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【安価SS】私の死神


1 :2020/01/19 〜 最終レス :2020/01/26
代行

2 :
ある日曜日の午後…


ピンポーン

ダイヤ「誰でしょうか。ルビィ、出てもらってもいい?」

ルビィ「はーい」テテテ…

ルビィ「お待たせしましたー」ガチャ

死神「お休みの日にすみません、死神ですけど」

ルビィ「ピギャアアアアアアッ!!?」

ルビィ「おねいちゃん!おねいちゃん助けて!死神さんが来た!!」ドタドタドタ

3 :
ダイヤ「は、はあ…!?なぜ今になって死神が来るのですか。お隣の細木さんの見間違いでは…」トコトコ

死神「あ、どうも」

ダイヤ「ほんとですわ!!」ンマーッ

ルビィ「だからゆったじゃん!悪霊退散っ悪霊退散っ、あっち行けー!間違ってはなまるちゃんのお家まで行けー!」塩パッパッ

ダイヤ「…今さら我が家になんの御用ですか?」

ルビィ「えっ」

死神「そう睨まず。今日来たのはあなたを訪ねてのことじゃないんですよ」

ダイヤ「まさか…」


死神「そっちのお嬢ちゃんに用があって来たんです」

4 :
カポーン…
※ししおどし


ダイヤ「粗茶ですが」

死神「これは失敬。いや、またここのお茶を飲めるとは」ズ

死神「うまい。うますぎる」

ルビィ「それはおまんじゅうのときにゆう言葉じゃ…」

ルビィ「ってゆうかおねいちゃん!なんで死神さんお家に上げちゃうの!?お茶まで出して!」

ダイヤ「落ち着きなさい、ルビィ。いえ落ち着けというのは無理があるけれど…」

ダイヤ「来てしまったものは、仕方がないのですわ。家に入れようが入れまいが運命に変わりはないのだから」

5 :
死神「随分物分かりがよくなりましたね、あんなに泣いて騒いでいた少女と同じ方だとは思えないほどだ」

ダイヤ「おかげさまでね」

ルビィ「ねえ、おねいちゃん、なんだかさっきから…まるでこの死神さんのこと、」

ダイヤ「…知っているわよ。なぜなら前にわたくしはこの死神さんとお会いしているのだから」

ルビィ「えええっ!?」

ダイヤ「だからどんな話をしにきたのか、概ねの予想がついているの」

ルビィ「そんな…そんな……おねいちゃんが死神さんとお友だちだったなんて…」アワアワ

ダイヤ「お友だちというような間柄ではありませんわ」

6 :
ルビィ「でも、でも…死神さんが会いにきたってことは、ルビィ……ルビィ………っ」プルプル

ダイヤ「泣かないの。黒澤の娘でしょう」ギュ

ダイヤ「それにね、まだ必ず『そう』と決まったわけではないのよ」

ルビィ「え…?」

ダイヤ「だってほら、考えてもごらんなさいな。わたくしは生きているでしょう」

ルビィ「ぁ…うん、そうだね…」グス

ダイヤ「この方が来たことは決して喜ばしいことではないけれど、来たのがこの方であったことは少しだけ喜ばしいことよ」

ダイヤ「死神さん。お話を、聞かせていただけますか」

死神「はい」

7 :
死神「ほんとは本人にしか話しちゃいけないんですけど、あなたは関係者と言えなくもないから大目に見ましょう。すでに交わった仲ですしね」

死神「黒澤ルビィさん」

ルビィ「は、はい」

死神「端的に言うと、あなたは死にます」

ルビィ「は、はい………やっぱり死ぬ!!!」

死神「七日後、来週の日曜日の夕方くらいに死にます」

ルビィ「具体的に死んじゃう!!!」

死神「いえ、まだあまり具体的ではありません」

8 :
死神「決まっているのは大体の日時と死の直因だけ。死に方も死に場所も、まだ曖昧なままです」

ルビィ「えっと、それってどういう…ちょくいん…?」

死神「あなたがなぜ死ぬのか──もっと言えば、誰に殺されるのか、ということです」

ルビィ「!!」

ダイヤ「殺される…」

ルビィ「ルビィ、こ…殺されるんですか…?」

死神「殺されます」


死神「津島善子さんの手によって」

9 :
ダイヤ「…!」

ルビィ「よしこちゃん…!?」

ダイヤ「やはり、そうなのですか…」

死神「もちろん。私はそういう部署の者ですからね」

ルビィ「部署」

死神「殺人課、痴情のもつれ係所属です」

ルビィ「ちじょう…?」

死神「恋人のいざこざで起こる殺人死亡の担当ってことですよ」

ルビィ「部署があるくらい多いことなんだ…」

10 :
死神「では前置きはこのくらいにして、本題に入るとしましょう。

死神「私が来たのは、死を宣告するためでもあなたをRためでもありません。死の運命を変えるためです。

死神「これから七日間で、『黒澤ルビィが津島善子に殺される』──『津島善子が黒澤ルビィをR』という運命を変えましょう」

ルビィ「そんなことできるんですか…」

ルビィ「でも、どうやって…?」

11 :
死神「私の所属からもわかる通り、津島善子さんがあなたをRのは痴情のもつれからです。わかりやすく事実に即して言い直すなら、『好き過ぎて』Rのです」

ルビィ「よしこちゃんがヤンデレだから!?」

死神「あっそうです、さすがですね」

ダイヤ「善子さんヤンデレなのね」

死神「七日後、あなたへの想いが強くなり過ぎてどうしようもなくなった津島善子さんは、とうとうRことであなたを手に入れようとします」

死神「そうなるのを防ぐのです、あなたと私で」

12 :
ルビィ「……………わかりました」

ダイヤ「! ルビィ、」

ルビィ「やります。やらなくちゃ、ルビィ死んじゃうんだもん」

ルビィ「死にたくないし、よしこちゃんに殺されたくなんかない。なによりも、よしこちゃんにそんなことさせたくない」

ルビィ「ルビィとよしこちゃんが好き同士になっちゃったことが『いけないこと』だったなんて、誰にもゆわせない」

ルビィ「死神さん」

死神「はい」

ルビィ「よろしくお願いします──」ペコッ

死神「努力をしましょう」

13 :
エログロ胸糞で頼む

14 :
死神「じゃあ契約が成立したところで、私の力をルビィさんに貸す方法を教えますね」

ルビィ「力を貸す?」

死神「はい。このまま放っておくとヤンデレ殺人コースまっしぐらなのですが、要所要所で私の力を使って軌道修正し、運命を変えようというのが今回の主旨ですから」

ルビィ「へ〜」

死神「名付けて『ちからずく作戦』です」

ルビィ「ちからずく作戦!!」パァ

ダイヤ「ちょっと楽しんでいませんか?」

死神「どうせやるなら仕事は楽しくやれと上から言われているので」

15 :
千歌らずく

16 :
死神「これから七日間、『安価』を出します」

ルビィ「安価」

死神「行動の選択肢のようなものです」

死神「私が一瞬だけ時間を止めて運命分岐のための平行世界を選択肢としてあなたに提示するので、ルビィさんはこれと思う選択肢を選んでください。私が運命をその方向にねじ曲げます」

ルビィ「わかりました!」

ダイヤ「本当に?本当にわかりましたか!?結構とんでもないことを言われているのよ!?」

死神「妹さんの方が物分かりよさそう」

ダイヤ キッ

死神 サッ

17 :
死神「基本的な動きはこれだけです。どうですか」

ルビィ「どうもなにも、やるって決めましたから!絶対によしこちゃんを助けてみせます!」

死神「いや、助かるのはあなた…」

ダイヤ「そういう子なのですわ、わたくしの妹は」

死神「はあ…」

死神「あ、最後に一つだけ」

ルビィ「うゅ?」

死神「一度だけ、スーパー死神タイムを用意しています」

ルビィ「すーぱー死神たいむ!!?」

18 :
死神「あなたが『元々できること』の範囲内に限りますが、一度だけ、私の力でそれにかかる時間や労力を全て肩代わりします」

死神「これは本当に一度だけしかあげられないチャンスなので、上手に使ってください」

ルビィ「…はい」

ダイヤ「…ルビィ。これからの七日間で、あなたの──あなた達の大きな運命が決まりますわ。わたくしにできることは少ないけれど、どうか覚えていて」

ダイヤ「不思議な力などなくとも、わたくしはいつでもあなたのために全てを投げ出すと。そんな姉がいるのだと、決して忘れないでいて」

ダイヤ「そして必ず──乗り越えてみせて」

ルビィ「死神さん、今!今スーパー死神タイム使う!ルビィがプリン食べる間おねいちゃんを止めててください!」タタタタ

ダイヤ「ああああァァァァ!!!??」

死神「えっと…」

ダイヤ「絶っっっ対にこんなところで消費しないでくださいな!!!」

死神「それを決める権利はあの子にしかないんですけど…」

ピンポーン

ダイルビかみ「「「!」」」

19 :
ルビィ「またお客さん」

ダイヤ「せっかくの日曜日だというのに、随分と慌ただしいですわね…」

死神「じゃ私は一旦これで」

死神 スゥ…

ルビィ「消えちゃった」

ダイヤ「あなたかなり肝が据わっているわね…っと、お客さんを待たせているのだったわ」

『ルビィ、いるんでしょー?来たわよあけてー』

ダイヤ「! この声は…」

ルビィ「よしこちゃんだ」


>>20
1.居留守するびぃ!
2.家にあげるびぃ!
3.おねいちゃんに「いない」ってゆってもらうびぃ!
4.家の外で遊ぶびぃ!

遅くなりましたが安価SS開始です
スーパー死神タイムは使うときに指定してください、必要になるかは知りませんが

20 :
2

21 :
期待

22 :
ルビィ「どう、しよう…」

ダイヤ「…それはあなたがお決めなさいな。あなたが変えると決めた、あなた自身の運命でしょう」

ルビィ「ん、そうだよね」

ルビィ「恋人がお家に来てくれたんだから、お返事なんか決まってるもんね」テテテ

ルビィ「お待たせ、よしこちゃん!お昼ごはんのお皿洗ってたら遅くなっちゃった」ガチャ

善子「………遅い。あなたが『いつでも家に来ていい』って言ったから、会いたくて沼津から来たのに。こんなに待たされるなんて思わなかった」

善子「ルビィは私のこと、もう好きじゃないんでしょ。だから待たせたんでしょ。ああなに、それとも遊びにきてた誰かを窓から逃げさせる時間でも稼いでた?そういうこと?」

善子「ずら丸かな。ずら丸でしょ、ちょっと待ってて、私ずら丸に話したいことができたから行ってくるわ」クルッ

ルビィ「行っちゃだーめ」ギュ

23 :
よだそう連れてこよう(ぬ〜べ〜感)

24 :
ルビィ「洗剤まみれの手で大好きなよしこちゃんにぎゅってするなんてできないから、ルビィ、きれいに手を洗ってたんだよ。そしたら遅くなっちゃったの」

ルビィ「ごめんね、待たせてさみしかったよね」

ルビィ「でも今からはなまるちゃんのとこに行っちゃったら、待ってくれた時間までむだになっちゃうよ。ね、ルビィとたくさんお話ししよ?」

善子「ルビィ…!」パァ

善子「うんっ、そうよね!そのために来たんだもの!」

ルビィ「えへへ、いらっしゃいよしこちゃん」

善子「おじゃましまーすっ!」ルン


ダイヤ (…善子さんがヤンデレと化したのに、ルビィの責任はどのくらいあると言えるのかしら) ムムム…

25 :
ルビィ「ルビィね、いつよしこちゃんが遊びにきてもいいようにお菓子いっぱい買ってるんだよ。チョコレートでしょー、クッキーでしょー、わたあめでしょー………って、あれ?」

善子「…」

ルビィ「よしこちゃん、どうかした?」

善子「この靴」

善子「ダイヤいるんだ」

ルビィ「うん、いるよ。呼ぶ?」

善子「ダイヤと二人きりだったのね。私が朝ごはん食べてるときも、ママと話してるときも、出かける準備してるときも、一人でバスに乗ってるときも、インターホンを鳴らして待ってるときも」

善子「ルビィはダイヤといたのね」

善子「ふぅん……」


ダイヤ (ひ──ひぃぃぃ………っ!!) ガタガタ

26 :
えぇ...

27 :
すでに一週間も持たなそうで草

28 :
ルビィ「それはそうだよぉ。だってここルビィとおねいちゃんの家だよ?よしこちゃんだってお家ではお母さんと二人だったんでしょ」プゥ

ルビィ「ずるいなー、よしこちゃんのお母さん。でも今からはルビィがよしこちゃんのこと独り占めしちゃうもんねーっ」

善子「と、当然っ!私はルビィ以外の誰にもこの肉体の一片たりとも預ける気なんかないんだからね!」

善子「女子高生という身分を間借りしたのは間違いだったわね、この人間界では『保護者』がいないと生活できないんだもの。あーあ、早くこんな仮初めの姿を手放してあなたと二人だけの世界へ行きたいわ」

ルビィ「うふふ、ルビィも」ニコニコ

ルビィ「ね、よしこちゃん。なにしよっか」

善子「そうねえ、私たくさん遊ぶもの持ってきたわよ。プレステとー、スイッチとー、3DSとー、Wiiとー」

ルビィ「こんなに持ってきたの!?やりすぎだよ、だからそんなに荷物おっきかったんだ〜」

善子「えへへ、だってルビィがやりたいって言ったもの持ってきてなかったら悔しくて悔しくて死にたくなるじゃない」

ルビィ「もーよしこちゃんってば〜、ルビィはよしこちゃんさえいてくれたらゲームなんか一つもなくていいのに」

善子「えへへ…えへへ、そう?」//

イチャイチャ…


ダイヤ (そうだった…そうだった。この雰囲気の隣にいるのがいたたまれなくて、ここ最近は私の方から席を外していたのだったわね…)

29 :
昨日のSS捨ててまたやってんのか

30 :
数時間後…


善子「ママからだわ。『何時に帰ってくるの?』だって」っスマホ

ルビィ「明日も学校だもんね、そろそろ帰らなくちゃね」

善子「はあ。あなたはいつもそうね。帰る時間になってもちっとも寂しそうにしてくれないわ。帰らなくちゃねって、それくらい私だってわかってるのに。それでも一秒でも長くルビィといたいだけなのに」

善子「私が変なの?私が間違ってるの?」

ルビィ「…」

善子「なんとか言ってよ」

ルビィ「…ルビィ、さみしくなさそうに見える?」ウルッ

善子「!」ギョッ

31 :
ルビィ「ルビィだってよしこちゃんのこと大好きなんだよ。よしこちゃんとおんなじくらい、ううん、ルビィの方が大好きだって言えるくらい」
ルビィ「よしこちゃんが帰っちゃうとき、ルビィがさみしくないって、全然へっちゃらだって、ほんとにそう思うの…?」グスン
善子「あっ、ああっ、ちが…違うの。そんなつもりはなかったの。わかってるわ、あなたが私のことを大好きだってこと、ちゃんとわかってる」アタフタ
善子「そうよね、でも帰る時間は守らなくちゃいけないし、心を鬼にして送り出してくれてるのよね。ごめんなさいごめんなさい、ルビィの気持ちを傷つけたかったわけじゃないの、本当にごめんなさい…」ポロポロ
ルビィ「ううん…ルビィも、ちょっといじわるゆっちゃったね」グスン…
ルビィ「謝らないで、よしこちゃん。明日だって会えるし、ラインも電話もできる。ルビィとよしこちゃんはいつでもずっと繋がっていられるんだよ。だからね、さみしくないって自分に言い聞かせてるの」
ルビィ「そうしないと、泣いちゃいそうに…なるから…っ」
善子「ルビィ…」
善子「いつか必ず、あなたと二人──この束縛だらけの世界から飛び出して、本物の自由を手に入れてみせるわ。他のことなんてなにも考えなくていい、二人だけの楽園を…!」ギュッ
ルビィ「……………!!」ハッ

32 :
──死神『私の所属からもわかる通り、津島善子さんがあなたをRのは痴情のもつれからです。わかりやすく事実に即して言い直すなら、「好き過ぎて」Rのです』
ルビィ (死神さんが言ってたこと…)
──死神『七日後、あなたへの想いが強くなり過ぎてどうしようもなくなった津島善子さんは、とうとうRことであなたを手に入れようとします』
ルビィ (もしかして、こういうこと…?)
善子 ギュッ…
ルビィ (今まで通りに接してたら、ルビィ達の『運命』が迎えるのは──)
──死神『そうなるのを防ぐのです、あなたと私で』
ルビィ (…そっか。今まで通りにしてちゃ、だめなんだ)
ルビィ「甘えてちゃ…だめだよね…」ボソッ
善子「え?なに?」

33 :
ルビィ「…ううん、なんでもないよ。よしこちゃんの匂いに包まれるの、幸せだなあって」エヘヘ
善子「なによもう、可愛いわね。私だって、あなたを腕の中におさめるこの感覚がなによりも幸せよ」
ルビィ「よしこちゃん…大好きだよ」
善子「私もよ、ルビィ」
ギュウ…

ヤンデレエンドに 近づきました! ▼
to be continued...

34 :
続きはまた夜にでも。
一応ヒントを置いておくと、大前提として『死ぬ』運命の上にいることを忘れないでください。

35 :
ネタを出した時点ではこんなに壮大そうな話になるとは思わなかったわ

36 :
死んだらこの話は終わりなの?
それともある地点からリセットされて生き抜くまで終わらないの?

37 :
ループものではなく、死んだらそれはそれで終わりです

38 :
選択肢とかどれ選んだらクリアとか決まってんの?

39 :
選択肢ごとに「ヤンデレエンドにどれくらい寄るか(あるいはハッピーエンドにどれくらい寄るか)」を決めて提示してます
がそこまでがちがちには考えてないので、気楽にやってもらえたら…

40 :
これルビィちゃん側もベクトル大きいから、分岐次第ではルビィちゃんがヤンデレ化して、返り討ちにあってたパターンもありえるのかw

死神が割と真っ当な死神してた(蝶を集めたり、魂を共鳴させたり、卍解したりとかはしなさそう)

41 :
保守

42 :
月曜日

ルビィ「…」
ダイヤ「ルビィ、そろそろ起きなさい。毎朝同じことを言わせないで──」ガチャ
ダイヤ「あら、起きていたのね」
ルビィ「おはよう、おねいちゃん」
ダイヤ「起きているのなら起きているで、早く支度をなさいな。たまには一緒に朝ごはんを食べ始めましょう」
ルビィ「うん、すぐ行くね」
ダイヤ「ええ」バタン

43 :
きた

44 :
ルビィ (月曜日)
ルビィ (また始まる一週間。学校に行って、お勉強して、お友だちと話して、部活動に励んで、疲れて帰ってきて、お姉ちゃんたちと笑いながら晩ごはんを食べて、お風呂に入って、明日を楽しみに眠る)
ルビィ (そんな日常が、あと一週間で──終わる)
ルビィ (ルビィが迎えられる朝は、あと六回)
ルビィ「──そうはさせないよ」
ルビィ「絶対に運命を変えて、まだまだ生きていくんだから。よしこちゃんと一緒に」
ルビィ「…よし」リボン キュ
ルビィ「まずは朝ごはん食べないとね!」ガチャ タタタタ…

45 :

ダイヤ「では、わたくしは先に出るわね」
ルビィ「うん、いってらっしゃい!」
ダイヤ「いってきます」

ルビィ (靴をトントンと鳴らすお姉ちゃん)
ルビィ (ここ最近は、善子ちゃんが毎朝わざわざうちに寄ってくれるから、お姉ちゃんとは別々に登校する)
ルビィ (善子ちゃんが来るまであと十分くらいかな…)
ルビィ「…」

>>46
1.よしこちゃんにおはようラインするびぃ!
2.おねいちゃんと一緒に登校するびぃ!
3.一人で登校するびぃ!

46 :
2

47 :
3!!

48 :
ルビィ「…あっ、待っておねいちゃん!」
ダイヤ「へ?」
ルビィ「ルビィも一緒に行くから、待ってて。すぐカバン取ってくる!」タタタ
ダイヤ「え、ええ」ポカン…

49 :
テクテク…
ダイヤ「善子さんを待たなくてよかったの?今日も迎えにきてくださるのでしょう?」
ルビィ「う、うん。今日はいいってゆうか、えっと、おねいちゃんと登校しようかなって思って」
ダイヤ「──」
ダイヤ「善子さんがバスを降りてしまう前に、一報入れておくのよ」
ルビィ「うん、ラインしとく」スマスマ
ダイヤ (歩きながらケータイを触るのは……まあ、そう長いこと触るわけではないからよしとしましょうか)

50 :
『ルビィ:よしこちゃん』
『ルビィ:ごめんね、今日はお姉ちゃんと登校することにしたから、よしこちゃんはバスで先に行ってて』
『ルビィ:学校に着いたらたくさんお話ししようね♡』

「…!」
「なんで…」

51 :
ダイヤ「鞠莉さんが居眠りをしていると、必ずわたくしか果南さんが起こすようにお願いされるのよ。まったく、先生方はもっと堂々として頭の一つでも叩いてさしあげればよいものを──」
ルビィ「うふふ、そうなんだ。信頼されてるんだね、おねいちゃんも果南ちゃんも」
ルビィ「ねえ、覚えてる?ルビィが小学生のとき、授業中に居眠りしちゃって怒られてたら、おねいちゃんが職員室まで駆けつけてくれて謝ってくれたの。嬉しかったなあ」
ダイヤ「ええ、そんなことありましたか?む、昔のことで覚えていませんわ」ポリ…
ルビィ「ふふふ」
ルビィ「おねいちゃんとおんなじクラスだったらどんなだったのかなあ──」

「ルビィ」

52 :
ルビィ「よしこちゃん」

ルビィ「あれ、バスで行ったんじゃ…」


ブゥゥゥゥン…


善子「あなたの後ろ姿を見つけたから、そこで降りてきたのよ。だめだった?」

ルビィ「ううん、だめなんかじゃないよ。でも『先に行ってて』ってラインしたのに──」

善子「どうして?」

善子「どうして私を無視して登校しようとしたの?」

ルビィ「む、無視なんかしてないよ!今日はその、ちょっとおねいちゃんと行こうかなって思って、だから…」

善子「ダイヤと、ねえ」ジッ

ダイヤ「…っ」


>>53
1.ルビィが話を続ける
2.ダイヤが話に割り込む
3.どちらでもない

53 :
2

54 :
あかん

55 :
ルビィ「あのね、ルビィがね──」

ダイヤ「わたくしが」

ダイヤ「今日は一緒に登校するからと、善子さんへ断りの連絡を入れるように言ったのです」ズイ

善子「! あなたが…?」

善子「どういうつもりよ。毎朝私がルビィを迎えにきてるって知ってるわよね。それを断らせるなんて何様なわけ?」

ルビィ「よしこちゃん、おねいちゃんにそういう言い方しないで…」

56 :
善子「あなたもあなたよ、ルビィ。私が毎朝どんな気持ちで迎えにきてるか知らない?わからないの?」

善子「学校に行けば授業だ部活だってあなたと満足に話をする時間も得られない、家に帰ればごはんにお風呂に宿題に、ずっとあなたと連絡を取り合っていられるわけでもない」

善子「そんな中で、二人きりでゆっくり話ができる大切な時間なの、この朝の登校中は!私は毎日楽しみにしてる、ルビィだって同じ気持ちだって──そう、思ってたのに…!」

ルビィ「る──」

ルビィ「ルビィだっておんなじだよ、もっとよしこちゃんとお話ししていたいもん!お迎えにきてくれるのを待ってる間はわくわくしてそわそわしちゃうし、一緒に登校してる間はとっても楽しい。
学校に着いて席に座らなくちゃいけないときは離れたくなくて胸がぎゅうってなるもん。だけど、だけど──っ」

善子「だったらどうしてダイヤの方を選んだりするのよ…っ!」

ダイヤ「善子さん!!」

57 :
ふむ

58 :
ダイヤ「まだ挨拶をしていませんでしたわ。おはようございます」

善子「は?この状況で挨拶なんてどうだっていいでしょ。私はルビィと話してるんだから入ってこないで──」

ダイヤ「聞こえませんでしたか?」

ダイヤ「おはようございます、と言ったのよ」

善子「………っ、おはよう…」

ダイヤ「よろしい。ルビィは?」

ルビィ「あ、えっと、おはよう、よしこちゃん」

善子「ルビィも…おはよう」

59 :
ダイヤ「よいですか、ルビィがあなたよりわたくしと登校することを選んだのではありません。わたくしがそうしなさいと言ったの」

善子「…なんのために」

ダイヤ「もちろん、お説教のためよ」

ルビィ「!」

善子「説教…?」

ダイヤ「ええ。聞けば、先週小テストがあったようだけれど、あろうことかルビィはそれをわたくしに黙っていたのよ。結果が出たにもかかわらずね」

ルビィ「!!?」

善子「小テスト…ああ、化学の…」

ダイヤ「そう。わたくしは昨日花丸さんと部活の話をしていて、たまたま聞いて知ったのだけれどね」

ダイヤ「黙っていたということは『そういうこと』なのだろうと思って、この時間を使って問い詰めていたところなのよ」

60 :
善子「………ふうん」

善子「その割には」スッ

ダイヤ「!」

ルビィ マッサオ…

善子「黙ってたのがばれてたって、今この瞬間に知ったような反応ね」

ダイヤ「…」

ルビィ「ぉ、おねぃちゃ、知ってたんだ…ね…」ハハハ…

ダイヤ「こうなると面倒だから、自分から話すように誘導していたところなのよ。それを、善子さんが来たものだから言うしかなくなってしまったではありませんか」ハァ

善子「う…ごめんなさい…」タジ

善子「って、別に私が悪いんじゃないでしょ!黙ってたルビィが悪いんじゃないの!」

61 :
ダイヤ「そう、悪いのはルビィよ。善子さんと登校する機会をふいにしてしまったのも、そして──今からわたくしにお説教をされるのも、ね」ニコォ

ルビィ「ぴっ…ピギャ!?」

善子「ばかねえ、隠し事なんかどうせばれるんだから、へたにすると逆効果よ」

ダイヤ「その通り。そもそも学校へ行けばわたくしは先週の週報に目を通すことができるのだから、時間の問題だということくらいわかっていたはずですわ」

ダイヤ「さあ善子さん、せっかく居合わせたのならば協力なさい。ルビィを押さえて」

善子「自業自得よ」ガシッ

ルビィ「ピギャ!?よ、よしこちゃん!」

ダイヤ「あなたのこと、まだカバンに入っているのでしょう。検閲ですわ──!」ガサゴソ

ルビィ「や…やめてぇーーーっ!」


無事に怒られました☆


エンドレベル 変更なし! ▼

to be continued...

62 :
ダイヤのさんの機転の利かせ方が素晴らしい

63 :
>>1

ただ、ダイヤさんに投げると悪くはならないけど、良くもならなさそう

にしても地雷の塊過ぎてヤバイ
それにしてもルビィちゃんがぽむ化しててワロタ
...やっぱここのルビィちゃん愛が重いタイプなんじゃ

64 :
保守

65 :
落ちるぞ

66 :
昼休み…


ルビィ「やっと午前の授業終わった〜」ノビー

花丸「ふっふっふ、ということは」ソワソワ

ルビまる「「お弁当たーいむ!!」」イエーイッ

ルビィ「はなまるちゃん、今日はなに?」

花丸「おらは揚げ出し豆腐!」

ルビィ「えっそれお弁当箱に入れてきて平気なの…」

花丸「じいちゃんに作り方を教えてもらって昨日やってみたらとってもうまくできたんだよ。だから今朝も早起きして作ってきて…」カパッ


<ぎぃやぁぁぁあああ〜〜〜〜……!!


ルビィ「そ、そりゃそうだよぉ…」ゥュゥュ

善子「ルビィ」クイ

67 :
ルビィ「あっよしこちゃん、今日はお弁当?それともパン?買いにいくならルビィもついていくからぱぱっと行っちゃおっか」

善子「…うん、パン」

ルビィ「そっか。はなまるちゃん、ルビィたち購買部に行ってくるから──…」

花丸 ゼツボウ…

ルビィ「…」

ルビィ「その、机に飛んだお汁…拭いておいてね…」ソソクサ

ルビィ「行こっか」

善子「うん」

68 :
ルビィ「はなまるちゃんにはびっくりだね、まさかお弁当箱に揚げ出し豆腐いれてきちゃうなんて」アハハ

ルビィ「この前『たまごさんどずら!』って食パンと生たまご持ってきてたのもびっくりしたけど」ウフフ

ルビィ「ね、ルビィまたよしこちゃんの作ってくれたカレー食べたいな。でも辛いのいやだからルビィのはちゃんと甘口にしてね」

ルビィ「そうだ、今度うちで一緒にお菓子作りしようよ。チョコレートたっぷり使ったケーキとか、色んな形のクッキーとか、アメもがんばればおうちで作れるんだって!ルビィいちごの味の作りたいな〜」

善子「ルビィ」グイ

ルビィ「きゃ」

ルビィ「よしこちゃん…?」

69 :
善子「ルビィもパン好きよね?」

ルビィ「へ?うん、好きだけど」

善子「今日のお昼、パンじゃイヤ?あなたの分も一緒に買うから」

ルビィ「えっと、ルビィお弁当持ってきちゃったから…」

ルビィ「おそろいがよかったの?じゃ明日はおんなじのにしよっか、なにがいいかな。もしよかったらルビィ作ってこよっか!あんまり難しいのはできないけど、ごはんに桜でんぶで絵とか描いて…」

善子「パン買って屋上行きましょう。天気がいいから、こんな日は外でお昼食べたいじゃない」

ルビィ「えっ…」

善子「ね、決まり。そうしましょ。早く行かないと人気のやつ売り切れちゃうわね」トコトコ

ルビィ「よしこちゃん、」


>>70
1.はなまるちゃんは…?
2.お弁当もったいないよ
3.賛成!
4.どれでもない

70 :
1

71 :
善子「購買のパン屋変わったじゃない?私、ジャムパンは前の店のやつが好きだったわ。なんかね、生地が好きだったの。今のやつ少しぱさぱさしてない?」トコトコ

善子「でも種類増えたのはいいわよね〜。なまじ味のあるパンって飽きちゃうもの。かといってそう頻繁にロールパンとか食パンとかばっかり食べたくもないし」トコトコ

善子「でも、そうね、ルビィがお弁当作ってくれるんだったら嬉しいわ。ママは忙しいから頼めないし、私はほら、朝苦手だから。貴重な昼休みの五分を買い物に使うのもなんだかもったいないしね」トコトコ

善子「ねえ、私がお願いしたらほんとに作ってくれる?」クルッ

ルビィ「よしこちゃん…」

ルビィ「屋上で食べるのはいいけど、そしたら、はなまるちゃんはどうするの…?」

善子「────」

72 :
善子「ずら丸と一緒がいいわけ?」

ルビィ「ううん、一緒がいいとかそうゆうんじゃなくて、はなまるちゃん待ってるでしょ。なんにも言わずに二人で屋上行っちゃうのはよくないよ」

善子「私がラインしとくから。それでいい?」

ルビィ「それじゃはなまるちゃん一人でお昼食べることになっちゃうよ…」

善子「別に、あの子も私たちしか友達いないわけじゃないんだから。他のグループに混ぜてもらえば済むじゃない」

ルビィ「そしたら、ね、明日!明日は二人で屋上に行こ?さいしょからゆっとけばはなまるちゃんも他の子とお昼食べる準備できるし、今日はやっぱり教室で三人で──」

善子「………どうして…」

73 :
善子「どうしてずら丸のことばっかりそんなに気にするの…」

ルビィ「はなまるちゃんのことばっかりなんて、そんな、」

善子「だって私はルビィの恋人でしょ!?だったら二人きりの方がいいのは当たり前じゃない!それなのにずら丸のこと気にしてばっかりで、私と二人きりじゃイヤなの!?」

ルビィ「ちがうってば!ルビィだってよしこちゃんと二人でいたいよ。でも今日ははなまるちゃんとごはん食べる流れだったじゃん!どうしても今日なにがなんでも二人きりじゃなくちゃだめなの!?
明日ならいいって、ちゃんと朝からゆっとけばいいじゃんってゆってるのに、一日も我慢できないの!?」

善子「…っ、なによその言い方…!」

善子「私は今朝も結局二人で登校できなくて寂しくて寂しくて仕方なくて午前中だってずっと我慢してて、やっと誰の目も気にせず二人きりで過ごせる時間になったっていうのに。ルビィはずら丸といたいのね…」

ルビィ「だからそうゆうんじゃないってば!」

74 :
これマズくない?

75 :
ルビィ「ルビィたちのことだけ考えて、他のお友だちとかのこと考えられなくなっちゃうのはよくないよ」

ルビィ「そんな風にしてたら、誰もわたしたちのこと応援してくれなくなる。支えてくれなくなっちゃうよ」

善子「私は」

善子「私は誰の理解もいらないわ。ルビィが隣にいてくれればいい、世界中のみんなが私たちのことを笑おうが悪く言おうが構わない。私たちがお互いの存在を信じ合えていればそれでいい」

善子「でも──ルビィは、そうじゃないのね」クルッ

ルビィ「よしこちゃん、」

善子「今日は一人で食べるから。ここまででいいわ」スタスタ…

ルビィ「よしこちゃん!!」

76 :
ルビィ ポツン…

ルビィ (ルビィは)

ルビィ (わたしは、誰の理解もいらないなんて、誰に笑われても悪口を言われてもいいなんて、そうは思わないの)

ルビィ (わたしたちが一緒にいることをみんなに認めてほしいし、応援してほしい。ルビィは善子ちゃんと一緒にいるようになってからよくなったねって言われたい)

ルビィ (誰にも胸を張っていられる関係でいたいんだよ)

ルビィ (そうじゃないと、二人だけでは乗り越えられないようなことが起こったとき、誰にも助けてもらえない。現実的に、わたしたち二人だけで生きていくことなんてできないじゃん)

ルビィ (善子ちゃんとずっと一緒にいたいからこそ──なにもかもを善子ちゃんだけに捧げるわけにはいかないんだよ)

ルビィ (それを、わかってほしいのに……)

77 :
教室


ルビィ トコ…

花丸「あっお帰りなさいルビィちゃん、遅かったね。ちゃんとお汁は拭いたけど、中のお豆腐は形も崩れちゃってるしあんまり美味しくなさそうになっちゃったずら…」シュン

花丸「あれ、善子ちゃんは?」

ルビィ「…今日は一人で食べるって」

花丸「そう…」

ルビィ「待たせてごめんね、はなまるちゃん。食べよ」

花丸「うん。いただきます」人

ルビィ「いただきます」人


大好きなミートボールもポテトサラダも、なんだか美味しくなかった…


運命が 少し 変わりました! ▼

to be continued...

78 :
失礼、保守ありがとうございました

ちなみに今こんな感じです
https://i.imgur.com/D9M327k.jpg

79 :
>>1乙
表を見るに2,4は何かしらの関係性の変化かな?
そして逆方向に突っ切る3が怖いんだが...
推測だけど善子の好感度に関係するのは上下かな?
ちなみにEDは4種類のみの予定ですか?

80 :
>>79
今のところ、四パターンで考えてます
あんまり多様化しても軸がぶれるだけになってしまいそうなので。

81 :
保守

82 :
放課後…


花丸「終わったずら〜」

花丸「でも今の授業ちょっと難しかったな。ちゃんとまとめとかないとわかんなくなっちゃいそう」ンションショ

花丸「………」

花丸「よし!ここまで書いておけば家に帰ってから復習するときも迷わないよね!」

花丸「おまたせ、ルビィちゃん。善子ちゃん。部活に行くずら──」


よしルビ コツゼン…


花丸「……………あれ?」

83 :
善子 ツカツカツカ…

ルビィ「よしこちゃん、そんなに急がなくても。こんなに早く行ったってどうせみんな揃うまで待つことになるだけだよ」トテトテトテ…

善子 ツカツカツカ…

ルビィ「……さっきのこと、怒ってる…?」

善子 ………ピタッ

善子 クルッ

善子「ルビィ」ニコッ

ルビィ「!」

84 :
お昼休み、ちょっと喧嘩別れみたいになってしまって、結局そのまま午後の授業に入ってしまった。

五時間目と六時間目の間の休み時間も善子ちゃんとの会話はなくて、しょんぼりしていたけれど。

放課後になった途端、まだノートをまとめてる花丸ちゃんをよそに善子ちゃんはルビィの手を取って教室を飛び出した。

呼びかけてもお返事してくれないままそんな風にして歩くこと数分、やっぱり怒ってるんだと思っていたけれど、やっと振り向いた善子ちゃんは満面の笑みを浮かべていて。

ルビィは──


ルビィ「やっとお話ししてくれたぁ!」パァ


心の底からほっとした。

85 :
それは、たまにある光景。

さっきみたいな喧嘩になっちゃっても、少し間をあけたら善子ちゃんはいつも通りの優しい笑顔に戻る。

そして、


善子「ねえ、ルビィ。さっきはごめんね、私、お腹が減っていらいらしてたのかも。いやなこと言っちゃったわ。お昼すっぽかして、ずら丸にも後できちんと謝っておくわ」

善子「あなたが言いかけてくれたこと、真に受けちゃうわよ。一緒にお菓子作りしようって。大賛成、私もチョコレートのケーキ作りたいわ。ルビィとやったらきっと楽しいでしょうね」

善子「甘くて、甘くて、脳まで蕩かしてくれそうなチョコレート。やわらかくて、やわらかくて、どこまでも沈み込んでしまいそうなスポンジ。ね、とってもギルティね。楽しみだわ」

善子「ルビィも私も食べたことないくらい甘くてやわらかくてギルティなチョコレートケーキができるわ、間違いないわよ」ニコッ…


そして、いつもよりもっともっと優しくしてくれるの。

86 :
>>78でED2に向かい始めてはいるが、ベクトル自体は基本ヤンデレエンドなの?

87 :
善子「ルビィ。ごめんなさい」

善子「私、あなたが言ったこと、何回も繰り返して考えたわ」

善子「あなたは私たちのことを想って言ってくれたのよね、わかってたはずなのに」

善子「ねえ、ルビィ」

善子「今日はこのまま練習さぼっちゃわない?私、今、どうしてもあなたと二人きりでいたいの」ギュッ

ルビィ「よしこ…ちゃん…♡」キュン…


このときの善子ちゃんは、とってもとっても優しい。

もちろん普段から優しいけど、もっともっと優しくて、このときにしかしてくれないようなことをいっぱいいっぱいしてくれて、ルビィのことを優しく優しく可愛がってくれる。

ルビィはそれが大好きで、練習や授業をさぼるのはいけないことだってわかってても、どうしても──甘えたくなってしまうの。

いけないよね、いけないよね──


>>88
1.ルビィも、よしこちゃんと一緒にいたい。
2.練習が終わるまで我慢する。
3.人が通る

88 :
3

89 :
だめ──だめ、練習はちゃんと行かなくちゃ──


ルビィ「………うん、このままさぼっちゃおっか」ギュ…

善子「…!」パァ

善子「嬉しい。私、今あなたのことが愛おしくて愛おしくてたまらないの。さ、そうと決まれば早くここから──」


 …


ルビィ「────?」


 …



トン


ダイヤ「二人とも、こんなところでなにをしているの?」

90 :
善子「! だ、いや…」

ルビィ「おねいちゃん、いつからそこに…」

ダイヤ「いつからって、いえ、通りかかったところだけれど」

ルビィ「そ、そう…」

ダイヤ「というか、コホン」

ダイヤ「どういう経緯かは知りませんが、学校の…しかも廊下のど真ん中で抱き合うなどという行為は頂けないわね」

よしルビ「「あっ…」」///

よしルビ バッ

91 :
何でだろうダイヤさんな気はしてた

92 :
ダイヤ「仲が良いのは──…」

ダイヤ「…」

ダイヤ「仲が良いのは結構なことですが、場を弁え、分別をつけなさいな」

ルビィ「あはは…はぁい」

ダイヤ「善子さんも、わかりましたか?」

善子「…うん。気を付けるわ」

ダイヤ「よろしい」

93 :
ダイヤ「花丸さんは?一緒ではなかったの?」

ルビィ「あ、うん、宿題のノートを提出してから行くってゆってたから、その」

ダイヤ「なに、そのくらい。待っておいてあげればいいでしょう。二人の仲は承知しているけれど、だからといって友人を蔑ろにしてはいけませんわよ」メッ

ルビィ「はは、あはは…そ、そうだよね。一旦教室に戻ってくるはずだから、うん、やっぱり三人で部室に行くことにするよ!ね、よしこちゃん。教室に戻ろ」

善子「え、ええ」

ルビィ「じゃあおねいちゃん、また後でね!」タタタ

善子 タタタ


ダイヤ「なんですか、あんなに慌てて」

ダイヤ「さて、わたくしも部室へ向かうとしましょうか…………………………」

94 :
ルビィ「びっくりしたね、まさかおねいちゃんが通りかかるなんて」

善子「さすがにこれでさぼるわけにはいかないわよね、ずら丸に変なこと言われたら二重で怒られかねないし」シュン…

ルビィ「思いっきり歌って踊ってすっきりしよ。ね?」

善子「うん……」トボトボ…

ルビィ「…」

ルビィ キョロキョロ

ルビィ「よしこちゃん」

95 :
善子「なに?──」


チュ


善子「!!!」

ルビィ「がっかりしてるのはルビィも一緒だよ。でも、練習は好きでしょ?がんばろっ♡」

善子「〜〜〜〜っ……… がんばる…」//

ルビィ「えへへ、赤くなってる〜〜」

善子「る、ルビィのせいでしょ!ここ学校よ!」

ルビィ「ハグしてきたよしこちゃんに言われたくないもーん♪」

善子「こら待てえーい!」



運命が 少し 変わりました! ▼

to be continued...

96 :
本来のエンドに近づいた感

97 :
どのエンドでも誰かしら死にそう

98 :
言葉にするのが難しいですが、死神が来なければ(安価が発生しなければ)運命はヤンデレエンドに向かう、と思ってもらうと舵取りしやすくなるかと。

今こんな感じです
https://i.imgur.com/BMocNPF.jpg

99 :
1周しちゃった

100 :
死神が来ない場合、つまり>>20のような選択肢を取り続けた場合ってことかな?
今回なら恐らく練習をサボった場合その方向に行きそう

善子の行動を肯定し過ぎるとそっちに行きそう...そしてその場合マジで逆方向に突っ切るED3が怖い


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