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中国文学総合スレ


1 :2012/01/05 〜 最終レス :2020/06/18
たててみた

2 :
2

3 :
2

4 :
いきなり質問ですまんが、近現代で魯迅と巴金以外にいい作品残してる作家、誰か知らないか?

5 :
関西ゲスゴキブリソドム人種絶滅祈願

6 :
>>4
老舎とか銭鐘書とか莫言とかは駄目なんですか?

7 :
>>6
おおサンクス、早速読んでみるわ

8 :
また石原。悪種消えろ

9 :
完全な遊戯
BookOffに行ったら105円で叩き売りされてたよ。
立ち読みしてみたが、その内容はただの強姦エロ小説だった。
身障者の女性を監禁し強姦、最後に崖から突き落として殺害するというお話。
文学には程遠いし、娯楽としてワクワクさせてくれるわけでもない。
ではエロ小説としてペニスを勃起させるかというと、そんな力もない。
ペラペラとページをめくるたびに生まれるのは、不快感だけ。
その不快感も、精神を蝕まれるような妖しく禍々しいものではなく、
「こんな本読んで時間を無駄にした」といった感じの不快感。
本を読んでわかった事は、もしも狂ったDNAというものが実在するなら、
石原先生こそ女性と身障者を蔑視する狂ったDNAの持ち主で、
先生の書く小説はそのDNAの産物だという事。
結局105円の値打ちもないと判断して買わなかったが、
今もあの1冊はBookOffの本棚の中で、
運悪く手に取った人に不快感を与える機会を待っているのだろうか……。

10 :
   /~三三三\     1955年頃(昭和30年)に石原慎太郎のデビュー作「太陽の季節」が芥川賞を取り映画化される
  /彡≡≡ミミ \    太陽族という言葉を生み出し、社会現象となる
 ///     ヾ_ノヘ      「子どもがどんな本を読んでいようと、親は気にする必要はない。」
 ヒ|      ||  「わたくしの家庭では、妻や、母親は反対するが、
 ヒイ 三_ _三 Y| わたくしは子どもたちの前でヌード写真の氾濫した雑誌を隠さぬことにしている。」
 >H`・-H-・´|-|<  「考えてみると、世の親はなにがゆえにヌード写真を子どもの目の前から隠そうとするのだろうか。
`||丶_ノ丶_ノ ||  肉体が美的に劣るという劣等感からだろうか。いずれにしても、美しいものを隠すということは不自然だ。」
 ヒ| _ノ (_)丶_ ノノ  『完全な遊戯』http://livedoor.blogimg.jp/chakuriki/imgs/6/8/6801a359.png                  
  | 〈ト ェ ェ ェ ェイ〉 |  >身障者の女性を監禁し強姦、最後に崖から突き落として殺害するというお話。
  丶   ̄ ̄  //                       ↓
  丶`ー―― /\  石原知事は、規制対象となる性的な漫画について「世の中に変態ってやっぱりいるからね、
  /|\ ̄ ̄ / /| 気の毒な人でDNAが狂ってて。子供にさらさないように処置しただけ」とし、
 / | /トー<  / |  現代の漫画に対しては「何の役にも立たないし、害がある」と批判した。
   |/ L_/ \/ <   石原が売れ出したあたりから強姦の件数は急激に上がっている
              http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/52/image/image/h006004001001e.jpg

11 :
張愛玲の『半生緑』読んだことある人感想教えてください
できれば内容のまとめもお願いします

12 :
魯迅が夢に出てきた
なぜか我が家に少し滞在していった
噂どおりめちゃくちゃ温厚でいい人でした、俺の持ってる魯迅選集見て苦笑してた

13 :
どうせなら全集を買えって?
俺は旧正月になると決まって「祝福」を読む。

14 :
残雪って作家噂ですげえと聞いたけどどうなの?

15 :
残雪は池澤版の世界文学全集に載ってるな。
ベトナムのパオ・ニンと一緒に収録されてる。
ノーベル賞とった高行健と同じように、文化大革命を背景にしてるってところがある。
魯迅がノーベル賞とれない理由はそこら辺にあるのかも。
近代中国は中国の作家よりもパール・バックみたいな作家の方が良く描けてるかもしれない。
横光利一の『上海』なんかと比べてもちょっと格が違う感じ。
埴谷雄高とか安部公房みたいに戦前は台湾や大陸で育った作家も多いのに、その経験みたいなのが生かされてないとこはある。
パール・バックにしてもチベットを調べてた探検家の推薦が無かったらノーベル賞とれなかったらしい。
その探検家も第二次大戦を境に名声を失ったらしいし。

16 :
楚辞、詩経以来の文人国だと思ってたけど、やはり共産主義が蔓延した20世紀には不作だったのか?

17 :
それでも、中国は今でも李白や杜甫辺りの古代世界と繋がる回路みたいなのがまだ有るんだと思う。
中上健次の路地が失われて後期は韓国に行ったみたいに、この前NHKでやってた『秘境・雲南』みたいなのを観ると、高行健の『霊山』みたいなのも生まれる余地が有るんだと思う。
ただ、やはり現代よりは、魯迅なんかの近代文学の方がやはり熱いのかも。

18 :
●10歳未満の子供のオシッコで作られるタマゴ料理
 http://www.ministryoftofu.com/2011/03/boy-urine-soaked-eggs-listed-as-local-specialty-intangible-cultural-heritage/

19 :
昨年・2011年10月に広東省仙山市で2歳の女の子(悦悦)が車にひき逃げされ
た後、通りかかった18人が誰も助けようとせず、この女の子は別の車に轢かれて
しまい、その後病院に運ばれたものの、死亡してしまうという事件(小悦悦事件)
が起きた。
この時の一部始終は視カメラにおさめられていて、中国人の道徳はここまで落ちて
しまったかと話題になった。

20 :
http://www.youtube.com/watch?v=Nr_eThF6I00
第二次上海事変における中国人による日本人捕虜の残虐処刑 (1996 CNN)
http://www.youtube.com/watch?v=BkMcj4vQtRU
China's massacre in Tibet. Shooting at Tibetan pilgrims
http://www.youtube.com/watch?v=qOJeA0s3x2A&feature=related
Tiananmen Square Massacre. The 1989 Student Democracy Movement, Beijing China
http://www.youtube.com/watch?v=hTKNENM2WoQ&feature=related
チベットにおける中国軍の蛮行
http://www.youtube.com/watch?v=RE9nA00VEV0
ウイグルでの中国人による人間狩り   Man hunting by Chinese in Uighur

21 :
中国のポストモダン作家っていますか?
面白いのがあったら翻訳出版してほしい

22 :
中国の詳細な近代作家の系譜がほしい
共産主義政権になってしまってからは官憲に監視されるから書きたいこともかけなかったのかね?
最近のほうが共産党に批判的な作品を書きやすいとかある?

23 :
>>21
莫言はポストモダンの部類に入ると思う。
伊坂幸太郎もファンらしいし。
>>22
政治的には日本がいつから現代なのかってのは、難しい。
吉田茂なのか田中角栄なのか中曽根康弘なのかってのは、判断しにくい。
それに対して、中国の場合はとう小平の「改革・開放」路線が始まってからだと、ハッキリ言える。
ただ、中国の現実の生活ってのは建築や風習なんかに前近代や近代的なものを多く残しているわけで(これはインド、中東、ヨーロッパ、アフリカなんかもそう)、ハッキリとある時期から現代的な文化に変わるってことは無いのかも。
また、世界四大移民の客家を初めとする華僑なんかが世界の各地で経済的な動きを加速させてる訳で、共産党の権力が強大でも、それを上回る形での民衆の力みたいなのがあるらしい。

24 :
莫言や残雪がカフカ的な寓意の作家なのかな
政治的なのは老舎
じゃあ日本の川端とか泉鏡花のような、中国の習俗や美意識などを書いた耽美派の作家としては誰がいますか?

25 :
莫言は全然カフカじゃないよ
ラテアメにずっと近い

26 :
共産化してるときのほうがレベルは高いよ

27 :
http://zh.wikipedia.org/wiki/Category:中国现代作家
これみても中国のwikiには100しか中国作家が載ってない。普通に考えてもっといるはずなのに。
日本作家のカテゴリは200以上あるのに。

28 :
ペマ・ガルポ著『最終目標は天皇の処刑・・・
      中国「日本開放工作の恐るべき全貌」』
  2012年1月、飛鳥新社、
日本人が読めば背筋が凍る、ここまで来ている侵略工作。
チベット出身者だから分かる中国の悪辣な戦略。
すべてが40年前に発掘された文書通りに進行中。
中国共産党作成の「日本解放第二期工作要綱」収録。
(目次)
第1章 チベットと日本(東日本大震災;台湾からの義援金 ほか)
第2章 私の故郷チベット(中国によるチベット支配の始まり;ガラスの城 ほか)
第3章 最終目標は“天皇制の廃止”(操られる日本人;「日本解放第二期工作要綱」ほか)
第4章 米国の思惑、中国の野望(周恩来・キッシンジャー会談;日米経済戦争 ほか)
第5章 いま、日本は何をなすべきか(三つの課題;アジアの勇

29 :
こいつは興味深いスレ
『阿Q正伝』しか読んだことない者だけど
なにかおすすめを一冊教えてくれ
露伴なんか好きでほんの少し気になってたんだ
それと造詣がわりと深いひとに質問なんだけど
・やっぱり世界史に出てくるような古典なんかも読むの?
・中国というと金盾なんかに代表される
いわゆる表現の自由が乏少なイメージがあって
それらの影響は良くも悪くも文学作品に見受けられるものなの?
やっぱり海外作品が比較的無規制な日本でも
マイナーと言わざるを得ないジャンルだと思うんだ
俺が無知なのはいわずもがな

30 :
でも出版して発禁になって国外退去になるくらいだから表現は一応できるんでわ?
文革で青春を壊された世代が傷痕文学なんてジャンルも作ってるし
古典は漢詩とか沢山すごい詩人がいる
散文では唐代らへんの小説が全集にまとめられて収められてる、三国志とか水滸伝は基本

31 :
泰淳と史記

32 :
レス感謝します
>>30
傷痕文学、ググってみたけど、
漠然と欲していた中国文学のイメージに近似していると思った。
漢詩は苦手意識が……
三国志、水滸伝は横山光輝作ならば
>>31
泰淳は武田泰淳のことですよね?
『富士』なんか結構愉しんだ覚えがありますけど、
『中国小説集』なるものがあるんですね。知りませんでした。興味ぶかいです
史記は横山光輝ならば

33 :
<Sale>中国語版の書籍<文系・理系・ITの諸分野>(格安)
ttp://lang-8.com/194279/journals/1457398/

34 :
>>24
>中国の習俗や美意識などを書いた耽美派の作家としては誰がいますか?
伝統習俗はさておき日本浪漫派の影響を受けた浪漫派作家として
郁達夫がいます。
まあ、中国の佐藤春夫といったところですかね。


35 :
泰淳は史記の世界と滅亡についてだな

36 :
ここ百年の作品で中国神話をうまく使った長編の幻想小説的なものでオススメはないでしょうか

37 :
岩波は『紅楼夢』を復刊をしろ

38 :
中国神話って例えばどんな書物に収録されてるの?読みたい

39 :
『杜甫詩注』吉川幸次郎 著 11月刊 第一期10冊 岩波書店
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

40 :
王朔は今どうしているのでしょう

41 :
●原爆投下は正しかった。
 http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/history2/1284354718/l50
 
 中国人の大多数はそのように考えている。

42 :
シンデレラの原型は中国民話。

43 :
四書五経は言うに及ばず、中国文学は全て朝鮮文学の翻訳である。
ちなみに、仏典は勿論、インド文学もまた同じである。

44 :
ただし、朝鮮語の原書は度重なる半島征服戦争の戦火により全て失われた。

45 :
しかしながら、朝鮮語の原書は度重なる半島の戦火のために全て失われている。

46 :
●臆病ユニクロ「尖閣は中国領」反日国家に媚を売るクズ売国企業確定.
国益より自社の利益優先 不買運動で潰せ 倒産に追い込め
http://www.news-us.jp/article/292785642.html

47 :
中国の反日デモで破壊行為に走る。日本の領海すれすれに船舶を集め、
恫喝まがいの圧力をかける。
中国の粗暴な振る舞いが国際社会で物笑いの種になり、中国人みずからの
手で中国という国を侮辱していることに気づかない。
・・・頭から湯気を立てている人たちに、聞く耳はなかろう。
抗議すべきは抗議し、追い払うべきは追い払う。挑発には乗らない。
(ヨミウリ、”編集手帳”より)

48 :
>>47
これが、国家がさんざんに煽って、あれだけメチャクチャなことをやった中国の
暴徒どもに対する日本の代表的一般紙の (日本一の発行部数を誇る新聞)の
代表的コラムの見解だ。
 こんな程度の文は普通の主婦だっていくらでも書けるし、井戸端会議で
出る話のレベルではないか。
何も語ってないに等しい。 財界と中国におよび腰で、かと言って、野田政府の
外交にも、石原都知事に対する自社の見解も口をつぐんだまま。
見識もなければ勇気もない。ジャーナリストの名を、そっこく返上したらいい。

49 :
>>48
君のような人が多数派になるとヤバイと思う。

50 :
聊斎志異面白いけど平凡社ライブラリー高い

51 :
古本屋で平凡社の黄色い大きいヤツを買えば?

52 :
あれは定価2000円位だったかな?
中国人に受験勉強絡みの話で『生き地獄』について触れたら
「よく知ってるねー」と笑っていたから
「聊斎志異」所収の話は未だに中国人の教養の範疇に入っているんでしょうね。


53 :
>>50
http://www003.upp.so-net.ne.jp/haoyi/guanhua/classics/liaozhai.htm
以下で検索すると安く手に入るよ〜
http://www.kosho.or.jp/servlet/top

54 :
白雪 (BAIXUE)大阪のミナミ、日本橋で結婚詐欺や留学詐欺
http://uni.2ch.sc/test/read.cgi/bouhan/1338348779/
中国ハルピン出身の25歳身長168cmロング茶髪で目立つ
ミナミで出会い系、ワクワクハピメ、チャイキャバなど。のべ40人、数千万搾取。売春相手は300人超え。
被害者、中国組織から恨まれており殺されるかも?HIV感染してる可能性大でセックスした男は注意な。
現在警戒して大阪以外の松山か香港、上海、ハルピンに潜伏の情報あり。日本男ナメ過ぎなので協力を!

55 :
【青山繁晴】中国に狙われる沖縄 26:44
http://www.youtube.com/watch?v=XEOX81ABrM4&feature=relmfu
尖閣諸島が中国領ではない5つの理由 15:08
http://www.youtube.com/watch?v=05x4iciT_z8&feature=related
中国軍事力の真実[桜H24/2/25]  3本の動画
http://www.youtube.com/watch?v=YeMo1JaOm0U&feature=list_other&playnext=1&list=SP742E374F1A55EBAD
尖閣諸島・日中もし戦わば[桜H24/6/9] 3本の動画
http://www.youtube.com/watch?v=Itu8VN7UrSo&feature=list_other&playnext=1&list=SPE6A5B81B8A7DB63E
!】日本が核武装したら世界はどうなる[桜H24/6/23] 3本の動画
http://www.youtube.com/watch?v=C8lGIqJV_k8&feature=list_other&playnext=1&list=SPF6E7CF849E89964C
宮脇淳子と語る真実の中国史 1:31:18
http://www.youtube.com/watch?v=SEuE0sDu_dc&feature=relmfu
宮脇淳子再び登場! 1:36:54
http://www.youtube.com/watch?v=tUY_Siu-BFk&feature=relmfu
宮脇淳子が語り尽くす!中国講座 1:33:06
http://www.youtube.com/watch?v=IiJ2iF-zHlc&feature=relmfu
【井上和彦】韓国軍の実力を徹底分析![桜H22/6/24] 25:14
http://www.youtube.com/watch?v=tSyG0amF6Xk&feature=related
【井上和彦】韓国レポート・第2弾[桜H21/10/29]  22:15
http://www.youtube.com/watch?v=DVQ6T4DZ1_k&feature=relmfu
【井上和彦の韓国レポート】NLL(北方限界線)越しに北朝鮮を望む[桜H21/10/15] 22:35
http://www.youtube.com/watch?v=I7VJbRNOycw&feature=relmfu
井上和彦】北方限界線とは?緊張を増す南北朝鮮情勢[H22/6/2] 25:16
http://www.youtube.com/watch?v=vmn5l1fVsPA&feature=relmfu
【井上和彦】北朝鮮軍分析 Part1[桜H22/7/8] 23:43
http://www.youtube.com/watch?v=A54RvpIpQqw&feature=relmfu
【井上和彦】北朝鮮軍分析 Part2[桜H22/7/12] 22:47
http://www.youtube.com/watch?v=2RIAyW9p6jE&feature=relmfu
竹島問題-31本の動画
http://www.youtube.com/watch?v=BRE4DdgG-Rk&feature=rellist&playnext=1&list=PL879B0C2ABBBC157E

56 :
日本に来ている中国人のマナーは悪い。
彼らは日本と日本人をバカにしているからマナーなんて考えていない。
『トイレは並んで下さい』
『エスカレータ一列に並んで乗って下さい』
『大浴場では大声を出さない 飛び込まないで下さい』 
『銭湯は、まず体洗ってから入って下さい』
これだけ中国人に守らせるのも大変。

57 :
>>56
それは世界中でですよ
マナーの悪さは一番、シナ人、二番ユダヤ人ってかんじ
だからといって馬鹿にしてはいけないし、戦争もすべきでない
そういう相手を大らかに受け入れる度量を持ちたいものです

58 :

「日本が尖閣列島を盗んだ」とする中国外相の国連演説には、あきれて言葉
を失う。
領土問題は存在しないと主張する日本に、中国側は『盗人の論理だ』と応戦
したとか。

59 :
「歴史問題も絡め、ありもしない日本の『非』が大声で宣伝されている。
もう一つ、中国には島の『国有化』を収奪と考える人が多いらしい。
日本政府が長年、民間の日本人から島を賃借して管理してきたことを知らない
から、金に飽かして奪い取ったと思うようだ。
これも濡れ衣であろう。」
(読売、編集手帳)

60 :
>>58-59
日本政府も屁タレだが、この読売の編集手帳野郎もまったくの屁タレだ。
こんなことブツブツ言って、何の効果がある??
シナの非道に何も言ってないな。 
財界が恐いんだろ。 

61 :
>>57
シナ人やシナに対しては、実におどおどしてるな。
だからバカにされるんだよ。

62 :
华淑敏の原始股の日本語訳を探してるんだけど、ないのかな?
誰か教えて

63 :
莫言はノーベル賞とれるか?

64 :
★中国人観光客お断り (フランスの高級ファッションブランド)
2012年10月5日、フランスの高級ファッションブランドが、2014年にパリで
オープンさせるホテルを「中国人観光客お断りにする」と発表した。
「中国人観光客はいつになったら海外で品位ある行動がとれるようになるのか」
と題した記事が中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載された。
以下はその内容。
「品位」とは素養、品格、教養が合わさったものであり、金や権威がある
からといって必ずしも備わっているとは限らない。
海外旅行ができる中国人は金持ちや権力者に限られているが、どちらの
層も世界の人々に好印象を与えてはいないようだ。

65 :
http://news.livedoor.com/topics/detail/7025349/

66 :
中国文学について語れる奴は誰もいないんだな

67 :
三国志とか水滸伝は別にスレがあるからね
それでも他に語れるものは沢山あるが

68 :
>>63
莫言だったね。

69 :
ノーベル文学賞「魯迅は拒否していた」…関係者が明かす
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1024&f=national_1024_017.shtml
ノーベル文学賞の終身選考委員であるシェル・エスプマルク氏は23日、
訪問先の上海で、中国人作家と同賞のかかわりについて説明した。
エスプマルク氏によると、ノーベル文学賞を選考するスウェーデン・アカデミーは
中国近現代の代表的作家である魯迅への賞授与を検討したが、魯迅自身が拒絶したという。中国新聞社が報じた。
エスプマルク氏によると、スウェーデン・アカデミーは1930年代になり、ア
ジアの作家をノーベル文学賞の候補者として考えるようになった。
1913年にインドの詩人、タゴールに賞を授与したことはあったが、英国からの推薦であり、英訳詩に対する評価だったという。
1936年に、同アカデミーは中国に関係者を派遣し、魯迅に面会して候補のひとりにすることを打診した。
しかし魯迅本人が「あまり興味がない」と言って拒絶した。
魯迅は、「今の中国には、ノーベル文学賞候補者に値する作家がいない」とも語ったという。
魯迅が同年10月に死去したため、ノーベル文学賞の授与は実現しなかった。
その後、「北京好日」などで知られる林語堂(1895−1976年)がノーベル文学賞の候補になったが、
「中国の変化を記述した作品だが、人物描写の正確さや、作品の力量や深さがまだ及ばない」などの意見があり、
ノーベル賞授与には至らなかったという。
その後も、老舍(1899−1966年)や沈従文(1902−1988年)など、ノーベル文学賞の受賞者として考慮に値する作家がいたが、
本人の死去などで授与が見送られてきたという。
シェル・エスプマルク氏は自著の中国における出版記念などで訪中した。2012年3月の時点で決まった訪中という。
写真は左端が魯迅。1936年10月8日に、上海市で開催された第2回中国木彫展の会場で撮影。
魯迅は死の11日前だったが、若い芸術家のために病を冒して同会場に足を運んだという。

70 :
阿Q正伝
時代が清から中華民国へ変わろうとする辛亥革命の時期、中国のある小さな村に、
村の半端仕事をしてはその日暮らしをする本名すらはっきりしない日雇いの阿Qという男がいた。
彼は金も家もなく、女性にも縁がなく、字も読めず、容姿も不細工という村では最下層の存在で、
村の閑人たちから馬鹿にされている立場であった。だが阿Qは非常にプライドが高く、
「精神勝利法」と呼ばれる独自の思考法を持っており、どんなに罵られようが、日雇い仲間と喧嘩して負けようが、
結果を都合の良いように取り替え心の中では自分の勝利としていた。
ある日、阿Qは村の金持ちである趙家の女中に劣情を催し、言い寄ろうとして逃げられた上に趙の旦那の怒りを買い、
村民からまったく相手にされなくなる。
彼は食うに困り、盗みを働き、村から逃亡同然の生活を続ける中で、革命党が近くの町にやってきた事を耳にし
「革命」に便乗して意味もわからぬまま騒ぐが、
逆に革命派の趙家略奪に加担したと無実の疑いをかけられて逮捕され、弁明すらできず哀れ銃殺されてしまう。
2ちゃんねらー版
「ある街に、ブサイクニートで金にも女に縁が無い、学も無いお前らがいた
まさしく社会の底辺
ご近所や社会からバカにされていたが、お前らはプライドが高かった
そこで『勝利宣言法』という独自の思考法を持ち、2chでどんなにバカにされようが、
足立区のコンビニ前でヤンキーにカツアゲされようが、都合の良いように解釈して勝利宣言していた
ある日お前らは金持ちの家の美少女(14歳)にハァハァしてわいせつ行為に及ぼうとしたが、そこの親父の怒りを買い、
地域住民から完全に村八分にされて警察にも目を付けられる
おちんこ出たところ、『お笑い芸人の○○が昔リンチ殺人事件を起こしたらしい』と聞き及び祭だ炎上だと騒ぎながら、
真偽も確かめずに『○○は殺人者!』『○○を許すな!』と2chに書いたり凸したりしていた
すると名誉毀損で訴えられて警察に捕まり、遠隔操作だと後付で言い訳するもコピペや画像貼りつけの履歴もバレてしまい、
罰金30万円に処された。

71 :
★ 中国人の増減は日中関係を計るバロメータ
東日本大震災とそれに伴う原発事故の影響で、東京都の中国人は2006年以来
となるマイナス成長を記録。
その後は増加傾向に戻り、今年2012年月1日には地震前の水準までほぼ回復。
7月1日には過去最多の16万5778人を記録した。しかし先月25日に発表された統計
(10月1日時点)では15万9465人となり、わずか3カ月で6313人も減少した。
東京都在住の中国人の増減は今後の日中関係を測るバロメーターとなっている。

72 :
★減りだした東京都の中国人、
現在、中国人が多く住む東京の地域は、
新宿区(12万203人)、豊島区(11万632人)、江戸川区(11万118人)、
江東区(10万390人)、板橋区(9019人)、  足立区(8552人)。
今年7月1日と比べると、すべての地域で減少している。
新宿区(388人減)、豊島区(408人減)、江戸川区(597人減)、
江東区(211人減)、板橋区(578人減)、足立区(180人減)。

73 :
★どんどん減っている首都の中国人人口、
東日本大震災や原発事故でさえ日本を離れなかった中国人が
この3カ月間で約6000人も減少しており、東京都に住む中国人の今後の
行方が注目される。

74 :
大学でうっかり中国文学専攻して面白かったから卒業したら中国か台湾の大学院の中文系で勉強しようと思ったけど就職が超不安
日本の大学院で充分なもんかね、日本で就職したいし。

75 :
▼▼ 日本人は民度が低すぎる、田舎もののバカ騒ぎ!(渋谷の混乱)
11月14日、サッカーW杯のアジア最終予選「オマーン対日本」が行われたが、
試合終了後の興奮したファンたちによる迷惑行為が話題になっている。
試合は、日本がオマーンに2-1で勝利したが、その直後、渋谷のスクランブル
交差点では、サッカーファンたちが押し寄せ、一時混乱する事態となった。

76 :
瓊瑶の翻訳だしてくれ
環珠格格の完訳
古龍も
莫言とかいいから
日本の出版社だめだ

77 :
芥川賞作家のワンイーさんがどんどん翻訳すればいいのにと思う

78 :
【平妖伝】中国の神秘思想と秘密結社【墨家】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/11908/1355547433/l50

79 :
武器を取ってはならない、というのはまちがいないことだ。しかし日本の平和主義者
のようにそれだけを唱えていても、世界平和は実現しない。
アフリカの内戦では、武器を持たない人々が武器を持った人々に虐殺されると
いう当然の帰結を見せたし、日本の総理が靖国神社に参って平和を祈願するだけで
非難する中国は、過去にではなく現在ただ今、武器の輸出国だ。
世界のどこかで無辜の人々が中国製の武器で無数に傷つき死んでいる。
中国はそのことについて、一体何と説明するつもりなのだろう。
(曽野綾子、透明な歳月の光『外国人部隊 汚名着る道を選んだ覚悟』)

80 :
ワンイーじゃなくてヤンイーだが
彼女の日本語で翻訳されたら
中国人作家がかわいそうだろ

81 :
●中国から韓国に高濃度の有害粒子が飛来 (鉛、ヒ素) 
2013年1月17日、韓国・聯合ニュースによると、
韓国国立環境科学院は2012年11月末から4回にわたり高濃度の微小粒子状物質が
中国から韓国に入り込んで来たという。
1月18日、環球時報が伝えた。報道によると、昨年11月28日に韓国で初の砂じん嵐が
観測された。ゴビ砂漠と中国北部の砂じんがはるばる韓国にまで達したもの。
砂じん濃度だけではなく、鉛濃度、ヒ素濃度も通常の4〜17倍程度高まった。

82 :
>>80
同感。
やっぱり中国に造詣の深い、それでいて昨今の単純な敵対感情に犯されていない日本人でないと駄目だと思う。(中国共産党のダメさ加減について知っているのは当然として)
少なくとも貝塚茂樹クラスの人でないと原文軽視の超訳になってしまうこと疑い無い。

83 :
ninja

84 :


85 :
>>82
翻訳に関しては単純に、フラットなスタンスで翻訳できる人でいて、
それでいて日本語の表現力がある人でないとだめだろう。

86 :
三侠五義買ったけど抄訳だったから読む気がしない

87 :
中国人作家でパールバックを超える人ってだれ?
でてきていますか?

88 :
中国哲学文学科:教員紹介
http://bunbun.toyo.ac.jp/chutetsu/staff.htm

89 :
斯波六郎「中国文学における孤独感」
http://www.mermaid-tavern.com/book/bk1/b1/bk1_0029.html

90 :
日本の中国文学者は中国の学者とちゃんと交流しているんですか

91 :
>>87
パールバックも詩人だね。そういえば中国に詩人ってたくさんいそうだけど
現代の中国で有名な詩人とかいますか?

92 :
ムータンとか

93 :
三国志は文学的な観点から見てどんなもんでしょうか

94 :
たいした価値は無い

95 :
じゃあこの時代の建安文学はどんなもんでしょうか

96 :
それも大した価値は無い

97 :
現代東アジア文化年譜
http://www.asahi-net.or.jp/~LT3M-OOB/alist_j.htm

98 :
衛慧って今なにやってんだろ

99 :
スレ違いだけど、
タイ名門大学チェンマイ大学での中国人観光客追い出しの動き。
大学正門には中国語を話せるボランティアが立ち、観光客が学内に入らないよう
案内しているという。
「立ち入りには身分証の提示が必要です」との中国語看板もある。
チェンマイ大学が2月末に実施した学生アンケートによると、80%が中国人観光客に
反感を持っていることが明らかとなった。
キャンパスに入り込んだ観光客が大声で騒いだり、列の割り込みやゴミのポイ捨てなどの
マナー違反を平気で行うためだという。
 ttp://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86685
4月15日、AP通信、
相変わらず、あちでもこちでも騒がしくて反省もない民族だ。

100 :
日本でも騒がしいシナの客はクレイムしたらいい。
日本人って迷惑そうな顔しても黙っているでしょ?

101 :
莫言のおすすめを教えてください
あらすじ読むと白檀の刑とあめいが気になりました

102 :
>>100
今の日本人はシナから来る客はゼニを持っているから、つまり「オモテナシ」
の心100%だ。
シナ人のマナーを不快に感じても、ゼニ持ちには寛容なのが今の日本人。

103 :
中国製品の危険性は今も変わらない。
だから食品関連は絶対に口にしないほうがいい。 アメリカでシナ産の
ペットフードで何万匹とも言われるペットが死んだ。
日本では2002年、今から20年も前にファミリーレストランでホウレン草の
冷凍品から基準値を超える農薬が検出されたのが発端になった。
この当時の中国の農民の民度も素手で農薬を掴んで畑に裸足で入るような、いい加減
なものだった。

104 :
中国(China)
http://ameqlist.com/asia/china/000.htm

105 :
李白 杜甫 韓愈 王維 白居易の全集を先月完読した

106 :
>>105
だから、どうだって言うのか?

107 :
王 維(701 - 761)
李 白(701 - 762)
杜 甫(712 - 770)
韓 愈(768 - 824)
白 居易(772 - 846)
聖武天皇(701 - 756)
ラービア・アル・アダウィーヤ(717 - 801)
大伴家持(718 - 785)
シャーフィイー(767 - 820)
空海(774 - 835)

108 :
Chinese literature
http://en.wikipedia.org/wiki/Chinese_literature

109 :
東アジアの100冊
http://ameblo.jp/krikindy/entry-10567368207.html
<中国>=全26点
●詩論(朱光潜)                ●中国建築史(梁思成)
●中国法律と中国社会(瞿同祖)       ●中国哲学略史(馮友蘭)
●中国文化要義(梁漱溟)          ●原儒(熊十力)
●漢語史稿(王力)               ●魏晋玄学論稿(湯用彤)
●中国歴史概要(翦伯贊編)         ●中国の伝統美学(李澤厚)
●仏教と中国伝統文化(蘇淵雷)       ●簡明な中国歴史地図集(譚其驤)
●近代中国社会の新陳代謝(陳旭麓)    ●古代を疑う時代を脱する(李学勤)
●村落からみた文化と権力(王銘銘)     ●明清時代の士大夫研究(趙園)
●寒柳堂集(陳寅恪)              ●談芸録(銭鍾書)
●郷土中国(費孝通)              ●現代中国思想の興起(汪暉)
●儀礼のなかの美術(巫鴻)          ●兵は詐を以て立つ 「孫子」を読む(李零)
●アヘン戦争から五四運動まで(胡縄)    ●中国文学史新(章培恒、駱玉明)
●中国政治経済史論 1949−1976(胡鞍鋼)  ●東亜儒学九論(陳来)

110 :
生きる意味求め大量の本盗む、社会科学系の本を中心に800冊以上。
http://www.narinari.com/Nd/20130722278.html
現行犯逮捕ということもあり、男はあっさり万引きを自供。
李と名乗った男は、2月ごろからこの店で万引きをするようになり、週に3、4回犯行に及んでいた。
盗んだ本は800冊以上で、読み終わった本は売り飛ばして小遣いにしていたという。
大量の本を盗んだ理由は、「生きる意味がわからなかった。本を読んで答えを見つけたかったんです」と答えているそうだ。

111 :
朱子学の基本となる書
http://mokusai-web.com/shushigakukihonsho/shushigakukihonsho.html

112 :
Category:水滸伝の登場人物
http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E6%B0%B4%E6%BB%B8%E4%BC%9D%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9

113 :
「清朝最後の王女」愛新覚羅顕gさん死去
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20140526-1307549.html
日中関係筋が26日明らかにしたところによると、中国清朝の元王女で「東洋のマタ・ハリ」と呼ばれた川島芳子の実妹である愛新覚羅顕gさんが死去した。95歳だった。死亡した日時や場所、死因は不明。
 1918年、清朝粛親王の第十七女として旅順(現・遼寧省大連市)で生まれた。中国で生存する「清朝最後の王女」と呼ばれた。

114 :
『関西出将,関東出相』
http://blog.goo.ne.jp/shizuo_asogawa/e/d7f636cafe7b7504bd1f8d2e422ff372

115 :
Lu Xun
(September 25, 1881 – October 19, 1936)
Hangzhou High School alumni
1881 births
1936 deaths
Peking University faculty
Chinese literary critics
Chinese expatriates in Japan
Modern Chinese poetry
Modernist writers
Writers from Shaoxing
Pseudonymous writers
Tohoku University alumni
Republic of China writers
Educators from Zhejiang

116 :
朱自清って日本で話題にならない?

117 :
中日韓の共通常用漢字800字、選定草案が発表 
http://j.people.com.cn/94473/8319095.html

118 :
現代小説につまった中国の「今」 泉京鹿さん
http://j.people.com.cn/96507/98193/6755539.html

119 :
东亚人文100导读
http://baike.baidu.com/view/4223068.htm

120 :
英国の漢学者が12年かけて「易経」を英訳
 かつてオックスフォード大学で指導教官などをつとめたDavid Hawkes氏と共に
「紅楼夢」など多くの中国文学の古典を英訳した英国の漢学者、John Minford氏が今月、
米ニューヨークで最新の訳書「易経」を発表した。
1千ページ近くのこの英文書は「易経」六十四卦を詳細に解説した、
同氏が12年かけて完成させた大作だ。米国の僑報が伝えた。
 現在オーストラリアに居住しているJohn Minford氏は新書の出版についての電話取材で、
「易経」に含まれる哲学的な教養、すなわち全てを一つの大きな環境に置いてとらえること、
問題発生の周辺の要因を見ること、またこうした要素を深く反省すること--を評価していると語った。(編集YH)
 「人民網日本語版」2014年11月18日
http://j.people.com.cn/n/2014/1118/c94689-8810715.html

121 :
自殺したフォックスコン工員の詩、中国の若者に共感広がる
「組み立てラインの前でぼくは鉄のように立っている、ぼくの両手は飛んでいる。
もう何日、何夜、 こうやって眠りに落ちながら立っているのだろうか」 (2011年、ネットフォーラム「豆弁」に掲載)
「ぼくはもう一度高い山の頂に登りたい、失われた魂を呼び戻したい。
また空を感じたい、あの明るい青に触れたい。でもこの何一つできない。だからこの世を去ることにする」
許立志
http://baike.baidu.com/view/5724051.htm?fr=aladdin

122 :
ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ
http://blog.goo.ne.jp/dalpaengi

123 :
ジミー・ヒョン向華勝、チャールズ・ヒョン向華強ら向兄弟は武術家で国民党支持者の三合會ボスの向前の息子、
映画界を牛耳り明らかに裏社会でのアガリを映画製作でマネーロンダリングしてた訳だけど、
香港映画絶不況の時期でも嘉禾と違い撤退せず、映画製作への情熱は本物だった。R.I.P.
ただ中国政府とジミー・ヒョン向華勝、チャールズ・ヒョン向華強ら向兄弟は険悪な仲で、
一時期は夫妻で逮捕されたり大陸への立ち入りを禁止されたりしていたはずなのに、
結局ジミーの終焉の地が、香港ではなく北京とはね…。時代は変わるのね。

124 :
羽仁 未央(1964年2月29日 - 2014年11月18日)はエッセイスト、メディアプロデューサー。東京都出身。

125 :
『中国語言学人名大辞典』
http://sakuin.g.hatena.ne.jp/hitobito/20071102

126 :
中国アニメブログ ちゃにめ!
http://chinanime.blog.fc2.com/

127 :
富柏村香港日剰
http://d.hatena.ne.jp/fookpaktsuen/

128 :
繪師-蚩尤

129 :
サムスン
サムスングループ(三星グループ・三星財閥とも)は、大韓民国最大の財閥。
1999年の2.2兆ウォン(日本円で約2500億円)から2004年の15兆7000億ウォン(日本円で約1兆7000億円)と収益が急増する結果となった。

LG
LGエレクトロニクス(LG Electronics Incorporated)は、大韓民国のLGグループの中核をなす総合家電、情報通信メーカー。
韓国電機業界ではサムスン電子に次ぐ大企業である。

ハイアール
ハイアール・グループ(海尔集团(簡体字)、英語表記:Haier Group、証券コードSEHK: 1169、SSE: 600690)は、
中華人民共和国山東省青島を本拠とする家電メーカー、グローバル企業グループ。
主な製品は冷蔵庫や洗濯機などの白物家電、テレビ、エアコン、ラップトップパソコンなどで、世界165ヵ国以上で生産・販売している。
グループ全体で2008年度のグローバル連結売上は1220億元(約1兆8300億円)。
白物家電ブランドマーケットシェアでは2010年時点で世界第1位。冷蔵庫と洗濯機のブランドマーケットシェアも2010年時点で世界第1位。

シャオミ
小米科技(Xiaomi、シャオミ)は、中華人民共和国北京市に本社を置く通信機器・ソフトウェアメーカーで、2010年4月6日に雷軍によって設立された。
最初製品を発売した2011年の売上は6億元であったが、販売台数が1870万台に達した2013年は316億元(約6000億円)となり、Xiaomiは中国でトップ3のスマートフォンメーカーである。

130 :
やすい:いやあ、それは?月も二十日すぎから取り掛かっています。魯迅についてかなり手間取りましたね。
彼は礼教に支配された古い中国を脱却しようと苦闘したのですが、その際、
中国固有のいいものが伝統としてあるはずだということで、それを発掘しようと古典や民俗学的な研究をしていたのです。
 結局それは見つからない。辛亥革命も袁世凱らに簒奪されてしまう。
それが五四文学運動が起こり、陳独秀ら全盤西化つまり古典的な中国は一切払拭して、
西欧化すべきだという『新青年』派に飲み込まれてしまうのです。その結果が「狂人日記」「阿Q正伝」であったわけです。

佐々木:でもノーベル平和賞の劉暁波は魯迅では駄目だといっていますね。
結局、共産党や人民に奉仕する封建的な奴隷根性の知識人になってしまったということでしょう。

やすい:魯迅は革命的英雄を描けという共産党系の文学者とは一線を画していました。
英雄ではなくて、時代に翻弄される大衆の人間としての弱さや頑迷さを風刺したのですが、
そこには礼教が人食いだという痛烈な批判や、人民の潜在的なエネルギーへの信頼や、それを引き出せない知識人や革命派への批判もあったわけです。

佐々木:魯迅が共産党に対して好意的だったのは、蒋介石らの上海クーデターが余りに恐ろしい虐殺で、
いわば大粛清、内ゲバ大虐殺ですね。だから反発するのは当然ですし、その後極左冒険主義の誤りを自己批判して、
内戦よりも抗日民族統一を優先しようという、勇気ある賢明な選択に対して感動したからでしょう。

やすい:ええ、それもありますし、毛沢東の方が魯迅に惚れこんだのです。
阿Qのような土地も定職も、家も持たない農村労働者、何も持たないから一番革命をやり遂げるエネルギーを持っている、
彼らを活躍させる事で農村革命が成功するということですね。一九二六年に河南省で農民運動が拡大して、阿Qたちが大活躍したのを見て、
毛沢東は魯迅はすごいと思ったようですね。だから魯迅を追従主義の党員文学者と同列にしてはいけないと思います。

131 :
South Korean child actresses
http://en.wikipedia.org/wiki/Category:South_Korean_child_actresses

132 :
中国って古典大国だからね。わざわざ最近の読む必要なさそう。いいねー

133 :
Finalists Announced for the 24th Neustadt International Prize for Literature
http://neustadtprize.org/finalists-announced-for-the-24th-neustadt-international-prize-for-literature/#.VY0OlqIvTj4

残雪が来年のノイシュタット国際文学賞候補にノミネートされたそうな

134 :
残雪ってなんか新作書いたの?

135 :
劉連仁さんは山東省出身。同郷のノーベル賞作家莫言(モー・イエン)さんの大長編、
『豊乳肥臀』にも、彼をモデルにした魅力的人物がでてきますね。

136 :
「逃亡」から得た自由 中国出身のノーベル賞作家・高行健さん
http://www.asahi.com/articles/ASH9G5DSFH9GUCVL01Y.html

中国語作家として初のノーベル文学賞を受賞(2000年)した作家・高行健(ガオシンジェン)さんが、
朝日新聞の取材に応じた。

今後は小説を書かないことを明らかにする一方、
台湾・香港での若者の政治行動や、フランスのシャルリー・エブド事件についても言及。
「没有主義(主義を持たない主義)」を掲げる作家の視線は、いまなお健在だった。

1989年、パリ滞在中に天安門事件を知り、中国政府を批判。事件を強く意識した戯曲「逃亡」を発表後、
亡命生活を余儀なくされ、フランス国籍を取得する。
ノーベル賞をもたらした「霊山」や「ある男の聖書」の長編小説で知られるが、才能は小説や劇作だけにとどまらない。
ヨーロッパ各地で個展を開くなど画家としても活動、最近は映画制作にも取り組む。

今年4月には台湾師範大学に招かれて講演、「逃亡こそ我が人生」と語った。
しかし「逃亡」の意味するところは亡命当初から大きく変わり、今では様々な意味が含まれていると話す。

「第一の逃亡は『政治圧力からの逃亡』でした。政治圧力によって自分の作品が発表できずに、
迫害される。これは私自身が中国で体験してきたことです」

一人の作家が政治圧力にあらがうことはできない。
その時、祖国を離れるのは表現の自由を手に入れること。
「時として、生存のためには逃亡が必要になります。逃亡とは自分で自分を救うこと。
消極的な逃避でなく、むしろ積極的な行為だと思います。

フランス移住後、私は文学、戯曲、映画、思想的な内容まで、何を書こうが、何をしようが自由になりました」

137 :
ttp://www.recordchina.co.jp/a120173.html

仏華字メディア・欧州時報の報道によると、
今年のノーベル文学賞候補として210人の名が挙がった。

日本から村上春樹が候補に挙がり、
中国からは王安憶、北島、張一一、方方、章詒和、阿来、賈平凹、蘇童、閻連科、張悦然など
10人の作家の名が挙がったという。

138 :
俺こそ2ちゃんいちの魯迅オタ

139 :
アマの「霊山」が高騰してるな
約3倍の値段になった

140 :
http://girlshighschool.blog.fc2.com/

141 :
Mo Yan
Red Sorghum (1986)『赤い高粱』
The Garlic Ballads (1988)『天堂狂想歌』
Thirteen Steps (1988)

The Herbivorous Family (1993)
The Republic of Wine: A Novel (1993)『酒国 特捜検事丁鈎児の冒険』
Big Breasts & Wide Hips (1995)『豊乳肥臀』
Red Forest (1999)

Sandalwood Death (2001)『白檀の刑』
Pow! (2003)『四十一炮』
Life and Death Are Wearing Me Out (2006)『転生夢現』
Frog (2009)『蛙鳴(あめい)』

142 :
李白、杜甫、韓愈、白居易、王維の全集がでているよな
あれ全部図書館で借りて読んだぞ
李白、杜甫はいいぞ
韓愈は政治論にも精通している
非常に重い本だったけども
意外なほどに読みやすいぞ
次は学研からでている
魯迅全集
老舎全集
全部読んでみようと思う

143 :
陶淵明や屈原といった呉人の代表格が。

144 :
茅盾の子夜
これは結構いける文学だ
老舎は戯曲もてがけている

145 :
老舎全集を読んでいる
ちょっとよくわからん部分が多いな

146 :
>>144
茅盾は「林家鋪子」の文体がスカッとしていて
好きだ。

>>145
「断魂槍」を読んでいるけど、これって
中国人でも初見でさっと読める人って
そんなに多くないんじゃないかと思う。

147 :
>>116
「背影」に感動したけどな。

読んで感動したのは巴金の「家」
読後達成感を得たのは老舎の「四世同堂」
読んで爽やかな気分になったのは老舎の小品(養花など)。

148 :
今日から老舎の駱駝祥子を読み始めた
結構面白いな
読んだ人の意見がききたい
誰か読んだ人いないか

149 :
読んだよ。
どこらへんまで進みましたか。

150 :
兵隊に誘拐されて
そこっから駱駝3頭と一緒に逃げて
北京でまた車夫を始めるところまで読んだ
結構おもろいね
魯迅の阿Q正伝みたいな落ちがあっていいな

151 :
いい場面ですねえ。
祥子が「高亮橋のたもとにたどりつき、
岸に腰をおろした。熱い涙があふれてきた」(立間祥介訳)の
部分が心に残り、実際にこの橋を見に行ったことがあります。
小さい橋でしたけどね。
http://getworld.ddo.jp/pt/file/1449664042.JPG

美しい情景描写がこの後も出てきますよ。
劉四爺の娘と初めて一夜を共にするときの
星空の象徴的な描写は印象的です。

152 :
>>149 >>151
全部読みましたよ
結局これって悲劇なんですね
真面目に働いてもすぐに車を壊されてしまい
子供も死産となってしまい
夢も希望も打ち砕かれた人間の悲しみですね

153 :
以下に中国の代表的詩人「北島」(ベイタオ)の作『回答』の一部を引用してみる。
http://uyuno.blog.so-net.ne.jp/2013-04-23
1.
卑劣は卑劣な者どもの通行証
高尚は高尚な者たちの墓碑銘
見よ、あの金メッキされた空に
逆さに漂い満てる死者たちの湾曲した影を

2.
氷河期は過ぎ去った
なのになぜどこにかしこも氷なのだ
喜望峰は発見された
なのになぜ死海では千の帆船が競っているのだ

(中略)

6.
もし海が必ず決潰するものならば
苦い水という水をわが胸に注ぎ入れよ
陸が必ず隆起するものならば
人類に生きゆく峰々を新たに選ばしめよ

7.
新たなる転機、そしてまたたく星座が
さえぎるもののない天空に縫い合わされつつある
それは五千年の象形文字
それは未来の人々の見つめる眼

154 :
近藤 直子(1950年 - 2015年 )は、日本の中国文学者、評論家。日本大学文理学部教授。
中国の女性作家である残雪の翻訳・研究を行い、彼女を日本へ紹介した。他にも、瓊瑶や遇羅錦らの翻訳がある。

155 :
なんでもマンガにしちゃうんだな
http://www.amazon.co.jp/dp/4821181207

156 :
老舎は「四世同堂」や「猫城記」を岩波かちくまが文庫化してくれるとありがたいのだが。

157 :
四世同堂を昨日全部読んだ
これって中国の「戦争とへいわ」だな
学研からでている全集だった
馬さんも面白い
魯迅も先月全集を読んだ
中国文学は奥が深い
平凡社の中国古典文学大系を図書館で借りた
中国文学は欧米文学と双璧をなしている
是非みんなで読もう

158 :
老舎は短篇、エッセイもいいよ。
「養花」は何回読んでも味わい深い。

159 :
今古奇観を全部読んだ
これって究極の短編のつみあげだな
中国の文学はこういう短編集が多い
西洋文学に凝っていた自分だが
中国文学にも精通していこうと思っている
確かに西洋文学に比べると文章が短いことと描写が弱いということが特徴だ

160 :
中国語圏文学史めちゃくちゃおもしろかった

161 :
支那でいいのは古典だけ。これが第一の真理だ。

162 :

板復帰(OK!:Gather .dat file OK:NOT moving DAT 651 -> 651:Get subject.txt OK:Check subject.txt 1 -> 1:Overwrite OK)load averages: 0.56, 0.60, 0.55
sage subject:1 dat:651 rebuild OK!

163 :
中国語圏の映画監督
http://umikarahajimaru.at.webry.info/201105/article_6.html
@侯 孝賢(ホウ・シャオシェン、1947年4月8日 - )
Aエドワード・ヤン(Edward Yang / 楊コ昌、1947年11月6日 - 2007年6月29日)
Bウォン・カーウァイ(王家衛、1958年7月17日 - )
Cアン・リー(中国語:李安、1954年10月23日 - )
D胡金銓(キン・フー、1931年4月29日 - 1997年1月14日)
E張 芸謀 (チャン・イーモウ、ちょう・げいぼう、1951年11月14日 - )
F蔡 明亮 (ツァイ・ミンリャン、Ming-liang Tsai, 1957年10月27日 - )
G李行(1930年7月7日−)
Hアン・ホイ(許 鞍華、1947年5月23日 - )
I陳 凱歌 (チェン・カイコー, 1952年8月12日 - )
Jスタンリー・クワン(關錦鵬、Stanley Kwan、1957年10月9日 - )
K李翰祥(1926年4月18日−1996年12月17日)
L费穆(1906年10月10日−1951年1月31日)
Mツイ・ハーク(繁体字: 徐 克, 1950年2月15日 - )
N賈 樟柯 (ジャ・ジャンクー、1970年5月24日 - )
O陳 可辛(ピーター・チャン、英: Peter Chan、1962年 - )
P宋存壽(1930年9月2日−2008年5月27日)
Q姜文(チアン・ウェンまたはジャン・ウェンとも表記、Jiang Wen, 1963年1月5日 - )
Rジョン・ウー(呉 宇森、広東語: ン・イーサム、北京語: ウー・ユィセン、英語名:John Woo, 1946年5月1日‐)
S周星馳(英语:Stephen Chow,1962年6月22日−)
S萬仁(1950年−)

164 :
A Brighter Summer Day (The Criterion Collection) [Blu-ray]
Chang Chen (Actor), Lisa Yang (Actor), Edward Yang (Director)
http://www.amazon.com/dp/B019I74HQS/ref=cm_sw_r_tw_awdo_.77-wb1WWTAAD
Studio: Criterion Collection (Direct)
DVD Release Date: March 22, 2016

165 :
漠言 赤いコーリャン

166 :
老生買った人いる?
これから読むんだけど感想共有したい

167 :
草人七
巴金『寒い夜』読了。
30代サラリーマンが仕事と家族と社会にメンタルとフィジカル両面をじわじわじわじわ削られて病気になって死んでしまうお話し。きっつい。
別に劇的な事件が起こるわけじゃないのに、最初から最後までの閉塞感と絶望感に覆い尽くされている。
2016年4月20日

168 :
Kent 王健 - A Beautiful Encounter
https://www.youtube.com/watch?v=Y1mdnn3pFw0

169 :
「日本人に読んでほしい中国文学」
現代文学編
『傾城之恋(傾城の恋)』 張愛玲
『家』 巴金
『紅高粱』 莫言
『酒国』 莫言
『活着』 余華
『四世同堂』 老舎
『藤野先生』 魯迅
『芙蓉鎮』 古華
『囲城(結婚狂詩曲)』 銭鍾書
『神樹』 鄭義
『寒夜』 巴金
『兄弟』 余華
『駱駝祥子(駱駝の祥子)』 老舎
『阿Q正伝』 魯迅
『故郷』 魯迅

170 :
>>169
同じ作家の本多すぎじゃないか?
現代文学なら高行健、残雪、賈平凹もいれるべきかと

171 :
きっとそれらを読んで欲しくなかったんじゃろ

172 :
『老生』良かったよ
賈平凹もかなりの作家だな
現代中国文学はレベル高すぎる

173 :
今泉冨美子(今泉一八夫人) 様へ

 今、思えば自分が40歳を過ぎた或る日、夫婦交換の雑誌(誌名は覚えていない)でフミさんと知り合い、お互い都合のつく日待ち合わせ、ボーリング場前を少し行った所のモーテルが、最初の出会いだったね。それは半世紀前になるが、今でもはっきり記憶しています。




エピソード@ 
 ある日、何時ものように、校長室で事務整理をしていたら、貴女からの電話で,「今  
直ぐに会いたい、出て来てくれないか?今朝、貴方が欲しくて朝から濡れっぱなしで、 
気が狂いそう、抱いて!」と。 今日は幸いにも、俺の体は空いているので、家族の 
急病でと休暇をとって、ハンドルを握った。郡山へは1時間と一寸の時間で着いて、 
貴女と合流し、その足で何時ものモーテルに這入った。
 部屋に入ると、座らないで立っている俺に、フミが正面から飛びついて来て、俺の 
ズボンの又ボタンを外して、血液が廻り掛けてきたキンタマを引き出してキスをし
始めた。キンタマはミルミル大きくなり、フミは口一杯に含んでなめ始め、俺はフ 
ミの髪に指を入れ握り締めて前後に動かしたが、イキそうになったので、膝跪いてい 
るフミのオッパイを出して、乳首を愛撫したが、そのまま続けたら、キンタマをオマ 
ンに入れないで射精してしまうと思い、中断して布団の上に場所を変えて、お又一杯 
グショグショに濡らしている極楽浄土で、20cm足らずだがキンタマを差込み、互 
いに七転八倒して天国を彷徨った。
 * @は、可也細かい点まで記憶している。

174 :
今泉冨美子 様へ

エピソードA
   お互いにプレイを越えて、真の愛を絡ませ合う仲になってからの一齣だが。
   季節は秋だったと記憶しているが、少し時間的に余裕がある日、紅葉を見ながら、
那須の方にでも行って見るかと、高速に乗って黒磯まで行き,黒磯のモーテル街で一 
風呂浴びて!等と言って、奥まった所に入り、一風呂浴びて〜 等と言ったら、フロ 
は後でも良いと言うので、服を脱いだら、俺は少し汗が出ていたので、シャワーだけ 
やって、フミの脇に潜り込んだ。
 何時もの様に、お互いの愛撫合戦が始まった。何処をどうしたら気持ちよいか?等 
を話し合いながら〜 勿論、手足の技巧だけでなく、互いの体の特徴・気にいった特 
質.相手の美形、媚態などを話し合いながら、体中をキスし、フミを四つん這いにて
オサネを舐めたり、キンタマを思い切り差し込んだりしてやると、ヒーヒー言いなが 
ら、モウダメ!と言って腰を落として仰向けになって、目を瞑り、言葉をかけても反 
応しなくなった。これが“失神”と言うやつか?と思ったが、2〜3分過ぎても反応 
がないので、まさか!と思い手首の脈動を確かめたら、動いていたので一安心し、5 
分ほど待って、強く揺り動かしたら目を覚ましたので、助かった!と安心した。
 フミは静かに起きてフロに行き、恥ずかしい!と言いながら帰ってきた。
 俺もフミも、普通の人より遙かに多くの人と交わっているが、ヨガリが最高になる 
と失神するのは初めてだ。嬉しかった。

175 :
今泉冨美子 様へ

エピソードB
   何時だったか日にちは思い出せないが、二人で山陰地方に旅したのも、忘れ難い想 
い出だ、当時TV等でも、湯の街エレジー等で憧れの観光地の1つで、フミさんとの
旅は、忘れ難い体験が、半世紀過ぎた今でも、昨日の事のように記憶している。
 * 天守閣で殿様の真似。 ―前の日は、近くの街を観光で泊まったので、湯の街 
  に着いたのは午後の早い時間、予約しておいた旅館は、正面がお城造りの3階造 
  り。案内されたのは、そのお城の天守閣の部屋だった。夕食をその部屋で取り、 
  ?んでいる内に、殿様の真似だ!などと言って、その場でプレーを愉しんだ。
 次の日は、日本海沿岸を西に向かえ,[萩市」だった。旅館で自転車を借りて,市内 
 を観光。夜は客が殆どゼロらしかった事もあって、二人とも全裸になって遊んだ。
 * 車で国道に出た。車も疎らだった事もあってか、フミが、俺の左手を取り弄ん 
  でいる内に、その手を自分の股間に入れ、オサネの愛撫を要求してきた。暫くや 
  ってから、車を路側帯に寄せて停車したら、ヨガリの声を上げ、腕に抱きついて 
  きた。命懸けのマスターべーションとでも言っておこうか。
 
 秋吉洞の話が出たので、時間の許す限り入ってみようと、国道から南下したが、洞 
の中に入る時間がないので、引き返し帰路についた。

176 :
今泉冨美子 様へ

エピソードC
 日時は前後して定かでないが、ある日「大変だ。どうしよう。スペロヒーター(梅 
毒)を移されっちゃた!]お医者さん知ってる人いない?とフミが言って来た。ので、 
須賀川公立の院長に、弟の嫁さんだ!何とか治療してえ下さい、と頼み込んで治療し、 
俺たちは治るまで我慢しようと決意したが、何ヶ月目当たりで我慢できず、やってし 
まった事があったね。勿論、フミは躊躇ったが、俺は、フミの病気だ!俺が移されて 
も当然。!と思って抱いたが、自分もフミと一身同体になれると思うと、反って嬉しか 
った自分を、今でもはっきり記憶に残っている。

177 :
 再び、半世紀前のフミとの出会いが、その後の自分を創って来たことは確かだ。
フミとの出会いは、お互いエロス(性愛)のプレイを楽しむ事を目的として回を重ね、
四六時中抱き合って生きたいとも思われたが、何時の間にか、互いのエロスがラヴ(より激しい執着心)に変化し、
許されるなら、同一の時間に、手の届く所に居たて昼夜もセックスに明け暮れたいとも願うようになった頃から、
お互いに足腰を鍛え、健康保持を目的に激しいセックスプレイに、フミも積極的に同意してくれたので、40年も続いた。
 フミとの山歩きは、その後約40年。北は北海道の礼文島から、西は山口の秋吉洞〈入り口〉まで。山は百名山は約30ぐらいかな。
登山回数で数えると100回にはなるだろう。
 百名山の最後は「御嶽山」だね。俺たちが登った翌々年だったか?山頂を崩す噴火があったね。あの時いつものように山で野外プレイを行っていれば、
怪我は必定で、運が悪ければ死んだかも知れない等と思いながらTVを見ていました。
 体を鍛えるのを目的に、お互い励ましあってやって来た山歩きも、その人の基礎体力に
応じた鍛え方でないと(無理でなく)反って体を壊す事になる。俺の場合は、老化から来たロコモチーフ・シンドローム(運動器症候群)足の関節の痛みで、80才頃から不自由
を感じてきた。フミは罰が当たって、俺より早くロコモが来たようだったね。だが、フミは自分の痛みは我慢しても、出来るだけ俺に合わせようとしてくれたし、
俺も愚かで愚鈍なフミの痛みに自分動きをいやいやながら合わせてやるようにしてやったつもりだ。
 「愛」も、宗教哲学によると、「仏の愛」と「神の愛」とがあると言う。後者の“神の愛”
を「アガペー」Agape(セックス三昧の境地!〉と言う。愛する相手の価値観が自分と違っても、その価値観を受け入れる事が出来る。〈仏と神が何がどう違うのかは、
「宗教哲学入門」量 義治著か、「波多野精一全集」岩波、等に詳しく述べられている〉
 男女の愛は,嵩じると“心中”に至るのは、そのアガペーによるものだ。(人の心中は
総てがその愛ばかりではないが〜)更にその典型的事例では、武士の切腹等が良い例ではないだろうか。
 
 等と言って、己の余命が幾許もなくなったので、誘ってるのでは絶対にありません。断じて!K

178 :
台湾あたりから、生きの良い文芸評論家を連れてこれんかな?
昔の林語堂みたいな大物が出るかもしれない。

179 :
日本人に読んで欲しい本「九評」

180 :
1.「神樹」         ◎ ◎ ◎     鄭義   朝日新聞社 96/99  
2.「豊乳肥臀」       ◎ ◎ ◎   ◎ 莫言   平凡社   95/99  
3.「酒国」         ◎ ◎       莫言   岩波書店  92/96  
4.「突囲表演」       ◎       ○ 残雪   文藝春秋  88/97  
5.「赤い高梁」       ◎ ◎ ○ ◎ ○ 莫言   徳間書店  88/90 
6.「纏足」         ○ ◎ ○   ◎ 馮驥才  小学館文庫 86/88 
7.「北京無頼」       ○ ○ ○ ○   王朔   学研    -89/95  
8.「古井戸」        ○ ○ ○ ○ ○ 鄭義   JICC出版局 85/90 
9.「廃都」         ○ ○ ○ ◎ ◎ 賈平凹  中央公論社 93/96 
10.「ワイルド・スワン」     ◎ ◎ ◎ ◎ 張戎   講談社文庫 91/93 
11.「白鹿原」        ○ ○ ○ ○   陳忠実  中央公論社 93/96 
12.「貴門胤裔」       ○ ○ ○ ○ ○ 葉広今  中央公論社 99/02
13.「猫の事」        ◎ ○ ○   ○ 曽明了  おうふう  /96   
14.「風馬の耀き」      ◎   ◎ ○   扎西達娃 JICC出版局 -88/91
15.「小説大上海」      ○ ○ ◎ ○   兪天白  日本経済新聞社 88/95
16.「芙蓉鎮」          ○ ◎ ○ ○ 古華   徳間書店  81/87  
17.「ある男の聖書」     ◎   ◎ ○   高行健  集英社   99/01
18.「シュウシュウの季節」  ○     ○ ○ 嚴歌苓  角川文庫  /99
19.「時間を渡る鳥たち」   ◎         格非   新潮社   -92/97  
20.「傾城の恋」         ○   ○ ○ 張愛玲  平凡社   -45/95  
http://www.asahi-net.or.jp/~LT3M-OOB/a_lit/north.htm

181 :
中国語訳『鍵』のイデオロギーによるリライトについて
―性にかかわる表現を中心に―
尹 永順
http://jaits.jpn.org/home/kaishi2011/pdf/10_yin.pdf

182 :
魯迅が好きなんですが、
語弊があるかもしれませんが魯迅と似た作風の
中国の作家を教えてください。

183 :
ジャ・ジャンクー最大のヒット作『山河ノスタルジア』は、新時代の中国国民映画となる
http://realsound.jp/movie/2017/01/post-3679.html

184 :
May Each Day
フリーライターの森岡葉のブログです。
大好きな音楽のこと、日々の出会い、楽しかったこと、美味しかったもののことなどを書いていきたいと思います。
http://jasminium.blog45.fc2.com/

1956年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。1975年〜76年北京語言学院・北京大学歴史系に留学。音楽ジャーナリスト。
2009年第53回ブゾーニ国際ピアノコンクールにプレス審査員として招かれたほか、
ハエン国際ピアノコンクール、シドニー国際ピアノコンクール、中国国際ピアノコンクールなどにジャーナリストとして招かれている。
著書:『望郷のマズルカ〜激動の中国現代史を生きたピアニスト フー・ツォン』(ショパン)、
『知っているようで知らないエレクトーンおもしろ雑学事典』(共著)(ヤマハミュージックメディア)、
訳書:『ピアニストが語る! 現代の世界的ピアニストたちとの対話』(焦元溥著 アルファベータブックス)、
『音符ではなく、音楽を! 現代の世界的ピアニストたちとの対話 第2巻』(焦元溥著 アルファベータブックス)

【中国・書籍】見せチャイナ
http://toho-blog.blogspot.jp/

185 :
老舎北京語辞典
山田 忠司 (編集)
出版社: 光生館 (2016/11/21)

『駱駝祥子』『四世同堂』『離婚』など老舎の60作品から北京語語彙約1500語と用例を採集し,発音・語釈・用例の日訳を付した。

186 :
ビーートたけし「あああーん!あべぴょーん、らめえええええええー!ひぎーぃ!アナルが裂けちゃううううううっ!うぐっ!ほっほい!」ビーートたけし「あああーん!あべぴょーん、らめえええええええー!ひぎーぃ!アナルが裂けちゃううううううっ!うぐっ!ほっほい!」

187 :
ジロウ
うお。これはすごい。多民族都市国家シンガポールの常用語「シングリッシュ」
一文の中に英語、タミル語、マレー語、中国語、客家弁、福建弁などが入り混じる。

『シンガポールのオタク漫画家、日本をめざす』
http://pbs.twimg.com/media/C6KexVlUsAADsUR.jpg
2017年3月5日

188 :
安倍「あああん、森友学園の児童諸君さまあんっ、らめえええええええ!ひぎぃ!あああ、僕のアナルに特攻隊だなんて!裂けちゃううううううっ!」

189 :
Y. Furusawa 古沢嘉通
中国文学にカテゴライズされている(^ ^;)>『紙の動物園』文庫版
http://pbs.twimg.com/media/C8vIb9zUIAAjMal.jpg
2017年4月6日

190 :
Asia Strategist
中国の西安の高速道路。ヒドい渋滞にしびれを切らし、いきなり集団で踊り出す中国人。
LA LA LANDかよ。ごめん、全く理解不能なんすけど。。。
http://pbs.twimg.com/media/C-BE7lCVYAAO4Uu.jpg
http://pbs.twimg.com/media/C-BE7liUAAA8esz.jpg
http://pbs.twimg.com/media/C-BE7lBUAAAqlNJ.jpg
http://pbs.twimg.com/media/C-BE7lEUMAA6cIb.jpg
22 Apr 2017

l-richard@コミ1合同誌寄稿中
>RT そのココロは「対等に勝負した結果負ける」という現実から目をそらす為也。
中国に対する日本の評価も『あんな国w』扱いから、一部では『ああいう大国には敵うわけないんだから』にひっくり返りつつあるが、
どちらも「対等な勝負相手から対象を外す為の思考法」という点では同じ事。
24 Apr 2017

191 :
台湾ラノベ翻訳するフレンズ
https://twitter.com/harakoatom

192 :
Bali・ウブドの散歩・Calonarang @ Tebesaya(トゥブサヨ村)
https://www.youtube.com/watch?v=qkB4lMtUmnw

193 :
加藤貞顕
2017/06/05 10:01
10カ月ぶりの北京の風景が、まったく変わっていた件
https://note.mu/sadaaki/n/n7a921b51b772

194 :
20世紀中国文学お勧め100選(20世紀中文小?100強)
http://pulp-literature.hatenablog.com/entry/2017/06/09/190000

195 :
南が丘文庫
http://www.minamigaoka.info/BOOKS/
Official Homepage

横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。

横浜市立南が丘中学校OB会

196 :
アート系に逆風。日本の80年代に似ている中国/市山尚三プログラム・ディレクターに聞く
http://blog.kahoku.co.jp/cinema/2013/11/post-195.html
しかも公開できればいい方で、年間800本くらい作られているうち300本くらいしか公開されていないという説もあるんです。

 Q:どうやって製作費を回収するんですか?

 市山:してないんです。80年代の日本と同じで、いろんな業界で儲けた人がたくさんいて、
とりあえず投資して、ほったらかしになっているものが結構ある。

197 :
北京のアダム・スミス――21世紀の諸系譜
ジョヴァンニ・アリギ (著), 中山 智香子 (監訳), 山下 範久 (解説)
出版社: 作品社 (2011/4/30)

21世紀資本主義の〈世界システム〉は、中国の台頭でどうなるか? 
東アジアの経済的復興を新たな〈世界システム〉への転換を、アダム・スミスの経済発展理論をもとに壮大な歴史的視野から分析。
付:アリギ生前最後のインタビュー(聞き手:デヴィッド・ハーヴェイ)、山下範久「日本語版解説・資本主義から市場社会へ」

アダム・スミス的な市場社会の後継者は、むしろ中国である……。東アジアのGDPは、19世紀半ばまで西洋を圧倒していた。
しかしアヘン戦争以降、世界は、西洋が覇権を握る「大いなる分岐」を迎えた。
ところが、経済学の祖アダム・スミスは『国富論』で「西洋と東洋の力の差は、いずれ消滅するだろう」と予言している。
本書は、スミスの経済発展理論を、マルクスやシュンペーターとも比較しながら再評価し、
アメリカの“終末的危機”と中国の興隆のダイナミズムを、壮大な歴史的視野の中から分析したものである。
西洋国家システムの弱体化、東アジアの経済的復興によるグローバル市場社会の構築という、新たな〈世界システム〉が大胆に展望される。

198 :
韓国映画16
https://twitter.com/junstarrynight

199 :
200

200 :
野叟曝言って翻訳されてないの?
平凡社あたりがやってくれないかな

201 :
三体
単行本 – 2019/7/4
劉 慈欣 (著),

中国で三部作2100万部以上を突破
アジア&翻訳もの初のヒューゴー賞受賞
現代中国最大の衝撃作、ついに日本上陸

202 :
セレモニー
王力雄(おう・りきゆう/Wang Lixiong)

共産党建党記念祝賀行事と北京万博が重なる空前の式典年に勃発した感染症パニックと、その背後で密かにうごめき始めた極秘の暗殺計画――。
SARS事件、ウイグル問題、ファーウェイ疑惑など、
現代中国をめぐる事態を髣髴とさせる、インターネット時代の『一九八四年』。現在、行動の自由を厳しく制限されている反体制作家による、
中国本国で未公刊の問題作、邦訳刊行

203 :
ヒューゴー賞中編小説部門受賞】世界が注目する中国発SF。
席捲分断が進む21世紀の地球の現実を映し出す―郝景芳『郝景芳短篇集

ヒューゴー賞を受賞した「北京 折りたたみの都市」は、いわゆる1%の金持ちと99%の貧乏人で成り立つ社会の中で、
AIによって仕事が奪われる時代を、ユニークな想像力と独特のスタイルで浮かび上がらせる

204 :
話梅子さんの怪奇小説とか好きだな

205 :
今週の本棚・この3冊:陳舜臣 細谷正充・選

毎日新聞 2015年04月12日 東京朝刊
◇陳舜臣(ちんしゅんしん)
<1>黒いヒマラヤ(陳舜臣著/中公文庫/品切れ)
<2>阿片戦争 上・中・下(陳舜臣著/講談社文庫/上926円、中・下946円)
<3>陳舜臣読本 Whois陳舜臣?(陳舜臣編/集英社/品切れ)
今年の一月二十一日、陳舜臣が死去した。その訃報に接したとき、まず湧き上がってきたのは、巨星落つという思いであった。作者の新刊が出れば、当たり前のように
手に取っていた読者なら、この気持ちに同意してもらえるだろう。なぜなら、四十年以上にわたる作家生活から生み出された小説は膨大であり、しかも優れた作品ばかりだったのだから。
そんな作者の小説は、ふたつに大別することができる。ミステリーと歴史小説だ。『枯草の根』で第七回江戸川乱歩賞を受賞した作者は、ミステリー作家として活動を開始。矢継ぎ早に作品を発表する。その時期のミステリーで、
忘れがたい印象を残してくれたのが『黒いヒマラヤ』だ。探偵役こそ日本人だが、ヒマラヤの麓(ふもと)の村を舞台に、インド人・チベット人・中国人が入り乱れる
、国際色豊かな内容は、当時としては特筆すべきものがあった。さらに事件の背景に、中国とチベットの確執が織り込まれていることも、留意すべきポイントであった。現代へと続く二国間の問題を予見していたかのような、確かな時代認識には、恐れ入るしかない。

206 :
 かくして、たちまちのうちにミステリー作家としての地位を築いた作者だが、ある作品で大きな転機を迎える。『阿片戦争』だ。イギリスと清国の間に起きた戦争の説明は、
長くなるので省く。ただ、清国が敗北し、それによりアジアの近代の歴史が始まったとだけいっておこう。
作者はそのアヘン戦争の全貌を、実在人物と架空の
人物を絡ませながら、渾身(こんしん)の筆致で描き切っている。三千枚の大長編だが、最初から最後まで緊張感が漲(みなぎ)っており、どうしてもこれを書きたいという
作者の情熱が伝わってくる。以後、中国を中心とした歴史小説に乗り出す契機となった、記念すべき傑作である。
この他にも注目すべき作品は無数にあるが、最後は『陳舜臣読本 Who is 陳舜臣?』を取り上げよう。エッセイや対談、さらには作者の作品の書評や解説まで収録された、
読みごたえ抜群の読本である。吉田健一の書評など、今読んでも、実に優れたものだ。さらに小説のみならず
、日中に関するエッセイや、シルクロード関係の本についても言及されており、作者の全体像を把握できるようになっているのが嬉(うれ)しい。だから、この本をパラパラと捲(めく)っていると、数多(あまた)の陳舜臣作品を読み返したくなってしまうのである。

207 :
天山を越えて ,,,,胡桃沢耕史

昭和八年、満州をほぼ掌握した日本軍部は、来るべき全面戦争に備えてタクラマカン砂漠に住む自由の民東干(トンガン)との提携を策した。
奉天鉄道ホテル社長の娘・犬山由利に目をつけた軍部は、東干を率いる
青年・馬仲英との縁組みを強引に承知させる。だが、仲英は天山地方へ転戦。取り残された由利は、従者の衛藤良丸上等兵とともに仲英の後を追うが……。
推理作家協会賞を受賞した著者会心の冒険ロマン

北上次郎解説
「主人公の数奇な運命をめぐって波瀾万丈、奇想天外、まったく人を喰った物語で、もう何と言ったらいいのか、読み始めたらとまらない
稀代のストーリーテラー胡桃沢耕史の面目躍如なのである。
・・・しかし、本書は他の作家が考え得ないホラ話すれすれの奇想天外な物語であり、その独創性の面では高く評価しなければならないだろう」

208 :
小栗虫太郎

『海螺斎沿海州先占記』――シベリア探検を夢見る日本人冒険家の物語。しかし、とある出来事から漂流。オランダ船に助けられる。漂流から逃れ安心したのもつかの間、降ろされた地では壮絶な生活が待っていた
……異様な最期へ主人公はひた走っていく。
『成吉思汗の後宮』――表題作。かつてインドの王がジンギスカンに献上したとされる秘宝「成吉思汗の後宮」。この伝説を耳にした男たちが暗い野望を胸に秘め、冒険を開始する。
『紅軍巴蟆を超ゆ』――舞台はベトナムと国境を接する広西省。混沌とした共産主義の風が渦巻く中国で、元飛行兵のドイツ人青年はほの暗い過去をひきずりながら紅軍と旅をする。
『金字塔四角に飛ぶ』――1496年、大航海時代の開始期。命知らずのポルトガル人たちがアフリカ南端通りの海路開拓に乗り出していた。それを阻止すべく、ハンザ同盟の策士が暗躍する。アトランティス、エジプト王の呪い、
ピリ・レイスの地図など、オカルト界では欠かせない事象が多く登場する一篇。

209 :
終戦で陳舜臣の身分は大きく変化した。植民地・台湾出身の両親のもとに生まれた陳舜臣はそれまで日本国籍だったが、
終戦後に籍は中国に移る。当時、
外国人は国立大学の教員にはなれなかった。嘱託という道もないではないが、身分は不安定だ。自ら退職を決意した。
 自伝的小説「青雲の軸」には、終戦間近の揺れる心境が友人との会話でこうつづられる。
「きみは研究をつづけるんだね?」 「そういうわけにはいかんだろう」「どうして?」
 「どんな形式で戦争が終わるのかな? おそらく台湾は中国へ返還、朝鮮は独立となるだろう。すると、ぼくらは中国人になる」
 「そうだ。中国に復帰する。祖国の懐に抱かれるわけだ」
 「ぼくの勤めている学校は国立だから、職員は国家の官吏だ。外国人は任官できない」
 「そうか。助教授、教授というコースは許されないんだな。いいことばかりがあるわけじゃないね」
 「は、は、は…」
 研究所にいなくても、研究はできる。心のなかでそう叫んだ。
 陳舜臣の人生はこうして常に一筋縄ではいかない。その後作家デビューするまでに16年の歳月を要している。曲折の連続だ。
終戦直後には自分のルーツを知りたいと台湾に渡った。昭和21年3月のこと。台北郊外にある親戚の世話になり、
やがて地元に新設された中学校の英語教師になった。
ところが翌22年2月、台湾の人々の多くの夢を砕く「2・28事件」が起きる。
国民党政府による住民の弾圧事件は、その後の台湾の運命を暗転させたもので、事件を間近に見た陳舜臣は、教員生活を打ち切り、
日本に帰国することを決意する。

210 :
さて、「せめてペン・マンとしての道を歩みたい」という思いを募らせた陳舜臣は、ミステリーを書くことを思いつく。あるとき、
病気の妻の看病をしながら雑誌の軽い読み物に目を通したとき、もっと面白いものが書けるのではないか、と直感したことがきっかけという

読書は幼児期からの楽しみだった。とくに探偵小説は神戸で独特の発展をした。外国船で持ち込まれたものも多い。横溝正史も神戸出身だ。
陳舜臣も江戸川乱歩に熱中し、大阪外語時代には英語の授業でコナンドイルに出合い、原書で読みふけった時期もある。
物語の要素には事欠かない。人一倍乱世を生きてきたのだから。こうして、ユニークな中国人探偵が活躍する作品が誕生する

211 :
https://www.bookbang.jp/review/article/518679
祖国台湾と統治国日本に引き裂かれ…青年が見た現代史

[レビュアー] 川本三郎(評論家)

212 :
あいうえ50

213 :
彼は追われていた」で始まる「香港」は、国民党から逃がれて香港に亡命した若者が、最底辺の生活をしながら生き延びる物語。直木賞受賞作。
「濁水渓」に比べフィクションの要素が濃い。
 金のない若者は、香港のスラムで水運びや、屋台ののしいか売り、伊勢えび取りなどをしながら生き延びてゆく。ディケンズの成長小説のような面白さがある。
 台湾を追われ香港に来て日本との密輸で大儲けした男や一攫千金を夢見る老人たちがあやしい魅力を放つ。
 濁水渓は台湾の川。いつも濁っている。台湾の厳しい歴史のように。

214 :
陳舜臣氏は国籍は日本人らしいが、精神は中国人である。台湾の生まれらしいが、台湾より大陸の方にはるかに郷愁をもっておられるらしい。しかし、その文章は、日本人以上に優れた日本語である。何気なく書かれているが、
本書のような主題について抱懐を開陳すると、いうにいわれぬ味わいを発揮する。葡萄の美酒、夜光の杯。まさにそのとおりである。
たとえば開高健が釣りについて書くとすると、頭のてっぺんから足の爪先まで、体中のボキャブラリーをまさぐりあて、それをやや衒学的に惜しげもなくふりまいて読者を魅了するのだが、陳氏の行文はそれとは真逆に、
どこからどこまでさりげなく、凡そ特徴といったものが目につかない。それだけに引用される中国の原文の読みくだし文がキラキラ輝き、まるで読者は魔法にかかったようにその魅力に捉えられる。たいした作文術である

215 :
https://ameblo.jp/yk1952yk/entry-10953689295.html
枯草の根」で江戸川乱歩賞

216 :
『流』(りゅう) 著者:東山 彰良

妻や息子、娘、他人には厳しい祖父だが、孫である主人公、葉秋生(イエ チョウシェン)には優しかった祖父が、1975年の台湾、国民党の偉大なる総統、蒋介石が死んだ翌月に何者かによって殺された。
祖父、葉尊麟(イエ ヅゥンリン)は、大陸山東省出身で、匪賊、やくざ者として大戦中、国民党の遊撃隊に属し、共産党に属す多くの村人を惨殺した。
日本が敗戦により大陸から撤退すると、国共内戦は激しさを増し、徐々に追い詰められていく国民党に属していた、祖父は何度も死線をかいくぐり、最後は命からがら家族と仲間達は台湾へ渡る。
台湾に渡った葉一家と兄弟分は台北に住み、祖父は布屋を始め、一家と兄弟分の家族の面倒も見る親分肌で、両親を内戦で亡くした兄弟分の息子も自分の息子として育てる、義理人情には厚い人であった
作者東山氏は、自身を投影したと思われる当時17歳の主人公、秋生の祖父殺しの犯人捜しを描きながらも、当時の台湾の世相・文化、家族・親族、祖父の兄弟分との紐帯、秋生の高校生活や仲間との友情、淡い恋物語、
そして大陸を渡った自身のルーツを遡るという様々な要素をふんだんに取り込みつつ、見事に作品として完結させた。
まさに推理小説というジャンルの枠に収まりきらない、壮大な大河・青春群像小説とも言える。

217 :
パールバック大地
中国語訳の中に田畑を集団で襲う昆虫の「蝗」が出てくるのです。新居はこれをイナゴという日本語にしてしまいました。
 日本に分布する標準和名イナゴというバッタは、集団で飛んできたりはしません。飛んでくるのは飛翔性の大型バッタで、日本のトノサマバッタの親方のようなバッタです。
それが何十万、何百万、何千万という単位で飛んできて、田畑を丸裸にしてしまうことがあるのです。これが中国、中央アジア、アメリカ中西部、
もしかしたらアフリカもで起きる「蝗害」です
 「ある日、南の空に小さい雲が現れた。それは最初、地平線に、ささやかな霞のようにかかっていたが、風に吹きただよう雲とは違って
、しばらく動かずにいた後、やがて扇形にひろがってきた。
 村人たちはそれを見守っては語りあい、恐怖に襲われたーー彼らが恐れたのは、南の空からイナゴの大群が飛来して、彼らの畑を食いつくすことだった。」
中国では、大規模な大雨や旱魃が起こると必ずといっていいほどトノサマバッタの群生相が発生し、大規模な農被害を与えてきた。
そのため蝗害こうがい(蝗災)が天災の一つに数えられている
通常、トノサマバッタは、一匹一匹が単独に生活しており、このような状態を孤独相とよぶます。しかし、バッタが異常に増殖し、
密度が増加すると、バッタのすがたが変化し、中間段階の転移相を経て、群生相(=群居相)に移ります。
群生相のバッタは、孤独相のものと比べると、体色が黒く、後脚の腿節が短く、胸部の背面が平坦で、翅は長くなっており、異種のように見えますが、
もちろん孤独相のバッタと同種です。そして大発生した群生相のバッタは、群れをなして緑地から緑地へ農作物を食い荒らしつつ大移動を繰り返します

218 :
ペトロフ事件』(ペトロフじけん)は探偵小説家・鮎川哲也の処女作で、第二次世界大戦終了前に日本の租借地であった
中国大連で、鬼貫警部がロシアの富豪の殺人事件を解決してゆく内容である。
大連物としては有名な清岡卓行著『アカシヤの大連』(1970年)以上に、戦前の大連の生活が詳細に描かれていて、その面でも注目されている

219 :
●龍の契り
 香港は、かつてイギリスの植民地だった。アジアの経済的一大拠点でもあったビッグシティを、なぜイギリスはさほど抗いもせず、中国にあっさりと返還したのか……!?
 返還前夜を舞台に、この不可思議な謎を物語る?密約?が浮かび上がろうとした。過去の歴史に秘められた闇をめぐって、
米・中・英・日各国の思惑が複雑に絡みつつ、謎の密約を奪い合う。
 英中外交の裏に何があったのか、熾烈な争奪戦の勝者は果たして誰なのか。……返還後二十年あまりのいまも制度の狭間で揺らぐ香港。中国という大国が目覚め行くなかで
、西洋的な自由と東洋的誇りはいかに共存するべきだったのか──国際知略エンターテインメントの決定版。

220 :
フランシー・リン 『台北(タイペイ)の夜』(エドガー賞 処女長編賞


急死した母の遺灰を抱いて、エマーソン・チャンは生れて初めて台北の街に降り立った。母の遺言に従い、家出した後ここに来たまま音信不通だった弟のリトルPを探すためだ。
アメリカ生まれの彼にとって、言葉もわからず、地理にも不案内な台北は、完全な異郷だった。しかも、ようやく探し当てた弟の背後には無気味な闇が……異様なムードと迫力で迫る力作サスペンス

221 :
必死の逃亡者◇ -Les Triburations D'un Chinois en Chine-
ジュール・ヴェルヌ 石川湧 訳
時は太平天国の乱末期の清朝。上海の若い富豪、金馥は、株の大暴落によって全財産を失い、人生の無常を感じて大冒険旅行を思い立った。だが、
彼の前途には様々な危険と恐怖と意表を突くどんでん返しが待ち受けていた!
 広東から万里の長城にいたる膨大な中国大陸を舞台にした波瀾万丈の物語。ジャン=ポール・ベルモンド主演映画『カトマンズの男』の原作としても知られる傑作長編。

222 :
アイリーン・チャン『ラスト、コーション 色・戒』集英社文庫
『ラスト・コーション』(アン・リー 07)
 1937〜1945年までの日中戦争の上海と香港を舞台に、
女スパイと暗殺対象となる特務機関員のあいだに芽生える禁断の愛を描いた映画です。
アイリーン・チャン原作の小説『惘然記』に収められた短編小説「色・戒」
登場する女スパイのモデルとなった人物は、父親を中国人に母親を日本人にもつ鄭蘋茹(テン・ピンルー、)である
西木正明2000年 第13回柴田錬三郎賞『夢顔さんによろしく』
近衛文隆とのロマンス及び鄭蘋茹の最期が描かれている
美貌でしなやかな肢体を持っていたと言われ、上海のグラビア雑誌『良友画報』の表紙を飾った事もあった。やがて自身の容貌を活かして、抗日運動に身を投じ、
その過程で近衛文隆(近衛文麿元首相の長男)と知り合った。しかし、1939年6月4日に近衛暗殺未遂事件があり、危険を察知した大日本帝国陸軍幹部は近衛を日本に送還

223 :
石田博士は、長安の都、ならびにその時代に生きた人々の生活を、みごとに再現してみせてくださった最初の学者である。
私は『天平の甍(いらか)』、『楊貴妃伝』その他何篇か、唐時代の長安を取り扱った小説を書いているが、
いつも「長安の春」の恩恵を蒙ること大なるものがある。私にとって、この本は辞書であり、参考書であり、
そしてそれ以上に、長安を書く場合に座右からはなすことのできない護符のようなものである。
――(井上靖氏解説より

学術論文には名著というものはあるが、名文は少ない。それが相場というものだ。
 白鳥庫吉門下の石田幹之助は最初から名文をもって鳴らした。とりわけ本書収録の「長安の春」は名調子をもってぶんぶん鳴った。たとえば冒頭、「陰暦正月の元旦、群卿百寮の朝貢と共に長安の春は暦の上に立つけれども、
元宵観燈の節句の頃までは大唐の春はまだ浅い」と始まる。
 ついつい一文を何度も目が追想し、そこに畳まれ縫いあわされた格別の漢語をよろこびたくなる。青木正児にもそういうふうに読みたくなる調子がふんだんにあるが、石田幹之助はそのもともとの原型だった。
たんに美辞麗句を縫いこんだわけではないことは、たとえば、この冒頭の一行に入っている「元宵観燈」という言い方について、のちに『唐代風俗史抄』の
第一節にこれをふたたび用いて、燈影を尋ねて狂歌乱舞する側からいえば
「元宵観燈」というべきなのだが、灯を掲げ盞を燃やす方に即していえば「上元張燈」となり、この起源をさかのぼれば隋の煬帝の「灯樹千光輝き、花焔七枝ひらく」などの
漢詩が次々にうかぶ云々といったことを、かなり詳しく書いてみせていることでもあきらかである。

224 :
https://www.youtube.com/watch?v=9ySiTjh5WXU
落陽1992

225 :
現代中国文化探検―四つの都市の物語 (岩波新書) (日本語) 新書 – 1999/11/19
北京・上海・香港・台北−大きく変貌する都市,そこで生きる人々は,文学や映画の中でどのように描かれているか.著者自らの探訪を交えながら,
言語の問題,共同体の変化や交通・通信手段の発展などを論じる.今世紀前半と現在,2つの近代化を対照させて伝える現代中国案内.

226 :
どくろ杯 (中公文庫) (日本語) 文庫 – 2004/8/25
金子 光晴 (著)
唇でふれる唇ほどやわらかなものはない―その瞬間、二人の絶望的な放浪が始まった。詩集『こがね虫』で詩壇にはなばなしく登場した詩人は、
その輝きを残して日本を脱出、夫人森三千代とともに上海に渡る。欲望と貧困、青春と詩を奔放に描く自伝。

227 :
上海1930年 (岩波新書) (日本語) 新書 – 1989/12/20
尾崎 秀樹 (著)
1928年11月、ひとりの新聞記者が上海に赴任した。後にゾルゲ事件によってスパイとして処刑される尾崎秀実は、混迷の只中にある中国の現実に直面し、
魯迅、スメドレー、ゾルゲ等の知識人たちと交流しながら、中国の民族的解放やアジアの自立の途を探る。兄・秀実の生と死を追跡してきた著者が、“魔都”上海を舞台に描く青春群像

228 :
上海ーーー横光利一
一九二五年五・三〇事件とは?日系紡績工場ストライキで出会う在留邦人と中国共産党の職女芳秋蘭。
金融界から風俗業まで轟く排日排英の足音、露地に軋む亡命ロシア人や湯女の嘆き。国際都市を新感覚派の手法で多声的に描く問題作。

229 :
魔都上海 日本知識人の「近代」体験 (ちくま学芸文庫) 文庫 – 2010/8/9
劉 建輝 (著)
かつて東洋一の繁栄を誇り、モダンの代名詞となった都市、上海。本書ではその誕生から発展、絶頂期の爛熟、日本軍占領による「解体」にいたる歴史を、日本との関わりを中心に丹念に繙いていく。
幕府使節が欧米諸国へ向かう経由地となり、谷崎潤一郎や芥川龍之介等の文学作品の舞台となり、
やがて日本軍の大陸進出によって戦場となった上海。外灘に摩天楼が聳えたつ国際金融都市、茶館に娼婦やアヘン中毒者がたむろする退廃都市、租界を擁するコスモポリタン都市…。
その刻々の貌に、日本人の憧れをかきたてつづけた魔力を探る。文庫化にあたり「魔都」のその後の軌跡を増補。

230 :
上海游記・江南游記 (講談社文芸文庫) (日本語) 文庫 – 2001/10/10
芥川 龍之介 (著, 解説)
大正十年三月下旬から七月上旬まで、およそ四ヵ月に亘り、上海・南京・九江・漢口・長沙・洛陽・大同・天津等を遍歴。
中華民国十年目の中国をつぶさに見た芥川龍之介が、政治、文化、経済、風俗ほか、
当時の中国の世相を鮮やかに描写。芥川独得の諧謔と諦観で綴った大正十年の中国印象記。表題作をはじめ「長江游記」「北京日記抄」及び、
絵葉書に象徴的に記した各訪問地の感想「雑信一束」の五篇を収録。

231 :
横光は妻・千代へ「支那人の汚さと云つたらない。美しいのは、道路だけだ」と伝えた。また、案内された音楽会やダンスホールに集まる西洋人は、
「下劣な獣」に見えたという。この上海で感じた数々の不条理や混沌が、
西洋列強に支配される身近なアジア、「自分の住む惨めな東洋」を強く意識させ、横光に民族意識が目覚めた。長編『上海』はこの“落差”と“汚さ”のショックから構想された[58]。
改造社は横光に「上海紀行」を依頼したが、横光は紀行でなく長編小説を願い出た[5]。改造社社長山本実彦宛書簡で「紀行に書いてしまいますと
材料が盛り上がって来ませんし、たいていの人がそれで失敗しています」と書いている

232 :
谷崎潤一郎の海外経験は生涯に二度、いずれも中国がらみの旅である。最初は大正7年、朝鮮半島から旧満洲を経由して北京、漢口、南京、蘇州、上海、杭州をめぐる2ヵ月の大陸周遊。
「鉄道院のガイドブツクと地図とに拠つて自分の勝手に歩き廻る」ツーリストの旅であり、
作家の「支那趣味」をおおいに満たすものであった。
ついで大正15年、「気に入つたらば一戸を構へてもいいくらゐ」との思いも抱いて航路で直接上海へ。こちらは滞在1ヵ月余、内山書店店主・内山完造を介しての田漢、郭沫若、欧陽予倩ら
「彼の地の若い芸術家連との交際」は、オリエンタリズムに彩られた隣国理解を一変させることになる。
「蘇州紀行」「廬山日記」「秦淮の夜」「西湖の月」「鶴唳」「上海見聞録」「内山完造宛書簡」ほか、紀行文、旅日記からエッセイ、作品、全集未収録の手紙・談話まで、
大谷崎を魅了した「中国」の全貌を1冊に集約
潤一郎ラビリンス6〉異国綺談 (中公文庫)
痛切な芸術上の欲求を“西洋”そのものに求め、激しい西洋崇拝を表す「独探」、漢詩文に詠まれて以来、遊子の心になじみ深い山紫水明の地西湖を舞台にした
「西湖の月」ほか、「玄弉三蔵」「ハッサン・カンの妖術」「秦淮の夜」「天鵞絨の夢」を収める異国綺談集。

233 :
中国や満州を舞台にした小説は戦前にさかんに書かれていたらしいが、戦後、かの国への渡航が制限されていたために、戦後文学にはほとんどない。清岡卓行「アカシアの大連」と堀田善衛の「歴史」「上海にて」、武田泰淳「風媒花」 
「蝮のすえ」は数少ない例外になる。とくに堀田善衛の作は、1945−46年の上海を舞台にしているだけに、横光利一の作とは比較せざるをえない。
 結論からすると、横光の作は、上海という都市の把握において、人物の造詣において、物語の掘り下げにおいて、著しく落ちることになっている。昭和5年前後の不況時期において、上海を舞台にして、共産党崩れの人間の転落と
、彼の地の人民蜂起の状況を書くことは、かなり冒険的なことであったろうにしても、横光の意識はそこにある状況を充分把握しえなかった。彼の知識人にしても、傍観者でしかありえないという状況認識は、おそらく当時の
日本の知識人の限界でもあるはずだった。堀田は理解しがたい事態を前にして、理解しがたいということをそのまま表現しているのだが、とくに中国という国と人を理解しようとする運動があることが、
作品を奥深いものにしている。ともに、中国共産党の地方指導者があらわれるのだが、横光の存在感の希薄な人物と、堀田の奇怪な造形にはきわめて大きい差がある。

234 :
https://odd-hatch.hatenablog.jp/entry/20110906/1315258721
どくろ杯
沢木何某のような、一人であるが故の気楽な旅ではなく、妻であるのか共同生活者なのか敵なのかはかり知れない異性を一人伴い、しかも最貧層の世界を渡り歩かなければならない。
この弧絶というのは、どうにも想像のしかねることで、なにしろ日々の糧を得る金を得るために会社などという
組織にしがみつかないではいられないわれわれとは、精神の芯のあたりにあるものが違うと思われる。そう思いながらも、著者は、自分のことを美化もけなしもせず、傲慢にも卑屈にもならず、な
るほど四〇年もたって回想するとなると、自分のこととはいいながらも、それはほとんど他人のことを眺めているようで、しかし、その心持ちは手に取るようにわかるとなると、書かれた言葉はどこも優れた省察にほかならない。これほどに、切っ先のとんがった
、しかし余裕をもって、澄んだところのある文章というのは、ちょっと他にお目にかかれない。こんなところに登場さすなと言われそうだが、開高健なぞ箸にもかからないのである。

235 :
流れる星は生きている (中公文庫) (日本語) 文庫 – 2002/7/25

藤原 てい (著)

昭和二十年八月九日、ソ連参戦の夜、満州新京の観象台官舎——。夫と引き裂かれた妻と愛児三人の、
言語に絶する脱出行がここから始まった。敗戦下の悲運に耐えて生き抜いた一人の女性の
、苦難と愛情の厳粛な記録。戦後空前の大ベストセラーとなり、夫・新田次郎氏に作家として立つことを決心させた、壮絶なノンフィクション。

236 :
深井 律夫『黄土の疾風

「農村と土を甦らせる」日中両国の農業危機を克服するため、投資ファンドを設立、貧しい黄土高原で村おこしを始めた大塚草児。同じ頃、草児の後見人で飲料メーカーの
社長を務める宮崎善幸は、ライバル社との統合を進めるが、
欧州企業の乗っ取りの標的となっていた…。民族・格差問題、公務員の腐敗、GMO、襲い掛かる外国資本…息もつかせぬ展開で中国農業の今を描く白熱の経済小説。
第三回城山三郎経済小説大賞受賞作

237 :
中国の人口は9割以上が漢民族で構成されているが、漢民族以外に55もの少数民族がいるとされている。そのなかには、ロシア系のオロス族や朝鮮・韓国系の朝鮮族、モンゴル系のモンゴル族などがあるが、日本系の少数民族は中国にはいない。
中国メディアの今日頭条はこのほど、「中国の少数民族にはなぜ大和民族がいないのか」と題する記事を掲載した。
 記事は、古代日本は中国に使者を派遣するなどして、中国の進んだ事物を学ばせていたと紹介。中国にやってきた日本人のなかには中国に残留する人もいたという。
しかし、これらの残留組はその後、漢族と同化してしまったとしている。後に、大量の日本人が中国へ
やって来たのは近代になってからだと指摘しているが、これは満州開拓団のことを指しており、最終的に約32万人の日本人が現在の中国東北部に移住して来たと伝えている。
 しかし、終戦後はそのほとんどが日本へ戻り、一部の女性や子どもが残っただけだと記事は紹介。今では「中国残留婦人」や「中国残留孤児」と呼ばれる彼らは、
その後日本へ帰国するか、中国に留まることを選んで中国籍を取った人もいると記事は伝えた。
 そして、新中国による民族識別工作の際、中国に残留した日本人は約4000人に過ぎず、その多くが中国の生活に溶け込み、もはや日本人としての習慣を失っていたと記事は紹介。
 1つの民族として識別することができなかったので、新中国には大和民族が含まれてないのだと論じた。そのため、中国には日本人の子孫もいるにはいるが、すでに中国人と同化してアイデンティティは失われており、戸籍も漢民族になっているのだと伝えている

238 :
中国は興行収入の桁が違うから離れたくても離れられない
https://eiga.com/news/20200115/5/

【総合】
1「Ne zha」50億1000万元(766億6000万円)
2「流転の地球」46億8000万元(725億4000万円)
3「アベンジャーズ エンドゲーム」42億3000万元(655億7000万円)
4「My people My country」31億4000万元(486億7000万円)
5「The captain」29億1000万元(451億1000万円)
6「Crazy Alien」22億1000万元(342億6000万円)
7「ペガサス 飛馳人生」17億3000万元(268億2000万円)
8「The Bravest」17億元(263億5000万円)
9「Better Days」15億6000万元(241億8000万円)
10「ワイルド・スピード スーパーコンボ」14億3000万元(221億7000万円)

239 :
ブライアン・フリーマントル
1998年2月に発刊された「報復

冷戦が終わって、上司も変わった。チャーリーは新人ガウアーの教育係を押しつけられ、憮然とする。一方、新生ロシアで対外情報部門
のトップに昇りつめたナターリヤは、幼い娘を育てながら組織内の暗闘に耐え、
チャーリーの行方を追っていた。そして北京ではロンドンに情報を送っていたイエズス会士が公安当局にマークされ、彼を出国させることがガウアーの初仕事に。
シリーズ第九作
新人ガウアーは、任務の遂行直前に中国当局に拘束されてしまったが、チャーリーの教えを忠実に守り、獄中生活に耐える。そしてチャーリーは北京行きを命じられた。やったぞ、
現場復帰だ!だが、情報と資料を吟味した彼の目には何もかもが不自然に映っていた。ここでしくじれば、本当に未来はなくなる。
周到な準備を重ね、チャーリーは運命の鉄道駅へ向かう。恩讐と逆転の大団円は。

240 :
第15回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。

中国・グラスルーツ (文春文庫) (日本語) 文庫 – 1986/11/1
西倉 一喜 (著)

著者は、共同通信社時代から55年より1年間、中国の北京語言語学院へ語学研修生として派遣された。そのときの留学体験をもとにまとめられたルポが、本書である。
記者の書いたルポには、ひとつの傾向がある。たしかに、取材した事実をもとに書かれているが、しばしば生きた人間の顔が出てこない。したがって、ルポとしては味けないものが多い。
その点、本書は違う。記者による出色の中国レポートである。 お隣の中国は、昔から日本人の最大の興味と関心をよんできたが、今日の中国の実像を知るのは、容易ではない。
実際、新聞が伝える中国報道の多くは、党や政府の公式発表の域から出ない。つまり、タテマエ報道が目立つ。
ましてや、最近の中国は、当局によって再び外国人との接触が厳しく規制されるようになっている、と著者はあとがきで書いている。たとえば、特派員の外出にはたびたび尾行が付き、一般市民の生の声の取材もままならなくなっているという。
それだけに、中国庶民の生の声を伝える本書は、貴重である。
留学したのが文化革命後の規制の緩かった時代とはいえ、中国語の達者な著者は文字通り中国のグラスルーツに踏み込んで、社会にうごめく庶民の姿を描いているのだ。とくに、感心するのは、イデオロギーをいっさい排斥して、
低いアングルから眺めていることだ。それだけに、生き生きとした庶民の表情と感情が提出されている。

241 :
第17回(1995年) 講談社ノンフィクション賞受賞

逃(TAO)―異端の画家・曹勇の中国大脱出 (日本語) 単行本 – 1995/3/1

合田 彩 (著)

舞台は天安門事件当時(1989年)の中国。主人公は、チベット在住の若き天才画家・曹男。喧嘩が強く、射撃は百発百中という豪快な男だ。
だが、北京で開いた個展がきっかけで、
官憲に追われる羽目になってしまった。愛する日本の女子大生と共に、半年間の逃避行を続けた末に、
ついに中国脱出に成功。スリル満点のジェットコースター・ノンフィクション。

242 :
第13回講談社ノンフィクション賞受賞

蒼氓の大地 (講談社文庫) | 高橋 幸春

日本人であることを一枚一枚削ぎ落とされてゆく一世。多民族国家ブラジルに根を張ろうとする二世、三世。そして四世たち……。
移民の野村峯夫一家が苦闘の末、やがてテーラ・ローシャの大地にゆたかな実りをもたらしてゆく足跡を、たしかな筆力で書きあげた渾身の力作

243 :
候補2009年度大宅壮一ノンフィクション

移民環流―南米から帰ってくる日系人たち (日本語) 単行本 – 2008/11/1
杉山 春 (著)

現在、日本に暮らすブラジル人は約30万人。ペルーも加えた南米出身の外国人登録者数は37万人を超え、中国人や在日韓国・朝鮮人に続く三番目のエスニック集団を形成している。彼らの大半が日系人だが、
日本人社会との交流はきわめて希薄だ。日本からもブラジル人コミュニティーからも見えない存在になっている彼らの実相は
―日本とブラジルの両国で彼らの姿と声を丹念に掬い上げたノンフィクションの労作。

244 :
最新の中国文学の邦訳情報よろしく頼む

245 :
第18回小学館ノンフィクション大賞受賞

北緯43度の雪 もうひとつの中国とオリンピック (日本語) 単行本 – 2012/1/16
河野 啓 (著)

1971年、大陸中国と「ふたつの中国問題」を巡り国連から脱退した台湾。当時の総統・蒋介石は翌年の札幌オリンピックに8人のスキー選手を送る。
この大会に「中華民国」の名を刻めば、中国に傾いている国際社会を再び引き戻せる。そう考えたいわば形勢逆転の「最終兵器」だった。
しかし、メンバーの大半が雪さえ見たことのない未経験者。彼らは、文字通り「へっぴり腰」で、札幌の最大傾斜40度の急斜面に挑んでいく。
札幌後―。政治に翻弄される数奇な人生はその後も続く。オリンピックでの国家名称を巡り米国で裁判を起こす者。
中国に移り住み複雑な心境を吐露する者。台湾という国が宿命のように背負い続けてきた苦難と激しい政治的抗争。それはオリンピックの歴史にも刻まれていた。

246 :
第15回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞作。

北京陳情村 (日本語) 単行本 – 2009/2/26
田中 奈美 (著)

「中国共産党へのクレーマー」大集合!
五輪で沸き立った中国北京に、土地の強制収用、冤罪、役人の腐敗などを中央政府に訴えるために、
中国全土から「陳情者」が集まった村がある。解決率わずか0・2%の「陳情制度」に
命を賭けた彼らの姿を、女性ルポライターが追う。
「陳情者たちが隅に追いやられて、静かに『発狂』していく様が仄見える」(選考委員・桐野夏生氏

247 :
候補2016年講談社ノンフィクション賞

満洲難民 三八度線に阻まれた命 (幻冬舎単行本) | 井上卓弥

一九四五年八月九日ソ連参戦。ソ連軍の侵攻から逃れるために、満洲国首都・新京から朝鮮北部の郭山という小さな町に疎開した一〇九四名の日本人。
足りない食糧。厳しい冬。人々は飢えと寒さ、伝染病に苦しみ、子どもたちは次々と命を落とす。
朝鮮北部を掌握したソ連軍は日本人の移動を禁止し、本国・日本からも救いの手は差し伸べられない。「このままでは死を待つだけ。なんとしても日本へ」―ついに決死の脱出行が始まった。
本土終戦の日から始まった地獄のような難民生活。なぜ彼らの存在は黙殺されてきたのか?「戦後史の闇」に光を当てた凄絶なノンフィクション。

248 :
私の西域、君の東トルキスタン (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2011/1/28
王 力雄 (著), ワン・リーション
殺劫-チベットの文化大革命(集広舍刊)』のツエリン・オーセルの夫、2010年ノーベル平和賞・劉暁波の畏友、中国民主化の鍵を握る著者が、「国家機密窃取」の容疑で入獄などの艱難を乗り越え、9年の歳月をかけて新疆ウイグル人の内心と社会に迫った必見の書。
台湾での出版に次ぎ、世界に先がけて日本語版刊行。 (日本の読者へ 日本語版序文より) 私から見れば、2009年のウルムチ事件は端緒にすぎない。現在のところ、新疆の情勢は落ち着きを見せているが、
これはただ弾圧によるもので矛盾は解決されず、怨恨はむしろ強まりそのエネルギーは、蓄積しつづけ、将来爆発するときはさらに激烈になるだろう。
〈本書 解説より〉中国で混乱が拡大すれば、隣国の日本も無関係でいられなくなる。王力雄が、新疆ウイグルの民族対立がイスラエルとパレスチナのような出口の見えない
民族紛争になると再三再四警鐘を鳴らしていることを傍観すべきではない。王力雄に限らず、新疆ウイグルは中国の火薬庫と呼ばれている。
それが「パレスチナ化」にさえなり得ると警告した本書は、日本人にとっても見過ごすことはできない

249 :
東トルキスタン共和国研究―中国のイスラムと民族問題 (日本語) 単行本 – 1995/12/1
王 柯 (著
第18回(1996年) サントリー学芸賞・思想・歴史部門受賞

250 :
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/250158
http://archive.is/Io5zJ
井波律子氏死去 「三国志」研究で知られる中国文学者、76歳
2020年5月18日 11:33
「三国志」の研究で知られる中国文学者で国際日本文化研究センター(京都市西京区)の
名誉教授、井波律子(いなみ・りつこ)氏が13日午後8時2分、肺炎のため京都市内の病院で死去した。
76歳。富山県生まれ。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は夫で中国文学者の陵一(りょういち)氏。
小学生の頃に京都に移り住み、京都大大学院文学研究科博士課程を修了。
京大助手や金沢大教授などを経て、1995年に日文研教授に就任した。
中国の歴史書や小説、詩など古典文学を幅広く研究し、「三国志演義」など翻訳も多く手掛けた。
中国の古典小説を読み解いた「トリックスター群像」(筑摩書房)で2007年に桑原武夫学芸賞を受賞した。
著書に「三国志演義」(岩波新書)、「論語入門」(同)、「一陽来復」(岩波書店)など多数。
女性作家の文学作品を対象にした「紫式部文学賞」(宇治市など主催)の選考委員を務め、15年に京都市文化功労者。
07年には京都新聞の朝刊1面でコラム「井波律子の一日一言」を1年間連載し、
「中国名言集 一日一言」(岩波書店)として刊行された。本紙コラム「天眼」の執筆を14年から担っていた。
今年3月に転倒で頭を強く打って入院していたが、肺炎を併発したという。

251 :
上海時代―ジャーナリストの回想〈上〉 (中公文庫) (日本語) 文庫 – 1989/3/1
松本 重治
満州事変後の排日抗日の風潮の中、聯合通信上海支局長として中国へ赴いた著者は、日中戦争勃発をはさむ6年間、
上海を舞台に取材、報道にあたった。その間、中国を始め、
内外の政治家・外交官・財界人・ジャーナリスト等との多彩な交友を通して、日中正常化・和平への実現に尽力した。
日中外交折衝の渦中にあった著者が、
40年来の情熱をこめて綴った歴史の現場からの証言。日本エッセイスト・クラブ賞受賞
西安事件の独占スクープとして世界を激震させる
1936年(民国25年)12月12日に中華民国西安で起きた、張学良・楊虎城らによる蒋介石拉致監禁事件。
中国では西安事変と呼ばれる。
事件収束に至る真相の詳細はいまだ不明だが、この事件によって、その後の共同抗日と国共合作が促されたとされる。
日米開戦に関する近衛の役割を「救済」する事を通じて、自己の歴史的役割を正当化しようとするもの」という批判がある

252 :
講談社ノンフィクション賞受賞
『小蓮の恋人 新日本人としての残留孤児二世』井田真木子
内容紹介】中国人として生まれ、新日本人として生き始めた残留孤児二世の若者たちの、恋と帰郷と家族をめぐる物語。
「ここ以外ならどこへでも―」死と隣り合わせにいるような貧しい農村を後に、小蓮たちは日本に来た。
中国では残留孤児の母ゆえに日本鬼と呼ばれ、日本では「中国人」といじめられた。
それでもなおこの国での将来を模索する小蓮の中国帰郷を中心に、戦後日中の実像を描く。

253 :
『中国〜12億人の改革開放』は1994年10月から1995年8月にかけて
NHK総合テレビの「NHKスペシャル」
https://www.youtube.com/watch?v=rhRu8twe8F0
第1集 総設計師 ?小平(1994年10月9日)
第2集 上海ドリーム(1994年11月13日)
第3集 出稼ぎ少女たちの旅路(1994年12月18日)
第4集 正義は人民法院に在り(1995年1月8日)
第5集 広州青春グラフティー(1995年2月12日)
第6集 さらば黄土の大地(1995年3月12日)
第7集 新疆カザフ国際列車(1995年4月30日)
第8集 瀋陽 国有企業の冬(1995年5月14日)
第9集 今日的人民解放軍(1995年6月18日)
第10集 福建発ニューヨーク行き(1995年7月9日)
第11集 巨龍はどこへ行く 〜超大国への条件〜(1995年9月10日

NHKスペシャル「巨龍中国
https://www.youtube.com/watch?v=BvdzVBU5amk

254 :
王震は進駐したとき、ウルムチでこう演説した。「私たちが新疆にきた目的は侵略ではなく、新疆で社会主義を行うためであり、それが終われば戻る」と。
宣伝ステッカーにも、「われわれは新疆に与えるために来たのであり、目的は社会主義の建設だ。社会主義を作り終わったら、撤兵する」と書かれていた。
 新疆建設兵団を造るのを見て、定住かと疑い、51名の連隊長以上の高級将校が秘密裏に会合を開いた。これが漏れて全員が逮捕された。
1952年に東トルキスタン解放連盟が組織されたが、当時新疆主席兼新疆軍区司令官のサイプディンが摘発し、三区革命と全新疆の運命を彼が中国共産党に売り渡した。
いまでも7割以上のひとがサイプディンを非難している(279ページ)。
 1990年にアクトゥ県バリン郷で農民蜂起が起きた。政府はこれを鎮圧するために、戦車やヘリコプターを出動させた。
小さな郷に5〜6万の軍隊を派遣し、全新疆で臨戦態勢を取った。一つの郷がつぶされ、生き残った者はごくわずかだ。きっかけは産児制限だ。
政府はそれを強制し、注射を打って流産させたりした。バリン郷の農民蜂起は宗教者を中心とした行動で、
彼らはアクス、ホタン、カシュガル、ウルムチで同時に蜂起しようとした。彼らは1990年のラマダンの17日目、予言者ムハンマドの従兄弟アリーが暗殺された日の
一斉蜂起を計画していた。バリン郷事件の後、1年に3〜4回は事件が起きた。政府と関係の良い郷長が暗殺されたり、どこかのモスクでアホンがクルアーンでは産児制限を呼びかけていると聞いて、そのアホンを暗殺した。
1995年、ホタンで東トルキスタン・イスラム党が設立された。その第1の任務は「橋落とし」であり、政府と少数民族の橋渡しをしている人、民間の事情を政府に報告している裏切り者を皆殺しにする、
橋落とし作戦だ。1997年2月7日にグルジャで武器を持たないことを示すために、シャツだけのデモ行進が行なわれたが、翌日全員逮捕された(290〜291ページ)。

255 :
馬仲英の逃亡 (中公文庫BIBLIO) (日本語) 文庫 – 2002/4/1
スヴェン ヘディン
地理調査のためゴビ砂漠を越え西へと向かったヘディン一行は、新疆で馬仲英率いる
東干軍による反乱に巻き込まれる。戦乱の西域を舞台に繰り広げられる生死を賭けた冒険の記録。『さまよえる湖』へと続く、西域自動車遠征隊三部作の第一部

ドンガン人(東干)は、主に中央アジアのカザフスタン、キルギス領内のフェルガナ盆地に居住する
中国系ムスリム(イスラム教徒)の民族。トゥンガンとも

256 :
トゥンガン
中国,甘粛省・新疆ウイグル自治区などに住む回族(イスラム教徒)を指す東トルコ語起源の名称。漢字では東干。中国語を話すので〈漢回〉ともいわれる。
この名称は18―19世紀の東トルキスタンのトルコ人,ロシア人やヨーロッパの旅行者の間で用いられた。現在では宗教的慣習以外は漢化している。
清末には1862年―1863年の陝西から甘粛に及ぶ漢族との衝突,1864年以降の新疆におけるウイグル人と一緒の反乱があったが,1931年―1934年,
新疆で馬仲英の率いた反乱軍はやがてトルコ系ムスリムと敵対するにいたった

漢回ともよび、これに対してウイグル人イスラム教徒を纏回(てんかい)という
現在では回族、回民とよばれる
現在では宗教的慣習を除き,言語その他の生活習慣は完全に漢化しており,容貌も漢族と区別しがたい

壮士、荒野を駆ける
著者名:胡桃沢耕史
中国大陸を舞台にした壮大なロマンあふれる物語
昭和八年六月、はてしなく広がるゴビ砂漠の中、西域に向かう東干(トンガン)の騎馬武装兵の一隊があった。その中に、
妙齢な女性と醜男の兵士という日本人が一組。それが、中国辺境に日本勢力の楔をうち込むために、東干民族を率いる馬長英に嫁ぐ由利とその護衛の佐藤上等兵だった…。
 軍の密命を帯びた日本人男女、その苛酷な三月余の旅を雄渾に描いた「東干」など、中国大陸に材をとった、中篇3作品を収録。

・東干(トンガン)
・大別山日報(ターピエシヤンエルパオ)
・易水

257 :
回教から見た中国―民族・宗教・国家 (中公新書) (日本語) 新書 – 1993/4/1
張 承志 ちょう しょうし
中国回教徒は、唐の時代、アラブ、ペルシアから来華した人々に源をもち、軍事、商業に活躍した元の時代、厳しい弾圧に激しい
宗教戦争を戦った清の時代、抗日戦争で日本の西方進出を阻止した民国時代、
階級闘争と民族解放にゆれる現代と、中国史の重要な鍵となってきた。故郷を失い、母語を失い、血縁と信仰を自らのアンデンティティとして
中国文化の海の中を生きつづけてきた回族の運命に、中国の国家体制と宗教信仰の根幹を問う。

馬家軍(ばかぐん)は1949年まで甘粛、寧夏、青海地域を支配していた一族の軍閥。一族のほとんどが姓が
馬の甘粛省河州(現臨夏回族自治州)出身で、中国のムスリムたる回族である
清末の回教反乱の中から出で、辛亥革命の混乱の中で政府側に回り、同じ回教徒の血を踏みつけて高官の座に昇った側面がある。この事から、回民社会では彼らのことを
「回回の血で、やつらの官吏制帽の真珠を赤く染めた」と伝えられている。
馬家軍は一貫して勢力維持に努め、中国国民党と手を組み、勢力内に侵入してきた中国共産党の西路軍や日本軍と戦った。国共内戦では国民党に味方し共産党軍と戦い、
敗色が濃厚になると馬鴻賓が投降し、馬歩芳と馬鴻逵が国民党と共に台湾へ逃亡した。

258 :
コータンの廃墟 (中公文庫BIBLIO) (日本語) 文庫 – 2002/9/1
マーク・オーレル スタイン

中央アジア探検の巨人スタインによる第一回遠征の旅行記から最も興味に富む部分を訳出。
天山南路コータン付近の砂漠に埋もれた遺跡を発掘調査し、古代文書や仏像、陶器、貨幣など多くの貴重な遺物を発見する

1900年、東トルキスタン地域へ第1回の探検旅行に出発する。新疆省を探検し、ホータン近郊のニヤ遺跡を発掘調査した。1904年1月には、
インド古跡調査局(Archaeological Survey of India)入りをしている。1906年には第2回の探検を行い、敦煌の仏画・仏典・古文書類、いわゆる敦煌文献を持ち帰った

259 :
中央アジア探検史 (日本語) 単行本 – 2003/10/1

深田 久弥

なんといっても中央アジアという言葉には魅力があって、他の名称がまったくこれに代わることはないだろう。その言葉のなかに、夢があり、謎があり、冒険があった。
中央アジアと聞いただけで、荒涼とした砂漠や、氷雪をいただいた高山や、羊を追う遊牧の民や、長々と続いたキャラバンの列を思い起こす…。中央アジアの自然と人に深い愛着をもった著者が、学殖を傾けて書き下ろした名著。

260 :
砂の海―楼蘭・タクラマカン砂漠探検記 (新潮文庫) (日本語) 文庫 – 2000/11/1


椎名 誠

261 :
本書収録「楼蘭」冒頭
往古、西域に楼蘭と呼ぶ小さい国があった。この楼蘭国が東洋史上にその名を現わして来るのは紀元前百二、三十年頃で、その名を史上から消してしまうのは同じく紀元前七十七年であるから、
前後僅か五十年程の短い期間、この楼蘭国は東洋の歴史の上に存在していたことになる。いまから二千年程昔のことである。
楼蘭の紹介者は、漢の武帝の頃西域に使し、その功に依って博望侯に封ぜられた有名な冒険家張騫(ちょうけん)である。

本書「解説」より
『楼蘭』は、昭和三十三年七月に発表されたが、井上氏はこの作品で、始めて西域に寄せる夢の中核の部分にはいりこんだのである。
これはスウェン・ヘディンの『彷徨える湖』から材を獲(え)ている。ヘディンがロブ湖畔に掘り出した若い女のミイラから、氏はかつてのオアシス国家楼蘭で、自殺した美しい王妃を仮構した。
この美しい貴女のイメージは、氏の現代小説、時代小説を通じて繰返し現われ、後に『敦煌』において、もっと具象化されて、城壁から身を躍らせて死ぬ回鶻(ウイグル)の王族の女となる。
――山本健吉(評論家)

262 :
1、「楼蘭」(昭和33年発表)…シルクロード交易開始以前の前漢代以前に西域の要衝に存在し、漢や匈奴や鮮卑といった強国に劫掠され続けた小国楼蘭の興亡を描く雄大な歴史叙事詩。
楼蘭はロプ・ノールの1500年周期の移動と共に、南の'善へ移動するが、やがて中国六朝の劉宋の元嘉22年(445)、
北魏の太武帝によって滅ぼされた。遥か下がって1927年、スウェン・ヘディン62歳の折の探検に於いて、1500年ぶりに漢代楼蘭の故地に還りつつある
ロプ・ノールと共に発見され、その探索に伴い発見されたミイラ、「楼蘭の美女」が出土する。その模様はヘディンの『彷徨える湖』に詳しい。

2、 「洪水」(昭和34年作)…三国時代の直前、後漢の献帝の末、西域に屯田する為クム河河畔に到った索'(さくばい)は、増水した沙漠の大河に遭遇するが、此れを邪霊と見做して全軍を突撃させ、
河を鎮め勝利を得た。此れによって一時に彼の名は揚がるが、漢への凱旋の途次、沙漠を覆い尽くす大洪水に遭遇してしまう。北魏に成立した地理書『水経注』に材を採っている。

3、「異域の人」(昭和28年作)…『後漢書』班超伝に取材した、西域都護班超の一生。父班彪、兄班固、妹班昭という、文人の一族に生まれながら、過酷な環境と、反服常ならざる胡人の蟠踞する西域へ自ら赴いた。
その勇猛果敢と大度量で30数国を平定するが、齢70を過ぎて洛陽へ生還した直後に没し、後任の任尚は数年を持ち堪えず、遂に後漢は西域を放棄するに到る。

4、 「狼災記」(昭和37年刊)…秦の蒙恬麾下の部将、陸沈康は、陰山山麓の長城北塞の最前線に駐屯していたが、吹雪を避ける為立ち寄った集落で、カレ族の女を6夜抱く。
7夜抱くと狼に化身する、という女の戒めを破り、遂に獣に身を落とすが、数年後出会った旧友張安良に出会い、一時的に人の心を取り戻し、いきさつを語った後、再び獣の心に取り込まれ、友に牙を剥く。

263 :
5、 「羅刹女国」(昭和40年刊)…インドの南海上にあるという宝州には500人もの羅刹女が棲み、
難破して漂着した男達と1000日二心無く添い遂げれば人間の女に なれるという。ある日大船が漂着し
、男達は羅刹女とは知らず暮らし始めるが、二心を起こした男は食い殺されていき、再建した船が出航する日の1000日を迎える頃は、既に僅かな生存者になっていた。
そんな中、男たちの頭目は、羅刹女達の正体を知ってしまう。

6、 「僧伽羅国縁起」(昭和40年刊)…『大唐西域記』に記されている獅子国(セイロン)の始祖説話。虎に嫁いだ王女は男女を設けるが、或る日虎の許を去る
。怒り悲しんだ虎は民を襲い始めるが、虎の息子は、父を退治する事を決意し、それを遂げる。

7、「宦者中行説」(昭和40年刊)…前漢の文帝に仕えた宦官、姓を中行、名を説が、匈奴への公主降嫁に同行するよう命じられた時、私は必ず漢の仇になる、と予言した。
果たして中行説は北地で重んぜられ、彼もまた中国の皇帝と同じ様に匈奴の単于に忠実に仕えた為、匈奴の勢威は多いに盛んになるに及んだ。

8、 「褒'の笑い」(昭和40年刊)…周の幽王に寵愛された傾国の美女、褒'の物語。暗愚な王に寵される絶世の美女は決して笑わなかったが、ある時敵軍侵入を告げる烽火台に火が灯り、人々が大混乱する様を見て微かに笑った。
王はその笑顔を見たさに偽りの烽火を幾度も上げるが、遂に将兵は誰も動かなくなった。ある時本当に反乱が起こるも誰も烽火に応ぜず、遂に王宮に兵火が及ぶに至って、褒'は激しく笑い始める

264 :
9、 「幽鬼」(昭和34年刊)…明智光秀は亀山城より老ノ坂を越え、遂に本能寺で主君信長、信忠父子の弑逆に成功するが、疲労で混濁する彼には、先年騙し討ちの形で一族諸共討滅した、
丹波の豪族、波多野秀治の侍達が追ってくる幻影が絶えず見えていた。謀反を起こした彼の打算は外れ、山崎の合戦に破れた後、雨の中を近江へ落ち延びて行く。

10、 「補陀落渡海記」(昭和37年刊)…海を渡れば観音浄土へ達するという補陀落信仰が篤い、紀伊国熊野浜ノ宮の補陀落寺住職金光坊は、自らの渡海の時を迎えるが、先立って渡海した過去の住職達とは違い、
釈然としない死への覚悟に懊悩していた。渡海する日が近づくにつれ、過去の渡海者達それぞれを回想し、
彼等に近づかんが為に暗澹とするが、心構えが定まらぬ儘に船出した時、金光坊は激しく生への希求を感じた。上人、上人と周囲から担がれるが儘にして、心ならずも入水せざるを得ない事への深い苦悩が刻み込まれた名篇。

11、 「小磐梯」(昭和37年刊)…明治21年7月15日の、会津の磐梯山の噴火の際、偶然山頂直下にいながら生還を果たした地方官吏の回想。

12、 「北の駅路」(昭和27年刊)…著者の許へ突然郵送されて来た、著者不詳の江戸中期頃の東北地方の宿駅を描いた旅絵師の抄本『日本国東山道陸奥州駅路図』。後日送り主より、抄本に関わる自らの人生を告白する書簡が届けられた。

265 :
新編 黄山仙境―久保田博二写真集
(同時代ライブラリー) (日本語) 新書 – 1991/5/15

久保田 博二 (著)

中国の黄山は、天下第一の奇山として名高い。古来、道士たちの修業の場となり、また李白をはじめとする幾多の詩人・文人を魅了して来た。
その怪石・奇松・雲海がくりひろげる神秘的な美の世界を見事に捉えた写真集。好評を博した『黄山仙境』を増補新編集。

266 :
新編 桂林夢幻―久保田博二写真集
(同時代ライブラリー) (日本語) 新書 – 1990/11/15

久保田 博二 (著)

無数の奇峰と〓江(りこう)の美しさ、いつの世も詩人や画人たちの魂を魅了しつづけた桂林の風光。
その超現実的なまでの荘厳さと、東洋そのものを象徴するかのような世界をあますところなく捉えた写真集。
高評を博した『桂林夢幻』を増補新編集

孤立し、閉されたまま、この国はどこへ行こうとしているのか。「世界には羨むべきものは何もない」と豪語する「楽園」国家・北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)。
いま、次代の「首領」にゆだねられたこの不思議の国の真の姿を、国際写真家集団“マグナム”唯一の日本人・久保田博二のカメラが明らかにする。著名な朝鮮・アジア研究家
ブルース・カミングスの序文を付した第一級の客観資料として、不透明なこの国の明日を占うのに、必見必読の一冊。

今、三十八度線の北で何がおきているのか。朝鮮民主主義人民共和国での足かけ10年、8回におよぶ長期取材を集大化した
衝撃のフォト・ルポルタージュ!政治、思想、生活、経済活動、自然など、
世界初公開の写真が三十八度線の北の真実を明らかにする。

先進7カ国の中で穀物自給率が最低の日本、人口が毎日4万5千人増えているインド。
世界の人口の60%が住むアジアは、食糧を自給してゆけるのか。アジアの様々な食の風景と、背後に潜む問題を写し取る。

267 :
台湾海峡一九四九

龍 應台、 | 2012/6/22

抗日戦終了後、休む間もなく国共内戦に投入され、最後は国民党軍の撤退
とともに台湾へ逃れてきた軍人とその家族たち。南洋にあった日本軍の捕虜収容所で監視員を務め、
戦後、戦犯として裁かれた台湾人。たまたま隣の島へ荷物を届けて、海域を封鎖された漁師―。
 本書は、あらがえない時代の流れのなか、限られた運命の選択肢に自らを賭し、必死で生き延びてきた人々の姿を、
当時の日記や史料をもとに丹念に描いた歴史ノンフィクションである。と同時に、これまで語られることのなかった敗者≠フ声を真摯に汲み上げた記録文学でもある。
 「世界で最も親日的な国」といわれる裏にどんな事情があるのか、
独立か統一か現状維持かで常に揺れ動く背景に何があるのか。東アジア全域を舞台に、台湾随一のベストセラー作家が満を持して放つ歴史大作

268 :
中国妖艶伝
海音寺潮五郎
 中国の春秋時代、楚の国に希代の美女夏姫が連れて来られたとき、すでに四十歳になろうというのにたちまち楚王を魅了した。大夫の巫臣は王をいさめたのだったが。
その行くところ必ず不幸と禍いのたねになる美貌の女を描いた中篇「妖艶伝」。他に「蘭陵の夜叉姫」など著者得意の中国古代を舞台にした八作品。

「海音寺潮五郎=史伝のヒト」というイメージが強くて、「小説家」という側面ってあまり知らなかった。
 「妖艶伝」が夏姫、「魚腹伝・中国剣士伝」が専諸、「[車欠]候夫人の時代」が呂后、「美女と黄金」が呂不韋、
「天公将軍張角」が張角(まんま)で、後4作は海音寺氏の創作(と思われる)。
原作ありも創作ものも楽しんで読める本というのは、案外無いんだよな。
 原作ありものは、中国史ものを結構読んでいる身としてはいずれもよく知っている人物なんだけど、それぞれがかなり独自の脚色をしていて、
それがボクには楽しめる脚色なので、純粋に歴史小説として楽しめたです。『夏姫春秋』のような理想の女性像のような夏姫でなく
、ひたすらかっこよい専諸であり、呂后は史伝ぽいので除外して、権勢欲のない呂不韋や張角であり、
いずれも「徹底して善」「徹底して悪」として書かれる人物を、人間界に戻して描いているように見える。
 創作ものは、そこから一歩進んで、滑稽なんだけど田舎くさくないというか、洗練されている訳じゃないんだけど、土くささがないというか。「遙州畸人伝」はラストがかっこよくて「映像で見たい!」
と思えたし(実際中国映画にされそうな内容だけど題材は鹿児島なんだよな)、「鉄騎大江を渡る」も「崑崙の魔術師」も妙に説教臭い(笑:褒め言葉)内容だし、「蘭陵の夜叉姫」は妙にファンタジックだし。
 なんだろう、いわゆる史伝での海音寺節は「[車欠]候夫人の時代」くらいでしか味わえないんだけど、「こういう小説を書くんだぁ」という新鮮な味わいがあったです

269 :
『氷山上的来客』(1963年)
長春映画制作所によって制作・発行されたもの。監督:趙心水
「花はなぜこんなに赤いのか?」・・・・・・アミルさん、突き進もう!
現代の戦闘生活を反映した映画の中で、『氷山の来客』はその新鮮な題材とユニークな芸術的表現で
観客たちから大歓迎された。映画は真偽2人のグランダムさんと兵士アミルさんの愛情関係を大切な懸念として、
人をうっとりさせるように国境地域の軍隊と人民の紆余曲折した、スリリング・サスペンスな対スパイ戦を描いたものである。
それは濃厚な民族色と叙情的なものを溶け込ませ、叙情的かつ迫真的な形で中国北西部国境地帯の美しい風景とタジク族人民の民俗を再現している。
優れた映画音楽家の雷振邦氏が映画のために書き上げた主題歌「花はなぜこんなに赤いのか?」はたちどころ国じゅうに広く伝わり
、愛情を歌った歌のレパートリーに組み込まれることになった。
中国初新疆を取り上げた映画。テレビのない時代、移動も自由にできない時代、スクリーンから見る新疆は新鮮でしたし、
映画のストーリーもよく出来たので、大きく成功しました。
特に新疆風の歌も映画に新鮮な風を吹きいれた。現在も歌はリメークされ、しばしばテレビで聴くことができる。
しかし、映画の成功と裏腹に、この後起きる文化大革命で映画製作陣ほぼ全員が大きな被害を受けることになる。
映画の題材が問題化され、プロデューサーは自殺、監督は被害受け海外移住、主演俳優の苦労もかなりあったそうです
新疆ウイグル自治区の辺境駐屯地を舞台に 部隊が女スパイを見破り殲滅する,というストーリー。
映画の中で本曲は3カ所の重要なシーンにおいて歌われるそうですが, いずれも辺境防衛にあたる兵士の恋心に微妙に絡む場面であり,
要所要所であらわれる本曲のメロディはストーリーの進行度とあいまって,
歌われるごとに人々の心に深い印象を与え,1963年のオンエア直後から爆発的にヒットしたといいます。
そして,「花児為什麼這様紅」は,その映画の舞台である新疆の少数民族の一つで, 主にパミール高原東部に居住する塔吉克(タジク)族の舞曲を題材として, 当地の民謡風にしあげてあります。
で,「花児為什麼這様紅」を曹元?が発展させて二胡のソロ曲にしたてたのが 「花児紅変奏曲」(緯級相当)です。
別名「牧羊女」

270 :
司馬遼太郎
ペルシャの幻術師」ペルシャ高原の町メナムは、大鷹汗ボルトルに率いられた蒙古軍の支配を受けた。
メナムの美姫・ナンはポルトルの求愛を受けていたが…。
「戈壁の匈奴」1920年、英国の考古学者で退役軍人が戈壁(ゴビ)の南で、一個の玻璃の壷を見つけた…。「

271 :
イギリスの考古学境界に所属する退役大尉がひとつの玻璃の壺を、寧夏の西で見つけたところから空想がはじまる。
チンギスカンは少年の頃、チャオルベという青海のウイグルの商人から、
西夏の女こそ、世界でいちばんうまい、ということを聞く。
「この時代、この沙漠民の人生は、ものとおんな、この二つへの強烈な執着で成立っていた。」
「女さえあれば、この男たちの集団は走った。この集団の頭目になる視覚は、これまたたった一つしかない。
性欲と好戦欲と略奪欲の人一倍激しい男、こういう男にのみ安心感が置ける」
テムジンは仲間に西夏の女の話をし、小さな軍隊をもつ。そして西夏を城を攻める。しかしテムジンは文明にはじめて接し、その強さを思い知り、撤退する。

「人工の音律のあることを知らない」鉄木真たちの兵に対し、
西夏は美しい竪琴や笛の調べを奏で、それに聞き惚れている間に奇襲し撃退したという記述もありました。

テムジン『そこには女がいる。白い肌、豊かな胸、くびれた腰、女とはそうしたものを云うのだ。わしの馬についてきたければ一人に二十人の仲間を語らえ』

チャオルベ『テムジンよ、世界の女で、どこの女がうまいか知っておるか』
テムジン『ではどこの国の女がいいのだ』
チャオルベ『それは』
チャオルベは一段と声を低め、テムジンの耳に囁いた。
チャオルベ『西夏の女だ』
その皮膚、匂い、顔、からだ、チャオルベは精妙に描写しながら、西夏女の匂やかな像を青年の脳に刻ませた。
チャオルベ『テムジン、お前は、生涯、犬より下等な蒙古女を相手に暮らすか』
テムジン『いや暮らさない』
チャオルベ『いい料簡だ。世界の女を知ることは、世界を征服することだ。どうすればそれができるか知っているか』

272 :
西域 探検の世紀
(岩波新書) (日本語) 新書 – 2002/3/20
金子 民雄 (著)

20世紀初めをピークに,楼蘭・敦煌など,各国の探検隊による発掘・発見が相次ぎ,世界の注目を集めていた西域は,同時に,英・露2大帝国が演じる熾烈な勢力争い,
「グレイト・ゲーム」の舞台でもあった.日本から発掘競争に挑戦した本願寺大谷探検隊も,知らないうちに渦中に巻き込まれていく.新資料で描くシルクロード探検の裏と表.


カシュガール滞在記―別世界との出会い〈3〉
(別世界との出会い (3)) 単行本 – 2007/11/1
マカートニ夫人 (著
一八九八年、カシュガール英国代表の夫に嫁いで以来十七年間、中央アジアの沙漠と草原の地で現地の人々と交わり、
三人の子を育てた夫人の体験記。冒険心と好奇心に富む英国女性ならではの記録

273 :
 ウイグル人独立運動の目標は「東トルキスタン」建国だ。地理的には中国新疆(しんきょう)ウイグル
自治区と重なるが、東トルキスタンとはどういう概念か。
 19世紀末、英国で発行された地図を見ると、清朝が統治する新疆省は「イースタン(東)トルキス
タン」と表記されている。その西側は「ロシアン・トルキスタン」となっている。
このころ帝政ロシアは中央アジアを次々に占領し、タシケントにトルキスタン総督を置いた。これが
ロシアン・トルキスタンである。現在はウズベキスタン、タジキスタン、キルギスなど中央アジア諸国として
独立しているが、それはソ連が崩壊した後のことだ。
カシュガルではロシアと英国が情報戦の火花を散らしていた。帝政ロシアは、ロシアン・トルキスタンを手中に収めた後、新疆から南下して英領インドを攻略するチャンスをうかがっていた。
英国のほうも拠点のインドから北進してチベットを勢力圏に入れ、さらにその北のカシュガルでロシアの
動きを探っていた。新疆は英露「グレートゲーム」の舞台だった。
日露戦争が起きた。敗北したロシア軍は新疆進出を放棄した。影響はそれだけではなかった。ロシア
が日本に敗れたという大ニュースが新疆に伝わると、ウイグル人は、ロシアも清国も怖くないという空気に
なった。
イスラム教徒の暴動が多発するようになった。ウイグル人は、自分たちと同じイスラム教で、民族的にも
近いトルコへの一体感が強まった。東トルキスタン独立運動の源流をたどると日露戦争がある

274 :
ヤングハズバンド伝 激動の中央アジアを駆け抜けた探検家
(日本語) 単行本 – 2008/11/11
金子 民雄 (著)

十九世紀半ば、南下政策をとりはじめた帝政ロシアとインドを支配する英国政府とが、中央アジアの利権をめぐって覇権争いを繰り広げ、いわゆる<グレイト・ゲーム>が始まった。
本書は、この<グレイト・ゲーム>の最も重要なプレーヤーの一人で英国の軍人・探検家、フランシス・E・ヤングハズバンドの生涯を描いた初の評伝である。
 現在、テロが頻発するアフガン=パキスタン山岳地帯やインド北西部国境のみならず、紛争の続く新疆やチベット情勢も、
当時、ヤングハズバンドが主導した外交政策や軍事使節の歴史的な背景を知らない限り、正しく理解することは難しい。
 マルコ・ポーロ以来の<シルクロード>横断に賭けた青春時代から、紛争の絶えないカラコラム、カシミール、チベットを駆け巡り、
虚々実々の駆け引きを繰り広げた軍人時代を経て、エヴェレスト遠征に情熱を傾け、神秘主義思想に傾倒した晩年に至るまで、
残された日記と膨大な資料をもとに、ヤングハズバンドの足跡を丹念に追い、彼の生きた激動の時代を浮き彫りにする力作。

275 :
1996年。。。サントリー、思想歴史
王 柯(おう か)
『東トルキスタン共和国研究 ―― 中国のイスラムと民族問題』

直接には、1930年代から40年代にかけて発展した新彊ウイグルの東トルキスタン民族独立運動を扱っている。しかし、現代中国の民族問題やイスラム文化のあり方にも視野が及ぶスケールの大きな著作である。
中国語・日本語・ウイグル語・カザフ語などで書かれた未公刊の手紙や文書を駆使し、われわれと変わらぬ達意の日本語で研究成果を公にした。
未開拓の中央アジア地域文化研究を主に中国との関係で切り開いた意味は大きい。
 また、戦前の日本陸軍特務機関の新彊における活動を明らかにした点も高く評価される。いわゆる満蒙における日本の「特殊権益」については従来もよく知られてきたが
、帝国陸軍は新彊についてもロシア勢力の伸張が日本の満蒙利益を脅かすという認識から「生命線」のように考えていたらしい。ロシア、中国、日本の角逐のなかに
、地元の民族運動の展開が立体的に浮かび上がる。昭和史や日中関係史の研究にも大きく寄与するだろう。盛世才や呉忠信やイリハン・トレといった政治冒険家たちの活動の描写も文学のように楽しめる。
東トルキスタン民族独立運動における「二番住宅」、アルタイ・カザフ民族解放運動における「白い部屋」と「青い部屋」といった謎めいたソ連機関の存在を絵解きする技量も鮮やかである。
 ソ連と中国のパワーポリティクスの谷間で呻吟したウイグル人などムスリム諸民族の苦悩は、今にいたるまで深い。
それを漢民族出身の著者が描き出すのも、容易なことではなかったに違いない。21世紀の初頭は、中国の動向が日本や世界に衝撃を与えるだろう。
日本の論壇と学界は、内陸部から起こる複雑な民族問題とイスラム社会運動の性格について分析できる本格的な学者が生まれたことを喜ぶべきだろう。

276 :
辺塞詩ヘンサイシ
漢詩で、辺境の地の事物や生活を題材とした詩。辺境に出征した兵士の情や残された家族の悲しみを詠じる。
中国の盛唐期に、山水詩と並び盛んになった。
王昌齢、高適(こうせき)、岑参(しんじん)、王之渙、崔?(さいこう)、李頎(りき)、王翰(おうかん)らが名高い。

277 :
わたしたちが孤児だったころ
(ハヤカワepi文庫) (日本語) 文庫 – 2006/3/1
カズオ イシグロ

上海の租界に暮らしていたクリストファー・バンクスは十歳で孤児となった。貿易会社勤めの父と反アヘン運動に熱心だった美しい母が相次いで謎の失踪を遂げたのだ。ロンドンに帰され寄宿学校に学んだバンクスは、両親の行方を突き止めるために探偵を志す。
やがて幾多の難事件を解決し社交界でも名声を得た彼は、戦火にまみれる上海へと舞い戻るが…現代イギリス最高の作家が渾身の力で描く記憶と過去をめぐる至高の冒険譚。

278 :2020/06/18
中国では、生鮮用トマトは消費地やその周辺で生産されるが、加工用トマトは、新疆しんきょうウイグル自治区(以下、「新疆」という。)、内モンゴルウイグル自治区
(以下、「内モンゴル」という。)および甘粛省に集中している。加工用トマトのうち、新疆が全体の75%を占め、次いで内モンゴルが20%を占める
新疆では、1980年に最初の製造ラインが建設されたことにより、産地開発が始まった。新疆は砂漠気候で、長日照、乾燥条件により、
病害虫の発生が抑えられてトマト栽培に適した地域であったため、1985年以降、
国内のさまざまなトマトに関する賞を受賞するなど品質評価が高まり、国内最大の産地および製造拠点に成長した。特に、2000年から2009年にかけては、
海外からの需要が伸びたため、著しい成長となった。新疆における加工用トマト生産およびトマト加工品製造は、現在、世界三大綿のひとつである新疆綿生産と並ぶ重要産業となっている

「新疆建設生産兵団」に属しています。これはウイグルの地の開発とウイグル人弾圧のための屯田兵的な組織です
彼が「新疆建設生産兵団」の「将軍」である以上、その利益の一部はウイグル人の弾圧のために使われるはずです
世界各国に販売するトマト加工品の利益でもって、彼らはウイグル人を弾圧するための強制収容所を建設したり、
ウイグル人を殺してその臓器売買でさらに利益をあげているものと推察されます

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