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ここだけ殺人鬼がいる豪華ホテル


1 :2015/02/22 〜 最終レス :2018/11/11
4がついているレスの人は、殺される
50.100.150.200は犯人と疑われる
真犯人は、301

2 :
わたくし、このホテルの支配人の綾小路弾正でございます。皆様、ようこそ当ホテルへお越し下さいました…

3 :
おい、どういうことだよ!
湯がでねえじゃねえか!

4 :
あら〜意外と良いホテルじゃない〜
ねえ、いいの? >>5
奥様放っておいて

5 :
>>4
「彼女の事は、もう大丈夫。何もできないから。それより、楽しもう。」
男はそう言うと女の手を取りエレベーターに乗り込んだ。
もし4の女がもう少しだけ注意深ければ気が付いただろう、
男の姿が鏡に映っていないことに。

6 :
冗談じゃない!
殺人鬼のいるホテルになんかいられるか!!

宿泊はキャンセルさせてもらう!!

7 :
お客さま、当ホテルに殺人鬼がいると言うのは、根も葉もない噂でございます。
お客様都合の当日キャンセルとなりますと、
100パーセントのキャンセル料を頂くことになっておりますが、
それでもキャンセルなさりますか?

8 :
「やれやれ、僕はこのホテルに秘密の地下室があるなんていう幼稚な都市伝説は信じないね。 >>8大先生の意見を聞きたいな」と常識人風の男が、その連れと思われる男に問い掛けた。

9 :
「自分の名前に大先生をつけるとは>>8も変わった奴じゃのう」

10 :
二重人格オチかよ

11 :
「多重、貴方はひとの事言えないわよ。それに多田野さんもキャラ付けに必死なんだし」
9にそう話しかけたのは、一見普通な作家、西湖 蓮、
8の常識人風の男は、全てに凡庸な作家、多田野 凡人、
9の老人風に話す女は、男装の麗人、異装の作家、仁角 多重、
だった。

12 :
ただの凡人w w w

13 :
「ところで、>>4はいつ殺されるんじゃ? 儂はもう待ちきれんぞ。いっそ儂がやるか」

14 :
多田野は案外生き残りそう

15 :
>>14「お客様、お連れの方のご気分がすぐれないそうです。医務室の方にお急ぎ下さい。」
これが、確認されている、14の生きている最後の姿だった。

>>13 あの展開では、4はとっくに死んでいるだろう。
最初の被害者の死体が、すぐに発見されないのは良くあるパターン)

16 :
ちょっと…だ、誰か……
助け…て…
誰か…来て……
ここは…何処…な……の?
誰…か……………

17 :
ボーイ1「今なんか、声が聞こえなかったか?」
ボーイ2「おいおい、止めてくれよ。このホテルは、色々といわくつきだからな。」
ボーイ1「ちょ、お前”いわくつき”ってなんだよ。」
ボーイ2「俺の口からは、ちょっとな。お前もおいおい解ってくるさ。」

18 :
突然の雪で電車が不通なんだ
やっと泊まれそうなホテルを見つけたのに…
このホテル、誰もいないのか?

19 :
老婆がガン見…ジィ

20 :
400の大台にまでいったら、大量殺人が延々と続くわけか

21 :
ん?電話がつながらない?
スマホも圏外だしまいったな…

22 :
>>18>>21
嘘だろ?マジかよ…しかたねえ、誰かいないか見てくるから2人ともここで…
ん、何だあれ?見ろよ、ほら、あそこ。あの窓から何か出てないか?

23 :
あ、あれはDSR!みんな伏せろお!!

24 :
バカ!伏せろ>>25
くそっ!!

25 :
へ?DSR?なにそれ?え、なになに?うわっ!
>>24?おい、しっかりしろ、おい!おい!お前、なんで…

26 :
騒がしいな、何かあったのか?
ひっ、し…死体!?

27 :
ギャーーー\(>_<)/

28 :
だ、誰か救急車を!いや、警察か!?圏外!?
フロントだ!電話を頼む!

29 :
…だめだつながらない
この中に医者はいないか!?

30 :
お医者さんはいなかったので、お坊さん連れてきました!

31 :
お坊さんがお経唱えてるうちに現場検証でもするか誰か手伝ってくれ

32 :
>>31
あんた、刑事さんか?良かった
街から応援は呼べないのか!?

33 :
>>31さっきからやってるが連絡がつかない
仮に呼べたとしてもこの天気だすぐには来ないだろう

34 :
さっきの叫び声、DSRとか言ってたな
そういえば昔、DSRが凶器になった事件がここで起きたはず…図書室に保存されてるか?
ちょっと調べてみるか、ん?あんたも同じことを?目の付け所がいいな、一緒に行くか?

35 :
じゃ、図書室に行こうぜ。
>>34?どうした?し、死んでる。

36 :
また人が死んだのか!?
どうなってるんだこのホテルは!

37 :
その頃、荒天の中をホテルに向かうバイクの一団があった。
極悪暴走族シニシニ団である。
ホテルで略奪を行うために、彼らが、電話線とファイバー・ケーブルを切断し、
最寄りの携帯基地局を破壊したのだった。

38 :
僕の考えたシニシニ団、メンバー表
氷室 零(ヒムロレイ)色白の下っ端 自称・白い悪魔
粕寺 市判(カステライチバン)食糧調達担当1
蝋面 二郎(ロウメンジロウ)食糧調達担当2
三村 夏雄(ミムラナツオ)突っ込み担当
四葉 耕作(ヨツバコウサク)下工作と電子工作担当
石田 五右衛門(イシダゴエモン)剣道担当
道田 六佐武朗(ミチダロクサブロウ)シニシニ団のボス 自称・タイマンの鉄人
新井 菜々緒(アライナナオ)9頭身の女王様 アクション担当女子
桜 八重乃(サクラヤエノ)巨乳 お色気担当女子
葛野 九頭男(クズノクズオ)クズの中のクズ 下っ端の下っ端

39 :
という夢を見たんだ

40 :
34の上着のポケットにはメモ用紙が入っていたそこには女性の書いたものなのかかわいらしい丸文字が書かれていた。
しかし内容はお世辞にもかわいらしいとは言えない
『殺しはまだ始まったばかりです。その証拠としてこれから10人を連続で天に送って差し上げます 綾小路緋紗緒』
この恐ろしい手紙は混乱を呼び起こした

その時騒ぎを聞きつけた若い男が騒ぎを聞きつけ浅黒い顔をした青年がやってきた。そして殺人事件の話を、恐ろしい殺害予告の話を聞くと
「僕はもうこんなホテルにはいられない。天気は確かに悪いが殺人犯と夜を明かすよりずっとましだからね。それじゃ、お先失礼ッ」
そういうと男は肩まで届く長髪を強風にあおられるがままにしながら足早にホテルを立ち去ろうとした……

41 :
「ヒムロ、行きまーす!」そう叫びなら、ホテルの敷地に侵入した氷室のバイクの前輪が突然バーストした。
氷室のバイクはコントロールを失い、ホテルから出てきた長髪の男(これを40とする)に突っ込んだ。
そして、長髪の男も氷室も死んだ。

42 :
「大丈夫か!ヒム!」そう言って、氷室の方に駆け寄った粕寺は、突然、倒れた。

43 :
「いったい、何が起こっ」最後まで言葉を言い切ることなく、蝋面の頭ははじけ散った。

44 :
「ホラー映画かよ!!」と、突っ込んだところで、三村は崩れ落ちた。

45 :
突然四葉が胸を押さえてせき込み苦しみ始めた。持病のぜんそくの発作が起こったのだ。
いつものようにバッグを探るが
「だれかがパクったんだ」それだけを言うと彼は静かに瞳を閉じた。

46 :
「ムッ」三村の死体に歩み寄って行った石田は突然、飛び退いた。
石田がさっきまでいたところに着弾があった。
さらに石田が飛び退くと、そこにも着弾があった。
「そこか。」そう言うと、ホテルを取り巻く木立の方に走っていった。

47 :
「まて、石田。俺も行く。菜々緒、クズオ、八重乃を頼む。」
そう言い残すと、道田は石田を追っていった。

48 :
「わかった。まかせて。」菜々緒がそう言って道田を送り出してからしばらく時間が経った。
木立から人影が現れた。両手に何か持っている。菜々緒は、ナイフを取り出し、身構えた。
人影は両手に持った物を菜々緒達の方に放り投げた。
それは、道田と石田の首だった。
「きさまぁー」菜々緒は影の方に向かった行った。
影は背中に背負ったライフルDSR-1を構えた。
菜々緒は、DSR-1を蹴り飛ばした。DSR-1は葛野もとまで飛んでいった。
菜々緒は、ナイフを手に影に飛びかかった。
しかし、次の瞬間、頸から血を吹き出しながら、崩れ落ちた。

49 :
「ひっ」影に慄いたクズオは八重乃を影のほうへ突き飛ばしDSR-1を抱えて逃げた
大分逃げた安心感から振り向くと八重乃の首を手にした影が追ってくる
震える手でDSR-1を構えたクズオはなぜ影がやすやすと菜々緒にDSR-1を奪われたのか考えもしなかった
激しい炸裂音が止んだ後残されたのは暴発した銃の残骸とクズオの死体だけだった

50 :
……スタスタ

51 :
>>50
ちょっとお話聞かせてもらっていいですか?

52 :
(今は捕まるわけにはいかない。とにかく急ぐことだ)


ヒラリ

53 :
ダイニングにダイイングメッセージが残されていた

Ш



54 :
これは「山口一(やまぐち・はじめ)」と読むに違いない!
そう思った瞬間、強烈な眩暈がして、私は膝から崩れ落ちた。

55 :
「みなさーん。ブランデーをお持ちしましたよー。って54さん!」


時刻はまだ10時を回ったばかり。しかし死者はすでに15人を数える。(もっとも、4の死体は見つかっていないが)

56 :
「54さん、しっかりしてください。脈もあるし、息もされている、急いで医務室にお連れしなくては。」
54は周りに聞こえるようにそう言うと、ボーイを呼び寄せ、55の死体を運び出させた。
支配人の綾小路に、宿泊客に不安が広がらぬように立ち回れと、支持を受けていたからだ。

(4だけではなく14の死体も見つかっていないと、思うのだが)

57 :
>>40のポケットに入っていたメモの署名『綾小路緋紗緒』とは何者でしょうか?
やっぱり同姓ということで支配人の縁者でしょうか?調べてみませんか、三井先輩?」

(勝手ですが>>31の刑事さん3つ1とこじつけて三井と呼ばせていただきます)

58 :
「わしもご一緒させていただいてもかまいませんかな?」
男装の作家仁角 多重は職業上の好奇心から刑事の捜査に立ち会うことを望んだ

59 :
「みなさんお知らせがあります。」
ダイニングに現れた支配人の綾小路は続けた。
「24様と34様の事件の犯人が判りました。
先ほど、駐車場で爆発音がしまして、警備員が駆け付けたところ、
ライフル銃を持って死んでいる男を発見しました。
この男の持っていたライフル銃が、凶器と推察されます。
なお、この犯人の男はライフル銃の暴発で死亡しました。
ですから、皆さんどうぞご安心ください。」

(ところで、57は誰?)

60 :
綾小路はそう言うと、恐怖心を消すためか酒を煽り、泥酔した女の胸元を揉み始めた。肌理の細かい肌に波紋が広がる──。
このあまりにも大胆な行為に下半身を燃やした男性客は少なくなかったであろう。

61 :
胸をもまれた西湖はまんざらでもなさそうだった。
「おうおうおう、オッサン俺の女に何してくれてんだ。」
そう言うと、多重は、綾小路に蹴りをいれた。
多重の人格はご隠居から八五郎に交代していた。
「ば、場を和ます為のチョットしたプラクティカルジョークじゃないですか。」
「それはそうと、おめぇに、聞きてぇ事があんだ。緋紗緒ってぇ女のことだ。」
緋紗緒の名を聞いて綾小路は青くなった。

62 :
「緋紗緒は…彼女はこの件には関係ない。ある筈がないんだ。彼女は…」
丁寧な言葉遣いも忘れるほど動揺しているのか、震える声でつぶやくとそれきり綾小路は黙り込んだ

(>>59 三井刑事の後輩で新人刑事のつもりでした。追加人物のことは書いておいたほうがよかったですね
すみません。名前は安直ですが若井 新でお願いします)

63 :
「さっきは、うやむやになりましたけど図書室にでも行ってみませんか。そこに何かヒントがある気がしてならないんですよ。」
腕を組みながら今時珍しい着物姿でそう切り出したのは新進気鋭の将棋棋士羽生創穂―はにゅうそうほ―だ。
「そのお召し物は将棋かなにかの先生ですか。では先生にはそちらを見てもらいましょうか」三井は人員不足を補ってくれそうなこの若者に愛想良く答えた
「やめてくださいよ僕はまだ高校生です。先生なんてたいそうなものでは。」

64 :
二人の話を盗み聞きしていた大島幸子は図書室へ走った。
大島はよく言えば羽生の追っかけ、悪く言えばストーカーであった。
あわよくば、図書室で羽生と二人きりになれると思ったからである。
大島本人は自分の事を大島優子似だと思っていたが、実際には森三中の大島美幸似ていた。
世の中ほんの少しで大違いである。
大島が図書室につくと立ち入り禁止のプレートが掛かって鍵が掛かっていた。
大島はプレートを外し鍵をピッキングで開けた。
書棚には分厚い革装丁の本が並んでいたが、一棚だけスクラップブックが並んでいた。
大島はスクラップブックの一冊を手に取ってめくり始めた。
それは、四季折々のホテルの写真や新聞の紹介記事で埋め尽くされていた。所々剥がされた跡があった。
スクラップブックを捲っているうちに強い眠気に襲われた。大島は眠りに落ちた。
そして、死んだ。
図書室の空気に一酸化炭素が含まれていたのだ。

65 :
「でも緋紗緒という人物も気になりますよ。先輩、そっちはどうするんですか?
2手に分かれて調べてみませんか?いや、でも下手に分かれないほうがいいのかなあ、うーん」
困ったように若井は三井に尋ねる

66 :
図書室で発生した一酸化炭素に反応したのだろうか、ホテル中に火災警報器の音が鳴り響く
「火事だ!」と誰かが叫んだことで場は一気にざわめきだした
「火元はどこだ!」「早く外へ!」「皆さん落ち着いてください!」
次々叫び声に煽られ、パニックは広がっていく

67 :
火災警報はダイニングにも鳴り響いた。
ダイニングにいたほとんどの人間が非難の為、ダイニングから出ていった。
支配人を囲む何人か人間がダイニングに残った。
支配人「何てことだ、緋紗緒の呪いだ。これが、このホテルの運命なのか」
給仕係「支配人しかっりしてください。」
「人払いはしてやったぜ。そろそろ、話してやったらどうだ。」
一同が声の方を向くと、男がテーブルの上にのり火災報知機をライターであぶっていた。50の男だった。
もちろんダイニングにいた一同は彼が50の男だとは知らない。
「誰だお前は?」50は54が発見したメッセージをちらりと見るといった。
「山口一」男はテーブルからヒラリと飛び降りると、いずこへともなく去って行った。
……スタスタ

68 :
そしてダイニングにはこうメッセージが残されていた
「こんや12じだれかがしぬ」

ダイニングメッセージか・・・しゃれたまねを
柱の陰でニヤリと笑う者がいた

69 :
なんだよぉ火事なんて起きてねえじゃねえかよぉ走り回って損しちまったぜ

70 :
69は自分が図書室の前にいることに気付いた
ダイニングまで引き返そうとしたが
図書室のドアの窓ガラスから中に女が倒れているのを見つけた

71 :
「大丈夫か!」
69は図書室のドアを勢いよく開けた。
その途端、倒れていた女が起き上がった。
「あ〜あ、よく寝た」
勢いよく開けたせいで跳ね返ったドアが、69の後頭部を直撃した。

72 :
「で?それであんたここで気絶してたっていうのかい?」三井刑事は取り合うのも面倒だといった口調で69に確認をした。
上下を濃紺のジャージで固めた69は自分が疑われていることに気づき大島が起き上ったのだと主張するが
大島の死後硬直の状態からして彼女が火事騒ぎの前に死んだことは明白だった。

73 :
「例えば、ですけど69さんが見たのは大島さんじゃなく他の女性だったとか?
そういう可能性はないっすかね?69さん、本当にあなたが見たのはこの人だったんですか?」
大島の遺体を見せて若井刑事が尋ねる

74 :
69「本当です。この女です。本当なんです。信じてください、刑事さん。『あ〜あ、よく寝た』と言って起き上がると、机の上にあるスクラップブックを指さしたんです。でも、そこまでで、俺は気を失ってしまったんです。今もまだ頭が痛い。痛い、痛い、うっ、ううう。」
男は頭を抱え込んで、崩れ落ちた。

男は死んでいた。

75 :
「69さん、69さん!?しっかりしてください、69さん!!」
若井刑事が呼びかけるも男はもう動かない
「先輩、これってどうして、こんな突然…」振り返りつぶやく若井刑事の声は震えていた

76 :
「落ち着け、若井。俺たちが熱くなって、どうやって事件が解決するというのだ。冷静になれ。」
それは、三井の自分自身へ向けての言葉でもあった。69の遺体を図書室に運び込んだ。幸いにも一酸化炭素は何度もドアを開け閉めしたことにより、濃度が下がっていた。
二人はスクラップブックを持って支配人室へ急いだ。ダイニングから場所を変えて、緋紗緒の事を話すというのだ。二人が支配人室についたとき、綾小路は重い口を開き始めていた。
 
「さてどこからお話したらよいものか。緋紗緒、綾小路緋紗緒は私の曾祖母にあたります。と言っても血の

つながりはないのですが。」
ぽつりぽつりと語り出した。支配人の話をかいつまむと、以下のようにだった。
 
綾小路の家はもともと綾野という姓の下級武士だった。その頃、このあたりには広大な寺領を有する古刹が有った。
綾野は明治の初めの廃仏毀釈令を利用して綾野は村人を煽動し寺を焼き討ちさせ、ドサクサに紛れ寺の財宝を盗み出し、巧みに寺領を自分のものとした。
その富を元に綾野家は発展し、さらなる飛躍を遂げる為に綾小路と姓を改めた。その頃にはこのホテルの本館に前身と成るネオ・ルネサンス式の城館が完成していた。
昭和の初期には帝国議員を排出するまでに成っていた。そんな中、緋紗緒は16で綾小路の家に嫁いで来た。昭和44年、3人の子供を産み、4人目の出産の為、実家に戻った。
緋紗緒が実家に戻っている間に、緋紗緒の義父に当たる当時の綾小路の当主が、新たに入手した宝を披露するため舞踏会を催した。そして、その舞踏会の当日悲劇は起きた。その時、館にいた一人残らず、何者かによって、皆殺しにされた。
村人は、寺の祟りであると、噂した。

77 :
訂正、× 昭和44年、3人の子供を産み、 ○ 昭和20年、3人の子供を産み、
 
一度に夫と3人の子供を無くしたショックで、緋紗緒は身ごもっていた子供も流産してしまった。緋紗緒は、遺産相続人として、綾小路の屋敷や財産を焼き払うように主張した。それが、夫からの最後の指示だというのだ。
困りはてた綾小路の一族に前に助言をする弁護士が現れた。一族は助言に従い、遠縁の綾野家から緋紗緒に養子をもらい、緋紗緒をT県にあるS精神病院に入院させた。この養子が、現支配人の祖父だった。
終戦の一年前、緋紗緒は24歳で精神病院に隔離された。館は終戦時にGHQに接収され、返還後、支配人の祖父によりホテルに改修された。
緋紗緒は、昭和30年6月、S精神病院の大規模な火災により焼死した。
最後まで館を焼き払うよう主張していたという。

78 :
それなら彼女は60年も前に死んだってことだろ。いったい誰が彼女の名を騙ったのやら…

79 :
多田野「78さん、緋紗緒の名を騙る以上、緋紗緒が隔離された理由を知っている必要がある。ということは、当時の綾小路の関係者に関係者に絞られるわけですね。」
西条「ちょっと待ってください。S精神病院の火事は18名の死者と多数の行方不明者がでたんですよね。緋紗緒さんの死体はちゃんと確認されたんですか?」
多田野「何を言ってるんだあなたは、もし生きていたとしも100近い老人ですよ。」
西条「可能性の問題ですよ。実行はできなくとも依頼はでるし、復讐者を育てることだってできたはずだ。それに、記事としてはそちらの方が面白い。」
多田野「”面白い”ってなんですか。あなた、一体何者なんです。」
西条「申し遅れました。私、ゲスニックマガジンの西条です。」

80 :
「ちょっと待て!あんたら一体どこから出てきたんだ、立ち聞きでもしていたのか!?」
突然現れた3人に三井刑事が問いかける
支配人室に入る時には確かに自分と若井刑事しかいないことを確認したはずだ
重要な証言が刑事以外に漏れる、これは今後の捜査への支配人の信頼と協力が揺らぐことを意味するのだ

81 :
西湖「可能性なら他にもあるわ。
例えば、当時の綾小路の当主が手に入れたという宝を狙っている者だったら、その辺の事まで、調べているんじゃないかな。
あと、綾小路が焼き討ちに関わったお寺の関係者とか、この片に古くからすんでいる住人とか、S病院の関係者とか、もしかしたら、ホテルの従業員だって知ってるかも知れない。」

82 :
ボーイ
ボーイ2

83 :
本当にすまない。上のは無視してくれ
ボーイ1「なんかすごいこと聞いちゃったんじゃないか俺たち…」
ボーイ2「そういえばさ、この間ここのグループの商社の社長が急死しただろ。その時も
     謎の手紙が届いたそうだぜ、その差出人ももしかすると…」
ボーイ1「お前どうしてそんなことばっか知っているんだよ」
ボーイ2「まあ俺ぐらいの古株になると情報網っていうものがあるってことでここは1つ納得してくれ」

84 :
「いろんなお湯がある♪どれから入ろうかな。
このきれいな赤いお湯にしよう。」
元グラドルの混貝美奈子は中庭の地下に造られた温泉浴場で入浴していた。
「これ何の色なんだろう?この草みたいなのはなんだろう。
キャー」
草みたいなものは髪の毛だった。そして、髪には本体もついていた。
お湯の赤い色は血の色だったのだ。

85 :
ボーイ1「今なんか、声が聞こえなかったか?」
ボーイ2「聞こえた。地下浴場の方からだな。これはラッキーかもよ。」
二人は地下浴場に全力で走った。浴室には裸の女が震えていた。
ボーイ1「お客さん、大丈夫ですか。」
ボーイたちが女の指さす湯船を見るとそこには死体が浮かんでいた。
ボーイ1「支配人を呼んできてくれ。」
ボーイ2は浴室に未練を残しながらも支配人室に走った。

その頃、支配人室では、
仁角「”あんたら一体どこから出てきたんだ”とはどういうことだ。おめーらの目は節穴か?おめーらがこの部屋に来る前から、こちとらここに居たんだぜ。そんな事だから、事件の一つも解決できねぇんだ。こんちくしょう。」
三井には、突然3人の人間が現れたように見えたが、支配人室の三井からみて死角となる場所に、それなりの人数がいたのだった。
多田野「多重さん落ち着いて。刑事さんにだってミスはある。ところで、前から伺いたかったのですが、このホテルには秘密の室なんてあるんですか?」
支配人「あるともないとも言えません。昔の綾小路やGHQが作ったものがないとはいえません。それとは別に、もう使っていない石炭室、ボイラー室、使用人部屋、その手の物ならいくらでも有ります。
それに、ホテルを改装した時のデッドスペースが秘密の室に当たるかもしれない。このホテルを改装した建築家なら知っているかも知れません。」
ボーイ2「大変だ。地下浴場に死体があるんです。」
>>80すまん。書き込みに気が付かなった。)

86 :
地下浴場についた、支配人一行は更衣室でバスタオル一枚で

更衣室にはバスタオル一枚で震える女とボーイ1が待っていた。
支配人「ボーイ1、ボーイ2、君たちは更衣室の外で浴場に誰も入らないように、立ち番をしていてくれ。」
西条「ん、あなた、元グラドルの混貝さんですよね。後でインタビューお願いします。」
一行は浴室へ入って行った。
多田野「あれ、この死体、前に”多田野は案外生き残りそう ”とか言ってた人じゃないか?」
西湖「確かこの人は医務室に呼ばれたいった人です。どうしてこんなことに。」
刑事二人は14の死体を湯船から引き揚げた。
三井「致命傷になりそうなのは後頭部の裂傷だけか。ほかにめぼしい傷も無いか」
若井「何者かに鈍器で後頭部を殴られた、ということでいいのでしょうか?」
支配人「待ってください、湯船で転んで頭を打って、その打ち所が悪かったてこともあるでしょう。」
西条「誰かに突き飛ばされて、転んだってことですかね。」
支配人「違う違う、単純な事故という意味でだよ。」
西条「ここに至ってもまだ、事なかれ主義かよ。あんた、ある意味すげぇよ。」

87 :
西条の言葉にわずかに顔をしかめた支配人だが落ち着いた声で答える
「殺人と決めつける証拠もないでしょう。むしろ殺人と決めつけて、いもしない犯人捜しをする利点などどこにあるんですか?
それとも何か殺人と断定できる証拠でもあるんですか?もし百歩譲って殺人としても犯人はもう死亡しているあの男(>>49>>59)でしょう?」

88 :
気づくと、外で立ち番をしていたはずのボーイ1が更衣室の中にいた。
「支配人サンよ、いつまで現実から目を背けているんだい?
 こいつは殺人に決まっているじゃないか!
 なぜなら、そいつを殺したのはこのオレ様だからだ!」
そう宣言すると、パート1は耳障りな高笑いを響かせた。

89 :
支配人「な、何を言っているんだ、君は。いや、うん、そうか。刑事さん、私はこれが不幸な事故だと確信しています。
しかし、仮にこれが殺人だったとしても、彼が犯人だと名乗り出ているのですから、これ以上の捜査は必要ないわけですよね。これで、この事件は幕引きにしましょう。」
一同は騒然とし始めた。
西条「そんな、訳ないだろ」
仁角「おめぇ、いったい何言ってやがんだ。これで終われるわけねぇだろうよ。」
多田野「しかし、本人もそういってる分けだし。」
羽生「彼がやったと言う証拠もなければ、動機も判らない。この段階で彼の自白を鵜呑みにする訳にはいかないでしょう。」
若井「先輩、どうします?」

90 :
「ふん、なら聞かせてもらおうか。14を殺した動機、殺害方法を洗いざらいな。
順を追って話せよ?わかりやすくな。真犯人ならできるだろ?できないなら…お前が何を隠してるか調べるだけだ」
ボーイ1の意図はわからない。しかしこれまでの記憶や死体からわかる情報と少しでも矛盾する答えがあるなら
それが何かの重要な手がかりになる予感がする。鵜呑みにするのではなく矛盾を探し突き止める。
三井の目は自然に鋭くなっていた。

91 :
西湖「ちょっと待って下さい。ここで、事情聴取するのはどうかと思います。綾小路さん、どこか適当な場所はありませんか?」
支配人「旧金庫室はどうでしょう。あそこの前室なら鉄格子も入っています。」
三井「では、第一発見者の女性と共に移動しましょう。」
一同、更衣室へ
若井「あれ、いないぞ。ここに留まるように言って置くべきだったかな。失敗したな。」
一同、浴場の外の廊下へ
若井「女の人は、部屋に帰りました?」
ボーイ2「女の人って、ナイスバディの?私は気がつきませんでしたよ。」
若井「あれ、おかしいなぁ。」
支配人「他のボーイも呼んで。浴室のご遺体を安置室に運んで置いて下さい。お願いしましたよ。」
西条「私はもう少し浴場の方を調べていきたいので、ここで。後から、旧金庫室の方に伺います。」
旧金庫室へ移動しながら
多田野「ところで、なぜあんな地下に浴場があるんですか?」
支配人「あれはGHQが作った倉庫か何かだったんですよ。それを、建築家の中村青一先生のアドバイスで地下浴場に改修したんです。
その当時からずっと、このホテルの改修等は中村設計事務所にお願いしていましてね。
いまは、青一先生の孫の青三先生に建築関係はお任せしています。」

92 :
若井「さぁ、残さず事情を話してもらおうか?」
ボーイ1「断る。黙秘権を行使させてもらう。だが、オレ様が殺したと言っている以上、キサマラにはあれを殺人として捜査する義務があるはずだ。」
仁角「この餓鬼が図に乗りやがって。おい、誰か、ヤットコ(大きなペンチみたいなもの)もってこい。」
多田野「拷問は、さすがにまずいよ。」
三井「まっ、そんな事だと思っていたよ。仕方がない。先に第一発見者の聴取を行おう。若井君、混貝さんの部屋を見てきてくれ。
支配人、構内電話のようなものがあるだろう、それで手の空いているホテルの従業員に混貝さんを探すように伝えてくれ。」
支配人は、構内電話用PHSで、ホテルのスタッフに指示をだした。

93 :
通話を終えた支配人はふと、入り口に目を向ける
きぃ、ときしんだ音を立てて開いたドアの横にうつろな瞳をした混貝が壁にもたれるように立っている
微動だにせず、光を失った瞳でこちらを見つめながら青白い顔を覗かせていた

94 :
その頃、一人浴場に残った西条は、更衣室を調べていた。
刑事も作家も気がつかなかったようだが、更衣室には混貝の物と思われる衣服が残っていた。それに廊下で番をしていたボーイも混貝を見ていないと言う。
つまり、混貝は全裸に近い状態でこの更衣室から消え去った事に成る。この部屋には何かある、記者のカンがそう告げていた。
西条は更衣室の隅々まで調べていたが、何も見つけられなかった。
「何かあるはずだ。」
突然、西条は備え付けのベビーパウダーを床にぶちまけ、ドライヤーで吹き飛ばした。
すると壁に配された巨大な柱時計に向かって足跡が続いていた。その足跡は柱時計に吸い込まれたように終わっていた。
柱時計を動かそうとしてみたがびくともしなかった。西条はとりあえず柱時計を良く調べてみる事にした。
古い時計だが良く手入れされている。文字盤はローマ数字で飾られ、下部に小さな文字で社名とおぼしき”Eternal Empire Company”と刻んであった。
「ん」
西条は社名ののlとEの間がかすかに黒ずんでいるのだ。良く手入れされた時計だからこそ違和感が際立った。
ダイニングのテーブルに書かれた、
Ш


の文字のことを思い出した。
そして、柱時計の正面のガラス盤を開けると、lとEの間を押した。柱時計から、カチリと言う音がした。
動かそうすると柱時計は横に動かせた。柱時計の向こうには暗い通路が続いていた。迷わず西条は通路に入って行った。
「アタリだな。」
西条がそう呟いた瞬間、何者かのナイフが西条の頸動脈を切り裂いた。柱時計が死体の後ろで静かに閉まった。

95 :
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96 :
ボーイ2「やれやれ、また死体の片づけか。今日一日でいったい何体目だ。な何だこれは?」
ボーイ達が浴場の更衣室のドアを開けると更衣室はベビーパウダーだらけだった。
ボーイ2「また仕事が増えたよ。悪いけど、浴室の片づけが終わったら、ここの掃除しといて。一人で。」
ボーイ3「え、俺だけで、ですか?」
ボーイ2「悪い。今日はいろいろ忙しいんだ。」

その頃、支配人室では。
西湖「この人、大丈夫かしら?目が行っちゃってる。確か、麻薬かなんかで捕まったのでしよね?」
三井「覚せい剤です。しばらく事情聴取などできそうにない。」
多田野「そんなことより、こんな恰好で更衣室からこまで来たんでしょうか?よく騒ぎにならなかったな。」
支配人「お若い刑事さんには連絡します?」
三井「ああ、頼むよ。ついでに、もし混貝のつれとかがいたら、一緒に連れてくるように伝えてくれ。」

97 :
(それにしてもなぜこのタイミングで混貝は覚醒剤など打っているのだろうか
死体を見た恐怖からの逃避か?それとも誰かに注射されたのか?それはなぜ?
犯人による口封じなら殺してしまったほうが手っ取り早いし確実な筈
いや、覚醒剤によるショック死を狙ったつもりが計算違いで生き延びてしまった、と考えるのは飛躍しすぎか?
何にせよ若井刑事と合流次第このことも話し合ってみた方がいいな)
三井はこれから若井とすべきことの整理を始めた

98 :
92の訂正、× その頃、支配人室では ○ その頃、旧金庫室では

更衣室では、ボーイ3が一人で後片付けをしていた。
ボーイ3「あれ、なんだこれ?」
更衣室の床に足跡の様な物が残っていたのだ。そして、その足跡は柱時計のところで終わっていた。
しかも、柱時計の周辺の床には血しぶきのような物が散っていた。
ボーイ3「すぐに、支配人に報告しなくちゃ。」

長い地下通路を抜けて、タワー棟の地下ラウンジに若井が到着すると、タワー棟のマネジャーが待っていた。
山崎「タワー棟のマネジャー山崎です。支配人から言われてお待ちしていました。混貝様が見つかったそうです。
それと、混貝様のおつれの尾塩様と小酒様もお連れしました。三井様のところまでお連れするようにとの事です。
こちらに、構内移動用のカーゴをご用意させて頂きましたので、お使い下さい。」

支配人「はい、私です。そうですか。分かりました。」構内電話用PHSを切ると支配人は言った。
支配人「地下浴場の更衣室で異変があったようです。なにやら、血痕の様な物が見つかったそうです。」
三井「さて、困ったな、手が足りない。」
羽生「僕に行かせてください。だれも行かないよりは良いでしょう。」
多田野「僕も一緒に行きましょう。この、大先生におませあれ。」
二人はそう言うと、三井の返事を待たずに旧金庫室を飛び出した。

99 :
旧金庫室を飛び出したところに、なんとバナナの皮が!
羽生はすってんころりん、多田野も倒れた羽生につまづいた。
二人は頭をうって気絶した。

支配人「なんでこんなところにバナナが……」

支配人がバナナの皮を手に取って見ると、そこには
Ш


の文字が書かれていた。

100 :
カチリ
開け放たれた旧金庫室のドアの正面の廊下に、配された巨大な柱時計が、音もなく横に動いた。
そして、柱時計の向こうの暗い通路から男が現れた。
「嫌ぁ〜。」旧金庫室の混貝が叫んだ。
男は、いつもなら無人の廊下に人がいることに驚くと共に、旧金庫室のなかにいる人達の刺すような視線に気が付いた。
「お取込み中?お取込み中ですね。これは失礼いたしました。」
そう言うと、男は柱時計の中の通路に戻り柱時計を閉めた。
三井「なんだあれは?」
支配人「あれが中村青三先生ですよ。」


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