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憑かれた僕が従妹と田舎に愛の逃避行した話をする。


1 :2014/09/24 〜 最終レス :2014/09/25
僕 :浪人一年目
   フツメン以下

従妹:16歳(高二)
   かわいい(主観)
    B:76(目測) W:56(目測) H:79(目測)

 ふと自分のこれまでの人生について語りたくなったから語ろうと思う。
 自分で言うのもなんだが、だいぶ数奇な人生だ。
 ヒステリックでシビアな、おまけにスピリチュアル。
 よかったら聴いていってくれ。


注:書きためはありません。
  ブラインドタッチはできないのでスマホです、遅レスです。
  スレ主はまとめスレを覗く程度でスレ立て初めての2ちゃん処〇ですので、なにか間違っていたりしたら指摘してください。
  また、ネット小説を趣味で書いているため文章が痛々しかったりくどいかもしれませんが御了承下さい。
  ホラーでもオカルトでもなく純愛?です。
  霊的な何かも出てきますが、人生を語る上で必要であることと、またそっちがメインではないので御理解ください。

2 :
はよ

3 :
>>2

ありがとうら書き込ませてもらうよ。
遅レスだけどよろしく。

4 :
何かが始まる予感

5 :
従姉妹のスペック、マジ好み、prpr

6 :
 僕には従妹がいる。
 名前はゆり(仮名)だ。
 二歳年下の内気な子で、昔から人見知りが激しくて、基本的には僕にしか懐かなかった。
 でも僕は頼られたりなつかれたりするのが嬉しくて、彼女が小1くらいの時からめちゃくちゃ可愛がっていた。
 姉兄はいるが妹はいなかったから、実の妹みたいに。

 僕が高1の時までは一緒にお風呂にも入るくらいには仲良しだった。
 当然お風呂に一緒に入るということは、エロい妄想だってした。

「あんまり、見ないで……」

 だなんて、まるでエロゲテキストを読み上げてるみたいな発言を彼女がするようになってからは、流石に一緒に入ることはなくなったが。
 僕のY染色体と性欲が超新星爆発しかけていたこともあったから、精神衛生的にも入らなくなったことは良かったんだろう。

 でもそれ以前に、彼女の素肌も見るということで、僕はもちろん華奢な肩やふくらはぎに、うっすらと小さな、でもいくつもの傷あとがあることにも気づいていた。

 でも、僕はずっと、見ないふりをしていた。

7 :
 少し話がそれるけど、この話に関係してくる霊的なことについて話しておこうと思う。
 前提としていっておくと、僕はもともと霊感なんて皆無な人間だ。
 全くそう言うオカルティックな話のない家系だし、そもそもガキの頃から見えていたのなら、幽霊とか多分怖くない。
 けど貞子とか名前を聞くだけでも失神しかねない絹ごし豆腐メンタルだし、人並み以上にホラー耐性がない。

 そんな僕だった筈なんだが、どうやら全くの霊感ゼロ、ってわけでもなかったみたいなんだ。
 ソイツは、僕が高校2年生だった時に現れた。

8 :
 それは暑い日だった。
 今から三年前、つまり僕が高校1年生の時のことだ。
 昔から妙に金縛りに合う体質で、暑い日は決まって体が硬直する。
 それはいつものことだったから、一ヶ月もすればもう慣れっこになっていた。

 だけど、その日はなんとなく空気がいつもと違っていた。
 目を閉じていても、なかなか寝付けない夏の夜。
 でもいつの間にか寝ていて、そしていつもどおり、金縛りにあった。

9 :
何か話が重い。 気のせいか……

10 :
>>9

ごめんなさいw
でもそのうちなんとなくは明るくなりますw

11 :
 すぐに異変に気がついた。
 金縛りなんだけど、普段と違って夢の中での見てる金縛りだったんだよね。
 思考が嫌にクリアだった。
 なんとなく不穏な空気で、夏場なのに変に肌寒い。
 僕は無意識的に瞼を見開くことを拒んでいて、無理やり動かない体の向きを変えて寝ようとした。

12 :
 でもその時、突然枕元から音がした。
 コシューコシューという、息を吐きだし、吸い、吐き出しを繰り返すような幽かな音。
 僕は必死に目をつぶり、般若心経を唱えていた。
 (もちろん般若心経の文はわからないから、ずっと南無阿弥陀仏って言っていたけど)

13 :
心霊現象か……一度で言いから憑依させて従わせることで、スタンド使いになりたいwww

14 :
 音がやんだからゆっくりと目を見開いたんだが、その選択が結果的に自分の首を絞めることになる(物理的に)。
 枕元の、頭の方から顔をのぞき込んでいる真っ白い顔の少女がいた。
 かなり前のめりになっているのか、その顔はすぐ目の前にあって、瞬きひとつしない眼球が僕の目を射抜く。

 よく顔は覚えてないんだけど、多分18か19歳くらいの見た目だったと思う。
 端整っちゃ端整な顔立ちだけど、明らかに顔色悪かったし、人間じゃないことは確かだった。
 目が合ったことに気がついたのか、ソイツは不気味に、妖艶に嘲笑を浮かべた。

15 :
>>13

心霊スタンドw
その発想はないですねw

16 :
本日の妄想小説スレはここですか?

17 :
何それ怖い、まだアシカの方がマシww

18 :
>>16

妄想スレか、理解理解www

19 :
 思わず目をきつく瞑って、がたがたと震えていた。
 だがそれからすぐに、自分の首筋に何かが触れるのを感じた。
 一本、また一本と、氷のような冷たい、無機質な感触が首筋に絡みついてきた。
 それが十になったところで、首にかかる重圧が一気に増した。
 呼吸が出来なくなるほどの握力。
 突き刺すように冷たく、万力のように離れない指。
 僕は抵抗しようとして、自分の体が依然として動かないことに気がついた。

 でも首を締め付ける力は徐々に増して、ついには爪が喉に突き刺さり、冷たい刃物で突き刺されるような痛みが首全体に広がった。
 その時の痛みは、現実的なまでに酷いものだった。
 夢の癖に痛みも無駄に鮮明だった。

20 :
>>16
ふ、ふぇぇ、妄想じゃないんですよぉ

21 :
スレ主、妄想じゃないかはENDで決まることが世の定めだ。

22 :
 そして僕は多分、その夢の中で死んだ。
 いつも悪夢を見るときは、Rば自分はそのまま消えるか、もしくは幽体離脱をするんだが、その時は一瞬にして目を覚ました。
 でもすぐには目を開かないで、何もいないことを数十分程肌で感じてから、急いで布団から起き上がって顔を洗いに行った。

 全身汗だくで、感覚的ではあるけど、その時でもなお首には何かで締め付けられたような……そんな痛みが残ってた。
 歯を磨き、気晴らしにでもと思ってコーヒーを飲んだ。
 そしてもう一度寝る前に、うがいをしようとして洗面所に行って、そしてそこで気づいた。

 首には、うっすらと、指で締め付けられたかのような、十本分の真っ赤なあざがあった。

注:このスレはホラーでもオカルトでもありません。
  これ以降はこういう展開はないのでゆるちて。

23 :
>>22

な、なるほど、エンドですか
なら大丈夫かな(無根拠)

24 :
あざ……魔術刻印の一種か……、今度、入れてみるか

25 :
 その日から、毎晩そいつは現れるようになった。
 しかも、今度は夢の中ではなく、実際に金縛りにあっている状態の俺の枕元に鎮座し、目をつむっている数十分の間ずっと俺を見下ろしている。
 俺が目を開けなければ、そいつは手を下してはこない。
 でも、そこにいることには全く変わりなかった。

 だから俺は、次の日から部屋のいたるところに塩をまくことにした。
 もちろん除霊用の塩などは調達できなかったために、台所にあった伯方の塩であるが。
 とはいってもそれもほとんど効果はなく、僕は日に日に精神が衰弱していくのを感じていた。

26 :
>>24

そういう厨二病的な物もある意味痛々しいけど、現実のはもっと痛々しかったなぁ

27 :
御札をスレ主に進呈。

28 :
 そんな僕に見かねたのか、夏休みで僕の家に泊まりに来ていた14歳の従妹が心配してくれた。

「本当に大丈夫なの?」
「大丈夫だよ、ゆりりんがなでなでしてくれるならー」
「うん、なでなでー」
「げへへへへへへ」
「ゆう君(仮名)どうしたの? それより、ね、私のことも撫でて」(←この辺から妄想)
「愛いやつめ〜うりうり〜」
「んっ、えへへ」
「……ぐふふふふふふふふふ」

 我ながらキモかった。

29 :
スレ主よ、痛々しいとは「存在」に対して言うものであって、現実的な痛みにたしては使わないぞ。  我の勘違いだったら、済まないがな、ハッハッハw

30 :
通報しますた。

31 :
「ところでお前、せっかくの夏休みなのに、なんたってうちんちに泊まってんの?」
「……遊びたかったから」
「友達と遊べばいいだろ?」
「ゆう君と、あそびたかったの……だめなの?」

 恥ずかしそうな表情の中に漂う哀愁を垣間見て、なんとなくいじらしい奴だと思った。
 この時の僕は、彼女の事情なんて全く分かっていなかったのだ。
 分かっていたとしても、きっとわからないふりをしていただろうけども。

32 :
>>29

さすがっす!一生ついて行くっス中に先輩!

33 :
スレ主よ、我には「親フラグ」という天変地異よりも恐怖の事象が城に蔓延っておる。 マナー違反になるのだが、少し速度を上昇できないだろうか? 勿論、スレ主の自由ではあるのだが、事象が発生するまでに最後まで読みたいのが我が魂の見解だ。

34 :
 例の幽霊に関してだが、それから三ヶ月ほどしてから、めっきり僕の前に姿を現さなくなった。
 というよりは、部屋のクローゼットの中に移動したとでもいうべきか。
 そこにいることは分かっているのだが、そこから出てくることが一切なくなったのである。
 それに伴い僕の金縛りも極端に減り始めた。

 だが、その幽霊が見えなくなったのもつかの間、別の幽霊が俺に憑いた。
 それも、ソイツがいなくなってから、ほんの数日のうちに。

35 :
>>33

わ、わかりました
けど結構長いんですわよね
とりあえず急ぎます

36 :
スレ主、今度我に幽霊を紹介してくれ、飼う。

37 :
 初めて彼女にであったのは、八月のとある日の昼下がりだった。
 従妹のゆりはまだうちに泊まっていたので、彼女と何をするでもなく暇を持て余していた時のことである。
 目的は忘れたが、自分の部屋に戻った時に彼女を見つけた。

 部屋の隅に佇む、極端に影の薄い少女。
 白を基調とした、少し古臭い服を着ていて、そこから伸びる手足は異常な、病的なまでに真っ白だった。
 だが以前現れていたあの幽霊とは違って髪型も整えられていて、そこまで不気味さはない。
 ただぼんやりと、無感情な、無機質な表情で僕のことを見つめていた。

38 :
>>33

書き溜めしてないにしては早い方じゃね?
スマホらしいし。

39 :
>>36

魂引き抜かれても知りませんよ?w

40 :
ヤンデレかもしれないと断定、その子を是非我に。 コンビを組んで「隻眼の龍」と名乗らせる。

41 :
(あーまたか)

 その少女を見て、反射的に俺は自分の運命を呪ったのを覚えている。
 なんたってこう一難去ってまた一難、プリ〇ュアみたいに困難がポップしてくるのか……
 三ヶ月に及ぶ心霊体験のせいか、不思議と恐怖はなかったが、とりあえず困惑だけが募っていた。

42 :
>>38

我も中々の早さと文章力には度肝を抜かされている。というか、いつ来るかで心臓の方が抜かれそうだ。

43 :
 見たところの年齢は14か15と言ったところだろうか。
 まだ幼い風貌ではあったが、その端整な造形の中に浮かぶ無機質な表情は、その幼さを覆い隠している。

 だが、少女はあの幽霊のように首を絞めようとはしてこなかった。
 依然として部屋の隅から動かず、色のない瞳で俺の顔をみている。
 ちょっと可愛いとさえ思った。
 この時の僕は、完全にアホだった。

44 :
>>42

有り難うございますw
文章が崩れるのは許してね

45 :
 それからひと月くらい過ぎた。
 その幽霊は、前のあの金縛りの時のやつとは違って、日中夜間関係なく俺に憑きまとっていた。
 することもなく、ゆりと戯れている時も、飯を食っている時も、風呂に入っている時ですら、彼女は僕の視界に収まるところにいた。

 僕は極力彼女の事を見ないようにはしていたが、それでもどうしたって視界には入る。
 そんな生活を続けているうちに、いつしか彼女のことさえも生活の中での一つの要素であるように思えてきた。
 別に害はないのだから、憑かれていてもいいんじゃねえかと、そう思ってすらいたのである。

46 :
その少女、我と同年代か。 あと、見当違いならすまないのだが、ホップという語は本来、魂を持つ者を主体に持ってきた際に使うのであって、持たざるものには使えないのではなかろうか。  スレ主が物書きと書いてあったため、つい気になってしまう。 許せ、我が友よ。

47 :
要素(エレメント)に還元するとは、中々の同志と見受けた。 我が半身にならんかね? 今なら、その子で手を打とうではないかww

48 :
 ある時ゆりに話したことがある。

「僕に取り憑いてる幽霊だけど、どう思う?」
「ゆう君の見えているものがどういう物だかわからないけど……でも多分、あんまり良くない霊なんじゃないかな」
「でもなんもしてこないぞ?」
「そうかもだけど……前のあの幽霊のこともあるし、ゆう君に何かあったら、私心配だよ」

 気恥ずかしくなってとりあえず撫でた。
 血縁だってのにめちゃくちゃ可愛くて死にかけた。
 その夜は思い出しては悶えてまともに寝れなかったのを覚えている。
 やっぱアホだった。

49 :
>>46

な、なん…だと…
そんな設定……うおっほんじゃなくて事実があったとは、われとしたことがうかつであった、すまぬ友よ。
我を許してくれ

50 :
幽霊を見たこと信じてもらえるのか。我は「オオシマトカゲ」を見たといっても、誰ひとり信頼を示さなかったことを覚えている。

51 :
>>49

スレ主よ、神は全てを許してくれる、多分、幽霊と共に見守ってくれている。

52 :
 ここで少し、話しておこうと思う。
 僕と、それから従妹の家についてだ。
 これに関してはあまり詳しく説明するとリアル割れの危険があるので深くまでは言えないが、簡単に言えば、僕たちの、特に従妹の家は普通ではない。

 跡取りとか、そういうことを重視する、古来的な考え方を持つ家系である。
 それがただイカれた新興宗教的な意味であったのならば問題はなかったのだが、だが従妹の家はその仕事柄かいろんな意味で有名だった。
 それについてはあまり言及しないでくれると助かる。

53 :
わかった詮索はしないでおこう。 しかし、まだ跡取りとかを重視する家があったとは我も把握していなかった事象だ。 まだ我も王としては未熟者である。

54 :
 僕の家はそこまでぶっ飛んだ設定的なモノはないのだが、従妹の家はいろんな意味でイカれていた。
 それは、唯一の娘であるゆりを跡取りにしようという目論見からくるキチガイ性でもあり、また、全く別の意味でのキチガイ性でもあった。
 簡単に言えば、怪物親。
 モンスターペアレンツ。
 実の娘に危害を加えて性的興奮を覚える変態(ではないが)両親だった。
 ゆりの肩やふくらはぎに刻まれた傷あとも、その一環でついたものだった。

55 :
>>51
>>53

ありがとう
跡取りと言っても、まあ簡単に言えば会社と家を継ぐかんじなんですけどね

56 :
我が友よ、傷は男しては勲章だが、女性には悲しい記憶の欠片にすぎん。ちゃんと受け止めるのだぞ

57 :
 幼き日に、一度だけ聞いたことがある。

「なあゆり、それ、そのなんだ、どうしたんだ?」
「それって、なんのこと?ゆう君」

 彼女は一瞬間を置いて、特になんでもないようにそう問いかけ直してくる。
 僕はこの時点で、これ以上追求してはいけないと気づいていた。
 だのに、僕はさらに問うた。

「その、なんていうんだろう。肩とか足の、傷跡……それ……」
「あ、こ、これはその、ちょっと喧嘩しちゃって……」
「怪我、よく見せてよ」
「……ゆう君、やっぱり傷があるの、気持ち悪い? ごめんね、ごめんね……」

 幼いゆりは、そう言って泣き出してしまった。

58 :
>>56

わかっています。
女性にとってはそれは醜いと思ってしまうモノですもね。
僕がすべてを受け入れますお!

59 :
ふん、我にしては珍しく瞳に水溜りが出来ている。 前世であの戦いの夜以降、泣かぬと決めていた我に歪みを生ずるとは、さすが友よ、やってくれる。

60 :
 もちろん僕は、気づいていた。
 気づいていたが、でも、気づかないふりをしていた。
 従妹の両親のその異常性に口を突っ込むということは、つまりはいとこの家に連なるいろんなものに口を突っ込むということであるのだ。

 もちろんヤクザ絡みの家柄ではない。
 だが、僕は怖かった。
 大好きな従妹を、ゆりが苦しんでいるのに同情をしつつも、厄介事に巻き込まれるのが嫌だったのだ。

 やっぱり僕は、アホだった。

61 :
>>59

我が同胞のために涙を流してるくれるのか、友よ。

62 :
さっき気づいたことなのだが、モンスターペアレントとは「学校に対して自己中心的に振舞う親」を指すことであり、暴力思考を持つ親を指してはいないのである。 もし、友が物書きの際に、この言の葉を刻む時があるのであれば、充分に気をつけるべきだと述べておこう。

63 :
 あっちの親は、異常なまでに彼女に対してひどい仕打ちを重ねていた。
 何をしていたのかは、正確にはわからない。
 革のベルトで打ち据えていたのか、もしくは蝋でもたらしていたのか。
 それに関しては、今でもゆりは僕に話してはくれない。
 それほどまでに、辛いことだったんだろう。
 それを根掘り葉掘り聞いた僕は、なんてクソ野郎だったんだろうか。

64 :
>>62


あ、そうなのですか!
てっきりDV親のことかと思っていました
指摘ありがとう

65 :
友よ、今からでも遅くはなかろう。土下座で魂の叫びを吐露し、許しを請いなさい。

66 :
 とある日、いとこの家とウチの家とで旅行に出かけることとなった。
 蔵王の温泉街が目的地だ。
 僕は無駄にウキウキしていたのを覚えている。
 秘湯だとかなんとか言われてるが、まあそれが目的だったのではない。
 その旅館なのだが、混浴なのである。
 男と女が入浴をともにするという最高のシステムだ。
 去年以来一緒にいとこと入っていなかったから、心も体も(主に下腹部)も跳ね上がらんばかりに僕は浴場へと行った、欲情するためにb

67 :
>>65

 はい!
 ぶっひぃぃぃ!
 卑しい僕ちんが悪かったんでチュ!ゆるちてくだしゃいブヒィィィっっ!!!

68 :
 結果は言うまでもないだろう。
 なんというか、現実の混浴場は、一言で言うのならば、シワだった。
 シワシワだった。
 しかも湯にふやかされたシワシワ七十代お肌は、さらにシワシワ度を増していた。
 しかも親の計らいか、ゆりの入浴時間はずらされた……
 僕の阪神は、サヨナラホームランを打ちあげることもなく三振に終わった。

69 :
友よ、浴場と欲情を掛け合わせたのがあからさますぎて、失笑の空間が舞い降りてきてしまった。 ギャグはあくまでも自然な流れとタイミングが重視される希代の強者。 使用者は相応の覚悟が必要であることを心に記すとよい。

70 :
くっ! これも孔明の罠だというのか。 母という怪物はどこの世帯でも魔王なのだな。 しかし、我はいずれ魔王を越して魔神となる。「隻腕の魔神」……。

71 :
 そしてその夜、様々なことが起きた。
 まず最初に話そうと思うのは、就寝前に垣間見た従妹の家の実情である。
 一緒に同じ旅館に泊まってるとは言っても、当然双方の両親の計らいで泊まる部屋は別々だった。
 だから一抹の寂寥感を感じつつもかび臭い枕に顔をうずめていた時のことだ。
 両親が温泉に入っている間一人で何をするでもなく中二的に孤独を謳歌していると、突然ドタドタとした喧騒が響き、扉が開かれた。

72 :
友よ……。悲しい宣告が一つある。 猶予は30分+αだそうだ。 心して我は友の叫びをギリギリまで聞こう。

73 :
>>69
>>70

く、われとしたことが、笑いのセンスを履き違えていたのか……
笑いによって暗黒竜を生み出すことができないのは、それが原因だったのか!

母親よ……我が命ずる!
さっさと寝ろ!
お肌の天敵だぞ!

74 :
扉……、我と同じく、友もこの時、孤独への道が垣間見えたのだな。 我はそのまま勢いよく走り去ったがなww

75 :
「ゆう君! ゆりのやつはここには来ていないか!?」

 そこに仁王立ちしていたのは、息を荒くしたゆりの父親であった。
 普段の厳格な様子とはかけ離れた、かなり取り乱した様子。
 浴衣は胸の部分がはだけ、帯は急いで巻き付けたかのように乱雑に結ばれている。
 胸元からは胸毛がのぞき、キモかった。
 いやそんなことはどうでもいいのだ、それを見た途端、脳裏を嫌な予感がかすめた。

76 :
確かに、父の乱れはお断りだ! どうせなら、従姉妹の乱れ具合を聞きたかった。 友よ、いい文を羨望する。

77 :
 おっさんはこの部屋にゆりが来ていないことを確かめるやいなや向きを変えて廊下を駆けていく。
 俺はなんとも言えないモヤモヤ感を胸中に抱きながらも、やはりあの家に首を突っ込むことが怖くて、かわりに枕に頭を突っ込んでいた。
 そんなことはない。
 おっさんはひどいおっさんだけど、それでも実の娘にそんなことをするやつではない。
 僕はそう自分に言い聞かせて、現実から逃避した。

78 :
友よ、何故かわからぬが、母ではなくさっきから地面が怒っているのだ。 もう2回の振動が我を穿っている。

79 :
おいおい……。
マジかよ……。

80 :
 だけど、さすがのクソ人間の僕も、そのまま何も行動せずに立ち止まっていることはできなかった。
 その時はきっと衝動的に動いていたのだろう。
 だがそれでも、あのおっさんに無理やり抱かれているゆりを想像すると、恐怖よりもまず怒りが募った。
 だから、僕はおどおどしながらも部屋から出て、見えなくなったあのオヤジの背中を追いかけた。
 実際に自分の器具が事実だったとして、自分がどういう反応をするかなんて考えていなかったけど。

 廊下の隅から、幽霊の少女がじっと僕のことを見つめていた。

81 :
>>78

僕も揺れている
震度は3のようだ友よ

82 :
 結局彼女の事は、見つけることができなかった。
 一時間ほど旅館の中を探し回り、結果彼女は自室へと戻っていたのだ。
 だが後からゆりに聞いた話によるとどうやらオヤジに連れ戻されたらしい。
 僕は結局その時、この時何があったのかと聞くことはできなかった。

83 :
友の勇気に我は光を見た。 確かに、おっさんより、友の方が絵もいいに決まっている。 さあ、追いついて見せろ! 我も過去へと追いついてみせる!

84 :
友よ、リアルな話をありがとう。 ここで、ハッピーな完結させていたら、ご都合主義云々で即刻我も妄想認定するところであった。 しかし、油断してはいけない。 世界には様々な確率論が闊歩している。 それがもしかすると、友の首を絞める結果を導こうぞ。

85 :
 その日の夜のことである。
 思春期の僕のことを慮ったのかどうかは知らないが、両親は敷居をまたいだ畳の方に布団を敷いて早々に寝てしまった。
 僕はふかふかのベッドに横になりながら、うつらうつらとしていた。
 眠気はあるのだが、なんとなく眠れない。
 それはゆりのこともあるのだが、一番の理由は部屋の隅に無言で佇んでいる、少女が原因だった。
 消灯し、暗がりの中に浮かぶ白い影。
 恐怖はない、だが、すこし不安を駆り立てられる、そんな何かがあった。

86 :
友の不安は我が肩代わりしよう。 今なら幽霊と友達になれそうだ。 友もそうは思わんか?

87 :
鬱展開かこれは……?

88 :
退屈だから、少し友の様子を探るとするか。

89 :
スレ主が短時間で一定以上の書き込みをしたから、書き込み制限がかかっているのかも…

90 :
バイ猿さんされたな

91 :
>>89

その見解が妥当と見える。 とりあえず、粗方の作業は終えた。 しかし、我は寡黙な仕事人故、「隻腕の王」の名にかけて、友の周辺情報は魂と共に墓場まで行こうではないか。

92 :
しかし、本当に物書きをやっているとは驚きの一言。

93 :
実際、これが現在の我の力の限界。 宵闇の月の力さえあれば、一瞬で情報開示も可能だというのに。

94 :
くそっ! ついに魔の手がすぐ側に……。友よ、急ぐのだ。

95 :
すいません、書き込み制限?的なのかかったので、代行してもらいます。





 だがそのうち僕は、眠りの深奥に引き込まれていた。
 先程のゆりの件もあったからだろう、精神的にも肉体的にも衰弱していた俺は、幽霊の少女の存在を忘れて、夢の中へと旅立っていた。

 その夢なのだが、奇妙な夢であった。
 世界が全て白黒で、イラスト用語でいうグレースケールだったかなんかのような、そんな空間。
 僕は普段から死ぬ夢しか見ないのだが、この夢は異常なまでに現実的であった。
 空気は澄み、頬を撫でる風は心地よい中に生温さを含んでいる。

96 :
くっ! 睡魔のせいか理解が追いつかない。

それとも、友の作品「アクセプト・エラー」が読めなかった我に対する、天罰だとでも言うのだろうか。

非常なまでに虚空に投げ出したくなった……

97 :
 澄み渡った草原。
 青い絵の具に一滴の緑を垂らしたような、そんな新緑に包まれた空間。
 その中央に、僕は立っている。
 僕は、何かを見ていた。
 少しはたれた場所にある、公園のブランコに腰掛けている少女である。
 彼女はそれで遊ぶわけでもなく、ただ無言で座っているだけだ。
 そんな彼女が、ふと、視線を上げる。
 大きな双眸が、僕のことをじっと見つめた。
 僕は何を思ったのか、彼女に歩を進めていく。

98 :
C

99 :
友よ、ここまで夢のことを覚えていられるとは完全記憶能力保持者か?

今度、「夢日記」を書く事をオススメする。

しかし、やる場合には覚悟を持って行うのだ。

でないと、今の我のような最後を……グ八ッ(吐血)

100 :
 少女は、ブランコの鎖にてをついたまま、目の前まで歩み寄った僕の目をじっと見上げていた。
 無機質な、それでいて幼さを包括した悲しい瞳。
 僕はそれに引き込まれるように、じっと彼女の事を見つめ続ける。
 不思議な時間だった。
 お互いのことを何一つわかっていないのに、少なくとも僕は、彼女のことがどうしても気になった。
 好意を抱いたとかそういう訳ではない。
 この齢12にもみたないような少女の纏う儚げななにかに、形容できない感慨を受けてしまったのだ。


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