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なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart14


1 :2016/08/13 〜 最終レス :2016/12/19
ここは、なぜエヴァを楽しむ成熟した大人が増えたのか?
または、なぜ幼稚な大人はエヴァを楽しめないのか?について意見の交流を行うスレです。
深夜アニメばかり見て精神退行した自分はエヴァを楽しめなくなったと嘆いて傷を舐め合うもよし、
エヴァが楽しめてる自分はまともな大人なんだな、という希望にすがるもよし
「いや深夜アニメ見てる奴にも人気あんじゃん」と叩かない範囲内でツッコミ入れるもよし

なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart13
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1439093564/

の次スレとなります

2 :
以前に、「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」スレが乱立し、
そこの旧スレ主が長文で必死に「エヴァが大人に楽しまれてない」という主張(と自称した妄想?)
を展開してました
しかし、議論が進むうちに、
・ネット限定の見識に依存した(旧スレ主の)狭隘な世界観、見識が露呈しただけの作文でしかない
・社会現象アニメであるエヴァと、ヲタ限定マーケットの深夜アニメの市場規模の違いという現実が見えてない
・幼稚な大人が深夜アニメに移っているので、深夜アニメが騒がれてるように見えるだけでは?
などの指摘により、旧スレ主の主張は次々に破綻、エヴァ板住人に完全論破された10スレ目を最後に、
新スレも立たなくなってしまいました
「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」という旧スレ主の認識そのものが誤認でしかなかったと判断され、
議論じたいに意義が無くなってしまったのです

そこで、事実上の後継スレとなる当スレでは、
「なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか」
という、より現実に即した視点からの議題を提示して、皆さんとの議論を深めたいと思います

それでは、どうぞ!

3 :
今となって読み返すと笑い話でしかありませんが・・・

「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」スレの発端となった
旧スレ主の主張(と自称した妄想?)がこちら

エヴァの人気が下落してる?現象についての初代1の愚痴つーか考察
「庵野さん気持ちの良いエヴァ作ってくださいよ」
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1400609307/2-5

前スレは>>4-7

4 :
【過去スレ】
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1395267076/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part2
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1398577388/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part3
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1399613247/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part4
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1400609307/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart5
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1401542909/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart6
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1402825092/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?(実質7)
http://kanae.2ch.sc/test/read.cgi/pachik/1404746073/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart7(実質8)
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1404807399/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart9
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1407993162/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart10
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1409049263/

5 :
【過去スレ】
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part1
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1411790980/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part2
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1415365819/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part3
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1416489854/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part4
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1418299859/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part5
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1419138380/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part6
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1421760448/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part7
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1424692636/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part8
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1426075454/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part9
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1427931762/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part10
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1430223140/

6 :
【過去スレ】
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part11
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1432095479/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart12
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1432508052/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart13
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1439093564/

7 :
あげだま「うん、いつ聞いても良い曲だぜ」
ワープ郎「それでさっきの答えは!?くぁwせdrtgyふじこlp」
あげだま「次のお便りいくぜ!盛蕎麦市の〜おお、地元からだぜ。
えーっと、ペンネーム、世界一不幸で可憐な乙女さんからね。
えーなになに。先日、私のクラスで、ゲンジ通信あげだまの登場キャラクターの
人気ベスト10の投票をしましたので、その結果を教えてさしあげますわ。
あーずいぶん丁寧な言葉遣いの女の子ですね」
ワープ郎「へへ。(そんな事よりベスト10の結果を早く知りたい)カッコ閉じる」
あげだま「それじゃあ行くぜ!第10位は!…ツリパン」
ワープ郎「えー!意外だ。(マル)あの九鬼麗の腰巾着がベスト10に入ってるなんて…(テンテンテン)」
あげだま「うーん、まあ、中には物好きなやつもいるってことだよな。
えー続いて、第9位は!鈴木、田中、佐藤の執事軍団」
ワープ郎「ワガママ放題の九鬼麗にこき使われているのに、健気に頑張ってる。(マル)(多分同情票だ)カッコ閉じる」
あげだま「第8位は!ケンサク先生」
ワープ郎「まあ打倒な線だ。(マル)」
あげだま「第7位は!エビ天・オカメの変な神様夫婦。
あー!!い、いきなり現れるなよ。じっちゃん、ばっちゃん」
エビ天「いやーすまんすまん。いやーわしら夫婦に投票する子達がいるとは、なかなかええクラスじゃのう。なあ、カメさんや」
オカメ「ええ、ええ、おじいさん。こんな年寄りにもファンがいたなんて、ほんにありがたいことですねー」
エビ天「あーありがたや、ありがたや。いやーありがたや、ありがたや」
あげだま「分かった、分かった、も、も、もういいからね。あのー二人が話すとね、ちょっと、ちょっと長くなるからね。
えー次!第6位と第5位を続けて行っちゃうぜ!」

8 :
あげだま「第6位がこだまちゃんに、第5位がいぶきちゃんの平家姉弟!
ワープ郎「えー!!(ダブルビックリ)うーん、こだまちゃんは生意気だけど可愛いから6位っていうのも頷けるけど、
いぶきちゃんが第5位っていうのは少しおかしい。(マル)」
あげだま「お、おう。絶対ベスト3に入ってると思ったけどな。
まあ、いいや。気を取り直して、第4位の発表行くぜ!…ワープ郎。あれ?ワープ郎。
そんなほっぺ膨らましてどうしたんだよ」
ワープ郎「どうしたもこうしたもない。(マル)どうしてボクが4位なんだ。(マル)
ひょっとしたら第1位かと期待してたのに」
あげだま「だははは。それはないぜ。それは。第1位は俺か、あげだマンのどっちかに決まってんの」
ワープ郎「うるさい。(マル)ベスト3はボクが発表する。(マル)」
あげだま「どうぞどうぞ」
ワープ郎「悔しいけど第3位。く、九鬼雷蔵!?(ビックリハテナ)なんでボクよりあんな爺さんが上な訳?」
あげだま「うーん、九鬼のじっちゃんは大金持ちだからなー」
ワープ郎「子供がお金に目をくらましちゃ世も末だ。(マル)」
あげだま「まあまあまあまあ。第2位を発表しろよ。俺かなーあげだマンかなー」
ワープ郎「残念でした。第2位は、怨夜巫女!」
あげだま「う、嘘だろ!何であんなやつが第2位なんだよー!」
ワープ郎「まあまあまあ、仕方ない。(マル)この子のクラスでは人気があるんだから」
あげだま「待てよ。俺とあげだマンは同じだから、得票は一人にまとめたんだな。うん、そうだ。そうに決まってる」
ワープ郎「はいはいはいはい。それじゃあ、栄えある第1位の発表だ。(マル)え…まさか…!」
あげだま「どうしたの?早くしろよ。早く」
ワープ郎「う、うん。第1位は…く、九鬼麗!」
あげだま「な、なにー!そんなバカなことがあってたまるか!こんなベスト10インチキだぜ!」

9 :
「おーっほっほっほっほっほ!」
あげだま「こ、この笑い声は…」
(バタン!)
麗「おーっほっほっほっほっほ!素直に認めなさい。あげだま」
あげだま「うるさぃ!あ、待てよ。ひょっとして、このハガキよこしたのお前じゃねえか?」
麗「ギクッ」
ワープ郎「ウン。ペンネームの世界一不幸で可憐な乙女っていうのがにおう。(マル)」
あげだま「クンクン」
麗「あげだま、何ボケかましてんだ。(マル)
あげだま「あ、すんません。やい、九鬼麗!図星だろう!」
麗「おーっほっほっほっほっほ!とんだ腹違いよ」
佐藤・田中・鈴木「だあー!(ズコー)」
田中「お嬢さま、筋違いです」
麗「わ、わざとボケをかましたんですわ。おっほっほっほっほっほ」
佐藤「しっかしまあ、このハガキの字、へったくそですねえ」
(ドガッ)
佐藤「あた、あたたたたた、お嬢さま」
麗「字が下手で悪かったわね!あ!!」
あげだま「そーれみろ。やっぱりお前だったんじゃねえか」
麗「お黙りなさいっ!」
あげだま「うるさい、そっちこそ放送の邪魔だ。出てけよ」
ワープ郎「そーだ。出てけ出てけ」
麗「おーっほっほっほっほっほ!出ていくのはお前たちの方ですわ。
この放送局、たった今、我が九鬼コンツェルンが買い取ったところよ」
あげだま・ワープ郎「なんだって!?」

10 :
「おーっほっほっほっほっほ!」
あげだま「こ、この笑い声は…」
(バタン!)
麗「おーっほっほっほっほっほ!素直に認めなさい。あげだま」
あげだま「うるさぃ!あ、待てよ。ひょっとして、このハガキよこしたのお前じゃねえか?」
麗「ギクッ」
ワープ郎「ウン。ペンネームの世界一不幸で可憐な乙女っていうのがにおう。(マル)」
あげだま「クンクン」
ワープ郎「あげだま、何ボケかましてんだ。(マル)
あげだま「あ、すんません。やい、九鬼麗!図星だろう!」
麗「おーっほっほっほっほっほ!とんだ腹違いよ」
佐藤・田中・鈴木「だあー!(ズコー)」
田中「お嬢さま、筋違いです」
麗「わ、わざとボケをかましたんですわ。おっほっほっほっほっほ」
佐藤「しっかしまあ、このハガキの字、へったくそですねえ」
(ドガッ)
佐藤「あた、あたたたたた、お嬢さま」
麗「字が下手で悪かったわね!あ!!」
あげだま「そーれみろ。やっぱりお前だったんじゃねえか」
麗「お黙りなさいっ!」
あげだま「うるさい、そっちこそ放送の邪魔だ。出てけよ」
ワープ郎「そーだ。出てけ出てけ」
麗「おーっほっほっほっほっほ!出ていくのはお前たちの方ですわ。
この放送局、たった今、我が九鬼コンツェルンが買い取ったところよ」
あげだま・ワープ郎「なんだって!?」

11 :
麗「おっほっほっほっほ。これからは、九鬼麗のオールナイト盛蕎麦を始めますから。鈴木、田中、佐藤!こいつらをつまみ出しなさい」
佐藤・田中・鈴木「はい」
あげだま「冗談じゃないぜ。し、死んだってマイク離すもんか」
鈴木「ケガしたくなかったらおとなしくしろコイツ」
ワープ郎「コラ、離す。(マル)」
雷蔵「こらー!やめんかい」
麗「お、おじい様」
雷蔵「これはテレビじゃなくてCDじゃぞ。喧嘩はやめて仲良く放送すればいいじゃないか」
麗「冗談じゃありませんわ。誰があげだまなんかと」
あげだま「こっちだって。やあなこった」
麗「鈴木、田中、佐藤!つまみ出しなさい!」
雷蔵「あーこれこれ。んーそれじゃあ、ワシと麗。あげだまとワープ郎の二組に分かれて、
どっちが面白い放送をするか競い合うっていうのはどうじゃ」
ワープ郎「うん、なんだか面白そうだ。(マル)」
あげだま「よーし、やってやろうじゃねえかあ」
麗「おーっほっほっほっほっほ!望むところですわ。じゃ、私達から行きますわよ」
雷蔵「よーし、まずワシからじゃ。聞くも涙、語るも涙の、九鬼雷蔵の今だから話せる暗い過去コーナー」
麗「鈴木、田中、佐藤」
佐藤・田中・鈴木「(パフパフパフパフパフパフ!)」
田中「芸能人水泳大会みたいだなあ」
麗「静かに」

12 :
雷蔵「それは、まだワシがノットリダマスの預言書を手に入れる前のことじゃった。
確か、あれは昭和30年代の前半だったと思うが、その頃の九鬼家は、遊び人のワシの爺さんのおかげで、
先祖代々所有していた山や田畑はすっかり人手に渡り、ワシの代になった時には貧乏のどん底だったんじゃ。
当主のワシは九鬼家を再建しようと、起死回生の勝負に出たんじゃ。
残った屋敷を担保に、金を借り、当時流行っていたダッコちゃん人形の向こうを張り、
オンブくん人形を大量に生産して売り出したんじゃ」
麗「ダッコちゃんにオンブくんなんて、素晴らしいアイディアですわ」
あげだま「ど、どこがじゃ」
麗「静かにしなさい。それで?大儲けした訳ですのね?」
雷蔵「それじゃあ暗い過去コーナーにならんじゃろう」
麗「じゃあ?」
雷蔵「全然売れんかった。おかげで家も無くなり、ワシら家族は無一文で放り出されたんじゃ」
麗「うっ、うっ。ああ、なんて可哀相なんでしょう。涙がちょちょ切れそう」
雷蔵「そして、絶望したワシは首吊りをしようと、手頃な木を探していた時のことじゃ。
なんと!道端で万札がぎっしり詰まったボストンバックが落ちているのを見つけたんじゃ」
麗「ついてるじゃありませんか。もちろんネコババしたんでしょ?」
雷蔵「いや、拾った場所がまずかった。交番の前だったんじゃ」
麗「まあ、なんてついてないの。可哀相。お爺様」
雷蔵「それがそうでもなかったんじゃ。おまわりさんが札を数えると、何と一億も入っておってな。
落とし主が現れたら、お礼に、一割の一千万も貰えるというのじゃ」
麗「やっぱりついてるんじゃない」
雷蔵「いや、ところが、よく調べると、その一億円は全部ニセ札だったんじゃよ」
麗「ああ、不幸を絵に描いて額縁に入れたようですわ」
雷蔵「ところが、すぐにドジなニセ札の落とし主が現れてな。そのおまわりさんが見事逮捕したんじゃ。
おかげでワシゃ犯人逮捕の手伝いをしたということで、感謝状を貰えることになったんじゃ」
麗「やっぱりついてるんじゃありませんか」
雷蔵「いや、ところが」
麗「えーい!ついてるのかついてないのかハッキリせんかい!麗ちゃんキーック!」
雷蔵「ぎゃーひーー」

13 :
あげだま「だっはっはっは。もう仲間割れかよ」
ワープ郎「ボクたちの企画はもっと面白い。(マル)」
あげだま「題して!」
あげだま「あげだまと!」
ワープ郎「ワープ郎の!」
あげだま・ワープ郎「㊙どっきりビックリ突撃レポート!」

14 :
ワープ郎「ハイ。ここは、いぶきちゃんのマンション前です。(マル)」
あげだま「今日の突撃レポートは。いぶきちゃんファンの皆さん、喜べー。
これから、俺とワープ郎が、いぶきちゃん家に忍び込み、
こっそりいぶきちゃんの私生活を覗こうと思っているから、期待してくれよー。
それじゃあ、マンションの中に忍びこむまで、いぶきちゃんのテーマでも聞いてくれ」

(中略)

15 :
ワープ郎「いぶきちゃんの部屋の前に来た。(マル)」
あげだま「いぶきちゃーん、いるかなー」
(ガチャガチャ、ガチャガチャ)
あげだま「あ、か、鍵がかかってる。これじゃあレポート出来ないよ。寝てんのかな?」
ワープ郎「鍵穴から覗けばいい。(マル)寝てる、寝てる。ぐっすり寝てる。(マル)」
あげだま「見せろ、見せろ。あーほんとだ」
ワープ郎「ヒヒ、可愛い顔して何たってすごい寝相だ。(マル)パジャマがはだけて、へそが見えてる。(マル)
あげだま「へそ?ちょっと見せて。あーベッドからずり落ちそうだぞ。あーあ、危ない危ない危ない」
(ドスンッ)
あげだま・ワープ郎「落ちた」
いぶき「いってーいてー」
ワープ郎「お尻をさすりさすり起き上がった。(マル)」
あげだま「執念です、いぶきちゃん。またベッドに戻っていこうとしております」
いぶき「ぐがあーごー、が、が、ぐわー、」
あげだま「んん、寝つきがいいというか、ありゃ図太いというか」
ワープ郎「わあ、すっごい大口開けて寝てしまった。(マル)これじゃレポートにならない。(マル)」
あげだま「へいけ、いびき。あ、なるほどね。そういう訳で、いびきもかく訳ですね」
ワープ郎「うーん、つまらないシャレだ。(マル)」
あげだま「帰ろう」
ワープ郎「ハイ」

16 :
あげだま「でえ、とんだ突撃レポートだったぜ」
麗「おーっほっほっほっほっほ!大ボケかましてくれましたわね。
こっちも負けていませんわ。田中、例のテープの用意を」
田中「は」
あげだま「なんだ、そのテープは」
麗「昨日の鈴木のお見合いの模様を録音したものですわ」
鈴木「えええええー!」
麗「名付けて、110回目のプロポーズ、ですわ」
鈴木「うう、お、お、お嬢さま!どうかそれだけは!」
麗「田中、スタート」
田中「はい」

17 :
麗「ずいぶん照明が暗いホテルね。ホテルおー暗。どうしたの?笑いなさい」
田中「あ、ははは」
佐藤「ははは。ははは」
鈴木「はは、つまんねえよ」
麗「もっと笑いなさい」
佐藤・田中「ははははは。ぐわっはっはっは」
鈴木「面白くないんだもん、だって。はは、面白くない」
ホテルの従業員「お客さま、お静かに願います」
麗「あら。あそこで誰か手を挙げてますわ」
佐藤「見合い相手みたいっすね」
麗「参りましょう。あら、鈴木。どうしたの?」
鈴木「お嬢さま、ここまでで結構ですから、どうか帰って頂けないでしょうか」
麗「何言ってるのよ、ガスくさい。今度こそ、私が独身生活からおさらばさせてあげますわ。おほほほほほほ」
鈴木「水くさいの間違いだろが。いや、そういう問題じゃなくて」
麗「ん?心配しなくても、大舟に乗ったつもりでいれば大丈夫ですわよ。田中、佐藤」
佐藤・田中「へい。エンヤ〜コラ」
鈴木「ほんとに舟を漕ぐなっちゅうに!あーあ、110回目の見合いも駄目みたい…」

18 :
えりママ「はじめまして、こちらが娘の宮沢えりで、私が母親でございます。
えりはこの春、聖心女子大をトップで卒業したんでございますのよ。おっほっほっほっほ」
麗「へえ、トップで。足が早いんですのね」
佐藤・田中・鈴木「(ズコー!)」
佐藤「鈴木、聖心ってお嬢さま大学なんだろ?」
鈴木「あ、ああ」
田中「それに顔もプロポーションも抜群だし、上手くやれよ」
麗「あなたたち、女を見る目がないのね。
ああやって済ましてるのに限って六本木辺りでイケイケギャルをやってるんですのよ」
えりママ「ふ″ん、ふ″ん、、ごほん」
鈴木「あ、あの、えりさん。えりさんっていっちゃった。あ、ご、ご趣味は?」
えり「答える前に言っておきますけど、私、三高の男性じゃないと結婚はいたしませんわよ」
麗「それならピッタリですわ。鈴木はね、落ちこぼれやツッパリで有名な盛蕎麦第三高校の出身なんですから」
えり「はあ?」
麗「地元じゃ盛蕎麦第三高校はみんな三高って呼んでますの」
佐藤・田中・鈴木「(ズコー!)」
佐藤「お、お嬢さま。その三高じゃなくて、高学歴、高収入、高身長のことを言うんですよ」
麗「あら、そうだったの?じゃあ高卒の鈴木じゃ駄目って訳?」
えりママ「えりは何と言っても聖心ですから、格が違いすぎますわ」
麗「おーっほっほっほっほっほ!一つくらい低くたっていいんじゃないんですの?」
えり「あら、失礼ですけど、身長も160pくらいしかないじゃありませんの」
麗「おーっほっほっほ!今日は緊張しているから縮んでいるのよ。普段なら3メートルはあるんですの」
佐藤・田中・鈴木「(ズコー!)」

19 :
鈴木「お、お嬢さま。めちゃくちゃ言わないでください」
麗「分かったわよ。でも2つは駄目でも、3つ目の高収入がずば抜けているから大丈夫よ」
えりママ「まあ、そんなにお給料がお宜しいの?」
麗「おーっほっほっほっほっほ!鈴木は、世界に誇る九鬼コンチェルンの本家の執事なんですのよ。給料は月200万円!」
えりママ・えり「2、200万!?」
えりママ「その若さで200万なんて素晴らしいですわ!」
鈴木「いや〜それは基本給でして」
えり「じゃあ残業なんか入れると」
鈴木「手取りだと、こんなものに」
えり「片手ってことは、500万?」
鈴木「いえ、お嬢さまや旦那様の逆鱗に触れると、給料から引かれるシステムになってるものですから」
えりママ「じゃあ50万まで減ってしまわれるの?」
鈴木「いえ。もう一桁低いです」
えり「一桁って、ご、5万?」
鈴木「うん、何だかんだ大体そんなもんになっちゃうよな?」
田中「うん、俺は先月4万5千円だったなー」
えり「ばっかばかしい。帰らせていただきます」
麗「お待ちなさい。結婚を学歴や背の高さや収入で決めるなんて、あなた方、恥ずかしくないの?」
えりママ「そ、それは」
麗「一番大事なのは、どれだけ相手のことを愛しているかってことじゃないんですの?」
鈴木「うう、お、お嬢さまー。涙ジョー」
麗「鈴木、本当にこの人のことが気に入ったのなら、お前がどれほど愛しているのか見せておあげなさい」
鈴木「はい。えりさん、来てください」
えり「ああ」

20 :
鈴木「こっち」
えり「こんな所に連れてきて何をするおつもり?ああ、車道に出たら危ないわ」
雷蔵「バカもん!突然飛び出してくるやつがあるか!あれ?毎度馬鹿馬鹿しい鈴木じゃないか」
鈴木「あ、だ、旦那様」
麗「鈴木、気にしないで。決め台詞よ〜」
鈴木「ああ、はい!僕の頭はハゲましぇーん。僕は、ハゲましぇーん。あなたを、僕は、あなたを、僕は、愛しているから。
僕は絶対、ハゲましぇーん」
雷蔵「ワシゃ、ハゲたくてハゲてるんじゃないわ!」
鈴木「わあ!」
えり「ばっかみたい!お母さま、帰りましょう!」
えりママ「ええ!」
麗「こうして鈴木の110回目のお見合いも潰れたのでした。ちゃんちゃん」

21 :
鈴木「あー、うう、こんな恥ずかしいことラジオで流されたら、もう絶対結婚できないよー」
ワープ郎「あー可哀相な執事さんだ。(マル)」
(パラリラパラリラパラリラ)
あげだま「なんだお前たちは」
九十九里爆風隊員「俺たちは千葉でその名を轟かせている九十九里爆風隊だ」
麗「暴走族さんが何の用ですの?」
隊員A「うるせえ!しょうもない放送のおかげでこけまくって、マシンがボロボロになっちまったじゃねえかよ。
この落とし前どう取ってくれるんだ?」
麗「おーっほっほっほっほっほ!田舎者が都会を走るのがいけないんですわ」
一同「(ズコー!)」
隊員B「盛蕎麦市のどこが都会なんだよ」
隊員A「そうだ。千葉を馬鹿にしやがって。こんなチンケな町よりずっと都会だぞ。千葉は」
隊員たち「そうだそうだ」
隊員B「ふん、千葉の町なら必ずシャレたカフェバーがあるのに、この町には一軒もねえじゃねえか!」
雷蔵「抜かしたな若造。カフェバーはないが、うちの隣にはおかよバアーが住んでるわい」
一同「(ズコー!)」
鈴木「だ、旦那様ぁ」
隊員C「しょうもないギャグかましやがって!野郎どもやっちまえ」
隊員たち「おー!」
(ボコスカボコスカ)
雷蔵「田中負けるな!佐藤、パンチじゃ!」
麗「鈴木!負けたら給料はないものと思いなさい!あー!もうどさくさに紛れてどこ触ってんのよ!」

22 :
ワープ郎「あげだま、大変なことになってしまった。(マル)」
あげだま「ワープ郎、あげだま変換だ!」
ワープ郎「オッケー」

ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ!」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだま「てやあ、あげだマーン!」
ワープ郎「変換完了。(マル)」

23 :
あげだマン「はーっはっはっはっはっはっは!」
隊員B「な、なんだ、この笑い声は」
あげだマン「気合の戦士あげだマン参上!いやーい、暴走族ども!何でも暴力に訴えるやつらは、このあげだマンが、許さん!」
隊員B「生意気な!野郎ども、こいつから叩きのめせぃ!」
隊員たち「おー!」
隊員C「喰らえ!とう!」
あげだマン「たあー!」
隊員C「うう!」
隊員A「己を知れー!」
ワープ郎「そんなチェーンなんかあげだマンには通用しないぞ。(マル)」
隊員A「うるせー!おりゃー!」
あげだマン「でやあ!」
隊員A「うわあ」
あげだマン「へっ!一人一人じゃめんどくせー。まとめてかかってきやがれ!」
隊員たち「くっそー」
あげだマン「てやあー」
麗「あげだマン一人に良い恰好はさせませんわ」

24 :
あげだマン「へへ、どんなもんだい」
隊員B「ぜえぜえ、よ、よくもやりやがったなー」
(キラン)
隊員B「へっへっへっへ。どうだ。ビビったろ?」
あげだマン「そんなナイフなんかビビりませんねー。こい!」
怨夜巫女「お待ちなさい、あげだマン」
あげだマン「お、怨夜巫女」
怨夜巫女「あとは私にお任せなさい」
隊員B「また変なのが出てきやがった。くっそー」
怨夜巫女「ちょっと失敬!」
隊員B「ん?」
怨夜巫女「ふんふんふんふん〜♪」
隊員B「人のナイフでリンゴの皮むくな!返せ!」
怨夜巫女「ああ、もう。せっかく途切れずに上手く剥けてたのにぃ」
隊員B「うっせー!なめやがって!喰らえ!」
あげだマン「危ない!でやあ!」
隊員B「ぐ、うわあー!覚えてろよ!」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほっほ!口ほどにもないやつらですわ」
ワープ郎「何もやってないのによく言うよ。(マル)」

25 :
(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…)
あげだマン「おお、こ、今度はなんだ?」
いぶき「ああ、あげだマンーサインしてー!」
「キャー!(やんややんや)」
雷蔵「な、なんだ。おかよバアーさんまでいるぞい」
あげだマン「わーそんなにいっぱい入りきれないよー」
怨夜巫女「く、苦しい、これ以上入ったらパンクしてしまいますわ…」
(ズドン!)
一同「わあああああーーー」
「げほっ、げほっ」

ワープ郎「もう放送が出来ない。(マル)」
怨夜巫女「とりあえず、あとはテレビ東京系列で放送中の、九鬼通信怨夜巫女でお楽しみください」
あげだマン「おいおい、勝手にタイトルを変えるなよ。ゲンジ通信あげだま、だからな。みんな、見てくれよな!」

26 :
世界制覇がワタシの野望
鏡よ鏡 ワタシは綺麗?
ダリアのようなこの唇と
天使のようなこの微笑みが
たまらないでしょ
ひかえおろう
女王様とお呼び! ワタシを

素顔のワタシを誰も知らない
本当は寂しいの
ひとりぼっちよ 涙がはらはら

それに付けても・突然・どうして
おジャマの・あいつは・何者
目障りですわよ
きっと今に跪かせますわ

27 :
世界制覇がワタシの野望
鏡よ鏡 ワタシは完璧?
輝く美貌と冴えた頭脳で
この世のすべて 豚は手のひら
道をお開け
庶民達よ
女王様とお呼び! ワタシを

素顔のワタシを誰も知らない
本当は寂しいの
ひとりぼっちよ 涙がはらはら

それに付けても・突然・どうして
おジャマの・あいつは・何者
目障りですわよ
きっと今に跪かせますわ

28 :
雷蔵「うーむ、むむ」
鈴木「今日はずっとあの調子だな」
田中「よっぽど難しい預言なんだな」
佐藤「一体どんな預言なんだ?ゴク」
雷蔵「どう考えても、どう考えてみても、ワシの出番が少ない!」
佐藤・田中・鈴木「だあ!(ズコー!)」
雷蔵「この番組の主役はワシのはず。タイトルだって本当は九鬼通信のっとりだまなのじゃ」
田中「そ、そうだったか?」
佐藤「さあ」
鈴木「ち、違うと思うけど」
雷蔵「今までにあげだマンにやられた合成獣が16体、使った予算が100億円じゃ」
佐藤「そんなに金が掛かるか?合成獣なんかに」
鈴木「ネズミとか胡椒瓶とかさ」
田中「大きな動物はレンタルだったしな」
雷蔵「今回からはワシが直接出ていって指揮を取るわ。おほほほほほほ。これからはワシを君世御子と呼べ」
佐藤・田中「げげー!」
鈴木「あわわわわ」
雷蔵「いいか?今まで負けた原因はお前たちのそういうふざけた態度にあるのじゃ」
麗「それだけじゃありませんわ。確かに3人組の責任もありますわ」
雷蔵「麗や、誰にVサインを送っとるんじゃ?」
麗「もちろん私のファンにですわ。お爺様、その恰好はよした方がよろしくてよ。食事中の方もいるんですから」
雷蔵「どういう意味じゃ?」
麗「度重なる敗北、その大きな原因は、あげだマンに対抗出来るような最強の戦士がいないからですわ」
雷蔵「最強の」
佐藤・田中・鈴木「戦士!?」

29 :
『まぶしすぎるぜ 光君』

30 :
麗「強くてたくましい戦士さえいれば、きっとあげだマンに勝てますわ」
雷蔵「強くてたくましい選手か、うーむ」
鈴木「二人の言ってることが食い違ってないか?」
佐藤「麗さまは、シュワちゃんのような、戦士。
旦那様はカールルイスのような、運動選手のことをおっしゃってるんだよな?」
田中「シーッ。余計なこと言うとろくな事ないぞ」
鈴木「確かに」
雷蔵「選手といえば確か最強選手のつくり方があったはずじゃが」
麗「最強戦士のつくり方ですか?ではもうあげだマンに勝ったも同然ですわ」
雷蔵「よいかな?選手はより早く、より高く、より強くを理想とせよ。さすれば、五つの輪をも制するものなり」
鈴木「五つの輪ってオリンピックの五輪のことだよな?」
田中「でも、多分そうはならないな」
麗「それは簡単ですわね。戦士は誰よりも早く走り、誰よりも高く飛び、誰よりも力が強いのが理想的だということですわ」
雷蔵「なるほど、さすがは麗じゃ。しかし五つの輪とは何じゃろうね?」
麗「きっとそれは腕輪か何かですわ。戦士には腕輪がつきものですもの」
雷蔵「なるほど。まあ女性の選手もおるからアクセサリーぐらいは付けるじゃろうな」
田中「しっかし毎度のことながら強引な展開」
鈴木「戦士になんで腕輪が付きものなんだ〜」
佐藤「五輪がアクセサリーになっちゃうしな」
麗「つまり、最強の戦士をつくるには、誰よりも早く走り、誰よりも高く飛び、誰よりも力が強い者を集めればいいのですね」
雷蔵「いや、人を集めるのではなくて、エキスを集めるのじゃ」
麗「エキス?」

31 :
あげだま「俺だけ居残り勉強だなんてカッコ悪いよな。
あ。いぶきちゃん、俺を待っててくれたんだ。いぶきちゃーん、いぶきちゃん。あ、ああ!」
ワープ郎「あげだまを待ってたんじゃないみたいだね」
あげだま「え、んん」
光「いぶきちゃん、今度の土曜日に君の学校で大会があるんだ。応援よろしくね」
いぶき「ええ…///」
光「じゃあ、僕はまだ練習があるから。これで」
いぶき「さよなら」
あげだま「い、ぶ、き、ちゃーん」
いぶき「きゃあー!あげだまくんじゃないの。びっくりしたなあ、もう。あら、変わった帽子ね。どうしたの?」
あげだま「でえ。あのね!いぶきちゃん!」
いぶき「はい」
あげだま「今、いぶきちゃんと話してたのは誰!?」
いぶき「緑山学院の光くんよ。陸上の選手で、将来のオリンピック候補なんだから」
あげだま「でえ」
いぶき「トレードマークは、あの青いユニホーム。緑山学院の蒼き流星って呼ばれてるの」
あげだま「蒼き流星…。で、その蒼き流星さんといぶきちゃんは一体どういう関係なの?」
いぶき「どういう関係って別に、こないだ偶然会っただけよ」
あげだま「(偶然会っただけで何で赤くなるんだ)」

32 :
佐藤・田中・鈴木「うりゃうりゃ」
雷蔵「よーし、エキスパンドを誰が一番伸ばせるかなテスト終わり!一番力持ちの田中には特別に」
田中「ボーナスを頂けるんですね。これでやっと少しは人並みの生活が出来ます」
雷蔵「合成獣になってもらう」
田中「!!(ダブルビックリ)」
雷蔵「麗や、あれの準備は出来ておるかな」
麗「もちろんですわ。はい。私の大事なぬいぐるみのパンちゃんですわ」
雷蔵「おお、見事じゃ。では、ワシも愛用の高麗人参エキスじゃ。この二つが揃えば大丈ぶいじゃ。
さ、お前たち、田中を合成マシーンに入れるのじゃ」
佐藤・鈴木「はい!」
田中「涙ジョー」
佐藤「バッカだなあ、こうなることは分かってるんだから、力を抜けばよかったのに」
鈴木「そうそう、お前は本当にバカ正直なんだから」
田中「ああー」
佐藤・鈴木「田中ゴー!」
田中「とお!」
雷蔵「ポチっとな」

33 :
雷蔵「あ、でけた」
エキスパンダ「とほほ。こんな姿娘に見せられない」
麗「これが最強の戦士ですの?」
雷蔵「まだまだじゃ。あの瓶に優れた運動選手のエキスが満タンになったとき最強の大エキスパンダになるのじゃ。
その時こそ、あげだマンが敗れ去るときじゃ」
麗「ふふふふふ」

34 :
運動選手「たあ!やったー!」
エキスパンダ「すごい、あなたは天才だパンダ」
運動選手「え」
エキスパンダ「握手握手」
運動選手「・・・」
エキスパンダ「この調子で一気にいくパンダ」
佐藤・鈴木「おー!」
エキスパンダ「天才天才。
握手握手。
あなたも天才。
あ、もひとつあなたも大天才。
はいはい、握手。あくしゅぅううう・・・」
お爺さん「おお、何だか力がみなぎってくる」
お婆さん「ありゃ、お爺さん、ずいぶん若々しくなったこと」
お爺さん「婆さん、子供が欲しいな」
エキスパンダ「なんでこんなところでゲートボールやってんだぁ」
佐藤「馬鹿、逆にエキスやってどうすんだよ。相手を選べ」
鈴木「わざとでしょ」
エキスパンダ「チョットネ」

35 :
土曜日

女子生徒A「あ、あの青いユニホーム、光くんよ」
女子生徒B「かっこいいわ。周りが色あせて見えちゃう」
あげだま「へえ、すごい人気なんだな」
いぶき「速いのよー光くんって」
女子生徒A「ああ、こっちに来るわ」
麗「まあ私に挨拶に来たのですね」
ツリパン「当然のことです」
親衛隊たち「当然、当然」
麗「あれっ(ガクッ)」
光「いぶきちゃん、今日の勝利を君に捧げる」
いぶき「まあ」
ウーロン茶「まあ〜」
麗「ふんっ!(ガンッ)」
ウーロン茶「ああ、ツボに入って」
麗「なんて人なんでしょう!この私を無視するなんて許せませんわよ」
ツリパン「あいつには見る目がないんです」
親衛隊たち「ない!」
麗「麗、帰るっ!」

36 :
光「じゃあね、いぶきちゃん」
いぶき「ああ」
あげだま「ちぇ、キザなやつだよね。いぶきちゃん」
いぶき「そうかしら」
あげだま「え、だって」
いぶき「シッ、光くんが走るわ」
あげだま「むん」

37 :
ケンサク先生「位置について、よーい!」

・・・

光「はっはっはっはっは」
いぶき「あは」

38 :
光「いぶきちゃん、今の走り見てくれた?」
いぶき「ええ」
光「次の走り幅跳びの勝利もいぶきちゃんに捧げるよ」
いぶき「も、もういいわ。恥ずかしいもの」
光「はっはっはっはっは。恥ずかしがり屋さんなんだね。そこがいぶきちゃんのいいところなんだけど。
よーし、じゃあ次の勝利は、君のお母さんに捧げよう」
いぶき「ほんと?ママは光くんの大ファンなの。喜ぶと思うわ」
光「そう?僕も嬉しいよ。いぶきちゃんが喜ぶことなら何でも出来そうだよ。はははははははは」
あげだま「おい、お前!さっきから聞いてりゃいぶきちゃんに対してなれなれしいんだよ!」
光「お前とは挨拶だな。僕には夢小路光っていう名前があるんだがね。そういう君は一体だれなんだい」
あげだま「だれ?だれと言えば、サルバドール・ダリ!なーんちゃって」
いぶき「あげだまくん」
光「いぶきちゃん…この大ボケ野郎だれ?」
いぶき「クラスメイトであげだまくんっていうのよ」
光「ふん、クラスメイトね。君、あげだまか、天かすか知らないけど、たぬきそばの中にでも入ってたらどうだい?」
あげだま「たぬきそば!い、言ってはならないことを言ったなー!」
光「言ったがどうした?」
あげだま「夢小路光、俺の挑戦を受けてみるかー!?」
光「ふん、いいだろ」

39 :
ケンサク先生「2人とも!準備はいいか?」
光・あげだま「はーい!」
女子生徒たち「キャー光くーん!」
光「じゃ、お先に」
ケンサク先生「スピードが乗っている!おお、これは新記録が期待出来るぞ!頑張れ青春!山椒は小粒でピリリと辛い!」
光「ふん!」
ケンサク先生「おお、な、7メートル!」
光「この7メートルを君のお母さんに捧げる!」
いぶき「あはは///」
あげだま「いぶきちゃんウットリしちゃって。こうなったら何が何でも7メートル以上飛んでやる!あげだま行きます!たあ!」
ケンサク先生「これもスピードが乗っているぞ!飛び出せ青春!一寸の虫にも五分の魂!」
あげだま「う、わああああああ!!」
ケンサク先生「い、1メートル」
女子生徒たち「あははは、やーだー。あはははは」
いぶき「あげだまくん」
あげだま「ぐ…あーあ…」

40 :
ワープ郎「あれ、昼間だってのに、この部屋やけに暗いぞ?(ハテナ)
あ、暗さの原因はあれか。(マル)(いぶきちゃんに失恋でもしたのかな)カッコ閉じる」
あげだま「……」
ワープ郎「しまった図星。(マル)」
あげだま「ワープ郎〜〜!何とかして」
ワープ郎「やれやれ、いつものあげだまらしくないぞ!!(ダブルビックリ)」
あげだま「だって敵は将来のオリンピック候補だし」
ワープ郎「そんなこと関係ないよ。問題はいぶきちゃんの心だろ。(マル)」
あげだま「それが問題なんだよ。いぶきちゃんも結構あのキザ光に熱あげちゃってるし」
ワープ郎「だったら諦めれば?」
あげだま「あっさり言うなよ!」
ワープ郎「だって2つに一つしかないんだろ?(ハテナ)
このままだといぶきちゃんはキザ光のガールフレンドになって、そのうち結婚しちゃうよ!!(ダブルビックリ)」
あげだま「げ!結婚!?」
(光「あははははははは。こいつ〜」)
(いぶき「あはん」)
あげだま「まずい、それはまずいよ。おう、こうしちゃ居られん!」
ワープ郎「そっちは壁だぞ。(マル)」
あげだま「お願い、早く言って」

41 :
いぶき「光くんを連れて行ったらママがびっくりしちゃうわね」
光「あはははは。そうだ」
いぶき「え」
光「ちょっと待ってて」
いぶき「ええ」
光「はい、いぶきちゃん。これは初めてこうして並んで歩けた記念だよ」
いぶき「わあ、ありがとう」
麗「まあ、私にこそバラの花は似合うのよ!それをいぶきなんかに。ツリパン、何とかしなさい!」
ツリパン「はい」

42 :
いぶき「原田くん」
ツリパン「おい、お前。態度でかいんだよ」
光「はは、この僕に喧嘩を売るとは愚かな」
ツリパン「へへ、言ってくれるじゃねえか。行くぜ!」
光「ぐわあっ」
いぶき「光くん大丈夫?何するのよ、原田くん!」
ツリパン「え、ええっ、だって当然避けれると思って。でもこんなに喧嘩が弱いとはなあ」
いぶき「喧嘩なんて弱くったっていいじゃない。光くんにはスポーツがあるもん!」
ツリパン&親衛隊たち「あ、わわわわわ…」
あげだま「いぶきちゃーん!ど、どうしたの?」
ツリパン「あげだま!俺の用事は済んだ。あとの始末はお前に任せてやるよ。じゃあな」
あげだま「後の始末?何だよそりゃ」
いぶき「お願い、あげだまくん。光くんを」
あげだま「え、ああ?」
光「いててて…僕、格闘技は全く駄目なんだ」

43 :
ほたる「まあ、よく来て下さったわ。光くんってあの有名な光くんでしょう?」
光「はい、今日走り幅跳びで7メートルの記録を出した夢小路光です」
ほたる「まあ、7メートルも」
いぶき「その記録、ママに捧げてくれたのよ」
ほたる「まあ、感激」
かに夫「いやあ、しかしその有名な光くんが、いぶきのボーイフレンドとは」
いぶき「やだパパったら。もう大げさなんだから」
かに夫「あははははは」
あげだま「いいんだ、いいんだ、俺なんか。いいんだ」
(トントン)
あげだま「ん?」
こだま「お兄ちゃんがあげだまだろ。よくお姉ちゃんから話は聞いてるよ」
あげだま「え!ほんと?」
こだま「うん」
あげだま「はっはっは!お父さん、お母さん、僕がいぶきちゃんからいつもお聞きになっているその、源氏あげだまでーす!」
こだま「お姉ちゃんの言う通りそそっかしくておっちょこちょいで慌てん坊でお調子者なんだね」
あげだま「しゅるん」
いぶき「こだま、お姉ちゃんがいつそんなこと言ったのよ」
こだま「言ったもん。それより、お兄ちゃんたち」
光・あげだま「ん?」

44 :
こだま「2人ともお姉ちゃんのことは諦めた方がいいよ」
あげだま「どうして?」
こだま「お姉ちゃんには心に決めた人がいるんだもん」
かに夫「ほんとかー!」
いぶき「こだま!」
こだま「教えてあげよっか」
いぶき「やめなさい!」
こだま「ジャーン!姉ちゃんはあげだマンが好きなんだよーだ」
いぶき「コラ!返しなさい!」
こだま「やだよー!」
あげだま「あげだマンが好きねぇ。お、あ、熱くないか?ねえ、あっ、つ…熱い!」
光「夢小路光はここに宣言する。あげだマンとこの夢小路光とどちらが優れているか勝負だ。いぶきちゃん」
いぶき「はい」
光「すぐにあげだマンに連絡を取ってくれ。明日の日曜日、朝7時に盛蕎麦市営競技場で待っていると」
いぶき「そんな…私、あげだマンのいる所なんか知らないし、連絡の仕方も分からないわ」
あげだま「そんなの簡単だもん」
いぶき「え、あげだまくん知ってるの?」
あげだま「う、あ、つ、つまり正義のヒーローは念じれば現れるものなのさ」
光「もし来なかったら君が責任取れよ」
あげだま「ぅ、あ、はいはいはいはい」
いぶき「どうしよう。私のためにこんなことになっちゃって」
隣の住人「う、ううううう…」←口を塞がれている
麗「ふふふふふ。光とあげだマンのエキスを吸い取って差し上げるわ。それで大エキスパンダの完成よ」

45 :
観客「キャー」
ほたる「光くーん!おばさんよー!」
光「遅い、遅いぞ。あげだマン」

46 :
ワープ郎「どうしたんだ?(ハテナ)」
あげだま「うん、俺があげだマンとしてキザ光に勝ったところで、いぶきちゃんにはあげだマンが俺だって分かんないんだよな」
ワープ郎「当たり前だ。(マル)」
あげだま「だったらこんな勝負意味ないよ!」
ワープ郎「違う。(マル)これはいぶきちゃんとは関係ない。(あげだマンと光の勝負なんだ)カッコ閉じる」
あげだま「あげだマンと光の勝負?よーし、ワープ郎。あげだま変換だ!」

47 :
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ!」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだマン「てやあ!あげだマーン!」
ワープ郎「変換完了。(マル)」

48 :
光「遅い、遅すぎる」
いぶき「(どうしたの?あげだマン。このままじゃ光くんの不戦勝になっちゃう)」
あげだマン「はっはっはっはっは」
いぶき「あ、あげだマン」
あげだマン「大宇宙に光あり。この光、愛の光、気合の光。今、ライバルの挑戦を受けるため、気合の光、降り来たり!」
光「かっこつけてないで降りてこい!」
あげだマン「分かった、分かった。今行くよ。見参!気合の戦士あげだマン!てやあ!」
あげだマン「待たせたな」
光「待たされたさ」
あげだマン「この勝負、受けて立とう」
光「フフ…」

49 :
観客「キャー光くーん!」
あげだマン「(あげだマンの恰好はしていても、あげだまとして勝負するぜ)」
光「準備はオーケーかい?」
あげだマン「ああ」
いぶき「やめて二人とも!」
あげだマン「どいてください、いぶきさん」
光「これは男と男の勝負。やめる訳には行かないんだ。
いぶき「私のために、二人が争うなんてやめて欲しいの」
光「聞いてくれ!いぶきちゃん。確かに最初は君のために勝負したかった。今僕は一人のランナーとして勝負したい。
勝ち負けなんか問題じゃない。いかに自分の力を出しきれるかだよ」
いぶき「分かったわ、光くん」

50 :
観客「キャー光くーん!」
あげだマン「(あげだマンの恰好はしていても、あげだまとして勝負するぜ)」
光「準備はオーケーかい?」
あげだマン「ああ」
いぶき「やめて二人とも!」
あげだマン「どいてください、いぶきさん」
光「これは男と男の勝負。やめる訳には行かないんだ。
いぶき「私のために、二人が争うなんてやめて欲しいの」
光「聞いてくれ!いぶきちゃん。確かに最初は君のためにあげだマン勝負したかった。
でも、今僕は一人のランナーとして勝負したい。
勝ち負けなんか問題じゃない。いかに自分の力を出しきれるかだよ」
いぶき「分かったわ、光くん」

51 :
いぶき「よーい、ドン!」
あげだマン「すごい加速だ」
ワープ郎「関心してる場合じゃないよ。移動キーを押すんだ」
あげだマン「え、ええ」
ワープ郎「(このままじゃ負けちゃうよ)カッコ閉じる」
あげだマン「でも」
(光「勝ち負けなんて問題じゃない。いかに自分の力を出し切れるかだよ)」
あげだマン「よーし、実力で勝負だ!」

52 :
エキスパンダ「やんや、やんや。二人とも走る天才パンダ。はい、記念の握手」
ワープ郎「あ、こいつ合成獣だ!(ビックリ)」
あげだマン「わー!危なかった。あ、しまった」
エキスパンダ「イヒヒヒヒ」
光「・・・」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほっほ!さすがの天才もエキスパンダには敵いませんわね」
あげだマン「またお前かー!」
怨夜巫女「次はあげだマンですわよ」
鈴木「怨夜巫女さま、エキスが満タンになりました」
あげだマン「くっそー」
怨夜巫女「今こそ最強の戦士が最強の戦士が生まれるときですわ」
エキスパンダ「イヒヒヒ、ドーピング」
佐藤・鈴木「いっきいっきいっきいっき!」
エキスパンダ「ぷはあ」

53 :
大エキスパンダ「お待たせー」
あげだマン「うわあ、で、でっけー」
大エキスパンダ「あげだマンよ。俺の強さを思い知れ。
いいか?俺はな、高跳び一番、幅跳び一番、投げやり一番、走るの一番、なんだ。どうだ、まいったか?」
あげだマン「なんだって?」
大エキスパンダ「ふふ、貴様よほど恐怖を味わいたいらしいな。良かろう、俺は。
高跳び一番、幅跳び一番、投げやり一番、走るの一番。ははは、今度こそ怖れいったか」
あげだマン「なんだって?」
大エキスパンダ「まだ分からないの?だーかーら、高跳び一番、幅跳び一番、投げやり一番、走るの一番。どうだ、まいったか?」
佐藤「どうやら最強の運動選手をつくってしまったようですね」
鈴木「またやっちゃった」
怨夜巫女「仕方がない。あれを」

54 :
怨夜巫女「さあ、これで完全な戦士よ。あげだマンをやっつけておしまい」
あげだマン「来い!むむむ…」
大エキスパンダ「重くて動けん」
一同「※△★▼◇☆(ズコー)」
あげだマン「もう今日は時間ないからとどめ刺しちゃうもんね!ダブルフリスベー!」
大エキスパンダ「動けないって言ってるのにー」
怨夜巫女「ああ、ああ」
怨夜巫女「あーーれーー」
佐藤・鈴木「うわあーーー」

55 :
あげだマン「やった。あ、なんだこりゃ」
光「・・こ、これは」
あげだマン「光くん」
光「あげだマン」
あげだマン「引き分けだな」
光「いや、僕の負けさ。僕にとって引き分けは負けと同じことさ」
いぶき「そんなことないわ。あげだマンと互角だなんて、光くんってやっぱりすごいと思う。さ、握手して」
あげだマン「ところでいぶきさん。あの、あげだまくんもこのあげだマンと互角の勝負をするんだよ」
いぶき「うっそー」
あげだマン「うそじゃない」
ワープ郎「(あげだま!)」
あげだマン「では、さらば!」
いぶき「あげだマン」

あげだま「俺と光が互角の勝負をしたのに」
ワープ郎「ヒーローは辛いね‥(テンテン)」
あげだま「んだんだ」

56 :
あげだま「はっはっはっはっはっはっは」
ワープ郎「何がそんなにおかしいんだ?(ハテナ)」
あげだま「だって麗のやつすげえ相撲オンチでさ、ブームの若貴兄弟のこともぜーんぜん知らないんだって」
麗「うう、すっかり恥をかいてしまいましたわ。こうなったら若貴兄弟をやっつけるしかありませんわね」
ワープ郎「次回、ゲンジ通信あげだま。麗は横綱でゴンス」
麗「ちょっと!何で私が関取になんのよー!」

次回

『麗は横綱でゴンス』

57 :
麗「皆さん、おはよう」
ツリパン「そんなに見たいかー?」
クラスメイト達「見たーい」
ツリパン「しょうがねえなー。じゃ、ちょっとだぞ」
麗「ん?」
ツリパン「ほんとにちょっとだぞ」
麗「おっほん」
ツリパン「おい、手洗ってきたか?ちゃんと」
麗「おっほん!」
ツリパン「順番だ、順番」
麗「むううううう」
ワープ郎「これは面白くなりそうだ。(マル)」

58 :
男子生徒「すっげーな。ははは」
麗「むむむむむ」
女子生徒「うらやましいー。私も一度生で見てみたいなー」
麗「な、何なのー!もう」
ツリパン「ちゃんと丁寧に扱えよ。オラ」
ツリパン「砂かぶりと言われる一番の前の席だったから、高島田と若島田もバッチリ見えたんだぞ」
いぶき「大相撲の切符を手に入れるのも大変なのに、ほんとうらやましいわ」
ツリパン「うちのパパは、二人の後援会に入ってるからな」
あげだま「それでサインまでもらってきたのかよ。しかし二人ともでっかい手。ん?わあーあ!い、いきなり変な所から顔出すな」
ツリパン「れ、麗さま、どうしたんですか?その変わり果てたお姿は」
麗「黙らっしゃい!私が来たのに挨拶もしないで何よ!」

59 :
『麗は横綱でゴンス』

60 :
麗「こんなものー!くっ、くっ」
クラスメイト「わー」
ツリパン「麗さま、おやめください!」
麗「ふん!お前には今日限りで親衛隊の隊長を辞めてもらうわ」
ツリパン「そ、そんな…」
あげだま「麗!いくらなんでもやり過ぎじゃねえか」
いぶき「そうよ。挨拶しないからってこんなことするなんて原田くんが可哀相よ」
ウーロン茶「挨拶は関係ないネ。麗さんはいつも自分がクラスの中心にいないと気に喰わないものねだり」
あげだま「それにしても若貴の色紙こんなにしちゃってもったいない」
麗「若貴が何よ!私のお父様なんか…若ハゲよ」
一同「(ズコー!)」

61 :
あげだま「麗よ、おめえひょっとして若貴兄弟のこと知らねえんじゃねえか?」
麗「ギク。ん?」
ウーロン茶「お金くれたら教えてあげるヨ。ジャン」
麗「ほり、3000円」
ウーロン茶「んん。今の大相撲ブームの火付け役になった若島田、貴島田の兄弟力士のことなのネ」
麗「し、知らなかった。麗、帰るっ!」
あげだま「え、ええ?ったく、ほんと超ワガママなやつだよな」
ツリパン「麗さま…」

62 :
麗「えーん、うう」
雷蔵「たかが力士の名を知らんかったくらいでそんなに泣くこともあるまい」
麗「ひどいわ、お爺様まで。私、今日ほど恥ずかしい思いをしたことはなくってよ。うう」
雷蔵「すまん、すまん。で、ワシにどうしろと言うのじゃ?」
麗「そうこなくっちゃ、お爺様。私が恥ずかしい思いをしたのも若貴とかいう兄弟力士に人気があるからいけないんですわ」
鈴木「ああ、我々には思いつかん発想だな」
佐藤・田中「うんうん」
麗「若島田や貴島田をけちょんけちょんにやっつけて一気に人気の座から引きずり落とさなければ私の気が収まりませんわ!」
雷蔵「うーむ、しかし相手は人気ばかりか実力もある相撲取りじゃからなあ。そう簡単にはやっつけられんぞ」
麗「お爺様。困ったときのノットリダマスの預言書があるじゃあーりませんかあ」
雷蔵「しかし預言書は世界征服のためのもんじゃからのう」
麗「ああ、両親ばかりか、お爺様にまで見放され、やっぱり麗はひとりぼっちなんだわ。よよよ」
雷蔵「分かった、分かった」

63 :
雷蔵「うん?これは。大王、丸い格闘技場に大きなイチョウ男を放つ。その男、綱を張り、人や国を張り倒さん。
うん、これは使えるぞ。丸い格闘技場、すなわち土俵のことじゃ」
麗「でも、次の大きなイチョウ男って何ですの?」
雷蔵「うーむ、イチョウと言えば、そのものズバリ」.。o○(胃腸男)
麗「なるほど」.。o○(胃腸男)
雷蔵「うーむ」
鈴木「大銀杏というのは、関取が結っているマゲのことでは?」
雷蔵「むむ」
鈴木「あーーやっちゃった」
雷蔵「鈴木、ワシがそれぐらい知らんと思ったか。知ったかぶりして先に言ったな」
鈴木「だあー!いやー!申し訳ございません」
雷蔵「今回の合成マシーンにはお前が入れ」
鈴木「合成獣だけはやだよ」
雷蔵「田中、佐藤。しっかりつかまえておけ」
佐藤・田中「へい」
鈴木「うわあーーいやーー」
雷蔵「これでよろしいでしょうか」
鈴木「悪党!腐れ外道!」
佐藤「余計なことを言ったお前が悪いんだ」
田中「女房や子供や住宅ローンがねえお前が犠牲になるのが一番なんだ」
鈴木「涙ジョ」
雷蔵「この預言詩は合成マシーンでとてつもない力士をつくり相撲界に送り込み、綱を張る。
つまり横綱にして世界征服をせよと言っておるのじゃ」
麗「素晴らしい。パーフェクト」
雷蔵「前回は大エキスパンダなどという西洋のとんでもない戦士で失敗したが、
今回は、世界最強の格闘技と言われている相撲で世界征服じゃー!うーんと強い横綱をつくってみせるぞー!」

64 :
鈴木「だぁあああぁ…」
麗「派手な決意表明の割には、今回の材料はあっさりではありませんこと?」
雷蔵「いやそんなことはない。ドスと鯉でドス鯉じゃ。強そうな名じゃろう?」
麗「え、ええ。まあ、いいわ。、田中、佐藤。鈴木をマシンの中にぶち込みなさい」
佐藤・田中「はは」
鈴木「ああーーやだよーーやだってばーー」
麗「もう、何やってんのよ!おどき!とう!」
鈴木「あぶね」
麗「あー!あららーー」
鈴木「あーーやっちゃった」
雷蔵「まあ、たまには麗が合成獣になってみるのもいいか。
あ、でけた。出てこい、ドス鯉」
ドス鯉「どすこい」
佐藤・田中・鈴木「だあー!(ズコー!)」
ドス鯉「でも何で私がこんな情けない姿にならなければいけないの?鈴木、覚えてらっしゃい!」
鈴木「こわいよー」
雷蔵「まあ、そう言うな麗。こいつらが合成獣になるよりも、お前がなるほうが成功の確率は高いというのものじゃ」
麗「分かりましたわ。今回は我慢します。それにしても、この貧弱な体のどこが横綱なんですか」
雷蔵「そう慌てるでない。このドス鯉は成長する合成獣でな。
力士の要素である体型、力、そして技を色んな人間から吸収する能力があるのじゃ
ドス鯉「どうすれば吸収出来るんですの?」
雷蔵「頭の鯉の口が相手の体に触れていればいいのじゃ。まず力士らしい背の高さじゃが、麗、いや、ドス鯉よ。田中から背の高さを奪え」
田中「えー!」
ドス鯉「ごっつあんです」
田中「う、う、うわー、な、なんでー」
ドス鯉「す、すごいですわ!」
田中「よよよ。旦那様。私のたったひとつの取り柄である背の高さを取られたら女房に嫌われてしまいます。元にお戻しください」
雷蔵「ええい、黙れ!若貴を破り、相撲界を乗っ取るまで辛抱せい!」
ドス鯉「背は高くなったけど、これじゃウドの大木ですわ」
(ピンポーン)
雷蔵・ドス鯉・佐藤・鈴木「ん?」
雷蔵「あ、誰か来たようじゃな」

65 :
原田一家「??????…あ」
雷蔵「ごほん」
ドス鯉「どすこい」
ツリパンの父「このバカ息子がお嬢さまにとんだ失礼いたしまして申し訳ございません。
どうかこれをお納め願いまして、水に流しては頂けないでしょうか。
有田焼の絶品と誉れも高いラーメンどんぶりです」
ドス鯉「今頃謝りに来たって遅いわよ。どすこい」
ツリパン「(この、声は…)」
雷蔵「可愛い孫娘に悲しい思いをさせおって。お前らの顔など見たくないわ!」
ツリパンの母「そんなことおっしゃらないで下さいまし。
うちの会社は、九鬼コンツェルンの特約店をやらせて頂いてるからこそ、
どうにかやって来れたんです。ここで九鬼様に見放されたら一家三人路頭に迷ってしまいます。どうか、ご勘弁を」
ドス鯉「ふふふふ(コショコショ)」
雷蔵「なるほどなぁ。よし、許してやる代わり、お前たち親子のその力士顔負けの太さをもらおう」
原田一家「えええええええええええ」
ドス鯉「ごっつあんです」
原田一家「ギャーーー!!!!」

66 :
原田一家「あああああああああああ・・・」
ドス鯉「だいぶ力士らしくなってきましたわ」
雷蔵「恰好はそうだが、こりゃただの贅肉の塊じゃ。力士らしい筋肉と力を吸い取らねば」
ドス鯉「やるですわ!」

67 :
スワちゃん「カップヌードルダー」
CM監督「はい、カーット!スワちゃん、スワちゃん。べリグよ」
スワちゃん「ブイブイ」
(ガシッ)
スワちゃん「ぬわあ」
ドス鯉「どすこい」
スワちゃん「オーマイゴーーットー」
ドス鯉「おーっほっほっほっほっほ!筋肉役者スワレチュネッガーの筋肉頂きましたわ」
雷蔵「さすがにスワレチュネッガーの筋肉じゃ。あとは相撲の技を吸い取ればいいだけじゃが」
ドス鯉「相撲の技ってどんなのがあるんですの?」
雷蔵「そうじゃのう。基本的なやつは突っ張りとか吊りとかなぁ」
ドス鯉「おーっほっほっほっほっほ!それならすぐ調達出来ますわ。どすこいー」
雷蔵「麗のやつったら相撲オンチのくせに大丈夫かのう」
佐藤・田中・鈴木「うんうん」

68 :
ドス鯉「お爺様、私が吸収した技をお見せしますわ。どすこい。まずは!ツッパリ(不良)」
雷蔵・佐藤・田中・鈴木「それで?」
ドス鯉「嫌ですわ、お爺様。見事なツッパリじゃありませんこと?」
雷蔵「むむむむむむむ、ぜーんぜん違ってますよーだ」
鈴木「わーあ」
ドス鯉「あら、そうでしたの?じゃあ次は、釣りー!どうです?一本釣りですわ」
雷蔵・佐藤・田中・鈴木「はぁ〜あ」

69 :
テレビ「大きな歓声に包まれまして、今、高島田が土俵にあがります。本日の対戦相手は…」
あげだま「おお、次は貴島田の登場だ」
ワープ郎「よっ!待ってました!(ビックリマーク)」
あげだま「おお、そこだ!やれやれ!」
テレビ「…の体勢が崩れた、上手投げ!高島田の勝ちです!」
あげだま「やったー!」
オカメ「こっちもやったわ。ビックニュースですよ。ビックニュース、ビックニュース」
エビ天「どうしたんじゃ?カメさん。福引でポルシェでも当たったんかい?」
オカメ「ポルシェがなんです。もっとグレートでスペシャルなことよ。今場所の千秋楽の入場券が手に入るのよ」
あげだま・ワープ郎・エビ天「えー!!」
オカメ「これを見て下さいな」
あげだま「町内相撲大会」
エビ天「10人抜きした者には、千秋楽の末席招待と」
ワープ郎「賞金100万円!」
あげだま「おーし!気合で優勝して、みんなで大相撲を見に行くぜー!」
ワープ郎・エビ天・オカメ「おー!」

70 :
テレビ「大きな歓声に包まれまして、今、高島田が土俵にあがります。本日の対戦相手は…」
あげだま「おお、次は貴島田の登場だ」
ワープ郎「よっ!待ってました!(ビックリマーク)」
あげだま「おお、そこだ!やれやれ!」
テレビ「…の体勢が崩れた、上手投げ!高島田の勝ちです!」
あげだま「やったー!」
オカメ「こっちもやったわ。ビックニュースですよ。ビックニュース、ビックニュース」
エビ天「どうしたんじゃ?カメさん。福引でポルシェでも当たったんかい?」
オカメ「ポルシェがなんです。もっとグレートでスペシャルなことよ。今場所の千秋楽の入場券が手に入るのよ」
あげだま・ワープ郎・エビ天「えー!!」
オカメ「これを見て下さいな」
あげだま「町内相撲大会」
エビ天「10人抜きした者には、千秋楽のマス席招待と」
ワープ郎「賞金100万円!」
あげだま「おーし!気合で優勝して、みんなで大相撲を見に行くぜー!」
ワープ郎・エビ天・オカメ「おー!」

71 :
雷蔵「テスト、テスト。麗、聞こえるか?」
ドス鯉「こちら麗。感度良好ですわ、お爺様」
雷蔵「ワシが指示を出すから素晴らしい技を吸収するんじゃぞ」
ドス鯉「おーっほっほっほっほっほ!任せてください」
雷蔵「麗、その笑い方はいかん」
ドス鯉「は?」
雷蔵「お前であることがすぐ分かっちゃう。絶対正体をバラしちゃならーん」
ドス鯉「分かりましたわ」

72 :
行司(田中)「ひが〜し〜でぶの〜はな〜でぶの〜はな〜」
観客「がんばれーでぶのはなー」
行司(田中)「に〜し〜あげだま〜や〜ま〜あげだま〜や〜ま〜」
観客「いけいけー」
ワープ郎「よっ!あげだまやま!待ってました。(マル)」
オカメ「あげだまちゃん、しっかり」
行司(田中)「はっけよーい!」
あげだま「もらったぜ!」
行司(田中)「のこったのこった!」
あげだま「くうう、重すぎて動かない」
対戦相手「ふっ、どうしたどうした。俺に勝とうなんて100万光年早いぜ」
あげだま「くそー」
エビ天「(あげだまよ、いいこと教えてあげよう)」
あげだま「エビ天じっちゃん。な、何だよ」
エビ天「(よく言うじゃろう。押しても駄目なら)」
あげだま「ああ、引いてみなってかー!」
行司(田中)「あげだまやまー」
あげだま「いえーい!」
エビ天「(いえーい)」
オカメ「やったーあげだまちゃん。でもお爺さん、今度から手助けしちゃダメよ」
エビ天「え?」
オカメ「やっぱり男のスポーツはハングリーでシビアでなきゃ面白くないでしょ」
エビ天「今日のカメさん過激」
いぶき「あげだまくーん!その調子よー」
こだま「あげだまー次のやつもバッチリやっつけてー」
あげだま「ばははははー!よーし、やったるでー」

73 :
あげだま「おりゃー!」
あげだま「たあー!」
あげだま「うりゃー!」
行司(田中)「あげだまやまー」
あげだま「てやあ!」
行司(田中)「あげだまやまー」
あげだま「ばははー!」
ワープ郎「(100万円と入場券が近づいてきた)カッコ閉じる」
いぶき「素敵ーあげだまくん」
あげだま「ばはははははは」
ドス鯉「おのれー!クソ生意気な!お前の技なんか全部吸い取ってくれるわ!」
雷蔵「待たんか、麗。あんな子供だましの技吸い取っても何の役にも立たん」
ドス鯉「しかしこのままではあげだまに10人抜きをされてしまいます」
雷蔵「心配するな。これから本格的な選手が次々と出てくるわい」

74 :
あげだま「たあ!へへへ。次は誰だ。ん?」
ケンサク先生「やあ」
あげだま「け、ケンサク先生!」
ケンサク先生「給料日前でなあ。デート代もないもんだから参加したんだ」
あげだま「はぁ…でも先生だからって遠慮はしないぜ」
ケンサク先生「あげだま、いつでも来なさい」
あげだま「(結構自信あるみたいだな。けど子供だからってバカにしていると痛い目を見るのよ!勝負!)うおー!」
ケンサク先生「カモンあげだま」
あげだま「もらったっ…ああ、あ、あれ」
ケンサク先生「あげだまー!もらったー!」
あげだま「わー!そ、そんなバナナ」
ケンサク先生「諦めな。お前は既に負けている」
あげだま「あぱぱぱっぱぱ!」
ケンサク先生「あげだま破れたり!だっはっはっは」
行司(田中)「ケンサクざくら〜」
ケンサク先生「あ、いかん、ついにマジになってしまった。ごめんな、あげだま」
ドス鯉「ケ、ケンサク先生すごいわ」
雷蔵「すごいはずじゃ。調べによると彼は、学生時代相撲部のキャプテンをしておったんじゃ。
今は痩せているが100s以上もあったそうじゃ。人は見かけによらんのう」
観客「わー!いいぞー!」
ケンサク先生「すまんなー、あげだま」
あげだま「勝負だから仕方ないよ。でもせっかく千秋楽見るの楽しみにしてたじっちゃんとばっちゃんががっかりするよな」
ケンサク先生「心配するな。僕が10人抜きしたら、入場券はお前にやるよ」
あげだま「ほんと?じゃあ俺先生の応援しちゃうよ」

75 :
あげだま「先生頑張れ!」
ケンサク先生「はー!とお!」
行司(田中)「ケンサクざくら〜」
ケンサク先生「いやあ、てやあ!」
行司(田中)「ケンサクざくら〜」
ケンサク先生「とりゃー」
あげだま「やったー!あと1人で10人抜きだ」
雷蔵「麗、ケンサク先生の技は本物じゃ。吸収しろ」
ドス鯉「了解ですわ」

76 :
行司(田中)「に〜し〜どすこ〜い。どすこ〜い」
ドス鯉「よいしょ!よいしょ!どすこーい!(ああ、なんて情けない)」
雷蔵「コラ麗、ちゃんとケンサク先生の技吸い取れよ」
ドス鯉「分かってますわよ、もう!やりゃあいいんでしょう、やりゃあ!」
ケンサク先生「(うう、おっかない。でもこの人、前にどっかであったような気がするなあ)」
ワープ郎「ドスコイって本物の相撲取りみたいだ。(マル)」
あげだま「先生、頑張れよー!」

77 :
ケンサク先生「うむっ、わー!な、なんだ。どうしたってんだ」
ドス鯉「ごっつあんです」
ケンサク先生「ち、力が入らん」
あげだま「あー危ない」
ワープ郎「さっきの光といい、なにか変だ?(ハテナマーク)」
ケンサク先生「うう、わー!」
観客「ざわざわ…」
あげだま「そんな…これで入場券はパーだ」
ワープ郎・エビ天・オカメ「ああーあ」
ドス鯉「どすこーい!私に勝てるものなどおらんわ。おー!」
あげだま「お、この声」
雷蔵「麗、駄目じゃ」
ドス鯉「ホケキョ」
あげだま「どへ」
ドス鯉「(危ない、危ない。もう少しでバレるとこだったわ)」

78 :
雷蔵「次は筋肉岳。得意技はツッパリか。ツッパリではドス鯉が吸収する時間がない。佐藤、あの手を使え」
行司(佐藤)「さあ、見あって見あって。よ」
筋肉岳「おお」
ドス鯉「おっと、それ」
エビ天「またしても。何じゃありゃ」
ドス鯉「ごっつあんですわ。どすこい!どすこい!どすこい!どすこい!どすこい!どすこい!どすこい!どすこい!
どすこい!どすこい!おーっほっほ!じゃなかった。わーっはっはっはっは!(どうも調子が出ないわ)」

79 :
エビ天「次はいっきのがぶり寄りが得意か」
行司(佐藤)「はっけよーい、のこったのこった!」
雷蔵「土俵変換システム作動」
いっき「お、おっとっとっと」
エビ天「またしても。ひょっとして…」
ドス鯉「どすこい!どすこい!どすこい!どすこい!絶好調ですわね。おー!あっ…」
エビ天「こやつはノットリダマスの合成獣じゃ」

80 :
エビ天「次はいっきのがぶり寄りが得意か」
行司(佐藤)「はっけよーい、のこったのこった!」
雷蔵「土俵変換システム作動」
いっき「お、おっとっとっと」
エビ天「またしても。ひょっとして…」
ドス鯉「どすこい!どすこい!どすこい!どすこい!絶好調ですわね。おー!あっ…」
エビ天「こやつはノットリダマスの合成獣じゃ」
あげだま「なんだって!ワープ郎」
ワープ郎「ほい、きた」

81 :
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだマン「てやあ!あげだマーン」
ワープ郎「変換完了。(マル)」

82 :
ドス鯉「次はどうしたの?次は」
行司(佐藤)「麗さま、もう目ぼしいやつはいないのでは」
ドス鯉「なるほどね。でもせっかく調子が出てきたのに面白くないですわ。
面倒だから束になって掛かってくるっていうのはどう?ほら、はっきりなさいよ。はっきり。
ふん、どうやらこの会場には私の相手になりそうな力士はいないようね。おー!じゃない。わーっはっはっはっは!」
あげだマン「俺が相手になるぜ!」
雷蔵「!?」
いぶき・こだま「!?」
行司(佐藤)「!?」
ドス鯉「!?」
あげだマン「やい、ドス鯉。汚い手で神聖な土俵を汚すことはこの俺が許さないぞ。
大宇宙に光あり。この光、愛の光、気合の光、今、この世の悪をなくすため、気合の光、降り来たり」
いぶき「あげだマン」
あげだマン「見参!気合の戦士あげだマン。てやあ!」
観客「ざわざわ…」
ドス鯉「若貴を叩きのめす前にあんたを血祭にあげてやるわ」
あげだマン「そうはいくか!4倍角で体は互角だぜ。4倍角!勝負だ!」
いぶき・こだま「あげだマン、頑張って!」
ドス鯉「相手があげだマンだとて同じことですわ」
雷蔵「いや、あげだマンを侮ってはいかん。スキをついてさっさと力を吸い込むんじゃ」
ドス鯉「ラジャ」
ワープ郎「いっちゃえ。(マル)」
あげだマン「うおー!」
ドス鯉「これまで吸収した力と技、見せてくれるわ!どすこい!どすこい!こい!」
あげだマン「う、わ、わあああ!!!」
ドス鯉「えー!え…勝っちゃった…」
雷蔵「まさか、あげだマンを倒せるほどの力を吸収してたとは、やはり麗を合成獣にしたのが良かった」
ドス鯉「うう、ついにこの日が来たのね。18回目してやっと。こんな恥ずかしい合成獣になった甲斐があったわ」

83 :
オカメ「そうはいかないわ」
エビ天「カメさん、行くぞ」
オカメ「ほら、あげだまちゃんに力を与えてやるのよ」
エビ天「じゃないと晩飯のおかずじゃ」
あげだマン「シュワッチ!あげだマン!ダッ!」
ワープ郎「あげだマン、気合を入れるんだ!」
あげだマン「よーし!気合!気合!ウルフカードか」
ワープ郎「千代の富士だ。(マル)」
あげだマン「よーし、うおおおお!ウルフパワー!」
雷蔵「こら麗!何しとんじゃ」
ドス鯉「なーんかさっきからいきなり調子悪いんですのよ。あ」
あげだマン「覚悟しやがれ」
ドス鯉「う、うわー」
あげだマン「往生際が悪いぞ!これでおしまいだー!」
ドス鯉「きゃーー」
雷蔵「わー来るなー」
雷蔵「わーー」
麗「きゃーー」
あげだマン「いえーい、ばははー!」
観客「わーわー」
こだま「やったー」
いぶき「素敵ーあげだマン」
あげだマン「やったーこれで千秋楽見に行ける!」

84 :
オカメ「そうはいかないわ」
エビ天「カメさん、行くぞ」
オカメ「ほら、あげだまちゃんに力を与えてやるのよ」
エビ天「じゃないと晩飯のおかずじゃ」
あげだマン「シュワッチ!あげだマン!ダッ!」
ワープ郎「あげだマン、気合を入れるんだ!」
あげだマン「よーし!気合!気合!ウルフカードか」
ワープ郎「千代の富士だ。(マル)」
あげだマン「よーし、うおおおお!ウルフパワー!」
雷蔵「こら麗!何しとんじゃ」
ドス鯉「なーんかさっきからいきなり調子悪いんですのよ。あ」
あげだマン「覚悟しやがれ」
ドス鯉「う、うわー」
あげだマン「往生際が悪いぞ!これでおしまいだー!」
ドス鯉「きゃーー」
雷蔵「わー来るなー」
雷蔵「わーー」
麗「きゃーー」
あげだマン「いえーい、ばははー!」
観客「わーわー」
こだま「やったー」
いぶき「素敵ーあげだマン」
あげだマン「これで千秋楽見に行ける!」

85 :
あげだま「気合だー!貴島田!やったー!やっぱ本物はすごいぜ」

86 :
ワープ郎「あげだま、今度学校でトントン紅くらげ団やるんだって?(ハテナ)」
あげだま「うーん」
ワープ郎「なんだ元気ないぞ!(ビックリマーク)」
あげだま「だってだって光のやつが来るんだぜ。いぶきちゃん取られちゃう」
麗「おーっほっほっほっほっほ!いぶきが何よ。男子は全て私のところに殺到しますわ」
ワープ郎「次回、ゲンジ通信あげだま。君の瞳にク〜ラクラ」
麗「麗さまの瞳にク〜ラクラでしょ、全く」

次回

『君の瞳にク〜ラクラ』

87 :
雷蔵「しかし、夢小路さん。ここからこうして眺めるとお宅とうちしか見えませんなあ」
光のおじ「いやいや、私の家などちっぽけなもんですよ」
雷蔵「そんなご謙遜を。それはさておき、先ほどの話なんですが」
光のおじ「はあ」
雷蔵「うちの麗とご子息の光くんの事ですよ。似合いのカップルと思いませんか?」
光のおじ「いやあ、しかし二人ともまだ小学生ですからね」
雷蔵「だからです。これが大きくなってみなさい。親の言うことなど聞きゃせんでしょう」
光のおじ「し、しかし本人の気持ちもありますし」
雷蔵「では、光くん本人がうちの麗で良いというならよろしいんですな」
光のおじ「いや、そうはっきり申されましても」
鈴木「結局人間てさ、金が出来ると名が欲しくなんのかね」
雷蔵「そんな悠長なこと言ってたらどうにもなりませんぞあなた!決断してください!」
光のおじ「あ、あ、あ、あの」

光「いぶきちゃん…」

88 :
『君の瞳にク〜ラクラ』

89 :
親衛隊員A「ん?ああ、おい、緑山学院の光が来るぞ」
ツリパン「なに!?あいつ!なんの用だ?」
女子生徒A「ねえねえ、光くんよ」
親衛隊員A「アウチ」
ツリパン「どわ」
女性生徒達「光くーん!」「キャーキャー」
光「いぶきちゃん…!よし」
あげだま「光のやつ何しに来たんだ?」
いぶき「さあ」
麗「全く、夢小路光が来たくらいで大騒ぎしちゃって。下品なんだから。
ところで、わざわざ何しに来たのかしら。ちょっと!」
ツリパン「はい!麗さま、お呼びでしょうか?」
麗「夢小路光が来た目的を調べてきなさい」
ツリパン「はい、ただいま。おい」
親衛隊員たち「はい!」
麗「どうせ私にデートの申し込みにでも来たのでしょう。ふふふふ。おーっほっほっほっほっほ!」

90 :
ケンサク先生「えー!うちの学校とトントン紅クラゲ団をやりたいって!?」
光「はい、お願いします」
ケンサク先生「トントン紅クラゲ団っていうと、テレビでやってる男の子と女の子が、集団でするお見合いみたいなやつでしょう
親衛隊員たち「・・・・」
ひとみ先生「ええ、デートゲームみたいな。私あの番組好きです」
ケンサク先生「あ、そうですか!よーし、それも一つの青春だ。光くん、校長先生には僕から話してみよう」
光「ありがとうございます」
ツリパン「なーにー!?トントン紅クラゲ団だって!」
女子生徒たち「えー緑山学院と紅クラゲ団!」「えー」「じゃああの光くんも?」「もちよ、もち!」「やーだー」
麗「ふっふっふっふ」
あげだま「おい、ワープ郎。トントン紅クラゲ団ってなんだ?」
ワープ郎「デートゲームみたいなもんだ。(マル)」
あげだま「デートゲーム!?ということはいぶきちゃんとデート」
ワープ郎「はあ、デレデレしちゃって…(テンテンテン)」

91 :
校長「トントン紅クラゲ団だと!と、とんでもない!」
教頭「そう、トンでもギュウでもない!」
ケンサク先生「いや、しかし、子供たちはですね、我々大人と違って」
校長「大人と違うからいかんのじゃよ」
教頭「そう、とってもいかんが!」
ケンサク先生「いやしかし」
教頭「君も教師ならそのくらいは分かるでしょう」
ケンサク先生「ですから!」
親衛隊員C「・・・・」

92 :
校長「トントン紅クラゲ団だと!と、とんでもない!」
教頭「そう、トンでもギュウでもない!」
ケンサク先生「いや、しかし、子供たちはですね、我々大人と違って」
校長「大人と違うからいかんのじゃよ」
教頭「そう、とってもいかんが!」
ケンサク先生「いやしかし」
教頭「君も教師ならそのくらいは分かるでしょう」
ケンサク先生「ですから!」
親衛隊員C「・・・・」
女子生徒A「トントン紅クラゲ団か。ちょっとワクワクするわね」
女子生徒B「ほんとよねー」
女子生徒C「でもさ、緑山学院とトントン紅クラゲ団やってもさ、男の子たちみんないぶきちゃんか麗さん指名しちゃうんじゃない?」
女子生徒A「それもそうね」
ツリパン「ばーか言ってんじゃねえよ!俺たち男は全員麗さまに決まってるだろう!なあ!」
親衛隊員たち「おう!」

93 :
あげだま「ちょっと待ったー!俺は断然いぶきちゃんだ!」
ツリパン「麗さまだ!」
あげだま「いぶきちゃんだ!」
ツリパン「麗さまだ!」
あげだま「いぶきちゃんだ!」
ツリパン「絶対麗さまだ!」
あげだま「絶対絶対いぶきちゃんだ!」
ツリパン「麗さま」
あげだま「いぶきちゃん」
ツリパン「麗さま」
あげだま「いぶきちゃん」
ツリパン「麗さま」
あげだま「いぶきちゃん」
ツリパン「麗さま」
あげだま「いぶきちゃん」
麗「おーっほっほっほっほっほ!やってみれば分かることよ。もっとも結果は見えてますけれど」
ツリパン「そうだそうだそうだ」
あげだま「んなことは分かんねえだろ!」
親衛隊員C「こしょこしょ」
ツリパン「なに!校長が反対してる?」
あげだま「麗、これで確かめられなくなったな。良かったじゃないか。やってたら負けてたかも知れねえもんな」
麗「おーっほっほっほっほっほ!甘いわね、あげまんじゅう」
あげだま「ん?」
麗「私を誰だと思ってるの?おーっほっほっほっほっほ!」

94 :
雷蔵「あったあった。二つの家が結ばれし時、これは我が九鬼家とあの夢小路家の婚姻がまとまるということじゃね。
えー、その前兆に紅色の柔らかき一段が現れ、縁結びとなる。紅色の柔らかき一段?なんじゃこれは」
(prrr・・・)
雷蔵「ったく、せっかく思いつきそうなところなのになあ。もう。
ワシじゃ。あ、麗か。ん、何?緑山学院とトントン紅クラゲ団じゃと?」
麗「そうなの。ところが校長先生がね、だーい反対らしいのよ」
校長「麗さま、滅相もございません」
教頭「そう、別荘もございません」
麗「そう、分かりました」
校長「麗さま、あのうー」
麗「あのね、お爺様がね。お二人ともお疲れのようですから、ながーーいお休みを取った方がよろしいと。どっかの山の中で」
校長・教頭「えー!!」
(校長・教頭「サムイクライコワイ」)
校長・教頭「麗さま、私たちが悪うございました!何もかも大賛成でございます!」
麗「それではよろしいんですのね」
校長「もちろんです」
教頭「そう、もちろんです」
校長「ですからなにとぞ理事長には」
麗「分かりました。おーっほっほっほっほっほ!」

95 :
雷蔵「という訳で、今回はこの紅ショウガとクラゲで合成獣をつくるのじゃ」
田中「く、クラゲ?」
佐藤「何だか体がかゆくなってきたぜ」
鈴木「俺もかゆい」
雷蔵「そして、今回合成獣になってルンルンするのは」
鈴木「ルンルンだってよ」
佐藤「う、わああ、頭がガンガンしてきた」
雷蔵「これじゃこれじゃ。このバーをくぐってみろ」
佐藤・田中・鈴木「よーし」
佐藤「あれはリンボーダンスのバーだ」
鈴木「なるほど。でもどういうことだ?」
佐藤「つまり、今回はクラゲだろう?あれをくぐれた体の柔らかい者が合成獣にされるということだ」
田中「なるほど。ということはくぐれなければいいんだな」
鈴木「なんだ簡単じゃないか」
佐藤・田中「ふへへへへへ」
鈴木「楽勝」
雷蔵「何をしておるんじゃい」
田中「田中、いっきまーす!」

96 :
雷蔵「おう、気が入っとるな。よーし、レッツゴー!リンボーダンス!」
田中「じゃんじゃんじゃんじゃじゃんじゃんじゃじゃんじゃ、じゃんじゃんじゃんじゃじゃんリンボー!えへへ、さわっちゃおう。うわー!」
佐藤・鈴木「たなかー(棒読み)」
田中「うう・・」
佐藤「田中、田中、大丈夫か」
鈴木「田中、おわった」
雷蔵「お前たちの考えなどお見通しじゃ。次」
佐藤「鬼だ。悪魔だ」
鈴木「俺感電コワイ。鈴木行きまーす。よーし!く、くっそー。感電キライ、感電コワイ、感電キライ、合成コワイ、
感電こわいよぉおおおお!!童顔だからってバカにするなよー!」
佐藤「感電コワイ、合成キライ、感電コワイ、合成キライ、感電コワイ、合成キライ、むう」
雷蔵「うむ」
佐藤「感電コワイ、合成キライ、ああー!!あー、、くぐっちゃったー」
雷蔵「よーし、決まった。佐藤、お前だ」
佐藤「だあ」

97 :
雷蔵「おう、気が入っとるな。よーし、レッツゴー!リンボーダンス!」
田中「じゃんじゃんじゃんじゃじゃんじゃんじゃじゃんじゃ、じゃんじゃんじゃんじゃじゃんリンボー!えへへ、さわっちゃおう。うわー!」
佐藤・鈴木「たなかー(棒読み)」
田中「うう・・」
佐藤「田中、田中、大丈夫か」
鈴木「田中、おわった」
雷蔵「お前たちの考えなどお見通しじゃ。次」
佐藤「鬼だ。悪魔だ」
鈴木「俺感電コワイ。鈴木行きまーす。よーし!く、くっそー。感電キライ、感電コワイ、感電キライ、感電コワイ、
感電こわいよぉおおおお!!童顔だからってバカにするなよー!」
佐藤「感電コワイ、合成キライ、感電コワイ、合成キライ、感電コワイ、合成キライ、むう」
雷蔵「うむ」
佐藤「感電コワイ、合成キライ、ああー!!あー、、くぐっちゃったー」
雷蔵「よーし、決まった。佐藤、お前だ」
佐藤「だあ」

98 :
雷蔵「うはははは、紅クラゲがでけた」
紅クラゲ「ムフフフフ。ハロー、紅クラゲダケ」
佐藤「感電して良かったな」
鈴木「あ、ああ」
雷蔵「紅クラゲよ。お前のその足でササっと撫でるとどんな男女でもウヒヒヒとなって結べれるのじゃ」
紅クラゲ「ウッヒヒヒヒ」
麗「そんなもの必要ありませんわ」
雷蔵「ああ?」
麗「私はね、勉強も一番、スポーツも一番、スタイルも良いし顔だって可愛いし、お金持ちだし、
クラスで、いえ、この盛蕎麦市で一番モテる女の子なの。そんなものの力を借りなくても一番になれますわ!」
雷蔵「しかし麗、念には念には入れてじゃね」
麗「聞きたくありませんっ」
鈴木「今回の合成獣無駄になりそう」
田中「佐藤、可哀相」
紅クラゲ「マックラゲ」
麗「お爺様、紅クラゲを使ったらもう二度と怨夜巫女なんかなってあげませんわよ」
雷蔵「れ、麗ちゃん・・」

99 :
あげだま「うん」
ワープ郎「でもいぶきちゃんがあげだまを選ぶとは限らないぞ。(マル)」
あげだま「そんなことないって。いぶきちゃんいつも言ってるだろう。あげだマン素敵よって」
ワープ郎「(そうだ。あげだマン素敵よって言ってんだ)カッコ閉じる」
あげだま「だったら問題ないじゃん」
ワープ郎「あげだま、よく考えてみろ。(マル)」
あげだま「何を?」
ワープ郎「正義のヒーローあげだマンであって、源氏あげだまじゃないんだ。
あげだま「じゃあ、あげだマンじゃないと光に負けちゃうってことか。ワープ郎、光のデータ見せてくれ」
ワープ郎「よ、任せとけ。(マル)
夢小路家は1000年前から続いてる盛蕎麦市の名家だ。(マル)」
あげだま「1000年!?すっげー」
ワープ郎「光くんはその100代目の当主になる人だ。(マル)」
あげだま「これじゃやっぱ勝ち目はねえよなあ」
ワープ郎「あげだまどうする…(テンテンテン)
あげだま「ふーん、夢小路光か」

100 :
あげだま「うん」
ワープ郎「でもいぶきちゃんがあげだまを選ぶとは限らないぞ。(マル)」
あげだま「そんなことないって。いぶきちゃんいつも言ってんだろう。あげだマン素敵よって」
ワープ郎「(そうだ。あげだマン素敵よって言ってんだ)カッコ閉じ」
あげだま「だろ?だったら問題ないじゃん」
ワープ郎「あげだま、よく考えてみろ。(マル)」
あげだま「何を?」
ワープ郎「いぶきちゃんが好きなのは、正義のヒーローあげだマンであって、源氏あげだまじゃないんだ。(マル)」
あげだま「言われてみれば。じゃあ、あげだマンじゃないと光に負けちゃうってことか。ワープ郎、光のデータ見せてくれ」
ワープ郎「よ、任せとけ。(マル)
夢小路家は1000年前から続いてる盛蕎麦市の名家だ。(マル)」
あげだま「1000年!?すっげー」
ワープ郎「光くんは100代目の当主になる人だ。(マル)」
あげだま「これじゃやっぱ勝ち目はねえよなあ」
ワープ郎「あげだまどうする…(テンテンテン)」
あげだま「ふーん、夢小路光か」


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