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- 1 :2016/11/07 〜 最終レス :2017/05/05
- 主に「太公望」「重耳」「楽毅」などの秦漢以前の
古代中国を舞台とする小説を描く氏の作品について語りましょう。
現在「湖底の城(小説現代)」と「呉漢(中央公論)」を執筆中です
前スレ
【戦国】宮城谷昌光について語ろう【名臣列伝】六巻
http://hanabi.2ch.sc/test/read.cgi/chinahero/1436101699/
- 2 :
- ●年代別作品一覧 その1
【五帝・尭〜舜】
『布衣の人』 (『侠骨記』収録)
【夏初期】
『地中の火』 (『沈黙の王』収録)
【夏末〜商初期】
『天空の舟(小説・伊尹伝)』
【商中期】
『沈黙の王』 (同名作品短編)
【商末〜周初期】
『王家の風日』
『太公望』
『甘棠の人』(『侠骨記』収録)
【周末〜春秋初期】
『妖異記』 (『沈黙の王』収録)
『豊饒の門』 (同上)
- 3 :
- ●年代別作品一覧 その2
【春秋期】
『管仲』
『侠骨記』 (同名作品短編)
『買われた宰相』 (『侠骨記』収録)
『重耳』
『介子推』
『孟夏の太陽』 (同名作品短編)
『沙中の回廊』
『夏姫春秋』
『月下の彦士』 (『孟夏の太陽』収録)
『華栄の丘』
『晏子』
『雨』 (『玉人』収録)
『指』 (同上)
『鳳凰の冠』 (『沈黙の王』収録)
『子産』
『老桃残記』 (『孟夏の太陽』収録)
『隼の城』 (同上)
- 4 :
- ●年代別作品一覧 その3
【戦国期】
『宋門の雨』(宮城谷昌光全集 第1巻収録)
『孟嘗君』
『風と白猿』 (『玉人』収録)
『楽毅』
『青雲はるかに』
『奇貨居くべし』
【秦初〜三国〜唐】
『香乱記』
『長城のかげ』
『花の歳月』
『桃中図』(『玉人』収録)
『草原の風』
『三国志』
『歳月』(『玉人』収録)
『玉人』(同名作品短編)
【日本の戦国時代】
『風は山河より』
『新三河物語』
- 5 :
- 【小説(その他)】
石壁の線より(絶版。無限花序に再収録)
春の潮
海辺の小さな町
無限花序
風は山河より
【その他】
歴史の活力(旧題:会社人間上昇学)
中国古典の言行録
春秋の色
春秋の名君
史記の風景
クラシック千夜一曲
歴史のしずく
クラシック私だけの名曲1001曲
他者が他者であること
ふたりで泊まるほんものの宿(夫人との共著)
春秋名臣列伝
戦国名臣列伝
楚漢名臣列伝
古城の風景
- 6 :
- 七巻つけ忘れてるけど使うの?
- 7 :
- >>1乙
>>6いくつも建ててもあれだし使おうよ
>>950辺りで次は八巻て思い出して貰えればと未来にレスしてみる
- 8 :
- どうも。1です。
そう言っていただけると助かります。
- 9 :
- 【その他】に「三国志読本」が入ってないよ。
中国古典オタの吉川は宮城谷の仕事部屋の執筆席に座ったらしいな。
畳の部屋で正座して執筆しているとは思わなかったわ。
- 10 :
- >>9
他に、「新三河物語」「窓辺の風」も
入れ忘れてました。すいません。
- 11 :
- >>1乙
- 12 :
- >>7-10
俺もageがてら未来の人へ注意喚起
>>970
- 13 :
- >畳の部屋で正座して執筆しているとは思わなかったわ。
文豪か
- 14 :
- 湖底の城って連載今どこまで進んでるの
- 15 :
- そこまで
- 16 :
- 学校の図書室で「孟嘗君」と出会ったのが、
宮城谷ワールドの入り口だったなぁ。
その次に「重耳」を読んだ。
今にして思えば、それぞれが戦国モノ・春秋モノで
最良の導入だったなと思う。
「重耳」はこれさえ読めればほかの春秋モノで
読めないことはないよな
- 17 :
- >>14
句践率いる越が夫差率いる呉に大敗しそうになっているのを
范蠡がなんとか被害を最小限に抑えようと頑張っているあたりかな
- 18 :
- https://www.youtube.com/watch?v=tY-xyCbzdqY
https://www.youtube.com/watch?v=NJYs5GTmdcg
- 19 :
- >>16
もう一度、自分の文を読み直せ
- 20 :
- 君の読解力こそ見直すべき
- 21 :
- おいおい、本当に心配してあげたんだぞ
最後の文は日本語になっていないぞ
ID変える恥ずかし技使う前に読まないのか
人にやたらチンピラがらみする前にまず人の話聞けよ
- 22 :
- 「重耳」はこれさえ読めればほかの春秋モノで読めないものはないよな
「重耳」はこれさえ読めればほかの春秋モノも読めないことはないよな
微妙にニュアンス変わるけど>>16の言いたいのはどっちが近いだろう
- 23 :
- 重耳を描くために春秋モノを書きまくって
重耳を描いた時の財産で後の春秋モノも書きまくってるんだから
たしかに重耳をとっかかりにすれば他の作品は大体楽しめる
同じ様な事は孟嘗君でも言える
というか、宮城谷さんは孟嘗君をものすごく高く評価してるよね
- 24 :
- 必死かよ
- 25 :
- 個人的には孟嘗君は死後子供たちがまとまらず結果として薛が
滅んだ点であまり評価してないなぁ
自分がいなくなった後どうなるかくらいわかってただろうに
何もせず亡くなったのが理解できない
滅んだのが史実だからどうしようもないんだろうけど、あれだけ
持ち上げてたのになんだかなって感じだ
- 26 :
- 自らの失態を謝りもせず罵声を放ち
ひたすらゴマかす
徳とも礼ともかけ離れた愚劣さ
同じものを読んでいても
ひたすら悪を積み重ねる者が出る
- 27 :
- なんか変なの湧いてるな
- 28 :
- 彡(゚)(゚)と学ぶ中国春秋時代
のスレは『沙中の回廊』寄りの史観なのかね。
趙盾の評価低目だったし
- 29 :
- まだやるのか
本当にクズだな
- 30 :
- 孟嘗君は「孟嘗君」という主役の作品だけでは孟嘗君という人物の全貌がわからないんだよな
一番能力を発揮してるのは「楽毅」だし
孟嘗君の最後を書いてるのも「奇貨居くべし」だしな
- 31 :
- 司馬遼太郎に「よく孟嘗君みたいなもんを主役で小説書いたな」と言われたとか
- 32 :
- 司馬遼太郎は『重耳』『晏子』をもっとも評価してたんだっけ
- 33 :
- 司馬遼太郎は孟嘗君に興味があって自分で小説を書きたかったんだろ。
そしたら自分のイメージする孟嘗君とはまるで違う小説を宮城谷が書いたから、
司馬は宮城谷に手紙をよこしたんだよな。
そのへんのことは、「三国志読本」に書いてあったわ。
- 34 :
- へえ、司馬の孟嘗君も読みたかったな。
- 35 :
- 宮城谷先生の人生論的な本を読むと、もっとしっかりとした自伝を
書き残して欲しいなあと思う
遅咲きの作家だから売れるまで色んな葛藤があっただろうから
その辺を詳しく書いてほしい
中国史に目覚めたのが35歳って・・・おせーよw
そこから直木賞作家になれたのが凄い
- 36 :
- >>30
『孟嘗君』『楽毅』『奇貨居くべし』『孟嘗君と戦国時代』
宮城谷ワールド戦国期は孟嘗君のためにあるようなものだな
- 37 :
- >>36「青雲はるかに」でも出番こそないけど孟嘗君ヨイショしてたしな
- 38 :
- 私は元創価の会員でした。
すぐ隣に防衛省の背広組の官舎があるのですが、
自分の家の窓にUSB接続のwebカメラを貼り付けて、そこの動画を撮影し続け、
学会本部に送っていました。
別に大したものは写っていません。ゴミだしとか奥さんが子供を遊ばせている所とか。
官舎の方がが老朽化し使われなくなってから、
今まで法人税(うちは自営業です)をほぼ払わなくても済んでいたのが、
もう守ってやれないのでこれからは満額申告するように言われました。
納得がいかないと言うと、君は自業自得で餓鬼地獄に落ちる、
朝夕南無妙法蓮華経と三千回ずつ唱えて心をきれいにしなさいと言われ
馬鹿らしくなって脱会しました。
それ以来、どこへ行くにもぞろ目ナンバーの車につけまわされたり大変な日々です。
全ては自分の出来心から起きた事で、どこに訴えて出ると言う訳にもいかないのですが、
なんとかあの人たちと縁を切った上で新しい始まりを迎える方法はないんだろうか。
- 39 :
- >>37
主人公と孟嘗君がほぼ関係ない作品だし人物評価を変える理由はないな
- 40 :
- 宮城谷先生が無名の頃に宮城谷夫妻と司馬先生は食事会をしたんだよな
無名の宮城谷先生を見込んだ司馬先生の慧眼は流石ですわ
- 41 :
- 司馬先生が亡くなる40日くらい前じゃなかったか?
華栄の丘の解説にその話が載っていたけど
- 42 :
- 宮城谷さんの次を担う人は出てくるのかな
- 43 :
- この界隈の二番手は塚本先生です。
- 44 :
- ↓塚本スレからのコピペ。さすがにNGだろ
33 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/09/30(火) 00:23:16 ID:k27SVAbpO
今すかいらーくで初めて塚本の本読んでる(呉越舷舷)、
いろいろ我慢しながら読み進めてきたがP161で黒酢ドリンク噴いたw
『子常は費無忌を処刑して、脚光を浴びた人物である。
ちなみに子姓は、もともとイン(漢字出ないので仮名で失礼)王家の末裔を意味している。宋王家がその
直系として有名だが、鄭国の名宰相の誉れ高い子産も、楚国の子常も、皆この流れの一族と見てよかろう。』
よくねーよwwwwwwwwwwwww
- 45 :
- なぜ「殷」が出ない?
- 46 :
- 知識と発想に多々問題がある塚本先生ですが
生産数と中国歴史小説専門で飯食ってる絶滅危惧作家という点は高評価せざるを得ない
ナンバーツーは塚本先生だろう
悪の中国皇帝論 -覇権を求める暴虐の民族DNA
http://www.amazon.co.jp/dp/4828418601
↑黒色中国界の誘惑に負けて反中ビジネスに奔る先生
現代日本社会って感じだ
- 47 :
- あー闇堕ちしちゃったか、まあ今やそっちのが主流だけど
- 48 :
- 古代中国史小説の現一番手は宮城谷なんだろうけど、宮城谷が一番になる前の一番手は誰だったんだ
陳?
- 49 :
- 諸星大二郎(漫画家)
- 50 :
- >>45
ケータイなら仕方がなくね。
- 51 :
- 陳先生は古代だけってあんまり書いてなくない?
三国志は何作かあるけど、春秋戦国時代の一部分だけを題材にして一作品書かれてたりってしてる?
時代としてら中世〜近代中国のイメージだわ
- 52 :
- 古代中国(先秦)に限るならば宮城谷は空前(このままじゃ絶後)でしょう
陳舜臣は一応古代も少し書いてるけれどさほど思い入れがないのは明らか
- 53 :
- 宮城谷さんがここまで著名になる以前の中国史モノって、代表的なのは
吉川英治の「三国志」の他は「十八史略」と司馬遼太郎の「項羽と劉邦」、
井上靖の「敦煌」や中島敦の「山月記」や「李陵」とかじゃないかなあ
- 54 :
- 古いんじゃ、海音寺潮五郎も書いてるよ。
重耳を描いた「乞食公子・だったっけ?」とか「孫子」とか。
「孫子」は、孫武の弟子がこてこての関西弁なのが笑えるけどw
- 55 :
- 戦前〜昭和の日本人はある程度漢籍に馴染んでたから著名作家が中国史モノに手を出す(ほぼ単発)パタンが多いね。
現代日本語訳の資料がないとお手上げの平成以降の日本人小説家には難しい芸当。
- 56 :
- 柴田錬三郎の毒婦四千年っていう短編集で古代中国を書いてる。
この本の解説だかに柴田錬三郎は中国史を書きたかったけど、
出版社側がそれじゃ売れないっていう事であまり書けなかったらしい。
- 57 :
- >>54
海音寺潮五郎を忘れてた
あらかた読んでいながら
「中国英傑伝」上下とかあるしね
- 58 :
- 湖底5巻まで読んだけど面白いね
太子光(闔閭)vs呉王の内ゲバはセンセツショの哀愁と相まって久しぶりに興奮を覚えたよ
晏子の崔杼といい、楽毅の武霊王といい内との戦いを魅せるのが上手い
- 59 :
- わりと良い君主なのに殺される呉王さん不憫
- 60 :
- 20年前は田中芳樹と井上祐美子にどっぷりハマっていたよ
- 61 :
- >>54
関西弁想像したらじわじわ来たww
- 62 :
- >>59
あの騒動って、絶対に季札が悪いと思うぞ。
素直に王になってりゃ良いのにさ。
自分が辞退するにしたって、キチンと王位継承の筋道立てりゃ良いのに、
それもしないで禍根を残すし。
諸国を巡って、晏嬰なんかに助言するより、自国の政変を予見しろと
言いたいぞw
なんか究極の事なかれ主義に見えるw
- 63 :
- 事なかれ主義というよりは、どこか独善と保身が見え隠れする感じかな
自身の名声はうなぎのぼりにはなったけど、肝心の故国では内紛の火種を残してて
どの国でも貴族同士の内紛が起きると亡命して自家の安全を図ろうとする貴族はいるけど、
季札に関しては自身が無関係というわけでもなく、事後も殆ど沈黙のまま
このあたりがどこかに計算高さを感じてしまう
- 64 :
- 今風に言えば自分勝手なんじゃない。自分の時間や自由を大切にしたい人だったんだろう
あるいは箔萎縮性や太白具中を真似て聖人として振る舞い人だったとか。ちょっと穿った見方だけど
- 65 :
- 季礼はイエを離れて個を確立した近代的人間だった説が微レ存?
- 66 :
- 稀に見る権力欲の淡白さだよね。
そして暴君でなければ誰が王位を引き継いでも良いと考えていたなら
理解できると思うんだが。
- 67 :
- >箔萎縮性や太白具中を真似て聖人として振る舞い人だったとか。
一体何者なんだ!?
王位を固辞したといえば、同時代に楚景平王の庶子公子申がいますね。
権力の中枢で政権を支え続けたせいか季札のような清名はないけれど
- 68 :
- >>67
子育ては上出来だった平王さん、太子建城以外
>>62
晏嬰、叔向と季札の対話とか中国知識人お得意の空想でしかないからなあ
歴史的にはどうでもいいレベルの人物だし
- 69 :
- ○太子建
- 70 :
- 范宣子「あの時点で晋が『韓』『魏』『趙』に分裂なんて予言できるかボケェ!!!」
- 71 :
- >>67
おそらく「伯夷・叔斉」と「太伯虞仲」
- 72 :
- すごい変換だな
- 73 :
- こんなの笑うわwwww
- 74 :
- 史記列伝箇所を読んでみたいんだが岩波文庫のとちくまのどっちがいいだろうか
訳とか構成とか註の違いとかあるかと思うんだが。ここの人は読んでそうな人もいそうな気がするけど
- 75 :
- >>74
そのふたつなら岩波文庫を勧める
明治書院が最良なんだけど
- 76 :
- 明治書院のって一冊8000円くらいする奴か?収録数の割にたけーなこれ。
さすがにこれは手が出ないわ。
- 77 :
- https://www.youtube.com/watch?v=tY-xyCbzdqY
https://www.youtube.com/watch?v=NJYs5GTmdcg
- 78 :
- 白川静の字統とか字通とか欲しいけど高すぎて買えない
- 79 :
- 白川説は読み物としてすごく面白いので信奉してたけど
いろんな反論読むとそういう解釈もあるねくらいに落ち着いた
字統字通以外の単行本でも宮城谷作品を読む上での参考にじゅうぶんなるよ
- 80 :
- 高い重い旧い
宮城谷ファンなら揃えたいアイテムだけどね
- 81 :
- 三国志に手を付けたけど、これは難解だ。
数か月かけて読むことになりそう
- 82 :
- 自分も1、2巻は何回か読み返したw
ある程度中国史知ってるつもりだったけど、
時系列と話題が飛び過ぎて本に翻弄されたよ
2巻まで読んじゃえば、3巻からは楽になるよ
- 83 :
- >>82
なるほど。ありがとう。
3巻からはようやく三国志らしい展開なのかな
- 84 :
- >>82
俺も1,2巻を2回読んでから3巻以降に進んだわ
この2冊をしっかりおさえておくと3巻以降がより頭に入ってくる感じはわかる
単行本全巻揃ってから読み始めて、途中で外伝と読本も揃ってどっぷり浸かってたな
この三国志は曹操の時代が非常に読みやすいかなあ
個人的に好きなのは諸葛亮が歿した以降の時代
- 85 :
- 三國志。読みたいけれど、敷居高そうで躊躇してるんだよね。
読むからにはチャンと読み込みたいし。
誰か、背中を押してくれwww
- 86 :
- 群雄活劇を読みたい人向けじゃないよね
普通の三国志に飽きた人向け
- 87 :
- 2巻までは、歴史講義でも受けてるような気分になる
でも梁冀なんていう怪物みたいなヤツがいて、そいつのせいで
後漢が事実上崩壊してたっていうの知って面白かった
- 88 :
- 宦官のクーデターの辺りは熱が入ってて面白かったなあ
先生は内紛書くの上手いよね
- 89 :
- >>83
2巻ラストが黄巾の乱だからね
>>85
張翼のツンツン微デレをその目で確認してほしい
- 90 :
- 梁冀がまだ出てこない段階を読んでるけど、
けっこう面白い
- 91 :
- 正直、順帝が即位する話は読んでるこっちの胸まで熱くなる熱量の篭った話
ただ、その順帝ですら後漢史全体から見ると「小康を保った」止まりなのが、後漢の闇というか何というか
- 92 :
- >>86
とりあえず『三國志演義』ではない、正史準拠の史書として読みたい。
陳舜臣さんのファンなので、曹操が一番好きだしw
皆さん。サンクスコ。
とりあえず1巻2巻をジックリと読んでみるよ。
メモを片手に熟読するw
- 93 :
- 1,2巻は後漢王朝の末期の政治模様を描いているね
一言でいうと宦官を退けるために外戚を用い、外戚を退けるために宦官を用いが繰り返されて疲弊していく様子が書いてある。
そこに当代の英雄や後の三国志とゆかりのある人などに適時触れられてるってのが1,2巻やね。
あまり小説にならない箇所だろうし、三国志は他の時代と違って資料が充実してるからだろうか、史実を真っ直ぐと描いてるのが良い。
他の資料が少ない時代によくある、家宰、恋愛模様、遊学が好きな人には残念な作品になってる。
- 94 :
- >他の資料が少ない時代によくある、家宰、恋愛模様、遊学
ワロタ
作家が何で空白部分を埋めるかって個性出るよな
陳舜臣氏なら宗教か
- 95 :
- >>94
そうかなぁ?
あんまり宗教臭くないと思うけれど。そりゃ「秘本三国志」はあれだけれど。
割と現実主義だよね。
孟嘗君の母親に関する件なんかも、身分は卑しいけれど実家が金持ちで、
息子を守る為に金を使いまくった、なんてありそうだもんw
- 96 :
- >>94
塚本先生なら遊侠と薬物だね
- 97 :
- 宮城谷作品と言ったらやっぱり家宰だよなあ
- 98 :
- >>96
塚本先生こそアヘン戦争を描くべき
まあ三国魏晋もラリってる時代だけど
- 99 :
- 三国志に突然白川静が出てきて吹きそうになったw
他の作品のあとがきで見かけたが、まさか本文で見られるとは思わなかった
>>97
忠実で気が利いて諌言まで言ってくれてありがたいよな>家宰
- 100 :
- 説文解字の文脈で出てきたと思うけどな白川さんの名前
自分の作家人生を切り開いてくれた人だからどうしても書きたかったんだろうな
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