TOP カテ一覧 スレ一覧 100〜終まで 2ch元 削除依頼
同人寝具スレ…88枚目
【住民】説教部屋partW【ハァハァ】
CLAMPキャラのパクリキャラを挙げるスレ
木之本さくらの質問コーナー! まさかの2スレ目
さくらをかわいがる
【0M0】カードキャプターさくや【橘】
もし実写になったらさくら役は志田未来しかいない
さくらタンの兄貴がホリエモンだったら・・・・
★俺用画像整理メモ帳
ファインたんのおててに頬ずり

さくらタンを馬並み浣腸でお仕置きX


1 :2015/12/25 〜 最終レス :2017/01/07
みなさ〜ん!クリスマス楽しんでますか〜?
お久しぶりの肝井がみなさんを慰めに来ました!w

2 :
さくらと厳しいお仕置き(1)
漆黒(しっこく)の闇に一条の光が差し込むように、少女の意識は覚醒(かくせい)していく。
重い。まるで五体が鉛のように重く、自由が利かなかった。
「う〜頭痛いよォ・・・」
意識を取り戻した少女は、薄目を開いて周囲の様子 を確かめる。
違う。
彼女の知っているあらゆる場所と異なっていた。
無機質な打ちっぱなしコンクリートの壁と床、高い天井から照らしているスポットライト。
「私、どうしてこんな所に・・・」
見知らぬ場所で目覚めた不安と疑問に、さくらは自問する。
彼女の呟きに応えるように男の声がした。
「お目覚めかね?木之元さくら君。」
声のする方を見ると、逆光の中に数人の男の影が浮かび上がる。
首領と思しき頑丈そうな体つきの老人と、数人の黒服を着た男達が、こちらを見ていた。
「ほ、ほえ〜!!犯される!!」
さくらはジタバタと暴れようとしたが、
「痛ッ!!」
体にきつく縄が食い込んでショックを受けた。
さくらの肉体は友枝小制服の上から緊縛され、腕は後手に組まれたまま動かせない。
「フフフ。犯したりはしないさ。君の商品価値が下がるからな。」
首領が言った。
奇妙に落ち着き払った口調が、背後に存在する力の強大さを示すようで、威圧感を感じる。
首領の掛けているサングラスが無表情さを増幅し、不気味だった。
「な、何故こんな事をするの・・・」
さくらは怯(おび)えながら抗議する。
(2)へ続く

3 :
さくらと厳しいお仕置き(2)
「何故?『ツバサ』について、責任を感じないのかね、君は?」
首領が冷ややかに答える。
「そ、そんな事言ったって、あれは私じゃないもん・・・。」
さくらは責任を否定しようとした。
まあ実際、出演作品では無かったわけだし・・・。
「言い訳はいかんよ。今日、君をここへ招いたのは他でも無い、君にお仕置き が必要だと考えたからだ。」
首領はサングラス越しにジロリとさくらを睨(にら)んだ。
厳しく鋭い眼光は、まるで少女を射すくめるように突き刺さる。
さくらは焦ったが、上半身が後ろ手に緊縛されて、立ったまま天井のフックにロープで繋がれており、
逃げる事はできそうに無かった。
「どうしよう・・・これじゃ魔法の杖も使えない・・・。」
鍵もカードも手に持たなければ術を使えないので、今のさくらに打つ手は 無い。
「・・・やれ!!」
首領は傍らの黒服達に指図した。
男達の一人が、先端が幾つにも別れた短い鞭を取り出し、構えながら近付いてくる。
多条鞭(たじょうべん)とも、ナインテールとも呼ばれる刑具を模したものだ。
「い、いや・・・叩かれちゃう!・・・」
さくらは出来る範囲で後ずさりしたが、すぐロープの長さの限界に遮(さえぎ)られた。
(3)へ続く

4 :
さくらと厳しいお仕置き(3)
鞭を持った男は、さくらの太腿(ふともも)を狙って打ち込んだ。
「痛ッ!やめてぇッ!!」
さくらは縄が食い込むのも構わずに身を捩(よじ)り、鞭を逃れようとする。
しかし鞭男は2発、3発と容赦なく鞭を叩き込んだ。
たちまち赤いミミズ腫れが、白い太腿に浮かび上がる。
「お、お願い!なんでも言う事聞くからやめてェッ!!」
さくらは悲鳴を上げた。
「よし、いいだろう。鞭はやめてやれ!」
首領の指示で鞭打ちは終わった。
「なんでも言う事聞く、と言ったな・・・?」
首領はさくらに念押しした。
無言で頷(うなず)くさくら。
それを見た首領は背後に向かって手を叩き、合図した。
「ちぃ君、柚姫(ゆずき)君。例のものを!」
メイド服を着た長身の少女が巨大な注射器の様なものが入った洗面器を持って進み出る。
「御主人様。200cc浣腸器とグリセリン50%液を用意致しました。」
柚姫と呼ばれた三(み)つ編(あ)みのメイドが答えた。
「そ、それは・・・」
さくらの顔から血の気が引いた。
(4)へ続く

5 :
さくらと厳しいお仕置き(4)
謎の集団の首領である老人は、薄気味(うすきみ)の悪い微笑(ほほえ)みを浮かべながら話しかける。
「これが何か判るのかね?それじゃ、これから何をされるか判るね?」
「た、確かに何でも言う事を聞く、とは言ったけど、これは・・・」
さくらは赤面して顔を背けた。
「人との約束は守らないといかんよ?学校で習わなかったかね?」
老人は笑いを噛(か)み殺(ころ)しながら、さくらを諭(さと)した。
「で、でも・・・恥ずかしい・・・」
さくらは両足をもじもじと摺(す)り合(あわ)せて抗弁する。
「約束は、約束だ。守ってもらうよ。ちぃ、柚姫。手筈(てはず)どおりやりなさい。」
老人の命令で2人のメイドは、さくらの体の前後に分かれてスカートを脱がし始める。
学校指定の冬服の白いスカートが、腰のホックを外され、ゆっくりと降ろされる。
隠されていた黒い女児パンツが露(あら)わになった。
「ほ、ほえ・・恥ずかしいよォ・・」
さくらは両腿を閉じて陰部を隠そうとする。
「黒か・・・サービス精神が足りないな。少女には純潔(じゅんけつ)を象徴する白が一番似合うと
何故理解出来ないのだ?客は純潔を求めているのだよ。」
老人は呟(つぶや)いた。
メイド達は黒いパンツも降ろして、さくらを下半身裸にすると、両腿を開かせようと
臀部(でんぶ)と太腿に愛撫を加える。
「く、くすぐったい・・」
さくらは足を動かして愛撫を免(まぬが)れようとした。
ちぃと柚姫は、すかさず、さくらの足を捕らえ左右へ割り裂いていく。
(5)へ続く

6 :
さくらと厳しいお仕置き(5)
さくらの前側に腰を降ろしたちぃは、自身の両膝(りょうひざ)を、さくらの両足の間
に入れて閉じられないようにしてから、さくらの両膝を起点(きてん)に内腿(うちもも)を撫(な)で上げる。
「うっ・・うっ。」
さくらは電流の流れるような感触に呻(うめ)き声(ごえ)を上げた。
ほぼ同時に柚姫は両手に外科手術用手袋をはめて、さくらの尻を愛撫する。
体の前後から伝わってくる愛撫(あいぶ)の快感が、さくらに変化を起こさせた。
「はにゃ〜ん・・。なんかくすぐったいよ・・・。」
と言いながら瞳(ひとみ)を潤(うる)ませる。
ちぃは愛撫の対象を内腿から股間(こかん)へと移していく。
そこには無防備な幼い秘裂(ひれつ)がその姿を晒(さら)していた。
ちぃの指先が秘裂に触(ふ)れると、さくらは体を震(ふる)わせる。
「さくら、とってもかわいい。ちぃ、さくら気に入った。」
ちぃが呟く。
一方、柚姫は手袋にローションを塗り、指先でさくらの菊門(きくもん)を探(さぐ)る。
菊の蕾(つぼみ)を見つけ出すと指先で揉(も)み解(ほぐ)すようにもてあそんだ。
さくらは違和感に身を堅くした。
「さくらさん、お尻の穴の力を抜いて。さもないと痛くなるわよ。」
と呼びかけると、さくらは恐る恐る菊門の力を抜く。
蕾が開き始めるのを見た 柚姫は、指先を蕾へ差し込み、ぐりぐりと廻(まわ)してマッサージする。
「い、痛い・・」
さくらは顔をしかめる。
その声を聞いたちぃは、さくらの秘裂に指先をあてがい、前後に動かして花芯(かしん)の位置を探す。
さくらは経験した事の無い感覚に戸惑(とまど)った。
(6)へ続く

7 :
さくらと厳しいお仕置き(6)
ちぃに陰部(いんぶ)をまさぐられ、柚姫に菊門をマッサージされて、さくらは経験した事の無い胸の高鳴りを感じた。
「ううっ、何かドキドキする・・・。」
ちぃの指先がさくらの花芯を探り当て、もてあそび始める。
「あはっ、くすぐったいよぉ・・・。」
こそばゆさと恥ずかしさに顔を紅潮(こうちょう)させる、さくらだった。
暫(しば)らく、ちぃと柚姫に責められて、彼女の呼吸は荒くなり始める。
ちぃはさくらの変化に気付いて、さくらの股間に顔を近づけると秘裂に舌を這(は)わせるのだ。
「ん・・・んふ・・やめて・・そんなところ・・汚いよ・・・」
「ちぃ、さくらのそんなところ、舐めて綺麗(きれい)にする・・・。」
リズムを付けながら花芯を舌で転がす、ちぃ。
一方、柚姫も菊門に差し込んだ指の動きを左右から前後に切り替えマッサージを続けた。
菊の蕾(つぼみ)は緩(ゆる)やかに開花し始める。
柚姫は首領に向かって「御主人様。準備出来ました。」と呼びかけた。
「よし、薬の注入を始めなさい。」
首領は無感情に答えるのだった。
柚姫は傍らの洗面器に満たされた浣腸液の中から、シリンダー浣腸器を取り出し、
嘴管(しかん)の先を液に浸(ひた)し、ピストンを引いて、シリンダーに薬液を満たしていく。
200と書かれた刻み目まで液を充填(じゅうてん)してから、浣腸器をさくらの白い尻に向ける。
「さくらさん。体の力を抜いてください。」
と、呼びかけてから浣腸器の嘴管を菊門に近付け、差し込む。
「いッ!痛いッ!!」
さくらは思わず顔をしかめた。
(7)へ続く

8 :
さくらと厳しいお仕置き(7)
柚姫は浣腸器の内筒(ないとう)をゆっくりと押し上げていく。
グリセリンを同量のぬるま湯で割った薬液が、さくらの肉体に注入される。
「き、気持ち悪いよォ・・・。」
さくらは思わず涙目になったが、すぐに気にならなくなった。
ちぃの舌技による快感が苦痛を誤魔化(ごまか)してしまったのである。
「はにゃ〜ん・・・なんかほんわかした気分になってきちゃった・・・。」
さくらの目線は、すでに宙を泳いでいる。
暫らくして、柚姫はシリンダーの薬液全部を注入し終わり、さくらの菊門から
静かに嘴管を抜き取り、代わりに肛門栓(こうもんせん)を差し込んだ。
肛門栓とは先端がペニス型をしているシリコン製の淫具で排便を妨げるのに 使われる器具である。
「お、お腹痛くなってきたよ〜」
さくらは早くも浣腸液の影響を受け始めたようだった。
「フフ・・・痛いか?痛くても最低5分は我慢してもらうぞ。」
首領が宣言する。
「さくらさま。御主人様がおっしゃりたい事は5分は我慢(がまん)しないと薬液の影響が
後まで残って腹痛で苦しむことになる、それを防ぐ為にも我慢しろ、という事 なのです。堪(こら)えてください。」
柚姫が補足説明(ほそくせつめい)した。
「そ、そんな事言われても・・・」
すでにさくらは顔面蒼白(がんめんそうはく)だった。
その間にも、ちぃは容赦(ようしゃ)なく、さくらを絶頂(ぜっちょう)へと追い上げていく。
(8)へ続く

9 :
さくらと厳しいお仕置き(8)
ちぃはさくらの花芯に舌を絡(から)めて前後左右に転(ころ)がす。
さくらは腹痛と快感を同時に味わい、意識が朦朧(もうろう)としていくのを感じた。
「ほえ〜へ、変な気分だよ〜」
意識が遠のくと共に、全身の筋肉が弛緩(しかん)する。
臀部(でんぶ)も例外では無かった。
菊門が緩(ゆる)むのを見て、柚姫は肛門栓を、さらに押し込む。
「あっ・・」
さくらは我に返り、慌てて幼い蕾を縮(ちぢ)めた。
しかしグリセリン液の異物反応(いぶつはんのう)による強烈な腹痛(ふくつう)と、花芯を舐られる快感が
彼女の意識を現実から遠ざける。
「魔法少女と言えども一皮剥(ひとかわむ)けば只(ただ)の女にすぎんな。」
首領が吐き捨てるように呟く。
さくらにとっては必死の我慢だったが、時計の針は残酷に、浣腸されてから2分と経(た)たない事を示していた。
「く・・苦しいよォ・・・誰か助けてェ・・・」
涙が頬(ほお)を伝う。
柚姫は首領の方を振り返り「いかが致しますか?御主人様。」と問いかける。
「まだだ。我慢させろ!最近の若いものは辛抱(しんぼう)が足(た)りん!!」
冷酷な答えが返ってきた。
「そ、そんなァ!漏(も)れちゃう、漏れちゃうよォ!!」
さくらはもじもじと尻を振って抗議する。
柚姫は再び肛門栓を押し込みながら「お尻に力を入れて頑張って!」と、さくらを励(はげ)ます。
「ううっ・・苦しいけど頑張ってみるよ・・・。」
さくらは歯を食(く)い縛(しば)った。
その間にも、ちぃの舌技(ぜつぎ)は続き、緩急(かんきゅう)のリズムをつけた責めでさくらを追い上げていく。
「あっ・・・あっ、やだ・・頭が変になりそうだよ・・・」
さくらは苦痛と快感の海を漂(ただよ)い、エクスタシーの波にもてあそばれていた。
(9)へ続く

10 :
さくらと厳しいお仕置き(9)
浣腸されてから、ようやく2分を越えた頃には、さくらの意識は交互に繰り返す
腹痛と快感の波にもてあそばれ、混濁し始めた。
「ううっ・・・お父さん、お兄ちゃん・・・助けて・・・」
彼女は無意識に呟く。
それを聞いた首領は「無駄な願いだな。2人とも、ここへは来られない。場所すら
判らんだろうよ。」と、吐き捨てるように言った。
さくらは苦しさのあまり、足をジタバタと動かし「あ〜も、もうダメェ・・・
ト、トイレ行かせてェ・・」と、泣(な)き喚(わめ)く。
が、ちぃと柚姫は主人の命令通り、さくらの足を押さえつけ、責めを続行する。
ちぃは舌責めを止めて、傍(かたわ)らに用意していた道具箱からピンクローターを
取り出し、すでに勃起しているさくらの花芯に押し当てると、スイッチを入れた。
ブーンという振動音と共に断続的な刺激が加えられると、さくらは戸惑った。
ちぃはローターを押し付けたり、離したりしながら花芯を刺激し続ける。
未知の感触に迷いながら、それが快感へと変化するのを感じるさくら。
「お姉さん・・さくら変になりそうだよ・・・」
顔は紅潮し、目は虚(うつ)ろとなり、口は半ば開いて、エクスタシーが近い事を示していた。
が、菊門の締め付けが緩んだのを見て、柚姫は肛門栓を再び押し込み、平手で さくらの尻を叩く。
「しっかり!お漏らしすると鞭10発ですよ!!」
鞭、と聞いてさくらは再び我に返る。
それでも、ちぃの責めは止まず、またもエクスタシーへと追い上げられる。
そして柚姫による菊門の引き締めと、スパンキングが繰り返される。
同時責めによる地獄は、ようやく4分を越えようとしていた。
(10)へ続く

11 :
さくらと厳しいお仕置き(10)
内臓(ないぞう)が捩(よじ)れていくような苦痛と、脳が痺(しび)れるような快感に責め苛まれながら、
さくらは浣腸されてから4分目を経過した。
「ば、爆発しちゃいそうだよ・・・」
ちぃは、さくらの表情を観察しながらエクスタシーに達する手前でローターを
花芯から離し、冷却期間を設けていかせないように調節している。
さくらは突き上げるエクスタシーへの欲求を途中で頓挫(とんざ)させられ、強要への怒り
とは別の意味で、ちぃに怒りを抱いた。
「い、いじわる・・・。」
桜色に染まった頬を涙が伝う。
「そろそろ5分だな。柚姫、おまるを準備しなさい。」
首領が指示した。
柚姫は医療用のおまるを、さくらの足元にセットすると、さくらの体を天井から
吊るしているロープを緩めて、「さくらさま、屈み込んでください。」と伝える。
さくらは腹痛を我慢しながらおまるに向かって屈み込む。
ちぃは道具箱から湾曲自在の棒の先にローターを取り付けた、いわゆる「イタリアン スティック」を取り出し、
再びさくらの秘裂に押し当てる。
「そ、そんな・・・うんちする時まで・・・」
さくらは赤面しながら抗議したが、ちぃは容赦なくスイッチを入れた。
細かい振動が花芯を嬲る。
「ううっ・・さくら、狂っちゃうよォ・・・」
半狂乱で首を左右に振る、さくら。
そして運命の5分が経過した。
柚姫はゆっくりと肛門栓の取っ手を引き、 菊門を開放する。
ほぼ同時に透明な浣腸液が迸(ほとばし)る。
さくらは羞恥(しゅうち)のあまり、「み、見ないでェ・・・」と、叫びながら号泣した。
が、浣腸液の力には勝てず、菊門から泥流(でいりゅう)を溢(あふ)れさせるのだった。
脱糞しながら花芯を責められ、さくらは意識を混濁(こんだく)させる。
(11)へ続く

12 :
さくらと厳しいお仕置き(11)
さくらの心の中では、正気に保とうとする理性と、快楽に身を任せようとする本能が戦っていた。
泥流が菊門を通過する感触と花芯への心地よい刺激が理性を追い詰める。
「ううっ・・リーくん、知世ちゃん・・私、どうすればいいの・・・」と、
さくらは心の中で呟く。
もはや理性は限界に近付いていた。
それを見破ったかのように、ちぃはさくらの唇を奪う。
「あっ・・・」
さくらの中でエクスタシーのマグマが理性を打ち砕いた。
頭の中が真っ白になる感覚と共に、さくらは意識を失った。
緊縛(きんばく)され、おまるに腰を降ろしたまま気絶した少女は、2人のメイドの成すがままだった。
「浅ましいものだな・・・。正義の魔法少女がこの有様とは・・・。」
首領が吐き捨てるように呟く。
柚姫は、泥流が止まったことを確認すると後始末に取り掛かる。
菊門を優しく紙で拭(ぬぐ)う感触(かんしょく)が、さくらには心地よかった。
「はにゃ〜ん・・・」
彼女は赤ん坊の頃、母親に尻を拭って貰った記憶を甦らせているのか、無意識に涎(よだれ)を垂らしている。
ちぃは、それを指先で拭ってやる。
唇を刺激されたさくらは薄目を開けて、ちぃを見詰める。
「私・・どうしちゃったのかなァ・・・」
生まれて始めて体験した絶頂を認識できないまま、自分が変えられてしまったこと
への怖れを感じるさくらだった。
(12)へ続く

13 :
さくらと厳しいお仕置き(12)
意識を失いかけているさくらに、ちぃは道具箱から取り出した赤い首輪を巻き付け、留め金を閉めた。
「さくら、似合ってる・・・」
微笑(ほほえ)みかけるちぃ。
「さくら、動物さんじゃないもん・・・」
涙目で抗議するさくらだが、相手にされない。
一方、柚姫は汚物入りのおまるを片付ける為に部屋の外に出て行く。
暫(しば)らくして戻ってきた彼女は奇妙な形の車椅子を押していた。
首領はちぃと柚姫に、さくらを車椅子に乗せるよう指示する。
柚姫は天井から、さくらの体を吊り下げていたロープを解くと、首輪の金具に 紐(ひも)を取り付け、さくらに立ち上がるよう促した。
ダメージに耐えながら、ゆっくりと立ち上がったさくらは車椅子の方へ引き立てられていく。
その車椅子は一般的なそれと違って、肘掛の前側に両足を乗せて拘束できるように
開脚台がついており、座席も臀部の当たる部分が抉(えぐ)ってある形になっていた。
産婦人科の検診台に車輪がついたような感じだ。
ちぃと柚姫は協力して、さくらを担ぎ上げ、車椅子に載せると、上半身を緊縛していた
ロープを解(ほど)き、さくらの両腕を肘掛に付けられた手枷に固定した。
そして下半身を大きく反らせて両足を広げさせると開脚台に固定する。
さくらは秘裂を隠す事も出来ない状態で体の自由を奪われた。
「ううっ・・・恥ずかしいよぉ・・」
あまりの羞恥に身悶(みもだ)えするさくら。
首領は車椅子に拘束されたさくらに近付くと「君にはこの特等席で、これから
始まるショーを見物してもらうよ。」と告げた。
それから程無くして黒服の男達が、さくらと同じ制服を着た少女を引き立てて来た。
上半身を緊縛されたその娘が、先程さくらが責められていた位置に立たされ、
天井のフックから吊り下げられたロープに接続されて、俯いていた姿勢から
引き上げられる。
その少女の顔に、さくらは見覚えがあった。
(13)へ続く

14 :
さくらと厳しいお仕置き(13)
「利佳(りか)ちゃん!?」
ウェーブの掛かった濃い茶髪の少女は、さくらのクラスメイト佐々木利佳に酷似していた。
さくらの叫びで気付いたのか、利佳はさくらの方を見て下半身裸のあられもない姿に赤面した。
「さ、さくらちゃん・・・」
首領は2人の間に立ってニヤニヤしながら、さくらに語りかける。
「君の友達、佐々木利佳ちゃんも連れて来てあげたよ。彼女、担任の寺田先生を誘惑
しているいけない娘だからねェ・・念入りにお仕置きしないといけないなァ・・・。」
「やめてェ!利佳ちゃんを放してェ!!」
さくらは首領に抗議する。
「いや、ダメだ!日本の性道徳を乱す悪い子を見逃すわけにはいかないね!!
たださえ最近、教師によるロリコン事件が増えているのだから、見せしめとして
厳罰を与えなくてはな・・・クックックッ。」
首領は笑いを噛み殺しながら歩き回る。
そして黒服の男に合図した。
黒服は先が分かれた鞭を手に取ると、利佳の背後に回りこみ鞭を振るった。
風を切る音、激しく叩きつける音が聞こえた後、利佳は悲鳴を上げた。
「きゃあああっ!!どうして!!」
少女の端正(たんせい)な顔が歪(ゆが)み、頬を涙が伝(つた)う。
黒服は繰り返し、繰り返し、鞭を振るう。
利佳の絶叫は、諦めのすすり泣きへと変わっていた。
「鞭はもういいだろう!次の段階へ移りたまえ!!」
首領の一言で、乱打は止み、鞭係の黒服は後ろへ下がった。
別の黒服が進み出て、利佳のスカートを外す。白いパンティーが露わになった。
「やはり子供はこうでなくてはいかん。さくらくんも見習いたまえ。ハハハ。」
首領が哄笑(こうしょう)する。
(14)へ続く

15 :
さくらと厳しいお仕置き(14)
「柚姫、打ち合わせどおりにやりなさい。」
首領は、さくらの車椅子の傍らにいた柚姫に声を掛けた。
柚姫はおずおずと利佳の背後へ廻り、下半身を中心に愛撫(あいぶ)し始める。
透(す)き通(とお)る程(ほど)白く、長い指が、まるで触手のように利佳の太腿や股間に絡み付き、撫で回す。
最初は頑(かたく)なに押し黙っていた利佳も愛撫が激しさを増すに連れて、くぐもった喘(あえ)ぎ声を上げ始めていた。
それをさくらに見せながら、ちぃは「さくら、友達が遊ばれてるの見て楽しい?」
と、意地悪な質問をぶつけた。
「・・・・・。」
さくらには答えようが無かった。
ちぃは車椅子に拘束されているさくらの体に指を這(は)わせ、全身を撫(な)で回(まわ)す。
指先で胸の突端(とったん)を捉(とら)えると、くすぐる様にもてあそび、屹立(きつりつ)させた。
かと思えば、膝から内腿(うちもも)へ指先で撫で上げ、さくらの体を痙攣(けいれん)させるのだった。
その間にも、柚姫の利佳攻めは続き、利佳は断続的に悶えながら呻き声を上げた。
「よし、柚姫。そろそろ利佳ちゃんのパンティーを降ろしてみなさい。」
首領の一声で、柚姫の攻めは止み、利佳のパンティーの両端を掴(つか)んで引き降ろしにかかる。
パンティーの布地の股間に当たる部分と、利佳の秘裂の間に、きらきら光る
粘液の糸が引いていた。
「み、見ないで・・・。」
利佳は顔を紅潮させて、背(そむ)ける。
その有様を見せられながら、さくらは利佳の美しさに見とれてしまった。
(り、利佳ちゃん・・綺麗・・綺麗だよ・・・)
慌ててアブノーマルな感情の高まりを否定するさくらだったが、ちぃによる
愛撫が彼女の何かを変え始めていた。
(15)へ続く

16 :
さくらと厳しいお仕置き(15)
柚姫は利佳の背後に腰を降ろし、右手を臀部に、左手を前側に廻して秘裂へと指を伸ばした。
右手は大きく円を描きながら右の尻肉を愛撫し、左手は指を裂け目へと滑り込ませて花弁(かべん)をまさぐる。
指先が花芯に当たったのか、利佳は低く呻(うめ)いた。
その反応を見た柚姫は捉えた花芯を小刻(こきざ)みに刺激する。
利佳は体を震わせ、涙を流したが許される事は無かった。
同時に尻を撫でていた右手は、双丘(そうきゅう)の谷間に沿って指先を滑らせ、菊門を捉える。
利佳の啜(すす)り泣きが断続的な喘ぎ声に変わった頃、菊門に添えられた指は侵入を開始した。
痛みと異物感が、さらに利佳の理性を狂わせる。
「・・・い、いやぁ・・そんなこと、されたら私・・・」
羞恥に身悶(みもだ)えする利佳。
柚姫は容赦(ようしゃ)無く菊門へ指を捻じ込み、マッサージを始める。
「あ・・あはぁ・・・」
利佳の口から溜息(ためいき)が漏れる。
それを強制的に見せられながら、さくらは奇妙に高まる鼓動(こどう)を感じて困惑した。
(お、女の子が・・それも友達が責められてるのに・・私、なんでドキドキしてるの・・)
赤面し、眉(まゆ)をひそめる、さくらをちぃは見逃さなかった。
内腿を愛撫していた指先を秘裂に当てると、さくらの耳元で「さくら、濡れてる。」と囁(ささや)く。
「ち、違うもん・・さくら、感じてなんかないもん・・・」
反論するさくらだが、苦しい言い訳にしか聞こえなかった。
その間にも、柚姫のアナルマッサージは続けられる。
(16)へ続く

17 :
さくらと厳しいお仕置き(16)
利佳は花芯と菊門を同時に責められながら、目の前でさくらがちぃに遊ばれる
のを見せられ、経験したことの無い淫らな感情の高まりを感じた。
(へ、変だわ・・私、どうしちゃったんだろう・・・)
柚姫の指先は、激しく花芯を嬲(なぶ)ったかと思えば、やさしく撫(な)で回(まわ)し、
緩急を使い分けるテクニックで的確(てきかく)に利佳を絶頂(ぜっちょう)へと追い上げていく。
「・・あっ!!」
耐え切れなくなった利佳は生まれて始めてのエクスタシーを迎えた。
体の変化に怯(おび)える涙が溢(あふ)れ出す。
その姿を見て、さくらは美しいと感じて、慌てて否定した。
「利佳、綺麗だよね?さくら。」
ちぃは意地悪く囁(ささや)く。
「で、でも・・私・・・」
女の子だから、と言おうとしたが、何かが引っかかって反論できなかった。
ちぃによる愛撫は、さくらの感情に変化を引き起こしていた。
まるでくすぐるように花芯をいじり続ける指先に、さくらは陶酔(とうすい)し始めていたのか。
柚姫の右手の指は、菊門が十分に柔らかくなった事を確認すると、引き抜かれた。
そして道具箱の中からピンク色の小さな浣腸器を2つ取り出すと、1つのキャップを取り、
その先端を利佳の菊門に押し当て、ゆっくりと沈めていく。
「・・っつ・・」
菊門に硬さを感じたのか利佳は低く呻いた。
浣腸器の長い首が固定されると、柚姫はプラスチック製の容器を左右から強く握(にぎ)り薬液を注入する。
冷たい異物感(いぶつかん)が腹部(ふくぶ)に広がるのを感じた利佳は怯え、すすり泣く。
(17)へ続く

18 :
さくらと厳しいお仕置き(17)
一つ目の浣腸が空になると、柚姫は2つ目の浣腸器を準備し始めた。
利佳は腹痛の広がりに顔をしかめ、涙を流し続けている。
2つ目の浣腸器を差し込まれると、利佳は歯を食い縛(しば)り、「・・や、やめて下さい・・」
と抗議したが、聞き入れられる筈も無く、30ccの薬液を注入されてしまった。
便意の高まりからか、尻をもじもじと振り、内腿を摺り合せて耐えている。
「何故、利佳ちゃんには60ccしか浣腸しないのか判るかね?さくらちゃん。」
首領は余裕たっぷりに車椅子に拘束されたさくらに問いかける。
しかし、さくらはちぃによる愛撫で意識が混濁し、質問の意味すら解らなかった。
柚姫は道具箱から紙オムツを取り出し、利佳の背後の足元に広げると、彼女を
天井から吊り下げているロープを緩(ゆる)めていく。
利佳の身体はゆっくりと床へ向かって倒れていった。
そして彼女の臀部は広げられた紙オムツの上に着地する。
「!!」
利佳は自分の尻の下に広げられている紙オムツを見て、柚姫達が何を企(たくら)んでいるのかを悟(さと)り、青(あお)ざめた。
しかし最早、逃れることはできない。
柚姫は手際よく利佳に足を開かせ、紙オムツとおむつカバーを装着する。
「い、いやぁ!せめて、せめておトイレ行かせてください!!」
利佳は首を激しく左右に振って抗議したが、首領の答えは冷酷(れいこく)だった。
「利佳ちゃん、おまるを使いたければ、さくらちゃんのここにキスするんだ。」
首領は車椅子に開脚された姿勢のまま拘束されているさくらの股間(こかん)の秘裂を指差す。
「い、いやです・・・」
赤面し、顔を背ける利佳。
(18)へ続く

19 :
さくらと厳しいお仕置き(18)
「じゃあ、仕方が無いからオムツの中へするんだね。」
首領は利佳の顔を覗(のぞ)き込み、ニヤニヤしながら宣告(せんこく)した。
利佳は羞恥と苦痛で動けなくなっていた。
上目遣いにさくらの顔を窺(うかが)う。
さくらは目の前で苦しむ利佳を救う為、決心して呼びかけた。
「利佳ちゃん!仕方ないよ!キスして!!」
利佳は恥じらいながら腹痛を堪えて、さくらの車椅子の方へ歩み寄った。
そして車椅子の前に跪くと大きく広げられたさくらの股間に顔を近づける。
すでに花弁は露(つゆ)に濡(ぬ)れ、花芯が盛り上がって来ていた。
利佳は花弁に唇を重ねる。
「あっ・・・」
さくらは車椅子の上で仰(の)け反(ぞ)った。
「どうせだから舐(な)めてあげなさい。」
利佳の背後から首領が指示を下す。
「そ、そんな・・約束が違います・・・。」利佳は抗議したが、
首領は「嫌ならおまるは使わせないよ。」と恫喝(どうかつ)する。
「利佳ちゃん、舐めて!さくらの、舐めて!時間が無いよ!!」
さくらは利佳に総てを許した。
利佳は戸惑いながらも、さくらの友情を感じ、花芯に舌を這わせる。
「・・あっ・・・あっ、つっ・・・ああん・・・」
敏感な部分を舐められて、さくらは一気に絶頂へと追い上げらていく。
「・・んんっ・・・」
さくらは車椅子にもたれ掛かりながら果てた。
「よし、いい子だ。柚姫、おまるを使わせてやりなさい。」
首領の一言で柚姫は利佳の背後におまるを置き、彼女の臀部の真下(ました)へと押し出す。
位置が決まると、柚姫は利佳のオムツを外し始めた。
(19)へ続く

20 :
さくらと厳しいお仕置き(19)
オムツの下の利佳の臀部は汗に濡れていた。
我慢(がまん)も限界に近付いていたのだろう。
柚姫はオムツを外し終わると「利佳さま、もう出しても大丈夫ですよ。」と声を掛けた。
それを聞いて緊張の糸が切れたのか、利佳は菊門から薬液と共に大量の泥流を噴出させるのだった。
車椅子の上から一部始終を見ていたさくらは、利佳を気遣って「利佳ちゃん、 大丈夫?」と声を掛けてみる。
が、「み、見ないでェ!!お願い!!」と激しく反発されてしまった。
さくらも怯(ひる)んだが、利佳は俯(うつむ)いたまま泣きじゃくっている。
泥流が止まると柚姫は後始末に取り掛かる。
周囲には利佳の嗚咽(おえつ)だけが響(ひび)く。
「さくらちゃん、思いやりの心が大切だと学校で習わなかったかね?利佳ちゃんは
心に深い傷を受けたのだよ。今度は君が利佳ちゃんを慰めてやりたまえ。」
首領は自分の所業を棚に上げて、さくらに説教する。
が、さくらは利佳が傷ついた理由は先程の舌技の強要だと思い込んでしまっていた。
「判りました。今度は私が利佳ちゃんを慰めます・・・。」
さくらは首領の提案を受け入れた。
拘束具が外され、車椅子から降ろされたさくらは、利佳に近寄ると肩を抱き、優しく声を掛ける。
「利佳ちゃん、さっきはごめん。今度はさくらが利佳ちゃんの事、慰めてあげるね・・・。」
そして美しくウェーブの掛かった髪を撫でながら、頬にキスした。
「さ、さくらちゃん・・」
利佳は驚いて泣くのを止めると、さくらの方を向く。
さくらは緊縛されたままの利佳を抱きしめて唇を重(かさ)ねた。
(20)へ続く

21 :
さくらと厳しいお仕置き(20)
しばしの沈黙が接吻する2人の少女を包む。
キスが終わった時、利佳はさくらの顔を見つめ「どうしよう・・女の子同士で
こんな事・・・」と不安を口にする。
「利佳ちゃん、気にしないで。さくらからの、さっきのお礼だよ・・・」
フォローを入れるさくらだが、いまいちフォローになっていない。
「う〜む、キスだけでは心の傷が癒(い)えないようだぞ、さくらちゃん。もっと
体一杯で感謝を表現したほうがいいんじゃないかね?」
首領が助言する。
「ほえ?どうやって表現すればいいんですか?」
理解できず聞き返すさくら。
「それをこれからちぃと柚姫が教えることになっている。」
首領はそう答えてから「おい!マットを持ってこい!!」と傍らの黒服に命令した。
ものの5分と経(た)たない内に、さくら達の前に体育用マットが準備される。
「2人ともその上へ横になってごらん。」
首領からの指示でさくらと利佳はマット上に寝転ぶ形になった。
そこへ道具箱を持ったちぃと柚姫がやって来た。
「さくら、これからちぃ、大事なこと教える。言う事よく聴いて。」
ちぃの一言にさくら達は緊張した。
「まず、さくら様は起きて利佳さまの肩を抱いてください。」
柚姫は的確に指示を出す。
「左腕で利佳様の右肩を抱いて、右手で利佳様の髪の毛を撫でて下さい。」
さくらは言われるままに利佳の肩を抱いて、髪を撫で始める。
緊縛されたまま体を横たえる利佳には避ける手立てがなかった。
(21)へ続く

22 :
さくらと厳しいお仕置き(21)
「髪を撫でる手を首の方へ下ろしていってください。」
柚姫の指示で、さくらは利佳の首筋を愛撫し始める。
「いけない・・いけないわ・・・さくらちゃん・・・」
利佳は顔を背けながら流し目で、さくらを見る。
さくらは思わず手を止めてしまう。
「利佳、不安に思ってる。さくら、キスしてあげて。」
ちぃに促(うなが)されて、さくらは再び利佳と唇を重ねた。
利佳は目を閉じて、それ以降抵抗しなくなった。
「さくら様、次は利佳さまの胸を撫でてあげて下さい。」
柚姫の指示で、恐る恐る利佳の胸を撫でてみるさくら。
利佳は小さく呻いた。
「掌で胸の膨らみを包み込むようにして、大きく円を描くように撫でるのですよ。」
柚姫の指示通り、さくらは利佳の胸を愛撫する。
制服の布地越しに柔らかな感触が掌に伝わってきた。
利佳の心臓の鼓動は彼女の胸を大きく波打たせる。
暫らく胸への愛撫を続けると利佳の顔は紅潮し、肩を上下させて呼吸しているのが、さくらにもはっきり判った。
利佳は目を潤ませ、さくらを見詰める。
「胸から腰に向けて手を移動させてください。」
柚姫の声に従い、胸から腰へ愛撫の対象を移していくさくら。
裸の腰に手が触れると、利佳は電気が流れたように、ビクリと身体を震わせた。
「そのまま大きく腰を撫でて下さい。」
柚姫は的確に利佳の反応を見抜きながら、さくらを使って利佳を追い上げようとしているのだ。
さくらは指示通り腰から太腿にかけて大きく撫で回す。
「・・あっ・・・」
利佳が喘ぎ声を上げた。
(22)へ続く

23 :
さくらと厳しいお仕置き(22)
「さくら様、利佳様の両足の間に右足を入れて下さい。」
柚姫の指示に従うと、さくらの右足が利佳の太腿を閉じるのを妨害する形になった。
「腰から膝に向けて右手の位置を愛撫しながら、ゆっくりと動かして下さい。」
さくらは利佳の左太腿を円を描くように愛撫している手を、左膝の外側に向けて移動させていく。
彼女自身には判っていなかったが、愛撫は確実に利佳を追い上げているのだった。
右手が膝に近付くと柚姫は「そこから腿の内側に愛撫をゆっくり移動させて下さい。」と指示した。
さくらは疑う事も無く指示に従う。
いまやロボットと同じだった。
内腿へ愛撫の目標が移動すると利佳は激しく反応する。
「ん・・・んっ、んんっ・・さくらちゃん・・くすぐったいよォ・・・」
しかしそれが単なるむずむずとした感覚では無く、未成熟な性感に他ならない事は
柚姫に見抜かれているのだ。
「さくら様、内腿を足の付け根に向かって撫で上げて下さい。」
さくらは言われたとおり、内腿を撫で上げる。
「・・ああっ・・あはぁぁ・・ん・・」
電気が走ったように利佳は身体を痙攣(けいれん)させた。
さくらは思わず手を止めて、友達に呼びかけた。
「利佳ちゃん!!大丈夫(だいじょうぶ)!?大丈夫なの!?」
利佳は瞳を潤ませ、荒く呼吸しながら「・・し、心配しないで・・・」と返答した。
「さあ、さくら様。利佳様の両足の間に右手で触(ふ)れて下さい。」
柚姫は仕上げに取り掛かるつもりらしかった。
もちろん、さくらには意味が判らない。
(23)へ続く

24 :
さくらと厳しいお仕置き(23)
さくらの右手指先は利佳の股間の盛り上がりに添えられた。
「こ、こうでいいんですか?」
柚姫の顔を窺(うかが)うさくら。
柚姫はニッコリ微笑むと「指先の感触で溝になっている部分を探して下さい。」と、新しい指示を出す。
さくらは指先を前後左右に動かしながら、柔らかな肉襞(にくひだ)の詰まった溝を探し当てた。
「こ、これかな・・・?」
さくらは利佳の秘裂に触れているのだ。
柚姫はさくらの手元を見て自分の指示が成功した事を確認すると「その状態で指を上下にゆっくり動かして下さい。」と告げた。
さくらは利佳の秘裂をゆっくりと上下にまさぐっていく。
「・・・あ・・・あは・・・」
利佳が小さく喘いだ。
どうやら指先が花芯に触れたらしい。
「さくら様、今、指先が小さな突起に触れましたよね?そこをやさしく擦(こす)って下さい。」
柚姫に言われるまま、さくらはゆっくりと花芯を擦り始める。
「ん・・んん・・・」
利佳は顔を紅潮させ、思わず両腿を閉じようとするが 、さくらの足が差し込まれているため、閉じられない。
さくらの花芯愛撫に追い上げられていく利佳だった。
「さくら様、擦るスピードを早く!!」
柚姫の言葉に答えるように、さくらは速いテンポで花芯を擦る。
利佳は断続的に喘ぎ声を上げ、上半身を捩りながら悶えた。
(24)へ続く

25 :
さくらと厳しいお仕置き(24)
「ほ、本当に大丈夫なの!?利佳ちゃん!!」
さくらは利佳の悶絶(もんぜつ)ぶりに驚いて思わず指を止めてしまった。
「さくら様!!指を止めてはいけません!!利佳様は感じておられるのです!!」
柚姫(ゆずき)が横合いから叱責する。
「ぅ・・・うぅう・・何か判らないけど・・・私の中に湧き上ってくる・・・」
利佳がうわ言のように口走った。
「・・いいの?・・・続けていいのね!?」と、尋ねるさくらに、
「・・つ、続けてェ・・・」利佳が呻くように答える。
さくらは再び花芯への摩擦を始めた。
さくらは指先に湿った感触を憶えて柚姫に尋ねる。
「あの・・・何か指先が濡れているように思うんですけど・・・」
「それが感じている証拠なのです。今度はゆっくり撫でるように擦って下さい。」
と言う柚姫の指示で、さくらは擦るスピードを変えた。
ゆっくりと撫でるように花芯を擦ると、利佳は甘い吐息(といき)を漏らすのだった。
彼女の醸し出す切ない雰囲気は、さくらにも奇妙な感情を引き起こさせる。
(・・なんだろう・・いけない事をしてる筈なのに・・胸がどきどきする・・・)
「さくらちゃん・・私、体が、体が熱いの・・・」
利佳は潤んだ瞳でさくらを見詰める。
「さくら様、利佳様にキスしてあげてください。」
柚姫に促されて、さくらは再び利佳と唇を重ねた。
「その状態で利佳様の口の中へ舌を入れてみてください。」
ディープキスが指示された。
さくらが利佳の口の中へ舌を入れると、利佳も舌を絡めてきた。
暖かくて柔らかな感触が口の中に広がっていく。
(25)へ続く

26 :
さくらと厳しいお仕置き(25)
(・・・き、気持ちいい・・・何か凄(すご)く暖かい・・・)
さくらは利佳の舌が自分の舌と絡み合う感触に、生まれてこの方、味わったこと
の無い気持ちよさを感じてしまった。
利佳もうっとりと目を閉じて同じ感触を味わっていた。
「今です!さくら様!今度は早く擦って下さい。」
柚姫の指示が飛ぶ。
さくらは早いペースで利佳の花芯を擦る。
利佳の鼓動が早鐘のように高まっていくのを、さくらは肌で感じた。
利佳は唇を離すと肩を上下させて荒々しく呼吸し始めた。
絶頂(ぜっちょう)が迫っているのだ。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・わたし・・・わたし・・・」
利佳の理性は限界だった。
「利佳ちゃん、いいの?いいのね!?」
さくらは呼びかけるが、利佳は喘(あえ)ぐばかりだ。
「あぁん・・・」
切なく呻いて利佳はぐったりと脱力した。
さくらは傍らの柚姫を見上げる。
「利佳様はエクスタシーをお感じになっているのですよ、さくら様。」
柚姫は説明を加え、「今の指使いとディープキスのやり方を憶えておいて下さい。」と、告げた。
しばらくして意識を回復した利佳を、さくらは抱きしめて軽く唇を重ねる。
それは指示されたものではなく自発的だった。
「利佳ちゃん・・・私達、これでよかったのかな・・・」
さくらは問いかける。
「・・・判らないけど・・良かったよ、さくらちゃん・・・」
利佳は曖昧(あいまい)に答える。
2人が横たわる傍らに首領が歩み寄り、拍手しながら「素晴らしい!それこそが思いやりの心だよ!!」と絶賛した。
(26)へ続く

27 :
さくらと厳しいお仕置き(26)
「今日のところはもういいだろう。2人を地下牢(ちかろう)へ連れて行け!!」
首領の一声で黒服達が、さくらと利佳に殺到(さっとう)した。
さくらは革製(かわせい)の手枷(てかせ)を付けられ、手を後ろ手に組まされた。
手枷同士が金具(かなぐ)で連結されて、僅(わず)かな範囲しか動かせない。
そして首輪に鎖が繋(つな)がれてマットの上から引き立てられていく。
利佳にも首輪が付けられ、上半身の緊縛が解かれた後、手枷で後ろ手に拘束されて、
さくらと同じように鎖を繋がれ、引き立てられる。
相手が女子小学生とはいえ、黒服達の捕縛術(ほばくじゅつ)は鮮(あざ)やかな手際(てぎわ)である。
そして2人は黒服達に連行され、広間を出て、長く暗い廊下を通り、どうやら地下へと
降りる階段を下って、鉄格子(てつごうし)の嵌(は)まった部屋の並ぶ通路まで来た。
黒服の1人が手前側の牢の鍵を開けて仲間に合図する。
さくらと利佳を捕らえている黒服達は、2人に牢へ入るよう促す。
さくらは哀願の想いをこめて黒服を見上げたが、許されるはずも無かった。
牢に入った2人の背後で鉄格子が重い軋みをあげて閉じられた。
黒服達が立ち去ると、入れ替わりにちぃと柚姫がやって来た。
「さくら様、利佳様。この牢は空調が完備されているので寒くは無いと思いますが、
寒ければ体を寄せ合って暖めあって下さい。それとトイレですが時々私達が見回りに
来ますので、それまでは我慢していただきます。よろしいですか?」
と、柚姫は説明する。
あまりに一方的な物言いなので反論すら思い浮かばないさくら達だった。
「さくら、利佳。お漏らしは鞭10発。」
と、ちぃが冷やかすように言う。
あまりに過酷な罰則に不安を覚えた利佳がさくらに擦(す)り寄(よ)る。
(27)へ続く

28 :
さくらと厳しいお仕置き(27)
柚姫達が立ち去って、さくらは牢屋の中を見回す。
無機質な打ちっぱなしコンクリートの床と壁、壁には金属製の手枷がぶる下がっていて
さくらに不吉な想像を引き起こさせた。
床には小型のベッドが置かれているが他には何も無く、寒々とした感じを醸し出している。
利佳はベッドに腰掛けると「さくらちゃんは、どこまで記憶があるの?私は学校の門を出た
直後に布らしいものを鼻先に押し付けられた記憶しか無いんだ・・・。」と、誘拐される
直前の様子を話した。
「私は・・そうだ、並木道をインラインスケートで滑っている時、急に前の四つ角に車が
止まって・・・黒服の男の人達が飛び出して来たから怖くなってUターンして
逆方向へ滑っていったんだけど、そしたら並木道の入口にもう1台車が止まってて・・
黒服の人達に取り囲まれて・・そこまでの記憶しか無いよ・・・。」と、さくらも
自分が攫われた状況を思い出しながら答えた。
「これから私達、どうなるのかなァ・・・」
利佳は不安そうに俯(うつむ)く。
さくらは利佳の隣に腰掛けて、肩を寄せ合うと「大丈夫。絶対大丈夫だよ。」と呼びかけ、
利佳を励(はげ)ます。
しかし、さくらとて自分がどうなるかすら分からない状態なのだ。
空元気(からげんき)で不安を覆(おお)い隠(かく)しているに過ぎない。
それから1時間近く、2人は不安を紛(まぎ)らわす為におしゃべりを続けた。
それを中断させたのは利佳の一言だった。
「おトイレ、いきたいんだけど・・・」
「えっ、でもここには無いし・・・あの、ちぃって人が見回りに来るまで我慢しないと・・・」
が、さくらは利佳の顔色を見て便意が切迫したものである事を感じ取る。
さくらはベッドから立ち上がって鉄格子(てつごうし)の傍に行き「ちぃさ〜ん!来てくださ〜い!!」
と大声で呼んだが、返事は無い。
(28)へ続く

29 :
さくらと厳しいお仕置き(28)
ちぃからの返事が無いまま5分、10分と虚しく時間だけが経過していく。
利佳はベッドに腰掛けたまま、青ざめた表情で、もじもじと内腿を摺(す)り合(あわ)せている。
我慢の限界が近いのだ、という事を察したさくらは、再び鉄格子の外へ向かって呼びかけた。
「柚姫さ〜ん!ちぃさ〜ん!お願いだから来てくださ〜い!!利佳ちゃんがおトイレなんです〜ッ!!」
しかし反応は無く、さくらは口惜(くや)しさに唇を噛んだ。
利佳は無言でベッドから立ち上がると反対側の部屋の隅へ移動してしゃがみ込んでしまう。
床を叩く激しい水音に、さくらが振り向くと、利佳の足元に水溜りが広がり始めている。
「り、利佳ちゃん・・・」
「さくらちゃん、ごめんなさい・・・私、私、どうしても我慢できなくなっちゃって・・・」
後ろを向いたままの姿勢でもはっきり判る程、激しく肩を震わせて慟哭している。
その時、「利佳、おもらし発見!!ちぃ、おもらしは鞭10発と言ったはず!!」
と、ちぃの声が天井スピーカーから流れてきた。
「ひ、ひどいよ!私達のこと、見ていたのに助けてくれなかったんだ!!」
さくらはスピーカーを睨(にら)んで憤(いきどお)る。
地下牢の廊下の入口にある鉄の扉が開く音がして、柚姫とちぃが入ってきた。
その手には様々な道具が抱えられている。
2人はさくら達の牢の前に立つと、
「わずか1時間半でこれですか・・・お仕置きが必要ですね・・・」
「利佳、鞭10発。ちぃ、上手く叩いてあげる。」
等と言いながら、牢の鍵を開けて入ってきた。
「待って!私、ちぃさんの事、何回も呼んだのに来てくれなかったじゃない!
利佳ちゃんが悪いわけじゃないと思う!!お仕置きなんて変だよ!!」
と、さくらは柚姫達に食ってかかったが、相手にもされなかった。
ちぃは部屋の隅(すみ)の水溜(みずたま)りにしゃがみ込んだまま震えている利佳を引き立て、壁から
手枷が下がっている場所へ連れて行く。
そして利佳の後ろ手の拘束を解(と)くと、片手ずつ金属の手枷に繋(つな)ぎとめた。
利佳は壁に向かい両手を挙(あ)げて立ったまま拘束された。
(29)へ続く

30 :
さくらと厳しいお仕置き(29)
柚姫は、さくらをベッドに座らせると掌(てのひら)で下腹部(かふくぶ)を押してみて「さくら様も溜まっている
ようですね。」と言い、さくらの股間に尿瓶(しびん)を押し当てた。
が、尿意が無い状態では出しようが無い。
さくらが困惑したまま時間だけが流れていく。
一方、利佳を壁に固定したちぃは短くて先の割れた多条鞭(たじょうべん)を手に取ると、その先端で利佳の臀部を撫で上げた。
異質な感触に利佳はびくりと体を震わせる。
「利佳、奴隷のくせにメイドであるちぃの言いつけを守らなかった。だからお仕置き。鞭10発。」
と言いながら中段に構えた右手を引いて鞭(むち)打つ体勢を作る。
そして次の瞬間、右手を前に振り、手首をスナップさせて鞭を打ち込んだ。
白い利佳の双丘を黒い鞭が襲い、激しい音を立てる。
叩かれた肉は赤い蚯蚓腫(みみずば)れになった。
「ああっ・・」
利佳は苦痛のあまり呻(うめ)く。
それを見たさくらは、柚姫に鞭打ちを止めさせるよう哀願したが、
「さくら様は自分のおもらしを防ぐ事だけ考えればいいのです。」と、一言でいなされた。
その直後、利佳を2発目の鞭が襲い、再び悲鳴が上がる。
利佳の様子が気が気ではないさくらは排泄することが出来ないで居た。
柚姫は「さくら様、出す気が無くても、出させる方法があります。」と言うと、
短く細い飴色(あめいろ)のゴムチューブを取り出し、先端に何か塗(ぬ)り薬を塗った。
「これは導尿(どうにょう)カテーテルという道具です。今、塗っているのがキシロカインゼリー
という麻酔薬です。これを使って出して差し上げます。」と、真顔で語り続ける。
利佳を3発目の鞭が襲い、悲鳴が上がる中、さくらの秘裂が左右に大きく開かれ、
噴水の穴にカテーテルがゆっくりと差し込まれていく。
麻酔薬のせいか痛みを殆ど感じることも無く、さくらは異様な感覚を憶えた。
内奥までしっかりと差し込まれたカテーテルを伝って水が噴出し始める。
生暖かい水は尿瓶へと誘導され、たちまち半分程溜まっていく。
(30)へ続く

31 :
さくらと厳しいお仕置き(30)
噴出が止むのを確認した柚姫は、ゆっくりと泉からカテーテルを抜いた。
さくらは、いまだに自分の身の上に起きた事が信じられず呆然(ぼうぜん)としている。
が、彼女の意識は利佳の悲鳴で現実へと引き戻されるのだった。
5発目の鞭を受けた利佳は号泣し、その足元には失禁した水溜りが出来ている。
「ひ、ひどい・・・もう利佳ちゃんをぶたないでェ!!」
さくらはちぃに向かって怒鳴った。
「じゃあ、さくらが残り5発の鞭を引き受けるの?」
ちぃはニヤニヤと笑いながら問いかける。
「うっ・・・」
思わず口を噤んでしまうさくら。
ちぃは6発目の鞭を振り上げる。
「わ、わかりました・・・私、身代わりになります・・・」
さくらは思わず叫んでいた。
「それでこそ正義のヒロインです。さくら様。」
柚姫はさくらの頭を撫でた。
「それじゃ、利佳は開放する。」
ちぃは壁の手枷から利佳を解き放つと、再び後ろ手に手枷で拘束して、ベッドの方へ押しやる。
利佳と交代する形でさくらはベッドから立ち上がり、ちぃに歩み寄った。
「さくら、きっと後悔する。鞭、死ぬほど痛い。」
ちぃは脅かすように語り掛ける。
「いいもん。さくら、利佳ちゃんの為に我慢するって決めたんだもん・・・。」
睨み返すさくら。
「さくら、反抗的・・・。これから奴隷としての立場を教えてあげる。」
と言いながら、ちぃは、さくらを後ろ手に拘束している手枷の留め金を外し、片手ずつ壁の手枷に繋ぐ。
さくらは裸の臀部を晒したまま壁にしがみつくような姿勢で固定されてしまう。
ちぃは狙いを定めて鞭を振り上げる。
ヒュン!ピシリ!!風を切る音と共に尻が引き裂かれるような激痛が襲う。
さくらは歯を食い縛って耐えたが、思わず涙目になる。
「うう・・大丈夫、絶対大丈夫だよ・・・」
呟いて自分を励ますさくらだった。
(31)へ続く

32 :
さくらと厳しいお仕置き(31)
しかし、さくらの決意を打ち砕く様に2発目の鞭が放たれた。
ヒュン!
ビシッ!!
革製の鞭が丸い双丘に絡みつくように炸裂する。
「んんッ!!」
さくらの意識は激痛によって一瞬消えた。
ようやく意識が回復したところを狙って、ちぃは再び鞭を振るう。
3発目を食らった後、さくらは止(と)め処(ど)も無く溢(あふ)れかえる涙のせいで視界を失った。
「さくら、利佳の身代わりになった事、後悔してる?」
と、ちぃは横合いから、さくらの顔を覗き込みながら尋ねた。
「うっ、うっ、ううっ・・・」
さくらの言葉は返答になっていなかった。
「かわいそう・・・こんなに腫(は)れて・・・」
ちぃは鞭の穂先で優しくさくらの尻を撫でる。
「ちぃの言う事、聞いていれば打たれなくてすんだのに・・・」
慈(いつく)しむように語りかける、ちぃ。
が、次の瞬間、鞭を構えて振り下ろすのだった。
4発目の鞭は、弛緩(しかん)していた臀部の筋肉を強打した。
穂先(ほさき)での愛撫は、この効果を狙った策だったのだ。
さくらは激痛を誤魔化す為に足をジタバタさせるが、膝を壁にぶつけ、痛みを増やすだけだった。
もはや抗議する事はおろか、考える事すら出来ない。
「奴隷は総てを管理され、考える自由さえ奪われる。」
ちぃが呟く。
多分、彼女自身の言葉というより、誰かの受け売りなのかも知れない。
「う〜っ、う〜っ」
息苦しそうに呻くさくらに、ちぃは最後の鞭を浴びせた。
さくらの精神は苦痛の前に挫け、さくらの肉体は手枷から両足をダラリと開いたまま垂れ下がる。
その顔は放心状態であり、涙でグシャグシャに濡れていた。
「さくら、痛かった?奴隷が主人に逆らったらこうなる事、覚えていて。」
ちぃは泣きじゃくるさくらを手枷から開放すると、後ろ手に拘束してベッドの方へ連れて行った。
(32)へ続く

33 :
さくらと厳しいお仕置き(32)
ベッドの上では既に利佳がおむつを着けられている最中だった。
大人びた雰囲気を持つ少女が赤ん坊が身に着けるようなものを強制的に着用させられる
アンバランスないやらしさは、さくらにさえ実感できた。
薄いブルーのおむつカバーが閉じられると、利佳は恥ずかしげに両腿を摺り合わせる。
が、柚姫は利佳を抱き起こし、ベッドの端に移動させると、次のおむつカバーを
ベッドの上に広げ、平オムツを重ねてから、さくらを招いた。
「さくら様、どうぞおむつをお召しになって下さい。」
笑顔の目が笑っていなかった。
さくらは逆らった場合のお仕置きを恐れてベッドに上がり、平オムツの上に身を横たえた。
平オムツとは直接汚物を受け止める本体の事で、この場合、側面をテープ止めする
タイプの紙オムツだった。
おむつのひんやりとした感触が、鞭で打たれて腫れている臀部に心地良い。
柚姫は、さくらに足を開かせると、おむつの前側を跳ね上げ、左右を前にまとめてから、おむつカバーを閉める。
おむつカバーとはおむつ本体がずれないようにするもので、さくらのは薄いピンク色だった。
さくらと利佳は上半身を学校の冬服、下半身をおむつに包まれて、ベッドの上に並んで座らされた。
ちぃは「明日の朝まで、さくら達オムツ生活。すこしでもおむつを汚したら鞭10発。」
と言いながら、さくら達を威嚇する。
柚姫はその有様を見て苦笑いしながら、「さくら様、利佳様。我慢強さを測る実験だと
思って協力してください。」と、ちぃをフォローして、一緒に牢を出て行く。
(33)へ続く

34 :
さくらと厳しいお仕置き(33)
牢獄に取り残されたさくらと利佳はベッドに腰掛けて身を寄せ合い、お互いの
顔を見ながら気まずく沈黙していた。
その静寂を破ったのは利佳だった。
「・・・さくらちゃん、身代わりになってくれてありがとう・・・」
と言いながら、さくらの頬にキスした。
「今はこんなことしかできないけど・・・」
伏し目がちにさくらの反応を窺う。
「・・・利佳ちゃん・・・わたし・・・」
返事をしたいが上手い言葉が見つからないさくらだった。
再び静寂が2人を包む。
「今は・・今は少しでも眠って体力を取り戻した方がいいよ・・ここから逃げ出す
チャンスがあるかもしれないし。」
さくらが提案し、2人は詰め合わせてベッドに横たわった。
しかし初めての調教と鞭によるお仕置きの心理的ショックは大きく、寝付かれないまま
時間だけが過ぎていく。
「・・・・・」
さくらの脳裏を楽しかった日々が走馬灯のように駆け巡る。
(・・・だめ、だめ!絶対ここから逃げ出す方法を考えなきゃ。あきらめないもん!!)
さくらはこの施設から逃げ出す手段を考えたが、あまりにも情報が不足していた。
(う〜っ、どうすればいいんだろう・・・)
考えをまとめる事が出来ないまま、睡魔が彼女の意識を奪う。
どれ程時間が過ぎたのかは判らないが、鉄格子が軋みながら開く音で、さくら達は目を覚ます。
「さくら様、利佳様、お目覚めの時間です。」
と、慇懃無礼な調子で柚姫が2人に話しかけた。
「まずはおむつチェックから始めましょう。」
「さくら、ベッドの上で大きく足を開いて。」
ちぃの指示でさくらは大股開きの姿勢になる。
「お仕置き楽しみ。」
と言いながら、ちぃはさくらのおむつカバーのボタンを外していく。
(34)へ続く

35 :
さくらと厳しいお仕置き(34)
おむつカバーが開かれ、おむつの中身を検めるちぃは落胆の声を上げた。
「汚れてない。お仕置きできない。ちぃ、ちょっと残念。」
続いて利佳のおむつも検査されたが、やはり汚れてはいなかった。
「さくら様、利佳様、よく頑張りましたね。では朝の用足しを始めましょう。」
そう言うと柚姫は携えてきた尿瓶の一つをちぃに渡し、自分も一つを持って、さくらの股間に近づける。
「そ、そんな急に出せと言われても・・・」
困惑するさくら。
過度の緊張によって尿意を抑えていた為、出そうとしても体が言う事を聞かない。
ちぃに尿瓶を押し付けられている利佳も同様の状態だった。
「困りましたわね・・これから首領にお目通りする事になっていますのに・・・」
柚姫の困惑に、ちぃが提案する。
「ちぃ、閃いた。硬くなってるなら、ほぐせばいい。」
「それならローターを使って見ましょうか。」
柚姫は具体策を立案した。
2人のメイドはピンクローターを手に取ると、さくらと利佳をベッドの縁に腰掛けさせて、
陰部の前に尿瓶をあてがったまま、秘裂にローターを押し付けてもてあそび始めるのだ。
「ほぇ・・・く、くすぐったいよ・・・」
さくらは赤面して顔を背ける。
「・・・朝から・・そんな・・いけないわ・・・」
利佳も赤面し、抗議したが聞き入れられる筈も無かった。
少女達の花弁は次第に湿り気を帯び、蕾を開き始める。
精神的緊張の糸が解きほぐされる中で、抑圧されていた便意が沸き上がってきた。
元々、長時間の我慢のせいで、はちきれる寸前まで溜まっていた聖水は、堰を切った
様に溢れ出し、尿瓶に噴射された。
(35)へ続く

36 :
さくらと厳しいお仕置き(35)
さくらと利佳の放水が終わると、メイド達は紙で後始末をした後、再びおむつを締め、おむつカバーを装着した。
「すっきりしたところで今日のお仕置き会に参りましょうか。」
柚姫はニッコリ笑いながら、さくらの首輪にリードを取り付け、ベッドから引き起こして連行する。
ちぃもそれに倣って利佳の首輪にリードを着けて、引き立てるのだった。
4人は牢獄の入口の階段を上り、昨日も通った長い廊下を経て、大広間へ到着した。
広間の中央部に、さくら達も吊るされたフックが下がっており、その周辺では
数人の黒服の男達が忙しそうに何かの準備をしている。
さくらと利佳はフックの前に敷かれた体育用マットのところまで連れて行かれ、
マットの上に正座して座るように命令された。
(・・嫌だな・・・今日も誰かが連れて来られて責められるのかなぁ・・・)
さくらの脳裏を嫌な予感が過ぎった。
背後から数人の男が近付いて来たのに気付いて振り向いたさくらは、それが首領と
その取り巻きである事を知って慌てて顔を背けた。
「おはよう。さくらちゃん、利佳ちゃん。子供らしく明るく元気に挨拶したまえ。学校で習わなかったかね?」
首領はニヤニヤと笑いながら話しかけてきた。
「お、おはようございます・・・」
さくらは眉を顰めながら挨拶した。
利佳も無言で会釈する。
「まあ、いいだろう。今日も君達の友達を連れてきてあげたよ。」
と、にこやかに応えた首領は、次の瞬間、黒服の男達に「おい!彼女を連れて来い!!」と指示した。
あたふたと走り廻った黒服達が数分後に広間へ連れてきたのは、さくら達と同じ制服を着た長い黒髪の少女だった。
(36)へ続く

37 :
さくらと厳しいお仕置き(36)
「と、知世ちゃん・・・」
さくらは思わず少女の名前を呼んだ。
俯いたまま男達に引き立てられていた少女は声に気付いて、さくらの方を見る。
「・・・さ、さくらちゃん・・・」
知世の声には驚きと嘆きの感情が込められていた。
「フフフ・・・。感動のご対面だったかな?親友の知世ちゃんに会えて嬉しいかね?」
首領は底意地悪くさくらに尋ねた。
「知世ちゃんを放して!!知世ちゃんが何か悪いことをしたと言うの!?」
さくらは首領の方へ振り向きながら抗議する。
「君にも言ったとおり、『ツバサクロニクル』の失敗がお仕置きの理由だよ。
彼女にも知世姫として責任を取って貰わないとね。」
首領は淡々と語る。
黒服達は縛り上げられた知世をフックに結わえ付けると、首領の指示を待った。
首領は知世に歩み寄ると「ご機嫌いかがかね?知世ちゃん。」と語りかける。
知世は、普段のおしとやかな仕草からは想像出来ない、まなじりを決した表情で
「こんな事をして許されると思っているのですか!?私達を解放しなさい!!」
と叫んで、首領に抗議した。
「それはこちらの台詞だよ。知世姫の魅力でツバクロは大人気アニメに
なる予定だったのに、大いに目算が狂ってしまった。許す訳にはいかんよなぁ。」
首領は不機嫌そうに反論し、黒服達に目配せする。
黒服の一人が背後から知世を抱きすくめ、もう一人が制服のスカートを剥ぎ取った。
清楚な白いレース柄のパンティが露わになり、彼女は悲鳴を上げる。
「いやぁぁぁあ!!!触らないで!!」
それを見たさくらはマット上から立ち上がり、知世を助けに行こうとして
ちぃに取り押さえられる。
(37)へ続く

38 :
さくらと厳しいお仕置き(37)
黒服の男は知世の抵抗をものともせず、彼女のパンティーを引き降ろす。
「け、けだもの!!」
知世は目に涙を溜めて抗議する。
「お願い!知世ちゃんを放してあげて!!」
さくらも首領に向かって声を限りに懇願した。
が、首領は「最近の若いものは耐えるという事を知らないから困る。まず鞭に耐えて
貰おうかな。」等と言いながら、首領は知世の背後に立つ黒服に合図した。
黒服は、どこから取り出したのか先が何本にも分かれた鞭を構え、剥き出しの知世の臀部目掛けて打ち下ろした。
ヒュン!ピシリ!!
風を切る音に次いで鞭が激しく肉を叩く音が聞こえ、知世は呻き声を上げる。
「うーっ!い、痛い・・・」
彼女は涙目になりながら首領に抗議する。
「あなた方は暴力で女を支配して恥ずかしくないのですか!?」
「・・・それは時と場合に寄るがね。今のは教育的指導という奴だ。」
首領がふてぶてしく返答した。
黒服は、さらに2発目の鞭を振るう。ヒュン!ピシリ!!
「ああーっ!!な、何故こんな・・・」
知世は泣き叫んだ。
「今、君に要求されているのは抗議する事では無く、耐える事なのだよ。」
首領は冷酷に返答した。
黒服がさらに3発、4発と鞭を振るうと知世の反論は止み、啜り泣きだけが聞こえてくる。
「鞭はもういいだろう。浣腸を準備するのだ。」首領の一声で打撃は終わり、
浣腸の道具一式を持った新手のメイド2人が現れた。
(38)へ続く

39 :
さくらと厳しいお仕置き(38)
「最くん、楓くん、知世ちゃんにバルーンを使ってあげたまえ。彼女にここでの
立場というものを理解してもらわなくてはいけないからね。」
首領はメイド達に指示した。
「初心者にいきなりバルーンですか・・・」
と躊躇した楓だったが、傍らの最に促されて、しぶしぶ浣腸の準備に取り掛かった。
最と呼ばれた大柄なメイドは外科手術用のゴム手袋を装着すると、拘束されたまま泣き続ける
知世の背後に近付き、跪いた姿勢で、まだ赤く腫れている臀部を大きく円を描くように愛撫し始める。
「知世ちゃん、って言ったかな・・お尻の力を抜いて楽にした方がいい・・。」
一方、楓と呼ばれた眼鏡を掛けたメイドは洗面器の中でグリセリンと微温湯を混ぜ、浣腸液の
調合を行っている。温度計を片手に液が42度を越えないよう気を配る。
最は臀部へのマッサージを終えると、手袋の指にワセリンを取り、指先と知世の菊門へ丹念に塗りこんだ。
知世は眉を顰めて不快の意を示すが、作業を止めさせる事は出来なかった。
ワセリンで滑りがよくなった指で、最は知世の菊門を揉み解し、門が開き始めると
少しずつ指先を挿入していく。
それに気付いた知世は表情を固くし、「やめて!止めてください!!」と喚き始めた。
「こら!暴れると返って痛いだけだぞ。」
最は知世を諌めたが、恥辱から逃れたい一心の少女の耳には届かなかった。
最は困ったという表情を見せる。
そこへ調合の作業を終えた楓が助けに来た。
知世の正面から近付いて優しく髪を撫でると「知世ちゃん、怖い顔しないで。ねっ?」
と話し掛けながら顔を近づけ、唇を重ねる。
いきなりキスされた知世は呆気に取られて楓の顔を見つめ、動きが止まった。
その隙を突くように最は指を深く挿入していく。
(39)へ続く

40 :
さくらと厳しいお仕置き(39)
知世はさくらの目の前で唇を奪われた事に衝撃を受けたが、すぐさま菊門から
体内に差し込まれた指によって思考を掻き乱された。
痛いともこそばゆいともつかない異様な感覚が体中に広がっていく。
「や・・止めて下さい・・・」
少女は2人の女達に哀願したが、作業が止まる筈も無かった。
自然と涙が溢れてくる。
「あらあら知世ちゃん、かわいそうに・・・」
楓(かえで)と呼ばれているメイドが呟(つぶや)きながら知世の太腿から内腿にかけて大きく楕円を描く様に愛撫する。
最(さい)は無言のまま、右手でアナルマッサージを続け、左手で知世の臀部を愛撫している。
生まれて始めてた他人に肉体を蹂躙される屈辱と哀しみに知世はすすり泣くしか無かった。
その姿を見てさくらは可哀想に想ったが、自身も拘束され監視されている身の上では何も出来ず、無力感に苛まれていた。
そんなさくらを傍らから見ながら、利佳は想った。
(さくらちゃん、やっぱり知世ちゃんの事、気にしてるんだ・・・。でも今は私のことを気にして
欲しいんだけどな・・・。これってやっぱり恋心なのかなぁ・・・。)
その間にも知世に対するアナルマッサージは横方向から縦方向に変わり、太腿中心だった
愛撫も内腿から足の付け根へ向けて移り始めた。
メイド達の巧みな技は、次第に知世の感覚を狂わせていく。
(い、いや・・・これはくすぐったいんじゃなくて・・・体が熱い・・・お尻が痛い筈なのに
・・・痛くない・・・なにか・・むずむずする・・変だわ・・・。)
知世は甘い吐息を吐きながら顔を紅潮させる。
もはや少女が女達の手練手管の前に膝を屈するのは時間の問題だった。
(40)へ続く

41 :
さくらと厳しいお仕置き(40)
内腿を撫で回していた楓の指先は知世の陰部へ至り、既に潤い始めている花弁
を隠した秘裂へと伸びる。
最も敏感な部分に指が触れた瞬間、知世はびくりと体を震わせた。
しかし厳重に縛り上げられている為、愛撫を免れる事は出来ない。
最は知世の菊門への丹念なマッサージを続けている。
こちらも括約筋がほぐれ、菊は花開き始めているようだ。
知世は込み上げる快感を理性の力で否定したが、理性は肉欲に敗北する寸前だった。
楓の指は、ある時はゆっくりと優しく、ある時は早く激しく花芯を責め続ける。
「・・・あっ、あっ・・やめ・・おやめになって・・・ああっ!!」
知世は最初の絶頂を迎えて、ぐったりとロープに体を預ける。
「知世ちゃん、かわいい・・・。」
楓は満足げな表情を浮かべた。
最も「大分ほぐれたから、この辺でいいだろう。」と言いながら、手術用手袋を装着した指を菊門から引き抜く。
そして傍らに準備されていた洗面器と浣腸器、なにやら先端が黒いゴムでできた道具などを引き寄せる。
「まずは浣腸200ccからだぞ。」
と知世に語りかけ、洗面器からグリセリン50%の薬液をシリンダーへ吸い上げる。
一方、楓は執拗な花芯への愛撫を続けていた。
濡れそぼる花弁はゆっくりと花開いていく。
幼いながらも知世は感じやすい少女なのだろう。
「・・・は、恥ずかしい・・・」
俯(うつむ)いて泣き続ける知世だった。
その間にも最は薬液をシリンダーに満たして、その嘴管を知世の菊門へ近づけていく。
嘴管の硬い感触が臀部に当たった時、知世は総てを諦めた。
(41)へ続く

42 :
さくらと厳しいお仕置き(41)
嘴管は菊門の中心へ押し込まれていく。
アナルマッサージの効果の所為(せい)か、大した痛みも無く、菊門の奥まで管が入った。
結合を確認した最はシリンダーの内筒をゆっくりと押しながら、知世の体内に薬液を注入していく。
少女は体の中に広がっていく異物感に不安を覚えたのか膝を振るわせる。
それに気付いた楓は「大丈夫だからお尻の力を抜いて。」と語りかけ、指先で知世の花芯をもてあそぶ。
再びこそばゆい感触に包まれ、知世は体内の違和感を誤魔化されて快感に喘ぐ。
その間にも浣腸液は注ぎ込まれ続け、200cc総てが知世の体内に入った。
軽く嘴管を引き抜いた最は、傍らから先端が紡錘形の黒いゴムで出来た道具を
手に取り、その先端を知世の菊門に押し付けた。
「知世ちゃん、太いのを入れるよ。力を抜いてて。」
と告げるとゴム製品を菊門に挿入していく最。
「うっ、うっ・・・ううっ・・・」
知世は浣腸による腹痛とゴム製品を入れられる痛みに必死で耐える。
横一文字に結ばれた口から苦悶の声が漏れる。
ゴム製品が根元まで入ると、最は製品に付いているポンプを使い、空気で
製品を膨らませていく。
「これはアナルバルーンと言って強制的に排泄を止める道具なんだ。
首領から許しが出るまで我慢してもらうよ。」
バルーンの膨らみが限界に達すると、最は送気ポンプのバルブを閉め、空気が逃げないようにした。
知世はバルーンの違和感と浣腸による腹痛と同時に、楓による花芯責めを
経験し、苦痛と羞恥に悶え狂うのだった。
(42)へ続く

43 :
さくらと厳しいお仕置き(42)
「うっ・・うぐっ・・・」
知世の口から苦悶の声が漏れる。
「苦しいの?お姉さんが苦しみを忘れさせてあげる・・・」
楓は妖しげに微笑んでリズミカルに知世の花芯を責め嬲るのだった。
すると知世は口を半開きにして甘い吐息を漏らし始める。
が、それも束の間、浣腸による異物刺激の苦痛の波が襲ってきて彼女の端正な顔を歪ませるのだ。
しかし直腸の直径と同じ大きさに膨らんだバルーンは決して排泄を許さない。
そして知世は苦悶しながら、排泄刺激の波を乗り越え、再び花芯責めの快感に浸る。
それが数回も繰り返された。
その様子を目の前で見せられたさくらは知世を救う為、意を決して首領に直訴した。
「お願いです。知世ちゃんを許してあげて下さい。」
首領はニヤリと笑うと「では君と利佳ちゃんの愛し合う姿を知世ちゃんに見せてあげなさい。」と要求して来た。
「そ、それは・・・」
さくらは赤面して利佳と顔を見合わせる。
「さくらちゃん、仕方ないよ・・・。知世ちゃんの為に、しよう・・・。」
利佳も赤面し、目線を逸らしながら答えた。
首領はちぃと柚姫に命じて、さくらと利佳の拘束を解かせる。
「さぁ、昨日教えたとおり見せてごらん。」
首領が要求した。
知世は、さくら達のやりとりを聴いて仰天したが何も出来ず、成り行きを見守った。
さくらと利佳はマットの上で抱き合って互いの瞳を見つめ、その後、目を閉じて唇を重ねる。
そしてさくらの手は利佳の肉体を撫で回す。
それを見た知世の目から一筋の涙が零(こぼ)れ落ちる。
それは浣腸の苦痛によるものではなかった。
(43)へ続く

44 :
さくらと厳しいお仕置き(43)
知世は目の前で求め合うさくらと利佳の姿を見て涙を流した。
友達が自分を浣腸責めの苦痛から救う為とは判っていても、さくらが自分以外の
誰かと愛し合うのを見せられるのが辛かった。
それゆえの悔し涙なのだ。
首領は知世の涙を見ると「知世ちゃんは友達に感謝した方がいいぞ。総ては君を
救う為にやっている事なんだからな。仲良き事は美しき哉、だ。」と語りかける。
その間にも、さくらと利佳は互いの体を愛撫し続けていた。
さくらの右手は利佳の太腿から内腿にかけて撫で回し、左手は利佳のウェーブの
かかった髪を指で絡めながら、もてあそぶ。
利佳も右手でさくらの臀部を撫で回し、左手で太腿を愛撫する。
すでに2人とも表情を上気させ、感じ始めているようだった。
「さ、さくらちゃん・・私・・はぁ・・・はぁ・・変になってきたよ・・・。」
「り、利佳ちゃん・・・私もだよ・・・はぁ・・が、頑張ろうね・・・はぁ・・。」
懸命に愛し合う2人を見て、知世はいよいよ惨めに思う。
「・・・こ、こんな仕打ちをうけるなら私のお腹が張り裂けて死んでしまえば
いいんですわ!!ひどい・・・酷すぎます!!」
泣き悶えながら知世は叫んだ。
が、腹痛と花芯責めを交互に繰り返されて、恥辱と悦楽の波間に意識は堕ちていく。
羞恥を耐え忍ぶ知世の表情に楓は「知世ちゃんの耐えてる顔って素敵よ。」と
言いながら、知世の股間に顔を近づけ、未熟な秘裂に口付けする。
「あっ!」
知世は敏感になっていた部分へのキスに激しく反応して、縛られている事
も忘れて体を捩り、上半身に食い込むロープの痛みで我に還った。
彼女の目の前では、さくらと利佳が絡み合っている。
2人の顔は紅潮し、互いの愛撫に感じている事が手に取るように判った。
(44)へ続く

45 :
さくらと厳しいお仕置き(44)
「さ、さくらちゃん・・・やめて・・やめて下さい!」
遂に知世は我慢出来なくなって叫んだ。
「わ、私・・さくらちゃんの事・・・愛してます。」
知世の頬を止め処も無く涙が流れ落ちる。
その叫びを聞いて、さくらは利佳を愛撫する手を止めた。
「と、知世ちゃん・・・。」
告白は衝撃的だったのだ。
利佳は愛撫が止まった事に気付き、さくらを見上げる。
首領は、さくらに向かって言う。
「告白してくれた愛する人を救う為にも利佳ちゃんと愛し合う事に集中しなさい。
知世ちゃんが可哀想だろう?」
「ううっ・・それは・・・」
さくらに首領の指示を拒否する権利は無かった。
再び激しく利佳と求め合うさくら。
すでに利佳の右手は、さくらの陰部へ移動し、指先で秘裂を探し求めている。
さくらも利佳の内腿を撫で上げ、指先を陰部へ滑りこませる。
その光景を見せられながら知世は号泣したが、それでも責めが中断する事は無かった。
楓は知世の秘裂に舌先を這わせ、緩やかに花弁を舐め分ける。
隠されていた花芯を探り当てると、舌先で転がすように舐めたり、激しく擦るように
舐めたりして責め嬲るのだ。
知世の反応を見ながら責め方を変える巧みさは少女の嗚咽を、いつの間にか喘ぎ声に変化させた。
「・・・あ・・あっ・・・あん・・・い、いや・・いやですわ・・・」
知世は涙でぐしゃぐしゃになった顔を紅潮させている。
それを見て楓は「泣いたカラスがもう笑った、ですね。」と呟くのだった。
一方、さくらと利佳は互いの花芯を愛撫しあい、絶頂に向けて感情を高めていく。
3人が果てるのは時間の問題だった。
(45)へ続く

46 :
さくらと厳しいお仕置き(45)
知世の理性は必死に突き上げて来る官能の波と戦っていた。
しかし楓の舌技は絶妙で、撫でるように柔らかく花芯を舐るかと思えば、嬲る
ように激しく花芯を刺激するという具合に、強弱のリズムの使い分けで知世を
意識の限界へ追い込んでいく。
バルーンで強制的に排泄を止められた浣腸液による腹痛さえ忘れさせるほど、
楓の責めは知世を快楽の海に漂わせる。
その彼女の目の前では、さくらと利佳がフィニッシュに向けて互いの花芯をもてあそび続けていた。
しなやかな指先が小刻みに動き、花芯を撫で擦る。
すでに花蜜は花弁をくまなく濡らし、開花させていた。
2人とも顔を紅潮させ、肩を上下させて荒く息をしながら求め合う。
昨日、始めて強要の元に結ばれたとは思えないほどの没頭ぶりである。
が、さくらが先に絶頂を迎えた。
「・・り、利佳ちゃん・・・さ、さくら、もう・・もう・・・ぁ・・あっ・・・!!」
搾り出すような声で呟くと、ぐったりと利佳の身体の上に崩れ落ちた。
「・・さ、さくらちゃん・・・わ、私・・私まだ・・・」
利佳は、さくらの身体と自分の身体の僅かな隙間から右手を股間に伸ばし、
パートナーが中断してしまった遊戯を再開したのだ。
中指で花芯を捉え、リズミカルな愛撫を加えると、彼女の意識は再び官能の頂点へ登りつめていく。
「・・はぁ・・はぁ・・・さくらちゃん・・私もすぐいくね・・・あっ!!」
遂に絶頂に至り、身体をだらりと横たえる。
さくら達が果てるのを見た知世の中で何かが弾けていく。
「・・・も、もう・・耐える必要は無いのですね・・・」
彼女は消え行く意識の下から、官能への抵抗を止めるという考えをまとめた。
(46)へ続く

47 :
さくらと厳しいお仕置き(46)
知世は楓に強要されている快楽を受け入れる事にした。
心理的な障壁を解除したとたん、舌技による快感は数倍の効果を発揮する。
少女は内腿を痙攣させながら荒い呼吸で喘ぐ。
「・・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・・」
楓は責めの効果を確認すると、テンポの速い嬲り責めで一気に知世を追い上げていく。
そして、「・・・!!」
知世にも絶頂の時が訪れ、がくりと首をうな垂れて全身を緊縛するロープに身を委ねて、ぶら下がる。
3人が果てたことを確認した首領は、最と楓に命じて知世の排泄を準備させた。
「城乃内君、斉藤君。そろそろ知世ちゃんをすっきりさせてあげたまえ。」
ニヤニヤと脂ぎった笑いを浮かべながら見守る首領と黒服達の前で排泄ショーの準備が進められた。
天井から知世の身体を吊り下げているロープが緩められ、彼女の身体が自然にしゃがみ込む
姿勢になるようにロープの長さが調整される。
そしてアナルバルーンを差し込まれたままの臀部の下におまるが用意され、
いつでも噴出を受け止める体制が整った。
知世はようやくエクスタシーの余韻から解放されて姿勢を変えられた事に気付く。
「・・・い、いよいよ・・・なのですね・・・」
彼女は顔を赤らめ、俯いた。
「最。私は知世ちゃんの髪を持ってるからバルーンの操作をお願い。」
楓は最に作業分担を依頼し、自らは知世の腰まで届く長い髪を身体の前面に廻して排泄の影響から
守る体勢にすると、左手で棒の先端にローターを取り付けた淫具を持ち、知世の秘裂に
あてがい、スイッチを入れた。細かい振動が、まだ先程の余韻の残る花芯に伝わり、
知世は再び官能の波にもてあそばれ始めるのだった。
一方、最はカテーテルのバルブを緩め、バルーンを膨らませていた空気を抜いていく。
バルーンに阻まれて直腸へ入れなかった泥流は加速度的に流れ下っていく。
その腸に起きた異変の感覚は知世を狂乱させるのに十分だった。
「あはぁ・・・い、いやぁ・・・ば、爆発しちゃうぅぅぅ・・・」
(47)へ続く

48 :
さくらと厳しいお仕置き(47)
知世の叫び声は、エクスタシーの余韻から、さくらと利佳の意識を呼び覚ました。
目の前で破局の時を迎えている知世の姿を見て、不安に駆られたのか利佳は、さくらに寄りすがった。
「・・さくらちゃん、知世ちゃんどうなるんだろう・・・」
「だ、大丈夫・・・絶対大丈夫だよ・・・」
さくらは力なく答えることしか出来なかった。
その間にも斉藤楓によるローター責めに追い上げられ、腹痛と快感の板挟みで人事不詳に
陥った知世は喘ぎながら涙を流し続けている。
「・・・うう・・う・・ううう・・・」
ほぼ同時に城乃内最は空気が抜け切ったバルーンを知世の菊門から引き抜いた。
カテーテルを抜かれて大きく開かれた菊門から一気に茶色い液体が噴出し、激しくおまるの底を叩く。
派手な音が周囲の注目を集め、知世は「見ないで!見ないで!!」と泣き叫ぶ。
が、腹の中から駆け下った泥流は、さらに大きな音と共におまるにぶちまけられた。
知世は人生で始めて経験した苦痛と羞恥に耐え切れず気絶してしまう。
それでもローター責めが中断される事は無かった。
排泄の様子を見ていた最は、噴出が終了したのを見届けると後始末に取り掛かった。
ぐったりとうな垂れた知世の姿を見て、さくらは涙を流した。
泣くことしか出来なかった。
「・・・知世ちゃん・・・さくら何も出来なくてごめんね・・・・」
それは自分に最大限の愛情を示してくれた少女への同情と、囚われた非力な自身への悔し涙なのだ。
首領はさくら達に「大道寺家の令嬢ですら、この有様だ。君達には我々に従う以外、
生きる道は無いのだよ。」と、冷酷に言い放つ。
楓は知世の頤を持ち上げて、顔を上に向かせると再び唇を重ねた。
キスが終わった頃、知世はようやく意識を取り戻して半眼に開いた瞳から一条の涙を流す。
「・・・私・・総てを失ってしまいましたのね・・・・・」
呻くような呟きが彼女の心境を物語っていた。
(48)へ続く

49 :
さくらと厳しいお仕置き(48)
いまだに強制排泄のダメージから抜け出せず、俯いたまま、すすり泣く知世の
周囲で楓と最は忙しく動き回っている。
楓は広間の奥から例の開脚車椅子を持ち出し、最は知世を天井のフックと結び付けているロープを解き、
立ち上がるよう促す。
知世はよろよろと立ち上がり、促されるままに開脚車椅子の方へ歩いていく。
その様子を眺めているさくらと利佳も、ちぃと柚姫によって再び後ろ手に拘束され自由を奪われた。
しかし、さくらは知世への罪悪感から抵抗する気分にすらなれない。
知世は車椅子の座席に追い上げられ、両足を開脚台に固定されてしまう。
陰部を隠す事すら叶わない惨めで猥褻な姿にされても、知世には抵抗する気力が既に無かった。
首領は知世の車椅子に近付くと「どうかね?これで少しは責任をとろうという気が
起きたかね?」と語りかける。
首領の接近に気付いた知世は表情を変え、「例えこの身が滅びても、貴方の罪だけは
許せませんわ!!」と、言い切った。
「まだ反抗する気力だけはある、という事か・・・当分、楽しませて貰えそうだね。」
ニヤリと笑って知世の顔を見る首領。
「まあいい。知世ちゃんばかりを責めても可哀想だ。次の子を連れてきなさい。」
首領は黒服達に新しい犠牲者を連行してくるように言った。
その様子を見ながらさくらは利佳に話しかける。
「いったい誰を連れてくるんだろう?」
「たぶん・・・私達に近い関係の人だわ・・・。」
利佳は声を潜めて答えた。
しばらくして広間の入口が開き、誰かが騒ぎながら引き立てられて来るのが聞こえる。
「離してェ!!離してよォ!!痛いでしょ!!離しなさいよ!!変態ッ!!」
黒服達に引き摺られながら広間に入ってきた少女に、さくらは驚いて声を上げた。
「ち、千春ちゃん・・・」
(49)へ続く

50 :
さくらと厳しいお仕置き(49)
編み上げたツインテールが特徴の三原千春は、さくらの同級生でチアリーディング部の仲間でもある。
その千春が黒服達に引き立てられ、例のフックが下がっている場所へ連れて
行かれるのを見て、さくらは思わず叫んでしまった。
「千春ちゃんを離して!お仕置きなら、さくら一人で十分でしょ!?」
それを聞いた首領は「そうはいかないね。千春ちゃんにも裁かれるべき罪があるのだよ。」
と切り返し、千春を連行している黒服達に何かを合図する。
黒服達は手早く縛り上げられた千春をフックに結わえ付けていく。
普段なら元気で勝気な千春も大人の男数人に掛かっては抵抗する術も無く、たちまち
爪先立ちでフックに吊るされる姿勢になってしまった。
彼女は上半身に食い込むロープが痛いのか苦悶の表情を浮かべて、ロープに掛かる
重量を軽減できる位置を探すように立つ位置を変え続ける。
首領はそんな千春に近付くと「三原千春ちゃんだね?クラスメートの山崎君とはどういう
関係なのかね?」と質問した。
「そ、そんなの関係ないでしょ!?それよりこのロープを解いてよ!!この人攫(さら)い!!」
千春は首領に猛然と反論する。
「関係ないとは言えないね。日本の女子高生の処女率は40%。主に同世代との不純異性交遊
の結果だよ。君のように小学生のうちから異性と付き合うというのは認められないな。
不純異性交遊準備の罪で君を裁く事にしよう。」
首領は反論に機嫌を損ねたのか、憮然とした態度で千春に宣告した。
首領は一歩下がると黒服達に「やれ。」と一言命令する。
黒服の一人が千春を押さえ込み、もう一人がスカートを剥ぎ取る。
訓練された人間特有の手際よさだ。
千春はろくに抵抗も出来ずに下半身が白の女児パンツ一枚だけの姿にされてしまう。
(50)へ続く

51 :
さくらと厳しいお仕置き(50)
「い、いやぁぁぁ!!」
千春は陰部を隠すように両腿を摺り合せた。
しかし、黒服は躊躇する事無く多条鞭を振り上げ、千春の太腿目掛けて振り下ろす。
「!!いっ、痛ぁ〜いぃぃ!!!」
絶叫に近い悲鳴が上がる。
だが無情にも2発目の鞭が左太腿を襲い、「ぎゃっ!!」という悲鳴を上げながら、
千春の身体は鞭の勢いに押されて右へ傾く。
黒服が次の鞭を構える為に体勢を整えると、辛うじて痛みに耐えた千春は黒服を睨み、
「ひ、人殺し!!」と毒づいた。
「これは体罰だが殺しはしないよ。楽しめなくなるからね。」
横合いから首領が語りかける。
激痛に涙ぐむ千春には、その意味が判らなかったが、黒服が3発目の鞭を彼女の
右太腿に振り下ろすと、彼女は狂ったように身体を捩り、泣き喚く。
しかし号泣も4発目の鞭を防ぐのには役立たなかった。
黒服は右腿を打った鞭を、手首の返しで左腿へと振り下ろす。
激しく肉を叩く音がして千春は沈黙した。
激痛で泣く余裕すら失ってしまったのか。
5発目の鞭が千春の右腿を打った時、異変が起きた。
彼女の女児パンツの股間が急激に濡れ始め、布地を透過した液体の奔流が足元に
水溜りを作り始める。
彼女自身も放心状態で荒い呼吸を繰り返しているだけである。
「・・・漏らしたか・・。もういい!鞭打ちは中止だ!!」
首領の一言で罰の執行は終わった。
どこからかモップを持ち出した最と楓が手早く水溜りを拭き取っていく。
千春は放心状態のまま涙を流し続けていた。
「千春ちゃん・・・かわいそう・・・。」
さくらは思わず目を背けるが、横合いから
ちぃが「それじゃ、さくら、身代わりになってみる?」と水を向けると、慌てて首を
横に振ってしまった。
昨日から数回鞭を受けて苦痛を恐れるようになってしまったのだ。
(51)へ続く

52 :
さくらと厳しいお仕置き(51)
俯いたまま慟哭する千春を見ながら、首領は「城之内くん、斉藤くん、千春ちゃんには
リラックスが足りないようだ。あれを使ってマッサージしてやりたまえ。」と指示した。
最と楓は、濡れてしまった千春の女児パンツを脱がせると、失禁の跡を手早く紙で拭き取り、
マッサージの準備に取り掛かった。
最が千春の足を開かせて、道具箱から取り出した棒の先に革の足枷が付いたものを片足ずつはめていく。
もはや千春は棒の長さ以上に足を閉じる事が出来なくなった。
楓は千春の陰部に医療用テープで生理用ナプキンを貼り付ける。
2人の奇妙な行動に疑惑を抱いた千春は泣くのを中断して
「な・・何をしてるんですか・・・?」
と尋ねたが、答えるかわりに楓は道具箱から電気マッサージ器を取り出して微笑んだ。
「これから千春ちゃんをマッサージしてあげるのよ。」
屈託の無い笑顔に千春は少し安心したが、マッサージ器を当てようとしている先が、
自分の股間だと気付くと、すぐさま顔を強張らせた。
「あまり怖い顔しないで。ねッ?」
にこやかに語りかけながら電マのスイッチを入れる楓。
強力な低周波振動でいかなる肩凝りでも治してしまう文明の利器は、ナプキンの上から少女の
秘裂に押し当てられ、未成熟な花芯をもてあそび始めた。
「・・・や、やめて・・・んっ・・・んんっ・・・い、いやぁ・・体が・・体が変だよォ・・・」
千春は乏しい語彙で未知の感覚への不安を訴え続けるが、電マ責めが止むことは無かった。
少女は振動による刺激から逃れようと体をくねらせるが、上半身を緊縛するロープと足枷が動きを
制約し、それ以上逃れることは出来ない。
「どう?少しは体がほぐれてきたかしら?」
眼鏡の奥からいたずらっぽい視線を送る楓。
すでにナプキンの下では、花芯が屹立し、花弁が開き始めていたのだが周囲からは判らなかった。
「・・・うううう・・・うーっ、うーっ・・・ううん・・・」
千春は懸命に官能の潮を押さえ込もうと力み続けたが、陥落は時間の問題だった。
(52)へ続く

53 :
さくらと厳しいお仕置き(52)
「あんまり我慢すると体に毒でちゅよ〜」
楓は千春をからかう。
しかし、千春には反論できる余裕が無かった。
全身から脂汗を滲ませ、耐え続けるのが精一杯だったのだ。
「・・・ぁ・・・あんッ・・あはぁ・・・はぁ・・だ、だめぇ!!」
断末魔の絶叫を遺して千春は逝った。
少女の上半身はガクリとロープから垂れ下がる。
肩を上下させて荒く呼吸しながら泣き、時々咽返る千春に、かつての勝気な少女の面影は無い。
「もうマッサージはいいだろう。エネマトレーニングの用意に取り掛かり給え。」
首領の一言で電マ責めは終了し、楓は千春の股間からナプキンを剥がす。
少女の感じていた絶頂の激しさを物語るように、花蜜がべっとりと付着していた。
「千春ちゃんて、結構エッチなのね・・。」
楓が千春を冷やかして笑う。
千春は赤面して否定の意思を表すように体を左右に捩るのだった。
その間に最は指先に一掬いのワセリンを取り、千春の菊門に塗りこめ始める。
千春は不浄の門に生じた違和感にビクリと体を反応させた。
それを見て、楓は最の作業を助ける為、道具箱からローターを取り出し、まだ先程
の余韻から抜け切れていない千春の花芯に押し当てると、『弱』でスイッチを入れる。
微弱な振動が心地よく快楽の源泉を刺激し始めると、千春の注意力は再び秘裂へと移った。
その隙に最は指先を千春の菊門へと滑り込ませ、指を前後に出し入れしながら
括約筋を解そうとする。
千春の意識は花芯を責めるローターと、菊門を嬲る指によって掻き乱され、不安感から
少女は再び涙を流し始めた。
「や・・・やぁ・・やめ・・やめてェ・・・」
しかし哀願によっても責めが止む事は無く、菊門を解す指先は、より深く差し込まれていく。
同時にローターは『強』に切り替えられ、花芯を激しく刺激した。
千春は自分ではどうにも出来ない力に、もてあそばれながら慟哭する。
(53)へ続く

54 :
さくらと厳しいお仕置き(53)
屈辱に耐える千春にとっては数分が永遠に近い時間に思われたが、菊門に出し入れされる
指の動きが変わったのには、すぐに気が付いた。
前後への動きが、まるで同心円を描くような動きに変化していた。
括約筋を解し、横への拡張を可能にする為のマッサージだったが、千春にとっては、ただ気持ち悪いだけの行為でしかない。
一方のローターによる花芯嬲りは強弱のテンポを付けながら千春の意識をかき乱す。
元々明るく快活で性を意識する事の少なかった千春にとって、強要された絶頂は体に何らかの
異変が起きたとしか認識出来ず、不安と恐怖を憶えただけだった。
「千春ちゃん、泣いてもここから逃げる事はできないのよ。あきらめて快楽を受け入れなさい。」
楓はローター責めに怯える千春を諭すように話しかけた。
千春は涙を流しながら頷き「で、でも・・・体変なんだよォ・・」と答える。
「それは女の悦びに気付いたという事なのよ・・・そのうち自分から求めるようになるわ。」
返答する楓の指はローターで千春をもてあそび続けている。
「・・・そ、そんな・・ことって・・・うっ!」
千春は何度目かの絶頂を迎えた。
千春が意識を回復する前に、最はマッサージが終わった事を楓に伝える。
「それじゃ、私がオムツを用意するから、最は浣腸をお願い。」
分業を確認した2人は互いの作業を手早く進めた。
千春が意識を取り戻し始めた頃、最は道具箱から取り出した1個30ccの小型浣腸の
キャップを外して、その先端部を千春の臀部の割れ目に押し当て、菊門に狙いを定めて滑らせていた。
硬いプラスチック製の先端が菊門に触れた感触で千春は異変に気が付く。
「ちょ、ちょっとォ!何してるの!?」
慌てて振り向こうとする彼女を最は制止した。
「動かないで!菊門を傷つけると痔になってしまうよ!」
ギクリとして動きを止めた千春の菊花に浣腸の先端が沈められていく。
(54)へ続く

55 :
さくらと厳しいお仕置き(54)
「つっ・・・」
千春は歯を食い縛って固い先端部が菊門に侵入する痛みに耐えている。
先端を十分に挿入すると、最は小型浣腸の左右を絞るようにつまみ、薬液を注入した。
常温の液体は体温より温度が低い為、千春には冷たい何かが流れ込んできたと感じる。
それが苦しみと恥辱をもたらすものとも知らずに。
浣腸が空になると、最は空の容器を菊門から引き抜き、新しい浣腸をパッケージから
取り出して再び千春の菊門に突き刺す。
「!いっ、痛ッ!!」
思わず顔をしかめる千春。
だが、最は容赦無く浣腸液を注入する。
アイスマシンの仇名(あだな)にふさわしい冷徹さだ。
2本目の浣腸が空になった時、楓はオムツを準備しながら最に呼びかけた。
「最。私がオムツを敷くから、千春ちゃんのロープを緩めてあげて。」
最は千春の体を天井から吊り下げているロープを緩めて、浣腸の違和感から
両腿を摺り合せて耐えようとしている千春に、床の上に横たわるよう、促(うなが)す。
そろそろと膝を曲げて姿勢を変えている千春の腰の下に、楓は手早くオムツカバー
とオムツを広げて、千春の臀部を着地させた。
楓は、嫌がる千春の両足を持って股を広げさせ、オムツを締め込んでいく。
千春は浣腸の苦痛と体罰への恐怖心から、楓に逆らうことは出来なかった。
オムツの上からオムツカバーを履かせると、楓は涙目になって自分を見上げている
千春に「これから言う事をやり遂げないと、トイレに行く事は出来ないのよ。
オムツの中にしたくないなら、言う事を聴きなさい。」と、にこやかに言い渡す。
その笑顔が千春には還って恐ろしかった。
楓は千春の瞳から恐怖の色を読み取ると、準備してあった首輪を千春の首に巻き付け、
留め金を留め、リードを装着してから、最に合図する。
最は千春を天井と結び付けていたロープを解き、楓は千春を起き上がらせると
リードを引いて移動を強要するのだった。
(55)へ続く

56 :
さくらと厳しいお仕置き(55)
楓は千春を連れて、知世が拘束されている開脚車椅子の前まで来た。
が、知世はいまだに放心状態のまま、千春に興味を示そうともしない。
「知世ちゃんって、千春ちゃんの友達なのよね?」
と楓が念押しすると、千春は黙ったまま頷いた。
「それなら、お友達を慰めてあげましょ?いいわよね!?」
楓は語気を強めて千春に同意を求めた。
千春は再び頷く。
「じゃ、跪いてここを舐めるのよ。」
楓は露わにされている知世の秘裂を指差して、千春を促す。
千春は渋々、開脚車椅子の前に跪いて、知世の股間に顔を近づける。
浣腸による腹痛が激しくなり、楓に従う以外の選択肢は選べなくなった千春が、
知世の顔を見上げると、彼女は一瞥しただけで、再び天井の方を向いてしまった。
「と、知世ちゃん・・・ごめん・・私・・私、おトイレを使わせて貰いたいの・・・」
千春は言い訳すると、知世の秘裂に唇を近づけていく。
花弁は先程の責めの余韻からか、花蜜で潤っていた。
そこへ千春の唇が静かに押し付けられる。
「あっ!」
知世が短く呻いた。
「千春ちゃん、割れ目に沿って舐め上げるのよ。」
楓は横合いから覗き込みながら指示を出す。
千春は言われたとおり、舌先で知世の花弁を舐め分けながら、敏感な蕾に向かって責めていく。
知世の内腿が痙攣しているのが感じ取られた。
「や・・・おやめになって・・・千春ちゃん・・」
知世は拒絶したが、千春の舌が知世の花芯に当たり、突き抜けるような感覚が襲ってきた。
「千春ちゃん、今、知世ちゃんの反応が変ったでしょ?そこを集中的に責めるのよ!」
楓は知世の反応を見ながら、千春に責め方を教えた。
(56)に続く

57 :
さくらと厳しいお仕置き(56)
千春の舌先はたどたどしく知世の花芯を舐め続ける。
知世は羞恥心と、さくらへの恋愛意識から官能の高まりに理性で抵抗しているが、その顔は紅潮し、
彼女が舌技に感じていることを示していた。
さくらと利佳は、ちぃとゆずきに連れられて知世の開脚車椅子の傍らまで移動させられ、千春と知世
の成り行きを見せ付けられている。
知世はそれに気付いて、さくらと目を合わせ「・・・さくらちゃん・・私・・・さくらちゃんだけを・・・」
と言いかけたが、千春の責めに官能を昂ぶらせた為か、顔をしかめて黙ってしまった。
「知世ちゃん・・・」
さくらは掛けるべき言葉を思いつけなかった。
千春は懸命に知世の花芯を舐るものの、相手に拒絶されている為、絶頂に至らせる事が出来ないでいる。
その間にも浣腸の影響がじわじわと広がり、排泄への欲求は彼女の理性総てを支配し始めた。
(く、くるしいよォ・・知世ちゃん、まだなの?まだ感じてくれないの?)
腹痛に追い詰められた彼女は、楓達の出した条件を満たす為に、必死で知世を責める。
だが、さくらと目を合わせた事で知世の精神力は盛り返し、官能の波を鎮めてしまった。
こうなると舌技も虚しい作業でしか無い。
だが無慈悲にも腹圧は高まり、千春の破水は目前に迫っていた。
「・・もう限界だよ・・・おトイレ・・・」
千春は傍らに立つ楓に哀願の目線を送り、許しを乞うが認められるわけも無く、再び知世の花芯を
舐る作業へと引き戻される。
知世は千春の思いに応える事無く、わずかに声を上げる程度の反応しか示さない。
そしてついに時は来た。
「ううっ・・・」
千春の体が前のめりになり、嫌な破裂音と共に異臭が立ち込める。
臀部全体に生暖かいものが広がり、千春は号泣した。
「我慢・・・出来なかったのね・・・」
楓は千春の肩を抱いて慰める。
(57)へ続く

58 :
さくらと厳しいお仕置き(57)
最は千春の後ろ側に手際よくビニールシートを敷き、オムツ替えの準備に掛かる。
ある程度失敗は織り込み済みだったのだろう。
楓は千春を促して、シートの上に横たわらせた。
千春はオムツの中が気持ち悪いのか、顔を強張らせている。
一連の作業を車椅子の上から眺めている知世は、自分自身のさくらへの思いが千春を苦しめてしまった
事にようやく気付き、後ろめたい思いに駆られている。
千春の両足首を高々と差し上げた楓は、最に目配せして足首を手渡す。
そして自らはオムツカバーを外して、臭気の溢れ出しているオムツを外しに取り掛かった。
千春は顔を赤らめながら泣きじゃくり、「み、見ないで・・。」と楓に非難の視線を送る。
が、紙オムツ1枚を剥がすのに大した手間はいらなかった。
黄色い汚泥がこびり付いた臀部が露わになり、知世、さくら、利佳の3人は思わず顔を背けた。
千春は3人の反応を見て、さらに激しく泣き喚く。
しかし躊躇しない楓の手際よい作業で汚泥はトイレットペーパーで拭き取られ、準備されたおまるの
中へ捨てられた。
かわいらしい少女の尻は本来の白さを取り戻していくのだった。
「千春ちゃん・・・」
知世は千春が汚泥から開放されていくのを見て安堵した。
が、横合いから「知世、千春を受け入れなかった。意地悪。だから千春、おもらし。可哀想。知世、酷い子。」
と、気に病んでいる事をちぃが指摘した為、再び込み上げる罪悪感に表情を曇らせる。
そこへ首領も「知世ちゃんは、思いやりの心が大切だと学校で習わなかったかね?君は千春ちゃんに
どうやって謝るつもりなのかね?」と、畳み掛けてくる。
知世には、言い返せるだけの人生経験も無く、言われるがままに自責の念を深めていく。
ようやく汚泥を拭き取り終わった楓は「千春ちゃん、お腹の具合はどう?」と聞く。
「・・・まだお腹が痛いの・・・」
千春はしゃくり上げながら答えた。
「浣腸液が出きっていないのね・・・」
楓は少し考えた後、首領に向かって「ボス、千春ちゃんには洗腸が必要なようです。トイレへ連れて行きたいのですが。」
と提案した。
(58)へ続く

59 :
さくらと厳しいお仕置き(58)
首領は楓の提案を許可し、彼女は千春を連れて広間を出て行った。
残された知世とさくら達に、最は「・・・あの子だって懸命に頑張ったんだから誰にも非難する権利は無い。」
と言って、千春の行為を貶めぬよう戒めた。
知世は深刻な周囲の空気に気付き、いよいよ千春に対する罪悪感に打ちひしがれるのだった。
(私のせいで千春ちゃんが・・・もし、私があの時、受け入れていさえいれば・・・)
さくらは、そんな知世を見て何か声を掛けようと思ったが、どう慰めればいいのかすらも判らなかった。
利佳は「知世ちゃん、気を落とさないで。」と、如才なく慰める。
「さてと。千春ちゃんが帰って来るまで、かなり時間があるね。利佳ちゃんとさくらちゃんで、知世ちゃん
を慰めてあげなさい。」
首領はちぃと柚姫に指示して新たなプレイを始めさせた。
柚姫は最と相談して、知世を開脚台から解放すると、ちぃに背後から支させて利佳を立たせ、
知世に「利佳ちゃんの体で女の子を慰める練習をしましょうね。」と呼びかけ、
利佳の前に跪かせた。
知世の目の前に利佳の股間が位置する形になる。
「・・・。」
知世は先程さくらと絡んでいた利佳への嫉妬心も手伝って顔を背けてしまう。
「千春ちゃんに酷い事をしておいて、まださくらちゃんへの貞操にこだわるの?」
柚姫は知世の心の傷をさり気無く刺激する。
「・・・わかりました。やりますわ。」
知世は迷いを断ち切るかのように答え、利佳の秘裂に唇を近づけていく。
さくらはその有様を見て知世の心中を察し、長い間彼女の好意を受けながら自分への愛情に気付かず、
彼女に応えようとしなかった自身の鈍感さを恥じた。
(知世ちゃん・・そこまでさくらの事、想ってくれてたんだ・・・気が付かなくてごめん・・・。)
知世は利佳の秘裂に唇を押し当てる。
利佳は思わず赤面して身体を捩じらせるが背後から、ちぃに抱き抱えられている為、逃れることが出来ない。
知世は熱く濡れた舌で、利佳の秘裂を押し分け、花弁に隠された快楽の中心を捉えた。
(59)へ続く

60 :
さくらと厳しいお仕置き(59)
知世の舌は利佳の敏感な蕾を断続的に刺激する。
「・・・ぁ・・・ぁあっ・・」
利佳は舌の感触に我慢できなくなったのか、喘ぎ声を漏らす。
「その調子です、知世さま。それから、舐め方が一本調子だと飽きられてしまいますので、強く激しい
責め方と、緩やかに優しい責め方を織り交ぜた方がよろしいかと存じます。」
柚姫が横合いから知世に責め方を指南する。
知世は理解できたのか、先程までの緩やかな舐め方から一転して強く激しい舐め方へと切り替えた。
が、「ああッ!・・と、知世ちゃん・・激しすぎるよォ!・・・」と悲鳴にも似た声が上がる。
利佳には急激な変化がきつ過ぎたのかもしれなかった。
「知世さま、相手の反応を見ながら責め方を変えるのです。」
柚姫がフォローした。
それを聞いた知世は再び緩やかな速度に切り替えて花芯を舐る。
「・・・あんッ・・あはっ・・あっ・・・あっ・・」
利佳は再び気持ち良さそうに喘ぎ始めるのだった。
利佳の顔は紅潮し、露出した肌も紅がさしたように赤らみ、汗が浮かんでいるのが見て取れた。
(利佳ちゃん、感じてるんだ・・・まるで恋人に抱かれてるみたいに気持ちよさそう・・・)
傍らから見守るさくらでさえ、利佳の喘ぎ声に官能の高まりを感じていた。
利佳の呼吸が速くなってきたのを感じ取った知世は、舐るスピードを上げて利佳を追い込んでいく。
「・・あっ・・あっ・・ああんッ・・あはぁッ・・・」
利佳は狂ったように前後左右に首を振り、官能の上げ潮に応えている。
すでに支えられて立っているのが精一杯のようだった。
知世はスピードを落として利佳の反応を見る。
すると「と、知世ちゃん、もっと・・もっと激しく・・・」利佳は強い責めを望んだ。
それに応えて知世は舌先を尖らせ花芯を擦(こす)るように激しく舐(ねぶ)る。
「ん!・・んっ!・・んんんッ!!」
しばらく耐え忍ぶように目を閉じて喘いだ後、利佳は絶頂を迎えて、膝を崩した。
ちぃに抱きかかえられていなければ倒れてしまっていたに違いない。
「知世さま。利佳さまを慰める為にキスして差し上げてください。」
柚姫は促した。
(60)へ続く

61 :
さくらと厳しいお仕置き(60)
知世は股間の前から立ち上がって利佳の顔に唇を近づける。
利佳は未だにエクスタシーの余韻から抜け出せずに陶酔した表情を見せている。
「利佳ちゃん・・私の・・感じて下さいましたのね・・・」
知世は利佳と唇を重ねた。
まるで恋人同士のような濃厚なキスシーンにさくらは赤面するのだった。
(お、女の子同士でもここまで出来るんだ・・・)
しばらくキスが続いた後、ようやく正気を取り戻した利佳は、知世から目線を逸らして恥じらい、
「と、知世ちゃん・・私、恥ずかしい・・・。」と呟いて俯いた。
「では、選手交代と参りましょう。」
柚姫の一言で、知世と利佳は位置を入れ替える。
ちぃが知世を立たせたまま、後ろから抱き抱えて支え、柚姫が利佳を知世の股間の前に跪かせた。
「千春さまが帰ってくるまでは舌技の練習を繰り返すのです。それがあなた方の楽しみにもなるのですから。」
柚姫は利佳を促(うなが)して、知世の秘裂に接吻させる。
「・・あはっ・・」
知世は不覚にも声を漏らした。
続いて利佳は知世の花弁を舌先で選り分け、花芯を捜し求める。
そのこそばゆさに知世は思わず身を捩(よじ)るのだった。
そのころ、楓に連れられた千春は巨大な作業場を思わせるトイレに居た。
床こそタイル張りだが、壁や天井は広間と変わらぬ打ちっぱなしコンクリートで、威圧的なまでの
無機質感が千春を不安にさせた。
楓は千春を検診台のようなものの前に跪かせ、上半身を台の上にうつ伏せにさせると、大型浣腸器の
入った洗面器にいっぱいの微温湯を準備して、千春の元へ戻った。
「これから千春ちゃんのお腹の中に残った浣腸液を洗い流します。お尻の力を抜いて下さいね。」と
説明しながら、浣腸器に微温湯を充填する楓。
そして少女の菊門に再び嘴管が突き立てられた。楓はゆっくりとシリンダーを押しながら微温湯を千春の
体内へと送り込む。
「・・ううっ・・さくらちゃん、利佳ちゃん、助けてェ・・」
千春は呻(うめ)いた。
(61)へ続く

62 :
さくらと厳しいお仕置き(61)
楓は容赦無くシリンダーを押しながら、千春の体内に微温(ぬるま)湯を流し込み続ける。
ようやく1本目の中身を注入し終わった時、千春は膝を震わせながら肩越しに楓を振り返り、哀願の
視線を送ったが、楓は「1回目は後2,3本入れないと腸の奥までお湯が届かないから・・」と言いながら、
浣腸器に次の微温湯を満たすのだった。
3回で1リットル近い微温湯を注入された千春は内腿を摺(す)り合せて便意を訴えたが、2,3分は我慢
しないと浣腸液を洗い流せないと言われて、啜(すす)り泣きながら便意を我慢し続ける。
ようやく時が満ちて、楓に促されるままにトイレの便座に腰掛けた千春は一気に破水した。
楓に後始末して貰いながら、千春は恨めしげに啜り泣きを続ける。
もはや抗議する気力も残ってはいなかった。
彼女の胸中には楽しかった日常生活への思い出と、自分を攫って酷い目に遭わせ続ける謎の組織への
憎しみと恐怖心が沸き上がっては消えるばかりだった。
1回目の洗腸が終わると、楓は千春を便座から立たせ、再び検診台へ連れて行くと浣腸器で微温湯を
注入する作業を繰り返す。
結局、洗腸作業は3回も繰り返され、千春は意識が朦朧(もうろう)として、辛うじて楓の指示に従うだけの有様
になってしまった。
楓は巨大トイレ部屋に併設されたシャワー設備まで千春を連行し、壁に向かって寄りかからせると、
千春の臀部をシャワーで洗い流し始める。
臀部の洗浄が行われるのを千春は無気力な視線で振り返るだけだった。
楓は洗い終わった千春の尻を手早くタオルで拭き取ると、千春の首輪に付けたリード(引き綱)を手に取り、
「さあ、みんなの所へ戻りましょうね。」と、にこやかに呼び掛ける。
千春は、それが良からぬ意味合いを込めた言葉だと、うすうす気付いていたが抵抗する気力も体力も
残されてはいなかった。
そして少女は快楽の煉獄(れんごく)へと引き戻されていく。
(62)へ続く

63 :
さくらと厳しいお仕置き(62)
広間では利佳が柚姫の指導を受けながら知世を責めていた。
ちぃに支えられて立っている知世の前に跪かされた利佳は、股間に顔を近づけて舌先で秘裂を舐る。
利佳は本来、同性に興味を持っている訳では無いので、いやいやながら作業を続けているのだが、
それを見透かしたように「利佳さま、もう少しテンポ良くしゃぶってあげて下さい。」と、柚姫は言う。
鞭による罰が怖い利佳は、ぎょっとして知世の花芯を舐るスピードを上げた。
「・・ん・・・んんっ・・・」
知世は懸命に官能の高まりを堪えようとしている。
やはり傍らで自分の愛するさくらが見ている事が、彼女の貞操観念を維持させているのだろうか。
「知世、さくらの事、それほど気になる?」
ちぃが知世の耳元で囁く。
「わ、私は・・・さくらちゃんを・・愛しています・・・」
絞り出すような声で応える知世だった。
「それ、無駄な抵抗。いつまで頑張れるか、ちぃ、楽しみにしてる。」
ほくそえむ、ちぃ。
「利佳さま、一本調子では飽きられてしまいます。テンポを変えて、今度はゆっくり優しく舐めて下さい。」
柚姫の助言を聞いた利佳は、舐るスピードを落とし、ゆっくりと、舌先で知世の花芯を包み込むように
舐り責めを変化させていく。
「・・ぁぁあんッ・・だめ!・・だ・・だめですわ・・・利佳ちゃん・・・」
さくらへの想いから官能の波に耐え続けていた知世も、新しい責め方がツボにはまったのか、顔を紅潮させ、
上擦った声で利佳に哀願するしかない状態に追い込まれていた。
「利佳さま、その調子です。知世さまも大分感じてきた御様子。もう少し同じ責め方を続けてみましょう。」
利佳は知世の花弁に舌全体を密着させるようにあてがい、舌を巻き戻す時に舌先が花芯に触れて刺激するように舐る。
新しい責め方に反応するように知世は内腿を震わせ、感じている事を表すのだった。
「利佳さま、いよいよフィニッシュです。強く、激しく舐めてみて下さい。」
利佳は再び舐るテンポを速めて、強く激しく知世の花芯を責める。
「・・・ああっ!!・・・」
知世の上半身が前のめりになり、膝が崩れた。
「利佳さま、知世さまはエクスタシーを得られたようですよ。成功です。」
柚姫は利佳を褒める。
(63)へ続く

64 :
さくらと厳しいお仕置き(63)
知世がエクスタシーの余韻から醒めないうちに、楓が千春を連れて広間へ戻ってきた。
楓はゆずきに「千春ちゃんの方は準備OKよ。知世ちゃんは?」と尋ねる。
「知世さまは・・ご覧の通り、利佳さまに責められて絶頂を経験された直後なのです。」
「あ〜それじゃあ、まだ辛いわねぇ・・・。」
楓は考え込んでしまった。
千春は目の前で、ちぃに抱きかかえられたまま、ぐったりしている知世と、その足元ですすり泣いている
利佳の姿を見て2人の間に何があったのかを推測すると、次は自分にお鉢が廻ってくることを直感して怯える。
が、災難の予感におののく時間は長くは与えられなかった。
楓は最に、さくらを連れて来るように言い、千春を2人の前に引き据えたのだ。
さくらは最に背後から抱きかかえられ、両足を開くように指示される。
「千春ちゃん、さくらちゃんとキスしなさい。」
楓は千春を促す。
苦痛の記憶も生々しい千春は、いやいやながら従うしかなかった。
「さくらちゃん、ごめん・・・」
さくらに顔を近づけていく千春。
「千春ちゃん、気にしないで・・さくら、大丈夫だよ・・・」
さくらにも千春の怯えと困惑が手に取るように判っている為、拒絶は出来なかったが、同性とのキスを度々強要
されて、麻痺していく自分の感覚に懼(おそ)れを感じるのだった。
そして柔らかな唇が重ね合わされ、2人の少女は恥じらいから瞳を閉じる。
その場面は、かろうじて意識を回復した知世にも目撃された。
(さくらちゃん・・・今度は千春ちゃんと・・・)
知世の心の中に嫉妬の焔(ほむら)が沸(わ)き起こる。
さくらと千春のキスは新しい段階へ進められようとしていた。
千春を後ろから支えている楓が、「千春ちゃん、さくらちゃんの口の中へ舌を入れてみて。」と指示を出したからだ。
千春は顔の角度を変えて口を開けた状態で、さくらの口にぴったりと摺り合わせ、恐る恐る舌先を入れる。
すぐにさくらの舌に当たり、さくらはピクリと身体を震わせた。
(64)へ続く

65 :
さくらと厳しいお仕置き(64)
さくらは千春のザラザラとした舌先が自分の口の中を這い回る感覚を何に例えればいいのかも判らなかった。
唯、チアリーディング部のチームメイトへの同情と罰への恐怖感が彼女の心を支配していた。
そんなさくらに後ろから支えている最は「さくらちゃんも舌を絡めてあげて。」と指示する。
メイド達の中で最も背が高い最の存在感はさくらを恐れさせるのに十分だった。
さくらは渋々、舌先を伸ばして千春の舌に絡める。
2人の口の間で舌が押し合い、へし合いを繰り広げた。
それを傍らから目撃させられている知世は、回復していく意識の中で、自分に対する残酷な仕打ちと受け止めた。
(ああっ・・さくらちゃん・・・千春ちゃんと・・本来なら私が・・・)
押さえきれぬ涙が瞳から溢れ出て頬を伝う。
その様子を見て楓はニヤリと笑った。
(こちらの思惑どおりに考えてくれているのですね・・・)
さくらと千春は舌が絡み合うこそばゆい感覚に頬を染め、呼吸を乱し始める。
ディープキスの目的を達したと判断した楓は「千春ちゃん、さくらちゃん、もういいわよ。舌を抜いて
キスを止めて。」と指示した。
千春とさくらは、互いの口から舌を抜いて唇を離す。
肩を上下させて息苦しさを表している。
2人は羞恥心から目線を逸らしてしまう。
「千春ちゃん、さくらちゃんの前に屈んで。」
楓は千春をさくらの股間の前に跪(ひざまづ)かせる。
キスの興奮からか、さくらの陰部は湿り気を帯び始めていて、千春は同性であるにも関わらず、淫らなものを感じるのだった。
楓はさくらの秘裂を指差して、「千春ちゃん、ここにキスしてあげて。」と指示する。
千春は顔をのろのろと、さくらの股間へ近付け、秘裂の縁に唇を押し付けた。
「あはぁ・・」
感じてしまったのか、さくらは思わず前のめりになり、最が慌てて支えるのだった。
「次は丁寧に舐めてあげて。」
楓はさくらの反応を見ながら、楽しむかのように千春に指示を出す。
千春はいやいやながら舌先を伸ばして、さくらの花弁を丹念に舐め始める。
すると、さくらの鼓動が早まり、顔を紅潮させるのだった。
(65)へ続く

66 :
さくらと厳しいお仕置き(65)
最も敏感な部分にザラリとした感触がまとわり付いてくる。
ここに囚われた昨日から何回も経験しているのに、決して慣れる事の無い感覚・・・。
まるで全身がとろけて力が抜けていくような・・・。
さくらは最に支えられながら辛うじて立っているのがやっとの状態だった。
彼女の鼓動は高まり、その表情は困惑と恥じらいの入り混じったものへと変貌していく。
「は・・はにゃ〜ん・・・」
少女の乏(とぼ)しい語彙(ごい)の中から今の気分を表す言葉が漏れ出した。
楓は、さくらの花弁を舐(ねぶ)る千春に、さらなる指示を出す。
「千春ちゃん、舌先に意識を集中して。小さなしこりの様に感じる部分を見つけるのよ。」
千春は花弁を舐め分けながら、言われたとおりの小さなしこりを見つける。
「そこを撫でるように舐めてあげて。」
しこりを撫でるように舐め上げると、さくらは内腿を痙攣(けいれん)させた。
「フフ・・見つけたみたいね・・・。丁寧(ていねい)に舐(な)め続けるのよ。」
千春は言われるがままに、花芯を舐め続ける。
さくらの呼吸が荒くなり、その息遣いは千春にも聞こえる程だった。
「あぁ・・ぁぁん・・・ち、千春ちゃん・・・」
たどたどしく友の名を呼ぶさくら。
最に支えられた上半身を捩りながら、官能の高まりに悶える。
その様子を傍らから見せられている知世の心には嫉妬と悲しみが湧き上がるのだった。
(さくらちゃん・・・あんなに乱れて・・・本来なら私が・・・なのに・・・)
楓はさくらの限界が近いことを見て取り、千春に新しい指示を出す。
「千春ちゃん、テンポを変えましょう。今度は強く早く舐めてあげて。」
一転して千春は激しく花芯を舐り始める。
既に内股になっている、さくらの両膝が、ガクガクと震えているのが周りからも判った。
「!!」
彼女は声も上げられぬまま絶頂に達し、上半身を崩すのだった。
(66)へ続く

67 :
さくらと厳しいお仕置き(66)
「あらあら、さくらちゃん。こんなに乱れて・・。千春ちゃんも罪つくりねェ・・」
楓は知世の様子を覗いながら笑う。
知世は横目で千春を睨みながら何かに耐えている様だった。
楓は千春を立ち上がらせると、柚姫と位置を交代する。柚姫は利佳を連れて右脇へ移動した。
「さあ、今度は知世ちゃんが千春ちゃんを慰める番よ。さっきは千春ちゃんに酷い事したんだから、
お詫びのつもりで丁寧に慰めてあげて。」
楓は千春を後ろ側から支える体勢になり、千春の両足を開かせる。
ちぃは知世を千春の前に立たせ、「さぁ、知世。千春とディープキスする。」と指示した。
知世は千春への嫉妬心と屈辱感から躊躇していたが、ちぃに平手で尻を叩かれ、渋々千春の顔に唇を近づけていく。
知世の顔が視界一杯に広がった直後、千春は唇に熱く柔らかな感触を覚えた。
そして湿り気を帯びたざらつく舌先が千春の唇に触れる。千春は緩やかに口を広げて舌先を迎え入れた。
知世の舌先は軟体動物のように千春の舌に絡みつく。千春も舌を伸ばして愛撫に応(おう)じる。
お互いの口臭と、こそばゆい感覚が2人の少女の脳裏に広がっていく。
千春は顔を赤らめ、呼吸を荒くし始める。
知世は感覚に飲み込まれまいと懸命に耐えている。
2,3分も続いた頃、ちぃは2人の様子を見てキスを止めさせた。
そして知世を跪かせると、千春の陰部を指差しながら「知世、千春のここ、舐めて。」と告げる。
知世は行為によって変化し始めた自身の心を抑圧しながら、千春の秘裂に顔を近づけていく。
秘裂の内側の花弁は既に花蜜を潤ませ、陰部は湿り気を帯びていた。
知世は舌先を伸ばして花蜜を吸うように花弁に触れる。
その瞬間、千春は小さく身体を震わせた。
舌先は奥から手前に向けて舐め上げる。
「・・・ぁ・・・」千春が小さく喘いだ。
続いて知世は、ゆっくりと優しく舐める。
「うぅ・・・」千春は股間に電撃が走るような感覚を覚えた。
反応を得た知世は連続的に舐め続ける。
(67)へ続く

68 :
さくらと厳しいお仕置き(67)
千春は身体に電気が走るような衝撃を受けた。
(・・こ・・これって・・・私・・変になっちゃったのかなぁ・・・)
少女の感性は生まれて始めての経験に反応しきれない。
千春の花芯を舌先で嬲り続ける知世の心中には、先程さくらと交わった千春への嫉妬の炎が燃えていた。
(私の・・私のさくらちゃんと・・目の前で・・許せない・・許せないですわ・・千春ちゃん・・・)
怒りの表われか、舌を動かすテンポが速く、激しい。
「あっ、あっ・・と、知世ちゃん・・・私、もうダメだよ・・・」
千春が呻(うめ)いた。
それを聞いたちぃは、「知世。責めるスピード落とす。」と指示する。
知世は慌てて舐るスピードを落とし、ゆっくり優しい責め方へと変化させた。
すると千春は一息ついたかのように乱れた呼吸を整える。
「はぁ、はぁ・・・どうしようかと思ったよ・・・」
息苦しそうである。
しかし、焦らす様なゆっくりとした責め方は、むしろ千春を限界の方へ押しやる効果をもたらした。
陰部に絡みつく熱く湿った舌が少女を狂わせていく。
(そ、そんなぁ・・何かが・・何かが変だよォ・・・)
千春は荒い呼吸で肩を上下させながら、ガクガクと膝を揺らし、顔を紅潮させながら必死に耐えている。
その様子を見たちぃは、知世に激しく責めるように促した。
知世の舌先は再び激しく花芯を責め嬲る。
未成熟な少女の官能は絶頂に向かって追い上げられていく。
「あはぁぁ・・と、知世ちゃん・・・ダメェ・・」
千春は上半身を反らせ、両足を突っ張りながら、限界点に達して喘(あえ)いだ。
彼女の脳裏に白い闇が広がり、意識が途絶(とぜつ)した。
千春の身体は前方へ崩れ落ちる寸前で、柚姫に止められる。
少女の経験した始めてのエクスタシーだった。
(68)へ続く

69 :
さくらと厳しいお仕置き(68)
千春は上半身を、後ろから支える柚姫(ゆずき)に持たせ掛け、肩を上下させるほどの荒い呼吸を続けている。
「知世様。千春様は絶頂を迎えられたご様子です。精神的なフォローの為にキスして差し上げて下さい。」
柚姫に呼びかけられた知世は、どうするべきか迷ったが、彼女の背後で柚姫の言葉に呼応するちぃは、
「知世、柚姫の言う事聞けないの?早くキスする!」と言うが早いか知世の上半身を掴んで無理矢理
立たせると、千春の方へ押しやった。
知世は選択の自由が無い事に精神を打ちのめされながら、憔悴(しょうすい)している千春に唇を近づけていく。
「千春ちゃん、大丈夫ですの?顔を・・顔を上げて下さいませ・・・。」
知世の呼びかけにうっすらと瞳を開ける千春。
「と、知世ちゃん・・・私・・・。」
「今はあまり話さない方が・・あの・・私と、その・・キス・・して下さいませんか?」
「え・・・でも・・女の子同士でこんな・・・」
千春は正気に戻り、キスに躊躇(ちゅうちょ)した。
「ごめんなさい・・・私達には命令に従うしか道が無いようですの・・・」
知世は千春に目配せで、柚姫やちぃに強要された行為である事を伝える。
それを見た千春は「・・しかたないんだよね・・・」と言いながら瞳を閉じて唇を窄(すぼ)め、
知世を受け入れる準備を整えるのだった。
知世はゆっくりと唇を重ねた。
柔らかな感触と共に少女特有の甘い乳臭さが口の中に流れ込んでくる。
「ん・・んん・・・」
呼吸の乱れの影響か、千春の鼻腔(びこう)からくぐもった喘ぎが漏れてきた。
(千春ちゃん・・今は私に総てを委ねて下さいませ・・・)
知世は相手への同情心とは違う、いとおしさが胸の奥から込み上げてくるのを感じた。
(・・・知世ちゃん・・私・・どうすれば・・・)
千春はアブノーマルな世界への怖れと、強要された快感の狭間で自分の感情が
揺れ動いているのに気付いたが、自分では答えを出せそうになかった。
知世は顔の角度をずらし、ディープキスの体勢を作った。
千春もそれに応じて口を開き、知世の舌を迎え入れる。
再び舌を絡め合うキスが始まった。
熱くざらつく舌が互いを求めて絡み合う。
(69)へ続く

70 :
さくらと厳しいお仕置き(69)
知世と千春は心の変化に対する焦りからか、激しく求め合った。
その有様を横合いから見学させられるさくらは思わず頬を赤らめる。
(と、知世ちゃんと千春ちゃん、凄い・・・。)
最はさくらの耳元に口を寄せて「君の友達って随分激しいね。知世ちゃん、千春ちゃんを本気で愛し
始めてるんじゃないかな?」と囁(ささや)く。
(そうかもしれない・・・知世ちゃん、千春ちゃんを好きになったら私の事、忘れちゃうのかなぁ・・・)
親友が自分から離れていってしまう漠然(ばくぜん)とした不安に囚われるさくら。
キスが始まって2,3分もした頃、ようやく知世は千春から唇を離した。
2人とも顔を紅潮させ、荒く呼吸している。
「ち、千春ちゃん・・・私のキス、如何でしたか?」
「知世ちゃん・・よかった・・とっても気持ちよかったよォ・・・」
2人はまるで恋人のように、うっとりと視線を交わした。
柚姫は千春の耳元で「千春様。女の悦びを学ばれたのですね・・・」と囁く。
ちぃも「知世。千春喜んでる。恋人同士みたいだった・・・。」と、知世を冷やかす。
そこへ首領が声を掛けた。
「よし、今日のお仕置きはこの辺でいいだろう。そうだ、柚姫。さくらちゃん
達をお風呂に入れてあげなさい。着ている物は洗濯して保存するように。」
首領の一声でメイド達は少女達の首輪にリードを付け、新たな責め場所になる風呂場へと引き立てていく。
広間を出たさくら達は地下の牢獄へ通じる通路とは逆の方向へと歩かされる。
風呂場の脱衣場の入口は鉄格子の重そうな扉だった。
8人が中へ入ると、最は重い扉を軋ませながら閉じる。
メイド達はここで本来自分が担当していた少女と組み直した。
ちぃはさくら、柚姫は利佳、楓は知世、最は千春の傍らに立ち、少女達の背中で連結された手枷の
金具を外すと、着ていた制服を自分で脱ぐように指示するのだった。
(70)へ続く

71 :
さくらと厳しいお仕置き(70A)
さくらが、ちぃに急き立てられながら制服の上着を脱ぐと白いハーフトップ(短めのタンクトップ)が現われる。
実用性本位の簡素なデザインのもので、いかにもスポーツ好きの彼女らしい下着だ。
ちぃは上着を受け取って傍らの籠の中へ無造作に放り込み、ハーフトップも脱ぐように命令する。
渋々、ハーフトップを脱ぐさくら。
のっぺりとした少女の胸が現れる。
知世や千春の注目を浴びている事に気付くと大慌てで両手で胸を覆った。
未だに膨らんでいない乳房に羞恥(しゅうち)を感じたのかも知れない。
ちぃは下着も籠(かご)へと放り込み、さくらを風呂場へと追い立てる。
そして彼女自身もメイド服と可憐な感じのする白のブラとパンティーを脱ぎ全裸になると、さくらの後を追う。
次に柚姫が利佳に制服を脱ぐように指示する。
利佳は諦めの表情で上着を脱ぐ。
下から現われたのは花柄の女児用ブラジャーだった。
すでに膨(ふく)らみ始めているのだろうか。
柚姫は制服を袖畳みすると傍らの籠の中へ入れ、ブラジャーを外すように言う。
利佳がブラジャーを脱ぐと小ぶりとはいえ乳房の輪郭を持った胸が現われ、知世と千春は息を飲んだ。
恥じらいながら左腕で右腕を掴むポーズで胸を隠す利佳を風呂場へと送り出す柚姫。
柚姫もメイド服と妖艶(ようえん)な感じのするピンクのブラとパンティーを脱いで風呂へ向かう。
(70B)へ続く

72 :
さくらと厳しいお仕置き(70B)
続いて知世が楓に服を脱ぐように指示される。
制服の下から現われたのは刺繍柄(ししゅうがら)のキャミソールだった。
楓も受け取った制服を袖畳(そでだた)みして傍(かたわ)らの籠の中へ保管する。
そして下着を取るように指示した。
恥ずかしげにキャミソールを脱ぐ知世。
膨らみかけた少女の胸が現れ、彼女が確実に成長している事を物語っていた。
両腕を胸の前で交差させて羞恥を表す知世に楓は風呂場に入るよう促す。
そして自らもメイド服と白いレース柄のブラとパンティを脱ぎ、風呂場へ向かう。
最後に最が千春に服を脱ぐように言った。
制服の下からはニットトップと呼ばれる下着が現われた。
最は適当に服を丸めると傍らの籠に入れて、下着も脱ぐように指示する。
千春がニットトップを脱ぐと、さくらと同じく膨らみの無い胸が露わになった。
最もメイド服と飾り気の無いコットンのブラとパンティーを脱ぎ、千春を風呂場へ連れて行く。
(71)へ続く

73 :
さくらと厳しいお仕置き(71A)
風呂場は奥行きが10メートル、幅が6,7メートル近くもあり、まるで温泉旅館の洗い場の様だった。
風呂桶も水深は浅く作られており、壁に取り付けられたブロンズ製と思しきライオンの顔を模った湯口
から噴水の様にお湯が噴出している。
普段のさくらなら思わずはしゃいでしまいそうな場面なのだが、傍らに監視と調教を行う為のメイドが
いて首輪に取り付けられたリード(引き綱)を牽いているせいで楽しいという気分にはなれなかった。
ちぃはまず自分で湯船に入り、リードを手繰り寄せながら、さくらにも湯船に浸かるよう命令する。
さくらは渋々片足を湯船に入れてみた。
想像していたよりも温めの湯だったので安心し、さらに片足を入れる。
「さくら、肩まで浸かる。」
ちぃはさくらの肩を押し下げながら体全体を湯に浸けるよう指示した。
さくらが湯船に浸かるとちぃも湯船に体を沈め、左手にリードを握ったまま、右手でさくらを抱き寄せ、
「後でちぃが洗ってあげる。楽しみにしてて。」と妖しげな微笑を投げかけるのだった。
続いて柚姫が利佳を連れて湯船に入ってきた。
「利佳さま、足元にお気を付け下さい。」と親切そうに語りかけているが、
その実、怯える利佳のリードを容赦なく手繰り寄せている。
利佳は俯いた表情で湯船に入り、柚姫に指示されるまま体を湯に浸(ひた)した。
柚姫は利佳の背後に腰を降ろし、両腋の下から正面へ腕を廻して利佳を抱きすくめると掌で小さな乳房
を覆い、やわやわと揉み始める。
「利佳さまは他の方より胸の成長が早いのですね。」
「や、やめてください・・・」
利佳は力なく反抗したが無視され、胸の膨らみをもてあそばれる。
(71B)へ続く

74 :
さくらと厳しいお仕置き(71B)
さくらは利佳を助けたかったが、昨夜の鞭打ちの恐怖が甦り、見て見ぬふりをするしかなかった。
次に楓が知世を促して湯船に入れた。
「お湯の温度は高くないと思うけど大丈夫?」
「・・はい・・ちょうどいい湯加減ですわ・・・」
それを確認するかのように楓も湯船に入った。
つまり湯加減を調べる為に先に湯船へと入らせたのである。
楓は知世を風呂に浸けると自身は知世の背後に腰を降ろし、彼女の長い髪が痛まぬよう湯からたくし上げて
簡単に頭の上でまとめた。
「長い髪の子は大変ね。」
微笑みながら知世の体に密着し、左手で膨らみかけの胸を、右手で内腿を撫で回す。
(72)へ続く

75 :
さくらと厳しいお仕置き(72A)
「女の子の体って最高にすべすべしていて触り心地がいいのよね・・・。知世ちゃんもそう思わない?」
楓は知世の体を慈しむように撫で回しながら語りかける。
「・・・ええ・・とても滑(なめ)らかで・・・暖かくて・・愛しいもの・・ですわ・・・」
知世は途切れ途切れに言葉を紡ぎながら、楓に同意した。
純愛と肉欲の境界線が曖昧(あいまい)になり始めているのかも知れない。
そして最が千春を連れて湯船に入ってくる。
「足元・・滑るから気をつけて・・・」
無口なりに気を使っているようである。
「あ・・ありがとう・・・」
千春にはまだ警戒心が強く残っているようだった。
「・・肩まで浸かって・・」
最は千春を湯船に浸らせると、自分もその傍らに座り込み入浴を監督する。
4人の少女と4人のメイドは暫らくの間、湯に浸かっていたが、さくらとちぃから順番に浴槽を出て
洗い場へ移動した。
ちぃは、鏡を取り付けた洗い場の前に奇妙な形の椅子を置き、さくらを座らせた。
椅子の股間に当たる部分がU字型に凹んでいて手首が入るくらいのスペースが出来ている。
(72B)へ続く

76 :
さくらと厳しいお仕置き(72B)
当然、さくらには何に使われる工夫なのかは判らない。
「さくら、目つぶって。これから頭にシャワーかけて、髪洗う。」
ちぃの指示で目をつぶるさくら。
シャワーの水流が髪を濡らし、流れ落ちる水滴のせいで目を開いていられない。
髪の毛に水分が行き渡ると、ちぃはシャンプーを手にとって泡立て、それをさくらの髪に移してから
「さくら。自分で髪洗える?」と尋ねる。
「もちろん。さくら、いつも一人で洗ってたもん。」
と答えて、両手で髪を洗い始める。
すると、ちぃはさくらの背後に回んで、しゃがみ込み、両太腿から内腿にかけて大きく愛撫した。
「あっ、ダメだよォ!そんなとこ、触っちゃやだ!」
思わず手の動きを止めて抗議するが、
「さくら、髪を洗うのに集中する。ちぃ、勝手に遊んでるだけ。」
と、いなされてしまう。
ちぃの左手はさくらの左太腿を、右手は臀部(でんぶ)を撫で回し続ける。
(73)へ続く

77 :
さくらと厳しいお仕置き(73A)
利佳は、柚姫に乳房をもてあそばれながら、さくらがちぃの玩具にされている場面を見て、自分に
降りかかる運命を予感した。
(・・もう、まともな世界へは還れないかも・・・)
「利佳さま、十分に温まりましたか?」
柚姫が慇懃無礼(いんぎんぶれい)に尋(たず)ねてくる。
「・・え、ええ・・」
虚を突かれた利佳は思わず答えてしまう。
「では洗い場へ参りましょう。」
柚姫はリードを牽(ひ)いて立ち上がり、利佳に従うよう促す。
抗(あがら)う術を持たない少女は湯船から洗い場へと引き立てられていった。
そして、さくら達の隣に到着すると、奇妙な形の椅子に腰掛けさせられる。
柚姫はシャワーのホースを手に取ると「利佳さま、髪を洗いますので目を閉じてくださいませ。」
と指示し、利佳の髪に水流を浴びせる。
(ここにはどんな救いも無いんだわ・・・)
利佳は水流の蹂躙に目をつぶって耐えるしか無かった。
十分に髪を濡らすと、柚姫はシャワーを止め、掌に適量のシャンプーを搾り出して泡立て、利佳
の髪にまぶしていく。
(73B)へ続く

78 :
さくらと厳しいお仕置き(73B)
「利佳さま、後は御自分で気の済むまで髪をお洗いください。」
と、利佳に後事を託した柚姫は、掌(たなごろも)から泡を洗い流すと、利佳の体を撫で回し始める。
利佳は髪を洗いながら、先程の予感が的中した事を内心、後悔した。
が、彼女の心理とは無関係に、メイドの指先は肌の上を這いまわり続け、こそばゆい感覚が利佳の心を掻(か)き乱す。
隣ではさくらが髪を洗い続けながら、ちぃの愛撫に耐えていた。
両手を頭の位置へ持っていくと、両脇が空いて無防備になる。
メイド達はそれを知り尽くした上で、髪を洗うように要求し、少女達の体を前後から撫で回しているのだ。
ちぃの右手指先は、さくらの腹部から下腹部までを大きく円を描くように愛撫する。
左手の指先は、さくらの左太腿から臀部を撫でて、次第にお尻の割れ目に狙いを移していく。
さくらは指先が肌を這い回る感覚に感じ始めているのか、呼吸が乱れて来ている。
その息遣いは隣で責められている利佳にも伝わってきた。
(74)へ続く

79 :
さくらと厳しいお仕置き(74)
ちぃの右手も次第に、さくらの下腹部から陰部へと愛撫の目標を移していく。
さくらは思わずちぃの手を振り払おうとしたが「さくら!髪を洗うのに集中する!」と叱責され、
慌てて両手を泡立った頭へと戻すのだった。
その間にも、ちぃの右手の指先は秘裂の端に触れ、花弁を掻き分けながら花芯の位置を探り、左手の
指先は尻の割れ目をなぞりながら菊門へと滑(すべ)っていく。
さくらには羞恥とこそばゆさを我慢しながら髪を洗い続けるしか道が無かった。
湯船の中からその光景を目撃した知世は最愛の人をもてあそばれる口惜(くや)しさと、愛撫に恥らうさくら
の姿の愛おしさを感じて内心ちぃに嫉妬した。
が、彼女自身も楓に体を撫で回され正気を保つのが精一杯だった。
(わ、私・・おかしくなってしまいそうですわ・・・)
その様子に気付いた楓は知世を連れて湯船を出て、さくら達とは背中合わせにある洗い場へ向かう。
知世を例の椅子に着席させると、楓はシャワーのホースを取って「知世ちゃん、髪洗うの手伝おうか?」
と話しかける。
しかし知世は目の前に貼られている鏡で背後にいるさくら達の様子を覗うのに夢中だ。
「ほ、ほぇ〜」
さくらは秘裂と菊門を同時にまさぐられて思わず呻いた。
ちぃの右手の指先は確実に花芯を捉え小刻みな指技で、さくらを追い上げていく。
同時に左手の指先は菊門の襞を揉み解すような動きで秘められた性感を引き出そうとしているかの様(よう)だった。
さくらは目の前の鏡に映った自分の姿を見て惨(みじ)めな気分に襲われた。
好きでもない相手にもてあそばれ、顔を紅潮させながら息を弾ませている少女が鏡の中にいたからだ。
自分が許せなかった。
でも逆らうことも出来ない。
こみ上げる感情によって再び熱い涙が頬を伝う。
さくらの涙を見て同情する利佳だが、彼女自身も柚姫によって背後から愛撫されていて精神的な余裕しかなかった。
柚姫の両手は少女の肉体を熟知しているかのように的確にツボを捉えている。
両膝(ひざ)の内側から足の付け根に向けて内腿を撫で上げられ、利佳は電気が走ったような感覚を覚えた。
(75)へ続く

80 :
さくらと厳しいお仕置き(75)
既に数回のエクスタシーを経験し、さらに入浴によって体の血行が良くなっていた事も手伝ったのか、
内腿を撫で擦る愛撫は、利佳が思わず体を前屈みに折り曲げてしまうほど効果を及ぼした。
上半身を支える為に、膝に肘を付いて屈んでいる利佳は、腋(わき)の下が空いた姿勢になる。
柚姫は左手で内腿への愛撫を続けながら、空いた右腋の下から利佳の体の前面へ右手を廻し、小さい
とはいえ乳房と呼べる段階に膨らんだ少女の胸に指先を絡めていった。
柚姫の掌が胸の膨らみを覆(おお)った段階で、利佳は相手の思惑に気付いたが、込み上げる官能が彼女の
反抗心と抵抗力を奪ってしまっていた。
無抵抗に胸と内腿をまさぐられる利佳は、目の前に設けられた鏡の中に、顔を赤らめた虚ろな瞳の少女の姿を見た。
(私・・・どうしちゃったんだろう・・こんな事、いけない筈なのに・・身体が・・・)
利佳の肩越しに鏡に映ったその表情を見て、柚姫は左手の指先を内腿から陰部へ移し、秘裂へと滑り込ませた。
突然の接触に利佳が切ない声を漏らす。
同時に、柚姫は利佳の乳房をゆっくりと大きな円を描くように揉み始めた。
程無くして少女の胸の先端は屹立(きつりつ)し、官能の深さを表してしまう。
愛撫に感じる事を恥じる利佳だが、柚姫の巧(たく)みな指技に追い上げられていく。
湯船の中から、その有様を見ていた千春は、まだ最が自分の体に触れようとしない事に少し安心した。
が、「そろそろ出ようか。」と声を掛けられリードを牽かれると自分が自由を奪われた身の上でしかない
事を改めて確認させられ、渋々指示に従うのだった。
風呂から上がった最と千春は知世達の隣の洗い場に移動し、あの股間に当たる部分が凹んだ椅子に
千春を腰掛けさせると、最は千春の三つ編みになったツインテールを解き始める。
驚いた千春が振り向こうとすると、「髪を洗うのに邪魔だろう?」と素っ気無い答えが帰ってきた。
しかし最は三つ編みを解くのに手間取り、考え込んでしまう。
「あの・・私、自分でやりますから・・・。」
千春は恐る恐る提案した。
(76)へ続く

81 :
さくらと厳しいお仕置き(76)
千春が振り向くと最(さい)は指先を震わせて複雑な表情を浮かべていた。
その表情の意味が判らない千春は、三つ編みを解く為に、髪に手を伸ばす。
2人の傍らで知世の長い髪を洗うのを手伝っていた楓は、最の様子に気付いて話しかける。
「最さん、まだあの事を・・・でも、今はこだわりを捨てるべき時ではないかしら。」
「楓、私は・・小さい女の子に触れると思い出してしまうんだ・・・。」最が前髪を掻き毟る。
「メイドとしての職務を遂行する事を最優先に考えて、最さん・・・。」楓は最を気遣った。
千春が三つ編みを解き終わると、最はシャワーのホースを取って背中の中程まである千春の髪を濡らす。
「千春ちゃん・・一人で頭を洗えるかい?」
最が尋ねると、
「いつでも一人で洗ってますから。」
と答える千春。
「えらいんだな、千春ちゃんは・・・」
最は洗髪を千春の裁量に委ねた。
「最さん・・・」
楓は親友がコンプレックスに悩んでいる事に同情したが、今は目の前の目標に没頭する
事にして、知世の世話に戻った。
知世は巧みに長い髪を体の前側に廻すとシャンプーで泡立った髪を揉み洗いしている。
育ちの割には手の掛からない少女だなと感心する楓は、今まで長い髪に隠されていた知世の白い背中の美しさに気が付く。
なだらかな背中から腰へのカーブは芸術品という言葉を思い起こさせるものだった。
楓は知世の背骨の窪(くぼ)みに軽く右手の指先を当てると、ゆっくりと腰の方へ向かって滑らせてみる。
感触に気付いた知世は思わず背中を伸ばし「な、何をするんですの?」と問いかけた。
「いえ、知世ちゃんの背中があまりにも美しかったのでつい・・・」
楓は照れ笑いを浮かべながら答える。
が、楓の指先は知世の腰まで到着すると他の4本の指を仲間に加えて知世の尻を撫で始める。
「や、止めて下さらないですか・・・。」
知世は哀願したが、
「知世ちゃんは髪を洗うのに集中してくれれば、それでいいのです。」
と、楓にやんわりかわされてしまう。
楓はさらに左手で知世の左太腿を大きく楕円を描くように撫で回し始める。
知世は掌が体を這い回る感覚を我慢しながら洗髪を続けるのだった。
(77)へ続く

82 :
さくらと厳しいお仕置き(77A)
楓の指先は白磁(はくじ)のように滑らかな知世の肌を撫で回す。
「ほんんとにきめ細かくて綺麗(きれい)な肌。後で丁寧(ていねい)に洗ってあげますからね。」
楓の言葉に不安を覚えた知世だったが、それが何を意味するのかは判らなかった。
しかし知世の背後で、髪を洗い終えたさくらが、ちぃに連れられて湯船の方へ向かった後、いやでも判(わか)る事になる。
ちぃは湯船の前の広場にマットレスを敷(し)いて、さくらに、その上に横になるよう指示した。
渋々、マットレスの上でうつ伏せになったさくらの背中に、ちぃは手桶で風呂の湯を、満遍(まんべん)なく掛けると
自身も体の前面に湯を浴び、どこからか取り出したローションを塗りたくってスポンジで泡立てると、
さくらの背中に自分の体を重ねて前後運動で擦り始めた。
「ち、ちぃさん、な、何を・・・」
さくらは背中にちぃの乳房が当たる感覚にどぎまぎしながら尋ねた。
「ちぃ、さくらの体、洗うように言われた。だから洗ってる。」
散文的な返事が帰ってきただけだった。
(77B)へ続く

83 :
さくらと厳しいお仕置き(77B)
容赦無く、ごしごしと体を擦り付けて来るちぃに、さくらは赤面し、身を委ねるしか無かった。
「はにゃ〜ん・・・」
羞恥(しゅうち)心と諦(あきら)めの入り混じった感情が、さくらに呟(つぶや)かせる。
その声に振り向いた知世は、先程の楓の言葉の意味を悟(さと)った。
(私が、この方の肌で・・・さくらちゃんのいる前で汚されるのは、もう嫌ですわ・・・)
しかし、知世が苦悩している間にも、楓の左手は太腿から内腿へ愛撫の標的を移し、右手は尻の割れ目を
伝って菊門へ指先を伸ばしていく。
楓の指先が足の付け根に向かって、内腿を撫で上げる度に、知世は電気が走ったような感覚に襲われ、
体を痙攣(けいれん)させる。
さらに菊門を揉(も)み解(ほぐ)すような指技が加えられると、彼女は尻をもじもじと動かして拒絶の意思を示そうと
するが、それ以上の抵抗は出来なかった。
口惜しさの為か、髪を洗う手が震えている。
それに気付いた楓は、知世の耳元に顔を寄せて、「抵抗は無意味よ。今は総てを受け入れた方が楽になれるわ。」と囁(ささや)く。
その言葉は知世への精一杯の思いやりだったのだが、知世には判らなかった。
楓の左手指先が知世の秘裂に触れると、知世は一瞬、体を震わせた。
(78)へ続く

84 :
さくらと厳しいお仕置き(78)
楓の繊細な指先は簡単に花弁の中から花芯を探り当てると、ゆっくりと撫でるように前後へ動かす。
連動させるように菊門に添えた指を小刻みに同心円(どうしんえん)運動させ、もうひとつの官能をも引き出そうとしている。
知世は反応するまいと表情を変えるのを我慢しつづけているが、楓は躊躇(ちゅうちょ)無く責め続ける。
まるで無理をして反応を堪(こら)え続ける知世を、からかうかのように花芯と菊門を同時に刺激するのだった。
髪の毛を洗うのに専心していた知世の手が止まる。
それを見た楓は愛撫が効果を現し始めた事を確信して、花芯を責める指の動きを早く激しいものに変えた。
知世は肩を震わせながら、前屈みになり、我慢が限界に来ている事を表現してしまう。
楓はさらに容赦なく、2点責めを続けた。
「・・・ぁはぁ・・」
知世の口から喘ぎ声が漏れる。
「知世ちゃん、手が止まってるわよ。どうしたの?」
楓は意地悪く尋(たず)ねた。
「・・くぅっ・・わ、私・・感じてなんか・・・感じてなんか、いませんのよ・・・」
それが羞恥心を誤魔化(ごまか)す為の嘘である事は、楓に見抜かれていた。
「無理しないで。声、上げていいのよ。」
にこやかに語りかける楓。
その指は、知世の反応を楽しむように、強弱のリズムを使い分けながら快楽の源泉をもてあそぶ。
「ぁあん・・・あっ、あっ・・・あはぁ・・」
知世は楓の指に翻弄(ほんろう)され、羞恥心のたがが弾けたように喘ぎ声を上げ始めた。
もはや洗髪どころの騒ぎでは無い。
他の3人の少女達もそれぞれ担当のメイドのもてあそばれ、呻き、喘いでいる。
淫らなコーラスが風呂場に響き渡る。
ちぃに、体を洗われているさくらは、仰向(あおむ)けの姿勢にされて、泡だらけのちぃの体を正面から押し付けられ、
小振りな乳房の下で喘いでいた。
ちぃは、さくらに足を開かせると、股間の盛り上がりに自分の膝を押し付けてグリグリと動かし、
圧迫刺激し続けているのだ。
さくらは花弁もろとも花芯を嬲られて感じてしまっているらしかった。
(79)へ続く

85 :
さくらと厳しいお仕置き(79)
「・・・ち、ちぃさん・・これ、本当に体を洗ってるって事なんですかぁ・・・」
さくらは湧き上がる官能に混濁(こんだく)し始めた意識の下から問いかける。
ちぃは泡まみれの体をスポンジがわりに、さくらの体に激しい運動を加え続けている。
「まだ大まかにしか洗ってない。もっと細かいところまで、きちんと洗うから大丈夫。」
ちぃのとぼけた答えとは裏腹に、花芯への圧迫(あっぱく)刺激(しげき)は確実に、さくらから正気を奪っていく。
「・・・はぁ・・はぁ・・・・はぁ・・ぁぁっ・・・ぁ・・ぁ・・」
さくらの呼吸は荒く、切れ切れになっていた。
それを見たちぃは、体の前後運動を止めて、さくらの肉体から離れ、泡まみれになった、さくらの股間へと
手を伸ばし、泡に隠された秘裂に指先を滑り込ませると丹念に花弁を洗うのだった。
当然、花弁の襞(ひだ)の下で勃起(ぼっき)していた花芯にも指先が当たり、それが淫らな刺激としてさくらの脳に伝えられる。
「・・ぅううぅん・・・ダメぇぇ・・さくら、爆発しちゃいそうだよォ・・・」
さくらは両手を両腋(わき)の下の位置へもっていき、上半身を左右に振るイヤイヤのポーズで抗議の意思を
表したが、ちぃは容赦しない。
リズミカルに快楽の源泉をもてあそび続けると、さくらは絶頂に達したのか、突然ガクリと脱力し、
両手をだらりとマットの上に投げ出して意識を失った。
その様子を肩越しに見ていた知世は嫉妬と愛欲の炎に身を焦がし、楓に嬲られている花弁にも変化が生じた。
溢れ出る花蜜の量が増え、花弁の下から花芯が屹立してくる。
変化に気付いた楓は「知世ちゃん、お友達が責められてるのを見て、興奮してるのね?ネバネバしたのが
増えてきたわよ。」と、からかう。
知世は否定しようと思ったが、肉体の変化を通じて、楓に浅ましい秘密を知られてしまった事に赤面し、
反論すらできなくなっていた。
ちぃが手桶で湯船から湯を掬(すく)い、さくらの体から泡を洗い流していく。ようやく、さくらも薄目を開き、
意識を取り戻したようだった。
彼女は視界一杯に、ちぃの姿が現れ、無表情な瞳に薄笑いを浮かべながら覗き込んでいるのに気付く。
(80)へ続く

86 :
さくらと厳しいお仕置き(80)
「さくら、今いった。体を洗ってるだけなのに、感じるなんて、エッチ。」
ちぃは意地悪く、さくらをからかう。
さくらは反論も出来ずに、ちぃとの目線を逸(そら)らしながら、胸の上で、もじもじと指を絡めあい、羞恥心を紛らわそうとしている。
「だってぇ・・・あそこをいじられると気持ちがはにゃ〜んって・・・」
まともな言い訳になっていない。
ちぃは首輪のリードを牽いて、さくらをマットから立たせ風呂場の出入り口付近にある奇妙な金具が
並んでいる壁の方へ連れて行く。
空いたマットレスには、続いて利佳を連れた柚姫がやって来る。
利佳をマットの上にうつ伏せに横たえさせると、自分の体に湯船から汲(く)み上げた湯を掛け、ローション
を手にとって泡立てると、体の前面に塗りたくり、その上で利佳の背中にも湯を掛けて湿らせ、泡だった
体を密着させると擦(こす)るように前後運動し始めた。
利佳は、弾力のある柚姫の乳房を背中に押し付けられて、思わず赤面する。
が、繰り返し肉体を擦り付けられているうちに、女体の柔らかさを実感し、奇妙な感覚に襲われ始めた。
それは柔らかな皮膚を通じて、柚姫と溶け合ってしまうという幻想で、片思いの寺田先生に感じている
のとは別の恋愛に近い感覚だった。
体が十分に泡立った頃合を見計らって、ゆずきは利佳から離れ、仰向けになるよう命令する。
利佳はそれが当然の事のように姿勢を仰向けに変えた。
すると、柚姫は正面から体を重ね、同心円を描く様に擦り付け始める。
利佳の小振りな乳房が、柚姫の豊潤(ほうじゅん)な乳房に、蹂躙(じゅうりん)されるように、押しつぶされていた。
同時に、柚姫の太腿(ふともも)は、利佳の陰部に押し付けられ円運動に連動して圧迫刺激しているのだ。
「・・ぁあ・・ああぁぁ・・・ゆ、柚姫さん、体が、体がァ・・・」
利佳は肉体に起き始めた変化を訴えるが如(ごと)く、呻いた。
「利佳さま、これはあくまでも通常の入浴でございます。」
柚姫は利佳の訴えを退けるように、平然と答える。
(81)へ続く

87 :
さくらと厳しいお仕置き(81)
柚姫の全身を使った擦(こす)り洗いは執拗(しつよう)に続けられている。
成熟した肉体の下で、未成熟な少女の体は泡まみれになり、ぬめる肌の触れ合いに官能を高められていく。
「・・ぁあ・・・あはぁっ・・ゆ、ゆずきさん・・・私、もう・・・」
利佳の切ない喘ぎ声が風呂場にこだまする。
その声を聞いた、さくらと知世、千春の3人は自分自身が責められているかのような錯覚(さっかく)に陥(おちい)った。
(利佳ちゃん・・・あんなに感じて・・・きっと凄く気持ちいいんだ・・)
(・・あの声を聞いているだけで、私まで変な気分になってしまいますわ・・・)
(・・・どうしよう・・私がやられたら・・耐えられるかなぁ・・狂っちゃうかもしれない・・・)
3人を世話しているメイド達も、彼女達の肉体の変化に気付いていた。
脈拍が早く、呼吸が荒くなり、花蜜が以前にも増して分泌され始めたのだ。
柚姫は利佳が絶頂を迎える寸前でわざと責めを止め、体を離す。
「利佳さま、どうなさったのですか?お顔が大分赤いようですが・・・?」と、わざととぼけた事を尋ね、
利佳から屈辱的(くつじょくてき)な言葉を引き出そうとする。
「・・・ゆ、柚姫さんの意地悪・・私、もう少しで・・・」
そこまで抗議したが、いく、という単語を発しなければならない事に気付いて言葉を止めた。
「もう少しで?」
ゆずきは冷たく微笑みながら、後の台詞を言わせようと誘い水を掛ける。
「・・・い、いくところだったのに・・・」
利佳は自分でも信じられない台詞が出てきた事に驚き、自身の変化を恥じた。
羞恥に紅潮した顔を隠すために、慌てて両手で覆い隠す。
「利佳さま、今、なんとおっしゃいましたか?」
意地悪く聞き返す柚姫。
「し、知らない!もう、知らない!!」
顔を覆ったまま、上半身を左右に揺らし、いやいやをする利佳。
「では、下の口に聞いてみましょう。」と言いながら、柚姫は利佳の陰部目掛けて右手を伸ばす。
繊細(せんさい)な指先は泡だらけの股間から、秘裂の位置を簡単に探り出し、人差し指の腹を使って花芯を軽く
押さえると、軽やかに捏(こ)ね回し始める。
(82)へ続く

88 :
さくらと厳しいお仕置き(82)
柚姫は利佳の花芯をリズミカルにもてあそびながら、反応を楽しんでいる。
利佳は顔を覆う両手の右の小指をずらし、柚姫の様子を覗う。
微笑みを浮かべながら愛撫を続ける柚姫は「あら?利佳さま、どうなされたのですか?」と誘い水を掛ける。
花芯を指先で転がすように捏ね回される感覚は、少女をエクスタシーの境地へと追い立てていった。
逃れられぬ官能の高まりに、思わず「い・・いくぅぅ・・・いっちゃうぅぅ・・・」と呻く利佳。
「やっぱり体は正直ですのね。」と左手で口を押さえて笑う柚姫。
そして絶頂を迎え、意識を混濁させる利佳。
柚姫は気を失ってマットに横たわる利佳に手桶(ておけ)で湯を掛け回しながら、スポンジで泡を拭い去っていく。
作業が終わった頃、ようやく意識を取り戻した利佳は、薄目を開けて柚姫の姿を眺め、両手を差し伸べて
「・・ゆずきさん・・せめてキスして・・・・・。」と懇願(こんがん)した。
柚姫は利佳の上半身をマットから抱き起こすと、両手で抱きしめながら唇を重ねる。
その姿を見た知世と千春は思わず顔を見合わせて眉をしかめるのだった。
(次は私の番ですわ・・・私も楓さんに遊ばれてしまうのかしら・・さくらちゃん・・)
(ど、どうしよう・・・まともじゃない世界に引き込まれちゃうよぉ・・・。)
長いキスが終わると、柚姫は首輪のリードを取って利佳を引き立て、ちぃとさくらがいる風呂場の
入口の方へ移動していく。
ちぃは壁の金具に繋がれた、さくらの体を丁寧にバスタオルで拭き取っていた。
さくらは先程からの利佳と柚姫の情交を見て、言い知れぬ感情が込み上げてきていたようだった。
右手で胸を、左手で内腿を押さえ、顔を赤らめている。
ちぃは、そんなさくらの変化を目敏(めざと)く見つけ、右手の指先をさくらの秘裂に滑り込ませる。
淫花は花蜜に濡れていた。
ちぃは目を細めて微笑み、「さくら、お友達で興奮してたの?エッチ。」と冷やかす。
さくらは否定しようと思ったが、誤魔化せなかった。
そして、髪を洗い終えた知世を、楓が湯船の前にいざなう。
(83)へ続く

89 :
さくらと厳しいお仕置き(83A)
「い、いや・・私は・・・」
楓の誘いに身を固くして抵抗する知世。
「しかたありませんわねぇ・・」
と言いながら、楓は立ち上がって首輪のリードを手繰(たぐ)り寄せる。
知世は首輪を両手で掴(つか)みながら、引き摺(ず)られるように立ち上がった。
「か、楓さん、酷いですわ・・何故、こんな仕打ちを・・・」
目に涙を浮かべて、むせ返りながら抗議する知世だが、楓は済まなそうな表情を見せながら
「私はメイドですけど、お仕えしている御主人はあの首領と呼ばれるお方。
貴女のここでの立場は奴隷なの。私は貴女の世話を言いつけられているけれど、
貴女より立場が上という事を忘れないで。」と、語りかけた。
「・・ど、奴隷・・・あんまりですわ・・・」
知世は表情を暗くして俯(うつむ)いてしまう。
「さぁ、体を洗いに行きましょ。」
楓は知世の肩を抱いて湯船の前に敷かれたマットレスの方へ歩む。
マットレスの前に着くと、楓は知世の長い髪を体の前側へ寄せた。
「この状態でうつ伏せになって。」
知世は渋々マットレスの上にうつ伏せの姿勢で横たわる。
(83B)へ続く

90 :
さくらと厳しいお仕置き(83B)
楓は手桶で湯船から湯を汲み上げると、知世の背中へ向けて、ゆっくりと掛け回した。
そして掌(てのひら)へ適量(てきりょう)のローションを取り、泡立てると知世の背中に塗りたくるのだった。
知世の脳裏には、さくらと利佳が経験した陵辱の場面が次から次へと甦(よみがえ)ってくる。
自分にも、避けられぬ順番が巡ってきた事に悲しみを覚えたが、他の少女達の前で取り乱した姿を見せまい
と、泣き喚(わめ)くのを堪(こら)えた。
大道寺家の娘として教育されてきた事が、そうさせているのかもしらなかった。
楓は自身の体の前面にも湯を掛け回すと、知世の背中に覆い被さり、体を密着させる。
「知世ちゃん、いい?今は悲しい事は忘れなさい。楽しむのよ・・・」
楓は知世に囁きかけながら、体をスポンジがわりに、知世の体を洗い始めた。
泡だったローションが潤滑油(じゅんかつゆ)の役割を果たし、豊潤(ほうじゅん)な
肉体と未熟な肉体が擦(こす)れ合う。
知世は背中に柔らかな肉体を押し付けられ、擦られる感触に、戸惑(とまど)いを感じた。
実は自分がさくらに求めたものは、この感触では無かったのか?という疑問が浮かぶ。
楓のローションプレイは、まだまだ終わらなかった。
(84)へ続く

91 :
さくらと厳しいお仕置き(84)
楓は、豊満とは言えないまでも十分に肉感的な体を、泡立つローションを潤滑油がわりに使ってリズミカル
に、知世の体へと擦り付け続ける。
まだ性と愛の違いを知らぬ幼い少女は、初めて知る肉体の接触に動揺(どうよう)を隠せない。
(さ、さくらちゃん・・私は・・私は・・さくらちゃんを裏切るつもりは・・ありませんの・・で、でも・・
何かが体の中から込み上げてくるのです・・・わ、私は・・どうすれば・・・)
知世の息遣(いきづか)いは、次第に荒いものに変っていく。
それに気付いた楓は、一旦体を離し、知世を促(うなが)して仰向けの姿勢へ体位を変えさせる。
前面へ纏(まと)めていた長い黒髪は、元の背中側へ戻され、あたかも黒髪の上に白い裸身を横たえているかのようだ。
楓は前面にも掛け湯して、ローションを塗りたくると、知世の膨(ふく)らみかけの乳房は硬く屹立し、先端部は突出を始める。
まるで、これから始まる饗宴を待ちきれぬかのように。
再び肌を重ねた楓は、体を楕円運動させて、知世の体に擦り付け続ける。
2つの体の隙間でローションは泡立ち、楓の運動を円滑(えんかつ)なものにしていた。
思えば知世には人生の中で他人と肉体を接触させる機会が殆どと言って無かった。
留守がちな母親とも、身の回りの世話をするメイド達とも。
さくらに求めていたのも、そんな触れ合いだったのかも知れない。
それを楓から一方的に与えられて、知世の中で何かが変わり始めていた。
(こ・・これが・・・恋というものなのでしょうか・・体が・・体が熱いのです・・・)
息遣いは、先程より激しく荒くなり、顔も肌も紅潮して赤みを帯び始めている。
楓は一旦運動を止めて、知世と唇を重ねる。
知世の鼓動は胸も張り裂けんばかりに早まり、興奮を隠し切れない段階に差し掛かっていた。
そんな知世の口の中に舌を侵入させた楓は、知世が舌を絡め返して自分を求めてきたのに少々驚いた。
(この娘、やっぱり素質があるんだわ・・・)
楓は知世の舌を舐(ねぶ)りながら考える。
何時しか、知世の両腕は楓の背中に廻され、体を求めるように巻きつけられていた。
すると楕円(だえん)運動をやり難(づら)くなった楓は、自身の右太腿を知世の内腿の間に割り込ませ前後運動に切り替える。
(85)へ続く

92 :
さくらと厳しいお仕置き(85A)
楓の目的は太腿を使って、知世の陰部を圧迫刺激して花芯を勃起させる事だった。
既に興奮状態にある知世は、圧迫する速さ、強さを微妙に変えていくリズミカルな動きに呼応するかの
ように、楓の体の下で喘ぐ。
楓は自信を深めて責めを続行する。
「・・ぁ・・ぁ・・ぁあん・・ぁん・・あはぁ・・はぁ・・はぁ・・うぅっ・・・」
込み上げる官能の潮に耐えられなくなってきたのか、知世の口から苦しげな声が漏れる。
「気を楽にして・・耐える必要なんてないのよ・・・」
楓は知世の瞳を覗き込みながら語りかけた。
「・・で・・でも・・わ、私は・・・」
知世は朦朧(もうろう)とした意識の下から弁解しようとする。
「うふっ。それじゃ知世ちゃんを爆発させちゃおうかな〜」
楓は微笑みながら物騒(ぶっそう)な事を言うと、知世の体から一旦離れて、体の向きを変え、
自分の顔が知世の股間に当たるようにした。
いわゆるシックスナイン(69)と呼ばれる体位である。
楓は両手で知世の内腿を左右に開くと、刺激に反応して花蜜を溢れさせている秘裂に舌を這わせた。
「あぁぁぁっ!」
知世は全身に電気が走ったような衝撃を受けて叫んだ。
(85B)へ続く

93 :
さくらと厳しいお仕置き(85B)
既に勃起していた花芯は、感度が鋭くなっていたようだ。
「ね〜?すっごく感じるでしょ?これからもっと、もっと感じてもらいますからね〜」
楓は笑みを浮かべて知世の顔を振り返る。
少女の視線は宙を泳いでいた。
再び秘裂に舌を這わせた楓は、薄い花弁を舌先で剥くように、花芯を露出させ、優しく転がすのだった。
「あっ、あっ・・そ、そこは・・・あはぁぁ・・」
知世が喘ぐ。
生まれて始めて経験する、他人の舌先が快楽の源泉(げんせん)を舐る感覚に、少女は混乱した。
「・・そんな・・私は・・さ、さくらちゃん・・・許してぇ・・・」
楓は容赦なく、強弱を交えた舌技で知世を追い詰めていく。
「ぅぅう・・うわぁぁ・・・だ、だめ・・わたくし・・もう・・・」
それが知世の意識の限界だった。
少女の体から急に力が抜け、全身がダラリとマットに投げ出された。
「ん?知世ちゃん、いっちゃったのね?」
気付いた楓は再び知世の顔の方へ振り向いた。
(86)へ続く

94 :
さくらと厳しいお仕置き(86)
楓は再び知世の体から離れて方向を変えると、気を失っている知世の上半身を抱きしめ、軽く口づけした。
柔らかな唇の触れる、くすぐったい感覚に知世は意識を醒まされたのか、薄目を開く。
「知世ちゃん、いったのね。可愛かったわ。」
楓は思わず微笑(ほほえ)みながら知世の顔に頬擦(ほおず)りする。
「・・わ、わたくし・・恥ずかしいですわ・・乱れたところをお見せして・・・」
知世は赤面しながら応えた。
それを見ていたさくらと利佳は、知世が肌を上気させて楓に体を委(ゆだ)ねているように感じてしまった。
「・・・と・・知世ちゃん、以前から変った雰囲気はあると思ってたけど・・・」
「ううん・・さくらちゃん・・・あれは本物よ・・・やっぱり・・・」
楓は湯船から手桶で湯を汲み出すと、泡だらけの知世の体に掛け回す。
知世は体の表面を流れる湯を愛しそうに掌で撫で回している。
「・・こんな時に言う言葉では無いかもしれませんけど・・・気持ちいいですわ〜」
「フフ・・素直なのは、いい事だわ。また可愛がってあげる。」
まるで仲の良い姉妹のような会話が、和やかな雰囲気を作り出す。
が、その様子を見ながら、気持ちが落ち着かない千春は、自分の担当メイドである最の無表情な態度
に内心畏れを抱いていた。
(この人、何を考えてるか判らないし、怖い人だったらいやだなぁ・・・)
千春の畏れを知ってか知らずか、最は一瞥(いちべつ)しただけで、それ以上千春を見つめようとはしなかった。
楓は知世の体の裏表から泡を流し終わると、知世の首輪に付けたリードを牽いてマットから立たせ、
さくら達のいる入口付近の壁を目指して歩き始める。
知世は首輪が締まるのを警戒して、首輪と首の気道の間に左手の親指を差し込んで、呼吸を確保している。
その様子を見た最は、髪を洗い終えた千春に向かって「さぁ、私達も行こうか。」と語りかけ、首輪の
リードを牽いて、湯船の前に広げられたマットへと連行した。
「いい子だから何も言わずに、この上へ横になって。」
最は千春と目を合わせないようにして、指示をだした。
千春はマットの上にうつ伏せになる。
(87)へ続く

95 :
さくらと厳しいお仕置き(87)
千春は、恐る恐る最の様子を覗う。
最は無表情に手桶で湯船から湯を汲み上げ、こちらへ向き直ろうとしていた。
慌てて顔を元の方向へ戻す千春。
「あなたが怯える必要はない、私には昔、小さな女の子に悲しい思い出があってね・・・」
最は千春の体に掛け湯をしながら語りかけた。
「そのせいか、あなたに酷い事をしたいとは思えない・・・」
千春は最の以外な独白に内心驚いた。
「今はじっとしていてくれれば、それでいい。」
掛け湯を終えると最は手の平にローションを取り出し、千春の体に塗り始めた。
そして、自身の体にも湯を被ると、うつ伏せに横たわる千春の背中に体を重ねる。
「どう、重くない?」
最は千春をいたわるように尋ねた。
「大丈夫です・・・」
千春が答える。
「じゃあ、動き始めるよ。」
最は体を前後に動かして千春の体を擦る。
2人の体の摩擦でローションが泡立ち始める。
最の乳房は体格に比例した大きさで、その柔らかさを背中で感じ取りながら千春は恥じらいを覚えた。
(柔らかくて気持ちいい・・・こんな事感じるなんて私おかしくなっちゃったのかなぁ・・・)
背中の前後運動は、楕円(だえん)運動に変り、しばらく経つと、十分に泡立った。
「千春ちゃん、今度は前を洗うから、仰向(あおむ)けになって・・・」
最に促されて、千春はマットの上で姿勢を仰向けに変える。
再び千春の体に覆(おお)い被(かぶ)さる最。
千春の顔に自身の顔を近づけていく。
千春は接近して来る最の顔に思わず緊張した。
(私も、知世ちゃんみたいにされちゃうのかなぁ・・・)
「落ち着いて。痛いことはしないから・・・」
最は語りかけながら、千春と唇を重ねる。
千春は最の唇の柔らかさに驚き、顔を赤らめた。
(88)へ続く

96 :
さくらと厳しいお仕置き(88)
最は左腕と両足で体を支えながら、右手で千春の体を撫で回し始める。
唇を奪われながらの愛撫に、未成熟な少女の肉体は徐々にではあるが反応し始めた。
(や、やわらかい・・女の人の唇って・・こんなにやわらかいんだ・・・)
千春は同性とキスする事から生じた羞恥心に頬を赤らめながら、相手の肉体を実感した。
愛撫は肩から胸、そして腹から腰へとその対象を移動させ、膝の上あたりから目標を反転させて、
つーっと指先で内腿を撫で上げた。衝撃的な感覚に、千春は一瞬体を痙攣(けいれん)させる。
しかし最は既に折込済みの動きという感じで躊躇無く指先を千春の股間へと滑り込ませた。
最も敏感な部分への、あまりに急速な侵攻に、千春は思わず右手で最の体を押し返そうとしたが、逆に
右手首を掴まれてマットへ押し付けられてしまう。
まるで動きを読まれていたかのように。
キスを中断して千春の右手に対処した最は、千春の顔を覗きこみ「暴れなければ、すぐ終わるから・・
じっとしていてくれないかな・・」と語りかける。
「で、でも・・私・・・恥ずかしくて・・・」
千春は目を逸らしながら言い訳した。
「フフッ・・千春ちゃん、可愛いんだね・・」
最は微笑みかけながら、指先を千春の秘裂へと滑り込ませる。
「あっ・・」
千春が小さく身悶えした。が、最の指先は遠慮なく花弁を選り分け、小さな快楽の源泉を
探り当てると、指の腹で軽く押さえながら、ゆっくりと同心円を描くように捏ね回す。
「・・っ・・そ、そこは・・・」
千春は瞳に涙で潤ませながら、最の顔を見上げた。
「女の子の一番感じる場所だよ・・少しきつかったかな?」
最は指先の動きを円運動から前後運動へと切り替えて、しばらく千春の感度を探る。
体を押さえ込まれる事によって生じる被虐感(ひぎゃくかん)と、未熟な花芯を嬲られる、
こそばゆい感覚が千春の肌を紅潮させるのだった。
それを見て最は指先の動きを再び前後運動から円運動へと切り替える。
激しく花芯をもてあそばれる感覚が少女の意識をかき乱す。
「・・ぁ・・ぁん・・・ぁぁぁああ・・」
千春の口から甘い吐息が漏れ始めた。
(89)へ続く

97 :
さくらと厳しいお仕置き(89)
最は千春の花芯をかき回しながら、相手の右耳に唇を近付け、軽くキスした。
「ひゃぅ・・・」
少女は花芯から来るのとは違う刺激に、一瞬体を震わせる。
それを見て反応有りと知った最は、右耳に舌を這わせ、渦巻状(うずまきじょう)の形に沿って丹念に舐る。
「ぁはぁ・・そ、そこは・・・」千春は隠す事無く、弱点である事を示してしまう。
最の舌は耳たぶから顎の付け根を通って首筋へ移って行き、千春はこそばゆさから逃れる為に体を左向け
に捩りながら身悶えする。
「ぅぅう〜ん・・・く、くすぐったいよぉ・・・」
反応を見ながら最は、指先の動きを今までのスローペースなものから、早く激しい動きに切り替えた。
「ゃ、ゃぁぁあん・・・私が・・私が・・変だよぉ・・・」
少女は込み上げる官能の潮を体の異変と感じているようだった。
すると最は、指先の動きを今度はゆっくりしたペースのものに変える。
千春は愛撫のテンポの変化に戸惑いながらも、高まる官能をコントロール出来ない。
いたずらに体を左右に捩りながら肌を上気させる。
「ぁ・・熱いのォ・・・体が・・熱いのォォォ・・・」
少女の口からはうわ言のように肉体の変化への戸惑いと不安を表す言葉が漏れ出してくる。
その不安を打ち消すかのように、最の唇は再び千春の口を塞いだ。
柔らかな肉に唇を蹂躙され、少女の中の何かが弾けた。
花弁は蜜を溢れさせながら淫らに開いていく。
(どうしよう・・・どうしよう・・・私・・私・・・もう・・・)
千春は今までの人生で経験した事の無い肉体と精神の変化に混乱し、上手く反応出来ない。
少女の絶頂が近い事を察した最は、フィニッシュとばかりに指先の動きを早いテンポに変えた。
(ぅぅぅうう・・ぅぅ・・ううう・・・げ、限界だよォ・・・)
刺激の変化によって頂上へ追い上げられた千春の意識は一気に混濁(こんだく)する。
千春は膝を曲げて体を縮めようとしていたが、その動きは官能が頂点に到達した事によって中断し、
力なく膝を伸ばしていく。
ようやく唇を開放した最は、千春が果てたのを確認した。
「千春ちゃん・・いったんだね・・・」
(90)へ続く

98 :
さくらと厳しいお仕置き(90)
意識を失ってマットに横たわる千春の体から泡を洗い流すべく、最は手桶で湯船から
お湯を汲み上げては掛け流している。
その様子を見ている、さくら、利佳、知世の3人は思わず顔を見合わせた。
「どうしよう・・このままじゃ、みんなおかしくなっちゃう・・」
思わず口を滑らせたさくらの太腿に、ちぃの平手が炸裂する。
「奴隷は言う事だけ聞いてればいい。さくら、勝手な事、考えない!」
痛みと恐怖に口をつぐむ、さくら。
利佳と知世も黙ってしまった。
「ちぃ、そろそろ、さくら様の着替えにかかりなさい。」
柚姫の指示で、ちぃは、さくらのリードを取って風呂場から引き出す。
そして脱衣所で、さくらの両腕を後ろ手に廻して手枷の金具を連結し、
自由を奪うと、近くにある平らなベンチの上に横になるよう要求した。
さくらは、渋々指示に従って手枷を気にしながらベンチに横たわる。
その姿を監視しながら、ちぃは自分の脱いだ下着とメイド服を手際よく身に着けていく。
身支度を整えると脱衣所の片隅に準備してあった紙オムツとオムツカバーを取り出し、さくらの横たわる
ベンチに近付いていくのだった。
「さくら、腰を上げて。これからオムツ履かせてあげる。」
ちぃの無表情な笑いに得体の知れない怖さを感じた、さくらは出来る範囲で
足を屈めて空中へ腰を持ち上げた。
ちぃは手馴れた手つきで、さくらの腰の下にオムツカバーと紙オムツを広げると、
その上に腰を降ろすよう、さくらに命じる。
そして瞬く間にオムツを腰に巻きつけて、屈辱的な着替えを完成させるのだ。
全裸にオムツだけの姿でベンチから立ち上がるよう、命令されるさくら。
ちぃは作業の終了を柚姫に伝えると、彼女は利佳のリードを牽いて風呂場から上がり、
さくらの時と同じ手順で着替えとオムツ替えを済ませる。
そして楓が知世に、最が千春にオムツ替えを行い、4人揃(そろ)ったところで、
今朝までさくら達がいた牢獄に向けて引き立てられていくのだった。
(91)へ続く

99 :
さくらと厳しいお仕置き(91)
牢獄に連れてこられたさくら達は、2組に分けられた。
さくらは利佳と、知世は千春と共に牢へ入れられる。
「いいこと?少しでもオムツを汚したらお仕置きですからね〜」
楓がにこやかに知世達に告げた。
「そ、そんなァ・・せめておトイレくらい自由に使わせてくださいな・・・」
知世は抗弁したが、受け付けられなかった。
ちぃを先頭に4人のメイド達は去っていく。
「なんてこと・・・明日の朝まで、おトイレを我慢するなんて出来ないですわ・・・」
知世の顔色が蒼白(そうはく)になる。
彼女も今まで我慢していたのかも知れない。
「知世ちゃん、あのね・・」
利佳が隣の牢から話しかけてきた。
「お漏らしすると鞭で叩かれちゃうんだよ・・嫌でもがんばらないと・・・」実体験を生々しく語る利佳。
「私、自信ないよォ〜」
情けない声を上げる千春。
「だ、大丈夫、絶対大丈夫だよ・・・」
と、仲間を励ますものの、さくらにも自信は無かった。
そして排泄への欲求と戦う長い時間が始まったのである。
「何か話していないと気が狂いそうですわ・・そうだ、私が捕らえられた時の事をお話しましょう。」
知世は気を紛(まぎ)らわせる為(ため)に話し始めた。
「あれは昨日の午後、自宅でくつろいでいる時でしたわ。突然エンジンの爆音が聞こえてきて庭に
ヘリコプターが降りてきましたの。そして中から黒尽くめの服を着た男の方が数人、銃らしいものを
抱えて飛び出してこられたので、家のボディーガードの方たちが、私を連れて屋敷の奥へ逃してくれ
ましたの。それから物陰に隠れていたのですが、爆発音がして、煙が充満し始めたのです。ボディーガード
の方たちは『屋上の方からも突入されたらしい』とおっしゃっていましたが・・煙を吸い込んだとたん、
意識が朦朧として・・・それから後のことは記憶に無いのですが・・気が付くとこの施設の中にいたのです・・・」
まるでアクション映画のような話に3人は息を飲んだ。
「どうやらあの煙は笑気ガスだったようですの。ヘリやガスを使うところから考えてかなりの規模を
持った組織だったようですわ・・・」
知世は相手の手口や組織力を分析していたようだ。
(92)へ続く

100 :
さくらと厳しいお仕置き(92)
続いて千春が誘拐された時の状況を説明した。
「学校から家に帰ってテレビを見ていたら宅配便の人が来たんで玄関を開けたら変なスプレーみたいなのを
吹きかけられて目の前が真っ暗になったの。気が付いたらここへ連れて来られてたんだよ〜。」
その話を聞いて知世は笑気(しょうき)ガス(麻酔効果のあるガス)が使われたのでは?と推理した。
自分達を拉致した組織の底知れぬ規模と不気味さに、恐ろしさを感じた千春は思わず表情を曇らせる。
「そういえば、さっきの風呂場の首輪を繋ぐ金具、6つあった・・・」
利佳が先程まで自分達が繋がれていた風呂場の入口にあった金具の数について証言した。
「じゃあ、あと2人増えるって事なのかなぁ・・・」
さくらは眉を顰(しか)めながら肩をすぼめ、不快感を表(あらわ)すのだった。
「や、やめてよぉ〜怖いよぉ〜」
千春は心細くなったのか、自分の体を知世の体にぴったりと寄り添わせる。
「今は落ち着いて、この施設からの脱出を考える事が先決ですわ・・・」
知世が他の3人に呼びかけた。
しかし両手を拘束され、監視付きで鉄格子の中に入れられている状態から逃げ出す為のアイディアを
人生経験の乏しい小学生に考えつけという方が無理な話であり、時間ばかりが虚しく過ぎていった。
その間にも膀胱(ぼうこう)に溜まった尿は、少女達の脳に排泄を欲求するサインを送り始めているのだ。
まず、今朝から排泄を許されなかったさくらが尿意を覚え、腰をもじもじさせる。
そして同じ時間数我慢していた利佳も尿意を誤魔化す為、頻繁に姿勢を変え始めた。
「うっ・・・私、頭が痛くなってきちゃった・・・」
「さくらちゃん、頑張らなきゃだめだよ・・お仕置きされちゃう・・・」
苦悶する2人の様子を声で推察している知世だが、彼女もまだ排尿を許されていなかった。
程無くして、じわじわと高まる尿意に、足を組み替えながら懸命に耐える事になった。
「知世ちゃん、大丈夫なの?・・・」
千春が尋ねると、
「ま・・まだ・・・耐えられますわ・・・でも限界を迎える前にメイドの楓さん達を呼ばないと・・」
と、蒼ざめた表情で唇を噛み締めながら答えるのだった。
(93)へ続く


100〜のスレッドの続きを読む
シャオランです。桜についての質問答えます。
xxxHOLiC・ツバサ考察スレ
さくらみたいな女の子や小狼みたいな男の子
【首チョンパ】エルフェンリート出張所1【四肢切断】
カードキャプターさくら本スレ ★27
ルビームーンより奈久留たんの方がエロカワイイ
◆ 18歳未満に「見える」CGは児童ポルノと認定へ
ほえほえの実
CCさくら板でAIRを語る
ボクが毎日李をたたくすれ そのご
--------------------
負けてるブログ教えてくれ 223
チアイベント情報6
【東京】「3000円あげるから、靴下ちょうだい」 下校途中の女子生徒の足元を見つめ、しつこく迫る男 20〜30代、髪の毛ボサボサ/練馬区
迷探偵コナン不満・愚痴スレ11
ここだけ五十年前のスレ
【京アニ】 青葉真司容疑者、リハビリを開始。寝たきりの状態を脱し、車椅子に座れる程度まで回復。今後は歩行の訓練も予定★4
忍法帖 !ninjaテストスレ 通信行政・メディア管理
押忍!番長3 Part102
安物ダサブサ歓迎★並未満の外見の人限定オフ★3
けいおん!!紅茶4570杯目
【モツ焼き】ウンコを食べよう【モツ煮】
ワンピースのたしぎのおばさんを徹底的に叩くスレ Part.2
【バイオハザード】BIOHAZARD RESISTANCE【レジスタンス】 Part.10
初めて買ってもらったゲームソフト何だよ?
ゼオラとアラドの子供マダァー? 三十二代目
Fate/Grand Order まったりスレ3603
ネトウヨさん「私は中臣鎌足の直系の子孫です。屋号は本郷です。古来から伝わる幻の宝刀を持ってます。」 [936353996]
【劇場型半島】「日本に五輪の資格なし」〜韓国与党が日本メディアに向け開いた驚きの会見[09/02]
文豪男士()見守りスレ 229冊目
【EXO-K】難民 EXOスレ1034【EXO-M】
TOP カテ一覧 スレ一覧 100〜終まで 2ch元 削除依頼