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あさきゆめみし 第九十六帖
- 1 :2020/01/26 〜 最終レス :2020/05/19
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行頭に2行書いてあるか送信前にご確認を
いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
あさきゆめみしに描かれていない人物及び竹河の巻ならびに
後世に執筆された雲隠六帖について語りたいお方は下記のスレへ
紫式部、源氏物語スレ 二帖
https://mevius.2ch.sc/test/read.cgi/book/1578572479/
まったり雅に平和に語り合いましょう
次スレは>>980なる方が立てる定めなりにけり桜人
前スレ
【祝40周年】あさきゆめみし 第九十五帖
https://medaka.2ch.sc/test/read.cgi/rcomic/1568077691/ VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured
- 2 :
- あさきゆめみし 書籍(括弧内の数字は初刷発行年)
KC mimi(1980-1987 1989-1993) 【全13巻】
豪華愛蔵版(1987-1992) 【全7巻】
保存版(1993) 【全7巻】
第1巻 星の章
第2巻 花の章
第3巻 炎の章
第4巻 月の章
第5巻 風の章
第6巻 水の章
第7巻 霧の章
《KC mimi 第1巻から第10巻まで収録》
漫画文庫(2001) 【全7巻】
カラー絵巻を一部併録
完全版(2008) 【全10巻】
連載時カラーで描かれた扉絵見開きを再現
電子書籍版もあり配信中
完全版ハードカバー(2017) 【全10巻】
《宇治十帖(KC mimi 第11巻から第13巻)含む全話収録》
- 3 :
- イラスト集
源氏物語 あさきゆめみし画集 (1984)
大和源氏 あさきゆめみし絵巻 上巻・下巻 (1994)
大和源氏 あさきゆめみし絵巻 新装版 上巻・下巻(2016)
- 4 :
- 表紙の人物
単行本
1巻:空蝉 夕顔 六条の御息所
藤壺の宮 桐壺の更衣(後ろ向きの女性)
紫の君 源氏の君
2巻:源氏の君
3巻:紫の君 源氏の君
4巻:明石の君 源氏の君
5巻:藤壺の宮 源氏の君
6巻:玉鬘
7巻:雲居の雁 夕霧
8巻:柏木
9巻:女三の宮
10巻:紫の上 源氏の君
(新装版)紫の上
11巻:薫の君
12巻:中の君
13巻:浮舟 匂の宮
11巻初刷以降に重版された1巻から10巻は11巻と同一の装幀に変更しました
完全版
1巻:源氏の君
2巻:葵の上 六条の御息所
3巻:朧月夜 源氏の君
4巻:空蝉
5巻:紫の上 源氏の君
6巻:雲居の雁 夕霧
7巻:女三の宮
8巻:源氏の君
9巻:大君
10巻:浮舟 匂の宮
- 5 :
- 《名台詞集》
わたしはねなにをしても許される身なんです
……より多く愛した者が負けなのです
生涯一度として心から愛されたことのない后だったのだもの
今度生まれてくるならもっときれいに生まれたい……
いったい なぜわたしはこんなむなしい恋のとりことなってしまったのか
わたくしが琵琶の撥で招いたら月が雲から顔をだしましたよ
こんな人の世の苦しい恋の淵に身を沈めようとは
こんなわたくしを愛してくださったあなたに涙しか残してゆけない……
……あなたが天女なら……
わたしは月読だ……
愛が勇気を与えてくれたから……
その愛をあなたにのこしましょう
あなたはこの世の中に生きて
最上の喜びと最上の哀しみを味わうために生まれてこられた
そんな美しいかたが花を散らせてしまうのを見るのは……
悲しゅうこざいます
わたくしは二度と目ざめることのない
あの夢の中にはいっていきます
やっと実るのだわたしたちの幼かった恋は……
春に遅れて咲くこの藤の花のように……
自分は人とはちがうのだと思ってきた……
その思いあがりがいまははずがしい
- 6 :
- 見つけた
わたしがさがしていたもの……
身をこがすような恋……
愛にことばなどいらないのだ
愛したら……
だたやさしくほほえむだけでいい……
あなたの悲しみを……
あなたの涙を……
けっしてむだにはいたしますまい……!
あなたさまのおっしゃるのはうわべだけのいつくしみ……
世間体をつくろうだけのおやさしさ……
わたくしへの愛などではありません……!
桜よ
いまは喪の色に咲け
あの人はもういないのだ
わたしの永遠の恋人は……
わたしたちは
……またいつか出会うことがあるのだろうか……
いつか……
男と女の垣根をこえた
御仏の御弟子として……
その日こそ
わたくしたちは夢の浮き橋を渡り……
静かに手をとりあうことができるだろう
- 7 :
- わたくしは母を知りません
はかなげで少女のようで……
すきとおるように美しい人だったといいます
愛だけによって生き
その生命を断ったのもまた愛であった……と
あなたのお気持ちはよくわかる
わたしを責めておいでなのも
だが わたしはだれよりもあなたを失うのがおそろしいのだ
あなたに見放されるのがつらいのだ……
……ああ……
あなた……
ひとりぼっちの……
かわいそうなあなた……
あなたがわたくしを愛したから
わたくしは生きてきたのに……
あなたこそがわたくしの人生
わたくしのすべてだったのに……
つぎの世に生まれたら……
わたしはべつの生き方を望むかしら……
それともやっぱり
もう一度
あなたのような人に出会って……
……いつまでも愛されて……
……そばにいたいと……
- 8 :
- 「あさきゆめみし」以外の大和和紀先生の作品
「はいからさんが通る」「ヨコハマ物語」などを
語るスレッド少女漫画板にあります
大和和紀作品について語りましょう(9)
https://medaka.2ch.sc/test/read.cgi/gcomic/1493254873/
- 9 :
- >>1
スレ立てていただいてありがとうございます。
あさきはとても美しくも哀しいお話。
何度も読み返しました。
新しいスレで皆さんとこの漫画についてかたまた色々語り合いたいです。
- 10 :
- 私も紫の上の最期、息絶えた直後に自然と涙が出ました
- 11 :
- >>10
紫の上が亡くなるシーン
原典では明石中宮に手をとられてだったのを
あさきでは源氏の腕の中で逝かせてあげた
必ずしも原典通りではないけれども、あさきならではアレンジに
大和さんの愛を感じる
- 12 :
- そこは意識的に変更したようです
481 花と名無しさん sage 2003/11/10(月) 18:54 ID:???
4年ほど前に日本女子大で「大和和紀とあさきゆめみしを語る」という
座談会があって聴講してきました。
藤壺の亡くなるシーンは
「原作では灯火が消えるように逝ったとあるけど、それだと何も残らない。
女君で春に逝ったのは彼女だけなので、桜を効果に使いました」
「紫上も原作では明石女御の腕の中で逝く。源氏はぼーっと立っているだけ。
男がそれじゃ話にならないから、ああいう場面構成にしたんです」
なんてお話しされていました。
特に印象的だったのが
「今はもうああいう漫画は描けません。20年前に比べ、漫画も読者の質も落ちていますから」
と言ったこと。・・・確かに今の漫画は浅い気がしますね。
長文すみませんでした。
大和和紀作品を語るスレ
https://medaka.2ch.sc/test/read.cgi/gcomic/1059618470/481
- 13 :
- 「今はもうああいう漫画は描けません。20年前に比べ、漫画も読者の質も落ちていますから」
なに、その最近の若者はみたいな言い方は・・・。
- 14 :
- あさきみたいな作品を読みたがる読者が若い層にはもう少ないって事だろうね
昔の少女漫画は漫画家が作品で戦ってるような凄まじさを感じたけど
今の少女漫画でそういうのあるかな。そこそこ面白いのはあるけど
- 15 :
- 原典で紫上の臨終は明石中宮が手を握っている記述はあったが夫の源氏については何も書かれていない
紫式部は何故源氏をスルーしたんだろう
- 16 :
- その頃の決まりなんじゃ
- 17 :
- >>12
URL間違えていますよ正しくは
https://comic6.2ch.sc/test/read.cgi/gcomic/1059618470/481
- 18 :
- >>17
訂正して頂きありがとうございます
- 19 :
- >>15
源氏に対する最初で最後の反抗だった説がどっかの解説本に
- 20 :
- >>15
中宮嫡母になった
紫の栄誉を強調したかったんでは
- 21 :
- >>20 中宮嫡母になった紫の栄誉
は〜〜なるほどね!!!地位好きな紫式部らしい終わり方だよね!!
- 22 :
- >>20
太政大臣の妻の一人じゃなくて、中宮嫡母として死にますよ、ていう、紫の上の最後のアピールなのかもね!!
マンガでも、明石中宮の腕の中で死なせてあげたかったよね。でないと、男女の恋愛の儚さを書いた甲斐がなくなるよね。
- 23 :
- >>22
源氏あがりの太政大臣、だね。
- 24 :
- >>21
源氏物語は政治小説とも言われてるからね。
- 25 :
- いざと言う時に呆然とする男の弱さを書いたのかもね
- 26 :
- >>22
いや、マンガはあの描き方で
男女の愛の儚さや幸せが伝わるよ
- 27 :
- 大和さんはキャラに優しいね
紫は全てを許して昇天したし
源氏と葵は最後に和解したとかこきでんさまや明石が相当な美女設定になってたり
宇治編では玉蔓家の斜陽や冷泉の後宮のゴタゴタを完全スルーだったよね
- 28 :
- >>27
それは大和和気が玉蔓ひいきだっただけではないかと
- 29 :
- 原典でも源氏と葵は出産後いい雰囲気で
やっとこれから夫婦として打ち解けて…と思わせたその直後に
紫式部の鬼展開が来てたよ
- 30 :
- >>27
でも、女三宮をネグレクトのように描いたり、ロボットのように描いたり、
兵部卿宮を原典では娘と和解しているのに最後まで冷たい父親に描いたり、
そっちはかなり辛辣。
- 31 :
- >>30
兵部卿宮を娘(紫の上)と和解させる描写を省いたのは
実家の後ろ盾がなく、源氏の愛以外に頼るものがなくなってしまう紫の、
哀しみをより一層際立たせる効果があったんじゃないかな
また、それとは対照的に女三宮は、朱雀帝に他のどの姉妹よりも溺愛され、
財政的にも精神的にも恵まれ、紫があれほど望んだ出家も、朱雀の一言で
源氏に逆らってでも成し遂げられる。
ことごとく、紫が手に入れられなかったものを手に入れているのが女三宮。
- 32 :
- でも女三宮は女御腹内親王の生まれだし
宮家の脇腹の紫と比べるのはそもそも違うのでは
- 33 :
- 紫の上にしっかりとした後ろ盾があれば
源氏の反対を押し切って出家できただろうに
それが出来なかったことに、紫の哀れさがあるね
- 34 :
- 兵部卿宮は髭黒が玉蔓と結婚したときは
激怒して娘を実家に引き取って世話してる
でも源氏が女三宮と結婚したときに紫に「帰っておいで」と言ってくれはしなかったし
紫の実家として怒ることもしてくれなかった
兵部卿宮と和解したっていっても
結局その程度の親子関係だったんだよ
雲居だって正妻腹でなく脇腹で再婚した実母との縁も薄く、
頭中将正妻も性格のきつい人で雲居を可愛がるような描写はなかったけど
でも夕霧が落葉と結婚して雲居が実家に帰ったときに頭中将は父として娘を受け入れてくれた
もし兵部卿宮が正妻にびくびくせず父として娘を想う行動をとってくれたら
紫の孤独はかなり違ったものになったんじゃないだろうか
- 35 :
- >>29
原典では、葵の死後、源氏は
「権勢を威張る傲慢な人」
「離れていたら立派だが一緒にいたらウザイ女」などと言っているよ
- 36 :
- ウザい?逆に愛想なくて相手にしてくれなかったわけだから冷たい女では
- 37 :
- >>34
一度父親と仲直りできたけど、髭黒と玉蔓の件でまた兵部卿宮と源氏は仲が悪くなった。
でも紫の上がぶっ倒れたときは、父親の兵部卿宮は急いで駆けつけてきてくれた。
他には紫の異母兄は六条院に通って交流をしていたらしい。
原典を読んで、別に紫の上はひとりぼっちじゃないじゃんと思った。
フィクションの世界ではなく、現実の人間社会ではもっと酷い父親や家族はごまんといるし。
- 38 :
- 源氏は紫相手に数々の女君の悪口を言ってるが
人間臭いともいえるが側から見たら嫌なオッサンだよね
- 39 :
- 悪口を言われないのは身分の高い藤壺と女三宮だけ
- 40 :
- >>37
いや紫がぶっ倒れたときに兵部卿宮(そのときは式部卿宮になってた)は急いで駆けつけなんてしなかったよ?
式部卿宮は紫が死んだと聞いて他の弔問客同様に六条院に駆けつけたの
それまでは見舞いの描写もなかったし
紫の発病から死亡まで式部卿宮の出番はこれっきり
朱雀が出産後の女三宮の具合が悪いと聞いて
出家の身を押して女三宮を訪ねたのや
柏木の両親が息子の看病をしたいと柏木を引き取ったのを思うと
紫が死んだと聞かされて葬儀には出席しようとするけど、でもそれしかしない式部卿宮って…と思うわ
- 41 :
- それに式部卿宮の息子も
玉蔓の求婚者の一人として出てきただけで
後は髭黒正妻を迎えに来るときくらいしか出番なかったし
玉蔓が髭黒と結婚して気まずくなってからは
どうなったかはわからないよ
- 42 :
- 紫も源氏に連れ去られた後は一度も父親のことを思い出さなかったから、お互い様
- 43 :
- 乳母に兵部卿宮は源氏に連れ去られた後に探さなかったと言われて涙を流す紫の上は可哀想だった
- 44 :
- 一度も思い出さなかったのに泣くんだ
- 45 :
- 親から粗略に扱われたならそりゃ悲しむでしょ
紫の上が歳を取って純粋な愛情を与えてくれたのが祖母の尼君だと悟るのが切ない
- 46 :
- 紫は父上は私を探してくれると思ってたのかな。
だったら源氏のことを人攫いと嫌って、源氏に肩を持つ乳母を信用なんかしなさそうだけど
- 47 :
- 父親が本当に思ってくれたら祖母が生きている間に会いに来てくれただろうから紫の上も薄々立場はわかってたでしょうよ
- 48 :
- 祖母が生きている間にたまには会ってたんじゃないの?
父親より源氏の方が素敵だと比べてるくらいだから少なくとも顔は知ってるよね
- 49 :
- 会いには来てくれても、
自分は複雑な立場の子どもと
怜悧な紫は勘づいていただろう
あさきでも「お父様には奥様がいるから」と言っていたし
ただ、もし父宮が紫のことを気にかけて
女三宮降嫁の際、実家に帰るか?と言ったとして、
紫は帰ったかな
なんだかんだ源氏が好きだから帰らないかも
- 50 :
- 頼れる父親がいたら全面的に夫に依存せんでしょ
- 51 :
- とことん、肉親との縁が薄い子なんだねえ…紫 (;_;)
- 52 :
- かつて源氏が須磨に流された時も、右大臣側の圧力を恐れて
手を差し伸べるどころか、紫からの手紙に返事もしなかった父親だもの
心の底から信用して頼ることはできないでしょう
- 53 :
- >>50
でも紫、源氏に惚れてるし
源氏を捨てられたかなあ
- 54 :
- 捨てる必要はないけど心の余裕ができるはず
まあ髭黒正妻は父親にバックアップされて子供も産んでるのに病んじゃったけど
結局は夫からの扱いによるのか
- 55 :
- 実家に帰らなくても父親の世話になって出家するのはありだったかも
- 56 :
- 兵部卿が朱雀みたいにしてくれるとは思えない
- 57 :
- 髭黒と夕霧は本人だけが恋心で突っ走って、性急な形で事を進めたから、正妻とその親族が不快に思うのも無理ない感じがある。(髭黒は一応実父の内大臣の許可は得ていたけど)
女三宮の降嫁は、朱雀院が嫁ぎ先を吟味して(実は源氏以外へはあまり真剣に考えてなさそうだけど)、東宮の助言もあり、正式に準太上天皇の源氏に頼んで承諾された。
これに紫側が不満を示すと、朱雀院、東宮、準太上天皇の意向に逆らうことになる。それはちょっとできなさそう。
紫の上が源氏から打ち明けられたとき、「姫宮さまさえわたしをうとましく思わずいてくださったら・・・」というのは、卑下してるのでもなく、内親王という身分の方が降嫁してくる際の順当な反応なんだと思った
- 58 :
- 高貴な内親王が降嫁してくるのに
同じ春の町で妻妾同居っていうのがはじめから不自然だったんだよ
女三宮を立てる形で
「世間であれこれ申す者もおりましょう。娘はこちらで引き取りましょう」
とやれば朱雀なんてかえって安心したんじゃない?
女三宮が紫と比べられて見劣りするのをあんなに心配してたんだから
- 59 :
- 兵部卿宮に紫の上を引き取るいわれはないでしょお互い不信感があるし
- 60 :
- 紫は出家を望んでいるけど、出家できたとしても後見人は必要だと思うんだが。
(女三宮を泣く泣く出家させても、父・朱雀は「それでも源氏の後見は必要だ」となったように)
紫は誰に生活の世話を頼むんだろ。乞食坊主にでもなるのかな。
- 61 :
- 普通に源氏がするべきでしょ
- 62 :
- >>60
秋好中宮と明石中宮だろう
だから紫の老後は安心とか
源氏も言ってたし
- 63 :
- >>59
てか、兵部卿宮の北の方が紫大嫌い
- 64 :
- 源氏は関係した女は最後まで見捨てず世話をした男だからな
ドブスの末摘花や出家した空蝉や不倫した女三宮まで面倒見てたのに
紫を見捨てるわけがない
- 65 :
- 源氏って後見人にした方が良い相手だわ
秋好とか玉鬘とか見ると
- 66 :
- >>65
いや
その後見すべき2人の女性に、母親の面影を重ねて
恋の歌をおくったり、秋波送ったりして、嫌がられていたぞw
- 67 :
- 結婚した後は手を出そうとはしてないよ
- 68 :
- 秋好はすでに冷泉に入内していた後だった
源氏から恋の歌を詠まれて、気色悪がっていた
- 69 :
- 玉鬘も冷泉と共有する気でいた
髭黒に奪われた上にその後不意打ちのように髭黒邸に引き取られてしまったからできなくなっただけ
- 70 :
- もし実現されてたら冷泉も秋好も玉鬘も源氏にどん引きだよ
- 71 :
- >>13
まぁ「イシュタル」もかなりの質の落ちた漫画だったからな
読者もだけど作者の質も確実に落ちているよ
- 72 :
- 紅匂ふは好きだった
- 73 :
- >>62
男性の後見人が必要なんだろう
秋好中宮も明石中宮も源氏が父・養父だから
世間から重んじられ立后できた立場で
源氏を切ってでも血の繋がりのない紫ってことではないし
- 74 :
- >>73
なんで源氏を切るの?
あと、そこそこの暮らしでいいなら
後見人は女や無しでもいいよ
桐壺更衣の後見人は母親だし
六条は後見人いないし
- 75 :
- 六条は後見人いなくても
豊かに暮らしていたんだった
- 76 :
- 六条は資産家で本人が管理できるほど才女なのもあるけど、
桐壺帝が気にかけて源氏でさえ釘刺されてたから
他の女君より血筋が良いんだろうね
- 77 :
- 六条は桐壺帝のタイプじゃなかったのか
藤壺がいなけりゃ行ってたのか
- 78 :
- さすがに源氏と違って未亡人に手を出すつもりはなかったんじゃないのかな
仮に前坊が実の弟だったら体裁悪いにもほどがあるし
藤壺みたく更衣そっくりさんだったら分からんけど
- 79 :
- >>21
だって紫の上は最終的には源氏の正妻扱いでさえない立場にさせられてしまったからね。地位好きなのは源氏で、内親王という高貴な身分の妻を手に入れられるチャンスを逃したくなくて、愛よりも地位名誉を取ったわけでしょ。
それなら、てことで、紫の上だって最後は中宮嫡母という身分地位を取った、てことだと思う。
実は、原作の光源氏と紫の上の最後は悲しいよね。
- 80 :
- >>76
大臣の娘、て言われてなかったっけ、六条。
- 81 :
- >>69
冷泉に入内が決まった時も、"まあ宿下りの時に…"みたいなこと言ってたよね、源氏。
- 82 :
- >>64
まあね、源氏に見捨てられることはないかもしれないけど、これまでずっと源氏の一の女性、て世間から思われてた紫の上のプライドがあるんじゃないのかな?
源氏が女三宮を正妻として迎えた時も、いろいろな女性から慰めの便り(私は一番じゃなかったからまだ良いけど、一番だったあなたはお辛いでしょ、みたいな手紙)は欲しくない、て言ってたよね。
明石の君は女三宮問題は、紫の上のそういう胸中を察してスルーしてあげてたんだよね。さすがいい女だよね。
- 83 :
- >>52
ほんこれ。こんな父親が、娘が出家したからって面倒見るはすがないよ。
雲居の雁が、夕霧と落葉の宮に嫉妬して実家の頭の中将(左大臣家)に子供を連れて帰ってしまった時に、紫の上が、頼れる親がいらっしゃるのは羨ましいこと、みたいなこと言ってたよね。
- 84 :
- >>51
ほんこれ。親からの無償の愛を知らないんだよね。可哀想すぎる。
- 85 :
- >>76
そんな才女の誉れ高い六条でさえも
分別を失わせ、生霊になるまで追い詰めた源氏って
罪な男だなぁ
- 86 :
- 逆に分別あったからこそパンクして生霊になったのかも
- 87 :
- >>79
でも取ったはずの中宮嫡母だって実はそこまで重いものじゃないからね
仮に源氏と紫が別れたら、明石中宮は源氏につくだろうし、紫との関わりも遠慮せざるを得ない
中宮嫡母という地位すらも源氏に依存したものに過ぎないからね
- 88 :
- 紫式部自体が働く中流の女性ひいきだから、脇腹とは言え宮家の姫で、働くこともしないで当然の紫には結構厳しかったのではと
働く中流、藤典侍や後半生の明石や玉蔓次女なんかには書き口が甘い
- 89 :
- >>87 仮に源氏と紫が別れたら、明石中宮は源氏につくだろうし、紫との関わりも遠慮せざるを得ない
それはそうなるだろうね…だからこそ紫の上が可哀想すぎて。
>>88は、紫の上が働けば良かった、ていうけど、当時紫の上が働くとしたら後宮しかない訳で、後宮で働くとなれば氏素性が明らかじゃないといけないから兵部卿宮との関係を明らかにして、異母妹の王女御の女房になるくらいしかないよね。
- 90 :
- >>88
源典侍は色狂いの婆さん扱いで紫式部は笑い者として書いてるけどね
キャリアも長く本物の「働く女」だったのに
紫だって主婦だったから働いてない、てことはない
六条院の女主人として幼稚な女三宮にはできない働きをしてた
不幸に書いたから嫌ってたとも限らないよ
むしろ好きなキャラだからこそドラマティックに悲劇のヒロインとして書くこともある
紫は亡骸すら夕霧になんと美しいと思われ女房にも慕われ死後も源氏に愛されて
不幸だったけど賛美もされてたキャラだったよ
- 91 :
- >>89
そういう見方もあるけど、身分後見には不相応な玉の輿で贅沢と栄華を極めた思いを出来たとも言える
この時代は身分が全てなわけで、それだけをもって可哀想だというなら、身分相応に受領の嫁か王女御の女房にでもなってりゃ良かったって話になっちゃう
明石が出来すぎなだけで、当時の基準からすれば十分なんでない?
内親王女三宮の下とはいえ、大臣の娘の花散里や宮家の嫡子の末摘花より上にいるんだし
- 92 :
- 女三宮が二品に上がるまでは、
紫の威勢は女三宮を上回っているし
女三宮二品になっても
すぐ紫発病で二条院行き
六条院は閑散とし
真の六条院女主人は紫であったと世間にバレるから
ほとんど紫の勝ち
紫は負けを知らない女とも言える
やはり源氏寵愛と中宮嫡母の権威かな
- 93 :
- 源氏も紫の上も明石女御もお互いがお互いの権威付けをしてるんだよね
源氏はそもそも桐壺帝の愛情で得た地位で紫の上の権威を上げて紫の上は明石中宮の権威を上げた
だから中流の者達が助け合って高めてきた関係を源氏が自分は偉いと勘違いして断ち切った結果六条や女三宮みたいな本当に高貴な人間に攻撃された
- 94 :
- >>79
紫は源氏に対抗して
中宮嫡母の地位を取るとかは
考えていない
自然にしていたらそうなった感じ
- 95 :
- >>84
紫は祖母から愛情受けていたよ
だから明るく素直な
愛される女の子に育った
- 96 :
- >>92
朱雀院はさらっと女三宮に与えてたイメージだけど、二品の宮ってそんなに高貴なんだ!!!
ていうか、この女三宮降嫁あたりからは、晩年になってからの朱雀院から源氏に対する朧月夜辺りへの意趣返し、とも取れて、物語的には面白いよね!!
- 97 :
- >>91 身分相応に受領の嫁か王女御の女房にでもなってりゃ良かったって話になっちゃう
ワロタwww 確かにそうなんだけど、それじゃ物語にならないじゃんwww
- 98 :
- >>95
そう、紫の上は、身分や親親族の助けを借りず自分の魅力だけで並いるライバルたちを蹴散らして(危ういこともあったけど)源氏を引きつけてきてた。
なのに、最後の最後で、身分では女性の最高位=内親王、に負けてしまった、て話だよね。
- 99 :
- >>93
まあ源氏自体が劣り腹の皇子で、母親とも早くに死別してる、ていう訳あり皇子だからね。
- 100 :
- >>90
源典侍はいいキャラじゃない?歳いってからでも、彼氏(ファン?)がいて、理想の女官生涯を送ってるイメージ。
- 101 :
- >>100
典侍として出仕できて(典侍は公式の女官)、源性が付いてる、てことはそれなりの家の出なんだろうしね。
- 102 :
- 紫式部にしても清少納言にしても、身分的には、それぞれの女主人(中宮彰子、中宮定子)の私的女房にすぎなかったわけだからね。
公の女官になれる女性に対する憧れや嫉妬はあったと思うよ。
- 103 :
- >>102
清少納言は徒然草で、公の女官に対する憧れを語ってるよね。
- 104 :
- >>97
紫は下っぱ受領の嫁になって、都を遠く離れたみちのくで暮らし、夫に生涯ただ一人の妻として愛されるのでした
紫は歌を読むのが大変上手で、その歌は後世にまで残っています↓
〽おめだのじこばば どしちゃーばー?
- 105 :
- >>91
玉の輿に乘れたんだからそれでいいだろう何が不服だ、という見方は
紫の人格を否定し続けた源氏と同じものだね
今もそう考える男はいるだろうし当時はもっと多かったろう
そんな時代にどんな恵まれた環境でも人は愛に苦しみ、不毛を感じるのだと
そんな女の不幸は確かに存在するのだと
それは女が愚かだからではなく男女の愛の理不尽さに苦しめられてきた結果だと
書ききった紫式部は凄かったと思うし
それが源氏物語を歴史に残る傑作にした理由のひとつでもあったと思う
- 106 :
- 最終的に女性は仏道に縋って救われるんだよね
男は俗念が消えず苦しんでる
- 107 :
- >>105
何が不服だ、じゃなくて仕方ないでしょ
時代が違うんだから
そもそも性依存症で身分コンプレックスの源氏に女やめろってのも無理な話
病気なんだから
田代まさしだって結局クスリやめられなかったじゃん
- 108 :
- >>106
それだって単なる宗教依存で
男に依存するか宗教に走るかの差だと思うけど
個人的には源氏物語は男女のぐちゃぐちゃやいさかいがもっとやれ的に面白いんで
悲しい泣くわーってのに共感したことはない
- 109 :
- >>92
つっても当の紫上本人が負けを感じているから
紫上が負けを知らない女ってのはないね
- 110 :
- >>98
負けてない
紫を超えて寵愛される妻はいなかったし
六条院の真の女主人は女三宮ではなく
紫だと世間も認識した
ただ、そんな勝利も虚しいと紫は考察していた
でもやはり最期は愛し愛され幸せだったと思う
物語
- 111 :
- >>100
中年の源氏と朝顔邸で再会したときもまだ
源典侍は好色女で源氏に媚びてきて
「素晴らしい藤壺は短命だったのに、
こんな女が長生きしているとは」
と、見下された存在として書かれているよ
お笑いキャラとしてはいいけど
- 112 :
- >>111
クズ男の源氏の悪口なんてむしろ褒め言葉
- 113 :
- 源氏の評価って、朧に対してもなびいてきたら尻軽女みたいに言ってたからね
朧が尻軽女ならお前はもっとひどい色狂いだろうとしか思わない
紫の上が最愛ってのも他に目移りしてるんだから白々しい
源典侍に対する嫌悪は同族嫌悪だろうね
- 114 :
- 源氏が紫より先にRば全て丸く収まっただろうね
あまり早く死なれると一族の没落になるけど明石姫の立后後なら
ダメージも少なく財産をもらった妻たちはそれぞれ出家して仲良く暮らせた
紫の病気も治って明石と連携して孫の世話をしながら幸せに暮らせた
- 115 :
- あさきでは源典侍はチャーミングな女性として可愛く描写されて魅力的だけど
原典ではお笑い担当のエロ婆さんであさきほど優しくは描かれてないのよ
紫式部は宮家嫡出の末摘花を超絶ブスにし、帝の妃に不倫させ、内親王の女三宮を頭足りないキャラにした人だから
一女官の源典侍なんて平気で笑い者にするわよ
あさきの末摘花や源典侍が可愛くてキュートなのは大和先生のオリジナル描写の手柄ね
- 116 :
- >>96
あさきでは女三宮が二品になったのを機に
源氏が紫と女三宮の通いを半々にしたとしているから
二品になるまでは源氏は紫のところに入り浸りで女三宮は放置
女三宮に権威はなかったと解釈してる人がいるだけで
実際には二品でも三品でも大差ないよ
女三宮は降嫁した時点から源氏の正室だったし
二品と三品では御封が少し変わるだけ
- 117 :
- 源典侍はなんだかんだで女性含めて全方位に愛されてる感じ
- 118 :
- >>116
二品昇進あたりまで
女三宮の権威が紫に敵わないことは、
あさきにも原文にも書かれているよ
- 119 :
- >>114
源氏が先に死んだら
夕霧が未亡人紫に言い寄るトラブルが起こるかも
- 120 :
- >>91
まあリアルに紫の上の身分を言えばそうだよね。ていうか、
>>大臣の娘の花散里や宮家の嫡子の末摘花より上にいる
これは確実なの?
- 121 :
- 源氏も女三宮が不義の子を産んでも身分が向こうが上だから何も言えないという
- 122 :
- >>120
花散里も末摘花も紫と同じように源氏に世話になっている立場で後見もなく経済力もない
それなら源氏の寵愛が一番で后がねの姫の養母で春の町で源氏と一緒に住んで華やかな催しも取り仕切ってた紫のほうが立場が強いでしょ
女三宮が降嫁するまでは源氏の正妻格と世間に認められてたのは紫だったし
- 123 :
- >>121
そもそも人のこと言えないという
- 124 :
- 紫式部って意地悪
- 125 :
- 意地悪とか単純なものではないでしょ
当時の女君たちの立場の弱さと苦しみをあらゆるパターンで明確に描きだしてある点で
女性の苦しみを訴えた作品になってる
- 126 :
- >>125
アスペルガーさんはつまんねぇわ
ユーモアのセンスもない
- 127 :
- 源典侍って確か紫式部の夫の姉がモデルって言われてたような
- 128 :
- 当時は女性の妻でも母でも女でもない生き方なんて出家しかなかったから
(女官や女房として働いても「女」の部分ではむしろ弱者の立場で男性貴族の慰みものにされたりする)
源氏物語の女性たちはどんどん出家していったけど
紫式部が本当に望んでいたのは
「女としてだけでなく人間としても生きること」
だったんじゃないかな
時代が時代だから人としての尊厳?何それ?てなるだろうし
紫式部自身自分が何を求めているか自覚できてたかどうかわからないけど
並みの男よりずっと頭よかった紫式部には世の中はさぞ生きにくかっただろうし
そういう人が物語を書いていくうちにそれまで自分でも気づいていなかった女の悲しみや渇望が作品に現れてきたのかもしれない
- 129 :
- >>118
正室としての権威は降嫁時点から女三宮が上
おっさん源氏からの寵愛は死ぬまで紫が上でしょ
なんたって紫は中年になっても
10代後半で美しい盛りの明石女御や女三宮よりも
若々しくてお肌ピチピチ童顔の不老女性だったのだから
女三宮が二品になった前と後で変化なし
- 130 :
- >>129
不老ではないよ
女三宮が女盛りになれば寵愛が移ると言ってるし明石中宮や夕霧が独白した時は病気や死人だったから普通の健康的な美しさではない
- 131 :
- >>129
若菜下、女三宮二品昇格前
女三宮の権威は紫より劣っていると
書かれているよ
>姫宮の御事は、帝が、御配慮になってお気をつけて差し上げなさる。世間の人々からも、広く重んじられていらっしゃるが、対の上のご威勢には、勝ることがおできになれない。
- 132 :
- 女三宮は形ばかりの妻と、世間からばれていたからね
だから柏木が、女三宮様は軽んじられてる!
と怒り出した
- 133 :
- 宮仕えしても才気のある人だから上手く取り仕切って宮廷の花になっただろうに
それを源氏への愛に全振りしたんだよね紫
どっちになりたいかと言ったら…
- 134 :
- 中年女でも青臭いAKBの姉ちゃんあたりになら総合点で勝てる可能性もあるが
女盛りの年齢で造形的にも美しい聡明な女には勝ち目ないだろうさ
BBAの願望つかやはりまんさんが書いたフィクションだねぇ
- 135 :
- >>134
宇治で冷泉が若い玉鬘大君を寵愛してるけどね
- 136 :
- >>126
君が言ってるのはユーモアじゃなくてただの皮肉だろ
面白くないもの
- 137 :
- >>134
紫式部自体が夫に飽きられて若い女に心変わりされた立場だからねえ
そりゃ男は新しい女若い女がいいなんて結論にはしないでしょ
そこは確かにリアリティない
ただ女三宮に本気で心変わりして実子まで出来ちゃったら、話の進めようがなくなって終わっちゃうけどね
紫は出家して、遠くから源氏と新妻を涙ながらに見守るのでした 〜完〜
みたいな終わり方だと、中宮彰子を始めとした読者から総スカン食いそうだしw
- 138 :
- でもそもそも女三宮と結婚したのは藤壺の姪だからって話だからただ若いだけじゃな駄目なんだろう
- 139 :
- それ言ったら若紫も藤壺の姪だから拉致誘拐監禁までやらかしたのであって
藤壺の姪でなかったら幾ら美少女でもそこまでやらなかっただろうな
- 140 :
- 藤壺の姪だからじゃなくて
藤壺にそっくりだったから拉致したんだよ
桐壺帝が桐壺更衣そっくりの藤壺を入内させたのと同じで大事なのは顔
- 141 :
- 藤壺の姪だからじゃなくて
藤壺にそっくりだったから拉致したんだよ
桐壺帝が桐壺更衣そっくりの藤壺を入内させたのと同じで大事なのは顔
- 142 :
- 北山で若紫が源氏と出会わなかったら
尼君の死後普通に兵部卿宮に引き取られて王女御の女房として宮中に上がるよね
それからなら源氏と結婚してもあんなに病まなかったのかなぁ
- 143 :
- >>142
兵部さんは政治的野心家だから
美しい娘の紫はもっと有効な使い方すると思うよ
正妻の娘の相手より少し劣る
最終的に大納言くらいになる男に
嫁がせるんじゃ?
- 144 :
- >>143
後者だったらそっちのが幸せだったかも…
- 145 :
- 紫の上は子供できない体だから普通の男だと冷遇されるかもしれないのがね
源氏は「あなたとの子供ができなかったのは残念だけど出産という危険な目に合わなくて良かった」というフォローした部分は良かった
- 146 :
- 単に源氏の種が異様に少なかっただけだと思うけどなw
そこらへん冷泉もか
桐壺帝や朱雀、夕霧はそうでもないのにな
- 147 :
- >>144
源氏以外の男も
身勝手で妻を苦しめる時代だからなあ
真面目な夕霧も
不細工な髭黒も
源氏一人の問題ってわけでもないのよ
- 148 :
- リアルなら石女と分かったら強制離婚させられる。
それどころか、子供を産めない女性は死後に不産女地獄に落とされるという。
まあ、現代も子供が産めない理由で離婚する夫婦もあるし、
男性の方ができない身体で、悲しい結末を迎える例もある。
- 149 :
- >>147
髭黒ってブサイクだっけ?
原典では、源氏ほどではないけど外見を褒める記述があったような気がするんだが。
漫画でもヒゲが邪魔でわかりづらいけど、ブザイクに感じなかったな。
- 150 :
- 奥さんが精神病持ちで苦労してるっていうのに何故か同情湧かなかったな>髭黒
今考えたらすごいけど
当時は玉鬘に「ええ!?そんなんでほだされるのー!?」って心で叫んだわw
- 151 :
- >>150
私も玉蔓の心境の変化には納得いかなかった…
結婚してしまった以上そこで幸せになる努力をはじめたってことだろうけどさ
空蝉の
「夫を愛しているというのではない、でも私は夫のあんな姿は二度と見たくない」
という気持ちのほうがまだ理解できた
髭黒より伊予の介のほうが可愛気あったし
- 152 :
- 精神病かつモラハラDVな嫁に疲れて〜となると絆されるのも分からなくもないけどね
- 153 :
- 伊予の介は空蝉が夜盗に襲われた時に救ってくれた恩人だけど
髭黒は玉鬘を夜盗のように忍び込んでRした男だもの
そりゃあ読者は髭黒に同情もしないし玉鬘の心境の変化も理解出来んわ
- 154 :
- 光源氏も忍び込みRしまくりなのにモテてるんだなぁ
当時の人の感覚だと許容範囲だったのかと思うと怖い
- 155 :
- 若さと顔の違いか・・・
いつの時代も美醜は残酷よのぉ・・・
- 156 :
- 髭黒と玉蔓の結婚は前の正室だけでなく真木柱も悲しませたからな
子供が犠牲になるような結婚は読者は心からは喜べないだろ
- 157 :
- >>151
伊予の介の息子の方がもっと可愛い(笑)
- 158 :
- >>156
まあその因果応報で、後年髭黒家は妙齢の后がねをなくして没落の遠因になるんだけどね
- 159 :
- 髭黒の奥さんは統合失調症?
- 160 :
- 今の病名当て嵌めるとそうかも
- 161 :
- >>156
むしろ真木柱は弟たちと一緒に父親のとこに行きたがっていたから
精神ヤバイ母親は家中でも腫物扱いだったんじゃないかな
- 162 :
- 真木柱はなんちゃら兵部卿宮と結婚したけど宮は前妻が忘れられず足が遠のいてるって光が言ってたね
結局最後まで家族愛から縁遠い人生だったのかな
- 163 :
- 真木柱は紅梅と再婚して幸せになったよ
光といい蛍といいプレイボーイ気取るけど妻はこの人じゃなきゃって点は桐壺帝の血筋か
- 164 :
- 蛍の正室は紫の上並みに美貌も心映えも優れた人だったのかな?
右大臣の姫って話だけど、姫が6人もいるといろんなタイプがいて面白いね
- 165 :
- 蛍宮は玉鬘に求婚してた頃には、もう最初の奥方を亡くしてるんだよね
それで紫の上を亡くした源氏を見舞った時にまだめそめそと惜しんでいる
この執着ぶりは確かに桐壺帝の血筋って感じ
源氏が悲しんで憔悴してるのを見て、自分もつい悲しみが甦ってきたというのもあるかもしれないけど…
- 166 :
- 平安貴族って男でもよく泣くよね
卒業式の女子かってくらいに泣く
泣かないと冷たい人間のように思われるという強迫観念でもあるのか
- 167 :
- チャールズ皇太子がカミラに執着するのも同じこと
本人にしたら彼女が永遠の女性に見えるんだろう
外野としては首をひねるが人の好みはそれぞれ
- 168 :
- 玉鬘が手に入らないから真木柱とか
三宮が手に入らないから二宮とか
どう考えても別人なのに宛てがう側は何を考えてるんだろう
- 169 :
- >>166
男は泣いちゃいけないっていう価値観自体が当時無いから
- 170 :
- むしろ泣かないとこいつ感受性低いんじゃ?みたいに思われていたんじゃないの
和歌とか見てもちょっとしたことで喜んで悲しんで恨んで怒ってって感情表現豊かだなって思うし
- 171 :
- ここだったかどこかで
昔は蝋燭以外で光もないし
建物仕切ってるから常に薄暗くて運動もしないから貴族はだいたい軽い鬱なのと
>>170の言う通り感性か敏感しゃないと歌も作れないから空気読んで泣いてたとか
- 172 :
- しょっちゅう物の怪に取り憑かれたりしてるしね
髭黒の妻みたいなのが珍しくなかったのかも
- 173 :
- 精神病むことが多かったのかもね平安貴族
ただ夫の来訪を待つだけの妻の立場とか退屈で病みそう
- 174 :
- 時代小説でも武将とか家臣とかやたら涙流してるよね
- 175 :
- 現代と比べたら娯楽が少ないし刺激も強くないだろうから、ちょっとした事でも感情が動くんだろうなとは思う
- 176 :
- >>168
宛がう側は求婚してる側の事情や気持ちを知らないのでは
- 177 :
- >>131
それは二品になってからも同じこと
源氏は紫と一緒に二条院へ行き正室のいる六条院ほったらかし
その隙に柏木が女三宮のところへ忍び込む
>>137
紫式部は自分より年上の息子がいるおっさんと結婚した
自分が若い女の立場だよ
結婚生活3年ほどで夫死亡
- 178 :
- >>157
夫亡き後その気ないのに迫ってくるのはちょっと困らない?
- 179 :
- 女楽の時に琴を教えるために女三宮の元に頻繁に通うようになったんだよね
二品になってから通いが半分くらいになったのとどっちが先だったかな
そのせいで紫が病がちになってからはまた紫の方ばかりになり柏木がって流れだったような
- 180 :
- >>171
それにくわえて仏教思想も広まってたから
なにかと言えば世は儚い、虚しいとそればかり
今を楽しんで強く明るく生きるのがやりにくい世の中だったんだよね
- 181 :
- >>178
私めっちゃああいうムッツリ好みなのよねえ
- 182 :
- >>166
現代人みたいにドライアイじゃないから、涙がよく流れるんだよ
- 183 :
- >>163
マンガじゃカットされてるけど、原典の紅梅は真木柱の連れ子(蛍宮との間に生まれた娘)に馴れ馴れしいし、
藤壺女御(女二宮の母)に片思いしていたという唐突な後付け設定があったりと、微妙な男やで。
紫式部は真木柱に恨みでもあるのかな。
- 184 :
- 二宮母って更衣じゃなかったの?
- 185 :
- 失礼
薫と結婚した方の二宮ね
- 186 :
- 父親が高官の娘が嫌いなんじゃない?
明石中宮の扱いがいいのは不思議だけど
中年女より魅力に欠けたチビ女として描いてるし
- 187 :
- はっきり小柄と書かれてるのは秋好だね
12歳の冷泉が20歳すぎた秋好をはじめて見て
「小さくてほっそりして大人じゃないみたい」と言ってるし
原典でも「ささやかにあえかなる」と小柄で華奢な様子を描写されてる
正直キャラとしては母親の六条ほどの魅力は感じないし
仮に朱雀に入内しても朧の華やかさや艶には勝てなかったんじゃないだろうか
地味でも上品で秋好なりの良さはあるし朱雀にも愛されはしただろうけど
源氏レベルの後見がないと女の戦いの中で生き残れそうもないタイプに見える
- 188 :
- 1000年前のおねショタ…
- 189 :
- 割と夫婦仲良くて幸せになれた組の一つがおねショタとは
紫式部やるね
- 190 :
- 藤壺の境遇もラノベっぽい
義理の息子に求愛されました
- 191 :
- 脇役には小柄で華奢な女が多いな
個性が強いと脇に収まらないからかな
- 192 :
- >>190
ラノベより昼ドラじゃない?
- 193 :
- ちなみに末摘花は座高が高くとても胴が長い
雪の朝はじめて末摘花の姿を見た源氏の衝撃が
まず第一に座高たかっ!胴長っ!ときてそれから鼻すごっ!となってたから
不格好な大女であることにまず驚いてそれから鼻の長さや赤さや他のいろんなところに目がいった感じ
- 194 :
- 容姿も性格も母親に似ていない秋好は亡き東宮に似たのかな。
玉鬘の娘に寵愛を奪われた後は、母のようにヤンデレ化するかもしれないけど・・・。
- 195 :
- 冷泉帝との不仲説なんて聞かないし親があれだからむしろ反面教師にしてるかもよ
- 196 :
- 玉鬘大君にしんこきでん共々嫉妬してたんでしょ
- 197 :
- うん、玉蔓が薫に愚痴ってた
秋好も新こきでんもウチの娘をよく思ってないから(つまりいじめられてるから)
薫のほうで何かの時に取りなしてくれないかって
薫に女の世界に口出ししたくないって速攻で断られたけどね
- 198 :
- 薫そんなまともな奴だったのかw
- 199 :
- 薫は冷泉秋好夫婦の養子格だから
薫にも玉鬘大君は迷惑だろうし
- 200 :
- >>197
だって40代、50代の妃のおわす冷泉院の後宮に20代の娘を送り込んで、
それまで均衡を保っていた妃たちのヒエラルキーを乱してしまったら、
よく思われないどころか、恨まれもするでしょう。
そんな配慮もせず、薫に愚痴るのは、お門違いでしょ。
- 201 :
- そう考えると玉鬘って結構うっかり者というか考えが浅いね
- 202 :
- その辺りはやっぱり育ちなんだろうな
母親とも早く死別したし
祖母とか叔母とか面倒見てくれた年長の貴婦人もなく異母姉妹との交流もあまりなかった
上流貴族の女の裏の恐ろしさを知らずに
源氏や髭黒に守られてそのままオバサンになってしまったんだろう
- 203 :
- 自分や妻たちが初老過ぎてるのに20代の娘が入ってきたらそりゃ寵愛するよな
- 204 :
- 右近さんが筑紫からずっとお供してれば…
でもそうしたら源氏に引き取られることもなかったのよね
- 205 :
- 右近だってしょせん女房でしかないしねー
入内した姫に最初は母親が付き添っていろいろ世話をやくのって
そういう指図をしたり実施で指導したりするためもあったんだろうね
- 206 :
- 冷泉の后妃たちは女三宮が降嫁したときの紫と似たような衝撃だったかもね
年もとって穏やかな日々を過ごしていたら自分たちの子どもくらいの娘が妃の仲間入り
女三宮は年齢も低く行動幼かったし紫に寵愛戻ったけど身の上不安定なこと差し引いてもかなりの衝撃受けるしそりゃ心労重なるわ
- 207 :
- と思ったけど女三宮の場合自分よりかなり若い娘というより正妻だからショック受けたのか
ショックの方向が違った
- 208 :
- 紫の場合は美しく子を産んだとはいえ身分の低い明石に身分も容姿も自分に劣る花散里っていう紫の一人勝ち状態からの身分が遥かに格上で若く容姿も美しい内親王が正妻の座に着くっていうまさに転落だからなぁ
紫の方が深刻だわ
- 209 :
- 冷泉のところは秋好が元中宮で新弘徽殿が唯一子供を産んだ妃ってことでバランスが取れてたのを若い妃が来て男の子まで産んじゃったからね
- 210 :
- 三宮の黒目にハイライトがあったら絶世の美女に見えたのかなあ…
- 211 :
- 一夫多妻は仕方ないとしても自分の年齢半分の子が新しい奥さんだとどの時代でもダメージ受ける人は普通に多そう
源氏物語じゃなくても夫にも失望だよ
冷泉からしたら貰い損ねた玉鬘の娘ゲットひゃっほう状態だろうけど
- 212 :
- >>206
紫より桐壺帝の後宮の女性たちが受けたショックのほうに近いと思う
父親を亡くして後見のない若い新参者に
長年帝に尽くしてきた自分達が負けるという屈辱
玉蔓大君の産んだ子のお祝いを盛大にやれば
女一宮を産んだ新コキデンだって面白くないだろうし
後見のない姫が寵愛されたり
その姫の産んだ子がもてはやされる時点で後宮の秩序は崩れてるんだよね
- 213 :
- 桐壺帝ー源氏ー冷泉と親子3代で、
それまで調和を保っていた妻たちの関係を、若い女を入れることで乱す、
という同じようなこと繰り返してるんだな
- 214 :
- >>212
悪役に描かれてるから子どもの頃は嫌いだったけど後宮の女性からしたら当たり前な感情だったのかもね
玉鬘大君ももう少し玉鬘がしっかりわかっていればな
- 215 :
- 平安時代は天然痘やその他の流行り病でバタバタ人が死んでいく時代でもあったけど
物忌み(自宅に籠って大人しくしてる)が災厄を遠ざけるって
まだ医学が発達してない時代の伝染病への対処方としては有益だったんだな
当時の人は病気も物の怪の仕業と考えたから
微妙な時は出歩かず家にいる→病気の予防につながる→物の怪に憑かれず災厄を回避できる
という昔の人の経験から来る生活スタイルだったのかも
- 216 :
- 明石の中宮が匂宮と中の君の結婚に反対して、
「どうしても結婚したいなら愛人(召人)にしなさい」と言うシーンで、
仮にも親王の正室腹で生まれた中の君を召人と呼ぶだなんて、ひっでえ扱い。
どんなに血筋が良くても、やっぱりシッカリした後ろ盾がなければ、ここまで見下されるのか…。
- 217 :
- 明石中宮ももとは受領階級の娘でも源氏と紫のネームバリューで中宮の座に就いたからなぁ
- 218 :
- 宮家の娘で父親さえ生きてれば東宮妃にもなれた宮の君が
父親の死後女一宮の女房になってしまったくらいだからね
- 219 :
- 宇治姉妹だって薫も匂宮もいなかったら
八の宮死後は末摘花コース一直線だったよ
末摘花も宮家正妻腹だったけどあのままだったら叔母の受領一家の女房にされるか
飢えて死ぬかの二択だったし
そんな姫をとりあえずまともに妻として扱った源氏が普通じゃなかったんだよ
- 220 :
- 浮舟って庵主さまが亡くなったらどうなるの?
遺産でとりあえず食べさせてもらえるの?
- 221 :
- >>220
赤の他人に遺産を譲るなんて、横川の僧都兄妹の一族が反対するだろ。
母の中将の君に保護されるか、乞食坊主になるか、餓死して遺体も野ざらしコースしかないな。
母親に保護されるなら、何の為に過去を捨てて出家したんだよって感じだけど。
- 222 :
- あそこはそもそも年寄りの尼が沢山いたし兄は朝廷とも繋がりがあるから庵主が代替わりしてそのままいるか別の寺にいくんじゃない
- 223 :
- ああいう尼寺って生活費どうしてるんだろう。
庵主の財産から?(上達部の北の方だったって書いてあったから)
周りの尼は昔から仕えてる女房達だろうね。
- 224 :
- 国や貴族からの援助がある大寺でもなければ基本的には庵主の財産というか実家からの援助
あとは伝手があれば色々なところからお布施もあったりする
勿論それがない小さな尼寺やお寺は自給自足(なんでかなりの貧乏生活になる)
下心ありありの薫が浮舟があそこにいる限りは援助してくれるんじゃないかな
- 225 :
- 出家して薫を拒んでいるのに薫のおかげで生活できるとかだったら神経図太すぎw
- 226 :
- 女三宮も似たような事情だし文字通り親の因果が子に報いてる
- 227 :
- 出家した人が他人からのお布施や施しで生活するのは悪いことじゃないと思う
ブッダやその弟子達だって托鉢で人から食べ物をもらったり金持ちからお布施もらったりして生きてたんだし
その援助してくれる人がかっての愛人で下心丸出しでももう出家してる以上
形の上では男女のことでなく出家者へのお布施ってことになるし
- 228 :
- 女三宮は朱雀院の財産受け継いでる
管理する人がいなければある程度は掠め取られるだろうけど薫もいるし
夕霧も新年のあいさつに来る程度の付き合いはあるから飢えるほどのことはない
- 229 :
- >>226
女三宮は源氏の後見だけではなく、異母兄の今上の後見もある
だから、源氏亡き後も生活は保障されている
父の頼みとはいえ、直接会ったこともない異母妹の為に後見する今上も律儀なもんだ
- 230 :
- 会ったことなくても
猫の貸し借りはやってる
猫大好き兄妹
- 231 :
- 同母でも異性の兄妹なんて顔合わせないもんじゃないの?
頭中将のとこみたいにわらわら集まってる方が特殊なのでは
- 232 :
- 今上と女三宮は異腹の兄妹だし、顔を合わせた事は殆どないだろうね。
頭中将のとこは弘徽殿女御のとこに男兄弟や雲居や近江ちゃんも集まってきてて仲良しだね(近江ちゃんはちと事情が違うか)
- 233 :
- 夕霧とちい姫も異母兄妹だけど仲はいいよね
冷泉を除くと二人だけの兄妹だから
源氏が心を配って仲良くするよう一緒に遊ばせたりしてた
小さい頃一緒にままごと遊びに付き合ってくれたお兄さんだから
成人後も明石中宮と夕霧のタッグは固い
- 234 :
- >>233
ちい姫と夕霧ってどっちも真面目に成長したよね
似てるとこも兄妹らしくてかわいい
- 235 :
- 将来ちい姫が中宮になった時、最高位の権門の兄弟がバックにいるということは
お互いにwin-winの関係になるだろう、ということを見越して、幼いころから
兄妹仲良くさせていた源氏は、先見の明があったんだろうな。
- 236 :
- 頭中将のとこもそれを見越して?弘徽殿女御と男兄弟を親しくさせた…かどうかはわからないけど、残念ながら中宮は源氏と秋好に持っていかれたね。
夕霧と明石中宮は長らく2人だけの兄妹だったし(表向きは。実は冷泉が兄だとは2人とも知らないし)、夕霧は妹が可愛かっただろうなあ。
- 237 :
- >>233
それができたのも葵が亡くなっていたからだね
葵が他の妻に出来た子供と夕霧を合わせることに同意すると思えない
- 238 :
- 葵が生きてたら全然違う話になってただろうね
ちい姫も生まれてたかどうか
ただ紫の上は正妻の葵がいてくれた方が精神的に気楽だったかも
- 239 :
- 葵上というか正妻がずっと前から自分の頭上にいれば
「私こそが身分も家柄も関係なく最も愛された女」でいられたもんな
- 240 :
- 悪い意味じゃなくてナンバー2固定でそこから落とされることがないって意味で
「私より上の女があっていいものだろうか」って悩みがなくなるから
- 241 :
- 葵が生きてたら雲居が入内するだろうから夕霧と雲居が結ばれることは無かったかもね夕霧が雲居の後見をしてたかもしれない
- 242 :
- 葵は紫の存在が面白くないだろうけど容姿も教養も申し分なく身分後ろ盾全て紫より格上だし正妻と重んじられる立場は揺るぎない
紫は格上の正妻を立てさえすれば源氏の愛を独り占めできるこの上ない気楽で幸せな立場
どちらもwin-winだったのに
- 243 :
- その場合、六条院春の町の女主人は葵?
紫はどこに住むんだろう?二条院のまま?
- 244 :
- 葵がいたら六条院みたいな後宮まがいのことはできないんじゃない?
- 245 :
- 葵がいても朧月夜と関係持ってたから須磨には流されるだろうね
その場合二条院の権利は紫に渡してただろうか?
- 246 :
- 原作では桐壺帝の最愛の女性が源氏の母親であったか藤壺中宮であったかどうかは
ぼかして書かれていたけれど
あさきゆめみしでは桐壺更衣がちゃんと最愛の女性として書かれていて安心した
・祖母を亡くして自分のところに来た源氏の顔を見て
「更衣よ、あなたは死んではいなかった、この子の中に生きているのだね」
・藤壺と源氏が仲良くしているのを見て
「息子は母親にそっくりで女御は更衣にそっくりだから、
二人が一緒にいると本当の親子のようだね、
でも女御と息子は5歳しか違わないから、姉弟というべきか……
すまない女御、未だに亡き人を忘れられなくてね」
・亡くなる間際に
「中宮、あなたにはいろいろ辛い思いをさせたね、許しておくれ」と言い残し
その後迎えに来たのは更衣
・死後の源氏の夢枕に立つシーンなど、息子と藤壺の密通を知っていたうえで二人を許していたかのような描写がある
- 247 :
- >>246
桐壺院は原作でも源氏を鍾愛する父親だけど、あさきではさらに強調されている感じはする
けれど藤壺女御と桐壺更衣に同等の異性愛を注ぐことと息子の密通を寛恕することの両立は困難だと思うから
あさきの描写に違和感なかった
女三宮の出産前後に源氏の狭量さが発覚したことと、朧月夜が朱雀院を追って出家したことで
結果的に父帝と兄帝の度量の深さが浮き彫りにされるところに冷徹さを感じた
- 248 :
- >>242
二人とも二番目でOKという考えの人じゃないから
winwinは無いよ
- 249 :
- >>246
更衣が帝の最愛の人、
藤壷はその代替の妻で実は可哀想な女性
ということで
藤壷の不倫に寛容になれるね
帝も読者も
- 250 :
- >>248
いくら紫でも先に源氏の正妻として存在していた権門の女を押しのけようとはせんでしょ
スタートから側室なんだし
女三宮の降嫁で苦悩するのは葵で紫は同情する立場になる
もしも冷泉院後宮のような事態になったら地位と寵愛を失って二人とも病むだろうね
- 251 :
- >>248
紫は葵が生きてたらそんな考えにはならんと思う
- 252 :
- >>250
葵が生きていたら女三宮は夕霧と結婚してたよ
雲居の雁と夕霧が一緒に生活することもなく恋愛感情も起きない
(雲居の雁は祖母の大宮のところで夕霧は葵のところで過ごす)
ちい姫はそのまま紫の上が養育するなら夕霧との関りも無くなる
今上の妹を嫁にもらえば夕霧の地位も安定するから受け入れるだろう
- 253 :
- >>250
最初から二番目の妻で嬉しい女はいない
葵の方も、自分より愛される妻がいるというの恥だから面白くない
葵と紫が同時に妻というのが
- 254 :
- 葵と紫が同時に妻というのが
成立しないから
紫式部は初期のうちに葵を殺したのでは
- 255 :
- 宮家脇腹の紫が二番目じゃ嫌というのはただの身の程弁えない我がままじゃん
紫の祖母尼だって孫娘を愛人の一人に加えてくれれば〜と思っていたのに
- 256 :
- 葵は父が左大臣で母が内親王、
帝が源氏のためにお膳立てした正式な結婚で
源氏の一人息子の母
後見がないばかりか子供もない愛人レベルの紫が
張り合える相手じゃない
葵が生きてたら紫も花散里なみに控えめに振る舞ってたと思う
- 257 :
- 葵は源氏が紫を二条院に引き取った時にピリピリしてたよね。瀬戸内寂聴の「女人源氏物語」だと女房達が色々聞きかじった事を葵に告げ口してた。
「源氏の君は二条院に子どものような姫を住まわせてるそうですよ」的な。年上コンプレックスの葵からしたらムカつくよね。
実際は子どものようなというよりリアル子どもだった訳だけど。
- 258 :
- >>255
紫はプライド高いからね
それに幼い紫をさらって、二番目妻にした、
では源氏が悪者になってしまう
葵は最初から
初期に死ぬ予定のキャラよ
- 259 :
- >>257
原作でも
二条の人を、いずれ重要な妻にしていくのだろうと
葵はびくびくしていたね
左大臣の姫だが、
身分の高い六条や
既に共住みしている二条の人がライバル、
寵愛薄く蔑ろにされる
葵の立場は不安定だった
- 260 :
- 紫がプライド高くなったのは周りが一の人とチヤホヤしたからでしょ
後ろ楯も無いんだから夕顔と似たような愛人扱いにしかならないよ
それに源氏は身分を重要視するから紫の事もずっと見下して正妻にしてなかった
葵が不安がってたのは不仲による離婚もあり得たからでは
そのくせ愛想良くできないのが不思議だけどそういうキャラなんだろうとしか
- 261 :
- 紫の上を正妻にしなかったのではなく正妻になれなかっただと思う
正妻は夫の身の回りの品を整えたりする費用も持たなくてはならないから
同じ立場の匂宮の妻になった中君は男子が生まれて帝にお祝いしてもらって妻と認められた
紫の上も男子の実子がいれば対外的なことは子供が助けてくれるから最悪出家も出来た
逆にいうと後ろ盾があり子供もいる葵の正妻の立場は揺るがないから立場が不安定ということは無い
子供がいるかどうかだよ
- 262 :
- 紫は初めから格上の正妻ありきの環境だったら思い上がらず弁えて振る舞う聡明さはあると思うが
女三宮であれだけ打ちのめされたのはそれまで正妻格に君臨して一の人としてチヤホヤされてきたのに追い落とされたからよ
- 263 :
- 紫の上が一の人って言われたのは源氏が須磨に流された時に留守を任されたからじゃないの
- 264 :
- >>260
源氏は紫を明石姫養母にしたり、
紫を正妻として扱っていたよ
世間も女三宮降嫁までは
紫を北の方と呼び正妻と見ていた
源氏はあまり身分は重要視しないよ
身分重視なら末摘花が紫より格上の妻
身分の高い六条や朧月夜の扱いもひどい
- 265 :
- >>261
子どもがいて強い後ろ楯のある髭黒正妻も惨めに離縁されたし
寵愛無く、いつまでも共住みしてもらえない葵は離婚可能性の高い不安定な妻だよ
源氏は六条と結婚する恐れもあるし、
二条では共住みまで始めたからその女を北の方にするのか、と不安を感じている
- 266 :
- 源氏が紫の父と和解すればよかっただけじゃないかと思うけど
紫父だって娘が権力者の寵愛受けてることは喜ばしいことだったでしょうに
紫の実家は中宮を出した宮家で紫父は源氏や頭中将に次ぐ政界No.3の人物
ちい姫という后がねの姫の養母でもあったんだから
脇腹であっても父親の後見さえ得られれば普通に源氏の正妻になれたと思うし
そう考えるとやっぱり源氏の方で紫を正妻にする気はなかっあんだな、と思う
- 267 :
- >>264
源氏が本気で正妻にしたがってたのは朝顔じゃない?
朝顔なら文句無さそうだった
源氏が六条で妻にしてたのは自分の好きに扱える後ろ楯の無い女君ばかりで
唯一裕福な明石の君も身分が低い
その中で比較的身分の高いのが紫だから北の方扱いはしてたけど
朱雀が言うように正妻とは見られてなかったよ
- 268 :
- 源氏の基準は
身分や権威等ではなく
最高の女人である藤壺スタンダード
藤壺に近い女ほど重んじる
藤壺にほど遠い性格の六条や葵、末摘花などは高身分でも蔑ろにされ
紫は最愛の北の方として大切にされる
女三宮は紫より藤壺似か、と期待して結婚するが全然藤壺似じゃないと分かると見下し
やはり紫がいいや、となるが、
見抜かれた紫から冷められるw
アホっぽいがそこが面白い
- 269 :
- >>267
あさきでも
原作でも、女三宮結婚までは
紫は北の方と書かれているよ
- 270 :
- 基本的に源氏は藤壺以外全ての女君を見下しているよ
紫上も含めてあくまでも自分より格下で重んじてはいない
紫上も大切にはしているけど愛玩に近い
- 271 :
- ちょっと話変わるけど。
昔読んだ大和和紀さんのインタビューで、葵や紫は原作を読んで感じた印象より良く描いてて、女三宮は悪くというか独特の描写にしたという話があったな。
葵については愛されなさすぎて可哀想に思ったから良く描いた、って。身分高く美しく教養深いけど、コミュ障で不器用だもんね。
女三宮は最初読んだ時めっちゃ不気味に感じた。良くも悪くもお人形みたいで何か怖かった。
- 272 :
- 明石も原作より良く描かれてるような
- 273 :
- >>272
それ思う。光源氏編のラストシーンは明石が締めてるし。
明石はちい姫入内以降は男女の修羅場や妻同士のあれこれから一抜けできて良かった?よね。
- 274 :
- >>270
でも求めているのはひざまずかせあこがれさせてやまぬ存在
どないやねん
- 275 :
- 身も蓋もないことを言えば藤壺が手に入らない以上は
どんな女君もジェネリックでしかないから
- 276 :
- ジェネリックwww
しかしジェネリックにもプライドと意地がある
「紫は真正でジェネじゃなかったんだ」と気付いて、かなり愛情冷めた紫に追い縋る源氏
出家前に、上辺だけ繕い見下されてきた待遇を非難し、源氏を睨み付ける女三宮
良いねえ
- 277 :
- ジェネリックw
しかしジェネリック扱いの女性達にも誇りも意地もあるもんね。
明石も、「紫の上様はご自分の愛を剣に、殿の愛を盾にたった1人で戦ってこられたように思います」って言って源氏をやんわり咎めてなかったっけ?
- 278 :
- 源氏は空蝉のような低い身分の女性の精一杯のプライドは受け入れても
六条や葵のように自分を凌ぐかもしれない高貴な女性のプライドは鬱陶しく思うタイプ
紫に至っては最後まで紫自身にも誇りや自尊心があると気がつかなかった
明石も自尊心が高いのに身分のために卑下や忍耐を強いられてきたから
紫がいわば飼い殺しにされたことで源氏になんかチクリと言ってやりたくなったんじゃないの
- 279 :
- >>278
空蝉は源氏に「身分が低いものはどう扱ってもいいと思ってるんですね」って泣きながら抗議してたもんね。読みながら源氏にムカついた覚えがあるわ。
源氏17〜18歳はやりたい放題の全盛期って感じ。
紫のことは大事にしてたんだろうけど、否応なしに源氏のものにされて実家とも絶縁になってしまって実子も持てなくて…幸せって何だろうって考えてしまった。
- 280 :
- 誰と結婚しても実子は持てなかっただろうからそれを気にしない相手なのは良かったかも
- 281 :
- >>266
もしも紫の上の父宮と源氏が和解したら、父宮の正妻から
「紫よりも我が娘を」と押し付けられそうな気がする
藤壺の姪なら誰でもいいというなら紫の上の異母姉妹がいるのに
最初から候補から外されているから、紫の上は若菜までは守られるヒロインなんだと思う
- 282 :
- あさきの女三宮は改悪したにしては秀逸なキャラ作りだね
原作の邪気のない少女キャラだけど、光のない黒目が無気力無関心なのに男を地獄へ突き落とすファムファタール感たっぷりで素晴らしい
- 283 :
- 女三宮は源氏への愛は清々しいほど無いからね
その点玉鬘の方がタチが悪かったんだけど
- 284 :
- 密通がばれても「叱られてしまう、怖い」だもんなあ
- 285 :
- >>282
ね。女性キャラの顔が見分けにくい、とも言われるあさきにおいて、女三宮は外見も性格も他の誰ともかぶらない。無意識のうちに柏木を恋の亡者にして無意識のうちに源氏に一撃くらわす女人だよね。本人は「え?何のこと?」って感じで自覚ないけど。
自我がない教養がないと言われながらも、柏木に襲われた後ちゃんと歌を詠み返してるのがすごいと思った。夫以外の男に夜這いされた後でも歌詠めるんだなあ。
- 286 :
- ブス化したのは藤典侍
原作では目の覚めるような美少女で五節の舞手の中でも抜けてたのにモブ顔
ま、モブ中のモブだから当然と言えば当然だけど
原作より遥かに美女化したのは明石以外ではこきでんさま
悪役は美しい方が迫力でるし同情すばき点も見えて嫌いになれないキャラになった
- 287 :
- 明石は原作の美しさがよくわからん
初登場は容姿はそこまでだけど立ち振る舞いが立派って感じだったけど内親王にも劣らない美しさと気品とも記述があるんだっけ
あさきの明石は作中でもトップクラスの美女として描かれてるよね
- 288 :
- 明石は六条に似てるらしいね
藤壺そっくりの紫の上と六条そっくりの明石は藤壺や六条より身分が低いから意のままにできる構図なのか
考え方を変えたら六条のことは結構源氏は好きだったのかもね
- 289 :
- 女三宮の無気力黒目はちゃんと朱雀や落ち葉も持っている設定もうまい
本人は大人しく控えめに暮らしているのに
周りの運命を狂わせてしまう
無気力黒目ファミリー
- 290 :
- 葵は田辺聖子の葵そのもので良く描いたも何もないと思うけど
- 291 :
- >>288
六条の高潔さ賢さ美しさは好きだったと思う
ただ源氏は追われるより追いたいタイプだからね
- 292 :
- >>291
六条かなびくまでは熱心に口説いて、自分の女になったら重く感じてたしね。
- 293 :
- 大人の女という感じが良かったのに自分に執着するような様を見たら興ざめしていったって感じかな
- 294 :
- >>289
無気力黒目ファミリーww
朱雀帝はおいといて、女三宮も落葉宮も恋愛興味なさそうだね(落葉は柏木から愛されなかったからこじらせちゃったのかも)
源氏は三宮のことを「愛することを知らない人」とけなしてたけど、愛やら恋やら興味がなくて猫がいたらいい、って主義の人もいていいと思うけどね。
- 295 :
- 落葉は本当は夕霧好きだけど自信がないから拒絶してたんじゃね
- 296 :
- >>294
その三宮からあなたの私に対する思いは愛じゃないと突き付けられる源氏
- 297 :
- マジで源氏こそ恋は知ってても
愛は知らないよな
薫を罪の子と承知の上で我が子として愛した時に
はじめて愛を知ったと言えるのかもしれんが
男女の愛はそれとは違うしな
- 298 :
- 紫を失って初めて愛を知ったんじゃない
- 299 :
- 女三宮と結婚して紫が落胆しているときに
朧月夜との関係復活とか
愛を知らないどころか
頭おかしい人みたいだな
- 300 :
- 何時の世も遊び人って言われる人はそんなものだよね
その根底には満たされない喪失感とか求めても得られない人を求めてとかあるかもしれないけど
- 301 :
- 朧月夜は美人で才覚もあるのに生涯源氏のただの浮気相手にしかなれなかったのが本当に気の毒
国母になれたかもしれないのにね
本人後悔してなさそうだから別にいいんだろうけど
- 302 :
- まぁ姉を見ていると国母めんどそうで嫌だと思いそうではある
- 303 :
- 父や姉は「女御として入内→皇子を出産→中宮・国母に」って未来予想図を描いてたのが、源氏の出現と朧月夜本人の奔放さでびっくり返っちゃったもんね。
スリリングな火遊びには最適だけど結婚相手にはちょっと…なんて源氏側の勝手な言い分だよね。
朧月夜は出家後に源氏に返した手紙が最高だったわ。「出家後も私の事を一番に思ってくれますね」と未練がましい源氏に「大勢の人についてお祈りするので、あなたも多分入ってるんじゃ?(知らんけど)」ってさらっと返したのが。
- 304 :
- 朧月夜は源氏との付き合いもこれが最後と
彼女なりにけじめをつけるつもりで書いたんだけど
その文を受け取った源氏は
「こんなのってひどくね?」と紫に見せてしまうんだよね
朝顔も最近は仏道三昧だし朧も出家してしまって
なつかしい人達が次々と去っていくと愚痴るんだけど
紫はそれを聞きながら出家への思いがますます募っていく
「大勢のために祈ってますからそのなかにはあなたも入ってるんじゃね?(自分だけが特別だと思ってたら大間違いだからな)」
て書いた朧は紫の目から見てもかっこよくて清々しく見えたんだろう
- 305 :
- 紫との新婚早々に、朧月夜と危険な密会をしたために、須磨に流される原因となった。
紫は明石にばっかり嫉妬してるが、新婚早々そんなことされたら、この朧月夜にこそ
もっと嫉妬してもいいと思う。
- 306 :
- 受領の明石は格下の女だから嫉妬できるけど
右大臣家の娘かつ尚侍の朧月夜は格上過ぎるから嫉妬出来ないんよ
- 307 :
- ここ読んでたらまた読み返したくなった
時間はたっぷりあるのでじっくり読もう
何十年経っても新しい発見があるってあさきはすごい
大和さん、てか紫式部がすごいのか
- 308 :
- >>306
朧月夜は源氏の正妻にはならない立場なので本格的な嫉妬はしないのかも
でも、紫の上は朝顔には嫉妬しているんだよね
紫の上が嫉妬するかの尺度は源氏の心をより長く掴んでいること
相手の女性が源氏を深く愛していることを重視して
自分と相手の女性の身分差は二の次と考えると、六条の生々しさをライトにした感じ
なのに源氏は「僕が育てた理想の嫁さん」で思考停止している
そりゃ紫の上から出家したいと言われる訳だわなと思う
- 309 :
- 朝顔に嫉妬してるというより正妻の立場を奪われる不安の方を感じたけどな
紫の上は自分が一番源氏に愛されている女人であることについては自信を持っている
でも女三宮が降嫁した時に源氏は自分ではない誰かの代わりだと気付いて
その自信を失ってしまったのが病んだ原因だしその後は嫉妬する様子も見せなくなった
- 310 :
- もしかすると格上相手には嫉妬じゃなくて正妻の座を奪われるかもって不安が先にくるのかも
格上の場合は源氏が望んだのではなくて政略や体面的なもので愛情ではないと思えるけど
格下の場合はそういうメリットないから単に愛情があるからだろうってことで嫉妬するんじゃないかな
愛情でなくても自分にはない美点があるから手を出しているから嫉妬するというか
- 311 :
- 源氏が紫に一番愛しているのはあなただけど正妻にはなれないんだよ
ということを教えなかったから…
- 312 :
- 紫の上にとって朝顔も朧月夜も年上だけど明石は年下だからね女三宮も最初は子供だったけど段々成熟してくるから夫が若い女に入れあげるのを見るのはキツイだろうな
- 313 :
- 原作では幼稚あさきでは発達系でどちらの女三宮も正妻の権力にも夫の寵愛にも興味ないから
聡明な紫らしく今まで通り六条院の家政を仕切ってたらよかったのに
儀式の時以外顔を合わせることもないし文句も言わない
小利口で気丈な少女なら中宮の母の座も家政の実権も寵愛も奪いにきたよ
- 314 :
- 中宮の母は無理でしょ流石に
- 315 :
- >>313
心情的には上三行同意なんだけども、紫の上が自分の加齢と先行きを案じる中
女三宮は少女から女性へと成長していき、今上からの支援で格式も差が広がるばかり
実家は頼れない逃げ場もないとなれば陰鬱になるのは無理ないと思う
下一行には、女三宮がいっそ自身が娘を産んで実質共に源氏の一の人として
君臨するくらいの胆力の持ち主だったなら、紫の上も迷いが吹っ切れたかもとふと思った
- 316 :
- 女三宮が紫を追い出すくらいの女性だったら
紫もいっそ楽になれたろうな
源氏とも六条院とも距離を置けるし
源氏は紫と離されても経済的援助は続けるだろうし
- 317 :
- 女三宮の女房がポンコツだから無理でしょ
源氏も紫の上も亡くなったら六条院が一気に解散しちゃって夕霧に代替わりしちゃうから頑張って牛耳ってもあまり旨味がない
- 318 :
- >>308
朧月夜は正妻として釣り合う身分だけど
軽い女として源氏が見下して結婚する気が無いのを紫は知っていたから
あまり問題なかったのでは
朝顔は朧月夜と違って立派な人格、
源氏もちゃんと結婚する気だから恐れたんだろう
中年の朝顔は没落気味で後ろ楯もなく
源氏が結婚したいタイプだしね
- 319 :
- ほんと弱い立場の女好きだなあ
- 320 :
- たぶん朝顔と結婚しても正妻が紫の上だというのに変わりは無かったと思う
愛情が紫の上>朝顔なのは変わらんだろうし後の中宮の養母になっている立場は強い
朝顔は後ろ盾となる父親や男兄弟もいないし扱いも花散里よりちょっと上くらいでは
女三宮は自身の身分が内親王なのと帝と上皇の後ろ盾があるから正妻になれた
- 321 :
- 昔の人だからといってその辺の人といつでも結婚できたのに拒み続けて
初恋の人を思い続けて一生処女って幸せなんだろうか
五の宮さまは妹の大宮に嫉妬したとか言ってたけど
- 322 :
- 朝顔は斎院だったから格は他より上になるのか
- 323 :
- 結婚したい&結婚して当たり前の人にとっては
結婚しない人は不幸に見えるんだろうけど(というか不幸で可哀想な人であって欲しい)
実際は人それぞれだからね
昔だって現代で言うところアセクシャルとかいたんだからさ
- 324 :
- >>521
帝が代替わりしても在任できる賀茂斎院>帝が変わると任期が終わる伊勢斎宮
当時伊勢よりも京都御所から近いことも格上とされていた理由みたい
ただ当時の斎院の大半は退下後に出家したり独身を通したから
源氏が朝顔に求婚する下りは「結婚はしないわ」と当時の読者は察していたと思う
紫の上の立場の不安定さを若菜の伏線として出すための話だったのかも?
朝顔が源氏を心憎くは思わないけれども乗る気はしないが、モヤモヤした印象を残すけれどもね
- 325 :
- 朝顔が憧れの年上の従姉で初恋の相手みたいなポジションで出したからあれっ?藤壺じゃないの?って疑問符がついた
- 326 :
- >>325
初恋の人は藤壺でもこれは公に出来ないからね
世間的には朝顔が源氏の初恋の相手と認識されている
- 327 :
- >>325
朝顔のとこの女房が「源氏の君の初恋はうちのお姫様」って誇らしげに言ってたような。
藤壺のことはトップシークレットだしね。
当の朝顔は恋愛からも結婚からも距離を置いてたから、世間がどう思おうと幸せだった気がする。
- 328 :
- 朝顔は「誰よりもあなたを愛してます」って言うけど
一番に愛してるのは自分と自分のプライド
朝顔と宇治の大君は自分が傷付くのを恐れて結婚拒否するところが似てるな〜と思う
- 329 :
- >>325
朝顔に求婚する前に、源氏は初恋の人・藤壺を失っている。
そのぽっかりと空いた穴を埋めるべく、昔から知っている知的で高貴な存在として
朝顔を必死で求めたのではないかな。
- 330 :
- 藤壺より長生きしてたら六条にもワンチャンあったのか…!
- 331 :
- >>330
源氏が太上天皇になった頃くらいの落ち着きと自信があればワンチャンあったかも
もし浮気三昧ならば、怨霊化二度三度おかわり自由で六条院は無い展開だったかも
- 332 :
- 源氏と年上の女って上手くいったのは花散里と夕顔だけだからああいうタイプじゃないとやっていけなさそう
- 333 :
- >>332
花散里は年上なのかな、姉が父帝の女御だからまあそうか。
姉が女御になるくらいだから大臣クラスの家柄のお姫様だろうに、花散里は女御付きの女房にdisられてたから何か気の毒だったわ(その後源氏からプレゼントが届くシーンはスカッとした)
- 334 :
- あのエピは少女漫画の王道的胸キュンエピだったな
贈り物が上手ってモテる男の条件の一つだよね
- 335 :
- 花散里と麗景殿女御は大臣クラスの娘で、そこらの女君より家柄がいいはずなのに、
源氏に頼らなければいけないほど貧しいのか。
六条御息所は男手が無くてもお金持ちなのに。
それとも、妃時代の華やかな生活で金銭感覚がマヒしていて、節約など考えられないのか。
- 336 :
- >>335
想像でしかないから合ってるかどうか、だけど。
大臣家の姫であっても男兄弟に恵まれなかったり早死にされたりで、収入が先細りになっていったとか。
それでも生活レベルはそうそう落とせないし、仕える人たちに給料払わなくちゃいけないし。あと、深窓の姫君だと資産管理とか疎そう(六条御息所はなぜかそれらが得意っぽいけど)
- 337 :
- 寵愛もなく子供もなかった時点で姉の女御だけでなく
一族ごと後宮の権力争いに敗れてるんだよね
それでも女御として入内してる以上相応の格式は求められるし
実家も大金費やして世間に恥をかかないよう娘を後見する
これでたよりになる男兄弟がいなかったら父親の死後は心細いことになるだろうね
六条は前坊の寵愛が深く娘もいて六条自身教養人として名高くそこで培った人脈もあったから
夫の死後も世間から重んじられ
その社会的地位をバックに資産管理してたんじゃないかな
- 338 :
- 女御が寵愛を得て子どもを持てるかどうかが実家の浮沈にも影響するよね。麗景殿女御は「わたくしがいま少し時めいた女御であれば、そなたにも良い殿御ができようものを。苦労をかけますね」と妹を気遣ってたよね。
明石中宮は太い実家&やり手の兄がいるのは心強いね。宇治十帖では女政治家のように宮中を仕切ってたような。四男一女の子沢山なのも強い。
- 339 :
- >>335
六条は財産あるし
未亡人となった後も桐壺帝から重んじられていたし
六条の姫については
自分の内親王のように扱うと言っていた
世間も六条母子を桐壺帝ファミリーと見ていたんだろう
- 340 :
- 六条には男性の乳兄弟いて忠実な家来として対外的なことをしてくれてたんだと思う
乳兄弟って普段は別々の場所で生活している実の兄弟よりも身内感があったというから
源氏が須磨に落ちた時に一緒に付いて行ってくれたのは乳兄弟の惟光だったしね
- 341 :
- >>338
寵愛がなく子供がいないのは死活なんだね
源氏の母に女性陣の嫉妬が限りなく向いたのは無理ないか
- 342 :
- >>341
それぞれ女御方は実家を背負って入内してる分、嫉妬だけでなく色々不愉快だろうね。
桐壺更衣が叩かれたのはもちろん、帝も桐壺更衣ばかりご寵愛なのはちょっと…と非難されてたような。
- 343 :
- >>340
想像だけど六条が未亡人になったとき
六条の父はまだ健在だったんじゃないかな
落ち着けば再婚という選択肢もあったろうけど
六条がそれを拒否したんじゃないだろうか
東宮妃としてときめいた過去をもちながら
今さら臣下と結婚したくなかったのかもしれない
その意思を尊重した父親が自分の死後も六条がちゃんとやっていけるよう
財産管理の手筈を色々整えて六条にもノウハウを伝えて信頼できる家人も用意しておいたのかも
源氏が須磨にいくとき紫に権利書を渡したり女房や家人たちによく言い含めていたように
六条の父も娘のために最大限の配慮を残して逝ったのかもしれない
麗景殿女御は権力争いの敗者だったけど六条の家は前坊がなくなるまでは勝者だったし
六条が帰ってきたときも財産も地位も人脈も迎えてくれる親もいて
そういう環境がその後の六条を支えたんじゃないかと思う
- 344 :
- 環境がよかっただけにストレスが色恋の嫉妬だけに傾いて生き霊になったのかもね
他の女性は嫉妬以上に生活の心配もあるからある意味分散される
- 345 :
- >>343
なるほどー。その可能性もありそう。直接描かれてない行間を想像するのも楽しいね。六条の父君の教育やら信頼できる家人やら、男手なしで女性が生きていくのには重要だよね。
末摘花の両親は浮世離れしてたからかその辺全然やらなかったっぽいし、妻としては全然大事にされてないけど源氏が生活の面倒見てくれてほんと良かったね。
- 346 :
- 六条御息所は権門の出身で大臣である父親のもとで大事に育てられたとあるだけで
母や兄弟姉妹の事に関しては全く言及されていないけれど
何となく大臣家の一人娘っぽい気がする
兄弟がいればもう少しうまく立ち回れたんじゃないかな
(大臣家の脇腹の娘が東宮妃になるとは考えにくいので)母親は大臣の北の方で同じくらい裕福で地位の高い女性で
六条は大臣と北の方、両方から領地と遺産を継いで元東宮妃として恥ずかしくない生活を送れたのだと思う
源氏が六条を落とす時に「これは私が初めて習字を習ったときに書いた文字です」と字を見せて
その子供らしい字を見て思わず御息所が笑い声をあげた後「無礼を働きました、ごめんなさい」と言うシーン好き
「六条御息所に惹かれるきっかけは彼女の見事な筆跡だった」という原作の描写も活かされていて
でも一番好きなシーンは祖母を亡くして
「お父様は私がいると邪魔なの。だからおばあちゃまのお供をして私も死ぬの」と泣きながら言った紫に
「おばあちゃま!僕もおばあちゃまのところへ行くんだ!」と祖母を亡くして泣いていた6歳の頃の自分を思い出して重ねたシーン
源氏の紫への愛情は境遇が似ていたのもあると思う
小さい頃に母親を亡くしている女三宮への同情が一切ないのは不気味だけれど
- 347 :
- その頃の源氏はオッサンだから
- 348 :
- >>301
朱雀院と無難に夫婦でいたら皇子も産まれてたかな?
でもそうしたら、冷泉帝の即位もなかっただろうし、そうしたら源氏の夢占いが外れることになるしね。
難しいところだね。
- 349 :
- >>294
自分は、朱雀院こそダークホースだと思うな。
女三宮の降嫁話だって、これまでの源氏に対する嫌がらせ、と取れなくもないし。
実際に女三宮の身の振り先が無いことは事実だったけど、わざわざ源氏に振ることもなかったのでは?
いくら正式の結婚ではないにしても、源氏に紫の上がいることは公然の事実だっただろうに、そこに敢えて女三宮の降嫁依頼する、て、あるいみ源氏のことも紫の上のこともナメてると思うな。
- 350 :
- それは朱雀があまりにも気の毒なご意見w
異母弟が大好きで自分が女なら間違いが起きたかもと過激なことを言う
源氏に愛娘を託せば立派な正妻に成長して二人とも幸福になると信じていた
紫や他の側室は女房同然の身の上なので彼女らが嫉妬や苦悩する可能性について想像もしなかったんだろうね
- 351 :
- 妻が紫だけならただ一人の最愛の妻との間に入るのを遠慮もするだろうけど
源氏は紫以外にたくさん女君を集めてるから
朱雀視点だと、弟は紫の上だけでは物足りないから他の女君を集めてるように見えるはず
- 352 :
- >>350
橋本治訳の源氏物語を思い出したw
女三宮の婿候補に夕霧がいたけれどもあそこは新婚だし正妻の実家が頭中将家だしを
考えると、一度関係があった女には漏れなく手厚い源氏の方が父性で愛娘を守ってくれて
かつ、源氏が死んでも生真面目な夕霧なら義母として尊重してくれるかも?みたいな期待と打算は
朱雀院の頭の中にあったかもと思う
源氏が紫の上は明石女御の育ての母という格上げをしても六条院内でしか通用せず
朱雀院側からは紫の上と実家の結びつきの弱さしか印象に残らなかったというのが何とも
- 353 :
- >>346
高貴な女性は他人に顔を見せないから、筆跡ってすごく重要だったみたいだよね。紙のチョイスや添える花やら気を遣ったり歌を詠んだり、六条はそのあたりのセンス抜群だったんでしょうね。…貴族って色々大変だね、手紙ひとつ気が抜けない。
女三宮が降嫁してきた時、紅梅色の目立つ紙に拙い筆跡で「おいでがないとさびしい」的な文をよこしてきて源氏が呆れるシーンがあったなと思い出したわ。しかも紫の上もそれをチラッと見て冷ややかな目を向けてなかった?
- 354 :
- >>305
朧月夜とはなんだかんだ言って遊びだし、紫を脅かす存在ではないんでしょうね
- 355 :
- >>353
内親王のお筆とは思えない・・・とあきれていたね。
その半面、明石の上の文字は見事だったので、彼女には一目置く紫の上。
やっぱり美文字は、平安時代の女性の人となりを見極めるひとつの基準だったんだね。
- 356 :
- >>352 正妻の実家が頭中将家だし
これはマズいだろうからね〜、しかも新婚、て、頭の中将にケンカ売ることになりかねないよね。
- 357 :
- >>311 正妻にはなれないんだよ
それは、源氏が教えなくても、聡明な紫の上は分かっているでしょう。源氏が正式に正妻を迎えないことが、紫の上にしてみれば源氏からの最大の愛だったんだと思うよ。
それが、晩年とも言える時期に正妻を迎えたから、紫の上のショックが酷かったんだと思う。
- 358 :
- 新婚だし長い年月をかけての恋愛結婚だっていうのも世間に知れ渡っていたから
夕霧に女三宮を降嫁させるのは夕霧の希望じゃなく押し付けられた降嫁だってバレバレで世間体が悪い
源氏は準太政天皇となり皇族の身分なのにそれに釣り合う妻が居なかったので狙われた
年齢差がっていうのは当時の人にとっては余り重要ではなく何よりも身分の釣り合いが大事だった
朱雀は最初から最後まで降嫁させる相手は源氏しか考えて無かったよ
- 359 :
- >>353
手紙に添える花も自分の家の庭に咲いてる花を摘んで添えたんだろうな
私があさきで印象的だったのは夕顔と源氏の出会いで
夕顔の花をのせるための扇を差し出してその扇に歌が書き付けられていたエビ
他家の軒先に咲く白い花、こころよく花をゆずり扇を差し出す気遣いまで見せたひと
なよやかな花がのせられた扇とそこに書き付けられた和歌
夕顔の柔らかくたおやかな魅力が印象付けられたエピだった
- 360 :
- >>359
夕顔、良いよね!"夕顔の娼婦性"って読んだことあるんだけど、チャンスを逃さない、というか、男性と関わるのが上手いというか、そういうかんじよね。
- 361 :
- >>357
妻としての実績を積み重ねて
やっと北の方になれて、
女御嫡母として手車も許され
朝廷からも重んじられる、絶頂の地位から
転落したからショックだったのでは
女三宮にあっさり北の方の座を奪われて
- 362 :
- >>361
ほんこれ。紫の上が今まで築き上げてきた世界を、一気に粉々にする出来事だよね、内親王降嫁=源氏が正妻を迎えた、て。
- 363 :
- >>358
柏木だって良い婿がねじゃない?若いから今の身分は高くないかも知れないけど、頭の中将の正妻(右大臣の4の君)腹の長男なんだから出世間違いないし。
不思議なのは頭の中将の左大臣家側。柏木は両親に、ぜひ女三ノ宮をいただきたい、て訴えてるよね。女三ノ宮降嫁で家格の上昇とか政界での地位上昇が関わってるんなら、頭の中将は何としても女三ノ宮が降嫁出来るように手配したんじゃないかと思って。
院になった先帝の第三皇女はあんまり使えない、て計算だったのかな?
- 364 :
- 明石中宮も夕霧も長年六条院を主宰していた紫を差し置いて女三宮を正妻に迎えることに全く不満を持たないのはやはり身分至上の世界
- 365 :
- >>358
夕霧も内心ではまあまあ女三宮を得るのに乗り気だったし
源氏も夕霧を薦めたが、
やはり身分の釣り合いから、
東宮が源氏への降嫁を決定したね
東宮からしたら、源氏一族に更に自分を支えてもらう政治的思惑もあるかも
柏木なんか簡単に婿候補外されたから、
朱雀東宮朝にとり頭中一族は姻戚関係を結びたい相手じゃないと明らかに
一族没落がかなり決定的になったんだろうな
- 366 :
- >>363
頭中将は娘の立后に失敗しているし
帝同母妹を妻にした左大臣以後、
一族は帝からどんどん離れていく
没落傾向にある
柏木が女三宮と結婚出来れば再興のチャンスだったがかなわなかった
- 367 :
- >>363
柏木には女二宮が降嫁してる
女二宮は母親と応えているから良い婿がねだとは思われている
ただ女三宮の身分とは釣り合いが取れないから断られた
女三宮は女御腹でたぶん内親王宣下された品位持ちの皇女
女二宮は更衣腹でたぶん内親王宣下されてない品位無しの皇女
- 368 :
- 二宮、宇治十帖では夕霧といい夫婦になってる
馬鹿な男よ柏木…
- 369 :
- 全て物の怪の仕業
- 370 :
- 夫婦に限らず人間関係は相性もあるからねぇ
仮に柏木が不倫せずに長生きしてもいい夫婦になっていたかは分からないよ
- 371 :
- >>363
頭中将一家は朧月夜も味方に引き込んでたよ
朧月夜から見れば柏木は姉の息子、甥だからね
頭中将だけでなく正妻の人脈まで使って女三宮降嫁に働きかけてたのにそれでもダメだった
朱雀が源氏大好きすぎた
- 372 :
- 父帝が自分より源氏を溺愛するのを幼少期から見聞きしてただろうし、入内目前の朧月夜に手つけられちゃったのに、それでも朱雀は源氏大好きだよね。ある種ブラコンなの?
事実婚っぽいけど長年同居してる妻がいる源氏のとこに女三宮をねじ込んできたのがすごい。一応紫に手紙出して挨拶はしてたけど、軽く見てるよね。
- 373 :
- 藤壺至上のマザコンと身分コンプレックスの源氏にも非があるけどね
日頃から周囲に高貴な正妻を所望する風情を見せていたし
- 374 :
- 紫上がもしも父親に引き取られていたら王女御に仕えていたという意見があるけど、
どんな悪役や端役にも律義にフォローを入れる源氏物語で、
最後まで「性格が悪い」と設定されている兵部卿宮の正妻のもとで、紫の上は幸せになれるの?
落窪物語みたいに召使い以下の扱いで、延々と働かされるんじゃないか?
- 375 :
- >>374
源氏が登場する前ならば財産目当てに受領に嫁がされたかも?とは思う
王女御の女房にさせても冷泉院のお手つきになるリスクもあるし
兵部卿宮の正妻は最初からヒロインに苦難を与える損な立場をあてがわれて
長女は病んで離婚され、次女は寵愛されずに後宮に埋もれて
一方、夫が外で産ませたなさぬ仲の娘が源氏の一の人として寵愛されていたら
身寄りを失った気の毒で幼い娘から存在自体が憎らしいに変わっていったとしても無理ないと思う
- 376 :
- >>374
紫が自分の娘より恵まれた立場にならないなら
低い身分の男と結婚させてやったかもしれないし
そうでなければ王女御の女房くらいにはさせてやったんじゃない?
でも宮家の姫を女房扱いってそれだけで屈辱的な仕打ちよ?
- 377 :
- >>375
兵部卿宮の正妻、もともとの性格の悪さもあるだろうけど。長女は心身病んで離婚、王女御は寵愛薄く世間からも忘れられ、って幸せとは言い難い状況。娘たちの不幸はあの脇腹の姫のせいだ!って思わなきゃやってられなかったのかも。
紫の上が父宮に引き取られたところで、正妻の実娘より劣った縁談しかあてがわれないよね。空蝉みたいに受領とか。いい国の受領だったら資産家だし貢がせそう。
- 378 :
- >>375
冷泉からしたら母親とそっくりだし年上だから手は出さないんじゃ
- 379 :
- >>377
でも頭の中将の子供たちは脇腹の雲居もちゃんと嫁いでたし、近江ちゃんだすら女房じゃなくて行儀見習いだし(本人は女房志願だけど)、兄弟そろってわいわいやってるから、必ずしも継母に引き取られたからといって悪くはない気がする
- 380 :
- 頭の中将さんちは、デキのいい長子が早死にしてしまうのね多分・・・
>>379
葵上を后候補にせず、臣下の源氏にやってしまう大盤振る舞いも
その辺の余裕かもね
田舎で目立ってた玉鬘姉ちゃんの例もあるし、縁組に関しては出世も美貌なDNAも保証済みの
人気のある一族なんだよ多分w
- 381 :
- >>379
そこらへんは父親がどれだけ子供たちの面倒見てくれるかにもよる
頭中将家は正妻の実家である右大臣家が没落して
頭中将正妻も夫に強いこと言えなくなったのかもしれない
雲居は源氏の嫡男と結婚できるなら家にとっても良縁で頭中将が意地はって反対してただけだし
結婚を許したならガンガン後見してくるでしょ
近江ちゃんは…行儀見習いというよりもて余してる感じ
- 382 :
- >>379
そうだね。頭中将の北の方は、若い頃はキツい性格だったみたいだけど年齢とともに丸くなったのか雲居や近江ちゃんのことも受け入れてるみたいだしね。この家になら引き取られても安心(と言っていいのか?)
兵部卿宮の北の方は最後まで性格悪さは変わらないどころかパワーアップした感じ(女三宮の降嫁を知っていい気味と嘲笑ってた)
- 383 :
- >>382
あー確かに>頭中将の北の方
若い頃は夕顔をいびって行方知らずにしたくせに、玉蔓とはそこそこちゃんと付き合ってるものね
- 384 :
- 原文では、紫継母は、紫を引き取って育てようと前向きな気持ちだったから
紫が引き取られたら、姉妹より少し格下の大納言レベルの家に嫁いだのでは
紫父は政治的野心家だから美しい娘を無駄使いはしないよ
- 385 :
- >>375
紫継母も多分
「脇腹の姫は天下人源氏の北の方で栄華を欲しいままにしているのに、
実の姫たちは冴えないね」
とか陰口言われているんだろうな
都人は辛辣だから
そしたらどんどん紫が妬ましく嫌いになっていく
- 386 :
- >>377
兵部卿宮って男の子はいなかったんだっけ?
- 387 :
- >>383
頭中将一家は家族仲がよいし、何か人間味があるよね。
柏木が女三宮を垣間見て、御簾を巻き上げた子猫を引き取って可愛がりだした時に、両親揃って心配してるシーンが何か面白かった。
「一体どうしたんでしょう?今までそういった生き物に興味なさそうだったのに」「いつまでも独身なのがよくないんだろうか」「女三宮さまの件以来ふさぎ込んでるようですし」「ぜひ皇女を、というのがあれの希望だったからな」…的な。
いい年した独身の息子が急に子猫を溺愛してたら怪しまれるよね。
- 388 :
- >>386
兵部卿宮の息子、あさきの中には全く出てこなかったよね。
原作はどうだろう…いたのかなあ?
- 389 :
- >>388
長女(元髭黒正妻)が家を出るときに「夫人の兄弟の公達が」って記述があるんだけど、それが髭黒夫人の兄弟なのか、式部卿宮夫人の兄弟なのかわからない
もし前者だとしたら、式部卿宮には脇腹の息子達がいたってことになる
それにしてもそんな陰気なオーラが渦巻いてそうな家で育つ真木柱が可哀想
- 390 :
- >>387
女三宮と結婚してればいい夫婦になったと思うんだけどね
どっちもまだ若く発展途上でネコでもいっぱい飼いながら
「可愛らしい黒猫ですね。なんて名前を付けたのですか?」
「名前は…、やはりクロネコですからヤマトにしようと思いますの」
なんて調子で楽しく暮らせたかも
- 391 :
- 娘が二人しかいないのは心もとないもんな
しかも夫は后腹なのに帝位つけなかった親王
落窪みたく飼い殺しにするよりも手駒としてそれなりの相手を選んだ方がいい
源氏に引き取られたみたいなお姫様扱いはされなかっただろうけどね
あと甥の冷泉の後ろ盾でもある源氏の通いどころにするってのもありだったと思う
- 392 :
- >>378
源氏は母親そっくりで年上の藤壺に手を出したから、父親譲りならあるよ
- 393 :
- >>390
クロネコヤマトww
あの黒猫は柏木と女三宮の秘め事を見ていたし、産後すぐの女三宮が抱いてたし、一番のお気に入りみたいだね。
- 394 :
- >>379
雲居の雁は、母親が皇族だったよね。頭の中将と離婚した母親。そういう血筋も尊ばれたのかも。
- 395 :
- >>380 葵上を后候補にせず、臣下の源氏にやってしまう大盤振る舞いも
葵は后がねとして教育されてるよ。だから、帝じゃない人に嫁ぐことになった時のショックは大きかったと思うな。
左大臣が葵を源氏と結婚させたのは、桐壺帝からの依頼があったんじゃないかと思う。
- 396 :
- >>364
朱雀院の最愛の内親王が降嫁してくださるなんて名誉の誉れ最高峰でしょ。源氏自身、一源氏から准太上天皇にまで上り詰めるけど、正妻がいなかった(紫の上は正妻格、であって、正妻、じゃないからね)からね。
- 397 :
- >>372
だから自分は、女三宮降嫁は、朱雀院から源氏に対するある意味壮大な仕返しなのかも、なんて思ったりもしてしまう。
- 398 :
- >>396
成功したミュージシャンが糟糠の妻を捨てて
トロフィーワイフを迎えるような感じかな
今も昔もそういうの変わらんね
- 399 :
- >>392
源氏は桐壺を覚えてないから面影を求めるけど冷泉は覚えてるからなあ
- 400 :
- 冷泉はマザコンじゃないからなあ
両親の死後も実父が後見したし本編の後宮もそれなりに調和が取れていたから
源氏のように屈折してコンプレックスの塊とは違う
宇治では祖父と同じ轍を踏んでるけど
- 401 :
- 源氏が権力を持つためには左大臣の後ろ楯は不可欠で、葵が生きていたらいづれは同居することになるだろうから、紫のあつかいでいろいろややこしくなるから物語の都合上葵は亡くなるしかなかったんだろうな
葵に同情的になってしまう
- 402 :
- >>401
男の子は父親が引き取るところを大宮に預けたのも
左大臣家との繋がりを無くさないためだよね
あと紫の上との新婚生活を楽しむのに子供は邪魔
- 403 :
- >>397
心身の発達が遅れた子どもの世話を
源氏に押し付けたような感じもあるからなあ
- 404 :
- >>402
その頃から源氏が引き取っていれば夕霧も紫をただの母親としか思わなかっただろうな
- 405 :
- 紫の上にいきなり継子(夕霧)を預けたまま須磨に行くわけにもいかんし・・・
留守番中の紫の上に頭の中将あたりが「夕霧の様子を見に来ました」とか
お見舞いついでに言い寄って来ないとも限らないw
そんな修羅場も見たかったけど、頭の中将はいい人だw
- 406 :
- >>405
ウケる、昼ドラみたいな展開だねw
主人が遠方で謹慎中の屋敷に、若く美しい人妻がひとり。そこに主人の友人が訪ねてきて…みたいな。
頭中将は遊び人だけどそこは義理堅い人だったんだねw
- 407 :
- 源氏の為にわざわざ須磨まで来てくれるくらいには良い人だよ
嫁が右大臣家の姫だからこそ無茶やっても見逃してくれるって算段だったろうけど
逆の立場だったら絶対に源氏はそんなことしないw
- 408 :
- >>398
そうだね、女三宮はまさにトロフィーワイフ、だよね。
- 409 :
- やっぱり若い正妻が先に出家って外聞悪かったのかな?
- 410 :
- >>398
源氏は糟糠の妻は捨てなくて
更に夢中に
寵愛、妻としての権勢も
トロフィーより糟糠妻が上
というのが面白い所
- 411 :
- >>407
逆の立場だったら、源氏は頭中将の奥方を丁重にお見舞いしそうw
「頭中将の北の方は美しいらしい」って興味津々で、無駄に気合入れておしゃれして。
- 412 :
- >>410
糟糠の妻紫の上を捨ててはいないけど、女三宮の降嫁って、上のそれまでの人生を全く無意味にする出来事だよ。
- 413 :
- >>407
その頃は頭の中将も若かったし、たぶんまだ父大臣も元気だった頃なんじゃない?だから、個人的な感情で行動出来た。
- 414 :
- >>412
降嫁時はショックだったけど、
その後も待遇は変わらないことや看病してくれることなどに感謝する面もあったよ
紫の方も源氏を嫌いにはなれなかった
- 415 :
- >>409
世間の噂話や陰口のターゲットになるから
良くないね
朱雀院最愛の内親王、今上妹を賜りながら、
寵愛無く出家に追い込んだ、なんて
源氏だけでなく紫も悪者になるし、
朝廷に背くことになるから
夕霧や明石姫の立場も微妙に
産後の肥立ちの悪さにかこつけて
出家させる
というのが、世間の批判を避けられる方法だったんだろう
- 416 :
- >>411
それやって息子(夕霧)は盛大にしくじったんだよねw
親友(柏木)の後家さん見舞ってるうちにハマって
本妻(雲井雁)ブチ切れ、子供連れて出て行かれるし
おまけに第二夫人?の藤典侍ともお手紙のやり取りをして
妻同士団結してるしw
お父さんならもっと上手くやるだろうに
不器用な夕霧はやっぱり葵上の子だったんだね・・・と涙がw
- 417 :
- 女三宮は出家したあとは気楽そうで良かった
孝行息子の薫がついてるし若くして出家したけどそのあとの長い人生幸せだったと思えば、爺源氏との結婚生活に耐えた意味はあったかも
と言っても柏木が忍んでくる前後から出家するまでだから長くても2、3年の苦労
- 418 :
- >>416
その辺後から入った玉蔓大君が寵愛されて古い妻の秋好と新こき殿が一緒になってぶちきれたのに似てるね
落葉は身分があったから夕霧の正妻格におさまったけど、今思えば夕霧は女三宮の初婚相手の候補だったんだから、後家の落葉にしてはやや玉の輿に近かったかしら
- 419 :
- >>407
右大臣家の天下で左大臣も頭中将も立場がかなり悪くなっていたから頭中将が須磨に行ったことはかなり思いきったことだよ
源氏はそれがかなりうれしかったらしくてなんだかんだ頭中将には一目置いている
- 420 :
- >>419
やろうと思えば奥さんのツテで天下取れたかもね
以下妄想
父ちゃんは引退
朱雀帝は朧月夜とどっかに引っ込んでもらって
冷泉帝の代わりに八の宮(@宇治十帖)を立てて
そのうち家の隅でうらぶれてる雲居雁でも嫁がせて
源氏?須磨でごゆっくり
夕霧?なにそれおいしいの?
紫の上の面倒は見てやるから安心しろ
そのうち源内侍を見舞いに行かせてやるからな
くらいな感じでw
- 421 :
- >>418
夕霧だったら女三宮の面倒をマジメに見そうな気がする
一緒に猫まみれになっていそうな気配
- 422 :
- >>417
それほんとに。
柏木に忍び込まれて懐妊〜出家までは気苦労の連続だったけど、トータルで見たら頼れる息子を産んでよかったかも。
薫が小さい頃は乳母まかせで放任だったみたいだけど、成長後は息子を頼りにしてるし。
- 423 :
- >>416
落葉宮の女房たちにも「大将君は女扱いが下手ですこと」的に呆れられてたよねw
座り込み作戦で膠着状態が続いて、見かねた女房が塗籠に案内してたし。
女房たちからしたら、宮様そろそろ次のパトロン確保して下さいって感じだったかも。
- 424 :
- >>420
無理だと思うよ
- 425 :
- ろくに世話もしてない息子に頼りきりか
やっぱり成長できなかったのね三宮
- 426 :
- そもそも男達の身勝手に翻弄されたのに成長しろと言われても
打算を覚えたのは成長かな
- 427 :
- >>409
建前としては出家は俗世とは縁を断つことだから
死別しての出家はともかく夫存命での出家は離婚と同じようなことだから外聞が悪いね
夫存命でも出家できるのは死ぬ直前くらいじゃないかな(来世の加護を願ってとかで)
だから源氏が紫上と女三宮の出家を許さないのは普通のことだよ
- 428 :
- >>427
女三宮はともかく紫はマジで病人だった
まさに死に向かってゆっくり弱っていったのに
あれで出家させないのは酷だわ
紫があんなに何度もお願いしてたのに
- 429 :
- >>410
紫BBAの願望だろうね
若く身分の高い女に厳しい
- 430 :
- >>429
ダイアナよりカミラのチャールズ皇太子みたいなもんでしょ
歳が離れてたら趣味も違うし会話が合わないんでは
- 431 :
- >>428
源氏は紫より自分が可愛いからねぇ
紫は源氏に期待するのをスッキリ諦めて穏やかな気持ちになれるまでが可哀想だった
- 432 :
- >>430
自分もそれは思ったけど、前に書いたらそのメンバーにアレルギー起こしたおばさんに噛みつかれたw
- 433 :
- シマコーも若い女じゃ話が合わないって言ってたな
- 434 :
- >>431
結局源氏が一番好きなのは自分
- 435 :
- 紫の病気が心因性のものだったとして
源氏が「生きてくれさえすればそれでいい」と
紫の出家を許して尼にさせて
六条院からも距離を置いて二条院で静かに暮らせるようにさせていたら
紫の病気は治ったかな?
- 436 :
- 女三宮が大人になってきたら紫を六条院から二条に移動させ明石中宮の宮廷に通わせた方がよかったね
- 437 :
- 宮廷ってそんな入り浸れる場所でもないんじゃ
- 438 :
- 明石ってちい姫の入内のとき徒歩で付き添ってたけどその辺の人達に顔見られたの?
- 439 :
- >>438
あさきだと立場の差を際立たせるため徒歩で付き添わせたけど
明石の場合は女房といってもちい姫の秘書とも言うべき立場だから
普通に牛車に乗って付いてったのではないかと
そもそも当時の貴族の女性は膝行で立って歩いたりしないから長距離歩けない
- 440 :
- >>438
屋敷から宮中まで歩いたんではなく内裏を歩いたってこと紫の上は輦車っていう貴人にだけに許された人力車に乗ってる
- 441 :
- 内裏の敷地の中を歩いたってこと
- 442 :
- >>417
やっぱり内親王だし、朱雀院が財産も残してくれてたんでしょ?紫の上と比べたら、境遇が違いすぎるよ。
- 443 :
- >>442
三条の屋敷もあるし、それより二品だから独自の御封がある
これが強い
莫大な終身年金が非課税であるようなもん
しかも管理はしっかりした実息子の薫
- 444 :
- >>442
三条の屋敷の他にも朱雀院からの財産もあったろうしね
- 445 :
- >>436
宮中では明石中宮には実母の明石の上が付いているから、紫の上は通いづらいでしょ。明石の姫入内後は、宮中では明石の上、宿下りの六条院では紫の上、てかんじの役割分担にした形なんじゃないの?
- 446 :
- というより、紫の上には母ではなく妻の役割を優先させたんだと思う
明石が宮中に行ってから、事実上源氏の妻からは引退したようなもの
紫は源氏の希望でどこまでも源氏の妻でいるしかなかったから、出家も二条院から宮中も出来なかった
それを愛されてるがゆえだ、嬉しい!と紫が思ったかどうかは別として
- 447 :
- 紫の上
父親はポンコツだけど、あるのは血筋だけよね
これも子供がいないから特に問題にならない、有利にならない<紫の上
源氏の正妻は別にいるから、「中宮の養母」というだけが公的な身分だけど
亡くなる時には源氏と中宮がいて、その二人にとって特に大事な人なんだと
分かるようになってるのかな
何も無いって話でもなく、あくまでも「自分の思ってたのと違った」だけで
浮舟みたいに入水できずに行き倒れ、みたいな有様にはならないわけよね
- 448 :2020/05/19
- 浮舟なんか、倒れていたのを発見された時の身分証明は着ている物だけ
紫の上がどう落ちぶれてもそうはならないわけだし
源氏の愛を頼むしか無い身の上だった、というわけでもないよね
まあ不本意なのは分かる
薫に比べたら源氏がダメ過ぎるw
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