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自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第93章
【TRPG】下天の勇者達【クロスオーバー】
【リレー小説】快楽殺人鬼スネ夫 糞尿死闘編
私がRR団のミスターKだ! Part.2
- 1 :2016/04/02 〜 最終レス :2018/10/17
- ※前スレが荒らしで潰されたので新スレを立ち上げます!
また以前に書き込んでいた板のルールに接触するそうですのでこちらに移転したしました。
今後ともよろしくお願いいたします。
前スレまでのあらすじ
日本人殲滅を企てるRR団の首領・ミスターKは次々と作戦を実行するがことごとく二代目レインボーマン・逆道逆と静弦太郎に阻まれていた。
そして静弦太郎がブラック星人殲滅の任の為に地球を離れた隙にある作戦を実行する!
それは偽物の静弦太郎で日本人を虐殺!弦太郎の名を徹底的に汚す作戦であった。
ミスターK「私は必ず日本人を抹殺してやる!我が理想の為前進あるのみだっ!」
- 2 :
- ミスターK「しかし荒らしに板ルールに引っかかってしまうとは実に情けない話だな」
ダイアナ「おかげで急遽引っ越しする羽目になりましたね」
ミスターK「ところで例の弦太郎コピーのほうはどうなっている」
ダイアナ「秋葉原の日本人を根絶やしにした後、今度は新宿の人々を虐殺しております。自衛隊も一個師団を出撃させたみたいですが」
ミスターK「多分その一個師団も全滅確実だな。なにしろ苦労して手に入れた弦太郎の髪の毛からクローンを作りだし更に再ボークにして洗脳したのがあいつだからな」
ダイアナ「しかしまた引っ越しは勘弁してほしいものです」
ミスターK「まったくだ」
※現在新宿でコピー弦太郎は自衛隊と逆道逆と交戦中!果たして奴を止められるのか?
- 3 :
- 10レス、15、20どれか忘れたけど今の2chは一定期間内にレスがそれ以下だとスレ落とされるからある程度のレスまでは進めたほうが安全だよ
- 4 :
- 前スレを見ればわかるが、クローン静弦太郎はJ−XX−16の波動エネルギー三式弾を叩きこまれて撃破されている。
自衛官「一匹で自衛隊を倒せるわけがなかろうが」
そもそも一個師団もいらない、戦車一個小隊で十分だった。
ダイアナ「あの…ミスターK」
ミスターK「?」
ダイアナ「静弦太郎が戻ってくるには最低でも1年以上の時間がありますので、こんなジュラル星人みたいな作戦はいかがな物かと…」
ミスターK「え?そうなん?木星って二日位で行ってこれるもんじゃないん?」
ダイアナ「ウルトラセブンだとそうなってますが、幸いこの世界ではガンダム位の宇宙船しか作れない状況です」
ダイアナは機動戦士ZZガンダムを例えに出して、木星に行って戻ってくるのが如何に大変かを教えた。
ミスターK「…じゃああいつの名誉なんか傷つけるよりも、いない間に逆道集中砲火したほうが早いじゃん」
- 5 :
- >>4
「ジュラルって、よくもあんなキチ宇宙人を!w
まあ、確かに長期間かかるのは仕方ないだろうな。俺はもっと準備を固めなければ」
- 6 :
- ミスターK「どうゆう事だ?新スレ早々クローンが倒されてしまったぞ!」
ダイアナ「……!?ご安心下さい。まだ反応が消えておりません!」
ミスターK「という事は?」
※そうである!波動エネルギー三式弾を叩きこまれて死んだ筈のクローン弦太郎はなんと生きていた!(もっとも体の一部が若干破損して皮膚の下から機械が見えている)
ダイアナ「……敵の戦車J−XX−16を撃破したクローンはレインボーマンと戦闘中の模様」
ミスターK「ようし、奴がクローンの一体を相手しているうちに……総員出撃!」
※なんとレインボーマンの前にクローン弦太郎が100体新たに出現!更に日本各地にクローン弦太郎が出現して日本中を無茶苦茶にしていた!
ミスターK「ようし、このまま日本人根絶やしだっ!行け最凶の戦士たちよ」
- 7 :
- 「あー、何人も何人も!しつこい偽物だなあ
空中七段蹴り! 真空竜巻の術!」
だいたい20体くらいには攻撃できた
- 8 :
- 自衛官1「どうやら忘れているようだが…」
自衛官2「我々は強い、めっちゃ強い」
RR団のサイボーグ技術、ボーグαでは、クローニングで能力の低下した静弦太郎を元のように強すぎる存在にはできなかった。
…何故ならば。
北海道方面、自衛隊の軽装甲車を追撃して走るクローン弦太郎軍団。
地面に掘られた落とし穴に落下し、上から焼夷弾をしこたま喰らって火だるまになって爆発四散。
関東方面、超怪力でJ−XX−16の装甲を拳で貫通させた弦太郎クローン。
だが、J−XX−16から腕を引き抜くと、波動エネルギー三式弾のダメージでもろくなっていた腕がもげて、バランスを崩して転倒してしまう。
自衛官「新兵器、メーサー銃発射!」
四方からそこにメーサー殺獣光線が浴びせられ、トドメにもう一発波動エネルギー三式弾を撃ちこまれ、木端微塵になるニセ弦太郎。
残りは逆道が倒した!
四国地方。
弦太郎の群れを一か所に誘導した自衛隊は、四方から超音波を浴びせた。
見えない攻撃を防ぐ術がなく、もがき苦しみ、狂って同士討ちした末に対艦ミサイルがしこたま撃ちこまれ、ニセ弦太郎軍団は全滅した。
九州地方。
弦太郎軍団は砲撃する自衛隊の戦車隊に突撃するが、側面からもメーサー光線が浴びせられ、軍団は混乱。
そこに航空自衛隊が爆撃して動きが鈍ったところに、次々と波動エネルギー三式弾が見舞われ、弦太郎軍団は全滅した。
関西地方。
自衛隊は終始アイアンベルトの射程の外の空から弦太郎軍団を攻撃。
弦太郎軍団は飛行機を落とそうと躍起になっていたが、やがて苦しんで一人づつ倒れていき、全滅する。
倒された弦太郎の脳へ命令を下していた機械を自衛隊が解析し、脳を爆発させる電波を発したのだ。
ミスターK「何故だ、何故こうも簡単に倒されるのだ?我々はあの化け物一体倒すのに手を焼いたのに」
ドクターボーグ「経験ですよ、いくら外見や能力をコピーしても、静弦太郎という人間のこれまでの戦闘経験をコピーすることはできない」
ミスターK「なるほど…」
自衛隊の戦術的な抵抗に、実戦経験のない弦太郎軍団は対応できず、全滅したのである。
ドクターボーグ「静弦太郎、敵とはいえ、惜しい男でしたな」
ミスターK「何?奴がどうかしたのか?」
ドクターボーグ「国連のブラック星人攻撃艦隊、弦太郎の乗っていたトーマス・アルバ・エジソンがついさっき月と火星の間で行われたブラック星人艦隊との艦隊戦で轟沈され、爆発四散したそうです。恐らく奴は生きていないでしょう」
ミスターK「奴の事だ、真空でも生きているかもしれないぞ」
ドクターボーグ「…ミスターK、サイヤ人も宇宙では死にます、幾ら強くても、宇宙に投げだされれば、生身の人間は死にます」
ミスターK「う…うむむむ…まあ、どっちみち戻ってくるのは難しいだろうなぁ」
ダイアナ「ミスターK、我々が間借りしているエンシェント国が、命を複製する行為は我々の倫理的に行う事は云々と言ってきています、クローン兵士はここに間借りしている間は実施するべきではありません」
化学班員「ミスターK、弦太郎のクローンですが、作ってる内に洗脳がどんどん効きにくくなってきました、そろそろ作るのをやめないと…」
- 9 :
- 新スレ乙。引っ越ししても変わらずのご愛顧を?
それはそれとして、イカール星人のニコライがミスターKの配下になりたそうに見ている。
- 10 :
- ※ここはエンシェント国にあるRR団の本部。そこでイカール星人のニコライとミスターKが会談をしていた。
ミスターK「ほほう、では我々に力を貸してくれるというのか?では条件を出そう。早速だがこの男を抹殺してほしいのだ」
※ニコライに逆道逆の写真が渡される。
ミスターK「言っておくがその男は手ごわいぞ。くれぐれも気を付ける事だな」
※今、逆道逆にイカール星人の魔の手が迫る!
- 11 :
- クローン弦太郎事件が落ち着いたこともあり、逆道逆は息抜きのつもりで函館観光に来ていた
「この土偶良いなあ。あとこれから五稜郭にも行こう」
ちょうどイカール星人が狙う函館の中心である
「でもなんでここの人たち、イカばっかり食べるかなぁ
俺はちょっと違うな。何というか、食感はタコ派なんだ。もちろん味ならイカが好きだけどね」
土偶見学は終えて公園でイカ飯弁当を食べている
- 12 :
- RR団の大手スポンサー、ミスタードルゲから、ミスターKに通信が届いた。
ドルゲ「ミスターK、君が最近ろくな成果を上げる事ができず、超兵器や予算を喰い潰している事実に、私達スポンサーはとても頭を痛めている」
ミスターK「一度の作戦で日本人を皆殺しにする事はできていないが、破壊と殺戮をばら撒き、日本を混乱させることはできている」
ドルゲ「それではダメなのだ、もっともっと日本人を恐怖させ、苦しめ、殺さなければならない」
ミスターK「ご安心くださいミスタードルゲ、ただいま我々の活動を邪魔するレインボーマンを始末するための刺客をおくりつけています、今に、華々しい成果を…」
ドルゲ「イカール星人か?宇宙人などアテにならない、そんな物よりもアテになる奴を君達に与えよう」
ダイアナ「ミスターK、別の通信が入っています」
ヒャクメルゲ「私はミスタードルゲの使い…ヒャクメルゲ」
フランケルゲ「俺はフランケルゲ」
ヤゴゲルゲ「そしてヤゴゲルゲだ、我々3人は皆戦いのプロ…クックック、邪魔なレインボーマンを血祭りにあげて見せよう」
どこかの研究所のような場所に、三匹の怪物がたたずんでいる。
一匹は巨大な目と、体中の無数の目からなる女の魔人、ヒャクメルゲ。
もう一匹は、緑色の蟲のような怪物、フランケルゲ。
そして、老婆のような髪の毛と、虫のような体を持った、ヤゴゲルゲ。
この三体がレインボーマン暗殺のためにミスタードルゲがRR団に送った援軍である。
その正体は全く不明…!
兎に角恐ろしい新たな刺客が、レインボーマンを狙うのだった。
- 13 :
- >10
「くっくっく、呑気なことだ……ワレワレの力を以て、ヤツを苦しめてやろう……」
なんと、謎光線により逆道が食べているイカ飯が生き返って生のイカになった!
最近の研究だとイカって飛行能力を持ってるんだと。だもんでどっかに飛んで行った。
「ぬふふ、それだけではないぞ……函館未来大学の粘菌よ、今こそ立ち上がれ!」
- 14 :
- 「うわぁ!イカが、生き返った!?何があったんだよ」
とりあえず怪しい人間は見つからない
今の逆道にはまだ、まさか宇宙人、それもイカの宇宙人がいるなど想像もつかないのだ
- 15 :
- ※逆道逆が宿泊しているホテルの隣の部屋にはなんとあの連中が!
ミスターK「では風呂に入ってくる」
ディードリット「混浴でしたら一緒に入ってもよかったのですが」
ミスターK「やめてください!地底のエンシェント国の女王とスキャンダルなんて勘弁してしてほしい」
ダイアナ「女王様、では私と一緒に」
※RR団幹部一行はエンシェント国との接待の為にはるばる函館まで来ていたのであった。
ミスターK「あーっいい湯だな」
逆道逆「気持ちいい湯だ。心が安らぐ」
※なんと同じ温泉の中に宿敵同士が入っているではないか!果たしてどんな結果になるのか?
- 16 :
- ヒャクメルゲ「レインボーマンはこの温泉に浸かっている」
フランケルゲ「では手順を確認するぞ」
ヤゴゲルゲ「まずはフランケルゲとヒャクメルゲが風呂を強襲、ヒャクメルゲが中の人間の目を魔力で奪って視力を奪い、逃走を困難にする」
フランケルゲ「そこを俺が必殺の電撃で風呂を関電させ、中の人間をまとめて感電死させる」
ヒャクメルゲ「それで死ななければ、ヤゴゲルゲが歌う、お前の歌はあらゆる生き物を永遠の眠りに誘う」
ヤゴゲルゲ「ようし、行くぞ、風呂の連中はレインボーマンごと皆殺しだ!!」
丸腰(もともと武器なんか無いけど)のレインボーマンを襲うべく、風呂を襲おうとする3人…だが…。
ヒャクメルゲ「……待った」
フランケルゲ「どうした?もたもたしていると少年同盟に感づかれて自衛隊が来るぞ」
ヒャクメルゲ「…ミスターKが一緒に風呂に入っている」
フランケルゲ「はああああああ?」
ヤゴゲルゲ「アホか?アホなのかあの爺は」
ヒャクメルゲ「我々レインボーマンを殺しに行くって伝えたよな?何で巻き込まれるとこにいるんだ?あの爺は」
フランケルゲ「……やむおえん、もう後には引けん」
ヒャクメルゲ「行くぞ!もうこうなれば爺ごと皆殺しだ!無能な男にドルゲ様に出資していただく資格は無い!」
風呂の入り口を破壊し、逆道とミスターKのいる風呂に、ドルゲの魔人が乱入する!
ヒャクメルゲ「お前達の目をもらう!!ウヒャヒャーー!!」
風呂の入り口で呪いの言葉を唱えるヒャクメルゲ、すると風呂場にいた人間全ての目が見えなくなってしまった!
暗闇でもがく全ての人々めがけ、フランケルゲがサンゴ礁のような右手を地面に向ける。
フランケルゲ「まとめてR!感電死しろおおおお!」
水気の多い風呂場に、フランケルゲの人間を蒸発させる威力の高圧電流がさく裂する!
- 17 :
- ミスターK「ははははははははははは!私が何もこんな時の場合の準備をしてないとでも?」
※ミスターKは白い宝石を上に掲げた。するとゲルゲ軍団の力が急速に失われていく!
ミスターK「これはエンシェント国に伝わる結界石だ。この石の前ではいかなる強者も一万分の一の力しか出せなくなる」
※ミスターKは石を掲げたまま風呂場から去っていった。そして石の効力はミスターKがいなくなったことにより効力をなくした。
ゲルゲ達「あれ?力が戻ってるぞ!ようし、こうなりゃレインボーマン覚悟!」
ミスターK「ミスタードルゲ!私の命を奪おうとした代償は高くつくからな、覚えておけよ」
- 18 :
- 「アノクタラサンミャクサンボダイ
レインボー、合体!」
これで、ダッシュ6にも7にもある解毒の術が相乗効果で強化され、呪いなどにも対応!
「オンタタギャトードハンパヤソワカ」
全員の視力の治療が完了する
「みなさん逃げてください!」
フランケルゲ「覚悟!」
突然温泉の床を破って現れた金属棒が電流を受け止める。
フランケルゲ「何だと!」
逆道「危なかった。ダッシュ5、6で地中の微量な金属を集めて錬成、アースにしたものだ。
さて、反撃開始」
ダッシュ5の光線がまずヒャクメルゲに放たれる。
- 19 :
- 風呂の外にいたヤゴゲルゲがミスターKの頭を小突いた。
ヤゴゲルゲ「…お前が俺らの作戦目的地に割りこんでたのがいかんのだろうが」
ミスターK「…ごもっともで」
ミスタードルゲは別にミスターKの命は狙っていない。
ただ、作戦が行われる場所にノコノコいた挙句に死ぬような輩がトップの組織には出資しないというだけである。
生き残ったならミスタードルゲ的に全然OKだ。
ヒャクメルゲ「ぐぎゃああああ」
光線を喰らい、爆発するヒャクメルゲ。
雷撃を封じられたフランケルゲは懐から拳銃を取り出した。
フランケルゲ「くそ!くそ!ミスターKが邪魔しなければ最初の雷撃で勝負がついたというのに…!」
レインボーマンめがけて発砲するフランケルゲ。
そこに、どこからか不気味な歌が聞こえてくる。
ヤゴゲルゲ「ヤゴヤゴヤーゴの子守歌〜聞けば〜どんどん眠くなる〜」
レインボーマンの脳細胞に直接作用するヤゴゲルゲの悪魔の子守歌だ。
激しい睡魔がレインボーマンを襲い、強制的にエネルギーが失われ、ヨガの眠りがどんどん近づいていく。
フランケルゲ「いいぞヤゴゲルゲ!!」
悪魔の子守歌で正常な行動ができないレインボーマンの頭めがけ、再度発砲するフランケルゲ。
- 20 :
- 「ちくしょう、動けないだと!
ダッシュ6の疾風土煙火も潜るエネルギーが足りない。ここは俺の元の能力で」
逆道がいる地面の表と裏を逆転させて緊急避難した。逆道は二代目レインボーマンになる前から現象や物の性質、法則を逆にする能力を元々持っている
「今は地下でヨガの眠りをするしか無い
一度力を治して再戦しよう。」
- 21 :
- フランケルゲ「おのれ逃がしたか…」
ヤゴゲルゲ「逃がさんぞ、このまま地面を掘り返して…」
フランケルゲ「駄目だ、自衛隊が来てしまう、今は引くしかない」
ヤゴゲルゲ「己レインボーマン…」
悔し気に引き下がるドルゲの魔人達。
- 22 :
- ダイアナ「ボス、間もなく凶悪な自衛隊がやってきます!」
ディードリット「残念だのう。温泉旅行はまたの機会かのう」
ミスターK「仕方がありません。急いでエンシェント国へ戻りましょう」
※ミスターKご一行は一路魔法でエンシェント国へ帰っていく。
ディードリット「箱田は残念であったな。できれば今度、秋葉原に行ってみたいのう」
ミスターK「女王様、そこに行くのはよしたほうが」
ダイアナ「あそこは俗にいう魔窟であります。女王の身に万が一の事があったら一大事です!」
ミスターK「それより次の日本人殲滅作戦を用意しないとな」
幹部一同「「「イエッサー!」」」
- 23 :
- 一方そのころ、イカール星人のニコライは……
「え、粘菌コンピュータって公立はこだて未来大学じゃなかったの?」
ああ、恥ずかしい勘違い。
- 24 :
- ※あれから数日後の事……突如とある自衛隊基地に異変が発生した!
???「があああああああああああああああああああああああああっ」
自衛隊員「おい田中どうしたんだ?うっうわあああああああっ」
自衛隊員「大変だ、田中が化け物に……鈴木!鈴木まで化け物に!」
隊長「うぬぬぬ、どうやら襲われた者は次々と化け物になってしまう訳だな。しかも変貌した隊員達に銃はおろか波動エネルギー三式弾も通用しない」
自衛隊員「もしかしたら化け物にされた奴は攻撃される度に進化して耐性がつくのでは?」
※そうこうしているうちにその自衛隊基地は壊滅、その化け物の群れは地元の民間人にまで及びいつの間にか無敵の化け物軍団が誕生した!そしてその目標は東京!
ミスターK「ははははははははははは!ドクターゲルゲから提供されたドルゲ細胞を元に改良されたボーグζの威力を!」
ドクターボーグ「一度一人の人間に打ち込んだが最後、ネズミ算式に増殖して最後は日本中が化け物サイボーグだらけに」
ミスターK「ははははははははははは!インチキマジシャンに日本政府め、やれるものならやってみろ!」
※今、東京の人々が次々と無敵の化け物へと変貌していく……波動エネルギー三式弾も通用しない連中に果たして!
- 25 :
- >24
「ボーグ……何?」
「ちょっとこれは学習したくないな……」
赤と黒の全身タイツに白マントと髑髏マスクの最凶コンビが、何故かRR団に雇われていた!
ボーグ何とかに戦闘アクションの基礎データを入力するために!
- 26 :
- 自衛官「むちゃくちゃすぎるやろ」
自衛官「何で細胞で強化しただけの生き物に超兵器が効かねえんだって話だよな…」
RR団のまた突拍子もない作戦に、しかしさすがの自衛隊も今回は対処に苦しむ。
ドルゲ細胞は一種のガン細胞…がん細胞を消滅させ住民を救う技術があれば…後は語るまい。
兎に角、今回は科学技術ではどうにもできない、レインボーマンが頼みの綱だ。
自衛官「近隣住民を避難させろ、ちょいとばかし洒落にならない…」
自衛官「…これ下手すると人類滅ぶよな」
そうだ、これでは日本列島は滅びるかもしれないが、化け物が海を渡って世界各国を滅ぼしていくのは明白だ!
自衛官「…まあ、その前に連中の方が偉い目に会うだろうがな」
自衛官「近隣住民を避難させて壁作って封印するぞ!」
自衛隊はとりあえず高い塀を作って怪物軍団を東京の一区画に封じ込めた。
- 27 :
- その頃、エンシェント国、RR団アジト。
RR団員A「おいハワード、どうした?まさか…」
RR団員ハワード「グワーオ!」
RR団員A「う…うわーー!ハワードが感染してるう!」
RR団員B「お…落ち着け、俺達には制御できるはずだ!」
怪物化したハワード「グギャアアアア」
RR団員A「駄目だ!ギャアああああ」
RR団アジト内でなぜかボーグξが漏れ、RR団の団員が次々と怪物化した!
自衛隊の超兵器で殺せない怪物をRR団が殺せるわけが無し、ましてエンシェント国の魔法等歯が立つはずもない。
イグアナもドクターボーグも制御を試みるが、化け物は全く制御できず、処刑装置も通じない!
しかも、ボーグξの中のドルゲ細胞はRR団の醜い悪の心に反応し、地上の物よりもより強力な化け物たちを生み出したのだ!
今までろくな外敵と戦った事の無いエンシェント国は瞬く間に壊滅。
通りは化け物が溢れ、空は進化した化け物の吐く化学物質で覆われ、水は濁り、とても生物の住めない土地へと変わっていく。
ミスターK「ぐぬぬ…ドルゲ細胞…我々が使うにはあまりにもオーバーテクノロジーすぎる!」
イグアナ「ミスターKこうなれば仕方ありません、ミスターK、ドルゲ細胞のみをR、ミスタードルゲから提供されたドルゲ死滅剤を散布しましょう」
ミスターK「やむおえん、数に限りのある死滅剤、日本を滅ぼした後使おうと思っていたが…」
ミスターKの巻いた死滅剤が効果をなして、エンシェント国のドルゲボーグは何とか全滅した。
だが、怪物化したエルフは何とか助かったものの、悪の心がドルゲ細胞と強く融合していたRR団員達は細胞死滅剤を散布された事で体が溶け、全員死んでしまった。
…そしてその様子を、エンシェント国を見張っている(だって国交があるんだもん、RR団がいるいないは別に遠方からは見てます)国連が見て、エンシェント国にはドルゲ細胞を死滅させる備えがある事を察知した!
――――――
キャプテンサラ―「そういうわけだ逆道君、エンシェント国にあると思われるRR団の基地に侵入し、あの恐ろしい細胞を死滅させる薬剤のサンプルを回収してきてくれ!」
こうして、逆道はエンシェント国へ送られた。
- 28 :
- デップー「あー、やべやべ、こんなとこにはいられんわ」
タスキー「吾輩は貴様と違って普通の人間なのだ、とても耐えられんわ」
せっかくの最凶コンビも、戴くものだけ戴いてすたこらサッサ。
「あ、RR団の基地?あっち」
「仕事が終わったらホント薄情なのな、貴様は」
- 29 :
- ミスターK「うぬぬ、ドクターボーグ!早くドルゲ死滅剤の生産を急げ!これじゃ我々まで全滅だぞ」
ドクターボーグ「確かにこのままでは話になりません。今しばらくお待ち下さい」
ディードリット「誠に我が国の国民も困り果てておるぞ。早く対処してほしいものじゃ」
ミスターK「申し訳ございません。できる限り早く対処いたします」
※急げ!ミスターK、このままでは日本人以外の人類まで滅びてしまうぞ!
ダイアナ「それはそうとエンシェント国に侵入者です!」
ミスターK「げげっ、あれはインチキマジシャンじゃないか。なぜここに」
イグアナ「暫く放置と行きましょう。ここはエンシェント国、戦う者の力が一万分の一になるから大丈夫だろう」
ミスターK「もっとも我々も弱体化する対象だから迂闊に戦いを挑む訳にはいかんがな」
- 30 :
- 逆道逆「うーん、道を教えてもらったはいいけど酷い所だな。一応効果がかなり弱まったとはいえ解毒の術と汚染を清浄に逆転させて耐えてはいる
まあ迷わないだけ良かったかな」
何しろここは地底。例えばもしエンシェント国の結界が幻想郷の結界と合わさっていたら迷ったが最後、旧地獄跡の様な魔窟に到着である
「とにかくここが基地だ。早くドルゲ死滅剤を持って帰ろう」
- 31 :
- 化学班「ミスターK、ドルゲ細胞死滅剤は我々では生産できません」
ミスターK「なぜか」
化学班「ドルゲ細胞死滅剤の生成に必要な物質が地球上に存在しないためです」
ミスターK「うぬぬ…手持ちのドルゲ細胞死滅剤を散布できる回数はあと1回…エンシェント国のドルゲ細胞は死滅させたが…」
ダイアナ「日本人が全員ドルゲボーグになった後散布するのに使える一回だけですね、あと使うタイミングは」
ミスターK「うむ、絶対に死滅薬を取られてはなら無いな」
- 32 :
- ゴッドイグアナ「ご安心くだされ!たった今ミスタードルゲから死滅剤の材料を調達してまいりました!」
ミスターK「おおっ、でかしたぞ!だがゴッドイグアナ、どうも少しやつれているみたいだが」
※どうもゴッドイグアナはミスタードルゲに今まで殺害した日本人の霊魂一万人を差し出した上に俗にいう枕営業も強いられたそうで
ミスターK「……」
イグアナ「お母さま!なんということを」
ダイアナ「話は変わりますがインチキマジシャンのほうは?」
ミスターK「こうしてくれるわっ!(カチッ)」
逆道逆「うっ、うわあああああああっ」
※例え弱体化されようとも罠は通用するもので逆道逆は落とし穴に落ち地底数千メートルの底まで落ちていく!
ミスターK「ははははははははははは!インチキマジシャンめ、地球のマグマ層の中で消滅してしまうといいわ!」
- 33 :
- イカゲルゲ「あの、ミスタードルゲ、枕営業って…」
ミスタードルゲ「文字通り、我がグループの企業が開発した枕を業界の方々に営業してもらったんだが」
イカゲルゲ「ああ、うん、そうですよね」
ミスタードルゲ「一応健全なスレだからな」
イカゲルゲ「ところで死滅剤を売ってしまうと…」
ミスタードルゲ「ドルゲ魔人をRR団が撃破できるようになるのでは?という心配だな?」
イカゲルゲ「はあ、そんな大事な物絶対に売るべきではないと思いますが」
ミスタードルゲ「ふっふっふ…日本人の魂一万、これだけあれば…何ができると思う?」
イカゲルゲ「……そうか、そういう事ですか、ミスタードルゲ」
ミスタードルゲ「RR団には、せいぜい頑張って日本人を殺してもらわねばな…ふっふっふっふ」
邪悪な笑みを浮かべるミスタードルゲ。
はたして、彼の目的とは…。
- 34 :
- ある朝、ミスターKは腹部に物凄い衝撃を受けてベッドから飛び起き……ることが出来なかった。
「きゃははっ!」
「じいじ、起きろー♪」
どうやら、昨日から遊びに来ていた末の孫たちが祖父のベッドにダイビングを敢行したようだ。
腕を伸ばし、二人をぎゅっと抱きしめる。
「わぁ、離せー」
「おひげ、チクチクするー」
「あらまあ、義父様ごめんなさいね」
ぱたぱたと嫁が駆けてきて、はしゃぐ我が子を引きはがした。
「義父様、今、朝ごはんが出来ますからね。さ、あなたたちも手を洗って、お行儀よくするのよ」
「「はーい!」」
入ってきた時のように、孫たちは騒々しく出て行った……
…… …… …… ……
ここは、RR団の基地にほど近い古びた儀式場。
一人の巫女が、そう、まさに日本の神社の巫女が、怪しげなエレキ琵琶をかき鳴らし祈祷を捧げていた。しかし、その音色は決して人に仇なす性質のものではない。
??『事の首尾はどうだ?』
巫女「……上々です、ここまでは……
彼は今、日本を憎むことのなかった時間軸にその魂を置いています。
ですが、スーパーパワーを持たぬとはいえ彼も一角の人物。何時かはそのまやかしに気付き、覚醒を迎えるでしょう……」
『それこそが狙いだ。あり得たかもしれぬ幸福を垣間見て、しかも自ら振り捨てなければならなかったとなれば、それは魂の自傷行為に等しい。
ミスターKをRのは、ミスターK自身なのだよ……』
- 35 :
- 「うおぉ!
でも物理的な方法で戻るのはどうだ?」
地上で準備しておいたものか、隠していた手甲鉤のようなもので戻ってくる
「危なかった。地上にいる間に自衛隊と交渉をつけて装備を融通して貰ったから助かる」
- 36 :
- >>34
ミスターKの家族って確か日本人に皆殺しにされたはずなんですが…。
- 37 :
- あ、そっか幻覚なのか。
- 38 :
- >36-37
【はい、皆殺しにされなかったら、というIFの世界を夢見させているのです】
【別に、眠ったまま起きられないという性質のものではないので起きられます】
【起きた時と寝ている時のギャップで苦しめようって作戦です】
【なお、元ネタは「ハウス・オブ・M」でのスパイダーマン】
【叔父さんや最初の恋人らが死ななかった世界と死んでる現実のギャップで忘れたいと願う彼の苦しみようからです】
- 39 :
- ※だがミスターKはすぐに目を覚まし怒りながら叫ぶ!
ミスターK「くだらない幻想見せやがって!私にあるのは日本人に対する憎しみのみだっ!」
イグアナ「何者でしょうか?ボスに幻術を仕掛けるとは世の中には恐ろしい奴もいるものだ」
※一方、ミスターKに呪術を仕掛けた巫女にゴッドイグアナが!
ゴッドイグアナ「お前か。ボスに何かしたのは?貴様何者だ!!」
- 40 :
- >39
エレキ琵琶にヘッドアップディスプレイを接続したその巫女(身長148cm)は、ゴッドイグアナの問いかけに対し、
「これは、アフリカの古き魔女様、お初お目にかかります。
わたくしは“竜の巫女(Dragon Maden)”という駆け出しの巫術師、以後お見知りおきを」
さらに、その傍らに控えていた英国系の青年も、
「私の事は“チーフエージェント・アルファ”とお呼び下さい。
今回は彼女の護衛に雇われた身、どうしてもというのなら、御手向かいします」
と、パワードアーマーに身を固め電磁鞭とシールドを装備した。
- 41 :
- >>40
ゴッドイグアナ「馬鹿かお前らは!このエンシェント国で迂闊な武力行使は自滅を招くだけよ!」
チーフエージェント・アルファ「……そうでした」
ゴッドイグアナ「悪い事はいわんぞ。さっさとこの国から立ち去ったほうがいい。さもないと」
※いつの間にか竜の巫女とアルファはエンシェント国のエルフ兵の大群に囲まれていた!
ゴッドイグアナ「さぁて、今から高見の見物といくかのう。エルフ兵達による巫女虐殺劇場の幕開けじゃ!」
※他国の人間は例外無しに一万分の一の力に弱体化するエンシェント国で巫女とアルファに勝ち目はない!南無阿弥陀仏!!
- 42 :
- 謎の巫女が術を使っていた間に、逆道は基地探索を進めていた。
「ここか?かなりデカい倉庫だな」
ドルゲ死滅剤と書かれた缶を多数発見した。
「よし、やっと持って帰れる」
- 43 :
- >41
アルファ「まあ、弱体化に引っかからなくなるほど人間捨ててないので……」
巫女が≪ワーディング≫を使って、「この場」にいる巫女以外の全ての存在を無力化した。
一方アルファは≪シールエリア≫を使い、「この場」から自分と巫女を除外した。
二人は魔術とかそういうのを組み合わせた、割と初歩的なやり方で悠々と切り抜けた。
ついでにアメリカからクロークというテレポート使いのヒーローを雇って呼び寄せ、地上に帰った。
- 44 :
- ドルゲ死滅剤を持ち帰ろうとするレインボーマンの背中から高熱火炎が浴びせられ、レインボーマンの持っている以外の死滅剤にさく裂した!
次々爆裂する死滅剤!
魚型怪人「ヒャヒャッヒャ!!焼けRレインボーマン!!」
オコゼに似た怪人がレインボーマンめがけて高熱火炎を吐きかけてきたのだ!
怪人は死滅剤保管庫に火の手が回るのも構わず高熱火炎を吐き出し、基地のあちこちが炎に巻かれ、隣接する死滅剤工場にも炎が回っていく。
魚型怪人「ヒッヒッヒ、これで死滅剤はもう生産できない…死滅剤の材料も焼き払った、後はお前を焼き殺せばいい」
強力な高熱火炎を吐いてレインボーマンを襲う怪人。
高熱火炎は能力では無く、体の体質なので、炎の威力は落ちないのである。
- 45 :
- >>44
ゴッドイグアナ「愚か者め……お前達の好き勝手にはさせんぞ」
※突如逆道逆と怪人の前にゴッドイグアナが出現!水の魔法を駆使して火を消してしまった。
ゴッドイグアナ「少し燃えてしまったがなんとか数回分は守り切ったか。おのれ!お前達にエンシェント国にいる資格はないわ」
※ゴッドイグアナは魔法の力で逆道逆と怪人をエンシェント国の外まで強制テレポートさせてしまった!
ミスターK「やれやれだな……だがドクターボーグ、早く死滅剤の完成を急げ!」
団員「ボス、大変です。ボーグζの影響が世界各国に起こっております」
ミスターK「なんだと!?」
※なんと化け物サイボーグ達が海を渡り中国・オーストラリア・アメリカに上陸!次々とネズミ算式に増殖していきいよいよ世界破滅のカウントダウンが始まった!
ミスターK「私はどうすればいいんだ?確かに日本壊滅は目前だが諸外国までに迷惑をかけては我々の正義と理想に背く羽目になる。あぁ、なんということだ」
※正義を取るか?目的を取るか?今、ミスターKに重大な決断を迫られている!
- 46 :
- 「くそっ、戻されてしまった
キャプテンサラー、すみません。今度は能力だけではない、もう一度装備を整えて挑まないと」
ちなみに魚怪人は結界の範囲外に出たのでダッシュ3で消火、6で埋めて倒した
- 47 :
- 魚怪人とレインボーマンを追い払ったゴッドイグアナの体を、凄まじい激痛が襲った…。
RR団員「ボス(*表向きはまだゴッドイグアナがボスです)!しっかりしてください!」
ゴッドイグアナ「だ…大事ない、少しめまいがしただけだ」
エンシェント国での超能力の使用は、地上の1万倍の力を消費する。
更にゴッドイグアナは、死者の魂の提供と、今まで未開の地にいたのに突然やらされた営業の仕事の心労で、著しく体力を消耗したのだ。
ゴッドイグアナ「ミスターK…死滅剤を撒こう、日本人がいなくなっても、その後に我々が楽しく暮らせる世界が無ければ、意味がないでは無いか」
イグアナ「それに、今回のドルゲ細胞事件…裏にミスタードルゲの陰謀を感じます、このままでは奴の思うつぼ…日本を混乱させただけでも十分な成果ではないですか」
RR団員「うんうん…っていうかミスターK、早く撒かないと死滅剤効かなくなるんじゃないですか?」
一同「は?」
RR団員「だって、地球全土に撒けるほどの量はありませんもの、全世界の人間がドルゲボーグにならないまでも、世界中にドルゲボーグが散ったらもう駆除しきれなくなってしまいますよ」
ゴッドイグアナ「ミ……ミスタードルゲに死滅剤の素材を送るようにと…」
RR団員「世界中大混乱で連絡がとれません!」
- 48 :
- ※世界中に死滅剤を積んだ飛行機が飛んでいく。そして死滅剤を散布した時、世界中で暴れていたドルゲボーグは次々と消滅していった。
ミスターK「……」
ダイアナ「ボス」
ミスターK「何も言うな。今回は明らかにやりすぎた」
イグアナ「ボス、たった今ドルゲボーグは全て消滅しました」
※こうしてドルゲボーグ事件は終結した。だが今回の件で全人類の総人口が約三分の一に減少、日本に至っては現在総人口はたった三千人だけとなってしまった。
旅の僧「日本人も残るは僅か三千人足らず。いよいよ日本も終わりだな……南無阿弥陀仏」
※しかも悪い事は続く!比較的被害が少なかった中国と北朝鮮が残された日本人三千人を根絶やしにするべく大軍を送り込んできた!ちなみにこれに関してはRR団は関与してないのであしからず!
ミスターK「悔しいがとどめは中国が刺すのか。ここは高見の見物だな」
- 49 :
- そんなわけで、前スレでちょこちょこっと触れていた「シビル・ウォー」は有耶無耶にしよう。
アメリカのヒーローたちは再び一致団結して事態の収拾にあたっている、それでいいじゃないか。
僅か三千人、文化人類学的にも経済学的にも日本はまあ、滅んだようなものだ。
遺伝学的にも有効な数の遺伝子プールは確保できていないかもしれない。
旅の僧は、遠い未来にかつて訪れた、木星を思い起こす。
あの異郷で垣間見た“伝説の巨神”はこの光景をどう捉えるのだろう……
そして、鎮魂を掌る者も絶えて、伝説の魔人、加藤保憲が目覚めた。
彼は、もはや命運尽きようという日本を見て鼻で笑い、完全に日本列島を消し去ろうとした。
その準備だとか肩慣らしのために、まず、北朝鮮の上陸部隊を血祭りにあげた。
- 50 :
- 日本人はもうたった三千人
しかも中国北朝鮮に滅ぼされる一歩手前だ
「俺が地底にいた間に、何てことだ...
このままでは本当に日本人は滅びる。不本意だけど、戦うしかないな。」
急ぎ九州に向かって、上陸部隊の続きの相手をする
「日本が滅びないように、やるしかない
あっちで戦っている人は何なんだろうか?かなり邪悪、危険な気配はするけど、北朝鮮の部隊を蹴散らしているのは事実。まあ今は置いておこう」
逆道は加藤保憲については全く知らない。
- 51 :
- その時だった。
ドルゲ細胞死滅剤の影響で異世界に一時的に行っていた消えた世界の人々が元に戻ってきたのだ。
当然、日本の総人口は1億近くに大復活!自衛隊に至っては前よりもはるかに強くなって戻ってきた!
上で書いてあるが、ドルゲボーグになった後死亡するのは、強い悪の心をもったRR団のような人間だけである。
当然、自衛隊怒りの猛反撃が朝鮮半島と中国を襲った!
J-XX-16他超兵器を数々持ち、RR団との死闘を繰り広げてきた日本人が、シナのチャンコロ如きに遅れをとろうはずが無い。
中国は3日で全面降伏し、多額の賠償金が日本に支払われ、そのおかげで日本はさらなる発展を遂げていく。
RR団は何とかこの流れを阻止したいところだったが、団員の多くがドルゲボーグになった影響や、エンシェント国の復興のために身動きができず、日本の躍進を阻止する術がなかった。
そして世界を滅ぼしかけるわ日本をさらに元気にするわと全くろくなことをしないRR団についにスポンサー各位は呆れかえり、新兵器提供を打ち切る方針を示していった。
ここからはドクターボーグが独自の技術で開発していくしかない。
こんな風に唐突に日本人が大削減する展開が起こるのなら、再び、博物館かそれに準じるラストがミスターKを待っている…。
- 52 :
- 加藤保憲「人々が戻ったか!ならば尚更好都合!!」
※加藤は日本全土に魔法陣を展開、その上で復活した人々を生贄にこの世に魔界を出現させようとしていた!
自衛隊員「大変だ!折角蘇った人々がとてつもなく巨大な魔法陣に取り込まれていくぞ」
自衛隊員「おい、魔法陣の中から何か化け物が沢山出てきたぞ」
※多数の日本人が再び消え失せ今度は魔界の大魔王を始めとする魔界の戦士達が出現した!
加藤「ははははははははははは!滅べ、全て滅びてしまえっ!」
※こうして僅かに生き残った自衛隊と魔界の戦士達との激しい最終戦争が開始された!だが魔界の戦士達は自衛隊の最新兵器も通用しない連中ばかり!
ミスターK「言っておくがこの件は我々は一切関与してないからな!エンシェント国の復興で首が回らん状況だからな」
- 53 :
- そんな大魔王の中には強大な個体もいればTRPG「ナイトウィザード」に登場するような雑魚魔王もいる。
当然のような顔をして混ざっていた“第六天魔王”織田信長は改めてエンシェント国を名古屋に顕現させた。
名古屋を中心として、日本が“おわり”になっていく……
淡々と負ける野球から逆転負けする野球になった。
なんか、ナン魔君に仕える方のメフィストだった。
タコだった。
パロマの広告がでかでかと掲げられた。
伊勢湾を台風が襲った。
まさか、オレ流の息子が声優とか、悪夢みたいだ。
あと、井端はどうして帰ってこない。
信長「で、あるか(日本語訳:ミスターKの“K”は“加藤”のKだとか?)」
- 54 :
- 逆道は北朝鮮軍との戦いでたまたま見つけた加藤を警戒していたので魔法陣にもすぐ気付く事ができた。
逆道「また1人、やたら強い奴が出てしまった
ん、あの顔はまさか 第六天魔王、織田信長?!
(いや蘇るなんてそんな、あり得るかな?とにかく今はあの魔法陣の奴を倒そう)」
加藤の元へ急ぐ!
- 55 :
- 自衛隊は即時各所の魔法陣を破壊した。
消え去った人々は元に戻り、魔界の軍勢は触媒が消え失せた事で急激に減退し、自衛隊の通常兵器が有効になった。
即時大復活した魔界の軍勢は完全に死滅させられた。
次いで、自衛隊は超能力無力化装置を用いて加藤何とかとか言う変な男の力も無力化した。
自衛官「凹れ」
加藤「お前ら如き能力がなくてmひでぼが!」
自衛官が複数名で加藤を凹る、殴る、蹴る、髪を引き抜いて丸ハゲにする、服を脱がして尻に棒を突っ込んで蹴る、ナイフで指を全部切る。
加藤「もうわるいことしませんどうかゆるしてください」
自衛隊は加藤に反省文を原稿用紙100枚書かせ、絶対に二度ともうこの世にかかわらない事を条文にして30枚ほど作らせた後、異世界に未来永劫追放した。
- 56 :
- 追放の直後、宮内庁から加藤関連の担当者がやってきて激怒した。
「バカ野郎!あれが何だかかわかってんのか!
これが、こういうもの(反省文とか)が!奴の原動力だ!エネルギー源だ!
こういう恨みつらみが奴に力を与えているのだ!
お前らが!いつもいつも!奴を、無敵超人に育てて日本に被害をもたらしているんだ!
つまりはお前らが奴に日本を沈没させるんだ!
分かってるのかこのスカポンタンの売国奴ども!」
防衛省の上層部が出てきて現場の人間とあーだこーだしているが、このスレ的には蛇足である。
信長「で、あるか」
加藤保憲と同等かそれ以上の存在である信長は、特に日本を恨むとかないので普通に過ごしている。
宮内庁も、彼をむやみに刺激するなと防衛省や警察庁に通達を徹底させた。
- 57 :
- >>56
加藤「もう遅い……我力を取り戻したり!」
※加藤関連の担当者の恐れていた事が起こってしまった!加藤を監禁していた自衛隊基地は跡形も無く消滅!
加藤「日本人めっ、私を愚弄した報いをじっくりと味わうがいいわっ!」
※加藤は再び東京都心に魔法陣を展開、再び東京は魔界となり魔界の住人達が出現し東京都民が次々と生贄にされていく!
ミスターK「あーあ!なまじあの魔人不死身だから始末に負えないな。さて今日もエンシェント国の再建を……」
※まだまだRR団は活動不能状態であった。
- 58 :
- 加藤は異世界に追放されたのであって、自衛隊基地に幽閉されたのではない。
故に、自衛隊基地は跡形もなく消えたりもしないし、加藤が復活する事もない。
なまじ戻ってきたところであれだけぼこぼこのぎったんぎったんにやられたのにまだやろうなどとは思わないだろう。
自衛隊は宮内庁がギャンギャン五月蠅いので、加藤の反省文をネットで公開した。
誤字脱字が多く、主観で書かれている上に、言い回しが厨二病臭いその反省文は国内は愚か世界中で嘲笑の対象になった。
憎しみよりも嘲笑の心が加藤に対して抱かれ、その影響と、加藤が自分で書いたもう二度と悪い事をしないという条文の効力で(悪魔の類は自分でした約束を破るとどえらいめにあう)もう二度と戻ってくる事は無いだろう。
それでも戻ってきたら今度はもっと悲惨な目にあわせるだけである。
- 59 :
- それでも戻ってきて日本を滅ぼそうとするものだけを加藤保憲と呼べるのである。
加藤保憲は西洋系の悪魔ではないので、どこかの自衛官の書いた文章を書き写しただけの紙切れに何の意味もなかった。
それより、怪異の存在を公表し憎しみをなお一層煽る行為に宮内庁はさらに抗議した。
まあ、とりあえず今回異世界に追放した加藤保憲は戻ってこなかったとしよう。
雨後のタケノコのように無数の加藤保憲が生えてきた。
ミスターKの全身から。
現在の主流である渡来系日本人に滅ぼされた土着系日本人、いわゆるまつろわぬ者たちの怨念の集積体である加藤保憲は、
同じように現在日本にいる日本人に恨みを抱くミスターKと非常に相性が良かった。
相性が良すぎて、本来知恵と勇気と創意工夫で戦うはずのミスターKに「百万の太陽の爆発に匹敵する」スーパーパワーを与えた。
ただしこのパワー、強い精神力で制御し続けないとあっという間に飲み込まれて怪物に……
……ミスターKなら制御できるか。
- 60 :
- あ!
超☆渡来系日本人である織田上総介信長と加藤保憲は無茶苦茶相性悪かった!
おかげで、自分を崇めるエンシェント国に手を貸すミスターKが自分の敵対者の苗床とか言う面倒くさい……
- 61 :
- 反省文公開の少し前、逆道は自衛官から加藤について情報を聞いていた
逆道「なるほど、あの魔法陣の男は加藤保憲というのですか。明治から存在が確認されていると。」
自衛官「そういう事だな。かなり強い魔術を使うようだ」
逆道「魔人というより、しつこさとしては実体がある怨霊って感じがしますね。また出たら嫌だなあ。もちろんその時は何とかして倒しますが」
そして現在
逆道「お祓いってどうやるんだ?」
ネットの他、近所の図書館で調べている
- 62 :
- >>59
宮内庁職員「加藤は土着系日本人の怨念の集合体で、その力は百万の太陽の爆発に匹敵するのだ」
防衛庁職員「でも今の我々の先祖勝って封印したんだろ?」
宮内庁職員「いや、だからそれは怨念の力でパワーアップする前だったから」
防衛庁職員「人間の怨念だ何だでそんな滅茶苦茶なパワーが出せるんなら、熱い正義の心で自衛隊が滅茶苦茶強くなってもいいよな?」
宮内庁職員「できんの?んな事できんの?」
防衛庁職員「怨念で人間が強くなるんだったら、世の中から虐殺は無くなるっつーの」
自衛官達は基地に集結し、日本を守りたい、国民を救いたい、文明を永続させたい、人類を永遠に生き延びるようにさせたいという清く正しい心で祈った。
するとどうだろう、その時不思議な事が起こった。
自衛官達の中心から白く淡い光があふれだし、地下のエンシェント国や世界のあちこちめがけて無数に降り注いだ。
光は百万の太陽の爆発に匹敵する力を持つ加藤に次々命中し、何の抵抗も許さず消し去っていく。
宮内庁職員「なんだこの力は…これが…これが自衛隊の…我々人間の真の力だとでも言うのか?」
防衛庁職員「多分今回しか使えないでしょうけどね」
やがて無数の光で全ての加藤とその力の影響を消し去った光は天に上っていった。
今後、新しく、どんなに強い加藤が現れたとしても、上空から清い光が降り注ぎ、消し去ってくれることだろう。
- 63 :
- ミスターK「……もうやめようかな」
ダイアナ「何言ってるのですか!そんな弱気になってどうするのです」
ミスターK「あの自衛隊は異常すぎる!なんなんだ、あのとてつもなさは」
ゴッドイグアナ「どうやら連中の裏に私と同等の魔女か巫女がいるとしか考えられません」
※その後、緊急会議が開かれ様々な議論の結果……
ミスターK「そうか……頼むぞ!連中の力の源を探ってくるのだ。ただ今回はあくまで生きて戻る前提で行動せよ!」
スパイ達「「「イエッサー!」」」
※こうしてスパイ達はまんまと自衛隊の中枢組織に入り込む事に成功した。自衛隊の裏にいる存在を探るべく行動を開始した!
ミスターK「現在我々は資金・戦力・人材調達等で動けん!頼むぞ、我が精鋭達よ」
- 64 :
- スパイ達「ただいま戻りました、ボス、朗報です」
ミスターK「おお、どうだった」
スパイ達「あの強大な自衛隊の魔法のような力は、エントロピーを凌駕しすぎた存在に対して、宇宙が生じさせた一種の超常現象のような物なのだそうです」
ミスターK「…?イマイチわからん」
ゴッドイグアナ「つまり、我々の脅威たりえないという事か?」
スパイ達「はい、地球をブッ飛ばす力だとか、大陸を消し去る力だとか、問答無用で存在を消し去る力だとか、そう言った魔法に対して、宇宙が己の法則を守るために自衛隊を媒体にして起こしている現象なので、物理法則を飛び越え過ぎなければ問題ないとの事です」
ダイアナ「あんまりドラゴンボールみたいな事をし過ぎると日本人も絶滅するかもしれませんが他の種も甚大な被害が出てしまいますしね…」
ミスターK「…逆道の能力も大概すさまじいと思うんだがあれはいいのか?」
スパイ「超能力無力化装置あたりでなんとかできる程度の特殊能力であれば宇宙にかかる負荷は少ない物かと」
ミスターK「…魔法駄目、核駄目、ニセ札駄目、麻薬駄目、兵器は敵より劣ってる、科学力も負けている…これでは打つ手がない」
イグアナ「テロリストって元々そう言う物ですし、太陽の牙ダグラムだってレイズナーだって同じ条件で戦って勝ちましたし、それに何より本編のRR団が大体自衛隊とガチバトルできるほどの戦力が無かったわけで…」
ミスターK「いや、本編では強かったぞ、大体少年同盟だのなんだのといった組織がいるから我々の計画が思うように進まなくてだな…」
ダイアナ「少年同盟を見分ける事ができるようにして、少年同盟をまず狩っていけばよろしいではないですか」
ミスターK「自衛隊糞強いし…」
イグアナ「政治や世論を操作して自衛隊を弱体化させればいいじゃないですか」
ミスターK「逆道が…」
ゴッドイグアナ「私がいるじゃないですか」
ミスターK「……あれ?まだいけるんじゃないか?」
- 65 :
- ※ある日、キャプテンサラーのいるアジトに突如としてRR団の精鋭達が襲い掛かってきた!
ゴッドイグアナ「こんばんはキャプテンサラー、私はアマゾンの魔女のゴッドイグアナと申す」
キャプテンサラー「貴様、私に何の用だ」
ゴッドイグアナ「ちょっとお前さんの事が邪魔なのでな。こうしてくれるわっ!カムト!!」
※ゴッドイグアナはキャプテンサラーに呪いを掛けられて小さなネズミにされてしまった。
ゴッドイグアナ「さぁて、このネズミは生きたまま地獄に落としてやるかな?」
※こうしてキャプテンサラーは小さなネズミのまま地獄に落とされ焦熱地獄で未来永劫苦しむ事になった!
ゴッドイグアナ「ボス、とりあえず邪魔者の一人を片付けました。これで少年同盟も崩壊するでしょう」
ミスターK「よくやった。暫くの間は邪魔者を少しづつ消去していくしかない。今度は自衛隊の提督を消してくれ」
ゴッドイグアナ「わかりました」
※それから数日後、自衛隊の提督達が次々と行方不明になった。そう、彼等は全員生きたまま地獄に落とされたのである。
ミスターK「戦力が整わない今の状況では地道に邪魔者を消していくしかない。頼むぞゴッドイグアナ」
- 66 :
- 自衛隊幕僚A「……キャプテンサラーがやられたか。RR団を甘く見過ぎていた」
自衛隊幕僚B「諜報能力は日本が他国に劣る要素の一つだ、防諜能力の低い我が国の技術ではどんなに隠れても無駄だろう。しかし、これなら対策を立てやすくもある」
自衛隊幕僚C「左様、敵が我々幕僚を狙ってきていると目的がはっきりとしているのだ」
自衛隊幕僚A「キャプテンサラーを見つけ出せる程の索敵力を持つRR団の諜報組織と、怪人ゴッドイグアナ」
自衛隊幕僚B「恐らく、叩き潰せればもう代えは利かないだろう、特に、諜報員は絶対に潰したい」
自衛隊幕僚C「さらに敵はバックを失い、組織の復旧には莫大な時間と資源が必要な状態だ」
自衛隊幕僚A「こちらも出せる駒をすべて出す、テロリストとの決着をつけよう」
残った自衛隊の幕僚たちは逆道に自分達の護衛を依頼した。
自衛隊はゴッドイグアナの暗殺攻撃で組織的な行動が困難になりつつあり、RR団はこれまでの敗北で弱体化し、大規模な戦闘を行う力がない。
つまり、ここで最高戦力であるゴッドイグアナか、残った自衛隊幕僚を倒した方が、戦いの主導権を握る事になる。
ゴッドイグアナが敗れれば、RR団は一気に弱体化してしまう。
レインボーマンが敗れれば、日本にはもうRR団の幕僚暗殺攻撃を阻止できるヒーローはいない。
日本の未来は、逆道逆の…レインボーマンの双肩にかけられた。
- 67 :
- 逆道「...はい、承知しました。これが決戦と言う事ですね」
今、逆道逆は幕僚達の会議場でいざとなればすぐに戦える様に待機している
逆道「敵が来るのは一瞬だ。逃さん」
- 68 :
- ゴッドイグアナとRR団の暗躍を聞きつけたミスタードルゲから、ミスターKに通信が届いた。
ミスタードルゲ「ミスターK、レインボーマンは私に任せて、君は自衛隊の幕僚を倒す事に集中したまえ」
ミスタードルゲの立てた作戦はこうだ。
彼の配下の魔人達が、幼稚園バスを堂々とジャックする。
そして、人質の解放をかけてレインボーマンとドルゲ魔人の戦闘を要求し、来なければ園児をRと脅すのだ。
その隙に、ゴッドイグアナに自衛隊幕僚を殺させるのである。
- 69 :
- >>68
ミスターK「わかりました。ですが今回の標的は自衛隊ではありません。実は……」
ミスタードルゲ「なるほど、自衛隊幕僚連中はフェイクという訳ですか」
ミスターK「ドルゲ殿は予定通り幼稚園バスのほうをよろしくお願いいたします。では後日作戦開始といきましょう!」
※それから数日後、白昼堂々ドルゲ魔人の軍団が日本各地の幼稚園バスを占拠した!人質は多数の幼稚園児達と先生達!
ミスターK「イグアナ、わかっているな」
イグアナ「では私が逆道逆が離れた隙に自衛隊幕僚を」
ゴッドイグアナ「そして私が今回の真のターゲットをしとめる訳ですな」
※果たして真のターゲットは誰なのか?そんな中で幼い命達が危機に見舞われる!?
- 70 :
- 逆道は当然幼稚園児達を助けに行くしかなかった。しかし弱くなった今の自衛隊では幕僚達を守りきれない。そこで突然思い出した事があった
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
エルフ神官「これはエンシェント国でしか採掘できないオリハルコンで出来た護符。
人間界の方。ぜひお使いなさい。」
逆道逆「良いんですか そんな貴重なものを」
神官「貴重なればこそ。貴方には強い守護が必要になるであろう」
逆道逆「(確かにそうかも...) ありがとうございます。頂きます」
最初のエンシェント国のパーティーに呼ばれた時の事だった
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ー
逆道逆「これに願おう
エンシェントの神様、私は子ども達を助けに行きます。その間どうか幕僚達をお守りください」
エンシェント神「その願い聞き入れた」
逆道逆「あなたは?!」
神「我こそはエンシェントの地にてオリハルコンを司る金属神。ここは私に任せるが良い」
逆道逆「ありがとうございます!」
逆道逆、レインボーマンはそのままドルゲ魔人達の元へ行った
因みにオリハルコンの神様は金属の力、つまりダッシュ5を強化した様な能力を持っている。
- 71 :
- イグアナ「くそっ、なんて奴だ!私の魔法が一切通用しないとは」
※自衛隊の幕僚を暗Rべくやってきたイグアナだったがオリハルコン製金属神が立ち塞がり苦戦を強いられる!
イグアナ「ダメだ、奴はどうやらオリハルコンでできてるな。これでは魔法が通用しない筈だ」
飛蝗男「ならば私が相手だ」
※金属神の前に飛蝗男が現れ凄まじい速度で攻撃!すると金属神の体にヒビが入る。
飛蝗男「流石に硬いな。だが決して倒せない相手じゃない」
ゴッドイグアナ「娘よ……無理は禁物だぞ。さて、奴も動いた事だし私は暫く高見の見物といきますか」
- 72 :
- 園児達を救うべく救うべくドルゲ魔人との決闘場所にやってきたレインボーマン。
園児達を救うべくバスを包囲する機動隊と報道陣の向こう、バスを背にして立つ襲るべきドルゲ魔人の姿があった。
まるで脳みそを人型にしたような気持ちの悪い怪人、ノウゲルゲだ!
ノウゲルゲ「ノコノコ殺されに出てきたなレインボーマン!俺の力を思いしれ!」
レインボーマンに襲い掛かるノウゲルゲ。
レインボーマンが応戦してパンチを放ち、それがノウゲルゲにさく裂すると、人質の園児達が苦しみだした!
ノウゲルゲ「フハハハハ、俺の体に餓鬼どもの神経を繋げている!俺を攻撃すれば餓鬼どもも苦しむ事になるぞ!」
狼狽えるレインボーマンの足を何者かが掴んだ。
アリのような姿をした新手のドルゲ魔人が地底から現れたのだ!!
アリゲルゲ「俺はドルゲの魔人、アリゲルゲ!俺の体にはお前の太陽の剣も拳も通用しない!!」
強固な装甲を持つドルゲ魔人、アリゲルゲだ!
更にレインボーマンの近くに次々電撃が命中、激しく爆発する。
フランケルゲ「レインボーマン!函館の時のお返しをさせてもらうぞ!!」
フランケルゲもバスの中から現れて攻撃してきたのだ!
フランケルゲとアリゲルゲがコンビネーションでレインボーマンを攻撃し、その隙にノウゲルゲが必殺の輪っかを取り出した!
ノウゲルゲ「喰らえ!レインボーマン、ノウゲルゲのリング攻撃だ!」
レインボーマンの頭にノウゲルゲのリングが輪投げのようにかかった!
すると、レインボーマンの脳波がノウゲルゲに吸収されてしまう!
ノウゲルゲ「そのまま脳死してしまえ!レインボーマン!!」
思考能力が落ちるレインボーマン!
体はアリゲルゲとフランケルゲが抑えつけ、脳波が徐々に吸われていく!
しかもノウゲルゲを迂闊に攻撃すれば園児達が死んでしまう!
絶対絶命だ!!
- 73 :
- 自衛隊幕僚A「我々もただやられるわけではないぞ!!お前達の襲撃を予想して、対応策を用意してある!!」
飛蝗男「静弦太郎もレインボーマンもいないお前達に何ができる!!」
勝ち誇る飛蝗男をどこからか飛んできた刃物が切り裂いた。
飛蝗男「ぐわ!な…何者!」
視線を刃物が飛んできた先に向ける一同。
そこには、見た事もないロボットとヘルメット姿の男がたっていた。
警察手帳を見せるヘルメット姿の男、その名は!
大門豊「俺は秘密警察の大門豊!RR団!俺がいる限り、お前達の好きにはさせないぞ!!電人ザボーガー!飛蝗男をやっつけろ!!」
電人ザボーガーと大門豊だ!!
自衛隊幕僚A「彼だけではお前達に勝つ事は厳しいかもしれなかった、だが、金属神が来てくれたおかげで、勝算がある!」
飛蝗男「何を小癪な!静弦太郎をも倒せるように強化された俺の力を思いしれ!」
イグアナ「お前もキャプテンサラーのように焦熱地獄に落としてやる!!」
金属神「そうはいかないぞ!」
イグアナの相手は金属神が、飛蝗男の相手は電人ザボーガーと大門豊がする!
互角の戦いが続き、消耗する両者。
ドルゲ魔人かレインボーマンのどちらかが応援に来たら、勝負は決まるだろう。
――――――
一方、首相官邸では、万が一の事態に備え、ある男が総理大臣と防衛大臣の警護についていた。
総理「RR団が幕僚を襲っているのは本命では無いというのが君の推理かね?早川健君」
早川「俺がRR団なら、シビリアンコントロールの中枢を襲うでしょう、超能力無力化装置を首相官邸のこの部屋で起動させていますから、ゴッドイグアナの魔法でいきなりやられることはありませんよ」
さすらいの私立探偵、早川健だ!
ゴッドイグアナが現れても、簡単に倒せる相手ではない!
- 74 :
- >65
【読み返したら、ゴッドイグアナがキャプテンサラーにネズミにされてる?】
さてそのころ、アメリカでは有耶無耶になった超人登録法関連のごたごたを収めるべく公聴会が催された。
そこに、法案反対派の側から代表してキャプテン・アメリカが出席することになった。
出迎えたのはトニー・スターク、わざわざマーク1アーマーを着てきてその場で脱ぎ捨てるというパフォーマンスを見せた。
キャップもマスクを脱ぎ、盾を置いてそれに応え、和解の握手をした。
トニー「私も間違っていたよ。色々あるだろうが、まず、プロジェクト・ライトニングは凍結した」
スティーブ「ああ、あの事件を引き起こしたものを何とかしたいという意志は尊重しよう」
武装を解除した二人が連れだって議事堂に向かい……銃声が響いた。
- 75 :
- >>74
失礼しました!正しくはゴッドイグアナがキャプテンサラーをネズミに変えたでした。
さて、後は逆道逆がどう動くかな?
- 76 :
- 「レインボーマン!頑張れ!!」
「負けるな!レインボーマン!怪人をやっつけてくれ!!」
「俺達がついてるぞ!!」
ドルゲ魔人を囲んでいる報道陣や機動隊からレインボーマンに声援が響いた!
「レインボーマン!がんばって!!」
「死なないでレインボーマン!!」
「レインボーマンはつええんだ!ドルゲやRR団になんかまけねえんだああ!」
ドルゲ魔人に人質にされている子供達も声を限りに叫ぶ!
更にテレビ報道を見た世界中の人々が、SNSやツイッターでレインボーマンを応援するメッセージを送ってくる!
頑張れ!レインボーマン!ドルゲ魔人をやっつけて、日本を守るんだ!
- 77 :
- レインボーマン「ここで死ぬわけにはいかない! 神経と言うのはつまり体を流れる電流。
俺の元の能力で電流の向きを逆転させれば!
」
ノウゲルゲの吸収から脱出!リングも外れた!
ノウゲルゲ「なに!?」
レインボーマン「それだけじゃない。今のと一緒にお前が園児たちに送っている受けた傷の脳波も逆向きにした! これで接続は途切れる
つまりお前を倒しても大丈夫ということだ。
太陽の剣!」
ノウゲルゲは見た目通り物理的な戦力は低かった!すぐに真っ二つになる!
フランケルゲ、アリゲルゲ「よくもノウゲルゲを!」
レインボーマン「アリゲルゲお前には太陽の剣が通じないらしいな、ならば!」
装甲の裏と表が逆転!ただの人間同然の防御力しかなくなる!
レインボーマン「そして!」
アリゲルゲを盾にしてフランケルゲの電撃を防ぐ
レインボーマン「この二人が連携攻撃をする事は分かりきってたからな。あとはお前1人だフランケルゲ! ダッシュ6!」
電気がアースされる地中に引き込んで、埋めて倒した!
レインボーマン「すぐに自衛隊の幕僚たちの所に戻らなければ!
みなさんの応援のお陰で戦えました!では!」
再び幕僚達のところへ向かう!
- 78 :
- 一方、日本。
RR団の活動とそれに対するヒーローたちの活躍、それらとアメリカでの騒動。
それらを加味した超人基本法制定に向けて各省庁の間での折衝は続いていた。
アメリカでの諸問題の発端はスタンフォードでの事件にある。
ニューウォーリアズというヒーローチームが功を焦り大物ヴィランのナイトロを自爆させ、大量の犠牲者を出した事件だ。
日本版スタンフォードを恐れる人々が先手を打とうとしても何らおかしくはない。
やがて、レインボーマンやズバットといった歴戦のヒーローたちにも、決断の時は来るのかもしれない……
- 79 :
- 少年同盟員「逆道さん!このワープゲートを使ってください!」
逆道の下に、少年同盟の生き残りたちが集まってきて、ワープゲートを作ってくれた!
少年同盟員「逆道さん、キャプテンサラーの仇をとってください!僕たちも応援しています!」
- 80 :
- ダイアナ「現在イグアナと飛蝗男は電人ザボーガーと交戦中!」
ミスターK「ほほう、ロボットか。ならば私がいいものを持ってるぞ」
※突如、イグアナ達とザボーガーとの交戦中に何処から笛の音が聞こえてくる。
豊「!?どうしたザボーガー、コントロールが効かない」
幕僚「わっ、ザボーガーがこっちに……ぐわあああああああああああああっ!」
※突然ザボーガーが制御不能になりザボーガーが幕僚達に襲い掛かる!更に動揺する豊の隙をつき飛蝗男が豊のヘルメットを奪いヘルメットを粉々に破壊する!!
飛蝗男「これであのロボットは制御不能だな。後はてめえだけだな……R」
イグアナ「しかしあの笛の音は一体?今はあのオリハルコンの怪物をどうにかしないと」
ダイアナ「すごい笛ですねボス」
ミスターK「ははははははははははは!すごい効果だよ、プロフェッサーギルから頂いた悪魔の笛の能力は素晴らしい」
※プロフェッサーギルから授かった悪魔の笛がザボーガーを悪魔の手先に変貌させる!そして、悪魔となったザボーガーは怯える幕僚達を次々と殺害していく。
飛蝗男「おっとザボーガーの元へは行かせんぞ、大門豊!お前の行き先は地獄のみだっ!」
イグアナ「早くケリをつけてくれ飛蝗男、こっちのほうはかなり手ごわい!」
- 81 :
- 逆道「少年同盟のおかげで戻れた!
っておい、そこにいるのはイグアナ、それに飛蝗男!」
逆道はこの2人、特に飛蝗男とは何度も戦っている。まさに決着と言う状況だった。
逆道「まずはこれだ!太陽の剣!!大門さんは早くザボーガーを止めてください!」
飛蝗男の注意を引く
- 82 :
- 大門「ザボ―ガー!どうしたああああ!やめろおおおおお!!やぁああめろザボオオオガアアアア」
幕僚や飛蝗男が引くようなレベルで動揺してすごい声で叫ぶ大門豊。
大門「ありがどお!レインボーマン!やめろザボーーガアアアアア」
レインボーマンのサポートで飛蝗男を彼に任せ、ザボーガーに駆け寄る大門。
そして、力いっぱいザボーガーをぶん殴った!!
よろめき、倒れるザボーガー。
大門「あんな笛の音に負けるな!!負けるなザボーーガーー!」
イグアナ「五月蠅いぞ大門!」
その場の一同((それは俺も思った))
殴られてよろめいたザボーガー、おかしなことに、そのまま反応しない。
ふと、大門が襲われた幕僚たちを確認すると、まだ息があるではないか!
大門「ザボーガー!お前は…お前は悪の心に負けなかったのか!!お前は…」
このザボーガーが劇場版のザボーガーだ。
涙も流すし、不当な命令を無視する事もする。
大門からの命令でも悪い事をしなかったザボーガーは、Kの命令にも抗ったのだ!!
大門「ザボーガー!ザボーーガーーーーー!!」
イグアナ「だから五月蠅いぞ大門!!叫び過ぎだ貴様は!」
一同((それは俺も以下略))
兎に角ザボーガーは止まった。
だが、大門は感傷に浸っていて戦列に復帰する気配はない。
頑張れレインボーマン!!RR団をやっつけろ!!
- 83 :
- >82
「これ、絶対悪魔の笛の音色が大門の大声にかき消されたんだよ」
「ぎゃくによ、大門の肺活量で悪魔の笛吹いたら無敵でね?」
- 84 :
- ミスターK「ははははははははははは!あのポンコツなかなかあがくな……ダイアナ、笛の音の出力アップだっ」
ダイアナ「ではデビルアンプの出力を百万倍にアップします!」
※桁違いに強化された悪魔の笛の音が高らかに響き渡る!すると倒れた筈のザボーガーが再起動し瞬時にして豊をはるか遠くに投げ飛ばし速射破壊銃で金属神を粉々にしレインボーマンに深手を負わせる。
飛蝗男「形勢逆転だな。糞幕僚達よ、今のうちに念仏でも唱えるがいい!」
イグアナ「油断するな!こいつの事だ、何をしでかすかわからんぞ」
※もはや暴走ザボーガー・飛蝗男・イグアナに対抗できるのは深手を負った逆道逆のみ!レインボーマン絶体絶命の危機!!
ミスターK「ははははははははははは!ザボーガーよ、インチキマジシャンの息の根を止めろ!」
ダイアナ「悪魔の笛の音の出力安定、行けます!」
ゴッドイグアナ「ふふふ、もう少しってところね」
- 85 :
- 「ええい!こんな事もあろうかと秘かに開発しておいたアイアンキングマーク2だ!やれ!」
駄目でした。
「だ、誰か他にいないのか!
ほら、最近売り出し中のシーサーとかいう若いのは!」
「アンタは日本版スタンフォードをやらかそうってのか!第一あれはまだ来られんわ!」
まあ、色々あるんです。
「えーとほら、警視庁のシンドゥーラとかいうのは?」
「防衛省が警視庁に頼れるか!」
「自衛隊のヒーローっていないの……G4だ!」
「……えー……あれ、使うの?誰が?」
「大丈夫です!こんなこともあろうかと飛ばされた大門さんを回収してG4を着せておきました!」
- 86 :
- 幕僚A「やめい馬鹿者ども!っというか大門君に頼ってる時点でもう我々は警視庁に頼っているし、民間人の逆道君に助けを求めた時点で面子など捨て去っているのだ!」
幕僚85・1「うう…」
暴走し、逆道に襲い掛かろうとするザボーガー。
だが、突如煙を噴きだし始めた。
ミスターK「何だ?どうした!何故止まるザボーガー!ええいもっと出力を…」
悪魔の笛の出力を上げようとするミスターK。
だが、ザボーガー側から強力な電流が電波となって悪魔の笛に逆流してきて、悪魔の笛を爆発させた!
ミスターK「ギャアああああ」
ダイアナ「ああ!ボ…ボスの口が」
爆発でミスターKの唇が焼かれ、前歯は弾け飛んでしまう。
ダイアナ「何が…何があった!」
RR団員「大門です!大門の怒りの電流が…ザボーガーのエネルギーの源である怒りの電流がスパークし、マイクロウェーブとなってボスの悪魔の笛に伝わってきたのです!」
ダイアナ「は…早くボスを再生装置にかけるんだ!」
幸いにして医療技術が発展しまくった昨今、ミスターKの口の修復は滞りなく終わりそうである。
一方、悪魔の笛の効果が途切れたザボーガーは、全身を激しくスパークさせながら飛蝗男に抱き付いた!!
飛蝗男「え…ええいポンコツ!離せ!離せえええ!!」
大門(かなり遠くからでも聞こえるでかい声で)「ざぼおおおおおがあああああああああざぼおおおおおおがああああああああああああああああ」
ザボーガーは飛蝗男を抱きしめたまま壁を突き破って外に飛び出し、もろとも自爆して両者粉々になった。
幕僚A「ザ…ザボーガー…」
幕僚B「おのれRR団!」
飛蝗男はザボーガーと共に散った。
だが、まだイグアナは生きており、レインボーマンはダメージが大きい!
イグアナはかつて初代レインボーマンがヨガの眠りにつくほどの死闘の末かろうじて運良く勝つ事ができた相手だ!
1対1で、かつ深手を負って、今のレインボーマンに勝つ事はできるのか!
- 87 :
- 逆道「傷が、治っていく?!」
金属神の魂「神結界で守ったのだ。私はエンシェント国に戻り、体を作り直さなければならない。神は生き物ではないから、死にはしない。自分の存在を忘れられた時、始めて消える。
いずれまた会おう、その時まではお前に託すぞ逆道」
結界のおかげか、幕僚たちも守られている。
二代目レインボーマン「これなら勝てる!ダッシュ4 木の葉嵐!(日の出まであと何時間位かな?)」
- 88 :
- シンドゥーラ「ふふふ、ここに、模型秘伝帳があります」
警視庁のヒーローであるシンドゥーラはエンシェント国に赴き、現地の人々と協力して金属神の身体を再鍛造した!
シンドゥーラ「こうね、プラモ狂四郎のメタル魔神のようなものさ」
各関節可動とか指には糸はんだを巻くとか足首に重りを入れるとか、様々な工夫が施され、金属神再出撃!
「あ、次のボディの用意もしておこう」
「今度は鋳造と象嵌を組み合わせよう」
「金メッキの用意もな」
- 89 :
- >>88
シンドゥーラがエンシェント国で金属神の2体目を作るには、あらかじめ金属神の存在を知っており、事前に準備していなくてはならない。
幕僚たちもレインボーマンも金属神の存在を知ら無かったのにシンドゥーラが知っており、かつまるで金属神がやられる事がわかっていたかのようにエンシェント国に行っていて、金属神の新しい体を作っていたなど、あまりにもあまりにも準備ができすぎている。
- 90 :
- >89
模型秘伝帳には金属神の事が書かれています。
もちろん、木工神や土器神の事も。
紙の神についてもあるらしい。でも、革や布、竹の神まであるかは不明。
また、今回は別件でエンシェント国に赴いており、そのついでに模型修行の一環で作っていたメタルゴーレムを急遽流用ということで。
そして、金属神絡みをキャンセルしたとしても、別のヒーローの増援が……
日本ゆかりのアメリカンヒーロー、ウルヴァリン(奥さんが日本人)とデッドプール(力士時代の四股名は千代ノ酒)だ!
- 91 :
- >>90
デッドプールとウルヴァリンはそんな連中なぞついぞ知ら無い幕僚護衛の自衛官達の手で現地に到着できずにいた。
ウルヴァリン「どけー!俺達はヒーローだ!」
自衛官「おんどりゃあ!そんな格好のヒーローがおるかあ!」
デッドプール「ゲー!こいつらアメリカのヒーローを知らねぇ!」
ウルヴァリン「X-MEN知っとけよ!」
自衛官「じゃあ名前は?」
ウルヴァリン「ウルヴァリン」
デッドプール「デッドプール」
自衛官「どー考えても悪サイドの名前じゃねえか!!」
レインボーマンとイグアナの一騎打ちに割って入る者はこれでいない。
- 92 :
- イグアナ「間もなく夜が明ける……だが朝日が昇る事は決して無い!」
※突如防衛省上空に黒い雲が覆う!これで太陽が昇っても日の光が射す事は無い!
イグアナ「更に私にはこうゆう事もできるぞ!」
※イグアナが杖を地面に叩く!すると地の底から邪悪な最上位悪魔が何匹も出現した!
イグアナ「来たな魔界の住人達よ……そなた達の生贄はそこにいる幕僚達だっ!さぁ思う存分味わうがいい」
※最上位悪魔達は幕僚達に襲い掛かる!レインボーマンは阻止しようとするがイグアナが立ち塞がる!
イグアナ「私を倒さぬ限り日の光は戻らんぞ!覚悟するがいい逆道逆、いや二代目レインボーマン」
- 93 :
- >91
そういえば、二人とも初出時は敵役だったな……
だがしかし、防衛省管轄のヒーローチーム、「ビッグヒーローシックス」がこちらに向かっている!
現在のリーダーは天才少年高千穂比呂博士。
以下映画化で知られるバイオロイドのベイマックス、
エネルギーフォースを纏って突進するゴーゴータマゴ、
亜空間ポシェットの持ち主ハニーレモン、
剣客にして寿司職人のワサビ・ノー・ジンジャー、
そして巨大怪獣に返信できるフレッジラ。
さあ、対決に間に合うのか!?
>92
幕僚たちに襲い掛かろうとした悪魔たち。
だが、突如その動きを止め、逆再生のように地の底に帰っていく。
そのころ、北極、「孤独の要塞」と呼ばれるスーパーマンの秘密基地。
この場を借りて「ソーサラー・シュプリーム(至高の魔術師)」ことDr.ストレンジが悪魔返しの儀式魔術を行使していた。
イグアナとゴッドイグアナが二人掛かりでどうにか対抗できるであろう強大な魔力と、緻密で繊細かつ堅牢な術式が、悪魔たちを退散させていく。
「ドクター、私には魔術の事はよくわからないのだが、どうやって悪魔召喚の術を察知できたのだ?」
「ふむ、私の呪具の数々をもってすれば、この程度の未来余地は容易いのだよ。
特に、あのような黒魔術には事前の準備が欠かせないからな、尚更のことだ」
あまりに強力な魔術のため、本来なら召喚に失敗したイグアナも地の底深くへ連れ去られるのだが、そうはならなかった。
- 94 :
- 二代目レインボーマン「自然の日光が遮られても、俺に太陽の力があるのは変わらない
太陽の剣!今回は二刀流だ!」
悪魔が消えたのですぐに攻撃を始める。
「それに、雲がある方が雷を出しやすい」
- 95 :
- 幕僚C「ビッグヒーローシックス?そんなもんがいるなら最初から配置してる…」
幕僚B「何とかレインボーマンを優勢にさせたいのはわかる、だが、今は彼を信じよう、彼ならきっと…」
幕僚A「何やら知ら無いが悪魔たちが去っていった、これで邪魔は入らない」
幕僚C「技を使って攻め立てている分レインボーマンが優勢に立っているぞ!」
幕僚B「だがレインボーマンはドルゲ魔人との戦い、更に回復したとはいえ、ザボーガーの攻撃で消耗している…ヨガの眠りが近い」
幕僚A「太陽エネルギーをレインボーマンに届ける事が出来れば…」
幕僚B「雲を…雲を取り払うんだ!だがどうやって…?攻撃では雲は払えない」
一応距離をとって机などの陰にかくれ乍ら戦いを見る幕僚たち。
太陽の剣二刀流がイグアナの体を切り裂き、確かなダメージがイグアナに通っている。
幕僚古谷「卑怯な手しか使えないイグアナは、もうパワー負けしているぞ!!」
幕僚A「もう少しだ!イグアナも魔法や金属神の攻撃で疲弊している!!」
- 96 :
- >95
ウルヴァリンとデッドプール。
二人とも、アルカトラズやペンタゴンに悠々と潜入できる実力の持ち主である。
なので、防衛省に入り込むくらい訳はない。そして、二人掛かりならミスターKだって殺せるし、そこは躊躇わない。
だがしかし、ビッグヒーローシックスがいる。
彼らならそんな二人の暗殺劇をきっと防ぐでしょう。
嗚呼、もしここに日本が誇るスーパーヒーロー、ビッグヒーローシックス初代リーダーのサンファイアさんがいれば、RR団もイチコロなのに。
あの人本当にどっか行っちゃったからなぁ。
- 97 :
- イグアナ「雷か!それこそ私の専売特許よ」
※イグアナはレインボーマンの太陽の剣に対抗して落ちてきた落雷で雷の薙刀を作り出しレインボーマンに切りかかる!
ミスターK「うぬぬ、ゴッドイグアナ!まだか、まだ時ではないのか?」
ゴッドイグアナ「ボス、もうすぐです。奴はまもなく……」
※そんな中でイグアナとレインボーマンの死闘は続く!太陽と雷の刃が互いにぶつかり合い凄まじいエネルギーが放出される!
イグアナ「ははは!そろそろかしら?」
逆道逆「覚悟しろイグアナ!」
- 98 :
- 逆道「(そう言えばなぜゴッドイグアナは来ない? まさか俺がヨガの眠りをしてから動くのか?)
もう決着をつける時だイグアナ! 食らえ!」
黒雲を不透明から透明に逆転、既に登っていた太陽の光がザボーガーが最後に開けてくれた壁の穴からイグアナに刺さる!
逆道「俺はもうあまり力を消耗できない。このまま日光消毒されろイグアナ!」
イグアナ「グアアア!馬鹿な、このイグアナが......!」
- 99 :
- 幕僚A「…?イグアナって太陽光で死ぬんだったのか?」
幕僚B「本編でおもっくそ日中で戦ってたんじゃ…」
幕僚C「そんな事はいい!遂にRR団の幹部の一角が倒れる!我々の勝利は近い」
- 100 :
- ???「イグアナ、もう潮時だ!」
イグアナ「飛蝗男!生きていたのか」
※日光を浴びて苦しむイグアナを右腕を失った飛蝗男がかばう!
逆道逆「待て!……ねっ、眠い!!」
イグアナ「お母さま!今です」
※イグアナと飛蝗男がそう言い残して消えた。そして、幕僚達の前で逆道逆はヨガの眠りについた。だが奴をそれを待っていた!
ゴッドイグアナ「ははは!待っていたぞこの時を!今から貴様を生きたまま地獄に落としてやる!!カムト」
※すると逆道逆は地面に開いた地獄門により生きたまま地獄に送られてしまった。そう、RR団の狙いは最初から逆道逆の抹殺であった!
ゴッドイグアナ「さぁて、ついでにお前達も地獄に送ってやるか!」
幕僚達「「「うわあああああああっ」」」
※まんまと逆道逆と幕僚達は生きたまま地獄へと落とされた!そして、ヨガの眠りを覚ました逆道逆の眼前には閻魔大王と鬼灯という男が!
閻魔「逆道逆!お前を血の池地獄行きとする!!連れていけ」
ミスターK「ははははははははははは!遂にインチキマジシャンを葬ってやったぞ、ざまあみろ!」
※果たして逆道逆の運命は?そしてレインボーマンや自衛隊幕僚を失った日本の命運は?
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