ、奥の手を出さずにはいられない状況を作る。
その奥の手を看破し、自分のものにするという訳だ。
弟子は師に遠慮するものではないかと?
強くなるためには遠慮は不要だ。その遠慮が大切なもの守れなかったという言い訳にしたくない。
俺の術策通り、師は俺に教えていない技を放つ。しかし俺には槍の筋が見えないまま気絶させられ作戦は失敗に終わった。
それから定期的に槍の指南を受け、手合わせを申し込む。
その都度師が奥の手の技を繰り出すよう、機を見極め、攻撃をしかけたものだ。
家でも鍛練を重ねるのを怠らなかった。剣でやっていた三倍を日課としていたな…
槍も持ち始めてから約一年後のある日のことだ。
丁度夏休みであり、マルスが学校の友達のクリスを家に招待した時、
その時は炎天下で俺は庭で槍を突くことに精を出していた。
クリスは日々鍛練を欠かさない人間であり、マルスに言わせれば訓練馬鹿、脳筋、俺系主人公らしい。
彼も強くなる事を望んでいた。俺もそうであるからクリスとはウマが合い、話が弾んだ。
なら俺も脳筋だということか、認めたくないものだな…たしかに勉強は苦手だが。
彼の強くなるための秘訣は苦しい時こそ訓練すること…俺も納得できた。
鋼を鍛錬して強固にすると同じで、鍛練により心身を強くするからだ。
もう一つは謙虚な人になること…これには俺は首を傾げた。
そこからクリスは通っている学校の有名な先生話を持ち出して来た。

126 :
再び空を見上げると、消えない灼熱の華達は場所を移していた。
星達が一定の軌道(みち)で光を放ちながら走る…それは生きること、人生にも思えた。
俺にしてみれば、槍を貫くこと、極みを辿りつくことだ。
その一歩として伝説のドーガ先生の強さの極意を聞くため、グルニアに向かっている途中だったな…
なら躊躇している暇はない。立ち向かわなければ強くなれないからな。
俺は気の迷いを払拭させるため槍を振る。
槍を構え、迷いが消えるまでひたすら突くこと百以上、適度に汗をかいた頃には頭の中を無になった。
後に俺は地面に耳を当て、手が届く位置に槍を控え仮眠とり、夜明けに目を覚ます。
どうやら寝込みを襲撃される非常事態には至らなくて良かった。
支度を済ました後、再び俺は少女を連れて歩きだした…
その後、幸運にも少女の住む集落に辿り着き、無事家族に引き渡すことができた。
彼女の両親はとても心配していたのを見てふと思う。
親子か…俺には親を一度も会ったことが無いが、親に代わる人がいてくれている。
ミカヤ姉上にシグルド兄上…今まで守られて生きていたんだな…
なら早く一人立ちできるくらい、いや兄上姉上のように弟妹を守れるように強くならなくては…
そう心の奥に深く刻み込んだ。
礼代わりに食料と水を貰う他、グルニアまでの道を教えてもらった。
少し寄道をしてしまったが、俺に強くなるという意味を改めて考えさせてくれた。
そして伝説の教師…ドーガ先生に会うためグルニアに向かう…
 ………
クリス   「『全盛期のドーガ伝説』第28章 397…これがドーガ先生の武勇伝です」
マルス   「容量の関係で割愛させて頂きました」
クリス   「他にも某黒騎士に“見せてもらおうかアリティアの重歩兵の性能とやらを!”
       という挑発にも真っ向勝負で応戦し、“ええぃ!アリティアの重歩兵はバケモノか?”と驚嘆させた方です」
マルス   (ガン○ムですか…すまぬ仮面いや漆黒が○ャアってところか…)
クリス   「また、ベルクローゼンによる降り注ぐメティオを素手で持ち上げ、生徒達の窮地を救われたこともあります。
       この時先生は“こんな石っころ一つ、私の力で押し返してみせる!”、“重歩兵は伊達ではない!”
       という名言を残されました」
マルス   (その伝説は緑風が漆黒に勝つくらい飛んでしまっているよ…)
クリス   「メティオを持ち上げる…これは小指一本で十人を持ち上げる特訓の賜ですね!
       故に指十本で100人の重量に相当する重さを持ち上げることが可能…流石伝説の先生です!」
マルス   (もう突っ込むの諦めよう…)
クリス   「失恋を恐れて仮面を外すことができない某黒騎士に、心を鬼にして“情けない奴!”と檄を飛ばしたことも…」
ドーガ   「おーい、クリス、待ってくれ。私はそんなこと一つもやっていないが…」
クリス   「ドーガ先生は謙虚な御方だ、まるで飾ろうとはしない」
 ………
ティアモ  「夏の大三角形と言えば、こと座のベガは織姫星とわし座のアルタイルは彦星、私とクロム様ね!
       私の誕生日にだけ会えるだなんて、なんて悲しい恋物語なの!」
マルス   「(傲慢な自己理論だ)水をさしますが…そもそも結婚していて、両方二ートになったから別居させられた上で、
       年に一度だけ会ってもいいことになっただけですよ…刑務所で強制労働させられて面会が許される感じですけど」
ティアモ  「でもでも…離婚はしていないのよね!」
マルス   「まあ…そうなりますね」
ティアモ  「ならそれでいいわ!要は結婚しているかどうかよ!」
マルス   (エフラム兄さん(白鳥座)を含めて恋の大三角形になれば、面白い展開になるね)
 つづく…
>>88-90  代理投下して頂いた方、ありがとうございました。
>>96-99 相変わらずシグルド兄さんは詩人ですね!今後の展開に期待!
>>105-109 結局ビールは誰が飲んだのか?個人的にはマルスが自棄酒したと思うけど…
>>91   年中組でバンド組めるかも。エリウッド…ボーカル(&ギター)、エフラム…ベース(職人)、ヘクトル…ドラム(なんとなく)、
リン…ギター(遊牧民族は弦楽器引いているイメージから)、エイリーク…キーボード、他(足りない所を補う形で)
投稿順を間違えてすみません。

127 :
訂正版 (保管庫はこちらでお願いします)
 TMR(of ephraim) 8 【Trial Moving as Replacemet(of ephraim)】 >>51-59の続き
エフラムがブタ箱に行きとなり、ブラッドは影武者として招集され、兄弟家(エフラム)の史実を学ぶのであった。
次の日から本格的に役割を果たそうとするのだが、終始奇想天外な出来事に圧倒される…
 ………
俺はブラッド、デイン地区のド田舎にある教会に住んでいて、暁の巫女と呼ばれるミカヤさんとも面識がある。
ローラという少女は、俺と同じで孤児であり幼いころから一緒に育った。俺にとっては妹同然だ。
だが彼女はかなりの天然で、あのフラグクラッシャー、アイク将軍でさえツッコミに回らせる程の強者だ。
外見は華奢であるが杖で殴るという武闘派だ。肝心な腕力はないが…。
杖ポコの腕前は言わずもがな、武器節約のスキルを確立させた偉大なやつだ。★1
そういうわけで平穏な暮らしをしていた俺だが、突如変革期を迎えることになる…
 ★1 【杖ポコ師範ローラ】第 35章 215−216,325−327,510−511
 ………
あの日(TMR5参照)…ローラと街まで買い出しに出かけていた時のこと、偶然にもある人物、エフラムと出会った。
ローラが言うには俺とヤツは同族らしい。ローラは天然だから真に受けずスルーすることにした。
その後ローラは回復の杖をヤツに施したつもりだが…実際はバサークでさらなる騒動を引き起こしてしまい、
俺は見て見ぬふりをしてローラと一緒に教会に戻ることにした。
教会に戻るなり、司祭様は俺に客人が待っていると話され…早速会いに行くと、
待っていたのは例の暁の巫女…兄弟家長女のミカヤさんだった。
彼女は俺に“エフラムの影武者となって学校に通え”と要求するのに、何故かと聞き返すと…
“負傷しているが突然暴走しだしたから確保された。しばらく出てこられないから。留年するかもしれない”
と返答する。自業自得と思ったがローラが引き金を引いてしまったのだろう…少し負い目を感じが、
白を切って拒否することにした。するとあれこれ理由をつけて俺を持ち上げ来るのを頑なに拒否すると、
ユンヌ…負の女神まで引っぱりだしてきて原作、黒歴史を再現させる露わ荒技に出た。。
確かに…ローラを逃がすために手引きしたり、説得で仲間になったけど…それはあんまりだ!
俺が絶望しているとそれに追い打ちをかけるようにローラがやって来て、毎度のお馴染といえるボケをかまし、
俺が影武者なる目的はミカヤさんの妹達の誰かと恋人になるためと解釈した。
どうやったらそんな考えが生まれて来るか、俺にはさっぱりわからん。
負の女神はここだけ神様らしく俺の体の自由を奪って血の誓約書にサインをさせ、
これで交渉成立…俺はエフラムの影武者を強要されたことになった。
ショックで落胆しているのも束の間、ミカヤさんの家までワープで送られて夕食となるが、
兄弟家は10人以上の大家族であり、自己紹介しても名前が覚えきれなかった。
夕食中長男のシグルドさんは俺がここに来た理由…ローラの発想を鵜呑みにしてしまっていた。
末女を貰ってくれるからとすごく歓迎され、それでいいのか…不安を覚えた。
その後、一番来てはいけない奴…ローラが乱入、あのアイク将軍の顔を引きつったのがとても印象に残る。
ローラがまた得意のボケをかます…“この中に俺の嫁がいないかと”。
兄弟家全員はげっそりしたが、シグルドさんだけは大いに歓喜する。
それに対しセリカはローラに喰らいつき、暴言を吐くがローラは得意の天然で自分の良いように解釈した。
それがセリカに火に油を注ぎ、怒り狂ったセリカは魔法を唱えようとするがローラは阻止する。
セリカは次手に斬りかかり、俺はローラの身を案じ止めようと仲介に入るがローラはいきなり帰って行った。
振りかえると突きの構えをしたセリカに串刺しにされたてしまった。
そして俺が目覚めたのは次の日の夕方、どうやら俺はまだ生きているらしい。
起きたのいいが、エフラムの歴史についての勉強会を受けるはめに、悪夢だ…
幾度か部外者が乱入してきたがその日を終えることができた。
生きているとは素晴らしいことだな…

128 :
 ………
夜が明け、朝日が部屋全体に光が入る頃に俺は目覚めた、太陽に感謝した。
今日という日を無事に迎えられることを…
エフラムの部屋で寝ていた俺は神々しく飾られている無数の槍を発見する。
この家に来てから常に騒動続きで疲れきった俺は部屋に案内されるや否や、布団にダイブして熟睡してしまい、
よって部屋の概観を把握できていなかったため、今頃エフラム自慢の槍コレクションの存在に気がついたわけだ。
子どもが目をキラキラ輝かせた俺はもはや興奮を隠せなかった。
孤児であり、不詳の子である俺が扱える槍はせいぜい良くて銀製だ。
だがこの部屋には紋章町津々浦々の貴重な槍がある。
エフラムの代りということは、つまり今これらの所有者は俺だといえる。ライアンも言っているだろう。
影武者も悪くないと感得した。別に俺は現金な人間ではない事を釘を刺しておこう。
 ………
早速スレンドスピアEXを持ち出して庭で振り回した。
チートのかかったこの槍は、槍使いなら誰もが一度は欲しがるだろう。だが今は俺のモノだ…異論は認めない。
俺は人生で蝶!サイコー!に幸せな気分だったと思う。
いいねえ…実にいい。槍の性能、重み、感触を一人心行くまで堪能していたが…それも束の間、二人の大男があらわれた。
一人はアイク将軍、もう一人はピザ(ロイが連呼していたことが記憶に残った)…いう名だったか?
「一昨日セリカに斬られたっていうのに、タフだな…気に入ったぜ。手合わせしてくれ!」
と、いきなり手合わせを願ってきた。
俺は一昨日死にかけた人間だと言いたかったが、元気に槍を振り回していた姿をバッチし見られていた。
そんなわけで相性の悪い斧相手に戦うことになった。ま、人生こんなもんだよな…ははは…
数回金切り音が鳴ったところで、ヤツは固い強い遅くない…というより速い…と俺は感じた。
ピザなのに性能はちょっと反則だろ…漆黒という前例で割と冷静さを保て、
なんとかスレンドスピアEXの補正のおかげでなんとか凌ぐことができた。
「やはり、いい腕だな…次は俺と手合わせを願おう」
「…兄貴、結構できるぜ!」
ヘクトルは前座にでしかなく、ここで真打登場…やはり影武者なんて良くないと改めて戒めた。
チート補正が有りとはいえ…天空を喰らい気を失ってしまった。
武器が良くてもスキルがチートならどうにもならんし…
 ………
しばらくして意識を取り戻した後、汗を流そうとシャワーでも浴びようとする、
躊躇なく脱衣所に向かった…この時間だと誰もいないと思ったからだ。
だが俺の考えは甘かったようで、十数人が暮らしている兄弟家、ならこの時間にもシャワーないし風呂に入る者もいる。
脱衣所の戸を開けたら半裸の人間がいた。男ならまだ良かったが女だった…
これがラッキースケベですか、クロムさん?
俺の視界にはでっかいだぶるおーっが映っていた。髪は緑色…ならエリンシアさんか?
大人の彼女なら笑ってスルーしてくれるだろう(※この時俺は慈悲拷問を知らない)
よく見たら人違いで、自己紹介によればローラと同年代だと主張するが疑わしかしい四女のリンディス…
同年代にしては、いや俺より年上と言っても過言ではない円熟した体つきだった。
普段しているポニーテールを下ろしていたことから、俺はエリンシアさんと見間違ってしまったようだ。
“すまん…悪気はなかったんだ…”
デリカシーの無さを侘びて戸を閉めようとしたとき、彼女は有り得ない行動をとった。
「もう、気をつけてよ、ブラッドお兄ちゃん…はあと♪」
その言葉を聞くと、体中に拒絶反応を起こし、意識が朦朧とする中で俺は思った。
俺の中の妹像はローラのように華奢で守ってあげたくなる草食動物であり、
彼女は打算的で獲物を狙う肉食動物…男を喰らう魔性の女のハイエナのようだった。
そうまでして妹という立場に拘るのか理解できない。
このHIGH PRESSUREを何とも思わないエフラムは只者ではない、ヤツは神か仏か?
果たして俺は代りを務めることができるのかと問い詰めながら昏倒した。
できればこのまま倒れたままでいたかった…
 ………

129 :
次に目覚めた時には朝食前で、手合わせしていた時にかいた汗は拭かれていたようだ。
何故か着替えもされており、おそらく誰かが施してくれたのだろう。
だが問題は誰がしてくれたのかだ?もしかしてリンかと思った…だったら俺は喰われるのか?
エリンシアさんがボッソっと言った。
「ブラッドさん、結構いいKINNIKUをお持ちのようですね。私的にはもう少しガチムチだったら尚良し。
 今度オスティアに紹介してあげますから、朝ご飯たくさん食べてくださいね!」
あんたかい!と心の中で突っ込んだが、男にされるものアレだ。俺にはそんな趣味はない。
といって年下の女の子達にさせるのは犯罪臭がする…よって彼女が一番無難だったと結論付けた。
 ………
朝食だが、この一家はみんなで食べる習慣があるようだ。その方が家事をしてくれているエリンシアさん、ミカヤさんの負担が少なくなる。
当然と言えば当然か…アイク将軍お手製大きな丸いちゃぶ台を一家全員で囲み、いただきますをする。
“ここで兄弟家の食事時の席配置における暗黙のルールを紹介してあげるわね♪” by ユンヌ
ちょうど今16人(今後の変動も有り得る)だから席を仮に東西南北の方向で表記しちゃうわ!
まず家長であるシグルド (年齢的にはミカヤのほうだけど威厳をとるため)が座る席…上座を{北}とするわ、
シグルドの左隣にセリカ{北北東}、その隣にアルム{北東}、シグルドのもう一つの隣にはリーフ{北北西}が座るの (T) !
  リーフシグセリカ  (T)      
 ***     アルム        
***       ***    
***       ***    
***       ***    
 ***     ***         
  *********     
それから西に肉争奪戦、及び大食い組を集め、東にそれ以外の人が座るものとしているわ!
東組の内わけはミカヤ、エリンシアが{東北東},{東}に座る。決まっていないのは時間をずらして食事をとるからね!
その左隣にセリス{東南東}、さらに隣にエイリーク{南東}、リン{南南東}、シグルドの真向いにはマルス{南}が座る(M)。
  リーフシグセリカ  (M)
 ***     アルム   
***       ミカヤ  
***       ンシア  
***       セリス  
 ***     エイリ   
  ***マルスリン.    
次に西組、マルスの隣にエリウッド{南南西}、その隣にロイ{南西}、また隣にヘクトル{西南西}が座る。それとリーフの隣は危険が伴うので丈夫なアイク{北西}が座るわ!
残ったエフラムとクロムはどちらでもいいけど、エフラムとヘクトルの仲を考慮すると、エフラムが{西北西}、クロムが{西}に座る。これが基本的な席配置となっているの(R)!
たまにクロムかエフラムがセリスと交替しているときがあって、ゲストが来た時はエリンシアの所に座ってもうことになっているわ!
  リーフ シグセリカ  (R)   
 アイク     アルム   
エフラ       ミカヤ  
クロム       ンシア  
ヘクト       セリス  
 ロイ.     エイリ
  エリウマルスリン.
   リーフシグセリカ
 アイク      アルム
エフラ   固定   ミカヤ 兄弟家の基本的な配置を分析すれば、上座は固定されている。
クロム 俺系 私系  ンシア 上座から見て右側に俺系、左側に私系、下座に僕系が集まっている。
ヘクト   僕系   セリス 兄弟家の下座は安全地帯?
  ロイ.     エイリ
   エリウマルスリン.
だが今はエフラムがいない事もあり、たまには変わった席でも良いかということになった。
するとリーフは一目散に{南}の席を陣取った。それを見かねてセリカ、アルムはシグルドから離れようとするが、
それは叶わずいつもの定位置に座らされたみたいだ。シグルドさんがいかにKINSINが嫌いか良くわかった。
リーフの席は(俺も含めて)誰も座ろうとせず、よほどに鬼門なのだろう。
よって仕方なくエリンシアさん{北北西}、その横にミカヤさん{北西}が座ることになると、
上の姉妹の位置が決まるとクロムはその隣{西北西}にためらいなく座った(t)。この人は姉属性に憧れているなと看破できた。人の趣味だ、あまりどうこう言うつもりはないが…

130 :
   ンシアシグセリカ  (t)     
 ミカヤ     アルム    
クロム        ***  
***        ***  
***        ***  
 ***      ***   
   ***リーフ***  
これで最も注意しなければならない場所は埋まり、そうなれば俺はどこでもいいと思い、俺はとりあえず{東南東}に座ることにする。
両隣の席は空白、誰が来てもううだろう…俺の考えはまたしても甘く、
さっき脱衣所でラッキースケベをかましてしまった四女リンが右隣{東}に座って来た。
どうやら俺は狙われてるのか?確かに歳相応に見えないって言ってしまったことに根を持っているのだろうか?
これではまともに朝食がとれるかわからない。リンディスが座るとマルスが右隣、アルムの左隣でもある{東北東}に滑り込んで来る。
こいつも姉萌えか…クロム同様わかり易いというか魂胆見え見えだと思った。次にエイリークが座ろうとする。
他の姉妹はもう席が決まっているので隣が女性になることはない。となれば何処に座っても同じだろう。
しかし何故か俺の隣{南東}に座ってきた?驚いたがその席は元々の定位置だったみたいで、
俺は(エフラムにとっての)妹達に挟まれてしまった。エイリークの隣にセリスが{南南東}に座った、これで東側が埋まったこととなる(m)。
   ンシアシグセリカ  (m)     
 ミカヤ     アルム   
クロム         マルス 
***         リン. 
***         オレ. 
 ***      エイリ  
   ***リーフセリス
残りの面子は普段と同じ順で並んだ…これで今日の朝食の席が決まった (r)。
   ンシアシグセリカ  (r)    
 ミカヤ     アルム   
クロム         マルス 
アイク         リン. 
ヘクト         オレ. 
 ロイ.      エイリ  
   エリウリーフセリス   
朝食を食べ始めるが、俺は緊張していた…両隣が年下の女性に挟まれているからだ。
今俺は人生に数回しかないと言われるモテ期に入っているのか?
なんというか両手に花ってやつか?ちがう、両手に妹か…。
だが両方美人だ…ローラは可愛い系とするなら、エイリークは気品がある。リンディスは以下略だ。
二人を八方目で見比べてみると胸の大きさに決定的な格差を感じた。
別に俺はローラを見慣れているからエイリークがまな板なのは何とも思わない…
だからそれがエフラムだって?一緒にするな!これから成長するかもしれないだろっ!
そう考えながら無言で飯を食べていたが、リンが仕掛けてきた。同時に俺の脳裏にある歌が聞こえてくる…
↑ファーイアーエームブレム♪てーごわいシミュレーション♪
「ブラッドお兄ちゃんあーんして…」, 「………」
↑か(狩)ーってくるぞといーさまぁーしくぅー♪
また肝が冷え、先刻の絶望がぶり返して来た。
↑あーぶなくなったぁーら すぅーたこらにげろぉーっ♪
しかもリンディスの隣にいるマルスは“お前をR”と殺意を顕わにしている。
↑ナイちえしぼぉっーて だれひとりとして しなせはしない(嘘)♪
俺はまた斬られるのか?どうして飯を食べるだけで死人が出るんだこの家は!
↑ファーイアーエームブレム♪てーごわいシミュレーション♪
 かーってくるぞといーさまぁーしくぅー♪
リーフは俺の頭の中を察したのか、すごく清々しい顔で声をかけた。
「ブラッドさん、死人が出るのが兄弟家だよ!」
なんだろう…彼がいつも被害を受けているからか、その矛先が俺に変わったことを喜んでいるのだろうか?
この人でなしが!…食事の度にこんな調子だといつ死んでもおかしくないよな…
「主人公補正がかかっていると疲れないし、死なないんだよ。だから安心したほうがいいよ」
死なないってことは、生き地獄を味わうんだろ?そんなもの正直貧乏くじでしかない。
 ………
朝食をとった後、昨日は休んでしまったが、今日から登校するので学校に行く準備をすることにした。。
俺はエフラムよりすこし上背が高いため制服が合うかわからなかったが、エリンシアさんが朝食も間で仕立て直してくれた。
いつ俺のサイズを知ったのか疑問に思ったが、着替えさせれた時か…と納得した。

131 :
制服に袖を通し、髪型はエイリークが整えてくれた。
この家の住人スキル高すぎだろ…いや平民が持っていないだけだったな…
鏡を見なおすと髪の色が緑がかっているエフラムを確認する。これなら大抵のやつは欺けそうだ。
俺はエフラムの通っている学校に向かう普段は一人で行くらしい。
だが今日は影武者の俺がばれないようにエイリークが付き添ってくれた。
席について授業を受けたが、一応俺も田舎の高校を出ているから一度習ったとこの復習だ。
昼休みになると気障な弓使いが俺に声をかけてきた。それを見守っている天馬騎士がいた。
学校が終わり、俺は直ぐさま家(兄弟家)に帰ろうとするのだが…
新たな女性達に捕まり、またあの歌が聞こえてきた。
“ファーイアーエームブレム♪てーごわいシミュレーション♪”
やけにフレンドリーな態度で接して来る…今の俺はエフラムだからしかたないな。
内一人の名はターナ…え、あのヒーニアスの妹!?自称ライバルと言っている妹にまで好意を抱かれているとはね…
もう一人は身なりの良い娘だった。このノリ…ローラに似ているぞ!
唯一違っているのはお嬢様ということ、育った環境が良ければローラもこんなのになっていたかもしれない。
“あーぶなくなったぁーら すぅーたこらにげろぉーっ♪”
俺はまた振り回されるのか…ならその前に適当な言い訳して帰ろうとしたが…
お茶しないと誘われる…いや強引に連れて行かれ、その先は漆黒カフェ(TMR4,5参照)だった。
そこにはエイリークと紺色の髪の少女が給仕姿をして働いていた。
アルバイトしているのかと尋ねると、この前の騒ぎで壊した店の修繕費を払うためだ、そうだ。
「今日からその…この格好似合ってますか?」
恥じらいながら顔を紅潮させて言ってきた。普通に似合ってる、もう一人の女の子もすごく可愛い…
どうやらこのことを聞きつけた二人が冷やかしに様子を見にきたのであろう。俺はそれに巻き込まれたようだ。
席に着くとすぐにラーチェルはカメラのシャッターを切るのに忙しかった…こいつは百合属性か?
しばらくして漆黒が注文を聞きに来た…お前が取るのかよ!
まあ勤務初日からいきなりオーダー取らすのを問題だけどな。
「このメニュー表から注文を頼まれよ…」
銀色の乙女のロイヤルミルクティー 500G リフ茶          300G
漆黒烏龍茶            300G 実はいい紅茶       500G
緑(風笑)茶           100G 抹(殺)茶        200G
ハーブティー(オリウイ草)    400G 滅(殺)茶        時価価格
ハーブティー(葉っぱ)       88G 聖なる井戸水       売切御免
ハーブティー(貴族的)      500G アフアの雫        身程弁舞
アール(イイ男) グレイ      300G 青(髪ロード)汁     予約受付
ブレ(ン)ディ    200G
俺は平民なので一番安いハーブティー(葉っぱ)、ターナは実はいい紅茶、ラーチェルはハーブティー(貴族的)をそれぞれ頼むことにした。
この金持ちらが!と思っているうちに俺の注文の品が運ばれて来たのだが…俺は目を疑った。
風呂桶に熱湯が注がれ、そこにリーフが投入される…俗にいう熱湯コマーシャルであり、約一分葉っぱは熱湯に漬けられた。
「ブクブクブク…(コノヒトデナシー)」
今朝のこともありイイ気味だと感じたのだが…
その後葉っぱはリリースされ、紺色の髪の給仕さんが浴槽のお湯をすくいティーカップに淹れなおした。
「どうぞ…」
どうぞ…と言われても、これを飲めと言うのか?あんなものを見せられた後で飲めるわけがないだろ!
しかもこれは葉っぱ…リーフの体のエキスだろ…誰が飲むんだよ!
「効能は疲労回復、滋養強壮などです…漢方の一種だと思ってお飲み下さい…」
…とエイリークが効用を説明してくれた。効果はありそうだが…我慢して飲み干すが、
ぶっちゃけ家でも飲めるから損した気分になった。
次にターナの品が来た。出てきたのはさっきと同じ型の浴槽、熱湯が注がれ嫌な感じしかしない…
何故か学校で会ったヒーニアスが連れてこられ、リーフ同様熱湯に沈められる。ご愁傷様だ…
「助けて!エイリーク!」
ターナは茫然とした…無理もないな。彼のエキスが入ったお湯でポカラの里産の紅茶を淹れられ…

132 :
「お待たせいたしました…ターナ、実はいい紅茶です」
「飲めるか!!」
「飲まないのですか…ターナもお兄ちゃん子だし…」
いや、それ以前の問題だろ!エイリークも案外天然入っているのか?
ちなみにラーチェルはハーブティー(貴族的)には、ヴィオールが熱湯に漬けられていた。
「貴族的に優雅に風呂を堪能していたのさ…」

こんなわけで俺のエフラムの影武者生活が始まった。
マジで手ごわいシミュレーション、兄弟家のみなさんは原作を頑張ってたんですか…
頭があがりません。
 ………
一方、エフラムというと…
 …ブタ箱…
昨日はぐっすり眠れたな。続きを思い返すか…
十歳の夏、俺は得物を剣から槍に変えた。
俺が初めて手にした槍、名は『たいよう』…ビグミンが命と引き換えに昇華させた俺の宝物だ。
威力はグラディウスをも凌駕するほど名を馳せるほどだ。
しかし、その性能をもってしても一撃で魔人を倒すことが出来なかった。
子供の筋力なら仕方がないかもしれないが、魔物のように弱肉強食の世界では理由にはならない。
弱ければ死ぬそれだけのことだ、そこに種族といった垣根は存在しない。
後に俺は偶然にも槍を扱うユニティへの転昇、その恩恵により魔人を倒すことができた。
余談だが俺はミラ、ドーマの二神どちらも信仰していないが何故加護を受けることができたか…?
ミラ教に詳しいセリカに聞けば、
「これは兄さんがミラ教に入れと言うことよ」
と、半ば強引に勧誘して来たが断っておいた。当時、いや今もか…俺は力を求めるドーマ側の考えをしているからだ。
家に戻った俺はリオンの家の従者であるデュッセル殿に槍を指南して頂くことにした。
槍の師に言わせれば当初の俺は“槍の握り方も知らぬ有様、お世辞にも筋が良いと言い難かった”とのことだ。
昔見ていたアニメ…“モビルスーツ(武器)の性能差が戦力の徹底的差ではない”
という台詞に痛感したものだな。どんなに槍が一級品であろうが、扱う者が三流では宝の持ち腐れ…
才のない俺がたいようを扱ったとしても、取るに足りない相手でしかないと言うことだ。
これでは槍に失礼極まりない上、俺は託された念いを無駄にしてしまっている。
つまり、あの時魔人を倒せたのはミラ(愛)とドーマ(力)が加護によるものであり、
俺自身が強くなったわけではないことが自明の理だ。
己の技量、自身のポテンシャルが低さを認め、ならどうなれば強くなれるか考え、
技術は教えられるものではなく、奪う物という結論に至った。
なぜなら自ら手に入れようとする欲望こそが強くなる要因だと思ったからだ。
それに生きることも同じであり、生きることに貪欲になれば運命を変えられるはずだ。
俺はあの時転昇し運命を変えることができたのなら…出来るはずだと。
後日、師に手合わせを所望すると、開始と同時に俺は襲い掛かるように槍術を放つ。
奇襲だと?兵法なら常套手段、卑怯でもなんでもない。これは技を引きずり出すためだ。
俺の実力に合わせて基礎しか使わないだろうから、度肝を抜かさせ、奥の手を出さずにはいられない状況を作る。
その奥の手を看破し、自分のものにするという訳だ。
弟子は師に遠慮するものではないかと?
強くなるためには遠慮は不要だ。その遠慮が大切なもの守れなかったという言い訳にしたくない。
俺の術策通り、師は俺に教えていない技を放つ。しかし俺には槍の筋が見えないまま気絶させられ作戦は失敗に終わった。
それから定期的に槍の指南を受け、手合わせを申し込む。
その都度師が奥の手の技を繰り出すよう、機を見極め、攻撃をしかけたものだ。
家でも鍛練を重ねるのを怠らなかった。剣でやっていた三倍を日課としていたな…
槍も持ち始めてから約一年後のある日のことだ。
丁度夏休みであり、マルスが学校の友達のクリスを家に招待した時、
その時は炎天下で俺は庭で槍を突くことに精を出していた。
クリスは日々鍛練を欠かさない人間であり、マルスに言わせれば訓練馬鹿、脳筋、俺系主人公らしい。
彼も強くなる事を望んでいた。俺もそうであるからクリスとはウマが合い、話が弾んだ。

133 :
なら俺も脳筋だということか、認めたくないものだな…たしかに勉強は苦手だが。
彼の強くなるための秘訣は苦しい時こそ訓練すること…俺も納得できた。
鋼を鍛錬して強固にすると同じで、鍛練により心身を強くするからだ。
もう一つは謙虚な人になること…これには俺は首を傾げた。
そこからクリスは通っている学校の有名な先生話を持ち出して来た。
「僕達の学校にすごく謙虚なのに未知数の実力を持つ心の師ともいえる先生がいます!」
「あれは昔、相当ヤンチャをしていたに違いないけど…」
近くいたマルスが呆れた様子で口を挟むが、俺は続きを聞くことにした。
「学校の生徒がサムシアンに絡まれていた時のことです。迫りくる数百の賊を仁王立ちで受け止めました」
「絡まれていたのは事実だけど。何処で尾ひれが付いたのやら…」
数百も?大袈裟な表現になっているが…いや待てよ。個人の能力が高ければ賊など烏合の衆でしかないと言う訳か…
普通なら信じる筈もない武勇伝を真に聞き入れてしまった。
「その後、先生は槍の一振りで敵を空中に巻き上げ…」
なんと!?槍を極めるとそのような芸当もできるのか?
「とどめに空中に飛び上がり槍の一撃で遥か彼方へ吹き飛ばしたと」
「クリス、君が先生を尊敬していることは良くわかるけど、それは翼が生えて飛んでしまっているよ」
まさに並の人間に出来ることでない…まさに伝説だな。
だがその伝説をアイク兄上は数年後にはやってのけたのだった。
彼の話に興味を持った俺はドーガ先生に会いたい気持ちが高ぶる。
クリスの話によればこの夏休みドーガ先生はグルニアに武勇伝を作りに行っているそうだ。
ならそこに行くのが道理、先生の闘いをこの目でしかと見届けたい。
もちろん師としているデュッセル殿に失礼であるので、許可が下りればの話だがな。
許可は下りた。価値観を広めるのも兼ねて多方面の強さを見たほうがいいとのこと。
早速旅支度を済ませて旅立つ際、もちろんたいようも持ち出た。
この槍も持っていると不思議と疲れが溜まりにくいからでもある(毎ターンHP5回復する効果)。
アカネイア地方までは移動手段は徒歩でいく、これも鍛練の一つで健脚を作るため。
強くなるうえで足腰を鍛えるのは必要不可欠だからな。
グルニアに向かう途中、俺はアリティアの森を横断していた時のことだ。
年齢はマルスくらいで桃色の髪をした一人の少女が泣いている所に遭遇する。
迷子だろうか?泣かれるのは困るが、孤独にされる恐怖は俺も昔体験したから良く伝わって来た。
弟妹がいてなだめるのには慣れている俺のはずのだが、精一杯慰めの言葉を掛けたでも一向に泣き止まない。
少女の頭を撫でながら“俺が付いている大丈夫、君を必ず家族の元に戻す” と言うと泣き止んでくれた。
連れ戻すと兄貴面で啖呵を切ったのはいいが、森の中で地元の人間ではない俺は地理感には疎い。
道に迷ってしまい日も暮れ、その日は野宿をすることを決め、木の枝を拾い集め慣れた手つきで火を起こす。
俺は数日間の旅を見越して食料や水を用意していたので空腹には困らずに済んだ。前年の経験が大いに役立ったな。
日も沈み、夏といえど夜の森の中は多少冷える。俺は虫よけを兼ねて外套を少女に渡した。
俺は大丈夫だ、これも鍛練と一貫だ。
少女は眠りにつき、その寝顔を覗くととても可愛らしかった。
しばらく俺は焚き火を見ながら一人考え事をしていた。
ふと空を見上ると…夜空には消えない灼熱の華達が命の輝きを魅せている。
とりわけ燦然に輝く三つの星が夏の大三角形が形成しているのを見つけることができた。
なぜ俺ができたのかって?最近授業で習った所だったので記憶が真新しいからだ。
その一つ、デネブを有するはくちょう座は特に頭に残っている。
白鳥の口の部分にあたる橙色と青色で構成され、コントラストの鮮やかな二重星…名は『Albireo-アルビレオ-』
橙色は太陽、青は月光…太陽と月…俺とエイリークという双子を連想させる星。
その星に興味を引いたから覚えていた。

134 :
顔を下ろし火に目を向け、去年のことを思い出していた。
一年が経ち、強くなれたのか、未だに弱いままだろうか?
今、一年前のように賊や魔物に襲われたのならこの少女を守れることができるだろうか?
俺はまた殺してしまうのだろうか?一人おめおめと生き恥を晒してしまうのだろか?
いや、少女を庇い俺が死んでしまうということも…
俺は彷徨う暗い未来を想像してしまった。
再び空を見上げると、消えない灼熱の華達は場所を移していた。
星達が一定の軌道(みち)で光を放ちながら走る…それは生きること、人生にも思えた。
俺にしてみれば、槍を貫くこと、極みを辿りつくことだ。
その一歩として伝説のドーガ先生の強さの極意を聞くため、グルニアに向かっている途中だったな…
なら躊躇している暇はない。立ち向かわなければ強くなれないからな。
俺は気の迷いを払拭させるため槍を振る。
槍を構え、迷いが消えるまでひたすら突くこと百以上、適度に汗をかいた頃には頭の中を無になった。
後に俺は地面に耳を当て、手が届く位置に槍を控え仮眠とり、夜明けに目を覚ます。
どうやら寝込みを襲撃される非常事態には至らなくて良かった。
支度を済ました後、再び俺は少女を連れて歩きだした…
その後、幸運にも少女の住む集落に辿り着き、無事家族に引き渡すことができた。
彼女の両親はとても心配していたのを見てふと思う。
親子か…俺には親を一度も会ったことが無いが、親に代わる人がいてくれている。
ミカヤ姉上にシグルド兄上…今まで守られて生きていたんだな…
なら早く一人立ちできるくらい、いや兄上姉上のように弟妹を守れるように強くならなくては…
そう心の奥に深く刻み込んだ。
礼代わりに食料と水を貰う他、グルニアまでの道を教えてもらった。
少し寄道をしてしまったが、俺に強くなるという意味を改めて考えさせてくれた。
そして伝説の教師…ドーガ先生に会うためグルニアに向かう…
 ………
クリス   「『全盛期のドーガ伝説』第28章 397…これがドーガ先生の武勇伝です」
マルス   「容量の関係で割愛させて頂きました」
クリス   「他にも某黒騎士に“見せてもらおうかアリティアの重歩兵の性能とやらを!”
       という挑発にも真っ向勝負で応戦し、“ええぃ!アリティアの重歩兵はバケモノか?”と驚嘆させた方です」
マルス   (ガン○ムですか…すまぬ仮面いや漆黒が○ャアってところか…)
クリス   「また、ベルクローゼンによる降り注ぐメティオを素手で持ち上げ、生徒達の窮地を救われたこともあります。
       この時先生は“こんな石っころ一つ、私の力で押し返してみせる!”、“重歩兵は伊達ではない!”
       という名言を残されました」
マルス   (その伝説は緑風が漆黒に勝つくらい飛んでしまっているよ…)
クリス   「メティオを持ち上げる…これは小指一本で十人を持ち上げる特訓の賜ですね!
       故に指十本で100人の重量に相当する重さを持ち上げることが可能…流石伝説の先生です!」
マルス   (もう突っ込むのは諦めよう…)
クリス   「失恋を恐れて仮面を外すことができない某黒騎士に、心を鬼にして“情けない奴!”と檄を飛ばしたことも…」
ドーガ   「おーい、クリス、待ってくれ。私はそんなこと一つもやっていないが…」
クリス   「ドーガ先生は謙虚な御方だ、まるで飾ろうとはしない」
 ………
ティアモ  「夏の大三角形と言えば、こと座のベガは織姫星とわし座のアルタイルは彦星、私とクロム様ね!
       私の誕生日にだけ会えるだなんて、なんて悲しい恋物語なの!」
マルス   「(傲慢な自己理論だ)水をさしますが…そもそも結婚していて、両方二ートになったから別居させられた上で、
       年に一度だけ会ってもいいことになっただけですよ…刑務所で強制労働させられて面会が許される感じですけど」
ティアモ  「でもでも…離婚はしていないのよね!」
マルス   「まあ…そうなりますね」
ティアモ  「ならそれでいいわ!要は結婚しているかどうかよ!」
マルス   (エフラム兄さん(白鳥座)を含めて恋の大三角形になれば、面白い展開になるね)
 つづく…
ご迷惑おかけしてすみませんでした。

135 :
カイン「あの全盛期のドーガ伝説はどこから来たんだ?」
クリス「この槍の指南書を売ってくれたカシム殿から聞きました。
あれほどの偉業を持つドーガ殿の監修なので効果はお墨付きだと」
フレイ「……情報の吟味も教えるべきだったか……」

136 :
リリーナ「ちょっとスカウトに行ってくる」
ウェンディ「どんだけアーマー好きなんですか」

137 :
ヘクトル「あれ…俺の鎧がねぇ?どこに置いたんだっけっかな……」

リン「ねぇロイ…ヘクトルの汗臭そうな鎧なんか着てなにしてんの?サイズ全然合ってないんだけど…」
ロイ「別に…ちょっとクロム兄さんみたいに兵種変更してみたくなった…だけだよ。無性に。それにしてもウエストガバガバだね」
リン「そりゃそうでしょ…」
ロイ(アーマー…か…僕にもなれるだろうか…)

138 :
リリーナ「ロイったらわたしのハーレムに入りたいなんて。
わたしの魅力って罪だわ〜」
オージェ「どう思います?」
アストール「ロイの坊ちゃんに一番近い異性なのは確実だがね
それだけで纏まるほど男女ってのは分かり易く無いさ」

139 :
ましてやカオス上等のこのスレだからなぁ……。
そりゃメダリオンの女神様にとって住み心地もいいですわ。

140 :
リリーナ「やっぱり男性はアーマー纏う姿がそそるわ〜。ねぇゴンザレス、ガレット、あなた達ならアーマーだって着こなせるでしょ?」
ガレット「お嬢ちゃん…あんな鎧つけてたら山賊なんてできねぇって…」
ゴンザレス「逃げる時、重い…だめ」
リリーナ「もー、あなた達はもうオスティア家の従者でしょ、アーマー着てさっさとジェネラルにCCしなさい!あ、オージェも望むだけ食事だすからはやくお肉つけてね」
オージェ「生まれつきの才能ってもん考えて下さいよ…(ロイくんも大変だなコレ)」
リリーナ「アーマーはいくらいても困らないのよ!フレリア家のギリアムさんとかグレイル工務店のガトリーさんあたり引き抜いてこようかしら」
バース「姫…少しは自重なさって下さい…」
???「…………ねぇ…………」
キャッキャッワイワイ
???「……………あの…………」
アーマーサイコウヨー!
カラム「………あれだけアーマー好きなのに気づかないんだね……ボクって一体……」

141 :
リン「…はぁ。やっぱり目元が原因なのかなぁ…。父さんと母さんの誇り高き血には違わないけど…この間バスの運転手さんに「奥様」呼ばわりされた時は流石に女の子心に響いたなぁ…。私、まだ未婚だし、ピチピチな女の子なのに…」

エリンシア「まぁ、リンちゃん。暗い顔してどうしましたの?折角の綺麗なお顔が台無しですわよ。ほらほら、居間にいらっしゃい。もうおやつの時間ですし、お茶菓子でも一緒に召し上がりませんこと?」
リン「…私、羊羹が食べたいな」

エリンシア「ずずーっ(お茶を啜る音)」
リン「あー、やっぱり芋羊羹美味しいなぁ。うるさいヘクトル達は遊びに出掛けていないし…おかげでエリウッドが胃を痛める事なく安眠出来てるみたいだし、本当平和でいいわね〜。ずずーっ………って!何よこの老夫婦みたいなやり取り!」
エリンシア「…リンちゃん。ちゃぶ台返しとはなんと古典的な」
リン「冷静に振る舞ってる場合じゃないわよ!駄目よ駄目よこんな事してちゃ!確かに羊羹は美味しいし鶯が囀る中静かにお茶を啜るのは嫌いじゃないけど、これってなんか年寄りくさいわっ!」
エリンシア「……年寄りくさいだなんて…リンちゃんの口からそんな言葉を聞く事になるなんて心外でしたわ…」
リン「そういう姉さんだって趣味がまんまおばさま方だとかどうとか言われた事がっ…てごめんなさい、悪気はなかったのだけどつい…」
エリンシア「いいんですのいいんですの、世の中の殿方にはKINNIKUの魅力が伝わらないだけですわ…!」
リン「……そういえば私とエリンシア姉さんって共通点あるわよね…、いや、緑髪なのは勿論なんだけど…何より」

「実年齢で見られる事が(ほぼ)無いっていう共通点が…orz」

アルム「…はぁ、僕って本当はどっちなんだろう」
リン「あ、アルム?(というより一体いつからここにいたのよ)」
エリンシア「アルムちゃん、今日は珍しくセリカちゃんと一緒じゃないのね」
アルム「あ、二人共やっと気付いてくれた…。ねぇ、僕ってさ。青髪なのか緑髪なのか本当の所どっちだと思う…?公式イラストでは緑が多いけどゲームだと青だし…あぁ、それってやっぱりキャラが薄いから…」

リン「…私まだ15歳のピチピチの乙女なのに…」
エリンシア「オバンシアオバンシアって…」
アルム「みんな揃って存在感がないなんて馬鹿にして…」

サザ「…よぅ、元気でやってるか?」
アルム「あ、サザさん。ミカヤ姉さんに用?悪いけど部屋を訪ねてみてくれるかな…」
リン「……申し訳ないけど、私達三人だけにしてくれる?」
エリンシア「はぁ、憂鬱ですわ…」
サザ「…あ!今憂鬱だって言ったんよ、言ったよね?そんな今こそ心にYATTA!なんよ!」

アルム「どうしたのYATTAなんて言って、今日は葉っぱの日じゃないはずだよ?テンション高すぎて…正直鬱陶しいなぁ」
サザ「さては三人共今日がなんの日か気付いてないんよ、カレンダーをよく見てみるんよ」

エリンシア「5月、4日…?…あっ!」

エリウッド「…はぁ〜、毎度毎度のKINSHIN組は自重してるみたいで家が壊れないし平和だなぁ〜」

ドギャァァァ!

セリス「……今居間の方からすごい音がしたね」
ロイ「何気にシャレになってたのはあえて突っ込まないよ」
エリウッド「束の間の平和…蝶サイコー!」
クロム「ヘクトル、エフラム。またお前らか」
シグルド「KINSHIN以外で怒る気にはそうそうなれんが、お前達は確かにここ最近家の物を壊し過ぎだ」
エフラム「待て、今日は俺達じゃないぞ」
ヘクトル「毎度毎度トラブルメーカーみたいな目で見るのやめてくれよ兄貴」
マルス「…て事はリン姉さんかな、やれやれ。野生児は力加減てのを知らないから困る」
ロイ「…案の定居間がひどい有り様です」

142 :
ミカヤ「あ、みんな。こっちにサザ来てない?」
ロイ「サザさん?いや、見てないけど」
ミカヤ「待ち合わせの時間をとっくに過ぎてるのに、おかしいわね」
セリカ「ミカヤ姉さん、エリンシア姉さん知らない?家庭科の課題があって、ちょっと縫い方を教えて貰いたいと思ってたんだけど…。アルムもいないみたいだし…」
エイリーク「!…皆さん、見て下さいカレンダーを…!」
セリス「今日はみどりの日?…でもそれとこれとなんの関係が?」
マルス「今、いないのはエリンシア姉さんとリン姉さんとアルム…。おや、そう言えばリーフのいつもの台詞が珍しく聞こえてこないね」
アイク「リーフなら瓦礫の下敷きになってから救出してやったぞ」
リーフ「…エリンシア姉さんとリン姉さんとアルム兄さんの人でなしーっ!」
マルス「て事はやっぱりあの三人か。…普段あんまり一緒にいるって訳でもないし…、思い当たる節があるといえば三人の共通点くらいだけど…」
ヘクトル「共通点?…老け顔とかか?」
セリカ「何よヘクトル兄さん!エリンシア姉さんとリン姉さんはともかくアルムは老けてなんかないわ!…って、あっ!」
マルス「(ニヤニヤ)ヘクトル兄さん、セリカ。今エリンシア姉さんとリン姉さんが老け顔だと高らかに断言しましたね?」
ヘクトル「ま、ま、待て!髪が緑だと言おうとして口が滑っただけだぜ!決してリンが老けて見えるなんて事は…!た、頼む!マーニカティの錆びにされちまう、アイツに絶対言わないでくれ!」
セリカ「私もエリンシア姉さんが年齢の割にしっかりしてるって言おうとしただけで別にオバサンに見えるなんて…!アミーテ慈悲はいやぁぁ!」
マルス「どうしよっかなぁ…」
ロイ「(やっぱ悪魔だこの人…)」

(涙目グリーンの居酒屋)
リン「…へぇ、知らなかったわ。緑の日、上手く掛け合わせたものね。でも姉さんはともかく私やアルムは未成年なのに平気なの?」
サザ「平気なんよ、髪さえ緑なら未成年者はジュース飲み放題なんよ」
エリンシア「ぶっちょばして差し上げましゅわぁぁぁ!」
アルム「わぁ、エリンシア姉さん早速酔ってるね…(飲み放題なのは嬉しいけどセリカと一緒に来れないのが残念だな)」

143 :
レヴィン「おお、新入りか?飲めや飲めや死ぬまで飲み明かそうやお嬢ちゃん♪」
リン「い、いえ私未成年…ですから!」
シルヴィア「何よ〜レヴィン!浮気〜!?」
フュリー「女性に気安く触れるのは感心しませんよレヴィン様」
セティ「兄上…あなたという人は…」
アーダン「レヴィンみたいなイケメンは酒の勢いで簡単に女の子を口説けていいよな…ハァ、男はつらいぜ」
アレク「アーダンは固い、強い、遅いだけだモンな〜」
セシリア「……ロイがいないなんて」
ウォルト「ま、まぁ緑の日ですしパーッといきましょパーッと!」

ルゥ「飲み放題なんてツイてるよね僕達」
レイ「…ふんっ俺は別に来たくて来たんじゃないけどな」
ニノ「もう、そういうこと言わないの!」

オスカー「はい、一丁あがり!」
ボーレ「揚げ出し豆腐もつけとくぜ!」

ギィ「オスカーさんの美味い料理キター」
ヒース「俺も緑髪…だよな一応」
ムワリム「ここには初めてきたのだがやはり私のような者は…不釣り合いだろうか」
ドズラ「ガハハ!何を仰る、酒で気分も盛り上げていきましょうぞ!」
エリンシア「ムワリム様とドズラ様のKINNIKU…ハァハァ!鼻血が止まりませんわっ!」
リン「エリンシア姉さん楽しそうね…」
ラス「…リン」
リン「え!ら、ラス!?どうしてあなたがここに!?」
ラス「この居酒屋に、僅かながら草原の風を感じた…。お前もそうではないのか?」
リン「ラス…」
アルム「…エリンシア姉さんもリン姉さんもすごい楽しんでる件…、いや飲み放題は嬉しいけどさ」

5月4日…
ここ紋章街ではある時刻を境に緑髪の人物がほぼ同時に忽然と行方を眩ます一種の神隠しのような現象が起きるという都市伝説があるとかないとか。

サザ「涙目グリーンの居酒屋は不滅なんよ!」

みどりの日ということですまぬ。

144 :
エリンシアが暁で若返ったりした例やエリウッドやヘクトルがいきなり老けた例を見るに、十何年後はリンとエリンシアが一番若々しい可能性も有るがな。
(封印エリヘクはアラフォーです)

145 :
サラ「そそそそそそそれ以上言ったらだだだだだだめ。そそそそそそその秘密にふふふふれたらいけないえええええりんししししあああ姉さまは素でわかわかわかかかかかか…」
エフラム「何をそんなにガクガクブルブルしてるんだお前は?ああ見当が付いたぞ。恐い物見たさでホラー映画でも見たんだろう?」
サラ「そそ、そんな可愛いものじゃないわ。ととと、とにかく私はもういくから…」
エフラム「ん、そうか。寝る前にちゃんとトイレは行っておけよ」
サラ「ばば、バカにしないで。兄様の大好きな幼稚園児じゃないんだから。兄様の大好きな小学生なんだから。恐いからっておもらしなんて…」
エフラム「それもそうだな。悪かった」(肩ポン)
サラ「あっ今はだめっ!?」(チョロッ)
サラ「………………ぐすっ」
エフラム「…………………すまん」
サラ「もうだめお嫁にいけない。責任取って貰って頂戴…」
エフラム「したたかだなお前は…とにかく着替えて風呂で流さんと…ほら、両手を上げろ。脱がせてやるから」
リン「ちょっ…それだめっ兄さんそれだめっ!?」
エフラム「血相変えてどうしたんだお前は…漏らしてしまった子供を着替えさせるだけなのだが」
サラ「その単語連呼しないで…さすがにきついわ…」

前にサラ様が唯一エリ姉さんだけは苦手にしてるネタがあったが…
原因は見た目若返った秘密を知ってしまったとかそんなとこではないだろうか

146 :
サラ「……責任取って」
エフラム「いや、それはだな」
サラ「責任取って」
エフラム「わ、わかったよ。今度何か埋め合わせはする」
ミカヤ「あの子たち……」
シグルド「責任がどうとか……」
エフラム「最近俺を見る目が妙に生温かい気がするんだが」
サラ「何を今更って感じもするけど」

147 :
封印エリが老けたのは病気のせいだっつってんだろ!いい加減にしろ!!


ヘクトル?知らんな、そんなことは俺の管轄外だ
ヒゲさえ剃れば20年前とそんなに変わらない顔が出て来るんじゃない?知らんけど

148 :
遅れてしまいましたが、こどもの日ネタ?投下します。


早朝、アイクは庭で自主連に励んでいた。
アイク「ぬぅんっ!」
しかし無我夢中でラグネルを振るいすぎた故か、今日も衝撃波でリーフの部屋を粉砕してしまった。

「このひとでなちーっ!」
アイク「今のはリーフか?いや、それにしては声が甲高過ぎるような…」
ラグネルで瓦礫を除けながら、破壊されたリーフの部屋を捜索する。するとそこにいたのは…

「……こ、こ、こわいよぉぉ!けんもってるゴリラさんなんてこわいよぉぉ!たすけておねいたぁぁん!」
見た限り3、4歳くらいの茶髪の男の子だった。大の大人でもラグネルを片手に迫り来るアイクを見れば震えが止まらないのは当たり前の事。
アイク「すまん、怖がらせたな。ほら、剣はもうないぞ?出てこい!」
「いやいや〜!ゴリラさん、たべちゃいや〜!みかやねいた〜ん!」
アイク「ん?…今ミカヤ姉さんと言ったか?」
「…みかやねいたん、しってるの?ゴリラさん…」
アイク「知ってるも何も、俺はミカヤ姉さんの弟だぞ?……ところでお前、名前は…?」
「…りーふ…」

リン「(マルスのやつ、また勝手に私の私物をいじって…!)」
同じ頃、リンはひどくイライラした様子でマルスの部屋に向かっていた。
リン「(さてと、今日はどうしばいてやろうかしら。最近は関節固めも飽きてきちゃったしなぁ…)」
ガチャ!
リン「…マ〜ル〜ス〜!」
「ん…ねむねむ…だぁれ?……!リンねえちゃん、リンねえちゃ〜ん!」
リンの気配に気付いてマルスの部屋のベッドから駆けてきたのは幼稚園に通うくらいの年齢の青髪の男の子だった。
「リンねえちゃんおはよう、だいすき〜!」
リン「ちょ、ちょっと何この子!どうして私の名前を知って…、まさかマルスのやつシーダさんとの間に子供を!?」
「ねえちゃん、あさのたかいたかいしてくれなきゃやだ〜!」
リン「…分かった分かった、ほらほら高い高〜い!(と、とりあえずミカヤ姉さん達に相談してみようかな、そしてマルスは後でしばく)」

「…エリィィウッドォォ!貴様ぁぁぁ!」

リン「あれ?珍しくシグルド兄さんがエリウッドを叱ってる?どうしたのかしら…。ロイの部屋からだわ…」

リン「…ねぇ、一体なんの騒ぎなの?」
エイリーク「何でもエリウッド兄上が子供を連れてきたとかどうとかでシグルド兄上がひどく怒っておいでなのです」
リン「エリウッドが子供を誘拐!?そんな、我が家に第二の幼女ハンターが…。ああ、エリウッド…あなただけは常識のある兄だと私、信じてたのに…」
ヘクトル「見ろ、ロリコン!お前が日頃から幼女幼女言ってるからついにエリウッドまでおかしくなっちまったじゃねーか!」
エフラム「俺はロリコンではないと毎日言ってるだろピザ!それとリン、そんな哀れんだ視線で俺を見るな!」
「リンねえちゃんをいじめるなぁ!ろりこんろりこんろりこーん!」
エフラム「…だからロリコンではな…ん?」
エイリーク「えっ…?」
ヘクトル「ファ!?」
エフ・エイ・ヘク「……お前(あなた)、まさかマルス(なのですか)…?」
「うぇぇ〜〜ん!リンねえちゃ〜〜ん!」
リン「よしよし怖かったね…。ちょっと三人共、この子がマルスってなんで断言出来るのよ?大体あの小生意気でいつも私に嫌がらせばかりする腹黒とこの子じゃ、どこをどう見たって…」
「ぼく、マルス…だよ…」
リン「本当にマルス…なの…?こんな天使みたいないい子が…?」
「やっとリンねえちゃんがなまえよんでくれた…!だいすきっ!」
ヘクトル「どういう事だよ、これ…」
エイリーク「一体何がどうなっているのか…さっぱり…」
リン「ふぅ〜ん成る程…オチが見えたわ…」

149 :
「出てこい馬鹿女神ぃぃぃ〜!!」

ユンヌ(鳥)「あらあら皆さん勢揃いで。今日はさぞかし楽しい日を…」
リン「…待てい!」
力の加減も忘れて握力測定器のように思い切り締めあげる。
ユンヌ(鳥)「く、くるしぃぃ〜!骨がっ肋骨が折れちゃうってばぁぁ!」
リン「アンタ最近出番が少ないからって滅茶苦茶な事やりすぎよ!…何しでかしたかちゃんと説明してっ!」
ユンヌ(鳥)「…えへへ、せっかくの子供の日だしさ、年少組を思い切ってなつかしいあの頃に戻しちゃいました的な☆」
リン「なんですって!?」
クロム「年少組…となるとマルス、セリス、アルム、セリカ、リーフ、ロイの6人…?」


エリウッド「だ、だから誤解ですシグルド兄さん!ロイに貸していた漫画をそろそろ返して貰おうと部屋に入ったらこの子が…!」
ロイ?「…ぱ〜ぱ♪きゃっきゃ」
シグルド「エリウッド!…学生の分際で女性を孕ませるなどと…!返答次第では生かしておかんぞぉぉお!」

エフラム「…赤髪の1歳前後の赤ん坊…あれはロイで間違いないな」
ヘクトル「つーかシグルド兄貴必死すぎて草」
エイリーク「当時は私達も小学校に入るか入らないかという年齢でしたけど、今のエリウッド兄上なら赤ちゃんのロイからすれば充分父上に見えるのでしょうね。うちだと唯一自分と同じ赤髪ですし」
クロム「…というより原作だと実際そうだしな」
リン「そういうメタな発言控えてよ…(なんか一瞬嫌な予感がしたのは気のせいよ…)」



リーフ?「うわぁぁぁん!みかやねいたぁぁぁん!ゴリラさんがこわかったよぉぉぉ!」
ミカヤ「…ゴリラさんて、あなたのお兄ちゃんでしょうリーフ」
アイク「…俺、そんなに毛むくじゃらに見えるか?子供の感性は分からんな…」

クロム「茶髪の2、3歳前後の子供…あれはリーフか(…というより姉さんの胸元に飛び込んで…くっ羨ましい)」
ヘクトル「相変わらずゴリラ呼ばわりされても余裕綽々だな兄貴…」
リン「誰かさんとは大違いね」
エフラム「だな」
ヘクトル「俺がピザじゃねぇのは事実だろうが!」
エイリーク「(ピザ…食べ物がどうしたというのでしょうか…?よく分かりません)」


「おにいちゃ〜ん!」
エフラム「…!…セリス!俺はここだぁぁ!」
リン「…ちょ、兄さん自重」

セリス?「しぐるどおにいちゃ〜ん!」
シグルド「…うん?」

ズッザー!

エフラム「…orz」
リン「エフラム兄さんそんなに落ち込まないでよ。大体セリスは(一応)男の子のはずでしょ?」
エイリーク「……」
ヘクトル「おい、どうしたエイリーク。目に生気が感じられないぞ」
クロム「シグルド兄さんにやたら懐いてる青髪のロリショタ…セリスで間違いないな」

150 :
「ぼく、セリカとけっこんするの!」
「わたし、アルムのおよめさんになるの!」
エリンシア「まぁ、それじゃああなたたちはアルムちゃんとセリカちゃんなのね」
二人「うん!」
シグルド「…おのれぇぇ!子供といえどもKINSHINは許さんぞぉ!」
セリス「おにいちゃん、せりしゅとあそんでよぉ!あそんであそんで〜」

クロム「イチャついてるのはやはりあの二人か…」
エイリーク「あの二人は昔から仲がいいですからね、分かりやすいです」
ヘクトル「…あんな小さいガキ相手に本気で怒るシグルド兄貴って…」

マルス?「リンねえちゃ〜ん♪」

クロム「そしてマルスか。分かりやすいな」
ヘクトル「そうだな。思えばこいつ、ガキん時リン以外には全くと言っていい程なつかなかったからな」
エフラム「…そうだな、俺なんか一緒に手を繋ごうとしたら噛まれた事もあったっけか」
リン「そ、そうなの!?私…全然記憶にないんだけど…」
エイリーク「…まぁ、今とは正反対と言っても過言ではないですからね…(本当は素直にリンが好きだと言えないだけなのでしょうけど)」
マルス「リンねえちゃんのとなりはぼく!ろりこんはあっちいって!」
エフラム「誰がロリ…!俺はエフラム!お前の兄だろうが!」
ヘクトル「ぶ、はは!言われてやんの!」
マルス「ぴざはあっち!」
ヘクトル「あぁん!?俺はヘクトルだ、弟なら兄の名前くらいちゃんと覚えろ!」
エフラム「プギャー!」
エイリーク「…二人共大人気ないですよ…」


ミカヤ「……ふぅん、それで年少組が子供の姿に…」
ユンヌ「我ながらいい判断でしょう?ミカヤなら分かってくれるわよね♪」
リン「好き勝手やっといて何よそれぇ!」
エリンシア「まぁまぁ、いいじゃないのリンちゃん。今日はちょうど子供の日だしお寿司でもとろうかしらね」
セリス「わぁい!せりしゅ、おしゅしすき〜」
ヘクトル「おぉ!姉貴太っ腹!」
エフラム「太っ腹はお前の腹の事だろ…」
クロム「そういう意味じゃないんだなそれが…」
リン「ていうかアンタが喜んでどうすんのよ、メインは弟妹たちでしょ」
エリウッド「ちょ、ちょっと待って!出前なんて聞いてないですよ姉さん!先月の家計簿を…」
ロイ「…ぱーぱ、んまんま!」
エリウッド「だから…僕はパパじゃなくて兄だよ…」
エリンシア「ロイちゃんが食べられるようなのも買って来なきゃいけませんし、そうと決まれば大忙しですわ!」
ミカヤ「あ、待ってエリンシア!私も行く〜」
エイリーク「私もお手伝いします姉上」
リーフ「ねぇたんリーフもいく〜」
エリンシア「よしよし、じゃお姉ちゃん達抱っこしてあげちゃうわ〜」

アイク「……肉も頼む…って行ってしまったか」
クロム「くそっリーフの奴め…!それにしても何故姉さんたちは如何にも慣れた対応が出来るんだ…俺は未だに何が何やらさっぱり分からんというのに…」
ヘクトル「全くだぜ…(まさかガキになったマルスにすらピザと言われてしまうとはな…)」
ユンヌ「ま、これだけ沢山弟妹たちに囲まれてれば慣れっこでしょうよ」

151 :
アルム「セリカ、けっこんしきはいつあげよっか?」
セリカ「…ん〜とね〜」
シグルド「KINSHINは許さんぞ〜!」

ヘクトル「……にしてもよぉ、三つ子は百歳とかいうことわざがあるようにこいつら今と全然変わんねーな」
クロム「三つ子の魂百まで、な。小さい頃の習性は大人、それ以上になっても変わらない事の例えだ」
ユンヌ「(な〜んか面白い事思い付いちゃった♪年少組だけじゃなく他兄弟も試してみる価値がありそうね、うんやっぱユンヌちゃんてば天才☆)」

エリウッド「…ん、あれ?…ロイ?どこに行ったんだ…?」
ロイ「……」
ハイハイを楽しんでいる途中でリンを見つけ、その顔をじっと見つめるロイ。
リン「ろ、ロイ…?エリウッドと一緒じゃなくてさみしくないのかな?」
ロイ「…まーま?…まーま!」
リン「!?」
エリウッド「……」
リン「…え、エリウッド…//やっぱり私達って赤ちゃんのロイからしたら充分夫婦に見えちゃうのかしら…」
エリウッド「……」
リン「でも、エリウッドとなら私…本当の夫婦になっちゃっても…//」
シグルド「くるぁぁぁあ!どさくさに紛れてKINSHIN発言は許さんぞぉ!」
エリウッド「…ブハッ!げほっげほっ!」
クロム「た、大変だエリウッドが吐血して泡を吹きながら倒れた!アイク兄さん、ヘクトル、エフラム。早く特効薬と精神安定剤を…!」
リン「ちょ…何それひどくない!?」
アイク「特効薬なら持ち合わせがある。これを使え」
エフラム「…精神なんたらと言うのはこれか?」
クロム「違う!それは興奮剤だ!そんなものをエリウッドに与えてみろ、自我が崩壊してなりそこないに成りかねんぞ!」
ヘクトル「じゃあこれか?…この漢字、確かくすりって読むんだろ?」
クロム「それはアルムが畑で使ってる除草剤だ!人間に飲ませていいものではない!…というか誰かツッコミ頼む!いつもツッコミ担当のロイとマルスが不在。俺一人ではツッコミきれん!」

ロイ「まーま!」
マルス「はなせよロイ!リンねえちゃんはぼくんだ!あっちいけよ!」

ありのまま、この日我が家に起こった事を話そう。
異常なKINSHIN値を認識したと思いきや、何故か赤ん坊になったロイがエリウッドを父親だと言い始めた。
それだけではない。何故か子供の姿になったアルムとセリカが結婚するなどと言い始めている。
KINSHINなど言語道断だ。あってはならない、私はすぐさまティルフィングを手に取った。
さらに、子供になったマルスはリンにべったり。
私の怒りは最骨頂に達した。
それと同時に、昔の私がどれほどKINSHINに対しての認識が甘かったのと再認識した。
セリスらしき子は私の姿を見るなりじゃれついてきた。

私ゎまよった……セリスがあそぼぅとじゃれてくる……

でも……弟妹たちがKINSHINしてる……

もぅ……つかれちゃった……

でもぁきらめるのょくなぃって……シグルドゎ……ぉもってがんばった……

でも…たぃきゅぅなくなってゴメン…こゎれたけんに…なっちゃった……

でも……シグルドとティルフィングゎ……ズッ友だょ……
(シグルドの日記より抜粋)

152 :
そしてその日の晩、あどけなかった弟妹たちとの思い出に浸りながら楽しい時間を過ごしたミカヤ、エリンシア、エイリークと、
心労が祟って早くに寝床についてしまったエリウッド、
未だ精神安定剤を探すのに夢中なエフラムとヘクトル、
慣れぬツッコミ担当で声が枯れてしまったクロム、クロムに続いてツッコミ補佐をしたアイク、
そしてマルスとロイに引っ張りダコにされて疲れたリンの姿があったという……

(後日談)
(兄弟家洗面所)
ロイ「…ふぁ〜あ…あ、おはようリン姉さん…それにマルス兄さん…。どうしたの?今日は殴り合いもなく二人で仲良く洗面所で並んでるなんて珍しいね」
リン「そっそうかしら…!?それより、あなた…ロイ、よね?」
ロイ「何言ってんの?毎日顔合わせてる弟じゃない。僕に化けたチェイニーさんにでも騙されたの?」
リン「そ、そうね。ごめん、へんな事聞いて(マルスといいロイといい昨日の記憶、やっぱりないのね)」
マルス「うわ、リン姉さん何顔赤くして…さてはショタな趣味にでも目覚めて…!」
リン「……そういえば思い出したわ、私の私物を盗み出して変な情報流してるの…アンタよね…?覚悟しなさいゴルァァア!」
マルス「グェッ!姉さんのベアハッグはマジで内臓がっ…!」

エリウッド「…おはよう、朝から騒がしいね…。でも出来ればそういうのは外でやって欲しいんだけど」
ロイ「あ、おはようエリウッド兄さん。先どうぞ」
エリウッド「…ありがとう。ところで…きみはロイ、だよね?そして僕はきみの兄、だよね…?」
ロイ「え?やだなぁエリウッド兄さんまで変な事言うんだね。さっきもリン姉さんにそんな事言われたんだよ」
エリウッド「そ、そうか…」

リン「エリウッド…その、おはよう…」
エリウッド「お、おはようリンディス」
リン「///」
エリウッド「…//じゃ、じゃあ僕はこれで…!」
リン「え…ええ…」

ロイ「(二人共顔赤くしてどうしたんだろう?なんかすごい気まずい雰囲気だったけど……。うっ!この異常なまでの殺気は…!)」

ヘクトル「…なぁ、おい。これエリンシアの姉貴に聞いたら、なんたらザイって言うらしいぜ!しかもこれなら食えそうじゃん」
声が出ないのでホワイトボードに油性マジックで何かを書き、それをアイクに手渡すクロム。
アイク「残念だったな、それはオソウザイ?というらしいぞ」
ヘクトル「ちっくしょぉぉ!」
エフラム「ピザこれで27回目のハズレだぞ、いい加減諦めろ」
セリス「…兄さん達何やってんのかな?」
リーフ「さぁね?クロム兄さんが黙り込んじゃってるし、ジェスチャークイズでもやってんじゃない?あーぁ、今日はおねいさんをナンパしにでも行こうk…」

シグルド「…エリウッド、リン、マルス、アルム、セリカ、そしてロイ!以上の者、全員私の部屋に集まりなさい!!」
リーフ「アーッ!なんで朝からティルフィングで斬られるんだひとでなしーっ!」
セネリオ「ひどい有様です」
ユンヌの企みは多分、続か…ない。

153 :
いろいろカオスで笑わせてもらったw


154 :
クロム…ww
唐突に出てきたメロスコピペちょったワロタw

155 :
http://www.nintendo.co.jp/wiiu/software/vc/pazj/index.html
烈火VC決定!烈火VC決定!烈火VC決定!

156 :
>>155
ロイ  「解せぬ…」
マルス「いや、初心者が封印やるのは厳しいと思うよ」
リーフ 「地味に封印って難易度高いからね」
烈火やって封印やると、エリウッドとヘクトルの変わりっぷりに驚くことだろう
まぁそれ以上に空気なんだけどな。リンに至っては存在すらしてないし

157 :
ロイ「まぁスマブラ効果狙っての発表だし別にいいよ
   烈火が来たなら続き物の封印は発表されるだろうし
   それより心配なのはこういうリメイクだの移植だのVCだのの話になると影が薄くなる槍兄さんだ」
エフラム「おい」
アルム&セリカ「そんなことより外伝のリメイクマダー?」

158 :
シグルドの恋愛相談
ラケシス「妻のいる実の兄が愛しくてたまりません。どうすれば寝取れるでしょうか?」
シグルド「KINSHINは許さんぞ〜!」
アトス「千年童貞です。どうしたら卒業できますか?」
シグルド「30年童貞です。どうしたらいいかこっちが聞きたいくらいです。ですが誠実に向き合っていけばいつかは恋人ができると信じてお互い頑張りましょう」
ラーチェル「エイリークが愛しくて愛しくてたまりません。卒業したら結婚したいのですわ」
シグルド「うんうん、はははは、微笑ましい青春だねぇ。私も学生のころは…特になにもなかったっけ。卒業したらというあたりに節度を感じました。私はエイリークがエフラム以外の誰と結ばれても暖かく見守るよ」
クラリーネ「クレイン兄様とティトの間を邪魔しまくってティトはアレンに靡いています。あと一押しなのですけれどどうしたらよいでしょう?」
シグルド「KINSHINは許さんぞ〜!」
レヴィン「フュリーとシルヴィアとマーニャに愛されています。俺も彼女たちが大好きです。どうしたらいいでしょうか?」
シグルド「みんなを平等に大事にできるなら一夫多妻でもいいのではないでしょうか。愛の形はいろいろです。私は応援していますよ」
セシリア「ロイ君をお婿にください」
シグルド「私はかまいませんよ。幸せにしてやってください。はははは、愛は尊いものです。KINSHIN以外オールOKです」
ビラク「うほっ、へっきゅんが大好きなんだが受け入れてくれないんだZE…」
シグルド「愛の前には血縁以外は何一つ関係ないさ。私は否定しないよ。君が義弟になっても一向にかまわないさ」
ティニー「リーフ様が好みだったりしますがセティ様も割と好きでなおかつ兄様も大好きです。どうしたらいいのでしょう」
シグルド「最後のだけ許さんぞ〜!」
エフラム「みんなからロリコン呼ばわりされるのですが…俺はこれからサラやミルラやチキやファとどう向き合えばいいのでしょうか…」
シグルド「歳の差なんてどうだっていいじゃないか。細かい事は気にするな」
プリシラ「兄様が好きすぎて夜も眠れません。邪魔する貴方が憎いので大人しく殺されてください」
シグルド「KINSHINは絶対に許さんぞ〜!」
ディアドラ「シグルド様とアルヴィス様。どっちもタイプで選べません。両方と要領よく付き合うにはどうしたらいいのでしょうか」
シグルド「……orz」

159 :
ほんとこのスレのシグルドはいいキャラしてるわw

160 :
エリウッド「VCか・・・もしかしたらゲームバランスに調整が入ったりして・・・」
ロイ「兄さん、多分デブ剣がダイエットしても良くて『昔より強くなった』程度で終わると思うよ」
エリウッド「orz コレガトッカセイチョウノツヨミトイウノカ」
マルス「・・・」
ロイ「どうしたの兄さん、まさか『流石に設定ミスで見れなくなったリン姉さんの乳揺れぐらいは見れるようになるでしょ』って思ってない?」
マルス「ま、まさk ムァァァルゥゥゥウウウスゥウウウ」
チガウンデスゴカイガジュッカヌワー

161 :
ふと思ったが、ビラク並みの熱意が有ったらエフラムとロイは相手が男でも受け入れるんだろうか?
一応愛情が本物だから認めていると言っているが

162 :
海外版だとリンの乳揺れみれるけど、そういう修正はめったに無いだろうな
というか海外版基準だとリンが18、エリウッド達より年上なんだっけ

163 :
マルス「相変わらずヘクトル兄さんは毛深いですね〜、処理が大変そうだ」
ヘクトル「っるせぇな、体質なんだ!しょうがねぇだろ!」
セリス「でも立派なヒゲを蓄えたヘクトル兄さん…ダンディーでカッコイイと思うなぁ…」
ヘクトル「そう言ってくれんのはリリーナとセリスだけだぜ・・・ありがとな」
ロイ「イラッ…!」
エフラム「俺も将来は毛深くなりそうだな…ピザ程ではないだろうが」

マルス「相変わらずエリウッド兄さんは顔色悪いですね〜」
エリウッド「そうかい?…今日はこれでも安定してるんだけどな」
リーフ「でもそのおかげでベッドでぬくぬく終戦まで存命出来るなんて不幸中の幸いだよね〜」
エリウッド「ご、ごほっげぶぅっ!」
ロイ「な、なんて事を言うんだリーフ兄さん!」

マルス「そういや封印の剣にリン姉さんは出てこないんだよね」
リーフ「支援次第で色々姉さんの立ち位置が変わってくるからね〜。玉の輿に乗ったり、草原に帰ったり、百合百合ハァハァな人生を送ったr…」
ロイ「うわっどっからともなくキラーボウが…!」
マルス「はは、リーフは何も分かっちゃいないね。なんでリン姉さんが封印に出てこないか?そんなの決まってるじゃないか。よく考えてご覧よ、アラフォー近い独女のオバ様が垂れ乳揺さぶって剣振り回してたらそれこそホラーモn…」

ロイ「無茶しやがって…(でもマルス兄さん…さっきまでセーブせずにサカルートを5周くらい遊んでたのは一体なんだったんだろ…)」

164 :
リーフ「烈火時のリン姉さんが15歳。封印はその20年後だから35歳か…………十分おねいさんです」

165 :
>>155
ヘクトル「WiiUで烈火の剣が配信決定……これはもしや、キタ…か!?」
(エリウッドの部屋)
ヘクトル「おいエリウッド!」
エリウッド「…なんだヘクトル。悪いが、家計簿つけてるから勉強の事なら後にしてくれないか?」
ヘクトル「ちげーよ!ったく、お前こんな時だってのによく冷静に家計簿なんかつけてられんな!」
エリウッド「……どういう事だ?」
ヘクトル「これを見てみろよ!」
エリウッド「…ん?これは……やったぁぁあ!蝶!サイコー!」

エリンシア「…ご飯よ〜!」
マルス「ヘクトル兄さんにエリウッド兄さん、やけに嬉しそうだねぇ。どうしたんです?」
ヘクトル「おう、聞いて驚くなよ!なんと、Wii Uで烈火の剣配信が決まっちゃったんだなこれが!」
エイリーク「まぁ、おめでとうございます」
エフラム「俺達はとっくに配信されている…!うらやましくもなんともないぞ!」
ロイ「封印→烈火の流れじゃないんだ…」
エリウッド「スマブラ発売も近いし、これはもしかしたらアレかもしれないな」
セリス「アレ?なになに?」
ヘクトル「そうだな!クロム兄貴やアイク兄貴には言っちゃあ悪いが今回のスマブラ枠は俺達の物かもな!流石ISさん、異界の俺達が配信されなかったのはこういう壮大な前振りだったっつー訳だ!」

アイク・クロム「何ぃっ!?」
ロイ「いやあの…僕は?」

エリウッド「何を言ってるんだヘクトル。きみは2周目以降限定じゃないか。普通に考えたら僕でしょ」
シグルド「それなら私だって配信されなかったではないか!お前達二人が出れて私が出れない理由になるのはおかしい!」
ヘクトル「シグルド兄貴もエリウッドも、スマブラは馬に乗るゲームじゃねぇぜ?」

ワードギャバキッコノヒトデナシー

マルス「はぁ…なんで家の兄弟はあんな野蛮で醜い戦いなんかに出たがるんだろうな。さっぱり理解出来ないよ…」
ロイ「兄さんに、時代に取り残された者達の気持ちは分からないよ…!」

リーフ「ヘクトル兄さんとエリウッド兄さんがスマブラに参戦?はたまた御冗談を。あれは、そうさ。スマブラでは一瞬しか見れないリン姉さんのたゆんたゆんの(自主規制)アニメを見せるために配信決定したに違いないさ!」

リン「リィフゥゥ!アンタそういう目で私の事をぉっ!」
マルス「調子乗んな葉っぱ!」
エイリーク「そんな運命変えてやります!」
クロム「何っ!?
(リーフのWii Uをどうしますか?
→ころしてでもうばいとる)」
シグルド「リーフ!実姉の姿で欲情するとは何事かぁ!」
リーフ「僕なりの意見をしただけなのにひとでなしーっ!」


ヘクトル「なぁ、知ってるか?」
エリウッド「何を?」
ヘクトル「実は、リンにはデュランダル装備の没アニメもあるんだぜ…。もとはあのデブ剣、リンの神器になる予定だったんじゃねぇかっていう都市伝説が…」
エリウッド「え…、じゃあ僕の本来の神器は…」
ヘクトル「マルテなんじゃね?お前トライアルマップじゃ槍のが武器レベル高いし(俺も、だが)しかもほら『烈火の剣』、『天雷の斧』、『氷雪の槍』。並べてみると剣槍斧としっかり揃うぜ」
エリウッド「……」
ビラク「やぁへっきゅん。槍がどうしたって?」

166 :
実は封印の時点でデュランダルよりマルテの方が軽いからね、能力補正がしょぼい+ルート次第で自動入手とかから影薄いけど。
先代の異名もエリウッドと違和感少ないし。

167 :
封印にはおもっくそ二つ名が被ってて補正が痒い所に届くPAR様がいるんで・・・

168 :
PAR様みたいないい男を狙わないセシリアさんはおかしい

169 :
それは封印にロイ以外カップリング後日談がないせいだ

170 :
と、あげちゃった。リン姉さんの必殺受けてくる

171 :
フィル(ノアどのとのペアエンド……)
クレイン(ティトとのペアエンド……)
リリーナ(マイハーレムとのペアエンド)
レイ(ソフ…ゲフンゲフン)
クラリーネ(おKINSINハユルサンゾー

172 :
他にもチャドキャスとかサウルドロシーとかララムオージェとかあってもよかったよねえ

173 :
かといってペアエンド追加しまくってヘクトル関係のペアエンドみたいに実際に変化するのは少しで後はコピペみたいなことになってもなんかアレなんで

174 :
実際覚醒とかコピペ後日談集団だったしな

175 :
エリンシア「ペアエンドですか……」
シグルド「ん、どうしたエリンシア? 浮かない顔して」ブンブン(ティルフィング素振り中)

176 :
アイク「さっきビラクに会ったら「アイク…キミもボクと同じ漢だったんだね…愛する人は違えど愛する性別は同じ…共に世界と戦おうじゃないか!」って言われたんだが…あいつはそんなにデカイものと戦っていたのか…オレもまだまだだな…」
ヘクトル「兄貴も十分暁の被害者だなぁ…ビラクはちょいと絞めとくか」

177 :
ペアエンド関係なく結婚確定の斧使い+クロムは格が違った
クロム「性王呼ばわりされるが、結婚も王族の仕事の一つだと理解して欲しい」

178 :
リーフ「兄さんが性王呼ばわりされるのは結婚云々じゃなくて単にエロいからだと思うんだ。それをそうやって変に誤魔化そうとするからムッツリって呼ばれるんだよ」
ユアン「堂々としてれば逆に清々しいのにね」
リーフ「あんなチキンな兄さんは放っておいて僕たちは堂々とエロDVDレンタルしに行こうか」
クロム「こ…こら!お前ら未成年だろ!」
ユアン「…と、言いつつなんでついてくるの?」
クロム「お、おれはただお前らを止めようと思ってだな…」
リーフ「見たいなら素直にそういえばいいのに…」
ユアン「…そうそう、エロDVD借りる時、カウンターの店員のお姉さんがレジで恥ずかしいからって名作映画やドラマのDVD沢山持ち出してその中にこっそりエロDVDを挟むのはやめた方がいいよ」
リーフ「目立たせないように…って思うんだろうけど逆に目立つし…どうせ見ないんだからお金も無駄になるしね」
ユアン「むしろ…僕たちは」
リーフ「レジがおねいさんのタイミングを狙ってハード系やアブノーマル、レジのおねいさんに顔の似た女優さんのDVDを持っていく!」
クロム(一瞬こいつらを尊敬してしまった…ダメ人間そのものなのに…く、サンドイッチで借りるのは男としてチキンか…でも恥ずかしいし…でも見たい…見たいんだ!)
ユアン「なんか葛藤し始めたし」
リーフ「いつものことだよ」
クロム「マイ軍師!俺の半身!よい知恵を!献策を!」
ルフレ♀「はいお任せ、貴方の名軍師参上です。20歳過ぎたくせにエロDVDも堂々と借りられないチキンでムッツリな貴方のためにばっちり作戦を考えてあげます」
クロム「ちょっ……」
ルフレ♀「♂の方が来ると思いましたか?♂の方が来ると思いましたね?いいんですよ知ってますよ私ん家だって男多いし、男の人は恋愛とエロは別腹だって知ってますよ責めませんよ虐めませんよだからちゃんと作戦立ててあげますよ」
ユアン(うわあ…)
リーフ(すげえ機嫌悪い……)
ルフレ♀「下策中策上策と用意しました。どれでも好きなのをどうぞ」
下策…チェイニーさんを影武者にして借りてきてもらう
中策…DVD店に就職して店員になる
上策…辺境の果ての果ての秘密の店に旅立つ
クロム「す…すまん…俺が悪かったもう勘弁してくれ…」
ルフレ♀「何を詫びてるんです?別に私、怒ってませんよ?」
リーフ「さすがになんか哀れになってくるよ…」
ユアン「僕から提案するんだけどさ…こっそりしないで二人で仲良く見たらどうなの?僕、アメリア誘って二人で観賞会しようと思ってるんだけど」
クロム「早くルキナを造れってことか!?ハァハァ…!の、望むとこ…いいいいいいやななななななんでもない俺はそんなスケベ野郎じゃなななないぞぞぞ!」
ルフレ♀「早くマークを造れってことですか!?ここここここういうことは段階を踏んでケコーンしてから…」
リーフ(はよ指輪渡したれよ兄さん……机に隠してんのみんな知ってんだから……)
ユアン(やっぱ性王じゃん…)

179 :
イリオス「おいエロガキ
フルパラカンストから更に全能力+30補正付きで神器装備のデュッセルが鑑賞会について詳しく聞かせろってよ」
セーラ「黄泉路には気をつけなさいよ」

180 :
ユンヌ「エロDVD鑑賞会なら喜んでアイクとやってやるわ!ていうかそういうDVDは見てて欲しい」
ワユ「うん、それはまあ…」
ミスト「むしろ安心するよね」
イレース(…DVDと同じことして下さい、とか…)

181 :
絆の種を育てよう!


クロム「……アルム、ちょっと話があるんだがいいか?」
アルム「く、クロム兄さん?……うわ、兄さんが話し掛けてくるなんて生まれて初めてなような気さえする…」
クロム「そんな訳ないだろ。そもそもお前はセリカと二人きりの世界に入り浸り過ぎだ」
アルム「それで僕に何か用?」
クロム「いや、そのなんだ……植物を育ててみたいと思っているんだが、俺はそういう知識がないからな。野菜や果物なんかを栽培する知識に関してはお前が一番だろう?だからちょっと知恵を借りようと……」
アルム「!!……クロム兄さんもやっと畑仕事の持つ魅力に気付いたんだね!いいよ、早速僕の畑へ行こう!二人で農作業の素晴らしさについて朝まで語り明かそうじゃないか!」
クロム「ちょ、ちょっと待て!そこまで大規模な事はしなくていいんだ…。その、使わないプランターか何かあるだろう?それを貸しては貰えないか?」
アルム「うん?いいけど……ところで一体何を育てるの?」
クロム「それは……秘密だ」


セリス「ねぇ、さっきクロム兄さんがアルム兄さんと一緒に鉢植えを運んでたんだけど一体何するつもりなんだろう?」
マルス「……密売目的で○麻栽培とか?」
ロイ「いやいや!仮にもクロム兄さんは警察官なんだからいくらなんでもそんな事はしないでしょ!」
エイリーク「ミニトマトやお花でも育てるのでしょうか。でもこれからの時期だとどうしても部屋に虫がわいてきてしまうんですよね…」
エフラム「そういえばお前も自分の部屋で花を育てていた事があったな。結局断念してたみたいだが」
エイリーク「部屋に彩りを、と思ったのですがあれほど虫が出るのは…流石に辛抱なりませんでした」
エリンシア「私もお花は好きですけど虫は苦手ですわ」
リン「やっぱり人も生き物も花も同じ。父なる天の日差しと母なる大地の恵みの下に生きるべきなのよ。それを人の手であれこれ手を加えるべきではないと思うの」
マルス「……と野生児代表でリン姉さんのコメントでs…」
リン「誰が野生児ですって?」

182 :
〜それから2日後〜
クロム「うーむ…」
マルス「クロム兄さんソワソワしちゃって。ラッキースケベが狙えないかなぁとか頭の片隅にあるんじゃないですか?」
クロム「!…違う、なんでもかんでもそういう妄想と俺を関連付けるのはやめろ!」
アルム「もしかしてこないだ植えた何かの種の事かな?分からない事は何でも僕に聞いて」
セリカ「きゃっアルムったら頼もしーい」
アルム「そんな事ないってば、セリカったら大袈裟だなぁ〜。でもそんなとこもかわいいんだけどね♪」

ドッドッ…!

クロム「(さ、さてと不穏な空気と足音が響いてきた所で話を変えるか…)な、なぁアルム。種から芽が出るのって大体いつぐらいだ?」
アルム「それは種の種類によっても変わってくるけど……、一体なんの種を植えたの?」
クロム「む……。『絆』の種だ」

一同「……」

クロム「何かおかしいか?」
マルス「いや、それ植えた所で茎や実が食べられるんですか?」
アルム「…ちょっと待ってて……」
セリカ「アルム、調べもの?私も手伝うわ!」

……あのアルムですら知らない植物だったとは…
俺、マズい事でもしたかな。
確かに絆の花、とか絆の果実なんて聞いた事はないが…
いやだがしかしっ…!

アルム「…クロム兄さん、今調べてきたんだ……。そしたら……芽が出るのに最低でも1ヶ月、実を付けるまでには二十年はかかるそうな」
クロム「…オワタ……」

強制終了…。
せっかくアルムメインにしようとしたのにオチが思いつかなかった。

183 :
種を植えて時を越えてなった実を取ってきて量産して自分の母親を確定させようとするルキナが見えた

184 :
マルス「キュアンさんってさ、寄せ集めの混生軍じゃないのに指揮値2なんだよね」
ヘクトル「シグルド兄貴のおかげで目立たないけどな」
エフラム「そういえばパーシバルどのも武力では優秀だったが武力以外では殆ど何もしてないな」
マルス「魔道軍将(笑)さんの足手まといさのおかげで目立たないけどね」
ヘクトル「漆黒も師匠越えしたと思ったら相手が後遺症持ちとか、武人みたいな言動しながら女神の加護っていうチート持ちだったりな」
エフラム「パラメータが高いから目立たないがな」
ロイ「三人とも何してるの」
マ・ヘ・エ「隠れヘタレ探し、暇だから」

185 :
リーフ(この流れじゃ言えない…指揮値システム採用の作品の主人公なのに僕の指揮値が0だなんて…)
ナンナ「まぁ初陣の小僧にいきなり戦術の才があったら妙ですしね。ああいうのは経験が物を言いますし。才能絶無でも努力しあがいてる凡人らしさこそリーフ様じゃないですか」
リーフ「ちょ、僕の思考を読まないでよ!?」
ナンナ「おしめをしてたころから知ってる人間の考えることなんて大体想像がつきます。いいじゃないですか別に。アウグストさんがいないと指揮値0でも」
リーフ「だって戦術の勉強より強盗を学ぶ方が楽しかったし…」
ナンナ「別にリーダーが名戦略家である必要は無いですからね。お飾りらしく大人しく作戦は軍師に任せてればいいんです。余計な事に口出ししないで」
リーフ「そ、そこまでいう?」
ナンナ「リーフ様に自分で作戦立てさせるとろくな結果にならないじゃないですか。アルスターで回りが止めるのも聞かずバカやってボロ負けしましたよね?」
リーフ「………」
ナンナ「隠れヘタレ一人検挙、続けていきます。そこの赤毛の貴方ですよ貴方」
ロイ「え、ボク!?」
ナンナ「覇者の剣を忘れたとは言わせません。マードック将軍との戦い…ゼフィール戦…」
ロイ「自分で言うのもなんだけど名バトルだったと思うんだけど…どうして僕がヘタレなの?」
ナンナ「一人で戦えと教えた覚えはなくてよ?…一見セシリアさんはいいことを言ってるようですが…一人で戦う敵を大勢でフルボッコって卑怯じゃないですか?騎士道はどこにいったんですか?一騎打ちは名誉だと思いませんか?」
ロイ「で、でもさ。負けるわけにはいかないわけだし」
ナンナ「そうですね。勝つためには手段は択んでられません。ロイさんはリアリストですね。漆黒と一騎打ちしたお兄さんにもそこんところをしっかり言ってあげてください…男として主人公としてはどうかと思いますけど」
ロイ「ぐふっ……」
シグルド&クロム「こそこそこそ…」
ナンナ「何も言いませんよ…いまだに好きな人に指輪一つ渡せないとか…失敗や誤謬を繰り返したあげくに妻まで寝取られたヘタレとか…酷くてそこまでを私は口にできません…」
シグルド&クロム「ぐふっ……」
ヘクトル「だいたい事実だからしょうがねぇが…すげえ機嫌わりいな。お前なんかやったろ?」
リーフ「ウォッチの杖でグラーニェさんの風呂を覗こうとしたらナンナが入ってて…がっかりしてため息をついただけなんだけど…」
ヘクトル「……これくれえの怒りで済んでよかったのか?」
ロイ「僕とばっちりじゃん……」

186 :
アイクもミストという回復役がいたことは内緒。

187 :
待てナンナ、シグルドクロムのそれは隠れじゃなく魔道軍将(笑)や緑風みたいなただのヘタレだ

188 :
別にロイはヘタレじゃないだろ。しっかり指揮官してるし。マンガは敵が人外なだけ。ミカヤのほうがよっぽどヘタレだわ。

189 :
敵が強いからって尻込みして大勢でおそいかかるのは充分ヘタレだと思う。指揮者としては正しいが武人として少年漫画の主人公としては情けない
まあ漫画は別と見ることもできるが

190 :
敵が強いからってバサークして自滅を狙うなど言語道断

191 :
まぁ何にせよ、キャラdisりネタはあんまよろしくないとは思う

192 :
セシリアさんdisりネタはいい加減にしといたげてよぉ!
って涙目グリーンの仲間達が言ってました。

193 :
ていうか覇者の剣は主人公ロイじゃないし覇者の剣ロイはステータスがヘタれているからしかたない
それに協力して戦うとかも十分主人公らしいでしょ

194 :
>>186
イレース「………」

195 :
一応言っとくがヘタレ呼ばわりだからキャラヘイトでは無いよ。
ヘタレの代表の足元がお留守な男もヘタレ言われながら愛されてるし。
問題なのは愛されてるヘタレかどうかだ。

196 :
>>185
>だって戦術の勉強より強盗を学ぶ方が楽しかったし…
フィンが泣くw(このスレじゃ立ち位置不明だけど)
>>194
安心しろイレース、うちのアイクは天空を神ひきしてくれたお陰でミスト使わずに勝ったから。

197 :
アイクはデギン相手に集団で攻めたヘタレか

198 :
アイクもアシュにはタイマンじゃ一蹴されるしね…。
本当の意味でラスボスとタイマンはってるのは、ユリア、ロイ、新紋章マルスぐらい?

199 :
魔王もエフラムなりエイリークなりどちらでも好きな方でタイマンしようと思えば十分いけるような
ベルドもレイドリックもその気になれば葉一人でやれると思うけど特に葉じゃなきゃならない的な因縁とか薄いしなあ…
むしろ母の敵討ち的にマリータをぶつけたくなる
普段5発出す前に敵が息絶える流星剣を最後まできっちり見れるのは爽快

200 :
結局戦争をしている以上非戦闘員に意図的に被害を出さない限りは手段の綺麗汚いは無いがな。
ゲーム的には数値の高い低いだけが重要だし。
数値が低い、使いにくい=ヘタレが一般常識

201 :
いあいあ、人の感じ方はそれぞれなんだからそれを常識とは思わん方がええ
ストーリー面もあるんだし人となりとか振る舞いとか他の人との関係性や会話からも感じる事はある
俺は少なくともそれを常識とは思わないし数値だけが重要とも思わないかなあ
作中で何やったかとかむしろそっちの方が関心がある
数値とか正直無味乾燥であんまり印象に残らなかった
というかそれだったらナーシェンとかケンプフとかが卑劣漢呼ばわりされる意味がわからなくなるし
戦争に綺麗汚いはあるよ
ミカヤとかけっこうえげつない戦法も使うし
その上で結論は勝てば官軍なんだけどね

202 :
リーフ「ポケモンの新作が発表されたね。オメガルビーとアルファサファイア」
ロイ「2002年ていうと封印の剣が発売された年でもあるね。もう十年以上も前かぁ(でも結局VC配信は烈火の剣が先行配信だった…スマブラへの復活もまた遠のいたな…)」
アルム「たまには僕達の事も…ry」
ロイ「そういえばこのパッケージのポケモン、何?僕の知ってるポケモンとチョットチガウ…」
リーフ「えー、ロイ知らないの?これきっとメガシンカしたグラードンとカイオーガだよ」
マルス「そもそもメガシンカって…何?スマブラ会場に懐かしのアネ"デパミみたいなポケモンとリン姉さんが見たらモフりそうなル…うっ頭が…が来てて案の定ガッシボコにされたんだけど」
リーフ「特殊な道具を持たせると戦闘中だけ特別な形態に進化出来るんだよ。紋章町の人達でいうなら化身の腕輪つけたラグズの人達みたいな感じかな」
ルーテ「…その案お借りしましょう!」
マルス「ちょww床下からなんか生えてきた!」
ルーテ「皆さん久方ぶりです。元気でしたか?」
ロイ「相変わらず唐突に現れるねルーテさんは」
ルーテ「私、優秀ですから」
ロイ「いやいや…そういう事じゃなく…」
リーフ「ところでルーテさん、今日はどういったご用件で?」
ルーテ「先程ポケモンの新作の話をされていましたね?ですから私、開発してみたのです。兄弟家の皆さん専用の『メガストーン』と『メガリング』を。なんてったって、私、優秀ですから」
アルム「うわぁ、すごい…本当に兄弟家全員っ…て、僕んち16人家族ですよ?『メガストーン』十五個しかないんですけど…。うぅ、僕の出番が少ないからってひどい」
ルーテ「御安心を。アルムさんとセリカさんは共用アイテムなんです」
アルム「なんだ、そういう事か。よかった〜」
マルス「それで、これどうやって使うの?」
ルーテ「簡単です。まずは対応する『メガストーン』を手に持っていただいて…」
リーフ「はいは〜い、まずは僕がやる!」
ルーテ「リーフさんの『メガストーン』は…これですね」
ロイ「(宝石の中に葉っぱが埋め込まれてるんだ、相変わらず妙に器用だなルーテさん…)」
アルム「あれ?『メガストーン』て普通固有の『リザードナイト』とかポケモンの名前がつくじゃん、そういうのはないの?」
ルーテ「開発に夢中でそこまで手が回りませんでした」
マルス「じゃあ『人でナイト』とでもしておこうか♪」

203 :
リーフ「ちょ、ひどいよマルス兄さん!僕専用アイテムなのに!」
マルス「……で、どうすんの?」
ルーテ「『人でナイト』をリーフさんに持たせる他に、この『メガリング』の力が必要となります。『メガリング』は誰でも使える訳ではなく、リーフさんとの強い絆、支援がなければ効力を発動しないのですが…」
リーフ「それならいい方法がある!ちょっと貸してよルーテさん!」

『……紋章町中のおねいさん!この僕と支援を組んでハァハァ…メガシンカしようよ♪
…なんだいうるさいなぁ、僕はおねいさんハントに夢中なんだ……』

ガッシボコヒトデナシー
マルス「…さてと、リーフが四人娘にボコボコにされてベルン署に連行されたところで…次は僕かな。じゃあルーテさん、リン姉さん用の『メガストーン』と『メガリング』を貸して下さい」
ロイ「ちょ、自分用のじゃないの?」
マルス「それじゃ『メガリング』は僕が持つとして…」

マルス「リン姉さんリン姉さん」
リン「…何?マルス」
マルス「リン姉さんに渡したいものがあってね、ほら」
リン「…わぁ、綺麗な宝石…こんな高そうな物何処で手に入れたの?…まさかジュリアンさんに頼んで盗み出してきたとかじゃ…」
マルス「いい事教えてあげますよ、それ『レズレズナイト』って言って、身につけてると若返り効果がもたらされるっていう風水があって…」
リン「本当…?嬉しい……って待て誰がレズ、老けてるってぇぇ〜!」
マルス「それ、メガシンカコマンドっと…」

『リンの『レズレズナイト』とマルスの『メガリング』がはんのうした!』
リン「きゃっ何これ!いやぁぁぁ!」
『リンはメガ☆リンディスにメガシンカした!』
リン「グルル…シャアウゥゥ!」
アルム「うわっ!なんかリン姉さんが完全に獣牙族と化したよ!鋭い牙に爪に…尻尾まで生えてる〜!?」
ロイ「その設定何スレ前の設定だったっけ…。って、マズい!リン姉さんが背中にマルス兄さんを乗せて外に出て行っちゃった!」
マルス「助けてブラザーズ!」
リン「がおーっ!るぅぅ〜!」

204 :
ルーテ「剣や弓だけでなく己の肉体までも戦闘に使えるようになったリンディスさん。これで武器耐久を気にする必要もなくなり、さらに速さの上限値が50になっています。一層の活躍が期待出来る事でしょう」
ロイ「冷静に実況してないでリン姉さんを早く戻してやってください!」
ルーテ「平気ですよ、あの形態でいられるのはものの10分そこそこですから」
アルム「(というよりマルス兄さんとリン姉さんて密かに強い絆で結ばれてたんだね、やっぱ…)」
〜〜〜〜〜〜〜〜
アルム「じゃあ次は僕達だねセリカ…」
セリカ「ええ、アルム…」
ロイ「ちょ、アルム兄さんにセリカ姉さん!?今のリン姉さん見てたでしょ?やめといた方がいいって!」
アルム「何言ってるんだロイ。二人で一つのメガシンカ…それこそ僕らの為にルーテさんが開発してくれたに違いないんだよ?」
セリカ「さ、早くメガなんたらを貸して〜」
アルム「……それじゃセリカ。僕達の『メガストーン』にはなんて名前をつけようか?」
セリカ「そんなの決まってるじゃない。『アル×セリナイト』よ!」
アルム「そんな…恥ずかしいよセリカ…」
セリカ「バカッ…私だって恥ずかしいのよアルム…」
ロイ「もう見てらんない…」
『アルムの『アル×セリナイト』とセリカの『メガリング』がはんのうした!』
『アルムとセリカは『バカップル』にメガシンカした!』
アルム「ああ…運命の赤い糸で結ばれて…やっぱり僕達は一心同体なんだよね」
セリカ「あなたとなら必殺の一撃いくらでもお見舞い出来そうよ」
ルーテ「二人で一つのユニットとしてメガシンカしたアルムさんとセリカさん。1ターンに二回行動が出来、しかも攻撃が必ず必殺の一撃になります」
ロイ「…ひどい性能だ…。もはやただのチートってレベルじゃない」

205 :
シグルド「……メガKINSHINカしてる兄妹がいるそうなのでダッシュで帰ってきますた。アルヴィスのせいでディアドラとのデートの約束がチャラになってしまった腹いせだ!KINSHINは許さんぞー!」
『シグルドの『KINSHIN討伐しナイト』とティルフィングの『メガリング』がはんのうした!』
ロイ「ちょ、一人でメガシンカしてるし!」
『シグルドは『NTRひがいしゃ』にメガシンカした!』

ルーテ「他兄弟の皆さんのメガシンカですか?それは実際プレイしてからのお楽しみです」
ルーテ開発、エムブレモン最新作はいよいよ2014年秋発売予定!(大嘘)

206 :
www
なるほど「絆」はFEでも得意分野ですもんねーw
無駄に朝から笑った。

207 :
マルス「絆絆ゆうてるのはどこぞの性王だけですがな(ゲス顔)」

208 :
アイク「俺たちにも絆支援があるが」

209 :
>>181の便乗ネタというか勝手に続編を書いてしまいました。
お許しください・・・

ルキナ「…こんにちは。エリンシア…伯母様」
エリンシア「あら、いらっしゃいルキナちゃん」
ルキナ「伯母様とお呼びしてよろしかったでしょうか…?いくら私が姪に当たる者とはいえ、年齢的に兄弟家姉妹の方々はまだ……」
エリンシア「あら、私や姉様ならそんなに気になりません事でしてよ。…流石に妹達に叔母様は響くでしょうけど」
ルキナ「そ、そうですね!以後気をつけます」
エリンシア「せっかくいらしたんだもの、どうぞ上がって上がって」
ルキナ「では、お邪魔致します」

クロム「……ん、ルキナか。今日はどうした?」
ルキナ「あ、お父様こんにちは!実はお父様にちょっと贈り物があって上がらせていただいたのです」
クロム「……なんだ?」
ルキナ「実は……とその前に少し窓を開けてもよろしいでしょうか叔母様」
エリンシア「ええ、構わないですわ」
ルキナ「では、失礼させていただいて……」
ガラガラガラ……

ルキナ「マリナスさ〜ん!こっちです〜!」
マリナス「は、はいぃ〜!」
ガタンゴトンパカラッパカラッ!
クロム「お、おいルキナ!お前何もマリナスさんに荷運びさせなくともいいだろう!」
ルキナ「ち、違うんです!とても重くて私一人では運んでこれなかったんです!そしたらたまたまマリナスさんとすれ違って…マリナスさんといえば四次元輸送車を率いてらっしゃるじゃないですか!だからお願いして手伝っていただいたのです!」
クロム「そんな大層な物を持ってきたのかお前は!……というかまた俺の顔がプリントされた大量のTシャツなんかを持ってきたんじゃないだろうな!?」
ルキナ「御安心ください、今日はきちんとした贈り物ですから!」

エリンシア「(ルキナちゃん…健気でお父様思いの優しい子ですけど…こうもマイペースだと…。はぁ…一体誰に似たのかしら…。伯母としてちょっぴり罪悪感が残りますわ)」

兄弟家の血筋故の個性派というかなんとやらに一抹の不安を感じるエリンシアであった。


ルキナ「それで贈り物というのがこちらになります。よいしょっと!」
クロム「な、なんだこれは!大型テレビか何かと思いきや…果実、なのか?」
ルキナ「私も最初はなんだかよく分からなかったのですが、未来のお父様が長年かけてじっくり育てられた植物だというので、是非とも見ていただきたくて…」
クロム「長年育ててきた?……となるとこの果物…、俺が今育ててる絆の種の果実…?」
ルキナ「え…絆の種!?まさか…」
エリンシア「信じられないでしょうけど、クロムちゃんたら数日前から絆の種を自分の部屋で育てるのに夢中なんですのよ。ついこの間アルムちゃんに実がなるまで二十年はかかると言われて、ショックを受けていたようなのですけど…」
ルキナ「アルム叔父様に…。そう言えば未来でのお父様はよくアルム叔父様の家に行っては何か相談されているようでした。あれは…そういう事だったのですね…」
クロム「そうなのか…。しかしあんなに小さい種がこんなにデカい実をつけるとはな…」
エリンシア「…それにしても美味しそうな香りですわ…。私、絆の果実なんて初めて伺うのだけどこれは食べられるのかしら」
ルキナ「私は食べた事はないのですが未来でよく家に遊びにいらしたヘクトル叔父様とイレースさんがとても美味しそうにお召し上がりになっていましたから、恐らくは」
クロム「(ヘクトルはともかく、やっぱり紫カービィは旨い食べ物のある家に沸くんだな、今も昔も)」
エリンシア「ルキナちゃんは食べた事がないのね…。じゃあ頂いたばかりですけど早速クロムちゃんが育てた絆の果実の味見といきましょうか!ルキナちゃんも皆と一緒に食べましょう?まずは皮を向いてこなくちゃね、ちょっと待っていらして」
ルキナ「あ、伯母様!私もお手伝いします!」
エリンシア「あらあら、いいのよ。ルキナちゃんはお客様なのに悪いわ」
クロム「(これが親族同士の絆か…)」

210 :
(兄弟家台所)
エリンシア「…うん、うーん!皮がとてつもなく固いですわね…全然歯が立ちませんわ…」
ルキナ「私のファルシオンをお貸ししましょうか?」
エリンシア「平気よルキナちゃん!私の包丁捌きのもとに、切れないものはありませんわぁ…!」
ルキナ「……そう言えばその包丁、☆が70ほどついてますが…他にもフライパン、まな板、伸ばし棒、土鍋、それにお玉に☆がついているようですね」
クロム「調理用具でしょっちゅうヘクトル、エフラム、リーフ辺りをぶっ飛ばしてるからな姉さんは。それくらい☆がついててもなんら不思議ではないだろう」
ルキナ「(兄弟家ではその光景自体が日常風景と化しているのですね)」
エリンシア「…つ、疲れてきましたわ。しょうがないですわね…不本意ですけれどアミーテ慈悲で……ぶっ飛ばして差し上げますわっ!」

ずざっばきっコノヒトデー!

セネリオ「絆の果実がひどい有り様です」
クロム「ま、まずい…姉さんのアミーテ慈悲コンボが始まった…!ルキナ、一体俺の部屋に退くぞ。見境なしに斬られるやもしれん」
ルキナ「わ、分かりました!」

(クロムの部屋)
ルキナ「それにしても…伯母様、ひどい形相で剣を振るっていらっしゃいましたね」
クロム「…ああ、姉さんは怒らせると手がつけられん…」
ルキナ「思えば、何度か兄弟家には入れていただいてますがお父様の部屋にこうしてお邪魔するのは初めてな気もします。…これがお父様が育ててらっしゃるという絆の種なのですね」
クロム「……植えて一週間ほど経つか、まだ芽すら出さない。お前の話を聞いていなかったら途中で断念してしまっていたかもしれない。礼を言う、ルキナ」
ルキナ「そんな……。でも、未来でのお父様はそんな事情知らなくても二十年以上この種を大事に大事に育てていたのです。この絆の種は、私の兄も同然ですね……」

エリンシア「みんな〜、ルキナちゃんが美味しい果物を持っていらしたわよ〜!みんなでいただきましょう!」

クロム「お、ようやくあの分厚い皮が剥けたようだな。行こう、ルキナ」
ルキナ「はい…」

(兄弟家居間)
ルキナ「皆さん、こんにちは。お久しぶりです…」
ミカヤ「あら、いらっしゃいルキナ。わざわざこんなに大きな果物届けに来てくれたんですってね。ありがとう、ゆっくり寛いでいってね」
シグルド「やあルキナ。シグルド伯父さんだよ、覚えてるかな?せっかく来て貰ったのに悪いね、うちは貧乏だからこれぐらいしかあげられなくて」
ルキナ「に、2000G!?学生の皆様も多いのですしそんな…こんな大金頂けませんよ!」
シグルド「なぁに、伯父さんのお節介だと思って受け取っておくれ」
ルキナ「シグルド伯父様…ありがとうございます」
シグルド「ほら、マルス。今日はお前は向こうの席に行きなさい。ルキナは仮にも私達の姪だ、万が一もあるし男衆の間に座らせる訳にいかんだろう」
マルス「…そういう事なら仕方ないな、どうぞルキナ(野郎が僕の代わりに、なら考えたけど女の子ならまぁいいか)」
エイリーク「いらっしゃいルキナ」
リン「こんなに美味しそうで高価に見える果物、私初めて見たわ。未来ではクロム兄さん、裕福な家庭を築いてるのかしら」
ルキナ「いいえ、この果物はお父様が育てた果物なんです。長い時をかけてゆっくりゆっくりと…」
エイリーク「……そうですね…。私達もこの果物のようにゆっくり時間をかけて豊満な満月のように育っていったらいいのに、ねぇルキナ」
ルキナ「はい…。?…」
リン「ね、姉さん!こういう時はそういう話はやめましょ!?ね?」
エイリーク「リンがそう言ったってなんの励ましにもならないのですよ!ウワーーン!!」
ルキナ「あの、私もなんのことなのかさっぱり…」
リン「そ、そう…。気付いてないみたいで何より、だわ…」
ルキナ「?」
ヘクトル「おいシグルド兄貴、まだかよぉ?早く食おうぜ」
シグルド「よし、みんな揃ったとこで合掌といこうか、せーの…」

一同「いただきまーす!」

211 :
セリス「もぐもぐ…わぁ、美味し〜い♪他のどの果物と全然違うのに甘過ぎず酸っぱ過ぎずしつこくなくてそれでいてマイルドで…」
ミカヤ「本当、もっと早くにこの果実の事知りたかったわね〜、二十年なんてあっという間だし」
ロイ「それは姉さんだけでしょ…、でも本当に美味しいね」
リーフ「……さて、それじゃあ僕も一つ…」
ヘクトル「うめぇ、マジうめぇよコレ!」
リーフ「人でなしーっ!」
エフラム「おいデブ、独り占めすんな!こっちにもよこせ!」
ヘクトル「あっこらテメェこそ人が見てねぇ隙に…!」
シグルド「二人共やめなさい、姪っ子が来ているというのにお前達という奴は!」
アイク「……これは…!」
マルス「どうかしました?アイク兄さん」
アイク「ワイバーン肉だ…竜肉の中でも滅多に食えないワイバーン肉の味わいに似ている!」
マルス「そうですか…(というかマギ・ヴァル地区でもワイバーンって希少種じゃないですか、食い物にしていいんすかね…?)」
エリウッド「ははっ…蝶!サイコーだぁ♪」
マルス「……そっちはどうしたって?」
ロイ「『胃の痛みがレストの杖をかけられたかのように消えていって蝶サイコー!』だってさ」
マルス「そう、それはよかったね(棒)」
クロム「直接声に出さずとも気持ちが伝わる…。これが、絆か」

リン「アルム、ごめんなさい。私誤解してたわ…農耕民族って、こんなに素敵な大地の恵みを作る技術があったのね…」
アルム「何言ってるんだよリン姉さん。僕こそ散々遊牧民族の事を考え無しに獣を狩る野蛮な人達と考えてた…これからは改めるよ」
リン「アルム……」
アルム「リン姉さん…」
クロム「これが、絆か…」

セリカ「だめぇぇ!アルム、リン姉さんと仲良くなるのはいいけど絆を深め過ぎるのはだめぇぇ!何してるのよシグルド兄さん、ティルフィングでしょティルフィング!」
シグルド「すまん、唐突過ぎて話についていけなかった。……農耕民族と遊牧民族の和解はいいが、KINSHINだけは許さんぞぉぉ!」
リーフ「またお約束だよ人でなしーっ!」

久しぶりに過ごした兄弟家の皆さんとの時間は、とても明るく楽しいものでした。
あんなに楽しげに笑うお父様を見たのは本当に久しぶりなような気さえします。
そして…私は同時に感謝したいと思うのです。
あの時、お父様が偶然にも絆の種を育ててみようと思い立って下さった事を。
そうでも無ければこうして兄弟家の皆さんと過ごすこの時間もなかったのですから…。
お し ま い。

212 :
そして結局アルムメインネタでなくクロムルキナメインになってしまった事をお許しください。
闇の樹海逝ってきます・・・

213 :
イレース(町全部の絆の種を集めて食べれば私もアイクさんと…)

214 :
支援無い相手には全く無意味なものでしてな
ああいや、暁だったらある意味支援はあると言えばあるかw

215 :
そういや外伝の知名度のせいであんまし目立たないけどアルムとリンは武器が剣・弓で共通なんだっけ。
そしてこのスレだと農民←→遊牧民で上手いこと対立してるんだったなそういえばww

216 :
そういえばオレルアンも元々は遊牧民なんだよね。
何故か城塞都市国家の王になってたが

217 :
俺の手元には絆の種が一つある。
ちょっと前にクロム兄上が何を思ったか急に栽培し始め、
その流れでルキナが持ってきた。
なんだかんだあって皆で分け合って食ったのだが食いきれずに残りは分けたのだ。
そういうわけで俺の手元にも一つある。
…今さら言うまでもないが絆の種の効果とはダブル組んだ状態で使うと友好度がUPし支援が上がりやすくなるというものだ。
そして当たり前だが使うと無くなる。
使うと無くなるのは…まぁ食えばそれは無くなる。
ここでふと思ったのだが…一つしか無いのなら食えるのは一人だけだ。
にも関わらず何故支援が上がる?
一人しか食えないのだから友好度は一方通行、片方の人間のみ上がり、相方は変化せぬはず。
…いかん…一度気になりだすととことん気になる……
俺はこう見えて割と凝り症というか、興味が湧いた事はとことん調べたくなる性質だ。
絆の種の使い方を徹底的に研究したくなってきた。
サラ「わからない事は私に聞くといいわ。少なくとも兄様よりはいろんな事知ってるから」
エフラム「…人のモノローグを読むな。心を読まれてるような気になるだろうが」
サラ「いいじゃない細かい事は。それより種の使い方が気になるんでしょ?なら実際やってみればいいのよ。ほら、ダブル組んで」
エフラム「俺もお前もダブルシステム無い作品なんだが…ま、いいか。かつぐとか救出と要領は似てるに違いない」
俺は見様見真似でサラとダブルを組んでみた。
案外なんとかなるものだな。
サラ「じゃ。使うわね。一つの種を二人で消費できる理由。それはこれよ。ちょっと屈んで頂戴」
エフラム「こうか?」
サラ「あむ……ん…ちゅ」
……サラの奴。絆の種を口に含んだと思いきや俺の背に手を回しいきなりキスをしてきた。
そして前歯で種を二つに割ったのだろうな。割った半分を舌で俺の口に押し込んで…
サラ「ぷは……こゆこと。これで一つでも二人分」
エフラム「疑問が解けたのはいいがな…」
サラ「なぁに兄様?」
エフラム「あのな。マセてるのはいいが…相手が俺だったから問題は無いが仮に相手がロリコンだったら大変な事になってるところだぞ。こういう事は大人になってからだな…」
サラ「何それ、突っ込み待ち?」
ああ言えばこう言う。
まったく…困った奴だ。
そして俺は知る由もなかった。
物陰から俺たちを見守る一つの影があったことを…

ティニー「あれが絆の種の使い方…つまり!あれでクロム×フレデリクもクロム×ヴェイクもクロム×ガイアもルフレ♂×全男組も
      フレデリク×ヴィオールもフレデリク×ヘンリーもかき切れないから飛ばしますけどあらゆる男同士支援があの方法で強化されてきたのですね…漲ってきた!!!」

218 :
サラ「これを繰り返せば未来から私たちの子供が来るかもしれない。ということで兄様、もっと」
エフラム(…もしかしてこいつが持ってる袋の中身は全部絆の種なのか)

219 :
サラ「種はまだあるんだから、今度は兄様からして欲しいの」
エフラム「…お前本当にいくつ用意してきたんだ」

シグルーン「サナキ様、耳よりな情報が…」
サナキ「よし、町全ての絆の種を確保せよ」

220 :
>>214-216
なるほど、もう部族対立とかしてそうなレベルだなw
>>217
エリウッド「僕はてっきり『一杯のかけそば』的ななにかで支援がアップするのかと思ってたよ
      嗚呼、今月も家計ががが」

221 :
やった!ねんがんのきずなのたねをてにいれたぞ!

リーフ「ハァハァ…これで僕もサラと同じようにアルテナおねいさんやエーヴェルおねいさま、セルフィナさんやルイーズさん、セシリア先生と……ブババッ!……さらには何れおねいさん達と支援Sになって、こっこd…!」

ロイ「……さっきリーフ兄さんがすごい勢いで地獄への片道切符レスキューで連れていかれたよ」
マルス「まぁ、いつもの事だしほっとこうよ」
ロイ「そうだね」
マルス「所でロイは誰との間にその種を使うの?」
ロイ「えっ…、そ、そうだなぁ…」
マルス「絆の種ってさ、絆を深める相手とキスしながら食べなきゃ意味ないんだって♪エフラム兄さんが言ってたよ」
ロイ「!…//」
マルス「さぁ、幼なじみから女教師に至るまであらゆるフラグを持つハーレム少年!ファーストキスは一体誰の手に!」
シグルド「…そんな事は絶対に許さぁぁん!」
ロイ「シグルド兄さん食いつくの早過ぎるよ!…それに、僕にはき、きすなんてまだ早いし…!半分こにして一緒に食べればちゃんと効果あるんでしょっ!だったら僕…!//」
マルス「顔真っ赤にしちゃって、モテ男のくせに相変わらずウブだねぇきみは」
ロイ「そう言うマルス兄さんはどうなのさ」
マルス「…僕はいずれシーダと結ばれるのは確定的だし、今更絆の種の力に頼るってのもねぇ。……シグルド兄さんはやっぱりディアドラさんと?」
シグルド「うむ。ちゃんと場に相応しい台詞も考えたんだぞ。『ディアドラ、俺はきみと絆のキスが出来ない運命なんて認めない!』…どうだ、我ながら惚れ惚れとする口説き文句だ」
マルス「う、うーん。まぁいいんじゃない?」
ロイ「シグルド兄さんらしいと思う、よ」

セリス「うーん…どうしよっかなぁ」
ロイ「セリス兄さんはどうしたの?」
セリス「うん、あのねロイ。ユリア、ラナ、マナ、ラクチェ、リーン、ラドネイ、それにユリウスもいるし、どうやったら絆の種を均等に分けられるかなぁって思ってるんだけど…」
マルス「そんなの簡単だよ。きみがこの娘こそはって感じる女の子とキスして絆を深めあえばいいさ」
ロイ「あっ、マルス兄さんまたそんな事を…!」
セリス「き、き、キス!?駄目だよそんなの!運命の人としかキスなんかしちゃいけないんだってシグルド兄さんも言ってたし!」

222 :
マルス「おやおや、そこまで徹底しちゃってるのかい?こりゃ弟のロイに先越されるのも時間の問題、かな?」
ロイ「僕だって軽々しくそんな事しないってば!」

──────────────
ヘザー「リンちゃ〜ん!絆の種を手に入れたんですって?早速私と絆を深めましょうよ〜!」
リン「け、結構ですっ!私女の人と絆なんて深めたくないですから!」
ヘザー「またまた恥ずかしがっちゃって!なんならフロリーナちゃんと私と変わりばんこで絆のキッスを交わしちゃってもオールOKよ♪」
リン「だからフロリーナとはそう言う仲じゃっ…!って、いやぁぁぁぁ!」
ヘザー「種を口に入れてスタンバってるのよ、さぁ早くいらっしゃい!」
リン「いやぁぁぁぁあっ!女の人と絆のキスなんてするくらいならヘクトルとキスする方が数倍マシよぉぉぉ!」
ヘザー「待ってぇリンちゃ〜ん!」

ヘクトル「……へぶしっ!…ん、なんか妙だな。急に寒気が…」
ビラク「うほっ、へっきゅん。この日の為に絆の種という俺との愛の勲章を手に入れてくれたんだね…」
ヘクトル「…へ?」
ビラク「さあ俺の胸元に飛び込んでおいで♪絆の接吻といこうZE!」
ヘクトル「ぎゃぁぁぁあ!冗談じゃねぇっ!なんでお前とキスなんかしなくちゃならねぇんだよぉぉぉ!お前とキスなんかするくらいならリンとキスした方が何倍もマシだぜぇぇっ!」
ビラク「うほっ!俺に尻を向けるのか!?いいよ。こいよへっきゅん、このグラディウスで……ry」

リン「ちょっとヘクトル、アンタみたいなピザとのキスなんて絶対したくなんかないんだから勘違いしないでよね!」
ヘクトル「俺こそお前みたいな野生児とのキスなんかごめんだぜ!つーか今はそんな事より……!」

リン「助けて!フロリーナ!」
ヘクトル「助けて!ファリナ!」
シグルド「兄妹間でのキスと聞いて…。百合や迫真はともかく、KINSHINキッスは許さんぞぉ!」

フロリーナ「お姉ちゃん大変!ヘクトルさまとリンが…!」
ファリナ「ああ、またやってる!しょうがない、助けにいってやるか」
フィオーラ「エリウッド様とのとろけるような口付け…ディープキス……ハァハァ!」
ファリナ「ほら、姉貴もエリウッドさんとの妄想垂れ流ししてないで手伝ってよ!私1人じゃとてもヘクトル様かつげないよ!」

結果、紋章町全体がカオスと化した。

223 :
ユンヌ(酔)の入ったメダリオンを渡してみた
レイヴァンの場合
レイヴァン「正直プリシラはブラコン云々以前に依存症だと思うんだアレではいずれ他の男に目を向けても刃傷沙汰になるんじゃないかとルセアもルセアでなんであいつはすぐ男に襲われるんだだからもう少し男らしくしろと普段からおい聞いているのか」
ヘクトル「お、おう」
ロイ「あれって、普通にストレス溜まってただけじゃ……」
マルス「彼も色々有るのさ」
カミュの場合
グレイ「人攫いー!!!」
ロイ「ティータさんが謎の仮面の人に攫われたってさ」
マル「いったいなにものなんだ、けんとうもつかないなー」(棒)
ヒルダの場合
ヒルダ「やっぴー♪みんな〜☆
マジカルスイートエンジェルヒルダちゃんだにょ〜ん☆」
アイク「ぐっ……ふっ…」
エフラム「」
ロイ「アイク兄さんが膝を付いた!?
そしてエフラム兄さんが全身から血を噴き出して倒れた!?」
マルス「なんて破壊力だ……」
正直すまんかった

224 :
アイク参戦驚いたわ

225 :
>>223
あまりのショックにアイク参戦が決まったと聞いて。
何にせよおめでとうアイク。

226 :
ファーストキスの話題が出てたんでちと過去ログ漁って経験未経験まとめてみた
ミカヤ 過去ログにはないが…数億年も生きてりゃキスくらい経験あると思われ
シグルド まだ、30すぎてキスもまだって……
エリンシア まだ
アイク まだ、済ませてる光景が想像できない
クロム まだ、そろそろ焦りだす歳
エリウッド まだ
ヘクトル まだ
エフラム サラ、ファと経験あり
エイリーク ラーチェルと経験あり
リン まだ
マルス 多分シーダとあると思われ
アルム セリカ、ジャンヌとあり
セリカ アルムとあり
セリス ユリウスとあり
リーフ まだ
ロイ まだ

227 :
ttp://www.smashbros.com/jp/characters/ike.html
アイク  「キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━!!!」
アルム 「うわあ!アイク兄さんが嬉しさのあまりにぶっ壊れた!!」
リーフ  「このひとでなしー…って、僕は何もなってないか」
セリス 「アイク兄さんおめでとう!」
アイク  「ありがとな。今回ばかりは来ないものだと完全に諦めていたからな」
ヘクトル「あーあ、マルスもリンもアイク兄貴もずるいぜ。俺にも来ねぇもんかなー」
マルス 「僕の枠だったらいくらでもあげるよ!嗚呼、またアイク兄さんに吹っ飛ばされる日々が続くのか…orz」
ロイ   「あいくにいさんおめでとー。ぞくとーなんていいなーうらやましいなー。ほんとーに羨 ま し い な ぁ ! ! 」(ギリギリ)
アイク  「よし、大会に向けて修行するぞ。マルス、付き合え」
マルス 「え!?ちょ、僕はしたくないしそもそも参加すらもしたくないてか引っ張らないで!助けてシーダ!!」(ズルズル)
クロム「………」
リーフ 「どうしたのクロム兄さん?そんな所で一人立ってて」
クロム「あぁいや、アイク兄さんの続投は大変喜ばしいんだが…心の何処かで素直に喜べない俺がいるんだ」
リーフ 「僕たちの所の枠は二枠だって言われてたからね。僕もアイク兄さんの続投は正直予想外だよ」
クロム「はっきり言ってしまえば、もう一枠は俺だと確信めいた自信があった。…ま、今思えばアホらしい自信だったがな」
リーフ 「まだ諦めるのは早いよ。僕達の枠が二枠だって決まってるわけじゃないしね。まだ兄さんにも声かかる可能性もあるよ」
クロム「…それもそうだな。よし、今はアイク兄さんが続投したことに喜ぶ事にする。
     仮に俺に声がかからなかったとしても、その時はマルスとアイク兄さんを全力で応援すればいいだけだ」
リーフ 「そうした方がいいよ。じゃ、そろそろアイク兄さんの元へ行こうか。マルス兄さんも死にかけてるしね」
クロム「ああ!」
ハイハイアイクニイサン、ソコマデニ… タスケテリーフトクロムニイサン!! ヌゥン!! ズガッ ウオッ!?マルスガヨケタショウゲキハガリーフニ!!? ヤッパコウナルヨネコノヒトデナシー!!!
ロイ「…僕も最後まで諦めないぞ!」

228 :
アイク続投おめ!
絶対リストラされると確信してたレベルで思ってたからマジ嬉しいw
そして一気にクロム参戦が厳しくなったがもうFE枠がまだある事を期待して待つことにする
ロイも、一応は期待してるw

229 :
>>226
サラ「私よりずっと見た目年下のファともしてるとかとんだロリペドね兄様。その分私にもディープなやつを要求するわ」
エフラム「前半と後半が全く繋がってない気がするんだが」
ユンヌ「続投を祝って私からアイクに女神のキスのプレゼントを(ry」

5月23日ってキスの日らしいっすね

230 :
ラーチェル「ん…あむ…」
エイリーク「ちゅ……ん」
ラーチェル「ふぅ…美味…ですわねぇ…」
エイリーク「ふふ、もう…絆の種を使わなくても私たちは立派にお友達ですよ?」
ラーチェル「あら、わかってはいますけれど、もっともっと絆を深めたいと思うのは当然ではなくて?今日は…キスの日ですもの」
エイリーク「あ、それで…校庭の遊歩道の木陰や図書室の物陰で…キスしてる娘たちを見かけたわけですね」
ラーチェル「乙女の友情…甘くて麗しいものですわ…」

ターナ「……うち女子高だしね……これくらいの行為にはハードル低いっていうか…うん」
ラーチェル「あら、突っ込みだなんて…もしかして疎外感でして?」
エイリーク「私たちは三人でお友達じゃありませんか。ファーストをもらってしまうのはさすがに気が引けますが…では、ん」
ラーチェル「ちゅ…」
ターナ「ちょっ、何するのよぅ!?りょ、りょうほっぺにルネスが誇る二大お嬢様のキスもらうなんて…他の娘たちの嫉妬と羨望で殺されかねないわよ私!?」
…なんかルネスってこんなイメージある。
リンよりエイリークの方が何気に百合指数高いと思うんだ。ソフトに。

231 :
親友なら挨拶みたいなもんだから(棒)

232 :
兄弟スレを開いたと思ったらロリ百合スレでござった

233 :
>>226

シグルド「君達、この表を見たまえ」
エフラム「ああ」
エイリーク「はい…」
マルス「なんですか」
セリス「どうしたのシグルド兄さん」
シグルド「どうしたのではないどうしたのでは!いいか、接吻というものはな…本来深い愛情で結ばれた者同士がするものであって…!」
セリス「?…シグルド兄さん大丈夫?顔真っ赤だし汗すごいよ?」
シグルド「う、うむすまん…。とにかくだ!私はKINSHINでさえ無ければ君達の色沙汰にあれこれ文句を付ける義理はないが…それにしては君達はそういう事に関する貞操というものがな…!」
マルス「またそんな事を…。だから三十過ぎても童貞はおろかファーストキスまでも未経験なんて事になるんじゃないですか?」
シグルド「うぐっ…」
アルム「大人の嫉妬は見苦しいよ兄さん」
セリカ「兄さんて本当考え方がオヤジなんだから」
シグルド「お、オヤジ…!?」
二人「ねー」
シグルド「くあぁぁぁ!!私の見てない間に寄りにもよってKINSHINファーストキスを済ませた貴様らだけは絶対に許さーん!!」

ミカヤ「シグルドったら昔っから変わらないわね〜」
エリンシア「本当。お兄様も顔立ちは整ってますしもうちょっと遊び心を持ってもいいですのにねぇ」
ミカヤ「あなた達、まだだったんだ。うふふ、意外な素顔知れちゃったかも」
クロム「だ、大丈夫だ姉さん!俺はもうすぐにでも済ませられるくらいフラグは進展、しているはず…(俺より年上の兄さん達がまだ…そう、まだなんだ!俺も決してまだまだ遅れてはいないはず、はずなんだ!)」
ミカヤ「うふふ…」
ヘクトル「兄貴、バレバレだぜ。姉貴は他人の隠し事なんかすぐ見通せちまうんだから…よ…」
クロム「そ、そういうお前はどうなんだヘクトル!授業を抜け出すヤンキーっぷり、俺はてっきり…」
ヘクトル「お、俺だって女とキスぐらいは、二十歳までに…だな…!」
エリウッド「僕は正直そういう事に今関心を持てないからなぁ。それにシグルド兄さんの言い分も分かる気がする」
リン「……//。(エリウッドもヘクトルもまだ、なんて…。そりゃあ…ファーストキスはお互い初めて同士の方が嬉しい、けど…。ああっダメダメ!私にはラスやケント先輩がっ!)」

234 :
リーフ「へぇ、シグルド兄さん、アイク兄さん、クロム兄さん辺りは予想通りだったけど…まさかヘクトル兄さんまでねぇ…」
ロイ「り、リーフ兄さん?本人達も気にしてるだろうし、あんまり…そういう事は言わない方がいいと思うんだけど…」
リーフ「僕の事を散々妄想癖だとか言うけどぶっちゃけ君もその手の事に結構敏感だよね、エロイくん」
ロイ「に、兄さんだけにはその名で呼ばれたくないよっ!」

アイク「シグルド兄さん、クロム、ヘクトル、リン、それにロイ。お前達、何をそんなに尻込みする必要がある。そもそも顔を赤くしてまで恥ずべき事か?」
シグルド「アイク…?」
アイク「物事には全て、頃合いというものがあってだな…」
ヘクトル「あ、兄貴…?」

アイク「鱚は6月〜8月頃が旬だとイレースも言っていた。食えるならやはり最高に美味い旬の魚を食いたいじゃないか。まぁ俺は肉派だが…」
シグ・クロ・ヘク「だ訳ねぇだろおええ!!そんな訳ねぇじゃん!」
シグルド「!」
ヘクトル「兄貴達とハモっちまった、ちくしょう!」
マルス「途中まで目キラキラさせて聞いてたシグルド兄さんとクロム兄さんとヘクトル兄さんとリン姉さん、プギャー!」
シグ・クロ・ヘク・リン「そ、それはそこにユンヌがいたからだ(よ)!」
ユンヌ「呼んだ〜?」
ロイ「挙げ句の果てに4人揃って責任転嫁するんだ…」
エリウッド「つくづく僕等兄弟って息が合ってるのか合ってないのか分かんないよね」

235 :
イレース「………」
ワユ「ちょっとあんた、そのバカみたいにでかい袋は何?」
イレース「…ちょっと、絆の種を」
ワユ「その中身全部!?」
ミスト(…うん…わかる、わかるけど…)

236 :
セティ「二日遅れたけど…キスの日か…」
今日は久しぶりの休日だったりする。
もっとも午後から休日出勤だけれど…orz
ああ…ティニーの顔が見たい。
彼女とキスしてみたいというのは贅沢な願いだろうか?
…決して仲が悪いわけではないと思うけれど…進展させる機会があるかというと…orz
おそらく私の愚兄なら「機会?無いなら作るんだよ。勝手にできるのを待ってたらあっという間にじいさんだぜ?」
…とでもいうのだろう。
私が多忙なのって誰のせいでしたかね。
セティ「ふぅ……」
ため息が零れた。ちなみにその愚兄はフュリーさんとマーニャさんの家に昨日から遊びに行って帰ってきてない。
また朝帰りなのだろう。弟が言うのもなんだがなんであんなに不実な男がモテるんだろう…
と、疑問に思って同級生のアレスにそれとなく聞いてみた事がある。
そしたら彼はこう言っていた。
アレス「付き合ってて楽しいからじゃねぇの?」
確かに兄は社交的だし話題も豊富だ。友達も多いらしい。
しかしアレス…普通にリーンを連れて腕組んでるのはなんでなんでしょうね?
アレス「聖戦は恋人作るゲームだぜ?そして俺たちはカプ可能相手の中でお互いどう見てもフラグが一番濃い…つまり…そういう事だ…」
リーン「過去ネタ見てもさ。誰とでも可能と言ってもみんな大体一番作内で推されてるフラグ濃い相手と…っていうのが多いもんね。作者の皆さんの印象がそれだけ強いのよ」
セティ「た…確かに……ラナはセリス、ラクチェやパティはシャナン、ナンナはリーフ…うちの妹はアーサー相手にラブコメしてるネタがほとんどだ…」
アレス「つまり…だ…言いにくいが…登場も後半でカプりにくく…イベントも…終章の会話くらいしかないお前は…ご愁傷様…」
リーン「で、でもでも、それはティニーもそうだったりするのよ?あの娘も特に推されてる相手がいない分、逆に誰にでもチャンスがあるし…終章での会話しかないセティさんやリーフ君にフラグありとされてるわけだしね。チャンスはあるんじゃない?」
フォローしてくれるのは嬉しいけど…目の前で腕組んでるカップルにフォローされても微妙な気持ちになるのはなんでだろう…
…と、いけないいけない。
昨日の事を思い出してちょっと気持ちが沈んでしまった。
久々に涙目グリーンの皆で集まろうかと思ったけど…
あそこにいるとネガティブに拍車がかかるんだよね…
ん、そうだ。
フィーに借りてた本があるんだった。返しておこう。
そう思って妹の部屋の扉を開けると……
私の視界に映ったものは…妹とキスしてるアーサーの姿だった。
フィー「ん……ファッ!?おおお、おにいちゃん!ノックくらいしてよバカー!」
アーサー「よ、友よ。ちょっと野暮なんじゃない?」
セティ「……………」
アーサー「いや、そんな渋い顔しないでよってば。俺らが清い交際なのは知ってるっしょ」
ああ知ってるとも。
今日も妹の原稿のアシしに来たこともね。
私の周りには当たり前のごとく彼女いる連中ばかりなのに…ってモヤモヤしてしまうのは私がまだ人間ができていないからだろうか。
しかしキスの日か…
家に居ても妹たちの甘酸っぱい光景を見せつけられて気が滅入ると思ったので散歩に出てみれば…
そこかしこでカップルが腕組んで歩いている。
イード砂漠で砂遊びしてるのはあれはキュアンさんとエスリンさんか。
アフアの雫でお茶して大賢者をやきもきさせてるのはパントさんにルイーズさん。
あっちの教会で揃ってマチスを説得してるジュリアンにレナ。
馬とペガサスでツーリングしつつ、背後の物陰から嫉妬に籠った視線をくらってるのはアベルにエストにパオラ…と。
向こうではニーナさんが仮面の人の馬の背に乗ってゆられてる。旦那はどうした。

237 :
恋愛フリー作品でフラグが薄いより、相手が決まってる人間関係固定の作品の人々のなんて羨ましいことか…
何回ロードしても決してあぶれる事が無いんだから。
フリー作品ならいくらでもチャンスがあると言われてもね…
覚醒くらいフラグが平等だったらいいんだけど聖戦は明らかに推し相手が強くて格差がある…
もっともフラグがああ平等だと固定の相手が決めにくいから誰彼つかずでカプネタはあまり書かれない気もするんだけどさ…ふぅ。
ああでも…決まりきった相手がいるはずなのにあぶれ気味になってる不思議な人もこの世にはいて。
セティ「こんにちはシグルドさん」
シグルド「やあ…セティ君…君も今日この日…一人なのかい?」
セティ「ええまあ…ディアドラさんは?」
シグルド「アルヴィスに先を越された…orz」
私はこの人に激しく親近感を感じる。
なんだろうねこの気持ちは。
シグルド「なぜだ!?君にキスできない運命なんて認めない!という名台詞を持つ私が今だにファーストキスすらまだで三十路を迎えるなんて!」
その台詞を聞くとシグルドさんがもの凄い喪男に聞こえてしまう。
弟妹たちに次々と先を越されるって複雑だよね。ちなみに私も妹に先を越されました…orz
シグルド「>>226の表を見るかぎり兄より先に6人の弟妹が大人の階段を先に上がってしまったよ…ははははは…」
セティ「ああ、セリス様もやっぱり経験済でしたか…あれだけ可愛いんだから彼氏がいない方がおかしいですよね…」
ユリウスも幸せだろうな。彼はしょっちゅうスカサハとかデルムッドとかあぶれ組の男たちから嫉妬されてるし。
あれだけの美少女だから無理もない。中にはラナはユリアみたいにセリス様の魅力で百合に目覚めた娘すらいるほどだ。
…ん、あれ?
何か違和感が…気のせいか?
まぁ気のせいだろうな。
イシュタル「……orz」
と、そんな話をシグルドさんとしていたら、あそこで凹んでいるのはフリージ家のイシュタルさんだ。
ティニーの従姉さんだね。
イシュタル「今ならわかる…寝取られの辛さが…」
シグルド「……うちの妹が…迷惑をかけてすまない…あれ?」
シグルドさんも何か違和感を感じたらしい。なんだろうねほんと。

セリス「ひっくしゅ!?」
ユリウス「なんだよ。風邪か?」
セリス「わかんないや…誰かが噂してるのかなあ」
ユリウス「ほら、ティッシュやるから鼻かめ」
セリス「ありがとう、ユリウスは優しいね」
ユリウス「よ、よせ!その笑顔で見上げるな!」
セリス「えーっなんでさ?僕たち親友でしょ?」
ユリウス「か、かお近いっ近いから////////」

238 :
アイクはリストラでクロムが参戦するものだと思ってたが…
これでクロムまで参戦したら剣士三人で被りすぎるし、もしかして覚醒枠はルフレ参戦の可能性もあるかな?
まさか覚醒から出さないってことはないよな…

239 :
涙目グリーンもキス未経験者の集まりだろうな
アー様 多分異性より同性にモテる(not腐な意味で)
サザ ミカヤミカヤ→身の程を(ry
ウォルト 最終評価、良い人
セシリア ドロシーのおかげで目立たないが見た目も……

240 :
覚醒から出ないってのはありえるでしょ
ロイみたいに未発売の新作から出る可能性はある
ロイはコンパチながらも、使っていて非常に楽しいキャラだったから出てほしいね
改造スマブラXくらいでしか見られんのは残念だ

241 :
(兄弟家台所)
リン「うふふふ。エリンシア姉さん、今日は私が買い出しに行ってくるわ!」
エリンシア「まぁ、リンちゃん。なんだかとても嬉しそう。どうしたの?」
リン「えっ、やだ…私ったらそんなに顔に出ちゃってる?」
エリンシア「?…でも買い出しに行ってくれるなら大助かりですわ。じゃあ、メモを…どうぞ」
リン「……姉さん、もしかして気付いてない?実はさっき緊急ニュースが入ってね……」


(兄弟家居間)
エリウッド「家計簿も付け終わったし、ちょっと一休みっと。さて、今日の夕飯は何かな…。昨日は脂っこいものが多かったから、今日は出来れば淡白でヘルシーなものを……」
ズガァァァァ!
エリンシア「…うっひょー!KINNIKU KINNIKU!!」
エリウッド「先週直したばかりの網戸が細切れに、蝶サイコー!」
エリンシア「ハァハァ…!腹筋☆背筋☆大胸筋☆…俺のハートに火をつけろ!」
シグルド「どうしたエリンシア落ち着きなさい!……ん?なんだこのA4用紙は…。これは…アイク…!?それにこのマークはもしや……!」

大乱闘スマッシュブラザーズへの招待状!

アルム「アイク兄さんまさかの続投!?すごいや」
セリス「わぁ!アイク兄さんカッコイイ〜!すごい筋肉ムキムキだよ!」
セリカ「セリスったらまるで自分の事みたいに喜んじゃって」
エリンシア「KINNIKU KINNIKU!」

リン「ただいま〜。アイク兄さん帰ってきてる?」
セリス「おかえりリン姉さんにヘクトル兄さん!アイク兄さんならまだ帰ってきてないよ」
リン「そっか、もうちょっとゆっくり狩りしてても大丈夫だったかな」
ヘクトル「…ったくリン、てめぇわざわざ荷運びの為だけに俺呼ぶんじゃねぇよ!」
リン「あら、だって重い物担いで運ぶのは図体のデカいアンタの専売特許みたいなもんじゃない!」
ヘクトル「どういう意味だよそれは!」
セリス「その様子だと、またサカ草原まで狩りに行ってきたの?」
リン「ええ、買い出しに行った分だけじゃ足りないと思ってね。今日はアイク兄さんの参戦祝いだし、久しぶりに草原のあちこち駆け回ってきちゃった。なんてったって狩りは私の得意分野だから」
セリス「それなら言ってくれれば僕も手伝ったのに」
エイリーク「私も馬に乗れますし荷運びくらいならお手伝い出来ましたのに…」
エフラム「セリスやエイリークが行くまででも無い。俺に頼めば狩りは勿論荷運びまで全て面倒見てやっていたのに」
リン「ごめんね、今日はアイク兄さん定時上がりだろうから私も急いでたのよ」
ヘクトル「おかげでこっちは滅茶苦茶疲れたぜ…」

エリウッド「二人共ありがとう、食費を浮かしてくれるのは嬉しいよ…。でもアイク兄さんの参戦祝いなら今日もまた肉料理か…」
リン「はい、エリウッドには野菜サラダと春雨スープ」
ミカヤ「せっかくこんなにお肉を用意して貰ったんだもの。今日は焼き肉にでもしましょうか、ね。エリンシ…」
エリンシア「KINNIKU KINNIKUワッショイ!」
リン「エリンシア姉さんったらまるで聞く耳持たずね…」
エイリーク「しょうがないですね、私達だけで夕飯の支度といきましょうか」
リン「そうね…」

242 :
アイク「…ただいま。ん?この匂いは…」
ミカヤ「お帰りなさいアイク。兄弟みんなであなたの帰りを待ってたのよ。スマブラ続投おめでとう、姉として心から祝福するわ」
兄弟一同「兄さん本当におめでとう!」
アイク「……」
ミカヤ「どうしたの?アイク…」

「大☆天☆空!!」

アルム「うわっアイク兄さんが大天空で喜びの舞を踊ってる!」
セリカ「まるで時期はずれの花火ね」
リーフ「大体予想はついてたよひとでなしーっ!」
エリウッド「屋根がっ我が家自慢の瓦屋根が…!本日二度目の蝶サイコー!Yahooジャパアァン!」
リン「エリウッドお願い、発狂しないで!直ぐに胃薬持ってくるから。…そう言えばクロム兄さんとマルスとロイは?さっきから全然姿が見当たらないんだけど」
セリス「三人ならエリンシア姉さんが暴走し出した頃に揃って出掛けたみたいだよ」


一方、クロム、マルス、ロイの三人───

ロイ「アイク兄さんが続投か。今回はアイク兄さん、僕と同じ立場なはずなのに…やっぱり参戦出来たのって、人気が、スマブラに相応しい強さが、あるからなのかな」
クロム「……だろうな。アイク兄さんが続投確定してしまった以上は俺も参戦自体が危ういな…」

「僕だって人気はあるはずなのに…」
「俺は仮にも最新枠なのに…」
「また僕はスマブラでアイク兄さんにボッコボコにされるのか…」

ロイ「…そう言えばマルス兄さんはなんで来てるの?」
クロム「そういやそうだ。お前は今後もレギュラーから外される事は無さそうだし、服のデザインに多少変更が加わったりひどい優遇ぶりじゃないか…」
マルス「クロム兄さんは知らないのさ、どこぞの地球外生命体に食われ、ハンマーでぶっ飛ばされ電気ネズミの電撃で焼き殺されるあの苦痛を…。おまけにリン姉さんもアイク兄さんも本気で斬りかかってくるし…」
「…どこに行ったかと思いきや、こんな所にいたのね。あなた達…」
クロム「ね、姉さん!?何故ここに?」
ミカヤ「あら、十数年あなた達の面倒見てるんだもの。あなた達がどこに行きそうかなんてお姉ちゃんにはお見通しよ。…さてはスマブラの事、でしょ?」
ロイ「うん…アイク兄さんが続投したのは嬉しいんだ。でも…このまま時が経っていけば、いつかはみんなの記憶から僕がスマブラに出てたって事も消えてしまうのかなって……」
ミカヤ「ロイ……。ねえ、ロイ、マルス。この写真覚えてる?クロムも、見てごらん」
そう言って、長女は少し古ぼけた一冊のアルバムを渡す。
名前を呼ばれ、不思議そうに顔を見合わせるマルスとロイだったがどちらともなく最初のページを開く。
そこに写っていたのは、着慣れないダブダブの服を来て、裏のない笑顔でこちらを見つめる在りし日の自分達と、そんな自分達を優しく包み込むように肩を抱く長男シグルドと、またその隣で同じく笑う、セリス、セリカ、アルム。
そして何故か地中に埋もれ、頭だけ出ているリーフの姿。
マルス「シグルド兄さんにアルムセリカにセリスに地中に埋まってるリーフ…、そして僕とロイ…。こんなに嬉しそうに僕が写ってるなんて。まさか僕達二人がスマブラDXに参戦した時の?」
クロム「ほぅ…。この頃はシグルド兄さんが小さい弟妹達の面倒を見てたんだな。それもたった一人で…」
ミカヤ「そうよ。この頃は私、仕事の関係で兄弟家で暮らす事が出来なくてね、年長者だったのはシグルドだけ。全てあの子に任せっきりだったわ。この時はまだロイが紋章町に来たばかりでね。
新しい家族を兄弟家に迎えるだけでも大変だったはずなのに二人がスマブラに出るって知った時はこんな素晴らしい弟達に恵まれた事がただ嬉しくて涙が止まらなかったって、今でもシグルドったら昨日の事のように話してくれるのよ」
ロイ「シグルド兄さん…」
ミカヤ「二人がスマブラに参戦決定した記念に何か残そうって話になって、何時までもすぐに見れるものがいいからアルバムにしようって提案したのはアルムだったわ。それから二人の衣装を毎日徹夜で縫ってくれたのはセリスとセリカ。
お世辞にも決して多くはなかったお小遣い叩いて特注のカメラを買ってくれたのはリーフ。もう誰もはっきりとは覚えてはいなくても仕方ないでしょうけど……でも兄弟みんながあなた達二人の参戦を心から祝い、喜んでた…」
マルス「……」
ミカヤ「次のページを開いてご覧なさい」
姉に促されてページを捲る。
そこにもまた大きな写真が一枚。見慣れた兄弟家の顔が揃っていた。
真ん中には先程のマルスとロイと同じようにアイクがいる。

243 :
不器用な彼は相変わらず笑顔でこそ無いが希望に満ちた顔でこちらを静かに見つめ、その周りには変わらぬ笑顔で見つめる兄弟十四人の姿があった。
やはりリーフは日頃の悪運体質が災いして途中で急いで割り込んできたと思われるヘクトルに突き飛ばされバランスを崩してしまっているが。
クロム「今度はアイク兄さんの参戦が確定した時の、だな」
ロイ「リーフ兄さん、今度はヘクトル兄さんに突き飛ばされてるんだね」
マルス「アイク兄さんは勿論、エリウッド兄さんにヘクトル兄さんにリン姉さんにエフラム兄さんにエイリーク姉さんにミカヤ姉さんにエリンシア姉さん。
スマブラDXの頃は六人家族だったのに、一気に家族が増えたんですよね」
ミカヤ「そうよ。この頃はまだマルスの続投もロイの不参戦も決定してなかったから、二人共すごく嬉しそうに写っていたのよね」
ロイ「あの頃は、僕もあんな事になるなんて思いもしなかったよ…」
ミカヤ「それからこっちは…」
ロイ「…リン姉さんがアシストフィギュアで参戦確定した時の?」
リンを中心とした年中組が写った写真である。年が近いのは勿論だが、皆が共通してGBA作品出身故か年中組は衝突も多いが基本的に仲が良い。
マルス「エリウッド兄さんにヘクトル兄さんにエフラム兄さんにエイリーク姉さん…。何時の間にこんな写真を…」
ミカヤ「リンがアシストフィギュアで参戦が決まった時、年中組は揃ってなんて言ったと思う?」
クロム「…ヘクトルやエフラムは俺達も出てるだろ、とか言っただろうな」
ロイ「エリウッド兄さんやエイリーク姉さんは言わないだろうけど、二人はなんでリン姉さんが出て俺達二人が出てないんだ。とか言いそうだよね」
ミカヤ「ふふ、残念だけどどっちもハズレよ。誰一人苦い顔をせずにみんなが第一声で掛けた言葉は「おめでとう」だったの。
うちの兄弟、みんながみんなスマブラに多少なり夢を馳せてるはずなのに。全員がスマブラに出たい気持ちは変わらないはずなのに」
ロイ「じゃあ、エリウッド兄さんにエイリーク姉さん。それからセリス兄さん達も本当は…?」
ミカヤ「そうよ、みんな口には出さなかっただけ。任天都主催のスマブラの出場権が来る事自体、メジャーデビューと同じくらいすごい事なんだもの」
クロム「姉さん……。ありがとう、俺達を気遣ってくれたんだな。だが俺はもう大丈夫だ、なんだか本気になってクヨクヨしてるのが馬鹿らしくなってきたよ、最後の最後まで希望を信じてみる」
ロイ「僕も…信じるだけ信じてみるよ」
ミカヤ「…例えスマブラに出られなくても、あなた達は兄弟は私のかわいい大切な弟妹達。それだけは、忘れないでね…」
クロム「姉さん…」
ぐ、グウゥ〜!

その時丁度、まぬけた音が響いた。
ロイのお腹の音だ。
マルス「ロイ、お腹で返事するなよ」
ロイ「う、うわ…みんな聞こえてた?…へへ、なんか恥ずかしいなぁ」
ミカヤ「さぁ、帰りましょ。今日は久しぶりの焼き肉よ」
自分達が参戦しなかったらどうしようとあれだけ悩んでいたクロムとロイ、
そして毎度毎度ボロボロにされると不安でしょうがなかったマルス。
そんな悩みなどもともとなかったかのように4人は楽しそうに笑い合っていましたとさ。

244 :
(兄弟家)
セリス「あ、ミカヤ姉さん達お帰りなさい。今サザさんを呼んだとこだよ」
エリンシア「クロムちゃんやマルスちゃん、ロイちゃんも…よかった。それじゃあ恒例のあれといきましょうか。リーフちゃん、カメラをサザさんにお願い」
シグルド「アイク、今日はお前が主役だ。食事は一旦中断してこっちに。ヘクトル、エフラム。お前達も牛タンの取り合いは後になさい」
スマブラXの時と同じように、兄弟皆それぞれの場所に立つ。
「さて俺はどうしたものか」と言わんばかりのクロムに、ミカヤがこっちこっちとそっと呼びかける。
十六人揃ってのスマブラ記念撮影はこれが初めて。だからこそ大切な物だ。

サザ「よし、それじゃあいいか?3…」
シグルド「ちょっと待ってくれ。この配置だとアルムとセリカが隣合ってるな。私が間に入ろう」
「ちっ…!」
どさくさに紛れて手を繋ながら撮影に望もうとしたKINSHINカップルは、しかしシグルドによって見事に妨害されるのだった。
サザ「今度こそいいな。3…2…」
ヘクトル「ちょ、ちょっと待ってくれ!トイレ!」
今度はヘクトルがいそいそとトイレに向かう。
リン「ヘクトルったらジュースあんなにガブ飲みするからよ!」

サザ「……よし、もう大丈夫だな。3…2…1…はいチーズ!」
パシャッ!

シャッター音が鳴り響くと共に、先程のアイクの大天空によって損傷したと思わしき瓦屋根の破片がタイミングよくリーフの上から降り注ぎ「この人でなしーっ」及び「蝶!サイコー!」な事になったというのは、勿論言うまでもない。


お し ま い。

遅ればせながら、アイク兄さんまさかの続投おめでとう。
あと出てこれそうなのは最新枠のクロムと、DX出場経験のあるロイくらいか。
ロイに足りないのはやはり個性なのか否か…いや、あのはっちゃけっぷりは個性といえば個性なんだろうけど・・・w

245 :
>>236
何気に紋章町は苦労人故恋愛どころじゃないキャラ多いな。
セティ(ニート兄)然りシグルド(アルムセリカを中心としたKINSHINカップル全般)然りエリウッド(脳筋三人、シグルドリーフマルスリン辺り)然り。
>>241
リーフの扱いww
そうか、考えてみればDXメンバーの頃は稼ぎ人シグルドだけか。大食いそうな脳筋組がいないとは言えどんな節約術してたんだw
まとめてGJ!
そういや保管庫復活したみたいね。

246 :
苦労人たちは良い意味でも悪い意味でも真面目だからね
もっと物事割り切れれば人生楽しめると思う
237で挙がった人らみたいに普通に恋愛を楽しんでるキャラも多そうではある

247 :
サナキ「なに!? アイクがスマブラへ出場を決めたと!?」
    するともうじきラグネルを借りにやってくるはずじゃな。
    ここは素直に貸して得点をかせいでおくべきか、それとも
    こ、交換条件にで、デデデェt ゴニョゴニョ」
タニス「は? デデデ大王?」
シグルーン「(妄想だけで真っ赤になられるサナキ様、ステキです ハァハァ)」
このスレ的にはラグネルの所有権がどっちにあるのか、詳しくは知らない。

248 :
>>246
マリク「気苦労する人って自分から気苦労を発生させてしまうからね」
エルク「例えば苦労組のセティを気晴らしのバカンスに行かせても、結局会社の色々な事に気を回して対して休めないだろうからな」
マリク「真面目で責任感が強くて、頭の良い人の一種の持病に近いからね」
エルレーン「何を良い子ぶってる馬鹿馬鹿しい。
結局俺が俺がで他人を信頼してないだけだろう」
エルク「……君は本当に……」
エルレーン「何か間違っているか?
多少の問題など自分が関わらなくても現場の人間が解決してくれると思っていれば、そもそも一々気苦労を背負いこむ必要は無いだろう」
マリク「まあ言い方は悪いけど一理有るかな?
この人になら任せられるって人を見つけて信頼する事は悪い事じゃないからね」

249 :
エリウッド「…はぁ…。またリーフが犯罪行為を…」
シグルド「…はぁ…。ディアドラがちっとも私に靡いてくれない…」
同時に溜め息をつく苦労人ふたり。

エリウッド「ああ、シグルド兄さん。僕らってつくづく苦労人体質ですよね」
シグルド「……そうだな」
エリウッド「…胃が痛い…」

シグルド「…いや、エリウッド。胃痛がつらいのは分かるが毎日そう大量の薬に頼るのは感心出来んぞ?」
エリウッド「そういう兄さんこそ、暴飲暴食にはしるのは身体に悪いですよ…」

「「はぁー…」」

シグルド「どうにも私達は最近ネガティブ思考に陥り過ぎだ…。病は気から、とも言うし普段から明るくポジティブに笑い飛ばすぐらいの心意気でいないと…」
エリウッド「そうですね…。ポジティブシンキング…こんな感じでしょうか……」

─────────
シグルド「最近ディアドラが私と会ってくれない…。アルヴィスは確かにいい奴だし、女性の扱いにも慣れているし、おまけに私より手取りもいいし……」
エリウッド「それは……、そう!ツンデレという奴なんだ!きっと今頃ディアドラさんは「べ、別にシグルド様に会いたくて寂しいんじゃないからね!」とか言ってるに違いない!」

エリウッド「エフラム…まだ十歳にも満たない幼気な女の子相手に見境無く声を掛けるなんて。もしもの事があったらなんとお詫びすればいいんだ……」
シグルド「それは……、そう!女の子との将来は必ず約束するという事で親御さんの了承を得ればいい!光源氏計画っていう言葉もあるくらいだしな!愛に年齢は関係ない!」

そうだよ。こんな事でいちいち胃痛に苦しんだり、溜め息ついたりなんてちゃんちゃらおかしいや!

ドギャアアアアアミシミシバキコノヒトデナシー!

リン「ごめんなさい、シグルド兄さん。エリウッド。マルスを背負い投げしてたらついつい手加減し忘れて階段の床に穴空けちゃったの…」
シグルド「……」
リン「馬鹿マルスはともかく、リーフも一緒に穴に落ちてしまったの…。ねえ、丈夫なロープか何かない?」
エリウッド「……」
リン「……黙ってないで何か言ってよ二人共!」

シグルド「それは……、そう!そこに井戸でも作れというユンヌ、いやアスタルテ…、いやミラ、まぁ誰でもいいけど神の啓示だったんだよ!」
リン「は…」
エリウッド「床が抜ける事は運命だったんだよ!変化を恐れるな!」

二人「変化に犠牲はつきものだ!」

リン「……(プルプル)」

シグルド「ん?どうした、目に涙を浮かべて。震えてるのか?」
リン「うわぁぁぁん、私の知ってるシグルド兄さんとエリウッドじゃない!ミカヤ姉さーん!」
エリウッド「いや、ちょ…」

ミカヤ「…話は聞いたわシグルド、エリウッド。……もしもし、紋章総合病院精神科、なりそこない病棟ですか?実はうちの弟二人が余程つらい事があったのか、なりそこないの劇薬効果も無しにひどい躁状態になってしまって……。そうですか、すぐに入院の支度を済ませます」
ガチャ!
ミカヤ「大丈夫よ。シグルド、エリウッド。例えどんな身体になっても……あなた達はずっと私の可愛い弟達だから……」
イズカ「こんにちは。なりそこない病棟担当の女医イズカちゃんでーす♪入浴から就寝までこのイズカちゃんに全てお任せよ♪困った事があったらなんでも相談してね、力になってあ☆げ☆る」
「「コノヒトデナシー」」
────────────

250 :
エリウッド「……こうなる結末しか浮かんでこないから自重しようかな…」
シグルド「そうだな…」

「「はぁー…」」


リン「ヘクトル、さてはアンタまたエリウッドに迷惑かけて!」
ヘクトル「お、俺じゃねぇよ!腹が減ったからなんか菓子でも探そうと思っただけで…」
エリンシア「エフラムちゃん、普段からシグルド兄様を困らせないようにとあれほど言ってるでしょう!」
エフラム「姉上、俺もただ通りかかっただけで何も……!」

「「アッーコノヒトデナシー!」」

セリス「シグルド兄さんとエリウッド兄さんて、性格とか雰囲気とか、なんとなく似てるよね」
ロイ「そうだね」
セリス「でも、どっちが機転が利くかって言えば断然エリウッド兄さんだよね」
マルス「…メタ発言過ぎる…」
セリス「え…」
ロイ「セリス兄さんて根っからの天然なのか或いは知ってて言ってるのか時々分からなくて不安になるよ…」
クロム「ところで俺も二人とは似たポジションになるかと思うんだが…」
マルス「クロム兄さんは苦労人というよりぶっちゃけスケベキャラのが目立ってるじゃないですか」

251 :
ミカヤ「連日30度オーバーなんて…今年も暑くなりそうね…」
エリンシア「日中陽炎が立ち込めてますものね…。6月となればずばり衣替えの季節ですわね。そろそろみんなに冬服纏めて貰わなくちゃ」
リン「あ…姉さんちょっといい?半袖の体操着なんだけど、丈が短くなっちゃって…。余裕もってもう2サイズくらい大きいのを注文したいのよ」
エリンシア「あら、さてはリンちゃんたらまた…」
リン「成長止めたくても止まらないのよ!」
セリカ「あ…!リン姉さん……」
エリンシア「まあまあセリカちゃんまで半袖の体操着持ってきてどうしたの?」
リン「セリカももしかしてサイズが合わないの?そうよね、私も毎年だから分かるわ」
セリカ「…無理して変える程じゃない、けど…」
ミカヤ「恥ずかしがる事じゃないわ。育ち盛りの女の子なんだから誰だって経験するものよ」
「……女の子なら誰だって……?」

エリンシア「あ…」
リン「エイリーク姉さん…!」
エイリーク「うわぁぁぁん!どうせ私の悩みなんて皆さんに分かるはずもありませんよ!薄着のせいで胸のサイズがより目立つ夏なんて…夏なんて……大嫌いです!うわぁぁぁん!!」


クロム「(そうか…、いよいよ夏本番か。大きさや形をじっくりと眺めるのに最適な季節だな…)」
リーフ「(リン姉さんのタンクトップ姿……谷間……ブッブバァァァァァ!!)」
ロイ「うわ、ちょっと二人共僕のジュースの中に鼻血吹き出さないでよ!」

252 :
ラス(夏場のリンの最大破壊力はホットパンツだろう)
ケント(うむ、あの太股は至高)
セイン「後ろから来てる天馬騎士はお前らで対処しろよ?」

253 :
セリス「女の子の悩みっていうけどさ…男だって悩むんだよ…
     海辺でもやしみたいななまっちろい体を晒すのは辛いんだよ。
     横目に逞しく男らしい筋肉や雄度満点の胸毛ぼうぼう毛むくじゃらボディを見た時の僕の嫉妬とせん望がわかる?
     必死にダンベルもってもなぜかガチムチになれないんだ…
     なりたいんだ…はやく髭が生えないかな…」

254 :
海水浴に来てるはずなのに何故かのぼせて鼻血を流すユリウスがみえるなぁ……。
ああ、熱中症かあ(すっとぼけ)。

255 :
熱中症を熱・中・症と区切ってゆっくり読んでみると……
シーダ様お試しを

256 :
シーダ「説得術に使えそうなキーワードね…メモメモ…独り身っぽい男キャラに対して使えば一発で寝返らせられそう…」
こうして説得女王の話術は巧みさを増していく……

257 :
そのメモ帳をこっそりリリーナさんの机に忍ばせておくんですね分かります

258 :
アイク「ほう…。熱→中↑症↓!!こんな感じか?」
ヘクトル「兄貴バーロwww」
エフラム「ラグネルに炎の合わせ技…某RPGの魔法剣みたいだな」

ヘクトル「ところで…熱中症って一体なんだ?」
エフラム「俺に聞くな」

マルス「…脳筋マジ自重」

259 :
エフラム「熱中症とやらがなんだかわからんかったから調べてみたのだが…こ…これは…」
エイリーク「どうしました兄上?」
エフラム「外遊びをする元気な子供たちの大敵みたいな病気ではないか…これはいかん!さっそく予防してくる!」
エイリーク「ポカリ大量に持って走っていってしまいました…」
TV画面
ドロシー『次のニュースです。不審な男が通学路で小学生に飲み物を配って回っていると市民より通報があり…』
エイリーク「ああ……やっぱり……」
ミカヤ「善意だから止めにくいけど傍からどう見えるかまでは気が回ってないのよね…ふぅ」

260 :
某動画サイトを漁ってたら思いついたもの。今は反省している。

Q.地図などでよく見られる『卍』が表すものを答えなさい。
ヘクトル「……天空してるアイク兄貴かクロム兄貴」

Q.『お』のつく言葉を5つ答えましょう。

リーフ「おねいさん、おっぱい、おおきなおっぱい、おn……(以下、血の跡)」

Q.世界の三大人種は?

エフラム「俺系、僕系、私系。」

Q.『嘆きたまえ、死を前にした絶望を……』
このような文章を倒置法と言います。倒置法を使った文章を作りなさい。

エリウッド「見たまえ、我が家の家計簿を。
嘆きたまえ、僕の胃痛は今…ぐはっ!」

Q.ランスバスター、アクスバスター、ソードバスターはそれぞれ本来の3すくみを逆転させる武器です。
では、『ランスバスターを持ったリンディスさん』『アクスバスターを持ったエフラムさん』『ソードバスターを持ったヘクトルさん』が戦った場合、
3すくみはどうなりますか?3行以上の文章で答えなさい。

クロム「いつものようにロリピザと言い合っている中リンがエフラムに加勢してヘクトルを「この人でなし」にしてゲームセット」

Q.次の武器を装備した際の補正をそれぞれ答えなさい。
1.封印の剣
2.デュランダル
3.ジークリンデ
4.ティルフィング

マルス「1.地獄の爆炎剣・ダイナマイトエクスプロージョン(苦笑)
2.デブ剣
3.巨乳殺し
4.リーフが死ぬ」

261 :
Q.アルマーズは別名なんと呼ばれていますか?

アルム「死亡フラグ」

Q.「泣きながら私は走った。彼に気持ちを悟られないようにひたすら」
この主人公の行動にはどのような心情が表れていますか?

リン「あんなに愛し合ってたのにどうして……?『きみにキス出来ない運命なんて認めない』そう言ってくれたのにどうして……?私まだ愛してるのよ。きみ以外なんて好きになんてなれないのに。また二人で草原の風(以下略」
先生からのコメント
『※消しゴムをきちんと使いましょう』

262 :
リンの質問にあるような現代文でのこうゆう設問て、割とガチに解答に困るw
そんなん作者しかわかんねーよw
バスター系はあれだっけ、本来の3すくみ通りになるんだっけ。
バスター系同士で相討つような状況にあんまりならんから分からんが・・・。
アルマーズ=死亡フラグは△でおまけの点数が貰えそうだなw

263 :
作者は何を考えていたか?って問題文は語弊があるわ。あれ、何も考えていないっていう作者もいるしな
正確には、出題者は何と答えて欲しいか?にすべきなんだよね
バスター系は3行で説明するのは難しい
「全て逆転しているため、本来の三すくみ通りになる」で終わるしね
マルスの皮肉たっぷりの回答は素晴らしいなwww

264 :
テストか……
皆さん対策は?
真面目
マリク「普段からやってるよ」
ケント「当たり前だろう」
不真面目
セイン「しまったー!」
ウィル「お、お、落ち着け、ま、まだ慌てる時間じゃない」
裏技
マシュー「俺たちのカンニングテクを」
デュー「見破れるかな?」
チート
ロイ「テストの問題が丸々横流しされて来たんだけど」
マルス「使えば良いと思うよ」

265 :
>>259
ポカリ大量に買えるということはバイトでもしてるんだろうか…
エフラム「槍や武術書を買うのにも子供を守る活動をするのにもまとまった金が要る…。家に金も入れられるし、何かいいバイトは…」
サラ「そういうことなら私にお任せ。兄様の半身こと私、参上」
エフラム「勝手に変な称号を名乗るなよ」
サラ「何よ、せっかくいいバイト紹介してあげようと思ったのに」
エフラム「割のいいバイトがあるのか?」
サラ「まあね、うちでやってるやつだけど。ちょっと特殊だけど稼ぎはいいと思う」
サラ「魔道書の保管と管理の仕事なんだけど」
エフラム「何だ、簡単そうな仕事だな」
サラ「爺さん連中がしょっちゅう無くしたりして担当から不満続出してて…無くすのがまた結構な地位の連中なのよね」
エフラム「…外からは見えない部分でストレスが溜まりそうだな」
サラ「開発した新薬の臨床実験を…」
エフラム「嫌な予感しかしないから却下だ」
サラ「開発した魔道書や杖の実験台に…」
エフラム「さっきより危険度が上がってるだろ!」
サラ「ううん、下がってるよ」
エフラム「どんな薬作ってるんだよ…」

エフラム「結局、教会の雑用ということになったわけだが…」
サラ「兄様、雑用は結婚式の手伝いとかもやるんだよ。練習しとく?新郎役で、指輪も用意してあるから」
エフラム「…なんで手伝いの練習なのに俺が新郎役をやる必要があるんだ」

266 :
マンフロイ「いやあよい結婚式だったのう…新郎新婦にロプトウスの祝福あれ…じゃな」
エフラム「…ほんとに結婚式やるんだな…驚いた…」
マンフロイ「邪教とかいろいろ言われるがうちの信徒とて飯も食えば生活もする人間じゃからな。ところで…」
エフラム「うん?」
マンフロイ「先ほど結婚した新郎…幸せそうだったと思わんかの?」
エフラム「あ…ああ…」
マンフロイ「いやあ、お主と歳もそんなに変わらぬのに嫁さんと幸せな家庭を築く…実によいことじゃ」
エフラム「な…何が言いたい?」
マンフロイ「ああ、いやなに。儂だって意外に思われるが結婚しとるし…夫婦ってよいものじゃよ。そして子供を得て新しい家族を築いていくわけじゃ…それが人の営み…」
エフラム「いや…だから…」
マンフロイ(結婚のよさをとくとくと刷り込んで…うちの孫をはよう引き取ってもらわねば…)
サンディマ(幸せ結婚式を見せまくってその気にさせるわけですな…次は来週の日曜日に…)

267 :
>>264
>テストの問題が丸々横流し
ベルン署はぼちぼち動いても良いと思うの。

268 :
>>260
マルスの解答…

レクスオーラ→魔女っ子プリンセス☆ミカリンふらっしゅ☆ミ
アミーテ→叫喚慈悲連続流星無限コンボ
ファルシオン→悪いな、このファルシオン僕専用なんだ。クロム兄さんとアルムのがないや
アルマーズ→大抵家が壊れる。
ジークムント→同上
ソール・カティ→デブ剣Mark.2
ラグネル→襟木兄「蝶サイコー!」

…こうなるんですね、分かりません。

269 :
まあマルスが一番上手くファルシオンを使える訳では無いがな。

270 :
>>266
組織ぐるみで外堀から埋めていくのかw

271 :
 TMR(of ephraim) 9 【Talk with Mutual Reminiscence(of ephraim)】>>127-135 の続き
エフラムが警察の御用となり、ブラッドは影武者として学校に登校することとなった。
帰り道、ターナとラーチェルに漆黒カフェ(エイリークが給仕のアルバイトをすることになった)に連れて行かれて散々な目に遭う。
どうやら客である三人は揃ってハズレの商品を引いてしまう。
その後、エイリークの勤務時間までずっと居座るのであった…
 ※漆黒カフェ※
ブラッド  「…それにしてもあのメニューは何だったんだ、まともなものはないのか?」
ターナ   「そうよ、私なんかよりによって兄さんが出てきたし!」
ラーチェル 「そうですわ!私なんか殿方の裸を見たことありませんのに!エイリーク責任を取って私をお嫁さんにしてくださいまし!」
エイリーク 「ロイヤルミルクティーや烏龍茶は普通ですよ。三人とも揃って特別メニューを選んでしまったのですから」
ラーチェル 「(私の告白を…まあいいですわ) エイリークは何ともありませんの?」
エイリーク 「特に何も…」
ラーチェル、彼女はもう純粋な百合だな。エイリークは彼女の文句を兼ねた告白をあっさりスルーして返答してるし…
これが兄弟家の伝家の宝刀、フラグクラッシュというものなのか?だとすれば俺もこのスキルを覚えされられる…のか?
それとエイリークは男兄弟が多い家で育っているから普段から見慣れているのだろうな。
二人ともお嬢様といった感じだが、育った環境がことなればこうも違うのか…と一人感心する俺だった。
 ………
しばらくして俺は正体がばれてしまう。まあ、密偵でないので当たり前ではあるが…
ターナ   「あなた誰?何でエフラムの恰好してるのよ!私達の騙そうとして如何わしいことを企んでいるの?」
ラーチェル 「そうですわ!私のエイリークに妹プレイをさせるなんて許せませんわ!」
と二人とも非難轟々の言葉を投げる、まあこれも当然とも言えるな。
ただ、彼女達が勝手に連れて行かなければ何も起こらずに済んだという見解もできるが…とにかく言い訳をしておくか。
ブラッド  「血の誓約書を結んでしまったんでな、仕方なしにエフラムの影武者として動いている」
ターナ   「理由にならないわ!」
ラーチェル 「家でエイリークと一緒に寝るつもりなんですわ!ターナ、今のうちにこの殿方を闇に消しましょう」
ターナ   「気偶ねラーチェル。私も丁度しょう思っていたところだわ」
彼女達は物騒な言葉をかける。また死亡フラグが立ちましたって感じだな…俺はまた死ぬのか?
このスレで『出番=死亡フラグ』という法則はいくらなんでもやめてほしいものだ。
エイリーク 「二人とも落ち着いて下さい。ターナ達を騙してしまったことは謝ります。ですが、元はというとエフラム兄上が騒動の原因で、
       ブラッドさんは悪くありません。むしろ彼がいなければ兄上は留年してしまうんです」
エイリークがフォローを入れてくれた。良く出来た妹だ、ローラがこんなのなら良かったのにな…
どうしてあんな風になってしまったんだろうか。司祭様、あなたを恨みます。
ターナ   「…そういえば兄さんが嫌味で“エフラムは落第まっしぐらだ”と言っていたわ。それが本当だったなんて…」
ブラッド  「俺は面倒事に巻き込まれてしまっただけなんだ。できれば何事もなく済ませたい」
ターナ   「そう…仕方ないわね、でもエフラムの評判を下げることは絶対しないでよね」 
ラーチェル 「私はエイリークに手を出さないのなら構いませんわよ」
下げるも何もロリコンの冤罪で警察に厄介になってる時点で人としてどん底なんだがな…
こいつは本当に百合だな。しかし俺に敵意がないだけましか…
ブラッド  「わかっているさ。俺もこれ以上死にたくないからな…」
 ………
漆黒カフェに新たな来訪者が訪れた。店だから客がやってくるのは当たり前か…
客人は肩にかかるぐらいの蒼い髪が印象的な女性だった。
店主である漆黒を話をしているのが聞こえる。
「青(髪ロード)汁の予約をしたいのですが…」
「味は何になされるのだ?」
「マルス様でお願いします」
「承知した…これが予約券だ」

272 :
そんなのがお品書にあったな…いかにもゲテモノ臭が漂うのでスルーしていたが。エイリークに聞いてみると…
エイリーク 「先程のように熱湯に青髪ロードをつけてできた、そのエキスのことです」
ブラッド  「兄弟を売るのか…」
エイリーク 「需要があるみたいですよ。それに、私が今こうしてここで働いているのは兄上達のせいなのですから」
そうなのか?これ以上聞かないようにした。言及しようとするならば俺も熱湯に漬けられ兼ねないからな…
漆黒と話していた先程の女性がこちらに近づいて来る。俺達の中に知り合いでもいるのか?
???   「エフラムじゃない。どうしたの…たくさんの女の子に囲まれて」
よりによってエフラムの知り合いですか…あいつロリコンじゃなかったのか?
いや、今はそんなことどうでもいいか…当然誰か解からない俺は、目でエイリークに助けを求めるよう訴えた。
だが、その彼女もカチュアことを知らないような素振りをみせた。どうしたものか、適当に誤魔化そうとしたところ…
ターナ   「カチュアじゃない、久しぶりねー」
どうやらターナはカチュアという女性と知り合いらしい。ここはターナに任せたほうがよさそうだな…
ターナの助けをもらいながら誤解が招かないように、俺はエフラムの影武者であることを説明した。
彼女は良く気が付く人間で俺の置かれている状況を理解してくれた。この町の数少ない常識人だな…
その後、丁寧にもターナとの接点について話してくれた。
彼女達の出会った経緯は、紋章町にある法律で『天馬免許』というもの得る際に一緒に訓練を受けたこと時だったそうだ。
ブラッド  「ペガサスに乗るのにも免許がいるのか?」
ターナ   「当たり前じゃない、素人が乗ったら怪我するし、周りに危害を及ぼす可能性があるじゃない」
それもそうだな…
ターナ   「カチュアはどこまで取ったの?」
カチュア  「『乙3』までね」
ターナ   「もう少しでクラスチェンジじゃない。私はまだ『乙4』だわ」
カチュア  「早く一番上までとりたいわ」
ターナ   「私もよ、甲1は天馬免許の魅力よね」
ブラッド  「乙3とか乙4、それに甲1というのはどういう意味だ?さっぱりだ」
カチュア  「簡単にいえば天馬免許の種類の略称になります。宜しければ詳しく説明しましょうか?」
ブラッド  「ああ、せっかくなので頼む」
 ※天馬免許の種類※
甲種第一…兄弟家の嫁になるのに優遇待遇される。婚活にどうぞ。
  第二…二つ名を名乗ってもいい免許。結構レア。
乙種第一…傭兵団の設立者及び隊長など部下を持つ指揮者に就くのに必要。指揮値が付く。
  第二…クラスチェンジに必要な免許。槍以外の武装の使用可。
  第三…白基調以外のカラーリングをしてもいい。例:タニスのように黒基調にできる。
  第四…槍を使用可。警察の天馬部隊に所属するのに必要。ここでやっと武器の携帯が許可される。
  第五…自宅で天馬を飼ってもよい。
丙種  …天馬で運送事業に就いてもいい。
第二丁種…二人乗りをしてもいい
第一丁種…天馬に乗っていい。但し満十三歳以上の女子に限る。
…彼女達が言っていたのは乙種のランクのことだったのか。天馬免許に甲1が必要なのか…?
兄弟家の嫁枠争奪戦が激しいのはニュースでたまに流れるから、そのせいなのか?
ターナ   「それにしてもカチュアとエフラムと接点があるとわ…以外ね。どこで知り合ったの?」
エイリーク 「私も興味あります」
ブラッド  「俺も念のため聞いておこう」
カチュア  「わかりました。ではお話しましょうか…」
※エフラムとカチュアの関係を支援会話風で表現してみました…
【その1 槍コミュニティにて】
カ:あそこにいる男性はもしかして あら、もしかしてエフラムさん?
エ:ああ、そうだ。 君は…たしか、マケドニアで暮らしている三姉妹の…
カ:次女のカチュアです。 数年前のことですので覚えていなくて無理ありませんね。
エ:あの時は世話になったな。君の姉上に改めて礼を言わせてもらう。
カ:ええ、姉にはしかと伝えておきます。ところでエフラムの家族は
エ:両親はいないが上と下に兄弟姉妹が総勢15人いるな。

273 :
カ:そんなにたくさん!?じゃあエフラムは兄弟の何番目?
エ:…わからない。ただ、はっきりしているのは俺が真ん中、年中組と言うことだ。
  両親がいない故、兄姉の背中見て育ち、せめて兄姉の負担が減るように自分が弟妹の面倒を見ようとしている。
カ:そうなんだ。私もパオラ姉さんが仕事にいっている間は、エストは私が見ているし。共通点が多いわね、私達。
エ:そう言われれば確かに似ているな…
カ:ねえ、同じ境遇同士仲良くしましょ!それで…悩みとか相談できたらいいかな。
エ:異論はない、こちらとしても是非そうして欲しい。
カチュア  「…と、槍コミュニティで会ったのがきっかけです」
ターナ   「あー、あのサークルか。だったらおかしくもないわね、他の天馬騎士やその候補もたくさん参加しているし」
ブラッド  「(槍コミュニティとは、俺ようなソルジャーでも入れるサークルで、俺も席を置いている…)
       だが会話の内容からして、どこかで会っている気がするんだが」
カチュア  「はい、昔に実は出会っています。確か7年前だったと思います…」
 ………
 ※ブタ箱(エフラムの回想のパート)※
十一歳の夏休み(約7年前)のことだ、マルスの友人であるクリスからドーガ先生の伝説を聞き、先生に会うべくグルニアに向かうことした。
その道中、アリティア地区の森で道に迷うがとある集落で道を聞くことができたのだが、
森を抜けだし着いた先はというと…『グルニア』ではなく、『グラ』であり、反対方向に進んでいた。 
たしかに多少似ているので捉え間違えたのだろう…それに今さら怒ってもどうにもならない。
遠回りになるがマケドニア地区を通ってグルニアを目指すことにした。
マケドニア地区…その領地の中央には南北に険駿な山が連なっている。南東部には森林地帯が広がり、また西側は扇状地が広がる。
ドルーア地区…ここもまた西側に南北に山脈が走り東側に扇状地が広がり、麓に竜の祭壇がそびえ立っている。
マケドニアとドルーアは連接しており、山―谷―山の谷の部分が境目となっている。
そこは通称“飛竜の谷”と呼ばれ、アカネイア地方の竜(ドラゴンナイト用)の産地だと言われている。
飛竜の谷には驚異の移動力12を誇る飛竜がわんさかと湧き、また凶暴な蛮族が土地に住み着いており、
とてもインフラ整備できる状態でないらしく、ほぼ未開拓なところだ。
こうした理由から紋章町有数の危険スポットに挙げられている。
当時の俺は危険な場所だとは知る由もなく、グルニアへの近道だと横断していた。
飛竜の谷を進んでいる途中のことだ。背後からえを言わぬ速さ…Zipsと音を立て猛追して来る物体を察知した。
振り返れば視認できる限りでは数匹の獰猛な竜が俺を襲って来るのだった。
一対一であれば立ち止まり応戦したのだが、多勢に無勢…逃げることを選んだ。
無策で逃げるわけではい。群れをなしている竜にも速さには個々の差があるだろう。
最も近づいていた相手を一匹ずつ相手すれば良いと思ったからだ。
だがそれは過信が引き起こす無謀、「止まらないこと」が暴走ならばしたことないヤツはいないだろう。
…特に思春期ではな。
いくら個々の差があるいえど常人それも子供の脚力に比べてるとほぼ同じだ。
自分の策通りに物事が行かず、焦りと共に疾走する熱と痛さを感じた。
こうなった以上撒ききれるはずもなく、山の麓で追い詰められた。
後ろは山、逃げ場を失った俺は一矢は報いようと戦う覚悟するのだが…
そこに大空から一頭の天馬と翠色の髪の女性が介入する。
空で鮮やかな軌道を描きながら俺から飛竜の群れを引き離し、ドラゴンランスを片手に次々と飛竜を倒していく。
一匹だけはその陽動に釣られず、俺の方に向かってきた。
一対一ならやれる…俺は飛竜の軌道を見極め、脆い場所に槍一閃を放ち、仕留めるここができた。
一息ついたところで、彼女に無謀な聞かん坊だとやんわりと忠告を受けた。
その後、グルニアに向かうので急ぐと言えば、こんな所で野宿するのは危険すぎると返され、
有無を言わぬ間に彼女の後ろに乗せらた。
 ………

274 :
連れてこられたのは彼女の家のようだった。そこで家族が紹介された。二人の妹がいるらしい。
俺を助けてくれた翠髪の女性はパオラさんだ。18〜19歳で落ち着きがある。
おっとりとした母性を感じさせるお姉さんであり、肝っ玉お母さんのリンとは別の方向で大人びていた。
彼女は高校を卒業後マケドニア署に勤めている…安定した職業だな。
天馬免許乙四の免許も取っているそうなので、白騎士部隊に所属している。
納得したな、彼女が飛竜を容易く撃退した理由が…
蒼い髪をした少女は次女のカチュア、俺と同年齢。歳に合わず真面目でしっかり者であり、エリウッドと並ぶ常識人だと感じた。
カチュアは姉を尊敬し、白騎士部隊に入るのが目標だそうだ。
彼女の年齢ではまだ天馬に乗ることはできないので自主練習をしているようだ。どういう練習か疑問を感じるが…
淡紅色の髪の女の子は三女のエスト、俺より3つ下らしい。とても元気が良い、
両親がいなくなっても卑屈にならず育っている…が現在はパオラさんとの関係が良くないらしい。
おそらく思春期特有の反抗期だろう…誰もが通る道だ。
早めに関係が良くなることを願う。
彼女達は兄弟家で言えば、年長、年中、年少組にそれぞれ当てはまるだろう。
また両親は数年前に先だたれ、現在は三姉妹で暮らしているそうだ。
俺達兄弟家と家族構成に似て、親近感が湧いたのを覚えている。
その翌日、俺は一礼をした後、マケドニアからグルニアに向かった。
数年後、カチュアとは槍コミュ二ティで偶然にも再会することになる。
同じ歳ということもあり、家族で年中組としての立ち位置など似ている点から話が合った。
それから彼女とは何かと相談し合う仲であり、良き理解者だと思っている。
 ………
 ※漆黒カフェ※
ターナ   「…で今はどういう関係なの?相談し合っている時点で結構親しい間柄だと思うんだけど」
エイリーク 「そうですね…相談の内容も気になります」
カチュアとフラグが立っている発言にターナ、それにエイリークも驚きを隠せなかった。
ターナはエフラムに好意があっての反応はわかるが、エイリークは自分の知らない(幼女を除く)兄の異性関係に驚いたのか?
カチュア  「深い仲じゃないから安心して…」
二人    「本当にそう(なのですか)?出来ればそこも詳しく(お願いします)!」
カチュア  「わかりました。では続きを…」
【その2 カチュアの相談】
カ:困ったわ…どうにかならないの
エ:どうしたんだ?どこか遠くを見つめて君らしくもない
カ:自分用のペガサスが欲しいの。私もパオラ姉さんのように警察の天馬部隊に所属したくて…
エ:そのための鍛練を今からしようと言う訳か…なるほど。 
カ:武器の扱いや戦術は如何様になるけど、ペガサスの乗馬の技術だけは…
エ:どうやって天馬を手に入れるか悩んでいたのか…ウチにもいるが、難しいものなのか?
カ:そうなのよ。
エ:俺の家が当たり前としていたことが異様だったんだな。無知だったことを詫びるさ。
カ:気にしなくていいわ。
エ:そうだ、俺も姉上に聞いてみる。何か良い答えをくれそうだ。
カ:ありがとう。
 ※ブタ箱※
高校生のときのある日…今から2年前ぐらいだろうかはっきり覚えていないが、俺はカチュアにある相談をされた。
「乙4の天馬免許を持っているのだけど、自分用の天馬がないの…」
カチュア自身も将来は姉のパオラさんのようにマケドニア署の天馬部隊で働きたいという願望を持っていて、
天馬の腕前を日々鍛えたいようだ。
単に天馬に乗るだけなら一番初歩の免許で乗れ、所持(飼育)するには更に上級の免許がいるらしい。
それは、天馬とは生き物であり維持費もとい世話する必要があるからだ。
また人間より身体が大きく食費がかかるうえ、人間の雄を毛嫌いする気質で、女性が世話手になるので力仕事が必要となる。
以上を踏まえて天馬免許になかで、所持するのに必要な項が設けられたらしい。
ウチにもエリンシア姉さんの天馬が一頭いるので維持する大変さを全く知らないわけでもない。
だが、彼女に教えられるまで天馬も手に入れる難しさを知らなかった。

275 :
 ※漆黒カフェ※
カチュア  「…とエフラムに話をしたの」
ブラッド  (なんでそこでエフラムに相談するんだ…?いい答えをくれそうに無さそうだが)
ラーチェル 「天馬を入手するなんて簡単なことですわ!」
ターナ   「私も、父さんに先に用意してくれたから…」
金持ちにはあまり縁のなさそうな事だな。そんな金持ち達にカチュアは丁寧に説明した。
天馬に限らず竜もだが、所有するには維持費がかかる。個人で飼育するのは大変だそうだ。
だがそれ以上に入手する方が困難と言われている。それは馬とはちがい一般市民が個人で所持するほどの個体数がなく、
手にしようとなれば、知人から譲りうけるか、大金を叩いて買うかに絞られる。
野生の天馬を捕えてくるという選択肢もあるが、相手は空を飛べるゆえ生け捕るのは非常に難しい。
また調教する必要があるのに加えて、逃亡する確率が高いんだそうだ。
紋章町の一般人の現状は、概ね仕事上の関係で一時的に預かっている(組織の一部を借りている)という形をとっている。
よって個人で所有しているのは限られている。
ターナ   「そんなに大変だったんだ…」
世間知らずな所もあるターナだが、真に受け止められるからいい。問題は…
ラーチェル 「では、天馬を大量に繁殖させればいいんではないですの?」
こいつの発想にはビックリさせられる…といっても俺はローラで馴れているから、あまり驚くことはなかった。
カチュア  「エフラムに相談すると…“可能性が低いが一つだけ方法がある”と答えてくれました」
エイリーク 「兄上はペガサスを手に入れる方法を知っていたのですか?」
ブラッド  「あのエフラムが!?」
カチュア  「はい、順を追って話しますね…」
【その3 ペガサスを手に入れよう】
エ:…姉上に相談してみれば、君と同じを言っていた。やはり、困難なものだな。
カ:そう…やはり高望みはいけないのかしら。地道にお金を貯めて買うしかないわね…
エ:いや…可能性は低いが一つだけ方法が見つけることができた。どうだ、試してみるか?
カ:そうなの!?是非やってみるわ!
エ:わかった、なら先方に連絡しておく。期日は後で教える。
カ:準備しておくものとかは無いの?
エ:…そうだな、体調を万全にしておいてくれ。
 ………
エ:成功してなによりだ。協力者も驚いていたな。…これが君の天馬だ、大事にするといい。
カ:ありがとう、なんてお礼を言ったらいいか…
エ:礼などいらないさ。
カ:それでも、何もしないというわけにはいかないわ。
エ:なら、俺が困った時相談に乗ってくれ。それでいいだろう?
カ:ええ、いつでも力になるわ。
 …ブタ箱…
カチュアの相談に俺がとった反応とは以下のようだ。
俺は十歳の時バレンシア地方でユニティに転昇して以来、なにかとこの地に縁があり、知人も多い。
その内の一人、以前ソフィア地区で知り合った髪の色が赤か青かはっきりしない少女、クレアのことを思い出した。
彼女はPナイトのユニティであり、転昇した際に身体の一部から天馬の霊獣が生み出した、いや召喚したと言っていた。
ならばカチュアが自分用の天馬を手にしたいと欲しているのであれば、この方法でいいのではいのか?
ただ、問題なのは彼女がユニティに昇れるか…だ。
通常、ユニティになるにはミラ教かドーマ教を信仰していることが前提となっている。
俺がユニティに昇れたのは力を欲する渇望にドーマが答えたのだろう…
ともあれ、彼女がユニティとして資質があるのならPナイトに転昇できるはずである。
という考えを踏まえ、カチュアに低い可能性である提案をする。
藁にでもすがる思いの彼女はそれに即座に承諾した。
返事を聞いた後、俺は準備としてある人物、シスターに依頼することにした。
転昇の儀式を行う際、ミラの僕像のほとりにある聖なる井戸水で手を清めたシスターが仲介に入らなければならないからだ。
なら俺の事例はといえば、やんごと無き御方にも未だに謎であるらしい。
俺はその原因解明の重要参考人として本来は部外者が立入禁止であるノーヴァ寺院に出入りできる待遇を受けていた。

276 :
その待遇を利用し施設、ノーヴァ寺院に併設されているセリカが通うミラ神学校に入った。
…念のため言っておくが犯罪者と勘違いしないでくれ。
そこでシスターのユニティである少女に会って話をした。
彼女の名はジェニー。桃色の髪でショートポニーテールで、性格は控えだが芯が強そうな少女であり、
動物例えると、野兎という印象が良く合い俺の庇護欲をそそる。
また彼女は同じ歳であろうセリカを理想の女性像と崇拝している。
まあセリカは狂信者、アルムと一緒にいない時は凛として何でも卒なくこなす人物であるため、
その姿しか見ていない彼女はセリカに憧れているのだろう。
別にセリカに頼めば済むはずだが、あの狂信者のセリカのことだ、
『ミラ教に入らないでユニティになろうとするなんて愚の骨頂よ!』
と言うのが目に見えているため、セリカを通して縁があった彼女に頼むことにしたわけだ。
後日、ジェ二ーに付き添いでカチュアの転昇の儀を行う。
向かった先は盗賊の祠、シルクが捕まってた場所である。
元来ユニティに昇ることが許されるのはミラかドーマ教えを殉じている者に限られる。
よって例外の人間が秘密裏に行うには、この最辺境にあたるこの場所が最適だった。
祠の中に入り、ミラの僕像のある場所に辿り着き、ジェニーが転昇の儀を始める…
「この者、マケドニアのカチュア。その力と意思を押し量り、ミラとドーマも祝福をもってPナイトに至る転昇の儀、
 あたわざるや否やを知らせん」
 ………
※外伝の小説にグレイがナイトのユニティに転昇する際、以下のように描画されています。
『彫像の目にさらなる光が宿り、やがてその光は糸となって伸び〜グレイの身体を巻き、それは巨大な繭のようであった。
 転昇には、大いなる苦痛が伴う〜一閃、悲鳴が走り、光の繭の下側が血に染まった。
 ミラの僕が、その霊馬を召喚するために、グレイのアキレス腱を切り取ったのである〜
 グレイが光の繭を破り、その筋肉が数倍にも膨れ上がったナイトの肉体を得て現れる』
 ………
すると彫像から↑のような現象が起こり、カチュアを光の繭で包んだ。
俺は固唾を飲んで、彼女の転昇を見守る。すると繭の中から彼女の強烈な痛みにのたうち回る悲鳴が聞こえてきた。
どうやら彼女は昇ることが許させたらしい。
この悲鳴はいわば、転昇の証。だが他人、それも女性が苦痛のうめきは聞くに堪えない。
隣で何度もこの悲鳴を聞いているジェニーも顔を怖ばらせていた。
だが変化するには必ず乗り越えなければならない壁とエネルギーが必要だ。
壁は変化のため試練と痛み。エネルギーは変わろうとする確固たる意志と痛みに屈服しない強靭な精神だ。
痛みを伴わない変化はただの現実逃避、日和見主義でしかない。
光の繭の下側が赤く染まり出し、繭が倍いやそれ以上に膨らんだ。
恐らくカチュアのアキレス腱そして僧帽筋を切り裂いて生じ、その肉片を媒体に翼を持つ霊馬を召喚したのだろう。
『人は何かを犠牲なしに何も得ることはできないのだから』とフォルデのような某錬金術師も言っている。
しばらくした後、カチュアは光の繭から自らの一部から創り出した天馬と共に出てきた。
その姿を見て、俺もジェニーも安堵した。上手くいってなりよりだ。
帰る途中、俺達は盗賊の集団に絡まれた。祠の周りはどうも彼らの縄張りのようであった。
女を置いて行けと要求されたたが、俺は拒み戦うことを選んだ。
俺は槍を握りジェニーを背に守りながら防衛にあたる。
一方、カチュアは新たに得た天馬に跨り圧倒的な速さで獅子奮迅の闘いを見せる。
その姿を見えてさすがあの人の妹だなと思わずにいられなかった。
盗賊を追い払うことに成功した俺は、地面にある指輪が落ちていることに気づき拾い上げた。
どうやら盗賊の置き土産だろう、俺は指輪をはめる性でない。
その場しのぎの転昇祝いを兼ねその指輪をカチュアにあげることにした。
隣でジェニーがしょんぼりしながら見ていたな…
そんな顔されたら非常に困る…
なんで指輪、それも戦利品をあげただけなのに…

277 :
 ※漆黒カフェ※
ブラッド  「…という経緯でいまのペガサスがあるっていうわけか…」
カチュア  「そうなりますね。ちなみに今はめてる指輪がその時貰ったものです。
       これを持っていると能力が良く上ったり、魔法を避けやすくなってとても便利です」
ターナ   「ちょっとカチュア!あんた何してるのよ!」
ラーチェル 「なんとふしだらな!淑女として自覚はないのですの!」
エイリーク 「兄上は小さな女の子にしか興味がないわけではなかったのですね…
       喜ばしいことなのに、複雑な気持ちになります
カチュア  「…みなさん何を言っているのですか?私はただエフラムにと一緒に(+付き添い)と人気のない所に訪れて。
       そこで、何も考えられなくなるくらい今まで体験したことのない痛みが身体に走り、
       局所から血を流し純白の繭を赤く染まらせ、
       自分の身体からいわば半身の存在である天馬を創り出し(召喚し)て、
       エフラムから(天使の)指輪を渡されただけですが…」
三人    「その言い方が大問題よ(ですわ、です)!!」
カチュア  「???」
ブラッド  「…カチュア、自分が何言っているかわかっているか?(俺にも刺激が強いな)」
カチュア  「事実を話しただけですが…」
漆黒    「お困りのようだな、なら私が代わりにお答えしよう。
       そこの三人の乙女(と野郎)は貴女の話から授かり婚を想像してしまったようだ」
カチュア  「…べ…別にエフラムとはただ相談相手なだけです」
漆黒の言葉で自分のいかに卑猥なとこと言ったていたことに気がついたカチュアは、顔を真っ赤にした。
しかしどうやったらあんな表現ができるのだろう。落ち付き取り戻した彼女は話の続きをした。
カチュア  「次にエフラムと会ったのは、エフラムが相談に乗った時でした」
 【その4 エフラムの悩みを聞くはずだったんだけど…】
エ:カチュア、相談なんだが…
カ:…ロリコンの冤罪で逮捕されてしまった、ということね。
エ:ああ。俺は子供達が元気で明るく育ってくれるようにしたいだけだ。
  そうとも、この気持ちまさしく愛だ。
カ:愛!?エフラムのことだからやましさはないと思うけど…
エ:当たり前だ。
カ:でも、驚いたわ。エフラムの口から愛っていう言葉が出てくるなんて。
エ:すまん、実は以前に聞かされた言葉が脳裏に焼き付いて、つい言ってしまった。
カ:聞かされたってことは、告白をされたの?…付き合っているとか?
エ:違う、それに俺は誰かと付き合う気はない。だが、愛について考えた。
  その末、俺は愛とは自分が報われなくても相手を想い続けることだという定義に至った。
  だから俺は警察に何回捕まろうが構わないと思っている。
カ:…それは由々しき問題ね。私が警察に入ったらエフラムの行いが理解されるように尽力するから。無理しないで!
エ:そうか、すまない。
カ:エフラムは一人で思いつめるし…私はあなたのことが心配よ。それに、あなたが倒れたりしたらマルス様が悲しまれるわ。
エ:何でマルスの名前が出てくるんだ?
カ:えっ!?な、なんでもないわよ。
エ:だが君と話をして良かった、心が晴れたようだ。また相談に乗ってくれるか?
カ:ええ、もちろんよ。
<エフラム退場>
カ:報われなくても想い続けることが…愛か…
 ※ブタ箱※
その後、つい最近のことだが。ロリコンの冤罪で捕まること、はや数回。
さすがの俺も毎度捕まることにうんざりしてきた。警察のヤツらは、何もわかっていない。
それはいい。ただ、子供たちの生活が良くなるなら、俺がどれだけ汚名を着せられようとも構わない。
ティアモ(某乙女座の人)の言葉を借りると“この気持ちまさしく愛だ”であろう慈愛に満ちたミラの顔をした俺と、
警察に捕まったことで、苦しい戦ほど面白いものであるもの…壁が高いほど越える甲斐があるもの…
と事を成し遂げることに悦楽している武人としてのドーマの顔した俺がいることに気が付く。
駄目だな俺は、結局は自分の欲望のために子供達を利用しているに過ぎない。
これでは富や名声に拘る浅ましい権力者と同じだ…
なら何のために俺は生きているんだ?とさえ自問した。

278 :
そんな時だ、空の見上げると天馬が飛んでいるのを見て、彼女のことを思い出し、相談に乗ってもらった。
彼女は俺が彼女の転昇の際、“変化には痛みが伴うと言った”、俺の悩みはその痛みではないかと答えた。
なら越えるためには答えを示さなければならない。
一人で気を構える俺に彼女は心配してくれ、心が軽くなった。
…ただそこで何故かマルスの名前が出て来て、俺が倒れたら悲しまれるだろうと言った。
それはない、あいつは俺とリンが一緒にいるだけで遠くから歯ぎしりを立て、デスノートに俺の名前を描く困った弟だ。
敢えてマルスのことを問い詰めると狼狽した。
どうやら彼女はマルスに気があるのだろう、それをわからないほど俺はKYではない。
外では王子様キャラを演じる姿に彼女は惚れたのだろうか?
マルスには公式設定認定である彼女、シーダいる。それをわかっていながら彼女はマルスを想っているのか?
彼女もユニティに昇れた。ならば、困難な恋を成就させようとしようとするドーマ顔の彼女と、
叶わぬ恋とわかっていても一途に想うミラの顔をした彼女がいるはずだ。
彼女はジレンマに挟まりながらも俺の相談に答えてくれたことに気が付き、
……すまぬと申し訳なく思った。
今思えば恋とはなんだ?
愛はシーダとの討論を経て、『自分が報われなくても相手を想い続けること』と結論付けているからわかるが、
なら恋は叶えようとする…すなわち手に入れようとする…?どこかで聞いたことがあるな。
そうだ、三年前にティアモと蒼い霹靂の如く決別した時のことだ。
あの時彼女は“愛を手に入れたい”と言った。これが恋だというのか!?
恋のなかにある死角はシタゴコロとは打算の構図という策を謀り、
恋の字にある四画はシタゴコロとは打算の冥利で相手の心を手にいれるものか?
手に入れる恋と与える愛は対となす存在といえるな。
ではHOT LIMITの『宝物も恋』とはなんだ?下心のない恋のことなのか?
…考え出すと切りがないうえ頭が痛くなる。もうこの辺にしておこうか。
 中途半端ですがここまでで…
 【没ネタ支援会話(カチュアのキャラ崩壊注意) 】
カ:ねえ、エフラムは心に決めた人はいるの?
エ:いや…いない。そう言うことは考えたことないな。
カ:………
エ:急に黙ってどうしたんだ?
カ:だったら、エフラムのこと“おにいさん”って呼んでもいいかしら?
エ:俺達は同じ歳のはずだがら無理があると思うんだが。
カ:でもエイリークさんには“兄上” 外見が年上に見られるリンさんにも“兄さん”と呼ばれているから、問題無いわ。
エ:それでもだな…
カ:…それとも私が妹になったらいけないの…エフラムおにいさん…
エ:そんなわけないが…
カ:………!!これで私とマルス様は兄弟家公認の仲と言うわけね。
エ:何でそうなるんだ!マルスにはシーダという彼女がいるだろ!
カ:そうね、自分の恋路のために人を貶めるのは良くないわ。
  だから、意中の相手がいないエフラム義兄さんにシーダさんを陽動で引き離して欲しい。置き残されたマルス様と私がくっ付くの。
  エフラム義兄さんもロリコン疑惑が晴れていいと思う。
エ:君がマルスのことが好きなのはわかったが…どうして俺が弟の彼女をとらなければならない…
  その前に君がなんでその考えに至ったのかを説明してくれ。
カ:私の姉妹と『恋愛必勝マニュアル』という戦術書よ。
エ:………とにかく却下だ。付き合ってられん。
カ:ああ待ってよ、エフラム義兄さん!

ここまで書いて来て思ったことですが、どうしても好みが偏りオッサンキャラが出せていない…orz
おススメのオッサンキャラとかいま鮮花?

279 :
おっさんならワレスさんオススメ
マジ大好き

280 :
バアトルさんも味があるな。というかフィルの親戚はネタでも真面目も両方可能だね。

281 :
正直オグマとかもオジさん呼ばわりされ兼ねないんだよね

282 :
まだオッチャンちゃうやろ!ターちゃんやろ!

283 :
>>271-279
久しぶりに新作キタ!乙です。
オズインとかオイフェはギリ三十台だからおっさんに含まれないのかな?

284 :
すいません、上げてしまいました・・・

285 :
ユミナ「30台?……20台でも十分おじさんだと思うけどね……」
ユベロ「ユ、ユミナ…そんなはっきりと…」
オグマ「……ローティーンの年代から見れば……そんなものだろうな……」
ユミナ(…そこがダンディでいいけど…ぜぇったい言ってあげないんだから!…照れくさいもの)

ヘクトル「儂ももうこの歳だ。今さら若者ぶる気もない。おっさん扱いでかまわんぞ。どれ、ちと重役会議があるので出かけてくるぞ姉者」
ミカヤ「次兄の貫録たっぷりの一家の大黒柱だものね。稼ぎの多い弟が居ておねえちゃん幸せ〜」
シグルド「私もいつかヘクトル兄さんみたいに重役の領域まで到達できるのかな?」
エリンシア「無理ではないでしょうか?」
シグルド「……orz」
エリウッド「ごほっごほっ……ああ今日も体調が悪いなぁ。あ、エリンシア、家計簿付けといてね?」
エリンシア「あ、おはようございます兄上。はいはいただいま」
エリウッド「今日のご飯はサンマなんていいねぇ」
マルス「…前から思ってたんですけどエリウッド兄さんって本当に病気なんですか?体調悪そうに見えてなんかいつまでもしぶとく生きてそうな感じがするんですが」
エリウッド「げーっほげほげほ!ヨヨヨヨ、弟がひどいこと言う…鬱だ…逝こう」
エリンシア「もう、なんて事を言うのですかマルス!」
ミカヤ「エリウッドも歳をとって要領よくなったわねぇ…ストレスを溜めなくなったのが長生きの秘訣かしら?」

上の話題を聞いててなんか思いついた。
ロレンスとかオグマとかラングとか周りがおっさんばかりのユミナはストライクゾーンが30超えてそうな感じがする
そしておっさんと言えばヘクエリかと。
おっさん版の彼らが兄弟家で普通に暮らしてたらこんな感じじゃなかろうか

286 :
ドズラはオジさん
オイフェはオジさま
封印バアトルはおっちゃん
グレゴはおっさん
序盤斧ボスはオヤジ
なんかそんなイメージ

287 :
※このお話にはパロディ要素が含まれています。
元ネタが分からない、及びパロディ創作系が苦手な方は各自スルーをお願いします。※


ルーテ「こんにちはリーフさん」
リーフ「やぁルーテさん、相変わらずアポも無しに唐突だね」
ルーテ「今日はこんなゲームを用意してきました、どうぞ」

つ『フラグクラッシュパンディクー』

リーフ「何これ…。あ、『ジャンプダソレスピンアタックシャガミコンデハイハイハイ』の歌のやつ?なつかしいね」
ルーテ「そうです、よく御存知でしたね」
リーフ「そうそう、初代とか理不尽な難易度なんだよね。セーブするだけでも大変だってのに……とまぁ元ネタ知らない人への配慮も踏まえて長ったらしい話はやめにしとこう。シグルド兄さんじゃあるまいし。
…で、タイトルがフラグクラッシュって事は主人公はアイク兄さんだよね?」
ルーテ「それはプレイしてからのお楽しみですよ」

電源を付けて間もなく、OPデモらしきムービーが流れ始める。
『ここは平和でのどかな紋章大陸。この島に住むおねいさん大好きでちょっとHな少年、リーフくんは今日もビーチでおねいさん方のビキニを見てはハァハァと妄想を爆発させていました。

しかし突然、暗雲が立ち込め強風が吹き荒れてきました。いつもの被弾体質が災いして「この人でなしー」になる前になんとか事なきを得たリーフくん。
見上げた上空には見覚えのない巨大要塞が!

「キャー!」ビーチに若いおねいさん達の悲鳴が響き渡ります。レスキューの杖でしょうか、まるで吸い寄せられるかのように巨大飛行要塞に吸い込まれていくではありませんか!
「おねいさん!おねいさーん!」無我夢中で走り出すリーフくん。しかし、突然放たれた強い光と衝撃によって「この人でなしー!」と吹っ飛ばされそのまま意識を失ってしまうのでした……。

目覚めたのはあのビーチでした。気付いた時にはもう、おぞましいまでの暗雲も飛行要塞も姿を消していました。

「あれは夢だったのだろうか」
しかし、ビーチにおねいさんが誰一人としていなくなっていた事にリーフくんは気付きます。
「さては若いおねいさんハーレムを作って……ハァハァ、そんな事はさせない」

おねいさんのいない紋章町に、なんの刺激と楽しみがある事でしょう。リーフくんは一念発起し、旅立ちを決心するのでした』
リーフ「……て、これ…
主人公僕!?おかしいでしょ、だってタイトルがフラグクラッシュバンディクーなのに…」
ルーテ「初めはアイクさんが主人公の予定でしたが、ヌルゲー過ぎるのでその案は没になりました」
リーフ「ま、そりゃあそうだろうけど…。ヌルゲー危惧したって事はつまりいつも開発してくるゲームと変わらず超難易度なの?」
ルーテ「まぁ、そうですね。優秀な私から言わせて貰いますと難易度は☆2といった所でしょうか」
リーフ「ルーテさんの難易度の基準てのがよく分からないけど作者がそういうなら難しそうだね」
ルーテ「…エンディングはお姉さんと『いい事する』ムービーがあるんですけどね…」
リーフ「…やる!やるよやってやらぁ!」
先程までのやる気の無さそうな態度とは真逆に、鼻血を吹きながら決意するリーフ。
相変わらずおねいさんモノにはとことん釣られる意志の弱い男である。

288 :
リーフ「じゃあ操作方法見るから説明書貸して…。えーっと、○ボタンで決定としゃがみ、×ボタンでキャンセルとジャンプ、△ボタンで窃盗?(てなんだこりゃ)、□ボタンで遠距離攻撃可能な光の剣…」

なんだ、スピンアタックどころか遠距離攻撃まで可能とか余裕じゃん。

これがリーフ少年の正直な感想だった。

『すて〜じ1 めざめのビーチ』
リーフ「ていうか原作とモロ被りww」

『あらすじ・ふと目覚めたリーフが見たのはおねいさん方のいなくなったまさに「むさ苦しい」一言のビーチでした。
リーフ少年はおねいさん救出、そしていつかのおねいさんハーレムを夢見て旅立つのでした……』

あらすじの通り、ステージ1の浜辺に登場したのはおねいさんが誰一人いなく、サジマジバーツ、バアトル様、ゴンザレス、ガレット他KINNIKUパラダイスな人達で溢れるむさ苦しいの一言のビーチだった。
リーフ「すごく…ムサいです…」
辺りを見渡そうとコントローラーを手放した所で、リーフお馴染みのあの台詞がテレビのスピーカーから鳴り響く。

『この人でなしーっ!』

リーフ「…あれ?なんかゲーム内の僕が叫んでさらに何故か残機が減った?まだ敵に接触すらしてないんだけど」
ルーテ「……リーフさん、波にさらわれて溺死してしまいましたね。このゲーム、立ち止まると死亡がお約束なんです。考えるより先に行動あるのみですよ」
リーフ「……コ○ボイの謎じゃあるまいし……理不尽過ぎる」

Take2.リーフ残機あと4

リーフ「最初の引き潮はかわしたよ」
とりあえずガチムチ達はモブ扱いなのだろう、リーフが近くを通っても攻撃はおろか近寄ってすらこない。

行動あるのみ、だっけ。
とりあえずこのまま一本道を……。

そう考えた矢先、

「ハァハァ、KINNIKU KINNIKU!」

突如超速で現れた「KINNIKUマイラヴァー」と書かれたTシャツが特徴的なエリンシアそっくりの敵(?)に接触してしまい、アミーテらしき剣で細切れになるリーフ。

『この人でなしーっ!』

リーフ「ちょwwエリンシア姉さん」
ルーテ「いいえ。今のはエリンシアさんではなく『KINNIKU研究会員その1』です。KINNIKUにハァハァして興奮しているだけですので、ジャンプでかわしてやり過ごすのが得策かと。
ちなみに光の剣で攻撃を仕掛けたり、△ボタンでアミーテを追い剥ぎしようとすると激しく怒り出して「ぶっ飛ばして差し上げますわ!」モードになるので気を付けて下さい」
リーフ「なんで最初のステージにそんな強敵出てくんの!」

そしてまた残機が一つ消えた。

289 :
Take3.リーフ残機あと3

「ハァハァKINNIKU KINNIKU〜〜!」

リーフ「…見切った!」
コンマ1秒でジャンプボタンを押し、KINNIKU研究会員という名のエリンシアを間一髪でかわしたリーフ。

リーフ「やった……!よ、よけ……!」
「プニプニのお腹…ハァハァ!」
「鎧の下のKINNIKU…ハァハァ!」

『この人でなしーっ!』

喜びも束の間。後続で出てきたリリーナそっくりなキャラとデジェルそっくりなキャラに接触し吹っ飛ばされて星になるリーフ。
ルーテ「今のは『KINNIKU研究会員その2』と『KINNIKU研究会員その3』です。KINNIKU研究会員達はこうして三人揃って登場する事が多いです」
リーフ「…ジェットストリームアタックマジ自重…」
Take5.リーフ残機あと1

リーフ「……はあはあ、一回ミスったけどなんとかKINNIKUジェットストリームアタックをかわしたぞ。ん、これは?」

リーフが見つけたのは何故か表面にマンガ肉が描かれた木箱。

リーフ「これは…そうだ!木箱の中には○ク○クっていう仮面に宿った精霊がいて、アドバイスをくれたり敵の攻撃から守ってくれるんだった」
早速スピンアタック、ではなく光の剣で木箱を開くリーフ。

ゴリゴリゴリラ!
テテンテン、テテンテン!

懐かしの効果音と共に木箱の中から姿を表したのは……

リーフ「ちょ、アイク兄さんwww」

『アイクからの一言アドバイス
…長い説明は苦手だ。どうしても分からなくなったら攻略サイト?やらを見るといい』

リーフ「全然アドバイスになってない件」

ラグネルを片方の肩に乗せたアイクがリーフについて来た。
ぱっと見仲間が増えたとも見える異様な光景だった。
ルーテ「アイクさんがいれば、万一敵から不意打ちを受けてもミスにならずに済みます」
リーフ「なんだ、その辺の設定は原作と一緒なんだね」

「ぬぅん!ぬぅん!ぬぅん!」

接触した雑魚敵を次々とちぎっては投げちぎっては投げ。
無敵状態?穴に落ちたら死亡でしょ?という方もいるかもしれないが、調子に乗ったリーフがうっかり穴に滑り込んでも自動的に「天↑空↓」で復帰出来た。
これぞまさしく無敵状態である。
途中、漆黒らしきキャラとサザらしきキャラがタイマンで張り合っていたが、

290 :
「とぉぅぅりゃあぁぁ!!」

『この人でなしーっ!』

サザもろともラグネルの衝撃波で吹き飛ばした。

リーフ「(穴にも落ちた時も自動で復帰してくれるし、敵は吹き飛ばしてくれるし…やっぱりアイク兄さんは最強、はっきりわかんだね)」

ところが……

リーフ「あれ、アイク兄さんが急について来なくなっちゃった…?」
敵を星にする単純作業に飽きたのか、アイク?は何処へともなくすたすたと歩いていってしまった。
リーフ「ちょちょwww無敵時間が終わってもついて来るんじゃないの?ちょっと待っ…」
「身の程をわきまえよ!」
そこへ転移の粉の力により唐突に現れた漆黒?。
哀れ、リーフはエタルドで真っ二つになる。
『この人でなしーっ!』

ルーテ「アイクアイクの満腹度が0になってしまったので、戦線離脱してしまいました。彼と同行する為には雑魚敵である竜や獣を捕まえて肉を食べさせてやらなければなりません」
リーフ「一言アドバイスでそれを言わせるべきだったのでは……」
ルーテ「細かい事を気にしたら負けです!」

リーフ「残機0かぁ、ゲームオーバーだよ…」
「ゲームオーバー、ねえねえ、今どんな気持ちwwww?」
リーフ「なんでマルス兄さん…?」
「プギャーm(^Д^)9」
リーフ「(うぜぇ…。ゲームオーバーになる度にこの屈辱…)」

ルーテ「早速ゲームオーバーになった訳ですが、ご感想は?」
リーフ「色々突っ込みたいけどこれタイトルと何も関係なくない?『フラグクラッシュバンディクー』なのにバンディクーなんて一匹として登場してないし」
ルーテ「何言ってるんですか、『フラグクラッシュバンディクー』じゃなくて『フラグクラッシュパンディクー』ですよ」
リーフ「パなのかバなのかよく見えないんだよ…」

291 :
〜フラグクラッシュパンディクーの登場キャラたち〜

リーフ・パンディクー
本作の主人公。キレイなおねいさん好きなちょっぴりHでスケベな男の子。
ビーチでおねいさん達のおっぱいと太ももが見られなくなる事に絶望し、光の剣片手に旅立つ。
歩く死亡フラグなので彼の周囲には常に危険が伴う。
しかし不死身なので残機という名の保険で何度も立ち上がる。
パンディクーとバンディクーはなんの関係もございません。

アイクアイク
マンガ肉箱を壊すと出てくる、(死亡)フラグクラッシャー。
触れた敵を星にしたり、穴に転落しても天空で復帰したりとまさに無敵状態。
満腹度なるパラメータが設定されていて、肉を食わせてやらないと一定時間後何処かに修行に行ってしまう。
アドバイスはめんどくさいのか一言二言で済ませる事が多い。

Dr.ネオマルテックス
おねいさん達をさらった(実際はリーフの変態から守る為にベルン連邦の依頼を受けた)張本人。
巨大要塞を設計する天才頭脳やゲームオーバー画面で挑発してきたりと腹黒キャラはまさにマルスそのもの。

Dr.ニトラス・ブロイ
マルテックスの弟であり共謀者。
敵キャラだが、毎度毎度死亡フラグの絶えないリーフに対して光の剣を仕送りしたりしている。□ボタンを連打しても壊れた剣にならないのはこの為。
実は厨二病。

KINNIKU研究員その1
エリンシアそっくりな敵キャラ。
「KINNIKU」に異常な関心を抱いており超スピードで突っ込んでくる。怒らせるとアミーテで細切れにされてしまう。

KINNIKU研究員その2
リリーナそっくりな敵キャラ。
「METABO」に異常な関心を抱いており超スピードで突っ込んでくる。怒らせるとフォルブレイズで黒こげにされてしまう。

KINNIKU研究員その3
デジェルそっくりな敵キャラ。
「ARMOR」に異常な関心を抱いており超スピードで突っ込んでくる。怒らせると錬成銀の槍で串刺しにされてしまう。

よろしっこく&なみだめ
リーフには目もくれず争っている漆黒とサザに似た敵キャラ。
よろしっこくに攻撃すると「身の程をわきまえよ」モードになりミスになってしまう。
なみだめはよろしっこくにボコられた後にジャンプで踏みつけたり光の剣で追撃をかけると肉を落とす。

292 :
明日のE3でクロム参戦あんのかね
それとWiiUのステージ普通の闘技場だったな

293 :
>>287
虚弱体質というならエリウッド…でもしぶとく生き延びるから駄目か

マルス「もしエリウッド兄さんがアクションゲームの主役だったら最強だよね」
ロイ「なんで?」
マルス「誰より虚弱体質でありながら死亡フラグをことごとく回避するからさ」
ロイ「マルス兄さん、エリウッド兄さんに一体なんの怨みがあるっていうんだ…」

294 :
>>292
>クロム参戦あんのかね
マルス「クロム兄さんが自分モデルのMiiを自作し始めたと聞いて」

295 :
 TMR(of ephraim) 外伝3 【Tiamo’s Mind-bending Reaction】 第50章>>364-371の続き
 《注意》
ティアモ視点のエピソード、3年前くらいので季節は年明けの冬のお話。
くどいようですがガンダム00(ブシドー)のネタを用いています。
“興が乗らん!”という方はスルーでお願いします。
 ………
私ティアモは高二、じゅうななさいのクリスマスの夜に運命の人と出逢い、初恋と失恋を体験しました。
諦めきれない私は、人生の先人、セーラに指南を請うことに。
その途中、偶然にも私の前に現れた少年…エフラムで恋愛経験値を稼ぐことになり、
お腹を空かした彼に屋台で食べ物…橙色の髪をした人が作っているタイ焼きを買って一緒に食べました。
エフラムは私の憧れの存在。恋愛対象ではなく、目指すべく人物像。
しかし、失恋による価値観の変化からその憧れは妬み、憎しみに変わり、
彼が武器を持ち出すまでの大喧嘩に発展…このとき私はシビリアンですが。
決別後はセーラにも別れを告げず無言で家に向かうのでした。
 ………
私は帰路、エフラムとの喧嘩で沈んだ表情で歩いていましたが、
大人の女性を意識した髪、服装のせいで、ガラの悪い人達に囲まれたのです。
私の魅力が上がっている結果がでているということでしょうか…しかし今はこんな結果嬉しくありません。
変わったことの代償?歪んだ私が受ける罰?徒党を組み、力で弱者を押さえつけ、自己欲求を満たす輩。
これだからこの世界は嫌いだ…求める先には絶望しかない。
どんなに足掻いても無駄な努力。私もこの歪んだ世界に飲み込まれたら楽になれるのかな…
精神的にも疲弊していた私には逃げだすことも抵抗する気力もありませんでした。
男の一人が私に手をかけようとした瞬間、悪・即・斬というのでしょうか…一瞬で数人の男達を倒しました。
私を助けてくれた方は身長が高く、青髪で、スーツの上にトレンチコートを羽織り、片手に鞄、もう一方に剣を持った男性で
風貌は少しやつれ気味の不幸のサラリーマン、その強さは数々の修羅場、激戦を潜りぬけた猛者でした。
私が見た実力は氷山の一角、山三合目を満たしていない事を私はまだ知りませんでした。
助けてくれた人にお礼を言おうと思いましたが、その男性はどこかで電波を受信をしたかのように顔を強張らせました。
目の錯覚…?その背中には修羅が憑いているようでした。
それにしても脳量子波でも感知できるんですか…まさか、まさかこの男性も革新を?
「KINSIN…は許さん。この感じはラケシスか…エルトシャン何をしているんだ!」
と呟き、急いで携えている鞄の中からある物を取り出そうとしました。
しかし、目的の物がなかなか見つけられず、次第に焦りの表情が出てきました。
その様子を見てると格好いいとか怖いという姿が一気に吹き飛んで、失礼ですがお茶目さんだと思いました。
整理整頓ぐらいしっかりしないといけませんね、そんなんじゃ恋人に呆れられますよ…
一分後…彼は未だに鞄を探っています。その時、ブックカバーで覆われた本が落ちました。
どうやら愛読書のようですね…しかし本を落としたことに気が付いていません…
さらに一分後…ようやく見つけ出し、顔から笑みがこぼれました。
探し物は腕輪のようです。それをはめると同時に足もとから魔法陣が現れ消えて行きました。
あれが…いわゆるリターンリングという物ですか…それにしてもお礼の一つも言えなかったです。
ため息をつき、落とし物を見つめました。本を届けた時に言えばいいか…
本を拾い、はしたない行為だと思いつつも好奇心に負けた私は本のタイトルを確認するのでした。
すると…
 
 『 恋愛必勝マニュアル 〜恋愛道の五輪の書〜 ミスターブシドー著 』
私はこの本のタイトルに心奪われました。
それにしても、恋愛必勝法ではなく恋愛必勝M?恋愛必勝とはスキル扱いとうことでしょうか?
なら読むしかありません。あなたは私に読まれたいために鞄から落ちたのでしょう?
持ち主に返すのはその後にしましょう。
恋愛道…これが私の進む道、我が覇道。
極めて見せる…そしてその先にある宝物の恋を掴んで見せるわ!

296 :
エフラムと喧嘩して意気消沈になっていた私ですが、思わぬ拾い物(返す予定の遺失物)と巡り合いました。
気分は蝶サイコー…いえ何という僥倖ですね。家に帰って早速本を読むことに…
 ………
 
  『 恋愛必勝マニュアル 〜恋愛道の五輪の書〜 ミスターブシドー著 』
はじめに…私はこの本の著者ミスターブシドーである。決してこの名前が本名でないことを断言しておこう。
この指南書を手にしたということは君と私は絆(運命の赤い糸)で結ばれていたようだな。
ならば、まず君に質問をしよう。愛がどういうものなのかご存知だろうか?
…なんとっ!知らないと申すのか!今の君はあまりに非力、まるで深窓の令嬢のようだ。
だが私は君に与えて見せる、ガン○ムを口説いたという栄誉を!
ちなみにガン○ムとは君の意中の相手のことを指すので、以後肝に銘じておくように。
話が逸れてしまったな。では愛について教えを与えようではいか。
諸君らは、ガン○ムの行動・状況に魅力を感じて同性(異性)を好きになる。または、ガン○ムに特有な愛を抱く。
例として上げればだな…
無上の喜び  … 私と君は運命の赤い糸で結ばれていたようだ!
幸福     … まさかな、よもや君に出遭えようとわ…
苛酷な悲しみ … 堪忍袋の緒が切れた!許さんぞガン○ム!
葛藤     … もはや愛を越え、憎しみを超越し、宿命となった!
といった感情を生み出す愛という関係を相手と取り結ぶ。また愛は、複数の観点により幾つかのタイプに分類することが出来るのだ。
その基準としては魅力・性愛欲求・友情と愛情の違い及び利己 or利他主義・持続期間・目的や意義・相互的な言動だろう。
これらを考慮すると愛とは大きく分ける6種類に分類出来る。具体的に台詞を挙げて説明しよう。
1.エロス(情熱的な愛)
ガン○ムに理想的な特性を見出して惚れ込む情熱的でロマンティックな愛の形態…まあこれがよくあるパターンだ。
ガン○ムと性的関係を持ちたいという性愛欲求の形態をとって顕在化する。
二人だけの恍惚とした幻想的な世界観を持ち、ロマンティックな感情表現が多く行われることもエロス的な愛の特徴だな。
ガン○ムと合体したいという衝動に駆られる愛だ。
“君という存在に心奪われた男だ!少年! 私は君を求める! 果てしないほどに!”
“君の視線を釘づけにする、活目せよ” “興味以上の対象だと言う事だよ” “ガンダム…この想い今日こそ君に”
『そうだ、きみがほしい』『私は君を愛してしまったらしい』『夜…一緒に寝てくれませんか?』
『げへへ…よだれがでそうですぜ』
2.ストロゲー(友愛的な愛)
親密で温かな友人関係が穏やかにゆっくりと発展して、愛し合う関係となったものだ。
親しみやすさや安心感が前面に出ている…燃え盛る愛情表現、陶酔的な激しい性的興奮よりも、友情的な雰囲気強い愛の関係。
一緒に居て安心できる信頼感や親近感によって支えられる。
ガン○ム=半身という考えの愛だ。
“私と貴殿は一心同体である” “君への想い私を強くする!”
『そうだよ、ロシェ』『赤くして…カワイイやつめ…』『スーパーソシアルナイト アレッシュ』
『よし、じゃあ俺たちも誓いの儀式をするぞ』

3.ルーダス(遊戯的な愛)
刹那的な快楽・興奮や一時的な刺激・陶酔などを得ることを目的としたゲーム感覚の遊戯的な愛だ。
ガン○ムと継続的に親密な関係を維持する気がなく、独占欲求や執着心が殆ど見られないのも特徴だ。
自分自身が、より多くの快楽や喜びをどれだけガン○ムから引き出せるのかという利己的でスリルを堪能するゲーム的な愛であり、
ガン○ムとの戦いを闘いがこの上ない至福と感じるという愛だ。
“過去は捨てさせてもらった” “その堅牢な装甲私の想いで貫いて見せよう”
“少年、全力と言ったはずだ” “全力で相手をしてくれんか、つれないなガンダム”
“身持ちが堅そうなガンダム口説き甲斐がある”   “少年、私の想いをいなす気か!”
“御機嫌はいかがかなガンダム”
『…お前が見とれたのは、弓か?…それとも私か?』『賭けるのは、私のこれからの人生』
『あなたは愛を信じますか?』

297 :
4.マニア(狂信的な愛)
エロスの相互的な独占欲求の程度を逸脱した熱狂的で支配的なガン○ムとの愛の関係だ。
狂信的にガン○ムに惚れ込み、現実検討能力が低下、自分の思い通りに相手を独占的に愛そうとする激烈な性衝動であり愛の欲求でもある。
ガン○ムに対する過度に高ぶった感情を制御不可、強烈な嫉妬心に苦悩、絶望的な悲哀や極度の落胆に襲わることもある。
ガン○ムから明確に拒絶された場合、ストーカー行為へと進展、逆恨みして攻撃。
一言でまとめるとこれはガン○ムを一途に追い続ける愛だ。
“この気持ちまさしく愛だ!だが愛を超越すれば憎しみとなる。行きすぎた信仰が内紛を誘発するように!”
“もはや愛を越え憎しみをも超越し宿命となった” “私のしつこさは舞台でも折り紙つきだ”
“フラッグを傷つけた報い、是が非でも受けてもらうぞガン○ム”
『エルト兄様のような人でなければすきになれないわ』『だいすきです…兄さま。』
『だって…兄さまのこと好きなんだもの』『お前の気持ちは、俺が一番よく分かっている』
『お前は今日から俺の妹だ』『お前は俺の妹なんだろう?』『おにいちゃんって呼んでもいいですか?』
『まあいい、よく覚えておけ。お前を屈服させる男の顔を』
5.プラグマ(実利的な愛)
物事の価値を有用性や効率性で判断する実利主義に根ざした愛の関係。
損得勘定・功利判断があって、恋愛のガン○ムを選択。精神的な結びつきよりも物理的な生活を重視。
社会的要因として有利に働く経済力・将来性・社会的地位や名誉が重視される傾向がある。
ガン○ムとの戦闘及び勝利を願う愛だ。
“だから君を倒す、世界などどうでもいい、己の意思で!”
“ガン○ムを越えるそれが私の生きる証だ!” “そう…勝利を得るためだけに私は存在している”
“それでこそ倒し甲斐があるというものだ、ガン○ム” “これこそが待ち焦がれた戦いだ、少年”
『そ、その…一番じゃなくても良いです』『おいらとアニキの愛ってそんなものだったの』
6.アガペー(博愛主義に根ざす利他的な愛)
キリスト教世界観における“神の無償の愛”であり、エロスと対照的で対立的な愛。
愛によって快楽や幸福を得たいと願う人間には実現不可能な理想的な愛でもある。
厳密にアガペーの『無償の無条件の愛・無差別の自己犠牲的な愛』の定義を当て嵌めると、
特定のガン○ムを好きになるガン○ムとの愛の関係は全てアガペーには該当しない。
少し制限を緩めて『自分中心ではない利他的な愛の関係・自己犠牲を厭わない献身的で純粋な愛の関係』と定義しておこう。
しかし私はKY、空気が読めず、人の話を聞こうともしない、その上我慢弱く落ち着きがない。
だがそんな私でもガン○ムのために命を捨てる無償の愛はあるのだ。
“ガン○ム、今こそ我が生命のすべてを”
“人類の水先案内人はこの私が引き受けた、これは死ではない人類が生きるための…”
『助けて!エイリーク!』『ルドルフは なぜかこうげきしてこない!!』
『わたしはそうりょリフ…』『その剣でわたしを好きなようにして』
『あたしは、あなたを守る盾になる…』『なら、僕は君を守る剣になるよ』
『これで私…クリスを傷つけなくて…すみます』
これくらいだな、まだまだ台詞を上げるときりがないのでこれくらいにしておこう。
 ………
…愛の種類ってたくさんあるんだな。じゃあ、私がクロム様に抱いている愛は……『マニア(狂信的な愛)』!?
これは納得いかない、一歩間違えれば精神障害者。確か躁鬱病だったかしら、ははは…。
【狂信的にガン○ムに惚れ込み、現実検討能力が低下、自分の思い通りに相手を独占的に愛そうとする激烈な性衝動であり愛の欲求。
ガン○ムに対する過度に高ぶった感情を制御不可、強烈な嫉妬心に苦悩、絶望的な悲哀や極度の落胆に襲わる。】
↑の部分なんて、私の初恋〜失恋過程そのもの。しかも、執着していうのも当てはまるわ…
唯一救いはストーキング、逆恨みして誰かに攻撃するまで至ってないことね。
マニアにならないように心懸け、いえ断絶する必要があるわ…

298 :
それから本を読み進めている途中、栞が挟まっている部分に辿りつきました。
栞というより紙を数回折りたたんだもので、私はそれを開けると文章が書いています。
持ち主の方が書かれたのでしょうか?内容は以下の通りです。
【ディアドラ…きみがみずからの運命を 恐れるきもちはわかる だけどこわがっているばかりでは
 なにも生まれない 私がきみを守ってみせる たとえどんな事があろうと 
 きっと守ってみせる ディアドラ、二人のきもちが同じなら なにも恐れることなど無い筈だ
 神よ、もし私たちの愛が罪だというなら その罰は私一人に与えよ! 私は誓う!
 たとえこの身が切り刻まれようと 決して後悔などしない わが愛しきディアドラ
 神よ…どうか永久に守りたまえ!!】
…この人の愛は『アガペー(博愛主義に根ざす利他的な愛)』に間違いありません。
それにしても…な、なんですかこの読んでて恥ずかしくなってくる文章は!?まさか彼女さんに言うつもりですか?
とは言うものの、ディアドラの部分を私に変換し、あたかもクロム様が言っているように脳内でイメージしました。
 〜ティアモの脳内再生中〜
クロム  『ティアモ、お前が自らの運命を恐れる気持ちはわかる。だが怖がっているばかりでは何も生まれない。
      たとえどんな事があろうと俺が必ず守ってみせる。
      ティアモ、二人の気持ちが同じなら何も恐れることなど無い筈だ。だからこれを受け取って欲しい…』
ティアモ 『こ…これは…ま、まさか…』
クロム  『そのまさかだ。結婚指輪だ。俺の妻となってくれないか?』
ティアモ 『クロム様…』
クロム  『神よ、もし俺たちの愛が罪だというなら その罰は俺だけに与えるがいい! 俺は誓う!
      たとえこの身が切り刻まれようと決して後悔などしないわが愛しきティアモ。神よ…どうか永久に守りたまえ!!』
ティアモ 『何処までも御供させていただいます…クロム様』
 ………
  
妄想する私、脳内再生終了後…最初は恥ずかしい文章だと思ったのですがこの告白はアリですね。ナイとは言わせませんよ!
…おっといけないクロム様とのキスシーンを想像しただけで、欲望が体の端から滲み出てしまいました。
ちなみに涎ですよ、涎!あと鼻血も混じっていますけど。決してかがわしいものではありませんから!
興奮のあまり非常に高まった欲望を抑えきれない私は暴走しました。
例えるならその時の私は阿修羅すら凌駕する存在であり、具体的に言うと…
DYNAMITE PASSION 野生の衝動に身をまかせてDIVE!!
机に向かいその思いを無我夢中で真っ白な原稿用紙を私色に染め上げるのでした。
 ………
冷静さを取り戻した時にはペンを握っていました。し、しまった何をしているのだろう私は!
もうマンガを描くことを止めたと心に誓ったのになんで描いてしまったんだろう…
私の決意はこんなものだったの?と自責しますが
“ネタ浮かんだ→原稿だ”というサイクルを数年間繰り返してるが故、体が慣れてしまってますから止めることなんて難しいですよね。
一応釘を刺しておきますけど、エフラムの言葉を受けとめて漫画を描いたんじゃありませんから!
ただの条件反射あり負荷抗力です。勘違いしないでください!
マンガを描き始めてから2日間の完徹も末、同人誌を完成させました。
ちなみにその間、学校を行くことも忘れていました。
あ〜あ、やってしまった。集中するとこうなってしまうんだから……完全な『マニア』ですねorz。
せっかく作ったんだし、売るとしますか…家賃も払わなくちゃいけないし。
それで余った分は自分磨きのために使いましょ!
しかし、ここで最大の問題点を発見します…コミケの申し込みしてないしいないのです。
つまり、不戦勝、無血開城。勝算があっても負けるということです。
まあ、同人の神まで登りつめた私だったら少しくらい融通効くかも!
いくらなんでもそれは傲慢か…でも私の漫画を楽しみにしている人のためを思うと
ダメもとで準備委員会に掛け合ってみるか…
もしだめだったらどこかに委託販売してもらうよう頼むしかないわ。
念のために他にも策を立てておこうかしら。
 ………

299 :
マンガを描き終えた次の日。二日間徹夜したのでかなり眠いです。
それでも私は学校…ルネス女学院に通学、そしてお昼を迎えました。
よって食事を取らず保健室で仮眠をとることに…
そこに思わぬ来訪者がやって来ました。人が寝てるのに…誰よまったく!
来て欲しくない時ほどやってくる…まあ、人生こういうものですよね。
「あの、すみません…」
声の主はエイリークでした。普段は礼節を弁える彼女ですが、思い立ったら行動派のようです。
彼女は私がエフラムと喧嘩によるショックで二日間寝込んで、やっと登校した今日も体調がすぐれないと思ったのでしょう。
ならそっとしておけばいいじゃない。今は眠いから放課後にしてくれと返そうとしますが、
どうしても話したいことがあるらしく、なかなか引き下がってくれません。
放課後にしてとと言い放ち、私は眠りに就き、次に私が目覚めたのは放課後のことでした。
どうやら爆睡していたみたいです…
 ………
放課後、エイリークに捕まるのでひっそりと帰ろうとしたところ校門前で遭遇しました。
どうやら待ち伏せていたようですね…こういう時に影のスキルがあると役に立つんですけど、
シビリアンの私には当然そのようなものはありません。
それでも自己流のすり抜けで彼女を突っ切ろうとしましたが、
「絶対に逃がしません!」
…と『捕える』いえ『救出』のコマンドを選んで私を担ぎ上げました。私の体格はシビリアン補正のあり彼女より低かったようです。
担ぎ上げられ何も出来なくなった私は観念した渋々彼女の話をすることに。
折り入った話であると思われるので彼女を私の家に招き、私の家(アパート)に案内し、リビングで座ってもらうことにしました。
紅茶と茶菓子を用意する間、そこら辺にある本を読んでいてもらうことにしたのですが、
紅茶を淹れ終わり、テーブルに運んできた時彼女が読んでいた本のタイトルとは…
【魔女っ子ミカリン アンドリバース Vol.1】
ある所にミカヤという女学生がおり、彼女は義弟のサザという少年と暮らしていました。
決して裕福な生活ではありませんでしたが、慎まやかな日々を送っていたところにある異変が起こりました。
学校帰り、夕飯の買い物を済ませたミカヤの前に一羽の人語を話す鳥が現れたのです。
ユンヌ   『あなたがミカヤね!私はユンヌ、負の女神なのよろしくね!』
ミカヤ   『…どちら様ですか?』
人語を話す動物を見慣れている彼女もさすがに驚きを隠せなかったようです。
そんなことも気にせず自称負の女神ユンヌは話を続けます。
ユンヌ   『ミカヤ、いきなりで悪いけど魔女っ子 (カードマスター)になって欲しいんだけど、いい?』
ミカヤ   『何それ?大きなお友達が喜びそうな職業だけど…』
ユンヌ   『なってくれないと私困っちゃうの!?アスタルテのお説教くらっちゃうし、
       世界の平和が守られないのよ!ねえ頼むわよ、ミ・カ・リ・ン!』
ミカヤ   『ミカリンって、勝手に変な名前で呼ばないでよ!』
ユンヌ   『失礼ね!これはれっきとしたコードネームなのよ!そう魔女っ子ミカリン…これがあなたの真の姿!』
ミカヤ   『お断りします。それに私学生だし、生命保険入ってないし、校則でバイト禁止だし!
       家にはお腹を空かせたサザが待っているんだから!…というわけで無理なので他を当たって下さい』
ミカヤは正当な理由をつけて魔女っ子になることを辞退したのですが…
負の女神はコノヒトデナシーな強行手段をとるのでした。
ユンヌ   『えーうそー、出来無いわけないでしょ、ここでいてこましてあげるしかないわね?』
ミカヤ   『上等よ、やれるものならなってみなさいよ!』
ユンヌ   『例のモノを用意しなさい!』
負の女神は手下であろう人物に命令を下す。連れて来られたのは簀巻にされ、猿轡をはめられた状態のサザのようです。
サザは必死にミカヤに助けを求める素振りをみせると。
ミカヤ   『ちょっとユンヌ!サザを人質にとるなんて!?』
ユンヌ   『だってー、ミカヤが快く引き受けてくれないから。本当は私もこんなことしたくなかったんだけどねー』
ミカヤ   『く…卑怯よ』

300 :
ユンヌ   『卑怯もクソもないわ!勝てば官軍っていう言葉が人間にあるじゃない!私はそれに従ったまでよ!
       わかったならさっさとこの血の誓約書にサインしなさい!』
ミカヤ   『この人でなしー』
ユンヌ   『私、人じゃないもーん♪』
こうして魔女っ子になったミカヤいやミカリンの闘いが始まるのでした。
To be continued …
…という内容の同人誌だったわね。
懐かしいわ…この本を漆黒さんが買ってくれて以来、私の知名度が上がりました。
また漆黒さんは、この続編描くたび毎回3冊買ってくれました。
何故3冊かというと、閲覧用、観賞用、保管用…だそうでそうです。
その必要があるのか疑問に思いますが、たくさん買ってくれるので何も言いませんでした。
他にも応援してくれて、作品向上に繋がる的確な感想も言ってくれたり、
ミカリンの絵をスケブに所望していました。
漆黒さんが買い手専門ではなく同人誌も執筆しているのを知ったのはしばらくしてからだったかな。
…って何感傷に浸っているのよ、私は!
と思っていると、エイリークの口角が上がり、クスッと笑った。
「私は普段漫画とか読まないのですが、面白いものですね…」
どうやら彼女にも楽しんでもらえたようね、作者冥利に尽きるわ。
その漫画を描いたのが私自身であるとカミングアウトすれば、
「このような才能をお持ちだったんですか、羨ましいです」
と褒めを言葉もらったのを覚えている。
それはそうと、本題に入ることにすれば、
彼女はそれまで笑みを浮かべた顔を引き締め神妙に話した。
「この間の兄上のことは本当にすみませんでした」
私の思惑通りエフラムと喧嘩したことを詫びたかったようだ。
まあ…あの時の私も興奮していたし、後ろに乙女座の人が憑いていたからね。
エフラムのほうも幸薄少年が憑いていたようだし、ああなったのは仕方のない。
それに私も本気で気にしていないから大丈夫、と答えて落ち着かせようしたのですが、
彼女はそれだけでは気が済まない素振りをみせました。
こういう時だけ本当に頑固というか融通が利かないといか、後に引かない所が双子なんだなと改めて思いました。
このままでは一向に帰らないだろうと悟った私はあるお願いを彼女に依頼をすることに、
「即売会で売り子の手伝い…ですか?」
ええ、そうよ…と返事をすると、彼女は疑問に思ったことを質問してきた。
「売り子…とは何なのですか?」
業界用語だから知らないのも当然よね。簡単に店番だと説明したとき私はある大事な事を思い出した。
原稿仕上がったけど、コミケの申し込みをしていない事を!
そうだまずその手配をしなくては何も始まらないわ…!私の表情の曇りを察知したエイリークは
「ティアモさん…どうされたのですか?」
と問いに、急用を思い出したので出かけると返せば
「私も付いてってもよろしいですか?」
と言ってきた。最初はどうしたものかと考えたのですが、
売り子をしてもらう以上即売会がどういうものなのか説明しなくてはなりません。
だったら今教えた方がいいか、という答えを導き出して彼女の同行を許可することにしました。
支度が終わるまで少し待っていてもらうことにしました。
その間、私はクローゼットから鉄の金庫を取り出し、机の上の原稿を封筒に閉じ、ちょっとした正装に着替えをするのでした。
十数分後…支度を済ませた私は彼女に声をかけました。
そのとき彼女が読んでいた本は…
【魔女っ子ミカリン アンドリバース Vol.2】
ここはどこかの野球場。
ディバーン監督率いるフェニキスホークス対オグマ監督率いるバトルプロフェッショナルフォーレスツの試合が行われていました。
その様子をミカヤ達は観客席で観戦しているのでした。
ミカヤ   『ねーユンヌ、ホントにここに負の気配がするの?』
ユンヌ   『もちろんよ、なんたって私は女神だもの♪』
ミカヤ   『すごく胡散臭いんだけど…まあいいか。野球の試合なんてサザも連れてきたら喜んでいただろうけど…』
ユンヌ   『駄目よ!これも仕事なんだから足でまといはいらないわ!』

301 :
と話していると…フェニキスホークスの攻撃の回、ある異変が起こるのでした。
なんとバッターが急に鳥人間に変態したのです。
この事態に球場は騒然!ですが試合は続けられることになりました。
ユンヌ   『あの鳥人間から負の気配がするわ!ミカヤ、戦闘態勢を取って!』
ミカヤ   『普通に半化身をしただけと思うんだけど…』
ユンヌ   『つべこべいわず、さっさと準備しなさーい!』
フォーレスツのピッチャー、サムソンの投げたボールを鳥人間は撃ち返しました。
その軌道はピッチャー返し!ボールはサムソンの頭に当たり彼は倒れました。
するとフォーレスツのチアリーダーのシーマさんが大激怒。バッターを殴る展開に!
これを発端とし、球場は乱闘騒ぎとなりました。
ミカヤ   『チアリーダーが選手殴るなんて聞いたことないんだけど…』
ユンヌ   『ほれ見なさい!さ、リワープでマウンドに行くわよ!』
瞬間移動で乱闘のど真ん中にやって来たミカヤ達は…
ユンヌ   『よっしゃーミカヤ!ここで一発変身をかましなさい!』
ミカヤ   『皆見てるけどここで変身してもいいの?魔女っ子って秘匿義務があるものじゃないの?』
ユンヌ   『いいの、いいの、減るもんじゃないし、細かいことは気にしない!わゆーんも言ってるじゃない』
ミカヤ   『減ったら困るし、気にするわ!昨日も商店街のおばさんに私が不良になった、て言われたんだから!
       これじゃあ、おかずサービスしてもらえなくなるんだから!』
ユンヌ   『ぐだぐだ言ってないで(同人誌の)ページが押しているんだからいいから早く変身しなさい!』
ミカヤ   『しくしく…しくしく…私って不幸…なんでこんなことになっちゃんだろう…
       でもこれも紋章町の平和とサザのため頑張らないと!ミカリンいっきまーす♪』
ユンヌ   『普段ネガティブなくせにその気になればノリノリね…』
ミカヤ   『シャイン…ディヴァイン…アルジローレ!
       アーリアル…イーヴァルティ…スターライト…レクスオーラ!』
↑の魔法は変身するのに必要な呪文です。光を発しながらミカヤは魔女っ子に変身しました。
変身シーンを描写することが出来なくて申し訳ありません。
ミカヤ   『魔女っ子ミカリン!最初からいるけど只今参上!』
当たり前ですが、マウンドのど真ん中で変身したミカヤにみんな注目します。
ユンヌ   『ミカヤ、正体を知られたからにはここにいる人間全部闇に葬らな駄目よ!でないと違約金が発生するわ!』
ミカヤ   『ちょ、ちょっとユンヌ、変身しろって言ったのはあなたじゃない!』
ユンヌ   『私、知らなーい♪』
ミカヤ   『この人でなし!もういい、みんなやっちゃえばいいのよね!
       これも私の生活のため…ごめんなさーい』
と球場全体に暁光レクスオーラの放つミカリンでした…
To be continued …
…この本は先程の続編ね、はっちゃけていたけどウケもそれなりに良かったわ。
その後エイリークに出発の合図を送り、私達は家を出ることにしました。
時間は夕暮れ、季節は冬ということもあり、寒さが身に滲みます。
ある所に向かっている道中で…
「どうして金属製の箱をせおっているのですか?」
と彼女は私に問いかけます。普通の女子高生は鉄の金庫なんて背負って二宮金次郎のポーズなんか取らないでしょうね。
この中には命よりも大事な物が入っているのと答えると…
「命より大切な…物…ですか、ティアモさんの?それはなんですか…」
とさらに問われると、仕上がった原稿と。
同人作家いえ、このスレでネタを描き溜めたがある方なら一度は通る儀式。
せっかく投稿前の作品が消えてしまっていることを発見した絶望感を。
だから、完成した原稿が雨や雪で汚れないように厳重に囲んでいると説明をすると納得してくれました。
しばらく歩いた後、私達が着いた場所というのは…
『エムパ(エムブレムパーティー)運営事務所』
つまり、同人誌即売会を開催している民間企業で、直接スペースを譲渡してくれないかと交渉に来たというわけです。
落選される方もいるのに、こんなことをしてもいいのか…と
同人の神の称号を持っている私なら顔が効くからと思ったからです。

302 :
…ということで建物の中に入ることにします。
 つづく…
 ………
【魔女っ子ミカリン アンドリバース Vol.3】
今日もミカリンは魔女っ子として働いておりました。ですが敵さんはコノヒトデナシーな策を謀ってきたのです。
ミカヤ   『先輩、どうして?』
ユンヌ   『ミカヤ!これも敵の作戦ね。ミカヤの憧れの先輩を洗脳して攻撃してきたのね…』
その先輩とはペアレス、多少優柔不断ですがミカヤの悩みを真摯に聞いてくれる優男でした。
しかし、イズカ特製やりそこない薬でアシュナードのごとく野獣にビフォアーアフター。
ミカヤ   『どうしたらいいの?このままじゃ』
ユンヌ   『私に上策がある』
ミカヤ   『ど、どんな…』
ユンヌ   『あいつをぶちR』
ユンヌの言っていることは一理あります。理性を失った動物を鎮めさせるのは殲滅が手っとり早いですから…
ミカヤ   『全然上策じゃない』
ユンヌ   『安心しなさい!ここだったら誰も見ていないわ!死体は私が念入りに始末しといてあげる、アリバイ工作もまかせといて!
       ミカヤ、これも正義のためよ!涙を拭って戦いなさい』
ミカヤ   『嫌よ!』
ユンヌ   『正義は必ず勝つのよ!勝った者が正義なのよ!私は負けちゃったから邪神って言われちゃってるのよ。この気持ちがあなたに解かる?』
ミカヤ   『わかったわ!やればいいんでしょ!』
ユンヌは非情な現実主義者と言ったほういいですが、学生のミカヤには理解できません。
敵を倒した後…その屍を人知れず場所に埋めるミカヤなのでした…
ミカヤ   『最近私達の方が悪の帝王みたいね…』
To be continued …
【魔女っ子ミカリン アンドリバース Vol.4というより最終回】
物語も渦中を越え、いよいよ大詰め。敵さんはさらにコノヒトデナシーな策でミカリンを倒そうするのでした。
ミカヤ   『きゃー』
ユンヌ   『ミカヤ!もうダメ、この最後の敵には勝てない』
…ミカリンの前に現れたのはアスタルテの加護を受けた漆黒の騎士だったのです。
ミカヤ   『…皆と約束した、皆の幸せを守るって!』
ミカヤの渾身の暁光レクスオーラ放つと、漆黒の仮面が割れ素顔が現れました。
ミカヤ   『う、うそ…でしょう。なんで…なんでサザがここにいるのよ!』
そう、漆黒の騎士の中の人は義弟のサザだったです。なぜ姉弟同士で戦わなければならないのか…ミカリンは激しく葛藤します。
ユンヌはやっと非人道的ではありますがまともなことを言います。
ユンヌ   『ミカヤ戦いなさい!あなたは紋章町の人命と一人の弟の命を天秤にかけると言うの!』
ミカヤ   『で、でも…』
ユンヌ   『いいから早くあいつを討ちなさい、でないとあなたが葬った先輩も無駄死になるでしょうが!』
ミカヤ   『…そうね、これで終わりにする』
ユンヌ   『駄目よ、それは自分の命と引き換えに相手を正気に戻す禁断の魔法(癒しの手)!』
ミカヤ   『サザ…強く生きてね…てやーっ!』
禁断の魔法を唱えたミカリン。辺りは彼女を中心に光の粒子…暖かいエーギルの輝きに覆われました。…それから数時間後のことです。
ミカヤ   『わたし…私…生きてるの!』
なんと、ミカリンは奇跡的にも生きていたのです!ですがユンヌが発した第一声は…
ユンヌ   『ミッションクリアね。ほな、明日からもがんばってな』
ミカヤ   『え、明日からも!?』
ユンヌ   『決まっるじゃない、3年契約忘れたの、血の誓約書にも書いているじゃない!』
ミカヤ   『いつの間に!…明日から普通の女の子に戻れると思ったのに!私もう魔女っ子なんてやならない』
ユンヌ   『続けないつもりなの?なら違約金、1億5千万G払ってね』
ミカヤ   『そんなの学生の収入で払えないわ…』
ユンヌ   『それだったら仕方ないわね…このままアダルト業界デビューする?』
ミカヤ   『絶対に嫌よ!この人でなし…私って…不幸』
といわけでミカヤは明日からも魔女っ子として戦う日々を送るのでした。
To be continued …?
 ………
魔女っ子ミカリンは“こみっくパーティー”というゲームの中に登場する“カードマスターピーチ”が元ネタとなっています。
その元ネタが“CCさくら”であり、本来は魔符で戦う予定ですがネタなので肉弾戦になってしまっています。

303 :
力作、乙。
というか続きがまだあるっぽい?
感想書き込むか迷うな。

304 :
〜第1話〜

今日は授業参観の日。
シグルドの兄貴がニコニコしながら俺を見てる。
サボる訳にいかねぇし…ちくしょう、数学は苦手だぜ…。
数式見てる度に無意識に欠伸が出て来ちまう。
けど居眠りなんかしてたらさらにやべぇし……。
気分でも変えようと窓の外に目を向けたら偶然ファリナの奴と目が合った。
な、なんだ俺が眠そうな顔してたの気付いてたのか!?

やべぇ、この一時間はなんとかシャキっとしねぇと……!

シグルド・ヘクトル「ただいま〜」
ヘクトル「あー、今日は兄貴が授業参観に来てくれたおかげで無駄に疲れた感じだぜぇ」
シグルド「ははは、今日は珍しくしっかり教科書とにらめっこしてたみたいだな」
エリンシア「お帰りなさい兄様、ヘクトルちゃん」
ミカヤ「ヘクトル、今日はちゃんとサボらずに授業出てきたでしょうね?」
ヘクトル「シグルド兄貴が来てたんだ、サボろうなんてこれっぽっちも考えてなかったぜ。……じゃ、とりあえず疲れたから寝てるわ」
シグルド「……そういえば姉上…」


ヘクトル「(……にしてもファリナのやつ、なんで……)」
ガチャ
シグルド「恋か…」
ヘクトル「どわっ、勝手に入ってくんな!」
エリンシア「若いっていいですわねぇ」
ミカヤ「でも臭い男なんてどんなにいい男でもモテないわよ?」
エリンシア「男の体臭…汗とKINNIKU…ハァハァ」
ミカヤ「それはアンタだけでしょ」
シグルド「クサい、か…あの頃の私もただクサいだけの男だったな…」

回想しーん
「俺は君にキス出来ない運命なんて(ry」

クロム「それは今もだろ…」

『恋をして、ニオイに気付く。
恋とファ○リーズは遠いようで近い』

アイク「ところでファ○リーズってのは武器か?」
2話に続かない、多分ね。

305 :
シグルド兄さんは体臭じゃなくてクサいセリフ吐いてるだけじゃないっすかwww

306 :
部屋の掃除をしていたらなつかしい幼児向けビデオを見つけたのでパロディ書いてみた。
元ネタが超マイナーアニメなので知らない人はスマヌ

みんな おもしろい かお〜
でっかいのや ちっこいの〜
ながいか〜お まるいかお〜
(天↑空↓!!)
おっきな こえだな〜

あおい かみいろ たくさん
あかや みどりも いるよ〜
ぎんいろに ちゃいろ
いでん なのかな?

ロイちゃん あっ
リーフちゃん そっ
セリスちゃん ぼっ
アルム(セリカ)ちゃん おっ

ロ〜イちゃ〜ん
あそぼ あそぼ!

307 :
1話『お兄ちゃんはつらいよ』
マルス「リンねえちゃん、ぼくとおにごっこしよう?」
リン「ごめんね、おねえちゃんちょっといまマルスとあそんでられないの!」
アルム「セリカ、おままごとしよう。ぼくたちしんこんホヤホヤのふうふだよ」
セリカ「ごめんアルム、おままごとはあとで!」
リーフ「おねえちゃん、リーフにえほんよんで〜!」
ミカヤ「ごめんね、ロイがお腹を空かせて泣いてるから今は駄目なの」

エリンシア「よしよし。いい子ねロイちゃん」
リン「おねえちゃんわたしにもロイだっこさせて〜!」
セリカ「つぎはあたし〜!」
ミカヤ「はいはい、順番にね」
三人「うわぁぁぁん!ロイなんかキライだぁぁぁ!」

ミカヤ「ああ、また飛び出していっちゃって…。甘えん坊さんなんだからあの子達は全く……」

エフラム「…セリス。セリスはおにいちゃんとあそぼうな…」
セリス「……いやっ!」
エフラム「セリスはおにんぎょうあそびがすきなんだろ?いっしょにあそぼう?」
セリス「セリス、エフラムにいちゃんきらいっ!シグルドにいちゃんがいいっ!」
エフラム「orz」
シグルド「ま、まぁ弟ってそういうもんだよ…」

結局今も昔もセリスにとってエフラムはうざったらしい兄であるのは相変わらず、なようで…。

308 :
2話『末っ子にとってのおにいちゃん、おねえちゃん』
ミカヤ「あら、ロイ。お絵描きしてるの?」
エリンシア「上手にクレヨン使えたね。いろんな髪色の子がいっぱいだわ。赤い髪の男の子は誰かしら?」
ロイ「えいうっとおにいちゃん!こっちが、ろい!」
エリンシア「まあまあ、仲良くおてて繋いでるのね」

ミカヤ「こっちの剣を持ってる青い髪の子はだぁれ?」
ロイ「しぐるとおにいちゃん、あいくおにいちゃん、くろむおにいちゃんだよ。さんにんで、とらいあんぐりゅあたっくのれんしゅうしてるの。
   そのとなりにいるのは、あるむおにいちゃんとせりかおねえちゃん。ふたりでけっこんしきしてるの」

ミカヤ「…じゃあ、お人形遊びしてるのは?」
ロイ「えいりいくおねえちゃんと、せりすおねえちゃんだよ」
エリンシア「セリスちゃんは……。ま、いっか」
可愛らしいピンクのドレスに、おさげ髪の子。ロイは勿論、兄弟の誰もがセリスが女の子だと当時信じてやまなかったので、何も言えなかった。

エリンシア「こっちで緑髪の女の子に追いかけられてる4人は?」
ロイ「えふりゃむおにいちゃんとへくとるにぃにと、まるすにいちゃん!それからリンにいちゃん!」
ミカヤ「えーっと…あのね、ロイ。リンは確かに男の子達に混じって遊んでる事が多いしソーンバルケさんみたいな剣士になるのが夢だって言ってるけど…女の子なの。
    リンていう名前はね、お父さんとお母さんが凛とした綺麗な女の子に成長しますように…って付けた名前なのよ。だからお姉ちゃんてちゃんと呼んであげようね」
ロイ「え…?だってカオにバンソーコーはったり、かみがみじかいのはオトコのくんしょうだってヘクトルにぃにがわるぐちゆってたもん…」
エリンシア「ヘクトルちゃん!」

それまでショートカットオンリーだったリンが急に髪を伸ばすようになったきっかけは「ロイに兄ちゃんと呼ばれショックだったから」、なのかも知れない。

309 :
>>308
いいネタだGJ
リンwww.

310 :
>>308
ヘクトル「確かにあん時は俺、完全に弟だと思ってたわ」
シグルド「服だってクロムやアイクのおさがり着てたしな、どこをどう見ても男の子そのものだったよ」
クロム「毛虫やカエルなんかを見ても平気で捕まえてたな。それも、素手で」
ミカヤ「おてんばどころか完全にやんちゃ坊主だったからねぇ、大きくなってもこのままじゃぁどうしようっていつも不安だったわ」
リン「や、や、やめてよっ!少なくとも今は普通に女の子やってんじゃない!」

エフラム「…俺はお前が産まれてから一度もお前を弟などと思った事はないぞ。何より守るべき大事な妹、そう思って接してきたつもりだが…上手く伝わらなかったか?」
エリウッド「男の子、女の子はともかく、小さい頃のリンディスは身体の弱い僕にとっては憧れだったよ?今も昔も、きみはきみでいいんじゃないかな」
セリス「そうだよ、僕にとってのリン姉さんは困った時に引っ張ってくれる頼りがいのある姉さんだよ。自信持ってね」
リン「……」
マルス「豚もおだてりゃ木に登るってね…アババババ!骨が、骨がっ!」
リン「人が感極まってんのにつまんない茶化しいれんじゃないわよっ!」

エイリーク「(あれだけ女性らしさから程遠かったと兄弟から言われ続けたリンが今となっては姉妹一の巨乳と嫌らしい身体つきの持ち主。私が今も変わらず色気のない身体つきなのは小さい時からチヤホヤされ満足して育ったせいなのでしょうか。不憫です…)」

311 :
ラーチェル「胸なんて飾りですわ。エロい人達にはそれがわからないのですわ」

312 :
エロい人たち
クロムッツリ(確かに…わからん…巨乳はよいものだと思うのだが…エロいと思われたらかなわんから口には出さんが)
ムッツリーフ「おっぱいこそ神様が作った地上の宝石だよ。モフりたいよハァハァ」
エロイ「まったくリーフ兄さんはそればっかり…突っ込みいれただけだからね?話題に乗ったわけじゃないからね?」
エロウッド「……癒され…る、なんていったら…エロウッドと呼ばれてしまう…のかな…死ぬ時は…豊かな胸に抱かれて逝く…のが理想…い、いや、まだ逝かないからね?」
エロンシア「ガチムチ大胸筋こそ正義!雄っぱいの間を流れる汗に色気を感じてしまうのは私だけですか?」
ムッツリリーナ「いえ、激しく同意します姉様!」
エフラム「案ずるなラーチェル。あそこで騒いでいる変態どもと違って俺にはわかる。胸が大きいと授乳の時赤ん坊は苦しいのだ!実に非実用的だ。大きくても一つもメリットがない」

313 :
サラ「実用的な控えめな胸を堪能したいと」
エフラム「だからなんでそうなる?」
サラ「えー、だって私が膝の上にいるとき上から私の胸見てない?」
エフラム「それは体勢が…って分かってるならなんで止めないんだ」

314 :
※若干の下ネタ表現注意※


昔、私が子供の頃。
私と妹のリンは年が近い事もあってよく遊びました。

当時、リンはエリウッド兄上やヘクトル兄上と遊んでいる事が多かったのですが、
いつもピアノやバイオリンのレッスンの為に忙しく皆と遊べずにさみしい思いをしていた私を気遣い、
エフラム兄上が彼女に声を掛けて下さっていたようなのでした。

それからリンと、何故か彼女から離れようとしない弟のマルスと私はよく遊ぶようになりました。
私はどちらかといえばミカヤ姉上やエリンシア姉上とご一緒する事が多かったので、
最初は私と正反対ともいえるべき彼女と仲良くなれるか不安でした。
けれど、言葉遣いは少し乱暴だけど根はとても優しい妹、リン。
一緒に遊ぶようになって数週間、私達は出掛ける時いつも一緒にいるほど仲が良くなっていたのです。

そんな日々が続き、私が小学校4年生になったある日の事。
いつものように私はエリンシア姉上とリンと三人でお風呂に入ろうとしていました。
…あ、1つ言わせていただきますと私が小学校3、4年生の頃はまだシグルド兄上がKINSHIN関連の事は仰ってませんでしたので、
年長組の兄上姉上達でローテーションを組んで年中組、年少組のうち二人ずつお風呂に入れていたのです。
そしてこの日はたまたま仲の良い私とリンが一緒になった日でした。
リンと入れずに悔しいのかぐずるマルスをミカヤ姉上達が必死で宥めていた光景が懐かしいです。

脱衣所で衣服を脱いで、私はすぐさま違和感に気付きました。
リンが既にブラを身に着けていたではありませんか!

年が近いとはいえ、リンはまだ当時小学校2年生です。
それなのにブラが必要になるなんて…。私はぺったんこだというのに……
驚きのあまり視線を外せなかった私に気付いても、リンは「おねえちゃんだから気にしないよ」と笑い飛ばすのでした。
話を聞く限り兄や弟たちと一緒に入る時はどうしても視線が気になってしまう、との事。
今考えれば、私はこの時既に男性の本質というものに気付いていたのかもしれません。
それからというもの、私とリンの間にはなんとなく溝が出来てしまい、一緒にお風呂に入る事もなくなってしまいました。

私達が中学生になったある日の事。
リンが既にC、D辺りの大人用ブラを使う傍ら、私は未だにブラなんて不必要な状態でした。
更にショックな事に末の妹であるセリカにすら負けている事に気付いてしまいました。
……彼女たちの生活習慣に必ず何らかのヒントがあるはず。
第六感でそう感じた私はすぐさま行動に出ました。
ある時は遊牧民風の衣服を纏い、リンと共に遥かなサカの草原へ。
またある時はミラ教に入会し、セリカと共にバレンシア地区にあるミラ神殿へ。
そんな日々を2、3年続けましたが、とうとうこれ以上私の胸が大きくなる事はありませんでした。

それと同時に、いよいよ私は確信してしまったのです。
自分が生まれもっての貧乳だという事に…

315 :
これほど悲しい事がありましょうか。
私は世の中の大半の男性が巨乳という幻想に躍らされることを知っています。
現に未直にいる私の兄弟達の中にもそういう方がいます。
クロムッツリ兄上は夏場歩き回る度に嫌らしく揺れるリンの胸をほぼガン見しています。
また、兄上にはティアモさんという素敵な女性がいるというのにちっとも振り向かない辺り「貧乳に人権なし!」と高らかに宣言しているも同然です。
巨乳好きな男性というのは本当に理不尽です。
エロウッド兄上は密かに紋章町巨乳娘水着写真集を隠し持っているという事を私は知っています。
ニニアンさん、フィオーラさん、そしてリンはいずれも豊胸。内心ではあの胸に顔をうずめたいと思っておいででしょう。紳士的で誰にでも優しい裏の顔はただの巨乳好きです。
巨乳好きな男性というのは本当に理不尽です。
ムッツリーフは全紋章町女性バストサイズ表などというノートを作っていました。
それによると私やリムステラさん、ティアモさん、ルキナは
チキやミルラたちのような幼い女の子と同じく「無」らしいです。今度見掛けたら、その時は皆の分もジークリンデでもって反省させるつもりです……
巨乳好きな男性というのは本当に理不尽です。
エロイは上記3名に比べたら幾らか良心的ですが、物干し竿に掛けてある姉上やリンの下着を見掛けては顔を赤くしています。
私の下着が干されていてもヘクトル兄上のパンツを見掛けた時のように涼しい顔をしているのに、本当に理不尽です。
アイク兄上は男性であるのにも関わらず何故私よりも胸囲があるのでしょう。
本当に理不尽です。

リン「(…どうしよう。勉強教えて貰おうとして姉さんの部屋に入ったらこんな日記が広げられててついつい読んでしまったけど、
なんかとてつもない罪悪感が…。
とりあえずリーフはお仕置きする必要がありそうね)」

316 :
リンとエイリークを横から見て比較してみよう(ゲス顔)

317 :
>>316
エイリーク「ブワッ…(´;ω;`)」

エリウッド「すまない…>>316、たった今そっちにジークムントを構えたエフラムが向かったようだ。治療費はなんとか我が家の貯金から出せるようには努力するが……ウッ!胃が…!」

318 :
>>315
待つんだエイリーク。
バストとチェストの意味合いなだけで、胸囲は普通男の方が女よりもあるものなんだ。

319 :
リン「何が新王国レンスターの王よ。馬鹿じゃないの?」
ロイ「k…姉さん!!兄さんは僕が必ず連れて帰ります!!」
フィン「娘です。なんなりとお付き合い下さい」
ナンナ「ナンナです」
リーフ「お前も聖戦士のようだな」
ナンナ「はい…」
グレイド「申し上げます!トラキアに聖戦士が現れましたぁ!」
リーフ「ダニィ!?早速聖戦士のお姉さんを征伐しに出かける!後に続けナンナ!」
ロイ「兄さん!闇雲に動くのは危険です!もっと情報を集めてからでも!」
リーフ「臆病者は着いて来なくてもよい!ナンナ早くしろ」

320 :
ワユ「胸大きいっていっても良いことなんて無いよ、肩こっちゃうし」
ミスト「服選ぶときも考えないといけないしね」
イレース「………」

321 :
胸が控えめだと男ものの服が着やすいから…
ということで裸のイレースがアイクのシャツ一枚のみを着させられる話とか見たいと思った(唐突)

322 :
アイク「どうしたイレース。そんな恰好でいたら、風邪ひくぞ。ほら、これを着ろ」
イレース「………」
ワユ「なんでアレ見ても無反応でいられるんだろ」
ミスト「仕方ないよお兄ちゃんだから……うん……」

クロム「俺の台詞を応用してここまで冷静に対処するとはさすがアイク兄さん……今度ルフレの入浴中に遭遇してしまったらこの方法で切り抜けるか」メモメモ
エリンシア「クロムちゃん」
クロム「ん?」
エリンシア「女の子の裸を見ながらメモを取っているなんて……」
クロム「ちっ違うんだ姉さん!!誤解だ!!冤罪だ!!俺は別にそこを見ていたわけでは」
エリンシア「問答無用!ぶっ飛ばして差し上げますわ!」
クロム「アッー!!」

323 :
アイクの何が罪って、これだけスルーしながら、嫁候補の人間的魅力を答えろと言われたらスラスラ答えそうな点だな

324 :
そんで言われた嫁候補はさらにそれをフラグだと勘違いして行くと……。
つ、罪な漢やで団長ェ……。

325 :
シグルド「ディアドラ…。私達の愛は罪だというのか……今日もアルヴィスとデート…ぐすっ。KINSHINなんて滅びるべきだ……」

クロム「今日もエメリナさんは素敵だ…。サーリャ、スミア、ルフレ、オリヴィエ辺りのくびれ、膨らみ、そしてスタイルも申し分ないが……って何を言わせるんだ!」

エリウッド「僕は見てるだけで充分さ。精神的に今は恋愛する余裕がないよ…」

ヘクトル「ちくしょう、リンの奴また待ち伏せ…このままじゃビラクの野郎が諦めてくれそうにねぇってのに………ぐふっ」

エフラム「…兄上といいエリウッドといい、大きすぎる胸のどこに魅力を感じるんだ?さっぱり分からん」

アルム「今日もセリカはかわいいなぁ。思わず抱き締めてあげたくなっちゃうよ…」
「KINSHI…!」

リーフ「おっぱいについての熱い語りを入れようとしたのに……この人(ry」

セリス「僕男だもん!胸なんて膨らんでないからね!」

ロイ「だっ、だから僕の事エロイとか言うのやめてよ!僕はリーフ兄さんにツッコミ入れてるだけだってば!恋愛なんて僕にはまだ早いよ!」

アイク「…誰がなんと言おうが、一番は肉だ。これだけは譲れん」


マルス「……考えてみれば我が家の男兄弟は僕以外クセモノ揃いですね」
ミカヤ「皆生まれもっての容姿端麗なのに、どうしてこんな事に…。やっぱり私の教育方針が悪かったのかしら…」

326 :
毎年6月になると、兄弟家近くの地区では3日連続、夏祭りが開催される。
規模としては小さいものの、多くの屋台が立ち並ぶお祭り。
取り分け中高生の多い兄弟家では毎年この小さな祭りを楽しみにしていた。

そして、祭りがいよいよ明日に迫ったとある夜の事。
仕事や家事に疲れた年長組が床の間に入っていくのを見届けた後、年中組、年少組は緊急会議を始めた。

エリウッド「皆も知ってるだろうが、明日から紋章商工会まつりが開催される。学生組の、一応責任者として言わせて貰うが、無駄遣いは程々に。
窃盗や犯罪行為等、人様に迷惑のかかる事はしない事。シグルド兄さんが帰ってくる時間までにはくれぐれも全員家に帰ってきている事。最低限この3つは守って欲しい」

ヘクトル「ったくガキじゃあるめーしよ、んな心配しなくても平気だぜ」
リン「……あら。去年夜遅くに平謝りするシグルド兄さんとクロム兄さんを余所に交番で補導されてたのは誰だったかしら?」
ヘクトル「う、うるせーな!あれはしょうがなかったんだよ、2、3人のガキ相手に金寄越せとか絡んでる野郎どもがいたらほっとけねぇだろうが!」
エフラム「…どうしようもないチンピラの事もそうだが、
万が一を考えてエイリークやリン、それからセリスやセリカは日が落ちてから人混みの中を歩くべきではない。
遅くとも7時までには帰ってくるべきだ」
エイリーク「あ、兄上…!そんな勝手な…。ターナやラーチェルと既に約束しているというのに…」
セリカ「アルムと一緒なんだから平気よ!不審な奴がいたらジャンヌやシルクともども焼き払ってやるんだから」
アルム「去年もジャンヌと張り合ってるうちに結局忘れ去られたよね、僕…」
セリス「ユリウスやみんなと一緒だから平気だもん!
兄さんが心配してついてきたなんてみんなに知られたら恥ずかしいんだから、絶対一緒にこないでよね!」
リン「全く…エフラム兄さんは心配性過ぎるのよ。それに、私なら平気。
変な気を起こした男を見つけたら問答無用で張り倒してやるんだから!」
マルス「…女相手にとは言ってないのがミソなんだよね」
リン「はいはい、『いつもの』やって欲しくて仕方ないのねアンタは…」
マルス「グ…ギギギ…ッ!ねじ切れるっ背骨がねじ切れるってばぁぁぁ!」
リーフ「……懲りないねえマルス兄さん」
エリウッド「二人共、兄さん達は仕事帰りで疲れているだろうし…それでなくとも家が壊れるし、本当にやめてくれよ…」

ロイ「……それより、みんな三日間の内、出掛ける予定ってどうなってる?
僕、若干一名程絶対に顔を合わせたくない人がいるんだけど…」
リン「…あ、私も…。多分ロイと同じ人だわ…」
ヘクトル「てめぇら!なんなんだよそのあからさまな顔はよぉ!」
アルム「僕はシグルド兄さんだけとは鉢合わせたくないな……
どうせKINSHINセンサーが働いてすっ飛んでくるんだろうけどね」
セリカ「一応ミカヤ姉さんからスリープの杖借りておこうかしら」
セリス「エフラム兄さんとばったり逢うのはやだなぁ…」
エフラム「なっ…!セリス、そんなに俺が……」
エイリーク「兄上はなんというか…過保護、ですのでちょっと恥ずかしいのです…」
マルス「僕もあんまり自分の兄弟達とシーダを合わせたくはないかな…
(アイク兄さんやロイなんかと合わせたら、最悪何が起きるか分からないしね)」
ロイ「…ねぇ、それじゃあさ。みんなが出掛ける予定を一度、まとめてみるのはどう?」
リン「……いいわねそれ。やってみましょ」

327 :
ロイ「……うーん、みんなの出掛ける予定をまとめた結果、3日間の日程はこんな感じになったけど……」

〜一日目〜
エリウッド:予定なし
ヘクトル:6時〜8時半
エフラム:4時〜6時
エイリーク:予定なし
リン:予定なし
マルス:6時〜6時半
アルム&セリカ:4時半〜6時
セリス:4時〜5時
リーフ:予定なし
ロイ:予定なし

〜二日目〜
エリウッド:6時〜7時
ヘクトル:7時半〜9時
エフラム:4時〜5時半
エイリーク:4時半〜6時
リン:5時〜7時半
マルス:5時〜7時半
アルム&セリカ:予定なし
セリス:5時半〜7時半
リーフ:5時〜7時
ロイ:4時〜5時

〜三日目〜
エリウッド:5時〜6時半
ヘクトル:6時〜7時
エフラム:予定なし
エイリーク:予定なし
リン:予定なし
マルス:予定なし
アルム&セリカ:4時〜5時
セリス:予定なし
リーフ:4時半〜6時
ロイ:5時〜7時


セリス「平日って事もあって、やっぱりみんな時間被っちゃってるね。仕方ないといえば仕方ないけど」
マルス「リン姉さん、三日間の内一日しか行かないという事は……やっぱりラスさんやケントさんとの進展は相変わらずなんですねぇ〜」
リン「うるさい、余計なお世話でしょ…!(なんでこいつ、そんな事知ってんのよ…)」
マルス「その腹いせに中日にはフロリーナさんとそれは百合ん百合んな時間を……」
リン「マルスぅ?さっきのじゃやっぱ足りない?もっとやって欲しい?」
マルス「答える前から関節固めをかけるのは……痛い痛い痛い!」
エイリーク「…無理もないですよ。もうすぐ期末テストも近いですし……。リンもそうではないですか?」
リン「え…あっ、そ、そうなのよ!それに私、姉さんやエリウッドみたいに成績がずば抜けていいって訳じゃないし…!勉強時間はなるべく作らなきゃ、なーんて!」
ヘクトル「…ったく、よくゆーぜ」
リン「!…そういうアンタはどうなのよ!3日連続で行くなんて、相応の余裕ってのがあるワケ!?」
ヘクトル「一日目はマシュー達と、二日目はリリーナ達と、三日目はファリナ達とそれぞれ約束してんだよ。せっかく時間まで取って貰ってんだ。断る訳に行かねーだろ?」
ロイ「(リリーナとピザが一時間半も、一時間半も一緒にっ…!)」
セリス「どーしたの?ロイ」
リーフ「ヘクトル兄さんがリリーナちゃんと出掛けるってのが気に入らないんだよ、きっと」

328 :
エリウッド「アルムとセリカは一番盛り上がるだろう中日にあえて出掛けないんだね?」
セリカ「本当は三日とも行きたいんだけどアルムが…」
アルム「……人が多くて置いてけぼりくらいそうだから中日は苦手だよ…」
エリウッド「な、なるほど…」
リーフ「(初日と二日目は、ティルフィングで人でなし!は避けれそうだな…問題は最終日だ…)」
エフラム「リンにセリス、二日目の7時半までとはなんだ!?そんな時間に出歩くなど、兄として俺は許さんぞ!」
セリス「だから嫌なんだよエフラム兄さんは!」
リン「私は二日目にしか予定入れてないんだから大目に見てよ!っていうか兄さん4時とか学校から帰ってすぐじゃない、みんなに文句言われないの?」
エフラム「俺か?一日目はチキ、ファ、ミルラの引率をイドゥンさんから任されたんだ。二日目はサラとだな、マンフロイのじいさんが出掛けるので面倒を見てやってくれとの事だ」
ヘクトル「お前のロリコンは…やっぱ治んねえんだな…」
リン「……なんて事…。今年も幼女たちと……ああ…」
エリウッド「頼むから人気の無い所に彼女達を連れ込んで……ああ考えたくもない!」
エイリーク「お願いです、兄上。このように皆が仰います故、どうか間違いだけは起こしませんよう…」
エフラム「だから……本当になんなんだお前たちは…」

マルス「(リン姉さんに男の影は無し、と。)さてと皆さん、明日も早いですしこの辺でお開きにしましょうかね」
セリス「お祭り、楽しみだなぁ」
エリウッド「はぁ…今夜もまた胃薬飲まなきゃ眠れなさそうだなぁ…」

お祭り初日に続く…?

329 :
>>325
そうはいうが、実は女性陣も結構・・・

エリンシア「KINNIKU無き者、人に有らず!KINNIKUこそ神がこの世に与えし至高の宝なのですわっ!ハァハァ…そっ想像しただけで鼻血が止まりませんわっ!」

エイリーク「……ヒンニュウサベツスルモノ…ミナコロス……」

リン「……私だって充分いい女のはずなのに…どうしてモテないのかしら…」
ヘザー「大丈夫!リンちゃんは魅力たっぷりのいい女よ、私に任せてくれればすぐにでもリンちゃん好みの女の子とっ!」
リン「だから誤解を助長させるような事を言わないで!帰ってください!」

セリカ「兄と妹だから結ばれない運命だなんて、そんな事は絶対にあり得ないわ。ミラ様はきっと私達を認めて下さるはず…」
ラケシス「その通りです、共に打倒Sを目指しましょう!」
「KINSHINは(ryこの(ry」

ミカヤ「男の子だけとか言ってごめんね、女の子達も充分クセモノ揃いだわ…。
    ああ、やっぱり私の教育方針が…」
リーフ「そういうミカヤ姉さんもダキュン!年間の間ずっと独り身ってことは…アッー!」
セネリオ「ひどい有様です…」

330 :
ミカヤが数億年に渡って独り身だと…誰が言った?
実は結婚歴があったかも知れないと新説を唱えてみる
さすがに旦那は死去してるだろうけれど

331 :
>>330
そう考えるとルキナやパリスや子世代キャラ以外にも
兄弟達には実は甥や姪が数え切れない程いたりして…

332 :
そもそも紋章町における最初の人類はミカヤなのだから住民は兄弟を別にしてすべてミカヤの子孫ともいえる
…かも知れない

333 :
恋愛系の問題に関しては、本人の非じゃ『無かった』人も居るんだがな……
今は微妙だが

334 :
アルヴィス「人を好きになるという事に何一つ非など無いのだよ。いささか狭量な考えではないかね?後は結果があるのみさ」
レヴィン「順風満帆ありきたりの生き方なんてつまらんからなあ…火遊びもできない良い子ちゃんな生き方なんて俺はごめんだね」
シグルド「人の妻取らないで!」
セティ「チャラくても別にいいけど働いて!」

335 :
とある朝刊のニュース記事より
「【速報】全紋章町住人はある1人の女性の血を共通して受け継いでいる可能性。」

シグルド「な、なんだと…。誰なのだそれは…」
はやる気持ちを抑えて読み進めるシグルド。その視線の先に、入った文字は……
「全人類の共通祖先は兄弟家の長女、ミカヤさんである可能性が…」
シグルド「!?」

姉上がこの紋章町全てのベオク、ラグズの祖先だと…!?
……はっ…!
シグルド「KINSHINは許さんぞー!」

セリス「さっきシグルド兄さんが音速でデインの方角へ走り去っていったんだけど一体何があったんだろ」
リーフ「さぁ?とりあえず僕は斬られてないし、どうでもいいよ」
マルス「とりあえず緑風はオワタ」
エリウッド「なんだろう……。なんだか無性に胃が……うぅっ!」
リン「エリウッド?…今日はまだアルムとセリカがイチャついてないし、私がマルスに鉄拳制裁も加えてないし、リーフも珍しくこの人でなしな目に遭ってないわよ」

(デイン地区についたシグルド)
シグルド「……む、ちょっと待て。私のKINSHINセンサーは兄妹、及び姉弟の組み合わせにしか反応しないはずだ……。いくらしっこくさんやサザ君やペレアス君が姉上の血筋の者とはいえ……。やはり単なる誤作動だったか…」

エリウッド「あれ?……おかしいな、胃の痛みが消えた……?」
ロイ「エリウッド兄さん、何かあったら怖いし、一度大きな病院で精密検査受けた方が絶対いいよ」
エリウッド「そうだね。でもそもそも僕の胃痛の原因が…。はぁ…」

本家でもファザコン気味なルキナがいるくらいだし、シグルドのKINSHIN嫌いは兄弟姉妹限定…だとは思う。

336 :
サイクロプス「ベオクラグズのみなさん奇遇ですね。実は私たちの先祖もミカヤという説があって」
ビグル「ビグル族の創生神話の母の名前がミカヤですな」
スケルトン「僕らがアンデッドとして蘇生したのは数億年生きるミカヤDNAの生命力によるらしいね」
バール「幾多にも枝分かれし進化していったミカヤ…その末裔が僕らでありベオクラグズでありマムクートであり神なのでしょうなあ」
フォデス「うちの母ちゃんに顔が似てる」

337 :
リン「やめて!ミカヤ姉さんのLPはもうZEROよ!」

338 :
リーフ「ミカヤ姉さん×ビグルで触(ry…、ミカヤ姉さん×ケルベロスで獣(ry…、ミカヤ姉さん×スケルトンで異種(ry……ハァハァ、困っちゃうな魔物たちにも。そんな妄想に心躍る話題を出してくるなんて……ブバァァ…」
クロム「(腹ボテ姉さんも悪くはないな……ふぅ)」

ミカヤ「……二人共、ニヤニヤしながら何を考えているのかしら…?」
つ【レクスオーラ】
二人「この人でなしーっ!」
セネリオ「…ひどい有り様です」
リン「…二人共、サイテーね。いくらなんでも限度ってのがあるわよ…」
マルス「……でもリン姉さんもラグズやタグエルと交わってみたいな、とちょっとは思ったんじゃ……ぐぺぺーっ!顔は駄目だって顔は!」

339 :
シグルド「実の姉でふしだらな妄想をする。これはKINSHINに入るかな…?」

340 :
プリシラ「よい傾向です。赤の他人相手なんて不健全です。みんなもっともっとKINSHINするべきです」

341 :
>>339
ヴァっくん「十分入るだろ…これに反応しないとは…お前もまだまだだな…」

342 :
遺伝子の単純な生き物じゃないとKINSINしたら子孫が虚弱になるんだがな

343 :
シグルド「クロム、リーフ!年頃のお前達だからそういう想像自体をするなとまでは言わんが、姉上は私達兄弟の育ての親も同然だろう。
それを性的な目で見るなどと……全く、長男として見過ごしてはおけんぞ!」

マルス「またシグルド兄さんお得意のお説教が始まったね」
ロイ「そうだね」
セリス「ねえ、ところで異種○って何?」
ロイ「…ぶふっ!」
セリス「……ロイ?」
リン「せ、セリスやロイは知らなくていい言葉だから気にしなくていいのよ!」
セリス「リン姉さんまで顔真っ赤にしちゃって、どうしたのさ」

マルス「……まぁ家には実際異種○が好きそうな方が二名程いらっしゃいますが…」
エフラム「……何故そこで俺を見る?ミルラ達はまだ幼いからこそ放っておけないだけであってだな」
エリウッド「…誤解だ…」
エフラム「…というかエリウッド、お前そうなのか?」
エリウッド「僕はニニアンを普通の女の子として見ているだけだ!リーフやエフラムみたいな異常性癖とは違う!!ウワァァァァ〜!」

エフラム「……さり気なく俺をリーフと同列に並べるなよ…。そもそも異種○てなんなんだ……」

>>342
だが聖戦の神々の血を見るに、FEの世界ではどうもKINSHIN者同士の子孫の方が強力になるようだ。
もっとも、KINSHIN者同士の子がまたさらにKINSHIN者と子を成す…ような極端な例を何世代にも渡って行わなければで欠陥遺伝子ばかりを
受け継ぐ子は生まれないようだが。

344 :
アイラ「私とホリン、オード血族同志だが結婚すれば子供はオード強だ。成長率は間違いなく高まる。だが仮にスカサハとラクチェが結婚した場合…オード強同志だから子供はオード最強になるのかも知れんがスキルは全部被ってしまう。外の血を入れる事も大事なのだろう」

345 :
関係ないけど思春期の娘が父親の体臭を嫌うのは近親婚を避けようとする本能だって聞いた
つまり、セリカはシグルドをそういう目で見ていると

346 :
ヘクトル「つまり俺のパンツと一緒に洗濯機に下着入れられるの嫌がったり夏場に俺の周りからお前らが離れていくのはそういうことか」
リン「それは単にあんたが汗臭いだけよ」

347 :
 TMR(of ephraim) 外伝4 【Tiamo Mentions Relation of coterie book】 >>364-371の続き
私ティアモは、一度は同人活動に終止符を打ちましたが、無意識に漫画を描いてしまいました。
せっかく作ったので即売会で売ることに。
原稿を仕上げた次の日の夕方、とある事情でエイリークにコミケの売り子を頼みました。
ですがここで問題点…サークルの申し込みをしていなかったことを思い出しました。
コミケに参加できなければ、売り子も意味ありません。
そこでどうにかならないかと同人誌即売会を開催している『エムパ(エムブレムパーティー)運営事務所』
にエイリークを連れて直接交渉に向かうのでした。
 ………
私はエイリークと一緒にエムパ運営事務所のオフィスに向かいました。
その道中、売り子してもらう上で宴〜UTAGE〜(同人誌即売会)とは
何かと彼女に説くことに…
まず最初に知っている限りの同人誌の歴史を話しました。
えっ、何で歴史かと?私は仮にも同人の神の称号…
その歴史に精通し、他者に語ることができなければならない義務持つ、
という資格を得ているからです。
読んで頂いているみなさん、多少長くなりますがお付き合いお願いします…
 〜紋章町における同人誌の歴史〜 エレブ大学歴史学教授 カナス氏の論文から抜粋
遥か昔、紋章町には神と竜族達と+αが住んでいた。
約4000年前、竜族アカネイア地区で竜族が高度な文明を作り上げる。
その頃には既に古代語を文字化、文字を記録する“紙”を製造するまで至っていたとされている。
月日は流れ、竜族達は自ら培ってきた研究や芸術を拡大させようとする。
その生産性を飛躍的に発達させる“印刷”の技術が生みだされた。創造主はチェイニー。
以後印刷という画期的な文明を生み出したことで、
これまで限られた者(竜)だけの創作活動が一般にも普及され、竜族達の創作活動は一層盛んとなる。
一般にも馴染み深くなるが、ただその方向性は限られた者の創作いわば専門のように崇高で極みを追及するものとは違い、
娯楽の趣向に焦点を当てるという概念が強くなる。後にその総称を同人誌と呼ぶようになる。
神らは竜族達が創作した同人誌を閲覧し、大いに感動させる。そして同人誌は神らの創作意欲の起爆剤となる。
アスタティーユとドーマとミラの兄妹神は、ベオクとラグズの祖先にあたるマナンズ、
現在魔物と呼ばれる生命体と魔王(笑)の祖先を創造する。この時、紋章町の生態系の原点が完成する。
今の人間や魔物というのは竜族のいわゆるファンタジーに分類される同人誌に登場した生き物を
神らが実際に創造したのが発端である。
月日が流れ、今から約2000年前。竜族が誇っていた文明が突如崩壊する。
原因は神らの感性の違い、要は個々のカプリングやキャラ愛の相違である。
愛が重すぎれば、互いの理解を拒む。行き過ぎた愛が争いを誘発するように。
アスタルテは♂×♀、ユンヌは♂×♂あるいは♀×♀、男の娘を推奨していた。
カプ争論を発端にアスタティーユの中で異変、不和が生アスタルテとユンヌは袂を絶つ。
ドーマは触手プレイ、超兄貴系、妹系ミラは拘束プレイ(血統縛り意味合いKINSIN)を好んでいたとされている。
だが兄妹神も二次と三次は別物らしく、奇しくも同時期にドーマとミラも兄妹喧嘩が勃発する。
神らの争いの末、堪忍袋の緒が切れたミラはドーマが好きなジャンルの本をライナロックで焼き払う。
ドーマは激怒するのは明白であり、メガクエイクで大地を裂き、生じた深い淵にミラのコレクションを埋没させる。
アスタルテはユンヌとの性と腐のカプ争論、いやそれ以前の問題で乱心する。
竜族の天敵である雷を絶え間なく降らしたため、超低気圧が生じて豪雨や嵐を引き起こすとこになる。
しかし憤怒は鎮まらず、ユンヌの秘蔵の同人誌を石に変える。
アスタルテの所業に怒り狂ったユンヌは大洪水を引き起こし、
神であるアスタルテが神棚に飾っている同人誌を含め、竜族の築いた文明の大半を水没させる。
神の同士の争いにより地震、雷、嵐、火災、洪水といった天変地異が、竜
族達は自らの叡智を結集した創作物、及び文明を滅亡させる。

348 :
余談だが奇跡的に残った同人誌は全部神様が確保したとされたが、
近年、イード砂漠の地下深くから当時ロプトウスが集めていたと思われる同人誌が見つかる。
このことにより、数百年後の暗黒竜と呼ばれ邪険に扱われるようになったロプトウスは本来慈愛に満ちた竜だったことが推測される。
だが、ロプトウスが暗黒竜に豹変してしまったのか?
考えられることは神同士の争いに巻き込まれ、大切な同人誌を失ってしまった悲しみや、
争いをする神らの傲慢さによる憎悪によるものだろう。
天変地異によって竜族は身体影響と、文明を失った絶望感による精神衛生面の欠落により、滅びの一途を辿る。
具体的な現象は出生率の低下、理性を失って獣化による退化。
退化の兆候に対し竜族達は自らの獣性を竜石に封じ、人 (マナンズ) 化することで獣化を回避する。
こうしてマナンズ化した竜族がマムクートの祖先とされている。
だがマムクートになったのは極わずかであり、マムクートにならなかった竜族は新天地を求めて異世界に旅立つ。
始祖竜族は自ら封印する所業に出て、地下の奥深くに姿を隠すことになる。
よって、神竜王ナーガと一部を除く竜族(理性を持っている者)は紋章町から姿を消すことになる。
また、マナンズも天変地異の煽りを受け、竜族同様に獣化するものが出現する。
これに対し、神らは疑似竜石である獣石を創造、マナンズに配る。
マナンズの内、獣石に獣性を封じ込めるのに成功し、人化にしたのがベオク、
獣性を完全に封じ込めず、獣化(ある程度制御可)の能力を得た者がラグズの祖先である。
マナンズの中で誤って竜石に接触した者が竜鱗族の始まりだとされている。
神らが引き起こした天変地異を経て、マムクート、ベオク、ラグズという人、亜人が分類されたことになる。
魔物は天変地異の影響で様々な地形に対応できるように進化するようになった。
約1500年前、魔物の中に竜族同様の知能を持つ生命体が出現する。
その生命体は自らを魔王フォデスと称し、利害の一致から暗黒竜ロプトウスと手を組む。
フォデスは12体のルカヴィ(召喚獣)と創造する。
ルカヴィとは器となり得る因子をユニティ化、転昇することで高次な戦闘形態及び力を持つようになった生命体であり、
12星座にあやかった異形者。
ロプトはマナンズを独自にユニティ化させた十二魔将を創造する。
フォデスとロプトは表面に横道十二宮の紋章が刻まれたクリスタル、ゾディアックストーンを創る。
(12星座の聖石の元ネタはFFTおよびFFXIIです。聖魔の光石と星のオーブを組み合わした発想をするとこうなった…orz)
ゾディアックストーンは後に出来るロプト教団には聖石崇められるが、
その力から俗には魔石という蔑称で呼ばれている。まあそもそもこの存在を知っていること自体が稀であるが。
この聖石(魔石)にルカヴィの魂つまりエーギルを封印させ、
器となる肉体とsoul’s crossing “契約”させるとことで転生する。
仮に倒されたとして、死亡したのは融合している肉体でありルカヴィが消滅したわけではい。
死亡した肉体もルカヴィにエーギルを喰われているため、オームやバルキリーで生き返らせることが出来ない。
故に聖石を破壊しない限りルカヴィは半永久的に存在する。
ここで、聖石の種類とルカヴィ、そのサーヴァントになった生命体を紹介しよう。
(サーヴァントはFEに関係する類似を強引に代用、ルカヴィはFFXIIの召喚獣から)
アリエス    … まじん           →魔人ベリアス
リーブラ    … 鹵獲したアスタルテの精霊  →審判の霊樹エクスデス
タウロス    … サイクロプス        →輪廻王カオス
スコーピオ   … マミー           →不浄王キュクレイン
ジェミニ    … 黒鷺、白鷺の祖先      →死の天使ザルエラ
サジタリウス  … タルヴォス         →密告者シュミハザ
キャンサー   … バール           →断罪の暴君ゼムロス
カプリコーン  … ファルコン         →憤怒の霊帝アドラメク
レオ      … 獣牙族の祖先        →統制者ハシュマリム
アクエリアス  … ロプトを信仰するガレ    →暗黒の雲ファムリート
パイシーズ   … まじょ           →背徳の皇帝マティウス
ヴァルゴ    … エンジェル         →聖天使アルテマ

349 :
※別に載せなくてもいい投稿者の意図※
其の一、サーヴァントについて
まじん…名前繋がりや強靭な肉体が類似している点。
精霊…暁の女神の最期、人間に審判を下すことから。
サイクロプス…タウロス→ミノタウロスが想像でき、巨体や斧を持っていることから。
マミー…不浄関連からという安直な発想ですみません。
黒鷺、白鷺の祖先…黒い天使といったらエルランが浮かんだので、後対になる存在として白鷺を。
タルヴォス…人馬で繋がりで。
バール…これが一番困った。蟹→足が無数ある→聖魔の戦闘シーンでカサカサ歩く所が類似しているから。
ファルコン…厳密には山羊であるが、草食べて白くて角があるので代用した。
獣牙族…説明不要。
ガレ…これも苦肉の策で抜擢した。特に深い理由はない。
まじょ…魚座はリボンで結び合って魚になった母子女神であり、
    姉妹揃ってまじょとなったマーラとヘステというのが連想できたことから。
エンジェル…本当はグラハムエーカーにしたかった(笑)。無理があるので外伝のアレから。
其の二、聖石と十二魔将の関係
アインス…カプリコーン フュンフ…サジタリウス ノイン…キャンサー
ツヴァイ…リーブラ   ゼクス…アクエリアス  ツェーン…スコーピオ   
ドライ …アリエス   ズィーベン…タウロス  エルフ…ジェミニ   
フィーア…ヴァルゴ   アハト…パイシーズ   ツヴェルフ…レオ    

フォデスとロプトウスは十二魔将にそれぞれ聖石を与え、ルカヴィと契約させることで強力無比の尖兵とさせる。
また封印された始祖竜を探し出し生贄にすることで13番目の聖石サーペンタリウスのルカヴィ、ギムレーを創造し、
約1400年前、神らへの見せしめにベオクやラグズを問わず大虐殺を行う。
アスタルテ、ユンヌ、ドーマ、ミラの四神は休戦し、人を守ろうと結託するのであった。
理由は竜族が消えた後、同人誌を再興させるために高い知能を持つベオクに期待しているからであり、
よって絶滅されては困るというものだ。なんとも好き勝手な理由である。
その対策として、ミラとドーマはFナイトのユニティが持つ魔物特攻の加護を受けた双生器を創造する。
例を上げれば、炎槍ジークムントと雷剣ジークリンデ。
これらはミラが好きだった同人誌、二ーベルンゲンの歌(KINSIN)からとったもので、
残りの双生器の名称も竜族達が創った同人誌の内容からとったものされる。
だだエクスカリバーだけは竜族であるガトー創ったモノと被ってしまっているのは禁則事項である。
また後に英雄グラドと称される人物を、双生器黒斧ガルムを扱える無二の存在にするために勇者のユニティに転昇させた。
同様に黄金騎将、白銀騎将、剣聖、賢者、司祭、聖女、呪術師、神射手、神天馬騎士に転昇させる。
つまり、双生器を扱う者はユニティになれる因子を持っていることになる。
アスタルテとユンヌは魔石を封じ込める光石と双生器である神剣ラグネルとエタルドを創り出す。
光石とは、元々はユンヌを封じ込めるためにアスタルテが創っていた青銅のメダリオンに使った技術を、
封じ込める対象が魔物、ルカヴィに適応させたものである。
ベオクの女剣士オルティナ、獣牙族の戦士ソーン、竜鱗族のデキンハンザーの“三雄”、
そして黒鷺族のエルランに女神の加護を与える。
またこの時、紋章町のどこかに潜伏していたとされるナーガは、
身体能力が劣ることから一方的に嬲り殺されるベオクを憐れむ。
激戦区で抗戦していたユグドラル地方のダーナの砦に集まった12人の戦士に血を分け与え、
それぞれに聖遺物を授ける。
ドーマとミラの加護、女神の加護受けた者、そして竜の血を分け与えられた者を中心に聖戦が起こす。
数少ない神竜族であったムルヴァも加勢したこともあり、次第に戦局は人の方が優勢となる。
十数年後、ルカヴィと化した魔将とギムレーを倒し、エルランの呪歌で全ての聖石に封じ込める。
そしてフォデスの魂を光石に封じ込め、残った器である肉体をグラドが、
聖書ナーガを与えられた聖者ヘイムがロプトウスを倒したことにより、
長くに渡った聖戦に終止符を打った。

350 :
戦後の処理として、魔王の発祥の地であり最も魔物がはびこっているマギヴァル地方の五ヶ所に
露払いとされる光石を守護石し、魔王を封じ込めた光石はグラドに置かれ厳重に管理された。
双生器は魔物達が光石を破壊しに来ることを踏まえ光石の近辺に配置された。
だがルネス双生器だけは例外で兄弟家の住人に管理されるようになった。
また、ルカヴィを契約させる聖石はマギヴァル地方の人外の地、ラグドゥ神殿(現遺跡)に封印された。
ベオクの剣士オルティナはアスタルテの命でテリウス地方を守護するために赴き、ベグニオンを拠点した。
獣牙族の戦士ソーンと黒鷺のエルランは彼女の補佐を務める。
竜鱗族のデキンハンザーだけはゴルドアに行ったとされている。
ベグニオンの双生器の一つであるラグネルもまたルネス双生器同様に兄弟家に置かれ、
現在は住人の所有物とされている。
聖戦士たちはユグドラル地方を各々が街の中心人物となって繁盛させると同時に、
ロプトウスの再来を阻止すべく監視を行った。
また聖戦士達は聖遺物を新竜王ナーガに返上したとされているが、
現在は血を継ぐ者達がそれぞれ所有している。
ただ、バルキリーの杖はぼったくり商法で利益を得ているようである。
まあ。一度死んでも蘇生させられるだけ有り難いに違いないが。
魔王及び人外との聖戦から数百年後の1250年前には以前生じた天変地異の影響も幾分か和らぎ、
異界に旅立っていた竜族達が戻ってくるようになる。
懐かしい地に足を踏み入れて待っていたのは、
聖戦を勝ち抜いたことで自信をつけた人が暮らしていた。
当然自分たちより劣等種ある人が、奢り昂っているのを我慢ならない竜族が出る。
その筆頭が神竜族に次ぐ力を持ち、プライドが高い地竜族であった。
地竜族が人に対し宣戦布告をしようとしたため、
竜族と人との間で大きな戦乱を回避すべきと判断した新竜王ナーガは、
同胞に手をかけることを悔みながらも地竜族を竜の祭壇の奥深くに封印する。
その後、ナーガは地竜族との戦いで力を使い果たしたことにより、
地竜族でただ一人マムクートになり信頼を置いているメディウスに祭壇の守りを命じる。
1100年前、自分の死期を悟ると、
地竜族の封印を維持する封印の盾、竜殺しの神剣ファルシオンを残して没する。
新竜王の死は紋章町の大きな歪みを与えると考えた竜族達は、
その事実を隠蔽し、ナギをナーガの影武者に擁立させることで平常を装っていた。
だが、竜族の中の内通者により、ナーガの死は人に広がって行く。
1000前、大きな戦いが起こる。俗に言う人竜戦役であり、
ナーガが懸念していたことが実際に起きてしまうことになる。
原因はベオク。地竜族が封印されたこと、新竜王ナーガがいないとなれば竜族など恐れずに足らずと、
増長したベオクが竜に対して侵攻したのが発端である。
だが圧倒的強さを誇る竜に戦いを挑むのは無謀としか言いようがないが、
ベオク側には勝算があった。
それは、秘密裏に約300年前の聖戦で用いられ、
封印されたとされる神器、双生器の文献を血眼に研究し、
竜に特攻効果を有する神将器を自ら創り出したからである。
しかしその過程は悪魔の所業であった。
竜族の弱点を見つけ出すため、人は捕獲した竜の解剖を行い、
竜だけにとどまらずマムクート、そして聖戦士の血を引く者にも手をかけていたのであった。
一方、竜族ではベオクの蛮行に激怒したメディウスと雌雄を決しようとするヤアンが筆頭に立ちあがり、
数では劣るものの圧倒的な力でベオクを蹂躙して行き優勢を保つが、
ベオクが神将器の投入したことにより形勢が逆転する。
そこで竜族側は神竜族であるイドゥンの心を破壊し魔竜に変え、
本能だけで生き、ベオクだけを襲ういわば獣化状態の戦闘竜を無尽蔵生み出させた。
ラグズはベオクも竜族も勝つために非道な手段に手をかけたことに非常に失望し、
ベオクと竜族とはもはや違う種と主張し、この戦いに干渉せず中立の立場をとった。
その他にも動きが見られる。

351 :
ロプト教団の分家であった、骸の民のように竜の陣営への寝返り、
争いを嫌った神竜族と心清らかな人とが手を取って暮らすようになった。
神らはベオクと竜、高い知能を持つ生き物同士の戦いに対応に悩まされる。
これでは両者とも共倒れになって同人誌が読めなくなってしまう…
どうにかならないかと下した答えとは、
『面白い漫画を描いた方に味方する。審判を下すのは500年後。
 それまでに妨害等の行為をしたのであれば、受けた側に付く』
と奇想天外なものだった。考えられる意図はこうである。
同人誌を求める神ら、より多く、より中身のある漫画を期待している。
単純にベオクと竜族が描けば倍の量が読める。
また神が後ろ盾に着いたのなら勝ったも同然であり、
それ故に極みの同人誌を描くため躍起になれば面白い漫画が読める。
そして500年間と長い年月はベオクのハンデキャップを考慮したのではなく、
期間が長ければそれだけ自分たちの欲望が満たせるというものだった。
姦計だと思われるが、違う見解をすれば血を流さない理想的な戦争であり(無条件降伏前提だが)、
長い期間を与えることで両者の頭を冷めさせる効果があった。
ベオク、竜の両者とも当初は納得いかなかったが、勝つためにこの要件を飲む。
こうして人竜戦役は冷戦状態となった。
ベオクは不要となった神将器を封印し同人誌を描き始めるが、
当時のベオクの技術では印刷による量産化は出来ず、一点ものに限られていた。
だが数年後には八神将の一人謎多き者ブラミモンドが印刷の初歩を確立させた事を機に、
その技術が発達して行く。
そしから、ベオクが同人誌を創り始めること400年、今から約600前のこと。
ベオクのアドラはマギヴァル地方のラグドゥ神殿に侵入し、その最下層で13個の聖石を発見する。
全て売り払って得た大金で当時の最先端であった印刷の技術を入手する。
またアドラはナーガが没する前に封印の盾を残したとされるラーマン神殿にも侵入し、
三種の神器とその他多数を盗み去った。
三種の神器とは伝説のGペン(グラディウス)、幻の絵筆(パルテア)、宝刀のトーンカッター(メリクル)
他というと命のSドリンク、闇のインク、光の修正液、星のトーン、大地のトレス台、
そして一番大切なもの封印の盾、覇者の証である原稿用紙である。
本物の封印の盾とオーブはガトーが場所を移していたため盗られることはなかった。
伝説の道具を駆使したアドラの漫画の完成度は飛躍的に上昇し、当時いや現在においても最高水準を誇る。
そうとなれば人気が出ないはずもなく、印刷により大量の同人誌を製造する手段を得ていたアドラは
短期間で膨大な金を得て、その栄誉に便乗しアカネイアの街を設立し、初代市長となる。
アドラがアカネイアに作った同人誌の影響は大きい。
同人誌は貴族の嗜みとなり、自ら同人誌を執筆し、
アシスタントの名ばかりの奴隷を雇うことが上流階級のあるべき姿とさえ深く根付くようになった。
これが今日にも少なからず残り、アカネイアこそが同人発祥の地だと自負し、
紋章町で最も同人活動が盛んな場所となっている。
竜族側は魔竜と化し心を壊されたイドゥンは少しずつではあるが感情を示す兆しを見せていた。
無駄に生み出された戦闘竜はベタ塗りやトーン貼り、
背景描写などアシスタントとの技能を調教され、無益な殺生にならずにいた。
それから約束の刻間近に紋章町にある異変が起こる。
アドラが売り払った聖石は当時の地域有力者の下に献上された他、何者かが掠奪をしていたのだった。
人竜戦役の際竜側に付いたことで咎めを受けていた骸の民の長アウダモーゼはペレジアに潜伏し、
サーペンタリウスを手に入れ、契約を交わしギムレーと融合する。
そして、恨みを晴らすかの如くギムレーは大量の屍兵を召喚し、The party must go onを始める。
ナバタの砂漠ではネルガルがエーギルを奪う方法を身につける。
悪意に使われる前に神竜族とアトスに謀殺されるが、
瀕死に際に密かに手にしていたジェミニと契約を交わし、INVOKE…ルカヴィを呼び起こした。

352 :
テーベではガーネフがガトーからスコーピオを奪い、アクエリアスはロプト教団ガレの子孫が入手する。
アリエスを手に入れた聖戦士ウルの末裔は魔人ベリアスもといプロトタイプラナオウにignited…点火される。
タウロスは西方三島の守護石として崇められたのが仇となり、
アルマーズの中に眠る狂戦士デュルバンの残留思念が反応し、輪廻王カオスが復活する。
他にもペラティのマムクートであるマヌーにキャンサーと、
ソフィアの囚われの聖女リプリカがパイシーズと契約する。
ラグズ方面にも流れ込みレオはガリアの長ソウハルト、カプリコーンはフェニキスの長ホルスの手に渡たり、
ルカヴィに魂を喰われ同胞に手をかける。
聖石がばら撒かれた事実を確認できたのは前聖戦からの数少ない生き残りであるデキンハンザーにリーブラ、
ベグニオンのセRンにサジタリウスが渡った時であったが既に時遅かった。
この時にはリーブラ、サジタリウス、ヴァルゴ以外の異形者ルカヴィが再び現世に戻って来たとされ、
紋章町の各地で甚大な被害を及ぼし、同人誌を描いている所でなくなる。
ルカヴィらは聖魔の光石を破壊しフォデスを復活させようとグラドに集結する動きを見せると
人、竜、神は連合を組み防衛戦にあたる。
そう約1000年前の聖戦が蘇ろうとしていたのだった。
皮肉ではあるがこれまで軋轢があったベオク、ラグズ、そして竜族が一つになって戦うことになる。
ルカヴィ達はエーギルを吸収し、無尽蔵に屍兵モルフ、亡霊戦士、なりそこないをイリュージョンの術で召喚する。
最大の魔払いであった呪歌謳いの能力を持つエルランがベオクと交わったことで失ったこと、
敵の手に堕ちたメディウスがロプトウスの融合、暗黒竜と化したこともあり劣勢を強いられた。
エーギルを吸われては長期戦が不利であり、連合側はある賭けに出る。
五つの聖魔の光石を集め、その魔物を封じ込める効果をresonance…共鳴し合うことで増幅させるというものだった。
『せいなるたて』を基礎とし、表面に五つの光石をはめ込む構造をとる。
そう、これは魔物を封印させるための疑似封印の盾であった。
この盾を与えられたのは炎槍ジークムントを扱うマギヴァルのルネス(碧炎)。
彼と共に戦ったとされたのが、ガトーからファルシオンと封印の盾を託されたアンリ(緋炎)。
ロプトの血を引きながらブラギの剣を持ってロプトの闇を払うマイラ(黒炎)。
八神将ハルトムートと始祖竜ミリィザの間に産まれ、
数年前まで封印されていたがマグゥによって育てられたエルドリード(蒼炎)。※本名アル、この時は偽名を名乗っていた。
そして、スターライトエクスプロージョンを使いこなし、暁の巫女と呼ばれるミカヤ(白炎)だった。
彼らは炎台座にはめ込まれた宝玉の名に沿って別称で呼ばれた。
疑似封印の盾で増幅された魔払いの波動はSave The One, Save The All…
とルネスの念を応じたかのように紋章町全体を包み込こみ、
イリュージョンで召喚された異形者達は無に帰し、ルカヴィも弱体化させた。
そして、アンリと暗黒竜と化したメディウスのブレスをマイラはブラギの剣で闇を開く如く切り払い、
アンリが最後の一撃を加える。
ギムレー化したアウダモーゼが際限なく召喚する屍兵をルネスが抑える。
エルドリードが母であるミリィザが死に際に自らの体を昇華させた覇者の剣、
始祖竜の力を持つ者を駆逐する剣でギムレーを倒す。
残りのルカヴィも倒され、戦いの幕が下りるのだった。
回収した聖石は全部で12個であり、ヴァルゴの聖石だけが行方が解からず仕舞いで、
ともかく回収できた分だけでも再度封印を施すことにした。
戦後、これまでにベオクと竜族が描き貯めてきた同人誌は、
ほとんどが紛失されてしまいとても同人誌対決が出来る状況ではなかった。
このことに神らは大いに絶望した。500年待ったのに読めなくなったからだ。
神ら諦めず、また500年後に延期しようと提案をするがベオク、竜族両者もノリ気ではなかった。
戦乱で荒れた生活を元に戻すことの方が先決であるのもそうだが、
神の掌で転ばされることにうんざりしたことの方が大きかった。

353 :
まだ個々のわだかまりが残るものの、人竜戦役が終わったのだった。
その後のことだが、メディウス倒されるも100年後には暗黒竜と分離でき今では地竜のマムクートとして
竜王家で暮らしている。何ともしぶとい竜である。
ロプトウスは疑似封印の盾が放つ強い魔払いの波動で正気を取り戻す。
元の慈愛に満ちた竜としてメディウス同様竜王家で暮らしているが、変わった性癖を持つようになった。
五人の英雄は…
マイラは戦後すぐに没し、ミカヤはユンヌと共に姿を消した。
エルドリードはギムレーと倒したと同時に消息を絶つが二年後に姿をみせる。
その後、再びギムレーが蘇った時に呼び覚ますようと言い残し封印の剣で自らを封印する。
今は竜王家の奥深くで眠っているとされている。
世界を救う者に託される炎の紋章“ファイアーエムブレム”にはなぜか悲劇が付きまとう。
ファルシオンと封印の盾を与えられ、二度目の聖戦の英雄と称されたアンリは、
もともとはアリティア出身の同人作家であり、密かにアカネイアのアルテミスに淡い恋心を抱いていた。
彼は戦いの経て、己に自信をつけた。そして彼女にこう告白されたと言われている。
“私は漫画を描くだけが取り柄の不器用な人間だ、だがこれだけは言わせて欲しい。
 私は君が好きだ、君が欲しい!この気持ち、まさしく愛だ!”
それに対しアルテミスは、即答で断った。
彼女は当時では珍しく生来同人誌を蛇蠍の如く嫌う気質であり、
よってそんな人間の伴侶になるのは言語道断だったのであろう。
アンリは諦めずに彼女に求婚を申し込んだが、その都度一蹴されたのであった。
なぜ自分を選んでくれないのか…アンリの彼女への想いは愛を越え憎しみ変わり、憎しみをも超越し、
同人誌が世界を制し、彼女を屈服させることが宿命だと躍起になる。
当然、神らは総出で彼を援助し、七日七晩寝ずに漫画を描き続ける能力を授けたりする。
アンリはひたすら漫画を描き続けるが、アルテミスはカルタス伯爵と婚姻し、一児を設けた後に死去する。
こうして炎の紋章で英雄となった者はその代償として必ず最愛の人物とは結ばれることはなかった。
現在では声明をあげた同人作家はその代償として必ず最愛の人とは結ばれないか、憎しみに変わる事を
“グラハム・エーカーの宿命”いや“アルテミスの宿命”と呼んだ。
魔物を封印させるための疑似封印の盾を与えられたルネスをまた“アルテミスの宿命”を受ける。
彼は聖戦時、ミカヤと共に戦う中、彼女に惹かれ愛してし、告白をする。
ミカヤも満更でもない様子だったが何故か頑なに拒んだ。
何故かと尋ねると、ミカヤは無言で懐からある物を取り出した。
それは聖石ヴァルゴであり、彼女は密かにルカヴィと契約させられたと語る。
ただ彼女の方が強い力を持っていたため、ルカヴィである聖天使アルテマを抑え、表に出ることはなかった。
それ故、仮に彼女が誰かと契りを交わし、女児を授かるとなれ、ルカヴィが現世に現れる可能性がある。
と危惧した彼女は、一生処女でいようと心に誓った。
ミカヤはヴァルゴをルネスに渡すと BOARDING…
声にならない声を 理由もなく零れる強い涙を 
一人のせいにしなくてもいいよ いつか巡り逢うから
そう ここから旅立つんだ キレイな淋しさの一つを抱いて
僕は僕だけのために笑えればいい 今は君に手を振ろう
…と印付きの手と対であり、ルカヴィと契約した証のvestige(痕)を持った手を振ってルネスに別れを告げる。
その間際、ルネスはミカヤと巡りあったことを忘れないで欲しいと月の腕輪を渡したのだった。
その後ルネスは聖石を見つけたが報告したが、ミカヤが持っていて契約していたことは言わなかった。
マギヴァルの地方の領主となり街を発展させて行った。
光石は聖戦後に元の場所に戻され、残った“せいなるたて”は、
現在名門ルネス女学院に通う汚れを知らない乙女達の守る魔払いとして置れるようになった。
月日は流れ…今から約30年前のこと。
紋章町は近代化し、各地では同人誌即売会が盛んに行われるようになっていた。
そこにミカヤは小さな男児と共に紋章町に姿を現す。

354 :
男児はミカヤの子供かと思われたがユンヌの証言によると弟だそうだ。
だが、彼女の血縁者であればルカヴィに転生する可能性がある。
それを危惧すると聖剣ティルフィングを始め神器を近くに置くことで魔払いとするのだった。
…一通り紋章町における同人誌も歴史をエイリークに話すと、
「ティアモさん、歴史だけで今回の7/8を占めていますよ…
 ですが同人誌はとても縁深いものなのですね」
そう、同人誌があるからこそ人がという存在が創られ、今の私達がいる。
同人を知ることは紋章町の歴史を知ることでもある。
「それに…ミカヤ姉上も」
私は外伝2でエフラムがジークムントを所持していると知って以来、
エイリークが兄弟家の住人であることが予想ができていた。
私はエフラムがロリコンであるということにある仮説を立てた。
英雄ルネスに似た容姿を持ち、彼がジークムントを手にしたのか経緯は解からない。
ただ、その事実は少なからずミカヤさんの心を揺さぶっていると私は予想する。
一生乙女であろうと決意した彼女も人であり、心のどこかに劣情が存在して、
エフラムにルネスの面影を重ね、交わろうと(KINSIN)するかもしれない。
そうならないために、手を打たなくてはならないでしょうね。
ただ…ミカヤはもう何年も生きているので人格形成をするのは非常に困難でしょう。
けれど、まだ成人していないエフラムなら比較的容易ね。
万が一、ミカヤさんがエフラムを求めてきても、彼が反応しなければ大事には行かなければいい。
ここで問題になるのは、ミカヤさんは姉でありながら乙女の容姿をしていること。
条件を満たすためにはエフラムのストライクゾーンを異常に下げなくてはならないんでしょうね…
つまり、エフラムが思春期、異性に興味を示す頃にミルラ、チキ、ファと言った成長が遅い幼女竜と
一緒に過ごすことが多かったのは、意図的にロリコンにするこの世界の陰謀?
違うわ…KINSINにから、聖戦まで発展しないようにする予防策ね。
しかし彼はこの陰謀を自分の正義だと受け止め、我が道として生きているのが惨めね…
そんなこと言ったらダメだわ、彼もこの世界の被害者なのね。
事実を知ったらあなたはどうするの?
これも運命だとして殉ずるの?運命に抗ってKINSINするの?それとも新しい軌跡を創り出すの…?
「ティアモさん、どうかされたのですか」
エイリークが私が黙り込んでいるので声をかけてきました。
おっといけない、エフラムなんて眼中になかったはずなのに何故か考えてしまったようね…
それから私は話の話題を変え、現在の同人誌界とはどういうものか説明しようとしました。
お待たせ致しました。今回の話の本題はここからです…
「ティアモさん、もう容量たりませんが…」
あれ?終わりですか?
もしかして今回って物語の核心や私のヒロイン降板の伏線の裏付けだったとか?
そんなー私もこの世界の陰謀にハメられたというわけなの?
 つづく…
第三回で同人ネタ出して、電波な内容に…
書いている内に昔話をするはずが、ミカヤの恋愛事情だったり、
ミカヤとエフラムのフラグを立ててみたり、
エフラムはロリコンになったのでなく、させられたことに…なってしまった。
その方が世界に翻弄される感じが出て面白くなるかなということでご了承を。
後半はT.M.Revolutionの曲名を多用してしまったorz
またファイヤーエムブレム大全が大活躍でしたが熟読していると、
覚醒ではナーガが生きてる、3千年後で造船技術が同じ、
比較的近代的兵器だった戦車が無くなってしまったのか謎ですね、いや本当に。
あとスレ容量ギリギリに投稿してすみません、スレ立てお願いします。

355 :
次スレ立ててきました!
http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/gamesrpg/1404051943/
TMR(of ephraim)の作者さんGJ!いつも楽しみに読ませていただいてます。
ところでmimizunに過去ログ転送させる方法ってどうやるんでしたっけ?
うまく転送されてるか不安なもので・・・ご存知の方がいたら教えてくだされ。

356 :
   ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ

              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
|::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|                           ,,.、-‐、      ,,.、-‐==z
ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
 │ii|    || / /: /,,‐"`´゛ヽ i: : : : : :ヾ|   `´   __,,,, トミヽ、 }'、  ,,.z;ニ-、ァ | .|=、    /  ´ ゛"  ノノl i:::::::::::::/  /
  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
; ;;;;;;;;|   、  :::::,‐",‐"¨: \,.、-''"  .|r '"´  ト     /  _,.-''´  ,.へ  /|   .||   |__/ ̄l´___,,.、-''",,‐'":::::::::
丶;「|    \..:::{ {:::::::::,、|ヽ_,,.、-''" ヽ、  ノ `─' , -="- 、  /   /  |   ||   .|,‐"__ ̄゛'‐、.,,‐"ヽ{  {:::::::::::::::
丶 :::、___.::::ヽ、ヽ、/:::゛',====ハ、  ` ̄ ̄ ̄´   O 〉<    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、,,‐",‐"    ゛'‐、__.,,‐" {  {:::::::::::::::
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357 :
   ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ

              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
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ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
 │ii|    || / /: /,,‐"`´゛ヽ i: : : : : :ヾ|   `´   __,,,, トミヽ、 }'、  ,,.z;ニ-、ァ | .|=、    /  ´ ゛"  ノノl i:::::::::::::/  /
  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
; ;;;;;;;;|   、  :::::,‐",‐"¨: \,.、-''"  .|r '"´  ト     /  _,.-''´  ,.へ  /|   .||   |__/ ̄l´___,,.、-''",,‐'":::::::::
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358 :2020/02/23
変なもん貼るな

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