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【めっちゃ可愛い】阿武教子スレ【声】


1 :2012/03/25 〜 最終レス :2019/11/22
声優並に可愛い声してるよね彼女。
前スレ
【めっちゃ可愛い】阿武教子スレ【声】
http://sports9.2ch.sc/test/read.cgi/olympic/1092649603/
【五輪】[8/19] 柔道 阿武教子“3度目の正直”金メダル! 女子78キロ級
http://news18.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1092927352/

2 :
人生初の2ゲット!

3 :
阿武教子 94広島アジア大会 女子柔道無差別級決勝
http://www.youtube.com/watch?v=W3zwKOs45aw

4 :
t

5 :
開幕まで6週間を切ったロンドン五輪。選手たちは4年に一度の大舞台にピークを合わせようと
調整に余念がない時期だ。
中でも「日本のお家芸」とメダルの期待が高い柔道は、のし掛かる重圧とも戦わなければならない。
今回、女子は7人中6人が初出場という新鋭揃い。そこで、かつて重量級のエースとして3度の
五輪に出場、アテネで金メダルを獲得した
園田(旧姓・阿武)教子さん=全日本女子ジュニア強化コーチ=の経験に耳を傾けてみたい。
“五輪の魔力”に打ち勝つ綿密なる準備について。(聞き手、宝田将志)
五輪を見据え、この時期に大切なことは
「7月の上旬ぐらいまでは追い込まないといけない。(代表最終選考の)全日本体重別は例年4月だが、
今年は5月となり本番までの準備期間が短い。けがなく追い込んでいかないといけない。
あとは体調管理。減量がある選手は当日にベストを尽くせるよう減量していかないといけない。
私の場合は緊張で体重が減りすぎた」
2度目の五輪となるシドニーでは78キロ級での出場だったが、72キロを切っていたとか
「いつも通りやっているつもりだったが、私は体重に表れた。減らないように頑張ってたんですけどね。
気にしすぎないように、シドニーでは体重を量らないようにしていた。でも、息が上がるのが、いつもより
早いという感覚はあった。体重が減りすぎると技を受けるときに耐えられないとか、感覚が変わってしまう。
脳の感覚は良い時と同じままなので、自分の中で(感覚の)コントロールが大変になったり。そうすると
気持ちがマイナスに向かい、どんどんピリピリしていくものだ」
初出場のアトランタ、続くシドニーとも初戦敗退だった
「それまで五輪でメダルを取っていなかったので、アトランタもシドニーも『メダルを取れたらいいな』くらいの
感じだったと思う。考えが甘かった。3回目のアテネの時だけは『勝たなきゃいけない』とプレッシャーを
掛けて臨んだ」
アテネの直前に、過去2回の敗戦のビデオを見直した
「本番の1カ月前くらいに見た。アトランタに負けた直後も、シドニーの前もビデオは
見ていなかった。自分の中で『なかったこと』のように消化していたんだと思う。
それでシドニーで畳に上がって4年前の記憶が蘇(よみがえ)ってきた。試合を
やっているときに。アトランタは初戦で30秒ぐらいで投げられて負けているんですが、
『また投げられるんじゃないか』との思いが蘇ってしまった。消化できていなかった」
見直して、どうだったか
「何だ、こんな情けない試合をして、と。五輪は4年に一度しかないし、世界選手権は
柔道に関心がある人しか見ないかもしれないが、五輪は柔道に興味がない人とか
いろいろな人が見る。その4年に一度の舞台で、こんな情けない試合していたのか、と。
後々考えれば、早く見ておけばよかったんだけど、そこまでの覚悟、勇気がなかった。
1〜2カ月前には手元に取り寄せていたが、なかなか再生ボタンが押せなかった。
見たことで、本番直前の合宿とかで頑張る原動力になった。合宿できつい時に
『もう一度、あの思いをするの』と自分に問い掛けながらできた」
「それと、五輪は階段を上って(畳に上がり)試合をするんだけど、私は階段を上る
大会では結果が出ていなかった。大学4年のアジア大会も負けている。そんなこと?って
感じだけど、私の中では大きかった。階段を上った後、試合の時に視野が狭まるんです。
シドニー五輪前の北海道・釧路での最終合宿で、そこは体育館でやるんだけど、練習の
合間に階段でステージに上がって、試合場に入るイメージトレーニングをした。もう28歳
だったんで恥ずかしかったけど…。端から見たら『何やってんだ?』と思われたと思う。
本当は恥ずかしくて、やりたくなかった。でも、これは必要だと思って耐えてやった。
練習しただけで、やっぱり視野が狭まっているのが分かった。何回かやるうちに
全体が見えるようになってきた」

6 :
そこまで準備する
「また、アテネでは前2回と違って、打ち込みのパートナーとして、兄(貴宏)に
同行してもらったのが大きかった。リラックスできた。本番での対戦相手の体重
と差があると、投げるのも受けるのも感覚がおかしくなって『調子悪いのかな』と
思ってしまうんで、兄には4〜5キロ落としてもらった」
五輪は他の大会と比べて注目度が高い
「五輪だけは注目ぶりが違う。結構、選手としては困るところではある。合宿に取材に
来るマスコミの数も急に増えるし、ニュース番組を見ていて、柔道はやっていなくても
『あと何日』とか出たり。今までにない刺激が普段の生活の中にも入ってくる」
「現地の選手村では対戦相手と顔を合わせたりすることもあって、なかなか気が
休まらない。これは世界選手権では、ないこと。食事の共有スペースで、対戦相手が
どれだけ食べているかを見て減量や体調の具合を測ったり、体つきを見たりもしてしまう。
みんな条件は同じなんだけど。そういうことを楽しめる人はいる。だけど、私は楽しめる方では
なかったので、選手村とは違う所に身を置いたりしてバランスを取った。リラックスできる
場所があるとメリハリを付けやすいし、マイナスなことを考えなくていい」
今回の女子は中村美里が2度目の出場で、あとの6人は初出場という布陣だ
「柔道は個人競技だけど、五輪だけは団体戦みたいなもの。最初に勝つと勢いに乗れる。
前(の日程の階級)がポンポンと(メダルを)取れていくと良い流れになる。アテネはそうで、
『私も勝ちたい』と良い感じで行けた」
その意味では、48キロ級の福見友子に期待
「福見選手が大きなカギを握っている。大変だと思うけど、やっとつかんだ五輪の
チャンスなので、持っている力を存分に出して頑張ってもらいたい」
実力的には落ち着いて試合すればメダル有力では
「一瞬も気を抜かないこと。良くない時は攻めのパターンが同じになりがちなので、メリハリを
付けた勝負をすること。海外の選手は福見選手を優勝候補だと思っている。当然、研究してくる。
『こう来れば、こう』『ああ来れば、こう』と、さらに上を行くように準備すれば、動揺することはない」
重い階級は
「杉本美香選手は『一本取れる技を持っている重量級』というなかなかいないタイプ。一本取れる技を
持っている人に多いのは、一本を狙いすぎてしまうこと。日本の柔道なので一本を狙うことは本当に
大事だが、勝負も勝たないといけない。柔道は相手との相性の問題があるので接戦で終わることもある。
優勝するにはどうするか考えると、接戦でも勝てるバージョンを頭に入れておかないといけない。
そこをうまく組み込みながら試合していくということ。先にポイント取られていたら、まず並ばないと
いけないし、少しでもリードすれば、相手も出てくるので勝負しやすい形になる」
柔道へのメダルの期待は大きい
「勝つと負けるとでは全然違う。柔道の場合は出ることに意義があるわけではない。出て勝たないと
肩身が狭い。私はシドニーの時、初戦で負けて、私と日蔭暢年(のぶとし)先生と吉村和郎先生と3人で
マスコミに見つからないように裏口から帰ったことがある。あの2人の先生には申し訳ないという思いがあった。
本当に日本に帰りたくないという気持ちになる。今回、特に女子はチャンスがたくさんあると思うので、頑張って
力を出し切ってほしい」
園田教子(そのだ・のりこ)1976年5月23日、山口県生まれ。福岡・柳川高から明大に進み
警視庁(階級は警部補)。1997年のパリ大会から世界選手権4連覇。五輪はアトランタ、シドニーは
初戦敗退だったが、アテネで金メダルを獲得した。世界選手権、五輪、全日本女子選手権と合わせ
女子で史上初めて「三冠」を達成した。現在は全日本女子ジュニア強化コーチ、警視庁女子柔道部監督。五段。
柔道金メダリスト阿武教子さんに聞く “五輪の魔力”に勝つ準備
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120617/oth12061712010006-n1.htm

7 :
さすが阿武だな

8 :
元気かな阿武さん

9 :
阿武とかいてあんのなんてまず読めんな

10 :
女子では、05年世界選手権無差別級金の薪谷翠氏が78キロ超級の担当コーチに、アテネ五輪女王の
園田教子(旧姓・阿武)と塚田真希の両氏が特別コーチにそれぞれ就任した。

11 :
阿武も気丈だな

12 :
大内刈

13 :
阿武美和

14 :
阿武教子

15 :
http://www.gmodules.com/ig/proxy?url=

16 :
1964年の東京五輪・パラリンピックから今年で50周年となるのを記念し、当時の警備記録映像やパネルなどを初めて
一般公開する特別展「警視庁とオリンピック」が30日、中央区京橋3の警察博物館で始まった。19日まで、入場無料。
オープニングセレモニーには、2004年のアテネ五輪・女子柔道78キロ級金メダリストの園田(旧姓阿武)教子警部補らが出席。
同庁音楽隊が、東京五輪の開会式で演奏された行進曲などを披露し、会場を盛り上げた。
園田警部補は「アテネから10年もたったと思うと感慨深い。20年の東京五輪では選手が安心して試合に臨めるよう
サポートしたい」と話した。
11日午後2時からは、64年の東京五輪で警備などにあたった警視庁OBらによるトークショーも開催される
特別展「警視庁とオリンピック」:1964年東京五輪の警備記録やパネル公開 警察博物館で /東京
http://sportsspecial.mainichi.jp/news/20141001ddlk13050271000c.html

17 :
“きのう 夜11時、あなたは どこにいましたか?”
と、きかれて思わずビクとした人は、ノーマルです。
「もちろん眠っていたわ。どうして」と答えたあなたはアブです。
だって、ちょうどその時刻、あなたは渋谷の公園通りにいたじゃない。
不思議なことが次つぎ起きる。 見知らぬ人が自分めがけて近づいてくる。
スゴク怖くて面白い学園ドラマ「ヤヌスの鏡」。
12月4日の夜8時、ホントのあなたに会わしてあげる。 (番組宣伝資料より)

18 :
New, Odd & Crazy Throws VIDEO LIST
http://www.reddit.com/r/judo/comments/2xdni0/new_odd_crazy_throws_video_list/

19 :
やはり阿武は別格だと改めて思う

20 :
モナーフェイス

21 :
段々見れる顔になっていった

22 :
最強

23 :
……………………

熊本大地震発生時に「ななつ星in九州」は熊本県にいた!

https://www.youtube.com/watch?v=aTchYNxoZYw

……………………

24 :
柔道ニュースまとめ
http://judo.tarohiro.com/

25 :
Jリーグザスパクサツ群馬の吉田佳泰元選手が死去  ←高濃度汚染地帯でサッカーwww



三菱商事の核ミサイル担当重役は安倍晋三の実兄、安倍寛信。これがフクイチで核弾頭ミサイルを製造していた疑惑がある。書けばツイッターで速攻削除されている。
https://twitter.com/toka iamada/status/664017453324726272
「致死量の放射能を放出しました」 2011年3月18日の会見で東電の小森常務は、こう発言したあと泣き崩れた
https://twitter.com/neko_aii/status/735089786575159297
「助けてください 南相馬市の女子高校生です まだ16なのに じわじわと死を感じてるんです」
https://twitter.com/butterfly_kouka/status/734722388852498432
「南相馬市の方で福島で頭が2つある子供が生まれている。TVでやならい真実を言う為に立候補したんです」。
http://www.youtube.com/watch?v=TId2blLTL3c&feature=player_embedded(演説動画)
2歳を過ぎたころ「放射能があるから砂は触れない」「葉っぱは触っちゃだめ」 / りうなちゃんは去年の暮れ、脳腫瘍のために亡くなった。
https://twitter.com/Tom oyaMorishita/status/648628684748816384

UFOや核エネルギーの放出を見ることはエーテル視力を持つ子供たちがどんどん生まれてくるにつれて次第に生じるでしょう。

マイト★レーヤは原発の閉鎖を助言されます。
マイト★レーヤによれば、放射能は自然界の要素を妨害し、飛行機など原子のパターンが妨害されると墜落します。
マイト★レーヤの唇からますます厳しい警告と重みが発せられることを覚悟しなさい。彼はいかなる人間よりもその危険をよくご存じです。

福島県民は発電所が閉鎖されれば1年か2年で戻って来られるでしょう。

日本の福島では多くの子どもたちが癌をもたらす量の放射能を内部被ばくしています。健康上のリスクは福島に近づくほど、高まります。
日本の近海から採れた食料を食べることは、それほど安全ではありません。汚染されたかもしれない食料品は廃棄すべきです。
日本もさらに多くの原子力発電所を作ろうとしています。多くの人々が核の汚染の影響で死んでいるのに、彼らは幻想の中に生きています。

26 :
8月5日開幕のリオデジャネイロ五輪に日本代表として出場する警視庁の3選手を激励する壮行会が12日、
東京都千代田区の警視庁本部で開かれ、高橋清孝警視総監や同僚らがエールを送った。
決意表目で、射撃競技に出場する佐藤明子巡査部長(32)=教養課=は、「試合は勝つためにある。
すべてをぶつけてメダルを目指したい」と語った。近代五種の朝長(ともなが)なつ美巡査部長(24)=第4機動隊=は
「たくさんの支えでつかんだ五輪。全力で楽しみ、恩返ししたい」。重量挙げ62キロ級の糸数(いとかず)陽一巡査(25)=
第8機動隊=も「極限の力を発揮して、一つでも上の順位を目指したい」と力を込めた。
高橋総監は「警視庁の応援パワーを胸に、最高のパフォーマンスを見せてほしい」と激励。柔道金メダリストで教養課の
園田教子警部補も登壇し「いつもの自分でいつものように、自信と勇気を持ち戦ってきてください」と話した。
警視庁からは過去、のべ22選手が五輪に出場。所属選手の出場は2004年のアテネ大会以来12年ぶりで3選手は、
いずれも初出場となる。

【リオ五輪】出場の3選手を激励 警視庁が壮行会
http://www.sankei.com/sports/news/160712/spo1607120011-n1.html

27 :
The 5 most influential martial artists of the last 100
http://www.mixedmartialarts.com/vault/best-of/5-most-influential-martial-artists-last-100-years/5/

28 :
やはり阿武は別格
こういう選手はなかなか出てこない

29 :
俵と阿武は女子柔道の真のレジェンドなので

30 :
園田とうまくやってるのか

31 :
阿武が園田にほれてるから離れないだろw

32 :
☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と生活保護
を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人全員に支給する、『ベーシックインカム』
の導入は必須です。月額約70000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。♪♪

33 :
「愛がすべて」 スタイリスティックス

Can't Give You Anything (But My Love)
https://www.youtube.com/watch?v=Ithme_J1b6w

34 :
小さな体で精一杯の戦い。
最後の最後で贈られた大きなご褒美
阿武教子は97年から03年まで、世界選手権では4回優勝した。その間、五輪には96年のアトランタと00年のシドニーに出場したが、2大会とも初戦敗退だった。
「世界チャンピオンが負けたらどうしよう」という、勝負師としてはナイーブな性格が勝利を阻んでいた。
しかし、五輪3回目の出場となったアテネで悲願の金メダル。日本では塚田真希と共に2人しかいない3冠(五輪・世界選手権・皇后盃)女子柔道家の1人になった。
あすなろの木は三度目にしてようやく檜になったのだ。
この頃には過去の負けた試合の映像を通して、「なんて無様なんだろう。腹が立った」と客観的に自分を見つめ直すことができるようになっていた阿武。これが金メダル
獲得の最大の要因になった。すなわち、心に余裕が生まれていたわけだ。「オリンピックに2回出て2回とも初戦負けなんて、おかしいでしょう」などと言ったこともある。
本番では得意の、体をドンと相手に打ちつける大内刈りや袖釣り込み腰でポイントを奪い、全4戦、危なげなく勝って頂点に立った。8年かけての大願成就――。右釣り手の
操作も抜群だった。
若い頃の阿武は適正階級がなく、非常に苦労した。通常体重は78kgくらいだったが、72kgに減量して世界選手権で優勝したこともある(97年パリ大会)。99年の
バーミンガム大会までは、世界選手権の72kg超級の上は無差別。阿武は超級の選手として常に、120、130kgという無差別にも出る大きくて重い相手と戦っていたわけだ。
五輪初出場のアトランタは、最重量級が72kg超級で初戦負け。2回目の出場のシドニー五輪でようやく78kg級という適正階級になったが、89年ベオグラード世界選手権
金メダリストのピエラントッツィ(イタリア)に「指導1」で敗れた。
そして、3回目がアテネ。すでに28歳と次が望める年齢ではなかったが、前2大会に比べると精神面でのゆとりも手伝って、決勝では劉霞(中国)から袖釣り込み腰で
「一本」を取り、金メダリストになった。小さな体で精一杯の戦いを演じてきた彼女に、勝利の女神は最後の最後で大きなご褒美を贈った。

【柔道】日本柔道オリンピック金メダリスト列伝(第10回)阿武教子
https://www.bbm-japan.com/_ct/17281790/album/16784353

35 :
富士学苑(山梨)が初優勝を飾り3月の全国選手権との2冠を達成した。敬愛(福岡)との決勝で中堅の黒田亜紀(3年)が一本勝ち。このリードを守り、頂点に立った。
8月の全国総体で高校3冠を目指す。
「座り大将」
「金鷲旗優勝、金鷲旗優勝、金鷲旗優勝」−。大会直前から練習前に全員で口にした言葉が現実となった。「挑戦者の気持ちでいった。(優勝できて)安心しました」。
主将の黒田は3度宙に舞い、笑顔を輝かせた。
富士学苑が掲げる団体戦の鉄則「失点しない」を決勝で徹底した。先鋒、次鋒が引き分け、中堅黒田が相手中堅に得意の内股と横四方固めで合わせ技一本勝ちしてリード。
引き分けでつなぐと、副将平野友萌(2年)が相手大将と粘って引き分け、勝負を決めた。大将の瀬戸亜香音(3年)は今大会で一度も出番がない「座り大将」に。
「黒田でリードして平野と瀬戸で止める」とエースを中堅に配置した矢崎雄大監督の采配は、想定以上にはまった。
昨年は5回戦で南筑(福岡)の素根輝(環太平洋大)に副将黒田、大将瀬戸が敗れた。黒田は「富士学苑には素根さんみたいな強くて勝ちきれるエースがいない。
総合力で負けないように、全員が自分の仕事、役割を果たして勝ちきることを意識した」と振り返る。
全国選手権に続く初優勝。2003年世界選手権男子90キロ級代表で11年に就任した矢崎監督も「アウェーの中、逆境を力にして頑張った。3冠で一番難しいタイトルと
思っていた」と選手の奮闘に目を細める。
3冠目指す
金鷲旗が近づくと、朝練習で週に2日、学校近くの400段ある階段を5往復して足腰を鍛えた。ケンケンやおんぶをして上った時もある。さらに5人を時間内に抜く金鷲旗を
強く意識した練習も取り入れた。
心身のスタミナをつけてつかんだ勝利。大旗を手に自信もつけた選手が見据えるのは高校3冠だ。全国総体に向け、黒田は「緊張するのではなく、挑戦者の気持ちで
一から臨みたい」と気持ちを新たにする。勢いに乗り、偉業に挑む。 
先鋒・谷朱音(3年)決勝は相手と体格差があったけど、絶対に大丈夫と自分に言い聞かせた。優勝してうれしい。
次鋒・小斉穂奈美(2年)決勝はみんなで力を合わせ、誰も負けずに優勝できて良かった。来年は自分が引っ張っていける存在になりたい。
中堅・黒田亜紀(3年)金鷲旗は優勝したことがないので、挑戦者の気持ちで闘った。全員がエースと思い、それぞれが役割を果たせた。
副将・平野友萌(2年)先輩と出られる最後の金鷲旗。絶対優勝したいと思っていた。みんながみんなのために試合を進めることができた。
大将・瀬戸亜香音(3年)決勝は止めるところとポイントを取るところをはっきりさせることができた。ずっとみんなで優勝したかった。
藤城心(3年)高校3冠を目指す中で、金鷲旗が最も難しいと思っていた。力を合わせ、勝つという気持ちを大切にした。
田井知亜季(3年)昨年の金鷲旗で失敗し、団体戦には出さないと監督に言われてきた。メンバーに戻り、一緒に優勝できてうれしい。
富士学苑が前さばきのうまさと思い切りの良さで初優勝を決めた。
先鋒の谷と次鋒の小斉は、勢いに乗っていた敬愛の有瀬、辻野に有利な組み手を許さずに引き分けた。中堅同士の闘いも厳しい組み手争いが続いたが、富士学苑の
黒田が思い切った内股で「技あり」。そのまま横四方固めで抑え込み、合わせ技による一本勝ちで流れを引き寄せた。黒田は続く副将も大内刈りや内股などで攻めて
引き分け。リードを保ったまま敬愛の大将の松沢を引きずり出した。富士学苑の副将の平野は松沢の反撃をしのぎきり、引き分けた。
富士学苑高校 1963年4月、富士商業高校として開校し、同年10月に現校名となった私立共学校。普通科のキャリア実践コース、総合進学コース、特別進学コースSと
同Aがある。柔道部は開校と同時に創部。バスケットボール女子も強豪。主な卒業生は柔道女子57キロ級で世界ジュニアを3連覇した舟久保遥香(三井住友海上)、
元プロ野球選手の杉田勇(福岡ダイエーなど)。生徒数367人(うち女子185人)。臼井庄作校長。山梨県富士吉田市緑ケ丘1の1の1。

【動画あり】富士学苑初V 全国選手権と2冠/金鷲旗高校柔道女子
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529514/

36 :
勝負の分かれ目と自覚していた。中堅同士が激突した敬愛との決勝。富士学苑の黒田は得意の内股を信じてかけた。「主将はチームの顔なので負けられない」。
同じ78キロ級の相手から技ありを奪い、抑え込んで合わせ技一本。相手副将と分け、後続もリードを守っての初優勝に「安心しました」と笑顔を輝かせた。
黒田は昨年団体戦で結果を出せず、メンバーから外されたこともある。副将で臨んだ金鷲旗でも5回戦で南筑(福岡)の素根輝(環太平洋大)に抜かれ、チームも敗れた。
既にシニアでも活躍していた超高校級の相手とはいえ「団体戦は最低でも引き分ける」をチームの約束とするだけに「最低でも自分が止めないといけなかったけど、
手も足も出なかった」と力不足を痛感した。
昨夏主将に就任すると、苦手だった守りの練習に注力。恐れず内股へいく機会が増え、5月のスペインジュニア国際78キロ級で準優勝した。金鷲旗直前には仲間とともに
一本を取るまで終わらない乱取りを5人連続で実施。1人リードされて回ってきた藤枝順心(静岡)との準々決勝では相手次鋒と中堅を内股で抜き、準決勝でも過去に
分が悪かった桐蔭学園の大将朝飛真実(3年)と引き分け「主将としての意地を見せられた」と笑顔で汗を拭った。
世界ジュニア女子57キロ級を3連覇した舟久保遥香(三井住友海上)らを輩出するなど勢いが増す富士学苑。今年も黒田以外に全国選手権個人戦の準優勝選手
3人を擁するなどホープぞろいで、2003年世界選手権男子90キロ級に出場した矢崎雄大監督は「私自身が出られなかった五輪に教え子を出したい。(24年)パリ五輪を
目指して頑張ってほしい」と願う。黒田も「ジュニアからシニアの大会で勝って五輪を目指す」と決意。その前に全国総体も制し、高校3冠で自信を深める狙いだ。
福岡出身小斉が奮闘  叔父に続く大旗
富士学苑の次鋒小斉が憧れの叔父や先輩に続いて大旗をつかんだ。叔父は世田谷学園(東京)で1992年に優勝し、国際大会などで活躍した故小斉武志氏。昨年まで
2連覇した南筑の素根や古賀若菜(3年)は田主丸中(福岡県久留米市)の先輩だった。小斉は準決勝で相手中堅に一本勝ちを収めると、決勝では中学の先輩でもある
敬愛の辻野を攻め抜いた末に引き分け「素根先輩には及ばないけどチームに貢献できた」と笑顔。「将来は叔父さんのように優しく強く慕われる選手になる」と誓い
を新たにした。

富士学苑 手堅く頂点 主将黒田の1勝守り切る 金鷲旗高校柔道
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529533/

重そうに、でも飛び切りの笑顔で胴上げしてくれた教え子たちを「アウェーの中、一人一人が本当に良く頑張ってくれた」とねぎらった。「監督が選手と一緒に閉会式に
参加できる大会って少ないんですよ」と、金鷲旗ならではの喜びを共にかみしめた。
柔道を始めたのは小学3年生の時。明治大を卒業後、了徳寺学園(東京)に籍を置き、2003年には世界選手権に出場。11年に富士学苑の監督に就任し、初めて
高校柔道部の指揮を執った。
選手たちに言わせれば「勝つことへの執念が半端ない」。試合ごとに細かな問題を指摘し、改善点を模索する。同じく柔道家で世界選手権への出場経験を持つ
妻の仙子(のりこ)さん(40)も外部コーチとして指導。二人三脚でチームを引っ張ってきた。2年前からは選手寮に隣接する家で暮らし、仙子さんは寮監としても
選手をサポートしている。
自然豊かな山梨の環境も力に変えてきた。毎週月曜と金曜の朝練は、学校近くの400段の階段を上り下り。全員に「5人抜き」できる体力、精神力を身に付けさせたつもりだ。
春の全国選手権を初制覇。金鷲旗も初優勝で2冠を手にした。「(現3年生が1年生だった)2年前は、とてもじゃないが優勝できる力はなかった。子どもたちは、すごい」。
確かな成長ぶりに驚きながら「インターハイも優勝して、高校3冠を狙います」と勢いに乗る。
仙子さんと小学生の長女、幼稚園児の長男の4人暮らし。休日は「息子の遊び相手が仕事です」。39歳。

【ひと】金鷲旗女子で初優勝した富士学苑監督 矢崎雄大(やざき ゆうた)さん
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529484/

37 :
頂点を競う令和元(2019)年度金鷲旗高校柔道大会第3日は23日、福岡市東区の照葉積水ハウスアリーナで女子の5回戦以降を行い、
決勝で富士学苑(山梨)が敬愛(福岡)を破って初優勝を果たした。敬愛は準優勝。九州勢は長崎明誠、熊本西がベスト8入りした。
今春の全国選手権を初制覇した富士学苑は、福岡市出身の小斉穂奈美(2年)の活躍もあり、最後まで大将の出番がないまま安定した闘いぶりを見せた。
敬愛は準々決勝で長崎明誠との九州対決を制し、準決勝では埼玉栄を相手に2人残して快勝。富士学苑との決勝は互いに譲らぬ接戦となったが、中堅同士の
勝負で先行を許し、盛り返せなかった。
男子は2回戦の残り試合と3回戦があり、大牟田(福岡)や福岡大大濠、佐賀商、長崎南山、九州学院(熊本)、高田(大分)などが4回戦に駒を進めた。

富士学苑初V 敬愛準優勝 金鷲旗女子
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529529/

年ぶり6度目の優勝を狙った敬愛(福岡)は3月の全国選手権を制した富士学苑(山梨)に決勝で敗れた。柔道競技が鹿児島市で行われる
8月の全国総体で残り1冠の奪取を狙う。
リード奪えず…
穏やかな春の陽気に包まれた全国選手権から4カ月後の夏も、敬愛は富士学苑の壁を越えられなかった。春は準決勝、夏は決勝で敗退。悔しさは倍加した。
「(地元)福岡開催でもあるし『打倒!富士学 2冠奪還』を目標に練習してきた。自分が(一本を)取れなかったのが負けにつながった」。次鋒の辻野瑠流伽
主将(3年)は責任を一身に背負った。
富士学苑の強さは心得ていた。中堅以降の3人は身長170センチ以上、体重も70キロを超え、実力もある。敬愛が立てた作戦は、先鋒と次鋒のどちらかで
リードを奪って中堅以降に望みを託す、というものだった。
しかし、構想通りには進まない。先鋒有瀬心里(同)と辻野がともに引き分け。中堅の貫目怜亜(同)が相手中堅に合わせ技一本で敗れ、逆にリードされた。
結果的には、この一本が勝敗を分ける。6月の九州ジュニア78キロ級で優勝した副将丸山みかの(2年)、同月の九州大会78キロ超級を制した大将の松沢佑栞(同)が
ともに引き分け、逃げ切られた。
練習毎日3.5時間
春のリベンジを果たすための準備は十分にしてきた。富士学苑に敗れてから練習時間を増やし、5分間の乱取り20本を中心に毎日3時間半。多くの汗をかいた。
辻野主将は「投げて一本を取るための練習。みんな徹底的にやってきた。長い時間でも集中力を切らさずに、諦めずに一本を取る」と語った。さらに対戦相手
を入念に分析。「みんな自信を持って試合に臨めました」と言い切る。ただ、ありったけの努力をしても頂点には届かなかった。
全国選手権は3位で金鷲旗は準優勝。今年残された大きな大会は同じ九州が舞台の全国総体しかない。「決勝で負けるのが一番悔しい。あとはインターハイ。
もう一回あります」と吉元幸洋監督が語気を強めた。敬愛は松沢、丸山ら下級生に有望な選手が多い。来年の金鷲旗で4年ぶりのV奪還に期待がかかる陣容だ。
その前に今年最後の1冠奪取を果たし、最強敬愛をアピールする。

敬愛涙の準V 春に続き富士学苑に屈す/金鷲旗高校柔道女子
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529518/

春の雪辱はならなかった。敬愛は全国選手権(女子は3人制対勝負)準決勝で富士学苑に0‐1で敗れて以来、「打倒!富士学 2冠奪還」を目標に掲げて、
金鷲旗と全国総体に向けて練習に励んだが、頂点には届かなかった。
「自分が(一本を)取れなかったのが負けにつながった。いつも以上に対策はできていたのに。福岡開催だし、勝ちたかった」と次鋒辻野瑠流伽主将(3年)が涙ぐむ。
富士学苑の中堅以降の3人は強力。敬愛の作戦は先鋒と次鋒のどちらかでリードを奪うものだった。しかし、その2人はいずれも引き分け。中堅貫目怜亜(同)が
相手中堅に一本を取られ、チームはそのまま逃げ切りを許した。
3年ぶりの優勝を目指し、稽古を十分に積んできた。全国選手権の後、投げ技で一本を取るために5分間の乱取りを20本など毎日3時間半、汗を流した。
「納得するまでやりました。長い時間でも集中力を切らさず、諦めずに一本を取る練習です」と辻野主将がつらい稽古を振り返る。「みんな自信を持って試合
に臨んだのですが…」。言葉が続かない。
現3年生に残された優勝のチャンスは、同じ九州の鹿児島で柔道競技が行われる全国総体しかない。「決勝で負けるのは一番悔しいけど、インターハイですね。
もう一回あります」と吉元幸洋監督が再度ねじを巻く。高校三大大会で3位、2位ときた敬愛が最後にかける。

敬愛無念一歩届かず 総体での雪辱誓う 金鷲旗高校柔道
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529532/

38 :
金鷲旗柔道大会で3年ぶりの優勝を目指して闘った敬愛(北九州市)は、23日の決勝で富士学苑(山梨)に敗れ、準優勝に終わった。選手たちを心身両面で
支えてきたコーチ兼寮監の畑村愛恵(かなえ)さん(24)は、同校が金鷲旗で優勝した2012年の副将。涙をこぼす選手たちの肩を抱き「ここで終わりじゃない」
と次の一歩へ背中を押した。
「深呼吸して」「大丈夫、大丈夫」。出場を控える選手の背中をたたき、激励して送り出し、声援を送り続けた。しかしチームは決め手を欠いたまま惜敗。
涙をこらえきれず、うつむく選手たちの襟をぎゅっとつかんだ。「選手たちの頑張る姿を見てきたので、私も悔しくて」
今年4月、コーチ兼寮監に就いた。コーチとしては「金鷲旗で勝ち抜くには、特にチームワークが重要」と優勝経験者ならではのこつを伝授。吉元幸洋監督(51)は
「チームを引っ張る原動力になっている」と信頼を寄せる。
加えて寮監として、選手と寝食を共にする。毎日の献立を考えたり、他の寮のスタッフと一緒に食事を作ったり。辻野瑠流伽(るるか)主将(3年)は「食事は毎日おいしいです。
柔道のアドバイスだけでなく、監督には相談しにくいことも気軽に話せます」。選手にとっては姉のような存在でもある。
畑村さんは柔道経験がある父の影響で保育園のころから柔道を始め、敬愛中に進学。そのまま同高に進んだ。大学卒業後は柔道から離れ、東京で不動産の営業職
に就いたが、吉元監督に請われて古巣に戻った。
金鷲旗奪還は逃したものの「ここで終わりじゃない。インターハイに向けて気持ちを切り替えてほしい」。今回のチームには2年生が3人入り、経験を積んだ。来年もある。
畑村さんと選手たちの新たな戦いがまた、始まる。

元V副将の心身支えた「姉」 金鷲旗準優勝の敬愛 コーチ兼寮監の畑村さん
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これまで決勝進出がない桐蔭学園は準決勝で富士学苑に敗れ、4年ぶりの3位となった。「悔しいが、小さいのによく頑張った」と広川真由美監督は
選手の健闘をたたえた。中量級が中心メンバー。副将までが耐え、全国選手権無差別級を制した大将朝飛で勝負を懸けた。朝飛は5回戦、
準々決勝で2人を抜く活躍を見せたが、準決勝では相手中堅と引き分け。「今のチームの実力で3位は良かったと思います」と大将は話した。

桐蔭学園充実の3位 金鷲旗高校柔道
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女子で4度優勝した埼玉栄の本松好正監督(63)が金鷲旗挑戦に幕を下ろした。3月に学校を退職し、本年度は非常勤職員の監督として柔道部女子の指導に当たり、
来春に教え子の小林大輔部長にバトンタッチする予定。福岡県飯塚市出身。福岡大大濠で金鷲旗に出場し、日大、警視庁を経て1988年に埼玉栄へ。
今回女子で3位に入り「思い入れの強い故郷の大会。負けたのは悔しいが、よくやってくれてうれしかった」と選手たちをたたえ「選手も私も、金鷲旗に成長させてもらった」
と感謝した。

埼玉栄・本松監督最後は3位 「故郷の大会に感謝」/金鷲旗高校柔道女子
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529515/

女子の長崎明誠は2年生が奮闘した。敬愛との準々決勝でリードを許したが、副将の川口鈴王が積極的に攻めて相手の次鋒と中堅を撃破。
副将同士の闘いに敗れてチームも初の4強入りを逃したが「今まで名前に負けていた敬愛に気後れしなかった」と自信をつけた。川口を含む
メンバー5人が来年も残る。小森講平監督は「今回の経験を生かし、来年は優勝を狙いたい」と前を向いた。

2年生が奮闘 長崎明誠、来年へ自信の8強/金鷲旗高校柔道女子
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529520/

2003年以来の8強にも熊本西に喜びはなかった。昨年の全国総体、今年の全国選手権でも8強。同選手権個人の52キロ級を制した先鋒の白石響(3年)は
「いつもベスト8。崩せず悔しい」と涙を浮かべた。白石は5回戦の広陵(広島)戦で2人を抜き、準々決勝の桐蔭学園(神奈川)戦でも相手先鋒を破ったが、
チームの勝利にはつながらなかった。「ひたすら動いて組み手がぐちゃぐちゃになった。インターハイは絶対に勝ち取りたい」と全国総体を見据えた。

熊本西 白石涙「いつもベスト8」 金鷲旗女子
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529519/

39 :
令和元(2019)年度金鷲旗高校柔道大会は最終日の24日、福岡市東区の照葉セキスイハウスアリーナで男子の決勝があり、
国士舘(東京)が大牟田(福岡)を破って大会2連覇を達成した。

国士舘(東京)が2連覇 決勝で大牟田(福岡)破る 金鷲旗高校柔道男子
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529621/

令和元(2019)年度金鷲旗高校柔道大会は最終日の24日、福岡市東区の照葉セキスイハウスアリーナで男子の4回戦以降の試合があり、
大牟田(福岡)が決勝に進出した。九州勢の決勝進出は男子では東海大二(熊本、現東海大熊本星翔)が優勝した1999年以来。決勝の
相手は連覇を狙う国士舘(東京)。
大牟田は6回戦で宮崎日大、準々決勝で大成(愛知)と対戦し、いずれも2人残して快勝。準決勝では日体大荏原(東京)を退けた。
福岡県勢は沖学園、西日本短大付、東海大福岡、東福岡が5回戦で敗れた。

大牟田と国士舘が決勝で対決 金鷲旗高校柔道男子
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529603/

柔道のグランプリ(GP)大会(26〜28日・ザグレブ)に出場する日本代表が24日、羽田空港から出発し、世界選手権(8月25日〜9月1日・日本武道館)代表で2
016年リオデジャネイロ五輪男子100キロ超級銀メダルの原沢久喜(百五銀行)は「世界選手権に向け、課題をもって取り組むことが大事になる」と意気込みを語った。
五輪2連覇中で7日のGPモントリオール大会決勝で敗れたテディ・リネール(フランス)が今大会も出場する見込み。原沢は再戦をにらみ「この前は前半でいい流れだったが、
後半に少し下がってしまった。その部分を修正したい」と雪辱を期した。

柔道の原沢、リネール戦にらむ 日本代表、GP大会へ出発
https://this.kiji.is/526648873759507553?c=39546741839462401

2020年東京五輪開幕まで、24日であと1年。出身大学別で最多62人の夏季五輪メダリストを輩出している日体大とコラボレーションした長期連載の第17回は、
柔道女子52キロ級世界女王の阿部詩(うた、19)=スポーツ文化学部武道教育学科1年=を特集する。東京五輪のヒロイン候補が、金メダルへの思いをつづった
手記「開幕1年前の決意」をサンケイスポーツに寄せた。東京五輪と同じ日本武道館で開催される前哨戦、世界選手権(8月25日−9月1日)での2連覇を誓った。 
初夏のある日、学生大会を観戦するため、東京・千代田区の日本武道館に足を運んだ。兵庫・夙川学院高時代に全国高校選手権で畳に立ったことはあるが、来夏に
迫った東京五輪を強く意識するようになってから訪れた柔道家の聖地は、特別な場所だった。
360度観客に囲まれた八角形の構造が特徴の日本武道館。君が代が流れる中で日の丸が掲げられる。その様子を見ていると、鳥肌が立った。優勝して国歌が
場内に流れるのはすごい。日本武道館で柔道ができるのは、日本人にとって誇りだと思った。自分が金メダルを取って君が代を流す姿を想像した。世界の一番になりたいと
思ったら、甘い生活は許されない。そう強く決意した瞬間だった。
東京五輪開幕までちょうど1年になり、自分と世界の強豪選手との立ち位置を考えるようになった。自分が一番上に立つため、絶対に勝たないといけない相手が、
2016年リオデジャネイロ五輪金メダルのマイリンダ・ケルメンディ選手(28)=コソボ=だ。
3年前の自分にとって、雲の上の存在だった。ちょうどその頃、全国高校総体の1回戦で敗退。自分を見失いかけ、どん底に突き落とされていた。4年後の東
京五輪の出場すら思い描けず、夢に近い状況。優勝して歓喜するケルメンディ選手を見て「この人が優勝したんや」と思った程度だった。
最大のライバルと試合で対戦したことはないが、過去2回のスペイン国際合宿で怪力ぶりを体感した。東京五輪で金メダルを争う選手だと思うし、来月の
世界選手権で対戦する可能性もあるので、すでに対策を練っている。詳細は明かせないが、右組みの私は、左組みで力の強い男子高校生をケルメンディ選手に見立て、
乱取りや組み手の技術を磨いている。

40 :
私は相手の両袖をつかんで投げる袖釣り込み腰が得意技。男子66キロ級で世界選手権2連覇中の兄、一二三(ひふみ、21)=体育学部武道学科4年=と
同じ豪快に相手を投げ倒すスタイルだ。技をかけるタイミングが重要で、パターンはいくつかある。ケルメンディ選手との試合で、動きの中で出せれば絶対に技は決まる。
あとは「前に出る」「絶対に攻め抜く」という強い気持ちが大事になる。
4月に18年間過ごした故郷の神戸から上京し、日体大に入学した。自分のやるべきことを導いてくれる先生がいた高校時代とは違い、大学生は自分で計画を立てて
遂行していくことが求められる。取り組んでいることが正しいのかと不安になることもあるが、実業団や他校の選手と手合わせし、視野を広く持つことを意識している。
女子52キロ級は日本女子で唯一、五輪の金メダルがない階級と聞いた。金メダル第1号に絶対になりたい。東京五輪女子52キロ級は7月26日。兄が出場を目指す
男子66キロ級と同じ日に実施される。日本武道館の畳で、兄妹揃って金メダルを取って、君が代を流せたら最高。いまは午前6時半の朝練から午後11時前の就寝までの
柔道漬けの生活だが、おしゃれな洋服を着て東京観光することを金メダルのご褒美にしたい。 
日本は開催国枠で男女各7階級に1人ずつ出場する。第1段階は8月25日開幕の世界選手権優勝者が11月のグランドスラム(GS)大阪大会を制し、
強化委員会で出席者の3分の2以上の賛成を得れば、代表入りが決定する。次は来年2月のGSデュッセルドルフ大会(ドイツ)終了時点で1、2番手の差が
圧倒的に開いていると強化委の3分の2以上が判断すれば決まり、4月の全日本選抜体重別選手権が最終選考会となる。
兄も金メダル候補
阿部詩の兄、一二三も東京五輪の金メダル最有力候補だ。男子66キロ級の世界王者は、4月の全日本選抜体重別選手権で左脇腹を痛め、6月上旬には
稽古中に左足首付近の靱帯を損傷した。すでに柔道着を着ての練習を再開している。「(世界選手権は)一本を取りにいく柔道で3連覇を目指す。兄妹で優勝できるよ
うに頑張る」と決意した。
GPで5位 女王に隙あり!?
2016年リオ五輪後、休養していたケルメンディは、今月12日のGPブダペスト大会に出場し、5位に終わった。準決勝で前田千島(三井住友海上)に合わせ技一本で敗れ、
3位決定戦ではスペイン選手の寝技に屈した。
日本代表の増地克之女子監督(48)は怪力の五輪女王を「弱点ではないが、彼女本来の力を出し切れないかな」と分析。双方の得意な組み手が逆になるケンカ四つに
隙があると指摘した。
右組みの阿部と左組みのケルメンディはケンカ四つになる。阿部が勝つために、組み合う中でうまく相手のパワーを逃しながらの闘いが求められる。
同監督は「(ケルメンディは)寝技でも隙がある。隙をついて、そつなく闘っていくことが大事になる。阿部は十分闘える」と自信を示した。
入学から約4カ月、阿部は柔道に打ち込むと同時に、学業面でも充実のキャンパスライフを送る。今月8日には日体大の歴史(日体伝統実習含む)で、
日体大の伝統である規律ある行進パフォーマンス、集団行動を学んだ。阿部は「みんなといっぱい声を出して、いっぱい歩いて楽しかった」。数十人の隊列が、
ぶつからずに交差する行進を体験し、笑顔だった。
阿部 詩(あべ・うた)
生まれ 2000(平成12)年7月14日生まれ、19歳。神戸市出身。
競技歴 5歳の時、地元「兵庫少年こだま会」で柔道を始める。兵庫・夙川学院中で15年に全国中学校体育大会優勝。16年夙川学院高に進学。
17年全国高校総体で優勝し、全国高校選手権も制して2冠達成。同年世界ジュニア優勝。
シニア大会 17年2月のGPデュッセルドルフ大会で主要国際大会の最年少優勝(16歳225日)を記録。昨年の世界選手権は18歳2カ月で初出場V。
日本女子では1993年大会の48キロ級を18歳0カ月で制した谷亮子(旧姓田村)に次ぐ若さでの頂点だった。
得意技 内股、袖釣り込み腰。右組み。
座右の銘 NO PAIN NO GAIN。「努力なくして成功なし」。理由は「苦しいときは苦しい方に進んだら成長できる」から。
家族 父・浩二さん、母・愛さん、長兄・勇一朗さん、次兄・一二三。
サイズ 158センチ。

【サンスポ×日体大】阿部詩の夢歌 武道館で君が代を
https://www.sanspo.com/sports/news/20190724/jud19072410000001-n1.html

41 :
柔道の金鷲旗高校大会最終日は24日、福岡・照葉積水ハウスアリーナで行われ、男子決勝で国士舘(東京)が大牟田(福岡)に競り勝ち、2年連続11度目の
優勝を果たした。国士舘は2勝2敗2分けで大将戦を迎え、斉藤が反則勝ちを収めた。
3位は作陽(岡山)と日体大荏原(東京)。

国士舘が連覇=金鷲旗高校柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072401032

柔道の金鷲旗高校大会最終日は24日、福岡市の照葉積水ハウスアリーナで行われ、男子は国士舘(東京)が大牟田(福岡)に競り勝ち、
2年連続11度目の優勝を果たした。2勝2敗2分けで迎えた大将戦を、斉藤が反則勝ちで制して勝負を決めた。
作陽(岡山)と日体大荏原(東京)が3位に入った。

男子は国士舘が2連覇 金鷲旗高校大会/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190724/jud19072417190002-n1.html

柔道日本代表が24日、グランプリ(GP)ザグレブ大会(26〜28日、クロアチア)に向けて羽田空港を出発した。
世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)女子78キロ超級で、個人戦代表に初選出された素根輝(19=環太平洋大)は「ケガもなく、しっかりやることをやってきた」
と調整の順調さをアピール。テーマについては「自分は小さいので指導を取られやすい。逆に自分が取って優勢に試合を進めるのが課題。みんな強くて大きいが、
どんなタイプでも対応できるようやっていきたい」と意気込んだ。
今月上旬のGPブダペスト大会では、同じく代表のライバルで昨年の同級世界女王の朝比奈沙羅(22=パーク24)が5位と振るわずに終わったが「自分が
勝つことだけを考えて臨みたい」と目の前の試合に集中する。
この日で五輪までちょうど1年。素根は「東京での五輪が決まってから、出て金を取るという目標でやってきた。出るためには、もっともっと強くならないといけないと
思っている」と決意を述べた。

柔道の素根輝 東京五輪1年前に決意新た「出るためには、もっともっと強く」
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/judo/1484820/

42 :
男子95キロ超級で五輪2大会で金メダルを獲得した故斉藤仁氏の次男斉藤立(3年)を擁する国士舘(東京)が、2年連続11度目の優勝を飾り、春の全国選手権との
2冠を達成した。大将の斉藤はわずか2試合の出場ながら大将同士の闘いをきっちり制した。東京五輪開幕まで1年となった日、斉藤は同五輪代表入りも「諦めていない」
と断言した。
幼なじみと決勝
斉藤立という「山」がそびえ立った。国士舘の大将として試合に臨んだのは、作陽との準決勝と大牟田との決勝で、ともに大将同士の闘い1試合ずつの2試合だけ。
だが合計数分で存在感を十二分に発揮した。
「威力が出てきた」と岩渕公一監督がわずか一言で斉藤の成長を説明した。準決勝では全国選手権無差別級王者で、作陽の大将高橋翼(3年)に内股で一本勝ち。
斉藤は同選手権の個人戦を欠場したが、初対戦で実力者を軽々と転がした。
ただ決勝は不本意な形で終わった。副将同士が引き分け、決着は大将対決へ。斉藤は大牟田の大将森健心(同)と気心の知れた仲で、小学生時代から付き合いがあり、
中学時代も合宿で同じ畳の上で練習もした。試合前に森から握手を求められ、気軽に応じた。
しかし、試合となると別だ。身長190センチ、体重160キロの巨体を存分に生かした。3月に左手首を痛め、今回は手首から肘までガチガチにテープが巻かれていた。
前半は引き手を切られるなど苦しんだが、95キロの相手に圧力をかけ、最後は森が場外に逃れたとされて三つ目の指導を取られた。反則勝ちの結末に
「こんな勝ち方で向こうの選手に申し訳ない。納得しませんね」と斉藤は渋い表情を見せたが、強さの裏返しとも言えた。
チームとして2年連続11度目の優勝。斉藤自身も2年連続のVだ。「連覇してもまだインターハイがあります。3冠を達成してこそ日本一。絶対に優勝したい」。昨年の
全国総体では、金鷲旗決勝で破った天理(奈良)に敗れて準優勝に終わり、高校3冠を逃した。それだけに意識は強い。
2020年東京五輪も視野に入れる。代表入りへの道は険しいが「まだ諦めてはいません。まずは講道館杯(11月・千葉)。グランドスラム(同月・大阪)もあるので。
高校での集大成という意味で全てをぶつけます」と誓う。東京五輪開幕までちょうど1年となった日。17歳の超高校級王者は、世紀の祭典に夢をはせた。
【評】先手を取ったのは国士舘。先鋒の岡田が大内刈りで技ありを奪って優勢勝ちした。大牟田は次鋒の竹市が袖釣り込み腰、内股返しの連続一本勝ちで2人を抜き返して
反撃。大牟田に傾きかけた流れを、国士舘の副将藤永が引き戻した。中堅の石本に合わせ技で一本勝ちすると、副将の服部とは引き分けた。
大将同士の決戦は思わぬ形で決着した。体格に勝る国士舘の斉藤が、大牟田の森を徐々に追い込む。両者とも指導2で迎えた後半、圧力を受けた森の足が
試合場の外に出てしまい「場外反則」を取られ、三つ目の指導で反則負けとなった。
先鋒・岡田陸(2年)「チームに流れを持ってくるのが自分の仕事。(決勝は)相手先鋒との試合は良かったが、次鋒に持っていかれた。全国総体に向けて修正したい」
中堅・道下新大(3年)「次につながる試合にしたかった。逆に相手の意欲を上げさせてしまう結果になり、悔いが残る」
副将・藤永龍太郎(3年)「立(斉藤)に頼らない試合運びで優勝すべきだった。金鷲旗は2連覇したが、全国総体は立に頼らないで試合を決められるようにしたい」
大将・斉藤立(3年)「2連覇したけど高校3冠を果たしてこそ日本一。昨年優勝を逃した全国総体で今年こそ勝つ」
長谷川碧(3年)「決勝までの試合で簡単に負ける自分の悪いところが出て、決勝に出られなかった。全国総体は最後まで勝ち抜く試合をしたい」
男子日本代表・鈴木桂治コーチ(国士舘大監督。1997年大会で国士舘の初優勝に貢献)「斉藤は重圧の中、必死に向かってくる相手と闘ったのは良い経験になる。
引き手の使い方をもっと練習し、組み手巧者とも闘える選手になってほしい」

金鷲旗連覇の国士舘、斉藤存在感 東京五輪「諦めてない」
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529818/

43 :
「インターハイで借りを返すぞ」。2年連続の栄冠は手にしたものの、接戦になった決勝戦の幕切れは反則勝ち。敗戦だったかのような空気を一掃すべく仲間を励ました。
ロサンゼルス、ソウル両五輪の男子95キロ超級金メダリスト、故斉藤仁氏の次男。190センチ、160キロという父譲りの恵まれた体格だが、母三恵子さん(54)によると「負けん気は
強いけど、優しい性格」。3月に左手首を負傷したのも、練習中に相手をかばったためだったという。
父の手ほどきを受け、小学1年から柔道を始めた。「稽古はうそをつかない」が口癖の父の指導は厳しく「怖いという次元ではなく鬼。最初はやめたかった」。少しでも手を抜く
ときつく叱られた。五輪選手としての将来を嘱望されるようになった今は分かる。「トップレベルのことを教えてくれていたんだな」と。
左手首は完治しておらず「3〜4割の状態」。上腕までテープで固定して出場した。思うように練習できず、いらだちを覚える日々も、克己心を養う機会にした。
その経験は連覇の懸かる金鷲旗にも生きた。今までにないプレッシャーに襲われた宿舎での夜。「絶対に勝てる。気にしたらあかん」。自分に言い聞かせ、乗り越えた。
次の目標は高校3冠が懸かるインターハイ制覇。幼い頃からかわいがってくれた祖母(87)に勝利をプレゼントすると決めている。外食に出る際は、祖母をかばい、
その手を引いて歩くという“最強の孫”でもある。
大阪府出身。東京・国士舘高の寄宿舎で仲間と生活する。17歳。

【ひと】金鷲旗男子で連覇した国士舘の大将 斉藤立(さいとう・たつる)さん
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529851/

金鷲旗高校柔道大会最終日の24日、大牟田(福岡)が、男子の九州勢としては20年ぶりの決勝の舞台に立った。同校としても、準優勝は金鷲旗がオープン参加になる前
の1970年大会以来、およそ半世紀ぶりの快挙。「全員で日本一」‐。悲願の初優勝はかなわなかったものの、柔道部男子部員40人が一丸となり価値ある勲章をつかみ取った。
「前の失敗は自分がかぶるから安心していけ」。前夜のミーティング。森健心主将(3年)は出場メンバーの前で力を込めた。そして迎えた最終日。6回戦から先鋒で出場した
久保田皓晴(こうせい)選手(3年)は「健心の言葉で思いっ切り攻めることができた」と話した。
主将に次ぐ大黒柱は監督と選手同士のパイプ役を務めるマネジャー、熊谷一起さん(3年)だ。応援場所の確保、選手のマッサージを担当する部員の割り振りなど
裏方仕事に奔走、部全体をまとめあげた。「他の3年生と協力しながら乗り切った。次はインターハイに向けてサポートします」
例年、6月の県大会が終わると金鷲旗やインターハイ出場選手以外の3年生には練習に身が入らなくなる人も少なからずいた。それでも森主将は「全員で日本一」を
目指したかった。今年は3年生全員に問い掛けた。「まだ終わってないよな」。目標を再確認した
「森を中心に、部員が一致団結できたことが半世紀ぶりの準優勝につながったのかもしれません」と、杉野健次郎監督(50)。国士舘相手に2人を抜き、
一時はチームを優位に立たせた竹市大祐選手(3年)は「日本一を目指してきたので、準優勝では意味がない」。互角の闘いに手応えを感じた森主将は宣言した。
「インターハイでは必ず優勝する」。全員の夏は続く。

大牟田準V40人の絆 金鷲旗男子半世紀ぶり決勝
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529847/

44 :
位の作陽では、大将で全国選手権無差別級王者の高橋翼(3年)の奮闘が光った。準々決勝の木更津総合(千葉)戦では中堅、副将に一本勝ちして大将とは延長の末に
判定勝ち。準決勝の国士舘戦でも中堅と副将に一本勝ちし、大将斉藤を引っ張り出した。斉藤とは初対決。惜しくも内股で一本を取られ「疲れました」と言いながらも、
斉藤に対して「言葉では表現しにくいのですが、やってみて『勝てるもの』を感じました」と手応えを得た様子だ。

作陽3位、高橋翼が奮闘 選手権無差別級王者
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529823/

日体大荏原が大牟田に再び阻まれた。大将のグリーンカラニ海斗(3年)が、全国選手権準決勝で一本負けした大牟田の森と再戦。相手を崩す場面もあったが、
指導2の差で惜敗。「相手の組み手が一枚上手だった」と唇をかんだ。ただ、小久保純史監督は「(グリーンカラニと森は)春と比べると力の差は縮まっている」と
成長を実感。森とは全国総体の男子100キロ級で再戦する可能性があり、グリーンカラニは「次は雪辱する」と誓った。

日体大荏原3位、また大牟田に… 監督は成長実感
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529825/

前回2016年リオデジャネイロ五輪。海外勢の壁が厚かった柔道男子90キロ級で、日本に初の五輪金メダルをもたらしたのがベイカー茉秋(24)=日本中央競馬会=だった。
その後は相次ぐ負傷もあり、好結果が続かない。東京五輪代表争いでも、自ら「3、4番手」と認める立場にいる。
17年4月、脱臼した右肩を手術。約半年間稽古ができず、体重は82キロほどに落ちた。昨年も腰や左胸付近を痛め、今年の年明けには右太もも裏の肉離れを発症した。
精神面も本調子に戻らなかった。「優勝したら死んでもいい」と思うほど夢見た五輪制覇を21歳で達成。そこからモチベーションを上げる難しさは想像以上だった。連覇への
意思も、「リオの気持ちにかなうかというと、ちょっと難しいと思う」と正直に明かす。
煮えたぎるような野心を自覚できない一方で、新たな考えが生まれている。頂点を極めた後に苦境に遭い、またはい上がる姿は後輩への教訓となるのではないか。
「こういう経験をできる人も少ない。すごく価値があることだと思う」
6月の全日本実業団体対抗大会では所属先の優勝に貢献し、本来の力に戻りつつある実感はある。「金メダリストのペースとして、世間から見ると劣るものがあると思うが、
自分の中では悪くない」。7月のグランプリ大会で、リオ以来の国際大会制覇も果たした。自然体で進んだ先に、自分にだけ描ける復活劇の結末がある。 

栄冠の後に続いた苦境=柔道のベイカー茉秋、自然体で描く復活劇−五輪あと1年
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072500308

45 :
心は早くも五輪に! 柔道の日本代表選手団が24日、グランプリ(GP)ザグレブ大会(26〜28日、クロアチア)に向けて羽田空港を出発。世界選手権(8月25日開幕、
東京・日本武道館)男子100キロ超級代表でリオ五輪銀メダルの原沢久喜(27=百五銀行)は「自分の課題を持って取り組むことが大切。そうすればいい結果につながると
思う」と意気込んだ。
課題はズバリ五輪2連覇で世界選手権8連覇中のテディ・リネール(30=フランス)対策だ。7日のGPモントリオール大会では延長の末に敗れて準優勝。リオ以来の
対戦となった“絶対王者”に「勝てそうで勝てない」というが、王者は今大会にもエントリーしており、順当にいけば再び対戦する可能性が高い。
前回は前半自分の流れで試合を進めたものの、後半に押し込まれた。今大会は「相手が戦い方を変えてきたときの対応力」を意識して臨むという。短期間で
最強ライバルとの連戦にも「あくまで五輪や世界選手権の前哨戦」と言い切る。
この日で五輪開幕までちょうど1年。「あと1年をどう過ごすかがすごく大切。いい準備をしたい」と気を引き締めた。モントリオールでは試合後にリネールから
頭をなでられたが「(なで返すのは)オリンピックに取っておく」とニヤリ。怒りを封印してすでに照準を本番に合わせている。
さらに本紙が原沢に五輪で見たい競技を尋ねると「ニュースで見て(9秒台連発など)すごいなと。気になります」と陸上短距離に興味津々の様子。日程的には
柔道の次が陸上となるが、果たして金メダルを手に観戦することはできるか。

【柔道】原沢 “宿敵”リネール討伐へ闘志
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/judo/1485837/

柔道日本男子の井上康生監督は24日、6月に左足首付近の靱帯(じんたい)を損傷した66キロ級世界王者の阿部一二三(日体大)が乱取りを再開したと明らかにした。
8月上旬に宮崎県延岡市で行われる日本代表の強化合宿にも参加する見通しだという。
井上監督は回復が順調だと説明。ただ阿部は4月の全日本選抜体重別選手権を最後に実戦から遠ざかっており、3連覇を目指す世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)に
向け「ふたを開けてみないと分からない」と慎重に語った。本番まで1カ月となり「やるべきことをしっかりやらせて臨ませたい」とサポートしていく意向を示した。

左足負傷の阿部一二三が乱取り再開 来月合宿参加へ - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201907250000054.html

柔道の日本代表選手団が24日、グランプリ(GP)ザグレブ大会(26〜28日、クロアチア)に向けて羽田空港を出発した。男子代表の井上康生監督(41)は、
先月の代表合宿中に左足首を痛めた男子66キロ級の阿部一二三(21=日体大)について「来月の延岡合宿には参加の方向で、乱取りも徐々に始めている。
順調にきているが(世界選手権まで)残り1か月というところ。ふたを開けてみないと分からない部分がある。やりたいことをやらせて試合に臨ませるしかない」と見通しを語った。
五輪まで残り1年となるが「正直、今の気持ちはザグレブにある。我々は一日一日を大事に生きていくのみ」と目の前の大会を見据えた。

【柔道】左足首負傷の阿部一二三 来月の合宿に参加予定
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/judo/1485852/

46 :
柔道のグランプリ大会第1日は26日、ザグレブで男女計5階級が行われ、女子52キロ級で第1シードの角田夏実(了徳寺大職)が決勝で韓国選手に優勢勝ちして優勝した。
同57キロ級で世界選手権(8月25日〜9月1日・日本武道館)混合団体メンバーの玉置桃(三井住友海上)は決勝でカナダ選手に反則負けし準優勝だった。
長野県出身の出口クリスタ(カナダ)は女子57キロ級で第1シードに入っていたが負傷で欠場した。男子2階級に日本勢はエントリーしなかった。

角田V、玉置は準優勝 GPザグレブ/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190727/jud19072707010001-n1.html

柔道のグランプリ大会第1日は26日、ザグレブで男女計5階級が行われ、女子52キロ級で第1シードの角田夏実(了徳寺大職)が決勝で韓国選手に優勢勝ちして優勝した。
女子52キロ級の角田は金メダルを手に「ほっとした」と息をついた。自身が漏れた世界選手権代表に、2連覇を目指す阿部詩(日体大)と17年世界一の志々目愛(了徳寺大職が
選ばれた激戦階級。東京五輪代表争いで3番手にいると自覚し「出られる試合は全て優勝しないとついていけない。今回の試合は結構大事だと思っていた」。
初戦の2回戦から準決勝まで得意のともえ投げや関節技がさえて4試合連続で一本勝ちし、技ありを奪った決勝も終始優位に試合を進めた。26日は来年の東京五輪で
この階級が実施される日。「試合(五輪)の舞台に立てる」と夢を思い描き、ライバルの背中を追う。

踏みとどまった角田 金メダルを手に「ほっとした」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190727/jud19072709260002-n1.html

柔道のグランプリ大会第1日は26日、ザグレブで男女計5階級が行われ、女子57キロ級で世界選手権(8月25日〜9月1日・日本武道館)混合団体メンバーの玉置桃
(三井住友海上)は決勝でカナダ選手に反則負けし準優勝だった。
痛恨の反則負けだった。女子57キロ級決勝の終盤、玉置は「故意ではないが、勝ちを急いでしまった」とカナダ選手を投げた際に関節をきめてしまった。昨年の
グランドスラム(GS)大阪大会決勝に続く黒星に「また銀メダルか…。なかなか優勝できず悔しい」と表情が曇った。
世界選手権の個人代表は大会2連覇を狙う芳田司(コマツ)が選ばれており、東京五輪代表争いでアピールしたかったところ。「最後の詰めや緻密さが足りない」と
課題を痛感する大会になった。

玉置、痛恨の反則負け 「勝ちを急いでしまった」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190727/jud19072709270003-n1.html

47 :
柔道の世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)日本女子52キロ級代表・阿部詩(19=日体大)、兄の男子66キロ級代表・阿部一二三(21=日体大)ら14選手が
27日、都内で開催された「がんばれ!ニッポン!柔道日本代表応援フェスタ」に出席した。
各選手が抱負を語る中、詩は「今年は東京開催なので、たくさんの応援があると思う。応援を力に変えて2連覇できるように頑張りたい」と連覇を宣言。来年の東京五輪
に向けては「この階級(女子52キロ級)では金メダルを獲得した日本人選手がいない。自分が出て一番を取りたい」と意気込んだ。
一二三も「今年の世界選手権は3連覇がかかっているので、しっかり自分の柔道をして達成したい」と誓った。昨年の世界選手権は詩とアベック優勝を果たした。
「兄妹での2連覇もかかっているので、今年も兄妹で優勝したい」と笑顔で話し、目標である東京五輪での兄妹W金メダルの実現に向けて、世界に“最強兄妹”の力を
見せつけるつもりだ。
一方、男子60キロ級の高藤直寿(26=パーク24)は「たぶん阿部兄弟ばかり見ているので、僕も見てください」とジョークを飛ばしつつ「世界選手権は僕が一番最初
に出場する。何としても金メダルを取って、日本を勢いづけられるように頑張りたい」とアピールした。

阿部一二三&詩 世界選手権兄妹連覇へ「今年も優勝したい」
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/judo/1488807/

柔道の世界選手権(8月25日〜9月1日、日本武道館)のPRイベントが27日、東京都内で行われ、日本代表選手が参加した。男子66キロ級で2連覇中の阿部一二三
(日体大)は「しっかり自分の柔道をして3連覇したい」と意気込みを語った。
女子52キロ級で昨年初制覇を果たした阿部一の妹の詩(日体大)も「たくさんの応援を力に変えて2連覇できるよう頑張る」と意欲十分。2人はともに8月26日に登場し、
2年連続できょうだいでの世界一を狙う。
男子60キロ級で3年連続4度目の頂点が懸かる高藤直寿(パーク24)は大会初日が出番で「金メダルを取ってチーム全体に勢いをつける」ときっぱり。女子70キロ級で
3連覇の懸かる新井千鶴(三井住友海上)は「(来年の)東京五輪につなげたい」と先の大目標も見据えた。

阿部一二三「自分の柔道を」 世界柔道PRで意気込み
https://www.sanspo.com/sports/news/20190727/jud19072717520004-n1.html

柔道の世界選手権(8月25日開幕)のPRイベントが27日、東京都内で行われ、日本代表選手が登壇した。東京五輪と同じ日本武道館で開催される“前哨戦”なだけに、
大会2連覇を目指す女子78キロ超級の朝比奈沙羅(22)=パーク24=は「ぜひ私たちの闘う姿を見に来ていただけたら」と集まったお客さんに、生観戦を呼びかけた。
来夏に迫った東京五輪のチケットは抽選販売。1次抽選では1枚も当たらなかった人が続出し、朝比奈もラグビーや陸上などを申し込んだが、すべて外れたという。
来月の世界一決定戦について「抽選ではない。五輪の前年に、五輪と同じ日本武道館で行われる。こんなに柔道を知ってもらえる機会はない」とアピールした。
世界選手権の結果は、東京五輪の代表争いに大きく影響する。女子78キロ超級で素根輝(19)=環太平洋大=とともに選出された沙羅は「2連覇が懸かっている。
世界女王のプライドと挑戦者の気持ちを持って挑む。東京(五輪)で最後、笑えるように日々努力してきたい」と意気込んだ

世界選手権代表の朝比奈「私たちの闘う姿を見に来て」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190727/jud19072718220005-n1.html

48 :
柔道のグランプリ大会第2日は27日、ザグレブで男女計4階級が行われ、女子63キロ級の鍋倉那美(三井住友海上)は決勝で2016年リオデジャネイロ五輪
女王のティナ・トルステニャク(スロベニア)に延長の末、反則負けを喫して準優勝だった。
男子81キロ級でリオ五輪銅メダルの永瀬貴規(旭化成)は決勝に進出。同73キロ級の立川新(東海大)は3位決定戦で敗れて5位だった。
女子70キロ級で世界選手権(8月25日〜9月1日・日本武道館)混合団体メンバーの大野陽子(コマツ)は1回戦でキム・ポリング(オランダ)に一本負けした。

女子63キロ級の鍋倉那美、反則負けで準優勝 柔道GP
https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK60874_X20C19A7000000/

男子81キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪銅メダルの永瀬貴規(旭化成)が決勝で12年ロンドン五輪3位のアントワヌ・バロワフォルティエ(カナダ)に一本勝ちして優勝した。
同73キロ級の立川新(東海大)は5位だった。
女子63キロ級の鍋倉那美(三井住友海上)は決勝でリオ五輪女王のティナ・トルステニャク(スロベニア)に延長の末、指導3による反則負けを喫して準優勝。
同70キロ級で世界選手権(8月25日〜9月1日・日本武道館)混合団体メンバーの大野陽子(コマツ)は1回戦で一本負けした。
井上康生・男子日本代表監督の話 永瀬は(手術した右膝の)けがという非常に苦しい道を歩んで今がある。頼もしい選手がまた一人帰ってきたという印象だ。
永瀬の話 グランプリで連勝できて、さらに自信を持つことができた。与えられたチャンスをものにしたその先に、東京五輪があると思う。
鍋倉の話 結果が全て。(東京五輪代表入りへ)後がないと思う。持てる力を全て出して最後の最後まで食らいつきたい。
立川の話 今大会はいろいろな技でポイントを取れたけど、勝たないと意味がない。まだ若いので次がある。(24年)パリ五輪を見据えて頑張っていきたい。

永瀬V 井上康生監督「頼もしい選手が帰ってきた」 - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201907280000084.html

柔道のグランプリ大会第2日は27日、ザグレブで行われ、男子81キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪銅メダルの永瀬貴規(旭化成)が決勝で12年ロンドン五輪3位の
アントワヌ・バロワフォルティエ(カナダ)に一本勝ちして優勝した。同73キロ級の立川新(東海大)は5位だった。
女子63キロ級の鍋倉那美(三井住友海上)は決勝でリオ五輪女王のティナ・トルステニャク(スロベニア)に延長の末、指導3による反則負けを喫して準優勝。同70キロ級
で世界選手権(8月25日〜9月1日・日本武道館)混合団体メンバーの大野陽子(コマツ)は1回戦で一本負けした。(共同)
永瀬貴規の話
「グランプリで連勝できて、さらに自信を持つことができた。与えられたチャンスをものにしたその先に、東京五輪があると思う」
立川新の話
「今大会はいろいろな技でポイントを取れたけど、勝たないと意味がない。まだ若いので次がある。(24年)パリ五輪を見据えて頑張っていきたい」
鍋倉那美の話
「結果が全て。(東京五輪代表入りへ)後がないと思う。持てる力を全て出して最後の最後まで食らいつきたい」
井上康生・男子日本代表監督の話
「永瀬は(手術した右膝の)けがという非常に苦しい道を歩んで今がある。頼もしい選手がまた一人帰ってきたという印象だ」

永瀬V、鍋倉は準優勝 柔道GP
https://www.sanspo.com/sports/news/20190728/jud19072808340001-n1.html

柔道のグランプリ大会は26日、ザグレブで男女計5階級が行われ、女子52キロ級で角田夏実(了徳寺大職)が優勝した。準決勝までの4試合に一本勝ちし、
決勝は韓国選手に優勢勝ちした。
女子57キロ級で世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)混合団体代表の玉置桃(三井住友海上)は、カナダ選手との決勝で反則負けした。

角田が優勝=柔道グランプリ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072700260



柔道のグランプリ大会は27日、ザグレブで男女計4階級が行われ、男子81キロ級の永瀬貴規(旭化成)が優勝した。
決勝はアントワヌ・バロワフォルティエ(カナダ)に一本勝ちした。同73キロ級の立川新(東海大)は5位。
女子63キロ級の鍋倉那美(三井住友海上)は2位。決勝でリオデジャネイロ五輪金メダルのティナ・トルステニャク(スロベニア)に指導三つで反則負けした。
同70キロ級の大野陽子(コマツ)は1回戦で敗れた。

永瀬が優勝=柔道グランプリ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072800127

49 :
柔道・グランプリ大会第2日(27日、ザグレブ)男子81キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪銅メダルの永瀬貴規(25)=旭化成=が決勝で
12年ロンドン五輪銅のアントワヌ・バロワフォルティエ(29)=カナダ=に一本勝ちして優勝した。女子63キロ級の鍋倉那美(22)=三井住友海上=は
決勝でリオ五輪女王のティナ・トルステニャク(28)=スロベニア=に延長の末、指導3による反則負けを喫して準優勝だった。
男子81キロ級決勝で元世界王者の永瀬は、バロワフォルティエを切れ味鋭い足車で背中から畳にたたきつけた。約2年半ぶりの国際大会制覇だった
今月上旬に続くグランプリ大会優勝で、2017年10月の右膝手術からの復活を印象付けた。現時点で昨年の世界選手権81キロ級2位の藤原崇太郎(日体大)を
追う立場。「与えられたチャンスをものにしたその先に、東京五輪がある」と逆襲を誓った。
井上康生・男子日本代表監督
「永瀬は(手術した右膝の)けがという非常に苦しい道を歩んで今がある。頼もしい選手がまた一人帰ってきたという印象だ」
鍋倉那美
「(東京五輪代表入りへ)後がないと思う。持てる力を全て出して最後の最後まで食らいつきたい」

永瀬、完全復活V!東京五輪へ「チャンスをものに」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190729/jud19072905010002-n1.html

柔道のグランプリ大会最終日は28日、ザグレブで男女計5階級が行われ、男子100キロ超級は世界選手権(8月25日〜9月1日・日本武道館)代表で
2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜(百五銀行)が決勝でゲラ・ザーリシビリ(ジョージア)に延長の末に一本負けし2位だった。
原沢は決勝の延長で一瞬の隙を突かれた。若いザーリシビリを押し続けたが、不用意に体を密着させたところで強引な帯取り返しを浴びて一本負け。
宿敵リネール(フランス)が欠場した大会で優勝を逃し「なかなか、あの体勢からは…。外国人選手の力強さを改めて感じた」と反省しきりだった。
7月初旬のモントリオール大会から短い期間でのグランプリの連戦で体調面が整わず「1日を通して良くなかった」と言う。初制覇を狙う世界選手権へ
「ピークを合わせたい」と修正を誓った。

原沢久喜、突かれた一瞬の隙「外国人選手の力強さ改めて感じた」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190729/jud19072907570004-n1.html

柔道のグランプリ大会最終日は28日、ザグレブで男女計5階級が行われ、男子100キロ超級は世界選手権(8月25日〜9月1日・日本武道館)代表で
2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜(百五銀行)が決勝でゲラ・ザーリシビリ(ジョージア)に延長の末に一本負けし2位だった。
世界選手権女子78キロ超級代表の19歳、素根輝(環太平洋大)は初戦の2回戦から4試合を勝ち進み、決勝は不戦勝。同78キロ級でリオ五輪代表の
梅木真美(ALSOK)も優勝した。
男子90キロ級は世界選手権混合団体メンバーの村尾三四郎(東海大)が決勝でジョージア選手に一本負け。長沢憲大(パーク24)は準々決勝で左膝付近を痛めて棄権し、
敗者復活戦は出なかった。

女子78キロ超級で素根V 柔道GP、原沢久喜2位
https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK00675_Y9A720C1000000/

柔道のグランプリ大会最終日は28日、ザグレブで男女計5階級が行われ、男子100キロ超級は世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)代表の
原沢久喜(百五銀行)は決勝でジョージア選手に延長の末、一本負けした。
女子78キロ超級では、素根輝(環太平洋大)が制した。決勝は不戦勝だった。同78キロ級の梅木真美(ALSOK)は決勝でフランス選手を下して優勝した。
男子90キロ級は村尾三四郎(東海大)が2位。長沢憲大(パーク24)は7位だった。 

原沢、決勝で敗れる=柔道グランプリ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072900409

50 :
柔道のグランプリ大会最終日は28日、ザグレブで男女計5階級が行われ、男子100キロ超級は世界選手権(8月25日〜9月1日・日本武道館)代表で
2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜(百五銀行)が決勝でゲラ・ザーリシビリ(ジョージア)に延長の末に一本負けし2位だった。
世界選手権女子78キロ超級代表の19歳、素根輝(環太平洋大)は初戦の2回戦から4試合を勝ち進み、決勝は不戦勝。同78キロ級でリオ五輪代表の
梅木真美(ALSOK)も優勝した。
男子90キロ級は世界選手権混合団体メンバーの村尾三四郎(東海大)が決勝でジョージア選手に一本負け。長沢憲大(パーク24)は準々決勝で左膝付近を痛めて棄権し、
敗者復活戦は出なかった。
原沢久喜の話
「(決勝は)外国人選手の力強さを改めて感じた。(連戦で)いいコンディションに持っていけず、一日を通して良くなかった。世界選手権にピークを合わせたい」
素根輝の話
「世界選手権前の最後の大会をしっかり優勝で終えられて良かった。足技を使い(課題の)組み手もしっかりできた。世界選手権は優勝だけを目指して頑張りたい」
梅木真美の話
「優勝できてほっとしている。今は立ち技を中心に練習している。もっと立ち技で崩したり、投げられたりする技を身につけていきたい」
村尾三四郎の話
「悔しい銀メダル。決勝で負けたのは自分の実力不足だし、まだまだ強くなれる部分がいっぱいある」
井上康生・男子日本代表監督の話
「原沢は本調子でない中我慢して闘ったが、決勝の一発だけに泣いた。村尾はまだ18歳。経験を積み重ねて大きく育っている」
増地克之・女子日本代表監督の話
「素根はいい内容で世界選手権に向けて非常に収穫のある闘いだった。梅木はしっかり立ち技で投げ切れたところが良かった」

原沢、決勝で敗れる 素根と梅木が優勝/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190729/jud19072907250003-n1.html

昨年の世界柔道選手権では準決勝までの4試合中3試合を一本勝ちで進み、決勝も一本勝ちで勝利し、2連覇達成。同日には妹の詩選手も女子52kg級で優勝。
同日の兄妹アベックVは日本勢初。「今年も兄妹優勝を狙います!」
【PRIVATE QUESTION】Q 最近ハマっていることは?
A 最近、大学の授業でゴルフをやっているのですが、みんなでワイワイと球を打っている時間が楽しくて。練習を積んでうまくなったら、コースにも出てみたいですね。
柔道家でゴルフをやる人はけっこう多いんですが、みんな「体を回転させる」のが厳しい体つきなので、ゴルフには向いていないと思います(笑)。ただパワーで、
とにかく遠くに飛ばすことは得意かもしれません!
Q オフの過ごし方は?
A 週1日、日曜日がオフなので、土曜日の練習が終わったら友達と食事したり、買い物に行くこともあります。それが一番のリフレッシュですね。洋服を選ぶときは、
気に入ったら即買いすることもありますが、迷ったら衝動買いはせずに、必ず一度考えるタイプです。勢いで買ってしまうことはありません。
【柔道家・阿部一二三】「プライベートはけっこう寂しがり屋です」
Q 自分を動物に例えると?
A うーん……ライオンかな? 最強ってことで!(笑)
でも、プライベートはけっこう寂しがり屋です。一人でゴハンに行ったりするのもあまり得意じゃなくて……。できればオフは誰かと、一緒に過ごしたいですね。
Q 柔道家ならではのクセは?
A ドアを開けて部屋に入るとき、頭を下げてしまうことがあります。道場には必ず一礼して入るので、その習慣が私生活でも(笑)。飲食店などでやってしまうことは
少ないですが、畳の部屋ではいつも頭を下げそうになります。
Q 言われてうれしい言葉は?
A 「がんばってください」や「いつも見てます」。自分を知ってくれているっていうのが分かる言葉はうれしいですね。僕の柔道を見て、柔道に興味を持ってくれる人が
増えたら最高にうれしいです。

阿部一二三選手にQ&Aインタビュー! 柔道家ならではのクセとは? いい男に会いたい!
https://withonline.jp/people/ent-encounter/yfVFQ

51 :
男女計5階級が行われ、男子100キロ超級は世界選手権(8月25日〜9月1日・日本武道館)代表で2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜(27)=百五銀行=が
決勝でゲラ・ザーリシビリ(ジョージア)に延長の末に一本負けし2位だった。世界選手権女子78キロ超級代表の素根輝(環太平洋大)、同78キロ級でリオ五輪代表の
梅木真美(ALSOK)は優勝した。
日本のエース・原沢が不覚を取った。19歳の世界ジュニア王者に屈し「外国人選手の力強さを改めて感じた」。延長戦は小内刈りによる技ありで勝負あったかと
思われたが、ビデオ判定で取り消し。直後に不用意に体を寄せたところを、強引な帯取り返しで背中から畳にたたきつけられた。東京五輪前哨戦の世界選手権まで約1カ月。
「世界選手権、五輪で日の丸をセンターポールに掲げたい」。この苦い敗戦を糧にする。

エース原沢久喜まさかの敗戦 19歳世界ジュニア王者に一本負け
https://www.daily.co.jp/general/2019/07/30/0012561313.shtml

男女計5階級が行われ、男子100キロ超級は世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)代表で16年リオ五輪銀メダルの原沢久喜(百五銀行)が決勝でゲラ・ザーリシビリ(ジョージア)に
延長の末に一本負けし2位だった。世界選手権女子78キロ超級代表の19歳、素根輝(環太平洋大)は初戦の2回戦から4試合を勝ち進み、決勝は不戦勝でV。
同78キロ級でリオ五輪代表の梅木真美(ALSOK)も優勝した。
畳に突っ伏し、ぼう然とする原沢。その横で、ザーリシビリが勝利の雄叫びを上げた。男子100キロ超級決勝で、日本のエースが19歳の世界ジュニア王者に一本負け。
「外国人選手の力強さを改めて感じた」とうなだれた。
延長戦は小内刈りによる技ありで勝利かと思われたが、ビデオ判定で取り消し。その直後、不用意に体を寄せたところを、強引な帯取り返しで背中から畳に叩き付けられた。
今月2大会目で「一日を通して良くなかった」。五輪2連覇の絶対王者リネール(フランス)が欠場した大会で、不覚を取った。
世界選手権まで約1カ月。「五輪まで、泣いても笑ってもあと1年。世界選手権、五輪で日の丸をセンターポールに掲げたい」とぶれない目標を口にした27歳は、苦い敗戦を糧にする。

原沢ぼう然…19歳に一本負け 世界ジュニア王者に不覚
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/07/30/kiji/20190729s00006000371000c.html

畳に突っ伏した。日本重量級エース、原沢が19歳の世界ジュニア王者に屈した。世界選手権前最後の実戦で不覚を取った。
「外国人選手の力強さを改めて感じた」
決め手を欠いて迎えた延長戦。小内刈りによる技ありで勝負あったかと思われたが、ビデオ判定で取り消しになった。その直後だ。不用意に体を寄せたところを、
強引な帯取り返しで背中から畳にたたきつけられた。五輪2連覇で最強のリネール(フランス)が突然の欠場で対戦の機会もなく、収穫に乏しい大会になった。
東京五輪前哨戦ともいえる世界選手権まで約1カ月。昨年3位から悲願の頂点へと挑む闘いが、いよいよ始まる。「五輪まで、泣いても笑ってもあと1年。世界選手権、
五輪で日の丸をセンターポールに掲げたい」。27歳の五輪銀メダリストが苦い敗戦を糧にする。

男子日本代表・井上康生監督
「原沢は本調子でない中我慢して闘ったが、決勝の一発だけに泣いた」

原沢が銀 19歳相手に…決勝延長で一本負け/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190730/jud19073005010001-n1.html

52 :
東京五輪まで残り1年を切りました。すごく早いなと感じていますし、五輪はずっと頭の中にあるんですけど、今は(8月25日開幕の)世界選手権を一番に考えています。
今回は同じ階級に2人(丸山城志郎)出ますけど、意識し過ぎずに自分のことに集中してやっていきたいです。
これまでいろんな方にお世話になりましたが、今回は(神港学園高の)信川厚先生についてお話ししたいと思います。出会いは小学校高学年の時。「一度神港学園に練習に
行ってみないか?」と紹介してくれた人がいて、最初は「怖い先生だな」という印象でした。教えてもらうことはなかったですけど、そこから練習に行くようになって、中学の
時もよく見てもらっていました。
常に言われていたのは前に出ること。「まだまだ実績もないし、挑戦者。気持ちで相手に負けたらアカンから、気持ち出してガンガン前に出ろ」と言われてきて、下がったり
すれば怒られました。普通は前に出るのが怖いと思うけど、僕にとっては当たり前で、下がる方が怖かったぐらい。前に出て圧をかけて一本を取りにいく、今の自分の柔道に
生きていると思います。
練習で一番きつかったのは、先生との打ち込みですね。普通に追い込まれてました。強くするために、ずっと考えていてくれたなと思います。僕を追い込むためにきつい練習
をやってくれ、ちょっとうまくいかない時は親身になって教えてくれました。厳しかったですけど、柔道の強い弱いに関係なく、生徒全員に親身になってくれていたなという
感じがします。
高校生の頃は相談することはあまりなかったですけど、今は何でも言える先生ですね。神戸に帰れば顔を出しますし、ご飯に行ったりもします。海外の大会に応援に
来てくれることもあって、本当に力になっています。

阿部一二三、恩師の教えは今も
https://hochi.news/articles/20190729-OHT1T50231.html

一本を取りにいく。自分の柔道で勝利をつかむ
撮影時、「手が見たい!」という本誌スタッフのリクエストに気さくに応えてくれたり、ちょっぴり照れくさそうな表情を見せたり。
畳の上では決して見ることのできない無邪気な笑顔がまぶしい。6歳で柔道を始め、数々のタイトルを手にしてきた柔道の申し子、
阿部一二三選手。現在、世界選手権2連覇中。8月25日から開催される今年の同大会では3連覇を狙う。
「本番ではいかに自分自身の柔道ができるか、それに尽きると思う。3連覇もかかっている大会なので、しっかり準備をして臨みたいと思います」
周囲からの期待も年々上昇。過去の2大会とは意気込みも違うのだろうか。
「気持ちの変化はそれほどありませんが、今年の世界選手権は東京で開催されるので、より多くの人たちに見てもらえるのかなって。
場所の違いぐらいです(笑)。ただ、優勝したら、来年の東京五輪出場にもぐっと近づくと思うので、今までのどの大会よりも重要な大会ではありますね。
でも、あまり思いつめず、自分自身の柔道を出し切りたいと思っています」
インタビュー中、“自分自身の柔道”というフレーズが随所に。阿部選手といえばキレキレの投げ技を繰り出し、全試合一本勝ちで大会を制することも少なくない。
その圧倒的な勝利に観客はクギ付け。
「自分の柔道とは、昔から変わらず、一本を取りにいく柔道。一本で勝ったときの気持ちよさは格別ですから。世界選手権でも、どんどん前に出ていく
柔道を見せていきたいと思います」
【柔道家・阿部一二三】「服を買うのは大変です(笑)」意外な悩みとは?
現在、日本体育大学の4年生。柔道部の練習は月〜土曜日で、オフは日曜日の1日のみ。午前と午後に分けて、1日5時間ほど練習する。さらに、
道場での稽古に加えてウェイトトレーニングも。
「自分の柔道に少し肉付けする補助的な感じですが、体幹を鍛えたり、自分の武器である投げ技に生きるトレーニングを行っています。とくに、
背負い投げでは肩を使うので、肩を強化。瞬発系の筋肉を鍛えるためにベンチプレスを一瞬で上げる練習をしたり、肩の可動域を広げるような動きが中心です」
たしかに、シャツの上からでも分かる盛り上がった肩回り。これだけガッシリしていると、洋服選びにも苦戦しそう。
「そうなんです。Tシャツとかもピチピチになっちゃって。服を買うのは大変です(笑)」と、外見を気にする様子は21歳のイマドキの大学生だ。

【柔道家・阿部一二三】「服を買うのは大変です(笑)」意外な悩みとは?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190730-00010005-withonline-ent

53 :
全日本柔道連盟は30日、世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)の期間中、来場者向けにスマートフォンを使った無料の音声解説サービスを実施すると発表した。
2012年ロンドン五輪女子57キロ級金メダルの松本薫さんや16年リオデジャネイロ五輪で同70キロ級を制した田知本遥さんらが解説を担当する。
場内で専用ページにアクセスすれば利用できる。松本さんは「一人でも多くの方が柔道を楽しめるように解説したい」、田知本遥さんは「柔道の奥深さや魅力を伝えられるよう
に頑張る」とコメントした。

金メダリストら無料で解説=世界柔道で全柔連
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019073001130

全日本柔道連盟は30日、世界選手権(8月25日〜9月1日、日本武道館)で来場者向けの無料場内音声解説サービスを実施すると発表し、解説者は2012年ロンドン大会女子
57キロ級の松本薫さん、16年リオデジャネイロ大会女子70キロ級の田知本遥さんの五輪金メダリストらが務める。
来場者は会場内で掲示、配布されるQRコードから、スマートフォンやタブレット端末で専用サイトにアクセスすれば解説を聞くことができる。
女子52キロ級で五輪銅メダル2度の中村美里(三井住友海上)やロンドン五輪男子90キロ級3位の西山将士氏も登場予定。松本さんは「一人でも多くの方に、
柔道を楽しめるように解説したい」、田知本さんは「柔道の奥深さや魅力を伝えられるように頑張る」などのコメントを寄せた。

松本薫さん、田知本遥さんがら無料音声解説 世界柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190730/jud19073020540004-n1.html

柔道のグランプリ・ザグレブ大会(クロアチア)に出場した日本代表が30日、羽田空港に帰国した。
女子78キロ超級で金メダルの素根輝(そね・あきら、19=環太平洋大)は、初の個人戦での世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)へ手応えをつかんだ。
準決勝では過去1勝2敗と負け越し、180センチ超のキンゼルスカ(アゼルバイジャン)に勝利。163センチの19歳は「(2月の)グランドスラム・パリ大会で負けて、
世界選手権前に勝ちきることができて良かった。組み手の部分を徹底して、(大舞台に向けて)良い流れができた」と収穫を口にした。一方、7カ月ぶりに国際大会を制したが、
指導を意識する余り「(技を)かけ急ぎ、指導を取られた場面もあった」と課題を挙げ「雑なところもあったので、そこはしっかりと修正して、どんな相手でも
対応できる強さを身に付けたい」と1カ月後の本番に万全の状態で臨む姿勢を示した。
男子100キロ超級で銀メダルだった原沢久喜(27=百五銀行)は「外国選手の力強さを改めて感じた。新たな対策が必要」と話した。

素根輝が帰国「良い流れできた」世界選手権へ手応え - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201907300000544.html

54 :
柔道のグランプリ・ザグレブ大会に出場した日本代表が30日、羽田空港に帰国し、男子100キロ超級で2位だった2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜(百五銀行)は
「外国選手の力強さを改めて感じた。強烈だった」と世界選手権(8月25日〜9月1日、日本武道館)へ警戒心をあらわにした。
決勝は昨年の世界ジュニア選手権覇者でジョージアの新鋭に一本負けした。帯取り返しで裏返しにされ「あの体勢から投げられるのは想定外」と痛感。本番1カ月前に不覚を
取り「新たな対策が必要。自分の柔道を高めていく」と意気込んだ。
女子78キロ超級の19歳、素根輝(環太平洋大)は苦手としていた上背のある海外勢を倒して優勝。「組み手の部分を徹底できた。世界選手権前にいい流れをつくれた」と
個人戦で初めて挑む大舞台へ手応えを深めた。
日本男子の井上康生監督は接近戦で驚異的な力を発揮する海外勢への脅威をさらに強め「パワー系の柔道への対策を練った上で世界選手権に臨まなければいけない」と
課題を語った。

V逸の原沢「外国選手の力強さ強烈」 世界選手権へ警戒/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190730/jud19073017200002-n1.html

柔道男子100キロ超級でリオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜(27)=百五銀行=が30日、グランプリ(GP)ザグレブ大会を終えて羽田空港に帰国。
“絶対王者”テディ・リネール(フランス)が大会直前になって出場を見合わせた中、決勝での不覚の一本負けで準優勝に終わり、海外選手の規格外のパワーを改めて痛感した
様子だった。
決勝は延長戦に突入した後、19歳のザアリシビリ(ジョージア)にクロスグリップ(肩越しに帯を持たれる体勢)で密着されると、プロレス技のブレーンバスターのような
力ずくの帯取り返しを食らい、125キロの体を強引にひっくり返されてしまった。痛恨の一本負けを喫した原沢は「正直あそこから(体を)引っこ抜かれるとは思っていなかった」と
想定外だったことを明かし、「また新たに対策が必要」と反省しきりだった。
その直前には自身の小内刈りによる「技あり」で試合を決めたかに思えたが、ビデオ判定で取り消された直後の失陥。気持ちが切れた一瞬の隙を突かれただけに、
「終始自分のペースで試合を進められたが、最後ああいう形でやられて。外国人選手の力強さ、一撃を持っているなと改めて感じた」と肝に銘じた。
ただ、今回準優勝したことで世界ランクは4位に上昇。世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)のシード権を獲得した。「そういう目的で出場したので、そこはよかった」と
うなずき、「日本人選手にはなかなかないような(今回食らった)組んでからのああいう技とか、パワーが強い柔道にも対応できるようにしたい」と大一番に向けた最終調整への
課題を明確にした。

GP決勝苦杯の原沢久喜「あそこから引っこ抜かれるとは…」海外勢の規格外パワー痛感
https://www.daily.co.jp/general/2019/07/30/0012564030.shtml

柔道日本女子の増地克之監督は30日、5月の国際大会で右脚を負傷した52キロ級元世界女王の志々目愛(了徳寺大職)が乱取りを再開したと明らかにした。8月上旬の
日本代表合宿にも参加する方向で「回復はすごく順調だ」と語った。
ただ2年ぶりの頂点を目指す世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)出場については「予想しづらい。コンディションを見て、闘えるようサポートする」と慎重に述べた。
志々目は昨年の同選手権決勝で敗れた阿部詩(日体大)と来年の東京五輪代表を争っており「この大会に出なければ五輪はない」と出場の意向を示している。

右脚負傷の志々目愛が乱取り 世界柔道代表、回復は順調
https://www.sanspo.com/sports/news/20190730/jud19073018020003-n1.html

55 :
柔道女子78キロ超級で世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)代表の素根輝(そね・あきら、19)=環太平洋大=が30日、
グランプリ(GP)ザグレブ大会から羽田空港に帰国し、「世界選手権前最後の大会で、優勝という形で終えることができて良かった」
と手応えを示した。
優勝という結果には喜びつつも自分には厳しかった。2月のグランドスラム(GP)パリ大会で苦杯を喫した長身のキンゼルスカ
(アゼルバイジャン)に何もさせずに破る雪辱も果たしたが、自己採点は「50点」と辛口ジャッジだった。
勝負では、待つのも焦るのも“御法度”だ。国際大会では、相手に投げられまいとじっくり組んでいるとすぐに指導を取られるため、
反則負け(指導3つ)となるリスクが高く、先に仕掛けることをテーマに臨んでいた。
ただ、今大会は雑な組み手のまま技を出して、逆に指導(掛け逃げ)を取られる場面もあっただけに、「『攻めなきゃ、攻めなきゃ』と
思い過ぎて、技を掛け急いでしまって雑になってしまった」と反省しきり。「そこはしっかり修正していきたい」と世界選手権への宿題にした。
東京五輪代表を争うライバルで18年世界女王の朝比奈沙羅(23)=パーク24=に比べて外国選手に勝ち切れないことが
課題とされてきたが、朝比奈とともに出場する世界選手権が成長を示す最大の舞台だ。「一戦一戦全力で戦って、
優勝だけを目指して頑張りたい」と力を込めた。

柔道・素根輝、雪辱Vも辛口採点「50点」待つも焦るもNG
https://www.daily.co.jp/general/2019/07/30/0012564466.shtml

柔道男子90キロ級で若手成長株の村尾三四郎(18)=東海大=が30日、グランプリ(GP)ザグレブ大会を終えて羽田空港に帰国した。
欧州の強豪がそろう階級で準優勝としっかりアピールし、「よかったところは多かったが、決勝で負けたこともあって、いいところも悪いところも
両方見えました」と収穫と課題を口にした。
村尾は長い手足を武器に、しっかり組んで得意の大外刈りや内股で相手をなぎ倒す本格派の18歳。シニアの国際大会に出始めて1年目と
あって海外勢のパワーや戦術への対応がテーマだが、準々決勝では世界ランク3位のメフディエフ(アゼルバイジャン)を撃破するなど
成長を示し、「技を出しながら戦えたのが良かった」と自分の間合いをつくれたことに収穫があったようだ。
決勝では17年ワールドマスターズ王者のグビニアシビリ(ジョージア)に挑戦。間合いを探りながら慎重に戦ったが、大外刈りを仕掛けた
ところを裏投げで返されて一本負けを喫した。「自分が(仕掛けるなら)ここしかない、と思わせられて(相手の戦術に)はめられた。
もっと後ろの技とか、前後を使えていたらもっと違う展開になったのかな」。悔しそうに振り返り、「(パワーで)跳ね返されたというよりも
相手が作戦的に上だった」と強豪選手の懐の深さを思い知った様子だ。
東京五輪代表争いは、世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)代表の向翔一郎(ALSOK)、リオデジャネイロ五輪王者の
ベイカー茉秋(日本中央競馬会)らと競っており、村尾も団体戦代表として世界選手権に初出場する。
90キロ級は世界的にも群雄割拠だが、村尾はまだ高校生だった2月のグランドスラム(GS)デュッセルドルフ大会で15年世界王者
の郭同韓(韓国)に一本勝ちして準優勝するなど、高いポテンシャルを示している。「この階級はどの選手も特徴があって強いので、
誰がきても勝てる自分の勝ちパターンを身につけるのが一番」と、世界で戦い抜くスタイルを磨くことを誓った。

柔道18歳・村尾三四郎「勝ちパターン身につけたい」GP2位で収穫と課題
https://www.daily.co.jp/general/2019/07/30/0012564315.shtml

56 :
雪辱は果たすも…。柔道のグランプリ・ザグレブ大会を終えた日本代表選手団が30日、羽田空港に帰国した。女子78キロ超級で優勝した世界選手権(8月25日開幕、
東京・日本武道館)代表の素根輝(19=環太平洋大)は決勝戦が不戦勝となったが「世界選手権前、最後の大会を優勝という形で終えることができて良かった」とホッとした
表情を見せた。
今大会のテーマは「先に指導を取って優勢に試合を進めること」。これについては「できた試合もあったが、技をかけ急いで雑になり、指導を取られた場面もあった」と
反省の弁を述べた。
ただ収穫もあった。準決勝で反則勝ちを収めたのは、2月のグランドスラム・パリ大会で敗れたイリーナ・キンゼルスカ(28=アゼルバイジャン)。現地でも意識して
調整したという素根は「ここは勝っておきたいと思っていた。組み手やつり手の部分を徹底してやれたのが良かった」と笑顔。女子代表の増地克之監督(48)も
「終始、彼女のペースで試合ができた」と目を細めた。
世界選手権まで残り1か月となり、素根は「いい流れはつくれた」と腕をぶしたが…。大学では現在前期試験の真っ最中。戻ってすぐにテストを受けなければならない
状況だけに「勉強は苦手なんで…」と、女子大生としては初となる強敵との“対戦”には危機感を募らせていた。

【柔道】素根を待つ”女子大生ゆえの強敵”
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/judo/1492665/

柔道のグランプリ(GP)ザグレブ大会で準優勝に終わった男子100キロ超級の原沢久喜(百五銀行)が羽田空港に帰国し、「世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)のシード権を
獲得するのが目的だったので、その点は良かった」と振り返った。
決勝では世界ジュニア王者のゲラ・ザーリシビリ(ジョージア)に敗戦。19歳に最後は強引に投げられるショッキングな敗戦となったが「連戦の疲れもあった。
しっかりリセットして世界選手権に向かいたい」とすでに切り替えた様子。世界ランクを5位から4位に上げ、組み合わせの面で有利になる本番で結果を残す。

原沢、リセットして世界選手権へ 柔道GP準優勝で帰国
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/07/31/kiji/20190730s00006000288000c.html

57 :
柔道男子81キロ級でリオデジャネイロ五輪銅メダルの永瀬貴規(25)=旭化成=が逆転での五輪切符獲得へ反撃態勢に入った。優勝したグランプリ(GP)ザグレブ大会
から30日、羽田空港に帰国。3週間前のGPモントリオール大会に続く勝利に「反省もあるが、連勝できて素直にうれしい」と胸を張った。
かつての第一人者は17年の右膝手術から低迷していたが、手堅い組み手と得意の足技を軸とした安定感が戻ってきた。今年の世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)
には昨年銀メダルの藤原崇太郎(21)=日体大=が出場するものの、東京五輪に向けて巻き返し可能な位置を追走中。「自分は追う立場なので、目の前の大会を
確実にものにすることだけしか考えていない」と静かに闘志を燃やした。

永瀬貴規 逆転五輪切符へ反撃態勢 GP大会2連勝で復活アピール
https://www.daily.co.jp/general/2019/07/31/0012564309.shtml

1年後の東京オリンピック。漠然と想像しています
アスリートといえば体作りのための食生活も気になるところだが、取材時、コロッケサンドを頬張る姿も目撃。
「食べるものを、制限したりはしていません。ただ、毎日、ヨーグルトなどの乳製品を摂ったり、野菜や果物、肉などのたんぱく質など、偏らずに、
バランスよく食べることは心がけています」
体重で階級が決まっている競技において避けては通れないのが、試合前日の計量。大会前には過酷な減量が待っている!?
「減量を始めるのは試合の1ヵ月ぐらい前から。だいたい6〜7kg落とします。水分が一番重いので、計量前日はほぼほぼ水分を摂らず、食べるものも
カロリーメイトやプロテインバーのような軽いもの。最後はキツいですが、僕はそれほど減量が苦にならないほうです」
最後に、やはり聞かずにはいられない東京五輪について伺うと、「あと1年。早いなー」と、率直な言葉を口にする。
「出場できなかったリオ五輪から3年。あっという間だったなとは思いますが、具体的なことはまだ何も考えていません。でも、漠然と想像したりはします。
海外からもたくさんの人が見に来て、普段味わえないすごい雰囲気の中で試合してるんだろうなぁ、とか。もちろん、首から金メダルを下げている姿も(笑)」
夢は、日本柔道界の至宝・野村忠宏さんの3連覇を超える、五輪4連覇。
「それもすべて東京オリンピックに出て優勝しないことには話にならないので。大きな夢のためにも、まずは目の前の世界選手権で結果を残したいと思います」
令和最強の柔道家を目指して――。レジェンドストーリーが、今、幕を開ける

柔道家・阿部一二三「夢は憧れの野村忠宏さんを超える五輪4連覇!」
https://withonline.jp/people/ent-encounter/sUZB7

58 :
変わり者でないと横綱にはなれない。これまでの横綱の人物像から導き出された結論なのか、角界ではよくそんな言われ方をする。同様のことが五輪の
金メダリストにもあてはまる。頂点に立つ人物は、強いだけでなく個性的でないといけないのかもしれない。
この3月から柔道日本代表の愛称が「ゴジラジャパン」となった。
どうせ映画からチョイスするなら、この男にとっては別の作品の方がうれしかっただろう。男子100kg級代表のウルフアロンである。
「高校生ぐらいからアメコミの映画がずっと好きで、『アベンジャーズ/エンドゲーム』も公開初日に練習終わりでレイトショーを見に行った。全日本選手権で
優勝した時よりも泣きました、まじで。めっちゃ感動しました。ゴジラはあんま見ないっすね。『シン・ゴジラ』は面白かったけど」
話し始めると柔道よりもアベンジャーズが止まらない。
「一人一人すごく人間味がありますね。悩みがあったりとか、心の葛藤を抱えていたりとか。ヒーローだけど人間っぽい一面があって感動する」
ウルフアロンが味わった浮き沈み。
ちょっと強引に結びつけるなら、映画の主人公たちと同じようにウルフも浮き沈みを味わった経験がある。
2017年の世界柔道では初出場初優勝の快挙を成し遂げたものの、そこから一転してケガに苦しむ時期が続いた。右胸鎖関節の負傷で同年末の
大会を欠場すると、年が明けて1月には左ひざ半月板を損傷。手術を受けて復帰まで約半年を要した。
準備不足のままで昨年の世界柔道は準々決勝で敗れ、敗者復活戦も勝ち上がれずにメダルすら逃した。
「去年1年間は少し自信に欠けていたと思う。技に入るのが少し怖かったり、ケガのことを考えながら試合をしていた。普段の練習やトレーニングこそが
試合当日の自信になるし、練習がしっかりとできていれば、これだけ準備をしてきたからこそ負けないと思えますから」
持ち味は試合終盤まで衰えない心身両面のスタミナ。練習量に裏打ちされた粘り強さがなければ勝つことはできない。「一生に1回」と思い定める
東京五輪に専念するため、4月からは二兎を追わずに東海大の大学院を休学することも決めた。
「持っている時間の主導権をすべて自分に与えたかった。もし負けても言い訳のできないように、勝っても負けても自分の責任にしたい」
というのがその理由だった。
コンビニでアベンジャーズのくじに入れ込む姿しかり、自らの外見や胸毛をネタにしたりと普段の様子にヒーローの威厳はない。だが、
ひとたび柔道着をまとえば分厚い胸板や大きな手はたちまち凛々しく映り始める。
4月には体重無差別で行なわれる全日本選手権を制し、東京五輪後には超級転向も選択肢に入ってきた23歳。ウルフの物語はまだまだ続編が期待されている。
ウルフとは異なり、最初から二兎を追いかけてオリジナルな柔道人生を歩んできたのが女子78kg超級の朝比奈沙羅である。
「小2で柔道を始めた時に、めっちゃ弱かったくせに自分はこの競技で五輪で金メダルを獲るという謎の自信があった」
両親ともに医師であったことから柔道を始める前から医師になる夢も抱いていた。朝比奈にとってそのどちらも現在進行形だ。
当初の青写真では2016年のリオ五輪で金メダルを獲得し、柔道に区切りをつけて医師の道へと進むはずだった。ところが現実はそう思い通りには進まなかった。
2015年に東海大医学部を受験したが不合格で同大の体育学部に進むことになり、五輪レースでも代表の座には届かなかった。
大学も卒業した現在は医療系の専門予備校に通いながら、来年の東京五輪を目指している。当初の予定とは道のりは大幅に変わった。だが、その過程で
朝比奈自身も前向きな変化を経て成長してきたという。
「大学に入ったときはリオという目標があったし、医学部に行く気も満々だったので、尖りまくってたんですよ。『あんたたちとは生きてる世界が違う!』
ぐらいの勢いで生活してました」
今では恥じらいを覚えるような歪んだエリート意識である。

59 :
愛されたければまず愛さなきゃ。
ところが、リオを逃した後の大学2年の冬、2017年のグランドスラム・パリでの優勝が1つの転機になった。正しくは優勝後の出来事。この大会で朝比奈は
リオ五輪金メダリストを破り、日本代表だった山部佳苗も破って優勝を果たした。
「普段は男子部員と練習することが多いから、女子柔道部と長い時間一緒にいることは少なかったんです。それでも帰ってきたら『パリすごかったね、
おめでとう』と同級生や後輩に言ってもらえた。見てくれている人は見てくれている。愛されるって素敵なことだなと気づいた。きちんと応援される人になろうと思ったんです」
思い出したのは渋谷教育学園渋谷中学高校時代の恩師である佐藤康の「愛されたければまず愛しなさい」という言葉だった。
「自分はとにかくナメた中学生だったので『別に全員に愛されたいわけじゃないし。分かってくれる人だけ分かってくれればいい』みたいに思っていた。でも
愛されたければまず愛さなきゃと思ってガラッと意識が変わりました」
同年9月に初出場した世界柔道では女子78kg超級で銀メダルを獲得し、別開催だった無差別級の世界柔道では初めて世界一に上り詰めた。昨年大会は
女子78kg超級で金メダル。意識の変化とともに結果もついてきた。
ただし同時期に国内では18歳の素根輝が台頭し、朝比奈は素根に5連敗と苦手にしている。今回はそのライバルとともに2人で代表に選ばれた2019世界柔道。
「東京五輪に向けてすごく大切な大会。現世界女王ではあるけど挑戦者の気持ちの方が強い」
朝比奈にとって真価の問われる舞台になる。
一風変わった雰囲気のM田尚里。
「変ですか? やっぱり? 変ですよね、そうなんです」
ニヒヒと照れたように笑う。受け答えの間がなんだか一拍ずれる。都合が悪いことになると急にこそこそ小声で話し出す。女子78kg級のM田尚里は一風変わった
雰囲気の持ち主である。
その歩みや柔道スタイルが“消極的な”選択によって導かれてきたこともトップアスリートとしては珍しいことかもしれない。
五輪や世界柔道に出場するような選手はたいてい学生時代から華々しい実績を残しているものだが、彼女の場合はそうではない。本格的に頭角を現したのは
社会人になってから。しかも寝技を最大の武器としてきた。
寝技は鹿児島南高が重視していたため、その頃から地道に取り組み続けてきた。今ではM田の代名詞。さぞや寝技師らしい矜持があるかと思いきや、そうではなかった。
「立ち技と寝技のどっちで(ポイントを)取るとか、どっちにも全然こだわっているわけじゃないんです。試合でよく取れるのが寝技だったというだけで。みなさんみたいに
投げられるなら投げたい」
そして小声で付け加えた。
「立ち技だったら投げられちゃうんで……。立ち技のレベルが低いんです」
大学で柔道は辞めるつもりだったが。
山梨学院大時代は目指していた日本一の夢も叶わず、全柔連の強化選手にも入れなかった。柔道は辞めるつもりだった。それがどうして。「あんまり言えない
かもしれないです」と声が一層小さくなった。
「他に行くところがなかったっていうか……。自衛隊が声をかけてくれて、自分は全然強くなかったから行ってもどうかなという気持ちだったんですけど。
特にやりたいこともないしっていう感じで」
そんな彼女だから昔から世界柔道や五輪の舞台を夢見ていたわけではない。
「子供の頃というか高校、大学ぐらい、ついこないだまで何も考えてなかった。でも実業団にまで入って、せっかくここまで続けているなら世界一を目指そうかな
という気持ちになって」
サンボの世界選手権で優勝するなど着々と地力をつけ、2017年には出場した国際大会すべて寝技で一本勝ちを収めるまでになった。初出場だった昨年の
世界柔道では決勝の反則勝以外はオール一本勝ちで金メダル。大学で柔道をやめようと思っていた選手が今や東京五輪を見据える存在である。
とはいえ彼女のペースは崩れない。
「去年は去年で1回終わって、また今年は代表が決まってここから1年頑張ろうと思ってます。次の試合までをまずどうするか。それが終わったらまた次の試合、
と考えています」
やる気にはやるよりもそんな意気込みがM田らしい。そしてまた彼女はニヒヒと笑った。

60 :
海外勢相手に57連勝した志々目愛。
「外国人選手はすごくパワーがあるというイメージがあって、組み手のうまさよりもパワー。自分が組むことさえできれば、パワー負けせずに投げられる。
先に組むことを考えてやっています」
柔道とJUDOが異なる進化を辿った現在、それぞれに対する得手不得手というのも生じるようになった。国内では強くても海外勢には分が悪かったり、
逆のパターンもしかり。それだけに海外勢との相性、JUDOに対抗する力というのも1つの重要な個性である。
女子52kg級の志々目愛は海外勢に対して絶対的な強さを誇ってきた。2015年のグランドスラム・パリ準々決勝でコソボの選手に敗れて以降、海外勢には
約3年半負け知らず。調整のために出場した今年5月の大会で試合中に右足を痛めて途中棄権し、記録こそ途絶えたものの、積み上げた連勝は57まで達した。
阿部詩、角田夏実というライバル。
となれば、あとは国内の争いである。「勢いが本当にすごくて、投げ力もある」と立ち技に強い阿部詩、一方で寝技に長けた角田夏実。志々目が近年黒星を喫しているのは、
タイプの異なるライバル二人だけである。
世界柔道の決勝は2年連続で日本人対決となり、志々目は一昨年は角田を破って、昨年は阿部に敗れた。今年の最終選考会となった4月の全日本選抜体重別選手権は、
阿部が欠場し、志々目は決勝で角田に敗れた。それでも海外勢への強さなど実績を評価されて2枠目に滑り込んだ。
「国内でこれだけ強い選手がいるから自分を高めることができるし、ライバルがいるというのはすごくいいことだと思う。自分の中では組んだら投げられる自信はある。
その形にどう持っていくかが課題」
特に今回ともに代表に選ばれた阿部に対しては1勝5敗と大きく負け越しており、2年以上勝てていない。三たび日本人対決はあるのか。そして阿部越えは果たせるのか。
畳に上がる前に、まずは右足のケガも乗り越えなければならない。
「選抜で(角田さんに)負けてちょっと厳しいかなという思いはあったので今回選んでもらってほっとしている部分はある。せっかくのチャンスをしっかりモノにできるよう
に頑張りたい。一つ一つ勝っていくことでしか日本人対決というのはできない。今回は自国開催なのでしっかりと優勝したい」
JUDOの頂点、そして柔道でも頂点を極めることが志々目の宿願である。

<「2019世界柔道」直前インタビュー vol.6>個性豊かな柔道家の挑戦。 - 柔道
https://number.bunshun.jp/articles/-/839873

61 :
宮崎県都城市生まれで宮崎市育ちの全日本柔道男子の井上康生監督(41)が7月31日、河野俊嗣知事を表敬訪問し、8月25日〜9月1日に東京・日本武道館で開かれる
世界柔道選手権と来年の東京五輪への意気込みを語った。
井上監督は、8月6日まで延岡市で行う日本代表選手の強化合宿について報告。「世界選手権もオリンピックも厳しい戦いになる。それをはね返すだけのチームをつくりたい」と
強調。JOCの山下泰裕会長(62)=熊本県出身=の就任についても触れ、「私の恩師でもあり、現場で結果を出したい」と話した。
3年前のリオデジャネイロ五輪では、柔道男子が全7階級で表彰台に上がり、地元旭化成柔道部の3選手は金一つ、銅二つのメダルを獲得した。河野知事は「宮崎合宿は
成果が出る合宿だとアピールしている。監督のガッツポーズが見たい」とエールを送り、特産のみやざきブランドポーク20キロを贈った。
井上監督は取材に「宮崎は前回五輪前にも合宿した縁起のいい場所。食事、練習環境も全て整っている。オリンピック前にもう一度できれば」と話した。
今回の延岡合宿には73キロ級でリオデジャネイロ五輪覇者の大野将平選手(旭化成)や宮崎市出身の66キロ級丸山城志郎選手(ミキハウス)らが参加し、
旭化成柔道部や実業団、大学、各県の警察官などと稽古に臨む。井上監督は「世界、日本最高峰の選手たちの稽古が見られる。会場で選手に熱い声援を
送っていただければみんなの力になる」と見学を呼び掛けた。
強化合宿は延岡市民体育館であり、期間中午前9時半に開始。2階の観覧席から見学できる。

柔道男子、6日まで延岡で強化合宿 井上監督「来年五輪前にも」
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/532188/


昨年の柔道世界選手権男子73キロ級で初優勝した在日3世で韓国代表の安昌林(25)が首の負傷により、8月25日開幕の世界選手権(日本武道館)を欠場することが1日、
関係者の話で分かった。7月上旬に頸椎のヘルニアを発症。来年の東京五輪を最優先に考え、欠場を決めたという。
京都市出身の安昌林は神奈川・桐蔭学園高、筑波大で活躍。韓国代表を目指して大学を2年で中退し、日本を離れた。背負い投げを得意とし、今年の世界選手権では
2016年リオデジャネイロ五輪王者の大野将平(旭化成)の最大のライバルとみられていた。

昨年王者の在日3世、安昌林が欠場へ 世界柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190801/jud19080123290001-n1.html

62 :
柔道の世界選手権(8月25日〜9月1日、日本武道館)男子日本代表が5日、宮崎県延岡市での強化合宿を報道陣に公開し、2016年リオデジャネイロ五輪73キロ級
金メダルの大野将平(旭化成)は「当たり前だが優勝を目指してやっている」と力強く宣言した。
大野は2度目の優勝を果たした15年大会以来の出場。最近は国内外で4大会連続優勝と強さを示し、乱取りでは豪快な大外刈りを何度も決めた。「油断も隙もないように
稽古を積んでいく」と自信と風格を漂わせた。
リオ五輪3位で60キロ級の高藤直寿(パーク24)は3連覇に向け「金メダル以外は考えていない。やりたいことが100パーセントできている」と手応え十分に話した。
2連覇中で6月に左足首付近を痛めた66キロ級の阿部一二三(日体大)、昨年3位で左肩負傷を抱える60キロ級の永山竜樹(了徳寺大職)も乱取りで鋭い動きを披露。
日本男子の井上康生監督は「(個人戦代表の)9人全員が金メダルを目指している」と抱負を述べた。

リオ王者・大野、世界柔道優勝宣言「油断も隙もないように稽古積んでいく」
https://www.sanspo.com/sports/news/20190805/jud19080519110002-n1.html

柔道の世界選手権(8月25日−9月1日、日本武道館)男子日本代表が5日、宮崎・延岡市内での強化合宿を報道陣に公開。4年ぶりの出場で3度目の頂点を目指す
2016年リオデジャネイロ五輪男子73キロ級金メダルの大野将平(27)=旭化成=が、順調な仕上がりを見せた。
リオ五輪後、一時期は畳を離れたが、昨夏のジャカルタ・アジア大会を制するなど2度目の五輪を見据えて戻ってきた。この日は圧倒的な存在感を放ちながら、
精力的に乱取りなどに取り組んだ。井上康生男子監督(41)は「よく考えながら稽古ができている」と信頼を寄せた。
約3週後に迫った世界選手権、来夏の東京五輪は柔道の聖地、日本武道館で開催される。「来年しっかりとチャンピオンになって『73キロ級の一つの時代を作った』と
誇れるように。まずは直近の世界選手権」。武道家らしく、落ち着いた表情で覚悟を示した。

大野将平、世界選手権へ向け順調 延岡での代表合宿を公開/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190805/jud19080520050003-n1.html

柔道男子73キロ級でリオデジャネイロ五輪金メダルの大野将平(27)=旭化成=は5日、宮崎県延岡市で行われている男子代表の強化合宿に参加した。4年ぶりに
出場する世界選手権(25日開幕、日本武道館)に向けて、「当たり前だが優勝を目指してやっている。見ててください」と、泰然とした口ぶりで通算3度目となる戴冠を宣言した。
五輪王者の大野にとって、13、15年と既に制している世界選手権のタイトル自体には強い思い入れはない様子。「普通の大会と変わらず、いつも通りの国際大会に
出る感じ」と淡々と語った。ただ、国内での国際大会という点については燃えるものがあるようで、「武道館でとか、国内で(の試合)ということに関してはすごく
モチベーションが上がる。世界選手権、五輪を日本でやることはなかなかないことなので」と声のトーンを上げた。
全ての柔道家にとって日本武道館は聖地であり、憧れの舞台だが、社会人の中量級選手にとっては試合をする機会はほとんどないのが現状だ。大野にとっても、
17年に出場した体重無差別の全日本選手権以来となる日本武道館での試合となるだけに、「この年齢で武道館でチャンピオンになれるチャンスがあるのは、非常に
モチベーションが上がる」としみじみ。「武道館に対する思い入れは強い方なので、会場で観客の皆さんのリアクションを楽しみたいし、自分自身の柔道をどう
反応してくれるのか楽しみです」。3週間後に迫った聖地決戦への抑えがたい高揚感をのぞかせていた。

リオ五輪王者・大野将平「モチベーション上がる」聖地武道館での世界Vに気炎 online
https://www.daily.co.jp/general/2019/08/05/0012581773.shtml

63 :
柔道の世界選手権(25日開幕、東京・日本武道館)に臨む男子日本代表の強化合宿が5日、宮崎県延岡市で公開され、73キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪
金メダルの大野将平(旭化成)らが熱のこもった乱取りを中心に調整した。
大野はリオ五輪後、一時期実戦を離れた。世界選手権出場は4年ぶりとなるが、「いつも通りの国際大会」と泰然自若。3度目の頂点に向け、「(優勝)回数を重ねることで、
自分のスタイルの価値をより高めていきたい」と意欲を語った。
66キロ級世界王者で、6月の強化合宿中に左足首を負傷した阿部一二三(日体大)も豪快な投げ技を見せて、回復をアピール。けがから約1カ月後の7月中旬には
本格的な稽古を再開できたという。「自分が一番強いというのを見せたい」と3連覇へ自信を示した。

大野、3度目王座へ泰然=阿部一は回復アピール−柔道男子
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019080500914

柔道の世界選手権(8月25日−9月1日、日本武道館)男子日本代表が5日、宮崎・延岡市内での強化合宿を報道陣に公開。6月に左足首付近の靱帯を損傷した
66キロ級世界王者の阿部一二三(ひふみ、21)=日体大=も道着を着て、精力的に体を動かした。
3連覇が懸かる約3週間後の大舞台に向けて、今合宿のテーマは「練習量と練習の内容を意識している」と話し、「いろんなタイプの選手と組み合えればいいと思っていた。
いい練習ができている」と復活に向けて確かめながら歩を進める。
2016年リオデジャネイロ五輪73キロ級金メダリストで、4年ぶりに世界選手権に出場する大野将平(27)=旭化成=は「日本武道館で闘えることを光栄に思いながら
畳に上がれれば」と気合を入れた。3連覇を狙う60キロ級の高藤直寿(26)=パーク24=は「きっちり優勝して(世界王者の証)赤ゼッケンのまま五輪に出場したい」と
意気込んだ。

けがから復活目指す阿部一二三も参加 世界選手権代表が練習公開/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190805/jud19080512360001-n1.html

柔道の世界選手権(8月25日〜9月1日、日本武道館)男子日本代表が5日、宮崎県延岡市での強化合宿を報道陣に公開した。
6月に左足首付近の靱帯を痛めた男子66キロ級で世界選手権2連覇中の阿部一二三(日体大)が精力的に乱取りをこなし、順調な回復ぶりをアピールした。
稽古再開は7月中旬だといい「初めは不安もあったが、今は集中してできている」と笑顔で語った。
豪快な担ぎ技で相手を投げつけるなど、周囲の視線を集める存在感は相変わらず。昨秋から3大会連続で優勝を逃し、やや元気がなかったが、
大舞台が約3週間後に迫り「自分の柔道を出し切れば絶対に負けない」と言葉にも力がこもってきた。

負傷の一二三、回復アピール「今は集中してできている」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190805/jud19080520430004-n1.html

64 :
柔道の男子日本代表は5日、世界選手権(25日〜9月1日、日本武道館)へ向けて宮崎県延岡市内で行っている強化合宿を公開した。
6月に左足首を負傷した阿部一二三(日体大)は、大学生らと精力的な乱取りを行い、回復をアピールした。
阿部は6月の強化合宿で左足首付近の靱帯を損傷。7月のスペイン合宿参加や国際大会への出場を見送り、同中旬から稽古を再開していた。
延岡合宿では「練習の量と内容を意識している。いろいろなタイプの選手といい稽古ができている」という。左足首をテーピングで保護しながらの乱取りでは、
組み手争いから素早く仕掛け、背負い投げで相手をたたきつける場面もあった。
「(左足首のけがを)最短で治す方法を全て取り入れ、最短で練習に戻れた。周りの協力もあったので、それに応えるためにも結果を出したい」と3連覇の懸かる
世界選手権に強い意欲を示した。

阿部が回復をアピール、柔道男子代表の延岡合宿
https://www.sankei.com/sports/news/190805/spo1908050048-n1.html

柔道の世界選手権(8月25日−9月1日、日本武道館)男子日本代表が5日、宮崎・延岡市内での強化合宿を公開。先月中旬に左肩を負傷した
60キロ級の永山竜樹(了徳寺大)は乱取りなどを行った。「動きがよかった。6割くらい回復している」と現状を語った。
3度目の出場で悲願の金メダルを目指す永山は、先月17日の稽古中にけがを負った。エントリーしていた同26日開幕のグランプリ・ザグレブ大会を欠場。
治療を行いながら走り込みなどで体を動かしてきた。数日前に稽古を再開していた。
世界選手権では大会3連覇が懸かる高藤直寿(パーク24)らライバルが立ちはだかるが、「勝つ自信はある。どんな状況でも勝つ選手が一番強い選手だと思う」。
大会初日の25日に向けて、必死の調整を続ける。

永山竜樹、左肩は「6割くらい回復」 世界選手権60キロ級代表/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190805/jud19080521010005-n1.html

16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)柔道男子60キロ級銅メダルの高藤直寿(26=パーク24)が、3年前の雪辱を胸に世界選手権(8月25日開幕、
日本武道館)3連覇を狙う。
5日、宮崎県延岡市での強化合宿に参加し、19日後に迫る大舞台に向け「金メダル以外は考えていない。きっちり優勝して(世界王者が背負う)赤ゼッケンで東京五輪に
出場したい」と決意を示した。
8月6日は「絶対に忘れられない日」だ。3年前のリオ五輪で、金メダル候補とされながら3位に終わった。「一番忘れたい記憶だけど忘れない。自分の強さは赤ちゃんの
ようだったけど、時間がたっても、五輪金メダルの気持ちは変わらないし、あの日があるから今がある」。世界選手権では東海大の後輩、永山竜樹との直接対決も
注目されるが「経験値と頭の差を見せつけ、手堅く3連覇したい」と自信をのぞかせた。

高藤直寿「優勝して東京五輪に」世界選手権V3決意 - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201908050000930.html

65 :
柔道の世界選手権(8月25日〜9月1日・日本武道館)男子日本代表が5日、宮崎県延岡市での強化合宿を報道陣に公開し、2016年リオデジャネイロ五輪
73キロ級金メダルの大野将平(旭化成)は「当たり前だが優勝を目指してやっている」と力強く宣言した。
大野は2度目の優勝を果たした15年大会以来の出場。最近は国内外で4大会連続優勝と強さを示し、乱取りでは豪快な大外刈りを何度も決めた。「油断も隙もないように
稽古を積んでいく」と自信と風格を漂わせた。

世界柔道、五輪王者の大野V宣言 8月25日、武道館で開幕
https://www.47news.jp/3853995.html

柔道の男子日本代表コーチ陣が4日、宮崎・延岡市で行われている強化合宿において、世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)への展望を語った。
66キロ級で3連覇を狙う注目の阿部一二三(21=日体大)は、4月の全日本選抜体重別初戦で左脇腹を痛め、決勝で丸山城志郎(25=ミキハウス)に敗れて準優勝。
脇腹は順調に回復していたが、6月の代表合宿では左足首を痛めてスペイン合宿を回避した。ケガの影響でここまで調整が予定通りにいっていない。
この合宿でも体のケアを徹底しており、阿部を担当する古根川実コーチ(40)は「今までにやったことのない調整になるが、彼にとってはさらに進化する準備になる」と
前向きだ。
とはいえ、本格的に稽古を始めたのは先月の中旬から。2月のグランドスラム・パリ大会で初戦敗退して以降、世界選手権まで国際大会に出場ナシとなり、これで
大丈夫なのか。古根川コーチは「試合勘については、合宿の中で(練習で)一本勝負という形で養えれば。テクニカルな部分で試合に近づけて、やるべきことをやり
尽くしていきたい」と語ったが…。
阿部にはケガのみならず、外国勢の包囲網や、連敗中のライバル・丸山の存在と、乗り越えなければならない壁だらけ。世界選手権3連覇、さらに東京五輪金メダルを
目指す“怪物”の真価が問われる。

【柔道】阿部一二三 世界選手権V3へ試合勘は大丈夫か
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/judo/1498806/

66 :
柔道の世界選手権(8月25日−9月1日、東京・日本武道館)男子日本代表が5日、宮崎・延岡市内での強化合宿を報道陣に公開した。
6月に左足首付近の靱帯を損傷した66キロ級世界王者の阿部一二三(ひふみ、21)=日体大=は「一番強いことを証明する」と3連覇を
見据えた。
7月中旬から稽古を再開。実戦を経ず“ぶっつけ”で世界選手権に臨むため、今合宿は多くの選手と組み合うことをテーマに挙げる。
テーピングで左足首を保護し、得意の担ぎ技で次々と相手を畳に沈めた。
優勝すれば、来年の東京五輪出場に大きく前進する。同級の丸山城志郎(25)=ミキハウス=らライバルが立ちはだかるが、
「試合勘はそんなに心配していない。自分の柔道を出し切れば負けない」と自信をのぞかせた。

一二三、3連覇へぶっつけ本番も「強さ証明」 柔道世界選手権25日開幕
https://www.sanspo.com/sports/news/20190806/jud19080605010001-n1.html

国際柔道連盟は5日、世界選手権(25日開幕、東京・日本武道館)の出場予定選手を発表した。海外勢では五輪で男子100キロ超級2連覇中で、
東京五輪に集中するため欠場の意向を表明していたテディ・リネール(フランス)がエントリーしなかった。昨年大会も欠場している。
同73キロ級の前回王者で、首のけがが公表された安昌林(韓国)も入らなかった。関係者によると、大会直前で新たにエントリーすることは可能。
 女子では昨年大会の48キロ級で最年少優勝(17歳)したダリア・ビロディド(ウクライナ)、52キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪金メダルの
マイリンダ・ケルメンディ(コソボ)が名を連ねた。北朝鮮は男女計8選手がエントリー。

リネールのエントリーなし=出場予定選手を発表−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019080600019

67 :
柔道の男子81キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪銅メダリスト、永瀬貴規(旭化成)が右膝手術からの完全復活を印象づけた。
7月に臨んだ国際大会2試合で優勝。「反省する部分はあるが、連勝できたことは自分なりに評価したい」。確かな手応えを口にした。
15年に続く世界一を目指した17年の世界選手権。右膝の靱帯(じんたい)を大けがし、メスを入れた。昨年夏に実戦復帰を果たしたが、
11月の講道館杯全日本体重別選手権では初戦敗退。苦しい時期が続いた。
復調のきっかけとなったのが、今年4月の全日本選抜体重別選手権。昨年の世界選手権で銀の藤原崇太郎(日体大)を準決勝で破り、
2年ぶり5度目の頂点に立った。「自分が日本一だと証明したいと思っていた」。存在を再びアピールした。
結果が出ない時期は、けがの再発や返し技を食う怖さが頭をよぎり、思い切りの良さが影を潜めた。しかし膝の不安が徐々に薄らぎ、
重い階級の相手と稽古を重ねる中で、技の威力を回復。「どん底に落ちてからはい上がることで、精神面も強くなれる」。心身ともにタフさ
を取り戻した。
25日開幕の世界選手権(東京・日本武道館)代表は藤原に譲った。東京五輪の切符争いに向け、永瀬は「コツコツ目の前の大会を物に
することしか考えていない」と逆転を誓う。リオは前年の世界王者として臨みながら届かなかった金メダル。その雪辱を果たすまで、
勝ち続ける覚悟だ。

永瀬、完全復活へ=7月に国際大会2連勝−柔道男子81キロ級
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019080600129

柔道の世界選手権(25日開幕、東京・日本武道館)男子代表が5日、宮崎・延岡市で行われた強化合宿を公開した。リオ五輪73キロ級
金メダルで日本のエース、大野将平(27=旭化成)は精力的に汗を流して準備万端の様子。前回五輪後は約8か月間休養したが、
東京五輪1年前にはきっちり調子を上げてきた。他のリオ金メダリストが苦闘を続ける中で、プレッシャーをものともしない大野の強さ
の秘密とは――。
優勝すれば東京五輪代表の座もグッと近くなる大一番まで残り3週間。4月の全日本選抜体重別を制してから大会を挟まずにきたが、
大野は「与えられた期間でしっかり準備するっていうのが選手にとって最重要。自分は試合と稽古のギャップを感じることもない」と王者
の風格を漂わせ、意に介さない。
ニッポン柔道のエースが東京五輪での2連覇へ順調に階段を上がる一方で、他のリオ五輪金メダリストたちは苦闘を続けている。
柔道男子90キロ級のベイカー茉秋(24=日本中央競馬会)は個人はおろか団体でも世界選手権代表の座を逃した。男子体操で
ロンドン・リオ五輪と個人総合連覇を果たした内村航平(30=リンガーハット)は4月の全日本選手権で予選落ちし、世界選手権の
代表から外れた。他にも競泳400メートル個人メドレー覇者で日本のエース萩野公介(24=ブリヂストン)、女子レスリング48キロ級
を制した登坂絵莉(25=東新住建)らが世界選手権代表落ちを喫した。
実績を残した選手が燃え尽き症候群や金メダリストの重圧に悩まされ、東京五輪での連覇に向けて苦しむ中で、大野の泰然自若ぶりは
特筆ものだ。この強さはいったいどこから来るのか。
大野は「育った環境が環境なので、心だけは折れないでやれている。講道学舎にはいまさらながら感謝しています」と話す。講道学舎といえば、
バルセロナ五輪金メダルの古賀稔彦氏(51)と吉田秀彦氏(49)、シドニー五輪優勝の滝本誠氏(44)らを輩出した、エリート柔道私塾だ。
2015年に惜しまれながら閉塾したが、指導が非常に厳しかったことで知られ、中高一貫教育で生徒を徹底的に鍛え上げた。
「木村の前に木村なく、木村の後に木村なし」と言われた伝説の柔道家・木村政彦も足を運んだ道場で培った「心」が、大野を支えているという。
さらに、やみくもに練習するのではなく、男子代表の井上康生監督(41)が「よく考えて稽古をやっている」と感心するクレバーさもある。
大野は「2つ目の集大成として東京五輪があるが、まだ道は続く」。五輪連覇はあくまで通過点という“柔道エリート”の姿勢にブレは全くない

【柔道】世界選手権へ大野将平は泰然自若 講道学舎の教え
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/judo/1500207/

68 :
国際柔道連盟(IJF)は6日までに世界選手権(25日〜9月1日・日本武道館)のエントリー選手を発表し、女子で3連覇を狙う70キロ級の
新井千鶴(三井住友海上)、57キロ級で昨年初優勝の芳田司(コマツ)、48キロ級で一昨年女王の渡名喜風南(パーク24)が第1シードに決まった。
日本代表は男女各9人。男子66キロ級で3連覇が懸かる阿部一二三は第3シード、女子52キロ級で2連覇を目指す阿部詩(ともに日体大)は
第2シードに入った。
海外勢では男子100キロ超級で五輪2連覇中のテディ・リネール(フランス)はエントリーしなかった。来年の東京五輪に集中する意向を
示している。男子73キロ級で昨年覇者の在日3世、安昌林(韓国)も首の故障で入らなかった。北朝鮮からは男子2人、女子6人の計8人が
名を連ねた。
全日本柔道連盟によると、各国・地域の出場枠内での選手変更は23日まで可能という。

世界柔道、新井・芳田ら第1シード 五輪連覇のリネール欠場
https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK20531_W9A800C1000000/

柔道の世界選手権(25日〜9月1日・日本武道館)のPRイベントとして、男女日本代表の井上康生、増地克之両監督が6日、東京都内で
柔道教室を開いた。小中学生16人にそれぞれの得意技を披露し、約1時間にわたって熱心に指導した。
世界選手権や来年の東京五輪で使用する赤と青の畳を用意。井上監督は内股、増地監督は大内刈りを伝授し、引き手の使い方や重心の
かけ方など一流の技術を手取り足取り説明すると、子供たちは目を輝かせて実践した。寝技では大人数で一斉に両監督を抑え込んで
「参った」させ、大いに盛り上がった。

柔道、井上監督らが得意技披露
https://this.kiji.is/531438422208349281?c=65699763097731077

柔道日本代表の井上康生男子監督と増地克之女子監督が6日、東京都内で小中学生向けの柔道教室を開いた。それぞれが現役時代の
得意技を指導。井上監督は内股、増地監督は大内刈りの打ち込みの仕方や、組み手の注意点を熱心に伝えるなどして交流した。井上監督は
「子どもたちと触れ合えて、新たなエネルギーをいただいた」と笑顔。
 25日に東京・日本武道館で開幕する世界選手権のPRを兼ねて行われた。井上監督は「日本人の誇りを持てるような戦いをしていきたい」と
決意を述べ、増地監督は「選手は大舞台になればなるほど力を発揮する。活躍を見てほしい」と呼び掛けた。

井上監督らが柔道教室=世界選手権もPR
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019080601190

69 :
前回のリオデジャネイロ・オリンピックでは過去最多の12個のメダルを獲得し、大きな盛り上がりを見せた柔道。東京オリンピックでも
開催国枠として各階級男女1名ずつ、合計14名が参加予定だ。今後、8月25日(日)から開催される世界柔道選手権東京大会で優勝し、
その後に行われる11月のグランドスラム大阪大会、2020年2月のグランドスラム・パリ、グランドスラム・モスクワなどでも優勝すれば、
東京オリンピックの出場枠を獲得できるという。そこで今回は、五輪選考レースの第一弾ともいうべき、世界柔道選手権に出場する選手をご紹介。
渡名喜風南 選手
48kg級 渡名喜風南(となきふうな)選手
1995年8月1日生まれ、神奈川県出身。2016年のグランドスラム・チュメニで優勝、2017年のドイツでの国際大会でも優勝。18年
世界選手権女子48キロ級では銀メダルを獲得している渡名喜選手。両親は沖縄出身だが、自身は相模原育ち、9歳の時に柔道を始めた。
はっきりした目鼻立ちも印象的。
阿部詩 選手
52kg級 阿部 詩(あべうた)選手
2000年7月14日生まれ、兵庫県出身。2019年4月に上京し、兄の阿部一二三(ひふみ)選手と同じ日本体育大学に入学。2018年はIJFワールド
柔道ツアー4大会でオール一本勝ちで金メダルを獲得するなど、これまでオリンピックで金メダルがない女子52kg級のホープとして期待が
集まっている。
志々目愛 選手
52kg級 志々目愛(ししめあい)選手
1994年1月25日生まれ、宮崎県出身。2017年ブタペスト世界柔道選手権大会で優勝。今年5月の国際大会で右脚を負傷し心配されたが、
現在順調に回復している模様。52kg級の代表枠を争う阿部選手とは、2018年の世界選手権決勝で争い敗れている。まずは怪我から
完全復活して、8月の世界選手権に出場できることを祈りたい。
芳田司 選手
57kg級 芳田 司(よしだつかさ)選手
1995年10月5日生まれ、京都府出身。今年2月のグランドスラム・デュッセルドルフ大会決勝でリオ五輪の金メダリスト、ブラジル代表の
ラファエラ・シルバに優勢勝ちして優勝。小学校2年生の時に柔道を始めるが、当時は陸上部にも所属しており、ちびっこ健康マラソン大会
京都大会で4回も優勝経験がある。2109年2月に昔から目標にしていた57kg級の“野獣”、松本薫選手が引退を表明したことで、
東京五輪の最有力候補に。
63kg級 田代未来(たしろみく)選手
1994年4月7日生まれ、東京都出身。小学校2年生の時に、警察官だった父と兄の影響で柔道を始めた。小中高と華やかな戦績を重ね、
2016年リオデジャネイロ・オリンピックに出場するも、3位決定戦にも敗れてメダルを獲得できず。日本代表選手団の中でメダルを獲得
できなかったのが2名だけだった悔しさが原動力となり、その後も努力を続けて2019年のグランドスラムでは2度優勝している。
新井千鶴 選手
70kg級 新井千鶴(あらいちずる)選手
1993年11月1日生まれ、埼玉県出身。世界選手権2連覇中で、世界ランキング1位。この8月の世界選手権で優勝すれば「絶対女王」となる。
リオデジャネイロ・オリンピックは前年の成績が振るわなかったため代表になれず、その悔しさは忘れないという。柔道を始めたきっかけは、
幼稚園の頃に兄が通い始めたから。でも女子の先輩が怖くて1日で辞めてしまったというエピソードはかわいらしい。
濱田尚里 選手
78kg級 濱田尚里(はまだしょうり)選手
1990年9月25日生まれ、鹿児島県出身。自衛隊体育学校所属の自衛官でもある。10歳で柔道を始め、柔道のトレーニングの一環として始めた
ロシアの格闘技、サンボの世界大会でも優勝。寝技の女王と言われ、2018年の世界選手権でも優勝している。整理整頓が得意で趣味は
箱根駅伝の応援。

70 :
素根輝 選手
78kg級 素根 輝(そねあきら)選手
2000年7月9日生まれ、福岡県出身。先日、グランプリ・ザグレブ大会で優勝を果たした素根選手は、1枠しかない78kg級の代表の座を、先輩、
朝比奈沙羅選手と争う。昨年は世界選手権出場も叶わなかったが、今年はオリンピックへの切符を賭けて戦えるチャンス到来。小さい頃から
世界一になることを目標に努力を重ねてきた彼女の挑戦から目が離せない。
写真いちばん左が朝比奈沙羅 選手
78kg級 朝比奈沙羅(あさひなさら)選手
1996年10月22日生まれ、東京都出身。麻酔科医の父、歯科医の母のもと、子どもの頃から金メダリストと医者の二つの目標を持ってきたという
彼女。昨年の世界選手権では優勝を飾ったものの、直近では若きライバル、素根 輝選手に5連敗中。この3月に東海大学を卒業し、これからは
柔道と並行して医学部受験も目指すという。東京2020への切符はどちらの手に渡るのか? 注目の階級となりそう。
団体57kg級 玉置 桃(たまおきもも)選手
1994年9月16日生まれ、北海道出身。芳田 司選手と同じ57kg級で戦う玉置選手は、世界選手権に団体で出場。ずっと支えになってきた父が脊髄
の病気を患い、遠出ができなくなってしまったが、「父をオリンピックに連れて行きたい」という思いで、勝負に挑む。

大野陽子 選手
団体70kg級 大野陽子(おおのようこ)選手
1989年11月27日生まれ、島根県出身。70kg級には世界選手権2連覇中の新井千鶴選手がいる。2017年のグランドスラム東京では新井選手に
勝って優勝経験もあるが、この7月のザグレブでの大会では初戦で一本負けしてしまい、代表争いの雲行きが怪しくなっている。

【東京2020】 五輪代表を目指す、注目の「女子柔道」日本代表選手たち
https://www.womenshealthmag.com/jp/fitness/g28563393/judo-woman-20190803/

柔道男子日本代表が5日、宮崎県延岡市での強化合宿を公開した。6月に左足首付近のじん帯を損傷していた66キロ級世界王者の
阿部一二三(21)=日体大=は実戦形式の乱取り稽古を行い、3連覇が懸かる世界選手権(25日開幕、日本武道館)に向けて順調な
回復をアピールした。
報道陣の目の前で左足首を痛め、もん絶しながら倒れ込むという悲劇から約2カ月。この日は患部にテーピングを巻きながらも足技や
得意の担ぎ技を繰り出し、「足の調子?いい感じですよ」と不安を一掃した。7月中旬から本格的な練習を再開したといい「一番最短で練習に
戻れた」と明るい表情で話した。
東京五輪代表争いはヤマ場。直接対決2連敗中の丸山城志郎(ミキハウス)という強力なライバルとともに世界選手権に臨む。「ケガが
あったが、自分が一番強いと見せられたらいい。あとは残りの期間で仕上げて、自分の柔道を出し切れたら絶対に負けないので」。勝利に
飢えた若きエースに眼光の鋭さが戻っていた。

阿部一二三、左足首OK! 6月負傷も世界選手権へ手応え「一番最短で戻れた」
https://www.daily.co.jp/general/2019/08/06/0012582329.shtml

71 :
柔道の世界選手権(8月25日〜9月1日、日本武道館)の日本代表選手団の壮行式が7日、東京都文京区の講道館で行われ、3連覇を狙う男子66キロ級の
阿部一二三(日体大)が「一本を取りに行く柔道で、豪快に圧倒的に優勝したい」と意気込みを語った。
阿部の妹で2連覇を狙う女子52キロ級の詩(同)は「目の前の試合を一戦一戦、全力で戦って2連覇を目指す」と力を込めた。2人はともに大会2日目の26日に出場する。
男子60キロ級の高藤直寿(パーク24)、女子70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)も3連覇が懸かる。高藤は「3連覇、そして4度目の世界一を必ず取る」と宣言し、
新井も「一戦一戦、確実に勝つ」と決意表明。男子73キロ級でリオデジャネイロ五輪金メダルの大野将平(旭化成)は4年ぶりの出場。「(通算)3度目の世界王者を
目指して頑張る」と誓った。

きょうだい連覇狙う阿部一二三「圧倒的に優勝する」 世界柔道壮行式
https://www.sankei.com/sports/news/190807/spo1908070027-n1.html

柔道の世界選手権(25日開幕、東京・日本武道館)に出場する日本代表選手団の壮行式が7日、東京都文京区の講道館で行われ、男子66キロ級で3連覇を狙う
阿部一二三(日体大)は「一本を取りにいく自分の柔道をして、豪快に圧倒的に優勝したい」と抱負を話した。妹で女子52キロ級前回優勝の阿部詩(同)は「目の前の
試合を一戦一戦全力で戦い、連覇を目指す」と語った。
全日本選手権覇者で、2年ぶりに男子100キロ級世界一を目指すウルフ・アロン(了徳寺大職)は「内容の良しあしに関係なく、勝ちに徹して優勝する」と宣言。
女子70キロ級で3連覇に挑む新井千鶴(三井住友海上)は「一戦一戦確実に勝ち、3連覇を取りにいく」と意気込みを示した。

阿部きょうだいら抱負=世界柔道壮行式
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019080701096

全日本柔道連盟は7日、東京都文京区の講道館で世界選手権(8月25日−9月1日、日本武道館)日本代表の壮行式を開いた。東京大会は9年ぶり6度目の開催で、
2020年東京五輪の前哨戦と位置付けられる。男女各代表が大会に向けて意気込みを語った。
男子66キロ級で6月中旬に痛めた左足首付近のけがから復活を目指す阿部一二三(ひふみ、21)=日体大=は「一本を取りにいく柔道で、豪快に、圧倒的に優勝したい」
とV3に照準を合わせた。4年ぶりに出場する16年リオ五輪男子73キロ級の大野将平(27)=旭化成=は「3度目の世界王者を目指して頑張る」と誓った。
女子57キロ級で世界ランキング1位の芳田司(つかさ、23)=コマツ=は「冷静かつ大胆な柔道で2連覇ができるように」と意気込みを口にした。女子70キロ級で
3連覇を目指す新井千鶴(25)=三井住友海上=も「一戦一戦確実に勝ち3連覇を取りにいく」と強い決意を示した。

阿部一二三V3宣言「圧倒的に優勝したい」 25日開幕の世界選手権壮行会/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190807/jud19080719420001-n1.html

柔道の世界選手権(25日〜9月1日、東京・日本武道館)日本代表の壮行会が7日、都内で行われた。
140の国と地域から800人の選手が参加する今大会は、来年の東京五輪と同じ会場で開催されることから、テストイベントを兼ねている。
全日本柔道連盟の山下泰裕会長(62)は「今年の柔道世界一を決める大会であることはもちろんだが、来年の五輪を占う極めて重要な大会だと認識している。
厳しい戦いになるとは思うが、己がやってきたことを信じて、自分の柔道をやり抜くことに集中してほしい」とエールを送った。
代表選手が抱負を語る中、2大会連続の兄妹Vが期待される兄の男子66キロ級・阿部一二三(21=日体大)は「3連覇がかかっているので、一本を取りにいく
自分の柔道をして、豪快に圧倒的に優勝したい」。妹で女子52キロ級・阿部詩(19=日体大)も「目の前の試合を一戦一戦、全力で戦い、連覇を目指します」とともに
五輪前哨戦での優勝を誓った。

阿部一二三&詩 世界選手権2大会連続兄妹V誓う
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/judo/1503663/

72 :
全日本柔道連盟(全柔連)は7日、東京都文京区の講道館で世界選手権(25日〜9月1日、日本武道館)壮行式を開き、3連覇が懸かる男子60キロ級の高藤直寿
(パーク24)、女子70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)は気合十分だった。
3位に終わった2016年リオデジャネイロ五輪から格段の成長を遂げた26歳の高藤は「(3年連続)4度目の世界一を必ず取る」ときっぱり。同時に
「今年も世界一のパパになりたい」と父親の顔ものぞかせた。
25歳の新井は日本女子のエースとして大きな期待を背負う。「一戦一戦を確実に勝ち、3連覇を取りにいく」と力強く言い切った。

高藤直寿、新井千鶴はV3へ気合「必ず取る」 世界柔道壮行式
https://www.sanspo.com/sports/news/20190807/jud19080720570002-n1.html

全日本柔道連盟(全柔連)は7日、東京都文京区の講道館で世界選手権(25日〜9月1日、日本武道館)壮行式を開き女子52キロ級で2連覇を狙う19歳の
阿部詩(日体大)は「目の前の試合を一戦一戦全力で闘い、優勝を目指す」と兄の阿部一と2年続けての「きょうだい制覇」を宣言。
男子の井上康生監督は「日本代表の誇り、自覚をもって精いっぱい闘う」と抱負を語り、女子の増地克之監督は「選手たちはいいパフォーマンスをしてくれると信じている」と
自信を示した。
日本は男女同時開催となった1987年以降、2位タイの7階級制覇(無差別級を除く)を2年続けて達成。来年の東京五輪と同じ会場で行われる前哨戦に向け、
全柔連の山下泰裕会長は「己を信じて、自分の柔道を貫くことに集中してほしい」と選手らを激励した。

井上康生監督「自覚をもって精いっぱい闘う」 柔道世界選手権の壮行式
https://www.sanspo.com/sports/news/20190807/jud19080721110004-n1.html

東京五輪の前哨戦となる「世界柔道選手権」(今月25日−9月1日=日本武道館)に向けて、全日本柔道連盟(全柔連)が6日にPRイベントを開催した。
「とても画期的なことだ思います。講道館でも武道館でもない、こういう場所で柔道教室をした経験がありません」
満面笑みで話したのは全日本男子の井上康生監督(41)だ。女子・増地克之監督(48)とともに、小学生の子供向けの柔道教室を、講道館のおひざもとの
文京区シビックセンター(区役所)で行った。
地下2階のピロティに世界柔道で使用する畳を敷いた。「広報スタッフのアイデアで実現したんです」という井上監督は、現役の必殺技「内股」を子供たちに特別にレクチャー。
2000年シドニー五輪で金メダルを獲得した伝説の大技に、見物客から歓声があがった。
「おじさんが金メダルを取ったことなんて、知らないよな?」と子どもたちを笑わせる場面もあった井上監督。世界柔道は25日に開幕し、フジテレビ系が8夜連続で
独占放送する予定で、「武道館に来られない方は、ぜひテレビで応援してください」と呼びかけた。
井上監督は男子7階級で「すべて金メダルをとりたい」と明言。前回のリオデジャネイロ五輪で全日本男子は全7階級で表彰台には上がっており、夢物語ではない。
6日までは井上監督の地元・宮崎で強化合宿を行い、「想定外のこと? 台風が来てしまい、最後のけいこができなかったが、その分しっかりミーティングができた」と
手応えを口にした。井上ジャパンの試金石となる大会が迫っている。

井上康生監督が宣言! 世界柔道「全階級で金メダルとりたい」 フジテレビ系で8夜連続独占放送
https://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/190807/spo19080720110070-n1.html

73 :
全日本柔道連盟(全柔連)は7日、東京都文京区の講道館で世界選手権(25日〜9月1日、日本武道館)壮行式を開き、7月の国際大会で左足中足骨を骨折した
男子90キロ級の向翔一郎(ALSOK)は、6日に乱取りなどの本格的な稽古を再開したと明らかにした。以前から挑戦しているキックボクシングにも取り組み
「全然問題ない」と明るく語った。
個人戦で初出場となる23歳の柔道家は「我慢」の闘いを信条とする。「自分の柔道をしっかりとして、東京五輪につなげたい」と大きな目標を見据え、闘志を燃やした。

負傷の向翔一郎、6日に稽古再開「全然問題ない」 世界柔道壮行式
https://www.sanspo.com/sports/news/20190807/jud19080720580003-n1.html

柔道女子52キロ級世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)代表で5月に右脚を負傷した志々目愛(25=了徳寺大職)が、世界選手権に出場する決意を固めた。
7日、東京・講道館で行われた同選手権壮行会に出席し、2年ぶりの世界女王奪還に向け「1戦1戦を確実に、優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを示した。志々目は
5月の国際大会で右脚を負傷。医師と相談の上、手術を回避した。6月末には「このチャンスを逃したくない。不安もあるが、出たい気持ちが強く、間に合うように治療している」
と出場する意向を示していた。4日から都内で行われている強化合宿にも参加し、乱取り稽古も行っている。
全日本柔道連盟の金野潤強化委員長(52)は「予想よりもはるかに早く回復している。かなりリハビリしたんだなと思った。世界女王の経験もあり、足の状態は
100%にはならないと思うが、この2週間に期待したい」と話した。

志々目愛「優勝したい」手術回避し世界選手権へ決意 - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201908070001059.html

東京2020オリンピック出場を目指す上で、第一関門となるのが、8月25日(日)から日本武道館で開催される世界柔道選手権東京大会。この大会に出場するためにも
これまでの戦績を鑑みて代表が選ばれており、さらにこの大会で優勝することで、オリンピックの代表の座が見えてくる。今回は、男子の選手を一挙にご紹介。
この中から、オリンピックに出場できるのは各階級1名ずつ。
永山 竜樹 選手
60kg級 永山竜樹(ながやまりゅうじゅ)選手
1996年4月15日生まれ、北海道出身。「投げ技で1本」を信条に、2018年と2019年のグランドスラム・デュッセルドルフ、2018年のグランドスラム・大阪、
グランプリ・ブダペストでは優勝。現在世界ランキング2位。オリンピックの60kg級の代表を高藤直寿選手と争うことになる。
高藤 直寿 選手
60kg級 高藤直寿(たかとうなおひさ)選手
1993年5月30日生まれ、栃木県出身。リオデジャネイロ・オリンピックでは銅メダルを獲得し、2018年に出場した世界選手権やグランドスラムなど4大会はすべて優勝。
今年3月に腰を痛めたものの、7月に出場したグランドスラム・モントリオールでは全て1本勝ちで優勝。今年の世界選手権で3連覇が期待されている。プライベートでは大学時代に結婚し、一児の父。
阿部 一二三 選手
66kg級 阿部一二三(あべひふみ)選手
1997年8月9日生まれ、兵庫県出身。2018年に開催された世界選手権で、妹の阿部 詩(うた)選手と2人揃って金メダルを取り、2020東京オリンピックでも兄妹揃って同日に金メダルを獲得することが目標だという。
リオデジャネイロ・オリンピックは代表になれなかったので、今回の世界選手権への情熱は人一倍。
丸山 城志郎 選手
66kg級 丸山城志郎(まるやまじょうしろう)選手
1993年8月11日生まれ、宮崎県出身。2019年4月の全日本選抜柔道体重別選手権で五輪の切符を争う阿部一二三選手を下し、見事優勝した丸山選手。
父はバルセロナオリンピック65kg級で7位。兄も世界ジュニアでチャンピオンだったという柔道一家に育った。五輪への切符をどちらが手にするのかは、
世界選手権の見どころのひとつ。

74 :
大野 将平 選手
73kg級 大野将平(おおのしょうへい)選手
1992年2月3日生まれ、山口県出身。リオデジャネイロ・オリンピックでは柔道男子2年ぶりの金メダルを獲得。国民栄誉賞も授与されるが、翌年は大学院の
修士論文執筆のために学業を優先して第一線を一時離れた。2018年に大外刈についての修士論文を提出後、グランドスラム・デュッセルドルフでオリンピック
以来の国際大会優勝。2020年2度目のオリンピック出場を目指す。
81kg級 藤原崇太郎(ふじわらそうたろう)選手
1998年4月27日生まれ、兵庫県出身。現役大学生の藤原選手は、2018年世界選手権で準優勝、グランドスラム・パリでは優勝しているが、IJF世界ランキングは6位と、
これからさらなる成長と活躍が期待される選手。オリンピック初出場・初メダルを目指す。
向 翔一郎 選手
90kg級 向 翔一郎(むかいしょういちろう)選手
1996年2月10日生まれ、富山県出身。リオデジャネイロ・オリンピックで金メダルをとったベイカー茉秋選手と同じ、90kg級で世界選手権代表に選ばれたのが、向 翔一郎選手。
大学時代には遅刻が多すぎて柔道部を退部させられたり、「柔道界の異端児」と呼ばれる彼。SNSでは柔道一色ではなく、23歳の若者らしい日常が垣間見えて興味深い。
ウルフ・アロン 選手
100kg級 ウルフ・アロン選手

1996年2月25日生まれ、東京都出身。2017年の世界選手権で初出場にして初優勝。半月板の怪我と手術を乗り越えて、2019年4月の全日本選手権でも優勝し、
オリンピック代表争いに名乗りをあげた。子どもの頃から食いしん坊でぽっちゃりしており、決して柔道が強かったわけではなかったという。
【東京2020】オリンピックの前哨戦・世界選手権。「男子柔道」の注目選手をチェック
原 沢久喜 選手
100kg超級 原沢久喜(はらさわひさよし)選手
1992年7月3日生まれ、山口県出身。リオデジャネイロ・オリンピック銀メダリスト。オリンピック後には「オーバートレーニング症候群」で不調のため練習ができない時期もあり、
苦労をしながら2018年には世界選手権代表に復帰を果たした。今回優勝すれば、2度目のオリンピック出場が見えてくる。
橋本 壮市 選手
団体73kg級 橋本壮市(はしもとそういち)選手

1991年8月24日生まれ、静岡県出身。2017年は世界ランキング1位にも君臨していた橋本選手。2019年に出場したグランドスラム・パリとグランプリ・モントリオールでは優勝。
SNSでは日常のトレーニングの様子もアップされており、フィットネス女子は必見。
村尾 三四郎 選手
団体90kg級 村尾三四郎(むらおさんしろう)選手

2000年8月28日生まれ、アメリカ合衆国出身。アメリカ人の母をもつハーフで、この4月に東海大学に入学したばかりの大学1年生。高校時代はインターハイで
優勝するなど華やかな戦績を残し、2019年のグランプリ・ザグレブでは2位。今回の世界選手権は団体で出場する。
影浦 心 選手
団体90kg超級 影浦 心(かげうらこころ)選手
1995年12月6日生まれ、愛媛県出身。2018年の全日本選手権は5位、グランプリ・ブダペストでは2位と、個人での成績も残しつつ、団体戦でも活躍する影浦選手。
SNSによると、スタバの甘いドリンクと焼肉好きというお茶目な一面も。

【東京2020】 オリンピックの前哨戦・世界選手権。男子柔道の注目選手をチェック!
https://www.womenshealthmag.com/jp/fitness/g28564273/judo-mens-20190804/

75 :
柔道の世界選手権(25日〜9月1日・日本武道館)に臨む日本選手団の壮行式が7日、東京・講道館で行われた。団体戦代表を含む男女全23選手が参加。
男子66キロ級の阿部一二三(21)=日体大=は「今年は3連覇がかかっているので、一本を取りにいく自分の柔道をして、豪快に圧倒的に優勝したいと思います」と
力強くV3を宣言した。
東京五輪のテスト大会も兼ねており、全柔連の山下泰裕会長は「東京五輪を占う極めて重要な大会。ニッポン柔道の力を結集し、誇りを持って正々堂々と真っ向から
勝負してもらいたい」と鼓舞した。昨年は男女14階級と混合団体戦で金8を含む17のメダルを獲得。金野潤団長は「厳しい稽古、過酷な選考会をくぐり抜けた
日本柔道界の精鋭。必ずや期待に応える結果を出したい」と一層の飛躍を誓った。

阿部一二三、世界選手権V3宣言「一本を取りにいく自分の柔道を」
https://hochi.news/articles/20190807-OHT1T50274.html

「信は力なり」を地で行くように、自らを貫き、あきらめることなく歩み、今日へとたどり着いた。
大舞台を視野に歩もうとする彼らに、自らの歩みに迷いはない。
男子60kg級を担う1人、永山竜樹の笑顔には、充実感がうかがえる。昨年11月のグランドスラム大阪、年明けて2月のグランドスラム・デュッセルドルフと2つの国際大会で
優勝すると、4月の全日本選抜体重別選手権も制した。
「最近は思い切って、楽しく柔道することを心がけて臨んでいるので、それがいいのかなと思います」
好調の要因は、2度目の出場となった昨秋の世界柔道にある。銅メダルに終わったあと、永山は試みを変えた。
「練習量を増やしました。大学に入ってから量より質を考えてやっていました。でも、高校時代まで、試合前の練習量が試合の自信になっていたことを
思い出して、練習量もしっかりやってその中で質もあげるようにしました」
その成果がこのところの好成績に現れている。
60kg級でも小柄な永山竜樹の強み。
永山は、早くから将来を期待される存在だった。中学3年生のとき世界カデ選手権で優勝し、大学1年で世界ジュニア選手権を制した。
「今、振り返れば、大きいところを勝ってきて、順調に進んで来ることはできたと思います。勝っている中でも負けた大会があるので、その悔しさが原動力になっていますね。
あとは大きい選手になかなか勝てず、絶対勝ちたいという思いがずっとあったことです」
自身が語るように、男子60kg級でも小柄な部類に入る。
「小学校のときから大きい選手とばかり練習をやってきました。だから、高校生のときに55kg級から60kg級に変わったときも、これくらいの体格差ならやれる、と思えました」
背負投、袖釣込腰などを武器に、国内外でしのぎを削ってきた。海外の選手に対しては、2018年以降、一度も負けていない。
「海外の選手は力で来るので、投げやすいというところはあります」
その活躍からか、「よく、『小さな巨人』って言われます」という。
「ここだけの話、というわけではないですが、全日本選手権で優勝したいというのが一番の目標です。重量級の選手を投げ飛ばして、本当に、
小さな巨人と言われる選手になりたいと思います。ただ、さすがに来年は挑戦しないですが」
来年と言えば、東京五輪が控える。まずはそこだけを見据えている。
「自分にとっても憧れの舞台ではあるけれど、一番は支えてくれた両親とか、応援してくれる人のために獲りたいタイトルです」
高藤直寿も壁とは思わずに。
出場するためには、2019世界柔道が重要であることを自覚する。
「しっかり持って一本を獲る自分の柔道で、観ている人がすごいな、きれいだなと思う試合をしたいですね」
男子60kg級は、永山のほか、高藤直寿も出場する。リオデジャネイロ五輪銅メダリストであり、2017、2018年世界柔道王者でもある。そして昨年の世界柔道準決勝で敗れた
相手でもある。
「でも、そんなに壁だと思ったことはないですね。最初の頃は、高藤先輩に勝ちたいという気持ちはありましたが、今はどんな相手でも、自分の柔道をして、勝って自分が
一番強いということを証明したいという気持ちです。特定の選手を意識することはまったくないです」
それもまた、充実を示している。何よりも揺るがない芯がある。
「ちっちゃい頃から、授業なしで柔道ばっかりやりたいなと思っていました。4月に了徳寺学園に入り、24時間強くなることだけを考えて生活していけるので、本当に楽しいです。
柔道が楽しい、という気持ちは変わったことがないですね」
楽しいという思い、同じ階級でも小柄だったからこそ磨いた技術を信じ、2019世界柔道に挑む。

76 :
橋本壮市が歩んできた道は異例だ。
時間をかけて、這い上がってきた。
多くの日本代表選手が、学生時代から国内外の大会で華々しく活躍してきたのと対照的に、社会人になったときには強化指定選手ではなかった。それでも今、
日本代表として戦う位置に上りつめた。
男子73kg級の橋本壮市は、異例とも言える道を歩んできた。
「一番は、技術は日本代表に入ってもおかしくないレベルにあると自分を信じ続けたこと。一回もあきらめなかったからここまで来れたと思います」
あきらめないという気持ちを抱くだけでなく、努力の裏づけもあった。
「大学では、活躍している同級生や先輩後輩がたくさんいました。ほんとうに悔しくて、みんなが練習で疲れ果てて寝ているときに一人で走りに行ったりもしました」
「橋本スペシャル」をいくつも考案。
己を信じる力の強さは、次の言葉にも表れている。
「中学に入るとき、親元を離れて寮生活を始めました。そのとき、『自分は世界で一番強くなる』と決めた。心で思うだけでなく、『僕は世界チャンピオンになる』と言い続けました。
まわりからは笑われましたよ。中学生のときも高校生のときも、『なれるわけないじゃん』って。でも、気持ちは揺らがなかったですね。だってあきらめたら世界一になれないし、
自分を信じてくれるのは自分しかいないわけですから」
社会人になると、先輩に囲まれていた大学時代と異なり、自分で考えて取り組む度合いが増した。それが奏功したか、少しずつ成績を向上させていった。独自の技
「橋本スペシャル」をいくつも考案したエピソードも、橋本の柔道への熱心な取り組みを示していた。
「自分だけの特徴をひとことで言うなら、『技のアーチスト』かな」
照れたような表情を見せる。国際大会にも派遣されるようになり、国内外で結果を残していくと、2017年、初めて世界柔道の代表に選ばれた。
「選ばれたとき、やっと世界チャンピオンになるときが来たな、と思いました」
大会では、堂々、優勝を遂げた。「世界チャンピオンになる」という信念が結実した瞬間だった。
最後に勝つのは僕だと思っている。
そして昨年も、世界柔道代表に名を連ねた。だが大会では苦い思いを味わうことになった。
準決勝の試合で勝利したものの、試合中に頭を畳に強く打ちつけた影響で右目が見えなくなった。その状態で臨んだ決勝では、思うような柔道ができずに敗れた。
思いがけない不運に見舞われた大会だった。
「うーん……そういうアクシデントがあっても、優勝しなくちゃいけないなと思います」
今年4月の全日本選抜体重別選手権では決勝で大野将平に9分30秒の熱戦の末に敗れ、2019世界柔道は個人戦代表にはなれず、団体戦代表で臨むことになった。
「結果は結果と受け止めて、次は勝てるように準備したいですね。来年の五輪に出られるのは1人。相手を意識する部分もあるけれど、まず、自分に勝たなければいけない」
自分に勝つ――それは確固たる信念に揺るぎがないかどうかの勝負である。でもこれまでの歩み同様、そこには自信がある。
「最後に勝つのは僕だと思っているので」
そのためにも、団体戦への決意を固める。
「個人戦に出れない分、すべての力を出して、日本の勝利に貢献したいと思います」
右目の視力は、もとには戻らない。
「でも、慣れました」
橋本は笑みを浮かべると、続けた。
「柔道に関しては、僕は絶対に妥協しませんから」

<「2019世界柔道」直前インタビュー vol.7>己を信じて信念を貫く。 - 柔道
https://number.bunshun.jp/articles/-/839874

77 :
柔道世界選手権(25日〜9月1日、東京・日本武道館)に出場する女子日本代表が8日、都内で行われた強化合宿を報道陣に公開した。
ウオーミングアップ中は笑い声が聞こえるなど、和やかな雰囲気でスタートしたが、稽古になると空気は一変。本番さながらの鋭い技を披露した。
増地克之監督(48)は「(選手たちは)非常に落ち着いて調整できていると思う。今は国際大会で見つかった課題を重点的に練習しているので、自分たちの力を
出せてもらえたら」と順調な仕上がりをうかがわせた。
ケガの回復具合が心配された52キロ級の志々目愛(25=了徳寺大職)は「6〜7割は回復した。本番までにケガをする前の100%の状態に持っていくのは厳しいが、
今の状態での100%が出せるようにしたい」と意気込んだ。
勝ち進めば、準々決勝でリオ五輪同種目金メダリストのマイリンダ・ケルメンディ(28=コソボ)と、準決勝では世界選手権2連覇を目指す阿部詩(19=日体大)と対戦する。
「ケルメンディ選手も阿部選手も倒さないといけない相手だと思っている。(五輪の出場枠を阿部選手と争う)自分の立場からしたら、そこに勝ったら(代表争いで)
少しリードできるのかな」と闘志を燃やした。
78キロ超級の朝比奈沙羅(22=パーク24)は「いい稽古ができているので、体がきついです」と苦笑いを見せたが「やることが多いので、毎日の稽古が盛りだくさんです」と
世界選手権2連覇、そして集大成となる東京五輪での金メダル獲得へ向けた練習を積めていることに充実した表情を浮かべた。

【柔道】志々目愛が回復アピール「今の状態の100%が出したい」
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/judo/1504758/

柔道の世界選手権(25日開幕、日本武道館)女子代表の強化合宿が8日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで公開された。
52キロ級代表で5月に右脚を痛めた志々目愛(25=了徳寺大職)は、3度目の大舞台へ決意を示した。
志々目は他選手とともに乱取りや寝技稽古に励み、順調な回復を見せた。「6〜7割程度は戻った。(大会で)けがをする前の100%は無理だと思うけど、
今の状態の100%で戦えるように準備したい」と、2年ぶりの世界女王奪還へ静かに闘志を燃やした。5月の国際大会で右脚を負傷。医師と相談の上、手術を回避した。
リハビリを経て、先月末から乱取りを始めるなど急ピッチで仕上げている。「世界選手権に出ることが、来年の東京五輪につながる。絶対に間に合わせるという気持ち。
ただ、出るのが目的ではなく、勝たないといけない」。順当に進めば、準々決勝で16年リオデジャネイロ五輪金メダルのケルメンディ(コソボ)、準決勝で18年世界女王の
阿部詩(19=日体大)と対戦する可能性がある。けがも組み合わせも「すべて経験」と前を向く。
女子代表の増地克之監督(48)は志々目について「驚異的な治り。徐々に調子も上がっているし、彼女の経験や取り組んでいる姿勢を見ると、世界の舞台でまた
輝いてくれるのではないかと信じている」と話した。
強化合宿で選手たちは、海外勢や指導2に追い込まれた状況を想定した稽古などを反復した。阿部と57キロ級世界女王の芳田司(23=コマツ)が組み合い
“世界女王対決”を行うなど試合のような緊張感が漂っていた。

志々目愛、けがも「すべて経験」世界選手権へ決意 - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201908080000629.html

柔道の世界選手権(8月25日−9月1日、日本武道館)女子日本代表が8日、東京都内での強化合宿を公開した。6月の全日本実業団体対抗大会で左太もも裏(半膜様筋)を
肉離れした57キロ級で世界ランキング1位の芳田司(つかさ、23)=コマツ=は約2時間、精力的に汗を流し、「状態は7割くらい」と回復をアピールした。
負傷後の1カ月間は畳に上がれず、7月上旬のスペイン国際合宿は大事をとって見送り、同月中旬から乱取りを再開。温冷交代浴で患部をケアしながら状態を戻す日々が続く。
この日は1階級下で52キロ級の阿部詩(うた、19)=日体大=と組み合うなど約3週間後の東京五輪前哨戦へ、集中する。「冷静かつ大胆な柔道ができれば」とV2を誓った。

けがを抱える芳田司 世界選手権V2へ「状態は7割くらい」/柔道
https://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/190808/spo19080817340041-n1.html

78 :
柔道の世界選手権(25日開幕、日本武道館)女子52キロ級代表で、5月に右脚を痛めていた志々目愛(25)=了徳寺大職=が8日、都内で行われている女子代表の
世界選手権開幕まで2週間余りとなり、女子代表の増地克之監督はより実戦を意識。国内大会と比べ、指導を早く与えがちな国際大会の審判員を念頭に、先に指導を受けた
状態から挽回する場面などを想定したメニューを組み、選手の動きに目を光らせた。
昨年の個人戦で女子は7階級のうち5階級を制し、代表全員が表彰台に立った。順調な強化に自信を示し「最高の準備をし、日本武道館の畳で最高のパフォーマンスを
発揮してもらいたい」と教え子たちに期待を寄せた。

柔道女子代表、増地監督は実戦意識「日本武道館の畳で最高のパフォーマンスを」
https://www.sanspo.com/sports/news/20190808/jud19080818380005-n1.html

強化合宿に約3カ月ぶりに参加。今合宿中に一定の回復が認められたため世界選手権出場の見通しが立ち、「この大会でしっかり優勝して東京五輪につなげたい。
出るだけが目的ではないので、勝たないと」と意欲を示した。
当初は医師から手術を勧められるほどの重傷だったが、世界選手権に間に合わせるために回避を選択。懸命のリハビリで早期回復に努めた。7月下旬には実戦形式の
乱取りも再開。今回の代表合宿が出場可否の最終判断とされていたが、ドクターからGOサインが出たという。
志々目は左組みで切れ味鋭い内股を得意とするが、負傷した右脚が体重を支える軸足となるだけに影響は大きい。この日の乱取りでも内股は温存したが、
足技などで相手をたくみに投げて健在ぶりを見せ、「ケガする前(の状態)には持っていけないと思うが、今の状態で100%戦えるようにしたい」と2年ぶりの
世界女王奪還へ力を込めた。
日本女子の増地克之監督は志々目の回復について「驚異的」と明かし、「彼女の世界選手権に懸ける気持ちが回復につながったのでは」と感嘆。18年世界女王の
阿部詩(日体大)、16年リオ五輪女王のケルメンディ(コソボ)らとの激戦が予想されるが、「徐々に調子は上がっている。また大舞台で輝いてくれると信じている」と
期待を込めた。

右脚重傷の志々目愛 世界柔道出場へGOサイン「優勝して五輪につなげる」
https://www.daily.co.jp/general/2019/08/08/0012590221.shtml

一番人気はやはりこの2人。全日本柔道連盟(全柔連)は7日、9年ぶり6度目の日本開催となる世界柔道(今月25日−9月1日=日本武道館)に向け、選手団壮行式を
都内の講道館で行った。
大会8日間の通し券の売り上げも上々。中でもダントツの人気を誇っているのが大会2日目(26日=男子66キロ級、女子52キロ級)だった。決勝は平日のナイター開催
にもかかわらず、指定券がすべて前売り完売。阿部一二三(21)、阿部詩(18)=ともに日体大=の兄妹が出場するからに他ならない。
この日の壮行会で一二三は「一本を取りに行く柔道で豪快に圧倒的に優勝したい」と大会3連覇を宣言。6月中旬に左足の脛腓(けいひ)靱帯損傷を負い復活を
目指しているが、全日本代表合宿ですでにフルメニューのけいこを重ねており、コンディションは上がってきた。
詩も「目の前の試合を一戦一戦戦い連覇を目指します」と力をこめた。今大会は25日の開幕日でもA、Bのブロック指定席は発売中だが、阿部兄妹が出場する2日目は
リニューアルした聖地日本武道館が満員札止め。少なくとも阿部兄妹は“完全ホーム”状態で戦える可能性が高くなった。
この日の壮行会は無料で一般公開され、外国人の柔道愛好家が一二三を会場外で“出待ち”する姿も見られた。サインと写真のリクエストに一二三は丁寧に応じていた。
大会は8夜連続でフジテレビ系が独占放送。2日目に“兄妹で金”が実現するかどうかは、その後の盛り上がりの鍵になりそうだ。

阿部“兄妹で金”に自信! 一二三「一本を取りに行く柔道で圧倒的に優勝したい」 世界柔道
https://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/190808/spo19080820040057-n1.html

79 :
日本代表選手団の壮行式が7日、都内で行われた。今大会で最大の注目は、男子66キロ級で3連覇がかかる阿部一二三(21=日体大)と女子52キロ級で2連覇を
狙う妹の詩(19=同)が2年連続“兄妹V”を成し遂げられるかだ。
昨年は詩が18歳で初出場優勝を決めた。「初の大舞台でその実力が発揮できるか」と見る向きもあったが、そんな声をよそにオール一本勝ちで見事に優勝。
11月のグランドスラム(GS)大阪大会も制して、早々に代表権を獲得した。今年に入って肩を痛めたこともあったが、5月の国際大会でも優勝するなど、調子に波がない。
この日も「一戦一戦、全力で戦い、連覇を目指します」と力強かった。
対して兄はどうか。GS大阪大会、4月の選抜体重別で丸山城志郎(25=ミキハウス)に連敗。2月のGSパリ大会では初戦でイタリア選手に一本負けしており、
結果が出ていない。さらに4月に左脇腹、6月に左足首を痛めた影響で調整も順調とは言い難く、昨年までとは全く違う状況と言っていいだろう。
絶好調の詩も、連覇には昨年対戦がなかったリオ五輪女王マイリンダ・ケルメンディ(28=コソボ)を倒さなければならない。丸山、外国勢の包囲網、そして調整不足の“三重苦”が
待つ兄にとってはまさに試練の大会。「豪快に圧倒的に優勝したい」と宣言するが、果たしてどうなるか。

【柔道】阿部兄妹の世界選手権連続Vに暗雲?
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/judo/1504326/

柔道の世界選手権(25日〜9月1日、日本武道館)女子日本代表が8日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を報道陣に公開し、
78キロ超級で2連覇を目指す朝比奈沙羅(パーク24)は「世界女王の誇りを持ちつつ、挑戦者の気持ちで目の前の相手をぶっ倒していく」と決意を述べた。
同級は素根輝(環太平洋大)も出場する。東京五輪代表争いで重要な意味を持つ大会となり、朝比奈は「内容にかかわらず勝たないといけない」と強い覚悟を示した。
52キロ級で2017年大会優勝の志々目愛(了徳寺大職)は5月の国際大会で右脚を負傷したものの乱取りで鋭い足技を披露。状態は「6、7割」で、患部に負担のかかる
得意の内股は封印しているというが「支えてくれた人たちのために(2年ぶりに)優勝して恩返ししたい」と力を込めた。
約2時間の練習では70キロ級で3連覇を狙う新井千鶴(三井住友海上)や52キロ級で昨年覇者の阿部詩(日体大)も順調な仕上がりをアピールした。

朝比奈沙羅、V2へ決意 柔道女子が合宿公開
https://www.sanspo.com/sports/news/20190808/jud19080818110004-n1.html

柔道の世界選手権(25日開幕、日本武道館)女子78キロ超級代表の朝比奈沙羅(22=パーク24)が8日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた
強化合宿に参加し、肉体改造に励んでいることを明かした。
176センチ、130キロの世界女王は、食事改善などで3週間後の大舞台までに7キロ減の123キロに目標を設定した。恵まれた体格だけに頼らない柔道を目指し、減量すること
で「動きを速く、おなか周りを絞ることで腰の回転や技のキレを良くしたい」と説明した。東京・渋谷教育渋谷高1年の時、高校総体、全日本ジュニア体重別、全国高校選手権の
「3冠」を達成。その頃の体重が、ちょうど123キロだったという。「あの頃は怖いもの知らずで、ギラギラしていてすごく強かった。自分の飛躍するきっかけをつかんだ年でも
あるし、そういう時の体の状態にすれば、その頃の自分を超えられると思って123キロを目標にした」。
世界選手権は、進化した肉体で2連覇を狙う。「世界女王の誇りを持って、挑戦者の気持ちで目の前の相手をぶっ倒していく。再び、(世界王者が背負う)赤ゼッケンを
勝ち取りにいく」と強い決意を示した。

朝比奈沙羅が肉体改造 高校時代の123キロ目標 - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201908080000926.html

48キロ級の渡名喜風南(パーク24)は昨年の世界選手権決勝で敗れたダリア・ビロディド(ウクライナ)対策に余念がなかった。身長170センチほどで手足が長く、
似た体形の70キロ級の新添左季(自衛隊)を相手に間合いを確認しながら、懐に入っての担ぎ技などを何度も試した。
ビロディドには過去3戦全敗。2年ぶりの世界一奪還へ大きな壁となるだけに、昨年のジャカルタ・アジア大会金メダリストの新添には「申し訳ない」と恐縮しつつ
「同じ感覚でやれている」と手応えを感じていた。

渡名喜風南、ビロディド対策余念なし 柔道女子合宿
https://www.sanspo.com/sports/news/20190808/jud19080818100003-n1.html

80 :
8月25日(日)から開幕する「2019世界柔道選手権 東京大会」に出場する23選手ら日本代表選手団が7日、東京・講道館で行われた壮行式に出席した。
国歌斉唱の後、公益財団法人全日本柔道連盟の山下泰裕会長が主催者を代表してあいさつ。山下会長は「大会まで残すところ、2週間あまりとなりました。
9年ぶり6回目の日本で開催される世界柔道選手権でございますけど、今回は140を超える国や地域、800名を超える選手の参加が見込まれております。
この世界選手権は来年の東京オリンピックをうらなう極めて重要な大会であると認識しております」。
続けて「選手の皆さん。来る大会において万全の体調で闘志あふれる最高の試合ができるよう、最後の最後まで気を抜かず、調整に励んでいただきたいと思います。
厳しい戦いになると思いますが、己を信じて自分の力を出しきること、そして自分の柔道をやりぬく。このことに集中してほしい」とエールを送った。
そして、来賓を代表して柔道議員連盟・原田義昭環境大臣、公益財団法人日本スポーツ協会の遠藤利明副会長が祝辞を述べた。
その後は日本代表選手団が紹介され、全員が世界選手権への意気込みを。
<男子選手コメント>
(60s級)藤直寿選手
「今年の世界選手権では3連覇、そして、4度目の世界一を必ず獲るので、(応援に駆け付けた実子が「パパ〜」と声をかける)世界一のパパになりたいと思います(笑)」
(60s級)永山竜樹選手
「今年の世界選手権では自分らしい柔道をして、優勝してきます」
(66s級)丸山城志郎選手
「厳しい戦いの中にも自分の柔道を貫き通して、優勝を目指して頑張ります」
(66s級)阿部一二三選手
「今年の世界選手権では3連覇がかかってるので、1本をとりにいく自分の柔道をして、豪快に圧倒的に優勝したいと思います」
(73s級)大野将平選手
「3度目の世界チャンピオンを目指して頑張ります」
(81s級)藤原崇太郎選手
「今年もチャレンジャー精神を忘れずに、自分の柔道をして戦ってきます」
(90s級)向翔一郎選手
「初めての世界選手権ですが、自分の柔道をして優勝して、東京オリンピックにつなげたいと思います」
(100s級)ウルフアロン選手
「今年の世界選手権では内容の良し悪しに関係なく、勝ちに徹して優勝したいと思います」
(100s超級)原沢久喜選手
「勝ちにこだわって最後まで戦い抜きたいと思います」
<女子選手コメント>
(48s級)渡名喜風南選手
「たくさんの応援を力に変えて、優勝できるように頑張ります」
(52s級)阿部詩選手
「目の前の試合を一戦一戦全力で戦い、2連覇を目指します」
(52s級)志々目愛選手
「一戦一戦確実に、優勝目指して頑張ります」
(57s級)芳田司選手
「冷静かつ大胆な柔道をして、優勝目指して頑張ります。2連覇できるように頑張ります」
(63s級)田代未来選手
「世界選手権に向けていい準備ができています。今年は必ず金メダルを獲ります」
(70s級)新井千鶴選手
「世界選手権では一戦一戦確実に勝ち、3連覇を獲りにいきます」
(78s級)M田尚里選手
「一戦一戦しっかり戦って、優勝できるように頑張ります」
(78s超級)朝比奈沙羅選手
「自分が柔道を始めたこの道場にこのような形で今年も帰ってこられて幸せに思います。世界選手権で再び世界女王になるために、がむしゃらに戦い抜きますので、
応援よろしくお願いします」
(78s超級)素根輝選手
「世界選手権では一戦一戦全力で戦い、優勝目指して頑張ります」
また、男子監督の井上康生は「男子チームにおきましては、4月の選考会を経て9名の個人戦選手、そして、3名の団体戦選手がそろいました。5月から5回の全体合宿、
そして、5大会を経たうえでここまで順調にきていると思います。大会におきましては厳しい戦いの連続かと思いますが、日本代表としての自覚と誇りをしっかりともったうえで、
精いっぱい戦ってまいりたいと思います」と意気込みを述べ、大会での健闘を誓った。

山下泰裕 世界柔道出場選手ら選手団にエール「己を信じて、自分の柔道を」
https://www.fujitv.co.jp/muscat/20195807.html

81 :
8月10日(土)放送の『東京VICTORY』(TBS)に、柔道の阿部詩が登場。野村忠宏がレジェンドゲストとして登場する。
スタジオゲストは、7月に19歳になったばかり、昨年の世界柔道選手権、女子52キロ級で、初出場初優勝を果たした若きヒロイン・阿部詩。レジェンドゲストには、
柔道史上ただ1人、オリンピック3連覇の偉業を成し遂げた野村忠宏を招き、阿部と女子柔道の魅力に安住紳一郎TBSアナウンサーが迫る。
1992年のバルセロナ五輪から五輪の正式種目になった女子柔道。2020年の東京五輪で女子52キロ級は7月26日に日本武道館で行われる。阿部は、
兄・一二三と日本柔道界史上初の快挙となる兄妹での金メダル獲得を目指す。
番組では、柔道界のニューヒロイン・阿部のすごさを、兄、恩師、同級生らの証言も交えながら紹介。19歳らしいかわいらしい素顔の阿部が垣間見えるひと幕も。
五輪3連覇の野村が阿部に送る言葉とは?そして阿部は2020年東京五輪を目指す夢を語る。スタジオでは、柔道キッズたちに柔道の実技指導も。安住紳一郎アナも
キッズたちと共に入門し、まさかの展開が繰り広げられる。

柔道・阿部詩に五輪3連覇の野村忠宏が送る言葉とは?『東京VICTORY』
https://www.tvlife.jp/entame/236066

柔道の世界選手権(25日開幕、日本武道館)に向けて都内で合宿中の女子日本代表が8日、練習を公開した。5月の国際大会で右脚を負傷した52キロ級の志々目愛(25=了徳寺大職)は
乱取りなど全メニューを消化。2日前に医師から大会出場のGOサインが出たばかりだが「出るだけが目的ではなくて勝たないといけない」と2年ぶりの優勝に照準を合わせた。
全治3カ月の診断を受けたが、自身の血液から血小板を取り出して患部に注入するPRP療法などで早期復帰を実現。増地克之監督(48)は「驚異的な回復。彼女の経験や
取り組みから、世界の舞台でまた輝くと信じている」と期待した。

志々目 Vへ照準、大会間に合った 25日開幕世界柔道
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/08/09/kiji/20190809s00006000107000c.html

柔道の世界選手権女子52キロ級代表、阿部詩(うた、19)=日体大=が、13日から5日間、母校の兵庫・夙川高(昨年度まで夙川学院高)で“追い込み合宿”を行うことが
8日、分かった。
東京・北区のナショナルトレーニングセンターでの強化合宿に参加した世界女王は、2020年東京五輪と同じ日本武道館で開催される“前哨戦”での大会2連覇に向けて
「あとは気持ちの調整ができるところでやろうと思った」と狙いを語った。
公開されたこの日の練習では寝技の確認をはじめ、1階級上の57キロ級世界女王の芳田司(23)=コマツ=と乱取りを行うなど約2時間、精力的に汗を流した。
「目の前の試合を全力で闘って優勝を目指す」と約3週間後の大一番を見据え、母校で総仕上げする。

阿部詩、母校・夙川高で総仕上げ 1階級上の芳田と乱取り/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190809/jud19080905010003-n1.html

82 :
2020年東京五輪開幕まで、9日で350日。出身大学別で最多62人の夏季五輪メダリストを輩出している日体大とコラボレーションした長期連載の第18回は、
柔道の世界選手権(25日−9月1日、日本武道館)男子81キロ級代表、藤原崇太郎(21)=スポーツ文化学部武道教育学科3年=を特集する。ボディービルダーに
憧れる柔道家が目指す“金メダルボディー”とは−。 (取材構成・石井文敏)
鍛え抜かれた肉体を武器に、次々と相手を畳に沈める。日体大の東京・世田谷キャンパスの柔道場。藤原は午後5時半に始まった稽古で、なりふり構わず汗を流した。
「去年と比較すると、精神的、体力的、技術面においても一回りも二回りも成長している。そこは自信を持っている」
肩で息をするほど追い込んだ約2時間の稽古後、藤原は山本洋祐部長(59)と居残りで日課の打ち込みを行う。技の切れ味を鋭くし、攻撃の幅を広げるため、
体落としなどの習得に励む。66キロ級世界王者の阿部一二三(ひふみ、4年)も指導する山本部長が「藤原は稽古、フィジカルトレーニング、朝トレもしっかりやる」
と評価するほどの練習量を誇る。
2016年リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得後、けがに泣いた永瀬貴規(25)=旭化成=にかわって、藤原が彗星(すいせい)のごとく現れた。最大の武器は
鋼の肉体から繰り出す技だ。「和製ドリアン・イエーツになりたい」と、世界的に有名な英国出身のプロボディービルダーを崇拝するほどの筋肉好き。畳を離れた時間も、
筋量を上げるために己と向き合う。
授業の空き時間などを利用して週5回、トレーニングセンターに通う。特徴は、ボディービルダーのように日ごとに鍛える部位を変えること。背中と脚を週2回ずつ、
週1回はパワー系のメニューを行う。約1時間半、柔道につながるように体の回旋を意識しながら、同じ部位を刺激し続ける。銀メダルだった昨秋の世界選手権から
体重の増減はないが、体脂肪率は14・5%から12・5%と減った。除脂肪を実現して単純計算で筋量が約1・7キロ増加した。
「全てにおいて『柔道に必要かどうか』を意識して生活している」
自分で考えて練習メニューを作成する。中でも大事にするトレーニングが綱登り。藤原は04年のアテネ五輪をテレビで観戦し、3連覇を達成した60キロ級の野村忠宏
に憧れ、柔道を始めた。その後、稽古を重ねるうちに、野村が綱登りで強くなったことを知り、祖父にお願いして兵庫・西脇市の自宅にある車庫に綱をつるしてもらった。
無我夢中に登った日々が基礎になり、今では背中が自慢の部位になった。大学入学後も、柔道場につるしてある高さ約8メートルの綱を使って鍛錬を継続。背中の
筋肉でフェルトペンを挟めるほどに鍛え上げた。「相手を引き寄せたり、密着戦でひねったりするときにいかせる」。得意技の裏投げで屈強な海外勢を制圧。
日本男子81キロ級を引っ張る逸材へと成長した。
世界選手権(日本武道館)は25日に開幕。81キロ級で世界ランキング7位の藤原は大会4日目の28日に登場する。ライバルは世界王者のサイード・モラエイ(27)=イラン。
過去1勝2敗の怪力を倒しての金メダルが、東京五輪代表への最大のアピールになる。
「去年、決勝で負けた借りを返すために、稽古をしてきた。自分の夢である五輪に一歩でも近づけるように強くなる」
81キロ級は技とともに、世界の猛者に対抗する力が求められる。進化する“金メダルボディー”を武器に、21歳の藤原がその名をとどろかせる。

83 :
藤原 崇太郎(ふじわら・そうたろう)という男
生まれ 1998(平成10)年4月27日生まれ、21歳。兵庫・西脇市出身。
競技歴 6歳のときに競技を始める。兵庫・小野中から日体大荏原高を経て日体大に在学中。15年世界ジュニア銀メダル、16年ロシアジュニア優勝。
シニア大会 17年アジア選手権優勝、18年GS(グランドスラム)パリ優勝、GSエカテリンブルク(ロシア)優勝。昨年の世界選手権では銀メダルを獲得。
今年2月のGSデュッセルドルフ(ドイツ)優勝、同5月のGP(グランプリ)フフホト2位。
得意技 裏投げ。左組み。
抜群の対応力
日本代表の井上康生男子監督(41)は藤原について「自力に加えて対応力がある。相手に応じて柔道を変化させる力がある」と評価する。
マイブーム 「いろんな髪形に挑戦すること」。
東京五輪が行われる日本武道館の思い出 「高2で出た全国高校選手権で団体戦日本一になったこと」。個人戦で2連覇を成し遂げた。高3では主将を務めて、
チームを引っ張った。
性格 自己分析は「面倒くさがり屋」。
ライバル 16年リオデジャネイロ五輪男子81キロ級銅メダリストの永瀬貴規(25)=旭化成。昨夏に実戦復帰した国内の好敵手に今年4月の全日本選抜
体重別選手権決勝で敗れた。憧れの選手に対して「うかうかしていられない」。
好物 みかんなどフルーツ全般。「目の前にお皿に盛られて出てきたら、なくなるまで食べる。あとは焼き肉」。
座右の銘 「つまずく石を踏み台に」。小野中3年時に、国語の教師から教わった。「つまずいた石を踏み台にしたら、もうつまずかない。1回は失敗してもいいけど、
2回目は失敗するなという意味」。
名前の由来 宗太郎越え(そうたろうごえ)が由来。大分・佐伯市と宮崎・延岡市の県境にある宗太郎峠。古くから交通の難所として知られ、この峠を越えるルートは
宗太郎越えとして知られる。「雨のときも風の時も、たくましく越えるように」。
サイズ 175センチ。
藤原のフィジカルトレーニングを指導し、「グリル寺田」の愛称でボディービルダーとしても活躍する寺田健太郎氏(26)=日体大トレーニングセンター=が、
藤原の魅力と素顔を明かした。ボディービルダーに匹敵する筋肉愛と探求心を称賛した。
藤原は真面目でストイック。例えば、負荷がかかる代表合宿後の翌日、休養する選手が多い中、藤原の場合は疲労を考慮しながら体を動かす。トレーニングを休まず、
継続するから年々、成長している。
日本代表のスタッフとも連携を図りながら、トレーニングに取り組む中で、背中の筋肉と同様に力を入れているのは脚。昨年10月の学生大会で左肘を負傷し、しばらく畳で
稽古を積めなかったから。同9月の世界選手権で海外勢との地力の差を肌で感じたこともあり、タイヤ引きやダンベルを使ったメニューで強化を進める。
疑問があれば、すぐに聞いてくる探求心には目を見張る。藤原は大会約4週間前から減量に入る。私のようなボディービルダーの食生活を研究し、エンバク(燕麦)を脱穀して
調理しやすく加工したオートミールに、サバ缶やツナ缶に卵を入れて作る減量食を確立しているのも、成長し続ける理由の一つだろう。

【サンスポ×日体大】綱登りで磨いた肉体、藤原流“金”トレ
https://www.sanspo.com/sports/news/20190809/jud19080910000002-n1.html

84 :
8月18日(日)に放送される「村上信五∞情熱の鼓動」(夜1:55-2:55、フジテレビ)に、柔道・大野将平選手とバドミントン・奥原希望選手が登場する。
同番組は、村上信五がナビゲーターを務め、東京2020オリンピック・パラリンピックで活躍が期待されるアスリートたちに密着。
これまで競泳・瀬戸大也選手や卓球・張本智和選手、バレーボール・古賀紗理那選手らに村上が迫ってきた。
今回登場する大野選手は、2013年世界柔道選手権、2016年リオオリンピックで金メダルを獲得し、名実ともに王者に君臨。対談は、8月25日(日)から開催される
「2019世界柔道選手権」へ向けた稽古の真っただ中に行われた。
最近、大野選手が「リオとは違う、新しい自分を見せたい」と語っているという情報を手に入れた村上は、「どんな高みを見てはんのやろね」と、頂上の“その先”を
見据える大野選手に向き合うことに。
そんな中、2019年度の中学の教科書(道徳)に大野選手が採用された話題に。そこには柔道の強い部分だけではなく、礼節を重んじるという大野選手のスタイルが表れていた。
「自分の柔道人生で今後楽しいことは一切ない」
また、リオオリンピックの金メダルを披露してもらう際には、大野選手ならではの「アスリートとして自分がメダルを取るまで、あえて先輩方のメダルには一切触らないよう
にしていた」というこだわりが明らかに。
「触ってしまうと自分が一生メダルを取れないと思った」という理由を聞いた村上は、「それでほんまに(金メダルを)取ったから、むちゃくちゃカッコええ!」と大野選手の
スタイルに感銘を受ける。
リオオリンピック後、一年間の休養をとった大野選手。その間に自分と対話して出した結論は、「自分の柔道人生で今後楽しいことは一切ない」ということ。村上が
「悟り」と称した大野選手の境地が明かされる。

村上信五、柔道・大野将平のメダルに関するこだわりに「むちゃくちゃカッコええ!」
https://thetv.jp/news/detail/200716/

日体大は9日、東京都世田谷区のキャンパスで、太平洋戦争で亡くなった当時の学生をしのぶ慰霊式と柔道世界選手権(25日から日本武道館)の壮行会を開き、男
子66キロ級代表の阿部一二三(22)、同81キロ級代表の藤原崇太郎(21)、女子52キロ級代表の阿部詩(19)の3選手が出席した。
阿部一二三はこの日が22歳の誕生日。「減量中なのでケーキを食べられない。世界選手権に優勝して、改めて誕生日をしたい」と苦笑いし、「圧倒的な柔道で
オール一本勝ちして3連覇する」と意気込んだ。来年の8月9日は東京五輪の閉会式にあたり、「閉会式で最高の笑顔で笑っていられるように、この1年、死に物狂いで、
人生をかけて過ごしたい」と意気込んだ。
妹の阿部詩は兄の誕生日について「プレゼントは考え中です。あまり好みが分からないので…」と話して笑いを誘い、世界選手権へ向けては「2連覇という目標がある。
覚悟を持って挑みたい」と抱負を述べた。また、昨年の世界選手権では準優勝だった藤原は「昨年は日体大旋風を起こすと言ってたのに、その張本人が負けてしまった。
今年は阿部兄妹に迷惑をかけないように、しっかりやりたい」と話した

阿部一二三、22歳の誕生日に誓った世界選手権「3連覇」 妹・詩からのプレゼントは?
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/08/09/kiji/20190809s00006000167000c.html

男子66キロ級代表で、2020年東京五輪金メダル候補の阿部一二三(ひふみ)が9日、22歳の誕生日を迎えた。
在学する日体大での壮行会に出席し、「今までで一番濃い一年、一番成長できる年になると思う。来年の誕生日は(東京五輪の)閉会式。笑って終われるように、死に物狂い
で人生を懸けて過ごしていく」と、決意した。
世界選手権3連覇の懸かる阿部は、6月の強化合宿で左足首付近の靱帯(じんたい)を損傷。7月上旬のスペイン国際合宿は見送り、7月中旬から稽古を再開していた。
今月1日から6日まで宮崎で行われた日本代表強化合宿に参加し、大学生らと精力的な乱取りを行った。「(患部は)違和感ない。ガッツリ練習できている」と回復をアピールした。
約2週間後の世界選手権は、2020年東京五輪の前哨戦と位置づけられる。昨年大会に続き、女子52キロ級代表で妹の詩(うた、19)=日体大=との兄妹優勝も懸かる。
「(けがという)アクシデントを乗り越えて優勝できれば、一回りも二回りも強くなれると思う。最高の状態に仕上げていく。圧倒的な柔道で今年こそオール一本勝ちをしたい」と意気込んだ。

金メダル候補・阿部一二三22歳の決意「死に物狂いで人生を懸けて過ごしていく」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190809/jud19080912140005-n1.html

85 :
柔道の世界選手権(25日開幕・日本武道館)で3連覇を狙う男子66キロ級の阿部一二三、妹で2連覇を目指す女子52キロ級の阿部詩らが9日、東京都内で、
在学中の日体大の壮行会に出席し、阿部一は「けがをするアクシデントもあったが、しっかり準備できている。オール一本勝ちで優勝する」と宣言した。
この日、22歳の誕生日を迎えた阿部一と19歳の阿部詩は昨年に続き、きょうだいでの世界一に挑戦。阿部詩は「追われる立場になった。去年よりも強い覚悟で
挑みたい」と必勝を期した。
日体大からは男子81キロ級で昨年2位の藤原崇太郎も出場。「去年のリベンジを果たせるよう、やってきたことを出し切る」と意気込んだ。
壮行会に先立って第2次大戦で学徒動員され戦死した日体大(当時は日本体育専門学校)の学生約400人の慰霊式が行われ、世界選手権代表3人が学生代表として
大学構内の慰霊碑に献花した。

阿部きょうだいがV宣言 日体大の世界柔道壮行会
https://www.sankei.com/sports/news/190809/spo1908090007-n1.html

柔道男子66キロ級世界王者の阿部一二三(22)が9日、都内で、所属する日体大の世界選手権(25日開幕、日本武道館)に向けた壮行会に出席した。この日は
22歳の誕生日でもあったが、「いい1年の始まりにしたい。まずは世界選手権で絶対優勝したい」と3連覇への決意を新たにした。
昨夏の世界選手権以降は個人戦での優勝から遠ざかっているが、追い打ちを掛けるように4月の大会で左肋(ろく)軟骨を痛め、復帰した直後の6月には左足首を痛める
などケガも相次いだ。それでも逆境に気落ちするどころか、「このアクシデントを乗り越えて優勝すれば、一回りも二回りも強くなれると思うので」と成長の糧と捉えた。
7月の国際合宿参加を見送るなど予定通りの調整期間を過ごせなかったが、「もう違和感は全くなく、がっつり練習できている」と不安を一掃。「(世界選手権では)圧倒的な
柔道をして、今年こそオール一本で優勝すると決めているので」と平然とした表情で話した。
丸山城志郎(ミキハウス)とのし烈な五輪代表争いを繰り広げているが、来年の誕生日である8月9日には、泣いても笑っても東京五輪の閉会式が行われている。
「今まで生きてきた中で一番濃い1年になる。最高の笑顔で終われるように、この1年は死に物狂いで人生を懸けて過ごしたい」と不退転の決意を示した。

ケガ続きの阿部一二三「乗り越えたら強くなれる」世界V3へ決意新た
https://www.daily.co.jp/general/2019/08/09/0012593860.shtml

柔道の世界選手権(25日開幕、東京・日本武道館)男子66キロ級で2連覇中の阿部一二三(22)が9日、在学する日体大での壮行会に出席した。
阿部は「3連覇を目指すに当たってケガというアクシデントはあったが、しっかり準備できた。圧倒的な柔道をして、オール一本勝ちで優勝すると決めている」と
力強く意気込みを語った。
阿部はこの日が誕生日。これからの1年の間に世界選手権とオリンピックという一大イベントを迎えるということで、「今まで生きてきた中で一番濃い1年になる。
来年の誕生日は(五輪の)閉会式なので、笑って終われるよう、死に物狂いで人生をかけて過ごしたい」と誓いを述べた。
誕生祝いについては「減量中なのでケーキは食べられないし、今は世界選手権に集中しないといけない」とひとまずお預け。
女子52キロ級で2連覇を目指す妹の詩(19=日体大)からも「(プレゼントは)考え中です。あまり好みが分からないので…」と保留された。
2年連続のきょうだいVを決め、改めて22歳のスタートを切るつもりだ。

【柔道】阿部一二三 世界V3へ「オール一本勝ちで優勝すると決めている」
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/judo/1506288/

86 :
2016年リオデジャネイロ五輪柔道男子90キロ級金メダリスト、ベイカー茉秋(日本中央競馬会)が実感を込めて話した。「長いトンネルを抜けた」。
7月にカナダで行われたグランプリ(GP)モントリオール大会を制し、帰国した時の感想だ。国際大会ではリオ五輪以来、約3年ぶりとなる優勝。リオで栄冠に輝いた後、苦境
の日々を過ごしてきた24歳は「やってきたことは間違っていなかったと証明できた」。来年に迫る東京五輪に向けた完全復活へ、力強い一歩を踏み出した。
海外勢の壁が厚かった男子90キロ級で、日本勢初の五輪金メダルを獲得した。次の20年東京五輪へ、再出発しようとしていた矢先の17年4月。アクシデントに見舞われる。
全日本選抜体重別選手権で、右肩を脱臼してしまった。
右肩はもともと、亜脱臼を繰り返していた。「8、9回ぐらい」といい、その中にリオ五輪前の16年5月、世界ランキング上位者で争われたワールド・マスターズ中のけがも
あった。その際は、五輪で同じ状況になった場合も想定して出場を続けて優勝。金メダルへの弾みになった。
しかし、17年4月の脱臼は初めての完全脱臼。実績を考慮されて17年世界選手権代表候補に選ばれたものの、辞退して手術を受けた。すぐに退院できたが、
日常生活で何度も激痛が走る日々。「車の揺れだけでもうずく。ベッドに横になるにも、起き上がるにも5分、10分かかった」。約半年後に稽古に復帰する頃には
体重が82キロほどまで減り、まずは中学生と手合わせ。「自分の肩ではない感覚」はなかなか拭えなかった。
それでも、翌18年2月のグランドスラム(GS)デュッセルドルフ大会で実戦に戻ると、いきなり2位。4月の選抜体重別でも準優勝し、夏のジャカルタ・アジア大会代表に
選ばれた。しかし、調整段階で腰、左胸付近のけがが続き、アジア大会は3位。11月の講道館杯全日本体重別選手権を制して復調の兆しを見せたが、
同月のGS大阪大会では3回戦敗退。さらに今年の年明けには右太もも裏の肉離れを発症した。
体とともに、精神面もなかなか本調子に戻らなかった。「優勝したら死んでもいい」と思うほど渇望した五輪制覇を、21歳で成し遂げた。「それは、バーンアウトしますよ」。
達成感は計り知れないほど大きかった。燃え尽きた。
「あれ、結構残酷なんですよ。全てを懸けていた人に対して聞くのは」。ベイカーがそう振り返るのは、金メダリストとなった直後から繰り返された質問だ。

87 :
「東京五輪への意気込みを」。そう聞かれるたび、もちろん「連覇を目指します」と答えていた。ただし、胸の内は「口だけです。明らかに気持ちが入っていなかった」と、
冗談交じりで思い起こす。その裏には、「そんな甘いものではない。五輪のためなら何でも犠牲にしていいと思ってやってきた。すごくきついことをやってきた」という自負もあった。
だからこそ、そう簡単にギアは上がらなかった。世間から金メダリストと見られることは重荷ではない。しかし、周りからの期待値と、その時点で自己評価した力量との
ギャップを感じることが増えた。一例が18年ジャカルタ・アジア大会の銅メダル。五輪王者の立場を踏まえると、手術やけががあったとはいえ「3位どまり」とも見られる結果だ。
だが、本人の中では「これでは勝てるわけないと分かっていた。ちゃっかり3位になれた」というのが本音だった。
東京五輪へのモチベーションは「リオのときの気持ちにかなうかと言ったら、ちょっと難しいと思う」と正直に言う。一方で、ただただ金メダルを追い求めていた頃にはなかった、
新たな原動力も生まれている。頂点を極めた後の苦難を乗り越え、もう一度頂を目指す。その過程は将来続く世代への教訓となるはず、と考えている。「孤独な人や
アドバイスが欲しい人に対して、こういう経験を伝えられる人は少ない。金メダルを取って、そのまま引退するのも、それはそれで物語としてはすごくいいと思う。だけど、
また底からはい上がるというのも、生き様としてはすごくいいストーリー」
再び調子が上向くきっかけとなったのが、今年6月の全日本実業団体対抗大会だ。社会人3年目。過去2年はけがで出場できなかったが、初めてメンバーとして
日本中央競馬会の優勝に貢献した。大会前は重量級の相手との稽古を重ね、自らを追い込んで臨んだ。準決勝では体重135キロの相手と引き分けるなど、
本来の力強さが戻ってきた。仲間や関係者と喜びを分かち合い、「大きな目標の一つだった大会。絶対優勝したい気持ちが強かった」と充実感をにじませた。
所属先の賀持道明監督は、選手としてだけではなく、社会人としてもベイカーの成長を感じ取っている。「これまでの2年間と比べ、仕事と両立できるようになり、
柔道の成績も伸びてきた。さらに人間としてもスケールが大きくなっていくだろう」。ベイカーは「会社の協力で柔道ができている部分もある。団体の優勝は大きな目
標の一つだった」と感謝を口にする。復活を目指す自分を支えてもらった思いが強いからこそ、実感がこもる。
男子90キロ級の日本勢は、今年の世界選手権代表の向翔一郎(ALSOK)、昨年銅メダルの長沢憲大(パーク24)、さらに伸び盛りで18歳の村尾三四郎(東海大)も
いる激戦の階級。東京五輪代表争いではベイカー自身「3、4番手」と自覚する。一方で、ライバルの動向は「あまり気にしていない」。金メダリストとなった経験と自信に
裏打ちされた落ち着きが漂う。
五輪代表の座は各階級に一つ。厳しい状況の中でも、「リオの力を超えてくれば絶対負けない。もっと強くならないといけない」。ふつふつとした向上心も徐々に戻ってきている。
日本男子の井上康生監督は、GPモントリオール大会を制したベイカーの様子について、頼もしさを抱きながら、こう評した。「決勝は危ない場面は全くなかった。しかし、
課題が見えた部分もある。リオ五輪以来の優勝にもかかわらず、曇ったというわけではないが、何か考えているような表情をしていた。また次につなげていける」
東京五輪まであと1年。ベイカーは改めて思いを聞かれ、「連覇すると言ったからには、しっかり有言実行というか、最後まで諦めずに頑張りたい」と答えた。
もう「口だけ」ではない。言葉に確かな信念が宿っている。

ベイカー茉秋、完全復活へ一歩 手術、負傷乗り越え五輪連覇「諦めない」
https://www.jiji.com/jc/v4?id=201908baker0001

88 :
柔道の世界選手権(25日開幕、東京・日本武道館)男子66キロ級で2連覇中の阿部一二三が9日、在学する日体大の壮行会に出席した。この日、
22歳の誕生日を迎え「今までで一番濃い一年になる。来年の誕生日は(五輪の)閉会式なので、笑って終われるよう、死に物狂いで人生をかけて
過ごしたい」と誓った。
3連覇に臨むが、国際大会は2月のグランドスラム(GS)パリ大会以来。ケガによる調整不足もあり、無敵状態だった昨年までとは違う様相を呈している。
中でも最大の障壁は、連敗中のライバル丸山城志郎(25=ミキハウス)だ。4月の選抜体重別決勝では、先に丸山に指導2つを与えながら逆転負けを喫し、
勝ち切れなかった。
壮行会では、ロサンゼルス五輪体操男子個人総合金メダルで日体大の具志堅幸司学長(62)から「かつて囲碁の名人から『最後の寄せが大事だ』
というお話を伺い、考えるうちに新しい発見があった。この2週間、どういう戦いをするか考えて過ごしてほしい」とエールを送られた。
詰めが甘くなっていた阿部には、この言葉が刺さったようで「当たる選手みんなを見て頭で考えて臨みたい」と堂々の“ID柔道宣言”。数々の壁を
乗り越えて3連覇を果たし、22歳として最高のスタートを切れるか。

【柔道】阿部一二三に日体大・具志堅学長から金言
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/judo/1506804/

柔道の世界選手権(25日開幕、東京・日本武道館)で3連覇を狙う男子66キロ級の阿部一二三(ひふみ)が9日、在学する日体大の東京・
世田谷キャンパスで壮行会に出席し、「けがをするアクシデントもあったが、しっかり準備できている。オール一本勝ちで優勝する」と宣言した。
この日、22歳の誕生日を迎えた阿部一と19歳の阿部詩(うた)は昨年に続き、兄妹での世界一に挑戦。女子52キロ級の詩は「追われる立場になった。
去年よりも強い覚悟で挑みたい」と必勝を期した。

阿部一二三、日体大キャンパスで壮行会「オール一本」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190810/jud19081005010001-n1.html

柔道の世界選手権(25日開幕、東京・日本武道館)女子52キロ級で2連覇を目指す阿部詩(19=日体大)は9日、「いよいよ試合が近づいてきたという実感がある。
追われる立場なので、去年よりも強い覚悟を持って臨みたい」と決意を表明した。
2年連続の“兄妹”アベックVもかかるが「試合の日になったら、お互い一つひとつ勝っていくだけ。私が決勝は先なので、しっかり勝ってつなげたい」ときっぱり。
ただこの日、22歳の誕生日を迎え兄へのプレゼントについては「考え中です。あまり好みが分からないので…」と迷っている様子だった。

【柔道】阿部詩 世界選手権の兄妹2連覇を「兄につなげたい」
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/judo/1506813/

89 :
あの2人が親戚だった!? 柔道の世界選手権(25日開幕、東京・日本武道館)に出場する女子78キロ超級の朝比奈沙羅(22=パーク24)が8日、
本紙に衝撃の“事実”を明かした。
この日に公開された強化合宿後、突然「実は遠い親戚が女優の夏帆(28)なんです。小さいころから、めっちゃかわいかったです」と告白。本人によると、
母方の親戚だという。「私が赤ちゃんのとき、一緒の写真に写っていました。当時からめっちゃかわいかったですよ」とべた褒め。親戚にもかかわらず
「顔は全然似てないですけどね」と笑いを誘った。
ただ最近は疎遠になっているそうだ。「中2以降、会っていないです。私のこと覚えてくれていますかね?」と寂しそうな表情を浮かべた。
来年の東京五輪では同級で2004年アテネ五輪の塚田真希以来となる16年ぶりの金メダル獲得が期待される。“世界最強の女”となれば、
朝比奈が日本中の注目を浴びることは間違いないだろう。夏帆も「あの朝比奈沙羅ちゃんは私の親戚です!」と自慢する日が来るかもしれない。
この日の練習では男子選手を相手に乱取りなどを行い、汗を流した。世界選手権では2連覇がかかっているが「自分自身との闘いなので自分に負けないよう
にしたい」と気合十分。「五輪金メダル」と「夏帆との再会」の2つの目標をかなえるためにも、今大会は確実に優勝したいところだ。 

【柔道】朝比奈沙羅が衝撃告白 「実は遠い親戚が…」
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/judo/1505781/

全国高校総合体育大会(インターハイ)第15日は10日、鹿児島アリーナなどで5競技が行われ、柔道男子の団体は国士舘(東京)が大牟田(福岡)を代表戦の末に下し、
3年ぶり15度目の優勝を果たした。個人戦は60キロ級で近藤隼斗(佐賀工)が2連覇。66キロ級は田中龍馬(佐賀商)、73キロ級は有馬雄生(神奈川・東海大相模)が制した。
アーチェリー団体で男子は愛知産大三河が6年ぶり4度目、女子は甲南女(兵庫)が11年ぶり4度目の制覇。弓道団体の男子は岡山工が、女子は天童(山形)が
ともに初優勝した。

柔道男子は国士舘優勝 全国高校総体第15日
http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/190810/spo19081019010058-n1.html

全国高校総合体育大会第15日は10日、鹿児島アリーナなどで行われ、柔道男子60キロ級は決勝で近藤隼斗(佐賀工)が辻岡慶次(愛知・大成)に優勢勝ちし、
2連覇を遂げた。同団体は全国高校選手権優勝の国士舘(東京)が大牟田(福岡)を2−2からの代表戦で破り、3年ぶり15度目の頂点に立った。

佐賀工の近藤隼斗、柔道男子60キロ級連覇=団体は国士舘−高校総体
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019081000395

90 :
全国高校総合体育大会第16日は11日、鹿児島アリーナなどで行われ、4階級が実施された柔道男子の100キロ超級は、五輪2大会連続金メダルの故斉藤仁さんの次男、
斉藤立(東京・国士舘)が2連覇を果たした。100キロ級は森健心(福岡・大牟田)、90キロ級は道下新大(国士舘)、81キロ級は竹市大祐(大牟田)がそれぞれ制した。

斉藤、柔道男子100キロ超級で連覇=高校総体
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019081100305

全国高校総合体育大会(インターハイ)第16日は11日、鹿児島アリーナなどで3競技が行われ、柔道男子で100キロ超級の斉藤立(東京・国士舘)が2連覇を達成し、
団体との2冠となった。81キロ級は竹市大祐(福岡・大牟田)、90キロ級は道下新大(国士舘)、100キロ級は森健心(大牟田)が制した。

高校総体、斉藤立が2連覇 柔道男子100キロ超級
https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK00259_R10C19A8000000/

男子100キロ超級は、五輪金メダリストの故斉藤仁さんを父に持つ斉藤立(たつる、17)=国士舘高=が2連覇を達成し、団体戦と合わせて2冠となった。
今後はジュニア世代の大会を回避し、東京五輪を目指して1次選考会である講道館杯(11月、千葉)に専念することを明かした。
左手首を痛めている影響もあって、この日は“怪物”ぶりが鳴りを潜めた。決勝はけんか四つで左釣り手を殺され、完全に組み負けた形となり、相手を投げられないまま
反則(指導3つ)による勝利と不完全燃焼。優勝にも笑顔は少なく、「結果だけ見ると良かったが、内容はダメダメ。練習不足、筋トレ不足で腕がパンパンになった」と、
世界で戦う上でも一番の課題である組み手のつたなさに反省しきりだった。
高校最強の称号を置き土産に、一足早くジュニア世代の大会を“卒業”する。11月の講道館杯に全神経を集中させるため、9月の全日本ジュニア選手権と10月の
世界ジュニア選手権は回避することを明かし、「ケガもしっかり完全に治します」と話した。
現段階で東京五輪切符はかなり厳しい状況だが、「(可能性が)1%でもあるならチャンスをつかみにいきたい」と斉藤。「本当にここからが勝負なので。
男を見せられるように頑張ります。自分の高校生としての集大成なので(国士舘高の)岩渕先生にもしっかり恩返ししたいし、(優勝すれば)五輪に一歩近づく。
色んな意味の詰まった試合になる」。190センチ、160キロの巨体を奮わせて気合を入れた。
また、来春からは国士舘大に進学することを明言した。

斉藤立、高校総体V2でジュニア大会“卒業”「ここからが勝負」11月講道館杯専念
https://www.daily.co.jp/general/2019/08/11/0012600112.shtml

3人で戦う柔道女子団体の2回戦までが行われた。
女子史上2校目となる、全国高校選手権、金鷲旗との3冠を目指す富士学苑(山梨)は、先鋒(せんぽう)・黒田亜紀(3年)、中堅・瀬戸亜香音(3年)、大将・平野友萌(2年)
の3人で挑み、1回戦で北海(北海道)、2回戦で北陸(福井)をともに3―0で下し、3回戦進出を決めた。

富士学苑が女子史上2校目の3冠へ前進…全国高校総体柔道女子団体
https://hochi.news/articles/20190811-OHT1T50236.html

91 :
全国高校総合体育大会(インターハイ)第17日は12日、鹿児島アリーナなどで3競技が行われ、柔道女子の48キロ級で古賀若菜(福岡・南筑)が白石響(熊本西)を
延長戦で下し、3連覇を達成した。
52キロ級は川田歩実(東京・修徳)、57キロ級は中水流りり(東京・渋谷教育渋谷)が制した。女子団体は富士学苑(山梨)が昨年優勝の夙川(兵庫)を破って初優勝を果たした。

高校総体、古賀若菜が3連覇 柔道女子48キロ級
https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK10195_S9A810C1000000/

全国高校総合体育大会第17日は12日、鹿児島アリーナなどで行われ、柔道女子48キロ級は7月にグランプリ大会を制した古賀若菜(福岡・南筑)が3連覇を果たした。
52キロ級は川田歩実(東京・修徳)、57キロ級は中水流りり(東京・渋谷教育渋谷)が優勝。団体は富士学苑(山梨)が初優勝した。

柔道女子、古賀が3連覇=高校総体
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019081200433

今春の全日本選抜体重別選手権を制した古賀若菜(福岡・南筑)が決勝で白石響(熊本西)を下し、男女を通じて2005〜07年の女子70キロ級・
上野巴恵(旭川南)以来2人目となる3連覇を果たした。
古賀は初戦から得意の大内刈りを軸とする自在な攻めで相手を圧倒。昨年と同じカードとなった決勝では今春の全国高校選手権女子52キロ級を制した白石に苦戦を
強いられたが、激しい組み手争いを制して指導3による反則勝ちを収めた。
田主丸中(福岡県久留米市)では1年時に全国中学校大会女子40キロ級で優勝し、2年時も同44キロ級で頂点に立ちながら、同48キロ級で臨んだ3年時に決勝で惜敗。
「高校では3連覇すると決めていた。決勝は相手の足技がうまくて苦しかったけど、先に相手に指導を与えられたのが良かった」と胸をなでおろした。
今年はシニアでも全日本選抜体重別選手権に加え、7月のグランプリ大会(カナダ・モントリオール)ではリオデジャネイロ五輪金メダルのパレト(アルゼンチン)を破って優勝。
南筑の松尾浩一監督は「ヒヤッとしてもポイントを取られない。さばきのうまさは天性のものがある」と絶賛する。
相手が大内刈りを警戒してくると想定し、昨秋から逆の背負い投げも練習。この日の3回戦では逆の背負い投げで一本勝ちを収め、準決勝もゴールデンスコア方式の延長で
背負い投げで技ありを取るなど成長の証しを示した。
女子48キロ級の東京五輪代表争いは世界選手権代表の渡名喜風南(パーク24)が優位に立っているが、同選手権で結果を残せなければ他の選手にも可能性が残る。
古賀は「この後の大会も勝ち続け、東京五輪に近づきたい」と諦めておらず、今秋の全日本ジュニア選手権から世界ジュニア選手権、講道館杯と勝ち続け、11月の
グランドスラム(GS)大阪大会で渡名喜を破ってアピールするつもりだ。
同じ福岡出身で、シドニー、アテネ五輪で女子48キロ級を連覇した「ヤワラちゃん」こと谷亮子さんにちなみ、古賀は「令和のヤワラちゃん」と呼ばれるようになってきた。
しかし映像でシドニー五輪決勝を見た古賀は「谷さんと比べると、まだ技の切れがない」と課題を口にする。日本代表のコーチ陣からも最後まで技を決めきる力を
つけるよう求められているが、松尾監督は「まだまだ強くなる」と可能性に期待する。 体調不良で不戦敗した春の全国高校選手権を除き、今年に入って同じ階級の
選手には負けていない。大逆転の五輪代表入りへ、「不敗神話」を続けて奇跡を起こす。

総体柔道「令和のヤワラ」古賀V3 東京五輪へアピール
https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/534721/

92 :
全国高校総合体育大会(インターハイ)第16日(11日、鹿児島アリーナほか)柔道男子で100キロ超級の斉藤立(たつる、17)=東京・国士舘=が2連覇を達成し、
団体との2冠となった。斉藤はこの日、高校卒業後に父で五輪王者の故斉藤仁氏の母校、国士舘大へ進学する意向を明らかにした。
斉藤は左手首痛を抱えながら、準決勝までオール一本勝ち。ただ高橋(岡山・作陽)との決勝は辛くも反則勝ちで、「練習不足。いい教訓になった」。卒業後は
男子日本代表コーチの鈴木桂治氏が監督を務める国士舘大に進む方針を明らかに。次戦は11月の講道館杯全日本体重別選手権で、「東京五輪の代表に
近づくためにも、講道館杯は優勝します」と言葉に力を込めた。

目指すは東京五輪!斉藤立、柔道男子100キロ超級2連覇/高校総体
https://www.sanspo.com/sports/news/20190812/jud19081205010001-n1.html

柔道女子団体で富士学苑(山梨)が初優勝を果たし、女子史上2校目となる、全国高校選手権(3月)、金鷲旗(7月)との3冠を達成した。
3人制で争われた今大会。夙川(兵庫)との決勝戦では、2引き分けで迎えた大将戦で平野友萌(2年)が優勢勝ちすると富士学苑の選手たちは歓喜した。
平野は「いつも先輩に助けてもらっているので、最後は自分が取って、優勝する気持ちでした」と笑顔。矢崎雄大監督(39)は「よくやってくれました」と男泣きしながら
選手たちをねぎらった。
総合力の高さを見せた。3人という“短期決戦”のため、先に1勝を挙げることで精神面でも優位に立てる。ただ、準決勝と決勝では、相手も実力者とあって、
先鋒(せんぽう)を務めたエース・黒田亜紀主将(3年)が引き分け。それでも、準決勝では中堅・瀬戸亜香音(3年)、そして決勝では平野の1勝でそれぞれ1―0で勝利した。
昨年も現メンバーで臨んだが準々決勝敗退。瀬戸は「去年負けたときには人任せなところがチーム全体にありました」と振り返る。この1年間「一人一人が役割を果たして、
絶対に自分が取るという気持ちでやってきました」と成長を結果で証明した。
3冠という重圧にも動じなかった。「プレッシャーを感じるのではなく、挑戦者の気持ちでした」と黒田。元々仲のいい選手たちだが、試合前にはメンバーが一緒に
食事をしながら試合で勝つための作戦も練るなど意識を統一させてきた。
最後に2年生が優勝を決めたことは次の代にもつながる。「自分が先輩たちみたいな存在になって(来年も)3冠を目指したいです」と平野。黒田も「来年も期待したい。
自分たちが卒業するまで(下級生を)鍛えたり、気持ちを伝えたりしていきたいです」。チーム一丸となり“黄金期”を続けていく。

富士学苑が女子史上2校目の3冠達成…全国高校総体柔道女子団体
https://hochi.news/articles/20190812-OHT1T50145.html

南部九州総体は12日柔道が行われ、3月の全国大会で準優勝した国分中央3年の中馬梨歩選手が試合に臨んだ。鹿児島アリーナで行われている柔道の試 合。
48キロ級の中馬梨歩選手は全て一本勝ちし、いい流れで迎えた準決勝。一歩も引かず前に出る自身の柔道を貫く。しかし、一瞬の隙を突かれ3位に終わっ た。
中馬梨歩選手は「最後に気持ちで負けて投げられてしまってとても悔しい。大学では世界一を目指すのでもっと頑張りたい」と話した。
一方、11 日行われた男子90キロ級には鹿児島情報2年の田中航太選手が登場した。2年生対決となった準決勝。田中選手は、思いきりのいい、攻めの柔道を見せるが、
捨て身で来る相手に苦しみ、優勝には一歩届かなかった。田中航太選手は「皆さんの期待に応えられなくて悔しい。次は絶対的王者と言われる強い選手になっ て、
インターハイで優勝したい」と話した。

柔道女子48キロ級 国分中央の中馬選手は
http://www.news24.jp/nnn/news16343590.html

93 :
3競技が行われ、柔道女子の48キロ級で古賀若菜(福岡・南筑)が白石響(熊本西)を延長戦で下し、3連覇を達成した。52キロ級は川田歩実(東京・修徳)、
57キロ級は中水流りり(東京・渋谷教育渋谷)が制した。女子団体は富士学苑(山梨)が昨年優勝の夙川(兵庫)を破って初優勝を果たした。

柔道女子48キロ級で古賀3連覇、団体は富士学苑制す
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/08/13/kiji/20190813s00006000112000c.html

柔道女子48キロ級は、全日本選抜体重別選手権覇者の古賀若菜(18)=福岡・南筑=が決勝で白石響(熊本西)を破り、07年の上野巴恵以来史上2人目となる
3連覇を達成した。
女子団体は富士学苑(山梨)が夙川(兵庫)を下し初制覇した。
“令和のヤワラちゃん”の呼び声高い古賀が柔道史に名を刻んだ。徹底した研究をされて臨んだものの、決勝は相手の技を巧妙に防ぎきっての反則勝利。中学時代も
全国大会を2連覇しながら、3年目は決勝で惜敗していただけに、「できなかった3連覇を高校で達成できてうれしい」と声を弾ませた。
福岡出身で最軽量級。前髪をちょこんと結んだ姿も五輪女王の谷亮子さんをほうふつとさせるが、古賀は「(髪は)意識してないです」と照れ笑いする。生まれる前年の
2000年シドニー五輪は映像で見たことがあるが、「やっぱり技のキレがまだまだ(足りない)」と本家との差はしっかり自認している。
4月の選抜体重別を制し、7月の国際大会でリオ五輪女王のパレト(アルゼンチン)を破るなど期待値は急上昇中。世界選手権(25日開幕、日本武道館)代表の
渡名喜風南(パーク24)が大きくリードしているが、東京五輪は諦めておらず、「全ての大会で優勝して五輪に近づきたい」と大逆転を狙う。

“令和のヤワラちゃん”古賀若菜が史上2人目の高校総体3連覇 五輪逆転出場目指す
https://www.daily.co.jp/general/2019/08/13/0012603148.shtml

全国高校総合体育大会(インターハイ)第18日は13日、鹿児島アリーナなどで2競技が行われ、柔道の女子70キロ級は朝飛真実(神奈川・桐蔭学園)が
山本杏(静岡・藤枝順心)を下して優勝した。78キロ級では黒田亜紀(山梨・富士学苑)が池田紅(東京・藤村女)に勝ち、女子団体との2冠を達成した。
63キロ級は山口葵良梨(福岡・大牟田)が小斉穂奈美(富士学苑)に勝って優勝。78キロ超級は米川明穂(藤枝順心)が平野友萌(富士学苑)を破り、頂点に立った。

柔道女子78キロ級は黒田V、団体と2冠 高校総体
https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK20453_T10C19A8000000/

女子78キロ級は、黒田亜紀(山梨・富士学苑3年)が初優勝を飾った。主将としてチームを引っ張った12日の同団体に続き、個人でも日本一に輝いた。
決勝は相手の反則負け。黒田は「投げて勝ちたかったですが」と本音も口にしたが「とにかく優勝したかった。うれしいですし、安心しました」。
積極的に攻めた結果、柔道人生初となる個人戦全国制覇を成し遂げ、胸を張った。
高校1、2年の頃は「自分のことで精いっぱい。周りが見えなくて自分勝手だった」という。しかし、主将を任されたことでメンタル面も成長。「落ち込むと一人で落ちていった。
でも、キャプテンだとそれではダメ」と気持ちの切り替えを大事にした。
練習が終わった後も、寮で懸垂を繰り返した。「みんなが休んでいるときでも自分はやっている、今日はダメでも明日は勝てる」と自らに言い聞かせ、必死に前を向いてきた。
今後は更に上を目指していく。「強くていろんな方から応援される人になりたいです。柔道だけじゃなく人間としても。ジュニアからシニア、少しずつ上がっていって、ゆくゆくは
オリンピックで金メダルを取りたいです」と力を込めた。

富士学苑・黒田が団体に続き78キロ級も制覇…全国高校総体柔道女子
https://hochi.news/articles/20190813-OHT1T50156.html

柔道の女子78キロ級では黒田亜紀(山梨・富士学苑)が池田紅(東京・藤村女)に勝ち、女子団体との2冠を達成した。
柔道の女子78キロ級は黒田が制し、先鋒として活躍した団体戦との2冠を達成した。「高校に入った時は、ここまでできると思わなかった。我慢して頑張ってきて
良かった」と喜んだ。
鋭い足技に寝技を交え、準決勝までオール一本勝ち。決勝も積極的に前に出て攻めた。相手が組み手を嫌って引く場面が続き、指導を三つ勝ち取っての反則勝ち。
「投げて勝ちたかったけれど、冷静に対応できた」とうなずいた。

攻め抜いた黒田、2冠達成/高校総体
https://www.sanspo.com/sports/news/20190813/jud19081318210002-n1.html

94 :
全国高校総合体育大会第18日は13日、鹿児島アリーナなどで行われ、柔道女子70キロ級は3月の全国高校選手権無差別級を制した朝飛真実(神奈川・桐蔭学園)が
優勝した。78キロ超級は米川明穂(静岡・藤枝順心)、78キロ級は黒田亜紀(山梨・富士学苑)、63キロ級は山口葵良梨(福岡・大牟田)がそれぞれ制した。

朝飛が柔道女子70キロ級V=高校総体
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019081300900

全国高校総合体育大会(インターハイ)第18日は13日、鹿児島アリーナなどで2競技が行われ、柔道の女子78キロ超級は米川明穂(藤枝順心)が
平野友萌(富士学苑)を破り、頂点に立った。
柔道の女子78キロ超級は延長戦の末、米川が払い腰を決めて優勝した。「ここまで来たからには勝ちたかった。最後は気持ちで投げた」と振り返った。
12日の団体戦は準決勝で敗退。気持ちの切り替えが苦手なタイプというが、この日は「最後だから楽しもう」と迷いを捨て好結果を得た。「体力勝負に不安があったが、
泥くさく闘えた」と満足げだった。

米川、迷い捨て優勝/高校総体
https://www.sanspo.com/sports/news/20190813/jud19081318230003-n1.html

東京オリンピックまで、あと1年。スポーツファンの興奮と感動を生み出す祭典が待ち遠しい。この連載では、テレビにかじりついて応援した、あのときの名シーン、
名勝負を振り返ります。
1996年アトランタ五輪の柔道は、前回バルセロナ大会で獲得した金2個を含む5個以上のメダルを期待されていた。その男子代表選手7名の中に、3人の”中村”がいた。
95kg級の佳央(25歳)と65kg級の行成(23歳)、71kg級の兼三(22歳)の三兄弟である。その中でも、強気な試合運びで93年世界選手権と94年アジア大会を制し、95年
世界選手権でも2位に入っていた行成は、「3人いるから、誰かつまずきそうだな、と思っていた」と笑顔で話した。「(五輪に行けるのは)よくて2人、悪ければ1人、と
考えていました。親は『3人揃わなければアトランタには行かない』と言っていたけど、『そんなに簡単に言われても……。1人行くだけでも大変なんだから』と思っていました」
92年バルセロナ五輪の最終選考会では、行成と佳央はともに準優勝で終え、惜しいところで代表入りを逃していた。2人はその悔しさを晴らすかのように、翌年の
世界選手権では兄弟優勝を果たした。だが、86kg級で世界を制した佳央に、強力なライバルが現れた。92年バルセロナ五輪78kg級優勝の吉田秀彦が階級を
上げてきたのだ。95年全日本選抜柔道体重別選手権大会では旗判定で吉田に負け、連覇がかかる世界選手権には出場することができなかった。
「94年のアジア大会で優勝した頃まで『だいぶ五輪に近づいたな』という意識があったところに、吉田先輩が階級を上げてきた。吉田先輩を逆転するにはかなり時間がかかるし、
あと1年で間に合うか、と考えたら自信がなかったので、だったら自分も階級を上げることにしました」
こう話す佳央は、その後の体重無差別の全日本柔道選手権大会で3位になると、韓国国際では95kg級で優勝。96年の全日本体重別でも優勝を達成した。その結果、
前年世界選手権3位の岡泉茂を押しのけて、代表に選ばれたのだ。
一方、兼三は95年の全日本体重別で、同年の世界選手権で優勝した秀島大介に1対2の旗判定で敗れて初代表を逃していた。だが、その後はユニバーシアードと
アジア選手権で勝ち、96年2月のフランス国際でも勝って実績を積み上げた。そして、ライバルの秀島が1回戦で敗退した全日本体重別で優勝し、代表を決めた。
「本当に感動したのは次の日の朝でしたね。起きてから『すごいことやっちゃったな』って。3人ですからね」と行成は話す。
そして佳央は「もちろん狙いますが、3人とも優勝はありえないでしょう。欲張らずに、メダルをもらえるところまではいきたい。色に関係なく、メダルが3つ揃えばいいですね」
と冷静に話していた。

95 :
最重量級から試合が行なわれたアトランタで、三兄弟のトップバッターは佳央だった。前日の95kg超級で、前回銀メダリストの小川直也がメダルを逃したあとの登場。
このクラスは、軽重量級だった76年モントリオール五輪を最後に日本勢はメダルに手が届かず、世界選手権でも89年以降は95年の岡泉の銅のみ、と世界のレベルが
高い階級だった。
行成が「兄貴の柔道の特色は、確実にポイントを押さえて自分の形に持っていくところ」と評する佳央は、準々決勝で91年世界王者のトレノー(フランス)にタックル
まがいの”朽ち木倒し”を決められ、開始9秒で一本負けしてしまった。さらに敗者復活戦でも、山下泰裕監督が「なんで中村だけがとられたのかわからない」という不可解な”
指導”を何度も受けて、1対2の旗判定で敗退。3位決定戦進出を逃して7位にとどまったのだ。
2番手の兼三の登場は、前日の78kg級で古賀稔彦が日本男子初メダルとなる銀を獲得したあとだった。「はじめから飛ばしていって、しつこい柔道で相手に嫌気が
さしてきたところで最後のとどめを刺す」と行成が評する粘りの柔道が兼三の持ち味だ。
前年の世界選手権では、最終選考会で兼三を2対1の旗判定で破って出場していた秀島が優勝した。それだけに、「彼に勝てるなら自分も勝てるはず」という思いで臨み、
準々決勝までの3試合は一本勝ちで勝ち上がった。そして、準決勝ではなかなか前に出てこないボルバタール(モンゴル)が残り3分で指導3の”警告”を与えられるなか、冷静
に対処して残り1分45秒で”有効”を奪って優勢勝ち。
95年世界選手権2位の郭大成(韓国)との戦いとなった決勝では、両者がなかなか技を出せず、残り2分50秒に2回目の指導で”注意”を受けた兼三は、指導1の郭に対して劣勢
になった。だが、残り7秒で郭に指導が出て追いつくと、旗判定により2対1で勝利して、男子金メダル第1号になった。
「紙一重の差だったが、この階級は飛びぬけた選手がいないから、だれが優勝してもおかしくないと思っていた。組み合わせが決まった時から、優勝するのは自分しか
いないと思っていた」と、兼三は朗らかな表情で話した。
最後の行成はこれまでの実績から、男子チームの中で最も金メダルに近い存在と見られていた。連覇を狙った前年の世界選手権は2位で終えたが、「あの頃は
『変な試合をしちゃいけない』『投げられちゃいけない』という気持ちが強くて、動きが硬くなっていた。それまでは挑戦者という意識だったが、世界王者になってからは、負けられない、
という気持で受けに回っていた」と話し、すでに気持ちが切り替わっている様子が覗えた。
だが、初戦の2回戦でアクシデントに見舞われた。相手は、国際大会で2勝し警戒をしていたマツィエフ(ロシア)との対戦。行成は着々とポイントを取ってリードしていたが、終
了間際に”待て”がかかったあと、みぞおちにヒザを入れられてしばらく動けない状態になったのだ。それでも、本人が「そのあとの2試合はその影響があったが、
まだ楽な相手だった」と話したとおり、”注意”による優勢勝ちと1本勝ちで準決勝へ進出した。
「休憩もあったので、準決勝からは普通に戻った」と言う行成は、準決勝では彼本来の強気な試合運びをできなかったものの、開始1分ほどで相手に指導が出る展開になると、
ラスト20秒で”有効”を取って優勢勝ち。決勝進出を決めた。
決勝は、前年の世界選手権で負けているウド・クエルマルツ(ドイツ)との対戦。クエルマルツは準決勝までのすべてを開始3分以内で一本勝ち、と絶好調だった。それでも、
その対戦は互いに「攻め込めない」「攻め込ませない」大接戦になり、両者に”指導”が2回出る緊迫した試合展開に。結局、最後は旗判定となり、1対2で敗れて
行成は銀メダルに終わった。
「弟が今までやってきたことをすべて出して金メダルを獲ったので、自分も負けられないと思い、最後まで力を出し切りました。昨年の世界選手権では(自分の)柔道を
やらせてもらえなかったけれども、今回はいい試合ができたと思います。弟に、『お前に負けたな』と言ったら、笑われました」
そう言って、行成は苦笑した。その行成と兼三の試合中には、国内の大会と同じように観客席から長男・佳央の大きな声の指示が出続けていた。兄弟3人全員で
勝ち取った金(兼三)、銀(行成)2つのメダルだった。

アトランタ五輪柔道代表、中村三兄弟がずらりと並んでメダル獲得
https://www.google.com/url?q=https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/fight/2019/08/14/

96 :
柔道の世界選手権(東京・日本武道館)が25日に開幕する。2020年東京五輪の代表争いで激しい追い上げを見せているのが、男子66キロ級の丸山城志郎
(26=ミキハウス)だ。“怪物”阿部一二三(22=日体大)の1強だったこの階級に風穴をあける形で、阿部とともに代表に選出された。今大会で初の世界制覇を
果たし一気の五輪金メダル取りを狙うが、素顔は落ち着いた受け答えで、静かに闘志を燃やすクールな男。本紙インタビューでも、泰然と“柔道一直線”を語った。
4月の全日本選抜体重別決勝、阿部戦で痛めた右手首の状態は
丸山 まあ、順調です。乱取りも普通にやっています。
最近成績が安定している
丸山(昨年8月のジャカルタ)アジア大会で負けて(2位)、勝ちたいというより「自分の柔道をして勝ち切る」っていう気持ちの変化があったからだと思います。
(自分の柔道とは)「日本の柔道」というか。(襟を)2つ持って一本で勝つっていう、美しい柔道。反則で勝つこともあるんですけど、最後まで「美しさを貫き通す」って
いうものです。
リオ五輪73キロ級金メダルで天理大の先輩、大野将平(27=旭化成)の存在は
丸山 オリンピックで優勝した選手と同じ(天理大の)道場で毎日一緒に練習する、っていうのもなかなかない環境。日頃のトレーニングを見ていても刺激になりますし、
大切な大きい存在だと思います。
実際アドバイスももらっている
丸山 そうですね。いきなり「おまえはこうだね」とか、「今度こうしたほうがいいんじゃない」とか、おっしゃっていただけます。
ライバルの阿部には直近で2連勝
丸山 やっぱり、彼は(世界選手権で)2連覇してますし、僕の成績、実績からしてもまだまだ追いかける立場。チャレンジャーの気持ちです。
世界選手権の位置付けは
丸山 世界一を決める大会ですけど、東京五輪の選考会でもある。絶対に勝たないといけない大会だと、今まで以上に思います。
東京五輪で金メダルが最終目標か
丸山 いや、東京が終わってもやるつもりです。2024年のパリ(五輪)も含めて、オリンピックで金メダルを取るっていうのが柔道人生での最大の目標ですね。
お父さん(丸山顕志氏)もバルセロナ五輪に出場している
丸山 そういう話は小さい頃からされてきたんで、僕もやっぱり「出て絶対金メダル取る」っていう気持ちは昔からありました。
金メダルを取ったらやりたいことは
丸山 家族で長期間旅行に行きたいです。今、休めてないので。
試合前に奥さんの“勝ち飯”のようなものは食べるか
丸山 それは特にないですけど、低カロリーで高タンパクの減量飯みたいな、そういうご飯をいつも作ってくれます。
趣味は釣りということだが、柔道に生きている面はあるか
丸山 いや、完全な息抜きなので(笑い)。
柔道以外で好きなスポーツは
丸山 それがないんですよ。ラグビーはほんの半年ぐらいやってましたけど。
今年は日本でW杯(9月20日開幕)もあるので楽しみでは
丸山 いや、あんまり(笑い)。ちょっと、やってただけなんで。
では五輪で見たい競技は…
丸山 ないですね(笑い)。すいません。
丸山と阿部の最初の対戦は2015年の講道館杯。丸山が巴投げで阿部を下した。16年の全日本選抜体重別、17年のグランドスラム(GS)東京大会と
阿部が連勝するも、昨年のGS大阪大会、今年4月の全日本選抜体重別では逆に丸山が連勝。直接対決では丸山が3勝2敗と勝ち越している。世界選手権でも
“名勝負連発”のライバル対決は実現するのか。

【柔道】丸山城志郎 “柔道一直線”を語る
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/judo/1509987/

97 :
2012年、大学4年生だった田知本遥は世界ランキング3位でロンドン五輪を迎えた。周囲のメダルへの期待は高まっていたが、結果は準々決勝で敗退。
その4年後、リベンジを果たすべく乗り込んだリオ五輪で、見事に金メダルを獲得した。
敗戦と勝利、その2つの狭間で揺れた彼女が引退した今語るのは「勝つだけが全てじゃない」という思いだった。
ロンドンの時は目の前の試合を一生懸命やっていて、顔を上げたらオリンピックに辿り着いていた、という感じだったんです。4年間オリンピックのために
プロセスを歩んできたというよりは、目の前のことしか見られなかった時期でした。
ロンドンが終わって、メダルを逃すと世の中は変わるんだなと実感しました。それは帰国した空港から始まっていて、メダリストとメダルを逃した選手では違う
出口に誘導されるんです。それは衝撃的でした。決して反論をしたいわけじゃないんです。こういうものなんだなと受け止めたし、受け止めざるを得なかった。
その落差を見ているうちに、勝たないと意味がないのかなと考え始めてしまって。柔道に全てを賭けてやってきて、勝つことが全てだと思ってきたけれど、じゃあ
勝てなかった自分というのは、すごく価値のない人間なのか、無意味な存在なのかと、自分で自分の首を絞めるような思考回路にどんどん陥ってしまった。
リオ大会でリベンジしたいという思いはあったけれど、ロンドンが終わって2年ぐらいはずっと勝てなくて、そもそもリオに出れるかどうかも危うかったんです。
ロンドンからリオまでの4年間は私にとっては本当に長かった。
エジンバラでの日々と恩師の言葉に救われた。
そんな私の救いとなったのは2つのことでした。
ひとつめは2014年、スランプの最中だった私が訪れたエジンバラでのことです。当時、1カ月ぐらいイギリスで練習場所を転々としていたんですが、エジンバラで
柔道家の方々がすごく優しく受け入れてくれて。メダリストでもなかったし、ただの日本人選手という認識しかなかったと思うのですが、色々な場所に連れて行ってくれて、
それまで経験したことのなかったようなトレーニングを体験させてくれました。例えば大自然の中でバランスボールを投げたり、大きなタイヤをハンマーで叩いたり。
すごくきついんですけど、ふっと顔を上げると豊かな緑が広がっていて。リラックスしながらも、新しいトレーニングに触れたことで、すごく刺激になりました。
もうひとつが2人の恩師からいただいた言葉です。
東海大学副学長の山下泰裕先生の研究室に行った時に「苦しい時こそ笑っていました。きっと希望が生まれると信じていたから」という意味の言葉が書かれた紙が
貼られていたんですね。それを見て、苦しい時こそ苦しい、苦しいと落ち込むのではなく、希望を信じて前に進むということがすごく大事なのかなと思えたんです。
その場で思わず「すごく素敵な言葉ですね」って言ったら、山下先生がコピーしてくださいました(笑)。
もうひとつの言葉も東海大の恩師からいただいたもので、武将・山中鹿之助の「願わくば、我に七難八苦を与え給え」という言葉です。普通なら勝たせてくださいとか、
いいことを願うところを、山中鹿之助は三日月に、どんどん自分に苦しみを与えてくれと祈った。苦しいことがあったほうが自分が成長できるという意味が込められていて、
恩師からは「遥もそう思うんだよ」って言われました。勝てないし、怪我もするし、体調を崩したり、なんで私ばっかり悪いことだらけなんだと思うのではなく、よし来た!
と困難をいい方向に受け止めて、どんどん来てください!という姿勢でいたほうがいいよと言われて。一時期、自分でもそう思うように心がけて過ごしたんです。
もともと負けん気も強い方なので、そうするとよし乗り越えてやろう! 自分ならできる! と思えるようになった。
リオに行く前から引退を決めていた。

98 :
周りの方々のおかげもあって、そのうちに勝つことがすべてではないんだなって思えるようになりました。もちろん1番を目指して戦ってはいるのですが、
それが全てかと言ったら、人との出会いや、負けても優しく接してくださる人たちとの時間もすごく大事だなと思えた。その考えの転換が自分の中では
すごく大きかった。そこからはのびのびと、自分らしく柔道にも取り組めるようになって、結果にも繋がっていったんです。
リオオリンピックは代表には選ばれましたが、ロンドンの時とは違い、注目度は高くありませんでした。でもその状況も自分にだけ集中していられる、
他の選手が注目をされているときに自分は粛々と準備ができるからラッキー!と思っていました。ただ一方で、私は勝つよ、ぐらいは思っていたかもしれません(笑)。
自分の中ではリオに行く前から、なんとなくこれが最後だろうなと引退を決めていました。周りからは、年齢的にもまだ東京を狙えるのになぜ引退するのか
とすごく言われました。
多くの選手にとって地元開催のオリンピックは、一番いい大会にしたいと思うでしょうし、それはすごくわかるのですが、それが私にとってはリオ五輪だったんです。
自分はここで花を咲かせたい、そう思ったのがリオだった。だから出発前からリオには柔道人生の全てを置いていきたいという気持ちがありました。
国を超えた選手同士の交流を伝えたい。
引退して、これからのことはまだ考えている最中です。児童クラブとか、教員、指導者という道も選択肢のひとつではあります。でも一貫して言えるのは、
何か人の役に立ちたいということ。講演でも「苦しい時にどうしたらいいですか?」という質問がすごく多くて、そこでは私なりの経験を踏まえて、嘘偽りなく話をします。
それしか私にはできないのですが、その中から響いてくれるものがあれば、それは私の中ですごく喜びにつながります。
私も苦しいときに言われた言葉にヒントをもらえて、前に進むことができた。苦しいとき、これをすれば絶対に大丈夫というのはないけれど、何かのヒントを与えることが
できればいいですよね。
もうひとつ自分が発信しなくてはと思っていることがあります。選手がメディアで取り上げられるのは、どうしても勝った負けたの部分になってしまう。けれども
平昌オリンピックで小平奈緒選手と韓国の李相花選手のことが取り上げられたように、国を超えた選手同士の交流というのは私たち選手からすると結構
あることなんです。私自身、リオで表彰台に上がったときの3位はエジンバラで一緒に練習をした選手でした。私の苦しい時期を知っている彼女だからこそ
「遥が金を取ってくれて嬉しい」と言ってくれて。そういう魅力もスポーツにはあるんだよ、ということをもっと知ってもらいたい。だから、勝ち負けだけがすべて
じゃないんだぞ!って。

柔道金メダリスト・田知本遥が伝えたいこと。「勝つだけが全てじゃない」 - 柔道
https://number.bunshun.jp/articles/-/840322

99 :
柔道の世界選手権(25日開幕、日本武道館)で金メダル量産を狙う男子代表の井上康生監督(41)らコーチ陣が15日、奈良・天理大で調整中の73キロ級・
大野将平(27)=旭化成=ら代表選手の視察を行った。スポーツ報知評論家の篠原信一氏(46)=前男子代表監督=が道着をまとって潜入取材。各代表らの練習拠点
を巡回中の井上監督に、本番を迎える各代表らの仕上がりを聞いた。
井上監督は「けが人が多かったんですけど、順調に回復していい仕上がりです。用意周到に体調面やメンタルも整えてますから」と報告した。けがに悩まされた阿部、
丸山の66キロ級代表も不安材料はない様子。軽量級担当の金丸雄介コーチ(39)からは警戒していた73キロ級の昨年王者の安昌林(韓国)が首の負傷で欠場することや、
強国のアゼルバイジャンから2選手が出場するというレア情報もキャッチした。篠原氏から「大野が右腕で前襟をつかんで間合いを取れば大丈夫だな」と聞かれ、
金丸コーチは「スウェーデン選手は相手がつぶれ際の帯取り返しが得意なので、つぶれ際に注意ですね」と警戒点を挙げた。
重量級では90キロ級の向が、足の甲をけがしていたという。井上監督は「けがで出遅れている部分はありますが、痛みもなく稽古はしてます。感覚が大事な選手なので
鈍らないように準備させてあげたい」と話した。
「観察眼は人一倍鋭い」という篠原氏。「康生、見た目、ごついな」と気づき、質問の締めに監督の腕をモミモミしてチェック。すると、現役時代と変わらぬ太さに仰天した。
「こいつ、現役復帰を…? 何か、たくらんでるな〜」と直感的に思ったという。直撃取材後は、「体調を整えておかないと…。夜の稽古が(汗)」と大粒の額の汗を拭きながら、
財布の中身をチェックしていた。

篠原信一氏、井上康生監督に「こいつ、現役復帰を…? 何か、たくらんでるな〜」 : スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20190815-OHT1T50272.html

18日放送(深夜1・55、フジテレビ・関東ローカル)は、リオ五輪・柔道金メダリストの大野将平、同バドミントン・女子シングルス銅メダリストの奥原希望をゲストに迎える。
大野との対談は「2019世界柔道選手権」(25日開催)へ向けた稽古に励んでいる最中。「リオとは違う新しい自分を見せたい」と大野が話しているという情報を得て、
村上は「どんな高みを見てはんのやろね」とその場へ向かう。
話題は、中学の道徳の教科書に採用されたことや金メダルにまつわるエピソードも。大野はアスリートとして自分がメダルを取るまで、あえて先輩たちのメダルに
一切触らないようにしていたという。
「触ってしまうと自分が一生メダルを取れないと思った」
理由を聞いた村上は「それでほんまに(金メダルを)取ったからむちゃくちゃカッコええ」と感銘を受ける。
リオ五輪後、1年間の休養を取った大野。その間に自身と対話して出した結論は「自分の柔道人生で今後楽しいことは一切ない」と。村上が“悟り”と称したその境地とは?

村上信五が「むちゃくちゃカッコええ」と感動する柔道・大野の魅力
https://www.sankei.com/entertainments/news/190816/ent1908160003-n1.html

100 :
12年ロンドン五輪柔道女子57キロ級金メダルで、今年2月に現役を引退した松本薫さん(31)が始球式に登場した。
現役時代、野獣の愛称で親しまれた松本さんに対し、右打席にはゴジラが立った。「野獣対ゴジラ」の結末は、大きく外角にそれるワンバウンド投球に。
第2子妊娠中ながら、何度も練習を重ねてきたと言い「くっそ〜!! 結構本気で練習してきたんですよ!戦ったんですよ!むかつくな〜、つば九郎でも投げたいな〜」と、
ミットに届かなかったことを悔しがった。
25日には東京で世界柔道選手権大会が開幕する。注目の選手に女子63キロ級の田代未来(25)と男子73キロ級の大野将平(27)を挙げ、「東京五輪につながる
一番大切な大会。試合の流れをつくったり、自分1人で流れを断ち切れない時にお客さんの声援が力になる。1人でも多くの方に来てほしいな」と話した。

松本薫さん悔し始球式「くっそ〜つば九郎投げたい」
https://www.nikkansports.com/baseball/news/201908160000851.html

2012年ロンドン五輪柔道女子57キロ級金メダリストで、今年2月に現役を引退した松本薫さん(31)=ベネシード=が16日、ヤクルト−中日(神宮)で始球式を務めた。
現役時代は、闘志むき出しの柔道スタイルと表情から「野獣」の異名で親しまれた松本さんに対し、打席には柔道日本代表選手団の呼称「ゴジラジャパン」にちなみ、
ゴジラが立った。松本さんの投球は惜しくもワンバウンドに終わり、「真剣に練習していた。戦っていたんですよ。くそ〜ムカツクな。つば九郎でも投げたいな」と笑いを誘った。
25日から9月1日まで行われる柔道世界選手権は2020年東京五輪の前哨戦として位置づけられ、会場は本番と同じ日本武道館。注目選手に、男子は16年
リオデジャネイロ五輪73キロ級金メダリストで4年ぶり3度目の頂点を目指す大野将平(27)=旭化成、女子はリオ五輪代表で4度目の出場で初優勝を狙う田代未来
(みく、25)=コマツ=を挙げた。
世界各国から強者が集まる大一番。10、15年と世界選手権を制した松本さんは「東京五輪につながる一番大切な試合。今回、どれだけできるかが五輪につながる」と話し、
続けて「自分1人では流れが断ち切れないときとか、お客さんの声援が力になる。1人でも多くのお客さんに来てもらえたら」とPRした。

ロンドン金の松本薫さんが始球式 25日開幕の世界柔道選手権をPR/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190816/jud19081620070001-n1.html


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