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【人間喜劇】渋谷実と前田陽一【特集便乗スレ】


1 :04/08/02 〜 最終レス :2019/02/17
どちらか御一人だけだとスレが維持できますか、心配な気もするのですが、
二人ならいいだろ。特集も近いし。

2 :
まあ、あまり興味のある方ではないんですが、
たまたま通りがかったら、>>1と目が合ってしまって・・・
そのまんま、というのもあれですし、
なんか記念にカキコでもと思った次第で、
ほんとうにけっして、茶化してやろうとか、
そんなつもりは、毛頭ございません。
このスレの人気がでて、どんどん伸びていっていただける様に
ただただ心からお祈りしております。
それでは、誠に僭越ながら

2げと。

3 :
前田陽一って昔、つまんない映画作らせたら日本一って言ってたのがいたな。。

4 :
そりゃ言い過ぎだろ。
確かに「虹をわたって」や「lET'S 豪徳寺!」はつまらないけど
「喜劇 昨日の敵は今日も敵 」や「三億円をつかまえろ 」はおもしろいよ

5 :
「つまんないくせに、なんとなく最後まで見せられてしまう」という意味では、
たしかに当たっているかもしれない。これは「君の名は」の名手、大庭秀雄監督
あたりの芸術の域にまで達した職人芸の正統的な後継者という意味であって、松竹
大船出身の監督にとっては、最大級のほめ言葉ではあるまいか?
しかし、遺作の「新唐獅子株式会社」は、本当にひどかった。脚本の構成があれでは、
いくら名監督が撮っても、面白くなりようがない。その上、本人は、メガホン取りな
がら息を引きとったようなものだし。
渋谷実の見逃している作品を、大いに期待することにしよう。

6 :
「新唐獅子株式会社」って存命中に完成したんだっけ?

7 :
前田陽一、好きですわ・・・・

8 :
>>6
撮影中に倒れてそのまま亡くなった。南部英夫と長濱英孝が後を引き継いで完成。
もちろん直接の面識など無く、憶測で書くのだが、前田を初めとする大船出身の監
督たちは根はお人好しで優し過ぎるのではないだろうか? だからヌーベルバーグ一派
のように派手に立ち回りもしない。野村・山田株式会社になると撮れなくなる。
もしくは、ロクな企画が回ってこない。
仕方がないので、何でも屋になって寅さんの併映、オフシーズンの気の抜けた企画や、TV
でも撮ってお茶を濁す。前田さんは「ハングマン」「裏刑事」まで撮っていた。
ちなみに「揖保の糸」のCMも、生前は前田さん。親しかったスーちゃんが出ているからw

9 :
6です。
レス、ありがとうございます。>>8
>前田を初めとする大船出身の監督たちは
>根はお人好しで優し過ぎるのではないだろうか?
なるほど、確かにそうかもしれませんね。
僕が最後に観た前田作品は、テレフィーチャーの
「大東京四谷怪談」(高木彬光原作の推理小説)でしたが、
前田カラーの片鱗もない、なぜ声がかかったのかわからないものでした。
それから1年くらいして訃報を聞きました。
ちなみに私、前田監督とカラオケで
キャンディーズの「年下の男の子」を歌ったことがあります。

10 :
>>9
>前田カラーの片鱗もない、なぜ声がかかったのかわからないものでした。
年を追うごとに2ドラの自由度が大変に狭くなってきていて、実に撮りにくいと聞きますね。前田さ
んが弱っていたのか、そんな状況でそうとしか撮れなかったのか、何とも言えませんね。
優し過ぎる(?)大船卒の監督さんたちは、今も2時間ドラマやVシネマなどを撮っていますね。
今日の火サスは広瀬襄監督です。森崎さんは人が悪いので(!?)劇場用新作を撮りましたが・・・。
前田さんはキャンディーズが好きだったそうですね。以下は有名な話ですが・・・。
ttp://homepage3.nifty.com/osan6/pal/pal04.htm

11 :
実現されなくて良かったような気が・・・
前田さんにとっても、キャンディーズにとってもw

12 :
前田陽一が撮ってたんだ・・・ >裏刑事
見たかったなぁ・・・・
ところで6さんは元助監督さんでもやってらしたのかしら?

13 :
高田純次さんですか?

14 :
>>12
前田さんのTVはこれだけ。このリスト外にもあるような気もするが。さらにドラマ以外に、
取材ディレクターとして情報番組などが多数あったらしい。
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood/7675/tv.maeda-yoichi.html
撮影所育ちの人なので、基本的には何でも撮れるのよ。松竹系監督多数の「赤かぶ検事奮戦記」などは
のんびりしたご当地モノで面白かったけど、前田さんの担当回を観たか否かは覚えていない。
見た範囲では、もともとは映画にしたかったという「昭和の説教強盗」が佳作。未見
だが「小春日和」が傑作だったと聞く。金井美恵子は、どこかのエッセイで前田演
出に原作を提供したことを自慢タラタラしている悪寒w

15 :
きちがいぶらくでしょ

16 :
>「昭和の説教強盗」
あああ。
これ、見たわ。
良かったよ、面白かった。
前田監督の演出だったんだ。

17 :
渋谷は戦後はじめのお気楽喜劇がいい。
あと10日ばかりで特集はじまるので保守。

18 :
音楽評論家の渋谷陽一のスレかとオモタ

19 :
前田陽一というと、早稲田の仏文を出て、B級映画を濫作する一方で、パスカルの研究を何冊も
岩波書店から出しているからすごいものだ。東大教養学部でフランス語を教えていたこともある
んだよな。それから、「生きがいについて」の神谷美恵子が妹だったりするんだから、世の中は
狭いもんだな。

20 :
>>19
突っ込んで欲しいのですか・・・? ちなみに現在、某大学法学部の教授にも「前田陽一」
さんがいらっしゃいますね。
森崎東・前田陽一・瀬川昌治で松竹監督映画祭をやればいいと思う(瀬川は元々は外様ですが)
ところで、戦後大船映画史とは、名匠の活躍、「男はつらいよ」以降の山田洋次の重用、
70年代以降の大作主義の影で、職人や群小監督が浪費されていった歴史でもあった。
森崎や東はまだ運が良い方だろう。
職人としては、番匠義彰・川頭義郎・市村泰一といった名が挙がろうか? 本編を余り撮れなかった
群小監督としては、池田博(のち日芸教授)・二本松嘉瑞・長谷和夫・水川淳三・大槻義一・
桜井秀雄・田向正健(現・脚本家)・長谷部利朗・満友敬司・宮崎晃・仲倉重郎、、、キリが無い。

21 :
さらに、井上梅次・渡辺裕介といった各社を渡り歩いた何でも屋までが参戦。そして大船
には、駄企画から佳作・大作まですべてを撮り上げた野村芳太郎がいた。
デビュー作を超えられなかったとはいえ、三村晴彦のように本来なら中堅として撮り続ける
べき才能もいたが、なし崩しにTVが主にならざるを得なかった。
これらの監督が残した膨大なタイトルを眺めていると、未見作にも小品・良品の趣がある作品がある一方で、
愚にもつかぬであろう食指も動かぬ作品も多い。やはり企画の乱れの元凶は城戸四郎なのだろうか?
監督の才能を問う以前の時点で撮らざるを得なかった事情がうかがえ、余り愉快な気分にはなりませんね。
ついでに小津は最晩年、TVのスタジオドラマを書き、木下は門下の人間を連れてTVに逃げ出した。山
田太一の才能が開花したのもTV界だった。こうした事態も大船の混乱を象徴していますね。

22 :
>>20
>×森崎や東はまだ運が良い方だろう。→○森崎や前田はまだ運が良い方だろう。
客観的評価としては、映画・TVに何でもござれで捨て難い職人、という程度に落ち着くであろうに、
シネフィルたちが持ち上げて上座に挙げてしまった瀬川昌治も運がいいかもしれないw
余談ついでに、有名だが瀬川の師匠が松林宗恵。社長と旅行の雰囲気が似ているはずだ。
シネフィルたちよ、松林和尚は持ち上げないのか? ハスミが語らぬからか?

23 :
>>20〜22
ははは、突っ込みありがとう。
ところで、スレ違いになるが、松林和尚が持ち上げられないのは、何と言っても見る
機会が少なかったからではないか? 平成に入ってからのまともな特集は、十年ぐらい
前のアムス三軒茶屋となくなる寸前の中野武蔵野ホールくらいだろう。
これでは、たとえハスミが語っていようが、シネフィルたちが持ち上げるのは難しい。
名画座にかかっているか、BSでよく放映されるか、ビデオで借りやすいことの
いずれかがなければ、真価は明らかにならずじまいなのだ。(これは大変残念である)
しかし、田中真澄さんや快楽亭ブラック師匠が持ち上げる作品は「マニアックすぎる」
とか言って敬遠されがちなのだな。(実は、彼らの批評眼のほうが正しいのに)

24 :
>>23
とりあえず首都圏に限る。例えば瀬川さんは、旅行を中心にけっこうビデオが出ていたし、浅草での上
映もあった。たまにTV放映もしていた。アテネ系シネフィルのお陰でアテネで何度か特集もあった。
松林和尚はどうか? 東宝の戦記大作・社長は、それこそ浅草でよく観ることができた。
何本かはビデオも出ていたのではないか?(惜しむらくはキネマ倶楽部が多かったかな?)
ただ、アテネでは特集してくれないw
瀬川さんも松林和尚も、鑑賞可能頻度としてはそんなに変わらなかったと思う。作品の
質としても、正直変わらんでしょう?(ケナしてる訳じゃないですよ) 
DVD・CS時代になるまで、初期作品に幻が多かった点も同様。こんなに状況が似ているのに、
その方面のシネフィルは和尚を持ち上げただろうか? 作品の質じゃないのよ。
(松林和尚のインタビューがリュミエールに載っていた覚えもあるが、ハスミ御大自ら
 のものでは無かったし)

25 :
>しかし、田中真澄さんや快楽亭ブラック師匠が持ち上げる作品は「マニアックすぎる」
>とか言って敬遠されがちなのだな。(実は、彼らの批評眼のほうが正しいのに)
CS時代になって、かつてのアムスですら掛からなかったような作品が普通に放映されるようになった。
しかし、邦画サイトがそんなに増えた訳でもないし、検索してもマイナーなタイトルは
やはり余り引っ掛かってこないことが多い。
「映画史」に残っている作品だけでも膨大だし、それ以外の作品まで等価に、わざわざ観てまで語ろうと
いう人なんかそんなにいないのでしょう、結局・・・。観てみると外れも多いのは事実だからね。

26 :
家から近いから見に行くage

27 :
>>25
時間が足りない

28 :
特集愉しみです。スレが立っていてありがたい。
実は渋谷監督って1本も観てないんで。
前田監督は以前フィルムセンターで観た『喜劇大誘拐』というのが
非常に面白かったです。

29 :
渋谷の弟子である石堂淑朗曰く
「渋谷さんはシーンごとの迫力はあるのだが、繋がってくるにつれて流れが停滞する」
「ちょうど正反対なのが木下さん」
渋谷は木下について、「木下はヘンテコに上手いんだよなぁ」
渋谷の代表作って『本日休診』か『現代人』なのかな
個人的には獅子文六原作ものが好きなんだが・・・

30 :
佐藤忠男センセイは「正義派」だとおっしゃっていました。

31 :
とりあえず
「気違い部落」
だけは見ようと思っております<三百人劇場
渋谷実体験はこれまで「大根と人参」のみ
笠智衆のお茶目な演技が新鮮だった記憶あり

32 :
三百人劇場ってどこだよ?
前田の「にっぽんぱらだいす」でも見とくかな

33 :
松竹には
小津、木下、渋谷という3人の大物監督がいて
それぞれのチームで集まる料亭とか店も別々だった
と池部良がエッセーで書いていた気がする
たしか木下と渋谷って犬猿の仲なんだよな

34 :
さっそく『本日休診』みてきました(三百人劇場・都営三田線千石駅A1
出口、薬局角右折スグ)。渋谷監督初見です。
見始め、テンポというのか、間というのか、かなり古臭く感じてしまった
のですが、しばらくすると落ち着いてスクリーンに入れました。小津とか
成瀬はそういった点ではモダンなんですかね。砂利船とか貨車に住んでる
人は出てこないもんな。でもこっちのほうがリアルなのか?
三国連太郎の強烈な戦争後遺症キャラ、放送できません。鶴田浩二が今か
らみるとかなり間抜けに見えるのだが、これがヤクザ役なんだな。
上映の機会が少ないのか、前日までの小林特集と比べると上々の客入りで
した。

35 :
高いな、千円までで見せてくれないか。ちなみにラピュタは会員になれば、八百円だ。

36 :
チケぴで10回券替え刃、1回あたり900円。
並んでいるおばちゃん軟派して夫婦と言えば二人で2000円。

37 :
小林正樹スレによると、300人劇場はこないだの小林特集では画面が暗いだの音が悪いだの、
トラブル続きだの、劇場のクオリティが散々だったようだが、前田渋谷のほうは
どうでしょう?

38 :
『自由学校』と『気違い部落』みてきました。
前者は、序盤モタモタするも、中盤くらいからはそれなりに笑えたものの、
佐分利信にはもっとはじけてほしかった(って無理か)。笠智衆の暴れっ
ぷりを目撃して、『酔っぱらい天国』への幻想が肥大化。
後者は、タイトルがWにヤバく、伊藤雄之助・山形勲夢の共演ということ
で、いやがおうにも期待が高まるが、あまり楽しめず。芸術祭に参加した
のが良くなかったか。脇役豪華共演ってのはありえないんですかね。

39 :
どうなっているの「気違い」?
ニュープリントだというのに台詞が聴き難く全然理解できなかったよ。
山田宏一が観にきてたね。

40 :
>>33
こちらもおすすめの本です
「松竹大船撮影所前松尾食堂」


41 :
上映の問題なのか、フィルムの問題なのか、『自由学校』ともども、
確かに台詞は非常に聴きづらかったです。音が割れてるというのか。
あと、巻によって画面の中央は明るいものの、周囲がやけに暗いの
も気になります。16ミリだから?

42 :
小林正樹の特集でも音は聞き取りにくかった。他の映画館では
そういうことはないんだけど。
これから渋谷をいくつか見に行きますが、そんな音質はきついなあ。

43 :
渋谷といえば伊福部や黛の音楽なんだから音質が悪いのはいかん
漏れはだいたい見てるから千石にはいかん


44 :
『現代人』みてきました。
池部良の人物造型が非常に面白かった。行動力の源泉は恋狂いだったり
するのだけど。山田五十鈴のマダムはさすが。山村聡、多々良純もよか
った。昨日の2本はハズレだったけど、今日はよかった。やっぱりいろ
いろみてみないと分かりませんね。ただしフランス語の字幕入り。場内
の貼り紙によると、フィルムセンターにあるものも再公開時にシネスコ
にトリミングされたもので、これが唯一のオリジナルスタンダード上映
用フィルムとのこと。音も問題なし。

45 :
劇場のクオリティということでは、三百人劇場にも問題はあるだろうが、それでは、京橋の
フィルムセンターはどうなんだ?
溝口の「楊貴妃」なんて、以前に横浜のシネマジャックで上映したのに比べて画面が暗くて、
解像度が散々であったような記憶がある。衣笠の「地獄門」にも同様の印象を感じたぞ。
それから、フィルムセンターでは、オリジナルプリントを上映しているのにもかかわらず
クレジットの左右いずれかの文字の一部が欠ける場合が結構多いのも、どうしたことなのか?

46 :
>>45
フィルムセンターは、数年前から映写を請け負う業者が変わり、映写が悪くなった、
と言われている。

47 :
三百人劇場はもともと演劇用の劇場だからなあ。

48 :
今日「バナナ」を見てきたけど、音質はかなり悪かったです!
かなり集中して聞かないと聞き取れません。
あそこの音響設備が最悪なのは、もう前からわかっていることだけど、
山中や鴛鴦ならいざ知らず、渋谷のしかもカラー作品であの音はあんまりでしょう。
あそこは椅子の張り替えなどする金があったのなら、音響設備にこそお金をかける
べきでした。
本当に困った映画館だ!

49 :
『やっさもっさ』みてきました。
今日もたいへんよかった。小沢栄が悪人でなくて出てくる(しかも準主役)
だけで邦画ファンとしてはポイントが高いのだが、そういった点を抜きに
してもよくできた、考えさせて楽しめる映画だと思いました。ラストも盛
り上がりがちゃんとあるし、後半の小沢栄がそこはかとなくいつもの小沢
栄に戻っているところもよい。
いろいろな映画を撮っているのですね。『バナナ』もみたくなってきた。
入れ替え制とか、音響の問題とか確かにあるけど、特集上映でもない限り
こういった映画に接する機会はないから、感謝もしなきゃいけないのか。
客入りからして、そんなに儲かっているとは思えないし。

50 :
暗いと目が疲れるし、音が悪いと聞きとれなかったりしてイライラしてくるから、
見終わるといつも非常に疲れます。たしかに上映される映画は貴重なものばかりですから、
その点は感謝ですが。
明日は「悪女の季節」だ〜。

51 :
『悪女の季節』は、プリントの変色がかなりの度合いで、また例によって音響の関係で
音が割れたような、二重に反響した感じなので、セリフも何いってるかわかりにくい。
それでも、岡田茉莉子はきれいでしたし、作品自体はたのしめた。細かい人物関係の
説明が、長いセリフの中でなされるので、最初のほうは聞き取りにくいとかなり
フラストレーションがたまる。

52 :
音がいちばん聴き取りやすい位置ってどこなのでしょうか。
画面の関係で、私はいつも前のほうでみてますが。

53 :
やはり前の方じゃないですか。
でも何処に座ってもやっぱり聞きづらいと思う。
岡田茉莉子は本当に綺麗ですね。

54 :
一番前はフィルムセンター常連の方々ご愛用の席なので遠慮しとく。

55 :
「喜劇大誘拐」や「神様のくれた赤ん坊」は佳作だな。
大誘拐の方は後に岡本喜八がリメイク?して
(ミヤコ蝶々がそのまま出演)劇中で派手にヘリを飛ばしたり
したが、人情味重視の前田版の出来には及ばなかった。

56 :
>>54
遠慮する必要なんて全く無い。
みんな自分が座りたい席に座るべき。
そういった無用な遠慮が、常連達に変な勘違いを起こさせる原因となる。
もしかしたら54がその常連の一人?
自分が好みの席を確保したいが為の牽制だったりして....仮にそうだとしたら
発想が幼稚過ぎる(藁

57 :
『悪女の季節』と『もず』をみてきました。
『悪女〜』のほうは、序盤20分くらいまで、これはとんでもなく凄い
映画ではないのかと期待させられたものの、それ以降はわりと普通。山
田五十鈴と存分に渡り合っていた岡田茉莉子のせいではないが。入社第
1回となっていた杉浦直樹が中途半端だったかな。伊藤雄之助も失速。
プリントは、名画座ならばこの程度はまあ許容範囲という状態。
『もず』はカラーシネスコのきれいなニュープリントで、映画としても
こちらのほうがよくできているのかもしれないけど、ストーリー的にみ
てて辛すぎる。有馬稲子も、気持ちはわかるけど・・・ってかんじでよ
ろしくない。結末も救いようがなく、監督のシビアな人間観?
今日は中央1列目、2列目ほぼ満員御礼。書くまでもないけど、早いも
の順で好きなところに座るのは当然でしょう。

58 :
>>55
映芸の前田陽一追悼座談会によると、前田陽一の「喜劇 大誘拐」も、下敷きにした
原作は天藤真だったのでは? という話。だが最終的にクレジットされず。
実は当初は瀬川昌治が監督する予定だった(だから脚本クレジットに残っている)

59 :
『悪女〜』でよかったので、岡田茉莉子目当てに『霧ある情事』もみて
きました。今日は入りがいいですね。
とにかく、菅井一郎の、日本の庶民の厚かましさの象徴みたいなダメ親
父ぶりに迫力があり一見の価値。加東大介が東宝から出張してきて、中
盤まで支えてくれてありがたい。でも、後半3分の1の逃避行は中途半
端なメロドラマなのか、イマイチかな。舞台もチト唐突。まだまだ青臭
ささえ残る津川雅彦のナイーブさがもったいない。
でもこれもシネスコ(松竹スコープ)カラー、ニュープリントで岡田み
たさでいいんじゃないですか。上映時間も1時間半。

60 :
後半がメインだったはずなのに、
前半を渋谷が拡大したと勝手に妄想。
支那饅の辺り。

61 :
岡田茉莉子と京塚昌子の対決ワラタ

62 :
すでに何本か足を運びましたが、正直、今回の特集は、これまでの特集(成瀬、マキ
ノ、川島、丸根、沢島)に比べると、かなりグレードが下がっていて、見ていて、も
の足りなさが残ります。正直、まだ凄く感心した作品に出会っていません。とりあえ
ず、回数券が切れるまでは通い続けますが、本当に今一歩の映画ばかりです。
皆さん、本当に心から、楽しんでますか?

63 :
>>62
禿同!全然おもしろくない。何が川島の師匠だ!品のない奴!

64 :
雨の中、『好人好日』と『大根と人参』みてきました。入りはイマイチ。
『好人〜』は、もう一歩でかなり笑えるのに、という感じで、ちょっと
モタモタ。それでも変人に添い遂げる淡島千景の奥さんぶりがいい。鉛
筆書きのオープニングから始まって、勲章泥棒含め、全編楽しめました。
しかし、本作でアクティブな岩下志麻が終盤ちょっと泣くシーンはかな
り残酷。それでも、きれいなおべべで嫁に行けたからいいか。
『大根〜』は序盤あたりまで楽しめたが、あとはしんどかった。「ザマ
ーミロ」に場内は沸いたけど・・・。長門に終始馴染めず。
小津はどういった映画にしたのだろう。別腹の娘のエピソードにもっと
重点を置いたのか。これが「記念」映画だったら、当時は怒った人もい
ただろう。難しいな。片っ端から、何が何でも「再発見」されるわけで
もないだろうから。

65 :
>64
おそらくそのせいで、小津の一周忌に公開する予定が一月ばかり遅れたのでは?
>62
小林正樹特集だけだと特集を組む期間が短くなるので、「渋谷+前田」をオマケ
にしたのでしょう。丸根特集の場合も、大映を離れてからの作品は、ちょっと
どうも…というものだったとは思いませんか。
渋谷特集としては、戦前の作品がないのが、やはり特集の格を下げていますね。
また、前田陽一も「名画座で二本立千数百円前後でみる映画の名人」というのが
その本質でしょう。
三百人劇場には、今度は、斉藤武市、野村孝、西川克巳といった日活職人特集を
期待したいですね。(その折は、斉藤武市がチーフをやった田中絹代の「月は上
りぬ」や、西川克巳のお蔵入りした「スパルタの海」の上映を希望する次第)

66 :
>>62
渋谷に面白い映画なんてないんだよ。期待して行くな。

67 :
「大根と人参」遊びすぎだろ。
小津映画の常連があちこちに出てきて、、特にヒロインが意味もなく
一同に会するのは壮観だが、そういった点を楽しむだけの映画。

68 :
>>64
「大根と人参」
小津記念映画でありながら
あくまで自分のカラーを通したところは
いいと思うな

69 :
つーか、渋谷実に小津の真似をさせるなんて企画はありえない。
脚本も完全に書き直しているし。

70 :
>>66
それは、今の渋谷の映画館における上映作品についてのことだと解釈しておきましょう。

71 :
でも司、岡田、有馬、加賀といった女優たち、とくに司葉子や岡田茉莉子は
すごくきれいではあったね。

72 :
有馬も綺麗だが髪型がおかしい。

73 :
>>64
今読んでて「別腹の娘のエピソード」を思い出したけど、このエピソードも、
なんだかポツンと置き去りにされた感じで、物語の上でもあまり
意味を成さない感じがした。このあたりからして、あんまり真面目に
撮ってないっていう気はたしかにする。
小津野田の構想にはあったのかもしれないが、全然深められていない。

74 :
野田高悟との「構想ノート」が井上和男(編)の全集(新書館2003)
に収められているようで、それは未見なのですが、山田風太郎の記述によ
れば、がんにかかった男が主人公で、それを告知するかしないか、家族が
右往左往するプロットだったみたいですね。その主人公はやはり笠だった
のかな? しかしいずれにせよ全く離れた映画になっていたな。
ただ、それは渋谷が悪いというのではなく、彼に撮らせる立場にあった
人だよね。黒澤みたいに弟子筋が担当すればよかったのかな。渋谷・小津
に友情や戦友めいた感情は互いに皆無だったのか。

75 :
>>74
なぜ山田風太郎?という感じもしますが・・・。交流あったのかな?
彼の戦中戦後の日記を読むと、小津はじめ、色々映画を見てますけどね。
その「山田風太郎の記述」はどこにあるんでしょう?
全集本もいずれのぞいてみます。
それにしても、信欣三が癌にかかって死にそうだったというエピソードも、
今久しぶりに思い出しました(笑)。観たのはかなり前ですし、こっちの記憶の
問題もあるが、本当に焦点の定まらない映画というか…。実際の映画を見ると、
笠-長門のドタバタ劇と、豪華な役者達、という点ばかり印象に残ってしまって・・・。

76 :
焦点の定まらないのが渋谷調でしょう。そこを面白がれないと戦後の渋谷は
ただの最悪監督のひとりではないですか。

77 :
> 丸根特集の場合も、大映を離れてからの作品は、ちょっと
> どうも…というものだったとは思いませんか。
> 渋谷特集としては、戦前の作品がないのが、やはり特集の格を下げていますね。
確かに大映以後の丸根作品は面白くなかったけど、前回の特集では、
「春秋一刀流」「狐の呉れた赤ん坊」「天狗飛脚」など、天下の名作も
上映してくれましたよ。特に「天狗飛脚」は全時代劇のベスト5に入れても
よい位面白かったし。
渋谷の戦前作品は何故今回上映されなかったのでしょうか?

78 :
「虹をわたって」を見てきました。
フィルムの状態はかなり悪くて、雨が降りまくっていました。
キャストは天地真理、ショーケン、ジュリーとかなり豪華で、
天地真理とジュリーが歌いまくってくれるのが嬉しい(笑)。
もう、それだけで「前田監督、ありがとう」っていいたい位です(笑)。
天地真理は、今、冷静に見てみると、スタイルは悪いし、鼻は上を向いて
いるし、どうして一世を風靡したのだろうと不思議に思えます。
特にスタイルの悪さは凄まじく、スカートをはいているときは、引きの
カメラでは見られたものではありません。
“あ、ひくな!ひくな!”と心の中で何度叫んだことか(笑)。
共演の左時枝の方がずっと美人です。
そんな彼女がブリっこ(死語ですね・失礼)しながら、“虹をわたって”
を熱唱するのですからたまりません(笑)。
昔彼女のファンだった人は夢から覚めたように、赤面しながら、
この映画を見ているかもしれません。
彼女ほど時代に愛された女性はおそらくいないでしょう。

79 :
天地真理(現在形)、この前NHKで歌ってましたね・・・。
作り物のすべてを吹き飛ばすノンフィクションのインパクトがありましたが、
前田監督作品もできるだけみたいと思ってます。
山田風太郎の記述は著作の人物臨終図鑑とやらの一節なのですが、ネット検
索の孫引きなので原典にはあたってません。すみません。
すまんついでに、いっしょにひっかかってきた田中小実昌の評によると「へ
たに小津調を真似ない渋谷実の映画は気持ちがよかった」とのこと。

80 :
「にっぽんぱらだいず」みてきました。
これは文句なしに傑作。
良い映画ですね。
香山美子の存在感は凄い!
とにかく未見の方は必見です。

81 :
「にっぽんぱらだいす」確かに傑作。若き頃の長門裕行がいい味だしてる。むかしの邦画はすごかったんだよな・・



82 :
「にっぽんぱらだいす」見た。たしかにいいねこれ。
期待してなかったからちょっとびっくりした。


83 :
「にっぽん・ぱらだいす」は今回の特集の目玉の1本ですね。
他にもオススメがあったら、教えてください。
よろしくお願いします!

84 :
前田監督特集も始動しておりますが、渋谷監督の『女の足あと』みて
きました。やはり序盤、どんな映画なんだろうとかなり期待させつつ、
うーむ。有馬稲子、ここでもメソメソ、ウジウジ。設定的には、古臭
い女性像とも言い切れない、同様の図式で細部を調整すれば今の連ド
ラにでもできそうな筋立てなんですが。終盤の強引な展開と救いよう
のない結末は相変わらず。戦前、戦後を経てきた人のシビアな人間観
か。大木実もよくわからない(あるいは分かり易すぎる)人物像?
フィルムは終始雨降り、かつしばしヤケたようになり厳しい状態なが
ら客入りは良好。
あと、山田風太郎、原典にあたりました。徳間文庫でした。

85 :
俺、『女の足あと』は面白かった。
有馬稲子はいつものごとくだったけど、これは題材に合っていた。
> 救いようのない結末
というか…何、あのエンディング(w

86 :
あれ大木実じゃなくて木村功だったら説得力あったと思う。

87 :
「ちんころ海女っ子」見ましたが、かなり微妙な出来です(笑)。
中村晃子はとんでもなく綺麗だと思うけど・・・。
ジャンルでいうと怪作に分類される作品ではないかと・・・。

88 :
『ちんころ海女っ子』は田山力哉がホメてましたね。みてみたいです。
大木実じゃなくて、というのは確かにそうだなあ。
ここぞ木村功って感じですか。

89 :
ストリップの伴奏が民コロ愛唱の「幸せの歌」だというので笑えた人は何人ぐらいいたかな?
 幸せはおいらの願い   仕事はとっても苦しいが
 流れる汗に未来をこめて 明るい社会を築くこと
というやつです。
よく考えてみたら、「ちんころ海女っ子」の脚本は石堂淑郎なんだね。

90 :
『バナナ』と待望の『酔っぱらい天国』みてきました。土曜は入りがいいですね。
『バナナ』は、やはり岡田茉莉子をカラーシネスコのきれいなプリントでみている
のがとにかく嬉しいという映画。小沢栄、菅井一郎の怪しい中国人合戦が不発でも
十分満足。尾上松緑のお父さん貫禄あり、杉村春子のよろめき演技も良し。筋書き
は終盤津川のアクションともども混乱ぎみで唐突なエンドでしたが。バナナ1本遠
足に持って行けばヒーローになれた時代のおはなしですよね。
『酔っ払い〜』、期待が大きいだけに、笠にもっと爆発してくれ!と念波を送り続
ける前半も、酒飲みにはたまらない状況もしばしありつつ、まだ後半の大爆発を
熱望。しかし、その後ブラックコメディとはいえ、あまりにもミもフタもない展開
となり、一方で有馬稲子の特出同様の中途半端さが惜しい。徹底すれば、語り継が
れる伝説の作品になっただろう。そこらへんは、弟子の前田監督に期待?
こちらは巻によって雨降るものの、そこそこのフィルム状態。
さしあたり渋谷監督特集は今日でお終いですね。

91 :
「バナナ」は確かに荒っぽいし、セットも貧弱だなあ。
「もず」取るために会社の企画受け入れたかな。
原作の獅子文六は戦前「海軍」を書いた岩田豊雄で、
笠原和夫が戦後殺しに行こうと思っていた人だよね。
確かにこの豹変ぶりはすごい。

92 :
>>90
> 一方で有馬稲子の特出同様の中途半端さが惜しい。
キャストロールで「有馬稲子(特出)」とありました。
今回『酔っぱらい天国』が一番面白かった。

93 :
「にっぽん・ぱらだいず」は確かにいいけど、
>>80-82は誉めすぎじゃないかな。
しかしこれがデビュー作なんだから、
昔の松竹の助監督部は凄かったね。
前田はこの後ろくな企画を当てられてない。
松竹はホワイトカラーがまともだったらねえ。

94 :
>>93
当時、新人抜擢を要求した演出部に「いいシナリオを提出した者はデビューさせる」という
城戸のお達しがあったはず。選ばれたのが前田と水川淳三ではなかったかな?
大船の敷地いっぱいに遊郭のオープンセットが建てられたそうで、以後、ここまで
してもらった新人はいなかったという。大船の最後のいい時代ですね。
企画のマズさは、大船の監督さんたちはみんなそう。真価がわかる以前の企画ばかり
撮るハメになった。最近はCSでも観られるし、首都圏ならポツポツ上映もあるし、
再評価しておくれ。>>20-22 自分は残念ながら、CSもケーブルも持ってない。

95 :
かれこれ12,3年前になるでしょうか。
当時私の勤務していた某制作会社に前田監督の
ビデオ映画の企画が持ち込まれたことがありました。
内容は強姦殺人鬼を主人公にしたもので、喜劇の達人という
監督のイメージとはかけ離れていて意外だった記憶があります。

96 :
>>95
森崎東もそうだが、撮影所出身なのでなんでも撮れる人だし、喜劇に執着していた訳でもないと思う。
もともと、前田さんは文学青年なので、シリアス志向だったのでしょう? 学生時代
からの友人である三浦哲郎の「忍ぶ川」も撮りたがっていた。晩年も南木佳士の「ダイアモンド・ダスト」
の企画を立てたこともあったそうだし。
いまは映画もTVも、往年のようなオーソドックスな監督・演出家がいちばん撮りにくいのよね。
「普通の」映画・ドラマが無くなった時代・・・悲しいわね。

97 :
まあ、今の人がヌルイと感じて敬遠するのは仕方ないけど、
(それはいつの時代も繰り返されることだから; 渋谷、木下の晩年をみよ)
60年代、70年代にいい企画を撮らせて貰えなかったのは可哀想。
> 喜劇に執着していた訳でもないと思う。
森崎なんてその喜劇の脚本で城戸(老醜)と揉めて首になったわけだし。

98 :
「昨日の敵は今日も敵」を見ましたが愕然としました。
こんなヤバイ話を松竹で・・・・・・
当時は監督も含めてこの話の危なさに誰も気づいていなかったと
いうことですかね。
今見るとあまりにもタイムリー過ぎ。

99 :
>>98
「喜劇 昨日の敵は今日も敵」は松竹ではないよ。ナベプロに出張して撮った作品。
ttp://www.jmdb.ne.jp/1971/cu001140.htm

100 :
100!
特集おわっても維持できればいいけど、前田陽一をこんなにまとめて見られるのは
そうそうないだろうなあ・・・。


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