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役に立ちそうなレスを転載するスレin名言板 その48
意味深な言葉
そ ら そ う よ
告白する勇気が出る名言くださいな
そ ら そ う よ
前の人のIDを格言ふうに訳してみるスレ3
【Putin】 プーチン語録 【Путин】
役に立ちそうなレスを転載するスレin名言板 その53
ほんとだよ
俺、私の人生の名言
アドルフ・ヒトラーの名言
- 1 :2019/05/02 〜 最終レス :2019/10/19
- 天才と呼ばれる人々は、その人間性はともかくとして、
成し遂げた業績はおおむね「善いこと」ばかりのように思う。
凄い芸術作品を作ったり、新技術を発見したり、スポーツとかで大記録を残したり。
でも「悪の天才」と呼ばれるヒトラーはそうじゃない。天才としても稀な例だけど。
で、いわゆる邪悪な叡智にしか見極められない真実があるような気もするから、。
彼の興味深い発言をまとめてみた。
関連スレ
福田恒存の名言【読売文学賞・芸術選奨・芸術院会員
https://egg.2ch.sc/test/read.cgi/rongo/1541642094/
他板に投稿された、興味深い格言の転載スレ 16
https://egg.2ch.sc/test/read.cgi/rongo/1543855957/
- 2 :
- 何者も我らを引き裂かず
悪魔に立ち向かう我らを神の意志が助けるよう祈らせ給え!
全能の神よ、我らの戦いに祝福を。
- 3 :
- 全能の創造主の感覚の中で
役割を演じていると
私は信じている。
ユダヤ人を収容することで
私は神の仕事のために戦っている。
- 4 :
- アメリカ人に良い未来など見えない。腐敗した国だ。
彼らは人種問題と社会的な不平等の問題を抱えている。
1942年1月7日の演説で言ったとされている。
- 5 :
- 今日では金が唯一の人生の尺度になったかのようだ。
しかし再び人が気高き神に頭を垂れる時が来るだろう。
「我が闘争」より
- 6 :
- フランスもフランス人も好きだったことがない。
そう口にするのをためらったこともない。
- 7 :
- 政策とは今作られつつある歴史のことだ。
1928年。政権奪取前の発言。
- 8 :
- 命は弱さを許さない。
1945年2月17日に言ったとされている。
彼が死ぬおよそ2ヶ月前である。
- 9 :
- 嘘は大きい程よい
- 10 :
- 私は美術学校への入学試験に関しては
必ず合格するという確信を抱いていた。
私は相当の準備をし、
それまでに描いた沢山の絵を携えて学校の門を潜った。
間もなく結果は発表された。
誇りと自信に満ちてその発表を見に行った私は、
しかし意外な結果に行き当たった。
私は不合格だったのだ。
あえて白状するが、今日までの私が不満を感じたのは、
後にも先にもこの時の一回だけであった。
私はどうして不合格なのかを試験官に質問したが、
試験官は「才能が不足している」と答えるだけであった。
- 11 :
- たとえこの合併が、経済的に考えて重要なことでなくても、むしろ有害であったとしても
なおかつこの合併はなされなければならない。
同じ一つの血は同じ一つの国家に属するのだ。
ドイツとオーストリアについて。
当時、ドイツ人としての民族意識を持つ一千万の人々がオーストリアに居住していた。
- 12 :
- 父にとって、小さな村の牧師がそうであったように
わたしには修道院長が努力して目指すべき理想の地位に思えたのも当然であった。
少なくとも一時はこれが事実であった。
ラムバッハ修道院で歌を習っていた。
きらびやかで厳粛な教会の祭典の威厳に心打たれることがあった。
- 13 :
- 「すべてのドイツ人がビスマルクの国家に属する幸福に浴していないのだ」
という答えを聞かされて、わたしは内心で嫉妬を感じた。
普仏戦争において、なぜオーストリアのドイツ人はドイツと一緒に戦わなかったのか?
という質問を大人たちにぶつけた際の回想。
彼の両親はオーストリア生まれ、オーストリア国籍のドイツ人だった。
- 14 :
- 自分で成り上がった者の誇りが、息子を同じような道を歩ませ
より高い地位につけさせようとした。
官吏であった父親は青年アドルフもまた官吏になるのがよいと考えた。
- 15 :
- 人生をかけてやってきたことを、息子に拒否されるのは、彼には受け入れがたいことだった。
父の決意は固く、頑固で、彼にとっては自明であった。
彼の目から見れば経験も浅くまた同時に無責任な少年自身に、
最終決定をまかせることがまったく耐えがたく思えたらしい。
けれどもわたしは、同時やって十一歳であったが、抗論せざるをえなかった。
彼の息子もまた頑固だった。
わたしは官吏になるつもりはなかった。
- 16 :
- 学校の勉強は、こっけいなほどやさしかった。
わたしには暇な時間がうんとあった。
- 17 :
- ある日、美術画家になると心に決めた。
父親は憤慨したし、私も彼をたいそう愛していたが、やはり腹を立てた。
- 18 :
- オーストリア国内における、ドイツ語、ドイツ語学校、ドイツ的制度をめぐる
長くきびしい闘争の歴史は、ドイツ本国ではごくわずかな者が知っていたに過ぎない。
在オーストラリアのドイツ人の運動、闘争について。
- 19 :
- 若人の心を知る者ならば、彼らこそ一番喜んで闘争の叫びに耳を貸すものだ
ということが理解できるだろう。
かれらは非ドイツ的な歌を歌うことを拒み
人々がドイツの英雄の偉大さを忘れさせようとすればするほど、いっそう陶酔する。
(幼少期の在墺ドイツ人学校における民族運動について)
- 20 :
- 我々を最も苦しめたのは、我々を弾圧するオーストリア政府とドイツとの同盟関係だった。
我々の境遇を母国が容認することであり、我々は見捨てられたのだということさえ
意味しかねなかった。
大ドイツ主義はオーストリアの滅亡を前提にする、と子供の頃の時点で確信していた。
- 21 :
- 十二歳のときにわたしははじめて「ヴィルヘルム・テル」を観た。
それから二、三ヶ月後に「ローエングリン」を見たのが、わたしがオペラを観た最初である。
たちまち魅了された。
バイロイトの巨匠(リヒャルト・ワーグナー)に対する若者の感激は、
とどまるところを知らなかった。
何度もわたしは彼の作品に惹きつけられた。
- 22 :
- 私は父を尊敬していたが、母を愛していた。
(13歳の時に父が病死し、17歳の時に母も病死したことについて)
- 23 :
- わたしは建築家になろうとした。
人々がそれに屈服する抵抗はなく、それは粉砕すべき抵抗だった。
わたしは、かつての貧しい村の靴屋の小倅から、官吏にまで成り上がった父の姿を
いつも目に浮かべながら、この抵抗を粉砕しようとした。
私の出発点は父よりも恵まれていたし、戦いの可能性はずっと容易だった。
ヴィーンの美術学校の絵画科の入試に不合格になり
建築家としての才能を自覚して、それに向かい努力しようと決意したことについて。
- 24 :
- 5年間、私はそこで非正規労働者となり、次いで零細の画工となり
パンを稼がねばならなかった。
毎日の空腹を抑えるにも十分であったことがない程度のパンを、である。
今日でもなおこの都市は、わたしに悲しい思いを起こさせるだけである。
この奢侈な都市の名声の中で、わたしは五年間の貧困と悲惨の時を過ごしたのである。
- 25 :
- 令和元年をイジメ撲滅元年にしましょう
>大阪府三島郡島本町のいじめはいじめられた本人が悪い
>みんなそう思ってる
>誰もいじめの被害者に同情しない
>はよRイジメられるクズ
↑
島本町民以外の皆さん
イジメは卑劣な行為なので隠ぺいするのは学校や加害者側に後ろめたい気持ちがあるからですが
いじめがあったことを認めたうえで被害者に責任をなすりつけるなんて最低最悪ですね
イジメ撲滅は島本町から
島本町は自浄能力のない腐った町なので
外圧でイジメを撲滅しましょう
- 26 :
- 空腹は当時わたしの忠実な用心棒であった。
それはいっときもわたしから離れないただひとりであり、わたしの生活の全てを共にした。
わたしが本を買うごとに、それがざわついた。
歌劇場へ行けば、数日にわたって空腹がわたしの相手をした。
この無情な友との戦いが続いた。
けれどもわたしはこの時期にかつてないほど勉強した。
建築学と、食物を節約してたまにオペラへ行くことをのぞけば、
書物だけが唯一の友であった。
- 27 :
- すべての創造的思想というものは、そのようなものが一般に存在する限り
青年期には本来現れるものだと固く信じている。
わたしは人生経験の結果から
「周到で慎重な用心深さの中で発揮される大人の英知」と
「無尽蔵の豊かさで思想や理念が湧き出てたやすく枯れることのない青年の創造性」は
区別すべきものと結論した。
青年の独創性の原野から、賢明な大人が石を切り出し、建物を建てるのである。
いわゆる大人の英知が、青年の独創性を窒息させない限りにおいてだが。
- 28 :
- 成り上がる際の非常にきびしい闘争が
しばしば同情心を失わせてしまう。
自分の苦しい生存競争が、後に残されたものの悲惨さに対する感情を押しRのである。
運命はこの点で慈悲があった。
かつて父が、かれの生涯において、すでに抜け出してきた貧困と不安の世界にふたたび戻し、
運命はわたしのプチブル教育の目隠しを取り除いてくれたのである。
いまやわたしは人間をはじめて知り、
空虚な外見や粗野な外観と、内部の本質との間の区別を学んだのである。
- 29 :
- 上から下を見た「研究」は、皮相的な雑談かあやまった感傷性以上のなにものも生まない。
どちらも有害である。
一つは問題の核心まで到達できない。
もう一つについては、「民情に通じようとしている」スカートやズボンを履いた流行マダムの
慈悲深い腰の低さのような、社会的困窮への無関心ほどひどいものをわたしは知らない。
- 30 :
- 社会的活動というものは慈悲を分け与えるものではなく
権利を回復してやるべきものである
なかんづく恩に着せる権利などは決してあってはならない
- 31 :
- 人々を惹き付けて、残酷にもすり潰してしまうこの大都会に嫌気がさした。
かれらが出てきたときは、まだ国民として数えられていた。
しかし、かれらがとどまれば、やがて国民ではなくなっていく。
たいていいくらかの金を持って大都市に来るから
不運にも長い間仕事がみつからなくても、はじめのうちは絶望する必要はない。
しかし健全な働き場所を短期間で失うと、困ったことになる。
新しい仕事を見つけることは、特に冬は、不可能ではないが大変困難である。
はじめの数週間はなんとかなる。かれは失業手当をもらい、可能な限り切り詰めるだろう。
だが最後の一銭を使い果たし、手当てが止まった時、大いなる困窮がやってくる。
空腹をかかえてうろつきまわり、最後にとっておいた物まで質に入れるか、あるいは売り払う。
肉体的不幸に加えて精神までも冒され、外見も冴えなくなる。
宿もなく、これがもし冬ならば(しばしばそうなのだが)大変につらい。
やがて、ついにかれは仕事をみつける。しかし、まだ失ってしまう。
二度目は同じようなものでも、三度目はもっとつらい経験になりうる。
このようにして、本来勤勉であったかもしれない人間も、
人生観を保てなくなり、他人を利用し利用される道具になっていくのである。
この経過をわたしは幾度となく目の前で見た。
- 32 :
- 職を得て失い、また就職して、次々に入れ替わると
たいていの者は、正常な金銭感覚が破壊されてしまう。
稼ぎがいい時はあるだけ金を使い
不景気のときには空腹を抱える。
空腹と飢えが理性を破壊していまい、
やがて金が入った時にも鬱憤を晴らすかのように浪費してしまう。
- 33 :
- 貧しさ、みじめさ、醜さに、はじめのうちは嫌悪を感じたり、憤慨したりもした。
その後、この苦しい悲劇のすべてを把握し、もっと深い原因を理解しようとして
わたしはこれらの全てを一緒に体験してきた。
これらは悪い社会状態の不幸な犠牲なのだと結論した。
(※注) 著書の前後部分に具体的な描写が多数
- 34 :
- 貧しい境遇に落ちた当時、わたしが周囲の人々に絶望しないでいるためには
かれらの生活や行動としてあらわれているものと、
かれらが堕落していく原因との区別を学ばねばならなかった。
絶望せずに全てを耐えていくには、これしかなかった。
- 35 :
- 現存している悪を人工的に教化するよりも
(これは人間の素質からして99%不可能であるが)
むしろ将来の発展のためにより健全な道を確保することが重要である。
犯罪者を更生させたり、堕落した者を立ち直らせようとするよりも
種の次の世代を担う子供たちや若者のために良い環境を用意すべきだ。
- 36 :
- 社会をより良くするためには
笑うべき無意味な福祉を夢見ることに価値を認めるべきではない。
むしろ各人を堕落に導いたり、誤りに導くような
われわれの経済生活や文化生活の仕組みの中にある根本的欠陥を除去することを
課題としなければならない。
過酷な生存闘争の中でわたしにはこのことがはっきりわかった。
- 37 :
- 二部屋からなる陰気な地下の住居に、労働者の七人家族が住んでいるとする。
五人の子供の中に、男の子が一人いる。
仮に三歳としておこう。ちょうど物心がつく頃だ。
頭のよい子なら年をとっても、この頃の思い出が残っているものである。
だが、場所の狭さと過密がお互いの関係をまずくして、往々にして争いと不和が起こる。
人々は一緒に生活しているのではなく、むしろ押しあって生活しているのだ。
広い住居にいるなら、ちょっと距離を置いて頭を冷やすことで仲直りできることでも
ここでは果てしない、陰湿な対立として続く。
子供の場合はもちろん、我慢できる。かれらはこういう状態では必ずけんかをするが
互いにすぐけろりと忘れてしまう。
だがこの争いが両親の間で行われ、毎日のように内心の下品さを容赦なくさらけ出すと
こういう情操教育は、必ず子供を蝕んでいく。
父から母に対する暴力、酒を飲んでの虐待となると、子供にあらわれる結果はどうなるか。
こういう境遇を知らない者には、想像すらできないだろう。
6歳になれば、この小さな憐れむべき子供にも、
大人でさえ恐ろしいと感じるほどの境遇に自分が置かれていることを知り始める。
公立学校に入るのである。かろうじて読み書きだけは覚えるが、ほとんどそれで全部だ。
家庭で勉強は話題にさえならない。
むしろ逆に、父母は口にするのもはばかられる言い草で、
教師と学校について、それも子供たちに向かって悪口を言う。
- 38 :
- ★
自分がドイツ人かどうかなんて関係ない、妥当な収入が得られる仕事さえあればいい
というようなことを聞いて、何度道徳的憤激を感じたことか。
文化や芸術などあらゆる分野における祖国の輝かしい業績を無数に思い出せることが、
かくも恵まれた民族の一員であるという当然の誇りを与えてくれていることを、
どれほどの者が理解しているだろうか。
★
人類に関するよいことは何もかも無視され
制度は攻撃されないことがなく、教師をはじめとして国家元首にいたるまで攻撃される。
宗教についてだろうが、道徳についてだろうが、国家や社会についてだろうが
なにもかも対象になる。
すべてを誹謗し、淫猥な方法できわめて下品な考え方の泥の中に引きこむ。
(堕落した人々について)
★
神聖なものは何もなくなり、偉大なものは何も知らず
低俗な生活にだけは敏感で熟知している人間は
これから歩んでいく人生の中でどのような地位につきうるのだろうか。
★
三文文学やエロ新聞で、毎日毎日、おけから水を流すように民衆に毒が注ぎ込まれる
★
わたしはパンのために絵を描き、喜びのために学んだ。
そのころ周囲の者は、わたしを変人だと考えていたと思う。
★
政治関係のあらゆる事柄についても大変興味を持ったが
わたしには大して重要ではないように思えた。
というよりも、一般に理性あるすべての人間の自明の義務であろうと思われた。
政治に対して何の理解力も持たない者は、批判や苦情を言う権利を失っているに等しい。
★
際限もなく多く読む人、一冊一冊、一字一字読む人々を、わたしは知っている。
けれどもわたしはかれらを博識と呼ぶことはできない。
わたしは「読むこと」をいわゆるインテリゲンツィアの大部分の者とは、
おそらくいくらか違ったふうにとらえている。
★
読書というものは、それ自身目的ではなくて、目的のための手段である。
第一に、読書は各人の素質、能力を引き出し、骨組みを充実させる助けとなるべきものである。
第二に、読書は世界像を形成する素材となるべきものである。
★
運命が、知識をため込んではいるが無能力な者を国家の指導者に任命したならば
ひどいことになる。
個人の恥をさらすだけならば、まだ我慢できるのだが。
★
現実を理論の中に位置づけたり、理論を実際に試そうという姿勢をとったため
わたしは、理論の中に窒息してしまったり、現実の中で浅薄化されたりせずに済んだ
- 39 :
- ★
これでもなお、かれらは偉大な民族の一員たるに値する人間なのだろうか!?
苦悩に満ちた問いである。
もし答えが是ならば、民族をめぐる闘争は、もはや努力や犠牲に値しないだろう。
最善のものを人間のくずに捧げることになるからだ。
だが答えが否ならば、わが民族はすでに人間において貧しいことになる。
建設現場で働いていた同僚のマルクス主義者たちについて。
ヒトラーはかれらの主張についてかれらよりよく学んだ上で議論し破ることが多かったため、
かれらは議論を捨て暴力で追い出しにかかった。
- 40 :
- ★
この途方もない毒化活動を知って、騙された者が悪いとは言えないことを理解した。
(マルクス主義の社会民主党の機関紙などについて)
★
大衆の心理は、中途半端で軟弱なものには反応が鈍い。女性に似ている。
彼女らの心は、根拠と理性によって決まることはなく
足らざるを補ってくれる力に対する、名状しがたい憧れによって動く。
かれらはたいてい自由をどう取り扱うべきか知らないし
自分たちは見捨てられているとあまりにも容易に感じやすい。
★
大衆は哀願する者よりも支配するものをいっそう好む。
また、自由主義的な自由を是認するよりも
他の説の併存を許容しない説に内心より満足を感じるものである。
★
精神と力の弱いものに対しては、かれらは徹底的にほめる。
(政敵を弱体化させる戦術について)
★
謙虚なわれらが民衆の一部は、自分に一番わからないものの中に
より偉大な真理があると思いたがる。
政敵、社会民主党の機関紙などが故意にわかりにくく恰好つけた言葉を多用しており、
よくわからずそれを信じようとする民衆について述べた言葉。
★
自然が一人のゲーテに対して何万という当代のヘボ小説家で悩ませ
最も悪質なバチルス菌保菌者として魂を毒するのだ、ということを考えてほしい。
かつての黒死病よりももっと悪質なペストであり、精神的なペストだ!
★
ユダヤ人が、大都市の廃物たる憎むべき売春業界の
氷のように冷たい、厚顔無恥な支配人であることをはじめて見たとき、背筋に寒気が走った。
だが、次には憤慨した。
★
人間というものは、一人でしゃべっていれば理性的な考えを持っているのに
大衆の勢力圏に入ってしまうと、どうして失われるのかわからなかった。
しばしば絶望した。
驚くべき変節性が目についた。
- 41 :
- ★
社会民主党の機関紙が圧倒的にユダヤ人によって指導されていることを
わたしは次第に理解していった。
他の新聞も似たような状態だったようだ。
発行人を調べてみると、みんなユダヤ人だった!
- 42 :
- ★
私は今日、まったく特殊な才能をもっている場合は別として
一般に三十歳以前には公的に政治に関わるべきではないと確信している。
基礎的な世界観を獲得し、
それによって個々の時事問題に対する自己の見解が確実なものになった後に
はじめて、少なくとも内面的に十分成熟した人間が、
国家の政治的指導に参加すべきであり、してもよいのである。
★
オーストリア議会の不幸はドイツ人が多数を占めていないことだと考えていた。
だがいまや議会制度その本質にそもそも災いがあるのだと思えた。
そうだ、わたしは議会そのものをもはや認めることができなくなったのだ。
★
今日の西欧民主主義は、マルクス主義の先駆であり
マルクス主義はそれなしではまったく考えられないに違いない。
民主主義がまずこの世界的ペストに養分を与え、猛威をふるうことを許してしまったのだ。
- 43 :
- ★
オーストリアにいた私は一つの誤りから別の誤りへと簡単に陥ることはできなかった。
議会は何の役にも立たないが、ハプスブルグ王家はそれ以上に役に立たないからだ。
もし当時ドイツにいたなら、安易な答えに飛びついていただろう。
議会という笑うべき制度への失望をベルリンで味わったならば、
深く考えもせず皇帝中心思想にのめり込んでいたに違いない。
- 44 :
- ★
議会が何か決議する。
その結果が非常にとんでもないことになっても、誰も責任を問われない。
破綻した後で内閣が総辞職すればなんらかの責任をとったというのか?
あるいは連立を変更したり、そればかりでなく議会を解散すればそれでいいのか?
一体全体、多数の優柔不断の人間どもにいつか責任を負わすことができるだろうか?
すべての責任というものは、人に結びついていないのだろうか?
- 45 :
- ★
多数の人間の好みに媚びたものから生まれ、遂行される政策について
政治のリーダーに実際に責任を負わせることができるだろうか?
あるいは政治のリーダーの課題は、創造的な思想や計画を生み出すことではなく
かれの企画をからっぽの頭を持った羊の群れに理解させ
さらにかれらの好意ある賛成を得る技術にのみ見られるのだろうか?
- 46 :
- ★
成果がその偉大さを示す前に、
群集が政策の理念を理解したことがかつて一度だってあるのだろうか?
第三章 わがヴィーン時代の一般的政治的考察 より
- 47 :
- ★
この世のすべての独創的な事業は、
大衆の怠惰に対する天才の無言の抗議ではないのか?
- 48 :
- ★
政治家はかれの計画のために群集の好意にへつらって、それを得ることができないなら
何をすればいいのだろう?
政治家はそれを買い取るべきなのか?
あるいは、市民たちの愚鈍さを受け入れて、重要課題の遂行を断念し引退すべきなのか?
そのような場合に、真の品格を持つ者ならば解決しがたい葛藤に陥らないだろうか?
真の指導者は、こういう場合に政治的闇商人に堕することを断固拒否するべきなのか?
逆に、闇商人が、最後の責任をとる必要がなく、
かれを選んだ群集が負うべきということで、
政治で「取り引きする」ことを天職と感じているとしたら、それでよいのか?
- 49 :
- ★
ところで、この世の進歩はおそらく多数の頭脳に基づくもので、
一人の頭脳に基づくものではない、と信じているのか?
★
無能を自覚してなお地位に留まる小物が、自分の行為の責任で決して苦しむ必要はない。
かれはそういった心配からは、とっくに根本的に解放されている。
自分の運命がとっくに定まっていることを知っているからだ。
つまり、遅かれ早かれ、いつか他の偉大な人物に席を明け渡さねばならない。
だから自分の無能の結果がどう出ようと気にかけない。
★
先頭に立っている指導者の知能の水準が、他の者と同程度であるのを知っているのは
なぐさめになることがある。
誰でも勝手に思い入れることができるし、またヒンツェが親方になれるのなら
いつかペーターだってなれぬはずがない、ということがあるからだ。
大多数の代表者たちは、それはことごとくバカであるが、すぐれた頭脳の者を心から憎むものだ。
- 50 :
- ★
重要なことを決定するときに、大多数というスカートの影に
隠れることができるのは、なんと幸福なことだろう。
国民の指導者が、もしもこういうあさましい人間から
成り立つならば、すぐに悪い報いを受けるだろう。
決定的行動に大して勇気を奮い起こすことができず、
決断に向かって奮起するよりは、屈辱的な名誉毀損を甘んじて受けるようになる。
仮借なき決意を遂行するために自己の身体と頭脳を投げ出す覚悟が
できているものが、もはやいないからである。
※ 「スカートの影」は、母親の足元にいる幼児のイメージ
- 51 :
- ★
実際かれらはまったく、いつになったら自分の番がくるか待ちきれないのである。
かれらは長い縦隊で並び、遺憾の念で苦しみながら、前で待っている者を数えつくす。
自分たちの目の前にちらついている役職の更迭を待ち焦がれ、順番を早くしてくれる
どんなスキャンダルでも歓迎する。
(実際に優れている者は排除されてしまう権力機構内における亡者たちについて)
- 52 :
- ★
この人々は原則的にかれらだけでいようと欲し、0からなにか1を生じさせうる頭脳の人を
共通の敵として認識する。
そして、この方面での本能だけ、他の全ての方面で欠けている分まで鋭いのである。
- 53 :
- ★
われわれがつねに世論と呼んでいるものは、
自ら得た経験や個々人の認識に基づく割合は小さくて、
大部分はいわゆる「啓蒙」という種類のものによって呼び起こされる。
信仰上の態度決定が教育の結果であり、
宗教そのものは人間の内心で眠っているに過ぎないのと同じように
大衆の政治的意見も往々にして、まったく信じられないほど
強靭で徹底的な加工を、心と理性に施した結果であるに過ぎない。
- 54 :
- ★
たった二、三週間で何もなかったところから魔法のように名前が作り出され
その名前に大衆の信じられぬほどの希望が付託される。
実際に優れた人物でもしばしば彼の生涯において与えられないような人気が作り出される。
その一方で、国家生活やその他の公的生活で古くから定評のある人々が
最も健全でありながら簡単にその時代社会から抹殺されてしまうか
あるいはかれらの名前がやがて、
下劣でネガティブな象徴となるような悲惨な誹謗が浴びせかけられている。
(新聞について)
- 55 :
- ★
人々は政府の政治的能力を判断するにあたり
多数派の意志に順応するか、それとも多数派を自己に引きつけるか
といった技術を判断しうるだけである。
だが政府はそれによって、支配者の地位から、その時々の多数派に対する乞食にまで成り下がる。
★
これら国民から選ばれた者が、知性や精神においても選ばれた者であるとは
どうしても信じられない!
(国会議員について)
★
選挙から天才が生まれるだろう、などというナンセンスな意見は
いくら強く反論しても足りないぐらいだ。
大衆がすべてのすぐれた天才に対して感じる嫌悪はまさしく本能的なものだ。
★
国家が自己を保持するために用いなければならない手段が哀れなものになるにつれ
人々は国家を侮蔑するようになっていった。
(オーストリア・ハプスブルグ王家の末期について)
★
支配権力が非道な手段を用いるならば、こちらも非道な手段を用いることをためらうな。
人間存在の最高の目的は、国家を維持することや
あまつさえ現政府を守ることにあるのではなく、種の保存である。
ひとたび種が存亡の危機にさらされた時には道義など二の次で十分だ。
★
世界は臆病な民族のためにあるのではない。
自己の存在のために戦う覚悟も能力もない者に終末が訪れるのは
永久不変の摂理が公平に定めている通りである。
★
理論家は、民族のためよりもむしろ学説のために喜んで死ぬだろう。
かれは、人間がまず法律を作るがゆえに、
人間は法律のためにあるなどと信じるのである。
ナンセンスであった。
★
いわゆる「ブルジョア階級」というものは、かれらの経済的地位のために
失うものの多さに恐れるため闘争意欲が非常に限られる。
改革の担い手には適さない。
★
新たな世界観が勝利を収める見込みがあるのは
大衆が新たな説の担い手として、
必要な闘争を引き受ける準備ができているときだけである。
下級の民衆階層の意義に対する理解がない政治家は失敗した。
- 56 :
- ★
我が身を犠牲に捧げる覚悟を持った英雄が戦うのでなければ
死をも恐れぬ兵士は見つけられないだろう
かれ自身のために戦う者は、公共のために戦う気概を失ってしまっている。
★
大ドイツ主義運動が議会に身売りしたとたんに
指導者や闘士の代わりに「議員」が生まれ、ありきたりの世間並の政党の水準に収まり
宿命的な運動に殉教者のように立ち向かう強さを失った。
(ヒトラーがナチス加入前に当初思想的に共鳴していた政党・運動について)
★
文章を発表して世を動かそうと試みる騎士あるいは自己陶酔者たちは覚えておけ。
この世界では、最も偉大な革命はガチョウの羽根ペンで導かれたりはしない。
大昔から、直接語られたことばの魔力だけが歴史の転回点を生み出してきたのだ。
ペンは革命を理論的に裏付けることしかできない。
★
きびしいリアリズムによって、目標への道のりを決定しなけれならない。
いやな道を行きたくないということは、この世界では往々にして目標の断念を意味する。
★
仮にフリードリヒ大王のような人物が独裁を試みる時に
議会の大多数が現在見られるような小賢しい保身政治家、あるいは低能ばかりだったとして
それでも原理主義者たちには、民主主義のほうが国民の福祉より神聖に見えるから
憤激して抵抗するであろう。
こういった人々は、自国より他国から祝福されるような政府であっても
「民主主義」だからやむをえないとするだろう。
そうしているうちに国家は破滅する。
★
わがドイツの平和主義者らは、国民に対する残酷な圧制が行われても
暴力的な抵抗によって運命を変えなければならないなら
何もしないことを選ぶのだろう。
暴力は平和を愛する彼の社会通念に反するからである。
★
ドイツの平和主義者だけが自国民の利益をいつも客観的に判断しようとするのであって
ユダヤ人は決してユダヤ民族の利益をそういうふうには見ない。
またドイツの社会主義者だけがある意味で「国際的」であり
かれらは国際的な「仲間」に頭を下げ続けなければ
民族の正当性を認めてもらえないと思っている。
しかしチェコ人やポーランド人はそんなことはしない。
★
政治の指導者は自己の民族の宗教について余計なことをしてはならない。
さもなくば宗教改革者になるべきである。ふさわしい資格があるならば、だが。
- 57 :
- ★
成果を勝ち得るためには、純粋に心理の面から考えても
二つかそれ以上の敵を大衆に示してはならない。
闘争力を分裂に導くからだ。
★
歴史から学んで現代に活かすこともできぬ者が政治のリーダーなどと称するべきではない。
とんでもないうぬぼれである。
どんなによい志を持っていても、かれの実際の無能を埋め合わせることはできない。
★
たくさんの敵を認識することは、弱い不安定な性格の持ち主には
自陣営の正当性を疑うきっかけを頻繁に提供するだけである。
民衆の注意を常に一つの敵に集中しておくことが指導者にとって重要だ。
別々の敵を実は同類だと思わせることも偉大な指導者の独創性しだいである。
★
大きな悲劇がたとえ何千何万の人々の関心を呼び起こしたとしても
長い年月の苦闘の末にようやく自分の運命の主人となったものが持ち得る
徹底した深い洞察には、誰も到達しえないであろう。
ヴィーンはわたしにとって最も苦しい人生の学校であった。
★
驚いたことに、ハプスブルグ帝国の本質について、
その他のことはよく知っている人々さえ
全然何も知らないことをいたるところで見せつけられた。
まさしく民衆の間では、同盟国はいざという時には必ず全力で働いてくれる
頼みになる強国だと狂気のように信じられていた。
(オーストリア(ハプスブルグ帝国)からドイツのミュンヘンに移住した時のこと。)
- 58 :
- ★
自然は生殖を自由にさせておきながら、生まれてきた者を困難な試練にさらし
劣るものを死に至らしめることで、強いものだけが残り、種は繁栄する。
人間は生殖を制限するが、一度生まれたものはどんな代価を支払ってでも守ろうとする。
神の意志を拒絶することが人間の勝利のようにも思われる。
しかし、残ったものの価値は低下している。
ひとたび生殖自体が制限され、出生数が減少すると、
最も強い者や最も健康的な者だけしか生き残れない自然の競争の代わりに、
最も弱い者や病弱な者さえ助けねばならない、とする欲望が生じる。
- 59 :
- ★
この地上にはまったく巨大な面積の土地が、依然として利用されないまま残されており
開拓者を待ちわびている。
この土地は自然によってもともと特定の民族が将来利用するためにとっておかれたのではなく
それを獲得する力を持つ民族のため、そして懸命に開拓するための土地である。
自然は政治的境界を知らない。
自然は生物をまずこの地球上に置き、自由な競争を眺めている。
そして勇敢で勤勉で最も強いものが、自然の最愛の子供として、生存の権利を受け取るのだ。
- 60 :
- ★
この世界がいつかこの上もなく激しい人類の生存の闘争に
さらされるだろうことに、疑いの余地は全くない。
勝者については二つの可能性がある。
近代民主主義の理念が勝利しすなわち最も人口が多い民族が勝つか、
それとも、自然本来の力の概念が勝利しすなわち最も残虐な意志を持つ民族が勝つか。
★
最後には自己保存欲だけが、永遠に勝利を占める。
この欲望の下では、愚鈍や臆病やうぬぼれの強い知ったかぶりがごちゃまぜになった
いわゆるヒューマニティは三月の太陽にさらされた雪のように溶けてしまう。
★
永遠の闘争によって人類は成長した。
永遠の平和において人類は破滅するのだ。
第四章 ミュンヘン より
★
人類愛やら平和主義のような致命的な危険思想をわが民族に植え付けようと試み
またそれに成功しているのがユダヤ人であることは偶然ではない。
ユダヤ人は、かれの期待にそむかぬものだけを、よく知っている。
★
人口増加に対するには二つの道しかなかった。
過剰な数百万人を移住させるために新しい土地を手に入れて
自給の原則で国民を養っていくか、それとも外国の需要に応じて
商工業を興し、貿易によって生活をまかなっていくかであった。
この二つの道はあらゆる角度から検討され、ついに後者の採用が決定的になった。
しかし、より健全な道はもちろん前者であったろう。
領土を拡大することは、現在ではなく特に未来について考えるなら、メリットは果てしなく大きい。
★
今日のわれわれの多くの悩みは、そもそも農村の民衆と都市の民衆との関係が
うまくいっていないことに由来している。
全国民の基礎としての健全な農民階級があれば、都市における社会問題も改善に向かうだろう。
★
ある民族がこの世界で他の民族より五十倍も多くの土地を与えられているのは
神の意志ではありえない、という観点に立たねばならない。
政治的な境界によって、永遠の権利の境界から遠ざけられてはならない。
★
もしもかつてのわれわれの祖先が、今日の我々のような平和主義的ナンセンスな
意思決定を行っていたならば、われわれは現在の三分の一程度の領土しか
所有を許されていなかっただろう。
示談が拒否されれば、拳骨でいかねばならない。
★
海外植民地は、ヨーロッパ人が大規模に移民するのに適さない以上
健全な領土拡大の目的にそぐわない。
ドイツにとって唯一の可能性は、ヨーロッパの中で新しい土地を獲得することだけであった。
- 61 :
- ★
われらが平和主義者といえども、最初の鋤がかつて「剣」と呼ばれていたとしても
東方のパンを食べることを拒みはしない。
第四章 ミュンヘン より
★
もしもドイツが1904年の日本の役割を引き受けていたと想像してみたまえ。
その結果がどれほどドイツのためになりえたろうか。計り知れないほどだ。
海軍や海外植民地への道を捨ててイギリスと結び
断固たる決意で東方に領土拡大すべきであり、また以前からそうすべきであった。
- 62 :
- ★
人々はなによりも戦いをおそれた。
それにもかかわらずついに最も不利なときに、戦争に巻き込まれたのであった。
ドイツとオーストリアの同盟を批判してのこと。
第一次世界大戦について述べている。
- 63 :
- ★
人々はいそいで運命から逃げようとした。そして運命にすぐ追いつかれたのだ。
世界平和の維持を夢見て、世界戦争に達したのだ。
もっと早く果敢な行動を起こしていれば別の結果が得られたであろう。
ドイツ外交のスローガンは、とっくの昔に
「どんな方法を用いてもドイツ国民を維持する」というのではなくて、
むしろ「あらゆる手段をつくして世界平和を維持する」だった。
その結果がこの有様である。
- 64 :
- ★
友情あふれる礼儀正しい態度で、平和的な心がけを絶えず強調しながら
人々が美しくもったいぶって語るように「諸民族の平和的競争」において
自分のバナナはとってくることができる、だから武器をとる必要はない、
と考えることができるのは子供だけである。
それにもかかわらずドイツが工業と世界貿易、
海軍と植民地による政策を進めた場合には、
人々は少なくとも、ある日この発展も最後は戦争になるだろうということを、
はっきりと認識していなければならなかった。
★
われわれの正直さが他国にとって実は恐るべきものだ、などと
われわれ自ら大まじめに信じていたのは
われわれには何も見えていなかったということであった。
これによって大国の信用と、とりわけ小国の好意を容易に得られると思っていたのだ。
★
1914年の大戦がオーストリアで勃発し、したがってハプスブルグ家も
参戦せざるをえなかったのは不幸中の幸いであった。
もし逆にドイツで勃発していたなら
(オーストリアとの同盟関係にも関わらず)ドイツは孤立していただろうからだ。
- 65 :
- ★
国家は、特定の経済観や経済的発展と不可分ではない。
初めから誤った基礎に立っていない限り、経済は、国家の原因ではないし、目的でもない。
種の発展維持をより一層可能ならしめ、
摂理によって既定された自己存在の目標を達成するための、
心理的、精神的に同一な生物の運命共同体である。
★
モーゼの宗教は、ユダヤ人種保存の教説以外のなにものでもない。
アーリア人種の寛大さに付け込んでこのようなものを
キリスト教の宗派の一つとして認めさせ続けてきたのは
ありえないほどのトリックと言えよう。
★
国家を形成し、維持することの本質が
経済と無関係であることは、次の事実からも明白だ。
すなわち、国家の内なる強さがいわゆる経済的発展と一致することはまずない。
むしろ、経済的繁栄は国家が滅亡に近づいていることの徴である、
と考えることもできる例証は多い。
- 66 :
- ★
人間の物質的利益が最も繁栄することができるのは
それが英雄的な徳の庇護のもとにある時だけである。
物質的利益を第一の目的に持ってくるならば、
たちまち自己存在の基礎を破壊することになる。
ドイツでは、力の政策が高まったとき、いつも経済も隆盛になりかけたが
経済がわが民族の生活の唯一の内容となって、
それによって理念的徳性が窒息したときは、
ふたたび国家は崩壊し、やがて経済も巻き込まれたものである。
- 67 :
- ★
人間は決して経済のために一身を犠牲にしない、すなわち人間は
商売のために死ぬものでなく、ただ理想のために死ぬものだ
人間は、己の経済的利益のために戦うことにした途端
できるかぎり死を避けるものである。
というのは、死はかれがこの戦いの報酬を享受する機会を取り上げてしまうからだ。
★
わが子を助けようとする気づかいは、弱々しい母をすら英雄ならしめる。
そして種とそれを庇護する家庭あるいは国家を維持するための闘争のみが
いつでも男子を敵の槍に立ち向かわせるのだ。
第四章 ミュンヘン より
★
国家を形作る力とは現実には何であるか、と問うならば、ごく短い言葉に要約しうる。
すなわち全体のために個人を犠牲する能力と意志である。
このことからも、国家が経済を第一義とすることはできないのは明らかだ。
- 68 :
- ★
当時わたしは兵士だった。
政治を語ろうとは思わなかった。また実際に、そのような時ではなかった。
今日でもわたしは、最下級の輜重兵であろうと祖国に立派に奉仕し続けた点において
第一級のいわゆる「代議士」より上だったと確信している。
わたしはこれらの饒舌家を、この時ほど憎んだことはない。
というのは、何かいうべきことを持っている真の人間は、面と向かって敵に叫ぶか
さもなくば目的にかなうように弁舌の才は家に置いて
黙々とどこかで義務を果たしていたからである。
然り。わたしは当時これらすべての「政治家」を憎んだ。
わたしにその権力があったなら、代議士の塹壕歩兵大隊を作ってやったであろう。
そうすればかれらは、まじめな、正直な人たちをおこらせたり、
害したりせずに、好きなだけしゃべることができただろうに。
- 69 :
- ★
感激は陶酔であり、そしてその状態でずっと維持すべきだ。
人々は感激というものが一度くだけたら、
もはや必要に応じて目覚めさせることができないということに、少しも気づかなかった。
- 70 :
- ★
精神的な裏付けのない暴力によって、教説やその組織的成果を根絶しようとする試みは
ほとんどすべて失敗する。
露骨な暴力という武器をもってする闘争方法の第一前提は、堅忍さということにある。
それは、ある教説などを抑圧するためには
その方法をたえず一様に適用した場合にだけ
その意図を達成する可能性があるということだ。
暴力が動揺して寛大な態度に変わるやいなや
耐え忍び苦難を乗り越えた憤激が、古い教説に新しい支持者を導き
前からの信奉者はまずます大きな反抗心と、より深い憎悪をもってこれを支持し
そのうえすでに分散してしまった変節者も危険が除かれるとふたたび古い立場に復帰しようとして
結局この教説は迫害されることで価値を増すのだ。
- 71 :
- ★
あらゆる政治的出来事を注意深く追求したさいに
わたしは以前からずっと宣伝活動にたいへん興味をもっていた。
宣伝を正しく利用するとどれほど巨大な効果を収めうるかということを、
人々は戦争(第一次世界大戦)の間にはじめて理解した。
★
宣伝は手段であるか、目的であるか、ということについて
人々はまったくわかっていなかったらしい。
宣伝は手段である。
したがって目的の観点から判断されねばならない。
第六章 戦時宣伝 より
★
戦争をしているとき、勝ち取ろうと目指してきた目標は
人間として考えうる最も崇高かつ強力なものであった。
それはわが民族の自由と独立、将来のパン、そして国民の名誉であった。
★
愛国心、それは、今日あらゆる反対意見があるにもかかわらず、存在しており、
もっとよくいえば存在していなければならないものである。
それを持たぬ民族は、自由と独立を早晩失うのが常だ。
★
卑劣な奴隷たらんとするものは、愛国心を持ってはならないし、持つことはできない。
でなければ、むしろ愛国心はすぐさま一般的軽蔑に帰するからである。
★
人間の生活の中で与えうる最も美しくないものは、奴隷のくびきであり、
それを身につけていることである。
★
残酷きわまる武器も、それがより迅速な勝利をもたらすならば、人道的である。
ヒューマニティの問題については、モルトケがすでに次のようなことを言っている。
戦争のさいにはつねに行動の簡潔さの中にヒューマニティがある。
それゆえ最も激烈な戦闘方法がたいていそれに適するのだ、と。
★
宣伝は誰に向けるべきか?
学識ある層に対してか、それとも教養の低い大衆に対してか?
宣伝は、永久にただ大衆にのみ向けるべきである!
★
宣伝はその内容上、学術的ではない。
それはポスターがその表現自体およそ芸術ではないのと同じである。
ポスターの技術は、形や色によって大衆の注意をいかに引きつけるか、にある。
- 72 :
- ★
宣伝の課題は大衆の注意を喚起することである。
学識がある者や、教養を求め洞察を得るために努力している者らを教化することではない。
したがって、その作用は常に感情により多く向かい、いわゆる知性に対しては
大いに制限しなければならない。
宣伝の意義は、まず大衆の視野にまでずらされねばならない。
★
宣伝はすべて大衆的であるべきであり、その知的水準は対象の中で最低級の者が
わかる程度に調整すべきである。
それゆえ獲得すべき大衆の人数が多くなればなるほど、
純粋の知的レベルはますます低くしなければならない。
★
宣伝において学術的な不純物が少なければ少ないほど
そして大衆の感情を考慮すればするほど、ますます狙った効果を上げることができる。
これが宣伝が正しいかどうかの最良の証拠であり
二、三の美学青年を満足させたかどうかではない。
知的に高い前提を避けるという注意はいくらしても十分すぎることはない。
★
宣伝技術とはまさしく、大衆の感情的観念界を把握して
ふさわしい形式でその注意をひき、さらに心の中にはいり込むことにある。
★
大衆の受容能力は非常に限られており、理解力は小さいが、そのかわりに忘却力は大きい。
宣伝に学術的な留保や多様性を与えようとするのは間違いである。
要点を絞り、スローガン化して、継続的に繰り替えさねばならない。
- 73 :
- ★
第一次世界大戦でオーストリアやドイツの漫画宣伝がやったように
相手を嘲笑したものは、根本的に誤りであった。
実際に遭遇してみると、たちまち相手の人々に関してまったく異なった信念を持たねばならなかった。
ドイツ兵が敵の抵抗を直接体験して、いままで自分たちを啓蒙してくれたものにだまされたと感じ
そして自己の闘争欲やあるいはまた確固たる心がまえを強化するのと反対のものが、はいってきたからだ。
気後れがしたのだ。
- 74 :
- ★
大衆は外交官から成り立っているのではなく、また国法学者から成り立っているのでもなく
まったく純粋に理性的判断などできぬ、動揺して疑惑や不安に傾きがちな
人類の子供たちから成り立っている。
民衆の圧倒的多数は、冷静な熟慮よりも
むしろ感情に任せて考え方や行動を決めるという女性的な素質を持ち、女性的な態度をとる。
- 75 :
- ★
宣伝は短く制限し、たえず繰り返すべきである。
この堅忍不抜さが、世の中の多くの場合そうであるように、
ここでも成功にいたる第一の、かつ最も重要な前提である。
- 76 :
- ★
すべての広告は、商売の分野でも、政治の分野でも
継続とその利用のむらのない一貫性が成果をもたらすのだ。
はじめはかれらの主張のあつかましさに、常軌を逸しているように思えたが
その後、不愉快になり、最後には信ずるようになった。
四年半後にドイツに革命が起こった。
その時のスローガンは敵の戦時宣伝から出ていた。
- 77 :
- ★
わたしがついこの間までひどく心配していた自分の将来についての考えなどは
いまや笑わずにはおられなかった。
こんな土台の上に家を建てようなどとは、笑わずにおられようか?
第一次世界大戦での敗北後、野戦病院にて政治家を目指すと決心した事について。
「心配していた」のは、前線で毒ガス攻撃を受けて失明寸前に追いやられ、
画家として生きるのが絶望的だと思われたこと。
- 78 :
- ★
自分が無名の人間として、何か目的に適った行動をとるためのわずかな前提さえ
持っていないことを、平凡に確認するだけであった。
(政治家を志した直後、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)に参加する前の時期について)
★
絶対的真理の代わりに、
いわゆる「合目的性」とか「現実性」とかを考慮しようとするやいなや
かれの仕事は探索する人類の北極星たることをやめ
その代わりに平凡な処方箋になってしまう。
★
綱領立案者の意義は、その目標の実現によってはかられるのではなく
その目標の正しさや、それが人類の発展におよぼした影響ではかられるのである。
でなければ宗教の創始者はこの世で最も偉大な人間として数えられてはならないことになる。
なぜなら、かれらの倫理的意図の実現は、完全に近いものにすらなりえないからである。
愛の宗教すらその効果においては、その崇高な創始者の願望のかすかな反照にすぎない。
だがその意義は、愛を一般的人間的な文化や人倫やモラルを発展せしめようとする方向にあるのである。
- 79 :
- ★
ずっと後の時代にも価値と意義を持つ目標を遂行することは
そのために戦うものにとってたいていほとんど報いられず
そして大衆に理解されることはまれである。
先を見通した将来の計画は、ずっとその後にやっと実現されうるのだし
そして一般にその利益は後世にはじめて役に立つのであるから
そんな将来の計画よりも、ビールやミルクの値下げのほうが、最初はよくわかるのである。
★
政治家の大部分は、いつもバカの親族たる一種のうぬぼれから
大衆の一時的同情を失わないために
ほんとうにむずかしい将来の計画からはいっさいはなれている。
こうした政治家の成功や意義は、もっぱら現代にあって、後世のためには存在しないのである。
小さい人間はいつもこれにいささかも気がねしないものだ。
かれらはそれで満足しているのだ。
- 80 :
- ★
民族というものは概して、かつて現代が偉人に対して犯した罪を
その場合各自が過ぎ去った既往において償う義務を感ずるもののように思われる。
かれらの生涯と努力は、感動的な感謝に満ちた驚嘆の念で追求され
特に悲観的な時代には、くじけた心や絶望的な魂をふたたび奮い立たせることができる。
かれらは、いつかもっと民族の心に近く立つようになる人である。
フリードリッヒ大王に並んで、
ここにはマルティン・ルターやリヒャルト・ワーグナーも立つのである。
★
理念というものはどれも、
そしてそれがまた最善の理念であっても、
それ自体が目的であるかのように自負すると危険になる。
だが実際は目的のための手段にすぎないのだ。
- 81 :
- ★
わたしにとっては、そしてすべての真の国家社会主義者にとっては
ただ一つの信条だけがある。
すなわち民族と祖国だ。
われわれが闘争すべき目的は、わが人種、わが民族の存立と増殖の確保、
民族の子やの扶養、血の純潔の維持、祖国の自由と独立であり、
またわが民族が万物の創造主から委託された使命を達成するまで、
生育することができることを目的としている。
★
愛国心なき軍隊は永久に警察たるにとどまり
敵前で戦闘をしうる軍隊ではなくなる。
- 82 :
- ★
民族は敗戦それ自体によって滅亡するものだろうか?
これに対してはきわめて簡単に答えることができる。
民族が軍事的な敗北によって、自己の内面的な腐敗、臆病、無節操、
要するに無資格であることの報いを受けるのであるなら、答えはイエスである。
もしそうでないなら、軍事的な敗北は
ある民族がかつて存在したことを示す墓碑となるよりも
むしろ未来のより大きな興隆の刺激となるだろう。
★
国民大衆の心は本質的に、意識的に悪人になるというよりも
むしろ他から容易に堕落させられるものである
- 83 :
- ★
かれら自身、もちろんしばしば小さな嘘をつくのだが
しかし大きな嘘をつくのはなにしろあまりに
気恥ずかしく感じてしまうからである。
そのような大きな嘘はかれらの頭にはとてもはいり込めないし
したがって不名誉きわまる歪曲をするような
まったく途方もない厚かましさは
他人の場合でも可能だとは容易に信じえないだろう。
それどころか、このことについて説明を受けてさえも
なお長く疑いつづけ、動揺するだろうし
そして少なくとも、なにか一つくらいの理由は
やはり真実だと受け取るだろう。
したがって、実際きわめてずうずうしい嘘からは
つねになお何かあるものが残り、続いていくだろう。
以上は、この世のあらゆる大嘘つきや、大嘘つき団体が底の底まで知っており、
したがって卑劣にも利用している事実なのである。
★
新しい領土の獲得を諦め、
それを世界経済の征服という妄想で埋め合わせようとしたことは、
結局、際限のない、そして不利でもある
工業化に進まねばならなかった。
人々は唯一の正しい解決に乗り出す決心がつかず、
より安易な方法で目的を達することができると信じた。
- 84 :
- ★
精神的な美徳が事実上、貨幣の価値の陰に隠れてしまった。
なぜなら、そんな道をまず選んだのであるから、
剣の貴族がもうわずかの間に
金融貴族の陰に引っ込まねばならなくなったのは
明らかなことだったからである。
真の英雄やあるいは政治家にとっても
そこらのユダヤ人銀行家と取引させられるのは
もう興味のないことであった。
★
個人の所有権が徐々に排除され、
株式会社の所有に全経済が次第に移行したことは、
重大な経済的没落現象であった。
だから、労働が良心のない悪徳商人の投機の対象に
下落したのも大変もっともなことであった。
- 85 :
- ★
戦前のドイツ教育は非常に多くの弱点を持っていた。
それはきわめて一面的な仕方で、
純粋は「知識」を教え込む目的で編成され、
そして「能力」が目標となることは少なかった。
個々人の性格形成はよりいっそう軽視され、
喜んで責任を引き受ける気持ちを奨励することなどは
まったく少なかったし、
意志と決断力のための教育などは全然なかった。
その教育結果葉実際に、強い人間ではなく、
むしろ従順な「物知り」となって現れた。
★
あらゆる退廃した人間だけが、
追従を王冠の所有者と交わるための
自分たちに与えられた唯一の形式だとみなしうるのだ。
この「きわめて行儀よい」お気に入り達は、まったくのところ、
支配者や雇い主の前では非常に従順であるのに、
他の人間に対してはすでに昔から極度に
厚かましくふるまっていたのである。
- 86 :
- ★
追従家やおべっか使いはかれらの主人のために自分を犠牲にしはしない。
君主たちがこの事情をけっして知ることがなく、
ほとんど根本的に学ぼうともしないことが、
古来かれらの滅亡の原因となっているのである。
★
人々は一般に責任を回避しはじめ、
このような理由から中途半端な方法がもっとも好んで採用された。
なにしろ、そうした方法を使用すれば、
個人で負わなければならない責任者の限度を、
つねに最小の範囲にとどめておくことが
できると思われたからである。
われわれのこの悪疫の根源はまったくのところその大部分が、
無責任がまさに純粋培養で繁殖させられている議会制度にある。
- 87 :
- ★
残念なことは、すぐれた人間の価値が、
まさにかれらの知能にだけあるに過ぎず、
その数にはないことである。
このことは賢明であることに意味がなく、
多数がすべてであるような時代における不幸なのだ。
大衆の投票用紙があらゆることに判決を下す今日では、
決定的な価値はまったく最大多数グループにある。
そしてこれこそ第一のグループ、つまり愚鈍な人々、
あるいは軽信者の群集なのである。
★
これらの人々がより低劣な、より無知な、
あるいはまったく悪意のある教育者の手に落ちるのを妨げることは
もっとも重要な国家、および国民の利益である。
国家はしたがってかれらの教育を監視し、
あらゆる不正を阻止する義務をもつ。
とくに新聞を監視しなければならない。
なぜなら、新聞の影響は、それが一時的ではなく継続して与えられるから、
これらの人間にきわめて強烈でしかも効果的であるのだ。
こうした教育が変わらぬ調子で、永遠に繰り替えされることの中に、
新聞の持つまったく比類のない意味がある。
- 88 :
- ★
あらゆる中途半端さは内部的崩壊の兆しであり
やがて遅かれ早かれ、外部的な崩壊も生じさせずにはおかない。
★
売春は民族にとってもっとも深刻な害悪をおよぼすだろう。
一民族を徐々にではあっても、確実に滅亡させるには、
この堕落にともなう道徳的荒廃だけでもう十分である。
★
自然の感情を持った、力にあふれた子供の代わりに、
ただもう経済的な都合にかなっただけの、みじめな結果が現れてくる
なにしろ、経済上の都合が、ますます、
われわれの結婚の基礎となり、唯一の前提となるからである。
しかし、愛はどこか他のところでうさばらしをするのだ。
★
不可能に見える要求や、課題を満たすことが困難である場合には、
例外なく、一民族の全注意を、ただこの一つの問題に限って、
統一しなければならない。
しかも、その解決に実際、生死がかかっているかのように、注意させねばならぬ。
ただそのような場合にのみ、一民族は真に偉大な仕事や、
労苦を喜んで引き受け、また、それを行うこともできるだろう。
- 89 :
- ★
征服すべき行程を、個々の段階に分割し、
またさらに諸段階を計画的に、あらゆる力をきびしく集中して、
一つずつ克服しようと努力しない者は、
けっして、究極目標にまで到達できず、
どこか道の途中で、おそらくは、道からそれてさえしまい、
まごまごしつづけるだろう。
この努力は一つの技術であり、こうして、一歩一歩行程を克服するため、
最後の精力までも、時には注入することを必要とするのだ。
- 90 :
- ★
結婚も、それ自体を目的とするものではありえず、
種と人種の増加および維持という、
より偉大な目標に奉仕しなければならない。
これのみが結婚の意味であり、課題なのである。
このことからしてすでに、早婚は正しいのである。
★
虚弱な身体はしばしば、
人間の臆病さをもたらす
第一の原因となるのだ。
★
我々のあらゆる社会的生活は今日、
性的想像と性に対する刺激の温室に似ている。
陳列窓も、広告塔も、群集の注意を惹き付けるために、
きわめて低級な手段を使って努力が払われている。
★
かれらは早熟であり、したがってまた早く年をとってしまう。
(身体の鍛錬を十分に行わず、社会にあふれる性的刺激に身を任せる若者たちについて)
★
個人の自由の権利は、人種保存の義務の前では引っ込むのである。
★
不治の病人に、絶えず他の健康な人々に感染する可能性を
許しているのは中途半端である。
一人に苦痛を与えないために、百の他人を破滅させるがごとき人道主義に等しい。
★
この世界は力に満ちた「完全な人」のものであり、
弱々しい「中途半端な人」のものではない。
もし、自己の健康のために闘争する力がもはや存在していないとするならば
この闘争の世界において生きる権利は消滅する。
- 91 :
- ★
ある時代の、そしてまたその時代の人々の創作物が、
卑しく、みじめであればあるほど、
それだけ以前の時代のより偉大な高尚さと、
品位の証人は憎まれるのだ。
かれら自身がただけがらわしい作品を生産したばかりではなく、
おまけに過去のあらゆる真に偉大な作品が、
かれらによって冒涜されたのである。
★
あらゆる真に価値ある人類の革新は、
過去の世代が残したすぐれた成果に、無遠慮にも結びつくことができる。
いやそれどころか、しばしばかつての成果を、
はじめて一般に認めさせるよう努力するのである。
そうした革新は、過去と比較されて、
色あせてしまうことを、少しも恐れる必要がなく、
進んで、人類文化の共有財産に
非常に価値のある貢献をするのである。
- 92 :
- ★
革命的な新しい運動は、それ自身が劣等であればあるだけ、
ますます古い政治形態を憎むものである。
この場合でも、自分のまがいものを、なにか注目すべきものと見せかけたい一念が、
過去のより優れたよいものを盲目的に、憎悪するにいたらせる。
★
太陽の光が消えた後、はじめて月は輝くことができる。
したがって、あらゆる人類の新月連中が恒星たちを憎むのは
明白過ぎるくらい明らかなことである。
このような能無し連中が、運命によって一時的に権力に恵まれる場合、
疲れを見せることなく熱心に過去を冒涜し、汚すばかりでなく、
さらに皮相な手段でもって、自分自身を一般の批判から
免れさせようとするのが常である。
- 93 :
- ★
ある新しい理念、教義、新世界観、
あるいはまた政治的、経済的運動が
過去全体を否定しようと努めたり、中傷したり、
価値のないものに見せようとしている場合には、
この動機からしてすでに極度に用心して、
信用しないようにしなければならない。
多くの場合、このような憎悪の理由はただ自分の低劣さだけにか、
さもなくばまた悪意そのものにあると考えられる。
- 94 :
- ★
すでに存在している真理を利用するのを恥じる必要はない。
なにしろ、人類の全文化も人間自身も、
それぞれの世代がめいめいの建築石材を運び、
つぎ合わせていった、ただ一つの長い発展の結果であるにすぎないからである。
★
かれらはあらゆる理解不能で、
明らかに狂っているナンセンスをば
いわゆる内面的体験であると、
びっくりしている同時代の人々にいい聞かせていたのだ。
★
わが国の今日における大都市プロレタリアートが、
その住所とほとんど結合感を持たないのは、
大都市では個人の偶発的な滞在場所だけしか現実に問題にならず、
そしてそれ以上のなにものでもないことから生ずる結果である。
十九世紀になって、わが国の都市はますます文化の所在地としての
性格を失いはじめ、単なる人間の居住地に下落しはじめた。
★
わが国の大都市は、今日、都市の印象を左右し、
とにかく全時代の記念物といわれるような記念碑的作品をもっていない。
しかし、このようなものが、古代の諸都市には見られたのであり、
それらはほとんど、それぞれ誇りとすべき特別の記念建築物をもっていた。
- 95 :
- ★
今日、国家建築と私有建築の関係は、
じつに、なんとひどいものになったことか。
ローマの運命がベルリンを襲ったと仮定してみよう。
そうすれば、子供たちは将来いつの日にか、
われわれの時代のもっとも巨大な工事として、
二、三のユダヤ人が持つ百貨店や、
いくつかの会社が経営するホテルを挙げ、
われわれの時代の文化を特徴的に表すものとして、
驚嘆することだろう。
今日、われわれが古代の世界の廃墟や荒廃した野原の中に、
わずかではあるがなおそびえている巨大なものを見て、
驚嘆するのは、昔の営業のための立派な建物ではなく、
寺院や国家の建築物であった。
★
この人間の世界で、教義なくして、宗教的信仰が
実際に続くものとは考えられない。
国民大衆は哲学者の集合ではない。
しかも、まさにこの大衆にとっては、
しばしば、信仰は倫理的世界観の唯一の基礎なのである。
- 96 :
- ★
幾十万のすぐれた人々は、なるほど、そのようなものがなくても、
理性的に、賢明に生きてゆけるとしても、
しかし、他の幾百万の人々にはまったく欠くことのできないような、
その時々の生活様式が一般生活に対してもっているものこそ、
国家にとっては国家原理であり、
その時々の宗教にとっては教義なのだ。
宗教的教義と信仰が、あらゆる社会層を確実にとらえねばならぬというのなら、
この信仰内容が絶対的な権威をもっているということが、
あらゆる効力の基礎であるのだ。
- 97 :
- ★
今日、しばしば、ドイツの議会政治は
「革命以後無能になった」といわれているのを聞くが、
このことは、無思慮の一例である。
その言葉によって、まるで、
革命の前はなにかそんなではなかったかのように、
ややもすれば受け取られてしまう。
現実には、この議会という制度は、まったく破壊的にしか機能しない
★
決定的な勝利は永遠に攻撃の中にのみありうる
★
宣伝を賢明に、継続して使用すれば、
国民に天国を地獄と思わせることもできるし、
逆に、きわめてみじめな生活を極楽と思わせることもできる。
★
人々は君主に十分な食事をもちろん喜んで差し上げたし、
また、君主におよそ必要な睡眠時間を妨げようなどとは
夢にも望まなかった。
人々はただ君主がいつも個性をもった人間として、
自分の一門の名前と国家に名誉をもたらし、
支配者としての義務を果たしさえすれば満足していた。
激務、勤勉、庶民的などといったおとぎ話を語るのは、
ほとんど無益であるばかりか、
かえって、よりいっそうの損害を与えたのだ。
- 98 :
- ★
ドイツの国家官吏は、とかく、官僚主義的で、
旧式だと陰口をたたかれもしたが、
他の国々では、それだからといって、
よりましだったわけでもない。
そればかりか、もっと悪かったのだ。
その頃のドイツ官僚と行政の際立った特徴は、それらが個々の政権から独立していたことであった。
それら政府の、その時々の政治的意向は、ドイツ国官吏の地位になんの影響も与えることがなかった。
革命後は、もちろんこのことは根本的に変わってしまったのである。
知識と能力の代わりに、党派的見地が現れ、
自主的、独立的な性格は、なにかを促進するというより、
むしろ妨害するものになってしまった。
- 99 :
- ★
コロンブスの卵は幾百千となくそこらに転がっているのであり、
ただコロンブスのような人々には、
まったくまれにしかお目にかかれぬだけである。
人間は例外なしに自然の園を歩き回り、
ほとんどあらゆることを見知っており、
理解していると思い込んでいる。
★
より強いものは支配すべきであり、
より弱いものと結合して、そのために自分のすぐれた点を犠牲にしてはならない。
ただ、生まれつきの弱虫だけが、このことを残酷だと感じるにすぎない。
なぜならば、この法則が支配しないとしたら、
あらゆる有機的生物に可能と思われる進化が、まるで、考えられなくなるに違いないからだ。
★
劣等なものは最も優れたものを、いつだって数では圧倒するものだ。
平等な繁殖の権利を与えたならば、より劣等なものは素早く増殖して、
ついに、最も優れたものは押し退けられてしまうに違いないのだ。
★
人間はどんな事柄についても自然を征服したことなどなく、
せいぜい、自然の永遠の謎と秘密を覆い隠している
途方もなく巨大なヴェールのあの端、この端をつかみ
持ち上げているにすぎない。
また彼は、本当のところ、なにものも発明などせず、全部発見したにすぎない。
- 100 :
- ★
この世界で平和主義的思想が現実に勝利することを
心から望んでいる人があるなら、
かれはドイツ人による世界の征服を願って、
あらゆる手段を用い全力を尽くすべきであろう。
実際、平和主義的、人道的観念も、次のような場合には、おそらくまったくよいものとなろう。
つまり、最高の人間が、自分のこの地上の唯一の支配者にしてしまうほどまで、
あらかじめ世界を征服し、従わせてしまっているとしたならばの話である。
★
日常の単調さの中では、重要な人間もしばしば軽く見られ、
周囲の人々の平均以上にそびえ出ることはないのが常である。
ところが、他の人々が絶望したり、困惑するような状況が
あらわれてくるやいなや、目立たない普通の人間の中から
天才的性質がはっきりと伸長してきて、
その人間を今まで市民生活の平凡さの中で見ていた
すべての人々がびっくりすることもまれではない。
このことを観察するには戦時が一番よい機会なのである。
見たところでは無邪気な子供たちの中に、
他のものが絶望する困難な時期には突如として決死の決意と
氷のように冷たい冷静な思慮をもった英雄がぐんぐん成長する。
この試練の時期がこなければ、だれもひげの生えていない少年の中に、
若い英雄が隠れていることには少しも気がつかないに違いない。
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