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TOHOシネマズ Screen149
絶版映画本/未DVD化/その他 3
- 1 :2019/11/17 〜 最終レス :2020/06/21
- 前スレ
絶版映画本/未DVD化/その他 2
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/
- 2 :
- 英国人女優アリタ・ノートン(1942−2019)が今年の1月に76歳で亡くなっていたのを知る。
https://donmarcojuande.tumblr.com/post/167406445332/alita-naughton-in-ken-russells-french-dressing
映画の出演は『フレンチ ドレッシング』(1964)たった1本のみで未DVD化。たわいのない
ライト・コメディ?ですが、大好きです。ケン・ラッセル(1927−2011)の「映画」初監督作。
今野雄二『恋する男たち』(1975年)より該当部分を引用⇒《〜〜BBCのTVディレクターと
して働く一方、ラッセルはこの間に二本の劇場用映画を発表している。第一作が“French
Dressing”そして第二作が『10億ドルの頭脳』(Billon Dollar Brain)である。「自分が精通して
いない素材には手をつけるべきではなかった」とラッセル自身が後に述懐しているように、
この初期の二作品は成功作とみなされていない。 まず、一九六三年に製作された“French
Dressing”について、ラッセル自身が次のように紹介している――これはフランス映画を基に
した作品で、ジャック・タチの出来損ないみたいなもの。少しばかりトリュフォーを意識
した部分もある。とても抒情的な作品で、あまり滑稽ではない。残念なことに、そもそもは
コメディになるはずの作品だったものだから。〜〜約六年後に再びこの処女作を見たラッ
セルは、確かにまったくひどい部分もあるが、それにしても不思議な雰囲気を持つ作品である、
と語っており、仮にこの作品がもう少し後で公開されていたなら、少しはましな成績をあげて
いたろう、ともつけ加えている。傑作ではないし、ましてや出来の良い作品でもないのだが、
不思議で奇妙な作品ではある、と作者自身が評価しているのである。》 可愛くて楽しい小品。
- 3 :
- テスト
- 4 :
- グレゴリー・ペック主演の白黒映画『アラバマ物語』(1962)を観た。素晴らしい秀作でした。
説教臭そうな感動押し付けタイプの映画を想像していたので、「観るまでのハードル」が
非常に高かった。そういう理想主義的な側面は無きにしも非ずですが、単純に面白かった。
昼間っからブラブラしてるオッサンの台詞『完璧なのは神だけだ』が主題なのかな。本作は
基本的に「子供たちから見た世界」に主軸が置かれており、その子供たち3人は「良い子」
ではなく、好奇心の赴くままに行動する制御の難しい「悪(わる)ガキ」。大恐慌で不況に沈む
1930年代のアメリカ。南部アラバマ州の田舎町で弁護士をしているグレゴリー・ペックは、
子供たちにファーストネームで呼ばれるリベラルで穏やかな人士。若くして妻を病で喪い、
10歳の長男、6歳の長女と暮らしている。物語で重大な役割を果たす「予期せず遭遇する町内
ストレンジャー」の行動といい、「子供たちから見た世界」といい、明白に『冬冬(トントン)
の夏休み』(1984/↓)に影響!?。検索したら同じ意見の人がいた。どちらも「母親が不在」。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/409
大きな事件が三つ登場。一つ目は事件というより騒動。「将来」的に大きな事件になりそうな
人種間の緊張。二つ目は「過去」の黒人男性による白人女性へのR事件の陪審員裁判。
そして三つめは「現在」起こる。映画としては「枝葉が不規則に伸び放題で綺麗に刈り込まれ
ていない」ような印象。つまり人間臭い。納得の名作。長女のハロウィンの格好が無条件に笑える。
- 5 :
- 原作(未読)は同名の『アラバマ物語(To Kill a Mockingbird)』。「Mockingbird」はマネシツグミという鳥。>>4
長女の愛称が「スカウト(=斥候、偵察部隊の意味で合ってる?)」というのが「的確な表現」で可笑しい。
地元の保安官?の発案に、人権派弁護士の主人公(グレゴリー・ペック)も暗に同意して「事件」が隠蔽
される。弁護士出身の某官房長官の指示で隠蔽されたとして、一時期大騒動になった某国漁船の衝突
事件を連想。「群衆が騒ぐと収拾がつかなくなる」という判断??が正しいのか、自分には判らないが。
本作もそうですが、「映画の中の出演者(=子供)が成長してから過去を振り返る」という設定のナレー
ションはエモーションが濃くなる。再確認してないので間違いもあると思いますが、『ロード・トゥ・
パーディション』(2002)、『トゥルー・グリット』(2010)、『スタンド・バイ・ミー』(1986)あたり。
漫画では楳図かずおの「非ホラー」の異色作『わたしは真悟』のナレーションがすこぶる効果的でした。
成長した「元・子供」ではなく、「自我を持ってしまった機械」が過去を回想する特異なナレーション。
楳図の作品履歴に遍在する『狩人の夜』的な「子供の時間が終わる」暗黒童話の系譜!?。知らんけど。
- 6 :
- 名前しか知らない明治の文豪「樋口一葉(1872−1896[※明治5年〜明治29年])」の小説
『十三夜』(=イ)、『大つごもり』(=ロ)、『にごりえ』(=ハ)の3篇が原作のモノクロの
オムニバス映画『にごりえ』(1953=昭和28年)を観た。左派系の今井正(1912−1991)監督。
計130分の映画で、体感的には[イ]=15分、[ロ]=45分、[ハ]=70分。[イ]はこの映画に
慣れるための準備運動(ストレッチ) ?で物足りない。[ロ]は胸にジーンと来る粋(いき)な佳品。
[ハ]は「人間の業(ごう)」を肯定も否定もせずに描き切っている。1953年度のキネマ旬報
「日本映画ベスト・テン」の1位らしい。ちなみに2位が『東京物語』、3位『雨月物語』。
明治時代の親と子、夫と妻、男と女、愛憎の解けない「縺(もつ)れ」が地味に良かった。
無学な自分が漫画で連想したのは楠勝平、つげ義春、一ノ関圭。映画だとケン・ローチ?。
今井正監督作は他に『仇討』(1964)だけ観ている。配信が主流?の時代に重要ではないかも
しれませんが未DVD化です。「キ●ガイ」というセリフが「20〜30回」ぐらい頻出する。
主役の中村錦之助の演技だけがクサい。「仇討ち」が終わった後のエピローグの雰囲気と、
空(むな)しさだけが残される最後のオチが好み。脚本は↓名作『切腹』(1962)と同じ橋本忍。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/394
『仇討』は『切腹』よりは劣り、私的に佳作。『にごりえ』は秀作。『人情紙風船』(37)系統。
今井監督の父は住職らしく、そのおかげ?で、『仇討』の「生臭坊主」の存在感が際立つ。
- 7 :
- テスト
- 8 :
- ブライアン・デ・パルマ(1940−)の監督作品は、1996年までの「14本」はビデオで鑑賞。
昔に観たのは忘れてしまいましたが、私的な「BEST3」は『スカーフェイス』(1983)、
『ミッドナイトクロス』(1981)、『キャリー』(1976)。観ている範囲で未DVD化なのは
『悪夢のファミリー』(79)と『哀愁の摩天楼(Hi, Mom!)』(70)。昔に買ったままで未見の
『御婚礼 ザ・ウェディング・パーティー』(69)も。『哀愁の摩天楼』と2本セットで
販売の↓『黄昏のニューヨーク(Greetings)』(68)だけ、知らない間にDVDが出ていました。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2013/01/img006.jpg
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2013/01/img005.jpg
『悪夢のファミリー』は、タイトルと違い、軽い、そして出来が良いとは言えないコメディ作品
でしたが、「映画の役と違い、どんな人生も君自身が主役なんだ」という青臭くて生硬な主題は
悪くなかった。『キャリー』(76)は、いわゆる「イヤボーン」の元祖!?。『サルでも描けるまんが
教室』(通称:サルまん)が名付け親か。漫画の「イヤボーン」は大友克洋『FIRE BALL』、『童夢』、
江口寿史『POCKY(ポッキー)』、釋英勝『ハッピーピープル』の初期作品など。昔の映画では
『フューリー』(78)、『スキャナーズ』(81)、『炎の少女チャーリー』(84)あたりか。
- 9 :
- イヤボーンって「負(ふ)の性欲」とかいうやつの視覚化?
- 10 :
- テスト
- 11 :
- 動機不明な「スプリー・キラー(スプリー犯)」が主役の映画3本。Wikiで初めて知りましたが、
大量殺人者(mass murderer)、連続殺人者(シリアルキラー)とは違うそうです。心底どうでも
いい無駄知識だった。『羊たちの沈黙』(91)や「ジャーロ」と呼ばれる映画群には、「エンタメ」
としてのカタルシスがあるが、その要素に欠けた映画。1本目はピーター・ボグダノヴィッチ
「初」監督作『殺人者はライフルを持っている!』(1968)。名作『フランケンシュタイン』(31)で
怪物を演じたボリス・カーロフと、「無差別銃撃犯」役のティム・オケリーのW主演。
https://www.youtube.com/watch?v=BMzcionske8
↑予告。個人的には、かったるい、まどろっこしいという感じを受け、その主な原因は何とも
不自然に長いボリス・カーロフの出演部分ですが、↓に投稿されたコメント欄を読んで納得。
https://www.allcinema.net/cinema/8760
『アメリカン・バイオレンス』(81)にも登場する「テキサスタワー乱射事件」(1966年)がモデル。
楳図かずおの短篇漫画↓『恐怖人間』は怪物が「無差別」なスプリー・キラーとして大暴れ。
https://pbs.twimg.com/media/DKfPy51U8AAKKOd.jpg
http://bpojhc.hungry.jp/asahisonorama/fearsc.html
映画の最後は『フランケン〜』ではスプリー・キラー?だったカーロフと銃撃犯の「新旧」対決。
- 12 :
- 『ハリウッド・インタVュー 俳優篇』(1978年)。映画監督・原田眞人(1949−)が在米の映画ジャー
ナリストだった頃の著書。海外俳優へのインタビューや撮影現場のリポート。1977年3月アメリカで
行われたシルヴェスター・スタローン(1946−)への『ロッキー』(76)に関するインタビューを一部引用。
《【原田】⇒ 「ロッキー」を見てすごく感激したんだけれど、後になって、子供のころ、これと
まったく同じ感激を抱いた映画を思い出した。それは「黒い牡牛(ザ・ブレイヴ・ワン)」なんだ。
【スタローン】⇒ ボクもあの映画には昂奮したな。ボクはね、ちっちゃな存在がすべての制約を
超えて巨きなものを打ち倒す映画が好きなんだ。ここ数年、そんな小っちゃなヒーローというのは
脇の方へおしやられ、アナーキストやら反逆者、殺人狂がハイカイしている。最近の例だと
「マラソン・マン」などもそうだ。〜〜お客を湧かせ、泣かせ、最後はちょっとさびしげに去って
いくけど、観客は別に彼の未来に不安を感ずるでもない。あいつなら、どんなことでもやっていける、
とね。これを「ロッキー」としてやろうじゃないかと思ったんだ。勝ちはしないが全てを賭けて
ひとつのことに挑戦する男。だから観客はこの主人公を愛するわけだ。〜〜現在、多くの脚本家と
いうのは、主人公をリアルに描こうとするだろう。例えば女房を引っ張たいたり。これは実際に
起こっていることには違いないんだけど、観客は映画のヒーローにこんなもの望んでないと思うんだ。
彼らが見たがっているのは気高さ(ノービリティ)。誰もが皆これを望んでるってわけじゃないけれど、
そんなことだと思うんだ。映画にはファンタジーを求めているんだ。〜限界を超えてガンバリぬくって
のは人の賛嘆に値する。そういうことなのさ。》 ※2回目に続きます。
- 13 :
- 前回からの続き>>12 《【原田】⇒ スライが惹かれた映画のヒーローというのは最近ではまったくないわけ?
【スタローン】⇒ そうだな……。「マーティ」(55[〜])だなあ。それ以外は……あまりいないな。少な過ぎ
るよ、このテのキャラクターは。〜〜最近じゃ、ライターはとにかくひとくせもふたくせもあるキャラクター
を描くだろ。「タクシー・ドライバー」。ボクはあんなキャラクターに会ったことはないよ。精神病んでる人間
とはつき合いたくないもの。お客はあの映画を見て主人公素敵!ぞっこんだわ、なんて言わないよ。「マラソン・
マン」もね。映画を見終わって決していい気持ちになれない。人間であることを誇らしく思えない(笑)。
【原田】⇒ 「長距離ランナーの孤独」をどう思う? 【スタローン】⇒ 好きだな。好きな映画ですよ。
しかし最後でね、殆どレースに敗けそうになって勝つ、その勝つところを見たかったね。だって彼はあれだけ
過酷なトレーニングを経て来たんだからさ。それはもちろんボクの考えであって、あの監督は彼なりのテーマを
展開したんだから、どうこう言えることじゃないけど。ボクはね、ヒーロー指向なんだ。オヤジがセガレを映画に
つれてってね、あんな男になってくれなんて言えるようなヒーロー。ゲーリー・クーパー、ケイリー・グラント、
カーク・ダグラス。彼らみたいなスター、ヒーローを演ずるスターが今いるかい? いない。「ゴッドファーザー」
のような男か「ダーティ・ハリー」のような男になってくれっていえるかい? これはね、ボクはとっても大切な
ことだと思っている。映画というのはお金を儲けなければどうにもならないんだから、芸術をめざしても客が少な
ければ何にもならない。ボクが「ロッキー」でやりたかったのはシリアスな映画で、同時にコマーシャルな映画と
いうことだった。セックスや卑猥な言葉を並べれば「芸術」だと思っているアーティストが多過ぎる。そういうもの
から離れて、ボクは大衆娯楽と「カッコーの巣の上で」のような芸術的な映画の接点を求めているんだ。》 ※3回目(最終)に続く。
- 14 :
- ギャグ漫画『がきデカ』(1974〜1980年)で知られる「山上たつひこ(1947−)」が、まだ
『喜劇新思想大系』(1972〜1974)以降の「頭のおかしい」漫画を描く以前の、生真面目な
社会派?でありSFやホラーの描き手だった時期に『わが美しきバラ色の世界』(1971年)
という「男女双方の〈負の性欲〉」>>8-9を皮肉に捉えた短編SF漫画の秀作があります。
「社会派」時代の代表作が有名な長編SF?漫画『光る風』(1970年)です。詳しくないけど。
『わが美しきバラ色の世界』は、『メン・イン・ブラック』みたいに、あらゆる星からの
移住者(=異星人)が混在する地球?が舞台で、多様性を保つため?、「外見に関する一般的な
(=多数決的な)〈美〉」を称えてはいけない社会になっている。この社会では地球人の価値観
では「醜い」とされる外見の者だけが「美しい」と称えられる。しかしこの社会に不満な
一部の男たちは……という設定の「ディストピア?SF」。短編集『さるとび佐助』に収録。
- 15 :
- 未見のデニス・ホッパー監督『ラストムービー』(1971)について、今野雄二(1943−2010)が
『イージー・ライダー』(1969)で共演のピーター・フォンダ(1940−2019)にしたインタビュー
から該当部分を引用。今野雄二『恋する男たち』(1975年/八曜社)より。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/413
《――おしまいに、あなたも出演したというデニス・ホッパーの『ラスト・ムーヴィ』は
どうなってるのか、教えてください。
【ピーター】 ぼく以外にもシルヴィア・マイルズとかファミリー(※)全員出ているんだよ。
脚本なんかも最高なんだけれどもデニスは編集の段階で『イージー・ライダー』を越える
作品にならないのではないかという恐怖にとりつかれてしまったままなんです。現在、
ユニヴァーサルが配給権を買って、彼らが編集しなおして公開する、という予定だが、期待
したいね。あの『イージー・ライダー』だって、最初、デニスが編集したのは四時間の長尺
ものだったんだよ。それを、バート・シュナイダー、ボブ・レイフェルスン、ジャック・
ニコルスン、それにぼくという顔ぶれで、一時間半の作品にまとめあげたわけです。》
※「ファミリー」とは友人のジャック・ニコルソン、ブルース・ダーン、カレン・ブラック等。
- 16 :
- 2回目からの続き>>13 《【原田】⇒ あなたの好きな映画は? 【スタローン】⇒ 「道」が好きだ。
それから「羅生門」。黒沢の人物描写の力ってのはすごいねえ。それほど多くないんだな、ボクの好みの
映画って。だから「ロッキー」を書いたというわけさ。「ロッキー」にはぞっこん惚れている(笑)。
【原田】⇒ 確かに40代のロッキー、50代のロッキーというのも見たい気はするな。
【スタローン】⇒ うん。ボクも8年か10年おきに「ロッキー」を演っていきたいと思ってるんだ。
今までどの映画も試みてなかっただろ。〜〜「ロッキー」は構造的には単純なんだけど[〜]。〜メインの
ストーリーはシンプルだから、このストーリーの裏にひそむさまざまな要素を観客は読みとれるんだ。
「ネットワーク」(※1976年)のような、あまりに多くのキャラクターが乱舞するものってお客はのれない
んじゃない? 2時間というものひとりかふたりのキャラクターに集中できるように作れば、映画の後で、
お客は彼らを家まで連れ帰るものね。「ネットワーク」のような作品だと、映画館を出て車にたどりつく
ころにはどのひとりのキャラクターも印象に残らない。そんな感じだ。〜〜〜 【原田】⇒ その
「ロッキー」(※2作目)の監督は自分でやるつもり? 【スタローン】⇒ それはね、ジョン・アヴィル
ドセンのスケジュール次第なんだ。彼が出来なけりゃボクがやるしかないんじゃないか。マーティ・スコ
シージ(※マーティン・スコセッシ)演出の「ロッキー」なんて想像出来ないもの。》 この他には母親や
弟(フランク・スタローン)についての話、エドガー・アラン・ポー(1809−1849)の伝記映画を監督・脚本・
主演でやる計画(1977年3月当時)などをスタローンは語っています。
- 17 :
- うわあ
- 18 :
- 冷戦危機下での「世界の終わり」を描いた白黒映画『未知への飛行』(1964)を観ました。
手に汗にぎる「if(もしも)」のポリティカル・フィクション群像劇であり、同じ監督の名作
『十二人の怒れる男』(1957)にも劣らぬ迫真の「ディスカッションドラマ(討論劇)」の
力作で傑作。尋常じゃない緊張感。監督はユダヤ系の名匠シドニー・ルメット(1924−2011)。
興味深い登場人物達の中で、人格の一端が窺える私生活が描かれるのはわずか3人のみ。
毎夜同じ悪夢にうなされる爆撃機のパイロット、老いた両親との間にトラブルを抱え
苦悩する米軍基地の高官、そしてジェームズ・ボンド風の「クールでマッチョ」な
タカ派の政治学者(=ウォルター・マッソー)。こんな冷血漢のW・マッソーは初めて見た。
〈目には目を〉の「真逆」のオチに対し、驚きというか違和感が全く無いといえば嘘に
なるが、大統領の決断(=「エグゼクティブ・デシジョン」!)の重さは想像も出来ない。
原題の「fail-safe」は、「安全装置」、又は、軍事用語で「特別の指令がなければ進めない
進行制限地点」の意味らしい。本作には当然「キューバ危機(1962年)」の影響がある??。
超有名だけど未見の『博士の異常な愛情』(1964)を観るべき時がようやく訪れたようだ。
- 19 :
- 怖いスレですね
- 20 :
- 主人公が動機不明の不気味な「スプリー・キラー(スプリー犯)」の映画の続き。>>11
2本目はジョナサン・モストウ監督の「初」長篇のTV映画『ウォー・バーズ 2』。
DVD題は『F-16 FLIGHT OF BLACK ANGEL』(1991)。空軍士官学校の「訓練教官」
役のピーター・ストラウス、「若きエリート・パイロット」役のウィリアム・オリアリー
のW主演。低予算でSFXはチープ、核搭載のミサイルを騙し取る場面は軍事関係が
何も分からない自分でも無理を感じる。同監督作品の『ターミネーター 3』(2003)でも
濃厚だった「暗い終末観」が本作で既に滲み出てる。主人公はキリスト教原理主義者?
3本目は未DVD化の『ランページ 裁かれた狂気』(1987)。ウィリアム・フリードキン監督。
シリアルキラー(アレックス・マッカーサー)と、事件を担当する検事(マイケル・ビーン)が
主役。『殺人者はライフルを持っている!』の犯人と同じで動機が全く示されない、ただ
ただ不条理で感情移入不可能な「人の形をしている何か」。3本ともカタルシス無き「胸糞」
映画で後味はスッキリせず。『ダーティハリー』(71)の「さそり」も「スプリー・キラー」か。
- 21 :
- >>20
『F-16 FLIGHT OF BLACK ANGEL』の解説。
https://www.allcinema.net/cinema/2364
『ランページ』のドイツ版予告。残虐な直接描写は無かった気がする。
https://www.youtube.com/watch?v=t53LNn0sEsQ
- 22 :
- 『マイ シネマ ハウス アメリカ映画2280選』(1980年/大和書房)。絶版の映画ガイド本。
装幀は映画通として知られる去年亡くなられたイラストレーターの和田誠(1936−2019)。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/720/0100677720/01006777200.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/720/0100677720/01006777201.jpg
編著者は「銀河シネマクラブ」という集団?で、誰かは知りませんが年季の入った映画マニア
の方たちだと思います。10のジャンルに分けられた映画短評も「通」っぽく味わい深いですが、
欄外下段の見開きに1940〜1978年までに製作されたアメリカ映画の中から「日本未公開
映画」(1979年10月現在)を190本選出して紹介している所が他の類書には無いユニークな点。
●未見のドキュメンタリー『Groupies(※グルーピー)』(1970)短評。『マイ シネマ〜』150〜151P。
《ロック・アーチストの演奏活動を中心に、彼等に付いてどこまでも一緒に旅をして行く、
ティーン・エイジャーの親衛隊の少女達(中にはホモの少年もいる)の姿を、見事な映像で描いた
ドキュメンタリーの秀作。》 ※本書では『Grouples(グループルス)』と誤表記になっている。
↓『Groupies』のファンメイド?予告篇。『あの頃ペニー・レインと』(2000)は70年代前半が舞台?
https://www.youtube.com/watch?v=OZYwa3JcuQ8
- 23 :
- 洋泉社『朝までビデオ』シリーズ全?16冊。「映画秘宝」創刊(1995年)以前の映画ガイド本。
1、9、10は所有。本文のデザイン?、レイアウト?が「ぶっきらぼう」というか素っ気無い。
1『朝までビデオ 洋画ベストカタログ 作品・俳優・監督』(1989年)
2『邦画の夢』(1990年)
3『映画クルージング 洋画ベストガイド』(1990年)
4『ムービー・スター 最新映画スター名鑑』(1990年)
5『ヒッチコック殺人ファイル』(1990年)
6『シネアストの現在』(1990年)
7『ニュー・ビデオ・ファイル 最新外国映画ベスト158』(1991年)
8『競演! デ・ニーロ ニコルソン』(1991年)
9『映画の誘惑 外国映画名作ガイド』(1991年)
10『刑事アクション!』(1991年) ※「洋画」のみ。巻末に「日本の刑事ドラマ」3ページ。
11『女優神話T [A〜Je]』(1991年)⇒ 12『女優神話U [Jo〜V]』(1991年)
13『男優伝説T [A〜Je]』(1992年)⇒ 14『男優伝説U [Je〜Y]』(1992年)
15『ムービー・スターU 90年代を疾走する若手スター・ベスト50』(1992年)
番外?『「朝までビデオ」の逆襲 90年代洋画徹底ガイド』(1994年)
- 24 :
- 村上春樹(1949−)はジョン・ミリアス(1944−)監督が贔屓だったようだ。『映画をめぐる
冒険』(1985年)より、氏の『ビッグウェンズデー』(1978)評⇒《ぼくの選んだ映画の
ビデオ・リストにはミリアスの作品がいっぱい出てくるが、個人的な趣味なので勘弁
していただきたい。ミリアスの中でも僕はこの映画がとくに好きだ。あまりにも
センチメンタルにすぎるという理由でアメリカ本国ではあまり受けなかったが、日本
では高く評価されて、これでミリアスの日本びいきがまたまた高じた。センチメンタル
で何が悪い、というのがこの作品に対する僕の感想である。ミリアスはこの作品で
センチメンタリズムのすべてを出しきったらしく、以後、多くの良識的な人々の首を
かしげさせる不思議な世界へと走った。》 ↓「タカ派」ミリアスのフィルモグラフィ。
https://www.allcinema.net/person/4970
ニック・ノルティが主演している『戦場(Farewell to the King)』(1989)は、監督・脚本が
ミリアスで、本作と『地獄の黙示録』『ダブルボーダー』との「浅からぬ因縁」を町山氏が
『このビデオを見ろ! 第2集 アクション篇』(1989年)で解説。3本だけ観たミリアス
「監督」でのBESTは『デリンジャー』(73)。↓予告。『パブリック・エネミーズ』より本作。
https://www.youtube.com/watch?v=oX72ZdOJh3o
- 25 :
- ジョン・ミリアスの友人のジョージ・ルーカス監督は、ミリアスをモデルにしたキャラクターを
自作の『アメリカン グラフィティ』(1973)に出している、と町山氏は書いていた。>>24
https://www.imdb.com/name/nm0587518/
↑の顔写真を見ると『ビッグ・リボウスキ』(98)のジョン・グッドマンにそっくり。もしかして??
『The Devil's 8(ダーク・ファイター8)』(1969)↓予告。ミリアス初脚本のB級?アクションらしい。
https://www.youtube.com/watch?v=tjAKP_nHjlM
- 26 :
- 岡本喜八(1924−2005)監督のフィルモグラフィー。ビデオで10本だけ鑑賞済み。
https://www.allcinema.net/person/119949
恐れ多くも偉そうに[A]>[B]>[C]の3つに私の好みでランク分けさせていただくと、
[A]は『肉弾』(68)と『殺人狂時代』(67)の2本。[B]は『座頭市と用心棒』(70)、
『斬る』(68)、『吶喊』(75)、『ダイナマイトどんどん』(78) の4本。[C]は『日本の
いちばん長い日』(1967)、『暗黒街の対決』(60)、『大誘拐 RAINBOW KIDS』(91)、
『近頃なぜかチャールストン』(81)の4本。
評価の高い『血と砂』『独立愚連隊』『独立愚連隊西へ』『沖縄決戦』などは未見。
『吶喊(とっかん)』はリビドー(性衝動)のみが行動原理の貧農出身のブサイクな小男が
戦国時代をサバイブ??。何も憶えていません。↓予告篇。「勢いだけ」の映画だった?!
https://www.youtube.com/watch?v=HQRuUHi8VOU
『肉弾』は戦争?で両腕を失った古本屋の主人(=笠智衆)がいい。温厚でユーモラス。
- 27 :
- ↓『このビデオを見ろ! 第2集』(1989年)の町山氏による『地獄の黙示録』(79)解説を一部引用。>>25
《コッポラの偉大なる失敗作『地獄の黙示録』を本当に面白く観るには、その画面の彼方に、
幻となったジョン・ミリアス(※名前に傍点)の「地獄の黙示録」を想い描かなければならない。
『黙示録』の初稿を書いた頃(1968年頃)のミリアスを知るには、ルーカスの『アメリカン・
グラフィティ』を見ればいい。黄色のドラッガーを乗りまわすマッチョの街道レーサー、
“ビッグ”ジョン・ミルナーこそ、ルーカスの学友ジョン・ミリアスをモデルにしているのだ。
ミリアスは10歳の時、初めて海を見て「俺はこいつと闘わなければならない」と決意して
サーファーになった。ミリアスの行動原理はいつも同じ。「でかい物がいたら闘う」それだけだ。
それしかない。 ミリアスは当然のようにベトナム戦争に志願した。しかし彼はぜんそくのために
徴兵検査でハネられてしまった。闘いたいのに戦場から閉め出された男、その屈折を叩きつけた
シナリオが「地獄の黙示録」だ。 ベトナム戦争中、カーツ大佐率いる米海兵隊の一部隊はカン
ボジアの奥地に“神の王国”という暴力と麻薬のパラダイスを築く。米軍はウィラード大尉に
カーツ暗殺部隊を指揮させ、国境を越えさせる。凄まじい大決闘の末、ウィラードはカーツを
倒すが、その時彼は本当の敵を知る。そして迎えに来た米軍のヘリコプターに向かってウィラードは
いつまでも機関銃を撃ち続けるのであった、というのがミリアスの初稿。 しかし、〜〜》 引用終了。
- 28 :
- ↓ジョン・ミリアスは『ビッグ・リボウスキ』(98)のジョン・グッドマンのモデルだった。>>27
https://www.cinematoday.jp/news/N0051041
>ちなみに、映画『ビッグ・リボウスキ』でジョン・グッドマンが演じたキャラクター、
>ウォルターのモデルとなった人物でもある。
↓こちらはIMDbのトリヴィア。コーエン兄弟とミリアスは友人関係ということか。
https://www.imdb.com/title/tt0118715/trivia?item=tr0690090
- 29 :
- ルネ・クレマン監督の『狼は天使の匂い』(1972/仏+伊+加)を観た。各種映画ガイド本で
時々その名を見かけ昔から是非観たかった1本。堂々とした「万人受けする名作」として
ではなく極私的な「偏愛作」として紹介される映画だったのですが、観て納得。141分ある
ので合わない人(結構いると思います)は苦痛だと思う。無条件の絶賛というわけではない
ですが、私は楽しめた。主人公(ジャン=ルイ・トランティニャン)はフランス人で、主な
舞台はフランス語が公用語のカナダのモントリオール。本作の主人公は犯罪の片棒をかつが
されるが失敗?して仲間から命を狙われているらしい。この映画全体に「説明的な要素」は、
ほぼ無く、「濃霧の中をゆっくり進む」ような先行きの不透明さが良質?な緊張感を孕んでいる。
私が知る似た感触の映画は『エディ・コイルの友人たち』、『恐怖分子』。本作と同じコンビ
の「ルネ・クレマン監督+セバスチアン・ジャプリゾ脚本」の『雨の訪問者』もそうでした。
出てくる主要なキャストは小娘一人を除き「中年〜老人」ばかりで、不思議な味わいのある
犯罪映画なのですが、「おフランス」が香る青春映画っぽくもある。名作フランス青春映画の
『冒険者たち』(67)に通じるサムシング。「隠れ家」の場面が長いが各キャラもセリフも良い。
小娘が「ニューオーリンズ」を「ヌーヴォー・オリオンズ」と発音していて響きが新鮮だった。
ルネ・クレマン(1913−1996)監督作品は4本だけビデオ・DVDで観ました。私的には本作と
チャールズ・ブロンソン主演の『雨の訪問者』(70)が同格でBEST、少し下にアラン・ドロン
主演の『危険がいっぱい』(64)、悪くも嫌いでもないですが最下位は『太陽がいっぱい』(60)。
- 30 :
- 『狼は天使の匂い』(1972)への自己レス。>>29
私は、この不可思議でかっちょいい邦題の意味が、映画を観れば少しはわかるのかと想像して
いましたが、何一つ手掛かりは得られなかった。誰がどういう意味合いで名付けたんだろう。
主人公が犯罪集団のリーダー(ロバート・ライアン)から「フロッギー」と呼ばれるが、これは
イギリス人?がフランス人を侮蔑するときの「蔑称」だそう。リーダーは英国系カナダ人?
『狼は天使の匂い』の予告。なんといってもロバート・ライアン(1909−1973)が激渋だった!
https://www.youtube.com/watch?v=IDjP13I7J_A
『雨の訪問者』(1970) 予告。こんなに「ハンサム」なチャールズ・ブロンソンは初めて観た。
https://www.youtube.com/watch?v=2jZ_rLLIoSE
『危険がいっぱい』(1964) 予告。意外性と「遊び心」のあるミステリーの小品だった?。佳作。
https://www.youtube.com/watch?v=e7rKAZ_sFfU
- 31 :
- 色んな人の気になる「映画論」を古い絶版本から引用しています(※リンク先は前スレ)。>>16
●村上春樹との共著『映画をめぐる冒険』(1985年)の川本三郎の「あとがき」。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/400
●↑川本三郎の『映画をめぐる冒険』のあとがき〈ビデオとの遭遇〉の続き。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/501
●『映画の快楽 ジャンル別・洋画ベスト700』(1990年)の「荒俣宏×中沢新一」対談。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/404
●青山正明による『映画の見方が変わる本』(1989年)書評。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/125
- 32 :
- 『赤ちゃん教育』(1938)を観ました。ハワード・ホークス監督のスクリューボール・コメディ。
白黒映画でケーリー・グラントとキャサリン・ヘプバーンの主演。邦題から受ける印象に従い
「新婚夫婦の心温まる微笑喜劇」を想像したが違った。裕福な家系の勝ち気でワガママな恋愛
未経験?の「高飛車」女(K・ヘプバーン)が、自然史博物館に勤務する気弱な堅物で「ハンサム」な
恐竜オタク?の学芸員(C・グラント)に人生初のガチ恋、彼と婚約者の結婚式前日に奪い取る、
という炎上必至なロマンティック・コメディ。私的には序盤のギャグがとにかくつまらなくて、
なかなか映画の世界に入れなかった。動物が出てくる中盤から盛り返す。「Bringing Up Baby」
という原題は「ベイビーを躾(しつ)ける」等の意味らしい。本作における「ベイビー」は、
野生の豹(ヒョウ)に名付けられた愛称の事で、この「ベイビー」と小型犬の「ジョージ」が
本作を盛り上げてくれる最大の功労者で名役者。↓「ジョージ」役の「Asta」のフィルモグラフィ。
https://www.imdb.com/name/nm1208817/
中盤はニヤニヤしっぱなしで楽しめたけど、終盤にダメ押しの「パンチ」が欲しかった(贅沢?)。
後味の良い映画でした。中盤で「ベイビー」と「ジョージ」が互いに甘噛みしてじゃれ合う
「コワい」場面、陳腐な発想だがヘプバーン(=女豹)とグラント(=小型犬)の関係にしか見えない。
『君はメガネしない方がイケてる』は『三つ数えろ』(46)より先で、本作では「女⇒男」の台詞。
https://www.allcinema.net/cinema/514
- 33 :
- 『赤ちゃん教育』に自己レス。>>32 「人物設定」がアマゾンのBlu-rayの商品説明と
異なっています。字幕の情報を記憶だけで自分流に再構成しているので私が間違いか。
ハワード・ホークス(1896−1977)監督作は6本だけ観た。図々しく「私の好み」で
ランキング。[◎]>[◯]>[△]>[▼]>[×]。現時点での私的なBEST3は上位の3本です。
◎『三つ数えろ』(1946) ※ハードボイルド・ミステリー
◯『暗黒街の顔役』(1932) ※ギャング映画。このリメイクが『スカーフェイス』(83)
◯↓『赤ちゃん教育』(1938) ※スクリューボール・コメディ。『獣欲、紅顔(の美青年)を制す』
https://www.rottentomatoes.com/m/bringing_up_baby
△『リオ・ブラボー』(1959) ※西部劇
△『ハタリ!』(1962) ※野生動物捕獲アクション+ロマンティック・コメディ
▼『ヒズ・ガール・フライデー』(1940) ※スクリューボール・コメディ
- 34 :
- 日本テレビ系で日曜の昼間に生放送していた『TVジョッキー』(1971〜1982年)。
これの後続番組がビートたけし司会で「たけし軍団」「ダチョウ倶楽部」が有名に
なった『スーパージョッキー』(1983〜1999年)。↓『TVジョッキー』のWiki。
https://ja.wikipedia.org/wiki/TV%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC
>奇人・変人(※番組内の企画(コーナー)の名称だったと思う※)
>参加者が変わった特技を披露するコーナー。放送が昼食時であるにも関わらず、
>「ミミズをざるそば代わりに食べる」「頬に針を突き刺す」「マムシをバラしシマヘビの
>風呂に入浴する」「剣山の上に寝る」「牛乳とコーヒーを飲んで目からコーヒー牛乳を
>出す」「ゴキブリを飲み込む」などといった、グロテスクなネタも多かった。
自分がガキの頃に偶然見てキモかったのは『生きたゴキブリをフライパンで炒めて
食べる』大学生か何かの時。目立つためだろうけど「いつも食べてます」とか言いながら
食べていた記憶がうっすらとある。評価されると「白いギター」がもらえる? 狂ってる。
「エビフライの尻尾」じゃないんだから。スタジオの客は当然引いていたと思います。
楳図かずお『洗礼』(雑誌連載1974〜1976年)には「ゴキブリ入りご飯」が出てきます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%97%E7%A4%BC_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)
- 35 :
- 洋泉社『80’sイン・フィルム 80年代シネマ・ベスト222』(1991年)の巻頭に収録の映画評論家
品田雄吉(1930−2014)による「70年代洋画」概説『プロローグ――’70年代の映画』の一部を引用。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/223/0100388223/01003882230.jpg
《映画の1970年代を語ろうとすれば、当然ながら、1967年に遡って、アメリカン・ニュー・
シネマの先駆けとなった『俺たちに明日はない』あたりから説き起こさなければなるまい。
ハリウッド映画の行き詰まりから自然発生するようなかたちで生まれたアメリカン・ニュー・
シネマは、1960年代末から1970年代前半にかけて、アメリカ映画の潮流を決定づけた。
もちろん、それが、世界の映画状況に大きな影響をあたえたことは言うまでもないだろう。
〜〜アメリカン・ニュー・シネマは、しかしその後、『ファイブ・イージー・ピーセス』(〜)や
『バニシング・ポイント』(〜)などといった作品を生みつつ、意外に早い退潮を迎える。
ドロップアウトした二人の若者が、麻薬の密輸売買で儲けた金をバイクのガソリン・タンク
に隠し持って、アメリカ西部からニューオリーンズに向けて気ままな旅に出る――。それが
『イージー・ライダー』(※1969)だった。 この映画は、当時の若い世代から圧倒的な支持を得る。
ヒッピーふう風俗、ロック、気ままな旅、それらを包む現代的な映像感覚。これが、当時の
なにものにも拘束されない自由だった。〜〜そんなふうにして、アメリカン・ニュー・シネマは、
アメリカの現実を暴いてしまう。社会のありように逆らって、その非を暴くのではない。自分
たちのメッセージを映像化すると、おのずと社会の歪みが浮かび上ってきてしまうのだ。》 ※続く
- 36 :
- 前回からの続き>>35 《簡単に言うと、ニュー・シネマは新鮮な衝撃だった。だが、その成功が
引き起こしたニュー・シネマの拡大再生産は、新鮮な衝撃に惹きつけられた観客を簡単に離反
させる結果をもたらす。 ニュー・シネマの持つ現実に対する批判性は、観客が映画に期待して
いた〈夢〉を否定する。映画館に入って、ときには自分が生きている現実よりももっと〈リアルな〉
現実を見せられた観客は、映画に求めていたカタルシスを得られないどころか、映画を見る前
よりももっと重苦しい気分になって、再び自分の現実に立ち戻らなければならない。映画がカタル
シスにもリフレッシュメントにもならないとすれば、誰がお金を払って映画館に行くか?
また、ロケ撮影を多用するニュー・シネマの映画作りは、『イージー・ライダー』を模倣した
パターンを生む。それを要約すると、二人ないし三人くらいの主人公がはっきりした目的もなく
旅をする、というものだ。主人公を男に絞ると、男女間の愛の問題に触れなくていいので、物語の
構成がやさしい。しかし、女性があまりからまないことから、ホモセクシャルというモチーフが
生じてくる。これは映画にとって必ずしも一般的なモチーフではない。次に旅といったかたちで
移動するから、エピソードを数珠つなぎにしたような構成になる。当然、脚本のコンストラクション
がイージーなものになる。この場合のイージーは無論よい意味ではない。 アメリカン・ニュー・
シネマは、アクチュアルで衝撃的であったがゆえに人々を惹きつけた。作る側から見ると、安く
できるのが何よりも大きなメリットだった。が、〈夢〉がなかった。〜〜〜》 ※引用終わり。
- 37 :
- 前スレからの↓続き。佐藤忠男『低俗文化とは何か』(1977年)より、【ポルノ文化の隆盛】に関する引用。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/534
《軍隊とか船乗りとか独身で故郷を離れている労働者など、止むを得ず独身でいる青年が集団的に
たくさんいた時代に売春が発達したのと共通する現象であるとも言えるだろう。 ところで、こういう
性の飢餓状態の進行というのは、権力によって押しつけられてそうなったというものではない。むしろ
人々が一人ひとり、もっと長く学校に行っていたいとか、幸福な家庭をつくるためにはもっと高い
給料が貰えるようになってからにしよう、というように考えて結婚を先にのばしているうちに社会全体が
そうなり、それが当然であるような習慣になってしまったのである。だから、その飢餓状態は痛切に
不満であっても、その不満を誰の責任にすることもできないのである。誰の責任にもできないことで
自分が苦しむのは、自分が悪いのだと考えるより仕方がない。こうして性の不満は後ろめたい不満となり、
後ろめたい不満を妄想的に解決してくれるポルノ文化は悪のイメージで満たされることになる。 今日、
青年向きの劇画の圧倒的に大きな部分を占めているのはポルノ調のものである。そして、そこでは、性と
いうものは、強姦とか、責めとか、エロ・ショーとか、売春、姦通、痴漢、等々、ひたすら、それを考える
ことが後ろめたいことであるような悪のイメージに満たされている。その千編一律のまがまがしさに、
私はいささか、つきあいきれないと言わざるを得ないが、それを非難することは難しい。 低俗文化とは、
後ろめたさをともなった不満の表現である、と、ひとまず定義してもいいかもしれない。〜〜》 ※終了
「バックウォーター現象」と似てる??。「本流」に合流出来ないリビドーが「支流」で滞留し氾濫する。
- 38 :
- 伊藤勝男[編]『珍作ビデオのたのしみ』(1989年)が裁断された状態でヤフオクに出品。
https://auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0101/users/05e2a3ee1baf40d6c7ec08838252945259749838/i-img704x547-1580060112sglt1o210.jpg
↑興味ある人は皆無でしょうが、取り上げられている作品名が知れる「目次」の画像。
https://auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0101/users/05e2a3ee1baf40d6c7ec08838252945259749838/i-img667x500-1580060112ywhwvc210.jpg
↑「執筆者プロフィール」の画像。本書で「珍作ホラー」を何本か紹介している
倉阪鬼一郎(1960−)という人の文章が面白かった。
- 39 :
- 完全にノーマークの『都会の牙 D.O.A』(1949)。監督も俳優も私は知らない(記憶にない)人ばかり。
予想もしていない「快テンポ」で進む素晴らしいタイムリミット・サスペンス。すぐに映画の世界
に引き込まれる「つかみ(導入部分)」の巧みさといい、事件発生からのスピード感といい、一級品。
原題の『D.O.A.』とは医学用語?で「到着時死亡(dead on arrival)」。開幕して早々、ロス市警の
殺人課を、脂汗を垂らし苦悶の表情を浮かべた中年男性がアポ無しで訪れる。困惑する刑事たちに、
その男が『昨日、殺人事件が起こった』と告白する。刑事が投げやりに『被害者は誰なんだ』と
尋ねる。男は間を空けて答える。『……私だ』。←ココでがっちり好奇心をつかまれた。白黒映像で
時間はたったの83分。主人公(職業は公証人?)は謎の人物に毒を盛られた「被害当時者」であり、
犯人や動機を単独で探る「素人探偵」でもある。もしも被害者が「アカの他人」で、主人公は事件
解決を依頼される第三者的立場であれば、行き当たりばったりの展開で多彩な疑惑の人物に翻弄され
ながらも、気の利いたセリフを忘れないスローな「ハードボイルド」映画として立派に成立する内容。
あるいは監督がヒッチコックなら、ユーモアを伴う「巻き込まれ型」の映画にも。本作の主人公は
「遅くても一週間以内に死ぬ」と医者に告げられた身で余裕が無く、関係する人物全員にド直球に
疑いの言葉を正面からぶつけていて気持ちいい。序盤では結婚を急かす恋人から離れた土地で羽目を
外す単なるスケベなオッサン(バツイチ)、それが死期を知り「失うものの無い」タフガイに突如変貌。
私的には、乗れない『白熱』(49)、物足りない『深夜の告白』(44)よりも好みで、面白い快作でした。
- 40 :
- 『フォロー・ミー』(1972)。軽やかなイギリス映画。『第三の男』(1949)で知られる英国人
監督キャロル・リード(1906−1976)の遺作。これも映画ガイドブックで見かけた「偏愛」
タイプの映画。↓予告。ビデオ化されておらず観れませんでしたがDVD化され初視聴。
https://www.youtube.com/watch?v=Fi0wlitzUXQ
・教養豊かで高圧的な「ミスター・マンスプレイニング」の夫 (=英国人)。
・ヒッピー文化に影響を受けた「夢見る恋愛至上主義者」の妻 (=米国人)。
・尾行がヘタ過ぎる挙動不審な「不思議ちゃん」探偵(=全身白づくめの中年フリーター)。
ほぼ上記の3人だけで進む映画。新婚でありながら早くも「隙間風」が吹き始めた若夫婦。
会計士の夫は「妻の浮気」を疑い探偵を雇う……。あまり期待値は上げずに観るのが良さ
そう。大きな感動や「ひねり」は無く直線的。しかし人によってはハマり癒される小品。
原題「Follow Me」が米国公開時には「The Public Eye」に。「世間の目」「人目」の意味
らしい。これは「private eye (=私立探偵)」に掛けてるんだろうか。じんわり沁みる佳作。
↓本作にも出てくる「イルカ」(※映画に出てくるのはもちろん動物)の名曲『Follow Me』。
https://www.youtube.com/watch?v=Sbe6CqmL_z4
- 41 :
- 村上龍(1952−)の『真昼の映像・真夜中の言葉』(1979年/講談社)。第75回芥川賞を受賞
した小説『限りなく透明に近いブルー』(1976年)を自らの手で監督した映画(未DVD化)の
撮影日誌、シナリオと、映画から自作小説への影響などを語るロングインタビューを収録。
映画は1978年に撮影され翌年劇場公開。惨憺たる興行成績だったようだ。私は映画好き
ではないし、基本的に芸人、作家、歌手が監督した映画(邦画)は気恥ずかしいので観ません。
しかし小説を読むのは苦手だけど評価の高い小説の映画化には興味がある(=ラクして味わい
たい下心)ので、昔にビデオで観た。私は「青臭い、痛い、みっともない」青春映画が好き
なので、本作は良かった。オープニングのレタスかなんかを持って主人公の「リュウ」を
演じる三田村邦彦が登場する場面は、過去に観た映画の中で最もヘタクソでダサかったけど。
だけど中盤〜終盤は私は悪くないと思う。ラストのコーラの瓶に入った水で道路に線を引き
「リュウ」が走り出して終幕もクサいけどいい。『真昼の映像・真夜中の言葉』の撮影日誌の
期間は「八月二日〜十月九日」。リアルタイムの記録ではなく、助監督が記していた予定表を
基に村上が思い出して作成。乱交シーンで濡れ場を演じなければならない新人女優を自分が
「オーディション」する戸惑い、『ラスト・タンゴ・イン・パリ』で炎上したようなアドリブ
での演技(監督の指示ではなく黒人俳優の)で泣き出す女優など。インタビューによると村上が
一番好きな監督はフェリーニらしい。原作は未読ですが映画は村上龍の『青春群像』だろう。
撮影日誌には、まだ助監督だった頃の相米慎二(1948−2001)が出てくる。 ※続く
- 42 :
- 色んな人の「色んな映画論」を古い絶版本から引用。リンク先は前スレ。>>31
●伊藤勝男『B級ビデオ発掘カタログ』(1988年)より〈過去の“名作”の取り扱い〉。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/459
●伊藤勝男〈監修〉『珍作ビデオのたのしみ』(1989年)より〈映画の評価の難しさ〉。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/461
●橋本治『映画たちよ!』(1990年)収録の【ビデオの話】。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/517
●橋本治による双葉十三郎『ぼくの採点表 2』(1988年)書評。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/522
- 43 :
- 『真昼の映像・真夜中の言葉』(1979年)収録の「撮影日誌」より、相米慎二が登場する部分を引用。>>41
●《【九月十八日】〜この日、ファースト・カットの準備をしている時に、事故が起こった。助監督の
斎藤が全治一ヵ月の火傷を負ったのだ。〜年も同じで、ロックにも詳しく、僕のイメージを各パート
にうまく連絡してくれる斎藤が倒れたのはショックだった。〜これではどうしようもないと、応援部隊
を頼むことになる。来てくれたのは長谷川和彦(※映画監督)の一の子分、相米(※慎二。当時は助監督)
さんであった。僕がゴジ(※長谷川の愛称)の脚本を書いていた頃、「おいこらリュウ、これでも脚本の
つもりか?」と僕を責めに責め抜いた無類の討論好きの理論家、その人が助監督をやってくれるなんて、
これは実に頼もしいが、反面やっかいなことになったと正直思った。〜〜〜》
●《【九月二十一日】〜相米さんと一緒に夕食をしながら少し話す。この日疲れていて全く食欲がなく
それでも食べておかないとぶっ倒れるので天津丼を無理に詰め込んで三共胃腸薬で吐気にふたをする。
「何だリュウ、メシ食えないのか?」「胃が痛くてさ」「撮影中の監督とカメラマンは眠れなくてメシ食え
ないもんさ、誰だって同じだ」「どんなベテランでもか?」「ああ、蔵原惟繕(※くらはら・これよし)って
知ってるだろ? あの人でも寝言で、助監督を呼んだり、うわ言で演出したりするんだってよ」「そうか、
じゃ安心したよ、いや、俺、クランクインしてからずっと、寝言で言うんだってよ、ヨーイ・スタート!
って大声でさ、女房がびっくりして眠れないって言ってたよ[〜]」「撮影が終われば、ちゃんとメシ食える
ようになるよ」「編集とかダビングで大変なんだろ? 初号ができるまではずっと胃が痛むんじゃないの
かな? そうなんだろ?」「わかってるじゃないか、その通りだよ」》 ※次回(最終)へ続く
- 44 :
- ジョン・フォード監督『わが谷は緑なりき』(1941)。炭鉱業で栄える19世紀末・ウェールズ
の町(谷!?)に住む「モーガン一家」の激動の10年(?)を、幼い末っ子の目線と成長と共に描く。
危険な炭鉱夫として働く「父と5人の兄」、一家の“心臓”として力強く支える「肝っ玉
オカンと1人の姉(=長女)」を持つ、年の離れた末弟「ヒュー」が主人公。いやぁ〜、映像が
見事。「現実には存在しない驚き」という意味では、本作の「白黒」映像も立派なSFX(VFX)だ。
オッサンだけど自分は「白黒映画」が苦手。技術的なことはサッパリわからないが、構図?とか
陰影?の美しさに感動しっぱなし。この監督は「かっこいいメロドラマ」、甘さを抑えた「硬質で
熱さを秘めたメロドラマ」の名手か。「ヒュー」役のロディ・マクドウォール(1928−1998)が
美少年。くしゃみをした親父に兄弟3人が無表情で『お大事に(ゴッド・ブレス・ユー)』と
ハモる絶妙な「間(ま)」の可笑しさ。『嵐が丘』(39)を連想した長女と牧師の悲恋。落盤事故
の救出に参加する「拳闘バカ」のダイ(後遺症でほぼ盲目)の男気。素っ晴らしい人間ドラマ。
「メロドラマ」のメロはギリシア語の「歌(メロス)」の意味らしいので、踊りこそ少ないが
炭鉱夫たちの野太い合唱が響き渡る(特に前半)本作には相応しい呼称。ジブリのアニメ映画
『天空の城ラピュタ』(86)の序盤の舞台でパズーが暮らす町のモデルは同じウェールズの渓谷。
「ラピュタ」の語源が『ガリヴァー旅行記』経由で「スペイン語の“売春婦”」には驚いた。
「子供目線映画」暫定TOP3は『アラバマ物語』>>4『冬冬の夏休み』『わが谷は緑なりき』。
- 45 :
- 『わが谷は緑なりき』へ自己レス>>44。「谷の住民の強い絆」の裏側の抑圧(村八分)まで描写していた。
原作未読。1階と2階で「棒」で会話するのは『エル・スール』(83)にもあった。ガタガタと上下動
する坑道の昇降機の「セクシー」さ(萌え?)。作家のC・W・ニコルは英国ウェールズの出身で、町を
モデルにしている縁で?、日テレで『天空の城ラピュタ』が放送された時に解説していた。118分に
凝縮・真空パックされた大河ドラマ。現時点で6本だけ観たジョン・フォード(1894−1973)監督作品。
恐れ多いのは承知で、雑魚(=群盲)なりに「自分の好み」を残しておきたい。↓『わが谷〜』予告。
https://www.youtube.com/watch?v=Om_mAeQ1GWc
基本的に西部劇が好きではない。そこに自分の「つぼ(スイートスポット?)」は無いようだ。>>26 >>33
◎『荒野の決闘』(1946)
◎『わが谷は緑なりき』(1941) ※少し長く感じたので評価は「◯寄りの◎」
△『リバティ・バランスを射った男』(1962)
△『捜索者』(1956)
△『逃亡者』(1947)
▼『駅馬車』(1939)
- 46 :
- >>225
あの時代のパってのは親会社は球団持って新聞やTVで名前だけ連呼されたり
関西の私鉄球団は高度成長期からの沿線開発が完了しさえすれば基本十分だったんで
今と違って無駄にそれ以上集客コストをかけなかった
黙って最小限度の赤字で淡々とやってくれてたらOKみたいなものだったからな
>>228
競馬中継はJRAという固定の太客自ら買上げの枠だからねえ
局としてもある意味ゴールデンのドラマやバラエティより不可侵枠だもんな
しかも元は日曜昼というスポットCM枠を買上げだから局としては営業上最重要
- 47 :
- >>20
それだと、>>6に出ている幻のポスターと合致しない。
9/15が金曜日なので時間的には1978(昭和53)年。
更にポスターに大位山が載っていて
大位山は1979年には一時引退しているので、1978年に相違はないよ。
もし、1979(昭和54)年のオールスター後にマスカラス参戦の話があったとすれば、
2度目の幻の参戦話と言うことになる。
- 48 :
- >>49
当時の井上は日本マット、いや世界マットで最高峰のレベルだったと思う。
ああいう空中殺法や返し技は誰もやってなく、投げ技などの大技もあった。
ガニア、マツダがアップアップしていて、井上が負けさせないように苦慮していたのが分かる。
ガニア戦、マツダ戦でも井上が取ると武道館などの客が拍手してる。
当時の猪木の試合でも客は拍手するが、木村の試合じゃ拍手は出ない。
やはりスピーディでスリリングな技の攻防は日本人好みだから、井上エースも有りだったと思う。
- 49 :
- ここまでメモ
タカハシカツノリ
タカハシヒロアキ
タカハタミツキ
タキナツキ
タマキヒロシ
チハラコウジ
チバヒロツグ
ツチダテルユキ
ツツイヤスタカ
トコロジョージ
ナイトウタカシ
ナガオカオリ
ノザワマサコ
ヒサモトマサミ
ヒダカノリコ
ホシノゲン
ホシノコウジ
マガリユキノブ
マツモトヒトシ
ミウラトシカズ
ミヤサコヒロユキ
ミヤモトエイコ
ムカイカツアキ
ヤハギケン
ヤベヒロユキ
ヨコロアキトク
ヨシオカヒロノリ
ヨシダサオリ
...
----------
- 50 :
- 「助監督」相米慎二の登場部分を『真昼の映像・真夜中の言葉』(1979年) の「撮影日誌」から引用。>>43
●《【九月二十五日】〜二日間撮影を休むとかえって調子がおかしい。今までの編集ラッシュを見て
全体の流れをつかんだ相米さんが、やたらと絵コンテや演出に批判を加える。 おい、お前そこで
何のためにカメラ引くんだ。そのリュウのアップにはどんな意味があるんだ。あんなくそ芝居で
お前OKだすのか? 役者だってかわいそうだぜ、もっとよく表情を見てやれよ。 いい加減うっ
とうしい奴だと思ったが(顔形も非常にうっとうしい風貌である)正直、得るものがたくさんあって、
くやしい話だが彼の加入以来、絵に少しずつ説得力が出てきた。芝居を見る力が抜群で、僕は相米
から役者の表情のチェックのしかたや心理の逆をつく演出方法を学んだし、映画全体の流れを考えて
カットを決めていくという未経験者の僕に最も欠けているものを教えられた。〜》
●《【十月二日】〜クランクインして二日目にやった部分の撮り直しである。同じシーンを撮り直すと、
撮影開始当初、どんなにカチンカチンに緊張してあがっていたかよくわかる。〜明朝、いよいよ、
国道16号線を止めてラストシーンの撮影である。メイン・スタッフと大体の打ち合わせを決めて、
翌朝三時起きなので早くベッドに入ると、トントンとノックの音。「おい、監督! 寝たのか?」
「誰だい? 相米さんか?」「お前よく寝れるなあ、製作部なんかトラック止める段取りで走り回っ
てるぜ」「焦ったら失敗する、俺は寝なきゃダメな性質なんだよ、巌流島でも焦った小次郎は負け
ちゃっただろ?」》 ※引用終了。村上龍「監督」作は本作だけ観た。小説は別のを1冊だけ読んだ。
- 51 :
- IWAワールドシリーズは個人的には3回と4回が好き。
特に会場に行って観た3回は思い出深い。
第3回 IWAワールド・シリーズ 昭和46年
参加選手 : サンダー杉山、グレート草津、ラッシャー木村(以上日本)、
ビル・ロビンソン、シーン・リーガン(以上英国)、カール・ゴッチ(ドイツ)、
モンスター・ロシモフ(フランス)、ジャック・クレインボーン(東南アジア)、
ドクター・デス(カナダ)、マグナ・クレメント(モナコ)、黒潮太郎(トリニダードトバコ)、
バスター・マシューズ(アメリカ)
第4回 IWAワールド・シリーズ 昭和47年
参加選手 : ストロング小林、ラッシャー木村、サンダー杉山(以上日本)、
ドン・レオ・ジョナサン(アメリカ)、バロン・フォン・ラシク、ホースト・ホフマン(以上ドイツ)、
モンスター・ロシモフ(フランス)、ジョージ・ゴーディエンコ(ドイツ)、
アリババ・マルスターニ(レバノン)、ティト・コパ(ポーランド)、
レイ・ゴールデン・アポロン(トリニダードトバコ)、イワン・バイテン(ベルギー)
- 52 :
- ありがとうございます。
会えると言ってくださった。
あなたは恩人です。
しかし、今私と彼、子供に降りかかっている出来事は、今後悲しみを生むばかり、苦しませるためだけの出来事で、意味はこの先変わりません。
神も仏もないと思ったのです。
なんて世の中は救われないんだと。
彼は命を失い、私は未来を失い、子どもは優しいお父さんと、お母さんの笑顔を失いました。
私は彼に会うため、死ぬまで死ぬことをせず、苦しみ続けます。
笑いません。
美味しいものを食べません。
楽しみません。
私はそのすべての権利を失いました。
平均寿命の半分も生きておりませんが、1日でも早く事故や事件、病気でRるよう、毎日祈りながら過ごします。
三角さま、魂になったらお会いできることを楽しみにしております。
さようなら。
- 53 :
- ひこうき が とぶ ことには あらゆる ようそ が からむ。
てんこう、せいびし の てんけんミス、わし の くしゃみ。
その さまざま の ようそ で ひこうき の ちゃくち ちてん は ぶんき する。
しかし ぎじゅつてき に とべれば、ひこうき は とぶ。
ちゃくち ちてん の せいかくさ が もとめられる ないようであれば、それは 精度 を あげていく ことに なるじゃろう。
しかし、ひこうきに わしの くしゃみ の センサー を つけるわけにはいかぬ。
とりいそぎ、べつの しま に ちゃくち しなければ、きゃく は もくてきち に たどりつける。
また、くるま でも ぶんき した せかいから かえってこない、というケースは すくない。
しかし、たしかに、くるまは にどと おなじ じかんには かえって はこない。
- 54 :
- ここまでメモ
- 55 :
- 中日新聞、スポーツ報知中部版、サンケイスポーツ西日本版
立ち読みで
モーターファンイラストレーテッド 2020/2/15
ドライバー 2020年4月号 2020/2/20
カーセンサー東海版 2020年4月号 (2020年02月20日)
を読んだ
- 56 :
- >>248
TBS・森Pによると「当時のTBSは他局に比べると視聴率の及第点が高かった・・・」と
証言しているのは視聴率はそんなに悪くないに時間短縮された件だったのかな?
過去スレにもあったけどフジテレビでは視聴率が18%でも人気番組と扱われるけど
当時の「民放の雄」を自認していたTBSにとっては人気番組では無いと分析があった。
NETプロレスリングは12〜13%取ると自局のベスト5に入る人気番組と扱われた。
TBSはウルトラシリーズを再開させて25%の視聴率を取っても前のシリーズの驚異的な
数字を持ち出して「物足りない・・・」と言うくらいだった・・・
ただ「水戸黄門」が40%、ホームドラマの「ありがとう」が50%!を取る時があった
くらいのTBSの絶頂期だった・・・
>>233
放送時間や時間帯がコロコロ変えられたからじゃないのかな?
- 57 :
- 心愛さん叫ぶ動画「許せよ。家族に入れろ」法廷に流れる
今泉奏、松本江里加
2020/2/25 21:15
千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(当時10)が虐待死したとされる事件で、傷害致死などの罪に問われた父親の勇一郎被告(42)の裁判員裁判は25日、千葉地裁で証人尋問などがあった。
被告の携帯電話やパソコンから見つかったという動画が公開され、「苦しいよ。死んじゃいそうだよ」「許せよ。家族に入れろ」と叫ぶ心愛さんの声が法廷に流れた。
「助けてママ、助けて。お願いママ」。2018年7月30日午前5時40分から撮影された27分31秒の動画には、心愛さんが被告から命じられた屈伸を繰り返し、泣いて助けを求める様子が映っていた。
心愛さんは「すみません」と荒い息で何度も言う。被告は「屈伸やれよ」と言いつけ、直後に「パシッ」という音が2回続いた。
この後、「お願い、トイレ行かせて」と懇願も。直後に撮影された写真には、汚物を手に持つ心愛さんの姿があった。
検察側は被告がカメラ付き携帯電話で撮影した、と説明した
- 58 :
- 2週間培養して培養して…解き放つ!
日本政府「検査はするな自己責任だぞ」
- 59 :
- ここまでメモ
- 60 :
- 杉山草津坂口斎藤は、1965年に将来のエース候補として日本プロレスに入団
杉山坂口斎藤は謙虚な態度をとっていたが、草津は練習嫌いで道場の練習にも
ほとんど参加しなかった。
テーズ戦を前に東郷が草津のトレーナーになったものの、一旦日本を離れるため
草津にトレーニングメニューを渡し、しっかり調整するように命じたが
東郷が帰国すると軽くウエートトレーニングをするだけで、
メニューをこなしていないどころか、公開練習で技を出すだけで、スパーリングは
全くやらず、身体に張りがないなどマスコミも草津の調整不足を不安視する。
馬場の16文キックの真似事をして「16文キックなんて、僕でも使えます」と発言して
東郷を呆れさせるが、キックを受けていた小林を見て、小林の方が素質があると
見抜き、東郷の付き人に着かせて指導し始めた。
- 61 :
- 30〜40代女性が「美人」ほど婚活で苦しむ事情
「ドキドキ」くれる男を求めて起きた悲劇とは
20代の「ドキドキする恋愛」を引きずる女性たち
彼女たちは20代のころ、言い寄ってくる男性たちとドキドキする恋愛を楽しんできた。
ドキドキしながらも、圧倒的に相手を選べる立場にいた。しかし30代に入るとドキドキさせてくれる相手は極端に少なくなり、
恋愛できそうな独身者も減っていることに気づく。そこで婚活を始めるのだが、
選べる立場にいた頃の感覚をどこかで引きずっていて、“ドキドキする恋愛”を求めてしまう。
- 62 :
- なおチケット代は返金されません
- 63 :
- ここまでメモ
- 64 :
- でもぶっちゃけ昭和時代のクラシック映像は、
放送に耐えうる画質の素材(試合映像)だと
DVDやVHSで発売した分まで含めると、もうほぼほぼ出尽くしちゃったんだと思うよ。
一ファンがビデオ保存したような画質のをかき集めて放送する手も無くは無いけど、
実際そこまでの手間と、それを本当に放送するか否かとなると
やはり無理に近いような結論になるんだと思う。
ならば平成の試合映像であれば
ノーカット・ノー入場曲差し替えで世に出ていないものがまだまだあるのだから、
それらをクラシック枠で放送していってほしいんだよね。
- 65 :
- mixi全盛期が1番楽しかった
友達の日記見たり自分への自己紹介とか見るの好きだったわ
- 66 :
- 引き続き
- 67 :
- 1月23日(木)フジテレビ とくダネ!
1月23日(木)TBS ひるおび!
1月23日(木)TBS Nスタ
1月23日(木)BSTBS000報道1930
1月24日(金)テレビ朝日 羽鳥慎一モーニングショー
1月24日(金)日本テレビ スッキリ
1月24日(金)TBS ひるおび!
1月25日(土)テレビ朝日 週刊ニュースリーダー
1月25日(土)テレビ朝日 サタデーステーション
1月26日(日)テレビ朝日 サンデーLIVE!!
1月26日(日)フジテレビ 日曜報道 THE PRIME
1月26日(日)フジテレビ ワイドナショー
1月26日(日)テレビ朝日 ビートたけしのTVタックル
1月26日(日)BS朝日 日曜スクープ
1月27日(月)日本テレビ スッキリ
1月27日(月)テレビ朝日 大下容子ワイド!スクランブル
1月27日(月)TBS ひるおび!
1月27日(月)フジテレビ 直撃LIVEグッディ!
1月27日(月)テレビ朝日 スーパーJチャンネル
1月28日(火)BS日テレ 深層NEWS
1月29日(水)テレビ朝日 羽鳥慎一モーニングショー
1月29日(水)TBS ひるおび!
1月29日(水)TBS Nスタ
1月29日(水)BSTBS 報道1930
1月30日(木)TBS NEWS23
1月31日(金)テレビ朝日 羽鳥慎一モーニングショー
1月31日(金)TBS ひるおび!
1月31日(金)TBS Nスタ
- 68 :
- 桜井康男がゴングに連載していた『プロレス太平洋戦争』では
新団体で高見山がサンマルチノをKOして華々しいデビュー、という場面があったよ。
当時はなんとなく無理があるなあと感じていたが
今だとブルーノがそんな負けブックを呑むわけないと、嫌らしく考えてしまう。
それは措いても
デビュー戦はうまくやれても高見山がボロが出ない試合を続けられるわけないと思う。
相撲でも下半身が弱いとか言われてたし、スタミナは言うに及ばずだろ。
- 69 :
- 責任取る(取らない)
- 70 :
- 『ザ・ファミリー マフィア血の抗争』(1973)。映画通から絶大な信頼を得る?!
リチャード・フライシャー(1916−2006)監督作品。安原顯(やすはら・けん)編集の
『ジャンル別 映画ベスト1000』(1996年/学研)掲載の、中条省平(1954−)による
【フィルム・ノワール ベスト50】より、選評を引用。⇒ 《数あるマフィア
ものの最高傑作と断言しておく。まるでシェイクスピアのような劇的緊張感
なのだ。日本の『博奕打ち・総長賭博』といい勝負だと思う。》 私は佳作だと
思うので「大げさな!」と感じる評価。昔にビデオで観た記憶では、ドン(首領)が
死に(原題は「The Don Is Dead」)、弱体化して他の組織にシマを奪われそうになる
跡取り?の兄弟の「キレやすい単細胞の兄」が、『ゲッタウェイ』(72)で記憶に残る
悪党を演じたアル・レッティエリ(1928−1975)、「冷静な切れ者(策士)の弟」が、私の
好きな『ワン・フロム・ザ・ハート』(81)のフレデリック・フォレスト(1936−)だった
と思う。復刻シネマライブラリーあたりでDVD化されていませんか?。↓予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=VwamMtmRL3A
『博奕打ち 総長賭博』(1968)は、階段を駆け上がる『タンタンタンタンドスッ』の、
あのリズム感が極上。逆にいうと、コレ以外は特に優れてると思えなかった。佳作。
- 71 :
- 伊藤勝男の〈B級映画論〉。『B級ビデオ発掘カタログ』(1988年)より(P166〜167)。>>38
《A級なくしてB級はあり得ないのは必然のこと。としても何をもってB級の定義を
するかは定かでない。確かにハリウッド全盛時には、BアクションとかBウェスタン
と呼ばれる類の作品はあった。〜だからといって短絡的な選択をすれば、B級映画
など何一つ魅力のないものになる。〜〜例えば、B級監督と呼ばれ、B級映画製作者
として名高いロジャー・コーマンがいる。この人の作品の評価は別として、製作者
ロジャー・コーマンが、まるで神のごとく扱われて“ロジャー・コーマン・プロダク
ションだから面白い”となる風潮はC級レベルの発想だ。 ロジャー・コーマンの
面白さが随所に現われてはいても、駄作、愚作のなんと多いことか。〜低い位置に
落とすB級ではなく、誇りあるB級とするべきで、それ等の作品に潜在する様々な型
での意思伝達、精神性の高さを拾いあげてこそB級の成立はあるだろう。それは、
アクションだからB、ホラーだからBという段階ではなく広範囲に亘ってみる視野、
思い入れのB級であるべきだ。 我々ファンは、映画に完成度ばかり求めている訳では
ない。そのプロセスや、製作サイドの心意気なども重要な部分となっている。送り出す
方があれば、それを受け止める方も気構えというものが必要だ。》 ※後半に続く。
- 72 :
- >>124
ルックスというかスタイル的な意味では
馬場の理想のレスラー体型って恐らくG・キニスキーあたり
背が高くって若い頃のドリーやブリスコなんかよりももう少し上半身、
特に首から肩の筋肉が付いてて胸板も胴回りも厚い
そしてアンコ型ではないけど筋肉の上にはある程度の脂肪が乗ってる
その上半身を太い脚、特に太腿ががっしり支えるみたいなの
>>132
恐らくそのへんの世代のレスラーを
単純に実力で並べれば新日ファンも鶴田をトップっていう人が多かったと思う
(当時の感覚でのことだから「ブックのあるプロレスの実力ってなにw」みたいな野暮はここでは無しで)
ただ同時にその鶴田がファンの支持ってことでいうと
同世代の藤波長州天龍らに後れを取ってたのもまた事実
後の「怪物」キャラでさえ当時のファンは
正直そこから紆余曲折合ったけどようやく鶴田が
十年不動の大エースとして全日マットに君臨するというよりは
近い将来三沢や小橋に「敗れてみせる」んだろうなって匂いをなんとなくと感じていたからこその
「巨大過ぎる噛ませとしての鶴田」に対する支持って側面はあったと思うな
- 73 :
- 武藤はフリーでもいいだろうが、他の選手達は
全日本、ノア、大日本、DDT、ZERO1、ドラゲーなどあるが。
総合学院出の若い選手はケガが多かったから鍛え直してケガしない体を作ってもらいたい。
アンディやペガソはマスクマン不足のみちのくに行ってほしいが。今年はふく面ワールドリーグもあるし。
才木はダム、東女、アクトレス、アイスのいずれかか。争奪戦必至は吉岡、児玉か。
- 74 :
- 旗揚げはニコニコ動画で有料視聴したっけな。
出場選手がXばっかりで、入場曲がかかると1秒もたたずに音が消えるので
イントロクイズみたいになってみんなでコメントしてた。
その後、確認したら2014年12月最後の後楽園ホールの当日券買って観戦した。
後ろの中学生くらいのが「船木逃げるのかよ」とか大声でヤジしてうるさかった。
チアワンは3人。場外乱闘のどさくさでレスラーにケツたたかれてキャーキャー言ってた。
全試合終了後だったかサンタクロースの格好してリング上でなんかやってた。
- 75 :
- ここまでメモ
- 76 :
- ●↓【特定作家の原作「映画化」作品の私的ランキング】 ※原作は「全て」未読
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/448
★H・P・ラヴクラフト(1890−1937)
☆ジョゼフ(又はジョセフ)・ウォンボー(1937−)
★ルース・レンデル(1930–2015)
☆ジェラルド・シーモア(1941−)
★パトリシア・ハイスミス(1921−1995)
☆ジョン・ル・カレ(1931−)
☆トマス・ハリス(1940−)
●↓【特定作家の原作「映画化」】で「未DVD化」作品の評価 ※原作は「全て」未読
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/452
★エルモア・レナード(1925−2013)
☆ジェイムズ・エルロイ(1948−)
★ドナルド・E・ウェストレイク(1933−2008)
★ロデリック・ソープ(1936−1999)
- 77 :
- 満州で石油や資源が出ると判明、アメリカが共同開発を持ち掛けるも却下(ちなみに石油の発掘技術はアメリカが独占状態、当時の日本に石油を発掘する技術なし)
↓
結果石油を取れずじまい(後にこの石油の問題が太平洋戦争の重大な引き金となる)
なにがなんでも満州の権利を独占したいという欲求に駆られ満州事変を起こす(この時の石原寛治の暴走により天皇の命令を無視して皇軍を動かしてもいいという空気感が蔓延、内ゲバ化が激しくなる)
- 78 :
- <元NPB>
古木克明
米野智人
川本良平
坂元弥太郎
梶本勇介
原拓也
梶本達哉
江柄子裕樹
齊藤悠葵
斉藤彰吾
友永翔太
<現役プロ野球選手>
吉村裕基(琉球ブルーオーシャンズ)
- 79 :
- 電話こいか
- 80 :
- WHO、日韓など4カ国「最大の懸念」
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は2日の記者会見で、新型コロナウイルスをめぐり、
韓国、イタリア、イラン、日本を名指しし、「われわれの最大の懸念だ」と強調した。
また、直近24時間に確認された新型コロナウイルスの新たな感染者数について、中国国外が
中国内の約9倍だったと発表した。
テドロス氏は「証拠が示されれば、パンデミックを宣言することを躊躇(ちゅうちょ)しない」と述べた。
- 81 :
- 人間選別
- 82 :
- 武道館って審査も厳しいけど、全日の場合は年数回の数年契約だっけ?
でもアーチストなんか単発で開催してるからどうなんだろ?
武藤全日本って苦戦してたけど、どうみても埋めるのが無理な武道館開催を続けてたのは
ノア設立前か元子時代に複数年契約を結んで「それを消化しなきゃいけない」と読んだ記憶がある
新日がどんなに集客が苦しくても1.4を続けたのとは理由が違うみたいね。
- 83 :
- 平成元年の話ですがどなたか教えてください。
三冠が統一される何日か前に後楽園で鶴田vsハンセンの統一戦が無効試合か何かのため統一されませんでした。
実況が「今日(後楽園)引き分けたら大田区で再戦」と言っていました。
統一するためにやっているのだから決着をつけるのが基本的な考え方で正しいと思いますが、大田区のカードは(後楽園の前に)どのように発表されていたのですか?
- 84 :
- 気になった
- 85 :
- 前橋市で平成30年1月、乗用車を運転中に女子高校生2人をはねて死傷させたとして、自動車運転処罰法違反の過失致死傷罪に問われた87歳の男性被告に、前橋地裁は5日、無罪判決を言い渡した。
1月の論告公判で、検察側は禁錮4年6月を求刑。弁護側は「事故後の精神鑑定によると、被告は前頭側頭型認知症のため、心神喪失しており、責任能力がなかった」として無罪を主張していた。
- 86 :
- 取り急ぎ
- 87 :
- 【絶版映画本/未DVD化/その他】|note
https://note.com/9313460
前スレのように沢山のリンクは貼れないようなので予告篇などはこっちで。
何故かこのスレでは投稿できないやつも。
- 88 :
- >NETとTBSでは全国ネットのキー局が段違いだった。
そういう感覚は東京近郊に住んでいる子供には
全く分からなかった。
NETのワールドプロレス(猪木)も
TBSのS小林も、日本全域に放送されていた
と思っていた。
さすがに、、東京12チャンネル(テレビ東京になっていか?)
は、せいぜい関東ローカルだと思ったが(苦笑)
- 89 :
- WWEでガチの実力が序列を作るわけじゃなく、ビンスやHHHの
覚えがめでたいかが格付けを決めているように、国際の場合
吉原の意向が全てみたいなものだったろうからなあ
そしてその吉原の耳には草津の話しか入ってこない
「12チャンネル」本にも書かれてるように、当時役員会議に選手で
出席できていたのは草津だけ、レスラーではなく「吉原一家」の
副社長の位置にいた草津が吉原にあることないこと吹き込んだら、
いち選手にはどうにもならなかったんだろう
「吉原社長から見ると団体内は『現場で何か起きたら、まず草津を
通してくれ』という体制になっており、すべての重要事項は草津を
経由しないと一切トップの耳には届かない絶対的なルートが構築
されていた。」
「タイトルマッチ以外の興行になると、王者・小林はセミ以下の
試合順に落とされ、全般的にセミ・メインに絡んでいた草津の方が
世界王者よりもトータルで高い金額を稼ぐことが常態化していた
訳である。小林が国際を離脱した大きな動機として、この草津による
恣意的な金銭操作を許しがたいものとして感じていた」
ずっと後の時代の1978年のレポートでも、現場のことについて
吉原社長に直接クレームを入れようものなら、「そのような行為に
対しては必ず制裁が加えられ、悪者扱いされる」というんだから
小林ができることは巡業バスの草津の嫌がらせから逃れるために
自家用車で会場入りするくらいのことだったんだろう
- 90 :
- 日本における「ハードボイルド小説研究」の泰斗であられた小鷹信光(1936−2018)氏は、
『ミステリー・サスペンス洋画ベスト150』(1991年/文春文庫)に収録されたエッセイ
「襲撃(ケイパー)映画この15本」(P.483〜489)で以下のような憂慮?を表明されている。
《〜〜襲撃成功後に、裏切りや仲間割れや、小さなドジが破綻を生むといったお定まりの
展開がひかえているが、襲撃映画愛好者にとってはそんなことはどうでもいい。襲撃が
成功しさえすればあとはオマケのヴァリエーションにすぎない。カンぐっていえば、
どんな人間の心にもひそんでいる潜在的なひそかな犯罪願望さえ満たされればいいのだ。
そのためにも、襲撃計画のプロセスでは、血も流れなければ人も死なないスマートさが
肝要である。『ダイ・ハード』のごとき人命軽視は下の下なのだ。あれは襲撃映画ではなく
娯楽的殺戮映画にすぎない。世も末だということだ。〜》⇒〈娯楽的殺戮映画〉という表現。
作家の中原昌也(1970−)氏は『ソドムの映画市』(1996年)で、確か、「色んな殺人の種類を
映画の見せ場としてエンタメ化、シリーズ化したのは『007』ではないか」と書いていた。
自信は無いが、リアルな〈娯楽的殺戮映画〉の元祖が『007』か。この〈娯楽的殺戮映画〉を
「ギルティ・プレジャー」?として楽しめるかどうかは、個人の資質は当然ながら、性別や
年齢も関係しているのでは。私は10代前半にいわゆる「スプラッター(血しぶきドバーッ)」
映画の洗礼を受けている(=TVやビデオで観てる)のもあり「エンタメ化」に嫌悪感は無い。
- 91 :
- では、なぜ「全日本がカマタを必要とした」のか。
その鍵を握るのがビル・ロビンソンである。
たぶんロビンソンと全日本(というか馬場)は、
馬場とのPWFタイトルマッチで負ける代わりに、
王座を1回、明け渡すという契約を結んだのでは
ないだろうか。
当時のロビンソンは元国際プロレスのエースという肩書き以上に、
「馬場の宿敵・アントニオ猪木と引き分けた好敵手」というイメージが
強く、そのロビンソン相手に防衛することで、馬場は「猪木より格上」
というイメージを演出したかったのだ。
そのため馬場はロビンソンにPWF王座を渡すことには同意したものの、
「猪木の好敵手に負けてタイトルを失う」わけにはいかなかった。
だからショートリリーフとしていったんヒールにタイトルを預け、
その後、ロビンソンをチャンピオンにする。つまり昔のWWWF王座方式である。
仲介役としてヒールが必要なのは分かるが、
では、なぜカマタだったのだろうか。
ファンクス(特にテリー)との抗争があるブッチャーに、
ロビンソンからタイトルを奪うのならともかく、ロビンソンに
タイトルを渡す役はやらせるわけにはいかない。
かといって、当時、全日本プロレスの常連外国人レスラーに
インパクトのあるヒールはいなかった。
そこで、国際プロレスにレギュラーで参戦し、当時のエース・
ラッシャー木村を苦しめていたカマタが目に付いたのではないだろうか。
- 92 :
- 引用はパクリになりますね
- 93 :
- 既出だったらすまん
吉本
ハンサムトンカチ
オルフェノク
ジャービス
ペペロンチーノキャンディ
ありーな
リンダリンダ
ニードルズ
ポリランタン
たいやき
だんごばーな
ゲオルギー
解散
- 94 :
- 兼近の騒動でりんたろーの事を「相方運が悪い」っていう意見をチラホラ見る訳だけど寧ろ逆だよなって思う。
こいつほど相方運に恵まれた男はいないんじゃないかと思う。
1度目はコンビで売れて、2度目はピンで売れるという話はよく聞く話だけど
りんたろーの場合、「ベイビーギャング」「EXIT」と2度コンビを組んで1度目はプチブレイク、2度目は大ブレイクしてる。
2回コンビを組んで2回共ブレイクした奴なんてりんたろーぐらいでしょ。こんな奇跡滅多に起こらない。
- 95 :
- 有田チルドレン時代にパニーニが改名したいって言ってたので、
有田が延藤ミッシェル五朗の「ミッシェル」もらえって言って、そっから話題が延藤ミッシェル五朗叩きにズレたことがあって
結局、パニーニは改名はヤメたみたいだが、改名すりゃいいのに、と今でも思う
イヌコネクションは当初のコンビ名は「イヌ」だけだったのを作家に「そんなのネットの検索で見つかんねーよ」って言われて改名したんだけど
吉本の「いぬ」も改名しろよって思う
- 96 :
- そう思う
- 97 :
- >>736
馬場を強奪したNETは「G馬場、NETに登場!」と新聞広告、馬場を奪回して全日中継
を始めた日テレは「日テレにプロレスが帰ってきた!G馬場、再登場!」とそれぞれ
新聞広告を打つくらいTVコンテンツとしての”レスラー馬場”の最大のモテ期だった。
視聴率が日テレが常時20〜25%、タイトルマッチになると30%越えに対してNETは
12〜13%だった。それでもNETの人気番組ベスト5に入っていた。
NETは日テレより割高な放映料を払っていて坂口の試合を解禁させて馬場の試合の放映も
望んでいた中での猪木追放だった。馬場独立時のゴングでも「馬場と猪木の大衆人気の差は
大きかった・・・」とNET側が馬場を強奪した理由ありのちの”新日&猪木原理主義者”には
信じられない事が書いてあった。
>>737
日テレより割高な放映料にさらに思い切った上乗せ額を提示されて「もし日テレに
切られてNETに乗り換えればいい!」と言うネット局数、放映時間帯、大恩のある
大スポンサー等の事は考えなかった。
さらにNETは日テレがプロレス中継を止めた金八に入り込み週二回に中継を初めて
後発の弱小TV局は「プロレスで勝負をかけた」が日テレは金八の最初の放映の翌日に
馬場に独立宣言をさせてまさに日テレvs.NETの仁義なき戦いだった。
馬場を奪回されたNETが構想したのが「馬場プロレスに対抗するのは猪木×坂口の
黄金コンビ」再結成だった。ちなみに猪木の商品価値をNET側に再認識させたのは
ゴッチとの二連戦だった。
当時、平均視聴率が2〜3%の東京12チャンネルで10%近い高視聴率を記録するもこれは
新日側から持ち込み企画での放映でTV局側は放映料は出していない。
- 98 :
- 数局に渡っての放映といえばK-1全盛時に3局やってたね
その中でK-1ジャパンというのを日テレでやってたけど、このメンツ構成が日プロ末期とダブる
実質的なエース(アーツなどの外国人勢)が馬場
エースに次ぐ2番手(佐竹)が猪木
K-1ジャパンはこの「エースと2番手」を抜きで放映してたんだけど
それと、この番組の中心だった武蔵が日プロ在籍時の坂口にあたるのかな?
結局は視聴率が取れずに終わってしまったよね、武蔵=坂口がエースでは無理だったわけだ(あくまでテレビ的には)
- 99 :
- 記念に
- 100 :
- Noteに【絶版映画本/未DVD化/その他】という名前で
★ドン・シーゲル(1912−1991)「監督」作の私的ランキング(鑑賞済み9本)
★サム・ペキンパー(1925−1984)「監督」作の私的ランキング(鑑賞済み11本)
を投稿済み。ドン・シーゲルはペキンパーの師匠?らしいです。
なぜ映画を見る目も無い?のに、「極私的ランキング」を投稿するかというと、
他人の「作品ランキング」に興味があるから。自分と「近い」部族なら、その人の
薦める映画は参考になる率(=当たりの確率)が上がるだろう、という目論見。
指紋やDNAと同じで完全に一致する他人はいないが、「似た」部族はいるはず。
マイケル・マン監督と黒澤明監督の「私的ランキング」もNoteで公開予定。
- 101 :
- 今頃ようやく『キングスマン』(2014/英+米)をDVDで鑑賞。観ている数は多くないですが、
私的な「イギリス映画オールタイムベスト10」の暫定1位確定。「ガイア理論」を狂信する
悪役のサミュエル・L・ジャクソンが「千原せいじ(=ミスター「がさつ」)」にしか見えない。
https://www.youtube.com/watch?v=ohOnGe6Cha8
↑予告。本作では、大きいものでは2回?、不謹慎な「大殺戮エンタメ」の見せ場があります。>>90
最近観た岡本喜八監督『侍』(1965)の最後の集団殺陣にも「大殺戮エンタメ」感があった。
続篇が作れないような「贅沢なキャラクター消費」をしているのに続篇あるのか(観ない)。
あと、主人公の暮らす環境の陰鬱描写が英国伝統の【キッチンシンク・リアリズム】?を
感じさせる。『ニル・バイ・マウス』、『SWEET SIXTEEN』、『さらば青春の光』等と同種の。
「ガイア理論」は大昔に読んだ士郎正宗のSF漫画『ドミニオン』(1986年)の主題でもあり、
嬉し懐かしい。『昔は靴底に電話が仕込んであった』は『それ行けスマート』(1965〜70)か?
【スパイ映画】【キッチンシンク・リアリズム】という英国の伝統を真っ当に受け継ぐ傑作。
「背広(せびろ)」の語源だと『世界・ふしぎ発見!』で紹介していた「サヴィル・ロウ」は、
『テイラー・オブ・パナマ』(2001)の主人公のパナマ在住の仕立て屋(テイラー)が英国時代
に働き腕を磨いた場所、という設定だったはず。以上、「知ってる薄い情報」全部乗せ。
観た人はわかるけどマシュー・ヴォーン(1971−)監督の「変則的イヤボーン」映画でもある。>>8
- 102 :
- 私なりの【時代劇BEST10】。観ている総数が少ない中から大好きな作品を選出(※評価順)。
・『七人の侍』(1954)
・『丹下左膳余話 百萬両の壺』(1935)
・『切腹』(1962)
・『関の彌太(やた)ッぺ』(1963) ※主演:中村錦之助 監督:山下耕作
・『暗殺』(1964) ※主演:丹波哲郎 監督:篠田正浩
・『十兵衛暗殺剣』(1964)
・『座頭市物語』(1962) ※1作目。他のシリーズ作は未見。『不知火檢校』(60)は観ている
・『戦国自衛隊』(1979) ※邦画のオールタイムベストに入れたいくらい好きです
・『魔界転生(まかいてんしょう)』(1981) ※この手の「シリアス×荒唐無稽」は好物の一つ
・『人斬り』(1969) [未DVD化] ※主演:勝新太郎 出演:三島由紀夫
※西部劇ほどではないけど時代劇にも「心理的な距離」を感じる。小林正樹『怪談』(65)未見。
著名な中川信夫(1905−1984)監督を1本も観ていません。他の候補作は『幕末太陽傳』(57)、
『竜馬暗殺』(74)、『斬る』(62/市川雷蔵)、『にごりえ』(53)、『忍者狩り』(64)、『十三人の
刺客』(63)など。劇場公開時に観た『里見八犬伝』(83)と『伊賀忍法帖』(82)には思い入れあり。
内田吐夢監督の未見作『血槍富士』(55)と『妖刀物語 花の吉原百人斬り』(60)は観たい。
- 103 :
- 前回の続き>>71 《映画は、それぞれの個人的見解で左右する性格を抱いている。それは個々
の持つ感性であり、境遇であり、体験であり、時としては教養であり、体調であったりする
こともある。――そこを踏んまえた上で、映画そのものが放つ「意志」を受けとめるのだ。
〜Aランクと称しておかしくない作品を並べてみた。その訳は、未公開、あるいは小劇場
での短命に終えた公開など、作品に対する不当性、扱いに対するものだ。いってみれば、立派
な作品、魅力ある作品だからこそのB級とするのだ。 低予算で必死に作ったもの、Aを志す
力強さを感じたもの、不幸にして陽の目をみなかった力作、観客を娯しませるのに懸命だった
作品、なんとかしてみて貰いたい作品――。〜本書での紹介作品は、個人的な独断と偏見での
作業であることを断っておきたい。〜不出来な作品もあれば、古臭くなった作品もある。
むしろ欠点の多い作品が大多数を占めているはずだ。〜また、いくつかの作品に対して“B級
じゃない”の声があがりそうだが、これも関係のないこと、自分にとってのB級は一番には
なれなかった二番手の魅力であり、その精神性(スピリット)にA級を感じることのできるもの、
目指しているものでなければ“B級”の冠などつけられるはずがない。伊達や粋狂で「B級」を
弄んでいる訳じゃない――。 B級が持つ素晴らしさは、その元気さにある。工夫にある。
そして熱意にある。そこを汲みとって、B級作品の魅力を探って貰いたい――。》 ※引用終わり。
伊藤勝男氏は当時の「香港映画」に本書の一章を割き、その娯楽志向や「スピリット」を称賛。
- 104 :
- 新語「映画マン・スプレイニング」=「シネマンスプレイニング」?
- 105 :
- わかる。知る(しる)・・・・。
望むこと。所望(しょもう) desire(ディザイア)する上で。
ものの道理。物事の筋道。真理。事理(じり)reason(リーズン)
は・・・・・・・・・・。
又、もともと備わっている力。実力。地力(じりき)realability(リアルアビリティ)
を・・・・・・。どのように。
そこにあるものとは。
少しのもととなる力。資力(しりょく)money(マニ)もさることながら。
約束を守り、義務をはたすこと。信義(しんぎ)faithful(フェイスフル)が。
一つの・・・・・・。
- 106 :
- 事実をありのままに述べ表すこと。叙事(じょじ)
照らし合わせること。照合(しょうごう)reference(レファレンス)
第二審の判決に不服な者が終審の裁判所へ訴える上訴。
上告(じょうこく)appeal(アピール)が最終の非でわない。
捜査する上で時には、辞退する拒絶する。断る(ことわる)refuse(リフューズ)
する事は・・・・。
励まして勢いづけること。ふるいたたせること。鼓舞(こぶ)incite(インサイト)も。
色がこい・情があつい様子。濃やか(こまやか)deep(ディープ)
さらなる・・・・・。今・・・・・・・。
多くの人々に広く知れわたること。周知(しゅうち)well-known(ウェル ノウン)
は。・・・・・・・。
これからだが。・・・・・・・。
- 107 :
- 形式の自由な普通の文章は、一つの・・・・。
物事を正しく判断する能力。学識と意見。
識見(しきけん)discernment(ディサーンメント)
これから、みずから行うこと。躬行(きゅうこう)
Practice(プラクティス)は、必要だということも。
いつまで。・・・・・。
それは・・・・・・。
・・・へ。
これからも正しくて堂々としている様子。正大(せいだい)
squareness(スクウェアネス)をもちつづけることを。
ここまできたのなら。・・・・・・。
ここまで・・・・のなら。・・・・・・。
後は・・・・・・・・・・。
- 108 :
- ひどく残念がること。痛恨(つうこん)
未来(みらい)これからくる時代。今より先の時。将来。future(フューチャ)に託される
entrust(イントラスト)その答は、
「分からない」understand(アンダスタンド)という事。あらゆる事々にも・・・・・。
私が真実、いつわりでない事 truth(トルース)を説明 explanation
(エクスプラネイション)しようも。
私の事を「・・・・・・・」ため・・・・・にいれた方がいいよと。
常套手段(じょうとうしゅだん)trite(トライト)means(ミーンズ)を又も。
敵であるためか。又 隠匿(いんとく)conceal(カンシール)するためか。
あなどって軽んじること。蔑ろ(ないがしろ)ignoring(イグノアリング)又かと、・・・・・・。
組織 construction(カンストラクション)の職務(しょくむ)
duties(デューティズ)の所謂(いわゆる)
怠慢(たいまん)negligence(ネグリジェンス)体質 constitution(コンスティテューション)か。・・・・。
無論 of course(オブコース)私も人間・・・もあるのも当然 natural(ナチュラル)だ。
今の所、尊敬(そんけい)respect(リスペクト)に値する人々は
片手で・・・・ほどもいない。それが現状 Present state(プレズント ステイト)だ。
時間が日々が貴重 precious(プレシャス)に思う。
その先にある答も、「わからない」と言う事。
いつの日か。
一つの仮説 hypothesis(ハイポシシス)だが・・・もあるのだろうか。
一つのキーワードは自分に鋭い精神力。spirit(スピリト)をもつ事も。・・・・・。
全ての人々の未来のために。
- 109 :
- 疑心(ぎしん)疑う心。疑念。―暗鬼。疑う心があるときには、なんでもないことでも
恐ろしくなる。doubt(ダウト)・・・・・・。特に夜は。
植物の葉・茎の表皮にある外部と通ずるあな。水蒸気・酸素・炭酸ガスなどの通路
となる。stoma(ストウマ)。
いつもの事ではあるが。研究。深く調べてきわめること。research(リサーチ)に、
つきものである。・・・・・。と。
その土地の長期にわたる天候の平均の状態。そう、気候climate(クライミト)に
左右される事。野原。郊外。屋外。野外(やがい)。fields(フィールズ)において・・・・。樹木の苗。とり木・つぎ木・さし木などで作る苗木(なえぎ)sapling(サプリング)など。
昆虫の幼虫が、さなぎになること。羽化・蛹化(ようか)pupation(ピューペイション)に暫し(しばし)、しばらく。少しのあいだshort time(ショートタイム)に・・・・・・・。
これもまた時候。「春の―」にぎやかで明るいこと。陽気(ようき)weather(ウェザ)が、深く関係する。関わる(かかわる)。concern(カンサーン)するようだ。
赤く熱した炭火。たきぎのもえさし。燠(おき)embers(エンバス)が、ある意味だが。・・・・・・。病気・苦痛・悩みなどをなおす。「疲れを」癒す(いやす)cure(キュア)
してくれる。
いつも思う事は、先だって行うこと。率先(そっせん)take the lead(テイク ザ リード)
し、みずから行うこと。「実践―」。躬行(きゅうこう)practice(プラクティス)する事だ。
- 110 :
- いつも心にかけている願いごと。念願(ねんがん)いつも買うbuy(バイ)の通るいつもの
通路。passag(パセジ)・・・・・・。
そこは私有地private(プライベイト)・・・・・・。
ものの道理。物事の道筋。真理。事理(じり)reason(リーズン)は、
通用の域をこえている。事など。・・・・・・。
事故につながる。・・・・・・・。
このままでは長く尾をひくこと。揺曳(ようえい)trailing(トレイリング)が・・・・・。
ふんがいする 憤る(いきどおる)resent(リゼント)するのも・・・・・・・。
月日がたったが・・・・・・・。
予想だにしていなかった思惑。思うところ。intention(インテンション)が・・・・・・。
他の方々にとっても大変ありがたい事だと私は思う。
たりないところをみたす。補う(おぎなう)fll up(フィル アップ)こうしてほしいと
たのむ・・・・・・・。
本当に。有りがとう御ざいます。
京急の関係connection(カネクション)各所each place(イーチプレイス)の
みなさまへ。心から。
おおらかな心。広く人を受け入れる度量。tollerance(トレランス)また、手心、便宜を
はかること。discretion(ディスクレション)に、心より感謝gratitude(グラティテュード)
致します。
真に、ありがとうございます。
- 111 :
- 『アフリカの女王』(1951/英+米)。「名作」感のない「B級冒険川下り活劇+ロマンティック・
コメディ」の快作。私の評価は「秀作〜佳作」の中間くらい。第一次世界大戦当初の1914年、
ドイツ領の東アフリカが舞台。ハンフリー・ボガートとキャサリン・ヘプバーンのダブル主演で、
ほぼこの二人の掛け合いで進む。監督はジョン・ヒューストン。撮影監督は、かの『悪魔の植物
人間』(74)という名作?を監督した英国人の名キャメラマン「ジャック・カーディフ(1914−2009)」。
https://www.allcinema.net/cinema/1132
臭(にお)ってきそうな小汚い「飲んだくれオヤジ」と、上品ぶった痩せギスの「行き遅れババァ」の
初めての(あるいは久しぶりの)「恋愛発情」が照れ臭くて身悶えする。が、とっても微笑ましい!
女が好戦的で男が厭戦的、という面白い逆転の対比。ネタバレなので詳しく書けませんが、終盤の
アレやコレやは、もしかして『ジョーズ』(75)に影響??。「ドイツ軍≒巨大な人食いサメ」という
見立ては可能か。キャサリン・ヘプバーンには「美人女優」としての魅力は感じないが、本作や
『赤ちゃん教育』(38)>>32での「ロマンティック・コメディ女優」としては、本当に素晴らしい。
↓予告。「アフリカの女王(African Queen)」は二人が乗る年代物のオンボロ蒸気船の名前(船名)です。
https://www.youtube.com/watch?v=HUKpm2bcIz8
「アフリカ+危険な野生動物+ロマコメ」で『ハタリ!』>>33を連想。「私の好み」は本作に傾く。
- 112 :
- 私の【イギリス映画・BEST10】。評価順。古い名作、新作などで未見作品が大変に多い。>>101
◎『キングスマン』(2014)
◎『裏切りのサーカス』(2011)
◎『SWEET SIXTEEN』(2002)
◎『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)
◎『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998)
◎『三十九夜』(1935)
◎『さらば青春の光』(1979)
◯『ワイルド・ギース』(1978)
◯『ニル・バイ・マウス』(1997)
◯『フレンチ ドレッシング』(1964) [未DVD化]
※『狙撃者』『早春』『トレスポ』未見。『時計じかけのオレンジ』は「私のニン」じゃない。
『第三の男』(49)、『アラビアのロレンス』(62)はピンと来ない。『召使』(63)は入れたかった。
他の候補作は『長く熱い週末』(80)、『電撃脱走 地獄のターゲット』(72)、『クライング・
ゲーム』(92)など。TV映画(ミニ・シリーズ)の大傑作『刑事ロニー・クレイブン』(85)と
傑作TV映画『ブラヴォー・ツー・ゼロ』(99)は泣く泣く除外。『ブラヴォー』は未DVD化。
- 113 :
- Noteに極私的【ハードボイルド映画(洋画)・BEST10】の改訂・増補版を投稿。>>87
名前は【絶版映画本/未DVD化/その他】。日曜に更新予定。
- 114 :
- ハワード・ホークス監督の『赤い河』(1948)をやっと観ました。最高に素晴らしかった。>>33
映画監督・原田眞人(1949−)のフェイバリットらしい。ほんのわずかしか観ていない
西部劇の、私の現時点のNo.1はジョン・フォード監督↓『荒野の決闘』(1946)>>45です。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/205
私にとっては、マイケル・マン(1943−)監督の『コラテラル』(2004)が『荒野の決闘』、
『ヒート』(1995)が『赤い河』のポジション。どちらが「自分にとっての」最高作か
決めかねる感じ。雄大で男らしい(マッチョ)傑作の『ヒート』≒『赤い河』と、ジャンルの
枠(犯罪映画、西部劇)から少しハミ出してる「ポエマー」?な『コラテラル』≒『荒野の
決闘』。個人的に「好き」なのは後者で、圧倒されるのが前者。知ってる人は多いと思い
ますが、マンの「監督作」で脚本を書いていないのはヘンテコだと評判の悪い?『コラ
テラル』だけです。私は『コラテラル』のマイケル・マンらしくないユーモア?が好き
です。私は、トム・クルーズがガラスを割った後にズッコケる有名な珍場面を撮り直さな
かったのも、珍しく脚本を放棄した?ことと関連してるのでは、と根拠なく妄想しています。
「滞留」型西部劇のNo.1が『荒野の決闘』。「詩情(ポエム)」と「感傷(センティメント)」。
「移動」型西部劇のNo.1が『赤い河』。「プロの男の集団」内の「葛藤(コンフリクト)」、
血のつながらない「軍人と戦災孤児」の断裂(仮死)と強い女を介した妥結(新生/リユニオン)。
マイケル・マンが選ぶ「オールタイムフェイバリット10」に『荒野の決闘』があったはず。
- 115 :
- 映画評論家・山田宏一(1938−)氏の『シネ・ブラボー 小さな映画誌』(1984年/勁文社)。
映画通には知られた方だろうと思います。私は昔に合計で4冊ほど古本屋で買いましたが、
ほぼ未読。本書には【サミュエル・フラーの戦争】と題された『最前線物語』論が収録。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/434/0100708434/01007084340.jpg
『最前線物語』(1980)はサミュエル・フラー(1912−1997)監督作品。私は昔に「113分」の
ビデオで観た。大好きな戦争映画の1本です。↓私の過去の関連投稿。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/307
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/428
素晴らしいと感じた【サミュエル・フラーの戦争】を、長いけど引用させていただく。⇒続く
- 116 :
- 『忘れじの面影』(1948/アメリカ)。原作未読。度々『輪舞』(50)が傑作だと目に
するドイツ出身(ユダヤ系)のマックス・オフュルス(1902−1957)監督作を初めて
観ました。20世紀初頭のオーストリアでの十数年間?の物語。だらしのないクズの
「やりチン」ピアニストと、少女時代、この男の演奏に一目惚れして以来、男を
追い続けるイタ過ぎる「ストーカー女」との「自業自得」系メロドラマ。なので、
「感情移入」は出来ないが、見事に「酔う」ことが出来る。秀作。二人とも貴族?
https://www.allcinema.net/cinema/26097
まだ「決闘」の習慣?が残り、「チフス」が流行っている時代。技術的なことは何も
わからない(興味も無い)が、流麗な撮影には、美的センスの無い私も陶酔させられる。
白黒映画なので当然「古い」のだが、全く「古臭くない」映像美。チープさ絶無。
話の内容的には、知ってる人は誰もが『嘆きの天使』(1930/ドイツ)と『アデルの
恋の物語』(1975/フランス)を連想するのではないでしょうか。よくある話なんで
しょうが、前述の2本を軽く凌ぐ名画でした。ラストは『関の弥太ッぺ』(1963)?>>102
- 117 :
- ブルゾンちえみwithB
たまゆら学園
ハニートラップ
ピンタンパン
エレガント人生
あはは
人生は夢
モシモシ
プラン計画
>>365のトリオ
ロモペ、みーとバイバイみたいに解散・脱退した組もいたけど、現行の男女トリオは確かにかなり増えてるな
- 118 :
- 浜口、その前の永源のショルダースルーを受けた時から足元が定まらず、
左足を引きずるみたいにしながらフラフラしてるんだよね
コーナーから出てきた時は足元もしっかりしていたし、ショルダースルーも
綺麗に受け身を取っていて頭とかを打ってる気配もないのだけれど
強いて考えればギロチンドロップを自爆した時に左足首をヤってしまって、
それを気にしてバランスを崩していたと取れないこともないくらいで
で、木村のプランチャを受けた時も足を滑らせた気配なんかまるでなく、
軸足はそのまま真っすぐ後ろに倒れてマットの無い床にマトモに後頭部を
打ち付けてしまっている
- 119 :
- 74年に猪木に2敗した小林は
「猪木を内部から研究する」と言って75年から
新日にフリー参戦。
しかし75年ワールドリーグ決勝進出者決定戦では、
前年よりかなりアッサリした形で猪木に完敗。
その直後に新日所属となり、後はランク下げられまくり。
猪木を内部から研究した意味は全くなかった
- 120 :
- いのちがけでやること。懸命(けんめい)
権力にまかせて頭から押さえつけるようにふるまう様子。
権柄ずく(けんぺいずく) haughty(ホーティ)に初まり。
今年はスタート。なれてはいるが。・・・・。
かしこくて道理に明るいこと。賢明(けんめい) wise(ワイズ)は必要だ。
はっきりと言うこと。明言すること。言明(げんめい) declaration(デクラレイション)は、・・・・・・・。
両方ともかねそなえること。兼備(けんび) combination(コンビネイション)が・・・・・。だ。
- 121 :
- 予期すること。待ち設けること。期待すること。expectation(イクスペクテイション)
所期(しょき)という。
2017年8月11日 ところ。地点。・・・場所 place(プレイス)そして・・・・・・・
8月12日 何かしようと思う心。意欲(いよく) will(ウィル)な place(プレイス)・・・・・・・
8月13日・14日・15日・16日 望むこと。望むもの。望み。所望(しょもう) desire(ディザイア)がない place(プレイス)・・・・・・・
8月17日 見くだす。あなどる。卑しめる(いやしめる) despise(デイスパイズ)な
place(プレイス)・・・・・・・
ある時期から他のある時期までの間 period(ピアリアド)43日間の place(プレイス)
そこから見えてくる事。
世間の評判が高いこと。名声と人望。声望(せいぼう) reputation(レピュテイション)を思い・・・・・・・。
- 122 :
- いっしょうけんめいやること。努力(どりょく)、合理化(ごうりか)むだをはぶいて、能率をあげるようにすること。rationalize(ラショナライズ)と とき。
これは、時間などを逆算reverse operationする事から。・・・・・。
そこにもとめられる器量(きりょう)才能。ability(アビリティ)
技量(ぎりょう)うでまえ。手並み。手腕。talent(タレント)が他方面において賢いこと。才知(さいち)intelligence(インテリジェンス)が、取り成す(なす)。mediate(ミーディエイト)をとりもつ。事もひとつの・・・・だ。
思いつき。着想。考え。理念。観念。idea(アイディア)もつぎの・・・・・だ。
共に事をする人。相手(あいて)partner(パートナ)は、助け合うこと。相身互い(あいみたがい)mutual sympathy(ミュチャル シンパシ)の流れ・・・・・・・・。
手がかりがなく、いろいろやってみること。暗中模索(あんちゅうもさく)groping in darkness(グロピング イン ダークネス)とつぎのためへの・・・・。
何もしないで暮らすこと。徒食。居食い(いぐい)。live idly(リブ アイドリ)だけは、さけること。
・・・・や、・・・は、もっとも大切に。
- 123 :
- 極私的【ロマンティック・コメディ映画(洋画)】の暫定TOP5。観てないので10本選べなかった。>>102 >>112
◎『街角 桃色の店』(1940/米) ※男女間の「戦争状態 ⇒ 一時休戦」がロマコメ??
◎『アフリカの女王』(1951/英+米)>>111 ※映画の評価は「◯」。泥臭いロマコメとして「◎」
◯『赤ちゃん教育』(1938/米)>>32-33 ※ハワード・ホークス監督
△『嵐の中の青春』(1955/英) [未DVD化] ※『キャバレー』(72)と同じ舞台劇が元のロマコメ
△『ラブ IN ニューヨーク』(1982/米) ※ロン・ハワード監督の「feel-good movie」
https://www.rottentomatoes.com/m/shop_around_the_corner
↑『街角 桃色の店』(原題:The Shop Around the Corner)。こんなところにまで「ダサピンク現象」?。
風俗店か「エロDVD店」みたいな史上最悪のクソ邦題やめろ。監督はエルンスト・ルビッチ。
ジェームズ・スチュワートとマーガレット・サラヴァン主演。「恋愛映画」の要素(濃度)が20%
ぐらいなのが(恋愛映画が苦手な身には)「胃もたれ」せずに丁度良かった。「柿ピー」でいう所の
「柿の種」と「ピーナツ」の割合と同じで「恋愛」が多すぎると、しつこい。皮革製品を販売する
ショップ(高級店ではなく中流向け)の店員(クラーク)達が主役の人間ドラマで「コツコツ積み上げ型」
コメディ。近道や裏道、獣道(けものみち)ではなく、王道?、正攻法?を着実に積み重ねて「小さいが
イヤミの無い」気持ちいいユーモアと「大きな感動」を産み出す素晴らしき名作。『素晴らしき哉、
人生!』(46)がイイ映画(私的には秀作)だという前提で、更に良い「クリスマス映画」。ハンガリー・
ブタペストの設定で、元は舞台劇。未見のロマコメ『ユー・ガット・メール』(98)は本作のリメイク。
- 124 :
- 今日は下記の8本をnoteに投稿した。>>113
・【60年代の女の生き様】映画2本(洋画と邦画)
・村上春樹と村上龍の「処女作」の映画化
・「レヴィンソン&リンク」が「共同脚本」を書いたTV映画
・ロバート・バトラー(1927−)「監督」作
・ジョージ・C・スコット(1927−1999)「主演」作
・ジョセフ・ウォンボー(1937−)「原作」映画
・ジョン・カーペンター(1948−)「監督」作
・深作欣二(1930−2003)「監督」作
- 125 :
- 引用。>>115 《ゴダールの『気狂いピエロ』を初めて見たのは、一九六六年のことだったが、そのなかで特別出演していた
サミュエル・フラーというアメリカの映画監督が、「映画とは何か」という問いに、こう答えていたのが強烈に印象に
残った。「映画とは、戦場のようなものだ。愛、憎しみ、アクション、暴力、そして死。ひとくちでいえば、感動だ。」
同じころ、[〜]サミュエル・フラーが「目下執筆中の小説で、できたらそのあと映画化したいと思っている」という戦争を
テーマにした作品について語っているインタビューを読んだ。「五人の男が出て来て、七人の女と七つの戦場と七つの国を
めぐることになる。男たちに名前はない。彼らはシンボルだ――兵卒、中尉、軍曹、大尉……。彼らは一人も死なない。
わたしはこれまでずいぶんたくさんの戦争映画を見てきた。もちろん、すばらしい作品もたくさんあった。ただひとつ、
許せないのは、戦争映画なのにメッセージがあるということだ。“戦争は醜い”とか、“戦争は愚劣だ”とか、そんなたぐいの
メッセージをさもらしくかかげた映画――これほど滑稽でばかげたものはない。歯医者に小さな子供を連れて行く。子供は
歯科医の椅子にすわらされただけで恐怖に駆られて泣きだすだろう。それは自然の反応であって、メッセージでも何でもない。
戦争のメッセージよりも、エモーションを描くほうがずっと強烈だし、興味深い。たとえば、わたしの小説には、第一次
世界大戦の戦場で、戦争が終わっていたことを知らずにドイツ兵を殺し、そのため、人殺しをしたというショックから立ち
直れないまま第二次世界大戦に従軍することになる男が出てくる。〜〜さまざまな戦場が出てくる。それらの異なった国の
戦場の体験をとおして、わたしの作品の人物たちは、戦争と呼ばれる〈殺人の芸術(アート・オヴ・キリング)〉の場において
完全な人生修行を終える……。 戦争映画では、よく敵を撃ってうまく仕止めると“やった、やった”とよろこぶ。ひどい話だ。
戦場では、ただ敵を狙い撃つとき、だれにもそんなところを見られたくないと思うだけだ。〜」》 ※3回目(最後)に続く。
- 126 :
- 元々、全日の第一回チャンピンカーニバルは
後半、怒涛のタイトルマッチの乱発だったがね。
○PWF世界ヘビー、馬場対ザ・シーク
○US,太平洋ダブルタイトル、
デストロイヤー(US王者)対K・イヤウケア(太平洋王者)
○US,南半球ダブルタイトル、
デストロイヤー(US王者)対M・ルーイン(南半球王者)
○南米ヘビー
Cハリケーン対ヒロ・マツダ
- 127 :
- マサ斎藤が「監獄固め血風録」で語っていたけど、渡米してミスター・モトに最初に紹介された
ロス地区はメキシカンが観客の中心で、小柄な有色人種がベビー、カラードをバカにした
態度を取る大柄で傲慢な白人がヒールというのが基本スタイルだったとか
日頃人種差別に苦しめられているブルーカラーの客層の鬱憤を晴らす娯楽だったんだな
(だからロスの日本人レスラーは、悪役として憎まれない代わりにこれといった特徴が
与えられないため、ヒールとして上に行けないとも言っていた)
思えば後のロス王者チャボ・ゲレロもファンクスら大柄な白人を叩きのめすタイプだったし、
白人であってもニューヨークのアントニオ・ロッカはWASPに蔑視されていたイタリア移民が
大柄な白人を技とスピードで翻弄するというタイプの人気者だった
ある意味でアメリカンプロレスも、力道山が戦後のアメリカコンプレックスを商売にしたのと
同じ構造だったんだな(と言うかアメリカのそうしたエクスプロイテーションビジネスの
典型的なスタイルを戦後の日本に応用したのが力道山プロレスだったのだろうけど)
戦後日本が高度成長で自信を持って、力道山スタイルから海外の強豪を迎え討ち撃退する
ジャイアント馬場スタイルに移行したように、ニューヨークのイタリア系ビジネスが
小柄なロッカからパワーハウス・サンマルチノに変わっていったのは、イタリア系移民が
力をつけて自信を持てるようになったことの現れだったんだろうか
- 128 :
- 「ワールドプロレスリング」の格闘技戦を除いた純然たるプロレス試合の中継で、最も
視聴率が高かった(25%超え)のは、82年11月、猪木vs国際軍団1対3マッチ、藤波vs長州、
タイガーvs小林邦昭の純然たる日本人対決の蔵前決戦だった
団体や放送日時の違いはあるものの、豪華外人を謳っていた全日本プロレスは、土曜8時で
馬場がブリスコからNWAを獲った試合の視聴率が15.5%、超豪華メンバーを集めた1975年の
オープン選手権でも最高視聴率は馬場対R木村戦のあった日の15.3%、次が鶴田対R木村戦の13.2%
ちなみに伝説となったオープンタッグ最終戦のファンクスvsブッチャー・シークが13.4%
視聴者が日本人対決を求める傾向は昔から変わらないのかも
- 129 :
- メモ帳です
- 130 :
- 「しつけ」が「しきたり」を育(はぐく)み、同時に「しこり」を大きく強くする。
「しつけ」とは周囲の環境から浸透(感染)するもの、親や師父から強制されて身に付くもの、
自分の選択で自分に課すもの、などがある。大きく分けると短期(自覚的) と長期(無自覚)。
「しきたり」とは「しつけ」が内面化・身体化されたもの。無意識の「基準」「物差し」。
無自覚、条件反射的に善悪や美醜、快/不快を判断する透明な主体。
「しこり」とは、「しきたり」に馴染まない(=排除される)異物、違和感。嫌悪や蔑視の対象。
小説、漫画が原作のものが「映画化」されると、必ず一定の「原作ファン」からの非難・反発が
あるように思いますが、これは原作を愛好(=「しつけ」)するうちに、無自覚の「しきたり」が
その人の中に育っていて、「映画化されたもの」に無意識から来る強烈な違和感 (=「しこり」)を
持つからだと思う。もちろん、それ(映画化作品への嫌悪)を批判しているのではない。当然。
- 131 :
- 今日は下記の16本の極私的評価、ランキングをnoteで公開しました。>>124
・俳優アル・パチーノ(1940−)「主演」作
・フランスの俳優アラン・ドロン(1935−)「主演」作
・フランスの俳優ジャン=ポール・ベルモンド(1933−)「主演」作
・女優シシー・スペイセク(1949−)「主演」作
・俳優ジョー・ドン・ベイカー(1936−)「主演」作
・アーサー・ペン(1922−2010)「監督」作
・ジョセフ・L・マンキウィッツ(1909−1993)「監督」作
・スペインの映画監督ファン・ピケール・シモン(1935−2011)「監督」作
・スペイン製「犯罪ドラマ」映画・4本と石井隆(1946−)監督の作風
・脚本家ラリー・グロス(1953−)「脚本」作
・旧作をワシらの手に/洋画篇 【1930〜60年代の名画感想文】Vol.1
・「ダイヤモンド映像」のレーベルから出た映画(洋画)ビデオ・14本
・【知名度の低い[未DVD化]の陰気な青春映画】4本
・【「バツイチ子連れオバさん」の恋愛映画】3本
・H・P・ラヴクラフト(1890−1937)「原作」映画
・映画監督・森田芳光(1950−2011)「監督」作
- 132 :
- アメリカ出身の犯罪小説作家「ドン・ウィンズロウ(1953−)」が原作の映画を2本観ました。
原作未読。『野蛮なやつら/SAVAGES』(2012)と『ボビーZ(ジー)』(2007)。両作は共通点
が多い。アメリカ西海岸を拠点に高品質な大麻を売買し荒稼ぎする若い男の二人組。学究肌の
頭脳派と軍隊経験で培った武闘派コンビ。裏社会で名が知られると、メキシコの犯罪組織との
間にトラブルを抱える。命懸けの人質交換。映画化しやすい素材が似ていたのでしょうか。
●『ボビーZ』はB級映画だった。主人公が海兵隊出身?か何かで格闘技の覚えがあるという
設定のためか肉弾戦が多い。私的には凡作だった。原作は『ボビーZの気怠く優雅な人生』。
●『野蛮なやつら』はオリヴァー・ストーン監督。本作以外での「監督」作は1994年までの
5本、「脚本のみ」を3本の計8本は観たが、この人には珍しく「アク」や、「エグみ」が薄く
まるで〈賢者タイム〉にでも作ったかのような「脂っこくない」スマートな犯罪映画だった。
残酷だがポップでもある『パルプ・フィクション』(94)、『トゥルー・ロマンス』(93)の系統の
「クサるほど既視感がある」タイプの映画で、「何ひとつ目新しさが無い」「特に優れた点は
無い」という意味では凡作ですが、私は充分に楽しめたので快作。ベニチオ・デル・トロは
本作で、ローレンス・フィッシュバーンが『ボビーZ』で似た役回り(=黒い笑いが伴う残忍
な悪役)。↓予告。「大麻」つながり?で主役二人組を『チーチ&チョン』と呼ぶセリフが出てきた。
https://www.youtube.com/watch?v=jDZSt_MhU4Q
- 133 :
- 続き。>>125 《映画化を想定して書かれていたこの小説の題名は《The Big Red One》――それがやっとそれから
十五年後に映画化されて見られることになった。日本公開題名『最前線物語』である。〜流行のベトナム戦争もの
の暗い後味のわるさとは対照的に、心ときめかせる爽快な、ある種のアナクロニズムと言ってもいいくらいの
オプチミズムに貫かれた映画だ。〜第一次世界大戦で生き残った男(リー・マーヴィン)が第二次世界大戦にも参戦し、
古参の軍曹として彼の息子と言っていいほどの年齢の四人の若い兵士を率いて北アフリカからヨーロッパ各地の
最前線を転戦していくという物語で、すぐれた父親のような指導者を得た四人の若者は彼らの〈戦争〉をとことん
生き抜き、「戦争の栄光は生き残ることだ」と胸をはって言い切れるまでに成長するという、真の〈教育映画〉、異色の
戦争ものである。〜ありとあらゆる戦争映画が、たてまえとして、死者を追悼し、死者の霊に捧げられてきた。
『最前線物語』は、おそらく、生き残った人間たちに捧げられた初めての、唯一の〈戦争映画〉である。安易な
残酷描写もなければセンチメンタルな抒情も一切なく、硬質な画面は明るく、快く、透明なまでの美しさだ。〜〜
〈ベトナム後遺症もの〉などと呼ばれた一連のアメリカ映画の、いわば父なき世代の若者たちが、なにもかもベト
ナム戦争のせいにして、血に飢えた犯罪者になったり、発狂したり、異常性欲に走ったり、性的不能者になったりした
のに対して、『最前線物語』の戦争(つまりは人生)をたたかい抜いた四人の若者はたくましく、はつらつとしていて、
最後には、父親的存在である軍曹を逆にその〈コンプレックス〉から救い出すまでになるというのが印象的だ。
『最前線物語』は、また、戦争という環境の〈暴力〉の脅威にさらされて生きぬく無防備の傷つきやすい子供たちの
物語だ。〜戦争映画というジャンルを超えて、[〜]〈子供の映画〉のエモーションに貫かれた作品でもある。》 ※終わり
- 134 :
- 青森県出身の版画家、世界的巨匠の一人。故人 棟方志功先生の指導を、故人 松森凡平氏と共に、幼少期 手ほどきを受け・・・・・・。
感銘(かんめい)深く感じて忘れないこと。「−を受ける」
impression(インプレッション)・・・・・・。
歓談(かんだん)互いにうちとけて楽しく話すこと。pleasant chat(プレザント チャット)できた機会(きかい)場合。おり。きっかけ。「絶好の−を狙う」
opportunity(オポトュ−ニティ)があった・・・・・・。
今現在も、時間に余裕がないがその理由とは・・・・・。
今現在も、絵を描くと共に、畏敬(いけい)おそれいってうやまうこと。尊敬。
reverence(レバレンス)尊敬の念おもい。信念。注意する。入念。常によく願う。
念願。などを時間と共にしている。故人を思い・・・・・・。
なお、小学校、中学校の美術の先生からは、ワンツーマンで、
指導を受けることとなる。
才能に関しては、指折りに入る存在であったと当時から・・・・・・。
潜む(ひそむ)かくれている。外に現れない。姿を見せない。hide(ハイド)
心境(しんきょう)心の状態。心もち。「−の変化」 mental state(メンタル ステイト)
はいつも心の中で思うだけだ。
描き続けることは、永遠のテーマの一つと心得ている。
- 135 :
- 鬱積(うっせき)とどこおること。内にこもること。congestion(コンジェスチョン)
体調不良がつづいたのでしょうか・・・・・・。
倦む(うむ)いやになる。あきる。たいくつする。つかれる。
be tired of(ビ タイアド オブ)の月や年月。
憾む(うらむ)惜しく思う。残念に思う。ものたりなく思う。
regret(リグレト)の今
大変な事に・・・・
これまでのCHAGE and ASKA様の大役(たいやく)
重い役目。重大な役目。重任。大命。importanttask(インポータントタスク)
これからも今以上に、もっと色々な事や人脈や時間を大切にしていただけたらなと私は、思います。
ASKA様、御家族様も、CHAGE様も、スタッフ様も、ファンも、もちろん私も、大望(たいもう)大きな望み。野望。野心。ambition(アンビション)
をみんなASKA様に思っていると思います。いや、そう思い願いたい・・・・。
今は堪え忍ぶ(たえしのぶ)つらいのをがまんする。
tolerate(トラレイト)が必要だという事も。
又、いつの日か。卓立(たくりつ)ぬきんでひときわ高く立つこと。
towering(タウアリング)出来る事へ。
もう無理をせず少し・・・・。
いつの日か御会いできる事を思い。
対話(たいわ)向かい合って話すこと。またその話conversation(カンバセイション)出来る日を思い。
私に出来る事は二つ・・・・・・。
私から伝えたいことも・・・。
- 136 :
- ひどく残念がること。痛恨(つうこん)
未来(みらい)これからくる時代。今より先の時。将来。future(フューチャ)に託される
entrust(イントラスト)その答は、
「分からない」understand(アンダスタンド)という事。あらゆる事々にも・・・・・。
私が真実、いつわりでない事 truth(トルース)を説明 explanation
(エクスプラネイション)しようも。
私の事を「・・・・・・・」ため・・・・・にいれた方がいいよと。
常套手段(じょうとうしゅだん)trite(トライト)means(ミーンズ)を又も。
敵であるためか。又 隠匿(いんとく)conceal(カンシール)するためか。
あなどって軽んじること。蔑ろ(ないがしろ)ignoring(イグノアリング)又かと、・・・・・・。
組織 construction(カンストラクション)の職務(しょくむ)
duties(デューティズ)の所謂(いわゆる)
怠慢(たいまん)negligence(ネグリジェンス)体質 constitution(コンスティテューション)か。・・・・。
無論 of course(オブコース)私も人間・・・もあるのも当然 natural(ナチュラル)だ。
今の所、尊敬(そんけい)respect(リスペクト)に値する人々は
片手で・・・・ほどもいない。それが現状 Present state(プレズント ステイト)だ。
時間が日々が貴重 precious(プレシャス)に思う。
その先にある答も、「わからない」と言う事。
いつの日か。
一つの仮説 hypothesis(ハイポシシス)だが・・・もあるのだろうか。
一つのキーワードは自分に鋭い精神力。spirit(スピリト)をもつ事も。・・・・・。
全ての人々の未来のために。
- 137 :
- タイガー全盛期の試合も10分以下がザラタイトルマッチも15分を超えることはほとんど無い
これが当時の新日の基本的な試合時間だっはたんだな
1月1日(後楽園ホール)タイガーマスク(8分31秒回転エビ固め)D・キッド =WWFジュニアヘビー級王座決定戦
1月10日(福生市民体育館)タイガーマスク(8分22秒体固め)ハルコン'78
1月15日(姫路市厚生会館)タイガーマスク(10分18秒原爆固め)ハルコン'78
1月20日(熊本市体育館)タイガーマスク(9分35秒体固め)ハルコン'78
1月25日(江南市体育館)タイガーマスク(11分19秒体固め)ハルコン'78
1月28日(東京体育館)タイガーマスク(12分38秒原爆固め)D・キッド =WWFジュニアヘビー級選手権試合
1月30日(境町町民体育館)タイガーマスク(9分1秒体固め)ハルコン'78
2月3日(古川市体育館)タイガーマスク(9分35秒体固め)ハルコン'78
2月5日(札幌中島体育センター)タイガーマスク(17分34秒体固め)ブレット・ハート =WWFジュニアヘビー級選手権試合
2月9日(大阪府立体育会館)タイガーマスク(12分44秒原爆固め)ベビー・フェイス =WWFジュニアヘビー級選手権試合
- 138 :
- 3月4日(後楽園ホール)タイガーマスク(11分48秒リングアウト)スティーブ・ライト =WWFジュニアヘビー級選手権試合
3月11日(磐田市立体育館)タイガーマスク(9分35秒体固め)コロソ・コロセッティ
3月12日(後楽園ホール)タイガーマスク(12分27秒原爆固め)ブラックマン
3月15日(津島市民体育館)タイガーマスク(7分6秒体固め)C・コロセッティ
3月16日(豊橋市体育館)タイガーマスク(9分19秒体固め)ブラックマン
3月21日(柳川市青果市場)タイガーマスク(10分7秒体固め)ブラックマン
3月23日(北九州市若松文化体育館)タイガーマスク(12分1秒体固め)ブラックマン
3月25日(岡山県営体育館)タイガーマスク(11分3秒体固め)ブラックマン
3月26日(広島県立体育館)タイガーマスク(7分16秒体固め)C・コロセッティ
4月1日(蔵前国技館)タイガーマスク(17分50秒体固め)S・ライト =WWFジュニアヘビー級選手権試合
4月21日(蔵前国技館)タイガーマスク(14分17秒両者リングアウト)ブラック・タイガー =WWFジュニアヘビー級選手権試合
4月23日(大宮スケートセンター)タイガーマスク(11分3秒体固め)ホセ・ゴンザレス
5月20日(中村市スポーツセンター)タイガーマスク(6分31秒体固め)J・ゴンザレス
5月25日(静岡産業館)タイガーマスク(13分59秒体固め)レス・ソントン =NWA世界ジュニアヘビー級選手権試合
5月26日(大阪府立体育会館)タイガーマスク(14分15秒体固め)B・タイガー =WWFジュニアヘビー級選手権試合
6月18日(蔵前国技館)タイガーマスク(9分48秒原爆固め)ウルトラマン =WWFジュニアヘビー級選手権試合
6月21日(岩手県営体育館)タイガーマスク(8分33秒体固め)ウルトラマン
6月26日(遠軽町総合体育館)タイガーマスク(11分46秒両者リングアウト)ウルトラマン
- 139 :
- そもそも井上らがすでに記者会見で発表された(9月7日)全面対抗戦を
ボイコットする形で新日を拒絶、全日に転出したのは、5日後の9月12日頃に
「新日が一本釣りに出た」ことが選手間に知れ渡ったから、と言われてる
もともと吉原社長は国際の選手との契約を保持したまま、全選手一括で
新日とプロモート契約をし、自分が契約した選手を新日に「貸し出す」形で、
新日から月決め報酬を受け取るやり方を考え、新日と交渉していたという
(日プロ崩壊後、芳の里が全日本に選手を貸し出していたやり方がこれ、
芳の里はその後選手との契約が切れて報酬を絶たれる形になった)
ところが鶴見五郎のいわく
「新間さんは策士だから、『国際(=吉原社長のマネジメント)を通さずに来い。
その代わり新日でずっと使うから』って。それで木村さんや浜口さんは
(吉原を通さず、個別に直接契約する形で新日に)行っちゃった」
ということが発覚し、当時鶴見が「裏切者がいるみたいだぞ」と聞かされる
ことになり、「対抗戦に出たとしても、(それが終ったら)一本釣りの人以外は
何の保証もないわけですよ」と先行きに不安を感じて、9月16日に冬木、米村、
菅原らも全日に鞍替えすることを発表することになったと言われてた
(もっとも真っ先に新日行きを拒絶した井上は、「その話は全然知らなかった」と
例によって状況の読めない我が道を行くスタイルだったらしいけれど・笑)
- 140 :
- 今日は下記の10本の極私的評価、ランキングをnoteで公開しました。>>131
・俳優デニス・ホッパー(1936−2010)「主演」作
・俳優ジェームズ・ガーナー(1928−2014)「主演」作
・英国女流推理作家ルース・レンデル(1930–2015)「原作」映画
・若きゲイリー・オールドマン(1958−)「主演」の[未DVD化]映画2本+1
・【ハードモードな女の生き様】映画・4本(70〜80年代)
・【[男2⇔女1]の「冒険者たち(67)」編成】の映画・11本
・旧作をワシらの手に/「ロマコメ」洋画篇 【1930〜60年代の名画感想文】Vol.2
・アメリカの作家ピート・ハミル(1935−)「脚本」作
・映画監督ジェリー・シャッツバーグ(1927−)「監督」作
・映画監督ロバート・アルドリッチ(1918−1983)「監督」作
- 141 :
- ヒッチコック英国時代の、「馬鹿げた」ユーモアあり、ロマコメあり、アクションは少々
のスパイ映画『間諜(かんちょう)最後の日』(1936/Secret Agent)を観ました。おもしれー。>>101 >>112
https://www.allcinema.net/cinema/5024
私はこういう軽く頭が痺れる感じの「ゴチャ混ぜ」映画が好みのタイプ(の一つ)と再認識。
話は別に複雑じゃありません。準主役ピーター・ローレのやり過ぎた「怪演/快演」の
独壇場。おもしれー。イギリスらしい?「スパイなんて所詮は使い捨て(=消耗品)」という
ドライで冷酷な組織上層部の鬼畜判断。やたらと女にモテる軟派なスパイとか、「殺しの
ライセンス」を(明言されないが)持ってる感じとか、「スパイ活劇映画」の遠い祖先か???
ピーター・ローレには「将軍」というコードネームの他に〈禿(はげ)のメキシコ人〉という
渾名(あだな)まであり、何故そんな名前かというと「ハゲでもメキシコ人でもないから」
だって。たまらんなー、このセンス。終盤の列車内からやっとスパイ・サスペンスぽく
なる。それまではコメディ色が強い。CG、VFXの無い時代の「特撮」は大変にチープで
ありますが迫力は見事。たいへん面白かった。原作はサマセット・モーム(1874−1965)。
https://www.rottentomatoes.com/m/1018483_secret_agent
主人公(元・小説家のスパイ)がダニエル・クレイグ(現:ジェームズ・ボンド)に「やや似」。
最近になって気付いたのが、私は育ちが悪い?ので「洗練」「完成度」「整合性(現実味)」には
一切興味が無いという事。そういう方面の知性・感受性が根本的に欠如している(無問題)。
- 142 :
- 私は3年前に、特にキッカケもなく何となくでヒッチコックの『三十九夜』(35)を観た時、
「大昔の映画なのに面白い!」と感動してから、少しずつ「白黒」時代のヒッチコック
作品を観ています。昔にビデオで「カラー時代」数本を観てますが、ほぼ記憶には無い。
いつか再見したいと思っていますが、現時点では「英国時代の白黒映画」に関心がある。
↓『三十九夜』を観てからの、現時点で鑑賞済みの白黒映画8本の極私的ランキング。>>141
◎↓『三十九夜』(1935/英/86分/The 39 Steps)
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/232
◯『間諜最後の日』(1936/英/86分/Secret Agent) ※偏愛作
◯『疑惑の影』(1943/米/108分/Shadow of a Doubt) ※渡米後の作品
△『バルカン超特急』(1938/英/96分/The Lady Vanishes) ※「幕の内弁当」映画
△『サボタージュ』(1936/英/76分/Sabotage)
▼『殺人!』(1930/英/104分/Murder!) ※テンポが悪く眠くなるが「面白さ」もある
▼『暗殺者の家』(1934/英/75分/The Man Who Knew Too Much) ※ピーター・ローレ好演
▼『第3逃亡者』(1937/英/80分/Young and Innocent) ※落盤シーンの迫力は凄い
- 143 :
- 『ぼくが選んだ洋画・邦画ベスト200』(2003年/文庫版)。映画通としても知られる
著名な作家・小林信彦(1932−)氏の中古本をネットで買い、「洋画ベスト200」を主に
読んでいます。凄く楽しめた『街角 桃色の店』(1940/米)>>123が入っていて嬉しい
のですが、「ももいろ」ではなく「ピンク」が正解らしい。最悪だ。この文庫の解説は
映画評論家の芝山幹郎(1948−)氏で、この文章も必読の素晴らしい映画論?になってます。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/21-22
芝山氏は私の偏愛作の一つ↑『エグゼクティブ デシジョン』を評価?していて信頼できる。
『新編 われわれはなぜ映画館にいるのか』(2013年)に二人の対談が収録されてるらしい。
- 144 :
- アルベール・カミュ(1913−1960)原作の未読小説『ペスト』が現在爆売れ状態
らしいですが、映画化された『プレイグ』(1992/仏+英+亜)は一応ビデオ化
されています。未DVD化。私は所有しているが未見のまま。↓解説とビデオ。
https://www.allcinema.net/cinema/20635
https://www.buyuru.com/item_767468_1.html
コリン・ウィルソンの評論『アウトサイダー』でも実存主義の文脈で触れられて
いた未読の『異邦人』はルキノ・ヴィスコンティが映画化(未見)。未ソフト化です。
https://www.allcinema.net/cinema/2033
- 145 :
- >>856
ところが最初の頃はスマートでハンサムなベビーの日系でカンフー殺法使いだからこそウケてたんだよ<日本では
まああの時代は米だけでなく日本でもまだブルース・リー人気凄かったから
そこにイメージ重ねてって部分が正直大きかったんだけどね
ただ>>838の人が言ってるようにとにかく典型的なベビーフェイスで引き出しがそれ一つしかない
ダラスでしか使えないエリック兄弟と同じ
で、同じタイプなんだけどさすがに役者が違うマスカラスとの
例のシングル対決でそのへん完全に馬脚を露した
あの試合マスカラスは「つまんなかったな」ってかんじだけど
リッキーは「そもそもなにやってたっけ?」みたいな試合だった
最強タッグのハンセン・ブロディ組戦は
格付けも体格も(日本では)明らかに下、劣勢なのは明白だったからこそ
久しく飽きられていた典型的ベビーフェイスマッチでもハマっただけ
- 146 :
- リッキー&スレーター組の出た最強タッグの17時30分の放送が20%を超えたとGスピリッツかなんかで見た。
リッキー対スヌーカの当時のミッドアトランティク地区の黄金カードが見れたのは嬉しかった。
リッキー対マスカラス、リッキーチャボ対マスカラス兄弟、リッキー大仁田対ハイフライヤーズ、リッキージェイ対ハンセンブロディ・・・
土曜日夕方時代のリッキー人気は凄かった。
ハンセンや長州やキッドみたいなスタイルが全盛期になると時代遅れみたいな扱いになっちゃったよね。
- 147 :
- 過去スレ
【馬場】昭和の全日本プロレス【鶴田】
【ブッチャー】昭和の全日本プロレスPart2【ファンクス】
【カマタ】昭和の全日本プロレスPart3【ロビンソン】
【外人天国】昭和の全日本プロレス4 【土曜夕方】
【コックス】昭和の全日本プロレス5【Jオーツ】
【蔵前国技館】昭和の全日本プロレス6【日大講堂】
【黄桜酒造】昭和の全日本プロレス7【井関農機】
【山田竹内】昭和の全日本プロレス8【田鶴浜】
【史上最強】昭和の全日本プロレス9【超獣コンビ】
【ボルコフ】昭和の全日本プロレス 10【ロン・バス】
【横浜ゴム】昭和の全日本プロレス【大塚製薬】(実質11)
【アベンジャー】昭和の全日本プロレス11【バラクーダ】
【ジョーの】昭和の全日本プロレス13【失神芸】
【NWA認可】昭和の全日本プロレス14【PWF認定】
【AWA】昭和の全日本プロレス15【鶴田戴冠】
【ミラノ】昭和の全日本プロレス16【死んじゃった】
【パンクロチオン】昭和の全日本プロレス17【スターウォーズ】
【アゴの先端に】昭和の全日本プロレス18【ヒィッツ!】
【両者反則】昭和の全日本プロレス19【無効試合】
【倉持流血】昭和の全日本プロレス20【ディンク吐血】
【阿修羅原】昭和の全日本プロレス21【永遠なれ】
【ボクにも】昭和の全日本プロレス22【弾けた】
- 148 :
- 今日は下記5本の極私的評価、ランキングをnoteで公開しました。>>140
・アメリカの俳優ミッキー・ローク(1952−)「主演」作
・L・フィッシュバーン(1961−)とJ・スミッツ(1955−)が主演の[未DVD化]映画・各2本
・偏愛するイタリア産「娯楽映画」4本(60〜70年代)
・イギリスの冒険小説作家アリステア・マクリーン(1922−1987)「原作」映画
・フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル(1917−1973)「監督」作
- 149 :
- 『心の旅路』(1942/米国)。メロドラマ(=「すれ違い」の恋愛もの!?)の名作とされる
本作を初鑑賞。舞台も人物もイギリスの設定。第一次世界大戦の戦場(フランス)で受けた
爆撃のショックで記憶を失い英国中部の精神病院に収容されている男と、全国を巡業する
レヴューの花形踊り子(メインダンサー)の女、二人が主人公。白黒映画で126分。いい
映画ですが長くて疲れた(中盤以降)。私の評価は佳作。せめて100分ぐらいか、長くても
110分で終わらせてくれれば、即「秀作」に格上げ。「金箔を作る」みたいに薄く薄く
伸ばし過ぎ。この「味付けの薄さ」?を「上品」ととるか、「無駄な水増し」ととるか。
「田舎者のバカ舌」である私は後者。「一人の男の人格の中に棲む二つの人生」の行方は?
https://www.rottentomatoes.com/m/random_harvest
男が女を見つめる場面で計3回?、女性の顔にソフトフォーカスがかかっていた気がする。
1回目はタバコ屋の店内での初対面の時、2回目は教会での結婚式の場面、最後はオープン
カフェで向かい合って選挙に出馬する予定を話す場面。観終えた満足度は高い(長いけど)。
https://www.allcinema.net/cinema/7838
- 150 :
- 185ページに掲載の『生き残るヤツ』(1971)評。アイヴァン・パッサー(1933−2020)監督。>>22
《大都会には必ずはきだめがあり、そこでもがく連中がいる。ニューヨークの片隅で
生きるチンピラの麻薬患者のおかしくも笑えない辛い姿を描く。陽気で話はでかいが、
何をやっても裏目つづきの中毒患者にジョージ・シーガル、ちょっと抜けているが気の
いい憶病な女にカレン・ブラック、共にいい持ち味を出している。》 ↓私の独断評価。
◯『生き残るヤツ』(1971/米) ※「負け続け」でも奇妙に陽気な「泣き笑い」負け犬賛歌
△『クリエイター』(1985/米) ※ピーター・オトゥール主演
▼『シルバー・ベアーズ』(1977/英) ※軽い犯罪映画として始まり「ロマコメ」で終わる
▼『結婚詐欺師は殺さない』(1976/英+西独) ※ヘンテコな犯罪(未遂?)ミステリー映画
アイヴァン・パッサー監督は上記4本鑑賞。『シルバー・ベアーズ』『結婚詐欺師は殺さない』
が未DVD化。日本では未ソフト化の↓『男の傷』(1981/米/Cutter's Way)の評価が高い。
https://www.rottentomatoes.com/m/cutters_way
『インヒアレント・ヴァイス』のホアキン・フェニックスは、『生き残るヤツ』の主人公の
ジョージ・シーガルと髪型や極太モミアゲがそっくり。70年代ファッションなんだろう。
- 151 :
- 『コラテラル』(2004)=「スクリューボール」ノワール。又は「吉本新喜劇」ノワール。>>114
https://www.rottentomatoes.com/m/collateral
「説教強盗」ならぬ「説教殺し屋」のトム・クルーズは、口を開けば主語のデカい血迷った
「痛いポエム」を吐き散らすし、トムを乗せたタクドラの運ちゃん(ジェイミー・フォックス)は
「明日から本気出す」系の怠惰な中年ドリーマーで、語る夢だけはデカいくせに「乳離れ」すら
ロクにできていない(←入院してるオカンを見舞う場面)。私は序盤の『お前が殺したのかっ?!』
『(平然と)俺は殺していない。銃の引き金を引いただけ。弾丸が殺したんだ』みたいなトムの
アホみたいな「屁理屈(減らず口)」の場面で、この映画に惚れてしまった。本作のトム・クルーズの
白髪交じりの「ふんわり仕上げ」リーゼントは『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(1985)の主役の
ミッキー・ロークの髪型を意識してるのかな、と妄想がふくらむ。もちろん無関係でしょうが。
- 152 :
- >坂口を血の海に沈めUNを奪取。
まぁ、どうでも良い事なんだが
シークが坂口を破ってUNを強奪した試合(‘72年9月6日、田コロ)
は、坂口は血の海どころか、流血もしていなかったと思うよ。
シークの方が若干、流血している。
1本目、シーク(3分16秒、ラクダ固め)
2本目、坂口(1分21秒、アトミックドロップから体固め)
3本目、シーク(0分56秒、再びアトミックドロップで担ぎ上げたら、
目をボールペンで刺され、そのままフォールされた)
2本目、終了時で、坂口の額は全く切れていない。
↓のサイトの雑誌のグラビア参照。
その後、3本目、50秒で大流血になったとも思えない。
フィニッシュはあくまでも目を攻撃されたこと。
https://white.ap.teacup.com/corona/1166.html
その翌日、大阪のリターンマッチは坂口の大流血だけれど。
- 153 :
- >>270
永源は新日時代からかなりの興業を買っている有力プロモーターで全日に移った理由は
全日の方が売り興業の金額が安かったからだった。永源も馬場に信任も得て「全日番頭」
の地位を手に入れたし馬場も引き留めと工作で売り興業の価格で便宜を諮ったんだろうね。
>>274
鶴田が一番、ブロディを追い込んだ天竜市で行われたインター戦。大流血とバックドロップ
炸裂でブロディ大ピンチ。アーウィンがチェーンをブロディに渡たそうとすると解説の
馬場が「ちょっとスイマセン!」wと席を立ちアーウインに脳天チョップで鶴田をアシスト
するもそのチェーンが鶴田に渡り鶴田の反則暴走負けで試合後の「俺が勝ってるじゃねかー」と
叫んでいた。
>>315
インターを全日の金看板として「コミッショナーの許可があれば・・・」と持って日プロ離脱
を諮るも「田コロで大木の挑戦を受けろ!」とコミッショナーから逆に命令が下ると全日旗揚げ
で奔走していてそんな暇は無いし大事な旗揚げ戦を前に大木に仕掛けられてダメージを負う
リスクを考えてインターを返上。猪木のワールドリーグ優勝時を「俺の時代が終わるのは
インターを完全に失った時だよ!」と答えているから無念だったろうね。
- 154 :
- >>327
あの時、猪木が要求してた内容は
今ではどの団体でもやってる日本人同士の対戦を解禁すること
「負けたらまた練習すればいいじゃないですか」と
暗に最初は馬場に負けても仕方がないみたいな発言までしてる
それだけ昭和46年の時点で日本人対外人だけでは先が見え始めていた
逆に日本人は坂口、大木も生かさなければいけないし
選手会からも中堅にも光を当ててくれという突き上げもあった
という背景もある
- 155 :
- 今日は下記5本の極私的評価、ランキングをnoteで公開しました。>>148
・アメリカの俳優ジェームズ・ウッズ(1947−)「主演」作
・俳優ビリー・ボブ・ソーントン(1955−)「脚本/出演」の犯罪映画3本
・「あぁ、フランス映画だ」と唸る古い〈フランス式〉恋愛映画・3本
・映画監督・大島渚(1932−2013)「監督」作
・映画監督シドニー・ルメット(1924−2011)「監督」作
- 156 :
- フランス映画『ゲームの規則』(1939)を観ました。監督はジャン・ルノワール(1894−1979)で、
観終わってから知りましたが、映画の中の「朗(ほが)らかなユーモア(※若干のセクハラ付き)」
で周囲を和ませる「オクターブ」という役名の「気のいい太っちょオヤジ」を好演していた。
https://www.allcinema.net/cinema/6969
本作はジャンルでいうと「恋愛群像喜劇」とでもいうんでしょうか。私は過去に「フランスの
コメディ映画は漫才でいうと〈どつき漫才〉みたい」だと書き、『ヴィバラビィ』(84/仏)に
ついて「〈いかにもフランス〉な恋愛至上主義のバカバカしいオチが楽しい」と書きましたが、
本作は正にコレでした。第二次世界大戦前のフランス社交界に集(つど)いし「恋愛強者」「恋愛
アスリート」な男女が主役のスラップスティックな「恋の鞘(さや)当て」ゲーム。既婚者の
「二股」はデフォで、誰も問題視したり道徳的非難をしたりしない。「滅びゆく階級(=貴族)」の
田舎の別荘で定期的に行われる狩猟パーティに招待された上流階級の面々。その「猟場」を
管理するために雇われている、女房の不貞に人一倍神経を尖らせた「四角四面(しかくしめん)」な
性格の「森番(※英語ではgamekeeper)」や、普段は「椅子の皮貼り職人」をしているが、不況で
現在は猟場での密猟(≒寝取り)常習犯のマルソーなどが闖入して誰も予想できない意外な終末へ。
序盤〜中盤あたりまでは、なぜ本作が高評価なのか疑問でしたが、終盤の急激な上昇曲線から
「初見だからこそ驚ける」アレまで目が離せない。凄く満足。私の評価は[◯]。[◎]はヤラしい。
https://www.rottentomatoes.com/m/the_rules_of_the_game
- 157 :
- 米国人映画監督ゲイリー・シャーマン(1945−)のフィルモグラフィ。5本だけ観ました。
https://www.allcinema.net/person/3209
独断的な5段階評価。[◎]>[◯]>[△]>[▼]>[×]。「1」「3」「5」の3本は未DVD化。
1.△『ザ・モンスター』(1982/英+米) ※狂った「地獄のポン引き」が大暴れ
2.△『ゾンゲリア』(1981/米) ※原題は「Dead & Buried(=死んで埋葬された?)」
3.△『地獄のサブウェイ』(1972/英) ※『アメリカン ゴシック』(87)に通じる何か
4.▼『ウォンテッド(WANTED)』(1986/米) ※ルトガー・ハウアー(1944−2019)主演
5.▼『超時空 メシア襲来』(1982/米/TV映画) ※不条理で、よくわからない
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2020/01/img903.jpg
↑『超時空 メシア襲来』のジャケ写画像。詳細は記憶にありませんが、大体の話は
「ニセの救世主(メシア)」もの、「カルト教団の末路」ものといった内容だったはず。
1978年に南米ガイアナで↓アメリカのカルト教団が起こした惨劇の影響があるのかも??
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%AF%BA%E9%99%A2
映画『ガイアナ人民寺院の悲劇』(1979)は昔ビデオで観たが、最後まで興味を持てた。
実際の事件に、かなり適当な脚色がなされてるようですが、私の中の「覗き見」嗜好、
「野次馬根性」は、少なくともある程度は満たされた。他の人がどうかは知らない。
- 158 :
- ★『カンバセーション…盗聴…』(1974/米/113分) ※F・F・コッポラ監督作3本。>>22
https://www.rottentomatoes.com/m/the_conversation
《買い物に、仕事に、デートに、街路には様々な人生が行きかう。そして、その
中には殺人の匂いもたちこめている…。男の趣味はサックス、仕事は盗聴屋、
小心だがプロ。集音マイクがとらえた雑踏の中の男と女の会話。ドルビーを
かけたテープに耳をすます男の背を、恐怖が走り抜けた。秀逸なスリラー。》
★『雨のなかの女』(1969/米/The Rain People/101分) ※182Pに掲載。↑は68P
https://www.rottentomatoes.com/m/rain_people
《新婚生活に疲れた女が、夫をベッドに残し雨の中をあてのない旅にでた。女は
旅の途中でヒッチハイクの若者を拾うが、今の彼女にとってこの若者をモーテルの
夜のベッドに誘うことは自然の成りゆきではあった。しかし若者は不能であった……。
愛の不在と孤独を描くコッポラ若き日の秀作。》
★『大人になれば…』(1966/米/You're a Big Boy Now/96分) ※406−407Pの欄外下段
https://www.rottentomatoes.com/m/youre_a_big_boy_now
《過保護な両親のもとに育った青年と冷淡な若い女優とのあれこれを、斬新な
手法でおもしろく描いている。その斬新さゆえに一般受けには程遠い作品だが、
演技陣が素晴らしく、特にニューヨーク・ロケの部分が光っている。》
- 159 :
- 今日は下記5本の極私的評価、ランキングをnoteで公開しました。>>155
・アメリカの俳優ピーター・ストラウス(1947−)「主演」作
・【軍隊を風刺?するブラックコメディ要素を持つ映画】・5本
・イギリスの冒険小説作家ジャック・ヒギンズ(1929−)「原作」映画
・オーストラリアの映画監督ブルース・ベレスフォード(1940−)「監督」作
・アメリカの「B級映画」監督サミュエル・フラー(1912−1997)「監督」作
- 160 :
- アルフレッド・ヒッチコック(1899−1980)監督の経歴では初の「カラー作品」であり、一種の
「ソシオパス」ものの『ロープ』(1948/米)を観ました。私の評価は◯に近い[△]=佳作。>>142
1924年の実在の殺人事件がモデルで、詳細はWikipediaの【レオポルドとローブ】に詳しい。
日本では「失敗作」と認識されてる?らしいが、海外では高い評価。私は惹きつけられました。
https://www.rottentomatoes.com/m/rope
↓以下は「ネタバレ」感想。実際の事件は「かなりの胸糞」案件ですが、本作も結構胸糞です。
・舞台劇が元の密室劇。ドンデン返しはないが『探偵スルース』『デストラップ 死の罠』の系統。
・高知能で「豚はR、狼は生きろ」の全能感に溺れるネオリベ大学生(役名:ブランドン)は、
ニーチェの超人思想にかぶれているというより、寄宿生時代に心酔していた大学教授(役名:
ルパート)への疑似エディプス・コンプレックス(←正確な知識は持っていません)ではないか?
・つまり「人間の本性は悪だ」とばかりに露悪的な鬼畜思想を得意気に披露する「口先だけ」の
教授よりも、「実行した」自分の方が凄い、つまり憧れの対象である教授を乗り越えた、という
優越感、自己陶酔。「完全犯罪」を成し遂げて田舎に引きこもる前の送別会に、会うと緊張で
ドモるくらい憧れる教授(演:ジェームズ・スチュワート)を招待してるのは、そのためでは?
・ルパート教授は自分の「潔白さ」を自身に証明するかのように言う。『全く同じことを考え
ても、私の中にはそれを実行させないものがある。しかし、君の中にはそれがなかった』。
・イキり倒した全力ネオリベ小僧を演じる役者(ジョン・ドール)の「面構え」と演技が素晴らしい。
- 161 :
- 自己レス>>160
私は本作をビデオで観ましたが、ヒッチコック監督作を1作ずつを詳細に解説している
『ヒッチコックを読む』(1980年/フィルムアート社)の『ロープ』の項目(P.136—139)を
読むと、私が観たビデオの字幕では「舎監」だったジェームズ・スチュワートの役柄が
「心理学の教授」となっています。「心理学」も「教授」も私が観たビデオの字幕には
出なかったと思いますが、見逃したかもしれません。↓『ヒッチコックを読む』の書影。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/452/0100298452/01002984520.jpg
↓プロローグの役割を果たす予告篇。前半は本篇には無い予告篇のみのオリジナル映像。
https://www.youtube.com/watch?v=lM4uXAfWSbQ
観終えてから、どこかのサイトで他の人のレビューを読んでいたら、ロシアの文豪である
ドストエフスキー(1821−1881)の『罪と罰』の「質屋の老婆」殺しのラスコーリニコフ
の名を挙げる人がいた。私は未読ですが、手塚治虫が描いた漫画版『罪と罰』は読んだ。
これも誰かのレビューで読みましたが、元の舞台劇では犯人二人と教授の間に同性愛の
関係が有るとか無いとか。犯人二人の間の関係は、映画しか観てない私でも感じ取れました。
ドストエフスキーはルサンチマンの塊の若い下級官吏の独白『地下生活者の手記』だけ既読。
- 162 :
- ジョゼ・ジョヴァンニ(1923−2004)監督。フランス・コルシカ島出身の元・死刑囚。
https://www.allcinema.net/person/2897
※ジョゼ・ジョヴァンニ【監督(脚本も兼任)】作で観ている4本の極私的評価。
◯『生き残った者の掟』(1967/仏) [未DVD化] ※「初」監督作で「原作」も。
△『ベラクルスの男』(1968/仏+伊+墨) [未DVD化]
△『掘った奪った逃げた』(1979/仏) [未DVD化]
▼『最後のアドレス』(1970/仏+伊) [未DVD化]
※ジョゼ・ジョヴァンニ【原作(脚本も兼任)】映画で観ている4本の極私的評価。
◎『穴』(1960/仏+伊) ※ジャック・ベッケル(1906−1960)監督の遺作
△『冒険者たち』(1967/仏+伊)
△『勝負(カタ)をつけろ』(1961/仏+伊) [未DVD化]
▼『ギャング』(1966/仏) [未DVD化]
※『生き残った者の掟』は、マイナーだし評価も高くないですが、何度も読み返す
『このビデオを見ろ!』『B級ビデオ発掘カタログ』の両紙に掲載されていて知った。
- 163 :
- 新日と国際の対抗(提携)時代、ヤマハや永源、キム健、S小林と中堅以上の主力勢と
手を合わす機会があったが、藤波と長州はこういった機会に巡ることは無かったな。
鶴田でさえ日本リーグで12チャンの画面に乗ったが、局や団体で何かしらの協定でもあったのだろうか。
その中で藤波と阿修羅は一度だけ新日マットで顔を合わせたが、キャリアの違いを露呈され、原の黒歴史的な扱いに
なる流れもあったが、そういった実情も一因だったのか。果たして猪木や藤波、長州らは国際崩壊後の
国際軍団として対峙するまで待つことになる。
- 164 :
- 3月16日(豊橋市体育館)タイガーマスク(9分19秒体固め)ブラックマン
3月21日(柳川市青果市場)タイガーマスク(10分7秒体固め)ブラックマン
3月23日(北九州市若松文化体育館)タイガーマスク(12分1秒体固め)ブラックマン
3月25日(岡山県営体育館)タイガーマスク(11分3秒体固め)ブラックマン
3月26日(広島県立体育館)タイガーマスク(7分16秒体固め)C・コロセッティ
4月1日(蔵前国技館)タイガーマスク(17分50秒体固め)S・ライト =WWFジュニアヘビー級選手権試合
4月21日(蔵前国技館)タイガーマスク(14分17秒両者リングアウト)ブラック・タイガー =WWFジュニアヘビー級選手権試合
4月23日(大宮スケートセンター)タイガーマスク(11分3秒体固め)ホセ・ゴンザレス
5月20日(中村市スポーツセンター)タイガーマスク(6分31秒体固め)J・ゴンザレス
5月25日(静岡産業館)タイガーマスク(13分59秒体固め)レス・ソントン =NWA世界ジュニアヘビー級選手権試合
5月26日(大阪府立体育会館)タイガーマスク(14分15秒体固め)B・タイガー =WWFジュニアヘビー級選手権試合
6月18日(蔵前国技館)タイガーマスク(9分48秒原爆固め)ウルトラマン =WWFジュニアヘビー級選手権試合
6月21日(岩手県営体育館)タイガーマスク(8分33秒体固め)ウルトラマン
6月26日(遠軽町総合体育館)タイガーマスク(11分46秒両者リングアウト)ウルトラマン
- 165 :
- タイガーマスク全盛期の試合も10分以下がザラ
タイトルマッチも15分を超えることはほとんど無い
これが当時の新日の基本的な試合時間だったんだな
1月1日(後楽園ホール)タイガーマスク(8分31秒回転エビ固め)D・キッド =WWFジュニアヘビー級王座決定戦
1月10日(福生市民体育館)タイガーマスク(8分22秒体固め)ハルコン'78
1月15日(姫路市厚生会館)タイガーマスク(10分18秒原爆固め)ハルコン'78
1月20日(熊本市体育館)タイガーマスク(9分35秒体固め)ハルコン'78
1月25日(江南市体育館)タイガーマスク(11分19秒体固め)ハルコン'78
1月28日(東京体育館)タイガーマスク(12分38秒原爆固め)D・キッド =WWFジュニアヘビー級選手権試合
1月30日(境町町民体育館)タイガーマスク(9分1秒体固め)ハルコン'78
2月3日(古川市体育館)タイガーマスク(9分35秒体固め)ハルコン'78
2月5日(札幌中島体育センター)タイガーマスク(17分34秒体固め)ブレット・ハート =WWFジュニアヘビー級選手権試合
2月9日(大阪府立体育会館)タイガーマスク(12分44秒原爆固め)ベビー・フェイス =WWFジュニアヘビー級選手権試合
3月4日(後楽園ホール)タイガーマスク(11分48秒リングアウト)スティーブ・ライト =WWFジュニアヘビー級選手権試合
3月11日(磐田市立体育館)タイガーマスク(9分35秒体固め)コロソ・コロセッティ
3月12日(後楽園ホール)タイガーマスク(12分27秒原爆固め)ブラックマン
3月15日(津島市民体育館)タイガーマスク(7分6秒体固め)C・コロセッティ
- 166 :
- 昔、ビートたけしが、確かこんなことを言っていた。間違っていたらすいません。
『芸人はライオン(肉食)。大衆は草食動物。俺たち芸人は、その「群れ」につかず
離れずの距離を保ちながら付いていくだけ。行き先(進行方向)を決めるのは大衆』。
これはもちろん芸人がファンに手を出すとかの話ではなく、「笑い」についてだろう。
- 167 :
- 『ワイルド・ブラック 少年の黒い馬』(1979)鑑賞。監督はキャロル・バラード(1937−)。
https://www.rottentomatoes.com/m/black_stallion
「孤立した少年と馬が交流するアメリカ映画」が本作、「孤立した少年とハヤブサ
が交流するイギリス映画」がケン・ローチ監督の『ケス』(69)で、この両作の作風は、
大げさですが、「米」「英」の映画の違いに思える。↓村上春樹(1949−)による映画評。
《フランシス・フォード・コッポラがUCLA時代の仲間を監督と脚本家に迎えて作り
あげた上質な大人のための童話。単純な筋立てだが、映像美は見事である。とくに
冒頭の船内のシーンは、トーンをおさえにおさえて一種奇妙な緊迫感をかもしだして
いる。往時のディズニー映画を現代の感覚にアダプト(※接続?)させたような独特の
魅力がある。》←川本三郎との共著『映画をめぐる冒険』(1985年/講談社)185ページ。
キャロル・バラード監督(♂)は、未DVD化の↓『ネバー・クライ・ウルフ』(83)の監督。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/389
私の評価は快作『ワイルド・ブラック〜』が佳作、良質な『ネバー・クライ〜』も佳作。
真夜中の競馬場での非公認レースはマイケル・マン監督の『ジェリコ・マイル 獄中の
ランナー』(79)を思い出した。エンドロールのオマケ映像?が、短いながらも本編中で
最も美しい。「葛藤の無い」一直線で右肩上がりの「浅い」映画。それが美点?でもある。
- 168 :
- 自己レス>>167
『ワイルド・ブラック 少年の黒い馬』の原題は「The Black Stallion」。大昔に観たきりで
記憶は曖昧ですが、『ロッキー』(76)は主人公がイタリア系で、試合のアナウンスで司会者が
『イタリアの種馬(イタリアン・スタリオン)の登場です!』って煽っていたなーと思い出す。
↓『ワイルド・ブラック 少年の黒い馬』の予告篇。F・F・コッポラ(1939−)プロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=kGp9u56FJKs
『ケス』は5月末にBlu-rayが出る。大好きな邦画↓『Keiko』(1979)も12日に初Blu-ray化。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/311
- 169 :
- 私も映画の「2本立て」を考えてみた。『ワタシ核爆弾落とす人、ボク落とされる人』で
名作『未知への飛行』(64)>>18と未DVD化の『ミラクル・マイル』(88)。共に米国映画。
https://www.youtube.com/watch?v=RNXZX8JRb6o
↑『ミラクル・マイル』予告篇。私は本作で初めてネットスラング?の『あっ、誰か来た
ようだ』のセリフを聞いた。昔は電話が混線して他人の会話が聞こえるという事例が実際に
あったんでしょうか。↓本作は海外での評価が高い。私は正直あまり面白く無かった。
https://www.rottentomatoes.com/m/miracle_mile
https://www.buyuru.com/item_1014242_1.html
電話の混線(漏話)で恐るべき事実を知る、は未見の『私は殺される』(1948/米)も?
- 170 :
- 大塚が言っていたのもこれだろうな
ttps://miruhon.net/139967
16年9月に東京・新宿区にある喫茶店で新間寿氏をインタビューしたとき、
彼は私が聞いていない山本小鉄氏の話をし始めた。話というよりも悪口である。
「新日本プロレスにテレビ(NETテレビ=現テレビ朝日)が付いて会社の金回りがようやく良くなり始めた頃、
取締役の山本小鉄の経費精算から使途不明金がいっぱい出てきたんだよ。
一応、プロモーター接待費とか名目だけは付けているんだけど、領収書が1枚もない。
それで(社長の)猪木さんが小鉄を呼び出して問いただしたことがあったよ」
私は内心、自分のやっていたことを棚に上げてよく言うよ! と思った。
新間氏にも領収書なしの経費精算が多々あったことを知っているからだ。
ただ、単にズサンだっただけで彼が営業部の部下のみならず、
新日プロに関わっているいろんな人に金品をバラまいていたことも見聞きしている。
81〜82年頃、蔵前国技館大会だけでなく後楽園ホール大会が満員になったときや記者会見でも
5000円入りの大入り袋、お車代をマスコミに配っていたのは有名な話。
この常識外れの金額を決めたのも新間氏だが、会場で大入り袋を渡していたフロントのA氏やB氏もクセ者。
顔見知りの記者やカメラマンだけに配り、残った大入り袋は自分の懐に入れていたというのだ。
- 171 :
- >>149
その辺の馬場とアマリロのシニアの橋渡しって重要な話も
初期全日の道場主的役割についても
公に語られるようになったのは結局死後ずっと経ってからの
昭和プロレス回顧の流れの中で出てきた話だからねえ
これだけ昭和プロレスの話が為されるようになってるのに
日プロ時代の前座の駒についても
初期全日の貴重な日本陣営中堅の駒についても
こういうタイプだったとか実際の試合ぶりとかあの試合ではどうだったとか
あるいは会場で試合前や他の選手の試合中に控室前でこういう様子だったとか
その手の話が一切無いんだよねえ
ホント、近年になってG+でタッグのVTR観るまでは全く謎だったもん
「レスラー マシオ駒」って
- 172 :
- まぁ1972年9月、ミュンヘンオリンピックを終えた
中央大学4年の鶴田友美がプロレス界に就職するにあたって
4社があったわけだ。
日本プロレス、業界一の老舗で、テレビ中継もあるが、
猪木、馬場が抜けて団体内もゴタゴタしている。
無駄に中堅層が多く、それも旧態依然としてやりにくそう。
国際プロレス、この年からテレビ中継が30分に短縮。
ここも上が詰まっている。経営的にも万全ではないだろう。
全日本プロレス、10月に旗揚げするまだ未知数の団体だが、
何と言っても業界の盟主ともいえる馬場さんの団体。
日本テレビも付くらしい。
日本人選手の層が薄いから、すぐにトップに行ける。将来性がある。
新日本プロレス、論外。
こんな感じだったのでは?(苦笑)
- 173 :
- 未見の『レイト・ショー』(1977/米)。劇場未公開で未ソフト化。『俺たちに
明日はない』の脚本家ロバート・ベントン(1932−)が監督したハードボイルド?。
『ハリーとトント』(74)の「ハリー」役のアート・カーニー(1918−2003)主演。
《かっての同僚のもとへ助けを求めた若い娘をめぐる殺人事件を解決しようと
する老年の私立探偵の物語。レイモンド・チャンドラーとダシール・ハメットの
ハードボイルド小説からの影響が随所に見られる作品。》 >>22のP.204−205。
映画は高評価のようです。本作は「70年代私立探偵〈爺(ジジィ)篇〉」?
https://www.rottentomatoes.com/m/late_show
予告篇。『ロング・グッドバイ』(73)のロバート・アルトマン監督がプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=HGKD9KWuKs0
前スレで投稿した極私的な「ハードボイルド映画(洋画)BEST10」。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/263
- 174 :
- 米国「ノワール」作家ジム・トンプスン(1906−1977)の「映像化」歴。原作は未読。
https://www.allcinema.net/person/3215
私が観ている「原作」映画・5本の極私的ランキング。[◎]>[◯]>[△]>[▼]>[×]。
1.◯『ゲッタウェイ』(1972/米) ※スティーヴ・マックィーン(1930−1980)主演
2.△『キラー・インサイド・ミー』(2010/英+典(=スウェーデン)+加+米)
3.△『セリ・ノワール』(1979/仏) ※パトリック・ドヴェール(1947−1982)主演
4.△『アフター・ダーク』(1990/米) ※ジェイソン・パトリック(1966−)主演
5.▼『ファイヤーワークス』(1997/米) ※ビリー・ゼイン(1966−)主演
※「4」「5」が未DVD化。『キラー・インサイド・ミー』では、「世間的には好青年」な
主役の鬼畜野郎を演じたケイシー・アフレック(1975−)が不快指数高い。映画としては
『ヘンリー』(1986/米)、『ありふれた事件』(1992/白(=ベルギー))、『アメリカン・
サイコ』(2000/米+加)の系統の胸糞悪い「ソシオパス」映画なので観る人を選びます。
「3」は違った気もしますが、「2」〜「5」は基本的に「胸糞ノワール」だった!?。
- 175 :
- ジム・トンプ[ス]ン、又はジム・トンプ[ソ]ンの「原作」映画に自己レス。>>174
映画『キラー・インサイド・ミー』のレビューにありそうなのは、「ご都合主義」とか
主人公の不条理な行動への違和感。私は映画に意外性を求めるのでこういうのもアリ。
●『キラー・インサイド・ミー』(2010/英+典+加+米)予告。
https://www.youtube.com/watch?v=JUI-_tm-3Zc
●『セリ・ノワール』(1979/仏)予告。主役のパトリック・ドヴェールが素晴らしかった。
https://www.youtube.com/watch?v=pcxPIxFrq18
●『アフター・ダーク』(1990/米)予告。惨めなブルース・ダーン(1936−)に感情移入。
https://www.youtube.com/watch?v=1SZr7z8Pwrw
●『ファイヤーワークス』(1997/米)予告。
https://www.youtube.com/watch?v=72e8RXpnsXc
- 176 :
- >>485
まあ893との付き合いに関しては全日新日双方ともあの時代は興行ゴトなら当然あったよね
猪木は地場893とかへの対応は永源や新間大塚に任せる一方で
児玉笹川佐川とかの裏社会にも通じる大物相手にはコネや支援期待して自分から出ていった
馬場はその辺のの対応は相手に係わらず小鹿や米沢氏らにできるだけ任せて
自分からは積極的には出なかった
結局はその違いでしかない
>>499
猪木は自分にとって利があるなら
「頭下げて済むならなんぼでも下げる、それで得になるならその場の道理やプライドは小さなこと」って人
馬場は少々の利得よりプライドや物事の道理・建前・筋を優先する人
ただ双方とも面倒なのは猪木が優先する利得も馬場が優先するプライドや道理も
時として全日新日という組織の利得とは必ずしも一致しないケースもあるんだが
二人とも組織の長という立場よりあくまで個人が優先されるんだよ
- 177 :
- 後楽園ホールの興行で、5階まで上がって正面入口から並んで
入場しようとしていた時に通路を遮られたら、エレベーターが開き
「ゲラウェイヒア!」みたいなことを言ってアンドレはじめ外人勢が
暴れるように入場して目の前を凄い勢いで通過して行った。
姿が見えなくなって悲鳴とどよめきが収まると、さんざんプロレスを
見慣れているはずの客がいっせいに「デっけえぇ〜!」と感嘆の声を
上げていた。ああいうのはもうまさに「体感」だったなw
- 178 :
- ありゃ飛んじゃった。
新日スレで書いたことだけど、年に一度の春の祭典でも、実は
TVでは日本人対決ってほとんど「無かったこと」にされている。
MSGシリーズにおける日本人対決のうち、TV放送された試合はこれだけ
第1回MSGシリーズ(1978年)
予選 藤波vs上田 猪木vs坂口
本選 猪木vs上田 藤波vs上田
第2回MSGシリーズ(1979年)
予選 藤波vs小林
本選 藤波vs斎藤 猪木vs藤波(中止)
第3回MSGシリーズ(1980年)
予選 長州vs剛
本選 猪木vs藤波 坂口vs藤波
第4回MSGシリーズ(1981年)
なし
第4回MSGシリーズ(1981年)
猪木vsカーン 猪木vs藤波 カーンvs藤波
2カ月あるシリーズなのに外人扱いの上田、斎藤との対戦を除くと
日本人対決はほぼ放送されず、流されるのは藤波戦くらいという印象
その藤波戦も80年以降は藤波の勝ち試合が一つもなく、第4回大会に
至ってはついに日本人対決は一試合も放送されなかった
- 179 :
- 『コンドル』(1975/米)鑑賞。全くの「説明無し」状態で進行し観客を置き去りに
していくスパイサスペンス。監督はシドニー・ポラック(1934−2008)。主人公は
ロバート・レッドフォード(1936−)で、「偽装したCIA末端組織」の情報分析官。
https://www.allcinema.net/cinema/8261
オーソン・ウェルズが監督した『審判』(1962/原作は未読)のように前触れも無く
不条理な環境下に放り出される主人公。『ボーン・アイデンティティー』(2002)から
アクションを8割削減、そこに英国産「ジョン・ル・カレ風味」を追加したような
本作を私が知ったのは、『B級ビデオ発掘カタログ』(1988年)で紹介される映画の
1本目だったから。その本には名優マックス・フォン・シドー(1929−2020)が演じる
殺し屋に注目と書かれていましたが、確かに渋いけど存在感は『ノーカントリー』の
ハビエル・バルデムほど巨大ではなく、普通?の脇役だった(←意外性が面白かった)。
「ジェイソン・ボーン」は記憶喪失、「コンドル(※コードネーム)」は奇跡的に難を
逃れた状態で、共に理由不明のまま「母国の情報機関」から命を狙われることに。
https://www.youtube.com/watch?v=DE3yZXQQnPo
https://www.youtube.com/watch?v=2tqK_3mKQUw
↑『コンドル』と『ボーン〜』の予告。何となく似てる。私の評価は秀作[◯]です。
https://www.rottentomatoes.com/m/three_days_of_the_condor
- 180 :
- 自己レス>>179
『コンドル』(1975/米)は『このビデオを見ろ!』の1集と2集でも下段に掲載されて
いて、評価は共に最高の「◎」(※3段階評価)が付いています。「ややマイナー」なのか。
『コンドル』と違い「B級」のスパイサスペンスでは↓『アサインメント』(97/加)が良い。
https://www.rottentomatoes.com/m/1079452_assignment
https://www.imdb.com/title/tt0118647/reviews
↓私の過去の投稿。誉め過ぎですが。全体的にチープだけど設定のユニークさで楽しめた。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/25
- 181 :
- フランス人映画監督「ジョルジュ・ロートネル(1926−2013)」のフィルモグラフィ。
https://www.allcinema.net/person/362
4本だけビデオで鑑賞。↓極私的ランキング。『チェイサー』以外は[未DVD化]。
△『渚の果てにこの愛を』(1970/仏+伊) ※↓私の過去の関連投稿
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/157
△『チェイサー』(1977/仏) ※アラン・ドロン(1935−)主演
▼『女王陛下のダイナマイト』(1966/仏) ※「犯罪映画」がベースのコメディ
▼『狼どもの報酬』(1971/仏+伊) ※「犯罪映画」がベースのコメディ
『女王陛下〜』『狼ども〜』は「マジメな顔で可笑しな行動」のフレンチコメディ!?。
「つまらない」というより「雰囲気は楽しそうだけど面白くはない」が私の感想。
『女王陛下のダイナマイト』(66)と『狼どもの報酬』(71)の高画質な予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=8UqUOZNFin0
https://www.youtube.com/watch?v=-oO2bRIF-xE
- 182 :
- 【フランス人映画監督ジョルジュ・ロートネル(1926−2013)】に自己レス>>181
評論家の森卓也(1933−)氏が1993年に選出した「コメディ映画(洋画)・ベスト50」に
同監督の『スパイ対スパイ』(62)がある。俳優ポール・ムーリス(1912−1979)が珍演を
見せるスパイ・コメディ「モノクル」シリーズの唯一の日本公開作(未ソフト化)らしい。
同シリーズ?の『Le monocle rit jaune』(64)と『Le monocle noir』(61)の高画質な予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=aZUqlNRMFbk
https://www.youtube.com/watch?v=tUtNvcjFBqA
私は「映画」も「60年代の笑い」も共に無知ですが、邦画の「60年代スパイ・コメディ」
だと、↓都筑道夫原作の『殺人狂時代』(67)、『俺にさわると危ないぜ』(66)が似た?ノリ。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/481
このノリを更に裏返して「真面目(まじめ)」にやれば『アルファヴィル』(65)になる!?。
↓古いフランス映画の「高画質な予告篇」をアップしているYouTubeチャンネル。
https://www.youtube.com/channel/UCeB2STDZCIeM0JRtEHHrXqw/videos
「ブラックでバイオレントで無表情」なフランス産コメディ映画≒どつき漫才。
- 183 :
- 力道山は「テーズから世界王座を奪った」と言って帰国しながらベルトを持っていないのを
記者から突っ込まれた時に
「アメリカではベルトは新王者が自分で作るものだ。こんなことはアメリカでは常識だ」
とぶっちゃけてしまって日本の記者を唖然とさせたそうだけど、本当に団体ってものが
無いアメリカでは、ベルトは個人製作・個人所有の方が普通なんだな
マソニックがNWAをキチッと管理していた時代のキニスキーベルトあたりがむしろ異例で、
今のWWEのベルトはもちろん会社が作っているけれど、ベルトはきっちり王者一人一人に
一本ずつ作ってる
たぶん王座転落したらそのまま個人所有を認めてるんだろうな
- 184 :
- 女子プロレスのJWPが認定宣言をしていなかったんだけど、それも
当然の話で、例えば全日本女子プロレスは実質自分たちのタイトルを
「WWWAというロスアンゼルスに本部を置く団体が認定している世界王座」
というタテマエでタイトル戦をやっていたから「これは全女の松永兄弟が
勝手にやってるバッタもんのタイトル戦ではないぞ、ロスアンゼルスが
ちゃんと認定している本物だぞ」という証拠として、「会長や代理人が
日本で認定証を証拠に読み上げる」という儀式をしなきゃいけなかった。
これは戦後のドサクサの時期に、勝手に「世界王者」を名乗ったもどき
タイトルマッチを起こさせないように「WBAが認定したもの以外は世界
王者じゃないぞ」とクギを刺したボクシング界以来の伝統。
いらい舶来もの好きの日本人はみんな「海外のタイトル」を欲しがって、
プロレス界でもパリに本部があるIWAだのハワイに本部があるPWFだのと
自分の会社じゃない海外の組織が認定している、というのを売りにしていた。
だからバッタもんじゃない証拠の「認定宣言」が必要だった。
けどWWEがWWEタイトル戦を、JWPがJWPタイトル戦をやるのに海外からの
「認定」なんて必要になるはずがない。
かくして「認定宣言」は海外では消滅しているけれど、日本ではセレモニーの
花として「○○タイトル管理委員会」という意味不明の部署が認定していることに
なって、自分の会社のタイトルにいまだに認定証を出している。
- 185 :
- NWAベルトは最初はテーズの個人所有(多分個人製作)ベルトで、これは
アライアンスじゃない旧NWA(アソシエーション)時代から使われていたもの
だったから、本当に組織として新ベルトを作ることすらしなかったんだろうな。
実質4代目王者のハットンの時にも別ベルトになっていたけれど、これは
テーズが力道山のインターの時と同じで自前ベルトを渡さなかったため、
たぶんハットンが個人所有していた過去の何かのベルトを巻いてリングに
上がっていたんだろう。
実質5代目王者のパット・オコーナーの時代から、メキシコのマヌエル・
サバラ製作の「NWA本部認定」のベルトが引き継がれるようになってるね。
このベルトがキニスキー、ドリー、レイスまで14年続いた、日本のベルトの扱いに
極めて近い「組織のベルト」の第一号にしてほぼ唯一最後、みたいな感じだ。
レイスがリング上でマソニックに返却したのはこのベルトで、なるほどレイスに
寄贈するのじゃなく本当にマソニックの「組織」に収められたのかもしれない
(のちにドリーに寄贈され、ドリーのパーティーで人に見せていた間に盗まれて
行方不明になったというのはこのキニスキーベルトなのか?)
AWAのニック・ベルトがニックが個人製作して個人所有したものであるように、
やっぱり組織のモノじゃなく、個人任せの部分が多いのがアメリカの歴史という
気がする
- 186 :
- 『蜂工場』が代表作?の作家イアン・バンクス(1954−2013)。英国スコットランドの
出身。最後の「解説」を読むと評価が高かったので、未読ですが『蜂工場』は集英社
文庫版を昔に古本で購入。彼の小説では唯一の映画化『サイコ2001』(2000/英)の
原作は未読の『共鳴(※原題はComplicity=共犯)』。スコットランドの新聞社に勤める
若い一匹狼タイプのはみ出し記者(性的にも放埓)が紙上で攻撃した権力者、経営者
たちが何者かによって惨殺されていく連続殺人事件の話。映画はチープで、個人的に
もっと「ジャーロ」っぽくド派手に殺してほしかったけど、過去の因縁が絡んでくる
ところは、この手の話の定番でしょうが、なかなか良かった。これを観ている時は
気付かなかったけど、昔に深夜テレビで観た未DVD化の『マークスの山』(1995/日)も
「共鳴≒共犯」のサイコスリラーだった。話は全く似てないのでネタバレじゃない。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/02/07.jpg
サイコスリラーは大体が「胸糞悪く」て、『マークスの山』も不穏で陰鬱な感じが強い。
私の評価は「どす黒い」力作。なぜDVDになっていないんだろう。『サイコ2001』と
『マークスの山』の原作は共鳴した同じ1993年の出版。↓『マークスの山』予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=ZPYKab32Adg
未読の小説の作者は高村薫(1953−)、映画の監督は崔洋一(さい・よういち/1949−)。
- 187 :
- 高画質な古いフランス映画の「予告篇」>>182と、「私の好み」による映画の独断評価。
△『地下鉄のザジ』(1960/仏)。昔に観たビデオの台詞は『ケツ喰らわせろ』だった??
https://www.youtube.com/watch?v=s6F1jIFeXSM
△『シェルブールの雨傘』(1964/仏+西独)。色彩のセンスが素晴らしかった。
https://www.youtube.com/watch?v=piCw7aJh-Ig
▼『Z』(1969/仏+阿(アルジェリア))。コスタ=ガヴラス(1933−)監督。DVD廃盤。
https://www.youtube.com/watch?v=evp9lZxSHAw
◎『穴』(1960/仏+伊)の7分近い公式予告。画は変化が少なくインタビュー?主体。>>162
https://www.youtube.com/watch?v=L-Y7lolqrcI
◎『恐怖の報酬』(1953/仏+伊)。アンリ=ジョルジュ・クルーゾー(1907−1977)監督。
https://www.youtube.com/watch?v=ArwhGYrOWXA
◯『恐怖の報酬(Sorcerer)』(1977/米+墨)。ウィリアム・フリードキン(1935−)監督。
https://www.youtube.com/watch?v=oCcV7N7L0L4
- 188 :
- >>191
ブラックピープルはいいけど「二ガー」は絶対駄目と外人の英語の先生に言われた。
>>181
読売ランドの野外ステージで凄い人だった。ファンとテリーの質問コーナー、天龍が
川田相手に新技紹介、ファンが参加しての騎馬戦対決等が専門誌に載っていた。この
ステージではシーズンオフに毎年、巨人軍もファン感を行っていた。
地元にさよならシリーズが来た時にデパートでもサイン会が行われて朝に駅前に全日バスが
停まっていてで大男達がいてと「馬場と鶴田だった!デカかった!」と通学途中の友人が
興奮気味に目撃談を語っていた。
>>202
日プロ最後のワールドリーグ戦参戦時のマードックの対応に見かねた樋口がブッチャー
を食事に連れだしステーキをご馳走したと言う話が樋口の連載のコラムにあった。
その時に初めて二人の関係を知った。その次は馬場の自著で勝敗度外視の殴る合う
のを見てただならぬ関係を知ったと書いていあった。ただそれが新日でブッチャーの
商品価値が暴落したかなり後だった・・・
>>213
ルスカは高級時計どころかパスポートまで捨てたりバレンタインは控室で選手の
持ち物に汚物を入れたりイタズラのレベルと思えない。さすがにバレンタインは引退後
に会場に来ると松葉杖を蹴飛ばしたり報復されたらしい・・・
>>224
KY若松のKは国際、Yは吉原社長と言う国プロへのプライドと思いを語っていた。
- 189 :
- 山田時代にライガーを気に入ってイギリスに連れて行き、その縁で「マーク・ロコ」として
再び来日するようになり、実業家としての第二の人生も順風満帆
いちいち過去に文句もつけないだろう
ブロディは極端な例としても、外国人はプラモーターや上司相手でも平気で喧嘩するし
我慢なんかしないで文句を言う
日本人の場合、特に団体所属の時代は会社や上司へは絶対服従、文句なんか言っても
正当な批判でもマスコミには絶対に取り上げてもらえず、逆に言ってもいない
「○○さんは人格者」
「会社は実にレスラーのことを考えてくれている」
なんていうコメントが自分の言葉として流されるんだからね
やっと近年、馬場・猪木神話の呪縛が解けて世間一般では当たり前のことを言っても
良くなったんだからな
過去のブラックな扱いを愚痴っただけで「許せない!」と発狂する方がどうかしてる
- 190 :
- 訂正
ローデス初来日時(1971年)、S小林のIWAに挑戦、
「反則含み」で0−2のストレート負け、ではなく
1本目、逆エビ固め、
2本目、リングアウト負け
(12月12日埼玉飯能)
大暴れで反則負けより、リングアウトの方が情けない。
こえnビッグウインターシリーズ、11月30日〜12月12日まで、
全9戦のミニシリ―ズ。ローデスは一応、エースだが、
前シリーズからジュリーブラウンが残留していて、
彼も12月2日、千葉で小林に挑戦、1−2で一本フォールを取っている。
日本プロレスが、ファンク兄弟、マードックを招いて、ビッグマッチを開催。
猪木が解雇されるというニュースの陰に隠れて、パッとしないシリーズだった
- 191 :
- 『哀愁の摩天楼』(1970/米)。ブライアン・デ・パルマ(1940−)監督の未DVD化作品。>>8
原題は『Hi, Mom!』。複数の短篇を収めたオムニバス映画だった?。全て?の短篇の主役は
俳優ロバート・デ・ニーロ(1943−)だったかな?。本作に収録された、背筋が凍る恐怖を
味わわされる問題作「Be Black, Baby!」のテンションが最も高い。ほぼ忘れたけど、エキ
ストラ募集で集まった白人たちに顔を「黒く」塗らせた状態で待機させ、そこに横暴な
白人警官に扮したデ・ニーロ(※当時は無名で誰も彼の事を知らない)が乱入、「顔の黒い
白人エキストラ」に怒声を浴びせながら暴力的に身体検査をする、という体のフェイク
ドキュメンタリー(モキュメンタリー)だったと思う。詳細は忘れた。これ、当然「仕込み」
なんでしょうが、私が数年前にビデオで観た感覚では、白人エキストラたち(男女)は本気で
ビビっていて、観てる私も、コメディタッチの短篇ばかりの中で「異質」な本作にビビった。
無定見で日和見な便乗クソ野郎で申し訳ないが、監督なのかデ・ニーロだかが主張したい
のは「普通の黒人は普通に暮らしていても肌が黒いだけで、こういう目にあうんだぞ」と
いうことと理解した。確かデ・ニーロの奥さんはアフリカ系の人だし、トランプ大統領を
滅茶苦茶に罵倒してたし、反・黒人差別、民主党支持なんだろう。↓「Be Black, Baby!」。
https://www.youtube.com/watch?v=lN5Bj5xTdUc
https://www.youtube.com/watch?v=QIp8Vp3LtJI
↑顔を「白塗り」した黒人が、「黒塗り」の白人女性をRしかける所に白人警官登場?
- 192 :
- 刑事映画ではなく「警察映画」。更に言えばニューヨークと、その800万の住民が背景
の都市映画『裸の町』(1948/The Naked City/米)。監督は後に赤狩りで米国を追われる
ユダヤ系のジュールズ・ダッシン(1911−2008)。本作の解説で「ドキュメンタリー・
タッチ」という言葉を目にしますが、当時の映画には珍しく?セットを使わずにオール
ロケというだけで特に「リアリズム」は感じず。屋内型『探偵物語』(1951/米)の対極。
無知な思いつきですが「警察映画」の元祖??。頭でっかちなトリック(完全犯罪もの)は
無く、ヒリヒリしたサスペンスでもなく、ハードボイルド調や、ノワール調でもない、
極めて「人間臭い」犯罪ドラマ。この系統が好きな人は少ないのかもしれないけど私は
良かった。「刑事たち」が主役ですが、一応中心的なのが二人いて、一人は小柄な60歳
くらいの、「ポパイ」顔というか「クシャおじさん」顔というか、愛嬌のある老警部補。
もう一人は新人で妻子持ちの長身イケメン刑事で、警部補とのコンビ。↓貴重な予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=2ZXMwPFnGjM
本作は本編の開幕と終幕、それに途中にも深刻ぶらないナレーションが入り、映画のいい
味付けになっている。ナレーターは本作が遺作の製作者マーク・ヘリンジャー(1903−47)。
神の視点のような「俯瞰」からではなく、「等身大」目線の「ツッコミ」型ナレーション。
私の評価は◯。「好み」は◎。映画に引き込む力は弱いが当時のニューヨークを体感できる。
https://www.rottentomatoes.com/m/1040398_naked_city
- 193 :
- 警察映画の古典『裸の町』(1948/The Naked City/米)に自己レス。>>192
小説は未読ですが、映画や漫画で接して大好きな「87分署シリーズ」のエド・マクベイン
(1926−2005)が作家活動を始めたのは(Wikipediaによると)1950年代からなので、『裸の町』を
観て影響を受けているのではないでしょうか。第1作の『警官嫌い』は1956年の出版で、
↓舞台となる架空の都市「アイソラ」は『裸の町』と同じニューヨークがモデルのようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/87%E5%88%86%E7%BD%B2%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA
↑未見の黒澤明『天国と地獄』(1963/日)も。↓漫画で『警官嫌い』等は読んだが面白かった。
https://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1468100529/386
『裸の町』にも「終盤に刑事が単独行動で犯人の家らしき場所を尋ねて大ピンチに陥る」と
いう「お約束」が有り嬉しくなった。⇒『羊たちの沈黙』(91)、『プリズナーズ』(2013)など。
エンディングの静かなナレーションは《この「裸の町」には800万の物語がある。これは
その一つに過ぎない》。この映画って未DVD化な『800万の死にざま』(86/米)のニューヨーク
が舞台らしい原作小説(※映画はロサンゼルスに変更され原作ファンから不評らしい)と無関係?
https://www.allcinema.net/cinema/18208
↑原作は未読ですが、惜しい凡作でした。巨大倉庫内での人質交換は迫力がありました。
- 194 :
- >>549
ギャラアップといえばこれも徳光の定番ネタだな
ブッチャーとネルソンが一緒になったのは日プロ時代で全日本ではないから完全に勘違いだが
どこかで似たような話を聞いてネルソン幻想が高まったのか事あるごとに喋ってる
あるシリーズでブッチャーが度を超したギャラアップを要求したことがあるんです。すると、馬場さんは急遽、参加外国人選手を一人追加しました。
その男はゴードン・ネルソンと言いまして、彼はカール・ゴッチのようにセメント(※注=真剣勝負のこと)が強く、対戦相手から敬遠されているレスラーでした。
馬場さんはテレビ中継のない地方の会場で、ブッチャーにネルソンをブツけるわけですよ。
そこでネルソンが、“ボスにギャラアップを要求したらしいな”と言いながら関節を外そうとする。
ブッチャーが“ギャラアップは諦める”と言うと、ネルソンはあっさりフォール負けするんです。
- 195 :
- >>543
そう、この試合。
馬場vsブッチャーの試合に、カルロス・コロンが乱入してブッチャーに
イス攻撃を仕掛け馬場の助太刀をして、馬場と笑顔で握手するというのが
日本とは真逆で、これがプロレスの地域性というか面白いところ。
>>546
83年〜88年の胆のう炎手術前までの5年間、ブッチャーは赤道着だったよね。
この頃が一番体重があったと思う。ゴムまりのような感じだった。
>>548
そう。この試合ではサブレフェリーだね。
リングサイドには他にも、ゲーリー・ハート、ヒューラカン・カスティーロ、
ヒューゴ・サビノビッチ等の顔も見える。
- 196 :
- 海外は前座選手まで入りに応じて手取り額が決まるから、この会場でこの客入りなら
自分のポジションだといくらになる、というのはレスラーならみんな計算できたらしい。
だからギャラを誤魔化しているプロモーターはすぐ分かるし、サンマルチノみたいに
「メインで王者と同じ額を払うプロモーターは誰、挑戦者のギャラをケチる奴は誰」
というのもレスラーから見て分かってしまう。
そして客席を満員にしたメインエベンターは「俺の力でこれだけの客を集めたんだ」
と誇りを持つし他のレスラーも「あいつのおかげで俺たちのギャラも増えた」と
感謝するし敬意を払う。
一方日本では社員レスラーは月給制や試合給で客入りは収入に直接関係しないし、
日本に呼ばれる外人も最低保証が決まっていてガラガラでも貰える額は変わらない。
けど外人からすれば「プロモーターが全試合満員になることを前提にしたギャラを
設定するはずがないんだから、大入りの時には予定以上の収入があるはずで、それは
客を集めた当日のメインエベンターらに還元されるべきだ」という発想がどうしても
ついて回るのは仕方ないとも思えてきた。
この辺は「売り上げはクリエイターの才能が生んでいる」と考える海外文化と、
「給料は会社からいただいている」と考える日本社会の違いも根底にあったから、
「日本なんだから日本のやり方に従え」だけでは簡単に片付けられない問題だったの
だろうけど、昔の日本人には理解できない問題だったんだな。少なくとも当時の自分は
「お前が客を集めたんじゃない、会社の努力で客席が埋まってるんだ」と思ったろうし。
外国人から見たら「会社の営業だけで人気が出るならどこも苦労するはずがないだろ、
なにバカなこと言ってるんだ?」なんだろうけど。
ハリウッド映画も主演俳優が興収からパーセンテージで歩合を取れるシステムだから。
アイアンマンを演じたロバート・ダウニー・Jr.のギャラは『アベンジャーズ/インフィニティ・
ウォー』で最低83億円(7,500万ドル)、次作『アベンジャーズ/エンドゲーム』はその倍近い
興収だったから、ロバートの収入も100億を超えると言われてた。
- 197 :
- 秀作『ウィズネイルと僕』(1987/英)。英国出身で元・俳優の脚本家/映画監督ブルース・
ロビンソン(1946−)の初監督作(脚本も)。海外ではカルト映画(※一部から熱烈に支持
される)とされる。大きな枠では『青春群像』(1953/伊+仏)系の〈モラトリアムとの
決別〉もの。又は「ボロ車で田舎の別荘に行き数泊して帰る」だけのロードムービー。
https://www.allcinema.net/cinema/2260
↓予告篇ではつまらなそうに見えたけど、とても良かった。映像も綺麗。ラストが沁みた。
https://www.youtube.com/watch?v=5YpUtAYfUGk
時代は1969年。主人公は、ロンドンの小汚いアパートで共同生活を送る俳優志望の
二人、30近い「ウィズネイル」と、まだ若い20代の「僕(※監督自身がモデルらしい)」。
笑えないコメディ、筋書きの弱い人間ドラマ、エモい?バディムービーとでもいうか…。
モンティおじさんの台詞『君はスポンジか?石か?どっちなんだ』は名言の中の名言。
https://www.rottentomatoes.com/m/withnail_and_i
「モンティおじさん」は、『ロミオとジュリエット』(1968/英+伊)に俳優ブルース・
ロビンソンが出演した時の監督フランコ・ゼフィレッリ(1923−2019)がモデルらしい。
本作と『フォロー・ミー』(72)>>40、『ドリームチャイルド』(85)あたりは追加したい。>>112
- 198 :
- 知る人ぞ知る?、無慈悲で「八方破れ」な暴力映画で「八方塞がり」の青春映画でもある
香港ノワール群像劇『ミッドナイトエンジェル 暴力の掟』(1980/香港)。昔から本で読み
興味もあったけど、やっとDVDで拝見。「好き/嫌い」で言えば「好きではない」が、この
「頭の中」を台風や土石流が通過するような、人間の思惑を超えた「自然災害」のような
パワーに抗えず「渦中」に巻き込まれてしまう。青臭くて泥臭くて血生(ちなま)臭い。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=4IQH_HLt9Ns
リー・マーヴィンの代わりに「最悪の疫病神」(アグレッシブ過ぎるメンヘラサイコパス女)に
出会った(ひき逃げを見られた)ため、人生が激変してしまう「童貞メガネ三人組」が主役の
香港版『スパイクス ギャング』。序盤に釋英勝『ハッピーピープル』の残忍なタッチで生きた
ネズミや猫が犠牲になる場面がキツい。英語で【cat and mouse】とは、「追いつ追われつ」
「ネコがネズミをなぶるような」「じりじりと攻撃の機会をうかがう」等の意味らしいが、
本作をよく表した慣用句だ。拷問を受けたり殺される場面はチープなジャーロ映画っぽい。
アパートでの刑事(メンヘラ女の兄)と白人犯罪集団との銃撃戦が無駄にカッコ良い(後ろ向き
の階段落ち)。効果的なのかは疑問だけど、香港映画っぽい?ギャグというか悪ノリまである。
「息をつめて走りぬける(ほんまりう)」〈青春×暴力〉映画。私の評価は◯。最後の閉めが渋い。
https://www.imdb.com/title/tt0083199/reviews
『90年代狂い咲きVシネマ地獄』の影響で4本観た室賀厚は「香港ノワール」からの影響?
- 199 :
- ツイ・ハーク(1950−)監督の『ミッドナイトエンジェル 暴力の掟』(1980/香港)に自己レス。>>198
◆『B級ビデオ発掘カタログ』(1988年)内の「香港映画篇(※16本掲載)」1本目。↓映画評。>>103
《香港ノワールという冠詞で口火を切った〈男たちの挽歌〉――それをプロデュースした
ツィ・ハークは、今や香港映画の切り札だ。八一年に監督したこの作品、いささかも
色あせぬばかりか、香港犯罪(ノワール)映画の切れ味を知ることになる。 平凡な三人の
若者の悪戯心から端を発し、のっぴきならぬ事件へとエスカレートする展開の鮮やかな
語り口、その手法……。アメリカナイズされたスマートな映像と、そのテンポの快適さには
舌を巻く。一が二になり、二が三になりという事件の広がりとサスペンスみなぎる熱い画面
――犯罪映画を好む者にとってはなんとも快い響きが返ってくる。無残というか、残酷な
仕打ちというか、三人の若者の引くに引かれぬ立場に追いこまれてからの必死な闘いが胸を
衝く。 一つのミスがひきずった大きな犯罪――自ら身を投じての自滅ではなく、意志とは
関係なく銃を持たざるを得なかった若者の破滅へたどる道の悲惨さが訴えてくる。巻頭、
巻尾の決め方、感心するばかりだ。》 ※↑は伊藤勝男氏の文章。↓は編集者時代の町山氏か??
◆『このビデオを見ろ!』(1988年)76ページ下段の↓映画評。3段階評価で最高の「◎」。
《ごく普通の三人の少年が、あれよあれよという間に暴力の世界にずるずるはまってゆく。M16を
使った大銃撃戦の生々しい凄惨さはペキンパー以来ひさしぶり。ツイ・ハーク監督は、最後に
全員が破滅するまでの95分間を、ジェットコースターのような疾走感をもって描ききった。》
- 200 :
- 青春映画『ウォールフラワー』(2012/米)を観た。オッサンが観る映画ではないの
かもしれないが良かった。特に「ナッシング」が。作家志望の16歳の主人公は
心を病み入院した経験があり、時おり現実と幻想(過去)が混ざるような場面もある。
いわゆる〈信頼できない語り手〉というやつ(※よく知らない)でしょうか。本作を
観ながら途中で『ソフィーの選択』(1982/英+米)を思い出した。あれも主人公は
作家志望の青年で、ニューヨークで魅力的な「ネイサンとソフィー(演:メリル・
ストリープ)」というカップルに出会うが、陽気なリア充の彼らにも深刻な悩みがあり…。
終盤の「ソフィーの告白」に驚きつつも、どこかで〈信頼できない語り手〉のように
私が感じたのは、前半にあの魅力的なネイサンの「真実の姿」が衝撃的だったから。
https://www.allcinema.net/cinema/13267
https://www.youtube.com/watch?v=-eiud6lixkE
↑予告。石上三登志(いしがみ・みつとし/1939−2012)氏は電通に勤めながら評論
活動をされた方ですが、『期間限定版 ベストテンなんかぶっとばせ!!』(1998年)に
収録のインタビューで、仕事から帰ってきて寝る前に「観ない」タイプの映画として
『ソフィーの選択』と『非情城市』(私は未見)の名を挙げていた。「軽い娯楽映画」
ではないから。『ウォールフラワー』と『ソフィーの選択』の私の評価は共に◎です。
- 201 :
- DVDが廃盤でプレミア化してる『ドリームチャイルド』(1985/英)。一度も読んだことの
ない『不思議の国のアリス』の作者ルイス・キャロル(1832−1898)と、『不思議の国〜』の
モデルであるアリス・リデル(1852−1934)の二人が主役の、フィクションを交えた伝記ドラマ。
https://www.rottentomatoes.com/m/dreamchild
大恐慌のさなかでありナチスが台頭し始めている1932年、ルイス・キャロル生誕100年
を記念し、米コロンビア大学から名誉文学博士号がアリス(結婚後の姓はハーグリーヴス)に
贈呈されることになり、80歳の彼女がイギリスから大型客船に乗り渡米する場面から始まる。
本作はアリスの現在(1932年)、少女時代(1862年?)、『不思議の国のアリス』のキャラクター
が出てくる「空想世界」の三つが混ざり合って構成。無知なので、空想を除き、どこまでが
史実なのか観ている間はわかりませんでしたが、大枠では史実に基づいているようです。
私の評価は◯寄りの[△]。地味だが余韻の深い良作。淀川長治(1909−1998)さんが大好きな
『ベニスに死す』(1971/伊+仏)は、【オッサンと美少年】の話を「オッサン側」に立って
描いていますが、本作は【オッサンと少女】の話を「(年老いた)少女側」に立って描いている。
少女達(=リデル3姉妹)にとっては、「たまにオモロい話をする吃音症のキモいオッサン(数学
教師)」が「ルイス・キャロル=本名チャールズ・ドジソン」であり、その封印した記憶との
「和解」?がテーマか。彼は大林宣彦(1938−2020)監督や、宮崎駿(1941−)監督のパイセンか。
映像が美しい。空想世界に出てくるキモくて愛嬌あるキャラクターの造形、動作に心が躍る。
- 202 :
- 『ドリームチャイルド』(85)に自己レス。イアン・ホルム(1931−2020)が「ルイス・キャロル」。>>201
https://www.youtube.com/watch?v=0ik-h65aJpk
↑予告。大昔に買った中古ビデオをやっと観た。↓ジャケ裏の「解説」(by冨谷 洋)が詳しかった。
《1862年7月4日はイギリス文学史、いや世界の文学史に残る記念すべき日である。この日、
オックスフォード大学の数学講師チャールズ・ドジソンは友人のキャノン・ダックワース
およびクライスト・チャーチ学寮長リデル博士の3人の娘――ロリーナ、アリス、イーデス――
とともにボートでテムズ川をたどる遠足に出かけた。川遊びの途上、ドジソンが子供たちに
即興で聞かせたのが、ウサギを追って地下世界を旅するアリスの不思議な冒険物語。チャー
ルズ・ドジソンこそ後にルイス・キャロルの筆名で世界中に知られるようになる人であり、
ファンタジー文学の傑作『不思議の国のアリス』はこうして誕生した。このときドジソン=
ルイス・キャロル30歳、アリス・リデル10歳。〜〜キャロルの“少女愛”は広く知られ、彼の
手による“少女友達”の写真(ヌードも含まれる。キャロルはすぐれた写真家でもあった)も多数
残されている。そのキャロルの熱愛したのがアリス・リデルであり、彼女への“あぶない”愛(もち
ろんビクトリア時代であるし、敬虔なクリスチャンであったキャロルの愛はプラトニックなもの
であった)が『不思議の国のアリス』を生み出したのだ。「ドリームチャイルド」ではこのへんの
事情がたくみに描かれている。〜〜〜》 ←今なら何時「炎上」してもおかしくない厄介オヤジだ。
- 203 :
- 草津がフォールもしくはギブアップ負けした日本人レスラーは馬場と木村だけど、格と自分
よりキャリアがあるかどうかが基準何だろうな。坂口は接点はないけど日プロの後輩だし、
因みに井上にも負けているけどプロレスに判定負けってルールを作るなら何で小林が寺西
に負けた時にそれしなかったのかな。
- 204 :
- 保守ついでに
「ファイト」は結構国プロ(死語?)を取り上げてた記憶があるが
ワイルド・アンガスがエースのシリーズ展望記事の大見出しが
「欧州若手1 ピート・スチュワート来日」
だった時は目が点になった
- 205 :2020/06/21
- 鈴木、自分が最初から仕掛けるような心づもりでいたんで
思うような対応をしてくれない菅原に対して
勝手に相手も同じような心づもりでいるみたいに思い込んじゃっただけだよね
菅原側からすると実際にやったように「まともにプロレスする気無いなら〜」って
半ば試合放棄するって対応以外にも選択肢としては
・こちらもガチで対応する
・あくまでプロレスに徹しながら試合中に鈴木をなんとかこそっと説得する
ってのも可能性としてはあるっちゃあるんだろうけど
あの時の若さゆえ思い込みの激しくなってる鈴木相手に
客前でそこまで菅原に求めるのも酷
(鈴木相手の比較ならともかく、本来菅原だってそこまで達者ってわけでも、ね)
やっぱり双方のセコンド(特に藤原組側)やレフェリーが間に入って
二人に(主に鈴木にだけど)言い聞かせ軌道修正するべきだっただけの話
それを当時のUアゲのマスコミが火に油注ぐような伝え方をしたんで
まるで「大事件」のようになっちゃったって話だよな
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