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名古屋港水族館 パート2
自治スレ
自治スレ
■マントフィフィと子豚の雑談スレ■
札幌市円山動物園★21
名古屋港水族館
- 1 :2017/08/28 〜 最終レス :2018/02/11
- 日曜日に行ってきたから写真アップするね
- 2 :
- http://i.imgur.com/OpbqOaM.jpg
- 3 :
- 巨大水槽で、イルカパフォーマンスの様子を下から観ることができる
http://i.imgur.com/NB9rD3T.jpg
- 4 :
- 小魚の隠れ場所やな
http://i.imgur.com/C58l2Jn.jpg
- 5 :
- どこにでもありそうな風景
http://i.imgur.com/qarZUin.jpg
- 6 :
- いつ見ても不細工な顔だな
http://i.imgur.com/hL4wkrR.jpg
- 7 :
- 混んでるから近くで撮れへん。エビっぽいのがおったわ
http://i.imgur.com/V18tjLd.jpg
- 8 :
- 触っちゃダメなのに…
http://i.imgur.com/3dTDUbe.jpg
- 9 :
- 昨日の事やでもう何がなんやらわからん
http://i.imgur.com/vnaL7E6.jpg
- 10 :
- 奥にあるガラスから子供達が顔を出して間近で鑑賞できる。大人は恥ずかしいよ?
http://i.imgur.com/34X22Rs.jpg
- 11 :
- タコパしたいね
http://i.imgur.com/wgFWqOA.jpg
- 12 :
- 伊勢海老!まだ一度も食べたことあらへん(泣)
http://i.imgur.com/PUy7ZgB.jpg
- 13 :
- 腹減ってきたな。ちょいとら買ってくる。
- 14 :
- 夜食はマック
http://i.imgur.com/JjjjKll.jpg
- 15 :
- 水圧で小さくなってく姿
http://i.imgur.com/gZmoI0W.jpg
- 16 :
- http://i.imgur.com/gTFQkDo.jpg
- 17 :
- この左は卵の中でざわざわ動いてます
http://i.imgur.com/apxIGpE.jpg
- 18 :
- 右下、変わったカニだな
http://i.imgur.com/W3wMOFa.jpg
- 19 :
- http://i.imgur.com/pWTuRV5.jpg
- 20 :
- http://i.imgur.com/HLaGpBR.jpg
- 21 :
- 短いけど水中トンネル
http://i.imgur.com/XYdbKY2.jpg
- 22 :
- http://i.imgur.com/nHzSA6F.jpg
- 23 :
- http://i.imgur.com/LLIWzWP.jpg
- 24 :
- ギリ魚の方が多いな(笑)
http://i.imgur.com/Mggs2S1.jpg
- 25 :
- 下を向いてる人ら何を観てるんだろ
http://i.imgur.com/VSh5Qxg.jpg
- 26 :
- 見れない人いっぱいいた
http://i.imgur.com/Nt1omet.jpg
- 27 :
- http://i.imgur.com/UEinJFE.jpg
- 28 :
- マイワシのトルネード
http://i.imgur.com/kDZR8BH.jpg
- 29 :
- zzz
http://i.imgur.com/IpIMpZ9.jpg
- 30 :
- 生で観察したいなー
http://i.imgur.com/kJkla6K.jpg
- 31 :
- 亀の赤ちゃん
http://i.imgur.com/jsjMvK3.jpg
- 32 :
- ウミガメ「よっ!」
http://i.imgur.com/56jsKFc.jpg
- 33 :
- まぁ硬いわな
http://i.imgur.com/jYJU9QG.jpg
- 34 :
- 亀
http://i.imgur.com/LA2oVDy.jpg
- 35 :
- 世界?で名古屋港水族館しか飼育してないらしい
http://i.imgur.com/01hPisp.jpg
- 36 :
- https://www.youtube.com/watch?v=J4cSgEmRre0
- 37 :
- 勢い順からきますた
- 38 :
- クジラの髭に付着してるんだって
http://i.imgur.com/We7MfMu.jpg
- 39 :
- ペンペンちゃん達
https://i.imgur.com/j07HXPg.jpg
- 40 :
- https://i.imgur.com/p7MO5p7.jpg
- 41 :
- シャチの親子
https://i.imgur.com/FSy2GcC.jpg
- 42 :
- イルカちゃん
https://i.imgur.com/oTnM7DW.jpg
- 43 :
- イルカパフォーマンス、満員初めて見た!
https://i.imgur.com/Fn8dWsi.jpg
- 44 :
- ☆ 私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。総務省の、
『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。
2017年10月22日(日)の国政選挙は、ぜひ投票に行きましょう。
平和は勝ち取るものです。お願い致します。☆☆
- 45 :
- あげ
- 46 :
- 今月の生活費が足りないかも… 。
急な出費でお財布がカラッポ… 。
リアルに一か月一万円で生活しないとやばい!
借金の返済が立て込んでどうしようもない! (金融機関、住宅ローン、会社、個人など)
給料が減少し、生活が苦しい !
ホームページも有ります。
そんなアナタのお金の悩み、相談はエスティーエーで
- 47 :
- 今日の昼のベルーガの餌やりタイムに、最前列でスマホ自撮り棒で撮影してたおっさんきもかった。職員と言えど一般の人を無許可でフルで撮影するのってありなの?
YouTube戸叶動画サイトにアップしてる人いるよね。
- 48 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 49 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 50 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 51 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 52 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 53 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 54 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 55 :
- .
- 56 :
- .
- 57 :
- .
- 58 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 59 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 60 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 61 :
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- 62 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 63 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 64 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
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最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 65 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 66 :
- .
- 67 :
- .
- 68 :
- .
- 69 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 70 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 71 :
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- 72 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 73 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 74 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 75 :
- .
- 76 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 77 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
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ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 78 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 79 :
- .
- 80 :
- .
- 81 :
- .
- 82 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 83 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 84 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 85 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 86 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 87 :
- .
- 88 :
- .
- 89 :
- .
- 90 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 91 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 92 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
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- 94 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 95 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 96 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 97 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 98 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
- 99 :
- 中日松坂大輔投手(37)が日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
−北谷キャンプでは楽しそうな表情が印象的だ
それ、すごく言われるんですよね。去年も自分の中では順調に投げていたので、楽しくやっていたと思うんですけどね。
去年は去年で僕はいい(状態)と思ってやっていましたから。
B班(2軍)でやっていたけど、ブルペンが終わるとAもBも関係なくトレーニングしたので。
でも、どうなのかな。何と言えば正しいのか…。今年の方が去年の経験があるので、不安は抱えているかもしれない。
不安というか、またやりたくない(失敗したくない)っていう恐怖心が、今年の方があります。
去年は(オフも)ウインターリーグでずっと投げていたし、投げることに対しての不安や恐怖心は去年の方がなかったと思います。
−今はブレーキをかけつつ
口で言うのは簡単。ペースを落とすとかはね。ちょうどいいバランスを保つのは難しいんです。
投げない日を作ることに、不安はある。今までしたことがないので。キャンプで、もちろん休みで投げない日はあるけど。
クールの中で投げて、休んでというのはなかったので。
−昨秋から自宅のあるボストンで右肩のプログラムをこなしてきた
ボストンは寒かったのでキャッチボールはしても強くは投げられなかった。
年が明けて、ロサンゼルスに行って最初にキャッチボールをしたら、明らかによかった。すごくスムーズに肩が動いてくれたんです。
やってきたリハビリはこうつながったんだな、という実感があった。
−自信があった
昨秋、リハビリがやっとかみ合い出した。それまでは(肩の不調の)原因が分からないので方向性が見えなかった。
リハビリの方向性が見えない。どう進んでいったらいいのか、どこを鍛えたらいいのか分からないから、とりあえず手当たり次第に鍛えて。
結局(4月に)痛めてから半年かかってしまった。それが分かって、リハビリはこうしていくべきだとやっていったら、もう1カ月でブルペンに入れた。
投げ出したのが9月の終わり。10月終わりにはブルペンに入れた。僕の中では、所属チームはどうなるか分からないけど、そこで「来年は投げられる」と思った。
自分がどっちの方向に進むか分かっただけで僕はよかった。それはあくまで個人的にで。ホークスからしたら「遅いよ」ですけど。
時間はかかってしまったが、来年以降に向けて進む方向が分かっただけで十分よかったなと。あと5カ月くらい早ければなというのは正直あった。
−昨年4月、1軍先発直前に右肩痛が再発
気持ちの浮き沈みがかなり激しかった。現役を続けようか、あきらめようかと。毎日気持ちが違いました。グラウンドにも行きたくないとか…。
ひどい時はシャワー浴びていても痛い。頭を洗うこともできなかった。何とか持ちこたえるようにしていた。
最後は、自分が自分自身を信じられなくなったら、そこで終わりと思っていた。本当はそう思ってないけど、そう思うようにするというか。
自分に自信を持つというか。信じることに対して、強い気持ちじゃなく、いつ折れてもおかしくない、気持ちの弱さというか。ギリギリのところでしたね。
−長いキャリアでそんな経験は初めてでは
そういうのを人に見せたくないので。同情もされたくないし、無理して笑っていた。誰というわけではなく、自分より苦しんでいる人間はいる。
自分よりずっと若くて、入団したときからケガで、僕よりよくなる可能性があるのに、やめなきゃいけない選手も見てきた。
でも自分にはまだ投げさせてもらえるチャンスがある。あきらめさえしなければ。いつか喜びに変えられる苦しさだと自分に思い込ませていました。
−今、投げている球に納得はいっているのか
僕は、直球に関してはつねに、捕手の後ろに球が突き抜けていくイメージをしている。7割くらいの力で投げた7日はそれが何球かありました。
あと何回かで10の力で腕を振っても大丈夫なときが来ると思う。全然、早くなくてもいい。オープン戦に入ってからでもいい。
今はとにかくリラックスして投げるのが一番ですかね。
−このオフは多くの「松坂世代」が岐路に立った。所属先が決まらない人もいる。トップランナーとして、自分はどうありたいか
ボロボロまでやり続けるっていうのはずっと思っている。米国の選手ではその年にタイトル取ったけどやめちゃうとか結構いるんですよ。
オルティスもそうです(レッドソックスの同僚。38本塁打した16年に引退)。ヤンキースにいたムシーナなんて(08年に)20勝してやめましたから。
かっこいいなとは思います。向こうの人は家族を大事にしますよね。でも、僕は子どもたちにまともに投げている姿を見せていない。もう1度見せたいです。
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