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【作詞】作曲してください【LS専用 vol.3】


1 :2015/06/12 〜 最終レス :2020/06/08
作曲してください スレにて膨大な作品量と独自の世界観を持つ
ラストステップ(LS)作品群専用スレです。

☆☆☆作曲家様へ☆☆☆
気に入った詞に曲をつけてください。

・マナーを守ってコミュニケーションを図りましょう。
・荒らし・煽りは放置でお願いします。

2 :
過去スレ
【作詞】作曲してください【LS専用 vol.2】
http://yomogi.2ch.sc/test/read.cgi/compose/1375948754
【作詞】作曲してください【LS専用】
http://yomogi.2ch.sc/test/read.cgi/compose/1331986197

3 :
そろそろペースを落としたい
という趣旨の発言も見られますがマイペースでどうぞ

4 :
前スレは500KB落ちですね
あっぱれなことです

5 :
>>1-4
ありがとうございます。

また、私の様な者のために、新しい専用の場所を作って頂いたので、
こちらの場所にて、作品の、製作・及び、投稿をしたいと思います。

投稿のペースを落とす・・・というのは、仮に私があちらの場所で、
作品の投稿をするかもしれない、可能性があった場合の事ですので、
この様に専用の場所を作って頂いた以上以前と同じ程度のペースで、
作品を製作・投稿をしていくのは私の、義務であると思っています。

貴方様が新しい場所を作って下さった事に気付くのが遅れてしまい、
大変申し訳ありませんでした。それではまた、宜しくお願いします。

6 :
アクアマリンを無くしたの、

「そう言って少女が泥の中に、
肩先まで手を突き刺しながら、
奇麗で酷い音を出している。」

アクアマリンを無くしたの、

「温い風が止んで月も落ちて、
元の場所に帰れる日が来ても、
奇麗で淡い音は止まらない。」

アクアマリンを無くしたの、

「繰り返す言葉が床に溶ける、
この結果を予想していたのか、
奇麗で弱………い音は………」

アクアマリンを無くしたの、 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)


7 :
祈りを管理できる天才,
が,{本当に居る}ことを知る.
昨日とは違う色の時刻,
に,{液化した猫}と目覚めて.

・・・そのドア・・・叩き壊した後.
"別に直さなくてもいい"から.

羽根の生えすぎた飛光機が,
最後にどこまで行ったのか,
わたしに教えに来て欲しい.

祈りが保存される瞬間,
が,{本当に在る}ことを知る.
惡夢を綴り続けた日記,
を,{炭化した腕}に盗られて.

・・・そうして・・・心が壊れても.
"別に隠さなくてもいい"から.

地図を積みすぎた飛光機が,
最初にどこで産まれたのか,
わたしの答えを見て欲しい.

8 :
十から九を数えるまでに、
千年も掛かってしまった、

今。何を口に、したとしても、
言い訳にしかならないだろう。

太陽光線を忌み嫌い…………
路地に群がるエキドナ達へ。
新しい道をまた埋めるのか。
ナイフが優しいと怖いのか。

二兆を零と重ねるまでに、
七秒しか掛からなかった、

今。何を口に、したとしても、
血の味になってしまうだろう。

太陽神殿を忌み嫌い…………
路地を彷徨うエキドナ達へ。
本棚の中にまた逃げるのか。
ライトが眩しいと怖いのか。

9 :
簡単な絵の一つも描けない,
....痩せ    た"少年"は,
虹色の槍を手に持っている.
....とて    も"大事"に.

――伸び縮みする牢の中で――

飲める毒と飲めない薬が,
順番に差し出されていて.
間違いだと理解した彼の,
泣き声が響いたのが昨日.

大切な絵を笑って引き裂く,
....太っ    た"少女"に,
虹色の槍は突き付けられる.
....とて    も"優し"く.

――歪みのひどい渦の中で――

凍る寝具もばらける煤も,
平等に捨て置かれていて.
謝らないと決めた彼女が,
曇り空を選んだのが今日.

10 :
タンクを六つも背負わされて、
視界が傾き出す。……いつか、
そういう風になったらいいと、
考えていた景色、……いつか。

(頭の右)に「降る、とき。」

要らなくなった幾つかの星と、
要らなくなった幾つもの肺を、
取り外してしまおう。幸福は、
恐らく後からついてくるから。

タンクを六つとも撃ち抜いて、
世界を脱色する。……いつか、
そういう事ができればいいと、
考えていた時間、……いつか。

(氷の下)に「消え、ても。」

割れたまま在る貴女の弓矢と、
欠けたまま在るわたしの鋏で、
0から組み立てよう。降伏は、
もう少し後ですればいいから。

11 :
あの壁の絵が動く時間を,
あなたは知っているでしょう?
私が持っている魔力って,
それと似たようなものなのよ.

<点滅する>....<宙に浮く>....

何かする毎に驚かれるのは,
少しだけ恥ずかしいけれど.
胎内の熱が気付かない内に,
彼方へと消えていたみたい.

この床の絵が回る理由を,
あなたは知っているでしょう?
私が喚び出した魔物さえ,
その謎を解くのは無理なのよ.

<拡散する>....<水を積む>....

傷ついた瞼を何度撫でても,
哀しいのはまた来るけれど.
胎内の毒が不可思議な事に,
彼方へと消えていたみたい.

12 :
「    」という名前の、
特別な場所に眼。を出す花を、
「    」という名前に、
上書きした罪で。眠らされて、

(逃げないで。……お願いだから)

柔らかい鍵を飲み込んで/も、
新しいのはまたすぐに出来る。
同じことを繰り返してい/た、
背中に刺さる棘が抜けるまで。

「    」という名前の、
絶対消えない火。を知る猫に、
「    」という名前を、
記憶させた罪で。歩かされて、

(逃げるから。……捕まえてみて)

思い切り鍵を差し込んで/も、
迷宮なんてまたすぐに出来る。
その全てを掻き乱せるな/ら、
終わりを告げる鐘も怖くない。

13 :
ぶくぶくぶくぶくぶくぶく……
あれ?……うかんでこないよ。
ねえ、……だまっていないで、
ぶくぶくぶくぶくぶくぶく……

何 か 喋 っ て――――――
あ あ あ あ あ ア ・ ・ ・

『世界はきみのために光る』
そう書いてくれた神さま1が、
尻尾を巻いて逃げて行った、

ぷかぷかぷかぷかぷかぷか……
あれ?……もどってこないよ。
ねえ、……しんでもいいから、
ぷかぷかぷかぷかぷかぷか……

羽 を 返 し て――――――
あ あ あ あ あ ア ・ ・ ・

『世界はきみに恋している』
うそを吐いていた神さま1の、
尻尾を切り取ってやりたい。

14 :
雷....鳴に....包まれて眠る,
無敵状態のあなたがくれた,
月....明かり....を失った夜.
わたしの身体は粒子になる.

{住人たち}が/目覚める/前に,
その難題をトかしてみたい.

――限りなく拡がるバリアが,
孤独な蔦を巻き込みながら,
――Y軸を消し去ったように!

濁....流に....流されて育つ,
無色透明のあなたがくれた,
蒼....い羽根....を失った夜.
わたしの全ては数字になる.

{獣人たち}が/目覚めた/後も,
あの感覚にユられていたい.

――頼りなく転がるメダルを,
冷たい砂で吸い取りながら,
――N極へ引き寄せたときの!

15 :
そこにあるのはモノクロの波。
この、部屋、の中、で、唯一、
――――――変えられない音。

そこにあるのはレプリカの星。
この、部屋、全て、の、命を、
――――――混ぜ合わせた物。

(もう、探さなくて、いいの)
……なんてね。きっと今のは、
「幻覚:パターンF」だと思う。

そこにいるのはリンカーの影。
この、部屋、全て、の、光が、
――――――消えるときの色。

そこにいるのはスピネルの猫。
この、部屋、の中、で、唯一、
――――――過去から来た者。

(もう、戻らなくて、いいの)
……だってさ。けれど今のも、
「幻聴:パターン4」だと思う。

16 :
他人の夢に触れたせいで、
わたしの肘から先は燃え、
使い物にならなくなった。

(じゃ、何を代わりに嵌める?
機銃か、それとも蘭の花か、)

……まだ探……してい……る。
自分の声を忘れたあとも、
……あの日……の答え……を!

他人の海に落ちたせいで、
わたしの膝から先は溶け、
隣室へも行けなくなった。

(じゃ、何を代わりに嵌める?
翡翠か、それとも蛸の足か、)

……まだ遊……んでい……る。
自分の顔を忘れたあとも、
……あの日……の記憶……と!

17 :
支えのネジを全部抜かれて、
シャンデリアが墜ちてくる、
あなた一人が下敷きになる、
そうしてあっという間に……

裏側まで弾かれてしまった。
本当に、本当の。裏側まで、

「絶命してはいないと思う。」
気休めでさえも冷たい、その、
コトハの魔力を信じてみたい。

分厚いドアは全部閉まって、
ティアマートが目を覚ます、
わたし一人が取り残される、
そうしてあっという間に……

輪郭ごと削られてしまった。
幻影も、本体も。輪郭ごと、

「絶望してはいないと思う。」
弱いまま解き放たれた、その、
コトハの魔力を信じていたい。

18 :
自分で自分の首、を絞めて、
画面の向こうで微笑む?人。
画面の向こうで微笑む、人=
自分と瓜二つの。プリズム。

自分で自分の胸、を撃って、
のたうち回って苦しむ?影。
のたうち回って苦しむ、影=
自分と瓜二つの。プラズマ。

(……気付いている癖に。)

自分で自分の首、を売れば、
夜が明けたとき笑える?嘘。
夜が明けたとき笑える、嘘=
自分という醜い。オーロラ。

自分で自分の管、を買えば、
たとえ痛くても許せる?偽。
たとえ痛くても許せる、偽=
自分という醜い。ガーベラ。

(……分かっている癖に。)

19 :
30を捜してきてくださイ。
90がまだ小さかった頃、
60に忘れてきてしまっタ、
30を。ぁゃゅぃ、30ヲ。

(え?今、最後、何て言って・・・)

古イ、新聞の記事にハ、
龍騎士が落として行っタ、
20の夢が書いてあるだけデ、
誰ひとり笑っていないのでス。

ARを旅してきてくださイ。
LZ経由で見た刻よりモ、
NIの揺れが弱まっていル、
ARを。ぁゃゅぃ、ARヲ。

(え?今、最後、何て言って・・・)

遠イ、惑星の果てまデ、
サイレンを響かせたのモ、
FQの道を埋め終わるまでハ、
誰も眠らせないためなのでス。

20 :
骨_を_失くし{て}宮殿に立つ,
エクレアよりもずっと苦い・・・

そ_し_て盗賊の子供のように,
アルファベットを並べ替えて.

唯一:無傷の窓を開けると,
そこに住む音符が逃げ出す.
一番:無惨な部屋の中では,
王女がまだ手を振っていた.

骨_を_失くし{た}宮殿を発つ,
アクリルよりもずっと重い・・・

い_つ_か盗賊の死体のために,
ヒエログリフが読める日まで.

唯一:無傷の靴を脱ぎ捨て,
そこに咲く音符を蹴飛ばす.
一番:無害な牢から逃げた,
王女はもう何処かへ消えた.

21 :
本物を目の前にした時,
わたしなど偽物だと気づく.
本物は怯えていたのに,
その呼吸をいま初めて知る.

無重力を生み出す装置....
蝶の羽....柔らかい毛布....
何か一つでよかった....けど,

パラレルワールドが.少しでも,
"彼女"の目に,映っているなら.

本物を目の前にした時,
わたしさえ偽物だと気づく.
本物は怯えていたのに,
その鼓動への道がもう無い.

無常感を吐き出す相手....
絲電話....優しい予言書....
何か一つでよかった....けど,

パラレルワールドに.少しでも,
"彼女"の手が,届いているなら.

22 :
入口のない部屋の透き間から、
燃えている月の肺を拾って、
溜め息を吐くすべての種族を。
閃光の海へ引きずり込むの。

、それ。が/あたしの最終章、

(こんな明るい世界の中で、
"闇と熱"を。探し当てたの?)
(紅蓮の雪が身体を濡らす、
"惡い夢"に。絡まれながら。)

実体のない羽根で飛ぶために、
燃え尽きた月の灰を被って、
無意味に騒ぐすべての種族を。
深淵の海へ引きずり込むの。

、それ。が/あなたの最終回、

(こんなに暗い世界の中で、
"輝く火"を。探し当てたの?)
(真紅の爪で空を引き裂く、
"惡い猫"に。愛されながら。)

23 :
片目を塞いで√この空間√を、
これまでとは違う色にしよう。

繋いだ鎖を√離さなけれ√ば、
立ち眩みでさえ楽しめるから。

……欲しかったのは、揚力……
でも、すべてが倍速の世界で、
……手に入れたのは、金属……
まだ。まだ冒険は続いている。

迷宮を撒いて√この草原√を、
これまでとは違う靴で行こう。

昨日の罪を√忘れなけれ√ば、
荷物持ちでさえ楽しめるから。

……見たかったのは、流星……
でも、すべてが低速の世界に、
……降り出したのは、金属……
まだ。まだ探究は続いていく。

24 :
分かれ道へと逃げる迄に・・・
貴女は幾つもばら撒いた・・・

私にすれば致命傷→+→+の,
とても適当な標識→+→+を.

もし -この奇麗な包帯- で,
銀河を吊り上げられるなら?
迷わないで棄てられるかな,
この -骨に巻いた包帯- を,

分かれ道から逃げる際に・・・
貴女は幾つも取り替えた・・・

私の欠けた部品類→+→+も,
すべて完璧な神経→+→+も.

いま -この最後の抗体- で,
未来を引き寄せられるなら?
迷わないで差し出せるかな,
この -まだ煌めく抗体- を,

25 :
「どうやっても眠れない」と,
深い夢にあるノートに書いて.
「晴れていても遊べない」と,
音速を超えるレールに乗って.

歪んでゆく,――でも大丈夫.

最初から分かっていたことが,
突然怪物へと化しても・・・
グラスを落とした時のほうが,
まだ絶望していたように.

「どうやっても登れない」と,
雲の塔にあるノートに告げて.
「晴れていても動けない」と,
僅か10ミリのレールに触れて.

掠れてゆく,――でも大丈夫.

最後まで生きなかったものが,
私の青空を熔かしても・・・
シュートを外した時のほうが,
まだ絶望していたように.

26 :
永遠に続く階段(/?)は、
ヒトの影よりも短いけれど。
殆どがそこに立つ前に―――
倒れてしまうと考えていた。

さて、その、結末は、・・・

【模型を取り出して貴女が、
わたしの四肢を包むように、
隙間なく並べていく】のを、
何もしないで見ているだけ。

永遠に続く音楽(/?)は、
ヒトの声までも遮るけれど。
殆どがそれを聴く前に―――
離れてしまうと考えていた。

ああ、でも、結局は、・・・

【睡魔を飲み込んで貴女が、
わたしと夕陽を混ぜようと、
虹色の手を伸ばす】という、
不思議な夢を見ているだけ。

27 :
空想上の、生き物「≠」は、
あなたが目を閉じた時だけ、
あたしの目の前に現れるの。

空想上の、生き物「≠」が、
あたしの骨を食べたあとで、
あなたは漸く起床するのね。

空白の時間。ねえ、神様……、
どうかそのタイムラグを……、

空想上の、生き物「≠」は、
あなたがいつも望んでいた、
あたしの涙を奪っていくの。

空想上の、生き物「≠」が、
あたしの眠気を冷ましても、
あなたはまだ浅い惡夢の中。

空室の景色。ねえ、神様……、
どうかこのタイムラグを……、

28 :
積み重ね続けたパズル→が、
完成する夜―――部屋の外で、
スプーンだけが泣いていた。

その感覚から引き出し→た、
最高の名前―――部屋の外に、
飛ばされたフォークで刻む。

【意味のない言葉の羅列を、
水の代わりに使える。】なら、
私は、ずっと話していたい。

縫い重ね続けたキルト→が、
旅立つ瞬間―――部屋の隅の、
テーブルだけが知っていた。

その風景から抜き出し→た、
最高の色素―――部屋の隅へ、
連れられたナイフに垂らす。

【価値のない自我の断片で、
闇に穴を開けられる。】なら、
私は、ずっと走っていたい。

29 :
体温32℃→→→のあなたと、
体温49℃←←←のわたしは、
たぶん友達にはなれない。
そう決められているから。

スカッドミサイルの群れ/が、
真四角の空を。彩る。彩る。
彩る彩る彩る彩る彩る彩。る!

「嬉    しいの   か」
「  そ  ん   な事が」

鋭角32°→→→のあなたと、
鈍角49°←←←のわたしは、
たぶん友達にはなれない。
そう決め付けているから。

バンカーバスターの群れ/を、
瑠璃色の指で。操る。操る。
操る操る操る操る操る操。る!

「愉    しいの   か」
「  そ  ん   な事が」

30 :
『液を失ってしまったから、
煙の中にテトラを移す。』

幻覚だと思っていたのは、
私だけなのかもしれないね。

形を変え生き続けてゆく、
12の記号たち。どんな刻も。
光に惑わされることなく、
脳波を螺旋から護っていた、

『声を失ってしまったから、
鏡の裏にノイズを移す。』

幻想だと笑っていたのは、
私だけなのかもしれないね。

星と共に在り続けてゆく、
12の道具たち。一つとして。
炎で崩れ落ちることなく、
身体を自壊から護っていた、

31 :
Aから3.2を引いて、8時間後、
6d88になったUZを朱色7eDに、
0B/0Bにならないように塗る。

翌朝、針が2x+8xを指した時、
90005回目のDAK.11が過ぎて、
Aが――a2にまで進化したら、

"―――それが失われたはずの"

IまでM:Mを撒いて、2億年後、
P:P9から来た76の魔物L=Lを、
0C/0Cにならないうちに喚ぶ。

終末、星がH6+R6に堕ちる頃、
50005個あるDAQ.19を集めて、
Iを――i2へと浮上させたら、

"―――それが失われたはずの"

32 :
厳冬期に目覚めた"1"の姫....
{彼女}を外界に出す事は,
生命の終わりを意味するのね.

厳冬期に目覚めた"1"の姫....
{彼女}の呟きを刻み込む,
世界の始まりを見てみたいと.

今のわたしが持っているのは,
紙と絲で作ったスコープ,
――――――たったそれだけ.

凍るように微笑む"1"の姫....
{彼女}が屋上に出る時は,
透明にしてあげればいいのよ.

凍るように微笑む"1"の姫....
{彼女}の囁きと麻薬では,
酷く大きな差がある気がして.

今のわたしが知っているのは,
蒼い渦が拡がるパノラマ,
――――――たったそれだけ. 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)


33 :
<魚眼レンズを通し―++―て,
飴の模様を描き終えて,も.>
<一夜逆さまになっ―++―て,
雲の破片を集め終えて,も.>

時間が全然進んでいない....!

透明だから分からないだけで,
それはとても素敵な現象.
それはとても素敵な現象.
空腹も消えてしまうくらいの,

<偽造コインを作っ―++―て,
窓の隙間に並べてみて,も.>
<惡い姫さまになっ―++―て,
銀の衣裳を纏ってみて,も.>

景色が全然汚れていない....!

完璧すぎて好かれないだけで,
それはとても素敵な現象.
それはとても素敵な現象.
傷痕も消えてしまうくらいの,

34 :
混濁した意識のどこかで、
リスバグが鳴り響いていた。
一秒若しくは二秒後には、
衝撃を目にすることになる。

桃の雨。釘、を飲み干せた時、
桃の雨。は、止むのだろうか?

どうでもいい。その瞬間には、
どちらも溶けている筈だから。

整頓した記憶のどこかに、
リスバグは潜り込んでいた。
一秒若しくは二秒後には、
灼熱が背を刺すことになる。

×の精。鍵を、吐き出せた時、
×の精。が、来るのだろうか?

どうにかして。その瞬間だけ、
どちらかだけでも生生生生生?

35 :
わたしの甘い指に噛み付いて、
毒へびが笑っている。まさか、
わたしの甘い指に【爆薬】が、
仕込まれているとも思わずに。

あなたの黒い喉に巻き付いて、
毒へびが笑っている。まさか、
あなたの黒い喉に【空腹】を、
満たす鍵があるのも知らずに。

(発条仕掛けの、葡萄の記憶)

わたしが泥の中に落ちたとき、
毒へびは笑っていた。まさか、
わたしが泥の中で【計画】を、
組み立てているとも思わずに。

あなたが霧の中に消えたとき、
毒へびは笑っていた。まさか、
あなたが霧の中で【感覚】を、
研ぎ続けているのも知らずに。

(永眠の果ての、林檎の世界)

36 :
波打つことのない海へと,
振り = 下ろされた銀の斧.

貴女のレベルが低すぎて,
どの = 部分も無傷のまま.

破り裂かれた地図を片手に,
いつの日かそれそのものが,
紋章となる,夜を夢見て....
生きてきたのかもしれない.

有り得ない時間に空から,
降り = 落ちてきた銀の絲.

貴女のデータが雑すぎて,
どの = 数値も狂ったまま.

捩り折られた羽根を飾りに,
いつの日かそれそのものが,
刻印となる,夜を探して....
生きていくのかもしれない.

37 :
6億冊の(本)の中から。
私を呼び止める声がした。
6千万年前に(ユキ)を、
忘れてきてしまった罪状、

全ての星。――の骨より軽い。

五月蝿ければ五月蝿いほど。
逆を向いた心臓は、……喜ぶ、
『バトルフィールド/19』。
例えばそんな世界に堕ちても!

6億匹の(蝶)の中から。
私を呼び止める声がした。
6千万年分の(ユキ)を、
処分されてしまった災難、

全ては水。――の城へと還る、

不思議なほど不思議なまま。
ただ一つの神経は、……透明、
『バトルフィールド/70』。
あれだけ廃れた世界を経ても!

38 :
私.を差し出`して.貴女様`が:
まだも^う少;しだ+け楽/園に:
_跡を残.せる|という,のなら:

私.は良いの`です.私だけ`が:
あの有^害な;霧を+浴び/ても:
_何も感.じな|いので,すから:

999――988――2――1――∞:
記憶'を封印=し終えるまでは:
"塩酸のしずく"を,数eてmiて:

私.を連れ出`した.貴女様`が:
どうし^て泪;を零+した/のか:
_この回.炉で|は理解,不可能:

私.は良いの`です.私だけ`が:
もう有^害で;は無+い明/日に:
_到達で.きな|いので,すから:

999――988――2――1――∞:
澱み'を解放=させるためには:
"硫酸のしずく"・・・を・・・a.i,:

39 :
そして。ここが頭痛の源泉。
いつか見た、天界へと続く、
階段にすごくよく似ている。

奇麗に手入れされていた……
まるで今産まれたみたいに。
奇麗に手入れされていた……

銀色のドリルは指に嵌めた?
気体の電池は残らず飲んだ?
―――それじゃ、始めよう。

そして。あれが頭痛の親玉。
迷いなく、暗黒へと伸びる、
青空にすごくよく似ていた。

奇麗な目がいくつもある……
まるで何も知らないような。
奇麗な目がいくつもある……

銀色のドリルは指に嵌めた?
気体の磁石は残らず撒いた?
―――それじゃ、始めよう。

40 :
電卓の森で過ごした夜を....
私はいつでも思い出せる....

凍り付いた星の代わりに降る.
いびつな数字を風避けにして.

ただ,膝の上にあなたがいない,
その事だけが.寂しいんだけど.
まだ,道は賑やかなままだから,
振り返るのは.ずっと後でいい.

卵白の海で過ごした夜を....
私はいまでも覚えている....

一人きりの旅の終わりに降る.
ゆがんだ記号を風に溶かして.

ただ,肺の中にあなたがいない,
その事だけが.寂しいんだけど.
もう,道に灯りは要らないから,
引き返すのは.ずっと先でいい.

41 :
そのライトに触れると、今宵、
ひとつの種族が絶えるとする。
そのページをめくると、今宵、
ひとつの答えが分かるとする。

躊躇っているのか、それとも、

(最初は、ただ怖かっただけ)
(最後に、なるのが嫌なだけ)
それが言い訳に過ぎないって。
貴女は知っていたはずなのに。

そのラインに掛かると、明日、
すべての種族が絶えるとする。
そのロープをほどくと、明日、
すべての答えが分かるとする。

戸惑っているのか、それとも、

(最初は、ただ眠かっただけ)
(最後を、見るのが嫌なだけ)
それが嘘つきを生み出すって。
貴女は知っていたはずなのに。

42 :
【巨大な骨の空洞の中】に、
謎解きをするあなたが居た。
【膝から下は完全な迄】に、
ジャムの床と同化している。

(同化、している・・・。)

潰れてしまった、χの残骸、
そして太陽の裏にある地図。
正解に――→近づいていく、
気がした。遅く。誰よりも。

【巨大な銀製の盾の陰】に、
手招きをするあなたを見た。
【奇跡の翼は哀しい程】に、
ジャムの壁と同化している。

(同化、している・・・。)

溶けて絡まった、瓶詰のχ、
そして龍人が空に撃つ火球。
病巣が――→流されていく、
気がした。遠く。より遠く。

43 :
藍の祭壇の - 壁紙 - を.
誰にも告げず破いてみたの.
n秒が....n億年に思えて....

見事に切り刻まれて/ゆく,
均等に切り刻まれて/ゆく,
過去の人々の銀河と/臓器,

("投薬用ラット"になれたら.
もう少し楽に泣けたのかしら.)

藍の生命の - 脊柱 - を.
死も覚悟して描いてみたの.
n秒が....n億年と続いて....

優しく切り開かれて/ゆく,
美しく切り開かれて/ゆく,
未来の世界の神話と/瘴気,

("実験用ラット"になれたら.
もう少し楽にRたのかしら.)

44 :
u

45 :
地を這う{虚像}たちに倣って,
まったく狂う事の無いまま・・・
決まった位置で眠りにつくわ,

このあと{結論}を出すことも,
わずかな希望を掬うことも・・・
あたしが出来なかった場合に,

―――――惡意を掻き分けて.
―――――傍に来て欲しいの.

血を吐く{果実}たちに紛れて,
棄てた頭脳に祈りを籠めて・・・
揺らされながら眠りにつくわ,

このあと{天空}に行くことも,
ふりだしの床に戻ることも・・・
あたしが出来なかった場合に,

―――――惡夢が終わるまで.
―――――傍に居て欲しいの.

46 :
【】粉々に割れた皿の上で。
何十もの柔らかい脚を、【】
絡ませて。今日も踊り子が、
演舞する。痛みは取れない、

【】大切に綴じた赫い本を。
何重にも編まれた刄で、【】
傷付ける。それは眠り子が、
月の火で。遊ぶようなもの、

交差地天まであと少し………

【】緩やかに育つ雲の中で。
何十もの違法な絹絲を、【】
着飾って。今日も踊り子が、
演技する。痛みはもう無い、

【】窓際に置いた赫い蝶と。
何重にも縫われた瞼を、【】
近付ける。それは眠り子に、
月の輪を。通すようなもの、

交差地天までもう少し………

47 :
―――息絶えた線香花火を,
最後の明かりとして使う....
使うなら....意志を貫いて.

―――息絶えた熱帯魚達に,
樹海のナビゲートを頼む....
頼むから....誓いを守って.

"これ等の神秘"を筆に頼らず,
記憶し続けられる間 - = - = ,
わたし達の :炎: は消えない!

―――鹵獲した巨大彗星を,
最後の魔よけとして飾る....
飾るなら....場所を考えて.

―――鹵獲した鳳仙花達で,
樹海のリカバリーを試す....
試すから....余りを作って.

"これ等の奇跡"を自由自在に,
操作し続けられる間 - = - = ,
わたし達の :炎: は消えない!

48 :
祈り方を忘れた代わリ。に。
複雑な回路が手に入る、、、

歩き方を忘れた代わリ。に。
究極の絨毯が敷かれる、、、

(びる1とびる5に挟まれて。
細く、絲のようになった街。
何かを変えるなら今なのに。
誰も、人形を手放さない。)

誓い方を解したばかリ。に。
唯一の言葉が奪われる、、、

笑い方を解したばかリ。に。
美しい結晶が焼かれる、、、

(ぎあ1とぎあ5に絡まれて。
脆く、泡のようになった星。
全てを棄てるのは今なのに。
誰も、人形を手放せない。)

49 :
私に接近しないで下さい。
焼き切れた配線、あ、ああ、
まだ動かせ。るまだ動。く……
何が可笑しいのです。か?あ、
貴女なん。て、下等な、∴、
ただの、人間種のくせに。た、
ただの、人間種の、¢§≠、

『――そう、それでいいのよ、
止まる事なく話し続けていて。
もう少しの我慢だから――。』

私に接触しないで下さい。
その箇所は有害、あ、ああ、
すぐに離れ。てお願い。し……
赦してくれるのです。か?あ、
貴女なん。て、ス敵で、∴、
ただの、人間種のくセに。た、
taだの、人間種ノ、¢§≠、

『――ええ、分かっているわ、
それをずっと考え続けていて。
また絶対に逢えるから――。』

50 :
2199――←魔法で熱を奪って。
鏡を見なくても済むように……

2189――←宿借りの淑女の声。
ディストピアと同じ座標軸……

初めに/不協和音だと書いた、
Sが黙殺\されてしまっても。
覚えた/造語を乗せ続けるよ、
飴色の紙\を埋め尽くすまで。

2179――←魔法の泡で包んで。
真空になっても良いように……

2169――←智天使の惡女の声。
スティンガーと近い周波数……

必死に/不協和音だと告げた、
Lが誘殺\されてしまっても。
貰った/造花を挿し続けるよ、
飴色の骨\で飛び立てるまで。

51 :
これ以上影になっていても、
何も変わることが無いから、
ひとまずは霧を崩してみる。
無意味だなんて笑わないで。

七回目。二度と明けない夜、

ねじれた扉と、きれいな扉、
罠があるのは片側だけ……?
戸惑う思考が、黒に還る時、
あなたの台詞を思い出した。

これ以上水になっていても、
夢が覚めることは無いから、
両翼を切り落として逃げる。
無意味だなんて笑わないで。

急降下。まだ見えない地面、

やさしい扉と、つめたい扉、
鍵があるのは片側だけ……?
開けた視界に、青が戻る時、
わたしは全てを思い出した。

52 :
あの子が手にした暗黒は,
元々"なに"だったのかしら?

蜘蛛の巣に掛かる被写体に,
その答えは隠れているわ.

寒い夏の日に狂い咲いた,
孤独を知らないストレチア.
あたしの眠っている間に,
星が....遠く退化してゆく.

あたしを照らした雷光は,
結局"なに"だったのかしら?

陽溜まりに浮かぶ画用紙に,
その欠片が残っているわ.

暑い冬の日を待ち望んだ,
孤独しか知らないヤドリギ.
あの子と眠っている間に,
星が....蒼く硬化してゆく.

53 :
1005回首を回す回。‡‡‡‡‡
馬鹿なAとかBが真似をす。る、

1005回首を回す回。‡‡‡‡‡
現実的な怨嗟まで、あと―――

1005回籤を回す回。§§§§§
無垢なCとかDも手を入れ。る、

1005回籤を回す回。§§§§§
幻想的な犠牲者は、まだ―――

(本当に、あの「塊」にさえ、
銀と同等の価値が有るのか?)
(いや違う。それは神が夢で、
死を肯定するとき吐く言葉。)

Tell me the holy twin spell,
"Summoner" and "Prophet"....

54 :
半分くらい再生したとき,
わたしは失敗に気付いた.

予想していた形状と色を,
遥かに裏切って目覚める.

(可視光線を冷却剤に....)
幻―――――幻を振り払えば,
(狂気も皆,兵器になるわ.)
嘘―――――嘘で歪む下腹部.

水槽を出て隣を見たとき,
わたしが失敗だと知った.

科学者だけは帷に残って,
わたしを拾い集めている.

(死者転生も窃盗罪も....)
幻―――――幻の世界のもの,
(無数の指が,器になるわ.)
嘘―――――嘘を流す下腹部.

55 :
私の背丈より、……まだ低い、
【研究室】に∞風を入れ∞て。
薮の中に眠る、……"真相"に、
手が届く日を∞待ち続け∞た。

――剥製に追われる男の子――
――それを見て嘆く女の人――

まったく解決していなかった、
バッドエンドの作品みたいな、
あの風景から逃げられるなら、

私の背骨より、……柔らかい、
【交信室】に∞種を植え∞て。
薮の中で育つ、……"真相"が、
芽を出す時を∞待ち続け∞た。

――木星に喰われる女の子――
――それを見て笑う男の人――

まったく想像していなかった、
バッドエンドの作品みたいな、
その風景から切り取ったのは、

56 :
完成した後すぐ食べられた、
麸菓子の塔。今は、既に、
舌の先にも残っていなくて、
幽かな記憶があるだけ……

(十億年前。に、いた場所、)

ぱらぱら、と雨の盾に隠れて、
冷たい請求書が落ちてくる。
今宵、僕らでそれを捕まえて、
紙飛行機へと作り替えよう。

崩落した跡地に建てられた、
馬酔木の塔。誰の、声も、
届かないほど高い露台には、
欠けた満月があるだけ……

(十一秒前。に、いた場所、)

ふらふら、と風の刄に乗って、
重たい契約書が飛んでくる。
明日、僕らでそれを捕まえて、
終焉の地まで運びに往こう。

57 :
T.T.T..T..T...T...T....T....
"核"は騒音に守られています。
P.P.P..P..P...P...P....P....
"核"は雑音に守られています。

脳交換したほうがいい?私は、

耳の骨。に。棲む精霊たちが。
笑い転げているのを見てから、
その踵。で。全てを踏む事に。
価値を見出だした哀れな××、

I.I.I..I..I...I...I....I....
"幹"は睡眠で保たれています。
B.B.B..B..B...B...B....B....
"幹"は水中で保たれています。

脳解体したほうがいい?私は、

腕の痣。に。棲む幼虫たちが。
未だ奇麗でいるのを見てから、
その瞼。の。全てを縫う事で。
救われようとした馬鹿な××、

58 :
思い付きで|外へ飛び出して。
忘れた指を|取りに行きたい、

無数の矢が|刺さった背中に。
黒く優しい|ヒカリが当たる、

意識ははっきりしているのに、
ろーぷを上手く導けない。の。
あたしの後ろに立たないでね、
気分が惡くなるでしょうから。

思い切って|壁を飛び越えて。
余った腕を|棄てに行きたい、

最後の火が|消え去った喉に。
黒く眩しい|シズクが落ちる、

理由ははっきりしているのに、
べーすを上手く操れない。の。
あたしに答えを聞かないでね、
多分哀しくなるでしょうから。

59 :
あなたにそっくりな物がある.
―――雪の色の管を抜かれた,
「それ」は,"何体"も,"何体"も,
―――量産されていたみたい.

あなたとばっかり話していた.
―――雪の色の針がいつしか,
「それ」の,"永遠"の,"終幕"へ,
―――進み始めたことを知る.

なぜだか,口の中が渇いて....

あなたはぴったり眠りにつく.
―――虹の色の膜の向こうで,
「それ」は,"確実"に,"確実"に,
―――呼吸して生きていた夢.

あなたをこっそり盗み出した.
―――虹の色の銃が気付いて,
「それ」の,"心臓"と,"脊髄"へ,
―――狙いを付けてくる時に.

ひとりで,紙の盾を構える....

60 :
見捨てられた時間帯でさえ,
溺れたのはたった一度だけ,

ブラックホールを服の中へ.
誰も気付かない内にそっと.

【5000本の指の網から】・・・
【わたしを覗く赫い瞳】・・・
それは怒っているようにも,
泣いているようにも思えた.

見捨てられた時間軸で待つ,
あの迷子の自機が戻るまで,

サウンドテストの渦の中へ.
墜ちる事のない鳥を真似て.

【5000粒の甘い粉から】・・・
【わたしが得た幻の星】・・・
ずっと残っているようにも,
すぐ消えるようにも思えた.

61 :
貴女が,狂っていないなら,
砂糖と蜜で固められた....
この階段も昇れるはず....

二人で,空に浮かんで来る,
星を暗記していた様に....
忘れていない事を祈る....

靴の履きかたと.その後の,
傾いた,ドアの開けかたを!

誰もが,狂ってしまうほど,
周囲に音が溢れていた....
その空間の維持の為に....

二人で,路地を走り抜けて,
追跡者から逃げた事を....
忘れ去らない内に記す....

罠の越えかたと.その後の,
完璧な,ログの消しかたを!

62 :
使えもしない顕微鏡を……、
……肌身離さず持ち歩いて、
エメラルド色の骸骨が……。
……天秤の真ん中に乗った。

(出来の惡い塊。だけど、)

《八等分され》た遺伝子も、
《七等分され》た気管支も、
私が - 融解 - していく迄、
黙って見守ってくれている。

壊れたままの羅針盤を……、
……太陽のために捧げた日、
エメラルド色の骸骨は……。
……不死鳥へと姿を変えた。

(後味の惡い夢。だけど、)

《四分割され》た迷い子も、
《三分割され》た類義語も、
私が - 再生 - する過程を、
静かに見守ってくれている。

63 :
{侵食値}を競い合っていた,
幾多の準惑星....当然....
どの名鑑にも載っていない.

700ボルトの電気を帯びて,
7000キロを駆け抜けながら,
....世界を煽る,兎が笑う.

選べるのが一ツだけの時―――
僕は目を閉じて/から手を出す.

{深緑地}を奪い合っていた,
無数の暗殺者....勿論....
どの空間でも止めはしない.

505グラムの波を背負って,
5005キロで跳び跳ねながら,
....少女の様に,鯨が笑う.

愛せるのが一ツだけの時―――
僕は火を消して/から手を出す.

64 :
。片方だけ"Λ"が無いことも、
。−5℃の"ω"に居たことも、
すべては水のせいだと言って、
また。水の底で遊んでい。る、

ルトラザが仲間に加わるのは、
もう少し先なのかもしれない。

(もう少しって、後どれ位?)
……王に、妹が産まれるまで。

。片方だけ"Λ"を挿したのも、
。−5℃の"ω"を閉じたのも、
すべては風のためだと言って、
また。風の道を進んでい。る、

ルトラザと世界を旅するのは、
もう少し続くのかもしれない。

(もう少しって、後どれ位?)
……姫に、弟が産まれるまで。

65 :
続きを読んでみたいのですが。
電池が足りないので無理です。

余りにも大きすぎるわたしの、
捨て場所を見つけようとして、

《?の惡夢》と。この現実に、
白線を引いてくれたのですね?
《?の惡夢》と。この現実の、
境がもう無いと気付きながら。

地上へ行ってみたいのですが。
荷物が持てないので無理です。

余りにも重たすぎるわたしの、
置き場所を見つけると言って、

《?の惡夢》と。この幻覚の、
白線を消してくれたのですね?
《?の惡夢》も。この幻覚も、
違いなんて無いと笑いながら。

66 :
本当に突然のことなのだけど、
957354907421が欲しくなった。
だからと言って!ZZZZ!の椿と、
その精に頼る訳にはいかない。

あれ、―――締め切りはもう、
過過ぎぎててししままっっAA?
いま、―――オートマトンが、
何何かかをを言言っったた44。

1……………………………1℃、

真剣に考えたことなのだけど、
957354907421なんて要らない。
なんでも食べる!ZZZZ!の扉と、
とげとげの地面で挟み潰そう。

もし、―――ずたずたのまま、
生生ききてていいたたななAA?
まだ、―――アンドロイドが、
何何かかをを言言っってて66。

1……………………………1゜、

67 :
バグ....?通行人たちの笑顔が,
皆,ひび割れてしまっているの.
もう今からやり直すのは嫌....

【- 無数に並ぶ本はどれも -】
【- 15巻目だけ抜けていて -】
―――あの子の,―――鞄の中.

折れて/売れ残ったマミラリア.
拾った/銀貨で飼えるのならば,
自分の/部屋を捧げてもいいわ.

ミス....?見物人たちの笑顔が,
皆,泣いているように見えるの.
また一から組み直すのは嫌....

【- 夜空を貫く木はきっと -】
【- 12秒後には燃えていて -】
―――あの子の,―――炎の色.

枯れて/痩せ細ったハオルチア.
造った/銅貨で飼えるのならば,
自分の/羽根を砕いてもいいわ.

68 :
(適当に混ぜ合わせただけで,
意外)にも,多くの波が来た.
(何もしないでただ猫を待つ,
貴女)には,せめて防寒具を.

<赫い泡>に,*操*ら*れ*て*....

鯊の塔の――屋上から発つ,
一人乗りの古びた"雨宙船".
生きている者は誰もそれに,
坐る事ができない"契薬書".

(空欄は埋められないけれど,
孤独)から,未知の光を得た.
(星を墜とす為の時化を待つ,
貴女)には,せめて常夜燈を.

<蒼い網>に,*導*か*れ*て*....

鯊の塔の――頂上に降りる,
アイゼンを失った"暴険家".
生きている者は誰もいない,
帰る事もできない"目滴地".

69 :
いつもありがとうございます。

この、一週間ほど私は体調を、
ずっと崩しかけていて、ただ、
それを無視しつつ作品製作を、
続けていたのですが、やはり、
良くなる所か悪化してしまい、
今現在作品を製作する事自体、
少し辛くなっている状態です。
ですので、暫くの間は、また、
作品を投稿する間隔不安定に、
なってしまうと思います……。

いつまで経っても、軟弱者な、
私のせいで、何度も、何度も、
皆様に迷惑をかけてしまって、
本当に申し訳ありません……。

70 :
u

71 :
・―――面倒そうな方の道を、
皆避けて行。く、二足歩行で。

・―――分厚い太陽が昇って、
靴紐は焼か。れ、心も折れた。

"がらくたと融合したきみ"と、
"最初から裸足だったぼく"の、
二匹のみがまだ止まる事なく。
最果ての先を目指して。走る!

・―――舗装された荊の上で、
皆消えて行。く、煙のように。

・―――銀色の月が遠すぎて、
足首は曲が。り、膝も壊れた。

"まほろばと訣別したぼく"と、
"最後まで孤独だったきみ"の、
二匹のみが振り返りもせずに。
最果ての先をも越えて。走る!

72 :
次に起きた時<=>指紋がない,
そんな素敵な<=>朝を望んで.
....一垓年の時を過ごす....

未来から遠ざかっていくのは,

{No.90}{No.9O}{Np.90}{No.g0}
似ている,けれど違うものたち.
{No.90}{No.9O}{Np.90}{No.g0}
わたしが,追っていたはずの夢.

木々の輪郭が<=>溶け始めて,
やっと最初の<=>闇に戻れる.
....一垓年の時を越えて....

その腕に突き落とされた先は,

{Ver.1}{Ver.I}{Ven.1}{Vcr.1}
明かりを,消してもまだ震える.
{Ver.1}{Ver.I}{Ven.1}{Vcr.1}
わたしが,逃げ出したはずの家.

73 :
青空は。いつの日か、一枚の。
大きな木の葉になると思うの、

最初から。伝説を、書く為に。
七色の血を売った訳じゃない、

予言が↑外れて落ち込む少女。
あれは少し未来の「わたし」。
時間を↓巻き戻す事のできる、
不思議な時計を首に掛け!て、

永遠に。いつまでも、永久に。
魔女の言葉に重たさは無いの、

最期まで。船底に、残されて。
鍵盤を打つロボットのそばで、

ひどい↑結末に落ち込む少女。
あれは少し未来の「あなた」。
悲劇を↓回避する事のできる、
不思議な梯子に指を掛け!て、

74 :
私=に(ついて回る)衛星を、
壊すこと÷は÷簡単にできる。

夕闇=(崩れかけの)線上で、
水を切っ÷て÷走り続けたい。

忘れられた地点に落ちていた、
――!――非現実的な風景。!
回した記憶のないドアノブが、
――!――ζに反応する夜。!

私=を(真似て騙る)妖精を、
潰すこと÷で÷活路を開いて。

暗闇=(灰まみれの)閃光で、
泥の部屋÷を÷進み続けたい。

嘘のような速度で書き上げた、
――!――非現実的な風景。!
猫が捕まえてきたオーロラと、
――!――ζが融合する夜。!

75 :
゚水と空気゚。゚。の間に。゚。゚沈む゚
゚水と空気゚。゚。の間に。゚。゚沈む゚
゚水と空気゚。゚。の間に。゚。゚沈む゚

・・・不思議な事に苦しくない・・・
・・・でも、記憶が曖昧だって・・・

私のリストを返して?きみが、
この散らかった部屋の中から、
唯一持ち出して行ったリスト。

゚傷が開く゚。゚。瞬間に。゚。゚眠る゚
゚傷が開く゚。゚。瞬間に。゚。゚眠る゚
゚傷が開く゚。゚。瞬間に。゚。゚眠る゚

・・・不思議な事に痛みはない・・・
・・・ただ、輸血が必要だって・・・

私のデータを返して?きみが、
この錆びついた部屋の中から、
永遠に居なくならないデータ。

76 :
彗星の船のレストラン - にて,
午後8時から出されたスープが,
航海士たちを生き返ら - せる.

'初期位置を'忘れて'しまった'
'やり直す'ための'初期位置を'

それでも一人で月を待って....
或る少女が,―――片腕のみで,
宇宙を統べようとしていた....

鉄製の床のレストラン - にて,
深夜2時から出されたサラダが,
殉教者たちの痛みを止 - める.

'初期位置に'戻って'しまった'
'何もない'こんな'初期位置に'

それでも瓦礫を積み重ねて....
少年はもう,―――自由の身で,
廃墟から飛び出していった....

77 :
リモコンで動く神さまなんて、
わたしには必要ない。むしろ、
自分で神さまになったほうが、
ずっと楽しいような気がする。

くすくす。くすくす眠り。螻、

《色覚、を失くした未来/と、
音階、の溶けた未来/》なら、
あなたはどっちを選ぶのかな。
………それは、無意味な想像、

オーロラを纏う神さまなんて、
わたしには関係ない。いつか、
自分の神さまが消えるまでに、
死んでいられることを夢見て。

すやすや。すやすや笑い。蛭、

《色彩、を盗まれた部屋/と、
音程、の外れた部屋/》まで、
あなたはどの道で行くのかな。
………そして、無意味な追随、

78 :
組み換え方も知らないくせに。
遺伝子に手を出したのですか。

いつからか回復することだけ、
無駄に上手になってしまって、

……言葉を飲み込んで泣くθ。
θ、そんな視線を突き刺して、
……夢の中を掻き回さないで。
θ。今夜もわたしの負けです、

どう見てもまだ未熟なくせに。
呼吸器に刃を入れたのですか。

いつからか迷走することさえ、
楽しんでいたような気がして、

……文字を切り刻んで飲むθ。
θ、そんな身体を引きずって、
……肺の中が奇麗になるまで。
θ。最期はわたしが勝ちます、

79 :
>>62
作りましたでふ(`・ω・´)
kie.nu/2HLC
先にニコニコ動画にも投稿しちゃいました
http://qq1q.biz/nCqU
変な絵でごめんでふー><
あまり歌ってないし(´・ω・`)

80 :
>>79
ありがとうございます。

また貴方様が私の作品を拾い上げて下さり、
形にして頂いてとても嬉しく思っています。

今回の作品も、大変素晴らしい、クオリティだと感じました。
暗いながらも美しい雰囲気がギターと共に終始、続いていて、
62の、作品と完全に融合している事に本当に驚嘆しています。
歌詞の最初、重たいベースに乗せられたナビゲーション的な、
無機質な声の始まりから、囁き→《八等分され》…の流れが、
とても綺麗で素敵でした。また当て嵌められた歌詞の配置も、
「《八等分され》+た+遺伝子」と見事に区切られて、いて、
私は貴方様の作品製作能力の高さに感動さえ、覚えています。

→続きます。長々と申し訳ありません。

81 :
1:32からの短い、ギターソロは良いアクセントになっていて、また、
2:03から曲の終わりにかけての迫り来るような流れも、素晴らしく、
暗いながらもどこかほんの少しだけ救いのあるこの曲調も大好きで、
本当に上質のエレクトロニカだと感じリピートさせて頂いています。
速めのリズムのハットと効果音を混ぜたパーカッションも心地よく、
二時間聴き続けていても全く飽きる事が無いのは、凄いの一言です。

いいえ、私は貴方様の描かれたイラストも素晴らしいと思いました。
作曲以外にもこうした事が出来るのは本当に多彩な才能と思います。
私自身が何も出来ない人間なので、より一層、強くそう感じました。

→まだ続きます。本当に長々と申し訳ありません・・・。

82 :
私は最近ずっと体調が良くなく、作品投稿の頻度もめちゃくちゃになっていることは、大変、
申し訳なく思っています。そんな中、貴方様の手によって、この訳の分からない私の作品を、
これ程の素晴らしい作品に作り替えて頂いて、本当に感謝以外の言葉がありません・・・。

作品製作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。

83 :
>>80-82
またまたたくさんのお褒めの言葉ありがとうございまふ<(_ _*)>
今回は何故かわりとすんなりと形になりました
LSさんの詩はいつでも想像力をかき立ててくれまふ
これからもお体に気をつけてがんばってくださいーo(^-^)o

84 :
>>83
ありがとうございます。

今回の作品製作は、そこまで苦労されなかったとの事で、
それにも関わらずこれ程高いクオリティの作品ですので、
私は大変驚いているのですが、いずれにしても貴方様が、
作品製作をされる時に私のこの拙い作品群が、少しでも、
お役に立てるなら、それよりも、嬉しい事はありません。

体調の事は正直自信が無いので何とも言えないのですが、
限界値を越えてしまわない様に注意はしたいと思います。
またその事で、気を遣わせてしまい申し訳なく思います。
貴方様の方も、体調を崩したりしない様にして下さいね。

それでは重ねてお礼申し上げます。
本当に、ありがとうございました。

85 :
最高のタイミングに合わせて、
強く落ちていた雨が止まった。

それなのにまだ【11号機】は、
瞼を閉じてエラーを吐いてる。

ただの涙と言われないように。
潰れる程の、……力を込めて、
静寂のまま、……進む世界へ!
いくつもの水の礫を投げたい。

最惡のタイミングに合わせて、
錆びを熔かす風が吹き始めた。

それなのにまだ【11号機】は、
無数の指でベースを弾いてる。

ただの涙と言われないように。
溢れる程の、……心を込めて、
臆病なまま、……進む世界へ!
いくつもの火の塊を投げたい。

86 :
空想するものが一つも無い。
地獄の雲のように柔らかい、
高速道路が伸びているだけ。

私の「額」を「突き刺した」、
幻覚(スペキュレーション)。

今、あの、夕闇に潜って、
マゼンタ色を掬わないと、
永遠に悔やむことになる。
さ…………………往こう。

証明するものが一つも無い。
天使の歯のように鋭いまま、
連なる鎖がそこに在るだけ。

私の「心」を「引き抜いた」、
戯れ(カルキュレーション)。

今、あの、輪郭の崩れた、
マゼンタ色を救えるなら、
永遠さえ飛び越えられる。
さ…………………往こう。

87 :
麻痺している時計を積んで,
目に見えない扉を閉めたとき.
すべての....準備は整った.

"スフィア50"になるバグを,
名前の代わりにして生きる猫.
飼い主をずっと待ちながら.

{点火}まで―――残り50分,
忘れものを取りに帰るのなら.
今すぐに行ったほうが良い.

麻痺している腕を伸ばして,
目の見えない蛍に触れたとき.
ようやく....機体は傾いた.

"スフィア50"というタグに,
名前を書いてすぐに捨てる猫.
飼い主などいないと知って.

{射出}まで―――残り50秒,
ここに来て怖いと思うのなら.
彼方へと消えたほうが良い.

88 :
固定した ? を落とさないで.
歪めたり,傾けたりしないで・・・
たとえ雪嵐の中に凍ても―――

「 りん りん りん りん りん 」
「 かむ かむ かむ かむ かむ 」
「 しき しき しき しき しき 」

{エレベーターが壊れた.}瞬間,
[解く者が絶滅して.]しまった,
無の暗号を.あなたにあげよう,

鹵獲した ? を失くさないで.
温めたり,忘れたりしないで・・・
たとえ雪雫の中に凍ても―――

「 しん しん しん しん しん 」
「 なみ なみ なみ なみ なみ 」
「 せる せる せる せる せる 」

{ラジエーターが壊れた.}瞬間,
[持つ者が滅亡して.]しまった,
無の石板を.あなたにあげよう,

89 :
受付嬢。が、赫い目を開けて、
「○×□△◇▽☆∝≡∫∬‰」
なんて言っているわ。今にも、
――消えてしまいそうな声で。

digital door,digital desk,

and "HQ" digital daffodil,

dismantling,initialize....

dismantling,initialize....

【それ以上進んでも何もない】
【絲のような廊下を走るとき】
【転落したあとの評価なんて】
【考えていたら眠れないから】

90 :
アーミーナイフに炎を巻いて,
....わたし達の道を照らそう,

手順はバラバラでも構わない.
....行き着く先はすべて同じ.

アトリエにまで侵食してきた.
重たい : 窒素の幕を抜ける.
その奥で待つ手付かずの闇を!
誰かに : 先を越される前に.

ペーパーナイフに嵐を巻いて,
....わたし達の箱を開けよう,

手足はバラバラでも構わない.
....必要なものと引き換えに.

アトリウムから次の世界へと.
冷たい : 水素の橋を架ける.
その奥で待ついつかの未来を!
誰かに : 先を越される前に.

91 :
何も喋らない。何も喋らない。
電池を換えても、揺らしても、
螺子を巻いても、見つめても、
何も喋らない。何……も……。

(当たり前でしょう?だって。
わたしは風船なのですから。)

逃げ場を失くした楽譜たちが、
∴濁龍∴に飲み込まれていく。
……優しい音を撒き散らして、

何も掴めない。何も掴めない。
汚れを拭いても、濡らしても、
樹脂を詰めても、落としても、
何も掴めない。何……も……。

(当たり前でしょう?だって。
あなたは真鍮なのですから。)

消えていたはずの機械たちが、
∴濁龍∴のデータを吐き出す。
……見るに耐えない美しさの、

92 :
それは屋根の上に放置された。
それは星明かりを独占した。
それはもう命を維持できない。
それは、――――→あなた。

……青色の風が吹く國、
……MiMiAとF - Sの間、
……105万105ページ目、
……に棲む唯一の存在、

(信号が。届けばいいのに。)

それは星明かりに包囲された。
それは屋根の上で誘爆した。
それはもう形を維持できない。
それは、――――→わたし。

……捩れた時を刻む針、
……KiKiAとL - Iの器、
……105万105ミクロン、
……と言う奇跡の宝物、

(永遠に。続けばいいのに。)

93 :
人形を蹴飛ばして泣いたあと.
千切れたパーツを拾い集めて,

絡まったコードを直さないと.
コードとコードの未来の為に,

"ゲーム・オーバー"の画面を・・・
永い間 / 見つめ続けていた,
幻覚剤 / を全部捨ててまで,
"ゲーム・オーバー"の画面を・・・

電源を引き抜いて目覚めたら.
途切れたリンクを辿り歩いて,

彷徨えるランプを救わないと.
ランプとランプの子供の為に,

"ゲーム・スタート"の合図を・・・
永い間 / 一人で待っていた,
大草原 / の海に落ちようと,
"ゲーム・スタート"の合図を・・・

94 :
最も静かな【時間軸。】に、
回り続け/る/卵/があって。
中身は……潰れた……何か、

最も綺麗に【首の傷。】を、
切開でき/る/鋏/があって。
哀れな……誰かが……使う、

真っ白い点の大群――. 1 と。
真っ黒い点の大群――. 8 が。
(頭の中から消えなくても、)

最も危険な【魔法陣。】を、
泳ぎ続け/る/鯨/に乗って。
理想の……全てを……綴る、

最も素早く【惡い道。】を、
直進でき/る/車/に乗って。
集めた……小さい……夢が、

真っ白い絶望の線――. 8 と。
真っ黒い絶望の線――. 1 を。
(頭の中から消してくれた、)

95 :
"涙で錆びた{顔}・・・を渡せば,
新しいのがまた貰えるのよ"
それには何の意味もないのに,
馬鹿な少女は安心していた.

< - 鏡ばかりの部屋の中で - >

....9億時間も俯いている.
外から来た人が見たときに,
可哀相だと言われるように.
....9億時間も俯いている.

"涙で溶けた{顔}・・・で騙して,
新しいのをまた貰えたのよ"
それには何の価値もないのに,
馬鹿な少女は安堵して眠る.

< - 沸騰した宇宙の果てに - >

....9億時間も漂っていた.
外から来た人は出て行って,
理由を聞くことさえ忘れて,
....9億時間も漂っていた.

96 :
....分裂症を,患って....
部屋中自分で埋め尽くされる,
騒がしくも素敵な夜更け.

....分解液を,姫様が....
バルコニーから群集に向けて,
満面の笑みで振り撒いた.

わたしたちは交錯しない.0991,
決して交錯する事はない.2335,
存在を僅かに感じるのみ.7448,

....分身体を,操って....
銀貨を自分だけのものにした,
許されざる冷たい夜明け.

....分裂症の,姫様が....
アネモニーへと転生してゆく,
空き瓶に細い手を乗せて.

わたしたちに感情はない.0991,
故に感情を消す事もない.2335,
月面をふらふら漂うのみ.7448,

97 :
【か行】のえさにされる蛙……
【な行】のえさにされる蛙……
――!――――!―――――!
「それで。貴女は彼や彼女を、
救出しようとしたのですか?」
《いいえ。惡夢は屋根の下で、
見ていたほうが面白いから。》
――!――――!―――――!

(この山羊の怪物は、自分の、
冷酷な声に気付いていない、)

【ま行】のえさにされた鼠……
【や行】のえさにされた鼠……
――!――――!―――――!
「それで。貴女は彼や彼女を、
埋葬しようとしたのですか?」
《いいえ。惡意はどんな時も、
見ているだけで面白いから。》
――!――――!―――――!

(この山羊の怪物は、未だに、
後悔の念に駆られていない、)

98 :
天空の√音楽隊に逢いたくて。
天空の√暗く危険な道を行く。

死して尚√火種を遺す微星物、
死して尚√火花を散らす宝箱、

目的のないナノティラヌスが、
高い、高い塔の、上まで来た。
武器をひとつも持たずに笑う、
わたしを頭から食べるために。

天球を√転がすことに憧れて。
天球を√模した形の飴を買う。

雨期の夜√二枚重なる再星紙、
雨期の夜√二人を包む重い虹、

とても優しいユタラプトルが、
深い、深い霧の、底まで来た。
置いて行かれてもう動けない、
あなたを頭から食べるために。

99 :
(氷の海。から。浮上。して。
一番最初に見つけたのは。……
5000と、5000、の星、の残骸)

『今日の話はこれで終わり。』
兄さまがそう仰ってまた、……
垂れた羽根を戻して下さるの、

あたしは天使。輪のない天使。
壁を傷付けるためだけに在る、
黒い鎌を持った天死。なのに!

(氷の森。へと。着地。して。
一番ひどいと感じたのは。……
椿が、椿、を食べ、ていた時)

『今日の話はこれで終わり。』
兄さまがそう仰ってまた、……
折れた羽根を磨いて下さるの、

あたしは天使。飛べない天使。
壊れたものまで包んでしまう、
黒い霧のような天死。なのに!

100 :
My heel touches a vast sea.
My lip touches the vast sky.
But a creature isn't there,
{Abnormally quiet place}....

(Was it still sanctuary?)

"Wounded sandglass"
This protean energy is god.
"Hungry thermometer"
This artistic beauty is bad.

My tail pierces a dark sea.
My rib pierces the dark sky.
But an invader isn't there.
{Abnormally clear space}....

(Will you still eat air?)

"Cracked Wineglass"
His legendary force is sad.
"Rainbow tablecloth"
His artificial form is good.


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