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☆ジェイン・オースティン★Part4


1 :2010/10/12 〜 最終レス :2018/11/23
描くのはもっぱら英国の片田舎の狭い世界。
でも皮肉やユーモアをちりばめた人物描写は普遍的な大人の文学。

そんな平凡な大作家、ジェイン・オースティンを語るスレです。
▼過去スレ
J.オースティン Part3
http://kamome.2ch.sc/test/read.cgi/book/1056213953/
ジェイン・オースティンなんていかが?
http://natto.2ch.sc/books/kako/982/982599726.html
ジェイン・オースティン@「高慢と偏見」
http://mentai.2ch.sc/book/kako/1006/10069/1006984678.html

2 :
11月10日刊
『マンスフィールド・パーク』 中野康司訳
伯母にいじめられながら育った内気なファニーはいとこのエドマンドに恋心を抱くが……。
ロンドンの上流社交界の堕落を背景にした恋愛物語。 (ちくま文庫 予価1470円)

3 :
>>2
これ面白いの?

4 :
@自分は真面目で内気、物静かなタイプ。
A片思いの相手が、自分と正反対のタイプを好きになり、
 自分に対するよりも優しく接している。
 こんな悔しいことってあるかい!
Bチャラいイケメンが甘い言葉で誘ってきても、
 初恋の相手が忘れられないので、パス。
Cそのチャラいイケメンが心を入れ替え、
 あなた好みのタイプに変わろうと努力し始めたら、
 どうする?
以上のことに興味があったり、当てはまったりするのなら、
「マンスフィールド・パーク」は面白いと思う。
退屈する部分もあったけど、おれは面白かった。

5 :
「高慢と偏見とゾンビ」おもしろいぜー。

6 :
ついに、ちくま版コンプリートか。
説得が出たのが確か去年の秋だから、
くそ長いマンスフィールドを一年ちょいで出すなんて...
素晴らしい。
前スレはなんで落ちたの?

7 :
>>6
鯖落ちで板内は全スレあぼーんした
固定住民がいるスレだけ復活してるけど、元々活発なスレが少ないから
ほとんど復活してないw
dat落ちしないように適当に保守してね

8 :
マンスフィールド・パーク
ちくまのも一冊なのか。重くてブ厚いんだろなー。
中公文庫のは古くささを演出しすぎな所があって、
それはそれで面白いんだけど、
正直読みずらかったので期待してる。

9 :
くそ長いとか、分厚いってwペンギンクラシックで比較すると、
マンスフィールドパークはジェーンエアより少し短いんだよ?
英米の読書好きの中高生が普通に読み流しちゃう量だぞーw

10 :
>>9
ごめんなさい、自分は通勤中など出先で読むことが多いので
薄くて軽い本が好きなだけです。
中公文庫のは片手で持つのが辛いレベル。
くそ長くて分厚いのを読むこと自体は苦にならないです。

11 :
値段はってもいいから分冊にしてほしいよね
ブックカバーに入らんしw
まあ出してくれるだけで有り難いレベルだけど

12 :
高慢と偏見読もうと思うんですが、誰の訳がいいんですかね?
教えて下さい。お願い致します。

13 :
ペーパーバックに慣れると、なんで分冊にしなきゃならんのか、うぜー、と思っちゃうんだよね。
マンスフィールド・パークどころか、戦争と平和やモンテクリスト伯すらオールインワンだから。


14 :
原書で読めれば最高だけど
そういうわけにもいかないので
おとなしく訳本を待つ。

15 :
>>12
原文に近いのを求めるなら河出の阿部知二訳。
こなれた文章を求めるなら新潮の中野好夫訳。ただし、句読点の打ち方や表現が独特だから違和感を感じる人もいるかも。
現代的な表現がいいならちくまの中野康司訳。

16 :
マンスフィールド・パーク
ジェイン・オースティン 著 中野 康司 翻訳
ちくま文庫 文庫判 752頁 刊行 11/10 定価1,470 円(税込)

17 :
>>16
>2

18 :
マンスフィールドパークは大学で原書購読の授業に出た。
社会科学系の大学なんで、受講者が学部生二人(うち一人はロシア人)
と院生一人しか集まらず、3人でプレゼンを回して、1学期で全部読めた。
関西大学から註釈の方が原文よりページが多い3巻本が出ている。
描出話法が多い。
内容にはあまり興味が無かったので、期末レポートは話法について
ひたすら書いた。

19 :
あと、あの何でも話しちゃうomniscient narratorっていうのは、
現代の小説と比べると、いかにも幼稚に見えたのだが。


20 :
>>16
これは何の罰ゲームてほど無駄に長く退屈な作品だった
次々とページをめくるあの高揚感がまるでなく
宗教色がこいすぎて苦痛で指先が固まるっていう

21 :
マンスフィールドはきれいなペンギンのペーパーバックを最近激安で手に入れたばかりなのだけど、
そうまで言うなら積読の順番をすっ飛ばして読み始めちゃおうかな。
後は’Sense and...’で英語で六冊完遂だ♪

22 :
A sense is superior to vocabulary !!

23 :
今、ノーサンガー・アベイを読んでます。

24 :
いちおう長編は全部読んだけどエマが一番よかった

25 :
>>24
文学板ではひさびさのはげど

26 :
みなさま!* モコへの暖かい書き込み、ありがとうございます☆
モコは 少しずつ勉強していきたいと思います。
一歩一歩 着実に 前に進んでいきたいと思います*
モコたちは のんびりと なんでもないような
たわいのないトークを楽しめるんだよねぇ〜☆
ところで、モコは 一昨日の すき焼きの残りに 冷めたご飯を入れて
グツグツ煮込んで じゅうぶんに ご飯に味を染み込ませてから食べました! ☆
これが、本当に おいしかった!!
その後 モコは 湯船にバラの花びらを3枚 入れて 優雅に入浴しております*
☆水嶋ヒロはヤオだから プロレスだよネ☆  モコは ウンコだよね*
仮面ライダーカブトと虫と文学は モコの得意分野なんで どんどん書きますヨ〜! *
ここで 書かなきゃ いったい この先、どこで 書くのかよ!? ☆
さぁ〜! 行きますよ! *  いっちゃってイイですかぁ〜!? ☆
イッちゃうぞ、このヤロウ〜!*
いない いない バァ〜!* いない いない バァ〜ちゃん!*
いない いない 馬場!* いない いない チュラオババ!☆
いない いない モコ!* いない いない オバーオバサーン*
いらない いらない モコ!* いて欲しい いて欲しい〜 モコ!☆
みなさま! ☆ いつも、本当に ありがとうございます*
*モコの コーヒートーク☆ラウド* 始めちゃうよ〜!
クリス村松の『クリス』は『クリトリス』という意味ではない!(*)((((ζ●ζ))))
栗栖正伸の『クリス』も『クリトリス』という意味ではない!(*)((((ζ◎ζ))))
もうひとつだけ 豆知識を教えよう!!(*)((((ζ●ζ))))
モコは 子供の頃から イジめられると キチ●イになって暴れる!(*)((((ζ◎ζ))))
モコが キチ●イになって暴れたら 何をするか 分からないぞ!(*)((((ζ◎ζ))))

27 :
エマは史上最強のラヴコメに間違いないですね。
ノーサンガーアビーもかなり可笑しいですけど。

28 :
岩波の説き伏せられてはひどい訳だな。
>一切が彼の中に綜合されている、深い理解力、正しい見識、世間的な知識、温かい心情など。
なんだこりゃw

29 :
ゆうべ”Persuasion”を読みました。面白くて夢中で読み終わりました。

30 :
前アスク校長の松井康真が永井譲治信者だったんで
たぶんアスクも永井教の影響メチャクチャ受けてるよ。
アナ試験なんて、特にキー局なんて、
門戸異常に狭すぎの実質運任せクジ引きみたいなものなのに、一般企業の就職試験めかしてやってるから
「女子アナになりたい!」みたいな自意識過剰女の狂乱偏執的な欲望を増長させるし
そこに付け込んだ受験者を囲う怪しい金儲け学校ビジネスが生まれるんだし
ちょっと狂的な先生の、おかしな精神主義とか思想が入り込む余地は当然大きいのかもね
アナウンス業なんて特殊過ぎるんだから局がお抱えしてる時代はもう終わりでしょ
アスクもこそこそセコイ派遣業務やってるんだから
使えない女子アナに高給払い続けるなんてコストがムダ過ぎる
セントみたいなタレント事務所がオーディションして養成すればいいんだよ
アナウンス業務全部アウトソーシングでいい。
テレ朝アナのカレンダーだのケータイコンテンツ商売だのみてわかる通り、もはや実質タレント業に過ぎないんだから
本物のアナウンサーはNHK男子アナだけ。武田さんだけwそれでいい。

31 :
モコは 暴走族の巣に行ったの(*)((δ))
そこでモコは暴走族20人に囲まれたの(*)((Φ))
男たちに囲まれただけで モコのオマ●コからは(*)((ο))
粘度の濃い淫汁が あふれ出してきたの(*)((φ))
その淫汁の匂いを嗅いで興奮した男たちが(*)((ξ))
チ●ポを立てて 一斉にモコに襲いかかってきたの(*)((δ))
乱交パーティーは10時間も続いたの(*)((Φ))
暴走族はみんな疲れ果ててしまったの(*)((ο))
でも モコだけは 時間が経つにつれて 激しく燃えてきたの(*)((φ))
乱交パーティーが終わっても モコはオナニーをしていたのヨ(*)((ξ))
昨日の『さんまのからくりTV』にジャガー横田が出ていた(*)((ξ))
ジャガー横田はTBSのアナウンサーに向かって(*)((δ))
「私はどうせ中卒だよ! お前はどこの大学を出たんだ?」 (*)((Φ))
TBSのアナウンサー「横浜国立大学です」 (*)((ο))
ジャガー「私は中卒だけど 女子プロレスのチャンピオンになったんだヨ!
 横浜国立大学に入る人の数と 女子プロレスのチャンピオンになる人の数!
 どっちが少ないと思ってんだヨ!?」(*) (*)((ο))
アナ「女子プロレスのチャンピオンを目指す人は いないのでは?」((φ))
怒ったジャガーは TBSのアナを壁にぶつけようとするが (*)((δ))
うまく ぶつけられない(*)((ο)) (*)((ξ))
ジャガー「お前は リアクションが悪いんだヨ! (*)((φ))
 自分から ぶつかっていかなきゃダメなんだヨ!」 (*)((δ))
モコは中卒だけどキチガイオナニーチャンピオンになったのヨ!(*)
でも、キチガイオナニーチャンピオンを目指す人は 一人もいないのヨ*
モコ、くやしいの…((φ)) モコ、泣いていたのヨ(*)((ξ))
テカテカと妖しく光るオマ●コを 男たちに チラチラ見せるモコ…*
モコ くやしい・・くやし過ぎるヨ!!(*)((δ))
ところで話は変わるが、最近、めっきり影が薄くなったアンチモコ一派(笑い)*
構成員の不満が爆発寸前のようだな(*)((δ))
先日のアンチモコ一派全国大会では、(*)((φ))
モコが推し進めているモコスレ乱立計画についても、苦情が続出*

32 :
ちくま文庫の新訳はもっと評価されて然るべきものだと思うんだが…

33 :
ただ特別長い訳でもないのに上下で2000円近くするのはいただけない、河出の1冊で全部のやつより1冊が高いのはさすがにどうかと思うぞ

34 :
利口パン

35 :
利口パン

36 :
男性からみたらエマやエリザベスってウザくないですか?

37 :
LaLaTV 2月
「エマ〜恋するキューピッド」
HD作品/イギリス/2009年/全4話/60分/字幕
ジェイン・オースティンの不朽の名作「エマ」のBBC制作による最新作。
19世紀イギリスを舞台に、恋のキューピッドとして周囲の人々の恋を成就させることが大好きな、
美しく聡明な女性エマの恋の成長を描いた物語。
↑タイトルもあらすじもスイーツ(笑)っぽい

38 :
エマは後半で独りよがりへの強烈なしっぺ返しを食って健気に反省するじゃないか。
なんとも可愛いものさ。
しかし、エリザべスの尊大さは最後の最後まで鼻もちならんな。
前スレにも熱烈なアンチ・エリザベスがいくたりかいらした記憶。

39 :
それは、エマ・ウッドハウスとエリザベス・ベネットの階級が違うからだよ。
ファニー・プライスはまた違う。オースティンは結構ヒロインの階級を
描き分けてる。そのへんが読み取れないと、オースティンはわからない。

40 :
どこで聞きかじったんだか、また変てこな知ったかが来たなあ。
母親と妹たちへのエリザベスの冷笑と薄情は彼女の身分のせいなのか?
みんな社会が悪いのか(笑)

41 :
一発屋のシャーロット・ブロンテさん乙です

42 :
>>37のドラマ結構いいかも。
エマ役ロモーラ・ガライの顔芸がすごいのと、
ジェーン・フェアファックス役の人が
悲劇のヒロインぶった演技してて笑える。

43 :
>>42
前にLaLaTVでやってたドラマ版よりも良いね。
Mr.ナイトリーは断然、映画版が良いけど。

44 :
ジェレミー・ノーサムのMr.ナイトリーは、
コリン・ファースのMr.ダーシーと同じくらい最高です。

45 :
高慢と偏見を読んでいるのだが、いきなり登場人物が大勢出てこんがらがる。

46 :
>>45
先にDVDをみたら?(コリン・ファース版)

47 :
>>46
ドラマ版の評価も高いみたいだし、そうしてみる。
読みやすさを考慮された現代の本ばかりを読んでるから、こういった古典小説を読むが大変だ。
この台詞は誰の台詞だ? とか何度も思ってしまう。

48 :
高慢と偏見は幾度となく映像化されているけど、コリン・ファースのやつが一番良い。
映画のは時間の都合で端折られすぎている。

49 :
河出の文庫の奴なら
表紙裏の当たりのページに
主要な登場人物一覧が載ってて
わりかし便利だ。
でもまあ個人的にはそういうのをつけながら
読むのも楽しみなんだけどね。
昔は控えた紙をすぐに紛失してたけど
今じゃPCのメモ帳にでもまとめておけるから便利。

50 :
キティとメアリーが登場した理由が不明。
と思っていたら、作者の家庭がベースになっているところがあるのね。

51 :
ララTvで高慢と偏見やるよ。
コリン版です。
3・13(日)9・30〜15・30

52 :
コリン版?
ゆうこりんが出演するんですか?

53 :
原作しか読んでないけど
6時間?
そんなにたくさん内容がある話だったかな〜・・・
2時間ドラマでも十分すぎるような気が

54 :
オースティン原作を映像化すると
2時間程度だとあらすじを追ってるだけで終わるのが多い
多少改変しないと2時間じゃ綺麗にまとまらない

55 :
完全に再現するならば、2時間では無理だね。

56 :
LaLaTVでやってたエマをみてからグウィネスの映画のほうみたら
LaLaTVのナイトリーさんのほうがかっこよくみえた

57 :
映画版のエマをみてからLaLaTVのドラマのほうをみたら
映画版のナイトリーさんのほうがかっこよくみえたw
好みの問題だね。

58 :
「エマ」の映画版は脇の配役が抜群ですね
ドラマ版ナイトリーは「マンスフィールド」映画版のエドワード役でもパッとしませんが
この役者BBCドラマ「バイロン」の主役ははまってて良かったです
容姿もズラかぶってるといけます
バイロンはオースティン家付近の貴族の館に相続争いを納める手助けに来たらしい

59 :
グウィネスの「エマ」しか見てないが、衣装がかわいかった。
あれなんか賞取ってるんだよね?
あの、コレセット入れないで胸下切り替えってのが可愛い。

60 :
オースティンの手紙を読めば本人はリディアそのもの
社交界で相手にされない貧乏人が筆で逆ギレ

61 :
「エマ」 マンガ:英洋子 原作:ジェーン・オースティン
 宙出版 2011/4/25

62 :
こんなのあったんだ
復刊なんだね

63 :
オースティンの甥っ子が書いた本も復刊してくれないだろうか

64 :
先月になんとなく借りたプライドと偏見が素晴らしくて原作を読んでみたいけど
どの翻訳者のものを買えばいいのか悩んで未だに買わずじまい・・・。
あしながおじさんのアニメを観て
原作の(和訳してある物)あしながおじさんを読んで感激。
続・あしながおじさんもとてもよかった。
赤毛のアンシリーズも楽しい。
昔の文学って大人の女性向けのものが多い気がする。
子供の頃に読んでもふーん・・、で終わっていたかも。


65 :
ちくま文庫のが新しい訳だし読みやすいと思う

66 :
読みやすい方がいいのか原文に限り無く近い訳がいいのかによるよね

67 :
岩波だけはやめとけといいたい。
つか、新訳を出すべきだと思うんだ。

68 :
ペーパーバックでいいわ
新訳(失笑

69 :
英語読めます自慢乙

70 :
原文に限りなく近い訳本ってどれ?
教えて英語読める人!

71 :
阿部知二翻訳(河出文庫)だと思う

72 :
>原文に限りなく近い訳
これどういう意味合いで言ってるんだ?

73 :
オースティンに影響を与えたフランシス・バーニーの作品って、邦訳あります?
英語で読むのかったるいんだよね。

74 :
単に読めないだけだろう
言い訳とは情けない

75 :
みんながみんな英語を読めるわけじゃないんだから別にいいじゃないの
無教養でも本に興味を持つのっていいことだよ

76 :
2行目の「無教養でも」はいらないと思う
無教養な人間のひがみと言われればそれまでだが

77 :
>>74
だから>>73で私は「かったるい」と表現しているではありませんか。
日頃、技術系の論文とネットのお馬鹿英語しか読んでいない人間にとって、200年前の英語を読むのは決心が要るわけです。
もっとも、フランシス・バーニーの英語はオースティンの英語ほど難しくはないようですがね。

78 :
お馬鹿英語www
まあ、オースティンはnativeでも難しいみたいだからね。
マーク・トウェインだっけ? 「オースティンなんて読んでられねーよ」
と言ったのは。

79 :
主婦なんだろうなぁ、このスレに書き込んでるのって
他人がどんな訳を読もうと別にいいじゃん
見下したがる人って滑稽

80 :
言い訳は見苦しいな

81 :
>>77と思われると思った。IDないからわかんないね
女の人が多いスレってちょっと擁護するとすぐに自演扱いされるからID出して欲しい

82 :
即レスで言い訳、しかもエスパー
気持ち悪い

83 :
外れていることが解る人物は今頃笑っている

84 :
何か知らんが、肩の力抜けよ

85 :
見えない敵と戦っている人が滑稽で面白い

86 :
で、ファニー・バーニーを読んだ人はいるの?
オースティンは他にウォルポールやグレゴリー・マシュー・ルイスなんかの、ゴシック・ロマンを読んでいたんだよね。

87 :
>>85
怪物と戦っているつもりで自分まで怪物になっていく悲喜劇がある

88 :
>>87
本当だね。自演扱いされても今度からはスルーするよ。
思い込みの強い人を見物するのも一興

89 :
リディアとミセスベネット

90 :
流れ豚斬りですが>>64に書いたものです。
近所の書店にあった中野好夫氏訳のものを購入して読みました。
想像以上に面白かった!
映画では尺の都合だろうけど省かれていた人物やシーンが結構あってかなり楽しめました。
映画プライドと偏見のダーシーとエリザベスで想像しながら読んでいました。
登場人物がみんな人間臭くて、日常の細々としたことも女性視点で
しっかり観察されている感じがし楽てしかったです。
読んで良かった一冊。またオースィンの作品を読んでみようと検討中です。
個人的にダーシー完璧過ぎる。

91 :
エマを10満点とすると、
ノーサンガーアビー8点、
プライド7.5点、
説得6.5点、
くらいかなあ。

92 :
点数は人それぞれ

93 :
高慢と偏見とゾンビの映画化どうなったんだ

94 :
岩波の高慢と偏見を10年ぶりに読んでるけど駄目訳だったのか

95 :
高慢と偏見を買い直そうかと思ったけど、やっぱこのままでいいやと思って
ちくま版エマと説得を買って来たでござるの巻

96 :
夏の読書っていいよねぇ
夏と何故か冬は絶対に本を読みたくなる

97 :
>>93
そういえばナタリーポートマン主演という噂があったな
http://www.imdb.com/title/tt1374989/

98 :
噂っていうか本の帯に書いてあったな

99 :
パルトロワ主演の「エマ」、がっかりもいいところ。
みんな、絶対先に原作を読めよ。

100 :
ぐうぃねす・ぱるとろわ

101 :
>>99
同意
どうしたらあそこまで酷くなるんだろう
華麗なるギャツビーも酷かったけど比じゃない

102 :
高慢と偏見のちくま文庫を買ってきたけど、
ところどころカットされてないか?
岩波は日本語がおかしいところもあるけど、ちくま版は読み応えが無い気がするぞ。
・岩波P96
「ぼくはどんな性質にも特殊な悪に立ち向かう傾向があると信じます。
生まれつきの欠点でどんなにいい教育でも、これを無くす事は出来ないのです」
・ちくまP100
「人間にはどんな立派な教育を受けても直せない、生まれつきの欠点があると思います」
この一行目まるまるカットは酷い・・・

103 :
新潮文庫派なので、ちくまは読んだことないけど、
「高慢と偏見とゾンビ」では...
どんな気質であれ、その気質に特有の悪徳があるのでしょうね。
こういう持って生まれた欠陥は、どんな教育をもってしても矯正できないものです。(P72)
意外にも読みやすくてワロタw

104 :
どの訳でも言えるけど、新訳のほうが圧倒的に読みやすいような

105 :
光文社古典新訳文庫の続刊
『高慢と偏見(上・下)』
オースティン/小尾芙佐・訳
ttp://www.kotensinyaku.jp/nextnumber/index.html

106 :
女性が訳すのは初めてかな

107 :
小尾芙佐か。
SF系の印象が強い。

108 :
SF 高慢と偏見

109 :
>>97
2013年?!2年後か…

110 :
高慢と偏見が宝塚で舞台化。
ダーシー主役でタイトル「天使のはしご」だって。

111 :
BBCドラマ化された6作品をDVD、BDで11/25発売
6作品コレクターズBOXのほか、各作品単品もあり
ユナイテッド・シネマ豊洲で『高慢と偏見』(日本語吹替版)Blu-ray試写会
ttp://www.ivc-tokyo.co.jp/news/index.html

112 :
ブックオフでちくま「高慢と偏見」見かけてなんとなく立ち見
そしたら面白くて即買い、今まで敬遠してたのがあほみたいだと思った
河出のほうがここでは評判いいみたいだけど、個人的に信用してるから
ちくま文庫版で買いそろえようかな

113 :
「高慢と偏見」大ファンで新潮、河出、ちくまと原文も参考にして読み比べたけど、
ちくま訳はわかりやすさを意識するあまり、余計な説明が多すぎて子どもっぽいというか、
原作の文章の持つ奥深さが失われている気がする。
一番読みやすいのは確かだけど、他の訳を読んでからこっちを読むと違和感があった。
オースティンは何のことか誰のことかわかんないような書き方をよくしてるけど、
そういう部分も解釈の領域にまで踏み込んで継ぎ足して翻訳してて、ちょっと違うんじゃないの?と思ったり。
でも訳注が丁寧なのは良かった。
中野康司さんって他の作品もこんな感じで訳してるんですか?
エマ読みたいけどちょっとためらってる…

114 :
光文社の訳はどうなんだ?

115 :
これなら結構読める。
結構お勧め
http://www.s-twc.com/dlink/

116 :
みんなは原文で読んだことがあるの?
おいらは読むだけならば何とかなるタイプなんだけど、
オースティンの小説は見かけない単語が多いし、古い文法?なのか読みづらいよ。
すらすら読める人がうらやましいよ。
おいらの脳みそじゃとても読めそうにない。

117 :
過疎age

118 :
高慢と偏見、原作も含め何冊も訳本を持ってるので
夫にそんなに面白い本ならあらすじを簡単に教えて、といわれた。
「イギリスの田舎に住む年頃の独身五姉妹の近所に、
若くてリッチなイケメンふたりが引っ越してきて紆余曲折を経て姉妹のうちの
ふたりと結婚する話」というと、それって面白いの?と微妙な反応。
誰かもいってたけど、オースティンの面白さは
なんでもない平板な筋なのに読み進めたくなるところ。
人間観察の鋭さと、会話の軽妙さはすばらしいと思う。

119 :
原文、ペンギンクラシックスで読んだよ。
分厚いのに密林で580円くらいでお得。
詳しい註がついてて、当時の階級とか、背景知識がわかって面白かった。
ビングリーさんは財産10万ポンドだから、年利5%で年収5千ポンドとか、
年収1万ポンドは当時400人くらいいたらしい。
馬車の維持費は相当かかった模様。(年1000ポンドかかるようなのもある)
そのほか研究者のかなり詳しい分析も何ページもあって、いろいろ興味深かった。
ダーシー氏は早い段階からエリザベスにセクシャルにも知性的にもぞっこんなのに対し、
エリザベスは後になってもあんまり彼の容貌(かなり美男子だという設定にもかかわらず)にも雰囲気も
魅力感じている描写がなくて、尊敬と、愛してくれてるから好きになったみたいな感じかと思ったけど、
そういう感謝の気持ちっていうのは、当時の女性が男性に愛情を感じる一番重要な要素なんだそうだ。


120 :
>>119
エリザベスはちょっとクールな立ち位置で、
いつの時代も女は末娘二人みたいな馬鹿女・・・じゃなかった
夢見がちなのがほとんどじゃないか?

121 :
pride and prejudiceには研究者の英米文学叢書(2分冊)、
Mansfield Parkには関西大学出版から出てる3分冊の
注釈付き原文がある。
関西大学出版のはめちゃくちゃ注が詳しくて、原文の倍以上になっている。

122 :
>>118
あらすじ説明するとつまらなくなる小説はいい小説だって作家さん言ってたよ

123 :
>120
そういうエリザベスもウィッカムには一目ぼれなんですよね。
やっぱり見かけの感じ良さは大事なのかも。
オースティン作品ではやたら財産や年収の話が出てくるけど、
それが広く世間一般に知れ渡ってることがよくわかんない。
ビングリーが引っ越してくるやいなや年収5千ポンドってわかってるし、
ダーシーにいたっては領地に誰もいったことないのに、初登場で年収がばれてるし、
それって本人が誰かに聴かれて言ったか(不動産屋がいいふらしたか)しかありえないよね。
当時はいきなり年収いくらですって自己紹介でもしたんだろうか。
詳しい人いたら教えてほしいです。

124 :
あげ

125 :
「ユードルフォの秘密」を読んだことのある人いる?

126 :
>>116
繰り返し何度も日本語で読み、BBCのDVDを擦り切れるくらい
見て、最終的には英語の字幕でも見て、これならなんとか
なるだろうと原文に挑戦しましたが、ダーシー氏の最初のプロポーズの
ところで頓挫したままです。

127 :
男の人ってオースティンをどう思うだろうかと旦那に読ませようとしたが
ハーレクインみたいな筋書きを言っただけで冷笑された
漱石が激賞しているといってもだめだった
まあ自分も最初は筋書きだけで読む気無くしていたから気持ちはわかるが
ブリジット・ジョーンズの日記を見なかったら、オースティンを
一生知らずに終っていたかも  あの映画には感謝している

128 :
おれ♂はオースティンが大好きだよ。
英語で四冊を読みました。
エマに抱腹絶倒、
ノーサンガーアビーのキャサリンにはあと、
高慢のエリザベスとその主体性ゼロの姉は嫌い、
説得のジェーンは良い人過ぎて近づきがたい。

129 :
>>128
オースティンを読んだきっかけってなんでしたか?
もしよかったら教えてください
旦那も読めば好きになると思うんだけどな
男の方ならファニーとか好きかもしれないですね
彼女にはイライラさせられましたが、あの分厚い本をあっという間に
読めたのはさすがにオースティンの小説だなあと思いました。
年配の紳士がファニーについていじらしいと言っていたのを聞いたことがあります。 
そういう見方もあるのかと目から鱗でした。

130 :
友人であるイギリス女の10代半ばの娘は本の虫で、
国語=英語の成績が校内断トツ、
「ジェーンエア」を二日で読み切ったそうだ。
読んだばかりの「高慢と偏見」が大変に面白かったというので
しばらくその話題で、親も含めて盛り上がったが、
オースティンの英語については‘ものすごく手ごわい’のだと。
もしかしたらバージニア・ウルフなんてこわくないのかも知れないが、
オースティンに関してはそうもいかないようだ。

131 :
>>129
芸者さんですか?
お稽古ごとの合間にオースティンを読んでるなんてカッコいいですね。
お座敷での話題にもなるんですねえ、意外。

132 :
>>131いいね。

133 :
Witty

134 :
おーすちんてすごいけどまねできないよね

135 :
ファニーって誰だっけ?

136 :
ああ、マンスフィールド・パークのファニー・プライスか。
突然思い出したけど、戦前のハリウッド映画(ミュージカル)に
同名の舞台芸人が出ていました。

137 :
飯はまずく、天気は湿って薄暗いけれど、
それでもなぜかイギリス人の感性にはシンパシーを感じるんだ。
英語の習得に身を削っていた時分、手軽な近道はないと思い込み、
絵本から初めてミルン、ダール、CSルイス、ヤンソンなど児童文学を読み漁った。
我慢したあげくにアーヴィングなどの平明な現代の小説にステップアップ。
徐々に時代をさかのぼって、いつかしかオースティンにたどり着いたのさ。
複雑極まる構文に最初はめまいを覚えたけれど、読み進むうちに慣ちゃった。
「おさるのジョージ」から「高慢と偏見」まで四年くらいだったかな。
For what it's worth...
まずもちろん、文法を完全にマスターすること。
その後はとにかく楽しみながら学べ。
(読書の最中は辞書を引かない。それではお勉強になってしまうから)
辞書は英英のみ。
一番大事なことは、モウティベーションの強さなのだけどね。

138 :
なるほど 英語ですか
漱石もきっと英語の勉強でオースティンを知ったのでしょうね
英語ではウチの旦那を愛読者にするのは無理だな
好きになってくれたら イギリスへオースティンを訪ねる旅に
賛同してくれると思ったのだが 残念

139 :
オースティンを読める人は凄いな。
自分は読んでいても苦行としか思えなくて断念してしまう。

140 :
オースティンは最初の大きな目標だった。
英語の美文の極致と一般にみなされているからね。
すなわち、英語小説の最難関だと思って間違いないよ。
オレの経験値から言うと、次はたぶんヘンリー・ジェームスで、
その次がディケンズ、その次がヴァージニア・ウルフとかサカリーとか。
オーウェルやクリスティやフィッツジェラルドを一切辞書なしで楽しめたら、
次にガリバー旅行記かブロンテ姉妹かハーディを。
ここら辺は、やや古めかしいながらもわりと平易。
これも辞書なしで大丈夫だったら、さあディケンズへGO!

141 :
英語が母語の人間でも読みづらいんじゃないのか?
ニュージーランドから来た人が「オースティンなんか読めねぇよ」と言ってたぞ。
まあ、英語といっても、地域によって差異があるのはわかるが。

142 :
へんな流れになっていますね。
英語うんぬんの話柄はすきでないのですがオースティンが敬遠されるといけないので一言。
オースティンは上で言われている程、語学的に難しくはないです。
じぶんの主観で決めつけるのはよくないです。

143 :
オースティンの小説は時代背景や風土などの知識があまりなくても
すいすい読めるから楽に感じる。

144 :
To me his prose is unreadable -- like Jane Austin's [sic]. No there is a difference. I could read his prose on salary, but not Jane's. Jane is entirely impossible. It seems a great pity that they allowed her to die a natural death.
Mark Twain

145 :
オースティンは「英語の美文の極致」
「次はたぶんヘンリー・ジェームス」で、その次がディケンズ、
その次がヴァージニア・ウルフとかサカリーとか
たくさん読んでいる割には、???と思ってしまう。

146 :
物語はどこにでもあるような話なのに すごく面白い
長ったらしくまわりくどい文章もなんのその 夢中で読んでしまう
面白いキャラクターがたくさんでてくるから読んでいて
すごく楽しい
よく考えると江戸時代の人なんだよね、オースティンって
樋口一葉よりも前の時代の人なのに なんだかすごく
親近感を覚える。不思議だ。

147 :
昔の人の考えたことがわかるのは古典の面白いとこだよね

148 :
よく考えてみてくれ 投稿者:津原泰水 投稿日:2011年 9月20日(火)00時48分1秒
誰かが君に成り済ましたのかもしれないが、僕ではないし僕の指示でもない。
これを立証するのは難しいが、僕にそのメリットがあるかないかで、あるていど判断できようかと思う。

ウソつきツハラピース佃煮川上弘美。
荒らしのキチガイ。

149 :
>>140はタチのよくないネタだろうな。

150 :
>>142
オースティンはそれほど読みづらくないと言い切る君が
読解に困難を感じる英語小説はあるのかな?
ひょっとしたら「高慢と偏見」(第二作目)しか読んでいないんじゃないの?
後期にかけて構文がよりレトリカルなっていくんだ。
高慢よりもエマや説得の英語はさらにformidableなんだよ。


151 :
ここはエリザベス嫌いな人が多いのかもしれないけど、
自分はあのポジティヴシンキング、楽天主義には驚嘆する。
過去のことは楽しいことだけ考えよ、とか
全て満たされていない方が失望することもなくていいとか。
まねしたいような人生哲学だ。
話の終わりころでさえ、ダーシーが帰ってこないならこっちもきれいさっぱりも忘れてやるわ、とか、
さすがに最高の条件の求婚を足蹴にしてケロっとしてるだけあるわ。

152 :
あー、訂正だ。
‘ひょっとしたら「高慢と偏見」(第二作目)しか読んでいないんじゃないの?’

‘ひょっとしたらせいぜい・・・’

153 :
おれがエリザベスを嫌いな一番の理由は、
彼女が、男たちに対する以上に、自分の母親と妹たちに対して
とことんシニカルで酷薄ありながら、
いじいじウジウジしているだけでまんまと玉の輿をゲトする、
可愛いだけが取り柄の鈍重な姉を無批判に応援しつづけるからだ。

154 :
エリザベスは自分が頭がよくて愚かな人たちを馬鹿にしたり、
他人に対して少々厳しいところがあることをわかっていて
だからこそ、そんな自分にくらべ人に対して天使のように誰でも
いい人だと思ってしまう優しい姉が好きなのだと思う
エリザベスのこのシニカルな性格、結構作者を反映してるような
気がする

155 :
>153
男性の方みたいだけど、聞いてもいい?
男性にとって「高慢と偏見」ってどんなところが面白いですか?
私は母親と妹たちは嫌われて当前と思う。
特に20歳くらいの娘って女親に厳しい。年取れば丸くなるんだろうけど。
現代なら家出するかも。
エリザベスは謙虚な人間には弱くて、ジェインだけでなくビングリーにも悪感情は持っていない。
んでダーシーやコリンズみたいな尊大にうぬぼれてるタイプは眼の敵にする。
母親があれなぶん、優しいジェインが頼りみたいな関係になってるんじゃないかな。
ジェインは皆に好かれる人なんだと思うよ。ビングリー姉妹にすら好かれてるくらいだし。
自分はむしろあの父親が苦手だ。いくら恒産があるかしらんけど怠惰で
妻や娘、みんなの性格を馬鹿にしてわらってるだけ。
娘が駆け落ちしても全くの役立たず。真相を知っても「金と手間が省けた」とかいってるところはほんとむかついたわ。
ダーシーは内心この父親は…とあきれてるんじゃないかなあ。
自分をたなにあげて他人に厳しいとこエリザベスと似てるよね。

156 :
そう、そう。
父親もそうとうに独善的で辛辣で酷薄なキャラクターだよね。
なるほど、それでエリザベスは似た者同士の父親と気脈を通じているわけか。

157 :
そういうキャラの弱点までオースティンは考えて書いてるんだろうね。
ハーレクイン(読んだことないが)や赤毛のアンみたいな安易なサクセスストーリーにならないのは
作者のユーモアと批判精神の賜物だろう。
ダーシ−あたりは理想の男みたいに言われるが、よく読めば相当滑稽に書かれてると思う。
ビングリーが思うほど愛されてないと決めつけといて、実は自分の方こそ死ぬほど嫌われるのに気付かないとか。
執念深いから人を許せないと言いつつ、執念深いのはむしろ愛情の方だったり。
それにしちゃエリザベスへの批判はもの足りないような気がするな。
嫌なことはすぐ忘れるような強い性格だから苦労にならないのかもしれないが。
オースティン自身も、結婚しとけばよかったとか全く後悔せずに一生送ったんだろうね。

158 :
>>155
母親は愚かで軽薄ではあるけど、当時の時代背景を考えると
娘たちを結婚させようとするのは重要なことなんだよね
そうしないと、父親の死後は食っていけないこと確実だし
出来る限りいい条件で売れるうちに売らないと
エマの老嬢みたいな生活になるわけで
若い時はちょっとした美人で、それに引っ掛かって結婚したって
「説得」の両親と似たような設定だな、そういや
あっちは父親の美貌に聡明な母親が引っ掛かったって話だったけど

159 :
この時代は自由なお付き合いってのがなくて
お付き合い即プロポーズだから大変だな。
こんなはずじゃなかったというのが相当ありそう。

160 :
細雪って高慢と偏見のパロディだろ?


161 :
>>155
153だけど、高慢と偏見は役作りが弱いと思うんだ。
皮相な色付けしかされておらず、立体感がまったくない。
無謬のエリザベスにバカにされるキャラはみんな、
視界の狭いコミカルなだけのネタ的存在で終わってしまっているだろ。
にもかかわらず、数十時間をかけて読み通してしまったのは、
第一にオースティンの文体の磁力のおかげだと思います。

162 :
高慢と偏見では足りなかったかもしれない人物塑像の奥行きを
オースティンはエマで完璧に実現できたと思う。
エマは自分の浅薄な観察眼と独善をはっきり思い知り、
たっぷりとそのとばっちりも受け、自己嫌悪にすら陥るのでした。

163 :
たしかに人物表現はエマのほうがいい ミス・ベイツやエルトン夫人が最高におもろい
でも高慢と偏見もなかなかいいセンいっているというか、好きだな。何度目かの読み返しの後でも、
ああこのあたり好きだなあ、あなたって凄い人だわ、オースティン嬢!と感嘆する自分がいる。
でも高慢と偏見書いたころはまだ真剣な恋をしてないんじゃないかなって、なんとなく思う

164 :
エマは登場人物によりリアリティがあるかもしれないけど、
結末は最初から想像付く。オースティンをいくつも読んでるとああこうなるだろうなってわかる。
ストーリーの組み立てについては「高慢と偏見」の方が面白い。
例えばpicture(肖像画)のモチーフ一つにしてもいろいろでてきて伏線があって、
ペンバリーでの理解につながるあたりも、ああそういうふうに持っていくのかと…
多分first impressionの時からあったモチーフなんだろうけど。
あのあたりの描写は本当にうまくて、200年前の小説としては驚嘆に値する。
人物造型が軽いのは喜劇を意識してるからじゃないかなあ。
自分は「高慢と」は喜劇的な要素の強いフェアリーテイル(最終的にはペンバリーが一種のユートピア)として読んでる。


165 :
どんな勉強をすれば原書を読めるんでしょう?
普通の英語の構文の勉強では、オースティンを読むのは難しいですよね。

166 :
構文より語彙が問題じゃないか?

167 :
語彙も構文も最難
英語圏の人間ですら読むのが大変

168 :
19世英文学特有の語彙と文法というものは別に膨大な数ではないよ。
たぶん、二、三日で全部教えてあげられる程度の量だと思う。
現代英語の文法をほぼ完全に把握していれば・・
例えば、オックスフォードの実例現代英語用法辞典と
ケンブリッジのAdvanced Grammer in Useを両方マスターできたなら・・
というのは例えば助動詞のニュアンス、関係代名詞と分詞節の用法などを
感覚的にすべて理解できるレベルになれば、後は慣れと感性だけで
オースティンの複雑怪奇な美文調は克服できるよ。
もちろん、英検一級の語彙問題でおたおたしているようでは話にならないし、
英語小説を読みなれていることも前提だけど。
一番大事なものはきっとモウティベイションの強さだな。

169 :
「オースティンの複雑怪奇な美文調は克服できるよ。」

「オースティンの一見複雑怪奇な構文の森の中に、いつしか軽快な
リズムが聞こえはじめ、やがて明晰な道筋が浮き上がることだろう。」

「高慢と偏見」を最初に読んだのだけど、序盤は、
長蛇のごとくのたうつ構文を読み説くのに四苦八苦。
一つのセンテンスを三度、四度読み返すことも当たり前。
でもそのうちに文体のリズムをつかみ、
読むのがだんだん楽しくなっていったよ。
がんばれ!

170 :
オースティンの文体って、そんなに難しいんだ。

171 :
>>169
>長蛇のごとくのたうつ構文
おっしゃるとおり! 
構文の迷宮にまよいこみ、お手上げ状態で訳文に逃れ
雰囲気だけ掴んで先に進んだことが多々ありました。さほど多くない全ての
作品を幾度も日本語訳よんじゃったら原文にいくほかに道がないですが、
自分の英語力じゃ訳に助けてもらわないととダメだなあ

172 :
オースティンではないが、メルヴィルとかも読みにくくてRる。

173 :
白鯨で脂汗なら、オースティンで卒倒するぞ。

174 :
そんなに難しいかな?
外語大英語科の一年が毎年読んでるはずなんだけど。
語彙的には簡単ではないけども高校レベルの文法が出来てれば十分読めると思う。

175 :
「高校レベルの文法が出来てれば十分読める」
これはありえません。

176 :
>>175
じゃあどうして学校側は読ませるし、学生側も一応着いていけてるのかってことになる。
一年生なんかTOEIC600、700点台がごろごろしてるんだよ。
語彙がきついのは間違いないが、目一杯背伸びすりゃなんとかなるってことだろう。
オースティンを難しい難しいって煽るんじゃなくてもっと気軽に挑んでもらえればいいと思うんだがな。

177 :
通過儀礼みたいなものだろ

178 :
そりゃあ、あんちょこをがあるからjk。

179 :
外語大の英語科だったら、洗礼としてありかもね。
ただ、普通の高校レベルじゃ、全編を読み通すのは無理だと思うぞ。
単語は調べれば問題ないが、構文や文法はきつい。
日本語訳と併読する感じか?

180 :
いずれにせよ、18〜19世紀の英文学作品を読むのは至難の技だよ。
オースティンなんて、フランス革命とほぼ同じ時代だろ?
まだ19世紀にも成り切っていない時期。英語も今のような形にはなっていない

181 :
シェイクスピア読めよ

182 :
一概に至難の業ということはない。
ロビンソンクルーソー、ガリバー旅行記、嵐が丘、ジェーンエアなどは
けっこう読みやすいよ。
しかし、ラドクリフ、オースティン、サカリー、ディケンズ、
ヘンリー・ジェームズ、バージニア・ウルフあたりの
レトリカルな美文家は、日本語を学習中の外国人に
森鴎外や小林秀雄を読ませるくらいいの難儀を伴うかも。

183 :
ぼくには西鶴や近松よりオースティンの英語のほうが易しい。

184 :
日本語って移ろいやすいものだなあ 里見八犬伝なんて訳じゃないと読めない
でも同じ時代のオースティンは辞書があれば日本人の大学生くらいならなんとか読める
英語が母国語の人にとってはオースティンは樋口一葉くらいの感覚かしら
古いものでも原文そのまま読めるってのはいいな

185 :
来いよベネット! 偏見なんか捨ててかかって来い!

186 :
185はダーシー?

187 :
私は学部の共通科目の授業でMansfield Parkを全部読んだし
Pride and prejudiceも個人的に読んだけど、
そんなに語学的に難しくなかったよ。
と言っても、その授業は受講者3人で1人はロシア人で
もう一人は博士課程の英文学専攻者で、私は大学入学前に英検1級に
無対策で受かった程度の英語力だから、普通の大学学部のレベルじゃないけどw
もちろん、古い文法とか、現代では認められない文法とか
多数出てくるけど、
そんなことより、オースティンの作品は現代の作品と違って
「全能の語り手」が何でもベラベラ語ってくれるから、
とりあえず文法・語法・語彙的に正しく理解できれば
内容の理解は大丈夫じゃないの?
少なくとも楽しめる程度には。
当時の制度とかはペンギンクラシックスなら注釈あるし。
それよりも難しいのは体験話法(自由間接話法、中間話法)の多さじゃないだろうか。
(特に後期の作品に多い)。
あれこそまさに慣れがいる。
英語の体験話法はドイツ語の接続法みたいに明らかな目印が無いから。
慣れると勘で気づくようになるけど。
でもオースティンの体験話法をいくつか調べてみたけど、
見分けやすいのもあるけど、地の文に完全に埋没してるように見えるのもある。

188 :
ところで、なんか上の方で東京外語大の1年云々書いてあったけど、
今の外語大の英語専攻じゃ、ダメじゃないの?wwwwww
今の東京外語大なんてバカばっかりだしwwwwwww
優秀な奴は今時、外語大なんて入らねえしwwwww
模擬試験の平均偏差値見ると、英語専攻の合格者でさえ、英語1科目の
偏差値が東大合格者に負けてるしwwwwwwwww
情けねえwwwwww
>>176
あのね、それは外語大の先生が「外語大はこんなに馬鹿なはずはない。
これくらい読めて当然だ」という期待を込めて、あえてやってるんだよwww
実際は全然読めてないよwwww
早く4大学連合から離脱してねw
君らと同レベルと思われたくないからww
実際、4大学連合の制度を活用してるの君らくらいだから。
もう授業取りに来ないでねww

189 :
英語サッパリの自分には何だかこ難しい流れになっているが
とりあえず空気読まず宝塚版高慢と偏見のチケット取ってみた。
タイトルが謎だかまぁ楽しみにしてよう。

190 :
色々と調べたが、これはどうやらオースティンとは関係ないようだ
http://www.amazon.co.jp/dp/4757709722/

191 :
>>170
オースティンの英語は難しくはないよ。短い文章で、たくさんの情報を与えてくれる。
それでいてたくさんの単語を書いてわからせようとするんじゃなくて、詩のようにわずかな
言葉で、多くを悟らせてくれる。めちゃくちゃ効率的にかけてる。それが読んでておもしろさ
をあたえてくれるんだとおもう。

192 :
今更掘り返して悪いが、>>153
男達特に母親と妹達に対する批判の言葉が厳しかっただけで姉の批判はしてなかった訳じゃなかったような…。言い方が柔らかかっただけで。
どっちみち姉を応援してたのは、あまりにもうじうじして動けない弱い存在だったからだと思う。優しいからってのも部分的にはあったんだろうが。だから母親みたいに厳しく批判出来なかった。って解釈はもしかしたら妄想の域になってしまうかもしれないけどさ。
ビングリーもダーシーの説得で引越しちゃう位の人だし。だからこそビングリーやジェインには厳しい批判をしなかったんだと思う。

193 :
『説得』にあまりに感動して、
『マンスフィールドパーク』に手を出したら、中間あたりからあまりに面白くて一気読み。
『エマ』は自分には今一つだったが、オースティンいいですねえ。
写実の妙というか、光景がリアルに浮かんできて、ヘタな映画やドラマよりずっと臨場感がある。
それにしても『パーク』は、あの長大な話のほとんどが、主人公カップル以外の物語でできてるのがある意味新鮮な驚き。
ハッピーエンドの予定調和と決まってるからむしろそれ以外をドラマにしようとしたのかもしれないが、
ファニーの良さがわかるのがメアリーに失望したら即みたいな流れには違和感。
こんな近親相姦(実際そうだが)みたいな愛より、
ヘンリーと結婚してファニーがうまくヘンリーを改造して幸せになる方が断然好みだなあ。
ところでこの映画、ドラマはいくつかあるみたいだけどどんなもんでしょう?

194 :
エマはくすくす笑いたくなるような楽しさを延々と引っ張りながら、
抱腹絶倒の終幕になだれ込む最強、極上のコメディだと思うのだけどなあ。
それまでまるきり軽視していた小娘に意中の男を奪われるのではあるまいかと
突然気づいたエマの、不安と嫉妬と自己嫌悪に悶絶してうろたえる姿の
可笑しさったらありゃしない。
英語でしか読んでないんだが、あの会話と行間の空気の微妙な可笑しさが
ちゃんと伝わっているのか疑問に感じるぞ。
なんとなれば、明らかに日本では相応の評価を受けていないのだから。
英語でしか読んでないから


195 :
むう、最後の一行を消し忘れました。

196 :
文学部の教授に日本のドイツやロシアの文学者はがんばってるけど、
俺のやってる英米文学者たちはそこまでがんばっていないといってた。
ヘッセやドストエフスキーは日本では人気ありまくりだけど、
英米のものはそうでない。
その原因は翻訳にあるだろうとも言っていたよ。

197 :
100年たっても、漱石におんぶにだっこ、だから

198 :
ドストエフスキーだのカフカだのといったひねこびたカルト作家の
異端文学がでかい顔をして再犯を重ねているのは、
まあ翻訳の質も大きな一因だとは思うが、それ以上に、
日本人の、思想的、芸術的ハッタリに弱いスノッブな
ミーハー根性のせいだよ。
それはともかく、コメディというのは翻訳が難しいのだろうなあ。
もしかしたら、オースティンやディケンズの原文のユーモアや
アイロニー自体を訳者がやすやすと見逃してしまうなんてことはないのだろうか?

199 :
エマはオースティンの周囲では評判悪かったんじゃなかったっけ。
単に翻訳だけのせいじゃなくて、好き嫌いの別れる小説だと思う。
研究者でもなければ、小説に何を求めるかは人それぞれだろう。
自分は仏文だけどなんとなく英文学には退屈なイメージを持ってたな。
でも結構今オースティン気に入って原文に手を出すくらいはまってる。
もしかしたら訳にあき足りないものを感じるからかもだけど。

200 :
ガーディアンはエマをオースティンの代表作に選んでるけど。
http://www.guardian.co.uk/books/2003/oct/12/features.fiction
こちらの古今東西傑作小説ランキングでは11位だ。
http://www.adherents.com/people/100_novel.html

201 :
『エマ』はどうも好きになれない。
小説が、というより、あの主人公が。

202 :
ふうん。
おれにとっては完全無欠のコメディなのだけど。
私の男を見る目はまだ甘かったのね、うふふ、とただ軽く自己反省するだけで
世はすべてこともなしの大冷笑家、エリザベス女王よりも、
実はやることなすことトンチンカンで、それを気付いている周りの人々に
生温かく見守られつづけ、最後にそのとばっちりを受けて深く恥入り、
狼狽するエマのほうが、はるかに微笑ましくて可愛らしいけどなあ。

203 :
エマ好きだな 頭のいいと自他共に認める女の子が
周囲を思い通りにコントロールしようとして 結局墓穴にはまりそうになり
でも若いだけに素直に反省したり うまく逃れたことにほっとしたりして
とってもかわいい いい子ちゃんのマンスフィールド・パークの
ファニーよりもずっと好き
でも自分にとっては この作品の魅力は主人公だけじゃなくて
登場人物全員であるけどね

204 :
うん。
「エマ」はほんとうによくできていると思うよ。
確かに人物造形が素晴らしい。
脇役にまで陰影と立体感がある。
人間関係も実に巧妙にバランスがとられている。
なによりもものすごく可笑しいんだから。

205 :
>>202-204
同一人物か

206 :
これはわかりやすいwww

207 :
いや、実は違います(笑)

208 :
エマは可愛いですよ。
エマの俗物性は当時の身分制度を抜きには考えられないし、素直だしちょっとお馬鹿だし情愛深いし、
私はオースティンが言うほど嫌味な主人公とは思わなかった。
ただ、ヒロインとヒーローの関係に絞ってみると、
『エマ』が知的で裕福な中年紳士がうぬぼれの強い美少女をあれこれ教育し、最終的には妻にするのに対し、
『高慢と偏見』は知的で魅力的だけどお金のない女性が、プライドの高い男に大きな影響を与え、
最高の愛をささげられる話なんだよね。
水村美苗が書いてるけど、エリザベスは「奇跡のような主人公」、自分が自分らしくいたいだけで何も望んでないのに、
臨んだ以上の大きな幸せを与えられる、ダーシーがどんどん理想の男性になってくれるわけだから。
やっぱり女性にとっては最高のラブストーリーなんですよ。
エリザベスがどんな生意気なことを言おうと、
「過去のことを怨むようなさもしい男じゃない」というダーシーの度量の大きさが際立つわけです。
とても生身の男では太刀打ちできません。
とはいえ、私は「恨みがましい」ウェントワース大佐の方により萌えましたが。

209 :
独立心が強く男に媚びないエリザベスは女性から見ると
さぞかっこよく見えるんだろうな。
(でなきゃ英米でのあの絶大な人気は理解できないもの)
おれとしては不人情なエリザベスよりも
あまりに完璧な人格のジェイン(説得)よりも
KYエマよりも誰よりもノーサンガーアビーのキャサリンだな。
素直で純情で初々しくて可愛いらしいったらありゃしない(*^_^*)

210 :
エマは、過ちに対する報いが甘いから、
結局調子に乗っているヒロインという印象。
「説得」のアンみたいに、
若かりし日の判断ミスの結果、オールドミスになり、家族から軽く扱われ、
十年ぶりに再会した元恋人からも「老けていたので、分からなかった」
と言われるくらい、辛い目に遭わないと。

211 :
三連投がこいつの癖か

212 :
おまえも早くエマを読んで話の仲間に入れよw

213 :
エマの話好きなんだけど、ナイトリーがエマを好きになった年齢が、たしか、
ナイトリーが20代後半でエマが10代前半になったばかりくらいだって書いて
あって、引いた。同時にエマがそのくらいの年から魅力があったんだと驚いたが
当時は女性が早くから結婚や出産があったんだろうけど、それが分かってても
ナイトリーのロリコン加減が否めなくて怖い記述だった。

214 :
>210
『説得』には妙なリアリティーがあって哀愁漂うよね。
行き遅れたアンが妹の子守にこきつかわれて、子どもに背中に乗られて困ってるところを助けられるシーンも面白い。
オースティンも経験したんだろうか。
相手のウェントワース大佐もこれまでの働かないで年収何ポンドとか言ってる紳士たちとは違って
命をはって自分の力で一財産作った人で、どことなく不安定な影がある。
主人公二人の内心の葛藤がすごく真に迫っていると思った。


215 :
ひとつ聞きたいんですが、
『オースティンの読書会』で最後におみくじみたいな占いマシーンがあって、
いろんなオースティンの言葉が質問に答えてくれるんだけど、
「愛することを学ぶという習慣こそが大切なのです」
これって何の作品にでてくるんだろう?
他の言葉は大体わかったんだけど。

216 :
このスレ、2,3人で回っているのか

217 :
215>>
あの占いやってみたいと思って見てた
説得のアンあたりが言いそうだけど、どうだろう
216>>
何か不都合でも?

218 :
またまた、癖のあるやつが登場かwwww

219 :
>213
確かエマが13歳の頃から好きだったとかいってたな。
そのころもうナイトリーって29か30のはず。たしかに気持ち悪い。
婚前交渉や自由恋愛がないこのころの紳士はどうやって遊んだんだろう。
まさかずっと○○だったとか…

220 :
メイドさん

221 :
>>214
たしかに「説得」にはリアリティある 「高慢と偏見」よりも地味だけど
味わい深い 「高慢と偏見」と「説得」の間にきっとオースティンはリアルな
恋愛をしているんじゃないかなという気がするわ
>>215
うーん、わからないなあ 「高慢と偏見」と「エマ」じゃなさそうだけどねえ

222 :
>219
どうだろう。娼婦とかで・・・してたのかな
もしくは220の言う様にメイドとか・・・w

223 :
他家に遊びに行ってそこのメイドとムム...というのを映画の「ゴスフォードパーク」で見たよw

224 :
なぜかメイドネタに関心がw
オースティンの半世紀くらい前、近代小説の父と言われる
S・リチャードソンの「パミラ」っていう小説では、
道楽者の主人(MrB)がメイド(パミラ)を愛人にしようとするが、
メイドは主人が好きなものの、貞操を守り続け、
しまいにはとうとう結婚するという一種のシンデレラストーリーがある。
結構メイドが愛人にされることがあったのかもね。
でもペンバリーやドンヴィルに大奥みたいなお手付きメイドがいたら絶対嫌だww

225 :
ドストエフスキーの「白痴」と「高慢と偏見」って、どうも似ているような
気がするけどどうなのかな。

226 :
↑ハナレメ(笑)

227 :
そういえば「テス」もメイドものだった 結構よくあるパターンだったのかも
>>219
ナイトリーみたいな田舎の紳士は家を離れて学校へ行ったときに
その仲間に誘われて遊んじゃうっていう感じ? 
若気のいたりで婚約しちゃったり 「分別と多感」のエドワードもそうだった

228 :
BBC版の「高慢と偏見」で、ウィッカムがケンブリッジの学寮に女連れ込んでたな。
ダーシーは呆れたが。
フランスだと婚外恋愛、W不倫なんでもありだけど、イギリスは色事に厳しいんだね。
オースティンの小説は田舎の狭い社会が舞台だから余計そう感じるのかもしれないが。

229 :
それでもヴィクトリア朝の時代よりはゆるかったような?
「エマ」最初読んだときはハリエットが私生児なのに
皆それを知っていて、本人もそんなに気にしてないし、
ちゃんとした家庭のロバート・マーティンが求婚したり、
周囲に受け入れられていたから ちょっと吃驚した

230 :
>229
リージェンシー時代はちょっとゆるいとかいうよね。
「分別と多感」でもでてくるし、私生児や娼婦は普通によくあったんだろうなあ。
私がなんとなく堅苦しく思うのは、男女のお付き合いのルールが厳しそうなところ。
オースティンでは愛の告白と同時にプロポーズしなければならないみたいだし、
婚約してない男女の文通がありえないみたいなこともどこかに書いてあった。
何より、妹が駆け落ちしたら全員まともに結婚できないかもというのにはびっくりした。

231 :
「高慢と偏見」であのままジョージアナとウィッカムの駆け落ちが
成功していたら、いったいどうなっていたのだろ ダーシーやアンの
結婚にも影響するのかな 未遂に終って本当によかった 
完璧に見えるダーシー家にもそういったグレーな部分を
添えるあたりがオースティンの憎いところ そしてこの未遂事件が
リディア事件解決へダーシーを向わせる原動力の一つとなるというのもいい

232 :
リディアの駆け落ちが判明するシーンで
ダーシーはラムトンの宿に何しに来たんだろう?
その日のディナーの約束はしてあったから、あんな時間に来る必要はなかったはず。
単に会いたいからきたのかな?
もしダーシ−があの時話を聞いてなければ、リジーたちはペンバリーにいくこともなく帰っただろうし、
二人を見つけることもできず、リディアはどっかでウィッカムに捨てられていただろうね。

233 :
恋をしていたからじゃないかな
ひたすら会いたかったのでしょう

234 :
今の時代ならダーシーはコミュ障呼ばわりされそうだわ

235 :
ダーシーの言動は大体わけわからんことが多いが、
ロジングス散歩中のエリザベスへの奇妙な質問の意図わかりますか?
 ハンズフォード滞在の楽しみについて …まさか自分に会えて嬉しいとほのめかしてほしかったとか?
 エリザベスの一人散歩loveについて  …単にエリザベスの趣味への関心?
 コリンズ夫妻の幸福についての見解  …ダーシー自身はコリンズ夫婦になんか興味ないだろうに笑

236 :
>>235
自信ないけど、全部結婚を意識してるんじゃないのかな?
ハンズフォード滞在の楽しみについて…姉達のいないロングボーン以外(=ペンバリー)でも楽しめるか。
エリザベスの一人散歩loveについて…一緒にペンバリーの森を散歩したい。
コリンズ夫妻の幸福についての見解…コリンズの限嗣相続への見解でエリザベスに結婚の意志がありそうか確かめる…?
その後のロジングズの話もそういう事なんだと思ってたけど…。

237 :
>>235
自分も自信ないが、ダーシーは己を過信していてエリザベスが自分に好意を持っている
と思っている そしてその証拠を探ろうと様々な質問をしているのかな?
ハンズフォード滞在の楽しみについて ・・・ 自分と再会できて嬉しいか?
エリザベートの一人散歩       ・・・ 二人きりで会えるように、ここは自分の好きな場所だと言ったのか?
コリンズ夫妻の幸福について     ・・・ 富裕な配偶者との結婚をあなたも望んでいるのでしょうね? 
                     

238 :
高慢と偏見のコリンズさんは小説で読むとウザイだけだったけど
イギリスのドラマ(?)では結構面白くて良い味出してるね
役者さん演技上手すぎw

239 :
>236-7
ありがとう。
このへんは行間を読むのが本当に面白いね。あとそれにエリザベスは何と答えたんだろう。
エリザベスは結構誤解をあたえるようなこと言うからなあ。
多分ダーシーは都合よく解釈して好かれてると思ったんだろうなあw
オースティンは全部語らずに主人公の言動から読者にあれこれ想像させるのが本当にうまいと思う。
「エマ」と「高慢と偏見」はちょっとした恋愛サスペンス小説の感がある。

240 :
ついでにその前の牧師館での、ハンズフォードとハーフォードシャー(ロングボーン)が近いかどうかという議論では、
E「頻繁に旅行できるくらいお金持ちならば遠くに嫁いだとはいえないが、でもコリンズ夫妻はそうじゃない」
D「あなたはロングボーンにそんなに愛着をもってはいけません」
(旅費は問題ないが、ペンバリーからロングボーンにたびたび帰られるのは困る、不愉快な親族とは離れてもらわないと)
と自分は勝手に想像しました。

241 :
>>240
自分は普通に
(その内ペンバリーに嫁入りしてたまにしか帰れなくなるんだから、あまり愛着を持たない方がいい)
って意味だと解釈したけど。
なんにしろスゲー自信っていつも思うw

242 :
この3つの質問のあとにダーシーはロジングスの話をして 
次に来るときはここに泊まることを予期しているようなと阿部知二さんの訳だとなってる 
これってつまり自分と結婚して親族の一人としてってこと? すごい自信 
まぁ 年収1万ポンドあって若くて見栄えがよかったら あの時代これだけの
自信持っても当然かもしれないね 同じ紳士階級とはいえずっと格下の相手だもの 
なんせあのコリンズさんでさえ 財産があるということで結婚できたくらいなんだから

243 :
コリンズも悪人ではないし、容姿が極端に悪いわけではないし
小物で視野が狭くて自惚れで知的じゃないだけだからな
ゾンビのほうはちょっと切なくなったくらいだ

244 :
コリンズ氏は原作ではいい男ではないにしても、長身で、特別容姿に問題があるわけではないよね。
TV版では見かけが生理的にキモい男みたいに描かれていて残念。
うぬぼれと卑屈さが入り混じっている内面が問題なのに。
ベネット夫人の方も原作以上にうざいキャラになっていた。
頭や態度は悪いにしても子供のことに必死になっていて単純でかわいいとこもあるように思ったのに。

245 :
>>242
そう思います。
エリザベスの気持ちも知らず、自信満々で一人で煮詰まっていくダーシーが痛々しいw
その上自分のせいでエリザベスの気分が悪くなているとも知らず、心配してロジングスを抜けてきて
プロポーズで死刑宣告され、皮肉満載の手紙を書くあたりの展開が自分はこの小説で一番面白いw
やっぱオースティン天才!

246 :
>>244
結婚しないで財産もない娘は大変なことになってしまうと知ってから
ベネット夫人も必死だったんだなあと自分もかわいいと思った
それに娘たちは羞恥心やら人見知りやらプライドがあるから なりふりかまわず
いいお相手を見つけようとしてくれる母親ってのは有難いこともある

247 :
たしかに。そう考えるとエリザベスのお母さんも重要な人物だよね。
だけど、ああいう人だからああいう子供たちになってしまったとも言えるのだけどね。

248 :
プライドと偏見だと、愚かだが子供に対して彼女なりに
愛情を注いでるっていうのを強調してたな
その辺のマイルド加減は好きだった

249 :
ドラマ板があまりにもそこらへんにいるおばちゃんすぎてw

250 :
オースティンの登場人物は基本美男美女が多い。
ベネット姉妹も一応メアリのぞいては美人ぞろいなはずなのに、
BBC版のリディアとキティには唖然としたな。
一番がっかりしたのは「マンスフィールドパーク」だ。
魅力的なはずのメアリ・クロフォードとかいったい何歳のおばちゃんだよ!
美男美女のはずのバートラムきょうだいもひどかった。
英国には美男美女がいなのか?

251 :
BBC版リディア、美人かどうかはともかく
頭がからっぽな雰囲気出すのがすごく上手だとおもた

252 :
>>250
禿同!確かに美人がいない! それは常々大いに不満の種 美人はみんなアメリカに
行ってしまっているのか ようつべで新しい「説き伏せられて」見ようとしたら
アンとウェントワースがあまりにもあまりなので見る気が失せた まだ前作のほうが
よかった 好きな作品なので悔しくて仕方が無い BBCには文句言いたい
比較的ましなBBCのP&Pのエリザベスも最初のシーンでまさかこの人がヒロイン?
と思ってしまった。次第に馴れて今は可愛いと思うけれど
グヴィネスのエマが一番イメージどおりかな 脇役は素晴らしいのに
主人公がいけてないのが多いBBC コリンのダーシーはよかったのになあ

253 :
ざけんな、グウィネスのエマはクソだろー。
本当に原作読んだのかよw

254 :
>>252
動画ぱっと見では、2007のルパート・ペンリー・ジョーンズ(ウェントワース)悪くないと思ったんだが…
逆に映画版の方は主役の二人がおそろしく老けていませんでしたか?
自分はP&PのBBC版ではミスタービングリーが特によかった。イメージにぴったりだった。
ジェーンもよかった。エリザベスは演技はうまいんだろうけど、子太りなのがなあ…
明るさはよく出てたけど、表情とかもったいつけすぎ。エリザベスって単純で可愛いとこもあるよね。
ダーシーも自分的にはコリン・ファースのイメージじゃないんだよね。
ファースは原作以上につっけんどんだった。ダーシーはもう少し優雅で、気取ったところが欲しかった。
ローレンス・オリビエの物腰で無愛想で偉そうに演技したら完璧なんだが。
(映画のオリビエダーシーはまるでウィッカムばりに愛想がよくてびっくりしたw)
欲を言えばきりがないのかもしれない。
でもBBCの配役一般のレベルに比べれば、ファースが格段によく人気がでたのは納得できたw

255 :
>>254
最初にルパートのウェントワースを見たので勘違いしてた!スマン 
彼のウェントワースは好き なのでアンが以前は美人だったという感じでなく
以前から美人とは言いがたい平凡なお嬢さんって感じの女優さんでも楽しめた
もうひとつのは主役二人とも40代に見えてしまって ようつべをクリックできなかった。
BBCのビングリーはいいですね〜 ビングリーとダーシーの関係がよくわかる
BBCのP&Pからオースティンの世界にはいったので ダーシーはコリンの
イメージなのだけど、小説はもっと固いという冷たい感じがしたかな
それなのにわりと早い時期にミス・ビングリーにエリザベスの瞳について
はっきりと言っていたところにおおっ!とおもた 冷たくみえた男があっさりと
あんなことを言ってのけるコントラストがより鮮明
BBCというか英国人の美意識って 役者さんに関してはどうにも納得できない
イギリス人ってすごくハンサムな人ばかり浮かぶのに・・・


256 :
いつか晴れた日にのエマ・トンプソンのエリノアは無理があり過ぎたよなあ
ブランドン大佐のアラン・リックマンは35歳通りにすると現代じゃ若いから
あのキャストでまあ納得したんだけど
ウィロビーは爽やか美青年というより胡散臭かったw
でもエマと結婚したんだから、彼女にはイケメン配役だったんだろうな

257 :
エリナーとウィロビーが結婚したのか!知らんかった。
そういや映画プライドのキーラ@リジーもウィッカムと付き合ってたな。
相手役とは意外と恋に落ちないんだね。

258 :
ええ〜! 知らなかった! エマはケネスと結婚していた人というイメージ
しかなかった。DVDの解説で、ウィロビーが詩を読むところで嫌な奴とか
いってたのに、結婚していたとは。
アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞たくさんもらった素晴らしい女優さん
だけれども、エリナーはたしか19歳。撮影時35歳くらいのエマは相手役のヒューが若く
見えるだけにちょっとね。小説を先に読んでいたら もっと違和感があったかも

259 :
マリアンと大佐が結婚にこぎつけるまでの過程をもう少し詳しく見たかったな
マリアンは別の男といちゃついてたり部屋で泣いてたり熱出してたり・・・熱下がっていよいよ!と思ったら結婚してたでござる

260 :
そういや、BBC版S&SのエドワードRースはダウントンアビーのマシュー役の人だったんだね。
イギリス人俳優って同じ人がいろんなところに出てるな。
マリアンはケイトウィンスレットのイメージが強すぎて、他が受け入れられない…

261 :
>>259
ハーレクイン系のコミックスだと結構その辺を描いてたよ
といっても数ページだけど
一緒に散歩したり、本の朗読する姿があった

262 :
>>260
あのエドワードはやっぱヒューのほうがいいかな
BBCのドラマをあれこれ見ていると見たことある役者さんをいろんなところで
見つけてそれはそれで嬉しい
ケイトのマリアンはよかったなあ 若くて一途な感じがよくでてた
どう考えてもエリナーとブランドン大佐のほうが似合いの二人
なのに、彼らが恋に落ちないところがこの話の妙味
誰も無理に二人をくっつけようとしないしね 
自分が物語のなかにいたら、ブランドン大佐に悪いことは言わないから、
エリナーにしておきなさいと言ってしまいそうだ

263 :
>>262
オースティンのカップルにはいろんなパターンがあるけど、よく見るのは
お互いが似た気質や、同じような趣味や価値観を持っていて惹かれあうパターン
  ファニーとエドマンド、エリナーとエドワード、ジェインとビングリーなど
お互いの気質や立場は違うが自分にない部分に魅力を感じたり、導いたりして補完関係がなりたつパターン
  エリザベスとダーシー、マリアンと大佐、エマとナイトリーなど
(アンとウェントワースやキャサリンとヘンリー・ティルニーはまた違う分類かもだが)
ぶっちゃけ男女のどちらかが相手をやきもきさせてドラマになるんで、
エリナーと大佐ならどっちも包容力と理性がありすんなりいきすぎて波乱がなくかるのが理由かもしれないw
エドワードとかエドマンドみたいなKY優柔不断男の需要もそういうところにありそう。

264 :
エリザベスは実はレズビアン

265 :
>>264
なんでやねんw

266 :
ヅカの高慢と偏見は、最後ウィカムがリディアの愛で改心したらしい
それはそれで綺麗な終わり方だけど、オースティン的ではないな

267 :
軽率な考えて恋愛するとリディアみたいになりますよーという教訓かと思ってた
ウィカムなんかよりコリンズを改心させてあげなよw

268 :
>>266
正確にはダーシーの説得と援助、リディア"へ"の愛で改心だな。
ちなみにキャスリン夫人はあっさり偏見を改めてにこやかに結婚式に出席してたよ。
ヅカファンの友人は、ヅカ的には正解だけど原作ファンにはススメないって言ってたw

269 :
今エマ読んでるんだけど主人公がお節介な金持ちババァみたいでびっくりしてるんだけど
これは訳者がそう書いてるだけなのか原文でもこうなのか後から変わってくるのかどうなんだろ
オースティンの作品で自分に一番合わない主人公かもしれない。最後まで読んでみるつもりだけど
中公文庫です

270 :
オースティン自身もエマはあまり性格よくないってどこかで言っていたような
気がするから、キャラ構築としては成功しているってことじゃないでしょうか
自分はエマのいいところも悪いところもなんか可愛いなと思っちゃったけど
かえって品行方正で、いい子で、いじいじしている 
マンスフィールド・パークのファニーのほうが魅力を感じないな

271 :
ノーサンガーアビーは読まんのか、みんな?
大っ好きなんだけど。

272 :
結局キャサリン夫人にダーシーがエリザベスに婚約を申し込むという
噂を広めたのってだれなんだろう?

273 :
>>272
エリザベスは噂好きのルーカス家がシャーロットに送った手紙が原因と想像しているだけだけど。
海外のファンサイトのP&Pのサイドストーリーみたいなの読んでたら、
ハーフォードシャーの社交界を嫌ってたはずのダーシーが
わざわざまたビングリーについてやってきて、ベネット家を何度も訪問したのは変だ、
ビングリーがジェーンにしたように、ダーシーもエリザベスに求婚するためでは?
と町の人が噂してるとマライアがシャーロットへの手紙に書いていた。
シャーロットはもともと怪しいと睨んでいて、その時マライアも一緒だったし、
この説は結構いい線いってるかも。

274 :
自分はビングリー姉妹のしわざかと思った
早い時期にダーシーがエリザベスを好きであると知っていたし、
色々と皮肉ってエリザベスと縁を結ぶことが恥ずかしいと思わせようとしていた
ダーシー様は最近下流のご家庭のお嬢様にお心を魅かれてらっしゃるそうよ。
まあそこそこ美人と評判の方ですけれど、
きっと財産目当てなんでしょうね。しかもそのお母様ときたら・・・
おまけに叔父様はロンドンでご商売をしてらっしゃるんですって
こんな調子で色々なところで、ダーシーの気持ちを萎えさせるために
喋りまくっているうちにいつしかキャサリン夫人の耳に到達
しかもその噂がきっかけで二人は再会 ビングリー嬢は墓穴を掘るはめになる

275 :
>271
ノーサンガー、やたら説明が多くて、後期の作品と印象が違うからめんくらったが好きだよ。
ヘンリー・ティルニーとキャサリンの最初の会話とか最高に可笑しい。
もしかしてオースティンのまわりにあんなこと言った男がいたのかな?
まったくの創作と思えないくらい生き生きしてる。

276 :
自分は妹を利用してエリザベスを家に招待するダーシーだから
わざと噂を広めてエリザベスの様子をうかがったんじゃねーのかと
まったくダーシーのこと信用してなかったわw

277 :
>>276
たしかに自分で広めたといってもおかしくない
あのビングリー嬢にエリザベスを好ましく思っていることを
あっさりといっちゃうし 妹や従兄弟の大佐にもエリザベスのことを話してる
ビングリー嬢にエリザベスのことをいう時のダーシーの心情ってなんだろう
ビングリー嬢を牽制したかったのか それともそうしたややこしいこと抜きで
きわめて率直で単純な性格なのか

278 :
>>277
7:3くらいで両方じゃない?
エリザベスと口論の時にビングリー嬢とかにもさりげに嫌味っぽい事もよく言ってたし。
ちなみに噂を広げたのはルーカス家とコリンズ氏で、キャスリン夫人に直接結婚の噂を
教えたのもコリンズ氏じゃないの?

279 :
ルーカス家は敵なんか味方なんかよくわからん一家だわ

280 :
今日初めて『高慢と偏見』読み終えたけど、なんか頭がおかしい人多過ぎw
ミセスベネットとか病気じゃんあれ。コリンズも最初ストーカーかと思った。
全体を通しては、評判通り面白かった。
ただ、リディアとウイッカムの一連の流れは、現代人の自分には理解しがたかった。
あんな目に見えて破滅に向かう二人でも、
駆け落ちしたからには、破談は不名誉極まりない。
ならば結婚させてしまえ、て事なのか?
それにしても、その後よく祝ったりしてやれるな。日本なら村八分だろw
やっぱ200年近く昔の英国の結婚観はよく分からん。

281 :
そんなあなたに、新井潤美 著『自負と偏見のイギリス文化』(岩波新書)
イギリスの伝統文化を知ると、イギリス人がいかに愛すべき馬鹿であるかがわかります。

282 :
まあそういう頭おかしい人が200年もたって今でもいるから共感するんだな

283 :
>>281
調べたら、他の話のあらすじやらオチも説明されてるらしいな。
そりゃあまだよめないな。先にオースティン代表作読むのがんばるわ。

284 :
新井潤美さんがNHKのラジオでオースティンを2年ほど前にやってた
オースティンを読む上でとっても参考になった 教本あり
NHKカルチャーラジオ 文学の世界
ジェイン・オースティンとイギリス文化
この方にはオースティン関連の本もっと出して欲しいな


285 :
ミセス・ベネットのどんな相手であれ娘と結婚すればいいひと
という単純さは美徳であり、馬鹿すぎる点でもある
若い頃そのへんをミスタ・ベネットは可愛く思った時期もあったんだろうな

286 :
子供ができたら人格が変わる女性っているからなぁ・・・

287 :
ベネット夫人のアホさ加減にある意味救われる 
駆け落ちという不幸な出来事を喜劇に替えている
「知性と感性」では財産がない女性の厳しい現実がある あの時代なら自分も
ベネット夫人みたいになっちゃうかもな ウィッカムを歓迎するところまでは
いかないけどね。
財産のない女性は家庭教師くらいしか職がないし、
人様のお情けで生きていかなくちゃならないんだもの 

288 :
なるほどね
ベネット夫人によって面白くなってる所はたしかにあるね。
ところで、読書会の中で、レズビアンの人が、マンスフィールドパークのファニーの
事さんざん嫌っていたけど、あれはなんでなの?

289 :
読書会は呼んだが そこはあまり覚えてないな
一般的にファニーってあまり人気なさそう
いじいじして いい子すぎているような気がして 
自分もあまりすきじゃない
やっぱりエマとかエリザベスみたいな元気な子が好き 
暗めでもアンは好き 大人っぽいからかな
明るいヒロイン: エリザベス エマ キャサリン
暗めのヒロイン: ファニー アン エレノア

290 :
自分はファニー好きだわ
作者の優しい子というより単なるびびりだからな気がするけど
ただのいいこちゃんじゃなくて嫉妬するし内なる心だとアクションするし
とくに恋敵が自分より才能はいいわ性格いいわでうぎゃーなとこは共感するw

291 :
BBCのノーサンガーアビーを見たぜ。
原作の大ファンのオレにも十分に楽しめました。
小説好きのキャサリンの空想癖をセクシャルな夢として現代的に
誇張表現しているのが微笑ましかった。
キャサリンとヘンリー・ティルニーを興奮のるつぼに叩きこんだ
ラドクリフ夫人の「ユドルフォの謎」をあとちょっとで読み終わるぞー。

292 :
BBCのノーザンガーアビーは大好き
P&P以外で、ようやくかっこいいと思える
ヒーローと可愛いヒロインが登場 お風呂のシーンもよかったけど
頬に泥がはねたシーンも好きだな 脇役陣も申し分なし


293 :
阿部寛みたいなヘンリー、かっこよかった。
アヒル顔のキャサリンも徐々にかわいらしく思えてきました。
キャサリンがいやいやデートに付き合うMrソープ、
原作では陽気でがさつなKY男だった記憶だが。
あんなに陰湿だったっけ?

294 :
あべちゃんとは俺、共演したことあるんだよね。
ここだけの話やけど。
時代劇で。

295 :
早稲田の校歌ってイェール大学のパクリなんだって?
本当なら恥ずかしい事だね。

296 :
>>293
ソープ君はオースティンのKYキャラのなかでも 飛びぬけてKYだったなあ
結構KYキャラがどの小説にもいておもしろい
おもわぬ方向へ物語を発展させてくれる
コリンズさん、ベネット夫人、メアリー、リディア
ルーシー・スティールのお姉さん、ミス・ベイツ、
こんなところかな

297 :
キャサリンの目の前でヘンリーと恋敵が切り合うんだよな。
そして一方の男の臓腑をライバルの剣がえぐった瞬間に、
彼女は白目をひんむき、恍惚として失神する(笑)


298 :
キャサリンがノーザンガーアベイから追い出されるところ 最初
読んだときは想像力がたりなくて あまり気に留めなかったけど、
ドラマでみたらやっぱりかなり酷いなあと実感した
電話もネットも何もない時代 若い女の子がお供もなしで一人で夜に
駅馬車に乗るなんてなんて、なんてひどいことをするんだろうと思った
心配して後を追ってきたヘンリーの気持ちがよくわかる
ヘンリーのパパは高慢と偏見のド・バーグ夫人みたいな役どころなんだな
自分のやったことが意図したことの反対の結果を生む

299 :
説得読み終わった
一途な愛っていいね

300 :
若い頃のわさびの利いた御伽噺みたいな「高慢と偏見」も大好きだが、
「説得」は地味だけど現実味があって、じわじわと好きになっていく
もっと長生きして欲しかった。 そしてもっと作品書いて欲しかった。

301 :
マンスフィールド・パーク読んだけど
ファニーのあの性格を作りあげたのってある意味ノリス夫人なんじゃねw

302 :
ファニーにイライラしながらも 最後まで一気に読んでしまった
覚えがある 結構ぶあつい本をヒロインが好きになれないのに
夢中で読んでしまったのは不思議だった 

303 :
マンスフィールド・パーク読んでると
男ってつくづく馬鹿な生き物だと思いました
外見ばっかりで中身見ない奴とか
本気でもない女にちょかちょかしに行って
本当に好きな女逃す奴とか

304 :
ファニーは内気が結果的に損してる見本になってるし
内気だけど回りに乗せられず頼まれても返事を変えないのが嫌いじゃない
劇のときのエドマンドのような裏切りが一番ムカついたわ

305 :
好きな作品のランキング
1 高慢と偏見 (やっぱりこれがいい BBCのドラマのせいかも)
2 エマ    (主人公が楽しませてくれる)
3 説得    (最近急上昇 そのうちにランクがあがりそう)
4 ノーザンガー・アビー  (主人公が可愛い)
5 知性と感性 (知性がいい子ちゃんすぎるが、脇役が面白い)
6 マンスフィールド・パーク (脇役がおもしろい)

306 :
自分はこうかな
1 高慢と偏見
2 ノーサンガー・アビー
2 説得
2マンスフィールド・パーク
5 分別と多感
6 エマ
2の三つは同じぐらい好きだから順位を決められなかった

307 :
話の構成に破たんがないのは、P&P、エマかなあ。
「説得」は愛情の掘り下げという点で他と違って深いものがあるが、
ミセス・スミスの造型が無理があるし、
パークはストーリーは面白いし人間描写もすぐれているし大作だけど、
ヘンリー・クロフォードのラストの過ちがそれまでと整合性なさすぎ。
P&Pは相当推敲したんじゃないか。ほんと無駄なエピソードが全然ない。
S&Sは不愉快な脇役ばっかで読んでて不快になったので自分は一番評価低いわ。

308 :
馬鹿な生き物がちょっくら御免するぜ。
1.エマ
単純に可笑しさだけを比較しても、銀河ヒッチハイクガイドや
ボートの三人男すらが及ばないほどに、とにかく可笑しい。
これに匹敵するコメディというとディケンズの処女長編
ピクウィック・ペーパーズくらいしか思い浮かばない。
快活、豪気、精彩なディケンズを選ぶか、
ニュアンスとドラマの求心力でエマを採るか。
小説生涯ベスト100のたぶん最上位ふきん。

2.ノーサンガーアビー
ヒロインがあまりに初々しくて可愛らしいからなんだか切なくなってくるよ。
これより爽やかで心地よいラブコメなんて果たして存在するかしら?
3.高慢
語り口が洗練されていて大変に巧妙。面白いよね。
情感にやや乏しいかな。

4.説得
主人公があまりに立派で、へそ曲がりのぼくにはちょっとまぶしすぎるの(笑)

309 :
私の場合
1 高慢と偏見 (一番欠点が少ない)
2 マンスフィールド・パーク (完成度ではこれが一番かも)
3 説得 (地味すぎる)
4 ノーサンガー・アビー (少女趣味過ぎる)
5 分別と多感 (まあ、習作でしょう)
6 エマ (主人公が嫌い)

310 :
やはり高慢と偏見は人気だな〜
オースティンといえば、映画のせいかもしれないけどP&PとS&Sって
感じだけど これだとマンスフィールド・パークが結構ランク高いな

311 :
「高慢と偏見」の出版は1812年だっけ?
今年ちょうど200年なんだなあ。でも全然古さを感じさせない。
ミスターダーシーはこれだけ時がたってもいまだに理想の文学キャラクターの上位にいるとかいうイギリスの記事をどっかで見たな。
自分はヘンリーティルニーがお気に入り。
知性、快活さ、ユーモアなどのバランスのとれた好青年に描かれていると思う。
キャサリンとの最初の会話とかすごく面白い。今のドラマにや映画にも使えそう。
あれオースティンがまったく想像で書いたとしたらほんと天才だと思う。

312 :
オースティン批判に
登場人物ときたら誰もかれも、考えてることは結婚できるだけの金があるかどうかばっかり、
ってのがあって、言い得て妙だった。でもいいじゃん面白いんだもん。

313 :
愛か妥協とある程度のお金が結婚には必要って真理だよな、でも

314 :
いくら愛し合っても金がなくて生活が出来なくなるともめる
子供を養えないとさらに悲惨つーのは現代でもあるし

315 :
順位付けしてしまったけど
6位なのはオースティンの作品の中では6位ってだけで
他の作者の著書と比べると断然好きだよ
オースティンの作品はどれも面白いから

316 :
衣食住たりて礼節を知るってことあるし、あの時代は財産がメインなのも
しかたないさ 今だって無職だったら結婚するの難しいし
>>311
ダーシー氏は素敵だけどちょっと近寄りがたいから 自分もヘンリーのほうが
いいな あんなふうに家に来てくれたら嬉しいな 順位つけるとこんなかんじ
1.ヘンリー
2.ナイトリー氏
3.ダーシー氏
4.ウェントワース
エドワードとエドマンドはどうも魅力にかける
 


317 :
オースティンの世界の金持ちが仕事してるの殆ど見ないけど
昔のイギリス人貴族や金持ちって仕事しないの?

318 :
イギリスの上流階級の人間は生活や金の為に働かないのが主義ってどっかで見たような…。

319 :
奉仕や名誉職はするけどね。

320 :
労働は奴隷の仕事。
これがギリシア以来のヨーロッパの考え方。

321 :
>>317
仕事というかお金を稼ぐために職業についていることを蔑んでいるみたいだね
つまりお金を稼がなくちゃならない必要性 = 地位が低い、お金がないというロジック
P&Pでもビングリー嬢とハースト夫人がベネット家の親類は商業に携わっている
と軽蔑するように話していた。現代人からみると遊んで暮らしている人たちよりも
ずっと能力があるって思うから最初はすごく違和感を覚えた。
S&Sで、エレノアの思い人”F"氏が職業についてないと聞いた親戚のおじさんが
「それじゃ、紳士だね!」と嬉しそうに言っていたのも印象深い

322 :
日本人のご先祖様たちは偉いな
上の人らでもちゃんと仕事してたっぽいからな

323 :
「Pride」の訳は「高慢」or「自負」でいいんですか?それとも他にいい訳ありますか?

324 :
>>323
そのままプライドとか

325 :
Pride って高慢というネガティブな言葉と自負という
ポジティブな言葉とどちらが原作にぴったりくるのかな、とたびたび考える
高慢というほどではないが、自負というと少し弱い気がする

326 :
いまどきオースティンって 笑

327 :
ほんと、笑える。
日産自動車がオースティンのライセンス生産してたのって随分むかしだよねえ。
あと、日野がルノーとかねえ、古いはなしだよなあ。

328 :
♪あの娘をペットにしたくって ニッサンするのはパッカード〜
古いって?とんでもない!
♪ベッドにグロリア寝転んで べレットするなよヒルマンから〜

329 :
>>321
でもビングリーの父親は商売で金を稼いだので土地をもってない。
10万ポンドの遺産の金利で生活してるんだよね。
それなのにあそこまでエリザベスの家(商人の親戚)を馬鹿にできるのもよくわからない。
ダーシ−の手紙では、「ビングリーにとってはいい親類がないのは自分の場合ほど支障にはならない」とかいってたけど。

330 :
>>329
成り上がり、ってことじゃないか要するに
土地はこれから買おうとしてるんだし
だから余計に職業階級をバカにする

331 :
成り上がりほど家柄や地位を気にするよね
負い目があるからなんだろうなあ

332 :
ダーシーのファーストネームはやっぱり母方の伯爵家にあやかってつけたんだろうか。
実家の姓を名前につけるなんて不思議な感じ。
ダーシー自身がフィッツウィリアム大佐に「フィッツウィリアム」って呼びかけたりするの違和感ないのかとか変なことが気になる。
ちなみにフィッツウィリアムはウィリアム(征服王)の子孫って意味で、
ノルマン系の貴族でかなりの名家らしいね。
そういう家から嫁をもらってもいいはずがベネット家じゃ相当問題だわな。

333 :
同じ階級でもベネット家とダーシー家じゃ桁違い ダーシーの両親が生きていたら
エリザベスとは結婚できなかったかも、なんて思いながら読んだ

334 :
『高慢と偏見』の冒頭を原文で読むと、ベネット夫人がミスターベネットに向かって
"My dear Mr Bennet"と言っているのですが、「Mr」をつけているのは何か意味がありますか?

335 :
>333
キャサリン夫人には逆らえても父親には無理でしょうね。
独立財産が無い状態だと、「分別と多感」のRーズ息子みたいな状態になるかあきらめるか。
ビングリーもうまいぐあいに親がいないwつかこの時代みんなこのくらいで早死にしたのかな。

336 :
>>335
早死にといえば、エマ・テナントの『ペンバリー館』読んだ時ベネット氏が勝手に故人にされてて驚いたな
高慢と偏見ラストからせいぜい2年くらいしか経ってないだろうに早過ぎだろうって
というか同人みたいなヤツで勝手に主要人物をRなんてどうよと思った

337 :
甥の書いた伝記だと、オースティンはその後の登場人物の展開を
周りの人間に語ってたそうで、エマの父上が何年後に死ぬとか
そういう設定は作ってたみたいね
ジェーンも10年後くらいに死ぬとか、嫌にリアルに

338 :
そんなの聞くと、もっと長生きして 続編みたいなの書いてくれたらなあって思う
周辺の脇役陣をメインてのもおもしろい
ジョージアナのその後なんて気になるな ガーディナー家は子供が沢山いるから
成長したその子たちの話とか  

339 :
処女だったのか。
男を知らずに死んだのか。

340 :
処女じゃないよーな気がするなぁ
確かオースティンを捨てた男ってのがいたよね?
身分が違うから周囲を説得する自信がなくて去ってったヘタレ男が

341 :
関係したらなにがなんでも結婚しかない!っていう社会風潮が
P&P読むとよくわかるから、やっぱり経験はないに一票
それどころかP&P書いたころはまだ本格的な恋愛がないような気さえする 
恋愛遊戯みたいな軽いものはあったかもしれないけど

342 :
@若いころ知り合いになったけど財産がないので去って行ったアイルランド人(ルフロイ)
A避暑地かどこかで相愛になったらしいけど死んでしまった人
Bだいぶ年取ってから結婚OKして翌日に破棄した人
オースティンの恋人として知られてるのは主にこの三人かなあ。
オースティンを主人公にした映画ではルフロイとの恋を一生もんみたいに
「高慢と偏見」創作のきっかけみたいに描いてたけど、だいぶ脚色してあるぽい。
駆け落ち未遂とかやるはずないだろうに。

343 :
>337
ジェーンで一瞬びっくりしたけど、リジーのお姉ちゃんじゃなくてエマに出てくる方だよね?
病弱そうだったし。
キティがペンバリーの近くの牧師と結婚するとか、
エリザベスの肖像画をダーシーが門外不出にしているのではという想像とか、
オースティンの頭の中でみんなが幸せに暮らしてるといいなあ…

344 :
メアリー・ベネットは結婚生活をオースティンの
ちょっとシニカルな目線で書いて欲しかった
あのように変わった子には案外ぴったりの変わった配偶者が
現れたりするもんだよ 周囲はどうあれ二人は結構幸せだったりする

345 :
Cold Comfort Farm(コメディ)のヒロイン、Floraが
宿敵との決戦の直前にオースティンを読む場面。
'She ... had opened Mansfield Park at random to refresh her spirits.
"It was over, however, at last; and the evening set in with
more composure to Fanny ..."
And suddenly - the Flash !'

346 :
NHKで映画版エマをやっていたのをきっかけに読み返してみた
やっぱり何度読み返してみても感じる疑問、
エマの母親はどうしてあの父親と結婚する気になったんだろう?
それがこの物語の一番の謎というか不思議な部分だと思う
若い頃から病弱で、おかゆがどうの、ペリーがどうの言ってたに違いないし、
そんな馬鹿げた会話ばかり続いたらまともな女性には耐えられないよね
説得のアンの母親が俗物男と恋に落ちるのも不可解だけど、
それより断然エマ母がエマ父との結婚を承諾するのが腑に落ちない
賢い母と愚鈍な父親の間に生まれたから、エマのエマらしい性格があるというのは
とても説得力があるのだけれど

347 :
丸1日考えてみた
エマ母がウッドハウス氏に恋愛感情を持つとは一切考えられないし、
エマがオールドミスで一生を過ごすことにまったくためらいがなかったことを考えると、
エマ母とウッドハウス氏の母が遠い親戚か義理のあるつきあいで、
ぜひうちの息子と結婚してくれと懇願されどうしようもなかったのではないだろうか
残る疑問は変化を嫌うウッドハウス氏が結婚に踏み切った心境と、
エマ母死後、独身のテイラーさんが家庭教師として住み込むことに外聞の悪さはなかったのか?
という点

348 :
ちゃんと読んで

349 :
エマは5回くらい読んでると思うんだけど、なにかおかしなことありました?

350 :
エマ母がエマのように大金持ちの跡取りで将来に何の不安もないお嬢さんだったのか
どうかわからないからなんとも想像の域をでないが、
家柄のよい才覚のある女性だが、あまり裕福ではない人が地方一の名家の跡取りに
望まれたとして、相手が邪悪な人でなく、穏やかで、紳士らしいふるまいが
できて、こちらの思うとおりにコントロールでき、しかも女性がシャーロット・ルーカス
のようにロマンティックな心情の持ち主ではなかったとしたら
結婚は大いにありうると思う
この時代の結婚って今の就職に近いような感覚? 
必ずしも熱烈な相思相愛ってわけではない 今だってまあいいかって感じで
結婚しちゃう人もいるだろうしね

351 :
レスありがとう!
エマ母の身分が低いということはなかったと思うんだよね、
というのもエマ自身に身分に対する屈折した感情がまったく見られないから
もし母親の社会的地位が低かったら、あそこまで能天気に傲慢でいられないと思う
でも、確かにお金持ちではなかった可能性はあるよね
エマの小さい頃に母は死んじゃったわけだけど、
エマも両親の結婚に関してはいろいろ思うところがあって、
だからこそ独身でいいと思っていたのかもしれない、だとしたらちょっと同情
それと、世界が狭すぎて、あれじゃあ手ごろな相手を見つけるのが難しいね
だからバースとか行って相手探しするんだろうけどね
ナイトリー氏だって、エマよりエリザベスのほうがお似合いだと思うんだよね
ナイトリーさんが好む率直さという点でもエリザベスのほうが上だしね
説教する楽しさについてはちょっと物足りないだろうけど
エマとダーシーは微妙かな

352 :
エマを五回読んだ?

結婚しようよ(*^。^*)

353 :
あっー!

354 :
エマが一番好きなの?離婚できたら是非!
心惹かれる脇役はいろいろいるけど、ナイトリー弟もけっこう好き
彼とジェインフェアファクスとの会話は、本作品の見所の一つだと思う
家庭オタで冗談の通じないナイトリー弟だからこそ胸を打たれる会話になってるね
でも、子ども5人はフィクションとはいえちょっとひどい、
wikiによると一番上がまだ6才なんだけど、母乳で育ててない限り有り得ない妊娠率だし、
母体にものすごく負担だろうに、海水浴場どっちが良いなんて言ってる場合じゃないし
イザベルが病弱なんて説得力なさすぎ

355 :
一番のお気に入りの脇役はミス・ベイツだが、ジョン・ナイトリーも好き
エマにそれとなくエルトンへの態度に注意を促すところなんか
後々のエマの”ああ勘違い”への伏線としてうまい具合にきてる
ジョンとエマのパパとの海水浴話はそれぞれの性格をよくわかって
おもしろい 他の人は愛すべきウッドハウス氏の繰言をやり過ごすけど、
ジョンは我慢できなくなっちゃう 自分で家族を養って
いる人の現実感がよく出てる 
エマは好きな人とキライな人がはっきりでてるみたいだね
女性の地位が低いあの時代でも 自分の魅力で男の人に負けてない
活きのいいエマやエリザベスが好きだな

356 :
あの海水浴場をめぐる馬鹿話は最高だったね、
あれに数ページを費やすオースティン素敵
まあ、誰か一人ウッドハウス氏にキレる人は必要だったんじゃないかとは思う
いいガス抜きになったというか、
あれで読者もまだまだ続くウッドハウス氏の愚行への耐性がつくのかも
あと、フランクがウェストン夫妻に会いに来れなくなって手紙を寄越した後の、
エマとナイトリー氏の議論も本気で馬鹿馬鹿しくて楽しい
フランクが来ないことなんてどうでもいいと思っていたくせに、ナイトリー氏に批判されるや
無理矢理な援護を始めて、しまいには誰にでも話を合わせられるだの、会話の主導権を
とることも人に従うことも自由自在、みたいな、なんで見たこともない人のことをそれだけ
褒められる?というほどの絶賛、
一方ナイトリー氏はそんな如才ない若造には実際いたら我慢できない、という
そんな反論ってアリなの?と思えるほどの苦しい反論、
しかもやはり会ったこともないのに!、いくら嫉妬してたとは言え、この大人げのなさ
この部分も数ページ割かれていて、
やっぱエマの本質ってこういった実に限りなくどうでもいい部分にあるよね

357 :
ナイトリーがエマはフランクを愛したことが無いと知るにつれて
段々と評価が上がっていく場面は爆笑したw

358 :
ナイトリー氏は他が完璧すぎて鼻につくから、
嫉妬という点ではめちゃくちゃ滑稽に描かれてるんだろうね
本人に自覚あるんだか、ないんだか
フランクは興味深い人物の筆頭だな
なんと言っても人物鑑定眼ではこの人に敵う人はいないと思う
ジェインフェアファクスを選んだという点がまず素晴らしい、
エルトン妻の醜悪さもきっちり見抜けるし、
ウェストン夫人の甘さも見てとって、それに応じた省エネな対応
同じく人を見る目に長けたナイトリー兄がエマなのはまあいいとして、
弟はイザベラって、ちょっとどうよ?ウッドハウス氏みたいな男の子が生まれる
懸念には思い至らなかったのか?なんだかんだ言って人のいいナイトリー弟だね
しかも、フランクはエマ同様、自分のやってることが決して褒められたことじゃないことを
わかっているくせに、エマみたいに反省するわけじゃなく、でもやっちゃうもんね〜的な
確信犯的潔さを持っている、こういうタイプはどんな時にも臨機応変に生き延びられるね
生物学的にはフランクは最高なんじゃないだろうか、と思う

359 :
フランクにイライラしたとはいえ、結局ナイトリー氏は彼に感謝すべきだな
フランクが現れなかったら、ナイトリー氏はいったいいつエマに求婚するのだろう?と
思わざるをえない なかのいい親戚で知的なレベルがあっている友人という
安定した関係から抜け出すのって 最初の一歩は
すごく大変な気がする 躊躇しているうちに時間がたってしまう
エマは20歳くらいだったかな? ナイトリー氏が36歳として 二人とも
年齢を考えるとこの時がベストじゃないかな

360 :
まったくだね
大体、エマがエルトンにお節介しようとした時は、男も26,7になったら自分のことぐらい
自分で出来るとか言っておきながら、ナイトリー氏自身は40近くなっても、
まだ見ぬフランクに嫉妬してるだけのていたらく、一方で恋するエマが見てみたい
なんて余裕なんだかやせ我慢なんだか負け惜しみなんだか意味不明の台詞
結局フランクのおかげでお尻に火がついて、勢いでああなってしまっただけ
それもエマのほうは元々結婚願望なんてなく、ナイトリー氏がとりあえずハリエットと
結婚しないでほしい程度のことしか考えてなかったし、
それはそもそも勘違いだったので、エマの希望は既に達成されていた、
彼女は姉のような子どもオタクでもないので、あと10年くらい結婚しなくても、
何も困ったことはなかったはず
たなからぼたもちでラッキーだったのは、ひたすらナイトリー氏のみ

361 :
何気にウッドハウス氏も、同居する婿が出来てラッキーか?

362 :
ウッドハウス氏ほどラッキーづくしの人はいないでしょ
彼は影の主役だと思ってる
裕福な家柄の長男だかなんだか知らないけど(働く能力は皆無だっただろうに)、
一切働かずに生きていける資産に恵まれ、
全然説明されてないけど、不思議なことになぜか賢い妻を娶り、
生まれた娘二人のうち、長女は彼そっくりだったゆえに忍耐を必要とせずに彼とつき合え、
次女はここは儒教の国か?と思うほど親孝行に異常に執着、
他人に過剰なまでに親切にする趣味を持つ奇特な隣人にも恵まれ、
毎日すきま風や胃腸の調子を思う存分気にかけられる上に、
ミスベイツの百分の一も感謝することなく、
自分の思い通りにならない人は常に上から目線で「可哀想」
こんな幸せな人はいないと思う
てか、オースティンって本気でこんな人にまで「親孝行」することが美徳だと思ってたの?
すごい疑問なんだけど

363 :
オースティンは主人公の親を滑稽に書くことが多いね。
時々容赦なさすぎるほどの滑稽な描写にギョッとすることがある。

364 :
確かにそうだね!  
エマのウッドハウス氏、エリザベスのベネット夫人、
ファニーの養い親のバートラム夫人なんかも
皆オースティンのシニカルなペンの餌食
アンのエリオット氏なんか痛烈 家中鏡だらけってのが笑えるw
しっかり者の娘とネジの緩んだ親の組み合わせを書かせるとペンが冴えわたる
やっぱりオースティンは頭よすぎて他人が滑稽にみえちゃうんだろうなあ
実際のオースティンの両親は知的な人たちみたいなのにね

365 :
ベネット氏とエリオット夫人は若気の至りで相手の美貌にうっかりひっかかったと
それで納得が行ってしまうのが凄い
でも人間それなりの美貌と才覚が必要なのよね

366 :
賢い男でも女の美貌のみにクラッとして結婚というのはわかるんだけど(身近に例もある)
賢い女が男の美貌のみに魅かれて結婚っていうのはリアリティを感じないんだよね
顔が良かろうが、いくらなんでもエリオット卿みたいな男はいやだよ
シャーロットみたいに計算ずくというのならわかるんだけどな

367 :
オースティンの作品で初めて見たのが高慢と偏見だったから
痛々しい登場人物といえばいつもベネット夫人を基準にしてしまう
マンスフィールドの何とか夫人も大概だったけどね

368 :
ジェイン・オースティンの言葉
ジェイン・オースティン 著 中野 康司 著
オースティンの長篇小説を全訳した著者が、作品中の含蓄ある名言を紹介する。オースティン・ファンもこれから読む人も満足する最高の読書案内。
定価:924円ちくま
刊行日: 2012/06/06

369 :
自負と偏見を初めて読んだ時は高校生で、ベネット夫人みたいな薄っぺらい人間いるかよ、
橋田寿賀子か?と思ったけど、数年後そっくりの人を知って、いかに自分が世間知らずだったか
身に沁みたな、あれは一種の典型タイプなんだろうね
ところで、説得をざっと読み返してみたけど、やっぱこの小説って前提が理解できない
収入も地位もない海軍駆け出しのウェントワース氏がどうしてあの若さで貴族の娘にプロポーズ?
せめてもう少し出世して将来の見通しが立ってから結婚を考えるのが普通じゃないかな?
それが分別のある男の考えることだと思う
あの時点で結婚が認められないのって全然不思議じゃないと言うか、
仮に甘々のマスグローブ夫妻だとしても、ウェントワース氏と娘の結婚を承知しないんじゃないのかな、
それとも当時の海軍というのは、愛があれば即結婚というのが美学とされていたんだろうか
アンが説得されたのは正しかったのか否か?という本作のテーマ(なのか?)以前に、
普通あの状況で婚約するかぁ?って疑問のほうが大きくって、
誰か一言、出世して落ち着くまでもうしばらく待ってからにしたほうがいいのではないか?
と言えば済むことだったような、なんていうか無理矢理感のあるストーリーなんだよね

370 :
>>369
恋すると駄目だとわかってても気持ちを抑えられないものなのですよ
ダーシー様も仰ってたじゃないですか

371 :
これはルフロイ君との恋愛がベースになっておるんじゃなかろうか、とみている
より現実的な判断をした結果 別れた恋人たちが最後に幸せになる話は
こうなればよかったな、とオースティンが思ってたのかな、と想像した。
たとえば 売れない役者の卵との結婚をあきらめたが、後に彼は立派な役者となり
再度プロポーズするみたいな感じ? 女性の立場からみたら完璧な勝利
なぜ「説得」という題名なのかな、とは読みながら考えていたが
よくわからなかった


372 :
「説き伏せられて」だとアンが分別や周囲の助言に従い
泣く泣く愛を諦めたって印象だな
それが又失敗だったんで余計に切ないという
昔の映画版の邦題が「待ち焦がれて」になってたけど誤訳だと思った

373 :
>>370
それはわかるんだけど、もう少し理性的な面を見せてもいいのではと思ってしまう
それだと結局物語にならないってことなんだろうけどね
オースティンの偉いところは、いろんなパターンを作っていて、
どの考えにも肩入れしない点かなと思う
ウェントワース氏の姉夫婦は若く結婚して一緒に困難を乗り越えて幸せになってて、
ティルニー妹は待って待って、相手が子爵になって結婚してるし、
ファニープライスの両親は勢いで結婚して、困った状況に陥ってたり、
ルフロイ君との恋愛は映画になってるんだよね、機会があったら見てみたいな

374 :
>>372
「待ち焦がれて」って感じじゃないよね。そんな邦題つけるとは
原作よんでないんじゃない?って思うわ
昔の映画の邦題って結構傑作があるのに
確かにこの作品の邦題をつけるとしたら難しいな 
「説得」だと恋愛物って感じしないもん

375 :
:

376 :
persuasionという単語は説得(という行為)より、
説得された状態を意味するらしい。
だから邦題になってる「説き伏せられて」→(説き伏せられたけどその後…)
みたいなニュアンスなんじゃないかな。わかりにくいけど。
愛の復活を意味するような題だと結果を暗示するみたいだからよくないだろう。
超訳なら、漱石の「それから」みたいなのはどうだろうw
漱石ってかなりオースティンの影響を受けてると思うんだ。

377 :
漱石はオースティンをべた褒め。
モーパッサンみたいなのは嫌悪していたようだ。

378 :
最近オースティンに関連した映画がちょくちょくTVでやってるね。
こないだは「エマ」これからブリジット・ジョーンズもやるらしいし、あと読書会も。
私は少数派で邪道なんだろうけど、だいたいBBCシリーズより映画の方が好きだ。
「エマ」も「高慢」もね。やはり主人公が若くて綺麗で、映像が美しい方がいいわ。
オースティンの主人公は基本美形なのに、不細工なおばさんやおじさんが出てくるとがっかりする。
パルトロウのエマすごく綺麗だった。
映像が原作をすべて表せるはずがないし、逆に原作何度も読んでるからそのままでなくてもいい。
映画P&Pも、脚本がよくないとこは脳内で補完したから全然OKだった笑。

379 :
自分は田舎の話なイメージがあるし
映画の豪華名作のように作るのは受けつけれない
壮大な話よりそこらへんの田舎で起きた騒動なとこが気に入ってるのもあるけど

380 :
パルトロウは良かったけど、キーラ・ナイトレイは自分的にはだめだった
「ある公爵夫人の生涯」同様、あの人には品がないし、格も感じない

381 :
キーラはたしかにいつも品がないが、「プライド」の演技だけはよかったと思う。
何よりはつらつとしてるし、綺麗だったり、時々初々しいかわいい表情するし、こりゃダーシーが惚れるのは無理はないと納得したよ。
地味な衣装をきてるのに主役オーラが前回で、完全に美人のロザムンドパイクを圧倒してたと思う。
私はもともと原作のエリザベスにあまり上品なイメージがないんで違和感はなかったわ。
ビングリー姉妹が「野蛮」「品がない」「自信満々」「目がきつくていじわるそう」と言ってるから、そういう一面もあるんじゃないのかな。
作中でも毒舌で言いたい放題だし。
自分はジェニファー・イーリーがどうしても受け付けなかった。
これは完全に好みの問題だけど、顔が大きすぎて、表情もどう見ても20歳の娘に見えない。
あのカップルだと外見度外視で知性と教養に惚れた熟年の恋って感じ。
多分エリザベスの中には知性と感性面でいろんな違う魅力がつまってて、
すべて満足させる女優さんは少ないのかもしれない。

382 :
映画は一家そろって立ち聞きしたり、食事中に指についたソースなめたり、
紳士や淑女のマナーがあまりにもなってなかった。
あれは監督の方針か振付の考えか?会話も安っぽいものになっていた。

383 :
>>381
私もエリザベスに特別上品なイメージはないけど、品がないのはだめだと思う
ジェニファー・エイルは私もあまり馴染めなかったけれど、最低限の品はクリアしてた、
でも、確かに若く見えないのはしらけた、いつか晴れた日のエマ・トンプソンも同様
キーラ・ナイトリーは先日テレビで見た「ある公爵夫人の生涯」があまりにも品がなさすぎて
だめだめだったけれど、考えてみれば、プライドの映画の頃はまだかなり若かったので、
品の無さもそれほど目立たなかったかもしれない、実はよく覚えてない、
関係ないけど相手役の人が大聖堂のドラマに出ていて、えーって思った

384 :
「大聖堂」はちょっと太っていたしお坊さんの頭だったけどすぐわかった。
「英国王のスピーチ」にコリンファースとジェニファーが出ていて、
二人が顔をあわすシーン見て感慨深かった。どっちもえらく老けていたがw

385 :
>>382
わざと貧しい感じを出すことで、ダーシーとの
格差を表現したっていうけど、あれはちょっとねえ

386 :
コリンファースは奥様の魔女のダーリンが重なっちゃってだめだった
全然コリン悪くないんだけど

387 :
>>385
確かにあれはないだろう、と思った 貧しいというよりも
少々上品さにかける家族のはずなのに。 そのへんはBBCはすごくよく出来ていた
お金よりも品格というか、そういったところにダーシーはこだわっていた
ということがよくわかった。 原作もそれを強調していたと思うけど。実際裕福でない
と書いてあるけれども、オースティンはいかにお金がないかということを強調して
貧乏さをしつこく描写したりしていない。でも品格にかけるところはたくさん
書いてあった。
最初ジェニファーが登場したときに、えっこの人がヒロイン?とがっかりしたが
見慣れました。キーラがどんなに綺麗でも、映画は楽しめなかったな。
>>378
自分もエマ役はパルトロウがよかったと思います 一番イメージどおり
BBCの色々なドラマみているとイギリスには美人がいないのかと思ってしまう


388 :
BBCの高慢と偏見でベネット家にあったティーカップが
今でも普通に売られているものだったので、すごくがっかりした
ああいうところに気を配ってほしかった

389 :
>>388
>382の指なめや立ち聞きってお金より品の問題では?
ただBBC版だと建物や大きさの違いは出てるけど、
室内だけ見てるとビングリー家とダーシー家の差とかもそんなにわかんなかったなあ。
映画版のペンバリー(チャッツワース&ウィルトンハウスだっけ?)はジェントリーの家としては豪華すぎるだろうけど、
あれを見せられるとエリザベスとの結婚をちゅうちょするのも許せてしまった。
でも実はお金じゃなくて当事者同士の身分でもなくて、問題は家柄、
それも結局親戚のレベルが問題ということになると、日本人の私には理解しにくかったわ。

390 :
レス先の388は>>387の間違い

391 :
たいていの登場人物はbookの方が映画やTVより魅力的だと思っているが、
MRナイトリーだけは口うるさくてあんまりいい印象なかったのに
ジェレミー・ノーサムの演じるの見て素敵と思った。

392 :
ナイトリー氏って人気ないのかな、私は6作品中一番好きな男キャラだ
エマより16歳年上なのを気にして悶々としたり、
説教した後、ああ、これでまたエマに嫌われてしまった…と落ち込んだり、
勝手にそういうシーンを妄想して萌える
ジェレミー・ノーサムは最初、こんなのナイトリーさんじゃない!って思ったけど、
見終わったら馴染めてた
理想の結婚もヘタレ役だったけど、ヘタレ要素が入ってるところが可愛い

393 :
ナイトリー氏大好きですよ〜 頼りがいがあって優しい
ヘンリー・ティルニーのほうが好きだけど、ナイトリー氏もいい
あまり年の差カップルは好きでなかったから 登場したときにエマの相手だなと思っても
16歳も上か、とがっかりしたけど最後はすごく萌えた 16歳という
差もちょうどいいというか、これ以上でもこれ以下でもこの話がうまく
まわらない気がしました。

394 :
16歳差くらい、あの時代ではよくあることなんじゃないの?って思ってたんだけど、
そうでもないのかなって意外だった
確かにあれが20歳差だったら、さすがに引いてたろうね、絶妙の年の差なのかも
ヘンリー・ティルニーは私も好きだ
彼の台詞「洗濯がきかない」云々は、オースティン作品の中では私にとってベスト
何より笑えるし、かつ実用的
婚約ぶちこわした兄のティルニーさんも嫌いじゃないな

395 :
ブランドン大佐もナイトリー氏と同じくらいなのに
物語ではなぜか年寄り扱いでさんざんな言われようだったね。
やっぱ37、8って平均寿命が短い当時としては問題ありだったんじゃないの?
いろいろ書かれてることを総合すると女は18〜22、男なら23〜25歳くらいが適齢?
キャサリンとヘンリーティルニーは若々しくてぴったりくる。
ダーシーは好みうるさいから28で納得、エリザベスとの8歳差もふたりの関係に合ってていい感じ。
でも16差はエマ先行き大丈夫か?と思うよ。もともと独身主義だったからいいのかな。

396 :
ブランドン大佐はウィロビーとの対比で年寄りって強調されてしまって
気の毒。20歳の年の差は下手すると親子だから仕方ないけど。
年上でも若々しい性格だったらよかったのに、落ち着いていて
暗い感じだから、マリアンには無理無理!って感じだったのだね
でも自分が年取っていてじじむさいと自覚しているであろうに、
マリアンに恋してしまうブランドン大佐。なんか可愛いというか、
いじらしいというか。最後結婚できてよかったわ。


397 :
ほんとオースティンは6つしかない小説の中でいろんな愛の形を書いてるね。
女性が男を待ち続けるパターンもあれば、
男性が尽くすのもあり、少女を教育するのもあり、大人の円熟の愛もあり、
あの時代の恋愛の教祖かもw

398 :
確かに平均寿命のこともあって、30後半だと嫌がられちゃうのかもね
年収も高くなくちゃいけない、若さもなくちゃいけない、って当時の結婚って難しそう
私の妄想ではエマとナイトリー氏の間には子どもは生まれない、
というか、彼らの分も、イザベラ夫妻が産むでしょ、延べ10人は軽く突破、
その頃には、ナイトリー弟の激しい家族主義もやや衰えを見せるだろうから、
一人くらい養子にもらっても大丈夫かもしれない
エマの実子とイザベラの実子が結婚なんてことになると、血の濃さが心配だからね
ブランドン氏はマリアンに対する恋心がダダ漏れってところが純真だよね
30後半になって、おいおい、と思わなくも無いけど、
そういう真っ正直さはマリアンの好みでもあるんだろうな

399 :
ウェントワース大佐は15から30までの気立てのいいお嬢さんならだれでも、だっけ
半ば冗談交じりの広い範囲を言ってるんだと思うが、下手すると
若くして結婚した未亡人と娘でも行ける訳か
この時代って女子は13歳から結婚できたんだっけ

400 :
おばちゃんたち(まさか一人じゃないよね?)、よく読みこんでるなあ(笑)
感心するよ。
でもジェーン・オースティン・ブック・クラブに入会するには
三大ゴシック・ホラー、とくにラドクリフの「ユドルフォの秘密」なんて
当たり前のように読んでなきゃだめなんだぜ。

401 :
ちょっと聞きたいのですが
http://www.youtube.com/watch?v=isjVt6uUVqA
これのDVD日本では発売してますか?

402 :
>>388
ベネット家のはどこの銘柄ですか?
コリンズ家の花柄もかわいいし、ビングリー家やダーシー家の緑の(ウエッジウッドぽいが)も綺麗だったね。

403 :
>>402
多分これ
http://www.royalcrownderby.co.uk/shop/tableware/royal-antoinette/royal-antoinette-tea-cup-and-saucer.html

404 :
>>403
おおサンキュー。ほしいなあ。
1800年ごろから200年くらい続いてる図柄って書かれてるね。

405 :
ああ、そんなに古い図柄だったんだ
だったらテレビドラマに出しても納得だね
知人がセット持ってるんで、最近のかと思ったわ

406 :
>>399
なるほどね そう考えると彼のようなこの時代の魅力的な独身者の
結婚許容範囲は15から30までか
今なら20歳から35歳くらい? なんかわかるな
30歳までということでアンはとりあえずセーフ
そう考えるとこの冗談交じりのセリフもなかなか奥が深い

407 :
誰も「ユドルフォの秘密」を読んでないの?

408 :
うん。読んだことない

409 :
オトラント城奇談と破戒僧(The Monk)も読んでないの?

410 :
>>406
無意識にアンのことが頭にあったのかも。
ウェントワース32だっけ?15歳ってちょっとこわい。

411 :
>>409
オースティンって 破戒僧読んだのかな? 
原作は読んでないけど このあいだ映画みた。田舎の牧師のお嬢さんでも
ああいう本読むのかしらん それならおもしろい。


412 :
>>411
「ノーサンガー・アビー」なんて、もろゴシック・ロマンのような場面があるではありませんか。

413 :
ノーサンガーアビーのキャサリンに‘トムジョーンズを読んで
喜んでいるような男にろくな輩はいない(i.e. Mr.ソープ)’との
セリフがあったな。
もちろんオースティンは大先輩のフィールディングを読んでいただろう。
正直な感想はどうだったのかな?
興奮して笑い転げていたに違いないとおれは思うのだけど。

414 :
破戒僧は今読んでもかなり刺激的なダーク・ファンタジーだからな。
小説狂いのオースティンが読んでいなかったわけがない。
たぶんボカシ(検閲後の削除か修正)が入っていただろうけど。
おれは三大ゴシックホラーを英語で読んだぜ。
三つともうら若き美女がむくつけき発情中年男に付け回されるお話でした。
がんばってトムジョーンズも読まなくては。

415 :
トム・ジョーンズね、なるほど。
オースティンがどういう本を読んだのか知りたいなあ 
どんな本を読むかでその人のことが結構わかるよね
昔はどんな小説も”小説”でひとくくりだったのかな
よく小説読むなんて!とまるでエロ本みたいに嫌悪するセリフが昔の小説読むと
でてくるから不思議だった。でも破戒僧も”小説”ならなんかわかる 
そういえばコリンズさんも小説読んだことないって言っていたな

416 :
ちょっと話がそれるけど、オースティンの初期の作品というのを随分前に
図書館で借りて読んだことがある
なんというか、ものすごくふざけてて、少々精神に問題がある?と思えるほどの作品だった
若さゆえの悪ふざけなのかもしれないけど

417 :
Lady SusanとかThe Watsonsのこと?
手元のノーサンガーアビーのペーパーバックに合わせて収録されてるけど、
そっちはまだ読んでないや。

418 :
多分「美しきカサンドラ」という短編集だと思う、ちがったらごめん

419 :
鷹なんとか、っていう出版社だっけ

420 :
>>414
久しぶりにノーサンガー・アベイのDVD見たら「破戒僧」の一節らしきくだりが
あった。びっくりして読み直してみたら、「トム・ジョーンズ」と一緒に
「修道僧」の名が・・・。やっぱり読んでたのか。それとも評判だけでソープ君の趣味を
あらわすために使ったのか?とりあえず自分も読んでみよっと。

421 :
激しく話がそれるけど、
「高慢と偏見」のおしまい近くの二度目のプロポーズ受諾のシーンで、
ダーシーが、a man violently in loveとしてなしうる限りの分別を持って、
熱く自身の思いを述べた(expressed himself)とあるけど、
エリザベスは心からの喜びが表れているダーシーの目を見ることができなかった
(she could not look,she could listen) のはなぜだと思いますか?
ダーシーが熱く語るから恥ずかしくて下をむいちゃったのか、
(エリザベスはいつも結構冷静に表情を見てるはず)
それともダーシーが思い極まってエリザベスを抱きしめるとかなんかしちゃったので見れなかったのか。
まさか歩きながら話していたから顔を見ることができなかったとかはないよね…


422 :
あれほど手厳しく完膚なきまでにダーシーをふったエリザベスとしては
いまさら自分がダーシーを好きだと伝えたことがきまり悪いというか、やっぱり
恥ずかしくてダーシーの顔を見れなかったのではないかと思いました。

423 :
express oneselfも含めて意味深に読めなくもないが、この時代抱擁とかしてもよかったのかな?
ナイトリーさんはプロポーズの時エマの腕をぎゅっと自分の方に引き寄せてた。
昔馴染みのエマとナイトリーさんはハグするような関係だったかもしれないが。
でも基本的に女同志でもめったに握手もしないのがマナーだったんだよね。

424 :
家族の前で朗読したりするせいか、あまり身体的な接触が描かれていないね
だからナイトリー氏のプロポーズは結構ドキっとしたわ
ナイトリー氏とエマは親戚みたいなものだし、エマが子供のときは挨拶のキスくらい
したたのかな DVD観ると日常の身体的接触といえば歩くときに腕を貸すくらい
もう少し後のブロンテの時代は肉親同士だったら大人同士でも挨拶でキスするね

425 :
歩くときに腕を組むのは日本だと普通は恋人同士だけど、
あっちでは紳士が腕をかしてレディを支えてあげる感覚なのかな。
P&P原作ではダーシーがミスビングリー(ハースト夫人も)に腕を貸して歩く描写はあったけど、
エリザベス&ダーシーが腕を組んであるいたという叙述はなかったような。
西洋はダンスの習慣があるくらいだから手の接触は気楽なのかと思いきや、
north & South ではやっぱり握手にも抵抗があるみたいだったからその辺りの違いがよくわかんないわ。

426 :
(英エコノミスト誌 2012年7月14日号)
米国の主要政党の大統領候補に指名された人物は中国に対するより強硬な政策を必要とするに違いない、というのは広く認められた事実だ。

427 :
アビーロードと一緒でノーサンガーアビーだよ。
アベイじゃないぜ。

428 :
英語圏では、この人の作品読んでることは、教養のうちなのかな

429 :
破戒僧、みんなとっとと読みたまえ。
ダークでインモラルで鮮烈。
まじでヤバいから。
面白いぞう。

430 :
>>428
西鶴や近松もロクに読んでない日本人の君が気にすることじゃないよ。

431 :
『ジェイン・オースティンの言葉』
ちくま文庫

432 :
『ジェイン・オースティンの言葉』
ちくま文庫

433 :
>>430
どちらかというと源氏物語とかが近いんじゃね
こっちは男なんてシャボン玉〜だけど

434 :
>>432
偶然本屋で見つけたけど原文が載ってなかったので買わなかった。

435 :
>>432
ちくまからのメールで出版を知って書店に見に行ったけど、買わなかった。
>>434の言うように原文が載っていたら買ったかも。

436 :
>>430
なんじゃそれw
少しはまともな論理で返せやw

437 :
>>430
病気か?

438 :
アンハサウェイがオースティンとは思えないw

439 :
lost in austenってレンタルできるのか?

440 :
去年初めてオースティン読んだきっかけで、18きっぷの旅のお供に分別と多感を借りてきてみた。
高慢と偏見にものすごくはまったんだけどこれも楽しめるといいな。
9時間の旅だ。まったりしよう。

441 :
ノーサンガーアビーを読んでるけど
ソープ家うぜええええええええええええええええ!!!!!!!
ベネット夫人やマンスフィールド・パークのおぼさんなどの
お約束のウザイ人たちは大丈夫だったのに

442 :
私はマンスフィールドのファニーと分別と多感のエリナーが苦手で
読んでてかなりイライラした。
二人ともいい子ぶって感情を表に出さないけど心の中じゃ周囲の人を
軽蔑したり見下したり非難したりする所が腹黒く思えてしまう。
恋した相手の馬鹿さには甘いくせにライバルが馬鹿な言動をしたら
態度には出さずに心の中で思いっきり見下す所とかリアル過ぎる。

443 :
レイディ・スーザン
てっきり今は売ってない本だと思ってたら
普通にアマゾンにあって吹いた
届くのが楽しみだ

444 :
>>442
> 軽蔑したり見下したり非難したり
そこまで酷いか?状況を考えると批判しずらいとこもあるだろうし
エリザベスだって最初からコリンズ氏にはっきりしときゃ婚約申し込まれないだろうにw

445 :
高慢と偏見いいね
楽しすぎる

446 :
オースティンと言えば高慢と偏見だね
何ちゃらパークも良かったけど

447 :
分別と多感…オースティンの中で唯一面白くなかった小説だ。
理由の一つは登場人物に不快なのが多いから。
ダッシュウッドの兄夫婦やら兄嫁の実家やらミドルトンの周りやら…嫌なやつばっか
姉妹の相手役ヒーロー二人もいまいち。
姉は身勝手女の心変わりでやっと幸せになるし。
この小説の面白さってどこにあるんだろう?
高慢と偏見はその点、不快キャラのミセスベネット、コリンズ、レディキャサリンらにも面白いとこがあった。
レディキャサリンなんてリジー夫婦に子でもできたら足繁く通って育児アドバイスでもしそうな感じw

448 :
でも実際、人間ってそうそう面白いいい人ばかりじゃないしね
確かにヒーロー?二人はショボいけど、現実だったらあの程度の相手だったらラッキーじゃない?
私は初めのほうのダッシュウッド兄が最初は妹たちに親切にするつもりだったのに、
妻に言われてどんどん親切レベルを下げてしまうところなんか、共感できたし反省したな
あとやっぱ、マリアンの熱狂的で潔癖で自己中心的な描写が好きだね
これぞ「若さ」って感じで、失った今となってはしみじみ心に響く

449 :
ブランドン大佐はウィロビーの過去を知ってるのにずっと黙ってたのがわからん。
マリアンのことを思うなら早くに言うべきだったんじゃないのか。
年もいってて軍人なのになんか中途半端な男なんだよね。
ダーシーはウィッカムのことを伝えた。自分が攻撃されたのもあるけど、
リジーが誤解して好きになってる?可能性が彼の過去を暴く理由の一つって言ってたが。

450 :
>>447
確かに兄嫁の実家はすさまじいね でも実際あの手の家族はあの階級に多いのかも
あの辺はすっ飛ばして読んだよ きっとオースティンが見聞きした話がモデルかな
と思いながら
>>449
多分ピクニックが中止になったあたりから気づいたのかな 男女のことは二人にしか
わからないことがあるし、自分に優位になる事だからこそ言えなかったのかな
大佐がもっと自分に自信たっぷりの男だったら きっとこれはいい手だってすぐに使ったかも
ダーシーは妹の醜聞でもあるから言いたくなかっただろうね 
でも愛するエリザベスに親の遺言を守らない卑怯者と思われたくなかったし
ウィッカムが悪い奴だと警告したかったのだろうね


451 :
Jane Austen の英語は難しいと誰かが書いてたけど、
"Emma" も難しいの?
覚悟しながら読み始めたんだけど、少なくとも Chapter 1 は
現代小説とさほど変わりはないと感じた。
もちろん、200 年前の英語、しかもイギリス英語だから、
現代のアメリカ英語とは違うけど、そんなに長文だとも
複雑な構文だとも思えない。
もしかして、"Emma" だけは例外的に読みやすいのかな?

452 :
へえ、すごいね。
ぼくは最初に読んだ高慢と偏見を一番難しく感じたかな。
だって、オースティン初体験だったからね。
段々彼女の言葉に慣れてストレスなしで読めるように
なっていったので、難しさを比べるのが難しいけど、
ノーサンガーよりも高慢とエマ、さらには説得のほうが
構文が複雑だったような記憶があるが。

453 :
Jane Austen 初体験です。日本語でさえ読んだことがなかったし、
古い英語が読み慣れてるわけでも何でもないし、
それどころか Dickens の Oliver Twist が僕にとっては十分に難しいと思いながら
読んだ人間なんだけど、ともかくEmma だけは例外的に構文が簡単なのかもしれない。
Austen の他の小説を読んだことがないからわかんないけどね。
今、Chapter III の途中。以前として、構文は簡単。一つ一つの文も、
比較的短い。ただし、単語だけは古めかしい。

454 :
おれもオリバーツイストは英語で読んだぞ。
ディケンズの英語自体はおしなべて言えば
19C英文学の中での難しい部類に入るだろうが、
オースティンほどではないというのが、
ネイティブも含めた大方の感想ではなかろうか。
しかし言語感覚の相性というものもあるのかもしれないね。
まあ、とりあえずエマを十分楽しんでくれよ。
特に最後の100ページときたら、それはもう可笑しくて可笑しくて、
ぼくは椅子からずり落ちつづけたのさ。

455 :
>>454
19C英文学とかいってるところでコイツはダウト
バカこくでねっ

456 :
Austen 初心者です。みなさn、アドバイスありがとうね。
Emma の最後の方がそんなに可笑しいの?
それは、楽しみ。
いずれにしても、現代の英文よりは難しいとはいえ、
200年前に書かれた英文学の最高峰とおい誉れの高い作品を、
何とか荒筋だけでも楽しめるのが、自分としてはうれしい。
他の人たちもぜひ、いずれ挑戦してほしいと思う。
他の人が言ってくれてるように、文章の難易度も相性によって左右されるのか
もしれないもんね。他の人が簡単だといってても、
僕には馴染めないこともある。
文学の長編としての英文の読みやすさとしては、
僕の場合、どういうわけか Dostoevsky の
"Crime and Punishment" が読みやすいっていうか、
すぐに引き込まれてしまうっていう感じ。
やっは、あの作品がすごく好きなので、英文の難易度は
感じないのかもしれない。ただこれはロシア文学の英訳の話だから、
話は別なのかもしれないけどね。
長文、ごめん。

457 :
Austenの小説は英語しかできない教養なしの俺でも楽しく読めるからいい。

458 :
オースティンの英語小説ならappストアで85円で全部収録されたの売ってるね
これはお得だ

459 :
>>458
Project Gutenberg のサイトでは、無料で手に入るよ。
でも、僕は、チラチラと拾い読みするだけなら電子書籍でいいんだけど、
厳密に一字一句を読み味わったり、原文の文法や構文や語法を調べたいと思って
読むので、どうしても Penguin Classics あたりの紙の書籍で原文を確かめないと
気が済まない。でも、すでに読んだ作品の中で、気に入った一節を検索したい時には、
すごく役立つよね。
だから、紙の本と電子書籍とを併用するのが一番なんだろうね。


460 :
>>459 からの連投
僕が言いたかったのは、電子書籍は OCR を使って自動で文字を読み取って作った書籍であり、
悲しいことに読み取り間違いが多くて、それをチェックして修正する人件費を
節約しているからこそ電子書籍は安価なんだよね。
ということは、あちこち間違っていても、安価または無料だから文句は言えない。
Kindleなんかでも、有名な "Seven Pillars of Wisdom" っていう書籍の
Kindle版に間違いが多いということをネイティブの人がアマゾンのアメリカ版のサイト
でコメントしてた。
読んで楽しめばそれでいいというスタンスの人とか、漫画や雑誌を読めばいいっていう人
にとっては電子は素晴らしい。でも、たとえば Jane Austen をよんで、その言葉の
いう一字一句を読み味わいたいとか、定冠詞や不定冠詞や単数複数の区別がどのように
現代とは違って使われているかとかいうふうな観点から読んでいる人にとっては、
たとえば綴りが間違っているように見えた時、それが電子書籍によくある
読み取り間違いなのか、あるいは2000年前の英語はそのような綴りだったのかが
わかんない。だから、結局は、紙の本に戻らないといけなくなる。

461 :
エマは全編笑えるが、
特にクライマックスは、a real page-turner、
空前絶後のローラーコースター・コメディだぜ。

462 :
カシオの電子辞書にエマの原文が収録されているんだけど、
ジャンプできない、操作性が悪すぎる
最後だけ読みたいのだけど、延々と同じキーを打ち続けることに疲れて挫折

463 :
Jane austen の Emma を読んでるんだけど、さいしょからずっと、長蛇の文には
出会わなかった。そして、ようやく長い文にであった。確かに長いですね。
引用してみます。Emma の姉と夫と子供達がロンドンから 実家に遊びにくるときの話。

The bustle and joy of such an arrival, the many to be talked to, welcomed, encouraged,
and variously dispersed and disposed of, produced a noise and confusion
which his nerves could not have borne under any other cause, nor have enendured
much longer even for this; but the ways of Hartfield and the feelings of her father were
so respected by Mrs. John Knightley, that in spite of maternal solicitude
for the immediate enjoyment of her little ones, and for their having instantly
all the liberty and attendance, all the eating and drinking, and sleeping and playing,
which they could possibly wish for, without the smallest delay, the children were
never allowed to be long a disturbance to him, either in themselves
or in any restless attendance on them.

464 :
上記の三行目あたりに出てくる his nerves の his は、たぶん Emma たちの父すなわち Mr. Woodhouse
のことだと思います。それにしても長くて複雑な文章ですね。Oliver Twist も
僕にとってはふくざつでしたが、これもほんとに複雑。スイスイとは読めず、三回も四回も
読み直して、やっと荒筋だけがつかめたという感じの、英文読解力の低い僕です。
この小説、最後まで挫折しないで読めるだろうか?

465 :
最初の一語(bustle)から躓く私には、到底無理ということが分かりました。

466 :
分別と多感やマンスフィールドパークって
最後どうなったのか簡単な解説みたいなので終わってるけど
書くのにバテたのか、読者の想像力に期待したのか
それとも出版社に急かされたのか、
ページ数が足りなかったのか
何か理由があるのかな?
大佐や次男坊が本気をだして彼女を口説くシーンが見られなくて残念

467 :
Austen について、Wikipedia に面白いことが書いてあった。
Slavery
At one point, Edward Said implicated the novel in western culture's casual acceptance of
the material benefits of slavery and imperialism (a connection already made by
Vladimir Nabokov in his Lectures on Literature, delivered in the 1940s
although not published until 1980), citing Austen's omission to mention
that the estate of Mansfield Park was made possible only through slave labour.
At another point, however, he seems to have acknowledged that Jane Austen
disapproved of slavery: (以下略)


468 :
>>466
ハーレクインロマンスじゃないんだから、そういった部分は不要だと思う
エマとナイトリー氏の場合は笑えるからいいんだけど

469 :
Mansfield Park って、あまり人気がないらしいけど、荒筋を読んでみると、すごく面白そうじゃんか。

470 :
>>469
私は、「エマ」より好きですよ。

471 :
Emma を Penguin Classics で読んでる。いつも思うんだけど、やっぱり
Penguin はいいなあ。訳注も、他の出版社のものに比べて優れてるんじゃないかな。

472 :
BUSTLEが分らないんじゃあ、さずがに苦しいな(笑)
上の引用文は長いけれど、
構文としてはそんなに手ごわい文章じゃないぞ。
最後の一節がいかにもオースティンだな。
微笑ましいです。
エマから引用した人と、オリバーは骨が折れたけど
エマの英語はそれよりも簡単とのたもうた頼もしいお兄さんとは
別人なのかな?

473 :
Oliver Twist よりも Emma の方が読みやすいと言ったのも、Emma を引用したのも、この僕です。
偉そうなことを言って、すみませんでした。あれから毎日、Emma に取り組んでますが、
最初は確かに簡単そうに思ったのですが、実はそれは大いなる勘違いで、
実はとても難しいことがわかりました。いや、複雑な構文を読み慣れている人にとっては
それほどでもないのかもしれませんが、僕にとっては、単語も構文も、
やっぱりかなり難しいです。かと言って、知らない単語をすべて辞書で引くと
最後までたどり着くのがいつのことかわからないし、
なによりも途中で挫折しそうだし、だから、特に難しいところは適当に飛ばしながら読んでいます。
今、Emma の最初の3分の1くらいまでたどり着きました。
Emma が Mr, Elton について大きな誤解をしていることがわかったあたりです。
挫折しないで、最後まで読み切りたいです。できれば、そのあと Mansfield も原文で読みたいしね。

474 :
お気に入りの米TVドラマのすべてのセリフが単語単位で聞き取れて、
すべての単語、熟語、慣用表現を理解し覚えられるまで、
DVDをリプレイし続けたことがおれの現在の英語力の土台になっている。
そのドラマのものすごく幅広いボキャブラリー(スラングはわずか)と、
律義なほど正確な英語字幕を極限まで活用した。
それと同時に近年のものから時代を遡りながら英語小説を読み続け、
いつしかオースティンにたどり着いたのね。
読書中は絶対に辞書を引かない。
それのために気分がもやもやするならテキストを変えたほうがいいんだな。
英語学習の奥義は楽しみながら学ぶこと。
ストレスを回避すること。
これに尽きると思うぞ。

475 :
>>474
凄まじい努力ですね。Austen を読み始めるまでに、そんなにまで長い道のりがあったのですね。
いい話を聞かせてもらいました。また、ぜひそのようなコメントを聞かせてくださいね。


476 :
>>474
スラングがわずかなんて何を見たの?
大草原の小さな家とか

477 :
テレビドラマって、映画とは違って、基本的にはスラングはほとんど使わないでしょう。

478 :
私は研究家じゃないから単純にオースティンが好きなだけだわ
オースティンの作品が好きだからって
オースティンが影響された物語までは好きにならない
影響されたものを超えてるのがオースティンだと思ってるし

479 :
弁護士が主人公のコメディ。

480 :
>>478
私もそう思うけど、オースティンが6作しか書いていないから余韻や似た雰囲気を求めて
その付近の作品に手を伸ばしたくなるということはあるかも。
例えば「高慢と偏見」なら、あの時代にどうして現代にまで通じるようなストーリーを作れたんだろうと不思議に思っていたら、
プロット自体はいくつかの先駆的作品があって、
高慢な主人公やら無礼なプロポーズの拒絶やら家柄違いの恋などモチーフはまったくの新しいアイデアではないことがわかり、
小説が生まれてきた流れがわかって中々興味深かった。
でも斬新さ、構成の巧みさ、魅力は比べものにならない。
オースティンの良さを再確認した感じ。

481 :
オースティンの魅力の本髄ってなんだろうとたまに考える
女性がいい男性をゲットするというパターンだから筋だけだと
ハーレクインとさして変わらないのに。 実際筋だけで長いこと敬遠していた。
でも今では一番好きな作家だ 無人島に行くならオースティン持っていく 
前にテレビでドナルド・キーンが源氏は読むたびに発見があるといっていたけど、
オースティンも結構読むたびに発見があって、そういうとこも好き 

482 :
へえ、オースティンって、奥が深いんだね。
大阪のジュンク堂のペンギンブックスのコーナーへ行くと、
オースティンだけは、その6つの長編小説がすべて、
最も目立つように陳列されてるんだよね。
そんなに特別扱いを受けてる作家は、少なくともその本屋では、
他にはいない。オースティンだけが特別なんだよね。
あかかこそ僕も、こりゃあ、そろそろ読まないとなあ、と思った次第。

483 :
一般書店でオースティン原書がそんなに需要あるとはおどろいた。
日本ではマイナーだと思ってました。
自分が原書に手を出したのは訳がどれもいまいちだから。
友人にすすめたくてもこれっていうお勧めがなくて困る。
一番読みやすいといわれるちくま訳はどうも苦手。

484 :
そうそう。その本屋ではオースティンだけが特別扱いされてると言ったけど、
それはあくまで「古典的な全世界の作家の中では最も特別な扱いを受けてる」という意味です。
つまり、古代から19世紀までのすべての作家の中でダントツなんです。ドストエフスキーやトルストイや
シェークスピアやヴィクトル・ユーゴーを超えてるんです。
ただ、20世紀と21世紀の作家にはさすがに負ける。そりゃ、当然ですね。みんな、やっぱり
現代に近い作家を読む方が楽ですからね。現代作家の作品は、とても目立つように
陳列されてます。

485 :
漱石が褒めたから、日本でのオースティン人気は高いよ。
まあ、メレディスのように漱石が褒めても鳴かず飛ばず、と言う人もいますが。

486 :
そうか、ペンギンクラシックスの中ではということだったね。
20世紀以前だと比較的日本で人気があるのはロシア文学フランス文学だろうが、
わざわざ英訳で読もうという人は少ないだろう。
英文学の中なら映画化やTV化されているしオースティン人気もわかる気もする。

487 :
わざわざ日本語でヨーロッパ文学を読む人は少ないって?いやあ、そうだろうか?
たとえ日本国内とはいえ、洋書をがんがん読む人は日本人には少ないんじゃないだろうか?
やはり洋書を日常的に(たとえば年間に数十冊以上)読む人は、日本に住む外国人が多いのでは
ないだろうか?もしそうだとすると、ヨーロッパの文学を英訳で読む人は多いような気がする。
ちょっとだけ、スレ違いかな?すみません。

488 :
原本読むと翻訳者にがっかりすることがある
解釈の違いでは片付けられない翻訳者もいる
(注釈以外で)オースティンが書いていないことまで書いてる人とかいて
何がしたかったのか問い詰めたくなることがある

489 :
>>487
例えば、あるフランス文学が好きになったなら第二外国語程度でも原語(フランス語)で読もうとするんじゃないかな。
多言語の文学を英語で読もうとする人は、英語が母国語の人はもちろん、
よっぽど英語が得意な人とか、英語それ自体を勉強したい人かなと思う。
その作品をより深く味わいたいわけではないと思うわ。
もちろんヨーロッパ原語なら日本語よりは近いけど、音やら言い回しやら全然違うし。
スレ違いを引っ張ってごめん。

490 :
オースティンはもともと人気があったのかもしれないけど、今の日本
で人気は やはりBBCのドラマとブリジット・ジョーンズの映画がヒットしたのが
大きいのではないでしょうか 
かくいう自分もこれがきっかけで
オースティンの熱心な読者となりました 映画やテレビドラマは
とっかかりとしては最適ですが、長く付き合うとなるとやっぱり本の
ほうがいいですね  とはいえ頭の中のダーシー氏はどうしてもコリン・ファースの顔に
なってしまいますが

491 :
ブリジットジョーンズってそんなに日本でも流行ったの?
あの映画はあんまり好きじゃないなあ。まだ原作の方がまし。
プロットが似ていたり、コリンファースがマークダーシー役やってるだけで
そういうパロディーという要素を抜いたら話にひねりもないし、
オースティンのような知性も感じないし。(映画の方)
何よりヒロインが違いすぎる。

492 :
そういうのはもっとオブラートに包んで言う方がいいよ

493 :
まあまあ。喧嘩してもしゃあないで。

494 :
オースティンをあと1作で読み終わるのですがオースティンの次は何を読むのがいいでしょうか?
オースティンに似た作風の海外小説を探しています

495 :
背徳の貴公子シリーズ

496 :
一口に似た作風といってもあんまりないだろうけど、
英国の17〜18世紀あたりのだと似た雰囲気には浸れるかも。
BBCでも人気だった、ギャスケル夫人「北と南」とかどうかな。
多少オースティンが影響受けたかも?のリチャードソン「パミラ」
上層中流階級の男女がでてくるEMフォースターあたりもいいかも。
日本だとオースティン好きの作家
野上弥生子「真知子」はモロに「高慢と偏見」の設定を使っているね

497 :
×17〜18世紀
○18〜19世紀

498 :
オースティンを知ってから30年くらいになるけど、
「いつか晴れた日に」の映画をきっかけにキネマ旬報で本が出版されてたね
ブリジットジョーンズの功績も大きい、あれは主役の女優の演技力が光ってた

499 :
ゼルウィガーのコメディエンヌぶり悪くないが、
映画自体は凡庸なコメディだったな。
原作は評判がいいけど残念ながら読んでいない。
>>496
フォースターを読んだことがあるの?
>494
Pride and Prejudice and Zombies

500 :
オースティン嫌いで有名なブロンテ姉妹の作品を読むのも面白いかも。
私はオースティンの世界観にどっぷり浸かった後にブロンテ姉妹を読んで
キスシーンや暴力シーンに衝撃を受けました。
三姉妹の中ではアン・ブロンテのアグネス・グレイが一番落ち着いてて
オースティンの雰囲気に近いので読みやすいんじゃないかな。

501 :
招かれざる公爵なんてどうでしょう?
険悪な出会いから結婚に発展します。アイ

502 :
細雪は高慢と偏見のパロディだよね。

503 :
挙げてくださった作品を優先的に読んでみようと思います。
ありがとうございました。

504 :
フォースターといえば 「ハワーズエンド」解説で
家の名前が小説のタイトルになるのは英文学で見たことがないとか書いてあったが
「マンスフィールドパーク」があるだろうが!(ノーサンガーアビーも)とつっこみを入れたくなった。
MPはカントリーハウス小説の先駆けなのかな。



505 :
スタイルズ荘の怪事件
エンドハウスの怪事件
ホロー荘の殺人
クリスティはけっこうあるよ

506 :
ジェイン・オースティンの読書会(The Jane Austen Book Club)
は、まあまあ面白かった。

507 :
荒涼館(Bleak House)もユドルフォの秘密(The Mysteries of Udolpho)も。
後者は主人公一団が居住する城の名前。
嵐が丘も館の名前じゃなかったっけ?


508 :
ハワーズ・エンド、ついこないだペンギンで読んだよ。
インドへの道ほどピンとこなかったけど、
巻末の注釈が色々と面白かった。
監修者は「イプセン曰く」とある部分の引用元を探して
イプセン全集にあたったが徒労に終わったのだとか(笑)
オースティンとの共通点は特に感じられなかったぜ。

509 :
オースティンファンなら「読書会」と「ゾンビ」は結構楽しめるはず。
「読書会」は映画の方もgood。わかりやすく作ってある。
本はオースティン小説のちょっとした言葉や数字がさりげなくちりばめられてあって宝探しみたい。
深読みしようとしたけどたいした意味ないのかよくわからんかった。

510 :
>>507
そういえば。嵐が丘なんてずいぶんメジャーなのに。
ハワーズエンドの解説は池澤夏樹だけど、ずいぶん勉強不足だね。

511 :
フォースターはオースティン信奉者として有名で影響を受けているといわれてるよ。
「ハワーズエンド」に出てくる対照的な姉妹は「分別と多感」を思わせるし、
家の名前を題名にして重要な意味を持たせてるのはマンスフィールドパークを意識してるはず。
しかしフォースターの良さは自分にはわからん。
不労所得のある階級を中心にしてるのとお金の話が出てくるのは似てると思うが。

512 :
Virginia Woolf の"To the Lighthouse" 気になったんだけど、
それについてのスレがない。でもこのスレで Woolf がたびたび話題になってる。
そこでお聞きしたいんだけど、彼女の文体の難しさって、どういうところにあるんだろうか?
今、少しだけ最初の方をネット上で読もうとしてるところなんだけどね。
今のところ気づいたのは、she から he に、あるいはその逆に人称がころころ
変わって行き、今は誰のことを言ってるのかわかりにくいってこと。
読者は、このわかりにくいまま、誰おことを言ってるのかが
ぼんやりしたまま、その曖昧さをむしろ楽しむつもりで読めばいいのかな?
もしよかったら、アドバイスをください。なお、当方は本格的な純文学を
英文で読もうとすると困ってしまうほどの初心者です。

513 :
Mr.ダーシーに恋して
これはドリーム小説みたいな感じなのでしょうか?

514 :
高慢と偏見、そして殺人

515 :
>514
おもしろいのかな?読んだ人いる?

516 :
高慢と偏見とゾンビってのもあったよな
今度はポルノ化すればいい
高慢と偏見な牝犬を陵辱、みたいな

517 :
オースティンの『説得』あれだけ面白くなかったんだけど
なんで?訳が悪いの?
ちなみに読んだのは岩波の『説き伏せられて』
誰か教えて

518 :
単純に人それぞれだから

519 :
「説き伏せられて」、1回目読んだ時は物足りない感じがしたけど
2回目、3回目と読む度に面白くなった。
まぁ、好みもあるけど。

520 :
そういえば「説得はオースティンの失敗作」って台詞が
海外ドラマのゴシップガールに出てきた気がする。
説得はアメリカでもあまり人気ないのかな。

521 :
ゴシップガールに言われたくないだろうよw

522 :
>>520
それマジで言ったん?ソースあんならすぐ出せ
マジなら2ちゃんねら総力を上げて潰すが

523 :
好みがあるから様々な評価あるけど
それでもオースティンに失敗作なんてないわ
失敗作なんてものは話題にすら上がらないものだし

524 :
ソース出してから言えだけど
ゴシップガールで言われただけでなんでアメリカ中の人達に嫌われることになるんだっつーのw
失敗作かどうか決めてもらいたかったらアマゾンレビューでも見にいって来い

525 :
ごめん。>>517を見て、ふと思い出したから書いただけで
こんなに突っ込まれるとは思わなかったんでソースは用意してなかった。
確かシーズン4かな。うろ覚えだけどオースティンについてレポートを
提出するって話の流れで出てきた台詞だったと思う。
"アメリカであまり人気がないのかな"って書いたのは
アメリカのステレオタイプの学生を描いたドラマだから
そういう風潮があるのかなと思っただけで別にアメリカ中に嫌われてるとは思ってないよ。
個人的には説得はオースティンの作品の中でも好きな方だし。

526 :
長い自己弁護文章だ
オースティン小説にこういうキャラがいそうだわ
あと、ゴシップガールはアメリカのステレオタイプの学生とはちと違くね
セレブ暮らしをしてる子供の話じゃん
ソースがあやふやなら口を閉じとけ

527 :
そこまで問い詰めるほどの事でもないんじゃね?
何がしたいの?

528 :
荒らしたいんでしょ

529 :
だね
>>525ももう気にしない方がいいよ

530 :
>>522は2ちゃんの定型句スラングだろ

531 :
>>526のことなんだが

532 :
そろそろ別の話題を。
ここに紹介されてた谷崎の細雪読んだけど無茶苦茶面白かった。
私は>>494ではないけど教えてくれた人ありがとう。
オースティンも谷崎もストーリー展開やキャラクターが面白いだけじゃなく
当時の文化や風俗がよく伝わってくるので読んでて興味深い。

533 :
で、つまり>>526に答えられないのね

534 :
大学の授業の指定でノーサンガーアビー読んでるんだけどソープがウザすぎて頭がはげそう

535 :
既に禿げてるくせに

536 :
ジェインオースティンの読書会を昔見たときに
オースティンの小説読んでみよう!と全部買ったはいいが
ずっと放置していたのを思い出して高慢と偏見から読み始めた
半分ぐらい読んだところで書店に続編という体で
ハヤカワポケットミステリから出ている奴をついつい手にとって
あらすじ見てしまってちょっと後悔
誰と誰がどうなったというのは想定どおりなんだけどネタバレされてしまった・・・

537 :
ネタバレとか言ってるやつは、古典を読まなければいいと思うよ。

538 :
まぁミステリーじゃないからネタバレでも問題ないんだけどね
高慢と偏見は読み終わったので
この余韻を引きずりつつ、殺人のほうに入ろうと思います
こっちは多分ミステリなのでネタバレ見ないように気をつけます

539 :
ミステリでもネタバレなんて気にしたことないな

540 :
> 続編という体で
どこの国の言葉だよw
全体的に日本語おかしくて笑っちゃうけど

541 :
殺人読んでるけど訳者が違うから名前が違って違和感ありあり
まずは ウィカム → ウィッカム
そして ガードナー → ガーディナー
とどめは ジェイン → ジェーン
ジェーン・オースティン・・・
と思ってググッたらウィキペディアも同じだったりして衝撃

542 :
分別と多感なんてもっと凄いぞ
エリナーとマリアンだったり、エレノアとメアリアンだったり

543 :
殺人読み終わりました。なかなか面白かったです。
次はゾンビか続にするか・・・、関連作品を読み終わらないと
オースティンのほかの作品には入れない

544 :
続も読み終わってゾンビに突入したけれども、ゾンビはほぼオリジナルといっしょなんだね

545 :
ゾンビは冒頭の「娘たち!五芒星だ!」が最骨頂

546 :
ゾンビ読み終わったけど、ほぼ同じだからいまいちだった
オリジナル読まずに読むとか、オリジナルを昔読んだけどあまり覚えてないって人向けだよね
立て続けに読むものじゃない

547 :
え、そう?

548 :
結局ミス・ビングリーてミスター・ビングリーの姉なん?妹なん?
本によって姉と書いてるのもあるし妹と書いてるのもあるし

549 :
どっちなんだろうね
BBCのドラマでは女優さんが若干老けめなのでお姉さんだろうと思いこんでいた。
でもダーシーと結婚しようと思ってたなら妹?
ダーシーとビングリーは同じ年頃で28歳くらいだったような気がする
それで年上だと30歳くらいになっちゃうからねえ

550 :
え? 姉は結婚してるから妹のことでしょ

551 :
ゼロダークサーティという映画みにいったら
ジェニファー・イーリーとマーク・ストロングがでてた
こんなところでミス・エリザベス・ベネットとミスター・ナイトリーに
会うとは! ミスター・ナイトリーはすぐわかったけど、
リジーは最後のクレジットみるまで分からなかったwww
あんなに何度もP&Pみたのになあ

552 :
P&PはBBCより映画版の方が好き
先に観たからか、エリザベスはキーラじゃないとダメだ
一昨年チャッツワースハウスにも行っちゃったけど素敵な農村風景の中にあって
紅葉の頃に行くのがおすすめだな
上にもあるけど北と南の、BBCドラマ版大好きで何回も観ちゃってる

553 :
そのきもい日本語なんとかしろ

554 :
リージェンシー・ロマンスを読んでると
登場人物がオースティン小説を読んでるシーンが結構多いね
見るたびにこの作者もか〜と嬉しくなる

555 :
今BBCの「高慢と偏見」見てる。
映画や原作だとそこまで感じなかったんだけど、ドラマではなんだかピングリー妹に同情してきちゃった。
ベネット母あまりにも毒で妹達はDQNすぎる。名門じゃなくて庶民でもこんな家とは親戚になりたくないよなぁw

556 :
ベネット母や妹達みたいなキャラを皮肉たっぷりに描くところが
オースティンの真骨頂なんだよ〜 ジェーンは意地悪っぽい目で周囲を
観察していたような気がする 頭いいから周囲をちょっとバカにしているときうか
性格悪いわけじゃないけど、100%いい人っていうことはない
そのへんのいいバランスにとっても惹かれる

557 :
オースティンが考えてるいい人キャラは嫌いじゃないけどつまらない
ファニーは共感持つとこがあるしすきだけど

558 :
ヒロインにもちょっと意地悪な罠が仕掛けてある、という評論読んでなるほどなぁと思った。
ダーシーはエリザベスの野性味あふれる性的魅力に惹かれた(周りの身分相応なお嬢さんは運動不足だったり病気)けど、結局はベネット夫妻のようになる可能性を秘めてる、とか。
ファニーも長年憧れてた次男ゲットしたけど、貧乏ぐらしのうえに養父母の世話が待ってそう、とか。

559 :
ダーシーは傲慢だけどあの財力と知性と地位と容姿ならしかたない
ナイトリーはちょっと年取ってて覇気がないけど大人で頼りがいがある
ウェントワースは自力でキャリアつんで一人前になったからエライ
ヘンリーは面白いし、あの父親に反抗する根性がある
エドマンドはひたすら真面目でやさしく気配りできて自分を知っている
自分の中ではやっぱエドワード・Rーズさんが一番魅力ないかな

560 :
オースティンの小説の登場人物はみんな遊んでばかりで働かないね

561 :
あの時代紳士階級以上は労働しないんだよ
自分の土地の管理はしていたかもしれないけど ダーシーの家くらい
なら家令がいただろうし。
商人とか実業に携わる人は財力がないという基本認識
不労所得があることがステイタス

562 :
>>559
私もエドワードがワーストかな。
婚約を隠して期待させといて逃げるとこや、結局婚約者に捨てられてビンボーのままエリナーのとこに来たのがムカつく。
エリナーが自分の姉ちゃんに財産奪われて辛い生活してるの知ってんだから、親にちゃんと相続認めさせて金持ちなってそれから来いよ!って感じ。
好きなのはナイトリーさん。最初から最後までブレずにエマを見守るところがイイ。ちょっと光源氏ぽくもあるけどw

563 :
ナイトリーさんは包容力あるよね 大人の安心感もポイント高い
なんとなく先生と教え子のカップルに似ていると思ってました。
でもヘンリーの若々しい魅力も捨てがたいんです。
映画としてみるとダーシー氏がダントツかっこいいんだけど、
上流社会に入るのは面倒くさそう ヘンリーさんのほうが気楽でいいかな
彼のモスリンの話、結構好き 

564 :
ヘンリーは若々しくてユーモアもあって確かにステキ。
でも嫁(キャサリン)があまり魅力的でないのと、家も借金まみれで結局ノーサンガーアベイも売らなきゃならなそうだし、これから苦労しそうだね…

565 :
コリン・ファースの出ている高慢と偏見を楽しく見ていたのですが
ウィッカムが出てきたところで今ストップしている
ウィッカム役の人はイケメンにしてほしいなぁ

566 :
キーラ・ナイトレーがエリザベスの映画版のウィカムはまあまあハンサム
でもほんと、実は裏がある当て馬って大抵胡散臭い雰囲気があるんだよね
爽やかハンサムすぎて逆に胡散臭いとかならいいんだけど
明らかにこいつ何かある、と思わせる

567 :
>>565
同意 エリザベスがウィッカム氏に魅かれるとこに感情移入できない
あのドラマ、コリンズ氏はすごくよかった 原作とは違う容姿だったような
気がするけど。

568 :
ドラマのネザーフィールドの舞踏会は愉快だったわ
音痴の歌は最高

569 :
今朝BBCのニュースでオースティンがイギリスのお札なるっていってた
10ポンドだったかな 結構嬉しい このお札欲しいわ
チュートンがテレビにでてた。綺麗なところだなあ 行ってみたい。

570 :
恋するキューピットエマでナイトリーさん演じてた人が出演してるマンスフィールドパークは日本ではDVD化してないんだね
時間長いからなのかな
あれいいのに

571 :
久しぶりに自負と偏見(本タイトルは高慢と偏見だけどこっちがなじみある)を再読
何回読んでも面白いし笑えるしドキドキする
また全部再読したくなった

572 :
自負と偏見は若い頃は素敵な恋愛小説だと思って呼んでたけど
年取ってから読み直したら読後感がものすごく切なかった
なんだろ、オースティンの夢物語であることを無意識に読み取ってしまったのだろうか

573 :
先日NHKBSで「プライドと偏見」を見てはまり、
新潮社文庫の「自負と偏見」を読み、
BBS版のドラマDVDを予約中
という経過をたどっていますが、
>>572の「オースティンの夢物語」には私も同意・・・
ただそれが現代でもこれだけ人気があるのは、
ダーシーが自分や自分の家の”影=ウィッカム&リディア=
ベネット家・エリザベスの影”を困難を感じながらも
自分と統合させ、アニマ的立ち位置のエリザベスを得、
自分もエリザベスにとってのアニムスとして自己実現を
はたした理想的な、自立した強い男としての魅力を書ききった
からだと思った。
エリザベスの性格はまだちょっと読みきれない・・・。
他の作品も書かれた時系列で読みたくなってきた。

574 :


マですと紹介したい上3文

575 :
ジェイン・オースティンの読書会
カレン・ジョイ・ファウラー 著 , 中野 康司 翻訳
全米ベストセラーを新訳で。オースティンの読書案内に最適
6人の仲間がオースティンの作品で毎月読書会を開く。個性的な参加者たちが小説を読み進める中で、それぞれの身にもドラマティックな出来事が――。
ちくま文庫定価:1,155円(税込)
刊行日: 2013/11/06

576 :
英語でオースティンの長編五冊目、マンスフィールド・パーク。
今、ヘンリー・クローフォードがファニーに絡みはじめた辺り。
舞踏会のシーンでファニーにスポットライトが当たってやっと、
彼女の積年の寡黙と屈従(へりくだりの上手な彼女自身にしてみれば
屈辱ではないのかな)が報われる展開になったなと胸をなでおろしたのもつかの間、
あああ、今度はとことん粘り強く自信満々のストーカー登場かよ。
どれだけしつこくストレスの溜まる展開が続くんだっ!!!

577 :
「ウドルフォの秘密」しかり「遥か群衆を離れて」しかり、
ジェーン・エアも勘違い男に一時期熱烈につきまとわれるし、
デビッド・コパフィールドのアグネスも荒涼館のエスターも
ちょっとそういう展開になるでしょう。
「オトラント城」でもうら若いヒロインがさいなまれ続けるが、
これはエロでホラーだからちょっと系譜が違うのか・・・
英文学にはヒロインを延々と圧迫しまくってなんぼのマゾヒズム、
あるいはサディズムの深い地下水脈があるみたいだな。

578 :
ユーライアヒープからの潜在的圧迫に晒されるだけのアグネスよりも、
DV夫にたらし込まれ、死の淵へとまで追いつめられる
デイヴィッドのママンがより問題だった。

579 :
ここのところ時間を割けず、やっとファニーの帰郷。
なんでオースティンのヒロインの両親はことごとく
ろくでなし、またはいないも同然の存在なんだ??

580 :
基本善人だけどだれでも欠点があるって感じじゃね
説得の父親はろくでなしだけど

581 :
いやいや。
エリザベスの父は彼女によく似た酷薄な冷笑家だし、
エマの父も身分が同等以上の人間と直近の身の回りの物事にしか
興味を抱かないような、知的好奇心と人情の薄い俗物の極みだし、
ファニーの粗野で薄情な両親、特に飲んだくれの父親、
にいたってはもう何をかいわんや。
オースティンは実の親を軽蔑していた、もしくは恨んでいたのか?

582 :
知的な皮肉屋なんだから、観察や批判が親に向かうのも自然だと思う。
だからといって、親に対する愛情がないわけではない。

583 :
イギリスのドラマ「ジェイン・オースティンに恋して」の映画化が決まって楽しみにしてたのに
監督・脚本のノーラ・エフロンが亡くなってしまったのを最近知った…

584 :
「エマ」が好きだな。
エリザベスは優等生すぎる。

585 :
エマがどじすぎるだけじゃね
エリザベスも得意げに偏見持ってたし

586 :
マンスフィールド・パーク、最近読み終わったぞ。
たあんとストレスの溜まる小説であった。
英語がなんだか読みづらかったのは、
最後まであんまり引き込まれなかったせいかしら。
愛すべき登場人物が一人も出てこないんだもん。
ファニーは良い子過ぎるし、身体も丈夫でないときている。
そんな娘があんなにもてるものかねえ?
お芝居出演と色男クロフォード君の求愛を執拗に拒絶する以外に、
特に何一つ主体的な行動もとらないし。
うーん・・・

587 :
中国朝鮮人は小説のせいにする前に自分達の日本語能力がうんこレベルだから
小説を理解していないことを頭に入れろよ

588 :
エリザベスは母親と妹を冷やかに見下しまくるようなビッチだぞう。
あまりにも優等生なのはアンとファニー。
エマは大いに笑えるが、まあ、お付き合いは無理だ。
おれはキャサリン一択かな。

589 :
こんにちは。
昨日スカパでBecoming Jane『ジェイン・オースティン 秘められた恋』見ました。
前から気になっていたので
今日、kindle versionの
Pride and Prejudice購入しました。
200年前の英英語やっぱ読みにくいですか?
現代作家中心に300冊くらいはフィクション読んでいますが、
古典は米英語のM.Twainくらいしかないです。
(ハックルベリーとトムソーヤ、難しかった。涙)
どなたかよろしくお願いします。

590 :
自己解決しました。
スムーズに読み始めることできました。

591 :
スレの趣旨と違いますが
ほのぼの系ゆるいお笑いのリンク貼りました。
興味ある方は読んでみてください。
今日同僚が送ってきました。
http://distractify.com/fun/fails/test-answers-that-are-totally-wrong-but-still-genius/
一旦皆さんさようなら。

592 :
ステマをするにも日本語勉強しろよなw
わざとらしいステマすぎて笑ったわw

593 :
エリザベスの人間的魅力とは何なのでしょうか。

594 :
オースティンの物語に出てくる父親って悪人ではないけど駄目男多くない?
オースティンの父親って微妙だったのかな?
牧師さんとか尊敬されそうなのに
そういえば高慢と偏見に出てきた牧師さん・・・

595 :
Pride and Prejudice半分しか読んでいないけど
エリザベスのおやじさん、
影薄いけど結構まともじゃね?
事業成功しているみたいだし
娘の結婚についてもしっかりした意見言っていたし

596 :
もともとはまともな人なんだろうけど
こと娘たちの事に関しては役立たずな印象

597 :
完璧な母親とか完璧な父親ってたしかにでてこないね
自分の両親ではなく周囲の人々を意地悪い目で観察して
キャラクターをつくりあげている感じ ちょっとおもしろがっている
というか、言い方悪いけど少し馬鹿にしているように感じる。
もし自分の両親がモデルだったら こんなふうに冷静に構えられないのでは
ないかな
オースティンのパパはハンサムだったようだし、ママも知的な家系の出なので
小説の登場人物とは関係なさそう。それに小説を家族の前で披露して
いたそうだからね。

598 :
倉橋由美子の大いに推奨するオースチン、読んでみようかな

599 :
知らないうちにBBCのオースティン作品のDVDがパッケージ変えて安売りされてるじゃん
高慢と偏見しか持ってなかったから他をポチってきた

600 :
映像化された作品は役者さんの年齢が?だったり
これが美男?美女?だったり
現代的にアレンジされてたりで中々しっくりこない

601 :
>>599
YouTube では、BBCが映画化したオースティンの作品がたくさんアップされてるよ。

602 :
>>600
確かにそうだね。まずは小説を読んでその小説に惚れこんでいる人は、映画化作品を見ると
がっかりする。しかし、小説を読みたいけどなかなかその気になれないときは、まずは
映画化作品を見ておいて、気に入ったら小説に入る。そういう意味で、僕にとっては
映画化作品は、映画化作品そのものを味わうためじゃなくて、小説に入るための
準備として活用するだけ。
「罪と罰」の小説が大好きで、10回くらいは読んだけど、あまりにもその小説に
惚れこんで味わい尽くしているから、映画化作品を見ても退屈なだけ。
Stephen King のホラー小説もそうだった。小説を読むとものすごく面白いのに、
映画化作品は、その面白さの10分の1しか伝えていない。

603 :
その前に日本語も勉強しとけ

604 :
高慢と偏見続編のPDJames原作のDeath comes to Pemberley(殺人)
BBC番組を動画で見たけどがっかりした。ダーシーもエリザベスも全く魅力がない。

605 :
593
the liveliness of her mind (by Darcy)

606 :
>>603
その前に、お前がR。

607 :
オースティンの作品の映像化で唯一原作より好きなのはSense and Sensibility。
しみじみとした情感あふれる佳作。姉妹が幸せになれて心がほんわかした。
bbcのドラマ版も映画版もよかった。

608 :
age

609 :
ジェイン・オースティンの読書会

610 :
週末はマンスフィールド・パーク

611 :
  ●・●●暗証番号の賢い管理法●●●
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612 :
マンスフィールド・パーク
メアリとクロフォード氏が改心してエドマンド、ファニーとうまくいく展開のほうが
盛り上がったろうなw
しかし世の中そんな甘くない、人の性根はそんな簡単には変わらんて話だね
でもファニーにそこまでイライラしなかったな
いい子ちゃんなんだが嫌いなタイプのいい子ちゃんではない
素人芝居に積極的には参加しなかったけど
芝居ちょっと楽しみにしたりもしてるファニー
そういう自分の気持ちを責めないあたり結構いい性格してんなと思ったw
あとメアリに親切にされると恋敵ではあるけどありがたいと思わざるを得なかった
みたいな複雑なちゃっかり感や素直感があって
控えめではあるんだけどいい人ゆえの被害者ではない
結構いい性格してる
話通して常にエドマンドが一番つまらんかった

613 :
マンスフィールド・パークを読んでいって感想を書き散らします。
たぶん鬱陶しい書き込みになると思うので、
「玉腰」というHNをつけますのでお手数ですがNGにしてください。
名無しの人からの苦情、忠告、呼びかけ等には、
誰が誰やらわからなくなるんですみませんが直接は返答しません。
またHNをつけた人からのレスに対しても、
それが明らかにヘンだなーと思った場合は勝手に無視します。
さて、chapter1
世に名作といわれるものはなんでもそうですが、
これもまた魅力的な書き出しを持っているなーと思いました。
もう最初の一文だけで面白くならないはずがない、と。

614 :
chapter1
ウォード家の三姉妹のそれぞれの性格というか性向が、
すぐに頭に入ってくる。
語り口がいい感じ。
無駄はないが、淡々というのでもない。
エレガントとは思えないが、どことなく余裕が感じられる。

615 :
>>612
ファニーはけっしていいこちゃんじゃないとこがいい
いいこちゃんだから惚れられたわけじゃないし

616 :
ファニーは典型的いい子ちゃんではないよな
クロフォード兄妹評価する目が結構厳しいw
だからといってファニー好きでもないけど
エドマンドはただ恋に盲目なだけでなくメアリの欠点も鋭く分析して
でもやっぱずるずるといい方向に解釈して…ってあたりがリアルで笑えるんだけど
魅力はあんまないな

617 :
chapter2
年の割に小っちゃいファニーと年齢以上に立派な従兄姉たち。
10歳で自分の家を離れたこどもの心細さ。
自分と他者、そしてその差異というものが、
実感として、それも脅威として、まず示される。

618 :
chapter3
それにしてもノリス未亡人って人は・・・。
でも、こういうオバチャン、たしかにいるよなー。
口は出すけど絶対に金は出さない(笑)
サー・トーマスは長男のトムを伴ってアンティグアへ。

619 :
chapter4
ポニーが死んじゃった・・・。
けど、優しいエドマンドが牝馬をゲットしてくれた。
マライアとラッシワースの婚約、クロフォード兄妹の登場と、
けっこう賑やかな展開。

620 :
chapter5
美人度とニッチ、コミュニティにおけるある種の席の取り方。
クロフォード兄妹のやり取りが秀逸。
この二人に比べれば、バートラム家のトムや姉妹はちょっと足りない。
メアリはファニーがまだ社交界デビューしていないことを確認する。

621 :
自分はファニーに共感を持つから好きだわ
内向的なせいで貧乏くじ引いちゃうとこ
でもそのままでいいとは思わない
このレベルになりたいのがエリザベス、見ていて面白いと思うけどなりたくいのがエマ

622 :
chapter14
もう2chに自分の下らない感想を書くのはやめようと思ったのだけど、
ここを読んだら余りに面白すぎたのでついつい書いてしまう僕(笑)
ここ、マジですごい!!!
おしまいに戯曲を読むファニーの微妙さ、
ジェイン・オースティンさん、あなたは天才です!!!
感謝。

623 :
読書会の映画を見たんだけど
本の感想を言い合っているのはおもしろかったけど後はいらねって思った。

624 :
高慢と偏見の新訳が出るみたいね。

625 :
>>623
「読書会の映画」って、なんですか?もしかして、
Jane Austen の著作について日本人たちが語り合う読書会を
フィルムに収めたもの、という意味ですか?

626 :
>>625
>>506

627 :
chapter48
よい終わり方でした。
しかし、ノリス夫人もああなってみるとなー。
人生無常、です。

628 :
"Sense and Sensibility"って、下品な小説だね。

629 :
Persuasion
これもおもしろそうです。

630 :
漱石の蔵書には、オースティンが4冊だけだったらしいが

631 :
エリザベスが気に入らない自分は
変わってるのかと思ってここ見たら
そうでもなかったので良かった
作者も解説もほめちぎってるから焦ったわ

632 :
「オースティンランド恋するテーマパーク」って知ってる?

633 :
>>583
イギリスのドラマ「ジェイン・オースティンに恋して」の映画化が再開される事になったよ
またオースティン作品があちこちで取り上げられると良いね

634 :
ホームズのパロ的な映画は好きだけどオースティンはあんまし好みじゃない

635 :
高慢と偏見 [DVD]
コリン・ファース/ジェニファー・イーリー (出演), サイモン・ラングトン (監督) 形式: DVD
DVD発売日: 2013/10/25
マンスフィールド・パーク [DVD]
シルヴェストラ・ル・トゥゼル/ニコラス・ファレル (出演), デヴィッド・ジルズ (監督) 形式: DVD
DVD発売日: 2013/10/25
分別と多感 [DVD]
ハティ・モラハン/チャリティー・ウェイクフィールド (出演), ジョン・アレクサンダー (監督) 形式: DVD
DVD発売日: 2013/10/25
説きふせられて [DVD]
サリー・ホーキンス/ルパート・ペンリー=ジョーンズ (出演), エイドリアン・シェアゴールド (監督) 形式: DVD
DVD発売日: 2013/10/25
ノーサンガー・アベイ [DVD]
キャサリン・シュレシンガー/ピーター・ファース (出演), ジャイルズ・フォスター (監督) 形式: DVD
DVD発売日: 2013/10/25
エマ 恋するキューピッド [DVD]
ロモーラ・ガライ/ジョニー・リー・ミラー (出演), ジム・オハンロン (監督) 形式: DVD
DVD発売日: 2013/10/25
ジェイン・オースティンの後悔 [DVD]
オリヴィア・ウィリアムズ/サミュエル・ルーキン (出演), ジェレミー・ラヴリング (監督) 形式: DVD
DVD発売日: 2013/10/25
ジェイン・オースティンの説得 [DVD]
アマンダ・ルート (出演), キアラン・ハインズ (出演), & 1 その他 形式: DVD
DVD発売日: 2014/05/23

636 :
レディ・スーザンの映画化らしい
公開日は不明だけども
ttp://www.excite.co.jp/News/cinema/20150203/PiaCinema_201502030003.html

637 :
今キャスト決まったばかりなら、公開は来年以降かな?

638 :
馬鹿にしちゃいけないんだろうけど、こういう小説って、退屈だ、と思うよww

639 :
笑い上戸

640 :
日本語がおかしい奴は文章が読めないから退屈なだけだろ

641 :
ジョージ・エリオットの「ダニエル・デロンダ」って、竹之内明子訳(日本教育研究センター1987-88)と淀川郁子訳(松籟社1993)があるんですが、どちらがお勧めでしょうか?
本来ならほかのスレ(英文学総合あたり?)で尋ねるべきことかと思いますが、オースティンの読者ならジョージ・エリオットも読んでいるだろうとの希望的観測で、ここに書かせていただきます。

642 :
高慢と偏見とゾンビ、早く見たい

643 :
登場人物の遺産額、年収額を初対面の隣人が家族内の会話の中で言っているが自分の資産年収を赤の他人に言うこと事態あまりにも軽薄と思うが、それともそんなもんか。

644 :
2014年10月10日金曜日
【もうちょいで読み終わるのに翻訳が出ちゃったよ編】
もしも西荻窪の古本屋がピケティの『21世紀の資本』(PIKETTY,T.-Capital in the Twenty-First Century)を読んだら
http://koshohirakiya.blogspot.jp/2014/10/21pikettyt-capital-in-twenty-first.html
 えーっと、アメリカがオースティンの小説に出てくるみたくはならないよ、やーいやーい、てな内容だ。
 ジェーン・オースティンてのはイギリスを代表する作家で、このブログでもちょっと取り上げたことがある。
 オースティンの小説ってのは、たいてい田舎でおこる恋愛のあれこれで、
登場するのは当時の中産階級、「ジェントリー」てやつなんだけど、この時代の中産階級ってのはほとんど「労働」てやつをしないんだよね。
そうした階級の状況がごく自然に、オースティンの小説には描かれている。
 で、ピケティの本にもオースティンは取り上げられている。
オースティンは十八世紀後半のイギリス社会の状況を、ある意味社会統計以上に克明に映し出している、なんてな感じ。
 そんなわけで上掲の記事が書かれたんだと思うんだけど……
 あー、言っちゃなんだが、ピケティはあんまりオースティン読んでないと思う。それから上の記事書いた人も。
 ついでにピケティはバルザックの『ゴリオ爺さん』もとりあげてるけど、こっちも読んでないよね。
バルザックって、マルクスが愛読してたけどさ。細かいこと言うと、「ゴリオ爺さんのパスタはジョブスのiPhoneだった」みたいに書いてるけど、
ゴリオ爺さんはパスタっつーかバーミセリ作りの職人で、儲けたのは革命のどさくさで小麦の暴騰にのっかれたおかげだし。
 で、オースティンが描き出す「身分sphere」てのは、経済よりも心の持ちようの方が前面になってるんで、
もしアメリカがオースティンの小説みたくなっても、オースティンのような小説が生み出されることもないし、
オースティンの小説に登場するような生活が送れるわけでもない。ダシにされてるオースティンこそいい面の皮のような。

645 :
あなたは40代ロサンゼルス府警新聞作りですか?ドーハの悲劇「中国衝撃イヤフォン」「中国悪夢イヤフォン」ですか?

それともいくつですか?huluさん?

それともいくつですか?huluさん?

それともいくつですか?huluさん?

646 :
2016-05-02
英作家ジョージェット・ヘイヤーにはまる
http://maru-piyoko.hatenadiary.jp/entry/2016/05/02/202915
少し前、ヒュー・グラントの出る映画「リライフ」を見に行ったんです。

その中でヒュー・グラントがジェーン・オースティン(1775〜1817)の小説をバカにするシーンがありまして…

ちなみにヒュー・グラントはオースティン原作の「いつか晴れた日に」に出演してるし、
オースティンの代表作「高慢と偏見」をベースにした「ブリジット・ジョーンズの日記」にも出てる。

その彼がオースティンを小馬鹿にする!というのが可笑しくて大笑いしたのですが、
映画を見た後、オースティンの小説を読んでみたくなってチャレンジしたんですね。

ところが…なんだかページが進まない。

普段、あんまり小説を読まないからかなあ…頭に入ってこないなあ…訳と相性が悪いのかなあ。
いろんな出版社からいろんな訳が出てるし、ほかにいい訳のないかなあ…

で、調べていたら、「ジェーン・オースティンの再来」と言われるジョージェット・ヘイヤーのことを知ったのでした。

んで、なぜかオースティンを探していたのに、いまやどっぷりヘイヤーにハマるきっかけとなったのはこの「ひと芝居」

他にもこれらの作品がありまして

内容紹介を見ると分かるんですが、双子の入れ替わりや男装女子、悪魔公爵、放蕩者の男爵、清らかな令嬢、後見人、女相続人…
と少女マンガ好きが飛びつきそうなワードが一杯。

これ、50〜90年くらい前の作品なんですよね。

なのにまったく古い感じがしない。

どれもそれぞれに面白いのですが、私が特に気に入っていて読み返しているのは「令嬢ヴェネシア」と「フレデリカの初恋」。

647 :
ハーレクインの作家がオースティンの再来?
ホンマかいな。

648 :
D・H・ロレンス「私に言わせればオースティンはきわめて不愉快な人物で、偏狭な俗物、悪い意味でのイギリス人だ」

マーク・トゥエイン「『自負と偏見』を読むたびに、彼女の死体を掘り起こして脛骨で彼女の頭蓋骨をひっぱたいてやりたくなります」

649 :
2016/5/19
アガサ・クリスティの作品を通して読むイギリスの階級と社会
http://angel.ap.teacup.com/sofiaandfreya/1185.html

オースティンのNorthanger Abbeyにはゴシック小説マニアの主人公が出てきて、
そのゴシック小説とは「イタリア、スイス、フランスが舞台で美人のヒロインが怖い目にあった挙句にヒーローと結ばれる話」
で19世紀頭に非常に人気があった。イギリス人にとっては文化的で洗練されている国はそれらの国で、雄大なヨーロッパの地形もドラマチックであった。
それに比べイギリスは実際的でダサい、という自覚があった。
国内の景色を見て感動する時も「スイスみたい」と言って(本当は全然違っても)喜ぶ有様・・・・だったそうです。

ただし、人口比で言えば少ないアッパークラスとアッパーミドルクラスの人達の生活がクリスティーの言う「イギリス的な」ものでした。
人口は少ないながらも国の中心を担ってきたことや、彼女自身がその階級の出身であったためです。

それがどんなものかと言うと、クリスティの「白昼の悪魔」で、外国人のポワロが「非常にイギリスらしい子供時代とは?」とイギリス人女性に聞いた答えからわかります。
田舎・大きくてみすぼらしい家・馬と犬・雨の日の散歩・暖炉・果樹園のりんご・お金がないこと・
古いツイードの服・何年も着ているイブニングドレス・放ったらかしの庭 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:87f20c3c9ee883ab649a4d7f8b996d63)


650 :
自負と偏見 (新潮文庫) 文庫 - 2014/6/27
ジェイン オースティン (著), Jane Austen (原著), 小山 太一 (翻訳)

651 :
オースティンはもっぱら若い女性の恋を描いていて
少女向き作家のような印象がありますが、女子だけに
独占させておくにはもったいないです。
さらに言えば人生や世の中にたいする、落ち着いた
精微な視線をもったオースティンの作品は小津安二郎の
映画がそうであるように、読者が年をとるほど
好ましくなると思います。

652 :
「続明暗」を書いた水村美苗と辻邦生の新聞連載の往復書簡を収めた 「手紙、栞を添えて」(朝日新聞社、1998)という本があります。
オルコットからプロンテ姉妹、ディケンズ、フローベール、 ドストエフスキー、トーマス・マン等を俎上にした文学談義を経て
水村が最後に名を挙げる作家がジェーン・オースティン。
以下引用。
『女の子もの』へ戻ってもいい。 最後はこの作品だ。
『高慢と偏見』。 この本がどんなに私たち女の間で人気があるか、
男の人たちは知らないでしょう。 女たちは遠慮して語らないのです。
いったいどうしてこんなにも女の読者に人気があるのか―ハッハ、
その答えを、モロに言います。 頭のいい女が男に圧勝する物語だからです。
ジェーン・オースティンの面白さが、その文章にあるのはいうまでもありません。
その文章を特徴づける、「機知」とよばれるもの。  それは言葉によって表現される何かではない。
言葉の表現の仕方そのもにに在るのです。 だから彼女のさまざまな文章の形をそっくり記憶していない限り、
読むたびに笑いを誘われる。 感心させられる。
その機知を持った主人公として水村は「高慢と偏見」の
エリザベスを挙げ、ダーシーをその「機知」を理解できる 読み手になぞらえてこう書きます。
エリザベスに揶揄されれば揶揄されるほど、ダーシーが彼女を愛するようになるのは必然でしょう。
「機知」というものは、その面白さが理解されればされるほど、
読み手を魅了せずにはいないものだからです。
なんと女はここで、男をやっつければやっつけるほど、 男に愛されてしまうのです。 ラ!

653 :
優れた人間同士が互いに相手の価値を認めて結ばれるというタイプの
  「大人の恋愛」からは、無分別な少年少女の恋愛や不倫の恋などとは
  一味違った深い持続性のある感動が伝わってきます。 なお、この
  ハッピーエンドの恋愛小説は、賢明な結婚のためのガイドブックと
  しても読めるのではないかと思います。 (「夢幻の宴」倉橋由美子)
この種の成熟に達した人間についての面白い話が日本の小説には
  余り見当らないようで、それが日本の小説を圧倒的に文学青年・
  文学少女・文学老年等々向けのつまらない読み物にしています。
  苦味とユーモアは成熟のしるしですが、イヴリン・ウォーの小説
  にはそれが十分あります。 (前掲書)

654 :
ジェイン・オースティン (中公新書)
世の多くの人達は日常を退屈と見なし、さまざまな形でロマンティックな世界に憧憬を抱く。ところがここにロマン主義の弱点を見抜き、持前の機智とユーモアと皮肉
と諷刺で平凡な日常を非凡な喜劇的世界に転じた作家がいる。漱石が「平凡の大功徳」を心得た写実の大家と絶讃し、
山本健吉が「世界で一番平凡な大作家の一人」と評した、英国の天才女流ユーモリスト、ジェイン・オースティンである。その生涯と作品の全貌を描く。

655 :
「ジェーン・オースティンの描いた世界は、言うまでもなく後の女流作家の描いた
世界にくらべれば無限に狭い。しかしそれを言うなら、小国はいつでも大国に敗れる
ものとは限らない。私自身はたえず小国の勝利を信じつづけてきた者であることを
この際申し添えておく。」
『ヴィクトリア朝の英文学』(G・K・チェスタトン)

656 :
大学の文学の授業で、初めてジェインの作品(エマ)読んだんだけど、めちゃくちゃ面白いやん。

ナイトリーの熱い告白好き。個人的に、高慢と偏見よりエマが面白かった。

657 :
ハーモニィRomance 2017年3月号
出版社名 宙出版

◆MYフェイバリットストーリー
  英洋子「説きふせられて」原作/ジェーン・オースティン

658 :
ビートたけし「あああん!あべぴょん、らめえええええええ!ひぎぃ!あああ、アナルが裂けちゃううううううっ!」

659 :
最近オースティンの作品を6作とも読んでみた
まずヒロインが一番良識的で善良で道徳的で他の姉妹や家族はそれに劣ってるみたいなのが最初の何作かで続いてうへったが
エマやマンスフィールドじゃ出木杉じゃない普通のヒロインだったんでほっとした
でもエマはすごく身分を意識しまくり、独善的でちょっと苦手かもしれない
マンスフィールドのヒロインは普通に好感持てた
好きなヒロインは地味かもしれないけど、受け身すぎも大人しすぎもせずある程度行動も出来るアンかな
作品としては高慢と偏見が一番面白かったけど

660 :
間違った

×マンスフィールド
〇ノーサンガー・アビー
だった

661 :
私も説得のアンが一番好きだな
ストーリーも地味だけど好きで一番読み返してる
ノーサンガーのキャサリンはアンチヒロインで面白いね


「分別と多感」だけはなぜか読む気になれなくてずっと放置してて
最近やっと読んだけどあんまり好みじゃなかった
姉の恋人が特に魅力感じないからかな

最初はマリアンが感情過多でうるさくて好きになれず、姉の方が良いと思ったけど
ラスト付近では少し落ち着いたマリアンは魅力的に思えて
姉の方が人間味も面白味も無く思えてきた
自分の中でキャラクターの印象が逆転したのが面白かった

662 :
キャサリンは今ではよくあるヒロイン像だけど
当時じゃヒロインらしからぬキャラらしいのが面白い
ファニーや分別と多感の姉のようなヒロインの方が今は珍しいかも

663 :
>先日同世代の集りがあってね、今のNHK朝ドラ「ちりとてちん」が話題になった。みんな「見てる、見てる」って。この世代みんながいつもNHKの朝のドラマみてる訳じゃなくてね、前の「どんど晴れ」だっけ、あれは誰も見てなかった。
他にも、「自分以上に亭主がはまったので録画している」といった書き込みをここでもブログ検索でも見かけるし、
ここの番組クサし御用達板である、(まあニートオタみたいな奴も多いだろうとはいえw)男がほとんどだろう実況でも極めて好評。
たぶんこの脚本が、笑いも多いし、デジタルにパッパッと話が動くノリがあるし、
伏線の山だし(悪く言えば作為性が高い、ということにもなる。「どこか作ったような話」。勿論どんなドラマもみな虚構なんだが)、
ナレーションを含め客体的で俯瞰的なトーンも強いし、
男が好みそうな、男脳に響きそうな点が多い。脚本家も知能程度自体高いうえ、実際半分男脳っぽいんだろう。
(一方で(女性的というのか)世態人情も細かく描写していて、そういう面である意味完璧っぽいわけだが。)
というので、逆に言えば、純女脳ドラマ、主人公中心視点で、少人数の内々の人間の細々した喜怒哀楽(嫉妬憎悪紛争和解)をベタベターッと描くようなもの、
そういうのが好き、そういうのがあたくしどもが朝ドラに期待するものなんざます、みたいなタイプにとっては面白さがほとんどわかりにくいんだろうな。
そういう面でも何%か逃げてしまっているということなんだろう。

664 :
NHK教育を見て53072倍賢くウィンブル丼 [無断転載禁止]©2ch.sc
http://nhk2.2ch.sc/test/read.cgi/liveetv/1499084162/

665 :
たのしい

666 :
☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と
生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの
導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆

667 :
俯瞰して人間観察が出来る人が羨ましい

668 :
Lady Susan
自分の思いのままに生きる美しい未亡人の悪女という
オースティンらしからぬ主人公。
未発表だけに完成度は高くないのと
終わりの辺りが好きではないけれど、面白く読みました。

669 :
イギリスの新10ポンド紙幣の肖像にオースティンが選ばれた

670 :
先月でちょうど没後200年だったしね。

671 :
日本の樋口一葉を真似したのかな

672 :
世界初のプラスチック?の紙幣らしい
模造が難しく長持ちするらしい
オースチンの小説のようだ。

673 :
Pride and Prejudiceを原書(ペンギンクラシック)で読み始めた
単語は難しくないが、一読でスラスラと意味取れない箇所が結構あって疲れる
ガリバー旅行記より緋文字よりハックルベリー・フィンより難しい感じ
再読して考えても分からないところは邦訳を参照

674 :
邦訳の訳者は誰?

675 :
俺の場合、
「ペンギン・クラシックス」
「新潮新訳」
「河出」
「ちくま」

【感想】

「新潮新訳」・・・いい訳。翻訳特有の解りにくいところを他の翻訳参照。
「河出」・・・そこそこいい訳。でも「新潮新訳」よりは落ちる。
「ちくま」・・・訳し過ぎ。訳者の解釈が入り過ぎている。

676 :
いま、6長編すべてちくま文庫で揃っているんだな
しかも訳者も中野康司で統一されている

677 :
その人の「ジェーン・オースティンの言葉」という本だけ買った

678 :
Pride and Prejudice読了。最初はちょっととまどったが途中から面白くなった

意味不明になるパターンは人称代名詞の取り違え、セリフでの発言者の取り違え
使用語彙は狭くてむしろ簡単な方。現代で使わない用法とかニュアンスはあるけど

参考にしたのは岩波文庫だけど意味不明や解釈に自信のない箇所の確認で部分的に
ちらっと見るだけなので訳自体の良し悪しは判断できない

キーラ・ナイトレイ主演の映画とBBCのドラマも見ます

679 :
原書を2、3日で読了できるって凄いね!

俺は原書と邦訳3種類で3箇月かかった。
途中で何度も休止しながらだけれど。
主要登場人物一覧が「河出」「ちくま」にはあるが、
「新潮新訳」にはない。
自分で登場人物メモを作成しながら読んだ。

680 :
キーラ・ナイトレイ主演映画のテレビ放映録画をもっている。

最初の方を観たのだけれど、
俳優陣が小説のイメージとは少々違うので途中で観るのを止めた。

『カラマーゾフ』『ドクトル・ジヴァゴ』『嵐が丘』『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』・・・・・・
すべてそうだ。

681 :
映画の方が先だったけど面白かった
でも今思うと細かい妙味は表現できてないな
俗っぽい母が頭でっかちの神父と交わると変な味が出たりとか

682 :
Emma読了。とっても面白かった。読み返すと色々楽しめそう

今回は特に理由もなくちくま文庫の訳を補助にしたけどかなり訳し下している
日本語として読みやすいとも言えるが一方で原文のニュアンスを失っているところがある印象がなきにしも

次はMansfield Parkかな

683 :
んまぁ、『自負と偏見』『エマ』を読めばあとは読まなくてもいいと思うけどね。

頑張ってください!

684 :
>>682さんは確かに読むの速いなあ、裏山
このスピードが自分にあったらプルーストを読んでみたい

685 :
あんま関係ないけどママレードボーイの歌の歌詞ちょっとプルーストっぽいなと思った

686 :
だっけっど きにっ なるっ

687 :
「エマ」近所の書店になかった
でかめの書店なのに古典が手に入らないのは萎えるわあ

688 :
南が丘文庫
http://www.minamigaoka.info/BOOKS/
Official Homepage

横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。

横浜市立南が丘中学校OB会

689 :
本はネットで買うもの

690 :
自負と偏見は赤毛のアンぽいなw

691 :
花のなかでいちにちがおわるぅ〜〜〜〜っ!w

692 :


693 :
俺はトトロ思い出した
宮崎駿はたくさん古典読んでるんだろうな

694 :
管理者なんて言っても退屈だろ。
ままごと仕事は。やりがいを感じてたら異常。

695 :
中公文庫で大島一彦訳『高慢と偏見』が出る。

大島一彦の翻訳ってどうなの?

696 :


697 :
最高傑作は断トツで「エマ」。

次点は「ノーサンガー・アビー」かな。

698 :
エマ読んだ
中盤くらいまで変人ばっかりで読むのが本当苦行レベルだったけど、
その後の怒涛の展開で完全に手のひらクルーした
本当凄い
でもハリエットの最後の扱いだけはちょっと雑だなと思った

699 :
700

700 :
>>695
わりと良いよ。
新潮とこれが読みやすい。

701 :
訳はどうでもいい
最後は殴り合いで終わる「高慢と偏見」が読みたい

702 :
ジェイン・オースティン研究の今: 同時代のテクストも視野に入れて
日本オースティン協会 (編集)
出版社: 彩流社 (2017/5/8)

703 :
中公文庫の「エマ」訳文が正直しんどいです
がまんすれば面白くなりますか?
あきらめてちくま版に移行したほうがいいですか?

って、んなの自分で決めろ、ボケ!
ていわれそう

704 :
世代の違いかな?

705 :
>>703
岩波の工藤訳もチェックしてみたら?
オースティンは大体複数訳出てるから相性合わないなら他訳に切り替えてみるのも手

706 :
阿部訳『向きを変える場所もなくて舞踏をするほど感心しないことがあるでしょうか』
中野訳『ターンするスペースもない部屋で踊るなんて最悪』

阿部訳「ナイトリー氏は、微笑をみせないようにつとめているらしかったのだが、エルトン夫人が話しかけてきたので、造作なく、その努力に成功した」
中野訳「ナイトリー氏は必死に笑いをこらえているようだったが、エルトン夫人が話しかけてきたので、なんとか笑わずにすんだ。」

阿部訳『そんな思い出は、時には心の壁を突きやぶって出てくることもありましょうけど、―でも、どうしてあなたはそんなものをわざわざ呼びだすことがおできになるのかしら!』
中野訳『ときどきいやでも思い出すけど、わざわざ話題にするなんて!』

アマのレヴューに比較出てたけど、こういう違いなのか、ふーん

707 :
翻訳文体きらいじゃないけど、(70年代までの大江健三郎愛読してた)阿部知二訳はいくらなんでもって思った

708 :
阿部の訳文は「連続」を強調しており、中野は「断絶」を強調してると言えば良い?

709 :
エマの出だし

エマ・ウッドハウスは、美しく、才気にとみ、裕福であって、あたたかな家庭と明るい気質を持ち、生活の最上の恵みのかずかずを身に集めているように見え、世に生をうけてこれこれ二十一年になるが、苦しみも悩みもほとんどなかったのである。

エマ・ウッドハウスは美人で、頭が良くて、お金持ちで、明るい性格と温かい家庭にも恵まれ、この世の幸せを一身に集めたような女性だった。もうすぐ二十一歳になるが、人生の悲しみや苦しみをほとんど知らずに生きてきた。

悪いけど、上は全然頭に入って来なかった
書店で読み比べたら絶対上のは買わなかったけど、あいにく書店には「エマ」が一冊も置いてなかったので、アマゾンで安い方を買ってしまった

で改めて下の訳本を買った

710 :
滑らかな文章を好むもいれば、逆もある。

711 :
>>706
中野訳は酷いね
とくに2番目と3番目
3番目は創作に近い

712 :
まあ、あれだ、おれは阿部訳を読み通すヒトには最大級の賛辞を送るよ

「ど変態!」

713 :
岩波の工藤訳はどうなんだろう?
あと、別の出版社からハーフっぽい名前の人の翻訳が出てるよね

714 :
中野-工藤----阿部
本屋でパラパラ見た印象

715 :
中野訳のエマを読んでるところだが、とても面白い
あんまり面白いので、ときどき阿部訳と読み比べたりしている

そして思った
阿部訳は世に出してはいけないものではないのか

716 :
阿部訳を嫌っているのは1名だけと言う現実

717 :
>>716
それ、言うな

718 :
そんな現代じゃなかったと記憶してるから
俺読んだの阿部訳かな、多分

高慢と偏見(田中淳子訳、ハーレクインMIRA文庫、2007年)編訳書
これちょっと興味ある、酷そう

719 :
現代じゃなくて現代的だった

720 :
阿部知二はメルヴィルとかはいいけどオースティンは直訳し過ぎな感はある
新訳に置き換えられたけど中野好夫なんかの方が良かった
吉田健一や河野一郎辺りにも翻訳して欲しかった

721 :
オースティンではなくオーステンだと思う
オースティンでも別にいいけど

722 :
まあ、youtube how to pronounce jane austen で検索して、youtubeで聴いてみれば。

723 :
おとなしくて病弱なファニーに萌えますた

724 :
勃起しながら、ジェイン・オースティンを読んどります

725 :
処女が書いたんだぜ

726 :
バ、バージン!!!
むふふふふ

ジェーン・オースティンのパンティが残っておったら
是非、頭からかぶって、スーハ―しながら
オナりたいす
41歳、余裕で、やれるっす

727 :
ジェイン・オースティンさん、41歳で、お亡くなり

田村ゆかりさん42歳より年下す
ジェイン・オースティンさんはオカズになるっす

728 :
Jane Austenの英語発音は、ジェイン・オースティンでも、オースティンでもどちらでもなくて
とちらでもいいとおれは思うが、みなさんはどう思うだろうか。
最後の部分は、あいまい母音だ。
そもそも日本語にはない音で、、ティンと聞こえる時もあるし、テンと聞こえる時もある。

729 :
Jane Austenの英語発音は、ジェイン・オースティンでも、オーステンでもどちらでもなくて
とちらでもいいとおれは思うが、みなさんはどう思うだろうか。
最後の部分は、あいまい母音だ。
そもそも日本語にはない音で、、ティンと聞こえる時もあるし、テンと聞こえる時もある。

730 :
このあたりは参考になるのか?
https://www.youtube.com/watch?v=0-r3zb6ALeQ
https://www.youtube.com/watch?v=mPCBhbN4hI0
https://www.youtube.com/watch?v=wMflQsGRUY4

731 :
辞書の発音聞くと
米語辞書だとオーストン、オーストゥン
英語辞書だとオステン、オスティンに聞こえるな
曖昧母音なのは米語で、英語辞書はI、両方載せてる辞書もある
日本人はオースチン

732 :
曖昧母音だろうが、Iだろうが、アクセントのない母音は
そんなに、厳密に考えなくてもいいんだよ。
全部省略しちゃうことだってあるし、
Iも、曖昧母音に近い音だしな。

733 :
エ、エリザベス・ベネットと立ちバックでファックしたいです
えへへへへ

734 :
エマ・ウッドハウスとはアナルファックをしたいです

735 :
エリナーとマリアンとはもちろん2pで

736 :
キャサリンとは、正常位でやりたいです

737 :
アン・エリオットお姉ちゃんとは69をしたいです

738 :
ファニーとは、嫌がるのを拝み倒して、
顔面騎乗位で放尿をしてもらいたいです
ひとしずく残らず飲みたいです

739 :
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/3f/Jane-Austen-portrait-victorian-engraving.png
ジェイン・オースティンは巨乳
しゃぶりたい

740 :
コーマンとインケイ

741 :
Rフィールド・クパア

742 :
エR

743 :
セックスされて

744 :
ノーパンガー自慰ン

745 :
セックス・アンド・セクシュアリティー

746 :
オースティンの子供、子供、子供
オースティンの子供
オースティンコ

747 :2018/11/23
自慰ン・オースチンコ

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ノリンノリンに投げる投手とスパンスパンな振りの打者@埼玉西武ライオンズ'19-306
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