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【祝40周年】あさきゆめみし 第九十五帖


1 :2019/09/10 〜 最終レス :2020/02/05
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冒頭に2行書いてあるか送信前にご確認を

いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。

語りませう。

この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ

あさきゆめみしに描かれていない人物及び竹河の巻ならびに
後世に執筆された雲隠六帖について語りたいお方は下記のスレへ
紫式部、源氏物語スレ
https://mevius.2ch.sc/test/read.cgi/book/1316926843/

まったり雅に平和に語り合いましょう

次スレは>>980なる方が立てる定めなりにけり桜人

前スレ
あさきゆめみし 第九十四帖
https://medaka.2ch.sc/test/read.cgi/rcomic/1562039050/
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2 :
あさきゆめみし 書籍(括弧内の数字は初刷発行年)
KC mimi(1980-1987 1989-1993) 【全13巻】
豪華愛蔵版(1987-1992)      【全7巻】
保存版(1993)           【全7巻】
第1巻 星の章
第2巻 花の章
第3巻 炎の章
第4巻 月の章
第5巻 風の章
第6巻 水の章
第7巻 霧の章
《KC mimi 第1巻から第10巻まで収録》
漫画文庫(2001)         【全7巻】
カラー絵巻を一部併録
完全版(2008)          【全10巻】
連載時カラーで描かれた扉絵見開きを再現
電子書籍版もあり配信中
完全版ハードカバー(2017)    【全10巻】
《宇治十帖(KC mimi 第11巻から第13巻)含む全話収録》

3 :
イラスト集
源氏物語 あさきゆめみし画集          (1984)
大和源氏 あさきゆめみし絵巻 上巻・下巻    (1994)
大和源氏 あさきゆめみし絵巻 新装版 上巻・下巻(2016)

4 :
表紙の人物
単行本
1巻:空蝉 夕顔 六条の御息所
  藤壺の宮 桐壺の更衣(後ろ向きの女性)
  紫の君 源氏の君
2巻:源氏の君
3巻:紫の君 源氏の君
4巻:明石の君 源氏の君
5巻:藤壺の宮 源氏の君
6巻:玉鬘
7巻:雲居の雁 夕霧
8巻:柏木
9巻:女三の宮
10巻:紫の上 源氏の君
  (新装版)紫の上
11巻:薫の君
12巻:中の君
13巻:浮舟 匂の宮

11巻初刷以降に重版された1巻から10巻は11巻と同一の装幀に変更しました

完全版
1巻:源氏の君
2巻:葵の上 六条の御息所
3巻:朧月夜 源氏の君
4巻:空蝉
5巻:紫の上 源氏の君
6巻:雲居の雁 夕霧
7巻:女三の宮
8巻:源氏の君
9巻:大君
10巻:浮舟 匂の宮

5 :
《名台詞集》
わたしはねなにをしても許される身なんです
……より多く愛した者が負けなのです
生涯一度として心から愛されたことのない后だったのだもの
今度生まれてくるならもっときれいに生まれたい……
いったい なぜわたしはこんなむなしい恋のとりことなってしまったのか
わたくしが琵琶の撥で招いたら月が雲から顔をだしましたよ
こんな人の世の苦しい恋の淵に身を沈めようとは
こんなわたくしを愛してくださったあなたに涙しか残してゆけない……

……あなたが天女なら……
わたしは月読だ……

愛が勇気を与えてくれたから……
その愛をあなたにのこしましょう

あなたはこの世の中に生きて
最上の喜びと最上の哀しみを味わうために生まれてこられた

そんな美しいかたが花を散らせてしまうのを見るのは……
悲しゅうこざいます

わたくしは二度と目ざめることのない
あの夢の中にはいっていきます

やっと実るのだわたしたちの幼かった恋は……
春に遅れて咲くこの藤の花のように……

自分は人とはちがうのだと思ってきた……
その思いあがりがいまははずがしい

6 :
見つけた
わたしがさがしていたもの……
身をこがすような恋……

愛にことばなどいらないのだ
愛したら……
だたやさしくほほえむだけでいい……

あなたの悲しみを……
あなたの涙を……
けっしてむだにはいたしますまい……!

あなたさまのおっしゃるのはうわべだけのいつくしみ……
世間体をつくろうだけのおやさしさ……
わたくしへの愛などではありません……!

桜よ
いまは喪の色に咲け
あの人はもういないのだ
わたしの永遠の恋人は……

わたしたちは
……またいつか出会うことがあるのだろうか……
いつか……
男と女の垣根をこえた
御仏の御弟子として……

その日こそ
わたくしたちは夢の浮き橋を渡り……
静かに手をとりあうことができるだろう

7 :
わたくしは母を知りません
はかなげで少女のようで……
すきとおるように美しい人だったといいます
愛だけによって生き
その生命を断ったのもまた愛であった……と

あなたのお気持ちはよくわかる
わたしを責めておいでなのも
だが わたしはだれよりもあなたを失うのがおそろしいのだ
あなたに見放されるのがつらいのだ……

……ああ……
あなた……
ひとりぼっちの……
かわいそうなあなた……

あなたがわたくしを愛したから
わたくしは生きてきたのに……
あなたこそがわたくしの人生
わたくしのすべてだったのに……

つぎの世に生まれたら……
わたしはべつの生き方を望むかしら……
それともやっぱり
もう一度
あなたのような人に出会って……
……いつまでも愛されて……
……そばにいたいと……

8 :
「あさきゆめみし」以外の大和和紀先生の作品
「はいからさんが通る」「ヨコハマ物語」などは
少女漫画板にあります

大和和紀作品について語りましょう(9)
https://medaka.2ch.sc/test/read.cgi/gcomic/1493254873/

9 :
>>1
乙っ!膣内(なか)に出すぞっ!!

10 :
NG登録推奨ワード
中の君、六の君

11 :
それにしてもなんでエロネタが中の君onlyなのかしら
子供生んでるなら葵も明石もいるのに

12 :
乙です

13 :
平安朝では、女性から男性にアプローチするのは難しい。
ある姫は、懸想する男が音楽に執着している事を知り、毎夜琴を弾いた。
思いを込めて、世に知られた名曲を数多く奏でた。
とうとうある日、御簾の内へ強引に男が滑りこんできた。
男は力強い声で姫に告げるのであった。

「JASRACの者ですが」

14 :
源氏物語の中では、浮舟と匂宮の逢瀬が最も官能的だなと思う
原典でも、この二人が絡む描写は異色だと感じた

15 :
匂宮は源氏に比べたら小物だが女人に対する意識が好きかどうかだから身分に固執する源氏よりかはあっさりしてる
自分が中宮を母に持つ皇子だから何の屈託もないんだろうね

16 :
それでも祖母の身分が低いせいか興味ある相手は宮家の娘が多いよね
紅梅からは次女の相手にと望まれてたが本人は真木柱の実の娘に興味あったし宇治編最後らでアタックしてたのも後見人いない宮家の娘だし
いくら当代一の大貴族の大事にしてる美しい姫だからって尚典腹の六の君には興味なかったし

17 :
>>16
尚典じゃなくて典侍でしょw
というかその論理だと生みの母云々より夕霧が宮家じゃないからじゃない?
でも考えて見れば出来がいいとはいえ六の君は脇腹
正妻腹の娘が東宮妃、二宮妻になってるとこに、肩を並べて三宮(匂宮)の正妻になれただけでも大出世なんじゃないかな
寵愛だってそこそこあるし悪くないよ

18 :
まあ正妻への愛情が今一つなのは源氏物語のデフォだけど、六の君の寵愛が今一つなのは中の君がいるとか夕霧がウザイとか宮家じゃないとかあるけど
無意識に自分に対する軽々しい扱いもあるんじゃないの

長兄次兄には正妻腹の娘、出来がいい、内親王の養育とはいっても、本当にそれでいいなら東宮妃にしてるはずだもん
次兄ですら娘を「差し上げ」てるのに、三宮には婿として六条院に入れと

その辺の扱いの差もあるんじゃないの

19 :
>>17
ごめん、間違いに気づいて後のほうの字を消してしまったw

二宮は三条の屋敷に婿として通ってたと思ってたけど違うのか?本人は時々春の町の寝殿を休み所にしてたよね
あといくら六の君が娘達の中でも美しく優れてるとはいってもさすがに雲居腹の娘を押しのけて東宮妃にはできないでしょう
でも夕霧としては特に優れている娘が惜しくて出世させたいのでせめて匂宮の妻にしたくて頑張ってた、たぶん雲居としては面白くないでしょうね

20 :
確かに東宮、二の宮のところは正妻腹ではあるけど、雲居の雁がちゃんと姫君教育をできたのかとふと疑問。
本人の教養もだし子だくさんであまり時間をかけられなかったのでは。
よほどいい女房を雇ったとかでないと、そちらでは六の君の方が優雅そう。

21 :
一応夕霧の帖の最後らでは夕霧の子供はみな美しく出来が良いと褒められてるから
でも脇腹の子供たちのほうが特に容姿才覚優れていると書かれてるだけで本妻腹の子供も十分な水準なんだろう

22 :
>>16
身分第一なら匂宮は冷泉の内親王こそを第一本命にするだろうね
他の年齢の近い内親王は自分の姉妹しかいないのだから妻の対象ではないし

薫は身分重視で后腹内親王の女一宮に憧れ女御腹の妻女二宮を軽く思い
浮舟に至っては女房扱い、大君のように宮家直伝の琴を弾けと無理強い
でも薫よりも高貴な匂宮は浮舟を恋人扱い、無理強いしない
匂宮は女の身分を気にしない男だと思うよ

23 :
桙ヘ女一宮の姿を垣間見たから惹かれたけど妻の女二宮が女御腹だから軽んじたてわけではないと思う
そもそも女二宮母は大臣家の娘で今上には明石より前に入内してたし本来ならこの方が中宮になってもおかしくはなかった
明石のほうが後ろ盾大きくて子供も男子はじめたくさん生んで寵愛厚かったから中宮になれたけど、母方の血統で見たらある意味女二宮のほうが上かもしれない

24 :
>>23
だから血統ではなくて身分重視ね
后腹であり一品という最高位を貰っている女一宮はとにかく身分が高いの
血統だけから言ったら浮舟だって親王の娘で母親は大臣の孫なのだから悪くない
でも受領の継娘という立場で身分が低いから薫に軽んじられた

>>20
雲居腹の長女、次女は東宮、二宮の後宮に入ってそれぞれ重んじられている
六の君は夕霧の娘たちの中では一番デキがいいといっても
薫からも匂宮からも求婚されず匂宮の妻となってからも寵愛で中の君に負けている
六の君と同腹の藤典侍の男子は出世してないし正室雲居の男子が大勢いるため下手したら出家コース
雲居腹の異母兄たちが六の君の後見をしてくれるか分からない
(源氏の場合は子が冷泉、夕霧、明石姫だけと知っていたから
兄妹助け合うように異母の夕霧と明石姫をあえて対面させていたからだが)
養母の落葉は後ろ盾がないし夕霧が死んだら六の君もどうなるか分からないよ

25 :
またあさきと関係ない話してる・・・

26 :
おまいら六の君好きなのな草

27 :
>>26
ぶっちゃけ六の君vs中の君は感情移入しやすいんだと思う
まず第二部は出てくる女君が少ない
その中でも中の君は今までの女君たちと違って現代的なんだよ
ありていにいえば男の愛情に依存しない
その辺が現代の女性の共感を得るのかも

そうなると対照的に六の君のアンチが増える
六の君は記述が少ないからイメージつかみにくいし、あとからの妻だからごり押しで成り上がってきた略奪妻みたいなイメージを持ちやすい
明石はそうはならないのにね

大君はさっさと死んじゃうし浮舟は妻たちの争いできない身分、女同士の争いというか葛藤は中の君と六の君の間にしかない

28 :
第一部で人気のある紫、朧月夜あたりも結局源氏に盲目的で、そこが可哀想と涙する反面、ここまで溺れなくてもいいのに・・とCOOLになってしまったりする
それくらい源氏に魅力があるってことなんだけどリアリティーがなくなる、感情移入しにくい部分でもある

29 :
紫にとっては10才の頃から育ててもらった人、朧にとっては初めての男性て事で圧倒的特別感が強いのわかる
でも光り輝く貴公子と謳われた源氏も年をとったらアタックしても秋好にはスルーされるわ玉鬘はドン引きするわ、女三宮はあの人、心が無いかのようなお人形さんみたいなキャラしてたってこともあるけど
源氏の神がかった美貌と魅力の神通力が若い女性達にだんだん通用しなくなってってるあたりリアリティあるなと思った

30 :
>>27
中の君が現代女性に近いとは思えないけど
ここは喪女気質で源氏物語は結婚否定物語だと言っている毒女が一定数いるので
匂宮に対する愛情表現があまりなく
大好きなのはお姉さまだけというシスコン中の君に感情移入しているのかな
六の君は夕霧が左大臣化して北の方持ちの匂宮に正室として後からねじ込んだのであって
明石ではなくて立場的には女三宮だけど

31 :
訂正
夕霧が右大臣化

32 :
六君は、中国・朝鮮趣味で
仰々しくド派手に飾り立てた美しさで一緒にいて寛げない、
性格は権力を威張る傲慢な女性と書かれているから
キャラとしては明石や女三宮とは違うね

美人でも男からは愛されない典型的な負け組女キャラ

33 :
匂宮は六の君のこと「まずいことに好みだ」ってあるんだけど源典では違うの?
中の君のことは「やはり愛らしいのはこちらだ」だからどっちも好きなんだろうし
何故か1人の女君しか愛せないと考える人いるけど、それはあっても一時的なもので
浮舟にハマった時は浮舟ばかりだし中の君より浮舟に夢中だった
匂宮は美人なら複数でも次々に愛せるタイプじゃないかな

34 :
あの宮の性格考えたらむしろ中の君に対する愛情が破格なんだよね
押しつけられた嫁ということであまり気持ちに重みがなかったがだんだんと夫婦らしくなってった頭中将と四の君の例もあるけど
あれはどちらかというと子はかすがい的な、柏木とか新弘徽殿はじめ美しく立派な子供をたくさん産んでくれた四の君に感謝してる気持ちもあったからね
六の君が逆転するにはまず子供を産まないとって感じだ

35 :
六の君が中国朝鮮趣味で傲慢なんてどこに書いてあんの?

36 :
また例の人ですな
よほど金持ちで美人の正妻に恨みがあるのだろう

37 :
>>30
生活と感情を分けてるとこじゃない?
女三宮もそんなに敵視されてないよね

38 :
六の君への愛情が今一つなのは、夕霧の家に婿として通うのが気詰まりってのもあるでしょ

>>34に同意で六の君が逆転するにはまず子供を生まないとどうにもならない
ただでさえ共住みしてないから愛情的には不利
中の君が共住みにてたしなみを失うような女ならともかくそうでないわけだし
最初は通いでも最終的に正妻と共住みなることが多い中で、夕霧の子に相続されるであろう六条院住まいなのは損
六条院は夕霧の娘たちが分割相続するのかな?
それとも蔵人少将が管理もかねて入るのかしら

39 :
中の君六の君対決が盛り上がるのは
途中で終わっててこの二人の決着がついてないからひいきの方の肩をもって色々と想像する余地があるからだと思う
個人的には夕霧没後の匂宮の晩年にもっと身分高い若い姫と結婚してそちらが正妻になるのではと思ってるw

40 :
>>39
なるほど決着ついてないから最後にどっちが幸せかは分からないもんね

自分は雲居雁が好きだからもし六の君が雲居雁の実の娘だったらかなり肩入れしてたかも知れない
雲居雁の娘は東宮妃で安泰なんだろうけど描写が無いから寂しい
母の雲居雁に似たのか父夕霧に似たのかとか知りたかった

41 :
マジレスすると原典あさきとも六の君に関する描写が少ないのは残念
せめてあさきでドリームさんが言うような悪役として
こきでんさま並みの権高で派手な美女として
個性的に描けば面白かったのに

42 :
>>35

さばかりかかやくばかり、高麗、唐土の錦綾を裁ち重ねたる目移しには
あれほど輝くほどの、高麗や、唐土の錦綾を何枚も重ねているのを見た目には

ただ今のおぼえのはなやかさに思しおごりて、おしたちもてなしたまへるなめりかし
ただ今の威勢が立派なのにおごって、いばっていらっしゃるのであろうよ

43 :
語り部のひがみとしか思えない…

44 :
>>38
子供いても浮舟のところに行ったんだが

45 :
>>38
六条院は夕霧の娘達も蔵人も関係無い、春の町は女一宮と二宮が住んでるからそのまま、秋の町は秋好死んだら養子分の桙ェ
夏の町は落葉と六の君がそのまま、冬の町は明石が死んだら孫宮たちの誰かという風に分割相続して、今に普通の邸宅並にへだたれるだろうね

46 :
光源氏と匂宮 キャラ被るのは
紫の上=中の君
夕顔=浮舟
葵の上=六の君
かね?

中の君にとっては匂宮はこのまま一親王でいてくれた方が幸福度高いだろうね
万が一、匂宮が東宮になってしまったら、若くて身分高い女御がわんさか入内して(女三宮クラスが複数で)
自身の子の出世もままならず(これが当時の女性にとって実は1番キツいと思う)
晩年の紫の上以上の苦悩を背負うことになるだろうね
匂宮は光源氏程には女君のケアに気が回らないのでキツイぞー
六の君は子供出来なくても、どこぞの姫宮の養母になってそれなりの存在感持ち続けられそう

47 :
ドリームさんが主張する様に、将来中の君若君が帝になる器であれば
光源氏や冷泉院の幼少期の様に最大限の賛辞がつくか、薫の様に特殊な能力が
あるかしないと設定が弱い気がしてしまう

48 :
六の君はいざとなれば同母兄弟に頼れる点は強みだわな中の君は息子しかいないし

49 :
そもそも匂宮自身に天皇としての資質はあるんだろうか?
決まりごとや禁忌の多い宮中祭祀の中心的役割を果たさなければならないんでしょ?
気まぐれで熱し易く冷め易い匂宮には向いてないんじゃないか?
今上も明石中宮も、匂宮の性格を分かった上で東宮にしようとしてるのが、どうもなあ。

50 :
いや、君主なんてましてやこの時代ならよっぽど暗愚な性格ならともかく、後ろ盾さえしっかりしていればむしろ無難なほうがいいんだよ
源氏だって誰よりも優れていて、君主の器なのにこの子が帝位につくと世が乱れると占い師に言われたから桐壺帝も断念したんだし
後の世の江戸幕府で三代目将軍お座を兄弟で争おうとしたとき家康は下のモノが優秀だからという理由で後継ぎになることは戦乱の世に戻るだろうと判断して
長男が跡を継ぐべきときっぱり言い切った、君主なんて平和な時代には才覚なんて問われない
匂宮の女好きな性格だってある意味子孫を繁栄させるという事につながるんだしみんなから困ったもんだと思われつつ愛されてる魅力があるんだから匂宮が君主失格とは言い切れない

51 :
東宮も二宮もいるのに匂宮が帝になるとはありえないが万が一なったとして邪魔になったら夕霧と薫が結託して譲位させるだろう
中の君も匂宮より薫を信用してるらしいから薫に付くだろうし

52 :
匂宮は感情のままに遊び歩いてて後宮の主としての資質に欠ける上に子孫繁栄能力にも乏しいでしょ
30歳くらいになってようやく第一子って種馬としては駄馬もいいとこだ

53 :
考えてたが中の君の子が一番可愛いであろう時に他の女が気になる匂宮って駄目だな
見分の高いの男赤ん坊に対する感情なんてそんなもんといえば終わりだけど

54 :
浮舟は大君にそっくりだけど、中の君も大君によく似てると薫に言われてる
仲の良い自分の妻に似てる相手にそこまで無理して関係持つかな?って疑問がある

55 :
>>51
100歩譲って夕霧と桙ヘこの先、もしかしたら匂宮が邪魔になって排除する行動を起こすことがないとは言い切れないが
中の君が夫を見捨てて桙ノつくメリットはない、たとえ愛情が冷めたとしても子供のためにも一蓮托生でしょ

56 :
>>55
逆に子供の地位を保証してくれたら匂宮を切り捨てるのもやぶさかではないでしょ

57 :
中君の男の子の誕生祝いに
悔しさを我慢して付き合わざるを得ない夕霧
帝も中宮も薫も世間も、誰もそんな惨めな敗者の夕霧に気を使ったりもしない

夕霧は今上帝の陰口を言ったり
通ってもらえない六君のために大人数で
匂宮中君夫婦が寛いでいる場に押し掛け

匂宮を無理やり連れ去るような低俗な人間性だから
もう人望を失っているのかも

58 :
中宮は兄のために気をつかって匂宮に六の君との縁談を進めたじゃないですか

59 :
>>58
夕霧が執拗に迫るし帝の悪口まで言うから困ってね

中君は結婚をしたとは言え最初は世間からは重んじられない妻だった

妊娠中に明石中宮から見舞いを送られ、
中宮が重んじる妻だと世間が気付いたため
中君は北の方として人々から認められ重んじられるようになった
正式結婚できたのも北の方になれたのも明石中宮のおかげ

60 :
結局、男孫を生んでくれる嫁が、帝と中宮には一番大事ってこと

別に性格悪くても寵愛薄くても
六君に男子が生まれたのであれば
六君が帝中宮から重んじられ、勝ったと思うよ

61 :
六の君がアンチが多いのは
・圧倒的に高い身分でもないのに後から結婚して正妻になる
・実祖父の惟光が皇位への野心を下品にあからさまに言い過ぎ
・父親の夕霧がすでに悪役寄りの前右大臣ポジション

とかあるけど、一番は「六の君がよく分からない」からだと思う
紫式部がわざとやってるんだろうけど、容姿にしても「今を盛りと咲き誇るような樺桜」(紫)とか「白と紫という最も高雅な配色が似合う」(明石)とか「優しく愛らしい」(中の君)とかに比べると
「欠けたるところもなく」の六の君の具体的イメージが沸かない
欠けてるところもない、ってから100点満点の姫君だとは思いつつ
「欠けてるところもない」ってことは逆に特に優れてるところもないのかなあとか

六の君の縁談が決まらなくて、薫はどうだ、中宮に頼んでなんとか・・と苦戦してる夕霧の心中や、
六の君と結婚したあとも中の君のところに居続けで引っ張ってくる役割の夕霧の息子達まで描かれているのに
肝心の六の君本人が、自分の結婚相手は誰がいいのか何を考えてるのかとか、自分と正式結婚をしたのに中の君のところに居続けの状態の心中とか何も書かれてない
六の君との結婚関連で苦しむ中の君の気持ちや行動は嫌というほど書かれてるのに
浮舟を引き取ろうとした時の女二宮だって性格や言動が書かれてるから「ああ、嫉妬しないのはこういう人だからだ」と納得しやすいし親近感もわく

人間、知らないものに感情移入はできなくて、詳細が書かれてればこそアンチも出るけど理解者やファンも出る
六条さんや葵とかもね
特にヒロイン格の片方が詳細に書かれて、片方がただでさえ悪役寄りなのにまったく個性情報がないとなれば、片方贔屓にもなりやすい

個人の個性がまったくわからなくても「源氏の孫だから!」ってだけでひいきする人は少ないと思う

62 :
例えば六の君が本当は好きな人がいるのに夕霧の意向と家のために決意をして匂宮と結婚するために落葉の宮の元で苦しみながら必死に学んだとか
中の君の元にいがちな匂宮のために苦しんだりしてる様なストーリーがうまく描かれてれば、
読者ウケはちょっと違ったと思う

63 :
紫式部が中君、六君を
正邪、勝ち負け、といった
対照的構図で
描いているだけでは

64 :
最初は押し付けられた妻って思っていた六の君が好みだったからそっちにばかり行っちゃう匂宮って展開が面白いよね
匂宮の行動に不安を覚えて薫に相談するけど迫られてそのお陰で匂宮の意識は戻ったけどそこから匂宮が薫から浮舟を奪おうって思い立つ連鎖が見事

65 :
六の君の容貌についてだけはある程度語られているから
源氏家と五節の血を受け継いで美貌だけは折り紙付きなんじゃない?
あさきの五節は脇役だからテキトーな顔だけど有力貴族が選びぬいた美少女の中でも随一の美しさだったから本当はもっと華やかな美人でしょう

66 :
中の君と六の君の話しはお腹いっぱい

67 :
適当な一文を原典から拾って、夕霧や惟光や六の君を悪役に決めつけているレス感じ悪い

68 :
ワッチョイ ffab-OOez)は夕霧ー六の君ヲタなのかな
紫に擬せられた中の君が匂宮の北の方としているところへ
権力者の夕霧が六の君を強引に匂宮の正室として押し付けた
それ以上でもそれ以下でもないんだけど勝手に六の君のアンチがいることになってる
中の君は男に恋愛感情を持っていないため
恋愛なんかせず独身を好む現代女性に近いという主張もなんかね
中の君は脇役だから原典には結構ある六の君結婚にまつわる苦しみもあさきではカットされてる
宇治十帖は薫と匂宮のW主役とはいえ主に主役は薫だから
中の君は所詮薫最愛の大君を引き立て役でしかないし
(あんなに素晴らしいお姉さまに私が成り代われるわけがないでしょうby中の君)
中の君が深く匂宮を愛していたから浮舟は姉の最愛の人を奪った悪女になりかねないし

>>37
女三宮も自分は若くて可愛らしい姫が
泣いてばっかりいる北の方持ちの理屈っぽいオジサンに嫁がされて可哀想だなぐらいだが
六の君なんかよりずっと女三宮叩きに熱心な人がいるけどね

69 :
>>65
ただ美人とか欠けるところがないとか
だよ
夕霧が本妻腹娘を飛び越えてまで匂宮妻にするくらいだから当然美人なんだろうけど、美人といってもタイプは色々あるじゃん
どんなタイプかわからなくて、性格も行動もわからないんじゃ推しキャラにするのは少数派かも

70 :
というか匂宮は根本では自分以外誰も愛してない
恋愛にすべてをかけた若い頃の源氏とは違う
だから子供がいるとか相続がどうとかエグい話にばかりなりがちで、それがまだゲスなワイドショーみたいに面白いのかも

71 :
>>65
匂宮が六の君と中の君を見比べて六の君は確かに美人だが
愛らしいのは断然中の君だと言ってて
美貌では中の君も互角、匂宮の好みも加味すると中の君に軍配

72 :
>>70
若い頃の源氏に近いのは断然匂宮だと思うけど
もっとも源氏は更衣腹源氏であり、后腹内親王で父帝の正后という
自分には絶対に手の届かない藤壺に恋をしていて叶わぬ恋のもどかしさがあった
一方で后腹親王である匂宮の恋愛相手は自分よりも身分が低いし
大概の女性は手に入ってしまう違いはある

73 :
>>71
六の君を見たとき「悪いことにオレの好みだ」って言ってたから本来は六の君がタイプだけどそれは別に中の君の可憐さには惹かれたってことでしょ源氏における明石や夕顔みたいな感じ

74 :
>>73
六の君「も」タイプってだけ
夕霧大臣自慢の六の君も匂宮のタイプを外していないが
最愛の人は中の君で揺るいでいない
それが中の君にも似ている異母妹浮舟に
のめり込む原因にもなっている

75 :
いや最愛が中の君なら中の君に固定するよ浮舟に行くのはおかしい単純に若い美人だからちょっかい出しただけだろう 
逆に浮舟が死んだと思ったら中の君を浮舟に似ているとか言ってたわ

76 :
六の君の結婚がきっかけで中の君は匂宮に対して諦観するようになった
息子もいるし中宮にも認められて匂宮にだけ頼る必要は薄れている
それに気付いたのか匂宮は自分を一番に扱ってくれる新しい愛人=浮舟を求める
このあたりの展開で中の君は浮舟に同情するだけで匂宮には呆れているところとか
嫉妬もしないんだなって思ったわ
浮舟が亡くなったと聞いた後は別の美女探ししてるし、匂宮にとっての理想は義祖母の紫の上で
中の君はポジション的には一番強いけど紫の上ほどでもないんじゃないの

77 :
匂宮と中の君の間には源氏と紫の間にあった必然性も絆も無いと思う
匂宮って源氏みたいになりたいとか薫に張り合いたいみたいな理由で女漁りしてるから女そのものへの愛があんまり無さそう

78 :
薫に浮舟探して女を漁り続ける宣言してたやん

79 :
六の君中の君対決がなんで盛り上がるか、このスレの年齢層が高い(30代〜)から
若い女の子だと源氏が本当に愛してたのはとかそんな話で盛り上がるけど
年取ってくると恋愛テンション下がってくるし必ず恋は終わるものだとわかってくるから愛云々も現実路線になる
だから子供がいるかいないか、男か女か、金はあるのか身分はどうだ、出世はするのか後ろ楯はとか
リアル一辺倒の話になる
それは完結してないからこそ面白い

80 :
子供いても中の君に勝ち目ないと思う
美しく聡明で後ろ盾もある六の君の圧勝でしょ

81 :
匂宮も薫もそんなに魅力的な男性に描かれてないからね
>>77
絆という意味では子供持ってるのは強いよ
帝位につながらなくてもさ
逆に紫は絆が儚いからこそ盛り上がるのでは
「殿の愛だけを武器にして戦ってきたように思うのです」ってセリフ、泣けるわー

タラレバ娘の「結婚しないと永遠にリングから降りれずに戦い続けなくてはならない」ってのとかぶるわ

82 :
>>80で気付いたけど、中の君六の君対決は、
六の君に男の子が出来たら六の君の勝ち
女の子なら完敗までは行かないけどやはり勝ちよりの負け
六の君に子供が出来なかったら中の君の勝ち
さらに中の君が勝った場合でも、東宮二宮に子供が出来なければ中の君のさらに勝ち

要するにこの二人の戦いは魅力とか身分とか関係ないとこでやってるんだよ
単純に男の子が生めるかどうか
対決の構図が実にシンプルで、白黒ハッキリ着くから面白がられるのかも?

83 :
>>69
六君がどんなタイプの美人かは原文には結構詳しいけどね

中国、朝鮮趣味でド派手に飾り立てた
ケバい美人
人柄は権勢を威張る傲慢な性格

最初はハデな美貌がいいなと思われるが、だんだん冷められていく
美人でもモテない典型的な女性

負け組女としては分かりやすい人物設定だよ
正編の弘徽殿に近いかな

六君も「歌が無い女」だし
そもそも夕霧が正編の右大臣的ポジションだからね

84 :
六君がケバくて凄いハデなのは
やはり卑母生まれだからかな

85 :
HqcdHdhF0=FRGTt6Gx0の六の君への憎悪が深すぎてこわい
六の君みたいな端役にわざわざ繰り返し負け組連呼する気持ちが分からない
中国朝鮮趣味が悪いことみたいに言ってるけど当時の人にとっては別に趣味悪くないでしょ
六条院の正月に源氏が明石の部屋を訪ねたら唐風で趣味良くて感心するくだりとかなかったっけ

86 :
当時の中国風なんて最先端でしょ

87 :
気味が悪いのでNG登録したよ

88 :
>>86
六君みたいに
仰々しいまでに飾り立ててしまったら
趣味が悪いんだろう

89 :
薫からは大君の形代みたいに扱われ匂宮からも浮舟の代わりにみたいにされるなんて中の君は可哀想に見えるがそうやって男からの注目を集めて地位を安定させてるって考えたら割り切れるか

90 :
出番はほんの一瞬で、台詞もゼロな登場人物によくそこまで恨めるね〜

そしてその恨みの矛先を、なぜあちこちの女に心変わりする匂宮に向けないのやら

91 :
匂宮の強さって、女漁りできるとこにあるよね
正妻こそ夕霧の顔立てたけど

匂宮の兄貴二人は結婚話が来れば受けるタイプっぽいし

92 :
>>82
そう考えると二人とも男子を生んだ、
藤壺弘徽殿の対決は
女傑同士のガチの戦いだったな

93 :
>>92
皇子自体は10人いるけどね
結局藤壺の血は皇統には残らなさそうだし

94 :
皇子10人もいると八の宮のように没落する者も出るのね
結局東宮以外で生き残れる皇子って、母実家もしくは嫁実家が権勢持っていて、かつ
権力争いに巻き込まれないこと‥結構大変だね
それなら内親王として大貴族に降嫁して夫に大事にされる姫宮の方がよっぽど幸せかも

95 :
>>91
帝や東宮は内裏から出れないから
大貴族のほうから娘を入内させて来るのを待つしかない
二宮も普段は宮中に住んでいるとあるからあまり自由はなさそう
三宮の匂宮が宇治十帖で薫とW主役になっているのは
宮中に住まず自分から女のところへ通うことができる立場だから

>>94
内親王と釣り合う身分の男が限られるから大部分は未婚でしょ
桐壺帝の三人の内親王はたぶん全員未婚
朱雀帝の四人の内親王は2人結婚、2人未婚
(うち落葉は2回結婚、醜聞だと恥じたようだ)
今上の内親王は1人結婚、1人未婚
藤原道長の父兼家は晩年関白にふさわしい正室をと言われて内親王と結婚して即離婚したし
女三宮みたいに内親王にふさわしい身分の男となると
おじさんとの年の差婚になってしまうことも多いから幸せかどうかは別問題

96 :
内親王って未婚の場合経済的にはどうやってくんだろ
落葉や薫正妻二宮は経済的庇護も必要で結婚したみたいだし

97 :
そもそも後ろ盾しっかりした女性が後宮に入って運よければ子供l生むんだし、本来なら母の実家筋が面倒見てくれる
落葉だって母親が健在してるから結婚するとかは考えてなかったけど柏木の親がぜひ嫁にと請うてきたので嫁いだ
でも幸せじゃない結婚で夫は若くして死に母も死んでしまったため独身で頼る人もいなく生活していくには無理だったから父の朱雀院もしぶしぶ再婚を認めたって感じ
今上の女二宮は今上が存命の間は大丈夫だし自前の財産もあるだろうけど世間知らずだし今のうちにしっかりした夫をと考えて桙婿にした

98 :
>>96
女三宮が二品を になったり、藤壺の中宮の御封が
なんて台詞から見ると、独自の領地からの年俸はあったんじゃね

99 :
親王と内親王までは年金みたいなのが品位に準じて支給されるはず
宮の子になると無くなるのか末摘花とか悲惨だったね

朝顔は女王だけど斎院やってたし叔母の女五の宮と同居してて
それでも源氏が女五の宮のお見舞いに通った頃はお屋敷も少し荒れてたとあった
比較して左大臣の妻になった女五の宮の姉の大君は若々しくて、左大臣家の生活が
かなり余裕のある良いものだったのがわかるし
将来に不安がある内親王を有望そうな貴族に降嫁させるのは大宮の例を見てのことかなと

100 :
更衣腹の親王・内親王は無品がデフォみたいだよ
だから源氏は親王宣下されずに臣籍降下したって事情がある
落葉も結婚前は親王宣下されてなさそうだし内親王だったとしても無品だろうね
ある程度財産あっても管理してくれる人がいないと没落一直線だから後見は大事

101 :
源氏の場合は、桐壺更衣由来の遺産はそれなりにあったっぽいけどね
若いうちからそれなりの資産を持ってたから
親王宣下されなくて無職の王族でも生活には困らなかったと思われる
それでは勿体ないし人相見の見解もあるしってことで臣籍降下したけど

102 :
源氏の場合は母親の実家筋から受け継いだ二条院も自前の財産だからね
だけど経済的にはなんとかやっていけても政界でやっていくには大貴族からの後見が必要だもの、だから桐壺帝も左大臣家の婿にさせた
もしかして蛍の事も右大臣家の婿にするよう計らったのも桐壺帝かもしんない
八の宮は東宮位簒奪の抗争に巻き込まれて結果誰からも後見受けれなくてひっそりと暮らしていくしかなかった
あげくには屋敷が火災にあってうら寂しい田舎の山荘で暮らすしかなかった

103 :
>>101
あさきでは桐壺更衣は「貧乏公家の娘が」と言われてたけど
桐壺更衣の兄が現世での出家を諦め出家してたし
二条院の土地はあってもあまり財産があるわけではなさそう
源氏の場合は後ろ盾や財産が心もとないから
父の桐壺帝が世話して権力者で大富豪の左大臣家の令嬢・葵と結婚
若い頃は左大臣家から経済支援を受けていた

104 :
藤壺に冷泉が誕生した際に桐壺帝は
光源氏幼少時と変わらぬ美しさだが、劣り腹の光源氏と違い
冷泉は最上の血筋の母を持つ母から生まれて来たので素晴らしい
と感想していたものね

105 :
源氏と明石はいとこでいいんだよね?

106 :
入道が桐壺更衣といとこじゃなかったっけ
そうなら源氏と明石ははとこになるね
入道は都での出世を諦めて地方で受領になって財産は作れたけど地位的には落ちぶれたのは
桐壺更衣の親戚ということで右大臣一族から邪険にされたとかなのかしら

107 :
あの時代の貴族にとって異性のいとこなんてあかの他人では
夕霧と雲居がべったりすぎて異例

108 :
光源氏と頭中将・葵もいとこ同士だ

109 :
基本的に母方で育てられるから兄弟でも異母だと一緒に育つわけでもないからほぼ他人
いとこなんて言っても父方母方異母異父含めると血縁がゴロゴロだからやっぱり他人
祖母の大宮の手元で育った夕霧と雲居の雁が珍しいだけだよね
2人揃って赤ん坊の頃から一緒だと同母姉弟みたくなって恋愛感情芽生えなかったかも

110 :
大宮も昔は聡明だったんだろうけど老婆になったせいか夕霧と雲居に男女の仲まで発展させるような環境与えたのは当時の高貴な貴族の女性としては致命的なミスだよね
あさきでは御簾を書くのが面倒だったのか頭中将の子供達は御簾無しで体面させてたけど現実には幼い頃から入内して立后するために育てていた新弘徽殿なんか同母の兄弟といえど御簾ごしの対面で会話させたりするように気をつかってたはずだし
桙燉cい頃は六条院で生活してて匂宮や二宮とは普通に遊んでたけど女一宮とは接触させないように紫や女房たちが気をつけてたから

111 :
紫が女三宮に挨拶したとき自分達は従姉妹同士だと話していたけど
紫と女三宮のあいだには厳然たる身分差があって
親戚どころか同じ世界の人間ですらないという無情さ

112 :
皇族と王族じゃ違うからね、そんなこと言ったら冷泉と紫だっていとこ同士だし
今上なんか叔父が死んだら大君をくれなかったせいかいとこなのに露骨に冷たかったし

113 :
>>111
紫上から女三宮の乳母にも敬語使っているしね
源氏も女三宮に「紫上が挨拶に来たいと言っているから許してあげなさい」って言っている

114 :
女三宮や薫妻の女二宮は女御腹の内親王だけど
それでも母親なくすと経済的にやばいんだろうね

逆に女一宮とかは一生独身のほうが都合がいいのか

115 :
長女は家刀自といって霊的な力で一家を守る役目があり
皇室ではその意識が特に強かったみたいよ
確かに冷泉女一宮も今上女一宮も扱いが一段上だものね

116 :
皇女の降嫁が喜ばれなかったのがわかる
もともとやむを得ない結婚が多い上に、結婚となるとやはり男性優位だから高貴な身分が通用しない部分もあるものね
でも一見最悪に見えた女三宮の降嫁が最終的には一番安定して幸福になったのは意外
孝行息子で出世頭の薫がいてよかったね
女の替えはいるけど母親は一人しかいないから

117 :
あんな体験して若くして尼になったのを幸福といえるかどうかは置いといて、女三宮的には一番しっくりする将来になったなとは思う

118 :
さっさと出家して年寄りでうざい旦那も切ったしね

119 :
後見さえしっかりしてれば
もともと浮世離れしてて欲もない女三宮には出家生活はあってたんだよね
尼になってれば変に風流ぶらなくてもいいし鬱陶しい男女のことからも距離を置ける
むしろ尼になってからのほうが女三宮の成長ぶりがうかがえて喜ばしいくらいだ
薫が中の君に衣装を贈るために女三宮に余ってる衣装はないかとたずねたときも
いつもの法事に用意したときのがあるはずだから白い衣ならあるべしょう、
それで都合が悪ければ女房に命じて染めさせましょうってさらって答えて
女主人としてちゃんと持ち物の把握ができて女房に指図もできるようになってたし。

120 :
へえ
あさきで青年薫と三の宮との親子の会話みてみたかった
天然な母親にハァ…ってなる薫みたいw

121 :
>>116
女三宮が薫を妊娠した時すでに源氏は50近かったし
夕霧や明石中宮のところにすでに大勢の孫がいたから
大して女三宮との子作りに熱心ではなかったんだよね
薫が生まれたのは柏木との密通の賜物でそのお陰で
女三宮は孝行息子の後見を受けて安寧を手に入れたのだから皮肉だけど

>>119
同年代夫と結婚していれば女三宮は出家などしなくとも
成長してから立派に北の方としてやっていけてたかもしれない
源氏は女三宮と柏木の若さに嫉妬し自分が死ぬのを今か今かと待ち望んでいて
2人で仲良くやるつもりだろうと思うと許せず出家に追い込んだ

122 :
>>120
言われてるけどあさきの女三宮は原作とだいぶ違う
あさきだと成長した薫が女三宮は(母親なのに)子供のようで息子に頼りっぱなしだと言っているから
たぶんあさきで青年薫と女三宮との会話が出てきても原作のような内容にはならない

123 :
原典でもおっとりしたお姫様ではあるけどあさきみたいにツッコミどころ多い性格ではないよね女三宮

124 :
>>122
>>123
あさきの女三宮は原典での人物像をわかりやすく上手に表現していると思うけどなあ
どこが違って、誰に言われているの?
紫の上アンチがやたら女三宮をあげていたのは記憶にあるけれど

125 :
>>124
また来た
アンチとか何とかいってるのっていつもの女三宮叩きの荒らしだよね

126 :
>>118
それそれw

>>121
同年代と結婚してればちゃんと北の方やれてたかもしれないけど、現実にあのウザイ爺さんの源氏と結婚させられちゃったわけで・・

あんな女だらけのやりまくりどろどろ屋敷にいるより、本人も風流とか恋とか全く興味ないわけだし、不貞でもなんでも立派な息子がいて重んじられて、出家して自由に好きなネコ多頭飼いして良かったと思うよ
むしろさっぱりして長生きするかもw

127 :
>>125
まともなレスが出来ないなら連投やめて

128 :
幸福は個人次第だけど、今上の女一宮も冷泉の女一宮も>>115の家刀自の考え方や後見がしっかりしてるのを見ると生涯独身
今は花の盛りで美しいけど、いずれ天皇も父→兄弟→甥と代替わり(伯父→その子)、後見も代替わりして里邸があるとはいってもお婆さんになっても宮中暮らしってしんどそう

落葉宮もようやく落ち着いたっていってるけど、完璧な正妻がいるところに来て実子はなく愛人の子を養育、それもイマイチうまくいかないであーだこーだと気を揉んでる六条院の中にいるのも年くったらめんどくさそう

若くて未来が不確定な女二宮と、早くに死んだ藤壺は別として、内親王の中では一番は行く末・老後は幸福なんじゃないかしら
女君全体でみても明石の次くらいかと

女三宮が愛だの恋だの風流な楽しみだのを重要視するタイプならともかくそうでないわけで、さっさと子供うんで、その子は回りが勝手に引き立ててくれて出世、女の子と違って結婚だの結婚した後の心配もないし
金はあるけど管理も薫がやってくれるし、身分は元々あって、さらに薫の母君として世間でも重んじられる

いろいろ辛いことはあったにしても、20代半ばであとは好きに安楽に暮らせるなら結構いいと思う

129 :
女三宮は原典よりもあさきの不思議ちゃんがいいなあ
俗世に興味なく欲もなく快適に過ごせれば満足している自閉気味の人畜無害さが数多の女君の中で際立って個性的

130 :
>>127
荒らしってなんで偉そうなの?
124のどこがまともなレスなの?
薫が浮舟の法事に際して母の女三宮を頼りにし
女三宮も指図をして立派に用意を整えているシーンがあさきで省かれている
あさきで薫が女三宮は今でも子供のようで息子を頼っていると供述しているが
この部分が原作にはない
これだけでもあさきと原作の女三宮が別物であることは十分わかるはずだけど
あなたみたいにこじれた頭で考えなければ

131 :
女三宮が源氏に私を愛してるのでなく体裁のためって言い切ったのはすかっとしたね

132 :
>>131
私が女三宮ひいきなのは、ずっとムカついてた源氏に一撃食らわせてやったとこかな
スカッとする

133 :
>>130
>薫が浮舟の法事に際して母の女三宮を頼りにし
女三宮も指図をして立派に用意を整えているシーンがあさきで省かれている


うーん、蜻蛉の浮舟の四十九日の法事のことかな
もしそうなら原典には薫が法事の用意をさせ、六十僧の布施の用意をしたのも薫だよ


息子の愛人の法事に女三宮が中心になるなんて普通に考えにくいと思うけれど

134 :
>>130
原作の女三宮も薫に子供っぽくて頼りない母親と思われてる所は一緒だと思うけど
薫が柏木とのことを知って母の所に行くけど無邪気にお経読んでるの見て悩みを打ち明けるのをやめたみたいな記述あるし
薫にとって頼りがいのある立派な母親っていう描写はあまりないと思う
私はそういう女三宮のキャラ好きだけど

135 :
>>130
>あさきで薫が女三宮は今でも子供のようで息子を頼っていると供述しているが
この部分が原作にはない

母宮は、今はただ御行ひを静かにしたまひて、 月の御念仏、年に二度の御八講、
折々の尊き御いとなみばかりをしたまひて、つれづれにおはしませば、この君の出で入りたまふを、
かへりて親のやうに、頼もしき蔭に思したれば、 いとあはれにて(匂兵部卿)

‥原典にありますがな‥

136 :
三の宮は紫の欲しかったもの全て手に入れてるのね

137 :
紫がこの姫になら正妻の座を奪われても仕方ないと思えるような素晴らしい女性だったらよかったね

138 :
源氏は若い頃更衣の子だから源氏にならざるを得なくてようやく准太上天皇って地位についたのに結局内親王一人思い通りにならない身分だって露呈したな

139 :
>>137
それはそれで紫上が病むことは変わらなかったと思うよ
源氏からの愛を土台としているのが紫上だから相手が誰でも結局は同じ
例えば女三宮が藤壺クローンな上に家政もしっかり取り仕切る素晴らしい女君だったら
それこそ自分の存在価値ないじゃん?ってなって病むんだよ

140 :
あさきでも原典でも女三宮は色々と成長が遅れた幼稚な人だね
しかも女房の質まで悪かったのが不幸だった

141 :
>>136
女三宮は夫からあまり愛されず見下されていたからなあ

元々愛とかどうでもいい性格だったけど、やはり見下されるのは嫌だったみたいだね

142 :
愛されたじゃん柏木にw
子をなすのは前世からの深い縁というし

143 :
見下してたというより世代、価値観が違うから別世界の人というか宇宙人的感覚で見てたような気がする

144 :
自分の世界以外は興味ないんだよ
父も夫も息子も大差なし
一時は夫と間男に苦しめられたけど二人共世を去ったら悪感情や嫌悪感も忘れてルーティーンの仏勤めと猫と戯れて自分の世界でまどろんでるのが彼女

145 :
>>139に同意
女三宮のような幼いばかりの姫君に・・ってたけど、
実際は>>139みたいな完璧系でも槿や朧月夜みたいな復活系でも同じように病んだと思う

あれは女の問題じゃなくて、紆余曲折を経てやっと落ち着いた最晩年に思いっきり裏切った源氏への物思いだし
でも源氏に怒りや恨みをぶつけられないから、心の中に押し殺して余計病んじゃったという

146 :
女三の宮っ!膣内(なか)に出すぞっ!!

147 :
>>138
むしろ源氏という身軽な身分だったからこそ、好き勝手やれたんじゃないかな
「私は何をしても許される身ですから」と言って父帝、兄帝の妃を寝取ったり

148 :
>>140
原典の紫の女房って、源氏の召人達ですやん・・・

149 :
>>141
紫も見下されてたよ、源氏からね
源氏にその自覚はなかったけど
女三宮が源氏に「私への愛などではありません」とぴしゃっと言ったのと同じで
紫も「人の自尊心踏みにじっといて愛だなんだとほざくなボケ!」と言ってやればよかったのに

150 :
>>149
まあ、源氏も泣きながら謝ったし、そんな源氏を憐れむ愛情を紫は持っていたからね

151 :
少女時代から源氏の籠の鳥で後ろ盾のない紫が夫を批判するのは無理
夫に逆らわないよう洗脳されてると言える

152 :
>>151
そうそう
だから紫を苦しめた源氏に唯一食らわせた女三宮が紫の代理攻撃みたいですかッとする

153 :
女三宮は食らわせたというか流されただけじゃあ・・・

154 :
>>153
そうなんだけど結果的にさ

155 :
>>150
泣きながら謝ったといっても、結局は紫が倒れて「自分が」悲しいから苦しい辛いからが根底にあると思うけどね
本当に紫を重んじてたらそもそも女三宮を正妻に迎えないって
40過ぎてそれくらいのことわからないはずない

156 :
身分に相応しい正妻を迎えるのは一族の栄誉のためだから仕方ないんじゃね
紫側の明石中宮や夕霧も高貴な正妻の存在を批判してない
紫が正妻を降ろされても当然としているから当時の常識的にとして皇女を妻に迎えるのは人臣の憧れなんだね

157 :
>>155
本当に重んじてはいなかったから女三宮を迎えてしまい
紫の愛情を失って初めて紫の素晴らしさが分かり謝罪した
という流れだろうね
そんな子供のような源氏を紫は心から嫌うことは出来なかった

158 :
>>157
紫が回復したらまたしばらくしたら同じようなことしたと思うけどね
紫の素晴らしさをこうなってからしかわからないようなら本当は何もわかってない
女三宮が期待外れで紫が倒れたから比較して惜しくなっただけかと

159 :
でも皇女だったら誰でもいいわけじゃないもんな
落葉なんか夫から見下されてたし夫の実家連中もなんかそっけなかったし

160 :
>>156
それどうなんだろう
皇女を妻に迎えても結構粗末にしてる臣下、歴史上でいなかったっけ

確かに元々紫が源氏の正妻(格)になれる身分じゃないんだよね
それを偏重して寵愛してたのが元々の原因かも
葵や槿や朧月夜が正妻としていてたらここまでなんなかったかも
桐壺帝も源氏も冷泉もしょうがないなあ

161 :
摂関家の柏木にしてみれば祖母は内親王で母方伯母は女御→皇太后で姉妹は女御だから
受領階級出身で更衣の一条御息所なんて身分的にも血筋的にもどうでもいいし
当然その更衣腹の無品皇女にも有難みは感じないんじゃないかな
あの時代の貴族ってえげつないほど血筋・身分・階級社会だもんな

162 :
>>161
更衣腹の皇女でも、際立った美貌や父帝の鍾愛を受けていれば世の中から重くみられるけど
例 光源氏
落葉の人品は優秀であっても際立ったものが無いから女三宮の背景に見劣りしてしまったのでしょう

163 :
>>156
単純に一族の栄誉だけを考えたなら柏木とのことがあっても特に女三宮を冷遇しないけど源氏は女三宮からも愛情をかけられたいとか若い連中にコケにされたとか考えたからなあ
朱雀なんて朧月夜を許したっていうのに

164 :
原典で、葵が急死して、紫と源氏が結婚した翌朝、
紫の乳母は「忍んでお通いになる身分の高い方々が沢山いらっしゃるのだから、
また厄介な代わりのお方がおできになるのではなかろうか」

と、「正妻がお亡くなりになったんだから、これでうちの姫様の立場も安泰ね」みたいな、
まるで葵の死を喜んでるようなことを言ってた

165 :
すごい曲解ですね……

166 :
>>158
紫が倒れるかなり前、女三宮を迎えた時も紫の素晴らしさを再認識していたよ
今さら感あるが

167 :
>>163
そもそも源氏は社会的地位は磐石、娘も立后確実と、
一族の栄誉なんかこれ以上不要だし

やはりそこは一族の栄誉のため内親王と結婚したがった柏木とは違う

女三宮の産後肥立ちの悪さを理由にすればうまく出家してもらえるチャンス
と考えるくらいには世間体を繕ったけど

168 :
>>163
そこが朱雀帝(もしかしたら桐壺帝)との器の違いだなぁ
源氏は色んな面で兄より優れてたけど、大らかさや落ちつきが足りない
女三宮を大して愛してない、軽んじていたことへの自制せず、女三宮が強引な男性を拒絶出来る程強くないことも怒りで忘れていてとても冷静ではない

169 :
朱雀も問題だよ
女と通じた女だと思うと余計に執着するわ、女を寝とった弟に愛娘をやるわと普通ならあり得ない
自分が女だったら近親相姦もアリとか言っちゃうわ源氏好きすぎ

170 :
朱雀は温和なだけじゃなくて少しこじらせてるよね
平安期ではタブーになってるけどその前の時代の聖徳太子の両親は異母兄妹婚だったし
紫式部はそのあたりの古代皇族の近親婚の事情も踏まえてるのかな
源氏と女三宮も叔父姪だから今じゃ許されないけどあの時代は普通だし

171 :
>>170
古代漫画なんか読むと兄妹でも異母なら結婚できたんだよね
いつからダメになったんだろう?
なんで?

172 :
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%85%84%E5%BC%9F%E5%A7%89%E5%A6%B9%E5%A9%9A

ウィキペディアにも記載されてるけど、キョウダイ婚が禁忌になった時代ははっきりとしてないみたいだね

173 :
>>171
宇多天皇の皇子・敦慶親王まで異母姉妹と婚姻したのが記録にあるわ
源氏物語の時代の一条帝の在位が986年からで敦慶親王は930年まで生きてたから
50年ほど前の祖父母世代の人はOKだったことになるかな
桐壺帝の「いづれの御代か」が、一条帝の2つほど前の帝の時代を想定してると思うし
その息子の朱雀から皇室間であってもタブー視されだした世代になるのかも

ダメになった理由は遺伝子が近すぎて病持ちの子が産まれる確率の高さと言われてるね
能舞台にも醍醐帝の皇子が盲目で出家させられその姉の皇女も発狂しているという蝉丸という話があるから
実際にモデルになった皇子皇女はいたんだろう

174 :
>>173
叔父姪、叔母甥までOKなら異母兄妹でもいいような気もするけどね
別の漫画だけと天井の虹では同母兄妹以外OKだし
現代の叔父姪がダメで従兄妹がOKってのもはっきりした根拠ないし

175 :
天上の虹は天智天武兄弟の時代だから道長栄華時代より300年以上も前の時代やんけ

176 :
あと日本の皇室で自然と異母兄妹の結婚がタブーになっていったのって、やっぱ中国の影響が強いんじゃないかな
たいていの国の神話では兄と妹が結ばれて子供を作り国を作った〜みたいな感じで始まってるのが多いけど
中国はかなり古代の頃から異母とはいえ兄妹で結婚?ダサッ、それより他の強大な勢力誇っている一族の娘か、格下の家の娘を娶りましょみたいな感じで結婚進んでったから
聖徳太子は俺っちの国は中華の子分じゃなくて対等な国だからと強気な外交政策してたけど日本という国はかれこれ二千年くらい、なんでも中国の文化や学術を見習え、追いつけとばかりに参考にしてったからね

177 :
古代の妻問婚だと子供はそれぞれの母親一族の元で育つから、異母兄弟姉妹とは顔を合わせる機会もなく、ほぼ他人のような感覚だったと何処かで読んだことがある。
平安時代の中期にかけて父親の一族が子供を養育するようになり、異母であっても兄弟姉妹だという認識になったので、異母兄弟婚がタブー視されるようになったのではないだろうか。

178 :
中国神話の最初の人類とも人類の親とも言われている伏羲と女?も兄妹だよ
最初の人類が兄妹じゃないのは聖書のアダムとイブだよ

179 :
イブはアダムの骨から作られたから兄妹とも親子ともとれそうな感じがするけど

180 :
逆に現代でもスウェーデンは異母異父兄妹の結婚OKなんだよね
日本でも血の繋がらない養父養女は結婚できないのはどうなんかな・・
ゲイカップルとか養子にして事実上の法律婚ぽくしてるのに

181 :
養子縁組して親子になっているから結婚できないのであって
そこを解除すれば普通に結婚出来るよ
結婚するなら最初から養子縁組する必要ないし
母親から再婚相手を寝取ったというパターンは知らんが

182 :
>>181
一度養子縁組したら解除してもダメだよ
永遠に婚姻できないの

年の離れた妻を世間体をはばかって最初から妻に迎えずに養女にして、後々妻に直すというのが昔はあったらしい
そう思うと、紫を引き取って育てて大きくなったら妻にするって、昔はもっとあるあるだったのかも

183 :
>>182は、一旦養子縁組した女性を離縁して妻に直そうとして婚姻届を出すとはねられて通らない、ってのが昔はよくあったわけ

184 :
じゃあ源氏が一度養女にした玉蔓を後に妻にするという展開も
昔の玉蔓ファンは期待していたのかもね
結局そうはならなかったけど
源氏物語でクローズアップされてたのは兄妹婚でなく
母親そっくりだけど母親でない若く美しい義母(父の妻)との禁断の恋だよな
息子が父の妻と通じて不義の子まで成しててタブー感が兄妹婚とは段違いに強すぎる

185 :
養子でも親子くらいの年齢差だと本当に子供の側に愛があるのか大人側のいいなりになっているだけなのか
判断付きにくいって問題があるからダメなんだろうね
紫だって性愛では考えてなかったのに源氏に襲われてショック受けてるわけだし
子供の方が本当の肉親のように思っていたのに義親の側が最初から子供を性愛の感情で見てる可能性があるなら
それは虐待になるから養子縁組を許可する側としては厳しい目で見るしかないのもわかるわ

186 :
よく考えたら紫ってR婚なんだ

187 :
>>185
虐待というより(結婚を考える養女は20〜30だから)、親子のあるべき姿、孝養を尽くすとか、そういう儒教的な家族像に反するんだそうな

188 :
三巻の冒頭で「葵祭の勅使」とか大嘘吐いてるけどこれ愛蔵版とかじゃ直ってんの?

189 :
>>181
紫は源氏の養女ではないから年齢も7歳差で言うほど離れてはいない
平安時代は戸籍制度もないから養女だの養子だのも世に公表した日からなので
源氏が秋好や玉鬘を養女だと公表しないうちに妻にすればそれはアリだっただろうし
かつて思いを寄せた女の娘と結婚する話は海外作品にも多いよね

>>186
乳母が若紫に性教育していなかった(乳母は若紫が二条院へ入ったその日から
源氏と共寝していたのでとっくに男女関係になっていると思っていた)というだけで
性を知らない若紫が「私はもうお兄さまの妻なのでしょう?少納言が言ってたわ
お兄さまが私の旦那さまだって」と自分が源氏の妻になることには異議なし、承諾済み
女房達の夫や彼氏と全然違うわ、私の夫はなんて綺麗な顔してるの、とイケメン夫に大満足
別に若紫は他の男を手引きしたかったのに源氏が阻害したとかでもないからね

190 :
紫の場合は結婚と性行為が繋がってなくて、夫婦はひな人形みたいに並んで遊んでるだけの
仲良しで終了してたから、言葉で妻とか旦那と言っていても何も知らない幼児と同じ
周りの視点なら源氏が突然手を出すのに問題無くても紫視点ではひどい話に変わりは無いわ
ほんと乳母か女房が閨のこと少しでも先に教えてあげていたら良かったのにね

191 :
あの時点で14,5歳の若紫を幼児はないわ
女三宮のことを「こんな子供」って言っていたけどそれ以下じゃんか
初潮の時にも乳母も女房も何も教えてなかったならただの職務怠慢じゃないの
仮に初潮前だとしたら源氏がロリコン過ぎて引くわ

192 :
女三宮も男女の事は知らなそう

193 :
女三宮は乳母に教わったと思うよ
ちゃんと手順を踏んで正式に結婚したからさすがに降嫁前に教わってるでしょ
紫が自分のことを「まともな結婚じゃなかった」と嘆くのはそこらへんのこともあるんじゃないかな
誰も自分に結婚のことを正確に教えてくれず
誰もちゃんと世話してくれなかった
誘拐同然に連れていかれてそれでも可愛がってくれてると思ってたらある日突然乱暴された
当時としても異様な結婚スタイルで
正式な妻としてではなく愛人のような扱いだった
妾腹であっても宮家の姫で父親に認知もされてたんだから
正式な結婚をしようと思えばできたはずなのに
そこらへんのことを改めて思い知らされて紫は
「自分はそんなに大切にされてたわけじゃなかったんだ」となったんじゃないかと

194 :
あさきでの初夜は女三宮はよく寝てたが、性行為あっても平気だったのは本人の資質もあるけど乳母の教育のおかげなのかー

195 :
内親王や女御クラスともなると、身の回りの全てを女房が整えるのよね
それこそ下の世話まで
だから他人に身を預けることに対する抵抗が少ないんじゃないかと妄想
加えて精神的にも幼すぎて異性に対する羞恥心も未発達だったのかもね

196 :
>>188
文庫本と完全版も改変なくそのままだったよ

197 :
>>195
高貴な姫ほどは幼い頃から兄弟すら直には会わず女ばかりの中で生活しているのだし
さすがに女房達が身の回りの世話をするのと男性との性行為は違うわけで
そこは綿密な性教育があったはず
ちい姫など11歳で嫁いで12歳で出産
若紫などよりずっと幼かったが「あんなことする東宮は嫌!」ともなってない
そこはお妃教育の最重要点として紫やら乳母やらが手取り足取り閨のことを教えた成果

198 :
女三宮は異母兄の今上ですら直接会ったことがない

199 :
>>197 拒否できるわけじゃないけど紫の上は自分のことを考えて幼すぎと思わなかったのかな
出産後早く返そうとしてたのも、自分の本当の娘でもそうしようとしたのかな
考えるとちょっとこわい

200 :
親の愛を十分に得られなかったために子供のままで源氏から親の愛を得ようとして
無意識に幼く振る舞っていたと考えることもできる
源氏も最初は育てる事が目的だったし紫としてはいつまでも続くと思ってたのが問題だったわけで
それでも生理が来れば本人も絶対気にするし月のものの理由も乳母が教えるはずだからやっぱり変なんだよね

201 :
>>199
実の親の明石はまだもう少し静養をと言ったんだよね

202 :
源氏が性的に無垢な少女とヤリたかっただけじゃないのw
生理が来ていれば周りの女房や乳母がそれとなく教える筈だけど
若紫がとっくに源氏のお手付きと思われていたってのが謎なんだよね
生理中の女と添い寝なんてさせないと思うしさ

203 :
早期入内させたのも後宮で帝に対して有利になるため
里帰りしている間に他の妃に寵愛を奪われたら困るからじゃね?
こきでんさま時代の桐壼更衣が出ないようにと

紫上が源氏に逆らえないのもあるが所詮継娘だから醒めた感情しか持てないって書けば満足かな?

204 :
そこが出産経験した明石の君としていない紫の上の差だろう

205 :
源氏も風流ぶっているが本性はパワハラオヤジ
今上にジワっと圧力かけて娘を侍らせ他の妃を控えさせる
明石姫が気に入られたからいいが不仲だったらサッサと廃帝にして一宮を即位させる

206 :
源氏ってあれで体面重んじてるから、あえて他の姫たちの入内を促し娘の入内を遅らせた
余裕あるというかええかっこしいなんだな

207 :
>>203 >>205
里にいる明石姫に東宮からの参内の催促の手紙を来たので
「もっともなことだわ。早く若君と一緒に東宮のところへ戻りなさい」
と真っ先に自分の意見を言っているのは紫
源氏はまだ里で休憩なさってはという明石の意見も両方聞いた上で
やつれた姿を見せるのもまた男心をそそるものだよと言ってるだけで
紫が源氏の意見に逆らえないわけではないよ
紫が若君を自分の殿舎へ連れて行ってしまっているのを源氏が明石姫や明石のために
向こうが(紫のほうが)こちらへ(明石のところへ)若君を見に来ればいいと代弁してやってるし
源氏のパワハラどころか紫の勝手な行動が目立つシーンだと思うけど

208 :
>>88
今で言うなら、全身シャネル、とかかな?

209 :
>>96
理想は良い夫と結婚、だろうけど、内親王の夫となる人といえば、誰でも良いわけじゃないからね。母親の実家に頼ったり、斎宮斎院になってお給料もらったり、とかじゃない?やっぱり内親王にとって、母親の実家の勢力経済力は重要だと思う。

いつの時代も内親王の結婚は難しいよ。内親王は基本一生独身が多くて、結婚した内親王のほうが少ないと思う。

210 :
>>98
もう少し後になって摂関家の力が衰えだした白河法皇、後白河院とかは、お気に入りの娘や妃たちに荘園や身分を乱発してるよね。
荘園持ってればその荘園から収入入ってくるし、身分があれば、例えば三品とか女院とかになればその身分に相当するお給料じゃないけど国家予算?収入があったはず。

211 :
>>107
夕霧と雲居の雁は同じ左大臣邸で育ってるし、その左大臣邸で祖母の大宮に可愛がられてた孫、ていう仲だからね。

212 :
>>110
頭中将、けっこう子だくさんだよね。自分の恋愛ごっこも忙しかっただろうし、離婚した妻の子(雲居の雁)にまで細かく気が回ってなかったのかも。

213 :
>>148
女三の宮の女房のことでしょ。柏木を忍び込ませた女房(小侍従)とかね。
この小侍従は柏木の召人で、女三の宮をあまりに慕う柏木にほだされて手引きしてるんだよね。

214 :
>>159
落葉の宮は、母親は身分の低い更衣、てなってたよね。それが影響してるんじゃないの?

215 :
>>169
女三の宮を降嫁させたのは、朱雀帝の源氏に対する最大の仕返しな気がするのは私だけ?

216 :
>>177
同族婚ばかりしてると、血が濃くなってきて、障○児が産まれる可能性が高くなるからね。昔からお金持ちや権力者は
財産がバラバラになることを避けるために同族近親婚を繰り返してきてた。
結果、生まれつき目が見えない子とか、生まれつき骨がぐにゃぐにゃで歩けないから萎君、て呼ばれた子とか産まれ
ちゃってる。

217 :
>>207
あなたの書き込みを読んでいると
紫って善人ぶってるけどエゴの固まりみたいな奴なのな
性格の悪さは実は六の君!!!!クラスなのな
悶死したのも自業自得
と書きたくなるわ(笑)

218 :
紫のキャラの特徴として、出産しなかったというのはすごく重要で
それゆえ出産後の体調の大変さを理解できないように描写するのは
キャラクターの役割として妥当
加えて夫の源氏の愛が無くなることを最も恐れた紫の視点で考えれば
ちい姫が東宮から早く戻ってきて欲しいと請われるのに応えず
寵愛を失う可能性を恐れたと考えれば急かすのも不思議では無いと思う

219 :
原作ではちい姫に出ない乳を吸わせたんですっけ

220 :
>>208
全身シャネルでも身分が高く財力があり本人に似合っていればいいと思うけどねぇ
美人がその美貌に相応しく豪華に気飾って何が悪いのか
ショボくれたオバサンの妬みは怖いねえ

221 :
>>218
帝至上世界だからね。夫君の東宮から早く戻って来てほしいと言われれば、母親なら娘を急かして当然だよね。良い母親じゃん。

222 :
紫の上と雲居と六の君が憎くてたまらない人が常駐していて嫌だわ

223 :
紫の君っ!膣内(なか)に出すぞっ!!

224 :
六の君と紫はそれぞれ嫉妬を買いそうなタイプだから粘着アンチがついてもおかしくないが雲居雁に憎まれるヨウ素あるの?
貴族の正妻にもかかわらず気さくで陽気な性格で美人度もまあまあだし

225 :
六の君とかあさきで2コマ位のキャラにアンチがつくとか不思議だわ
原典では掘り下げあったの?

226 :
中の君に肩入れしてると気に入らないのかも?

227 :
>>225
原典では、
六君は異常なくらい派手に飾り立てて、自分の権勢を威張る
傲慢な性格の悪い女性という設定
だからあまり愛されないんだろう
宇治編の歌無し女でもあるし
正編弘徽殿みたいな
愛されない女タイプに書かれているね

紫式部が、権力を威張る傲慢な大臣の娘という存在が嫌いだったのでは

228 :
>>218
紫にとっては夫に愛される妻であることが一番大事
明石には明石一族の繁栄のためもっとポコポコ皇子を生めるよう、
明石姫の身体が大事

二人とも価値観違うけど
それぞれいい母親だと思う

229 :
また出たよ

230 :
明石姫はポコポコ男子を生んで明石一族は繁栄したし、夫の考えを理解して一番大切にする妻になった
二人の母親の教育の賜物かもしれないね

231 :
>>227
あらそうなんだ
あさきでも意地悪に描いたら良かったのに
中の君をいじめるとか
大和さんにそこまでの気力はなかったのかもね

232 :
>>231
本気にしちゃダメ
六の君にそんな描写ないよ

233 :
>>218 寵愛を失う事を恐れて急かしたのだとすればもっと怖い
不思議ではないけど凄まじく怖い

234 :
>>232

>>42

235 :
あさきでは匂宮最愛は浮舟みたくされてたな

236 :
あさきの匂宮は尊敬する祖父と同様無い物ねだりの女性遍歴を続けていくと思う
自己中の浮気者だがラストは純情で好き
匂宮のせいで不幸になった浮舟も少しは浮かばれる

中の君も大君や浮舟に比較したらヒロイン度低いのに粘着する意味わからないな

237 :
あさきの中の君はただただ可愛い感じだったね
薫は一目見たとき大君の方がタイプだったみたいだけど中の君を選んでいたらいい夫婦になってただろうに

238 :
>>233
寵愛を失うことを恐れて
というより、
娘が夫からそんなに愛されているのが嬉しかったんでは

239 :
>>238
そうそう紫は夫からの愛情が一番嬉しいから喜んだんだと思う
でも子供を産んでいないから体調まで思い至らないだけ
明石はちぃ姫の体調を心配するのはやっぱりお腹を痛めて産んだからという
紫との対比にもなっているのかなと思う

240 :
>>238
東宮は他の妃であってもそうした(参内や入内の催促をした)だろうけど
紫は源氏と一日たりとも離れていたくなくてすべての夜を自分一人で独占したくて
出産のために数か月間夫と離れて生きるなんて私には耐えられないわ
明石姫も実家に帰ってる間に夫が別の妃を抱いていると思うと生きた心地がしないに違いないと思ってそう
東宮と明石姫は仲の良い夫婦ではあったけれども
父兄以外の男は完全シャットアウトで育てられた明石姫は恋など知らず
東宮と明石姫の間にそこまでの激しい恋愛感情があるとも思えないし
実母に再会して祖父母の温かい肉親の愛に包まれ
さらに東宮との間に子も産まれた明石姫は夫に数か月会えないからって焦りもないと言うか

241 :
産後に早く会いたいから戻ってきて欲しいというのは
決まり文句的なもので実は真に受けて急いで戻らなくても良い類いな気もする
ちょっとでいいから産まれた皇子の顔が見たいというだけでも東宮の身分だと動けないし
母親のちい姫が参内してくれないと無理なんだよね

242 :
>>240
紫も源氏以外の男はシャッタアウトされていたはず
一時は父親代わりの兄と慕って家族になったいたらそのまま妻になったのに異性に対する激しい恋愛感情を持てるものなのか不思議
この余裕のなさは生来の性格なのか後ろ盾の実家がない不安感から来るものなのか

243 :
>>242
紫は后がねなどであるはずもなく外で雀を追いかけ回してたし
女房たちの夫や彼氏よりも源氏のほうがイケメンだわとか言ってるから
完全シャットアウトではないはず(意外に紫は源氏以外にモテていない事実)
紫は源氏の女性関係に激しい嫉妬心を持っていたし源氏に対する恋愛感情もあったはず
女三宮や朝顔や朧月夜といった目上の正室候補から
須磨に行っている間に源氏とデキてた明石まで幅広く嫉妬

244 :
嫉妬しているところが、また可愛いタイプなんだよね


245 :
少なくとも惟光には垣間見されてるはずなのにスルーだしね若紫
源氏の青田買い能力が高いのだろうけど

246 :
源氏物語で最古の写本発見 定家本の1帖「教科書が書き換わる可能性」
発見されたのは若紫の帖

247 :
>>242
父親に見捨てられたのが大きいんじゃない?
1回目は幼少期探してくれなくて2回目は源氏が須磨流しになった時に力になってくてれなくて親の愛より源氏の愛の方が大きくなった

248 :
夕霧にはモテてたじゃないか
垣間見ただけで、妻や女三宮と比べてずっと思い続けてる
夕霧の性格上突撃しなかったけど、源氏にとっての藤壺みたいな永遠の女性だったよね

249 :
源氏直系遺伝だから
桐壺帝から続く好みの連鎖

250 :
>>243
紫の上は実家の引き立てもなく、実子もなく、あるのは源氏の愛だけだったからね。

251 :
ある意味匂宮もかな
匂宮が真木柱の娘宮の御方に目をつけたのも
藤壺の係累だからかな……真木柱の大叔母は藤壺だし

252 :
関係あるかな
あの時代の大叔母なんて完全に赤の他人じゃない?

253 :
結婚した後の若紫
「父上からの手紙が届いたわ、ありがとう、お兄様!」

なんで若紫は今まで父親に手紙を出さず、
父上にお会いしたい、居場所を教えたいと思わなかったんだろ。
泣いて頼んだら流石の源氏も連絡を取ることを許すと思うし、
女房に頼んで隠れて手紙を送ることもできたと思うんだが。

居場所を教えたら、正妻にばれて暗殺されるとでも?

254 :
出しても正妻に握りつぶされるかもしれないし父親が自分を思っていてくれる保証がそもそも無い

255 :
「父上は正妻のババアに頭が上がらないし、どうせ手紙を出しても返事なんて出してくれないわね」

無邪気っぽさがない、随分と冷めた子供だな

256 :
>>253
当時の手紙って召使いを介して送るものだから、
若紫が手紙を送るなら誰かに頼まないといけないけど、
あの屋敷の召使はついてきてくれた女房以外は
若紫のというより源氏の召使だから
源氏に隠れて何かしてくれるかは難しそう

また召使いが兵部卿宮に直接会うのは難しいだろうし、
屋敷の召使いに言づけるとしてもそれが
屋敷を取り仕切る正妻の耳に入るリスクを恐れたんじゃないかな
父の屋敷の誰に頼めば確実に父に渡り、
正妻には隠し通せるかなんて若紫にはわからないし

257 :
>>253
たまにしか会いに来ず父上には他に家庭があることを知っていた紫が
父上を頼ろうとするかな?
結婚後自由に連絡が取れるようになってもたまに文通する程度で
紫は「父上にお会いしたい」とまでは思わなかったし
兵部卿宮は脇腹(というか隠し子に近い)の紫へ財産や御殿の提供
婿である源氏へ季節ごとの衣装の付け届けを行ってくれなかった
正室や正室腹の異母兄弟姉妹たちとは一切没交渉
あさきでは源氏が須磨へ行くと正室が紫からの手紙を握りつぶしたことになってるけど
原作だと兵部卿宮が自ら紫との音信を断っている

258 :
紫のほうも冷泉帝に秋好が入内する際には自分の養女でもないのに
殿(源氏)の養女なら私にとっても娘よ!年が近いと言うならお姉さんみたいに思ってくれたら嬉しいわ!
入内のお道具を私も選びたいわ、何でもお世話したいわ、秋好女御さまと仲良くなりたいわ!と大喜び
紫の実家である兵部卿宮家や異母妹の王女御にとって秋好はライバルであり背徳行為だけど
兵部卿宮は源氏が支援してくれないと言ってるが
そもそも紫に兵部卿宮家や異母妹を応援する気などないのだから

259 :
まあ姉妹と言っても一度も会ったことない手紙もないんじゃね
ろくに親らしいことしてもらってもないから義務感も感じないだろうし
紫を冷たいと恨むなら、先に兵部卿宮家が紫に冷たかったことを顧みるべきだけど、
父親に放置されて下人の中で育ったから教養を身に付けられなかった
近江ちゃんへの柏木の態度といい、
この時代は外で作った子に父親が責任持たず、時に放置することは
あまり責められることでもないのかな

260 :
雲居と新弘徽殿の仲の良さが異常なのよね

261 :
八の宮も浮舟無視だったもんね
あの時代身分の低い女と関係しても後は知らん顔とか子供も認知しないはあったはず
だから女君たちの面倒見てた源氏は人気あったんだろうね
一応でも認知してただけ紫父はマシなのか

262 :
浮舟の母は八の宮正妻の姪だかだったよね
あそこまで父親から存在を無視されるなんて浮舟哀れ

263 :
>>218
中の君と匂宮との結婚でも姉の大君が一生懸命世話しようとするんだけど
大君自身結婚の経験がなくて三日夜の餅の準備すら女房に言われないとわからなかったこと思い出したわ
どんなに相手を想っていても自分に経験がないとわからないことってあるよね
特に平安時代なんてネットもテレビも雑誌もなく貴族女性は外との交流も限られてたから
早くに母親を亡くし、世話してくれる祖母や叔母のような親族もいない、自分自身も経験がないとなると全然わからないか考えすぎて堂々巡りになるかのどっちかになるわ
大君は考えすぎて結婚した本人である中の君より悩んでたけど
中の君は結婚して男女のことを知ったからまだ余裕がある、
でも処女の大君はいちいち考えすぎて悩んじゃってその分空回りしてた

264 :
姪と言っても近江ちゃんみたいな認知も怪しい庶子だったらそりゃ扱い軽いんでないの
紫や玉鬘だって源氏がいなきゃ似たようなもんだっただろうし

265 :
紫母は按察使大納言の娘、玉鬘母の夕顔は三位中将の娘

どちらも指折りの権勢人の愛人になって娘を産んで認知はされたものの正妻に圧力かけられてたという共通点があるけど
亡父が両方とも有力貴族の登竜門の役職だから早死しなければ
認知せずに捨ておくこともできない身分だったんじゃないかな
ついでに言うと桐壺更衣の父も按察使大納言

浮舟母の父方の血筋はいわゆる上達部ではなかったんだろうね

266 :
紫父は一応娘の事を気にかけてたし頭中将ですら恥ずかしいと思ってる娘を引き取ってなんとかしようとしたくらいの親心はあったんだけど八の宮にとっての浮舟は
己の黒歴史を否定したいがためにとことん見ないフリしてたからなあ、一番人格的に優れていると思われる人に限ってこうだもん
桙ェ心底尊敬してる人のそういう面が垣間見られるあたり源氏物語は本当にすごい作品だわ

267 :
>>266
頭中将はあの時代の落とし子にしちゃよくやってると思うけどね
負けっぱなしの頭中将だけど父親としては一番いいんじゃない?

268 :
八宮正妻は家柄も血筋も可もなく不可もなくだったけど
浮舟母も浮舟と同じで認知も怪しい庶子だったかもね
下手すると浮舟母の父に当たる八宮正妻の兄弟も庶子だったのかもしれない
三代蔑ろにされ続けてきた庶子だとしたら浮舟母がリベンジを込めて浮舟と特別扱いするのも分からんでもない
ただ肝心の教養を与えてなかったから頭緩めの美人っていう囲われる愛人にしかなれない女になっちゃったけど
地頭は悪くないんだから教養つぎ込んで貴人の女房にした方がまだ一発逆転狙えただろうに

269 :
浮舟は継父の任地の田舎(みちのく?)で育ったみたいだし、
高い教養を授けられる教師を見つけるのは難しかったのでは?

270 :
でも当時は浮舟人気あったそうだね
菅原孝標女も浮舟の君になりたいと憧れていたそうだし
当代きっての貴公子に取り合えされるシチュエーション萌え?
浮舟自身の魅力なんて微塵も感じない

271 :
>>265
娘の結婚前に父親が亡くなったというのは致命的で
父親が生きていれば花散里や末摘花は帝の女御や源氏の正室にもなれる姫君
紫の風下に立つような立場ではないし

夕顔は頭中将が正室を娶る前からの付き合いの可能性があり(玉鬘は頭中将の第一子)
雨夜の品定めの頭中将の執心ぶりといい身を隠さなければ妻にする気がないわけではなかった
浮舟母は正室の姪で正室を亡くした八宮の後妻になってもおかしくはなかった
八宮が浮舟と浮舟母を見捨てたのは浮舟母の身分が低いからではなく在宅出家するためだったので
紫母は正室持ちの兵部卿宮がこっそり通い妻になる希望などなく
紫祖母の北山尼君すら知らないうちに紫を孕んで産んで死亡
立場的には一番弱いはずだけど
源氏によってすべての人生が開けた人

272 :
浮舟は愛に翻弄された挙げ句散々振り回した薫や匂宮よりも悟って出家した後弟に「お人違いでしょうここには名もなき尼がいるにすぎません」って言う一種の成長が描かれてるんだろう

273 :
源氏の女君はみんな賢かったから浮舟くらいアホに振り切れてると新鮮w

274 :
>>263
浮舟と匂宮の絡みは原典あさきともエロい

275 :
>>273
いや女三宮がいたじゃん

276 :
浮舟ってそんなアホかな?
教養はないけど機転はきくし頭の回転は早いって薫も認めてるじゃん
最終的には薫より悟りに近づいてるし

277 :
育った環境の所為もあるけど地頭は悪くないけど悪い意味で主体性がなくて考えが浅い
あと浮舟母は後腐れなくポイ捨てしてしやすい愛人気質によく育てたなと思った
中流貴族の正妻として家政任せられそうもなければ
資産も教養がないから肉便器用途の愛人しかなれない
貴人の落胤なんて珍しくもないのに見た目しか取り柄がないって一番ダメじゃん

278 :
浮舟をバカ扱いしてるのは○の君ドリームだろ

279 :
女三宮が目立つ手紙で不義がバレてるのに対して浮舟は薫に「誰かと間違えてませんか」って手紙を返すくらいの機転は効いてるな

280 :
浮舟は母親の都合のいいお人形のような娘だったからね
男にとっても都合のいいお人形のような女にしかなれなかった
人形のようだった娘が男の愛欲に苦しめられて出家することでわずかながらでも成長するという点では女三宮に似ている

281 :
でも浮舟は中流の正妻になるより、馨の愛人の方が良かった、ってのが当時の流れだと思うけどね
この時代、正妻といっても実家に権勢がなけりゃいつ捨てられるかわからない
薫の愛人になって、第2(3?)の明石の君を狙った方が賢いかも

282 :
あと貴人の女房なんてそれこそあちこちに摘まれ捨て

愛人というかいわゆる家に迎えられるオンリー妾の方がずっとましだよ

283 :
愛人なんて軽んじられる立場じゃない
明石は親がしっかりしてて愛人ではなく妻として迎えられるよう手配してたから栄華に恵まれたわけで

284 :
>>277
入水した後にも薫は何気に浮舟の主体性のなさについて口にしてたし、
薫からもそういう女性として見られてたのかもね
薫の性格からポイ捨てはしないだろうけど
そういう薫の元で愛人やるのは匂宮の件がなかったとしても幸せだったのかどうか

285 :
浮舟母は自分がポイ捨てされた愛人なんだし
娘には同じ轍を踏ませないようにやるべきだったんだけど
下手に他の子どもと区別してしまった(でも教養は与えてない)所為でさらにダメになった感じ
せっかく血筋と美貌があるんだから旦那の受領を「出世に使えますから」とでも叩きつけて
金にあかせて知性と教養を磨き上げるべきだったと思うよ

286 :
>>284 主体性を持って入水したのでは?

287 :
>>286
うん
でも薫は浮舟を主体性がないとみてたから
浮舟が入水なんかするとは信じられなかった

288 :
>>285
金さえかければ教養って身に付くものなのかな
旦那の実の娘は金かけて育てられてるだろうけど教養なんてなさそうだが

289 :
>>288
同感
当時のみちのくについてってたわけでしょ?
今で地方差あるのに、当時の岩手秋田青森とかいくら金かけても、琴・和歌どころか、津軽三味線に民謡がいいところよ

290 :
>>283
第2の明石ってのはそういう意味じゃなくて、例えば浮舟が生んだ娘が子のない女二宮の養女になって入内して中宮から国母とかそっち

291 :
薫は後宮政治に興味無さそう

292 :
>>289
恐らく浮舟母も楽器はできなかったのだろう
心得があれば子供たちに自分が教えたはずだから
旦那は原典ではお金を出して音楽の教師を雇い、自分の娘たちに琴を習わせてる
でも田舎でろくな人材がなくてジャカジャカ変な音楽をかき鳴らすだけで
その質の悪さも気づかずに旦那は一生懸命娘の教師を大切にする
浮舟母は宮家に仕えたことがあるからその音楽のおかしさはわかるけど
旦那を陰で嘲笑するだけで自分が娘を教育しようとはしない
両親そろって教養がなく、月の美しい夜に家族で合奏しようという家庭環境でもなかった
八の宮が浮舟母をポイ捨てしたことがさんざん非難されてるけど
浮舟母も近江ちゃんほどじゃなくとも琴も弾けないレベルの低い女房だったんだろうね

293 :
中の君っ!膣内(なか)に出すぞっ!!

294 :
>>292
それに手を出したの八の宮じゃん
匂宮も結局浮舟に骨抜きにされてるし

295 :
>>294
源氏じゃないが妻の姪ってことが理由なのかね
妻を重ねてついつい愛人にしたけど冷静になってみたら似てないし…って飽きたとか

296 :
なんつーか浮舟母が娘の浮舟にどうなって欲しかったのか分からんのよね
教養をつけさせるわけでもなく主体性もなくただぼーとしたお姫様に育てても
八宮の落胤ってブランドだけじゃ大した男も引っかからなさそう
教師の良し悪しくらいは分かるだろうから楽器くらいは習わせておけば良かったと思う
浮舟自身だってとっさの機転はきくし頭も悪くないんだからさ
連れ子で結婚って負い目があるにしろ旦那が金持ちなんだからもっとうまく使えばいいのに

297 :
>>296
浮舟母は元々身分高い人の愛人じゃなくて中流でいいから正妻として結婚させたかったんじゃなかった?
それで見つけてきた婿を旦那に実の娘の婿に取られちゃったからがっかりしたところに都の貴公子を見てこんな人の愛人ならいっかってなっちゃったんでしょ
元々は身分はそれほどでも堅い所の正妻にしたかったから教養つけるつもりもなかったのかも

298 :
>>294
だよねー

299 :
>>297
昔はそこまで正妻と妻の差はなかったから
正妻といってもいつでも簡単にひっくり返されることも多くて、夫が死んでから「ああ、あの女性が正妻だったんだな」と後世で判断される
常陸守の実娘にしても常陸守の財力があるうちは正妻でも、死んで金がなくなったら簡単にポイされてもおかしくない
その頃に婿が出世してたら今度こそ美貌の姫か、逆にもっと身分財力のある娘を妻にしただろうし

300 :
浮舟母がそもそも後妻だから常陸守も相当年
幼い実娘を結婚させてもその先行きまでは常陸守は見てやれない
実娘が子供を生んで、その息子が成長して出世して母親を守ってやれるようになるまでは生きてない
そうなると真面目な薫の愛人に・・って気持ちもわからなくはない

301 :
それに浮舟を正妻にして釣り合うような男は、金も権力もない浮舟に魅力を感じないと思う
源氏は超上流で自分一人で出世もできて財産も有り余ってたから美貌や好き好みだけで女性を選べたけど、
中流以下なら財力権力目当ての政略結婚や、ブスでも家政をしっかり取り締る内助の功の肝っ玉母さんタイプのがむしろ好まれたのでは

302 :
浮舟は縫い物は上手いんだよね
尼君に縫い物の手伝いを頼まれたときとても上手だと言われてきくた
地頭が悪くな機転も聞いてリテラシーく

303 :
ごめん
地頭が悪くなくて機転も利くなら
なんとか結婚して子供でもできればその後成長できたかもしれないのに

304 :
あさきの女三宮は発達障害に見える
最後に源氏をやり込めたのも意図してではなく正直に自分の気持ちを口にしただけ
夫の死後は自分の世界でまどろむ元の彼女に戻り成長してない
自分を保護してくれる人間なら感心の薄かった息子でもよく放置した罪悪感もなし
浮舟は地頭がよく感受性も人並み以上にあるから成長する余地があった

305 :
何でもかんでも発達障害に含めるのはやめてくれ

306 :
女三宮と浮舟じゃあまりにも生まれ育った身分が違いすぎるからな
浮舟だって一人の女としてみれば成長した感があるといってもやってることは親不孝で家への不義理だし

307 :
浮舟にしろ近江ちゃんにしろまだ若いんだから(裳着してもおかしくない年だけど)
しっかり教師つけて教育すれば取り戻せた気がするね
あさきの近江ちゃんは途中で逃げ出すかもしれないし、
彼女は逃げ出してもそれはそれで逞しく生きていくだろうけど

308 :
>>304
母親の身分が高く父帝に愛されて一方教育はちゃんとされてなかった
という育ちだと、ああいう風になるのも後天的なものかも
源氏が教育すると琴は上達して褒められて喜んだりもしてたし
元の彼女に戻ってしまったのは安穏としていられる境遇に戻れたからかな

309 :
浮舟も女三宮も不憫な子と片親に溺愛されてしまったので主体性が育たなかったのね
もし大君中君と一緒に育っていれば、正妻腹の姉二人に負けない素養が浮舟はあったと思う
八の宮や女房からは劣り腹と見下されるも、優しい姉二人に守られて案外幸せだったかもね

310 :
>>304
原典でも女三宮は「片生」とあるから、精神的身体的に発達の遅れた子だったんだろうな
浮舟は発達障害という感じではなく、ただ育った環境に恵まれなかった悲哀を感じる
薫が浮舟を見下して
琴を教えようともしないのも酷い

311 :
14歳の頃の紫の上と比べたら女三宮は幼かっただろうが成長して盛りになったら源氏がいそいそと通うのが教養だの何だのいいながら結局肉欲って感じでおっさんじみてる

312 :
>>311
二品宮という重んじるべき身分になったから、
通わなければならなくなった

313 :
原典の源氏と女三宮は若菜あたりではよろしくやってるからな
あさきでは嫌々通う感じにしていたが、普通に考えて頭が軽く素直で従順な美少女を毛嫌いする熟年オヤジとかあり得ん
本来なら身分と親兄弟をバックにプライドの塊になってもおかしくない姫が素直に爺さんの言いなりになるんだから

314 :
原典もあさきもうろ覚えだけれど、女三宮に美少女っていう表記あったっけ?
美しさに優劣をつけると、紫の上>玉鬘>ちい姫
源氏の女房の感想と夕霧の感想からだけれど
女三宮はどの位置に入るのだろうか

315 :
>>313
あさきでも最初不満はあったけど後にはまあ世間的には不足ないんだろうしって
可愛いお人形さんと呼んで抱きしめたりしてたね

316 :
>>313
原典でも、女三宮が二品になって帝や院に配慮しなければならないから
通いが増えたと書かれているよ

317 :
>>314
原典表記によれば、
紫>玉鬘、
紫>>>ちい姫>女三宮

318 :
紫の上が絶世の美女なのは自明の理だが美醜じゃなくて若いからいっかって源氏が思い始めるのがなんとも生々しい

319 :
>>273
>源氏の女君はみんな賢かったから浮舟くらいアホに振り切れてると新鮮w

末摘花を忘れているぞ

320 :
浮舟はアホに振り切れなかったし真面目な性格だから入水する羽目になったんだろ
アホだったら匂宮との情事に溺れて宮の言うがままに出奔するか、
小利口なら薫に引き取られた後も宮を呼び込み二股かけるよ
浮舟尻軽バカ女説は中の君好きすぎて浮舟憎しの方かな
まあ脇役の○の君を憎むより不倫するヒロインを敵役贔屓ほ人が憎むのは理解できるけどね

321 :
匂宮がちょっかい出さなきゃ平穏に暮らせたのにね

322 :
>>321
そうだよねえ
オンリーの愛人でずっと面倒見てもらえるなら悪くないよ
時間をかければ成長しただろうし
宮仕えっていうけど、多くの場合いろんな男にヤり捨てられて宿下がりする実家もなく、年老いたら後ろ楯のない女の一人暮らしとか治安の悪い当時の京都で超辛いと思う
そもそも浮舟自体が仕事に向いてるタイプじゃない
薫の愛人で同居しながら子供でも作ってれば良かったのに

323 :
この時代、正妻・妻・愛人・妾が、先々までずっと確定してるとも限らなかった
薫に共住みしてる妻がいないんだから、六条院でのお手つき女房の中将の君や二条の君や葵の上の家のお手つき女房のとも違う
浮舟が成長して恥ずかしくない教養だの魅力つけて、男の子女の子とバンバン生めば中の君だって認知してるし
「浮舟な君は宮さまの姫君・・と言っても脇腹ということで、噂ではいつの間にか奥さまのようになられたとか」
くらいまで行ける可能性は十分あったかと

324 :
>>316
六条院に入ってもやっぱり紫の上の権勢に敵わないと思った父朱雀院が、女三の宮をただの内親王から二品内親王にまで格上げしてあげたんだよね。
そりゃあ源氏も気を使うよね。

325 :
>>316
六条院に入ってもやっぱり紫の上の権勢に敵わないと思った父朱雀院が、女三の宮をただの内親王から二品内親王にまで格上げしてあげたんだよね。
そりゃあ源氏も気を使うよね。

326 :
>>324
たしか落ち葉宮は、母が身分の低い更衣だったから、内親王宣下も難しかったんじゃなかったっけ?

327 :
>>314
源氏も夕霧も紫と比較してたから女三宮にはさして執着してなかったけど柏木はその姿を垣間見てからさらに執着してったから
水準以上の美女だと思ってた
あと夕霧は玉鬘>ちい姫と序列はつけてない
ちい姫は妹でまだ幼かったけどその美しさは藤の花にたとえてたしむしろ将来的には玉鬘以上の美しさになるかもと予見してた節がある

328 :
>>319
末摘花はズレちゃいるけど宮家の姫としての誇りはあったし…
それであんなに無教養なのはまぁ謎だけれども

329 :
いくら院の愛娘でも容姿的に並みだったらそれほど評判にはならない
女三の宮の母は藤壷の次に美しい皇女だった事を考えても
紫の上ほどではなくともかなり美しかったんだろう
おっとりしたロリ美少女は現代なら知的美女より人気が出たかもしれないけど
平安じゃ不安すぎるな

330 :
>>329
院の愛娘だから、周りが色を付けて言う、てこともあるんじゃない?
現に柏木は、女三の宮の出自(母親は内親王)にも魅力を感じてたと思う。同じ朱雀帝の内親王でも更衣腹の女二の宮(落葉の宮)のことは、"どうしてこんなつまらない方をもらってしまったんだろう"みたいなこと言ってるよね。
夕霧は後々妻にするくらいだから、落葉の宮もそれなりに美しい人だったんじゃないかな?

331 :
夕霧と柏木は一緒に女三宮の姿を見て真逆の反応だからもう好みの問題

332 :
>>330 落葉の件は花散里を知って容姿だけが評価点ではないと悟った夕霧が
彼女のよさをちゃんと見つけてあげたええ話だと思ってるけど
女房同士が姉妹だったり親子だったりで噂するだろうし
割とよいが凄く美人になったりはするだろうけど
平均値を美人とは言えないでしょ朱雀の他の女御の女房だっているわけだし
デフォルメ強すぎたら否定する人も増えるわ

333 :
夕霧と柏木は女の趣味が違ったから死ぬまで親友でいられた
薫と匂宮は…あいつら友情なんて感じてないか

334 :
匂宮は薫の女を強奪するのが趣味

335 :
>>>331
原作では夕霧は自分の妻になっていたかもしれない女三宮に興味があるんだよね
猫が御簾を巻き上げたシーンでは横で柏木が目を凝らしているのが不安でそれどころではない感じだが
あさきではきれいだけど大きなお人形が立っているみたいだ、としていて
夕霧は女の利発さと行動力重視で容姿で好意を持つことはないとしている

>333
夕霧は柏木が死んだ後でその未亡人落葉宮を据え膳よろしくいただいたけどね
落葉に対して柏木にはやらせたくせに俺にはやらせないのかよ、と暴言も吐いてる
柏木が生きていたらどうなってたか

336 :
>>335
あのセリフはどうかと思うけど死んだ後だしまあいいんじゃないの
幸せな結婚ではなかったのは知ってたようだし

337 :
>>336
匂宮も本邸で正室とよろしくやってる薫が
浮舟を宇治に打ち捨てていると思ったんじゃなかったっけ
浮舟も正室持ちの薫の妻にもなれず愛人状態、知らない土地に連行されて心細い暮らし
(薫にとって宇治は大君との思い出の地であっても浮舟には何の馴染みもない土地)
不安過ぎて情熱的な匂宮に靡いたし

338 :
>>318
若いからいっかと源氏が思っている場面、あったかな?

339 :
趣味というか隣の芝は青く見えるで他人の女とか手に入りにくそうな女が好みなんだよ
だから浮舟だし紅梅の実娘じゃなくて継子の宮の御方に興味津々
中の君も薫と繋がっているというのがポイントなんだろう

340 :
>>338
むしろ源氏は女三宮が尼になってから、今までにない魅力を感じていた

341 :
>>339
でも匂宮は薫が思いを寄せる大君には言い寄らなかったし
女一宮には甘い言葉をかけても薫の正室女二宮には興味がない
浮舟は中の君のところで思いがけず顔を見たから執心したんだよね

342 :
>>341
>薫の正室女二宮には興味がない
だって匂宮と女二宮は交流がないとはいえ異母兄妹ですもの、女として興味持ってたら近親相姦になってしまう

343 :
>>341
あと大君生存中は中の君となんとか結ばれたいと思ってる渦中だったからあれだけど、もし生きていたら
隙を見て手を出すくらいの事はあの宮ならやりかねないと思う

344 :
>>326
そんなこと書かれていないのでは
あさきでは落葉は内親王と書かれているし

345 :
姉妹まとめて二条院行ったら幸せになったのでは

346 :
明石中宮が許さないでしょ

347 :
>>342
原作にしかないけど匂宮は同母姉の女一宮に甘い言葉をかけている
近親相姦だから通じたりはしていないけど
それなら薫の正室である異母妹の女二宮も同じこと
>>343
匂宮は大君には手を出さないよ
そもそも中の君を匂宮にあてがったのは薫だし
大君が食われる恐れがあるなら紹介してないでしょ

348 :
原典にはなかったが、あさきの匂宮は大君は薫が執着した女だから中の君以上なのかもと思ったりしてたよ
あさきの匂宮はババコンで薫コンとかなり屈折してる
原典は平安時代の典型的な色好み貴公子

349 :
大君中君だけでなく浮舟も美人ってことは、
八宮はイケメンだったのかも
楽才も優れていたし、
なかなか優秀な皇子だったが、
超イケメン、内親王中宮が母のスーパー皇子冷泉が弟で霞んだかな
父帝も冷泉ばかり寵愛したし

350 :
>>342
女一宮ってそれこそ同母姉?

351 :
今上の女一宮の事だったら同母姉やん、二人とも紫おばあちゃん大好きっ子
自分が飽きた女は平然と姉宮の女房に押しつけるくらい仲がいい

352 :
女三宮ムカついたわーー

353 :
浮舟は横川の僧都のお世話になってるのに、
そこに同居してる老尼達に対して「きもい」とか薄気味悪がって、
源氏物語って老人に辛辣だね

354 :
当時は老人珍しかったんじゃね?

355 :
横川の僧都の母尼の年齢は、原作によると80あまり
当時の人は、普通はそんなに歳とった人間を直に見ることは一生なかっただろうね
当時の老人は今以上に外見が老けてただろうし

356 :
尼さんは長生きなのね

357 :
>>348
あさきの匂宮はあれほどの中の君をあっさり俺にくれるなんて
大君はどれほどの女なのかと薫をからかってみたものの
薫みたいな初心者には中の君の良さは分からない、と中の君賛美に変わってるよ
大君は処女のまま死んだし中の君のほうがグラマラスで色っぽいイメージ
>>351
原典の匂宮は同母弟の匂宮に対しても几帳を隔てて会う女一宮をあれこれかき口説き
もっと几帳の傍に寄ってください、あなたの顔が見たいと異性のように扱っている
原典だと匂宮と薫は女一宮に仕える女房の小宰相の君も取り合ってるし
こちらは匂宮が狙ってた女を薫が分捕っている
匂宮は浮舟が死んだと聞くと手引きした女房の右近を邸まで呼び寄せて
自分に使えるように言ったりそれなりの対応をしているがあさきでは省いている
あさきでは薫の正室以外の女関係や、薫が浮舟を女房扱いしていたことは省いて
大君よりも劣ると見下しながらも形代の愛人として幸せにする予定だったとし
匂宮は軽率で移り気、浮舟を女一宮の女房にする気だったと描いている

358 :
>>357
あさきの話を捻じ曲げて中の君を称賛するってよほど感情移入してるのね

359 :
例の人のようだからサクサクIDをNG登録しましたよ
うかつに触って反省してます

360 :
>>351
遊ばれた女からすると、良い就職先を世話してもらえて手切れ金替わり…?

361 :
>>357
陰キャの大君の良さが解る方が恋愛上級者な気がするなあ

362 :
あさきは浮舟のことでつらいから他の女に逃げる匂宮だが原典はほとぼりが冷めたからまた女漁りする匂宮だからどっちにしろクズい

363 :
薫と匂宮が争ったのって浮舟と小宰相の君だけだっけ?
浮舟とは別に自殺未遂かなんかして酷い末路になった女性もいたような

364 :
浮舟を探して女を漁り続ける匂宮は結構好き
浮舟のことがなくても女性遍歴続けていたろうけど
餓鬼道に落ちているので空虚な心は癒されないで不幸
自業自得だけど側から見たら小気味がいい

365 :
匂宮は根っから女好きだから空虚な心とやらは別にないと思うよ
後味悪いから多少引きずっているだけで

366 :
大和さんはヒールキャラに優しいからね
あさきではこきでんさまや葵上に匂宮と個性と心情を描いて魅力的なキャラにしてる
どうしても嫌いな人には許しがたいし認められないだろうけどね

367 :
作者の大和さんが一番好きなのが玉鬘だったのが以外だった
絶対に雲居の雁(大和さんの女主人公に多い性格と見た目)だと思ったのに
玉鬘のどこがそんなに気に入ったのだろう正直余り魅力を感じないキャラだから不思議

368 :
自分の意志だけでは生きられない時代に、どんな立場になろうとその場所で頑張って生きていくところ、かな?

369 :
恋愛結婚しなかったからでしょ

370 :
好きなのに宇治編では出さなかったのねw
宇治編は?、匂宮、宇治姉妹が主役だからいろいろ端折られてるけど
?が女一宮に惹かれて妻に女一宮の衣装を着させる場面とか宇治編は割愛されてる場面が多い

371 :
>>365
匂宮の想は祖母の紫の上だし、浮舟はちょっと違うよね似てるのは夕顔かな

372 :
想→理想です

373 :
女一の宮薫にあげればよかったのにね
内親王は結婚しないのが通例だからダメだったのかな

374 :
女一宮は母が中宮として健在だし後見人の叔父も貴族一の権力誇ってる夕霧だし祖母明石の莫大な財産もあるしで降嫁するほど困ってないのよ
女二宮は母が死んだため、頼れる親族もいなかったようだしで父が心配して?に降嫁させた

375 :
>>371
でもあさきでは無い物ねだりで探して漁色の理由になるんだから仕方ないじゃん?

376 :
>>344
落葉の宮、内親王宣下は受けてるけど、劣り腹、て言われてて、母も更衣でその実家は貧しい、て書かれてたと思う。

377 :
>>360
手切れ金wwwワロタ
でもそんなところだろうね。きちんとした親がいて正式に結婚した仲ならさすがにそういう扱いはしないだろうけど。
大君は正にそういう事態(飽きた女は平然と姉宮の女房に押しつける)を恐れていたんだと思う。

378 :
>>360
女房ならまともな結婚はできなくて愛人扱いだし、「良い就職先」で片付けられるほど甘くないんじゃないかな
それに尚侍や典侍の公務員官職と違って、女一宮の私的な使用人だし

379 :
一の宮が適当な結婚相手探してくれるんじゃないの?

380 :
>>370
玉鬘のことを好きだからこそ、宇治編に出さなかったのでは
女二宮にコスプレさせるエピソードは薫を「いい人」にするため割愛されちゃった感じだね

381 :
>>378 女房ならまともな結婚はできなくて愛人扱いだし
愛人扱いさえされずに放り出されるよりも、姉宮の所へ就職斡旋してもらえるほうがまだましじゃない?

382 :
女一の宮の女房といえば、浮舟死後に匂の宮が口説いていた宮の君っていう存在も
式部卿の宮の娘であり、父存命中は東宮妃にするつもりだったが、継母に憎まれて女房に転落した女王

中の君、浮舟、宮の御方、宮の君と、どこか落ちぶれた感じの女王が匂の宮のタイプなんじゃ
やはり紫の上への憧れがあるのかな

383 :
冷泉の女一宮は?

384 :
wiki見たら、宮の御方(蛍兵部卿の娘、紅梅大納言の継娘)の方は後に匂の宮と結婚したという説もあるんだね
紅梅大納言は性格良さそうで、個人的に源氏の登場人物の中の夫にしたい男性ツートップだわ
もう1人は律儀な夕霧ですw

385 :
みんな気を使う実家もなし夫やパトロン以外頼るものがないので
都合のいい女であるよね
冷泉の娘も傍流の立場だからか
でも親もしっかりしてるしこちらは東宮に入内してもよさそうな

386 :
>>358
どこが捻じ曲げてるの?意地悪な人だね

>>368
「女の子はみんな玉鬘になればいい」by大和さん
現代女性に向けて言ってるよ
世の女性は男性に理想を追い求めすぎて婚期が遅れてしまうが
見た目が悪くてもときめかなくても女性からモテなくても
髭黒みたいな男性と結婚して相応の幸せを手に入れるのが一番良い生き方
原作宇治編では玉鬘は冷泉帝に未練があったように描かれているのでここはカット
あさきでは玉鬘は髭黒と結婚して理想の人生を手に入れた
世の女性は高い理想を追い求めず玉鬘を見本にしてほしいで終わり

387 :
実際髭黒が良い夫かは知らないがどんなに良い結婚しても玉鬘自身が劣化して家を没落させたら駄目だわ

388 :
>>386
昭和の価値観だな
玉鬘のようにあんな夫で我慢出来る人はいいけどねぇ

389 :
髭黒は横暴な性格とはいえ家族を大事に考えてるのは誇っていい美点だからなあ
まして源氏や頭中将一族にも負けないくらいの権勢誇ってるし、田舎育ちで、女房たちもよくて受領の奥方になってほしいとささやかな夢もってた頃に比べたら
超玉の輿人生をおくってる

390 :
冷泉の娘の女一宮は傍流でも後見しっかりしているから匂宮の好みではなさそう
むしろ玉鬘大君が産んだ娘の方が成長後に狙われそう

391 :
じゃあ若き日の大和さんは髭Kで満足できるのかと問いたい

392 :
夢見がちな頃は匂宮みたいな情熱的なのと遊ぶのが楽しいけど
中の君も匂宮には途中から色々諦めてて信頼してる感じじゃないし
夫にするなら堅実なのも大事だよって事では

393 :
イケメンだが女が複数いて自分がその中の一番になれるかわからない状況がいいか
それとも非イケメンで他にも女がいるが自分が一番大切にされる状況がいいか
人それぞれだとは思う

394 :
朧月夜は才色兼備だったのに源氏との恋愛で女御になれず当の源氏からは尻軽と見られていた
朱雀に許され愛されるも子無しで晩年の保証人は甥
玉鬘から見たら愚かな女だろうが、人生の満足度は朧月夜の方が高いだろう
玉鬘さん自分を騙して意に沿わない夫に尽くし続け子供を育てたツケが最後に出て家を傾けたんじゃないかなー
女の子は玉鬘になって条件のいい男のところに早く嫁に行けと言われても無理な人は無理じゃね?

395 :
恋愛が消化不良だと引きずる(玉鬘)し消化してもきっかけがあったら燃え上がる(朧月夜)し雲居みたいに初恋を成就させるか明石女御みたいに興味ないのが良いな

396 :
>>381
匂宮だけじゃなくて、他のもっと身分低い男とも結婚できない
この時代通って来なくなればそれまでなんだから、匂宮に捨てられても、次の男を通わせて、他の男と結婚することができる

397 :
帝の叔父である父と正室である母を持ち、鳴り物入りで女御となり、立后争いにも参戦出来るほどの立ち位置
なんといっても夫である帝は当代きっての美男子、かつ桐壺帝の様に露骨に寵愛する妃は無し
后妃ナンバー3の座は固く、父兵部卿宮の後盾のおかげで帝からも世間からも尊重される

そんな王の女御も幸せかも
(晩年は不明だけれど)

398 :
>>386
強姦されても妻になって満足しろってトルクメニスタンだかなんだかみたいだなあ

399 :
>>393
継子も育てなくちゃならないんだよ?

400 :
両親は天皇中宮弟は東宮身分は一品数多の女房にかしずかれて優雅に暮らす女一宮は幸福だと思う
宇治の女君でも抜けた美女で知性的な印象を受ける
恋愛をする機会がないのは残念だが厄介な人間関係に巻き込まれないし
強力な後ろ盾があるにしろ独自の優雅な生活を送っているし

401 :
>>399
継子と暮らしてた期間も数年程度だったと思われる
真木柱は前妻の実家が引き取って髭黒に渡さなかったし男の子たちは数年したら元服して他の家の娘と結婚して通い婚してたと思われる

402 :
男に振り回されて散々な目にあうよりは女一宮の女房になったほうが心穏やかに暮らせそう

403 :
これといったツテや出自でもないのに女一宮の元に来た=匂の宮がらみってすぐばれそう
自分以外にもお仲間がたくさんいる職場って怖いわ

404 :
多分、そういうのはあの時代だとよくあることだったんじゃないかな
宮殿や貴人邸に仕える女房なんて竿姉妹ばっかが当たり前
紫式部の同僚の和泉式部&小式部内侍母子とか現在基準だと汚物扱いクラスだけど紫式部は「素行が良くない」くらいのコメントしかしてないし
紫式部自身も道長の妾だったって言われてるし

405 :
>>387
家が傾いていったのは髭黒に人望なかったせいもある
髭黒は妻子は大事にしていたが部下とかには横暴だったため死んだらみるみる人が離れていった
そのあたり引退しても人望あった頭中将とは違う
あの紫の父親ですら光源氏からは嫌われてたけど他の貴族たちからは尊敬されていた
大君を入内させなかったのが決定打になったとはいえ後見してた今上帝ですら遺族を見放したて相当なもん

406 :
やっぱり顔なのか…

407 :
>>405
そういう男と結婚して玉蔓は本当に幸福だったのか?
大君のことで失敗したのも玉蔓自身が冷泉に未練があって娘を自分の身代わりにしようとしたからでしょ
全然吹っ切れてなかったの丸わかりなんだよ

408 :
はいからさんでは環に名ゼリフを語らせたのに老害化してしまった大和先生

409 :
大和さん、北海道から上京して成功した人生だから
九州から上京して太政大臣正妻かつ尚侍と出世して成功した玉鬘に共感したのでは

410 :
ただ蛍が真木柱と結婚するもまだ幼く通うも少なくなってったのを聞いて玉鬘は自分がそんな目に合わなくてよかったと安堵してたから
玉鬘的には容姿が立派で風雅な殿方でも浮気性な夫は勘弁て気持ちなんだろうね
相手はイカツいオッサンでしかも夜這い婚だったけど一応唯一の妻として大事にしてくれ地位財産ともにある旦那だったから自分は恵まれてるみたいな気持ち
そういえば虹のナターシャでもヒロインの異母姉が金のために、嫌いなタイプの男と結婚してたけど最後らには子供も生んで落ち着いた生活しててそれなりに幸せ描写だったから
先生的には見た目どうあれ安定した生活保障与えてくれる亭主がいいんだよて気持ちは確かにあったのかも
時期的にあさき終わってナターシャ書いてたころはバブル崩壊してたし堅実な生活が憧れになってった時代だからそういう考えに至ったのかも

411 :
大和先生が玉蔓贔屓なのは
玉鬘が運命を受け入れてその中で前向きに懸命に生きているからだと思う
強いだけじゃなく、周りへの気遣いが出来る聡明さも持っているしね
血のつながりがないにも関わらず光源氏が終生肩入れしたのも伊達じゃない
苦労した育ちが良いふうに出たんだろうね



平安時代の貴族女性ってネガティブ気質が基本だから

412 :
>>399
その継子も結局血の繋がった真木柱の方に行っちゃったから血が繋がらなくても明石の君や夕霧にも慕われていた紫の上との対比かな

413 :
>>412
玉蔓は子育ては下手だったみたいね
自分の息子たちが薫と比べて字が下手だと叱ったり
年賀の席で薫は見事に琴を弾いたのに息子の侍従は音楽の才能がなくて人にお酒を勧めてばかりだったり
大君は入内させるつもりで育てたのに琴が未熟で冷泉が音楽を教えたり
当時の貴族には「いくら美人でも田舎育ちの女に貴族らしい子育てができるのかしらね」という考えでもあったんだろうか
住吉の神の守護と夢占の予言としっかりした親とひときわ優れた教養に恵まれてた明石が特別枠だっただけで
平安貴族はもともと田舎育ちには厳しいんだよな

414 :
>>413
明石の両親は運悪く身分的には落ちぶれちゃったけど元々身分や血筋が立派な家の出身だからね
明石の尼君だって明石の女御懐妊時にはボケボケばあさんになってたけどボケる前は聡明な賢夫人で
なかなか娘を手放せなかった明石の御方に早く娘を紫の方に預けたほうが娘の出世になるのだからと心を鬼にして説得したのも尼君
そんな両親に大切に育てられた明石は田舎育ちとはいえレベルが違う貴婦人に育ったのは納得ではある

415 :
>>413
あと頭中将の一族って女子はともかく男のほうは生まれつき音楽の天才的センスあったからね
頭中将は和琴、柏木は笛、紅梅は唄と光源氏も大変感心してたくらいの才能だった、たぶん男連中みんなちょっと教えたらあっという間に上達するタイプ
桙ェ琴が上手いのはやっぱ血筋かなと思う
玉鬘は物心つく前に両親と別れて身分低い家来衆に育てられたから田舎育ちにしては聡明だったかもしれないが十分な貴婦人教育受けてないのが後年たたったかと
尚侍の身分だったのに決して宮中に上がらなかったのは他の女官たちにバカにされたくないという思いもあったのかも

416 :
白虹日を貫けり

417 :
桐生操は玉鬘のことを「もうひとつのシンデレラストーリー」と言ってた。


確かに、母は娼婦のような生活をしていて、
自らは遠い田舎に育ち、上京してからは根無し草だった娘が、
時の帝の叔父さんの正妻になれたのは凄い出世だな

418 :
>>416
即位礼や宮内庁の太平楽は、源氏物語の世界を見ているようだった

419 :
>>412
玉鬘が育てた継子のほうはその後どうなったか分からないよ
真木柱が蛍兵部卿宮と結婚した頃に実兄たちが後見してた様子もないし
紅梅夫妻との絡みもないので真木柱のところへは行ってないはず
大君を冷泉院に差し上げるときに大君の兄たちが反対したとあり
これが玉鬘の実子か継子か描いてないけど両方じゃないかな(両方とも玉鬘の手元にいる)
夕霧は紫を垣間見て綺麗な人だなあと思った程度で
慕っていたのは養母の花散里のほうだと思うけど

420 :
花散里が育てた夕霧の三の君はその後どうなったんだろ
養母に似て心暖かく育ってそうだからいいところに嫁いでるといいな

421 :
端役以前のキャラだから存在がなかったことになってるんじゃね

422 :
源氏の血を引かずあの女三宮に育てられたのに立派な貴公子に育った薫って凄いな

423 :
でも花散里が養母ってうらやましいわ
地味だけど優しく聡明、裁縫も染色も上手
三の君に綺麗な衣装たくさん作ってあげてそう
典侍腹だけど花散里の養女になれば格も上がるし
顔が夕霧似の美女で中身が花散里なら
婿君なんて引く手あまたでしょ

424 :
>>422
母親が頼りないから反面教師とか

425 :
>>423
でも三の君って特に目だった縁談ないよね?
匂宮正妻になったのは六の君だし

426 :
悩む間もなくぴったりの人と結ばれたのかもしれないね
派手ではないけれど回りも反対はしない程度の立場の人と

427 :
>>419
反対してたのは実子のほうだよ

あと夕霧にとっては花散里は気を許せる身内という感覚で仲のいい叔母さんの関係に近いかも
紫のことは年取っても女神のように崇めてたから、抱いてる感情としては違う

428 :
>>422
源氏の死後はすぐ冷泉と秋好が後見人になったから実質彼らに育てられたようなもん

429 :
>>428
少し飛躍すぎない?
二人が育てたってどこでわかるの?

430 :
出家したとはいえ実母の女三宮がいるんだから
薫は源氏が用意した乳母が教養あってしっかり育てた程度に思ってたよ

431 :
冷泉も秋好も薫を可愛がってはいるけど育てたというのとは違うと思う
源氏の死後、薫が成人するまでは実質女三宮の面倒を見たのは夕霧だろうし
その流れで薫つきの女房とか教育とかも夕霧が指図したんじゃない?

432 :
最終的には個人の素質だと思う

433 :
>>427
だから、玉鬘の子育てが下手だから
継子は真木柱のところへ行ったというのはどこにも書いてない
あと異常な紫賛美の人がいるけど紫を女神のように崇めていたというのはどこから?
夕霧は紫のことを家族の一人としてお慕いしていると言っている
ただし紫とは言葉も交わせない間柄だから夫婦仲の顛末まで話して
母同様に親しんで慕っているのは花散里
夕霧にとって幼馴染であり姉であり妹であるのは雲居
大人になってからの恋愛相手は落葉、当然紫は恋愛対象ではない

434 :
>>431
夕霧は養母の花散里以外の源氏の妻たちに近づくことは許されなかったし
女三宮とも接点がない
源氏は結婚話すらあった夕霧を絶対に女三宮に近づけなかったし
(端近に出て夕霧や六条院に出入りする公達に姿を見せないよう再三注意)
源氏が出家して嵯峨野の御堂に入ると女三宮は六条院を出て薫と一緒に
朱雀院からもらった三条宮へ移ってしまい夕霧と女三宮に接点などないよ
夕霧が三条宮に来て女三宮に御機嫌伺する描写もない
薫を育てたのは女三宮だし今上も薫のような息子がいて女三宮はお幸せだと言っている
夕霧が三条宮に足しげく通って女三宮の面倒見ていたなら今上もそう言うだろうし

435 :
女三宮は薫と一緒に暮らしてるだけで育ててはないんじゃない?
宮は毎日仏道修行だけしてて源氏が教育の方向性決めた上で乳母女房たちに任せきりだと思う

436 :
>>433
夕霧が紫を賛美する様子は原典にもあさきにもあるよ
それと玉蔓の継子たちはとっくに結婚して妻の実家に世話になっててもおかしくない年齢
正月の挨拶や大君の参院にわざわざ「来る」状態だから少なくとも同居はしていない
大君の嫁ぎ先の相談やその後の窮地にも顔を出してないところを見ると
今も玉蔓を母と慕い異母弟妹を家族と思っているかどうかはかなり微妙
昔は確かに同居してたし今も正月の挨拶や入内の手伝いくらいはするけど
それじゃ家族というより親戚付き合いの範疇だよ
成人後も母として慕われるほどの交流はなかったと見ていいと思うけど
それでも別によくない?
継子のほうも自分の妻や子供がいるだろうし
いつまでも紫のお母様が大好きだった明石中宮のようなのが珍しいのよ

437 :
>>436
継子は玉鬘のところへ来ているのだから玉鬘を母として慕っているでしょう
玉鬘が産んだ実子だって結婚すれば北の方のところが自宅になり玉鬘とは別居で
継子同様玉鬘に会いに来るしかないのだし
明石姫だって普段は宮中に住んでいてたまに里帰りしたときに紫に会うくらい
紫のお母さま大好きだから一緒に住んでなんてことはなく普段は別居
(というか宮中に紫がついていくはずだったのに紫は源氏を選び拒否
代わりに実母の明石が付き添った)
夕霧が紫を賛美しているのは垣間見た時の容姿や
明石姫がおとなしい姫だったため紫の御殿では女たちの声一つ聞こえず
物音一つたてずに生活している様子などであって恋愛とは無関係

438 :
>>436
紫のお母さま大好きというのは血が繋がってないから気を使ったんだよね
明石姫は自分を全面的にバックアップしてくれる父源氏や兄夕霧、実母の明石だって大好きだけど
言葉で繋ぎ止めておかなくても強く結びついた血縁者だからあえて何も言う必要がなかった
明石姫もそんなことを言い出したのは傍に実母の明石がいるようになったから
源氏も明石一族と再会しても紫の事を忘れてはいけないと口を酸っぱく注意したために
そういう言葉で源氏が願う六条院の秩序を守った
夕霧の場合は実母が亡くなっているため
養母の花散里以外に母はおらずあえて言う必要はなかったし

439 :
血縁云々言ったのはいずれ一門を背負って中宮になる自覚を持たせるためでしょ
明石のことは勿論好きだろうが甘えられるのはおそらく紫の上

440 :
>>437
玉蔓長男はすでに結婚して別居してるよ
それでも日頃から玉蔓邸に来て妹二人が桜を賭けて碁を打つのを眺めたり
兄弟仲良く話したりしてる
妹の入内も玉蔓相手に東宮はどうかと進言したり
玉蔓家の長男として扱われて妹の身の振り方を考えてるのは継子でなく玉蔓腹のほうの長男なんだよね
継子のほうは髭黒の本来の長男だったにも関わらず
一族総出で支援するべき入内のことでも当日のお手伝い程度のことしかしてない
髭黒は生前玉蔓にベタぼれだった上に細やかな気配りができる方じゃなかったし
玉蔓に子供が生まれるまでは継子も玉蔓と楽しく暮らしていたのに
玉蔓腹に息子が生まれるといろいろあったんじゃないかな

441 :
昔の貴人は実母を尊重しても実際甘えるのは育ててくれた乳母だから
中宮も明石より紫に心を許してたんじゃね
明石中宮は主要キャラの都合で動くキャラだから優等生で無個性でつまらんなあ

442 :
玉鬘の継子の話は宇治ではなかったことになってるね
その他夕霧の脇腹の子どもたちの処遇も?
もろもろ矛盾があるから本編と違う作家と言われてるのな

443 :
明石一族は一族から中宮を、東宮を、という出世欲が強いし、
当然一族の出世手段である明石姫へのプレッシャーが凄いから、
明石より紫の方を優しい母親として愛した明石姫の気持ちは良く分かる

444 :
よその子だもんな
ただ可愛がればいいんだよな

445 :
いや立派な貴婦人に育てないと紫の上の教育が悪かったって言われるじゃない

446 :
源氏の信頼も失うよね

447 :
形だけ紫の養女ってことにして明石の手元で育てるわけには行かなかったのかな
同じ敷地内に住んでるんだしその方が自然な気もするけど

448 :
>>440
あの頃、髭黒の前妻腹の子たちは幼かったけど成長するのはあっという間だし源氏が夕霧を決して紫に近づけなかった理由と一緒で
玉鬘と息子ができたらたまんないと髭黒が警戒したのかもしれんね

>>447
それだと基本意味ない
当時の貴族たちがわけあって養子を迎えた場合って結局は自分の老後の面倒を見てもらいたいて保証がほしかったからて理由もある
形だけ紫の養女で明石が育てたんじゃ紫と養女の縁が薄くなって老後保障も危うい

449 :
敷地って行っても広いし源氏も明石のところに頻繁には行けないから

450 :
>>447
身分低い女に育てられたら世間から見下されて中宮になれないよ

451 :
>>433
夕霧が紫を崇めていたのは普通に漫画読んでりゃわかるじゃん
野分の中、一目垣間見ただけなのにあんな美しい人がいるのかと、それからも夕霧の脳裏に焼き付いてた
紫が生存中は最愛の妻とも比較してなんて素晴らしい方ともつくづく思ってるし、せめて家族として接したいとささやかな願望をもっていた
またお顔を見れたのは紫が死んだ時で、夕霧にとっては紫て別格の位置の人なんだよ、身内として雲居や花散里は大事に思っているが紫は別次元感覚の人
桙ニ匂宮が成人して夕霧自身もすっかり年をとった現在で昔を懐かしむ場面でも紫が生きていたらと忘れられない人になってるんだよ

452 :
>>418
明治時代から、またああいう平安時代の装束が復活したんだよね。
江戸時代とかは、唐服だったらしいじゃん。

453 :
江戸時代は、宮中は金コマだったからね

454 :
源氏物語は源氏の物語で有るが故か即位礼や大嘗祭の描写が薄いのは興味深い
実子である冷泉の描写も簡潔で五節舞は新嘗祭のそれ

455 :
即位礼はともかくそれ以外の宮中儀礼は日常とまではいわんけど
宮中にいる身としては特筆するような出来事ではなかったのかもね

456 :
源氏物語の世界でなれるものなら典侍になってみたい
でも倍率高そうだね

457 :
源典侍とか、楽しそうだよね〜
自分も典侍がいいわw
って源典侍って、源が付くってことは元皇族?

458 :
あー、その可能性はあるね。
家柄もよくて教養もあるのに(どうしてあそこまで色好みなのか)って書かれてたもんね。

459 :
原典ではただのお笑い要員だった源典侍をあんな可愛いキャラにしたのは
大和先生の功績の一つだと思う
末摘花もそうだけど大和先生の描いた彼女たちは本当に可愛い

460 :
後宮勤めは競争激しく厳しい
有能でないと勤まらないし同僚との関係も大変でストレス半端ないよ
その中で生き残って仕事してる源典侍はすごい人だよね

461 :
藤典侍も夕霧という理想の旦那をゲットして四人の子供を産んだのに家庭に入らないで仕事を続けていってるから水が合う職場なんだろう
当時の貴族女性たちにとって最高峰のセレブ社会で尊敬される仕事をするって結婚以外のサクセスストーリーだしね
それはそうと夕霧にとっても自分の女が宮中で役職してたほうが政治家として考えると上手い状況なんだろう

462 :
枕草子でも清少納言が同僚に道長派だと噂されてハブられて気を病んで里帰りしたって記述があるよね
今も昔も女性の多い職場は人間関係が大変だ

463 :
明石の姫が東宮の寵姫だった時も身分低い生母が側に使えてると悪く言ってる人多かったけど明石自身は栄光の座にいる娘の側で尽くしてるという誇りがあったため
そんな噂を決して娘の耳には入れなかったよね、娘が入内する時も徒歩で付き従って紫は哀れんでたけど当の明石は娘に会える喜びでいっぱいで全然気にしてなかったし
田舎育ちとはいえ名家の貴婦人以上に育てられたけど、まだ娘を産む前の若い頃の明石だったら耐えられなかっただろうけど母は強しってことなんですな

464 :
>>463
そりゃ実娘だもん
しかも自分はもちろん、両親一族の期待と栄光を背負ってるわけで
自分の小さなプライドとか気にしちゃいらんない
源氏への妻、寵愛の座からさえ引いたくらいなんだし

やはり源氏の女たちの中では一番幸福だったと思うよ

465 :
他に源氏の女君の中で幸福だったのは
花散里、空蝉、2部まで含めれば女三宮
いずれも源氏を愛してないか、源氏の愛が一番ではない女たち
源氏の女になりながら、源氏を(あまり)愛さないのが幸福になれるコツかw

466 :
幸福ってより平穏って言った方が正しい

467 :
六条さんもより多く愛した方が負けなのですって教訓おしえてくれてる
一時的に燃え上がる恋で終われば楽しいけどずっと愛して一方的に過剰になると苦しむ執着になっちゃうね

468 :
しかし玉鬘は不完全燃焼だったから後々尾を引いちゃったしな

469 :
夫をATMだと思っている女が勝ちってことだね
中の君もそんな感じ
紫も明石が源氏に捨てられて都に来れなかったら継娘とはいえ距離を取る必要ないから
逃げ場が出来て源氏に固執して病むことはなかったかも

470 :
身の程をわきまえている女君は諦めがつく分平穏に生きられるのかな
ちょっと足りない女君も‥ね

美貌も寵愛も才智も女主人としての才覚も抜きん出ていた紫の上は
光源氏の期待に応えるべく常に走り続けていた
たった一つ自分に足りなかった光源氏正室に釣り合う出自、だけを持つ
女三宮の出現に虚しさを覚え心折れちゃった
光源氏も紫の上を失ってようやく藤壺の形代としてではなく
紫の上自身をこの上なく愛していたことに気付いたという皮肉
臨終の紫の上が光源氏が自分こそを心底愛していると実感出来たのは良かった

471 :
>>470
最後の一行はそうかな?
紫が「自分が」源氏を愛していると再確認しただけで、源氏が自分をどうこうってのは関係ないと思う
実際に源氏は紫を一番愛してるのを本当に実感したのは紫が死んでからだし
紫を愛していても他の女君も愛してたし

472 :
>>469
この時代に継娘と実娘が同じだとは思えない
今なら愛情だけで、継子も実子も同じ!ってあるかもしれんけど、この時代は娘の栄達が母方一族の栄光と出世に繋がるんだからそれはない
それに紫自身、最初から最後まで源氏が一番で決して明石の姫が一番大事ではない
もし火事になってどちらかしか助けられなかったら、迷わず源氏を助けるだろう

「これからは実母でなくては言えないこともあるだろう」とかクールなとこあるし
明石の姫への愛情は本物でも、それが源氏への愛の代わりにはならない

473 :
>>472
夫への愛と子供への愛は全く別物
比べられない

474 :
男は子供ができたら愛情取られたと思うのよね

475 :
>>473
比べられる人も多いのでね

476 :
紫が病気になってからは源氏が母にすがる子供みたいになっちゃってたよね
今上の寵愛もあり皇子も生んで中宮になって側近くに生母もいるちい姫と
「ひとりぼっちの可哀想なあなた」と紫に思われた源氏とでは源氏のほうが心配だよな
雲居も夕霧の浮気で「死んでやる!でもやっぱりRない、あなたを残して死ぬのが心配だから」と可愛い恨みごとを言ってたけど
どんなに優秀な夫でも妻からみると
「私がいないと、この人ダメだわ…心配すぎる」てとこがあるんだろうな

477 :
紫が病に伏してあれだけ取り乱した光源氏見たら
自分がいかに愛されているか実感出来たとは思うのだけれど

478 :
紫自身は死の間際には源氏を男としては愛してなかったように見えたけどね
愛してることは愛してるけども手のかかる長男くらいな気持ちだったのでは

479 :
確かに死に際の紫は男女の情愛は超越している感はあったかも
でも紫にとって光源氏は唯一無二の存在だったと感じるしその逆も同様かと
すれ違いこそあったけれど、この二人こそ物語上の理想のカップルとして描かれていると思う

個人的に1番ときめくカップルは匂宮と浮舟なんだけれど
優等生同士の恋愛よりも、直情的で不器用なもの同士の恋愛、しかも不倫なんて格別

480 :
エロいよね

481 :
概ね賛成なんだけど匂宮浮舟カップルを褒めるとややこしい人が出るよ?

482 :
>>476
自分がいなくなった後の夫の心配をした妻ってこの二人だけなんだよね
父子でそういうタイプが好きなんだろうな

483 :
タイプというより紫も雲居も夫婦間の絆が最も深いんじゃないかな

匂宮と浮舟カップルは褒められらたものでは無いけれどとても魅力的だと思う
身分はもとより華やかさも上品さも六の君や中の君には劣る浮舟が
百戦錬磨の匂宮をあれだけ夢中にさせたのは興味深い
物語の上品な文章の中にも二人が性的に相性バッチリだったと匂わせているところがエロいなと
浮舟は匂宮によって開花され、女度を上げた浮舟に薫は更に魅力を感じてしまったのよね

484 :
何も考えてない、男君もできたけど内心見下されてるっぽいし、それで幸せかというと微妙
でも一人で運命を切り開いていく知性も強さもないし生活に不満はないし…となってた娘が
華やかな美貌の貴公子にヤラれて女として開花
二人の男の狭間で悩みながら愛欲に溺れて
最後は家出、自殺未遂、出家って
近代小説のヒロインになれそうだね、浮舟

485 :
源氏物語の理想化され美化された人間関係をリアリズムやシニズムに満ちた近代文学に置き換えると
紫上は円地文子の女坂の主人公にも似た生涯になるね
ファンの人、こういう見方してる人間もいるってことで発狂して噛み付いてこないでねw

486 :
>>484
金ローのヒロインw

487 :
>>483
わかる>魅力的
それに他の女君とのどろどろした嫉妬絡みがないのもいい

488 :
>>483
その二人の男のどちらからも真実愛されているわけでもなく愛しているわけでもない
そんなシニズムなところも含めて浮舟って近代小説のヒロインっぽいね

489 :
わずかに自我に目覚めながらも
まだまだ時代は厳しくヒロインの前途も多難が予想され、
はじめ清廉ぶってた貴公子もヒロインに男がいるのではと疑うシーンで終わるとこなんて
あれを明治を舞台にした小説に置き換えてみたらラストとしてすごくしっくりくる気がする
紫式部はどれだけ未来を生きていたのかと

490 :
小悪党しか登場しない源氏物語じゃ分りづらいかもしれないけど、
平安時代は現代のような優しい時代ではないのだが。
人権も弱者を守る法律もない。
他の古典ではお姫様が飢え死同然で亡くなる話がいくつかあるし、
羅生門の二階は死体置き場になっている。

浮舟の出家も横川の兄妹の庇護の上で成り立っているもので、
その兄妹にお迎えが来たら、浮舟は乞食坊主にでもなるのかね。

491 :
>>469
たとえ明石が都へ来れなくても紫は実の娘ではないことを
いつか明石姫に伝えなきゃいけなかったし
そもそも明石姫は紫に全く似てなかったので本人も気づいてるよね
周囲だって知ってるし
明石姫だって内心では実母に会いたい気持ちもあったと思う
平安時代は子ができれば前世からの縁と言われていたのだから
紫は明石が自分よりも源氏と縁が深かったのだと嫉妬した
なんで源氏は明石を捨てないのよ!捨てちゃえば
紫だけが明石姫の母で母娘蜜月、幸せに暮らせたじゃん、という問題ではない

492 :
明石が娘を手放したから紫の上は明石に同情と敬意を示すようになったって作中では描かれてるんだが

493 :
>>492
だから、いつかは返すと約束していたでしょ

そもそも紫の苦しみは自分が他の女の下に立たなければならなくなったことに対する不満であり
明石姫を実母に返さなければ解消されたものではない
女一宮と匂宮を預かっているのに祖母と孫の蜜月時代とはいかないのだから
自分よりも上の立場の妻が来なければ明石姫がいなくても紫は幸せだった
そして自分よりも身分の高い正室がくれば壊れていた

494 :
明石姫は紫さえいればよかった、紫はすべてにおいて完璧な母であり
明石はいらなかったという人がいるけど子は親を乗り越えていくものだからねえ
育ててくれたお礼に紫の看病はしたけど紫が死んだからと言って落ち込む暇もない
明石女御にとっては紫などより自分の子供や夫の今上のほうがずっと大事
自分より上の正室が来て辛いわ、苦しいわ、あなただけが私の誇りよ
と養母に頼ってこられても重いだけだしプライドの高い紫はそんなことしない

495 :
また紫sageの人か

496 :
>>483
紫が最初は藤壺の代わりでもそうじゃなくなっていったように
浮舟もあのまま薫の元にいれば何れ大君の代わりじゃなくなってたのかな
まあ匂宮にかっさらわれてたかもしれないけど

497 :
>>495
ここは紫ヲタが常駐してるから
ID変えて紫以外の女たちは全方位叩いて
紫一人だけをageしないとすぐにそうやって怒り出すのよね

498 :
>>494
明石がいなければなんていってる人誰もいないいんだが何と戦ってるのか

499 :
>>498
>>469のレスへの続きだから
源氏が明石を捨てていれば、紫は明石姫は蜜月で紫は女三宮が降嫁しても安泰
と言ってる人がいるでしょ
紫が叩かれると即反論するけどそれ以外が叩かれてもスルーする人が多い

500 :
仮定と希望の違いも読み取れないとは
どうせあの方だろうけど

501 :
仮定と希望の違いも読み取れないとは
どうせあの方だろうけど

502 :
架空の人物に入れ込みすぎるとおかしくなるんだな

503 :
原典には明石の姫君は実母の明石よりも紫を信頼して心を開いてるってハッキリした記述があるのに

504 :
>>499
紫は理想の女性だから母性に逃げ込めるタイプではないと思うけど
娘を愛していてもどこかでCOOLだもん
それが実母でないからか、女性の理想像だからかは知らんけど
「これからは実母でなければ話せないこともあるだろう」と「ああ、あなた。かわいそうなあなた・・」では随分テンションが違うし

505 :
そもそも源氏を自分のすべてとして愛してる女性だからヒロインになるんで
「子供がいるから夫がよそ見ても耐えられる」じゃヒロインではないし、話も盛り上がらない
そのポジションは花散里がやってるし

506 :
>>503
何も嫌なところ、悪いところがない、
美しい理想の母親だね


507 :
紫の死後は源氏があんな風になっちゃったからねえ
明石中宮も「お母様が亡くなったことは今も悲しいけどお父様のことも気がかり」て言ってたし
源氏があんなに腑抜けて紫のことばかり想って悲しんでたら
夕霧も明石中宮も源氏を心配するだろ

508 :
紫も冷静に考えれば傍流宮家の脇腹の姫で母親も後見も財産もないんだから、この時代なら誘拐されて売り飛ばされるか殺されるかしててもおかしくない
源氏の世話後見をできたわけでもないし、子供も生んだわけでもない
それを考えると源氏の筆頭側室になれただけで十二分すぎるんだけどね

皇子で準太上天皇の源氏とは客観的に見れば釣り合いが取れなさすぎるよ

509 :
女三宮降嫁以前は紫は北の方
宮家筆頭の式部卿宮の娘で身分は高いからね
父親の後見があればもっと安定した北の方だっただろうけど

まあ、父親の後見無く個人の資質で戦って誰にも負けないのが紫の魅力

510 :
>>509
北の方た呼ばれてようが、紫の上が正妻であったことは一度もないよ
そもそも正妻がいなかったから女三宮の降嫁話が起こったわけで

511 :
>>510
あさきしか読んでないと分かりにくいよね
昔のコミックスの人物紹介のとこにも紫のこと正妻って書いてたし
リア消w時代読んでて三の宮の話になったとき「噂ではいつのまにか奥さまのようになられたとか…」って
こっちもええっ!?ってなったわよ

512 :
>>508
皇子って言っても更衣腹だし臣籍降下してるから元々のスペックなら釣り合いが取れるという皮肉

513 :
>>512
今のスペックじゃない?
太上大臣より上にのしあがって臣下の座を離れたとか

>>511
解説書とか読んでも高校の授業でも紫は正妻ではないってことになってた
でも微妙な正妻格、要するに槿辺りが正妻としていたら女三宮の降嫁話は起こったんだろうか

514 :
身分にふさわしい正妻をと言われ出したのは源氏が準太上天皇になってからだね
それまでは今まで通り紫でも世間的に問題無かった

あと藤原主流家の葵が生きていれば女三宮を正室になんて話には絶対ならなかったはずだから
やっぱり後ろ楯の強さが大きいよね。そこが紫の不幸の始まりでもある

515 :
どうあがいても正妻になれないほど身分が低いわけでもなく
正妻として盤石の地位を得るだけの後見があるわけでもない
そんな微妙な立ち位置が紫というキャラの特徴でもあるんだろうな
後見や身分なんて越えたところで一人の男と一人の女として愛し合ってると思ってたのに
そんなものは幻想で自分はひどく微妙な立場の女でしかなかったのだと知らされた紫

でもさー、伊勢物語の筒井筒の話も
結婚後に妻が親を亡くして夫の世話もできなくなり夫がよそに女をつくった例だけど
紫に限らす女の立場なんていつどうなるかわからないよね
紫の立場は確かに微妙だったけどそれ以上に紫式部は愛の儚さ、無常さを書きたかったんじゃないかと思う

516 :
なるほど
微妙な立ち位置が紫にまつわるストーリーの魅力になってるのも事実
確かにこの時代、「固定した正妻」とかないもんね
雲居の雁だってあれだけの正妻であってもあのまま三条の家に戻らなければ、離婚して妻の座を追われてたわけだし、男が全く当てにならない時代に男の永遠の一番でいるという無理にチャレンジした話にも見えてきた

517 :
ちなみに葵が生きてるときから槿と結婚してたら、葵の死期槿が側室(?)から正妻(?)に繰り上がってたの?
槿が筆頭妻だった場合は女三宮との縁談は起こり得たかなあ

518 :
槿が源氏と結婚していたら妻の一人で側室ではないよ
権勢のある左大臣家の娘で源氏の最初の妻である葵の方がやはり正妻に近いけど
最終的に正妻に収まるかは父親の寿命や子供の数や中宮になれる娘がいるかが決め手じゃないかな
槿が筆頭妻で女三宮が降嫁するかは跡取り息子がいるかどうかだと思うから
子供の居ない槿なら降嫁ありで葵が生きていたら夕霧が居るから降嫁は無し

519 :
>>518
あーなるほど
そもそも私の正妻側室って概念が間違ってたのね
槿でもダメとなると女三宮降嫁は元々不可避
じゃあもうしょうがないじゃんね

520 :
というより、多分、あの時代は、正室が一人という概念がないのだと思う
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%AE%A4

葵は源氏の添臥からそのまま結婚してるから、例え子無しで藤壺並の女が降嫁してきても正室の座を追われることはない
紫の結婚は野合みたいなもので、結婚の時点で正式にお披露目されていなかったから一段下がる
雲居は正式な結婚で、同居で、子供が多く、父や兄弟の後ろ盾があるから最強の立場で
自ら離婚することはあっても誰かに正室の座を追われることは無い
こんなところじゃないかな

521 :
>槿と結婚してたら

葵死後、女三宮降嫁前だと、槿と紫どっちが正妻に近くなるんだろう
父親が宮というのは二人ともだけど、槿の方が父親の後見がある分立場が強いのかな
性格上、紫や他の女性と争うことはしないだろうけど

522 :
>>521
父の後見に加えて正妻腹だから槿優位では
斎院になった後帰京して以降は言うまでもなく
でも斎院になる前の結婚だったら女御腹内親王の女三宮には太刀打ち出来なかったかも
太上天皇に相応しいとかなんだとかは建前で、朱雀院は源氏かその息子に我が娘を縁付けたかっただけだから

523 :
最初から柏木に女三宮をやっておけば、とも思ったけど、
あの心が幼い女三宮は柏木に熱烈に求愛されたら
結婚としていたとしても上手くいかなかったかもね

524 :
女三宮の婿候補は身分や年齢の釣り合いから
夕霧→光源氏→柏木じゃなかった?
夕霧が新婚でありかつ雲居の後盾の強さから光源氏がリードしたわけで
光源氏が断っていたら正妻のいない柏木にも可能性はあったのだから
より執着してしまったんだね

525 :
どうかな…
朱雀は源氏に執着してるから源氏の場合も夕霧の場合も源氏ありきで女三宮の降嫁を考えてた節があるよ
柏木は最初から頭数に入ってないんじゃ?

526 :
>>525
朱雀の源氏への執着なんて柏木は知らなかったろうからね
更衣腹の落葉はあっさり降嫁してきたんだし
それなら女三宮だってもしかしたら可能性はあったんじゃないかって
柏木が勝手に考えててもおかしくはないと思う

527 :
源氏は「自分が断れば夕霧に話が行く」って考えてたよね

528 :
>>527
源氏が考えてたというか朱雀がはっきり
「夕霧もやはり駄目であろうか」って名前出してた
源氏の次の候補は夕霧だと

529 :
>>527
夕霧に話が行ったら可哀想だと思うのは源氏の都合
当の夕霧は六条院に憧れてハーレムの主になりたがってたし
女三宮のこともまんざらではなかった
>>528
朱雀は源氏一択
「お前が断るなら息子にあげてしまうよ?
お前は自分の女になったかもしれないと思いながら指をくわえてみとけ」
と言われて元祖プレイボーイの源氏が引き下がるわけがない
そして思った通り源氏は自分が貰い受けると返事

530 :
確かに六条院って若い女がいなくてオバサンばっかりかも

531 :
>>529
夕霧は名誉なことだが雲居の雁がいるからって乗り気じゃないし源氏の決定打は女三宮は藤壺の姪ってところなんだが
>>530
若い女というか後ろ盾のある身分の高い女人がいない身分が高い女人がいたら後宮もどきなんてできないからね

532 :
当の源氏がオッサンだもの。
若い子とは話が合わないだろう。

533 :
>>531
夕霧には権門の姫で正室の雲居がいるから…と遠慮したのはむしろ朱雀のほうで
夕霧はそうでもなかった、雲居がいても落葉を妻にしてるくらいだし
それに源氏は女三宮が藤壺の姪であると知ったところで当初は年齢差などをわきまえ
それなら(本当は源氏の子である)冷泉帝に入内してはなどと理性的なことを言っていた
決定打になったのは夕霧に与えられること
藤壺の姪で自分が狙っていた女が夕霧の妻などになって
今後は義父として付き合っていかなければならないなんてプレイボーイには耐えられない
女三宮が冷泉帝のお妃になるなら源氏とは交流がないからね

534 :
>>532
話が合わなくても若いピチピチした子はいいじゃない
この時代、まして老化は激しいわけだし

535 :
若いだけなら女房とかいるだろうが多分源氏は恋愛がしたいんじゃないの?
だから紫の上と女三宮の板挟みになったら昔の恋人の朧月夜に逃げた

536 :
>>510
正妻がいる夕霧も女三宮の婿候補だから関係ないよ
紫が正妻であろうと無かろうと降嫁してくる
夕霧は新婚で仲が良いから朱雀は遠慮したが、
源氏はまだ女性関係に満足していないようなことを言っていたし、
朱雀が源氏ファンだから降嫁が決まった

537 :
>>533
夕霧は女三宮と結婚したら、雲居にも女三宮にも気を使って対等に大切にしないと、
と考えていて
女三宮降嫁は実現しなかったけど
後に雲居落葉の
二正妻に実行した流れだね

538 :
夕霧が女三宮と結婚したらやっぱり雲居の雁じゃなくて女三宮が正妻になるのは同じだろうし
女三宮に対する柏木の執着を知ってる夕霧なら不義も防げたから女三宮にとっては源氏に降嫁より良かったね

539 :
>>518
夕霧への降嫁が実現しなかったのは、
夕霧と雲居が仲睦まじい新婚だから
冷えきった夫婦仲の葵なら
すんなり降嫁になるよ
別居している不仲妻葵に対して、女三宮は共住でまあまあ可愛がられるから、
女三宮>葵となる

540 :
女三宮が降嫁したのは身分のある妻が源氏にいなかったからでしょ
愛情は二の次で身分が最重要なこの時代、紫の身分が不足だったから正妻不在だったわけで降嫁の話が出た

541 :
>>538
だから、朱雀院も夕霧=左大臣家に遠慮してたと思うよ。
光源氏は、ここでも"源氏"ていう身分が活きたと思う。

542 :
>>517
朝顔のことだよね?
朝顔は源氏の桐壺帝側の従姉妹で、何度もお妃候補に挙げられてた方。母親も内親王で、左大臣の姫の葵の上より身分的には上だろうし、お妃候補には挙げられてても、実際に結婚したのは葵の上。左大臣家は権力ある家だし、嫁は内親王だし。

543 :
藤原家の権力は絶大だから後見して援助する力のない皇族では勝ち目ないだろうね

544 :
>>543
朝顔もそれは分かってただろうからね。源氏が左大臣家の娘(葵の上)と結婚した以上、自分はもし源氏の妻になっても愛人の一人、てことをね。プライドの高い朝顔にとっては、あり得ない話だったと思う。
実際、葵の上が亡くなってから、朝顔と再婚か?て噂が立って、紫の上を悩ませてるよね。

545 :
>>542
朝顔は桃園式部卿宮のただ一人の嫡腹の娘だけど母親は内親王ではないよ
>>544
朝顔は桐壺帝の弟・桃園式部卿宮の唯一の嫡腹の姫で
賀茂斎院になるほど格式の高い姫
(賀茂斎院は伊勢斎宮よりも出自が高く内親王が任じられることが多かった
朝顔の前任者である賀茂斎院は、朱雀帝の同母妹内親王)
葵が生きていても源氏の愛人扱いなどにはならないよ
桃園式部卿宮と同腹で朝顔の叔母に当たる女五宮が
姉の大宮(葵の母)に気を使って葵存命中は遠慮していた

546 :
>>545
愛人ではないけど、正妻ではない妻の一人になると思うよ
あさきでも桃園式部卿宮が「あちらには葵の上という立派な奥様もいらっしゃるが・・」とあったし
身分は最重要とはいえ、権勢も違うし、桐壺帝のたっての以来で添い臥しの葵と同格以上にはなれないかと

もし葵より上に朝顔がくるなら、若い、まださだいじんの後ろ楯を必要とした源氏は朝顔に求婚しなかったろうしね

547 :
>>546
夕霧における雲居=葵、落葉=朝顔みたいな関係だろう
落葉や朝顔は正室ではないが世間から重んじられる権妻のような立場
源氏は桃園式部卿宮存命中から朝顔に正式に結婚を申し込んでいたし
桃園式部卿宮もそれを知っており
葵祭の時に朝顔と2人で見物に出かけて牛車の中から源氏を眺めて
朝顔に結婚を勧めたりもしてるんだよね
葵祭で六条に無礼を働いた葵も、桃園式部卿宮と同乗している朝顔には手だしできていない
幾らなんでも葵存命中に二条院の女と呼ばれて軽蔑されてた紫みたいな立場なら
桃園式部卿宮も娘にそんな結婚勧めるはずもないよね

548 :
またあの御方かあ
六条ラブ葵しねの

549 :
そう思うとやっぱり葵が生きてたら紫の後年の苦労は大分軽減されたんじゃないかしらね
紫が二条院にきた時点で葵が妻としていたわけだし
それと朝顔もちょっと頑なすぎ
この時代は一夫多妻なんだから仕方ないし、どうしても1人の妻がいいならそれこそ身分低い男になっちゃう
それに貴族の姫なんだから、家や係累の繁栄の道具にならなくちゃいけない自覚もない
限りなく贅沢で安全な生活はタダで出来るんじゃないんだよ、義務もあるんだよまったく・・
って現代の皇族のお姫様みたいだけど

550 :
>>548
どこか気に障った?
ここ、葵ヲタがいるから怖いよね
紫ヲタと葵ヲタは全方位叩きだからw

551 :
朝顔とか宇治大君みたいな結婚を頑なに拒否した女君好きだけどなあ
平安時代にも己の意思を貫こうとした姫がいたんだろうなっていうのが面白い
二人とも相手を嫌ってるわけじゃなくてむしろ好意は抱いてる所も好き

552 :
女一宮なんて高貴すぎて結婚できないなんて矛盾があるし
朝顔は父親がいなくなったら寵愛されなくなりそうだから結婚しなくて良かったんじゃない?

553 :
朝顔や宇治大君は良く言えば思慮深いんだけれど
悪く言えば山岸凉子の作品の主人公みたいなんだよねえ
傷つくことを過剰に恐れて行動出来ず不器用に自滅していくタイプ
ベクトルは違っても六条御息所も同類かな

554 :
そもそも皇族のお姫様が召使いである臣下との結婚は望ましくないものという考えがあるのだそうで。
それで史実では未婚のまま生涯を過ごしたお姫様が多い。
落葉の宮の母も、最初は柏木との結婚を反対していた。

555 :
>>553
反対に、辛い思いをしてでも好きな人と一緒にいたい!という登場人物は、
極貧生活を耐え抜いた末摘花と、
雲居の雁の為に地道に勉強をした夕霧か。

556 :
>>554
内親王として産まれ育ってきたのに、臣下と結婚したら皇籍離脱しないといけないからね。昔から内親王の結婚は難しいかった。
宮家にお嫁に行ければ身分的には皇族でいられるけど、宮家といえば経済的にあまり豊かじゃない家も多かったみたいだから元内親王としての体面を保った生活が出来るか、という不安もあっただろうしね。

557 :
>>545
なるほどね、葵の母は、朝顔の父方の叔母内親王なのね。さらに複雑だね。

かつ、源氏の女遊びも有名だったからね。そういう中の女の一人になって世俗にまみれるのが嫌だったんだろうね。

558 :
>>556
現代じゃあるまいし、結婚しても内親王は内親王のまま、御封もそのままだよ

559 :
>>540
雲居という妻のいる夕霧も女三宮の結婚相手の有力候補だよ
原文では、源氏は出世確実の夕霧が一番女三宮の相手にふさわしいと考えていたし

560 :
>>546
葵と朝顔なら基本的には
二人とも同格の正妻だろう
雲居と落葉のような

ただ、双方寵愛のある雲居落葉と違って、
葵は共住してもらえない不仲妻
朝顔は源氏からの愛情はあるから共に住むだろうし、朝顔>葵になっていくのでは

561 :
>>560
葵は夕霧出産の時に源氏と和解できてたと解釈してる
六条さんの生き霊のおかげもあるけど
葵の方は自分の態度反省してたし源氏も本当は可愛い人なんだと思ってた
無事出産してたらそれなりに仲良く過ごしてたんじゃない

562 :
確かに長男いるしねえ

563 :
>>561
源氏は晩年までずっと葵の悪口を言い続けているよ
傲慢な女とか、一緒にいてイヤな女だったとか
あさきでは、不器用で子供っぽいから葵はそうなったみたいな、少し和らげた描き方になっていたけど

564 :
葵も朝顔も年上で優等生タイプだからな
年上で源氏と相性が良いのは夕顔や花散里みたいに安らげるタイプなんだよね

565 :
身分が高くて後ろ盾もあり誇り高い女性だと「可愛げがない」ってなるんじゃないw

566 :
藤壺が例外といえば例外だけど実際付き合ったらどうだろうな
藤壺が入内せずに先帝の女四宮と臣籍降下した源氏として出会ってもうまくいく気がしない

567 :
理想は藤壺だけど実際の好みは扱いやすい夕顔なんだろう

>>563
亡くなった妻の悪口を言い続けるなんて最低すぎるわ
源氏って女の批評家気取りなんだよね

568 :
>>565
三の宮めちゃめちゃいい女じゃないかw

569 :
>>566
藤壺は子供の頃姉とも母親とも親しみ、元服するまでは御簾なしで睦まじんでたから特別枠だと思う

570 :
>>566
付き合ったら藤壺にも不満を持つのが源氏という男ですよ
あの方は私が臣下なのを本当は笑っておいでなのだとかなんとか思いそう

571 :
>>567
通いたくもないのに義務で通わされ、
会えば無視されたり嫌味を言われたり

まだ12、3才の少年源氏には
年上妻から夫婦間DVを受けていたようなものだったんだろう

感受性豊かな年齢で刻まれた心の傷は
晩年まで拭えないから
源氏には葵はずっと一緒にいたくはない、イヤな女だったんだろうね
死後までずっと悪く言うのはちょっと酷いけど

572 :
しかしやることはやっている

573 :
男が女に、妻がつれないとかうるさいとか、あることないこと過剰に語るのなんて
現代でもよくあることじゃないの
単にその男が嫌な奴だってだけだと思う

574 :
葵は源氏がマラリアにかかっても、お見舞いもその使者も出さなかったんだっけ

575 :
>>569
母親代わりのように仲良くしてくれたのと
男女の仲とはまた違うと思うんだよね
晩年の源氏は病気の紫にも母を求める幼子のようにすがりついたけど
いつまでも母を求める幼児レベルじゃ年下の紫にすら哀れまれる
藤壺とも禁断の恋だったからこそ燃え上がったんじゃない?

576 :
>>574
左大臣夫妻も見舞いを出さず出さないことを咎めなかったんでしょ
仮病の常習犯だったんじゃないの

577 :
>>571
葵はいずれ入内后がねとして育てられてたからプライドも高かったはず。それが、年下の有名なプレイボーイと結婚することになって、いろんな葛藤動揺があったはず。

578 :
>>546
母方の実家の後ろ盾のなかった源氏には、妻方の後ろ盾が重要だっただろうからね。

579 :
>>572
子供作らないと、左大臣家に申し訳ないじゃん。
立派な男の子が授かって良かった良かった。

580 :
>>577
元服当時12歳の源氏はまだプレイボーイではなかったと思うよ。
その時点では美形で才能溢れて桐壺帝に鍾愛されてるけど、ただ人になる悲劇の親王。

581 :
>>580
あ、まだプレイボーイではなかったっけ?
まあ有名な美男子の年下夫だったんだよね。

582 :
年齢からいっても
葵は朱雀とのほうが釣り合ってたし
葵本人もそのつもりだったんだろう
超絶怖い姑のいる東宮の妃になるなら
葵くらい誇り高い姫でいたほうが向いていたかもね

583 :
>>576
左大臣は出してたと思うよ
おこり治療のため籠っていた西山から戻った源氏が参内すると桐壺帝は大変心配していた
一緒にいた左大臣は私がお迎えに上がろうと思っていました、ここから先は私に送らせてくださいといい
半ば強引に源氏を自分の牛車に乗せて左大臣家に連れて行くと早速娘の葵に会わせる
葵はいつものように嫌がって源氏に会おうとしないが左大臣が何とか宥めて会わせる
葵は相変わらず一言もしゃべらないので源氏が「私が病なのを心配して問うてくれないのでしょうか」
と聞くと葵は「私が心配して問わないのはつらいことなの?」と返答→源氏あきれる
あの時代の高貴な姫君は夫の不調も気にならないと言うかちょっと若い頃の女三宮に通じるところがある

584 :
>>582
右大臣サイドの朱雀妃計画のド本命は身内の六の君を女御として入内させて中宮国母にすることだから
葵が入内しても当て馬要因の妃で終わってた気がする

585 :
もし朱雀の最初の妃が葵ですぐに皇子産んでしまったら左大臣の手前
そのまま春宮になる
左大臣は長命だったし葵が亡くなっても春宮は廃太子になることはないはず
というかその場合六条さんの生き霊も取り憑かず葵が亡くなることもないだろうから
葵が中宮にならなくても国母は間違い無い

やっぱり葵は朱雀の妃になってた方が源氏も葵も幸せだったね

586 :
私も葵は朱雀の妃になっていれば丸く収まった気がする
そもそも桐壺帝の序列を乱す偏愛が歯車を狂わせたんだよね
それが物語を面白くさせているんだけどさ

587 :
もし葵が朱雀の妃になってたら、そもそも源氏はろくに出世もできなくて終わってたかもね

588 :
葵が朱雀に入内して早々に皇子を出産してれば、
葵の身分・血筋から間違いなく東宮だろうし、
葵も国母中宮になるだろうからそこに朧月夜を入れるかな?
朧月夜を入内させても(寵愛はともかく)葵には勝てないとなると、
源氏に強力な後ろ盾を、と望む桐壺院の思惑もあって源氏に嫁いだかもしれない
まじめな朱雀葵と、奔放な源氏朧の組み合わせは結構いいかも?

589 :
>>583
その状況だと帝に気を使った社交辞令じゃないのと思うけど
源氏は紫を垣間見にブラつくくらい回復してたのに、見舞いや迎えと称した帰京の催促も出してなかったってことでしょ
北山なんて超近所だよ


>>588
順番が逆じゃないかな
葵が入内しないせいで朱雀東宮の後宮にロクな中宮候補が居なくなったから身内から出すことにした
右大臣には朧月夜より朱雀と年齢の合う娘が他にも居たんだから

590 :
>>586
源氏と葵の結婚は桐壺帝じゃなくて、左大臣が希望したことだよ
左大臣はずっと前から葵と源氏の結婚を望んでいて
帝に申し入れた

591 :
>>590
あれ、葵は東宮妃になる予定なかった?
だから源氏が「ただ人の妻になったのが不満なのか」と怒ってたんじゃ

592 :
普通に東宮妃になることを予定されてその教育も受けてきたんだったらいきなり源氏と結婚ってガッカリだと思う
ほのかな恋心も抱いてただろうし

593 :
>>592
しかも源氏が顔以外取り柄のないクソ男だもんね

594 :
>>591
葵を源氏と結婚させたいと左大臣が望んでいるので
朱雀からの入内の誘いを断り
源氏の元服時に帝に源氏を婿にしたいと頼んだんだよ

葵が幼少の頃は入内を考えていたのかもしれないが、
左大臣は源氏の素晴らしさを見て、朱雀から源氏に変えたのかも

595 :
>>588
あさきの葵は「下々の者のような真似はおやめください!」
と夫の源氏とのセックスを拒むくらい男嫌いというかセックス嫌い
百戦錬磨の源氏だからそんな葵相手でも果敢に襲って夕霧誕生だけど
それでも結婚してからずっとセックスレス気味で夕霧誕生まで10年かかってる
繊細な朱雀帝あたりだと葵に皇子が誕生していたと思えない

>>589
社交辞令でも何でも源氏の周囲には源氏が好きで源氏の体調を心配してくれる
優しい女たちは大勢いたのだし
夫が北山に籠ってても知らないわ、その辺歩けるなら嫁は心配する言葉などかけないのが当たり前、
でも私が体調悪いときは源氏はずっとそばにいて看病するべきだし
(葵の出産前後、源氏は左大臣家に何か月も泊まり込み)
源氏が自分以外に女作るのは絶対に許さない
なんて面倒くさい正室に寄り付かなくなっても仕方がない

596 :
えっさすがに帝相手に拒否なんかしないでしょ

597 :
>>596
シモジモの者じゃないしね

598 :
あのとき源氏は立ったまま葵と事に及ぼうとしたんじゃなかったっけ?

ちゃんと寝台の上で双方夜着に着替えたうえで
合意のもとに行われる行為ならいいけど
立ったまま衣装を脱がして強引に事をすすめようとしたから
「嫌です!」となったんじゃないの?

現代風に言えば
「こんなベッドもないところで、獣みたいに!」
て感じ?

599 :
>>597
源氏だって帝の子なんだからけしてシモジモではないよね
シモジモではない私たちなんだからそんなことはしない、と
百姓だってセックスはしてる

>>598
源氏は葵の部屋に踏み込んだだけで立ったままではないでしょ
源氏と葵は初夜の時からしっくりいかなかったのだから何を今更
それなら「ちょっと待って。湯あみして新しい夜着に着替えてから」で良かったでしょ
葵の部屋なのだし周囲には乳母や女房たちが控えていて
源氏が来たと聞いたらいつでも用意万端にしてるよね
葵にその気がなくても左大臣が女房達に命じて準備させてる

600 :
>>589
朱雀の後宮には東宮時代に藤壺女御(藤壺中宮妹・女三宮母)が一番乗りで入内した
朧月夜が来るまでは朱雀の寵愛一番だった
桐壺帝は後ろ盾血筋申し分なし、第一皇子まで産んでいる弘徽殿を差し置いて
藤壺を立后させているし朱雀の中宮は葵と決定しているわけではなかったでしょう
弘徽殿は左大臣に朱雀への忠誠を誓わせるために葵を差し出せと言ったのだし
それに対して左大臣は右大臣の配下に入るのが嫌で葵を差し出さなかった
桐壺帝による藤壺立后、冷泉立太子は左大臣の協力のもとだっただろうし
左大臣が朱雀に忠誠誓ってるなら当然藤壺の立后も冷泉立太子も反対するだろう
右大臣と一緒になって桐壺帝に対して弘徽殿立后運動派に回っただろうし
左大臣が藤壺と冷泉を応援してくれたから冷泉即位持には
源氏は恩義を感じて左大臣を太政大臣に推薦してその通りになった

601 :
葵が源氏を嫌がった理由は年下と言うこと以外だと、
源氏が自分で思い込んでた、ただひとの妻になるのが不満ということ
朱雀は両方クリアしてるから良いかなと思ったんだけどな

602 :
>>599
あさきのあのシーンだと源氏が葵を壁?戸口?に押し付けてて
葵が「嫌です!」ていってんだよね
いかにもプレイボーイらしい馴れた手つきに
「二条ではこのようになさいますのか」と言ってるように見える
それを「ちょっと待って。湯あみして新しい夜着に着替えてから」なんて言えるわけないじゃん

603 :
>>595
葵は気難しい性格だから
朱雀からも愛されないよなあ
朱雀の好みは儚げな女三宮母親や明るい朧月夜だし

604 :
>>603
未練のあった秋好とのタイプ違うしな
母親がああだから別のタイプ求めたのかもなw

605 :
>>599
源氏は臣籍降下してるからただ人ってことなのかな
内心のコンプレックスを葵が(誤解だとしても)えぐってた?

606 :
>>587
六の君と正式に結婚して右大臣家の庇護下になってたかもね。
どっちにしても母親の実家が弱い源氏は有力な家の娘と結婚して、妻の実家の擁護が必要だったし、だからこそ父帝の桐壺帝も、この第二皇子に源氏性を与えることにしたんだろうしね。

607 :
>>605
左大臣と内親王の娘として生まれた葵は、めちゃめちゃプライド高いと思う。物心ついた頃から、周りから、いずれは帝のお妃さま、と言われてお妃教育されて育ってるだろうしね。

608 :
>>600
なるほど、いろいろ政治的駆け引きがあったわけね。
朱雀帝は朧月夜とは右大臣家繋がりで例えば幼いころから面識はあったのかな?

609 :
>>593
顔以外取り柄ないって…あさきすら読んでないの???

610 :
>>604
朧はあさきの絵柄だと
若くて綺麗だった頃の弘徽殿に似てるよ
誇り高く華やかな勝ち気そうな美人
桐壺更衣が「お美しいかた…」と思ってみてた頃の弘徽殿は愛されてる自信に満ちた美女だった
後に夫に愛を失った苦しみに弘徽殿は美貌を失っていったけど
桐壺更衣が現れずもっといい人生送ってたら弘徽殿はもっと美しい女性でいられたかもしれないし
源氏と出会わなかったら朧はもっと傲慢で嫌な女になっていたかもしれない
姉妹だけあって朧と弘徽殿は似てると思う
弘徽殿もまた愛を求める一人の女性だったし二人とも貴族女性には珍しいくらいはっきりした自我の持ち主だったし
朱雀は無意識の内に母親が若く美しく自信に満ちて華やかだった頃の姿によく似て自我もはっきり持ってる朧に惹かれていたんじゃないだろうか

611 :
弘徽殿の大后も可哀相な人だと思うよね
桐壺帝があくまで弘徽殿を立てつつ桐壺更衣を可愛がればよかったのに

612 :
弘徽殿女御ってめちゃくちゃ恵まれているのにね
右大臣家の期待背負って入内し晴れて東宮と内親王2人に恵まれ国母にまでなったんだもん
更衣風情が帝に寵愛されていたって、後から入内した格上の内親王に中宮の座奪われたって
東宮母であり国母として悠然と構えていれば良かったのに
強運で一度羨望を受けてしまうと世間からの同情を恥と捉えて自爆しちゃうんだよねえ
自爆のタイプは違えど晩年の紫の上もそうだったよね(弘徽殿は他者攻撃型で紫は溜め込んで自滅型)

613 :
弘徽殿様は桐壺帝が本当に好きだったから冷静ではいられなかったんだろう
晩年の桐壺院の容態が悪くなった時に、藤壺が常に側にいる状態では行けない
私が行ってもどうせ喜んで貰えないとお見舞いに行かないままだったのが可哀想だった

614 :
>>611
かわいそうかな?
桐壺の更衣を露骨にいじめたり、他の態度見ても自業自得としか

615 :
>>614
桐壺帝がうまく立ち回ればあそこまで捻くれなかったんじゃない?

616 :
その代わり女三宮が晩年の源氏を苦しめるって因果

617 :
そういえば頭中将は内親王降嫁を望んだりしなかったのかな

618 :
>>615
それはさすがに責任転嫁

619 :
>>616
朱雀も子供への偏愛ということでは父帝に似たな
溺愛する娘の将来を案じて結婚させたら
結果的に父帝の仇をとってしまって
しかも朱雀本人は全然それに気づいてないという皮肉

620 :
>>610
そうそう、歳の離れた姉妹なんだよね、弘徽殿と六の君。たぶん長女の弘徽殿は、右大臣家の期待( =皇子誕生)の期待を一身に背負って入内しただろうけど、右大臣家の六番目の姫の六の君は、そこまで背負うものも大きくなかったかも。

621 :
>>615
この頃って藤原摂関家の全盛期で、帝は摂関家の助けがないとやっていけなかった時代だよね。
現に紫式部のお仕えしてた彰子の夫一条帝も、藤原道隆、道長兄弟に遠慮して、それぞれの娘を定子皇后、彰子中宮にしてる。
そういう、摂関家(あさきの場合は左右両大臣)に強く物言えない状況の帝だよね。
で、右大臣のごり押しで弘徽殿が入内して、みたいなかんじだったんじゃないかな?
弘徽殿もある意味完全な政略結婚て分かってただろうし(愛されて皇后になった訳じゃない、てこと)ね。

622 :
>>619
この辺りは面白いよね。
朱雀帝に、源氏に対する仕返し、て捉えることは出来ないかな?

623 :
入内に政略結婚も何もないでしょ
複数の妻の間を上手く取り持って後宮を穏やかにする努力をするのも帝の務めだよ

624 :
>>621
それでも桐壺帝の晩年に愛されたことのない后だったことを気にするから
やっぱりなんとも思わないわけではなかったんだろうな

625 :
>>613
桐壺帝の後宮のボスが弘徽殿、他の妃たちは皆弘徽殿に遠慮して暮らしていた
クラスのカーストトップ女ボスが弘徽殿みたいな感じ?
そこへカースト下位でおとなしいグループor孤立気味の桐壺更衣が
カーストトップ男子の桐壺帝と付き合いだした
私たちのカースト乱して何よ?
カースト上位女子たちで制裁しないとみたいな感じだと思う
桐壺更衣いじめの主導者は弘徽殿だったとしても他の妃たちも
このときとばかりに一緒にやってたわけだから
恋愛云々ではなくて女同士の序列を乱したことで制裁された

626 :
>>624
桐壺更衣に対する愛情を目の当たりにしただろうからね、弘徽殿の女御は。

627 :
>>624
弘徽殿は国母で皇太后ですべてを手に入れたけど
桐壺帝の心を自由自在に操ることができなかった点では心残りだったんじゃないの
桐壺院を看取った藤壺、桐壺院最愛・桐壺更衣の忘れ形見の源氏は
桐壺院死後も弘徽殿の思い通りにならないライバルであり続けたし

628 :
更衣の為に女御を引越しさせるなんてことを帝自らやってるんだから
不満が出ないはずが無い
身分社会なんだから

629 :
>>627
最大の栄誉である中宮の座を手に入れられなかったからなあ
最終的な勝利者は藤壺
序列を乱すなってなら、后腹内親王で中宮の藤壺を攻撃するのはおかしい
東宮がいるっても中宮でなく単なる女御だからね、序列でいうと

630 :
源氏が三歳の時の袴着の儀式の費用も更衣の実家が余裕がないので宮廷から出したのに
一宮の朱雀の時以上に派手なものにしたのも桐壺帝の勝手なふるまいなんだよね

弘徽殿が気の強い性格の優秀な女性なのは帝を支える妃にふさわしいし
それが最良だと育てられて入内後もそれで上手くいっていたのにに、ある日突然実はなよなよした頼りないこの女が良い
お前は好みじゃ無いと暗に言われるのはキツいし腹立つわ

631 :
桐壺更衣は女社会のみならず
男の貴族達の顰蹙までかってたからな
楊貴妃の例まで出されて
国の乱れるもとだとまで言われていた
ここまでくると明らかに帝が悪いよ

632 :
>>629
弘徽殿が藤壺を攻撃したのは桐壺院崩後でしょう
皇太后>中宮で、弘徽殿のほうが藤壺よりも上位に立つことになった
桐壺院崩後に藤壺の中宮としての御封まで止められ
藤壺は出家して女院となり現世から退くと表明した

藤原道長の姉・詮子は円融天皇の第一皇子(後の一条天皇)を産んだのに
円融天皇は関白の娘・藤原導子のほうを中宮に立てた
導子は中宮、詮子は女御、導子のほうが立場は上だが
第一皇子を有する詮子は強硬姿勢で皇子と一緒に里へ帰り
導子立后に抗議して父兼家と一緒に参内拒否
円融天皇は退位して第一皇子を東宮に立てざるを得なかった
それくらい次期東宮を有するというのは立場が強かったんだよね
詮子は一条天皇即位とともに皇太后となり政治は思うが儘だった

633 :
桐壺更衣がなよなよとした、いかにも男の保護欲をそそるタイプの女性だったのも、他の妃達の反感をより多く買った一因だろう。
現代でもそういった女性へのバッシングは時々見かけるしね。
桐壺更衣が度の過ぎた贔屓はいけないと帝に諭せるほどしっかりしていれば、まだ事態はましだったろうが、実際は帝に頼りっきりだったからね。
(そこがまた桐壺帝を燃え上がらせらんだろうな…)

634 :
>>632
でも中宮の御封を止めるとか東宮を廃そうとか理由にならない
それはさすがにこきでんに入れ込みすぎな気がするなあ
男が自分に気がないのは仕方ないじゃん
好みでもないのに第一皇子孕ませてもらえただけでもいいじゃん
東宮から帝になってるし
桐壺院の見舞いに行かないとか、やっぱりろくでもない女だとは思う
あさきでは少しきれいにかかれてるけど

635 :
序列は重要とはいっても、寵愛で序列が動くから紫式部や清少納言が出て後宮が華やかになったわけでさ
中国みたいに本当のド庶民が皇后になるわけでもないし、こきでんが愛されなかったのは仕方ないじゃん
桐壺帝だって男皇子だけで10人も作ってるわけだしそこまで偏愛とも思えない

この時代、そんなん当たり前だし、寵愛を得て妻や愛人や正妻になっても、寵愛を失ってポイされるのは日常茶飯事なんだしさ

636 :
>>633
私はあさきに書かれてるほど桐壺は純粋でも可憐でもなくて、結構野心もあったと思うけどねw

637 :
>>635
源氏が二の宮だから残り八人は桐壺更衣死後じゃないの?

638 :
>>635
どんな理由があろうと、更衣と女御の序列は動かない
弘徽殿はちゃんと健康な長男子も産んでるのに
朱雀<源氏であるかのようにした帝が悪い

639 :
桐壺帝の男子
1,朱雀帝
2,源氏
3,蛍兵部卿宮 ※作中明記ないが恐らく三子
4,紅葉賀の四宮 ※紅葉賀で童姿
8,宇治八宮
10,冷泉帝

他、何番目か不明
蛍の帥宮
蜻蛉の式部卿宮

640 :
>>634
藤壺は出家したからなあ
定子が出家したときそれを理由に中宮の資格なしとされたんだよね
中宮として行うべき神事を出家の身では行えないということで
そこにつけこんで彰子が入内、皇后になった
出家したからもう中宮じゃないよね、というのは
とりあえずリアルで前例はあるんだよな

641 :
そもそも父の遺言と言って後盾の無い状態で入内を強行したってことは
桐壺更衣の美貌を武器にしての一発逆転狙い
最終的に光源氏の立太子こそが亡き父と母子の野望だった
親戚の明石父だって野望持って光源氏に近づいた
意地悪な見方すれば上昇志向バリバリの成り上りの血筋
そんな野望一族を正統派の弘徽殿が忌み嫌うのは当然との見方もあると思う

642 :
弘徽殿や右大臣は意地悪や短気な性格で世間からの評判も悪かったから
彼らに権力が集中しないための、桐壺帝の善政だよ
桐壺や藤壺寵愛は

643 :
>>634
そりゃあ政略結婚だから好みじゃないのはお互い様
それでも帝は10~20人程度のお妃を抱えることができるから
その中には好みの女がいたりあそこの姫が美しいと聞けば入内催促もできるわけで
でもお妃のほうは帝が好みの男じゃなくてもオジサンでも
一切選択肢なし、他の男に恋をすることは許されない
あさきで桐壺帝が藤壺に「あなたにもすまなかった」と言ってるのはそのためだよね
桐壺帝は藤壺が愛しているのは自分ではなく源氏であることを知っていた

644 :
>>635
寵愛で序列が動くは実際にはないかな
定子が立后できて枕草子でキラキラしているのは父の関白藤原道隆が権力者で
道隆存命中は睨みを利かせて定子は一条天皇唯一の妃だったからだし
道隆が亡くなればあっという間に女御が増えて気づけば一条天皇の妃が5人
新たな権力者である道長の娘・彰子入内に及んで一帝二后
テレビでよくあるみたいに定子陣営の清少納言と彰子陣営の紫式部が廊下ですれ違って両陣営バチバチ
私たちが家庭教師を頑張ったり随筆や小説書いて評判になれば、帝はうちの女御さまにイチコロ
帝の心をモノにしてうちの女御さまを立后させてやるわ!みたいなのは史実ではない

645 :
うん、寵愛で序列が動くなんて言ってるひとは
江戸時代の大奥と宮中とをごっちゃにしてると思う
大奥でなら八百屋の娘が将軍のお手付きになって男児を生んで大出世ということもあったが
弘徽殿と桐壺更衣の序列が寵愛で変わるなんてことはまずない
第一皇子を生んだ右大臣の姫と後見のない更衣でそれをやったら
桐壺帝が世間の非難の的になるわ

646 :
桐壺帝が更衣に入れ込み過ぎて顰蹙かったのは作中でも書かれているしね
少なくとも源氏物語内でも桐壺帝の善政ではないね

647 :
右大臣弘徽殿の人格が劣っていることは源氏物語に書かれているから
彼らを抑制するのは世のためだよ

あさきでも桐壺帝の言う
「心無き者に朝廷を牛耳られてはいけない」の、
心無き者って右大臣弘徽殿勢力のこと

648 :
桐壺帝と桐壺更衣は玄宗と楊貴妃がモチーフなのに桐壺帝がやってる事が善政のわけないじゃない…

右大臣と弘徽殿が朱雀を尊重することを要求するのは宮廷秩序において当然のことであって
右大臣家が本気で心配するほど、劣り腹で次男の源氏を猫可愛がりする桐壺帝は明らかに帝の器ではない

649 :
その右大臣、弘徽殿が
人格の劣る人間だからさw

弘徽殿なんか晩年は結局、朱雀からも嫌われる始末w
酷い人格ゆえ誰からも嫌われる人生になってしまった

650 :
右大臣母子の人格なんて関係なく桐壺帝が君主の資質に欠けてるんだよ
原作でもあさきでも、桐壺更衣への偏愛に苦言を呈してるのは右大臣一派だけじゃないよ
誰か一人二人が悪って話じゃないの

651 :
>>650
母子じゃなくて親子でした

652 :
色ボケ男が「心無き者」とかほざいてもなぁ

653 :
>>632 桐壺院崩後に藤壺の中宮としての御封まで止められ

ひえ〜、桐壺帝亡き後、弘徽殿右大臣派、そんなことやってたんだ!知らなかった。だから藤壺は出家したんだね!!

654 :
>>644
定子と彰子は一緒に内裏生活したことあったんだっけ?彰子が入内した頃は定子は産後の肥立ちが悪いとかで内裏にいなかったんじゃなかった?

655 :
>>648
まあでもさ、桐壺帝は、摂関家の言うがままのお人形帝じゃなかった、とも言えるんじゃない?その、対摂関家の象徴が桐壺更衣だった、てかんじで。

656 :
なんかすごい人がいるねぇ

657 :
>>653は>>640を読むといいと思う
だけど御封に疑問を持たない人がこのことを知らないのは妙だね
>>654
644は最後で否定形になってるよ

658 :
アンチ論を唱えるのは自分が賢いように思えて快感なところがあるけど、ちょっと行き過ぎちゃってるね
物語的に弘徽殿は悪役なんだから
それで弘徽殿に肩入れして桐壺帝を落としても仕方ないと思うの
あの平安朝で毒殺までしようとしたのを庇うのはストーリー的にもムリがありすぎ

659 :
結局その弘徽殿の血を引いた薫と匂宮が源氏を継ぐ貴公子になるっていう

660 :
仮に桐壺帝の思うように光が朱雀さしおいて東宮から帝になったらまず右大臣側は敵になる
そして光の後ろ楯になってる左大臣は葵を最初の妃にさせるだろうし、結局は摂関家とは離れられない
もし他の女御更衣を葵より寵愛したり産ませた皇子を東宮にしようとしたら今度は左大臣側も敵にまわるよね

支えてくれる政治力のある貴族の意向を無視しすぎると帝を守ってくれる者もいなくなる
弘徽殿の言う序列を守る事は貴族の信頼を得るためにかなり重要
花山院のように騙されて退位させられたケースもあるし帝の立場は盤石では無いよ

661 :
>>655
天皇親政を行っている賢帝だね
桐壺帝

662 :
>>661
愛息子の袴着さえ自分の財産でできない財力でどのような親政やるんだろ
左大臣に関しては>>660が論理的だと思うけど
もしかして理解できないのだろうか

663 :
親政のため、
朝廷を牛耳ろうとする邪な勢力、
弘徽殿右大臣を牽制

藤壺を中宮に

664 :
>>622
朱雀自身は仕返しとか復讐する気持ちは全然ないけど結果的にそうなったのが宿命というか因果めいて興味深い
あと女三宮降嫁したことによって紫が正妻の地位を追われたのも伯母の因果が姪に報いみたいな
藤壺が入内したことによって弘徽殿が中宮になれなかった事の仕返しにもなってるという構図

665 :
紫式部って摂関家に雇用されていたのによほど権力者とその家族に恨みがあるんだな
藤原家に睨まれなかったのは才を隠して控えめに行動したのと道長の度量が大きかったからか

666 :
紫式部も藤原一門の出だけど末端で身分も低いから
華やかな身分の近しい親類に嫉妬の念があったのかもね

667 :
道長批判のような内容なのになぜ紫式部は源氏物語を書けたのかとよく指摘されるけど
当初は道長がパトロンだったのが途中からは中宮彰子が直接に紫式部と交流して
道長とは距離置いてたと考えれば納得がいくよ
源氏物語自体も長編だし多忙な道長はほとんど読んでいなかったのではないかな
紫式部は彰子に頼まれてこっそり漢詩を教えていたこともあり、関係はかなり近い

彰子は定子の皇子(第一皇子)を幼い頃に預かって育てていたのもあって、
その子が道長らに反対され帝になれず失意のまま亡くなったことに心痛めていて
また東宮妃だった自分の妹がお産で亡くなったあたりで、権力を掌握するために娘たちを犠牲にする
父道長に対して反発するようになったと言われている
実際お金をかけた宴会ばかりしていた道長に場所を貸さないよう指示した事もあった

668 :
紫式部は藤式部と最初呼ばれてたんだよね。

669 :
天皇親政なんぞ無理無理
摂関政治真っ只中でしょ源氏物語の世界は
院政も平安末期だし後醍醐天皇まで待たないと
桐壺源氏母子みたいな舐めた輩が出張るなんて無理

670 :
>>630 源氏が三歳の時の袴着の儀式の費用も更衣の実家が余裕がないので宮廷から出したのに
そうだったんだ!知らなかった。

671 :
>>667
時の権力者としての余裕があったんじゃないの、道長は。紫式部も、結局は自分の娘に仕えている女房=お給料の出所は道長、なんだしね。宴席で紫式部のことを"遊び女"みたいに言ってからかった、て記録がなかったっけ?

672 :
単にフィクションと現実を混同しなかっただけじゃないの

673 :
時の天皇が面白がって読んでるものを
規制なんてしないでしょ
それに当時物語の地位は低かったからね
まともな読み物というのは漢文で書かれた詩歌や歴史書や中国から輸入された書物で
女房ごときが仮名で書いた物語なんて
今で言う漫画の扱いだった
漫画のなかで世界征服があろうがイケメンの悪役が女にモテようが
誰もケチつけないのと似たような感覚だったんじゃないかな

674 :
光源氏のモデルは道長って説があるから良いのかも

675 :
藤原道長の2人の妻はいずれも源氏(源倫子と源明子)で
「大鏡」にも道長の栄華の恩恵に一番預かったのは2人の源氏妻だと書いてるのだから
道長に源氏に対する恨みはなかったと思うよ

源氏物語でも右大臣家は悪役だけど左大臣家は割と良く書かれる
最終的に左大臣家の嫡男頭中将は六条院となった源氏に負けるけど
宇治編主人公の薫は頭中将の嫡孫、左大臣家の嫡流で復活を遂げている

道長の栄華も藤原氏同族の中関白家(兄道隆一族)の失脚の賜物だし
中宮定子のところへ身分の低い外戚・高階氏一族が我が物顔に出入りして不評だとか
定子に皇子もないうちから道隆が強引に伊周を関白にしようとして一条天皇が怒ったとか
道隆死後、伊周・隆家兄弟は人望がなく事件(花山法皇射事件)起こして自滅したとするわけで
道長の時代にもすべての藤原氏が正しいとされてたわけでもない

676 :
天皇が源氏物語を褒めたら、妬んだ同僚の女房に嫌味を言われたと、紫式部の日記にあったよーな

677 :
>>671
道長が紫式部にあなたがあんな恋愛物語を書くなんて
きっと好き者(男好き)に違いないと評判だよ、とからかったとか
「紫式部日記」に道長さまが私の局の扉を深夜に叩き続けてたわ
なんて書き綴るくらいだから紫式部も道長を悪くは思ってないでしょう
彰子が女房総動員で紫式部が書いた源氏物語の冊子作りをしたときも
早速聞きつけた道長は鳥の子紙という高級和紙持参で参上
パトロンであり続けた

678 :
>>669
源氏物語は紫式部が生きたリアルタイムは書いていないし
歴史書でも無いんで

679 :
更衣っている意味ないよね
途中から無くなる官職だけどどうせ女御に劣るなら女官を目指した方が良さそう

680 :
>>669
だから天皇親政をしていた村上天皇の頃が舞台なんでしょう
摂関を置かず左右大臣を置くのみで、更衣もまだ存在していた

でも藤原道長も源氏物語が書かれた頃には摂関になっていなかったからね
ずっと左大臣のまま政権についてた
だいぶ後に外孫の後一条天皇が即位した時摂政になったけど1年3か月で辞めた
この頃には源氏物語は完成済みでもう紫式部は宮仕えを辞していたと考えられてる

681 :
>>644
>私たちが家庭教師を頑張ったり随筆や小説書いて評判になれば、帝はうちの女御さまにイチコロ

あれ、道長が紫式部たち歌とかの才女を彰子に仕えさせたのも
源氏物語書くよう後押ししした(説がある?)のも
歌や物語で帝の気を引いて彰子の所に来るように仕向けるため、
って説は実際は違うのかな
源氏と頭中将が冷泉帝の気を引くために絵を集めてたみたいな

682 :
>>681
清少納言にしても紫式部にしても、それぞれの主人の定子と彰子の部屋を知的で華やかなものにする(=帝も楽しく思って部屋に遊びに来るだろう)ために雇われてたんだろうから、
>私たちが家庭教師を頑張ったり随筆や小説書いて評判になれば、帝はうちの女御さまにイチコロ

てことだと思うよ。

683 :
>>679
その頃はそれだけ入内したい(親が入内させたい)女性が多かった、てことじゃないかな。更衣は帝のお妃でしょ。女官は、運良く帝の目にとまれば、てかんじだろうから、そりゃあお妃として入内した方が良いでしょ。

684 :
>>679
空蝉も桐壺帝の更衣になることを夢見てたしそりゃあ女官は所詮は使用人
更衣はプリンセス(皇妃)だから

村上天皇の第一皇子は更衣・藤原佑姫が産んだ元平親王だった
しかし藤原安子(女御、後に中宮)が第二皇子の憲平親王(後の冷泉天皇)を産んで立太子
元平親王即位に期待をかけていた佑姫とその父藤原元方は失意のうちに死んだ
冷泉天皇は精神障碍者で恨みを持って死んだ佑姫と元方の死霊が取り付いていると信じられた
この頃には更衣の皇子でも即位の可能性はあった
だから女御腹の弟親王に帝位を超えられると恨みを持ったと言われたんだよね

685 :
>>684
まあでも結局、女御腹の皇子が帝位に就いたんでしょ?
女御になれるには、高官の娘や皇女とか、身分が必要ではなかったの?あまり身分が高くない娘が更衣になったイメージ。
だとしたら、実家パワーも含めて、女御腹の皇子が帝位に就くことのほうが多そう。

686 :
女御たちに皇子が産まれない場合は更衣腹の皇子も可能性あるからね
桐壺帝も後ろ楯の弱い帝っぽいから母親が皇族か藤原家以外の貴族だったのかも

687 :
>>686
確かに、女御だろうが更衣だろうが、皇子を産んでその皇子が帝位に就いた者勝ちだからね。昔は子供の死亡率も高かっただろうしいろいろ可能性はあっただろうから、それ狙いで入内させる親も多かったんだろうね。

桐壺帝の母親って登場してないよね。前坊(六条御息所の夫)は同腹の弟だっけ?前坊、てことは、前の東宮、てことだよね?

688 :
>>685
村上天皇に何かあって第一皇子しか残らないとか女御たちが来る前に第一皇子立太子もあるし
弘徽殿さまも産んだ皇子は朱雀一人だけ
何かあれば第二皇子の源氏に帝位がいかない保証はない

桐壺帝の外戚は左大臣家じゃないの?
同母妹の大宮が左大臣に嫁いでいるけど后腹内親王が臣下に嫁ぐなんて余程の帝の近親者
左大臣は桐壺帝と同年代で親世代の右大臣よりずいぶん年下
若くして大臣になって内親王を娶るって帝の外戚だったからなんでは

689 :
>>687
でもその割にはすでにいた朱雀の皇子じゃなくて、10の宮を廃して八の宮を皇位につけようとしたり、いまいちよくわからない
10の宮を廃して朱雀の皇子を東宮にしようとしなかったのはなんで?

690 :
朱雀にたった一人の皇子が生まれたのは源氏が須磨にいる頃のはず
朱雀はこの皇子を立太子させるために退位を決意し
源氏を都に呼び戻して冷泉帝に譲位した
弘徽殿が十宮を廃して八宮を…と言っていたのは
源氏須磨行き前で、まだ生まれてない

691 :
>>689
朱雀の退位した時でも息子はまだ2歳で冷泉が10歳のはず
八宮ならもう少し年齢上だし選ばれたのは特に右大臣家に邪魔にならない家系の母から産まれだったからかと

692 :
>>690
朱雀が皇子を守って朱雀皇統を継いだのは、帝として唯一、毅然と意思を貫いた所かも

朧月夜や、右大臣の孫娘の女御が生んだ皇子じゃないから
右大臣、弘徽殿派には微妙な存在で冷遇されていた可能性もあるし

693 :
そうすると朱雀の東宮皇子を産んだ承香殿の女御は一発逆転だね
あさきでも宮中では朧月夜に押され気味だったとある
院での寵愛も相変わらず朧月夜だけど
のびのび暮らしてるとあったし

694 :
子供しかも男の子って強いのねえ
弘徽殿さんも割り切ったら良かったのに
帝への思いが捨てきれなかったのね

695 :
後ろ盾のしっかりしている女御がたった一人の皇子を産めばそりゃ余裕だろうな
朧月夜や弘徽殿の姪も皇子産んでいたら安穏とは出来なかっただろうけど
弘徽殿さんの場合は恋にトチ狂った桐壺帝が更衣の忘れ形見を東宮に〜とか言い出しかねなかったからな

696 :
>>694
帝への思いじゃなくて中宮への地位や勝利への執着では
濃き殿も帝に愛されなかったけど、濃き殿も帝を愛してはいなかったからね
ま、藤壺もみんなそうかw

697 :
葵ヲタだの紫ヲタだのとほざいて僻み切ったババアがなりを潜めると書き込みゼロになるのな
やーだねー自作自演

698 :
>>696
皇后にはなってないんだっけ、弘徽殿の大后は。皇后にはならずに皇太后、だったっけ?
いずれにせよ皇太后になったら安泰でしょ。

699 :
>>696
愛だ恋だはアクセサリーみたいなものでしょ…

700 :
そもそも政略結婚だからねえ
物語では帝と妃の恋愛感情描かれているけれど、実際はほぼお互いお仕事でしょう
帝に愛されたいんじゃ無く帝の寵姫として周囲に尊重されたい一心
そこに恋愛感情が入ってしまうと苦しくてやっていられないんじゃ
帝も好色なら楽しいだろうけれど、真面目だと気苦労絶えないだろうね

701 :
>>695
恋にトチ狂った桐壺帝が源氏を帝にしようと…
というわけではなくて天皇親政を希望する桐壺帝は
右大臣家の専横が目に見えている朱雀よりも
有力外戚のいない源氏のほうが天皇親政しやすいと思ってたんだね
結局臣下に下すことになったけど左大臣家の娘婿にすることで
左大臣と右大臣、双方天秤にかけて天皇が親政を執る
どちらかの大臣家だけが異常に力をつけると天皇が政治を執れなくなるので

702 :
いや桐壺は源氏を優秀だから帝にしたかったんだよ
右大臣から力を取りたいなら他の妃との間にも皇子を作ればいいし桐壺亡き後実際にそうした

703 :
>>702
最初は桐壺帝ね

704 :
>>702
他の女御たちには皆外戚がいるよね
後見人がいるから女御になれたのだし第二、第三の右大臣家になる
その点、源氏は外祖父死亡、母の兄は出家でほぼ外戚からの影響を受けない
優秀だというのは勿論あったとしても天皇親政できないんじゃね
結局、源氏が無理だったので母親が皇族の冷泉を立てた

705 :
でも源氏にすぐ次の東宮にする男子が産まれなければ積むよね
源氏の即位時に誰か東宮を立てておかないとダメ
となると兄の朱雀でないなら他の皇子が東宮になる

帝がいて次の東宮がいないのは異常事態で
桐壺帝の場合も即位時には弟の前坊が東宮に立ってた
冷泉も退位してから男子が産まれたから終わったし

706 :
>>705
桐壺帝が源氏を東宮にしようとした意図の話なので
源氏が帝になったときに皇子がいなかった場合の話はまた別じゃない?

桐壺帝は冷泉が生まれるまで朱雀に譲位しなかったし桐壺帝が亡くなるギリギリまで在位
源氏は12歳で葵と結婚
臣下の身では左大臣家の意向を気にして葵が亡くなるまで他に妻を持てなかったけど
帝ともなれば大勢の女御、更衣がいただろうし
どうしても皇子が生まれなければ(冷泉がいれば冷泉だけど、冷泉がいなければ源氏と仲がいい蛍とか)
弟を東宮に立てるしかないけどね

707 :
>>701

708 :
>>701
有力外戚がいないほうが天皇親政は
やり易いけど、臣下の協力がないと
政治は行えないからね。更衣腹の源氏では、臣下の協力を仰げるか微妙だよね。

右大臣家出身の女御腹の第一皇子を
差し置いて源氏を東宮には出来なかったと思う。桐壺帝が依頼した高名な占い師が、源氏を東宮にしたら災いが多くなる、みたいなこと言ってたよね。もし
源氏を東宮にしてたら右大臣家が黙っておかないだろうし、それだけでも大した災いだと思うwww

後に、桐壺帝が冷泉帝を東宮にした時に源氏に、あなたの時にしてあげられなかったことが出来て嬉しい、みたいなこと言ってたよね。内親王腹の皇子なら、更衣腹の皇子よりも臣下の反感も薄まるだろうし、協力も得やすいだろうからね。

709 :
外戚無しの皇子が即位するのに貴族の不満が出ない条件は
その皇子が長男であることと、他の有力貴族出身女御腹の皇子が居ないこと
だから源氏は反感持たれるのは必至だと思う
とはいえもし源氏が朱雀の兄だったらすんなり帝になってただろうか
摂関家の衰退は入内させた姫たちが皇子産めなかったせいだしね

>>706
占いの子供は3人というのが帝になっても有効なら
夕霧にあたる男子が唯一の皇子になるから
結局左大臣家からは離れられないような

710 :
>>708
だから、桐壺帝がただ単に桐壺更衣への恋にトチ狂ったから
源氏を東宮にしたがっていたのではなく
外戚の横槍が入らない源氏なら天皇親政もやりやすいという判断であったと言うこと
結果的に源氏を東宮にはできなかったけれども内親王を母とする冷泉の後見人を
源氏が勤めることで桐壺帝の理想に近づけると判断した

>>709
占いの子供は3人、帝、后、大臣というのが帝になっても有効なら
その子とは冷泉、夕霧、明石姫であり18歳の時に生まれた冷泉が源氏の本当の第一子
藤壺は源氏に入内して冷泉を産んでいたかもしれないし


711 :
源氏が優秀なのは桐壺帝の色ボケ&親の盲愛の所為だと思うw
匂宮より多少マシなだけで源氏もたいがいダメ男だし
平安時代からして優秀だから帝になったのなんていないし
有力な外戚などの周りの環境によって選ばれるんだし

712 :
桐壺側に有力な外戚がいたなら源氏を帝にって思ったかもしれないがいなかったから桐壺は更衣なんだよね

713 :
>>710
この占いは源氏の子供じゃなくて、桐壺帝が、源氏をまだ臣籍降下させる前に、中国の高名な占い師に身分を隠して源氏自身のことを占ってもらった時のこと。

714 :
光源氏は美貌と才智に恵まれた奇跡の皇子だったのよ
その前提を覆したら源氏物語を語れない
そんな奇跡の皇子の波乱万丈の人生が物語の核なのだから

桐壺亭が親政を目指して光源氏を東宮にと考えていたというのはどうだろう
私には、眉目秀麗才気煥発な愛する更衣の忘れ形見への盲愛故と読み取れたけれど
その後冷静な判断をしたので混乱は避けられた
弘徽殿や右大臣のことは気に入ってはいなかったけれど排除するつもりは無かったし、ちゃんと尊重してもいた
冷泉を朱雀即位時に東宮にしたのは、本命の中宮と光源氏と左大臣が一丸となって次の政権を担う様にという判断だけど
天皇親政を狙ったわけじゃない

715 :
源氏物語の男性の登場人物を批判ばかりしてる人って、
リアルではそれ以上の素晴らしい男と結婚してるってことなのか

716 :
>>714
あさきにも源氏が朱雀帝に対して
外戚の言いなりになってはいけないと父上(桐壺帝)も言っていたのに
帝はお優しいがお強くはない
と思うシーンがあるのに
こういう人は何を読んでいるんだろうね

717 :
院政の始まりを見ると摂関家に皇子が生まれないのが条件なんだな

718 :
>>715
大抵の旦那は源氏よりマシなんじゃない?
美貌と才知と言われても、どうみてもいい男には思えないよ源氏

719 :
今は本妻の他にも妻や愛人がいるってだけで評価ドン底だもんね
どんなに金持ちイケメンでも許されないクズ男

720 :
>>714 光源氏は美貌と才智に恵まれた奇跡の皇子だったのよ
その前提を覆したら源氏物語を語れない
そんな奇跡の皇子の波乱万丈の人生が物語の核なのだから
それは分かるし、実際に天皇親政を狙い出したのはもう何代か後で>>717辺りからなんだけど、この頃から、何となく親政を目指す気持ちはあったんじゃないかな、と。

721 :
時代もあるし金持ちで美貌の貴公子が何人も妻を囲うのはまだわかるとして女人の身分が低いと見下すし身分が高くてもお高く止まってるって言うのは生まれにコンプレックスがあるんだなって思うわ
あと他の女の前で昔の女について話すのは言われる方も聞かされる方もたまったもんじゃない

722 :
まず昔の女どころか他の女のことを話すのがNGだよね
「こいつ、他の女には私のこともこんな風に言っているんだろうな」って思われるだけだもん

723 :
話だけならまだしも、他の妻たちに贈る衣裳選びを紫上に手伝わせてるんだよね。
しかも一番趣味の良い物を、紫上でなく明石上に贈るという…

724 :
時代だよね
現代だったら外見どんなに良くても源氏みたいなのはただの最低男でしかなく女も働いて生活しているから捨てられる
でも昔はそうはいかないし複数の女性と関係している源氏と違い紫は他の男性と比べられないからね

725 :
>>721
生まれにコンプレックスは確実にあるよね、源氏。

726 :
時代的にヤリ捨てにせず次の就職先斡旋している匂宮でさえあの当時だと良い男で
ちゃんと引き取って面倒みている源氏が出来た男になるのも分かるけどね

727 :
あのブスな末摘花さえ面倒見てやったから、当時の女性から評価高いね

728 :
>>727
末摘花は、常陸宮の秘蔵の姫、という身分が魅力的なんだと思う。宮姫だから、良く言えばおっとり世間知らず、で成り立ってたんだと思う。

729 :
紫の上でさえ、身分の問題から正室にはなれなかったもんな
いい悪いじゃなくてそういう時代ではあるけど、
それ故に源氏本人に紫を軽んじている自覚が無かったのが何ともな

730 :
>>729
紫の上はもし源氏の妻になってなければ、父親の兵部卿の宮に引き取られたとしてもあんまり良い人生ではなかった気がする。入内した王女御の侍女辺りにさせられてたかも。それならそれで宮中生活楽しめたかな?

731 :
王女御の腹違いの妹としてなら、花散里みたいに女房ではなく姉女御の話し相手メインな立場とかありえそう
あさきだと書かれてないけど兵部卿の宮の正妻は昔は紫の上の母に嫉妬したけど
今は引き取って育てるのを楽しみにしてたので行方不明になって残念だってあるから
引き取られても扱いそこまで悪くなかったんだろうな

732 :
あんなに可愛い子だし賢いし思いやりにあふれてるし
さぞや可愛がられただろうね

733 :
源氏のところに行った結果あれだしね
原典だと心全然救われずに終わってる

734 :
花散里も源氏が須磨から帰ったとき困窮してたし王女御は寵愛薄いからいい生活は出きなさそう

735 :
出会いはそのままとして源氏の誘拐が無かったら父親と正妻の元で育てられ
後日改めて源氏に求婚されて正式な形で結婚できてた可能性もあるよね

736 :
若紫巻で源氏は兵部卿宮にあの姫が欲しいと言うのは好色じみていると難色を示している
葵死後にその座につくのは藤壺か藤壺相当の内親王だと思っていた源氏は
紫が兵部卿宮のところへ行っていたら妻にはしていないと思う
そもそも髭黒妻や王女御だって藤壺の姪で藤壺に似ていた可能性はあるのだし
そのクラスならどうしてもってことではなさそう

737 :
源氏に引き取られたから、源氏に一流の教育を受け一流の女性になった
ってことが大事なのでは
実父継母の教育では源氏の教育に劣るだろうから
女三宮降嫁までは源氏の北の方、
後も当代一の貴婦人、中宮嫡母として尊重された人生だったのは源氏のおかげではある

738 :
>>737
源氏に引き取られたからこそ「源氏絶対」の価値観以外持てなかったという面もあるからどうかなあ?

739 :
それに北の方って別に正妻という意味じゃなくて、「北の方が3人いて」みたいな古典の記述もあるから
妻の一人的なところは出ないかと

740 :
紫の上は源氏が自ら自分好みに育てたけど兵部卿宮の所にいたら浮舟みたいとはいわないが藤壺と比べられて勝手に失望されたかも

741 :
>>739
北の方と呼ばれるのは葵や雲居、
玉鬘のような妻だから、
格の高い妻、最重要な妻ってことだろうね

742 :
源氏が兵部卿宮のところから嫁取りするのを嫌がったのって、
結局のところ、仰々しい婿扱いされるのを嫌がってたのが大きいんじゃないかな
朧月夜の時も同じようなことを言ってたし

いずれにせよ、北山の祖母尼があと数年、紫が年頃になるまで生きていれば
のちのちの紫の立場はもっと良くなってた筈
遺産相続もできただろうし

743 :
>>740
漢籍の素養もある
教養最高レベルの藤壺と比べられるのは厳しいね

744 :
兵部卿宮の娘達が教養に欠けるという描写はどこにもないし
兵部卿宮は藤壺より10歳くらい年上で、藤壺が入内する頃には兵部卿宮は既に子持ち
藤壺付き女官と兵部卿宮娘付き女官の質に大きな差があるとは思えない

745 :
そのあたりを考えるにつけ、田舎に引きこもり状態で貴人と触れ合う機会も無いのに
要求レベルの高い源氏をも唸らせ、内裏でも一目置かれる程の教養と気品と立居振る舞いを身に着けた明石の方凄いな
教育した明石の入道が凄いと言うべきか

746 :
>>741
葵はれっきとした血筋も高貴で財産もあるお姫様、雲居は脇腹とはいえ母の身分は立派で正妻腹の子たちと同等の扱い受けてた大臣家のお姫様
玉鬘は田舎育ちだし、先の二人とは本来立ち位置が違う、ただ彼女は髭黒が前妻と別れたあと正妻として子供も何人も産んで寵愛も失わなかったし出世度では圧倒的

747 :
浮舟とは地頭が違うから玉鬘みたいになるのでは
やっぱり一の人になるくらい愛されそう

748 :
浮舟も地頭が悪い訳ではないと思うんだよね
やっぱり育った環境、教育の違いだろう

749 :
明石は父母の教育もいいんだろうけど、財力を生かして家庭教師的な女房なんかも呼び寄せるなり連れてくるなりしていたんじゃないかな、などと想像。

750 :
>>744
藤壺があれほど教養高いのだから
兵部卿宮家は教養ある女房をたくさん雇ってたはずといっても
兵部卿宮と北の方が大事にしている后がねの王女御と同等の教育を
脇腹の紫にも時間と手間暇をかけて施したのかという話でしょ
紫は入内するわけでもなくただ王女御のお世話ができればそれでいいのに
頭中将だって嫡腹で后がねの新弘徽殿、脇腹だけど女王腹の雲居、
九州をさまよってた玉鬘、よくわからん近江ちゃん、対等な教育の機会を与えていない
宇治八の宮にいたっては嫡腹の大君、中の君に宮家直伝の琴や琵琶を丁寧に教え込む一方
脇腹の浮舟は見捨ててどうしようもない
明石は地方にいたけど大臣の子の明石入道と宮家出身の北の方の一粒種の娘で
わが家から后が出るという玉の輿婚の大願かけてすべての時間と労力を明石にかけた感じ
源氏があんな田舎にいるのに内親王かと思うくらい気品と気位があると言ってるから
本当に時間と手間を惜しまず丁寧に育てた

751 :
>>731
花散里も、姉女御の女房じゃなくて、話相手、みたいな立場じゃなかったっけ?

752 :
>>734
紫の上が話相手や侍女として一緒に入内してたら、また局の雰囲気も変わって、案外寵愛受けてたかもよ、王女御。

753 :
>>751
源氏が最初女房と間違えてて後から謝罪してたよね
時期が分からないけど親が他界してたみたいだから安全な宮中で姉と一緒に住む事にしたんだろうと思ってた
妹だとそういう事よくあったのかな
そういえば史実だと中宮定子の妹の御匣殿は定子付きの女官として入ってたけど、花散里はただの話し相手?

754 :
>>751
あさきでは姉の麗景殿女御付きの女房から
三の君に男なんていないわよ、と馬鹿にされているから
女房だと主張してる人がいるけど
原作だと姉とは別に御座所を構えていて姉付き女房ではない
>>753
定子の妹四の君は、宮中に仕える女官としての御匣殿
姉定子のところによく遊びに来て清少納言が呼び出されたりしてるけど定子付きの女房ではない
定子が亡くなった後、定子の遺児3人を連れて一条天皇のところへ参内したのも女官だったから
彰子のところにもよく妹たちが遊びに来て尚侍や御匣殿を称してるけど
こっちもれっきとした東宮妃で彰子付きの女房ではないからね
源氏物語の朧月夜も最初は御匣殿として朱雀帝に仕え、そののち尚侍に昇進している

755 :
>>752
絵合わせが秋好VS弘徽殿VS王女御の三つ巴で行われていた可能性も…?

756 :
>>754
ぐぐると皇后定子の御匣殿別当(長官)ってあるから帝じゃなくて姉の定子付きなんじゃないの?
皇后にも御匣殿は付くらしいし

757 :
>>746
いや、皆北の方という呼称だから妻として皆同様に重要な妻と見られていたんだろうってこと
雲居雁は脇腹だから頭中将は明らかに正妻腹の姫より劣った扱いをしていたよ
教養も低いし
新弘徽殿が立后に失敗したため雲居も注目してもらえるようになったけど

758 :
>>752
紫上が冷泉から寵愛受けるね
美しい母親そっくりで
そこに源氏も寄って来てw

759 :
>>758
源氏物語のストーリーが変わってしまうよねwww

760 :
>>753
みくしげどの内侍とか御匣殿は公の女房で、今で言う公務員?みたいに公から
お給料が支払われた女官だよね。
清少納言が憧れてた。
対して、文学とかの才なんかでお妃の
実家で雇われてる私の女房もいたわけで、花散里とかはこの私の女房だったん
じゃないかな。今で言えば、親が社長の会社で秘書してたり、親の知り合いの
会社に結婚までお勤めするお嬢さん
みたいなかんじで。だとしたら当然、
花散里のお給料は親がおこずかい代りに出してただろうし、親にしてみれば、
姉女御の側で宮中生活をして良い婿
見つけてくれれば、てかんじだったと
思う。
実家、源氏という良い?婿見つけてるしね。誰かが言ってたけど花散里って、
源氏からの女として見られる愛情はどうだったか分からないけど、それなりの
勢力ある家に生まれて(娘を女御に出来るだけの意味)、光源氏の妻となり、
夕霧の養母となった、かなりの勝ち組とも言えるよね。

761 :
>>760
娘を女御に出来るだけの家、ね。

762 :
紫式部とか清少納言みたいな私的な女房ってお給料はどうなってたんだ

763 :
道長がライバルの娘をやたらと高待遇の女房として雇おうとしていたのは
姫君の価値を下げて帝の元に入内する女を減らすため
女御である姉の下なら危険性は減るけれど
いったん女房とされれば殿上人の手のついた可能性が取りざたされる
親や姉が花散里をそんな身の上に置くはずがない
あくまで話し相手として来ている妹君
手がつく前の六の君みたいなもの

764 :
麗景殿は弘徽殿の次に格式の高いところだから親が存命中はなかなかの家柄だったんだね
家柄的に似たような立場の六条さんは親も居ないのにそこそこ豊かそうだったけど
花散里は姉とともに桐壺帝の死後は困窮してたし実家に残ってた財産が少なかったのか?
六条さんとの違いが分からない。単に六条さんがすごくやり手だったのかもだね

765 :
>>756
御匣殿は天皇の衣服の裁縫をするための部署
雇い主は帝というか国
御匣殿別当はそこの長官
別当は名誉職で実務としての裁縫やってたわけじゃないけど
朧月夜が尚侍になる前に任じられていた
定子のための衣服を縫う部署が宮中に設置されて国から給料がもらえることはないよ
中宮の雑用を行う部署は中宮職でしょ
中宮定子の全盛期には藤原道長がそこのトップの中宮大夫やってた

766 :
>>764
しっかりした男の後見が居ない家の財産は簡単に騙し取られたり横領されるのがあの時代の常
末摘花、朝顔、花散里姉妹、夕顔みんなそうだと思われる
原作では財テクに長けてがめつい明石入道すら嵯峨大井の別荘を横領されかけてる
六条は本人がすごくしっかりしてるから例外中の例外

767 :
>>766
六条はパトロンに援助して貰ってたと言われてるんじゃなかったっけ
源氏との結婚を焦ったのも先行きに不安があったからでしょうし
一度関係した女性を見捨てない源氏が六条との結婚を渋り愛人のような扱いをしていたのは
パトロンたちとの関係を疑っていたからと考えれば辻褄があう
(朧月夜に対しても私一人を慕っていつまでも一途に待っていてくれるのではなく
朱雀帝に優しくされれば靡いてしまうのが嫌だと言っている)
六条が亡くなるとき頼る相手は源氏しかなく一人娘を預け
六条の遺体の葬配の手続きなどは全部源氏が一人でやっている
六条本人は女の身の上で何から何までできたようにも思えない

768 :
>>762
それぞれ雇い主の実家から支払われてたんじゃないのかな?
どの家も、自分の家の女御の部屋をより良い雰囲気にして、帝に女御の元へしげしげと通っていただくために、名高い才女や、話題になった女性たちを雇ってたんだと思う。

769 :
>>767
六条にパトロンがいたんなら、自分亡き後、娘の秋好のことは、女好きの源氏じゃなくてそのパトロンに任せたんじゃないの?

770 :
>>765
名誉職みたいなものなのかな、御匣殿。嫁入りの履歴書に箔がつく、みたいなかんじ?ある程度良い家の娘しかなれないんでしょ?

771 :
>>769
六条は伊勢から帰ってしばらくしたら病に倒れ出家して尼になってしまったからねえ
尼になり男女関係を断った後でも親身になって六条の死後のことを心配してくれるのは
源氏だけだったんじゃない?
>>770
どこかの名門に正室として嫁ぎたいなら下手に女官にはならないほうがいいんじゃない?
いろんな男たちに顔を見られるし、帝の身近に侍るので手が付くこともあるし
髭黒もそれが嫌で玉鬘の宮仕えを辞めさせて自邸に引き取ってしまったものね

772 :
定子の妹の御匣殿も定子の死後だけど
一条天皇の手が付いてる

773 :
>>767
パトロンなど書かれていないでしょ
六条が源氏に結婚してもらえなかったのは重い性格ゆえ愛情が冷めたから
六条は自立した当代一の才女で女房たちも有能揃い、
大臣だった父親が莫大な財産を残したんだろう

774 :
>>773 大臣だった父親が莫大な財産を残したんだろう
あ〜、かもね!

775 :
>>772
あ、そうだよね!
まあ、中関白家としては、皇子も産んでる帝の寵愛厚い中宮定子が亡くなって
しまうと帝との繋がりが弱くなっちゃうから、以前から御匣殿として帝の身近に置いてたら定子の妹を帝に勧めただろうし、定子自身も自分亡き後は子供のことは妹の御匣殿に頼んでる=帝もよろしくね、てことだと思う。
残念なのは、この姉定子似の美人だった御匣殿も早く亡くなってしまうんだよね。医学の発達してなかったこの時代、
人の生死、て重要よね。やっぱり長生きした者勝ちだよね!!

776 :
>>719
現代の価値観で1000年前の時代を批判してどうするんや

777 :
>>773
パトロンなどどこにも書いてないと言うけど
六条は才女で女房たちが優秀で父大臣が莫大な財産を残した
だから女一人で男に頼らず自立していたともどこにも書いてないよね
六条のサロンには大勢の風流を愛する男たちが通って手土産なしだとも思えないし
否定するだけの理由になっていない
それだったら死んだ後も優秀な女房たちが六条のために立派に葬式をしてくれただろうし
秋好も優秀な女房たちが男に頼らない自立した生活を送らせてくれたでしょう
源氏に頼らなくても

778 :
>>775
御匣殿が一条天皇の子を妊娠して実家に帰るとき
連れ添った兄弟の伊周や隆家はきまり悪い思いをしたと「栄花物語」にある
本来、一条天皇が御匣殿に手を付けるならまず兄弟の伊周や隆家に
御匣殿を女御にしたいという相談があって正式な妃になってからというのが筋だったと思うよ
御匣殿は失脚したとはいえ関白の娘で定子の同母妹、本来なら女御になれる有資格者
定子が生きているうちは姉妹で一条天皇の妃になることはできないからだろうけど
女官のまま手を付けると本人も生まれる子も待遇が悪くなるからね

779 :
定子中宮がいるのに帝のお手付きになり得る場所に同母妹も置くのは変だな
あさきでも姉妹で寵を争うのは避けたがってたし

780 :
このスレ、史実に疑問を呈する材料にあさきを引用する人居るけど
言ってることがおかしいことに早く気付いて

781 :
>>778 女官のまま手を付けると本人も生まれる子も待遇が悪くなるからね
そうなの?
朧月夜は内侍で朱雀帝の手が付いてるよね。もし朧月夜が子供を産んでたらどうだったの?

782 :
>>780
全くだ
とりあえず、やたら長文で自論を展開する人は
もう少し要点を簡潔にまとめてほしいw

783 :
>>778
こいつのことでしょ?

784 :
>>779 あさきでも姉妹で寵を争うのは避けたがってたし
そんな場面あったっけ?

785 :
新弘徽殿と玉鬘のこと

786 :
ロリコンの和月気持ち悪い
るろ剣好きだったけど、作者が10歳から14歳の少女に
劣情を持って見ていると思うと気持ち悪くて読めなくなった

787 :
ごめん 誤爆

788 :
>>777
六条が立派な邸宅を維持して優雅に住みなしていること
女房が優秀なこと等
書かれているよ

789 :
>>785
あ〜、あったね。思い出した。ありがトン。
玉鬘、内侍として出仕したよね?出仕後すぐ髭黒の妻になった(=冷泉帝の手は付いていない)てことなのかな?

790 :
>>754
源氏に、"あなたは麗景殿の女房?"て聞かれた花散里が、麗景殿は姉です、て答えるシーンがあったね!

791 :
>>764 麗景殿は弘徽殿の次に格式の高いところだから
そうなんだ!!麗景殿、て、名前も良いよね。麗しそう!!

792 :
>>791
姉の麗景殿の女御も、おっとり優しそうなかんじよね。

793 :
>>792
姉妹で顔立ち雰囲気も何となく似てて、大和先生、さすがです!!

794 :
紫の上も浮気で生まれた子供なのに、なぜ源氏と女三宮との結婚に失望するんや?

795 :
雲居雁だって落葉宮のことで夕霧に怒ってたわな

796 :
>>794
源氏に捨てられたら生活自体が危ういからね

797 :
>>795
確かにwww
愛人が嫌、ていうより、自分への愛情が減った気がしちゃうんじゃないかな?

798 :
>>796
ほんこれwww私が紫の上なら女三宮と何とか上手くやっていくよ。
そんな紫の上なら物語にならないけどねwww

799 :
別に女三宮との間は問題ないあるとしたら源氏

800 :
甲斐性ある男ならば身分高い正妻格の妻が複数がいると
身分低い脇腹の姫の養母に出来るから美味しいよね
夕霧のとこの六の君や明石中宮の様に優秀な娘の格上げが図れる
結果、好条件の婿が増えて一族の繁栄に繋がるから

801 :
>>798
実際、表面上は上手くやっていってたわけだが

802 :
>>801
全然やってないじゃん
病気で倒れて大騒ぎしたり

803 :
病気で倒れたのは六条の霊がとりついたからだよ

804 :
いつもの方だからスルーしましょうね!

805 :
お人形遊びをさせられて当惑してた紫の上

806 :
こんな幼い人に正妻の座を奪われてしまったのか…て絶望はしていたよね

807 :
でも現代でもそうなのに、大昔じゃ三十路ババアよりローティーンの方が普通は魅力あるんでないかい

808 :
>>805
自分だってその年のころはお人形遊びして源氏に相手させてたのに…
その辺の老醜も皮肉な源氏物語なのかな

809 :
>>807
源氏物語はよくできてるが紫おばさまの作ったフィクションだから若い女たちをディスるのは仕方ない

810 :
同じくらいの年の頃の若紫もそれ以上にガキっぽかったけどね
六条とか葵が二条の女=若紫を知ったら「こんな幼い人に…」って思っただろうね

811 :
>>810
六条葵は源氏より年上だから年下の源氏が紫の上を寵愛してもさもありなんって感じでしょ
夕顔が一番嫌われそう

812 :
>>806
年齢より身分なんだけどね。

813 :
>>800
ほんこれwww

814 :
>>811
私も六条葵が一番嫌いそうなのは夕顔タイプだと思う
年下があどけなくて可愛いのはまだ許せる
それは子供の可愛さ、あどけなさだから
夕顔なんて源氏より年上なのにあどけなくて儚げで男の庇護欲めちゃくちゃそそるタイプで
子供みたいだけどあきらかに子供ではない、そういうタイプの「女」なんだよね

815 :
式部は紫上に感情移入しすぎてるから若い女より中年の魅力を強調してるんだと思ってるよ
当時でも熟女好きもいただろうけどね

816 :
>>812
年齢ではなく内面の幼さでしょ

817 :
葵は浮気相手達も嫌だろうけど
そもそも源氏が大嫌いで好きだから他に感情3向けてるなら源氏に10位な気がする

818 :
>>816
だから、太政大臣という身分の源氏の正妻にふさわしい人には、内面とか年齢とか関係ないのよ。身分が一番大切。

819 :
>>815 式部は紫上に感情移入しすぎてるから
そうじゃないと物語が面白くないからねwww紫の上が保身に走って、女三宮に下手に出たりしてたら、つまんない話になっちゃうじゃん。

820 :
身の程を弁えて裏方に徹するのは明石がいるしね

821 :
冷泉とか若い女に入れあげながら母親の玉鬘も興味持ってるしな

822 :
>>818
頭が足りない女三宮は
六条院の女主人になれなかったよ

823 :
>>814
モテて女に嫌われるタイプだろうな
夕顔
だから頭中将正妻から酷く苛められたのかも

824 :
>>822
内親王の女三宮は六条院の女主人なんてなる気もなかっただろうし、源氏も女三宮にそんなことは求めてなかったと思う。

825 :
>>823 モテて女に嫌われるタイプだろうな夕顔
あ〜、なんかわかる気がする。
"夕顔の娼婦性"てコラム読んだことがあるけど、なんかそんなかんじだよね。女に嫌われそうなタイプ。

826 :
>>823
顔がすごく良くて優しいのに美人・普通顔の人には好かれるのに
顔が不自由な人に嫌われてた男性思い出した

827 :
>>824
でも、その?足りなさ”故に
女三宮は女房の管理ができず自分に柏木を通わさせてしまったり、
柏木からの文を布団の下に隠して源氏に見つかるなど、
取り返しのつかない事態を招いてしまってる。

828 :
女三宮には光源氏が信頼出来る優秀な女房がいなかったね
しっかりした女房が側にいたら女三宮ももう少し違っていただろうに
母宮を早くに亡くしたせいで良い女房が育たなかったのか、朱雀院に見る目が無いのか‥
朱雀院の様に強い母親にああだこうだいわれて育つと自分の子には緩くなるのかね

829 :
本人も女房もしっかりしていた藤壺なのに王命婦が源氏を手引きしているし
玉鬘の女房は源氏が選んで付けたのに源氏の意図に反して髭黒を手引きしてるしw

830 :
>>815
若いっていっても14歳で発育が遅い娘だし
源氏が女三宮に興味持ち出したのも20代くらいになってからだわ

831 :
>>829
王命婦は藤壺の恋心を理解したから
髭黒は一応実父の頭中将から結婚許可を得た人だったから

832 :
>>830
源氏が女三宮に興味持ったのは
出家してから
逃がした魚が惜しくなる感じ

833 :
>>831
そんな理由で許されるなら小侍従だって
女三宮を一切愛さない冷たい夫源氏との不幸な結婚生活しかしらない人生より
熱烈に思いを寄せる柏木に愛されてほしいと思ったためだし
藤壺も桐壺帝がたまたま愛息源氏との密通を許したために良かったようなものの
源氏のように問い詰め怒り「あなたは恋を知らない」と毎日罵倒されれば女三宮同様に不幸になっていた
玉鬘はR婚だしたまたま先室が出て行ってくれたから不本意な夫であっても
髭黒と一夫一妻仲良く幸せに暮らせたけど
あのまま正室と同居の側室のままじゃあね

834 :
玉鬘はまだしも帝の妃に手引きは下手したら反逆罪になるのでは

835 :
>>834
玉鬘は内侍として入内前だったよ、黒髭が忍んで来たの。で、入内し損なった
玉鬘が沈んでる(強引に黒髭の妻にさせられてしまったことも兼ねて)のを見た黒髭が、入内するかい?て甘い言葉で入内させて(付ききりでいつ退出するのか?気にしまくり)、帰りは六条院じゃなく自分の邸に玉鬘を連れて帰ってしまった、て話。

836 :
>>835
冷泉帝が初出仕の内侍玉鬘に、ずいぶん早く結婚なさったねですね、てお声をかけてたから、玉鬘初出仕の時には、玉鬘は黒髭の妻、て世間に知られてたんだろうし。

837 :
>>827
源氏も、こんな張りのない方を、藤壺の姪かつ内親王というだけで受け入れてしまって紫の上を苦しめてしまった、て悩んでたよね。

838 :
>>835
そうだよだから完全に桐壺帝の妃として過ごしてた藤壺と、入内前の玉鬘では同じ手引きされたのでも
かなり違うって事でいいでしょ

839 :
>>833 藤壺も桐壺帝がたまたま愛息源氏との密通を許したために
桐壺帝は源氏と藤壺のこと、知ってたのかな?

840 :
あさきでは、知っているような描きかただったよね。
それでも源氏のように相手を追い詰めなかったのは、
藤壺を桐壺更衣の形代と見ていた自覚があったからだろうか。

841 :
>>833
女三宮は愛とか恋とかどうでもいい人だったから
柏木手引きなんか迷惑でしかなかった

842 :
小侍従って押し付けがましい

843 :
>>840 藤壺を桐壺更衣の形代と見ていた自覚があったからだろうか
これはあるよね。

844 :
>>842
小侍従は柏木の召人だったんだよね。

845 :
>>840
左大臣相手に
「譲位のあとは中宮と並みの夫婦のように暮らそうと思っているよ」
「・・・できればいっしょに余生をと願った人もあったが・・・」
なんて話してて、若き日の純愛をここまで引きずってるのは過剰というか、はっきり言って藤壺に失礼だよね

846 :
>>841
それな
六条院の女主人でいられて、しかも源氏からは女として愛されずともそれなりに大切にしてもらえる
これって女三宮本人からしたら最高の生活なんだよね
桐壺帝の選択は、娘の希望からして間違っていなかったのにな

847 :
>>840
源氏も紫や女三宮を藤壺の形代として迎えたよね
でもたとえ自分が愛さず放置した女であっても
女の側が自分以外の男を知るのは絶対にダメw
やったことはむしろ藤壺のほうが悪いのに
>>846
好きでもない26歳も年上のお爺さんに抱かれて幸せって
本当は女三宮ってかなり不幸なんだけどな
内親王なんて親の決めた結婚に異を唱えることなどできず
他に人生の選択肢がないからあえて無意識を装う以外にないよね

848 :
まあでも20代半ば以降はずっと安寧な暮らしだったんだからよかったよ>女三宮
あのまま源氏だけの正妻で終わってたら親孝行で優秀な息子の薫もいなかったわけだしやはり寂しい暮らしよ
父親だってそのうち死ぬわけだし
前半生ろくでもなかった分、後半生で運が強かったんだから結果オーライ

849 :
晩年で比べてみれば明石の次、場合によっては藤壺より幸せだったんじゃないかな
小さい頃ろくに子育てもしなかったのにあれだけ親孝行な息子に育つなんて羨ましいわーw

850 :
>>847
26も年上だからさっさと死んでくれて良かった説

851 :
薫を産んだことは想定外だったろうが、優秀で優しい息子に育ってくれて本当良かったな女三宮
愛だの恋だのウザイ、静かに過ごしたいっていう願いも叶い、
経済面も息子が面倒見てくれるから本当に結果オーライ

852 :
>>847
おっしゃる通り、内親王なんて親の決めるとおりじーさんに嫁ぐ事も当たり前だったろうからそれは問題じゃないし
源氏の無関心は女三宮にとっちゃむしろwinwinだったと思われ

853 :
>>847
無関心を装うってのは誰のこと?
女三宮は恋愛や俗世に完全に無関心だったけど
もしかしてあなたは小侍従?w

854 :
女三宮のモデルって道長の父親と結婚させられた内親王だよね彼女も女三宮らしいし

855 :
内親王って産まれがほぼ最高位で、結婚して皇后中宮女院にならない限り降嫁だからね。

856 :
>>852
タイミングじゃない?桐壺帝の妹宮(頭の中将や葵の母)は同年代っぽい左大臣に降嫁してるじゃん。

857 :
>>856
タイミングというより運だね、相手側の事情にもよるし、似合いの年頃の相手に嫁ぐ事が出来たらラッキー
そうならなかったとしても、内親王という身分からしたら普通の事で別に不幸という程じゃない

858 :
女三宮みたいに無自覚に周囲を不幸にする人を描いた紫式部はさすがだと
女三宮との関わりがきっかけで光源氏も柏木も紫も暗転していく
最大の被害者は薫だね
あんなに拗らせちゃって、女三宮は毒親に他ならない

859 :
源氏や柏木が不幸になったのは自業自得だけど?が被害者と言われてもあまり納得できない
表向きは光源氏と内親王の間に生まれた大変高貴な身分の貴公子と世間から尊重され出世も圧倒的
恋愛が不器用なのは母親関係ないと思う

860 :
実際には出家するする詐欺だしね

861 :
晩年の紫は死ぬ死ぬ詐欺
縁起の悪い文ばかり送られて周囲は困惑しただろう

862 :
実際死んだじゃん

863 :
月影先生よりはマシでしょ

864 :
病気で弱ってるから出家させてくれって言ってたのにね女三宮なんて朱雀院に泣きついて一発で出家できたのに

865 :
世間でどれだけチヤホヤされようが兄の部下だからね
あの一件で朱雀が手心加えたから今の繁栄あるんだぞって露見するのもカッコ悪い

866 :
保子内親王とかマニアック杉

867 :
朱雀は退位した後も女三宮にも豊富にお金使ってて羽振り良さそう
冷泉に位を譲っても次の東宮が息子だから立場も強いよね

868 :
>>853
藤壺や玉鬘は密通で幸せになったから
手引きした女房はグッジョブ、許せる密通
女三宮は源氏との不幸な結婚生活に何の不満もなかったのだから
小侍従は許せないというのは一方的過ぎるでしょ
藤壺や玉鬘だって密通はなかったほうが良かったし
女三宮は密通がなかったら薫が生まれず
薫の後見を受けて幸せに暮らしているという宇治十帖は存在しなかった

869 :
>>857
昔から内親王の降嫁は難しかったよ。歴史的にもほんの数人しか降嫁してないはず。

870 :
>>860
出家するする詐欺ワロタw
確かにあれだけ出家したい出家したい言ってて、好きな女が出来た途端コロッと変わったな
それ自体は悪い事でも責められる事でもないけど
ひとりの女の面影を追って他の女を不幸にしちゃう所だけ源氏似なのは何故だ
血のつながりも無いのに

871 :
>>868
源氏との間に子供が出来たかも??
神のお告げで出来ないんだっけ❓❓

872 :
詐欺じゃないよ
原典では母の女三宮に止められてるからだよ。
三宮は息子に俗世で生きてほしかったんだよ。

いくらあさき作者が三宮が嫌いだからといっても、
これをカットしたらこういった矛盾が出るんだから、カットしてほしくなかった

873 :
冷泉院と弘徽殿の女御の間に後年出来た子って

本当に冷泉院の子…?

874 :
薫に出家されたら保護者兼財産管理人がいなくなったら不安だからねぇ
普通の親でも子供が俗世を捨て仏門に入ったら悲しむけど女三宮の場合は
子供の幸福より自分の安寧が重要っぽい

875 :
何も考えていないからこそ薫を素直に心配しそう

876 :
>>872
原典だと、大君や浮舟とのあれやこれやの最中も出家願望があったけど女三宮に止められてたって事?

877 :
夕霧がいるから薫が出家しても女三宮は安寧でしょ
あの律儀な夕霧が今上の妹にして義母にあたる父の正妻を困窮させるわけないし
俗世が辛くて出家したのが女三宮なんだから普通に息子の出家は止めるだろう
息子の苦悩の原因は自分が不義の子っていう女三宮由来なんだけどさ

878 :
不義の子じゃなくて父親が誰かわからないって苦悩だから柏木だってわかったら前向きになった

879 :
>>877
単に一応経済的な安泰ってのと、世間に重んじられてるってのとは違うと思う
「世間に恥ずかしい」が強い時代なんだから、経済ももちろん、、ちょこちょこマメに世話してもらってるか、人の行き来が頻繁にあるか、世間的地位みたいなものも、当時の人の幸福感に大きく影響したとおもわれ

金があっても後年の玉蔓のうちとかダメじゃん

880 :
>>878
冷泉も自分が不義の子な事よりも本当の父親の源氏が臣下な事ばかり気にしてたね

881 :
>>879
女三宮はあの光源氏の未亡人ということで
普通に人々の尊敬を得ているし
朱雀に世話してもらった人や今も恩義を感じてる人たちも女三宮のご機嫌伺いは忘れてない
正月なんて夕霧はじめたくさんの人達が年賀の挨拶に行ってた
もともと財産あるし今上の妹だし身分は高いし
薫がいなくても夕霧に後見してもらえたら
十分優雅に暮らしていける
それでも息子の出家を嫌がるのは
女三宮なりに息子を愛しているからだろうか

882 :
女三宮には世間的に重んじられているかとはその辺りはどうでもいいんでないの
女房とか周りはともかく本人は良くも悪くも世俗のことよりも安寧に暮らせればそれでよさそうだし
そもそも出家しているんだから世間的地位云々なんて俗っぽいことはスルーだろう
その辺り女三宮降嫁で「継母に笑われる」「他の女から憐れまれたくない」と思っていた紫上の方が気にしていた感じ

883 :
紫って身分も立場も不安定で確固たる誇りもなかったんだろうね
だから周りの目や評価を気にする気にする

884 :
周りの評価を気にするのは平安の一般人は当然だしたから地位と身分があっても六条は怨霊化しちゃった

885 :
周りの目や評価を気にするのは平安貴族なら当たり前のことで
それをやらなかったら女三宮のように頭の足らない人として扱われるんだから仕方がない
藤壺ですらお産で弱っていたとき
このまま自分が死んでしまったらコキデン女御がどれだけ喜ぶだろうと思って
気合いで回復してるんだから
(源氏への愛や我が子への想いでなくコキデンへの対抗意識で回復してるんだから相当人の目を意識してる)

886 :
そんな藤壺がすきw

887 :
>ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに

888 :
横だけど、ほどほどの範囲じゃない?
どのレスについてなのかな

889 :
>>885
紫は世間体を気にするあまり病気になっちゃうからでしょうw
源氏との夫婦愛がどうこうよりも
女三宮の降嫁で他の源氏の女たちから私たちと同列になったわね
と同情され哀れまれてるとか継母に嘲笑されているとか
世間から馬鹿にされていると思っただけでも病気になる弱すぎメンタルw

890 :
落葉宮の母親や大君も心労がたたって亡くなってるけど?
紫の上は加えて怨霊に祟られてるし

891 :
>>890
大君はもともと病弱きっと私は長生きできない
こんな私では薫の君を幸せにできないと言ってたでしょ
一条御息所は出家して山に籠った朱雀院と同年代だし寿命じゃないの

892 :
紫がよほどお嫌いなのね

893 :
源氏が血の繋がらない薫の父親になったところって因果応報もあるけど同じように血の繋がらない明石女御を育てた紫の上との対比かも

894 :
>>893
この辺りの物語、上手いよね!劣り腹の皇子で臣籍降下した源氏に女御腹の内親王を降嫁させて、その降嫁した内親王に不義密通の子を産ませるなんてwww

895 :
>>889
女三宮降嫁以降も長い間
悩みを抱えながらも
六条院の女主人として
六条院の栄華を維持しているから
メンタル強いよ

896 :
>>895
何年くらいだっけ?

897 :
女三宮が降嫁して紫が死ぬまで10年だっけ?
病んでたのが5年?

898 :
あの黒猫も十数年生きたのな

899 :
知らんうちに代替わりしたかもしれん

900 :
>>874
異母兄の今上は父に女三宮の後見を頼まれているから、生活の心配などは違う
これもあさきではカットだったな
>>880
あさきも原典もショックを受けてたのは最初だけで、薫と違って全然悩んでないやん
それどころか、「玉鬘の娘を妻に迎え入れたい〜」とか、帝の権力を遠慮なく使いまくりだし

901 :
>>876
そう。
原典の薫と女三宮は普通の親子だよ。

902 :
>>897
病んでたのって二条院だよね?じゃあ六条院で女三宮と暮らしたのは5年くらい、てことかな?

903 :
>>883
確固たる誇り、は、源氏に一番に愛されてる、てことだったんだと思う。
女三宮は降嫁しても源氏の紫の上への対応は変わってないよね?気にする必要ないのにね!

904 :
愛し合ってたと思ってたけど結局男と女には大きな隔たりがあるみたいな述懐していたな

905 :
>>903
源氏がいかに女三宮より紫の方が素晴らしい紫愛してる愛してるいったとしても
紫を差し置いて女三宮を妻に迎えた事実は消えないし紫の中で源氏に裏切られた感はずっと残るんでしょ
源氏が女三宮を迎えたことにより正妻の座は奪われてしまったのだし

906 :
>>905
そもそも紫の上を尊重しているなら
女三宮と結婚などしないからね
愛しているなら言葉でなく態度で示さないとな

907 :
そこんとこはずっと藤壺が本命だったのが原因では
紫は引き取った時から藤壺の身代わりで、女三宮も藤壺の面影目当てだから
紫が亡くなる時にはさすがに源氏の最愛は紫になってただろうけど

908 :
>>907
そこのあたりが紫の
「自分がこれまで愛だと思ってたものは愛ではなかった」という気づきと嘆きに繋がっていくんじゃない?
三宮の降嫁がなければ源氏も紫に気づかれることなく隠し通すことができたのかもしれないけど
藤壺の代用品扱いって紫自身への愛じゃないもんね
藤壺の新しい代用品が手に入るって女三宮の降嫁を受け入れたことで
紫は他との交換が可能なお人形だったってことがバレちゃった

909 :
女三宮が幼くて物足りない姫だったから紫の元に帰ってきたけど
もしも女三宮が外見も中身も藤壺にそっくりの美しくて利発な姫だったらどうなってたかね
そう思うと酷いわ

910 :
自分ではかなわない立派な姫だったら紫も納得するだろうし出家もあっさり受け入れられたかも
ただただ幼いばかりの姫宮に一の人の座を奪われてしまったのが虚しいのだろうし

911 :
源氏はないものねだりだから多分藤壺に加えて紫の上とも違うとか言い出すよ

912 :
藤壺に外見が似ていて賢い宮様(しかも若い)なら源氏の愛情は女三宮に移ると思う
でも紫の上の出家は許さないだろう世間体もあるし
源氏にとって紫の上は無条件に甘えることの出来る母親のような人になっているから

913 :
紫の上はわたしの母になってくれたかも知れない女性だ!!
ですね

914 :
紫の上も14歳の頃はまだ至らないところもあったよ源氏もその頃は若かったから許容できたし長い目で見えた
おっさんになったらすぐに結果を欲しがるんじゃない?

915 :
源氏の老いがよく書けていると評価するべきなんだろうか

916 :
>>910
紫は後から来た若い女に正室の座を奪われて
源氏の他の女たちに同情されたり継母に嘲笑されたり
自分の世間からの評判が落ちたことが何よりも辛いのだから
女三宮が立派な姫なら自分の立場が落とされても納得したということはないと思う
あんな子供のどこがいいのよ!はたとえどんな姫だろうが思ったでしょうね
女三宮が利発で聡明で藤壺のような姫だったとしても
すでに完成している六条院の内政の権限を握るのは無理
(というか女三宮は別に劣っていたわけではない)
徳川家康が74歳の時に18歳のお六という側室を大坂の役に同行させて楽しんでたけど
大坂方との交渉役や家康の金庫番として阿茶局という60歳の側室を同行させ実務を任せていた
若い女が家康の寵愛を奪ったとしても家政機関を束ねていたのは老女の側室だったしね

917 :
あなたが紫の上が嫌いなのは良くわかったから
ここに適当なことばっかり書き込まないで

918 :
源氏も女三宮に藤壺を求めたってより歳を取ったことに対する焦りと若い頃の思い出を取り戻そうでしたように見えるわ

919 :
まぁ藤典侍の手紙に素直に同情ありがとうって思える雲井の雁が異質なんだと思うよ
なんだかんだ実家が強いから余裕があるのかね

920 :
>>917
適当なことなんて書いてないけど
あなたも懲りずに毎日女三宮叩きばかり飽きずにやってるよね

921 :
明石が一番の勝ち組だけど娘に会えないとか御所での気遣いとかの苦労があるし
夕霧を養子にしてるから世間からも尊重され生活の心配もない花散里が一番楽で幸せだわ
うざったい源氏の相手は紫の上がしてくれるし
末摘花の生活も悪くないかもしれない経済的な心配なく好きなように過ごせるの最高

922 :
>>921
イモいブスが諦めて開き直ってるだけさ

923 :
花散里がいつ出家したかは知らないけど源氏が出家したら仮にまだ出家したくなくてもすぐに出家しないといけない空気だよね明石は宮仕えしてるからって言い訳できるけど

924 :
花散里って世間では尊重されてるの?
夕霧に父上は紫の上という美しい人がいながら何でこんなブスを?とか紫の上に比べて劣ってて哀れみたいに思われてなかった?

925 :
>>916
ひとつひとつの文はなるほどと思わんでもないけど、全体として何がいいたいのかわけわからん
てかあさきのスレで家康の側室の事とか持ち出されても

926 :
>>924
夏の主で夕霧の実家扱いだから尊重されてない筈がない
明石の冬は寝殿造ですらないから、明確に一段下に置かれてる

927 :
家康が源氏なら女三宮は朝日姫で紫の上はお愛か阿茶局は明石になるのか

928 :
花散里は源氏の跡取り息子の養母だからね
女御を出せるような家の娘だから家柄もいい
女としての寵愛は紫に劣るけど
息子の養母になったことで源氏に信頼されている妻として世間にも認知されただろうし
普通に尊重されてるでしょう

929 :
花散里って紫の死後にお正月の皆の衣装を用意する役目を
私がしましょうかって名乗り出てたね

930 :
>>924
容姿はイマイチでも、家柄は女御を出せるくらい良い。
夕霧は子供の頃から、結婚とは何か、て、知ることが出来たと思うよ。

931 :
ってことは葵が亡くならなければ
ちい姫の養母は花散里の可能性があったってことか

932 :
葵が生きてたらそもそもちい姫を引き取らないんじゃない?

933 :
唯一の姫であることは占いで確定してるっぽいから、
入内させるために引き取るんじゃない?

934 :
占いの内容を知らない葵や左大臣家がいい顔しないでしょ

935 :
葵が生き長らえる天命ならあんな占い結果にはならないわよ

936 :
須磨行きが決定したとき源氏は26か27歳
葵は源氏より4歳上だから生きていたとしてもその頃はもう30歳くらい
源氏が須磨から帰ってきたときは33か34歳
平安時代だと妊娠出産は厳しい年齢
それまでに后がねになる娘が生まれてなければ
もうあきらめて他の女性の産んだ娘を養女にするしかないでしょ

937 :
養女にするなら血筋が申し分ない雲居雁にするんじゃない?実の姪だし
葵がいると秋好中宮の入内もなさそう

938 :
雲井雁なんて源氏にとって赤の他人だよ…

939 :
源氏一人で好きにできるのは葵がいる限り無理って話

940 :
>>938
源氏にとっては赤の他人だけど、葵の上から見れば姪だよね(兄の頭の中将の娘).

941 :
紫の上の血筋が何故関係あると思えるのか

942 :
訂正
葵の上

943 :
そんな頭ごなしに否定するほどか?
葵が存命で子供がいない場合に養女を迎えるとしたら誰か、ってifの話だよね
血縁関係も重要な要素になるだろ
雲井雁は頭の中将にとっても重要な駒だから、おいそれと養女にやったりはしないと思うが

944 :
入内の駒としてでしょ?ありえないよ
雲井は藤原氏だし父も兄弟もしっかりしてるんだから
皇族だけどめぼしい身内が居なかった秋好とは立場が違う
それをやるくらいなら、源氏の弟の中で血筋は良いけど不遇な娘を見繕って後見役をする、とかのほうがまだありえる

945 :
紫の上のことを自分の妻にしてしまったから入内させられなかったと言ってなかった?

946 :
>>941
>>397の養女は、源氏ともし長生きしてたらの葵の上の、て話でしょ。

947 :
>>943
雲井雁は父頭の中将と離婚した母親は皇族だったけど、イマイチ放置ぎみに育ってるよね。だから夕霧が近づくスキもあったわけだし。

948 :
>>942
源氏と葵の上の養子養女だったら、葵の上の血縁からでも何も不自然じゃないじゃん。

949 :
>>948
そもそも葵の上の母親の大宮は桐壺帝の姉(妹?)だしね。

950 :
源氏と葵の結婚は桐壺帝と大宮の縁から進められたのかもね
桐壺帝と大宮が同母の兄弟だったのならばだけど

951 :
嫁ぎ先は最高の大臣家、内親王として婚家ではちやほやされ夫とは仲睦まじく優秀な一男一女に恵まれ
逆縁の不幸に合うも、忘れ形見夕霧と愛らしい孫娘に囲まれて幸せな晩年
大臣の嫁では身分はイマイチだけれど、明石中宮より案外幸せな人じゃない?大宮って

952 :
でも桐壺帝の同母姉妹ならば大臣家が一番良いとこじゃない?
降嫁したところで内親王の身分がなくなるわけでもないし、他の皇族は格下になるだろうし
未婚が慣例の女一宮以外の皇女は大臣家に降嫁して子供に恵まれるのがベストだと思う

953 :
ふと考えたんだけど女一宮って中宮の長女って決められてるのかな
それとも有力な女御の生んだ長女で内親王宣下された女子になるのかな

954 :
単純に、天皇の長女って意味かと

955 :
>>950
桐壺帝と大宮は同母だよ。仲も良かったはず。

956 :
>>953
天皇の内親王宣言された第一皇女が女一宮。

957 :
>>951
内親王、という、女としてほぼ最高位に生まれたら、皇后中宮になる以外は降嫁になっちゃうもんね。
左右両大臣との結婚なら、内親王の降嫁先として御の字でしょ。
生涯独身の内親王が多いのは、内親王が降嫁出来るだけの家が少ないからだからね。

958 :
もっと昔には皇族の女性は皇族の男性としか結婚できなかったよね
だから異母兄弟婚になった面もある
それでも古代エジプトの親子婚よりはマシだが

959 :
后腹内親王に生まれ、入内して寵愛されて皇子を産んで中宮になり、国母、女院にまでなった藤壺は
なにも知らない人から見ると女としての栄華を極めた人に見えただろうね

960 :
仰る通り藤壺は側から見れば女性として至高の人生歩んだのよね
でも内情は夫からの愛は誰かの形代に過ぎず、当代一の貴公子との不倫のあげく
不義の子出産、道ならぬ恋の果てに生まれた子が帝位につくという悩み多い人生だった
そういうところが源氏物語の妙なのよね

961 :
>>959
ほんこれ。
ただ、実家の財力的勢力はどうだったんだろうね、藤壺。兄の兵部卿宮はイマイチ存在感なさげなかんじじゃない?娘は王女御として入内させてるけどさ。

財力的には右大臣家の弘徽殿女御のほうが上だよね。桐壺帝の寵愛プラス皇子出産(不義の子だけど)は上出来だけど、ここまでは桐壺更衣と同じよね。后腹の内親王という出自のおかげで、弘徽殿側や世間の批判から免れて、中宮女院になった。
紫式部は、あるいみ、女も(は?)出自が重要、て言いたかったのかな?

962 :
まぁ藤原一門の出なのに下流貴族であった紫式部は生まれの差というものを実感してたかもねぇ

963 :
あさきの藤壺は桐壷帝に托卵の罪悪感しか持ってなかったけど、
原典の藤壺は桐壷帝が崩御したときにとても嘆いて、男性として愛情を持ってたように見えたな。

964 :
14歳の藤壺が入内した頃は桐壺帝は20代半ばから後半だったのかな?
若くて美男子の夫とわかってラッキーと言うか安心したと思う

965 :
>>964
藤壺14歳の時の桐壺帝は26歳くらいだからまだ若いよね
1歳年下の更衣と死別したのが20歳くらいの事

966 :
皇后なのに産んだ息子を東宮に出来なかった母と
后腹なのに東宮になれず妻に頭の上がらない兄
藤壺がこのままじゃ人生じり貧と思っていても不思議じゃないな

967 :
子供みたいとか少女のようとか言われてたのに1歳しか違わなかったのか!
こきでんさまは桐壺帝より歳上なのかしら

968 :
いつも思うのだけど
桐壺帝26歳藤壺14歳
源氏9歳
葵13歳
頭中将17歳?
桐壺帝の妹の大宮は何歳で出産したのだろう

969 :
大宮を桐壺帝の一歳下に頭中将を葵より一歳上にすれば
ちい姫と同じくらいのギリギリ出産可能年齢になりそう
頭中将は葵の兄じゃなくて弟っていう説もあるらしいけどね

970 :
葵が源氏の4歳上
柏木が夕霧の5歳上
右大臣四の君の夫が頭中将で、五の君の夫が帥宮(後の蛍、源氏の弟)
夕霧は源氏21歳のときの子供
源氏と14歳差の玉鬘が頭中将の長子

だということを考えると、頭中将は葵の弟と考えたほうがむしろ自然だよね

971 :
間違えた!
帥宮の正妻は恐らく三の君

972 :
蛍の宮の嫁は右大臣のどの姫か確定してないんじゃないかい?

973 :
>>969
そうすると大宮37歳くらいで夕霧生まれて
夕霧が12歳で元服するときは大宮49歳くらいか
あさきでは上品な白髪の老夫人として描かれていたけど
50歳にもなってないなら老人という年でもないよね

974 :
今の50歳と当時の50歳を比べても・・・
ヘタすると子供産めるよ

975 :
>>974
子供なら昔の方が遅くまで生めるんだよ
明治時代の50歳以上の出産数は、この医学が進んで人口も多い平成末期の20倍だよ
遅くまで子供を産むには、ごく若くから、ひたすら数を産み続けることが必要
今の50歳初産は若い女の卵子提供がほとんど

976 :
Vチューバーみてると源氏が玉鬘を蛍で演出したの思い出す
日本人の気質この時代から変わらないね

977 :
よくわからんなあ
Vチューバーとか言いたくてたまらんように聞こえる

978 :
Vチューバーとユーチューバーの区別がわかんない

979 :
次スレ立てますね

980 :
次スレ立ちました
あさきゆめみし 第九十六帖
https://medaka.2ch.sc/test/read.cgi/rcomic/1580003398/

981 :
金曜日に学校で借りてきた

982 :
エロゲみたいだな

983 :
        まもなくここは 乂>>1000取り合戦場乂 となります。
      \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 皆の衆、>>1000取り合戦、いくぞゴルァ!!       ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| ゚U゚|\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,         \オーーーーーーーッ!!/
      //三/|三|\     ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ∪  ∪       (    )    (     )   (    )    )
 ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ,,、,、,,,       (    )    (    )    (    )    (    )

984 :
合戦なかなか始まらないねw

985 :2020/02/05
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