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儒教に支配された中国・韓国


1 :2019/04/06 〜 最終レス :2019/05/01
儒教に支配された東亜の悲劇を語る

2 :
このスレの続き↓

儒教の評価を再検討しよう

http://itest.2ch.sc/lavender/test/read.cgi/whis/1549147570

3 :
PCならこっち
http://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/whis/1549147570/

4 :
四書五経をだいたい読んだ。

天は、空の上のことだと思う。

聖は、よくわからない。

神は、書経や春秋左氏伝に出てきて、
「嘘をつかず、だまされない、次の帝を決めるもの」であり、自然の神々のような多神教だ。

儒教の神秘的なことについての記述は、
「国が亡ぶ時に現れ、その時代の人々の徳を計量して、次の皇帝を決める」
「捧げものの豊かさでは神の意志は決まらず、徳のあるものに福がある」
「太陽に異常が始まる」
「天帝が夢で赤ん坊について告げる」
「神懸かりの巫女が神託をくだす」
「神殿の立ち位置で決定することがある」
「精神を魂、身体を魄といい、魂は死後上にのぼっていく」
だいたい、こんな感じだ。

5 :
書経は、だいたいこんな感じ。

漢字「神」の初出は「春秋左氏伝」だと書かれているがまちがっている。
中国最古の書物「書経」に漢字「神」は出てくる。
「及聖、及神、及武、及文」とある。
これは、「兎王は、聖なる能力があり、神のような能力があり、武術が得意で、文学が得意だ」のような意味として出てくる。
中国最古の書物「書経」にすでに、天、聖、神の概念はその定義もなく書かれている。
だから、この三つが何なのか、さっぱりわからないというのがおそらく正解だろう。

古代中国では、王が即位すると、その伝記(歴史書)を書いたようだ。
帝位を禅譲する時、その禅譲される人物の伝記(歴史書)を作る。
それが古代中国のようだ。
堯は、舜の伝記(歴史書)を作らせ、舜は兎の伝記(歴史書)を作らせた。
また、夏王朝が終わる時、湯王は自分の伝記(歴史書)を作って帝位を示した。
伝記を書いて、王がどのような人物なのかを知らせていたのだろうか。

6 :
朱熹の「近思録」はおすすめ。
最初の「道態篇」は、必読。

陰陽五行説について書かれている。
万物は形而上の「理」で動き、形而下の「気」で構成されているという中世科学。

7 :
朱子の「近思録」、王陽明の「伝習録」は、みずから「初心者向けの入門書」と位置づけていた本だけに、せめて、これだけでも読んどいたほうが良いな

8 :
中国は歴代皇帝が何度儒教を弾圧しても消えないでしぶとく残っている

9 :
>>8
儒教を弾圧した皇帝なんて、何人もいたっけ?

秦の始皇帝と、中共の毛沢東はわかるが、それ以外では?

10 :
儒教の目的が口喧嘩で勝つことに帰着してしまい、技術軽視になったんじゃないか?

11 :
書経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典
https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321705000032/

12 :
NHKラジオAM第二放送カルチャーラジオ
文学の世界「中国古典『易経』から学ぶ帝王学」全13回
易経研究家…竹村亞希子
https://www4.nhk.or.jp/P1929/

13 :
竹村亞希子
http://www.aki-ta.com/index_pc.html
4月〜6月の毎週木曜日 NHKラジオ放送に出演します。
NHK文化センター青山教室の易経講座『CR 中国古典「易経」から学ぶ帝王学』 を収録・編集したものをNHKラジオ第2「カルチャーラジオ 文学の世界」で放送します。

14 :
>>7
それ以前に大學章句やろ

子程子曰、大學、孔氏之遺書、而初學入コ之門也。
子程子曰く、大學は孔氏の遺書にして、初學のコに入るの門なり。

15 :
読んだ中国思想の本。

孫子、近思録三巻、荘子二巻、荀子二巻、春秋左氏伝三巻、
神仙伝・列仙伝、論語、韓非子四巻、伝習録、孟子二巻、易経二巻、
菜根譚、大学・中庸、

24冊。今は史記を読んでる。
なんでも聞いてくれ。

16 :
>>14
それはそうだが、近思録を読めば、濂渓先生から朱子へと至る宋学の流れがよく分かる

東洋思想マニアならともかく、東洋史マニアなら、思想史から入るのが良いだろう

17 :
>>15
どうやって、地球球面説に勝てるの?

18 :
>>17
どういう意味?

19 :
平成が終わる。たぶん、どこかで神霊が降って、次の皇帝を選ぶだろう。

20 :
>>18

>慶長11年(1606年)にはイエズス会の日本人修道士、イルマン・ハビアンと「地球論争」を行っている。
>この時林羅山は地動説と地球球体説を断固として受け入れず、地球方形説と天動説を主張した。

一応、地球球体説を「論破」したとなっているが…

21 :
欧州から日本まで航海してきた相手に地上が平面だと口喧嘩で勝っただけ。

22 :
だから、どうやって勝ったんだよw

23 :
林羅山の「排耶蘇」では、ハビアンの大地球体説に反対している。

ハビアンの大地球体説は、次の通りである。
すなわち、「地中を下とすれば地上は天であり、地下(地球の反対側にある地上)もまた天である。
船で大洋を航行すると、東の果ては西になり、西の果ては東になる。このことによって、地球は丸いことがわかる」というものである。

これに対して、羅山は言う。
「地下に天のあるはずがない。万物にはすべて上下があるので、上下がないというのは理を知らないのだ」と。
儒教の「天円地方(天は丸く、地は方形)」説による反論である。
当時、日本にもたらされた地球図の多くは卵形であり、信長や秀吉も地球儀を所持していた。羅山は球体説を理解していなかった。
(地動説が日本に広まるのは司馬紅漢の「和蘭天説」以降である。)

(『林羅山』鈴木健一、ミネルヴァ書房、60〜61頁)

24 :
ちなみに、「林羅山が地球論争に勝利した」というのは、林羅山の「排耶蘇」にそう書いてあるというだけであり、史実として確認されたわけではない。
羅山は地球球体説を「笑うべし」と書いているが、現代人からみると、むしろ羅山に笑ってしまう。

ちなみに、織田信長も豊臣秀吉も、地球儀を持っていた。
彼らは、スペイン帝国の脅威がフィリピン・台湾まで押し寄せてきたという国際情勢をよく知っていた。
伊達政宗は地球儀を見て、仙台からの北米航路は江戸や大坂からより近いことに気づき、メキシコと交易しようとした。

このように、安土桃山時代の日本人は、地球球体説を当たり前のように受け入れていた。
江戸時代の林羅山が地球方形説を唱えて譲らなかったのは、その後のことであることを考えると、この一件の味わいがまた違ってくる(笑)

25 :
ふむ。林羅山が勝ったと書いていただけで、実は精神勝利だったのかも知れない訳だね。

26 :
西洋でも、古代ギリシャからローマ帝国の時代までは地球球体説が主流だったが、暗黒の中世になって、なぜか地球平面説が優勢になった

江戸時代の日本と同じで、科学は進歩するだけでなく、退歩することもあるという事例

27 :
林羅山の論理もそうなのだが、宗教のドグマに毒された者にとっては、天が上にないと困るらしい。

地球の反対側、つまり、自分たちから見て下にも天があるというのが、まずかったようだ。

28 :
江戸時代も後期になると、蘭学が入ってきた。
再び、地球球体説が当たり前になった。

やっぱり、いくら「西洋かぶれ」と言われようが、欧米から文化を取り入れてないと、日本はダメになる。
朱子学ばかりやってた頃の日本は、中国朝鮮と同じように遅れた国になりかけていた。
危ないところだった。

29 :
>>24
家康は地球儀を持ってなかったんだろうか。
持っていたら、林羅山が妄言を吐いてることぐらいはわかりそうなもんで、
重用する気も失せると思うんだが。

こんな論文があったので読んでみた。
《地球》概念のもたらしたもの : 林羅山「排耶蘇」を読みながら

30 :
最近、アメリカ合衆国では若者を中心に、
「自分は地球球体説や地動説を信じない」
と公言する者が急増しているらしい。

理由は
「聖書にはそう書いていないから」

31 :
>>28
日本の江戸時代には「建前の朱子学、本音の陽明学」みたいな風潮もあったのが、
思想の相対化に大きく寄与した部分もあるんじゃなかろうか。

ただ、陽明学中心に観念論を肥大させた水戸学が、幕末に激しい内ゲバで
凄惨な殺し合いを展開した、というのも念頭に置いておかねばならないけど。

32 :
おかげで水戸藩は人材が枯渇して、
明治維新に乗り遅れてしまった。

薩摩長州閥、あるいは土佐閥はあったが、水戸閥は無い

33 :
>>26
wikipediaの「地球平面説という神話」を読もう。

34 :
実際に平面として欧州から日本まで航行して到達できれば、地上の平面説は実証されたことになる。

35 :
>>30
アメリカはそういう国だ

ちょっと野蛮なところがある

36 :
陽明学の「行わなければ知ったことにはならない」は
近代科学の「裏付けが実証されない定義は知識として成立しない」に近づく可能性は無いだろうか?

37 :
>>36
それは社会思想だけの話で形而下の知識とは関係の無いことだろ。
陽明学的な発想は、まあ急進的な社会運動を自滅させる毒としては役にんじゃないかね。

38 :
役にんじゃ→役に立つんじゃ

39 :
>>36
「知行合一」って、そういう意味のテーゼじゃないよ

40 :
結局、林羅山は天円地方論者として何をどう言って勝ったとしたのか、全く不明じゃないですか・・・

41 :
結局朱子学も陽明学も観念論で実測経験より自らの思い込みを優先させてしまう、という点では同じなのかもしれない。
観念的なのは儒学の宿阿で逃れられないのかもしれない。

42 :
>>41
同じように古代的宇宙論に出発点を置いていても、古代ギリシア哲学は数学を重視したってのが強みになったね。

古代ギリシア哲学を取り込んだイスラームやキリスト教世界の学問は、
数学を武器に使うことで地球球体論に適応することができた。

43 :
太陰太陽暦の計算には数学が必要なはずで、実際に結構数学は発達していたんだが、
どうも明代あたりから進歩が止まって、それどころか失伝する部分も出てきたらしい。

44 :
儒学では持論の証明に数字を使うというのは一般的ではなかったんじゃないか?

45 :
そもそも、前近代の中国の王朝で「暦計算」に携わっていたのはどういう社会階層だったんだ?
儒教経典や詩文を徹底訓練していた士大夫教養人に「暦計算」が出来たようには思えないんだが、
私の偏見だろうか。

46 :
製鉄民でしょ

47 :
>>45
そういう面はある

明代になって、まったくの科挙社会と化した結果、誰もが朱子学の勉強ばかりするようになって、算術や数学が衰退した

代わりに盛んになったのは日本の和算

48 :
イメージとは違うけど、唐や平安時代の王朝貴族は、意外なほど算術を勉強していた

49 :
漢数字やローマ数字で複雑な計算をやるのは、考えるだけでめんどくさそう

50 :
>>41
そりゃそうだ

陽明学を、英米哲学みたいな実用主義と誤解してる人が世間には多い
それだったら、イギリスより先に明で産業革命が起きてますがな

51 :
「知行合一が、私のモットーであります」というような場合、まず例外なく、「有言実行」という意味で使われている。

でも、「知行合一」は、あくまでも哲学用語。
「有言実行」とは、ちょと違う

52 :
知行合一と有言実行の違い(コピペ)

例えるなら、
カレーを頻繁に食べる(行動)ヒトは、
カレーの美味しさを、
知っている(知・認識)ヒトである。

カレーを食べないヒトは、
カレーの美味しさを知らないヒトだ。

知行合一とは、そんな意味である。

もう少し真面目に説明する、

電車でお年寄りに席を譲る(行い)ヒトは、
席を譲る喜び(知)を、
知っているヒトだ。

席を譲らないのは、
席を譲るという「行い」の素晴らしさや、
喜びを、まだ身をもって、
「知らない」からだと考える。

53 :
信長は地球が丸いことを納得してたのに、
徳川幕府が朱子学を官学にしたせいで、全体の知性が支那朝鮮なみに後退してしまった

54 :
この話を脳科学的に説明してみる。
人間には2種類の行動しかないという。

【快感を求める行動】と、
もう一つは【苦痛を避ける行動】。
快感を感じるとき、脳内ではドーパミンが分泌される。

カレーを美味しいと感じているとき、脳からドーパミンがでているのだ。
そして、その快感を知ったヒトは、また食べたいと思うようになる。

カレーを食べたことのない人は、その快感を知らないから食べたいとは思わない。

脳科学的では、カレーを食べて、ドーパミンが出るようになり、
そして、また食べたくなることを、回路ができたと表現する。

この状態を【知行合一】という。

一方、【有言実行】は、

カレーを美味しいと思わない人が、「残さず食べなさい!」と言われ、
「分かりました、食べますよ」と、本人は食べたいと思ってはいないけれど、食べると言ったので、食べる。

そんな状態のことをいう。

知行合一とは全く異なる概念だ。

55 :
>>53
それは言える

朱子学が一概に悪いとも言えないが、朱子学が本格導入される前の安土桃山時代の日本の勢いを見ると、
「あのまま順調に進んでいれば・・・」と思わずにいられない

56 :
>>52
むしろ、知行合一って、
認識と実践は同時であるか否かじゃない?

カレーを食べたことは無くても、
カレーという存在者があると「認識する」のは
カレーを「見」た、或いはカレーについての説明を「聞」いたことが先に立つのか、
それとも、カレーという存在者の本質が先にあって、それを「見」たり「聞」いたりするのか、ということかと
陽明学は前者の立場、朱子学は前者の立場ってことでしょう

アリストテレス的立場とプラトン的立場の違いに或る程度近いかも

57 :
日本は儒教の影響がゼロ

58 :
>>56 訂正

朱子学は前者の立場

朱子学は後者の立場

59 :
>>55
朱子学ってのは、ある面「アンチ仏教」を出発点にして、反面仏教からの影響を強く受けた新儒学だけど、
実際の社会での運用を見ていると、宋朝、金朝、元朝時代には、朱子学、禅宗仏教、道教で
一人の知識人個人の中で補完しあって機能するようにできていたとしか思えない。

明朝以降みたいに朱子学だけ切り離して純化するとおかしなことになってしまうんだろう。

60 :
横レスします

高麗の場合、国教が仏教だったことはよく知られているけど、
高麗についても、当時の知識人は複数の思想を兼学する人が多かったそうな

中期高麗の代表的儒学者の崔沖は仏教信者でもあり、
崔沖よりも少し後の時代に王子として生まれた著名な仏教僧の義天は同時に著名な儒学者でもあった

61 :
>>49
そのために、東洋では「算木」、西洋では「計算盤」という計算器具が複雑な計算では必須だった。

それが、西洋ではアラビア数字による筆算法の導入で計算盤が払拭。

東洋では計算盤と同系統だがさらに高度化した「そろばん」が普及することで算木が払拭された。

62 :
>>60
そうすると、仏教国教の高麗から儒教国教の李氏朝鮮へ、というのは一面的理解でしかないという事か。

実際には宋朝、金朝、元朝と同様の三教兼学体制から、朱子学絶対主義に、という見方がふさわしいのかな。

それとも、朝鮮半島には日本と同様に道教が完全な形でははいっていなかった?

63 :
>>62
高麗は仏教国だけど、すでに科挙もやってて、官僚には儒教の教養が必須だった

道教についても、日本人よりずっと強い影響を受けている

64 :
>>59
朱子学は一応、「これがあれば仏教と道教は要らない」という風にできている

そもそも、朱子自身がかつては熱心な禅宗の信者
史上最大の学者だけに、教義は知り尽くしていて存分に取り込んでるから

65 :
高麗は科挙官僚より蔭位での官僚のほうが多い。
風水で遷都論争が起きるぐらい、風水が好きだな。

66 :
>>64
>>朱子学は一応、「これがあれば仏教と道教は要らない」という風にできている

そういう「建前」でできている、ということは、逆に言うと真相は、
仏教と道教を修めていた方が、朱子学の「真理」により深く到達できる、
と言えそうだな。

67 :
>>66
もちろん、それはその通りだけど、朱子の時代は、祖国の宋が、金とモンゴルの攻勢で滅びかかってた頃

漢人のナショナリズムが燃え上がってるんで、異国(インド)の宗教を排除したいってのがあるから

68 :
>>62
高麗では道教もかなり盛んだったよ
道教や儒教との関連性ももちろん持ちながらの風水地理や図讖の流行が、
統一新羅時代末期〜高麗時代〜李氏朝鮮時代初期にかけての都市計画やそれを伴う政策方針に大きく影響したりしたし

69 :
>>68
統一新羅時代末期〜後三国時代〜高麗時代〜李氏朝鮮時代初期

こう書くほうが、高麗の首都が開京になったことも含めて、時代背景事情として分かりやすいかな
もちろん、後の高麗朝廷の王氏一門にとって、開京になった地域はそれ以前から最重要根拠地であった前提事情があるわけだけれども

70 :
統一新羅時代の王権を支えた政権担当集団は、辰韓に限定されていた時代の新羅王国の
貴族層だろう。

李氏朝鮮の王権を支えた両班は、儒教教育機関である「書院」ごとに派閥を形成していて、
この「書院」が大きな政治勢力になっていたらしい。

だとすると、高麗王国の王権を支えた政権中枢の集団というのはどういう背景が
あったんだろう。

71 :
>>70
高麗の場合には、もともと王氏一門が海上貿易で力を付けた地方豪族の集団だったという背景があるね
そして、後三国から統一高麗への過程の中で王氏一門と結んだ各地方の豪族との極めて広範な婚姻政策をもとにして
初期の高麗朝廷の主要な権門が形成された
しかも実は、その中に旧新羅王室も含まれてる

72 :
「知行一致」を化学的に言うならば

「水は元素ではない」といくら弁を繰り返してもそれは説であって知識ではない。
水を水素と酸素に実際に実験して分離して見せて、それで初めて「水は元素ではない」という知識が成立する。

というとらえ方でいいのか?

73 :
>>71
高麗王室の王氏は、いわゆる「新羅海商」の関係者だったのか!

そうすると、日本列島や朝鮮半島といった中国周縁勢力が本格的に
商業経済に巻き込まれて中世社会に突入していく流れと
深い関係にあった政権が高麗王朝だったわけだ。

貿易港博多とも一定のコネクションがありそうな集団だね。

74 :
>>72
そんなことが出来ていれば、儒教は科学になり得ただろ

75 :
中国と韓国って、ノーベル賞に値する研究者がほとんど存在しないもんな

76 :
>>60
大昔の日本だって、比叡山延暦寺が儒教の研究でも中心地だった

当時は、知識人といえば坊さんなんだから仕方ない

77 :
>>72
いやいや、そんな難しい話じゃない

「ノドが乾いた。水を飲みたい」と思うことと、「水を飲む」こととは同じである、というような話

朱子学の「先知後行」説だと、まず「ノドが乾いた」という認識があって、それから「水を飲みたい」と思い、「水を飲む」という行為が生じる

陽明学の「知行合一」説では、「ノドが乾いた。水を飲みたい。水を飲む」は一体であり、分けられない

もともと、そういう観念的な哲学談義の話

78 :
そりゃ、五百年前から学歴至上主義(それも文系オンリー)で、みんな幼少の頃から四書五経の詰め込み教育に忙殺されてるんだからな

明や清にも優秀な理系頭脳は多かっただろうが、みんな、その頭脳を四書五経の丸暗記に使ってた

79 :
基本的に、朱子学は、人間の精神を理性と感情や欲望に分けたりとか、区分して分類したがる傾向がある

それに対して陽明学は、「それは分けられない。一体だ」と言いたがる傾向がある

陽明学は、イマ風にいえば「ワンネス思想」

80 :
>>77

知識の裏付けとして物理的・化学的実験結果や観測における実数値を根拠にする、
という過程で「行動の結果として得られる知識」が「知行一致」とつながらないのか?と思った。
観念上ではどうやっても知りえない知識だし。

81 :
>>79の線で知行合一も理解するべきでしょ。
「分かっちゃいるけどやめられない」は分かっていると認められないということ。
道徳や政治の問題にしか関係のない話。

82 :
>>81
そこは、実践理性や意欲、経験論が関わる問題だな
単に人間の行動傾向の抑制ということではなくて、さらに根源的な考察を要する問題だ
それこそ中世欧州のスコラ哲学が緻密に考察してたりする
ここでの簡単なレスだけはとても説明しきれないけれども・・・

83 :
分析を禁止されたら、思考が停止しそうだ。
心眼を開けみたいな話に感じてしまう。

84 :
>>73
現代西方言語で広範に「コレア」の呼び名が使われていることを想起されたし ってところですね
もちろん例えばモンゴル帝国による東西間交流の活発化もその大きな要因として作用したわけですが、
基本的にもともと高麗はモンゴル勃興よりもずっと前から対外的にかなり開けた国で、対外交易や移民受け入れも非常に盛んだったんですよ

日本史からの観点ですと、博多や大輪田や鎌倉の貿易といえば日宋貿易が有名ですが、日麗貿易も実はかなり盛んだったんですよね
中世の博多はチャイナタウン兼コリアタウンだったってわけですね

85 :
儒教は人喰いカルト

86 :
>>84
日宋貿易、日明貿易における日本からの最大の輸出商品は火薬原料の硫黄だったわけだが、
実は日麗貿易、日鮮貿易でも大量の硫黄が輸出されている。

どういうことかというと、宋や元、明は日本に対しては黒色火薬の調合関連技術を厳しく秘匿して
日本が火薬武装することに強い警戒心を示していたのだが、朝鮮半島国家とはむしろ火薬技術の
共有を進めているんだね。場合によっては、中華王朝が輸入して確保した硫黄の一部を朝鮮半島国家に
下賜しているケースもあったという論文を読んだ記憶がある。

87 :
>>80
それは、思想史的には「プラグマティズム」だねえ

近現代のアメリカ哲学の考え方

上にも書いたけど、陽明学がそこまで合理的で実用的だったら、イギリスより先に明で産業革命が起きてる

88 :
>>83

89 :
>>83
そう、そんな感じ

それが陽明学

90 :
>>86
朝鮮と中国の関係は、
「朝鮮は中華帝国に朝貢し、皇帝は寛大に対応した。従属関係といっても形式的なものであった」
とよく説明されるけど、いつの時代もそうだったわけじゃない。

宋や明は、朝鮮・高麗との間に女真人/満州人の国家を挟んでおり、彼らにとって朝鮮は「同盟して挟撃しよう」というような存在。

遼・金・元・清にとって、高麗/朝鮮は直接侵略・直接支配の対象であり、もっと従属関係は露骨。
左翼や朝鮮人はこういう時代のことを語りたがらないのだが、当時の半島は完全に元や清の一部であり、独立国とは言えない。

91 :
知行一致=測量をしなければ、地図は作れない。

92 :
『伝習録』下巻の
「26、問う、〈知行合一〉についておたずねします」の解説
 
 陽明が「知行合一(ちこうごういつ)」を説いたのは、
「ちょっとでも念慮(ねんりょ)が動けば、それがとりもなおさず行いなんだ。
そして、その動きに不善があれば、ただちにその不善の念は克服すべきであり、しかもそれは、ほんの一念の不善たりとも、
胸中に潜(ひそ)ませないほどに、徹底を究(きわ)めなくてはならないんだ」
 ということを悟ってもらいたいからだ、と言うのである。

 誰もが、心の中では何を思おうと自由だ、勝手だ、と思って生活しているわけだが、よく考えてみて欲しい。
 行動とは、コップに注ぎ続けた水が、やがてはあふれ出してコップからテーブル上にこぼれ落ちるように、
思いが徐々にエスカレートしていって、やがて行動となって現れたのであって、思いと行動とは別々のものではないのである。

93 :
>>92
このコピペを見る限りでは、どっちかっていったら、王陽明が言ってることは、
「女をヨコシマな目で見るのは、女を犯しているのも同然なのである」という、
イエス・キリストの教えに近い

「知行合一」というのは、もともと、そういう意味なんじゃなかろうか?

94 :
ただし、王陽明の場合は、「女を犯したいと思うことが悪い」というわけではない

ヨコシマな思いを持つことは、ヨコシマな行動をへと不可分につながっている

「だから、ヨコシマな思いを持つな」というのであって、結局は行動が重要

95 :
ちょっとわかりにくいかもしれませんので、簡単な例で説明しましょう。

例えば、近所に獰猛な犬が飼われているとします。
その近くを幼い子供が通りがかり、その犬に噛まれそうになるところをあなたは目撃します。
この時、あなたの「良知」が働き、「危険だ」と思います。
そして、普通の感覚であればそこで子供を「助けよう」と思うはずです。これを「意」と言います。
そして「助けよう」と思えば、それを実践するため「心」が「身」に命令して、子供を助ける行動をとります。
この一連の動きを王陽明は「意の在る所の事」と言い、それを「物」としたのです。

ところがこの場合、心のどこかであなたが「助けよう」と思っていても、この「意」は時と場合によっては「助ける必要がない」と思わせる場合があります。
例えばその原因が、子供が石をぶつけたためだとか、普段からその子が犬をいじめていたりだとか、
あなた自身の体があまり自由が利かなかったり、子供を助ける意義が持てなかったり、そもそもその勇気が持てなかったり、ということです。

陽明学では「助けよう」という気持ち(=「意」)があっても、実際に行動に至らなかった場合、「物は格されなかった」とします。
「意」が必ずしもこうした善とならなかった原因は、「良知」が完全に発現しておらずそれが曇っているからに他なりません。
何故「良知」が曇るかというと、人が持ち合わせているあらゆる欲望(名誉欲、金欲、性欲云々)が「良知」の判断を鈍らせるからです。
欲望から来る「助ける必要がない」という「意」を捨て去り、心を正して「助けよう」という「意」を選択(=「良知」を発現)し即実践することを「格物致知」とするのです。

96 :
>>94
ナザレのイエス先生のは、
「どうせおまえさんも心の中ではヨコシマな思いをしてるんだから、
 エラソウに人を高みから見下して裁くなよ」
だな。

97 :
>>91
知行合一=「地図を作りたい」という思いと、「地図を作る」という行為は、一体にして不可分である

思いは、必ず行為に表れる

98 :
「努力は必ず報われる」か

99 :
こうしてみると、やはり、「世の人々を救いたい」という思いが、世界初の社会主義革命という行動に直結した大塩平八郎は、真の陽明学者と呼ぶにふさわしい

100 :
悪意を持っても悪行を実行に移さなければ問題ないし、善意を持っても善行を行わないのなら意味は無い。


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