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勇者(♀)「絶対に魔王を倒すぞ!オーッ!」
- 1 :2019/12/26 〜 最終レス :2020/01/24
- 戦士(♀)「アタシは魔王の奴をぶっ飛ばして世界最強になる!」
僧侶(♀)「私は勇者様のお役にたてれば……」
魔法使い(♀)「うーん、暇潰し?」
勇者「えーっ、ちょっと魔法使いに僧侶ー。もうちょっとテンション上げようよ」
戦士は力を溜めている……
勇者「そっちのテンションじゃない!」
王「四人目の勇者よ、期待しておるぞ。各国の勇者と共に魔王を倒すのだ!」
大臣「これは資金の10000Gだ。」ジャリィーン!
勇者一同「うおおおお!!!!」
〜〜〜〜
戦士「ようし、装備も整えた!いざ出発!」
僧侶「見送りがすごいですね」
街の人々「勇者万歳!勇者万歳!」
魔法使い「うはは、いい気分」
勇者「まずは一番近くのキンサスの村に行こうか」
一同「オーッ!!」
- 2 :
- スライム「ピー!ピギー!」グワッ
戦士「オラッ!」ズドッ!
スライム「ピギャー!」ブヨン
串刺しツインズ「ヒャー!!」バッ
魔法使い「メラ!」ボウッ!
串刺しツインズ「ギャアアアアア」ドサッ
ズッーニャ「ククク……」
勇者「デイン!」カッ!
ズドーーーーンッ!!!
戦士「うおっ!やりすぎだろ!」
僧侶「デインは勇者にしか使えない魔法なので、その分魔力消費も激しいんですよ。むやみやたらに使わないようにして下さいね」
勇者「ゴメンチカツ…」ハハ
魔法使い「んにしても遠いわね〜。もう5時間は歩いたかしら?夕方よ」
僧侶「今日は野宿になりそうですね」
勇者「ん?まって、あそこに明かりが……」
戦士「おっ!ありゃ村じゃねーか!」
魔法使い「ん?キンサスの村ってもっと遠かったような……」
- 3 :
- ゴメンチカツてw
- 4 :
- 勇者「あれ?誰もいないね」
僧侶「魔物に襲われたのでしょうか…」
魔法使い「やっぱりキンサスの村はもっと遠くよ!ここは魔物の作った罠ね」
戦士「いや、いくらなんでもこんなに精巧に村を作れるわけないだろ」
魔法使い「地図を見て、キンサスの村は森に囲まれているわね?さらにここ周辺はキンサスの村以外に村はないわ」
僧侶「ここは……平原ですね……」
勇者「マズイね、早く出よう!」
戦士「いや、無理だ。囲まれた」
さまよう鎧の群れがあらわれた!
ドラキーの群れがあらわれた!
ズッキーニャの群れがあらわれた!
僧侶「なんで夜でもないのにさまよう鎧とドラキーが!?」
勇者「それは全部倒してから考えて!行くよ!」
戦士「よしっ!アタシはさまよう鎧をやる!」ダッ!
魔法使い「バイキルト!」
戦士の攻撃力が上がった!
魔法使い「少しは作戦ってものを……」
勇者「デイン!」カッ!
僧侶「バキマ!」ビュオオ!!
魔法使い「はぁ……」
- 5 :
- 〜〜〜
勇者「ハア……ハア……疲れた……」ゼェゼェ
戦士「なんとか倒しきったな……何匹いた…?100……いってたか?」ハアハア
僧侶「いってないと思いますけど……そう感じるくらいの…量は……ありました…ね……」ゼヒューゼヒュー
魔法使い「でも魔物は全部倒したはずなのに村は消えないわね……」ゼェゼェ
勇者「そういえばなん………」
勇者「!!!みんな伏せて!」
魔法使い「どした!?」バッ
僧侶「えっ!?えっ!?」
戦士「いいから伏せろ!」グイッ
ズバアーーーーン!!
戦士「……嘘だろ……村の家の上半分が斬れた……」ハア
勇者「来るよ……斬った張本人が……」ゼェ
死神の騎士「あぁーあ、なんで俺がこんなクソガキ共を……」
死神の騎士があらわれた!
- 6 :
- 魔法使い「嘘……どうしてあんな上級の魔法が……!?」
僧侶「まだ旅は一日目ですよね…?」
死神の騎士「あの世にいきな」ブンッ
戦士「うっ!?」ヒュッ
ザンッ!!
戦士「あ……危なかった……」
勇者「くらえデイン!」シーン
しかしMPが足りない!
勇者「あっ……」
死神の騎士「なんであんなに魔物を用意したか分かるか?ルーラとかホイミ厄介な魔法を使わせないようにするためだよ」ブンッ
勇者「ぐぎゃっ!!」ザンッ!!
魔法使い「勇者!」
僧侶「ホイミ!………MPが足りない……!!!」シーン
戦士「くそっ!逃げるぞ!!」(勇者抱っこ)ダッ
魔法使い「でも逃げ切れるか…」
僧侶「いいから早く!死にたいんですか!」ダッ
死神の騎士「……逃がすかよ」ブンッ
ズバアアアーーン!!!
戦士「なんて斬撃だ!地面に亀裂が!」ヨロッ
死神の騎士「俺の目的は勇者だ。お前らに用はない」ガシッ
戦士「あっ!ゆ……勇者を返せ!」
死神の騎士「あばよ」フッ…
戦士「き……消えた……!!?」
僧侶「勇者様が連れ去られた………」
魔法使い「嘘でしょ……?」
- 7 :
- 〜夜〜
僧侶「………………」
戦士「………………」
魔法使い「………………」
僧侶「どうします?これから……。勇者様がいなければ私達なんてただの冒険者ですよ……」
戦士「………もちろん勇者を取り返しに行く!」
魔法使い「…無理よ………!勇者がいないのにどうやってあんな強い魔物と戦うのよ!?」
戦士「他の国の勇者をあたる。アタシ達ももちろん勇者に劣らないぐらい鍛える」
魔法使い「……ふざけてるの?そんなことチンタラやってたら勇者がどうなってるか……!!」
戦士「じゃあ他に何かいい案はないのか!!?お前は文句だけか!!?」
僧侶「二人とも落ち着いて下さい!いいですか……今の私達にはまだ『加護』が残っています……!『加護を受けし勇者はオーブを使う資格がある』という伝承があるのはご存じですね…?オーブには時を遡る事ができるオーブがあると聞きます……」
魔法使い「でもそれがただのお伽噺だったら…?」
僧侶「いえ、かつて世界を救った勇者が時のオーブを持っていたという伝承があります。前勇者は実在した人物……。時のオーブも嘘ではないでしょう」
戦士「オーブがあるかどうかは確信が持てないな……」
僧侶「でも…それにかけるしかありません」
魔法使い「藁をも掴む思いね……」
- 8 :
- 書きためてないのか?
- 9 :
- 戦士「取り合えず今日は寝て、明日キンサスの村を目指そう」
僧侶「はい……」
〜翌朝〜
魔法使い「なんでこんなに爆睡できんのこの子たち」
戦士・僧侶「zzz……」
〜森〜
僧侶「ホイミ!」
戦士「サンキュー僧侶!」ズバン!
おばけきのこ「ぐふっ」ドカッ
魔物の群れを倒した!
魔法使い「村はもうすぐそこね」
〜キンサスの村〜
村長「ようこそ勇者ご一行様!私が村長でございます!……おや?勇者様は?」
僧侶「……連れ去られました」
村長「……は?」
戦士「ここにはそんなに滞在しないつもりだ。道具屋と宿屋の場所を教えてくれ」
村長「……はんっ、勇者がいないんならあんたらただの冒険者だろ。何お高くとまってんだよ」
村人A「おーい、パーティーはやめだやめ!勇者いないらしいぞー!」
村人達「はぁ?」「なにそれ?」「勇者様はいないの?」「俺は発情期」
村長「とっとと出てってくれよ。よそ者は面倒事しか起こさねぇからな」
魔法使い「胸くそ悪い村ね。焼き払おうかしら」
- 10 :
- >>8
YES.ふと思い付き書いた
- 11 :
- 〜翌日〜
戦士「買い物も済ましたし次の街いくか」
僧侶「次は港街らしいですね」
魔法使い「あーあ、また嫌味言われんのかなー」
〜さらに翌日〜
魔法使い「ベギラマ!」ボオオオ!
戦士「これで止めだ!」ザシュッ!
ヘルコンドル「ぐはっ」ドサッ
魔物の群れを倒した!
僧侶「ナイス連携です!」
〜さらに翌日〜
戦士「蒼天魔斬!!」ズァッ!
ドギャンッ!!
ゴーレム「」ズシーン
ゴーレムを倒した!
魔法使い「ふうっ…強敵だったわね…」
僧侶「でもレベルが2も上がりましたよ!」
戦士「ここ数日ずっと戦ってるからな。もうレベルが13もある」
〜そのまた翌日〜
魔法使い「あっ!あれじゃない?」
僧侶「おおー!海ですよ!」
戦士「あーあ嫌な予感がするなぁー」
町長「勇者様がいない?じゃああんたらに用はないよ。船で向こうの大陸に行きたいんだろ?とっとと行けよ。期待してガッカリだ」
戦士「ほーぅらね」
- 12 :
- 魔法使い「次の目的地はどこなの?」
戦士「魔法で有名な街、ノーザンタウンだ」
僧侶「北の勇者いませんかね?」
戦士「アタシ達が東だろ?もしかしたら北も連れ去られてるかもな」
魔法使い「……………」
〜船上〜
船長「魔物だー!」
クラーゴンがあらわれた!
僧侶「オゲロゲロゲロ〜」
戦士「うげぇ!海に吐けよ!」
魔法使い「うわぁー!こっちくんな!メラミ!メラミ!」ボウンッ!ボウンッ!
船員D「ヤバイです船長!大嵐です!」
船員H「クラーゴン打ち取ったどー!!!」
戦士「9/10はアタシのおかげだぞ」
僧侶「ゲロロロロ〜」
船員X「うおおお!!帆をたためー!」
船長「うお!また大型の魔物だぞ!なんで今日はこんなにツいてないんだ!」
船員V♂「俺はいつでもお前をツいてるぜ♂」パンパン
船員R♂「あぁっ……///船員V……///もっとぉ……///」アンアン
魔法使い「働けお前ら!!!!!」
ワーギャー!ウオー!アッー!ギャオー!ワーギャー!
- 13 :
- しえん
- 14 :
- 〜北の大陸〜
戦士「あ〜〜やっと着いた……」
僧侶「うっ!さぶっ!!」ブルブル
魔法使い「雪降ってるなかそんな格好じゃ寒いでしょ」
戦士「ああ〜、さむ、早く行こうぜ」ブルブル
魔法使い「…………」
〜ノーザンタウン〜
魔法使い「私外で待ってるね」
戦士「?なんで?」
魔法使い「いや……ちょっとね……」
僧侶「確か魔法使いさんはこの町出身ですよね。何か裏があるんですか?」
魔法使い「まぁそんなところ……」
戦士「そっか。それじゃああったかくして待っててくれよ。北の勇者探したら戻ってくるから」
僧侶「私達全然町に滞在出来てませんよね〜。1泊2日が最長記録ですよ」
戦士「仕方ないだろ。先を急いでるんだ」
僧侶「勇者様大丈夫でしょうか……」
魔法使い「…………あのクソババァめ………」
〜酒場〜
店主「ああ、勇者なら大学にいるよ。北の勇者は魔法の天才だからね」
戦士「なるへそ、魔法か…」
僧侶「よし、大学に行きましょう!」
ウィ●ターホー●ド大学
学長「では放ってください」
北の勇者「メラガイアー、メラマータ」ズオッ
ドッドドドドドドオオオオオンッッ!!!!!!!
ゴゴゴゴ………
学長「さすが勇者様!!」
北の勇者「ふん」
- 15 :
- 戦士「こんちは」
北の勇者「ん?誰だ」
僧侶「東の勇者パーティーの者です」
北の勇者「ああ、東の勇者拐われたんだっけ?大変だね」
僧侶「そこでですね、北の勇者様。貴方はパーティーを組んでいない!ここは私達と協力して東の勇者様を助けに行きませんか!?」
北の勇者「えー、やだ」
戦士「は?●すぞ」ジャキン
学長「なんですか貴方達は!?衛兵、追い出しなさい!」
北の勇者「まって学長。なあ君、協力したら報酬をくれるかい?」
僧侶「報酬?」
北の勇者「俺童貞なんだよね」
戦士は力を溜めている…
北の勇者「ごめん冗談です。えー、本当は彼女ができたことないから一日だけでいいから彼女になってくれない?です」
僧侶「勇者になったのにモテないんですか?」
北の勇者「俺のタイプの子がいないの」
僧侶「ふむ、分かりました!契約完了です!」
戦士「あっさり契約できたな。てかお前たしか19だろ?まだ童貞なのかよ」
童貞「別に出会いがないわけじゃないよ?好みの子がいないだけだよ……。いや本当だよ?捨てようと思えばいつでも捨てられるよ?いや本当に。実質童貞じゃないね」
戦士「あっ……(察し)」
北の勇者「その察しやめろ」
- 16 :
- 性欲旺盛な見た目は大人!性欲は中学生!その名も北の勇者が仲間になった!レベルは89!童貞・彼女いない歴は19年の19歳だ!
学長「おや?確か東の勇者パーティーには魔法使いがいらしたはずですよね?」
僧侶「あ、はい。なんだかこの町に入りたくないらしくて…」
学長「その子を呼んできてもらえないでしょうか。あと女性の前で童貞の話は慎んで下さい」
童貞「スンマセン……。あ、僧侶ちゃんおっPなんカップ?」
戦士(テンション50)「さて、ドアを閉めてくれないか」ジャキン
北の勇者「あ、もうしません」ドゲザ
〜2時間後〜
僧侶「連れてきました!」
魔法使い「…………」
学長「あなた……私に言うことがあるのではないですか?」
魔法使い「………うるせぇクソババァ」
学長「あ¨?」ゴゴゴゴ
魔法使い「ごめんなさい」
戦士「どういう関係なんだ?」
僧侶「親子だそうですよ」
学長「勝手に家出して……何を考えているんだか……!」
魔法使い「家出は勝手にするもんでしょうが!!」
学長「お黙りなさい」ゴゴゴゴ
魔法使い「ごめんなさい」
北の勇者「えっ、この人こんな怖い人だったの?」
戦士「お前が勇者じゃなけりゃ今頃死んでただろうな」
- 17 :
- 魔法使い「もういやなの!落ちこぼれ落ちこぼれって馬鹿にされるのは!!」
学長「努力が足りないだけでしょう?」
魔法使い「違う!私だって死ぬほど努力したわ!でもベギラゴンすら使えないの!!単に才能よ!!」
魔法使い「そもそも、あんたが原因でしょ!?それなのに努力努力ばっかり!お前はあとを継ぐんだからしか言わない!誕生日を祝ってもらった事もないわ!この権力の亡者!」
学長「貴方には才能があるから努力しなさいと言っているのです」
魔法使い「嘘!毎日のように練習してもメラゾーマすら使えないじゃない!」
学長「だって貴方のMP少ないもの」
魔法使い「えっ」
学長「毎日ふしぎの種入りの料理を用意させたけれどなかなか伸びないんですよ。MPさえあれば今すぐ勇者様に匹敵するほどたくさんの魔法を使えるでしょう」
魔法使い「えぇ……」
学長「だからMPを上げるよう努力しなさいと言ったのに相も変わらず魔法を覚えようとしてばっかり。既に覚えてる魔法を懸命に覚えようとしていた貴方の姿はお笑いだったぜ」
魔法使い「嘘………」
パラガス「わかりましたか?貴方にはちゃんと才能があるんですよ」
北の勇者「これ魔法使いが覚醒したら俺の出番なくなるんじゃね?」
- 18 :
- 次の日から魔法使いはひたすらふしぎの種を食べ、魔物を狩り、レベルとMPを着実に上げていった
〜そして3週間後〜
魔法使い(Lv28 MP999)「ありがとうお母さん!おかげで強くなれたわ!」
学長「ええ。立派に成長した貴方が見れて私も嬉しいですよ」シクシク
北の勇者(Lv90 MP932)「……………」
僧侶(真顔)「ちょwwwおまwwwクソワロタwwwww」
戦士「さて、アタシと僧侶もレベル24まで上がったし次の町へ行こうか」
僧侶「次は村ですね。西の方です」
戦士「よし、次の仲間は西の勇者とその仲間だ」
北の勇者「二人組の剣士だっけ」
魔法使い「おまたせ!」スタッ
戦士「服変えた?」
魔法使い(MP1099)「ええ、最強の装備らしいわ。魔力とMPが100上がるの」
北の勇者「」
戦士「ほら行くぞ。ポンコツ」グイッ
ポンコツ「」ズルズル……
- 19 :
- 〜雪原〜
アンクルホーン達があらわれた!
デッドペッカー達があわられた!
アイスゴーレムがあらわれた!
魔法使い「メドローア」ズゥァッ
カッ!!!ズッドドオオオオオオオオオン!!!!!
魔物の群れを倒した!
僧侶「さすが魔法使いさんですね!」
北の勇者「いや、俺にはまだルーラとジゴデインあるし?」
戦士「お?誰か向かってくるぞ」
???「貴様ら、勇者か?」ザクッザクッ
北の勇者「あ、そうです」
???「魔王を倒すのはやめておけ。返り討ちにあって終わりだ」ザクッザクッ
戦士「………なんだったんだアイツ……」
魔法使い「真っ黒い服に真っ黒いフードって怪しさ満載ね」
僧侶「魔王の手先でしょうか」
戦士「まあ害があるわけでもないし放っておけよ。それより先進むぞ」
〜そして翌日〜
僧侶「あ、雪原抜けましたね」
戦士「あっちに小さく見えるのが目的地のマウント村だな」
魔法使い「険しい山脈の奥って、ずいぶん面倒な所につくったわね」
北の勇者「じゃあ空飛んでいこう」
- 20 :
- マウント村
村人A「俺、毛虫300匹倒したねん!」
村人B「俺は350匹や!」
村人A「いや、間違えた!ホンマは400匹やったわ!!」
ワー!ギャー!キー!ワー!ギャー!キー!
戦士「ガチでマウント村だな」
僧侶「誰一人としてマウント取れてなくて滑稽ですね」
北の勇者「すいませーん。俺勇者なんですけど」
村人C「いや俺の方が勇者な。お前はせいぜいドブに溺れた犬レベルだろ」
僧侶「もはやマウントですらない」
魔法使い「悲しい村ね……。誰一人としてコミュニケーションが取れてないわこの村」
北の勇者「もういい、先に進もう」
僧侶「えーっ、今日は泊まりたいです!」
戦士「こんな村じゃ無理だろ!!」
宿屋の店主「俺は童貞じゃないんで」
北の勇者「俺に対するマウントか。●す」チャキッ
- 21 :
- ドカアアアアアン!!!!
四人「む!?」ピクッ
ジャミラス「やれやれ、私がこんな雑魚の誘拐を任されるなんて……」
ジャミラスがあらわれた!
戦士「狙いは北の勇者か!?」
魔法使い「誘拐するつもりね!」
北の勇者「よし、不意打ちするか」
僧侶「ところで勇者様を拐った死神の騎士とは何か関係があるんでしょうか?」
戦士「四天王みたいなアレでしょ」
北の勇者「不意打ちイオマータ!!からの10連メラガイアー!」カッ!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッゴォォォオオオオオオン!!!
北の勇者「呆気なかったな」
ジャミラス「………」ギロッ
北の勇者「Oh.」
ジャミラス「私の美しい体に傷をつけるとは許せん……!誘拐?いいや、●してやるぞ!!」
ドンッ!
ジャミラス「フンッ!」ドズッ!
北の勇者「がはっ!」
魔法使い「隙あり!!50連イオグランデ!!!!!」カッ!
焼きジャミラス「」プスプス
僧侶「助かりましたけど……町ごと消す必要はあったんですか?」
魔法使い「やってみたかった」
戦士「お前がもはや魔王だろ」
北の勇者「しかし綺麗に死んだな。まるで七面鳥だ」
戦士「もう情報とか調べられなくなっちまったな」
魔法使い「いやぁ呆気ない奴だったわね」
- 22 :
- C
- 23 :
- 〜西の平原〜
魔法使い「暖かくて良い場所ね」
戦士「なぁマウント村の村人全員やっちまったけどいいのか?」
魔法使い「いいのいいの!さ、先を急ぎましょ!」
僧侶「次は砂漠行きの『列車』という乗り物がある街です。大きなお城もあって西の勇者様の出身らしいですよ」
戦士「うお、遠いな」
僧侶「北の城下町の方に行ってないですからね。少し遠回りになってしまったようです」
北の勇者「そこ行ったことあるよ。ルーラ使う?」
戦士「やるじゃんお前!無能じゃなかったな!」
北の勇者「俺、君のこと好きになれないと思う」
魔法使い「はいはい早く行きましょ!意外にも一刻を争ってるのよ私達」
北の勇者「へいへい、ルーラ!」
北の勇者はルーラを唱えた!
魔法使い「うおおおおお!!?」
戦士「か…体が高速で引っ張られる!」
僧侶「ゲゲロゲロゲロ〜」ビチャビチャ
北の勇者「騒がしいよね君たち」
- 24 :
- 〜西の城下町〜
子供A「まてー!」
子供B「キャッ!キャッ!」
魚屋「うちの新鮮な魚はいかがー!?」
酒場の客達「ぎゃははは!!」
肉屋「ここの肉は北の大地で育ったキツツルネの肉だよー!」
花屋「ブヒッブヒッ」フゴフゴ
大学生「やりますねぇ!」
戦士「ほーぉ、活気ある町だな」
僧侶「」ゲロォ
魔法使い「本当にすぐ酔うよね」
北の勇者「大丈夫?僧侶ちゃん。宿屋探してくるよ。横になって待ってて」スタスタ
戦士「じゃあ魔法使い、買い出しよろしこ」
魔法使い「なんで私?」
戦士「お前が村を消し炭にしたせいで何も買えなかったからに決まってんだろ。早くいけ!」
魔法使い「くそ!覚えてなさいよ!」スタスタ
僧侶「オェ……」
???「大丈夫ですか?」
戦士「ん?ああ大丈夫だよ。……多分」
僧侶「……大丈夫じゃないですよ………」
- 25 :
- ???「どうですか?」
僧侶「いやぁ、ありがとうございます!まさか酔い覚めの魔法があるなんて!」
???「私、補助魔法が得意なんです」
戦士「ん?おい、その腰にさしてるその剣って……」
???「ああ、これは名剣と呼ばれる剣で、『エクリプス』と言います。私剣士なんです」
戦士「へー、ってことはお前まさか西の勇者の……」
剣士「はい仲間です」
戦士「(やったぜ)」
僧侶「私達東の勇者様の仲間なんです。今宿屋を探しに行ってますが、北の勇者様もいますし、あともう一人魔法使いという方がいます」
剣士「え?東の勇者様は?」
戦士「街でて五時間で拐われた」
剣士「ついこの前、同時多発的に行われた勇者の誘拐ですね?私達の所にもワイトキングがやって来ました」
僧侶「ってことは……」
剣士「いえ、西の勇者様は無事です。二人がかりでなんとか倒せました」
戦士「魔法使いって勇者より強いのか……」
- 26 :
- 僧侶「西の勇者様はどちらに?」
剣士「今、魔物の討伐に向かっています。なんでも凶暴な野獣だとか……」
戦士「(さっき、野獣を見かけた気がするが……それは別の野獣か)」
剣士「『レベルが上がるから』とここ最近ずっとこの町を出てないんですよ…」
北の勇者「おまたせ、宿見つけたよ。んお?そっちの可愛い娘は…?」
僧侶「剣士さんです。西の勇者様のお仲間ですよ」
北の勇者「貧乳なんだね」
戦士「その剣貸してくれ、どれぐらい斬れるんだ?」
北の勇者「ごめんなさい許して下さい何もしませんが」
戦士「なぶり殺しだな」
魔法使い「ただいまー、んん?その子は?」
???「ただいまー、お?その子たちは?」
僧侶「あら可愛らしい女性ですね。お知り合いですか?」
剣士「あ、この方が勇者様です」
四人「な、なんだってー!」
戦士「ずいぶんと弱そうだなぁ」
西の勇者「レベル98だぞ舐めんな!」
- 27 :
- 西の勇者「へー、北東の勇者パーティーか!私は西の勇者だよん。笑いの沸点はとても低いよ。よろびこ」
魔法使い「『毛なしの子』『いまからハゲるよ!』」
西の勇者「おまwwwwwwwwwwwwwwwwwちょwwwwwwやめwwwwwwwwwwwwヒーッwwwwヒーッwwww」バンバン
戦士「何も面白くないぞ」
北の勇者「いくらなんでも笑いの沸点低すぎでしょ」
西の勇者「はーっ、はーっ、落ち着いてきた………」
魔法使い「おRカーニバル」
西の勇者「あーーははははっwwwwwwwwwwwwwwやめーてwwwwwwwwwwwwwしっwwww死ぬwwwww私の墓はブフォwwwwwww」ビクビク
僧侶「キャラが濃いんですね」
剣士「何か言うたびに笑うんです。この前なんか王様がくしゃみをしただけで死にかけるほど笑ってました」
戦士「うーん、なんて邪魔になりそうな勇者だ」
僧侶「あのー、私達、東の勇者様を助けて魔王を倒すために旅をしているのですが、仲間になってくれませんか?」
西の勇者「……………wwwwwwwwwwwwwww」ビクンッビクンッ
北の勇者「\(^O^)/」
- 28 :
- 〜夜、宿〜
西の勇者「仲間〜?うーん、レベル99にしてから旅に出たいんだよねー」
戦士「あとどれくらいでレベルが上がるんだ?」
西の勇者「あと120839らしいよ」
戦士「無理だな」
僧侶「メタルスライム何匹分ですか」
北の勇者「プラチナキング二匹分ぐらいは必要だね」
魔法使い「厳しいわね」
剣士「ですから勇者様、レベルなんてたった1じゃそう変わりませんよ。今のままでも充分です」
西の勇者「でもワイトキングごときに苦戦したんだよ?」
剣士「それは『見た目がキモい!』とか言って逃げ回ってたからでしょう?まともに戦えば10秒もかかりませんよ」
戦士「まぁ待てよ。アタシ達ももっとレベル上げなきゃ弱いしさ、レベル上げしようぜ」
僧侶「でも時間がかかりすぎますよ」
魔法使い「それなら酒場のおっちゃんが言ってたわよ。『メタルキングの群れがいる洞窟が見つかったらしい』って」
剣士「え?それって危険なあの洞窟では…?」
西の勇者「いいねぇそこ!行こう行こう!」
北の勇者「まぁ今日はもう寝ようよ。疲れたでしょ」
魔法使い「あんたは別室よ」
北の勇者「あれ?目から汗が……俺も疲れてるのかな……?」ポロポロ
西の勇者「うほほほほwwwwwwwwwwwwwww自業自得wwwwwwwwwwwwwwwwwwワロロンツァwwwwwww」
北の勇者「失礼だね、君」
- 29 :
- 〜翌日、謎の洞窟〜
魔法使い「結構奥まで来たわね。この巨大な水溜まりは何かしら」
僧侶「銀色ですけど毒ですかね…?舐めてみましょう」ペロッ
戦士「あっ!バカッ!」
僧侶「うおおおおおおおおおおお!!!!!???」ゴオオオオオ
僧侶はレベルが上がった!
全員「えええええええええええええええ!!!!!???」
剣士「キアリーの必要はありませんでしたが……一体なんの水なのでしょうか……」
僧侶「きっと神秘の泉的なアレですよ!!」
戦士「いやいやそんなバナナ……(ペロッ)うおおおおおおおおおおお!!!!!???」ゴオオオオオ
戦士はレベルが上がった!
西の勇者「そんなバナナッwwwwwwwwwwwwwwキャラ合わねぇーwwwwwwwwwwwwwwヒッwwwヒヒッwwwwwwww」
魔法使い「この水すごいわよ!!みんな飲みましょ!」
北の勇者「いや、待て!その水は恐らくメタルキングた!水溜まりの奥を見てみろ」
剣士「あれは王冠…?まさか………」
北の勇者「いますぐ飲んだ液体を吐き出させるんだ!!メタルキングが腹を突き破って来るぞ!!」
剣士「は…はい!」
剣士はトラベルミンを唱えた!
戦士「うっ!?ゲゲロロロロロロロ〜」ゲロロロロロロ
僧侶「えっ!?いやっ!ゲゲロロロロロロロ〜〜」ゲロロロロロロ
西の勇者「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww死ぬってばwwwwwwwwwwwww」
- 30 :
- 北の勇者「姿を見せろ……!」
???「ばれちまったなら仕方ねぇーな」
ドルルルルルルルル!!!
剣士「液体のメタルキングが王冠の周りに!」
???「コイツに勝てるかなー?あーっひゃひゃひゃひゃ!!」
メタルゴーレム「」ズシーン!
メタルゴーレムがあらわれた!!
魔法使い「魔法は効かない、バイキルトも意味がない……強敵ね……!」
北の勇者「危ない!」サッ!
メタルゴーレム「」ブオッ!
ドゴオーーーン!!
剣士「は……はやい!危なかった……!」
魔法使い「二人とも!敵よ!」
戦士・僧侶「」ゲロッ
魔法使い「気絶しとる!!!!!!」
剣士「すみません!命に関わる事でしたのでつい力んでしまって……」
メタルゴーレム「」ブオッ!
西の勇者「…………wwwwwwwwwwwwwww」
ドゴオーーーン!!
剣士「勇者様ァーーーーッ!!!??」ナニワロテンネン!
メタルゴーレム「」ピタッ
魔法使い「また攻撃が来るわ!西の勇者は取り合えずほっときましょう!自業自得よ!」
北の勇者「……そうだな」チャキン
魔法使い「なに剣をしまってんの!?作戦を考えないと!」
剣士「あ、いえ、勝負はついたようです」
(真っ二つになった)メタルゴーレム「」ドシーン!
剣士「西の勇者様はメタルボディも関係無くダメージを与えられるんです」
- 31 :
- 見てるぞ
- 32 :
- 魔法使い「かなりのチートね」
北の勇者「魔法万能の勇者よりも強い魔法使いの方がチートだよね」
西の勇者「あー………笑い死ぬかと思った………」
剣士「ゴーレムのパンチよりも笑いの方がダメージ大きいんですね…」
西の勇者「強いでしょ?ってかなにその顔wwwwwwwwwwww」
北の勇者「さ、元凶を倒しにいくよ」タタタ
魔法使い「あの子たちは置いていくの?」タタタ
剣士「勇者様が残るので大丈夫でしょう」タタタ
西の勇者「wwwwwwwいってらっしゃブフォwwwwwwwwwwwwww」ジタバタ
魔法使い「とてつもなく心配だわ」タタタ
北の勇者「いたぞ」タタタ
???「……………」
魔法使い「よし、あんたを倒して終わりね」
???「………フッ、俺を倒すだと?そりゃ無理だぜ!!」
ドルルルルルル!!
剣士「液体のメタルキングを鎧に…!」
メタルマスター「俺の名はメタルマスター!ここが貴様らの墓場よ!あーっひゃっひゃっひゃっひゃ!!」
メタルマスターがあらわれた!
- 33 :
- メタルマスター「………」ズタボロ
魔法使い「あんた馬鹿なの?なんで顔出しの鎧なのよ」
メタルマスター「格好いいじゃん………」ズタボロ
北の勇者「結局君の能力はなんなの?」
メタルマスター「え?メタル系の魔物を状態変化出来るだけだが……」ズタボロ
北の勇者「よし、いますぐ君の持っているメタルを全て固体に変えるんだ」チャキッ
メタルマスター「はい………わかりましたから剣を首に当てないで下さい………」ブルブル
〜〜〜
西の勇者「おらあああ!!!!」ズドン!!
メタルの塊を倒した!
西の勇者はレベルが上がった!
西の勇者「やったあ!!!」
魔法使い「これで仲間になってくれる?」
西の勇者「うん、いいよ」
北の勇者「じゃあお疲れ様」ズバッ
メタルマスター「俺って不憫だよな………(泣)」ドサッ
メタルマスターを倒した!
剣士「さて、問題はこのお二人ですね……」
戦士・僧侶「」
西の勇者「二人を担いでく?」
北の勇者「えーだるい」
西の勇者「だよねー」
剣士「…………」
西の勇者「wwwwwwwwwwww何その不満そうな顔wwwwwwwwww」
剣士「………」イラッ
魔法使い「途中は崖とかもあったし、二人が回復するまで待ちましょう」
剣士「そうですね」
北の勇者「あぁ眠い」zzz
西の勇者「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
彼女達の冒険はまだまだ続く……!
- 34 :
- 〜西の城〜
僧侶「オーブについてなにか情報はありますか?」
西の王「うーむ、伝承についてしか情報がないな……」
僧侶「そうですか……」
西の王「そうだな、東棟にいる考古学者にあたってみてくれ。何かわかるやもしれん」
僧侶「はい。お時間ありがとうございました。失礼します」
西の王「うむ」
バタン
魔法使い「どうだった?」
僧侶「考古学者さんに聞けば分かるかもしれないと」
戦士「すっかり忘れてたな〜オーブ」
僧侶「貴方が能天気に修行している間!私は必死に情報を探し回っていたんですよォ!?なーにか『すっかり忘れてたな〜』ですかぁ!!」ウガァ!
戦士「スンマソン……」
〜東棟〜
考古学者「申し訳ありませんが……最も最近の情報では魔王によってオーブが破壊されたことしか……」
僧侶「破壊されたのは全てですか?」
考古学者「唯一残った時のオーブもどこにあるのか分からないという事は…恐らく破壊されたんでしょうね」
僧侶「そうですか…ありがとうございました」
剣士「また情報無しだったようですね…」
北の勇者「誰かコイツを止めてくれ!」
西の勇者「しゃっくりがwwwwwwwwヒックwwwww止まんないwwwwwヒックwwwwww」
戦士「何が面白いんだ……」
- 35 :
- 戦士「さて、次の目的地は列車とやらに乗って南の王国だな」
剣士「南の王国と直接列車で繋がってますので楽ですね」
魔法使い「最近、南の王国がおかしくなったって聞くけど大丈夫なの?」
剣士「輸入には変化がないので大丈夫だとは思いますが…少し心配ですね」
北の勇者「南の勇者は武道家なんだろう?道場でレベル上げとかしてそうだし、俺や西の勇者と同じように近場にいたらいいんだけどね」
西の勇者「南の勇者って変態のイメージしかないや」
僧侶「さ、列車がもうすぐ出るので準備を済ませたら行きましょうか」
〜1時間後、列車乗り場〜
魔法使い「うおお〜!これが『列車』!」
北の勇者「どういう魔法で動いてるんだい?」
西の勇者「魔法じゃなくて燃料式だよ」
北の勇者「燃料式?ちょっと前に発表された新しいエネルギー活用法だっけ?」
西の勇者「そうそう、変な器官を使ったら鉱物が魔力になるらしいよ」
剣士「もう発車します!急いで下さい!」
北の勇者「やばっ」タタッ
西の勇者「ブプッwwwwww何その走り方wwwwwww」タタッ
僧侶「これで全員乗り込みましたね」
戦士「おー、広いね」
魔法使い「こんなのが走るの?」
北の勇者「お、出発し出したぞ」
シュッシュッシュッシュッ
ポーーーーーッ!!!
剣士「あっ!向こうの窓を見てくだい!」
魔法使い「うわ、すごい見送りの数…」
戦士「全員驚くほどに笑顔だな」
北の勇者「うるさかったからみんな君がいなくなって嬉しいんじゃない?」
西の勇者「なにそれメチョップ!」ガーン
- 36 :
- 〜出発から2時間後〜
ガタンゴトンガタンゴトン
僧侶「いやぁ〜〜楽でいいですね!窓を開けると砂ぼこりがひどいのが難点ですが」
剣士「馬車をお持ちでないのですか?」
僧侶「金欠パーティーでして……」ハハ
西の勇者「飲み物持ってきたよー」
僧侶「ありがとうございます!これ美味しいって聞いたんですよー」
剣士「これは南の王国が開発したもので、死体の保護の為に使うソーダを甘くして飲料水にしたものなんです」
僧侶「そのうんちくいらないです」シタイッテ…
西の勇者「ようやく半分くらいかー」
僧侶「3日3晩歩くよりはマシですよ」
ガタタタンッ!!!キキーーーッ!!
西の勇者「なになになに!?」バッ
戦士「ああ、魔物が来ちまったらしい」
剣士「あれ?魔物が寄ってこないように魔法で防御しているはずなんですけどね……」
僧侶「あ、もう二人に全滅させられましたね」
北の勇者「なんだか列車が壊れてしまったらしいよ」スタスタ
僧侶「う!血生臭い!」
北の勇者「仕方ないでしょ」
剣士「恐らく魔王達ですね……私達を仕留めに来ているようです」
戦士「他の乗客はたまったもんじゃないな」
魔法使い「ええ。乗客達に申し訳ないわ。列車、壊れてしばらく動かないそうよ」スタスタ
西の勇者「どうするー?」
戦士「お?乗客達はどこ向かってるんだ?」
魔法使い「向こうに南の王国の砦があるらしいわよ。行ったほうが安全だとは思うけど」
- 37 :
- C
- 38 :
- ボストロールの群れがあらわれた!
北の勇者「うわあああああ!!!臭いィーーーーーッ!!!!」
魔法使い「ギラグレイド!」
ブォワアアアアアアアアアアアアアッ
北の勇者「熱ッ!熱い焼け死ぬ!!」ダダダダ
西の勇者「………」
北の勇者「何なのその顔!?笑えよ!笑ってくれよ!そんな哀れむような顔されるよりはマシだわ!!!!」
メイジキメラの群れがあらわれた!
ひくいどりの群れがあらわれた!
戦士「また来やがった…!」
剣士「魔王に場所を知られたんでしょう、まだまだ来ますよ!」
悪魔の騎士の群れがあらわれた!
僧侶「勇者様が拐われた日を思いだしますね………」
戦士「ああ、魔力の補給は欠かさずにな。また誘拐されるかもしれねぇ」
魔法使い「オラッ!全力の100連イオマータだッ!!!!!」
ドッゴゴゴゴゴゴ………
僧侶「こんな隕石みたいなの降らしたら仲間にも被弾しますよ!!?」ダダダダ
戦士「離れろ!魔法使いの魔法の巻き沿い喰うぞ!」ダダダダ
西の勇者「いくよ北の勇者(笑)くん!wwww」
北の勇者「はいはい……」
北・西の勇者「ダブルジゴデイン!!」カッ!
ゴゴゴゴオオオオ………
魔物の群れを倒した!
- 39 :
- 魔法使い「いやぁ〜疲れたね。まさか避難先の砦にまでやって来るとは……」ヤレヤレ
剣士「……貴方に物申したいです……」ボロッ…
戦士「あー、巻き沿い喰らったか」
僧侶「ベホマかけますね」
僧侶はベホマを唱えた!
剣士「にしても、勇者とその仲間が固まって動くといい標的になってしまいますね……」
西の勇者「南の勇者も仲間になったらすごいことになるね。もはや大名行列だよ」
北の勇者「さて、砦に戻ろう。………砦の方も被爆したか?」
僧侶「もう魔法使いさんは殺人鬼ですね」
魔法使い「府に落ちん」
〜〜〜
兵士A「助かりましたよ勇者様方。おかげさまで全員無事です。謎の爆発で砦が半分無くなりましたけどね」
魔法使い「アッ……サーセン……」
兵士B「列車は明日、修理業者がやって来ますので」
戦士「いや、アタシ達が乗れば格好の標的になるだけだ。アタシ達は歩いて行こう」
僧侶「えええええええええええええええええええええええーーーーーーーーーーーー!!!!!?????」
剣士「えぇ、そんなに嫌なんですか?」
僧侶「疲れました!!!ここ一ヶ月ぐらい丸一日休んだ記憶がありませんよォ!!!たまには休憩しましょうよおおお!!!!」ジタバタ
北の勇者「じゃあ俺がおんぶしてってあげるよ」
戦士「そういう口実で僧侶の尻触りたいだけだろ」
兵士B「移動手段にお困りでしたら馬車がありますが……用意しましょうか?」
一同「ダニィ!!?」バッ
- 40 :
- 僧侶「ぜ………ぜひ貸して下さい!!!」
兵士B「貸すもなにもお渡ししますよ」
西の勇者「やったね!馬の名前なんにする?」
魔法使い「阿呆の馬鹿の助」
剣士「ロバート秋山」
北の勇者「北の勇者のハーレム天国」
僧侶「貴方たちネーミングセンスゴミじゃないですか!!?」
剣士「ロバート秋山ってむちゃくちゃ格好良くないですか!?」
僧侶「貴方、そんな一面があったんですね!?知りたくなかったです!!」
戦士「よし、食料を詰め込んどけ。出発するぞ」
魔法使い「えぇ〜もう?」
戦士「一刻を争ってるって言ってるだろ。それに馬車なら夜も移動を続けられるし、今すぐにでも行くぞ」
西の勇者「たいして活躍してないくせにすぐ仕切るよね」
北の勇者「静かにしとけ、殺されるぞ」
〜〜〜
パカラッパカラッ
魔法使い「いや〜楽チン楽チン」
剣士「これなら魔王の手先に襲われる心配も少ないですね」
- 41 :
- ブロリーが好きなのかな?
- 42 :
- 西の勇者「ところで馬の名前はなんになったの?」
魔法使い「馬鹿の間抜け太郎」
剣士「ダウンタウン浜田」
北の勇者「北の勇者の乱交会場移動係」
戦士「金剛天禮神」ドン!!
魔法使い「金剛天禮神の助」
剣士「ウエンツ金剛天禮神」
北の勇者「北の勇者の金剛天禮神」
僧侶「ブレブレじゃないっすか!!!!!!」
剣士「戦士さんはネーミングセンスがいいですね」
僧侶「貴方達のネーミングセンスが無さすぎるだけですよ!!」
剣士「この格好良さが分からないなんて巨乳のくせして子供なんですね」
僧侶「巨乳の何が関係あるんですか!!!!もうノリツッコミは疲れました!!!!」
西の金剛天禮神「今日から君の名前は金剛天禮神だよ〜」
僧侶「もうオレは………ツッコまん……」ベジータ風
『金剛天禮神』が仲間になった!
金剛天禮神「ヒヒーン!」パカラッパカラッ
- 43 :
- >>41
YES
面白すぎて去年の12月は同じ映画を4回も見た
- 44 :
- 〜翌日〜
エビルマージはマホカンタを唱えた!
剣士「魔法使いさん!!!!黙ってて下さいね!!!???魔法使ったら本気でブチギレますよ!!?嘘偽りなく貴方を問答無用で●しますからね!!!??」
魔法使い「(´ ; ω ; `)ワカッタ…」
戦士「くらえオノ無双!!」ブンッ
ズバババババンッ!
エビルマージを倒した!
戦士「(やばかった……ここで魅せとかないと出番潰えるわ)」
〜さらに翌日〜
メタルスライムがあらわれた!
メタルスライムは逃げ出した!
北の勇者「うらああああ!!全力疾走だ金剛天禮神んんんんん!!!!」
金剛天禮神「バヒヒーン!!」ズダダダ!
剣士「倒しても誰もレベル上がりませんよ?」
西の勇者「メタルスライム見つけたらたとえレベル99でも倒したくなるもんなんだよ」
戦士「追い付いたな!よし喰らえッ! 魔 神 斬 り ッ!!!」ドッゴオオオン!!
改心の一撃!
メタルスライムを倒した!
魔法使い「うおおおーー!!」パチパチ
戦士「どーよ、成功率97.8%の魔神斬りは!」
僧侶「広告でよくある『お客様の満足度』の様な絶妙な数値ですね……」
〜またまた翌日の夜〜
西の勇者「見えてきたよ!向こうに明かりがついてる!」
北の勇者「あー!長旅だったー!」
剣士「最初は4時間ぐらいで来るつもりでしたしね」
魔法使い「よーし、急げ金剛天禮神!」
金剛天禮神「ヒンッ!ヒヒーーンッ!」パカラッパカラッ
- 45 :
- 〜南の王国〜
西の勇者「綺麗な海だねー」
北の勇者「これ湖だよ」
西の勇者「マチガエタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
兵士C「おや!?貴方方は勇者様では!?」
北の勇者「ん?そうだけど」
西の勇者「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwハゲwwwwwwwwwwwwハゲテルwwwwwwwwwww」
ハゲの兵士「勇者様は結構失礼なんですね」
僧侶「この人だけです」
ハゲの兵士「確か3つの国の勇者様を仲間にしたいんでしたよね?南の勇者様はこちらですが、ご案内致しましょうか?」
魔法使い「へー、まだ町に残ってたんだ」
北の勇者「ああ、頼む」
僧侶「えっ、休憩は…?」
戦士「疲れたんなら宿屋行ってきたら?一人で」
僧侶「最後の一言余計ですよ」
ハゲの兵士「ではご案内致しますね。着いてきて下さい」
魔法使い「綺麗な町並みの中にそびえたつ巨大な道場……ねぇ、南の勇者って武道家なのよね?」
剣士「はい、見るからにあそこですね」
〜巨大道場の門前〜
<ハジメッ!セイッ!ハーッ!ムン!ゼェアア!キエーーーッ!ドカッ!ガラガラズダーン!ガシャーン!ウオオー!ドカガチャバターン!イイケツダ!イレルゾ!アッーーーー!!ドカッ!ガシャーン!
北の勇者「……………俺宿屋で待ってるよ…」ガタガタ
剣士「私も入りたくなくなりました……」ブルブル
僧侶「一体中で何が………」ガタガタ
西の勇者「ホモォwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
戦士「は……入るしかないだろうな……」ガタガタ
魔法使い「北の勇者……お先にどうぞ?」ブルブル
北の勇者「俺ノンケだよ!こえーよ!」
ハゲの兵士「ちなみに私もこの道場出身です」
北の勇者は逃げ出した!
戦士「くそっ…私が開けるからな……お前ら構えとけよ……」
- 46 :
- 〜巨大道場〜
ガチャン
戦士「こんにちは……」ソーッ
武道家A「ぬおおおおりゃあああああああ!!!!!」ブオッ!
鋼鉄「」ベコォンッ!!
武道家B「うむ、良い拳圧だ!」
武道家C「ムンッ!」カッ!
武道家Cはテンションを120まで上げた!
武道家D「もう120か!俺はまだ110だぜ……」
戦士「……………」ガタガタブルブル
魔法使い「戦士がかつてない程に震えている!!一体何が!!?」オソロシイ…
ハゲの兵士「まぁ最初は怖いでしょうね。でもとっても優しい方々なんですよ。私が行ってまいりましょう」スタスタ
ハゲの兵士「勇者様!勇者様はいらっしゃいますか!?」
南の勇者「……………なんだ」ゴゴゴゴゴゴ
ハゲの兵士「他の勇者様方がお見えになられています」
南の勇者「ほぅ………そうか」スッ
西の勇者「あ、こっち来た」
剣士「」ガタガタブルブルガタガタブルブル
南の勇者「貴様らが勇者だと……?フン、笑わせる」
西の勇者「いや私だけだよ。あともう一人は宿かな」
南の勇者「なに?フッ、馬鹿を言え。貴様が一番弱そうではないか。悪いが貴様らの様な弱者に構っている暇はない。去れ」
西の勇者「おん?なに?喧嘩売ってんの?受けて立つよ?」
南の勇者「ほう、自信満々だな。よかろう。西の勇者とやらの実力を見せてもらおうか」
剣士「あ!いけません!勇者様の悪い癖が!」
魔法使い「まだ癖があんの!!?」
剣士「はい、ヤグザのボスをしていた時の癖で……性格がゴロッと変わってしまうんです」
魔法使い「エッ」
西の勇者「オォ、俺に喧嘩売るたァ見上げた度胸だぜ。いいぜ、全身の皮ァ剥いでやる」チャキッ
南の勇者「なんだ…?性格が急変したな……」
- 47 :
- 〜道場〜
ドカシャアアアアン!!!
武道家E「うお!強い……!」
武道家F「なんて強さだ……!」ゴクリ
南の勇者「ぐ………ガフッ……!」ヨロヨロ
西の勇者「オラァ!!まだ戦いは終わっちゃいねーぞォ!!」ドカッ!
南の勇者「ぐぶぉっ!!??」ビチャッ
西の勇者「立て」
南の勇者「ぐっ……なんて強さ……まいっ」
西の勇者「歯ァ食いしばれッ!!!」
ドギャッ!!!!
南の勇者「……!!」ドサッ
西の勇者「立てよ」
南の勇者「………ま…………まいっ………た………」
西の勇者「あぁん?甘ったれた事抜かしてんじゃねぇぞガキ……」グイッ…
西の勇者「勝負に降参はねェッ!!!!死ぬか!!勝つかだッ!!!」ドカッ!バキッ!ボコッ!
南の勇者「」ガクッ
西の勇者「ペッ、ゴミが……」
南の勇者「」ビチャ
魔法使い「」ガタガタガタガタガタガタブルブルブルブルブル
戦士「」ガタガタガタガタガタガタガタガタブルブルブルブルブル
僧侶「」ガタガタガタガタガタガタガタブルブルブルブルブル
剣士「あーあ……あれほど気をつけて下さいねと言ったのに………」
武道家G「ば……化け物だ……」
- 48 :
- 剣士「勇者様、あちらの方をご覧下さい」
ハゲの兵士「えっ?」ビクッ
西の勇者「ハゲwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
剣士「西の勇者様は寝るか笑うかしないと元には戻りませんから注意して下さい」
僧侶「………はい………」ブルブルブルブルブルブル オシッコジョバアアアアアアアア
〜翌日〜
西の勇者「失礼しまーす」ガチャ
南の勇者「ヒッ」ビクッ
西の勇者「昨日はごめんね!まぁ酒でも飲んで水に流そうや」スッ
南の勇者「アッ、イヤ、イイッス。ボク ブドウカ ナンデ…」ガタガタガタガタブルブルブル
西の勇者「えっ、なに?私の注いだ酒が飲めないの?」
南の勇者「ノッ、ノミマス……」ガタガタガタガタガタガタブルブルブル ションベン ジョバアアアアアアアア
北の勇者「へー、南の勇者って気弱な人だったんだね。王国を出なかったのは怪我が原因か」
戦士「お前は知らなくていいよな………」ガタガタガタガタガタガタブルブルブル
北の勇者「えっ、どうしたの…?僧侶ちゃん一体…」
僧侶「」ブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ
北の勇者「いや昨日何が起きたの!!?どうして震えてるの!!?そんなに!!」
魔法使い「西の勇者には………なるべく優しくした方がいいわよ………」ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタブルブルブルブルブルブル
北の勇者「怖いよ!!!!」
西の勇者「ねぇねぇ、なんでここを出ないの?」 ポン
南の勇者「ヒッヒイイイイイ!!!……ソ…ソレハマモノガ……」ビックウウウウウ!!!!!
西の勇者「魔物?どういうこと?」
南の勇者「……マモノガ…オオイカラ………ココヲ…マモッテテ……」ブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブル
西の勇者「何言ってるか全然分かんないよ。もっと大きな声で!さんはい!」ポンッ!
南の勇者「ヒイイイイイイイイイイイイイイイ」ビビビッッックウウウウウウウウウウウ!!!!!!!
南の勇者「ブクブク…」ガクッ
西の勇者「突然奇声を上げて気絶してワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
剣士「これはこの国の王様に直接聞くしかありませんね…」
- 49 :
- 〜王座の間〜
南の王「我らが南の勇者を倒すとはかなり強いんだな……」
剣士「ええ、西の勇者様はレベル99ですからね。それよりも南の王様。なぜ南の勇者様は旅に出ないのですか?」
南の王「ん?ああ、実はここ最近南の町の周りで魔物が急増してな。彼に守ってもらってるのだよ」
剣士「南の勇者様を仲間に加えたいのですが……」
南の王「ならん。魔物が全滅でもせん限り無理だ」
剣士「つまり魔物を全滅させればよろしいという事ですね?」
南の王「え?」
剣士「それでは2日程待っていて下さい。2日以内に全滅させれたら南の勇者様を仲間に加えますので。では失礼」
バタン
南の王「本気か………?」
〜宿屋〜
剣士「と、言うわけで魔物を全滅させましょう!」
シーン……
西の勇者「力づくで連れていこう」
剣士「それ一番駄目なヤツですよ!」
北の勇者「住民の南の勇者への信頼はかなり大きいのか」
剣士「はい、それも連れていけない理由の一つですね」
西の勇者「アイツの信頼をドン底に落っことして力づくでつれてけば?」
北の勇者「もうそれで行くか?」
剣士「いえ、大丈夫です。良い方法が思い浮かびました」
- 50 :
- 支援
- 51 :
- 剣士「こちらが現在把握されている魔物の住処の一覧です」
魔法使い「多いわね……6つもあるじゃない」
剣士「しかしその6つの住処……場所は近いですよね?」
戦士「魔物の間でも抗争が起きてるだろうな」
剣士「そこで、まずは大量の油と毒を買ってきましょう」
戦士「お前………まさか………」
〜魔物の住処の近く〜
剣士「〜♪」ドボドボドボドボ
僧侶「これで5つ目……」カキカキ
西の勇者「懐かしいよ。昔、コソドロしくさった堅気のクソガキの家でやったな〜。打ち上げ花火を横にして油に発車させると絶景だったんだよね」
僧侶「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ
戦士「やばい!僧侶のトラウマが甦った!!」
〜〜〜
剣士「これで全部ですね」
北の勇者「こっちも終わったよ」スタスタ
魔法使い「川に猛毒流しまくったわよ」スタスタ
剣士「では最後に近辺にある岩で住処の入り口を塞いで下さい」
〜1時間後〜
戦士「ふーっ、全部終わったぞ」
剣士「では、ショータイムの始まりです!」
- 52 :
- 剣士「周りをよく燃える油で覆い、川には猛毒が流れている……出口は岩で閉ざされていて、食料を確保する事すら許さない……ではここで油に火をつけると?」
魔法使い「……メラ」ボッ
ブォオオオオオオオオ!!!!
剣士「魔物は蒸し焼き状態になり、ほとんどが焼死。熱に耐性がある魔物がいたとしても、猛毒入りの川水が蒸発して水蒸気となり残りも全滅。仮にその両方に耐性があったとしても餓死するでしょう」
魔法使い「相手は凶悪な魔物なのに、火をつけた事をすごく後悔してるのは何故だろう」
僧侶「中には子供の魔物もいるでしょうね………」
戦士「ここ周辺の魔物達は夜行性だそうだ。今頃ぐっすり眠ってるんだろう……」
北の勇者「虚しい戦いだな……」
西の勇者「アチーwwwwwwwwwwwwアチーwwwwwwwwwwモエテルンダヨーwwwwwwww」ゲラゲラ
剣士「これで討伐完了です。帰りましょう」スタスタ
ゴオオオオオオオ…………
〜その頃南の王国〜
町人A「山火事だーー!!」カンカンカン
町人B「勇者達が出発した後に山火事って事は………何かの魔法か?」
町人C「ありゃ魔物共の住処がある方じゃなかったか?」
町人D「燃え広がって来たら大変だな……。消火の準備をしとけ!」
- 53 :
- 結局、次の日の昼まで山は燃え続けた。
夕方にに大雨が降ったおかげで鎮火し、町まで燃え広がる事は無かった。
〜魔物の住処〜
魔法使い「うっ……酷い………」
僧侶「一応……祈りを捧げておきますね……」
剣士「まだ毒が充満してるでしょうから、入らない方がいいですよ」
戦士「剣士の名が泣いてるぞお前……」
西の勇者「香ばしい香りが漂ってきててクソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwお腹減ったwwwwwwwwww」ゲラゲラ
北の勇者「もうやだこのパーティー」
かくして勇者達の功績が称えられ、「南の勇者を仲間にしてもよい」という許可が降りた。
南の勇者「嫌だ!!!絶対に断る!!!!!」
僧侶「ど……どうしてですか?楽しいですよ?(理由は明白ですね……)」
戦士「(完全に怯えきってる……可哀想に……)」
南の勇者「嫌だ………もう許してくれ………」
北の勇者「おい、君。君は童貞か?」ザッ
戦士「ハァ!!?」
南の勇者「そ…それは………武道一筋で育って来たんだ……当たり前だろう……」
北の勇者「そうか。ちょっと来い」グイッ
南の勇者「なっ……なんだ……何を………」
ガチャ、バタン
戦士「何だアイツら………」ゲヒン…
- 54 :
- 北の勇者「君は自慰行為をしたことがあるか?」
南の勇者「いや……それもないが………」
北の勇者「これを使ってみろ」ポイッ
南の勇者「これは……」パシッ
安物のオナホ「」
北の勇者「これにローションをかけてだな……」トロー
北の勇者「ズボンもパンツも脱いで………うわちっさ」ズルズル
南の勇者「やめろ!!何をする!」
北の勇者「これを見て」ポイッ
南の勇者「これは写真…?」
南の勇者「!!!!!」
北の勇者「それは巨乳の女の子の裸の写真だ」
南の勇者「…………!!!!」シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
〜〜〜
戦士「嫌な予感しかしないぞ……」
魔法使い「同感……」
<ヌゥオオオオオ!!! オナゴヨッ!! カオニダスゾッ !!!!!
<イグウウウウウウウ!!!! バッシャアアアアア
一同「……………」オエ
<ナカマ ニ ナレバ マイニチ デキルゾ!
<グッ! クヤシイ…デモ…ナカマ ニ ナッテ ヤロウ!
シーーー………ン
ガチャ、バタン
北の勇者「仲間になってくれるそうだ」
南の勇者「よろしく頼むぞ」キリッ
魔法使い「イカ臭い……」
南の勇者が仲間になった!
- 55 :
- おじいちゃん「南の勇者よ………遂に成し遂げたのだな……」
西の勇者「わっ!誰?」
南の勇者「し……師匠!それはどういう……」
師匠「お前は強さを渇望するあまり、他のことに欲が回らなかった……人の三大欲求とも言われる『食欲』『睡眠欲』『性欲』ですらだ」
師匠「しかし!お前は今『性欲』に目覚めた事で新たなる世界を知った!無知!それこそが最も恐れるべき弱き力だと教えたな……。お前は今、僅かながらに知恵を得た!これは大きな前進だ。よくやった!」
南の勇者「お褒めいただき、ありがとうございます!」
師匠「そなたのおかげでもあるな……北の勇者よ。うむ、お前はやはりあやつに似ておる!」
北の勇者「へ?なんすか…?」
戦士「何者なんだ?アンタ」
師匠「ん?ワシはかつての勇者の仲間、『武道神』じゃよ。」
一同「はあああああ〜〜〜!!!??」
魔法使い「ポッと出の脇役かと思った………」
武道神「なんだか名前がコロコロ変わるな……」
北の勇者「ってことは俺が似てるっていう『アヤツ』ってのは……」
武道神「そなたの祖父、先代の勇者じゃ」
一同「えええええええええええ!!!!!???」
西の勇者「唐突な急展開wwwwwwwwwwwwwwwwwww」
- 56 :
- 武道神「ところで、勇者を集めて何がしたいんじゃ」
僧侶「拐われてしまった東の勇者を救出して、魔王を倒すためです!」
武道神「フッ、やめておけ。今のお前達では東の勇者の救出ですらやっとだろう。魔王を倒すなど夢のまた夢のまた夢のまた夢のまた夢のまた夢のまた夢のまた夢だ」
戦士「いくらなんでも夢が多すぎんだろ!!!!!」
西の勇者「ご長寿早押しグランプリみたいで草wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
剣士「草に草生やすなホモガキ」(野太い声)
武道神「その言葉、今でもあるのか!懐かしいなぁ……」
戦士「いや逆に昔からあったのかよ……」
武道神「フム、そうだな。その言葉を最初に言ったのは魔王なんじゃ。ついでにどうしてお前達では魔王に勝てぬのかを教えてやろう」
〜60年前〜
三巨頭最強の男「ブラッディテンペストーーーーーッ!!!!」グワッ!
武道神「爆裂拳ーーーーー!!!!」バアアアアン!
三巨頭最強の男「何ッ!?ぐわああああああ!!!!」ドシャアッ!
賢者「ここが魔王の間だな!!」
勇者「覚悟しろ魔王!!」ザン!
魔王「よく来た……褒美に一思いに殺してくれるわ!!」カッ!
勇者「ありきたりな台詞で草wwwwwwwwwwwww」
魔王「草に草生やすなホモガキ」
- 57 :
- 武道神「分かったか……」
北の勇者「分からない」
僧侶「そもそも三巨頭との戦いのシーンいらないですよね」
武道神「いや、ワシの活躍も入れておこうと思って……」
戦士「意外にもお茶目なんだな」
武道神「そもそもオーブが壊されたというのにどうやって魔王城まで行くのじゃ?オーブがなければ行くことは出来ぬぞ」
僧侶「あ」
魔法使い「そういえば……」
戦士「いや待て、まだ時のオーブがあるハズだろ…?たしかかつての勇者が持ってったとかなんとか………」
武道神「その勇者ももう死んだ。生き残ったのはワシだけじゃ。時のオーブは今、どこでどうなっているのか……」
僧侶「嘘…………」ガーン
剣士「確か魔王城の周りは巨大な猛毒の湖……船を使えばどうにかなるのでは……?」
武道神「知らんのか?まぁそれもそうか。良いか?魔王城の周りの猛毒の湖の周りにはさらに魔法の障壁が張ってあるのじゃ。三巨頭を倒さんと開かない障壁がな……。しかし三巨頭は魔王城の中。絶望的じゃな」
西の勇者「えー。どうするよそれー」
戦士「くそっ、どうすれば………!」
- 58 :
- 武道神「一つだけ……方法がある」
一同「!!」
武道神「この中の誰かが一時的に死んで、あの世にいる勇者に会うんじゃ」
僧侶「仮死ですか……でも一歩間違えれば……」
武道神「そうだ。死ぬ。しかもあの世は死人で溢れておる。時間内に上手く勇者の居場所を見つけ、辿り着けるかどうか…」
北の勇者「俺は血縁関係があるのに何かしらのボーナスはないんすか」
武道神「時のオーブの守護者から聞いた話だが、あの世ではどうも血縁関係はあまり関係ないらしい」
北の勇者「えぇ〜……」
戦士「………どうすりゃいいんだ……東の勇者を救出できれば勇者が四人もいるんだし魔王を倒せると軽く考えていたのにな……」
剣士「東の勇者様がまだ生存しているかどうかも怪しいですしね……」
北の勇者「一か八か仮死するか…?」チャリーン
武道神「ん?おい待て!そのコイン!どこで手に入れた!?」
北の勇者「え?あれ、なんだろうこれ。いつの間に……?」
魔法使い「もしかしてあの時かしら?あの全身真っ黒の人と出会った時の……」
武道神「全身真っ黒!?そしてこのコイン……間違いない……!!そいつは勇者じゃ!!」ドン!
魔法使い「は!?」
戦士「あのとき会ったあれが〜〜〜!!?」
北の勇者「でもその勇者は死んでるんじゃ……」
武道神「時のオーブの力じゃ……。時のオーブにはあの世とこの世を行き来する力もある……。あやつがあの世に持っていっていたのか……!」
- 59 :
- 武道神「よいか、このコインには勇者のみが扱える『特別な魔力』が籠められておる!これを魔王城の障壁に投げつければ障壁を砕く事が出来るだろう……!」
戦士「っつー事は!東の勇者を助けられるってわけだ!!」
武道神「しかし魔王城は三巨頭が守っておる……三巨頭は今まで倒した魔物達とは『格』が違う!」
剣士「そんなにも実力がかけ離れているのですか……?」
武道神「これは今から60年程昔の順位だが……恐らく今も同じじゃろう……今から紙に書くから待っとれ」
〜3分後〜
武道神「待たせたな。これじゃ」パサッ
僧侶「字が綺麗なんですね」
野生の魔物>>>雑兵>>>下級魔兵>>>>上級魔兵>>>>>>最上級魔兵>>>>(超えられない壁)>>>>>三巨頭>>>>>(超えられない壁)>>>>>魔王
武道神「勇者を誘拐しようとしたのはこの上級魔兵達じゃろうな」
北の勇者「嘘でしょこれ………」
西の勇者「ガチでヤバくないすか?」
武道神「この中で最上級魔兵に勝てる者は西の勇者と魔法使いしかおらんじゃろうな。その二人でも三巨頭には間違い無く勝てはせん」
魔法使い「私かなり強くない?」
西の勇者「魔王強すぎィwwwwwwwwwwwwwwwww」
戦士「笑ってる場合か!!!」
- 60 :
- 僧侶「でもやるしかないですよ!倒すのは無理でも救出は出来るかもしれません!!それからレベル上げでも何でもすればいいじゃないですか!」
戦士「そうだな……今は一刻を争う!東の勇者が生きていればいいが……」
魔法使い「私達は四人で友達でしょ?助けなくっちゃ友達失格だわ」
剣士「昔から知り合いだったんですか?」
戦士「ああ、最初にアタシが14歳の時に東の勇者と知り合って、その1年後ぐらいに僧侶と知り合って、その2年後…今から一年前に魔法使いと知り合ったんだ」
北の勇者「仲がいいんだね」
西の勇者「よーし、絶対に助けだそうぜ!!」
南の勇者「ああ」ボソッ
剣士「そこは『オー!』ですよね」
一同「オー!!!」
武道神「………魔法使いよ、これをやろう」
魔法使い「これは……杖?とてつもなく強大な魔力を感じるわ……」
杖「」ドドオオオオオオ!!!!
武道神「それはワシらの仲間の賢者が使っておった物じゃ。そなたが使うのがよかろう」
魔法使い「ありがとう……でもこれ……なんだか危険な感じがするわ……」
武道神「それと戦士よ。これを使え」ゴドンッ
戦士「うおっ!?何だそのバカデカい斧!」
武道神「これはバトルマスターと呼ばれたワシらの仲間の大戦士が使った物じゃ。恐らく世界最強の切れ味と硬度を持つじゃろう」
戦士「お……重すぎねぇか……?これ……」ズシィッ
僧侶「それじゃあそろそろ出発しましょうか」
北の勇者「あれ?俺のは?伝説の勇者の剣みたいなのは…?」
武道神「………死ぬなよ」
北の勇者「無いんだ!!!!?」
かくして一行は魔王城を目指す!
- 61 :
- >の順番逆じゃないかい?
これじゃあ魔王がかなり弱くて反対に野生の魔物がかなり強いってことになるぞ
- 62 :
- 僧侶「さて……この世界には4つの大陸があるのはご存じですね?『東の大陸』『北の大陸』『南西の大陸』そして『中央大陸』。この中央大陸にある『ゴッドマウンテン』という巨大な山こそが魔王城のある場所です」
北の勇者「そこまでの道のりは……長いね」
僧侶「はい。南西の大陸と東の大陸との間の海は世界一の広さを誇ります。長い船旅も覚悟しておいて下さい」
戦士「覚悟すんのはオメーだろ」
魔法使い「ゲロ吐き僧侶」
西の勇者「絵本の題名みたいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
剣士「さぁ出発しましょう」
金剛天禮神「ヒヒィィイイン!!」
〜出発から6時間後〜
北の勇者「今日はここらで野宿しよう」
剣士「魔物が少なくて楽でしたね」
魔法使い「誰のせいでしょうね…」
〜翌日〜
ヘルクラウダーがあらわれた!
スーパーテンツクの群れがあらわれた!
ヘルクラウダー「覚悟しろ勇者共よ!
!」
戦士「出たぞ!『上級魔兵』とやらだ!」
剣士「まずはスーパーテンツクから片付けましょう!『おうえん』をされると厄介です!」
〜さらに翌日〜
キラーアーマーの群れがあらわれた!
キラーアーマーG「ここにいたのか勇者共よ!我らが斬り刻んでくれる!」
南の勇者「どうやら魔王は血なまこになって俺達を探しているようだな」
北の勇者「案外ビビってるんじゃない?」
- 63 :
- >>61
マジじゃん!!!!!ごめん!!!!!それ逆ね!
魔王>>>>>(超えられない壁)>>>>>三巨頭>>>>(超えられない壁)>>>>最上級魔兵>>>>>上級魔兵>>>>下級魔兵>>>雑兵>>>野生の魔物
これが正しい強さね
- 64 :
- 〜翌日〜
西の勇者「港町遠くなーい?南の王国って輸送とか大変じゃないの?」
剣士「輸送はほとんど列車で済ましてますからね。港町との間にももうじき線路が作られるらしいですよ」
魔法使い「んっ?かなり強い魔力………みんな!気をつけて!強い魔物が近くにいる!」
北の勇者「もしかしてあれか!?」
ガーゴイルC「行けハヌマーン!勇者共を八つ裂きにしてやれ!」
ハヌマーン「ギャオオオオオオオオオオオオオオム!!!!!」
ガーゴイルの群れがあらわれた!
ハヌマーンがあらわれた!
南の勇者「腕がなるね!」ゴキッゴキッ
南の勇者「ヒッ」ビクッ
〜〜〜
魔法使い「イオラ!」カッ!
ズボオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!
ハヌマーンを倒した!
魔法使い「やっぱりこの杖強力ね。イオラでイオグランデ並みの威力よ」
ガーゴイルA「ハヌマーンが倒されるとは……なんて強さだ!撤退!」バッ
ガーゴイルAは逃げ出した!
南の勇者「喝!!!!」グワッ!!
ガーゴイルA「!!!!」ビクッ!!
ガーゴイルAは驚きすくんで逃げられなかった!
戦士「せぇ〜〜〜〜のッッ!!」ブウオッ!!
バッゴオオオオオオオン!!!!!
ガーゴイルAを倒した!
- 65 :
- 剣士「戦った後がヒビ入ったクレーターみたいになってますね…」
戦士「とんでもねーモンくれたな、あのジイさん………この重さに慣れりゃあ三巨頭にも勝てるんじゃねーのか?」
〜その日の夕方〜
西の勇者「見て見て!港町が見えてきたよ!」
北の勇者「南の勇者よ……理解(わか)ったな?」ボソボソ
南の勇者「ああ……共に行こう!」ボソボソ
戦士「(また良からぬ事を考えてんな……尾行しとくか…)」
〜南の港町〜
北の勇者「じゃあ買い出しは任せて!」
南の勇者「行ってくる」
僧侶「お願いしますね!」
戦士「さて……」
〜宿屋〜
宿主「いやァ〜〜〜勇者様ご一行にご宿泊いただき、至極光栄でございますゥ〜〜〜!!当宿は〜〜」コスコスコスコスコス
西の勇者「手ェ擦りすぎwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
剣士「あれ?戦士さんは?」
〜高級風俗店〜
巨乳の女の子「お待ちしておりましたご主人様ぁ♪」スッパダカァ
北の勇者「理解ったかマンモーニ…………!!」
南の勇者「ああ……言葉じゃなく……心で!ようやく理解ったよ兄貴ィ!!」シクシク
北の勇者「今日からお前は一人前の『漢』だ!!教えた事を忘れずにな……!」
南の勇者「『犯す』……と心の中で思ったなら!その時既に行動は終わってるんだよな!!兄貴ィ!!」シクシク
北の勇者「フッ、頑張ってこい……!(まぁ俺も初めてだが)さて……」
巨乳の女の子「勇者様とできるなんて光栄です……///」
北の勇者「ああ…俺も君の様な美しい女の子と出来て嬉しいよ……さァ…初めようか……(イケボ)」ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
戦士「止まれ」
北の勇者「」サァーーーッ
- 66 :
- 僧侶「それで………出費が……?」
戦士「二人のプレイ料20万G+キャンセル料10万G………計30万Gだ……」
剣士「ハァ……痛い出費ですね……」
魔法使い「せっかく南の王様からたくさんお金貰ったのに……貧乏生活に逆戻りね……」
西の勇者「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww笑いwwwwwwwwwwwww死ぬwwwwwwwwwwwwwwwww」ビクンビクン
南の勇者「男の夢って………儚いですね兄貴ィ………」ズタボロ
北の勇者「悲しいな………」ズタボロ
戦士「黙れ。またシバかれたいのか?おい西の勇者」
南の勇者「やめて下さい!!!!」ビクビクビクビク
〜〜〜
ギャアアアア………
〜〜〜
ザザーン………
南の勇者「お前らは外で寝ろ………か………」ズタボロボロ
北の勇者「なぁ………東の勇者を俺達だけで助けたら………少しは許してくれっかなぁ……」ズタボロボロ
南の勇者「もう……考えたくない………」ズタボロボロ
- 67 :
- 〜翌朝〜
僧侶「わー!おっきな船ですねー!これはもはや客船じゃないですか?」
船長「あったりめぇよ!あんたらみたいな大物を安っぽいオンボロ船に乗せてくってのか!?ハハッ!有り得ねぇよ!そんな奴ァ人間の恥だ!」ハハハ
僧侶「いましたよね………オンボロ船に乗せようとした町長が……」
戦士「まぁ……仕方ないだろ……」
船長「ところでその二人は……?」
剣士「あ、貨物の所に適当に積んどいて下さい」
〜船上〜
剣士「……MP………ハァ……ハァ……もう無いです………」ゼェハァ
僧侶「いやぁ〜実にいい景しヴォッッ!!!?」ウッ
魔法使い「不味い!僧侶!海に!」
僧侶「ゲロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ」ゲロロロロロロロロロロロロ
戦士「……あーあ………」
西の勇者「……うっ………うう………」
魔法使い「なんか静かだと思ったら…………まさか!」
剣士「ハァ………ハァ…………しまった………西の勇者様も船酔いしやすいんです…………!」ゼェハァ
戦士「急いで海に!」ダッ
西の勇者「ゲロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ」ゲロロロロロロロロロロロロ
戦士「…………」
魔法使い「もういや………」
剣士「…無念です………」ゼェハァ
- 68 :
- 貨物置き場に投げ棄てられている勇者二人と女勇者パーティーを乗せた豪華客船は大海原のど真ん中でゲロを撒き散らす二人によって優雅な船旅から地獄絵図へと変貌していた!!
そしてそんな地獄の5日間を見事制覇した勇者達は遂に『中央大陸』に到着した!!
剣士(Lv82)「なんだか高度な魔法を毎日一日中使っていたおかげでレベルが4も上がりました」
西の勇者「もう吐くものないよー……」ウエッ
僧侶「吐きたいのに吐くものがない……一番苦しいパターンですね………」ウエッ
魔法使い「私達もかなり苦しんだわ………」
北の勇者「俺達は貨物の中から………な……!」
南の勇者「毎日貨物を漁り、上手い物を食い、上手い酒に酔い、エロい………おっと危ない」ツイ ウッカリ…
北の勇者「いやぁ覚えたての性欲は半端じゃなかったね、今頃貨物置き場はイカの養殖場になってるよ」
戦士「船上はゲロまみれ、船内は精液まみれか………あれ高い船らしいぞ………他にも客はいるしな……」
魔法使い「今頃ゲロ臭い船を出て喜んだのもつかの間、中身のない精液まみれの貨物を受け取るのか………泣いたわ」
剣士「もう思い出したくないです。早く行きましょう」スタスタ
僧侶「オーエ……」ウエッ
西の勇者「wwwwwwwwwオエッwwwwwwwww二人とも最低過ぎワロオエエッwwwwwwwwwwwwwウッwwwwwwwwオエッwwwwwww」ゲラゲラウエッウエッ
戦士「魔王も驚きのクズだな」
北の勇者「魔王は人間絶滅させて世界制服しようとしてるんだよ?それに比べれば……」
南の勇者「うむ、慈愛に満ちている」
魔法使い「お家に帰りたい……」シクシク
- 69 :
- だんだんげひんになってきてる…
- 70 :
- >>69
ごめん………ふと思い付いたんだ……
でももう下ネタは控えるから……
あと行数規制のエラーがすごくて上手く書けないし眠いしそろそろお休みさせてもらうぜ……すまん
- 71 :
- お疲れ
また楽しみにしてるよ
- 72 :
- よいお歳を〜
- 73 :
- 中央大陸!!そこは大きく分けて3つの気候に別れている!
一つ目はカラカラに乾いた乾燥地帯!岩場ばかりが続いているため、町はなく村も少ない
二つ目は燃えたぎる溶岩地帯!魔物すら寄せつかない巨大な火山が連なる過酷な場所
三つ目は魔物うごめく毒の湿地!ここは人には有害だが魔物には心地の良い場所であり、巨大な魔物の住処となっている!
それはもはや『町』であり、その町の中央にそびえたつ『ゴッドマウテン』には魔王の城が堂々と君臨している!
〜中央大陸唯一の港町〜
戦士「乾燥地帯を抜けていくのが一番いいよな」
僧侶「海岸沿いを歩いていく手もありますけど、馬を走らせるのは危険な場所も多いですしね」
金剛天禮神「ヒヒーン!」ブルル
南の勇者「火山は論外だろう。俺一人なら火山を通るが……そうもいかぬ」
北の勇者「取り合えず南の港町に行くまでに話し合った作戦をこの町で組み込んでいってルートを決定しよう」
西の勇者「ルーラが使えたらなー、でも勇者の中じゃ誰も行った事ないしな」
魔法使い「とにかく最短かつより安全なルートを考えましょう」
〜〜〜
剣士「つまりこの山を越えれば毒の湿地帯につくわけですが…これが標高も高く危険なんですが…」
戦士「そこにかなり小さな谷があるだろ?魔法使いと北の勇者に魔法で破壊してもらったそこ通っていけばいいんじゃねぇか?」
久々に話し合いは真面目に進んだ……
- 74 :
- 最後の力を振り絞って書いた……
おやすみ……
よいお年を……
- 75 :
- 寝ると見せかけてフェイントやられた!!
- 76 :
- よいお年をー
年明けも楽しみにしてます
- 77 :
- 今後の展開が気になるな…
よいお年を〜
- 78 :
- 勇者達は話し合いの末、遂にルートが決まった
ルートはこうだ
乾燥地帯を横断し途中にある村で休息をとったら、湿地と乾燥地帯をしきる山脈を谷に魔法で穴を開けながら進み、毒に耐性のつくアイテムを使用して上手く町を通り抜ける
後は障壁を破壊してゴッドマウンテンを登り、魔王城に侵入する
戦士「しかし………どうしたんだ?お前ら急に真面目になって」
西の勇者「wwwwwwwww私を除いて………なwwwwwwwwwwwwwwww」ゲラゲラ
剣士「罪滅ぼしのつもりですか?」
南の勇者「その通りよ」
北の勇者「今は名誉挽回の絶好の好機!」
戦士「まぁ真面目な方がいいけどさ……お前ら二人が真面目ってなんかな………」イワカン アルヨナ
南の勇者「失礼極まりないな」
魔法使い「普段が普段だからな。で、今日はもう寝るんだろ?」
僧侶「船旅で疲れましたしね。相手はなんたって魔王です。少し休憩しないと体が持ちませんよ」
〜深夜、宿〜
魔法使い「………。(いよいよ魔王城と思うと……眠れないわね。この子達は本当になんでこんなに爆睡できるのかしら)」
魔法使い「(少し外の風でも浴びるか……)」スタスタ
剣士「あれ?魔法使いさん?」
魔法使い「んぉ?アンタも眠れないわけ?」
剣士「まぁ……はい……そんなところです…」
- 79 :
- 剣士「実は私、今回の旅の前にも一回だけ……旅に出てるんです」
魔法使い「へー、どこ出身?」
剣士「東の大陸にある小さな村です。でもそこは今から3年前に魔物達に滅ぼされちゃって……それで両親は死に、妹とは生き別れになりました」
魔法使い「妹いたんだ。ってことは旅してたのは生き別れの妹探し?」
剣士「はい。東の大陸の隅にある港町で育って15歳の時に旅立ちまして、そこから2年程かけて西の王国に辿り着きました」
魔法使い「あー、あの港町ね……」ハイハイ
剣士「それでも見つからずに……気がつけば西の勇者様のお供に抜擢されまして、今に至るんです」
魔法使い「…………結構悲惨な人生歩んでるのね……」
剣士「でも……いつか妹に会えると思ったらそうでも無いですよ。謝る時に『ゴメンチカツ!』っていう不思議な謝り方をする子で……」
魔法使い「………む?(確か東の勇者が東の王国にやって来たのは3年前で両親が死んでしまったからだったわよね……そして謝り方が……)」
魔法使い「それってひょっとして東の勇者かもしれないわ……」
剣士「フフフ、ご冗談を…」
魔法使い「いや冗談抜きで!」
- 80 :
- 一人ぼっちの
HAPPY NEW YEAR!
(´ ; ω ; `)
- 81 :
- 一人ぼっちの
HAPPY NEW YEAR!
(´ ; ω ; `)
- 82 :
- たった一人の
ハッピーニューイヤー!
;;
- 83 :
- あれ、通信悪くて書き込めない…
と思ってら書き込めてた
- 84 :
- なんか通信悪くて書き込めないと思ったら時間差で書き込まれてる……
どういう事だ……
- 85 :
- 魔法使い「3年前……両親死亡……ゴメンチカツ……間違いないわよ!」
剣士「嘘………」
魔法使い「まぁ直接見れば分かるハズよ……。」
剣士「……………。」
〜翌朝〜
剣士「急ぎましょう皆さん!」
西の勇者「お!気合い入ってるねぇ〜!」
魔法使い「(昨日の会話が原因ね…)」
〜お昼〜
僧侶「……乾燥地帯に入ったようですが……暑いですね〜………」パタパタ
南の勇者「フン、この程度暑くなどないわ!」
北の勇者「……のわりには下着姿なんだな!!!」
南の勇者「俺は暑がりでな……寒さは平気なんだが……」
僧侶「だからって下着はやめて下さいよ!」
南の勇者「お前たちも下着……いや裸になれば涼しいぞ」ヌギヌギ
戦士「脱ぐな!!」ガツンッ!!
南の勇者「ふにぃ……」ドサッ
魔法使い「変態なのは治ってないわね…」
???「ちょーーーっと待ったァ!!!」
一同「!!!?」
北の勇者「誰だ!?」
剣士「あれは……!」
- 86 :
- 金剛天禮神「バヒヒィーーン!!」ザザザァッ!
ヘルカイザー「貴様らが勇者だな!?」ドン!!
剣士「ヘルカイザー……!!今までの上級魔兵とは魔力の格が違う………!恐らく最上級魔兵です……!!」
戦士「来るぞ!油断するな……!全力でかかれ!!」
ヘルカイザーがあらわれた!
魔法使い「5連メドローア!」パァッ
ドォーーーーーーーーーーンッ!!!
ミス!
魔法使い「なっ!?」
ヘルカイザー「のろいわ!喰らえ地獄の頂点に立つ帝王の爪を!!」グワッ!
西の勇者「むっ」ガキィィン!!
ヘルカイザー「ほう、俺様の爪を防ぐとはなかなかだ…!」
魔法使い「10連ヒャドマータ!」ブオッ
北の勇者「20連ヒャダイン!!」ズオッ
ガカァアアアン!!!
戦士「止めだ味わいやがれ……!!」ブゥアッ
戦士の魔神斬り!!!
ドギャラアアアアアアアン!!!
改心の一撃!
ヘルカイザー「ぐぬぅ、強力!なかなかやるな…!」ズサッ
戦士「これだけくらって倒れねぇとかバケモンかよ……」
- 87 :
- ヘルカイザーは暗黒の猛毒を吐いた!
魔法使いは船上での出来事を思い出した!
西の勇者「私毒なんて吐いてないよ!?」
僧侶「皆さん下がって下さい!」バッ!
僧侶のぎゃくふう!暗黒の猛毒はヘルカイザーにはねかえった!
ヘルカイザー「ちっ、妙な技を…!視界が遮られたか……!」
カッ!!
北の勇者はジゴデインを唱えた!
ヘルカイザー「ぐおおおおお!!!?」ドシャアッ
剣士「聖魔斬!!!」ダッ!
ザンッ!!!!
ヘルカイザー「ぐっ…くっ……マズイ……ベホ……」
僧侶「マホトーン!」
僧侶はマホトーンを唱えた!ヘルカイザーは呪文を封じられた!
西の勇者「とうこん討ち」ビシッ
ヘルカイザー「………!!」ドサッ
西の勇者の激しいビンタ!!
ヘルカイザーを倒した!
- 88 :
- 〜夜〜
戦士「今回の敵はなかなかの強敵だったな……!」
僧侶「でも誰一人攻撃をくらいませんでしたよ!このまま行けば三巨頭にも勝てるのでは!?」
魔法使い「でも超えられない壁って書かれるぐらいだしなぁ……」
剣士「しかし運良く全員対一人になれば勝率は充分にあると思いますよ」
僧侶「ほぅーら、魔王はまだ無理でも三巨頭は全滅できちゃいますよ!」
北の勇者「ポジティブだねぇ。でもここからはヘルカイザーの様な敵がたくさん出てくるはずさ……油断だけはしちゃいけないね」
南の勇者「寒い」
戦士「脱ぎっぱだからだろ。服着ろよ」
〜翌日〜
ゴールドマンがあらわれた!
北の勇者「出たぞ!乾燥した場所といえばこの魔物だ!大量の金を落とす!全力で狩れェ!!!」
一同「ウオオオオオオ!!!!」
ゴールドマン「!!?」
………ゴールドマンは金品となるものを全て奪いさられ、無惨な姿に変わり果て、死んだ………
〜翌日〜
ブラウニーの群れがあらわれた!
僧侶「多い!!50はいますよ!?あ、子供もいますね」
剣士「一見無害そうですよ。交渉してみましょう。無益な戦いは避けて体力を少しでも温存しておくべきですからね」
〜〜〜
ブラウニーの群れを倒した!
南の勇者「なぜ襲いかかって来たのだろうな……馬鹿な奴らよ……!」
剣士「いや貴方が『上手そうなガキだ』とか言って魔物を連れさろうとしたからでしょう!?」
- 89 :
- 〜そして出発から4日目〜
西の勇者「遠いな〜〜トランプないの?」
北の勇者「音の鳴るアヒルの人形ならあるよ」スッ
魔法使い「なんであるの!?」
南の勇者「フム、少し貸してくれぬか」
北の勇者「はい」
人形「」プープー
南の勇者「む……これは実に興味深い!!」プープープープープープー
魔法使い「うるせー!!!!」
戦士「うわ、ここらへん瓦礫だらけだな……砦の廃墟か……」
剣士「魔物が住み着いていることは間違いないでしょう……皆さんいつでも戦闘態勢がとれるようにしておいて下さい」
ガラッ……
金剛天禮神「!?」ザザッ!
僧侶「どうしたんですかコンちゃん!!」
ドスッ!
戦士「これは矢か!毒が塗られてあるな……どっから攻撃してきやがった……!?」
バサバサ……
北の勇者「うっ!あれはスターキメラか!?大量にいるぞ……!」
???「久しぶりだなァ、お前ら三人……!」
戦士「きっ………貴様はァ!!!」
- 90 :
- 死神の騎士「こんな所まで来るとはな………」ガチャンッ
魔法使い「あの時の勇者を拐った奴ね……!」
戦士「おい!!!東の勇者はどうした!!!!」
死神の騎士「俺の知った事じゃあねーな。俺は魔王様の命令に従っただけ…。魔王様に差し出した後の事はしらん…」
剣士「この魔力………間違いなく最上級魔兵です!ヘルカイザーよりも強力ですよ……!気をつけて下さい!!」
戦士「ここはアタシと魔法使いと僧侶でやらせてくれねぇか?コイツには恨みがある…!」
北の勇者「俺はスターキメラ達が邪魔してこないように倒しとくよ」
西の勇者「じゃあ私は剣士と一緒に矢を射ってくるクソカス共を血祭りに上げてくるね!」
南の勇者「……………見守るぞ」
魔法使い「戦えよ!!北の勇者とスターキメラ倒してこい!!」
僧侶「さぁ……リベンジ戦です!!」
死神の騎士「ここは通さねぇぜ。『あの村』にゃあ誰も近付かせるなとの魔王様からの命令だ」
戦士「お前には無理だぜ?相手が悪かったな!行くぞお前ら!」
魔法使い「ええ!」
僧侶「はいっ!!」
- 91 :
- しえん
- 92 :
- 懐かしいねぇ。昔はこういうスレが立っては打ち捨てられてきた。
このスレは完走出来るかな?
自スレでも言ったがあけおめ〜ことよろ〜٩( ᐛ )و
- 93 :
- 規制巻き込まれてようやく解除された………
少しだけ書く
- 94 :
- 死神の騎士「そうとうレベルを上げたようだな………だが、俺の一撃は重いぞ?」
戦士「避ければ、良いだろッ!?」ダダダダッ
死神の騎士「ヌゥオオオオオオオオオオオッ!!!」ブォォオオオンッ!!
ミス!戦士は攻撃を避けた!
魔法使い「100連バイキルト!」
僧侶「30連ピリオム!」
戦士の攻撃力が宇宙創造的に上がった!
戦士、魔法使い、僧侶の素早さが超圧倒的に上がった!
戦士「かぶと割り!!!!!」
ズガン!!!!
死神の騎士「ウグッ!強力!なかなかやるな!しかし……」ググッ
死神の騎士「隙だらけだッ!!」ブォォオオオンッ!!
ズドォン!!
ミス!戦士は攻撃を避けた!
戦士「ヘッ、僧侶の保険が効いたぜ……」タッ
死神の騎士「フッ、次は避けられまい!!」ブォォオオオンッ!!
戦士「しまッた!!」
僧侶「アタカンタ!」
僧侶はアタカンタを唱えた!
光の壁が攻撃をはじき返した!!
死神の騎士「グハっ!!」ガクッ
魔法使い「止めだ、プチマダンテ!!!!!」カッ
魔法使いの魔力の一部が暴走する!!
死神の騎士「馬鹿な!?以前までの奴らとはまるで違うッ!!ウォアアアアアアアアアッ!!!?」
ゴゴゴオオオォォ………
- 95 :
- 死神の騎士「見事な連携と実力だ………だがしかし…それで本気なら魔王様はおろか三巨頭の方々の足元にすら及ばん……」
死神の騎士「……最後は……我ら魔物が……勝利を納めるのだ………」ガクッ
魔法使い「あっさり勝った……」
僧侶「逃げることすら叶わなかったのに………かなり成長したんですね私たち!」
戦士「…………(これでも三巨頭には足元にも及ばないだと……?奴のハッタリか……?いやそんなハズは…)」
僧侶「戦士さん?」
戦士「ん、ああ。だいぶ成長しているな。まだレベルも50程上がる。さらなる成長の余地はあるな」
北の勇者「ふー、片付けてきたよ。凄い数でもう、スターキメラの羽がこびりついて取れないよ」スタスタ
戦士「(コイツらもいるし……大丈夫だろう……)」
(返り血まみれの)西の勇者「私、血生臭い?」ゴゴゴゴ…
魔法使い「臭いっ!!!!洗わないとダメね…!」
剣士「ここ乾燥地帯ですよ」
僧侶「………村に大量の水があるはずですよ……」
南の勇者「飲み水で少し体を洗え」
西の勇者「覗くなよ?」
南の勇者「心得ている」
剣士「震えなくなりましたね」
南の勇者「恐怖を克服したのだ」
西の勇者「またボコれば言うことなんでも聞いてくれるようになるから気にしてないよ」
南の勇者「」ブルブルブルブルブルブルブルブルブルブル
北の勇者「………まぁ怖いよね」
南の勇者「む………武者震いがしてきたな……!!!」ブルブルブルブルブルブルブルブルブルブル
北の勇者「説得力ねぇから!!!」
- 96 :
- 〜夜〜
パカラッパカラッ
西の勇者「地図を見る限りあともうちょいだね」
剣士「明日には着きますから、もう少し辛抱して下さい」
西の勇者「嫌だ!!臭くて眠れないって!!」
剣士「分かりました!明日まで我慢すれば何でも買ってあげますから…!」
西の勇者「分かってないじゃん!それ!」
魔法使い「疲れに疲れた後の待ちに待った温泉は最高よ?風呂上がりに布団の上でゴロゴロしながらガッキンガッキンに冷えたお酒を飲んで…」
西の勇者「う……うう……確かに……」
魔法使い「ほら、今日我慢すれば明日は楽しいわよ?分かったら今日は休みましょう?皆疲れて…」
西の勇者「だが断る」
魔法使い「ナニッ!?」
西の勇者「こんな臭いじゃ眠れない!コンちゃん!根性見せろ!」
金剛天禮神「………フゥ……」クソデカ溜め息
西の勇者「何だコイツァ〜!!おいコンちゃんって雄か!?」
僧侶「メスですよ」
西の勇者「クソッ!僧侶の裸体を見せる約束をすれば走り続けると思ったんだがな……!!」
僧侶「解せないですね。そもそも馬に人の裸なんて見せても何も興奮しないでしょ」
南の勇者「む?敵がいるな……」ピクッ
剣士「ここらへんも少し廃墟がありますからね…。しかし何処に…」
ドカァーン!
金剛天禮神「ヒヒャーン!!」バタッ
西の勇者「ヒヒャーン!!wwwwwwwwwwwってwwwwwww大丈夫かコンちゃん!!wwwwww」
魔法使い「今のはメラミ……!?」
わかめ王子「今のはメラミではない………メラだ」
魔法使い「それメラゾーマ使ってから言いなさいよ」
わかめ王子があらわれた!
- 97 :
- 剣士「乾燥地帯にワカメ……!!不似合いですね」
わかめ王子「ほっとけ」
???「おいおいブラザー、抜け駆けは無しだぜ?」
わかめ王子「おっと悪かったなブラザー!」
メサルカイザー「いくぜbeybe!!!」
メサルカイザーがあらわれた!
北の勇者「激レアメタル系の魔物だ!どうしてこんな所に!?」
メサルカイザー「ヘッ!俺はちょいと昔、逃げてばかりの仲間達に嫌気がさしてたんだぜ!そこにやってきたのがコイツさ!」
わかめ王子「俺のブラザーは絶対に逃げない熱き血潮を持っているんだぜ!!逃げるなんて卑怯事、俺達ヤ大嫌いなのさ!!さァやるぜブラザー!」
剣士「なんだか古さを感じる魔物ですね」
メサルカイザー「メタルボディの俺に攻撃はキカナーイ!!」
わかめ王子「そこを俺が後ろから魔法乱れうちの無敵編成よ!!」
北の勇者「いや、逃げないよりも卑怯だよそれ」
西の勇者「メタルボディ無効化ギガスラッシュ!」ズバンッ!
メサルカイザー「ギャアアアアアア!!!!!!」ドカッ
わかめ王子「ブラザーーー!!!」
メサルカイザー「俺の墓は……いつか死ぬならお前の横に立ててくれ……」ガクッ
わかめ王子「うわあああ!!!ブラザーーー!!!許さんぞお前らあああああ!!!!」ウオオオ!!!!!
南の勇者「やかましいわ!!!」ブオッ
南の勇者の爆裂脚!!
わかめ王子「ドドブラバアアア!!?」ドガドカカバキズガズドン
- 98 :
- わかめ王子を倒した!
北の勇者「コンちゃんは気絶したのか…歩くしかないね……でもまぁ明後日の夜までには着くでしょ」
西の勇者「えええええ!!!!??許さんぞわかめ野郎がァ!!!!!爪という爪を剥がし!四肢引き裂いて内臓バラ撒いてくれるわ!!!!」クワッ!
南の勇者「恐ろしい女だ………む、そのワカメ……魔力が上がっていくぞ…?」
わかめ王子「くっ……ブラザー……お前ェの魂は………俺が引き継ぐぜ!!!!」カッ!
北の勇者「なんだ!!?」
魔法使い「魔力融合!!同じレベルの魔力を持つ者同士なら融合ができる幻の体技よ!!」
戦士「踊らなくていいフュージョンか……まぁ西の勇者に任せれば……」
ドゥンッ!!!
西の勇者「ぐはァッ!!?」ドシャア
僧侶「西の勇者様!?今回復しますね!」ダッ!
ドゥンッ!!!
僧侶「うわああああッ!!!!?」ドサ
戦士「僧侶!!もしかしてこれ……ヤバイ奴か……?」
北の勇者「間違いなくヤバイな…!」
バラモス「たぎる!!力がたぎるぜブラザー!!さァ、逆襲の始まりだぜ!!」シャア!
バラモスがあわられた!
- 99 :
- バラモス「1000連メラゾーマァ!!!」ウオオオ!!!
剣士「40連マホバリア!!」
全員の魔法に対する耐性が超圧倒的に上がった!
ドガガガガガガガガガガガガ………!!!!!
北の勇者「うおおっ!?コンちゃんを守っててくれ!俺が倒しに行く!」
南の勇者「喝!!!」クワッ!!
魔法は全て弾け飛んだ!!!
一同「!!?」
南の勇者「面倒そうなのでな……久々に本気を出させてもらうぞ……」コオオオオオ
南の勇者はテンションを上げている!
バラモス「なんて魂の熱い奴だ!!!いいぜ!俺も本気を出させてもらう!!!」ゴゴゴゴ…
バラモスは魔力を集中させている!
魔法使い「あ、あれ西の勇者に使った奴ね。全然久々じゃないわ」
南の勇者「テンション10倍ッ!!!」カッ!!!
南の勇者はテンションを1000まで上げた!
バラモス「遅いッ!!!くらえ100連メドローアを!!!!」ドンッッ!!!
剣士「マホカンタ」
剣士はマホカンタを唱えた!
南の勇者「えっ」
バラモス「は?」
光の壁が魔法をはじき返した!
ドゴォォォォム!!!!!!!!!!!
バラモス「ぎゃああああああああああああ!!!!!!!!!???????」
バラモスをたおした!
南の勇者「俺の出番はいつ回ってくるんだ………」
- 100 :
- ( ・∇・)
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4日前に刑務所から出て来たけど質問あるかザコ共
レトロゲー好きでまったり雑談しよう
Rとの関係維持が難しい
大阪府警察曽根崎警察署生活安全課長が傷害事件捏造の首謀者だとしか思えないのだが
( ^ω^)・・・
筋トレの音は聞こえない
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