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♪♪♪オープンリール愛好家集合♪♪♪ 13巻目
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少しは歌謡曲の話でも【5時から男のララバイ】


1 :2018/05/04 〜 最終レス :2020/06/18
歌謡曲なんて何で聴いても同じだろ!
そう思ってるアナタ。
ヌンチャクひとつで男を磨け。

前スレ:
少しは歌謡曲の話でも【四畳半・ナイトクラブ】
ttps://lavender.2ch.sc/test/read.cgi/pav/1490268634/
少しは歌謡曲の話でも【御三家・三人娘】
ttp://mint.2ch.sc/test/read.cgi/pav/1478948029/
少しは歌謡曲の話でも(プレイバックPart2)
ttp://mint.2ch.sc/test/read.cgi/pav/1472355982/
少しは歌謡曲の話でも
ttp://mint.2ch.sc/test/read.cgi/pav/1465126238

2 :
1970年代の男子に必要だったのは、ヌンチャク、スプーン、UFO。
これにノストラダムスとチャールズ・ブロンソンが加われば最強だった。

3 :
1970年代にステレオコンポは合体ロボを思わせるメカニックデザインになった。
結局、アイドルしか聴かないのに、恰好だけは男の子っぽい。
ステレオを秘密基地となぞらえれば分かりやすいかも。

4 :
オーディオに女性的なデザインがあるのか?
欧米では家具の実権を奥さんが握っていることがあり
家具調デザインも手の込んだものがあった。
ttp://www.lansingheritage.org/images/altec/catalogs/1971-home/page14.jpg
スペースエイジともなれば、オーディオの機能性をも超えようとしてた。
ttp://quwa.fc2web.com/1L-1.jpg
おそらく、ステレオのデザイン性に最も気を使っているのはB&Oである。

ただこの手のデザイン・オーディオは
ファッションモデルは似合っても、アイドルには似合わない。
どうしてだろうか?

5 :
日本のオーディオ公告のアイドル路線で最も成功したのは
サンヨー「おしゃれなテレコ」である。
ウォークマンほどの社会現象ではなかったかもしれないが
カワイイと実用性が一体化したという意味では稀有の存在だ。

ウォークマンの時代は、服装の自由度もあってイヤホンが主流だったが
これはデザインを押し隠すことで事なきを得ている点で減点。
逆にヘッドホン萌えというのもあって、意外にイカツイのでもOK。
丸顔の多い日本人でも、コアラのように収まる利点がある。

6 :
デザイン・オーディオにアイドルが似合わないのは
庶民性を排除した、高飛車な感じがして、鼻持ちならないから。
カワイイを通り越して、お高くとまったお嬢様のように見えるからだ。

それだけ、高級オーディオには高所得のステイタスのような
オーラというか威圧感がある。それがアイドルに似合わない。
お金や名誉では買えない「若さ」「カワイらしさ」へのシンパシーが
オーディオマニアには足らない。

7 :
少し時代は遡るが、イギリス製のトランジスターラジオで
ロバーツ R250というのがある。
ttp://kent-uk.com/jp/wp-content/uploads/2015/03/RR-r250.jpg
Swinging Radioという名称のとおり、持ち歩き可能な電池駆動で
ハンドバックのような革装を施したのがミソだ。

あとDansette社のレコードプレーヤーも結構おしゃれで
1960年代に人気のあったものだ。
ttp://www.modculture.co.uk/wp-content/uploads/2012/09/dansette_conquest.jpg
壁紙を使った赤、水色とビビッドな色合いがポップな雰囲気で
見ているだけで楽しい気分になる。

8 :
じゃあ自分はどうか? というと
現状でモックアップの製作は、ほぼ完了したものの
デザイン的にはまだまだ。
ttp://quwa.fc2web.com/monoralsystem20.jpg

スピーカーだけのアレンジを考えてみるとこんな感じかな。
ttp://quwa.fc2web.com/Jensen14.jpg
ttp://quwa.fc2web.com/Jensen13.jpg

性能は、ステップ応答まで鋭いカミソリのような感じで
逆に高域を落とさないとバランスが取れない。
ドラムはスタスタ決まり、ボーカルのイントネーションは正確。
ttp://quwa.fc2web.com/wps_clip_image-2068.png
ttp://quwa.fc2web.com/wps_clip_image-2228.png
ttp://quwa.fc2web.com/wps_clip_image-2296.png

9 :
一般にインパルス応答の鋭いスピーカーは
ツイーターのインパルスだけが先行してウーハーは遅れる。
このため高域だけがささくれだって神経質に響く。
なので歌謡曲の場合は、穏やかなほうが扱いやすい。これが常識だ。

ところが1940年代のエクステンドレンジは
ジャズ・ビックバンドとガチンコ勝負でボーカルやギターを拡声してたため
出音が遅れると生楽器に埋もれてしまうので
たとえコーンスピーカーでもスピードが命だった。

Jensen C12Rのステップ応答は以下のようになる。
ttp://quwa.fc2web.com/wps_clip_image-19223.png
これを3.5kHzで切ってもほとんど鈍らない。
ttp://quwa.fc2web.com/wps_clip_image-2705.png
対して組み合わせたリボンツイーターのステップ応答は以下のとおり。
ttp://quwa.fc2web.com/wps_clip_image-2816.png
両者の立ち上がりのピークはほとんど差がない。
むしろ、Jensenがリボンツイーターの出音を覆っている。
ttp://quwa.fc2web.com/wps_clip_image-2296.png

つまり、広帯域で出音がピタッと合って出てくるので
ボーカルで高域だけがささくれることはない。
マイクの生音と同じような正確なイントネーションが再現される。

10 :
一方で、Fountek NeoCD2.0は音調が寒色系なので
歌謡曲に優しさを求めるときには物腰の柔らかいほうが好まれる。
このときにはフォステクス FT28Dがおすすめで
おそらく相性の悪いユニットはないだろう。
ttp://quwa.fc2web.com/monoralsystem19.jpg
ttp://quwa.fc2web.com/wps_clip_image-4435.png

インパルス、ステップ応答は共にリボンツイーターよりシャープなところがあって
それでいて耳ざわりなところがないのは、振動板がリバウンドを緩衝するからだろう。
ttp://quwa.fc2web.com/wps_clip_image-4611.png
ttp://quwa.fc2web.com/wps_clip_image-4683.png

タイムコヒレントの優秀性は、チャンデバ、マルチアンプといのも
大いに寄与しているかもしれない。

11 :
タイムコヒレントが優れていると、歌謡曲にとって何が得かというと
人間の声の複雑な要素が、ひとつの出来事として整合性が保たれることだ。

胸声(100〜200Hz)実声(200〜1200Hz)喉声(800〜2500Hz)子音(3〜6kHz)
色々な音程の共振を使って発されるが
これを別々の意味合いで認識する人はいない。
例えば胸声はバス、喉声はソプラノ、子音はさらに別の人、という分担はできない。

ところがオーディオの世界では、この要因をマルチウェイで別々に扱うときがある。
一人の声を要素で分解して、子音が声に先行し、胸声は長く尾を引く
というようなことが、タイミングの違いとして不整合を起こす。
特に胸声と子音に挟まれた喉音の領域は、タイミングが遅れるとマスキングされて
歌謡曲で一番重要なニュアンスが埋もれやすくなる。
歪を減らして分解能を挙げても、タイミングが悪いと埋もれる。

多くの2wayは重たいウーハーの反応で遅れ
3wayではこの領域が逆相で繋げたものも多い。
普通のラジカセのロクハンのほうが、ボーカルが明瞭なのは
喉音のタイムコヒレントの辻褄が合っていることからだ。

12 :
ラジオ日本速くfm化しなよ、

13 :
>>12
ラジコじゃ聴けんの?

14 :
>>13
ハイファイチューナーで聞きたいんだよ。

15 :
ある意味、放送インフラって凄いコスト掛かってるよね。

16 :
歌謡曲ファンならこの番組がおすすめかもしれない

BS朝日5/6 (日) 21:00 〜 22:54
お宝レコード発掘の旅 あなたの思い出の曲かけさせてください 3

伊代ちゃん命!現役親衛隊長の(秘)アイドル応援グッズ
▽元タカラジェンヌの輝く星座▽42年前に別れた彼との思い出の内藤やす子
▽仲良し姉妹の失神GSレコード▽新婚旅行のカリフォルニアで聞いたご当地ソング
▽3000枚収集マニア

【MC】野口五郎、犬山紙子

17 :
う〜ん、3000枚は微妙だ。
1000枚超えた時点で麻痺するが、10000枚で反省しだす。

18 :
人のレコードコレクション見るの面白いな。
マニアじゃない普通のおばさんなのがいい。

19 :
BS見れない俺にももう少し内容を教えてくれ。

20 :
>>19
一般の人にレコード持ってますかと聞いて、
持ってる人の家に押しかけてレコードを聴く番組。

21 :
>>20
いくつか質問させてください。

親衛隊長はもはや一般人でないような気もするが
応援グッズの自作もやっているのだろうか?

元タカラジェンヌはオーディオ的にこだわりがありそうだが
紹介があったかどうか。

失神姉妹は可愛らしい人だったか。

22 :
>>21
この写真を見るといいでしょう

http://www.bs-asahi.co.jp/record_trip/

左上 応援グッズは特注と言ってた
右上 姉妹。レコードを聞いて泣いてたのはかわいかったね。
タカラジェンヌの写真はないけど、別にタカラジェンヌだからってオーディオにこだわりがあるなんてことはないでしょ。
そもそも番組のコンセプトは「思い出」が主軸でオーディオではないからw

23 :
>>22
ありがと。たしかに普通のおばさんの雰囲気だね。
しかし自分もそうだけど、老眼で針を落とすのは難しいな。
あと3000枚マニアの旦那さんの呆れ顔がカワイイ。
野口五郎以外に研ナオコとか別動隊で出るとオモロイかも。

24 :
>>12-14
https://www.youtube.com/watch?v=G3DxhtPcB8Q
[新日本放送]夜の名曲 ED 〜 放送終了 1956年3月17日
https://www.youtube.com/watch?v=Cl8ODRhqqSw
[朝日放送]夢のディスク ED 〜 美しく正しい音のために 〜 放送終了 1957年3月20日
https://www.youtube.com/watch?v=Ayu4pd5XEFA
NHKニュース 1955年12月3日

NHKは大阪第一放送(JOBK)での受信
人の声だけを聴いていると、恐ろしく「ハイファイ」な音がする・・・
この音でクラシックから歌謡曲まで、音楽番組を楽しんでた人も多かったのかな

プリアンプからテープデッキまで自作、広帯域AMチューナーを使わないと、こういう音じゃ録れない
録音した人は高度のアマチュアか、ラジオ雑誌の編集者か何かだったんだろうか

25 :
>>22
何これ、面白そう
転載しようそうしよう

26 :
歌謡曲の歌詞なんかまともに聴いたことないけど、最近ジャンクのレコードが
歌謡曲だのそんなのが多いので買って聴いてみると、今まで気づかなかった事に気づいて
驚かされる、、、確かに面白い
歌謡曲の作詞はいかにもプロの作品、仕事って感じ。深読みできるように作ってたんだな
これに対してフォークソングは本当に身につまされる、身近から出てくる言葉だな、と
しかも貧乏だ。こんな貧乏が普通だったんだよw
確かそんな貧乏臭さに嫌気がさして出て来たのがニューミュージックだっけ?

それが今や金に困ったことなど無さそうな二世三世のボンボンがラップだっけ?
そんなのに夢中になったり金出してる貧乏人の二世三世なんかいい面の皮だよな
もしかして貧乏人などもうこの世にはいないのかもしれないw

27 :
今の貧困は、相対的な貧困と呼ばれてるね。
人並の生活レベルが上がっているのでエンゲル係数が下がる人々。
子供部屋にゲームソフトが積んであっても貧困。
無ければ友達と共通の会話もなくなるので食料と一緒に重要。
逆に生活保護でエアコンが禁止されて熱中症というのもあった。
貧困をカッコ悪いとしか思わない社会の視線が悪循環を生んでる。

28 :
身につまされるような貧乏はフォークよりも戦後の歌謡曲だね。
フォークソングは景気がいい時代の「戦争を知らない子供たち」の歌だし、
アメリカから入ってきたプロテスト・ソングの影響を受けたインテリが歌ってる印象があるな。
ニューミュージックは貧乏臭さに嫌気が差したと言うより、
説教臭さとか社会的なメッセージがなきゃ歌じゃないみたいな風潮に嫌気がさして出てきた気がするね。

29 :
高田渡を聴きたまえ

30 :
>>26-28
中村八大、宮川泰、前田憲男、三保敬太郎、山屋清、平岡精二

1950年代にジャズミュージシャンとして名を揚げて、
その後歌謡曲の作曲家・編曲家として有名になった人々
(今でも現役なのは前田憲男さんだけになってしまった)

この人々が作曲や編曲で携わった曲も、貧しさ、って印象があまりないね
同時期の日本の一流ジャズバンドもそんな感じ(当人はその日暮らし、って場合もあっただろうけど)
よい状態の音源で聴くと尚更思う
ニューミュージック、シティポップの源流もこの時代の人々にある気がしてる

31 :
あがた森魚をなめるように聞き給え

32 :
言われてみれば、貧乏と貧困はまた別だな
フォークは貧乏だが困ってない、だから曲も明るいよな
高度成長期のおかげだろう
貧困は演歌に受け継がれたんじゃないの?

今は貧乏じゃないのに希望だけがないとかふざけたこと抜かして不貞腐れてる
つい最近も高須クリニックが正論言って叩かれてるw

33 :
YMCAのバックコーラスはファンの人たちで担当した。。。
ええ話やな。

34 :
ヒデキは歌い方でなにげにグレイやラルクを始め日本のロック、ポップスに影響を与え
今ビデオを見ると、振り付けもリズム感があってキレがいい
けっこう偉大な人だったんジャマイカ?
まあダンスはヒロミGo!もスゴイけどね

35 :
今はグループアイドルかアニソンばかりで一般的ヒットは無いよね

36 :
カスラックの努力の賜物
そりゃ聴きもしないものヒットする訳がない

37 :
歌は世につれ世は歌につれ、、、名言、名文句だ
フォークやニューミュージックは今聴くと能天気とも言える歌詞で
今の若い人にはどう聞こえるんだろう、と興味が湧く
そして今の若い人が共感する歌や曲にも興味が湧くけど
今現在なのに、なんか思い浮かばない

38 :
あなたはどっち派?

あなたにもチェルシーあげたい

う〜んマンダム

39 :
うたコンで柏木由紀が歌ってたんだが・・・
驚愕だ!
誰よりもピッチが正確!!

今までAKB関係者には何の期待もしてなかったけど、柏木のことは見直したわ

40 :
鼻にんにく親衛隊?

41 :
岡村孝子アンダンティーノ、ジャンクLPで買ってきたので聴く
なんていうか才能の枯渇? インスピレーションもへったくれもない歌詞の酷さが
一小節も聞いたかどうかのうちから耳につく
まあこんなことどシロウトに指摘されなくたって本人たちがよくわかってんだろう
なんか薬に手を出す芸能人を責められない気がちょっとだけした

42 :
ジュリー〜〜ッッッ!!!

43 :
今回のジャンクLPはだいたいハズレだな
まずは富田靖子、思春期・前期
一人おニャン子、一人AKBという感じ
さびしんぼうとあるが時かけみたいな、、、
制作の工夫と苦労がしのばれる

GODIEGO
ゴダイゴの平均値以下か、なんかなんか

西島三重子 風車
演歌系?内容的にはマシなんだろうが凡庸

イルカ 植物誌
ニューミュージック系の割には音も良くないし内容もパッとしない
イルカってニューミュージックでいいんだよね?

44 :
美空ひばりの「日本情緒を唄う」LPをSPUで聴いたが実に素晴らしい!

45 :
クラシックやジャズばかり聴いてきたが、ここんとこ歌謡曲LPに興味深々。

46 :
1970年代の歌謡曲の録音は機材もちゃんとしているので
三流アイドルでも結構なクオリティで聴けます。
逆にニューミュージックの旗手たちがバックに控えていた
という別の聞き方も可能なほど。

ましてや女王ともなれば最高のクオリティ。
この録音の少し前の年代には、美空ひばりの録音で
アルテックのA2を使ったレコードコンサートが開かれるほどでした。

47 :
ごめん。大きさ半分のA4だった。

48 :
あとこの頃の日本コロムビアのモニタースピーカーは
タンノイのレクタンギュラー・ヨーク。
マルチトラックが急激に膨張するなかで
シンプルで誇張のないサウンドが好まれたのだと思う。

49 :
へー、ラジオプレイを前提にしているので
ダイナミックレンジが10デシベルしかないレコードが「結構なクオリティ」なんだ

50 :
それは不幸な聴き方だ。
平面的にしか鳴らないなら捨てたほうがいいよ。
そのオーディオ。

51 :
>>50
へー、ダイナミックレンジが狭いと「平面的」な音になるんだw
ずいぶんと奇特なオーディオをお持ちで

52 :
ああ〜真逆だよ。
表向き10dBでも、躍動感のある再生は可能。
入ってる音がピアニッシモということはないからね。
個々の音の分解能というより
生演奏にあるゆらぎの再生ができるかが重要だよ。
1970年代の歌謡曲の音が潰れて聞こえるのは
オーディオ機器としてどこかおかしいんだよ。

53 :
あえていうと200〜1500Hzくらいの帯域の分解能かな。
普通に言う中域よりも1オクターブ低い領域も含む
母音のニュアンスが埋もれない腰の強さがないとね。
その意味では、ラジカセのフルレンジは低域が被らないので
この帯域の明瞭さが確保されてる。

54 :
意外と良かった稲垣潤一

55 :
>>52
>表向き10dBでも、躍動感のある再生は可能。
>入ってる音がピアニッシモということはないからね。
>個々の音の分解能というより
>生演奏にあるゆらぎの再生ができるかが重要だよ。

そういうポエムはいいから、なんで10dbなのか
技術的に説明できるかね?

56 :
>なんで10dbなのか 技術的に説明できるかね?
電波障害を含む雑音成分との戦い

ただラジオで聴く歌謡曲と
レコードやCDで聴くものを一緒クタにすると
その見解だけで再生方法を見誤って損をするよ。

>そういうポエムはいいから
理屈は結構。歌謡曲を楽しめないなら、とっとと史ね。

57 :
歌謡曲の生命線であるボーカル域の再生は
昔からあるラジオ用スピーカーが得意とするところ。
それらは精々3Wも入れれば歪みが増大し
重低域も出なければ、中高域の分割振動も多い。
しかし1960年代までのポップスは全て
AMラジオ用に特化したデフォルメがされていた。

一方で、こうしたプアな規格のもとで製作された音楽も
1950年代に設計されたシアター用、PA用の機器で鳴らすと
水を得た魚のように生き生きと再生される。
ボーカルに潤いがあるのは当たり前として
ドラムの躍動感、エレキの艶やかさなど
今の奥行き感と称して遠鳴りしている印象とは全く違う。

58 :
逆に境界線にあるのが1970年代で
初期ステレオのいびつなミックスに悩まされたあとは
マルチトラックになるに従い各楽器の線が細くなり
周波数レンジも伸びてないと、音に潤いが出ない。
レーベル毎のサウンドの癖も意外に大きく
シングルとアルバムでもステレオ感が異なったりする。

オーディオ機器自体の技術体系も大きく変わり
前半は真空管からトランジスターへ
後半はテープからデジタルへの移行という深い溝があり
時代なりのビンテージというマッチングが難しい。
多くの人は1980年代の機器から見下す形で
録音の寸評をしているのではないかと思う。

59 :
一方でスタジオで使われる機器はベーシックな内容が多く
アルテック、タンノイ、JBL、ダイヤトーンなど2wayスピーカーを
モニタースピーカーとして使っていた。

これと並行して、ラジオ音声用のモニターとして
オーラトーンが模擬的に使われており
1980〜90年代に主流になるヤマハのテンモニは
オーラトーンよりワイドレンジにした代替品として生まれた。

これと対峙するように、国産オーディオのバラエティに富んだ
素材&技術競争が存在する。
個人的にはビンテージというより、フェイクだと思っている。

60 :
三菱 P610Aについては、現状ではちゃんと鳴る個体が手に入りにくく
今さら話題にするのはおこがましいように思う。
かつてはロクハンの代名詞となり、NHK局用モニターとして
低域と高域のバランスのお手本のように思われていた。

ただ注意しなければならないのは、2kHz以上の指向性が狭く
おそらくはステレオ用にチャンネルセパレーションを高めた結果だと思われる。
開発が1950年代末ということもあり、モノラル時代のモニターと思われがちだが
当時としては最新の技術が盛り込まれており、そのぶん息も長かった。

61 :
そういえば2025年の大阪万博の開催が決定して
1970年という時代のターニングポイントについて
改めて語りだす機会が増えそうな気がする。

歌謡曲についていうと、ビートルズ解散〜GS停滞
かわってフォークブームと学生運動などが影響しながら
南沙織以降のアイドル歌手の出現にはまだいたらないという感じ。
演歌では藤圭子、森進一、青江三奈、渚ゆう子という布陣。
もっとも売れたのは「黒猫のタンゴ」。

高級オーディオはまだ真空管が主流の時代。
ラジカセの出現で家電では一気にトランジスターが主流に。
FMステレオ放送などインフラ方面の文化的影響のほうが大きそうだ。

1970年という時間をきっちり区切ると
その後の歌謡曲の展開と必ずしも一致していない。
すごく流動的に物事が動いていったような気がする。

62 :
例えば、エレクトリがアルテックの取り扱いを始めたのが1969年。
JBLにはまだスタジオモニターがなく、サンスイの販売も家庭用Lシリーズ。
タンノイは1967年にゴールドに代わって数年経っているが
クラシックを中心に聴くマニア向けとして定着。
日本ではFM放送も含め三菱 2S-305が中核にあったと考えていいだろう。

一方で、一般の人が聞いていたステレオのほとんどが
オールコーンの2〜4wayだったりしたが
タンノイのIIILz、JBL LE-8Tのほうが評価が高かった。
長岡鉄男氏は、この時期の国産マルチウェイについて
アナウンサーの声を聞けば、不自然な胸声で
テレビ用スピーカーのほうがずっと自然だと一蹴した。

それでも海外向けのチューナー&アンプ一体型のレシーバーが
物凄く好調で、それに付属するスピーカーもセットで売れた。
ステレオが中流家庭のリンビングに君臨するのもこの時期だ。

63 :
オーディオの名機で、サン・トリ・パイが定番で
サンスイのアンプ、トリオのチューナー、パイオニアのスピーカー
これで基本形が出来上がると言われていた。
アンサンブル型からセパレート型に移行するときに
どれを選んでよいやら迷ったらコレ、という意味で定番だった。

今だとラックスマンのアンプ、JBLかタンノイのスピーカー
デノンのカートリッジがあれば、定番の組合せになると思ってる。
国産のスピーカーは高域が神経質で、録音の相性を選ぶと思うし
JBLもタンノイも日本が育てたといって過言ではない。
JBLの家庭用高級オーデイオなど本国では売ってないんだから。

64 :
ただ1970年代の歌謡曲についていうと
その多様性というか、バラエティの広さそのものが魅力ともいえる。
一概にアナログ的とか、セピア色で染めて良いものでもない。

アナログ的=柔らかい音ではなく、もっと色艶のあるもので
純金の鈍い反射、ビロードの黒光りのような、しなやかな艶。

この飴色の甘い色艶を出すのに
今のデジタル技術では本当に苦労する。

65 :
JBLはREVELブランドで家庭用高級スピーカー作ってるよ
しかしスネルはどーした?
ダボリドアレイはドツボでアレ〜ってか?

66 :
マークレビンソンとの共同ブランドというところまでは理解した。
しかしREVELは。。。もはやJBLではない。
今どきのエンジニアが造った、ただの抜け殻だ。

67 :
1970年代に50年代のモダンジャズの録音が再評価されたのは
JBLの新しいモニターシリーズのお陰だった。
同じ頃にアブソリュートサウンド(厳密な音響再生)という概念が生まれ
フラットな特性、生々しい音が有り難がられるようになり
現在のオーディオ理論の多くはその延長上にある。

これとは逆に、歌謡曲のサウンドはショービズ特有のデフォルメが多く
それは単純に電子楽器を使ってるとか、そういう類のものでもない。
聴く人の常識や期待を超えるような世界を奏でているように思う。
それを厳密に再生する。。。このこと自体がパラドックスなのだ。

68 :
1950年代のモダンジャズの録音でよく言われるのは
ヴァン・ゲルダーを代表とする近接マイクによって
楽器のディディールを極限までテープに収めることで
通常のコンサートでは聞けないリアリティを再現できるからだ。

一方で、1970年代のJBLは、日本でのスタジオモニターより
ロック会場での巨大PAのほうにステータスがあった。
D130のように化石のような設計が重宝したのは
エネルギー変換率の高さと、そこから生まれる音の勢いの良さであり
直接マイクから拾った生音の再現性に優れていたからだ。

実際に家庭で使うD130は、中高域とのバランスが御しがたく
それよりさらに個性の強い075ツイーターでないとしっくりこない。
ただこれをアブソリュートとするよりは、強烈なデフォルメというべきだし
ロックのステージで重宝されたのも頷ける。

日本でスタジオモニターとして導入の多かったのは4320〜4330のほうで
英アビーロードでいち早く採用されたのを皮切りに増えていった。
それまでアルテック 604シリーズの独占状態だったのだから
1960年代と1970年代の録音の質感の違いを理解する手助けとなる。
これに真空管アンプ、DCアンプの違いを加えるとより鮮明になる。

69 :
アルテックからJBLへの移行とともにサウンドに立体感が生まれる一方で
日本の歌謡曲でのもうひとつの特徴は、母音のニュアンスを繊細に収めることだろう。
おおよそ200〜1200Hzに集中する母音のフォルマントは
欧米での子音2.5〜6kHzのニュアンスに比べるとずっと低く
2wayだとウーハーの帯域に集中する。

RCAの77型リボンマイクは、製造時期が1950年代に集中していて
1970年代には既にオフコンだったのだが、中域での立ち上がりが繊細で
録音スタジオで長らく重宝されていた。

難しいのは、ウーハー帯域に集中する母音のニュアンスを
立体的なサウンドステージに自然に収めることで
声だけ張り付けたようになったり、逆に奥に引っ込んだり
録音の新旧の違いが一番現れやすい。

1970年代以降では、100Hz以下の重低音をいかにフラットに再生するか
という目標が先走ってしまい、中域のレスポンスが疎かになりがちだ。
ヘタに広帯域のスピーカーよりも、シンプルなフルレンジのほうが
ボーカルの再生に優れるという意見は今でも根強い。

70 :
歌謡曲とジャズ・ボーカルの録音の違いを説明するのは
聴いているほど簡単ではないかもしれない。

どっちもクルーンを基礎にした近接マイクだし
あえていえばジャズ・ボーカルがリミッターぎりぎりを狙って
音の飽和感がたっぷりしているのに対し
歌謡曲がピークだけ落としてmpを中心に語り掛けることだろうか。

よく日本人の歌手は声量がないと言われるが
それを逆手にとって、すぐ隣でおしゃべりしているような
自然な語り口を大切にしているように思う。
実際にはクルーン唱法の持ち味はこっちにあるのだ。
戦前のビング・クロスビー、ペギー・リーなどを聴くと
そのお手本がいかに大切にされているか分かる。

71 :
演歌でブルースという用語が大切にされているが
いわゆるシカゴ・ブルース、デルタ・ブルースのような
弾き語りを中心にした黒人ブルースとは大きく違う。
戦前のジャズバンドをバックにした歌唱がそのまま使われた。

とはいえ両者に共通するのは
黒人が抱えた言語的な感情表現の違和感だろうと思う。
ラッパ吹き込み時代のラグバンドの録音を聴くと
ドモリと同じような感じで、それをやや滑稽にデフォルメしている。
つまり言いたいことが伝わらないもどかしさを
感情的な言い回しで何とか伝えようという
衝動的な嗚咽のようなものである。

普通に話せば何てことないことでも
演歌で歌うと心のこもった感じに聞こえる。
実際には、こんなことを大っぴらに話すことは
恥ずかしくてとてもできない。
だからブルースと呼んでおこう。

72 :
よく演歌を日本の心と呼ぶが
半分以上はゆがんだ恋愛感情を歌っていると思っていて
今どきの不倫報道の過熱ぶりと似てなくもない。
オーディオ的に評価するのは難しい問題だが
ちゃんと機構として説明できるとスゴイことだとも思う。

73 :
演歌のブルースは夜のイメージというだけで、音楽ジャンルのブルースじゃあないYo〜
ブルースの女王淡谷先生も、さすがりゅうせき流れ石、南流石は振付師の音楽学校出なので
自分が歌っている歌はブルースコードを使ってないので本物のブルースではないただの歌謡曲だと言っていたお
日本語のブルースといえば憂歌団だけど、タイムボカンの主題歌も何気にブルース
♪ちゅんちゅん ちょわちょわっ ちゅんちゅん ちょわちょわっ
タ〜イム ノカ〜ン〜

74 :
おおっと!
× ノカ〜ン
○ ボカ〜ン

演歌なんぞ聞くコトはなかったが、住区センターのカラオケボランティアをやる様になった為
イヤでも聞く様になったが、演歌歌手はやっぱ上手いわ
そして作曲家も売れてる人はやっぱ上手
下手な作曲家の作る曲は、歌っていてなんかひっかかるんだよな

75 :
>>73>>71

76 :
>>74
そういえばマイクだけの生の歌声と
録音した後のものでは、こぶしの勢いが違うように感じるけど
どうだろう?

昔のテレビのビデオをYoutubeで聴いても
観客を前に歌ったスタジオライブだと
レンジこそ狭いけど、息遣いなどの気迫が違う。
録音スタジオは、リップノイズやブレスの管理が厳しいかな?

77 :
先週のカラオケバトルで、鈴木杏奈が思いっきりはじけていたな
うなり、がなりを多分に入れて、勝負に出ていた 予選100点、決勝は2位惜敗

優勝したデカ女は、中山秀和ごときに「前は、音程を外さないように、音を置きに来ていた」
なんて言われていたけど、確かに、少し大胆さが出てきたと感じた
実力者の宮本美希もそう 音程を取りに来たら右に出るものがいないほど正確だが、
それが見えてしまったらダメだろ、と思う あの城南海ですら、「カラオケ機械に合わせた
歌い方というのはある」となんかの番組で言っていた

音楽チャンプでごり押ししていた田舎娘が、2週間前だったか、うたコンに出ていたな
緊張しまくりで、よさが全然出ていなかった 所詮、カラオケ番組で、司会者や
審査員にいじってもらってナンボということだ

土曜日のミュージックフェアは森山良子(フォーク世代の生きた化石)、
平原綾香(J-POPに近い中堅)、新妻聖子(ミュージカルの準トップスター)、
サラ・オレイン(カラオケ番組で、Let It Goで、May.Jの連勝を止めた実力者)という
夢の競演 中でも70歳の森山の輝きが半端なかった 化石というより怪物だわ
げっ、長野県で震度2の地震があったとかでテロップが出やがった Jupiterの途中に
平原&新妻の競演もなかなか 

多少音程が外れてもいいから、スタジオのカメラに向かって歌うのではなく、
公開放送で観客を前にしたほうが、より生き生きとしてくるのだろうな

憧れの声を持つアーティスト
森山 ベット・ミドラー  平原 マイケル・ジャクソン 
新妻 セリーヌ・ディオン  オレイン ボーイソプラノ(ウィーン少年合唱団など)

78 :
54年前の放送開始から、塩野義製薬の一社提供か
森山良子は1967年から51年間で百数十回の最多出演記録保持者
音楽ジャンルの呼び方が時代によって変遷してきても変わらずに守り通してきたものがある
いつもならCMをスキップして録画を見るが、今日だけはCMを見てやるか
そんな気にさせられたほど、個人的にはうれしい回だった
ほお、来週はコブクロ20周年か 平原とJupiter競演のVTRも流れるらしい

上で名前を挙げたアーティストのCDはほぼ持っている
ウィーン少年合唱団も、何かの企画CDに入っていたような気がする
ベット・ミドラーは、森山がDJやっている番組で宣伝していて感化されて買った
平原のラジオ番組は毎週2本聞いているし、新妻やオレインは個人的に大好き

Billie Holidayの15枚のオリジナルアルバムを10枚のCDにまとめたボックスで、
1枚目は1946年のライブ音源 どこかの酒場か何かだと思われる その断り書き

Due to the fact that these are rare historical recordings the sound quality may not be
perfect, but the performances certainly are.
直訳 これらは歴史的な録音であるという事実のために音質は完ぺきではないかも
しれないが、パフォーマンスは確かに完璧だ
意訳 ちょっと古い録音だから音質は難ありかもだが、パフォーマンスは太鼓判押せるぜ

まさにその通り ジャズというジャンルがカビの生えたとろくさい爺向けの音楽という
イメージを根底から覆す、みずみずしくフレッシュで生き生きとした、まさに極上のライブ
ビリーが楽しそうに歌って、観客との掛け合いまで記録されている
第二次世界大戦終了直後、世界唯一の戦勝国アメリカ合衆国の姿が透けて見えた

音楽が時代を映す鏡なら、かつての夜のヒットスタジオも貴重な資料となる
今、そういう音楽番組が少なくなってしまって、残念
プロ野球中継は、プロ野球への興味が薄れた今、全試合完全生中継で見られるわけだがw

79 :
>>76
CDをオーディオで聞くよりも、TVで素人のど自慢の生歌の方がずっとええんやでえ〜
営業車のバネットバンのショボイカーラジのAMで聞いた手数姫もえがったぜえ〜
どう考えてもローファイなんだが、何故だろう? 何故かしら?
オーディオ7不思議の一つやな

80 :
1970年前後の演歌やムード歌謡を聴いてると
UREIのスタジオ機材がもってるアメリカンでファットな音が
聴いてて何とも心地よい。

高域も低域もそれほど伸びてないのだが
中域のハスキーな倍音成分が、人肌の温もりを感じさせる。
洋楽の最先端はNEVE卓を使っていたが
日本ではまだAMPEXのテープ録音機に付属していた
簡易なバランス調整のできるミキサープリが主流。
楽曲のアレンジはシンプルにせざるを得ないが
歌声をしっかり収めている。

国産のプリメインアンプでも
真空管からトランジスターに移行する最中で
音質の違いをできるだけ少なくするため
サンスイも結構ずぶとい音の出る機種がある。
JBLのLシリーズを鳴らすため少しほの暗いサウンドだ。

81 :
ほの暗い、ヤニ臭いというと、マッキンのアンプが思い浮かぶが
1970年代初頭のサンスイのブラックフェイスのアンプには
ラックスの飴色の艶とは違う、落ち着いた色合いがある。

もっとも、ほとんどの人が知るサンスイは
DCアンプとなった後の、率直で力強い音だ。

米クラウン社が出したDCアンプは音の立ち上がりが鋭敏で
JBLの新しいスタジオモニターシリーズにあてがわれたが
家庭用ではマッキンのアンプのほうが好まれた。
DCアンプは、かつてのウィリアムソン回路のように
どのアンプも同じような音になった時期があったが
4〜5年もするとメーカー毎の個性も出てくるようになった。

82 :
アンプで音色というと、スピーカーのそれに比べると微々たるものだが
表現力でいうと、システム全体の体質的なものを握っている。
喜怒哀楽は人間の全てに宿る感情だが
そのどれが優勢に立つかでキャラクラターが決まる。
スピーカーの音色が表面的なら、アンプの場合は動的な対比によって
表情の変化が判るような感じだ。

1970年代前半の歌謡曲を考える時
今のようにアグレッシブではなく、内相的で地味な印象を受ける。

よく録音が古いので、レンジが狭いという偏見も聞くが
真空管のリンギングやコーン紙の分割振動と共存していたことを
すっかり忘れて「原音再生」に興じているようにもみえる。

多くのラジオ用フルレンジは2〜3Wで、急激に歪みを増大させる。
このしきい値を考慮したうえで、内面の破綻が聴けるようになる。

83 :
1970年代の歌謡曲のシルキーな雰囲気は
テープやトランス、カートリッジといった磁性体のもつ
ヒステリシス特性によって起こる
膨らみや溜めのようなものも起因している。

3極管のアンプが好きな人なら判ると思うが
出力トランスの性能で全く違う結果になる。
今の主流は磁気ヒステリシスを排除した
コアボリュームのたっぷりしたトランスだ。

ラジカセなど初期のトランジスター音響機器には
プッシュプル反転用のドライバートランスと出力トランスがあり
現在でも橋本電気で「サンスイトランス」として製造している。

試しにハイインピーダンスのものをライントランスに入れてみると
これがまた、なんとも懐かしい音が蘇ってきた。
自分の好みは、甘い倍音を出すST-17Aだが
より高域の伸びたST-78はFM放送のような感じでいい。
ttp://www.hashimoto-trans.co.jp/frame/sansuitr.html

84 :
ラジカセ用のドライバートランスは
コアボリュームが極端に小さいため
出力が増えるとレンジが狭くなり
その分、倍音(歪み)が増える傾向がある。

これをライントランスとして使うコツは
通常よく使っているCDのすぐ後に付けるのではなく
プリとパワーの間に入れることで、破綻するポイントを調整できる。
実際に聴いている音量でブレークポイントを合わせることで
いい感じでくだけた雰囲気が生まれる。

85 :
こうしたライントランスの磁気飽和の効果を使った製品は、以下のようなものがある。
ttp://miyaji-parec.jugem.jp/?eid=1209
ただしサンスイトランスの800円前後と、どう比較していいか判らない。

86 :
UREIは使い易い8インチの820A?がハイハイ堂に出たのでよし買おうと思ったら、もう売れていたw
15インチ、時には15インチWのやつもたまに出るんだが、置く所がない
オレが心から欲しいコーナータイプではないクリップシュホーンも買う金はあっても置く場所が・・・
あゝ、広い部屋が欲しいものよのう・・・ じっと手を見る

87 :
部屋が小さくても15インチというのは贅沢すぎる。
小出力でも鳴らしやすい12インチに落とすほうがいいかも。
ビンテージだとJBL L101、Altec 602、EV 12TRXが鳴らしやすい。

現役だと、LS5/9、JBL 4312、TANNOY EATONかな。
4312はアンプをラックスマンのA級にすると、しっとりしていい感じになる。
あとMusikelectronicの製品も腰が座っていて聞き易い。

あとは8インチのフルレンジで修行しなおすか。
個人的には、自分の耳を一度ブラッシュアップする意味で
1年ほど時間をかけてやると効果が大きいと思ってる。

88 :
JBL 4312Eが製造中止になって、4312Gに代わる。
両者の違いは、ウーハーとスコーカーのクロスオーバーで
Eまではウーハーにはネットワークを通さずに
スコーカーを2〜5kHzに使うという、ギミックな構成だったが
Gは640Hzからスコーカーを使うようにしている。

これは70周年記念の4312SEで打ち出して好評だったためで
SEを聞く限りでは、より重心の低い低音がきっちり鳴る感じになる。

スコーカーとの640Hzというのが微妙な切り分けで
女声はクリアに、男声は深くえぐる感じを、意識して鳴らし分けている。
逆にアコギなどは、音色がアベコベに感じるなどの人工的なところもある。

ただ、Eでは女性ボーカルでツイーターのキラキラ感が耳についたところは
SEではスコーカーの中域のコクが深まっている分、自然に感じる。
個人的には、昔のコーンツイーターでのバランスが好きで
最もボーカルが自然だったように思ってる。

89 :
BBC LS5/9は、LS3/5aやLS5/8の影に隠れて目立たない存在だが
日本の家屋に収まりやすい大きさで、ボーカル域の芳醇さが得られる
ウェルバランスのスピーカーだと思う。

開発時の技術レポートを読むと
ウーハーの素特性は、500〜2,000Hzに山があり
しかも2次高調波歪みが低く抑えられている。
ttps://www.bbc.co.uk/rd/publications/rdreport_1983_10
実際にはディップフィルターを通してフラットに抑え込んでいるが
ボーカル域での過度特性そのものが良いということには変わりない。

こうした声の明瞭さを求める伝統は、BBCに昔からあり
LS5/8がクラシック向けなら、LS5/9はよりポップス向けとなる。
実際に開発目的として、シリアスな音楽とポップな音楽の両方を
満足する十分なレンジをもつように書いてある。

ボーカル域の明瞭さを支えるもうひとつの要因は
2.4kHz以上を受け持つツイーターの控えめな特性で
高域は16kHzで抑えてある。FM音楽番組のレンジである。
一方で、45度振っても10kHzまでほぼフラットであり
ステレオでのサービスエリアの広さはPA並で
スピーカー設置を微調整しなくても大らかに鳴る。

アナログ時代の末期に設計され、B&Wと入れ替わったと考えると
その時代性の微妙な立場と、その希少性が分かるだろう。

90 :
LS5/9の新品は、日本ではグラハムでしか買えないみたいだな

91 :
同じクラスだと日本ではハーベスのCompact 7のほうが有名だったかも。
ウーハーの中域がダンプされているので、ボーカルは大人しい感じだが
何を聴いても破綻しないというのは、意外に得難い個性かもしれない。

92 :
1970年代のBBC系列のスピーカーは
ネットワークの補正が重たく、能率が悪いということで
当時からアンプ喰いの傾向があったが
基本的にはトランジスター時代の設計である。

だが1980年代のセレッションSL-6の登場以降に
アンプの電力供給能力も鍛えられて
けして鳴りにくいスピーカーとはなくなった。

日本ではQUAD、NAIMのように英国製のうちでも
比較的マットな音色のアンプが選ばれる傾向がある。
1980年代初頭の純正の組合せであり
中低域の太さを維持したうえで
むしろ高域のしゃくりあげを抑える方向だろう。

一方で、独特の中高域の艶やかさを引き出すとなると
EARやラックスマンのように上品な艶をもつアンプを
充てるという趣向が好ましいように思う。

93 :
独特な艶のある国産アンプとして、マランツとヤマハが挙げられる。

マランツはどちらかというと、B&W製スピーカーを基準に
低域のマッシブな電力供給と高域の伸びを狙ったものだが
ラックスマンのように中域のふくよかさはなく
もっとスッキリした感じに仕上がっている。
逆に、営業統合したデノンのアンプのほうに
マランツの艶やかさが少し乗り移っている感もある。

ヤマハのほうは、昔からヤマハ・ビューティと言われる
高域のスッと伸びた夏空のようなきらびやかなサウンドがあったが
最近のものは、中域に少し油の乗った大人びた雰囲気になっている。
ヤマハというと音楽振興会のポプコンの功績が大きく
1970年代のニューミュージックのサウンドを牽引していた。
今からこうした伝統を蘇らせるということはないと思うが
現在のNS-5000路線と並行して、ラインナップに加えてもいいと思ってる。

94 :
マランツやヤマハの方向性が歌謡曲と離れていくのは
時代性のことを考えると、致し方ないような気がする。
共に「今」という音楽シーンのなかで機器の開発をしているからだ。

一方で、これらは現在のアナログ・ブームを説明できない。
音楽の一体感というか、有機的なつながりが感じられる響きが
分解能や高精度という言葉では、説明しがたいからだと思う。

何気なくラジカセから流れていた、まとまりのある響きが
何となく頭に残っている、その意味が判らないままだ。

95 :
こんな音がソフトに入っていたんだ!
ミュージシャンは(メイン楽器の陰で)こんなコトもやっていたんだ!
ということが手に取る様に分かる、驚きの高分解能と共に
音楽の一体感、高揚感、熱気までをも同時に再現出来るのが、現代のハイエンドスピーカー
ビンテージの名スピーカーには、それはそれでそれらでしか聞こえない音の良さもあるんだが
現代のスピーカーには、かっての名機からでは絶対に聞こえてこない音が出るのもまた確か

96 :
しかし石川さゆりの「ちゃんと言わなきゃ愛さない」をハイエンドスピーカーで聞くと
本当にさゆりさんは歌が上手いねえ(´▽`*) と思うと共に
あゝ、さゆりちゃんもお歳を召されたねえヽ(´Д`)ノ
とも感じてしまう
これは歌謡曲を家で聞くにあたって、なんか違うんではないのか?

というコトで
青い人、なんとかして〜
はい! サブスピーカー
というのがファイナルアンサー

97 :
歌謡曲に向いている「現代のハイエンドスピーカー」というと
TAD -ME1、 Piega Coax 711あたりかな。
このクラスになると、確かに中域のクリアネスが卓抜で
音数が増えても、ボーカルが埋もれるなんて下衆なことはおこらない。

しかし、録音品質の悪い録音は、ひたすら聴くに堪えないので
マルチトラックの位相管理が適当な1970年代以前では
音の切り貼りがチグハグに聞こえて
お気に入りの録音なんて5%もなくなるのではないか?

ちなみに石川さゆりさんはタンノイを自宅で使っていて
2010年のステサン誌でインタビューに答えている。
ちなみに高級オーディオは、録音の隅々まで再生してくれて
感心はするのだが、歌い手としては、もっとチープな機器で聴いてる人でも
感動できるような歌を心掛けているとのこと。とても無難な答だ。

98 :
しろうとのど自慢は生放送なので
チープなTVのスピーカーで聞いてもええぞ(´▽`*)

99 :
チープな特性のスピーカーということで
Jensen C6Vというギター用スピーカーで色々と聴き漁ってみた。
特性は100〜9,000Hzという蓄音機なみのものだ。
ttps://www.jensentone.com/vintage-ceramic/c6v
これをダイトーの簡易バスレフ箱につっこんでみた。

耳が慣れるまで10分くらいかかるけど
慣れてくると、昔のラジカセのパラレルワールドの登場。
実際に1972年のラジカセのスピーカーの特性は以下のとおり。
ttp://quwa.fc2web.com/RF-848-1972.jpg

聴いてみると昭和30年代から50年代までの歌謡曲を
おおむね並行的に聴き比べるには便利なアイテムだ。
喫茶店で流れた有線放送という雰囲気もあり。
冷めたアメリカン・コーヒーでもすするとでもしよう。

100 :
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           (___)|(___ )___|__ .|     えっ!?
           |<・>)=(<・> ̄|   |  ⌒).|
           |___// \___/  ノ   6) |       100ゲットですって?
           | |  / 〉\     |    |  |
           \ | んつ  〉   |     |  |   まぁ・・・
            |/  U       \   | /
            | (  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ) |     /
            \  ⌒\      ノ    /
              \________ /

                 柳沢先生


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