TOP カテ一覧 スレ一覧 100〜終まで 2ch元 削除依頼
小川悦司総合7◆中華一番!・双雷伝・天使のフライパン等
【ミスター味っ子】寺沢大介総合【将太の寿司】
きらたかし ケッチン 12気筒目
ドラゴンボール 巻四
【キャプテン】ちばあきお【プレイボール】14回表
あしたのジョーを懐古するスレ-明日のためにその41
スラムダンク総合スレ309【SLAM DUNK】
【エリー】いとしのエリー その3【上野くん】
NARUTO〜ナルト〜其の五百四拾六
【和月伸宏】 るろうに剣心 176

あさきゆめみし 第九十三帖


1 :2019/05/02 〜 最終レス :2019/05/12
!extend:checked:vvvvv:1000:512
※ワッチョイ有効化に必須の『!extend:checked:vvvvv:1000:512』が
冒頭に2行書いてあるか送信前にご確認を

いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。

語りませう。

この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ

あさきゆめみしに描かれていない人物及び竹河の巻ならびに
後世に執筆された雲隠六帖について語りたいお方は下記のスレへ
紫式部、源氏物語スレ
https://mevius.2ch.sc/test/read.cgi/book/1316926843/

まったり雅に平和に語り合いましょう

次スレは>>980なる方が立てる定めなりにけり桜人

前スレ
あさきゆめみし 第九十二帖
https://medaka.2ch.sc/test/read.cgi/rcomic/1546736653/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured

2 :
あさきゆめみし 書籍(括弧内の数字は初刷発行年)
KC mimi(1980-1987 1989-1993) 【全13巻】
豪華愛蔵版(1987-1992)      【全7巻】
保存版(1993)           【全7巻】
第1巻 星の章
第2巻 花の章
第3巻 炎の章
第4巻 月の章
第5巻 風の章
第6巻 水の章
第7巻 霧の章
《KC mimi 第1巻から第10巻まで収録》
漫画文庫(2001)         【全7巻】
カラー絵巻を一部併録
完全版(2008)          【全10巻】
連載時カラーで描かれた扉絵見開きを再現
電子書籍版もあり配信中
完全版ハードカバー(2017)    【全10巻】
《宇治十帖(KC mimi 第11巻から第13巻)含む全話収録》

3 :
イラスト集
源氏物語 あさきゆめみし画集          (1984)
大和源氏 あさきゆめみし絵巻 上巻・下巻    (1994)
大和源氏 あさきゆめみし絵巻 新装版 上巻・下巻(2016)

4 :
《名台詞集》
わたしはねなにをしても許される身なんです
……より多く愛した者が負けなのです
生涯一度として心から愛されたことのない后だったのだもの
今度生まれてくるならもっときれいに生まれたい……
いったい なぜわたしはこんなむなしい恋のとりことなってしまったのか
わたくしが琵琶の撥で招いたら月が雲から顔をだしましたよ
こんな人の世の苦しい恋の淵に身を沈めようとは
こんなわたくしを愛してくださったあなたに涙しか残してゆけない……

……あなたが天女なら……
わたしは月読だ……

愛が勇気を与えてくれたから……
その愛をあなたにのこしましょう

あなたはこの世の中に生きて
最上の喜びと最上の哀しみを味わうために生まれてこられた

そんな美しいかたが花を散らせてしまうのを見るのは……
悲しゅうこざいます

わたくしは二度と目ざめることのない
あの夢の中にはいっていきます

やっと実るのだわたしたちの幼かった恋は……
春に遅れて咲くこの藤の花のように……

自分は人とはちがうのだと思ってきた……
その思いあがりがいまははずがしい

5 :
見つけた
わたしがさがしていたもの……
身をこがすような恋……

愛にことばなどいらないのだ
愛したら……
だたやさしくほほえむだけでいい……

あなたの悲しみを……
あなたの涙を……
けっしてむだにはいたしますまい……!

あなたさまのおっしゃるのはうわべだけのいつくしみ……
世間体をつくろうだけのおやさしさ……
わたくしへの愛などではありません……!

桜よ
いまは喪の色に咲け
あの人はもういないのだ
わたしの永遠の恋人は……

わたしたちは
……またいつか出会うことがあるのだろうか……
いつか……
男と女の垣根をこえた
御仏の御弟子として……

その日こそ
わたくしたちは夢の浮き橋を渡り……
静かに手をとりあうことができるだろう

6 :
わたくしは母を知りません
はかなげで少女のようで……
すきとおるように美しい人だったといいます
愛だけによって生き
その生命を断ったのもまた愛であった……と

あなたのお気持ちはよくわかる
わたしを責めておいでなのも
だが わたしはだれよりもあなたを失うのがおそろしいのだ
あなたに見放されるのがつらいのだ……

……ああ……
あなた……
ひとりぼっちの……
かわいそうなあなた……

あなたがわたくしを愛したから
わたくしは生きてきたのに……
あなたこそがわたくしの人生
わたくしのすべてだったのに……

つぎの世に生まれたら……
わたしはべつの生き方を望むかしら……
それともやっぱり
もう一度
あなたのような人に出会って……
……いつまでも愛されて……
……そばにいたいと……

7 :
表紙の人物
単行本
1巻:空蝉 夕顔 六条の御息所
  藤壺の宮 桐壺の更衣(後ろ向きの女性)
  紫の君 源氏の君
2巻:源氏の君
3巻:紫の君 源氏の君
4巻:明石の君 源氏の君
5巻:藤壺の宮 源氏の君
6巻:玉鬘
7巻:雲居の雁 夕霧
8巻:柏木
9巻:女三の宮
10巻:紫の上 源氏の君
11巻:薫の君
12巻:中の君
13巻:浮舟 匂の宮

完全版
1巻:源氏の君
2巻:葵の上 六条の御息所
3巻:明石の君 源氏の君
4巻:藤壺の宮
5巻:玉鬘 源氏の君
6巻:雲居の雁 夕霧
7巻:女三の宮
8巻:源氏の君
9巻:大君
10巻:浮舟 匂の宮

8 :
「あさきゆめみし」以外の大和和紀先生の作品
「はいからさんが通る」「ヨコハマ物語」などは
少女漫画板にあります

大和和紀作品について語りましょう(9)
https://medaka.2ch.sc/test/read.cgi/gcomic/1493254873/

9 :
>>1
乙っ!膣内(なか)に出すぞっ!!

10 :


11 :


12 :


13 :


14 :
薔薇

15 :


16 :


17 :
朝顔

18 :
夕顔

19 :
末摘花

20 :
紅葉

21 :
お疲れ様でした

22 :
保守乙っ!膣内(なか)に出すぞっ!!

23 :
源氏に出てくる登場人物で良い男順
一番は夕霧で二番は頭中将で三番目は紅梅大納言かなぁ
見事に頭中将系統に集中する

24 :
紅梅はいい人だよね
しかし物語通してみたら旧左大臣家の血筋のものは男女問わず当て馬っぷりがすごいな
まだ旧右大臣一族のほうが皇統に血筋をつないでる分マシ

25 :
物語的に当て馬一家なんだろうねw

26 :
夕霧は落葉に強引迫った所で一気にイメージダウンしたな
それまでは凄く好感度高かっただけに残念
朱雀院は考えが足りなくて頼りない所があるけど、基本的に優しい良い人だと思う
自分にコンプレックスを与え続け女を横取りし続け、母を苦しめた身分の低い女から生まれた異母弟を憎まず受け入れるのは凄いと思う

27 :
朱雀院は原作からして美しく完璧な弟に憧れを抱いてる面があったからねえ
三ノ宮の婿に強引にあてがったのもそういう理由がある

28 :
あれはもはや恋だろ…
女三宮の出家でさすがに目が覚めたみたいだけど

29 :
>>28
でも女三宮って人生トータルで見ればそんなに不幸ではないかも
若いうちは父帝に一番可愛がられてたし
結婚してからは源氏の正妻で紫に意地悪されたわけでもない
柏木から源氏のいじめの下りだけは辛かったけど、両方ともさっさと死んでくれた
出家もできたし金はある
三条の家は父親が用意してくれたし息子は出世頭で義理に厚い
まだ十分に若いし頼りになる息子の嫁は内親王

紫あたりよりよほど幸福かも

30 :
出家しちゃったから俗世の派手な行事やお洒落もできなくなったけどねそういうの一切興味無いさそうだからいいけど

31 :
>>23
夕霧ってそんなに良い人かな?
実家に帰った雲居が父親に説得されて諦めて落葉との通い二分を我慢したから
どうにか夕霧は初恋の人との関係も維持できたけど
髭黒先室のように雲居とは離縁になっていたら夕霧は酷い男で終わってた
雲居とは子供の頃に何もよく分からないままに一緒になった
大人になってからの初めての恋が落葉だと言っている夕霧は
落葉との結婚が不満なら雲居との離婚も辞さない勢いだったから
藤典侍のことは忘れてるし(夕霧と落葉との結婚後、通いは雲居と落葉の二分で
これ以降、藤典侍は夕霧の子を産んでいないのでこの時点でほぼ通いは消滅していたのかも)

32 :
あの当時の貴族は複数の妻を持つことは当たり前だったし
まあだからといってわざわざ義兄嫁だった人を、しかも内親王を娶る事ないけど
あの話、なんとなく式部タンが藤典侍の子供を少しでも扱いよくさせたかったがゆえの
婉曲な伏線話だったんじゃないかなあとちょっと妄想推測
式部たんは中流出身の女性を当時としては破格的な地位に出世させたり、扱い良くしてあげてたから
式部自身中流出だし、読者も中流多かったからのサービスなんじゃないかなあと

33 :
>>32
雲居はともかく落葉は幸せになったのだから良かったじゃんと言う人もいるけど
落葉も最初の結婚時には柏木の正室だったわけで
夕霧と再婚後は夕霧からあんなに愛されているのだから幸せなはずといっても
夕霧の正室はあくまでも雲居でその風下に立たされてるわけだから
六の君のことでイライラしている落葉を見ていると随分雲居に対抗心ありそう
夫からの愛情云々よりも対外的な一の人の座にこだわった紫の例を挙げるなら
落葉だって正室として娶ってくれる男のほうが良かったかもね

34 :
血の繋がらない子を引き取ったのは紫の上も同じだけどこっちは娘の明石女御の夫が帝として問題なく明石女御も寵愛されて幸せだしね

35 :
>>33
仮にも内親王身分の人を正室じゃない扱いしないよ
そこのあたり夕霧も気を配っていて、ちゃんと月の半分ずつ交互に通ってるまめ人だと書かれてる
つまり二人は対等の正室て事。
ただ落葉は内親王と言っても母親はとうに亡く後ろ盾ないといってよく、かたや雲井は落葉より身分が低くても
実家との縁が強く子沢山なので見ようによっては雲井こそ正妻と見れる
娘たちの中で一番美しいと評判の六の君の縁談で世間は賑わってるから落葉も母として威厳をもてることができるので
少なくとも宇治編では雲井んとこより落葉の家のほうが話の中心にはなってるね

36 :
落葉の宮って母親が更衣だけど内親王宣下を受けてるのかな?
雲居の雁の娘は長女は東宮で次女は二宮に嫁いでて
三男の匂宮に嫁ぐ六の君は負けてるとも言える
身分が低いといっても当時は受領の娘が公卿の正妻になってる例もあるぐらいだし
対等に扱ってはいるものの世間の見方は雲居の雁がより上の正妻じゃない

37 :
>>35
雲居は宇治編でも「北の方」呼びで雲居が正室
実家との関係は良好で父や長兄の柏木はなくなっても次兄の紅梅が存命
落葉は臣籍降下してもおかしくない更衣腹だし
内親王宣下を受けたかは定かではなく女王の可能性すらあり後見人なし
雲居の実娘が東宮妃、二宮妃となり内裏に住んでいるのに対して
落葉の養女は弟の三宮(匂宮)妃に過ぎず匂宮を婿取りするも
匂宮は本邸の二条院に別の妻(宇治中の君)を住まわせて先に男子を産ませる始末
やはり雲居よりも扱いが格落ちしている
六の君は美しいと言っても雲居腹の姉たちより扱いは劣るし
縁談もそれほど話題になっていない(匂宮も薫も縁談に乗り気でない)
頭中将の娘たちの中で一番美しいのはたぶん玉鬘で多くの求婚者を集めて話題をかっさらったけど
正室腹の新弘徽殿や女王腹で祖母大宮が育てた雲居よりも待遇は劣っているからね

38 :
>>33
>>35
そこわかんないんだけどあさきでは
「内親王となれば正妻と同格の扱い」
とあるだけで、正妻の上でも下でもない?、もう一人の正妻ってわけでもない
「扱い」は正妻と同格、ってことで、妻間の地位や権力としてどうなってるのか未だに不明

まあこの時代、正妻がはっきりしないとか正妻も入れ替わることもあるだろうから、今の常識とは違うかもだけど

39 :
>>37
>雲居雁の姉
雲居雁腹の姫はもう一人いなかった?
普通ならこれが匂宮の妻だよね
なんか理由があったのかな
とんでもないブスだったとか他に好きな相手がいたとか

40 :
>>30
私、子供の頃からずっと家で猫がいた猫好きなんだけど、旦那がアレルギーで今は猫飼えないのよ
猫多頭飼いできる女三宮がホントにうらやましい

41 :
>>39
三宮って帝になる可能性低いしとりあえず婿にしとくって感じじゃない?
雲居腹の姫は有力貴族と結婚したのかも

42 :
>>38
落葉は妾扱いなどできないにしろ正室として迎えたとも書いてないでしょ
頭中将が婚儀を整えた雲居との結婚に比べ
落葉との結婚は朱雀院の許可すら得ない私通に近い
原作では夕霧の本妻(正室)は雲居だと書かれてある
「本妻(雲居)強くものしたまふ。さる、時にあへる族類にて、いとやむごとなし。
若君たちは、七、八人になりたまひぬ。え皇女の君圧したまはじ」

43 :
>>39
夕霧の子供はみんな美しく優秀と書かれてて、特に愛人腹の子たちが際だって美しいと書かれてるので
ようは雲居腹の女子たちは美しいけど愛人腹の子達がさらにその上をいく麗人て事です、少なくともブスはありえない

>>41
普通に考えたらそうだけど、とにかく匂宮は父母である帝や明石に溺愛されてるので、長男の東宮を次の帝にしたら三男の匂宮を東宮にするつもりなのだ

だから雲居としては匂宮の縁談話を愛人腹の子に取られてちょっとは悔しいと思うよ
雲居は子供をたくさん産んで堂々たる正妻ぶりではあるし実家との仲は良好だが、いかんせん彼女も脇腹の子に違いないし
夕霧を婿にしたときも頭中将の家に通って衣装とか出世のお世話をさせてもらったわけでなく、義理はそんなに無いのが後で堂々と落葉を同格の妻にする根拠になってる
道長は二人の正妻がいたが一人目の正妻の家が若い道長の出世のためにお世話してたから子供らの出世は差がついた
夕霧は早くから自立して雲居との新居も祖母の家をそのまま利用したため頭中将の家にたいして必ずしも正妻としての格を保たなきゃいけないようなしがらみがないんだな、これが

44 :
匂宮自体の性格が嫌いだから帝にならないで欲しい
性格ダメなの知ってて春宮にしたがるのどうなんだろ天変地異起きそう

45 :
>>43
六の君のことは惟光が「俺も第二の明石入道だ!」と意気込んでたのが気の毒なので
作者が付けたオマケかと
六の君の栄華物語にするつもりなら宇治中の君などという匂宮最愛の妻は出してこないし
中の君に匂宮の長男を産ませる設定にもしないよ
あさきでは明石中宮が東宮の次に匂宮を即位させると言っているけど
何の非もない同母兄の二宮を飛び越える理由がない

46 :
母の更衣が亡くなったんだから父の朱雀院がもっと出てきてもよかったのにね>二宮
頭中将みたいに嫌味の文送るとかw

47 :
>>45
しかも匂宮兄の二宮は愚弟と違って賢い上に性格もよろしいらしいから
なおさらすっ飛ばしてバカボンな匂宮を次の東宮にしようとする明石中宮が分からん
手の掛かる馬鹿な子ほど可愛いってのは分かるし、政治は夕霧に丸投げすりゃいいんだろうけどさ

48 :
>>46
臣下の頭中将が直接嫌味文を送れるくらい軽い扱いなんだよな落葉の宮って
それとは別に当時は身分低い者は身分高い相手に嫉妬しては駄目だったらしい

49 :
実の母親が后腹の内親王かつ桐壺帝の同母姉妹で自身の娘は冷泉の女御ともなれば
受領の娘でしかない更衣とその娘を軽んじるのは分からんでもないけどね
世間的にも血筋も身分も頭中将の方が上って認識だろうし

50 :
まあ建前的には落葉のほうが皇女だから身分は上なんですけどね
でも後ろ盾ないから軽んじられるのは仕方ない

51 :
その点夕霧は律儀なんだよね
夕霧の性格上皇女と結婚しておいてその皇女を粗末に扱う
(臣下の娘である雲居より劣る扱いをする)
なんてできない
その一方で長年連れ添って子供もたくさんいる雲居のことも大事にしたいし
そうなるとわざわざ1日おきに通って両方同じくらい大事にしてみせるという
クソ真面目なことをやる
どっちをより愛しているかというより
結婚した以上責任もってどっちの顔も立てているって感じ

52 :
>>43
>普通に考えたらそうだけど、とにかく匂宮は父母である帝や明石に溺愛されてるので、長男の東宮を次の帝にしたら三男の匂宮を東宮にするつもりなのだ

原典うろ覚えでごめんなさい
登場はじめこそ匂宮は兄弟の中でも特に美しい子であり父母から寵愛され行末は春宮にもと目をかけられているとの紹介だったけれど
物語が進むにつれ、性格素行に問題ありと明石中宮や女房達にため息つかれる存在になっていたと記憶するよ
この先は兵部卿の宮の身分のまま、紫の上父の様な扱いで終わるのを予感させられたけれど

続編の登場人物には、正編の光源氏の様な栄耀栄華は約束させない風な、ある意味現実的な空気が漂ってるよね

53 :
>>43
確かに
普通なら頭中将の家に通うのが普通
妻実家の干渉を嫌って自邸を構えるところなんかは源氏に似てるね
頭中将の家に通い婿でも何も問題はなったらはず
そして頭中将に出世の世話もそんなにされてる気配はないよね>夕霧

54 :
>>52
ただ一発逆転があるとすれば東宮二宮にこのまま皇子ができないパターンだよね
東宮も二宮も雲居雁娘以外にも入内してる娘は多いはずなのに、誰一人懐妊してないってこのまま子なしで終わってもおかしくない
匂宮だって二人の妻の他に通い所も多いのに他に子供がいない
チャンスがあるとしたらそこ
その場合でも匂宮即位でなく、匂宮と中の君の皇子を即位させる可能性もあるかもだけど

55 :
実際匂宮が即位したら宮中も世の中も乱れると思う
感情だけで動くし、下のものへの思いやりないし、セックスのためなら禁忌もなんでもやるし
臣下の妻を取り上げるとかも平気でやるよ
臣下の身なら不倫恋愛沙汰で終わるかもだけど、帝の身でそれをやったら単なる権力者の横暴だよね
江戸時代とかそんなんあったし

56 :
匂宮はチャラ男
薫はモラハラ男
なイメージ

57 :
>>42
それは落葉との結婚前の
噂好きな僧の予想に過ぎない

結果として落葉は六条院に据えられ半分ずつ通われる雲居と対等になったということだろう

夕霧は雲居腹長女の入内よりも六君の結婚を盛大に執り行ったり、落葉六君を大変重んじている

58 :
夕霧が双方正妻として大切にしてきたからこそ、世間も二人とも重んじる
よって、卑母生まれだが最優秀な娘六君を正妻落葉宮の養女にして後宮政策の有力な駒にすることが可能になる
老練な政治家、夕霧らしい用意周到さ
この時代、優秀娘をうまく使わないと政治家は負けだから

59 :
匂宮の狙ってる女性って真木柱の娘の宮の御方とか冷泉女一宮とかだからまかり間違って彼女達と結婚するようなことがあったら父親同士がバチバチするだろうな

60 :
>>57 >>58
匂宮も薫も六の君との結婚を躊躇しているし
六の君はそれほど重く扱われていないよ
落葉が夕霧の正妻だとどこにも書いていないし
落葉が住む六条院夏の御殿はもともと花散里が住んでいたところで
ここに住めば夕霧の正妻になったということではない
そもそも匂宮の本邸は二条院であってここに中の君がいる
六の君は雲居腹の姉たちのように内裏へ入内したわけじゃない

61 :
>>58
あと夕霧は六の君の婿としては薫を最有力に考えていた
今上が薫を呼びつけて女二宮の婿にしてしまったので
夕霧は妹の明石中宮に頼んで匂宮と六の君の結婚を実現させた
六の君の婿が薫ならば当たり前だが即位することはありえない
よって後宮政策の持ち駒にするための養女縁組ではない

62 :
美しく聡明だけれども劣り腹の六の君だから夕霧は入内は考えなかったのだね
内侍になれば華やかなだったろうけれど、姉の雲居腹の女御と寵を争うことになる
頭中将が娘の新弘徽殿女御の為に玉鬘を髭黒に嫁がせたのと同じ道理かな

六の君も薫にちょっかい出されれば匂宮の寵愛も増すだろうに
浮舟にも中の君にも薫の影がチラついてこそ魅力倍増して匂宮が燃え上がっているしね
中の君は心労が尽きないし、浮舟は若くして出家しちゃうし、この2人に振り回される女性は大変だわ

63 :
追加で大君も上記2人に振り回されて若死にしてしまったしさ

64 :
>>60
夕霧の二人への対等通いを世間も認めているから二人とも正妻
女三宮紫の時のように正妻への通いが少ないと世間から批判があるからね
世間も対等な正妻扱いで納得していた
匂宮と優秀な六君との結婚についてまだ決定してはいなかったが最初から夕霧は念頭にあったよ

65 :
源氏のもじりだとすれば、薫はもちろん匂宮も皇位にはつかないかもね
皇位につけないからこそロマンスができるわけだし
天皇位には朱雀院みたいなタイプが平和かも

66 :
紫の上のことを考えると 結婚時の状況がそのまま格に結びつくから
お披露目のなかった落ち葉が正妻はありえないよね
五分五分にしているのは単に夫の好意で今は世間も口は出さないけど
認めているわけじゃなさそう

67 :
>>66
身分が
落葉>紫だから

世間も今上の妹は正妻の方が納得だろうから
ちゃんと雲居と対等待遇であることを認めているよ

68 :
>>64
通い半半だから立場対等というわけではない
女三宮降嫁時に最初は女三宮が子供だったこともあり源氏の通いはもっぱら紫だった
女三宮が成長してきて二品となり世間から重んじられても通いは半々
紫が二条院に転居してからは源氏はもっぱら二条院で六条院を開けることが多くなったけど
通いが多いから紫が正室だとか、通い半半だから紫は女三宮と同等の正室扱いを受けたとは言わないでしょ
葵だって存命中だっては源氏の正室にして唯一の妻だったけど源氏はほとんど通っていない
六条が葵が妊娠したのを訝るくらいに

69 :
>>67
原作は宇治編でも雲居を「北の方」呼び
こちらが正室
落葉の北の方呼びはない

70 :
>>68
葵や女三宮のようなれっきとした正妻があまり通われないことは世間の非難があるよ

権門の姫で子沢山雲居と
今上妹落葉は対等待遇の正妻で
世間は納得

71 :
>>70
葵への通いが少ないことは父左大臣が
女三宮への通いが少ないことは父朱雀院がそれぞれ娘可愛さで不満に思っただけで
世間は何とも言ってないよ

夕霧と落葉の結婚はそれなりに世間からの批判を浴びたし
(朱雀院「皇女が二夫にまみえるのはよろしくない」
頭中将夫妻「愛息の未亡人が愛娘の夫に色目使うとは!」
雲居「出て行きます!」
源氏「自分が亡くなった後、私の妻たちが落葉のように好色な噂を流すことになりはしないか」
紫「可愛い女一宮がこんな目にあったら大変。女は生きづらいものだわ」
花散里「三条の姫君(雲居)が可哀相だわ。今までこんなことなかったのですもの」)
もともと世間からの評判なんてかなぐり捨てての結婚だったでしょ

72 :
>>69
女三宮も北の方呼称は無いけど
正妻
あさきでも説明されているように
内親王は結婚したら正妻なんだろう

73 :
内親王の降嫁ってすごいことだけど史実で三人の内親王と結婚した人がいて一気にハードルが下がった

74 :
>>71
結婚自体は非難されたが
結婚した以上は今上妹の内親王は対等正妻扱いが世間も納得なんだろう

葵の件は帝が源氏を説教したり
女三宮の件は、世の人が非難している

75 :
>>72
紫は源氏の一の人時代は「北の方」呼びされていたけど
女三宮が源氏の正室として降嫁してから北の方呼びされなくなった

雲居は夕霧と落葉の結婚後も引き続き「北の方」と呼ばれている

76 :
>>74
だから葵や女三宮の扱いを見れば
通いの数で正室の地位が決まるわけではない
匂宮だって六の君と結婚しても本邸に同居している
中の君へかなりの頻度で通っている
夕霧は世間から非難されても落葉との結婚を強行したのだから
正室が雲居であっても愛する落葉にも半分は通っているというだけ
そのことについて世間がどうこう言ってる記述はない

77 :
匂宮と一緒に暮らしてる中の君と六条院にいる六の君はどっちが正妻になるのかな
自分は後見がしっかりしてる六の君の方だと思う中の君は愛人ではないけど単なる妻の一人
妻は夫の着る物とか準備したりする財力が必要だけど中の君にその力はない

78 :
>>76
原文で明石中宮が夕霧は二人を対等待遇で重んじているのを誉めているし
あさきでも世の人が半分ずつ通う夕霧を真面目と肯定的に見ているよ

そもそももし雲居が正妻、落葉が側室だとして半々通いで

79 :
そもそももし雲居が正妻で落葉が側室だとして
後からきた側室に半々通いされて
待遇が対等であることを世間も認めるんじゃ
正妻という地位に側室と何の差も無いことになるが

80 :
>>77
中君が北の方と呼ばれているが六の君も格の高い妻だから
二人とも正妻みたいなものだろうね

81 :
>>78 >>79
明石中宮は六の君との結婚を嫌がり中の君と結婚した匂宮に対して
夕霧だって2人の妻(雲居と落葉)を持っているじゃありませんか
あなただって中の君と結婚したって六の君という妻も持っていいのですよと
六の君との結婚を命じているのであって
対等な正室を2人持てと言っているわけじゃない
それに通いの数と正室の立場に因果関係はない

82 :
皇女といっても更衣腹で後ろ盾もなく財産もない、初婚前夫にも義理父にも女三宮と比較され軽くみられていた
父院からの庇護も薄く、皇女なのに二夫にまみえるというのも当時としては大変に軽々しくスキャンダラス
世間から後ろ指さされ没落してもおかしくない立場だったと思うよ、母の御息所も最後までそれを心配していたし
それが夕霧に正妻格として迎えられて、落葉の宮は相当運の良い人だよ
女三の宮の婿がねだった夕霧とは、初婚でも夕霧の正室は無理だったはず

83 :
>>81
通いの数が威勢や寵愛を示すから重要だよ
だから登場するほとんどの妻たちが通い数を気にしている
雲居と落葉は半々通いでこれ以上無いくらい対等
それを世間が認めているから二人とも正妻

84 :
高貴で愛情ある女性二人と結婚してしまったら
夕霧のように両方対等な正妻待遇にして重んじるのが
一番世間に対して無難なんだろうね

85 :
正妻と妻の違いというか正妻の定義があいまいだから答え出ないままになりそう
あと正室とか側室っていうのはもっと後の武家の時代に発生した言葉だから
平安時代に使われると違和感がある側室って家臣の扱いだよね
あさきでも側室って言葉は出てこないでしょ

86 :
>>83
しつこい人だな
葵は源氏と別居婚で滅多に通いもなかったが源氏の正室だったし
女三宮はずっと紫に通いの数で負けていて一時期通い半半になるも
紫は二条院に移るとまた通い減らされたが源氏の正室

花散里は途中から源氏と肉体関係がなくなりほぼ通いはなくなったが
六条院では紫に匹敵するほど重んじられてて嫡男夕霧の養母となった
明石は六条院の女たちの中で唯一源氏の実子を産んでいて
紫に次いで通いもあったのに立場は下で実子も取り上げられてる

87 :
>>72
というより「北の方」という呼び方より「宮さま」の方が格上
和宮も御台所と呼ばずに宮さまと読んで欲しいって言ってたし

88 :
>>77
六の君が中の君より上の妻なのは間違いないけど
今の段階では確定した正妻とまでは言えないんじゃないかな
平安時代は今とは違って沢山の妻がいて、その中から有力な妻と共住みする、というようなものだと習ったし
今の法律婚や封建時代の奥方のように確定した正妻ってのはないと思う

89 :
>>75
北の方ってのもある邸宅の北の対にすんでるって意味がある
だから紫は「二条院の」北の方という呼び方をされてもおかしくない
でもそれが正妻をさすわけでも、この先の正妻の立場をずっと保証するわけでもない

恋愛結婚話となるとスッキリ確定させたいから「誰が正妻か」って決めて安心したくなるのかもだけど、最初から最後まで正妻という地位はなく、地位も序列も確定しない不安定なものだったんじゃないかな

平安時代の恋愛結婚はしんどいなあ

90 :
>>86
正妻であるべき人が通われず蔑ろにされたらちゃんと非難が入るよ

弘徽殿、桐壺更衣の時のように
最初から源氏物語はそれが基本

権門の最初の妻の雲居と
今上妹の内親王落葉は同等の正妻で世間は問題無いわけ

夕霧にとっても
落葉が正妻なら最優秀な六の君を有効利用できるしメリット大

91 :
現代だって30越えたり老けたりすると、長年付き合ってた彼女から乗り換えるなんてあるのに結婚してすらその辺自由なんて辛い

そう思うと紫ってやはりすごいのかも

92 :
>>89
紫が住んでいたのは二条院の西の対
北の対に住んでいたから北の方じゃない
第一夫人が北の方呼びされる
正室とは限らないが第二夫人以下はこの呼び方ではない

>>90
源氏は正室葵はほったらかし、女三宮だってほっぽいて二条院なんだから
正室に通う義理はないから
優秀な六の君を有効利用というが所詮は三宮か臣下の薫が結婚相手で雲居の娘より格落ちだし
そもそも落葉に実子がいたら六の君を養女にできない
雲居のところには東宮妃、二宮妃となった娘たちばかりではなく、夕霧の嫡男もいる
ちい姫の養母だった紫よりも源氏の嫡男夕霧の養母・花散里のほうがあとあと安泰
女三宮だって薫という息子を得たことが幸運だとされているのだし
雲居が東宮妃の母である上、夕霧の嫡男の母というのは大きい

93 :
>>92
正室に通う義理が無いとかw
この物語の根幹が崩れるよ
もっとちゃんとあさきを読めばw

94 :
義理はあるけど数多く通わなくても離婚しない限り正式に結婚のお披露目した正妻は正妻のままという事でしょ
雲居雁は何につけても正妻の条件を満たしているが落葉は皇女なだけで他が弱く夕霧の好意だけという点で愛人に近い

95 :
個人的には雲居の雁と落葉宮は同格
六の君は一の人ってとこかな
雲居の雁は実家と連れ添った年数、子供の数と質でゆるがないし
落葉宮は内親王だからこれもかなりゆるがないほう

それに比べると六の君はまだ不確定
今は一番の妻だけど、今後夕霧が死ぬまでに子供ができなければ、新しく妻になった身分高い姫や宮さま、中の君にまで負けるかもしれない
夕霧がいなくなったら雲居の雁腹の兄弟が助けてくれるわけもないし、落葉宮すらおそらく六条院を去って出家するだろう
ただ生むだけでなく、夕霧が死ぬまでにかなり子供が大きくなってなきゃならないから、六の君は言うほど安泰じゃない

96 :
>>95
そう考えると落葉の宮に藤典侍の息子も養子にしなかったんだろうと
息子も出世しやすいように思うけど異性というのがタブーなのかな

97 :
>>96
息子だと家柄より権力や財力でバックアップする方が出世には大事で
男の子が単に皇女の養子分ってのは意味がないかと
となると、藤典侍も嫌がるんじゃない?
自分の老後(と娘の将来)を支えてくれるのは息子なわけで
子供にとって明らかなメリットがないと養子には出さないかと

98 :
明石中宮とか髭黒正妻の息子達とか結局実母の一族に身を寄せるんだよね

99 :
>>94
落葉宮が愛人なら
わざわざ六の君を養女にしても六の君は愛人の娘のままなのでそれはない

夕霧は匂宮に六の君を嫁がせて立后を狙うのだから正妻の内親王の娘として格上げするんだよ

100 :
第一夫人が北の方なら
北の方と書かれている中君が第一夫人で六の君が第二夫人かな

二人ともほとんど同格の正妻だと思っていたけど

101 :
六の君のエピソードって皇太子を辞退する代わりに道長の側室の娘をもらった小一条院の話を元にしてると思う
正妻がいたのに離縁して結婚したんだよね

102 :
>>96
平安時代の男にとっては母が身分高い人より、有力な家の妻をもらえるかどうかが出世の決め手だし
実在の貴族ではなんといっても道長が際だった成功者だよね
夕霧みたいに早くに実母を亡くしたのなら養母の存在必要だけど藤典侍の息子は実母が働いててあまり接点がなかったろうけど亡くなってるわけじゃないので養母とかは必要ない

103 :
>>99
もちろん愛人に近いだけで愛人ではないよ。落葉は頼れるのが夕霧の愛だけという状態が愛人に近かった
皇女だから血筋は良いのと、子供がいないのも六の君を養女にする条件に合う
養女の六の君の立場が上がれば義理の母の落葉の立場も世間的に良くなるし
頼れる相手が夕霧だけの状態から六の君も追加された構図は、夕霧を預けられた花散里と近い

104 :
一昔の降嫁した皇女は夫に先立たれても周囲に重んじられていたけど、
今の世は皇女が独りで生きようと思っても周囲から好色の目で見られ、身分が軽い男(達)と淫らな関係になって親の名を辱めてしまう、
と原典の朱雀帝が嘆いていた。
未亡人になって継子に迫られた空蝉みたいなものか。


夕霧もその好色男の一人だけど、身分も高くて律儀で顔も良いから、未亡人となった他の皇女達に比べたら幸せな方だと思う

105 :
>>103
落葉宮は今上妹だから蔑ろには出来ないよ
内親王は側室にできないとあさきにもあるし

花散里がもし現役帝の妹であれば紫より格上で北の方になれたし、明石姫養母にもなれたよ

106 :
>>105
あさきにそんなこと書いてないからw
それに内親王であっても再婚となると受領の妻になった者までいる

夕霧が雲居と結婚した時には朱雀帝すら権門の姫と新婚のところへはやれないと
鍾愛の女三宮を夕霧に嫁がせるのを辞めたんだ
更衣腹で臣籍降下相当、後ろ盾のない落葉ですら
雲居と同等の正室になれるなら女三宮の降嫁を躊躇う必要はない
母親は先帝の娘という高貴な藤壺女御腹の女三宮ならば
雲居など蹴散らして夕霧の単独正室になれてしまう
実際はそうじゃない、雲居は夕霧の正室として申し分がなかったから
世間は落葉を手籠めにして結婚したことを非難したのだし

107 :
>>106
朱雀が夕霧との結婚を躊躇したのは、夕霧が新婚で真面目な性格だから新しい妻に心が動かないだろうと考えたからだよ

でも実は夕霧は、女三宮と結婚したら双方の妻に不満を持たれないよう気を使わなければならないと考えているから
落葉の時と同じように同等待遇の正妻にしたんじゃないかな

108 :
>>107
あなたがしつこく主張している通り夫は正室に通う義務があるなら
夕霧は女三宮を正室になればたとえ雲居がいようとも
正室の女三宮をまず大事にして世間から後ろ指さされないように多く通うから無問題でしょ
女三宮を老い先短い源氏よりも同世代の夕霧に嫁がせればよかった

>>99といい、この人は例のドリームさんだね
匂宮が即位して六の君が立后する、落葉は将来の中宮の養母なのだから
正室じゃないとダメって話が飛躍しすぎている

109 :
>>108
夕霧は女三宮と結婚したら双方不満がないように左右に気を使うことになるだろう
と考えているので
二人とも待遇にあまり差を付けない同格正妻にするつもりだったろう

二人高貴な妻を迎えてしまったら、それが世間の非難を回避できる落とし所なんだろうね

110 :
源氏なんか大きく身分差のある女三宮と紫において、明らかに紫>女三宮の扱い

これでは非難を受けてしまう

111 :
>>109
夕霧が対等な正室2人を持つことは世間も明石中宮も褒めまくってたとミスリードする人だけど
そんなのはイレギュラーなんだよ

明石中宮は正室2人を奨励するはずないししてもいない
だってわが身を振り返れば自分は今上の唯一の后でいたい
今上が夕霧って正室2人で褒められてんの?じゃあ、俺ももう一人立后させて
一帝二后にして世間から褒められたいわなんて言い出したら夕霧も明石中宮も大激怒だろう

藤原道長も妻2人いたけど両者は対等ではなく差がついてた
彰子が立后したのも定子が父を亡くし兄左遷で没落したからで
対等な二后だったわけじゃない
源氏物語でも例がない

112 :
>>111
イレギュラーは同意
世間に同格待遇の正妻二人を認めさせる
誰にでもできるもんじゃない
源氏なんかムリそうw

真面目な夕霧だから出来たこと

113 :
ドリームさんは落葉に感情移入してイケメンに愛され正妻でもある自分にうっとりしてるだけだからなあ
それに今上は女三の宮しか気にしてなくない?
父への配慮か趣味の一致か知らないけれど

114 :
夕霧が律儀で実直でなければ、落葉は六条御息所的な扱いになっていたと思う
雲居が葵で
六条御息所は財産もあり、斎宮になるような格の高い姫がいたからまだマシ
財産も子もない落葉は夕霧に迎えられなければ没落していた

115 :
ある程度母親の身分が一緒じゃないと兄弟扱いしてもらえないのかも柏木にとって離れてても雲居は妹って感覚はあるけど玉鬘は微妙だし近江は論外

116 :
六条さんは源氏から完全に冷められちゃったからなあ

117 :
>>112
夕霧の正室は雲居だよ
雲居は藤原道長でいう正室の源倫子、落葉は権妻(第二夫人)の源明子だろう
源倫子は3世源氏、源明子は2世源氏で叔父の盛明親王の養女だから明子女王とも
血筋は源明子のほうが良いが、倫子は現役左大臣の姫で財産持ち

円融天皇(一条天皇の父)は尊子内親王という内親王のお妃を持っていたけど
尊子内親王を女御にとどめて関白の娘である藤原導子を立后させて格上の中宮にしたからね
内親王は正室にしなければならないなんてことはないんだよ
醍醐天皇にも源和子という皇女のお妃がいたけど女御止まりで立后したのは藤原穏子
女三宮が冷泉帝に入内しても中宮は源氏の養女である秋好のままだったのでは?
財力のない落葉では帝や院への入内の話もなかった

118 :
>>115
柏木も女三宮の事は女神のように思ってたのに落葉をずっと見下してたのはそういう事なんだろうね
同じ皇女でも同等には扱えないんだな

119 :
>>117
源氏物語は架空の話だから

夕霧には二人の妻を対等に扱いたいという意思があるし周りもそれを認めているから二人は同格

120 :
>>119
夕霧は2人の妻の通う日数が同じだったと言うだけ
2人の妻が同格だと言っていないし周囲が2人の妻は同格だね!とも言ってない
実際に差もある

・雲居…住まいは祖母大宮から伝領した三条宮。
      嫡男、東宮妃、二宮妃の母
      入内した娘たちは大事にされ東宮が即位すれば娘は立后

・落葉…長らくさびれた一条宮に住み続けていたが卑母の六の君を養女にすることになり
      旧花散里御殿の六条院夏の御殿に移住
      六の君の結婚相手は即位の見込みが薄い三男坊の匂宮か、臣下の薫か迷った挙句、匂宮に
      匂宮は婚礼に遅れてきたり本邸に別の妻を住まわせて長男産ませてたり
      落葉は扱いの悪さにイライラしっぱなし     

121 :
>>104
むっつりな空蝉義理息子が断然好みの私としては、義理息子とくっついて子供でも生んで、自宅にいる既婚者の継娘と一緒に暮らしたほうが、源氏の庇護で読経三昧出家生活より楽しいんでないかと思ったり
「お継母さま、大姫ちゃんまた飴食べちゃってる!甘いもの食べ過ぎはとめないと!」
「軒場荻ありがとう!虫歯になっちゃうわね。歯が汚いといい殿方と結婚できないわ」
「結婚なんかさせない!可愛い大姫ちゃんは一生パパのそばにいればいいんだ!」
「お兄さま、バカいってないでオムツ変えるの手伝って!」

とかw
まあ空蝉が義理息子嫌ってたから仕方ないけど

122 :
>>120
明石中宮が二人の妻を対等に扱い満足させている夕霧を誉めているよ

六の君の結婚を
雲居の長女の結婚より力を入れて大々的に行ったり、状況によって細かい差はあるが、二人の妻の扱いは概ね同格

123 :
雲居と落葉じゃ後見の差がありすぎて同格扱いにはならないよ
辛うじて内親王だから重んじられてはいるけど雲居の方が客観的に見て上だよ

124 :
>>122
明石中宮は夕霧が妻たちから怨まれないように遇しているとは言っているけど
妻たちを同格の正室として遇しているとは言っていない
匂宮の立場なら(夕霧より)さらにもっと多くの妻を持っていいのですとは言っている

雲居やその子は明らかに正室ならびに嫡子にふさわしい待遇だが
落葉はどの面でも雲居に劣る
六の君の婚礼に力を入れたと言っても
「北の方のはらから」すなわち雲居が自分の兄弟まで
六の君の祝宴に貸し出してあげたからであって
落葉の力ではないからねえ

125 :
>>117
雲居のほうが弱冠正妻として格は上だと思うけどさすがに倫子とは格が違うわ
倫子は父母から大切に育てられた源家の惣領娘で、彼女と結婚できたから四男にすぎなかった道長が破格的に出世できた
雲居は父親が大臣で母の身分も高いが、正妻の子ではなく、それが理由で若い頃は他の正妻腹の兄姉に比べて引け目を感じて過ごしてた
夕霧と結婚したけど、夕霧が時の権力者になったのは妻の家のおかげではなく父方の血筋と本人の資質が優れていたからが大きな理由だから
これが若い夕霧が順調に出世できるようお世話したとかなら大きな義理が妻の家にできるので夕霧の立場が弱くなるけど夕霧夫婦の力関係的にはそうじゃない

126 :
>>125
道長の出世は何よりも詮子、超子という2人の実姉が天皇(一条天皇、三条天皇)を産んだこと
これにより道長の父兼家は天皇の外祖父として摂関となり
同母兄2人が早世したことにより天皇の叔父である道長に順番が来たことによるもので
さすがに倫子のお陰で出世できたは言い過ぎ
倫子の父は左大臣だったけど倫子の兄弟は大臣にすらなれず
倫子の兄弟の娘は倫子の娘たちに女房として仕えてたからね

127 :
>>120
物語世界では、紫が可愛がり、帝、中宮最愛の匂宮は最も重視される存在、
匂宮>東宮だよ

夕霧一族で最高身分の落葉、最優秀の六の君、東宮妃より盛大な結婚
最重要な匂宮に一族が用意し得る最高のものを揃えて献上しようという夕霧の意図からも
落葉が側室とかあり得ないわけ

128 :
いやそれなら他の貴族も婿にしたがるけどどちらかと言うと薫の方がモテてたよ実際内親王と結婚したし

129 :
原典だと落葉宮は内親王でもないからなぁ
あのまま未亡人だと零落れ一直線だった気がする
流石に末摘花レベルまではいかないだろうけど

130 :
>>128
揚げ足とるようだが匂宮が親王である以上異母妹である内親王と結婚できるわけないからね、内親王にふさわしい身分で若い男は薫しかいなかった
あの帝、なかなかのやり手なんだよね、さすが髭黒の甥

131 :
冷泉の女一宮は狙ってたけど相手にされなかったな

132 :
>>118
柏木が女三宮に恋慕しやすい環境にいたことも影響あるかと思う
柏木の密通を手助けした小侍従は、女三宮の乳母の子ども
小侍従の叔母は柏木の乳母なので元々女三宮と柏木は乳母を通じて縁はあった

それに朱雀院が鍾愛する皇女だから更にのめり込んだ節があるかな?と思う
柏木の祖母は大宮だから内親王を正室にすることに抵抗感は薄いことも含めて
女三宮の降嫁前は積極的に婿候補としてアピールして落胆して、そして密通に至ったと

133 :
>>129
そうなるとあさきの中の源氏の
「さもあろう。内親王との結婚なら正妻と同格となるわけだし」
の台詞は成り立たないってことね

そうなると六の君に通いが少なくて落葉がヤキモキしてるってのもわかるな
落葉の老後保証は六の君のみ
その六の君に子がないどころか通いまで少なくなったら死活問題だものね
匂宮には夕霧死後、身分高くて権門の姫がさらに妻にくるかもしれないわけで子がなくて年取って夕霧の後ろ楯までいなくなったらかなりヤバイ
中の君は長男・唯一の天皇の孫を生んでるというのもあるけど、共住みしてるのもちょっと優位かと

夕霧が死んだら六条院は蔵人少将が相続するだろうし

134 :
家財産は基本女子相続ですよ、六条院はそもそも秋好中宮の実家を中心にして増築された
秋好は子供がいなく、老後のことも考えて薫を大変可愛がってるから、いずれ秋の街は薫かその子供に相続される
春の町は女一宮が、夏の町は六の君が、冬の町は明石の君が死んだら明石中宮の孫の誰ぞかに相続されるだろう

135 :
冷泉院の女一宮も今上の女一宮も雲の上の女性的な描かれ方しているけれど
当時の天皇家にとって最初に産まれた皇女は宗教的な意味で嫁がせない慣習があったと記憶
源氏物語でも降嫁した皇女に女一宮はいないよね

136 :
>>134
どちらにしても落葉と六の君には関係ない話
まあ老後保証の意味の他にも自分が教育したから自分の代理戦争みたいな気分になったのかもしれないけどさ
あの匂宮が妻二人で終わるとも思えないし、源氏のように最後まで決め細やかに面倒みるとも思えない
源氏はATMとして割りきれば優秀な男だったよね

137 :
>>134
夏の町六の君は微妙
夏の町は落葉のものでも藤典侍のものでもなく、夕霧が移しただけだし
春の町は女一宮じゃないよ、女一宮にしても基本の住まいは宮中だし、
冬の町はそれこそ明石の孫は中の君が生んだ男の子だけだけど、明石の上に所有権あるわけじゃない
女子相続するとしたら、雲居雁腹の四の君だけど、女子相続とは言っても実際に管理するの男なわけで…

うーん

138 :
相続は女子にであっても家の中から出てはいけない状態
忠誠心の高い部下がいなかったら騙されて財産なんかすぐ奪い取られてしまうから
外で色々と情報を集めたり実際に行って確認出来る男子がいないと
要するに子孫が没落しないためには男女両方の子供がいなければ駄目ってこと

139 :
ぶっちゃけ落葉は老後の心配が必要な身分ではないと思う
光源氏のいいところは一度縁ができた女性には生活を保障したところ
自分が須磨流しになったときは紫に大半の財産を渡して管理させてるし、自分の死後は花散里やほかの女性たちに老後の保証としてたくさんの財産を相続させるように計らい
養女で今は大臣夫人になっている玉鬘にすら財産を残した
息子の夕霧は父親のそんな面を尊敬してるから当然落葉にも自分のほうが先に死んだとしても、生活が困らないように配慮してる
現に夏の町に住まわせて六の君を養女にさせたし

140 :
>>139
それは夕霧が生きてればこその話では
薫は身内にSo COOL!だし
匂宮は当てにするだけムダ

141 :
>>137
夏の町はそもそも花散里が女主人だった、源氏亡き後は東の院に移ったけど、おそらくそのときに養子の夕霧に権利を渡したんだと考えるのが妥当
春の町は女一宮と匂宮が住んでるよ、宮様は普通、母親の実家で育つもんだし源氏の女孫だから当然女一宮が相続する

142 :
>>141
夏の町って花散里が住んでたけど所有権があるわけじゃない
それと現在みたいに法的に登記されてるわけじゃなし、近しい権力者ならなんとでもなる
一昔前ですら親戚に土地取られたとかざら

ましてこの時代女性はそろばんどころか公文書の漢字の読み書きすらできない
荘園の年貢が滞ったからといって姫君が兵士引き連れて馬で薙刀突きつけるわけにもいかんでしょ
現実的には薫と匂宮、あとは夕霧の息子の中の出世頭の意向で決まるかと

143 :
そこら辺女子教育がどれだけしっかりしてるかによるよね
源氏物語で女房の管理が上手くてきちんと財産管理できてたのは六条御息所と紫、あと明石親子
紫は源氏が須磨流しになって都に戻ってきたとき、紫が財産をきちんと管理できてるのを実感して感動している
源氏の奥様たちで紫と明石がよく誉められてたのはその美貌だけじゃなくて知性と教養を兼ね備えていたから

144 :
六の君は公卿か受領辺りの圧倒的正妻になって大事にされで男の子生んだ方が良かったかも
源氏の家系は種薄だからなあ

145 :
>>143
教育もあるけど源氏が生きてて有形無形の圧力かけてたからでは?
六条御息所だって子持ちの年増になっても頑張って色気振り撒いてサロンの男たちに経済の面倒を見させなきゃならなかった
紫はなまじ美しいだけ源氏がいなくなったら夜這いされまくりだったような
教育があるのは大事だけど、この時代は根本的にどうなるレベルではないよ
嵐で恐ろしくて泣いてるレベルなんだよ?

146 :
>>145
源氏が須磨流しになっていた期間、紫が夜這いされまくったなんて事実はないからw

147 :
そこで頼りになる家臣や女房の存在が重要になる

148 :
>>146
源氏がいなくなったらってのは死んだらってことだと思うよ
空蝉くらいになれれば御の字
家臣だって三々五々
身分も後ろ楯もない読み書き算盤できない御簾から出れない女なんてよばいどころか拉致されて終わり

149 :
そういう時に頼りになるのは乳母と乳兄弟だと思う
貴族は実の兄弟でも普段は別々のところで暮らしていて親と会うのも挨拶ぐらい
乳母と乳兄弟はずっと傍にいて世話してくれるから実の兄弟より絆は強かったらしいから

150 :
空蝉っ!膣内(なか)に出すぞっ!!

151 :
あさきにない宇治十帖の話ばっかでんな

152 :
紫の乳母はしっかりしてたけれどその子は女の子だったので頼りにはしにくいかな
落葉の乳母って子どもいたっけ
花散里は遺言で東の院もらったと書かれていたから
確かに六条院夏の町に関しては住んでただけで所有権はなかったんでしょうね

153 :
>>144
光源氏と冷泉院は子供の数が少なかったけれど(それでも3人)
夕霧にいたっては2人の妻との間に11人だか12人の子沢山よ

154 :
>>146
源氏が須磨流しになってる間も源氏を慕う家臣たちが大勢二条院に残っていた
だから紫は夜這いから守られただけなんでは?
源氏が須磨をさまよった挙句に死んでしまえば源氏を慕う二条院の家臣たちもバラバラ
荘園領主も死んだ源氏の代わりに別の貴族に荘園を寄進するから財産もなくなる
紫はいくところがなくなる

155 :
ガードが堅いはずの女三宮なんて女房に売られたし忠誠心が篤い使用人がいるから平気だったんだろう

156 :
昔、平安時代は財産女子相続で男は選り取りみどりで自由恋愛、御簾の内で和歌でも詠んでりゃいいなんて
いいとこばかりに聞いたけど史上一番女性に厳しい時代だったのでは
この後のひどいと言われやすい封建時代の方が正室とか婚姻制度とか三下り半とか制度が整っただけ女が守られてたとも言えるし
むしろ古代のが女が強かった

157 :
鎌倉時代は女性も男性と同じ権利が認められてたし女の地頭なんかもいたらしいね

158 :
源氏が理想の男とされたのはそういう社会事情もあったんだよね
一度関係をもった相手は絶対見捨てず生涯面倒を見てやった
醜女の末積花や尼になった空蝉ですら世話した
宇治編になるともう源氏レベルの男はいない

159 :
忠誠心の厚い使用人も時がたってしまえば泣く泣く離れるのは末摘花の件でわかるけど

160 :
>>154
源氏が亡くなったら夕霧が管理するようにもできるでしょ
花散里もまだ住んでる時ならなおさら
それに荘園も嫡男がいるのに別の貴族に移動しないと思うよ

161 :
そうなると一番幸福なのはやっぱり明石の上かな
どんな時も取り乱さないで冷静とか、高貴というか男性的な思考なのかも
そういえばあさきの明石の上役は水夏希で光源氏をやった愛華みれより背も高いし声も低くて男性的だった

162 :
>>160
源氏の須磨行きの頃は夕霧はまだ3歳
荘園管理などできないしそもそもそんな頃に父親を亡くしてしまえば出世もおぼつかないので
荘園領主が寄進など行わない
花散里はまだ源氏に迎え取られておらず妻になっていない

>>155
病気療養のために二条院に移った紫と一緒に源氏まで二条院へ行ってしまったため
源氏付きの家臣や女房たちも一緒に二条院に移り六条院にはあまり残っていないかった
源氏付きの家臣や女房たちが大勢六条院にいた時期ならたとえ女三宮の女房が裏切ったところで
柏木が源氏の正室のところへ忍び込むのは難しかったと思うよ
源氏が藤壺と密会したのも藤壺が里帰りしているときで
桐壺帝付きの側近や女官たちがいないのを見計らってのことだし

163 :
今ちょうどあさきゆめみしやってるのねw
夕霧は瀬名じゅんってめっちゃいいキャスト
紫の上が大鳥れいで女三宮が彩乃かなみじゃ女三宮のがずっと格上の女じゃーん

164 :
>>158
一応夕霧が近いんじゃないかな
彼は浮気癖あった父親とは逆に恋愛経験少ないという違いがあるが、ちゃんと源氏の遺言守って源氏と縁のあった女性達のお世話などをしている
紫生きてたら心から尽くしたのにと内心嘆いていたりするし、ほんと律儀で誠実な息子をもったよね

165 :
>>161
幸福っていうか
裕福でしっかりした親に支えてもらえて
(親が山に入ったりボケたりしても財産はあるから生活には支障なし)
子供も出世し孫もいて
自分自身はやりがいのある仕事について能力発揮できて周囲からも評価されてれば
もう男なんかいらないじゃない?
夫でなく親と娘と自分の知性を支えに生きた人だわ

166 :
>>165
そうだね
忘れてたけど仕事もバリバリやってるデキル人
地位金権力仕事家族と全部ある
それだけあればもう男はどうでもいいかもね

167 :
>>152

168 :
>>152
花散里が源氏の死後に東の院に移ったのは源氏の思い出がいっぱいつまった六条院の生活が辛いからで
決して源氏の死後に夏の街の所有権が無いからて理由で出ていったわけではない
仲良かった紫もいなくなったし老体の身の上だから、大きな屋敷よりもうちょっと手狭な家で十分て思ったからでしょうね

169 :
郊外の六条より都会の二条東の院の方が賑わってて華やか何かと便利だしね

170 :
>>164
宇治編の夕霧は右大臣化してるから
義姉の玉鬘は源氏が生きていたらこんなことにならなかったのにと夕霧の対応を嘆いているし
源氏の女たちの面倒を見ていると言っても養母の花散里に関してだけで(藤典侍腹の三の君と二の君を託す)
女三宮は薫が、明石は明石中宮がそれぞれ面倒をみていて、夕霧は面識ないと思うよ

171 :
こんなことにならなかったのにって玉鬘は生活自体は困っていなく、もっぱらの悩みは出世が遅い息子や後宮で苦労している娘の事で
娘の場合はどうしようもできないよな。息子たちなんて引き立てる義理なんかないし、ぶっちゃけ玉鬘の息子たちって愚痴を母親にこぼすし
低い地位から努力した夕霧から見れば甘ったれそのものだろう
玉鬘自身は実父の兄弟たちより源氏の息子たちとのほうが親近感わいてると認めてる描写があった

172 :
>>171
玉蔓って子育てに問題あったのかしら
大君を雲居雁からも欲しいと頼まれたのに蔵人少将振っちゃって
それで夕霧の助力が欲しいって無理です

前妻の息子たちは出世どうなのかしら
玉蔓が育てたのに実母の方にサクッと行っちゃうとこ見ると玉蔓にも問題ありそう

173 :
夕霧も源氏に子供を見せてないのに、抜け駆けするようにサッと自分の子供を女の身で源氏に見せにいったり
賢いけど、なんかさかしらであざとい感じはしたんだよ>玉蔓
その辺夕霧は薄々感じ取ってたのかなとか思う
蔵人少将を振ってただ人でないとはいえ、この先何の栄えもない冷泉院に大君をやるなんざ、夕霧をコケにしてるし

174 :
蔵人少将の件では夕霧より雲居のほうが怒ってたね

175 :
>>168 断定しているのに根拠が主観なの???

176 :
前も言われていたけど蔵人少将を選んでいた方が玉鬘一家への今上からのあたりは弱かったと思うわ
今上としても蔵人少将というよりも夕霧との関係悪化は避けたいし、夕霧も多少は譲歩するから
あと今上のところで尚侍やっている次女は次女で玉鬘のこと愚痴っているからあそこの母娘関係大丈夫なんかね
姉妹仲は良いけど「母は昔から姉のことばっか可愛がって。父は私も可愛がってくれたけど」とかなりぶっちゃけてるし

177 :
>>176
愚痴ってるのは妹の中の君でなく姉の大君のほうだよ
玉蔓は冷泉からの色目を避けたくて冷泉の後宮にいる大君を訪問するようなことはなかった
それなのに宮中にいる中の君へは何回も訪れ母親らしく世話をやいた
母と冷泉の昔の想いを知らない大君は自分は母に愛されてないと思うようになった

玉蔓の辛いところは夕霧たちだけでなく子供たちにまで恨まれてるとこだね
息子たちにも判断ミスを責められるし
本当に味方が誰もいない

でもそれも息子たちの反対押しきって
自分一人の独断で大君を冷泉にやった玉蔓の自業自得だからねえ

178 :
何が幸いするかはわからないから、玉鬘にもまだまだ逆転のチャンスはあるよ
オワコン冷泉院に入内した大君だって、2人も子に恵まれたのは強い

179 :
玉蔓の子育てって色々問題ありそう
>>171の言うように夕霧から見たら甘ったれだし
>>176>>177みたいに贔屓してたしてない娘二人双方にも不満がられてる
老いては子に従えよりもっと女はだまってろの時代に、
尚侍してるとはいえ家に引きこもりっぱなしの玉蔓よりリアルで社会に出てる息子たちの判断のが正しいだろうに、それを全員分押しきるって…
しかもその理由が「昔の初恋」
前妻の息子たちも育てたのに玉蔓と疎遠ってそれなりの理由があったんじゃないか

180 :
玉鬘にも実子がいる以上前妻の子より実子優先になるだろう
そうしたら前妻の子供達は実母の血縁を頼るしかないんじゃないの
それに前妻は宮家の正妻の娘に対し玉鬘は父親は大臣でも母親は没落中流貴族
前妻の子供達にしたら玉鬘は敬わなければならない相手じゃないしね

181 :
>>180
それでも普通は多少でも情とか恩とかありそうなもんじゃない?
大きくなってから単に教育だけした養母でもそれなりに大事にするのに
幼い頃から生活共にして育てて来たんでしょうに

182 :
髭黒の先妻の男子たちは離婚したばかりの頃は後妻とも仲良く暮らしてたみたいだけど
ちょうど親離れする時期に異母弟たちが生まれたしね
玉鬘と仲悪くなったわけじゃないだろうけどやっぱり距離できたんじゃないのかな
それに姉の真木柱が結婚したけどあまり幸せじゃなかったから、そっちの方に気を配るでしょ

183 :
>>182
なるほどねー

ここから先は穿った見方だけど、苛めたりではなくても
玉蔓は実子ともごちゃごちゃするくらいだからなんか微妙なところはあったのかもね

184 :
>>178
子供だって先行き目がないどころか不安だよ
天皇の直宮ではないから皇位どころかまともな宮家は立てられない
臣籍降下しても父親は上皇だし新規の後ろ楯もつけられない
娘だって天皇の皇女じゃないから宮中に住めないし母親は寝込み気味
なんでよりによって冷泉にやったかねえ

185 :
冷泉の女御と呼ばれても女御宣下ないし、尚侍は妹だから妻でも女官でもない
10代の姫が50の上皇の側女
寵愛といっても50男が若い女にハマっただけ
古い妻たちも腹立てる
女官でなければ年収もない単なる愛人
玉蔓は何をしたかったのかしら

186 :
>>178
冷泉と大君との間に生まれた皇女は成長したら冷泉が死んで、しめたとばかりに東宮になった匂宮が入内を強いりそう

187 :
>>186
入内できるほどのこう

188 :
>>186
入内できるほどの後見がないよ

189 :
大君入内させたのは玉鬘が冷泉から自分の興味をそらさせるためもあるが流石に若い大君や中君を見た後は会ってもスルーされるわ

190 :
50代の冷泉はいつ死んでもおかしくない年齢
玉鬘の判断ミスってか何で間違えるかってレベル

191 :
>>182
髭黒のほうが先妻の産んだ子供より
玉蔓の産んだ子供のほうを可愛がってそれで居づらくなったのかもしれない
本来なら髭黒死後その後を継ぐべき長男(先妻腹)が家にも寄り付かず異母妹の入内先の相談にも加わらないなんておかしいし

192 :
玉鬘自身が父親も知らず母親も突然いなくなって育ったからね
そこ踏まえての子育て失敗の展開ならさすが紫式部だな

193 :
>>191
この時代、跡継ぎ長男がどこまで強かったかは知らないけどそれにしても疎遠すぎるよね
髭黒先妻の息子たちはちゃんと出世したんだろうか??

194 :
髭黒が亡くなっているから出世は難しいだろうな
玉鬘は前にも言われているように大君を夕霧の息子と結婚させるのが賢い選択だったと思う

195 :
>>145
>嵐で恐ろしくて泣いてるレベルなんだよ?
これそんなおかしいこと?
今みたいに作りが頑丈になっても嵐がきたら土砂でつぶされたり
川の水の氾濫で家が流されたりするのに
この時代なら嵐は普通に生命の危機を感じるものだと思うけど

196 :
>>145
六条御息所は自分の財産を当時ではめずらしく自分でしっかり管理していて
貢がせてはいないだろう

197 :
>>196
直接貢がせてなくても、財産管理で色々不都合があったときの後ろ楯や実務をやってもらってたかと

198 :
>>197
サロンに来ているぐらいの男たちにそんなことさせないよ
自分の使用人とかを使って自分の裁量で管理するんじゃないのかな

199 :
普通に考えれば大君相手のあの3人だと今上か蔵人少将の二択で
冷泉はオワコンだからそもそも真っ先に排除されるんだけどね
今上の場合は今上がお望みなら仕方がないと誰もが納得できて
蔵人少将なら年齢的にも家柄的につり合いが取れていて夕霧の息子だから仕方がない
政治的にも感情的にも今上と夕霧の駆け引きになるから玉鬘への負担はぐっと少なくなる
初恋幻想にラリった中年女の痛恨のミスだわな……継子&実子の息子達は止めたのに

200 :
>>199
継子息子も止めたの?
そんなに口を出すほど濃い関係は玉蔓の継子と続いてたの?

201 :
>>199
玉蔓のミスは単に大君を不幸にしただけじゃなく家族の仲に亀裂を入れて男の子たちの将来も潰した
玉蔓と結婚したことで妃がねの真木柱も失うし結果的に髭黒家没落の原因としか…
当時の40の御賀って今の還暦祝いみたいなもん
ってことはその時代の53って今でいう70近く?
玉蔓もボケ始めてたとしか
あとでグチグチいう辺りも認知症っぽい

202 :
あさきから脱線してない?
あさきの玉鬘は幸せになって終わってる

203 :
玉鬘さんざんな言われよう大和さんの一番のお気に入りキャラなのに
とはいえ自分も玉鬘はあまり好きではない美人で賢いのに何故だか

204 :
六条さんはとんでもなく優秀なんだろうね
海外の貴族だと家令みたいの置いてあるけど平安時代はあまり聞かないな
惟光みたいに乳母の子がそんな感じになるのか

205 :
>>204
本当に賢ければ源氏みたいな男にしつこく付きまとわないと思う

206 :
>>205
家司たちにいうことを聞かせ財産を奪われないようにして
かつ娘の秋好に良い縁談を持ってくるには男性の力が必要だった
だから六条は源氏との再婚を望んだ
源氏に関わらず男を遠ざけ未亡人として孤高を貫けばよかったor
もっと身分は劣ってもいいから正室にしてくれる男と再婚すればよかったor
桐壺帝の公認お手付きとして娘とともに内裏に住めばよかった
という選択肢はあったにせよ
六条が源氏一人を信じ結婚できなくとも娘を託すことができたおかげで
秋好は冷泉帝の中宮になれて立派な後見も得ることができた
他の選択肢では秋好が六条の死後どうなったことか分からない

207 :
源氏に娘を預けるなんて普通に考えたら絶対嫌だけどな
六条も自分の死が迫っていたから背に腹は代えられないとむ

208 :
六条も自分の死が迫っていたから背に腹は代えられないと娘を預けただけで
頼りになる親族とかいなかったんだろうな

209 :
もしも源氏に後ろ身を頼まなかったら朱雀院の熱心な申し込みで朱雀に嫁いでいたろうけどね秋好
源氏という光り輝く貴公子と恋愛しただけに、いかに帝といえど右大臣一族の傀儡で病気がちな朱雀を見下してた節があるね六条

210 :
>>203
源氏物語て宿業とか宿縁とかがあとで効いてくる話だから夕顔と四の君の女の戦いが世代を超えて戦い続けた話だと思えば納得できる部分がある
四の君に嫉妬されていじめられて、頼りの夫も正妻には頭が上がらないため守ってくれない、追い出された同然に逃げなければならなかった可哀想な夕顔
その娘と孫が、かつて愛した男とその正妻の愛娘の愛した男の寵を奪う
そんな夕顔の静かな復讐なんですよ

211 :
>>205
桐壺帝も言ってたけど葵がいても六条さんを正式に妻にしても良かったんだし
もし葵より先に六条さんが男子を産んでいたら六条さんが立場逆転してた
源氏みたいな男というけど敵対してる右大臣でさえ直接会えば見惚れてへりくだるほど魅力的なのに
恋人として源氏と接してのめり込むなというのも無理だよ

212 :
>>211
立場逆転したかはともかく、妻にできのにしてくれないような男にいつまでもへばりついてる方がおかしいと思う
あさきで葵との不仲を散々アピしときながら夕霧生まれた時点で気づけよと
典型的な不倫男の手口
現代の不倫男は同時に結婚できないけどあさきの頃はできたんだからね
若い色男に狂って判断力がないと言われても仕方ないよ

213 :
それに娘がいるのに男にのめり込む母親って多感な秋好の教育上だってよくない
ただ秋好は朱雀帝に入内しても朧月夜に勝てないだろうから、冷泉帝に入内して中宮になれて良かった
源氏が結局妻としたのは処女娘だけだから六条さんは最初から遊びの女だったかと

214 :
そういうのは理性で割り切れることじゃないんだろうな
へばりつきたくてへばりついているんじゃないと思うけどね
六条好きでも嫌いでもないけどそこまで言わなくても

215 :
だいたい六条の家のすぐ隣の家で故人の悪口を言うとか源氏のほうに非があるからね
紫も祟られて死にそうな目にあったけど助かったのは紫自身には恨みが無い事と六条から見たら紫は正妻の地位を追い出された哀れな女で秋好とは
姉妹みたいな親友みたいな仲の良さだから多少の手心というか慈悲を加えたので祟りRまでにはいたらなかった
でも正妻の地位にある女三宮にたいしては容赦なく尼にしてやった

216 :
>>214
惜しいわけよ
あれほど身分も財産も娘までいる
それがアホ源氏にひっかかって若い男にハマってすがって人生台無し
せめて引き時を見てさっと身を引いてたらもっと幸福になれたと思うの

217 :
>>209
秋好が源氏の後見なしに朱雀院のところへ行っても後ろ盾もない女御
朧月夜や藤壺女御に蹴落とされて寵愛を受けることができなかっただろう

>>213 源氏が葵の死後、六条や朧月夜との結婚を断り
側室の紫や花散里にとどめておいたのは藤壺との再婚を目していたためだと取れる
源氏が正室候補の朝顔に求婚したり、女三宮を正室として迎えたりしたのは
藤壺が亡くなり再婚の可能性がゼロになってから
夕顔は生きていれば六条院に迎え取ったと言ってるし
空蝉は尼だから源氏の妻ではないものの二条東院に迎え取り衣装配りも懇ろに行っている
処女以外は遊び女というのは言い過ぎ

218 :
>>217
よくある解説だと葵の死後しばらく再婚しなかったのは紫がいるからだといわれてたけど藤壺目当てだったのかな?
葵の死後はもう六条には冷めてたからどちらにしても結婚はなかった
しばらくして紫に少し飽きた(落ち着いた)ら槿を正妻にしようとしてたみたいだけど

219 :
いくらなんでも中宮の地位にあった人で帝の母でもある人と本気で再婚できるとは思ってなかっただろうけどひそかに夢を見ていた節はあるわな

220 :
>>218
源氏は葵の死後、伊勢へ下る前の六条に会いに行っている
「あなたが私を見捨てていくのだ」未練はあったのだと思うよ
六条が伊勢へ下った後、紫の裳着を行い世間に公表するがその直後、桐壺院が危篤となり崩御
里へ帰った藤壺に源氏はしつこく付きまとい「父上はもうおられぬ」と再婚をせまる
しかし冷泉の出生の秘密がばれることを恐れた藤壺は出家した
藤壺への操(尼となった藤壺と再婚はできないが
正室の座は藤壺のためにあけておく)のためだと思う

221 :
>>220
現実問題、前中宮で皇太子の母と再婚とか出来るもんなの?

222 :
>>206
なるほどね
源氏は恋愛相手としてはイマイチだけど後見としては有能だからな
娘と男女の関係になるなと禁じておけば、秋好には最高の後見人になってくれる
やはり六条は頭は良かった

223 :
>>218
朧月夜との結婚申し入れを断ったのも、朝顔との結婚を諦めたのも紫を大切にしたいからと書かれているね

冷泉の立場もあるから
藤壺と結婚しようとは源氏は考えてはいなかった
だから尚更藤壺形代の紫を北の方として大切にしたんだろう
紫を超える藤壺形代かと期待させる女三宮の登場までは

224 :
>>220
アレよ、近くにいると鬱陶しいけど、いざ手の届かないところに行かれるとなると途端に惜しくなってくる
源氏ってそういうとこあるよ

225 :
>>224
確かにwマジでw
クズ男と評されるのはそこw

226 :
>>225
ねw
永遠の憧れ藤壺だって手に入ったら途端に見向きもしなくなるわよあの男は

227 :
藤壺に飽きたらまた身分の低い女のとこ行ってたのかしら

228 :2019/05/12
紫の元に行くでしょ
同じ顔の女性で一人は年上で身分が高くもう一方は年下で身分が低いってどうなのかしらね
対面したら双方病みそう

からくりサーカス4
武井宏之総合 シャーマンキング 他 第58廻
【大友克洋】AKIRA Part.5
【無印の】キン肉マン237【旧作専用】
【大今良時】聲の形 Part126【マガジン】
ゆうきまさみ鉄腕バーディーEVOLUTIONその66
さだやす圭 総合スレ(懐)03[なんと孫六][播磨灘]
アイシールド21 その3
寄生獣について語るスレ 28
変幻戦忍アスカ 巻之十一 歴史(とき)を超えて…
--------------------
【2002W杯】幻のスタジアム
【音楽】長渕剛が新曲テレビ初披露 人を思う気持ちを歌に込め [臼羅昆布★]
◇ホワイツ White's 74◇
【悲報】松村メンバー気持ち悪い【髪の毛プレゼント】
◇集え!!名古屋グランパスファン part 2259◇
遠藤チャンネルそろそろ調子乗りすぎじゃね
【よみうりテレビ】★諸國沙代子★16【す・またん】
侠客の歴史
【は?】謝・蓮舫、10万円給付の世帯主一括申請案を否定「DV被害者、虐待等で避難されている母子等に給付される仕組みを提案」[4/21]
【AX900】4Kビエラ専用スレ Part1【AX800AX700】
ネームを切る!2
【悲報】心愛ちゃん号泣動画を父が保存 法廷に「ああーん、ああーん」と泣き声が響き渡り動揺た裁判員が退廷 [875850925]
【心気神経症】心気症・心気障害 24【疾病恐怖】
BL YT 104
【DX視聴率7.8%最下位】笑いも視聴率も取れない老害低視聴率王ダウンタウン嫌いな芸人1位 50すべり
【朗報】使い捨てマスクが550回再利用可能に トムスが光触媒技術を活用した除菌スプレー発売
実質配布7U3
【車】英政府のガソリン車販売禁止、ハイブリッド車(HV)も対象か プリウスも基準達せず 2040年までに
【グリムノーツ】エクスはTSかわいい
【ツービート】クイズマガジン
TOP カテ一覧 スレ一覧 100〜終まで 2ch元 削除依頼