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こちら葛飾区亀有公園麻派出所連載中


1 :2018/01/31 〜 最終レス :2018/05/09
『週刊少年ジャンプ』に1976年29号に掲載されたヤングジャンプ賞読み切り
山止たつひこの作品、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
この漫画について色々語りましょう
尚、この漫画は遊びが絡む事より連載速度が7倍になり1日1話のペースで連載されるようです
>1のやる気が持続するか不透明なのでどこまで行けるか分かりませんが、どうかお付き合いください

※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第1話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。

●ただし、あらすじはこち亀データベース基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●(「第1話・A」とか「第2話・前」等)
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。

ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏! 現代に戻って好き放題に語り合え!
>1のやる気が持続の上>>1000到達後は漫画サロンsc移籍予定

連載中スレの楽屋裏 第34幕(scのクロールスレ)
http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/csaloon/1358072497/
連載中スレ避難所
http://jbbs.livedoor.jp/comic/5124/

2 :
週刊少年ジャンプ1976年29号
■べらんめえホームズ:吉沢やすみ:新連載
■包丁人味平:ビッグ錠
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■プレイボール:ちばあきお
■熱風の虎:村上もとか
■保安官ジョー:まつしまとしあき・沢本英二郎
■東大一直線:小林よしのり
■おらアスターだ!:大林薫:読切
■サーキットの狼:池沢さとし
■トイレット博士:とりいかずよし
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ:読切
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■サテライトの虹:秋吉薫・加藤唯史

3 :
第一話「」(サブタイトル無し)

劇画風の絵で始まる昼下がりの東京で迷ったおじさん、道を尋ねようと交番を訊ねてみると…
なんとそこには血走った眼で競馬中継を聞く警察官!
ドンケツシンボリ等と言う、不吉な名前の馬に賭けたものの大敗(シンボリ牧場の当時代表活躍馬はカーネルシンボリ)
気落ちしたところに、おどおどとおじさんは道を尋ねるが
「頭に来てる時にゴタゴタ抜かすとぶっRぞ!」と、がなり立ておじさんを追い出してしまう!
「ふん!新潟で米でも作ってろ」
余りの剣幕に通行人の注目も集まるが、そちらに矛先が向かい一目散
そこに到着した昼飯の出前を上機嫌で迎えるが、目を離した隙にどら猫が食べ始め…
不敵に拳銃を取り出した警察官、日常シーンだというのに赤塚不二夫漫画の如く拳銃を乱射!
しかし逃げられてしまい、赤塚漫画と異なり集まる市民の視線…
誤魔化しつつも昼飯を食べ始めるが、なんと天丼はトイレット博士に出てきそうなお茶漬けと化していた!

4 :
同僚に仕事を任せて食事に行こうとするも、寺井はパトカーにはねられ重体、松本はロシアンルーレットで死亡
…どうやらこの派出所は、最近世を賑わせるロックバンドの如くイカレた派出所らしい
と、そこへ新人警官中川圭一巡査が赴任、両津巡査長へと自己紹介
二人ともどうやら型破りな警官らしく、サボり方を教える「始末書の両さん」
中川は「悪そうなのを見つけ次第殺していいんですね」と取り出したる、大ゴマで登場するS&W・M29!
ドーベルマン刑事でも使いそうにない化け物を熱く語る中川巡査
…熱く語るはずみで発砲してしまい、慌てて引っ込む二人
誤魔化し談議に花咲く中、おいちょかぶをやろうと奥に引っ込みしばらく経ち…
道を尋ねに来た兄さんを出迎えたのは下着にひん剥かれた両さん!
爆弾犯人とも気付かず道案内をして、再びかぶを再開
すってんてんの最後にとっておきのストリップ回数券を賭ける!これには思わずヒョウタンツギが落ちるが、当然負け
意地を張り下着勤務の両さん、酒屋のけんかの仲裁に備品の雨がっぱを来て現場に到着
当然信じられるわけもなく火に油となり、中川の応援を頼みどうにか一件落着
侘びの缶ビールを受け取り、交代の連中に飲まれるのが嫌だからと、二人で5分12本を飲んだところで…巡査部長登場!

…その後二人はノサップ岬派出所で国後島を眺めて勤務する日々を過ごすことになったとさ (おわり)

5 :
ジャンプは相変わらず過激でアホな漫画が載るな
大人の主人公自体は珍しくも無いし、笑ったのは確かだが
ギャグ漫画は足りてるだろうし再登場は後になりそうだが
PNでこんな剛毅な真似するとは有望な新人が出てきたな

6 :
ドーベルマン刑事とはまた方向性が違うけど、破天荒な警官モノがきたなーw

7 :
週刊少年ジャンプ1976年42号
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■四丁目の怪人くん:枡谷タケシ
■サーキットの狼:池沢さとし
■熱風の虎:村上もとか
■北斗の騎士:遠崎史朗・南一平
■東大一直線:小林よしのり
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ:新連載
■べらんめいホームズ:吉沢やすみ
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■包丁人味平:ビッグ錠
■プレイボール:ちばあきお
■コンドルの翼:中島徳博
■トイレット博士:とりいかずよし

8 :
第1話「下町の青年警察官の巻」
アグネス・ラム、サイン会のお知らせが目に入る9月半ば
コワモテの警察官が派出所に戻ってくると、いきなりドアをぶっ壊し叩き出された人に
「このやろう、2度とこの交番に来たらただじゃおかねえぞ!」と怒鳴りつけるのは読み切りで登場した両津巡査長
なんでも便所を借りに来た住民を、ここは便所じゃないと追い出したらしい
暑さでおかしいのが増えていると、カップの氷あずきを食べ仕事の誤魔化しを相談する二人
その途端クーラーが止まってしまう。
荒っぽく叩いて治そうとするコワモテに対し、手ぬるいと椅子を力いっぱい投げつける両さん
動き出した!と、思ったらなんと出てきたのは暖房…外の方が涼しいとパトロールに行こうと決め
読切版で名前の出た寺井巡査を起こそうとするが、昼間っから酒を飲んで寝ている始末
無理矢理立ち番をさせようと、椅子に座らせ目を開けさせて、ひとまず近場の公園に訪れる二人
戸塚は缶ビールを買い、両さんは子供に泣かれてひとまず退散
コワモテは映画館で菅原文太の出演作でも見ようと提案するが、両さんはサテンで一服としゃれこむ
くつろいでコワモテが上着を脱ぐと、立派なモンモン(刺青)が…
お互いお前は都民に恐怖を与えると、喧嘩が始まりそうになるが美人ウェイトレスをみて即座に停戦
「戸塚、いっちょアタックしてこい」
ひっかけようと相談するが、親しげに談笑する男を見るや逮捕しようとするが
その男は彼女の婚約者、余計に怒り狂い二人して因縁をつけるが、彼女はすかさず警察に通報
それに気が付くと両さんは男を気絶させ、戸塚と共に引き上げ
駆け付けた警官たちをやり過ごし退散しようとするが、駆け付けたパトカーの運転手が新人だと気が付くと
海水浴日和だと漏らしすかさず二人してパトカーに乗り込む
三浦海岸まで極秘任務だと言いくるめ、サイレンを鳴らして海水浴と急行しようとするが
「あぶないぶつかるーーーー」「まあそういわず行け行け」
ドガ!とぶつかったのは警視総監の特別車!

「こら!みんなもっとアゴを引け!!」
丸坊主にされ「私は職務怠慢な警察官です」との看板を首から下げた戸塚と両さん
同じく丸坊主にされ「私はラムちゃんが大好きな警察官です」と寺井巡査も
「何で俺までこうなるんだ!?」とぼやいて一件落着 (次号に続く)

9 :
あら、読み切り版とは設定変えてきたのか
中川みたいな女男はジャンプの誌面には合わないだろうしコレは正解かな

10 :
寺井さんとばっちり乙 イキロw

11 :
■週刊少年ジャンプ1976年43号
■四丁目の怪人くん:枡谷タケシ
■東大一直線:小林よしのり
■サーキットの狼:池沢さとし
■熱風の虎:村上もとか
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■北斗の騎士:遠崎史朗・南一平
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■コンドルの翼:中島徳博
■プレイボール:ちばあきお
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■包丁人味平:ビッグ錠
■べらんめいホームズ:吉沢やすみ:最終回
■トイレット博士:とりいかずよし

12 :
第二話「祭りとフータローの巻」

近所の祭りでにぎわう亀有、両さんは競馬の予想でメグロアサマかナスノコトブキ(前者はメジロ、後者は実在馬だが活躍は10年前)
に賭けるか悩んで、周りの子供にも気づかないでいると
子供もさるもの拳銃を発砲し、パチンコのマキビシで鮮やかな逃亡
「本日」三枚目の始末書かと寺井巡査が指摘するが、流石に子供に拳銃を使われたなど報告できるはずもなく
紙細工で誤魔化し、競馬に夢中だった両さんも子供以外に大人もゾロゾロいる風景を訝しむと
寺井巡査が祭りの開催を知らせ、両さんは祭りの警らを口実に出かけようとするが
『ドン!』
そこに無銭飲食のフータローが連れ込まれて来た
事情聴取を行うも、気の短い両さんでは大人しく進むはずもなかったが
競馬に使ったという話を聞くや、取り調べそっちのけで競馬談議
しかしこちらでも些細な競馬観の違いから思わず銃を突きつける!
寺井巡査がなだめてどうにかまともに進む取り調べ、それによると
フータローは、競馬を当てて郷里の息子に土産を買って帰ろうと思っていたのだが
外してすっからかんになって腹が減って思わず…
同情した両さんは「いくらあれば田舎へ帰れるんだ…?」と、土産代含めて幾らかの金を渡す
「ダ、ダンナ…」「いいからいいから…」
「母ちゃんにも土産買っていってやりたいんですが…」ズッコケる両さん
しかし手を出すでもなく、田舎の家族に心配をかけるなと送り出す
絶対返しに来ないぞ、という寺井巡査に対して
「明るい日本を作るためだよ、警察官の務めだ、ちょっと小便してくらあ」バタン「くく…つらい…」

13 :
そんな気分も祭りに行く事を思いだすと吹っ飛んだのか、寺井巡査と半ば無理矢理連れ立ち神社へ出発
ココで二人の出身地が判明、浅草・吉原の祭りを思い出す両さん、北海道ノサップ出身の寺井巡査
屋台に手を出すが、金魚掬いは因縁をつけ、射的では実弾を発射する有様
お守り役の寺井巡査も気が気でなかったが、顔を青ざめもう少し遊ぼうと引き返そうとするが…
両さんの視線の先には、仲間に酒を奢って気持ち良く酔っ払った先ほどのフータローが…
拳銃だけは奪い取り離れる寺井巡査、血相を変えた両さんは数人を相手に大立ち回り
「いててて…」恨み冷めぬまま翌朝、流石に人数が多かったのか、派出所で治療中の両さん
そこに昨日のフータローがひょっこり現れた
すかさず戦闘態勢の両さんだが、なんとフータローは金を返しに来たという
感動する両さんに渡されたのは、、、まんじゅう…
訝しむ両さんに対してフータローは

「まんじゅうが逆さでじゅうまん…十万円って大金よ!ヒヒヒヒ…こりゃおかしい」
再び顔色の変わった両さん、「ちょっとそこを動かないでね…」というと…
拳銃を構えて…フータローに向ける!

「まて!おとなしく撃たれてしまえ!」 「冗談の通じねえひとだ〜〜」
逃げるフータローを迷いなく撃つ両さんであった (次号に続く)

14 :
10月5日発売、ドリフターズの葬式コント初出は確認できず
■週刊少年ジャンプ1976年44号
■サーキットの狼:池沢さとし
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■スキ?こういうの:いけはらしげと:読切
■四丁目の怪人くん:枡谷タケシ
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■北斗の騎士:遠崎史朗・南一平
■プレイボール:ちばあきお
■東大一直線:小林よしのり
■熱風の虎:村上もとか
■包丁人味平:ビッグ錠
■トイレット博士:とりいかずよし
■コンドルの翼:中島徳博

15 :
第三話「亀有の少年の巻」

「よくまあこんなにゴシップがあるもんだ」
そばをすすりながら写真週刊誌を読んでいる両さん
尽きぬゴシップに呆れつつも、それを読んでる自分も自分だと言いつつ夢中で読み漁る
アイドルの結婚記事を読みつつ、手元のタバコ1箱をそばつゆにつけ、口中に…
「うぶ!」
流石にこれはきつかったらしく、恥も外聞も捨て派出所で寝っ転がる
すると近所の子供達が何やら遊ぼうと寄ってきた
流石にそんな気分になれず怒鳴りつけるが、流石に怖い物無しのガキんちょさま
怒り顔をゴリラみたいだと喜ぶ有様で、両さんは死んだふりで誤魔化そうとする
すると子供達は頭から墨汁をぶっかけるわ、ペンを突き刺そうとするわやりたい放題
いっそ火をつけよう言いだし、両さんも我慢の限界!
「いい加減にしろ!このガキ!」ガバっと二人を抱きかかえ、公園の池に捨ててやると息巻くも
すかさず「うわあああんお巡りさんに殺される〜〜」と泣き出し大弱り
二人を開放するも、通行人は墨汁顔の両さんにご注目
しっしと追い払うが、その隙に少年達が再びイタズラをしかけ、両さんが襲い掛かるが
コン、っと足払いを仕掛けられ、見事に公園の池に飛び込んでしまう

16 :
派出所に戻りボヤキながら装備を乾かす両さんだが、流石に拳銃は手こずり悪戦苦闘
部品が三つ余りながらも形になると、細かい事を気にしない両さんはそれで完成という事に
するとさっきの少年たちの忘れ物が目に入り、開けるや否や飛び出す無数の虫たち!
少年と一緒に班長が来る前に捕まえようとするが…
「両津くん、いつからこの派出所は虫屋に変わったんだ?」
誤魔化そうとするが、誤魔化せるはずもなく、さらに引継ぎの書類を少年達にイタズラされたことまで発覚
どんどん不機嫌になる班長だが、そこへ両さんを訊ねにやってきた女性
なんと先ほどの二人は本来のる筈だった幼稚園のバスに乗り遅れた結果、事故に遭わずに助かったとお礼を言いに来たのだ
すかさず両さんを褒め称える部長、ゆくゆくは彼を巡査部長に推薦しようかとまで言いだす
感激した両さんにさらに子供のプレゼント、ニヤつきながら勤続15年ついに花開く
「ケーキかな、それともカツオブシかな」っと、ふたを開けると…
飛び出したのは再度無数の虫たち!
「こらあ両津!派出所を虫かごにする気か」弁明するも、先ほどの態度はどこへやら
奥様が子供を叱っているそばで、虫の鳴き声と共に激怒した部長と両さんの怒鳴り声が響いていたとさ
「虫に食われて死んじまえ!」「誤解だあ俺のせいじゃない、信じてくれ!」(次号に続く)

17 :
両さんも子供にはかなわないかw

18 :
んー?なんか前回と言い、発砲はともかくこれ漫画的な笑いじゃないような?
どっちかというと8時だよ全員集合!とかのコント的笑いだ
永井豪や赤塚不二夫以降のギャグ漫画としては、むしろ前時代的ですらある
レベル自体は高いし、1周まわって新しいから意外と大ウケするかも

19 :
■週刊少年ジャンプ1976年45号
■四丁目の怪人くん:枡谷タケシ
■トイレット博士:とりいかずよし
■サーキットの狼:池沢さとし
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■運命がいく!:松田としあき:読切
■プレイボール:ちばあきお
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■熱風の虎:村上もとか
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■包丁人味平:ビッグ錠
■北斗の騎士:遠崎史朗・南一平
■東大一直線:小林よしのり
■コンドルの翼:中島徳博:最終回
https://www.youtube.com/watch?v=ia8e30ONI_Y
https://www.youtube.com/watch?v=VOEljvvuNDM

20 :
第四話「気のあうふたり!?の巻」
欠伸をしながら巡回中の両さん、同行する巡査は真面目な事を言うが
防衛大学落ちに言われると腹が立つらしく
別行動をとるや、ボヤキながらも巡回を続ける
最初に訊ねた家では人相が怖いと押し売りと間違えられ
坊主が拳銃を扱おうとして怒鳴りつけ、泣き出され思わず逃げ出す始末
アパートを後回しにして、住宅から回ろうと仕事を続け大きな住宅を訊ねるが
なんとその家では泥棒が一家を縛って仕事中だった!
下手に断り怪しまれるのもマズイと、身支度を整え両さんを出迎える泥棒
質問に順調に答えていたが、警察活動に対する意見を求められるや思わず
「最近は警察が防犯指導や、盗難予防の強化に気合入れ過ぎてるよ」
「どこの家でも玄関には2個以上の錠がかかっているしトイレの窓までしまってるし、おまけにパトロールの警官がウロウロして仕事がやりにくいったら…」
いや、やりきれないだったと誤魔化す泥棒だが
御主人が音を出し怪しむ両さん、ところが歌手が家族に居る事から
春日八郎の話題が出るやお互い饒舌になり意気投合、その場で物まね合戦が始まってしまう!
流石にご主人がボヤキながらも大きな音を立てることに成功し、訝しむ両さん
別の部屋を開けさせどうにか誤魔化し、調査をさっさと終わらせようと質問を再開
なんと二人とも台東区の出身!思い出話に花が咲き
地方出身者が殆どの東京だが、江戸っ子にゃ山や川より横丁やどぶ川こそふるさとよ、と思いのほか泥棒を気に入る両さん
すると今度は2階から物音が、行ってみると…なんと二人目の泥棒が仕事中!
二人が協力して捕まえ、警察への連絡を泥棒に頼む両さん
一応通報した物の、流石にまずいとトンズラする泥棒
その後部屋を見回り本物のご主人を救出する両さん。
鑑識が仕事をする中、流石に顔を染めた両さんに対し部長は
「空き巣は逮捕した物の、もう一人の空き巣には逃げられてしまったか…」
「おこるべきか?ほめるべきか?むつかしい問題だぞ、うーん」と、つぶやくのだった(次号に続く)

21 :
コント的だと思ったが、今回は落語的だ
山上たつひこモドキなペンネームなのに全然山上っぽくないな…面白いけど

22 :
■週刊少年ジャンプ1976年46号
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■トイレット博士:とりいかずよし
■サーキットの狼:池沢さとし
■四丁目の怪人くん:枡谷タケシ
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■実録巨人軍物語:吉田憲生・竜崎遼児
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■包丁人味平:ビッグ錠
■熱風の虎:村上もとか
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■アゲバン:高山よしのり:読切
■プレイボール:ちばあきお
■東大一直線:小林よしのり
■北斗の騎士:遠崎史朗・南一平

23 :
第五話「派出所でお茶を…の巻」

部長から引継ぎ勤務に入る両さん、去り際の小言におもわず頭を掻く
戸塚も引継ぎの度にイヤミを言われるのにはうんざりだが
勤務に熱心な部長は派出所にテレビを持ち込んでる事もお見通しらしい
警戒して私物を隠そうとする両さん、消火器の中に隠していく
思わず火事の時を心配する戸塚だが、逃げればいいと両さんは知らん顔
恐ろしい人だと、汗をかいた瞬間、事故が発生したらしく駆け込みが!
しかし両者とも真面目に行く気も無く、留守番を通報者に頼んで事故現場へ
「警察もだんだん変わってきたな…」
到着して現場検証と怪我人の確認を始める二人だが、子供は恐れ知らずでイタズラをしかけ
怒鳴りつけるが、野次馬が思わず「ひっこめポリ公!」
この一言が目の色を変え拳銃を突きつけながら凄む
「人ごみの中でしか文句を言えんのは日本人の悪い癖だ」
そこへ事情聴取をした戸塚が報告し、責任の重い方が見えてきた
「どいつだ!この車に乗ってた奴は」
「運転していたのは私ですけど…」現れたのは何ともお美しいお嬢さん
鼻の下を伸ばした戸塚は、弁解を無視して一方に責任を擦り付けようとする
珍しく「警察はワシみたいに公平無私でなけりゃいかん」と、お嬢さんに問い詰める両さんだが…
抱きついて泣き落としを仕掛けるお嬢さん!戸塚以上にだらしのない顔で
もう一方の車に自己の責任も、ポストの赤さも、公務員の給料の低さも、国鉄の赤字も押し付ける…

24 :
流石にこの様子を見て野次馬も怪訝な眼で集まり始める
少しは冷静さを取り戻したのか事故処理は済んだので、さっさと帰ろうとするが
戸塚はこのまま美人を帰すのかと悪だくみ、それにのった両さんはお嬢さんを呼び止める
そして車で交番まで行こうと、呼んだ車はなんとパトカー!
どうやら戸塚が銃を持った凶悪犯だの吹き込んだらしく、4人の機動隊員で到着
一人隊員を運転手に借り犯人は駄菓子屋の2階に潜んでると誤魔化す両さん
真に受けて投降説得を始める隊員を尻目に派出所へ…
冒頭で留守番をしていた青年が「はい、電話ですよ」と言うと
「留守中に勝手に派出所に入るな!泥棒!」と叩き出す
奥の汚い座敷で事情聴取の名を借りたナンパを始めるが、共通の話題が0
何とか読書が趣味だと言う事から話を広げようとするが、出てくるのはエロ漫画家の名前ばかり
しらけた空気になったが戸塚が調達した紅茶で仕切り直し…だが
「ここにブランディー少し入れるとおいしくなりますよ」というお嬢さんの一言でひらめいた両さん
酔わせてしまおうと焼酎をたっぷり入れるた紅茶を飲ませ…
そこに書類を忘れた部長が帰還、美人が会いに来ましたよとご機嫌取りをして鼻の下を伸ばした部長が見たのは…
「あらあパパァ〜ヒック」娘さんが一目みれば何をされたのかわかる状態でした…
血相を変えて飛び出す両さん!
「両津!俺も連れてってくれー!」「急げ!捕まったらこりゃ半殺しだぞ!」(次号に続く)

25 :
部下に娘が手篭めにされそうになってるのを見て半殺しですむだろうか…w

26 :
■週刊少年ジャンプ1976年47号
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■サーキットの狼:池沢さとし
■東大一直線:小林よしのり
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■実録巨人軍物語:吉田憲生・竜崎遼児
■四丁目の怪人くん:枡谷タケシ
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■カンフー用心棒:鴨川つばめ:読切
■トイレット博士:とりいかずよし
■北斗の騎士:遠崎史朗・南一平
■プレイボール:ちばあきお
■包丁人味平:ビッグ錠
■熱風の虎:村上もとか

こち亀、初の巻頭カラー(表紙はサーキットの狼)

27 :
「早うち両さん!?の巻」

日曜朝の派出所で勤務中の両さん
競馬に思いをはせているところへ、いきなり派出所に突っ込んで急停車するスーパーカー
驚く両さんに語りかけてくるのは「あいかわらずですね先輩!」
なんと読み切り版に登場した中川巡査!
相変わらず格好つけた服装、しかし30万円の安物()らしい
再び亀有に赴任早々両さんに頼みが有って来たという
それによると、中川が中心となり射撃クラブを作ろうとしているらしい
そこでクラブの顧問を両さんに頼みに来たと話す
なんでも1年間の発砲件数は両さんがダントツトップ、先輩以外の適任者はどこにもいないとおだてる中川
悪い気はしない両さんの元へ、クラブの部員と言う冬本が登場
所属は交通指導取り締まりというが、ハーレーを駆りアメリカンポリスのような恰好をしたその姿は、どう見ても尋常ではない

28 :
流石に衆目の視線を避けようと派出所の中へ案内するが、ビンを落とした音に反応して両さんに向け拳銃を構える冬本!
他のクラブ員が心配になる両さんだが、中川は拳銃が得意な奴はそんなもんだと気にしていない様子
大ゴマで銃の解説を行い、派出所内でいきなり2,5秒の曲うち!
流石に両さんも叱るが、気にせずお土産と称してカローラ・アニチュア銃をプレゼント
しかし機構が複雑らしく、両さんは装填も出来ずに足に直撃
1キロ以上ある銃の直撃は、やる気を無くすのに十分らしく引っ込もうとする両さん
しかし神業の抜き打ちを見たいと言われて再び良い気に
そこへ道を尋ねに来た人が…立てた音に反応して拳銃を向ける冬本!
冬本を叱責して道案内をする両さんだが、東京の複雑な地理はおじさんに分かりにくいらしく
イラつくや否や「やい!いいかげんにしろ!」と銃を顔面に突きつける!
そこを計測していた冬本、0,9秒で撃鉄を起こして射撃体勢の両さんに驚く二人…
すると警察無線で暴走族が向かっているとの情報が
腕が鳴るらしい冬本と中川、一応スピーカーで警告するが当然無視
すると「ちょっとあいさつしてきます」と追いかけていく二人
関わりたくない両さんだが、ほっておくわけにもいかんと追いかける
どうせ何もできないと侮っている暴走族だが、冬本のいきなりの発砲!
クラッシュして酒屋に突っ込む族車!何もそこまでする事はという両さん
しかし族車がぶつかってくると話は別!
「相手になってやろうじゃねえか!こんやろう」「中川!おれにつづけ!奴らを一人も帰すんじゃねえぞ」
乱射しながら突っ込んでいく両さんに、さすがの二人もたじたじ

そして翌朝…サッと早撃ちする中川の使用した銃は…なんと水鉄砲!?
さまにならないと愚痴をこぼす中川
「やかましいコレで東京の治安を維持しろとご命令だ!元はお前が悪いんだぞばかもん」
「先輩がとめに入ったから大騒ぎになっちゃったんじゃない!?」 (次号に続く)

29 :
おー中川再登場か
しっかしドンドン問題警官ばかり亀有に集まってくなw

30 :
ツッコミ役の起用かと思ったらボケが増えただけだった
部長早くこいつら何とかして下さい

31 :
■週刊少年ジャンプ1976年48-49号
■サーキットの狼:池沢さとし
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■実録巨人軍物語:吉田憲生・竜崎遼児
■灰色高官を追え!:田中司:読切
■プレイボール:ちばあきお
■四丁目の怪人くん:枡谷タケシ
■包丁人味平:ビッグ錠
■東大一直線:小林よしのり
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■北斗の騎士:遠崎史朗・南一平
■トイレット博士:とりいかずよし
■熱風の虎:村上もとか

32 :
第7話「わたしは殺人犯…の巻」

夜勤中にアグネスジグソーを組み立てている両さん
昼間落書きしてイタズラした野良犬が唸り声をあげ入ってくる
仕返しに来たようだが犬と侮り、相手にしない両さんにガプリと一噛み
「 げ ぐ ぎ が 」
これには両さんも黙っておられず犬を追い出すが、その拍子にジグソーはお釈迦
勤務する気分を無くした両さん、ラジオに目が向くと競馬以外の放送は聞いた事が無いそうだが
つまらなそうに深夜ラジオを聞いてると、なんと派出所にラジオ局から電話が!
訳の分からぬまま通報かと思い、全く話が噛み合わず切れる電話
八つ当たりする両さんの元へ中川が帰ってくると、なんでも警らが終わるタイミングでクイズコーナーに応募しようとハガキを出していたらしい
流石にこれには両さんも呆れ、相棒が俺じゃなきゃ大問題「せいぜい長距離通話ぐらいにしとけ」と不貞寝
それならロスに居る友達にかけるかと中川が思った所
タクシーが酔っ払いを連れ込んできた
とりあえず水をぶっかけて起こす二人、目の覚めた酔っ払いは
「僕を逮捕する気かね?ほーおもしろい」「たるんどるから電話料金が値上げになるんだ!」
「警官が我々都民に向かってひっぱりこむとは何て言い草だ!我々の血税でおまんま食ってるんだろ」
などと支離滅裂、挙句には自転車を降り回し抵抗、中川はそれに対し見事発砲!「ズガァーン」と自転車を破壊!
続々と点灯する住民の電気!慌てて中に連れ込む両さん

33 :
事情聴取を始めると、いつも以上に劇画風になった酔っ払いはなんと女房を殺してきたという
調書を取り始め事情を聴く両さん、そこに「そばにあった虫ピンで心臓をグサリ!」
「虫ピンで…!?」すると笑いだす酔っ払い
激昂した両さんは拳銃を突きつけ「貴様みたいな人間が居るから地域社会の秩序が乱れるんだ!」と掴みかかる
中川が交代して調書を取るが、なんと今度は今朝の新聞にでたOL殺しの犯人だと言う!
再び劇画調になり語り始める酔っ払いの調書をとる両さん、真に迫っている事から血相を変え中川も署に連絡を入れ始めると…
「そばにあった安全ピンで女の肝臓をめがけてブスリと一突き!」
再度血相を変える中川と両さん「ばかやろう!二度と来るんじゃねえ!」と叩き出す!
余りの惨状に酒を買いに行こうと言いだす、深夜2時でもでやってる店を知っていると
中川のスーパーカーで赤坂まで出発、しかしヘッドフォンを付けた運転に両さんも驚くが…どうにか到着
買おうとして缶詰を崩して人を下敷きにする両さん、そこに店長が来てなんと下敷きになったのは強盗だという

翌朝二人をほめる部長に対し
「そりゃもう勤続15年となると犯罪がどこであるかぐらい…なあプロの感ですよ」『いい加減なもんだ』(次号に続く)

34 :
ギャグ漫画は赤塚、永井、山上、とりいといった先達が
落語、漫才やコントとは違う独自性を築いていったが、この漫画むしろコントや漫才に近いな
「げぐぎが」とかはいかにもギャグ漫画なんだけど

35 :
■週刊少年ジャンプ1976年50号
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■サーキットの狼:池沢さとし
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■東大一直線:小林よしのり
■プレイボール:ちばあきお
■実録巨人軍物語:吉田憲生・竜崎遼児
■四丁目の怪人くん:枡谷タケシ
■北斗の騎士:遠崎史朗・南一平
■もじもじくん:善茂佐清司:読切
■包丁人味平:ビッグ錠
■トイレット博士:とりいかずよし
■熱風の虎:村上もとか
箱型郵便ポスト普及率は不明
NHK若い季節放送期間:1961年〜1964年
手塚治虫:魔神ガロン1959-1962年、河島光広:ビリーパック1954-1961年

36 :
第8話「敵もさるもの!!の巻」

江戸川、新葛飾橋傍の河川敷で釣り中の両さん中川、針に掛かるは見事な鯉
鯉こくにワクワクするがあまりの引きに引っ張られる!
なんたることか、杭に金的を強打!逆上した両さんは拳銃で鯉を狙うも全弾ハズレ
悔しがる両さんだが、なんと中川がM85機関銃を出すや哀れ鯉は粉微塵に…
当たりましたよとほほ笑む中川だが、折角の鯉がおじゃんになって両さんはご機嫌斜め
中川が機嫌を取り再び竿を握るが…川に自動車が降ってくる!
流石にこれには両さんも辟易だが、橋の上で事故が起きたと連絡が
どうやら先ほどの車はこの事故で落下したらしいが、帰りたい両さんは
新葛飾橋が管轄の境目と言う事に気が付き、川に落とせば千葉県警の管轄だと
運転手が居るのも構わず、中川と一緒に突き落とそうとする
しかしそこに来る千葉県警に中川を止め、千葉県警に任せて帰ろうとするが
流石に向こうも警察、コレは警視庁の管轄だと指摘、しかし両さんも譲らず平行線
呆れた中川が事故車に寄りかかると…バシャーン!
狼狽える中川、それを見直す両さんだが、車が沈んで管轄は灰色のままに…
しかし事故処理は行わないといけない、「部長の所へ来てくんろ」と千葉県警
丸形ポストが立ちオート三輪と牛引きの行き交う千葉県警で、部長にどうにか事故処理をねじ込む両さん
折角だから遊んでいこうとするが、中川が一応電話しようと発言し
電話を借りようとするが、なんとここには電話が通っていないという
部長さんは東京ではカラーテレビが発売されるそうでと言い、そんなの派出所でしょっちゅう見てると両さんが返すと

37 :
目の色を変え「あんな高級品を!」「NHKの『若い季節』も総天然色だべ?」「みてると目まいがするというのは迷信かいの?」
と食いつく千葉県警
戸惑う二人だが、中川のファッションを村祭りに出るような恰好と評して
「これが東京のモボっつうもんだべ」「きっとこの格好で村の娘さ誘ってツイストでも踊りに行くとね」との感想
苦い顔をして両さんに、ここはかなり時代が遅れているようですねと零す中川
両さんが見た雑誌には力道山のプライバシー全公開などと言う記事が…
今流行りの歌を聞いてみると、新人歌手の春日八郎が伸びるだ、こまどり姉妹と太田裕美のファンだと言う言葉が飛び出す始末
時代も方言も滅茶苦茶だと首相の名前を聞いてみると
伊藤博文と泉谷しげるの名前が…悪い夢を見ているのかと帰ろうとする両さん達だが
酒をごちそうすると聞くやとどまり宴会に
魔神ガロンやビリーパックが置いてる事に驚く中川
だが酔った両さんと県警部長が喧嘩になって、射撃でケリを付けようと言う事に
中々の腕前だが、中川の敵ではなく県警もこれには参った
去り際に両さんは海部首相と風呂代は28円じゃなくて350円だぞと教え
東京に帰っていくと千葉県警の面々が二人を指して
「バカからかうとおもしろいべ…部長さん本気にして帰っちまっただ、ハハハ」
「まったくひまつぶしにはもってこいだ、みろ、あの足りなそうな顔をハハハハハ」(次号に続く)

38 :
すごいスレ応援カキコ

39 :
千葉への風評被害だ
…て思ったら演技かよw これは普通に騙されるわw

40 :
ガロンとかいくら手塚先生の作品でもマニアしか知らんだろ…
しかもビリーパックとか…ジャンプ読者で分かる奴居るのかコレwww

41 :
■週刊少年ジャンプ1976年51号
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■東大一直線:小林よしのり
■サーキットの狼:池沢さとし
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■プレイボール:ちばあきお
■四丁目の怪人くん:枡谷タケシ
■実録巨人軍物語:吉田憲生・竜崎遼児
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■異人屋敷殺人事件:前川勝:読切
■熱風の虎:村上もとか
■北斗の騎士:遠崎史朗・南一平
■トイレット博士:とりいかずよし
こち亀初のジャンプ表紙メイン

42 :
第9話「にくいヤツ!?の巻」

寒さが続く中、火鉢に当たっている両さんと中川
戸塚と寺井外から戻ってきたが、さっさと閉めろとご機嫌斜め
ヒーターを部長にねだってもダメだと愚痴っていたが
寺井巡査が寒さに耐えかね酒を取り出すのを目ざとく見つけると
折角だからスキヤキにしようと言いだす両さん
しかし材料をどうすると言う寺井巡査に対し、両さんは昨日の小学校の募金を使おうとする
流石に咎める寺井巡査だが、両さんには通じない
買い物も三人に押し付け、再び火鉢へ向かった所で
共倒れ工業への道を尋ねに来たおじさんが訪れる
しかし扉を開けたくない両さん、まともに道案内する気は無く、逆に扉を壊してしまう
逃げ出すおじさんだが、扉を戻そうとする両さんの所に近所の小学生二人が質問に…
最初はサボりっぷりを答えるが、社会の宿題で学校に提出すると聞いたら態度が豹変
如何にもそれっぽい事を言うが「東に犯罪が有れば防犯課に任せ」「西に事故が有れば交通課に」
「先輩!牛肉買ってきました」「そして牛肉の検挙に力を…」
そこへ戻ってきた中川に子供の相手を任せ食事の用意
しかし壁に向かって発砲するわ、戻ってきた戸塚は、給料は安いし仕事は面倒、警官なんてよせと本気で言う有様
何はともあれスキヤキ完成、これも小学生の募金が有ったからだと零す両さん
しかし寺井巡査が気が付いたが、なんと質問に来た小学生は昨日募金に来た学校の生徒だった
流石にこれにはばつの悪い両さん、誤魔化そうとさっさと食事に
見かけに寄らず、味平並みの味付け上手の両さんスキヤキは中々好評
しかしそれを眺める小学生は、募金とスキヤキの関係を聞きたいと言い出す
やむを得ず二人にも分けるが、取り分が減るのを嫌った両さんは
「糖尿病にゃ白菜」「高血圧なんだから豆腐」「しらたきをたべてビタミンを取れ」と、中川達から肉を取り上げる
しかし小学生は弱みを握っているだけにそうはいかない
さらにフウタロウまで来てしまい益々取り分が…
食い終わった小学生はなんとスキヤキとは別に歳末募金に協力してくれと言いだす
渋々協力する派出所の面々、満足したフウタロウと小学生はご機嫌で派出所を去っていくが
その背中には両さんの「うるせえおまえたち2度と来るな!」の声が届いていたとさ (次号に続く)

43 :
やってることは間違いなくサイテーなのに
なんでかにくめないな両さんはw

44 :
■週刊少年ジャンプ1976年52号
■サーキットの狼:池沢さとし
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■四丁目の怪人くん:枡谷タケシ
■実録巨人軍物語:吉田憲生・竜崎遼児
■子どもハ天使デハナイノデス:大瀬三郎:読切
■プレイボール:ちばあきお
■トイレット博士:とりいかずよし
■熱風の虎:村上もとか
■東大一直線:小林よしのり
■北斗の騎士:遠崎史朗・南一平
こち亀2号連続で表紙メイン
劇団薔薇座:小ネタかは不明
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%87%E5%9B%A3%E8%96%94%E8%96%87%E5%BA%A7

45 :
第10話「12月24日雪…の巻」

戦闘機が屋根に突き刺さり、軍人が闊歩し、辻斬りされた町人が転がるここは亀有の銭湯
両さんは風呂上がりに「お富さん」を歌いながら街を歩くと
たこ焼き屋の政が話しかけてきた。
真面目に働いているかと尋ね、この通りと返す政
たこ焼きを買いながらなんと無しに雑談していると、待ってる間に子供が拳銃を分解し始め…
「ん!?」と気付いた両さん、子供を追い払い銃の部品を回収
引き金と撃鉄が見つからないが、政は暗くなるから見つけたら届けると申し出る
しかし中身の部品もいくつか足りないらしく、見つかるとヤバいなと両さん
すると政が「何なら新品一丁つごうつけまひょか?」
「そうだなそれじゃ、もっと大口径の回転式拳銃を一丁…」「へえリボルバーね、ほなら弾付きで30万円くらい用意して…と」
ハッと気が付く両者!両さんは「おまえ!まだ銃の売人してるのかっ!?」と、政を締め上げる
政は「い いや じょ 冗談でんがなジョーク…」と返すが、屋台の前からは見えない角度には何やら拳銃が…
先月まで野沢ナチの劇団バラ座にいたからだと誤魔化し、たこやきを差し出し両さんは帰路へ
賑わう街をみてクリスマスに思いを馳せる両さん、家族とクリスマスを過ごす寺井巡査とすれちがい派出所へ到着
そこには浮かれた様子の戸塚と中川、思わず自分も浮かれる両さんだが
なんでもコレは予行演習で、中川の家で本番をやるらしい
両さんは夜勤だから招待しなかったらしいが、そうと知っていれば仮病を使った両さんだが
他の巡査は病院、警ら中とどうやら今夜は一人で夜勤らしい
急に寂しくなったのか中川達を引き留めようとするが、薄情にも中川達はクリスマスパーティーへ…

46 :
一人寂しくたこ焼きを食っていると部長がご帰還
お茶でも入れましょうかというが、なんでも娘へのプレゼントを取りに来ただけだとさっさと帰ってしまう
頭に来た両さんは、周囲の備品やラジオに八つ当たり
「くそ!なんでえどいつもこいつも、クリスマスがなんでえ!ココは日本だぞちくしょう!」
拳銃を撃とうとするが、撃鉄も引き金も無いので事を思い出しブン投げる!
しかし腰ひもと繋がった拳銃は、弧を描き見事に両さんの後頭部へ!
これにはさすがに両さんも参り、大人しくプラモデル作りを決め込む
するとフータローが訪ねてきた、前回2度と来るなといっただろうと追い返そうとするが
やはり寂しいのか派出所に迎え入れる両さん
フータローは有馬記念をとって酒が手に入ったのでダンナと飲もうと思ってきたという
さらにそこへ前回の小学生がゴリラのお巡りさんへと、プレゼントらしきものを…
しかし両さんはイタズラと決めつけ子供たちを追い返す!
いらねえというのでフータローが開けると、中身は毛糸の下手くそな手袋と帽子が入っていた…
「そ、そうか…」
そのまま頂戴しようとするフータローだが、両さんは気が変わったと奪い返し、酒盛りを開始
早速手袋を付け酌をする両さん
ダンナたちは暮れも正月も休みなしで大変だと言うフータロー
そんなフータローに両さんは「いや…そうでもないぞ…」と、グイっと一杯
外では何やら雪が降ってホワイトクリスマスだと子どもが騒いでいた
そんな雪景色を眺めながら、両さんは
「今夜は気合いれてのむか?」「へい!」っと、クリスマスの夜は過ぎていくのだった… (次号に続く)

47 :
シリアスだなあ人情物語みたい

48 :
読んでて確信した、コレ漫画でやる喜劇映画なんだ
序盤の背景とか滅茶苦茶な部分はいかにも漫画的だが
政との会話で笑わせる場面は、演出やネタの激しさ、
絵の面白さで笑わせる従来のギャグ漫画と明らかに違う
最後の人情劇的なオチも見事、他のギャグ漫画も、うかうかしてられないかも

49 :
■週刊少年ジャンプ1977年1号
■UFO狩り:三木孝祐:新連載
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■サーキットの狼:池沢さとし
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■東大一直線:小林よしのり
■プレイボール:ちばあきお
■四丁目の怪人くん:桝谷タケシ
■ウラシマ:小池桂一:読切
■熱風の虎:村上もとか
■北斗の騎士:遠崎史郎・南一平
■トイレット博士:とりいかずよし

50 :
第11話「タバコ屋の洋子ちゃん…の巻」

部長が指揮する大掃除中の派出所、ロッカーの裏から出る競馬や軟派な本…
さらに出てくる引き金と撃鉄の無い拳銃…両津の物だと思い当たり、怒鳴る部長
呑気に【若いお巡りさん】を歌い水汲み中の両さんが出て来て、拳銃を確認すると…
なんと明らかに型の違う拳銃が!?
入手経路を聞くと、中川がくれたと言うので中川を呼ぶと
中川は中川でナンパ中、無理矢理引っ張り事情を聴くと
おもちゃの銃だと返されるが、ドッと疲れた部長は座敷で寝込み始める
悪びれる事のない二人を見て呆れる寺井巡査
今度はゴミ捨てを頼まれた両さんは、公園に派出所のゴミを捨てに行く
そのままサボり始める両さんだが、野球中の子供のボールを勢いよく投げ返す!
感心した子供たちにおだてられた両さん、スポーツはパチンコしか知らないにも関わらず、少年野球に参加
腕を勢いよく回して投球!しかしバッターに投げるわキャッチャーの顔面に投げるわ滅茶苦茶
どうにかルールを飲み込み今度こそ投「先輩!」ボールは運転中の車に投げ込まれ大事故に…
「先輩も悲惨なことしますネ…」「バカ!お前が変な所で声かけるからだ!」
なんでも部長が両さん達の私物を見つけまくり、カンカンらしい
逃げようとする両さんだが、そうはいかじと中川が無理に連れ帰ようとするが
「わしは自由なのだ、なんで暮れも正月もなく警官だけ働かんといけないのだ、政治家だって休むんだぞ警官も休むべきだ」
と、中川に銃を突きつけ逃亡

51 :
しかし制服姿で大型拳銃を持っていれば目立つのは自明、行きつけのサテンに向かうが
1階のタバコ屋のお婆ちゃん曰く、2階の喫茶店は正月3日目まで休みらしい
そこへ帰ってくるお孫さんの洋子ちゃん、両さんとも親しげな様子の中学3年生
婦警になるなら、わしが口利きするという両さんだが、両さんみたいなのが居たんじゃ安心できないと返される
そこへ洋子ちゃんが何やら両さんに頼みがあると申し出てきた
その頃派出所では、中川に事情を聴いた部長が両さんを追跡に出かけていた
ついでにヤバい事を全部両さんに擦り付ける戸塚、呆れる寺井といった面々と一緒にサテンに行くと目に入ったのは…
「部長、懲らしめる必要はないようですよ」
タバコ屋の大掃除に参加して「あと10枚あるからガンバッテ両さん!」
と、畳を必死にたたき苦笑いする両さんの姿だった
「両津、なかなかよく似合うぞ…」「わかってますよっ くそ!派出所の方が楽だったな!」(次号に続く)

52 :
パチンコはスポーツでいいんだろうか…w

53 :
両さんにも馴染みのサテンとかあんのか…

掲載位置と言い表紙起用と言い
小学生読者が多いだろうに、意外と評価高いのかな
トイレット博士は掲載下がってきてるが、ジャンプ史上最長連載は何巻までいけるかな

54 :
■週刊少年ジャンプ1977年2号
■リングにかけろ:車田正美:新連載
■サーキットの狼:池沢さとし
■プレイボール:ちばあきお
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■東大一直線:小林よしのり
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■UFO狩り:三木孝祐
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■四丁目の怪人くん:桝谷タケシ
■熱風の虎:村上もとか
■トイレット博士:とりいかずよし
■北斗の騎士:遠崎史郎・南一平

55 :
第12話「ナゾの男…の巻」

派出所で昼寝中の両さん、目覚ましのベルを電話と間違え花瓶を手に取り…
「ぶわ!」っとお目ざめ、2時には部長たちが戻るのに合わせてベルをセットしていたらしく
寮の忘年会で若いのと飲みまくっていたそうだが渋々起床
小学生の頃から梅割り焼酎飲んで、二日酔いで学校に行った事も有るから、若い者には負けんとの事だが
何やら派出所を覗いている、爺さんが気になるらしく外へ
しかし漫画を読んでいるのが気になったそうで、立ち番も居ない事を指摘されると
余計に腹が立ったのか「警察行政にケチを付けに来たのか!」と掴みかかる
お付きの人が割って入り、取りあえず立ち去るお爺さん
派出所を眺めながら「噂通りの派出所ですねえ」「うむ…」と呟くお爺さんたち
とりあえず落ち着いた両さんは競馬の予想を始めるが、そこに部長たちがご帰還
慌てて競馬新聞を隠し、巡査部長昇任試験を受けるつもりだと誤魔化す両さん
先ほどのおじいさんの話をすると、寺井巡査は新手の暴力団の手口を疑い、同意する部長
そこに托鉢僧が訪ねてきたが、いきなりつかみかかる両さんだが、寺井巡査が落ち着かせる
派出所に米や金はありませんぞ、と部長が言うと托鉢僧は去って行く…
怪訝な様子だが、取りあえず出前を頼む3人、部長は娘さんに着物を買ってやったので
天丼ではなくおかめうどんを頼んだが、両さんは理解できないと言いながらも
「いじらしいところあるんだねえ、あれもやっぱり親なんだな」との後に
顔だけ見てると凶悪犯人と漏らすと、部長が隣に…
「お前だけ特別に正月休みを永久にやるから、もうこなくていいぞ」とのイヤミを食らう両さん
そこへ先ほど頼んだばかりの出前が、もう到着
早速食べ始める両さんだが、そこに道を尋ねにきたおじさんが
しかし食べ始めた両さんに、まともに相手する気は無く取っ組み合いに
それを眺める出前のおじさん、イラついた両さんはそちらもぞんざいに追い出す
先ほどのいざこざで食えなくなったので外食しようとするが
そこに再びタイミング良くラーメンの屋台が登場

56 :
早速食いながらオヤジさんと雑談、恥ずかしげもなく恥ずかしい給料の使い道を明かす両さんだが
部長が警官としての誇りを持て、派出所の前に屋台を止めないでくれとお説教
すると…いかにもヤクザっぽい風体の二人組がいきなり登場!
屋台のオヤジを連れていこうとする!
しかしここは派出所の目の前!部長が止めようと立ちはだかるが、あえなく弾き飛ばされる!
しかしここで両さん「このままけえしたんじゃ派出所のメンツがたたねえ!」
と、江戸っ子魂振りかざし向かっていくが、拳銃を突き付けられ流石にたじろぐ
しかし相手が背を向けた途端、サンダルを投げる両津式逮捕術で掴みかかる!
騒ぎを聞いてかパトカーが現れ、二人組は退散、気付けばラーメン屋のオヤジも消えていた…
落ち着いたところで部長が両さんに耳打ちする所によると
方面本部長が近日中にお忍びで勤務状況を確認しにくるとの情報
とりあえず2,3日まじめにしてくれれば、我が派出所が模範って事に…と吹き込むと両さんもその気に
そこへ帰ってきたラーメン屋のオヤジ、掴みかかる両さんだがそれを止める先ほどのヤクザ
「おれたちをからかいやがって、もうかんべんならん!」
「いいかげんにしろ ここにおられる方をどなたと心得ておるのだ!!」
「ある時はそば屋の店主、そしてある時は白髪の托鉢僧!そしてまたある時は片目の運転手!
 またある時は駅員…そしてある時は少年ジャンプ編集長、七つの顔を持つとおそれられてる男!!」
そう、この爺さんこそ警視庁の裏警視総監、水戸光夫第九方面本部長であらせられたのだ!
衝撃を受ける部長と両さん、一喝されるやいなや平伏し
「わたしは気付いていたのですが、この馬鹿…いや両津がごぶれいなマネを…」
「正義感の点では申し分ないが、この派出所の勤務状況はおせじにもいいとは…0点だね」
「さすがに高そうなクツですね本部長〜」
「この男ゴマスリは100点だな…」 (次号に続く)

57 :
キューティーハニー+水戸黄門かよw

58 :
■週刊少年ジャンプ1977年3号
■サーキットの狼:池沢さとし
■リングにかけろ:車田正美
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■プレイボール:ちばあきお
■UFO狩り:三木孝祐
■東大一直線:小林よしのり
■四丁目の怪人くん:桝谷タケシ
■熱風の虎:村上もとか
■トイレット博士:とりいかずよし
■北斗の騎士:遠崎史郎・南一平:最終回
三宅一生:当時日本でもっとも観客動員力があった時代らしい

59 :
第13話「交剣知愛…の巻」

剣道大会中の警視庁、冒頭からいきなり「ドカン」
と、両さんと中川の乗った車が事故を起こす
憤る係長さんだが、二人の風体や両さんを小さいのと表現すると
売り言葉に買い言葉で、係長さんをデブと言い放つ両さん
思わず喧嘩になりそうだが、とりあえず落ち着かせて会場へ
しかし中川の時計がズレていたらしく、急ぐ必要は無かったようだ
途端にやる気を無くす両さんだが、婦警さんが見物に来ていると聞くややる気全開
そして剣道場につくが、そこに現れた中川は…
口元が開き仰々しい模様の変態防具を付けていた、なんでも三宅三生デザインらしいが…
呆れながらも練習開始、両さんはつばぜり合いの体勢になると、婦警に良い所を見せたいから負けろと囁く
渋る中川だが、夜勤交代を条件にすると即座にOK、婦警の観客席に近寄り…中川に一撃!
「決まったな!続いてもう一発!」の、勢いのまま足を滑らせ壁に激突!
しかし女の応援が来てると聞いたら、怪我を気にする事も無くそちらへ
来ていたのはタバコ屋のおばあさんだったが、洋子ちゃんも来ていると聞いて上機嫌
雑談しているところだったが、場外の剣士の下敷きに
思わず掴みかかるが洋子ちゃんの手前、落ち着いた様子で離してやる
剣道で精神を鍛えているからとカッコつける両さんだが、そこに再び剣士が「バン」
と、生身の顔面に竹刀をぶち込んでしまう
「きみはどうも基本がなっとらんようだねえ、少し教えてやろう!それじゃ洋子ちゃんまたあとでね」
その背中にエールを送り、両さんの人間性を褒める面々だが…
ロッカールームでは、基本を教えられた剣士がボロボロの姿でノビていた…

60 :
一方部長は何やら元気が無い様子だが、なんと娘さんが男連れで来ているという
歯ぎしりをする両さんに、部長が頼み事があると言い…
だあ!っと打ち合わせ通りに、娘さんの男の方向に吹っ飛ばされる部長!
面を付けているからバレないが、今のじゃ手ぬるいかと拳銃を持ち出す両さん
流石にこれには部長も諌めるが、今度は娘さんが横を向いた隙に二人掛かりで強襲!
ボコボコにされ、思わず「殺される!」と逃げ出すボーイフレンド
逃げるタイミングで年忘れ剣道大会が開幕
両さんの所属する東軍はあっという間に負け続け、両さんがだらしなさに憤りつつ出陣
そこで出会った西軍の剣士は、冒頭で中川が事故った岩田係長!
闘志を燃やしていざ試合開始!しかし岩田係長も五段の腕前、手ごわいと見るや
両さんは竹刀を投げつける!悪びれぬ両さんに岩田係長も足払い!
殺気立つ二人の勝負は、パイプ椅子と看板での面が飛び交う、最早プロレスの場外乱闘の如し
取っ組み合いの喧嘩となって、とうとう気絶する係長、それを見るや両さん
「やっやった〜やりました!東軍の両さん勝ちました、東軍の優勝です!部長見てました!!」
部長はそんな声から逃げるように寺井に
「すぐ荷物をまとめろ!わしは北海道のおじの所に身を隠す!!」と言い残すのだった(次号に続く)

61 :
交剣知愛(こうけんちあい)
「剣を交えて"おしむ"を知る」を読まれ、剣道を通じて互いに理解しあい
 人間的な向上をはかることを教えたことばである。

気になったんで調べてみた
…たしかに強敵との戦いにお互いの理解を深めたであろう名勝負だったな(

62 :
こんどは剣道ネタなのか
作者もキャラも元気いっぱい

63 :
■週刊少年ジャンプ1977年4号
■包丁人味平:ビッグ錠
■サーキットの狼:池沢さとし
■リングにかけろ:車田正美
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■プレイボール:ちばあきお
■イレブン:北原康行:読切
■スマッシュケン!:中山サラミ:読切
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■四丁目の怪人くん:桝谷タケシ
■UFO狩り:三木孝祐
■東大一直線:小林よしのり
■熱風の虎:村上もとか
■トイレット博士:とりいかずよし
ジャンプ、こち亀メイン表紙
本庁の加納:当時連載していたドーベルマン刑事の主人公、加納の事。愛銃はスーパーブラックホーク。
ゲイラカイト:1974年に輸入開始されたアメリカの凧。和凧を一気に駆逐する勢いで売れたらしい。

64 :
第14話「撃ちぞめの巻!!」

1977年元旦、競馬の的中を願う両さん
コント55号を思い出しながらテレビのチャンネルを回すと
新年早々警察官のヨッパライ運転という不祥事のニュースが…
警官だって人間だ!っと擁護する両さんだが、キャスターの警察批判に思わずプッツン
グワシャっとテレビを踏みつぶし「喋れるもんならしゃべってみろ!」っと荒れ模様
騒々しくて目が覚めた戸塚が奥から出てくるが
不まじめ警官めという両さんに対し、今日は体育の日だっけ!などと返す戸塚
すると洋子ちゃんがあけましておめでとうと、おせち料理を持ってきた
洋子ちゃんが作ってくれるとは嬉しい、腹が減っていたんだと言う両さんだが
「うちのおばあちゃんが作ったの」
との言葉を聞くや急に腹がいっぱいになったらしい…
正月の予定を話題に返っていく洋子ちゃん
するとそこにいきなり外車が登場!中から出てきたのはナウな恰好の外人青年
外人に驚き身構える両さん、なんでも中川を訪ねてホノルル市警からきたポールと言うらしい
思わず「ハワイにも俺達みたいな警官いるんだな」と漏らす戸塚
留守だと聞いたが、頼まれて持ってきた物があるのにと言いだし、取りだしたのは…拳銃だった!
驚く両さん「あっみたことある!本庁の加納の銃と同じだ!」と戸塚
しかしポール曰く、これはさらにそいつを改造した物らしく、長々と講釈し始めるポール
流し聞きながら両さんが弄っていると「ズゴォーーン!」
とんでもない反動が両さんを襲い、壁に大穴が開いてしまう
普通の人なら肩を外しているというポール、そこで両さんふと気が付く
「お前どうやってこれを持ってきた!?」「オフコース、ひこうきで!」
大っぴらすぎる密輸に驚く両さんだが、警官が銃を持つのは当たり前と、ポールはさらに拳銃を見せる
見なかったことにするから帰れ、と追い出そうとする両さん
しかし娘さんと一緒に初詣から帰ってきた部長は、日本警察の視察に来たのかと勘違い
娘さんに対する馴れ馴れしい態度に、両さんの目も燃え上がり、思わずミステーク水まき手がすべりワンダフル
そこへ帰ってきた洋子ちゃんたち、なんとチカンにさわられたらしい!
激怒する両さん、矢も楯もたまらず神社へ直行!ポールも一緒に向かう!

65 :
洋子ちゃんから風体を聞いた二人は、即座に捜査に移り、ポールが「あ!」っと叫ぶ!
「ジャパニーズバドミントン!ベリーグッド」ズッコケる両さん「ありゃハゴイタだハゴイタ!」
と、ツッコミをいれるが、顔見知り相手の犯行だけに、即座に捜査に戻り、再びポールが「あっ!」と叫べば
「ジャパニーズゲイラカイト!ビューティフル!」
「きさま〜〜っハワイへ帰れ!捜査のじゃまだ!!」と、ポールにサンダルを投げつける
しかし三度目の正直、今度は本当に犯人を見つけたポール!犯人に制止を呼びかけ…即座にブラックホークを発砲!
「アメリカと間違えるな!日本だぞここは!」
中川の友人関係を嘆く両さん、そこへポールが…
「ジャパニーズストリップショウ!ワンダフル!」
思わず「てめえ本当に警官か!」と突っ込む両さん
漫才しながらも犯人を追い詰め、チカンを撃退!そしてすかさず洋子ちゃんに拳銃を握らせ…
「さっきのうらみをはらすんだ、さあ!」 躊躇する洋子ちゃん
「遠慮しちゃダメ!洋子ちゃんに手を出す奴はゆるさん!このさい思い切り恨みをはらして!」ドギャ!
むりやり手を添え犯人の側へ発砲する両さん、2発目を撃とうというタイミングでパトカーが到着し、ホッと胸をなでおろす犯人だった…
一件落着し、派出所でおせち料理を食う一同、珍しく褒められる両さん
しかし帰ったポールはブラックホークを忘れており、おもちゃだと誤魔化す両さんだが、見事部長が発砲してひっくり返る!
にらみつける部長、たじたじしながら言い訳をする両さんだが…
「こら!両津きさまーっクビだあーでていけっ」
「パパおちついて!」「うるさい!だまれ!シャラップ!女は口出しするな!」
の、声を背中に受けながら退散する両さんだった (次号に続く)

66 :
さすがにドーベルマン刑事本人は連れてこれなかったかw

67 :
なんとなく洋子ちゃんがヒロインになってきてるっぽいな
ジャンプ漫画ならヒロイン出すのはもっと先でも良い気がするが

68 :
両さんが諫める側なのは新鮮だったが
どの口が言うとるんだwww

69 :
騒がしいお正月だな
だがそこがいい

70 :
■週刊少年ジャンプ1977年5-6号
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■ヘンデレヘレンチョくん:吉沢やすみ:読切
■スキ?こういうの:いけはらしげと:読切
■すっとび石松:佐川わたる:読切
■ああチャンピオン:はじめ俊:読切
■スモークマン:増田ジュン:読切
■サーキットの狼:池沢さとし
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■包丁人味平:ビッグ錠
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■リングにかけろ:車田正美
■東大一直線:小林よしのり
■四丁目の怪人くん:桝谷タケシ
■プレイボール:ちばあきお
■トイレット博士:とりいかずよし
■熱風の虎:村上もとか
新幹線開業から約12年
ゲーム&ウオッチ発売の3年前
正確には不明だが、この前後の増刊ジャンプに東大一直線とのコラボ漫画掲載

71 :
第15話「伊勢神宮参拝の巻」

東京駅に来た両さん、中川、寺井、なんでも伊勢神宮まで初詣に行くらしい
切符を買おうとする寺井を止め、両さんは拳銃をもって犯人を追うふりをして、切符代を誤魔化そうとする
なんとか改札を通過した物の、新幹線乗り場へは改札をもう一つ通る必要があった
そこで今度は寺井に手錠をかけ、伊勢神宮まで護送すると言うていで誤魔化す
訝しがる駅員さんだが、どうにか改札を通過
新幹線乗り場に入るが、制服姿の両さんに通報に来た青年を、今日は非番だと無視し
無理矢理連れて行こうとした青年は、線路に突き落とされそうになる大騒ぎ
思わず両さんを置いてくるべきだったかと思う二人
新幹線はドアが開いてからじゃないと、乗車できないので列に並んでいる3人だが
割り込みを見つけた両さんは、国鉄職員の様にうるさく注意
しかし白い眼で見られ始めると、拳銃を抜き放ち、無理矢理整列させる
しかし…「まもなくドアが開きます」の放送を聞くや、目の色を変えて割り込み
「やったーーっ一番乗りだ!!」っと席を確保し大喜び

72 :
しかしグリーン車という事で別車両へ、そこでも初の新幹線に驚く両さん
暇つぶしにと、トランプ、花札、麻雀、将棋、碁、チェス、オセロ、ダイス、ルーレット、紙相撲にメンコ、すごろく、おはじきまで
どうやら名古屋まで2時間で着けると知らないらしく、長旅に備えていたらしい…
酒を飲み雑談に花を咲かせながら、寺井と将棋をする両さんだが、負けそうになったら良く揺れる電車だと盤面をひっくり返し
三人でババ抜きをしたら、無理矢理ババを引かせようと中川に掴みかかる!
そうこうしていたら検札がくるというので、三人でトイレに隠れ、難を逃れ今度はビュッフェに
食事を頼む3人だが、美女を見つけた両さん、そっちに向かうがカッコ付けようとしていたら
些細な事から、ケントを4ダース注文する羽目になってしまい、すごすご引き返す
すると今度は席にボールが飛んできた!車内でボール投げをするなと子供に怒鳴りつける両さんだが
母親が美人と見るや、デレデレと鼻の下を伸ばして不問にしてしまい、呆れる中川と寺井
豊橋を通過した辺りで乗客が一気に増えてきたが、人目を気にしない両さんと中川は、なんとそのまま宴会を開始してしまう
2人と一緒にヤケクソで宴会を楽しむ寺井だが、そうこうしているうちに新幹線は名古屋に到着
降りる中川と寺井だが…なんと両さんが居ない!「まさか!」
「なんねえー伊勢神宮はどこかいな…?そげんなものなかとよ、ばってんキップなかとじゃ料金の十倍ももろうとこうかいねえ」
「東京から寝過ごしたんじゃと、アホばい…」
と、見事に博多駅で頭を掻く両さん
ついでに「わい東大 通!お巡りさんようきたの」と、東大一直線から主人公がお出迎えしていた (次号に続く)

73 :
■週刊少年ジャンプ1977年7号
■闇の逃亡医:高山紀芳・加藤唯史:新連載
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■サーキットの狼:池沢さとし
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■包丁人味平:ビッグ錠
■プレイボール:ちばあきお
■リングにかけろ:車田正美
■東大一直線:小林よしのり
■熱風の虎:村上もとか
■男!文太:三山昇:読切
■四丁目の怪人くん:桝谷タケシ
■トイレット博士:とりいかずよし

74 :
第16話「「消えた派出所!?の巻」

今日も勤務中に賑やかな、カセットデッキからロック音楽が流れる派出所
競馬新聞で勉強中の両さんは気が散るらしく、中川に歌謡曲や浪曲が無いか尋ねるが
ロックを進駐軍の歌、ジャニス・ジョップリンやスージー・クアトロをチャップリンや寿司の中トロと勘違いする
あまりの無知に閉口した中川は曲を停止、両さんは春日八郎や田端義夫が好みらしく、持っていないか尋ねるがあるわけもない…
すると消防車が派出所の前を通りすぎる
このところ火事が増えているらしく、中川に火の用心を呼び掛ける両さん
しかしその後ろでは見事に両さんのタバコが火を起こしており、中川が慌てて指摘するが
「こら!わしのいうことをきいてろ!だからお前は注意散漫だと言うんだ!」ゴオオオオオオ
「うわっ火事だーっ!!」「だからさっきから燃えてるって…」
消化に手近なコートを持ち出す両さんだが、自分のと気付くや中川のコートで鎮火
小火で済んだ物の、90万円のコートが丸焦げになった中川は大弱り
書類とコートがお釈迦になった事から喧嘩に発展、銃を突き付けられ部長が来たと言う中川だが
「あのむっつりスケベでマイホーム主義の部長が今頃来るはずないだろ、このバカ!」
その後ろには部長が佇んでいた…
慌ててごまかす二人だが、部長は最近の不審火で放火の可能性を考えパトロール強化のお達しに来たらしい
時間もあり、わしはマイホーム主義だからとスネ気味に帰る部長
一応指摘された手前、パトロールに行く両さん、寒さで近くなったので立小便をしていると、火事だの叫び!
慌ててチャックを上げると「 ぐ わ っ 」っと大切な所を挟んでしまった!
それでも警察官として頑張ろうとするが、見事に川に落下
冬の寒さに凍えそうな両さんだが、現場に急ごうとするが、挟んだ時の騒動から警察官に不審人物と見られてしまう
ドブ川に警察手帳を落としてしまい、人相のせいで信じてもらえない両さんだが
公園前派出所の両津だと言うと、関わらない方がいいとばかりに放免される

75 :
現場に到着した両さんだが、野次馬に紛れて濡れた服を乾かし、あっちの火を先に消せと注文を付け消防士に追い払われてしまう
大体乾いたのもあり、素直に離れて犯人を捜す両さん、いきなり一人をひっ捕まえ「顔が犯人だと言っているわ!」っと連行しようとする!
幸いさっきまで麻雀をしていたというアリバイが有り、離されたものの悪びれない両さん、一応犯人捜しはしたからと帰路に付く
タバコでも買おうと洋子ちゃん近所の自動販売機に赴く、するとそこに蹲った男が火をつけ…
「こらっきさまだな!!連続放火犯は!?」「やばい お巡りだ!」慌てて逃げだす男!追おうとする両さんだが、既に火はついている!
「くそ!結局コートはこうなる運命か!」と消化しすぐさま追跡!サンダルを投げて見事に捕縛!
「洋子ちゃんの家に火をつけるたあとんでもねえやろうだ この〜」と立腹する両さん
男によると、受験ノイローゼで火を見ながら単語を読むとよく覚えられるという、特に世界史の年表が良く覚えられるというが
「そしたら自分の家に火をつけりゃいいじゃないか!」「それだと逆に忘れてしまって…」
とにかく派出所に連れて行こうとする両さんだが、放火魔は両さんを殴りつけ逃走!
目の色が変わった両さんは、とうとう発砲!
体をかすめる銃弾に驚いた放火魔は、派出所に逃げ込んで自首…
一件落着して中川に苦労を語る両さんだが「タバコ買いに行ったなんて、実は洋子ちゃんとこにヨバイにいったんじゃないですか」と冷やかす中川
掴みかかる両さんだが、その拍子にストーブが倒れ、またも火事が起きてしまう!
消火器を出す両さんだが、以前消火器の中に私物を隠していたので、消火器は使えなくなっていた
とうとう火の海になる派出所!慌てて逃げ出す中川だが、両さんは冷静な顔で
「まて!出る前にやる事がある!」

「始末書を燃やすんだ、完全にな!あと勤務表も燃やしてしまえ」「まったく!もう」
とうとう崩れ落ちる派出所!脱出する二人!
部長にどう説明するのか、考えた末に二人が出した結論は…!

「あれ???そこの方々、この辺に派出所が無かったですかな!?」
どこかで見た顔のホームレスは明後日の方を指差し
「ああ…は派出所…ね!もう少し先じゃないかな?ん!よくおぼえてないけど…」(次号に続く)

76 :
放火魔との会話ワロタwwwww
しかし火事の不祥事で別の不祥事を隠すという発想は凡人にはできないだろうなwwwww

77 :
■週刊少年ジャンプ1977年8号
■朝太郎伝:中島徳博:新連載
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■闇の逃亡医:高山紀芳・加藤唯史
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■サーキットの狼:池沢さとし
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■包丁人味平:ビッグ錠
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■リングにかけろ:車田正美
■プレイボール:ちばあきお
■東大一直線:小林よしのり
■四丁目の怪人くん:桝谷タケシ
■トイレット博士:とりいかずよし
■熱風の虎:村上もとか
2000GT:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BB2000GT

78 :
第17話「なめるなよ!!の巻」

トビラから工事中の風景の隣、何やら狭いバラックに亀有公園前仮派出所の文字が…
中には両さん、中川、戸塚たちが狭い中、勤務中の様子、するとそこに「おい、お茶が入ったぞ」っと寺井
しかしいかんせん狭すぎる、ぶつかってこぼれたお茶は見事に両さんに命中
いきり立ち寺井を殴る両さんだが、あまりに狭い中で暴れたもんだからまわり回って両さんにも被害が…
誰か一人立ち番すればいいという両さんだが、冬空に出たくないのはみんな同じ
戸塚は前回両さんが派出所を丸焼きにしたせいだと愚痴をたれ
痛い所を突かれた両さんは思わず掴みかかるが、その拍子に窓が壊れてしまう
さすがにばつが悪くなったのか、渋々寺井とパトロールに行く両さん
すると交通取り締まりの冬本が登場、冬は寒いとパトカーで勤務中らしい
寒いから乗せてくれという両さん、快諾する冬本、躊躇する寺井
快適なドライブを楽しみ遊びに行こうかとする一行だが
当て逃げを見るや冬本は豹変、荒っぽい運転で追跡に移行!

79 :
両さんはアベックの信号無視と当て逃げと聞くと、アベックと言う所に反応し「徹底的にやれ!!」とのお言葉
当て逃げ犯はムスタングで2000GTに追いつけるものか、と、ぶっちぎるが
両さんは躊躇なく発砲!青ざめる寺井を尻目に流石と賞賛する冬本
車を捨てて路地へ逃げるアベックだが、無理矢理追いかける冬本
何とか喫茶店に逃げ込んだアベック、一安心したようで、車はまたおやじに買ってもらうつもりらしい
…が、サイレンの音が近づき…壁をぶち抜いて現れるパトカー!
中から現れるのは颯爽と交通規則の重要性を説く冬本!そしてコーヒーを頼む両さん、寺井はどうやら気絶してしまったらしい…
くつろぐ両さんだが、騒ぎを聞いて警官が訪れてきたので、こっそりパトカーに搭乗
進駐軍の車の大きさにご満悦らしく、少々遊んでいると…
冬本が取り調べの為に車から警察手帳を取り出そうとした時、そこには車の影も無かった…
慌てて止めようとする両さんだが、時速160キロで道路を爆走!
目が覚めた寺井も流石に顔を青くして、止めてくれと頼むが…
「運転できるくらいなら止めてるわ!自転車以外は乗ったことねえ」
再び気絶する寺井…
こっちだって気絶したい気分の両さんだが、目の前には子供が…!
ハンドルを切って…!ゴロリと回転、どうにか誰も轢かなかったが、その先には…
「先輩がパトカーで うわあ!」「なにいってるんだ?」
 ド カ !
「両津!てめえなん度派出所をぶちこわしゃ気が済むんだ どあほっ!」
「すまん一番ぶつけやすかったもんで…」 (次号に続く)

80 :
2000GTとムスタングのチェイスと来たか
ギャグ漫画同士のコラボやネタの被らせ合いは最近よく見るけど
サーキットの狼が受けてるからってストーリーとギャグで乗っかるこたないだろうに

81 :
パワフルなお巡りさんだ
読んでるとなんだか元気になるマンガだね

82 :
たしかに両さんみてると過激だけどどこか元気が出る気がする
いろんな意味で裏表が無いお方だし、なんやかんやでトラブルもどうにかするしw

83 :
■週刊少年ジャンプ1977年9号
■サーキットの狼:池沢さとし
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■闇の逃亡医:高山紀芳・加藤唯史
■朝太郎伝:中島徳博
■包丁人味平:ビッグ錠
■東大一直線:小林よしのり
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■プレイボール:ちばあきお
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■リングにかけろ:車田正美
■四丁目の怪人くん:桝谷タケシ
■トイレット博士:とりいかずよし
■熱風の虎:村上もとか:最終回
ジャンプ、こち亀単独表紙

84 :
第18話「しつこさ一番!!の巻」

スーパーカーで署に向かっている両さんと中川、冒頭からいきなり大スリップして警察署の壁をぶち破る!
過激派の襲来かと警戒する署内だが、単に走行中両さんが中川をくすぐったらしい…
ボー然とする署内だが、拳銃を持って「みせもンじゃねえぞ!!」と両さんは一喝して散らし
婦警さんに対しては、外勤警察官の苦労が分かるかと銃口を向ける!
そこを見ていた部長…有名にしてくれてありがとうと、顔を青ざめながら口を開くが
「大原巡査部長、署長がおよびです」との放送が、就職情報誌を二人にプレゼントして急ぎ署長室に向かう部長
憮然として壁をもっと頑丈にしろと無茶を言う両さん、気晴らしを兼ね道場にでも行こうとするが
中川が先輩は強すぎるから止めときますとお世辞を言うと、その気になった両さんは柔道の動きをすると…
はずみでその辺を歩いていた亀戸署の署長をぶん投げてしまう!
脱兎の勢いで逃げ出す二人、流石にマズイ事をしたと青ざめる二人
「さっき部長からもらったこれ…やはりよく読んだ方が…」と就職情報誌を差し出す中川
エンギでもない!という両さんだが、そこに二人を警ら係まで呼ぶ放送が…
ニューヨークまで逃げようとする中川だが、なるようになれと、とりあえず警ら係に向かう二人

85 :
するとなんと昨日配属になった巡査の大巡行をしてくれとのお達し、渋る両さんだが
遠回しに一番暇そうだからと言われて、中川に任せて帰ろうとする
ところが…思わず振り向きたくなる美人婦警が警ら係に…
なんとその婦警こそ大巡行に付き合う日系3世のラム巡査、すっかり機嫌を直した中川がナンパにかかるが
両さんもすかさず中川から巡行役を奪おうとする
どうにか外に連れ出す中川だったが、怒りの両さんは早速発砲!
とは言え銃での勝負なら中川も負けてはいない、命中こそしていないが、大口径の威力を目の当たりにした両さんはとりあえず署内に
諦めたかなと思う中川だが、両さんが手に持っているのは暴徒鎮圧用のショットガン!
さすがにこれには中川もラム巡査を乗せて逃亡!
車内でナンパ中の中川だったが、白バイ隊員のケツに乗っかった両さんが追いかけてきた!
昼間の一般道で行われるカーチェイス&銃撃でとうとう中川も捕まってしまった
「わしの手から逃げられると思うのが大きな間違いだぞ」そういって中川に勝ち誇る両さんだが
その横で白バイ隊員とラム巡査が何やら急速に良い雰囲気に…
「それじゃ3人でドライブへ行きましょ、なかよく」「だめだ!わしは二人で行くっ!」ズボボボボボ
二人の目に入ったのは二人乗りで、どこかに消えて行く白バイ隊員とラム巡査の姿だった…
「先輩が変な男を連れてくるから逃げられたんじゃないですか!」
「うるさい!お前が逃げなきゃこんなことにならなかった お前が悪い!」
再び銃撃戦が始まるのであった… (次号に続く)

86 :
今週はせつないな…(´・ω・`)

87 :
最近トイレット博士が終りそうな感じでこの作品上がってきてるけど
トイレット博士の後釜になってきたんかな
爆発力だと東大一直線だけど、あっちより絵が上手いから扉任せられるし安定してる
何よりトイレット博士や東大一直線に比べて
両親や他人にも安心して見せられるギャグってのが大きい
流石にトイレット博士の巻数記録を抜けるとは思えないけど、20巻ぐらいで終わりを迎えられると良いなあ

88 :
部長さんの名前がようやく判明か

89 :
浮上

90 :
■週刊少年ジャンプ1977年10号
■闇の逃亡医:高山紀芳・加藤唯史
■東大一直線:小林よしのり
■最後の狙撃兵:山止たつひこ:愛読者賞読切
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■サーキットの狼:池沢さとし
■朝太郎伝:中島徳博
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■包丁人味平:ビッグ錠
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■プレイボール:ちばあきお
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■リングにかけろ:車田正美
■四丁目の怪人くん:桝谷タケシ
■トイレット博士:とりいかずよし
愛読者賞:当時ジャンプに有った10人の漫画家の読み切り作品の発表会、読者アンケート1位の作家には海外旅行がプレゼントされていた

91 :
第19話「再建の日!!の巻」

ようやく再建された派出所を前に、落成式を行う部長
テープカットして入場するが、備品も新調されてご満悦
わしが燃やしたおかげだと呟く両さん
気分のいい部長さんはおもむろに椅子に座ると(ガシャン)いきなり窓が割れてボールが飛び込んできた
早速壊れる派出所に怒る部長、両さんがちょっと注意をしてくると公園に行くが
叱ってもボール持ってきてくれてありがとうと、どこ吹く風の少年達
怖い顔で国家権力を振りかざし凄む両さんだが、ぞろぞろと少年達が集ってくる
「この狭い公園でしか野球やるとこないだろ」「もっと広い所作れ国家権力」
「大体公園の方が先に出来ていたんじゃないか!」と詰め寄られ両さんもたじたじ
開き直ったか、片っ端から逮捕してやる!と掴みかかるが多勢に無勢
バットでタコ殴りにされ、公園の池に放り込まれてしまい、勝ち誇る少年達
ボヤキながら這い上がる両さんだが、拳銃が見当たらない
通行人が訝しがるが、池の中に再度捜索に
どうにか見つけて、焚火禁止の看板前で制服を乾かしにかかるが
手錠も池に落としたらしい…どうせ使わないと諦め、受令機を取り出すが、水の中で壊れてしまった
「受令機は水に弱すぎる」「しかしまてよ、ラジオもテレビも水につけりゃみんなダメになるな…」
「水に強いのは洗濯機位なもんだ…」と焚火にあたってると、野球少年達の声が…
恨みを忘れぬ両さん、このまま済むと思うなよと拳銃を構える!
そしてピッチャーが投げたボールが弾き飛ばされる!?
本官の射撃の腕前を見たかと得意げな両さんだが、そこに中川がやってくる
一緒にボールを撃てと焚きつける両さんだが、ごちゃごちゃやってる間に両さんに気が付いた少年は
投球と同時に撃たれた振りをしてダウン!慌てて駆け寄り、救急車と部長の手配を中川に言いつけ
少年を介抱しつつ、どさくさに紛れて全てを中川に擦り付ける

92 :
そこに通りがかった爺さん、下着姿て野球少年を指導してるように見えた両さんを気合いがあると対戦を申し込むが
「いやあこっちのチームは弱い者ばかりで、とても相手になりませんよ」
「このガラの悪そうなツラ!くいもんもロクに食ってなさそうなこの下品なチビ達じゃとても…」
この言葉には気絶したフリも限度、少年は思わず両さんを殴りつける
バレたと逃げ出し、騙しやがってと追いかける両さん、悪の芽を摘もうと拳銃を…少年達にスリ取られていた
青い顔をして説得する両さんだが、少年達は躊躇せず発砲!
流石に命中せず回収はしたものの、両さんも恐怖心の無い子供程恐ろしいのは無いとぼやくが
なんと今度は制服を盗まれてしまった!
慌てて追いかける両さん、そんなことも気にせず制服を着て呑気に両さんの物まねをする少年達
短足だが足の早い両さんは少年達に追いつくが、すかさず喫茶店の店主に
「あっマスター後ろから来るの凶悪犯ですう!つかまえてよー!」っと嘆願
まんまと引っかかり下着姿の両さんをひっとらえる店主だが
呆れながらも向こうがニセ警官で子供である事を言って解放してもらうが、そうこうする内にも差が開く
下着姿で走り回る両さんは流石に冷えてきたが、そこに両さんを変態と認識したらしきパトカーが
すかさず乗り込み少年達をとっ捕まえようとする両さんだが…

どうやら逃げられてしまったらしく、派出所に帰ってきた両さん
すると…なんと少年達が派出所に!部長が言うには制服が落ちていたと届けてくれたとの事だが
「このガキ!いいかげんな事を言いやがって!まてこのー!」追いかけた拍子にストーブが倒れてしまう
「危なく火事になる所だった!」「安全装置がなきゃ今頃は…」
再建したばかりの派出所でこんな騒動が起きて部長も激怒!
「お前が動くと碌ロクな事が起こらん!この机の前でじっとしてろ!」と椅子に縛り付ける部長
少年達はとぼけた顔で「ついでに目隠しと、さるぐつわもしたら!」と言うのであった(次号に続く)

93 :
子供にも躊躇しない両さんw
そこにシビレル憧れ…ネーよボケw

94 :
山止まだ新人だろうによく愛読者賞の読み切り45ページも描けたな…
作風も派出所と違いすぎてちょっと驚いた
正直若さの勢いだけだと思ってたが、予想外の大物なのかもしれん

95 :
■週刊少年ジャンプ1977年11号
■包丁人味平:ビッグ錠
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■ともだち:とりいかずよし:読切
■サーキットの狼:池沢さとし
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■東大一直線:小林よしのり
■朝太郎伝:中島徳博
■プレイボール:ちばあきお
■闇の逃亡医:高山紀芳・加藤唯史
■リングにかけろ:車田正美
■トイレット博士:とりいかずよし
■四丁目の怪人くん:桝谷タケシ

96 :
第20話「執念の人たち!の巻」

プールサイドで火にあたる両さんと中川
なんでも部長が計らった住民との付き合いで、寒中水泳大会の警備をやる事になったらしい
子供達は元気に海パンだけで準備運動をするが、見てるだけで寒くなると両さんは呆れ気味
しかし子供の手本と言う事で警察官が先に泳ぐ事に、両さんは部長に回されたお鉢を
「あいつは千葉で生まれてガキの頃から九十九里で泳いでたんですよ…"ドルフィンの圭"とよばれてオリンピックにも出たとかで…」
口からデマカセを吐いて中川にお鉢を回し、更衣室に中川を連れていくが
寒空で泳ぎたくないのは、中川も一緒、その上泳げないので激しく抵抗
しかし激しさでは両さんが遥かに上、首を絞めながら
「先輩が"白いカラスが居る"と言ったら"あっあそこにも白いカラスが…"ぐらいいうもんだ!!」と掴みかかる
やむなく泳ぐ事にした中川、しかし水着を持ってきているわけもない…
フルチンで泳げ、荒縄を巻けと変な提案ばかりする両さんに、中川も諦めたのか閉口して下着に脱ぎ始める
いざプールに向かう二人だが、流石に尻込む中川を…後ろから蹴落とす両さん!
溺れる中川を尻目に競馬中継を堪能し始め、寄ってくる子供達には拳銃を向け夢中で聞く

97 :
すると…なんと万馬券が的中!108000円の臨時収入に大喜び
そこに部長が中川が溺れたのでお前が出てくれと言った時
風に吹かれて万馬券がプールに!血相を変え「108000円!108000円!108000円!」と叫びながら飛び込んだ両さん!
その泳ぎっぷりに周囲は感心、どうにか万馬券を救出し、周りに泳ぎっぷりを褒められるが…
「泳ぐって…あっ!」冷静になった両さんは良く死ななかったなと、ふるえながら焚火に当たる
そこに泳ぎっぷりに感動した町会の人が酒を差し入れ、勤務中でも気にせず飲み始める両さんだが
狭いプールサイドで部長がそれに気付かぬわけもなく、見咎められる両さん
部長によると、アンコールで両さんに、もう一度泳いでほしいという声が出ているらしい
当然もう一度泳ぐのは御免な両さんだが、押し問答の末無理矢理引っ張られる両さん
隙を見て逃げ出すが、「ダテに部長はやってんぞ!」と、確保…されまいと必死の両さん!
しかし拳銃を撃ち始めた部長には、流石に観念したのか手錠を掛けられプールに…
寒空の下模範演技が始まり…部長を呼ぶと「こうなったら地獄の底まで付き合ってもらいやしょう」っと部長をひっ捕らえ
「正月や 冥土の旅の 三里塚!」二人してプールに飛び込み…

【亀有野病院】

両さん、部長、中川が同室で
「さあ部長さん!大人しく手錠の鍵をかしなさい!ね!!」
「いやだ、とられるくらいなら、のむぞ!のむぞ!」
「早く鍵をとれーっ」
2人は子供のケンカの如きやりとりで、医師たちは新手の警官風コメディアンかと疑うのでありました(次号に続く)

98 :
今回は珍しく誰も悪くないのにみんな酷い目にあったなw

99 :
マロンでやれ

100 :
■週刊少年ジャンプ1977年12号
■朝太郎伝:中島徳博
■トイレット博士:とりいかずよし
■リングで勝て!:平松伸二:読切
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■サーキットの狼:池沢さとし
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■包丁人味平:ビッグ錠
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■闇の逃亡医:高山紀芳・加藤唯史
■プレイボール:ちばあきお
■リングにかけろ:車田正美
■東大一直線:小林よしのり
■四丁目の怪人くん:桝谷タケシ

101 :
第21話「この世を華とするために…の巻」

前話で部長に手錠をかけられ、依然そのままの両さん「くそ!なんてじょうぶなワッパだ」
その様を嘲笑い署に行く部長、今日一日そのままにしてろとのお達しらしい
戸塚はこの世を華とするなら手錠してた方がいいかもなと言うが
制服を着るのに1時間もかかったらしい両さんが納得できるはずもない
手錠をかけられたまま使っていたヤスリも、無理な体勢で使った性か壊れてしまう
チクショウ!っと怒鳴る両さんを見て、思わず笑う戸塚と中川だがそれを流せる両さんではない
手錠をかけられたまま二人に突撃するが、足を滑らせ見事に転倒、頭部を強打
情けない姿に中川も流石に協力を申し出る
意地を張りつつも、中川のライターなら焼き切れるかもしれないと聞き、手錠を差し出す
ゴォー「おー!いいぞだんだん赤くなってきた!」
ゴォーー「ね!ガスバーナーみたいでしょ、もう一息ですよ」
ゴォーーー「よ、よし、真っ赤に焼けてきたぞ…」
ゴォーーーー「赤味が広がってくさりから…だんだんと…」
当然その熱さに耐えられず、慌てて水を要求する両さん
どうにか手は無事だったが、ヤキが入った手錠は前より頑丈になってしまった
戸塚は鍵穴をいじる事を提案するが、両さんは昨日一晩中やったと憮然とした返事
とは言え物は試しと鍵穴にハリガネを差し込む戸塚、しかし警視庁製の鍵穴がそう簡単に開くはずもなく…
ポキっと折れたハリガネが見事に手錠の鍵穴をふさいでしまった!
もういい!ひっこんでろ!と不貞腐れる両さんだが、そこに昼飯の出前が到着
…したものの、手錠を掛けられた両さんを見て思わず皿を落とした出前は、怯えた顔で帰っていく

102 :
更に不機嫌になる両さんだが、旨い食事を食って機嫌も直り始めた
そこに道案内を頼みに来たおじさんが登場、ぶっきらぼうながら一応道案内をする両さん…手錠をしたままで
みるみるうちに顔色が変わるおじさんと両さん、手錠の事情を笑いながら説明し、おじさんもつられて笑うと…
「笑ってる場合じゃねえんだよこのバカ!」
おじさんを締め上げる両さんだが、その様にあっという間に野次馬が
両さんも完全にキレているのか拳銃を取り出し
「きさまらそこを動くんじゃねえ!」「死にいそぎたい奴はどいつだ!!」っと発砲!
流石に散らばっていく野次馬、しかしそうこうしているうちに食事が下げられてしまっていた!
殆ど食べていなかったので慌てる両さん、中川に買い出しを頼むが
中川は先輩が自転車で行って来ればと…「このワッパの手で自転車を運転できると思ってるのか!このボケ」
いきり立ち中川の首を絞め、先輩後輩関係を叩きこむ両さんだがそこに部長が帰還
解放しつつも買い出しを中川に(拳銃を当てながら)頼み、部長に交渉をし始めるが
「ほおーっ変わったブレスレットしとるなあ」っとすっとぼける部長
両さんもこれには戦闘態勢、お茶を持っていくと言うと部長に、熱いお茶を盛大にぶっかけ
どさくさに紛れて、お盆と手錠で部長の目が飛び出るほどに殴りつける!
怒る部長だが、手錠の不便を盾に両さんはすっとぼけるばかり
意地になった部長は両さんにタバコの買い出しを頼む…自転車で
引けぬ両さんは自転車で出発するが、部長には自転車を蹴り倒されるわ
手錠を付けたままで運転できるはずもなく、転倒続き
意地を張ってジョークジョークと誤魔化しながら進む両さんだが、今度はトラックに撥ねられる有様

103 :
―――――――――――

派出所内でその姿を回想し、笑いをかみR部長
中川も戸塚も軽く引いていると…両さんが派出所をぶち破り帰還!
部長に自転車ごとぶつかり「部長ーーー!」
椅子を叩きつけ首を絞めながら「だいじょうぶですか!?」
ロッカーを持って「部長ーーー!!」
そのまま部長に叩き付け「だいじょうぶですかあ!?」
「部長!」ダッと消火器に駆け寄り
「体だけは大事にしてください!」と言いながら消火器を部長にぶちまける!!
耳から鼻までセブンスターを突っ込み買い出しの報告をする両さん
渦巻き目の壊れた表情で労いつつ、褒美にお茶を入れようと部長
流石に警戒して遠慮する両さんだが
「えんりょするな、ただしお湯と茶が別々だがな…」っと、茶葉を振りかけ熱湯を直接かける部長
これにはさすがに両さんも参ったが
「こうなったら部長も課長もあるか!」と部長に手錠をかけて熱湯をぶっかける!
その様に思わず笑う中川だが、キレた両さんは中川や寺井にも手錠と熱湯をかけ始める!
そのタイミングで新しくなった派出所に視察に来た係長が到着して見た物は…
「あっ係長!あ あの これには深い訳が…じつはその、手錠の強化度を調べる為でして…その…」
修羅場と化した派出所であった…
「公園前派出所はフランクだと聞いてはいたが…」(次号に続く)

104 :
ヘタに熱加えると余計硬くなるのは知らんかった
まさかこんな漫画で新しい知識がつくとはw

105 :
なんというか今回かなり漫画寄りでさっぱりした画風になってるな
やっぱり愛読者賞がキツかったんだろうか

106 :
■週刊少年ジャンプ1977年13号
■朝太郎伝:中島徳博
■東大一直線:小林よしのり
■追跡25,000マイル:本宮ひろ志:読切
■サーキットの狼:池沢さとし
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■プレイボール:ちばあきお
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■リングにかけろ:車田正美
■四丁目の怪人くん:桝谷タケ
■闇の逃亡医:高山紀芳・加藤唯史
■包丁人味平:ビッグ錠
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■トイレット博士:とりいかずよし
こち亀表紙
西村組:当時ジャンプ副編集長は西村繁男氏
近藤正臣、太田裕美:いずれも実在人物だが太田裕美のみ単行本で修正

107 :
第22話「射殺命令!?の巻」

「それーぶっちぎりだあ」「なにを ちょこざいな!」
冒頭からおもちゃの車で競争して遊んでいる派出所の面々
中川や戸塚がティレル・P34を走らせれば
どこで入手したのかダイハツミゼット(オート三輪)やトヨタのフォークリフトのプラモデルで勝負する両さん
すると一本電話が入ってきた、中川が言うには「親指がそちらに向かった」とのこと
慌てておもちゃを片付ける両さんと戸塚、なんとその電話は課長の視察が来る合図だと言う
すぐさま格好を整えるや、間を置かずに一台のパトカーが通り…
これでボーナスの査定もバッチリだと、さっさとだらける面々だが
たまには外に出ようと両さんと戸塚はパトロールに、中川は「雪でも降らなきゃいいけど」との事
とは言えまともにパトロールなどこの二人がするはずもなく、江戸川で昼寝でもするかとタクシーを拾いに大通りへ…
すると大通りでは「太陽にうなれ」のロケが!警官役の二人の出番がそろそろらしく、トイレから役者が飛び出していく
そこへ通りがかった両さん達、二人の役者を様子を見てニセ警官だと思い、役者をノシてしまう
その風景を練習だと勘違いしたAD、両さん達を無理矢理監督の所へ引っ張っていく
訳の分からぬままに撮影現場に到着した両さん達、みるみる内に撮影の用意が整う様を見て
警察のPR活動中なのだと早合点、そうこうしているうちに撮影が始まり
あの役者に拳銃を撃つシーンじゃないかと近藤正臣を指す!
本当に撃って良いのかと言うと「遠慮なくやってくれよ、ドカーンと!!」との返答
警視庁公認とあらばと、やる気を出した両さん、シーンが始まるや近藤正臣に発砲!

108 :
すぐさま実弾に気が付いた近藤正臣
「もう一度アグネスとスプリンターLBのCFをやりたかった」と言い残すと、監督は迫真の演技だと絶賛
次のシーンでは、あこぎな西村組にパトカーを奪われやられるシーンとの事
何に使うのか疑問に思いながらも撮影に入る二人だが、大勢の役者にやられっぱなしで火が付いた!
力道山ばりの空手チョップを繰り出す、ヤクザの出入りさながらの大立ち回り!
監督「刑事物じゃなくて…仁義なき戦いにしようかなあ…この映画…」
冷や汗をかくスタッフだが、とりあえず残りはスタジオで撮影しようと両さん達もテレビ局へ
警察も派手になったなとまだ分かっていない二人だが、太田裕美が出演していると気が付くと公開生中継のスタジオに向かう
間近で見る太田裕美に興奮した二人は、本番中だと言うのにサインを貰おうとステージに…
――――――
「事件だと言うのに両津の馬鹿はどこほっつき歩いてるんだ!」
そのころ派出所、帰りの遅い両さんに憤っている部長がニュースの時間だと
事件報道を見ようと中川にテレビを付けさせると…
『みんな〜うらやましいだろ〜アイドルのサインもらったぞ!中川見てるか!部長には内緒だぞ!』
血相を変える派出所の面々…震えながら部長は
「くーっ両津たちがもどってきたら射殺しろっ!!もう許さんぞっ!!」と、漏らすのだった(次号に続く)

109 :
両さん意外とミーハーだったw
両さんみたいなタイプならアイドルよりはぐれ刑事のサインとかの方が喜びそうなもんだがw

110 :
太田裕美だの近藤正臣だのも、まさか少年ジャンプで名前が躍るとは思うまい…

111 :
■週刊少年ジャンプ1977年14号  
■朝太郎伝:中島徳博
■東大一直線:小林よしのり
■アニマルランド:赤塚不二夫:読切
■プレイボール:ちばあきお
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■サーキットの狼:池沢さとし
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■包丁人味平:ビッグ錠
■四丁目の怪人くん:桝谷タケシ
■闇の逃亡医:高山紀芳・加藤唯史
■リングにかけろ:車田正美
■トイレット博士:とりいかずよし:最終回
トイレット博士、こち亀以前のジャンプ史上最長連載記録に幕。

112 :
第23話「治安の戦士!?の巻」

「よし!いただき!」
機動隊の装備をして護送車で訓練の為に江戸川まで移動中の警官達だが
両さん、戸塚はそんな状況でもお構いなしに花札に興じている
中川は中川でロックをステカセのヘッドフォンで聞いているが、ふとした拍子に端子が抜けてしまった!
大音量で流れ出すロックサウンドだが、すぐさま両さんがヘルメットで叩き壊して見事に沈黙
他人のフリをする部長、ぼやく中川だが、ボヤキを聞き逃さなかった両さんは愛のムチにヘルメットをぶつければ
中川は後輩からのお礼としてジュラルミンの盾をぶつけてきた!
流石にこれには黙ってられない両さん、真ん中の戸塚も加わり拡大して行く喧嘩!
その惨状に運転手も巻き添えを食らって店先に突っ込んでしまう…
怒りの収まらない上司は三人に手錠をかけて江戸川へ
整列の段階になってようやく外され、とうとう訓練開始
しかしやる気のない両さん「ほれ 中川、ジュラルミンのタテ お前にやるぞ!」と、ポイ
「僕の一つで間に合ってますよ!こんな重たい物…!」と、ガン
愚痴りながら起き上がる両さんだが、目の前を女学生が歩いていることに気が付くと
「いっちにーさんし!ごおーろく!しっちはち!」と駆け抜ける!
しかし女学生の反応はと言うと
「なあに、今のは…?」「さあ?あたたかくなったからねえ最近…」
そんな事は知らない両さん、息を吐きながら
「いかに女が見ているとはいえ…あさましい行為だった」と、やはり手を抜こうと考えるが
目の前を通る美人の奥さんたちを見るや、再び元気よく駆け出していく!
なお、奥さんたちの感想は「中にはおかしい人もいるのね…」
女性の目が消えるや寝込む両さんだが、部長の目に留まりやむなく再び走り出す
戸塚に追いつき愚痴り合い、サテンに逃げ込もうと言う話に
そうしてこっそり道を離れた二人だが、なんと付いてくる警官たちが多数!
どうやら新米警官らしく、コースが分からないので、前方の両さん達についてきているらしい…
しかしそんなことにはお構いなしの両さん、無視してサテンに入ってしまう
すると…新米たちも遠慮なく喫茶店に…

113 :
自分の事を棚に上げ呆れる両さん達だが、奢りだと思った新米たちの会計を任されてしまう
面倒事になるとまずいと、一応次長のツケで払う両さんだが
こっそり抜け出して行くが、何せ人数が多い、しっかり気が付かれまたも新米たちが付いてきてしまう
逃げるが勝ちだと走り出す二人!先輩のやる気を見てやる気を出す新米たち!
こうなったら撒くためにも険しい道を行く両さん達、そうしてなんと…
ワニやヘビが闊歩するジャングルを先導する両さん達…
「ここが千葉とは思えないな…」等と呑気な事を言う新米たちだが、両さん達は二手に分かれて逃げてしまう
県警のジープを借りて、川に突っ込んだ物のどうにか昼飯に間に合った両さん達
何も知らない部長は汗だくの両さんを見て感心!ついでに若手の行方を聞いてみるが「さあ、記憶に有りませんな…」
昼飯を食べながら部長と課長は、共に真摯な顔つきで警官の使命感や倫理に付いて語り合う…うしろでおにぎりを巡り喧嘩する両さんと中川…
顔を歪ませ、どうにかごまかそうとする部長であった…
そして喧嘩している両さん達だが、なんと先ほど撒いた新米たちが戻ってきたらしい
どうにかごまかさないとサテンのことがばれてしまう、そこで両さんが打った一手は…
ブルルルルル…護送車に乗って帰路に付く両さん達、結局新米たちは戻ってこなかったが、どうしたのか訊ねる戸塚
「なーに江戸川を犬かきで10往復しろっていっただけよ!」
夕焼けに染まる江戸川ではその頃
「はあ、はあ、もうだめだおれ…もう警察官を諦めるよ…ウフップ」
「一往復するたびにだんだん人数が減っていくなあ?」律儀に先輩の指示に従っていた新米たちが居た…(次号に続く)

114 :
中川もだいぶ染まってきたなあ…(ほろり

115 :
何気にトイレット博士がひっそりと終わってるが
形の上ではこれと東大が押しのけた事になるのか
流石に20巻以上続くかは分からないが、吉と出るか凶と出るか

116 :
後輩も両津色に染まるかと思うと末恐ろしい

117 :
■週刊少年ジャンプ1977年15号
■やっちん:吉沢やすみ:新連載
■東大一直線:小林よしのり
■東京の青い空:コンタロウ:読切
■サーキットの狼:池沢さとし
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■朝太郎伝:中島徳博
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■リングにかけろ:車田正美
■包丁人味平:ビッグ錠
■プレイボール:ちばあきお
■闇の逃亡医:高山紀芳・加藤唯史
■四丁目の怪人くん:桝谷タケシ
リアルではこの発売ちょっと前に
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E9%85%B8%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%A9%E7%84%A1%E5%B7%AE%E5%88%A5%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
こんな事件が発生していた

118 :
第24話「ゴキブリと両津の巻」

雨の降る派出所…こんな日に事件が起きたらかったるいだろうなと
相変わらず不真面目な勤務態度の両さん、戸塚
風呂に10日に1度しか入らないのに、清潔にと中川にゴミ捨てを頼んで競馬の予想に興じている
「あのアロハオエはそこまでだ、おまけに馬体重1トンじゃ今回は無理だね」
「ワシならこのチンチンポンをすすめるね」
そこに入ってくる少年だが、全く気付かぬままに予想をつづける二人
「ジステンパーと8枠のチョーネンテンにも流した方が良い」
「しかし逃げ馬のシンボリーも捨てがたい…」
それを覗きこんだ少年は一言「2枠にカボチャノコトブキが居るじゃない!」
その助言に感心し、いよいよ予想が本決まりした両さんだが…ハッとするや
「きさまっ!ガキの癖に競馬なんぞやってるのかあ!?」
雨で野球ができないから遊びがてらからかっただけと言ってなだめる少年
両さんはコーラを持っている事に気が付くと、古くて腐ってるかもしれんと無理矢理奪い取る
買った物だから大丈夫だと言う少年に対し、科学的に鑑定すると中川に毒見させる両さん
心配した素振りの戸塚だが…当然何事も無かった
安心して飲めと残りを渡す両さんだが、全部飲まれて少年は大弱り
あと少しで勤務終了と羽を伸ばそうとした両さんだが
そこへいきなり派出所の前で車が2台正面衝突!
流石にこんな目の前で見て見ぬ振りはできないが…
両さんはすかさず奥に引っ込む!続いて戸塚も引っ込む!後に残された中川…も引っ込む!
あと数十分奥に引っ込んでしまおうと、中川にビールを持ってこさせる両さん
持って来るのが遅いので「おーい中川!ビールはどうした!?」と言うと…
間の良い事に部長がそこには立っていた…血相を変える両さんと戸塚

119 :
とにかく誤魔化そうと、戸塚は頭痛で、こいつはビールを頭からかぶると元気になる特異体質だとデタラメを並べ立てる
是非見てみたいと部長の仰せにビールを開けて
「さーあおたちあい、この奇病も一発ケロリ、世にも不思議なビール人間!」
「く〜きいてきたきいてきたぞ!頭スッキリ体しゃっきりわはははは!」
部長の感想は二人で漫才のコンビでも組んだらどうだ?とのこと
そんなことより早く実況検分に行って来いと、もっともな指示を出し、渋々従う両さん
車の下敷きになった運転手に、そのまま職務質問をして答えられないから免停だ
もう一方には、学生の癖に外車なんて生意気だと因縁をつけ、あんたも免停ねと適当過ぎる仕事…
後は交通課に任せて派出所に入ると、部長が少年に拾い食いに対するお説教を終えていた
すると戸塚は、去年の夏のチョコレートが今になって見つかったと言う
また鑑定させようと中川を探すが、署に行ったらしい
そこで部長に口八丁で科学鑑定、バレンタインに女の子がもってきたチョコだと渡す
衝撃を受けた部長は、そこへ置いといてくれとニヤついた顔で漏らし
すかさずかくれ一人っきりにさせると、感動したのか鏡を見て、ジャンギャバンかジョンウェインの様だと自画自賛
噛みしめてチョコを食べると…ひっくり返った!
慌てて駆け出し、腐ったチョコを食べさせたのは戸塚だと擦り付けつつ、死に水は私が取ります!安心して死んでください!と解放する両さん
喉につかえただけだった部長だが、腐ったチョコと言うのはしっかり耳に入っており、両さんを問い詰める部長
そこへ帰ってきた中川、報告をするととりあえず両さんは後回しに
ホッとした両さんだが、すると部長がなんと酒をプレゼントしてきた!?
とくとくとその場で注ぎ始め、遠慮なく飲み始める両さん
平気な顔で飲んでいる両さんを訝しがる三人…なんでもさっきの酒は戦前から署の倉庫にあった30年以上前の物らしい…
2年前のまんじゅうを食っても平気だったと戸塚が漏らし
部長は
「人類が滅亡する日がやってきても、ゴキブリと両津だけは生き延びるかもしれん…」と零すのだった(次号に続く)

120 :
ワインなら年月かけてたほうが上手くなるらしいから酒は別に問題ないんじゃないだろうか
2年前のまんじゅうくって平気だったってのは流石にドン引きだが(

121 :
これ例の毒入り事件モデルにしてるのか?
あれだけ騒がれた事件を早々にネタにするとか
ハレンチ学園みたいにPTAがまたイチャモンつけそうだけど
一応部長が拾い食いに対する警鐘いれてるし、むしろ凄い教育的な内容でもあるな…
毒入れた奴が一番悪いが拾ったコーラやチョコ喰った被害者にも正直問題感じるし

122 :
■週刊少年ジャンプ1977年16号  
■朝太郎伝:中島徳博
■JUMP民話劇場 たぬき地蔵:野間吐史:新連載
■誓いのチェッカー:池沢さとし:読切
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■闇の逃亡医:高山紀芳・加藤唯史
■やっちん:吉沢やすみ
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■サーキットの狼:池沢さとし
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■リングにかけろ:車田正美
■包丁人味平:ビッグ錠
■東大一直線:小林よしのり
■東京の青い空:コンタロウ:
■四丁目の怪人くん:桝谷タケシ:最終回
こち亀黒歴史回、データ本などでも完全に抹消されている。
今回のあらすじはアニオタwiki、派出所自慢の巻の項より引用
https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/?cmd=word&word=%E6%B4%BE%E5%87%BA%E6%89%80%E8%87%AA%E6%85%A2&type=&pageid=31735

123 :
第25話「派出所自慢の巻」

4月1日、両津と中川は部長から水元公園前派出所の補欠員勤務を命じられる。
そこの派出所は埼玉県との境にあることから、「国境警備隊」との通称を持っていた。
両津と中川がその派出所に着くと、中には「三八式歩兵銃に謝り続ける所員」と「椅子と机で身体を支えながら空中で自転車こぎ1000回をする所員」の二人がいた。
派出所の内部は、銃剣・旭日旗・慰問袋・手榴弾・神風の鉢巻・「大日本愛国婦人会」の札などが飾られ、旧日本軍の司令部のような様相を呈していた。
所員曰く、それらは隊長班長の趣味であるという。
するとそこへ、将校のような軍服にサーベルを持った班長が現れ、自分の命令をこなしていたか所員に尋ねる。
自転車こぎ1000回終えたという所員に対しては、「行きっぱなしじゃいかん」として帰りの1000回をやるよう命じる。
三八式歩兵銃に謝っていた所員には「銃が許すと言ったか?」と聞き、彼が何も喋らないと答えると「祈り方が足りない」として鉄拳制裁を加え、
「銃がもう勘弁してやると言いました」と嘘をつくと、「銃が喋るはずないだろ、嘘をつくな!!」と言って、今度はサーベルで殴った。
そこで両津・中川の二人に気付いた班長は、二人の格好(制帽なしの両津、異質な制服の中川)を見咎め、鞘からサーベルを引き抜き、切りかかろうとする。
すると、小林よしのり似の通行人が、神社で酔っ払いが喧嘩していることを報告してきたため、班長と二人の所員は現場へ突撃していった。
派出所に残された両津と中川は、室内が寒く、ストーブすらないことに気が付く。
そのため両津は室内で焚き火をしようと思い立ち、その辺に並んでいた小銃などを火にくべることにした……。

124 :
中川「それではまず陸軍の代表的な小銃 三八式と九九式からはいります!」
両津「うむ くるしゅうない やれ!」

中川「天皇陛下バンザーイ!」

両津「おお みごとにもえてる!」
中川「つづいて二式小銃 四四式騎銃 ついでに軽機もとつげきしまーす」
両津「よし ちょうしがでてきたぞーっ」
中川「おまたせしました! どんじりにひかえしは九二式重機とござあい!!」
両津「いよっ まってました! 大統領!」
……といった具合で、次々に火の中に銃を放り込んでいく両津と中川。
そして腹が減ってきたのでカップラーメンを食べ始めると、花見をしながら食べたいと両津が中川に桜を持ってくることを命じる。
「折ったりしたらまずいんじゃないか」と少し怪訝に思う中川だったが、両津の許可により桜を持ってくる。
……桜の樹一本まるごとを車で引っ張って引き抜いて、派出所の中まで。
一方その頃、喧嘩を収めた班長と所員二人は派出所へ向かっていた。
途中、「昔の大和魂はどこへいった、敗戦と共に消えてしまったのか」と班長が愚痴をこぼしたり、
花見中のカップルに対して「男女7歳にして席を同じくせずがわからんか」と息巻き、「非国民」認定して銃を向け、所員になだめられたりといった一幕もあった。
そして派出所に着くと、桜の樹が派出所の中に突っ込まれ、中では両津と中川が酒に酔って騒いでいた。
それに怒った班長は、両津に鉄拳制裁を加えようとするが、寸前で両津がよけ、素手で壁を殴り、壁に大穴を開けてしまう。

125 :
そこで班長は精神注入棒や小銃の台尻で両津を殴ろうとするが、いずれも元の位置にない。
床の燃えカスに気付いた班長に、両津が銃で焚き火をしたことを告げる。
班長は「きさまっ それでも帝国軍人かあ!」と叫びつつ殴りかかるが、再び両津が巧妙によけたため、また素手で壁を砕いてしまった。
次の瞬間、班長は燃え残った九二式重機関銃で両津と中川に射撃を始める。
何とか中川の乗ってきた車の影に隠れた二人だが、
それに対し班長は「神国日本のど根性をみせたろうじゃんか!!」と手榴弾を所員に要求。
手榴弾で両津と中川に攻撃した後、今度は擲弾筒まで持ち出して攻撃してくる。
一方、中川は車のトランクに入れていた対戦車ライフルで応戦。派出所を丸ごと破壊する。
両津はその間、「お前車のトランクにいつもそんなもの持ち歩いてるのか?」とか、
「お前自衛隊に入隊した方がよかったんじゃないか?」と、突っ込み役に徹していた。
安心したのもつかの間、班長は奥に隠してあった戦車に乗って向かってくる。
たまらず、亀有公園前派出所まで逃げ帰る両津と中川。
戦車に追われていることを部長に告げる両津だが、エイプリルフールであるため信じない。
しかし、すぐに戦車が間近に現れ、信じざるを得なくなる。
両津は練馬の陸上自衛隊第一師団に電話し、戦車が襲ってくるからと機甲師団の治安出勤を頼むが、ここでもエイプリルフールの冗談と受け取られてしまった。
その間も戦車による攻撃は続く。

「いっそあの戦車のキャタピラで両津を2・3度ひいてもらった方が少しはお国のためになるのだが…」という部長の台詞と共に終幕。(次号に続く)

126 :
今回ヤバすぎんだろw
いろんな方面にケンカ売ってるとしか思えんw

127 :
過激な表現が持ち味のジャンプとは言えコレはw
はだしのゲン載ってたの2,3年前だぞwww
作者も編集もどういう神経してんだwww

128 :
というか皇室や旧日本をネタにするのは流石にちょっと
ジャンプが謎のあつりょくで廃刊になりそうでコワイ

129 :
戦後30年だぞ
天皇ネタなんて手塚先生だってやってきたことだし、ビビり過ぎだろう
新左翼の過激な連中や、三島みたいに先走るバカは居るかもだけど

130 :
■週刊少年ジャンプ1977年17号
■朝太郎伝:中島徳博
■JUMP民話劇場 かげぼうし:野間吐史
■ファイヤーズ奮戦す!:高橋よしひろ:読切
■やっちん:吉沢やすみ
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■家族動物園:飯森広一:読切
■サーキットの狼:池沢さとし
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■東大一直線:小林よしのり
■リングにかけろ:車田正美
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■包丁人味平:ビッグ錠
■闇の逃亡医:高山紀芳・加藤唯史

131 :
第26話「部長の悪いクセ………の巻」

陽気が良い日の中、歩道を走るF1に戦闘機が舞う、ここは公園前派出所
たまには日光浴でもしたらと言う立ち番の寺井、職務が忙しいという両さんだが
その手は戦車のプラモデルを組み立てている
ついに完成だ!っと喜ぶ両さんは、完成した芸術品を亀有住人に見せようと入り口に展示する
そうして両さんもその天気の良さに気が付き、わしも日光浴をと言いだす
寺井はてっきり立ち番の交代をするのかと思ったが、両さんは奥から椅子を取り出し、入り口の前で寝転がり始めた!
「どうせやるなら本格的にやらなくちゃねえ」と、文字通りの日光浴を始める両さん
呆れてほったらかす寺井…しばらく経って戸塚と中川がパトロールから帰ってくると…
「なんだ?フータローか?変死体か?」
「いや土左エ門じゃないですか?」
眠りこけた両さんを好き勝手に評する二人だが、両さんと気が付き流石にこのままではマズイ
寝起きが悪いから起こさん方が良いという戸塚は、運び出し公園のすみに椅子ごと捨ててしまう
そうとも知らず眠りこけた両さんにサッカーボールが直撃!
池の中にぶち込まれ流石に目覚めた両さんは、派出所に帰ろうとすると美人に道を尋ねられる
すぐさま機嫌を直して派出所に連れて行く両さん、博打中の面々にもてなしの用意をさせ、美人に質問を始める
お名前と年齢、職業、家族までは訝しがりながらも答える美人さんだったが
「まずこの道案内希望承認申請書に記入して、そして住民票と戸籍謄本と国民健康保険証をそえてだして
それと二名の保証人が実印をついた保証書が必要なんだな…」
さらにアンケート用紙に好みの男性のタイプ、下着の色及び形態を図解入りで説明せよ等とまで書かれており
これには彼女もまともじゃないと気が付いたのか、隙を見てさっさと抜け出してしまう
チャンスを逃して悔しがる両さん、戸塚、中川だが、両さんはお茶会を開き200カイリ問題公務員給与について美女たちと対話しようと言い出す
しかし女を連れて来るのに両さんは無理だと戸塚が指摘、”すけこましの中川”の出番だと言い早速スポーツカーで出発する中川
車が良いからだと負け惜しみを言う両さんだが、そこに女学生が通りかかったのでそちらを連れ込もうとする両さん

132 :
再び胡散臭いアンケートをとる両さんだが、流石に怪しまれる
めげずにキスの経験を聞く両さんだが、その後ろにはワナワナと震える部長が…
「ぶ、部長はキスの経験あるかなァ…ある?」

「きさまっ女学生相手に何バカな事やってるんだ!今年で幾つになるんだ!おまえ!!」

激昂する部長だが、そこになんと中川がナンパした女の子を連れてきてしまった
道に迷った女性達だと部長をごまかし、中川と相談する両さん
そうして打った手は、女性たちに部長をおだてさせ酒を飲ませてしまうというものだった
当初こそ真面目に勤務していた部長だが、4人の美人にチヤホヤされとうとうグイっと酒を飲んでしまう
上手くごまかせたし、もうすぐ勤務が終わりだからと、両さん達も酒を飲み始めるが
「おーい両津!酒が足らんぞおーい」と、ウイスキーの空き瓶が飛んでくる!
かなり悪酔いしているようだが、ほっといて酒を飲もうとする両さん
しかし「両津!酒はまだか!」っと飛んでくる電話機!
さすがに放っておけなくなってきたようだと感じる両津と戸塚
警察官としての自覚が足らん!と両さんが部長をなだめに行くが
「つまらんこといってないで、早く酒をもってこんか!命令だ!」
まったく聞く耳を持たない部長、あまりの変わり様に顔色を変える戸塚たち
「よし!お前も飲め!」「たすけてくれ!」
流石に酒どころじゃないと気が付いた面々、部長を取り押さえようとするが…

「うーい、おっココも感じの良いチャバレーだ、よっていきます?谷口さん」
派出所からは部長の笑い声と女の子たちの声が響きながらも
「部長!おちついてくださいよ!」
「勤務中ですよ!警察官なんですよ!しっかりしてください!」という声が聞こえるのだった…(次号に続く)

133 :
真面目なキャラだと思っていた部長がまさかの崩壊…というか
酒に弱いキャラと言うキャラ付けかw
冒頭じゃ両さんが相変わらず不良警官なのに、ラストじゃ逆転していて笑ったが
相変わらず200カイリ問題とか対象年齢に分かりづらいネタ引っ張ってくんなぁ

134 :
まあ毎回両さんに頭を悩ませている反動だと思えば…w
実際こういうのはあんまり溜め込むのはよくないしね
部長はお堅い人だろうから、(ムリヤリにでも)どっかで発散しとかんと

135 :
>>129
>天皇ネタなんて手塚先生だってやってきた


古事記に出てくるような神代の時代の話はあるけど
天皇ネタって…どれだっけ?

136 :
>>135
火の鳥黎明編とかかな
神武天皇辺りとかに触れて三島由紀夫がなんか怒ってた
COMも潰れちゃったけど、それは表現のヤバさより
あまりに売れてない事で潰れたって言った方が良いと思う

137 :
■週刊少年ジャンプ1977年18号 
■朝太郎伝:中島徳博
■JUMP民話劇場 にせ鬼:野間吐史
■ファンタじい:永井豪:読切
■サーキットの狼:池沢さとし
■やっちん:吉沢やすみ
■ガッツだ乱平:百里あきら:読切
■東大一直線:小林よしのり
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■リングにかけろ:車田正美
■包丁人味平:ビッグ錠
■闇の逃亡医:高山紀芳・加藤唯史

138 :
第27話「快盗・鶴の007号の巻」

今日の派出所は奥で両さん、中川、戸塚、寺井の4人が卓を囲んで麻雀中
「来たか長さん待ってたホイ…と」
調子よくリーチをかける両さんだが、騒々しいのを中川が注意すると
一々やかましいと机をたたき、中川のリーチが中待ち大三元とお披露目される
トホホな中川だが、戸塚と両さんはほくほく顔で勝負は時の運と言うが
「あ☆」と、両さんが引いたのは中!その顔で察しがついたのか笑う戸塚に、待ち構える中川
両さんが打った手は…
「あ〜〜地震だっ震度10!!」何とも姑息な手段でパイをすり替え
やってられるか!っと3人は投げ出してしまう
白々しく健闘を称える両さんだが、最後はいつもこうだと愚痴る寺井
両さんは勝負師の理論を説き、だからお前はうだつの上がらない平巡査だ、と寺井をなじるが
まるで説得力がない事に戸塚もあきれ顔
するとそこに、指名手配中のコソ泥が逃走中という無線が…
渋々中川を留守番に外へ行く三人、戸塚は駅へ、両さんと寺井は商店街へ
するとさらに警察無線に連絡が、どうやら両さん達の付近で水玉の赤シャツにストライプの赤ズボンを着ている男らしい
久しぶりの大捕り物で張り切る両さんだが、顔見知りの野口巡査を見つけるとすぐにやる気を無くし、喫茶店へ…
呆れながらも派手なスタイルの犯人を捜す寺井、すると手配人着の男を発見!
「あれだけ趣味の悪いスタイルしてる奴は多くないと思うが…一応職質してみるか」
と、一人で男に突撃する寺井、質問されるや、荷物を投げつける男!中身は如何にも盗人道具!
寺井は追いかけるが、何せ人ごみ、逃げるのにはうってつけ
逃走に成功した鶴の007号はとりあえず喫茶店に…
とりあえず席に付くが、なんとその後ろには両さんと野口が、悪ガキ時代の談笑で盛り上がっていた
そうとも知らずに盗みの計画を練る鶴の007号
両さんと野口は、手錠が錆びただの自転車を盗まれただの、警官とは思えない事まで話して盛り上がるが
あまりに五月蠅いのでつい乗り出した007号!「あっ!」「なに?」
流石に服装で気付かれてしまうが、すかさず椅子をひっくり返して逃げ出す!

139 :
そのころ寺井は悔しさを噛みしめ、派出所に帰ろうと喫茶店の前を通り…ドン!っと衝撃!
ぶつかったのは正に逃走中だった鶴の007号!
千載一遇の好機に首を絞めて確保する寺井!
勢いあまって手錠を首にかける始末だが、手錠をかけた感触に思わず感激…
「これから先この様なチャンスがいつ巡ってくるかわからない、手錠を外してもう一度この感激を体験しよう」
っと手錠を付けたり外したり…焦れた両さんが急かすと
なんと寺井は拝命13年間で犯人確保の経験が一度もなかったらしい!
自分を棚に上げて寺井を罵倒し始める両さん!一緒になって寺井をなじる鶴の007号!
「てめえ!コソ泥のくせに偉そうにいうな!このバカ!」鶴の007号にツッコむ両さん!
それはそれとして逮捕手続きをしようと、寺井に指南しようとする両さんだが…3分写真で犯人と記念撮影したいという寺井
3分後には逮捕記念のサインまでもらい、喜ぶ寺井に流石に両さんも呆れ気味
手続きを終了させ、派出所に戻った二人に部長もご機嫌
お祝いにまんじゅうを用意してあると、奥に行く面々
手柄話をしていると、両さんが野口が備品の自転車を盗まれた話をしはじめ…
そこに現れたのは鶴の007号の弟分たち…兄貴の仇だと派出所の備品をトラックにせっせと積み込み始める
そうしてまんじゅうを食い終わった面々が、野口を笑いながら出てくると…
「ない!みんななくなっている」「あっなんだいったい」「まさか!?」
空っぽになった派出所を見て青ざめる部長たち…

『翌日』

「しかし部長、これから暑くなるし…風通しがよくていいじゃありませんか」
「さっぱりしすぎだ!留置場じゃあるまいし!お前このカベに頭叩き付けてR!」(次号に続く)

140 :
今回はわりとまっとうに警察ドラマやってるかと思ったらコレだよw

141 :
>>136
なるほどありがとう…ググった
神話に出てくるカンムって名前が出てくるだけ天皇ネタだ左翼だとネットでマジでさわがれてるのか
コワイ時代になったなぁ

142 :
警官が逮捕するって事は治安が悪いって事だから
真面目に勤務してるだけ寺井の方が偉いと思うが
そういうからには両さんは真っ当な犯人逮捕とかちゃんとやってるのか

143 :
■週刊少年ジャンプ1977年19号
■朝太郎伝:中島徳博
■JUMP民話劇場 ねこじゃねこじゃ:野間吐史
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■上り特急はつかり:北原康行:読切
■サーキットの狼:池沢さとし
■やっちん:吉沢やすみ
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■東大一直線:小林よしのり
■包丁人味平:ビッグ錠
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■リングにかけろ:車田正美
■闇の逃亡医:高山紀芳・加藤唯史
冒頭で両さんが歌っているのは月の法善寺横丁、1960年発売
両さんが挙げている楽曲も実在曲のパロディだらけ

144 :
第28話「タレント志願の巻」

夜勤の派出所で夜食を作っている両さん、「包丁一本 さらしにまいてー とくらあ」
中々ご機嫌な様子だが、包丁を握っていて何やらノッてきたのか
「あんさんには恨みつらみはねえが渡世の義理!死んでもらいやす!」
いきなり国定忠治になり、まな板に包丁を突き刺す大立ち回り!
中川が様子を見に来たが
「お命いただきます!」「うぎゃーーーーっ!」
あわや大根と一緒に切られかける中川!
正気になった両さんだが、悪びれる様子は無し
ぼやきたい中川だが、刃物を持っている両さん相手に迂闊な事は言えないので苦笑い
そうこうしているうちにもうすぐ完成だと言う両さん
配膳を手伝いながらも、以前、納豆入りのカレーを実験台に食わされた中川は不安な様子
一応見た目は旨そうな夜食が出来たが、台所で味噌汁が吹きこぼれており火を止めると何やら赤い物が…
「これか…?料理専門用語でイチゴと言う中々おつなものだぞ!」
「食欲がなくなってきた…今夜は食べるのよそう」
ともあれ食事にしようとすると…メインのおかずを坊主頭の少年が食べている!
逃げる少年!追いかける両さん!イチゴみそ汁をぶっかけられる中川!
すぐさまとっ捕まえるが、昼から何も食べていないと言う少年…
夜食を食べながら事情を聴くと、なんでもスターに憧れて田舎から家出した中学生らしい
少年が言うにはプロダクションの招待状があると言うが
見るからに怪しい招待状で、住所は亀有7丁目だと言うが
亀有は5丁目までしかないし、芸能プロなら赤坂や六本木だと中川と両さんの総ツッコミ
前金10万円を払ったと聞いて、益々詐欺だと確信する二人

145 :
両さんは芸能界なんて嘘ばかりの世界だと、適当な芸能人の鯖読みやカツラ疑惑を言うが少年は信じない
とは言え実家に連絡を入れようとするが、なんと少年の実家は山奥だから電話が無いと言う
ならば電報だと思ったが、郵便局まで10日掛かる、バスは5日に1本、なにしろ山奥だから…
よく芸能人になろうと思ったなと聞くと、30インチの大型カラーテレビがあると言う…
馬鹿馬鹿しくなり連絡は諦めた両さんだが、始発まではとりあえず少年を置いておくことに
すると少年が東京の流行歌を聞いてきた、両さんは
「ソウル若秩父」野口五郎「阿佐ヶ谷詩人」舟木一夫「大学8年生」坂本九「横を向いて走ろう」
森山佳代子「月影のツイスト」美空ひばり「チンチンポンポン」
等と口から出まかせを並べ立てる。
古さとデタラメっぷりに呆れる中川を尻目に、感動する少年
そうこうしているうちにそろそろ始発の時間、中川がカウンタックで駅まで送ろうとすると
「コレが有名なスバル360だ」本気にしてしまう少年に、中川はむくれるがあっという間に出発
しかし流石に勤続15年で自転車一台、卒配1年で多数の外車を持つ中川と自分の身の上を考えブルーな両さん
色々と考えるが「なんでもかんでも社会のせいにしちまえば済む」で済ませ
机に突っ伏し…たら中川が帰ってきた!なんでも少年が飛行機で帰りたいと言いだしたらしい
すると少年は「一生飛行機にも乗れず、名も無く死んでいく身なんだ」と、いじけだす
やむを得ず3万5千円カンパする中川と両さんだが「無理だ!足りやしないよ!」
「3万5千円じゃエコノミークラスの料金!わしはファーストクラスで帰りたいばってん」
ずっこけながらも更に1万円カンパしてやる二人、東京土産も欲しいと言い出す少年に対し
雷おこしか浅草ノリでも買ってやろうと言う両さんだが…
「もっと東京土産らしい…
 カルチェのライターとか……エルメスのバッグとか……ロンジンの腕時計などがほしか!
 サンローランのスーツもついでに…」
流石にこれには両さんも立腹!しつつも柴又の草団子と寅さんせんべいを持たせ、乱暴に送り出す

146 :
あまり気分の良くない両さんだが、コレで一人の青少年が非行の道に走らなかったのだと、自分を納得させ…
ても、金が掛かってるだけに口惜しいものは口惜しい!
とりあえずもうすぐ夜勤も終了だからと、布団に入って寝る両さん
そして夜が明け、パトカー出勤中の部長、昨夜羽田で子供の詐欺が捕まったという話題が出てきた
都内の派出所ばかり狙って、中には数万円をだまし取られたと聞き
おめでたい派出所もあるものだと笑い…ハッとする部長!派出所に到着するや両津に昨日のことを訊ねる
自慢げに家出少年に5万円ほど自分がカンパしたという両さん…青ざめる部長
電話する部長を見て、警視総監賞かとワクワクする両さん、自分も3万円出したと報告する中川
えらいえらいと言いつつも『もうひとり馬鹿が居たか…』と心中で嘆じる部長
ワクワクしている両さんと中川だが、被害を確認した部長は
「今すぐ本人たちに言わん方が良いだろう、内密にしておけ」
「行為としては偉かったが、相手を見る目が無いウスラどもだからな!」
「この事は給料日にお金を渡す瞬間に言う事にする、わかったな」と電話先に言うのであった…(次号に続く)

147 :
なんでよ、納豆カレーうまいじゃん・・・
どうやら中川とは食の趣味が合わないようだ、おのれ

148 :
今回の話でジャンプの読者層が分かりそうなのが車ネタだけってのも凄い話だ…
東京土産とか歌のネタ、ちびっ子には分からんだろうけど
両さんと中川が馬鹿やってるという何より分かりやすいネタが有るからそういう小ネタが光るな

149 :
■週刊少年ジャンプ1977年20号
■サーキットの狼:池沢さとし
■JUMP民話劇場 でっぺそ珍竹林:野間吐史
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:山止たつひこ
■やっちん:吉沢やすみ
■悪たれ巨人:高橋よしひろ
■リングにかけろ:車田正美
■1・2のアッホ!!:コンタロウ
■朝太郎伝:中島徳博
■ドーベルマン刑事:平松伸二・武論尊
■山犬狩り:小谷憲一:読切
■包丁人味平:ビッグ錠
■東大一直線:小林よしのり
■闇の逃亡医:高山紀芳・加藤唯史

150 :
第29話「お犬様の巻」

陽気の良い日に遊ぶ子供達、そして昼寝する両さん
なんとものどかな光景だが、少年達は寝ている両さんに気が付くとこっそり派出所の中に入ってきた
寝ていることを良い事に拳銃を抜き出し、手錠を両さんに掛け書類で紙飛行機を作り出す
やりたい放題やっていたら紙飛行機が当たり、寝ているか、死んでいるか調べてみようと言い出す
「水を掛けたらわかるんじゃない?」
「いや石油をかけて服に火を付けた方が…」
ぶっそうなやり方も飛び出すが、その辺の野良犬に噛み付かせてみようと、少しは穏便なやり方を試すことに
容赦なくガブリ!「ふぎゃあ!」劇画とは思えない漫画的な顔で目を覚ます両さん!
やっぱり生きていたと騒ぎだす子供達だが、激怒した両さんが飛びつ…こうとしたが
足にかけられた手錠ですっ転び、逃げられてしまったところで戸塚と中川が帰ってきた
子供達の暴れた惨状の派出所を見て、留守番も出来ないのかと愚痴る戸塚
番犬でも置いときましょうかと中川が言うが、自分が犬のように扱われていると怒った両さんの鉄槌が…出前に直撃!
出前はどうって事無いと去るも、この派出所の酷さは出前にも有名になっているらしい
すると先ほどの子供が一人、犬を飼ってくれないかと先ほどの犬を置いていった
先ほど噛み付かれた両さんは追い出そうとし、子供の特徴を聞くとすぐに察しがついたのか定食屋まで犬を連れて行く

定食屋で問答をする両さんだが、真剣な話も犬には関係ないのか、やけに両さんに懐く犬…
その懐き方にほだされる事無く、スープの出汁にするぞと犬を押さえつける両さんだが
定食屋のおだてにノッてしまい、やむなく引き返すことに
肉屋に猟犬か合い挽き用にと売り込んだり、5軒ほど回ったが結局全て失敗
渋々派出所に戻り、中川が番犬にでもならないかなと零すと
両さんは試してみようとしつけを開始する
「お手!」 「ワン」 ガン!と殴りつける両さん
「それは前足だろ!ちゃんと手の方を出すんだ!はいお手!」ガブ!と噛み付く犬!
これには両さんも参りかけたが、中川が犬にバイキンで死ぬぞと言うと素直に放す犬
それを見て頭を抱える両さんだが、意外と頭がよさそうだと見直し始める戸塚と中川

151 :
しかしそこへ帰ってきた部長、派出所で犬など飼えんと言うが…
ペンからお茶まで持ってきてくれる犬を見て、両津より利口そうだと評する
これには両さんも気分が悪い、犬にお茶を持って来いと言いつけるが、持ってきたのはソース、掃除機、パンツ…
頭に来た両さん!「生きてここから返さん!」と犬目掛け発砲!…部長の目の前で
「始末書10枚で北極の片道旅行へ招待してやる!」と、早速始末書を書く羽目に
そこへ犬がお詫びのつもりか、エロ本を持ってきた
そんなもん見飽きたとつれない返事の両さん、始末書を書いていると…
なんと犬が今度は大金の入ったバッグを持ってきた!
「あっ両津!まさか…お前…」
「先輩とうとう……ひとこと僕に言ってくれれば!」「両津!ついにクセが出てしまったのか!?」
部長、中川、戸塚はバッグを見るなり両さんが犯人だと決めつけ言いたい放題
「きさまらよってたかって俺を犯人扱いしやがって!ぶちRぞ!」
犬が持ってきたのだと吐き捨て、堪忍袋の緒が切れた両さん、犬に手錠をはめ供述調書を取り始める!
とりあえず中川が落ち着かせ、大金の出所を気にし始める面々
両さんは犬が強盗したのだと、犬を犯人扱いするが、相手にされない
そこへ飛び込んできた青年、なんでもマイホームの頭金を落としたらしい
あった!これだと先ほどのバッグに飛びつく青年、犬が届けてくれたことを言うと…
「こんな世の中人が拾ったらネコババされてました、お礼に200万円おうけとりください」

『 『 『 『 2 0 0 万 円 ! 』 』 』 』

「中川!このワン公、いやお犬様にミルクを、早くしろ!熱燗だぞ!気を使え!!」
「はいただいま、すぐ!」
「えーできれば100万円ほど我が派出所にご寄付を…」
突如としてお犬様への媚売りが開始されるのであった…(次号に続く)

152 :
金、金、金!警察官として恥ずかしくないのか!!


一割クダサイ

153 :
一応とは言え連休中なのに寝てばかりで全く筆が進まず
書き溜めは4話ほどある物の、もう自分が限界だと理解しました
人がいない事は当初から理解していた物の、私生活で色々あってからのモチベーション低下が甚だしく
このまま一応とは言え連載中を名乗るのはマズイと判断して、申し訳ありませんが終了させていただきます
引き継いでいただける方がscにいるか分かりませんが、一応スレ自体は残しておきます
仮に私が再開するにしても100話書き終えてからじゃないと無理だと今回学びました… (´;ω;`)

154 :2018/05/09
できれば収録巻と単行本の何話目かも併記してほしい。

限界は突破するためにある。まずはその4話UPしろ

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