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【ライト】剣と魔法のファンタジーTRPG【ダーク】


1 :2015/10/26 〜 最終レス :2016/03/07
さぁcome on! 剣と魔法のファンタジーにようこそ!
楽しい仲間が待ってるぜ!

2 :
これを使って自己紹介を書いてくれ!↓
俺も書くぞ!

名前:
年齢:
性別:
身長:
体重:
種族:
職業:
属性:
性格:
魔法:
特技:
所持品:
容姿の特徴・風貌:
簡単なキャラ解説:

3 :
名前:ロバート・ペタ・ジーニー(不思議なジーニー)
年齢:40
性別:男
身長:185
体重:84
種族:人間
職業:魔法使い
属性:風
性格:陽気
魔法:風属性魔法が得意である
特技:手品
所持品:太杖、絨毯、魔法のランプ、飛び道具など
容姿の特徴・風貌:全身をローブにまとい、青い化粧に髭。陽気なイメージ。
簡単なキャラ解説:ランプの精・ジーニーに憧れ、修行を積んだ男。常に楽しそう

4 :
レディースエンドジェントルメン――!
ここはどこだ?そうだファンタジー世界。
そしてここはある街のアジト、そう、傭兵たちの巣窟さ。
楽しい冒険にでかけよう! みんなが待ってるぜ!
世界観は作るのは君たちだ! さぁとりあえず参加だ!参加しよう!

俺はジーニー、ここでマスターというのをやらせてもらってる。
魔法を使えばこんなこともできちゃうよ!
(絨毯の上に乗って空を飛びながらお手玉をしてみせる)
さぁ一緒に冒険しないかい?

5 :
期待

6 :
それぞれフリーの傭兵が勝手に集まっているんじゃなくて、
傭兵団としての組織の一員なの?

7 :
まずは勝手に集まってる感じだろ
その方が自由が利くしな

8 :
名前:白
年齢:17
性別:♀
身長:140
体重:36
種族:獣人種
職業:戦士
属性:無
性格:好奇心旺盛
魔法:使用不可
特技:食料調達〜お肉から果物まで〜
所持品:短剣
容姿の特徴・風貌:制服、白髪ショート、猫耳+尻尾
簡単なキャラ解説:獣人種と言っても基本は人間と同じ、身体能力と索敵能力が高い

9 :
…色々な場所を旅してる…魔法適正が低いから魔法は使えないでもきっと主人の役に立つ…と思う…多分…

10 :
「……今回の依頼は何だ。集合に遅れたメンバーが他に居るのか?
 直ぐに出発しないのなら、これから俺は例の迷い猫の捜索案件の方に向かう。
 そっちを片付けた後に空から合流しよう。準備が出来次第、本隊は先に出発していてくれ。
 この場で腹拵えだけは済ませてから行こう。白猫、食事の用意を頼んだ……簡単なモノで構わない」


名前:通称"グレイ"
年齢:推定20以上
性別:推定♂
身長:推定180以上
体重:推定70以上
種族:推定人間以上
職業:推定無職
属性:推定困難
性格:気分屋
魔法:自称"魔術"
特技:自称"高機動白兵魔術戦闘"
所持品:探索道具一式@ドラゴンレザー・ボンサック
容姿の特徴・風貌:灰髪/灰瞳/褐色の肌
簡単なキャラ解説:記憶喪失


>>8-9 白猫嬢
 こっちは実際に食事の提供を要求したり、詳細なグルメレポートをする心算は無い。
 適当にリアクションして、君の"待ち時間"を潰す選択肢の提示、程度に考えてくれ】

11 :
>>10
わかった…少し待って…街の外の森に行く…すぐ戻る…から


ただいま、狩ってきた…お肉は焼いたから大丈夫…多分…果物も、少し取ってきた…
毒の有無は…わからない、けど…

12 :
エルフは植物扱いで、しかも美味しいと聞いたので、食料として調達して来て欲しい

13 :
>>12
…エルフとは、協定を結んでいるから…できない、ごめん…なさい

14 :
>>10 白猫

―――随分と早かったな。
その従順さと迅速な任務遂行は、お前の美徳だ。
だが……なるほどな。単に"食事"と言った場合、こうなるのか。

(右手にナイフ、左手にもナイフを持ち、焦げ目の付いた謎の肉塊を切り分ける)
(ミディアムウェルに焼き上げられたばかりの―――この肉質はニアル・ボアか)

俺は五感が死んでいてな。
味の程は分からないが、なかなかの量だった。
礼を言わせてもらおう。白猫、コレを作った料理長を呼べ……!!

(対面式のダイニングからカウンターを回り、キッチンスペースへ)
(ピナフォアを放り投げ、自身は牛革のコックコートを身に着ける)

……いや、それを着てキッチンに来い。
今後の(俺の)食生活を考えれば、お前は"料理"を学ぶべきだ。
採って来たのはルーベル・アップルの野生種か。この食材を今回の教材として使う。


>>12 伝聞情報

その話を吹き込まれたのは、顔見知りのトロールからか?
白猫の探索能力を頼れないとなると、俺が力になれる事は無さそうだ。
トロール語が分かるのであれば"雷鳴の吐息亭"という料理店に案内してもらうといい。

15 :
毒にも薬にもなる男、グスタフ・イエンズだ。

名前:グスタフ・イエンズ
年齢:23
性別:男
身長:178
体重:77
種族:人間
職業:ファイター
属性:無属性
性格:すぐに相手の影響を受ける
魔法:使えない
特技:剣で風が起こせる
所持品:両手剣(バスタード・ソード)
容姿の特徴・風貌:割と普通な体型だが、黒髪で男のくせにツインテールにしている。
簡単なキャラ解説:あまりにも人に影響を受けすぎるために、故郷の町で悪人に関わり殺しをしてしまった。
今は逃げてこの街に来ている。本来は穏やかな性格だが、中途半端に強いために「毒にも薬にもなる男」と呼ばれる。

16 :
俺はイエンズだ。よろしく頼む。

>>4 ジーニー
イエンズだ。あなたのような陽気なタイプは嫌いじゃない。
でも俺は陽気に人殺しをするのだけはごめんだ。
趣味が多そうだな。俺に何か趣味を教えてくれ。

>>6-7
俺はこれから組織の一員になろうと思っている。
その方が見定めもできるからな。

>>9 白
主人とは誰のことだ?
その食べ物は…もしや俺たちのことか。
よろしく頼む。もらえるものはもらっておく。それが俺だ。

>>12
俺もその話を聞いたことがある…?
しかし白がダメだと言っているぞ。
どっちが正しいんだ?俺はエルフと仲間になったことがない。

>>14 グレイ
飯を、もらっても良いだろうか?
見ての通りだ。俺は「歩く凶器」といわれたこともあるが、それは過去の話だ。
冒険者なら俺も今組織に興味を持っているところだ。
興味を持っているだけで入るとは言っていないがな。

17 :
人間の認識…と獣人種の認識は、少し違うの…かも?
白は、エルフは…森を守る妖精、だから仲良くしないと、獣人は生きていけない…ってお兄ちゃんに教わった…

18 :
>>15-16 リーサル・ウォーカー

腹を空かせている様だな……甘いモノは行ける口か?
どうやら、準備していた綿密なキッチン・コントのプランが使えなくなったらしい。
詳細な調理過程を闇に葬って完成したルーベル・アップル・シュトゥルーデルで良ければ提供しよう。

それにしても歩く凶器とは、物騒な二つ名だ。
確かに、その頭にぶら下げている二本はキョウキと評するに相応しいモノだが。
黒髪とツインテールは数多くある俺の好物の一つだが、貴様のソレは―――ああ、実に目の毒(きのどく)だ。


>>17 認識の相違

異なる種族間に於いては当然(ざんねん)ながら、そのメンタリティに大きな差異がある。
同種族間でさえそうだ。故に世界から闘争が消える事は無く、"傭兵"が生きて行けるという訳だ。
だが……共有認識を礎に歩み寄り、協力する事も不可能ではない。だからこそ"傭兵団"は存在している。

19 :
何ということだ……あろうことか砦を盗賊達に占拠されてしまった。
おお、神よ! なぜ私にこのような仕打ちを与えるのですかッ!
――酒を飲んで寝ていたのが原因?一体何の話をしておられる?

直ぐにでも奪還したいところだが、生憎と私は腰に持病があるのだ。

(そう言って咄嗟に太った腹を押さえてみせた)

というわけで君達には砦の奪還を依頼したい。
なるべく内々に頼むぞ。広まると洒落にならぬ。

20 :
>>19
自己紹介頼む

21 :
イベント導入用のNPCだろう

22 :
この国はどんな国なんだい?
何か知っていることがあったら、教えて欲しい

23 :
この国はドーナツ状の大陸の丁度右上の4分の1みたいになってるね

気候は温帯だね
冬は雪が降ることもあるよ
今はまだ暖かい

南半分近くを領土にした国は戦争が好きみたいだ

他に小さな島国も点在してるね

この国には王様がいるけど傭兵も多いよ
酒場に行けば仕事あるかもね

24 :
王様って誰?

25 :
ユリウス

26 :
それマジ?

27 :
>>19 おお、神よ!

――――残念だったな。神とやらは寝ているらしい。
察するに、青いのと白いのと黒いのも活動意欲は極めて希薄だ。
ならば……この依頼、俺が独りで請け負おう。予め今後の方針を通達しておく。

一つ、往くモノは追わない。
一つ、来るモノは拒まない。
一つ、これ以上は待たない。

だが―――

(エクストラ・ラージサイズのボンサックを片肩に担いで)
(アジトの扉を蹴り開き、背後の騎士の腹に視線を送る)

―――酒樽(あがれす)、貴様だけには随行を要請(きょうせい)する。
任務遂行……いや、依頼達成の為には、砦に到る道中と内部の案内が必要だ。
この事態が明るみに出た場合、"騎士アガレスが協力者と共に砦を奪還"、という建前も立つ。

28 :
私はルージュ・メディ・セレスヴァーン。
王家の血を引く一人にして、赤薔薇騎士団の長。
高貴な身分ではありますが、気軽にサー・ルージュと呼んでも構いませんわ。



名前:ルージュ・メディ・セレスヴァーン
年齢:18
性別:♀
身長:165cm
体重:52kg
種族:人間
職業:姫騎士
属性:火
性格:貴族的
魔法:舞踏魔法(呪文詠唱ではなく、踊って使う魔法)
特技:槍術、馬術
所持品:白馬、霊銀製の槍と鎧、宝冠
容姿の特徴・風貌:白い肌、青い瞳、鮮やかな紅の長髪、生意気そうな顔つきで胸は大きい
簡単なキャラ解説:セレスヴァーン王国の第36王女。儀礼兵だが式典の無い時は各都市を巡察している

29 :
(一人の女騎士が白毛の軍馬に乗って、街の大路を闊歩する)
(装いは貴族子女で構成された儀礼兵、赤薔薇騎士団のもの)
(やがて女の青い瞳は肥満体の騎士と、推定無職の男を映す)

サー・アガレス、卿の同輩から聞きましたわ!
北西の砦を盗賊に奪われた上、傭兵如きに奪還依頼ですって?
いくら魔物が少なくなった地域とはいえ、騎士として弛んでますっ!
このような醜態が公となれば、国の威信は完全に崩壊してしまいますわ!

>>27
あら、そちらは……。
もしかして、サー・アガレスの依頼を受けた傭兵?

(騎士団と傭兵団、当然ながら利権を巡って相争う仲)
(姫騎士も傭兵を高圧的に睥睨し、寸刻の思案に耽る)

ならず者の掃討など、騎士が一人いれば充分。
崇高な正義の心を見せれば、きっと賊も泣いて改心することでしょう
ですが、貴方への依頼を破約して在らぬ噂を立てられても困りますわ。

……そうね。

今しがた仰っていた"騎士アガレスが協力者と共に砦を奪還"という言葉。
"騎士ルージュが協力者と共に砦を奪還"と、書き換えてもよろしくて?

30 :
名前:ライナーズ
年齢:17
性別:男
身長:162cm
体重:47kg
種族:人間
職業:戦士
属性:なし
性格:勇敢
魔法:白魔法
特技:杖による攻撃と白魔法
所持品:ローブなど
容姿の特徴・風貌:赤と白のローブを纏った真面目一辺倒の神官戦士。
簡単なキャラ解説:平民出身。神のために戦う。


(頑張ります! よろしくお願いします!)

あ、そこのお二人、僕はライナーズといいます!よろしく。
困ったことはないですか?

31 :
>>30
(横合いから声を掛けられて視線を移すと、神官の長衣を纏った若い男が佇んでいる)
(彼の身分を悟ったルージュは馬から降り、傭兵に対するよりは敬意ある態度で臨む)

その恰好は神官殿のようですわね。
私は赤薔薇騎士団の長、ルージュ・メディ・セレスヴァーン。
今、こちらの傭兵と賊の討伐を行う算段をしていただけですわ。
何も困った事など……。

……いえ。
よろしければ、戦勝祈願を頂けませんこと?
嘆かわしいことですが、当世では地方に王威が届かず、賊に堕ちた者が横行する始末。
そのような不心得者は、騎士の手で討伐しなければなりません。
神官殿から神の加護を得られれば、きっと賊など容易く打ち倒せる事でしょう。

32 :
>>29 よろしくて?

確かに、悪くない提案だ。こちらとしても戦力の拡充は好都合と言える。
アガレスの腹に溜め込まれているのが酒場のエールだとすれば、
お前が胸に湛えているのは上等な赤ワインと言った所か。

――――だが、断る。

(その真剣さ故に、鋭利な刃の如く触れたモノを斬り裂かんとする意志を込めた傭兵の視線)
(ソレが姫騎士の青い双眸ではなく、豊満な胸を包む霊銀のブレスト・プレートに向けられる)

赤薔薇騎士団、いや、"アイドル儀仗隊"とやらに纏わる(主に碌でもない)噂は聞いている。
話に違わぬ【自主表現規制】だが……曰く『赤髪の魔術師は危険人物の代名詞』か。
なるほどな、お前がそうか。どうやら自称・神殿騎士の言葉は真実だったらしい。
お前の様なユカイな物体の力を頼らずとも、目的は達成可能だ。そうだな――

(その適当さ故に、鈍重な槌の如く街の大路で暫し空回る傭兵の視線)
(ソレはデザイナーの色彩感覚が疑わしい赤と白のローブ姿を捉えた)

――この場には丁度、パーティーメンバーの適材が居る様だ。
率直に言って実力の程は期待できないが、今後の成長で化ける可能性はある。
今から奴を完膚無きまでに説得(せんのう)して協力を得る事など、俺にとっては造作も無い。
見ていろ、新たな人材を獲得し砦奪還の実績を残すのは、お前達『騎士団』では無い……我々『傭兵団』だ。

33 :
>>30 言いくるめ易そうなクレリック

これも何かの縁だ、いいだろう……聞け、少年。
そこの赤いのは、崇高な正義の心が賊に改心をもたらすと言っている。
まさか赤薔薇の姫騎士から直接、この様な戯言を聞かされる日が来るとは思いもしなかったが。

お前とて知らぬ訳ではないだろう。かつて、この地には白薔薇騎士団という組織が存在した事を。
あの理想主義の組織は闘争を根絶し、恒久的平和を実現したか? ―――否! 断じて否!!
騎士団は正義と平和の名の元、圧倒的資本力によって傭兵団の業界に攻め込んで来た。
そして、その思想を継いだ赤薔薇騎士団もまた、過去と同様の暴挙に踏み出している。
我々傭兵団に、常に不正競争の犠牲者であり続ける事を強いる明確な意思表示だ。

赤薔薇騎士団が身に纏う煌鎧を絢爛に染め上げているのは、我々の流した血だ。
―――即ち、我々民間事業体が担うべき市場基盤に対して不当な介入行為を繰り返し、
本来、それが還元されるべき対象を自らに偏向させて得た民達の血税の赤色に他ならない。

盗賊団の掃討は最早、業界の利権を守るなどと言うレベルの問題では無い。人類の在り方に帰結する問題だ。
人類は遙かな太古、その両足を大地に踏みしめた時から、すでに戦いを始めていた。それは覆らない事実だ。
有史以来、終わる事の無い同族間の争いは、やがて国家間の争いに変わり、永きに亘り大地を血で穢した。
これは人類が戦いを本能として備えているからに他ならない。では、宿業を受け入れ諦めるしかないのか?
いや、その様な事は無い。何故ならば自らの本能すら乗り越える力を持つ者達もまた、存在するからだ。

神が我々に啓示する無窮の叡智の一端に触れる事を許された神官戦士たるお前ならば、もう気付いているだろう。
……そう、セレスヴァーン王国の民こそが、自らの闘争本能を制御し平和の実現を可能にした新たな人類だ。
王国の民は、過酷な自然環境が人類の生存を拒む、このリヒトーベン地方の大地で生き続けて来た。
そこで戦闘行為に明け暮れるという行為が、どれほど無意味であるかを身を以って知っている。
故に、この大地で生きる事それ自体に力を尽くす王国の民は、戦いなど望んではいない。

――――ならば何故、あえて我々が立ち上がったのか?

武力を掲げる盗賊団が北西の砦に留まり、戦う術を持たない無辜の民の生命と財産を脅かしているからだ。
リヒトーベンの地が拓かれ数百年を経た今この時代で、争いの歴史には終止符を打つべきだ。
その為に我々は、盗賊団という今そこに在る闘争の脅威を排除する必要がある。

無論、こちらに無益な戦闘を仕掛ける心算は無い。
盗賊団側が、闘争と異なる解決手段を選択する意志を見せるならば、
相応の賄賂(てきせいなじょうけん)の提示によって状況の妥結を模索する道もあり得る。

この事を踏まえ、神官戦士ライナーズに通告する。
お前への要請は、我々と共に盗賊団を北西の砦から排除し、これを奪還する事だ。
要請が受け入れられなかった場合、我々は神の眼を離れ独力にて人類最後の闘争を開始するだろう……!!

34 :
名前:レオナ・フェリル・ファルク
年齢:16
性別:女性
身長:155
体重:秘密!
種族:人間
職業:魔法使い
属性:炎
性格:楽天的、能天気
魔法:炎属性の攻撃魔法を主に使う
特技:お勉強は得意
所持品:星の杖"アポカリプス"、魔女の箒、月のローブ、太陽のペンダント
容姿の特徴・風貌:膝くらいまでの長い薄金髪の髪に水色の瞳
白くてひらひらフリル付のローブ着てます
簡単なキャラ解説:
旅の魔法使いの少女で、大魔法使いとして世界中に名を轟かせるのが夢
お勉強の類いは得意だけど典型的な勉強できる馬鹿
結構高級そうな物を身に付けているが……
産まれ故郷は空…………らしい

(これでいいでしょうか……よろしくお願いします!)



何々……?砦の奪還……?うーん……こんなことして有名になれるのかな?

(魔法使いの装いをした、見るからにあどけない少女が依頼を見て考えている)

でも……千里の道も一歩から……とも言うし……何もしないよりはまし……なのかな?
(首を傾げて、悩んでいる様子)

35 :
(灰色の傭兵が流暢に論説を述べる傍らで、ルージュは冷淡な視線を向けていた)

新人を傭兵団に引き摺り込むのが、造作も無いですって?
失礼ながら、私には神官殿が戯言を飲み込むのに難儀して、言葉も出ないように見えますわ。

それに、白薔薇騎士団が傭兵団の業界に攻め込んで来たなんて……異な事を仰るものですね。
それは、王領内の遺跡から発掘した財物類に良心的な額の税を課すと決めたこと?
それとも、魔物や盗賊を除くという騎士団として当然の務めを果たしたこと?
それでもなければ、競犬や闘鶏のような賭博の主催を取り締まったこと?

生憎ですが、どれも秩序の維持には必要不可欠! ですわ。
白薔薇騎士団は果敢に正義を行っただけに過ぎません。

>>34
(ふと気付けば、論戦の輪にブロンドの少女が紛れ込んでいる)
(赤髪の騎士は、闖入者が思索する様を見て忠告の意を固めた)

杖にローブ……典型的な魔術師の風貌ですわね。
これは親切心からの忠告するのですが、名誉を求めて傭兵業に足を踏み入れるつもりなら、お止しなさい。
傭兵などというものは前途無く、生産性無く、荒事が無くなれば無用となる輩。
だから、彼らは糧を失わないように民衆の不安を掻き立て、恐怖に付け込んで自己を顕示する。
そのような方法で史書に名を刻んでも、後世で笑いものとなるだけですわ。
魔術師なら薬品学や博物学、魔力工芸など……学術で名を上げるのが道理というものです。

>>32
譲歩の拒絶に宣戦の布告。
賢明とは言えませんけど、覚悟だけは受け取りました。
ですが、傭兵団が賊の掃討で功を立てる機会などありません。

……なぜなら。
傭兵団がグランディエ砦へ到着した時には、私が砦の円塔に王国旗を立てている最中でしょうから!
貴方がたは亀の歩みでごゆっくり!

(赤髪の女騎士は鞍に跨ると快打一鞭、白馬を疾駆させつつ大通りを北進)
(颯爽と北区の門を越えて街道へ入り、土煙を上げながら目的地に向かう)

36 :
>>35
へ?別に傭兵業"だけ"で成り上がるつもりはないけど
(少女は、あっけらかんとそう言って)
私レベルの才能があれば、なんでもできるからね
まぁ、"地上の人"には難しいかも知れないけど〜……
(そして、私は一般の人とは違うと言わんばかりの態度をとって)
まぁ、丁度いいか、私の魔力の凄さをこの盗賊で見せてあげるよ、て先行っちゃったし
(馬に乗って先に発ったルージュを見送りながら呟く)

……はぁ、別に追いかけるのはできるけど、他の人はどうなのかな?
(すると、箒片手に周囲を見渡す)

37 :
>>35 果敢に正義を行っただけに過ぎません

お前の言う"正義"とは、騎士の手にのみ委ねられたモノなのか……それは違う。
あるいは、国家の威信を守るために為されるモノなのか……それも違う。
土地に縛られ逃げ出す術もなく、救いを求める者が居るからだ。
自ら剣を持ち得ない者の、声無き声が聞こえるからだ。

ソレと向き合う事に"騎士"である必要は無い、"人間"でありさえすれば充分だ。
たかが傭兵風情の戯言であると、そうやってお前は永遠に他人を見下していればいい。
後世で笑い者になろうと構いはしない。史書に刻まれる名誉など、騎士団に全てくれてやる。
己の在処を選択する術も持たず、自ら声を上げる事さえ叶わずに、差し伸べられる手を待つモノが――――

――――依頼報酬の小銭が其処に存在する限り、俺は戦う!!


>>34 別に追いかけるのはできるけど、他の人はどうなのかな?

そこのクレリックに合流の意志があったとして、飛行魔術を使えるとは限らん。
その魔女の箒……飾りでないのならば、お前がタンデムで同行(れんこう)してやれ。
己の魔力と才覚を証明し、名声を得たいか? 偉業と称されるに相応しい実績を上げたいか?
ならば来い、セレスチャル・ビーイング―――おそらく、今のお前に必要なのは学識では無く"経験"だ。
一見すれば無駄だが実際には著しく無駄な人生経験を無駄に積み、見聞を広めてこそ偉業を成す道は拓かれる。

(自称・天上人に背を向けて見据えた視線の先には、遠ざかる赤髪が靡いている)
(無詠唱で光と風を身に纏い、高速飛行術式を発動した傭兵は、鮫の様に笑った)

……ああ、重要な事を一つ言い忘れていたな。安心しろ、天上人。
グランディエ砦への先導ならば、赤薔薇の姫騎士が務めてくれる。


(上空から北門を飛び越え白馬を追跡、街道へ向けて風の拡声魔術を行使する)
(全く無意味かつ不必要なまでに良く通る声が、透き通る様な青空に響き渡った)

《どうした姫騎士? 赤薔薇騎士団が飼い馴らしているのは、鬣の生えた白亀か。
 白薔薇騎士団長"ロサ・ギガンティア"の駆る翼竜の速度は、そんなモノでは無かった。
 その程度では、前途も生産性も無い傭兵どころか、駆け出しの小娘にまで追い抜かれるぞ》

(騎士アガレスに道案内をさせる算段で余裕で構えていた傭兵は、砦の正確な位置情報を持たない)
(仮にルージュが無軌道な気まぐれを起こし、校外のテーマパークに向かったとしても知る由は無い)

38 :
名前:ブレイド=グローリア
年齢:*17
性別:男
身長:172
体重:61
種族:*****
職業:勇者
属性:光、雷
性格:善人
魔法:雷魔法、光属性付与魔法
特技:剣技、怪力
所持品:ロングソード、白の軽鎧、赤色の鍵 
容姿の特徴・風貌:黒髪黒目で片目が髪で隠れている、優しげな雰囲気を持つ青年
         布の服の上に白色の軽鎧を着込んでいる

簡単なキャラ解説:セレスヴァーン王国が公認した「勇者」
         現在は王国の記録からその存在を完全に抹消されている

39 :
セレスヴァーン王国の北西に位置する砦【グランディエ】
隣国との国境近くに位置し、魔物や隣国の侵攻を受けた際は最前線を担い防衛の要となる
――――という『建前』の元、周辺住民に決して軽くは無い賦役を課し作られた石造りの砦。
かつて暇を持て余した騎士が酒を飲みながら寝転んでいたその砦は、今から数週間前に盗賊達の襲撃を受け、
結果として何ら防衛の機能を果たす事も出来ずに無様に彼らの住処と化していた

そんなグランディエ砦の一室。
占拠される以前は作戦室として埃が積もるままになっていた部屋に、複数の男達が蠢いていた。
椅子に座る彼らの身なりは皆一様に薄汚れているが、それでも砦の周囲を巡回している者達に比べると幾分か清潔であり、
つまりそれは彼らが砦を占拠した者達の中でも幹部の様な役割を果たしているという事を示している。

では、そんな幹部達が揃いも揃って何をしているかと言うと

「……で、どーすんだよ。砦を占拠したのはいいけど、こっから先は何をすればいいんだ?」
「ああン?そりゃもちろん打って出るだろ!騎士なんて雑魚ってのがこの襲撃で判ったからな!」
「おいおい、そりゃこの砦の騎士が弱かっただけだろ。本物の騎士団はさすがにヤベーって」
「んだな。とりあえず砦に籠って周りの村から女と食い物かっぱらって面白おかしく過ごすのが正解だべ」
「ギャハハ!なんだテメェ等、弱気だなぁ!男ならこのまま戦力拡大して大盗賊団結成するくらい夢みようぜ!」

語る内容は稚拙極まりないが、彼らは会議を行っていた。
最も、勢いに任せて攻めるか現状維持をするか程度の事しか話していないのだが……教育を受けていない盗賊の頭の程度ではそれが限界だろう。
とにかく、彼らは現在自分たちの今後を語り合っている最中である。そして

「ったく、攻める攻めるってバカかテメェ。ちっとはゲンジツテキな事を考えろや」
「……ああ?誰が馬鹿だテメェこら!」
「ああああ!うっせぇ!暴れんなカス共!ぶっRぞ!」

当然、彼らの頭の程度では会議が会議として成立する筈も無い。
案の状、煽り合い睨み合いの険悪な場と化し、そのまま殺生沙汰に発展するかと思われた……が。

「――――うん、君達の意見は良く判った。だから、少し落ち着いてくれるかい?」

突如として室内に響いた、優しげな声。
その声が発された瞬間、室内の会話が、喧騒が、怒気が、その全てが凍りついたようにピタリと止まった。

「ああ、それでいい。さて……静かになった所で、俺の意見も言わせて貰っていいかな?」

荒くれ者揃いの盗賊団を黙らせた声は、部屋の最奥の席……騎士団で言えば団長が座るべき席に腰掛ける一人の青年から放たれていた。
穏やかに言葉を紡ぐその青年は、一見して何の変哲も無いありきたりな容姿をしている。
黒の前髪が左目を隠しているのが特徴的といえば特徴的だが、それ以外はどこにでもいそうな普通の青年であるのだが……

「お、おう。勿論ですぜ。なあ?」
「あ、ああ!あんたのお蔭でこの砦も占領出来たんだからな!是非意見を聞かせてくだせぇ!」

屈強な盗賊達が冷や汗を流しながら敬語を使っている様から、彼が少なくとも『普通の青年』でないのは明らかだろう。
そして、盗賊たちの返答を聞いた青年は優しげな笑顔を浮かべたまま席から腰を上げ口を開く。

「うん、それじゃあ俺の意見なんだけど……やっぱり、ここは攻めるのが一番良いと思うんだ」

青年が笑顔で発した言葉に、交戦的な盗賊は笑みを浮かべ、消極的な盗賊は不満げな顔を見せた。
だが……次に青年が発した言葉に、交戦派の盗賊も消極派の盗賊も、どちらも呆然とした表情を見せる事と成る。

40 :
「攻めて、そして――――『国』を作ろう。君達の為の国を作って、君たちはその国の支配者になるんだ」

ざわめく室内、それはそうだろう。盗賊たちにとって、国とは自分たちの敵であり決して作る物ではない。動揺するのも当たり前だ。
そんな彼らの動揺を知りつつ、青年は続ける。

「そう、国だ。考えてごらん、君達がどうして盗賊になってしまったのかを。
 それは、『君達を国が守ってくれなかったから』だっただろう? だからこそ、君達が国を作るべきなんだ。
 国に虐げられる痛みを知る君達なら、必ず貴族達なんかよりも素晴らしい国を作れる。俺はそう思うよ」

突拍子も無い青年の言葉への盗賊たちの反応は様々。戸惑う者、興奮する者、疑問符を浮かべる者。
そんな彼らの様子を眺め見た上で、青年は更に口を開く。

「なーに、難しく考える事は無いさ。この砦は簡単に落ちただろ? それと同じことを20回程繰り返せばいいだけだ。
 それだけ砦を落とせば、もう一つの勢力になる。そうしたら、どんな敵も跳ね返せる様になるさ。
 あとはもう、君たちが好きなように理想の国家を作ると良い」

まるで、夕食のメニューでも語るように気楽に紡がれる青年の言葉。
それは、傍から聞けば机上の空論でしかないし、どこの誰とも知らない人間が語れば鼻で笑われるに過ぎないものであっただろう。
だが、青年の言葉には不思議な力があった。彼の言葉は、聞く物の心を奮い立たせる……そんな奇妙な魅力を持っていた。

「それに、君達には俺が……『勇者』が付いてるじゃないか。だから、負けるなんて事はありえないさ。
 大丈夫、仲間を信じて俺と一緒に戦おう。力を手に入れよう。奪われた全てを取り戻そう!夢を見よう!」

『勇者』というキーワードが放たれると同時に異様な熱気に包まれていく室内。
今この時。ただのゴロツキに過ぎない盗賊達は、まるで自分たちが物語の英雄にでもなった様な錯覚を覚えていた。

「――――国を、作ろう!!!」

そして最後に青年がそう言って勢い良く右腕を振り上げると、盗賊達も自然に『応!!』と答え、笑顔で同じく右腕を振り上げる。
場面だけを切り取って見れば、それは正しく吟遊詩人が語る英雄譚の一節の様であった事だろう。
其れを見て優しげな笑みを浮かべる青年は、右腕を下ろすと両腕を広げ、陶酔する盗賊達に視線を向ける

「うん。賛同ありがとう皆。……それじゃあまず、栄光への第一歩として
 これからこの砦を攻めてくるだろう国の狗、傭兵や騎士の連中を全滅させようじゃないか!君たちの力を世界に見せつけてやるんだ!」

【宜しくお願いします】

41 :
【リヒトーベン地方北西部】

このセレスヴァーン王国は、いつから人外境《ジンニスタン》になりましたの?
人の姿をした獣に要衝を奪われるなんて、駐屯兵の質の低下は本当に嘆かわしい……。

(ルージュは数十里先に建設された砦の失陥に嘆息しつつ、荒れた街道を進む)
(やがて河に架かる木造橋を駆け抜け、砦に程近い丘陵地帯まで差し掛かった)

>>37
(唐突に頭上から挑発を浴びせられ、弾かれたように顔を上げる女騎士)
(晴天の青空を見上げれば、先の傭兵がジーニーのように飛行している)

鬣の生えた白亀……ですって!
翼竜には及ばないまでも、このリュミエールも苛酷な行軍に耐え、敵兵を恐れず、千里を駆ける駿馬。
なにより、ルスティア産の白馬の中でも最高級の血統。
鬣一本ですら、貴方の七日分の糧食より高価ですわ。

……さ、リュミエール、あの禿鷹を振り切りなさいっ。

(追跡者を振り切るべく、白馬の乗り手は鞭を振るって従僕に速度を上げさせた)

>>40
(砦を目前に臨んだ赤髪の姫騎士は、まずは声が届く程度の距離で下馬すると正門へ向かってゆく)
(そして見張りの盗賊が弓矢での迎撃を図るか確かめつつ、鈴の音の声を張り上げて勧告を勧めた)

聞きなさい、愚かな賊ども!
私は砦の奪還に来た赤薔薇騎士団の団長、ルージュ・メディ・セレスヴァーン!
王国の法が、村々の掠奪や砦を占拠する蛮行を許していない以上、貴方がたは正義の鉄槌で裁かれるのが定め!

ですが……最後に一度だけ改悛の機会を与えましょう。
貴方がたに、まだ良心が残っているのであれば、おとなしく武器を捨てて投降なさい。
勿論、奴隷としての労役は課しますが、投降すれば改悛の情を鑑みて助命だけはいたしましょう。

42 :
>>37
仕方ないな〜……なら私も……クレリックさんは……自力で来てね
(箒に跨がると、そのまま飛び始める、そしてグレイ、ルージュの後を追いかける)
つーか、駆け出しの小娘って何よ、私はレオナって言う名前あるからよろしく
(と、グレイに近づいてさらっと自己紹介します)

>>41
(その場に到着すると、箒から降りて、箒はぼんっと音を立てて消える)
あーあー……そんな大声立てて敵さんに気づかせなくてもいいのに〜……
所詮族だよ?悪い人だよ?奇襲かけて一網打尽にしたらいーじゃん
(不満気な表情で少女はため息まじりに言います)

43 :
>>41 最高級の血統

何…? 僅か鬣一本で七日分以上の食い扶持…だと?
これが、セレスヴァーン王家の財力(ちから)だと言うのか……!!
……なるほどな、道理で幾多の者が流れの傭兵などよりも王国騎士を目指す訳だ。

お前……いや、君に対する認識を改めよう、サー・ルージュ。
君には、こちらから無期限の直接雇用契約を申請したいが、どうか。
たった今、君と出会って以後の諸経緯を一時的に忘却の彼方に葬り去った。
この俺と契約を結ぶ覚悟があるのならば、魔力供給を以って、その意志を示せ。
―――供給手段は一任しよう。その時点で君は、俺の新たなるマスターの資格を得る。


>>42 名前あるからよろしく

レオナ、か―――ああ、その響きは実にお前に良く似合っている。
クレリックを慈悲も容赦も無く捨て置いて来たあたり、お前には見込みがある。
そちらの希望は了解した。お前とは、今後とも良好な関係を構築して行けそうだな、小娘。


(竜革のボンサックを開き、おもむろに取り出したガソリンオリーブ・オイルのマグナムボトル)
(その内容物を盛大にブチ撒きながら、飛行魔術で砦壁を一周し、素知らぬ顔で戻って来る)

マスター(仮)、小娘、どちらでもいい――――火を貸せ。何なら魔術の炎でも一向に構わん。

44 :
>>43
また小娘って……!地上の人は無礼なのね……!私を誰だと思ってんの…………!
(グレイを見上げて睨んでいます)
…………ま、あんたらが知らないのは仕方ないか
(と、ため息まじりに言って)
つーか、火を貸せってどういうつもり?まあ別に良いけど、あんたらとは違う魔力見せてあげるよ
(そして、左手を出して集中すると、バスケットボールぐらいの、高温火球が現れました
その火球、魔力の炎が凝縮されており、当てられたならひとたまりも無さそうです)
ま、こんくらいぜんっぜん本気出して無いんだけどねー、どう?これが"ラグナルクス"の、"純血魔法使い"の魔力よ
地上の人とは魔力の質が違うんだよね〜
(鼻高々にそう言う、そして彼女の口から出た単語
"ラグナルクス"とは地上からも、周期的に確認できるであろう浮遊島の名前
何人もの冒険者がその地を目指し、我先にと到達しようとして挫折してきた未踏の地の一つ
自分はそこから来たのだと、彼女は言った)

45 :
>>44 私を誰だと思ってんの…………!

そうか、これまでの不適切な呼称は詫びよう―――ラグナルクスの小娘。
砦の奪還を終えた後は、しばらく俺と共に"里帰りの旅"に出る心算は無いか?
この世界における未踏の地……ならば、こちらも何か手掛かりが掴めるかもしれん。

(少女との身長差を悪用し、ペール・ブロンドの頭を半ば押え付ける様に撫でて遠い空を見つめる)

46 :
では、盗賊団の応答を待ちましょう。
充分な論議の時間を持てば、彼らとて賢明な選択を取り得るはずです。

>>42
(赤髪の騎士の背後で軽やかな着地音が鳴ると、柔らかな涼風の広がりで艶やかな長髪も微かに揺れた)
(何者かの気配を感じてルージュが振り向けば、青の双眸に映ったのは女魔法使いが箒を消し去る場面)

先程の魔法使いの方ですか。
傭兵と違って騎士の戦いには法があり、例え相手が狼でも最低限の品格は保たねばなりません。
奇襲や裏切りのような騎士道精神に悖った真似をすれば、名誉も失われます。
戦の前に名乗りを上げるのも当然のことですわ。

>>43
……魔力供給を以っての主従契約?
正午の日差しを浴びても、まだ寝ぼけているようですわね。
まあ、急な変心に察しは尽きますが、賊を目前に無用の諍いも望みません。
これで魔力が供給されるかは分かりませんが、とりあえず貴方の眠気だけは覚まして差し上げます。

(ルージュが剣舞のような優雅さで長槍を振り回すと、瞬く間に槍の穂先は緑炎を灯して鮮やかに輝く)
(緑の火を灯したのは浄火と呼ばれる舞踏魔法であり、この火は対象の毒や眠気、病や瘴気を焼き払う)
(なお舞踏魔法とは魔法の身振りを発展させた技法で、詠唱の代わりに宙へ呪紋を刻む事で発動させる)

ええと、貴方の名前は……。
そういえば、まだ窺っていませんでしたわね。
ともあれ、貴方がルージュ・メディ・セレスヴァーンの従者《スクワイア》となることを許します。

(そう言いながら、舞踏魔法の使い手は鮮烈な輝きを宿す槍の穂先をグレイの手の甲へ押し当てた)
(浄火の炎は肌に火傷を与えないが、肉体や魂に魔力的な濁りがあればそれに応じた刺激は与える)

>>44-45
(レオナが魔法で火球を生みつつ、グレイと奇妙な内容の雑談を始めていた)
(耳に入る荒唐無稽を聞き流せず、砦の様子を窺うルージュもつい口を挟む)

うふふ……っ。
ラグナルクスから来たですって?
貴女、確かレオナさん……でしたかしら? 面白い冗談を仰いますのね。
あの禁断の地に人が住んでいるなど、聞いたこともありませんわ。

47 :
>>45
里帰りの旅…………?うーん…………まだ帰る気はないんだけどな〜……

(グレイの問いにそう答えて困惑顔)

つかラグナルクスの小娘ってさっきと同じじゃん!ふざけんなーー!!

(右手でグレイの手を振り払って言います)

>>46
あほらし、確実に成果をあげる方が大切じゃん
そんなんしてたら痛い目見る確率もあがるし
(呆れ顔になる少女)

む、何よその反応……さては私の事をアホの子とでも思ってんなー!?むっかー!
(と、また不機嫌な表情になり)

まあ、歴史的にはかれこれ2000年くらい地上と交流ないみたいだから知らないのも仕方ないかな
(と、何故か誇らしげに言ってます)

48 :
>>46 貴方がルージュ・メディ・セレスヴァーンの従者《スクワイア》となることを許します

―――了解だ、マスター。

(供給部位で魔術回路の幾何学文様が浮かび上がり、数瞬の明滅の後に消える)
(長槍の帯びた緑輝を左手の甲で受領した契約者に、騎士の礼式は存在しない)

"スクワイア"……か。だが、こちらは"騎士の従者"になった心算など無い。
俺は君の騎士としての正義に従うが故にではなく、財力を認めて契約を結んだに過ぎん。
従者と呼ぶならば、そうだな……"ヴァレット"と。この呼称の方が、君と俺との関係性には相応しい。

(空中に描かれる光の魔導式―――[供給魔力量×魔力伝導率Cd(0≦Cd≦1)×契約レベル係数Ct(0≦Ct≦1)])

君は、俺に供給済みであり、かつ未消費の魔力量に応じた『命令権』を得る。
仮に、充分な魔力供給を以って"自害せよ"と命じられた場合、俺は即座に実行する事になる。
逆に、死の淵に瀕した際に"生きろ"と命じられた場合でも、供給量が不充分であれば、それは叶えられない。


>>47 つかラグナルクスの小娘ってさっきと同じじゃん!ふざけんなーー!!

(灰色の――先程、天空へと向けられたものと同質の――視線を、少女の水色の瞳に重ねる)
(振り上げられた右手首を受け止めて掴む。押し付けられる風の壁が少女の背を逃がさない)

――――レオナ、俺が巫山戯ている様に見えるか……?
お前が"ただの"小娘ではなく"、ラグナルクスの"小娘であるのならば……

(白く華奢な少女の腕は、現界した火炎魔術の印象とは不釣合いなほど、あまりに儚く)
(その事実が、己の焦りを自覚させた。風壁を柔らかく制御して少女の身柄を解放する)

……いや、すまない。やはり、お前の言う通り、どうかしていたらしい。
以前から探している物があってな。お前を束縛する意図は無かった。

(静かに瞑目し、暫くの間、沈思黙考しながら少女達の言葉に耳を傾ける)

49 :
『傭兵と違って騎士の戦いには法があり、例え相手が狼でも最低限の品格は保たねばなりません』

『あほらし、確実に成果をあげる方が大切じゃん』

『奇襲や裏切りのような騎士道精神に悖った真似をすれば、名誉も失われます。
 戦の前に名乗りを上げるのも当然のことですわ』

『そんなんしてたら痛い目見る確率もあがるし』

『貴女、確かレオナさん……でしたかしら? 面白い冗談を仰いますのね。
 あの禁断の地に人が住んでいるなど、聞いたこともありませんわ』

(しかし……属性の類似した二者が居合わせただけで、こうも喧しいモノか)
(作戦目標の眼前で、この余裕とはな。己の力量に対する自信の表れと解釈すべきだろう)
(マスターと小娘、どちらの肩を持ってやる義理も無いが、事実関係の確認だけは進めて置きたい所だ)

『む、何よその反応……さては私の事をアホの子とでも思ってんなー!?むっかー!』

「我がマスターは高潔な精神の持ち主だ。
 君を"アホの子"などと断じて蔑む様なコトだけは、決して無いと断言しよう。
 故に……安心するがいい、小娘―――強いて言葉にするならば、"不憫な子"とでも思っている目だ、アレは」

『まあ、歴史的にはかれこれ2000年くらい地上と交流ないみたいだから知らないのも仕方ないかな』

(二千年前、か……剣魔戦争の終結した時代と一致している)
(斯かる古代史に連なる伝承の正確性は疑わしい上に、関連性も不明だが――)
(――いや、可能性がゼロでない限り、それが例え蜘蛛の糸であろうと手繰り寄せる意味はある)

「その"夢見がちな年頃の小娘が語る伝説の秘境ラグナルクス"とやらの設定には、興味がある。もう少し詳しく聞かせろ。
 精神干渉に関連した……特に、記憶の破壊/復元ないし封印/解放の魔術体系は、どの程度まで発達している?
 どんな些細な事でも構わない。お前が思い付いた……いや、思い出した内容を可能な範囲で教えろ。
 高度に形而上的な諸事情によって、この場で詳細な動機を述べる事は出来ないが、俺は――
 ――未知なる古代種の有している魔術知識の情報が、喉から声が出るほど欲しい」

50 :
>>49
不憫な子もアホの子と変わらないじゃん…………
(と、ちょっとぶーたれた顔になりました)

魔術ね〜……そもそもラグナルクス……まあ昔は地上にあったんだけどね
ファルク王国はその時代から魔法王国として有名で、空へと移り住んでるから純血を保ってるわけだし魔力も地上の人より優れてんだよ!
まあ、私は派手な攻撃魔法が好きだからそっちメインだけど
(と、そう言って、苦笑いするが)

うちの図書にはそーゆー魔術体系が記されてる文献沢山あるよ
古いのから新しいのまでなんでもね

(と、どや顔なりますね)

まあ、案内くらいならしてあげようか……?多分地力で行く方法見つけようとしてもなかなかいけないと思うし

(と、指を立ててそう言って)

51 :
さあさあさあさあお待たせいたしました。アカバラ騎士団御一行様ッ
お初にお目にかかります。わたくしめは道化のペレンテン〜〜〜〜!
早速ですが本題に入らせて頂きましょう。御主人様は……えっと、何バラでしたっけ?
バラバラ様方風情に構っている暇はないとの仰せでしてねェ〜〜〜〜。
そちらのお嬢様の寛大なるオコトバ丁重にお返しせよとの事でした。

たった三人で眠たいこと言ってんじゃあないってことさッ! 間抜けがァ!
鉄槌とやらが正義の名の下にくだされるのなら、我らは自由の名の下に弓を引こうではないか!
ああそうだとも! これは小さな一歩に過ぎぬが、我らにとって大いなる一歩!

(城壁に設けられた塔の隙間から弩を構える盗賊たちが見える)
(道化の腕が勢いよく振り下ろされると、三人目掛けて無数の矢が放たれた)

……ああ忘れておりました! これは冥府への土産です!
ささやかながらお受け取り下さいますように!!

52 :
名前:パーパティ・ペレステン
年齢:29
性別:男
身長:170
体重:64
種族:人間
職業:盗賊
属性:なし
性格:欲張り
魔法:炎、人形の使役
特技:ナイフ投げ
所持品:ナイフ数本、手製の人形
容姿の特徴・風貌:道化師、厚い化粧
簡単なキャラ解説:
旅芸人を装い強盗を繰り返していた悪人。
幼少の頃は見世物小屋で働いていたらしい。

【やられ役です。不束者ですが、なにとぞ……】

53 :
グランディエ砦を、いつまでも獣の巣窟にはしておけません。
相手が防備を固めて籠城するつもりなら、城門を破って突入いたしましょう。

>>48
ヴァレット……よろしいですわ。
貴方への報酬は功績に応じたものを支払いましょう。
ただ、その前に――。

(姫騎士は微笑の面輪を返し、白馬の荷袋から磨き抜かれた金色のコインを取り出す)
(金貨は従者の胸元に向かって放り投げられ、回転しながら陽の照り返しで煌めいた)

――傭兵には亡骸の口へ金貨を含ませる風習がありましたね
死出の金貨は予め差し上げますから、致命傷を負った際にはそれを齧っていなさい。

>>50
レオナさん。
たとえ数千の敵を倒した所で、それが卑劣な手段であれば民衆からの人望を失います。
二千年の隔絶を越えて地上へ降りた身では、お分かりにならないかも知れませんが、騎士は国を背負っておりますの。
王国の名誉を汚すような真似をすれば、自分一人が痛い目を見るどころでは済みません。

(周囲に漂い始めた戦意を肌で感じ、ルージュは雑談を切り上げて砦を注視した)

さて……そろそろ盗賊側に動きがありそうですね。
応戦の備えは充分かしら?
仮にも古の魔法王国の末裔を名乗るのなら、それなりの手腕だと期待しておりますわ。

>>51
(盗賊道化師の諧謔的な返答に続き、壁面のアロースリットから射かけられる矢の嵐)
(ルージュは風鳴り音が響くや否や、舞踏の優美さで槍を捌きながら宙へ呪紋を刻む)
(魔力的な意味を持つ紋様は即座に効果を発揮し、踊り手の周囲を紅蓮で染め上げた)

勧告を聞き入れて頂けないとは残念です。
そちらが数を頼んで抵抗するのなら、こちらは質で対抗いたしましょう。

(赫奕とした炎の正体は、群舞する火の鳥の大群を生み出す舞踏魔法――紅翼輪舞)
(本来は典礼を華麗に演出する為の儀礼的な魔法だが、今日は矢の邀撃に使われる)
(魔力で形作られた炎鳥の群れは、術者と愛馬に迫る矢へ突貫して燃やし尽くした)

ペレンテン……と申しましたね。
貴方の御主人様とやらに伝えなさい。
この王国には、秩序を破壊する自由などありません。
無軌道に生きたいのであれば、辺境で獣相手に王を気取ってなさい、と。

54 :
>>51
へぇ…………盗賊でも頭使うんだね

(少女はそう言うと、炎のバリアに包まれて、少女に迫った矢は、バリアに燃やされていきました)

ま、こんな程度で私を倒せるって思ったんならかなり甘いけど

(そして、左腕を前に出して、魔力を集中させると
左腕から放たれたのは炎属性の、太めのビームです
砦の一角にいる矢を構えた盗賊達数人を貫き、燃やす
そして、砦も一部破壊してしまい)

あ、しまったー、取り返す砦ちょっと壊しちゃった……まあ必要経費か……

(とか言って顔押さえてます)


>>53
ふーん……騎士ってのはめんどくさいんだね…………

(そう言って、げんなりとした顔になります)

まあ、腕の方なら問題ないよ、私は天才だからね!
どんな敵が来たところで負ける気がしないし
この全線にでてきた雑魚は当然として、この中に居る、多分一番強い相手でも
レオナちゃんに不可能とかないし

(そして、魔力を感知できるのか、砦の中に居る"元勇者"、ブレイドの存在も感じている様子です)

55 :
>>50 多分地力で行く方法見つけようとしてもなかなかいけないと思うし

"まだ帰る気はない"……だったな。
今は、それでいい。お前にも相応の事情があるのだろう。
いずれ気が向いた時にでも、主要な蔵書施設の案内嬢を務めてもらいたい。

……とは言え、今お前が居るのは地上だ。この機会に少し地上の話をしておこう。退屈なら聞き流せ。
地上の人間社会では、互いが互いの自由を尊重し合い、その対価として一定の不自由を容認し合う。

斯かる契約条件を明文化したモノが法であり、秩序だ。
よって、法や秩序の有効範囲は"社会契約の内で生きる者"に限定される。
故に正義とは、普遍的客観的に規定され万人が認め得る条件それ自体には成り得ず――
――特定の価値観に基づき形成された社会契約の履行者達が抱く、専ら主観的な信念(げんそう)に他ならない。
それを"社会契約の外で生きる者"に強要するのは、彼らと同様、一方の自由意志によって他方の自由意志を侵害する行為だ。
価値観の異なる自由意志同士が目的達成の為に他者を排除するならば、お前の言う通り一網打尽にし、確実に成果を得る方が効率的だ。


>>53 致命傷を負った際にはそれを齧っていなさい

舌や眼球と言った粘膜部位は、先程説明したCdの値が高い。
緊急時の魔力供給の際には、君の長槍の穂先を急所に突き込む手段も想定していた。
希少金属ないし宝石を媒介とする授受方式ならば、白昼から堂々と実行可能である点も含めて好都合だ。

(宙に舞った金貨を魔術回路の浮かぶ左手で攫い、魔術で精霊銀の細工を施す)
(構築したフレームでコインの円周を覆いペンダント・トップとし、チェーンを繋いだ)

正義が幻想であるという認識は偽りの無い本心だ。そして、君の財力を認めて契約を結んだのも事実だ。
だが、契約者を選定した理由は"もう一つ"ある――――幻想を追う君の姿は、美しい。
レオナの持つ無邪気な愛らしさとは、また違った趣の意味ではあるが。


>>51-52 盗賊ペレ何某

(降り注ぐ矢の雨を風の障壁で吹き散らし、洋の東西が不明な意匠を備えた二振りの刀剣で撃ち落とす)

道化師・ペレステンレス……貴様は、正義と言う名の自由意志あるいは暴力行為の前に敗れる事になる。
俺の経験から言わせてもらえば、貴様の亡き後に悠々と姿を現すであろう"御主人様"の台詞は、こうだ。

「勝手に先走りおって、あの愚か者め。だが、奴は盗賊四天王の中では最弱!」
「そして、盗賊八部衆の中でも最弱!」

……あるいは、こうだ。

「諸君らが愛してくれたペレステンプルーフは死んだ。何故だ!」
「ペレステンダースは犠牲になったのだ……」

それでも尚、命を賭して我々と対峙する理由は充分か?
貴様が餌となり交戦している間に、本隊が逃げ出す展開は考慮したか?
マスターの勧告は終わった。全て覚悟の上で出て来たと解釈するぞ、ペレステンボス……!!


>>54 不可能とかないし

――――火を貸せ、と言ったな。砦の周囲には燃料を撒いてある。
マスターの方針に従う場合は、これから一斉突入を仕掛ける事になるが……
……派手に行くのが好みならば、お前の判断で着火(ほうか)してくれても、俺は構わん。
砦の内部構造や人員配置を感知出来るか? "社会契約の内で生きる者"が居た場合、救出に向かう。

56 :
>>53
おほほほ! 戦いは数ですともお嬢様
量より質などという世迷言は使えぬ騎士が吐く科白と、そう聞いておりますがね

……無軌道だと? ふん、人を見下すのもその辺にしておくのだな、小娘ッ!
騎士や王族とて我らと何ら変わらぬ! 侵略し、土地を奪い、従わせる!
貴様が綺麗なおべべを着ていれられるのは、貴様の血脈がけだものであったからだ!
ただ、それらしき理屈をつけるか、黙ってやるかでしかない! 私めなどは、黙ってやるだけ――

(優美な舞踏によりて顕れた群鳥が矢を焼き払うも、矢の斉射が止む気配はない)
(弩というのは矢と違い連射の利かぬものだが、彼らは交替で射ることでその欠点を解消していた)

――それに、いくら吼えたところで我らの優位は揺るがないのですから!
まったく、いい気分だ。貴女の仰るとおり獣の真似事でもして差し上げましょうか?
ガキの頃みたくね

>>54
失敬な! 盗人こそ頭を使うものです。行商人を襲うなんてのはまあ手馴れたモンでね
私めなどは旅芸人を装い、チョチョイと愉しませてやったあと、賭けに誘い金をせしめて……
……まあ、派手にやりすぎると、こうして目を付けられるのですが

(さしもの雑談に興じていた道化も、レオナの放った一撃で押し黙る)
(厚化粧でいまいち表情の読めぬ顔が蒼白であるのは、気のせいでなかった)

何ということだ……セレスヴァーンの傭兵は化け物か?

(しかし彼は知っていた。如何に強大な軍事力を持つ国王でも、夕餉に盛られた毒には敵わぬことを)
(かの娘の力量はこの際問題ではない。攻城兵器をぶちかますだけが戦闘でないのだ)

くくく……外に愛しい僕たちを潜ませておいて良かった。私の僕にかかれば
誰にも明かせぬ話は筒抜けとなり、金貸しが貯め込んだ金貨はすっかり消え失せる……

(レオナの背後に忍び寄るのは、手のひらに収まるほどの人形達。その数は五体ほど)
(人形達は十分な距離まで近付くと、剣を構え、少女に飛び掛かる)

>>55
名前というのは案外大事なものでしてね、灰色の御方
この名前は昔の御主人を河原のでかい石で殴り殺した後につけたんで、結構気に入ってるんですけどね

……貴様ッ! 最初からわざと間違えているな! 敢えて間違えているのだなッ!
私の名前はペレステンレスでもペレステンプルーフでもペレステンダースでもペレステンボスでもペレンテンでもなあい!
パーパティ・ペレステンだ! 私めの名前はパーパティ・ペレステン! 二度と間違えるなッ!
この屈辱、譬え城内の仲間が逃げ出そうとも、我が刃で貴様の喉かき裂いてくれる! そうですとも

(部下の盗賊たちが城壁の上に大型弩砲を運び込むと、ぎこちない動きで発射の準備を整えはじめた)

何をしているのだ馬鹿者め! さっさと用意をせぬか!
……そうそう。地下牢にぶち込んである騎士どもも連れてきておけ
奴ら、もしかすると城門を突破するかもしれん。御主人様の言う通り保険を用意して正解だった
あの裕福な騎士様を脅せば身代金をせしめ、退けることは難しくないはずだ
そう、いざとなれば彼らの流儀に従いましょう! 金で命のやり取りをする……素晴らしいことではありませんかッ!

(降り注ぐ矢の雨の中に、巨大な鏃が混じりはじめる。精度は高くないが、次第に騎士と従者を捉え始める)

57 :
>>55
…………取り返す砦を火だるまにすんのは不味いんじゃない?
まずは…………この前線に出てきた雑魚を片っ端からぶったおしてったら中に居る奴等も出てくるっしょ
人質なんかはそいつら一網打尽にしてから助けたらいいよ

(そう言って、また魔力を溜めてます)


>>56
(少女の背後から火柱が上がり、人形を燃やす)

私、魔力に敏感なんだよねー、後ろからの攻撃に気付いてないとでも思った?

(砦の、ペレステンを睨んで言って)

つーかあんたたちだよ役不足、奥に引っ込んでるあんたたちの大将出してちょうだい

(と、挑発するように言います)

ーーーそれとも…………怖いのかな?あんたも砦からこそこそしながら闘うだけだし、あんた達の大将もずっと引きこもって縮み上がってるし、もしかして怖がってるの?だっさー
こーんな可愛い女の子にびびって出てこないなんてカッコ悪いよねー、へたれ盗賊〜♪

(煽ります、めちゃめちゃ煽ります)

58 :
>>54
不可能が無いとは、大きく出ましたね。
盗賊団などにどれだけの強者がいるかは分かりませんが、せいぜい油断することなきように……!

(紅翼輪舞で現れた灼熱の鳥の群れは、見事な統制の美で術者の周囲を旋回して矢避けの任を果たす)
(姫騎士の同行者たる女魔法使いは熱線で砦壁を破壊、従者は風術で防護しつつ火計を提案していた)
(レオナは砦の火攻め策を聞くと盗賊の兵力削減が優先と述べ、ルージュもそれに同調して首肯する)

レオナさんの言う通りです。
砦が焼け落ちたら、再建にどれくらいの費用が掛かるかお分かりですか? ヴァレット。
中に備蓄されている糧食や家禽、軍馬、糧秣、弓や槍や鎧も、元を辿れば民の税から拠出されて……。

(騎士団長は反駁の言葉を言い掛け、中途で止めた)

……いえ、案外火計は良策かもしれません。
炎の動きと流れを意のままに操る炎舞の魔法を用いれば、砦の全焼という最悪の事態にはならないでしょうから。
兵数差を覆して相手の心裡を退勢を傾かせるには、大きな打撃を与えて怯ませる事も必要でしょう。
懸念は私が典礼の篝火を操ったくらいで、広範囲の炎を操るのは初めてなことくらいですわね……。

>>55
ヴァ、ヴァレット!
美しいだなんて……こんな時に何を言ってますのっ?
騎士の威風を嘆賞するのは当然かも知れませんが、今は慎みなさい。
そのような阿諛追従で喜ぶ、ルージュ・メディ・セレスヴァーンではありませんっ。

(ルージュは従者に叱責を飛ばすが、口元には僅かな喜色)
(些細な感情の揺らぎで、炎鳥の群れも微妙に統制を乱す)

>>56
何が、"騎士や王族とて我らと何ら変わらぬ"、ですか!
貴方がたは村々や街道で略奪を行い、村人や隊商を襲い、食料や物資を奪う。
恐怖で人が散じて奪う物も無くなれば、別の土地へ移って、また同じことを繰り返す。
そのような、蝗の如き無思慮な収奪を繰り返した所で、ただ冬のような荒地が広げるだけ。
待っているのは、枯れ果てる運命だけですわ。

そもそも、貴方がたは民衆に対して何か貢献をしてまして……!?
いいえっ! 何の代償もなく、ただ奪うだけの集団に過ぎないはずです!
民が安定して暮らせるよう尽力した国王の統治を、賊の略奪と同一視するなど……そのような愚弄は許しません!

(ルージュは青い瞳に嚇怒を滲ませ、舞い踊る炎鳥の半数――五十羽ばかりを複数の矢狭間へ向けた)
(燃え盛る鳥群は壁面のアロースリットを潜った瞬間、元の炎塊に戻って周囲へ火飛沫を撒き散らす)

どうですか? 戦いは数などと――。

(姫騎士は優越の笑みを浮かべるが、矢避けの守護鳥を割いた代償は直ぐに返報される)
(槍のような一箭が霊銀の甲冑を撃ち、双丘状の胸部装甲から盛大な打撃音を響かせた)

――きゃふッ!! くっ……ぅ……。

(軽量硬質な白銀の鎧は鏃の貫通を防ぐが、重く鋭い衝撃までは殺せない)
(バリスタの攻撃を受けた姫騎士も容易く撃ち倒され、背に衝撃を感じる)

59 :
>>58 こんな時に何を言ってますのっ?

不服か? 砦が相手だ、木造部位の割合など高が知れている。
石材の砦壁に対して、炎自体の焼却力は元より期待していない……"煙攻め"だ。
君の火炎操作と俺の気流制御によって、アロースリットから黒煙を送り込み続けられると踏んでいた。
だが、直接攻撃が可能な範囲内の敵に対しては必要性の薄い策だ。その炎鳥ならば、砦への被害も最小限に抑えられる。

正義は……いや、あらゆる幻想とは、それを追い求める人間の精神を磨り減らさずにはいられない魔性だ。
君の精神の様に"研磨"され、紅玉の輝きを得る場合もあるだろう。だが―――この俺は違った。
終わりの無い戦いの中で、何一つとして得る物は無く、誰一人を救う事も無く……
……ただ、ひたすらに"摩耗"を続け、残ったのは無様な灰塵だけだ。

(被弾の衝撃でバランスを失い倒れ込んで来た少女の背を受け止め、前に踏み出す)
(追撃の一射は、物理装甲を纏わぬ己の左腕で受け止めた。滴る血が銀色を帯びる)

時にマスター、君のブレスト・プレートの材質は"銀"か。ならば大事に身に着けておけ。
考えたくは無いが、君が致命傷を受けた場合、ソレは応急処置に使える可能性がある。


>>57 この前線に出てきた雑魚を片っ端からぶったおしてったら中に居る奴等も出てくるっしょ

魔力を持たない対象の感知が不可能だったと言うならば仕方あるまい……魔術師は万能ではない。
だが、役割分担で補い合う事は可能だ。俺は、これより砦の内部に突入して敵を討つ。
お前は、籠城している敵が前線に出て来る動きを待って、それを屠る。
事が上手く運べば―――"挟み撃ち"の形になるか。

60 :
>>56 パーパティ・ペレステン

(破壊された一角から飛行魔術で砦内部に飛び込み)
(左腕に突き立った鏃を引き抜き、床へと撃ち捨てる)

……あえて言おう、パーパティ・ペレステン。
これは、マスターからの勧告とは別に、俺からの個人的な打診だ。
こちらと合流する気は無いか? 貴様は―――この場でRには、惜しい人材だ。
無論、そこの小娘が壊した手頃な砦の石塊で、貴様の"現在の主人"を殴り倒した後に、だが。

マスターは反対するだろうが……俺は本気だ。
倫理的思想的な諸問題に折り合いを付けるハードルは高そうだが――
――この状況は結局の所、所属する群れの異なる獣同士が牙を向け合っているに過ぎん。
だからこそ、俺は貴様の持つ才覚を惜しいと思っている。合法的な自由の味も、慣れれば悪くは無いモノだ。

61 :
>>57
私の可愛い僕たちをよくも! 夜なべして作ったのにどうしてくれるッ!?
ああ! パーシーの頭を踏むんじゃない!

(燃滓となった人形達は"御主人"より教わった魔法を応用して操っていたものだ)
(いわゆる使い魔の亜流だが、盗賊稼業にこれほど便利なものはなかった)

相手が道化のようだからとて、人を挑発するのはあまり関心しませんな。
いくら穏やかさを信条としている私めでも心に漣くらいは起きるのでね……!

(厚化粧は伊達や酔狂でしている訳ではない。夥しい傷で醜くなった顔を隠すためのものなのだ)

>>58
(紅翼輪舞によって砦から放たれる矢は疎らとなり、防衛と呼ぶには侘しい状況)
(流れは完全にアカバラ御一行のものかと思われたが、姫騎士に矢が命中。道化は得意満面)

やったやったッ、大型弩砲が憎き貴女のハートにズッキュン!
察するに私の言葉にほんの少し心を乱され、判断を見誤ったようですなあ。
あんな隙間に鳥達を潜らせる腕前は感心致しますがね。街角で披露すればさぞ人気でしょうな。

(放たれた矢が身体を貫いていないことに気付くや、眉根を寄せ顎に手を添える)

……なんと! これはどういうことだ? 何らかの魔法――いや、それらしき素振りはなかった。
あの銀の鎧……そう、あの光沢……霊銀、か? こりゃあいい。売ればしばらく遊んで暮らせるぞ。
ああーっとそうじゃなかった、ついつい相手の装備を値踏みしてしまう。私の悪い癖!

(軽やかに城壁の上へ躍り出し、ぶつぶつと何事かを呟くと、風船のように口を膨らませる)
(集中させた魔力を空気とともに吐き出すと紅蓮の炎になりて姫騎士たちを襲う)

ぐわ! 何なのだ、これは!? 何が起こっている!?
――誰だ、燃える水をその辺に撒いたやつはッ!!

(……かに見えたが、不慮の事故に慌て、盗賊達に消化作業を厳命すると砦へ引っ込んでしまった)
(また運悪く木造の部分に引火し被害拡大、ボヤ騒ぎで外の連中はすっかり統率を失っている)

>>60
降って湧いて何を言い出すかと思えば。それは買いかぶりというものです。
裏切りの対価がセレスヴァーンの合法的な自由というのも些か物足りない……
そりゃお嬢様の言う通り、この国は善良なる民草にとっちゃおおむね満足できるところでしょうけどね。

だからやり辛くて仕方ないッ! 人を食い物にする人間にとっちゃあ窮屈な国だ。
私めが御主人様に従うのは、なんと言うべきか……そう、あの人は太陽のような御方なのだ。
彼についていけば、私にとって今よりずっと生きやすい世の中になる。甘い汁も吸える。
それに、御主人様から教わった知識や魔法はとても便利ですから。

……つまりこういう事です。大人しく喉をかき裂かれるが良いッ!

(ナイフを持ち突っ込むと見せかけ横っ跳びで投擲すると、魔法の詠唱を開始)
(着地と同時に掲げた手より炎が渦巻き、蛇のようにうねりながら敵へ迫る)

62 :
【グランディエ砦/門前】

駄目だ駄目だ! もう戦いどころじゃねーや! ええい、このッ!
光線が飛んできて仲間が消し飛ぶわ、炎で火達磨になっちまうわ、散々だ!
あの、澄ました顔の勇者様め! 何が国だよ敵の女を■■■させてみろってんだ!
そんなに凄い御方ならなぜあの魔法使い達をどうにかしてくれねーんだ?

そうだとも、俺は知ってるのさ。奴はとんだほら吹きなんだ。
砦を占領してからといえばやる事は地下室の探索ばかりときている!
もうリチャードやベンジャミンも逃げちまった。根性の無い連中め。
こうなれば人質の騎士を使ってせいぜい美味しく立ち回らせてもらうぜ!

おい、貴様らッ! この間抜けな騎士どもが見えるか!?
こいつらの命が惜しければその馬っコロと金目のもん全て寄越すんだな!

でなけりゃ俺サマの斧が唸りを上げ、首が飛ぶことになる。
勇者の名の下に、この俺サマを脅かした罪でだ!

63 :
>>58
ちょっと!!大丈夫!?
(姫騎士が倒れたのを見るや、心配そうに見つめて)

たく…………こんなとこでやられないでしょ!?早く起きてよね!

(と、叱咤を飛ばしますね)

>>59
その案、いいね、んじゃあ、頼んだよ〜……あ、そうそう
(と、案には乗るけど1つ、付け足すように情報を漏らす)

中に一人だけ、他とは違う奴がいるから、そいつだけには注意してね、それは雑魚じゃないよ、本気でやらないと……
(と、注意換気ですね)

>>61
もういい…………三下に用は無いの、消えて、次は、はずさないよ

(そう言うと、また左手構えて、炎のレーザーをーー発射ーーーが、止まります)

>>62
ち、最悪…………人質とか…………む〜…………
(そして、レーザーを射とうとした手を下げて、そして杖を手にとって、暫くそれを持って考えているのか動きが止まる)

………………とりあえず、人質を解放してもらえる?…………手は出さないよ…………ほら

(すると、杖を、そちらの足元に向かって投げました)

64 :
>>59-60
(背に感じたのは大地の硬さではなく、抱き止める腕の感触)
(従者の支えで体勢は崩れず、姫騎士も追撃の猛攻を免れた)
(直後に目に飛び込んだのは、弩砲を防いで流血する男の姿)

水銀……の血?
ちょ、ちょっと、その腕の怪我! 大丈夫なんですの!

(ヴァレットは飛行魔術で砦内に突入するが、紅の騎士は飛べない)
(鈍痛が残る胸を押さえて呼吸を整え、従者の背に声を掛けるのみ)

貴方が戦いの中で何一つ得られなかったのは、応えぬ幻想に仕えたからでしょう。
少なくとも、私……の財力に仕えてる間は充分な報酬で報いてあげますわ。
だから、私の返報を受けぬまま、死ぬことは許しません!

>>61-62
(歓声を上げたぺレステンが城壁上で炎の魔力を使うも砦に散布された油に引火、道化は舞台袖に姿を消す)

ヴァレットの撒いた油に引火したようですわね。
ならば、点火役に手違いはあれ、私も手筈通りにするまでですわ。

(ルージュは紅翼輪舞の制御を止め、火の流れと動きを操る炎舞の舞踏魔法に切り変えた)
(新たな呪紋で紅翼の群舞が掻き消えると、延焼の炎が意志ある生物の如く砦の壁を這う)
(盗賊団の間にも混乱が広がり、やがて砦の城門から駐留兵を人質に取った男が姿を現す)

くっ、なんという卑劣な真似を……。

(ルージュは眦を釣り上げつつも長槍を地面に転がし、その際に小指の爪程の石を指の合間に挟み込む)
(赤髪を飾る紅玉の嵌まった宝冠は馬の荷袋に収め、別れを惜しむように愛馬の耳元で何事かを囁いた)
(最後に馬の首を撫でながら素早く鞍の下に一粒の砂利を滑らせ、斧を構える盗賊に怒りの声を飛ばす)

……分かりました。
盗賊が勇者の名の下にこちらを糾弾するなど、心得違いも甚だしいことですが、捕虜を見捨るつもりはありません。
馬の荷の中には、金貨一袋と紅玉の宝冠があります。
戦いに馴れた良質な軍馬も、それ自体が価値あるものだとご存じでしょう。
それらを差し上げますから、人質にした騎士たちを解放なさい!

>>63
もう大丈夫です。
この甲冑と、従者の献身で守られましたから。

(気丈な声でレオナに返すと、声量を虫の囁きにまで落として言葉を続けた)

盗賊には私の軍馬を与えます。
ですが、鞍の下に礫を挟みましたから、賊が馬術に卓越していても異物の不快感で思い通りには動かせないでしょう。
杖を手放したようですが、馬が制御を失ったら乗り手を狙って攻撃する術はありますか……?

65 :
>>63
生意気そうなガキだと思ってたが、案外素直じゃねぇか。たまんねぇな!
ンッン〜〜何せ俺サマは世界で最強の盾を手に入れちまったんだからなあ。

そうさ、まったく、ガキならガキらしくしてればいいものを……
何だってこんな世界に踏み込みたがるんだ? 理解できねぇな。

(杖を放ったのを見届けて、警戒を崩さないまま)

そうさ、それで良い……いや、待てよ。
おいおい。俺が愚鈍で目先のことしか考えてない未開の部族だとでも思ってるのか?
これだからガキは! 自分が何でもできると思い込んでやがる!

こっちは散々っぱら"あの恐怖"に晒されてたんだぜ。
決して使うな。その悍ましき悪魔の左手から、人を消し去る邪悪な光をよぉ!

(ぐいと捕虜の騎士を前に突き出して、盗賊は言った)

>>64
利口で助かるね。金さえ手に入ればあんたらとやりあう気はない。
そうともさ、盗賊団の首魁があの勇者殿だなんて馬鹿げてるよなあ?
俺だってそう思うさ……だが、言うなればあの人は悪党の救世主なのさ。

(新雪の毛並みに太い指を這わせながら、人質の騎士をルージュ達の方へ蹴飛ばす)
(乱暴に鞍の上へどっかと座り込むと、尻の違和感も気にせず足を鐙に預けた)

ふう! 少しヒヤヒヤしたが馬にさえ乗っちまえばもう安心だぜ!
向こうが魔法なんぞで攻撃してくるよりずっと早く逃げられるだろう。

あれは便利なもんだけど詠唱だなんだといちいち面倒だからな。
馬に乗ったことはほとんどねえが、まあどうとでもなるさ……

おい、頼むから速く走ってくれよ。出来るだけ良い御主人に売り払ってやるからよ。
……さっさと走らねぇか! 鞭でブッ叩かれたいのか、舐めやがって!

(嫌がる素振りを見せる姿に苛立ちひと鞭入れると、白馬が大きく嘶いた)
(頭を前後に揺らし、後ろ脚で空を蹴り、新たな主人を拒絶するように暴れはじめたのだ)

うおっ!? くそったれ、どうなってやがる! えい、この!
尻が痛くて乗り辛いんだよ! 何か仕込みやがったな!

66 :
>>65
(大地に投げ出された霊銀の長槍を手にすると、姫騎士は己が背後へ首を巡らせた)
(財貨を強奪した盗賊は馬の制御に戸惑い、未だ舞踏魔法の範囲内に留まっている)
(ルージュも即座に柄を振り回しながら中空に呪紋を描き、魔力を槍の中に込めた)
(途端に槍先からは細長い炎が噴き上がり、飛び掛かる蛇の勢いで敵へ伸びてゆく)
(使われたのは操炎蛇――槍の先から炎の鞭を生み出し、意のままに動かす魔法だ)

このような小細工を弄するのは実に……実に……実に不本意でした!

(火炎の鞭で、ウィルキンソンの背中を一打!)

誇り高き騎士は、一騎打ちでの勝利こそが最大の誉れ!

(紅蓮の鞭で、ウィルキンソンの左肩へ二打!)

貴方が捕虜さえ取らなければ、私も名誉ある戦いを行えました!

(炎色の鞭で、ウィルキンソンの右腹へ三打!)

ですが、私は騎士として賊の討伐を為さねばならず、捕虜も奪還せねばなりません!

(灼熱の鞭で、ウィルキンソンの左足へ四打!)

私は……怒っております!

(烈火の鞭で、ウィルキンソンの胸元へ五打!)

騎士の正道を歩みつつ貴方を打ち破れなかった……自らへの怒りを……禁じ得ませんわ!

(真緋の鞭で、ウィルキンソンの顔面へ六打!)

…………ちょっと、貴方。
今、盗賊団の首魁が勇者と仰りませんでした?
その者について、詳しくお話なさい。

67 :
>>66
(灼けるような痛みが背中に奔る。手綱を持つ手が緩み、鞍から転げ落ちる)
(防衛本能で立ち上がろうとするや焔の鞭が腹へ胸へしなり、意識が遠のくのを感じた)
(さあていざ地面に倒れ込まんと膝が匙を投げた瞬間、顔面へきつけの一撃が叩き込まれる!)

ひ、ひいッ……あ、あんまりだ……気絶すら許さないなんて!
な、何が騎士だ、この……男をぶつのが趣味の調教師てえ振る舞いじゃねえか?
なるほど、情報を得るためなら……拷問も辞さぬ、というわけだ! 騎士団は見世物小屋でもはじめたのか!

(そう威勢良く言い放ってみるも、未だ穂先からしな垂れる炎を一瞥、愛想笑いを浮かべる)

わ、悪かったよ。俺サマ……いや、俺が悪かった……でございます。
この《強請りのウィルキンソン》、仰る通りに洗いざらい吐きまさあ。
……と、言っても下っ端の俺が知ることなんて大したことじゃありませんがね。

我らが首魁、ブレイド=グローリア様が何処とも知れずやって来たのは少し前のこと……
ありゃ俺達が酒場で賭けに興じてるときだ。フラッと現れた奴さんが砦の襲撃を持ちかけてきやした。
始めは何をとち狂いやがったのかと歯牙にもかけませんでしたがね。

だけど話を聞くうちになんというか、こう……みるみるその気になっちまったんだ。
冒険話を聞いたガキが、いてもたってもいられずに小遣いとガラクタを鞄に詰め、家を飛び出すような……
そうさ、丁度あんな具合でした。あの時は熱に浮かされたみたいな一体感で……

俺達ならやれる。俺達なら何か偉大な事を為せるんじゃねえかってね!
男ってのはデッケエ事をする奴に惹かれるもんだ。そうでしょうッ?
奴さんときたら国をつくろうなんて大真面目な顔で言いやがるんですよ……
ペレ公は揉み手で擦り寄って靴を舐める勢いでね、まったくみっともねえや。

だがま、笑えるのはブレイドの御大が己を勇者であるってェ嘯いたことさ。
傑作でしょ? 俺は真に受けちゃいなかったが、実力は本物ですぜ。
圧倒的な剣技に魔法の知識……傭兵やゴロツキの類じゃないのは確かだ。

俺が知ってるのはそのくらいでさあ。
正直、勇者なんてお伽噺くらいにしか思ってなかったんですがね。
その辺は騎士様の方がお詳しいんじゃないですか?

68 :
(燃え上がる砦から逃げ出し、三々五々に散っていく盗賊達)
(泥船の船長と沈む気はなかった。夢から醒めれば現実へ戻るだけだ)

ペレステンはどこにいる? 敵の傭兵にやられたか?
最初から期待はしてなかったけど、予想より早い解散になっちゃったな。
――夢追い人は夢になれない。あの空に漂う雲を掴むが如く――ってことか。

(城壁の一角にゆれる影。砦を這う炎を怖れることもなく進む)
(それは眼下の様相を眺めると、姫騎士に視線を移して微笑んだ)

はじめまして。君がルージュ・メディ・セレスヴァーンだね!
噂に名高き赤薔薇騎士団の長がグランディエ砦に何の用だい?
セレスヴァーンは王女に盗賊退治を命じるほど堕落してしまったのかな。

だが、君達がここに居るということは逃げた《酒樽卿》は元気ってことか。
……あ、いや、すまない。今のは失礼だった。

さて、ここまで付き合ってくれてありがとう。目的は達した。
皆を縛るつもりはない。共に道を歩めると望んでいたけど残念だよ。
されども逃げずに見届ける者は幸いだ。括目しろ、勇気ある者の戦いをッ!

("勇者"が一言呟くと、澄み渡る空に暗雲を呼び、轟き、眩い光が地へ降る)
(盗賊達は現象の後に理解した。魔法による落雷が姫騎士へ放たれたことを)



【スレの速さは年末の忙しさを考えるとしんどいのかな?かくいう自分がそーなのですが】
【自分が言うのも変ですけど、レオナさんもヴァレットさんも好きなタイミングで戻ってくださいね】

69 :
>>63 本気でやらないと……

すでに相手と対面している以上は、実力と結果が全てだ。
遊びであろうと、望む結果を手に入れられるならば、"世界"は、それを肯定するだろう。
だが――――どれほど本気であっても、実行動が伴わないのであれば、何も得られはしない、何も護れはしない……!!


>>61 大人しく喉をかき裂かれるが良いッ!

(自身の喉を防御するべく術式を発動寸前の状態で待機させ、重心を落とす)
(だが魔術師は、人体構造を……正確には"人体の活動を停止させる術"を熟知した短剣の投擲を――)
(――道化師の演技と奇襲を予測していない。刃は心臓の位置を正確に狙撃し、冷たく硬質な命中音が砦内部の石壁に反響する)


>>64 私の返報を受けぬまま、死ぬことは許しません!

(胸のペンダントに刃を阻まれたナイフが床に落ちて転がる)
(待機させていた術式は、迫る道化師の火炎術に対応して解放)
(その蛇行軌道故に相殺を免れた炎尾が迸り魔術師の肩口を灼いた)

マスター、俺の生殺与奪の権利まで君に譲渡した心算など無い。
……それにしても"金貨一枚"とはな――――我ながら安い命だ。


(圧縮された爆風を前方に噴射し急制動を掛け後退。道化師と距離を取る)
(警戒の意味合いは薄い。続く自身の突撃に備えた助走距離の確保だった)

……一つ答えろ、道化師。
真に勇気ある者を讃える称号が"勇者"であるならば、
貴様が従い信奉する太陽とやらは、その名に相応しい存在だと言えるのか?

70 :
>>62 こいつらの命が惜しければその馬っコロと金目のもん全て寄越すんだな!

……俺は惜しいとは思わん。貴様が間抜けと蔑んだ者達の生命は、とうの昔に王国へと捧げられている。
賊に利用されるなどという生き恥を晒すのであれば自ら死を選ぶだろう……"騎士"とは、そういう存在だ。

だが――――


(風の魔術で<<歪曲(へんしゅう)>>した音声を拡大し、戦場に響き渡る大音量で臆面もなく垂れ流す)


<<我が名はグレイ!! かつては若き日の白薔薇の姫騎士と(偶然居合わせた酒場で)その席を争い(店に被害を与え)>>
<<(蹴り込まれた厨房の洗い場で)共に肩を並べ(調理用品や食器類を)切磋琢磨(さ)せ(られ)し者!>>
<<(財力を目当てに)赤薔薇の姫騎士と(つい先ほど臨時雇用)契約を結びし者だ!!>>

<<――――問おう、貴君らに戦う理由はあるか。己が生命と秤に掛け尚重い鋼の理はあるか>>
<<貴君らには守るべき場所が無いのか? 貴君らには護るべき者が居ないのか?>>
<<このセレスヴァーンでは、今も多くの民が貴君らの凱旋を待ち望んでいる>>
<<剣を、力を持たぬ多くの者達が、貴君らの力を必要とする者達がだ>>

<<賊に不意を突かれ槍を奪われたか?>>
<<その身を縛られ剣さえも失ったか?>>
<<ならば石を手に取り敵の鎧を打て!>>

<<見えざる神が貴君らを救うのではない。見知らぬ何者かが敵を討つのでもない>>
<<立つべきは貴君だ。戦うべきは貴君だ。今この場に集いし、他ならぬ貴君らだ>>

<<騎士達よ! 貴君らの胸は……魂は未だ、その理由を刻んでいる筈だ!>>
<<最後の一人になろうとも、騎士の正義と誇りを賭けるに値する、名誉ある誓いを!>>
<<故に、貴君らは生命を賭して立ち向かわなければならない。王国の自由と平和に仇なす者達に!>>

<<今こそ騎士団の結束を示す時だ、隣に居る誰かと手を取り合う事は弱さではないのだと>>
<<貴君一人では僅かな火を点す事しか出来ずとも、二者が揃えば、それは炎となるのだと>>

<<―――見るがいい! 反撃の狼煙ならば、充分に燃え上がっている!!>>
<<そして聞くがいい! 姫騎士の振るう鞭が打ち鳴らす栄光の戦鐘を!!>>



――――己が選んだ、本来の生死の在り方を思い出す者達も居るだろう……"人間"とは、そういうモノだ。

71 :
【……無粋かつ不可解であろう発言を先に詫びておく。
 個人的にペレステンを気に入り過ぎて、行動方針を決めかねていた。
 実を言うと今も迷っているが、次までに腹を決める。おそらくヴァレットの方は迷わない】

72 :
>>67
……勇者?

(盗賊の供述を聞きながら、姫騎士は王国史を一通り思い出していた)

セレスヴァーンの王国史を紐解けば、歴史上の勇者は四人。
リヒトーベン古記や聖十二戒のような外史まで含めれば、七人の勇者がいたとされます。
ですが、ブレイドなる者の名前など何処にもありません。
まして、王国に反旗を翻すような勇者など!
大方、賊の首魁は王権の弱体化を望む勢力の走狗でしょう。

ウィルキンソン。
反乱に加担したのですから、貴方へは罪に応じた罰が与えられます。
国家の利害に直結した裁判は王の直属ゆえ、神妙に沙汰を待ちなさい。
大逆は死刑が当然ですが、今までの行い次第では労役で済むかもしれませんわね。

(声音に冷気を含ませて宣告しつつ、馬の荷袋から取り出した宝冠を付け直す)

>>70
(グレイの鼓舞で、砦に駐留していた騎士や従騎士たちの表情は一変)
(騎士を騎士たらしめる精神によって、彼らの胸は熱く燃え上がった)
(時を置かず、ルージュも戦旗のように槍を掲げて騎士たちへ命じる)

ルージュ・メディ・セレスヴァーンが命じます!
栄光あるセレスヴァーンの騎士は、反乱を目論んだ群盗の捕縛と追討を!

(即座に長槍の刃を一閃させ、砦に駐留していた騎士や従騎士を戒めから解放)
(騎士は砦から逃れる賊を素手にて迎え撃ち、従騎士も武器庫や厩舎へ向かう)

ヴァレット……。
あの傭兵が若き日の王妃陛下と肩を並べて……いた?

(従者の弁舌に真偽の定かならぬ言葉を聴くが、今はルージュも懐疑を呑む)
(王国の勇士たちは勇猛果敢に戦い、砦から離散する盗賊団の掃討を始めた)
(姫騎士も魔法で火の動きを操って延焼を防ぎ、灼熱の壁で敵の退路を遮る)
(捕縛に逃走に落命、末路は様々かも知れないが賊の鎮圧も為されるだろう)

>>68
(朗々と響く声に城壁を見上げると、鮮紅の炎を背にした男)
(余りに悠然とした態度から、姫騎士も彼の正体を察する)

貴方が叛賊を指揮していたブレイド=グローリアですか。
愚かな夢を嘯いて賊を扇動していたようですが、いつから勇者の称号は英雄の道に背く者が名乗れるようになったのでしょう?
勇者を僭称して反乱を企てた者が、王国の堕落を語るとは笑わせますわ。
反乱の首謀者たる貴方も、私の手で打ち倒して差し上げます!

(ルージュは己の力ならば充分に戦えると判断して、応戦を選択した)
(しかし優雅に捌かれる槍が呪紋を描くよりも早く、魔力の雷が飛来)
(防御も避難も望むべくもなく、視界は閃光の白一色で塗り潰された)

きぃ……きぃあっああああっ!

(魔法の雷撃で全身の神経を蹂躙され、赤薔薇の姫騎士は大地に倒れ伏す)
(辛うじて意識こそ残していたが、立ち上がれる程の余力は残っていない)

……くっ、う……ぅ。

(継戦を試みようにも手足は麻痺して、薔薇の唇も焦げた砂礫を舐めるのみ)
(霊銀の鎧が障壁となってさえ、落雷は騎士の体力の大半を喪失させていた)

73 :
【灰色の三箇条(>>27)の一つに――来るモノは拒まない――とあったはずです】
【慌てる事はありませんわ】

74 :
【グランディエ砦/内部】

我が炎を避けるとはッ。仕留めきる腹積もりだったのですがね。
にわか仕込みの技では本物の魔術師には不足ということか……ッ

("ヴァレット":
 真に勇気ある者を讃える称号が"勇者"であるならば、
 貴様が従い信奉する太陽とやらは、その名に相応しい存在だと言えるのか?)

異なことをッ! 最早称号がある、ないの問題ではない!
御主人様は卑しき者の味方なのだ。私は自分にとって住みよい場所で生きていきたいッ!
……い、いや……違うな……私ははじめそんな動機で彼を受け入れたのではなかった。
盗賊団は来る者拒まず。利害関係が成り立つうちは精々利用してやろうと……くっ、何だこの違和感は……?

……ええい、何を悩むかペレステン。緊迫した場面で意識を鈍らせるなど愚の骨頂!
盗賊は知っている――こういった時は損得勘定のみで物事を見渡すべきなのだ。

……私の魔力は雀の涙ほどしか残っていない。
悲しいかな、普通の魔術師と違って私の魔力量は絶対的に低い。
残りの選択肢は短剣、あるいは残りの人形を使役するといったところですな……
この札で勝てる見込みは薄いでしょう。灰色の御方はまだ全力を見せていないのだから。

己の生命より重い金貨などないが……むむむ……御主人様を裏切るワケには……ッ!
そ、それに国に屈するのも御免だッ! 権威に跪いて済むならとうにしているッ!!

(懊悩する道化の隙をついて、突如ヴァレットは迷演説を披露してみせた)
(ほどなく聞こえはじめる喧騒。忠誠心に火がついた騎士が蜂起したのだろう)
(そのとき脳裏に浮かぶある情景。横たわる元御主人の間抜け面――)

……ふ。騎士と盗賊が明確に違うところはですな、灰色の御方。
我々は奴らより自分の生命の重さを理解しているところです。浅ましいとも言いますが。
私の死に方は、私が決める。我が血肉、顔の疵一つまで私のものだ。誰にも渡さぬ!

そう、私、パーパティ・ペレステンは、この名を自身に与えたときに誓った!
世界が食うか食われるかであるなら食う側に回ってやるってね!
誰かに従って死ぬなどまっぴらだッ! 御主人様が勇者に相応しいか、ですって?
答えはこうです! ――"勇者"が銀貨30枚で売れるなら、喜んでそうしてやるッ!!

(一体の人形が跳ねてくる。抱える鍵束を掬い取ると、満足気に頷いた)

……騎士どもの枷は外れた。後は箒でも、石ころでも武器にして戦うがいい。
しかし勘違いしないで頂きたい。貴方の仲間に加わる気は毛頭ありません。
……マァ、これで多少マシな最期になりましたな。後は煮るなり焼くなり好きになさるがいい。

75 :
【グランディエ砦/門前】


地に這いつくばる感想はどうかな、ルージュ姫。
下された天の裁きに不服を申し立てるなら今の内だ。
……返事が聞こえないな。ただの屍か? おかげで無駄話をする余裕はありそうだ。
意識はあるだろうから、そのまま黙って拝聴してほしい。

改めて名乗ろう。俺はブレイド=グローリア。
と言ってもこれは幾つもある偽名のひとつに過ぎない。
ここじゃあ聞き慣れない名前だろ? つまりそういう訳なんだ。

勇者の名を借りたのは……そうだな。目的達成の近道だから……ってところかな。
君達にとって自称勇者のブレイドは叛乱の首謀者であり、それ以上でもそれ以下でもない。
後世には「今はまだ昔、世界の破壊者・恐ろしき人の魔王ありけり」とでも残しておいてくれ。
もっともセレスヴァーン王国が滅んでいなければの話だけどね。

(空を見上げ、視線を姫騎士に戻す。貼りつけた微笑は消え去っていた)

俺が叛乱を企てた理由はただひとつ。
……この世界の欺瞞に辟易したからだッ!

魔物を減らし、魔の王を討てば世界が平和になると思っていたッ!
だがそんなものは子供が夢に描いた絵空事だった! 現実は違うッ!!
異種族で争い、領土を奪い、貧しき者は更に貧しく、人間同士で殺し合う始末だ。
リヒトーベンが拓かれ、この国が産声をあげた時代から生きていればこそ分かる。
俺の微かな力で何かが良くなればと信じ剣を振るってきたが、愛想が尽きた。

セレスヴァーン――この大陸――世界に、守る価値などありはしない。
如何に美しく飾ろうとも遍く種族に詰まっているのは醜く腐った汚物なんだよ。

君も同じだルージュ・メディ・セレスヴァーンッ! 騎士に貴顕などないッ!
その口から垂れ流すもっともらしい言葉が鬱陶しくて仕方ないよ。
気付いているのかい? 国を守ることと民を守ることが、決して同じでないことに……

……せめて無垢のまま、安らかに眠らせてあげよう。
俺が願う世界の礎になってほしい。魔物が地上を征する世界の……!

(城壁から飛び降りると、剣を引き抜いて天高く振り上げた。とどめを刺すために)

76 :
【余談/一方その頃】


……ふう。姫様がいらしたときは目を剥いたが、よもや置いてけぼりを食らうとは!
現役は既に過ぎていれども、王国に忠誠を誓う身なれば馳せ参じる他あるまい。
しかしなあロシナンテよ。貴君がかのリュミエールの如く地を駆けられたならばなぁ……

(騎士は知らない。老いた馬の足並みが鈍いのは、騎手の重みが年々増しているためであることを)

グランディエ砦に飛ばされ倦怠と自棄酒に溺れていたとはいえ、我が槍捌き衰えておらぬはず。
さあ砦に着く頃だな。見ていろ賊め。この鋭鋒は既に貴様らの心の臓を捉えているぞッ!

(砦を這う火焔、立ち上がる騎士、逃げ惑う盗賊達の姿。酒樽は危うく卒倒しそうになった)

なんということだ! 姫よ、傭兵よ、少々やりすぎではないかッ!?
事態の隠蔽は期待していなかったが……これが若さか……?
しかし……永らく忘れていた感覚でもある……
王国の平和のため、忠義のために一振りの剣となるあの栄誉を……!

(気が付けば馬から降り、駆け出していた。枯れた騎士道精神を取り戻すために)

そうだ、そうだとも! 戦勝の女神我らにあり! 此度に至るまでの己を脱ぎ捨てよ! 
ポーカー禁止! 昼からの飲酒禁止! 神への祈りを怠るな! 見廻りフケて女性を口説くなど言語道断ッ!
今こそ賊に奪われた砦を取り返す時ッ! 勝利の鐘も高ら――――オ゛エ゛エ゛ェェ!!!!

(騎士道が暴発したのか。不慮の事故に違いない。興奮のあまり胃の内容物を曝け出してしまったのだ)
(原因が昨夜己を奮い立たせるためかっ食らったエールであることは言うまでもない)

しょ、勝利の鐘も高らかに〜……

77 :
【報告:諸般の事情で次回の書き込みは日曜日以降とさせて頂きます】

78 :
【進むべきか、待つべきか……迷いましたが、投下いたしますわ】
【忙しい時期でもありますから、他の方も無理はなさらぬように】

79 :
>>75
世界の欺瞞に辟易? 妄言……をっ!
まるで、癇癪で砂の城を崩す子供のような言い草ですわね……!?
例え貴方が勇者の称号を与えられたとしても……心に刻まれたものではないと分かりました。

(姫騎士は立ち上がり掛けるが、地に膝を突いて天を睨む)
(全身の神経は雷撃で焼かれて、長槍を握る事すら難しい)
(動けぬルージュに、跳躍したブレイドが剣を振り下ろす)

……首と頭さえ守れば……。
鉄器の剣なら霊銀の鎧を壊せるはずありません……わ。

(姫騎士は重い両腕を十字にして天へ翳し、相手の斬撃に備え――更に盾が三つ加わった)
(姫様を守れ、敵を討てと、怒声を上げながらルージュを囲むように立った三人の騎士だ)
(騎士の大半は逃散する盗賊団の追討を始めたが、王族の護衛とばかりに残った者もいる)
(彼らは賊の首魁が雷を呼び、刃を手に跳躍する様を見て、棒立ちを続けたままだろうか)
(答は否。それぞれが剣や槍や机の脚を叩き折って作った棍棒などを持って、迎撃を図る)

セレスヴァーンの誇りある騎士たちよ……! あの悪魔を討ちなさい!

(金切り声に応じて三人の騎士は槍を突き出し、剣撃で剣撃で受けようと試み、棍棒を振るった)
(直後、甲高い音と肉を斬る音が同時に響き、夥しい量の鮮血が深紅の驟雨となって大地に滴る)
(ブレイドの迎撃を試みた男たちは、一瞬で弧を描く刃で雑草のように刈られ、無残に屠られた)
(護衛に参じる騎士たちを唯の一撃で討ち倒したのは剣術の冴えではなく、異常なまでの怪力だ)
(ルージュは返す刃で無造作に細い胴を撃たれ、独楽のように回転しながら吹き飛ばされてゆく)

きゃぁふっ! あ! ぐ!

(強固な霊銀の甲冑で刃の貫通を防げても、衝撃の緩和は限定的だ)
(打撃部の骨は罅割れ、筋肉も損傷が激しく、耐え難い痛みを生む)

助け……。

(頭蓋に死の鼓動を感じ、許しを請う言葉が反射的に喉を競り上がる)
(――が、視界に入った血塗れの騎士たちと、砦の炎が哀訴を留めた)
(ルージュは殺意を込めてブレイドを睨む。視線では人を殺せないが)
(グレイは砦の中で、レオナも賊の追討に向かったのか姿は見えない)
(今の体力では舞踏魔法も操れず、独力で反撃するのは不可能だろう)
(援兵も期待できず、もはや選べるのは誇りある死か無様な死の二択)
(盗賊に玩弄される事なく死ぬのだから、まだしもましといった所か)

くっ、殺せ!

(末期の言葉を言い直してから、漸く姫騎士は従者と契約した際の内容を思い出す)
(ルージュは仰向けのまま唇を震わせ、残存魔力の全てを投じて命令を叩きつけた)

……いえっ、ルージュ・メディ・セレスヴァーンが命じます!
ヴァレット、即座に……全力で……私を助けなさい!

(これが最後の言葉になるのかは、神のみぞ知る)

80 :
【この時期は投下ペース落として無理なくやっていきたいですね〜……】
【とりあえず年始くらいまで様子見て投下しようと思います(生存報告)】

81 :
【こちらは先日から2016年1月11日までが、いわゆる年末年始(休暇にしてある)期間だ。
 この間は方々遊び歩く必要があり、基本的にレスを読まないし書かない。
 来週の頭に一度、今年最後のレスを落としに来る予定だが……

 ……待たれても直ぐには来ないし、おそらく待たれなくても、そのうち来る。
 俺にとっては、この環境、この面子で遊べる事が実に快適で愉快に思えるからだ。
 そういうわけで、今後も細く長く、地味に目立たず、適当かつ気楽にやって行きたいモノだ】

82 :
11日になったぞ
いつまで休んでんだよゴミニート

83 :
ヴァレットはFOした
次の人書いていいよ

84 :
【念の為に全参加者へ継続意思の有無だけ、確認しておきましょう】
【なお、我が従者の始動開始は1/12からで、現在は某かを書いたり削ったりしているものと受け取っておりますわ】

85 :
【……まだ慌てるような時間じゃないっ!】

86 :
次の人から始めていいんじゃない?
俺はここには凄く期待してるんだけど

87 :
お前ら本当にやらないの?
非常識な馬鹿一名にスレ潰されて恥ずかしくないの?

88 :
続きどうぞ
もう死んだスレなんで誰かエンディング入れてもいいぞ

嫌なら待ったをかけろ

89 :
腰を振り続ける男が一人…

ヴァレットとグレイの二名は横で死体となっている。
胴体をぱっくりと真っ二つにされ、心臓には槍が突き立てられている。
つまり計四つの死骸があるということだ。
全部この男が”制裁”としてやったことだ。

「気にすんな、その女を好きなだけファックしていいぞ!」
イエンズは腰を振り、レオナを後ろから犯していた。

腰を振り続ける男は再びペースを上げた。
睾丸がキュ、キュと唸り、徐々に辛抱にも限界が訪れている。
男は女の巨大な乳房に手を伸ばした。
柔らかい半円の球を握り、その先端の蕾をクリクリとさする。
女が、姫騎士ルージュがピクンと体を仰け反らせた。

「ダメだ、全部出すぞ、中にだ」
「やめて、中はァ!子供が出来てしまいますわァァ!!」
そう言う姫騎士ルージュも悦楽の声で上ずっており、満更でもない様子だ。
「出すぞ、孕め」
くっ、という最後の絶頂に抗う唸りを上げると、ビュービューと輸精管を脈打たせ、
欲望を解放していった。窮屈な睾丸がとうとうその苦痛から解放され、
容赦なくルージュの胎内に大量の子種が流れ込んでいく。

「あぁァ…」
ルージュの妊娠は確実だ。この男の子が後の王族となるのだ。
横ではイエンズがレオナに最初の射精を終えたところだった。

腰を振り続ける男の行為は続く。
一旦腰を引き抜くと、コポコポと零れる愛液混じりの精液が全部流れ出ないまま、
正面からもう一度挿入した。ルージュは快楽で気がおかしくなっている。
「アァァ…」
「おぉぉ…」

腰を振り続ける男は、ルージュの巨大な左乳房に吸い付いた。
母乳が男の口を満たし、それは栄養となって再び男の精力になる。
男が射精し、女が母乳を噴出し、それは終わらないメビウスの輪のようになって
その場を支配していった。

男、ルージュ、レオナ、イエンズだけでなく、他の男女も絡み合って
その地は生命の躍動に満ち溢れた。
「あぁ、これが剣と魔法のファンタジーか。ライトでもあり、ダークでもあるな」

上下左右に揺れ、揉めば形を様々に変えるルージュの乳房を弄びながら、
腰を振り続ける男…騎士アガレスは呟いた。

まだ夜は終わるところを知らない…


― ― HAPPY END ― ―

90 :
腰振り男ワロタ
GJ!!!

91 :
『……ええい、何を悩むかペレステン。緊迫した場面で意識を鈍らせるなど愚の骨頂!
 盗賊は知っている――こういった時は損得勘定のみで物事を見渡すべきなのだ』

ならば、己の無知を自覚する愚者は何を選択し、そして棄却すべきなのか。この場で俺は―――

【魔術師選択】
ニア
 1.―――灰色の傭兵は

92 :
【魔術師選択】
ニア
 1.―――灰色の傭兵は"生命"を棄却する。
 2.―――姫騎士の従者は"尊厳"を棄却する。
 3.―――何れか一方と同時に"正義"を棄却する。


>>84 我が従者の始動開始は1/12から
 >>85 まだ慌てるような時間じゃないっ!
 
 ……すまない、少し油断していた。言い訳をさせてくれ。
 歳暮に贈答されたカレンダーの電池が切れている事に気付かなくてな。
 どうやら日付が十日分ほど誤って表示されていたらしい。実に不幸な事故だった】

93 :
今まで散々放置してきたくせに、自キャラが殺されたら慌てて出てきて、おまけに焦って手が震えて途中送信か
幾らなんでもダサすぎだし、今更おせーよアホ

94 :
>>91-92
どれだけ意思薄弱なんだよ

まず約束通り12日に速やかに動けよゴミ以下

>>84-85で生存宣言出てて、これが最後の同僚の気遣いだよ
今まで何やってたのか具体的に書けや

そんで謝罪文な
腰振り君が来てすぐ書き込めてるなら今までも余裕だったんだろどうせ

95 :
【ディレイド・ディヴィジョン(T)】


――――自己の利益の為に他者の自由を奪う行為が悪であるのならば……畢竟、この俺も悪だ。



『己の生命より重い金貨などないが……むむむ……御主人様を裏切るワケには……ッ!
 そ、それに国に屈するのも御免だッ! 権威に跪いて済むならとうにしているッ!!』

「俺は、そうして貴様が葛藤しているほど複雑な事態に陥っているとは考えていない。
 所詮、貴様と俺とは……いや、盗賊団と騎士団は異なる獣の群れ同士だと言った」

『……ふ。騎士と盗賊が明確に違うところはですな、灰色の御方。
 我々は奴らより自分の生命の重さを理解しているところです。浅ましいとも言いますが。
 私の死に方は、私が決める。我が血肉、顔の疵一つまで私のものだ。誰にも渡さぬ!』

住み良い場所で生きたい……誰しもが、そう思う。
だが、何者かにとって住み良い環境が、そうでない誰かにとっては違う。
その有形無形の争いに勝利し続けて来た側が、自らの思想と力に与えた名が"正義"であり"法"だ。

故に―――

「―――俺は、貴様に"正義と法の裁き"を受けさせたくないと思っている。
 何故なら、貴様は悪党同士の小競り合いによって死ぬべき存在だからだ」

『そう、私、パーパティ・ペレステンは、この名を自身に与えたときに誓った!
 世界が食うか食われるかであるなら食う側に回ってやるってね!
 誰かに従って死ぬなどまっぴらだッ!』

数に優る社会的契約者達による、数に劣る他者に対する契約と履行の強制。
強者が"罪"を規定し、弱者に"罰"を与える……それが正義と法による統治の実態だ。
正義が不正義を裁くシステムには不正義側の同意など不要であり、それが求められる事も無い。


「こちらも宣言しよう。これから俺は、俺自身の利益の為に……唯それだけの為に――――」


――――敵対者の生存権を簒奪する。

96 :
【ディレイド・ディヴィジョン(U)】


『……いえっ、ルージュ・メディ・セレスヴァーンが命じます!』

『――"勇者"が銀貨30枚で売れるなら、喜んでそうしてやるッ!!
 ……騎士どもの枷は外れた。後は箒でも、石ころでも武器にして戦うがいい』

……神よ、見ているか? 貴様の無能さには同情の余地がある。だが、その無情さには呆れ果てるばかりだ。
ヒトと言う名の獣に知恵の果実を与えるという失態が避けられなかったのであれば―――
―――せめて、その"善性"だけでも剥奪しておくべきだった。

『ヴァレット、即座に……全力で……私を助けなさい!』

「ああ、そうだな―――君は、実に有能なマスターだ」

『……マァ、これで多少マシな最期になりましたな』

「……その言動が本心からのモノであるなら、社会に対して証明して見せろ。
 傭兵風情の証言では、今この場で貴様が為した"善行"の証拠としての信頼性に乏しい。
 例え欺瞞であったとしても、騎士団を騙し切る程度の芸当は出来るのだろう? パーパティ・ペレステン」

『後は煮るなり焼くなり好きになさるがいい』

「ならば、状況が終息するまでの間、其処で鍵束を必死に握り締めていろ。
 ソレが状況証拠の補強材料……いや、交渉材料になる。騎士団は高く買い付ける筈だ。
 その代わり、民衆が好む様な美談に仕立て上げられる覚悟だけは決めておけ―――時間は充分にある」

盗賊を半球状の風術結界で囲い込み、外界と断絶させる。
構築した魔術の檻は、牢獄と形容するには、あまりに脆弱な代物だ。
選び取るべき二者を同時に棄却した姫騎士の従者は、己の主の下へと飛翔した。

97 :
>>79 契約

(下される天の裁き―――とどめの一撃に晒された姫騎士の視覚と聴覚を、銀刺繍のオーバーコートと、鋼の打ち合う音が遮った)
(眼前で交差させた白銀の双剣が、魔王の膂力を以て振り下ろされた長剣を受け止め、噛合する獣魔の牙の如く捉えて離さない)

……待たせて済まなかったな、マスター。君の上げる婀娜やかな嬌声を一時でも長く聴いて居たいが故の遅参だった、許せ。
即座に全力で、とのオーダーだったが……これについては、供給魔力量を超えない範囲で可能な限り、前向きに善処しよう。


"――――I am the valet of firebrand."【お前の従者が真っ赤に燃える】


(その契約に従い姫騎士の魔力を吸い上げた精霊銀の双刃は、紅き輝炎を纏って鳴動を開始した)


>>75 願う世界

今、此処に在る世界が無価値であるならば、お前の望む理想の世界もまた、価値が無い。
支配者が人間から魔族に替わった世界では、善が悪に、美しさが醜さに、強者が弱者に反転し得る。
そして全てを破壊した後に創造されるのは、カードの表裏が入れ替わっただけの、現在と何も変わらない世界だ。
それでも尚、現状の破壊それ自体に意味を見出そうとしているなら――――いいだろう。俺が、その幻想を消し炭にしてやる。

(光と熱の一閃―――炎の斬撃が奔る。剣の軌跡が通り抜けた空間はフラットに溶断され、一瞬の間を置いて燃え上がった)


>>76 騎士道の暴発

<<見るがいい! セレスヴァーンの騎士達よ……"眠れるビア・キャスク"と蔑(したし)まれて来た騎士アガレスの雄姿を>>
<<奴は今、伸う伸う(ろうろう)と頌歌を歌い、聖別されし上級職たる"元気なビア・サーバー"へと華麗なクラスチェンジを遂げている>>
<<国税から捻出された俸給のみならず、砦の運営費として計上された防衛予算までも自らの口に入れた男のフォローなど、何人たりとも不可能!!>>

<<だが! 貴君らは、彼の中年騎士の惨状から目を逸らすべきではない>>
<<アレは、その身に長らく溜め込んでいた汚泥の排出……いや、有事に備えて温存していた鋭気の発露だ>>
<<即ち、この死地を更なる地獄に変えようとも、己の業を神の御許で告解する決意―――その高度なメタファーであると、当方は理解した>>

<<そして聞け! ここが正念場だ……!! 貴君らは事態を内々に揉み消せる瀬戸際のラインに立っている>>

<<『たった今』……正に、今このタイミングでグランディエ砦は盗賊団による襲撃を受けた>>
<<アガレス隊が『既定通りのスケジュールに従い周辺エリアの警邏に出ていた』この時刻を狙った犯行だ>>
<<貴君ら主力防衛部隊は、火の手の上がった砦の異変を察知し即座に帰還したアガレス隊と合流を果たし、これを撃退――>>

<<――上層部の追求に対して今ならば未だ、この筋書きで押し通すコトが可能だ>>
<<貴君らが揃って口裏を合わせれば、捕拿した盗賊団が後に訴えるであろう事実の証言など恐れるに足りない>>
<<敢えて繰り返そう、今こそ騎士団の結束を示す時だ! 貴君らの世間体(ほこり)の為に! 騎士の保身(めいよ)の為に! 裏切者には社会的死を!>>

<<――――各自において一層の奮戦を期待する>>

98 :
はいヴァレット死亡
さようなら

99 :
>>97
消えてくれただただ目障りだから

100 :
>>◆GVviREE7QI

何様?
スレ滞らせたどころか潰したことに対して
謝罪も反省もなしか


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