神★星のカービィ☆小説
◆荒らしは徹底放置◆
◆エロ禁止◆
◆作品名及びCP名を名前の欄に書きましょう◆
◆閲覧注意物(洗脳、残虐ネタ等)は「閲覧注意」とどこかに書きましょう◆
◆マナーを守って読みましょう◆
前のヤツは落ちたので
恋の相談をしようと伺おうと。お相手はもちろん、ラフィーナ。
みつなり曰く、「私の知るひでよし様とは違い、気さくな方」と言っていたな。そのひでよし殿だったらワシも謀反しなかったな、ハハ…。
この豊臣軍には誰がいたっけ…。きよまさ殿…恋愛経験ゼロの硬派だし、まさのり殿…恋愛に無縁そうだな…、みつなり殿…妻にうた殿がいるが…。ブルーベリー殿は？
ワシはブルーベリー殿のもとに向かうことにした。
「で、頼み事って?」
ブルーベリー殿はパソコンに何かを打ち込みながら、話を聞く。
「好きな女性の件で話があるのだが…」
ラフィーナピンクの髪の女性の顔が脳裏に浮かぶ。凛とした瞳…部下に指揮するときの…
「いえやすくん…顔、赤くなってるよ」
ブルーベリー殿。豊臣軍の新米軍師のわりに、勘が鋭いな。天才的だな。
恋愛のいろはをブルーベリー殿から教わった。
「女性を魅了する方法か…プレゼントなんてどうかな?」
プレゼント…ラフィーナは何が喜ぶかな…いつか、高価なものがほしいと言っていたな。おかげで、ワシの財布がすっからかんに…。
「買い物はどうか?」
「買い物ね…いいんじゃない？予算さえあれば。あとさ、僕たち男は必ず荷物持ちさせられるからさ」
…荷物持ち、か。力仕事なら自信がある。よし、行こう。
「どうしましたの?」
本人が出てきた。額から汗が垂れる。
「ラ、ラフィーナ。よかったら、ワシと…」
「は？」
ラフィーナが目の前にいると、普段のワシじゃない!
「よかったら、二人でショッピングにでも…」
「！！？」
ショッピング。ブルーベリー殿が言っていた。
「いいな…行こうか」
ワシはラフィーナと買い物に行くことにした。もちろん、荷物持ちする覚悟で。
「…もっとゆっくり食べられないの?」
大丈夫だ、ワシは。ぐっ。のどに詰まった。
「まったく!だから言ったのに」
水をがぶ飲みする。…生き返った。
「…あなたもあなたね」
あきれた表情でワシを見るラフィーナ。なんか、戦の時と違う。
「…いえやす、あなたがアミティさんの部下だということはわかりますわ」
「エ…?」
頬が赤くなる。ラフィーナはわしのその点も見ていたのか。
「オーホホホホホ!食べ終わったら買いまくりますわよ!」
ラフィーナ。会えてよかった。また、誘ってくれないか。…ワシは、お前のことが大好きだ。
結婚することになったら、絶対に絆の力でお前を幸せにする。
ネプギア「彼は私と同じアミティ軍なの」
レイキー「おいらもアミティ様の部下だぞ！おいらも神★カビに出るからな！」
石田みつなり(BSR)「どうしよう…！私の出番が…！」
メロン「僕の双子のお兄ちゃん(メープル)が出てくるMOTHER5はWiiUで2017年1月26日発売予定！」
凶王「勝手に宣伝するなあああ！あとジェフはどこだあああああ」
徳川いえやす(BSR)「落ち着けみつなり！彼は絆のため…」
プププヶ丘も冬です
「…ゆきともぉ」
ピンク色のロングヘアーの少女がゆきともと呼ばれた肩辺りまである銀色の髪の青年にもたれかかる。
「エリ、どうした？」
「…寒い」
ゆきともはエリと話すときに彼女を見た。確かに、見るからに寒そうだ。
ゆきともは黒を基調とした鎧とマント。エリは手袋こそつけてはいるがそれ以外は防寒具というものは付けておらず、しかも腕を出している。
ゆきともに抱かれている私…そう思うとエリの胸がキュンとした。
「あらぁ〜お似合いじゃない」
「っ！誰だ！？」
ゆきともは声の主に驚いて叫ぶ。
「このコは合格！そこの鎧のアナタ！彼女か、このアタシを見習いなさい！」
「…へ？」
ゆきともの中で驚きが疑問に変わった。
エリはともかく、こんな骸骨のマネなんてまっぴらごめんだ。
「わーい！」
ゆきともは内心おしゃれコウベに腹立っていたが、エリの無邪気な笑顔を見ると少し和らいだ。彼女(？)が良い人で大切なエリに防寒着を仕立ててくれるということもあったのだ。
…プリンプの跡地にあるおしゃれなお店
ｺﾞｸ｡
ゆきともはホットミルクを飲みながらエリを待っていた。本でも読もうとゆきともはカップを机の上に置いて本棚の方に向かうと、どれもファッション誌(それも女性用)だった。
仕方がないのでパラパラとページをめくって本棚にしまった。
席に着こうとするとエリの声がした。採寸が終わって、作ってもらったのだ。
「おまたせー」
ゆきともはエリの着ている上着を見た。幾分よく似合っている。
ゆきともはしばらく目が離せなかった。
「…その服、なかなかだな」
無意識だがゆきともの頬が真っ赤に染まっている。エリにはそれがわかった。
「でしょー！」
プププヶ丘もこの時期は冬である。プリンプは寒く常に雪が降っている常夏ならぬ常冬の状態。
「今度はそのお友達を連れてきてね」
「お友達？」
「私が教えたの。ルシファーとアキのこと」
今度おしゃれコウベの店に行くときはルシファーとアキも連れて行こう。雪友はそう思った。
あと、小悪魔のヤミさん
大賢者グレンは眠り姫の部屋に入る。部屋にはきちんと手入れされたバラが咲き乱れていた。
入ってすぐ近くのベッドに眠り姫が寝息を立てて寝ている。
(戦う時の服のまま寝るとは…だらしがない)
「眠り姫。起きてください」
「んんっ…」
眠り姫がベッドから体を起こす。
眠り姫は、寝ぼけた状態でグレンを見る。長く雪のように白い髪。ピンク色の瞳。丈の長い大きなフードのついた上着。
パッと見ただけではジェノサイドモードとも解釈できるが、これはもともとである。
眠り姫はグレンを、王子様と勘違いしたのだ。
「ん、ん…」
眠り姫は手をグレンの方に起こしてと頼むように差し出す。
「わかりましたよ…」
グレンは差し出された手を取って、眠り姫を抱き起こす。
「！！？」
グレンは自分の胸に違和感を感じた。胸の方を見ると、眠り姫の大きな胸が自分の胸板に密着している。
「王子、様…………ボク………の♪」
「王子様！？！？」
グレンはあわてて体を放す。グレンも一人の男だ。性的な欲望がないわけでもない。
ブラッドスケルターはCERO対策でないのかと思ったけど、あるらしい
おとぎ話(主にディズ●ー)関連の服着るらしいけど
グレンは迷惑そうにはしているが、満更でもなさそう。
それでグレーテルと転生した兄のヘンゼルの話読みたい
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ラプンツェル…6歳
グレーテル…11歳
ジャック&アリス&眠り姫…12歳
かぐや姫…13歳
白雪姫&人魚姫…14歳
シンデレラ…15歳
親指姫…16歳
ベル&青ひげ…17歳
ヘンゼル…18歳
赤ずきん…19歳
長靴猫は猫なので割愛
あと、カービィ
プププヶ丘杯のグルメレース
赤ずきんとウルフルンは会話をしている。
ウルフルンはもともとバッドエンド王国の幹部だったが、壊滅後は求人で血式部隊に所属することになった。
「で、話ってなんだよ？」
「アリスがブラッドスケルター化したのにさ、自分で元に戻ったんだよ！ビックリすることじゃない！？」
「それがすごいことなのか？」
「すごいことだよ！今までこんなことはなかった！」
興奮する赤ずきんと冷静なウルフルン。その二人の近くに小さな黒い影が忍び寄っていた。
「ということは、仮にブラッドスケルター化しても理性を保てたらいい方なのか」
彼はメタナイト。仮面で素顔を隠している。
「ブラッドスケルター化すると理性を失い敵味方構わず攻撃する、と聞いたが」
「すなわち、ブラッドスケルターには新たな可能性はある、ということだネェ」
赤ずきん、ウルフルンの二人とメタナイトが戦闘態勢に入ろうとしたとき、ローブや頭巾で身を包んだ、魔法使いのような球体が3人組と現れた。
「メタナイト、キミはあの二人と仲が悪いって聞いたケド、そうでもなさそうだネェ」
「ボクもカービィにボコボコにされた時とは違って、仲間もいるんだヨォ」
彼はマホロア。トンズラしたところカービィたちによってボコボコにされた(「星のカービィWii」参照)が、結局懲りずに相変わらずである。
「ブラッドスケルターだか、ヘルタースケルターだか知りませんが、全力でお相手いたします」
長身のピンク色の髪の女性はスージー。もともととある大企業の社長秘書だったが、クビにされ(「星のカービィ ロボボプラネット」参照)、マホロアと徒党を組んでいる。
「まぁ、攻撃をよけるのは簡単だけどね」
「トニー、それはキミのマジックで人の目を欺いているからだよ」
小柄な少年はトニー。ジェフの唯一の親友だったが、裏切ってシャドウ団の幹部であることを告白した。最期はそのジェフによってとどめを刺された(「MOTHER2DX」参照)。
もう一人の眼鏡をかけた青年はオルーバ。デウスマストの幹部だったが、プリキュアに負けてクビにされて(「魔法使いプリキュア」参照)、途方に暮れていたところをマホロアにスカウトされた。
サザエさんみたいにwwwwwww
ルートダブルとか、メアリスケルターとかからも参戦するらしい
あと、雪友さんのMiitopia
オルーバは冷静に告げる。
「そうですね。どうやってジェイルに超高校級の戦士たちが入れたのかも疑問がありますし」
スージーも気になった様子で話す。それもそのはずだ。
超高校級の才能の持ち主は本来モノクマによって「コロシアイ」をしなければならなかったが設定の都合上、超高校級の武器を使う戦闘部隊に変わったのだ。
彼らはそれと同時にPSI能力も使えるようになった。
「ネスとかいうヤツがどうかしたの？」
急にトニーが不機嫌になる。
「まぁいいや。超高校級の連中もろともやっちゃおっかなー」
トニーはネス達のことが嫌いなのだ。ただ一人の親友があいつらのせいでおかしくなった。
だから、罰を受けてもらう。
あと、ゴン太とリシェット
この記事本当なの？
ショックだわ。。
星は大塚明夫、トレーシーは悠木碧だよね？
なんか犯罪のにおいが…
「うん、そうだね」
トニーとオルーバは足早にその場を去る。
(ガウス…許さない、お前だけは！)
黄嵜ミオはアニメ「そーなんだ」のミオ
つむぎ「黒髪紅目は、すべからく尊いよぉ〜♪」
ジャックはもうだめかと目を閉じた。次の瞬間、弾き飛ぶような金属音。メルヒェンの血が滴るメス。
「このウェスタウンにも…現れたか。…ナイトメア」
「…やれやれね。ペイントボールの一件から間もないというのに」
「ペインホイールだ、ヴァレリー」
医者とナースのコンビがジャックの前にいた。
医者の名はフォード。医者としての腕も確かなホワイトカプセルの研究員。
ナースの名はヴァレンタイン。本名はヴァレリーという。彼女も切れ者である。
ツインテールの少女は小吉に呼ばれて、スリークの町を歩いていた。
「君もロボットなんでしょ？危なくなったら、俺を守ってよ？」
小吉は戦闘の準備をしている。なぜなら、帽子とマントを着用し、右手にはナイフを持っているから。
この少女型ロボット…ホープは兄のキーボと違い、戦闘能力があるか解らない。
「いざという時は俺が守ってやるよ(…うぅ、どうしよう)」
小吉は本当は幽霊が苦手なのだ。
真「疾風迅雷のごとく…斬り裂いてあげるヨォ！」
ズシャァッ
真「こんなの僕の敵じゃないネ」
赤「…すごすぎ」
「だってー、2人でお化け屋敷デート！いいんじゃない？」
「いざという時守れませんよ」
ホープは小吉の手を握り先に進む。小吉は右手にナイフを構え、警戒態勢をとる。
小吉は平静を保っていたが、普段と比べるとかなり動揺している。
額から流れる汗。妙に荒い息遣い。ナイフを握る右手も汗ばんでいた。
「さっきから息が荒いですよ。脈拍数・心拍数ともに上昇しています」
全然ごまかしきれてない。その汗は言うまでもなく暑さから来ているのではない。
心理的なものから来ているのだ。
「小吉くん？」
「え？何でもないよ(…怖い、怖いよぉ)」
「さっきから様子がおかしいです…」
「うわああああああぁ！？」
小吉が思わずひっくり返る。だが、持っていたナイフを軸にしていたので、大したケガではなかったが。
「もう、ホープちゃん…驚かさないでよ」
「…今のは、私じゃないです」
「じゃあ誰が…」
小吉は落ちた帽子を被りなおして立ち上がる。ここからが恐怖だった。
「小吉くん！？」
小吉の目の前にはゾンビがいた。
小吉は恐怖のあまりナイフを振り回す。
「わわっ！危ないです！」
https://www.youtube.com/watch?v=8R0luOy8ce8
新幹線の中やその付近でも27万円程度の測定器で正常値が0.058μSv/hのはずのガンマ線が特定個人の元ではか不明だが最大測定値を上回る形で測定されてしまう
https://www.youtube.com/watch?v=41lQN7rF3fQ
ベータ線（ガンマ線）を一つ計測すると、一回"ピィ"と鳴る測定器で正常値が約55カウント/min程度のはずが観測者の自宅では大きくそれを上回ってしまって測定されてしまう
https://www.youtube.com/watch?v=4veAJaorl1s
そのためにわざわざホープを呼んでゾンビを克服しようとした。
「小吉くん…(ゾンビ、苦手だったんだ)」
ホープは乱心状態の小吉の腕をつかんで逃げようとする。
「わあ！？なんだ！？」
「小吉くん、私です！」
「ホ、ホープちゃん！？もう、びっくりさせないでよ！！」
「びっくりしたのはこっちです！」
バトルビデオもここで作られている。
後輩や一般市民にその狂気を向けないが…
8人中4人(うち3人クロ、1人血式少女)はやらかしてる
某マッドサイエンティスト以外交際面では律儀だが…(その中で1組交際中、1人シスコン、2人元カノがいる)
メルヒェンとかザコルディとかボコボコにしてるし
対メルヒェン戦だったら、辺りメルヒェンの血が散乱してそう
「あははははは〜ちょうちょ、待て〜♪」
「きーくん、抜け駆けは許さないぞ！」
小吉はこの2人の声に聞き覚えがあった。
一人は才囚学園の3年生で超高校級の昆虫博士、獄原ゴン太。一人前の紳士を目指す温和な大男。
もう一人はボンバーマン8兄弟の五男、黄ボン。良く言えば、天真爛漫、純粋無垢だが、悪くいえば、奇妙キテレツ摩訶フシギ。
この二人が仲が良い理由は言うまでもなく昆虫採集という共通の趣味だった。
(黄ボンはともかく、ゴン太なら助けてくれるかも…！)
普段なら彼らに助けを求めない。だが、状況が状況だ。
黄ボン→ゴン太←リシェット
頼む
青ボンは眠り姫が座り込んでうたたねをしているところを見た。
青ボン「ねむねむ…？こんなとこで寝てたら、風邪ひくよ？」
青ボンは眠り姫を抱き上げる。いい香りがする。
あと、ウェインとラプラプの兄妹
青と白の服を着て、アーマーを付けた少女が黒い鎧と法衣を着たレオンに注意する。
ここ最近ではよく見かける光景。レオンは動じない。
「これ以上近づくなら、キーボにキミがボクに付き纏ってるところを録音してもらうよ」
ｷﾞｸﾘ
レオンは少し驚いたような表情をする。そして、レオンの中でキーボの声が脳内再生された。
『レオンクン、これ以上アルルさんに近づいたら訴えられますよ！』
レオンと向かい合っている少女はアルル・ナジャ。
アルルには、レオン以外にも付き纏われている。
チb…星リョウマ「勝手にRな」ﾑｸﾘ
ゴン太「黒ボンくん」
黒ボン「え？」
ゴン太「ちょっと、黙ろっか★」
白雪姫「黒兄様、すごいけが！すぐ治療しますね！」
黒ボン「あ、ああ…」
緑ボン「白雪姉さん」
白雪姫「あ、ミドくん」
緑ボン「そのけが、ゴン太兄さんが負わせたんだよー」
白雪姫「あのゴン太さんがですか！？」
黒ボン「見てたなら、助けろよ！」
緑ボン「そういえばー、白兄さんがゴン太兄さんにウザいと思ったら黒兄さんを殴っちゃっていいって言ってたっけー」
白ボン「…(確かに、言ったけど…ゴン太なら力の加減はしてくれると思ったから…、いや、本当に殴るなんて…)」
凶悪なマフィアを壊滅させたことで、国民栄誉賞を受賞した。だが、これは家族と恋人を殺された復讐で行ったことだ。普通に考えたら、死刑囚になってもおかしくはないはずだ。
1年の王馬がこんなことを言っていた。
「ピエールちゃんが星ちゃんを殺そうとしてるみたいだから、気を付けてね」
だが俺は「英雄」と称えられた。一躍時の人となった。だから、高1の秋ごろに才囚に入った。と言うより、スカウトされた。
戦っている時にふと思う。俺たちが戦うことで大切な人が殺されて復讐するやつが出たら困る。一般市民を巻き込むなんて以てのほかだ。
今、俺たちの学年は8人だから、ある程度役割分担はできる。
だから俺たちは戦闘に巻き込まれた一般市民を救出する。一般市民に復讐させないために。復讐は復讐しか生まないのだから…。
「わかったわ」
星リョウマと東条キルミは市民が下敷きになっている瓦礫に向かう。この戦いで建物が崩壊したのだろう。
「フォンデュ！僕たちはメルヒェンの数を減らすよ！」
「ワン！」
怪盗Rことラルフと、彼の愛犬フォンデュ。
ラルフはフランス・パリからの留学生。直感で行動するため何度も仲間の窮地を助けている。
フォンデュはラルフが連れてきた才囚学園のもう1匹のマスコット。名犬か迷犬か判断に苦しむが、たびたび8人のピンチを救ったり、ラルフの相棒としての役目を果たしている。
一般市民を救えば、その分評価も良くなる。
戦闘員に課せられた任務はメルヒェンや敵を倒すだけではない。一般市民を救出することも重要な任務だ。
生命ある監獄ジェイルが崩壊してからは、メルヒェンが外側にも出没するようになった。昼よりも夜の方が強くなる。
メルヒェンに捕まったらどうなるかは赤ずきんから聞いていた。捕まえた人を拷問する、と。
「はっ！」
「ふっ！」
星は特注である鋼鉄製のテニスボールを瓦礫に打ち付ける。東条も武器のイバラの狙杖で、瓦礫を攻撃する。
「あの、お名前は言えますか？」
「…ん？…○○(市民の名前)……です…」
「星君、救急車は呼んだ？」
「もう手配している。被害状況は？」
「重傷者は3人、軽傷者は4人よ」
「よし上出来だ。応急処置を頼む」
星の背後にメルヒェンが迫る。
「リョウマ！気を付けろ！」
戦闘中だった入間ミウの声でようやく気付いた。そこでよけた。
…はずだった。星はメルヒェンの攻撃で左腕を軽く打った。
ほんの一瞬早ければ、完全によけられた。だが星は東条と会話していたので不覚を取ってしまった。
「星くん！大丈夫！？」
「怪我とかない！？」
慌てて獄原ゴンタとラルフが駆け寄る。
星はそれだけ言うと立ち上がり、狙いを定める。痛みは残るが、軽く打ったこともあり動かせないほどではなかった。
急所を狙ったはずだが、急所を外してしまった。それでも、鋼鉄製のテニスボールはメルヒェンに当たった。
「グルルルル…」
「真宮寺くん、頼めますか？」
「これを八つ裂きにすればいいんだネ？」
華麗なるコンビネーションでうめき声をあげるそのメルヒェンにとどめを刺した。
「なんとか数は減らせました」
「赤ずきんさんはジェノサイド化したヨ。これで勝敗は決まったネ」
市民と見間違うほど華奢なリシェットと、小学生の頃から戦いに身を投じている真宮寺コレキヨ。普段はあまり関わりはないが、連携攻撃の息はぴったりだ。というより、彼ら3年生の絆は強い。
「メルヒェンはあと4体だ！1体は赤ずきんと戦ってる！」
髪は色を失い白く染まり、その頭からはピンクに光る狼のような耳が、腰からはやはりピンクに光る尻尾が生えた。
「ジェノサイドモード」。赤ずきんをはじめとする血式能力者は、ある程度敵にダメージを与えるとその状態に覚醒する。
8人と1匹の中では赤ずきんのみがそれに該当する。
「ワン！ワン！」
フォンデュは赤ずきんの元に駆けよる。
「おー、フォンデュ！行くよ！」
フォンデュは赤ずきんの手助けを始めた。
少し離れたところで…
「キルミ、行かなくていいのか？」
「まだ市民がいるかもしれないわ。助けないと…」
東条は瓦礫を取り除いていた。戦線に出ていないので怪我こそしていないが、明らかに疲労が蓄積していた。
PSIを使おうにも、それで市民にけがを負わせるわけにはいかない。
すぐ壊せそうなものは打撃で壊し、大きなものは棘の射撃を当てて小さくしてから打撃を当てる。
「ねぇ、大丈夫？」
うつぶせに倒れているその体を抱き起こし。
「すぐに、治療するわね。…入間さん、ここからメルヒェンに援護射撃してくれるかしら」
「OK!オレ様がばっちり守ってやるぜ！」
入間はペンシルロケットを設置し、メルヒェンに発射した。
「くらえくらえくぅうらえーーーーー！」
別のメルヒェンに攻撃が当たった。メルヒェンは怒り出し、東条と入間に襲いかかる。
「…これ、やべぇんじゃねぇの！？」
「…！シールドッ！」
東条は間一髪、自分と入間にシールドをかけた。が、その場に留まっていると助けが来る前にシールドが壊されてしまう。
「に、逃げんぞ！」
「安心して。お姉さんが守ってあげるから」
東条「うp主は何を考えているのかしら…？」
★
東条と入間は他の6人と1匹が戦っている場所に向かった。
「っ、その子は！？」
ゴン太が驚いたのも無理はない。
「怪我をしたチビがここにいるんだ！」
「チ…チビだと！？…今はもめている場合じゃないな」
入間の言葉に星は反応するも、カービィ属の女の子を見ると事態をすぐ把握した。
「他の2体は？」
「なんとか、倒せたが…」
だが、今は…頬の切り傷などメルヒェンの攻撃により多数の傷を受けている。
「ライフアップ！」
「…悪いな」
東条のライフアップが星を光で包む。みるみるうちに星の傷は癒されていく。
「これで戦っているメルヒェンが2体に増えたネ」
「ぶっ飛べぇええええええ」
冷静な判断をする真宮寺の横で、狂気の笑みを浮かべメルヒェンを攻撃する赤ずきん。
だが、赤ずきんはもう1体のメルヒェンから攻撃を受け、吹き飛ばされ地面に叩きつけられる。
「…いてて」
赤ずきんは起き上がる。落下の衝撃で、ピンク色の耳と尻尾は消え、髪と目の色も元に戻ってしまった。
「…東条さん！回復PSIは赤ずきんさんのために使って」
「獄原くん、彼女をブラッドスケルター化させないためね。わかったわ」
血式能力者にはもう一つの覚醒状態がある。
それが「ブラッドスケルターモード」。身体能力が向上するのはジェノサイドモードと変わらない。ピンクの目。白い髪。
だが、ジェノサイドモードでは服装が変わらないのに対して、このブラッドスケルターモードでは服装が赤ずきんなど一度の血式能力者だと、おとぎ話の主人公を彷彿とさせるような服装に変化する。
この状態になると、無差別に攻撃をしてしまう。そうなれば、自分たちだけでなく一般市民にも危険が及ぶ可能性がある。
何か自分の大好きな物や、大切な物を思い出せば犠牲が出る前に自分で思い留まることができる。それには多くの体力を消費する。
そのことはここで戦っている全員が知っていた。
なので、赤ずきんを優先的に回復させるということになった。
「この子をケガさせないためですね。さすがはゴン太です」
「いやぁ、それほどでも」
恋人のリシェットに褒められ、照れるゴン太。だが、こうしているわけにいかない。
フォンデュが赤ずきんを攻撃したメルヒェンの足に噛みつく。
「グギャアアアアア！」
あまりの痛さに悲鳴を上げるメルヒェン。それに入間が追い打ちをかけるように、ペンシルロケットを打ち付けた。
「これで、ラスト1体だな！」
全員は気を引き締め、残り1体のメルヒェンを見つめ、それぞれの武器を構えた。
東条はそれまで抱きかかえていたカービィ属の女の子を腕からおろし、フォンデュに見守らせる。
先ほど「武器を構えた」と言ったが、ゴン太とラルフは体術で戦う。同じ体術でもタイプは違う。
大柄なゴン太は火力の高い攻撃役。ラルフはバレエの技術を駆使したトリックスター。
「来るなら…来い！ゴン太の力はこんな時のためにあるんだ！」
ゴン太が攻撃しているすきにラルフがメルヒェンの視界を蹂躙する。
「リズムが悪いね〜」
ラルフの言葉に真宮寺と赤ずきんが躍り出る。
「醜い怪物だネ…殺してやるヨォ！」
「あたし達はつよいんだからぁ！」
真宮寺の宙に浮かせた6本の刀と赤ずきんの身の丈ほどある大きなハサミでメルヒェンを撃破した。
神★カビではメルヒェンの死体はフェードアウトする
実際だったら、どうなっていたことか…
そこに学年を問わず生徒たちが集まっていた。
南国風の女子生徒「んー、神様の声が聞こえまーす」
褐色肌の南国を思わせる少女が神様のお告げを唱える。
魔法使いのような女子生徒「…アンジーよ、何と言っておるのじゃ？」
アンジー(南国風の女子生徒)「ここに2人の編入生が入ってきたら、この世界は大きく動き出すんだってー」
大柄な男子生徒「ど、どこに動き出すの？」
虫かごを提げた裸足の男子生徒に、大きなヘルメットをかぶった金髪の小柄な少年があどけない笑顔で説明する。
あどけない少年「ゴン太先輩、ここが動くんじゃなくて、…次のステップに進むんだよ」
ゴン太(大柄な男子生徒)「そうなんだ！クォークくん、わかりやすい説明、ありがとう！」
クォーク(あどけない少年)「えへへ。先輩に褒められるなんて嬉しいな」
ニット帽の男子生徒「これでお前の嘘をつく機会はなくなったな、小吉」
小吉「んもーっ！コーちゃんったらー！オレだって…！」
コーちゃん(ニット帽の男子生徒)「俺はお前の嘘なんて100%お見通しなんだよ」
小吉「そんなぁー！ねぇ、百田ちゃん、ひどいと思わない？」
百田「え？ま、まぁ…」
赤いセーラー服の女子生徒「…自業自得だよ」
百田という顎髭を生やした男子生徒が返答に困っていると、すかさず赤いシュシュをつけたセーラー服の女子生徒が反論する。
小吉「うぅ…そんな馬鹿な…」
コーちゃん「弟のお前と16年付き合ってきてるからわかるよ。コキチ、兄貴の俺に嘘をついたってもう遅いんだよ」
小吉「そういう兄貴だって、すぐ失敗した時のこと考えるじゃん」
コーちゃん「え”？」
セレブ気質の女子生徒「今の弟の一撃、康太に効いたわね」
兄の康太も弟の一撃がさすがにショックだったらしく、その場にへたり込む。
サイボーグ少年「王馬兄弟が二人とも、撃沈ですね」
ロングヘアーの女子生徒「まぁ、康太と小吉のことだし放っときゃ元に戻るだろ」
康太(コーちゃん)「キーボくん…入間先輩…聞こえてますよ」
騒々しい女子生徒「で、アンジーさん！2人の編入生ってどんな人ですか！？」
アンジー「んー、名前は―赤松楓とー最原終一だよー」
眼鏡の女子生徒「赤松…楓…？」
キザな男子生徒「となると、男女一人ずつか」
アンジー「そだよユキオー。二人ともアンジーと同じ2年生なのだー」
眼鏡をかけたうさぎの少女「たんぽぽさん…私達1年生から見ると…先輩ですか…」
たんぽぽ「そういうことになるね」
ブレザー姿の青年「今、僕達は26人…彼らを入れると28人か…」
Tシャツ姿の男子生徒「だいたいあってるっすね」
トビウサギの少年「楽しみだねー」
ピンクの犬の少女「どんな人たちなのかな」
メイド服の女子生徒「ここに来るのだから、きっと強い意志と戦闘能力はあるはずよ」
トビウサギの少年「そうなの、東条さん？」
東条(メイド服の女子生徒)「ええ、ここに入るなら生半可な気持ちで入るはずがないわ」
軍服のような服を着た男子生徒「もう誰も無駄死にしなくて済むネ」
和装の男子生徒「呪うなよ？絶対に呪うなよ？」
猫耳ニット帽を被った男子生徒「…真宮寺、不謹慎だぞ」
赤いファーのついたフードの少女「それにしても、どんな子たちが入るんだろうなー」
入間(ロングヘアーの女子生徒)「今からでも楽しみだな、赤ずきん！」
『○○町に怪物が発見されました！』
百田「よし、出やがったな！俺が行くぜ！」
赤いセーラー服の女子生徒「…私も行く。百田だけで行って、怪我しても嫌だから」
百田「ハルマキ！たくさんぶっ飛ばしてやろうぜ！」
百田と、ハルマキこと春川魔姫は、空き教室から駆け出した。
小吉「いってらっしゃーい」
キーボ「苦戦したら、助けを求めてください」
一方、その頃…
黒いキャップを被り、探偵服のような服を着た少年が辺りを見回していた。
？？？「ここは…どこだろう？」
ここから本編が始まります
「ふぅ…最近メルヒェン襲撃が多いな」
星は傷の手当てが終わった後、ため息をついた。赤ずきんが来る前はそこまで頻繁に出撃しなかった。
全てを一部のみに引き受けさせるわけにはいかない。
なので、1年生が対亜空冥府軍やスターフォックス、2年生が対アミティ軍等の神が指揮官の軍やゆきとも軍団、そして3年生は対メルヒェンやマホロア軍団を中心に相手にしている。
その3年生は一般市民を巻き込むことには敏感になっているところがある。というか、リシェットも仲間になる前は彼らが戦えないと決めつけてしまったこともあった。
1年生や2年生からは「市民に過保護」と思われるところもある。
戦うことができない悲観さからおとぎ話の主人公パクったリシェット(黒ずきん)
>>92
訂正版
「ふぅ…最近メルヒェン襲撃が多いな」
星は傷の手当てが終わった後、ため息をついた。赤ずきんが来る前はそこまで頻繁に出撃しなかった。
全てを一部のみに引き受けさせるわけにはいかない。
なので、1年生が対亜空冥府軍やスターフォックス、2年生が対アミティ軍等の神が指揮官の軍やゆきとも軍団、そして3年生は対メルヒェンやマホロア軍団を中心に相手にしている。
その3年生は一般市民を巻き込むことには敏感になっているところがある。というか、リシェットも仲間になる前は戦えないと決めつけてしまったこともあった。
1年生や2年生からは「市民に過保護」と思われるところもある。
「お兄さん？」
星が振り返る。
「お兄さんは何で戦ってるんですか？」
「俺は…」
語りだす星の脳裏に動機ビデオが再生される。
「なんのために戦っているんだろうな」
なぜかは知らない。もし近くにだれもいなかったら泣いていた。
・この小説には拷問等、残虐な表現が含まれています。
・かなり欝です。ラルフが可哀想です
・この小説はフィクションです。実在の全てのものは勿論、「リズム怪盗R」や「神★星のカービィ」の本編とは一切関係ありません。
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