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ぼくのかんがえた聖杯戦争


1 :2011/11/23 〜 最終レス :2015/06/08
タイプ;ムーンの人気作品であるFateの根幹設定である「聖杯戦争」
これをテーマにした二次&パロディ創作スレです
個人での創作SSの他に妄想設定や雑談などをゆるり、またりとやっていきましょう


アニメや漫画のキャラをサーヴァントとして召喚するもよし
原作Fateの英霊やマスター、その他キャラクターたちを活躍させるもよし

あなただけの聖杯戦争を創作してください

2 :
さすがに鯖に狼王ロボは未出だろうと思っていたらとっくの昔に妄想されていたあの絶望感。

3 :
向こうは融通きかんからしばらくこっち様子見しよう
サーヴァントの妄想とかもいいよね?

4 :
台詞系ならバンバン思い浮かぶけど
小説となるとてんでだめだ

5 :
>>3
もちろんアリですよ
一応それ用のテンプレみたいなの置いときましょうかね

CLASS:
マスター:
真名:
性別:
身長・体重:
属性:
筋力: 耐久: 敏捷: 魔力: 幸運: 宝具: 
クラス別能力:
保有スキル:
宝具:

※クラスは「セイバー」「アーチャー」「ランサー」「ライダー」「バーサーカー」「キャスター」「アサシン」の7種が基本としてある。
 しかし三騎士以外のクラスはよく変動するらしく「アヴェンジャー」等のイレギュラークラスが該当する場合もある。
※能力値はE〜Aまで。Eを10とすると一つ上がるごとに+10でAは50となる。A+などの+が付く場合はその数だけ値が倍加する。
 たとえばC+の場合、基本的にはC(30)の能力だが、条件を満たすと倍の60になり、A(50)の値を上回ることができる。
 原作ではA++まで登場。これらに当てはまらない値に評価規格外、EXが存在する。

6 :
セイバー
剣士の英霊。「三騎士」の一角で、バランスが取れた能力から「最優」と称される。
魔力を除いた能力値が水準以上でないと相当しない。
クラス特性として、最高の「対魔力」とある程度の「騎乗」を保有する。
アーチャー
弓兵の英霊。「三騎士」の一角で、高い単独行動スキルと射撃能力を持つ。
基本能力こそ低いが、その分を強力な宝具やスキルで補っている。
クラス特性として、「対魔力」と「単独行動」を保有する。
ランサー
槍兵の英霊。「三騎士」の一角。最高の敏捷性と高い白兵戦能力を求められる。
華やかさは無いが堅実なサーヴァントタイプ。
クラス特性として、セイバーには劣るものの「対魔力」を保有する。
ライダー
騎乗兵の英霊。騎乗スキルA+以上。
高い機動力と強力な宝具を数多く所有するサーヴァントタイプ。
クラス特性として、「騎乗」と「対魔力」を保有する。
キャスター
魔術師の英霊。魔力に特化したタイプで全サーヴァント中最弱とされる。
高い対魔力をもつサーヴァント相手では魔術を主体とするキャスターは基本的に不利だが、
陣地作成で有利なフィールドを築き上げることで互角以上に戦うことが出来る。
クラス特性として、「陣地作成」と「道具作成」を保有する。
バーサーカー
狂戦士の英霊。
英霊に「狂」の付加要素を許諾させるだけで該当できるクラスであるため、召喚呪文に特定の一節を組み込むことでクラスを指定して召喚できる。
もともとは弱い英霊を強化するために用意されたクラスであり、クラス特性として、「狂化」を保有する。
ステータスの強化が可能だが、理性が失われる、一部の能力が使用不能になる、魔力消費量が膨大になるなどデメリットも多い。
そのため、過去4回、例外なくマスターの魔力切れで敗退しているクラス。
アサシン
暗殺者の英霊。このクラスだけは、召喚される英霊が決まっており、故にクラス先決めで召喚することが可能。
クラス特性として、「気配遮断」を保有し、「マスターの天敵」とされるクラス。
アヴェンジャー
復讐者。もともとは存在しなかったはずの第8のクラス。
第三次聖杯戦争において同クラスに該当するものが召喚されたことから、聖杯戦争にほころびが生じる。

7 :
属性
各サーヴァントの精神的な傾向。ステータスで確認できる。
重んじる方針と性格からなる。
重んじる方針
いわゆる「社会的な」善悪の方針。
「秩序」は社会的・公共的ルールに肯定的であること。ただし、ルールに肯定的であるということは、
社会を維持するために小を殺して大を生かすような必要悪も受け入れるということに繋がる場合もある。
聖杯戦争においてはマスターへの恭順度が高いという形で現れる。
やはり反面で、「マスターの方針」というルールが仮に邪悪なものであっても、場合によっては受け入れる(例:アサシン)
「混沌」は現在の社会に対する否定的な姿勢である(逆に、社会の方が彼ら彼女らを否定した場合もある)。
反面、束縛からの解放や自由を肯定することであり、社会秩序によらない人間感情においては必ずしも邪悪であることに繋がらない(例:ライダー)。
討伐されたことによって名を馳せた反英霊的な存在に比較的多い属性。
「中立」は社会秩序に対して積極性がない場合に適用される。
単にどうでもいいのでことさら肯定もしないが否定するのも面倒に思っていたり、自分にとって良い面は肯定するが悪い面は否定したりする。

性格
いわゆる「個人的な」善悪の方針。
「善」は自分なりのルールを持ち、それを遵守する姿勢。「秩序・善」(セイバー)のようにそれが社会正義と合致すれば聖人君子的な姿勢となって現れるし、
「混沌・善」(例:ライダー)のようにそれが社会正義には合致しなくとも、自分にとって大事な存在(ライダーならマスターの桜)を裏切らず大切にするといった姿勢で現れる。
「悪」は例えば目的のためには手段を選ばない等の、無軌道な姿勢。往々にして、その手段は血生臭いものになりがち。
「中庸」は善悪に偏りがない姿勢。ことさらに他者を助けたいとも思わないが、さりとて積極的に他者を見捨てたいとも思わなかったり、
どんな人物や方針でも受け入れる代わりに、同じだけどんな人物や方針も切り捨てることを良しとする性格だったりする。

パラメータルール
サーヴァント自身の能力(筋力・耐久・敏捷・魔力・幸運・宝具の6種類)、及び所有スキル、所持する宝具の性能の評価を表すもの。いわゆるステータス表示。
A・B・C・D・Eの5段階評価であり、1を基準値とするとEが10で1段階上昇するごとに10上昇する。
表示に「+」が付いている場合は、特定の状況下においては本来の能力が+の数だけ倍加する。
例えば「C+」であれば、通常時は30であるが、条件を満たせば60となり、A(50)を上回る能力となる、という事。
A〜Eでは評価しきれないほどの桁外れな能力である場合は「EX」と表記される。


8 :
ぼくのかんがえたサーヴァント wiki
http://bokusaba.wiki.fc2.com/

9 :
>>1
元のスレが話してばっかで気が滅入ってきたからこっちに移らせてもらいますけどいいですか?
僕も>>3さんと同様妄想を全開で垂れ流させていただきます
できれば生温かい目で見ていただけると嬉しいです

10 :
>>9
ダメだ
と言ったらお前は辞めるのか?

11 :
煽るな煽るな
何が気に入らないのか知らんがわざわざ空気悪くすることもあるまいて
マターリしようや
話題振ってみるか
二次キャラで監査役ができそうなのってどんな奴いるかな?
教会からの派遣という設定踏まえると結構難しい

12 :
>>11
元のスレではローラ・スチュアート(とある魔術の禁書目録)を出してる人がいたね
他だと……ごめん、あまり思いつかない
思いついたら随時出してみますわ

13 :
>>11
教会ではないけど
ハガレンのキングブラッドレイとか
バッカーノのヒューイとかみたいな
裏の思想を持って動くようなやつならいいかも

14 :
>>11
折原臨也(デュラララ!!)もいいんじゃないかな
あとこれは少し不適当だと思うけどキュウべえ(魔法少女まどか☆マギカ)なんてどうだろ

15 :
きゅうべえ有りなら
ぼくらののコエムシとかいいかも
あいつだったら並行世界から強制的に人間集められるし

16 :
>>15
自分で言っておいてなんだけどやっぱ非人類はダメっぽそうだね
黒幕としては妥当だとは思うけど

17 :
>>1
あなただけって事は非リレー式なんだろ?

18 :
>>17
適当にサーヴァントを作っていいのがあったら個人でピックアップして作品を作る形なんじゃない?
多分自由だから作りたければ作ってお披露目、って形じゃないかな?
>>1じゃないからわかんないけど
適当な事を言ってスマソ

19 :
もっと適当だと思う。
やりたい人がやりたいようになれ的な。
サーヴァント妄想だけでもいいし、SS書いてもいいし、ニーチェしてもいいし。

20 :
>>19
関係ない話だけどニーチェするってどういう意味?
議論するって意味?
ちなみに俺はサーヴァント妄想を主体としてこのスレを使おうかと思います

21 :
「僕の考えた最強のサーヴァント」というお題で、延々とニーチェだけをプッシュし続けるネタスレがあるんだ。Pinkだけど。

22 :
>>21
thx、その部分はネタで書いたんだね
私的意見だけど多分そんな事をする人はいないと思うよ
自分も適当にサーヴァントの妄想をし終わったら適宜投下しますわ

23 :
オリ鯖オリマスターでSS書いてもいいの?
原作キャラ一切出てこなくてもいいの?

24 :
いいんじゃない?
自作キャラじゃない限りは

25 :
うむ、何も問題はなかろうなのだー
ただ単発ならいいけど連作になるならトリップ付けた方がいいかもね

26 :
>>24
いや、その自分で作ったキャラでオリジナル聖杯戦争を書いちゃってもいいのかと……
キャスターソロモン王
マスター山田太郎
みたいな感じで

27 :
個人でやる分には問題ないんじゃない?
オリキャラで版権キャラ踏み台展開やらをやってしまうと叩かれることはあるだろうけど、
誰かが創作しようとする気持ちを邪魔することは出来まいて

28 :
SNのヘラクレスのように、ギリシャ神話とか、北欧神話(オーディン、ロキetc
)、旧約聖書(ミカエル、ルシファーetc)の登場人物を
自分の設定で肉付けして登場させるのはあり?

29 :
基本的に禁止事項なんてないよ
好きにやろうよ

30 :
>>28
そういうのはみなさばでやれよ
わざわざ違うの立てた意味なくなっちゃうじゃん

31 :
いーんじゃね

32 :
>>30
あすこはみんなで考えるスレだから一人で好き勝手な解釈とかできないじゃない

33 :
>>32
そうなんだ
じゃあいんじゃね?

34 :
台詞系はありなの?
無しなの?
とりあえず形にしてみたいんだけど……

35 :
私は一向に構わんッッッ

36 :
>>34
セリフ系って何です?
会話文のみのSSの形式の一種ですか?

37 :
簡単に妄想投下

CLASS:セイバー
マスター:ネギ・スプリングフィールド@魔法先生ネギま!
真名:ダイ@ダイの大冒険 属性:秩序・中庸
筋力:B+ 耐久:B+ 敏捷:B+ 魔力:C+ 幸運:C 宝具:EX
クラス別能力:抗魔力A+ (騎乗スキルは持たない)
保有スキル:闘気放出A 直感A
 呪文C:キャスターには及ばないが、いくつかの攻撃呪文を使用できる。竜の紋章解放状態では最強呪文ドルオーラが使用可能。
 竜の紋章A:竜の騎士の力を解放する紋章。使用すると+パラメータにブーストが掛かる。
 竜魔人化A+:竜の紋章を限界まで開放すると竜魔人へと変身し、幸運以外のパラメータ・スキルが1ランクアップする。
宝具:ダイの剣B+:魔界最高の名工がダイの為にオリハルコンによって創造した至高の剣。
            鞘には剣にかけられた魔力を高める効果がある。
    神の涙EX:常にダイの傍らに居るスライムの真の姿。聖杯に及ばないものの小規模な奇跡を具現化する。
CLASS:キャスター
マスター:岡部倫太郎@STEINS;GATE
真名:バーン@ダイの大冒険 属性:混沌・善
筋力:D(A) 耐久:B(A) 敏捷:C(A) 魔力:EX 幸運:D 宝具:C+〜EX
クラス別能力:抗魔力A 陣地作成A 魔物作成A:無機物や生物に魔力を与えて強力な魔物を生み出せる。 
保有スキル:高速呪文A:1動作の間に2動作分の呪文を使用できる。
        呪文A:彼の元居た世界の呪文は全て使用可能。
        真の肉体A:全盛期の身体を召喚して融合する。筋力・耐久・敏捷がAランクに変化。
        天地魔闘の構えA++:真・バーン状態で使用可能。攻撃・防御・呪文の三動作を瞬時に行う。それぞれがAランク相当の威力を持つ。
宝具:光魔の杖C+〜EX:魔力を光の刃に変換する杖。バーンが魔力を注げば瞬間的にEXまで威力が高まる。
                消耗が激しく時が経つにつれ威力は弱まる。
    鬼眼王A+++:対城宝具。自分自身を最悪の魔物へと変化させる。一切の呪文・スキルは使用できなくなるが、
             幸運と宝具以外のパラメータは全てA+++となる。
CLASS:バーサーカー
マスター:フェイト・アーウェルンクス@魔法先生ネギま!
真名:ガッツ@ベルセルク 属性:混沌・悪
筋力:B(A) 耐久:C(B) 敏捷:B(A) 魔力:E(D) 幸運:E 宝具:B 
クラス別能力:狂化A(ガッツはセイバー適正も持つが、バーサーカーのクラスにより強い適正がある)
保有スキル:戦闘続行A 心眼(偽)B
宝具:ドラゴンころしB:ドラゴンをR為に造られた巨大で武骨な鉄塊。竜・魔物・悪霊属性の対象に特効を持つ。
    狂戦士の鎧A:装着することで使用者の能力を1ランクアップさせる。装着者を狂化させるが、バーサーカーには意味がない。

38 :
CLASS:アーチャー
マスター:朝日奈さみだれ@惑星のさみだれ
真名:アイオロス@聖闘士星矢 属性:秩序:善
筋力:B+ 耐久:D 敏捷:A+ 魔力:C 幸運:B 宝具:EX 
クラス別能力:抗魔力B 単独行動A
保有スキル:千里眼B 心眼(真)A 光速拳A:視認できない程の速度での攻撃
宝具:射手座の黄金聖衣B:Bランク以下の攻撃を無効化する。
    黄金の矢B+:射手座の聖闘士に許された武器。
    ゾディアック・エクスクラメーションEX:対界宝具。かつての同朋たる11の黄金聖闘士を召喚し、全ての小宇宙を黄金の矢に籠めて撃ち出す。
                            その力は小規模ながら太陽と同じ力を保有し、神の力によって閉ざされた結界をも貫く。
CLASS:アサシン
マスター:天海春香@THE IDOLM@STER
真名:ブギーポップ(宮下藤花)@ブギーポップは笑わない 属性:中立・中庸
筋力:C+ 耐久:E 敏捷:A 魔力:C 幸運:A+ 宝具:―
クラス別能力:気配遮断EX:例えサーヴァントの目の前に立っても攻撃しない限りサーヴァントと看破されることはない。
保有スキル:宗和の心得A 透化A 心眼(真)A
宝具:―
CLASS:テイマー
マスター:羽衣狐@ぬらりひょんの孫
真名:レッド(女)@ポケットモンスターFRLG 属性:中立・善
筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:E 幸運:EX 宝具:A 
クラス別能力:騎乗A++
保有スキル:カリスマA 
宝具:151のポケモンA:カントー地方に生息する幻、伝説含め全てのポケモンが揃っている。
    モンスターボールD〜A:ノーマル、スーパー、ハイパーと種類があり、相手の魔物や騎獣を奪い取ることができる。
                    1個だけあるマスターボールは判定なしで必ず奪取することができる。
CLASS:ランスライダー
マスター:衛宮士朗@Fate/stay night
真名:蒼月潮@うしおととら 属性:秩序・善
筋力:B 耐久:C 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:B 宝具:A+ 
クラス別能力:騎乗A+ 抗魔力C
保有スキル:戦闘続行B 心眼(偽)B 単独行動B
宝具:獣の槍B+:魔物・悪霊に対して特効がある。呪詛や結界の破壊能力がある。
    字伏・とらA:雷獣ともいわれる雷と炎の化生。長い歳月により幻獣の域へと到達している。
    二匹で一匹の化け物A+:相棒とら、守るべきモノ、倒すべき敵の三つが揃った時、能力が幸運も含め全て1ランクアップする。

39 :
>>37-38
別にマスターは決めなくてよくない?
これはあくまでサーヴァントを妄想するだけなんだから

40 :
>>39
いや、ぼくのかんがえた聖杯戦争なんだからマスターもありだよ?

41 :
>>40
そうなの?
だったらごめん

42 :
宝具の原作みたいなオサレな名称募集中

43 :
【元ネタ】デモンズソウル
【CLASS】スレイヴ
【マスター】
【真名】???
【性別】男性
【身長・体重】182cm・93kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷D 魔力E 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、 野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
折れない心:ランク無し
英雄になろうとした奴隷の長の不屈の心。
後に奴隷王として歴史に刻まれることになる英雄の数少ない武器の一つである。剣は折れても心は折れない。
仕切り直し:B
戦闘から離脱する能力。逃走に有利な補正が与えられる。
投擲:C
保有する投擲武器に有利な補正が与えられる。このランクならばおよそ数百メートル圏内に限り威力が増加する。
見切り:D
敵の攻撃に対する学習能力。
相手が同ランク以上の『宗和の心得』を持たない限り、同じ敵からの攻撃に対する回避判定に有利な補正を得ることができる。
但し、範囲攻撃や技術での回避が不可能な攻撃は、これに該当しない。
【宝具】
楔の縛環:EX 種別:?? レンジ:1 最大捕捉:−
所有者のソウルを楔の神殿に縛り付ける神秘の域に達した呪いの指輪。
装備している限り(外すことはできない)所有者は霊核を破壊されようが完全な状態で蘇生する。
死亡に至らないダメージでは蘇生されない。蘇生すると耐久にマイナス補正がなされる。
セイバーを消滅させるためにはマスターを殺害する以外に方法がない。
【武器】
『折れた直剣』
ごくありふれた量産型のロングソード……が折れた劣悪な武器。
斬ることはかろうじて可能だが、突き刺すことはセイバーの腕力がなくては困難である。セイバーが死亡すると武器も復元される。
『奴隷の盾』
奴隷が主人から与えられる盾もとい木の板の寄せ集め。極めて脆く、壊れやすく、燃えやすい。軽い以外の利点がない。
『松脂』
剣に塗って点火することで威力を増加する。
英霊の品なために魔術作用を持つが、本質はありふれた松脂である。
『白くべたつくなにか』
ナメクジから採取される優秀なエンチャントアイテム。白べた。ねばつく。
使用時に限り武器に魔術効果を付与する。
『クナイ』
東の地よりもたらされたという暗殺用の投擲ナイフ。
毒が塗りたくられている。
〜〜〜
某実況動画より。
傲慢な王様キャラと対比させて書いてみたい。

44 :
【元ネタ】コードギアス
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】C.C.
【性別】女性
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:-
 キャスターの固有スキルだが、不死の対価として失われている。
道具作成:-
 キャスターの固有スキルだが、不死の対価として失われている。
【固有スキル】
騎乗:E
騎乗の才能。一般的な動物、現代機器を人並みに乗りこなせる。
二重人格:C
彼女が魔女ではなく、まだ人間だった頃の人格。
入れ替わることで精神干渉を肩代わりさせることが可能。
魔女の刻印"コード":A
完全なる不老不死。永遠に死ぬことも老いることもない。
そのためキャスターはマスターからの魔力供給がある限り消滅しない。
【宝具】
『魔女が与えし王の力(コードギアス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
「ギアス」と呼ばれる他者の思考に干渉する特殊能力を発現させる。
マスターをキャスター化させるとも言える宝具であり、発現する能力は個々の本質や願望に起因するため様々。
ギアス能力は使用し続けるに従ってその力を増大していき、能力者がその力に負けてしまった場合は増大したギアスを制御しきれなくなっていく。
しかしギアスを一定以上に増幅させた者はギアスを失うかわりに、不老不死のコードを持つ魔女からコードを奪い取ることが可能となる。

45 :

【元ネタ】逆襲のシャア
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アムロ=レイ
【性別】男性
【身長・体重】172cm・55kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷D 魔力D 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
騎乗:B-
騎乗の才能。大抵の乗り物なら完全に乗りこなすことができる。
特に車や航空機やMSには大きな補正がかかる。魔獣、聖獣の類は一切乗りこなすことができないため多少低い。
対魔力:E
魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する
【固有スキル】
ニュータイプ:A+
人の革新。人を誤解無く理解できる新人類としての力の一端。軽度の未来予知。
ライダーの能力値では物理干渉を発揮するするまでに至らないが、敵の行動を事前に察知することができる。また優れた空間認識能力を有する。数km先に潜伏した敵ですら察知可能である。
同ランクまでの気配遮断スキルを完全に無効化する。
無窮の武練:A
宇宙世紀の戦場にて連邦の白い悪魔と恐れられるまでに昇華した戦闘技術。宇宙、地上、水中、時間帯に問わず完全な状態で戦闘を行うことができる。
ただしこのスキルはMSに搭乗しているときのみに限り十全に発揮される。乗っていない場合、3ランク下方修正される。
心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
罠:D
戦場にあるものや装備を利用して敵対者を害する罠を作成するスキル。特にハズーカは有利な補正を受ける。
透化:E
積み重ねてきた戦場での経験が成す精神力。精神への干渉を緩和する。
【宝具】
『アクシズショック』
ランク:A++ 種別:結界宝具 レンジ:- 最大捕捉:?
人の心の光。アクシズの後部を単機で地球から押し返した逸話の再現。
アムロレイという存在を人類の守護者にまで押し上げた伝説級の事件。
同ランク以下の宝具や攻撃の効力の一切を跳ね返し、術者に押し返す。直接的な攻撃でない宝具の場合、強制的に停止させる。恒常性の宝具も例外なく位置的に停止させることができる。
宝具の効力はランク内に限りライダーのその時の状況によって左右されるほか、マスターとの信頼関係にも左右され、戦場の敵味方の存在にも左右される。
【武器】
『νガンダム』
アムロ・レイ自身が設計した伊達じゃないガンタムタイプのモビルスーツ。
シャアの乗機サザビーとほぼ互角の戦いを繰り広げた。
豊富な武装を備える一方で従来のモビルスーツと比べてシンプルな構成である。
主力MSとして初めてファンネルを装備した機体でもある。
『拳銃』
ライダーが携行していた自動拳銃。
威力装弾数ともに一般的。

46 :
>>45
宝具の名前は『BEYOND THE TIME』『メビウスの時』でもいいかもしんない。

47 :
【元ネタ】エースコンバットゼロ
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】不明(TACネームサイファー=j
【性別】男性
【身長・体重】???cm・??kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
騎乗:C+
騎乗の才能。航空機に限って完全に乗りこなすことができる。F-15Eに限り有利に補正が働く。
車や馬も乗ることができるが、一般人並みである。
対魔力:E-
魔術に対する守り。神秘性のない世界出身なため、彼の対魔力は最低ランクである。
【固有スキル】
ラーズグリーズの悪魔:A+
とある世界におけるおとぎ話に登場する「計画を壊す者」としての力の発現。
ベルカ公国の企みをほとんど一人で覆し、戦況を逆転させた悪魔的な操縦技術。
戦闘機に乗っている限り、常に勝利を呼び寄せる修正が働く。
戦況が自分にとって不利であればあるほど能力が上昇する。
ダメージを負っていた場合も能力が上昇する。
また、敵が多数の手駒を用いるような宝具やスキルを有していた場合、さらに能力が上昇する。
矢よけの加護:B
飛び道具に対する対応能力。
狙撃手を視界に納めている限り、もしくはレーダーで感知している限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。視界に捉えている限り、レーザーも回避可能である。
千里眼:C
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
ドッグファイトにおいて無類の強さを誇った彼の視力は優に数km先を見通すことができる。
陣地破壊:C
敵にとって有利となる陣地を破壊する技術。
超高層レーザー兵器「エクスキャリバー」を破壊した逸話の再現。
【宝具】
『円卓の鬼神』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:99 最大補足:?
ウスティオ空軍第6航空師団第66飛行隊「ガルム隊」の1番機としてベルカ戦争に参加。
相棒たるTACネームピクシー=uラリー=フォルク」とともにベルカの精鋭部隊を撃破し続けた。
数ある戦いに勝利し、「B7R」通称円卓≠フ戦いにおいて圧倒的な実力でベルカ公国軍を打ち負かしたことで、「円卓の鬼神」の二つ名を付けられることになる。
この宝具は、その伝説級の腕前の具現化である。
発動で機体性能や自身の能力値が限界まで引き上げられ、さらに敵が戦闘機に乗っていて、なおかつランクが下もしくは同等だった場合、真正面からの撃ち合いを強制することができる。
【武器】
『F-15E』
マクドネル・ダグラス社が開発した名機の発展型。通称ストライクイーグル。
後継機に地位を譲りつつあるといっても今もなおアビオニクスの改良や電子戦装置のアップグレードなどで末長く運用されている。

48 :
【元ネタ】創発
【CLASS】クリエイター
【マスター】
【真名】ハルトシュラー
【性別】女性
【身長・体重】???cm・??kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力EX 耐久EX 敏捷EX 魔力EX 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
メタ:EX
自分の設定すら創作するという、創作世界を俯瞰することすら可能なスキル。
仮にハルトシュラーが死亡しても、「死亡した作品」であり消滅ではない。
死亡した後でも誰かが蘇生したと一文書き込むだけで蘇生する。
仕切り直し:EX
作品を仕切りなおすスキル。
作品内なら、どんな事でも初めから無かったことにできる。
【保有スキル】
創作発表板:EX
彼女の設定が生まれた場所。設定を創作するという設定が生まれた場所のこと。
いざ戦闘になると板の住民のバックアップにより絵が投下されたりAAになったりするメタ干渉能力。
削除(真):EX
文章であれ絵であれ、ゴミ箱に放り投げることができる。
創造神は同時に破壊の性質を有する。
設定変化:EX
身長体重年齢容姿職業趣味好物、ありとあらゆる自分に関する設定を変化させることができる。
作曲家で魔王で幼女で享年2歳。ござい口調にだってなれる。英霊にもなれます。
【宝具】
『修羅になれ』
ランク:EX 種別:創作宝具 レンジ:∞ 最大捕捉:人類の数だけ
創作者たるもの作品で語れを体現した宝具。
作品を作ることにより自在な世界や設定や人間そのものをメタ世界に作り上げることができる。
作中に生きる者では彼女に敵わない。
メタ視点を行える者であれば若干抵抗はできる。
【武器】
『筆』
人類が最初期に手に入れた創作用の道具。文字もかける。
『鉛筆』
以下略。
『パソコン』
これ一台で文も絵も音楽も作れる。
値段が高いのがたまにキズ。
マッ缶こぼすと壊れます。注意。


ハルトシュラー!!!

49 :
【元ネタ】創発
【CLASS】デストロイヤー
【マスター】
【真名】夕鶴
【性別】女性
【身長・体重】???cm・??kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力EX 耐久EX 敏捷EX 魔力EX 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
メタ:EX
リアル世界で創発板のデータを吹っ飛ばしたことからメタ能力を有するようになった。
仕切り直し:EX
作品を仕切りなおすスキル。
作品内であれば、どんな事でも初めから無かったことにできる。
【保有スキル】
創作発表板:EX
彼女の設定が生まれた場所。設定を創作するという設定が生まれた場所のこと。
いざ戦闘になると板の住民のバックアップにより絵が投下されたりAAになったりするメタ干渉能力。
削除(偽):EX
作品を創作したり、設定を書いたりする能力ではなく、リアルに板のデータを吹き飛ばす最終兵器的スキル。夕鶴クライシス。
いかなる創作世界でも、リアル世界で破壊されては消滅は免れない。
対抗:EX
ハルトシュラーに唯一対抗できる力の持ち主としてのメタ設定能力。
この妄想を執筆した奴が勝手に主張しているだけ。
【宝具】
『夕鶴クライシス』
ランク:EX 種別:創作宝具 レンジ:∞ 最大捕捉:?
夕鶴クライシスを再び起こす恐怖の再現。スレそのものを吹き飛ばし電子の海の藻屑とする。
チェス盤をひっくり返すぜ!
【武器】
『おっぱい』
以下略
『蛮族ルック』
以下略

50 :
ストームルーラー
雷嵐総べし螺旋の剣
螺旋棘の刀身を持つ伝説の大剣
嵐を鎮めるもの、あるいは支配するものの名を持ち
かつて影人の祖が、大空の雲と嵐を裂いたといわれる
今や打ち捨てられ、その力の大半は失われ
敵を吹き飛ばす様に残滓を確認できる程度だが
祖霊の眠る地、刻文石柱の林であれば
かつての空を裂く力に見えることもあるだろう
エクスカリバーごっこに最適な武器。デモンズソウルより。
振ると原理不明の衝撃波が刃となって飛んでいく素敵な剣。

51 :
【元ネタ】デモンズソウル
【CLASS】バーサーカー
【マスター】 イリア
【真名】???
【性別】男性
【身長・体重】172cm・79kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力C+ 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
狂化:B
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
気の遠くなる無限の戦いを繰り返してきた彼は理性的な思考を成立させることができるものの、言語能力は失われる。
【固有スキル】
折れない心:ランク無し
ありふれた一騎士に過ぎなかった彼が拡散し往く世界を救う過程で得た鋼鉄の心。
槍を構えた鉄壁の悪魔達を屠ったとき、彼の伝説は始まり、そして永遠になった。
身もふたもないことを言えばプレイヤーが諦めない限り戦闘続行。
スレイヤー・オブ・デーモン:B+
数多くの悪魔を屠ってきた技術と経験。狂化しても失われることはない。
異形や悪魔や反英霊といった悪性を持つ存在と敵対した時、能力に若干の補正を得る。また、敵の弱点を看破することができる。
致命の一撃:C+
敵の攻撃に対するカウンター。パリィ。
魔力を込めない通常攻撃であれば盾で弾き懐に飛び込んで致命的な一撃を与えることができる。
敵の能力値による判定が存在するため、あまり能力値に開きがあると成功率は低下する。遠距離攻撃や背面からの攻撃に対しては必ず失敗する。
ソウルの業:D
ソウルの業を行使することができる。バーサーカーの場合、魔術と奇跡の両方を行使することが可能である。
道具鑑定:E
用途不明の魔術品や道具などの性質や使い方を鑑定する技術。狂化すると失われる。
【宝具】
楔の縛環:EX 種別:?? レンジ:1 最大捕捉:−
所有者のソウルを楔の神殿に縛り付ける神秘の域に達した呪いの指輪。
装備している限り(外すことはできない)所有者は霊核を破壊されようが完全な状態で蘇生する。
死亡に至らないダメージでは蘇生されない。蘇生すると耐久にマイナス補正がなされる。
バーサーカーを消滅させるためにはマスターを殺害する以外に方法がない。
悪魔断つ魂の白銀剣(ソウルブランド):C〜A種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
ボーレタリア王朝に伝わる悪魔を断つ剣。ソウルを断つソウルブランドとは対を成す白の武器。
所有者のソウルがデーモンから遠いほど力を増す。所有者の魂により威力が上下する。
真名解放でソウルやエーテルに対して強い破壊性を発揮し、悪魔や反英霊の核となる部位に負荷をかける。
攻撃成功の際に判定により戦闘続行スキルを無力化する。また、その特性上、反英霊には触れることができない。
【武器】
『ロングソード』
騎士の正装品。メインウェポン。誉れも無く、神性もないが、彼の手に常にあり続けた。
『カイトシールド』
ボーレタリアの南方、比較的進んだ地域で使用される騎士の装備。黄色の竜の紋章は地位の低さを示す。
『メイルブレイカー』
金属鎧、硬いウロコなどに威力を発揮する刺突剣。
『獣のタリスマン』
神の象徴であり、古い獣(オールドワン)の象徴。(致命的なネタバレである)
某SSより妄想も含め書いてみた。

52 :
悪魔断つ魂の白銀剣(デモンブランド):C〜A種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
ボーレタリア王朝に伝わる悪魔を断つ剣。ソウルを断つソウルブランドとは対を成す白の武器。
所有者のソウルがデーモンから遠いほど力を増す。所有者の魂により威力が上下する。
真名解放でソウルやエーテルに対して強い破壊性を発揮し、悪魔や反英霊の核となる部位に負荷をかける。
攻撃成功の際に判定により戦闘続行スキルを無力化する。また、その特性上、反英霊には触れることができない。
間違えた


53 :

【元ネタ】デモンズソウル
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】聖女アストラエア
【性別】女性
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力A+ 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
道具作成:D
ソウルの力を帯びた器具を作成できる。
聖職者としての基礎的能力であるが、複雑な機能を持つ器具は作成できない。
時代背景的な問題で現代的な器具は扱えない。
陣地作成:A+
自身にとって有利な異界を作成することができる。
祈りの力が周囲に干渉して陣地を形成する。
もっとも不浄な土地で祈り続けた彼女の奇跡の一端が、かの地獄のような光景である。
侵入者を疫病や毒などに地形ダメージを与えるほか、忌々しい赤子を使役して防衛する。
【固有スキル】
ソウルの業:A
聖職者としての奇跡を行使する能力。同時に、デーモンの業でもある。
呪文、魔術回路との接続をせずに大魔術クラスの奇跡を一工程(シングルアクション)で起動させられる。
信仰の加護:B
デーモンへと身を堕としてもなお、彼女の本質は神の業に限りなく近い。
同レベルまでの精神干渉を無効化し、魔術をレジストする。
デーモンの加護:B
ソウルを集め続けた結果、第六聖女はデーモンへと身を堕とした。
デーモン特有の自己再生能力と、疫病や毒に対する被害を無力化する能力を得る。
聖人:-
最も真摯な第六聖女の名の通り、彼女は神に仕えるものとしての聖人として名高いが、デーモンに身を堕としたことで失われている。
【宝具】
『純血のデモンズソウル』ランク:A 種別:分類不能 レンジ:− 最大捕捉:?
腐れ谷の住民たちが苦痛から逃れるために献じたソウルと、理性を失った住民が今もなお捧げ続ける膨大な量のソウル。聖女は彼らの苦痛を取り除くために己の身を犠牲にした。
この宝具は、その悲劇の結晶である。
真名解放は無く、常時周囲から魔力を吸引し続ける。パスの繋がったマスターからも容赦なく吸引し続ける。いざというときはため込んだソウルや魔力を解放して一時的な力を得ることができる。
【武器】
『真摯な祈りの指輪』
第六聖女が装備していた指輪。奇跡の効力を増加させる媒体。
「解説」
反英霊とも言えるし英霊とも言えるお方。自己を犠牲に最も不浄な土地を救おうとしたが……。
聖杯に望むことは世界の救済。
積極的に戦いたがらない。
ガル召喚能力もいいが、ガル敗北で彼女は自害します。

54 :
デモンズソウル人気だな。俺も好きだけど
デモンズやダークのあの雰囲気はFateにも確かに良くなじむしね
竜狩りのオーンスタインをランサーにしたり、処刑者スモウをバーサーカーにしたり、
薪の王グゥインをセイバーにするのもありだろうか
>>43
奴隷王とは懐かしい
>>51
あのSS良いよね。
どっちの雰囲気も良く出ていたし
>>53
ガル召喚能力はあった方がいいと思う
雁夜おじさんあたりに召喚してもらいたいな<アストラエア
>>51の元ネタのSSで既に世界救済ルートの主人公は出て来てる訳だから
デーモンルートの、化け物に堕ちた主人公のSSも書いてみたいものだな
もしくはアンバサ戦士のSS

55 :
貴公……デモンズプレイヤーか

56 :
人気って言うかこれ書いてるの一人だけじゃん

57 :
そもそも誰も来ないからな

58 :
>>55
如何にも。
そして、自分も一つ作ってみた
【元ネタ】ダークソウル
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】“竜狩り”オーンスタイン
【性別】男
【身長・体重】2.5m〜3m・不明
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
ただし、『雷/電気』の属性の魔術に限り、大掛かりであってもほぼ無効化できる。
【固有スキル】
恐るべき強靭:A
敵の攻撃によって殆ど怯む事が無い
それは、その攻撃が武器によるものでも、魔法によるものであっても変わりは無い
戦闘続行:C
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。
魔力放出:B
武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
太陽の力:B
かつて薪の王グウィンが『火継ぎ』へと赴いた際、彼へとわけ与えられた太陽の力の残滓。
元々オーンスタインは太陽、すなわち雷の力を宿していたが、これによりより強い力を得た。
【宝具】
『王より継ぎし太陽の槍(サンライトスピア)』ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:不明
その槍に太陽の力、すなわち雷の力を宿し、相手を貫く。あるいは、槍を寄り代として、雷の投げ槍を投擲する事も可能である。
『吸魂の掌(ソウルサッカー)』ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
その左手の触れた相手より、ソウルを吸い取り己が物とする事が出来る。
敵に対して使われる事は少なく、先に死した戦友を看取る為の技であると言える。
『巨大な体(ジャイアントグロース)』ランク:B 種別:対人宝具 レンジ: 最大捕捉:―
『吸魂の掌』によって吸収したソウルの力を用いて、自身の肉体を巨大化させる事が出来る。
先に死した戦友の力を受け継いで、オーンスイタンは友を討った敵へと仇を討つ。
【武器】
『竜狩りの槍』
長大な十字槍。
竜族に有効な強い雷の力を帯び、十字の支えを持ち渾身の力をのせた両手突きは、竜の体深く槍を刺し、人などは大きく吹き飛ばす。
『獅子の指輪』
グウィン王が四騎士に与えた特別な指輪の一つであり、これは“竜狩り”オーンスタインへと与えられたモノ。
刺突武器を用いて敵へのカウンターを行う際、その殺傷力を倍加させる効果がある。
【解説】
かつて薪の王グウィンに使えた『四騎士』の内の一人。
他の四騎士が次々と死す中、ただ彼一人は悠久の時を生き延び、
今なお、王の去ったアノール・ロンドの聖堂を守り続けている。
古竜との戦いにおいて、余りに多くの竜を狩ったが故に、“竜狩り”の名でよばれている。
彼の十文字槍の穂先は、容易く竜の硬い鱗を貫いたと伝えられている。

59 :
OPで雷の槍をぶん投げてた騎士さん?
ダークソウルは全クリしてなくて詳しくないんだ

60 :
>>59
OPで雷の槍をブン投げてたのはグウィン王と黒騎士
ただ、画面に映っていないだけで、多分あの軍勢にオーンスタインもいたと思われる
オーンスタイン自身は、ダークソウルの道中で出て来る強力なボスキャラ

61 :
ほう、そうなのか。
よくも心が折れそうなネタバレをしてくれたな

62 :
>>61
……貴公
それはすまなかった
では、ゆっくりと心を折られていってね!!
いや、実際オーンスタイン戦はかなーーりきついから覚悟しといたほうが良いと思う「

63 :
俺よ、そんなに死に急ぐこともなかろうに(敵にパリィられて死ぬ)
オーンスタインさん強そうでなにより
ソウルレベル上げてこう

64 :
スレが進んでいると思ったらダークソウルスレになっていたでござる

65 :
スンスーン

66 :
SSはまだかな?
台詞系にしろ普通にしろ早く来て欲しい

67 :
プロットは組んでるけどまだマスターで迷ってるんだ……
いちおう書く気はあるので、今は他の人に期待してくれ

68 :
>>67
自分もデモンズorダークソウル勢を鯖にするやつを書きたいと思っている
マスターはstay nightかzeroの原作勢にする予定
現状ではダークソウル×zeroが優勢

69 :
デモンズにしろダークにしろ鯖がRない点で凄惨な戦いになりそうだw

70 :
あ、Rる人物もいるか

71 :
マスターを現代日本から集めてやろうと思ってるんだけど設定がうまく固まらねえ・・・
どうやって異世界に飛ばすかとか滞在中どこで暮らすかとか考え始めたらもうだめだな・・・

72 :
>>71
現代日本→現代日本以外

73 :
こういうのやってるやつって中二病のひまじんなの?

74 :
せやな

75 :
別にいいじゃない、誰かに迷惑かけた訳でもないし

76 :
むしろ中二病を患ってない奴がこの板にいるのかと小一時間問い詰めたい

77 :
俺が中二病だ

78 :
この手の話を作るのに厨二じゃないとか完全におかしいでしょ
厨二じゃなきゃファンタジーなんて書けない
日常系の話じゃないんだから当然
自分で新しくスレ立てしてそこに自作を投下しようかと思ってる
だったらやれって話だけどどうだろ?

79 :
だったらやれ

80 :
>>78
意味がよくわからないのだが
聖杯戦争を書くならここでいいでしょ
わざわざ別スレ立てるなんて乱立じゃないか

81 :
>>80
この話の流れっていうかキャラの立ち方とは大幅に違うキャラを使う事になりそうなんだが・・・
つか今まで挙げられたサーヴァントがほとんど知らないキャラだらけで話についていけてない

82 :
別に今まで上げられたネタに合わせる必要なんか微塵もないじゃないか

83 :
そう?ならいいんだけど……

84 :
ここだとあれこれ口出しされるが受け入れる気があるならここでやればいい
そうじゃないならよそでやれ

85 :
正直自分のオナニーも出来て他人のオナニーも見られるスレってソレはそれでいいと思うんだけどね、
みんなでオナニーしあってオナニーのまま終わるもよし、興味が増してきたらなったらそれはそれでハッテンすればいいし。

86 :
ぼく塾があるからあんまりオナニーばっかりもしてられないんだよね。
忙しいから。

87 :
嘘を言うなっ!

88 :
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】レオニダス一世
【性別】男性
【身長・体重】188cm・85kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷D 魔力D 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【固有スキル】
カリスマ:A
訓練と戦闘で養われた、大軍団を指揮する才能。
自らが先陣に立って戦うことにより統制する軍に自らの手足が如く意思を伝達することができる。
地形利用:C
戦場において地形を戦いに活かすことのできる能力。
特に狭所において有利な補正を受けることができる。
同ランクまでの陣地において敵の罠を見抜くことができる。
戦闘続行:C
決死の覚悟。
瀕死の傷でも戦闘を可能にし、死の間際でも戦うことを止めない。
ダメージによる能力低下を軽減する。
【宝具】
『王の精鋭』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
ペルシア数十万、数万規模の軍勢を食い止めるべく集まった彼の精鋭を召喚する。
二通りの召喚を選択することができ、300を含むギリシア軍数千を召喚する代わりに個々の能力はサーヴァントの最低値とするか、300人の精鋭のみを召喚することでそれなりの能力値を得ることである。
数千を召喚する場合、精鋭300人が先に召喚され、残りはやや遅れて召喚される。
300人のみである場合、300人全員が戦闘続行スキル持ちの英霊として召喚される。
【武器】
『槍』(サリッサ?)
密集陣形を特徴付ける槍。
ファランクスは左手に盾を構え、右手に槍を構え敵陣に城門に打ち込まれる丸太が如く突進して撃破する。
『盾』
円形の大盾。ファランクスでは槍を持つことで生まれる空白を右隣の兵士の盾で隠すことで壁を形成する。
『剣』
盾にラックされた短剣。
【解説】
敵国の外交官をThis is sparta!した王様。(映画では)
弱体化イスカンダルみたいになってしまった

89 :
>>88
歴史系は映画・漫画とかの創作仕様にすると色々と面白そうだよね
300のレオニダス王は生身でもガチで英霊クラスだし

90 :
レオニダス一世はfateにいない王様キャラだと思う。
外敵は皆殺しにするガチの戦闘民族って感じの。

91 :
【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】?
【マスター】
【真名】Adam
【性別】男性
【身長・体重】(人類の平均値に設定される)
【属性】?・?
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
単独行動:A++
マスター不在でも行動できる能力。
このクラスになると完全なる独立状態であり、命呪の強制力に対しても強力な抵抗力を有する。
具体性のない命令は完全に無視可能である。
【固有スキル】
原罪:EX
神の意図に逆らい禁断の果実を口にしたこと。善悪の彼岸を人類が持ってしまったことに由来するスキル。
このスキル故、彼は通常のサーヴァントのようにはいかず、物を食べ、眠らなければ死に至る。
また寿命も決められているので彼は徐々に老いていく。
原初の人類:EX
神という絶対的な存在が土から創り上げた最初のヒトである証。
人の血を受け継ぐ存在は彼に対して強烈な愛情や親しみを感じる。
キリスト教を母体とする英霊は彼に指一本触れることすら叶わない。攻撃は跳ね返り、宝具は無効化される。
反英霊や非人間的存在などに対してはこのスキルは働かない。
統一言語:A++
バベルの塔が立てられる以前の神代、万物が共通して話していた言語。
このランクでは、神≠竓T念上の存在や過去未来に対して語りかけることもできる。
農業:B
いかなる場所においても土地を耕して食料を得ることができるが、茨やあざみが生えて妨害してしまうマイナススキル。
現代の道具を用いても必ず妨害が入る。
イチジクの葉:B
禁断の果実を口にしたアダムとエヴァが羞恥を覚えイチジクの葉で局所を覆い隠したことに由来するスキル。
真名、クラス、ステータスを隠ぺいする。
神性や信仰スキルが高ければ看破することができる。
神性:-
神より創られしものであるが、神の血をひくものではない。
彼はあくまで人であり、われらが遠き祖先である。
【宝具】
霊長の長(プライミッツ・オリジナル)
ランク:EX 種別:? レンジ:???? 最大補足:????
人類全てが逆らうことのできない原初の性質。存在レベルで刷り込まれた本能。
発動すると人類に分類可能な存在は、彼の殺害とはすなわち自分の消失に繋がると恐れ、攻撃や敵対行動の一切を停止してしまう。例え視界に映らない距離からの狙撃であれ、範囲攻撃であれ、抗うことはできない。
【武器】
『農機具(複数)』
人が知恵を持ち、己の力で材料を集めて作り上げた道具。
人類が自然を征服して己の配下に置く行為を象徴する。
武器としては頼りない。
【解説】
少なくとも神様ではないから召喚できなくもないが霊格高すぎるだろこれキャラ。
彼が戦って人をRことは多分ないはず。カインが最初の殺人者らしいので。

92 :
シャカが神霊クラスだったからアダムとかも普通に英霊以上でもおかしくないと思うが

93 :
まーそーだけど、あくまで人間やんという解釈で
旧約だと偉いのは唯一神ただ一人らしいから
まぁ召喚できないだろうけど妄想なんで

94 :
SS書きたいんだけどなにかマスターとか舞台設定の案ない?
サーヴァント案なら充分あるんだけど

95 :
舞台設定は自分でやった方がいいと思う
二次キャラのマスター案ならジョジョの老ジョセフなんかどうだろう

96 :
魔術師系のキャラなら禁書の魔術sideの連中とかも使えそうだね<マスター案

97 :
禁書の連中は魔術がちょっとな……サーヴァントいらん連中ばっかだし呼ぶ意味が分からん。
上位陣も楽に聖杯級の神秘引き起こしてる臭いしますます必然性が

98 :
いや、オリジナルマスターで頼む
二次だとあのキャラが即刻退場しただのあのキャラの最後が気に入らないだのになってくるから
オリジナルならどんな展開にしても文句出ないし

99 :
【元ネタ】魔弾の射手
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】マックス
【性別】男性
【身長・体重】170kg/68
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
【固有スキル】
千里眼:D
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉距離の向上。
再装填:D
 銃に弾丸を再装填する速度が向上する。
【宝具】
魔弾の射手(Der Freischütz)
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:? 最大捕捉:1人
悪魔との契約で得られた絶対に命中する弾丸。
宝具の使用に真名解放は必要無く、弾を込めて射撃するだけでよい。魔力消費は宝具としては最小限。計七発限定。
射撃すると音速を遥かに超越する弾丸が放たれ、同ランクまでの魔術的防御や陣地の効力を無視してサーヴァントの霊核に突き進み、破壊する。
迎撃に対しては弾丸そのものが迎撃の精度や範囲に対して適切な回避行動や加減速、時に地中すら通過して必ず霊核へ到達する。
幸運のステータス判定か、信仰スキルに関してのみ弾丸を逸らすことができる。
きわめて使い勝手のいい宝具であるが、一発だけは悪魔に誘導権が与えられており、最悪の状況で作動する。
【武器】
『マスケット』
16〜19世紀に使われた前装式の歩兵銃。彼のは猟銃である。
構造上、なんでも詰めて発射できる便利な銃。
【解説】
サイレントキルに徹すれば最強のサーヴァントになれるであろうキャラ。切継との相性がEX。
ただし宝具の癖が強すぎて下手すれば自滅する恐れありのバクチ鯖。
悪魔の弾丸を発射したら自分のマスターの頭が吹き飛んでもおかしくない。

100 :
>>98
> 二次だとあのキャラが即刻退場しただのあのキャラの最後が気に入らないだのになってくるから
そんな輩は無視してかまわないと思うが、まぁ作者本人が言うのなら……
双子のマスターなんてどうだい?
2人で別の鯖を従えていて、片方は最後まで一緒に戦い抜くつもりだが、
もう片方はコンプレックスを抱えていて最後まで裏切るかどうか悩む、みたいな

101 :
【元ネタ】忠実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ガイ=フォークス
【性別】男性
【身長・体重】180kg/84kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷E 魔力B 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。
【固有スキル】
信仰の加護:B+
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
反骨の相:C
 カトリック弾圧を憎悪した彼の反発の心。。
 同クラスまでの「カリスマ」を無効化し、敵がプロテスタントに関連する英霊の場合多少の補正を受ける。
仮面:D
特殊スキル。後世の人間たちが思い描く彼の普遍的なイメージの重複による素顔の隠蔽。
同ランクまでの看破スキルがない場合、彼と正面から向き合っても真名クラスステータス宝具は隠蔽される。
また通常の人間相手には彼の姿は記憶に残らない。
【宝具】
『神無くして国王無し(No God, no King)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:99 最大捕捉:1000人
ガイ=フォークスが実行せんとした議院爆破計画の再現宝具。
即効性は無く、神話に登場する英霊のような派手さはないが、極めて少ない魔力消費で常時発動させることができ、気配遮断スキルを1ランク上昇させるほか、仮面スキルを1ランク上昇、陣地や拠点に忍び込む際に有利な補正を受けることができる。
また、陣地や拠点もしくは建築物などの構造上の欠点を見抜くことができるようになる。
【解説】
忘れないで、あの11月5日を。
イングランドでお祭りにもなった火薬陰謀事件の首謀者。
仮面スキルはもちろん映画から妄想。

102 :
旦那が見間違えるのも無理はないと思ってしまう
http://blog-imgs-48.fc2.com/o/t/a/otanew/apocrypha_15.jpg

103 :
>>102
胸を御覧なさい?

104 :
おっと、胸があるように見える鎧の悪口はそこまでだ

105 :
【元ネタ】聖書
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】サタン
【性別】男性(?)
【身長・体重】???kg/??kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A+ 魔力A+ 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
単独行動:A++
 このランクだとマスターを必要とすらしない。特性上、霊呪は具体的なものしか通用しない。
【固有スキル】
陣地作成:EX
 悪魔として自らのために存在する異界を作り上げる。
 サタン(ルシファー)は天界より地上に稲妻が如く突き落とされ、嫌悪した陸地が身をよじったことで南半球は海ばかりになった。サタンが落とされた場所は氷漬けの世界であった。
明けの明星(ルシファー):EX
 キリスト教における神の敵対者としてのスキル。
 キリスト教に属する反英霊は彼に傷一つつけられず、逆に隷属を誓う。
カリスマ(偽):A+
 全人類を惹き付ける悪魔的な人心掌握の力。無意識に放たれる魅惑の力は、もはや魔術や呪いの領域である。
対魔力:A+
 A+以下の魔術は全てキャンセル。 事実上、魔術ではサタンに傷をつけられない。
話術:A
 魔術的、精神的にきわめて高い説得力と心を動かす力を示すスキル。
 悪魔のささやきに抵抗する為には対抗するスキルか精神力がなければならない。
変化:A
 血の色をした忌々しき巨大な竜に身を変えることができる。
 竜でありながら竜ではない別次元の存在なため、竜殺しの属性は意味をなさない。
【宝具】
『いと高きや天上の座(ヘヴンズスローネ)』
ランク:A 種別:? レンジ:- 最大捕捉:-
 イザヤ書14章12節〜15節。
 神の座を我が物にしようとした彼は、天上に登りいと高き者になろうと傲慢を働いた。
 この宝具は真名解放を必要としない。聖人や神の血筋と敵対した時、補正が与えられる。最高で全能力に2の補正がかかる。
『天より下る火と硫黄(ヒートオブジャッジメント)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:99 最大捕捉:1000人
 創世記19章。ソドムの滅亡を再現した宝具。
 彼が行使する敵対者を皆殺しにする奇跡の一端。
 真名解放で対象となる街や城や陣地の頭上に太陽を模した巨大な熱球体が出現。超温の火炎と硫黄を振り撒きすべてを焼き払う。
 例え範囲から逃れたとしても、振り返って火と硫黄が降り注ぐさまを目にしてしまうと塩の柱と化す。
『黙示録(アポカリプス)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 ヨハネの黙示録。
 全人類に対する裁きを自らの勝手のいいように解釈してねつ造した奇跡の一端。
 一種の固有結界で周囲を侵食して異界を構築、龍脈すら自らのものとして永久的な地獄を作り上げる。
 そのものにとって一番見たくない光景や悪夢が繰り返され、一般の人間であればあっという間に発狂する。
 異界においての物理法則は歪められ、彼の優位な世界と化す。
 そればかりか悪魔や竜や怪物などを当たり前のように召喚することができる。
【解説】
召喚はきっと無理。外見は超絶イケメンだが中身は……

106 :
【元ネタ】現実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】「季節」 四季
【性別】中性
【身長・体重】159kg/44kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具B++
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”結界”の形成が可能。
道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。
 自然界に存在するものであればより高度なものを作り上げる。
 人工的な材料器具の使用は不得意。
【固有スキル】
天候操作:B
 季節に対する、畏怖、恐怖、親和の具現化。
 注ぎ込んだ魔力量に比例して天候を局所的であるが自由に操作する。
 無視界の濃霧を引き起こすことも可能である。
魔術:B
 自然干渉系魔術に特化しており、他の系統の魔術の場合、現代の魔術師と大差ない能力値に落ち込む。
自然の加護:C
 人類初の信仰である自然崇拝の力による加護。
 自然界に存在する地形であればいかなる悪路であれ走破することができる。
 同ランク相当までの陣地であれば不利となる補正をワンランク軽減させる。
 またキャスターは動物や植物と言語を交わさずとも意思の疎通を行うことができる。
原初の母:E
 人類を産み、育んできた自然の恩恵に由来するスキル。自然界のプラスの側面。
 人工物や人工的な魔術から遠い場所であるならばより有利な補正を受けることができる。
 日本特有の概念「四季」の縛りを受けて補正はきわめて少ない。
【武器】
『ロッド』
簡単に言えば木の棒。棍棒。人間が初めて手に入れた武器に属する原始的なもの。
【宝具】
『無より掬い無へ還すもの(Four Seasons)』
ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:0〜50 最大捕捉:1人
極めて特殊な作用を持つ宝具。
発動と同時に不可視の光線を発射する。光線自体に物理的魔術的攻勢能力はなく、「接続」の手段である。
命中すると、対象となったものの「時」を注ぎ込む魔力量によって先に進めることができる。
もしも純正の人間のまま生きて死んだサーヴァントであれば、100年時を進められてしまった場合確実に死に至る。
永遠の命を得たサーヴァントであれ滅び去った「時」まで進められた場合、消滅する。
この世界にある、つまり現界している存在に対し、この宝具は意味をなさない。
対抗するには対魔力や精霊の加護スキルが必要。
たけき者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ。
【解説】
冬将軍に触発されて書いた擬人化キャラ。
英霊は滅ばないと英霊になれないので宝具はすべての英霊に効果あり。セイバーでもあの後死ぬので効果あり。

107 :
【元ネタ】DARK SOUL'S
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】グウィン
【性別】男
【身長・体重】2〜3m・?kg
【属性】・善 
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
 対魔力:B
  魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術・儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 ただし、『雷/電気』の属性の魔術に限り、大掛かりであっても無効化できる。
【固有スキル】
神性:A
  「始まりの火」より王のソウルを見出した彼は、人々に自由を与え、多くの人々に信仰されている
カリスマ:A
  大軍団を指揮する天性の才能。
  自らが先陣に立って戦うことにより統制する軍に自らの手足が如く意思を伝達することができる。
軍略:B
  多人数を動員し、強大な敵に立ち向かう力。自らの対軍宝具の行使や、
  逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
戦闘継続:A
  敵の攻撃によって殆ど怯む事が無い
  それは、その攻撃が武器によるものでも、魔法によるものであっても変わりは無い
太陽の力:EX
  太陽の光の王グウィンが最初の火から見出した王の力 
  太陽の力によりマスターと自身の力を上昇させ、傷を癒す
薪の王:D
  マスターの魔力が不足していた為に、火を継ぎ、力の全てを失った状態で召喚されたかつての大王グウィン
  すべてのステータスが1ランク下がってしまい炎による攻撃が弱点になってしまったが
  雷に対する抵抗力は健在であり、その手から放たれる雷の槍は消えかけで尚、圧倒的である。
【宝具】
『大王の光の槍(ジャッジ・オブ・ロード)』
 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1
  古竜との戦いでグウィン王が用いた 彼を象徴する技 
  太陽の力をその手に集め 光り輝く雷の槍を形成する。
  その雷の槍は太陽の如き膨大な熱量と輝きを持ち、圧倒的な速度で対象を貫く。
  この雷は竜殺しの特性を備えており、竜種及びそれに起因する属性を持つ者には絶大な威力を発揮する。
『大王の軍勢(アノール・ロンド)』 
 ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大補足:1000人
  グウィン王の偉大さを顕す宝具 彼に仕えた騎士たちの忠義は、グウィン王が火継ぎへと旅立ってもなお、揺らぐ事は無かった。
  英霊として崇められている四騎士、グウィン王のかつての住処を守った銀騎士達、グウィン王と共に火継ぎへと旅立った黒騎士達を召喚する最大、最強の宝具。
  固有結界であり、具現化される世界はかつて彼等が古竜と戦った広大な灰色の世界 ただ一つ、当時と違い太陽が世界を照らしている。
  あまりに強大な力故に、消費される魔力は莫大だが、太陽の光の王の軍勢はいかに強大な敵であれど打ち倒すであろう。
【Weapon】
 『大王の大剣』
 最も強いソウルの王グウィンは、太陽の光たる雷を武器としていたが
 火継ぎを前にその力を一族に分け与え、自らはこの大剣だけを手に旅立ったという。
  
【解説】
 最初の火より”最初の死者”墓王ニト、イザリスの魔女とその娘達、と共に王のソウルを見出す。
 王の力を得た後、自らの騎士達と共に当時支配者だった古竜を打ち倒し、人々に火の時代をもたらした。
 しかし、長い年月が過ぎ最初の火が消えてしまいそうになった為に、自らがその火を継ぐ為に、火継ぎへと旅立つ。
 

108 :
もうダークソウルの鯖でSS書いちゃいなよ

109 :
【元ネタ】デモンズソウル
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】オリアナ(オストラヴァ)
【性別】男
【身長・体重】
【属性】秩序・善 
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D(C)
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
装備品の力によってAクラスに修正される。装備で防御できなければD相当。
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
ソウルの業:B
 ソウルの業を行使する能力。奇跡も含む。
 伝承の武器、ルーンソードとルーンシールドを使いこなす程度にはソウルの業を行使することができる。
カリスマ:D
 血筋や経験に基づく軍団を指揮する才能。指揮する、もしくはともに戦う軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王子としては破格の人望である。
ルーン:D
 ルーンソードとルーンシールドの加護。真名解放をせずとも常時もたらされる恩恵。
 持ち主が危機に陥った際、幸運をマスターから供給される魔力量に比例して補正する。
仕切り直し:E
 戦闘から離脱する能力。
 逃走に専念することで有利な補正を得ることができる。
【宝具】
『神秘担う黄金の剣(ルーンソード)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
繊細な意匠を施された黄金の剣。
物理攻撃力は無いに等しいが、強く魔法的に強化されており、また、使用者を魔法攻撃から守る。
対となるルーンシールドとともに、伝承に語られる英雄の武器。
真名を解放することにより通常時の追加魔力ダメージをBからAに補正、本人の対魔力スキルをBに補正する。
『神秘宿す黄金の盾』
ランク:B 種別:- レンジ:0 最大捕捉:-
繊細な意匠を施された黄金の盾。強く魔法的に強化されており、使用者を魔法攻撃から守る。
対となるルーンソードと共に、伝承に語られる英雄の武器。
真名解放で魔力供給量に比例した強度のルーンの防御障壁を展開する。
ただし物理防御能力は有さず対魔力専門である。
【解説】
ボーレタリアの王子様。水没はしない。
ルーン装備は伝承で語られるというしこれくらいは……。
とにかく魔力がないと始まらないサーヴァント。対魔力の強い鯖とあたるとルーンソードが鉄棒になりかねない欠点もち。
聖杯に願うのは父に会って世界を滅ぼそうとした理由を尋ねること。

110 :
修正
対魔力:D 通常時装備単体C 真名解放時B
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
 真名解放で最大Bクラスに修正される。通常時、本人の対魔力はD相当。


111 :

【元ネタ】ダークソウル
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アルトリウス
【性別】男
【身長・体重】2m?
【属性】中立・善 
【ステータス】筋力A+ 耐久B 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。ただし狼を除く。
【固有スキル】
深淵歩き:A
 かつてアルトリウスが交わした契約。二つ名の由来。
 同ランクまでの陣地や妨害を無いものとして進行することができる。
 悪視界下でも索敵能力が低下しない。
動物使役:B
 動物と心を通わせる能力。意思の疎通。魔獣などにも適用される。
 大狼シフが彼の死後も墓を守り続けるのはひとえに忠誠心と愛情からである。
恐るべき強靭:A
 アルトリウスは一度剣を持って戦い始めると決して怯まずに無双を誇ったという。
 致命的なダメージや肢体欠損や足場の崩壊で無い限り怯むことが無くなる。
 ダメージによる能力低下を緩和する。
ソウルの業:D
 ソウルの基礎的スキル。魔術と奇跡と呪術の基礎を扱うことができる。
【宝具】
『巨躯なる聖剣(エクスカリバー)』
ランク:A+ 種別:対人・対霊宝具 レンジ:5 最大捕捉:10人
アルトリウスが生前に振るっていた巨剣。彼は剛力にてこの剣を自在に操ったという。
二面性を持つ宝具でありダークレイスの狩人としての神聖属性と、深淵の魔物との契約による呪いの力とを併せ持つ。
また、霊体化した英霊を害する能力を持つ。
真名解放で剣身が青く輝き、神聖属性と邪悪属性の二面性のダメージと、防御を貫き浸透するダメージ効果を発揮する。
【解説】
ダークソウルより。
グウィン王に仕えた四騎士の1人。アルトリアじゃない。アルトリウスさんです。
ゴリ押し騎士。
シフの剣術は彼が気まぐれに「そうじゃないだろ、こうだろ」と指南していたと妄想している。

112 :
ダークソウルをNGにした

113 :
ぼくのかんがえた までやってきてわざわざダークソウルをNGとか心せまいなー

114 :
>>112
他人のオナニーに文句つけんなよ
それが嫌なら自分でスレ立てしなさいな

115 :
>>112
歴史の浅い文化ってのは語彙が貧弱なんだよ。
当時の朝鮮人が話していたのは、カラスの鳴き分けよりも語彙の乏しいものだった。
だから政治や学問にも充分使えるように、日本が共通ハングル語を定めて教えてやったんだろうが。

116 :
つまりどういうことなんだってばよ?

117 :
さっさとSS書けってことじゃね

118 :
いやいや、少なくとも>>115はスルーでおkでしょ
みんなで楽しく自分の妄想を垂れ流そーやって事でいいでしょ

119 :
でもそろそろスレの方向性は定めた方がいいだろう
このまま俺キャラを出し続けるだけなのか、今までに出たキャラで聖杯戦争をやるのか

120 :
後者に一票

121 :
SSを投下したい奴はして、俺キャラ投下したい奴はする
雑談したい奴はして、妄想したい奴はする
それだけでしょ?
方向性はとっくに1で示されてるじゃん

122 :
SSを投下したやつが誰もいないだろ
じゃあなんで創作発表でやってんだよ雑談する板じゃねーんだぞ

123 :
何でそんな顔真っ赤にしてるのか解らんが
SS投下がないのが不満なら君が書けば済む話ではないかね
上である今まで出た鯖で聖杯戦争でもなんでもね
聖杯戦争がテーマになってりゃ禁止事項なんて無いんだから

124 :
前触れも無く突然倒壊するビル、崩落する橋、炎上する自動車…。
そう、聖杯戦争の舞台は、韓国だった! …ニダ

125 :
誰もSS書かないなら俺が書くぜ!
とりあえず見切り発車だけどケイネス先生が主人公のプロローグ書いたー!
原作はまだ読み始めたばっかでネットで設定と事の顛末だけ知ってるような穴だらけだけど
これを切っ掛けにこのスレに多くのSSが投下されるようになったら嬉しいぜ!

126 :
『プロローグ 時計塔にて』

  ケイネス・エルメロイ・アーチボルトの名を、この魔術の総本山にして最高学府たる『時計塔』で知らぬ者は存在しない。
 降霊科(ユリフィス)の講師を務める彼は、
九代を重ねる魔導の名家アーチボルトの嫡男であり、学生の頃よりその飛び抜けた才から神童と持て囃されていた。
 その才知は召喚術や錬金術を始めとしたあらゆる分野の魔術に成果を残すばかりでなく、
彼が嗜む絵画、彫刻、工芸と言った芸術面でも遺憾無く発揮されている。
 風と水の二重属性を持つ一流の魔術師である彼は、最年少で降霊科講師に就任するだけに止まらず(とどまらず)、
なんと学部長の娘との婚約まで取り付けたという。
 魔術師という名の魑魅魍魎が跋扈(ばっこ)する時計塔内に置いて、
彼のような優秀な魔術師は他のエリートや派閥から何らかの嫌がらせや工作を受け、その歩みを阻害されるのが常であった。
 だが、周りが幾多にわたって実行した妨害工作は、
天が彼に与えた数多の才能の一つである卓越した頭脳と問題解決能力によって悉く(ことごとく)失敗に終わる事となる。
 何者も彼が歩む栄光と栄誉に彩られた道を阻む事は出来ず、ケイネスの将来は約束されているも同然だった。
 時計塔に身を置く者は、尊敬と畏怖を込めて彼の事を『ロード=エルメロイ』の名で呼び、誰もが羨望の眼差しを向けていた。
 ───ただ、一人の生徒を除いて。


 今日は、聖杯戦争のサーヴァント召喚の為に用意した聖遺物が届く筈だった。
 聖杯戦争──。
 極東の地、日本にて行われる魔術の競い合い。
 七人の魔術師が英霊を召喚、使役し、己が秘術を以て他を下して行き最後の一人になるまで戦い合う。
 そして勝ち残った勝者には、あらゆる望みを叶える願望器、『聖杯』が与えられるという。
 ここで言う聖杯は、神の子の血を受けた『本物の聖杯』ではない。
 もし『本物』であったなら、魔術協会と相反し、誰よりも聖遺物を欲する聖堂教会が全勢力を使ってでもそれを奪いに来るだろう。
 しかし、聖堂教会は魔術が一般人に隠匿され、
聖杯戦争がルール通りに行われているかを審判する監督役を一人派遣するだけで、それ以上の干渉を行っていない。
 これは、冬木の聖杯は魔術によって齎される(もたらされる)魔術道具であり、聖堂教会が求めるに値しない代物ということを意味していた。
 彼、魔導の道を悠然と進むケイネス・エルメロイ・アーチボルトはこの戦いに参加する事を表明していた。
 魔術師としての彼の経歴に、武功という箔を付けるためだ。
 既に、魔術の研究において十二分に成果を出している。
 近々聖杯戦争が行われる事を知ったケイネスは、その研究成果を実践する良い機会だと思ったのだ。
 そして、今日。
 遅くとも夕刻には目的の聖遺物が届く予定であった。
 英霊召喚に使う触媒である。
 戦いに臨む以上、使役するサーヴァントは強力なものでなくてはならない。
 触媒とは呼び出すサーヴァントを指定するために用いる物品であり、
ケイネスが呼び出そうとしているのは、最優のサーヴァントと称されるセイバーのクラスの英霊だ。
 本来、いかに卓越した魔術師であっても、英霊を召喚し、況してや(ましてや)使役する事など不可能な事である。
 それは最高位の実力者であるケイネスとて例外ではない。
 聖杯の力を借りてようやく呼び出せるのが英霊という存在なのだ。
 そのような存在を七騎も呼び出す聖杯の力は、推して知るべしと言うものだ。
 しかし、本来英霊とは既に死した身。
 この世に存在する筈のない彼等がこの世に存在するという矛盾は、世界に修正され、すぐに彼等は消滅してしまう。
 故に、彼等をこの世に留める為には、世界を騙すための役割に割り当てる必要があった。

127 :
 聖杯が用意した、サーヴァントを割り当てるクラスは全部で七つ。
 剣の騎士『セイバー』。
 槍の騎士『ランサー』。
 弓の騎士『アーチャー』。
 騎乗兵『ライダー』。
 魔術師『キャスター』。
 狂戦士『バーサーカー』。
 暗殺者『アサシン』。
 特に三騎士と呼ばれるセイバー、アーチャー、ランサーは高い能力を持ち、
セイバーに至っては過去に行われた全ての聖杯戦争で最後まで勝ち残った実績から最優のサーヴァントと称されている。
 ならば、最高の魔術師であるケイネスが呼び出すのは、同じく最も優秀なセイバーのサーヴァント以外あり得ない。
 万が一の事も考え、例えセイバーのクラスに召喚されなくとも三騎士が一つ、
ランサーの適正も持つ英霊の聖遺物をアイルランドより取り寄せたのだが、いつになっても彼の研究室にその聖遺物が届かない。
 配送が遅れているなら、連絡の一つでも寄越すものだろうと管財科の職務怠慢に呆れながら、
ケイネスは管財科に自分宛ての荷物が届いていないかを確認した。
 すると、荷物は午前中には既に届いており、そのまま配送し終えていると言うではないか。
 何でも、ケイネスが受け持つ生徒の一人に、ケイネス宛ての荷物を届けるようにと言付けして手渡したらしい。
 それを聞いてケイネスは溜め息を吐いた。
 荷物を受取人以外の人間に渡す管財科の良い加減さと、
講師宛ての荷物を受け取りながらすぐに持って来なかった生徒の不真面目さに対して呆れ果てるばかりである。
 管財科に、魔術師の荷物を他者に渡すというのがどれだけ常識外れの失態であるかを指摘し、今後このような事がないようにと戒める。
 外見の特徴から、件の生徒がウェイバー・ベルベットであろうという事が判明した。
 問題の生徒の捜索を係の者に命じ、ケイネスは帰路に着く。

 ウェイバー・ベルベット。
 三代とまだ浅い歴史の魔術の家門の出身であり、聊か(いささか)自惚れが過ぎる生徒だ。
 どうやら、三代目でありながら独学で魔術の総本山である時計塔に入れた自分は、
三代以上続き、誰かに師事して魔術を学んだ他の者よりも才能ある優秀な魔術師であると妄信しているらしかった。
 魔術の秘奥とは一代で成せるものではなく、親は生涯を通じた鍛錬の成果を子へと引き継がせることで完成を目指す。
 代を重ねた魔導の家門ほど力を持つのはそのせいだ。
 また、全ての魔術師が生まれながらにして持ち合わせる量が決定づけられてしまう魔術回路の数についても、
歴史ある名家の者達は優生学的な手段に訴えてまで子孫の回路を増やすよう腐心してきたのだから、
当然またここでも新興の家系とは格差がつく。
 つまり、魔術の世界とは出自によって優劣が概ね決定されてしまうものなのだ。
 
 浅い家の出ながら独学でこの最高学府たる時計塔に入れたという、その功績は認めてやってもいい。
 その点は、六代以上続いておきながら時計塔に入る資格を得られなかった落ち零れの魔術師よりは優れているのだろう。
 だが、ウェイバー・ベルベットが、時計塔に在籍している長く続く家系の魔術師より優秀であるかと言えば、否定せざるを得ない。
 魔導の道を進んでからまだ三代のベルベット家の知識では他の魔術師に敵う(かなう)筈は無く、
それ以前にウェイバー自身の才能が時計塔内で下の位置にあった。
 座学の知識は合格点だが、実習での成績は酷い物だ。
 その現実が気に入らないのか信じられないのか、おかしな論文を持って研究室を訪れた事があったなとケイネスはこの前の事を思い出す。
 確か内容は、歴史の浅い家系であっても、際立った魔術回路数の魔術回路を持ち合わせていなくとも、
多くの経験を積み、術に対するより深い理解と、より手際の良い魔力の運用が出来るなら、生来の素養の差などいかようにも埋め合わせがきく、
というものだったか。

128 :

 まったく、とんだ絵空事である。
 歴史の浅い家系で、魔術回路の数も多くないというのは、ウェイバー自身の事で間違いない。
 とてもじゃないが査問会に提出できる内容ではないし、その論文と言う名の妄想を書いた本人が結果を出せていないのだから話にならない。
 悲しい事に非才の輩は結果を出す者を妬み足を引っ張るか、目の前の生徒のように現実から目を逸らし妄想の世界に逃げてしまう。
 学問ではなく妄想を膨らませる事に執心し、魔導の探求を疎かにしている生徒を現実に引き戻すべく、 目の前で論文を破り捨てたが、
果たして目を覚ましたかどうか。
 空想小説を書く暇があるなら、その時間を使って彼が言うところの高密度の経験とやらを積めば良い物を。

 さて、空想に耽る(ふける)ばかりで不勉強、
その上講師の荷物を預かったままどこぞをぶらついている不真面目な生徒には、後できつく灸を据えねばなるまい。
 聖杯戦争まではまだ時間がある。
 明日の朝には聖遺物も手に入るだろう。
 しかし、この日を境にウェイバー・ベルベットは時計塔から姿を暗まし、ケイネス宛ての聖遺物もついに見つかる事はなかった。

129 :
とりあえずここまでで投下終了
なんか凄い恥ずかしいです

130 :
投下乙。あーゼロか。わからん。

131 :
【元ネタ】ダークソウル
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アルトリウス
【性別】男
【身長・体重】2m?
【属性】中立・善 
【ステータス】筋力A+ 耐久B 敏捷E 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。ただし狼を除く。
【固有スキル】
深淵歩き:A
 かつてアルトリウスが交わした契約。二つ名の由来。
 同ランクまでの陣地や妨害を無いものとして進行することができる。
 悪視界下でも索敵能力が低下しない。
動物使役:B
 動物と心を通わせる能力。意思の疎通。魔獣などにも適用される。
 大狼シフと白猫アルヴィナが彼の死後も墓を守り続けるのはひとえに忠誠心と愛情からである。
恐るべき強靭:A
 アルトリウスは一度剣を持って戦い始めると決して怯まずに無双を誇ったという。
 致命的なダメージや肢体欠損や足場の崩壊で無い限り怯むことが無くなる。
 ダメージによる能力低下を緩和する。
ソウルの業:E
 ソウルの基礎的スキル。魔術と奇跡と呪術の基礎を扱うことができる。
 ライダーのクラスに当て嵌められる際に能力が低下しており、攻撃系統などは使用できない。
【宝具】
『灰色の大狼シフ(Great Grey Wolf Sif)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5 最大捕捉:30人
灰色の大狼シフを召喚して使役することができる。シフ自身が卓越した剣士であり、サーヴァントである。
筋力A 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運Eの能力値のサーヴァントとして彼に従う。
彼自身が徒歩で戦うことを好んでいたためシフに乗っても能力の向上や補正の恩恵を受けることはない。
その真価はシフの爆発的な機動性と、戦車のような存在感を示すアルトリウスの二面的攻撃から発揮される。
『白猫アルヴィナ(Alvina of the Darkroot Wood)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-人
アルトリウスとシフの友。火の時代の始まりより生きてきた人語を介する白猫を召喚する。
戦闘能力自体は皆無に等しいがCランクの気配遮断スキルを有し、偵察に適している。
【weapon】
『巨剣エクスカリバー』
規格外のサイズを誇る大剣。彼の墓場に墓標のように突き刺さっていたもの。
本来ならば宝具であるがライダーのクラスに当て嵌められるに従い、格下げされた。
【解説】
ダークソウルより。 グウィン王に仕えた四騎士の1人。 ライダーなのにシフには乗らない。むしろサモナー。
本人の能力は落ちるがシフとアルヴィナをうまく使えば優良なサーヴァント。


132 :
>>125
投下乙ー
せっかくの創発だしSSが読めるとやっぱ嬉しい、続きも楽しみにしてる

133 :
わからんつってそのまま自分のネタ投下
おまえそれはマナー違反だろ

134 :
鯖ネタ投下をマナー違反とな

135 :
投下乙です。スレッドも100を超えたところで漸く投下されたSS、続きが非常に楽しみです。
ときに、このスレはSSにオリジナルキャラクターを登場させるのはありですか?もちろん一部で、
脇役に徹する形で考えてるんですが。

136 :
完全オリジナルでもいいんじゃないかな

137 :
ぼくの考えた聖杯戦争なんだから十人のオリジナルマスターとサーヴァントで原作キャラをふるぼっこしても良いよ

138 :
IF 何かの手違いでクラスごとに召喚される鯖の数が二倍になりました

139 :
自分のSSのマスター候補として、
桂言葉@School Days(願い:誠君を生き返らせて二人だけの世界を創る)
園崎詩音@ひぐらしのなく頃に(願い:悟史君を取り戻す)
木山春生@とある科学の超電磁砲(願い:生徒たちを眠りから覚ます
竜崎臣司@オルトロスの犬(面白そうだから)
竹神貞次郎@MR.BRAIN(不明。原作でも何考えてるか全く理解できない人物のため)
阿良々木暦@化物語(聖杯戦争に関係のない人を救うため。士郎ポジション)
八神はやて@魔法少女リリカルなのはA'S(願い:世界中のみんなが笑顔でいられる世界を創ること)

140 :
うん。いいんじゃないかな。
少なくとも俺には設定のすり合わせのできない面々だ。

141 :
1組くらいは同原作出演で因縁のある相手とかいいかも

142 :
金正日「聖杯戦争だと?」

143 :
ああ、金正日は死んだんだったか

144 :
あの国のことだから本当かどうかわからないけどね

145 :
http://jrcach.tumblr.com/post/14302722609/sachieball

146 :
反米☆聖杯戦争
セイバー:カダフィ
アーチャー:フセイン
ランサー:チャペス
ライダー:金正日
アサシン:ビンラディン
キャスター:カストロ

147 :
その昔フセインはアメちゃんと仲良かったはず

148 :
つ理想郷『Fate/無明長夜』

149 :
いきなり、過疎らなかったか?
やっぱり、将軍様の後ろ盾を失うと厳しいな。

150 :
CLASS:キャスター
マスター:
真名:トオサカ
性別:女
身長・体重:161/51
属性:????
スリーサイズ:B83/W58/H81

筋力:E 耐久:E 敏捷:C 魔力:A 幸運:C 宝具:? 
クラス別能力:
「陣地作成」 RANK:B
魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。
Aランクともなると「工房」を上回る「神殿」が作成可能。
「道具作成」 RANK:C
魔力を帯びた器具を作成可能。
保有スキル:
「ガンド」RANK:A
 ゼルリッチを祖とする宝石魔法が使用可能
宝具:
???
凛を英霊にしてみたけど、どうも細かい部分が苦手だ…
士郎みたいにでかくなることはたぶん確定だと思うけど

151 :
もしも他のマスターがセイバーを召喚していたら

【CLASS】セイバー
【マスター】 遠坂時臣
【真名】アルトリア
【性別】 女性
【身長・体重】154cm 42kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【解説】
凛以下、切嗣以上ってさじ加減が難しい
幸運しかいじれないよぉ

【CLASS】セイバー
【マスター】ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
【真名】アルトリア
【性別】 女性
【身長・体重】154cm 42kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷A+ 魔力A+ 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。
【解説】
時計塔の花形講師
公式で時臣以上のFate世界屈指の魔術師
当然切嗣を超えるステータスを誇る

152 :
【CLASS】セイバー
【マスター】 間桐雁夜
【真名】アルトリア
【性別】 女性
【身長・体重】154cm 42kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【解説】
魔術師としては他より劣ってるかりやおじさん
士朗より敏捷がワンランクアップ
幸運はワンランクダウン

153 :
【CLASS】バーサーカー
【マスター】 間桐雁夜
【真名】アルトリア
【性別】 女性
【身長・体重】154cm 42kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:C
 幸運と魔力を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考ができなくなる。
【固有スキル】
直感:A
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
 研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる
魔力放出:A
 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
 いわば魔力によるジェット噴射。
 強力な加護のない通常の武器では、バーサーカーの一撃の下に破壊されるだろう。
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。稀有な才能。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
 ただし、現在はクラス能力により狂化している為、失われている。
【宝具】
『風王結界(インビジブル・エア)』
 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 不可視の剣。敵に武器の間合いを把握させない。
 シンプルではあるが、白兵戦において絶大な効果を発揮する。
 強力な魔術によって守護された宝具で、剣自体が透明という訳ではない。
 風を纏った刀身は光の屈折率を変化させ、元から有る剣の形状を不可視にしている。 
『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』
 ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 光の剣。人造による武器ではなく、星に鍛えられた神造兵装。
 聖剣というカテゴリーの中では頂点に立つ宝具である。
 所有者の魔力を光に変換し、収束・加速させる事により運動量を増大させ、
 神霊レベルの魔術行使を可能とする聖剣。
 ただし、狂化している為、魔術行使にはマスターの令呪によるバックアップが必要。
『全て遠き理想郷(アヴァロン)』
 ランク:EX 種別:結界宝具 防御対象:1人
 エクスかリバーの鞘の能力。失われた三つ目の宝具。
 所有者の傷を癒し老化を停滞させる能力があるが、
 実際は個人を対象とした移動要塞といえるもの。
 鞘を展開し、自身を妖精卿に置くことであらゆる物理干渉をシャットアウトする。
 魔法の一つ、平行世界からの干渉でさえ防ぎきる。
 狂化している為、癒しの効果しか使用できない。
 よって鞘を展開するには令呪によるバックアップが必要。
【解説】
かりやおじさんがバーサーカーでセイバーを召喚していたら多分こうなる
魔力放出で更に能力が向上しているからたちが悪い
エクスカリバー使ったらおじさんが魔力を絞り取られて死んじゃいそう
直感はランクダウンするかとも思ったが、五次バサカの心眼(偽)はそのままだったからセイバーの直感もそのまま
ケイネス先生のパラメーターよりも低い?
先生が凄いんだ仕方ない

154 :
【CLASS】セイバー
【マスター】ウェイバー・ベルベット
【真名】アルトリア
【性別】 女性
【身長・体重】154cm 42kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運A+ 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【解説】
かりやおじさんよりはステータスが高い
幸運は凛並のA+


【CLASS】セイバー
【マスター】 言峰綺礼
【真名】アルトリア
【性別】 女性
【身長・体重】154cm 42kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【解説】
時臣セイバーから耐久と敏捷と魔力がランクダウン
対魔力も大幅ダウン
時臣アーチャーと綺礼アーチャーの違いを参考にした

155 :
【CLASS】セイバー
【マスター】 雨生龍之介
【真名】アルトリア
【性別】 女性
【身長・体重】154cm 42kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【解説】
正規の魔術師じゃない龍之介
鍛練も何も積んでいないから士朗より筋力がワンランクダウン

156 :
設定だけで差を出すとか面白いね

157 :
もしもギルガメッシュを召喚したのが別陣営だったら
ギル「貴様か。我をこのような瑣事に呼び出した輩は」
切嗣「そうだ。僕がお前のマスターの衛宮切嗣だ」
ギル「マスターだと? 見の程を弁え(ry」
切嗣「アイリ、召喚は滞りなく完了した。今からアハト爺の所に報告に行こう」
アイリ「わかったわ切嗣」
ギル「王の言葉の最中であるぞ。頭に乗るでないぞ雑種!!」
ケリィ&アイリ「!?」
ギル「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)!!」
アハト爺「ギルガメッシュ召喚すれば勝つるだろ。フォッフォッフォ」
アハト爺「ん? なんじゃ騒がし(ry」
アインツベルン城壊滅

【遠坂邸】
言峰「先日アーチャーの召喚が確認されましたが、その反応が消滅致しました」
時臣「えっ?」

158 :
おじさん「間桐雁夜だ」
ギル「醜いわ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!

ウェイバー「ボ、いやワタシがお前のマスターの」
ギル「小僧が! 身の程を弁えろ!!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!

ウリュー「ちっす! 雨生龍之介っす! 趣味は人殺し」
金ぴか「雑種を間引いて良いのは我だけだ!!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!

先生「ケイネス・エルメロイ・アーチ(ry」
金ぴか「魔術師風情が偉そうに!!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!

綺礼「私が言峰綺礼だ英雄王」
金ぴか「面白い。許す」
綺礼「………?」

159 :
なんか普通にありえそうw

160 :
複数VS複数ってありなのかな?
例えば
士郎「サーヴァント?」
セイバー「はい、私はセイバー。剣を使う物です」
ランサー「同じくランサー、槍なら任せな」
アーチャー「私はアーチャー、まあ、遠距離ならお任せってことで」
キャスター「私はキャスターです、魔法なら私に任せてくださいね」
士郎「え?え?」
凛も桜もイリヤも同様に複数のサーヴァントを持っているってなると……
かなり難しそうだな

161 :
>>160
書いてみればいい
制限は無いよ

162 :
age

163 :
それじゃあ続きを投下します

164 :
『プロローグ 冬木へ』

 時計塔の生徒の中で、唯一ロード・エルメロイを酷く軽蔑している生徒が一人居た。
 ウェイバー・ベルベット。
 彼は魔術師として、さして名のある家門の出自でもなく、優秀な師に恵まれたわけでもない。
 にも関わらず、半ば(なかば)独学で修業を重ね、遂には魔術の総本山である時計塔に身を置くに至った業績を、
ウェイバーは誇りに思っていた。
 これは何人たりとも及ばぬ栄光であると信じて疑わなかったし、何代も重ねた血筋と優れた師の下で修業して、
ようやく時計塔にやって来たような他の魔術師よりも自分は遥かに勝っていると確信していた。
 しかし、ここ時計塔は完全に腐りきっていた。
 時計塔開闢(かいびゃく)以来の風雲児として誰もが刮目すべき生徒である自分が、
新興の魔術の家の出と言うだけで不当に冷遇されている。
 家柄だけの連中が優等生と称賛され、才気溢れる自分は蔑まれている。
 魔術を教え、生徒の才能を見出す立場の講師達ですら、それは同じだった。
 名門出身の弟子ばかりに期待を託し、ウェイバーのような“血の浅い”研究者には術の伝承どころか魔導書の閲覧すら渋る有様だ。
 秘匿されている魔術の知識さえ知り得る事ができれば、誰もが認める成果を出せる自身が彼にはあった。
 それなのに物を教える立場にある講師の連中ときたら、自分の才能に気付かないばかりか、
本来の実力よりも下の評価をウェイバーに下すという信じられない愚行を重ねている。
 そんな理不尽な現状を打破すべく、構想三年、執筆一年に亘る論文を師であるケイネスに見せたのがついこの間の事だ。
 この論文が査問会の目に触れれば、必ずや魔術協会の今の在り方に一石を投じる筈だった。
 にも関わらず、あろう事かケイネスは論文を一度流し読みしただけで、
ウェイバーの目の前で何の躊躇いも無く彼の持論を破り捨ててしまったのだ。
 唖然とするウェイバーに向けて、ケイネスは一言だけ告げた。
「君のこういう妄想癖は、魔導の探究には不向きだぞ。ウェイバーくん」
 高飛車に、声音には憐憫(れんびん)の情さえ含めながら、
冷ややかに見下してきたケイネス講師の眼差しを、ウェイバーは決して忘れない。
 ウェイバーの十九年の生涯においても、あれに勝る屈辱は他になかった。
 仮にも講師職を務めるほどの才を持つのであれば、ウェイバーの論文の意味を理解できないはずがない。
 いや、理解できたからこそあの男は妬いたのだ。
 ウェイバーの秘めたる才能を畏怖し、嫉妬し、それが自らの立場を危うくしかねない脅威だと思ったからこそ、あんな蛮行に及んだのだ。
 よりにもよって――智の大成たる学術論文を破り捨てるなど、それが学究の徒のやることだろうか。
 ウェイバーはこの時から、ケイネスに対して並並ならぬ憎しみを抱くようになった。

 ある日、その鼻持ちならない講師、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトが聖杯戦争に参加するという噂をウェイバーは耳にした。
 その“聖杯戦争”なる競技の詳細を、ウェイバーは夜を徹して調べ上げ、その驚くべき内容に心を奪われた。
 膨大な魔力を秘めた願望機『聖杯』を賭して、英霊を現界させ使い魔として駆使することで競われる命懸けの勝ち抜き戦。
 肩書きも権威も何ら意味のない、正真正銘の実力勝負。
 それは確かに野蛮であったが、単純かつ誤解の余地のない優劣の決定だった。
 不遇の天才がここ一番の面目躍如を遂げるためには、正に理想の花舞台に思えた。
 興奮醒めやらぬウェイバーに、さらに幸運の女神が微笑む。
 ケイネス本人の立ち会いの下開封を厳命されていたはずの特別な配送が、
管財科の手違いで弟子のウェイバーに取り次ぎを託されたのだ。
 それが聖杯戦争におけるサーヴァント召喚のための触媒であると、ウェイバーはすぐに気がついた。
 そのとき彼は、まさに千載一遇の好機を得たのだと確信していた。

 もはや、このどこまでも腐敗しきった時計塔に未練はない。
 首席卒業生のメダルの輝きも、冬木の聖杯がもたらすであろう栄光に比べればゴミのようなものである。
 ウェイバー・ベルベットが戦いに勝利した時、魔術協会の有象無象は彼の足許にひれ伏すことになるのだ。
 その自分を待ち受けるであろう輝かしい未来を思い浮かべながら、ウェイバーは即座に行動していた。
 聖遺物を手に入れたその日の内にイギリスを出立し、一路、極東の島国へと、聖杯戦争の舞台へと飛び立ったのだった。

165 :
『プロローグ 遠坂邸にて』

「『時計塔』からの最新の報告だ。“神童”ことロード・エルメロイが新たな聖遺物を手に入れたらしい。これで彼の参加も確定のようだな」
 聖杯戦争が行われる冬木市。
 その深山町の高台に聳える(そびえる)遠坂邸の地下に設けられた工房で、男が呟いた。
 聖杯戦争という大規模な儀式を作った始まりの御三家が一家門、遠坂家現当主『遠坂時臣』その人である。
「弟子の一人に用意した聖遺物を隠匿されたと聞いた時は、一級講師も詰めが甘いと聊か(いささか)拍子抜けしたものだが……。
ふむ、こうも早く他の聖遺物を新たに調達するとは、流石はロードと称される人物ということか。これは歯応えのある敵になりそうだ」
 彼が手に持つ羊皮紙には、時計塔に潜り込ませた間諜からの報告が記されている。
 そこには、聖杯戦争への参戦を表明した時計塔一級講師ケイネス・エルメロイ・アーチボルトについて書かれていた。
 異例の若さにて講師の座に就いただけあり、経歴、功績共に目を見張る物であった。
 相手にとって不足はない。
 時臣は羊皮紙から目を離すと、工房に居るもう一人に向かって声をかける。
 朋友の息子であり、彼の自慢の弟子であり、そして聖杯戦争において彼をサポートする協力者。
 名を、言峰綺礼と言う男だ。
「これで既に判明しているマスターは、我々も含めて五人となったな」
「この期に及んでまだ二人も空席があるというのは、不気味ですね」
「なに。相応しい令呪の担い手がいない、というだけのことだろう。時が来れば聖杯は質を問わず七人を用意する。
そういう員数合わせについては、まぁ概ね(おおむね)小物だからな。警戒には及ぶまい」
 時臣は余裕をもって綺礼の疑問に答える。
 聖杯に選ばれるマスターは全部で七人。
 聖杯戦争のシステムを立ち上げた御三家である遠坂、間桐、アインツベルンの三家の者がまず優先的に選ばれ、
次に魔術回路を持つ者がマスターに選ばれる。
 御三家以外のマスターは外から呼ぶことになっており、その一人が先に触れたケイネス・エルメロイ・アーチボルト。
 そしてもう一人が、目の前に佇む青年、言峰綺礼である。

 彼の右手に三角の痣が浮かび上がったのが三年前。
 この事を父に相談した事が、綺礼と時臣の出会いに繋がった。
 綺礼の父、言峰璃正は六十年近く前に冬木の地で行われた第三次聖杯戦争において、聖堂教会から監督役として派遣された経歴を持つ。
 その際、冬木の管理を勤める遠坂家当主と知己(ちき)の仲になるまで親睦を深めていた。
 親友亡き後も璃正と遠坂家との親交は続いており、当主の座を継いだ息子の時臣氏も又、璃正神父の大切な友人の一人であった。
 綺礼に相談を受けた璃正は、自分の息子が三年後に控えた第四次聖杯戦争のマスターに選ばれたのだと瞬時に理解した。
 息子の右手甲に刻まれた痣こそ、聖杯にマスターの資格を与えられた証。
 令呪と呼ばれる、三画の聖痕に他ならない。
 聖杯戦争を勝ち進み、聖杯をその手に掴むべきは遠坂時臣を置いて他に無いと確信していた璃正神父は、
綺礼を時臣と引き合わせ、時臣氏を助力するよう息子に促した。
 聖杯に掛ける願望など持ち合わせてはいなかった綺礼はその申し出を快諾。
 以降、サーヴァントを従えられるだけの力量を持った魔術師となるべく、綺礼は時臣の下で魔術を学ぶ事と相成った。

166 :

 そして、現在。
 綺礼は今月に入ってようやく、時臣の命で慎重に隠し通してきた己の令呪の存在を公にした。
 勿論、令呪が宿ったのは三年前ではなく今月という事にしてある。
 令呪が宿った言峰綺礼は、共に聖杯を狙う者同士として師である遠坂時臣と決裂、敵対する事となる。
 ───これが、表向きの綺礼と時臣との関係だ。
 実際は裏で手を組み、時臣を勝利へ導くのが綺礼の役目であった。
「まぁ用心について言うのなら――綺礼、この屋敷に入るところは誰にも見られていないだろうね? 
表向きには、我々は既に敵対関係なのだからね」
「ご心配なく。可視不可視を問わず、この屋敷を監視している使い魔や魔導器の存在はありません。それは――」
「――それは、私が保証いたします」
 第三者の声が割り込むとともに、綺礼の傍らに黒い影が、ゆらり、と蟠った(わだかまった)。
 それまで霊体として綺礼に同伴していた存在が、実体化して時臣の前に姿を現したのである。
 長身??(ちょうしんそうく)のその人影は、だが人間とは桁違いの魔力を帯びた“人と異なるもの”だった。
 漆黒のローブに身を包み、白い髑髏を模した仮面で貌(かんばせ)を隠した怪人物。
 そう、彼こそは第四次聖杯戦争に臨んで最初に呼び出され、
言峰綺礼との契約によって『アサシン』のクラスに宿ったサーヴァント――ハサン・サッバーハの英霊だった。
「いかな小細工を弄(ろう)そうとも、間諜の英霊たるこのハサンめの目を誤魔化すことは敵いませぬ。
我がマスター、綺礼の身辺には、現在いかなる追跡の気配もなし……どうかご安心くださいますよう」
 主たる言峰綺礼の、さらに上に立つ盟主として時臣のことを了解しているのだろう。アサシンは恭しく頭を垂れて報告した。
「うむ。アサシンが言うのなら間違いはないだろう。
……こちらも、手配していた聖遺物が今朝ようやく届いたところだ。今夜にでも召喚の儀を執り行うとしよう」
 今宵自身が呼び出す英霊に綺礼とアサシンの協力が加われば、我々の勝利は確定する。
 絶対の自信を胸に、時臣は薄暗い地下工房の中で薄く笑みを浮かべていた。

167 :
『プロローグ 間桐邸にて』

 深山町には、子供達からお化け屋敷と噂される洋館が存在する。
 間桐(まとう)という家族が住んでいるらしいが、割れた窓ガラスは長年放置され続け、庭の手入れもされていない。
 本当に人が住んでいるのか怪しく見える、淀んだ雰囲気を纏った邸宅である。
 その昼間でも薄暗い屋敷の一室に、一人の男の姿があった。
 この男──今回の聖杯戦争に参戦する間桐のマスターである間桐雁夜(まとうかりや)は、戦いが始まるまでも無く既に死にかけていた。
 体中を刻印虫に虫食まれ(むしばまれ)、肉体は生きているのが不思議な程の損傷を受けている。
 にも関わらずこうして辛うじて(かろうじて)歩く程度に行動出来るのは、刻印虫が疑似的な魔術回路として働き、
喰らった肉を魔力に変えているからだ。
 なんとも皮肉な事ではあったが、刻印虫が無ければ、雁夜の右手に令呪が宿る事はなかっただろう。
 間桐雁夜には、己が身を刻印虫に喰らわせてでも聖杯戦争に参加しなければならない理由があった。
 三歳年上の幼馴染である葵さん。その娘である桜ちゃんが、あろう事かこの間桐の家に養子に出されていたのだ。
 間桐の魔術は、おぞましい程に醜悪な代物だ。
 蟲蔵に放り込まれた幼い桜の肉体は蟲共に嬲られ、臓硯(ぞうけん)の糞爺が望むように作りかえられている。
 間桐寄りの魔術師へと調整する、『教育』という名の虐待の影響で、桜の表情からは喜怒哀楽という感情がすっかり失われていた。
 養子に出された桜の事を話す時の葵の表情もまた、間桐の魔術がどのようなものか知らないにも関わらず、暗いものだった。
 どうして、幼馴染とその娘がこのような目に逢っている?
 仲睦まじく、幸せな家庭を築く筈だった母子が、何故引き裂かれなければならない?
 雁夜が身を引いて、葵と時臣の結婚を祝福したのは、その先に葵の幸せがあると信じていたからだ。
 断じてこのような未来を迎える為ではない。
 救い出さなければならない。
 初恋の人の娘とその幸せを、雁夜自身が取り戻さなくてはならない。
 桜が間桐の家に必要とされているのは、臓硯が聖杯を欲しているが為だ。
 聖杯さえ手に入れば、桜はこの家に必要ではなくなる。
 聖杯さえ手に入れば、桜は自由になれるのだ。
 聖杯は、必ず手に入れる。
 その為ならば、この身が蟲に食い潰されようと構わない。
 他のマスターを皆殺しにする事だって厭わない(いとわない)。
 特に、時臣だけは──遠坂時臣だけはこの手で葬ってやる。
 葵さんから桜を、あるはずだった幸福を奪った罪はその身で償ってもらう。
「ぎりぎり間に合ったではないか」
 いつの間に入って来たのか。
 ミイラの如き矮躯(わいく)の老人、間桐の長たる臓硯の声が部屋に響く。
「聖杯に選ばれたということは、貴様もそれなりの術師として認められたと言う事だ。一先ずは褒めて取らすぞ、雁夜」
 雁夜は臓硯を憎々しげに睨みつける。
 出来る事ならこの爺も殺してやりたい。
 サーヴァントを使えば、それも容易い事だろう。
 だが、雁夜がサーヴァントを使って反旗を翻す可能性を考慮しない臓硯ではない。
 雁夜が臓硯をR前に、体内の刻印虫が即座に雁夜を喰いR事だろう。
 もしかしたら、桜の身にも危険が及ぶかもしれない。
 今の雁夜には、この老人に大人しく従い、聖杯を勝ち取る他に桜を救い出す術はないのだ。
 雁夜の内に沸き上がった怒りを感じ取ったのか、体内の刻印虫の動きが活発になった。

168 :

「ははははは、怒るな怒るな。体内の刻印虫を刺激すれば、蟲が貴様を食い潰してしまうぞ?
まあそれでも儂の見立てでは、貴様の命は、持って後一月程だろうな」
「十分だ」
 雁夜が静かに言い返した。
「何じゃと?」
「それで、十分だと言ったんだ」
 掠れた声であった。
 しかし、そこには確かに強い意志が込められていた。
 例え自分が死のうとも、結果として桜ちゃんが、凛ちゃんが、
そして何よりも葵さんが幸せになれるのならば、己がどうなろうと知った事ではないのだ、と。
「はっはっは。雁夜、一年耐えた褒美じゃ。
貴様に相応しい聖遺物を見付けておいたわ。
今日にでも届くじゃろう。召喚の儀式は、今夜行うとする」

     ×    ×

 その夜、いよいよ最後の試練に挑むべく間桐邸の地下へ赴こうとしていた雁夜は、途中の廊下でばったりと桜に出会した(でくわした)。
「……」
 出会い頭に桜が浮かべた怯えの表情が、ほんのわずかに雁夜の胸を痛ませる。
 今となっては仕方がないとはいえ、この自分までもが桜の畏怖の対象になるのは、雁夜には辛かった。
「今夜はね、わたし、ムシグラへ行かなくてもいいの。もっとだいじなギシキがあるからって、おじいさまが言ってた」
「ああ、知ってる。だから今夜は代わりにおじさんが地下に行くんだ」
 そう答えた雁夜の顔を、桜は覗き込むようにして小首を傾げた。
「カリヤおじさん、どこか遠くへ行っちゃうの?」
 子供ならではの鋭い直感で、桜は雁夜の運命を察したのかもしれない。
 だが雁夜は、幼い桜を必要以上に不安がらせるつもりはなかった。
「これからしばらく、おじさんは大事な仕事で忙しくなるんだ。こんな風に桜ちゃんと話していられる時間も、あまりなくなるかもしれない」
「そう……」
 桜は雁夜から目を逸らし、また彼女だけにしか立ち入れない場所を見つめている風な目つきになった。
 そんな桜がいたたまれず、雁夜は無理に話の穂(ほ)を接いだ(ついだ)

169 :

「なぁ桜ちゃん。おじさんのお仕事が終わったら、また皆で一緒に遊びに行かないか? お母さんやお姉ちゃんも連れて」
「お母さんや、お姉ちゃん、は……」
 桜は少し途方に暮れてから、
「……そんな風に呼べる人は、いないの。いなかったんだって思いなさいって、そう、おじいさまに言われたの」
 そう、戸惑いがちな声で返事をした。
「そうか……」
 雁夜は桜の前に膝をつき、まだ自由が利く方の右腕で、そっと桜の肩を包んだ。
 そうやって胸に抱き寄せてしまえば、桜から雁夜の顔は見えない。
 泣いていると気付かれずに済むだろう。
「……じゃあ、遠坂さんちの葵さんと凜ちゃんを連れて、おじさんと桜ちゃんと、四人でどこか遠くへ行こう。また昔みたいに一緒に遊ぼう」
「――あの人たちと、また、会えるの?」
腕の中から、か細い声が問うてくる。雁夜は抱きしめる腕に力を込めながら、頷いた。
「ああ、きっと会える。それはおじさんが約束してあげる」
 それ以上は、言えなかった。
 叶うなら、より違う言葉で誓いたかった。
 あと数日で間桐臓硯の魔手から救ってやれると、それまでの辛抱なんだと、今、この場で桜に教えたかった。
 だが、それは赦されない(ゆるされない)。
 既に桜は絶望と諦観で精神(こころ)を麻痺させることによって、精一杯に自分を護っていた。
 非力な少女が耐え難い苦痛に抗するためには、そうやって“痛みを感じている自分”を消し去ってしまうしかなかったのだ。
 そんな子供に、『希望を持て』だの、『自分を大事にしろ』だのと――そんな残酷な言葉を投げかけられるわけがない。
 そういう気休めの台詞は、口にした当人だけしか救わない。
 彼女に希望を与えるというのは、“絶望”という心の鎧を奪い去るのと同じこと。
 そうなれば幼い桜の心身は、一夜と保たずに壊れるだろう。
 故に――
 同じ間桐邸で日々を過ごしながら、雁夜は自分が桜にとっての“救いの主”であるなどとは、ただの一度も漏らさなかった。
 彼は桜と同じく臓硯によって“いじめられて”いるばかりの、
桜に負けず劣らず無力な大人として、ただ傍(そば)にいてやることしかできなかった。

170 :
「――じゃあ、おじさんはそろそろ、行くね」
 涙が止まった頃合いを見計らって、雁夜は桜から手を放した。
 桜はいつになく神妙な面持ちで、雁夜の、左半分が壊れた顔を見上げてきた。
「……うん。ばいばい、カリヤおじさん」
 別れの言葉が、この場には相応しいものと、彼女は子供ながらに察したらしい。
 背を向けて、とぼとぼと立ち去っていく桜の背中を見送りながら、そのとき雁夜は痛切に、心から祈願した。
 ――手遅れになってくれるな、と。
 雁夜はいいのだ。すでにこの命は桜と葵の母子のために使い捨てるものと決めている。
 雁夜自身について“手遅れ”があるのだとしたら、それは聖杯を勝ち取るより先にこの命が潰えることだ。
 むしろ恐ろしいのは、桜の“手遅れ”――もし首尾よく雁夜が聖杯を勝ち取り、桜を母の元へと送り返すことができたとしても、
それであの少女は、心を固く覆った絶望という名の殻から、再び外に出てきてくれるのだろうか。
 この一年の内に桜が負った心の傷は、きっと永く尾を引くだろう。
 だがせめて、それが時間とともに癒える(いえる)ものであってほしい。
 彼女の精神(こころ)が、致命的なところまで壊されていないものと信じたい。
 できるのは祈ることだけだ。
 あの少女を癒すのは雁夜ではない。
 そんな役目を請け負えるだけの余命など、彼には残されないだろう。
 そればかりは、未来の命が保証されている者たちに託すしかあるまい。
 雁夜は踵(きびす)を返し、ゆっくりと、だが決然とした足取りで、地下の蟲蔵に降りる階段へと向かって行った。

171 :
『プロローグ 英霊召喚』

 深夜。
 冬木市深山町の片隅、とある雑木林の奥の空き地に一人の人影があった。
 この人影は、冬木に点在する地脈の一つがこの空き地にあることを探り当てたウェイバー・ベルベットのものである。
 召喚の儀式を行うに当たって、もっと上質な地脈で儀式を執り行いたかったウェイバーであったが、
そのような土地には既に人が賑わうショッピングモールやら娯楽施設やらが建てられており、
人目を忍ぶ魔術の行使には不向きだったのだ。
 一応、ここよりも上位に位置する地脈の上に建てられた冬木ハイアットホテルに宿泊する事ができたならば、
英霊の召喚と工房の敷設とを、一般人に知られる事なく両方行う事は可能である。
 だが、生憎とウェイバーはあのような高級ホテルに泊まれるだけの金銭を持ち合わせてはいない。
 いや、泊まれるには泊まれるのだが、三日と持たずに財布の中身が帰りの飛行機代諸共消えて無くなってしまうのだ。
 聊か(いささか)の不満はあったものの、召喚をしくじるようなへまは犯さないという自信がウェイバーにはあった。
 こういう状況であっても召喚を成功させてこそ、ウェイバーの持論が証明されるというものである。
 ウェイバーは召喚する英霊をセイバーのクラスで召喚する気でいた。
 この英霊の伝承からして、不可能な事ではない。
 目標は高く持つべきだ。
 最優のサーヴァントを求めるのは、時計塔の連中の鼻を明かす事が目的のウェイバーにとって当然の事である。
 周囲に人目がないことを入念に確かめてから、ウェイバーは召喚儀式の準備にとりかかる。
 今日一日に亘って(わたって)けたたましく鳴き喚き、終始ウェイバーの神経を逆撫でし続けてきた鶏どもに、
まずは心底清々しながら引導を渡した。
 滴る(したたる)生き血がまだ熱いうちに、地面に魔法陣の紋様を刻まなければならない。
 手順はもう何度も練習してあった。
 消去の中に退去、退去の陣を四つ刻んで召喚の陣で囲む。
 ――手違いは許されない。
「閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する」
 呪文を唱えながら、ウェイバーは細心の注意で鮮血を大地に滴らせていく。


 同じ深山町にある遠坂邸の地下の工房でも、そのとき同様の儀式の準備が執り行われていた。
「素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。祖には我が大師シュバインオーグ。
降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路(さんさろ)は循環せよ」
 朗々と唱えながら遠坂時臣が描く魔法陣は、生贄の血ではなく溶解させた宝石によるものだ。
 この日のために魔力を充?(じゅうてん)し、蓄積してきた宝石を、時臣は惜しげもなく動員していた。
 見守るのは璃正、綺礼の言峰父子。
 アサシンは屋敷の外の警戒に当たらせている。
 祭壇の上に載せられているのは、干涸らび(ひからび)、半ば(なかば)朽ち果てた一片の布。
 アケメネス朝ペルシアを殲滅し、ギリシアから西北インドに到る世界初の大帝国を建設した伝説の『征服王』、
その大王の肩を飾っていたマントの切れ端である。
 今、時臣によって呼び出されようとしているのは、世界征服に肉薄した彼の大英雄イスカンダルに他ならない。

172 :



 同刻、遠く地の果てのアインツベルン城では、衛宮切嗣が礼拝堂の床に描き終えた魔法陣の出来を確認していた。
「こんな単純な儀式で構わないの?」
 脇で見守っていたアイリスフィールには、それが思いのほか簡素な準備として目に映ったらしい
「拍子抜けかもしれないけどね、サーヴァントの召喚には、それほど大がかりな降霊は必要ないんだ」
 水銀で描いた紋様に、歪みや斑(むら)がないか仔細に検証しながらも、切嗣は説明する。
「実際にサーヴァントを招き寄せるのは術者ではなく聖杯だからね。僕はマスターとして、現れた英霊をこちら側の世界に?ぎ(つなぎ)止め、実体化できるだけの魔力を供給しさえすればいい」
 出来映えに満足がいったのか、切嗣は頷いて立ち上がると、祭壇に縁(えにし)の聖遺物――銀色を鈍く光らせる鎧の断片を設置した。
 これは此度(こたび)の聖杯戦争に向けてアインツベルンが用意した、『紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)』が掲げ持っていた旗の断片である。
 アインツベルンが召喚しようとしている英霊は、百年戦争でフランスを勝利に導いた英雄、
『紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)』ことジャンヌ・ダルクだ。
 まず間違いなく、セイバーのクラスでの召喚が期待できる英霊だった。
「さあ、これで準備は完璧だ」


「召喚の呪文は間違いなく憶えて来たであろうな?」
 念を押すように訊いてくる間桐臓硯に、雁夜は闇の中で頷いた。
 腐臭と饐えた(すえた)水気の臭いが立ちこめる、深海のような緑の暗闇。
 深山町の丘の頂に聳える間桐邸が、地下深くに隠匿している蟲蔵である。
「良いじゃろう。だが、その呪文の途中に、もう二節、別の詠唱を差し挟んでもらう………と、考えておったのじゃがな……」
 臓硯は残念そうに頭を振り、呻くように言葉を続ける。
「予定していた聖遺物が、遂に届かなんだ。
聖遺物の配達を頼んどった魔術師がつまらん事故に遭いおって、死んでしまったわい。
魔術師が持っとった筈の配送物を探しに行ったのじゃが、事故現場にも警察にもそんなもんはありはせんかった。
大方、野次馬の一人が持って帰ったんじゃろう」
「じゃあ、聖遺物無しで召喚の儀式を始めるのか?」
「ふん、馬鹿を言うでない。……これは次回の聖杯戦争の為に用意した物じゃが、仕方あるまい、使うが良い」
 そう言って臓硯が祭壇に置いたのは、遥かな太古、此の世で初めて脱皮した蛇の抜け殻の化石である。
 祭壇から離れると、臓硯はつまらなそうな面持ちで置かれた聖遺物を見つめる。
「貴様にはバーサーカーを召喚してもらう手筈であったのにのぉ。
これは宝具が取り分け強力な英霊じゃからな。
宝具以外のパラメーターは無視しても構わん。
それよりも、狂化して宝具の格が落ちる方が問題じゃ。
今回は、貴様の戦いぶりを拝見して、次回に向けてこの英霊の運用方法を吟味するとしようかの」

173 :

 内心、雁夜は臓硯の態度に驚愕していた。
 この老人の性格を考えれば、雁夜を傷め付けたいという嗜虐心から、
どのような英霊であれ先に述べたようにバーサーカー召喚を促したに違いない。
 しかし、この英霊はそんな気持ちを抑えてしまう程、
そう、俄仕込み(にわかじこみ)の魔術師である雁夜が聖杯を手に入れてしまう可能性が見込める程の大英雄であるのだろう。
 口ではあくまで次回の為の布石と嘯いて(うそぶいて)はいるが、臓硯の落ち窪んだ眼下の奥の瞳が、
聖杯に対する期待を孕んでいるのを雁夜は見逃さなかった。


 その日、異なる場所で、異なる対象に向けて呼びかける呪文の詠唱が、
まったく時を同じくして湧き起こったのは、偶然と呼ぶには出来すぎた一致であった。
 いずれの術者も、その期するところの悲願は同じ。
 ただひとつの奇跡を巡り、それを獲得するべく血で血を洗う者達。
 彼らが時空の彼方の英雄たちへと向ける嘆願(たんがん)の声が、今、一斉に地上から放たれる


「告げる――」
 今こそ、魔術師としての自分が問われる時。しくじれば命すらも失う。
 それをひしひしと実感しながらも、ウェイバーは決して怖じなかった。
 力を求める情熱。
 目標へと向けてひた走る不断の意志。
 ことそういう特質において言うならば、ウェイバー・ベルベットはまぎれもなく優秀な魔術師であった。
「――告げる。
汝(なんじ)の身は我が下に、我が命運は汝の剣に──」
 全身を巡る魔力(いぶつ)の感触。
 およそ魔術師である限り逃れようのない、体内の魔術回路が蠕動(ぜんどう)する悪寒と苦痛。
 それに歯を食いしばって耐えながら、ウェイバーはさらなる詠唱を紡ぐ。


「──聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ――」
 切嗣の視界が暗くなる。
 背中に刻み込まれた衛宮家伝来の魔術刻印が、切嗣の術を掩護するべく、それ単体で独自の詠唱を紡ぎ出す。
 切嗣の心臓が、彼個人の意思を離れた次元で駆動され、早鐘(はやがね)を打ち始める。
 大気より取り込んだマナに蹂躙(じゅうりん)される彼の肉体は、
今、人であるための機能を忘れ、一つの神秘を成し得る為だけの部品、幽体と物質を?げる為の回路に成り果てている。
 その軋轢(あつれき)に苛まれて悲鳴を上げる痛覚を、切嗣は無視して呪文に集中する。
 傍ら(かたわら)で固唾(かたず)を飲んで見守るアイリスフィールの存在も、最早彼の意中には、ない。

174 :



「――誓いを此処(ここ)に。我は常世(とこよ)総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く(しく)者――」
 雁夜は尋常な魔術師と違い、魔術回路そのものを別の生物として体内に寄生させている身である。
 それを刺激し活性化させる負担は、他の術師の痛みすら比にならぬほどの激痛だった。
 唱えるうちに四肢(しし)が痙攣(けいれん)し、端々の毛細血管が破れて血が滲み出る。
 無事に残った右目からも、赤く染まった血涙が流れ出て?を伝い落ちる。
 それでも、雁夜は精神の集中を緩めない。
 背負ったものを想うなら――ここで退ける(ひける)わけがない。


「――汝三大の言霊を纏う(まとう)七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―!」
 そう呪?(じゅとう)の結びをつけるとともに、時臣は身体に流れ込む魔力の奔流(ほんりゅう)を限界まで加速させる。
 逆巻く風と稲光。見守る綺礼たちでさえ目を開けていられないほどの風圧の中、召喚の紋様が燦然(さんぜん)と輝きを放つ。
 ついに魔法陣の中の経路はこの世ならざる場所と?がり……滔々(とうとう)と溢れる眩(まばゆ)いばかりの光の奥から、
現れいでる巨躯の立ち姿。
 その威容に心奪われて、璃正神父は忘我の呟き(つぶやき)を漏らす。
「……勝ったぞ綺礼。この戦い、我々の勝利だ……」


 かくして、嘆願は彼らの許にまで届いた。
 彼方より此方(こなた)へと、旋風(つむじかぜ)と閃光を纏って(まとって)具現する伝説の幻影。
 かつて人の身にありながら人の域を超えた者達。
 人ならざるその力を精霊の域に格上げされた者たち。
 そんな超常の霊長たちが集う場所……抑止の力の御座(みざ)より来たる、
あまねく人々の夢で編まれた英霊たちが、そのとき、一斉に地上へと降臨した。
 そして――
 夜の森に、闇に閉ざされた石畳に、今凜烈(りんれつ)なる誰何(すいか)の声が響き渡る。

『問おう。汝が我を招きしマスターか』

175 :
これで投下終了です

176 :
うーん期待はできるが……オリジナル鯖を召喚したら評価する。
原作通りの鯖が召喚されるのは腐るほど読んできたんで

177 :
投下乙、続きどうなるのかな
フェイトの二次読むのは初めてだからどんな展開でも楽しみだわ

178 :
『理想郷』と『小説家になろう』でまさに『ぼくの考えた聖杯戦争』を更新しているんですが、ここでも投下させてもらってもいいんでしょうか?
どうせ書いたなら少しでも多くの人の目に触れさせたいな…と思うので。

179 :
いーよー

180 :
ありがとうございます。
では少し、場をお借りして…

181 :
 浜風。
 ライトスタンドからレフトスタンドに吹き抜けていくその海風は、この球場ではそう呼ばれている。
 その風が一般に言う海風と違う点は、決して穏やかに吹くだけの風ではなく、強く吹き荒び、投球や打球に影響を与えることも多いことだった。
 今までこの舞台で繰り広げられた、互いに球史に名を刻んだ投手と打者による幾つもの名勝負。そして、単に試合試合の1つの投打に留まるだけでなく、
春夏と言わず行われる様々な大会にも、シーズンを通して行われるペナントレースの行方にをも左右した重要なゲームの勝敗にさえ大きな影響を与えてきた浜風。
 しかし、その風が今は、炎天下に晒された身体に帯びた異常な熱を幾分か和らげてくれるものとしての認識しか少年にはなった。
 ともすれば。今、自身の達成しようとしている偉業が、その恩恵を受けたものとして。或いは惜しくも達成目前で潰えた要因として。後の誰かに語られる可能性が存在することなど思いもしない。

 ────疲れた。もう、辞めたい。
 マウンドの少年は、ただ現状、心の奥でそう愚痴る。
 しかし、それは完全なマイナスベクトルで構築されたものではなかった。
 確かにその言葉は少年の本心には違いない。だが、その実、それは後ろ向きに発せられたものでは決してなく、むしろ逆の方向を目指すための言葉だったのである。
 喩えるとすれば、それは弓を引く動作と同じような心理的行為。
 より遠くに征矢(そや)を到達させるがために己が総力を持って、弦につがえた矢筈(やはず)を、敵を射抜く鏃(やじり)を、一度は標的から遠ざけるのに似ていた。
 それは自らを奮い立たせるために、切り捨てるべきである感情を捨て去るための吐露である。
 そうやって、この競技を今日まで行ってきた上で、幾度となく繰り返されてきた精神調整の作業を少年は心底で行う。
 ネガティブな感情を殺し、切り捨て。ポジティブな意識で眼前の打者に挑む。
 確かに130は優に投げきった利き腕は疲労に苛まれ、既に心ゆく投球を可能にするものではない。
 初めて立った大舞台の重圧も少年の疲弊を加速させ、倍加させている。
 逃げたい。投げ出したい。帰りたい。休みたい。
 一方では、先の弱音同様にそれらは少年の紛うことなき本音であった。
 だからこそ。己を奮い立たせるために。せめて心を万全へと近づけるべく。
 あと一人を抑えるために。勝つために。
 それは必要な行為だったのだ。

 しかし、果たして────故に少年は解らなくなる。
 この重責とは、この辛苦とは、本当に自分で望み選んだ末の結末だったのだろうか?
 だから、往々にして自問する。
 此処に立っているべき人物とは自分ではなく、さらには当然の如く、此処に至るまでの過程で得られた経験は、友人たちは、そういう貴重な財産とは、本来自分が授かるべきものではなかったのではないか?
 ──或いは。
 或いは、何か。
 何も残ってはいなかった自分が、本当に情熱を傾けるべきモノが、情熱を注ぎ込んでいたモノが──
それとも情熱などという言葉では空き足らず、“固執”とか“執着”とかいう一種、負の感情さえ内包した言葉で括られ心酔できるようなモノが──死を賭してでも得たいというモノが自分に在ったのだとしたら────
 ──俺は変わっていたのだろうか?
 ──在していたのではないのだろうか?

 ──有り得ない!
 ──それは断じて有り得ない!
 
 抱いたのは、己の自我を根底から覆しかねない疑念。しかし、それを認めるわけもなく、そして、それを強く、強く少年は否定した。
 過去の自分がどうであったかなど、知り得る術はない。だが、今の自分に自分に対する偽りなどは一切ないと少年は胸を張って言えるのだ。
 まして、それを肯定することとは自身を取り囲む環境に対する全否定に他ならない。


182 :
 また。
 浜風がマウンドを吹き抜けた。
 天を仰ぎ、忌々しい太陽を一瞥する。それは相対する打者同様、彼の体力と精神力を削る敵なのだ。
 大きく息を吐くと、止め処なく額から流れ出る汗を少年はとりあえず手の甲で拭った。
 心地よいとは微塵にも思えない只管に不快感を感じさせるだけの汗は、当然、そこだけに留まるものではなく、ユニフォームの下のアンダーウェアを益々ぐっしょりと濡らしていく。
 嫌悪感を忘れんが為のように、少年は足元のロジンバックに手を伸ばすと2、3度宙に弾ませた。
 そうして、滑り止め利いた指でグラブからボールを取り出し、感触を確かめるように少年は手の中でそれを転がし玩(もてあそ)ぶ。その視線は、ぼんやりと打席の方へと向けられた。
 ──唯。
 ──唯、俺には何も残ってなくて。
 ──唯、これだけしか、あの頃の自分には術がなかった。
 否定はしてみたものの、しかし、それは紛れもない事実──。
 少年の手に在る硬球は、かつては軟球だったという差異はある。
 だが、確かに。少年がその白球を初めて手にしたとき、彼はありとあらゆるものを失っていたのだ。
 父を、母を、そして、自分自身にまつわる記憶の全てを無くしていたのである。
 顔も名前も知らなかった伯父と伯母と、そんな自分とを新しい家族として結んでくれたのは、その小さな白球だった。
 それは事故によって一夜にして両親を、その思い出までもを失くして塞ぎ込んだ少年に伯父が与えてくれたもの。
 そして、その白球が繋いだものは、単にそれだけに留まるものではない。
 最初は伯父だけが相手だったキャッチボールは、気がつけば多くの友達と、目的を同じくする仲間とするものに変わっていったのだ。
 野球というスポーツは、当初は少年が外界と繋がる媒介としての意味合いこそが強かったのである。
 ────だからと言って、それが否定を肯定するものではないはずだ。
 白球を初めて手にした動機が、本当に自分の意志によるものだったという球児が10割であるはずはないのだ。
 縦(よ)しんば統計を取ってみたとして、しかし、それが本当に限りなく10割に等しいほどの大多数で、自分のような異端が極々少数の存在であったのだとしても、だからといって、それで引け目を感じる必要性など全くない。
 同時に。
 全てを失った自身を護り、育んできた環境があったからこそ、今の“自分”という存在が、今の“舞台”が、今の“幸せ”があると少年は理解している。
 そして、ここまでの道程であれ、決して平坦なものではなかったはずなのだ。才能だとか、そんな与えられたものだけで少年は此処に至ったのではなく、至れたのではない。此処に立つためにあれだけの時間を、努力を仲間たちと費やしてきたのだ。
 それはくだらない劣等感を討ち払うに十分な骨子であり、それは少年の誇りでもあった。
 ──俺はここに居ていい。俺はここに居るべくして居る!
 晴れた迷いを体現するかのように、力強く少年は白球を握り締める。
 視界をずらすと、そこには3塁アルプス席中ほどにある伯父と伯母の姿が在った。
 祈るように両手を組み、深く座席に座す2人の姿は、興奮して沸きに沸いているスタンドに於いて異なるものとしてはっきりと認識できる。
 過度な期待をせず、実の子のように育ててくれた2人は、今も変わらず見守ってくれていた。
 もう不快感も感じはしない。
 その心をただ満たすものは、安堵と感謝。

 ────少年の精神調整作業は完了した。


183 :
 精神が限りなくフラットになったのならば、後は放つ白球に在るだけの闘志を込めるだけでいい。打者を打ち取ることに集中するだけでいい。
 だから、少年は確信していた。
 最後の1人とて自分を打ち崩す可能性は決して無い、と。
 投球モーションに入ると同時に全身総毛立ち、異(い)なる何かが瞬間、背中を抜けるような一種おぞましい感覚。体温の上昇を感知すると共に、振り抜く腕が何かに強く後押しされるような感じ。
 その後に、その指から想いが乗せられたイメージと共に鋭く放たれる白球。
 その投球ができたとき、少年は一度とて打球を浴びたことはなかった。
 今。過去、ベストピッチングの際に体感してきたことを、間違いなく再現できると少年は確信していたのだ。

 泥沼のような纏わり抜け出せないような疲労に苛まれながらも、その口元に薄っすらと笑みさえ浮かべて。
 灼熱のマウンド上に在る少年は、ゆっくりと、大きく振りかぶる──。


 ◇
 ────白球に想いを込める。

 それはそう特別なことなんかじゃない。
 そんなこと高校球児であれば誰もがやっていることだ。
 阪神甲子園球場。
 その最高の舞台を目指し、日々練習に明け暮れる。
 そうやって僕らは人生を振り返る時に『青春』などという最も貴重な時間の大半を費やして、確実にその小さなボールに想いを積もらせていく。
 投げる。打つ。捕る。
 口にすれば単純なそれだけの行動の全ては、たった1球の硬球に集中して行われる。
 その1球の産み出すドラマに、一喜一憂しながら。
 勝利も、敗北も、喜びも、悲しさも、達成感も、無力感も────。
 全国約7万5千人もの高校球児たちは、間違いなく自分たちのあらゆる想いを、あらゆる意志を白球に込めているのだ。

 ────だから、それはみんなと同じ類の感覚だと思い続けていた。
 高校での────。
 いや。野球人生の全てが終わった春。

「どうやら私を貴方が呼び出したのは必然だったようですね、マスター」

 そう言って突然、目の前に現れた、この世の者とは思えない美しい少女。

「────問いましょう。貴方が私のマスターですか?」

 命の灯火が消えようとする最中、優しく穏やかな声で語りかけてきた彼女と出会い、本当の自分を知ることになるまでは────。




184 :
「本当によろしいのですか? この神剣を受け取り、召喚の儀を行ってしまえば、もう後戻りできないのですよ?
 伊万──」
「──私は里子。有栖川宮(ありすがわのみや)里子(りこ)です」
 暗がりに問う声を──決別すべき名を遮り、そう自らを名乗ったことこそが巫女の決意に他ならなかった。
 その巫女装束の少女の表明に、意志を訊ねた束帯姿の妙齢の女性は悲しげに目を伏せ、
その背後に控えた背広を着た壮年の男は薄っすらとほくそ笑む。
「──第七百二十九聖杯。そう取り繕われた願望機の争奪戦──
聖杯戦争とは、貴女が思うよりも遥かに熾烈を極めます。解っているのですか?」
 同じ極東の地にて確認された第七百二十六聖杯──つまりは冬木の聖杯とは、似ていながら異なるモノ。
 冬木の聖杯と違い、考察するまでもなく、その特異性や限定性故に、聖堂教会からすれば早々に
贋作の烙印を押されて然るべきそれは、しかし、未だに女性の語った通りに
“第七百二十九”と認識番号を頂く。
 
 『願望を叶える』という事実。
 それは、ただその一点のみによる識別結果のもたした結論だった。
「晴歌(はるか)先生。ご自分の立場を理解されていらっしゃいますか?
 貴女も私と同じサイドの人間のはずだ。
わざわざ里子様の御心を乱れさせる様な真似をして、一体どういうおつもりですか?」
 低い声が室内に響く。女性を窘(たし)めたその声は平静なものだった。
だが、男の持つ威圧的な雰囲気は、余すところなく言葉とともに伝わる。
「塚本さん。よいのです。陰陽頭(おんみょうのかみ)の発言は、ただ私の身を案じてのこと──。
 ご安心ください。それに何があっても私の心は変わりません」
 陰陽寮(おんみょうりょう)陰陽頭・土御門(つちみかど)晴歌(はるか)。
 宮内庁参事官・塚本(つかもと)博昭(ひろあき)。
 それが巫女と共にいた二人の人物の身分と名前だった。
 晴歌の所属する陰陽寮とは、占術や暦作成により皇族の公務スケジュール作成の補佐を行い、
また、陰陽道の魔術を行使し、呪的にその身辺警護の一端を担っている政府機関である。
陰陽頭は、その機関の最高位に在る役職であり、陰陽寮に所属する魔術師──陰陽師たちの頂点に立つ者だった。
陰陽寮はかつて中務省(なかつかさしょう)の一つとして公に存在していた機関
であるが、現在は非公式の機関である。
 そして、宮内庁も言わずもがな皇族の国家事務、国事行為にあたる外国の大使・公使の接受に関する事務、
皇室の儀式に係る事務を司る政府機関であり、つまり両名は裏と表という立場は違えども、
天皇家を補佐する役人だった。
 ならば、その有栖川宮里子という少女は──。
 杜(もり)の静寂は、その中に設けられた社(やしろ)を夜闇と共に包んでいた。
 社という建物は一般的なイメージとして歴史を感じさせるものだろう。しかし、その社は決して古い建造物ではなかった。
 新築とまではいかないものの、その歴史は浅く、築年数など高が知れているだろうことは専門家でなくとも外観から楽に
窺い知れる。
 それは晴歌の言った“聖杯戦争”という闘争のために用意された土地と建物だったのである。
 この街でも有数の霊地であった場所に公共事業という名目の免罪符を用い、かつての住人たちを強制的に立ち退かせ、
築き上げた社であると同時に砦であり、そして非公式の御用邸(ごようてい)でもあったのだ。
 その地下に設けられた一室。
 3人の人影が在るだけのがらんどうの室内は、しかし、厳かな空気で満たされていた。
 一つ大きく息を吐くと、里子は眼下に目を遣る。
 そこには幾何学模様がそこかしこに鏤(ちりば)め描かれた円形図が作図されていた。
「──いよいよ、なのですね…」
 それは決意を呟いた彼女と命運を共にする者を呼び寄せる門──魔法陣である。
「……私の準備はできています。神剣をこれに」
「かしこまりました」
 その言葉を待ち兼ねていたと表情で語ると、少女の声に従い、一歩、一歩と博昭は彼女の元に足を進める。
 持っていた白い絹に包まれた細長い物体を、大事にその両手で献上するべく運ぶ。
 魔法陣を門だと喩えるのならば、その神剣こそが鍵だと形容されよう。
 門と鍵と、そして扉を開く者と。


185 :
 陰陽寮と宮内庁。それはその両組織が画策した計画(プラン)の根底であり、根幹でもある。
「──里子様。一度(ひとたび)聖杯戦争が始まってしまえば、私を始め、陰陽寮も直接的なサポートを行うことはできません。死闘にはお一人で立ち向かわねばならないのです。本当によろしいのですね?」
 博昭が自らの横を過ぎた矢先、晴歌はもう一度だけ少女に決意を問うてみた。
 それは自らの、自らが率いる組織の無力さを認めるが故の問いかけに他ならなかった。
 考え直すならば、今よりないのだ。
 少女がその儀式を完了させてしまえば、以降、彼女は同じく聖杯を欲する者たちとの凄惨たる争奪戦を繰り広げなければならない定めにあるのである。

 邪馬台国(やまたいこく)。
 その女王、卑弥呼(ひみこ)が遺したとされる願望機。
 西暦でいう230年頃に君臨していた彼女の遺品。それが突如と、この夏川の街に姿を現したのは200年ほど前のこと。
 1800年近い長きに渡る沈黙を破り、冬木の聖杯に呼応したかのように世界に顕現した、その聖杯『らしき』ものは完成に至るまでに、何故か、やはり冬木の聖杯と同じのルーチンを欲していた。

 ────即ち、あらゆる願いを叶える聖杯を得るために、聖杯に選別された7組の魔術師(マスター)と英霊(サーヴァント)が最後の1組になるまで殺しあうという儀式を必要としたのである。

 その聖杯『らしき』ものは、しかし、冬木の聖杯と異なり、明らかなる特異性を有していた。
 過去2回。200年前、100年前の争奪戦に於いて検証された、その特異性とは、この日本という国、その極東の極一部の狭小な地域に於いて崇められた英霊のみしかサーヴァントとして召喚されないという点であった。
 聖杯とは神の血を受けた杯。
 つまりはキリスト教における聖遺物。
 しかしながら、そのキリスト教の聖遺物であるはずのものから、関連性の極めて希薄な存在にだけしか儀式システムの支配性が及んでいないのである。
 ならば、それはその官僚の持つ神剣同様に、この国が所有権を声高々に謳っても十分に説得力のあるものであるはずだった。
 だが、それができない現実が、晴歌の抱えた葛藤の原因である。


186 :
長い黒髪を二つ、両耳のやや上方で結んだアップスタイルの髪型──サブカルチャー的に表現するならば所謂ツインテール──がくるりと動く。
 そこにあった晴歌の見た里子の表情は、曇りのない笑顔だった。
「ありがとう、陰陽頭──。
 でも、その為に私は生きてきました」
 博昭に恭しく差し出された神剣を皇女は迷いなく細く白い手で受け取ると、纏われた絹を剥ぎ取り、再び魔法陣へと向き直る。
「──申し訳ございませんでした。里子様」
 自分こそが、そのための教育を幼い頃から彼女に行ってきたはずだった。
 この時を迎えるため、二人で入念に準備を行ってきたはずだった。
 迷いなく死地に赴こうとする弟子であり、妹であり、娘である巫女の背中。そこには陰陽頭が予想だにできなかった、皇女としての誇りと使命と威厳が確かに感じられている。
 ────果たしてそれが本当に良しとすべき結果だったのか?
 その答えを晴歌は導き出せはしない。
 しかし、迷う師に反して、少女には一抹の迷いも見受けられなかった。
 晴歌の視線を背後に、里子の唇はゆっくりと開かれる。
 その口から発せられるものは、聖杯戦争という一連の儀式の中でも、最も神秘たる神秘を発現させるための言葉だった。
 裸身になった神剣を魔法陣に翳(かざ)し、召喚の儀の詠唱は開始される。
「ひふみよ いむなや こともちろらね
 しきる ゆゐつわぬ そをたはくめか──」
 少女の声に反応し、魔法陣を構成している線や図形は、ぼんやりと発光し始めていた。
「うおゑに さりへて のます
 あせえほれけ」
 詠唱に合わせ、宙を踊る少女の持つ神剣。
 ──その神剣の名を天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)と言う。


187 :
 それは天皇家に神代から伝えられた、三種の神器と呼ばれる宝具の一つ。
 世界的にも数少ない“現存している宝具”の一つであった。
 その神剣は、不特定多数の英霊から選ばれるサーヴァントを、特定の英霊に指定して呼び出すための触媒として利用されているのである。
 ──そして。彼女自身の血もまた、触媒だった。
 この魔術円も、彼女自身の血を利用し、歳月をかけて完成させられたものである。 
「ひふみよいむなやここのたり──」
 少女の唱えるものは祝詞(のりと)。
 それは神道の言霊(ことだま)──魔術言語。
「ふるべ ゆらゆらと ふるべ」
 清音で構成された神歌(しんか)『ヒフミの神歌』と十種神宝(とくさのかんだから)の再現秘儀である『布瑠(ふる)の言』。
 それにより少女は、場を清め沈め、神気の増幅を図る。
 詠唱に呼応して、魔法陣には明らかなる変化を見せていた。
 本来目視できるものではない神気──正確には陰陽寮の描いた魔術術式円により変換された魔力が、その奔流が外円に沿い、見る見ると質量のない渦を形成していく。
 巫女の千早の袖が、緋袴の裾が魔力風に揺らぐ。
「──朝敵(ちょうてき)討ちし神剣の担い手よ。我、汝と共に剣を取らん」
 その魔法陣は陰陽寮の英知の結晶だったのである。
 本来、一つではない祝詞の効果を繋げ、増幅し、魔力として変換する。
 そして、何よりも。
 聖杯戦争において召喚された英霊が分類されるセイバー、ランサー、アーチャー、ライダー、バーサーカー、アサシン、キャスター、その七つのクラスより、
最優とされるセイバーのクラスとして彼の英霊を召喚するために、陰陽師たちが100年の歳月をかけ研究し、作成されたものだったのである。
「アハリヤ アソバストマウサヌ アサクラニ
 日本武尊大神(やまとたけるのみことのおおかみ) オリマシマセ────!」
 招神の秘言(ひごん)。
 神降ろしの祝詞が完成すると、陰陽道の象徴とも言うべき魔術記号である五芒星(ごぼうせい)を中央に配した魔法陣は一層、強く輝いた。
 ──薄暗がりの部屋を唯白色一色の世界へと変える光の暴走が始まる。
 魔力の生み出した渦もまた、一陣、暴風とも形容できるような物理的な影響を及ぼす風を産み、里子を、晴歌を、博昭を襲っていた。




188 :
 風が抜けると、静寂が訪れていた。
 凪いだ空間の中央には、新たな人影が一つ窺える。
「──令呪(れいじゅ)……」
 身体に感じられた異変、違和感──その正体。
 魔術円の縁(へり)に在った里子の声が沈黙を破った。
 令呪とは、サーヴァントのマスターであるという証。
 それこそが、召喚の儀が成功したという証明だった。
 里子は左手の甲にいつの間にか刻まれていたその令呪から、魔法陣の中央へと視線を動かす。
 そこに立っていたのは里子の予想よりも遥かに幼い姿をした、まるで──自分の生き写しのような少年だった。
 少年。そう感じることができたのも、自分が召喚した英霊が何者か解っていたから判別できたことである。その知識がなければ彼が異性だとは──いや、別の人物でさえなくドッペルゲンガーだとしか認識できなかったのかも知れない。
 そんな自身の呼び出した英霊の姿を前に、驚き、里子は言葉を失っていた。
 しかし、その愛らしい姿をした小柄な少年と里子には絶対的な違いがある。
 それは威厳に満ちた、その雰囲気。現界した少年は、その身に纏う威光だけで辺りを完全に支配していたのである。
 その存在を前にし、晴歌も博昭も呑まれ、ただ立ち尽くしていた。
 彼は確かに敬うべき、畏怖すべき、この国の英霊の中で上位に数えられる存在だと、それだけで誰もが理解できていた。
 再び訪れた沈黙。
 それを破れるのはその英霊だけであり、そして、それを破ったのは、やはりその英霊に他ならなかった。
 
 天叢雲剣の担い手である英霊は里子を威圧的に真っ直ぐと見据え、尊大な口調で問いかける。


「──女。お前がオレ様のマスターか?」



189 :
とりあえず触り部分だけ…
よろしければご意見等いただければ_(_ _)_

190 :
あー、あの人か!
どんな経緯でここに来たかは知らんがようこそ!

191 :
ありがとうございます(._.)オジギ
自分以外にオリジナルの聖杯戦争ものってないのかと探しているときに、このスレを見つけました。
2chはネ実くらいしか見ていなかったので、こんなスレがあるとはつゆ知らず…。
よろしければお願いいたします。

192 :
第一話
『私は建築家になろうとした。
〜ダメダメコンビの聖杯闘争〜』
 吃驚してしまいました。
 あんぐりと口を開けてしまいました。
 どかーんという轟音と共に目の前に誰か見知らぬ男性が現れたからです。
 特に何をしていた訳では無いのですが、こっくりさんをしていたらどこぞの誰かが突然現れたのです。
 どかーんと大きな音がしたのですからとんでもない衝撃で部屋がしっちゃかめっちゃかだと思いきやそうでもないのがなによりです。
 つぶらな瞳の熊のぬいぐるみは無事ですし、お気に入りのティーセットも無事です。
 そして疑問が一つ。
 この不審者はどこのどなたでしょうか。
 神経質そうな顔付きは不機嫌そう。
 真一文字に結んだ口の上にあるのは無駄に自己主張しているチョビ髭。
 全身から名状しがたきダンディズムを発散している割にはちっちゃな背丈。
 どこかで見たことがあるようでないような。
 黙っていても空気が重苦しくなってきそうな感じがするので意を決して誰なのか尋ねようとした時ーー。
「問おう、あなたが私のマスターか」
 チョビ髭おじさんは名乗りもしないで質問してきました。
 いい大人のくせして、です。
 イヤですね。礼儀知らずは。
 こういう人が権力を握ると大量虐殺しそうな気がする事この上ないです。
 ですが。
 清楚で可憐な淑女の端くれである私は作法を知らないおじさんをドーバー海峡よりも広い心で無礼を許してあげる事にしました。
 謙虚ですね、私。
 自分で自分を褒めてあげたくなります。
 だけどその前に。
 質問に答えてあげようと思います。
「いいえ、違います。マスターは男性に使う言葉で私みたいな可憐な乙女に使う言葉ではありません」
「……質問の仕方が悪かったようだな。君が私を呼び出したのかね」
「あなたがこっくりさんだったら返事はイエスです」
「理解に苦しむ! 君は私が誰なのか知らないのかね!」
「知るはずないじゃないですか。誰なんですかあなたは」
 身振り手振りを交えて熱弁を振るうおじさんになにやら怖気を感じました。
 そうです。
 過酷な戦争を戦ったひいおばあさま譲りの乙女の勘センサーがわーにん、わーにんとリフレインして叫んでいます。
「私は……いや、言うまい。真名を明かす時は第三帝国がその誇りと尊厳を取り戻した時……」


193 :
 自分の世界に入り込んでべろんべろんに自己陶酔しているこのチョビ髭、なんだかアレな感じがします。
 漫画の神様にジェラシーの焔を燃やされた片腕の人の劇画の主人公っぽいです。
 兎にも角にも。
 何か変な事に巻き込まれたようです。
 ベタ甘酸っぱいラブラブ物にはほど遠いみたいです。
 まあ、このチョビ髭とラブラブするのは嫌ですけど。
 取り敢えず
 この仕打ちは呪われた系譜のなせる業でしょうか。
 悲しいですね、悲しいですとも。
 泣いてしまいそうです、私。

次回予告
ヨシフおじさんも墓から逃げ出す!?
ついにあのリアルニュータイプがお出ましだ!

次回
Fate/ぼくのかんがえた聖杯戦争
第二話
『秘訣なんてものはない
〜私のサーヴァントはパイロット〜』
さあ、ガーデルマン! 片足なくても出撃よ!?


194 :
投下終了。

195 :
創作じゃないけど、さっき自分が聖杯戦争に参戦する夢を見た。
サーヴァントが加藤鷹だったわ。
女性のイカせ方とか言葉責めのポイントとか色々教えてくれた
そん時は熱心に聴いてたけど、冷静に考えたらどんな英霊だよw
バトルじゃ全然頼りにならなかったし……
他のサーヴァントも変な英霊ばっかだったから、以外と逃げ回れたけど
最期は藤岡弘にバイクで轢かれた所で目が覚めた

196 :
第二話
『秘訣なんてものはない
〜私のサーヴァンとはパイロット!?〜

 うん、おかしい。
 絶対におかしい。
 ありとあらゆる願いを叶える聖杯を求める聖杯戦争に参戦する為に英霊を呼び出した筈なのに、ちょっとおかしい。
 何でTVゲームをやっているんだろう。
 私の呼び出した英霊――ライダーが、だけど。
「この機体は良い機体だな! さあ、出撃するぞガーデルマン!」
「ガーデルマン! これはアレか?この敵はハルトマンに似ているな!」
 なんだろう。言いたい事がいっぱいある。
 なんで私がガーデルマンって呼ばれるんだろう。
 なんで空戦メインのステージでA-10を選ぶんだろう。
 そんなこんなでたくさんある。
 でも、それは愚問だ。
 真名をWikiで調べたら疑問はすぐに氷解した。
 ライダーはこんなキャラクターなのだ。
 そう、喉が乾いたと言って牛乳を飲みたがるローティーンの少女が――ハンス・ウルリッヒ・ルーデルその人なのだ。
 取り敢えず突っ込みたいけどそれは無理。
 史実通りの姿だったら私の心の○○は天を突くほど屹立としていきり立つけど、この姿じゃ無理だ。
 安い魚肉ソーセージみたいに萎えてしまう。
 いーや、そんなんじゃなくて。
 私の膝の上で無邪気な笑みを浮かべてゲームに興じる彼女の温もりを感じているとなんか興奮してくる。
 いやいや、それも違ってて。
 悪魔に魂を売った腐女子としてはガーデルマン×ルーデル(史実)は鼻血が出るほど鉄板で。
 だけど、ガーデルマン×ルーデルちゃんを妄想し始めると妄想が止まらなくて、心の○○が獰猛な鎌首を鎌首をもたげ上げそうで。
 ――駄目だ。絶対に駄目だ。腐女子以前に人間として駄目だ。
 そんな事はどうでもいい。
 細かい事なんて考えるだけ無駄だ、多分。
 とにかく。
 ライダーのマスターとして聖杯戦争に集中しないと。
「喉が乾いたぞ、ガーデルマン! 牛乳おかわりだ!」
 思考の迷宮をさまよっていた私をライダーの舌っ足らずな声が現実世界に引き戻した。
「ライダー、そんなに飲むとおねしょするよ?」
「大丈夫だ、ガーデルマン! ボクは英霊だからな! おおっと、ボクを落としたければハルトマンを連れてこい!」


197 :
 ライダーはモニターの中の戦争に夢中だ。右に左に飛行機を動かしては垂直落下させている。
 来るべき聖杯戦争を考えてやきもきもやもやしていたのが馬鹿らしい。
 まあ、ほとんど妄想してただけだけど。
「ガーデルマン! 早く牛乳おかわりだ! ホットで!」
 ――諦めよう。この聖杯戦争。
 この超絶プレイを見れば解る。
 ライダーの宝具は多分アレで、アレは確か二人乗り。
 こんな調子で操縦されたら私の身体が持たないのは明らかだ。
 ……凄いね、史実のガーデルマン。
「ガーデルマン! 早く牛乳を! ホットで砂糖はアリアリだ!」
「私、佐藤なんだけど」
「何を言うんだ、ガーデルマン! 次のステージに出撃する前に牛乳おかわりだ!」
 ……もう、五月蠅いなあ。おねしょしても知らないんだから。
 次の日の朝。
 ライダーはシーツを爆撃した。
 綺麗に東部戦線を描きやがった。
「ごめんなさいぃ、ガーデルマン〜」
 えーんえーんと泣くのは良い。可愛いから許す。
 でも牛乳はおあずけだ。

次回予告
蘇る伝説!
掛け値なしのスーパーエースが今ここに!
この人がいる限りアメリカなんか目じゃあないぜ!?

Fate/ぼくのかんがえた聖杯戦争
第三話
『わしは、まっつぐが好きや
〜実は解雇されました〜』
君は刻の涙を見る


198 :
投下終了。

199 :
Fate/ぼくのかんがえた聖杯戦争
第三話
『をとゝひのへちまの水も取らざりき
〜坊ちゃんスタジアムは納得出来んぞなもし〜』
ついぞ昔のやうである。
たがが二百にも満たない年月の流れなりともああ無情なりとも言へる。
素知らぬうちに英霊となり聖杯戦争に呼ばれた身なれど歳月は光陰の如く去つて行くものと思える。
それにしても快なり。
患てた大病がないというのは甚だ清々しい。
友に便りを送りたくなるも今生に生くる友は無し、皆が皆鬼籍にある事を思えば目頭が熱くなつてくる。
いま少し感傷にひたりたくもあるが召還主が無言のままこちらを見やるにあたり、名を名乗ればならぬとも思ふ。
「問う、君が僕のマスターなのか」
見るにあたり、我が主であろう人物は、鬼も十八番茶も出ばなというくらいの年頃だ。
洋装にて朱き上っ羽織りとやや短めのスカアト、目に引くような長さ、太股までの長さの脚絆、否々此処は洋風にソツクスと言ふべきか、そのような物を履いている。
紅顔の女子であるともこの聖杯戦争と言ふ戦争に参加するのだから女だてらに剛毅だと思ふ。
剛毅と言へば僕の友に些か気概の足りない奴がいるから分けて欲しいとも思ふ。
「そうなのだわ!私がアナタのマスターなのだわ!名前はアンなのだわ!」
「それは結構ぞなもし。僕は見てのたうりのキヤスタアだ。見たまへ、この頭に被つた角帽を。これは帝大生の証だ」
「キャ、キャスターなのかだわ……」
ふむ。見ればマスタアは落胆した面持ちだ。
それはさうだろふ。キヤスタアは由は知らぬが歳弱の英霊と言われている。
しかも僕は自分がなぜキヤスタアなのか判らない。
更に言へば何故英霊として招致されたのかも解らぬ塩梅だ。
日露の征討に従軍出来なかった事を思えば甚だ不思議だ。合点出来ぬ事である。
「一応真名を聞いておくのだわ!」
落胆を隠し切れぬアンが問うけれど、僕の名なぞ後生に伝わっているのか不明であると言へる。
「名を明かした所で君は僕の事など知りますまい。多少名は知られていると思ふがそれは少ない者の間であろう」
じっとアンを見る。
ワナワナと怒り震えているがそれも仕方なし。
多分今の僕の表情は薄ら笑い、冷笑の類を浮かべているに違いない。
学友共につけられた渾名はコオルドだから致し方なし。
「何でも良いから真名を教えるのだわ!」
などと硬派を気取つてみてマスタアの意に背く事に良かろう事なぞ何もなし。

200 :
これ仕方なしと思えば口を開くなり。
「号であれば教えるぞなもし。……シキと呼びたまえ、君」
「解ったのだわ!解らないけど解ったのだわ!」
どちらなのか解らぬ彼女の言葉に得心を得ぬがそれはそれで詮なき事と思ふ。
何時の御代も若い女性はこんなものだといふ事だ。
知性などといふもの、慎ましさや奥ゆかしきは素人に求めるもので無し。
求めるならば寄席に行つて見ればいい。
あれは見て楽しむものだ。人の細君を見れば判るであらう。
「では、明日の事は明日考えよう。取り敢えず今は一句ひねろう。折角の娑婆だ、何か得る物があるだろう。どうだい、君もやりたまえ」
なるほど、マスタアは目をしばたかせている。
悲しいことだ、僕が一命をとして追究した俳諧は廃れておる。これは如何ともし難い哀しみだ。
機知と才を磨くに良いのは俳諧だ。
生きているなら己の才を磨き名を知らしめねばならぬと言へる。
ただ間抜け面を曝しているでは生きているのに勿体無い。
故に、悟れよ、マスタア。



第三話と第四話の順番が逆だった事をここにお詫び申し上げます。

201 :
投下終了。

202 :
晒しage

203 :

CLASS:セイバー/ルーラー
マスター:
真名:ギャラハッド
性別:男
身長・体重:191cm/体重:81kg
属性:秩序・善
筋B 耐B 敏A+ 魔A+ 幸A 宝A++ 
クラス別能力:
対魔力  :A+…A以上の魔術であっても全てキャンセルされ、事実上魔術では傷つけられない。
騎乗   :B …大抵の乗り物は人並み以上に乗りこなせる、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
保有スキル:
無窮の武練:A++…歴史上最強と謳われるまでに到達した武芸の手練。天地人の完全な合一により、
         いかなる状況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
無原罪の御魂:A …純潔、謙遜、忍耐を持つ聖杯の騎士の魂。人間として完全を為すが故にあらゆる精神干渉を受けつけない。
生きたる聖人:A …聖人として認定された訳ではないが聖杯に選ばれた"騎士"である為、同等の能力を持つ。
          HP自動回復とヒーリング能力の所持。
宝具:
選定されし聖者の至道(カリバーン・サングラール)
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1-2 最大捕捉:1人
聖杯の騎士のために妖精の国で鍛えられたもう一振りの選定の剣。所有者の魔力を光に変換し、刀身を光の刃に変える。
かの双剣の騎士ベイリンに対しては破滅をもたらす魔剣となったが、正当な所持者であるギャラハッドの手の内において
は聖剣となる。ベイリンの墓標よりギャラハッドが引き抜き、聖杯の騎士となった選定の剣。これを引き抜いた時点で、
彼は生身で聖杯を手にする唯一の存在となった。勝利すべき黄金の剣に酷似した造り。だが権力より清浄と信仰の象徴で
あり、装飾はより質素で、金属部分は銀色になっている。祭具等の象徴的意味合いが強いため武器としての精度は劣る。
聖別されし禍なる黒鋼(テスタメント・ダヴィデ)
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:1000人
聖杯の騎士のためのもう一振りの剣。ソロモン王の船の至宝、奇妙な垂れ布の剣。
使い手の魔力、集束・加速させ、全てを荒廃させる黒い極光の斬撃を放つ黒き魔剣。本来最高位の魔剣にカテゴリーされる存在だが、
聖杯の騎士ギャラハッドに聖別されることにより、聖剣の格を得た。かつて双剣の騎士ベイリンの手によりペレス王を不具にした
災いの一撃の元凶となった。本来は聖櫃の属性である荒廃と災厄の呪詛をばら撒く魔剣だが、後天的に付与された聖剣の属性により
不浄な存在のみを朽ち果てさせ、薙ぎ払うという"浄化"の力を持つに至った。その浄化の極光はすべてを清浄なる塩の柱に変える。
聖者は、あらゆる罪科を許す(ナイト・オブ・アリマタヤ)
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:0人
手にしたモノを聖別し清める能力。ギャラハッドに触れられれば、呪いや呪詛は消失し悪意を持って掛けられた魔術は解かれる。
武具ならば聖なる属性と共にDランク相当の宝具と同じ効果を付与され、彼の手を離れても数日間はその効果が持続する。
これらの武器はサーヴァントにも一定の効果がある。また手にした物が宝具であれば、魔剣等の格を持つ存在は属性が反転して
聖なる武器となる。そしてギャラハッドの手に在る限り聖剣・聖具として機能し、従来のランクのまま彼の支配下に置かれる。
もう一つの宝具、ダヴィデの魔剣の属性が反転しているのもこの宝具の効果によるもの。持ち主に災禍をもたらす魔剣を聖剣に変え、
多くの呪われた者たちを清め、不具となった漁夫王の呪詛による傷を癒した聖杯の騎士ギャラハッドの逸話の具現。
【解説】
ギャラハッド、円卓最強の騎士にして危難の椅子の主。かの湖の騎士ランスロットと漁夫王の娘エレインの息子にして至高の騎士。
円卓の騎士のなかで唯一、聖杯を手にすることが出来た最も高潔な魂の持ち主。
聖杯を得る肉体的な条件のアリマテアのヨセフの血に連なる人物、また精神的な条件の純潔、謙遜、忍耐を兼ね揃えた人物だった
とされている。聖杯探求の過程で、石から引き抜いた剣、白地にヨセフの血による赤十字の描かれた盾、さらにダヴィデ王の剣を
得て、最終的に聖なる槍と聖杯を獲得したとされる。生涯童貞。
外見は銀髪で険が無くなったランスロット。心が清らかすぎて人間味が全くない、言うなればすごく親切なQB。
型月で出るとしたら、モードレッドと同じくホムンクルスだと思う。

204 :
どうだーすごいだろーおれのかんがえたさーヴぁんとはさいきょうでだれもかてないんだぞー

205 :
英雄王には勝てない

206 :
ふと思いついたので…
サーヴァントの代わりにアザゼルさんの悪魔達を召還したら(マスターはzeroで)
セイバー:サラマンダー アイリ、舞弥と相性最悪 違う意味で切嗣の悩みの種
ランサー:アザゼル 度重なるセクハラにソラウブチ切れ
アーチャー:ルシファー 金ピカ同様の我様ぶり、でもバカなので扱いやすい
ライダー:モロク 脳筋キャラなので本家同様の名コンビ誕生か
キャスター:ベルゼブブ 他人に理解されない高尚な趣味を持つ者同士好相性(悪魔なのでグロは平気)
アサシン:オセ 綺礼の度重なる無茶ぶりにツッコミ全開
バーサーカー:アンダイン 嫉妬に狂って葵さんがあんなことに…


207 :
>>206
おもしろそうだなーと思ったけど
悪魔同士が顔見知りなせいで緊張感に欠けそうだw

208 :
誰もいないのか?
桜がサーヴァントの場合、アサシンとキャスター
どっちがいい?

209 :
age

210 :
TEST

211 :
円谷英二
クラス キャスター 
保有スキル 騎乗A+ 魔獣、聖獣の獣を見て勝手に怪獣扱いして慣れ親しみ、
乗りこなしてしまう。キックボードの開発者でもあったため騎乗能力は高い。
宝具 大罪の劫火より生まれし吼える黒神
 A++ 種別 対場宝具 レンジ1-99 
性格 ジルドレと真逆の性格 子供たちに豊かな想像力を育てる方法を説き、子供を傷つける
物には、烈火のごとく激怒する。

212 :
これは良スレ

213 :
ぼくがかんがえた聖杯戦争
マスター編
・吉井明久 原作:バカとテストと召還獣
魔力だけなら全マスターの中でぶっちぎり。というより魔力馬鹿
どのくらい強いかというとセイバーがエクスカリバーを連発しても息切れをしない
でも、魔術師ではないため魔術攻撃に徹底的に弱いうえ、体力もそんなにない
つまり狙われたらアウト
・神裂火織  原作:とある魔術の禁書目録
生粋の正規の魔術師。なのだがこれといって特徴が無い。
しかしバランスはいい。セイバーからキャスターまで満遍なく戦える
戦闘も出来、魔術の知識も十分あるため意外に手強いマスターである
・赤木しげる 原作:アカギ 闇に降りた天才
魔力は士郎並なのでそう強くはならない
しかし、彼の恐ろしさは魔力ではない
人の隙をつく天才であるということと死を恐れない狂人であること
・神尾美鈴 原作:AIR
彼女は魔術師の家計では無いが彼女の持つ呪いによってサーヴァントは動いている
サーヴァントが力を得るために魔力を搾り取ると彼女自身が呪いによって命を縮める。
・プッチ神父 原作:ジョジョの奇妙な冒険
魔力は明久に次いで二番目に強い
自身も戦闘を行えるのでサーヴァントに狙われても平気
が、予測の事態を超えるとうろたえる一面も……

214 :
型月chの第三次聖杯戦争妄想スレ
でランサーは基本ケルト系で固定て言ってる人いたが
4次も5次もたまたまランサーのマスターがイギリスやアイルランド系だったからじゃないの?

215 :
3次ランサーはstaynightの冒頭で、アーチャーが挙げた3人の槍使いの残り一人な気がする。
(あと2人はクー・フーリンとディルムッド)

216 :
セイバー:痣城剣八(BLEACH) 地味にいい人
アーチャー:アーカード(HELLSING) ロンドンに行け
ライダー:ダンテ(DMC) やる気出せよ
ランサー:赤屍蔵人(奪還屋) 大体詰んだ
バーサーカー:セフィロス(FF7) 中二病
アサシン:コブラ(スペースコブラ) ヒュー
キャスター:ベアトリーチェ(うみねこ) 色々ヤバイ
言峰「事後処理が(ry

217 :
まどか☆マギカで、世界改変後かつ全員生存した世界。
本来五次が起こるはずだった頃、解体された聖杯システムを再構築して変則的な聖杯戦争が始まる。
円環の理に導かれた魔法少女を予め召喚し、強い望みを持っている者に貸し与える形式で、魔力は聖杯システムを通じて地脈から供給される。
キャスター:美国織莉子、マスター:市長(遠坂家分家):この地の安寧と発展
 直接的な戦闘力に乏しい、宝具:SJ(シュレディンガーアイ):微弱な運命操作
 予知能力を駆使しての参謀的
バーサーカー:呉キリカ、マスター:邪悪な魔術師(速攻で決別済):何者にも束縛されないだけの力
 宝具:SJ不屈なる魂(ダイヤモンドソウル):いかなる魔法的な干渉も自在に撥ね退ける
 時間停滞領域を自在に操る織莉子の忠実な騎士。宝具はその精神の具現化。
セイバー:美樹さやか、マスター:病に倒れた医師:医学の発展
 宝具:SJ無敵の乙女心(インヴァルナラヴィリティハート):防御・生命維持・再生・魔法耐性
 速度と防御に優れた接近戦タイプ
ランサー:佐倉杏子、マスター:児童擁護施設職員:不幸な子供達の救済
 宝具:紅蓮の槍:絶対貫通
 速度と筋力に優れた接近戦タイプ
アサシン(単に余ったんで割り振られた):巴マミ、マスター:両親を失った少女:寂しさを解消したい
 宝具:金色のリボン:束縛領域(エル・ドラド)広範囲でのセンサー・腕・魔力の伝導を可能にする対軍宝具
 魔力・術数に優れたワンマンアーミー
ライダー:鹿目ほむら(タツヤの妻)、マスター:鹿目まどか:魔法少女の救済
 宝具:時の盾:時間停止
 米軍基地の電子ロックからタンクローリーまで、機械操作を得意とする
アーチャー:鹿目ほむら、マスター:鹿目ゆま(DQN親の虐待により美樹家に引き取られ、後にタツヤの後妻):魔法少女の救済
 宝具:無限の神弓:不可思議(10^64)の矢
 女神ゆえに出力は高いが魔力補給が限られているので稼働時間は短い
聖杯:鹿目ゆま、見滝原
監督役その1:英国人歴史研究家の老人、研究テーマは古代の覇王、ゆまに聖杯システムについて伝授した
監督役その2:上品な初老の婦人、現地管理者の魔術師

218 :
【元ネタ】新世紀エヴァンゲリオン
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】碇シンジ
【性別】男性
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
騎乗:B-
騎乗の才能。大抵の乗り物なら完全に乗りこなすことができる。
特に車や航空機などのマシンには大きな補正がかかる。
魔獣、聖獣の類は一切乗りこなすことができないため多少低い。
対魔力:A+
A+以下の魔術は全てキャンセル。サードインパクトで神と等しくなり
神性を得たことにより、対魔力が極限に強化され
事実上、魔術では碇シンジに傷をつけられない。

【固有スキル】
精神世界:A
自身の心象風景(電車の中や、体育館、空など)に引きこもることにより
外界からの一切の干渉を遮断することが出来る。
【宝具】
『三度の報いの時(サードインパクト)』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:99 最大捕捉:??
人類補完計画の終幕にして総括たる災厄(インパクト)が宝具として顕現したもの。
サーヴァントの存在していた時間軸において、ファーストインパクト(ノアの大洪水)、
セカンドインパクト(西暦2000年の南極で発生した地球規模での大量絶滅)
に次いで発生した三度目の災厄であり、人類の罪を清算する『最期の審判』。
その実相は、生命の樹に到達し『神』となったエヴァ初号機をロンギヌスの槍で貫いたことにより
発生した強力な「アンチATフィールド」により(人類を含む)あらゆる生命体をLCLへと還元し、
魂を生命の源(ガフの部屋)へと送還・救済する(但し、サーヴァントとして現界している英雄の場合は、
肉体はLCLに還元されるが、魂は聖杯によりガフの部屋でなく英霊の座へと戻されることになる)。
生命の樹に到達し『神』となった碇シンジ以外、全ての生物にとって回避不可能な絶対的攻撃であり、
人類であればLCLへの還元を余儀なくされる(その際には、生前、対象の最も親しかった人物のイメージが対象を補完へと導く。
これがアンチATフィールドによる「死への衝動」の効果と合わせて、多くの人間は自発的に補完を受け入れることになる)。
聖杯戦争においては、ライダーのクラスにおける拘束と、当然ながら世界そのものの破滅を防ぐため、
ある種の「リミッター」がかかっており、宝具の効果は結界内に限られる。
ただし、一度発動すれば、いかなる英雄にも武芸者にも抗う手段は存在せず、依然絶対的攻撃であることは不変である。
【武器】
『エヴァンゲリオン初号機』
使徒と呼ばれる生命体の殲滅を目的として国連直属組織ネルフが開発した汎用人型決戦兵器。
ロボットのような機械ではなく人造人間と呼称され、アダム、リリスと呼ばれる「生命の起源」を
コピーして作った巨大な生命体を、装甲で人型になるよう覆ったものであるが、
初号機はEVAシリーズの中でリリスより製作された機体でEVAシリーズのテストタイプ(実験機)である。
また装甲の真の目的は防具ではなく拘束具としてEVAの暴走を阻止することであり、解除すると、
EVAのベースとなる使徒本来の力を発揮する。コクピットはエントリープラグと呼ばれ、機体とパイロットの脳を神経接続する操縦システムを採用している。
そのため、基本的には各機の専属操縦者である14歳の子供しか動かせない。稼動状況はパイロットとEVAの「シンクロ率」で表される。
使徒と同様、ATフィールドを展開することができ、これは機体周囲を取り巻くバリアの一種であり、機体への物理的攻撃を防ぐことが可能。
強力なものになると電磁波すら通さなくなる。攻撃手段としても用いられ、衝撃波のように用いることも可能。
人型の機体なので、刀剣や銃火器などの武装を装備できる。EVAが覚醒し、頭上の光輪が出現した際に飛行能力を有している。
普段はアンビリカルケーブルと呼ばれる電源ケーブル付きで活動し、ケーブルが断線すると内蔵電源に切り替わり
活動限界がある(最大5分)が、初号機は搭乗者の生命に危機が迫ると、たとえバッテリー切れの状態であっても
突如コアが反応して搭乗者の意思に関係無く暴走する。また、後に第14使徒ゼルエルを捕食し
S2機関を獲得したことで、以後、活動限界はほぼ無くなった。

219 :
冬木市のシステムをコピーして行われた劣化聖杯戦争。呼ばれたのはほとんどの能力がEクラスの最弱のサーヴァントたちであった。
だがその分、宝具は強力であり、世界の滅亡を食い止める戦いになる。
バーサーカー:魔術師ズガウバ=ランドルフ・カーター=ハワード・フィリップス・ラヴクラフト
宝具:アル・アジフ(魔物の咆哮)、クトゥルフ神話のあらゆる邪神・怪物を召喚し使役する。
ライダー:ニルス・ホルゲション
宝具:渡り鳥、遠距離・結界も自由自在に行き来でき、気づかれにくい鳥の集団を乗り物にする。
宝具:オール・オブ・スウェーデン、スウェーデンの国土そっくりの固有結界かスウェーデンの神話・伝承・魔物等々を召喚・使役する。
「オレは英雄じゃないけど、一つの国の歴史を背負ってるんだよ」
キャスター:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
宝具:レジェントメーカー、即興で英霊・宝具・魔術等なんでも作り出す。
「現代人の作り出した物語が、神話・伝承に劣ると誰が決めた?」
アーチャー:ドラえもん
宝具:秘密道具
「ボクは、人類と科学の輝かしい未来の象徴なんだ」
荒れ狂うバーサーカーをライダーが固有結界に封じて、キャスターとアーチャーが処理をする。

220 :
パワポケで聖杯戦争したら
セイバー:犬井灰根 「存在するものなら殺せる」
アーチャー:洗谷さん 天候での遠距離攻撃
ライダー:ルチア ドラコの大群に乗って
ランサー:カズ 武器的に安定
バーサーカー:ハームレス グントラムでもよかったんだけどね
アサシン:ホンフー 元々の職業的に
キャスター:ジオット 宝具はカタストロフとエアレイドで決まり
的な妄想を今してた

221 :
a

222 :2015/06/08
保守。そういやよくやる夫系の聖杯戦争とかではサーヴァントの性格設定・容姿だけは
アニメキャラにしてあるけど真名はちゃんとした史実・伝説の人物にするっていうのあるけど、流石に文章オンリーで
その手法は出来ないかな? いやアニメキャラ召喚も悪くはないけど、やる夫スレ内の
聖杯戦争内での真名当て形式っていうのが面白かったので……。

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