TOP カテ一覧 スレ一覧 100〜終まで 2ch元 削除依頼
ダイヤ「ルビィ、ドラゴンフォースの新譜はもうお聞きに?」ルビィ「うん!過去最高にサビメロがいいよね!」
ラブライブ!フィギュア総合スレ41体目
梨子「私は桜内梨子。スパイダー・リリーよ」
【悲報】大人気バンドリ声優、おばちゃん
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ!」 Part99
スクスタが失敗したのって割とマジでフルコンしても死ぬからだよね
ルビィ「ルビィは何も取り柄が無いけど……でも、糞スレ立てる事だけは自慢できるんだ!」12糞スレ目
伊波杏樹、Aqours愛がない・・・ラブライブを踏み台にする気満々
/cV^_V^Vトッリ冷えてますか〜!!????(・8・)?こたつ出したちゅんよ?
サンシャイン劇場版なぜ売れなかったか本気で考察するスレ

よしルビが同棲するSS


1 :2019/06/20 〜 最終レス :2019/10/28
読みたいなぁ

2 :
早く書くずら

3 :
今世紀最大の無能だわこの世界から消えてなくなれ

4 :
はよ

5 :
善子「ルビィと1週間同棲生活」
http://itest.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1503450246/

6 :
ルビィがアイドル研究生
善子は高卒就職してルビィを支える図

7 :
ルビィの方がしっかりしそう

8 :
無能と言わざるを得ない

9 :
朝飯担当ルビィ
昼飯担当ルビィ
夕飯担当ルビィ

10 :
ルビィ「よっちゃん、じゃまー」掃除機ゴスー

善子「ぎゃー」


同棲を始めた途端家事を張り切りだすルビィはきっと居る

11 :
わかる

12 :
「善子ちゃーん、ご飯できたよ」トントンッ

善子「んー、後で食べるー」ピコピコ

「温かいうちに食べようよー」

善子「レンジで温めるからいいわ」ピコピコ

「……」

善子「うおっ!? 死んだ!」

「善子ちゃん」

善子「何よ! あんたが話しかけるせいで……」ガチャッ!

善子「死んだじゃない……の」


シーン


善子「そっか……。ルビィはもう」

遺影『……』ニコニコ

善子「今ご飯作るからね。待ってなさい」


`¶cリ˘ヮ˚)|つ🍳

13 :
ルビィ「掃除機かけるから充電機のコンセント抜くね」

善子「はーい」カチカチ

ルビィ「えいっ」スッ

ブチッ

善子「…え?」

善子「あぁぁああ!!なんでゲーム機のコンセントを抜くのよ!!!!」

善子「まだセーブしてなかったのに!!!」

ルビィ「えっと…ごめんね?」

善子「はぁ…あぁもう…良いわよ」

ルビィ「謝ってるのにそんな言い方無いんじゃないの?」

14 :
⌒°( ^ω^)°⌒

15 :
こういうシチュにおける善子って、何故だかだらしない服装で足パタパタさせながらゲームやってる姿を想像する

16 :
>>13
もう少しだけ続けてみよう

17 :
ルビィ「ただいまぁ……」

善子「お帰りなさい。今日もレッスンお疲れさま」

善子「夕飯食べる?」

ルビィ「もう21時過ぎてるから食べない」グー

善子「冷奴と塩きゅうりがあるわよ」

ルビィ「……それだけ食べる」

善子「そ。すぐ出すわね」

ルビィ「その前にお風呂入る」トテトテ

善子「ハイハイ。沸かしてあるわよ」


アイドルのレッスンで疲れるとワガママになっちゃうルビィちゃんとオカン善子

18 :
いいじゃん

19 :
ルームシェアいいよね

20 :
可能性感じるスレですね

21 :
>>17
ルビィ「お豆腐美味しい」風呂上がりホカホカ

善子「そうだわ。今日もお弁当ありがとうね」

善子「毎日作ってくれて、どんどん上達して。今日も美味しかった」

ルビィ「それならよかったぁ」

善子「朝はヨハネが早くて、夜はルビィが遅いから」

善子「ある程度分担出来てていいわよね」

ルビィ「ねー」

善子「明日もレッスンだったかしら?」

ルビィ「ううん。明日はバイトだよ。夕方まで」

善子「なら、夕飯のお買い物一緒にしましょうか」

ルビィ「!」

ルビィ「うんっ♡」


朝食、弁当、ゴミ出し等:ルビィ(アイドル研究生)
夕飯、洗濯、風呂、掃除、買い物:善子(高卒で就職)
時間が合う時は一緒。そんなよしルビ家事分担

22 :
>>1が無能な事以外は完璧なスレ

23 :
>>21

ルビィ「よっちゃん脚揉んで〜」

善子「コラ。この間も貴女が先だったじゃない。今日はヨハネの肩を先に揉んでもらうわよ」

ルビィ「先にやってくれないとパワーが出ないよぉ」

善子「小癪なことを」


善子「……」モミモミ←揉んであげる

ルビィ「〜♪」

ルビィ「……」

ルビィ「…………zzz」


善子「ハァ。そうやってすぐ寝ちゃうんだから」

善子「……」

善子「お疲れさま」ナデナデ

善子「(貴女が本当にアイドルになれる日まで、ヨハネに出来ることなら何でもしてあげるからね)」

善子「(布団をかけて…)さ、明日も魔女達(お局)の機嫌を損ねないようにしなくちゃいけないわ」

善子「お休み。ルビィ」

ルビィ「……zzz」


ルビィに対しては慈悲深くなる善子

24 :
豪邸すこ

25 :
週二くらいでダイヤが押しかけてきそう

26 :
>>25
忙しくて家事が疎かになっていたり、ダラダラモードの時に限ってやってくる間の悪いお姉ちゃん
怒られるよしルビ

ダイヤ「ガミガミ」

善子「(散らかってる時に限ってこの小姑…!)」

ルビィ「いつもはちゃんとやってるもん(怒りを買う反論」

27 :
でもなんだかんだでルビィには甘々なおねえちゃ

28 :
ダイヤ「掃除機とまでいかなくてもウェットシートでの掃除は必ず毎日!」
ダイヤ「畳んで仕舞うまでが洗濯!」
ダイヤ「とにかく物を出しっぱなしにしない!どこに行ったか分からなくなるわよ!」

善子「流石に一人暮らし先輩は的確ね……」

ダイヤ「お姉ちゃんだって色々気付く部分はあったわ」

ダイヤ「口出ししたくなってしまうのよ。心配ですし……(ボソ」

善子「フフ……ありがとね。折角来たのだから夕飯食べて行けば?」

ルビィ「え」

ダイヤ「あら。お暇しようと思っていたけど……2人の腕を見るのもいいかもしれないわね♪」

善子「と言っても今日は簡単に生姜焼k」

ルビィ「ハンバーグだよ!今日!」

ダイよし「「えっ」」

ルビィ「今日のメニューはハンバーグ!お姉ちゃんいいの!?ハンバーグだよぉ!?」⌒°( ・ω・)°⌒カエレ!

善子「(あれ?ハンバーグって明日―――)」ヒソッ

ルビィ「っ!!」お尻ナデナデ

善子「ひゃあぁん♡ 何よぉ!?」

ルビィ「何でもなぁい!」

ダイヤ「フフフ……」クスクス

ルビィ「なぁにお姉ちゃん!?」⌒°( ・ω・)°⌒カエレカエレ!

ダイヤ「別にお姉ちゃん。ハンバーグが食べられないってことはないのだけど」

ルビィ「えっ」

ダイヤ「どこかのいやしんぼな妹がいつも他人の分まで食べたそうにするからいつの間にか―――ね♡」

ルビィ「な……な……!!」

ダイヤ「善子に毎日お弁当作っているのでしょう?」

ダイヤ「お姉ちゃんにもその腕前、見せて欲しいのだけど」

ルビィ「……」ムスー

ダイヤ「心配しなくても頂いたらすぐに帰るわよ」

ルビィ「もー!分かった!すぐに作るからすぐ食べて帰ってね!」トテトテ

29 :
ダイヤ「相当善子との2人暮らしを邪魔されたくないみたいね」

善子「そこは割とヨハネもルビィと同じよ……?」

ダイヤ「あら、それはゴメンナサイね」クスクス


ダイヤ「―――もうお姉ちゃんのお小言は必要無いかしら……」

善子「……」

ダイヤ「一緒に暮らしているのは、もう私ではなく貴女だから―――」

ダイヤ「ルビィのこと、よろしくお願いね」

善子「えぇ。このヨハネに任せなさい」


ルビィ「よっちゃん!玉ねぎ切るの手伝って!」

善子「はーい」


よしルビ「キャイキャイ」

ダイヤ「フフ。並んで立つと中々絵になるわね♡」


あんまり甘々に出来なかったずら。
戒めとしてルビィちゃんと幕張へ行って見識を深めてくるずら。

30 :
>>29
ああなんて言うかもうこの設定全部好き
続き書いて!

31 :
Gsいいぞー

32 :
>>29
オレ オマエ スキ
G's設定 スキ

33 :
>>29
続きを書いて

34 :
ジャーカチャカチャ洗い物

ルビィ「はぁ……やっと帰ったぁ」

善子「まぁまぁ。そんな風に言わないの。ダイヤだって心配してくれていたんだから」

ルビィ「信用されてないみたいでヤだった……」

善子「事実家事出来ていなかったのだから仕方ないでしょうが」

ルビィ「むー」

善子「これからはサボったりせずに、毎日やって当たり前にしていきましょう。2人なら出来るわ」

ルビィ「……うん♡」


善子「ところで今日のハンバーグとっても美味しかったわ!焼き加減が絶妙だった♡」

ルビィ「ほんとう?!やった♡」

善子「どんどん上手になっていって、頼もしいわ」

ルビィ「えへへ。もっと褒めて」

善子「フフフ。ヨハネの最高のリトルデーモン……♡」ナデナデスリスリ

ルビィ「きゃ〜♡」

35 :
ナデナデヨシヨシコ……ムラッ

善子「……」スッ

ルビィ「……あっ」

チュッ……

ルビィ「ん……」

善子「は……」


パッ…

ルビィ「ヨハネ様ぁ」

善子「んん!」チュゥ…!

ルビィ「んんっ♡」

チュッ…パッ……レロ……


ルビィ「はぁ…♡はぁ……♡」

ルビィ「まだ歯みがきもしてないのにぃ……♡」

善子「今更そんなこと言う?笑」

ルビィ「だってぇ……///」

善子「ふぅ……お肉食べたから血の気多くなってきた」太ももナデナデ

ルビィ「ひゃ…!///」

善子「ルビィ。ルビィ……!!」お股クニクニ

ルビィ「やっ!だ、ダメだよぉ!お風呂だってまだぁ!ん、んっ♡」

善子「小姑も帰ったしシましょ。もうダメ我慢出来ない……!」

ルビィ「お、お風呂!せめてお風呂入ってからぁ!///」

善子「分かった一緒に入るわよ」グイッ

ルビィ「あ、あぅっ///」ズリズリ

善子「早く脱いで」ボタン外し〜

ルビィ「ひゃあああぁぁ!お姉ちゃん助けてぇぇ♡」


ランティス祭り楽しいずら〜♡
気分も上がってムラムラするずらねぇ!

36 :
|c||^.- ^||

37 :
善子が職場でやらかして凹んでいる時に存分に甘えさせてくれるルビィちゃん

38 :
ルビィがアイドルとして売れ始めるにつれて独占欲が強くなっていく善子ちゃん

39 :
>>29
G's設定ダイよしルビめっちゃ好き

40 :
続き読みたい

41 :


42 :
家?茸?がまだ書くなら保守するけどどうするよ

43 :
>>37
善子「明日仕事行きたくない」

ルビィ「大丈夫だよぉ。大変なことにはならなかったんでしょ?」

善子「無理よ。明日からあの魔女達(お局)から目の敵にされるんだわ」ガクブル

ルビィ「(たまたま落ちてた紙に足滑らせて魔女さんのお尻触っちゃっただけで……善子ちゃんも大変だぁ)」


ルビィ「それじゃあーーー」

善子「…?」

ルビィ「今日はルビィがギュッて抱き締めながら寝てあげる」

ルビィ「あと、明日ちゃんとお仕事行って帰ってきたら、またギュッてしてあげる♡」

善子「……」

善子「その程度のことでヨハネが満足すると思って?」

ルビィ「え〜♡」


善子「でも、今夜は貴女を感じながら眠りたい気分……」ギュ…

ルビィ「うん。一緒に寝よ♡」

===

善子「……すぅ、すぅ……」zzz

ルビィ「ふぁ……眠れてよかったぁ」ナデナデ


ルビィ「……」

ルビィ「ルビィと善子ちゃんが2人暮らし出来てるのは、善子ちゃんが毎日きちんとお仕事頑張ってくれてるおかげ」

ルビィ「毎日ルビィよりも早くお家を出て、時にはルビィよりも遅く帰ってきて」

ルビィ「それでも毎日絶対に怪我も事故も無く(無いとは言ってない)お家に帰ってきてくれて、ありがとう……」

ルビィ「ルビィも頑張るから、善子ちゃんもまた明日頑張ってね」

ルビィ「お休みなさい……♡」

44 :
この家に住みたい

45 :
翌日 夜

善子「ただいま!」

ルビィ「あ、お帰りなさ〜い」

ルビィ「魔女さん、大丈夫だった?」トテトテ

善子「フン!このヨハネの処世術にかかればどうってことなかったわ!」謝罪謝罪アンドお菓子

ルビィ「それならよかったぁ……」


善子「……」

善子「ただいま」ギュッ

ルビィ「うん。お帰りなさい♡」ギュー

善子「今日の夕飯は?」

ルビィ「ハヤシライスとマカロニサラダだよぉ。デザートにはイチゴさん」

善子「美味しそう。お腹空いてきちゃったわ」

ルビィ「うん♡」

46 :
===

善子「ルビィ。耳、かいて欲しい……」

ルビィ「いいよ。おいで〜」太ももポンポン

善子「ん……///」

〜〜〜

善子「身体揉んで欲しい」

ルビィ「はぁい。お疲れさま」肩モミモミ

〜〜〜

善子「……」ギュ…

ルビィ「他にルビィにして欲しいことなぁい?」ナデナデ

善子「……今夜も一緒に眠りたい」

ルビィ「うん。いいよ♡」

善子「この間買ったネグリジェ着て欲しいわ」

ルビィ「それはえっちなことしちゃいそうだからダメ♡」

善子「しないわよぉ」

ルビィ「フフフ。今夜はダメだけど、明日ならいいよ♡」

善子「っ……!」

ルビィ「だから今週もあと1日、頑張ろうね♡」

善子「〜〜〜〜〜!」ギュー

ルビィ「えへへ♡」ナデナデ

47 :
お姉ちゃん以外は入ることを許されない聖域と化してそう

48 :
良い……

49 :
このよしルビビデオ通話越しにキスしてそう

50 :
しゅき

51 :
家具になりたい

52 :
甘やかし上手のルビィちゃん
これはいい嫁ですわ

53 :


54 :


55 :
続き読みたい

56 :


57 :
ほしゆ

58 :
>>38
付き合ってはいないあくまでも2人暮らしver

PM24時直前ーーー

善子「……」

善子「(遅いなぁ……)」

カチャン、カチャン。ガチャ

善子「!」ガタッ

善子「お帰りなさい!」タタタ

ルビィ「ただいまぁ〜。遅くなってゴメンナサイ」

善子「いいのよ。今日もお疲れさま」

ルビィ「もうフラフラだよぉ。スタジオに何時間籠ってたんだろ……」トテトテ

善子「大変ね……。お風呂入る?」

ルビィ「うん」

善子「ご飯は……食べる?」

ルビィ「お腹ペコペコだけど、明日の朝まで我慢する〜」

善子「……そう」

59 :
===

善子「(お風呂に入ってスキンケアして瞬く間に眠りに就いてしまったわね)」

善子「(リハーサルが何時頃に終わるかなんて、ヨハネには分からない)」

善子「(なのに英気を養って貰おうだなんて気合い入れてご飯作って、バカね私……)」

善子「……」ポロ…

善子「(何で涙が出てくるのかしらね。決めたことじゃない。ルビィがアイドルになれるように応援する。ヨハネがルビィを支えるって……)」

善子「(例えそれが、ヨハネが思い描いたルビィとの生活から離れていくものだとしても……)」

善子「……くっ、う。うぅ……」ポロポロ

善子「(行かないで欲しい。本当はずっとヨハネの傍に居て欲しい。誰かの偶像ではなく、ヨハネのリトルデーモンとして……)」

善子「ルビィ……」

60 :
きてるやん

61 :
翌朝6時前

善子「(あんまり眠れなかった)」

善子「……仕事行かなきゃ」ムクリ

善子「あれ、ルビィ起きてない」


目覚ましpipipipipipipipi……

ルビィ「……zzz」

善子「……」目覚ましカチッ

善子「お疲れさま」

善子「(8時前くらいにセットしておけば大丈夫よね)」

善子「(ルビィは昨日の残りを温めればいいし、ヨハネは……もう適当でいいわ。準備しましょ)」

===

善子「相当お疲れのようね。起きてこないとは」

善子「行ってくるわね。ルビィ」

ルビィ「……zzz」

善子「ルビィ……」

はだけた掛け布団をさらにどかし、ルビィの身体を優しく抱き締める。起こさないように、壊さないように、そっと……

善子「……」スッ

善子「(何やってるのかしらね、私)」

善子「(貴女が今日も事故や怪我無く健やかに過ごし、この2人の城に帰ってこられますようにーーー)」

善子「今度こそ、行ってきます……」

62 :
仕事中ーーー

ライン♪

善子「……ルビィかしら」スマホッ

ルビィ:
善子ちゃんおはよう
今朝は朝ご飯もお弁当も作れなくて本当にゴメンナサイ
それと目覚ましもちょうどいい時間にかけていてくれてありがとう
それとそれと、朝ご飯すっごく美味しかった!昨日のお夕飯として食べられなくてゴメンネ……
今日もリハーサルだから凄く遅いと思います
終わったらまたラインするね
最近。時間合わなくてごめんね

善子「……」

昨日の夕御飯を美味しかったと言ってくれた嬉しさはすぐに萎んでいき、
今日もルビィの帰りが遅いことと、何度も何度も彼女に謝らせてしまっているメッセージを見て、
ヨハネの心はズキズキと、酷く痛んだ。
目頭が熱く、涙が出そうになる。

ヨハネは、

そんなに謝らないの!今日もしっかりとレッスンに励みなさい!
ヨハネは貴女の帰りを待ってるから

微かに震える手で何とか返信のメッセージを送った。
既読は、夕方までつかなかった……。

63 :
良い
とても良い!

64 :
つっら

65 :
そんな日々がまるで永遠のように続いたある日

善子「ただいま……」ガチャ

ルビィ「あ!お帰りなさいっ」ヒョッコリ

善子「!?」

善子「た、ただいま。今日は早いのね……」

ルビィ「うん♡」

善子「……」

ルビィ「えへへ。あ、そうだ。よっちゃん」ピラリ

善子「これは……」

ルビィ「ルビィのデビューイベントのチケットだよ。ずっと渡せなくてゴメンネ」

善子「そっか。もう目の前に迫ってたのよね」

ルビィ「この日のために、ずっと頑張ってきたから……見に来てね」

善子「……」

ルビィ「……?」

ルビィ「よっちゃん……?」

善子「……くっ。うぅ……」ポロポロ

ルビィ「よっちゃん!?」

どうしても、
堪えきれない涙が溢れてきた。

66 :
よったん…😭

67 :
>>65
訂正:デビューイベント→1stライブ

善子「ひっ……く……。う、うう……」

ルビィ「よっちゃん……!」ギュッ

善子「る、ルビィ……!!」ギュゥゥゥ

彼女の身体の体温は、とても温かく。ホッとするもので、
ヨハネはルビィを抱きながらあまりにも情けない姿を晒し続けるのであった。

68 :
😭😭😭

69 :
===

ルビィ「もう、大丈夫そうだね」

善子「はぁ……。ふぅ……」

善子「ごめんなさい。恥ずかしい姿を見せたわね」

ルビィ「そんなことないよ」

ルビィ「でもーーー」

ルビィ「あんなに泣いちゃった理由は、ルビィのせいだよね?」

善子「……」

ルビィ「だったら、ルビィに教えて?一緒に住んでいるのに、知らないうちによっちゃんを泣かせちゃうくらいのことをしちゃってて……」

ルビィ「知りたいよぉ」

善子「……」

善子「本当に一緒に、住んでるのよね……」

ルビィ「え……」


善子「一緒にご飯も食べることも、家事をすることも、お出かけすることも、なかなか出来なくなって」

善子「貴女の姿を見られるのは、寝ている所かーーー」

善子「テレビの中に居る貴女……」

善子「一緒に住んでいるハズなのに、凄く貴女が遠くて。どんどん遠くに行ってしまっているような感覚に苛まれて……」

善子「……」グスッ

善子「ヨハネは今、最低なことを考えてしまっているわ……」

ルビィ「……教えて」

善子「あな、たに……アイドル……を……」

善子「う、うううぅぅぅ!!!」

ルビィ「よっちゃん……」ギュッ…

70 :
善子「ごめんなさい。ごめんなさいルビィ……!!」

ルビィ「……」ナデナデ

善子「決めたのに。貴女の夢を応援して、支えるって決めたのに……!!」

善子「貴女との生活があまりにも楽しくて、幸せで!」

善子「ヨハネは、自分のことを……自分の感情を……!!」

ルビィ「……ごめんね。そんな想いをさせちゃって、ごめんね……」

善子「ちが…!謝らないでぇ……こんなの、ヨハネの幼稚な我儘よぉ……!!」

ルビィ「……」ナデナデポンポン

背中を優しく撫でるルビィに、再び泣き声を漏らすヨハネであった……。

71 :
このスレを立ててくれた>>1含めて有能だったんじゃないかとさえ思えてきた

72 :
〜〜〜

善子「……」スッ…

ルビィ「あっ……」

善子「はぁ……………」グシグシ

善子「ルビィ。ありがと」

ルビィ「よっちゃん……?」

善子「貴女に面と向かって話したら、かなりスッキリした」

善子「結局、ヨハネの我儘なのよ。困らせるようなことを言ってしまって本当にごめんなさい」

善子「ましてや大切なイベント直前にこんな……有り得ないわ」

善子「それでもこうして話せて、整理出来そう。だから貴女は集中しtルビィ「よっちゃん」

善子「……」

ルビィ「ルビィの一番目のファンで、一番大切な人は、よっちゃんだよぉ」

73 :
よしルビ豪邸あいしてる

74 :
ルビィ「ルビィがアイドル活動に専念出来ているのも、東京で暮らすお許しを貰えたのも、こうして家賃を払ってご飯を食べて生活出来ているのも」

ルビィ「ぜーんぶ、よっちゃんのおかげなんだよぉ?」

ルビィ「それに、ルビィの今までのどんな活動も記録としてまとめてくれてるのも、どんなに小さくテレビに出ていても録画して残しておいてくれてるのも」

ルビィ「ぜーんぶ、知ってるよ」

善子「……」

ルビィ「ルビィね。よっちゃんにはどんなに感謝してもしきれないよぉ」

ルビィ「いつも出来るだけありがとうって伝えるのを欠かさないようにしてたけど、出来ない日が続いちゃってたね……」

ルビィ「ごめ……」

ルビィ「……」フルフル


ルビィ「だからね。見て欲しいんだぁ」

ルビィ「よっちゃんは知ってくれてると思うけど。ルビィね、頑張ってきたから」

ルビィ「よっちゃんも初めて見るルビィの姿を見せられる自信があるから」

ルビィ「ルビィを応援してくれてる人達も、凄く温かくて熱い人達だから」

ルビィ「ルビィの一番のよっちゃんに、見に来て欲しい」

ルビィ「それで、これからもルビィのことを応援してくれたら嬉しいです」

善子「……」

75 :
===

ルビィ「みなさぁぁん!こーんばんわー!」

オタク「こーんばんわー!!!」ルビィチャー!!

ルビィ「えへへ♡今日はついに来ました黒澤ルビィ1stライブです!目一杯楽しくて!最高の時間をお届けすることを約束しますので!よろしくね♡」

キャー!!ルビィチャー!!

善子「フフ。緊張してる」クスクス

善子「……」


まだどこか、フワフワしているような感覚だけど
アイドルであるルビィの一番近くに居ることは、こうした想いや感情も全部抱えていくことなんだと、ようやく理解出来た。

辛い感情や、ルビィを独占したいと言う邪な欲望も
ルビィに一番だと言って貰えた喜びも
そんなルビィと最も近い場所で生きている意味も

全部抱えて折り合いをつけるにはもう少しだけ掛かるかもしれないけど

とにかく今は
ヨハネもまだ目にしたことのないような姿を見せると約束してくれた

ルビィのステージをこの眼に焼き付けたいと思うわ♡

76 :
長くなってしまってごめんなさい
もっと簡潔明瞭にしたいずらぁ……

77 :
すてき

78 :
何ここ神しかいないの?

79 :
こういう関係性いいね

80 :
いいなあ

81 :
ネ申

82 :
尊い……ウッッ(浄化)

83 :


84 :


85 :


86 :
ほし

87 :
ほっ

88 :
いつのまにか神スレと化していただと

89 :
よしルビは平和でいいな

90 :
同棲初日の二人も見てみたさあるよね

91 :
>>38
付き合っていて恋人同士ver


ルビィ「よ、よっちゃ……!!あっ///」

善子「ルビィ……」ペロ…チュ…

ルビィ「やめっ、やめてぇ!首は本当にやめて!!」バッ

善子「あん」

ルビィ「痕が出来ちゃったら大変だよぉ!明日はネット配信番組だってあるんだからぁ!」

善子「そうだったわね。ごめんなさい」

ルビィ「……」

ルビィ「よっちゃん、最近どうしちゃったの……?いつもすぐにえっちなことしようとしてくる……」

善子「あら、そうかしら?」

ルビィ「そうだよぉ……///」

92 :
善子「貴女の魅力に、ヨハネは完全に堕ちてしまっているから仕方ないのよ。許して頂戴」

ルビィ「……でも、約束したよね?」

ルビィ「よっちゃんとお付き合いすることはやめないけど、アイドルとして生きる以上、ファンの人を不安にさせたり嫌な気持ちにさせるようなことだけは絶対にしないって」

ルビィ「したよね?ねっ!?」

善子「……そうね」

ルビィ「なら、首に痕をつけるようなことしちゃ、ヤだ……」

善子「……」

善子「分かったわ」

善子「要は、見えなければいいのよね……」

ルビィ「え」

93 :
チュウ……!!

ルビィ「んっ!?」

善子「んん……」

チュパ…レロ……レロ……チュ…

ルビィ「ん♡ん、んんっ……♡」

バサッ スルン

ルビィ「やっ!?///」

クニュクニュ……!!

ルビィ「ひゃ!あ、あっ♡やぁぁ!!///」

善子「貴女の弱い所も、こうして強引に攻められるのが大好きなのも、全部知ってる」

善子「知っているのは、このヨハネだけ」

ルビィ「ん……♡ や、あ……あ!あぁ……っ♡」ピクンッ♡

善子「ほら、もう濡れてきちゃった……♡」ヌラ…

ルビィ「よ、よっちゃぁん……」

ルビィ「何で。何でこんなこと……」

94 :
善子「―――今日、お渡し会だったじゃない?」

ルビィ「ふ、ふぇ……?」

善子「女も男も、沢山集まっていて……ルビィに釘付けだったわ」

ルビィ「(来てくれて、見ていてくれたんだ……)」

善子「貴女へ純粋な応援の言葉を述べる者。仕事の感想を伝える者。面白いことを話して貴女を笑顔にする者。初めて貴女と会話が出来て泣き出してしまった者」

善子「とても良い子達ばかりだったわ」

ルビィ「……うん」

善子「でもね、もうヨハネ。全員が許せないの」

ルビィ「えっ」

95 :
善子「どれだけルビィへエールを送ろうと、愛を届けようと―――所詮は有象無象」

善子「ルビィと盟約を誓い、貴女を愛する権利を持つのはこのヨハネだけなの」

ルビィ「そ、そんな……ファンの人達だってルビィの大切な―――」

クチュッ…!ヌラヌラヌラヌラ……!

ルビィ「あ゛っっっっ♡ ひ、ひんっっ♡ ひゃ、ひゃめっ、ひぁぁあああぁぁ!!!♡♡♡」


善子「ルビィ。よく聞きなさい」

善子「そして、忘れかけてしまっているようだから改めて分からせてあげる」

善子「このヨハネが貴女の主人だってことを……♡」

ルビィ「あ、ああぁぁ……♡ ヨハネ、様ぁ……♡」

96 :
===

翌朝

ルビィ「……」ポー

ルビィ「(昨日、何回イカされちゃったんだろ)」

ルビィ「(ちょっと、怖かったなぁ……)」

ルビィ「(でも―――)」

ルビィ「(凄く優しく攻めてくれるのはいつも通りだったし、それに……)」

ルビィ「(あんなにドキドキしたの久しぶりだった……///)」

ルビィ「よっちゃん……ヨハネ様ぁ……///」ドキドキ

97 :
ルビィ「……あ」

ルビィ「首に痕、出来ちゃってる……!」

ルビィ「(どうしよう……)」

善子「ルビィ」

ルビィ「っ……!ヨハネ様……///」

善子「……あら。痕、付けてしまっていたのね。ごめんなさい」

ルビィ「絶対に怒られるよぉ。それにファンの人達に気付かれちゃったら……」フルフル

善子「そうねぇ。なら―――」


スッ…キュッ…パチン…

ルビィ「……チョーカー」

善子「少し幅が太めの物よ。うん、完璧に隠れているわね」

ルビィ「……ねぇ。コレを持っているから痕付けたの?」

善子「そんなこと……フフ。さぁ、どうかしらね」ククク…

ルビィ「……」

98 :
===

夜。ネット配信番組

ルビィ「みんな〜こんばんは〜♡」ノシ

『ルビィちゃーん!』『こんばんは!』『かわいい〜〜♡』

ルビィ「いつも見てくれている人も、初めましての人も、昨日振りの人も」

ルビィ「今日も楽しい時間にしようねぇ♡」

『はーい!』『ルビィちゃんしゅきぃ……』『チョーカー可愛い!!』
『チョーカー凄いオシャレ!』『ルビィちゃんはチョーカーも似合う!』『プレゼントかな?』

ルビィ「あっ……。凄いね皆!すぐ気付いちゃったね!」

ルビィ「うん!このチョーカーは友達の子からプレゼントして貰った物なんだぁ♪」

ルビィ「似合ってるってコメントしてくれてありがとー♡」

『似合ってる!』『素敵〜♡』『今日のコーデも可愛すぎる!』『友達(恋人)』『おいやめろ』『つれぇにゃ』

ルビィ「……(ズキッ」


ルビィの心には痛みが走りました。ごめんね、皆……。
でも、それと同時に
常に善子ちゃんを感じるような気持ちになって……
ハートがとてもドキドキしているルビィもそこには居たのでした……。


善子「……フフフ」カタカタ

『チョーカー、とても素敵よ♡』


独占欲のお話おわり

99 :
恋人同士ではなくあくまでルームシェアのパートナー
恋人と言う関係でそうした行為もしてしまう

どちらも美味しいけど、やはり好まれるのは前者なのかなぁ

100 :
どちらにもそれぞれの良さがあってすき

101 :
純愛もいいし歪な愛情もとても合う
よしルビは変幻自在だなぁ

102 :
善子に戻らずヨハネモードのままなよしルビって意外と珍しい気がする
ヨハルビか?

103 :
Gsって知らん?

104 :
よしルビ最高

105 :
よしルビはいいぞ

106 :
ルビィが海外ロケとかで長期不在になったら耐えられるんだろうか

107 :
そこはルビィの布団にくるまってエネルギー補充よ

108 :


109 :
ほしゅ

110 :
保守

111 :
>>90

善子「―――荷解き」

ルビィ「多分全部……」

よしルビ「終わったー!!」床寝転がり〜

善子「はー!自分の部屋を仕立てるだけでも一苦労だったのに」

ルビィ「食器を棚に入れたりとか、テーブルを組み立てたりとかしてたらもうこんな時間だよぉ」

ルビィ「やっぱり家のお手伝いさんにその辺りも手伝って貰えばよかったんじゃないかなぁ」

善子「ダメよ!」

善子「貴女のお家には車で荷物や家具、家電製品(しかも一応中古と聞いたけど凄く立派な物!)、そしてヨハネ達まで運んで貰って!」

善子「さらに大きい物を新居の中に運んで設置までして貰ったのだから!!」

ルビィ「洗濯機と冷蔵庫どうしようかと思ったけど助かっちゃったね〜♡」

善子「そうよぉ!普通に家電を購入して、引っ越し会社を利用していたら一体幾らになったことか!」

ルビィ「大助かりだねぇ」

善子「大助かりよぉ!ありがとうございました!」

ルビィ「えへへ♪」

112 :
ルビィ「―――でも、このお家に決めたのはルビィ達だし」

ルビィ「初期費用?って言うのもルビィとよっちゃんが頑張ってバイトして貯めたお金でちゃんと払えたし!」

善子「それでも、保証人は貴女のお父様……」

善子「はーあ!あんな啖呵切ったのに全然格好付かないわ!」

ルビィ「……♡」ニコニコ


ルビィ「(よっちゃんはルビィのお父さんとお母さんに毅然と立ち向かって、本気でアイドルを目指すルビィの上京を説得してくれたんだぁ)」

ルビィ「(ルビィもよっちゃんの勢いに乗せられて『もう既に所属する養成所も決まってます』)」

ルビィ「(ここまでは本当だけど『ルビィが黒澤家の一員として芸能界にコネとパイプを作ってきます』なんて口から出まかせ言っちゃった♡)」


ルビィ「(でも―――)」

ルビィ「(本気なのは、本当だから)」

ルビィ「(今日から始まるんだ……!)」

113 :
善子「さて、一段落したらお腹空いちゃったわ。ご飯どうしましょう?」

ルビィ「お買い物して作る?それとも外食しちゃう?」

善子「初任給が入るまでは節制したいけれど、今日は疲れちゃったわね……」

ルビィ「そうだねぇ。ちょっと歩くとスーパーがあったからそこでお惣菜や出来合いの物を買おっか」

善子「賛成。早速行きましょう」

ルビィ「うんっ。そだ!マイバッグ!マイバッグ!」

善子「フフッ♡」

===

善子「―――あ、ルビィはこっち側」クイッ

ルビィ「きゃ」

善子「このヨハネと共に歩く時、貴女が車道側を歩くことは今後許さないわ」

善子「(こういう所から始めていかないと)」

善子「(今、貴女を守ることが出来るのはこのヨハネだけなんだから……!)」

ルビィ「……ありがとう。ヨハネ様♡」ギュ…

善子「っ!て、手を繋ぐ必要は無いんじゃないかしら!?///」

ルビィ「え〜?♡」

114 :
===

ルビィ「よっちゃん!冷凍フライドポテトだって!」

善子「駄目よ」

ルビィ「えー!?」

善子「ダイヤから釘を刺されているの。貴女の食生活にはかなり気を遣わせてもらうから」

ルビィ「……お姉ちゃんめ」プクー

===

よしルビ「ごちそうさまでした」

善子「さ、次は軽く床掃除。その間にお風呂を沸かしましょう」

ルビィ「は〜い」

ルビィ「……お風呂、一緒に入る?」

善子「入らないわよ!?///」

ルビィ「きゃは♡」

115 :
===

善子「(明後日は入社式。明々後日には研修開始)」

善子「(ルビィは明日、入所前の挨拶や顔合わせ)」

善子「(流石に不安と緊張が心を蝕むわ……)」ドキドキ

善子「ヨハネがルビィを一番近い場所で支え、応援するの。覚悟を決めなさい……」

ルビィ「よっちゃん」

善子「ふお!?」

ルビィ「あ、ごめん」枕ギュッ

善子「……」

ルビィ「えっと。その……///」モジモジ

善子「フフフ♡」

善子「2人部屋に分けた意味が薄れてしまうけど、今日くらいはいいわよね♡」

ルビィ「!」

ルビィ「うんっ♡」

116 :
モゾモゾ

よしルビ「……」

善子「ついに始まったわね」

ルビィ「うん」

善子「この下らない下界を、2人の力で制するの」

善子「そのためには我がリトルデーモン。貴女の力が必要よ」

ルビィ「……」ギュゥ……

善子「ルビィ?」

ルビィ「やっぱり、ちょっとだけこわいよ……」

善子「……」ナデナデ

善子「ヨハネも、怖いわ……」

善子「けれど絶対に大丈夫。絶対にヨハネが貴女を守ってみせるから」

善子「貴女と一緒に居ると、ヨハネが不幸な目に(あまり)遭わない様に」

善子「貴女の不安も、恐怖も、全てこのヨハネが打ち晴らしてあげるわ」

善子「ヨハネとルビィは魔界最強の2人なんだから……!」

ルビィ「……はい。ヨハネ様」


善子「だから―――」

善子「改めて、よろしくね。ルビィ」

ルビィ「うん。よろしくお願いします。よっちゃん」


同じベッドの中
契約と呼ぶにはちょっと子どもっぽい指切り
それでも
ここから2人の生活が始まったのだった―――。

同棲初日のお話おわり

117 :
ありがとうございます

118 :
尊死

119 :
ちょっと甘々過ぎる。反省

120 :
甘々過ぎてなにがいけないんだ!
いいだろそれくらい!おれが許すよ!

121 :
素晴らしい…素晴らしい…

122 :
いいとおもう

123 :
尊すぎて天を仰いで泣いてる

124 :
激甘でも超絶シリアスでも映えるのがよしルビなんだ
是非好きなように書いてもらいたい
そしてそれを涙を流しながら感謝して頂くのだ

125 :
しゅきぃ…

126 :
あまーーーーーい!いえーーーーい!!

127 :
たまりませんねぇ

128 :
たまには喧嘩する二人も見てみたいかも?

129 :
喧嘩度合 小・大の2パターンで

130 :
>>106

ルビィ「それじゃあ、行ってくるね」

善子「……えぇ。どうか気を付けて。必ず無事にーーー」

善子「違うわね。楽しんでいらっしゃい」

ルビィ「うんっ!」

善子「(ついに来てしまった写真集の撮影。元々あった海外のイベント出演にくっつけることで海外で6泊7日
……)」

善子「(ルビィは幸運のリトルデーモンだから、絶対に何事も起こらないと確信しているわ)」

善子「(やっぱり不安なのはーーー)」

ルビィ「よっちゃん。ルビィが居なくて寂しい?」

善子「っ!?」

善子「あ、当たり前でしょう!!本当は行かないで欲しい……!(な、何を言っているの!?このヨハネが寂しいだなんてそんな感情持ち合わせている訳無いじゃない!)」

善子「……あれ?」

ルビィ「ふふっ♡よっちゃぁん♡」ギュッ

善子「あっ……う、うぅ……。ルビィぃぃ〜……」ギュー

ルビィ「寂しいって言ってくれて嬉しい♡」

善子「ううううぅぅぅ…………」

ルビィ「楽しんできます。お土産も買ってきます。よっちゃんにも満足して貰えるような最高のお仕事をしてきます。そして、必ずこの2人のお城に帰ってきます」

ルビィ「やくそく♡」ユビキリ

善子「……えぇ」ゲンマン


ルビィ「寂しくて我慢出来なくなったらルビィのベッドで寝ていいよ♡」

善子「なー!?しないわよぉ!///」

ルビィ「あはっ♡ それじゃあ行ってきま〜す♡」

善子「行ってらっしゃい!」

131 :
善子「……」

善子「行ってしまったわね」

善子「……」ガチャン

善子「はぁ。広く感じるわ」


善子「……」頬っぺたパチン


善子「さぁ、ヨハネも仕事へ行かなくちゃ」

善子「帰ったら掃除をしてーーー」

ーーー
ーー


132 :
⌒°( ^.- ^ )°⌒

133 :
2日後ーーー

善子「……」

善子「辛い。無理」


===

会社

お局「津島さーん。何コレ?1行ずつズレてるわよ?」

善子「……今すぐ直してきます。すみませんでした」

お局「顔が良いだけじゃ駄目でしょう?ミス無く仕事はしないと」

善子「はい。二度無いよう気をつけます」

お局「コレ防げたミs善子「では直してきます失礼します」


同期「つっしー相変わらず逃げるの上手い笑」

善子「……はぁ。うん」

同期「ただ昨日辺りから露骨に顔が死んでるけど大丈夫?」

善子「……ルビィ」

同期「!? な、何!?誰!?」

善子「あと5日も帰ってこないなんて……」

同期「出張か何かなの!?」

善子「(コクン)海外……」

同期「やばー!つっしーの相手ヤリ手!」

善子「ルビィ……」

同期「(ニックネームもヤバいなー)」本名です

134 :
同期ちゃんが愛さんぽい

135 :
===

善子「ただいま……」

善子「(あの後同期の子に『今週はなるべくご飯行こう!寂しさ紛らわそう!』と誘われて少し気が紛れた)」

善子「でも、結局帰ったら」

善子「貴女が居ない現実が待っているのよね……」


善子「……」


ルビィのベッド

善子「お邪魔するわね」モゾモゾ

善子「……ルビィの匂いがする」スゥ…


善子「……」スマホッ

善子「この生活を始めて、大分経ったわね」

善子「写真、沢山撮っててよかった」スッスッ


善子「(これからはもっと沢山写真を撮りましょう)」

善子「(寂しくないように。あの子との思い出を1つでも多く残せるように)」

善子「……」

善子「…………」

善子「…………………zzz」

136 :
お局「ネチネチ」

善子「(あと3日……)」


同期「がんばれがんばれ!」

善子「(あと2日……)」


善子「(あと1日……)」

善子「(今度海外行くときは、LINE出来るように海外用Wi-Fi持っていかせよう……)」決意

137 :
===

善子「ハァ……!ハァ……!」タッタッタッ

善子「ただいま!」ガチャッ

シン……

善子「……まだ、帰ってきてないの?」

ルァアイィン

善子「!」スマホッ

ルビィ『無事着陸しました。車でお家まで送って貰います』

善子「あぁ……!」パアァァ

善子「ご飯!そしてお風呂!」バタバタ

138 :
===

ルビィ「んしょ、んしょ!」

ルビィ「……着いた」

ルビィ「……すぅ。はぁ……」ドキドキ


カチャン カチャン ガチャ


善子「!!!」


ルビィ「ただいまぁ」

善子「お帰りなさい!!」

善子「ルビィ!!」ギュゥゥ!

ルビィ「きゃ〜〜〜♡」

139 :
ルビィ「ちゃんと帰ってきたよぉ」

善子「うん」

ルビィ「ちゃんとお仕事も家事も出来た?」

善子「うん」

ルビィ「……寂しかった?」

善子「うん!」


ルビィ「……ただいま」ナデナデ

善子「お帰りなさい……」ギュッ

140 :
===

ルビィ「ふぅ……」

ルビィ「(お夕飯は豪勢だし、お風呂も素敵な入浴剤入り♡)」

ルビィ「何だかおもてなしされちゃった気分♡」

ルビィ「えへへ」ベッドぽふん


ルビィ「ーーーあ」

ルビィ「……ちょっとだけ、よっちゃんの匂いがする」

ルビィ「♡♡♡」


ルビィ「えへへ。気付かないフリしてあげないと、ねっ♡」

141 :
コンコン

ルビィ「?」

ルビィ「よっちゃん?どうしたの?」

善子「……」枕持参

ルビィ「……えへへ♡」

ルビィ「おいで〜♡」

善子「……」モゾモゾ


ルビィ「きゃ♡」

善子「……」ギュッ

ルビィ「……♡」ナデナデ

142 :
|c||^.- ^||

143 :
その後、暫くの間
ルビィにくっついてばかりのよっちゃんでした。

もぉ。よっちゃんの匂いがルビィにくっついちゃうよぉ♡


ルビィ海外出張おわり

144 :
よきやん

145 :
もっとこう、禁断症状的なものを書きたかった
浮かばなかった。すまぬ

146 :
よろしいならば喧嘩編でリベンジだ

147 :
いいんだ
そのままの>>1でいてくれ
あと量産してくれ

148 :
下着被ったりみたいな背徳的な行為をしてる場をうっかり見られて欲しい

149 :
この善子は独りよがりな欲望は蛇蝎のごとく切り捨てそう

150 :
喧嘩度・小 『風呂』

ルビィ「ただいま〜。あー!さむぅぅい!」

善子「お帰りなさ〜い」ソシャゲタプタプ

ルビィ「疲れたぁ〜」

善子「お疲れさま〜」タプタプ


バサバサ ガチャ パタン

善子「……」

シャワー ジャー

善子「!?」

どぽーん

善子「なー!!?」ガタッ


ガチャッ

善子「何お風呂入ってるのyルビィ「きゃー!!///」

ルビィ「な、何!?お風呂入っちゃダメなの!?」

善子「ヨハネが浴槽洗ってたった今湯船張った所だったのよォ!!!」

ルビィ「えぇぇ……ルビィ。知らないもんそんなの……」

善子「はあぁぁぁぁ……貰った入浴剤入れて堪能するつもりだったのに……」

ルビィ「(知らないもん……)」

ルビィ「ーーーそれより閉めてよぉ!恥ずかしい!///」

善子「……」ヌギッ

ルビィ「ひゃー!?///」

善子「ヨハネも入る!入浴剤も入れるからね!」

ルビィ「ルビィに拒否権は無いの!?」

善子「勝手にお風呂入った貴女にそんなものが存在するとでも!?」`¶cリ˘□˚)|

ルビィ「しーらーなーかったーんーだーもーんーー!!!」⌒°( >ω<)°⌒


この後プンプンしながら入浴して、背中流しっこして仲直りした

151 :
ヒャア!今日は二本立てダァ!

152 :
喧嘩度・小 『梅雨の季節の洗濯物』

善子「ただいま」

ルビィ「あ、お帰りなさい」マッタリ

善子「今日は貴女が早かったのね」

ルビィ「うんっ」ノンビリ

↓この辺に床に置かれた洗濯物……

善子「……」

善子「ねぇ。この間ダイヤからも言われたけど、畳むまでが洗濯よ?」

ルビィ「後もうちょっとしたら畳むよぉ」

善子「あっそ」ヒョイ

善子「ーーーってぇ!まだ湿ってるじゃないの!」

ルビィ「えっ本当ぉ!?ちゃんと触って確かめたんだけど……」

善子「どうせ小さめのものでしょう?大きいのは乾いてないじゃない!」ペシペシ

ルビィ「……ごめん」

善子「この時期は乾くのも遅いんだから確認はきちんとしなさいよ!洗濯物は先に手をつけた方が責任を持つルール!」

ルビィ「はぁい……」

善子「……まったく」

風呂場のハンガーラックに引っかけて乾燥スタートポチー

153 :
ルビィ「……」⌒°(`・ω・)°⌒ シュン…

善子「……」


善子「今日はオフだったかしら?」

ルビィ「ううん。お昼だけバイトしてた」

善子「そう」

ルビィ「それで、お掃除たくさんしてた……」

善子「……」

善子「ありがとね。なのに強く言って、ごめんなさい」

ルビィ「んーん……気を付けるね……」

善子「えぇ」


善子「あのね。お土産にスイートポテトを」

ルビィ「!!!」

善子「食べる?」

ルビィ「うんっ♡」


夕飯とデザート美味しく食べて仲直りした。

154 :
喧嘩度・小 『プリン』

善子「(甘いもの食べたい。確か冷蔵庫に3個パックの残り1つが)」冷蔵庫ガチャー

無いっ

善子「……あれっ」ガサゴソ

ルビィ「冷蔵庫開けっぱなしはダメだよー」

善子「ねー。ラス1だったハズのプリンどこー?ヨハネってちゃんと書いてたヤツ〜」

ルビィ「……知らない」

善子「貴女食べたわねルビィ!!!!!」

ルビィ「あーん!名前見えなかったしルビィだって食べたかったんだもーん!!」

善子「蓋と容器に書いた上に付箋も貼っておいたのだけど!?」

ルビィ「しらなーい!恋は盲目なんだよぉ!?」

善子「こーのー!!」頬っぺたムニー

ルビィ「うーー♡」

155 :
善子「……」

善子「あ」

善子「(確か)」冷蔵庫ガサゴソ

善子「あったあった」

`¶cリ˘ヮ˚)|つ『3個パックよりもずっと豪華なプリン!』

⌒°( ・ω・)°⌒ !?

ルビィ「えっ何それは」

善子「昨日買って納豆とマーガリンの後ろに隠しておいたの忘れてたわ」

ルビィ「えっズルい」

善子「いや、ヨハネのお小遣いで買ったものよ」

ルビィ「ずーるーいー!ルビィも食べたーい!」

善子「ふざけているのかしら……?」ゴゴゴ


ルビィ「肩揉んであげるからぁ……♡」上目遣い

善子「……」

ルビィ「脚と腰と背中も!もーみもーみしてあげるからぁ♡」オネダリボイス

善子「……一口だけだからね」

ルビィ「やったぁ♡」


モミモミ

善子「はい。あーん」

ルビィ「あーん♡」

ルビィ「美味し〜♡」

善子「410円するものだからね」

ルビィ「甘いね〜♡」

善子「そうね。甘すぎるわね、ヨハネ……」


ルビィが1時間近くマッサージしてくれてヨハネの機嫌は直り仲直りした。

156 :
あっまーい

157 :
とても良いです

158 :
喧嘩度・小 『録画』

善子「……あれっ」

ルビィ「どうしたの?」

善子「この鉄腕ダフルRUSHの上に録画してあった果曜ビィどうでしょうがどうして残ってないのかしら」

ルビィ「……。どうでしょうは1回見てNEWが消えてたら消していーよって言ってなかったっけ?」

善子「途中で寝落ちしちゃったからまだ全部見てなかったのよー!しかも再放送ではレアなサイコロの旅だったのにぃ!!」

ルビィ「えぇぇ……知らないもんそんなの……」

善子「そんなあぁぁ……地味にショック……」

ルビィ「ごめんなさい」

善子「てか!消す必要あるくらい残り容量少なかったかしら!?」

ルビィ「えっと……。アイドル大集合6時間スペシャルを最高画質で録画したくて……」

善子「っ…………」

善子「(まとまった時間が取れなくて積みがちなクセにアイドル主演のドラマとか音楽番組とかを最高画質でどんどん録画してえぇぇ……!!)」ゴゴゴ…

善子「貴女こそ1回見たら消しなさいよぉ!」

ルビィ「やだよぉ!何回も見たいもん!」

善子「せめてBDに焼きなさい!買ってあげたでしょう!?」

ルビィ「やり方よく分かんないもん……」

善子「円盤入れてダビングするだけよ!何が難しいのよずら丸じゃあるまいし!」`¶cリ˘□˚)|

ルビィ「あー!マルちゃんのことバカにしたー!」⌒°( >ω<)°⌒


アイドル in TV『今日は沼津に来てま〜す♡ 港や内浦の方に足を伸ばして沼津の魅力に触れたいと思います♡』

よしルビ「!!」

TVの前正座っ

善子「この子知ってるわ!素敵な子よね!」

ルビィ「ねー♡ わぁ〜この子が内浦に来てくれてるなんて〜♡」


この後仲良く番組を見て仲直りした。

159 :
ええやん

160 :
喧嘩度・小 『ゲーム』

善子「はぁ……(あと20周……)」

ルビィ「ねーねー」

善子「んー?」

ルビィ「折角のお休みなのにスマホゲームばっかりぃ」

善子「そのお休みじゃないとイベント周回が出来ないのよ」

ルビィ「ルビィよりもゲームが大切なの……?」

善子「どちらも大切でとても天秤になんてかけられないわ」

ルビィ「……」プクー


ルビィ「よいしょ」

善子「じゃま」

ルビィ「タプタプしてるだけじゃん」

善子「だとしても勝手にヨハネを膝枕にしないで」

ルビィ「膝枕じゃなくて太ももだもん」

善子「……」頬っぺたツンツン

ルビィ「やー♡」


善子「オートで回せないから集中する必要はあるのよ。スタミナにも回復アイテムにだって限りがあるんだから」

善子「邪魔しないで」

ルビィ「……」ムー


ルビィ「……」ムクリ

善子「そうそう」

ルビィ「あと1時間したらお仕事行かなきゃだからメイクする」

善子「……えっ。今日この後仕事だったの?!」

ルビィ「……。だからちょっとでも甘えたかったんだもん……」ボソッ

善子「……」

161 :
ルビィ「……」メイクテリテリ

善子「……。貸して」

ルビィ「……なぁに」

善子「メイクしてあげる」

ルビィ「……うん」

===

善子「はい。出来た」

ルビィ「……えへへ。バッチリだね♡」

善子「当たり前でしょう。このヨハネがやったんだから」

ルビィ「ありがとう♡」

善子「気を付けて行ってきなさいね。帰りは何時頃?」

ルビィ「打ち合わせだけではあるんだけど……多分遅くなっちゃうと思う」

善子「分かったわ。車で送って貰うかタクシー使いなさいよ?」

ルビィ「うんっ。それは勿論だよぉ」


ルビィ「それじゃあ行ってきます」

善子「行ってらっしゃい。鍵は閉めておくから」

ルビィ「はーい」

ガチャ


善子「……さて、周回再開っと」

善子「(お休みの時はもう少し構ってあげるようにしましょ)」


まずは帰ってきた際に甘やかしてあげて仲直りした。

162 :
お後がよろしいようで
(喧嘩度・大 難しい。思い付かない……)

163 :
>>158
番組名ww

164 :
ルビィの体調とかの管理に熱入りすぎてすれ違っちゃうとかどうすか

165 :
ルビィが雨降ってる中傘もささずに飛び出しちゃうの

166 :
ほしゅう

167 :


落ちずに残ってたらヨハ誕ネタも見たいわね

168 :


169 :
見たいから落とさない、落とさせない

170 :
ほほほほほほ

171 :
ほしゅよしルビ

172 :
ほんと神スレだなあ

173 :
ほしゅ

174 :
落とすな

175 :
喧嘩度・大

善子「最近お仕事増えてきていい感じね」

ルビィ「うんっ。デビューイベントしてからね!沢山お仕事のお話貰えてるの!」

善子「これまでの努力が実を結び、同時に良き流れを呼び込んでいる」

善子「この機を逃さない手はないわ。一気に羽ばたくのよ!」

ルビィ「はいっ!ヨハネ様!」


ルビィ「―――ケホッ!コホッ!」

善子「っ!」

善子「喉の調子、まだ芳しくないわね……」

ルビィ「だ、大丈夫……」

ルビィ「こういうの始めてだからちゃんとお医者さんに診て貰ったし、お薬も飲んでるし」

ルビィ「もう少ししたら良くなっていくと思う。心配させてごめんね」

善子「今後、体調管理やスタイルの維持にはより一層気を付けなくてはいけないわね……!!」

善子「ヨハネも協力するわ!」

ルビィ「うんっ」


善子「と言うことで、今日も喉に優しいメニューにするわね」

ルビィ「えー。またお素麺〜?」

善子「特売でまとめ買いした異母の糸よ!お汁だって夏バテ防止の特製にするわ!」

ルビィ「んーー。じゃあ喉の調子良くなったらお肉食べたいなぁ」

善子「そうねぇ……。食べてもヘルシーな肉料理レシピを考えておくわ!」

ルビィ「えー!普通にハンバーグとか食べたいよぉ」

善子「ハンバーグ!豆腐ハンバーグとかいいわね!」

ルビィ「そうじゃなくってぇ!」プクー

善子「フフフ」

ルビィ「も〜〜〜」

176 :
===

翌日―――

ルビィ「ただいま〜」

善子「お帰りなさい」

ルビィ「わっ。何だかモクモクしてる」

善子「フフフ。加湿器を購入したのよ!」

ルビィ「えぇっ」

善子「貴女は『ルビィ喉強いから大丈夫だよぉ!』って言っていたけど、やっぱりあって損するものではないと思って」

ルビィ「た、高かったんじゃないの?」

善子「あ〜ちょっと良い物を購入したから1万円ほど……」

ルビィ「えぇぇっ!」


ルビィ「……高価な買い物をする時は」

善子「うっ……。必ず相手に相談して、本当に必要か決めてから購入すること……」

ルビィ「そうだよね。約束破っちゃヤだよぉ……」

善子「で、でも!これはルビィのためのプレゼントのようなものよ!」

善子「もう二度と喉の不良なんて引き起こさないためにも!」

ルビィ「……」

ルビィ「(確かにルビィが喉を痛めちゃったのがきっかけだし、よっちゃんの風邪予防とかにもなるし……)」

ルビィ「そうだね。ありがとう」

善子「大切に使いましょう」

ルビィ「うん」

177 :
===

数日後―――

善子「ルビィお待たせ。今夜のディナーよ」

ルビィ「わぁ〜。品数一杯!」

善子「でも量はそれぞれ少なめ。満腹感は出しつつも低カロリーよ!」

ルビィ「すごいねぇ!それじゃあ早速いただきま〜す」

善子「ヨハネもいただきます」


ルビィ「……」モグモグ

善子「……ちょっと、薄味過ぎたかもしれないわね」

ルビィ「健康的なお味だねぇ」

善子「ごめんなさい……!」

善子「もっと練習して、ルビィが常に健康でいられる食事メニューをどんどん確立していくわ!」

ルビィ「う、うん……」


ルビィ「……」モグモグ

ルビィ「(喉の調子も良くなったし、もっとお肉やお米も食べたかったなぁ)」

ルビィ「(いつもみたいに普通のお料理の方が……)」

ルビィ「(……なんてね)」

ルビィ「(よっちゃんがルビィのことを考えて作ってくれたのに、何考えてるんだろ)」

ルビィ「(それにルビィが作る時は今まで通りのメニューにすればいいんだから……!)」

178 :
===

さらに数日後―――

ルビィ「今日のお夕飯は生の生姜を使っての生姜焼き!」

ルビィ「(先輩に教えて貰ったレシピはアバウトだったけど、確かに切って擦って味付けして焼くだけだね!)」

ルビィ「(お米は控えめ。その代わりビタミンたっぷりな豚肉さん。美味しいお汁を吸ったキャベツや玉ねぎを沢山食べるんだぁ!)」

ルビィ「よーし、作るぞ〜!」


〜〜〜

善子「ただいま」ガチャ

ルビィ「あ、お帰りなさい!それとお疲れ様」

善子「ありがとう。今夜は久しぶりにルビィの作った夕飯ね」

ルビィ「今日はお肉食べたくって!ルビィの先輩からレシピ教えて貰ったんだぁ♪」

善子「あら!健康的な肉料理かしら?ヨハネも興味あるわ!」

ルビィ「そんな凄いのじゃないよぉ(笑)。先輩ってね、生姜焼き作る時にチューブのじゃなくて生のものを使うんだぁ」

ルビィ「美味しいんだって」

善子「あ〜……」

ルビィ「よっちゃん?」

善子「ううん。何でもないわ。美味しそう」

ルビィ「うんっ♡ もう少しで出来るからね!」

善子「えぇ。着替えるわ」


善子「……」

善子「(てっきり低カロリーで健康的なものだと思ったけれど、普通のものだったわね……)」

善子「(食事メニューをより健康的にするために、ヨハネがしっかりと先導しなくっちゃ!)」

179 :
〜〜〜

ルビィ「ん〜〜〜〜〜♡ 美味しいよぉ〜〜〜〜〜♡♡♡」モグモグ

善子「生の生姜を使うと明らかに味にパンチが効くわね……!」

ルビィ「ね〜♡」

善子「(―――さて)」

善子「……ねぇ。少し盛り過ぎじゃない?」

ルビィ「えっ?そんなことないよ……?」

ルビィ「お肉は2人で100g。あとはキャベツと玉ネギ。ネギのお味噌汁に他のお野菜だって―――」

善子「野菜を多めに摂るのは良いことだわ。それでお腹も膨れれば尚良しね」

善子「だから、お肉は残して明日のお弁当に回してもいいんじゃないかしら?」

ルビィ「えぇっ!?な、何で!?どうして!?」

善子「確か来月って巻頭特集組んで貰った雑誌のお渡し会もあるでしょう?」

善子「これまで以上にファンの前に立つ機会が増えていくのだから、日頃からしっかり整えていかなくちゃ!」

善子「綺麗で完璧に仕上がった貴女の姿をファンの連中に見せつけてあげるのよ!」

ルビィ「え、え……」

善子「ヨハネがルビィの健康を維持して!より魅力的な女性に貴女を導いてあげる!」

善子「ルビィがアイドルとして加速しつつある今、貴女に出来ることなんてこれ位だから……」

ルビィ「…………ん」


〜〜〜

ルビィ「1、2、3、4……」

ルビィ「(よっちゃんの気持ちは分かるし、凄く嬉しいけど)」

ルビィ「(ルビィはこうしてお家でも運動やストレッチしてるし)」

ルビィ「(体重の維持も体調管理だってずっとちゃんとやってきてるもん)」

ルビィ「(だって、プロのアイドルなんだから)」


ルビィ「1回調子悪くしちゃっただけで、信用されなくなっちゃったのかなぁ……」

ルビィ「お肉。お腹一杯食べたいよぉ」

180 :
===

そんな日が暫く続き―――

アイドル事務所

ルビィ「……」

マネージャー「んー……。ルビィちゃん」

ルビィ「あ、はいっ」

マネージャー「なぁに、そのノッペリ顔。最近多いわよ」

ルビィ「え……」

マネージャー「いつもの笑顔はどこへ行っちゃったの?」

ルビィ「そ、そんな顔してました?!」

マネージャー「無表情なルビィちゃんは私好きじゃないわ。どんな時でも皆を笑顔に出来るスマイル。それがあなたの武器なんだから」

ルビィ「……はい」

マネージャー「……どうしたの?最近充実こそしているけど、ちょっとストレス?」

ルビィ「いいえ!お仕事は凄く楽しいです!やりたかったこと、一杯出来てとっても充実してます!!」

マネージャー「えぇ。見ていれば分かるわ」


マネージャー「うーん。そう言えば最近痩せた?」

ルビィ「あ、はい。最近2kg落ちました」

マネージャー「む〜」


マネージャー「(ルビィちゃんは太ってない)」

マネージャー「(寧ろ、パッと見はこじんまりで可愛らしい。でも実は太ももを始め身体はきちんと女性の魅力溢れる肉付きを秘めている)」

マネージャー「(そこが良いのに……。自分の良さを殺してない?)」


ルビィ「……」

マネージャー「好きな物を食べていいからね?ルビィちゃんは自己管理出来ている方だと思ってるし」

マネージャー「変に我慢したり、食事に気を遣い過ぎてストレス溜められたら寧ろそっちを止めさせなくちゃ」

ルビィ「はい……」

181 :
〜〜〜

お昼

ルビィ「……」モグモグ

ルビィ「(最近はルビィが担当だったお弁当も、よっちゃんが作るようになって)」

ルビィ「(眠いのガマンして作ってくれて……。無理しないで欲しいよぉ)」

ルビィ「それに、お弁当まで健康メニューなのは、正直……」


ルビィ「……ごちそうさまぁ」ハァ…

ルビィ「何でご飯食べてため息ついてるんだろ……」

ルビィ「(今日はこの後ダンスレッスンを少しキツめにして終わり)」

ルビィ「(帰りが少し遅くなっちゃうから、お夕飯はよっちゃん)」

ルビィ「また健康メニューかなぁ……」

ルビィ「(食べたいものを食べていい……かぁ)」トテトテ


先輩アイドル「あー。タン塩食べたい……」テクテク

ルビィ「……あ!先輩っ」

先輩アイドル「お、ルビィ。いやぁルビィは今日も可愛いなぁ」ナデナデ

ルビィ「えへへ♪」

先輩アイドル「あ、今日ってさ。同じ所でレッスンだっけ?」

ルビィ「確かそうです!」

先輩アイドル「よ〜し。なら終わった後ご飯行こっ」

先輩アイドル「焼肉!モチロン奢ってあげる!」

ルビィ「本当ですか!?」パァァッ

先輩アイドル「いひひ♪ 予定とか大丈夫?」

ルビィ「はい!大丈夫です!」

先輩アイドル「おし、決定。これは今日のレッスン頑張れそうだぞい!」テクテク

ルビィ「……」


ルビィ「……」スマホッ

ルビィ『今日はお夕飯食べて帰ることになっちゃった。帰りもちょっと遅いかも』

ルビィ「……」送信

ルビィ「よぉし。ダンスレッスン頑張ろうっと!」

182 :
===

ルビィ「はぁ…………♡」

ルビィ「お肉もお野菜も」

ルビィ「お腹一杯食べちゃったぁ♡」

ルビィ「幸せぇ……♡」

ルビィ「(何だかずっとモヤモヤしてたのも無くなってる)」

ルビィ「(やっぱり食べたいものを食べることって大切だよぉ)」


先輩アイドル「そこまで喜んで貰えたならご馳走した甲斐もあるってもんだ」

ルビィ「先輩ごちそうさまでした♡」

先輩アイドル「はい。どういたしまして」

先輩アイドル「うんうん!いつもの笑顔が可愛いルビィになった♪」

ルビィ「え。あっ……」


先輩アイドル「……ルビィもわたしも、我慢して伸びるタイプじゃないと思うよ」

先輩アイドル「やりたいこと全部やって、そうやって周りの凄い人達を追いかけていくの」

ルビィ「先輩……」

先輩「何だか最近モヤモヤしてる感じだったけど」

先輩アイドル「何だっけ?家族と一緒に暮してるんだっけ?お姉ちゃん?」

ルビィ「ううん!高校の時からのお友達と一緒に住んでるんです」

先輩アイドル「そっかそっか。自分のこととゴッチャになってたw」


先輩アイドル「……一緒に住める位の関係ならさ」

先輩アイドル「言いたいことも我慢しないで言っていいと思うよ」

先輩アイドル「言わないと伝わらないことって結構あるから」

ルビィ「言いたいこと……」

先輩アイドル「ま、わたしはそれで『お姉ちゃんは怒り方がエグい』っつわれたことがあるんだけどw」

ルビィ「あははっ」

先輩アイドル「ちょっと前までは結構喧嘩ばっかりしてたんだけどさ。今は仲良しだし」

先輩アイドル「そんなもんだよ。大丈夫」

ルビィ「先輩……ありがとうございます」

先輩アイドル「うん。じゃ、帰ろっか。これから雨降りだすって予報だし」

ルビィ「はーい」

183 :
===

ザァァァ……

ルビィ「(本当に降ってきちゃった。お家着くギリギリでよかったぁ)」


ルビィ「ただいま」ガチャ

善子「……お帰りなさい」

善子「……」クンクン

ルビィ「……なぁに?」

善子「焼肉、ねぇ」

ルビィ「うん。先輩に誘われちゃった」

善子「美味しかった?」

ルビィ「うんっ♡」

善子「……そう」


善子「まずお風呂入る?」

ルビィ「うん。そうする」

善子「分かったわ」

184 :
〜〜〜

ルビィ「ほぁぁ……」ホカホカ

ルビィ「(今日は何だか凄くスッキリしてる〜♡)」


善子「ルビィ。ちょっとコレを見て」

ルビィ「なぁに?」

善子「最近ね。貴女の体重や顔の大きさの変移とか、お肌の状態を記録していたの」

ルビィ「え」

ルビィ「(最近ずっと体重確認したり写真撮ったりしてたけど―――)」

ルビィ「こんなことまでしてくれてたんだ……」

善子「こんなことだなんて酷いわね。まぁいいわ」

善子「ここ数週間で2kg落ちたじゃない?」

善子「お腹や顎の周りがスッキリしたとか、無いかしら?」

ルビィ「うーん……」


『言いたいことも我慢しないで言っていいと思うよ』


ルビィ「正直に言うと、あんまり実感は無いかなぁ……」

185 :
善子「あら。本人からすればそんなものなのかしらね」

善子「でもね、ほら見て。少し前の貴女の写真と、昨日。そして―――」カシャ

善子「たった今。比較してみましょう」

ルビィ「……わぁ」

善子「ね?結構分かりやすいでしょう?」

ルビィ「(最近のルビィのお顔、こんなにシュッとしてたんだ……)」

善子「でも、今日の焼肉でまたいつもの可愛いルビィになっちゃったかしらねぇ」クスクス

ルビィ「っ……!」

善子「また明日から仕切り直していきましょう」

善子「貴女の顔ってここ数年で凄く大人びてきて綺麗になっているから、もう少しだけ痩せた方が絶対―――

ルビィ「よっちゃん」

ルビィ「よっちゃんはルビィのトレーナーさんなの……?」

善子「……え?」

186 :
一先ずここまで……ダラダラ長い……すまぬ……

187 :
ここで切るのかぁ

188 :
ここは小姑の出番だ

189 :
先輩は一体何幡さんなんだ…

190 :
ルビィ「よっちゃんはルビィの事務所の人?」

善子「違うわね」

ルビィ「ルビィのマネージャーさん?」

善子「まさか」

ルビィ「そうだよね……」

善子「歯切れ悪いわね。言いたいことがあるならきちんと言って」

善子「今の貴女の言葉で大体何を言いたいかは察しがつくけれど」


ルビィ「……こんなことまでして貰わなくっちゃルビィ、ダメなのかな」

善子「大きなお世話って訳かしら?」

ルビィ「そんなこと言ってないよぉ!」カァァッ

191 :
ルビィ「ルビィそんなに自己管理出来てないかなぁ!?」

ルビィ「こうして2人暮らしを始めて今までずっとちゃんと出来てたよ!」

ルビィ「太っちゃったこともないし!運動だって毎日してる!」

ルビィ「不摂生もしてない!お芋さんだって結構ガマンしてる!」

ルビィ「なのに、食べる量まで減らして、食べたいものも全部ガマンしなくちゃいけないの……!?」


善子「これまではそれだけで良かったと思うわ」

善子「でも、これからはもっと考えていくべきではないかしら」

善子「絶対に体調を崩せない時期が出来たり、常に健康である必要が出てくるでしょう」

善子「健康な身体作りのためには多少の我慢は―――

ルビィ「事務所の人も言ってくれたもん!ガマンしなくていいって!」

ルビィ「ガマンするのつらいの!モヤモヤするの!!」

ルビィ「品数多くなって食費もかさんじゃってるし!必要の無い加湿器も買ったりしてぇ!」

ルビィ「よっちゃんはルビィのお仕事には関係無いんだから口出ししないでよぉ!!!」

ルビィ「ルビィ1人でもちゃんと出来るもん!!!」

192 :
善子「…………」

ルビィ「…………」

ルビィ「……」ハッ

ルビィ「(あれ、今。ルビィ)」

ルビィ「(凄いひどいこと……)」


善子「……そうね。確かにその通りだわ」

善子「ヨハネは貴女の仕事には無関係」

善子「それに、善かれと思ってのことだったけれど、貴女の気持ちに反したことをしてしまっていたのね」

善子「そこはごめんなさい」

ルビィ「あ、あの……」

善子「ただね―――」


善子「貴女1人だけの力でこの生活を過ごしてきたように言われるのだけは、酷く心外だわ……!!!!」スクッ


ルビィ「よ、よっちゃ……!」

善子「部屋に1人にさせて!」

パタンッ


ルビィ「あっ…………」

193 :
閉ざされてしまった善子ちゃんの部屋の扉からは
とても小さな、泣き声のような
息が漏れる音が聞こえてきて

それを聞いた途端

善子ちゃんの言葉
善子ちゃんの行動
善子ちゃんのお料理の味

色んなことがルビィの中で暴れだして

善子ちゃんのしてくれたことは全部ルビィのことを想ってのことだったのに、

ルビィの言ってしまったことは、とってもワガママで自分勝手なことだと気付きました。


胸が凄く痛くて
善子ちゃんに謝らなくっちゃと思うのに
謝ることすら身勝手なことに思えて

ルビィが、存在していてはいけないように思えて―――

194 :
タタタタ……!!

善子「……」

善子「(ルビィも自室へ……。少し、互いに頭を冷や―――)」

カチャン! カチャン! ガチャッ!!

善子「は!?」

善子「あの、子……!!!」バッ


ガチャ!バタン!!

善子「待ちなさいルビィ!!どこ行くの!!!」

ルビィ「っ……!!」タタッ

善子「!!!」ダダダッ!!!

グイッ!!

ルビィ「痛っ!は、離してぇ!!」

善子「こっちに来なさい……!!」

ルビィ「や、やだぁぁ!ルビィ今、よっちゃんと一緒に居たくない……!!」ポロポロ

善子「だからって……!こんな大雨の中!!大切な貴女をみすみす行かせるほどヨハネも呆けていないわ!!!」

195 :
善子「ほら!入りなさい!!」トンッ

ルビィ「きゃんっ!」ペタン

善子「……お互い頭を冷やしましょう。でも、この家に残るのは貴女。この家を出るのはヨハネよ」

ルビィ「えっ……」

善子「それじゃ」ガチャ

ルビィ「ま、待っ」

パタン……

ルビィ「て……」

196 :
追いかけなくちゃ
行かないでって言わなくちゃ
謝らなくちゃ
もっとちゃんとお話しなくちゃ

そう思っても、声が出なくて、脚が震えて動かなくて、立ち上がれなくて


ルビィ「……う。うううぅぅぅぅぅ……!!あぁぁぁぁぁん……!!!」ポロポロ


泣くことしか出来ないルビィは、最低でした……。

197 :
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
           . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
      ノcノ,,・o・,,ノレー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄

これでよいのか分からないずらぁ……

198 :
いいんじゃないでしょうか……

199 :
|c||↑.- ↑||

200 :
看病イベントにコンボが繋がりそう

一旦乙です

201 :
ここからハッピーエンドなのか鬱エンドなのか
どっちに転んでも良いけどこの世界線はハッピーエンドであってほしいな

202 :
>>199
内容飛ぶからやめてw

203 :
ほん

204 :
わくわく

205 :
〜〜〜

ルビィ「ひっく……。う、うぅ……」ポロポロ

泣きながらリビングへ戻るしかなかったルビィの目に入ったのは
テーブルの上に置かれた記録紙。
きちんとまとまった記録には「1kg減量成功!」「目標:夕飯300カロリー!」「ルビィをもっと美人に!」なんてメモが書かれていて、
さらにその紙の下には1冊のノートがありました。

ルビィ「……」パラ…

それはルビィと善子ちゃんの2人暮らしを記した日記のようなものでした。

206 :
『○月△日。今日から2人暮らし開始』

『ルビィを守り、支え、応援する。それがヨハネの新たな使命』

『生活資金。節約。食事。防犯。健康。問題山積み』

『ダイヤ:ルビィは結構太りやすい体質だから不摂生は絶対に避けるように。御意』

『食事は当番制?』

『当面はローコストでも満足度の高い食事を!』

『いずれはより良い食事メニューを』『多少のコストは止む無し』

『ルビィが遊びに行きたがってる。お金節約してどこかへ』

『洗濯洗剤が安いお店見つけた!今後はここで!』

『極力ヨハネに関するお金は使わない。使うのはルビィのためだけに』

『×月□日。ルビィとネズミー!』

『洗剤の店潰れた。つら』

『◎月●日。ルビィ養成所から事務所所属へ。お祝い』

207 :
メモや、雑学。節約術。
ルビィとの思い出。
毎月確実に増えている貯金額。

ルビィが喉を痛めてしまったこと。
ご飯のレシピや、芸能人の健康維持の情報が沢山。


ルビィ「(と言うより……)」


そのノートには、ただひたすらに
ルビィに対してのことが書き連ねられていました。

そして最後のページには


『ルビィがアイドルとしてその名を世界へ轟かせるその日まで』
『ヨハネの総てをルビィに注げる』


―――と、綴られていました。

208 :
===

ザァァァ……

善子「……」

善子「雨、つめた……。さむ……」


善子「(たまたまポケットにスマホが入っていたけれど)」

善子「(キャッスレスの時代とは言えスマホだけでどこかに泊まることは出来ないでしょうね)」


善子「……どうでもいい」


善子「(独りよがりな行動だったんだわ)」

善子「(ルビィのためだなんて言って)」

善子「(あの子のことを縛り付けてしまっていた)」

善子「(あの子に押し付けてしまっていた)」

209 :
善子「(―――これから、どうすればいいのかしら)」

善子「(とにかくルビィの生活だけは守らなくちゃ)」

善子「ダイヤ……」スマホッ

何も考えたくない想いが脳を支配する前に
『本当に困った時にだけ、電話を掛けなさい』と釘を刺されていた小姑へダイヤルをかけた―――。


Prrrrrrrr……


ダイヤ「もしもし?」

善子「……ご無沙汰してるわ」

ダイヤ「……えぇ」


善子「…あの」

ダイヤ「どうか、したの?」


善子「……っ」

善子「ごめん、なさい……」ポロ…

善子「ルビィと、衝突してしまったわ……」ポロポロ…

努めて平静を装い電話を掛けたけれど
電話の向こう側からは、見透かされたかのように優しい声が聞こえてきて

流すものかと誓っていた涙が
目の前で降り続ける雨のように流れ落ちてきた……。

210 :
===

ルビィ「……」

そのノートを読んでいけばいくほど
善子ちゃんがこの2人暮らしのために
どれだけ色んなことを考えていたり
節約をして自由に使えるお金を用意してくれていたり
自分のことを後回しにして、ガマンしていたり
ルビィのことを一番に考えてくれていることが

少し怖いと思うくらいに、

ルビィ「うっ……うぅぅぅ……」ポロポロ

痛いくらいに、伝わってきたのでした……。


『貴女1人だけの力でこの生活を過ごしてきたように言われるのだけは、酷く心外だわ……!!!!』


ルビィ「あ、あああぁぁ……」

ルビィは、ルビィは本当に何てことを……。

ルビィ「よっちゃん。よっちゃぁぁぁん……!!!」スクッ

謝らなくちゃと
夢中でスマホとバスタオルを手に持って
善子ちゃんに電話を掛けながら
ルビィは外へ飛び出しました。

電話は、繋がりませんでした……。

211 :
===

気が付けば
ダイヤへ事の顛末を話すだけでは止まらず
ルビィへの想いも、自分の行いも全てブチ撒けていた

ルビィへ言いたくても言えなかった想い
馬鹿正直に話したらきっと引かれてしまうと内に秘めていた想い
ルビィへの愛

全部。全部……。

ダイヤ「……そう」

それでもダイヤは、たった一言
優しく呟くのだった。


ダイヤ「確かに今回に限っては、善子がルビィの気持ちを鑑みずに空回り気味になってしまったのかもしれないわ」

ダイヤ「もう少し自分の考えを話して、ルビィからも意見を聞くべきだったわね」

善子「そうね。でも、結局……ヨハネの行為なんて全て押し付けがましいものだったのよ……」

善子「だからもう―――

ダイヤ「話を聞いて。自暴自棄になって逃げないで貰える?」

善子「っ……」

優しい声から一変。
厳しい一言に頬を叩かれたような感覚に打たれた。図星だった。

212 :
けれど、再び包み込んでくれるような声色に戻り

ダイヤ「善子だから」

ダイヤ「2人の生活を許されたのだと思うし、ここまでやってこられたのだと思うわ」

善子「そんなこと……」

ダイヤ「あるわ」

ダイヤ「新社会人として、上京をして」

ダイヤ「まだ収入に期待出来ないルビィの分まで生活費を稼ぎ、捻出し」

ダイヤ「苦労や辛いことだってある中」

ダイヤ「ルビィがアイドル業へ集中出来るようにあらゆる面でサポートをして―――」


ダイヤ「善子じゃなければ、こんなにも順調に進んでいなかった筈よ」

ダイヤ「頑張っていたのね。ありがとう」

善子「……っ」

善子「うううぅぅぅぅぅ…………!!!!!」ポロポロ


厳しさの裏側にある、とても深いダイヤの優しさが
痛い位に温かくて

ルビィへの想いを、行為を
讃えてくれたように思えて
またもや涙が溢れてきた。

213 :
ダイヤ「そのまま聞いててね」

ダイヤ「善子の考えや、想いはきっと間違っていないわ」

ダイヤ「でもね、ルビィにも譲りたくない気持ちや、誇りがあるの」

善子「……うんっ」

ダイヤ「ルビィは相変わらず怖がりで泣き虫で甘えたでしょう?」

ダイヤ「けれど、ずっと昔から強さだって持ち併せていた」

ダイヤ「上手に表現出来なかったり、あらぬ方向に向かったりなだけで、ね」

善子「えぇ。あの子は強いわ……」

善子「怖い思いや行き詰まることだってあったでしょうに」

善子「そんな素振り全然見せないで、いつも笑顔で……」

善子「なのに」

善子「ヨハネは、ルビィのことをまるで未熟者のように……」

ダイヤ「そうね……」

214 :
ダイヤ「けれど」

ダイヤ「そうしてルビィの強さがきちんとアイドルと言う仕事に向けられているのは、善子のおかげよ」

善子「……」

ダイヤ「善子がルビィの一番近くに居て、毎日を楽しく充実したものにしてくれて」

ダイヤ「お金のことを不安に感じることもなく仕事に集中出来るように支えてくれて」

ダイヤ「そんな善子の強さのおかげで、ルビィも強く在ることが出来ているんじゃないかしら」

215 :
善子「……そんなことないわ。ヨハネは弱い」

善子「ルビィの優しさに甘えてしまったり、仕事の愚痴だってしちゃう……」

ダイヤ「良いことじゃない。弱さも見せられるだなんて」

善子「え……」


ダイヤ「ルビィになら、津島善子も津島ヨハネも、強さも弱さも、全て曝け出せる」

ダイヤ「そしてそれはね。きっとルビィも同じ」

ダイヤ「アイドルとして輝こうとする黒澤ルビィも、善子との生活を楽しむまだまだ子どもな黒澤ルビィも」

ダイヤ「それぞれの持つ強さと弱さ。どちらも善子に見せている筈よ」

善子「……」

ダイヤ「今回はそれが少し噛み合わなかっただけなんじゃないかしら」

216 :
ダイヤ「ルビィの強さと誇りは認めてあげて」

ダイヤ「そして相変わらずな所もある弱さは受け入れて、あなたならではのやり方で勇気づけてあげて」

善子「……でも」

ダイヤ「でも?」

善子「今ヨハネがルビィと一緒に居ても―――」

ダイヤ「……何?私や家の者がそちらに行って当面ルビィの面倒を見ろと?」

善子「え、いや、その……」

ダイヤ「冗談じゃないわ」

善子「えぇぇ……」

ダイヤ「善子なら大丈夫だと信じているから2人を送り出したのよ」

ダイヤ「1度大喧嘩した位で音を上げないで頂戴」

善子「で、でも……」

ダイヤ「強いて言えば善子。あなた少しだけ重いかもしれないわね」

善子「」

ダイヤ「ルビィのことを愛してくれるのは構わないけれど、内側に秘めるのなら表に漏らさないようにしなさいな」

ダイヤ「溢れてしまうのならばもっと上手にルビィへ伝える」

ダイヤ「閉じ込めるなら閉じ込めるでルビィに悟られないよう完全に内側へ秘めておきなさい」

ダイヤ「お姉ちゃんみたいにね♡」

善子「……はい」

217 :
ダイヤ「私は善子を信じているから」

ダイヤ「しっかりと話してご覧なさい」

ダイヤ「どうしても上手くいかなかった時には、またこうして話を聞くわ」

ダイヤ「でも、今ルビィの一番近くで生きているのは善子なんだから」

ダイヤ「よろしくね」

善子「う……ん……」


よっちゃああああん!
よしこちゃあああああああん!!!


善子「!?」

善子「ルビィ……!!」

ダイヤ「私にも聞こえたわ」

ダイヤ「それじゃ、切るわね」

善子「あ!え、っと……!」

善子「ありがとう……!」

ダイヤ「はい」プツッ


電話が切れたことを確認したヨハネは、一直線に
傘も差さず赤い髪を濡らしているルビィへ走り出した―――。

218 :
疲れたずら。あともうちょっと

219 :
|c||^.- ^|||c||^.- ^|||c||^.- ^||

220 :
よしルビはいいぞぉ

221 :
いかんネタスレで中和しないと涙腺がもたない

222 :
ダイヤさんが実に良い…
もう1人の妹のように接するのが本当に良い…

223 :
ルビィ「!!!!」クルッ

ルビィ「よ、よっちゃああああああああああああああ!!!」ガバッ

善子「きゃっ」バサッ

善子「(バスタオル……)」

ギュウゥゥ……!!!

善子「っ!ルビィ、痛いわ……」

ルビィ「ごめんなさい!」

ルビィ「ごめんなさい!!!!」

ルビィ「ごめ、ごめっ……なさ……!!!」

ルビィ「ひっく……うぐ……えぐっ……」


善子「……ごめんね。ヨハネも、ごめんね……」

ルビィ「よっちゃんは何も悪くないよぉぉぉ……!!」

224 :
善子「違うの。ヨハネの考えを貴女にきちんと伝えるべきだった」

善子「貴女の仕事に対する想いをきちんと尊重すべきだった」

善子「仕事に直接関わっていない者としての意見をヨハネはすべきだったの」

善子「貴女のプライドを傷付けるようなことをしてしまって、本当にごめんなさい……」ギュッ


ルビィ「あぁ……あああああぁぁぁぁぁん!!!!」

善子「泣かないで……また喉を痛めてしまうわ」

ルビィ「うっ、ううぅぅ……!」

ルビィ「よっちゃんはっ……そうやって……!」

ルビィ「いつも、いつだって……!ルビィのこと、ちゃんと考えてくれってて……!!」

ルビィ「ルビィはっ!それに……甘えちゃって…たぁ……!!」

善子「いいの。いいのよ……」

善子「ありがとう……」

ルビィ「ごめんなさい……ごめんなさい……」


善子「もう謝らないで……」

ルビィ「う、うぅっ……」

善子「さぁ、家に帰りましょう」

225 :
ガチャ……
ピト、ピト……

ルビィ「よっちゃん風邪ひいちゃう。お風呂入って……」

善子「貴女も濡れてるわ……」


善子「今日は、一緒に入らない?」

ルビィ「……」

ルビィ「うん……」

226 :
それから2人で湯船に浸かり
ゆっくりと話をした

ヨハネがこれまでルビィに尽くしてきたこと
今後アイドルとしてさらにステップをしていくルビィの身体を、案じすぎてしまったこと
ルビィの事務所の方針や先輩からの言葉
ルビィ自身の考え
その上で、今後どのような生活を送っていくか

1つ1つ大切に言葉を交わした

こんな風にゆっくり話すことは、凄く久し振りで
つい、お湯が温くなるまで話し込んでしまい―――


浴室から出た後、ヨハネは一気に体調を崩した。

227 :
===

ルビィ「ただいま〜」

善子「(あ、帰ってきた……)」

ルビィ「よっちゃんただいま。具合はどーお?」

善子「おかえりなさい。まだちょっとキツいわ……」

ルビィ「そっかぁ……」

ルビィ「でももう大丈夫だよぉ。ルビィが居るからね♡」

善子「えぇ……♡」

ルビィ「今ご飯作るから、お薬飲んでもう少し休もうね」

善子「はぁい」


ルビィ「今日が土曜日で良かったねぇ」

善子「そうね。月曜日までに治しきって、また頑張らないと」

ルビィ「ルビィも負けないように頑張るよ!」

善子「えぇ。頼りにしているわ」

ルビィ「うんっ♡」

トテトテ……

228 :
善子「……」

善子「(ヨハネだけが頑張る。ルビィだけが頑張る)」

善子「(ヨハネだけが支える。ルビィは支えられる)」


善子「(そんなんじゃなくて)」

善子「(持ちつ持たれつで、いいのよね……)」

善子「(こんな大切で当たり前のことなのに)」

善子「(いつの間にか忘れちゃっていたのかも)」

善子「(だけど)」

善子「(これからはもっと……)」

善子「(ルビィと…………)」ウトウト…

229 :
〜〜〜

善子「スゥ……スゥ……」

ルビィ「(よっちゃん。ご飯食べてお薬飲んだらすぐに寝ちゃった)」

ルビィ「……」善子の手ギュ…

ルビィ「(ルビィね、思ったんだぁ)」

ルビィ「(二人三脚って、どんなに息がピッタリな2人がやっていても)」

ルビィ「(走り続けていたら、どうしてもタイミングがズレちゃうことがあって)」

ルビィ「(そうなっちゃうと、走りながらズレを戻すなんてことは凄く難しくて)」

ルビィ「(一旦落ち着いて止まって。そこからもう一度走り出せばいいのに)」

ルビィ「(ルビィ達は無理やり走り続けようとして)」

ルビィ「(思い切り転んじゃって)」

ルビィ「(2人で一緒に「痛〜い!」って大泣きすることになっちゃったね……)」


ルビィ「(それでも一度止まるのはおんなじで)」

ルビィ「(そのおかげでまた一緒に走り出せたんだよね)」


ルビィ「(でも、もし)」

ルビィ「(またタイミングがズレちゃった時には)」

ルビィ「(ルビィの方から「一回止まろう」って、ちゃんと声を掛けるから)」


ルビィ「だから、よっちゃん……」

これからも、この先も
ルビィの隣で
ルビィと一緒に
走ってくれると嬉しいです―――。

230 :
おまけ

ルビィ「加湿器。役に立ってるね」クスクス

善子「そ、そうね……」コホッコホッ


善子「そう言えば―――」

善子「ノート、見たのよね……?」

ルビィ「あのノート?うん……」

善子「……引いた?」

ルビィ「……」

ルビィ「ほんの、ちょぴっとだけ」

善子「…………!!!」


それから暫くの間、よっちゃんがルビィに冷たかったです。くすん……


善子『ルビィに冷たいって言われたのだけど……』ライン送信

ダイヤ『フフフ(笑)』

ダイヤ『内側に秘めようとすると否応無しにそうなるものよ♡』


喧嘩度・大 終わり

231 :
よしルビって2人ともお互いを尊重し合っていて
また、ルビィは目の前の相手に対して怒りの感情を露わにしないタイプ(1人の時にプクーって膨れてる)で
善子は言葉としてはそれなりに発するものの、本心や素直な想いは内に秘めがちなタイプだと解釈していて

この2人が喧嘩するとなると両者の未熟な部分やまだ子どもの部分が出てしまったり
少しわざとらしくしないと衝突しないのではと思い

要するに大喧嘩難しかったずらぁ

232 :
素晴らしい一本だった

233 :
Bravo!

234 :
すばらっすばらっ

甘々もいいけどシリアスもいいね

235 :
これで心置きなく甘々が書けるな!

236 :
番外編感覚でダイヤ以外の他メンバーとの絡みも見たい

237 :
素晴らしすぎる
善子とルビィそれぞれが怒りに到達するまでの過程が丁寧に描かれてて良かった
あとダイヤの雰囲気がG'sっぽい感じで物凄く好きでした

238 :
ほしゅゅ

239 :
良き…
喧嘩の仕方から仲直りまで全部素晴らしい

そして感動話の直後に書くもののギャップに笑う

240 :
>>148
善子ver

善子「……」洗濯物タタミー

善子「洗濯物を畳んで収納する。これが一番面倒なのよね〜」

善子「はぁ。ルビィより早く帰宅しがちだからヨハネばかりがやってる印象……」

善子「お、ルビィのショーツ」

善子「可愛いわねぇ」

善子「……」

善子「(一度被ってみたかったのよね。パンツ)」スチャッ

善子「……頭にあの子の股間を感じる。そこそこ興奮するわね///」ドキドキ

善子「……」もう一つルビィのショーツ

善子「…………///」クンカクンカ

善子「洗濯した後でも、匂いするかも……///」ドキドキ


ルビィ「……」鞄ボトッ

善子「……」

善子「…………」滝汗

善子「………………」首ギギギ……

善子「いつ、帰ってきたの……?」

ルビィ「………………///」つケーキ屋の箱

善子「ケーキだなんて、サプライズなお土産ね……」


ルビィ「よっちゃんのおばかさーん!!!えっちー!!!!///」

善子「ぎゃー!!!ごめんごめんごめんー!!」


この後メチャクチャ土下座した。

241 :
ルビィver

ルビィ「はぁ……」帰り道トテトテ

ルビィ「(ムラムラするぅ……)」

ルビィ「(でも、ルビィがお家に帰ったらほとんどよっちゃん居るから出来ないんだよねぇ)」

ルビィ「(声も匂いも漏れちゃうし……)」

ルビィ「(かと言って朝の午前中はそういう気分じゃないし)」

ルビィ「(ルビィにはそういうコトをする人も居ないし……)」


ルビィ「(よっちゃんと、そういうコト……?)」

ルビィ「違うもん!よっちゃんは大切な人だもん!!」首ブンブン


ルビィ「はぁぁ……」


善子「あら、ルビィ!帰り同じタイミング!」

ルビィ「えっ。あっ♡よっちゃーん♡」

善子「お疲れさま。さ、入りましょう」

ルビィ「うんっ♡」

242 :
>>241
よしルビ「ただいま〜」

善子「さてーーー」ストッキングヌギヌギ

善子「お疲れさまっと」ビニールに入れてゴミ箱ポイー

ルビィ「捨てちゃうの?」

善子「伝線」

ルビィ「あ〜」

善子「もうちょっと穿きたかったけどそれなりに使っていたしね」

ルビィ「そっかぁ……」ジィ…


善子「……って、あ゛ぁ!?」

ルビィ「なぁに!?」

善子「帰りに買おうと思ってた物あったのに忘れてた!明日必要だからちょっと行ってくるわ!!」タタッ

ルビィ「ほぇっ?!あ、うん!行ってらっしゃい!」

善子「ちょっと時間かかるかも!晩御飯先にどうぞ!」

ルビィ「はぁい」

ガチャ パタン カチャン カチャン……


ルビィ「……」

ルビィ「……」ゴミ箱ジィ…

カサッ シュルシュル…

ルビィ「……よっちゃんが今まで穿いてたストッキング」

243 :
>>242
ルビィ「……」スン…スン……

ルビィ「!!!」

ルビィ「ふわ……しゅごい……いい匂い……でも、ちょっとえっちな匂い……♡」

ルビィ「も、もうガマンできなぁい……!!」タッ

ルビィ「(お風呂場なら、匂い残らないよね……!)」ガチャ


ルビィ「ん〜〜〜〜〜♡」スゥゥゥ…♡

ルビィ「は、はぁ…はぁ……♡」

ルビィ「どうしよ……すっごいドキドキするぅ……///」

ルビィ「ごめ、ごめんねよっちゃん……」

ルビィ「よっちゃんのストッキング、オカズにしちゃうね……♡」クチュ…♡

ーーー
ーー


244 :
>>243
ルビィ「はぁ…♡はぁ……♡」

ルビィ「んく……♡」

ルビィ「(気持ちよかったぁ……♡)」


ルビィ「……」

ルビィ「早くシャワー浴びないと、バレちゃう……」スクッ

ルビィ「……」つストッキング

ルビィ「(これは、もう一度袋に入れて)」

ルビィ「(ルビィのお部屋の絶対に見つからないような所に……保管)」

ルビィ「(……またムラムラしちゃった時は)」

ルビィ「(使わせてね、よっちゃん……♡)」


善子「はぁ〜ただいまぁ〜」

ルビィ「きゃっ♡」ドキッ


ルビィ「お、おかえりなさぁい///」

善子ちゃんには言えない秘密が、出来てしまいました……。

そして後々この秘密がバレてしまい、善子ちゃんにそういう欲求を処理して貰えてしまうのですが
それはまた別のお話ですーーー♡

245 :
よしルビはノンケであってもコロっと性的な関係に堕ちかねないイメージ

246 :
えっち

247 :
神かよ…

248 :
神スレでしかない

249 :
別のお話じゃなくてそこまで書く必要があるんだよなぁ

250 :
同棲を始めたい他メンバーにアドバイスを求められるも惚気が過ぎて参考にならない、的な

251 :
同棲生活って思ってる程の夢は無いよな

252 :
夢のための同棲生活だからな

253 :
ほすほすー

254 :
ほっ

255 :
落とすな

256 :
>>244
ルビィ「ハァ……ハァ……!!///」ビクッビクッ

善子「全く、ショックだわ……」クチュクチュ…

善子「貴女がヨハネのことをそう言う目で見て、こんな風に着用していた物を使って致していただなんて……///」

ルビィ「ご、ごめんなさっ……」

善子「ペロ……んっ……」

ルビィ「きゃああぁぁっ!!///」

ルビィ「あ、やっ……!舐めるの、だめぇ!!!!///」ピクンッ

善子「どうして?溜まってるのでしょう?シたくてシたくて仕方ないのでしょう?」

ルビィ「あ、あ、あぁ…………♡」ゾクゾクッ


善子「ねぇ。ヨハネのこと、好きになっちゃったの?」

善子「それとも、えっちなこと出来れば男の人でも女の人でも誰でもいいの?」クチュクチュ…♡

ルビィ「そ、それ……は……♡」

ルビィ「ヨハネ様ですぅ!ヨハネ様のことが、ルビィ……そう言う好きに……なってしまいましたぁ……!!」

ルビィ「ご、ごめんなさい……」

善子「……」

257 :
善子「ヨハネもね」

善子「ルビィのことは大切なパートナー。そう言う好きになるなんて無いと思ってた」

善子「でも、今こうして貴女のよがる顔を見ていると」

善子「とても興奮してしまうの……♡」

ルビィ「……え」

善子「ねぇ。ヨハネに触られるの気持ちいい?嫌じゃない?」ヌラヌラヌラ……!

ルビィ「ひゃああああぁぁぁんっ♡」ビクンッ

ルビィ「きもちいいですぅぅ!すっごいのぉ……感じちゃうのぉ……♡」

善子「そう♡」


善子「それじゃあこれからは、ヨハネが貴女の欲望を満たしてあげる」

ルビィ「えっ……」

善子「今まで我慢させてごめんなさい」

善子「たくさ〜んイイコト♡ シてあげる♡」

ルビィ「あ……あ、ああぁぁ……♡」ガクガク

善子「だから他の人間なんて相手にせず、全てこのヨハネに言うのよ?」

ルビィ「は、はいぃぃ……♡」

善子「フフ♡いい子♡」クリ優しくサワサワ

ルビィ「きゃああああぁぁんっっっ♡ ヨハネ様ぁ……♡」


善子「それと、ヨハネのことも気持ち良くしてくれたら嬉しいわ♡」

ルビィ「は、はひゃ……い……♡」

258 :
大切なパートナーだったハズがきっかけ1つでイケない関係に堕天してしまうよしルビ……
貞操観念がガバガバになってしまうよしルビ……

259 :
バレる瞬間の描写が大事だと思うの

260 :
善子「(ルビィには残業になると連絡したけど定時で上がれてしまったわ)」

善子「(まぁお土産も買ったし折角だからコッソリ帰って驚かせちゃいましょ♪)」

カチャリ…カチャリ…カチャ…(コッソリ

善子「(ルビィは、自室かしらーーー)」


ルビィ「んっ♡はぁ、はぁ……あああぁぁぁ……♡」

善子「!?(げっ!!!?)」

善子「(や、やばい!!1人でシてる!?)」

善子「(どーしよどーしよ!?連絡すべきだったァァァ!!)」オロオロ

ガンッ!

善子「いったぁぁ!?」

ルビィ「ほえええぇっっ!?!?!?」ビクーーッ


善子「……あー。ごめん」顔ひょこっ

善子「ルビィ、かえっ……た、わ……」

ルビィ「……?」手に伝線ヨハスト

ルビィ「……あっ!?」後ろ手バッ


善子「……ルビィ。今のそれ、ヨハネの、よね……?」

ルビィ「あ、あ……」マッサオ…

善子「……え。えっ?」

善子「何を、しているの……?」

261 :
豪邸すき

262 :
ルビィ「ぁ……ぇ……」ガタガタガタ…

善子「……」スタスタ

善子「見せて」

ルビィ「や!だ、だめぇっ!!」

善子「見せなさい」

ルビィ「あああっ!」


善子「……やっぱりヨハネの伝線しちゃったストッキングね。この間捨てた物」

善子「どうして貴女が持っているのかしら」

善子「どうしてこれを持って致しているのかしら」

ルビィ「ぁぁ……ぅ……」

善子「……っ!答えなさい!ルビィっ!///」詰め寄りっ

ルビィ「ひっ……あ……///」

ルビィ「ご、ごめんなさい……ごめんなさい!!」


ルビィ「ルビィは……よっちゃんの、ストッキングで……」

263 :
善子「……あは。ビックリ///」ドキドキ

善子「そっちの気、あったっけ?貴女」

ルビィ「……」

善子「まぁ、この際それはいいわ」


善子「……」ジィ…

ルビィ「……」お股ビショビショ

善子「へぇ……ヨハネのストッキングの匂いで、こんなに興奮して、こんなにしちゃったんだ……///」ドキドキ

ルビィ「う、ううぅぅぅ……」フルフル


善子「……」ゴクリ

善子「……」クチュ…

ルビィ「え!?やっ!?あ、あんっっっ♡」


善子「っ♡」ゾクッ

善子「何て声、あげるのよ……///」


善子「これは、お仕置きが必要ね……♡」クチクチ…

ルビィ「あっ♡はっ……!あぇっ……♡」

善子「(どうしよう。何よ、この胸の高鳴り……♡)」

>>256

これで勘弁ずらぁ

264 :
Q. 神はいると思う?         
                 
                  
 いない┐   ┌───わからない
      │ _..-ー''''''l'''''― ..、
     ./   .l,  |     `''-、
   ./     .l  .|       \
   /ゝ、     l. |         ヽ
  ./   .`'-、    l. |           l
 │      ゙''-、 .l,|             l
  |         `'″          |
 │      2ちゃんねるで見た  ,!
  l                    ./
  .ヽ                  /
   .\              /
     `'-、              /
       `''ー .......... -‐'″

265 :
さすが

266 :
素晴らしい

267 :
保守

268 :
>>250

ルビィ「それで」

善子「相談って?」

梨子「うん……///」


梨子「果南さんがね。大学を卒業して都内のダイビング関係のお仕事に就職するんだけど―――」

梨子「引っ越しついでに一緒に住まないかって言ってくれて……///」

よしルビ「お〜〜〜〜♡」

梨子「〜〜〜!///」カァァッ

梨子「わ、私もね!お仕事、ビックリする位順調で、充実してて!」

梨子「お金なら何とか出来そうだし、折角果南さんが言ってくれたから……」

梨子「一緒に住めたらなって思って……///」


善子「ふぅん……♡」

梨子「そ、それで幾つか聞きたいことって言うか!アドバイス欲しいなって思ったの!///」

269 :
ほう、かなりこですか

270 :
善子「成程ねぇ♪」

ルビィ「美味しいお土産も貰っちゃったし、お役に立たなきゃだね!よっちゃん!」

善子「えぇ!何でも聞いて頂戴!」

梨子「2人とも……ありがとう!」


善子「それで?まだ一緒に住まないか?って段階なの?」

梨子「う、うん。でも、前向きに返事してるからやっぱり家探しから話聞きたいな」

ルビィ「家探し……」

梨子「このお家。所謂2LDKでしょう?」

梨子「私も出来れば2LDKがいいんだけど……。家賃絶対高いのに、大丈夫なの?」

善子「それが、ココ家賃〇万円(10万円以下)なのよね」

梨子「……えっ!?安い!!」

梨子「凄い!どうやって見つけたの!?やっぱりとにかく調べに調べて?!それとも紹介とか?!」

善子「あー。いえ、ルビィとネットサーフィンしながら適当に調べていたらポロっと……」

梨子「」

271 :
ネットサーフィンって死語らしいよね……

272 :
ルビィ「一緒にルビィの作ったスイポさん食べながらの時だったよねー♡」

善子「貴女を目の前に座らせてのんびり色々見ていたのよね〜♡」

梨子「えっと……」


善子「とにかくたまったま!見間違いだと思ったもの!」

ルビィ「『何かの間違いだよね。違うよね』って言ったんだけど」

善子「『一応確認だけしましょう!こんな条件、もし本当だったら見逃せないわ!』ってね」

ルビィ「今こうして暮らせてるのは、よっちゃんがすぐに電話してくれたおかげだよぉ♡」

善子「見つけたのは貴女よ♡」

ルビィ「えへへ♡」善子「フフフ♡」

梨子「あのー……」


善子「とにかくそれで不動産屋に確認取ったら本当の条件で、そこからあれよあれよ―――よ」

梨子「えぇ……」

ルビィ「あの時のよっちゃん凄かったよぉ」

ルビィ「『内覧今すぐお願いします!そちらに向かいます!』って予約取って」

ルビィ「お家を見て、まだこう言うことよく分からなくて決められなかったルビィを見て『ここに住みます!決めました!』っ言い切っちゃって」

善子「少し逸り過ぎたと反省しているわ。ごめんなさい」

ルビィ「んーん♡いーよ♡」


梨子「(……と、取り敢えず。すぐに電話してみたりすることは大事。いざと言う時は思い切りよく……)」メモメモ

273 :
はわわ梨子すき

274 :
梨子「それじゃあ次は、家事の分担とかかな」

梨子「私は生活リズム結構不安定で、果南さんは普通の社会人の生活だからその辺り大丈夫かなって……」

ルビィ「結構ルビィとよっちゃんに似てるね」

善子「そうねぇ」


善子「まずご飯は―――」

ルビィ「最初はルビィが朝ごはんとお弁当を作ってよっちゃんを送り出して」

善子「夕飯はヨハネが帰ってきてから作ったりしてたわね」

ルビィ「でも最近は―――」

善子「どちらか余裕がある方が適当にやってるわね(笑)」

梨子「え〜……」ズルッ


善子「ルビィが大分アイドルとしての仕事増えてきて、朝起きられなくて」

善子「夜も遅いから全部ヨハネがやっちゃってるかも」

ルビィ「ごめんね、よっちゃん」

善子「何言ってるのよ!貴女がアイドルとして活躍することはヨハネにとっても喜びよ!この位平気へっちゃらよぉ!」

ルビィ「よっちゃん……♡」

梨子「あのー。もしもーし」

275 :
ルビィ「あっでもね!ルビィがお休みの時はそれまで通りお料理振る舞ったり、一緒にお買い物とかに行くよぉ」

善子「それだけでも十分助かっているわ。保存出来るもの作ってくれるおかげで翌朝やお弁当にも回せるし」

ルビィ「よっちゃんに美味しいもの食べて欲しいから、ルビィお料理上手になれたよぉ♡」

善子「持ちつ持たれつでスキルも上達して、良いこと尽くめね♡」

梨子「……また2人の世界に」

梨子「(えっと。保存のきくもの。翌朝やお弁当に回す―――いや、これは私もやってる……)」

梨子「(でも、持ちつ持たれつか……)」ポワンポワン


果南『梨子。朝ご飯作っておいたよ。食べよう』

梨子『あっ……今日は私が作る日なのに!ごめんね!』

果南『梨子の寝顔が可愛くて起こせなかったよ〜。アハハ』

梨子『うぅ……///』


梨子「(それでいいのかな……♡)」

梨子「(……ほ、本当にいいのかな!?)」汗

276 :
梨子「ん〜と……家事は厳密に役割分担しないでその時折って感じなんだね」

善子「そうね。時と場よ、ときとば」テキトー

梨子「んー……」


梨子「―――あ。プライベートな時間は?」

梨子「1つ屋根の下。干渉されたくない部分もあるでしょう?」

ルビィ「っ……///」

善子「あぁ……そうねぇ♡」

ルビィ「よ、よっちゃん!!///」

梨子「……あっ」察し


善子「その辺りは正直互いに上手くやるしかないんじゃないかしら。部屋は分かれてるんだし防音なり『今は入らないでね』みたいなステッカーを扉に貼るなり」

梨子「う、うん……」


善子「でも、ま」


善子「その辺りも共有してしまうのが一番手っ取り早いんじゃないかしら♡」

ルビィ「……///」ボフッ

善子「ねー♡ルビィ〜♡」スリスリ

ルビィ「きゃぁっ/// よ、よっちゃん!梨子ちゃんが見てる前でぇ!!///」


梨子「……うぅぅ///」プシュゥ…

277 :
そんなこんなで―――

===

梨子「……」prrrrr

果南「もしもし?」

梨子「あ、果南さん。梨子です」

果南「ん。2人は元気にしてた?」

梨子「えっと……はい……」

果南「ん〜?」

梨子「凄く、ラブラブでした……///」

果南「あ〜〜……」


あまり参考にならなかった梨子ちゃんですが
いざ果南ちゃんと2人暮らしを始めると
ルビィちゃん善子ちゃんもドキドキな
甘々生活をしたりするのでした。


惚気で参考にならない話。おわり

278 :
よしルビの同棲生活から得られる物なんてありそうにない(確信

279 :
甘過ぎて佐藤吐きそう

280 :
見てるだけでカロリー摂取できそう

281 :
雨が止むまでの間なら大丈夫かなと困っている同僚を家にあげたら相方が既に帰ってきてましたみたいなの読みたいです

282 :
>>281

同期「ひゃー。濡れちゃったーい」ビショ…スケスケ…♡

善子「(胸デカッ…)折角美味しくご飯食べたのに、私が不運なばっかりに……ごめんね」

同期「いやいや、つっしーの運は関係ないよ!この雷雲だよ?!」ゴロゴロ…

同期「仕方ないって!運(雲)だけにね!」

善子「寒くなってきたし私の家に上がっていって。服乾かして、シャワーも貸すから」

同期「はーい。ありがとう♡」


善子「(あ、ルビィってもう帰ってるかな。いや、今日は遅いと言っていたハズ。この雨ならタクシーだろうし大丈夫よね)」

ガチャ


ルビィ「ーーーあっ♡ よっちゃんお帰りなさぁい♡」キャミパンツ一丁風呂上がり

善子「え゛っ」

ルビィ「えへへ♡ 天気悪くなるからって早く帰して貰えちゃったぁ」

ルビィ「よっちゃんと夜一緒に居られるの久しぶり♡ぎゅ〜〜〜〜〜♡」ギュー♡

善子「……」滝汗

ルビィ「よっちゃん?どうした、の……?」善子の背後チラ

同期「ンマー……♡」


ルビィ「……ほぇっ!?///」

283 :
〜〜〜

よしルビ「……///」

同期「シャワーお借りしましたー」ホカホカ

善子「あー。うん…」

同期「いやー、つっしーが一緒に住んでるお相手が女の子とは」

ルビィ「ぁぅ……」

同期「しかもTVで見たことある!アイドルのルビィちゃん!すっごーい!モノホンー!」


善子「取り敢えず、内密にお願いね……」

同期「モチのロン!」

善子「あと、引かないでね……」

同期「え?引かないけど?何で?」

善子「えっ」

同期「一目見てチョー幸せそうでラブ仲良しって分かったもーん♡うらやまー♡」

善子「……」

同期「つっしーね!凄いんだよ!立ち回り上手くて入社直後から活躍してんだから!」

ルビィ「そうなんですか?!」パアッ

善子「え、ちょ」

同期「雨止むまで沢山教えてあげるー♪」

ルビィ「やったぁ♡」

同期「その代わりスマホカバーにサイン下さい!」

ルビィ「それじゃあ特別に1回だけ♡」

同期「やたー!」

善子「(何か、ルビィを独り占めされてる……)」ジェラシー

1回きりのお邪魔になってしまった同期さんでした。

284 :
わあい!

285 :
めちゃくちゃいいですね!

286 :
同僚…いったい何下愛さんなんだ…

287 :
落とすな

288 :
明日月曜日なのに夜通しでえっちしちゃうよしルビ

289 :
名前を出さなくてもわかってしまうこの感じすき

290 :
同僚愛さんツボい

291 :
良きやん

292 :
ヨハ誕まで落とすな

293 :
ヤンデレver期待していいですか

294 :
追いついた
まさかこんな神スレになっていたとは

295 :
ほぬ

296 :
深夜ーーー


善子「スゥ…スゥ……」zzz

ガチャ……

トテトテ……

モゾモゾ……


善子「…………ん?」

ルビィ「スヤァ……♡」zzz


善子「…………」

善子「?!」


善子「(何か、ルビィが居る……寝惚けて間違えたのかしら……)」


善子「(せ、狭い……起きなさいよぉ……!)」グググッ…!

297 :
ルビィ「んんん……よっちゃ…ぁ」

善子「……」

ルビィ「んゅ……♡よしこたゃ……♡」


善子「(……ま、いっか)」

善子「(何か、いい夢見られそう……)」ギュ…♡


おやすみなさん。

298 :
               
           ____      
         /"::::::::::::::::::::::"`ヽ    
       /::: :::::::´´::::::::``::::::::ヽ    
    .  /::: ::::::::´`:::::::´ `::::::´`::::ヽ 
     /::::::::::´l::::::i::::/i::::::l::::ノリ::::l:::i::ヽ  
      l::::::::l::/ l::::::lヽl ll::i:lノ l:::レl:::::::l  
     ll\l    ̄    ̄    ̄ l/l:l   
      ll/l / ̄\   / ̄ヽ l\l:l 
     ll::::::l            l::::::ll   
     l:l:::::l """  __ """ l:::::ll     
     l:l:::::lヽ    ・ ━     ノl::::l  
     l::l:::::l ::ヽ、____, "ノ::ノ:::::l    
     l:l:::::l:::::::::::::/    ヽ::ノ::ノリ:::::l

299 :
ほしゅう

300 :
保守

301 :
>>288

善子「はぁ……♡」

善子「(ルビィのライブ、とても素敵だった……楽しかった……)」

善子「未だに興奮が収まらないわ……♡」ドキドキ

善子「(とは言え明日は普通に仕事だから眠らなくちゃなんだけど。むぅ〜……)」


善子「ルビィはーーー打ち上げを行って深夜にタクシー、のパターンよね」

善子「帰り遅いだろうし、今のうちに眠っておきましょう」ゴロン…

善子「ルビィが帰ってきたら起きて出迎えてあげる。絶対に起きる……!」念仏ブツブツ

善子「よし、お休み!」スゥ……

善子「…………スゥ……」zzz

ーーー

ーー



302 :
〜〜〜

カチャン カチャン ガチャ

トテトテ

ガチャ

モゾモゾ

スリスリ……モミモミ……♡


善子「…………ふぁ!?」

ルビィ「あっ♡よっちゃんただいまぁ♡」

善子「あっ!ルビィお帰りなさい!」

善子「起きられなくてごめんなさってえええええええええっっ!?///」


善子「な、何シてんのよぉぉぉぉ!?///」パシャマ剥がされ下着姿〜♡

ルビィ「あはっ♡」

ルビィ「よっちゃん♡よっちゃんっっ♡」スリスリ♡

善子「あっ、ちょ、ちょぉぉっ///」


ルビィ「ごめんね……ルビィ、興奮しちゃって眠れそうにないよぉ♡」

ルビィ「アドレナリン、ドハドバなのぉ♡ 」

善子「だ、駄目……駄目よ……ヨハネ明日仕事……」

ルビィ「ルビィもお仕事あるよ♡」

善子「貴女は午後からでしょう!?ヨハネは朝からぁ!///」

303 :
神降臨

304 :
ルビィ「おねがぁい♡えっちシよ?♡」オネダリボイス

善子「っっっ……♡」

ルビィ「あんなに沢山の人から大好きって言って貰えたルビィのこと、よっちゃんが独り占めしてぇ……♡」

善子「ハァ……!ハァ……!!」

善子「も、もぉぉぉっっ!!!」ガバッ

ルビィ「きゃぁっん♡」ボフッ


善子「ルビィ。ルビィ……!!」チュウ…!

ルビィ「んっ♡ん……あっ……ちゅ……♡」チュゥ……チュパ……

善子「はぁ、はぁ……」チュル……クチュ……

ルビィ「あむ……んん……♡」チュ…チュウ……

善子「レロ……」

ルビィ「ん〜〜〜♡」レロレロレロ♡

善子「んっ……♡」


ルビィ「えへへ♡キス、上手になったでしょ?♡」

善子「えぇ……♡」

305 :
善子「ルビィ……♡」

ルビィ「よっちゃん♡よっちゃぁぁぁん♡」ギュー♡

善子「嗚呼もう……ヨハネも興奮が蘇ってきちゃったじゃない……」


善子「頭の頂上から足先まで、ぜーんぶ可愛かったわ。素敵だった」チュ…♡

善子「そんな貴女を今度は」チュパッ♡

善子「メチャクチャに可愛くシてあげる……♡」チュウチュウ…♡

ルビィ「あっ♡おっぱい……♡はっ♡はぁぁ……♡」

ルビィ「よっちゃん……ヨハネ様ぁぁ……っ♡」

306 :
AM1:30 第1R

ルビィ「あああああああっ♡よ、ヨハネ様ぁっ♡」

ルビィ「そ、ソコ……まだちゃんと洗ってない……♡」

善子「あらやだ……♡どうりで貴女の汗と興奮した汁の味がする訳ね……♡」レロレロ…クチュクチュ…♡

ルビィ「あっ♡あっっっ♡♡だ、だめぇぇ……恥ずかしいよぉぉ……♡」

ルビィ「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!しょ、しょこおおおぉぉぉっ♡♡」ビクッ♡


〜〜〜

AM2:15 第2R

ルビィ「あああああんっ♡ああーーーーっ!!!♡♡」

善子「ほらほらほらぁ……♡」ヌラヌラヌラヌラッッ♡

善子「こんなにトロトロにしてぇ……イケない子ね……♡」

ルビィ「あああっ♡ごめんなしゃ……♡」

ルビィ「りゅびぃ、悪い子です……♡」

善子「どう悪い子なのか、言ってご覧なさい……」クチュクチュ♡

ルビィ「あ、あんなに最高のライブが出来て、沢山のファンの人が喜んでくれたのにぃ……」クパァ…♡

ルビィ「その夜に、こんなコトして」レロレロレロ…♡♡

ルビィ「大好きなヨハネ様にお股広げて、おま、おRトロトロにしてニュルニュルされてるルビィは悪い子ですぅぅぅっ♡♡」ビクッ♡ビクンッ♡

307 :
えっろ

308 :
AM3:30 第3R

善子「嗚呼、ついに指2本入るようになっちゃってぇ…♡」

ルビィ「ん♡んん……♡」グプッ♡

善子「咥え込んで離さないわ……♡」クニッ♡

ルビィ「あっ♡しょこぉ……♡」ゾクッ♡

善子「少しずつ動かすわね…♡」ズリズリ…♡

ルビィ「あ……あああ……♡」

ルビィ「はああああああああああああ……♡」

ルビィ「ヨハネ様の指……ゆっくり掻き回されるのしゅきぃ……♡♡♡」ピクンッピクンッ♡♡


AM4:40 第4R

ルビィ「ああああああーーーーー!!!きゃあああああああんっっっ♡♡♡」ビクッビクッビクンッッッ♡

ルビィ「はああああああああああああんんんん♡♡♡」

ルビィ「もっと、もっとおおぉぉっ♡♡」

善子「こんな犬のような格好して、お尻突き出して」

善子「Rもお尻の穴も弄られ続けて」

善子「エロ汁トロトロ流してぇ……♡」

善子「本っっっ当この……ドスケベリトルデーモン……♡」

ルビィ「ああああっっ♡ごめ、ごめんなしゃ……♡♡」

ルビィ「ルビィは、えっちなリトルデーモンですぅぅ♡♡」

ルビィ「もっと、もっとおおぉぉっ♡」

ルビィ「りゅびぃのこと、もっとえっちな女の子にシてくださいいぃぃ!!ヨハネしゃまあああっっ♡♡」

309 :
〜〜〜

AM5:25 第5R

善子「(……外明るくなってきた)」

ルビィ「フー♡フーーーーッ♡」ゾクッ♡ゾクッ♡

善子「ねぇ、ルビィ……♡」

ルビィ「ほぁ…?」

善子「ヨハネのコトも、もう少し気持ち良くシて欲しいわ……」

ルビィ「あ……ごめんなさい。ルビィばっかり……」

善子「いいのよ。ヨハネ早いし、貴女の舌テクだと特にすぐイっちゃうもの♡」

ルビィ「えへへ♡ヨハネ様の大切な所、沢山舐めちゃいます♡」


===

善子「あああっ♡はうぅぅ……んんっ♡」

ルビィ「(ヨハネ様はクリの近くを優しく舐めて貰うのと、腋を執拗に舐められるのが大好き♡)」ペロペロ

ルビィ「(ああっや、やめてぇぇ!!って言われても止めてあげないの♡)」チロチロ

ルビィ「(そうするとすぐにイっちゃうんだぁ♡)」チュウウゥゥッ♡


善子「あああーーーっ!!!!」

善子「だ、駄目ぇっ♡やめてえええええっっ♡」ビクンッ♡

ルビィ「〜〜〜〜〜〜〜っっ♡」レロレロレロッッ♡ジュルルルルルッ♡

善子「ひゃあああっっっ!?ひいいぃううううっ♡」ビクッッ♡ビクンッッッ♡

善子「にゃ、にゃああああっ♡あ、あにゃ…♡あんっ♡♡」

310 :
AM6:10 最終R

善子「はぁ♡はぁっ♡」グチュグチュ♡

ルビィ「ああっ♡あんっっ♡♡」クチュクチュ♡

善子「よは、ヨハネ……お仕事行かなきゃぁぁ♡」

ルビィ「え〜?このままずっとシてたいよぉ♡」

善子「も、もう……この底無しぃぃ……♡」

ルビィ「えへへ♡大好きだもん♡」

善子「このえっち大好きリトルデーモン♡」

ルビィ「違うよぉ♡ヨハネ様のことが大好きなんだもんっ♡」

善子「〜〜〜!もぉぉぉ!///」クチュクチュクチュクチュ♡

ルビィ「あ゛っっぅ♡♡♡ま、またイっちゃううう♡♡」

ルビィ「好き!しゅきぃ!!ヨハネしゃまあああっっ♡♡」

善子「えぇ♡愛してるわ……♡ルビィ……♡」チュゥ……♡

ルビィ「ああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!♡♡♡♡♡♡」ビクンッ♡ビクンッ♡ビクンッッッ♡



ルビィ「はぁ……はぁっ……はぁあぁぁ……♡」

ルビィ「はにゅ……♡ふぅ……♡」

ルビィ「ぁ……ぅ……♡」

ルビィ「………………zzzzzz」♡


善子「はぁはぁはぁ……やっと寝たぁ……♡」

311 :
ルビィちゃんがおRって言ってるだけで抜けるんだけどわかる人いる?

312 :
汗拭き拭き。シーツ超雑に替えっ
洗濯機ブチ込みっ。回っっ
速攻シャワー
適当ご飯!
非常用レッドブル魔剤!


善子「あー!!!!ねっっっっむい!!!」

ルビィ「………………すぅ……すぅ……♡」

善子「……もぉ♡」

善子「行ってきます……♡」チュッ♡


===

会社

善子「おはようございます」スタスタ

お局「……」スンッ

お局「(お若いこと)おはよう」


同期「うわ、つっしーニオイがエロいよ」

善子「えっ///」


翌日月曜日夜通しえっちなお話
おしまい

313 :
よしルビえっちは
道具やコスプレもしてみたい願望はあるのだけど、いざ本選に入ると互いを求め貪ってしまい結果己のテクが向上していくイメージ

314 :
>>311
わかる

315 :
ルビィが主演に抜擢された恋愛ドラマ見ながら擬似NTRとか倒錯プレイはしそう

316 :
男と仲良くしてると不安になり、女と仲良くしてると嫉妬するらしいゾ
対男は精神状態で致命傷になったり余裕だったりするけど対女はエニーワンとも

317 :
それはレズビアンのカップルにおいても当てはまる話なのか?

318 :
保守

319 :
ほすん

320 :
保守

321 :
守る

322 :
同棲1年目の善子誕生日
7月13日 夕方


善子「はーあ……」スタスタ

善子「(ルビィ、帰ってるかな……)」

善子「何よ。このヨハネが生まれ堕ちた日だって言うのに、朝から居ないなんて」

ルビィ『お誕生日おめでとう。予定があるので朝から出かけています。夜も遅くなっちゃうかも……ごめんね』

善子「(今朝のこれだけだもの……)」

善子「ふんっ……だ……」スタスタ


===

善子「ただいま……」ガチャ

シン……

善子「……」

善子「お風呂入ろ。ご飯は、どうしようーーー」

善子「あの子、いつ帰ってくるのかしら……」


〜〜〜

24時 直前ーーー

善子「(帰ってこない……。ラインの返信も来ない……)」ソワソワ

善子「(どうしたのかしら……何か、何か事故……事件……?)」ドクンドクン…


善子「ルビィ。ルビィ…………」ギュッ…


ガチャーーー

323 :
ルビィ「ただいまぁ……」コソコソ

善子「!!!」

善子「ルビィ!!!」ダッ

ルビィ「あっ!よっちゃん……。た、ただいま……」


善子「貴女ねぇ……!門限!!どんなに遅くなっても日付が変わる前に帰ってくること!そうなる時は連絡を入れること!」

善子「そう言う約束事じゃない!一体何をーーー!」

ルビィ「…………」

善子「……凄い汗じゃない」

善子「一体、何をしていたの……?」

ルビィ「…………」


ルビィ「日雇いの、アルバイトを……」

善子「……はぁ!?」


ルビィ「だ、だってぇ……」

ルビィ「よっちゃんのお誕生日、お祝いしたかったんだもん……」

善子「え……?」

324 :
>>322 訂正。24時過ぎ


ルビィ「養成所が忙しくて、急な予定もよく入っちゃうから、アルバイトも全然出来なくて」

ルビィ「お金、よっちゃんに全部頼りきっちゃってて……凄く、申し訳なくて……」

ルビィ「だからせめてお誕生日のお祝いだけは自分で稼いだお金でしたかったんだけど、時間が取れなくて」

ルビィ「今日になっちゃったから、少しでもお金稼げる長い時間のお仕事にしちゃって」

ルビィ「終電になっちゃって、ケーキ屋さんもプレゼント買えるお店も閉まっちゃってて……」


ルビィ「……ごめんね。ごめんなさい……」ポロポロ

善子「……」

ルビィ「ルビィ。全然お祝い出来なかったよぉ……」ヒック、ヒック……


善子「……ばかぁ……」ウルウル

325 :
すき…

326 :
善子「心配したじゃない……」ギュゥ…

ルビィ「ごめんなさい…」

善子「それに、ずっと、ずっと毎年お祝いしてくれたのよ。ケーキも贈り物も、そう言うのじゃなくてーーー」

善子「大好きな貴女からちゃんと、直接言って欲しかった……」グス…

ルビィ「!!」


ルビィ「よっちゃん……本当にごめんね……」

善子「……違うわ。聞きたいのはそんな言葉じゃない」


ルビィ「うん。うんっ!!」

ルビィ「お誕生日おめでとう。よっちゃん……♡」


同棲1年目のお誕生日は、
日付が変わってからのお祝いになってしまって

でも、翌日2人でレストランに行って美味しいものを食べて。ケーキも頂いて
日頃からのお礼をルビィの力ですることが出来るものでした。

来年は謝らないで済むお誕生日にしたいなぁ……。

327 :
そして同棲2年目のお誕生日ーーー
の、数ヶ月前


ルビィ「ま、マネージャーさん!どうして7月13日にお仕事が入ってるんですか!?」

マネージャー「……えっと。もう働きたくないってこと?廃業?」

ルビィ「あ、う……そういう意味じゃなくて……」

マネージャー「確かにずっと前から聞いていたわ。大切な人のお誕生日だって」

マネージャー「でもね、ルビィちゃん。土曜日で、あなたはアイドルで、あなたを必要とする人から仕事の依頼が来たの」

マネージャー「それを断って、次があると思って?」

ルビィ「……ぅ。うぅぅぅ……!!」フルフル…!

マネージャー「ごめんね。勿論フリーのままであってくれれば良かったのかもしれないけれど、私はあなたの仕事を管理する者だから」

ルビィ「……はい。ワガママなこと言ってしまってごめんなさい」

マネージャー「ライブイベントよ。あなたを待つファンの人にきちんと最高の仕事を提供しましょう」

ルビィ「……。はいっ!!」


ルビィ「(よっちゃん……ごめんね……)」

328 :
!?

329 :
〜〜〜

善子「……そう」

ルビィ「えっ」

善子「何となくお仕事入っちゃうかなって予感はしていたの。仕方ないでしょ」

ルビィ「よっちゃん……」

善子「そんな顔しないの。ヨハネは貴女の主人だけど、貴女はヨハネだけのリトルデーモンではないもの」

善子「きちんと役目を全うなさい。そしてこの世の人間をさらに魅了してしまいなさい!いいわね!?」

ルビィ「……はい。ヨハネ様」コクリ

善子「えぇ……」


===

善子「はぁ。また、一緒に誕生日は過ごせない、か……」

善子「……」グスッ

330 :
こうして迎えた誕生日当日ーーー


善子「はぁ…はぁ……!」タッタッタッ

善子「まったくもぉ!あの子ってば!」

善子「財布にチケット入れるのはいいけど、せめて何かヒント寄越しなさいよ!」

善子「普通に気付かずに帰る所だったじゃない!!」

善子「(しかも残業でもうこんな時間……!)」

善子「(間に合って……!!)」

===

善子「はぁ…!はぁ!!あ、あのぉ!」

スタッフ「は、はい…?!」ギョッ

善子「ち、チケット……」ピラッ

スタッフ「あ、はい。ただ、こちらは……関係者席ですね。すみません、ここではなく向こう側です。ご案内しますね」スタスタ

善子「は、はいぃぃ……」テクテク

スタッフ「と言っても、もう終盤も終盤。アンコールしてますよ……?」

善子「なぁ……っ。いいです!少しでも、少しでもいいから見たいんです!!」

スタッフ「すみませんっ、失礼しました……。あ、関係者の方です。お願いします」

スタッフB「はい確認しました。どうぞーーー」

善子「ありがとうございます!ルビィ……!!」

バァンッ


ルビィ「みんなー!アンコールありがとう〜〜〜〜♡」

善子「はぁ……ルビィ……!間に合ったぁ……」

331 :
ルビィ「アンコールにお応えして、歌いたい曲があるんですけど」

ルビィ「これは新曲になります!」

ウオオオオォォォ!!!!

ルビィ「この日のために、ルビィが頑張って作詞をして、曲をつけて貰ったものになりますっ」

善子「へぇ……!知らなかった……」

ルビィ「今日ここに来てくれた皆に。皆に……!!思いを込めて歌います」


ルビィ「ありがとう」


その曲は、聞いていくうちに
ヨハネに向けて想いを込められた歌だと感じた
ちょっと自惚れかもだけど

でも……

ファンの皆のことも、ヨハネのことも
全てに愛を振り撒いてくれる
ルビィらしい言葉が並べられた1曲だったーーー

332 :
===
自宅

ルビィ「はぁ〜♡そこー♡」

善子「どうして誕生日の人間がマッサージを施しているのかしらねー?」モミモミ

ルビィ「後でお返しするからー♡」

善子「まったく……」


ルビィ「……ごめんね。今年もきちんとお祝い出来なくて」

善子「…………」グリグリグリッ

ルビィ「きゃー!!!痛い痛い痛い痛い!!!」

善子「去年と同じこと言わせないで」

ルビィ「はぁい……」ムクリ


ルビィ「お誕生日おめでとう。よっちゃん♡」

善子「……ありがとう♡」

ルビィ「今年はちゃんと贈り物もプレゼント出来たし、ケーキも食べられたから良かったぁ♪」

善子「フフッ。お揃いのリングだなんて……♡貴女って子はぁ!♡」プニプニ

ルビィ「ふ、深い意味はないもぉん///」キャー♡


善子「……それに」

善子「あんな素敵な曲まで……」

ルビィ「っ!///」

333 :
素敵な誕生日だ

334 :
善子「ねぇ。やっぱりあの曲って、ヨハネに向けてくれた歌なの?」

ルビィ「そ、そんな、わけないよぉ!」

ルビィ「ルビィはアイドルだもん!いくらよっちゃんだからって、誰か1人を贔屓にするようなことしないもんっ///」枕ボフッ

善子「え〜?そうなの〜?ざーんねん」

ルビィ「……そうだよぉ///」


そう言ってルビィは、枕に顔を突っ伏したまま耳を赤くするのでした。
そんなルビィの身体を引き続き揉んで労を労う本日誕生日のヨハネなのでしたーーー♡

来年は2人っきりで過ごせたら嬉しいけれど……
ヨハネの不運では、それは望み薄かしらね。

でも、その代わりどんなバースデーになるか
ルビィがどんな贈り物をしてくれるのか
予想がつかないのも、面白いかなって♡
思いますーーー♡


善子お誕生日のお話おしまい

つっしー誕生日おめでとっ

335 :
急ごしらえでスマソ

同棲していてもきっと2人は暖かいお誕生日を過ごすことだと思います

336 :
昇天しそう

337 :
同僚の愛さんにも祝われてて欲しい

338 :
あなたは最高です!

339 :
微笑まオブザイヤー受賞

340 :
こういうのめっっっっちゃ好き

341 :
すきすきぷわぷわ

342 :
保守

343 :
ほしゅのカービィ

344 :


345 :
ほしゅうう

346 :
深夜〜早朝にかけてのテレビ出演を終えて帰ってくるルビィちゃんと仕事のため家を出る善子ちゃん

347 :
ほうゅ

348 :
ほしゅるび

349 :
ほすんん

350 :
>>293
>>315,316 を合わせつつひとまず女性ver


TVドラマ放送中。

善子「……」ジィ…


ルビィ『あなたには絶対に負けません!必ず被告人である奥さんの執行猶予をもぎ取って見せます!』

女優『馬鹿な人。あの被告人は許されざる行為をしたの。その償いは受けなければいけないわ。極刑においてね』

ルビィ『駄目です……!あなたのやり方は絶対に間違ってます!』キッ


善子「(ルビィと美人女優Kとのダブル主演ドラマ)」

善子「(可愛くて心優しい女弁護士と圧倒的美貌と冷酷さを併せ持つ女検事がことあるごとに法廷で戦う物語)」

善子「(女性特有の事件を題材にしたり、2人の熱い戦いが人気を呼んで早くも第2シリーズ)」

善子「(何より人気の要因は―――)」

スマホッ


rubystagram
Kちゃんとご飯食べました〜♡
イタリアンだよぉ♪パスタとピッツァとお肉!
Kちゃんは食べるのに夢中です(笑
#Italian #saizeriya
arisyaK_official また行こうね〜♪今度はお魚がいいなぁ。
mobu ルビあり2ショットありがとうございます!
Mobu2 ありルビ尊い……


善子「(主演である2人の圧倒的人気と、2人の仲睦まじいオフショットからの女性人気)」

善子「(まるで2人をカップルのように見立てて持て囃し立てる世の女性達……)」

善子「本当、冗談じゃないわよね……」モヤモヤ


善子「ルビィのパートナーはこのヨハネよ……」

351 :
===

ルビィ「ただいまぁ」ガチャ

善子「お帰りなさい」

ルビィ「わっ。まだ起きてたの?こんなに遅い時間なのに」

善子「起きていてはいけなかった?」

ルビィ「そんなことないよぉ!でも、よっちゃんは明日も早いのに悪いもん」

善子「そんなことどうってことないわ」ギュ…

ルビィ「きゃ」

善子「ドラマ。今夜の放送も良かったわ」

ルビィ「えへへ。頑張ってるよぉ。見てくれてありがとう♡」

善子「演技も表情も素晴らしかった。特に被告人が犯行に至ってしまった過程とその心理を訴えかける貴女の懸命な姿には心打たれたわ」

ルビィ「わぁ……♡ そこまで見てくれてたんだね。嬉しい」

善子「貴女の台詞なら全部言えちゃうかも」

ルビィ「あはっ。しゅごぉい笑」


ルビィ「あ、Kちゃんと一緒に雨宿りすることになっちゃったシーンはどうだった?」

善子「……は?」

ルビィ「あそこのシーン。トレンド入りしちゃう位話題でね!さっきもKちゃんとお話してたんだぁ」

ルビィ「Kちゃんってばね!『なになに〜?ふーん……』ってすぐご飯に戻っちゃって笑」

善子「……」

ルビィ「お水冷たかったけど頑張って演じて良かったね!ってお話して―――よっちゃん?」

善子「っ……!」グイッ!

ルビィ「きゃぁっ!?」

ドサッ…

352 :
ルビィ「んっ……!よっちゃ……あっ///」

善子「……」ジッ…

ルビィ「……///」カァッ…

善子「フフッ……。こんな表情、ドラマでも見たことない」

ルビィ「だ、だって。これは演技じゃないもん……」

善子「ねぇ。あの女優とヨハネ、どっちが好き?」

ルビィ「えっ?」

善子「どっちが顔が良い?ヨハネだって、負けてないわよね?」

ルビィ「よ、よっちゃん……?」

ルビィ「(あ、気付かなかったけどよっちゃん、メイクしてる……)」

善子「ねぇ、この状態。あの女優とのシーンに似ていない?押し倒しじゃなくて壁ドンってヤツだったけど」

善子「ねぇ。どっちが心高鳴る?やっぱりあの顔の良い女優が近い方が嬉しいの?ねぇ……」

ルビィ「……っ///」

ルビィ「よっちゃんの方が、ドキドキするに決まってるよぉ……///」

ルビィ「だって、よっちゃんの方が大好きだもん!」

善子「……ハァ」

善子「そう。なら良かった」スッ


ルビィ「……」

ルビィ「(よっちゃん。もしかして―――)」

ルビィ「(ヤキモチ、なのかな?)」

ルビィ「(だったら、ちょっとだけ嬉しい……かも///)」

ルビィ「(なんてね♡)」ゾクッ♡

353 :
実際善子が嫉妬に狂うとどうなってしまうのだろう
真っ直ぐだったルビィへの愛が少しずつ歪んで行って―――

354 :
そらもう堕天使グッズを活用した監禁生活よ

355 :
そりゃ儀式と称したあんなことやこんなことですわ

356 :
女優Kで草

357 :
刻印で束縛かな

358 :
どんなになってもルビィの夢を壊すことはよしとしないだろうけど、だからこそ見えない部分に……

359 :
善子は嫉妬してる相手と張り合いそうなイメージあるなぁ
だから>>352の感じはわりとしっくり来るかも

360 :
>>346

善子「ふぁ…………」

善子「ねむい……」

善子「(深夜に一度起きてしまうと眠り直せないものね)」

善子「(ま、言い訳出来ないしミス無く働かないと)」


玄関へスタスターーー

善子「(仕事の前に、ルビィの顔を見たかったわね……)」


カチャン カチャンーーー

善子「あっ」

ルビィ「ただいまぁ〜。ふぁ……」ガチャ

善子「お帰りなさい」

ルビィ「よっちゃんはおはよう〜…」

善子「フフ、眠そうね。お疲れ様」

ルビィ「ん〜〜……。タクシー乗ってたら凄く眠くなってきちゃったぁ」お目めクシクシ

361 :
ルビィ「えへへ。でも帰ってきてよっちゃんのお顔見られてよかったぁ」

ルビィ「しあわせ♡」

善子「」ズキューン♡


善子「ルビィ」

ルビィ「ほぇ」

善子「んっ」ギュッ

ルビィ「ふあ…///」

ルビィ「えへへ///」ギュー


善子「はぁ……」スッ

クプ……チュゥ……

ルビィ「んっ!!///」

善子「クチュ……はぁ……ルビィ……」

ルビィ「ぁ……ぁん……んちゅぅ……」

善子「はぁ……!はぁ……!!!」ジュル……チュパ……

ルビィ「んっ……はっ……あ、ぁぁ……///」チュゥゥ……クチュ……


ッーーーーッ
タラ……リ…………


ルビィ「ほぁ……はぁぁ……///」

善子「はぁ……はぁ……///」

362 :
善子「フフ♡ ありがと!目が醒めたわ!」

善子「行ってきます!」ガチャ

ルビィ「ふぁ……あ。行ってらっしゃい……」


ルビィ「…………」

ルビィ「…………」トテトテ

ルビィ「…………」メイク落とし

ルビィ「…………」スキンケアペタペタ

ルビィ「…………」歯みがきシャコシャコ

ルビィ「…………」お水コクコク

ルビィ「…………」オフトゥン



ルビィ「…………」

ルビィ「…………///」フルフルフル…


ルビィ「もー!お家帰ったらすぐ眠れると思ったのにぃ!///」

ルビィ「眠れなくなっちゃったよぉ!!///」ドキドキ♡


ルビィ「ん〜〜〜〜〜〜!!!///」コロコロコロン


ルビィ「よっちゃん、早く帰ってきて……♡」


〜〜〜

善子「ヨハネ今日は絶対定時で帰るわ」

同期「お、つっしーもあのドラマ見てんの?」

善子「?」


おしまい

363 :
>>360 普通に労を労うパターン

善子「素晴らしい生歌だったわ」

ルビィ「ふぇ!?見てくれてたの……?」

善子「当たり前じゃない?」

ルビィ「……うれしい♡」

善子「お疲れ様。ご飯作っておいたから一度眠ったあとで食べて頂戴ね」ギュ…

ルビィ「うんっ。ありがとう…♡」ギュー♡

善子「晩ご飯は何か食べたいものある?」

ルビィ「あるけど、ルビィ作るよぉ?」

善子「今日の貴女の仕事はもうおしまいよ。定時で帰ってくるから待ってなさい」

ルビィ「はぁい♡ お夕飯はお芋さんが入ったカレーが食べたいなぁ」

善子「分かったわ。なら、ご飯だけ炊いておいて貰えるかしら」

ルビィ「はーい♪」

364 :
善子「それじゃーーー」スッ

ルビィ「あ……」

善子「ぅ……何よ」

ルビィ「……もぉちょっとだけ、ギューして?」

善子「…………っ///」ギュウ……!


善子「この甘えんぼ」

ルビィ「えへへ。このまま寝ちゃいたいよぉ♡」

善子「やることやってから寝なさいよ〜?」

ルビィ「ん〜分かってるよぉ」スリスリ♡


善子「…………そろそろ行かないといけないのだけどー?」

ルビィ「あと10秒〜〜〜!!」ギュー!

善子「……」

善子「(あと2分は粘られるから、電車1本逃すわね……)」


善子「はぁ。まったく」

ルビィ「〜〜〜〜♡」


その後ぐっすり幸せな気分で眠りに就いたルビィちゃんでした。

おしまい

365 :
どれだけかかってもいいからこのスレ書き込めなくなるまで書き続けてほしい

366 :
このスレ見てるだけでカロリー補給できるわ

367 :
>>350のまだ付き合ってないverも見たい

368 :
>>364
ありがとうございます!ありがとうございます!

369 :
保守

370 :
補修

371 :
ほほほんほん

372 :
善子「ただいま……」グショグショビチョビチョ…

ルビィ「よっちゃん!?」

善子「う〜〜〜〜〜…………」グス…

ルビィ「よっちゃぁん……」バスタオル被せナデナデ


善子「空調がね」

ルビィ「うん」

善子「ヨハネが出社した瞬間にイカれて」

ルビィ「あら」

善子「魔女にメッチャ嫌味言われて」

ルビィ「うん……」

善子「加えて何度も魔女と自分のデスク行き来させられて、暑くて汗かいて」

ルビィ「うんっ……!」

善子「ブラウス透けちゃって、男共がエロい目で見てきて」

ルビィ「む〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」ギュゥッ

善子「で、汗臭いの我慢しながら満員電車乗って帰ってきて」

ルビィ「うん。うん……!」

善子「折り畳みが突風で壊れて濡れて帰ってきた……」


ルビィ「………………よっちゃん」

善子「ん……」

ルビィ「今日も1日お疲れ様でした」ギュ…ナデナデ…


善子「…………」

善子「ふえええぇぇぇぇ………………!!」ダバダー


蒸し暑く、土砂降りな夜
とても辛かったけど、ルビィのおかげで帳消しになったんだから……!

今日も1日お疲れ様でした。

373 :
因みにこの後
汗だくびしょ濡れなヨハネブラウスをクンカクンカして発情したルビィちゃんが
お背中流しま〜す♡とお風呂場に乱入してその流れのまま善子ちゃんのお股もビショビショにしたみたいずら

374 :
すき。もっと読みたい

375 :
1週間禁欲生活

376 :
保守

377 :
>>375からの欲望全解放えっちがみたい

378 :
たまりませんねぇ……

379 :
>>375 >>377

ルビィ「明日からよっちゃんが会社の慰安旅行」

善子「しかも2泊3日。でも場所が北海道。行くしかない」

ルビィ「それで、3日目の帰ってくる日の朝からルビィは5日間のロケ仕事……」

善子「一週間顔を合わせられないのね」

ルビィ「寂しいよぉ」

善子「電話出来そうならするし、ライン送るから。これも仕事よ」

ルビィ「うん……」


冬の寒さが残る季節
北海道は美味しいものが一杯食べられるんだろうなぁ
でもね、ルビィとよっちゃんはこの季節
お布団の中でくっついてゴロゴロするのにハマっていたの
あったかくて、幸せでーーー♡

それで、ついついそのまま……♡って日が続いていた所に一週間のお別れ

うぅ、つらいよぉ……。

380 :
いいぞ

381 :
ルビィ「ねぇ、よっちゃん……」雌豹のポーズ&上目遣い

善子「…………ん?!///」オサソイ!?

善子「だ、駄目よ!?明日5時起きだし今もう0時前だし!!」

ルビィ「でももぉ準備出来て、あとは寝るだけでしょぉ?」ジリジリ

善子「そうよぉ!寝るだけ!寝るだけぇ!!」

ルビィ「寝る前に……♡」

善子「駄目ー!!絶対駄目!寝坊しちゃうわ!」ダッ

ルビィ「あっ」

ドアバターンッ

ルビィ「……」


ルビィ「よっちゃん」ガチャ

善子「だから駄目だってばぁ……」オフトゥンモゾモゾ

ルビィ「明日から一週間会えないんだよ?」

ルビィ「出来ないんだよ……?」

善子「…………我慢するのよ」

ルビィ「……」


ルビィ「はぁい……」シュン…

善子「……」

善子「その代わり」

ルビィ「!」

善子「来週貴女が帰ってきたら、その……」


善子「沢山、シましょう?ねっ♡」

ルビィ「きゃ〜♡」

ルビィ「うんっ。わかった!」


ルビィ「それじゃぁお休みなさぁい」ガチャ

善子「えぇお休み」


パタンーーー

善子「…………」

382 :
@北海道

同期「何もかも、美味しすぎるよぉ……!」モグモグ

善子「海鮮最高ねぇ」

同期「浴衣来て美味しいもの食べて温泉入って。慰安旅行って言うのも悪くないね!」

善子「そうね……」


善子「(ルビィとこんな風に温泉旅行に行ったらーーー)」ポワンポワン


ルビィ『よっちゃん♡どぉ?浴衣、似合ってる?』ヒラヒラ

ルビィ『えへへ♡髪も上げてちょっと大人っぽいかな?』うなじチラッ お尻フリフリ


ルビィ『ご飯も美味しいね♡イカさんのお刺身絶品だよぉ。はい、あーん♡』

ルビィ『お酒のお代わりもどうぞ。えへへ。一緒に酔っ払っちゃおっか♡』


ルビィ『よっちゃん……。深夜だけど、一緒にお風呂行かない?』

ルビィ『誰も居ないと思うし、一緒に露天風呂行こ♡』


善子「…………」

善子「(ムラムラしてきた)」


同期「つっしー♡お姉さん酔っ払ってきちゃった〜♡」浴衣はだけて胸の谷間ドーン

善子「あなたねぇ!ヨハネは来週まで大好きな赤身を我慢すると決めているのよ!!そんな大トロ見せつけないでくれる!?」

同期「なんのはなしー?」

383 :
2日後、善子帰京。ルビィ出発。

翌日ーーー

善子「はぁ……」

ルビィ「はふ……」


よしルビ「よし。お仕事頑張ろう」


その後、ムラムラしちゃう心とお股を何とか鎮めながら2人は1日1日を過ごして、そしてーーー

384 :
ルビィ「ただいまぁ」ガチャ

シン……

ルビィ「うん。まだお昼過ぎだもん。よっちゃんはお仕事です」

ルビィ「それよりも」

ルビィ「ん、しょ……///」パンツスルリ…

ルビィ「うわぁ、濡れてる……」


ルビィ「はぁ…あぁ……。や、やだぁ……ガマン出来ないよぉ……」

ルビィ「よっちゃぁぁん。早く帰ってきてぇ……」

385 :
はよはよ

386 :
善子「……」スタスタ

善子「(全然仕事集中出来なかったルビィ仕事ミスって残業になっちゃったルビィルビィ金曜日だからって飲みに誘われたけどルビィヨハネにはルビィが居るのよルビィルビィルビィルビィルビィルビィ)」スタタタタタタ


善子「ただいま」ガチャ

ーーーんっ♡はぁっ♡ああぁぁ…………♡

善子「……」スタスタスタ


ガチャッ

ルビィ「きゃっ!?あっ!?」

善子「……」

ルビィ「あ、よ、ヨハネ様ぁ……♡」

善子「……」スタスタ

ルビィ「あっ……♡」

善子「んっ…」チュウ…

ルビィ「ん……♡」

チュウ……クチュ……チュル……チュパ……クチュ……
レロ……グチュ……チロ……チュウ……


ルビィ「はっ♡はぁ、はぁ……♡」

善子「ヨハネが帰ってくるまで我慢出来なかったのね」

ルビィ「ご、ごめんなさ」

善子「いいのよ。辛かったでしょう?」

ルビィ「っ!っ!!」コクッコクッ

善子「さぁ、沢山シましょう。朝までシましょう」

ルビィ「はい。ヨハネ様ぁ♡ ヨハネ様のことも、一杯気持ちよくシてあげたいです♡」

善子「うん……♡ヨハネも今日は攻められたい気分……♡」


ーーー

ーー



387 :
善子「んっ…あ……」ジュルッ!ジュルジュル!チロチロチロ…!

ルビィ「きゃあああんっ!あ、あっ!!ああああっ!!」

ルビィ「はああぁぁぁ……♡」ピクンッ♡

善子「(そう言えばクンニって今までシたこと無かったかも)」

善子「(駄目だわ。なんかもう何も考えられない)」

善子「(ルビィを快楽の沼に沈めることしか考えられない……)」

ルビィ「んっ♡んんんっ!!あ、あぅ……♡ん……♡」

善子「どこが一番イイ?」

ルビィ「ぅ……。く、くりゅっの、ところ……しゅごく、やさしくしてぇ……」

善子「ん……」テロテロ…♡

ルビィ「あーーーーーーーっっっ♡♡♡♡」ゾクゾクゾクッ♡♡♡

ルビィ「んーーー!!!♡ ああああああああっ♡♡」ビクビクンッ♡

善子「こら、暴れすぎ。正確に舐められないじゃない」腰ムンズ

ルビィ「ーーー!?///」

ルビィ「やっ!だめぇっ!!はな、はなしてぇ!いやいやいやぁぁ!!♡」ジタバタ

善子「だーめ♡」レロォ…♡

ルビィ「〜〜〜〜〜〜っっっっ♡♡♡♡♡」ビックッッッン♡♡♡

388 :
ルビィ「あああああああっっ!!よはねしゃまぁ!!!」

ルビィ「りゅびぃだめぇ!イっちゃう!イっちゃうよぉぉ!!」

善子「……」

善子「んっ!!」ジュルジュル!!チュウゥゥゥ!!

ルビィ「ひんっ!?」ビクンッ♡

ルビィ「あっ、だめ。だめだめだめぇ!!!」ゾクゾクッ♡

ルビィ「イくぅ!イっちゃう!ああああああああああまぁぁぁんんっっ♡♡♡」ビクッ♡

ルビィ「きゃああああぁぁぁぁあぁぁぁぁんんっっ♡♡♡♡♡」プシャァ♡♡♡


善子「……」スッ

ルビィ「はっ♡はぁぁ♡はぁぁぁ…………♡」トロォ…♡

善子「フフフ……♡」ゾクッ♡

善子「このまま今度は指で掻き回しちゃおうかしら……♡」クチュ♡

ルビィ「あーー??!だめぇっ♡イったばっかりぃ!!♡」ビクンッ!!

善子「嘘よ。ごめんね」


善子「あぁ……♡」ジュン…♡

善子「んっ♡」クチュクチュ…♡

善子「ねぇ、お願い。ヨハネのことも、シて……」クパァ…♡

ルビィ「あ、ぁぁ……。はい……♡」

ルビィ「ヨハネ様ぁ♡」

389 :
ルビィ「えへへ♡たくさんチュウしちゃうね♡」

善子「ん……♡」

ルビィの必殺技。全身チュウチュウ、始めちゃいます♡

首筋から胸元。腕に手、そして最初のごちそう、腋の下♡

善子「っっ♡ん…んんっ♡」ビクッ♡

善子「あん……くすぐったい……♡」

ルビィ「ん……」ペロペロ

善子「はうぅぅ……♡」ゾクッ♡

ルビィ「ん〜〜」チロ〜

そこからお腹、下腹部、太もも、爪先ーーー
そして、ヨハネ様の大切なところ♡

少しずつ、少しずつ
でも、確実に

ヨハネ様の全部を、ルビィが食べていっちゃうの♡

ヨハネ様も、自分のお城が少しずつ崩されて行っちゃうような感覚が大好きみたいで♡

どんどん表情がトロンってしたものになるんだよぉ♡


ルビィはそんなヨハネ様のお顔を楽しみながら、ヨハネ様のお味も堪能しちゃうんです♡


善子「んんっ♡ん〜〜〜〜〜…………♡♡」

善子「ルビィ。ルビィぃぃ……♡♡」ゾクッ♡ビクビクンッ♡

390 :
ルビィ「ルビィも、ヨハネ様のおR…」

善子「ま、待って。すぐイっちゃいそう……」

善子「それに、今日はね」

善子「こんなの用意してるの……♡」コロン

ルビィ「これって……」

善子「見た目は割とお洒落だけど、バイブ♡買ってしまったわ」

ルビィ「ふわぁぁ♡」

善子「ピンクが貴女ので、ヨハネがパープル」

善子「これで、お互いに……その……///」

善子「ココ……を……♡」クパァ♡

善子「ね……♡」

ルビィ「……っ♡」ゴクリ♡

391 :
ルビィ「んしょ」ゴロン

善子「それじゃ、行くわね……」ツプ…

ルビィ「あっ♡んっ♡」ググッ

善子「んんっ♡あぁ……♡」

ルビィ「しゅごぉい。すんなり入っちゃったぁ♡」

善子「あ〜〜〜〜〜〜〜♡あんまり動かさないでぇ♡」

ルビィ「りゅびぃもぉ♡やさしくしてぇ♡」

善子「はぁ……♡はぁ……♡」クプ、クプゥ…♡

ルビィ「んっ♡ああっ♡」ジュリュ……♡


善子「す、スイッチ分かる?入れていい?」

ルビィ「う、うん……♡こわいよぉ……♡」

善子「一緒にすれば、怖くないわ……♡」

ルビィ「うん。それじゃあ……」

カチッ
ヴィィィィィン


バイブが震え出して
ルビィの大切な所から、とーーーっても気持ちいい感覚が
お腹を伝わって、込み上げて来ました……♡

392 :
ルビィ「きゃあああんっ♡こ、これぇ♡」

善子「っっー!!」ビクッ♡

善子「んっ♡あ、あっ♡にゃ♡にゃあああ♡」

ルビィ「しゅ、しゅごぉい……♡」ズプズプ…♡

善子「あっっ♡だ、だめぇっ!!」ビクンッ♡

善子「んんんんんっ♡お、奥ぅ……♡」

善子「だ、だめ。そんな、掻き回さないでぇ……♡」

ルビィ「えへへ♡ヨハネ様、どんどんお汁が溢れてきてますよぉ♡」クチュクチュ♡

善子「ああああああああっ♡♡♡す、すごぉい……♡イイ……♡♡♡いいのぉ……♡♡」


善子「(よ、ヨハネもぉ♡ルビィのこと攻めなきゃぁ♡)」ジュボジュボ♡♡

ルビィ「きゃあああんっ♡ヨハネ様ぁ♡だ、だめですぅ♡そんなっ激しくっ♡」

善子「さ、先にイっちゃった方が明日の朝食ね……♡」

ルビィ「え〜♡そんなぁ……♡」

善子「ほらぁ、行くわよ♡」ズプ…♡

ルビィ「きゃぁんっ♡」

393 :
そのあとは、もぉ……♡

善子「(クリ、優しく舐めて……ぇ♡)」ビクッ♡

ルビィ「あああんっっ♡しょれっ♡ズルいぃぃぃ♡♡」ビクビクンッ♡


とにかく2人とも、えっちな欲望に身を任せてーーー


ルビィ「(お尻の穴……入り口……)」

ルビィ「クニクニ♡」

善子「ひゃあぁっんっ!?♡」ビクンッ

善子「ちょ、や!!やぁっ!!あっ♡♡」

善子「や、やめっ!やめてぇっ!そこはぁぁんっ♡」

ルビィ「イヤ……?」

善子「や、やだぁ……これいやぁ……あっっ♡」

善子「う、ううううぅぅぅ……♡」ガクガクッ♡

ルビィ「あはっ♡」

ルビィ「ヨハネしゃまはぁ♡おRといっしょにぃ、おしりの穴もいじられて感じちゃうヘンタイ堕天使さんだねぇ♡♡」


善子「んん〜〜〜〜〜〜っ♡にゃぁっ♡いわないでよぉぉ……♡」

ルビィ「えーい♡」ズプズプ♡グリュグリュ♡

善子「ひぃぃぃぃんっっ♡♡♡」ビクンッ♡


お互い気持ちよくなることに夢中になってーーー♡
夜が更けていくのでしたーーー♡

394 :
翌朝ーーー

ルビィ「鮭しゃんのハラスを焼いたの美味しいねぇ♡よっちゃん上手に焼けたねぇ♡」

善子「それはよかったわ」

善子「う〜(まだお尻ヤな感じぃ……///)」モジモジ

ルビィ「…………♡」


ルビィ「今日はルビィもよっちゃんもお休みだから、一緒にゴロゴロしたいなぁ♡」

善子「ゴロゴロしたら、また」

善子「シたくなっちゃうじゃない……///」

ルビィ「ん〜♡」


ルビィ「一週間分取り返さなくちゃいけないから、いいんじゃないかなぁ♡」

善子「もぉ……ヨハネ疲れてるってのに……♡」

ルビィ「えへへ♡」



一週間禁欲えっち おしまい

395 :
よしルビにこう、69の体勢で互いをバイブ攻めしている様をですね
ルビィは体力ついてきて底無しで、善子は本来攻める方なのに割と攻守逆転してしまいがち。且つ一度逆転した後はルビィに好き放題されて開発まで行ってしまいかねないイメージ

396 :
えっっっ

397 :
っっっっ

398 :
2人ともお休みな夏の朝


善子「……」テーブル突っ伏し

ルビィ「……」座椅子グデー

善子「朝食作るのダルい……」

ルビィ「ルビィもぉ」

善子「でもお腹は空いたわ……」グー

ルビィ「もう10時だもんねぇ」グゥー


善子「でも、ダルいわ〜……」

ルビィ「でも、作らなきゃ〜」


ルビィ「ご飯は炊けてるよぉ〜。昨日予約しておいたからぁ 」

善子「ぐっじょぶ……」

善子「なら、とにかく肉を焼けば食欲湧くわね……!」

ルビィ「うん……!」


ルビィ「ルビィはご飯よそって、よっちゃんの同僚さんから貰ったぬか漬けと白菜ときゅうりのお漬け物出すよぉ」

ルビィ「あと、インスタントだけどお味噌汁も用意するぅ」座椅子から上体起こしフオォォ

善子「ならヨハネは豚肉を焼くわ……」テーブルに手を掛けてタチアガレー

ルビィ「味付けは塩コショウだけで、お小皿で焼き肉のタレつけたいなぁ」ヨロヨロ

善子「御意…」フラフラ


1人ではご飯作るのしんどくても2人なら
役割分担して最低限の適当ご飯
2人で台所に立ってダラダラご飯の準備
それでも少しずつ身体も頭も起きてきて
食べ終わる頃には元気が出てきて
この後はお出かけしようかと提案が

そんな休日よしルビの午前

399 :
家すき♡

400 :
あんまりエロに傾きすぎるのもちょっとなあ
日常的イチャラブが良き

401 :
小姑襲来シリーズもっと見せて♡

402 :
ピンポーン

よしルビ「?」

善子「何かしら?」カメラ確認

ダイヤ『……』ドーン

善子「ひぃっ!」

ルビィ「なに!?お姉ちゃん!?」

善子「えぇ」

ルビィ「えぇ……居留守しようよぉ」

善子「そうね。このままーーー」

善子「ん?」

ダイヤ『……』スッ

善子「ダイヤ、青山の有名スイーツの箱持ってるのだけど」

ルビィ「なぁっ!?」

ルビィ「だ、ダメだよ。絶対罠だよぉ……!」グヌヌ…!

善子「で、でもあの店のチョコレートケーキは絶品でーーー!」

ダイヤ『……』チョイチョイ

花丸『……?』ヒョコッ

ルビィ「あっ!!マルちゃーん♡」応答ポチー

善子「ぢょあ゛あぁぁぁ!?」


ダイヤ『あら、居たわ。早く出なさいよ』

花丸『ルビィちゃん善子ちゃん居たの?良かった〜♪』


よしルビ「……」

善子「どーすんのよ」

ルビィ「ごめんなさい……」扉開放ポチー

403 :
その直後、取り敢えずウェットシートで床掃除。テーブル拭きだけはやりました。
だけどーーー


ダイヤ「こんにちは」

花丸「2人とも遊びに来たよ」

ルビィ「マルちゃーん♡」

花丸「ルビィちゃぁぁぁん♡」ギュゥゥ

花丸「久しぶりだねぇ」

ルビィ「うん。うんっ……!」

善子「フフッ」ホッコリ

ダイヤ「ちょっと。冷蔵庫と電子レンジの上、埃被ってるじゃない」既にリビング

善子「!?」


ダイヤ「ルビィ。善子。ちょっと来なさい」

善子「く、くっ……!」

ルビィ「お、おねいちゃぁ……!!」

花丸「あはは。呼んでるよ」


お姉ちゃんは素直にマルちゃんとの再会を楽しませてくれないみたいです……。

404 :
〜〜〜

よしルビ「……」正座

ダイヤ「リビングはまぁある程度掃除されてるのかしらね。床に鞄とか置かれているのがとても気になるけど」

ダイヤ「それに台所。朝食の食器は水に浸けるだけ。いつ洗うの?さっき指摘して拭かせた埃に、コンロも定期的に掃除しないと取り返しつかなくなるわよ?」

ルビィ「はぁい……」

ダイヤ「はぁ。もう少しきちんとしていると思っていたけど、いまひとつねぇ……」

善子「(むぅ……。こうかはバツグンよぉ……)」


ダイヤ「この分じゃ、それぞれの個室なんてーーー」

よしルビ「!!」ギクゥ

よしルビ「……」滝汗

花丸「あ〜……」

ダイヤ「はい。今から掃除と整理開始ね」

よしルビ「えーー!!?」

善子「アポ無しでやってきてこの小姑!!」

ルビィ「何が目的なのさぁ!お姉ちゃん!!」

ダイヤ「は?」

ダイヤ「2人がきちんとした生活を送っているか確認しに来たに決まってるでしょ」

ダイヤ「しっかりしていれば何も言うこと無かったけれど、説教も追加する?」コォォォ

善子「勘弁してください」

ルビィ「…………」プクー


花丸「ふふ。マル達もお手伝いするから、パパっと片付けちゃおう!」

405 :
ガチャ

花丸「わぁ〜!これがルビィちゃんのお部屋〜!」キラキラ

ルビィ「何だか恥ずかしいねぇ」

ダイヤ「ふぅん(思ったより物は無いのね)」

善子「ルビィの部屋は物少なめにすることに成功しているわ」

ルビィ「ルビィついつい欲しいもの買っちゃうから、いつもよっちゃんと相談してから決めてるんだよね」

善子「本当に必要なものか話したり、どうしても物欲が抑えられない時はウインドウショッピングで誤魔化したり」

ルビィ「えへへ。お洋服とかも厳選出来て助けられちゃってます♡」

善子「ふふん♪」

ダイヤ「ふーん」


ダイヤ「それで、善子の部屋は?」

善子「」

406 :
ゴチャア……

ダイマル「……」

ダイヤ「善子。片付けるわよ」

善子「はぁい……」

〜〜〜

花丸「紙袋がどうしてこんなに散乱してるの?全部燃えるゴミにーーー」

ルビィ「あっ!待ってマルちゃん!そう言う袋は便利だから取っておいてあるんだぁ」

花丸「そうなの?」

ルビィ「よっちゃん会社に行く時よく使うから」

花丸「ならこの大きめのものに一まとめにするね!」

ルビィ「うんっ」

ダイヤ「……」

〜〜〜

ダイヤ「雑誌多すぎでしょ」

善子「うるさいわねぇ。いいじゃない」

ダイヤ「一度読んだら終わりでしょう?」

善子「まぁ、そうなんだけど……」

ダイヤ「?」

ダイヤ「……」パラパラ

ダイヤ「あ、ルビィ」

ダイヤ「これも。これも……」

ダイヤ「……」


ダイヤ「善子」

善子「なに?」

ダイヤ「スクラップなさい」

善子「そこまでする気力は無いのよねぇ〜」

ダイヤ「そうしないからこんなに溢れているんでしょう!」

善子「はぁい」


ルビィ「えへへ……♡」

407 :
〜〜〜

よしルビ「終わったー!」

花丸「2人ともお疲れさまでした」

ダイヤ「……」

ダイヤ「(紙袋もお土産を持っていくと言うより、ルビィの活動関連の布教って所かしら)」

ダイヤ「(終わってみれば、善子の部屋なのにルビィに関することで散らかっていたわね)」

ダイヤ「……ふふっ」


ダイヤ「さぁ、やるべきことは終わったから、お茶にしましょうか」

よしルビ「やったぁ!!」

ダイヤ「まったく。きちんと日頃から整理整頓出来ていればすぐにありつけたのに」

善子「そういうお小言は会社に居る魔女だけで十分よぉ!」

ルビィ「そーだそーだ!お姉ちゃんのオツボネー!」

ダイヤ「マルちゃん。今すぐこれ持って帰りましょうか」

よしルビ「キャー!イヤー!!」

花丸「ふふふ。あははっ笑」


4人でたくさんお喋りして、ついついサボりがちなお部屋のお掃除も出来て、美味しいスイーツも頂いて
楽しい休日になりました♡

後でマルちゃんが教えてくれたけど、お姉ちゃんは結構心配してくれてたみたい。

むー。嬉しいような、お節介なような……。

今度はマルちゃんだけで来て欲しいなぁ
なんて、お姉ちゃんには言えないけどね!⌒°( >ω<)°⌒ ベーだ!


おしまい

408 :
>>407 おまけ

帰り道

ダイヤ「ふぅ……」

花丸「2人とも元気そうで良かったね」

ダイヤ「そうね」

花丸「お部屋も2人にしては頑張ってる方だとマルは思ったよ」

ダイヤ「そうねぇ……。でも少し目を離すと、あのルビィと善子のことだから……」

花丸「あはは…笑」


ダイヤ「まぁ、でも……」

ダイヤ「頑張ってたわね。2人とも」ニコ…

花丸「うん!」

ダイヤ「…………」

花丸「……心配?」

ダイヤ「うーん。と言うより、今日色々お話をして頑張ってるいるのが分かって」

ダイヤ「嬉しい反面。ちょっとだけ、寂しいのかしら」

花丸「ダイヤちゃん…」

ダイヤ「2人には内緒よ?特にルビィには」

花丸「ふふふ♡勿論♡」

ダイヤ「ふふっ。さぁ、次は私のお家でおもてなししてあげるわ♡」

花丸「わぁい!楽しみだなぁ♡」


ダイヤ:上京一人暮らし先輩大学生
花丸:大学生。内浦に残りつつ又は一人暮らし

そんなイメージ

409 :
無理矢理捻り出すといまひとつずらぁ……お粗末
直接的でなく心理的にイチャイチャさせる技量が欲しいずらねぇ

410 :
こういうのを求めてた

411 :
自分達以上にバカップルしてるようちかの二人にドン引きor謎の対抗心を燃やすよしルビください

412 :
ほくほく

413 :
>>411

ピンポーン

善子「……あら」

ルビィ「お客さんなの?」

善子「最近多いわね。リーダーと船長よ」

ルビィ「ふわぁ!千歌ちゃんと曜ちゃん!?」トテトテ

ポチッ

ルビィ「千歌ちゃーん!曜ちゃーん!」

千歌『あ、居た!良かったー!』

曜『突撃!今夜の晩ごはんであります!!』


善子「今日の夕食は豆腐しか無いわ。お引き取り下さい」

ルビィ「ちょっ」

千歌『やったー!お豆腐だー!』

曜『麻婆豆腐、湯豆腐、豆腐ハンバーグ。何でもアリだね!!』

善子「アポ無しでいきなり何しに来たのよォ!?帰りなさい!!」ウガー

ルビィ「な、なんでぇ!?お客さん拒まずだよぉ!」扉開放ポチー


ようちか『わーい!』ピューン

善子「むー……」

善子「(せっかくルビィとの貴重な休日でのんびりしてたのにぃ!)」プンプン!

414 :
すきすきぷわぷわ

415 :
ようちか「こんちかー!!」ガチャッ

ルビィ「こんにちは。いらっしゃい♪」

善子「……いらっしゃい」

ようちか「お邪魔しまーす!!わー凄い!ルビィちゃんの部屋だー!」ドタバタ

善子「下に人住んでるんだから静かにしなさいっ!!」キィッ


〜〜〜

善子「で、何しに来たのよ」

千歌「モチロン遊びに来たんだよ〜♪」

曜「2人がどんな生活送ってるのか気になっちゃって!」

善子「せめて連絡くらいしてくれない?」

千歌「いやぁ内浦と同じノリでお家行けばどうにかなるかなぁと」

曜「思って突貫してきちゃった!」

善子「田舎と同じ基準で来訪しないの!玄関開けっぱなし誰かしら家族が居る内浦とは違うのよぉ!」

ルビィ「ふふっ。あははっ♪」

416 :
千歌「アハハ。ごめんね。ちゃんとお菓子とかお土産色々買ってきてるよ!」

曜「お茶の用意は私達に任せてよ!」

千歌「それに晩ご飯も良かったらチカ達に作らせて!」

曜「腕によりをかけて作るよ!」

ようちか「てことで台所借りまーす♪」ドタバタ


善子「こ、この2人だけでどこまでも勝手に突っ走って行く感覚……!」

ルビィ「相変わらずだねぇ♪」クスクス

417 :
〜〜〜

曜「千歌ちゃん!ティーポット見つけた!」

千歌「曜ちゃんぐっじょー!」

曜「よーし、鞠莉ちゃんが送ってくれたお茶っ葉に」ササッ

千歌「果南ちゃんと梨子ちゃんがオススメしてくれたケーキ屋さんのお菓子〜♪」テキパキ

曜「ホイお皿とフォーク!」スッ

千歌「ありがと!後ろ通るよ〜?」シュババ


ルビィ「わぁ、凄い手際〜」

善子「慣れたものね……。てかまるで自分の家の如く使ってくれちゃって……」

418 :
そういえばまだまりちゃんだけ出てないね

G's時空なら掴み所のない感じだろうか

419 :
この世界のよしルビの高3時代とか書いて下さると嬉しいです

420 :
〜〜〜

ルビィ「それじゃあ2人もルームシェアしてるんだねぇ」

千歌「そーなんだー♪」

曜「とても充実してるよ!」

善子「……」ズズッ

善子「(曜は船乗り一直線でそういう大学へ進学。千歌も〇学部とか潰しも利く面白い所に行ったものよね)」


ルビィ「ご飯はどっちが作ってるの?」

曜「最初は千歌ちゃんが作ってくれたり、スーパーで安くなっている総菜だったりしたけど―――」

千歌「一緒に料理するようになって曜ちゃんどんどん料理上手くなってるんだよ〜!」

ルビィ「わぁ、曜ちゃんすごぉい!」

曜「えへへ」

千歌「でも曜ちゃんってばすぐつまみ食いするんだよ!」

曜「えー!?千歌ちゃんだって釣られて食べるじゃーん!」

千歌「いつも最初にしでかすのは曜ちゃんだよ!食べるばっかりなんだから!」

曜「千歌ちゃんの作る料理が美味しすぎるのも原因だと思います!」

千歌「何をー!?ありがとー!」

ルビィ「あははっ♪」


善子「ふーん……」

421 :
そして夕方―――

千歌「さてさて、それでは宣言通り」

曜「我々の腕を振る舞うよぉ!」

ルビィ「わぁい!楽しみだよぉ」

善子「フフフ。お手並み拝見と行きましょうか」

千歌「しゃー!行くぞ渡辺三航士!」

曜「了解です船長!」

善子「(台所では千歌が船長なのね……)」

ルビィ「楽しみだなぁ♪」


2人はこれまた見事な呼吸でテキパキ料理を完成させて行くのでした。

なーんか、あまりにも阿吽の呼吸で
見ていてちょっと面白くなくて
ルビィの指を摘まんで遊んでいたわ

ルビィはそんなヨハネにされるがまま、楽しそうに2人の様子を見守っていたのでした。

―――
――


422 :
千歌「ヘイお待ちぃ!!」

曜「宣言通り、豆腐ハンバーグであります!」

千歌「そしてご飯・ワカメじゃが芋玉ねぎ豆腐のお味噌汁・じゃが芋としめじと玉ねぎのソテーだよ〜♪」

ルビィ「ふわぁぁぁ〜♡」

善子「へぇ。材料にも無駄が無くていいわね」

千歌「でしょでしょ〜?」

曜「早速食べよう!お腹空いちゃった!」


〜〜〜

ルビィ「ん〜!美味しい〜〜〜♡」

善子「大根おろしとネギポン酢が凄くマッチしていいわね」

千歌「むふふふふふ♡」

曜「千歌ちゃんの作るご飯は本当に最高であります!」

千歌「えへへ。こんなに美味しそうに食べてくれる曜ちゃんが居てくれるから作り甲斐があるよ〜♪」

ルビィ「うんうん!すっごく分かるよぉ♪」

善子「……」モグモグ

423 :
あなたは最高です!

424 :
〜〜〜

ようちか「ごちそうさまでしたー!」

ルビィ「こちらこそ、ごちそうさまでしたっ♪」

ようちか「さぁさぁ、お皿洗いまでやっちゃうよー」

善子「待った」

しゃろん「!?」

善子「お皿は水に浸けてくれればいいわ。それよりルビィ―――」

ルビィ「どうしたの?」

善子「……」ヒソヒソ

ルビィ「……♡」

ルビィ「はいっ!ヨハネ様!」

ようちか「???」

善子「フフッ。見てなさい2人とも。今度はこの小悪魔ヨハネとリトルデーモンルビィがあなた達に極上のスイーツを振る舞ってあげるわ!」

ようちか「ウオオオオォォォ!!!」

千歌「甘い物ー!」

曜「甘味ー!」

善子「すぐに出してあげるから待ってなさい」

ルビィ「千歌ちゃん、曜ちゃん!『見ててねっ♡』」

ようちか「はーい!」

425 :
善子「それにしても」

善子「偶然今日お菓子作りに挑戦していたのが功を奏したわね」

ルビィ「ね〜♡ 2人にも振る舞える形になって良かったぁ」

善子「十二分に冷えているから後は盛り付けだけ」

ルビィ「桃とかの果物、ルビィが切っちゃうよぉ!」

善子「何を言ってるの。包丁はヨハネの役目」

ルビィ「むー。よっちゃんに任せる方が心配だもん」

善子「フフフフ……(言い返せない)。貴女は速攻で生クリームをお願い」

ルビィ「はぁ〜い」

善子「あ、ほんのちょっとで―――」

ルビィ「いいよね?」トポトポ

善子「―――えぇっ♪」


ようちか「……」ホァー

ルビィちゃんと善子ちゃんは私達もビックリな役割分担で!
生クリームを泡立てて、果物を切り分けて、お洒落な容器皿を出したと思ったら
冷蔵庫からは美味しそうなプルプルを取り出して―――♡

今度は2人で1つのお皿に向かい合って
楽しそうに素早く盛り付けていったのでした。

―――
――


426 :
ルビィ「2人ともお待たせ〜♡」

善子「プリンアラモードよ♡」

千歌「わぁ〜♡プルプルプリンだー!」

曜「果物もたくさーん♡」

よしルビ「ルビィとヨハネ(様)の食後のスイーツ、召し上がれ♡」

ようちか「いたっきやーす!!」パクー

モグモグ……

善子「……どうかしら?」

ルビィ「プリン、初めて作ったんだぁ。美味しい……?」

ようちか「……」

よしルビ「……」ゴクリ


ようちか「えへへへへへへへへ♡♡」ニヤニヤ

ようちか「おいしー!!」

よしルビ「いえーい!」ハイタッチパチン!


善子「よしっ」

善子「毒味も無事完了したしヨハネ達も頂きましょう♪」

しゃろん「コラー!笑」

―――
――


427 :
千歌「今日は急にお邪魔しちゃったのにありがとね」

曜「元気な2人も見られて良かったよ!」

ルビィ「ルビィも今日お休みで本当に良かったぁ♪」

善子「次来る時は連絡入れてよね。ヨハネは居てもルビィは居ないかもしれないんだから」

千歌「その時はルビィちゃんの活動鑑賞会をするから!」

曜「心配ご無用だよ!」

ルビィ「きゃ〜♡恥ずかしいよぉ♡」

善子「そんなの1日じゃ帰さないわよ」

ようちか「あははっ♪」


〜〜〜

ようちか「それじゃーねー!」ノシ

ルビィ「ばいばーい♪」ノシ

善子「気を付けて」ノ

ガチャ……


ルビィ「はふ……楽しかったね♪」

善子「まったく。懐かしい騒がしさだったわよ」

ルビィ「あはっ♡」


善子「もう一杯お茶淹れて休みましょうか」

ルビィ「うんっ。冷たいココアでいい?」

善子「えぇ」

428 :
〜〜〜

コクコク……

善子「それにしても、流石あの2人ね。ルームシェアしても息ぴったりって感じだった」

ルビィ「うん」

善子「あれだけキャイキャイしながらテキパキ出来るのだから不思議なものよね」

ルビィ「そうだねぇ」

善子「ま、見せつけられっぱなしってままでは面白くないからこちらからも仕掛けてやったけど!」

ルビィ「ふふっ♪」

善子「ルビィはずっと楽しそうにしてたけど、あんまりそう思わなかったのかしら?」

ルビィ「んー」

ルビィ「ルビィもよっちゃんと同じ気持ちだったと思うなぁ」

善子「……あら♡」

ルビィ「だって、ルビィとヨハネ様は最強のコンビだもん♡」

善子「―――フフッ♡」ピトッ♡

ルビィ「えへへ♡」ピトーッ♡

429 :
===

曜「いやはや」

千歌「しかし」

曜「善子ちゃん。ほとんどの時間ルビィちゃんの真横だったねぇ」

千歌「で、ルビィちゃん。基本身体をくっ付けるか手を繋ぐか腕組んでたね」

曜「アレは、アレなのかな……?」

千歌「どーだろ。ちゃんと聞いてはいないなー」

曜「まぁあの2人は堕天使とリトルデーモンだからね!」

千歌「何とも言いがたい関係なのが面白いのだ!」

曜「私たちも私たちらしくいつまでも仲良しでいたいね!」

千歌「モチロン!」

曜「さぁー!我が家へ向かって全速前進!」

千歌「ヨーソロー♪」


千歌:大学進学(学部は未知数なのでご想像)
曜:東〇海洋大学 海洋工学部(飛び込み競技も継続していそう)

特にケンカも無く、毎日賑やかに楽しく学問に励んでいます。

ようちか襲来 おしまい

430 :
乙であります

431 :
個人的にようちかは永遠のお馬鹿悪友大親友なのでカップル的な感じは生憎申し訳
逆によしルビのナチュラル近距離に驚くかなと思いまする

432 :
G'sのよーちゃんはノンケだと思う

433 :
良い世界

434 :
すばすば

435 :
ほすほすのほす

436 :
まもー

437 :
ほしぬ

438 :
主演クラスの役柄でドラマ出演する以上は避けては通れぬ道?
ルビィちゃんが共演の男性俳優とのキスシーンを演じなくてはいけなくなってしまった際に二人はどう乗り越えるのだろうか

439 :
対男性についてもハッピーエンドバッドエンド共に構想があるけれど先に >>367
申し訳

440 :
家くんほんとすき

441 :
>>367

善子「ドラマの、主演……!?」

ルビィ「う、うんっ///」

善子「凄いじゃない!!おめでとう!!」

ルビィ「これから忙しくなって帰りも遅い日が増えると思うけど、よろしくお願いします」ペコリ

善子「えぇ。ヨハネに出来る最大限のサポートをするわ」

ルビィ「うん!」

善子「それで、どんなお話なの?他の役者さんはどんな人?ヨハネの知ってる人?」

ルビィ「えっとね!まずルビィと一緒に主演をする女優さんが居るの!W主演って形のドラマなんだぁ」

善子「へぇ。W主演」

ルビィ「それでその人がKさん!」

善子「Kって、あの『女優界最高の美女』と呼ばれるあのK!?す、すご……」

ルビィ「うぅぅぅ……ルビィじゃ絶対に敵わないよぉ……」

善子「そんなことは絶対に無いわ!貴女の実直に感情を乗せた演技がどれだけの人間の心を震わせていると思っているの!?」

善子「Kに無いものを貴女は持っていて、表現出来る。そう言う部分で勝負よ!」

ルビィ「そう、だよね……!うんっ!がんばるっ」ニコッ

善子「えぇっ!」ニッ


その後物語の流れも教えて貰い、ルビィが心優しい女弁護士。Kが冷徹な女検事を演じ、2人が法廷、法廷以外でもバトルを繰り広げる女のドラマを描くものだと教えて貰った。
ルビィの良さを十分発揮出来ると思ったし、男性キャストも少ない(と言うか皆無じゃない)。
きっと良いドラマになると思ったわ。

いや、実際に素晴らしいドラマにはなるのだけどねーーー。

442 :
数日後ーーー

ルビィ「それじゃあ顔合わせ行ってきまぁす」

善子「気を付けて行ってらっしゃいね」

ルビィ「うんっ」

===

ルビィ「皆さん初めまして。黒澤ルビィです」本名活動

ルビィ「初めての主演でとても緊張しています。ですが、私だから出来る部分を思いきり表現していきたいと思います。よろしくお願いいたします」ペコリ

パチパチパチパチ……!

K「皆さんこんにちは。Kです」

K「今回はW主演と言うことで、もう一人の主役ルビィちゃんとどんなお話を作っていけるかとても楽しみです」

K「一応女優として先輩なので、ルビィちゃんのことを引っ張っていけたらいいなと思います。よろしくお願いします」ペコ

パチパチパチパチ……!!!

ルビィ「(こ、Kさん……。素敵だなぁ……♡)」

===

自宅

ルビィ「それでね!早速たくさんお喋りしたの!」

ルビィ「『演技の時はお互い全力でぶつかり合おうね。怖かったりしたらゴメンネ』って言ってくれて!」

ルビィ「あとねあとね!」

善子「わ、分かったから落ち着きなさいって(笑)」ドウドウ

ルビィ「えー。お話聞いてよぉ」

善子「せめて着替えなさいよ。もぉ…」クスクス

443 :
〜〜〜

ルビィ「それでね。お近づきの印と思ってスイートポテト持っていったら食べてくれてね」

ルビィ「『……んー!美味しい!もう一個食べたい!』って言ってくれたり」

ルビィ「『ねーねー。もう無いのー?』っておねだりされちゃって、他の皆さんの分が無くなっちゃうよぉって言ったら『じゃあまた作ってきてー』って約束しちゃった(笑)」

善子「イメージと大分違って柔らかい人ね……」

ルビィ「多分ルビィが緊張してるからフレンドリーに接してくれたんだと思う♡」スイポのおかげ

ルビィ「スタッフさんも女性が多めでね、ルビィとしては心強いと言うか安心出来るよぉ」

善子「そっか……。なら、後はもう素晴らしいものにしていくだけね!」

ルビィ「うん!」


この時はとても安心していたわ。ドラマを早く見たいとも思っていた。
けれど、
撮影が始まって。どうしても生活時間のズレが大きくなって。
ルビィと話が出来る時も、ルビィはドラマ撮影のことを楽しそうに話すばかり。
当たり前のことなのだけど、楽しそうに撮影やKのことを話すルビィを見ていたら

安心していた気持ちがモヤモヤしたものに変わっていくのを感じていたのーーー。

444 :
ルビィ「Kちゃんってね、お胸の大きさはずっと前からもう諦めちゃってるんだって」

善子「あれだけグラビア仕事をしているKにもそんな悩みがあるのね」

ルビィ「あんなにスタイル良くて美人さんなのにね!ルビィよりも全然おっぱい大きいのにね!」プンプン

善子「でも貴女には可愛らしさと太ももと時折覗かせる美しさのギャップがあるから」

ルビィ「むー!と言うかよっちゃん!呼び捨てダメ!さんをつけなきゃだよぉ!?」プクー

善子「あぁ、ハイハイ……」

〜〜〜

ルビィ「今日ね、Kちゃんが楽屋でうつ伏せで寝ててね」

善子「楽屋で寝る」

ルビィ「起こしに行って電気をつけようとしたの。そしたら突然電気がついて『えー?電気つけたの誰ー?』ってKちゃんがご機嫌ナナメで起きてね」

ルビィ「でも、つけたのはKちゃん自身だったの(笑)。リモコン持ったまま寝てたんだぁ」クスクス

善子「え〜何よそれぇ」フフッ

善子「(ルビィ、楽しそうね……)」

〜〜〜

ルビィ「今日はゴメンね。Kちゃん達キャストの皆とお夕飯になっちゃって」

善子「いいのよ。もう慣れたわ」

善子「(お給料入った直後で少し気合い入れたメニュー作っただけに、ちょっと残念だけど……)」シュン…

ルビィ「ありがとう」

ルビィ「Kちゃん達とはね、おっきなビーフストロガノフを食べたんだぁ!」

善子「へぇ……」

ルビィ「Kちゃんね!『わーいっ』って凄く嬉しそうに食べててね、可愛かったんだぁ♡」

善子「ふぅん……」

ルビィ「これが写真だよぉ♪」スマホッ

善子「顔が凄いわよ、Kさん……」

善子「(目を見開いてお肉頬張って、凄い表情なのに、綺麗……)」

善子「(顔が良いって、正にこの人のことを言うのでしょうね)」

善子「(そしてそんなKの内面も知るようになったルビィは、いつも楽しそうにKのことを話して……)」


善子「……」モヤモヤ

445 :
ある日―――

ルビィ「……」TVジッ…

善子「お疲れ様。肩でも揉む?」

ルビィ「んー……」

善子「揉むわよ」モミモミ

ルビィ「ありがとー……」

善子「何見てるの?ドラマ?」

ルビィ「Kちゃんが出てるドラマ。ゴメンね。ちょっと集中して見たいんだぁ」ジィッ…

善子「そう……」

TVの中では、Kが美しく役柄を演じている。
その顔の良さを存分に活かして、この世界の人間誰しもを魅了してしまうような表情で……。
ヨハネの肩揉みに反応を示さずに、Kの演技を勉強するルビィ。
それは、勉強のため?それとも、貴女も魅了されてしまっているの?
そんなモヤモヤした気持ちを抱えつつも、気が付けば

ヨハネも肩揉みの手を止めて、Kの演技に見入っていた―――。

446 :
善子「(なんだか、悔しいわ……)」

何となく、ルビィが家に居る時はメイクをしたままにするようになった。
別に、ヨハネすっぴんでも美しいけど!
でも、上には上が居るのかしらって……どうしても思ってしまって……
何かせずにはいられなかった……。

でも―――

ルビィ「今日はね、Kちゃんがね〜(笑)」

善子「ふぅん……」

ルビィはメイク自体には気付いているけれど、特に言及することは無く、今日もKの話から始める

ルビィ「あ、そうだ。放送開始まであと1ヶ月切ったんだねぇ」

善子「え、あぁ……」

ルビィ「1話から絶対面白いから!楽しみにしててね♡」

善子「えぇ……勿論」

ネットやメディアでも話題になり注目を集めている
きっとルビィにとって素晴らしい飛躍となる作品になるでしょうね

でも、ヨハネの心はずっとモヤモヤして
ドラマを見るのが、あんまり楽しみじゃなくて
撮影も、放送も
早く終わって欲しいと
思ってしまっていたの―――。

447 :
いいぞ

448 :
時が流れるのはあっという間で、ついに来た放送当日

ルビィは仕事で時間に間に合わないと言うか、キャストやスタッフで集まって見るのですって
「ゴメンね。ゴメンね!」としきりに謝られたけれど、都合が良かったかも

正直、ルビィの姿は勿論見たい
けれど、Kと共に画面に映るルビィを見るのは気が進まない……

1人で見る形になって良かったと思う
どんな表情をしてしまうか、自分でも想像がつかなかったから……。

善子「あ、始まる……」

21時。それから始まった初回スペシャル放送である1時間強。
ヨハネは、とてもしんどい映像を見ることになった……。

449 :
K『あなたが今日の弁護士さん?フフッ、こんな可愛らしい子が相手だなんて♡』

K『大丈夫?今日は醜い女の揉め事よ?あなたのような人に務まるのかしら?』

ルビィ『馬鹿にしないで下さい!』キッ

K『あら……素敵な瞳……♡』スッ

ルビィ『ふ、ふぇっ!?顔、近っ……///』

K『本当に可愛らしい顔♡』アゴクイ

ルビィ『っ!?///』

善子「は」

K『法廷であなたがどんな表情を見せてくれるか、楽しみにしてるわ♡』お尻と太ももナデナデ♡

ルビィ『きゃああぁぁぁっ!?///』

ルビィ『な、何しゅるんですかぁ!!』

K『フフッ♡ごめんなさい。私ね、可愛い子だったら女の子もアリなの♡』

ルビィ『な、な……!///』

K『小さいお子様かと思ったら、素敵なモノをお持ちなのね♡』

K『じゃ、また法廷でね。可愛い子猫ちゃん♡』スタスタ

ルビィ『……///』カァァァッ!


ルビィ『な、何なのあの女(ひと)!!』

善子「な、何なのあの女(おんな)!!」


善子「何よこのキャラ付け……!!ルビィの身体をあんな、撫で回して……!!」ワナワナ

見事に動揺するヨハネを嘲笑うかのように、物語は法廷シーンに入り一気に加速する―――。

450 :
一瞬でレズ検事のイメージがついたKの役柄だったけど、法廷に入った途端その姿は変貌を見せた
冷徹、冷酷
被告人を凄まじい勢いで追い詰めていく

ルビィは必死に弁護を行うけど、不利な状況のまま審議は進み
結果、ルビィは敗北する形となった。

ルビィ『うぅ……』

K『フフフ。お疲れ様。またお会い出来ることがあったら、よろしくね』

K『色んな意味で♡』お尻ペロン

ルビィ『きゃぁっ///』ビクッ

善子「」飲んでた缶ビール握り潰しブシャァッッ

ルビィ『ぜ、絶対に負けない。あんな人に絶対に負けないんだからぁ……!///』涙目ウルウル


K『……』スタスタ

K『あの子……。まだまだ法の人間としては未熟』

K『でも、あの眼差し。そして一度だけあった、私を焦らせた異議』

K『今日はとても良い出会いが出来たのかも』

K『フフフ。これから沢山可愛がってあげましょう♡』


2人の戦いがこれからも続くことを示唆するシーンが流れ、1話は終了した

善子「…………」

善子「……!!」スクッ

冷蔵庫ガチャッ!

善子「……!!」2本目カシュッ

善子「……!!!」ゴクッ!ゴクッ!!ゴクッ!!!

善子「……ぷはぁ!!!」

善子「ふぅ、ふぅ……」

抑えきれない感情をビールで流す
認めたくなかった
でも、ヨハネの心には確かに
ドラマの中で演じるKに対して
「嫉妬」と言う感情が渦巻いていた―――。

451 :
〜〜〜

ルビィ「ただいまぁ!」ガチャ

善子「……お帰りなさい」フラ…

ルビィ「わ、お酒飲んでる〜」

善子「ルビィ……」ギュッ

ルビィ「きゃぁ。もぉ……飲みすぎだよ〜?///」

ルビィ「(ドラマ、見てくれたのかな?お酒飲んでるから、見てないのかな……)」

お尻、太ももナデナデ

ルビィ「ひゃあぁんっ!///」

ルビィ「……」

ルビィ「もぉ!見てくれたならそう言ってよぉ!///」


善子「……とても良い演技だったわ」

ルビィ「本当?ありがとう♪」

善子「えぇ……」


この日から、ドラマの話数が進む度に
Kがルビィに対して行ったことを
ヨハネもルビィに対してするようになってしまった

高校の頃はよくルビィにこうしてボディタッチなスキンシップをしていたから
ルビィもおふざけだと思って笑いながら
「きゃ〜♡も〜!ダメだよぉ!」と受け入れてくれていた

でも、ヨハネの中に渦巻く嫉妬心と、一度は封印したハズの独占欲が同時に沸き立って行くのを止められることは無かった―――。

452 :
ちょっとここから分岐

453 :
ジェラシーを感じるずら

454 :
盗られちゃうルート期待

455 :
ほすーん

456 :
保守

457 :
保守

458 :
保守

459 :
はよはよ

460 :
保守

461 :
ほしゅだ

462 :


463 :
ほしゅん

464 :
ドラマが終盤に差し掛かった時、そのシーンは流れた。


チュッ―――

ルビィ『……ぇ』

K『フフ』

ルビィ『な、ななななななな!!!!!!///』ボフッ

ルビィ『何するんですかぁ!!!』

K『何って、親愛のキスよ。たかが頬っぺたじゃない』

ルビィ『し、親愛って……!』

K『今日のあなたの弁護。ドキッとしちゃった。今まで弁護人の擁護なんて一切心に響かなかった』

K『でも、あなたの言葉は、私の冷たい心を熱くする』

K『これからも私のこと、熱くして頂戴。それじゃ♡』スタスタ

ルビィ『え、あ、ちょ、ちょっと……!』


ルビィ『あ……あの人はぁぁ……!!///』カァァッ


善子「……」

ルビィ「あはは。このシーンを2人で見るのはちょっと恥ずかしいね……///」

善子「…………」スクッ

ルビィ「?」

善子「………………」スタスタ

ルビィ「よっちゃん?」

善子「……………………」スッ

ルビィ「……ぇ」

チュッ―――


ヨハネのルビィに
ルビィの頬にキスをしたKと同じように
上書きするように
ルビィの頬へキスをした。

465 :
ルビィ「……」ボーゼン

善子「……」

ルビィ「よっちゃん……」頬に手

善子「……」

ルビィ「また、真似っこ?」

ルビィ「ドラマのKちゃんと同じように、親愛のキス?」

ルビィ「そうだよね?ねっ?」

善子「……」

ルビィ「答えてよぉ」

善子「……違うわ」

ルビィ「……。じゃあ、どういう意味のキスなの……?」

善子「そうねぇ。ルビィがこの堕天使ヨハネの忠実なリトルデーモンであることを証明するための―――」

ルビィ「誤魔化さないで!!」


ルビィ「真似っこでも、ただ親愛の意味でもなくて……!」

ルビィ「そうじゃないキスなんて、そんなの、そんなの……!」

善子「……ルビィの想像通りの意味で合っていると思うわ」

ルビィ「っ……」ヒキッ…


善子「ずっと考えていたの」

善子「どうしてルビィとKが近いとモヤモヤするのだろうって」

善子「ドラマの中のKにも、SNS等でルビィを絡むKにも、貴女の会話に出てくるKにも」

善子「どうしてこんなにも心が乱されるのだろうって」

466 :
善子「どうして」

善子「ヨハネの方がずっと同じ時間を過ごしてきたのに」

善子「ヨハネの方がずっとルビィのことを理解しているのに」

善子「ヨハネの方がずっとルビィのことを想っているのに」

善子「ヨハネだってKに負けない位の美しさなのに」

善子「ヨハネだって貴女のことを魅了出来る術を持っているのに」


善子「どうしてルビィはヨハネのことを見てくれなくなってしまったの?」

善子「ヨハネのことを見てよ」

善子「貴女の一番であるヨハネのままで居させてよ」

善子「ルビィは堕天使ヨハネのリトルデーモンでしょう?」

善子「どうして他の女なんかに靡いているの?」

善子「どうして、ってね……」

ルビィ「よ、よっちゃん……」


善子「でも今、分かった」

善子「嫉妬、だったのよね……」

ルビィ「……」

467 :
善子「ヨハネはKに嫉妬していたの」

善子「あんな奴に負けない。ルビィを取られたくないって思ってしまったの」

善子「だから、ね―――」スッ

ルビィ「ひっ……」


善子「貴女に今一度」

善子「誰が主人なのか」

善子「教えてあげなくちゃいけないわよね」

善子「証を刻みつけなくちゃいけないわよね」


ルビィ「いや」

ルビィ「いやいやいや。来ないで。来ないでよっちゃん」後ずさり…

善子「ルビィ……!」ダッ


ルビィ「いやああぁぁぁああ!!!」ダッ

善子「っ!!」ガバッ!!

ルビィ「や、やだぁ!!離してぇぇ!!」

善子「暴れないで」

ルビィ「やだあああああぁぁぁ!!!」ジタバタ

善子「暴れられると、抑えつけざるを得ないわ」グイッ!!

ルビィ「きゃぁぁっ!」ズテッ

善子「……えっと」

近くにあったタオルを手に取り、ルビィの手足と口を強く結んだ
結んだ手と腕の間にはテーブルの脚を挟み込んで、これでもう身動きは取れない


ルビィ「ふぐぅぅぅ!!むぅぅぅぅ!!!」

ルビィ「よっひゃ……よっひゃああぁぁ……」ポロポロ

善子「泣かないでルビィ」

善子「今、思い出させてあげる。刻んであげる」

善子「貴女が、誰のモノなのか」

善子「さぁ。儀式の時間よ―――」

468 :
善子「フフフフフフ……」

ルビィは瞳から涙を流しつつ、ガタガタと震える身体を波打って未だ抵抗を続けている
そんなことは気にせず、ヨハネは衣服を剥いでいく
手足を結んでいるから完全に着脱とはならないけれど、ルビィの白い肌がほぼ全て露出した。

ルビィ「ふっ……ふぅぅ……!!!!」ポロポロ

善子「流石にあの女も、ルビィのこの姿までは見ていないでしょうね」

善子「フフフフフ……」

善子「さぁ、どこに刻みましょうか」

ルビィ「んーーーーーーーー!!!!!ん゛ーーーーーーーー!!!!!!!」

善子「……そうよね。貴女はアイドル」

善子「水着や露出の多い衣装での活動だって今後するわよね」

善子「うなじ、腋の下、おへそ、内腿、足裏―――」

善子「駄目ね。どこも見つかってしまう可能性がある」

善子「なら―――」

善子「やっぱり、ココよね……!!」グニュ…

ルビィ「ふーーーーーーーーーーー!!!!?ゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

ヨハネはルビィの性器に手を掛ける
ルビィは腰を打ち付けて最後の抵抗を試みた

けれど、無駄

お腹を抑えつけて動きを封じる

ルビィ「うぅぅぅぅ……うううううぅぅぅぅぅぅ…………」ポロポロポロポロ…

善子「安心なさい。今、証を刻んであげるから」

そうルビィへ伝え、ヨハネはルビィの性器へ指を侵入させていった―――。

469 :
ルビィ「ぃゃーーーーーーー!!!ゃ゛ーーーーーーー!!!!」

善子「いいルビィ?堕天使ヨハネは貴女の主人」

善子「だから、貴女の身体の中で最も大切な部位もヨハネのモノ」

善子「その証を今刻み付けているのよ」

ルビィ「ぃはい!!ぃはぃょぉ!!!!」

ルビィ「ひゃめてぇぇ!よっひゃんっひゃめててえええぇぇぇ!!!!」

善子「そうよ。この儀式には痛みが伴うの」

善子「この痛みと共に貴女の心へ刻まれるのだから」

善子「ルビィの主人は、このヨハネだと言うことが」

ルビィ「ぅぐ……!!!!あぁぁぁぁああぁぁぁぁ!!!!」

善子「…………まだ足りないのね」

善子「では、仕上げを行いましょう。必要な用具を今持ってくるわ」スッ

ルビィ「ふ……ぅ……!!?」

〜〜〜

善子「さぁルビィお待たせ……ってコラぁ」

ルビィ「……!?」ビクッ

善子「何、拘束から逃げ出そうとしているのかしら?」

ルビィ「ゃ……ぃゃ……」ガタガタガクガク…

善子「さぁ、仕上げの魔具よ」

ルビィ「ひっ…………」

善子「コレを、貴女の膣内に挿入れて……」ピト…

善子「貴女の純潔を奪うことで、儀式は完了するわ……」グググッ

ルビィ「いやああああああああああああああああああああ!!!!」

ルビィ「やめてええええええええええ!!!!善子ちゃんやめてええええええええええええ!!!!」


口からタオルが外れたのだろうか
ルビィの絶叫が聞こえた気がした。

470 :
===

チュンチュン……

prrrrrrrrr……prrrrrrr……

善子「あら、ルビィの携帯電話……」スマホッ

ルビィ「……ぇ」

善子「はい、もしもし……?」

善子「あ、私です。ルビィと同居している津島善子です。いつもお世話になっております」

善子「ルビィなのですが、昨日から体調を崩してしまっておりまして……」

ルビィ「ちが……待って……」

善子「今日はどのような予定か伺ってもよろしいでしょうか」

善子「はい。はい。なるほど……」

善子「では今日はお休みでも何とかなるのですね」

善子「分かりました。きちんとケアしますので、明日には回復して復帰出来るように私が看病しますので」

善子「はい。お任せください」ニコッ

ルビィ「いや、切らないで……助けて……」

善子「では失礼します」ピッ

ルビィ「あ……」


善子「……さぁ、事務所の方には連絡付けたしもう安心よ」

善子「気が付いたらこんな時間だったのね」

善子「食事にしましょうか」

善子「ね?ルビィ」

ルビィ「っ…………!」プイッ

善子「……」

善子「とびきり美味しいご飯作ってあげる。待っていてね」スッ

471 :
〜〜〜

善子「お待たせ。出来たわよ」

ルビィ「……」

善子「あ、ごめんなさい。手が不自由なままだったわね」

善子「それじゃあヨハネが食べさせてあげるわ」スッ

ルビィ「いらないっ……!」フルフルッ…!

善子「……」


善子「…………そう」

ヨハネはルビィの股間に手を突っ込む

ルビィ「ひぃぃやぁぁぁぁ゛っっ!!?」ビクッッッ

善子「ヨハネは、ルビィの?」

ルビィ「よ、ヨハネ様は、ルビィの、堕天使さんです……」

ルビィ「ルビィの、ご主人様です……」ガタガタガタガタ…

善子「よかった。ようやく分かってくれたのね」

善子「さぁ、ヨハネの顔をよく見て」

善子「ヨハネの顔が一番美しいでしょう?」

ルビィ「は、はい。ヨハネ様……」

善子「フフフ。良い子ね」

善子「はい、今度こそあーん」

ルビィ「……」アーン…

善子「美味しい?」

ルビィ「はい。おいしいです。ヨハネ様……」

善子「フフッ」


ルビィ「…………」

ルビィ「(逃げなきゃ。明日になったら、逃げなきゃ……)」


そして、翌日―――

472 :
善子「それじゃ、ヨハネは仕事に行かなくちゃいけないわ」

善子「でももう大丈夫よね?」

善子「ヨハネ以外の女なんて、目に入らないわよね?」

ルビィ「……はい。ヨハネ様」

善子「良かった」

善子「貴女も気を付けて行ってらっしゃいね」

ルビィ「はい」

善子「帰りは遅いのかしら?」

ルビィ「そう、ですね……。遅くなってしまうかと思います」

善子「なら、迎えに行きましょうか?」

ルビィ「ありがとうございます。でも、きちんと1人でこのお家に帰ってきますから」ニコ…

善子「そう。流石ヨハネのリトルデーモンね!」

ルビィ「はい……」

善子「では、先に行くわ」

ルビィ「はい」

善子「ルビィ」

ルビィ「はい?」

善子「ヨハネの顔を見て」

ルビィ「……はい」

473 :
善子ちゃんはヤンデレが似合う

474 :
善子「……」スッ

ルビィ「ひっっっ!!?」ビクッ!!

ルビィ「あ……い、や……ぁぁ゛……」ガクガク…


善子「……ヨハネの足に口づけをしなさい」

ルビィ「え……」

善子「ヨハネの太もも、脛、足の甲にキスをなさい」

善子「ヨハネのリトルデーモンなら、出来るわよね?」

ルビィ「…………はい」


……チュウ
……チュ
……チュッ


善子「フフフ……」

ルビィ「(今、だけ。今だけ、ガマン……)」

〜〜〜

善子「それじゃ、今度こそ行くわ。行ってきます」

ルビィ「行ってらっしゃいませ。ヨハネ様」


ガチャ……カチャン カチャン……

スタスタ……


ルビィ「…………」

ルビィ「さよなら。善子ちゃん」

475 :
===

K「…………その話、全部本当なの?」

ルビィ「…………うん」ポロポロ…

K「っ……」

ギュ……!

ルビィ「ぁ……」

ルビィ「ぅ……ぁ……」ポタポタ…

K「怖かったね。でも、もう大丈夫だよ」

K「私が居るよ」

K「私がルビィのこと守るから」ギュッ…


ルビィ「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」


―――――

―――



476 :
善子「……」

善子「ルビィ。遅いわね」

善子「早く帰ってこないかな」

善子「でも大丈夫。あの子はヨハネのリトルデーモンなんだから♡」


ヨハネは待ち続けた
その日はルビィはこの家に帰ってこなかった
その日からルビィはこの家に帰ってくることは無かった

探した。どこへ行ってしまったのか
電話を掛けても繋がらない
事務所に掛けても繋がらない
ダイヤに掛けても繋がらない
手掛かりが全く無かった

街中を探し回ってもあの目立つ赤髪は全く見つからなかった

それでも、TVの中にはルビィが居た
TVの中でルビィは輝いていた。流石はヨハネのリトルデーモンね
だけど、どうして?どうしてヨハネの前に姿を現してくれないの?
どうして―――?

そんな日々が瞬く間に過ぎ、数ヶ月経った頃
TVの報道にて、ルビィとKが同棲生活していると報じられた

意味が分からなかった

目の前が真っ赤なのか、真っ白なのか、真っ暗なのか

それすらも分からなかった

ルビィ?
ルビィ……?

どうして…………?


対女性 ヤキモチ BAD END

477 :
束縛。監禁。ダメ、ゼッタイ。
ヤキモチと言うより病んでしまった。お粗末……

少し休んだら
>>451 から >>350 へ繋がるお話リスタートずら〜

その後は >>438 の対男性も書いて主演ドラマのお話終わり

>>418 >>419 はもう少し待ってて欲しいずらぁ

478 :

ずっと甘々だったけどこういうのもいいね

479 :
ヤンデレ=監禁
古事記にもそう書かれているから間違ってない

480 :
対男性編もBAD考えてるんだっけ。楽しみ

481 :
保守

482 :
>>451 から

善子「……」

ヨハネは1人で最新話を見る。

K『あなたって彼氏居るの?』

ルビィ『っ……!そういうのは今の時代同性同士でもセクハラになるんですよ!!』

K『あら、ごめんなさい。こんなに可愛いのにNGな話題だったのね』

ルビィ『な……』ピキッ


ルビィ『そっちこそ!その顔の良さと大きなお尻で何人男を堕としてきたんでしょうねっ!』

K『やだ、そちらの方がよっぽどセクハラじゃない。コンプレックスなのよ?このヒップ』

ルビィ「あなたの方から言ってきたんでしょー!」プクー!


善子「……仲良しね」

善子「(何か、ほんと、見てるのつら……)」

善子「(たかがドラマなのに、これは演技なのに)」

善子「(ルビィとKが衝突して、法廷で戦って、ボディタッチされて)」

善子「(いがみ合っている2人が少しずつ互いを認め合って、仲が深まって行く)」

善子「(こんな、シンプルでお約束な流れが)」

善子「(何故こんなにも見ていて辛いのよ……)」


通知ピロン

善子「ルビィのTwitterとインスタ?」スマホッ

ルビィ『Kちゃんとご飯食べたよ〜』
K『凄く美味しいオムライスだったよ。ルビィ誘ってくれてありがとう♡』

善子「……」

善子「っ!!」スマホッポイッ


善子「何で。何でこんなに心搔き乱されるの……」

モヤモヤなのか、ギューって締め付けられるのか。何とも言えない感覚が胸を襲って
膝を抱えて強く目を瞑ることしか出来なかった
何も見たくない。ルビィしか見たくない。ルビィもヨハネのことだけしか見て欲しくない
そんなあまりにも利己的な思考が心を渦巻くのだった―――。

483 :
きた

484 :
〜〜〜

ルビィ「ただいま〜」ガチャ

善子「……お帰りなさい」

ルビィ「遅くなっちゃってごめんね」

善子「いいのよ」ジッ…

ルビィ「……?どうしたの?」

ルビィ「ハッ!?もしかして、オムライスの食べ残しとか頬っぺたに付いてる!?」カクニン

善子「違うわ。ルビィの顔、見ちゃ駄目?」

善子「一緒に住んでいるからって、貴女の顔を眺めてはいけない?」

ルビィ「ふぇ?そんなこと、無いけど」

ルビィ「でも、そんなに見つめられたら照れちゃうよぉ///」テレテレ

善子「……それは、」

善子「ヨハネだけ?それとも、アイツに見つめられても同じことを言うの?」

ルビィ「よっちゃん?アイツって?」


善子「Kのことに決まってるでしょう!」

善子「(あれ)」

善子「アイツに、あの顔の良い女に見つめられても同じかって言ってるの!」

善子「(ヨハネ何言ってるのよ)」

善子「ヨハネよりも、アイツの方がいいの!?」

善子「(どうしよう、言葉が、止められない……)」

485 :
ルビィ「よ、よっちゃん!?急にどうしたの!?」

ルビィ「それに、Kちゃんのことアイツなんて……」

善子「っ……。二言目にはアイツの名前……」

ルビィ「ねぇってばぁ!アイツなんて言い方やめてよぉ!」

善子「何よ」

善子「何よ何よ何よぉ!」

善子「(アイツのことばっかり!!アイツのことばかり!!どうしてアイツだけを見てヨハネのことは見てくれないの!?ヨハネのことも見てよ!)」

善子「(ヨハネの存在は、何なの……)」

善子「…………」

善子「……何でよぉ」


善子「何で、こんな……こんな気持ちになるの……」


ルビィ「よっちゃん……?」

善子「……ごめん。ごめんなさい」

善子「今日はもう眠るわ」

ルビィ「あっ、ちょっと待って!明日―――」

善子「お休みなさい」ガチャ

ルビィ「ねぇってばぁ!!」

善子「っ!!!」耳塞ぎギュゥ…!

ルビィ「よっちゃぁん…………」


ルビィの声なのに
大好きなルビィの声なのに
耳を塞いで、そのままベッドに潜り込んだ

善子「(あ……明日……)」

善子「(明日はルビィの貴重なオフなのに)」

善子「(喧嘩しちゃったわ……)」

善子「……何も、考えたくない」

心に沸き立つのは後悔の念
でも、それすらも感じたくなくて
必死に目を瞑り、何も考えず
ヨハネは無理矢理眠りの中へ落ちていくのであった。

486 :
翌朝―――

―――ちゃん。よっちゃん。起きて。

善子「……ぅ?」

ルビィ「よっちゃん」ユサユサ

善子「……ぇ。ルビィ?」

ルビィ「起きて。ご飯食べて、お出かけしよう?」

善子「……」

善子「ルビィ」

善子「昨日は、ごめんなさい」

ルビィ「うん。もういいよ」

ルビィ「朝ご飯作ってあるから、一緒に食べよぉ?」

善子「……」コクリ

〜〜〜

善子「……」モグモグ

ルビィ「……」モグモグ


ルビィ「あのね。今日行きたい所があるんだぁ」

善子「へぇ。どこなの?」

ルビィ「んー。行ってからのお楽しみ」

善子「そう……」

ルビィ「食べ終わったら、まだ着替えないで待ってててね」

善子「う、うん?」

487 :
〜〜〜

ルビィ「はい。よっちゃんこれ」

善子「洋服」

ルビィ「うん。今日はそれを着てお出かけだよぉ」

善子「ん……着替えてくるわ」ガチャ


善子「んしょ」

善子「良いセンスのドレスワンピ……」

善子「ルビィお待たせ。着替え終わった、わ……」

ルビィ「……えへへ♡」

そこには、色はルビィに似合うものとなり少し異なっていたけれど
ヨハネとお揃いのドレスワンピを纏ったルビィが居た。

ルビィ「次はメイクなんだけど、よっちゃんにして欲しいなぁ。出来ればメイクもお揃いな感じで」

善子「え、えぇ……。分かったわ」

所謂、双子コーデで出掛けたいのかしら
そう思いつつ、ルビィに言われるがままに従って準備を進める
何だか凄く久しぶりな感覚で、少しずつ心が踊って行くのを感じた。

488 :
===

ザワザワ

ルビィ「えへへ。何だか視線を感じちゃうね」

善子「可愛らしいアイドルの貴女が歩いているのだから当然でしょう」

ルビィ「え〜?違うよぉ。高嶺の花みたいなよっちゃんが歩いているからだよぉ」

ルビィ「えへへ。よっちゃん芸能人さんみたいに素敵だよぉ」

善子「……いいわよ。そんな気を遣ったこと言わなくて」

ルビィ「んーん。ちゃんと言うよ。本音だもん」

ルビィ「ちゃんと、直接言う」

善子「……ありがと」

ルビィ「うんっ」


ルビィ「あ、よっちゃん」

善子「何かしら」

ルビィ「ルビィ、可愛い?綺麗?」

善子「えっ」

ルビィ「……」ジィッ…

善子「あ、え……」

善子「///」カァッ…

善子「(あ、あれ。何で、顔が熱く……)」


善子「とても、可愛いわ。でも、綺麗」

善子「本当、顔付き大人っぽくなってきたわよね」

ルビィ「ほんと?やったぁ♡」

ルビィ「えへへ。それじゃあどんどん行こうっ!」ギュッ

善子「えぅ、ちょ、手……///」


ルビィに手を取られて歩みを進める
顔と手が火照るのは何故だろう
久しぶりにルビィと一緒に居られて、ゆっくり会話も出来て
心高鳴っているからだろう

その時はそう思い込んで、ヨハネとルビィは目的地に向かうのだった。

489 :
BADとの対比がとても良いんだ

490 :
===

善子「ここは、何と言えばいいのかしらね」

ルビィ「植物園とも自然公園とも言えるような所だよね♪」

善子「でも、お店も幾つもあって」

ルビィ「落ち着くけど退屈しなさそうなオシャレな場所でしょ?」

善子「えぇ……」

ルビィ「えへへ。それじゃ今日は1日、癒されたり楽しんだりしよう♪」

善子「うん……」

こうして
とても心が安らぐような空間に包まれて、ルビィとの双子コーデデートが始まった

しかし今日のヨハネは少し変だ
何故こんなにも心がフワフワするのだろう
久しぶりにルビィを独り占め出来ているから?
多分、それだけではない

でも、どうして
ルビィの顔を見ると、何故こんなにも浮足立つような
心が浮ついてしまうのだろう

善子「(誰にも邪魔されずにルビィと一緒に過ごせるからよ)」

善子「(きっと、そうよね)」

どこか自分に言い聞かせるように、ルビィとのデートを楽しむことに集中した。

491 :
ルビィ「ソヨソヨ風も吹いて涼しいねぇ」

善子「そうね。凄くちょうどいい」

ルビィ「えへへ」手ギュ

善子「どうして今日の貴女はそんなに手を繋ぎたがるのかしら?」ドキ…

ルビィ「だって、最近はよっちゃんからばっかりだったもん」

ルビィ「ルビィだってよっちゃんとくっ付きたいもん♡」

善子「そう///」トクントクン

善子「(だから……どうしてこの位で心音が激しくなるのよ……)」

〜〜〜

ルビィ「わ〜。ここきれーい」

善子「他の人も足を止めたりしているわね」

ルビィ「写真撮ろう!撮って欲しい!」

善子「分かったわ。他の人が捌けるタイミングで―――」

ルビィ「今だぁっ!」タッ

善子「よし、すぐ行くわよ」

ルビィ「うん!」サッ

善子「っ///」ドキッ

すっかり撮影に慣れたのだろう
ルビィは可愛らしいポーズと表情を作り出す

そしてヨハネは思わずその姿に心を打たれる
とても可愛い。素敵だと思った

同時に、ルビィの顔から目を離せない。完全に見惚れていた
心がくすぐったい。何なのだろうこの感覚
謎の感情に戸惑いながら、ヨハネはシャッターを切った。

492 :
ルビィちゃんが善子ちゃんのことをちゃんと見て変化に気づけたことがBADとの違いかな

493 :
この後もヨハネはすっかりおかしな調子だった

ルビィのことある挙動が眩しい
ルビィの可愛らしい姿に釘付けになる
ルビィと目が合うと緊張してしまう
ルビィと身体が触れると心臓が跳ねる

善子「(何なのかしら)」

善子「(ずっとヨハネの望んできたことなのに)」

善子「(これ位、高校の時から何ら変わらないことなのに)」

善子「どうして……」

ルビィ「よっちゃん」ノゾキコミ

善子「ひゃぁっ!?///」

ルビィ「あ、ごめんね。ボーっとしてたから」

善子「あ、いや、その…ごめんなさい」

善子「今日こうしてルビィと一緒に居られるのが嬉しくて」

善子「貴女がとても魅力的で、何度も見惚れてしまうの」

ルビィ「ふぇ……?///」

善子「あっ……///」

フワフワした心は、頭に浮かんだ言葉をそのまま吐き出してしまった
でも、いいか
今日ヨハネに正直な言葉を投げかけてくれるルビィには、ヨハネも正直で居たい

そんなヨハネの言葉に照れ臭そうにするルビィ
その姿にまた
心が高鳴った


善子「(何よ。何なのよこの気持ち)」

善子「(こんなの、まるで……)」

494 :
ルビィ「う〜///」

ルビィ「よっちゃんに褒めて貰えると凄く嬉しいけど、照れちゃうね」手パタパタ

ルビィ「あはは。ちょっとお手洗い行ってくるね」トテトテ

善子「あ、うん……」

善子「……」


善子「(ちょうど良かった)」ベンチにストン

椅子に腰を落としてヨハネは考える
何故ルビィのことになるとこんなに心が乱されてしまうのだろう
嫉妬もすれば心が躍る
安心もするし痛い位に寂しい思いもする
ルビィのためなら何だって出来ると思うし、彼女の為に在りたいと思える

善子「(でも、今日はそれだけでじゃなくて)」

善子「(ルビィが、眩しい)」

善子「(ルビィが近くに居て、見つめられて、ドキドキしちゃう)」

善子「(ルビィとあんまり上手く話せない……)」

善子「(好きな人が出来たら、こんな感覚なのかしら)」

善子「フフッ、何よこれ」


善子「ヨハネ、まるでルビィに恋してるみたいじゃない」


善子「……」

善子「……………………」

善子「はぁっ!?///」カァァァァァァッ!!

この時ヨハネは初めて
自分がルビィに抱いていた感情が
嫉妬だけでなく
とんでもないものであることを
自覚、してしまった―――。

495 :
善子「あ、え……嘘……」

嘘じゃない

善子「そんな……違うわ」

誤魔化せない

善子「駄目よ。ルビィはアイドルなんだから……」

誰にも渡したくない。自分だけのアイドルになって欲しい

善子「な、なんてことなの……」


善子「ヨハネは、ルビィのこと……パートナーとしてではなく」

善子「そういう、好きに……」

善子「なってしまったっていうの……?」

自分の感情に答えが出た瞬間も尚、ルビィの姿が頭を駆け巡る
その度にルビィを愛しく思う気持ちが止められない

好き
好き。大好き
好きだから、一緒に居られた
好きだから、自分の全てを曝け出せた
好きだから、ルビィの至らない所も許すことが出来た
好きだから、他の女性と仲良しになるルビィを見て、その女性に嫉妬した
好きだから、他の誰でも無く自分を見て欲しいと思った

好きだから―――

あの子の、アイドルであるルビィの一番でありたいと思ってしまった。


善子「……」

善子「ど、どうしよう。ルビィ、戻ってきちゃう……」

善子「(身体、動かせない……)」ハァハァ

善子「(心臓破裂しそう。呼吸が荒い)」

善子「(今、絶対ルビィの顔まともに見られない……)」

そんな、1人でパニックに陥っている時だった
ルビィが向かったトイレの方から、女性が歓声をあげているのが聞こえてきた。

496 :
素晴らしい

497 :
善子「っ……」

堕天使の勘が告げる
ルビィが見つかってしまったことを

善子「ルビィ……!」スクッ

脚が震える。まともに歩けない
それでも、身体は彼女の元へと突き動かされた。

===

女性「あの!ルビィちゃんですよね!?」

ルビィ「ぁ……はは。見つかっちゃった。こんにちは」

女性「こ、ここここんにちは!!」

女性「や、やばぁ!可愛い……超カワイイ!!!」

ルビィ「えへへ。ありがとう」

女性「ああああの握手して貰えますか!?」

ルビィ「んー。本当はダメなんだけど……いいよ」

女性「ありがとう!!!キャー!お手てちっちゃーい!柔らかーい!あったかーい!!」ギュッ

ルビィ「あはは……ごめんね。もう少しだけ静かに―――」

498 :
女性「ね、ねぇ!写真撮って!ほらぁ!!」

男性「あ、うん。えっと、いいんスか?」

ルビィ「ひぅっ……!あ、あの、ごめんなさい。写真は……」

女性「いいから!早く!ねっ!ルビィちゃんと2ショット!!」

男性「うーい」カシャッ

ルビィ「だ、ダメだよぉ……」

ルビィ「(うぅ……。どうしよう。声、上手く出せない……)」

女性「やったぁ!ありがとうルビィちゃん!今日はお休みなの!?」

ルビィ「う、うん……あの、そろそろルビィ行かないと……」

女性「えー!?お願いもうちょっとだけお話しよう!ねっ!?」

ルビィ「だ、ダメだよぉ。ルビィ今日は大切な人と―――」

女性「マジ!?デート!?ルビィちゃん恋人居るの!?」

ルビィ「えっ。あ!違うの!今のは言葉の綾で……!」

男性「男性恐怖症って聞いたけど、彼氏居るんすね」

ルビィ「ひぃぅっ……!ち、ちが……」

女性「ショック〜……私ルビィちゃんのライブに何回も行ってるしめっちゃファンなのに彼氏居るとか〜!」

ルビィ「ち、違うよぉ……そんな大きな声で言わないでぇ……」


ルビィ「(う、うぅぅ……よっちゃぁぁん……)」


女性「えー!?てかどんな人なの!?近くに居ないの!?」


善子「ちょっといいかしら」

499 :
女性「え?」

善子「ルビィ、1人にしてしまってごめんなさい」

善子「ここまでは一緒に居るべきだったわね」

ルビィ「よ、よっちゃん……」フルフル

善子「あなた、さっきから声が大きすぎるわ。芸能人相手よ?もう少し気を遣って」

女性「え、てか誰……?」

男性「すんません」

善子「……もしかしてそのスマホで撮影とかしちゃったかしら?」

男性「うす」

善子「なら申し訳ないのだけど、消去して貰えるかしら?」

男性「はい。今消しました」

女性「は!?ちょっと!!」

善子「なら私達はこれで失礼するわ。ほら、ルビィおいで」手ギュッ

ルビィ「あ、うん……」トテトテ

善子「それじゃ」スッ

スタスタ トテトテ……

男女「……」


女性「いや誰よあの女!?」

男性「すげー美人だし、あの人も芸能人でしょ」

女性「てかあの人の言うことに聞き分け良すぎたよね!?」

500 :
===

善子「……」スタスタスタ…

ルビィ「……」トテトテ…


善子「……この辺りなら、少し落ち着けそうね」

ルビィ「…………」

善子「ルビィ。本当にごめんなさい。貴女を1人にしてしまったわ」

ルビィ「…………怖かった」

善子「……」

震えるルビィの肩を、そっと撫でる

ルビィ「っ……」

善子「あっ!?///」

ルビィはそのままヨハネの胸元へ顔を埋め、身体を預けた。


善子「…………」ドキンドキン

善子「っ…………///」バクンバクン

心臓が破裂しそうな程に暴れる
それでも、ルビィの震える身体を優しく抱き締めた。

501 :
善子「…………」

ルビィ「…………」

善子「落ち着いてきた?」

ルビィ「うん……」


ルビィ「えへへ。よっちゃん、凄い心臓がドキドキしてるね」

善子「う。これは、その……」

ルビィ「ありがとう♡」

善子「っ…………!」ドキッ


善子「ルビィ……」

ルビィ「どうしたの?」

善子「話があるわ」

ルビィ「なぁに?」


善子「えっと、その…………」

善子「すぅ……はぁぁぁぁぁぁ…………」

善子「あのね」


善子「好き。大好き。愛しているわ。ルビィ」

502 :
ルビィ「……」

善子「……」

ルビィ「愛の告白、だね」

善子「……えぇ。そのように受け取って貰って構わないわ」

ルビィ「えへへ。ルビィ達、女の子同士だよぉ」

善子「そうね。どうかしているわよね」

ルビィ「そうだねぇ。どうお返事すればいいんだろうねぇ」

善子「ごめんなさい。今、ヨハネ、優しい貴女に付け込んでいる」

善子「こんなタイミングで……」

ルビィ「……」


ルビィ「……ルビィのこと、そういう好きなの?」

善子「……えぇ」

ルビィ「いつ、から……?一緒に暮らし始めた頃は全然そんな、感じなかったよ?」

善子「自覚したのは……さっき」

ルビィ「ふふっ」

善子「きっかけは、Kとの共演だと、思うわ……」

ルビィ「……そっかぁ」

503 :
善子「ヨハネね。Kに嫉妬していたの」

ルビィ「うん」

善子「貴女の隣に居るKを見ていると、辛かったの」

ルビィ「うん」

善子「貴女の隣に居て、一番の存在であるのはこのヨハネで在りたいと思ってしまった」

ルビィ「うん」

善子「それと同時にね。ルビィのことが大好きなんだって、自覚したの」

ルビィ「うん」

善子「貴女のことが、好きで、愛しくて、誰にも渡したくなくて、ヨハネのことだけを見て欲しくて……」

善子「……何よ。利己的にも程があるわ。自分勝手過ぎる……」

ルビィ「うん……」

善子「それでもぉ……!この気持ちを抑えることが……出来なかった……」

ルビィ「そっかぁ」

善子「ごめんね。ごめんなさい……」


善子「好きよ、ルビィ……」

善子「この世界で一番貴女が好き……愛してる……」

ルビィ「…………」

ルビィ「うん。ありがとう……」

504 :
善子「……うん」

善子「聞いてくれてありがとう」

善子「最近ヨハネの様子がおかしかったのは、そういうことだから」

善子「さぁ、この後はどうしましょうか。少し騒ぎになってしまったし、帰―――」

ルビィ「よっちゃん?」


ルビィ「まだ、ルビィお返事していないよぉ」

善子「えっ」

善子「返事って……そんなの……」


ルビィ「……///」

善子「そん、なの……」


ルビィ「……」モジモジ

善子「……え。えぇっ?」

505 :
ルビィ「よっちゃんは、ルビィとどうなりたいの?」

善子「どう、って……」

ルビィ「ルビィの1番になりたいんだよね?」

善子「……そうよ」

ルビィ「ルビィを誰にも渡したくないって思ってくれてるんだよね」

善子「そうよ……!!」

ルビィ「ルビィと、そういう関係になりたいってことなんだよね?」

善子「…………うん。そうよ」

ルビィ「そっかぁ……」


ルビィ「いいよ。よっちゃんがそう望むのなら、ルビィは喜んでお受けします」

善子「…………え」

ルビィ「えへへ♡」

506 :
ルビィ「ルビィも、よっちゃんが大好き」

ルビィ「よっちゃんにそう想って貰えて、嫌なんて思わないよ」

ルビィ「よっちゃんのおかげでルビィは今こうしてアイドルとして生きていられるの」

ルビィ「だから、もっと近い関係になっても」

ルビィ「よろしくお願いします」ペコリ

善子「…………」

善子「うん…………」

こうして、人生初の告白は
成功に終わったのであった―――。

507 :
===

ルビィ「ただいまぁ」

善子「ただいま…」

ルビィ「今日は楽しかったねぇ」

善子「えぇ……」

ルビィ「あ、そうだ!さっきよっちゃんと撮った写真を―――」

ルビィ「よし!えいっ」

通知ピロン♪

善子「ん……」スマホッ

ルビィ『今日はルビィの大切な人と一緒に過ごしていました』
ルビィ『すっごく幸せな時間だったよぉ♡』
ルビィ『また明日からも頑張ります♪』

善子「……フフッ。こんなに顔を隠してしまったら、ヨハネの美貌が伝わらないじゃない」

ルビィ「これでいーの!よっちゃんの綺麗なお顔はルビィが独り占めしちゃうんだもん♡」

善子「っ……/// べ、別にこういうことを求めている訳じゃないからぁ!」

ルビィ「それじゃあどういうことを求めてるの?」ズイッ

善子「ふぇっ!?///」

508 :
ルビィ「ん〜?」

善子「…………え、っと」

ルビィ「……」

善子「ズルいわよぉ。こんな、誘導して……」

ルビィ「えへへ」

善子「いいの……?」

ルビィ「う、うん……///」

ルビィ「したことないから、ゆっくり優しくしてね?」

善子「えぇ……」


……チュ

善子「……」

ルビィ「……」


ルビィ「きゃぁ……やっちゃった♡」

善子「……もう一回、していい?」

ルビィ「うん……♡」

―――
――


509 :
あなたは最高です

510 :
〜〜〜

善子「はぁ……///」ギュ…

ルビィ「はぅ♡」ギュー


善子「ルビィ」

ルビィ「なぁに?」

善子「ヨハネは多分。これからも嫉妬したり、不安になったりすると思うわ」

善子「貴女のことを好きになり過ぎてしまって、どうかなってしまいそう」

善子「それでも、いいの……?」

ルビィ「うん……いいよ」

善子「このまま幸せでいられるかもしれないし、もしかしたら一緒に地獄に堕ちることになるかもしれない」

善子「この先の未来が幸福かは分からないわ……。それでも―――」

ルビィ「いいよ」

善子「……」


ルビィ「いいよ」

ルビィ「よっちゃんの想いを受け入れたい」

ルビィ「よっちゃんのしたいことも叶えてあげたい」

ルビィ「よっちゃんに辛い思いをして欲しくない」


ルビィ「ルビィだって、よっちゃんのこと」

ルビィ「大好きだもん♡」

ルビィ「惚れた弱みだもん♡」

511 :
善子「惚れた弱みって……」

ルビィ「えへへ。タイミング良きにな告白だったねぇ♡」

善子「あはは……結果的に、アイツにも今日の女にも感謝ってことなのかしらね……」

ルビィ「あ、またアイツって言ったぁ。Kちゃんっ」

善子「そうね。Kさん」

ルビィ「うんうん♡」


こうして、ルビィがドラマの主演を務めることをきっかけにヨハネ達の関係は1つ大きな変化を迎えたのであった
これが正解なのかは分からない。これまで通りの関係でいたままルビィを支えることも出来たのかもしれない
でも、それでも
ずっと心を蝕んでいたモヤモヤは
清清しいほどに晴れて消え去っていたのであった―――。

512 :
===

後日―――

ルビィ「Kちゃん家に呼んできちゃった」

善子「は?!」

K「おじゃましまーす」

K「わー。なになに〜?何作ってるの〜?」

善子「え、今日の夕飯のカレーですけど……」

K「ふーn……カレー!?やったぁ!私カレー好き〜♪」

善子「え!?食べて行くの!?ちょっとルビィ!」

K「ルビィの恋人さん美人で料理も作れるんだねー凄いねー」

ルビィ「えへへ♡そうでしょ〜♡」

善子「……」モヤッ


時折陰りが見えるけれど、ある程度清清しいほどに晴れて消え去っていたのであった―――。

ドラマ主演 対女性 ヤキモチ 恋人END

513 :
お粗末ずら……
SS書くのは難しいずらねぇ

514 :
|c||^.-^|| 名作ですわ!

515 :
オイオイオイ、死ぬわ俺

516 :
世界の家

517 :
よきですやん

518 :
毎秒近未来ハッピーエンドしろ

519 :
保守

520 :
保守

521 :
豪邸よしルビ家に住みたいなぁ……

BADとHAPPYどちらも良かった
嫉妬心爆発させちゃうシチュエーションめちゃくちゃ好き

522 :
ほする

523 :
まもる

524 :
保守

525 :
落とすんじゃねえぞ

526 :
ほっしゅ

527 :
ナッシュ

528 :
メラグ

529 :
ハルトオオオオオオオオオオ

530 :
干す

531 :
お待たせしてしまって申し訳。干さないで……
もう少しで書き終わるので深夜に投下します

532 :
銀河20thおめでとう

533 :
夜が明けたぞ

534 :
>>512 からどれほどの月日が経った頃だっただろう―――

ルビィ「よっちゃんあのね。ドラマ出演が決まりました。主演です」

善子「えっ」

善子「またドラマの主演に抜擢されたの!?凄いじゃない!」

ルビィ「う、うん……」

善子「?」

善子「歯切れ悪い返事ね……。どうか、したの?」

ルビィ「……」

ルビィ「…………」手ギュ…

善子「る、ルビィ……?」

ルビィ「よっちゃん……」


唇を噛み締めたルビィの瞳には涙が浮かんでいた
ポツリポツリと言葉を漏らすルビィの話を聞き
次のドラマは恋愛モノであること
同じく主演の男性とのキスシーンが物語の終盤に存在すること
そのシーンを避けることが困難であることを知った―――。


善子「そんな……。だ、だって!貴女が男性恐怖症なのは事務所もきちんと把握してくれているじゃない!」

善子「と言うかファンの人間だって知っているわ!それでも貴女は出来る限り真摯に男のファンにも向き合って……!」

善子「そういうスタンスや姿勢が理解されて、アイドル黒澤ルビィは今こうして人気を博しているのよ!?」

善子「なのに、そんな……」


ルビィ「……芸能界ってね。物凄い力を持った人が居るんだぁ」

ルビィ「そういう人が『こうだ』って言ったら、そうなっちゃうの」

ルビィ「事務所の人も沢山お願いしてくれたよ。でもね、ダメだった」

ルビィ「『この作品のドラマ化はこの2人でキャステイングするんだ』って、もうずっと前から決まっていたようなものだったんだって……」

善子「そんな……」

ルビィ「……えへへ。でも、これがルビィのお仕事なんだよね」

ルビィ「どんなことがあっても笑顔で、素敵なパフォーマンスをして」

ルビィ「それで沢山の人を笑顔にさせるの」

ルビィ「ルビィがそうして貰ったように……」

善子「ルビィ……」

535 :
ルビィ「覚悟は、出来てるの。でも―――」

善子「でも?」

ルビィ「よっちゃんが、居るのに……」

ルビィ「よっちゃんって言う大切な人がルビィには居るのに、他の人とキスしなくちゃいけないのが、どうしても辛いの……」グス…

善子「……」

ルビィ「よっちゃんは、イヤ?」

ルビィ「ルビィが他の男の人とキスするの、イヤ……?」

善子「っ!!!」ガタッ

善子「ルビィっ……!」

ルビィ「あ、よっちゃ…んっ……!」

チュウ…………ン…………チュ…………

善子「ん……ハァ……」

ルビィ「は、ふ……///」


善子「……」

善子「(嫌に決まってるでしょう。ルビィは堕天使ヨハネの永久の伴侶なのだから……!!!)」

善子「(安心なさいルビィ。どんな奴が貴女と唇を重ねようと、このヨハネがいくらでも上書きしてあげる。貴女がヨハネから離れられると思って?)」

善子「(……駄目だわ)」

善子「(
言葉が浮かんでも口から紡ぐことが、出来ない……)」

536 :
善子「……嫌よ」頭ナデナデ

ヨハネはルビィが求めている一言を絞り出し、

ルビィ「よっちゃん……」ギュウ…

善子「でも、仕事なのでしょう」

ルビィ「うん……。うんっ!!」

善子「そうよね」


善子「だから無理しないで、頑張るのよ……」


ルビィを励ますことしか出来なかった―――。

537 :
===

ルビィ「ただいま。顔合わせ終わったよ」

善子「お帰りなさい。大丈夫だった?」

ルビィ「うん……」

善子「……そう」

ルビィ「相手の男の人、凄く良い人だったよぉ。ルビィのこともよく知っていてくれて気遣ってくれた」

善子「……そっか」

ルビィ「撮影、頑張るからね」

善子「えぇ。ヨハネも精一杯サポートして貴女を支えるわ。だから、頑張りましょう」

ルビィ「うんっ」


けれど、その言葉とは裏腹に
撮影を進めるにつれてルビィは辛そうな様子を見せるのだった―――。

538 :
数週間後―――

ルビィ「ただいま……」フラ…

善子「ルビィ……!!」

善子「お帰りなさい。今日の撮影は大丈夫だった?」

ルビィ「……」トテトテ

善子「あ……」ポフッ

ルビィ「……お願い。ギューってして」

善子「うん……」ギュゥ…

ルビィ「……」フルフル…

善子「……」スン…

善子「(少しだけど、男性の匂いがする)」

善子「(長く触れ合うシーンがあったのかしら)」

善子「(これが、ルビィとキスする男の匂い……)」


善子「シャワーも浴びず、香水もつけずに帰ってきたの?」

ルビィ「1秒でも早くよっちゃんに会いたかった……」

善子「そっか……」ギュ…

ルビィ「ごめんね。ルビィ、弱くてごめんね」

善子「そんなことない。貴女は強い子よ。だからそんなこと言わなくていいの」

ルビィ「うん……」

539 :
善子「ねぇ。ルビィ」

ルビィ「なぁに?」

善子「キスするの、嫌?」

ルビィ「……」

善子「正直に、答えて?」

ルビィ「……よっちゃんは、イヤって言ってくれたのにゴメンね」

ルビィ「それは、よっちゃんにも答えられないよ……」

善子「……」

この時だったのだろうか
ヨハネにある決意が生まれてしまったのは

ヨハネは社会人となり停止していた
堕天使ヨハネとしてのSNS更新と配信を再開した。

540 :
===

数日後―――

ルビィ「……」

善子「……」キーボードカタカタカタ

ルビィ「よっちゃん」

善子「ごめんなさい。少しだけ後にして貰っていい?SNS更新して30分程配信するから」

ルビィ「う、うん……」

ルビィ「(よっちゃん急にどうしたんだろう。配信???)」


善子「さて、と……」


善子『はぁい、みんな♡伊豆のビーチから生まれしトゥインクルスター、堕天使ヨハネよ♡』

善子『私のこと、覚えてくれている人は居るかしら?♡』

―――――

―――



541 :
===

数週間後 街中

ルビィ「……」トテトテ

ルビィ「(明日はついに、キスシーン撮影)」

ルビィ「(男性俳優さん。凄く優しくて良い人だから、ここまでは何とかトラブル無く撮影出来た……)」

ルビィ「(でも、やっぱり身体が触れたりすると凄く怖い)」

ルビィ「(それに、よっちゃん以外の人とキス……)」

ルビィ「(やだ。やだやだやだやだやだやだやだやだ…………)」

ルビィ「……」

ルビィ「(こんなこと考えちゃうルビィは、アイドル失格なんだろうなぁ)」


ルビィ「キス、シーン……。ルビィはどうなっちゃうんだろう……」


ねぇ、ヨハネ様知ってる!?

ルビィ「!?」ビックリ

542 :
女性「知ってる!昨日私も配信見たよ!」

女性2「本当!?いやもう顔が良いよね〜!」

女性「分かる!あの顔見てるだけで心奪われちゃう♡」

女性2「トークはちょっと不思議だけど可愛いし、コスメやメイクの話だったり」

女性「芸能人トークとかも超面白いよね!」

女性2「あ〜♡ヨハネ様憧れる〜〜〜♡」


男性「お前ヨハネの配信見てる?」

男性2「見てる。てか普通に惚れてる」

男性「分かる。色々と魅力的すぎる」

男性2「美人だしチラリズム堪らないし、弄ばれたい」

男性「分かる……」


子ども「ヨハネさまー!」

子ども2「私達のヨハネさまー!」


ルビィ「……!?」

ルビィ「!!?!?!?!?」


街中の皆がよっちゃんのことをお話している
この時のルビィには、訳が分かりませんでした―――。

543 :
===

ルビィ「ただいま……」

〜〜〜〜!
〜〜〜〜〜〜〜♡
〜〜〜♪

ルビィ「よっちゃん。あれから毎日配信してる……」

ルビィ「(一体、何をしているんだろう……)」


ルビィ「(今は配信よりも、ルビィの側に居て欲しいのにな……)」

ルビィ「うぅ……」

ルビィ「怖いよぉ。ヤだよぉ。よっちゃぁぁん……」


こうしてルビィは、大好きな人も離れてしまっているような気持ちのまま
キスシーンの撮影を迎えたのでした

その結果―――。

===

翌日 夜


ルビィが撮影中にパニックを起こしてしまったと連絡が入った。

544 :
キスシーンに入った際に泣き叫び、嘔吐してしまったとも聞いた
ヨハネはその知らせを聞き一直線で職場から病院に向かい―――

善子「……」

ルビィ「……」ウ、ゥ…スゥ…ハァ…

善子「ルビィ……」

呼吸も安定しないルビィの眠る姿を眺めることしか出来なかった。


そしてこの時

ヨハネの心の中で

選択してはいけない道を
終わり。破滅。地獄へと堕ちる道を

選ぶ決心が、ついてしまった―――。

545 :
===

自宅

ルビィ「……」

キスシーンの撮影に入って
男性俳優さんの顔が近づいた時
頭が、心が、身体全部が
爆発して壊れてしまったような感覚になった

男の人が怖くて
キスするのがイヤで
よっちゃん以外の人とキスをするのが悲しくて
よっちゃん以外のモノになってしまうような感覚が怖くて
イヤで
イヤでイヤでイヤでイヤでイヤでイヤでイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ

ルビィ『いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!』


ルビィ「っ……!」フルフル

結局あの日は撮影が中止になって
ルビィの健康状態が回復次第もう一度撮影することになったのでした

このままルビィが本当に無理だと分かって貰えればもしかしたら―――
そう一瞬だけ思ったけれど、ダメでした

寧ろ早く撮影を行えと、急かされていると聞いて
ルビィはもう、どうすればいいのか
分からなくなってきてしまいました……。

546 :
善子「ルビィ」

ルビィ「よっちゃん……」

善子「ん……」ギュ…

ルビィ「……うっ。ひっく…うぐ……」ギュゥ…

善子「何か、食べられそう?」

ルビィ「えへへ。よっちゃんが作ってくれたものなら、何でも食べられるよぉ」

ルビィ「作ってくれなくてもいい。あーんしてくれるのでもでいいよ」

ルビィ「よっちゃんが側に居てくれればそれでいいよぉ……」

善子「そう。分かったわ。今用意するから」スクッ

ルビィ「あ……離れちゃヤだぁ……」

善子「大丈夫よ。ヨハネとルビィはずっと一緒だから」

ルビィ「……」

善子ちゃんはルビィの好きなもの。食べやすいものを用意してくれました
あーんで食べさせてくれて、美味しくて幸せでした

善子「これが、この―――」

善子「ヨハネとルビィの城で摂る、最後の食事だから」

ルビィ「……?」


善子「食べ終わったら、荷物を整理するわよ」

そう善子ちゃんに言われるがまま
その後は2人でお家のお掃除と荷物の整理をするのでした

ルビィには善子ちゃんの考えがいまいち分かりませんでした―――。

547 :
〜〜〜

善子「よし」

善子「最後に、リビングのテーブルにスマホを置いて、電源を切って―――」」

ルビィ「よっちゃん。何だかどこかに行くような、でも必要最低限な、だけどお家は凄く片付いてるような」

ルビィ「この荷物、どうするの?」

善子「……」

善子「最期になるだろうから、もう一度家の中を見て回りましょうか」

ルビィ「うん?」

548 :
スタスタ トテトテ
何でただの足音なのにこんなに違うのだろうと、ふと面白くなりつつ2人でお家をグルっと1週しました

2人分の靴を並べると狭くて仕方なかった玄関
ついつい荷物を置いてしまってこれまた狭かった廊下部分。冬場は寒い場所でもありました
2人でお料理を沢山作った台所
お仕事の汗を流したお風呂場
2人でこの生活を頑張ろうと誓ったよっちゃんのお部屋―――

ルビィ「?」

そんなよっちゃんのお部屋は黒い暗幕が一部だけ吊るされていて、その正面にはパソコンがついていました

善子「ルビィ。今から配信をしようと思うのだけど、貴女も出演して貰えないかしら?」

ルビィ「ほぇっ?」

―――
――


549 :
善子「はぁい♡みんな見えてる?堕天使ヨハネよ♡」

善子「ウフフ♡既に凄い数の閲覧数。コメントも凄いわ。どんどん増えてる」

善子「ヨハネがこうした活動を再開して間もないと言うのに、これだけ数多の人間が我が姿を瞳に焼き付けようとしてくれるようになって嬉しいわ♡」

ルビィ「……」

ルビィ「(よっちゃん。凄い……)」

ルビィ「(配信していたのはモチロン知ってたし、人気なのかなとも思ってた)」

ルビィ「(でも、これは……だって)」

ルビィ「(今見てる人が、もう1万人……2万人!?)」

ルビィ「(どんどん増えていくよぉ……!!)」


善子「美しいだったり、ヨハネに憧れてるだったり、つっしー何してんのさだったり、コメントありがとう♡」

善子「あら?ヨハネとヤりたい?フフフ、残念。ヨハネにはこの一生を捧げる伴侶が居るの。ごめんなさいね」

善子「今日はね、その伴侶にも少し出て貰おうと思うの」

ルビィ「ふぇっ」

善子「フフッ、そんな反応しないで♡ まず男性だなんて一言も言ってないわ」

善子「それに―――」

善子「みんなが知ってるとーーーーーーってもキュートなあの子だから♡」

善子「さぁ、ヨハネの隣にいらっしゃい」ニコ…

ルビィ「え……え……」


ルビィ「(ダメ。よっちゃんの隣に行っちゃダメ。行っちゃったら、何だか、全部が終わってしまう気がする……)」ドキドキ

ルビィ「(悪魔さんが呼んでる)」

ルビィ「(よっちゃんが、呼んでる……)」フラ…

550 :
ルビィ「……」トテトテ

ルビィ「……」善子の隣にストン…

……
……!?
は!?ルビィちゃん!?
本物!?
ルビィちゃん!!!
えっ
つまり
やっぱりレズじゃないか(歓喜)
恋人!?
これはスキャンダル(確信)
祭りだわっしょい!

善子「フフフフフ♡みーんないい反応♡」

善子「さぁ我がリトルデーモン、ルビィ。ご挨拶なさい」

ルビィ「えと……みんな、こんにちは。こんばんはにも近いかな?黒澤ルビィです。本物です」

善子「貴女とヨハネの関係をみんなに教えてあげて貰えるかしら?」

ルビィ「は、はい……」

ルビィ「よっちゃん……ヨハネ様とルビィは」

ルビィ「お付き合いをしています。恋人の関係です」

ルビィ「よっちゃんはルビィの大切な、大切な人です!」

善子「嗚呼、ルビィ……♡」スッ

ルビィ「あっ///」ドキッ

善子「……ごめんね」

ルビィ「んっ!?」チュ

551 :
チュウ……

ルビィ「んっ!んんっ!!///」

チュパ……レロ……

ルビィ「は、っはぁぁぁ……///」

レロレロ……ピチュ……

ルビィ「ふぁぁぁっ!?」ビクッ

モミモミ……サワサワ……

ルビィ「あっ♡よ、ヨハネ様ぁ!ダメ!ダメダメダメぇっ!こ、これ見られてるんだよね!?何万人って人が……!?」

ルビィ「閲覧人数……じゅ、10万人以上……???」

善子「フフフフっ♡もうコメント訳分からない位お祭り状態ね♡」

善子「と言うことでヨハネとルビィはそういうコトもシちゃう関係なの。でも、ルビィの肌を晒すつもりは無いからご愁傷様」

善子「そしてこの配信もこれが最後。見てくれたみんなにはお礼として、ヨハネの身体だったら魅せてあげるけど―――♡」

善子「どこが見たいかリクエストとかあるかしら?」

善子「フフフ……♡ぜーんぜんコメント読めないわね♪」

善子「それじゃ残念だけど、サヨナラ♡」プチッ

552 :
善子「……ふぅ」

ルビィ「……」

ルビィ「よ、よっちゃ……よっちゃぁぁぁん!!!」

ルビィ「な、なんてことしちゃったの……!」

ルビィ「こんな、こんなことされちゃったらもうルビィ……!!!」

善子「ルビィ」

ルビィ「っ」

善子「キス、嫌?」

ルビィ「……イヤだよ」

ルビィ「本当は、逃げ出したいくらいイヤだよぉ!!」

553 :
善子「なら、もう……逃げちゃおうっか」

ルビィ「ふぇ……」

善子「ヨハネと2人だけで、2人だけの世界へ、この姿……闇に葬ってしまいましょう」

ルビィ「よ、よっちゃん……」

善子「貴女はもう十分にアイドルとしての役目を果たしたわ。沢山の人間を笑顔にした」

善子「これ以上貴女の笑顔を犠牲に、誰かを笑顔にする必要なんて無い」

善子「ヨハネにだけ、その笑顔を向けてよ……」

ルビィ「よっちゃ……」

善子「きちんと筋を通さないこんなやり方でごめんなさい」

善子「でも、何の力も持たないヨハネにはこれしか思いつかなかった」

善子「……さぁ、この家を出ましょう。どこまでも、必ず一緒に居るから」

ルビィ「…………う」

ルビィ「うううううううぅぅぅぅぅぅぅぅ…………!!!!!!!」ポロポロポロポロ…


この涙は、何だろう
もうアイドルが出来ないことを、ファンの人を裏切ってしまった痛み
もうお父さんお母さんお姉ちゃんとも、マルちゃんとも、大好きなたくさんの人と会えないことを悟った悲しみ
もうよっちゃんと、この大切なお家で暮らすことが出来ないことを理解した悲しみ
もうキスシーンを演じなくてよいのだと、安心と朗らかみ

もう

これからは善子ちゃんとずっと永遠に居られる喜び

554 :
善子「さぁ、このヴィッグと帽子、伊達眼鏡を装着して」

ルビィ「うん……」

善子「ヨハネは―――」

バサッ!!!ジャキッ!!ジャキッ!!バツンッッ!!!

ルビィ「あ、あぁ……」

善子「いつか、ショートにしようかと思っていたけど……こんなタイミングなんてね」

善子「さぁルビィ。お家にも、サヨナラよ」

ルビィ「はい……。バイバイ……」


ガチャ―――

これから2人はどこに行くのだろう
すぐに地獄に堕ちてしまうのか
それとも2人だけの世界を見つけて、誰にも見つからずに生きて行けるのか

分からないけど

でも、善子ちゃんと一緒なら平気
何があっても、大丈夫……

大好きな善子ちゃんと一緒なら……


こうして2人は手を繋いで、2人の城を後にした
この先に待つのは破滅か、奇跡の安寧か
どちらにせよ
もう2人に、この大切な城に戻ること
助けを求められる人は誰も居ないこと
アイドルとしての輝いてきた黒澤ルビィの人生がこの瞬間崩れ落ちたこと

それだけは確かであった―――。

ドラマ主演 対男性 BAD END

555 :
夜が明けてしまって申し訳ないずら
BADじゃないENDもなる早で

556 :
これはbadend…

557 :
おつおつ
別パターンも楽しみにしてる

558 :
BADENDだが守られるべきものが守られた感が好き
乙です

559 :
駆け落ち好きな俺にはGOODEND

560 :
先にBADやるのすき

561 :
ほするん

562 :
追いついた
やっぱこれは紛うことなき神スレ
ずっと続けてほしい

563 :
ほしゅるび

564 :
ほあー

565 :
保守がてら


善子「あづい……」

ルビィ「あついよぉ……」

善子「折角ルビィ、オフなのにぃ」

ルビィ「お出かけする気無くなっちゃうねぇ」

善子「……」

善子「よし、外出やめた」

ルビィ「やめちゃうのぉ?」

善子「宅飲みするわよ」

ルビィ「!」

善子「と言っても軽くね。かるーく♡」

ルビィ「うんっ♡」


こうして始まった2人だけのご褒美タイム♡
ルビィの体調には気を付けて、量より質をモットーにちょっぴり贅沢しちゃうの
クーラーを少しだけ強めにつけて
豪華な肴にしたいけれど最初は簡単に
冷蔵庫からキュウリのお漬け物と冷凍枝豆を用意して、その後の肴は2人の気分で一緒に作るの♡
さぁ、こういう時のために冷蔵庫に眠らせていたとっておきのお高めビール♡
カシュッと気持ちいい音を響かせたら、2人お揃いのグラスにトクトク注いでーーー♡
テーブルを挟み2人してニヤニヤしながら見つめうんだけど、すぐにルビィは隣に来てくっついてくるんでしょうね♡
ま、それはともかくーーー

よしルビ「かんぱーい♡」グラス チンッ♪

さぁさぁ、午前中からお酒を飲んでしまうイケないホリデーの開始よ♡

566 :
いいのぉ

567 :
何気ない夏のひとコマって感じで素敵

568 :
おは保守

569 :
本筋には繋がらない番外編的な扱いとして
ドラマの配役を通して擬似寝取らせプレイに目覚めてしまった二人
ドラマを見ながらその中で自分以外の人間と恋仲になってるルビィに善子が言葉攻めをしつつ致してしまう
というギャグエロおバカルートが見てみたかったり

570 :
病んルビもみたいのです……(スレ容量まだあるかな)

571 :
補修

572 :


573 :
保守

574 :
別ルート投下前に
サンシャイン以外の別作品から男性キャラクター出るのでそこだけご了承
知らない方は喋るイケメンだと思ってて下さいな

575 :
>>536 から分岐

ルビィ「ただいま。顔合わせ終わったよぉ」

善子「お帰りなさい。大丈夫だった?」

ルビィ「う、う〜ん……」

善子「……?」

善子「(そう言えば顔合わせと言えば―――)」

善子「てか、さ」

善子「貴女と恋愛シーンを演じる男って誰なのよ」

ルビィ「あ、うん。よっちゃんも普通に分かる人だよ。速水ヒロさん。ヒロ様だよ」

善子「なっ、あの絶対アイドルの速水ヒロ!?」

ルビィ「うん」

善子「(確かに、あのヒロと恋人役を演じることの出来る格がある女性なんて、今のルビィか―――)」

善子「(有紗(女優K)位しか思い浮かばないわ……)」


善子「どんな人だった?やっぱり怖かった?」

ルビィ「えっとね―――」

576 :
===

ヒロ「初めまして、黒澤ルビィちゃん。速水ヒロです」若干距離を取ってペコ

ルビィ「あ、ぅ……初めまして速水ヒロさん。黒澤ルビィです……」ペコリ…

ヒロ「……」

ルビィ「……」カタカタ…

ヒロ「男性恐怖症って言うのは、本当なんだね……」

ルビィ「うぅ……ご、ごめんなさい……」

ヒロ「そんな、謝らないで」

ヒロ「でも、こうして会話するのも……辛い?」

ルビィ「ぅ……正直に言います。初対面の男性と話すのはどうしても……ちょっとだけ怖いです」

ヒロ「そっか……。うん、分かった」

ヒロ「撮影のこととか、どうしても会話は発生すると思うけど……。出来るだけルビィちゃんと近い距離になることは避けるようにするよ」

ルビィ「ヒロさん……」


ヒロ「今回のキャスティングについても、よく分かってる……」

ヒロ「でも、僕達が生きている世界でこんなこと日常茶飯事だ」

ヒロ「それでも、華やかな世界の裏に潜むものをファンの皆には出来る限り見せたくない」

ヒロ「僕は、皆を笑顔に出来るアイドルでありたい」

ルビィ「……!」

ヒロ「なんてね。最後のは後輩の受け売り」

ヒロ「とにかく、僕は今回の作品も良いものにして皆へ届けたいと思ってる」

ヒロ「勿論その皆には、ルビィちゃんとルビィちゃんのファンも入ってるよ!」ニコッ

ルビィ「ヒロさん……!」

ヒロ「撮影、無理はせずに頑張ろう」

ルビィ「(あ、よっちゃんと同じ言葉……)」

ルビィ「はいっ。頑張りますね!」

577 :
===

善子「ふぅん……」

ルビィ「ヒロさんはね。デビュー後に少しだけザワザワすることがあったけど、凄く評判の良い人なんだぁ。何だかその通りの人って感じだったよぉ」

善子「そう……」

ルビィ「ルビィのこと凄く気遣ってくれたのは嬉しかった」

ルビィ「ヒロさんなら撮影も頑張れるかなって、ほんのちょっとだけ思えたよぉ」

善子「そっか」

ルビィ「うんっ」

ルビィ「でも、やっぱり怖いのが本音。それで『う、う〜ん……』でした」

善子「ん……。本当に無理だけはしちゃ駄目よ?」

ルビィ「うんっ!ありがとう、よっちゃん♡」

善子「えぇ……」


善子「(何だろう)」

善子「(キスシーンを行う相手がわかったことで、明確にイメージがつくようになってしまったわ)」

善子「(胸が、ザワつく……)」

それでもこうして、撮影がスタートしたのだった。

578 :
数日後―――

善子「撮影、進んでる?」

ルビィ「うん。ルビィのせいでリテイクが多いけどね」

ルビィ「でも、撮影の皆が本当に気遣ってくれてて、そこは嬉しいんだぁ」

ルビィ「ヒロさんも素敵な人だよぉ」

善子「っ」ドキッ


善子「な、何よ素敵な人って(笑)」

ルビィ「えっとね。優しい人って感じ」

ルビィ「撮影の度にいつも差し入れ持ってきてくれるんだけど、この間は手作りのパン耳ラスクだったり(笑)」

善子「ヒロが、パンの耳……」

ルビィ「面白いでしょ?でも、自分の子どもの頃を忘れないために、そして力をくれるものなんだって」

善子「へぇ〜」

ルビィ「あとはルビィが緊張したり気分が悪くならないように、身体のツボを女性のスタッフさん伝手に教えてくれたり―――」

ルビィ「おまじないを教えてくれたみたいで嬉しかった」

善子「おまじない……!?」ズグン…


ルビィ『善子ちゃん、お誕生日おめでとう♪善子ちゃんに教わったおまじない、すっごく効いてるよ』


善子「(いつかの日、ルビィがヨハネの誕生日に言ってくれた言葉……)」

ルビィ「それとね、ルビィの男性恐怖症についても嬉しいこと言ってくれたんだぁ」

善子「えっ……」

ルビィ「んとね―――」

579 :
===

撮影の合間。少し時間が出来たとき―――

ヒロ「ルビィちゃんは、男性恐怖症を治したいってずっと思ってるんだね」距離とって小声

ルビィ「え、あ……はい」

ヒロ「ごめんね。踏み込んだこと言っちゃって。そう聞いたから」

ルビィ「はい。高校の時にスクールアイドルを始めて、頑張って克服するんだ!って心に決めてはいたんですけど……残念ながら」

ルビィ「でも、こうして芸能の世界に飛び込んで。少しずつ、少しずつだけど、こうしてお話出来るレベルにはなれました」

ヒロ「そうなんだ。凄い進歩じゃないか!」

ルビィ「ふぇっ!?」

ルビィ「(そんな風に言ってくれた男の人、初めて……)」


ヒロ「―――僕はね。ルビィちゃんがこの撮影で男性恐怖症をより克服出来ていけたらいいなと思ってるんだ」

ルビィ「え?」

ヒロ「男性恐怖症だと公言しているルビィちゃんと恋愛ドラマへ出演することになって」

ヒロ「思う所は沢山あるけど、きっと何か意味があって今僕達はこの場に居るんだと思ってる」

ヒロ「それに男性恐怖症にも関わらず老若男女から人気を博しているルビィちゃんは、思っていた通り強さを持つ素晴らしいアイドルだったのだって」

ヒロ「今の話を聞いて分かった。きっといつか克服出来るって確信したよ」

ルビィ「……ヒロさん」

ルビィ「ありがとうございます」

580 :
ルビィ「ルビィの男性恐怖症は―――」

ヒロ「うん」

ルビィ「決して『男性』から酷いことをされたからと言うものではないんです」

ルビィ「小さい頃に同い年位の『男の子』から、意地悪されたりしたのがきっかけで」

ルビィ「男の子怖いな。やだなって思うようになっちゃって……」

ヒロ「そうなんだね……」

ルビィ「大人になった今では男性みんなが皆、怖い人ではないって」

ルビィ「そう思いたいんですけど、ルビィは男性から逃げてきてしまったせいで」

ルビィ「男の人と言うのがよく分からなくなっちゃって……えへへ……」

ヒロ「そっか―――」


ヒロ「―――それじゃあ、まだ撮影再開されなさそうだし」

ヒロ「僕の大切な友人や仲間。後輩の話をしてもいいかな?」

ルビィ「ふぇ?」

そう言ったヒロさんは、沢山のお友達や後輩さんの話を面白く話してくれました
男の人のお話なのに、聞いているうちに楽しくなれるもので
気が付いたら笑いながらそのお話を聞いてたんだぁ

581 :
===

ルビィ「それでね。その後ヒロさんと手を繋ぐシーンがあったんだけど、ルビィリテイク無しで演技出来たんだぁ!」

ルビィ「ヒロさんも撮影の皆も凄く喜んで褒めてくれて!嬉しかったなぁ」

善子「……それは、素晴らしいことじゃない」

ルビィ「うんっ!」


ルビィ「何かね。ルビィが小さい頃、ヒロさんみたいな人だけが周りに居てくれたら―――」

ルビィ「ルビィの男性恐怖症も……って思っちゃった」

善子「そうね……」


善子「……」

善子「(ルビィが男性を相手に撮影をこなせているのは、明らかにヒロのおかげ。流石は絶対アイドルね)」

善子「(……ヨハネに出来ることって何なのかしら)」

善子「(もうヨハネに出来ることは、何も無いのかしら)」

善子「(……いつの日か、ヨハネの存在が必要無くなる刻が来てしまうのかしら)」


ルビィ「よっちゃん?」

善子「ぇっ…」

ルビィ「だ、大丈夫?!顔色よくないし、身体も震えてるよ……?」

善子「あ、いえ……。大丈夫よ」フルフル

ルビィ「なら、いいんだけど……」

582 :
―――――

―――



それから時が流れ―――


善子「っ……ふっ……」

善子「(あれからも撮影は順調に進んでいて)」

善子「んっ……あっ……」クチュ、クチュ…

善子「(ルビィはヒロとの話を、ヒロ相手なら男性恐怖症が確実に克服への道を進んでいることを話す)」

善子「嫌、嫌々嫌々……ルビィ……」

善子「(その話を聞けば聞くほど、ヨハネの心は不安で蝕まれて……)」

善子「行かないで……どこにも行かないでぇぇ……」

ルビィ『大丈夫だよぉ♡よっちゃん……♡』妄想

善子「あっ♡る、ルビィっ!い、イくっ、イっちゃうぅぅ♡」ビクッ、ピクンッ♡


善子「……はぁ、はぁ」

善子「…………」


善子「(ヨハネ、何やってるのかしら)」


善子「(不安で、ルビィのことを想って自らを慰めて)」

善子「ルビィ。ルビィ……」

善子「う、うぅぅ……ひっ、く。うぅ……」

善子「(怖い。いつかルビィが男性恐怖症を克服して、ヨハネの元を離れていってしまう日が来るのではないか)」

善子「(そう思うと、不安で胸が引き裂かれそう……)」

583 :
===

ルビィ「ただいまぁ」

善子「!!」タッ

善子「ルビィ……!」ギュゥ…

ルビィ「ふわぁ?!ど、どうしたの?よっちゃん」

善子「…………」フルフル

ルビィ「よっちゃん?お仕事で何か辛いこと、あったの?」ギュ…

善子「いいえ……そうではないのだけど……」

ルビィ「……そっか」ナデナデ


善子「(嗚呼。ルビィの体温を、ルビィの存在を感じると落ち着く……)」

善子「(不安が、溶けていく……)」

善子「(ルビィにとってヨハネが必要なんじゃない)」

善子「(ヨハネにとってルビィが存在していてくれないと、ヨハネは……もう……)」

善子「(貴女無しでは生きられない)」

善子「(黒澤ルビィと言う存在が、ヨハネの生命そのものになってしまったんだわ……)」


ルビィ「…………」

ルビィ「……」ギュゥゥゥ…

584 :
===

翌朝

ルビィ「そろそろ今日の撮影行ってくるね」

善子「えぇ……」

ルビィ「出発する前に、よっちゃんにお願いがあるんだぁ」

善子「あら、何かしら?」

ルビィ「……」

ルビィ「キスして欲しい」

善子「!!!」ズグン……!!

ルビィ「……」

善子「っ……!!!!」スクッ

ルビィ「……来て」

善子「んっ……!」

ルビィ「ん……」


ヨハネは夢中でルビィと唇を重ねた。重ね続けた
今日、ついに行われるキスシーンの撮影の前に
刻み付けるように
誰の侵攻も受け入れないように
ヨハネの存在でルビィを埋め尽くすように―――。

585 :
ルビィ「ふっ……は、はぁ……!」

善子「ぷは……!」

善子「はぁ、はぁ……///」

ルビィ「はふ……ほぅ……///」


ルビィ「ん……」

ルビィ「よっちゃん。ありがとう」


ルビィ「よっちゃんから勇気を貰えました」

ルビィ「ルビィはいつだってよっちゃんのおかげで強くなれます」

ルビィ「よっちゃんが居なくっちゃ、ダメなんです」

善子「っ!!!」

善子「(ルビィも、ヨハネと同じ想い……!)」


ルビィ「でも、もう大丈夫」

ルビィ「ルビィ、お仕事行ってきます」

善子「あっ……。嗚呼……!!」

善子「ま、待って。行かないでルビィ!!」

ルビィ「……」ピタッ…

善子「あ……」

善子「ごめ、ごめんなさい。違う。違うの……」

善子「行ってらっしゃい……ヨハネはそう言わなければいけないの……」

善子「あ、う、うぅぅ……」ポロポロ…

586 :
ルビィ「……」

ルビィ「ルビィに、行って欲しくない?」

善子「行かないで欲しい……」

ルビィ「ルビィにキスして欲しくない?」

善子「ヨハネ以外の人とキスなんてして欲しくない……」

ルビィ「……」


善子「ルビィの身に何か、万が一のことがあったらと思ってしまう」

善子「それと同時に」

善子「いつの日か、ルビィがヨハネの元から離れて行ってしまうのではないかと不安に思ってしまう」

善子「ごめんなさい……」

善子「貴女は、貴女はこんなにも強くあろうとしているのに……!」

善子「貴女はこんなにもヨハネのことを想ってくれているのに……!!」

善子「ルビィ……」ギュゥ…!

ルビィ「……そっかぁ」ギュッ…

ルビィ「ルビィのこと、大事に想ってくれてありがとう……」

ルビィ「でも、ルビィ。よっちゃんのこと、不安にさせちゃってたんだね。ごめんね」

善子「うぅぅぅぅぅぅぅぅ……!!!」ギュウゥゥゥ…!

587 :
善子「行って……撮影に行ってきて……」

善子「でも、でもぉ……。必ず帰ってきて……」

善子「ヨハネの元に、帰ってきて……お願い……」

ルビィ「うん……分かった」


ルビィ「よっちゃん」

ルビィ「ルビィに勇気をくれてありがとう」

ルビィ「ルビィはどこにも行かないよ。絶対2人のこのお城に帰ってきます」

ルビィ「……だから、行ってきます」スッ

善子「あ……ぅ……くっ、くぅぅ……!!!」フルフル…!

善子「行ってらっしゃい……!貴女の帰りを、待ってるからぁ……!!」

ルビィ「うん……」ガチャ

こうして、まるで永遠の別れと思えるかのような
心に激痛が走るルビィの出発を
ヨハネは見送った―――。

588 :
===

ヒロ「いよいよだね」

ルビィ「はい」

ヒロ「これまでボディタッチがあるシーンの撮影もルビィちゃんは素晴らしい演技をしてきた」

ヒロ「だけど、今日は……」

ルビィ「大丈夫です」

ルビィ「……」キッ

ヒロ「ルビィちゃん……!」


ルビィ「ルビィはヒロさんのおかげで、また少し変わることが出来ました」

ルビィ「そして、ルビィの大切な人のおかげで」

ルビィ「ルビィは強くなれました」

ルビィ「だからこの撮影。必ず演じ切って見せます!」

ヒロ「(……強く、気高く、美しい)」

ヒロ「君のその表情、決意。確かに受け取ったよ……」

589 :
―――
――


監督「カットォ!!!」

ルビィ「…………」ヘタリ

ヒロ「ルビィちゃん!!」

ルビィ「ヒロさん。監督さん。大丈夫でしたか……?」

ルビィ「ルビィ、ちゃんと演じられましたか……?」

監督「大丈夫。大丈夫だよ……!!一発OKだよ!」

ヒロ「……会心の演技だったよ。お疲れ様」

ルビィ「なら、良かった……」


ルビィ「やったよ。よっちゃん……」

590 :
===

善子「……」

善子「(見送った直後は涙を止めることが出来なかった)」

善子「(落ち着いた後も、暫く呆然としていた……)」

善子「(けれど―――)」

善子「ヨハネ、駄目ね。何をしているのかしら」

善子「(こうして、ただ帰りを待つだけでは駄目なのよね)」


善子「涙を流している場合じゃないの」スクッ…

善子「強く。強くならなきゃ」

善子「ルビィと誓ったじゃない。この下らない下界を2人の力で制するのだと」

善子「もう、負けない」

善子「どんな困難があってもルビィと生きていくの」

善子「ルビィは誰にも渡さない」

善子「何人たりともヨハネとルビィの間に割って入らせない」

善子「2人を引き裂くなんてこと、させない」


善子「だからこそ。ルビィともう一度、誓いの儀式を行うの」

善子「そのためにも、必要な物があるわ―――」


不安が涙となり
流した涙は決意に変わる
ヨハネもまた、ルビィと同じく決意を固めた
決意は、ヨハネを突き動かす

着替えを行い、貯めに貯めてきた通帳の残高を確認して
下界へと踏み出した。

591 :
===

夕刻―――

ルビィ「……」トテトテ

ルビィ「(一番の山場を越えて、後はエピローグを残すだけ)」

ルビィ「終わった。終わったよ。よっちゃん……」

ヒロさんとのキスは、ちっとも怖くありませんでした
それでも唇に残るのは、よっちゃん以外の人の
唇の感触……。

ルビィ「(早く会いたい。1秒でも早く会いたい……)」


ガチャッ


ルビィ「ただいま……」

善子「お帰りなさい」

ルビィ「……」トテ…

ルビィ「…………」トテトテ…!

ギュッ…

善子「ルビィ。お帰りなさい……」

ルビィ「ただいま。ただいま、よっちゃん……!!」


ルビィ「お願いがあるの」

善子「なぁに?」

ルビィ「キスして、欲しい」

善子「えぇ。ヨハネもしたい」

ルビィ「……ん」瞼閉じ…

善子「でも、まだ目は閉じないで」

ルビィ「えっ?」

善子「貴女に、これを―――」スッ


ルビィ「……ふぇ?」


そうしてルビィの左手を取って
薬指にはめてくれたのは
綺麗な宝石がついた指輪―――。

592 :
善子「黒澤ルビィ。汝は津島ヨハネ―――津島善子と永遠に添い遂げることを誓ってくれますか?」

ルビィ「…………」

ルビィ「はい…」

ルビィ「はいっ!!!!」

善子「では今度は貴女から私に……」スッ

ルビィ「もう1つの指輪……」

ルビィ「……」スッ


善子ちゃんからもう1つの
同じく綺麗な宝石がついた指輪を手に取ったルビィは
善子ちゃんの左手薬指にそれをはめて


ルビィ「津島善子ちゃん。あなたは、黒澤ルビィの隣にずっと居てくれることを誓ってくれますか?」

善子「えぇ。誓うわ。この命に懸けて」

ルビィ「……嬉しい」

593 :
そのまま2人は言葉を紡がずに見つめ合う
互いの瞳に釘付けとなり、その視線は熱を帯びていく
指輪をはめた手は絡み合い、固く、堅く繋がれて

同時に、2人の顔は導かれるかのように
地平線に太陽が沈むように
少しずつ距離を縮め―――


ルビィ「よっちゃん。大好きだよ……」

善子「私も、愛しているわ。ルビィ……」



こうして交わした誓いの指輪と口付け
まるで永遠にも感じるかのような永い刻を掛けて
いつまでも、いつまでも
2人は口付けを続けた



そして
ヨハネとルビィは
この世の全ての不条理に、理不尽に
黒澤家と言う最後にして最大の壁にも
真っ向から立ち向かう

どれだけの時間を掛けても、どれほどの困難であろうとも

2人の絆を永遠の物とするべく
世界の全ての人間にこの絆を認めさせるべく

その絆の形を
真実の愛を
守り抜くために

ヨハネとルビィは、新たな一歩を踏み出したのであった
永い。永い登り坂を―――。


ドラマ主演 対男性 不安 END

594 :
特定人物でよいのでルビィの男性恐怖症克服への兆し
男性との接触且つそれも相まって不安に苛まれる善子
男性俳優や監督の機転でキスをせずに済む展開も当初は考えていたけどそれだと2人が弱い人物になってしまうのでこんな感じに
ある意味関係性の終着点まで行きました

お粗末でした

さぁマリー襲来の時間ずらぁ〜〜

595 :
おっつーん

596 :
おつ
長く続いたドラマシナリオもこれでおしまいか

597 :
おつおつ
2人の強さと前向きな決意が伝わるENDで良かった

598 :
保守

599 :
ラブライブ、プリリズ、リアルの融合したカオスな世界観になってきたな

600 :
乙 とてもよかった
そして普通に有紗って言ってて笑ってしまった

601 :
ほく

602 :
ほしゆわ

603 :
ほするん

604 :
保守

605 :
ほするのん

606 :
保守

607 :
保守

608 :
ほしるゅ

609 :
ドラマの話BADENDもそうじゃないENDもめっちゃ良かった……

マリー襲来も楽しみだ

610 :
速水ヒロさん…絶対アイドル愛NGなのにそんな仕事受けて…

611 :
保守がてら


ルビィ「コミケって、自分の好きなアニメとかの作品でマンガを作るだけじゃなくてーーー」

ルビィ「アクセサリーみたいな小物とかも自分で作る人も居るんだねぇ」

善子「…そうみたいね」

ルビィ「ルビィちょっと行ってみt」

善子「駄目よ!」

ルビィ「まだ最後まで言ってないのにぃ!」プクー!

善子「あんな場所へ貴女を連れていくなんてこのヨハネが許さないわ!」

ルビィ「どーしてぇ!?」

善子「そんなの貴女が好奇の目ーーー!」

善子「……」コホン


善子「このヨハネがぁ♡数多の人間を魅了してしまって、揉みくちゃにされちゃうかもしれないのよ?」

ルビィ「!!!」

善子「はぁ、どうしよう……」

善子「混雑のどさくさに紛れて、汗だくの腕にヨハネの身体がまさぐられてしまうの……♡」

善子「次第に大人数に囲まれて、誰の助けも手が届かないようになってしまいーーー」


善子『い、いやぁ!!やめ!やめてぇ!触らないでぇ!だ、誰かぁっ!ルビィ…やぁっ…!!たすけ…てぇ……!』


善子「ーーーみたいになっちゃうかもぉ♡」

ルビィ「行かない!!コミケ行かない!!絶対に行かない!!!」ギュー!

ルビィ「よっちゃんはルビィのよっちゃんだもん!他の人が見るのもダメだもん!!!」


善子「っっ♡」キュンッ


善子「(ちょっとこういう意地悪言って弄ると、途端に独占欲醸し出すルビィ、好きよ♡)」

612 :
あなたは最高です!

613 :
お互いに独占欲強いよしルビかわいい

614 :
すてきぃ……

615 :
ほしゅまる

616 :
保守がてら


ルビィ「夏だねぇ」

善子「そうね。冷房が効いてて凄く気持ちいい」

ルビィ「そして最初にこんにちは。ブドウさんに、梨さんに、桃さんスモモさん♡」

ルビィ「スイカにキウイも美味しそうだよぉ〜♡」

善子「そうね、って。たっっっか……」

善子「買わないわよ」

ルビィ「えー!?」

善子「貴女は小さい頃から知り合いとかからお裾分けされて食べ放題だったのでしょうけどーーー」

善子「果物は高いものなのよ!買わないわ!」

ルビィ「そんなぁ!ど、どれか1つだけ!ブドウさんか桃さんかスイカさんのどれかーーー」

善子「だーめ!せめて果物系ヨーグルトかアイスにしましょう?」

ルビィ「え〜……。やだよぉ。ちゃんと本物食べたいよぉ」

善子「そんな調子で去年の夏、食費が大分かさんだのをヨハネ忘れてないから!」

善子「フルーツを買うのは原則"無し"よ!貴女のお家からお裾分けされるのを待ちなさーーー」

ルビィ「梨さんも食べたいなぁ……」ジー

善子「話を聞きなさいっ」頬っぺたツンツン

ルビィ「きゃ〜♡」


善子「とにかく駄目よ。さ、フルーツは終わり。野菜行くわよ」カートガラガラ

ルビィ「うぅぅぅ……」トボトテ…

ルビィ「(今度内緒で買っちゃおうかなぁ。ヘソクリで……!)」


夏のフルーツは高いから買わないわ。ヨーグルトとかで十分!
後はお裾分けを頂くのが賢い堕天使処世術よ!みかん?!お裾分けでもみかんだけは要らないわ!
な、善子

果物食べたいよぉ……
家計はある程度善子が管理している(と言うかルビィは自己管理だと使ってしまうので善子へお願いしている)ので
買い物の時の立場がちょっと弱いルビィ

617 :
ルビィ「おーねーがーいー!ブドウさんか桃さん食べたいよぉ〜!!」カートガシー

善子「ちょ……!?駄々を捏ねないの!」

ルビィ「お願い〜!果物買ってぇ〜!」⌒°( >ω<)°⌒

ザワザワ
あ、ルビィちゃんだ
ルビィちゃんがおねだりしてる
カワイイ
一緒に居る人誰よ。超美人
ザワザワ

善子「ちょぉ……!?///」


暫くこのスーパーは利用出来なくなってしまいましたとさ

618 :
買ってあげろよ
悪魔か?

619 :
堕天使です

620 :
でも別の日に何かしらの理由つけて自分のお金でルビィちゃんに買っていってあげるんでしょ

621 :
この夏(から秋にかけて)ルビィと旅行を計画していて、その目標額までもう少しの所のため割と頭を抱える善子
一度買ってしまったら絶対にズルズルと毎回買ってしまうから……

そんな風に悩んでいた矢先、黒澤家から仕送りが!
桃と梨、葡萄が入った段ボールが3箱も!

大喜びのルビィと
ますます黒澤家に頭が上がらなくなり胃が少し痛む善子なのでした

おしまい

622 :
黒澤家独自の情報網なのかネットで拡散されたのか

623 :
某arsさんが共演通して黒澤家とネットワークできてたら萌える

624 :
ルビィへの愛情が不器用なヨハネかわいいなあ……

625 :
保守

626 :
今回のエッチ水着で一本…

627 :
大分ガス欠感あるセルフ保守

628 :
書きたいときに書けばいいのです

629 :
ほすん

630 :
補習

631 :
>>626
保守がてらコチラを先に。筆が完全に停滞しており申し訳

ルビィ「あはっ♡えーい!」https://i.imgur.com/epEKKvu.png

善子「きゃんっ。もう、そんな子どもみたいなはしゃぎ方しないの」https://i.imgur.com/1n69KvG.png

ルビィ「えへへ♪だって双子コーデっぽく水着デート出来るのが嬉しいんだもん♡」

善子「もぉ……」


善子「(それにしても、業界人(とその知り合い)だけOK。しかも女性限定のナイトプール……)」

善子「最高ね♪」


チャプチャプ……

ルビィ「冷たくて涼しいね〜」

善子「気持ちいいわねぇ」

善子「……」チラッ

ニコッチ……♡
チョ、ダメニコ!キョウハオシノビデキテルンダカラ!

ハナヨ……♡
ピャア!マキチャン!ココデハ「メッ」ダヨ!

善子「(なーんか、そういう空気なのかしら///)」ドキドキ

善子「でもっ!ヨハネとルビィはそんなんじゃないわ!清く気高く美しい関係なんだから!」

ルビィ「何急に独り言してるの?」

善子「何でもないわ」

ルビィ「それよりも!」ズイッ

善子「!」

ルビィ「今日のルビィ、どう?大人っぽい?」ジッ

善子「(……そんな、覗き込むように見つめないでよ。胸の谷間、結構出来てるし///)」

善子「そうね。この空間の中だからかしら」

善子「いつもよりも大人びて見える」

ルビィ「そっかぁ。嬉しい♡」ニコッ

善子「っ……」ドキドキ

632 :
ルビィ「えへへ♡」ピト…

善子「な、何よぉ!?///」

ルビィ「何だか、不思議な気分になっちゃうね。ココ」

ルビィ「開放的?大人な雰囲気?ちょっとだけ、大胆になっちゃうかも……」

善子「ば、馬鹿言わないの。そういうことは、愛の契約を結んだ者同士がするんだからっ」

ルビィ「ふふっ。分かってるよぉ」ギュッ

善子「……」ドキドキバクバク


ルビィ「あぅっ?!」

善子「ど、どうしたの!?」

ルビィ「水着が、ズレちゃったみたい……///」下乳ポローリ♡

善子「」

ルビィ「よ、よっちゃん直せる?」上目遣い

善子「今、やってあげる」

ルビィ「ありがとぉ♡」

善子「……」グイッ

ルビィ「んっ……」

善子「ん…しょ…///」

善子「直った、わよ……」

ルビィ「えへへ。ありがと♡」ニコッ

善子「」ズキューン


ギュ…

ルビィ「きゃ?!」

633 :
しゅき

634 :
善子「……」ナデナデ

ルビィ「ひゃ……あっ///」

ルビィ「よ、よっちゃん……?」

善子「なぁに?」ムニムニ

ルビィ「え、えぇ……?///」

ルビィ「ひゃあん♡お、おっぱいの先、そんな、撫でないでぇ♡」

ルビィ「くすぐったいよぉ♡」ドキンドキンッ


ルビィ「だ、ダメだよぉこんなことしちゃぁ///」

善子「ちょっとだけよ。いいじゃない。こういう場所で、そういう空気じゃない」

ルビィ「えっ…あっ♡だ、だめっ…///」


ルビィ「ご、ごめんなさい。ルビィ、そんなつもりじゃ……」

ルビィ「それに、ルビィとよっちゃんはそういうことをする関係じゃないよぉ……」

ルビィ「だめぇ……///」

善子「そう、ね―――」

善子「なら今夜。一夜限りの関係にしない?」

ルビィ「ふぇっ?」

善子「今夜だけ。ちょっとだけ、本当はしてはいけないことをしちゃうの」

善子「身体を触れ合わせることが、そんなにいけないこと?いいじゃない」モミモミ サワサワ

ルビィ「ひゃっ♡あっ……お股触っちゃだめ……♡」

善子「声が駄目って言ってないわよ……♡」

ルビィ「あ、あぁぁぅ…♡」ドキドキ


善子「プール上がっちゃいましょ」ザパ…

善子「ほら…♡」グイッ

ルビィ「きゃあぁっ……♡」

635 :
善子「へぇ♡シャワー室の隣にこんな個室が幾つもあるなんて♡」

善子「簡単なベッドのようにもなってるし……♡」

ルビィ「あぅ……///」

善子「フフフ♡」グイッ

ルビィ「きゃぁっ」

善子「そぉ〜れ♡」ドサッ

ルビィ「あぅっ///」

善子「ルビィ……♡」ドキドキ

ルビィ「あ……あ……♡よっちゃぁん……♡」バクンバクン

善子「どこから攻めてしまおうかしら……」

ルビィ「じゃ、じゃぁ……おっぱいから……」

ルビィ「さっき、先っぽ指でされてから…ずっとドキドキしてるの……♡」

善子「はぁい♡それっ♡」クリクリ

ルビィ「あんっ♡」ビクッ


この後、一夜限定の
とてもソフトでくすぐり合いっこのようなイチャラブえっちをしてしまう
一応ノンケな関係のよしルビでした

Another サマーナイト編サイドストーリーおしまい

よしルビ真ん中バースデーおめ

636 :
あなたは最高です!

637 :
嘘つけ絶対レズだゾ

638 :
水着もこのよしルビもえっちでかわいい

639 :
保守

640 :
落としちゃダメェ

641 :
ほるほる

642 :
保守

643 :
保守マン

644 :
セルフほ
もう少しマッテテー

645 :
待っているわ

646 :
楽しみ

647 :


648 :
ホヤ

649 :
ルビィ「はぁ〜」

ルビィ「よっちゃん早く帰ってこないかなぁ」

ピンポーン

ルビィ「ふぇ。お客さん?」画面覗き

鞠莉ドーン

ルビィ「ふぇぇっ!?」

〜〜〜

鞠莉「chao〜♪ルビィ〜久しぶり〜♡」

ルビィ「こんばんは……って本当に久しぶりだよぉ!鞠莉ちゃん!」

鞠莉「Buona sera♪」

ルビィ「急に、どうしたの?」

鞠莉「ん〜。積もる話は沢山あるから、あがってもいいかしら?」

ルビィ「は、はぁい!」

650 :
鞠莉「へぇ〜ここにヨハネと2人で生活しているのねぇ」

ルビィ「うんっ」

鞠莉「良いお部屋じゃない♪」

ルビィ「えへへ。ありがとう♡」


ルビィ「それで―――」

ルビィ「どうして急にルビィとよっちゃんのお家に?」

鞠莉「んー」グー

ルビィ「……」

鞠莉「……」キュルル…

鞠莉「その前に、お腹空いちゃった♡」

ルビィ「あははっ。お夕飯作ろうっか」

鞠莉「Yeah!ルビィの手料理が食べられるなんて楽しみだわ♪」

ルビィ「えへへ。今日の献立はハッシュドビーフだよぉ」

鞠莉「あ〜ん♡最高〜〜♡」ノξソ´>ω<ハ6

651 :
ルビィ「ちょっとだけ待っててね」

鞠莉「マリーも何か手伝おうかしら?」

ルビィ「お客さんにして貰うのは悪いよぉ。ゆっくりしてて」

鞠莉「そう?」

鞠莉「―――ってアラ!?ワイン見っけ!」

ルビィ「あぁ、それね。よっちゃんと一緒に買ってみたけど、どう飲むのがいいかなって悩んじゃって飲んでないんだぁ」

鞠莉「ワインは寝かせるものだけど、これはハウスワインだし開けちゃいましょうよ」

ルビィ「それはいいけど、ワインに合うお肴さんなんてルビィ詳しくないよぉ?」

鞠莉「フフッ♪やっぱりキッチン貸して!」

鞠莉「ハッシュドビーフの牛肉ちょっと貰いたいのと、冷蔵庫の中を見ていいかしら?」

ルビィ「うん、いいよ」

鞠莉「hum。野菜と調味料もバッチリね♪」

鞠莉「おつまみ作ってもいいかしら?お酒に合うメニューなら結構得意なのよ?」

ルビィ「わぁ〜!食べてみたい!是非作って欲しいなぁ!」

鞠莉「OK♪」


トントン ジュゥゥゥゥ……

652 :
鞠莉「ところで、ヨハネは?まだ仕事?」

ルビィ「実はね、よっちゃん明日まで出張なんだぁ」

鞠莉「oh!?」

ルビィ「何かね。営業さんのお手伝い?隣に居て欲しいって言われて2泊3日の泊りがけなの」

鞠莉「ふーん。顔の良さを買われたって所かしら?」

ルビィ「あはっ。そうかも」

鞠莉「今のヨハネはどんな風になっているのかしらね〜」

ルビィ「えへへ♡すっごぉぉい美人さんだよぉ♡後で写真見せてあげるね」

鞠莉「YAH!楽しみにしているわ!」


グツグツ…ジュウウゥゥ…


ルビィ「……」

ルビィ「(何だろう)」

ルビィ「(よっちゃん以外の誰かとキッチンに立つことってほとんど無いから、結構新鮮かも)」

ルビィ「(ちょっとだけくすぐったくて、フワフワしちゃう)」

653 :
〜〜〜

ルビィ「それじゃぁ」

鞠莉「まずは」

マリルビ「かんぱーい♪」チン

ルビィ「んく……」

鞠莉「……」コクッコクッ…

ルビィ「ぷは」

鞠莉「……ふぅ」

ルビィ「あはは。まだまだワインの美味しさは難しいよぉ」

鞠莉「フフフ。まぁそんなに気構えず、香りや舌触り、渋みや甘みを探すといいんじゃないかしら♪」

鞠莉「それに、ワインはおつまみと一緒に口にするのが乙なのよ♪」スッ

ルビィ「あっ。それじゃ鞠莉ちゃんのお料理、頂きま〜す」パク

ルビィ「モグ……んっ!美味しい!!」

鞠莉「マリー特製、ビーフときのこと野菜の醤油ソースソテーだよ〜♪」

ルビィ「ん〜♡」モグモグ

ルビィ「それでワインを―――」コクッ

ルビィ「ふあぁぁぁぁぁ……♡」

鞠莉「良い感じかしら?」

ルビィ「うんっ!味と香りが広がって、あ……お口の中が幸せ♡」

鞠莉「フフッ♡」


ルビィ「鞠莉ちゃん凄いなぁ。もうお酒とかおつまみについて凄く詳しいんだねぇ」

鞠莉「……そうね」

ルビィ「?」

鞠莉「フフ。ルビィの作ったハッシュドビーフも頂くわ」

鞠莉「ん〜♡delicious♪」

654 :
〜〜〜

マリルビ「ごちそうさま〜♪」

ルビィ「えへへ。ワイン1本空けちゃったねぇ」

鞠莉「2人居れば普通よ普通♪」

ルビィ「ふぇ〜。そうなんだぁ」


ルビィ「あ、食後はアイスがあるよぉ。食べる?」

鞠莉「食べる〜♪」

ルビィ「はぁ〜い」トテトテ


鞠莉「ん〜こういうのを口にするのも久しぶり〜♡」ペロペロ

ルビィ「えへへ。何だかこうしてると鞠莉ちゃんは高校生の頃と変わらない感じがするねぇ」

鞠莉「……あら、そう?」ジッ…

ルビィ「あっ……」ドキッ

ルビィ「そのポーズと表情、ドキっとしちゃうね♡」

ルビィ「ごめんね。さっきのは間違い。大人っぽさには磨きがかかってるし、それに―――」

鞠莉「フフフ……それに〜?」レロレロチュパチュパ♡

ルビィ「ひゃあぁぁ!///」

ルビィ「まっ、鞠莉ちゃん!そんなはしたない食べ方しちゃダメだよぉ!///」

鞠莉「あらあら。ルビィもこういうのが分かるようになったのね〜♡」ペロ…♡

ルビィ「うぅぅ……///」

655 :
ルビィ「そ、そうだ!鞠莉ちゃんそろそろ教えて!どうしてルビィのお家に!?」

鞠莉「……」


鞠莉「ん……そうねぇ」

鞠莉「アイドルを頑張ってるルビィと、そんなルビィと一緒に暮らすヨハネを見たかった……からかしら」

ルビィ「……?」


鞠莉「はぁ……もう少しだけ飲みたい気分なんだけど、お酒ある?」

ルビィ「えっと、カクテルサワーが確かあるよ」

鞠莉「貰っていい?」

ルビィ「うんっ」

ルビィ「……ルビィも、ご一緒するよ」

鞠莉「……ありがと」

656 :
〜〜〜

鞠莉「んっ……」ゴクゴク…

鞠莉「ぷは……」


鞠莉「―――大人にね、自由にね」

鞠莉「なりたかったの」

鞠莉「それと、Aqoursとして過ごした1年間と同じくらい楽しいことを探してた」

ルビィ「……」

鞠莉「だから、まだ学生と言う中途半端な身分を使って、学業は勿論こなしつつ」

鞠莉「1人でマイペースに居るのをやめて、色んな大人と付き合うことにしたの」

鞠莉「私が知ってきたものとは違う、大人の世界を知りたかった」

鞠莉「そして”小原鞠莉”ではなく、ただ1人の女性”マリー”として私のことを見てくれる人はこの世に居るのかしらって思って、探してた」

鞠莉「でもどの大人も駄目な人ばかり。ちょっと成熟が早めなマリーのbodyにすぐメロメロになっちゃって」

鞠莉「ちゃんとマリー自身を見てくれる人は居なかったわ」

鞠莉「マリーに新しい世界を教えてくれる人も、楽しいことをしてくれる人も誰も……」

ルビィ「うん……」

657 :
鞠莉「でもね、去年くらいかな。凄い人に出会ったの」

鞠莉「マリーも知らなかった色んな世界に連れて行ってくれて、色んなことを教えてくれた」

鞠莉「お酒の嗜み方も、美味しいおつまみも、素敵なお店や場所も、人も、物も」

鞠莉「気持ちいい素敵なことも、何度もおねだりしたら折れてくれて……教えてくれたわ♡」

ルビィ「ふわぁぁ……///」

鞠莉「マリーを1人の女性としてきちんと見てくれて、尊敬してた」

鞠莉「でも」


鞠莉「ついこの間ね。振られちゃった」

ルビィ「……」

鞠莉「『これ以上私と一緒に居ては、君が駄目になってしまう。私の世界は沢山教えたから。これからは私の世界ではなく、マリーの世界を広げて行って欲しい』って」

鞠莉「マリーもね。いつかこうなるって分かっていたから」

鞠莉「一言『ありがとう』って言ってお別れしたの」

鞠莉「大人なんて食い物にしてしまえばいいの!マリーに楽しいことを教えてくれてThank you♪って内心smileを浮かべながらね♡」

鞠莉「それでその人とはおしまい♪マリーはmy new worldを求めて旅立ったのでした〜♪」

ルビィ「……」

658 :
鞠莉「nm……でもね〜」

鞠莉「いざ1人に戻ったらなんだかrestartがきれないって言うか」

鞠莉「マリーの世界って何だったのかしら?みたいな」

鞠莉「大好きなロックも、お風呂も、スポーツも乗馬も、何をしてもどこか満たされない」

鞠莉「何だか突然、よく分からなくなっちゃったの」

ルビィ「……」

ルビィ「(それ、って……)」


鞠莉「それでね。アイドルの世界を突き進むルビィに会えば、もしかしたら何か感じ取れるものがあるかなって思って」

鞠莉「会いたくなってきちゃった♡」

ルビィ「そうだったんだぁ……」


鞠莉「ルビィはアイドル楽しい?」

ルビィ「……うん。楽しいよ」

鞠莉「アイドルの世界に飛び込むのは怖くなかった?今だって、怖くない?」

ルビィ「それは、やっぱり怖かったよ。でも―――」

ルビィ「ルビィにはよっちゃんが居てくれたから」

鞠莉「hum……そっかぁ」

鞠莉「自分の好きなことに、それを支えてくれるパートナーか〜」ゴクッ…ゴクッ…

鞠莉「はぁ〜あ」コト…

ルビィ「……」

659 :
ルビィ「鞠莉ちゃん」

鞠莉「ん〜?」

ルビィ「鞠莉ちゃんは大人で」

ルビィ「1人の方が好きで、1人でも大丈夫な強い人」

ルビィ「でも、ね」

ルビィ「きっと今、凄く悲しいんじゃないかなぁ」

鞠莉「え……?」


ルビィ「鞠莉ちゃんはその人のこと、好きになってたんじゃないかなぁ……?」

660 :
鞠莉「…………」

鞠莉「……フフッ。まさか」

鞠莉「あの人はとても素敵な人だったけど、別にそんな入れ込むような―――」

ルビィ「んっ……!」ギュッ

鞠莉「あ、ちょ……」

ルビィ「鞠莉ちゃんはその人と、大人な世界を教えてくれるから一緒に居たわけじゃないと思うんだぁ」

ルビィ「本気で好きだったから」

ルビィ「好きになったから、一緒に居たんだよね……?」ナデナデ

鞠莉「……」

ルビィ「その人とは、きちんとお別れしたように話していたけど」

ルビィ「凄く好きだったから、お別れした後…心が空っぽになっちゃって」

ルビィ「楽しくなくて、心が悲しくて」

ルビィ「それで……」

661 :
鞠莉「……」


鞠莉「…………」


鞠莉「参ったわね……」

鞠莉「そんな訳無いって、それだけは無いって思ってたのに」


鞠莉「正解みたい……」

鞠莉「マリー。あの人に恋、してたのね……」ポロ、ポロ…

ルビィ「…………」ナデナデ

ルビィ「折角会えたんだから、無理しないで欲しいよぉ」

鞠莉「ルビィ……」

鞠莉「ありがとう」

鞠莉「ちょっとだけ、胸。貸してね……♡」

ルビィ「ルビィだって少しだけね、大きくなったんだぁ」

ルビィ「いくらでも貸してあげる」ギュ…


こうして鞠莉ちゃんは、ルビィの腕の中で小さく声を出しながら涙を流したのでした―――。

662 :
〜〜〜

鞠莉「……ありがとう。スッキリした」スッ

ルビィ「良かった」

鞠莉「……」

鞠莉「そっかぁ。好きになってたのかぁ……」

ルビィ「うん。きっとそうだよ」

鞠莉「なら―――初恋で、初失恋って訳ね」

ルビィ「そうなの?」

鞠莉「うん♡」

ルビィ「じゃあ、これで大人に一歩近付けたね♡」

鞠莉「!」

鞠莉「……フフッ。そうね。そうよね♡」


鞠莉「(マリーってば何を急いでいたのかしら)」

鞠莉「(少しずつ、大人になっていけばよかったのよね……)」

鞠莉「(ありがとう)」

鞠莉「そして、今度こそ……『サヨナラ』)」

663 :
鞠莉「そ・れ・で〜?」

ルビィ「?」

鞠莉「どうしてルビィは恋するマリーのことを簡単に見透かせちゃったのかしら〜?」

ルビィ「えっ。ぁぅ、それはぁ……///」

鞠莉「フフ。恋に関してはルビィの方が先輩なのね♡」

ルビィ「えへへ……恋、なのかなぁ……///」

鞠莉「違うの?」

ルビィ「凄く近いものだとは思うんだぁ」

ルビィ「一緒に居ると楽しくて、フワフワしちゃうんだけど心地よくて」

ルビィ「でも、もうずっと長い時間を一緒に過ごしてきたから、最近は落ち着く感じもするし」

ルビィ「特別ではあるんだけどね♡」

鞠莉「フフフフフッ♡そっか♡」

ルビィ「えへへ。内緒だよぉ?」

鞠莉「モチロン♪」

鞠莉「(ヨハネもきっと同じ気持ちだと思うけどね♪)」

664 :
―――
――


鞠莉「……スゥ、スゥ」zzz

ルビィ「(鞠莉ちゃん、寝ちゃった)」

ルビィ「(お客さん用のお布団に寝かせられてよかったぁ)」

ルビィ「(ルビィも明日は午後からお仕事だし、そろそろ―――)」


カチャン カチャン

ルビィ「ふぇっ!?」

ガチャ

善子「ただいま。起きてる……わね?」

善子「(てか何よこのヒール。誰か居る?)」

ヌギッ スタスタ

善子「酒くさっ?!えっと、ルビィ……?」ヒョコッ

ルビィ「よっちゃん?!///」ドキッ

鞠莉「スヤァ」ノξソ-ω-ハ6 zzz

善子「」

善子「ず、ず…随分と凄い状況ね……」

665 :
〜〜〜

ルビィ「出張先のお天気が」

善子「ヨハネが到着した途端豪雨よ」

ルビィ「さらに宿泊先のホテルがトラブルで予約出来ていなくてワチャワチャしたり」

善子「その夜ヨハネは軽く食当たり起こすと言う……」

ルビィ「それで今日。一番大事なご挨拶が済んだから、1日早く帰っていいよと言って貰えたんだね……」

ルビィ「お疲れさまでしたぁ。お腹、大丈夫?」

善子「それは大丈夫なんだけど」

善子「やはりヨハネの不幸は、貴女から距離が離れると猛威を振るってくれたわ……」

ルビィ「あはは……」

善子「とにかく、貴女が傍に居てくれるからヨハネの不幸も救われているのねって改めて思ったわ」

善子「いつもありがとう」

ルビィ「ふぇっ?えっ、そんな……///」

ルビィ「もぉ!褒めても何も出ないよぉ///」ドキドキ


ルビィ「(何だろう)」

ルビィ「(鞠莉ちゃんと恋バナしていたのもあるし)」

ルビィ「(よっちゃんとお話できるのがほんの少しだけ久しぶりだから)」

ルビィ「(ドキドキしちゃうなぁ……♡///)」

666 :
善子「―――さて、マリーについて色々聞きたい所だけど」

善子「この状況を見るとある程度察しは尽くし……眠りましょうか」

ルビィ「うんっ」

ルビィ「あ、あのねっ!

ルビィ「もしよかったらなんだけど―――///」

善子「ん〜?」

667 :
〜〜〜

朝チュンチュン(・8・)

鞠莉「んん……」パチ…

鞠莉「ふぁ……寝ちゃってた」ムクリ

鞠莉「って……!?」

ルビィ「スゥ…スゥ…」zzz

善子「……くぅ」zzz

鞠莉「これは……川の字!?それに、ヨハネ!?」

鞠莉「(流石はヨハネ。時を操り時空を移動することなんて造作も無いってことね……!)」


鞠莉「……」

よしルビ「スゥ…スゥ…」ギュッ…

鞠莉「フフフ。マリーの身体の上で手を繋ぐなんて♡ LoveLoveなんだから〜♡」

鞠莉「これだけで2人が素敵なパートナーだって手に取るように分かっちゃうわね♪」

668 :
鞠莉「……」

鞠莉「朝起きて、誰かが居てくれるって」

鞠莉「あたたかい……」

鞠莉「(マリーは1人じゃないんだね)」

鞠莉「(こうして放っておいてくれないあなた達が居て)」

鞠莉「(Aqoursや、あの人みたいな素敵な人にこれからもきっと出会えて―――)」

鞠莉「フフッ。1人では居させてくれないのでしょうね♪」

鞠莉「Grazie……」

669 :
その後目を覚ましたルビィとよっちゃんは
一緒に朝ご飯を作って、3人でゆっくり朝ご飯を食べました。

よっちゃんは鞠莉ちゃんと色々お話をして(マリーはこのヨハネの美貌を褒め称えていたわ!)
ルビィは鞠莉ちゃんからおつまみのレシピとおススメのお酒を教えて貰いました。

最後に今度はAqoursの皆で集まろうと約束をして
鞠莉ちゃんはルビィ達のお城を後にしたのでした。


鞠莉「……」スタスタ…

鞠莉「New winding road……」

鞠莉「これからどんな出会いがあるのかしら。楽しまなくっちゃね♪」


鞠莉:いつか父の家業を継ぐべく学問に取り組む大学生―――は表の姿
自由気ままに遊びつつ、大人への歩みを進めています
酒豪への道も確実に進んでいるとかいないとか
色気が溢れすぎていて大学では高嶺の花となっている模様
同世代との出会いも大切にしたいと思うようになったのに結局大学内では1匹狼気質となってしまっているのがちょっぴりお悩みの様子


マリー襲来。おしまい

670 :
おまけ

善子「出張なんて初めてだったけど、お土産買えて悪くなかったわ」

ルビィ「あ、ワインだ」

善子「フフッ。マリーに何か教わっていたみたいだけど、期待していいのかしら?」

ルビィ「えへへ。今夜を楽しみにしていてね♡」

善子「えぇ♡」


鞠莉のおかげで夜の楽しみ(健全)を嗜めるようになったよしルビでした。

671 :
いいぞ。(いいぞ。)

672 :
わあい!

673 :
なんで最高なんだよ!(混乱)

674 :
あなたは最高です!

675 :
すばらしい
ルビィちゃん立派だなあ……

676 :
相方の部屋でみてはいけないものを見つけてしまう展開キボンヌ

677 :
まだ出てない他のメンバーとも頼む!

678 :
もう全員出てなかった?

679 :
果南はまだ来てないんじゃなかったか?

680 :
出てはいるけどよしルビとの絡みは無いね

681 :
ほし

682 :
ほし

683 :
ホルスの黒炎竜

684 :
>>419
>>569
>>570
>>676
に加えて果南とあまり出番が無かったマル

685 :
ほんぽ

686 :
>>684
全部書いてくれるのかすげー
楽しみに待ってます

687 :
うむ。

688 :
ほるん

689 :
>>569

ドラマ放送中

ルビィを後ろから抱き締めてドラマを視聴中よしルビ


善子「まだ特定の俳優に限定されるけれど、男性との共演も問題無いわね」

ルビィ「えへへ。よっちゃんにそう言って貰えると嬉しいなぁ」

善子「フフ。良い演技しているわ」


ルビィ『う、うぅ……』グスッ

俳優『だから言ったろ。危険だって』ボロボロ

ルビィ『ひっく……ごめんなさい……私のせいで……』

俳優『バーロー。これくらい何ともねぇよ』

俳優『……離れんなよ。俺から』

ルビィ『っ!///』ドキッ

俳優『う゛…な、何でもねぇ!ホラ、早く帰るぞ』手ギュッ

ルビィ『あっ……///』


善子「……」

ルビィ「あはは……コテコテな脚本と演出でごめんなさい(笑」

善子「別に、そんなの気にしないわよ」

善子「ヨハネが気になるのは貴女の演技と」

善子「貴女がヨハネ以外の男に靡いたりしないかだけ……」スクッ

ルビィ「よっ、ちゃん……?」

善子「あの男に、心動かされていたりなんてしないわよね?」頬っぺた首筋ナデナデ

690 :
ルビィ「んっ……///」

ルビィ「し、しないよぉ」

善子「本当?」太ももナデナデ

ルビィ「ほんとうだよぉ……///」

善子「ヨハネ以外の人間に、恋と言う感情を抱くなんてことは絶対に許さないんだからね♡」サワッ♡

ルビィ「きゃぁっ!///」ピクンッ♡

ルビィ「も、もぉ!えっちな所触らないの!離れてぇ!」

善子「あん」


俳優『俺、お前のことが……好きだ!』

ルビィ『……バカ。皆が見てる前で、何言ってるの///』

俳優『あ゛っ…』

ルビィ『ふふっ♡ 私も……好きっ///』ギュッ


善子「……ふーん」モミモミ

ルビィ「あっぅ…///」

善子「ルビィ、何かしらこれは?」乳首クリクリ

ルビィ「な、何って演技だよぉ!///」ビクッ

善子「ヨハネと言うものが在りながらこんな男に心惹かれているって言うの?」ツネツネ

ルビィ「あっ/// ん゛っ……♡ いっ…たいよぉ……///」

ルビィ「ち、ちがうよぉ……。ルビィはよっちゃん一筋だもん……」

691 :
ルビィ『えへへ……♡』

俳優『い、痛くなかったかよ?///』

ルビィ『良かったよぉ♡』


善子「何故ベッドシーンなんてあるのかしら?」ナデナデ

ルビィ「夜23時台のドラマだから……」

善子「何故男なんかと一緒のベッドに入っているのかしら?」クニクニ

ルビィ「ドラマだからぁ!!」

善子「とか言いつつコイツの男根にイキよがっていたんでしょう……?ねぇ……!」クチュクチュ

ルビィ「はぁぁっ!/// ち、ちがっ!そもそもそんなことシてなぁっ!?」

善子「っ……!」ニチュニチュニチュ…!

ルビィ「きゃあぁんっっ♡」ビクッ♡

692 :
善子「あの男の指に、性器にルビィのここが掻き回されて……」グチュグチュ…♡

ルビィ「ひっ♡ はぁっっあああ♡」

善子「ヨハネのこんな細い指では感じられないような力強さで貴女の膣内が、壁が抉じ開けられて、擦られて……!」グリグリ グニグニ♡

ルビィ「はああああああっっ♡ ああああ゛あ゛っっっ♡」

善子「パンパンパンってリズミカルにパコられたの……?」ニチュニチュニチュ…!!

善子「それともゆ〜〜〜っくりズプズプグリュグリュってスローセックス?」グニ…グニュ…♡

ルビィ「きゃあああああああんっ♡ あっっだめっ♡ イっっっっ♡」ビクンンッ

善子「ヨハネ以外の者に抱かれて、こんな風によがっていたのね……」

善子「何てイケない娘なの、ルビィ……」

ルビィ「イケなくないっっ♡ イくっ♡ イっちゃああああんっ♡」

善子「お仕置きよ♡」クリ優しくサワサワ♡

ルビィ「ああああああああああああああああああんっっっ♡ きゃあああんっっっ♡」ビクンビクンビクッ♡

693 :
ルビィ「へ……あぁん……ふにゅ……♡」クテ…

善子「ふぅ……」


善子「何こんなお馬鹿なプレイでイってるのよ」頬っぺたペチペチ

ルビィ「だ、だってぇ……♡」

ルビィ「よっちゃんの言葉攻め責め、ゾクゾクしちゃうし」

ルビィ「よっちゃん以外の人とするなんて絶対に有り得ないのに……」

ルビィ「本当にシちゃってるような想像しちゃって……///」

ルビィ「すっごくイヤなのに、イヤだから、ドキドキしちゃうんだもん……」

ルビィ「でも、よっちゃんにされてるし、よっちゃんの声と、身体が近いから……♡」

ルビィ「すっごく感じちゃうんだぁ♡」

善子「フフフ♡」

善子「ヨハネ以外の者と性行為なんて絶対に許さないわ。ヨハネ生きていけなくなっちゃう」

ルビィ「絶対にない!有り得ないもん!!」ギュー

善子「フフッ。良い子ね♡」ナデナデ

ルビィ「えへへ♡♡」ギュッ


善子「―――ってプレイ、どう思う?」

花丸「もしもしダイヤちゃん?今度東京湾にまとめて沈する日にちって何日だったっけ?追加が」

善子「ぎゃーす!」


疑似寝取らせえっち おしまい

694 :
やったわ。

695 :
あなたは最高です!

696 :
リクした者ですが元気のなかった息子がやんちゃ坊主になることができました
ありがとうございます

697 :
お馬鹿なプレイとか言いつつ見事な言葉責めじゃないですかえっちだ……

698 :
セルフほnextヤンデルビィ

699 :
>>570 >>676 を合わせて

同棲生活4年目―――

善子「はぁ〜」

ルビィ「どうしたの?」

善子「いえ、いよいよルビィの収入が完全にヨハネより上回ってしまったなぁと……」

ルビィ「なぁんだ。そんなこと全然気にしなくていいのにぃ」

ルビィ「よっちゃんはルビィが養ってあげる〜♡」

善子「そんなの嫌!ヨハネにだってプライドってものがあるんだから!」

ルビィ「えへへ。でもこの生活を始めた頃、よっちゃんがきちんと生活費を稼いでくれたおかげで今があるんだよぉ?」

ルビィ「これからはルビィがどんどんお返ししていきたい!」

ルビィ「ルビィたくさんお金稼ぐから、美味しいもの食べたり、目一杯オシャレしたり、旅行に行ったりしよう?」

善子「ぐぅ……!よ、ヨハネにだって、その手伝いさせてよね?!」

ルビィ「モチロン!でも、よっちゃんはこれからもずっとよっちゃんでいてくれれば、ルビィはそれ以上何も要らない」

ルビィ「よっちゃんと一緒に居られるだけで幸せだもん♡」

善子「……それはまぁ、ヨハネもよ///」頬ポリポリ

ルビィ「えへへ♡ これからはルビィがよっちゃんにたくさんご奉仕しちゃうんだからね♪」ギュッ

善子「ありがとう。でも仕事、無理とかしちゃダメよ?」

ルビィ「うんっ!よっちゃんが居てくれたらルビィはどんなことがあっても平気だよぉ!」


ルビィ「(だって―――)」

700 :
ルビィの部屋

ルビィ「……」金庫ガチャ

ルビィ「……」中身の箱スーッ

ルビィ「……♡」パカッ

そこには善子が使い古して捨てた筈の衣服。下着、ストッキング、ブラトップやキャミソールがあった。
他には使い切った口紅。歯ブラシ等も……。

ルビィ「んんっ……♡」スゥゥッ…

ルビィ「は、はぁぁ……よっちゃんの匂い……♡」

ルビィ「ドキドキしてクラクラしちゃうよぉぉ……♡」

ルビィ「好きっ♡ 大好きだよぉぉよっちゃぁぁぁん……♡」クンカクンカ


ルビィ「はふ……♡」

ルビィ「これで明日も頑張れそぉだよぉ♡」コテン

ルビィ「……スゥ…スゥ…」zzz

701 :
〜〜〜

(・8・) 朝チュンチュン

ルビィ「―――ハッ!?」パチッ

ルビィ「寝ちゃってた!?」ガバッ

ルビィ「今、何時―――もう7時前!?」

ルビィ「いけない!」

ルビィは箱のフタを閉め金庫へ押し込む。
その時、使い切った善子の口紅がコロン…と箱から落ちてしまうが、ルビィは気付かない。


善子「あれ〜?ルビィ寝坊〜?ヨハネお腹空いた〜」スタスタ

ルビィ「っっ!!い、今から作るよぉ!そっちで待っててぇ!」金庫パタン


慌てていたルビィは金庫を勢いよく閉め、さらには鍵を掛けることなく、台所へ向かうのだった。

702 :
ルビィ「ご、ごめんね!朝ご飯とお弁当はルビィの当番なのに!」トントン グツグツ

善子「謝らなくてもいいわ。いつも甘えてしまっているのだし」

善子「けれど、もう最近のルビィは夜遅く寝る日も多いし、二度寝が出来る訳でもない忙しさじゃない?」

善子「そろそろ貴女が朝の食事の準備担当するのやめにしない?」

ルビィ「それだけはダメぇ!ぜっったいにイヤ!」キッ

善子「ひゃいっ!」ビクッ

ルビィ「あっ……大きな声出してごめんね」

ルビィ「本当に大丈夫だし、よっちゃんのためにルビィがしたいんだもん……♡」

善子「ルビィ……///」

ルビィ「もう少しで朝ご飯もお弁当も出来るからよっちゃん準備してて!」

善子「はぁい(ニコッ)。ヘアセットと軽くメイクしてくるわ」スタスタ

ルビィ「うんっ」

703 :
ルビィ「……」グツグツ

ルビィ「(よっちゃんのお味噌汁には、ルビィの……唾液)」エレー…ツーッ…

ルビィ「(お弁当のハンバーグソースには、昨日小指を切って流しておいたルビィの……血液。瓶に保存していたものを混ぜちゃうの)」

ルビィ「えへへ。えへへへへへへへへへへ……♡♡♡♡」

704 :
〜〜〜

善子「それじゃ今日も行ってくるわ」

ルビィ「うん……」

善子「そんな寂しそうな顔しないの」

善子「ルビィがいつも朝食とお弁当を作ってくれるおかげでいつも頑張れているわ。今日の朝食も美味しかったし、お弁当も楽しみ♪」

ルビィ「えへへ♡ ありがとう。行ってらっしゃい」ギュー

善子「コラァ!笑 言葉と行動が一致していないわよ!離してくれないと行けないじゃない!w」

ルビィ「よっちゃんよっちゃんよっちゃんよっちゃぁぁん♡♡♡♡」

善子「も、もぉ……」

〜〜〜

その後もう暫く一悶着して善子は出発した―――。

ルビィ「はふ……♡」

ルビィ「(よっちゃんの匂い。まだこの腕の中に残ってるよぉ……♡)」

ルビィ「はああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ……よっちゃんよっちゃんよっちゃんよっちゃんよっちゃんよっちゃんよっちゃんよっちゃん♡♡♡♡♡♡♡♡」

ルビィ「……………………」

ルビィ「―――って、今日はルビィも午前中からお仕事だった!急がなくっちゃ!」トテトテ パタパタ

705 :
〜〜〜

善子の会社 お昼休み

同期「つっしーは毎日愛妻弁当で羨ましいねぇ」

善子「フフフ。愛妻、そうかもね♪」

同期「でも私だってお婆ちゃん特製弁当だもん♪いただきまーす」

善子「ヨハネもいただきまーす」モグ…

善子「うーん。ルビィの手作りハンバーグは絶品ねぇ」

善子「(でも、毎回何かしらのおかずがほんの少し鉄臭く感じるのは何故なのかしら)」

善子「ねぇ、鉄分って鉄臭いものなの?」

同期「えぇっ?!いや、聞いたことないよ?」

善子「そうよねぇ……」モグモグ

706 :
〜〜〜

自宅

善子「ただいま〜」

善子「(ルビィもあと少しで帰ってくると連絡来たし、今日はゆっくり夕飯を摂れそう♪)」

善子「―――って、アラ。ルビィの部屋ちょっと散らかり気味ね」ギィ…

善子「クローゼットも開きっぱなし。やっぱり朝時間に余裕無いんじゃないかしら―――」


善子「……あれ?この、口紅……」ヒョイ

善子「(間違いない。ヨハネが大分前に買ったブランド物。ルビィが使っていないものだわ)」

善子「(しかも使い切ってある。確かにゴミ箱に捨てたものよね?)」

善子「(何故?どうしてルビィの部屋に……?)」

その時

まるで図ったかのように金庫の扉がスーッと開いてしまったのだった。

707 :
善子「ちょっ…あの子ってば駄目じゃない!」

善子「ちゃんと閉めなくちゃ―――」

善子「……」

善子「(あの子、貯蓄額見せてくれないのよね。一体幾ら貯めているのかしら)」

善子「(それくらいなら見てもいいわよね?バレないわよね?)」

善子「(この箱の中に通帳か、ヘソクリが……!?)」ドキドキ


口紅の存在理由も気になりつつも、それ以上に金庫内にある箱へ興味が生まれ

パカ―――


こうして善子は、開けてはいけない禁断の箱を開いてしまったのだった。

708 :
夕刻。窓から差す薄暗い夕陽を頼りに箱の中身を確認する。

一目見てそれが通帳やお金の入った封筒の類では無いことを理解する。


善子「……」


その直後。これは何だと思った。


善子「(ん?衣類?下着?)」


その刹那。嗅覚が


善子「えっ!?!!?」


今視覚が認識している衣類が自分の纏っていたものだと把握させた。

709 :
善子「なんっっっ……で!?これ、ヨハネの下着……!?」

善子「えっ!?でも、捨てたもの……確かに捨てたものよ!?」

善子「これも!これも!!これもぉぉ!!!!!」

善子「は、歯ブラシ!?」

善子「え……じゃあ、さっきの口紅って……」

善子「あ、あ……あぁ…………!!!」

頭の良い善子の頭脳は凄まじい速度で現状を理解する。
が、頭では理解できても心の理解が追い付かルビィ「よっちゃん」

善子「ひっぅっっっ!??!!?」ビクッッッッッ

振り向くと、ルビィが立っていた。

710 :
ルビィ「……あははは。なんで、なんで金庫開けてるの?」

善子「あ…………え…………ち、違う……ヨハネは、開けてない。勝手に金庫が開いてしまって……」ガタガタガタアガタガタ

ルビィ「そっか。ルビィ朝慌ててて鍵かけてなかったんだ。扉もきちんとしまってなかったんだね」

ルビィ「でもだったらそのまま閉めておいて欲しかったなぁ」

善子「ご、ごごごめんんなさい。つい……つい!貴女の貯蓄が気になってしま」

ルビィ「見ちゃったんだああああああああああ!?」ガバッ

善子「きゃあああああああああああ!!!!!!いやああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

711 :
ルビィ「み、見ちゃったんだねぇよっちゃぁぁぁぁん…………!!!!!」

善子「あああああああ!!!いや!!!!いやああああ!!!ごめんなさい!!!!ごめんなさいぃぃぃぃぃ!!!」

ルビィ「なんで?なんでそんな悲鳴あげるの?」

善子「ひいいいいぃぃぃぃぃぃ!!!いやぁああああ!!いやああぅtっ!!!」

ルビィ「大丈夫だよぉぉぉ!?ルビィよっちゃんに何もしないよぉぉ!?」

善子「ハァ……!!!!ハァ……!!!!」

ルビィ「よっちゃんのこと傷付けたりも、酷いことしたりも、閉じ込めたりも、無理矢理チュウしたりえっちなことしようとなんて絶対しないよぉぉ!?」

ルビィ「よっちゃんが!!!よっちゃんが居てくれればそれでいいのそれだけいいのそれだけで十分なのおおおお!!!!」

善子「あーーーーーーー!!!!いやああああぁぁああーーーーーーー!!!!!」

ルビィ「ハァ、ハァ、ハァ……!!!よっちゃん」

ルビィ「よっちゃんよっちゃんよっちゃんよっちゃんよっちゃんよっちゃんよっちゃんよっちゃんよっちゃんよっちゃんよっちゃん♡♡♡♡」

善子「あ、あぁぁぁ……」ガクガクガク……

善子「どうして。どうしてよぉぉ……ルビィ……」ポロポロ……

712 :
窓から差し込む夕陽が陰り、暗くなったルビィの部屋に
涙を流す善子の声と
その一方で
善子を抱きしめ離さず善子の名前を呼び続けるルビィの
病的でどこか虚ろな声が
絶えることなく響いたのであった。


この後、2人はどうなるのだろうか。
破滅か

案外、善子がルビィを受け入れる未来も
存在するかもしれない……。


ヤンデルビィ。相方の部屋で見てはいけないものを見てしまうお話 おしまい

713 :
相方の部屋で見てはいけないものを見てしまう
善子の部屋ver

ルビィ「ふんふんふんふーん♪」掃除機ガー

ルビィ「よっちゃんがお買い物から帰ってくる前にお掃除済ませなくっちゃ!」

ルビィ「と言うことで床掃除完了〜♪ 続いてクイックルワイパーでパソコンさん周り〜♪」キーボードカチッ

ルビィ「あっ画面起動しちゃった」

ルビィ「あ……これってよっちゃんがいつも撮ってくれてる写真のデータかなぁ?」カチッ

ルビィ「わぁ〜!えへへ。思い出がいっぱいだぁ♡」


ルビィ「こっちの別フォルダは何があるかなぁ?」カチカチッ

ルビィのグラビア写真どーん
ルビィのSNS写真欠かさずに保存どどーん
ルビィの寝顔隠し撮り写真どどど−ん
ルビィの家庭内パンチラ写真ちょっとだけーん

ルビィ「」

〜〜〜

善子「ただいま〜」

ルビィ「お帰りなさい変態さん」

善子「!?」

おわり

714 :
やったわ。

715 :
すき

716 :
善子ちゃんはルビィちゃんのインタビュー記事とかグラビアとかのスクラップをマメにやってるイメージがある

717 :
ルビィverと善子verの雰囲気の差に草
どっちも好き

718 :
おんおん

719 :
やすし

720 :
やすこ

721 :
やすお

722 :
やすのり

723 :
保守

724 :
ぬほほ

725 :
ニポポ

726 :
セルフほ
書かなきゃ

727 :
お好きなペースで

728 :
ほろろ

729 :
ほや

730 :
ほ!

731 :
保守

732 :
ほんこん

733 :
マカオのカジノでルビィにかっこいいところを見せようとして毟られて涙目になる善子

734 :
ほー

735 :
保守がてら

ルビィが泊まりロケで帰宅出来ない金曜日の夜

善子「……」帰宅ガチャッ

善子「(今日は泊まりでルビィが居ない……)」

善子「……」ブラウスストッキングヌギヌギ

善子「……」ポイッ

善子「……」ブラプチ

善子「……」ポイッ

善子「(……メイク落とすのだるい)」

善子「……」ヨロヨロ

善子「……」スウェットTシャツモソモソ

善子「……」カップ麺ズルズル

善子「……」ビールゴキュゴキュ

善子「……」コテン

善子「……zzz」

736 :
翌日 昼過ぎ

ルビィ「ただいまぁっ!」ガチャ

善子「……ぁ?」パチ…

善子「……おかえり」ボロボロ

ルビィ「きゃー!!!またダメダメよっちゃんになってるー!」

ルビィ「メイク落とさないとだめだよぉ!」

ルビィ「それに何でカップ麺食べてるの?!冷蔵庫に残り物あったでしょぉ!?お部屋も臭うよぉ!」

ルビィ「お酒飲んだまま寝ちゃうのも危ないよ……?」

善子「ごめんなさい」

善子「……だって、帰宅しても貴女が帰ってこないと思うと」

善子「あらゆる気力精力が消え果ててしまうのだもの」ボー…

ルビィ「うううぅぅぅ〜〜〜……よっちゃあぁぁん……」ギュー

そんなすっかりルビィ中心の生活になっている善子
5分ほど抱き締めて貰うといつもの調子に戻るのでした

ルビィ「(よっちゃんの側にはルビィが居なきゃ……!)」使命感

737 :
おつおつ
いつのまにか生活が相手中心になってる同棲生活すこ

738 :
俺「ヨ〜シコ〜!」
善子「善子ちゃんよぉ〜!」笑瓶兄風に

739 :
台風の保

740 :
台風襲来の夜のよしルビが欲しい

741 :
おるろ

742 :
保守

743 :
まつぽよ

744 :
よっちゃんの職場に忘れ物届けに行くルビィちゃん

745 :
保守

746 :
おとすんな

747 :
保守

748 :


749 :
せるふほ

750 :
ほ。待ってるぞ

751 :
保守

752 :
保守がてら

善子「これはなぁに?」ヒョイ

ルビィ「ルビィが今度担当するCMの健康飲料だよぉ」

善子「へぇ〜」

ルビィ「これをね、毎日飲まなきゃいけないの。でもちょっと苦いんだぁ……」

善子「良薬口に苦しよ。ファイトファイト」

ルビィ「ルビィはよっちゃんが作ってくれるご飯食べた方が健康でいられる気がするよぉ!」

善子「あっそ」///

ルビィ「と言うことでよっちゃんコレ飲んで〜」

善子「何でよ!?」

ルビィ「おねがぁい。感想と効果を伝えなきゃいけないんだもぉん」

善子「尚更飲まなきゃいけないじゃない!」

ルビィ「感想は一度飲めばいいし効果はよっちゃんのご飯でそれ以上のものが得られるもん!」

善子「貴女は大人になってもそういう所は変わらないわねぇ!!!」ムキィ


===

数ヵ月後

同期「つっしー最近ますます美女ってんね。肌のハリと血色が良すぎだよ……!」

善子「あっそ」ツヤツヤ

753 :
これは良いよしルビ

754 :
そんなに飲みたくないんなら口移しで飲ませてあげればいいんじゃないんですかね?

755 :
神スレだあ

756 :
ヨハネ様に苦い液体を飲まされるルビィちゃん

757 :
んほぉ

758 :
善子「よし、掃除機完了っと」

ピンポーン

善子「あら?誰かしらっと―――」

果南「」手フリフリ

善子「果南じゃない」ポチ

善子「開けるわ。入ってきて」

果南『ありがとー』

〜〜〜

果南「やっほ。久しぶり善子」

善子「久しいわね。今日はどうしたの?」

果南「用事で近くまで来てね。そう言えばルビィと善子の住んでる所ってこの辺りだったなぁって思って」

果南「ホラ、お土産も買ってきたよ」ガサ

善子「……魚の匂いがするのだけど」

果南「まぁ魚だし」

善子「何で魚!?」

果南「いやぁ良い店があるんだねこの町。私が食べたくてお刺身とか買っちゃった♪」

善子「しかも家の近所なの!?」

759 :
〜〜〜

果南「綺麗にしてるね〜」

善子「たった今掃除し終わっただけよ」

果南「そっか。でも静かだし良い所だと思うな」

善子「確かにそこは良い部分の1つかもしれないわね」


善子「はい、ご飯よそったわよ。ワカメの味噌汁もあと少ししたら出せるわ」

果南「お〜ありがとう〜♪」

善子「確かにお刺身美味しそうね。折角買ってきて貰ったのだし、早めに頂きましょう」

果南「ありゃ、ルビィは戻ってこないの?」

善子「そりゃ仕事だもの」

果南「日曜日でも関係なく仕事かぁ。頑張ってるんだね」

善子「そうね。本当に一生懸命よ」

760 :
善子「それで、今日はある程度したら帰るつもり?ルビィも夜になれば帰って来ると思うけど」

果南「ん〜〜〜〜〜〜〜〜……ルビィにも会いたいけど、こっちも夕方には梨子が帰ってきそうだしなぁ」

善子「フフッ。梨子の帰りを出迎えたい?」

果南「あはは」


善子「何なら梨子もこちらに寄って貰えば?夕飯も皆で摂りましょうよ」

果南「おぉ、名案……!」

善子「そうすれば他の魚ももここで頂けるしね♪」

果南「ならもう1つお土産があったのだけどこれも開けちゃおうっか!」ダン!

善子「何!?瓶!?お酒!?」

果南「最近梨子と日本酒勉強してるんだ〜」

善子「へぇ……!」

果南「最初はご飯とお刺身を楽しみつつ、これも飲んでみようよ」

善子「御意!さ、準備も出来たし頂きましょう」

果南「わーい。いただきまーす」

761 :
善子「……!何よこのお刺身。美味しいじゃない!」

果南「うむ。睨んだ通り良い店だったね」

果南「本当にふと目に入った店だったんだけど、置いてる魚の種類も多くて捌き方や仕込みも良くてさ」

果南「値段だってスーパーとほとんど変わらないからビックリしたよ。今後魚を買うならこの店にしてみたら?」

善子「そうね。今度ルビィと行ってみるわ!」

果南「うん♪」

果南「ウチは結構都心だからさ。こんな良い魚屋あるわけなくって。羨ましいよ」

善子「フフフ。果南の力によってこの地に良き補給地点の情報を得られたわ。感謝ね」


〜〜〜

果南「それじゃ乾杯」チン

善子「乾杯」チン

果南「んく……ふぅ〜。なるほど。こんな感じなんだね」

善子「ほは……///」

果南「あはは。ゆっくり飲もう」

善子「うん……」チミチミ

762 :
果南「コクコク……。はぁ、味噌汁美味しい」

善子「フフ、ありがとう。でも、梨子には敵わないでしょう?」

果南「それは当たり前だよ」

善子「あら(笑)」チミチミ

果南「いやぁ、梨子の料理は最高だよ。一緒に暮らすようになってからご飯が美味しくてさぁ♪」キュー

善子「確かにあの梨子の手料理を独り占め出来るのは羨ましいわ。でもルビィの腕前も凄く上達しているのよ?」

果南「お、いいねぇ。ルビィの手料理も食べてみたいな」コクコク


果南「でもね―――」

果南「梨子は本当に凄いよ。この後2人は梨子の魚料理に舌を唸らされることになると思うな♪」

善子「ふぅん……言うじゃない。ならルビィにも作らせてよ」チミチミ

善子「ルビィが織り成す美食の世界、魅せてあげるわ!」コキュー

果南「梨子の料理で肥えた私の舌を満足させられるかな〜ん?」コキュコキュ

善子「何を!この共同生活によってヨハネ達がどれだけ力をつけたか知らないようね!」クピクピ

763 :
善子「ヨハネ達の力にひれ伏すがいいわ!ヨハネとリトルデーモンの力は強大なんだから!」プハー

果南「ふふ。お手並み拝見といこうか」プフー

善子「む〜〜!その余裕な態度〜〜〜!梨子が良妻賢母な女性なのは高校の時からじゃない!」

果南「そうなんだよ。もう一緒に暮らし始めてから最高のお嫁さんでね〜♪」

果南「私よりも早く起きて遅く寝ようとするのだけど、凄く眠そうで(笑」

果南「私も作るよ〜って言っても『果南さんに私が作りたいだけだから…!』って3食欠かさず作ってくれてさ」

果南「朝仕事に行く時に『はいお弁当。今日も1日頑張ってきてね』って言われてみなよ〜。やる気も出ちゃうよ〜?」ペラペラ

善子「ルビィだって不規則な生活の中朝食とお弁当を担当してくれているんだから!」

善子「『朝ご飯できたよぉ〜』と言いながらあのトテトテと言う足音を聞いて目覚める幸福感は梨子には出せないでしょうね!」

善子「『行ってらっしゃい♡今日もがんばって作ったよぉ♡』と弁当を手渡してくれる新妻感も梨子には出せるかしら!?」フンッ!

764 :
果南「ほぅ……でも、夜の梨子を善子は知らないよね?」

善子「な……夜の、梨子……!?」

果南「あの恥ずかしがり屋の梨子が、夜は……」

善子「ゴクリ……!!!」

善子「ってそうは行かないわ!ルビィよヨハネだって、夜通し……!」

果南「ほぅ、お熱いねぇ」

善子「……これ、熱燗にもしてみる?///」

果南「そうだね///」

果南「と言うか夜の性活が凄かった方が凄くなかった方が熱燗を作ってお刺身も新しく買ってきてもらおうか。さっきの魚屋さんの場所はね―――」

善子「何勝ち前提で話を進めてるのよぉ!?」

765 :
===

よしルビ宅最寄り駅

ルビィ「あ、梨子ちゃん梨子ちゃん」ヒソッ

梨子「!」

梨子「ルビィちゃん……!久しぶり〜!」ヒソヒソ

ルビィ「えへへ。それじゃ行こっか」

梨子「うんっ」

テクテク トテトテ

766 :
〜〜〜

梨子「でも果南さんから『仕事終わったらルビィと善子の家に寄って欲しい。皆で夕ご飯食べよう。用意はしてあるから』って連絡が来たときはビックリしちゃった」

ルビィ「ルビィもだよぉ。でも、急でもこうして2人に会えることになったのは嬉しいなぁ♪」

梨子「私も今日早く一段落して本当によかった」

ルビィ「ルビィもおんなじ〜。梨子ちゃんも大変だね」

梨子「そんな!私なんてルビィちゃんに比べたら……!」

梨子「ルビィちゃんはいつもTVで活躍してて凄いなぁ」

ルビィ「ありがとう。でも、梨子ちゃんだってCD売れてるし、ネットでは凄い評判だよぉ」

梨子「私はお仕事軌道に乗れるきっかけがネットだったから……でもやっぱり取材とかTVやネット番組の出演とかは恥ずかしいよぉ……」

ルビィ「あはっ。梨子ちゃんも絶対有名人になれそうなのになぁ」

梨子「私は、自分のやりたいことで生活が出来て、さらに果南さんと一緒に暮らすことが出来てて―――」

梨子「これ以上望みなんて無いよ……///」

ルビィ「……♡」

ルビィ「いいなぁ。幸せそう」

梨子「あ、う……えへへ♡」

767 :
===

ルビィ「よっちゃーん。ただいまぁ」ガチャ

梨子「おじゃましまぁす……!」


善子「だからルビィは凄いって言ってるじゃない!芸能活動をしながら家事もこなして!それでヨハネとルビィの生活は素晴らしいものになっているのだから!」

果南「芸能活動をしているのは梨子も同じだよ。ピアノとビオラを駆使して何枚ヒットを重ねてるか知ってる?」

善子「知ってるわよ!表舞台にほとんど姿を現さない超美人アーティスト!でもルビィの人気には敵わないわ!」

果南「今やトップアイドルのルビィに比べられちゃね〜。でもさっきも言ったけど梨子は本当に理想の花嫁でね」

善子「ルビィだってそうよぉ!料理に家事に、夜のパートナーとしてだってぇ!」酔っぱらいは

果南「夜の恥ずかしがりながら乱れる梨子についてもう一度説明が必要みたいだね……。また熱燗作ってお刺身も買ってきてもらおうかなーん?」同じ話をする

りこルビ「2人とも何話してるの!?!?///」


その後酔っ払った2人をそれぞれ介抱しつつ
お刺身を美味しく夕飯として頂きながら、ちょっぴりお酒も入れつつ
仕事の苦労や近況、そしてこちらもパートナーについて話の花を咲かせる
梨子とルビィなのでした。

768 :
梨子:音楽大学に通いつつ趣味レベルで動画サイトへ自身作曲の曲を投稿。
卒業付近に突如話題となり現在はレーベルに所属。CD不況の中なかなかのヒットを重ねる実力者となりつつある。
なおメディア露出は控えているためブレイクまで今一つの模様。仕事が軌道に乗りコッソリ関係を深めていた果南と同棲スタートした。

果南:高卒後ダイビング職の知識経験を重ねるため都内ダイビングショップに就職。
マイペースに勤務しつつも頼られる存在に。
自身も作れる上に生活リズムは梨子よりも一定なのだが食事は梨子担当。胃袋をすっかり掴まれている。
夜の性活はよしルビよりもヤバいと専らの噂。


果南お邪魔&惚気話。おしまい


善子と果南は酔った勢いの惚気話で衝突する(確信

769 :
ええやんええやん

770 :
良いぞ

771 :
2組ともラブラブでにやけてしまう

772 :
うぃゅ

773 :
>>744
保守がてら

ルビィ「行ってらっしゃい」

善子「い、行ってきます!」ドタバタ

ルビィ「慌ててたけど、事故とかありませんように」⌒°( ・人・)°⌒

ルビィ「ふ〜。ルビィは二度寝しちゃお。今日は夕方からお仕事だぁ」

〜〜〜

ルビィ「……あれ?」

===

善子職場

善子「ふぅ……」

善子「(今日はとにかく営業さんへの書類完成を最優先ーーー)」ガサゴソ

善子「(……あれ)」

善子「嘘。何で無いのよ」

同期「どったの?忘れ物?」ヒソッ

善子「不味いわ。昨日までまとめていた書類の雛形が無いの。今日中に完成させて営業さんに渡さなきゃいけないのに……」ヒソヒソ

同期「自宅?」

善子「恐らく」

同期「取りに行くしかないでしょ」

善子「魔女(お局)が居る前でそんなこと出来る訳ないでしょ……」

同期「なら、ルビィちゃんに?」

善子「多分今は寝てるわ。それを起こすなんて……」

善子「(どうしよう……)」

774 :
ルァァイン

善子「?」スマホッ

ルビィ『よっちゃん。リビングにあった書類の入ったファイルって、今日使うもの?』

善子「!!」

善子『使うもの!』

善子『ごめんルビィ今から持ってきルビィ『今、会社の前まで来てるんだぁ』

善子「!?」

ルビィ『あ、それで受付の人に案内されちゃってる。今から行くね〜』

善子「!?!?」ガタッ

同期「ふぉっ」

上司「津島さん、突然何?」

善子「すみません。お手洗いに……」

上司「ならもう少し静かに離席して」

善子「はい。すみません」スタスタ

善子「(ここに来ちゃう前に受け取らないと〜〜〜!!!)」

ルビィ「あ、よっちゃん!」⌒°( ・ω・)°⌒ノシ

善子「」

775 :
ルビィ「はいどうぞ」

善子「あ……う、うん……。今日使う書類の雛形……ほんと、ありがとう」滝汗

ルビィ「ふぁぁ……それならよかったよぉ。お仕事で使うものなのかなぁって思ったら心配になっちゃって」

善子「うん。ほんと、ここまで来て貰っちゃって……」

社員「……えっ!!?!?な、何でルビィちゃんがここに!?」

同期「ん?あ、ここまで来ちゃったんだね。そして見つかっちゃった」

上司「!?」

ルビィ「あっ……!お、お仕事中に申し訳ございません!」

ルビィ「よっ……津島さんのルームメイトの黒澤と申します。すぐに帰りますので―――」

社員「帰らないで下さい!!」

社員2「今お茶を出しますね!!」

ルビィ「え、あ、あの……ルビィは届け物を持ってきただけなので……!」

社員「遠慮なさらずに!!!」

善子「(やばいやばいやばい。こんなの魔女に折檻不可避じゃない……)」チラー

上司「……」ゴゴゴゴゴ…

善子「(えぇ。終わったわね)」白目

776 :
社員「こちらへどうぞ〜!」

社員2「お菓子もありますよ〜!」

ルビィ「あ、え、えっと……」

上司「貴女達!!!」

善子ルビィ同期社員「!!!!!」

善子「(死んだ)」

上司「……他の部署にまで気付かれないようにもう少し静かにしなさい。黒澤さんは折角いらして下さったので頃合いを見て、ト言うことで。我々にも業務がありますので」

ルビィ「あ、はい。それでは少しだけお邪魔いたします」

善子「…………!?」

社員「わ、私今デザインの原案出してるのですけど!少し見て貰えませんか!?」

社員2「何抜け駆けしてんの!?私も今度の展示イベントにアイディア貰ってもいいですか!?」

ルビィ「はわわ。じゃ、じゃあちょっとだけ……」

上司「貴女達!!」

社員「ひゃいっ!!」

社員2「す、すみませんっ……!」

上司「私の席の隣にあるテーブルでやりなさい。そこでは手狭でしょう」

社員「えっ」

777 :
キャッキャッ

上司「……」カタカタ

善子「……」

同期「何か、よく分からないけど」

善子「生き永らえたみたい……。書類作るわ……」

その後ルビィは1時間ほど滞在して社員に引き摺られながらヨハネの部署を後にしたわ
そしてその日から、魔女の私への態度にムラが出るようになったの……
普段の当たりは優しめになったのだけど、ルビィの話を同期としているとメッチャ理不尽な怒りを浴びせられるように……

何故かしらね……

ルビィが善子の会社へ忘れ物を届ける話。おしまい

778 :
よきかな

779 :
保守かな

780 :
同期の子たちとルビィちゃんの反応が可愛い

781 :
保守

782 :
保守

783 :
9月21日 AM0:00

ルビィ「わはっ。おめでとうのメッセージや、イラスト……たくさん♡」

ルビィ「と、トレンド入りもしてる……」

ルビィ「えへへ……♡」

善子「何スマホとにらめっこしてるのよ」ダキッ

ルビィ「きゃっ」

善子「……ふふ。凄いわね」

ルビィ「うれしい」

善子「ヨハネは、誇らしいのと」

善子「……かなりジェラシー」

ルビィ「え〜」

善子「何よ。Twitterなんて見てないでヨハネのことを見てよ」

ルビィ「はぁい。ごめんね?」

善子「これを受け取ってくれなきゃ許さないわ♡」

ルビィ「……っ♡」

そうして渡してくれたのは指輪のケース
この生活を始めてから、毎年
必ずルビィに送ってくれている、指輪
ルビィはアイドルだから、お外でつけることは出来ないけど
今年もまた新しい指輪を
よっちゃんと暮らすこのお城の中だけで
幸せをギュッて噛みしめながら
つけたいと思います♡

784 :
善子「今夜はバースデー生放送で遅いのよね」

ルビィ「ごめんね」

善子「いいのよ。明日、お店予約してあるから行きましょうね」

ルビィ「うんっ♡」

善子「それにーーー」

善子「朝までは貴女のこと、独り占めしちゃうもの♡」ダキッ

ルビィ「きゃ〜♡」ドサッ


ルビィ誕生日おめでとう

785 :
まさかルビ誕まで残っているとはね

786 :
かわいい……
ルビィちゃんおめでとう!

787 :
保守

788 :
ほほん

789 :
ほしゆ

790 :
保守がてら

3連休最終日

善子「ふぁ……こんな遅い時間まで寝られるのも今日までね……」スタスタ

善子「(ルビィは仕事。ご飯作ってくれる…わね。ありがと)」

善子「(あとは洗濯機かけてくれていたみたいだけどーーー)」

善子「ってギャーーーー!!!」

===

ルビィ「あれ、よっちゃんからライン来てる」スマホッ

善子『こんな風の強い日に洗濯物外に干しちゃダメでしょー!!!』

善子『てか下着外に干すなー!!!』

ルビィ「あわわわわわ……」


あんまり天気予報を見ずにその時の天候で判断して洗濯物を外に出しちゃうルビィ(善子の洗濯物が風で飛びかけたり雨で濡れる
下着は基本部屋干しだけどたまに横着して一緒に外干ししちゃうルビィ(善子の下着がry
干すだけ干してあとは善子任せな所があるルビィ(善子が取り込んで善子が畳む
洗濯物関連ではやらかしが多く善子から信頼されていないルビィ


善子『いつも言ってるでしょう……!!守れない子はお仕置きなんだからね!!!』

ルビィ「どぉしよう……怒られるよぉ……!」フルフル

がんばれルビ子。パートナーの言いつけを守って、良好な共同生活を送るのだ

791 :
ルージュビクトリア善子

792 :


793 :
善子「さて、ここに隠しておいたチョコレートは……よし、なくなってる」

ドタドタガチャ

善子「こら〜!ルビィあんた私のチョコレート盗み食いしたでしょ!」

ルビィ「うん、だって美味しそうだったんだもん」

善子「何開き直ってんのよ!この〜!」コチョコチョ

ルビィ「きゃ〜♥」

わざと見つかりやすい所に隠して盗み食いを誘発する善子ちゃんと
お仕置きのくすぐりをしてほしくて積極的に盗み食いするルビィちゃん

794 :
八つ橋!?

795 :
ホルスタイン

796 :
豪邸愛してる

797 :
書き貯め時間がなかなか取れない申し訳ほ

798 :
待つわ

799 :
つつ

800 :


801 :


802 :


803 :


804 :


805 :


806 :


807 :
捕手がてら

善子「よっしょ……っと!」ガサッ ドサッ

善子「はー重かった。冷蔵庫入れましょう」

〜〜〜

ルビィ「ただいまぁ」ガチャ

善子「あ、帰ってきた。お帰りなさい」ジュウジュウ グツグツ

ルビィ「ふわぁ、今日のお夕飯は豪勢だねぇ」

善子「明日から増税だから食糧買いだめ気味に買い物しちゃったわ。作り置きも兼ねてヨハネキッチン大車輪よ」

ルビィ「ルビィも手伝うよぉ」

善子「それじゃ煮物の火加減と味見よろしく」

ルビィ「はぁい。煮物さん美味しそ〜♡」

〜〜〜

善子「はー。食べた食べた」

ルビィ「ごちそうさまでしたぁ」

善子「……」

ルビィ「……はふ。お腹いっぱい」

善子「結局買ったものそこそこ食べてしまったわ」

ルビィ「ふふふ(笑)。ムダ遣いはダメだけど、そんなに気にしすぎない方がいいよぉ」

善子「そうかしらねぇ」


消費税増税にある程度身構える善子
お金は稼げばいいんだよぉ!とすっかり頼もしくなったルビィ

808 :
落とすな

809 :
あれ、食品ってイートイン以外8%じゃなかったっけ
よく知らんけど

810 :
そーそー。酒は10%なの…

811 :
保守がてら

ルビィ「よっちゃん」ノック コンコン

善子「ん?なぁに」ガチャ

ルビィ「これ、新曲のCD」っ

善子「……ん。早速聞いてみるわ」

ルビィ「うん。最後まで聞いててね」トテトテ

善子「えぇ」ガチャ

善子「さて、と」ヘッドホン スチャッ

実はこのやり取り
ルビィがオ○ニーしたいって合図なの

要するにコレ聞いて声聞こえないようにして。あと絶対覗かないでって話

そうとは知らず1曲聞いてからすぐに感想を伝えに言ってしまった時は気まずかったら無かったわ

それはさておき視聴開始。相変わらず可愛い歌声
その一方でルビィは自室で自分だけの時間を過ごしていると思うと、ヨハネの方までちょっと疼いてきちゃったり……♡
ルビィの歌声を聞きながらあの子が一人慰める姿を想像して、ヨハネも太ももとアソコに手をーーー

って、ダメダメ
暫く放置で覗いちゃダメ。でも曲の感想はちゃんと聞かせて欲しい
それがあの子の要望みたいで……

全く、ワガママなお姫様よね
でもヨハネ
この妙にソワソワした気分で聞く貴女の曲とこの時間、とっても好きよ♡

2人だけの秘密の時間

812 :
|c||^.-^||

813 :
気まずかった話書いてくれてもいいんだよ?

814 :
なかなかハイレベルなプレイだな……

815 :
落とすんじゃあない

816 :
スタンド攻撃スレオチフォール

817 :
保守

818 :
ほんぽ

819 :
アカチャンホンポに行くよしルビ

820 :


821 :
ほろろ

822 :
保守

823 :


824 :
ほし

825 :


826 :
保守

827 :


828 :
ほすまる

829 :


830 :
保守

831 :
保守

832 :
りこるび

833 :
落とすかあ

834 :
保守

835 :
保守

836 :
うい

837 :
家無事かな

838 :
方が

839 :
ドドドドドド

840 :


841 :


842 :
大好きクラブ誰か立て直して

843 :
あれが落ちてるのは惜しい

844 :
よしルビ

845 :
ほしほしん

846 :
よしルビ

847 :
家さん無事?

848 :
保守でレスが進んでしまい申し訳

849 :
保守

850 :


851 :


852 :


853 :
よしルビ

854 :
ふぅん

855 :
保守

856 :
うい

857 :
ちなみに今大好きクラブ立て直したらどうなるかな?
スクスタとかの供給待ってからの方がいいかな

858 :
今でも供給後(何ヶ月後か知らんが)でも多分変わらないと思うよ
ようよしやちかよしぐらいの勢いで油断したら落ちる程度かと

859 :
ぬう

860 :


861 :
>>857
個人的には立て直してくれると嬉しい

862 :


863 :
ほう

864 :


865 :


866 :


867 :
よしルビだいすきクラブも復活したのでどうにかあと2つお話投下してスレ完走したい。頑張る

868 :
待ってます

869 :2019/10/28
保守

【スクフェス】リズミックカーニバル マッチング会場 Rank.13【リズカニ】
デュオトリオ投票、現在の状況分析
正直ダイヤ推し辞めたいんだけど…
梨子、セブンのcmゲット!
ラブライブ!シリーズ4作目は駄作に決定しました
未体験HORIZON、2日間で約2万8000枚の売上
ラブライブ!総合 1149thLIVE
スクスタが失敗したのって割とマジでフルコンしても死ぬからだよね
【実況】「あなたと叶える物語」虹ヶ咲の軌跡4日間連続放送
結局(*> ᴗ •*)ゞはどこで働かされるのが幸せなんだろうか 3ソロ
--------------------
艦隊これくしょん〜艦これ〜トラック泊地スレ part319
ワイドナショー ★6再修正【指原莉乃卒業コンサートに松本人志参戦!一部始終をお見せします】
『パンプキン・シザーズ−Pumpkin Scissors−』岩永亮太郎Part82
【元チョコスモ】 ヴァイオレット 【改名して行くにつれオワコン】
【きらファン】きららファンタジア まったり part94
イラクは日本に敵意を抱いているでござる
ゴキブリ>>>>>>>>>>>>>>>石橋貴明5
獨協大学は学歴フィルターでふるい落される
見たことのない名字・珍しい苗字 31
【自信】今週の鉄板レース2941【確信】
好きな相手が居る時無意識にしてしまう仕草☆14
恋せよシングルママ
WindowsやめてLinuxデスクトップ! 25
動物好きの人あつまれ~(・Д・)ノ
【余計】日本維新の会・議員団、明日から訪韓 下地団長「韓国との関係改善」「過激な反日感情は一部」
【まつもと泉】きまぐれオレンジ☆ロード【Part39】
【芸能】マツコ、集団訴訟を抱えることになる? 海老名市長選後に何らかの動きか
【バーチャルYouTuber】紫咲シオンアンチスレ#31【ホロライブ/hololive】
女僧侶さんといちゃらぶしてるときに聴く洋楽2
岡田有希子と捻り込みの世界
TOP カテ一覧 スレ一覧 100〜終まで 2ch元 削除依頼