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ブリガンダイングランドエディション36節
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52 :
ブラッド  「条件としてリン姉さんも出すこと、それ以外の兄弟は出さないこと。この条件が呑めないならこの件は破談ということで…”
       とマルスが裏で取引していた可能性があるな…」
マルス   「ブラッドさん何か言ったかい?僕の聞き間違いならいいけど…そうでなかったらどうなるかわかる?」
ブラッド  「ああ…そうだな、俺は何も言っていない(図星かよ…)」
シグルド  「そうなのかマルス?本当ならお兄さん少しだけ怒りますよ?」
リン    「あんた、そうだったの?あんたが手を回してくれたんだ…スマブラに出れたことは正直うれしいけど…」
マルス   「そんなことないです。これは紛れもなくリン姉さんの人気の結果ですから…」
ヘクトル  「そうだよなー。スマブラは男子向け、腐向けの男の二の腕よりパンチラのほうが需要あるしな」
リーフ   「ターゲット層を見れば当然の結果だね」
リン    「あんた達、それ褒めてるの?」
ヘクトル  「俺たちはユーザーの視点からの意見を言ったまでだ、そうだろリーフ」
リーフ   「そのとおりだよ、ヘクトル兄さん」
クロム   「マルス!!新作主人公である俺がこの時期にスマブラに当選してないのは、お前の陰謀だったのか!
       そのせいで俺は補欠枠に期待を寄せることになったんだぞ…」
マルス   「僻みも程々にしてください」
アルム   「当時の新作だったロイやアイク兄さんは当選したのにね。でもクロム兄さんは出られる可能性があるからいいじゃない」
マルス   「そうですよ、まだ可能性が無いわけではありませんし」       
クロム   「お前はそんなに俺のことが嫌いなのか?俺とお前は(姉限定シスコン)の絆を結んだのを忘れたのか!
       その絆は姉弟の絆よりもずっと強いはずだ!」
ブラッド  (言ってること矛盾していますよ…)
ロイ    「僕もだ、マルス兄さん! 僕たちの絆はこんなものじゃないはずだ!僕と兄さんの絆が一番強いはずだ!」
アイク   「どうして俺を選ばなかった?」
セリス   「なんか怪しい展開になってきた…」
ヘクトル  「来る…きっとヤツが来るな」
マルス   「この前のように同人のネタにされますから、来て欲しくないです…」
 ピンポーン!
ティニー  「夜分遅くにすみません!」
マルス   「来たな腐女子!」
ヘクトル  「帰れ!」
ティニー  「まるで、来てはいけない言い草ですね…、はいこれ」
マルス   「この本はまさか?」
ティニー  「そのまさかです。以前ネタにさせてもらった【※TMR(of ephraim)3 参照】
       マル×エフ本の原稿が完成したので、デザイン料としてお礼に見せに来ました」
ブラッド  「…なんだこの本?げっ表紙がエフラムの裸だぞ…マルスもいるし。
       お前らそういう関係だったのか?悪いが俺はそんな趣味はないからな!」
マルス   「さっそく、誤解しているし」
エリンシア 「KINNIKUが足りませんわね…がっかりです」
ティニー  「すみません、二人ともガチムチ体型ではありませんから…」
リン    「マルスはともかくエフラム兄さんが少…じゃなくて女の子以外に走るなんて、絶対ありえない!」
エイリーク 「兄上は…ついに女性に興味を示さなくなったのですね…バタ」
セリス   「あ…エイリーク姉さんが倒れた!布団、布団!」
 …ブタ箱…
俺は大きなくしゃみをした。体を縛られているので、手で押さえることができず、唾は真上に飛び散り俺の顔に降り注いだ。
「あらエフラム、クシャミ?汚いわね…」
誰かが俺の噂をしているのか?何故か嫌な予感がする。俺の知らない所でとんでもない事が起ころうとしている…
早くしなければ取り返しがつかなくなる。そう向こうにいる住人と同類(ショタコン)になってしまうと…
「気偶ね、私も嫌な予感がしたわ…私のロイ君が非行に走ってしまう…これは指導しなくちゃいけないわ!」
お前のことはどうでもいいと思っていると、向こうの住人は何か怪しげな魔法を唱え始めた。
すると足下から魔法陣が現れ、住人は光に包まれ消えていった。
リワープができるなら、なんで捕まったんだと思わずにいられなかった。
俺も何か手を討ちたかったが、この状態で何もできないので諦めた。
うるさい奴も去ったことでもあるので、再び過去を振り返ることにした。

53 :
 …兄弟家…
ティニー  「…今の状況を整理しますと、マルスさんはスマブラ出場する条件として兄や弟でなく姉を取ったというわけですね」
アイク   「ああそうだ。マルスがリンを選んだばっかりに俺はレギュラー枠からほぼ落選するだろう」
ロイ    「再登場する機会が…僕のソードオブシールが火を吹けなくなる…」
クロム   「新作主人公なのに…何が兄弟の絆だコノヤロー」
マルス   「戯言はその辺で終わりにしてください…」
アイク   「そうだ、今からでも遅くない。マルス、リンを登録抹消させて代わりに俺を入れろ!」
ロイ    「その手があったね…」
クロム   「運命を変える!」
ティニー  「はあ…マルスさんの愛を受けるため、アイクさん、クロムさん、ロイさんが熾烈な争いをするのですか…
       マルスさんは誰を選ぶのですか?」
マルス   「相変わらず誤解を招くというか都合のいいように解釈するね。
       兄さん達、熱くなるのは結構ですが…みなさん同人のネタにされていることわかってます?」
クロム   「構わん!俺はもう散々その手のネタにされて来た、今更だ…さあ、俺を選べマルス」
ロイ    「スマブラの同人なら構わないよ!僕だよね」 
アイク   「同人誌?なんだそれは?ともかく、お前の推薦があれば俺がスマブラに出られる」
マルス   「(だめだな、これでは…)シグルド兄さんいつものように怒ってください」
シグルド  「マルス勘違いしてないか?私は異性のKINSINが嫌いであって、同性のKINSINには寛容だ」
マルス   (肝心なところで役に立たない兄さんだ…)
 ………
セシリア  「ちょっと待った!」
ブラッド  「魔法陣が現れた…」
アイク   「…あんたはさっき俺が警察に引き渡したはずだが?」
セシリア  「脱獄してきたのよ!」
セリス   「戦闘能力は低いけど、こういった能力は高いんだ…」
セシリア  「ロイ君、いくらスマブラに出たいからと言って衆道に走ってはいけません!先生は悲しいわ…」
リン    「先生が…まともなことを」
セシリア  「ロイ君、よく考えなさい!リンディスさんが出られた理由を!」
ロイ    「それはマルス兄さんの手引きで…」
セシリア  「違います。男の子の需要があれば出番があるかもしれないといことです!」
リーフ   「先生!僕もそう思いました!」
ロイ    「どういうことですか、セシリア先生!?」
セシリア  「主役と大人のヒロインがセットで出れば出場する可能性が上がるということです!
       ○リオと○ーチ、○ルダと○ンク、○ムスとゼロスーツ○ムスというように!」
ブラッド  (最後は同一人物でしょ!)
セシリア  「よってロイ君が主役、私がヒロインということをアピールすればいいのよ」
ロイ    「なるほど…」
セシリア  「ロイ君のためならダークマージ、ソーサラー、花嫁…何でも着るわよ!」
マルス    (下心丸出しだけど、腐の流れを変えてくれるからいいか…      
       しかし、さっきいいと僕の窮地を救ってくれいる…彼女の評価を見直す必要があるな)
ロイ    「僕スマブラに出たいです!先生、力を貸して下さい!」
セシリア  「勿論よ、生徒の力になるのが先生ですから」
ロイ    「ありがとうございます」
ブラッド  (…この人本当に教師なのか?)
アイク   「…つまり、俺も年上枠と一緒ということをアピールすれば出場する可能性が上がるというわけか…?
       ならエリンシア姉さん、俺とペアになってくれ。姉さんとなら行ける気がする」
エリンシア 「仕方ないですわね、アイクは一度言いだすと折れないのは昔からですしね…」
ミカヤ   (エリンシアがアシスト?酷い有様になりそうだわ…)
ヘクトル  (姉貴がアシストならガチで一発でブッ飛ばしかねないな…)
ティニー  (私も以前お仕置きをくらいまして、トラウマになっています…ガクガクブルブル)
クロム   「ちょっと待ってくれアイク兄さん、エリンシア姉さんは俺が頼もうとしたんだぞ!」
アイク   「俺が先に言った」
クロム   (く…俺もお色気枠を用意しなくては、可能性がなくってしまう)
リーフ   「クロム兄さん…もしかしてお色気担当してくれる人がいない…とか?」
クロム   「うるさい!(考えろ…考えろ…俺!絶対誰かいるはずだ!)」
 ………

54 :
セシリア  「ということでスマブラの補欠枠は私とロイ君が頂きます!アイクさん!」
ロイ    「先生、そこは僕の台詞…取らないでください!」
アイク   「望むところだ…。だが、先のように一撃で沈められては到底叶わないぞ!」
セシリア  「魔導軍将の真の実力を見せてあげましょう!」
エリウッド 「戦うなら外でお願いするよ…エリンシア姉さんもお手柔らかにね」
エリンシア 「ふふふ…わかってますわ。ちゃんと慈悲はつけています」
マルス   「それでは、スマブラFEレギュラー枠を賭けたバトルを始めたいと思います!」
リン    「何勝手に仕切ってるのよアンタ…」
 ………
リーフ   「クロム兄さん、まだ考えてるの?アイク兄さんとロイは戦い始めようとしてるし…早くしないと本当に出れなくなるよ?」
クロム   「わかってる…こういうときはルフレに…ルフレ?そうだあいつがいた!」
リーフ   「電話をとりだして…誰か心当たりいるの?」
クロム   「PiPiPiPi…ああ、俺だ。すまんがスマブラに一緒に出て欲しいから、ウチに来てくれ…頼む」
???   『くだらないわ…なんであんたのために出なくちゃいけないのよ、呪うわよ』
クロム   「そこを何とか頼む、土下座なら何回でもする…」
???   『あなた馬鹿?電話越しで見えるはずないでしょ?』
クロム   「なら…<コノヒトデナシー>の条件ならどうだ?」
???   『フフフフ…悪くない交渉ね、今すぐそっちに行ってあげるわ…』
リーフ   「一体誰を呼んだのかな、クロム兄さん?」
クロム   「これで俺のレギュラー化は必然となったな…」
リーフ   「(やけに勝ち誇っているねッ…いったい誰を呼んだんだろ?) …おっと魔法陣が現れた…こ、これはプッハーー」
リン    「この人は…!(エイリーク姉さんが寝ていて良かったわ)」
サーリャ  「お望み通り来てやったわよ、クロム。で、私は何をすればいいの?」
クロム   「とりあえず…俺とダブルを組んで、兄弟たちと戦って欲しい」
サーリャ  「フン、援護はしてあげるから。せいぜい頑張りなさい…」
 ………
クロム   「ロイ、アイク兄さん。俺もアシストキャラを連れ来たぞ!これで同じ土俵だ」
ロイ    「見つかったんですね、そのまま脱落してくれたらよかったものを…」
クロム   「ロイ…黒いぞ」
アイク   「クロムか…いくら新作主人公でも手加減はせん!」
セシリア  「な、なんですか。そのふしだらな衣装は!思いっきり男の子そう狙っているじゃないの!」
サーリャ  「これが私の仕事着なんだから別にいいでしょ…」
エリンシア 「まあまあ、勝っても負けても恨みっこなしにしましょうね!」
 ………
リーフ   「クロム兄さんはサーリャさん連れて来たな…さすが兄さんわかってるね!これなら僕はクロム兄さんを推すよ!」
マルス   「まあ覚醒においての人気キャラであるので悪くない人選ですよ」
ヘクトル  「(しかし、あの衣装は…猥褻罪じゃねえのか?個人的には嬉しいが…)俺もクロム兄上を推そうかな」
セリス   「僕はアイク兄さんに勝って欲しいな」
アルム   「僕がレギュラーで、セリカがアシストっていう選択肢はなかったのかな…」
シグルド  「それだったら、私とディアドラというのも」
セリカ   「絶対ないから」
 ………
マルス   「リン姉さんは三人の誰がいいと思いますか?」
リン    「私?うーんと、誰でもいいや…私はマルスをボッコボコにできたらいいと思っているだけ…」
マルス   「そうですか…というわけでロイ&セシリア、アイク&エリンシア、クロム&サーリャの
       スマブラFEレギュラー&アシスト枠争奪戦の結果は…どうなるのでしょうか?
       勝ったからと言って出場が決定するわけではありませんがね…」
リン    「誰にいっているのよ、アンタ…」
 *突発的に思いついた時事ネタですみません

55 :
 …ブタ箱…
小学生に上がってからか、いやそれ以前だったか…
当初俺はエリウッド、エイリークと一緒にシグルド兄上やクロム兄上から基本的な剣技を教えられていた。
この頃俺はまだ槍を握っていなかった。
ヘクトルは子供にしては体格が大きかったため、剣よりも斧を得物としていた。その選択は理に適っているだろう。
ヤツのことだ、そこまで考えた答えでなく、単に斧の方が一撃が重く爽快感がいいと思ったという単純な理由だろう。
当然指導してくれる人間がいないため、必然的に我流になった。
数年後、戻って来たリンも剣技を教えられていたが、
以前サカで教えられた型が身に憑いているらしく、独特の剣捌きをみせていた。
リオンと出会った頃から妹は守るもの、剣の腕にしても手合わせだろうが自分が上。
それが兄であるべき姿だとは勝手に決め付けていた俺だが、2,3年後には手合わせではエイリーク、
そしてエリウッドにも負けていた。単純な力比べとなら俺の方が勝っていたと思うのだが…
考えられないかもしれないことかもしれないが、これが現実だ。
ちなみに手合わせは決められたルールで行われる勝負であり、いわばスポーツ形式のようなものと思ってくれ。
当時俺は年相応の男子がぶつかる壁にぶつかっていた。
武器の腕前が上がれば楽しい。相手と戦って勝てば嬉しい。
負けることは悔しい。負けることは嫌だ、誰だってそうだと思う。相手が同じ年なら尚更だ。
争い好まない性格のエリウッド、妹のエイリークに負け続けたことで
勝てない悔しさと、兄にとしての不甲斐なさで俺の自尊心や矜持は崩壊し、隠れて泣いたものだな…
想像できない?人間誰でもこういった肝を嘗める経験をしているものだ。
それから俺はリオンに相談してみた。あまり体格差がない時期で、教わっている人間が同じであれば手の内がわかっている。
となれば勝敗を決する因子としては、個人差もあるが、どこまで基礎を固めているかどうかだろう…
エリウッドとエイリークは優等生であり、シグルド兄上の教えを純粋に吸収していた。そこが勝因だろう。
なら俺は至らぬ部分は鍛練で重ねること補おうと考えるが、剣を振るっている時に迷いが生まれた。
俺はどの道に進めばいい?
エリウッドやエイリークはいわば王道、ヘクトルは異道を進んでいる。
今から兄上の教えを愚直なまでに実行するか、それともヘクトルのように我流に走るか。
だがそれでは3人の下位互換でしかない、ならどうすれば
…この頃は同年代でしか比較する発想しかなかった。
 …兄弟家…
ミカヤ   「さてと、クロム達はバトルを始めたことだし…私達は本題に移しましょ!次はどこからだったけ?」
ブラッド  「小学生編だったと思います(やっと進めるな…今日は徹夜になるかもしれない)」
 ★エフラムが小学生(低学年)の時(約10〜12年前)★
シグルド18〜20?(大学生) エリンシア13〜15(中学生) アイク12〜14(中学生) クロム10〜12(小学生)
エフラム、エイリーク、エリウッド、ヘクトル6〜8(小学生) リン4〜6(行方不明)
ミカヤ   「小学生になる頃から剣を習い始めたの、↑の時期ね。基礎はシグルドが教えてたんだっけ?」
シグルド  「ああ、私も大学受験も終わったこともあって、余裕が出てきた時期だったな。
       教える際はエイリーク、エリウッドと一緒で、しばらくしてリン(戻って来た)が加わったな…」
ブラッド  「ヘクトルはどうしたんですか?」
ヘクトル  「なんか剣は性に合わねえから、自己流で斧を覚えた」
シグルド  「ヘクトルは私が教える前に勝手に斧を取っていたな、まったくお前というヤツは」
ブラッド  「…あれ?エフラムは最初から槍を得物にしていたわけではなかったのですか?」
エイリーク 「そうです。兄上は最初は剣を得物としていました」
エリウッド 「気がついたんだ、エイリーク」
エイリーク 「はいもう大丈夫です。取り乱してしまって、すみません…」
ヘクトル  「懐かしいよな、エフラムが剣を握っていた時期なんて…
       アイツ、俺とはやり合わなかったくせにエリウッドはともかくエイリークに手合わせで連敗していたからな」

56 :
ブラッド  「以外だな…手加減でもしていたんじゃないのか?」
シグルド  「私も審判をしていたからわかるが、とても顔つきにしても余裕が無かったな」
ヘクトル  「今の兄貴面を見てるとな…ついつい掘り返してみたくなるもんだぜ」
エリウッド 「やめなよ、別に弱かったわけじゃないから」
エイリーク 「そうです。負けといってもルール形式の手合わせであって、実践ではありませんし」
ヘクトル  「でも負けは負けだ。闘技場じゃ死ぬのと同じだ」
エリウッド 「(まったく、ヘクトルは…少し咎めておくか)
       手合わせで勝てないと言ったら、二カ月ごとの対戦で君も僕に負け越しているんじゃなかったっけ?」
ヘクトル  「ウッ…痛い所を…しかもちょっと自慢げに言いやがる」
ブラッド  「お世辞にも強そうとは見えないのだが…いったいどうやって、ヘクトルのような巨漢に勝つんだ?」
ヘクトル  「だがエリウッドは手合わせの時は異常に強い時がある…そこで俺はエリウッドの秘密を考えたんだ」
リン    「アンタでも、戦い方を考えることがあったんだ…」
ヘクトル  「うるさい。…で、負けた時を振り返ると、ある共通点があったんだ。
       勝負の分かれ目の一瞬だけスピード、剣の重さ、集中力が段違いに変わっていたんだ」
リン    「それは私も薄々感じていたわ…」
エイリーク 「私もです」
ヘクトル  「俺はこれを“トライアルブースト”って呼んでいるんだ」
ブラッド  「なんですかそれ?」
ヘクトル  「俺が創った造語だ。病弱な封印でのトライアルマップのステータスと全盛期の烈火を比べて見みるとな…
       封印の方が強いんだよ!おまけに、病気とかいうわりに体格が上がってるってどういうことだ!」
マルス   「ヘクトル兄さんも体格上がってますけど…まあこれは太ったということで納得できますが、
       エリウッド兄さんに関しては解せないですね」
ヘクトル  「うるさい、マルス!ということもあって、エリウッドが一時的に異常なほど強くなることをそう呼んでいることにしている。
       いい機会だ、その手品の種を教えてくれよ?」
エリウッド 「…よくわからないのが現状だね、体が勝手に動くんだ」
ヘクトル  「はっきりしろよ!」
マルス   「しかしですね、意図的に使えるとならば…ヘクトル兄さんはエリウッド兄さんに全敗していることになりますよ?」
ヘクトル  「それは困るな…」
ブラッド  (謎にしておいた方がいいってことか…)
ミカヤ   「ヘクトルをいじるのもそれくらいにしなさい!
       エフラムはいつ頃くらいから槍を手にしたの?お姉ちゃん忘れちゃった…」
シグルド  「いつの間にか剣を捨てていたから私も覚えてないな」
エリウッド 「確か…10歳の夏休みを終わってからだったと思う」
エイリーク 「そうですね、あの時が境ですね」
ミカヤ   「あっそうそう、エフラムが一時期いなくなったけど、気にしなかった頃ね」
 …ブタ箱…
十歳の時の夏休みのことだ、俺は一人で修行に出かけることにした。
家族に止められるので隠れて行った。一人でも大丈夫かと…?俺には確信があった。
なぜなら、リーフは遭難しても生き抜いていたからだ。弟にできるなら兄ができないはずがないと…
念を入れて家を出る前に心得を聞いておいた。
俺が向かった先はバレンシア地方の北のリゲル地区だ。外伝に登場する場所だな。
リゲルには戦いこそが人を育む乳と信じ、その理念を貫くドーマ教の総本山があり、
滝、恐山、火山、沼、森といった人が生活するには適していないが修行するには丁度いい環境だ。
ここに訪れた理由はもう一つある。バレンシア地方には力が漲る水が湧きでているとアルムやセリカが言っていた。
強くなりたかった俺はその恩恵を是非受けたかったからだ。
俺はバレンシア地方の北東に広がる森、迷いの森と称される場所で俺は修行をすることにした。
季節は夏ということもあり、炎天下では体力を消耗が著しいことから強い日差しと暑さを避けるために選んだ。
また森の中では草などの食料が手に入り易い点も考慮している。これはリーフから教えてもらったことだ。
森の奥に進み拠点となる場所を決めて、ただ剣を振り続けた。

57 :
森に滞在し数日のことだ。俺の前に一匹の瘤魔(ビグル)が現れた。
俺は魔物が出るマギヴァル地区の学校に通っていることもあり、
授業で魔物の知識を学習していたこともあり、瘤魔の生態について大まかに理解していた。
バレンシア地方の瘤魔は一般にドーマ教の高位の祈祷師に呼び出された魔物だ。
召喚されたうち、はぐれ者も出るらしく、それが浮浪しこの森に迷い込んだのであろう。
俺は直ちに剣を構え防衛に移った。
しかし、その瘤魔は殺意もなく襲撃する様子もない。ただフワフワ浮いていた。
俺は呆気をとられた。油断を誘っているのか真意が計りきれないため立ち去ることにした。
さらに数日後、俺の拠点に例の瘤魔が現れた。以前と同様、フワフワ浮いていた。
特に邪魔する訳もないので、無視して剣を振り続けた。
毎日のノルマである量を終えた後、食料調達をしようとしたとき、触手を分裂させて俺にくれた。
この瘤魔の友好の証だろうか、しかし触手を頂いても…と思ったが、
リーフが食えると言っていたので、俺は触手を焼いて食べた。
以外に美味かった…なんというか例えるなら烏賊だろう。
こんなことがあっておれは瘤魔と仲良くなった。俺はこの瘤魔を“ビグミン”と呼ぶことにした。
想像できないだろうが、ドラ○エWのホイミンだと思ってくれ。
俺とビグミンには生き物を越えた絆が生まれていたと思う…といっても信じてもらえないだろうがな…
たまたまそいつは人を襲うという考えを持たなかっただけかもしれないが…
魔物は人間を襲うものだと決めつけていたが、全てがそうではないと思うようになった。
滞在して一カ月経ったことだったか、俺達は森の奥に進むことにした。
探険は子供にとって魅力的なことだからな…
だがそのちょっとした好奇心が命取りだった。俺達の前に現れたのは魔人であった。
魔人とはバロンに酷似した魔物であり、ジェネラルの姿をしたモルフ、屍兵あるいは中身のない漆黒と解釈してくれ。
勝ち目のないと悟った俺はビグミンと共に逃げた。ただひたすら全力で走った。
しかしここは迷いの森、逃げることで頭がいっぱいになった俺達は来た道を忘れてしまった。
無我夢中で進んだ先は行き止まり…とある女神像のある場所に追い詰められた。
俺は突破するに他にないと判断し、手持ちの鉄製の剣で斬りかかった…だが、
鎧のごとく厚い金属質で構築された外皮、あるいは鎧そのものというべき前に剣はいとも簡単に折れてしまった。
武器を破壊されNaked armsとなり、茫然した俺に魔人の戦斧とも言える腕が振りかかる。
動け!動けっ!畜生…俺の念とは裏腹に体は金縛りのように硬直し、とても避けることができなかった。
死を覚悟した…だがその瞬間、ビグミンは俺を庇い、魔人の拳を受け地面に叩きつけられた。
一瞬の出来事は俺を金縛りから解放させ、隙をついて魔人から距離をとることができのだが、
地面に視点を向けると弱々しく死に近づいていくビグミンの姿があった。
俺のせいでビグミンが…何故が死なければならないと自分の無力さに憤怒し、涙も流した。
しかし、いくら感情的になったとしても、武器の無い俺の絶体絶命な状況は変わらない。
どうにかここを突破する方法を考えていたその時、
ビグミンの様子に変化が見られた。消滅せず光りを発し、自らの体を火華を放つように煌く槍に昇華した。
なぜこうなったかわからないが、俺にはこう感じた。
命を散らす運命を貫き、生きて未来を切り開け、この槍で…と
魔人の拳を紙一重で避け、槍を拾い上げ雄叫びをあげながら
起死回生の一撃を魔人の心の臓をめがけ槍を突き出す。
しかし、俺の稚拙な攻撃では一撃で仕留めることができなかった。
そして再び俺の命の炎が消えようとした。
ここで死ぬのならこれもまた運命とも悟ったが、
生きることを託され…無駄死にしてしまうことに悔恨した。
俺は非力だ、無力だ。
力が欲しい…ヤツをR力が欲しい
そして俺が生きる力が欲しい…
俺は冀った。

58 :
その瞬間、俺の念に反応したのかミラの僕の彫像の目に光が宿り、光は糸を成して伸び、俺を包んだ。
絹のような光の糸は俺の体全体を幾重にも巻きつけ、巨大な繭を形成した。
何が起こったのかわからないまま、風の魔法で体全体の筋肉を切り刻まれるような激痛が走った。
俺は体験したことのない痛みに断殺魔の悲鳴をあげる…これが死とすら思った。
だが痛みが和らぎ、筋肉が超回復するかの如く体全体に力が漲り、自らの力で光の繭を破り、外に出た。
望み…生きることを賭けて俺はもう一度槍を突き出し、魔人の堅牢な体を貫いた。
魔人は灰と化し消滅した。ビグミンのおかげだ…
だが、お前は、自分を犠牲にして人間である俺を助けたんだ?
その後、俺は簡素な墓を作り折れた剣を刺した。これは、俺の墓だ。
剣の道を志す俺はあの時散り…そして槍に生きる俺に生まれ変わった。
俺が生きるという夢をこの槍に託された。だから俺は槍を貫くことを撰ぶとことは、
自生と活人を自分の通す真(こたえ)とし、絶頂を看ることを誓願し森を出た。
帰宅した際、無断で一か月程いなくなったことを怒られると思ったが、そうでもなかった。
リンやリーフの事例があるからな…
それからリオンの家も従者に槍の指南を受け、俺は今も毎日槍を握り続けている。
…すまん今日は捕まっているので無理だ。
後で知ったことだが…瘤魔、魔人、黒蝙蝠(ガーゴイル)といったバレンシア特有の魔物は、
消滅する間際に武器に昇華することがある。非常に稀なことであり、どういう条件下でなるかも不明だ。
だが、俺は魔物自らの意思で昇華するものだと考える。
また、ミラの僕の彫像で起った現象は転昇らしい。これはセリカが最も嫌う外伝小説の独自の設定だ。
転昇とは自らの力の大きさとミラの意思。自らの戦いへの欲望とドーマの意思。
己と二神の意思が融合した時、ユニティが理想の戦闘形態に高次元化することだ。
用は芋虫が蝶に変態する…そう、太陽が天空に昇るように。
で、そのユニティといのは自分の行く道を信じ、道を阻もうとする者に対し、妥協することなく戦い続ける者を指す。
よって、確固たる信念を持ち戦い続け、散る覚悟がある人間しかユニティになれないということだ。
ユニティは戦国時代の武将に近いもの感じるな…
 …兄弟家…
ミカヤ   「無事に帰ってきたエフラムは槍を持っていたの、とても大事そうにしてたわ…」
エイリーク 「同時に少し近寄り難い雰囲気が出てきました…」
シグルド  「帰宅後、すぐに槍を習いに行ったな。自分の道を開けてなりよりだが…」
ミカヤ   「今は、進み過ぎてるわね…」
エイリーク 「私や、ミルラちゃん達のことを大切に思ってくれるのは嬉しいのですが…」
エリウッド 「…逮捕は勘弁して欲しい」
ブラッド  「しかし、この時期はまだロリコンに目覚めていないのでは?」
エイリーク 「それは中学生に上がったころでしたね…」
ミカヤ   「そうなの?…あら、もうこんな時間じゃない!今日はもうお開きにして続きは明日ね!」
ブラッド  (よかった、寝れそうだ…)
ミカヤ   「アイク、クロム、ロイ!程々にしておきなさいよ!」
 ………
アイク   「スマブラレギュラー入りは!俺だ!」
ロイ    「いや、僕だ」
クロム   「俺に決まっている!」
 ………
ティアモ  「クロム様…なんで私じゃなくてサーリャに電話を!…(私もスマブラに出れたらクロム様と結ばれる可能性が…)」
ルキナ   「そうです、よりによってあんなバインバインなんかを!見損ないましたよ、お父様!」
 つづく…
>>21  ネタを絵にして頂いてありがとうございます、セリスもちゃっかりいますね!
    リーフを落としたのは当時新人にもかかわらず居眠り運転中のハールさんだったりして… 
スマブラはやったことないので、アシストの見解が間違っていたらすみません。3DS版は買ってみようかな…
サブタイトルですが“究める道を変える(×マスターロードにCC) ”という意味としてます、rとlと紛わらしくてすみません。

59 :
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/gsaloon/1345029300/300
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