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最高の離婚


1 :2015/02/27 〜 最終レス :2020/04/19
◆フジ木曜夜10時【2013/1/10から3/21】
◆スペシャルドラマ『最高の離婚Special 2014』【2014/2/8】

◆公式サイト
http://www.fujitv.co.jp/saikouno_rikon/

◆キャスト
濱崎光生・・・・瑛太
濱崎結夏・・・・尾野真千子(Wヒロイン)
上原灯里・・・・真木よう子(Wヒロイン)
上原諒・・・・・綾野剛
瀬田智世・・・・市川実和子
瀬田継男・・・・松尾諭
有村千尋・・・・小野ゆり子
海野菜那・・・・芹那
初島淳之介・・・窪田正孝
濱崎亜以子・・・八千草薫

◆スタッフ
脚本・・・・・・坂元裕二
音楽・・・・・・瀬川英史
主題歌・・・・・桑田佳祐「Yin Yang」
プロデュース・・清水一幸/浅野澄美
演出・・・・・・宮本理江子/並木道子 /加藤裕将

2 :
なかったのでたてました。

3 :
関東だと、明日スペシャルの再放送があるね。

4 :
再放送で初めて見たんだけど
最終回の「みゃくりゃく」って言葉が気になってしようがない(まだ途中)
正解は「みゃくらく」だと思うんだが
ふたりして言いまちがえしてるし
これただの間違いじゃなくて意味あったりするんですか?

5 :
再放送で初めて見て、めちゃくちゃハマった
オノマチのエンディングでの妖艶さ、真木よう子のジョギング姿の美しさ、最高

ググッて知ったけど、津波ラッキーってこのドラマだったんだ
糞下らない言い掛かりにも程があるわ

6 :
たしかに、エンディングのオノマチさんは、いつもとは違う魅力があった。

登場人物みんなにまた会いたくなるような、素敵なドラマだと思う。
光生とかリアルで近くにいたら嫌だけどね

7 :
>>4に答えられる人はいないの?

8 :
>>176
2015specialないかな

9 :
問題のあるレストラン最終回で、はっさくとマチルダ出てたー
一話で出てから見なかったから心配してたんだよね

あと、一緒にいると好きな人の好きなところが変わっちゃう的な内容のセリフもリンクしてたよ。
最高の離婚の方がせつなくて印象的なシーンだったけど。

10 :
問題のあるレストラン微妙
真木下手だし
やっぱり最高の離婚は最高だったな

11 :
ソフトバンクのCMで真木よう子が目黒川にいるのが灯里っぽい

12 :
再放送見つつ録画してずっと見てなかった2014スペシャル見たけどすげえ切なくなったよ
ダメな男とフラフラした女の二人だけど二人共の心情も理解出来てしまうからあの結末はなお胸が締め付けられる
ほんといいドラマですね

13 :
今やってる恋愛時代ってドラマもろ、最高の離婚だった。
パクりかと思ったら、野沢尚脚本だから、逆だった。
見てみて

14 :
再放送終わってしまった。

最高の離婚2015ならないかなぁ
せめて2014も再放送してほしい

15 :
マジで続き見たい。ってか、2014て続きありそうな終わり方だったじゃんか。

16 :
続編やって下さい

17 :
とりあえず出産して、みつお似の男の子にキルティングジャケット着させて欲しい

18 :
こんなに面白いのにこんなに切ないドラマって他にある?

19 :
7話の手紙のとこ凄い切なくなる
(´・ω・`)

20 :
正直スペシャルでタイトル的な意味で綺麗に終わっちゃったから続編はなさそうだな
最後から2番目の恋みたいに続・最高の離婚とかやってくれたら面白いのに

21 :
>>6
光生、ドラマで見てる分にはいいけど自分の旦那だったら嫌すぎるな。
浮気し放題の諒も困るけど、愛嬌があるから憎めない、惚れた弱み発動してしまう。あっちは。

22 :
スペシャルだけ録画残ってて何度も見てる。
ドラマのときはうっすら離婚意識してた自分もとうとう離婚して、少し濱崎家とかぶるから胸が苦しくなるけど、むしろそのために見てしまうというか。
最後に春の訪れを待ってるといってるから次があるなら春クールなのかな。
結婚したおのまちと離婚した真木よう子で役と逆な私生活でまた同じ役演じれるかな。

23 :
真木よう子。綺麗だけどこのドラマ見るまでは好きじゃなかったな。
このドラマではめっちゃ可愛かった。

24 :
住友生命のCMの瑛太ってどう見ても光生だよね

25 :
>>23
本当、このドラマではじめて真木よう子が可愛くて好きになって、
また他のではイマイチ。
なんでだろうか。綾野剛と共演した女優は異常に可愛くなる気がする。

>>24
光生だったねw

26 :
異様なオノマチ押しは終わったのか

27 :
コピーDVDニュースで
リーガルハイと共に映ってた

28 :
仮カレで最高の離婚と同じBGMが流れてた
また見たくなったなぁ

29 :
最近見直したんだがドラマ版デスノートの夜神月がいてびっくり

30 :
>>29
アクのある役ばかりじゃなく、ああいう普通のあんちゃん役もさらっとこなせるのが良いところだな

31 :
>>24
そう思ってこのスレにきた

32 :
もう続編やらないのかなー
だったらスペシャルなんてなかった方がよかった

33 :
>>32
なんでだ?
あのドラマの最後の締めにあのスペシャルで治ってたじゃないか。
逆に、あれ以上何を描いたら満足?

34 :
治ってたって何が?
お互いに想いを残したまま別れを選択しておしまい
めでたしめでたし?
消化不良もいいところじゃん

35 :
消化不良だけど現実も消化不良で終わるなんてザラでしょ。
ドラマだからスッキリ終わらせてほしいかもしんないけど。
でもまあもうちょっと続きを見たいよなあ。

36 :
ハッピーエンド以外は認めない派の人か

37 :
収まった、の変換ミスでは。
諒とあかりはあれがいいけど、
光男たちはより戻すのは違う気がするし。

38 :
長い手紙を光生がちゃんとポストインしてキターて感じで終わった
少なくともBADではないように感じた

39 :
俺も昔光生みたいに理屈っぽくて一人が好きで嫁さん大好きで子供いらないとか言ってたけど、実際子供出来たら今はコロッと子供大好きになった。
現実は意外にその辺簡単だったりするんだけど、
でもあの流れで続編で光生が子供好きになってより戻すとドラマ的には無茶に見えるよな

40 :
諒の乗ってた自転車がめっちゃ好みのツボど真ん中だなーと思ってたら、
先週会社の近くて売ってるのを見つけた。
ちょっと高いけど今凄い人気らしくて、買ってしまった。
フレーム軽い!一応変速ついてるけど、普通の町中なら多少の坂道や橋でも変速使わないくらいスイスイ。

41 :
>>40
ちなみにおいくら?

42 :
>>41
トーキョーバイク。
諒さんが乗ってたのとはモデル違いだけど、自分が買ったのはカスタマイズして8万ほど。
諒さんのはもうちょっと高いやつ。

一番安いので4万〜+いろいろカスタム。

すんごいフレーム軽いから、変速のない一番安いのでもよかったかもと思った。

ここの、今、フランスとかで今大人気なんだとさ。店員さん曰く。
「アップダウンのある路地」で快適で、街中で映えるデザインだから。

43 :
光生の言い分はわかるっちゃわかるんだけど、
自分が嫁の立場ならやっぱり光生は嫌だなぁw
あれはしんどいわ。

44 :
>>42
さすがにけっこうするなー

45 :
>>43
だな>>39みたいに簡単に変われるならまだしもあの人は結婚向いてないよな

46 :
光生よりこじらせてそうな父ちゃんが2人育てられたんだから光生もいけるだろう
人並みより変化に時間が掛かるだけで
身近に赤ちゃんいる環境になったから慣れもするだろうし

47 :
>>44
ソコソコするけど、いいものはやはりそれなりにするもんだ、という適性価額だと思う。
フレームが軽くて丈夫、タイヤが薄くて絶妙な大きさ、余計な装飾はなくて自分で必要なもの付けていく、というのがいい。
やっすいママチャリみたいにガシャガシャしない、で、趣味人バイカーさんが持ってるようなン十万モノよりはずっと手が届きやすい。
スルスルーっと走る感じが乗ってて気持ちいいよ。ホントに。
(なんかトー○ョーバイクの回し者みたいw)
流石諒さん、いいのセレクトしてたんだなと今更ながらに感心してる。

48 :
ちょうど自転車買い換える時期だったので、ここ読んでたらtokyobike欲しくなってきた。
週末に谷中行ってくる。

49 :
自転車ぐぐってみたわ。いいねこれ

50 :
続きみたいけどもう2年も空いたのか。
すでに色々あって収まったくらいの月日が経っちゃってるなぁ。
30代前半なんてこの時期変化激しいよね。
実際女優陣が結婚や離婚したりしてるし。
やるとすれば回想から始まって最後に2016年になるみたいなやつかな。

51 :
諒と灯里の物語はあれがいい収まりだから、これ以上書くと蛇足だしね。

光生のその後はすこーしだけ見てみたいけどw
まだあのまんま面倒くさいんだろうか。

52 :
>>51
父親があのまんまどころか輪をかけて面倒くさい設定だからな。一生あのままな予感

53 :
やわらぎ斎場のCMの大地康男を見て尿道結石?→光生!
って感じで思い出した

54 :
さっき家族のカタチの録画見終わってなんとなく思い出して検索したら・・・
フジテレビの最高の離婚のサイト消えてますね><

今年になってメッセージを書き込んでました
「まさか自分が離婚の危機に陥るとは・・ 12月に妻が別居したいと突然言い出して
 好きだけど一緒には生活するのは無理だと 性格の不一致らしい 44才男」と

55 :
いつ恋にははっさくとマチルダでてこなかったな。
クリーニング屋とガストは出てきたけど。

56 :
ドラマ「最高の離婚」(2013年3月14日放送)、名刺のメルアドが「tsunami_lucky〜」
http://i.imgur.com/abDUzde.jpg

57 :
今期連ドラで最も視聴率を稼いだのはTBSの「とんび」だ。
しかし、NHKの二番煎じをぬけぬけと出す臆面のなさと、ベタな家族愛の大売り出しに、やや辟易(へきえき)。
初期段階で離脱した。

逆に「どうするんだ」「どうなるんだ」とつい最終回まで見続けてしまったのがフジテレビ「最高の離婚」だ。
互いに不満や不安を抱えていた2組の夫婦、瑛太&尾野真千子、綾野剛&真木よう子の物語。
大事件が起きるわけではない。しかも最終的には「雨降って地固まる」的な着地だったにも関わらず、見る側は大いに楽しんだ。

何より彼らのセリフの応酬が素晴らしい。瑛太が「結婚は、3Dです。3D。打算、妥協、惰性。そんなもんです」とボヤけば、
尾野も「(男が子供だから)妻って結局、鬼嫁になるか、泣く嫁になるのかの二択しかないのよ」と憤る。

他にもこのドラマでは、夫や妻が互いに「言いたくても言えない」「言いたくても言わない」「できれば言わずに済ませたい」本音が、
セリフの銃弾となって飛び交っていた。脚本は「それでも、生きてゆく」(フジ)の坂元裕二である。
どちらも、結婚せず恋人のままでいたほうがいいタイプのカップルだが、最後は「結婚も悪くないじゃん」と思わせるあたりは、旬の役者4人の相乗効果だ。
続編があってもおかしくない。

碓井広義(上智大学教授、放送批評懇談会理事)

58 :
宇野
「物語自体にもリアリティがあったし、
物語の外側でも光生のFacebookとかダイオウイカとか、でんぱ組のロケとか身近で、僕等の現実にべったりと寄り添って一緒に空間を共有できる楽しさがあった」

「映像がもたらす快楽、脚本がもたらす快楽もものすごく強いんだけど、”映像の外側で起こすコミュニケーションの快楽”も強かった。
これは観ている人間が求めている大きな部分を占めている。そういう今までテレビドラマであまりやってこなかったことに思い切って舵を切ってかなり成功した。ストレートに評価できる。

59 :
宇野
「エンディングのダンスで予感していた、家族的なイメージとは違うものを提示してほしかった気も。でも坂元さんって、今までテーマ論的に見てこなかったけど、予想以上に”家族”の人なんだなって思った」
両角
「あまりにリアリティを追求してきたから、別々になる結末にしたら誰も救われない話になってしまう。リアリティを突き詰めていったら坂元さん的にはリアルではない結論になってしまったのだと思う」

60 :
●大賞●
NHKスペシャル シリーズ東日本大震災「追跡 復興予算19兆円」
●優秀賞●
報道特別番組「標的の村〜国に訴えられた東村・高江の住民たち」
(琉球朝日放送 2012年12月1日放送)
●選奨●
最高の離婚」
(フジテレビジョン 2013年1月10日〜3月21日放送)
「リーガル・ハイ」

61 :
●大賞●
QABドキュメンタリー 扉2014「裂かれる海〜辺野古 動き出した基地建設〜」
●優秀賞●
BS1スペシャル「遠い祖国 ブラジル日系人抗争の真実」
●選奨●
デート〜恋とはどんなものかしら〜

62 :
●大賞●
連続テレビ小説「カーネーション」
(日本放送協会 2011年10月3日〜2012年3月31日放送)
●優秀賞●
「鈴木先生」
(テレビ東京/「鈴木先生」製作委員会 2011年4月25日〜6月27日放送)

●選奨●
「それでも、生きてゆく」
(フジテレビジョン 2011年7月7日〜9月15日放送)
ギャラクシー賞・2011年9月度月間賞を受賞
第49回ギャラクシー賞上期入賞。
第70回ザテレビジョンドラマアカデミー賞・最優秀作品賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、監督賞受賞。平均視聴率が一桁台の作品が最優秀作品賞を受賞するのは第39回の『マンハッタンラブストーリー』以来となる。
芸術選奨新人賞放送部門受賞。
日本放送映画藝術大賞 放送部門・最優秀主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞、助演男優賞、脚本賞、音楽賞受賞。
第49回ギャラクシー賞 選奨受賞。
2012年東京ドラマアウォード作品賞・優秀賞受賞

63 :
お買い物〜老夫婦の東京珍道中2009年2月14日
第46回ギャラクシー賞 テレビ部門優秀賞、月間ギャラクシー賞
第35回放送文化基金賞 テレビドラマ番組賞、演技賞(久米明・渡辺美佐子)
東京ドラマアウォード2009 作品賞優秀賞

どの人も、普通にさりげなく優しい。
孫娘の、淡々とした態度は、とてもクールだけど、
年寄りだからと言って、過剰な優しさを押し付けてなくて気持ちが良い

潜在的にある人間の悪よりも、潜在的にある善意の瞬間を繋いだような展開に、切なさと、微笑みが交互に味わえた作品でした。
どうしたらこんなに自然を切り取れるのかな、と羨ましい気持ちで見ました。

64 :
日本放送映画藝術大賞は選考委員と一般視聴者投票の合算だね。
組織票と思われる場合は調整するとか、そのへんはしっかりしてるみたい

65 :
洋貴の「話したいけど、話せない」、双葉の「話したくないけど、話したい」という複雑な感情が描かれている上、
2人がどういう風に世界の隅っこで生きてきたのか、という人となりも顔を出している。そして、会話としての圧倒的なリアルさ。つまり、省略と指定代名詞の多用。
この文法をドラマ脚本に持ちこみ、エンターテイメントとして成立させた坂元裕二、そして満島ひかりと瑛太の功績ははかり知れない。素晴らしいドラマである事に異論はないが、
『問題のあるレストラン』に感じる違和感の1つに、「人ってこんな風にして喋り出すだろうか、こんなに内容のある事ばかり喋るだろうか」というものがありました

なんていう噛み合わなさ!脱臼しきった、内容のない緩い会話劇のようでいてコミュニケーションの困難さゆえの面白さ、その真髄が描かれているように思う。勘違いやすれ違いこそが、
コミュニケーションを加速させていくのだ。『それでも、生きてゆく』は、こういった会話劇と共に、少年犯罪、その被害者家族と加害社家族という、
「面白い」と言っては語弊があるが、圧倒的な強度を持ったドラマが並走している

66 :
洋貴の「話したいけど、話せない」、双葉の「話したくないけど、話したい」という複雑な感情が描かれている上、
2人がどういう風に世界の隅っこで生きてきたのか、という人となりも顔を出している。そして、会話としての圧倒的なリアルさ。つまり、省略と指定代名詞の多用。
この文法をドラマ脚本に持ちこみ、エンターテイメントとして成立させた坂元裕二、そして満島ひかりと瑛太の功績ははかり知れない。素晴らしいドラマである事に異論はないが、
『問題のあるレストラン』に感じる違和感の1つに、「人ってこんな風にして喋り出すだろうか、こんなに内容のある事ばかり喋るだろうか」というものがありました

なんていう噛み合わなさ!脱臼しきった、内容のない緩い会話劇のようでいてコミュニケーションの困難さゆえの面白さ、その真髄が描かれているように思う。勘違いやすれ違いこそが、
コミュニケーションを加速させていくのだ。『それでも、生きてゆく』は、こういった会話劇と共に、少年犯罪、その被害者家族と加害社家族という、
「面白い」と言っては語弊があるが、圧倒的な強度を持ったドラマが並走している

67 :
坂元 プロデューサーと共に演出家同士で綿密に話し合っているのだと思います。僕からお願いしたことはひとつだけで、
「役者さんの芝居をちゃんと撮ってください」ということですね。最近の俳優さんは求められていることが非常に多岐にわたっています。ただ役を演じるだけでなく、
わかりやすい変な顔をするとか、ビックリしたら「ワッ」ってやるとか、そういう演技以上の演技を求められている。
そういう時代の中にいて、皆さんその時代に合わせた芝居をしていると感じています。役者さんって元々、気持ちを作るところから始めるお仕事で、皆さんそれが演技の根幹にあることは間違いない。
でも最近は、そういう気持ちの流れだけでなく、ワンシーンワンシーンを飽きさせないようにしようとか、
常にテンションを高く保ってわかりやすく見せようとかの負担が大きい。台本も、台詞で全部説明してっていうのも含めて「わかりやすさ」を求めてやっているから、役者さんも自分が考えているお芝居の持ち味を出し切れてないのではないかと思うんです

68 :
ぼくが「参りました」と思い、いかなる展開になろうとこのドラマは良作に違いないと確信したのは、被害者の母・響子(大竹しのぶ)が事件以来初めて、憎み続けた加害者の両親・三崎夫妻(時任三郎・風吹ジュン)と顔を合わせてしまう場面だ。
響子は彼らに謝罪などしてほしくない、と言いつつ、その動向をいまだに興信所に探らせ、転居のたびに怪文書をばらまかせてきた張本人だ。
その響子が、偶然息子と二人釣り宿にいるところに、三崎夫妻が訪ねてきて鉢合わせしてしまう。これまでの恨み辛みをぶちまけるのか、何としてでも彼らと口など利きたくないと逃げ出すか――緊迫の瞬間だ。
しかしそこで母は息子に、「お茶をお出しして。ここにはお茶菓子はないの?」(注:記憶を頼りに再現しています)と突然の来客にお茶菓子さえないことを恥ずかしがり始める
続いて「そうめんをいただこうと思ってたんです。たくさんあるから、召し上がっていってください」とそうめんを茹でて、困惑している三崎夫妻の分も用意する。
結局居心地悪そうにそうめんをすすり始める加害者と被害者の家族。謝罪など聞きたくないという気持ち、取り乱したくないという気持ちがぶつかりあった結果の行動として、
意表を突きながらも説得力のある、そしてそれだけに異様な迫力を持ち得たシークエンスだった(その後も、小野武彦のシャンプーの件とか、
クライマックスにおけるポテトサラダの件とか最後の最後にかましてくれた呆気にとられるようなオチとか語りたいことは尽きないのだが、どれもこれもネタばらしになるので控えておく)。

69 :
大賞
優秀賞
選奨
奨励賞

70 :
坂元 日本テレビで「Mother」をやった後、次に何をやるかというのは特に決めてなくて。そんな時、フジテレビの方から「殺人犯がいて、その妹がいる」という企画骨子を聞いて「面白いな」って思ったんですよ。この話のなにを面白いと思ったかというと、
ドラマというものは“過去”と“未来”の両方に物語がないとダメなんですね。過去にトラウマを抱えた人がただ苦しんで生きているだけではドラマにならない。だけど、その話は“未来”に何かが起こる予感を抱えながらドラマが進行する、“先に何かが起こる企画”だと思って。
坂元 ドラマの企画って、特殊な企画や設定があったとしても、「じゃあ、その後どうなるのか?」っていう部分は書かれてないケースが時折あります。そこを解決せずにはじめると実際途中で煮詰まっていく訳ですが、この企画にはその“先”があると思ったから、
その場で「それはドラマになるからやりたい!」と。その後に「瑛太さんにお願いしましょう」という話になって、瑛太さんサイドも「やりたい!」という話になって。その時点でようやくテレビドラマって動き出すんですね。
我孫子 その時点ではまだシナリオも書き始めてはいない、ということですよね。今の話だと“瑛太側(被害者の兄役)”はまだ出ていないじゃないですか。殺人犯とその妹の話、ということは、瑛太さんは殺人犯の役になるかもしれなかったと?
坂元 最初はそれも想定しました。僕の頭の中では瑛太さんが殺人犯の役の場合もあるし、その時点で瑛太さんも興味を示していた。そこからようやく僕が考えだしてプロットを練っていく中で被害者側の人間が出てきたときに「あぁ、こっちが主役だな」と

71 :
我孫子 最後の最後で主人公がAV返しに行くじゃないですか。あれだけでも、このドラマの“お約束を良しとしない”姿勢を示してると思うんですが、やっぱりちょっとは軽く終わらなきゃみたいな?
坂元 僕は主人公が歩きだして引きの画で終わるみたいな、そういう終わり方があんまり好きじゃない。というか書いたことないです。
我孫子 でも、伏線があるじゃないですか。ちゃんとAVの話は1話目からあるわけで。
坂元 でも、最終回で出すつもりで書いているわけではないので。ある時点で最後どうやって終わらせようかって考えてるときに、「あぁ、アレ拾える。返してないや」と思い出して。実際に初稿の段階では第1話でAV返すシーンっていうのも書いてるんですよ。
我孫子 はぁー、そうなんだ。
坂元 返しに行ったら死んだ妹の関係者に出会う、っていうのを初稿では書いてました。でも2稿の段階でもうそのシーンは無くしたので、返してない状態になってるなぁと。
我孫子 でも、満島さんが家に来たシーンで見つかるわけじゃないですか。でも、まだ返しには行かないわけですよね。
坂元 忘れてるんですよね、返すのを。
我孫子 脚本家も?
坂元 僕は忘れたというより、ドラマ上忘れる、ということがあるんですよね。返したであろうと。あるいは返したか返してないかは一旦置いておく。
そういうのはよくやることなんで。あの、「突然事故死したら、家に隠してあるAVはどうなるんだろう?」って男性ならよく考えると思うんですけど、
この場合は「妹が死んだときにAV借りてたらそのAVはいつ返しに行くんだろう?」っていうことを想像するんです。“非日常の中に生きながらまだ日常に引っ張られる”っていうのはAVの話から始まって全編通してやりたかったことです。
それはリアリティの追求というよりは、こんなこと(殺人事件)があっても生活から離れられない人間の面白味というか、そういうものを積み重ねていったらベタじゃなくなったというか。ベタというものはいかに非日常的なものなのかっていうのは書いてて感じたことですけどね。

72 :
我孫子 撮影が始まる前にはもう11話分全部出来てましたか?
坂元 いえいえ全然。3本か4本くらいですね。
我孫子 でも、あらすじ的には出来ていた?
坂元 後半どうなるとかは全く決めてなかったです。
我孫子 えぇっ!?
坂元 どんなドラマも必ず毎回そうです。そうじゃないと嫌なんです。「どうなるんだ?」って周りの人も聞いてくるので、適当にごまかしてしゃべってはいますが、どうなるのかは全く決めずに。
我孫子 着地点のイメージもないんですか?
坂元 ストーリーを決めてしまうと、筋書き通りに動くだけになっちゃうので。「この人はこういう人だ」っていう人物像だけ僕の中でしっかり掴んでおけばいいと思ってます。考えながら書くことが大事であって、答えがわかっていたら書く必要がなくなってしまう。
我孫子 今回DVDを見直してみて改めて思ったのは「考え抜かれてるな」と。11話最初に書き上げて、何度も改稿を繰り返して出来あがっていったのかなと。通常そうじゃないことはもちろん知ってるのですが、これはそうなんじゃないかと。
坂元 あれですかね、伏線とかそういう?
我孫子 そうですね、伏線もありますね。
坂元 連ドラの場合、とにかく最初は種をたくさん蒔いておくんですよ。後から拾えるモノもあるし拾えないモノも出てきますが、とにかくたくさん種を蒔いておけば、「あぁ、あれがあった!」と思って回収すると結果的にそれが伏線になるという。とにかく印象的なシーン、
印象的な台詞、印象的なアイテムを書くことが自然と伏線になっていくんです

73 :
坂元 例えば満島さんの例で言うと、普段の彼女のお芝居を見ていても、ペラペラペラペラ流暢にしゃべるよりもつっかえながらしゃべるお芝居の方が僕は好きなんですね。それで今回も、想いが先にあるから言葉がそこに上手くついていかない感じをやりたいと思って。
それが満島さんの一番得意な場所というか、一番魅力的な場所なんじゃないかなと思ってああいう感じの台詞にしましたね。あとはテレビを見ていてこの人面白いしゃべりをするなぁ、っていうモデルがいて真似してみたのもあります。
我孫子 なるほど、そういうインプットがある訳ですね。小説の場合で言うと、もちろんモデルを想定して書く人もいますが、僕は基本ゼロからというかモデルを想定しないで書いてまして、そういう小説家のやり方ではとても書けない会話がこのドラマでは噴出してるんです。
ある種のすれ違いというか、この会話だけだと到底意味が通じないけど、前後の雰囲気とか役者の顔色全部込みだと伝わる会話っていうのがいっぱいあって。でもそれが自然に見えるんです。
坂元 はい。
我孫子 特に最近のテレビドラマで感じることですが、説明し過ぎで「誰もそんな会話する人いないよ」って思ってしまって、見るのが辛くなることがあります。でも坂元さんの脚本までいっちゃうと、
結構な視聴者を突き放している感じもしますよね。「今、何に対して「ハイ」って言ったの?」とか、その辺の説明が全くないので。
坂元 僕もずっとテレビをやってますが、その中でも相当“ダメな台本の極み”だと思いますね。基本的にテレビは「今こういう気持ち」っていうのを台詞でしゃべって、「次がどうなるのか」がわかるようにしておかないと
視聴者に見てもらえないという問題があります。かといって、作っている人間もそれが楽しいかと言われればそこはまた疑問があるので、葛藤しながらやってる方も多いですけども。
僕の場合は年齢的なものもありますが、 “ドラマの禁止事項”みたいなのは「もういいや!」って最近は破っちゃってますし、今回は題材的に誠実であらなければならないので、
ドラマのルールに合わせるのではなく、題材に合わせて書きました。プロデューサーと共感しあえたから出来たことです。

74 :
我孫子 被害者側の母親(大竹しのぶ)が、ずっと会いたくなかった加害者家族と顔を会わせてしまうこの場面は、視聴者も「どう出会うんだろう?」とずっと気にしていた訳です。そこでお決まりの反応をするのではなく、息子役の瑛太に「なんでお茶菓子ないの?」と叱る。
それがとてもリアルというか…… もちろんリアルなわけないんですけども、お約束では良しとしない姿勢のひとつだと思うんですよね。そういうのが全編に渡って起きていて。
坂元 やっぱり、被害者家族のことも加害者家族のことも自分には未知の世界で、何がリアルなのかはわからない訳です。そういう場合 、ベタに向かうことには危険を感じる。毎回毎回こう書いたら普通になってしまうね、
とそこを避けながら書いていくとああいう感じになるというか。今挙げていただいたシーンも、被害者側の大竹さんがハッキリしゃべって加害者家族はそれに対して受け答えして、という感じで一回普通に書いてるんです。
でも、なんか違和感があるんですよね。それで、違う方向で書いてみようかなと。でも、あんな風に外してしまうのはすごく勇気がいるんですよ。
我孫子 外すと言っても、結局キャラクターが坂元さんの中で固まってなかったら単にブレたことになりますよね。それがブレないで、母親が今取る行動としてとても自然に見えたんですよ。坂元さんもそれが自然だ! と思われたわけでしょ?
坂元 とにかく一面的には書かないようにしているので、一緒にそうめん食べちゃう場合もいけるし、カーっと感情をぶつける場合もいけるし。
どっちかにしかいけないっていうのは、そのキャラクターに欠陥があるんだと思います。それこそ、いわゆる“キャラクタードラマ”ですよね。よく「このキャラクターはこんなこと言わないだろう」って言うケースがありますが、
僕は昔っからそれが不思議で仕方ないんですよ。「誰が何を言ったっておかしくないじゃん」って。もちろん、しゃべり口調とか気持ちの持っていき方はそれぞれ特徴があるだろうけど、
人間の考え方なんていい方に考える場合もあれば悪い方に考える場合もあるし、冷静な人が怒りだすこともあるだろうし。生きてる人間であることをちゃんと踏まえて書いてあれば、役として言えない台詞なんてないと思うんですよね

75 :
我孫子 人間の捉え方が相当しっかりしていないと、こういう多面的というか立体的な造形って出来ないと思うんですよ。そういう造形っていうのは、役者さんとのフィードバックがあって固まっていくんですか?
坂元 やっぱり、固めたくはないですよね、最後まで。よく企画書に「この人はムードメーカーである」とか「怒ると止まらない」とか書くんですけど、そうやって決めちゃうと面白くなくって。実際の人間ってもっと漠然としているものなんで。
我孫子 ある種、そういう記号化というか一面的に見せることが視聴者や読者にとっての利便性や見やすさにはつながりますよね。それを拒否するっていうのはやっぱり、「視聴率は気にしない」という坂元さんの覚悟がないと出来なかったことですか?
坂元 そうですね。記号化しないと視聴率はないです。あんな暗い主人公も普通のテレビドラマじゃあり得ないし。まあでも、昔トレンディドラマをやってた頃の方がもっとゆるかったですよね。
トレンディドラマの時代は割とゆるいキャラクター設定で一人の作家が書いてたんですけど、今のように一話完結で複数のライターが書くっていう時代だと、「このキャラクターはこうで」って決まってないとなかなかドラマは書けないと思いますね。
<100%美化して可哀想な人にするのは避けたかった>
我孫子 「犯人の設定をどうするんだろう?」というのが最初一番気になったことで。更生してるだろうけど、周囲の視線のせいでまた元に戻ってしまう話にもなりそうだし、あるいは生まれながらの殺人者・サイコパスという風にもなりそうだし。
でも、あくまでもリアルに見える、曖昧なんだけどすごく身近に感じられるという、あそこまでの造形が出来るのは坂元さんの視線なのかなぁと思ったんですが。

76 :
坂元 色んな映画を観たり本を読んだりしたんですけど、結局殺人犯の気持ちや内面を描いたものは一個も見つからなくって。
人をR人間って、だいたいトラウマがあったり怨恨があったりっていうわかりやすい理由があるものか、
あるいはサイコパス……どちらを選んでも現実の殺人犯の像を映し出してると思えない。
「殺人犯の主観でドラマが作れるんだろうか?」っていう葛藤が1話から最後までずーっとあって、わからない存在を描いていいのかと。
とにかく下手を打たないように慎重に進めて、書きながら考えました。その時点で、
僕は第2の事件を起こすことは決めてたんですが、スタッフからの反対もあったし、俳優陣が不安がってるという話を聞きました
我孫子 第2の事件がない可能性もあったんですか?
坂元 はい。このまま被害者加害者家族の葛藤で最後まで行けるじゃないかと。それでも僕はどうしてもやる!と半ば強引に。
それがなければ殺人犯が反省するパターンにも持っていけたんでしょうが、僕はそれをやりたくなかった。「こんな悲しいことがあったからこういう犯罪を犯してしまったんです」と説明してしまうことって、
犯人を100%美化して可哀想な人にしてしまうことだから、どうしても避けたかったんです。でも、じゃあこの犯人をどう描けばいいのかっていうのがわからないまま進んで。それで、6話か7話を書いている頃にようやく風間さんの芝居が観れたんですね。
その演技がすごく考え抜かれていて。サイコでもないし、普通の人間でもないし、ちょっと説明しずらいんですが、なんとなく掴めた気がして。困った時は俳優を見ればいい。
我孫子 風間さんのあの“曖昧さ”は良かったですよね。
坂元 でも、なぜ彼は子どもを殺したのかっていう理由を説明しないと、テレビの視聴者は見終わってからモヤモヤする訳です。でも僕は説明したくないので、
説明しない程度に視聴者が腑に落ちるものを、最終回じゃなくその前に誰も知らないところで書こうと。
それで最終回前の10話で祖父母相手に少しだけ吐露するっていうのが、自分の中でギリギリの妥協点だったんですけど。でも、彼がなんで小さな子どもを殺したのか、僕も結局最後までわからないまま……今も課題として残ってる

77 :
我孫子 今聞いていてビックリしてるんですけども、ある種の意志がないとあんな造形できなかっただろうし、演技もできないと思っていたんです。
でも、脚本家がわかってないのに役者がアレを演じていたんだって思うと…… でも、最初に風間さんが出てきたときの彼の虚無感というか、
不気味で更生してるとは思えないけどもしかしたらこっちの思い込みかも、という風に揺さぶられるものはありましたね。
坂元 風間さんが一番苦労したと思いますね。更正はしてないこととか、もう一回やりますよっていうことだけは伝わってましたけど、
もう僕もプロデューサーもどうすればいいのかわからなくて。彼の根底にある闇の正体みたいのは誰もわかるはずがないし、どう片付ければいいのか見当もつかないままずっとやってましたね。
我孫子 何か事件があった時ってみんな読み取ろうとするじゃないですか。その読み取ろうとすること自体が僕には不思議で
自分のことだってよくわかってないのにそんなのわかるわけないじゃん、と。だからこれくらいの描き方っていうのは、個人的にはちょうどいいですよね。
これこれこうですって説明されちゃったら、やっぱりガッカリしただろうし。
坂元 テレビドラマに求められてるのって、やっぱり水戸黄門的なわかりやすさなんですよね。でも、全部が水戸黄門にならなくていいと言う人がいたり、視聴率は関係ないよって気概で来る人間がいたり、
時には会社が「視聴率抜きでやれ!」って言うときもある。そういうのがたまに起こるので、遭遇すると事故的に面白いんじゃないかと。
坂元 局の英断があって、バラエティ畑からはじめて来て上から「自由にやっていいよ」って言われてるプロデューサーがいて、瑛太・満島っていう自由な俳優さんがいて。それはケミストリーと言えばケミストリーなんですけど、
点であって線ではないんだろうなと。まあ、僕もベテランになってきて、あと何年連ドラやらせてもらえるかわからないし、こんなドラマを作っていたらテレビの脚本家として失格です。
我孫子 依頼を上手くこなしつつ、時々自分のやりたいことをやる、というのは?
坂元 それをやろうとしていた時期もあったんですけど、そういう方法というのは若い人が取る方法だから。

78 :
まあ、それなりに見る価値はあったドラマだったと思う。近年の傾向では坂元裕二氏の脚本という段階で、
先の展望が見えてしまうことがしばしばだったが、これまでの趣向と違ったジャンルに挑戦ということで、坂元裕二作品としては珍しく内容的な成果が見出せるドラマだったかな。
ただ、この内容で全12話は長かったか。二面性をクローズアップさせていた前半のうちはなかなか楽しませていただいたが、
後半になってくるとその興味も失速気味となった。いじめという問題の根深さを描ききるためには全12話という長丁場が必要だったのだろうが、
その要素を描ききるために、様々な劇的な展開を追加させ、散々話を引っ張ったりと、弊害も目についた。
あまりに展開が劇的すぎるという感もあったし、悪意をひとつの学校に凝縮させているので、ここまでにしてしまうと学校として機能しているとはいえない状況だったと思う。
そして、話を引っ張りすぎていることもあって、せっかくの伏線も忘れていた頃に、そのリンクが出てきたりということで、構成にもムダがあった。
まあ、坂元裕二氏が視聴率を犠牲にしてまで挑んだ意欲作であり、その意欲はある程度は形になったといえると思う。ただ、全12話の連ドラではなく、
2夜連続の特番ドラマといった具合の4〜5話程度の分量にまとめてくれたほうが最終回の証言の形ですべての真実が明らかとなる構成もうまくハマるし、
余計な盛り上げや引っ張りも緩和できたはず。いじめの問題を扱う難しさというよりも、表現媒体の選択の難しさが印象に残ったドラマだった

坂元色がマイナスに働いた回だったように思う。二面性という点を意識しようとしているのは分かるが、その二面性が効果的に描かれているときもあれば、
明らかに過剰になりすぎているときもある。このあたりの兼ね合いをどうにかしてほしい。

分かりやすすぎる展開もここのところ、マイナスに働いている

79 :
坂元裕二ということで期待はしていなかったが、案の定、全編通して緩い仕上がりの駄作に仕上がった。キャラクターのウザい細かい設定は最後の最後まで設定止まりで、ほとんど有効活用されず。
事件そのものも毎回、緩くて、ニュース番組が舞台のドラマとしてこれで成立しているのかを疑いたくなるような内容だったが、それはまあ、大目に見る。だが、全編通しての笑いを狙ったギャグは実にサブかった。
坂元裕二の笑いのセンスのなさが改めて立証された。脚本がヒドいので、それ以上のものにはならないが、
こういう脚本なら脚本でもっと違った見せ方があったと思うのだが、演出の人たちもこれといった個性や意地を感じさせてくれなかったなあ。
ただ、ボロボロだった難破船を救ったのはキャプテン天海。天海さんは相変わらずうまくて、笑いとシリアスをうまく演じ分けて、とてもメリハリの利いた演技を披露してくれた

それっぽいことを言っておけば画面がそれなりに見えるかな程度の雰囲気重視の脚本にしか思えないのである。
でも、この雰囲気重視の台詞が坂元裕二らしさなのだろうし、このドラマらしい軽さを生んでいるのだろう。台詞の根拠となる下支えがほとんどないからとにかくこのドラマは見た後に何も残らないほど軽い

80 :
坂元裕二の映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のセルフパロディー。案の定、再発していた青井の病気。残りは2話。
来週か再来週には、青井は死んじゃうわけね(恐らく)。大多Pはホント好きだなあ、便乗商法が。「東京ラブストーリー」に戻ると言っておきながら、結局はセカチューのパクリかいッ!
このドラマも何か、雰囲気で強引に感動させようという意図が見え見えだったように思うな。感動的な音楽を使って、
クリスマスイルミネーションの幻想的な風景の中、かなりクサい台詞の連続と妙にこだわったカメラワーク。
コッテコッテのラブストーリーの映像作りじゃないですか。話自体がただのパクリだったから、その演出もただあざとく見えるし、坂元さんの書いた台詞もかなりサブい。
でもまあ、ストーリーの醜悪さを除けば、映像自体はよく出来ていて、フジテレビが金を注いでいるだけある幻想的な映像にはなっていたとは思う

81 :
この脚本の坂元って人 なんか山田太一臭がするんですが…それって私だけですか?
とてつもなく座りが悪いなぁーんか気持ち悪い台詞が時々 漂ってる気がする

山田太一に限らずリアルな対話にこだわれば、時々座りが悪くなるのは
当たり前な気がする。むしろ、時代劇や2時間サスペンスのような
ベタでお決まりな台詞が日本のドラマ全体にはびこっていて、 多くの視聴者がそういう台詞を自然だと思い込んでいる。
そういう傾向って、なんだかつまらないと思う。

82 :
 坂元さんの脚本のいちばんの魅力は、“本質を突くセリフ”にあります。登場人物に薄っぺらいことを一切言わせない。ドラマ1回の放送分で、少なくとも10個は名言がありますね。
例えば、『最高の離婚』(フジテレビ系)で印象的だったのは、瑛太演じる几帳面で潔癖な夫・光生が言った「結婚は3D。打算、妥協、惰性。そんなもんです」や、綾野剛演じる浮気したい放題の諒が言った「最悪なのは離婚じゃなくて仮面夫婦ですよね」。
『Woman』では、満島ひかり演じる主人公のセリフで「男の人は母性っていうけど、そんなの無理。そんなの本当に欲しがっているのは女のほうだもん。お母さんの愛が欲しくて欲しくてたまらないのは女のほうだもん」などがあげられます。
最近の坂元さんの作品は、深層心理をあぶり出すセリフが多く、「そうなんだよ!」と見ているこちらの気持ちを代弁してくれるセリフもあれば、視聴者にどうなの?と問いかけるようなグサッと突き刺さるセリフもある。一個一個のセリフが、研ぎ澄まされているのです。
もうひとつ、“名優勝負”が特徴としてあげられます。坂元さんは、キャスティングにもこだわって演技のうまい俳優を希望するといわれています。そのひとりひとりに愛情を込めて、名優同士を“演技対決”させる場面を書くのです。
『Woman』でも、終盤15分で役者同士が1対1でぶつかるシーンが多い。初回では満島ひかりさん演じる主人公が、
田中裕子さん演じる母親と対峙していますし、5話のラストでは、再生不良性貧血と診断された主人公が診察を受けている医師に、子供のために生きなければいけないと本音を吐露し、それに医師も精一杯の言葉で応える、ものすごく感動的なシーンもありました

83 :
そして、いいセリフを言わせるに至るまでの構成がムダなく細やかで緻密です。伏線と思わせずさりげなく散らばせたなにげないシーンが実は大事で、それらを
最後の盛り上がるシーンに向けて集約させていく構成のバランスがすごくうまい。毎回、終盤までの45分間を追求しているからこそ、最後の演技のぶつかりあいのシーンで、キャラクターの魅力と役者の演技力の両方を100%引き出すことができるのでしょう。
坂元さんは、“弱者の味方だけど、強烈なリアリスト”でもあると私は思います。社会の残酷なところや問題点を真正面から描きます。薄幸の主人公がけなげに前向きに生きる設定が得意で、
『Woman』も、インターネット上で「暗い」「重くて見てられない」などと書かれていますが、単にシングルマザーの大変さを描くのではなく、
なぜ大変なのかを、情報番組でよくやるようなステレオタイプな姿ではなく、世間の冷たい目や、電車やスーパーなどでの一個一個の不自由さを繊細に細部まで描写しています。
しかし、苦しいことだけではなく、子育ての楽しさや親子の愛情だったり、その中にある“光”もちゃんと描いているんです。殺人事件の被害者家族と加害者家族を描いた『それでも、生きてゆく』(フジテレビ系)もすごく評判でしたが、
これも最後を絶望で終わらせませんでした。いつも最後にちゃんと余韻を残す、こうだと答えを決めつけず視聴者に考えさせる脚本を書いています。そんなところがドラマ好きにはたまらなくて、また口コミを呼ぶんですね。
坂元さんのドラマは、ドラマ好きかどうかを見極める“リトマス試験紙”です。良さがわからない人は、本当のドラマ好きではないと思いますし、坂元さんの作品に何にも感じない人は、人に関心がない、人間関係がうまくない人だと私は思います。

84 :
16年前の脚本家・坂元裕二(24歳)と作家・中上健次(45歳)との対談
中上健次「周りの空気を読みながら、でも内側ではブツブツと「本当はわたし、
     違うのよ」と言う、そういう日本独特の女の子たち・・・」
坂元裕二「それは悪しき部分ですよ。僕のまわりでは、本当に自分を持っている子は
     思いを口に出しているんです。でもそういう子は、周りから確実に
     嫌われるんです。僕はまずその子たちをかばいたいんですよ。」

85 :
1話目見終えた
メインの四人が好きじゃなかった
喰わず嫌いだったかも

86 :
通しで見て面白かったけど感想書こうとしたら
真木よう子のおっぱいしか記憶に残ってないw

87 :
昔、てんやわんやって漫才師がいてだね。理由なのか交通手段なのかでチグハグになる「なんで行ったの?」って名作漫才があったのだよ。
「まだ君に恋してる」とか「ウィスキーがお好きでしょ」とかその辺持って来る辺り、そう言う小技も大技も「のものものまね」とか小技を大技に持ってくのとかめちゃめちゃすげぇよね。
他のドラマみたく時事ネタ系入れてもそれが視聴者に迎合してるようにあまり感じられず、リアルに感じられるのがすごい

88 :
セリフ・言葉を大事にした脚本が光る。主演の瑛太と尾野真千子の会話のテンポが心地よく饒舌と思えるセリフが魅力的でさえある。
若い男女が共に生きていくことの意味とその可能性を掘り下げた内容の深い作品

89 :
万城目学
‏
ようやく、『最高の離婚』スペシャルを見ました。相変わらず、シリアスとユーモアの同居具合がすばらしかったです。男女の喧嘩の組立て方が本当に巧みで、できたら海外ドラマ並みに第1シーズン、
第2シーズンとこのエッセンスを活かした様々な世代が動き回る群像劇をもっともっと見たいと思いました。

90 :
ebisu5saro 坂元裕二
マルモのスリッパで号泣。

91 :
「坂元裕二のシナリオ講座」受講レポート
http://blog.livedoor.jp/scd_nom/archives/8115690.html
木皿泉のシナリオ講座」受講レポート

92 :
捨てられた犬猫のような諒がああこういうヒモ男が好きな女いるいる〜と妙なリアリティがあった

93 :
野沢も坂元も複数の釣り糸を最後にひとつにつないで回収する良識人
野島は釣り糸を投げ捨てたままにする社会のゴミ
野島の脚本はストーリー展開が派手なだけ
韓流ドラマみたいなものでツマラン

94 :
101回目のプロポーズの前半だけはよくできた脚本だと思う

95 :
エンディングダンスの女優が気持ち悪いくらい痩せすぎて全くエロくなかった

96 :
真木よう子のおっぱいしか記憶にない

97 :
>>94
わかる。真壁さんが出てきたとこから、おもしろくなくなった。

最高の離婚はもう続編無しなのかな?

98 :
今回は役に対する固定概念が最初から外れていると思うんですよね。
『この人はこういう時、こういうことをする人だ』と脚本を読み進めていけば分かっていた今までの作りが、
『この人、一貫性なくない?』ということを、坂元さんは敢えてしている。

弁が立つ諭高は論理的に話を展開したかと思いきや、矢先に“矛盾”した言葉を口にする一幕も。坂元氏と直接、話はしていないが「人間って複雑怪奇で、多面的。
恐ろしいほど人が変わる“ジャンプ”する瞬間があったり。例えば、今、インタビューを受けて話をしている僕と、
マネジャーと話をしている時の僕が違うように、そういう複雑なものが人間でしょ、と。より人間の本質に迫ろうとしている坂元さんの意図を、第1話の脚本を読んだ時に感じたんです。そう提示されている以上、テクニカルな部分どうのこうのということじゃなく、
こっちは人間でいるしかない。自分の頭の中で役を作って『諭高はこういう人です』と演じてしまうと、本当に2Dの人になっちゃう。3Dの人にしていくためには、
完全に僕の状態のまま、現場にいないといけない。人間性に立体感が出る作り方をしないと、自分が納得できないんです」。

99 :
真木よう子がなんで瑛太を捨てたかを長々語るシーンで、その話が終わってからさりげなく「かえろっか」ていう綾野剛が空気読めてる〜て思ってかっこよかった
普段空気読めないのに

100 :
あげー


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