TOP カテ一覧 スレ一覧 100〜終まで 2ch元 削除依頼
【最高峰の】江戸川乱歩賞79【新人賞】
【天才】水嶋ヒロ Part1【平成文豪】
【新潮】ミステリ新人賞なんでも4【日ミス 】
糞コテが得意気に創作しててムカツクから批判する
文藝賞35 [転載禁止]©2ch.net
【電撃用】自作を晒して感想をもらうスレ
創元SF短編賞■ハヤカワSFコンテスト SF系総合34
どんな質問でも誰かがマジレスするスレ52
【横溝】ミステリ新人賞なんでも18【鮎川】
☆創作とはあまり関係ない雑談スレ180☆

【まったりと「奇面組」創作小説を創ろう・3組】


1 :2010/10/04 〜 最終レス :2019/10/19
前スレDAT落ちしましたが、進行中の作品もあることですし立てました。
某板の企画によって誕生しました。
基本ルールは次の通り:
1.ジャンルはギャグ、シリアス、恋愛物など
2.恋愛物は原則的に男x女で
3.エロは禁止、別スレへ
前々スレ【まったりと「奇面組」創作小説を創ろう】
http://book.2ch.sc/test/read.cgi/bun/977199357/
前スレ【まったりと「奇面組」創作小説を創ろう・2組】
http://love6.2ch.sc/test/read.cgi/bun/1031276238/

2 :
>>1乙。

3 :
とりあえず、ガオー来訪者リターンズの再録および続きが読みたいです…

4 :
ほす「

5 :
とりあえず、ボ兄妹悲惨ネタは好きでした。

6 :
ほしゅ

7 :
石砂一家の子育てネタとかおもしろそう

8 :
その後の一応高校てのどーよ?

9 :
ほしゅ

10 :
豪千絵の義兄登場!?

11 :
さらば、よしか荘!

12 :
復活乙

13 :
>>12
>>1です。ありがとうございます。
ガオー来訪者、再録でも良いから載せてほしいかと(実はコピーしてるけど)

14 :
ガオー来訪者レベルに達しない糞作品は書き込むなよ。

15 :
ガオー来訪者リターンズ再掲載&続編掲載きぼんぬ

16 :
それからの○○、て系統は結構あるからなあ…でも読んでみたい

17 :
ほす

18 :
☆ゅ

19 :
新作募集age

20 :
「ガオーッ来訪者・リターンズ」作者です。
稚拙な文章ながらも書いてきましたが、
多忙と>>14のような書き込みが他の執筆者さんに迷惑をかけるのが心苦しく、
しばらくスレを離れておりました。
続きもまた書きたいのですが、>>14のような書き込みが続くとちょっと躊躇します。

21 :
>>20
いえいえ、お気になさらずに。
むしろ貴方の来訪を待っていました。
むしろ励みになります。

22 :
ほす

23 :
わかった。すまん。
俺は今後消えるから他の待ってる奴のために書いてやってくれや。

24 :
★ゅ

25 :
命「塊、塊ったら。もう起きなさい!」
塊「こ…高校なんか、大っ嫌いだぁ〜……」
命「もう、留年決まってからこればっかり」
塊「ふあ〜、姉ちゃんはいいよな〜。明後日から高校生だしな、しかもどういうわけか応生」
命「あなたたちみたくいろんな部活かけ持ちみたいなことしないでバレーだけに絞ったからなんとか推薦取れたようなものよ」
塊「バレーよりも推薦入試の勉強や課題で死にそうになってるしな」
命「………。塊も、今年こそちゃんと卒業してよね。中学で留年なんて信じられないし、あの4人も巻き添えで…」
塊「その留年しまくってる連中のせいで俺たちは留年したようなものなんだからな!」
命「校内バスケ大会なんかでムキになってるからよ。そのくせ変にハンデとか付けてあんなことになってるんだから」
健「よお、塊いるか?」
力「あ、命さんおはようっす!!」
進「命さん高校の準備か」
豊「塊は俺たちと一緒に二度目の中3の準備だな」
命「あらあなたたち、早いわね」
塊「そうだぞ、早すぎるぞ。飯喰ってきたのか?」
健、力、進、豊「いやあ、春休みは家に居づらくてな…」
命「ごめんね、本当に、ごめんね…」
健「いいんですよ、命さん。過ぎてしまったことはしょうがないし。ウチも同じもんですし」
力「健のところも姉ちゃん推薦だっけ?いいなあ…」
健「筆記試験と課題やってるので苦労してるけどな」
進「まあ、苦労とはいえ希望のある苦労ってやつだな…」
豊「それに引き換え俺たちは…」
塊「ってアレは奇面組の」
命「いいかげんにしなさい、塊。とにかく、あなたたちに見せたいものがあるの。とりあえず、来て」

26 :
健「みせたいものって…」
塊「姉ちゃんの制服姿なんて別に」
命「そんなんじゃないの。さっここに座りなさい。筆記用具持ってきた?健康器具なんて持ってきたらタダじゃおかないわよ?」
腕組全員「うぐっ…」
豊「塊、最近の命さんは本当に怖いな…」
健「ウチもおなじだから、余計わかるわ」
力「なんか小学校の居残り勉強思い出すわ」
進「先生が俺たち相手に本当容赦なかったからなあ…」
塊「ああ、あの先生な。逃げたら逃げたで姉ちゃんが俺たちを連れ戻して居残り開始…」
命「あの…、思い出話は今度にしてくれる?」
腕組「まあ、一緒に居残り受けていた間柄だから」
命「とりあえず!!筆記用具だけ出して!!あなたたちの受けた高校、えっと…」
進「駆津高ッス」
塊「相変わらず記憶力は悪いな」
豊「本当なら明後日から俺たち駆津高の生徒だったはず、なんだよな…」
健「やめておけ、もう過ぎた事なんだから」
命「その過ぎた時間無駄にしないように、駆津高の入試問題手に入れたんだから!」
塊「どうやって手に入れたんだよ、そんなもの…?」
命「細かいことはいいの…、塊、それにあなたたち…。この入試問題解いてみ…あっもう!!」
塊「だめだ、この問題俺たちにはむずかし過ぎる!!」
健「まったく手に追えん!!」
進「どうやっても合格できない!!」
力「じゃあ、俺たちって」
豊「最初っから高校行けなかったってわけか?」
塊「じゃあ、俺悪くないんだ、アハハ」
命「アハハじゃないっていってるでしょ?塊、それにみんな、あなたたちこれからもう一回中学3年生やるんだから、留年だけは絶対にしないでよね!!」
腕組「わ…わかりましたから、もうそんなに怒らないで」

27 :
塊「とりあえず、俺は悪くなく、奇面組の連中が悪いってことで」
命「あの発作無しでも試験問題で弱音はいてる時点でダメだってことでしょ、塊?」
命「とりあえず、今日はこれからに備えて勉強会にするからね。」
進「あれ、命さんも筆記用具とか持って…」
命「これ?応生高の課題よ。なかなか手がつかなくてなんとかあと少しってところまでやってたのよ」
進「応生って結構勉強のレベル高いから。尾利高とか青海棚とかの次くらいだっけ?」
命「そうね。尾利高や青海棚に比べて校則とか自由だからこっちに行くって人もいるみたい」
豊「そういえばウチで尾利高行ったのって」
命「骨岸君たちでしょ?骨組とか名乗ってた」
力「あいつら勉強だけはよくできてたからなあ…」
命「勉強はできてたけど、ちょっと迷惑なところもあったわね。同じクラスだったから」
塊「奇面組も尾利高とは真逆の無格高に受かってたはずだったのになあ…、落ちてたんだざまあみろ!!」
命「塊」
塊「わ…わかったから、これに関してはわかったから怖い顔しないでくれよ」
〜その一年後〜
命「とりあえず、高校に入れてよかった、と言っておくわ。しかし…」
塊「ハッハッハッ実力さ実力!」
命「去年みたいなことにならなくてよかったわ。でも、おんなじ高校になっちゃうってね…」
塊「しょうがないだろ、俺たちが入った一先が応生に吸収合併されて一応高になったんだからさ」
命「とにかく、中学の頃みたく部活かけ持ちで面倒な事は起こさないでよね」
塊「助っ人に行ける所ならばどこでも行くさ。応生ってスポーツ全般弱いんだろ?」
命「そうね。あたしのところもだけど…」
塊「これからキャプテンなんだろ」
命「そう、だからあなたたち面倒な事起こさないでね。キャプテン会議みたいなので色々と言われるんだからってあら?」
塊「そうと決まればランニングだ!!ちょっと人走りしてくるからな、姉ちゃん!!」
命「もう…(ま、あの子は奔放にやらせてた方が良いかもしれない。一つの部活に落ち着いていられるような性格してないし)」
〜終〜

28 :
てことで、初めてこちらで書いてみました。
感想お待ちしてます。

29 :
師走ほしゅ

30 :
命姉ちゃんの世話焼きっぷりがなごむ

31 :
ほしゅ

32 :
きめんぐみ(変換できない)面白かったよね
にひるだようが好きだった

33 :
ほしゅ

34 :
ほしゅ
ほしゅついでに
ガオー!!来訪者リターンズの再録及び続編求む

35 :
ブローティガンのビッグ・サーの南軍将軍には勝てない

36 :
捕手

37 :
ほしゅ

38 :
☆彡

39 :
ほしゅ

40 :
地震であげ

41 :
みんなで抗議して削除させよう!
余震の中で執筆してる人のスレ
http://kamome.2ch.sc/test/read.cgi/bun/1300254333/

42 :
お?

43 :
ほしゅ

44 :
ほしゅ」

45 :
ほしゅう

46 :
うーん

47 :
マイルドw

48 :
物星大「ママ、アスキーさんから手紙来てるよ」
物星日和「電撃文庫の関係のでしょ?」
大「そうだけど…、なんかあったの?」
日和「最近仕入れた『俺と彼女が勇者と魔王で生徒会長』って本が盗作だったからって回収したいみたいよ」
大「そうなんだ。新鱈先生みたいなのって結構いるんだね」
日和「新鱈先生って、確かあなたの友達がアシスタントしてるって漫画家?あの人の漫画売れなくって…」
大「そういえば久々の単行本は?」
日和「二件ほど注文あって取り寄せした分だけ。普通に仕入れたらサイアク新古行きよ…」
大「そうだね(新鱈先生には悪いけど、商売となると、ねぇ…)…。」

49 :
大「で、『俺と彼女が勇者と魔王で生徒会長』は?」
日和「入荷したその日に完売。だから回収したくてもできないわね。」
大「(新鱈先生のも入荷して即日完売できれば…)」
『俺と彼女が勇者と魔王で生徒会長』作者「いや〜、先生のやり方真似したら売れちゃって売れちゃって…。盗作発覚、回収まで行くとは思わなかったんですけどね、アハハ」
新鱈墓栄「………」

50 :
捕手

51 :
節電あげ

52 :
飲酒運転撲滅

53 :
筋肉大移動

54 :
保守

55 :
保守

56 :
ほしゅ

57 :
あげ

58 :
筋肉大移動

59 :
一堂零「父ちゃん、最近新作来ないな」
一堂啄石「何を言っている、零。小説なんてなかなか新作なんか来ないものだろ」
一堂霧「父ちゃん、兄ちゃん。そんなこと言ってないで御飯出来たから早く」
零「そうかスマンスマン」
啄石「とりあえず飯にするか」
霧「ということで、今度はあたしを主役にした作品書いてほしいな〜」
零&啄石「こら、ちゃっかり自己PRするな」

60 :
ほしゅ
気がつけば一年経ってた
前スレもかなり長寿スレだった

61 :
あげ

62 :
http://matome.naver.jp/odai/2124929189820130230/2125005134664070946
似すぎw

63 :
ほしゅ

64 :
ほしゅ

65 :
保守

66 :
ほしゅ

67 :
真実一郎@大学生「ふう、やっと片付いた…。しっかしなあ、大学になってまた一人暮らしになるなんて思いもしなかったよ…」
〜話はさかのぼって高校卒業前夜。与鴨市にある真実家〜
一郎「父さん、母さん、ただ今」
真実氏(一郎の父)「おかえり、一郎」
真実夫人(一郎の母)「正月も夏休みも全然帰ってこなかったのに、大学通うからって実家に帰ってきたのね」
一郎「しょうがないだろ、一応市からとここからじゃ電車賃全然違うんだし。ずっと安いんだぜ、実家から通った方が」
真実氏「普通、高校まで自宅から通って大学から家を出るものだからな」
真実夫人「本当、あべこべなんだから」
一郎「とにかく、荷物は半分くらい処分したし、残りの荷物は明日届くから。」
真実氏「まあ、どういう理由だかわからないが中学の頃から独り暮らしして働きながら学業でも優秀な成績を収め、見事に大学にも入ることが出来たお前だ。それだけは認めるしかないな」
一郎「父さん…」
真実夫人「これからも、十分やっていけるわね、貴方?」
一郎「え!?」
真実氏「うむ」
一郎「どういうこと?」

68 :
真実氏「こういうことだ」
真実夫人「あとは頼んだわよ、一郎」
一郎「…ってちょっと待ってくれ、説明してくれ、説明!!」
真実氏「実はだなあ、父さん、辞令を貰ってな…」
一郎「辞令?」
真実氏「そう、オーストラリアの方に転勤になったんだ」
真実夫人「そうなの。私とお父さんはこれからシドニーに引っ越すことになったの」
一郎「き…聞いてないよ、そんなの…ちょ…ちょっと…?」
真実氏「シドニーにはお前の伯母さんの家族が住んでるから、家具とか食器とかはあちらで調達する。それに住処も決まっているみたいだしな」
真実夫人「一郎、あなたはずっと一人暮らしだったから一人でも大丈夫よね。あ、学費とかはこちらからちゃんと出すから」
一郎「ま…待ってよ。どうして俺に教えてくれなかったんだよ?」
真実氏「何を言っている。お前こそ、中学三年の大事な時に突然勝手に転校と引っ越しをしたじゃないか」
真実夫人「それのお返しみたいな感じね。」
一郎「あはっ…あはっ…あははははは……」
〜そして卒業式が終わり…〜
二階胴面一「真実、お前とも今日で当分お別れだな。」
一郎「ああ。俺は大学、お前は警官か」
二階胴「これから俺は警察学校に入って当分寮生活。無事卒業して配属になったら独身寮。明後日家を出ることになる」
一郎「一人暮らしか」
芸能界博士「俺は当分実家から大学通う。3年からキャンパス変わるから一人暮らしになるけどな」
千飼統作「僕も当分実家だね。まあ、通えない距離じゃないし」
芸能界「あれ、千飼。お前、新人賞受賞してそのままデビューじゃなかったっけ?」
千飼「まあ、大学だけは通っておけって新鱈先生とか編集の人とか言ってたから」
二階胴「新鱈墓栄ってたしか高校出ただけじゃなかったか?」
千飼「高校新潟で専門学校通うために上京してる」
芸能界「アシのお前には大学通えか…」
千飼「まあ、大学にせよ先生のとこにせよ、通える距離だし、それに大学で色々勉強して知識広げたいし」
二階胴「で、真実。お前は?確か自宅から大学だろ?」
千飼「あべこべだな、普通と逆だ」
芸能界「これから実家暮らしか。家族と仲良くか」
一郎「いや、一人暮らしなんだけど…」

69 :
てことで、ちょっと書いてみました。
当然続きありますので、しばしお待ちを。

70 :
二階胴「また一人暮らしか。親はどうしたんだ?」
一郎「父さん海外赴任で母さんそれについていく。オーストラリアさ」
芸能界「まっずっと一人暮らししてたんだからいいんじゃないか?」
千飼「一人きままに自宅で一人暮らしか」
一郎「きままじゃないぞ。一人暮らしは結構大変なんだ。前はアパート暮らしだったけど、実家だと近所付き合いとか家の補修とか色々しなきゃいけないしな。何時日本に帰ってくるかわからないし」
一郎「それよりも…」
千飼「それよりもなんだ?」
二階胴「物月さんのことか?」
一郎「いや、まあ」
二階胴「物月さんは名古屋の大学に進学だな」
一郎「遠距離恋愛になると思う。で、織田さんは?」
二階胴「親類の伝手で銀行に就職決まったらしい。お父さんの会社とも取引のあった関係だな」
芸能界「織田も結構苦労してたんだな。入学した頃は順調だったお父さんの会社が二年の頃には倒産して…」
二階胴「お父さん、衝撃受けて一揆にやつれて寝たきりらしい。それより前は自信満々で元気だったらしいからな」
一郎「そういえばあの連中は?」
芸能界「あの連中?まさか奇面組か?」
二階胴「出瀬は家の手伝いしながら夜学らしい。本当に人はみかけによらないな」
千飼「それ見かけと関係ないよ。大間は調理師の学校、物星は宇留さんと一緒にファッション関連の専門学校らしい」
芸能界「ふ〜ん、よく入れたな。あいつらにも受け皿あったのか…。入試あるんだろ、入試?」
千飼「冷越は叔父さんの所の後継ぎだからな、色々勉強してるらしい。一堂もそんなもんじゃないか?」
二階胴「河川さんは…保母さん目指して短大らしい。どうした、真実?」
一郎「いや、なんでも…………」

71 :
〜そして与鴨市の真実家〜
真実一郎@大学生「あれ以来、あいつらとは会わなくなったな。いや、会えないというのかな。物月…いや、珠美とは…いや、もう済んだことだ」
一郎「大学通うようになってから一応市には行かなくなった、いや行けないよな。大学とは逆方向だし。それに…そうだ、一応市に引っ越したのは…」
「河川さん、河川唯さんを追ってなんだよな…。まさか、あの一堂零にぞっこんで、見向きもされなかった」
「それで気がつけば珠美と付き合ったんだけど、その珠美も名古屋に行って…」
その時、電話が鳴った
一郎「もしもし、真実ですが」
よしか荘の大家「やあ真実君、久しぶりだねえ。元気でやってる?」
一郎「大家さん、お久しぶりです。何かあったんですか?」
大家「実はね、アパート、やめることにしたんだ」
一郎「えっ?よしか荘やめるんですか?取り壊すんですか?」
大家「もう、補修じゃ済まないくらいに老朽化しててね…それに、息子も娘も独立したし、私ひとりしかいないからな…まあ、私一人だけならなんとか暮らしていける預貯金はあるし…」
大家「そこでなんだけど、記念に鍋でもつつこうかと思ってね。住人のみんなも君を待っているんだ。もしよかったら今度の日曜日、来てくれないかな?」
その時、一郎の心には大きな穴がぽっかりと空いた。中学三年の途中から高校三年間住んでいたアパート、よしか荘が無くなってしまうということに…。一郎にとっての青春時代が一つ、無くなってしまうことに…。
〜そして一応市〜
大家の家に集まり、鍋をつついた後、何処かうつろな気分で一郎は周囲を歩いた。
あの学生時代の友人たちはどうしたのか?あの学校はどうなったのか?日曜だから殆ど誰もいないだろう。
お世話になったアルバイト先の新聞屋を訪れようかと思ったものの、忙しそうだから辞めようかと思っていた。その時、
出瀬潔「よお、真実じゃないか。どうしたんだ、こんなところで」
一郎「出瀬…奇面組の出瀬潔か?」

72 :
潔「おいおい懐かしいな、奇面組だなんて。そう言えば実家に帰ったんだっけ?」
一郎「ああ、今は実家で一人暮らしさ。で、他の連中は?」
潔「会うこともあるけど、みんな忙しくって昔ほどはな…。俺も家の手伝いと夜学あるし」
一郎「大間とか冷越とか」
潔「豪は教習所行ったり資格試験の勉強しながら家の手伝いしてる。仁は調理師の学校。センスいいらしいけどな、あいつ…。そういえばお前はどうなんだ?物月さんとは」
一郎「そ、それは聞くな!!それだけは!!」
潔「ごめん…。二階胴も織田さんと別れたらしい。この前、会った時に教えてくれたよ…。なんでも、織田さん早くも取引先の御曹司と結婚なんてさ…」
一郎「はやいな、結婚…。で、二階胴は?」
潔「すれ違いとか色々あったから、別れたと言ってた。新しい彼女が出来たらしいしな、二階胴も。トリシ…マリさんって変わった名前の婦警さんらしい」
一郎「いや、お前らほど変な名前じゃないだろ」
潔「それとだ、実はな、豪と千絵ちゃんがな、もう一緒に暮らしてるんだ。まだ籍入れてないらしいけど」
一郎「あの二人か…そういや、宇留さんちって花屋じゃなかったっけ?跡取どうするんだ?」
潔「お兄さんが継ぐらしい。なんでも、お兄さんの説得とか色々あってさ、それがもう…」
冷越豪&宇留千絵「名に話してるんだ、コレ!!」
潔「ってほら、噂をすればと言う奴さ」
豪「なに人の話を面白おかしく話してやがるんだ、おまえは」
千絵「大変だったんだから、兄貴説得するの。笑い話じゃないんだからね」
豪「それより真実、久しぶりだな。どうしたんだ?」
千絵「本当、久しぶり〜」
一郎「久しぶりだな、二人とも…良いな、仲良さそうで」

73 :
潔「豪、久しぶりのデートか?」
豪「まあな。ここのとこ、教習所に勉強に色々することあってな」
千絵「ようやく自動車免許取れたの。あたしも卒業したら」
豪「まだまだ、先かもしれないけど」
一郎「そういえば、一堂とかはどうしてるんだ?」
潔「リーダーか。リーダーはコンビニでバイトしたり家の手伝いしたりしてるよ」
豪「意外と子供相手の接客は上手くてな」
千絵「それでも、まだお父さんの手伝いらしいけどね」
一郎「そうか、それと…んじゃ、俺明日学校だから帰るわ」
豪「そうか、今度来るときはウチにでも来たらどうだ?サービスできるかわからんけど」
潔「うちにもどうだ?」
千絵「あたしのところも」
一郎「そうだな、今度来た時はよろしくな」
一郎は学生時代のクラスメイトと別れ、家路についた。なんだかんだやっている面々に懐かしさを感じながらも、奇面組の面々でさえ社会人として働いている現実、人間関係の変化に、高校生時代の終わりを感じさせられていた。
一郎「(せめて、唯さんに会ってみたかったな…何考えてるんだ、俺?)」

74 :
保守

75 :
ほす

76 :
一郎「(そもそも、今の俺がそんなこと考えていいのか?もう河川さんは一堂と公認だし、それ以上に俺は中学の頃に…)」
その時、一郎は仲良く話しながら歩いてる二人の若い男女を見かけた。自分とは逆方向に歩いているその男女連れは…一堂零と河川唯だった。
話に夢中で一郎の姿には気が付いていなかったが…。
唯「零さん、明日も仕事だけど大丈夫?」
零「大丈夫大丈夫。唯ちゃんももうすぐ実習とかあるんだし。私は不死身なのだ」
唯「零さんったら…不死身でも体は疲れるでしょ」
零「せっかく一平君や霧と一緒にパーティーやるんだから、これくらい持ってけるさ」
唯「そうね。家に着いたら料理作らなきゃいけないし」
一郎「…………」
一郎はその場を走り去った。なぜかはわからない。ただ走り去った。ただただ…。
一郎「駄目じゃないか、あんなに幸せそうなのに。俺はもう…忘れるしかないか…」
その後、家に帰り掃除を済ませた後、久々に飲んだ清酒男盛のせいで二日酔いとなってしまった。
初めて、大学を休んだ。初めて…。そしてふっきれた…。

77 :
アイデアをまとめるなら、これ!
せっかくの力作も、ログになって永遠に塩漬けじゃもったいない。
俺は、そういうのを何年も見てきたんだ。
一行アイデアの殿堂「アイデア・ツイーティ」
http://space.geocities.jp/cornorposts/ideaTweetyStart.html
@ideaTweety
↑ツイートの先頭で指定したら、自分のアイディアが届く!

78 :
ほしゅ

79 :
あげ

80 :
保守ついでに、切出翔くんと唯ちゃんの絡みが当時かなり好きだったので投下。
つたないですが・・・。

気の強い子だね、河川唯ちゃん。
色男組の切出翔っていったら、女の子で僕の誘いを断るコなんていないはず、・・・という僕の固定観念をあっさりうち破った。
僕のプライドはひんまげられた訳だけど、これで諦める僕じゃあないさ。
と、さらっと髪をなびかせながら歩き、すれ違う女の子達の高い声をBGMに、知人のツテで入手した彼女の写真をチラリと制服ポケットから取り出して眺めてみる。
あー、ほらやっぱりすっごく可愛い!そして、僕ら色男組には必須アイテムの手鏡を取り出して自分の顔を眺めてみる。
あー!もうやっぱりすっごく整った顔!・・・このパーフェクト・フェイスの何が気にらないって言うんだっっ!!1回くらい遊んでくれてもいいじゃないかっ?!
僕だったら僕に誘われたら絶対ついていくねっ!キャー♪とかいいながらついていくね!!・・・
・・・ハァ・・・。・・・どこかむなしいのは何故だろうか・・・。
・・・いっくら誘っても彼女の首が縦に動くことはない。なんでそうまでして僕を嫌うんだろう?
帰りのHRも終了し、珍しく1人で帰るらしい彼女の姿を校舎前で見かけた。
ラッキー!チャンスとうらいっ!
僕は早足で駆け込み彼女の前に回りこむ。
「やっほー唯ちゃん!今帰り?」
「あ、切出さん」
「今日暇?」
と、ウインクしつつ話しかけると、あからさまに嫌な顔をする彼女。正直だよねキミ!
「暇じゃありません」
ずびし!と言い切り、彼女はすたすた帰りの路を歩き出す。急いで追いかけて、隣を歩く。
「じゃ、じゃ、送ってってあげちゃう!ボク!」
「まにあってます!」
またもずびし!と言い放つ彼女。

81 :
「・・・・・・なんでそうまでして僕を嫌うかなー?」
割とショックだったのがカオに出てたのかもしれない。彼女は悪いことしちゃったかな、みたいな顔して立ち止まり、学校を取り囲む塀に腕をついてちょっと俯いている僕を横から覗き込むように屈んだ。
「あ、あの、ちょっと・・・そんな落ちこまなくっても・・・べつに嫌いってわけじゃないですよ、ねっ!うんうん!」
後半は変な調子で僕を慰めにかかる彼女。これはチャンス!ここは同情で釣ってやれ!
「え?」
と、今度は自ら、雨の中捨て去られる子犬――のような顔をつくって、彼女と視線を合わせる。これたいてい効くんだよねっ!どの女の子にも!(まあ唯ちゃんに効くかはわかんないけどね)
・・・で、どんなおカタい女もつんけんした美人も落とすこの表情が効いたのか定かではないが、彼女はひとつ頷き、真面目な顔で、
「ただ苦手なだけです」
――ぐわっしゃん。
思わず塀につっこむ僕。き、効いてなかった。というか!
――『苦手』も『嫌い』も、僕にとっては同義だあっ!!
心への甚大なショックと身体へのダメージで手足が震える。
「あのう・・・、じゃあわたし、帰りますね」
「なにっ!?」
し、しまった!ぴくぴくしてる場合じゃない!がばっと瓦礫を撒き散らしながら顔を上げる!
「ちょーーーっと待ったあ!」
がっしり!と去ろうとする彼女の手首を掴む僕!
(やはは〜!か〜わいい手!)
ああ・・・このシチュエーション、まるでドラマのようだ。放課後学園青春ドラマだねっ!トレンディ!
『女の子』ってカンジの、細い彼女の腕の感触を手のひらで感じつつ、ちょっとばかし、じーんと悦に浸っていると、
「や!」
と、彼女の高い声!
はっ!!しまった・・・!
一瞬で我に帰る僕。

82 :
「はなしてっ!はなしてっ!はなしてー!」
「んきゃん!きゃん!!きゃーーん!!!」
き、き、きたーーー!これだよ!彼女の超・高速手回し!ぶんぶん!ぶんぶん!と彼女が腕を振るたび、身体ごともってかれた僕は、彼女の動きと一緒に宙に浮く。どーいう原理なんだ!?とは詳しく問い詰めないよーに!
「わーーー!わ、わかったわかった!わるかったよーー!」
たまりかねてこちらから手を離せば、彼女はぴたりと動きを止める。
そのままぶっ飛ばされて地面に伏す僕の安否を気にするまでもなく、にっこり笑顔で彼女はこういった。
「それじゃあまた」
ざ、ざんこく!
「ゆ、唯ちゃん!前々から思ってたけど、キミは差別しすぎる!僕にも優しくしてくれっ!」
「ええ!?差別なんてそんな」
「あからさま過ぎるよ!そう、奇面組と僕への態度の違いはねっ!」
「そうかなあ〜」
「そうだよ!大体、僕が奇面組のどこが劣ってるっていうんだ!?」
「そーいうところです!
・・・零さんたちは、そうやってどっちが上とかどっちが下とかって、見下さないもん」
しーん。
何も言い返せない僕。
彼女はぱっと瞳を輝かせて、こう言った。
「あの人たちの、何者にもかえられない個性にひかれるんです、わたし」
・・・。
「・・・変態か、キミは?」
「ちがいますっ!」
「まあそれはいいとして、どうしたら僕と遊んでくれるのさ?」
奇面組となら遊ぶんだろ?と僕が問うと、うーん、と上目で空を見て考える彼女。
「別にただ遊ぶんなら構わないけど・・・」
「ほ、ほんとっ!?」
「うん。みんなで」

83 :
どてーーん!ずっこける僕。
「み、み、みんなでってあの奇面組らとかっ!?」
「そうですよ?」
「いやそーじゃなくってさあ、ホラ分かるでしょ?ふ――「イヤ!」
僕の言葉を遮るだけでなく、首を横に振るアクションもつけながらキッパリ断る彼女。あ、あ、あのね〜!
「・・・・・だって切出さん、下心が丸見えなんだもん」
「しっ、下心お!?失礼な!僕はただキミと遊んで恋人のよーに仲良くなれればなーと」
「そーいうのを下心っていうんですっ!」
ずびし!!
「大体、女の子と遊びたいなら、私じゃなくって他の子でもいいじゃないですか?」
「キミじゃなきゃ嫌なのさ」
キラリ!歯を光らせる僕。
決まった!
「・・・そーいうところがなあ」
・・・キミの、いくら僕がカッコつけても困ったような顔するところもなあ。信じられないよ、全く。
ああ、どうやって彼女を引きとめよう?と話題探しをしているとき、・・・げっ、・・・嘘だろ?後方から聞こえた色んな意味で反則な男の声。
「おーい唯ちゃーーん!」

84 :
「あっ!零さん!」
「どうしたのだ?」
最悪のタイミングだよ、おい・・・。彼女は僕の横を通り過ぎ、反則な男――一堂零の傍に駆け寄った。
「あっ!切出くんじゃないか?!何をしてたんだ、一体?」
「んーん、何でもないのよ」
――な、何でもない、だって。
ズガーーン、と1トンくらいの石が僕の頭に落下してきた。
「・・・はー・・・。もー疲れちゃった。また誘うからね、唯ちゃん」
はあ、と肩を落とし、手だけヒラヒラさせて、彼女達とは正反対の道を進む。
「あ、さよならー」
「何?何?どこかいくのか?私もつれてってー!!」
「はいはい零さん、いい子だから帰ろうねー」
きゃいきゃいはしゃぐ二頭身の一堂を撫でる彼女。
ねえねえ、ところで他の4人は?――
今までかくれんぼをしていたのだ!でもいつまでたっても鬼が来なくてだな――
うんうん――
そうしたら、私が鬼だったことに気付いたよ!ハッハッハ!――
な、何をしてるんですかっ!?!帰ってる場合じゃないですよ!早く探しにいかなきゃ!――
いや、その必要はない!――
え?――
みんな呆れて帰っちゃったのだ――
どってーん!という音が聞こえる。

85 :
ど、どうしたのだ?――
誰のせいですかっ!――
呆れるね、何が楽しいのさ、あの男の。
(あーあ、誰かカワイイ子いないかな)
ちらりと振り返ると、困ったように笑いながらも嬉しそうに、一堂の隣にいる、唯ちゃん。
(やっぱ唯ちゃんカワイイなー)
ちぇっ。でもやっぱあからさますぎるよ、キミ。
end
ちょっと唯ちゃんの性格が悪かったような、翔くんがちょっと違うなとか、ギャグシーン難しいなとか
改善点が色々ありますがお目流し失礼いたしました。end


86 :
>>80-85
なんか、懐かしい。3年時代を思い出しました。
新作どうもです。

87 :
骨岸無造「無駄郎、おまえ本当に尾利高受けないのか?」
骨岸無駄郎「うん。兄さんが苦心惨憺してる姿みてると行きたくなくなったし」
無造「それは勉強面とは全く関係ないんだ。兎に角、父さんも母さんもお前も尾利高に行けと言ってるんだ」
無駄郎「高校くらいいいだろう?大学入るのに頑張って勉強すればいいんだし」
無造「一応高なんて何で行くんだ?応生だったなら話は別だが、アホの一先を吸収合併したために偏差値とか下がったんだからな」
無駄郎「兄さんは偏差値偏差値って…。その高偏差値の尾利高入った兄さんは」
無造「勉強での苦労ではないんだ!!勉強以外で色々苦労して」
無駄郎「だから兄さんのような苦労はしたくないんだ」
無造「おまえは確かに勤勉だ。兄さんもそれは認めるし、成績も優秀だ。運動は兄さんと同じく全く駄目だけどな」
無駄郎「だからって尾利高行けって?」
無造「尾利高なら3年間禁欲的に勉強に打ち込めるんだ。他のことなんかしなくたっていい。兄さんみたく東大に行ける!!」
無駄郎「他の4人は?確か荒方さんとか来津さんとか…」
無造「(荒方)受君は明治、(早稲田)慶応君は早稲田と慶応受けたけどすべって法政、(胸板)段君は立教、輝君は…」
無駄郎「知ってる。学生結婚して奥さんと一緒にケンブリッジ大学入学でしょ?入学したころに出会ったかわいい子と一緒になって、ダンス部で一緒だったりとか…」
無造「ああそうだ。輝君はあの女と一緒になって勉強とダンスに才能発揮して、当校始まって以来のケンブリッジ大学夫婦で入学を果たしてしまったのさ!!」
無駄郎「そうだね。一緒に勉強してる時に一人で踊ってたけど尾利高に上位で合格したり、テストでも常に上位だったんでしょ?」

88 :
無造「そうだ。輝君はなあ、大して努力してるわけでもないのに成績優秀で、運よく彼女も出来、そしてどういうわけだかケンブリッジ大学に受かって彼女と学生結婚して…」
無駄郎「兄さん、悔しそうだね」
無造「あ〜、悔しいとも悔しいとも!!私は一生懸命努力して入学当初の落ちるとこまで落ちた成績を挽回させて輝君以上の上位常連になったし、全国模試でも上位常連になったし、それに一生懸命、お前も観ていてわかるだろうけど、日本の最高学府の東大に受かったんだぞ!!」
無駄郎「そうだね………」
無造「中学の頃なんて、おまえみたいにがんばって一先に行ければ御の字な奴らと友達付き合いすることもなく、骨組の仲間たちと一緒に禁欲的に五教科を頑張ったんだ!!」
無駄郎「兄さん…もう一先高は無いんだから」
無造「おまえはそういう連中と慣れ合って、だから尾利高に行かないで適当な一応なんかに行こうとしてるんだろ?」
無駄郎「だから、一応も進学には結構力入れてるし」
無造「尾利高に比べればそんなもの比較にもならん!!」
無駄郎「尾利に入ったからって大学行けるわけじゃないし、一応高に行ったからって東大行けない訳じゃないでしょう?」
無駄郎「それに…」
無造「それにとはなんだ?」
無駄郎「兄さんが尾利高で或る意味有名人すぎるから、入りたくない」
無造「!?」
無駄郎「顔も似すぎてるし、入ったらみんなから色々言われるから」
無造「わ…私の…兄さんの所為だというのですか!?」
無駄郎「そう。それに…」
無造「あ〜そうだ!!私は輝君の彼女に告白して玉砕したのを全校生徒の笑い物にされるわ、みんなから奇人変人扱いされるわ、尾利高始まって以来の虚弱体質だとか言われるわ、勉強以外では散々だったのさ!!」
無造「そのくせみんな私の努力とか認めようとしないし、私の好成績なんか認めようとしないし、私が東大入ったのを輝君のケンブリッジ入学で霞むし!!」
無駄郎「兄さん、もういいから…」
無造「それでも無駄郎、お前は尾利高に入るんだ!!あそこなら必ずお前くらいなら東大に行ける!!」
無駄郎「兄さん、僕は一応高校に行くよ…」

89 :
ほしゅ

90 :
骨岸無駄郎「兄さん、【まったりと「奇面組」創作小説を創ろう・3組】のスレが見当たらないよ!!」
骨岸無造「無駄郎、何をしているのですか?…本当だ…無い」
無駄郎「このままじゃこの小説の続きが…」
無造「…待ちなさい。スレタイでググればいいのです。ほらっ」
無駄郎「あった!!すごいよ兄さん。こればかりは見なおしたよ」
無造「どうです、兄の力は偉大でしょう。尊敬しなさい、兄を」
骨岸無乃「あなたたち、なにをしているのですか?」
無造&無駄郎「うわっ母さん!!」

91 :
ほしゅ

92 :
お久しぶりです。なんとか完結させるべく帰って参りました。
アクセス規制でシベリア板経由の代理投稿と相変わらずのんびりペースですがよろしく。
■ガオーッ来訪者・リターンズ 〜正太郎無惨〜 第五話・1■
痛い。眠っていても頭蓋骨の左半分が激痛に支配されてマトモに寝れやしない。
「ちくしょう…クソオヤジめ大人どもめ……」
正太郎は物理的な痛み以上に、優等生の仮面の下に隠された歪んだプライドを砕かれた怒りと憎しみに燃えていた。
そんな正太郎の体がふわっとベッドから浮き上がり、逆さ吊りの状態になる。
「ひっ…!」
正太郎の足を掴んで持ち上げているのは、クソオヤジこと鉄人である。
その目は怒りと狂気に赤く濁り、無表情ながらも別人の様相を呈していた。
そのまま息子の体を中身の詰まったゴミ袋でもそうするかのようにベッドに叩きつける。
「ぎゃっ!!」
「……………………」
「い、痛い!痛い痛い痛い!!やめてパパァーッ!!」
哀願する正太郎を無視し、何度も叩きつける鉄人。
ベッドの布団がクッションになったのが幸いしたのか、骨折までには至らなかったものの、
体中がアザだらけとなり、苦痛に呻く正太郎だった。
それからというものの、正太郎は外出も禁じられ、
鉄人による数々の虐待を受ける地獄のような毎日を過ごす事となった。
ある時は浴槽に窒息寸前まで顔を浸けられ、またある時は尻にタバコの火を押し付けられた。
さらには丸裸にされて全身を竹刀で打ち据えられて先のアザに加えてミミズ腫れが全身に刻まれる。
あまりの虐待に優等生の仮面を被った悪魔のプライドはよりズタズタにされ、
正太郎はいかにしてこの悪夢から逃れるかに思考のすべてを傾けた。

93 :
ほしゅ
続編待ってましたよ!!

94 :
奇面組なつかしす
>>80-85 切出くんの哀れかわいさっぷりがたっぷり堪能できた!ありがとう!
高速回しとか石がどーんとか、絵がうかんでくるww

95 :
ほしゅ

96 :
生涯一

97 :
ほっしゅほっしゅ

98 :
te

99 :
2

100 :
ほす


100〜のスレッドの続きを読む
日昌晶
官能/ポルノ 質問&雑談スレ4
☆創作とはあまり関係ない雑談スレ173☆
書き込みテストスレ
【宝屋/美棒】山口敏太郎スレッド205【雅三/幹夫】
秋祭ログ復活待ち祭
作家はすべてキチガイ Part1
【大賞と隠し球】このミス大賞26【落差大きすぎ】
執筆力、語彙力をパワーアップさせる方法
歴史小説・時代小説 その十
--------------------
【梅芸】アナスタシア2020 ★1【オーヴ】
★テスト立て
沢尻エリカ逮捕は警察の失態だった
若手人気俳優総合スレ863
テニスオフ情報交換part44
あったらこわい住友信託
【絵描きオフ者専用】何が何でも雑談したい【大手派生】◆72
【総合】パズル&ドラゴンズ6845【パズドラ】
【NG】工作員の荒らし用AA大全集 第12巻【テンプレ】
【セルシス】CLIP/クリップ 16
【マクロスΔ】ワルキューレ総合スレ 43曲目
【北アルプス】富山に住まう奥様40【チューリップ】
【最新】坂道研修生の11月ツイプロ検索数ランキングきたよーーー【ツアー新規】
【ファンタジー】小説ネタ相談所【剣と魔法】
バンダイ食玩プラモ スーパーミニプラ総合スレ Part31(IP入り)
Mego,Touch,12k/LINE,MillePlateaux,Raster-Noton等
【乃木坂46】樋口日奈応援スレ★42【ひなちま】
井澤詩織 #69
桑田息子のマット君、他人に撮られた写真がこちら
【岡田晴恵氏】路上で“コロナ変死” 死後検査で陽性反応「こういうことが起こってくると…」
TOP カテ一覧 スレ一覧 100〜終まで 2ch元 削除依頼