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おわり
さて、新大陸に辿り着いたぞ。
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さて、新大陸に辿り着いたぞ。
目には青葉 山ほとゝぎす クロマグロ

ざこのいえ


1 :2015/03/28 〜 最終レス :2015/09/02
 


             ざこのいえ


            ∧,,∧     ∧__∧
            ミ,,´-`彡    ( ̄雑 ̄)
                ミ  ミ    (     )

 

2 :
 

                               ||
                           | |
                          |  |
                          |   |
                         |    |
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                        |       |
                       |        |
                       |         |
                      |   __    |      パッ
                      |   |     |    |
                     |  _|___|_   |
                     |    ( ・∀・)
                    |   と「  く∞>〉     |
                    |     |___,|___|      |
                   |/ ̄  (__)_)   ̄\|

                    \_          _/
                          ̄ ̄ ̄

 

3 :
 

                          ┌──────────────‐
                          |れでぃ〜す&じぇんとるめん!
                          |モラネスマジックショーへようこそ。
                          └────y──────────
                          __
                          |     |
                        _|___|_
                         ( ・∀・ )
                             と「 く∞> 7つ
                              |___,|___|
                              (__)_)

                    ┌────^──────────‐
                    |今宵は現実から離れたこの場所で
                    |素敵なひと時をお楽しみくださいませ。
                    └───────────────

 

4 :
 

               γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ     ┌──────────────‐
              ||三          |    |さて、皆様は空を飛んでみたいと
              ||三          |    |思ったことがありませんか?
              ||三          |    └─ノ/────────────
              ||三          |
            _||三          |_
            ( 三三 _-  ─── 二 丿
            γ       ̄ ̄ ̄     ヽ
              |    ┃       ┃ |
               、       ┌─┐
              \     |__/     /    r'^ ─┐
                >─-|\_/|─<    /へ _ノ
                /三 \|/T\|/  \/   ノ
              /三三   | || |        /
             /三三   | ll |   r\_/      \────────────────────
                                       |その願いを、我々が代わりに叶えてみせましょう。
                                       └────────────────────

 

5 :
 

              __
              |三   |
            _|三__|_
          \∧( ・∀・)∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧/
           <  翼を与えられし奇才、ツー・ザ・スター! >
            /∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\



       パチパチパチパチ                     ∧ ∧
                                 ∩(゚∀゚*)
                                 ヽ    |
                                     |)
                                   U U          パチパチパチパチ

 

6 :
 


                                 ┌─────────────‐
                                 |   …では、参ります。
                                 └────y─────────

                                   ∧ ∧
                                 (゚∀゚*)
                                  |  ヽ
                                  UU  )〜
                                     しし′

 

7 :
 


                                   ∧ ∧     バッ
                               (\(゚∀゚*)/)
                                        ))
                                  7   ヽ
                                      (_/ ̄\_)

 

8 :
 



                         バッ
                                   ∧ ∧
                               (\(゚∀゚*)/)    バッ
                                lll     川
                                と      乂)
                                      (_/ ̄\_)  バッ

 

9 :
 

                                                    /
              \∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧/        /
              <   アッ…ヒャアァアアアアアアアアッ゛!  >         /
              /∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\     /
                                     っ    /
                       バババババッ        っ
                                   彡∧ ∧ ミ
                               (\(゚∀゚#)/)
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       lll     川      ───────────
                                とゞ    ゙乂)
                               /     (_/ ̄\_)   ババババババババッ
                              /
                                  \∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧/
                                  < ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ヒャァァッ゛! >
                                  /∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\

 

10 :
 

              \∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧/
              <   ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!  >
              /∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\
                                     っ
                                   ∧ ∧ っ゚
                               (\(゚∀゚#)/)
                                lll     川
                                と      乂)
                                      (_/(_丿      ふわっ
                                             (
                                 .........:::::::::::::::::.........)
                                    :::::::::::::::::::::

 

11 :
 

              \∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧/
              <   ア゛ア゛アも゛う゛無理゛ぃ゛!  >
              /∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\

                                        ∩ ∩
                                        〜  |
                                     ∧ ∧ノ  て_
                                   と(゚∀゚;)つ  (
                             べちゃ      ⌒  \

 

12 :
 


               γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
              ||三          |
              ||三          |
              ||三          |                パチパチ......
              ||三          |
            _||三          |_
            ( 三三 _-  ─── 二 丿
            γ   _,   ̄ ̄ ̄     ヽ
              |    ┃       ┃ |
               、       ┌─┐   U                        パチパチ......
              \     |__/     /
                >─-|\_/|─<
                /三 \|/T\|/  \
              /三三   | || |       |
             /三三   | ll |      |                        = おわり =

 

13 :
 

────────────────────────────────────────────




                                             おひさしぶりです。
                                      く ゝ
                                     (0雑0,,)
                                      (w )

 

14 :
お帰り

15 :
お帰りなさいませ
つーちゃんかわかわ

16 :
うわあああああい雑魚さんだあああああ!

17 :
お久しぶりです
つーちゃんかわいい!

18 :
ジャコッ!!

19 :
雑魚さん!生きとったか!?
嬉しいなあ…

20 :
 

                 >>14-19
            ∧__∧  ありがとうございます
             (* ̄雑 ̄)


        4月5月を目途に新しいものを描ければと思い、少しずつ準備を進めています。
        ざこせんざこみちのように2スレ並行ではなくこのスレだけでやっていく予定です。


          ∧_∧    _________       ∧ ∧
         ( ・∀・) _匚_   |  |  |  | |  | ̄ ̄ ̄と(゚ー゚*)
          〈  く∞7つ|三  |      ̄    ̄   ̄      7   つ
         /___/_/   |    |                〜(  ノ
         (__)_)    ̄ ̄                 し\_)



                                        く ゝ    以上、レスだけです
                                       (,,0雑0)ノ  twitterも再開しました
                                        ( w)   https://twitter.com/_zakosan

 

21 :
 

              こちら2ちゃんねる
                         peace鯖内
                                長編板(こちぴす)  1


                            /|   /|
                          /  |─- ,_|
                    γ┏━━┳━┓
                      |  -‐     -|
                        、     ∀ 丿
                        >      く
                    /       |
                  _/\/\/\/|_
                  \          /
                  <   もなー    >
                  /          \
                    ̄|/\/\/\/ ̄
 

22 :
 


                   |
             ┌──┴──┐
            ∧_∧     ∧_∧                    λ_λ        ∧_∧                ∧ ∧
           ( ´∀`)    (,, ‘∀‘)   ───┬───  (`ー´ )      (・∀・ ) ───────  (゚ー゚*)
           【モナー】   【ガナー】       │       【ネーノ】      【モララー】             【しぃ】
                │                    λ_λ
                │                    (*‘∀‘)
                │               【ガノー】
                │
                │                                       < 登場人物紹介 >
            [叶わぬ想い]
      ━━━━━┿━━━[二次元の壁]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                ↓
             ∧ ∧
               (゚A゚*,,)
             【のー】
 

23 :
 
                                ┌──────────────‐
                                | で、大事な話ってなんだよ。
                                └────y──────────

                                   λ_λ
                    ∧_∧   / ̄ ̄ ̄\ (`ー´ )
                   (,  ´∀) /         \  ∧_∧
                   (    /           \(∀・   )
                         /              \    )
 

24 :
 

                      ┌────────────────‐
                      |モラ、そしてネーノ。
                      |貴様らは既婚者であるわけだが…。
                   /^|└───y────────────
                /  |- _/|
               γ      `Y
                 |   -‐    |
                 、       ∀ノ
                  >    Γ
                /     |

         ┌────^─────────────‐
         |俺の記憶が確かなら、今の相手が
         |初めての恋人だったというわけではないよな。
         └──────────────────
 

25 :
 



                    λ_λ     ∧_∧
                    (   `ー)    (∀・  ,)
                    (     )   (     )
 

26 :
 

                              ┌─────────────‐
                              | まあ、確かにそうだが…。
                              └───v──────────
                                   λ_λ
                    ∧_∧   / ̄ ̄ ̄\ (`ー´;,)
                   (,  ´∀) /         \  ∧_∧
                   (    /           \(∀・   )
                         /              \    )

                                 ┌───^────────‐
                                 |  それがどうかしたの?
                                 └────────────
 

27 :
 

                      ┌────────────────‐
                      |問いたい。新しい恋は、
                      |古い恋を忘れさせてくれるのだろうか。
                   /^|└────y────────────
                /  |- _/|
               γ      `Y
                 |   -‐    |
                 、       ∀ノ
                  >    √
                /      |     \───────────────
             〈       |     |それともどこか心の隅に残ってしまい
                         |未練がましくなってしまうのか。
                         └───────────────
 

28 :
 



                    λ_λ     ∧_∧
                   ( ; `ー)   (∀・  ,)
                    (     )    (     )
 

29 :
 


                                ┌─────────────‐
                                | 一体何が言いたいんだよ。
                                └────y─────────
                                   λ_λ
                    ∧_∧   / ̄ ̄ ̄\ (`ー´;,)
                   (,  ´∀) /         \  ∧_∧
                   (    /             (∀・   )
                         /              \    )

                                 ┌───^──────‐
                                 | なに? 恋煩い?
                                 └──────────
 

30 :
 
                   ┌───────────────‐
                   |ああそうだ。あんなに
                   |のーちゃん一筋だったこの俺がな…
                   └───v────────────

                          |\      /|  笑ッテクレ
                    |,.  -─-   、|
                    γ        Y
                      |‐      ‐- |
                     、 ∀     丿
                       >     <
                      /         \

                   ┌───^───────────‐
                   | 俺はどうすればいいんだろうな。
                   └───────────────
 

31 :
 
                                ┌──────────────‐
                                |どうするもなにも、そもそも
                                |お前の創作キャラじゃネーノ?
                                └────y──────────
                                   λ_λ
                    ∧_∧   / ̄ ̄ ̄\ (`ー´;,)
                   (´∀`::::) /        と  ∧_∧
                   (    /           \(∀・   )
                         /              \    )

                                   ┌──^──────────‐
                                   | もう二次元は卒業するの?
                                   └─────────────


                  ┌──^─────────‐
                  |   …… 新作。
                  └────────────
 

32 :
 
             ∧_∧
         ┌─(::::´∀`)─────────────‐
         |これから新作を描き始めるつもりなんだが
         |そのヒロインがまた、いい娘なんだよな。
         └──────────────────
                          |  いや、知らねーよ。
                          └───v─────────
                               λ_λ     ∧_∧
                               (`ー´ ;)    (・∀・ )
                              (     )    (     )

                                  ┌───^──────────‐
                                  |二次元に恋したことないから
                                  |アドバイスはできないかなぁ…。
                                  └──────────────
 

33 :
 
--------------------------------------------------------------










                   やっぱり保管庫あったほうがいいな…


         く ゝ
        (,,0雑0)
         ( w)
 

34 :
┌────────────────────┐
│             情報            [×]│
│┌──────────────────┐│
││                              ││
││    ( i ) API不正利用を検出しました    ││
││                             ││
││        ______           ││
││         |   OK   |           ││
││         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           ││
│└──────────────────┘│
└────────────────────┘

35 :
モナーの闇は深い・・・

36 :
 


        >>35

          ∧_∧
         ( ´∀`) < そうでもないぞ。


   -----------------------------------------------------------------------------------------

     レスからヒントを貰ってキャラやネタを描くというのは今まで「ざこみち」でやってきました。
     思い付きのような形で普段描かないキャラを動かしたりするのはとても新鮮なことで、
     「ざこせん」で描いていたような、ある程度の続き物ではできないことがたくさんできました。
     今後そういうことができるかどうかはわかりませんが、できればいいなとは思っています。

                                             く ゝ
                                            (0雑0,,)
                                             (w )
 

37 :
 
          ∧,,∧   ∧ ∧
        ミ,, ゚Д゚彡 (*゚∀゚)

        フサもつーもよく描いていますが、「こういうフサ(つー)は珍しい」というようなレスをよくもらっています。
        房津がAA板でもイラスト界隈でも人気なのは知っています。
        そしてやはり、そのイメージが強いのだろうと改めて思いました。
        つーには「ツーチャンドアソボウ」があるので全てが房津とは限らないかもしれませんが。

        (初代スレ)2003年1月〜(29スレ)2008年1月
        荒れてる時期もあるので、単純計算はできないでしょうが5年以上もスレが回っているわけで、
        房津がキャラのベースになるのは当たり前のことですね。
        接点のなかった自分のほうが多分珍しいのでしょう。
 

38 :
 

        房津の小ネタでも描いてみようかと思いましたが30スレもあると流石に追えません。
        子供同士で仲よく遊んでいなさい。




                         ∧∧     λ_λ
                        ミ* ゚∀彡  (∀‘ *)
                       〜ミ,,,,,,,っっ□◇と  ⌒つ
 

39 :
 
        リアルタイムで房津を追っていた人がいたら当時のスレの流れとか教えてもらえれば嬉しいなーと思います。
        荒らしがとか自治が、とかではなくどういうネタが人気だったかとかキャラの魅力とかそういうのですね。



                                                          実際に描いていた人とかいたら
                                                     く ゝ                  なお嬉しい。
                                                    (0雑0,,)
                                                     (w )       という文字レスだけです。
 

40 :
家族ネタがほとんどだったかなぁ…
それと毛刈りオチとかフサギコは犬じゃないとかそういうの。
たっまーにほのぼのの合間にパロディ(バキネタとか)を挟む描き手がいて、好きでした。

あとヘタレフサってのも当時珍しかった気がする。
それまでは「朴訥な男、あるいはモブ」ってのがほとんどだったような。
大文字宣言スレとか、フサギコ相談室のイメージからかなー。

41 :
 
    >>40
      貴重な当時を知る人の感想だ!ありがとうございます。
      確かに家族ネタ多いですけど、意外と周りを取り巻くキャラも多いからか
      読んでてそこまで単調な感じがしないですね。

      ヘタレなフサってのはやはり房津由来でしょうかね。
      自分の場合は野球スレとか忍法帖スレ出身なのでヘタレとは割と真逆なイメージです。


                        ∧,,∧           色々描くのが目標なので
                 ∧,,∧   ミ*゚∀゚彡 ∧ ∧        房津ネタも描いてみたいですね
                ミ,, ゚Д゚彡つc,,,,,,,,,,っ(^(゚∀゚*)
                とミ  ミ         ヽ  つ
                  ミ  ミ             )〜
                (_/7丿         (_/丿


            ∫
   ∧,,∧     ∬
   ミ,,゚Д゚彡っ━~      ← 相談室といえばこのAAは完成度が高いと思います。
_と~,,  ~,,,ノ_.  ∀
    ミ,,,,/~), │ ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .じ'J ̄ ̄| ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ┻                                              キャラごとについて
                                                   く ゝ       考察したいけど
                                                \(,,0雑0)/       新作準備中なので
                                                   ( w)           もうちょっとあとで!
 

42 :
フサのキャラ扱いって
ヘタレじゃない(房津以前)→超ヘタレ(房津全盛期)→ヘタレじゃないのも目立ちつつある(今このへん) ってイメージ

房津全盛期の頃らへんでAAに入った立場から言わせてもらうと
丁度イラストやflashも全盛期だったために可愛そうになるくらいにヘタレなフサをたくさん見てきて正直食傷気味だったので
その後になって見つけた雑魚さんのスレのヘタレじゃないフサやさっぱりした男つーが好き

43 :
 

      >>42
        ただ、房津がなければフサもツーも今ほど露出がなかった可能性もあるので
        一概に良し悪しでは語れないですね。

        色んな人が色んなキャラを描けるのがAAの魅力なので、
        もっとみんなたくさん描いてほしいなーと勝手ながらに思っています。

         く ゝ
        (,,0雑0)   言うはなんとやら
         ( w)       まず隗よりなんたら

        ----------------------------------------------------------------

               「ざこせん」 発表 → レスは返さない
               「ざこみち」 小ネタ/考察/交流 → レスを返す

               こんな感じのスタンスでやっていました。
               同じように発表と考察等は分けてやっていきたいのですが
               2スレ並行でやっていけるかどうかわからないので
               このスレで使い分けていく予定です。
               どうするかは次スレに行けそうならそこで考えます。

               レス返したり返さなかったりややこしいかもしれませんがご容赦を。

            -----------------------------------------------------
 

44 :
 

                           ___儿____________
                             〔丕丕丕丕丕丕丕三丕丕丕丕丕丕丕丕〕
                          |  || Π幵幵幵幵幵幵幵幵幵幵 ||  |
                          |  || 幵Π幵幵幵幵幵幵幵幵幵 ||  |
                          |  || 幵幵Π幵幵幵幵幵幵幵幵 ||  |
                          |  || 幵幵幵Π幵幵幵幵幵幵幵 ||  |
                          |  || 幵幵幵幵Π幵幵幵幵幵幵 ||  |
                          |  || 幵幵幵幵幵Π幵幵幵幵幵 ||  |
                          |  || 幵幵幵幵幵幵Π幵幵幵幵 ||  |
                          |  || 幵幵幵幵幵幵幵Π幵幵幵 ||  |
                          |  || 幵幵幵幵幵幵幵幵Π幵幵 ||  |
                          |  || 幵幵幵幵幵幵幵幵幵Π幵 ||  |
                          |  || 幵幵幵幵幵幵幵幵幵幵Π ||  |
                          |  || 幵Π幵幵幵幵幵幵幵Π幵 ||  |
                          |  || 幵幵Π幵幵幵幵幵Π幵幵 ||  |
                          |  || 幵幵幵Π幵幵幵Π幵幵幵 ||  |
                          |  || 幵幵幵 |l宀宀宀l| 幵幵幵 ||  |
                          |  ||        ||//  //||        ||  |
                      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 

45 :
 

           |  |               ||        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
           |  |               ||         大人気のマジックショーがありました。
           |  |               ||         その名は『ハニャン マジックパーティ』
           |  |               ||         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
           |  |               ||                   |  |
           |  |               ||                   |  |
           |  |               ||                   |  |   ∧_∧
           |  |\             ||                   |  |  (∀`  ,)   ∧_∧
           |  |\\           ||                   |  |  (    )  (∀`  ,)
           |/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \|   Y   人   (    )
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                   ̄ (__ノ 丿 ̄ ̄Y   人 ̄ ̄ ̄
                                                       (__ノ 丿
 

46 :
 

     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       団員の数こそ少ない魔術団でしたが、
        スターと呼ばれるマジシャンがいました。
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                                     _____
                                        |        |\
                                        | |三lll三|  |  |
                  ∧ ∧                 |        |  |
                 (,,::::::::::)                     |        |  |
                 γくV7                  |        |  |
     _______  く__7    ________| ◆  ◆ |  |___________
                  U U                 |        |/
                                      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                                ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                                  団長も務めるその男の手品を観るために
                                           大勢の観客が集まりました。
                                 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 

47 :
 

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        しかし、そのマジシャンは人気絶頂の中、
         不慮の事故で命を落としてしまいます。
       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


                      。*  ゚     ∧ ∧    。.
                             (::::::::::,,)
                     ゚*     と「 くV7     、゚゚
                       。*            *

                                  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                                    カリスマ的存在を失ったその魔術団は
                                           事実上の活動休止となりました。
                                   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 

48 :
 

                    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                       若手の天才マジシャンと、デビュー前の見習い。
                    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                         | ̄ ̄ |
                       _|___|_         ∧ ∧
                        (・∀・ )         (゚∀゚*)
                         く∞>ノ           |  ヽ

                                  ━━━━━━━━━━━
                                      そしてもう一人。
                                   ━━━━━━━━━━━
 

49 :
 

                       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                          団長の一人娘だけを残して ── 。
                       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


                                      ∧ ∧
                                 (*゚ー゚)
                                 /  |
 

50 :
 



                        |∨|  _   _  -   _         _       _|
                        |  | (_(_ (_| | (_    |∧| (_(_ |⌒| (_|_
                                    丿
                                       = マジックワンド =

                             ★     | ̄ ̄ |               ☆
                              \  _|___|_     ∧ ∧  /
                                \ (・∀・ )     (*゚ー゚) /
                                 と「く∞>       /  つ



 

51 :
---

52 :
 



                   ∧ ∧ ☆
                     (* ゚ー) /
                   /  つ
                    〜(          __
                     し\_)     |?|
                              ̄ ̄
 

53 :
 

                        /|       /|
                      /  |     /  |
                    /    | ─<    |          |∨|  _   _  -   _         _       _|
                   /             \ |          |  | (_(_ (_| | (_    |∧| (_(_ |⌒| (_|_
              γ                 `                 丿
                |     、                             = マジックワンド = #01
                |    О         О  |
               、*               /
              / \      ー─   /
            /     ─────”             ミ
           /    (         |                 )) ゚・
         γ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ      |           ∧   彡 。
          |       |)二二二二二二二二二二二< >
          ` ───                      <∧>
 

54 :
 

                            し 〜 ん

                       ∧ ∧
                   (; ゚ー)
              ☆──と   |
                  〜   |)     __
                      (_/丿    |?|
                               ̄ ̄
 

55 :
 

                  ┌──────────────‐
                  |あれ、おかしいな。
                  |ねえモラ、もう一回やっていい?
                  └────y──────────

                     ∧ ∧
                  (;゚ー゚)_               ┌───────────‐
                    つ| ? |           | いいわけないでしょう。
                   |  |  ̄              └──y─────────
                        U U                ∧_∧
                                 (・     )
                                    (   О)

                             ┌───^─────────‐
                             |いつも言っていますが、
                             |いつだって一発勝負なのです。
                             └─────────────
 

56 :
 

                                   ┌─────────────‐
                                   |お嬢様が努力していることは
                                   |私も理解しているつもりです。
                                   └─────v────────

                                            |\      /|
                                            | - ´ ̄/  |
                                        γ         ヽ
                                          | ・     ・  |
                                        _n  、  ∀    丿
                                      ( c)  >    <
                                     ヽ          \

                                  ┌─────^────────────‐
                                  |しかし無駄な努力というと失礼ですが、
                                  |やはり向き不向きというものがあります。
                                  └──────────────────
 

57 :
 

                      ┌───────────────‐
                      |でも、パパは毎日練習すれば私も
                      |パパみたいになれるって言ってたよ。
                      └────y───────────

                       ∧ ∧            ∧_∧
                         (* ゚ー)              (∀・  ,)
                        /  |            (     )

                                  ┌───^────────‐
                                  | いいですか、お嬢様。
                                  └────────────
 

58 :
 

                                    ┌──────────────────‐
                                    |あなたのお父様は、紛れもないスターでした。
                                    |あの華々しさは誰にも真似できません。
                                    └────v──────────────


                                            |\      /|
                                            | - ´ ̄/  |
                                        γ         ヽ
                                          | ・     ・  |
                                          、  ∀    丿
                                   (( (⌒c) >    <
                                      |  イ        \
                                      乂 ノ

                                   ┌─────^──────────‐
                                   |その言葉はただの親馬鹿です。
                                   |お嬢様はお父様のようにはなれません。
                                   └────────────────
 

59 :
 

                                    ┌──────────────‐
                                    |『ハニャンマジックパーティ』は、
                                    |私が必ずや復活させてみせます。
                                    └────v──────────
                                ポン
                                    。      |\      /|
                                  \   _  | - ´ ̄/  |
                                     く@)>γ         ヽ
                                  。 ´Ψ` | ・     ・  |
                                  /゚ '  |n  、  ∀    丿
                                     (^|c)  >    <
                                     Τ v
                                       \_,/

                                   ┌─────^────────‐
                                   |お嬢様はそれを特等席から
                                   |ご覧になってくれればいいのです。
                                   └──────────────
 

60 :
 

                  ┌─────────────‐
                  |それなら私にも協力させてよ。
                  └───v──────────

                          ∧ ∧        ∧_∧
                      (* ゚−)    @)(∀・  ,)
                       /  |     Tと

                           ┌───^──────────‐
                           |いえ、お嬢様は
                           |傍にいてくれるだけでいいのです。
                           └──────────────
 

61 :
 

                             ┌────────────────‐
                             |いつの日かパーティが復活して、私が
                             |団長と肩を並べられるようになったら…
                             └────y────────────

                        ∧ ∧         ∧_∧
                    (*゚−(@ソ     (∀・ *)
                      o/o       つと  )
                   〜(  |         || |
                     U U          (__(___)

                            ┌──^────────‐
                            | そのときは、私の…
                            └───────────
 

62 :
 

                             ボソッ   _ _ _ _ _ _ _
                                  ( 私の、プロポーズをですね… )
                                    ̄  ̄  ̄)ノ ̄  ̄  ̄  ̄

                                  |\     |\  っ
                                  |  ⌒ ̄ |  \  っ
                                 γ        Y
                                  |          |、
                                  、・ //// ・ / \
                                    ̄ ̄| ̄      〉
 

63 :
 

                    ┌──────────‐
                    |  モラの、なに?
                    └────v──────
                                        っ
                               ∧ ∧     Σ  ∧_∧ っ
                          (* ゚ ー(@ソ    (∀・ ;)
                            o/o       つと  )
                         〜(  |         || |
                           U U          (__(___)

                                ┌────^─────────‐
                                |いいいいや、ななんでもありません。
                                └──────────────


                                                  ★ 悲しいかな恋の一方通行

 

64 :
---

65 :
 

                             ┌──────────────‐
                             |あなたが引いたカードはズバリ!
                             |『ハートのエース』ですね!?
                             └─────y─────────

                           |\  -─-   /|
                          |,. \    / 、|
                               |         |   |∨|  _   _  -   _         _       _|
                          | 〔)      (〕 |     |  | (_(_ (_| | (_    |∧| (_(_ |⌒| (_|_
                           γ\   ∀   *’              丿
                             |   | ̄|  ̄Τ                  = マジックワンド = #02
                              | γ⌒)┘  | |
                            \_ノ     |ノ
 

66 :
 

                               ┌──────────────‐
                               |  おぉ〜、やるじゃんツー!
                               └──v────────────
                    ∧ ∧
                 (* ゚∀)               ∧ ∧    ∧_∧
                 /  つ[]     パチパチ  (ー゚ *)    (∀・  ,)
               〜(                OO ≡    |   ヽ
                 し\_)              (__ノ〜  (   _)О


            ┌───^───────────‐
            |やりましたよお嬢!
            |見習いそつぎょうの日も近いですよ!
            └───────────────
 

67 :
 

                              ┌─────────‐
                              |  どうなのモラ?
                              └───v──────
                     ∧ ∧
                 (* ゚∀)              ∧ ∧     ∧_∧
                  |  つ[]              (* ゚ー)    (∀・  ,)
                  |                 |  ヽ     |   ヽ
                  U U              (__ノ〜  (   _)О

                                   ┌────^──────────‐
                                   |とりあえず、もう一回やってみなさい。
                                   └───────────────
 

68 :
 

                ┌──────────────‐
                |りょーかいですモラさん。
                |では、もう一度おつきあいください    ┌─────────────‐
                └────y──────────  | その前にもう一度聞くが…
                      ∧ ∧                   └────y─────────
                   (* ゚∀)              ∧ ∧   ∧_∧
                  []と   |っ                 (ー゚ *)   (∀・  ,)

                                      ┌───^──────────‐
                                      |本当にタネも仕掛けもないんだな?
                                      └──────────────
 

69 :
 

                   ┌─────────────‐
                   |もちろんですとも。
                   |今のは勘で当てましたからね。
                   └───y──────────
                  /^|
               /  |- _/|
              γ      `Y 人/
                |   〔)    |  Y ̄
               ヽ*     ∀ノ
               >   ┬ ”
             /     |
 

70 :
 

                ┌──────────────‐
                |それではお嬢、
                |好きなカードを引いてください。
                └───v───────────

                       ∧ ∧    ハイ
                    (* ゚∀)         ∧ ∧     ∧_∧  ウーン
                    /  つ]]]     (ー゚ *)     (∀・  ,)
                  〜          と   ヽ      |   ヽ
                   (_/7丿        (___ノ〜    (   _)О

                                  ┌───^──────────‐
                                  |マジシャンとしては、これを
                                  |手品とは認めたくないかな…。
                                  └──────────────
 

71 :
 

                      ┌─────────────‐
                      |でも実際に当ててるんだから
                      |いいんじゃないの?
                      └───v──────────
                                |まあそうですけれども…
                                └────y───────
                              ∧ ∧    ∧_∧
                          (*゚ー゚)    (・∀・ )
                         o[]と      (    )


                            ┌────^──────────‐
                            |トランプを当てるというのは
                            |確率で言えばおよそ1/50ですよ。
                            └───────────────
 

72 :
 

                             ┌─────────────‐
                             |常識で考えれば
                             |勘で当たるはずがありません。
                             └───v──────────
                        コレ
                              ∧ ∧    ∧_∧
                          (*゚ー゚)    (・∀・ )
                            つ[]   (    )

                            ┌────^────────────‐
                            |連続で当てるとなると1/50が2回なので…
                            └─────────────────
 

73 :
 

                     ┌──────────‐
                     |50×2だから 1/100 !   ┌────────────────‐
                     └───v───────   | …さてはまた学業を疎かにしていますね。
                                            └──v──────────────
                                 キリッ
                         |\      /|       |\       /|
                         | \ ̄` ヽ|       | - ´ ̄ /  |
                          γ  、      Y        γ        V
                            |   о     о        |・      ・   |
                         *     ー 丿       、 ∀     丿
                            >n_  ┬”           >     <
                        γ  ( っ) |                  \
                            ノ          ┌────^──────────‐
                                    |お嬢様、あなたは高校3年生ですよ。
                                    |相応の学力を身に付けましょう。
                                    └───────────────
 

74 :
 

                  バ        _
                          ´ ̄    f>
                      [i            i]      バッ
                    く7              7ノ

                            ∩∧ ∧∩
                          || (*゚∀゚) ||    \∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧/
                                    <    では、まいります。   >
                                 |   |     /∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\
                              U U
 

75 :
 

                                         \∧∧∧∧∧∧/
                                          <  ハァッ!  >
                              ガシッ    /∨∨∨∨∨∨\
                              ∧ ∧
                          (*゚∀゚)  |]
                          と  ≡つ  (
                          /     ´⌒\
                   i]      (く^\_)        く7
                      _
                f〉      ̄          /7
 

76 :
 

                          ┌──────────────‐
                          | ズバリ、『スペードのキング』!
                          └────v──────────

                              |\      /|
                              | \ ̄` ヽ|
                             γ          Y
                                |  (〕    〔)|
                              *     ∀ 丿
                                 > | ̄| く
                                /  └(⌒\ヽ
                                 〈  〈    ´\__ノ
 

77 :
 

                             ┌───────‐
                             | 大当たり!    ┌─────────────‐
                             └───v────  | 今、適当に取らなかったか?
                     ∧ ∧                         └──y───────────
                 (* ゚∀)              ∧ ∧     ∧_∧
                  つ[]o            (ー ^*)    (∀・  ,)
                  |               OO ヽ    |   ヽ
                  U U              (__ノ〜  (   _)О


            ┌───^───────────‐
            |さすがモラさん!
            |おっしゃる通り、てきとうに取りました。
            └───────────────
 

78 :
 

                                       ┌──────────────‐
                                       |…本番のステージに立ったとして、
                                       |同じようにやるつもりか?
                                       └────y──────────
                     ∧ ∧
                 (* ゚∀)              ∧ ∧     ∧_∧
                  つ[]o            (*゚ー゚)     (∀・  ,)
                  |                |  ヽ    |   ヽ
                  U U               (__ノ〜   (   _)О

             ┌───^────────────‐
             |いえ、今よりもっとがむしゃらに、
             |ひたむきにやりたいと思っています!
             └────────────────
 

79 :
 

                                 ┌───────────────‐
                                 |いや、そういうことではなくてだな…
                                 └────v───────────

                                       |\      /|
                                       | - ´ ̄/  |
                                    γ        ヽ
                                     |・     ・  |
                                     、 ∀     丿
                                           >      <

                                ┌─────^────────‐
                                |もっと根本的なところでだな…。
                                |ま、色々練習していきなさい。
                                └──────────────
 

80 :
 

              ┌──────────‐
              | うす、もっと練習します!   ┌──────────‐
              └───v───────  |相変わらず厳しいねえ。
                                    └──y────────
                     ∧ ∧
                 (* ゚∀)              ∧ ∧     ∧_∧
                  つ[]o            (*゚ー゚)     (∀・  ,)
                  |                |  ヽ    |   ヽ
                  U U               (__ノ〜   (   _)О

                                    ┌───^───────────‐
                                    |いや、これはこれで凄いと思いますし
                                    |いずれはデビューできますよ。
                                    └───────────────
 

81 :
 

      ┌─────────────────‐
      |この伸るか反るかの勝負はたまんねぇな!
      └───v──────────────   ┌──────────────‐
                                     |待てその発言は聞き捨てならないぞ
           ∧ ∧                           └──v────────────
         (゚∀゚*)                     ∧ ∧    ∧_∧
         o    o                 (*゚ー゚)     (∀・  ,)
           |   )〜                     []と      |   ヽ
          し7丿                  (__ノ〜   (   _)О

                           ┌───^─────────‐
                           |そうだモラ、
                           |さっきタカラが連絡くれたよ。
                           └─────────────
 

82 :
 

                             ┌───────────────‐
                             |『これからテレビに出ますよ』だってさ。
                             └───v────────────
                                        |お嬢様、タカラはですね…。
                                        └────y────────
                                      ∧ ∧        ∧_∧
                                 (*゚ー゚)     (・∀・ )
                                σ[]        (    )

                              ┌──^──────────‐
                              |元団員のテレビ出演だもん。
                              |モラも一緒に見ようよ。
                              └─────────────
 

83 :
 

                       ┌────────────‐
                       |『モラと一緒に見るよ』 と…。
                       └───v─────────

                               ∧ ∧               ∧_∧
                           (゚ー゚*)                (∀・  ,)
                          σ[]と              (     )
                            |   〜              || |
                                 し\_)            (__(___)

                                      ┌────^─────‐
                                      |    ‥‥‥  。
                                      └──────────
 

84 :
 

               ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                                    ━━━━━━━━━━━━━━━━━


                                            ┌──────────────‐
                                            |モララーか、
                                            |思ったよりしぶとい奴だな…。
                                            └────y──────────
                                              ∧ ∧
                                             (^Д^,,)
                                                 []o
                                              厂 _ノ
                                                   し’ノ

                                        ┌────^──────────‐
                                        |…お嬢さん、そんなところで
                                        |埋もれていくのは勿体ないですよ。
                                        └───────────────
 

85 :
 

                       ┌──────────────‐
                       |貴方には商品価値がある。
                       |私に是非利用させてくださいよ。
                       └────v──────────

                           |\       |\
                           |  \     |  \
                           |    -‐  ̄|   \
                           |  /            ヽ
                           |/               V
                          γ ∧           ∧
                           | | | ::::::::::::: ::::  | |  |
                           、    ___       /
                            \    |_ノ       /
                                  “ ┬     ─<_
                                 |  | ̄ ̄|   \
                                 |  |  _|n   \
                                     | (   L              ★ 上から目線
                                     ̄
 

86 :
---

87 :
 

             ┌────────────────‐
             |今日は、今話題のマジシャン、
             |タカラダカラさんに来ていただきました。
             └───v─────────────
                  ∧_∧
                XノハヘハX        ∧ ∧
                 |゚ノ ^∀^)         く(^Д^,,)7
                §  lVl )            |i∞iヽ
               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                          ┌───^────────‐
                          | よろしくお願いします。
                          └────────────
 

88 :
 

                    __________       |∨|  _   _  -   _         _       _|
                   ||               ||     |  | (_(_ (_| | (_    |∧| (_(_ |⌒| (_|_
                   ||       ハ_ハ         ||                 丿
                   ||      (^ロ^,,)      ||                = マジックワンド = #03
                   ||       lXl        ||
                   ||二二二二二二二二rソ二||
                          ┻┻



            ∧ ∧                    ∧_∧
             (*  ゚)                   (・   )
 

89 :
 

                                   ┌──────────────‐
                                   |一番辛かったときは、そうですね…
                                   |団長が亡くなったあとですかね。
                                   └─────y─────────

                                 |\      /|
                                 | - ´ ̄/  |
                                γ        ヽ
                                 |∧     ∧ |
                                 、 Д    丿
                                    ` ─┬   く
                                γ⌒) (⌒ヽ_  ヽ
                                 |_ノ  \_  イ


                            ┌────^─────────────‐
                            |メンバーがどんどん減っていきましたからね。
                            |まぁ、今考えれば無理もない話でした。
                            └──────────────────
 

90 :
 

                              ┌──────────────‐
                              |…もちろん、残るという選択肢も
                              |考えていましたよ。
                              └───v───────────


                                 |\      /|
                                 | - ´ ̄/  |
                                γ        ヽ
                                 |∧     ∧ |
                                 、 Д    丿
                                    ` ─┬   く
                                γ⌒)(⌒ヽ_  ヽ
                                 |_ノ  \_  イ


                            ┌────^─────────‐
                            |ただ、あえて厳しい環境に
                            |身を置いてみようと思いましてね。
                            └──────────────
 

91 :
 

                ┌──────────────‐
                |…白々しい。後ろ足で砂を
                |かけておいて美談にするつもりか。
                └───v───────────

                    ∧_∧   ∧ ∧
                   ( ・∀・)   (*゚ー゚)
                   (     )   /  |

                ┌───^───────‐
                |最初から残る気なんて
                |全くなかったくせに。
                └───────────
 

92 :
 

             ∧ ∧
        ┌──(゚ー゚*)─────────‐
        | … なんでそう言い切れるの?
        └──────────────

                 ∧_∧ ┼x
                XノハヘハX           ∧ ∧
                 |゚ノ ^∀^)        く(^Д^,,)7
                §  lVl)           |i∞iヽ
               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                                   ∧_∧
                               ┌─( ・∀・)─────────────‐
                               |団長は取材の類が苦手だったので、
                               |その手の対応は私とタカラでやっていました。
                               └──────────────────
 

93 :
 

              ∧_∧
          ┌─( ・∀・)─────────────────‐
          |団長の死後、テレビや雑誌で内輪発信であろう
          |団長のエピソードを随分目にするのが気になりましてね。
          |…大体はタカラが入団した後の内容なんですよ。
          └──────────────────────


                                    |\      /|
                                    | - ´ ̄/  |
                                γ        ヽ
                                 |∧     ∧ |
                                 、 Д    丿
                                    ` ─┬  (⌒ヽ
                                     |   Τ |
                                 (⌒っ |   ヽ_ノ


                                         ∧_∧
                                     ┌─( ・∀・)───────────‐
                                     |私にも親しい記者はいましたから、
                                     |詳しく教えてもらいましたよ。
                                     └────────────────
 

94 :
 

                  ┌───────────────‐
                  |自分のメディア出演や宣伝を見返りに
                  |全てタカラが流していたんですよ。
                  └─────v──────────

                            /|         /|     ┌─────────────────
                          /  |       /  |     | 話題のマジシャン?笑わせてくれるね。
                        /    | ̄ ─<    |     /─────────────────
                       /                \|
                  γ                 ヽ
                    |
                    |     (┃  :::::::: :::::::: ┃
                    、         _、    /
                    \         |_ノ   /
                       `──-    ┬"       \────────────
                       /        |       |タネは団長の死を
                    /          |        |踏み台にしての営業だろう。
                                          └────────────
 

95 :
 

                        __________
                       ||               ||
                       ||               ||  ブチッ
                       ||        /|_/|__ ||
                       ||_      ̄ ̄           ||
                       ||二二二二二二二二rソ二||
                              ┻┻
 

96 :
 

                  ┌─────────‐
                  |  お嬢様…?
                  └────y─────

                     ∧_∧      ∧ ∧
                    ( ・∀・)       (* ー )
                    (     )      /  |o=

                           ┌───^─────────‐
                           |  …私、部屋に戻るね。
                           └─────────────
 

97 :
 

                 ┌──────────────‐
                 |信じられないかもしれませんが
                 |これが真相なのですよ。
                 └───v───────────
                            | そういうことじゃないよ。
                            └────y────────
                     ∧_∧      ∧ ∧
                    ( ・∀・)       (* ー )
                    (     )      /  |

                          ┌───^────────────‐
                          |タカラのこと悪く言うモラを見たくないの。
                          └────────────────
 

98 :
 

                           ┌───────────────────‐
                           |タカラはモラよりずっと後に入ったけど、
                           |二人とも私にとって、お兄ちゃんみたいだったよ。
                           └───y────────────────
                           /^|
                        /  |- _/|
                       γ      `Y
                         |   r┬   |
                          * ¨    −ノ
                        >   ┬ ”

                   ┌────^─────────‐
                   |だからモラ、
                   |タカラのことを悪く言わないで。
                   └──────────────
 

99 :
 













 

100 :
 

               ┌──────────────‐
               | お嬢様を悲しませてしまった。
               └───v───────────

                   ∧_∧
                  (;∀; ) 、
                   |     )
                   U⌒ U( つ

                ┌───^─────────‐
                |  悲しませてしまった…。
                └─────────────
 


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