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千歌「今日からここが我が城かぁ」善子「私もいるんだけど」


1 :2020/05/15 〜 最終レス :2020/05/18
・1

善子「いいからとっとと荷解きするわよ」

千歌「はぁ〜ちかれたぁ」

善子「ちょっと、寝転がらないで」

千歌「善子ちゃん後よろしくぅ」

善子「ちょっとってば!千歌!」

千歌「そんなに慌てなくても大丈夫だよ。時間はこれからだーっぷりあるんだし、ゆっくりやってこ」

善子「こんなダンボールだらけの部屋に住めるか!いいから早く起き上がりなさい!」

千歌「おやすみー」

善子「……」パーン!

千歌「いたい!」

2 :
千歌「ぶった……善子ちゃんがぶった……」

善子「ふん」

千歌「どうするの……これでほっぺの内側が擦り切れてそこからバイ菌が言ってバイキンマンになったら……」

善子「バイキンマンそんな悲しい人間の成れの果てみたいなのじゃないから」

千歌「私が現代のバイキンマンになる……」

善子「勝手になってなさい。いいから手を動かして」

3 :
千歌「バイキンクロスチョップ!」ドカーン!

善子「いった!!なにすんのよ!!」

千歌「やり返し〜」

善子「こんの!!」パーン!

千歌「いったぁい!!くっそー!!」グイーッ

善子「いたたたた!シニヨン引っ張んないで!!」ドン!

4 :
ほぅ、ちかよしですか

5 :
千歌「おっとっと……わぁ!!」ドサッ

バキン!!

善子「え、何今の音」

千歌「いたた……ん?」

善子「ちょ、そのダンボールって何入れてたっけ」

千歌「えっと、これは……」ガサガサ

千歌「……うわぁ」

善子「なになに?」

6 :
千歌「……私たちはもう炊きたてのご飯を食べることはできません」

善子「は?まさか……あーー!!!」

千歌「炊飯器は粉々になりました……」

善子「ちょ、あんた……ってお互い様か……」

千歌「そうだね……善子ちゃんがちょっと強めに押したからこうなったんだよ……」

善子「何責任押し付けてくれてんのよ」

千歌「善子ちゃん今貯金いくらあるんだっけ」

善子「何私のお金で買わせようとしてんのよ!!お互いののせいでしょ!!」

千歌「叫ばないでよ隣の人に迷惑でしょ」

善子「こんの……どの口が……」

7 :
千歌「どうしようか、これ」

善子「捨てるしかないでしょ……あーあ……せっかくちょっといいの買ったのに……」

千歌「新しいの買いに行く?」

善子「引越し諸々で今そんなお金ないでしょ。暫くはパックのご飯で我慢ね」

千歌「ぶぅ……」

善子「むくれてもしょうがないでしょうが。さっさと片付けるわよ」

千歌「……」グゥ

善子「……あんたねぇ」

8 :
千歌「お腹すいたぁ」

善子「……ま、確かに。ご飯にしましょうか」

千歌「買いに行く?」

善子「そうね。散策がてら行きましょう」

9 :
ーー

千歌「静かな町だね」

善子「まぁ、住宅街だし。夜も遅いしね」

千歌「お、セブンだ」

善子「歩いて五分。近くて最高」

千歌「揚げ鶏買おうっと」

善子「久々に蒙古タンメン買おうかしら」

千歌「またあの辛いの食べるの?おしり大変なことになっちゃうよ」

善子「大丈夫よあれしき」

千歌「ただでさえ善子ちゃん便秘気味なのに」

善子「うっさい。ほっといてよ」

10 :
ピッピッピッ

「3280円です」

善子「たっか!なんで?そんなに買ってない……なにこの大量のハーゲンダッツ!」

善子「ちょっと千歌……いない……」

善子「あんの蜜柑頭……八割払わせてやる……!」

「あの、お客様……」

善子「あ、ご、ごめんなさい!QUICPayで……」

善子「もう〜!」

11 :
アリガトウゴザイマシター

善子「千歌ー!!」

千歌「しー!善子ちゃんしー!」

善子「あんたねぇ!」

千歌「善子ちゃん静かにってば!」

善子「はぁ?なに……あ」

12 :
千歌「チッチッチッ。おいで」

善子「綺麗な黒猫ね」

千歌「チッチッ」

善子「来ないでしょ」

ンニャア

善子「あ」

千歌「おお」

ニャア

善子「へぇ……人懐っこいわね」

千歌「わぁ、可愛い……!」

13 :
善子「首輪は……ついてない」

千歌「この辺に住んでるの?」

善子「そりゃそうでしょ」

千歌「善子ちゃんに聞いてないよ」

善子「猫が答えるわけ」

ニャアン

千歌「答えてくれた!ほら!」

善子「はいはいわかったから……」

14 :
千歌「かーわいー!飼いたいなぁ」

善子「ダメよ。マンションはペット禁止」

千歌「分かってるよぉ」

善子「ほら、帰るわよ。アイス溶ける」

千歌「善子ちゃんアイス買ったの?太るよ〜」

善子「あんたでしょうが!!!」

千歌「クロちゃん、またねー」

ニャアン

善子「その名前はやめなさい」

千歌「なんで?」

善子「いいから」

15 :
ーー

千歌「ただいまー」

善子「はぁー疲れた。ほんとに疲れた」

千歌「よし、ご飯食べて寝よう!」

善子「だから片付け……」

千歌「そんな気力ある?」

善子「……無いけど」

16 :
千歌「じゃーやっぱり明日だ!ね、今日は休んじゃお!お酒も買ったしさ!」
善子「もー……」
千歌「飲まないと冷蔵庫もないからぬるくなっちゃうよ」
善子「わーかったわよ!飲みゃいいんでしょ!」
千歌「さっすが、堕天使ヨハネ!」
善子「その名前で呼ぶのやめなさい!!」
千歌「おっし、じゃあかんぱーい!」
善子「かんぱーい!」
・1 終わり

17 :
・2
千歌「片付けも一段落したしー」
善子「したし?」
千歌「お隣さんに挨拶にいきまーす!」
善子「えー……」
千歌「えーって何さ、えーって」
善子「別に行かなくてもいいでしょ。今どき隣人挨拶なんてするの田舎くらいよ」
千歌「田舎出身がなにいってんの。ほら行くよ」
善子「行くならあんた一人で行きなさいよ」
千歌「こんなところでもコミュ症発揮してんじゃない!ほら行くよ!」
善子「ちょ、引っ張らないで!」

18 :
ピーンポーン
千歌「……出てこないね」
善子「そりゃ急に知らないやつ来たらね」
ピーンポーン
千歌「こーんにちーはー!」
善子「ちょ、叫ばないの!」

19 :
ガチャ
千歌「お、出てきた」
「はい……?」
千歌「こんにちはー!」
善子「こんにちは、突然すみません」
梨子「こ、こんにちは……」
千歌「今度隣に引っ越してきた高海千歌と申します!」
善子「津島善子です」
梨子「はぁ……」

20 :
千歌「これ、つまならないものですがよければ!」
梨子「あ、ありがとうございます」
千歌「故郷のみかんです!美味しいので!」
梨子「みかん……」
善子「すみません、騒がしくなりますが何卒よろしくお願いします」ペコリ
梨子「ご丁寧にどうも。こちらこそよろしくお願いします。桜内梨子です」
善子「ほら、あんたも頭下げる!」
千歌「よろしくお願いしまくります!桜内さん!」
善子「ちゃんとしなさい!」
梨子「……」

21 :
千歌「綺麗な人だったねー」
善子「そうね。美人OLって感じ」
千歌「歳上かな?」
善子「見た目的にはね。あんたと比べたら尚更」
千歌「むっ、どういう意味?」
善子「鏡見てきなさい」
千歌「むむー!」

22 :
善子「あんたそういえば仕事はいつからなの?」
千歌「来週からだよ。善子ちゃんは?」
善子「私明日から」
千歌「そっかぁ。いよいよだね」
善子「そうね。頑張っていきましょ」
千歌「うん!」
善子「新しいところはちゃんとした職場なことを祈るわ」
千歌「だいじょーぶだよ。前に比べたらマシだって絶対」
善子「まぁ、そうね。あんなクソ会社そうそうあってたまるもんか」

23 :
千歌「そういえば鞠莉ちゃんから連絡は……」
善子「無いわよ」
千歌「そっかぁ」
善子「なくていいわよ。面倒だし」
千歌「んー……ま、そうだね」
善子「そんなことより、足りたいもの買い足しに行くわよ」
千歌「おっけー!どこ行くの?」
善子「昨日言ったコンビニの先に百均あるみたいだからそこ行きましょ」
千歌「あいあいさー!」

24 :
千歌「昨日の黒猫ちゃんいるかなー?」
善子「いないんじゃない?まだ昼間だし」
千歌「なんで?」
善子「猫って夜行性でしょ」
千歌「ああ、昔の善子ちゃんみたいな」
善子「昔の話持ち出すのやめてってば」
千歌「えーいいじゃん。面白話しよーよ」
善子「バカにする気満々じゃない」
千歌「面白いのにぃ」
善子「面白くないってば」
千歌「ギラン!」
善子「やめなさいって!」

25 :
☆ダイ〇ー☆
千歌「便所たわしとー便所洗剤とー」
善子「便所便所言うんじゃないの」
千歌「あとお煎餅」
善子「いやなんでよ」

26 :
千歌「あと何がいるんだっけ」
善子「洗濯バサミとハンガー」
千歌「この際100個くらい買っとこう」
善子「いらないわよ」
千歌「見て見て善子ちゃん。クラッカーとか鼻眼鏡とかあるよ」
善子「買わないわよ」
千歌「何かあった時のためにさ」
善子「何があった時に使うのよ。いーから必要なものだけ買ってさっさと帰るわよ」
千歌「もうちょい見ていこうよ」
善子「もーいいから。早く帰りたいの!」
千歌「相変わらず引きこもり体質なんだからぁ」
善子「うっさい」

27 :
ーー
千歌「ねー善子ちゃん」
善子「んー」
千歌「これからどうなるかな」
善子「どうなるって?」
千歌「んーと、まぁなんか色々……」
善子「なによそれ。抽象的ね」

28 :
千歌「そう思わない?」
善子「……まぁ、あんまり先のこと考えても仕方ないでしょ。なるようにしかならないわよ」
千歌「……知らない町だなぁ」
善子「当たり前でしょ。知らないところに出てきたんだから」
千歌「……今度は上手くやっていこう」
善子「……」
千歌「ね」
善子「ま、あんまり気張らずにね。のんびりやっていきましょ」
千歌「うん!」

29 :
千歌「よし、手つなごう」
善子「はぁ?嫌よ恥ずかしい」
千歌「いーじゃん!たまには、ね?」
善子「たまにもなにも、そんなことしたことないでしょ!」
千歌「ほらほら!」ギュッ
善子「ちょ、やめてってば!」
千歌「かーえーろー!おててをつないでかーえーろ!」
善子「離しなさいってばー!」
・2 終わり

30 :
また明日
1日1本更新目指す

31 :
久々やな
しえん

32 :
会話がおもしろくていいね

33 :
ほう…ちかよしですか……
たいしたものですね

34 :
雰囲気めちゃくちゃ好き

35 :
これはいいちかよし
楽しみがひとつ増えてしまった…

36 :
日付変わったぞ

37 :
ありがてぇ……ありがてぇ……

38 :
スレタイ流し見したらお城ようなホテルに千歌ちゃんが調味持ったように見えた

39 :
サンキューちかよし
応援してるぜ

40 :
・3
善子「ただいまー」
千歌「おかえりー!」
善子「はぁ〜疲れたぁ」
千歌「お疲れ様!どうだった?新しいところは」
善子「悪くないわね。まだ分かんないけど」
千歌「そっかそっか。それはよかった」ニコッ

41 :
善子「お腹空いた」
千歌「夕飯準備できてるよ!食べよう」
善子「メニューは?」
千歌「お鍋!お酒もあるよ!」
善子「やった、最高ね」

42 :
グツグツグツ
善子「ちょ、これ……あんた入れすぎじゃない?」
千歌「久しぶりの労働で善子ちゃんお腹すいてるかなーって思って沢山買ってきました」
善子「蓋閉まりきってないじゃない……」
千歌「たーんとお食べ!」
善子「さすがにこんなに……わっ、吹き出る!」
千歌「わわっ、大変!……あつっ!」

43 :
善子「ちょ、大丈夫?」
千歌「あちち……大丈夫大丈夫」
善子「もうほら、水で流してきなさい」
千歌「平気だよこれくらい」
善子「だーめ!水膨れになるわよ。ほら行ってきなさい。鍋は見とくから」
千歌「全部食べちゃダメだよ!」
善子「だから食べきれないって」

44 :
千歌「善子ちゃんは心配性だなぁ」ジャー
千歌「……」ジャー
千歌「……うーん、もう大丈夫でしょ」
千歌「……ん?」
千歌「あ!」

45 :
千歌「よしこちゃんよしこちゃん!」
善子「わっ、何よ」
千歌「大変!私やっちゃった!」
善子「な、なに?なにを?また下着裏表反対だったとか?」
千歌「違うよ!今日は大丈夫だもん!」
善子「見せんでいい!」
千歌「これ!これ入れるの忘れちゃった!」
善子「これ?……キムチ鍋の素?」
千歌「うん」

46 :
善子「ああ……でもあんた辛いの苦手じゃないの」
千歌「今日は善子ちゃんを労うために善子ちゃんの好きな物にしようと思って……」
善子「はぁ……別に無理しなくていいのに」
千歌「無理じゃないよ!私がしたかったの!」
善子「あっそ……まぁ……別にいいけど……」

47 :
千歌「うう〜ん……上手くいかないなぁ……」
善子「……気持ちだけで充分よ」
千歌「……でもぉ……」
善子「いいの。分かってるから、無理しなくても」
千歌「善子ちゃぁん……」
善子「何情けない顔してんのよ。ほら、鼻水吹いて」
千歌「……」チーン!

48 :
善子「ありがとう、千歌」
千歌「善子ちゃんがデレた……」
善子「う、うっさいわね」
千歌「はい、代わりに鼻水ティッシュあげる……」
善子「いらないわよ!」
千歌「じゃ鍋にいれるね……」
善子「だあああ何してんのよバカチカ!!」

49 :
ーー
千歌「んー……おなかいっぱい……」
善子「わたしも……」
千歌「……余ったね……」
善子「ほら、だから言ったじゃない……」
千歌「どうしようこれ……」
善子「雑炊とか作るにしても具が余りすぎてる……」
千歌「……お酒のアテにする?」
善子「いやもう食べれないってば……」

50 :
千歌「えー……」
善子「えーって言ってもねぇ……」
千歌「んー……どうしよう……」
善子「……げぷっ」
千歌「……あ、そうだ」
善子「何、今度は」
千歌「ちょっと呼んでくるね」スクッ
善子「え、誰を?」
千歌「いってきまーす!」
善子「ちょ、どこ行くの。千歌ー?」
ガチャ バタン
善子「……もー、何するつもりよ……」

51 :
ガチャガチャ
善子「帰ってきた」
千歌「ただいまー!連れてきたよ!」
梨子「お、お邪魔します……」
善子「え」
千歌「さー入って入って!」
梨子「ほ、ホントにいいんですか?」
千歌「うん!善子ちゃんもいいって言ってるし!」
善子「いや、え?」
梨子「そんな風には見えないけど……」
千歌「いーからいーから!遠慮しないで!」
梨子「はぁ……」

52 :
善子「ちょ、何してんのよあんた」
千歌「二人で食べきれないなら三人で食べればいいんだよ」
善子「いや理論は分かるけど……」
千歌「それにご飯は人数多い方が楽しいしね!」
善子「ちょ、まっ……はぁ〜」
梨子「あの……」
千歌「あ、座ってください!」
梨子「ご、ごめんなさい。急に……」

53 :
善子「いえ。こちらこそすみません。うちの馬鹿が」
梨子「あの、ホントに大丈夫ですか?」
善子「ええ。桜内さんが良ければ是非。食べきれなくて困ってたのは本当なんで」
千歌「桜内さんお酒飲みますか?」
梨子「あ、いえ、私は」
善子「お酒苦手ですか?」
梨子「い、いえ……」
善子「でしたら遠慮なく」

54 :
梨子「……じゃあ少しだけ」
千歌「やったー!何飲みます?ビールと酎ハイと日本酒とありますよ」
善子「あんた日本酒まで買ってきたの?」
千歌「うん。今日はたくさん飲むかなって思って」
善子「明日も仕事なのにそんなに飲まないわよ」
千歌「で、何飲みます?」
梨子「じゃあ、酎ハイで」
千歌「はい喜んでー!」
善子「居酒屋か」

55 :
千歌「あ、じゃあ桜内さん私達と同い年なんだ」
善子「へぇ、意外。大人っぽいからもっと年上かと思ってた」
梨子「そんなことないですよ」
善子「どっかの誰かさんとは大違いね」
千歌「あ!なんでこっち見るの善子ちゃん!」
善子「自分の胸に手を当てて聞いてみなさい」
千歌「……千歌ってばまるで天海祐希さんみたいな人だねって言ってる」
善子「深刻な精神疾患を患ってるみたいね。可哀想に」
千歌「なんだとこの肉団子頭!」
善子「誰が肉団子よ!アホ毛星人!脳みそアホ毛に吸われてるわよ!」
千歌「なにをーー!!」

56 :
梨子「……ふふっ」
千歌「あー!梨子ちゃん笑った!」
善子「ふん、あんたがバカだから」
千歌「善子ちゃんもでしょ!」
善子「シリマセーン」
千歌「むむー!善子ちゃんもバカだよね!ね、梨子ちゃん!」
梨子「梨子、ちゃん?」
千歌「うん!せっかく同い年だからさ、仲良くしようよ!」
善子「あんたはまたそんな……」

57 :
梨子「……いいの?」
千歌「いいもなにも、私が仲良くしたいから」
梨子「……!」
千歌「ね、友達になろうよ。せっかくお隣さんなんだし」
梨子「……高海さん」
千歌「高海さん、なんてよそよそしい!」

58 :
梨子「千歌、ちゃん?」
千歌「うん!」
梨子「……善子、ちゃん?」
善子「……!え、えと」
千歌「あー何照れてんのー?」
善子「う、うっさい!」

59 :
梨子「……あははっ、面白いわね二人とも」
千歌「え?そうかなー」
善子「うるさいだけだと思うけど……」
梨子「ううん、面白いわ。私でよければ是非仲良くしてください」
千歌「やったー!」ダキッ
善子「わぷっ!いきなり飛びつくな!ってかなんで私!」
千歌「いきなり抱きつくのは失礼だから」
善子「どこ常識人ぶってんのよ!」

60 :
千歌「じゃー改めてよろしくね、梨子ちゃん!」
善子「よろしく、梨子」
梨子「ええ、よろしく。千歌ちゃん、善子ちゃん」
千歌「よっしゃ、今日は朝まで飲むぞー!」
善子「いやだから私明日仕事!」
千歌「寝ないでいけば大丈夫だよ!」
善子「死ぬわ!」
千歌「日本酒持ってくる!」
善子「ちょ、千歌ー!!」
梨子「千歌ちゃん、私も明日仕事……」
善子「梨子もあいつ止めるの手伝って!」
梨子「ええー!?」

・3 終わり

61 :
また明日かな

62 :
投稿きてた!
楽しみにしてるぜ

63 :
やりとりにワロタw

64 :
ありがてぇ……ありがてぇ……

65 :
支援します

66 :
スレタイ見たら、千歌がどこかの城主に任命されて善子が寄騎に付けられたかと思った。

67 :
──从c*•ヮ•§`¶cリ˘ヮ˚)|──!

68 :
・4

善子「おはようございます」

オハヨー

善子「さてさて……今日も一日お仕事頑張りましょう」

「善子ちゃーん!おはよー!」

善子(げっ)

善子「お、おはようございます。渡辺さん」

曜「元気ー?」

善子「はい」

69 :
曜「今日も一日無理しない程度にがんばろうね!」

善子「はい、よろしくお願いします渡辺さん」

曜「もー曜でいいっていってるのにー!」

善子「い、いえ、そういうわけには……」

曜「お団子乗せてるのにちゃんと真面目なんだね」

善子「はは……」

善子(関係ある?)

70 :
カタカタカタカタ

善子「えーと……これ、は……」

善子(……分かんない……)

善子(聞くしかないか……)

善子「……あの、渡辺さん」

曜「……」

善子「……?渡辺さん……?」

曜「……すぴー……」グゥグゥ

善子「えー……うそでしょ……」

71 :
曜「むにゃむにゃ……ハンバーグは飲み物だよ……」

善子「どうしよう……起こした方が……」

「渡辺ー」

曜「!!」ガバッ!!

ゴッチーン!

善子「へぶっ!!」

曜「あてっ!」

善子「くおぉぉぉぉぉ……」プルプルプル

曜「わっ!ごめん善子ちゃん!大丈夫?」

善子「……だ、大丈夫でっしゅ……」

曜「大丈夫じゃないよね!?」

72 :
「ったく、居眠りこくからだ。津島さんの無事が確認できたら頼みたいことがあるから来てくれ」

曜「は、はーい課長」

善子「ぉぉおおお……」サスサス

73 :
ーー

曜「はい、コーヒー」

善子「ありがとうございます」

曜「ごめんねー私石頭でさ」

善子「あ、いえ……大丈夫です」

曜「いやー今日は眠くてたまんないし、居眠りしちゃってもしょうがないよね」

善子「はぁ……」

74 :
曜「善子ちゃんもそう思わない?」ズイッ

善子「わっ」

曜「……」ジーッ

善子「……あ、あの」

曜「……やっぱ善子ちゃん美人さんだね」

善子「へ?」

曜「鼻筋が綺麗で……つり目で、肌白くて、スタイルもいいし。モデルとかやってたりした?」

善子「い、いえ、してません」

曜「そっかー絶対トップモデルになれると思うけどなー」

善子「はは……」

善子(うぅん……やっぱりこの先輩私の苦手タイプね……距離感掴めない……)

善子(まぁ、話しかけてくれるから周りの人達よりは話しやすいけど……)

75 :
曜「えいっ」ムギュ

善子「へ、ひやっ!?」

曜「おぉー善子ちゃんのお団子私の手の平サイズぴったり!」ムギュムギュムギュ

善子「やっ、ちょ!」

曜「これって取って野球したり出来ないの?」

善子「できません!!」

曜「食べちゃったりは?」

善子「できるをわけないでしょう!!」

76 :
曜「あははっ、そっかー」パッ

善子「はぁはぁ……あ、すみません、つい……」

曜「ううん、いいの。むしろそのくらいの感じで話してくれると私は嬉しいかな」

善子「はぁ……」

曜「仕事は少しでもやりやすく!ね、善子ちゃん」

善子「……善処します」

曜「あはっ、よろしく頼むよ!そろそろもどろっか」

善子「はいっ」

77 :
ーー

曜「よし、この件について確認するためにお客さんのところ行くよー!善子ちゃん着いてきて!」

善子「は、はい!」

ーー

善子「え、えと、そちらについては……」アタフタ

曜「善子代わるよ!」

曜「お電話代わりました、渡辺です。はいらはい、そちらの件は……」

ーー

善子「んと、えと……」

曜「善子ちゃん大丈夫ー?何かわからない?」

善子「あ、その、これが……」

曜「ああ、それはね……」

ーー

78 :
ピンポーン

善子「おわった……」

善子(渡辺さんめちゃくちゃ仕事出来る……すごい……)

曜「よーしーこーちゃーん!」ピトッ

善子「つめたっ!!」

曜「あははっ、どう?運動部のマネージャーみたいでしょ」

善子「……コーヒーを持ってくるマネージャーはいないと思います」

曜「細かいことは気にしないの!はい、お疲れ様のコーヒー」

善子「ありがとうございます……」

79 :
曜「あとやっとくから、あがっちゃいなよ」

善子「はい、ではお先に……」

曜「うん!」

善子「……」

曜「?どしたの?」

善子「……もし、よろしければ」

曜「んー?」

80 :
善子「……曜さんがよろしけれは、週末ご飯ご一緒にどうですか」

曜「!!」パァァ

善子「うっ」

曜「おー!誘ってくれるの!?」

善子「は、はい、お時間があれば……」

曜「もちろん空いてるよ!バッチグー!」

善子「はは……」

善子(古……)

曜「やったー!今週の楽しみができた!お仕事頑張れるよー!」

善子「……ふふ」

曜「楽しみにしてるね!」

善子「はい!」

81 :
ーー

善子「……ふぅ」

善子「……」

善子(……少しは前に、進めてるのかしら)

善子「……」グゥ~

善子「……お腹空いた」

82 :
善子「ただいまー」

千歌「おかえりー!」

善子「お腹空いた」

千歌「ご飯の準備できてるよ!」

善子「今日は何?」

千歌「焼きそば坦々麺味!」

善子「はぁ?」

千歌「焼きそばの麺に豆板醤とラー油とまぜてー……」

善子「それただの台湾まぜそばじゃない……」

千歌「ビールもあるよ!」

善子「それは最高」

・4 終わり

83 :
また明日の夜更新する

84 :
なんとようよしも網羅しているとは
ありがてえ
更新乙

85 :
これはもしかしていつもと逆パターン入るかも?

86 :
ありがてぇ……ありがてぇ……

87 :
じも?

88 :
shitくる…?

89 :
・5

千歌「ふんふ〜ん♪」

千歌「お、善子ちゃんまた新しい下着買ってる」

千歌「うわースケベな下着だなー」

千歌「……彼氏でも出来たのかな」

千歌「……今日帰ってきたら問いただしてみよ」

千歌「んしょっと……よし洗濯終わりー!」

90 :
ピンポーン


千歌「お、誰か来た。はーい!」

ガチャ

「やっ」

千歌「わー果南ちゃん!」

果南「久しぶり、千歌」

千歌「どしたのー?急に。遊びに来てくれたの?」

果南「そうそう、千歌に会いたくて会いたくてたまらくてさ〜」

91 :
千歌「うへへへ、果南ちゃんは可愛いのぉ。どれ、ハグしてやろう」バッ

果南「まぁ、というのは冗談で」

千歌「あてっ!」ドテン!

果南「ちょっと人と会う用事があってね。ついでに来た」

千歌「なんだぁ……ついでかぁ……」

果南「そ、ついで」

千歌「可愛くない……」

果南「誰に向かって言ってんのさ。100年早いよ」

千歌「3つしか歳変わんないでしょ!」

果南「はいはい。おっじゃまー」

千歌「もう!果南ちゃん!」

92 :
果南「善子は?」

千歌「仕事ー」

果南「あ、そうか。もう新しい仕事始まってるの」

千歌「うん。ちなみに私は週明けから」

果南「ふーん。ま、頑張んなよ。これお土産」

千歌「やった!果南ちゃん美人!!さすが毎日ワカメパックしてるだけあるね!」

果南「したことないけど」

93 :
千歌「んーと……お、これは」

果南「お酒。日本酒がたくさん飲めるお店に行ってきたんだ」

千歌「え、飲んでるの?」

果南「昨日だよ。一泊して今日帰るの」

千歌「そっかー。何時に帰るの?」

果南「決めてないけど、夕方には出るかな」

千歌「ありゃ、じゃあ善子ちゃんには会えないね」

果南「かな。久しぶりに会いたいけど」

千歌「善子ちゃん、果南ちゃんに会いたがってるよ。口ではあんなこと言ってるけど」

果南「素直じゃない可愛いヤツめ」

94 :
果南「ここで2人住んでるのかー」

千歌「そだよー。まだ家具とかあんまりないけど」

果南「ふーん……お、これは?」ガサガサ

千歌「あ、それは」

果南「わっ、なにこれ炊飯器?」

千歌「いや〜それはその〜」

果南「あっはっはっは!じゃあそのおっきなお尻で新品の炊飯器砕いたんだ!」

千歌「おっきくないもん!」

果南「いやー千歌は大きい方だよ。ほら」モミモミ

千歌「やめて!セクハラ!」ベシッ

95 :
果南「じゃあご飯は?」

千歌「レンジでチンするやつ食べてる」

果南「ふーん、そっかそっか。あははっ」

千歌「笑わないでよぉ」

果南「いやだっておかしい……ん?」

千歌「今度は何?」

果南「炊飯器の下になにか……お?」

千歌「えー?なに……あ」

96 :
ーー

善子「ただいまー」

千歌「おかえりー」

果南「おかえり」

善子「げっ」

果南「げっ、とは失礼な。善子が大好き果南ちゃんだぞ」

善子「海に入りすぎて記憶バグったようね……」

97 :
果南「んー?聞こえないなー?」ダキッ

善子「むぐっ!」

果南「もういっぺん言ってみ?」

善子「むぐむぐふがふが!」

千歌「あ、善子ちゃん喜んでるー!」

善子「ぶはっ!喜んでないわよ!放して!」

果南「『果南さんのこと大好き!きゅるん!』って言ったら放したげる」

善子「ぶっとばすわよ!」

果南「ぶっ飛ばされるのはどっちかなん?」モチアゲ

善子「わー!ごめんなさい!」ジタバタ

98 :
果南「いやー善子相変わらずで安心したよ」

善子「……なんでいるのよ」

果南「野暮用でね。善子が帰ってくる前に帰るつもりだったんだけど、ちょっと予定変わって」

善子「はぁ?」

果南「明日の朝帰ることにした」

善子「え、じゃあもしかして」

果南「うん、泊まっていく」

善子「えーー!!」

果南「お、そんなに喜ばなくても。嬉しいなぁ」ギュゥゥ

善子「ぐるじぃぃぃぃ……」

99 :
千歌「善子ちゃーん、お酒飲むでしょ?」

善子「はぁ……はぁ……うん……」

果南「私も私も」

千歌「じゃあ、ビールと果南ちゃんが買ってきてくれた日本酒開けよう」

善子「へぇ、日本酒あるの」

果南「1番美味しかったやつ買ってきた」

善子「果南しては気が利くじゃない」

果南「そんなに私にハグされるのが好きなの?」ギュゥゥ

善子「ごべんなざいぃぃ……」ジタバタ

100 :
果南「よし、じゃあ今日はこれを肴にしながら飲もう」ドサッ

善子「ん?」

千歌「さんせー!」

善子「うぎゃーーーーーーー!!」

果南「おおぅ、魂の雄叫び」

千歌「善子ちゃん、近所迷惑だよ」

善子「ななな、なんでこれ……!捨てようと思って炊飯器の……って開いてる!!」


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