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【安価SS】黒澤ダイヤの実況、八日目


1 :2019/10/22 〜 最終レス :2019/10/29
ダイヤさんが『ポケットモンスター オメガルビー』をプレイする様子を粛々と書き綴るssです
たまに安価が発生します

2 :
前スレ一覧


【安価SS】黒澤ダイヤの実況  
https://fate.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1539441118/

【安価SS】黒澤ダイヤの実況、二日目  
https://fate.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1541595276/

【安価SS】黒澤ダイヤの実況、三日目  
https://fate.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1545002074/

【安価SS】黒澤ダイヤの実況、四日目
https://fate.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1561936378/

【安価SS】黒澤ダイヤの実況、五日目  
https://fate.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1564343834/

【安価SS】黒澤ダイヤの実況、六日目  
https://fate.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1566089414/

【安価SS】黒澤ダイヤの実況、七日目
https://fate.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1568580462/


1レスが長すぎて完走できなくなってきました

3 :
現在のパーティ
(ポケモンリーグ、プリム挑戦前)


まりのママ(グラードン) じめん LV52 ひでり @べにいろのたま
(ゲンシグラードン ほのお、じめん おわりのだいち)
ふんえん、ビルドアップ、じしん、だんがいのつるぎ

ようちゃん(バシャーモ)♀ ほのお、かくとう LV49 もうか
つるぎのまい、かわらわり、バトンタッチ、ブレイズキック

りこちゃん♡(ジュカイン)♀ くさ LV50 しんりょく @ジュカインナイト
(メガジュカイン くさ、ドラゴン ひらいしん)
メロメロ、がんせきふうじ、リーフブレード、ダブルチョップ

よしこ(ドクケイル)♀ むし、どく LV48 りんぷん
どくどく、ヘドロばくだん、むしのさざめき、ちょうのまい

ダイヤ(ミロカロス)♀ みず LV49 かちき @ひかりのこな
どくどく、じこさいせい、なみのり、メロメロ

ゆきほ(ユキメノコ)♀ こおり、ゴースト LV46 のろわれボディ
れいとうビーム、まもる、こおりのつぶて、シャドーボール

4 :
ボックス控え


じゅっき(コイル) でんき、はがね LV14 がんじょう
でんじは、ちょうおんぱ、でんきショック、ソニックブーム

ソーナノ エスパー LV1 かげふみ
はねる、あまえる、アンコール

さくらうち(アブソル)♀ あく LV27 きょううん
かみつく、かげぶんしん、きりさく、つるぎのまい

ドクロちゃん(ヨマワル)♀ ゴースト LV30 おみとおし
かげうち、おいうち、おにび、あやしいひかり

ルビィ♡♡♡(エアームド)♀ はがね、ひこう LV44 がんじょう
いちゃもん、はがねのつばさ、そらをとぶ、まきびし

ラティオス ドラゴン、エスパー LV30 ふゆう @ラティオスナイト
いやしのはどう、りゅうのいぶき、ラスターパージ、サイコシフト

♡♡りあ♡♡(タマザラシ)♀ こおり、みず LV31 あついしぼう
オーロラビーム、のしかかり、ねむる、いびき

かずお(ギャラドス)♂ みず、ひこう LV36 いかく
(メガギャラドス みず、あく かたやぶり)
ちょうはつ、なみのり、こおりのキバ、たつまき

マル(マルマイン) でんき LV48 ぼうおん
ほうでん、ボルトチェンジ、ひかりのかべ、でんじふゆう

あくあしっぷ(サメハダー) みず、あく LV44 さめはだ
なみのり、たきのぼり、いわくだき、かいりき

まり(フライゴン)♀ じめん、ドラゴン LV47 ふゆう
メロメロ、いわなだれ、じしん、ドラゴンダイブ

かなん(ケッキング)♀ ノーマル LV45 なまけ @たべのこし
ギガインパクト、じしん、シャドークロー、メロメロ

ちか(アメモース)♀ むし、ひこう LV46 いかく
エアスラッシュ、しびれごな、メロメロ、むしのさざめき

5 :
現在所持しているわざマシンひでんマシンと覚えられるポケモン一覧
https://i.imgur.com/Qrambxo.png
https://i.imgur.com/gCUn09f.png
https://i.imgur.com/iWHfACB.png
https://i.imgur.com/5EmLHau.png

6 :
【コメント制度】
ダイヤさんはプレイの様子を某動画サイトの生放送にて絶賛配信中です。
文頭に【コメント】とあるレスは動画へのコメント扱いとなり、ものによってダイヤさん(達)が反応したりそれに伴い流れが変わったりします。
たくさんコメントしてみよう!

7 :
ヒュウウウ…

ダイヤ「このお部屋から察するに、次の方は──こおりタイプの使い手?あるいははがねタイプという線もありますか」

花丸「ということは?」

ダイヤ「ということは」カチカチ

→まりのママ ソッ…

花丸「あー!またまマさん最初にしたでしょ!」

ダイヤ「し、してませんもん!」

善子「したのはしたでしょ」

ルビィ (またまマさんで無双しちゃわないといいんだけどなあ…最適解なのはわかるんだけど、わかるんだけど…)

8 :
ダイヤ「だって、こおりタイプかはがねタイプならばまマさんがいずれにも有利ですし。次に出てくるポケモンを見て後出しでまマさん以外に安定して戦えそうなコがいたら、迷わず出しますし」カチカチ

花丸「誰と対峙するかわかんないときはまマさんが安心、ってことだね」

ダイヤ「そういうことです」カチカチ

花丸「そうしてそのままみんなまマさんで倒しちゃう、ってことだね」

ダイヤ「そ、そんなことは言っていません」

花丸「ほんと〜?」

ダイヤ「本当ですっ」

ダイヤ「さ、さあ。皆さんの回復もできたし戦闘に移りますわよ!」カチ

花丸「もう…ダイヤさんってば」

善子「オレンのみ飽きた〜」グスン

ルビィ「よしよし。寿太郎みかんがいいよね」

善子「違う。よくない」

9 :
プリム『ようこそ、私の部屋へ』

プリム『私は四天王のプリム。こおりのポケモンを信頼しています』

ダイヤ「ほら、こおり!」

花丸「だいたい想像つくお部屋だよ」

プリム『誰しも、最も高いパフォーマンスを発揮できる環境というものがあります。それは人もポケモンも同じこと』

プリム『例えばほのおポケモンならば照りつける陽射しの下、例えばみずタイプならば降りしきる雨の中、例えばじめんタイプならば吹きすさぶすなあらしの中』

プリム『言いたいことはわかりますね?』

プリム『攻防一体のこおり攻め、貴女はどのように突破なさるのか──見せてください』


『四天王の プリムが 勝負を 仕掛けてきた!』

10 :
『プリムは オニゴーリを 繰り出してきた!』

もくたん『いっておいで!まりのママ!』

まりのママ『ぐらぐらるぅぅぅぅ!』

善子「あーあ、やっちゃったわね。ダイヤ」

ダイヤ「え?」

『まりのママは ゲンシグラードンに ゲンシカイキした!』

ルビィ「ちょっとやり過ぎだよね、おねいちゃん」

ダイヤ「え?え?なにがですか?」

『まりのママの おわりのだいち!』

『陽射しが とても 強くなった!』

善子「よりによってプリム相手にまりのママぶつけることないじゃない」

ダイヤ「な、な、なん…なんですか…!?」

11 :
善子「四天王もばかじゃないからさすがにあられ打ってはこないと思うけど…」

ルビィ「相手が一番得意なことをさせない、ってゆうのは戦うときのセオリーだってゆってたもんね」

善子「誰が?」

ルビィ「果南ちゃん」

善子「言いそう。でも実際には相手のしたい戦法を受け止めた上で潰し返しそう」

ルビィ「果南ちゃんのイメージ…」

善子「ま、とにかく。これでダイヤの勝ちは確定ね。おめでとうおめでとう」パチパチ

ダイヤ「な──なんですかその感じは!全然喜べないのですが!」

12 :
ダイヤ「まるでまマさんがずるをしたみたいに言うのはおやめなさいな!相手も四天王、いくらまマさんが強いとは言えそう易々と勝たせてなどくださるものですか!」

花丸「まるは忘れてないよ、ここまでの戦いを」

ダイヤ「例えばここでふんえんを放つとするでしょう。オニゴーリはこおりタイプ、相性の面では確かにこちらが有利と言えど」カチ

『まりのママの ふんえん!』ブオオボオオッ

『効果は ばつぐんだ!』

『相手の オニゴーリは 倒れた!』

ダイヤ「 」

ルビィ「計算してみたところ、150%前後のオーバーキルです!よしこちゃん隊長!」

善子「でしょうね。それでもその程度の数値に留まるのがせめてものって感じね」

13 :
ダイヤ「い、や──」

ダイヤ「これはそう、だって、相性がよかったからっ」

善子「発言が錯綜してるわよ、ダイヤ」

ダイヤ「い──いけないことですか!?勝てる戦術を取ることが、そんなにいけないことですか!?ええ!?」

善子「うわっ、マジギレ気味じゃないのよ」

ダイヤ「まマさんを悪く言うからよ!!」

花丸「まマさんを悪く言ったというよりは、まマさんに頼りきりの現状に異を唱えられたと受け取る方が近いと思うよ」

ルビィ「はなまるちゃん、冷静な分析はやめようね」

14 :
ルビィ「おねいちゃん落ち着いて。よしこちゃんも、あんまりあおるような言い方しなくてもいいじゃん」

善子「あんたも一緒になってたでしょ!姉がキレたのを見るなり手のひら返すなんてずるいわよ!」

花丸「末っ子はこういうとこ賢いね」

『プリムは ユキメノコを 繰り出そうとしている…』

ルビィ「ほら、プリムさん待ってるから。今ポケモンバトルの途中だしさ」

ダイヤ「むぅ…ここはルビィに免じて一旦矛を収めるとしますが、この戦いが終わったら覚えていなさいな」

善子「納得いかない!」
【コメント】ヨシコとダイヤがアロハ……ふうん、へぇ、ふうーん

花丸「途端にそうは見えなくなったもんね」

15 :
ダイヤ「ユキメノコ、ですか…」

まりのママ『…』

ダイヤ (こおり、ゴーストタイプのユキメノコが相手ならば、当然まマさんならば余裕で太刀打ちができる。けれど) カチカチ

→ゆきほ

ダイヤ「…」

ダイヤ (決してゆきほさんの力量を疑うのではない。単純明快な話、レベルが6も上の相手に──同じポケモンであろうと、弱点を攻撃できようと、勝つことは難しいか)

ダイヤ (弱点を攻撃できるのは相手からこちらへも同じであるわけだし…)

ダイヤ (だめね。ユキメノコ同士の戦いを制してほしいなんて考えるのは、トレーナーのエゴイズムでしかない。それは『勝利のための選択』とは言えないわ)

『もくたんも ポケモンを 交代しますか?』

→いいえ カチ

16 :
『プリムは ユキメノコを 繰り出してきた!』

花丸「…まマさんで戦い続けるんだ」

ダイヤ「なんとでもお言いなさいな」カチカチ

ダイヤ「わたくしはポケモントレーナー。傷を負って戦ってくれるポケモン達のために、わたくしの義務はただ一つ。勝利すること。勝利のための選択をし続けること」

ダイヤ「迷いもあるし覚悟もできてはいないけれど、わからないからと足は止められない。進むのならば、勝機の見える方へ」

ダイヤ「──それだけよ」

花丸「…」

善子「…」

ルビィ「…」

『相手の ユキメノコの あやしいひかり!』

『まりのママは 混乱してしまった!』

ダイヤ「む、ユキメノコの方が速いのね…」


このレスでコンマ判定
コンマ00〜24…自傷
コンマ25〜99…攻撃成功

17 :
『まりのママは 混乱している…』ピヨピヨコンコン

『まりのママの ふんえん!』ブオオボオオッ

『効果は ばつぐんだ!』

『相手の ユキメノコは 倒れた!』

ダイヤ「見事なお手前ね。さすが、果南さんとの戦いで混乱に苦しめられた経験が活きているわ」

『プリムは オニゴーリを 繰り出そうとしている…』

ダイヤ「そして再びオニゴーリ。こおりタイプのポケモンは旅の道中あまり見かけなかったし、そう種類が多くないのかしら」

【コメント】ホウエンはシンオウより暑いからか氷が少ない

ダイヤ「ほう、なるほど。気候のせいでね。…シンオウ?」カチカチ

『プリムは オニゴーリを 繰り出してきた!』


このレスでコンマ判定
コンマ40〜99…自傷
コンマ00〜39…攻撃成功
※ 先のコンマで自傷率を勘違いしていたので、調整もかねて少し自傷率を高めにしました。

18 :
『まりのママは 混乱している…』ピヨピヨコンコン

『まりのママは わけもわからず 自分を 攻撃した!』バシッ

ダイヤ「あら。大丈夫、落ち着いてくださいな、まマさん。あなたの牙城はそう簡単には揺るがないのだから、ゆっくりで構いませんわ」

『相手の オニゴーリの フリーズドライ!』

ダイヤ「フリーズドライ。面白いわざですわね」

ダイヤ「ダメージは──うん、これならまマさんを脅かすには至らないわね」

ダイヤ「ふんえんをあててさえしまえばあなたの勝利よ。落ち着いて、狙いを定めていきましょうね」カチ…


このレスでコンマ判定
コンマ00〜29…混乱回復
コンマ30〜64…自傷
コンマ65〜99…攻撃成功

19 :
『相手の オニゴーリの こおりのつぶて!』

ダイヤ「!」

ダイヤ「こおりのつぶては先制わざ──ここで倒されると読んでのことですか?威力も控えめで随分と弱気ですが、その選択が吉と出るのか凶と出るのか──」

『まりのママは 混乱している…』ピヨピヨコンコン

『まりのママは わけもわからず 自分を 攻撃した!』バシッ

ダイヤ「ここまでの連戦で、まマさんと言えど疲労が溜まっているのかもしれませんわね。長い間眠っていらして、その期間を思えばまだまだ起き抜けにも等しい中でこうも戦いを続けては無理もありませんか」

ダイヤ「さてと…」


このレスでコンマ判定
コンマ00〜49…混乱回復
コンマ50〜74…自傷
コンマ75〜99…攻撃成功

20 :
『相手の オニゴーリの こおりのつぶて!』

ダイヤ「混乱は、確かターンの経過により回復する状態異常。混乱直後はフリーズドライでしっかりと攻撃してきて、それ以降は威力が低かろうとも必ずダメージを与えられるこおりのつぶて」

ダイヤ「なるほど、賢い選択ですが──」

『まりのママの 混乱が 解けた!』

ダイヤ「あなたの延命活動もここらで潮時のようですわね」

『まりのママの ふんえん!』ブオオボオオッ

『効果は ばつぐんだ!』

『相手の オニゴーリは 倒れた!』

ダイヤ「まマさんは止まりませんわ──なんてね♡」


まりのママ残り体力:約65%

21 :
『プリムは ユキメノコを 繰り出してきた!』

ダイヤ「そしてそしてユキメノコの再臨。ホウエン地方にはこおりタイプのポケモンが少ないというのは本当のようね」

ダイヤ「ユキメノコには先に動かれてしまうようなので慎重を期したいところだわ」ンー…

ダイヤ「とは言え、こちらのやることは変わりませんか。まさかまさかの火力を発揮されないことを祈りつつ、文字通り必殺のふんえんを放つのみ!」カチ


このレスでコンマ判定
コンマ00〜29…ふぶき外れ
コンマ30〜99…ふぶき命中

22 :
ダイヤ「ユキメノコの攻撃は──」

『相手の ユキメノコの ふぶき!』

ダイヤ「!」

ダイヤ「ふぶき──は、威力が100を超える大わざ!かくし球その一、といったところかしら──耐えて、まマさん…!」

『しかし 攻撃は 外れた!』

ダイヤ「…」

『まりのママの ふんえん!』ブオオボオオッ

『効果は ばつぐんだ!』

『相手の ユキメノコは 倒れた!』

ダイヤ「…」

まりのママ『…』ナンカ ヤッチャイマシタ?

『プリムは トドゼルガを 繰り出そうとしている…』


交代しますか? >>25
※ する場合、誰に交代するかも併せて指定。

まりのママ残り体力:約65%

23 :
ぎり24レスに足りませんでした
保守の兼ね合いもあって安価を出していられなかったので、申し訳程度に出しておきます

24 :
また夜に更新しますので、しばしお待ちを。

25 :
【コメント】保護者に頼り切りだね……

26 :
しかし零度で一撃死の可能性がね

まマのままで

27 :
ようちゃんの役割…

28 :
『プリムは トドゼルガを 繰り出してきた!』

ダイヤ「トドのポケモンと言えば、ミクリさんが従えていらしたトドグラーが記憶に新しいわね」

ダイヤ「あのときもまマさんがお相手を務めて、確かだんがいのつるぎで一撃粉砕してくださったのよね。進化してかなり逞しくなったトドゼルガまでも同じように一撃突破ができるかはわからないけれど──」

まりのママ『…』

ダイヤ「勢いに乗ったまマさんを止める者など、そうそういるとは思えませんわ」ニッ


まりのママは もくたんの 指示を 待っている… >>下1
※ ふんえん、じしん、だんがいのつるぎ、ビルドアップ、のいずれか。

併せて >>下1で同時にコンマ判定
コンマ00〜19…やばい流れ
コンマ20〜59…悪い流れ
コンマ60〜99…いい流れ

29 :
だんがいのつるぎ

30 :
ダイヤ「プリムさんはこおりタイプのエキスパート、ここでも例に漏れずふんえんを放ちたくなるけれど──」

ダイヤ「トドグラーがみず、こおりタイプだったことを思えば、トドゼルガにもふんえんは効果抜群ではない可能性が高い」

ダイヤ「つまりここで最も安定した選択は、これね!」カチ

『まりのママの だんがいのつるぎ!』ズドドゴガァァッ

ダイヤ「うん。しっかりあててくださったし、ダメージも上々。さすがに一撃粉砕とはいかなかったけれど、次は命中率に不安のないじしんでも倒せそうなところまで削ってくれたわね」

【コメント】保護者に頼り切りだね……

ダイヤ「む」

ダイヤ「あなたまで──どなたかは存じませんが、あなたまでそんなことをおっしゃいますか」

ダイヤ「呆れられることを止めはできませんし、それで結構ですが。頼れる保護者がいるのならば頼るべきというのも、一つの考え方だと思ってくださいな」

31 :
ダイヤ「返しにみずわざが飛んでくる恐れはないし、またぞろフリーズドライあたりかしら…」

『相手の トドゼルガの ふぶき!』

ダイヤ「!」

ダイヤ「相性は──普通。とは言え、相当なダメージ。ここでだんがいのつるぎが外れれば、いかにまマさんと言えど次の攻撃は耐えられませんか…」

ダイヤ「…」

ダイヤ「じしんは外れない、わよね…」ドキドキ カチ…

『まりのママの じしん!』グララララ…

『相手の トドゼルガは 倒れた!』

ダイヤ「! 倒した──ということは、」

『四天王の プリムとの 勝負に 勝利した!』

ダイヤ「三戦目!勝ちましたわ!!」

プリム『………………結構なお手前で』

32 :
【コメント】あっさり塩味

33 :
プリム『私は元々よその地方の生まれで、こおりの技を鍛えるためにこのホウエン地方へと渡ってきたの』

プリム『温暖な気候に包まれたホウエン地方でこそ、こおりポケモンの力を最も引き出す術を得られると思ったので』

プリム『そうして気がつけば四天王なんかに祭り上げられていたのですが、それはそれは退屈な日々でした』

プリム『軟弱な挑戦者達にうんざりしていた折、現れた貴女』

プリム『氷のように冷えきっていた私の心を溶かす、熱く楽しいバトルでしたよ』

プリム『貴女がホウエン地方の頂点へ登り詰めたら、また、私と勝負をしてください』

プリム『そのときまで私はこの座を守り続け、そして次こそは貴女を氷漬けにしてみせますから』

プリム『進みなさい、若き強きトレーナーさんよ』

34 :
ダイヤ「見た目に違わず、品のある淑女でしたわね」

ダイヤ「それにしても、」

【コメント】あっさり塩味

ダイヤ「…ええ。とてもあっさりと終わってしまった感覚があるのは否めませんね」

善子「まりのママに頼りきるからでしょ」ヌゥ

ダイヤ「善子さん」

花丸「まさか他のコが全く活躍しないとは思わなかったずら」ヌゥ

ダイヤ「花丸さん」

ルビィ「お疲れさま、おねいちゃん!もくたんちゃん、それにまマさんも!」ギュゥ

ダイヤ「んまあありがとうルビィ!お姉ちゃんももくたんちゃんもまマさんも、み〜んな頑張ったわ♡」ギュゥ

善子「ずるいぞ妹ォ!!」

35 :
ダイヤ「なんですか、途中から声援の一つも寄越さなくなったくせに。今さら言いがかりですか?」ジト

善子「声援すら寄越さなかったのは頬擦りしてるその妹さんも同じなんだけど」

花丸「ちょっと言い過ぎたかなって、反省したんだ」

ダイヤ「!」

花丸「勝つために手段を選ばないことがダイヤさんの義務なんだって言われて、そうなんだって思った。まるはポケモンを持ってないからよくわからないけど、そういうものなのかもしれないなって」

善子「対人戦でみがわりどくまもやってるわけでもないし、そうじゃなくてもルールの範囲内で戦ってる以上、責められる部分なんか全くないわよね」

ルビィ「極端な形で出ちゃっただけで、おねいちゃんが『誰も傷つけない』ことを一番大事にするってゆうのは、ここまでの冒険でもずっと守ってきたことだもんね。
それを否定するみたいになるのは、これまでのおねいちゃん達の冒険をみんな否定するようなものだなって、思って」

善子「ごめん」

まるびぃ「「ごめんなさい」」

ダイヤ「あなた達…」

36 :
ダイヤ「そんなことを気にしていたのですか」ハァ

ダイヤ「わたくしは誰になんと言われようと、この旅の至上命題を譲る気もなければ変える気もありません」

ダイヤ「善子さんからはたくさんの知識と戦術を頂いたわ。ルビィからは、この道が間違っていないのだという自信を。花丸さんとは一緒に戦っている心強さを貰っています」

ダイヤ「些事をいちいち気にして黙りこくるよりも、思い思いの言葉でわたくし達を応援してくださいな」

ダイヤ「その方が、よっぽど嬉しいわ」

善子「ダイヤ…」

花丸「ダイヤさん…」

ルビィ「おねいちゃん…」

ダイヤ「それぞれの謝罪から、まだ若干わたくしのスタンスを責めようという雰囲気が感じられたことは呑み込みますが」キッパリ

ルビィ フスーフスー

ダイヤ「口笛きちんと吹けていませんわよ、ルビィ」

37 :
ダイヤ「それよりも、驚きなさい!なんともう三人を打ち倒してしまったのよ!」

花丸「ってことは──あと一人!」

ダイヤ「四天王との肩書きに嘘偽りがなければそうでしょうね。そしてそのお一人は、ドラゴンタイプの使い手…!それだけでも強力そうな気配がぷんぷんして、腕が鳴りますわ」

ルビィ「え…?」

ルビィ「ゆったの!?よしこちゃん!」

善子「や、ほら、さすがにドラゴン一族に無策ってのはどうかなって…」

ルビィ「にしたってネタバレするなんて最低だよ!なんかもっとこう、上手に誘導するとかあったじゃん!」

善子「た──例えば!?」

ルビィ「…強いこおりタイプとフェアリータイプのポケモンつれてった方がいいよ、みたいな…」

善子「どこが!?どこが上手に誘導してますか!?」

38 :
花丸「みんなで一丸となって戦わなきゃいけないんだから、善子ちゃんとルビィちゃんで言い合うなんてだめだよ」

ルビィ「だ、だってえ…」

花丸「敵の敵は味方、ずら」

ルビィ「それこの状況に合ってるかな…?」

ダイヤ「ひとまずゆきほさんで無双すればよいのかしら?」カチカチ

善子「無双言うな!スタンス貫くどころか開き直ってんじゃないのよ!あとたぶんゆきほで無双は無理だから!」

ルビィ「今のはゆきほさんを軽んじたと思う!」

ダイヤ「またですか。またやりましたか善子さん」

善子「私にだけ敵が多い感じやめえええい!!」


四天王の プリムを 打ち破った!
残る四天王は あと 一人… ▼

39 :
現在のパーティ
(ポケモンリーグ、ゲンジ挑戦前)


まりのママ(グラードン) じめん LV53 ひでり @べにいろのたま
(ゲンシグラードン ほのお、じめん おわりのだいち)
ふんえん、ビルドアップ、じしん、だんがいのつるぎ
https://i.imgur.com/qfBVvCF.png
https://i.imgur.com/xrDZxu8.png

ようちゃん(バシャーモ)♀ ほのお、かくとう LV50 もうか
つるぎのまい、かわらわり、バトンタッチ、ブレイズキック
https://i.imgur.com/xDrTutP.png

りこちゃん♡(ジュカイン)♀ くさ LV50 しんりょく @ジュカインナイト
(メガジュカイン くさ、ドラゴン ひらいしん)
メロメロ、がんせきふうじ、リーフブレード、ダブルチョップ
https://i.imgur.com/Oub68eP.png
https://i.imgur.com/khQdkVC.png

よしこ(ドクケイル)♀ むし、どく LV48 りんぷん
どくどく、ヘドロばくだん、むしのさざめき、ちょうのまい
https://i.imgur.com/JRAlYf8.png

ダイヤ(ミロカロス)♀ みず LV49 かちき @ひかりのこな
どくどく、じこさいせい、なみのり、メロメロ
https://i.imgur.com/oOpSvfi.png

ゆきほ(ユキメノコ)♀ こおり、ゴースト LV47 のろわれボディ
れいとうビーム、まもる、こおりのつぶて、シャドーボール
https://i.imgur.com/4B0nhEP.png

40 :
おっいけました

ゲンジ戦の先鋒 >>41
※ 上記六匹のいずれかから指定。戦略などもなにか要望があれば。


参考、ゲンジのパーティ
チルタリス LV53 ♀
フライゴン LV53 ♂
フライゴン LV53 ♀
キングドラ LV53 ♂
ボーマンダ LV55 ♀

41 :
【コメント】わかっていなければこのワシに勝つことはできまいっ!

42 :
>>25
>>41
安価出されたレスにコメントするくらいなら一緒に安価も取りなよ……最低限安価下くらいは言いなさい。安価取られたと思って覗かなくなる人もいるんだぞ

安価はゆきほ

43 :
>>42
スマン、見落としてた

44 :
【コメント】あっとひとり!あっとひとり!

45 :
ゴォォオオ…

ダイヤ「これまでの静かな緊張とは、また一味違う厳かさがあるわね」

花丸「大きな怪物が唸ってるみたい」

ダイヤ「言い得て妙ですわ、その怪物とやらがドラゴンポケモンなのでしょうが──」カチ

『ゆきほ まりのママ ようちゃん りこちゃん♡ よしこ ダイヤ』

ダイヤ「大物喰らい、成し得るかしらね」

【コメント】あっとひとり!あっとひとり!

花丸「そう、あと一人なんだから!ここで弱気になるなんて有り得ないずら!」

ダイヤ「! そうよね、その通りだわ」

ダイヤ「今のわたくしにできるのは、この仲間達を信じて戦い抜くことだけ──いざ行きましょう、ホウエン地方の頂を望みに!!」

花丸「うん!」

ダイヤ「二人とも」

善子「あ、うん…頑張って」

ルビィ (知らないからね…)

46 :
ゲンジ ドン…!!

ダイヤ「この方が四天王の総大将。海賊王の長老ですか」

ルビィ「!」

善子「いやその情報はまじで私じゃない」

ダイヤ「聞けばドラゴンポケモンを操るそうで。小耳に挟んでしまったので心ばかりの対策をしてきましたが、それを卑怯とはおっしゃいませんわよね」

【コメント】わかっていなければこのワシに勝つことはできまいっ!

ダイヤ「! ふふ──強気なことで」

花丸 (話しかけたらお返事が貰えるんだ…)

ダイヤ「カゲツさん、フヨウさん、プリムさん──それに、ホウエン地方の各地を守るジムリーダーさん達を越えてきました」

ダイヤ「あなたに勝利することで、これまで歩んできた道に一つの答えが出ることでしょう。わたくしはそのためにここまで来たのです」

ダイヤ「挑戦者の前口上は長々と不要ですか。それでは胸をお借りし──越えさせていただくとしましょう!」カチ

47 :
ゲンジ『来おったな』

ゲンジ『ワシはゲンジ。元は遠くの海で海賊をやっとった』

ゲンジ『カゲツ、フヨウ、プリムとは話したか?先に言っておこう。ワシはあいつらとは違う』

ゲンジ『ホウエン地方ポケモンリーグ、その殿はこのゲンジ以外には務まらん。ここでポケモンバトルに渾身することこそ、ワシの使命だと思っとる』

ゲンジ『いいか、挑戦者。全力を尽くせ。戦いの後に言葉はいらん。悔いのないよう全力を尽くせ!』

ゲンジ『いくぞ!!』


『四天王の ゲンジが 勝負を 仕掛けてきた!』

48 :
『ゲンジは チルタリスを 繰り出してきた!』

ダイヤ「チルタリス──ハミングポケモン、だったかしら。ナギさん、そしてミツルさんとのバトルにおいても対峙したけれど、はっきり言って強力なポケモンね」

花丸「そうなの?あんまり強そうには見えないけど…」

ダイヤ「ふふ。それは可愛いからですか?でもまマさんだって、見た目に反しとても強いでしょう?」

花丸「いや、まるから見たらまマさんは充分強そうなんだけど」

ダイヤ「ナギさんのときはぶっぶさんがどくどくを駆使して、ミツルさんのときはマルちゃんが梨子さんの声援を力に換えて、それぞれ戦ってくれたけれど──」

もくたん『いっておいで!ゆきほ!』

ゆきほ『キュアルァァン!』

ダイヤ「さて、ゆきほさんは一体どんな戦い方を見せてくださるのでしょうか」

49 :
『ゆきほは どうする?』

『れいとうビーム まもる こおりのつぶて シャドーボール』

ダイヤ「まずは順当にれいとうビームかしら」

花丸「直接的な名前だね。凍らせるビーム?」

ダイヤ「ですわね。相手は太古より生きるドラゴンポケモン。その生態は極めて逞しく、何事にも動じない強さはあるけれど、やはり生物。寒さという根幹のダメージには幾分か耐性がないようなのよ」

花丸「なるほど。恐竜だって氷河期で絶滅したもんね」

ダイヤ「氷河期で絶滅したのって恐竜でしたっけ…?」

ルビィ チラ…

善子「これはもう完全にダイヤ節よ。ドラゴンの生態について語ったらこんなもんじゃないから、私」

ルビィ「確かに」

50 :
ダイヤ「まマさんをも抜き去る素早さ。速度の面ではゆきほさんに分があるはずで、それがどこまで勝負に効いてくれるか──」カチ

『ゆきほの れいとうビーム!』パキキキッ

『効果は ばつぐんだ!』

ダイヤ「…!」

花丸「ああっ、惜しい。もうちょっとだったね」

ダイヤ「レベルの開きがここで仇となってしまったわね」

『相手の チルタリスの りゅうのはどう!』

ダイヤ「しかし、これはしっかりと耐える」

花丸「半分以上残ったね」

善子「BWのれいビのエフェクトがめっちゃ弱そうって思ってるんだけど、わかる?」

ルビィ「わかんない」

51 :
ダイヤ「この体力──回復してくる可能性が高いわね」

花丸「かいふくのくすり!」

ダイヤ「そう。それを読めるのなら、うまく活かしたいところだけれど…」

ダイヤ「例えば次のターンで先に回復され、れいとうビームで同じだけ体力を減らしたとする」

花丸「そしたら、また回復するのかな」

ダイヤ「どうでしょうか。されるにせよされないにせよ、先手を取れる以上は戦局に大きな影響はなさそうね。ここでゆきほさんを回復させたとしても、れいとうビーム一回で倒せないからには反撃を受けてしまう」

ダイヤ ンー…

ダイヤ「それならば手の早さを優先しましょうか。下手に猶予を与えて、また想定外のことをされては敵わないものね」カチカチ

52 :
『ゲンジは かいふくのくすりを 使った!』

ダイヤ「これは読んだ通りね」

『ゆきほの れいとうビーム!』パキキキッ

花丸「そしてれいとうビームで同じくらいまで体力が減ったね」

ダイヤ「そうなると当然ながら」カチ

『ゆきほの れいとうビーム!』パキキキッ

『効果は ばつぐんだ!』

『相手の チルタリスは 倒れた!』

ダイヤ「という具合ですわ!」

花丸「チルタリスさんを倒したずら!」

ダイヤ「レベルに多少の不安はあるけれど、きちんと体力の管理さえしてあげれば、ゆきほさんは充分に通用する。この勝負も──わたくし達が貰いますわよ!」

『ゲンジは キングドラを 繰り出そうとしている…』


交代しますか? >>下1
※ する場合、誰に交代するかも併せて指定。

ゆきほ残り体力:約53%

53 :
キングドラって水に弱い?
安価下

54 :
じゃなかった草に弱い?
安価下

55 :
まマ

56 :
キングドラってドラゴンと水だから草には弱くなかったはず

57 :
ダイヤ「キングドラ」

ダイヤ「シードラの進化した姿で、タツノオトシゴポケモンね」

善子「タツノオトシゴポケモンではない」

花丸「ドラゴンの…キングなの?」

ダイヤ「!」

ダイヤ「そう…そうね、そんな考え方もできるわね…」

善子「できるかしらね」

ダイヤ「キングドラゴン──」

──善子『四天王はみんな一匹ずつ相棒を連れてるの。一番信頼してるポケモンで、だからこそ最後の最後に繰り出してくるってわけよ』

ダイヤ「ゆきほさんを脅威と捉えて、まさか相棒をここで投入して…!?」

58 :
ゆきほ『…』

ダイヤ「体力を半分ほど削られている今のゆきほさんでは、満足に太刀打ちできるとは限らない」

ダイヤ「くっ、あわよくば総大将を討ち取る役目はゆきほさんにあげたかったところだけれど──仕方がありません」カチ

善子「ぇ」

『ゲンジは キングドラを 繰り出してきた!』

もくたん『もどっておいで、ゆきほ!いっておいで!まりのママ!』

まりのママ『ぐらぐらるぅぅぅぅ!』

善子「ま──」

よしまるびぃ (((またまマに頼ったァーーーーー!!)))

59 :
善子 (いやっ、でもっ、ぐ…さっきあんな感じで一件落着させたとこだし!ここでまたやいやい野次を飛ばすのは…さすがに…!)

ルビィ (お姉ちゃん──まマさんで無双するのが癖になってる!絶対なってる!まマさん出しちゃえば負けないってわかったからだ!)

花丸「またまマさんかあ」ハァ

よしるび「「!!?」」

ダイヤ チラ…

花丸「まマさんが強いこともわかったし安心して任せられるのもわかるけど、うーん…まるそろそろ他のポケモンが戦うところも見たいなあ」

ダイヤ「…」

善子 (おお、いいぞいいぞ!やわらかい感じで抑えにいってる!)

ルビィ (頑張れ!花丸ちゃん頑張れ!)

60 :
花丸「ダイヤさんがまるに『一番頼りにしてる』って教えてくれたのは梨子ちゃんだったけど、どう見てもまマさんを一番頼りにしてるよね」

ダイヤ「…ポケモンバトルには相性というものがあって、いついつでもりこちゃん♡に任せておけば安心というものでは」

花丸「いついつでもまマさんに任せておけば安心なのに?」

ダイヤ「そ、れは──」

花丸「まるにもわかるよ。ここは『だんがいのつるぎ』とかいう卒塔婆攻撃で、あっさりキングドラを倒しちゃうんだよね。そこまではもういいけど」

花丸「キングドラを倒したら、後はまマさんに頼らないで、他のポケモン達が戦う姿を見せてほしいな」

善子 (なんで卒塔婆…?)

ルビィ (そとばってなに…?)

善子 (っていうか──)

花丸「お願いします、ダイヤさん」ハァ…

善子 (なんかずら丸相当うんざりしてない!?)

ルビィ (よっぽどまマさんが戦う姿を見るのに飽きちゃったのかな…)

61 :
【イベント】試しに他のポケモンを出したらボコボコにされて、どうすればいいか悩むダイヤ

62 :
ダイヤ「…わかりました。安易にまマさんにばかり頼り過ぎていたことは認めますし、深い考えもなくまマさんに出ていただくほどの場面でなかったとも思います」

ダイヤ カチカチ…

善子 (目に見えてしゅんとしちゃったわよ…)

ルビィ (花丸ちゃんに本気のトーンであんなこと言われたら、ルビィだってああなるよ…)

→だんがいのつるぎ カチ…

花丸 フー

ダイヤ ビクッ

ダイヤ オロ…

→ポケモン カチ…

花丸 ジー

ダイヤ モジモジ

善子 (途端にダイヤがずら丸の一挙手一投足に怯えるようになった…)

63 :
ダイヤ (まマさんのだんがいのつるぎなら一撃、ではなくとも二度も放てば確実に倒せるはず)

ダイヤ (だけれど、そうやって勝利することは誰が望んでいるのか…)

まりのママ『…』

ダイヤ (もしかしてまマさん自身すら、あまりにもおんぶにだっこの現状に辟易していらっしゃるのでは…)

ダイヤ モンモン…

ダイヤ「──────」

ダイヤ「いえ!ここはわたくしの選択が甘えというものでした!」

善子「!」

ダイヤ「思い切って交代しますわ!」カチカチ

64 :
善子「え、ええ…受け出し?別にキングドラくらい倒してからでいいんじゃ…」

ダイヤ「いいえ!長い眠りから目覚めたばかりのまマさんにばかり戦っていただくというのは、よいトレーナーの指示とは言えませんわ。平気よ、相手はみずタイプを持つキングドラなのだから、りこちゃん♡ならば余裕でちょちょいと──」カチカチ

善子「そ、そんな安易な…」

もくたん『もどっておいで、まりのママ!いっておいで!りこちゃん♡!』

りこちゃん♡『ジュオオオゥッ!』

『相手の キングドラの りゅうのはどう!』

善子「……結構ごりっと持ってかれたわね」

ダイヤ「………!い、いえでも、これならもう一回は耐えられるし、メガシンカしてしまえば敵なし…!」

ルビィ「メガシンカは…やめた方が…」

ダイヤ「な、なぜ!?」

65 :
ルビィ「えっと…」

善子「…いいと思うわよ。この局面、結構やばいし」

ルビィ「うん…」

ルビィ「キングドラさんってみず、ドラゴンタイプなんだけど、ドラゴンタイプにくさタイプのわざは半減──その、効果今一つなんだよ」

ダイヤ「えっ。それは、つまり…」

ルビィ「キングドラさんにはくさタイプのわざは効果抜群じゃないから、絶対一撃で倒せるとはゆえないから…」

ダイヤ「…!」

ダイヤ「で、でも、二回放てば確実に倒せるでしょう!?次のりゅうのはどうは耐えるのだからりこちゃん♡が──」

善子「メガシンカしたら、ジュカインはドラゴンタイプが付くでしょ。りゅうのはどうももちろんドラゴンわざよ」

ダイヤ「あ、効果抜群…」

ルビィ「それと、確かここのキングドラさんってれいとうビームも持ってるから、メガシンカしたら…」

ダイヤ「…………大弱点ではありませんか!!」

66 :
キングドラ『…』

りこちゃん♡『…』

ダイヤ「…」

よしるび「「…」」

花丸「…」

ダイヤ「い、一旦交代しますわ!」

善子「誰に引くつもりよ」

ダイヤ「それは、その、」カチカチ

『ゆきほ ようちゃん よしこ ダイヤ』

ダイヤ「………えっ、と…」

67 :
ダイヤ「タイプ一致で高い威力のりゅうのはどうに、れいとうビーム、それに恐らくみずわざまで備えているとなると…」

ダイヤ「…」

ダイヤ「…そう!ぶっぶさん!ぶっぶさんがいるではありませんか!」

ダイヤ「ぶっぶさんならばこおりわざもみずわざも痛手とはならないし、とくぼうも高いのでりゅうのはどうだって耐えられる!」

善子「ああ、まあ、確かにね」

ダイヤ「ふふふ、よい着眼点でしょう。こちからの攻撃手段も乏しいけれど、どくどくを撃ち込んでじこさいせいで粘っていればいずれキングドラの体力も尽きようというもの」カチカチ

もくたん『もどっておいで、りこちゃん♡!いっておいで!ダイヤ!』

ダイヤ『ヒュオオオァンッ!』

68 :
ダイヤ「さあぶっぶさん。どんな攻撃が来ようとあなたならば大丈夫よ。得意の粘り戦術でこの窮地を華麗に脱してみせましょう──」

『相手の キングドラの あくび!』

ルビィ「げ」

『ダイヤは 眠気を 誘われた!』

ダイヤ「…あくび」

ルビィ「あくび」

ダイヤ「かなんさんが得意にしていらした、あのあくび?」

ルビィ「そのあくび」

ダイヤ「…」

ルビィ「…」

ダイヤ「…………眠ってしまうではありませんか!!」

69 :
ダイヤ「どくどくを撃ち込んで、キングドラから攻撃を受けて…このターンの終わりにぶっぶさんは眠ってしまう」

ダイヤ「どんなに早くても目を覚ますまでに二度は攻撃を受けるとして、その間はじこさいせいで回復することができないから…」

ダイヤ「三回以上は絶対に耐えなければならない──」

善子「…」

ルビィ「…」

ダイヤ「可能でしょうか?」

善子「絶対無理でしょ!そこまでの耐久オバケじゃないわよミロカロスは!」

ダイヤ「かなりまずい状況になってしまったではありませんかァ!!!」

70 :
ルビィ「あそこでわざわざまマさんを交代したのが痛かったよね…」

善子「無策の交代がいい結果に繋がることなんか普通ないものね。自ら起点にされにいくようなものだし」

ダイヤ「うう…だってえ…」

花丸「おとなしくまマさんに頼らないから…」

ダイヤ「あなたがそれを言いますか!?」

花丸「キングドラはまマさんで倒したらいいのにって言ったずら!」

ダイヤ「うううう……」

善子「リアルに頭抱える人って初めて見た」

ルビィ「ゆってる場合じゃないから…」


ゆきほ残り体力:約53%
りこちゃん♡残り体力:約62%
ぶっぶ残り体力:100%、眠気状態

to be continued...

71 :
【コメント】勝ち方を選びにいったときってだいたい足元掬われるよね……

72 :
【コメント】ハナマル、あんまりダイヤを困らせないで? いろんなポケモンが見たいのはわかるけど

73 :
ダイヤは もくたんの 指示を 待っている… >>75
※ 交代、居座り、回復、のいずれか。
副次的に指定する内容がある場合は併せて指定可能。指定がなければこちらで適当に判断します。

74 :
kskst

75 :
痺れを切らした花丸がどくどく

76 :
【コメント】こんなとき吹くだけでポケモンの目が覚める笛やビードロがあれば…!

77 :
花丸が毒毒の人みたいになってる

78 :
どくどく厨と化した花丸

79 :
2次創作では花丸ちゃん割と毒舌だからかな……

80 :
そして爪を剥がされるんですね

81 :
ダイヤ ソロ…
→どくどく カチ…
ダイヤ バッ ブンブン
ダイヤ ソッ…
→メロメロ カチ…
ダイヤ ブンブンブンブンッ
ダイヤ「うううう…」
善子「ここまで悩むダイヤを見るのはいつぶりかしらね…」
ルビィ「どうするにしてもそれぞれのリスクがわかるから、ためらっちゃうんだろうね…」

82 :
ダイヤ ウウウウ…
花丸「…」
キングドラ『…』
『ダイヤは もくたんの 指示を 待っている…』
花丸 (ゲームのことなんかまるでわからないまるにも、これだけずっと隣で見てればわかる)
2DS「 」←放置
花丸 (そしていくら機械に疎いまるにも、ボ間違わないようにボタンを押すことくらいならきっとできる)
花丸 (ピンチになったのは、まるが言ったことをダイヤさんが気にし過ぎてしまったから)
花丸 (そのせいで抜け出せない思考の回廊に囚われてしまったのなら、解決すべきはまるの手で。この苦境を打破するために──まるが手を汚す!)

83 :
ルビィ「おねいちゃん、とりあえずなにか指示してあげたら…どうしてもになったらどうぐで回復してあげたらいいし、じゃなくても、その、また挑んだらいいから…」
花丸 スッ
善子「…ん?」
花丸 プルプル…
善子「ずら丸?あんた、なに…」
花丸「キングドラを倒さないことには、他のポケモンが戦うとこだって見られないずら!」ウオオオ
ルビィ「! はなまるちゃん、それは…!」
善子「勝手に──ッ」バッ…
→どくどく カチ!
ルビィ「!!」

84 :
ルビィ「ああっ、やった…!」
善子「ずら丸、あんた!」ガシッ
花丸「も──もうなにもしないよ!これだけだもん!」ジタ…
ルビィ「おねいちゃんおねいちゃん!」
ダイヤ「へ…?」
『ダイヤの どくどく!』ブクゥブブブッ
『相手の キングドラは 猛毒を 浴びた!』
ダイヤ「──え…」
『相手の キングドラの りゅうのはどう!』
ダイヤ「…!?」

85 :
『ダイヤは 眠ってしまった!』zzz...
『相手の キングドラは 猛毒の ダメージを 受けている…』
ダイヤ ポカン…
ダイヤ「ぶっぶさん…?いえ、もくたんちゃんが、自ら…?」キョトン…
ルビィ「…っ」
善子 ドン
花丸「あぅっ」ヨロ
花丸「ダイヤさん、その…」
ダイヤ「花丸さん…?」

86 :
花丸 モジ…
ダイヤ「…」
『キングドラ どく』
『ダイヤ ねむり』
ダイヤ「…そう。花丸さん、あなたが指示を…」
花丸「ご──ごめんなさいっ!ピンチなんだってことはわかったから、まる、責任取ってなんとかしなきゃって思って!できること、どくどくしかわからなかったから、つい…!」
花丸「これで負けちゃったら、おら、おら…」カタカタ…
【コメント】ハナマル、あんまりダイヤを困らせないで? いろんなポケモンが見たいのはわかるけど
花丸「!」
ダイヤ「こら、もくたんちゃん。そんな言い方をしてはいけませんわ」

87 :
ダイヤ「花丸さん」スッ…
花丸「──っ!」グ…
ダイヤ「ありがとうございます」ハグ…
花丸「………ぇ…」
花丸「おこら、ないの…?」
ダイヤ「怒るものですか」
花丸「だっておら、勝手に、ダイヤさんのゲーム、さわって、」
ダイヤ「そうですわね」
花丸「そもそもこんな状況になったのだって、おらが余計なこと言ったからで、じゃなかったら今頃まマさんがみんな倒してて、」
ダイヤ「かもしれませんわね」
花丸「なのにっ、なんで怒らないの──」
ダイヤ「花丸さんも、『勝ちたい』と思ったから」
ダイヤ「だから自らいけないと思いつつも、思い切ってどくどくを放つよう指示をしてくださったのでしょう」
花丸「それ、は…」
ダイヤ「わたくし達の勝利のために動いてくれたことを、どうしてわたくしが怒りますか」

88 :
ダイヤ「ご覧なさいな」
『キングドラ どく』
『ダイヤ ねむり』
ダイヤ「ぶっぶさんはりゅうのはどうを物ともせず耐えてくださったし、おまけに眠ってしまうのと引き換える形で猛毒を投与する大金星!」
ダイヤ「これは、まだまだ戦況はわからなくなってきましたわよ」
花丸「そう、なの…?」
ダイヤ「ええ。このダメージならば──そうね、あと二回!耐えられるはずよ。そしたらぶっぶさんが目を覚まして、じこさいせいで回復して、キングドラをメロメロになんかしてしまって──」
ダイヤ「勝利は目前よ」ニコッ
花丸「ぅ──」
花丸「ぅぇぇぇん……ごめんなさい、ダイヤさん…勝手なことしてごめんなさいぃ…」グズグズ
ダイヤ「よしよし、ほらほら。そんなに泣いていてはぶっぶさんの活躍が見えないでしょうが」ポンポン…

89 :
ルビィ「よしこちゃん」っスマホ
善子「ん」
『キングドラ りゅうのはどう → ミロカロス』
『超高乱数4』
善子「最速起きできたとしても、厳しい状況ね」フゥ
ルビィ「そうみたい」
善子「どうなるかしらね…」

90 :
『ダイヤは もくたんの 指示を 待っている…』

ダイヤ「ぶっぶさんには目を覚ますなりじこさいせいをしていただきたいので、今はそれを指示しておくしかないわね。とは言え、いつ起きてくださるかはぶっぶさん次第ですが」

【コメント】こんなとき吹くだけでポケモンの目が覚める笛やビードロがあれば…!

ダイヤ「ええ?なんですか、その都合のよいどうぐは」クス

ダイヤ「…」

ダイヤ (いや、この感じ。今までにも何度か似たようなことがあって、そのたび冗談めかして送られてきたアシストが実は本当に役立つアドバイスでした、というような…)

花丸「ダイヤさん?」

91 :
ダイヤ「まさかとは思いますが」カチカチ

→どうぐ

ダイヤ カチカチ…

ダイヤ カチカチ…カチカチ…

ダイヤ「──いやないんかい!!」

ダイヤ「紛らわしいのですが!いかにも実はわたくしがそんなどうぐを持っているのにその効果に気づいていないだけであるかのようなアシストを寄越してからに!」

ダイヤ「そもそも笛なんか」カチ

→むげんのふえ

ダイヤ「これしかありませんが!これをどうしろと!?試しに吹いてお見せしやしょうかピーヒャラリ!あらま不思議、戦闘から離脱してしまったらどうするおつもりですか!」

ルビィ「…おねいちゃん」スッ

→カゴのみ
→ラムのみ
→フエンせんべい
→ばんのうごな

ダイヤ「…」

ダイヤ (あっめっちゃあるゥーーーーー!)


☆めっちゃある────!

92 :
ダイヤ「えー」

ダイヤ「この辺りのきのみやらおせんべいやらを食べさせるか、ばんのうごなを振りかけるかすれば、まあ、起きてくれそうです」

花丸「そ、そうなの!?」

ダイヤ「ただ問題があるとすれば…」

花丸「眠ってるぶっぶさんに、どうやってきのみやおせんべいを食べてもらうか、ってことだね…」

ダイヤ「いかにも」コクン

善子 (リアリティ!)

ルビィ (お姉ちゃんと同じ思考ができるなんて、花丸ちゃん…やるね…) ゴクリ…

93 :
ダイヤ「そういう意味では、もくたんちゃんがさらさらと振りかければよいだけのばんのうごなが最適とも言えますが…」

花丸「…どういう理屈で起きるのかな」

ダイヤ「…タンパク質に作用する成分が含まれていて、粉を浴びた部分の皮膚がなんらかの反応を起こし、それによって目覚める…とか」

花丸「それ、大丈夫なの…?」

ダイヤ「漢方薬の一種なので、悪影響があるわけではないと思うのですが…」

善子 ウズウズ

ルビィ「まあまあよしこちゃん。気持ちはわかるけどまあまあ。この平和な話し合いが続くだけなら、今までよりよっぽどいいでしょ」

94 :
もくたんは どうする? >>下1
※ わざの指示、回復、のいずれか。
使うわざやどうぐも併せて指定可能。指定がなければこちらで適当に判断します。

キングドラ残り体力:約93.8%、猛毒
ぶっぶ残り体力:約75.1%、眠り

95 :
カゴ

96 :
【コメント】もくたんちゃんが眠るダイヤに口移しで食べさせてあげるんだよ

97 :
花丸「眠っているところに食べてもらうには、おせんべいは固過ぎるかな?」
ダイヤ「でもぶっぶさんはみずタイプなので、こう、濡れせんべいのようにすることもできるのではないかと」
花丸「その二つのきのみはなにが違うの?」
ダイヤ「効力、でしょうね。普通に考えれば。でなければカゴのみが完全な下位互換となってしまうもの」
花丸「だったらカゴのみの方がいいよね…」
ダイヤ「症状と効能がはっきり噛み合っていますからね。きのみならばラムのみよりカゴのみでしょう」
花丸「ばんのうごなは?」
ダイヤ「よく見ると説明に『とても苦い』とあるので、内服する薬のようね。わたくしならば寝ているうちにとても苦いものを勝手に飲まされたら、例え漢方薬だとしても嬉しくはないわ」
花丸「だったらやっぱり──」
ダイヤ「ええ。ここでぶっぶさんに服用していただくのは、」
→カゴのみ

98 :
ダイヤ「口元に持っていけば食べてくださるかしら」
花丸「いい匂いがするなら、まるは寝てても食べる自信があるよ」
ダイヤ「…」
ダイヤ クン
善子「絶対にそれは意味ない」

99 :
善子「どうしてあなたはこう、ゲームにリアリティを求めていくのよ」

ダイヤ「どうしてと言われても。現実に即して合理的な思考を取る方が、何事も上手くいくに決まっているでしょう」

善子「その考え方で正解だったこと、何回あるかしらね」

【コメント】もくたんちゃんが眠るダイヤに口移しで食べさせてあげるんだよ

ダイヤ「ご覧なさいな。これならば眠っていてもこぼすことなく食べられ──え、口移し?」

花丸「口移しかあ」

ダイヤ「先に噛んでしまうと、効能が下がってしまったりしませんか?」

ルビィ「気にしなきゃだめかな、そんなとこ」

100 :
『もくたんは カゴのみを 使った!』

『ダイヤは 目を 覚ました!』

『相手の キングドラの りゅうのはどう!』

『相手の キングドラは 猛毒の ダメージを 受けている…』

善子「なんか随分久し振りに戦闘が動いた感じする」

ルビィ「これくらいの脱線ちょこちょこあるでしょ」

ダイヤ「早々に目を覚ますことができたので、余裕を持って体力を回復できるわね」カチカチ

花丸「まずはじこさいせいだね」

101 :
『ダイヤの じこさいせい!』シュオオオ

『相手の キングドラの りゅうのはどう!』

ダイヤ「またあくびをされなくてよかった」

善子「こういうの、脳死りゅうのはどう連打っていうのよ」

ダイヤ「なんですかそれ怖い」

花丸「ふわ…」

ダイヤ「あら、花丸さんも眠気を誘われてしまったようね」クス

花丸「つ、つい…」//


キングドラ残り体力:62.5%、猛毒
ぶっぶ残り体力:約59.7%

102 :
『メロメロ なみのり』

ダイヤ「余裕がありそうなので行動しておきたいけれど、なみのりはどのくらいダメージが入るのかしら」

花丸「楽しそうなわざだね」

ダイヤ「キングドラはみずタイプであると同時にドラゴンタイプでもある。あまりみずわざを苦手とする印象はないけれど──」

ダイヤ「別にこれで体力を回復されてしまうわけでもないし、不利益もありませんか」カチカチ

善子 (後でダイヤによびみずのこと教えとこう)

『ダイヤの なみのり!』ザバァァッ

『効果は 今一つの ようだ…』

ダイヤ「やはり大したダメージにはならなかったわね」

花丸「のっぽぱんで叩かれても痛くないもんね」

ルビィ (え、どういうこと?)


キングドラ残り体力:約29.4%(猛毒ダメ込)、猛毒
ぶっぶ残り体力:33.1%

103 :
『ダイヤの じこさいせい!』シュオオオ

善子「でもダイヤ、今のはナイス判断よ」

ダイヤ「そうなのですか?」

善子「うん。本来なら猛毒ダメだけで体力を完全に削り切るには6ターンかかるんだけど、なみのりでほんのわずかにでもダメージを与えたことで──」

『相手の キングドラの あくび!』

『ダイヤは 眠気を 誘われた!』

善子「──っと、最後に後続支援であくび撃ってきたわね…」

『相手の キングドラは 猛毒の ダメージを 受けている…』

花丸「あっ」

『相手の キングドラは 倒れた!』

善子「こんな風に。5ターン目で倒せるようになったってわけよ」

ダイヤ「おお…!」

ルビィ (猛毒ダメだけで倒しちゃうことなんか、ストーリーでなかなかないと思うんだけどなあ)

『ゲンジは フライゴンを 繰り出そうとしている…』


交代しますか? >>下1
※ する場合、誰に交代するかも併せて指定。

ぶっぶ残り体力:約33.1%、眠気状態
ゆきほ残り体力:約53%
りこちゃん♡残り体力:約62%

104 :
ゆきほいけるかな?
安価下

105 :
ゆきほでいこう

106 :
ゆきほ

107 :
続いて行動安価

ゆきほは どうする? >>下1
※ 攻撃、回復、のいずれか。
副次的に指定する内容がある場合は併せて指定可能。指定がなければこちらで適当に判断します。
※ ヒント…この安価は割と重要なポイントです。

108 :
まもってみよう

109 :
竜舞積まれて上から殴られんかな……

110 :
ゲンジのフライゴンは竜舞持ってないか

111 :
どっちのフライゴンかわからなかったからつい

112 :
このレベル差でもユキメノコが先手取れる上にれいビで確殺のようだ。哀れフライゴン……

113 :
さすがにこタイプ一致4倍弱点技はフライゴンじゃなくてもまず耐えられない

114 :
さすがにこね

115 :
マンダも倒せそう

116 :
ダイヤ「! フライゴン…」

ルビィ「そんな目で見ても、つれてきてないものはつれてきてないでしょ」

ダイヤ「もう、ルビィの意地悪!」

ルビィ「ぷーんだ」プイッ

ダイヤ「むむぅ…!」

花丸「これは…?」

善子「フライゴンと聞いて自分のポケモンを思い出したけど置いてきちゃったもどかしさを妹にあたってあしらわれる図、よ」

花丸「なるほどわからんずら」

117 :
ダイヤ「しかし──」ギラン

ダイヤ「さあ今こそ、戦闘の場へと舞い戻っておいでなさいな!」カチカチ

『ゲンジは フライゴンを 繰り出してきた!』

もくたん『もどっておいで、ダイヤ!いっておいで!ゆきほ!』

ゆきほ『キュアルァァン!』

花丸「ゆきほちゃん再登場だあ!」

ダイヤ「ゆきほ、さん」

花丸「え?」

ダイヤ「ゆきほさん、ですわよ」

花丸「ゆきほ、さん」

ダイヤ「それでよろしい」ニコッ

善子「…?」

ルビィ「よしこちゃんが知らない思い入れがね、ゆきほさんにはあるんだよ」

118 :
ダイヤ「フライゴンはドラゴン、じめんタイプ。こおりタイプを有するゆきほさんは相性の面で非常に有利──とは言え」

『フライゴン LV53』

『ゆきほ LV48』

──『ゆきほの れいとうビーム!』パキキキッ

──『効果は ばつぐんだ!』

──花丸『ああっ、惜しい。もうちょっとだったね』

──ダイヤ『レベルの開きがここで仇となってしまったわね』

ダイヤ「先のチルタリスとの一合からも、決して侮ってよい局面でないことは念頭に置いておかなければならないわ」

119 :
花丸「ゆきほさんの体力は、半分より少し多いくらいだね」

ダイヤ「ええ。チルタリスとフライゴン、どちらが攻撃力が高いのかは判然としないけれど、同等の攻撃力でりゅうのはどうと同等のわざを放たれれば、倒れてもおかしくない」

ダイヤ「ここは様子を見る意味で──」カチ

『ゆきほの まもる!』

『相手の フライゴンの いわなだれ!』

ダイヤ「!」

『ゆきほは 攻撃から 身を守った!』キン

花丸「岩魚…」

善子「ずら丸。違う」

120 :
ダイヤ「いわなだれ、ですか」フム

花丸「今のはどうなったの?」

ダイヤ「『攻撃から身を守った』との文言の通り、今の攻撃は受け付けなかったのよ」

花丸「そうなんだ!だったら攻撃されるときはずっと守ってたらいいのにね」

ダイヤ「それができたら相当有利ですわね」クス

ダイヤ (にしても、いわなだれか)

ダイヤ (てっきりドラゴンタイプのわざだと思っていたけれど、受ければ効果抜群のわざね)

ダイヤ (いわなだれは──確か、威力75。りゅうのはどうはどの程度だったか記憶が曖昧だけれど、さて、仮に攻撃力が同等だったとしたらどちらの方がダメージが多くなるのかしら…)

ゆきほ『…』

ダイヤ「…」


ゆきほは どうする? >>下1
※ 攻撃、回復、交代、のいずれか。

121 :
冷ビ

122 :
ダイヤ ムム…

善子「なんか随分悩んでるわね」

ルビィ「だってゆきほさん倒されちゃったらまずいじゃん」

善子「いや負けないでしょw フライゴンどころかマンダだって上かられいビで確1取れるんだからw」

ルビィ「え?」

善子「なによ」

ルビィ「それ、どうゆう計算?」

善子「は?どうって──」

ルビィ「理想個体で計算したりしてない?ゆきほさん、旅ポケだよ…?」

善子「────あ。」

123 :
善子「待って、そっか、旅ポケ…」

ルビィ「うん、だからよしこちゃんが計算したとおりじゃないと思うよ。とくこうもすばやさもVとは限らないし、努力値だってどうなってるかわかんないし」

善子「あれ──じゃ、ゆきほってもしかしてフライゴン抜けないんじゃ…」

ルビィ「その可能性はあると思う」

善子「…っ!だとしたら、いわなだれはさすがに──」バッ

ダイヤ カチ…

善子「!」

『相手の フライゴンの いわなだれ!』

『効果は ばつぐんだ!』

『ゆきほは 倒れた!』

ダイヤ「………!!」

善子「ぁ…」

花丸「ああ、ゆきほさんが…」

ルビィ「倒れ、ちゃった…」


『どの ポケモンに 交代しますか? ▼』


続く…

124 :
個体(マスクデータ)の関係上、ゆきほはフライゴンおよびボーマンダを抜けません。


誰に交代しますか? >>126
※ 交代先と併せて、次の動きなども要望があれば指定可能。指定がなければこちらで適当に判断します。

ぶっぶ残り体力:約33.1%
りこちゃん♡残り体力:約62%
ゆきほ:瀕死

125 :
あらま。しかしサクサク過ぎても物足りないしね

ksk

126 :
ここはりこでダブルチョップ決めよう。AI的に進化ターンはドラゴンクロー使ってこないだろうし

127 :
最近絆効果の描写殆ど無くなったね。少し寂しさを感じる

128 :
友情パワー使うと途端にヌルゲー化するからなあ

129 :
ダイヤ「ゆきほさん…が…」

花丸「ダイヤさん…」

ダイヤ「…いえ。他でもないわたくし自身が指示を誤ったことによる結果なのだから、落ち込むのは筋違いというものよね。ゆきほさんの実力を引き出してあげられなかったことを反省すべき場面だわ」

ダイヤ カチ…

──『ゆきほは 倒れた!』

ダイヤ クッ…

ルビィ「…ほら」

善子「ほらって言われても。どうするか相談されたわけでもないのに、私にどうすべきだったって言うのよ」

ルビィ「そうだね、ごめん…」

130 :
ダイヤ (ここで繰り出せるポケモンはというと──)

→まりのママ カチ…

ダイヤ (──いや)

──ルビィ『まりちゃんのとくせいってふゆうでしょ。ね。だから、じしんとだんがいのつるぎは効果がないんだよ』

──ルビィ『ふんえんは──ドラゴンタイプだし、しんかのきせきも持ってるから…可能性はあると思うんだ…』

ダイヤ (ビブラーバがフライゴンに進化しても、とくせいには変化がない。それはつまりだんがいのつるぎとじしんを無効にされるということ)

ダイヤ (このフライゴンがしんかのきせきを持っているはずはないけれど、進化してそもそもの防御力が向上しているのは間違いない。となればふんえんもどの程度のダメージとなるか)

ダイヤ (ならばここはもう、満を持して──)

ダイヤ「あなたに、頼るしか…!」カチ

131 :
もくたん『もどっておいで、ゆきほ!いっておいで!りこちゃん♡!』

りこちゃん♡『ジュオオオゥッ!』

花丸「り、梨子ちゃん…!ちょっと疲れてるけど、大丈夫かな」

ダイヤ「…そうね」

善子「ま、ここで出すとしたらそうなるか。どこまで戦えるかわかんないけど…」

ルビィ「応援するしかないよね…」

132 :
フライゴン『…』

りこちゃん♡『…』

ダイヤ (りこちゃん♡の体力は6割強)

ダイヤ (いかにメガシンカしようとも、効果抜群のわざを受ければ恐らく耐えられない)

ダイヤ (しかしメガりこちゃん♡は驚異の素早さを誇る。フライゴンでは絶対に先手を取ることはできない)

ダイヤ (防御力の底上げをするためにもメガシンカは早めにしておきたい。そうなると、メガシンカをした直後にのみ発生するアドバンテージを活かすため──回復するよりも攻め手を急ぐ必要がある)

ダイヤ「…りこちゃん♡。あなたの力を──わたくし達に!」カチカチ

善子「!」

133 :
『りこちゃん♡の ジュカインナイトと もくたんの メガバングルが 反応した!』

ルビィ「メガシンカ…!おねいちゃん、回復せずに突っ込むつもりだ!」

もくたん ヒュバッ

キィィィィン…

善子「みたいね。メガシンカ前のSでもフライゴンの上は取れる、つまりここの勝負は──」

ルビィ「タイプ一致ダブルチョップで、倒せるかどうか…!」

ズズゥッ ウォォオオァァッ

『りこちゃん♡は メガジュカインに メガシンカした!』

花丸「メガ梨子ちゃんだあ!」

134 :
善子「メガジュカインはC型の種族値だけど、Aだって決して低くはない。タイプ一致抜群のわざなら、さすがに…!」

ダイヤ「りこちゃん♡、相手は強敵ドラゴンタイプ。ゆきほさんのれいとうビームすらをも耐えてしまうような相手だけれど──ドラゴンパワーならばあなたも手にしたでしょう」

ダイヤ「お行きなさいな!」

『りこちゃん♡の ダブルチョップ!』ドッ

花丸「…んん…!」

ドッ

『効果は ばつぐんだ!』

フライゴン『…』ヨロ…

善子「!」

ルビィ「耐えられ──」

135 :
善子「まずいっ、その体力で一致抜群は耐えられないわよ──!」

ダイヤ「慌てないでくださいな。わたくしの読みが正しければ──」

『相手の フライゴンの じしん!』

ダイヤ「──ここでドラゴンタイプのわざは放ってこない!」

メガりこちゃん♡『…』

花丸「め、メガ梨子ちゃんも耐えたずら!」

善子「あれ…なんで…」ハァ

136 :
ダイヤ「簡単なこと」

ダイヤ「ゲンジさんにはりこちゃん♡のメガシンカを見せたことがないのだから、あの対面で必ずしもドラゴンタイプのわざを放つという選択には至らない」

ダイヤ「すばやさが高くほぼ確実に先手を取れるりこちゃん♡だけが──メガりこちゃん♡だけが持つアドバンテージ」

ダイヤ「それは、メガシンカによってタイプの相性を書き換えられること…!」

ダイヤ「フライゴンならばきっと覚えているであろう、タイプ一致の強力なわざ──じしんこそが濃厚な選択であると読んだけれど、なんとか的中したわね」フーーッ…

花丸「倒せなかったけど、一気に逆転したね!」

ダイヤ「体力の量ではね。これだけが勝負を分かつ要員ではないけれど、メガりこちゃん♡のすばやさを思えば少し安心だわ…」

善子「?? ここのメガシンカなんか明らかに見えてるのに…??」

ルビィ「対人戦になれっこのよしこちゃんがもう忘れちゃった感覚かもね」


フライゴン残り体力:約15%
メガりこちゃん♡残り体力:約33%

137 :
ダイヤ「わたくしが把握している限り、フライゴンは先制わざを覚えないはず。命中率が安定しているリーフブレードで確実に…」カチ

『ゲンジは かいふくのくすりを 使った!』

『相手の フライゴンの 体力が 回復した!』

『りこちゃん♡の リーフブレード!』シュバシッ

花丸「確実に…?」

ダイヤ「素の反応はおやめなさい。傷つくでしょう」

『急所に あたった!』

ダイヤ「急所にあたったのだからセーフですわ」

善子 (なにが?)

138 :
ダイヤ「急所にあたりこのダメージ。ということはそのラッキーが二度は続かなくとも、このリーフブレードで──」カチ

『りこちゃん♡の リーフブレード!』シュバシッ

『相手の フライゴンは 倒れた!』

ダイヤ「倒せますわ!」

花丸「おお〜。ちゃんとゆきほさんの仇を取ってくれたね」

ダイヤ「当然。本気のメガりこちゃん♡に倒せない相手などいないのですから!最近はまマさんの陰に隠れてしまっていたけれど、そもそも黒澤ダイヤモンズの原初エースは他でもないりこちゃん♡なのだから…」

『ゲンジは フライゴンを 繰り出そうとしている…』

ダイヤ「ま──またフライゴンですかァ!?」

花丸「頑張って、原初エース!」グッ

ダイヤ「ヴェェェ………」ゲンナリ


交代しますか? >>下1
※ する場合、誰に交代するかも併せて指定。

メガりこちゃん♡残り体力:約33%
ぶっぶ残り体力:約33.1%
ゆきほ:瀕死

139 :
安定して受けられるの手持ちにいないか
そのまま

140 :
誰か壁にして回復するべきだったと思うがさて

141 :
どうでもいいけどしんりょく適用されるし急所関係なく余裕で確定2発だったのでは?

142 :
メガ進化したら特性はひらいしん

143 :
>>141
避雷針になる筈

そこより前になる話だがジュカインがメガシンカするしない関係なく草に地面は半減だからドラゴンクロー以外使って来なかったのではないだろうか

144 :
これりこちゃん♡もかなりピンチでは……?
2体落とされたことあったっけ?

145 :
【コメント】詰んだかこりゃ

146 :
保守

147 :
【コメント】メガダイヤ

148 :
ダイヤ「二匹目のフライゴンですか…」

ダイヤ (フライゴンより確実に速いと言えるコは、わたくしの今の仲間にはメガりこちゃん♡だけ。いずれにしても他のコではこれといった有効打を放つこともできないし、なんとか続闘していただくしか) カチ…

善子「ん?」

ルビィ「ゅ?」

『ゲンジは フライゴンを 繰り出してきた!』

花丸「ここを乗り切れば勝利も目前だね」

ダイヤ「そうね…!」

メガりこちゃん♡『…』

善子「りこちゃん♡退かないのね…」

ルビィ「まともなひきさきがいないんだろうけど、大丈夫かな…?」

149 :
『りこちゃん♡は もくたんの 指示を 待っている…』

ダイヤ「んー…」

ダイヤ「…」

ダイヤ ハッ

ダイヤ「あら!?これどうするつもりですか!?」

花丸「えっ!?わかんないけど」

ダイヤ「いや!いや!!この体力でフライゴンと対面するのはまずいでしょう!ダブルチョップでは倒しきれないのだから、返しのドラゴンわざで倒されてしまいますわよ!」

花丸「えっ…ええ!?そうなの!?どうして!?」

ダイヤ「わたくしが聞きたいですわ!」

善子「oh...」

ルビィ「集中力が切れつつあるのかな、おねいちゃん…」

150 :
ダイヤ「ひとまずここは回復するしかありませんが──」カチカチ

『もくたんは モーモーミルクを 使った!』

『りこちゃん♡の 体力が 回復した!』

ダイヤ「これで

『相手の フライゴンの りゅうのはどう!』

『効果は ばつぐんだ!』

ダイヤ「 」

花丸「さっきより微減したずらあ…」


メガりこちゃん♡残り体力:約28.3%

151 :
【コメント】詰んだかこりゃ

ダイヤ「つ、詰んでなどいませんし」

善子 (虚勢を張る気力はまだ残ってる)

ダイヤ「いえ、もしかして詰んでますか…?」ウル

善子「いや結構やばめだわ!!」

ルビィ (『詰む』って表現にピンと来るんだなあ) ←ちょっと現実逃避しつつある

【コメント】メガダイヤ

ダイヤ「できたらしてますわ!ご存知ないのですか、ぶっぶさんがメガぶっぶさんになるためにはぶっぶナイトが必要なのですっ!わたくしまだ持ってませんし!」ウキーッ

善子「あかん!だいぶ参ってるわよこれ!」

152 :
ルビィ「お、おねいちゃん。ちょっと休む?休憩しよっか」アセ

ダイヤ「戦闘の真っ最中にですか?」

ルビィ「そうだけど、ほら、おねいちゃんが指示しないかぎり戦闘は進まないから…」

ダイヤ「それはそうだけれど…」チラッ

フライゴン『…』

メガりこちゃん♡『…』

ダイヤ「──っ、いやいや!だめよ!こんなにも緊迫の状況にりこちゃん♡だけを残してのうのうと休むことなどできないわ!」ブンブンッ

ルビィ「だよねえ…」

善子「じゃあどうするのよ、これ…」

153 :
ダイヤ カチカチ…

→ポケモン

→まりのママ カチ…

→ゆきほ カチ…

→ようちゃん カチ…

善子「やばいやばい、なんか別れ際みたいなことし始めたんだけど」アワワ

花丸「今どんな状況なの…?」ヒソ

ルビィ「このままだと、ずるずる全滅──みんな倒されちゃうかも、ってとこ…」

花丸「ずらあ…」

154 :
ダイヤ カチ…

→ダイヤ

ダイヤ フーーッ…

花丸「ダイヤさん、まる、わかんないけど、このまま諦めちゃうのはよくないかなって、難しいのかもしれないけど、あのね」

善子「そうよ、まだここから逆転する方法だってきっとないわけじゃないんだから、心を強く持ってぎりぎりまで粘って」

ルビィ「そそそそうだよおねいちゃん、倒れちゃったゆきほさんの分までなんとか勝たなくっちゃ、どうぐだって使っていいし、なんとかして」

ダイヤ「そうね」

ダイヤ「それだけは、呑んでもらうとしましょう。後からたっぷりと甘やかすことを条件に」

ルビィ「────ぇ…?」

155 :
ダイヤ「あまりしたくはなかったけれど、事がここに至ってしまったからにはそうも言っていられませんから。本当はゆきほさんが倒れてしまう前に取るべきだったのでしょうが」

善子「ダイヤ、なにを…?」

ダイヤ「賭けを、よ」

ダイヤ カチ

ルビィ「!」

もくたん『もどっておいで、りこちゃん♡!いっておいで!』

もくたん『────ダイヤ!』

ダイヤ『ヒュオオオァンッ!』

花丸「だ──ダイヤさん!?」ギョッ

善子「うそ…体力、だって、もう…!」

156 :
ルビィ「────」

『相手の フライゴンの りゅうのはどう!』

善子「ぉ…」

ダイヤ『…』ピコン…ピコン… 残り体力:約6.8%

花丸「ぎ、ぎりぎり…だけど、まだ残ってる…よね…」

ダイヤ「それはもう、ご覧の通り。そして一度踏み留まってさえくだされば」カチカチ

『もくたんは まんたんのくすりを 使った!』

『ダイヤの 体力が 回復した!』

ダイヤ「フライゴンにりゅうのはどう以上の攻撃手段があるのだとしたら考え直さなければならないけれど──」

『相手の フライゴンの りゅうのはどう!』

ダイヤ「──どうやらこれで、体制は立て直すことができそうね」フゥ

よしまる「「お、おおお…!」」


ぶっぶ残り体力:約75.6%

157 :
善子「厳しく見積もっても、ダイヤはりゅうのはどうで乱数四発ってところね。これなら充分、行動を確保できるわ」ホッ

花丸「ダイヤさんはすごいねえ、どうしようもないってなってるみんなを守るために自らを盾にするなんて、なかなかできることじゃないよ」ツンツン

ダイヤ『…』

花丸「むう、おすましさんずら。美人さんでも愛嬌はあった方がいいよ?」ツンツン

ダイヤ「…」カタ…

ルビィ「…」

ルビィ ソッ

ダイヤ「! ルビィ…」

ルビィ「よくがんばったね、おねいちゃん」

158 :
ルビィ「ぶっぶさんなら耐えてくれるって、よく信じられたね」

ダイヤ「ええ…」

ルビィ (ぶっぶさんがあの体力からりゅうのはどうを耐えるかもしれないことは、私や善子ちゃんには正直わかってた)

ルビィ (でもお姉ちゃんにはたぶん分かりっこないし、なによりあんな状態のぶっぶさんを安易に受け出しするなんて、お姉ちゃんの選択としては有り得ない)

ルビィ (そもそも受け出しするならまマさんの方が圧倒的に安定して見えたはず)

ルビィ (お姉ちゃんは一体、どんな思考を辿ってこの選択をしたんだろう──)

ダイヤ「…ふふ。わたくしがなにを考えてぶっぶさんに交代したのか知りたい、という表情をしているわね」

ルビィ「そ、そんなにわかりやすい!?」

ダイヤ「あなたの胸中など、手に取るようにわかるわ。あなたがわたくしの胸中を察してくれるようにね」

ダイヤ「そんなあなたでもわからないようですし、簡単に話しましょうか」

ルビィ「うん…」

159 :
ダイヤ「先のダメージから、りこちゃん♡ではいくら回復をしても攻撃する機会を作れないことがわかったから、誰かに交代しなければならないこと自体は明白だったけれど──」

ダイヤ「考えたのは、ここのりゅうのはどうを耐えられ、かつここからフライゴンの攻撃をできるだけ多く耐えられるのは誰か、ということ」

ダイヤ「その答えを見つけるために、わたくしはみんなの論理上の防御力──『擬似防御指数』とでも言うべき能力を算出することにしたのよ」

ルビィ「ぎ、ぎじぼうぎょ…?」

ルビィ (なんか気持ち悪いこと言い出した…)

160 :
ダイヤ「ポケモンバトルにおける『防御力』というものは、HPとぼうぎょ、またはとくぼうの数値によって概ね決まる──のでしょう」

ダイヤ「だからわたくしは」

ルビィ「ぇ…まさか」

ダイヤ「現黒澤ダイヤモンズ全員の能力を確認して、HPととくぼうの数値を掛け算し──りゅうのはどうに対する『擬似防御指数』を算出したのよ」

ルビィ「…………!」

──ダイヤ カチカチ…

──→ポケモン

──→まりのママ カチ…

──→ゆきほ カチ…

──→ようちゃん カチ…

──善子『やばいやばい、なんか別れ際みたいなことし始めたんだけど』アワワ

ルビィ (あのときのあれは、そういう…!)

161 :
ダイヤ「その結果、りゅうのはどうに対して最も高い防御指数を持つぶっぶさんに白羽の矢を立てたの」

ダイヤ「もちろん体力が安全な水準にないことは充分に承知していたけれど、メガりこちゃん♡の防御指数とりゅうのはどうのダメージと照らし合わせてみて、恐らく耐えられると判断した」

ルビィ「まマさんよりも高かったの…?」

ダイヤ「とくぼうの防御指数で言えば、ぶっぶさんの方が高かったわ。ぼうぎょの防御指数はまマさんの方が高かったし、体力を思えばまマさんなら確実にりゅうのはどうを耐えられたから、まマさんという選択肢もあったのだけれど…」

ダイヤ「フライゴンがじしんを放ってくることを考えると、次のターン以降にどうしてと不安が残ったのよ」

ルビィ「ああっ…」

ルビィ (まマさんの、唯一の弱点わざ…!)

162 :
ルビィ (そっか、じしんまで頭が回ってなかったけど…フライゴンがじしんを撃ってくるとしたら、確かにまマさんは居座るのに向かない)

──『まりの じしん!』グララララ

──『効果は ばつぐんだ!』

──千歌『おおおおっ!見たことないくらいのダメージが入ったよ!』

ルビィ (これまでの戦いが──全部、全部、お姉ちゃんの中に経験と知識になって積み重なってきて──今がある)

ルビィ (そうして、今の絶望的な場面も──焦ることしかできなかったルビィ達をよそに、たった一人で乗り切ってみせた…!)

ルビィ「おねいちゃん…」ウルッ

ダイヤ「ありがとう、ルビィ。今のあなたの気持ち、かけてくれようとしている言葉、わたくしには全てわかっています」

ダイヤ「でも、まだ戦いは終わっていない。このフライゴンと、最後に控える一匹を無事に倒すことができたら──そのときこそ、お姉ちゃんをめいっぱい誉めてちょうだいな」ニコッ

ルビィ「………っ、うん…」

ルビィ「おねいちゃん──がんばるびぃ!」

ダイヤ「はいっ!!」

163 :
もくたんは どうする? >>165
※ 攻撃、回復、交代、お好きなように。
以降の動きなどにも要望があれば併せてどうぞ。

ぶっぶ残り体力:約75.6%
メガりこちゃん♡残り体力:約28.3%
ゆきほ:瀕死

くさにじめん撃つわけなかったですね
実機ならドラゴンクロー飛んできてメガりこちゃん♡吹き飛んでましたわ、たぶん。

164 :
どくどくいこう

165 :
どくどく

166 :


【コメント】勇気ある交代で流れ変わったな

167 :
ダイヤ「フライゴンより先に動くことができないのは少し痛いけれど──」

──善子『厳しく見積もっても、ダイヤはりゅうのはどうで乱数四発ってところね。これなら充分、行動を確保できるわ』

ダイヤ (乱数、というのはアルゴリズムによる擬似乱数のことかしらね。オメガルビーの用語なのかもしれないけれど、状況と合わせて意味は推察できる)

ダイヤ「じこさいせいで体力を半分回復できるぶっぶさんは、2ターンに一度のペースでじこさいせいをしていればほぼ倒れることはない」

ダイヤ「とは言え裏を返せば2ターンに一度の行動しか許されないこの局面」チラ

花丸「…」ハラハラ

ダイヤ「取るべき行動は、これね」

花丸「!」

『相手の フライゴンの りゅうのはどう!』

『ダイヤの どくどく!』ブクゥブブブッ

『相手の フライゴンは 猛毒を 浴びた!』

花丸「どくどくだあ!」

168 :
ダイヤ「PPを気にするのはこれが初めてですが」

『じこさいせい 8/10』

──善子『本来なら猛毒ダメだけで体力を完全に削り切るには6ターンかかるんだけど──』

ダイヤ「これだけあれば、フライゴン一匹を倒す程度のことは訳ない。ですわよね?」

善子「──ええ、その通りよ…」

ダイヤ「よかった」ニコッ

花丸「ダイヤさんダイヤさん!またどくどくする?」

ダイヤ「どくどくは二度はしないのよ、残念ながらね」クス

花丸「そうなの…」

ルビィ「ちょっと、ぞっとしたでしょ」ヒソ

善子「うん。この人、やっぱ敵に回しとかなくてよさそうね…」ヒソ

ルビィ「まだまだ。もっととぎすまされてもらわないと」

善子「これ以上にね…」

169 :
そこからフライゴンを倒すまでに、予定調和の狂いはなかった。
りゅうのはどうを受けてじこさいせいで体力を回復し、りゅうのはどうを受けてなみのりで少しダメージを与え、毎ターンの終わりに猛毒のダメージが突き刺さる。
フライゴンの体力は見る見る減っていき──


『ダイヤの じこさいせい!』シュオオオ

『相手の フライゴンは 猛毒の ダメージを 受けている!』

『相手の フライゴンは 倒れた!』


いとも容易く、フライゴンはくずおれた。

170 :
ダイヤ「これにてフライゴン突破、ですわ。お疲れ様でした、ぶっぶさん」パン

善子「あの局面から考えられないくらい、あっさりと…」

花丸「ダイヤさんの体力はむしろ戦う前より多くなったみたい!すごいね、自分の怪我を自分で治すこともできるなんて。ダイヤさんはなんでもできるんだなあ」

ルビィ「あと一匹だね、おねいちゃん!」

ダイヤ「そうね。今になって思えば、この隙にゆきほさんやりこちゃん♡を回復してあげればよかったかもしれないけれど、そこまでは気が回らなかったわ。悔やまれるわね」

善子「充分過ぎる動きだったと思うけど…」

ダイヤ「さて、最後の一匹は──」

『ゲンジは ボーマンダを 繰り出そうとしている…』

ダイヤ「だ、そうですね」

ルビィ「なんだか余裕だ…」

【コメント】勇気ある交代で流れ変わったな


交代しますか? >>下1
※ する場合、誰に交代するかも併せて指定。

ぶっぶ残り体力:約78.6%
メガりこちゃん♡残り体力:約28.3%
ゆきほ:瀕死

171 :
替えずに毒殺がベストか

172 :2019/10/29
このまま毒殺でいいか

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