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絶版映画本/未DVD化/その他 2


1 :2016/07/10 〜 最終レス :2019/11/10
6以降が書き込み出来なくなった前スレ

絶版映画本/未DVD化/その他
http://yomogi.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1466299928/

2 :
『殺人狂時代』(67)の都筑道夫原作で、似た遊び心を持つ
『俺にさわると危ないぜ』(66)。DVD廃盤。松原智恵子がカワイイ。
https://www.youtube.com/watch?v=sBm7HtpABMc
長谷部安春監督の初作品。↓鈴木清順的?なイメージ映像。
https://www.youtube.com/watch?v=FQ_HWSpBTg0
最近ビデオで同監督の『野獣を消せ』(69)を観ましたが、
『俺にさわると〜』とは全く異なるシリアスでハードな力作だった。
http://www.buyuru.com/item_1020119_1.html
基地の町を我が物顔に暴れまわる愚連隊の尾藤イサオや
藤竜也(集団のボス)などの「野獣」を、主役の渋い渡哲也よりも
更に魅力的に描いている。終盤は緊迫感が高まり興奮しました。
長谷部監督で他に観ているのは『縄張はもらった』(68)ぐらい。
https://www.youtube.com/watch?v=lqfUHj9AjDI
『野獣を消せ』と『縄張はもらった』(私はイマイチだった)は未DVD化。
松原智恵子が「グー」パンチで小林旭をドツく場面に萌えた。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0006N2FI6/

3 :
誘拐とレッドテイルは何故ないのか不思議だわ

4 :
『グレイス・オブ・マイ・ハート』(96)。歌手キャロル・キングの
半生がモデル。伝記映画は苦手ですが、結構いい話でした。
https://www.youtube.com/watch?v=DsetuT5XrwI
『ミスター・アーサー』(81)。「単純」な恋愛コメディ。何回か
流れる「アーサーのテーマ(=ニューヨーク・シティ・セレナーデ)」。
https://www.youtube.com/watch?v=qMdwFkO8xA0
ダイアモンド・ユカイ(=田所豊)とキャリー・ハミルトンが主役の
『トーキョー ポップ』(88)予告編。田所豊の自然体の演技。
https://www.youtube.com/watch?v=w6OUlCuciBY
2人でキャロル・キングの「ナチュラルウーマン」を歌う場面がピーク。
https://www.youtube.com/watch?v=KmyXF5BdYKM
2002年に38歳で亡くなったキャリー・ハミルトンが最後に歌う
「Never Forget」。ダサくて沁みる80年台映画。祖父役に殿山泰司。
https://www.youtube.com/watch?v=iSsNqX46aGU
主役の2人は当時付き合っていたとTVでユカイのオカンが証言。
http://www.nhk.or.jp/suppin-blog/2014/10/29/

5 :
自己レス>>4
『グレイス・オブ・マイ・ハート』はAmazonビデオにある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00KAM10NE/
『ミスター・アーサー』のVHSがレンタル可能なサイト。
http://k-plus.biz/archives/7196
続編の『ミスター・アーサー2』(88)と2011年のリメイク版は未見。
http://k-plus.biz/archives/7199
『トーキョー ポップ(Tokyo Pop)』のジャケット写真。
https://www.buyuru.com/item_979611_1.html
『ロスト・イン・トランスレーション』(2003)に影響を与えた?とか
読んだけど未見。ダイアモンド☆ユカイは出演してるらしい。
https://www.youtube.com/watch?v=sU0oZsqeG_s
『トーキョー〜』では「笑っていいとも」に2人が出てタモリと共演。

6 :
『善悪の彼岸』(1977)。哲学者ニーチェが主役の珍しい?映画。
「自由奔放な女」(ルー・ザロメ)に親友同士の男2人が振り回される
三角関係もので、『突然炎のごとく』(62)、『海がきこえる』(93)の系統。
私が最近観たのは「116分・英語版」のビデオ。127分でイタリア語の
「ノーカット版」は未見ですが、2007年にDVD化され既に廃盤か。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000IMUX7U/
猥雑な映画で全裸(男女とも)が多く、エロさは無いがボカシだらけ。
偉人の伝記映画は苦手なので、本作もそんなには面白くなかった。
自意識過剰?な青春の書『アウトサイダー』(コリン・ウィルソン著)を
昔に読み、その中でニーチェも採り上げられていて興味があり、観ました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4087601404/
映画にも出てくる仲良く3人揃った写真。真ん中がパウル・レーという人。
http://1000ya.isis.ne.jp/file_path/1579_img045_1.jpg 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:8a1d671deac21a48eb6b1e34309afde7)


7 :
>>6
ビートたけしはコリン・ウィルソンの愛読者?!。テレビのインタビューで
「新・実存主義」がナントカとか冗談交じりに言ったり、「コリン・ウィルソン」
という名前の響きすら気に入っていると書いた雑誌を立ち読みした記憶。
http://www.asagei.com/excerpt/25893
同世代で友人?でもあった故やしきたかじんは、『晴れ時々たかじん』で
人生で最も影響を受けたのは坂口安吾の『堕落論』だと30分ぐらい
熱弁をふるっていた。『堕落論』は未読です。

8 :
全ジャンル収録の映画初心者向けガイドブック『史上最強の
◯◯バイブル』シリーズ(計3冊)。「主婦と生活社」の発行。
■1988年『史上最強のシネマバイブル』 ※黒い表紙
http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/ztun3187.jpg
■1989年『史上最強のビデオバイブル』 ※緑の表紙(未読)
■1990年『史上最強のシネマバイブル ’91』 ※ピンクの表紙
http://blog-imgs-56.fc2.com/a/m/u/amuro0/IMG_0002_1_20120518234038.jpg

「88年版」(映画の並びが五十音順で不便)と「90年版」を所有し、
読みやすく改良された「90年版」=『史上最強〜’91』の方を愛読。
「90年版」は一覧性?が高くて便利。『史上最強』シリーズ(約390頁)は
『ぴあシネマクラブ』と違い軽量(紙質の違い)で手に持っても疲れない。
洋画(アジアを含む)と邦画の割合は「8:2」ぐらい。

9 :
自己レス>>8
金原氏は(89年に)「88年版」を推薦。私は「90年版」が至高と思う。
http://www.hico.jp/sakuhinn/3sa/sijyou.htm
「一般人」の感想が多い「88年版」と違い、「90年版」はジャンル毎の
分類、解説、公開時の惹句、欄外の一般人感想など、「間口の広さと
奥行き」のバランスが絶妙。巻末の参考文献の中に同時期に他社から
出た『このビデオを見ろ!』全4集を挙げてるぐらい図太い?姿勢も
微笑ましい。「90年版」を受け継いだ「2016年版」が読みたい。4年に
1度ぐらいの間隔で中身を大幅に入れ替えた改訂版を出し続けてほしい。

画像付きで「90年版」=『史上最強〜’91』が紹介されているツイート。
https://twitter.com/kazu_tama/status/621632971884204032

10 :
若い頃に愛読していた『ファミコン必勝本』に、ポケモンで
有名な田尻智氏が連載を持っていた(ポケモン開発以前)。
同誌で「自分の人生を変えた映画」として下品なカルト映画
『ピンク・フラミンゴ』(72)の名を何度か挙げてプッシュしていた。
ある時は「念願だった無修正(肛門パクパク?)の海外盤ビデオを
入手できて嬉しい」とか書いてた。DVD出てます。↓ポスター。
http://movieposters.2038.net/p/Pink-Flamingos.jpg

11 :
少し興味を持った映画関係のガイドブック

7月11日・発売済み⇒「[特集]俺たちの角川映画。」 昭和40年男 2016年8月号
https://www.amazon.co.jp/dp/B01G5SQRRU/
7月29日・発売予定⇒「観ずにRるか! 傑作音楽シネマ88」
https://www.amazon.co.jp/dp/4865370609/
8月3日・発売予定⇒「最強ミステリ映画決定戦」
https://www.amazon.co.jp/dp/4800310245/
8月9日・発売予定⇒「私たちが愛した80年代洋画(仮)」
https://www.amazon.co.jp/dp/477781758X/

12 :
『御用牙』(1972)。小池一夫・原作劇画(未読)の実写映画化。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005NYSO/
映画は3本作られ海外では既にDVD化(2〜3作目は未見)。
予告編の端々に私の好きな「小池一夫らしさ」が映っている。
https://www.youtube.com/watch?v=E-ZvLtoV0yo
『ロッキー』並みに黙々と「肉棒(Sword of Justice!?)」を鍛錬。
https://www.youtube.com/watch?v=9BJ48uAALbc
エンディング↓。映画は「普通」。映像・音楽が時々無駄に渋い。
https://www.youtube.com/watch?v=_HUYWPfvf90
https://www.youtube.com/watch?v=9QmLZFGUMrg
漫画への関心を失った頃から読み始めた小池氏原作の過剰に
「変」なノワール(暗黒)劇画の旧作に一時期魅了されました。映画
『探偵マイク・ハマー 俺が掟だ!』(82)に更に歪な「SEXと暴力」
をブチ込んだ禁断の世界観。NYの警官もの『マッド☆ブル34』が
10代の頃は好きでしたが『御用牙』にも相通じるノリ。エロかった。

13 :
ラジオで初めて聞いたジョナサン・バトラー『Lise』が良かった。
https://www.youtube.com/watch?v=JXdRlOdVfRY
大昔に映画館で観た角川映画の2本は、エンディングの
ローズマリー・バトラーという歌手の熱唱が盛り上げてくれた。
https://www.youtube.com/watch?v=tM6_p8NPti4
アニメ『幻魔大戦』(83)と、草刈正雄の『汚れた英雄』(82)。
歌だけ憶えてる『汚れた〜』は目当ての『伊賀忍法帖』と同時上映。
https://www.youtube.com/watch?v=OFPH2LwFAOw
『伊賀〜』のエンディングは宇崎竜童の辛気臭い歌で暗い
気分になる。『汚れた〜』がガイジンの歌だったので「被る」のを
避けたんでしょうか。奇想と「奇面」と真田広之を愛でる映画。
https://www.youtube.com/watch?v=nI7jdASQivY
「ハルマゲドン接近」とか「オンマリシエイソワカ」のCMが懐かしい。
『里見八犬伝』(83)もガイジンの歌↓に満足して映画館を出た。
https://www.youtube.com/watch?v=szMwhGP_3q8

14 :
自己レスで追加>>12
Amazonビデオで「小池一夫」氏原作の危ない青春エロ劇画?の
映画化『高校生無頼控』(72)が配信中。原作・映画共に未見。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0105IZRJU/
これも未読の『小池一夫伝説』を書かれたマンガ評論家の方が
『笑うシネマ』(2001年)で「絶叫、へ理屈、R!狂気炸裂!
沖雅也主演、幻の傑作」と未ソフト化の第1作目を推薦。
http://www.amazon.co.jp/dp/toc/4757706383/
数ある「マンガ原作映画」の中でも(変な角度に?)突き抜けてるらしい。
2作目『突きのムラマサ』(73)と3作目『感じるゥ〜ムラマサ』(73)も
配信中(未ソフト化)。主役が沖から替わり普通?になったらしい。
『小池一夫伝説』(2011年)。2004年からの連載を単行本化。
https://www.amazon.co.jp/dp/4862488498/

15 :
芸能界を引退した島田紳助氏が過去に語った好きな映画。
「CLUB紳助」というトーク番組に、『ガキ帝国』(81)で
「主演⇔監督」の間柄だった親しい井筒監督が当時の新作
『宇宙の法則』(90)の宣伝を兼ねて出演。映画談議になり、
島田氏は京都の医大生たちの群像劇『ヒポクラテスたち』(80)が
一番好きだと語った。↓予告編。いい映画だった気がします。
https://vimeo.com/163282565
他のテレビ番組では「洋画は外国人の顔の見分けがつかないから
観ない」とも発言。監督された『風、スローダウン』(91)は未見。

『ヒポクラテスたち』のリメイクをすればいいのに。レイアウトは↓で。
http://hifumi.ocnk.net/data/hifumi/product/20160503_a43778.JPG
http://gyao.c.yimg.jp/rio/v/2dc6aaf4846893337eb2fee958118ba6.jpg

16 :
『悪趣味ビデオ聖書(バイブル)』が9月2日発売予定。
https://www.amazon.co.jp/dp/4800310350/
「80年代悪趣味ビデオ学」シリーズ最新(最終?)作。値段は¥3,024。

17 :
どーでもいい追加>>12 >>14
小池一夫氏原作の膨大な作品群で読んでいるのは、ほんの一部。
時代劇系と絵柄が苦手なのは読まず。映画化した『忘八武士道』、
『修羅雪姫』は原作含め未見、『子連れ狼』は1作目だけ観ました。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=115545
好きな劇画は『I・餓男(アイウエオボーイ)』、『殺愛』、『木曜日のリカ』、
『ザ・テロル』、『21世紀の狐』、『長男の時代』、『バーボン警察』あたり。
内容は忘れたけど『少年の町ZF』、『サハラ 女外人部隊』も良かった。
小池書院から発行されたエド・マクベインの「87分署シリーズ」(未読)の
漫画化『警官嫌い』、『麻薬密売人』、『ハートの刺青』も秀作揃いです。
『ヒルストリート・ブルース』が好きだった方にも薦めたい、古びない面白さ。
小池氏は「キャラクター重視」らしいですが、そのせいなのか、未完というか
綺麗に完結する作品は少ない気がする。面白いので構わないですが。
「装弾」小池一雄、「発射」池上遼一の初期『I・餓男』のジャケット。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/816rEZoAP2L.jpg
『北斗の拳』の原哲夫氏は70年台の池上氏の絵↑に影響を受けたと語る。

18 :
小池氏はケン・ローチ監督の『Sweet Sixteen』(2002)が好きと
ツイッターに投稿したらしいが、私も大好きな映画なので嬉しい。
https://twitter.com/koikekazuo/status/626028398712754176
ケン・ローチ(1936年6月17日〜)は小池氏と同じ年齢。
私は『Sweet〜』、『マイ・ネーム・イズ・ジョー』(98)、『ケス』(69)、
『レディバード・レディバード』(94)の順で好き。この4本しか観て
ないけど全部素晴らしい映画だった。『Sweet Sixteen』の予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=-rsDPu9wgjs
『マイ・ネーム・イズ・ジョー』の予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=Yqt3PD4C9_k

19 :
故・望月三起也氏の『ワイルド7』に関する自己レス。
http://yomogi.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/875
実写ドラマ(72〜73年)も実写映画(2011年)も未見です。

望月氏が2014年に地元・横浜のweb雑誌で受けたインタビュー。
http://hamarepo.com/story.php?story_id=3105
⇒『ワイルド7』は2011年には『WILD7』として実写映画化もされた。
 映画化についてのご感想は?
 「ノーコメントでお願いしますっ!」
http://hamarepo.com/story.php?page_no=1&story_id=3105&from=
⇒描く作品は100%映画に影響を受けていると語る先生。漫画執筆のみならず、
 映画にもチャレンジをしているそうだ。
 「脚本を書いてるんだ。もう2本書いた。これでいつか、思うさま映画を撮ってみたい」
 映画監督デビューも目論んでいる。身振り手振りで話して、先生が笑う。

小説家でもマンガ家でも「自作の映画化」に満足してる人は少なそうですね。

20 :
自己レス>>13
「角川映画は映画公開と同日にビデオを出した」と誰かが
書いているのを見て思い出しました。80年台前半だけ?なのか
特定の映画だけだったのか知らないけど、角川映画を観に行ったら
公開中の映画のビデオを映画館で売っていた。当時は1万円
以上したので「誰が買うんだろう」とガキだった私は感じていた。
ネットが無かったので「映画泥棒」が問題になる遙か前の時代。

21 :
何故か高評価を得ている『スタントマン』(80)。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=0LEe3r1mpKM
『映画一日一本365』(2005年)では、ピーター・オトゥール
演じる映画監督の父性がナントカと解説(私には理解できず)。
http://www.amazon.co.jp/dp/402261496X/
撮影現場に逃げ込みスタントマンになるスティーヴ・レイルズバックは、
未見の『ヘルタースケルター』(76)で「チャールズ・マンソン」を演じる
ぐらいのチンピラ顔だが、映画内ではハンサムだとおだてられる。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/10/026.jpg
http://k-plus.biz/archives/8592
「131分」は疲れた。映画内でレイルズバックが監督のオトゥールに
抱く感情と同様に、最後まで「意図が読めない」奇妙な味わい。

22 :
>>21
『映画一日〜』は「スティーヴン・セガールの無駄使い」で知られる?
飛行中のジャンボ機内での特殊部隊とテロリストの息詰まる攻防戦
『エグゼクティブ・デシジョン』(96)を評価してるのが個人的に嬉しいし、
信頼できる。↓予告篇。テレビで偶然に観て手に汗を握りっぱなし。
https://www.youtube.com/watch?v=3dyQBOBTmHw
『悪魔の告白』(90年)というチャールズ・マンスンのノンフィクションは
昔読んだ。ザ・ビーチ・ボーイズの誰かと知り合いとか書いてあった。
https://www.amazon.co.jp/dp/4915536084/

23 :
自己レス>>17
「小池ノワール」、「小池流パルプ・フィクション」の作品群に
属する漫画『長男の時代』。作画は『巨人の星』の川崎
のぼる氏。↓新書版・全7巻の表紙。絵は古いが面白い。
http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/50/0000348850/62/imgb78db0bazikfzj.jpeg
このタイトルで殺し屋(もちろん長男)が主人公。後半の
渡米するあたりから『I・餓男』と話の展開が若干カブっている。
小池氏の犯罪ものに川崎氏の絵という不向き?なコラボですが、
梶原一騎×鈴木清順の『悲愁物語』(77)みたいに食い合わせが
悪いようで意外にイケる。『悲愁〜』はクセの強さで有名?です。
https://www.youtube.com/watch?v=DFQlo5vahYo
ビデオでの『悲愁〜』が鈴木清順監督作の初見。嫌いではない。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00716QW3K/
真偽不明な衒学趣味(こけおどし?ハッタリ?)も小池氏原作の特徴。

24 :
『マンガ伝 「巨人の星」から「美味しんぼ」まで』(87年)の
「青年マンガの“地方の時代”」という章では、1976年から
連載の『博多っ子純情』、75年〜の『土佐の一本釣り』、
78年〜の『じゃりン子チエ』の3作を解説し、最後に79年〜の
『まんだら屋の良太』も挙げ、「生活感あふれる新しいタイプの
ヒーロー」と総括。村上知彦、故・米沢嘉博、高取英の共著。
https://www.amazon.co.jp/dp/4582742068/
4作品全てが映画化され(1本は高畑勲監督のアニメ)、全部
ビデオとテレビで観てますが、贔屓の?『まんだら屋の良太』(86)が
「引き倒し」かもしれませんが、やはり一番良いと思う。これだけ
未DVD化です。アニメ版(OVA)の『まんだら屋の良太』(89)は
OPとEDに歌が流れる2話のオムニバスでパイロット版か?!。
https://www.buyuru.com/item_977757_1.html
著者・畑中純(故人)の公式サイトで第1話の「温泉宿」が読める。
http://www.junhatanaka.net/ryota1.html
↑には登場しない良太と月子の下ネタだらけの掛け合いが傑作。

25 :
カナダ映画『アサインメント』(97)。意味は「割り当てられた課題」。
「伝説のテロリスト」カルロスと全く同じ容姿をしている為に、半ば
強制的に「対テロ戦争」に巻き込まれる米国海軍士官のラミレス。
https://www.youtube.com/watch?v=weCyA61c3F0
1970年台のフランス・パリでのテロ事件(CGの爆破がショボい!)から
幕が開き、舞台となる時代は冷戦終了直前の1988年。味方と知らずに
殺し合う『◯◯大捜査線』や、敵の心情になりきる『刑事グラハム』等を
連想。刑務所跡みたいな所での特訓は『ザ・アマチュア』も思い出した。
もしかしたら『ボーン』シリーズ(2002年〜)にも影響を与えているかも
しれない。1流とまでは呼べないけどメチャ面白い「1流半」の傑作。
脇を固めるD・サザーランド、B・キングズレーも渋い。DVDあり。
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/B003XKRTSA/

26 :
井筒和幸監督の2012年の「熱い」インタビュー。2ページ目(全3ページ)。
http://www.business-plus.net/special/1210/388801.shtml
・・・60年代や70年代というのは、いわゆる“少数派”のものに価値を
見出していた時代だった。皆が掘り出し物を探して、そして自分が良いと
思ったものを、周囲の人間に語って回った。///中略///そんな情況の中で、
本当に胸を打たれ、血が騒ぎ出す作品が人づてに伝えられ、個々の
価値観が互いに抗いながら、刺激されることになっていったのです。・・・
・・・ものすごい数の本や音楽や映画の情報がある。でも、どれを選べば
よいかわかるわけがない。///中略///時間もないし、執念もない。映画は
オタクの趣味なんかじゃなくて、その人の人生途上の寄港地のようなモノ。
その源流までも見据えて解き明かしてくれる評論家や書物ももう存在しなく
なったしね。時々、「映画この100本」みたいな棚卸し特集が組まれることも
あるけれど、いつも同じものばっかり。///中略///価値があるにも関わらず
支持されないものは放置され、さらに探しづらい状況に陥っています。・・・

↑井筒カントクらしい?面倒くさくて「濃い」発言だらけなので、よければ全文を。

27 :
自己レス>>26
映画好きではないが、『このビデオを見ろ!』(井筒氏も執筆)等の「熱」が
伝わる本を度々読み返すのは、「60年代や70年代」にもあった?良質な
部分を感じるからか。「CINEMAだいすき!」という大阪・よみうりTVの
深夜に時々やっていた映画の特集(4〜5日にわたって毎日1本)で、
「井筒和幸セレクション」というのがあって、邦画ばかり?5本ぐらいの中に
内田吐夢の傑作『飢餓海峡』(65)があり、私はそれが初見。↓予告篇。
http://www.dailymotion.com/video/x7h7ou_le-detroit-de-la-faim-tomu-uchida-t_shortfilms

28 :
予防拘禁は『マイノリティ・リポート』(P・K・ディック原作)。
https://www.youtube.com/watch?v=jdl6eAIx2K4
殺人予知の『デッドゾーン』(S・キング原作)。予防殺人?
https://www.youtube.com/watch?v=CuTeRM_8egk
廃品(不良品)回収が『ブレードランナー』(P・K・ディック原作)。
https://www.youtube.com/watch?v=kEZ0IE32Mko
↑への影響が見られる?『アルファヴィル』(65)を観た。渋かった。
https://www.youtube.com/watch?v=CzaATgGHmy0
低予算の近未来SFで主役はガマガエルみたいだがカッコいい。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00FLNKT8E/

29 :
コンニャク - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%A3%E3%82%AF
◆カロリーが極めて低く食物繊維が豊富で「砂払い(整腸)」の薬効
 ⇒栄養は無いが腸内(≒頭の中)スッキリ(※老廃物排出機能)
◆独特の臭みあり(灰汁抜き必要) / 1日1s以上を食べると腸閉塞
 ⇒美味く(上手く)はない / 過剰摂取(≒多く観過ぎる)に要注意
◆お化け屋敷や肝試しにおける恐怖演出の小道具や「オナホール」としても使用
 ⇒低俗(直截的、露骨)・低コストな「ホラーとポルノ」も得意
◆閻魔大王の好物 / コンニャクの英名「devil's tongue(=悪魔の舌)」
 ⇒ゲテモノ、いかもの(本物に似せたまがいもの)の類

⇒「コンニャク」≒「エクスプロイテーション映画」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1383085213

30 :
自己レス>>15
イギリス映画『さらば青春の光』(1979)の有名な?ポスター。
http://www.movieposterstudio.com/pimg/Quadrophenia_Q.jpg
今更ですが『ヒポクラテスたち』(1980)は↑を意識してる?
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51jKZrnmBOL.jpg
http://hifumi.ocnk.net/data/hifumi/product/20160503_a43778.JPG
『さらば〜』と『AKIRA』(88)に関する思い付きの駄文を投稿済み。
http://kanae.2ch.sc/test/read.cgi/animovie/1374502627/779
↑「過去と決別するために【リーダー格の人間の】バイクを大破」に修正。

『さらば青春の光』予告篇。本作の続篇?が製作されてるらしい。
https://www.youtube.com/watch?v=Xwp5Fu2KZsc

31 :
映画に出てくる「二人組の殺し屋」に弱い。近年の作品は特に
疎くて知りません。ドジでマヌケな「コメディリリーフ」は除外しました。
『殺人者たち』(64)、『ガルシアの首』(74)、『灰とダイヤモンド』(58)、
『パルプ・フィクション』(94)。『処刑人』(99)は見てるが憶えてない。
サム・ペキンパー(1925–1984)監督作は、11本観た中ではモロに
劇画っぽい『ガルシアの首』が、大差は無いけれど最も好み。
主人公は元・米国海軍所属?、現・メキシコの安酒場でピアノ弾きの
ウォーレン・オーツ。殺し屋コンビが相思相愛のホモ?という「誰得」設定。
https://www.youtube.com/watch?v=cgd8V7Ztl5Q
『殺人者たち』はリー・マーヴィン、クルー・ギャラガーの新旧の名コンビ。
https://www.youtube.com/watch?v=AtOK4k6HHe8
↑TV映画として制作されたので画面は安っぽいけれど面白いです。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B000MGBQ0U/

32 :
「前向き」過ぎる姉妹が主役の『ナイト・オブ・ザ・コメット』(84)。
https://www.youtube.com/watch?v=pdH8NQbvOKo
↑妹が「ベッキー」にソックリ(特に表情)で、黒髪直毛なら更に似る。
「コメット」=「彗星」。DVDは5作品セットのBOXのみで
現在は廃盤。ツタヤでは単品レンタル可能?。↓VHS版。
http://www.buyuru.com/item_1132378_1.html
状況設定は『アイ・アム・レジェンド』(2007)みたい。予想とは
違ったけどイキな映画でした。なかざわひでゆき氏の解説。
http://angeleyes.dee.cc/cult_horror_80s/cult_horror_80s.html
↓「ベッキー」似の画像が付いている『ナイト〜』に関するツイート。
https://twitter.com/stetienneheaven/status/623429202138677248

33 :
3話オムニバス『危ない話』(89)の第2話は、黒沢清監督の
「奴らは今夜もやってきた」。暴風雨のような痛快アクション。廃盤。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000062VGR/
この快作に出てきた謎の殺し屋?2人組は、最近知った沖縄の
「マユンガナシ」(二人一組で行動)↓を思わせる。見た目もソックリ。
https://www.youtube.com/watch?v=a1QqsTkpUes
「奴らは今夜も〜」の対決場面はSF漫画『銃夢』(90〜95年)の
「白熱掌のクライブ・リー」と同じ結果に。ハリウッドで実写化予定の
『銃夢』は未DVD化のOVAあり。「クライブ・リー」も出ていたと思う。
https://www.buyuru.com/item_1065124_1.html
↑前後編(各30分)をまとめた1本!?。原作ファンの私は不満。

34 :
自己レス>>31
「ペキンパー」というヘンテコな名前の監督のフィルモグラフィ。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=6653&ct=
サム・ペキンパーを「認識」したのは確かマンガ家の大友克洋氏の
昔のインタビューだった。『サン・バーグズヒルの想い出』(1980年)という
短篇漫画は「全体的にペキンパーの影響が強い」と自ら記されている。
https://www.amazon.co.jp/dp/4063196585/
大友氏のアシスタントもされていたらしい高寺彰彦氏作画の単行本
『サルタン防衛隊』収録作品もペキンパー的な暴力描写に満ちていた!?。
http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/503017722.jpg
荒木飛呂彦氏の短篇マンガでデビュー作『武装ポーカー』(1980年)。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71UuoDvHAiL._SL1500_.jpg
↑黒髪が「ドン・ペキンパー」、金髪が「マイク・ハーパー」。ドン・シーゲル、
マイク・ハマー、ルー・ハーパーか。オーソン・ウェルズ似の爺さんも登場。
名付け方がフレッド・デッカーの『クリープス』(86)みたいなリスペクト方式?
https://www.youtube.com/watch?v=ubSZB0s9N9A

35 :
アル・パチーノが人間くさい弁護士を熱演する『ジャスティス』(79)。
https://www.youtube.com/watch?v=EurI6BGsqMM
一時期読書家でもないのに『ダ・ヴィンチ』という「本の情報誌」を
毎月購読していた。映画関連も少しだけあり、ミュージシャンや
タレントが自分の大好きな映画を語る連載企画で、鷺沢萠という
作家は『ジャスティス』を選び、「justice for all」(原題)とパチーノが叫ぶ
場面で毎回泣く、と書いていたのを憶えている。私も大好きな作品。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0002J576G/
映画自体が「矛盾を抱えた人間という生き物」に対する賛歌の
ようで、予告編と違いユーモアがあり、深刻ぶるだけの映画ではない。
鷺沢氏には『シネマ・ボム!』という本もある。私は小説を含め未読。
https://www.amazon.co.jp/dp/4901976184/

36 :
過去の投稿↓への自己レスも兼ねて。
http://yomogi.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1363762024/21
9月13日に『フリッツ・ザ・キャット コンプリート』が発売予定。
http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68324968
著者ロバート・クラム宅への小野耕世氏の訪問記などが入った
『フリッツ・ザ・キャット』(77年)は乱丁(上下が逆)有りを所有。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J8SCWG/
未DVD化の『フリッツ〜』(72)予告篇。警官は豚、黒人はカラス。
https://www.youtube.com/watch?v=kf7diA3Rcp8
ドキュメンタリー『クラム』(94)は未だに見れず。DVD廃盤。
https://www.youtube.com/watch?v=nF_uM-7fuwc

37 :
自己レス>>23
オンナ達が主役で戦う2016年版『ゴーストバスターズ』が
上映してるらしい。元祖の1984年版すら未見ですが、便乗して
小池一夫氏原作の好きな作品のひとつ『サハラ 女外人部隊』。
https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/616FxewyBzL._SL500_.jpg
「miscellaneous」というブログで全19回で解説(未読)しています。
http://yoursweetness.blog39.fc2.com/category12-1.html
http://yoursweetness.blog39.fc2.com/blog-category-12.html
↑から登場人物たちの画像を数点拝借。「傭兵」モノだった?
http://blog-imgs-26-origin.fc2.com/y/o/u/yoursweetness/0178.jpg
http://blog-imgs-26-origin.fc2.com/y/o/u/yoursweetness/0179.jpg
http://blog-imgs-26-origin.fc2.com/y/o/u/yoursweetness/0180.jpg
http://blog-imgs-26-origin.fc2.com/y/o/u/yoursweetness/0183.jpg
絵が好きなタイプの劇画調。ストーリーは忘れたけど、面白かった。
去年末に閉店した喫茶店『沙婆裸(サハラ)』は小池氏命名だそうです。
http://withnews.jp/article/f0151223001qq000000000000000W02j0401qq000012867A

38 :
クラム持ってるわ。

39 :
『銃夢』への自己レス>>33 「ネタバレ」なので要注意。
↓主人公の「ガリィ」と「クライブ・リー」の対決場面の結末。
https://pbs.twimg.com/media/Cjxeaa_UYAA_Seb.jpg
https://pbs.twimg.com/media/CjxeabCVAAEnrB0.jpg

40 :
未DVD化の深作欣二監督『黒薔薇の館』(69)予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=oYsMwZso8oA
「男の人生を狂わせる運命の女」=「ファム・ファタール」役で
美輪明宏様が主演。若かりし田村正和が美輪の「本命」役。
西村晃(後の水戸黄門)が「俺の性技(せいぎ)は特別だ!」と
捨てられた美輪に復縁を迫る珍場面ぐらいしか憶えておらず。
同じく美輪様が主演された『黒蜥蜴』(68)は未見(未DVD化)。
https://vimeo.com/85414695
ミュージカル?の『黒蜥蜴』(62)も評価が高いようですが未見。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00F3YU1YI/
NHKでやってた美輪様のインタビューを昔にチラ見しました。
『黒蜥蜴』で共演した三島由紀夫が監督に対し「私とのキスを
強く要求したのよ、オホホ」と裏話を語ってました。観ないと。

41 :
自己レス>>30
『さらば青春の光』(79)のファン作成予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=KZGqryaU_PA
↑には出ませんが、本編では『ドラッグストア・カウボーイ』(89)
みたいに深夜に閉店後の薬局にクスリを盗みに入る場面も。
60年代の「モッズとロッカーズ」を説明する写真付きの文章。
https://nostos.jp/archives/128098
私は音楽もファッションも無知(センス皆無)でサッパリ分からず。

『AKIRA』(88)のファン作成の予告篇。英語版。
https://www.youtube.com/watch?v=NCmVrn2gnRs
日本語の公式予告編。
https://www.youtube.com/watch?v=zIgFpdix8PI

42 :
『ナタリーの朝』(1969)が7月に世界初?DVD化されてた。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51c86RdPtBL.jpg
リージョン「4」で、オーストラリア地域で販売中?
https://www.amazon.com/dp/B01HD2TOWW/
ヘンリー・マンシーニ作曲の挿入歌。ヴォーカル「有り」。
https://www.youtube.com/watch?v=e0YGMrZdUVY
ヴォーカル「無し」。日本でのDVD化を微かに期待しよう。
https://www.youtube.com/watch?v=yYaQO7g0cOc

43 :
寺沢武一『コブラ』のアニメを使用した外国人歌手のMV。
https://www.youtube.com/watch?v=n12OBlcHx9E
こちらの方のツイート↓で知った。原作漫画も大好きな作品。
https://twitter.com/rock1963dracule/status/767226957381509120
出崎統監督の「劇場版」(1982年)の映像のみを使用。

『機動戦士ガンダム』のイタリア語版の主題歌?ダサ過ぎる。
https://www.youtube.com/watch?v=lKWW5brsltw

44 :
TV『所さんの目がテン!』で「恐怖と快感」、「恐怖と笑い」に
ついて検証をしていた。脳の「恐怖を感じる部位」の興奮が
高まると、近い部位に影響を与えるとか何とか。お化け屋敷や
ジェットコースターでの実験。チラ見しただけで不正確ですが。
読売テレビ「9月4日(日)放送分」で日本テレビからは1週間遅れ。
http://www.ntv.co.jp/megaten/zenkoku.html
楳図かずお先生もよく「恐怖と笑いは紙一重」と発言されてるし、
『悪魔のいけにえ』(74)でも血塗れの女は引きつり笑い(するしかない)。
https://www.youtube.com/watch?v=HgJQvyngAeM
日テレ系だと思うけど大昔に「世界の実録事件」みたいな特番で
『悪魔のいけにえ』の一部を「アメリカでの事件がモデル」と説明して
ゴールデンタイムに放送。小学校低学年には恐ろし過ぎるトラウマ。
その当時は印象的なチェーンソー以外には勿論タイトルも知らない。

45 :
『ボーン・アイデンティティー』(2002)以前の「ボーン」はTV映画。
ビデオでは『狙撃者(スナイパー)』(88)の名で前・後編の2本組み。
https://www.buyuru.com/item_1010095_1.html
『このビデオを見ろ!』では「◎」の最高評価で、確かに面白かった。
後の『ボーン』シリーズよりも「ドラマ」の要素が強くアクションは控え目。
テレビCM(予告)と、テーマ曲?付きの静止画像のスライドショー。
https://www.youtube.com/watch?v=htm4GyeWIuM
https://www.youtube.com/watch?v=wNCuZyNRZns
現在は『狙撃者/ボーン・アイデンティティ』のタイトルでDVDに。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00007AJUK/
昔の少年マンガ『暗号名シードラゴン』(百里あきら)は今から考えると、
設定をロバート・ラドラムの原作『暗殺者』(未読)から拝借してると思う。
記憶喪失の若者が高校?へ転入してきて、後から転入してきた刺客と
3頭身のキャラ同士で校内で死闘を繰り広げる割と面白い内容。
最後は打ち切りだったようで急展開の最終回。新書判で全2巻。
http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/501018099.jpg

46 :
『チェッキング・アウト』(英1989)。少年時代から冗談ばかりを
言う親友(現在は会社の同僚)が、パーティーでいつものように
ジョーク(=イタリア人は何故BBQをしない?)を披露している
最中(オチの直前)に突然死。それ以来「死の恐怖」と「BBQ
ジョークの落ち」に取り憑かれる男の話。面白かった。未DVD化。
http://www.traileraddict.com/checking-out/trailer
悪評高い?ジョー・エスターハスの脚本。↓エンディングの沁みる歌。
https://www.youtube.com/watch?v=cwqhdRs4jyA
『ビッグ・リボウスキ』(98)が好きな人なら気に入ってくれるかも。
https://www.youtube.com/watch?v=cd-go0oBF4Y
「バカ笑い」ではなくニヤニヤする感じ。低評価なのが不思議。

47 :
「で蚊い」のコピーでお馴染みの『モスキート』(米1995)。
https://www.youtube.com/watch?v=uTHy-2nKCxE
↑フランス語吹き替え版の予告。デカい蚊がキモくて痛そう。
序盤のキャンプ場のあたりまでは「いかにもなB級」感。
終盤の、一軒家で巨大な「蚊」の集団と『要塞警察』ばりに
戦う辺りになってくるとかなり引き込まれてる。↓違う予告。
https://www.amazon.com/dp/B00K3T3KDW/
この監督の映画はデビュー作のコレしか観ていませんし、
このジャンルの映画に詳しいわけでもないので、本作が
どういうポジションを占めるかは不明。チープですが面白い。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=23537
一度だけ2001年にDVD化。私はビデオで観ました。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00005NS4U/
https://www.buyuru.com/item_923268_2.html
本国アメリカでは20周年記念のブルーレイを去年発売。
https://www.amazon.com/dp/B012BD3RIK/

48 :
昔テレビ東京系の短時間番組(9:54〜9:57みたいなの)で
芸能人がお気に入りの映画を語るのがあった。川平慈英は、
ロビン・ウィリアムズがエリート校に赴任して波乱を起こす型破り
教師を演じた『いまを生きる』(89)を挙げ、役者志望の生徒の
「事件」で毎回ボロ泣きすると目を潤ませて語った。予告編。
https://www.youtube.com/watch?v=4lj185DaZ_o
当人はサッカー選手になる夢を断念して?役者になったらしい。

49 :
エレクトリック?西部劇『ウエスタン・ロック ザカライヤ』(71)。
https://www.youtube.com/watch?v=L3-1ZFPSaro
予告↑。ポスター等に使用の「キーアート」がかなりカッコイイ。
http://rarefilm.net/wp-content/uploads/2015/11/Zachariah-1971.jpg
中身は下に書かれてある感想に私も近い。「喧嘩して仲直り」。
http://www.video-market.net/vm/free_paper/200409/index.htm
ピッチピチのドン・ジョンソン(22歳)主演。もう一人の主役である
ジョン・ルービンスタイン(1946 –)は、『ドラゴンスレイヤー』(81)に
主演のピーター・マクニコル(1954 –)と顔が似ていて紛らわしい。
https://www.youtube.com/watch?v=RSWznYdY_e8
違う予告↓。かっこいい英雄譚ではなく、人間くさいのがイイ。
https://www.youtube.com/watch?v=796gyoCcf70
2本とも未DVD化。『ドラゴン〜』は佳作といった感じ。

50 :
英国人天才数学者アラン・チューリング(1912–1954)の伝記映画、
『掟 ブレイキング・ザ・コード』(96)。事実に忠実なのかは知りませんが、
このBBCのTV映画で描かれるチューリングは、同性愛者(ゲイ)で
「どもり」(吃音症)で成人しても爪を噛むクセが治らず、部屋の片付け
が苦手。DVDは2度発売。いい映画だから↓の陰気さが残念。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51F6X1RZAEL.jpg
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51NN0VG6CQL.jpg
堅苦しさは全く無くて、不思議なユーモアがあり、チャーミングです。
当時の英国では「同性愛」は犯罪で、露見すると逮捕される。
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014)は同じ
原作の映画化(チューリング=ベネディクト・カンバーバッチ)ですが未見。
有名作ですが、難解そうなイメージで敬遠していた『Π(パイ)』(98)。
https://www.youtube.com/watch?v=jo18VIoR2xU
数字に憑かれた若い天才数学者のナイーブ過ぎるドラマ。良かった。

51 :
ビリー・ワイルダー監督の遺作で「ユルさ」が楽しい未DVD化の
『新・おかしな二人 バディ・バディ』(81)。↓過去の投稿。
http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1322710526/129
予告篇↓。『おかしな二人』(68)と同じ「マッソー/レモン」コンビ。
https://www.youtube.com/watch?v=gAISu32kAZs
SEX療法?の医者役でクラウス・キンスキーも少しだけ出演。
未見のオリジナルは「殺し屋=リノ・ヴァンチュラ」で高評価の
フランス映画『殺し屋とセールスマン』(73)。↓予告。未ソフト化。
https://www.youtube.com/watch?v=sWkgOePEGL0
↑の本篇(日本語字幕無し!?)が過去にネットで放映されたらしい。
https://japon.tv5monde.com/Resources/Articles/映画/YUSUKE-KENMOTSU/2016/01/L-EMMERDEUR-『殺し屋とセールスマン』
放映した「TV5MONDE」(テヴェサンクモンド)のウィキペディア。
https://ja.wikipedia.org/wiki/TV5MONDE
最近では『影の軍隊』も放映。サッカーの試合も放送したらしい。

52 :
未DVD化の『ナイトフライヤー』(97)。短篇小説が原作でS・キングでは
唯一読んでます。同じキングの小説(未読)で、映画ではC・ウォーケンが
演じた『デッドゾーン』の主役に関する記述も有り。↓この予告はイマイチ。
https://www.youtube.com/watch?v=3tnDpAZkSr0
こちら↓は腐臭が漂っていて良いけれど「顔バレ」。闇堕ち?した『紅の豚』。
https://www.youtube.com/watch?v=LLSk-9zee44
高橋克彦『幻想ホラー映画館』(原著は「幻想映画館」)の好評価で
知りました。高橋氏は年季の入った映画好きのようですが、「昔の映画は
良かった」派ではなく、新作も観てソフトも集める方のようだ。読んでいて
違和感があったのは「宇宙人の存在は真実」という前提で書かれた幾つかの
文章。「と学会」による批判?もあるらしい。私は「宇宙人」に興味が無い。
https://www.amazon.co.jp/dp/4569573037/
氏は古今東西のSF・ホラーにも詳しいようです。文章も読みやすく、分量の
ある本を読みたい。↓キングによるホラー評論『死の舞踏』(文庫判を所有)。
https://www.amazon.co.jp/dp/4901784218/

53 :
糞スレ

54 :
イタリア映画『新・黄金の七人 7×7』(68)。DVD廃盤。
「黄金の七人」シリーズの3作目。コレと1作目だけ観てる。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000065E2S/
「お洒落な泥棒映画」なら1作目ですが、より面白いのは
男だらけで泥臭い傑作『7×7』です。俳優の方が
『このビデオを見ろ!』で本作を絶賛していて、ビデオで観た。
https://www.youtube.com/watch?v=ZJR7l8E4pN0
↑テーマ曲。1作目と2作目はブルーレイ化しているようです。
同じミケーレ・ルーポ監督の『国際泥棒組織』(67)は凡作で
未DVD化。ビデオでのタイトルは『殺しのメロディー』。
http://www.geocities.jp/dario780/021.jpg
http://www.suruga-ya.jp/product/detail/933038289001

55 :
「U-15タレント」板にいるロリコン長文野郎と同じにおいがする。

56 :
『ハードエイト』(96)。邦題は「賭博師シドニー」でもいい。
最近観た20年前の映画。既に「新しい古典」の風格。
https://www.youtube.com/watch?v=itcq0jGwBjc
有名監督のデビュー作らしいけど、さすがという感じでした。
フランス映画『賭博師ボブ』(56)。シドニーもボブも堅気では
ないが「後期オッサン」の理想像みたいな貫禄と面倒見の良さ。
https://www.youtube.com/watch?v=ADdXj2Ucjzo
好き嫌いが別れるかもしれない意外な展開。いい映画でした。

57 :
レイ・リオッタ主演のハードな刑事もの『フェニックス』(98)。
南部アリゾナ州が舞台。切実な「ドン詰まりの中年」描写。
https://www.buyuru.com/item_765123_2.html
ギャンブル中毒で多額の借金を抱える者(レイ・リオッタ)や、
高利貸しの手下など腐敗した刑事4人が「襲撃」を計画。
https://www.youtube.com/watch?v=o59vS8fCm7I
「襲撃」までは『トレーニングデイ』(01)や『ダーク・スティール』(02)
に並ぶゴツさで興奮。「襲撃」からは普通の犯罪映画に
なって惜しい。だけど傑作。R・リオッタがここまでかっこいいとは。
スタローンと共演の『コップランド』(97)でも渋かった記憶。
https://www.youtube.com/watch?v=OKY_vzQ_IPQ
『フェニックス』は未DVD化。アメリカ産ゴキブリ達も名演。

58 :
食卓のない家

59 :
映画評論家・増淵健(1931-1996)氏の「とっておきマイ・ベスト」。
『洋・邦名画ベスト150〈中・上級篇〉』(92年)収録のエッセイより。
https://www.amazon.co.jp/dp/4168116174/
3位『城の生活』(仏・66)。「ドヌーブの顔と銃」のOPクレジット。
https://www.youtube.com/watch?v=Gcqu2V5lBZo
ジャケット写真と現代版の予告。未DVD化。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/A15MtiX0haL._SL1500_.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=WDsGLfZbXi4
2位『タッチャブル』(英・68)予告。監督はビートルズのカメラマン?
https://www.youtube.com/watch?v=8uCwRiKigkc
映画のプレスシート。女4人が1人の青年を監禁?
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51Ht1Z4qKwL.jpg
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41c6OncgcRL.jpg
1位『ボクいかれたヨ!』(米・65)の予告。原題「Dear Brigitte」。
https://www.youtube.com/watch?v=oplpah42u0M
3本とも未見のコメディ?映画。『城の生活』以外は未ソフト化。

60 :
英国製犯罪映画『電撃脱走/地獄のターゲット』(1972)の
カッコイイ紹介動画。オリヴァー・リード(1938-1999)が渋い。
https://www.youtube.com/watch?v=BRQpMEZzc9c
この映画のビデオはかなり昔に中古屋で見つけてジャケ写の
説明読んだら「浮気した嫁をRために刑務所を脱走する
男のサスペンス」とか書いてて「つまらなそう」と思い買わなかった。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2010/08/894d08c26c9c77f382a524de3f93af511.jpg
↑序盤の展開は説明通りですが、後半から真相が明らかに。
何年かしてから映画のガイド本とか読むと好評だったので後悔
したが後にビデオは安価で入手。内容の「70年台」臭に大満足。
現在は「DVD-R」が販売中。ダサいジャケットの変更希望。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/911cWS8QQSL._SL1500_.jpg
http://www.amazon.co.jp/dp/B00TZP2YGY/

61 :
ブログでやれよ

62 :
『童謡物語』(88)。邦画では珍しく?「養蜂家」を描いた
「文部省選定」作品。舞台は長野。この一家は九州から
来て、季節に伴い北海道まで北上する「移動」養蜂家。
http://www.buyuru.com/item_1053826_1.html
感傷的でない地味な映画。「蒸殺」という言葉を知った。
ちばてつや『風のように』という、養蜂家の両親を事故で
亡くした少年と田舎の少女のマンガが好きで興味を持った。
http://chibapro.co.jp/?tbl=work&id=54
原作は『魚影の群れ』、『うなぎ』の吉村昭、脚本は『転校生』、
『時をかける少女』の剣持亘。音楽は全て「童謡」のアレンジ。
「テクノ風の童謡」に脱力した。原作(未読)は『蜜蜂乱舞』。
https://www.amazon.co.jp/dp/4101117225/
ちば先生では子供の時に読んだ『あるあしかの話』が衝撃だった。
http://chibapro.co.jp/?tbl=work&id=57
アニメ化された『風のように』は予告を観る限り好みではない。

63 :
『風のように』はコンビニ本のこれにも収録されてるらしい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4834244172
『あるあしかの話』は↓で読んだ。『風のように』も収録。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000J8VP48/
2作とも『ちばてつや短編集 1』にも収録されてるようです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4061093088/

64 :
『あるあしかの話』はヘンリー・リー・ルーカス(1936–2001)を
モデルにした映画『ヘンリー ある連続殺人鬼の記録』(86)の
切ないラストの場面ぐらい「報われない善意」がやりきれない。
https://www.youtube.com/watch?v=YNCmQQ-j2Eg
↑『ヘンリー』の予告篇。下はDVDに付けられたレビュー。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B001O0U19A/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B005Q800P6/

65 :
>>1
書き込めたよ!

66 :
「小池一夫」氏原作に自己レス>>17

ノーベル賞の時期になると一部の古いマンガ好きは
「世界でただ一人ノーベル殺人賞をもらった女」が
主人公の『木曜日のリカ』(画・松森正)が思い出される。
https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51cEFEh9vYL._SL500_.jpg
殺し屋で、普段はテレビ番組のキャスターかレポーターを
やってる設定だったか? 私は憂国青年達が主役の
エピソード『火炎同盟』が特に面白かったと記憶してます。
https://www.ebookjapan.jp/ebj/1458/

67 :
『ラスト・ラン/殺しの一匹狼』、『ナイトムーブス』の脚本家
アラン・シャープ唯一の監督作『トレジャーinメキシコ』(85)予告。
http://www.videodetective.com/movies/little-treasure/491
『珍作ビデオのたのしみ』では好評価。駄作ぽくて手が出なかった。
http://www.buyuru.com/item_1020169_1.html
メキシコを舞台にしたアメリカ人の流れ者同士のモッサリした底辺
ラブストーリーに感動。昔に深夜テレビで観た時は凄く感動したが
ビデオで再見して落胆した都会派『チューズ・ミー』(84)より好きだ。
こっち↓の主役は精神病院を脱走した流れ者(キース・キャラダイン)。
https://www.youtube.com/watch?v=Hhp4_Nlwmrs
有名歌手?の甘い歌は相変わらず良かった。これも未DVD化です。
https://www.youtube.com/watch?v=oV_yoR-5-rE
探偵映画『ナイト〜』(75)予告。『ラスト・ラン』(71)はDVDが出るらしい。
https://www.youtube.com/watch?v=mdlLWziBggM

68 :
米国人作家ドナルド・E・ウェストレイクの映画化作品。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=12788
「リチャード・スターク」名義での『悪党パーカー』シリーズの
映画化作品を中心に7本観ています。原作小説は未読。
「汚れた7人」が原作の『汚れた七人』(68)予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=LD0OQmoB8-8
迫力のジャケット↓。後半から刑事役でジーン・ハックマン出演。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2010/12/031.jpg
「殺人遊園地」を英国で映画化した『スレイグラウンド』(83)。
https://www.youtube.com/watch?v=mP09JdLSrME
強盗事件の巻き添えで無関係の少女を死なせてしまい、
激怒した父親が殺し屋を雇いパーカーや仲間の命を狙う。
本作の「パーカー」は自宅にハンフリー・ボガートのポスターを
貼っていて違和感が強かった。そんなキャラクターなのか??
『スレイグラウンド』の方が好きですが『汚れた七人』と両方
微妙な出来だと思う。2本とも未DVD化です。

69 :
『ナタリーの朝』(69)への自己レス>>42

コッポラ初期の青春映画『大人になれば・・・』(66)主題歌。
https://www.youtube.com/watch?v=brL7h6O7mhw
『ナタリーの朝』と同様に「劣等感の強いボンクラ」の成長モノ。
http://www.buyuru.com/item_713716_1.html
VHS版のジャケ写↑。TSUTAYAのオンデマンドDVDあり。
どちらも不良ではないが普通にLSD?を服用する場面も。
面白くて可愛い映画。知名度が低そうでもったいない。
http://www.tsutaya.co.jp/images/jacket/07304/4988135896599_4L.jpg
↑DVDのジャケ写。F・F・コッポラ監督の青春映画では
スーザン・E・ヒントンの小説を1983年に続けて映画化した
名作『アウトサイダー』と『ランブルフィッシュ』があり、映画通は
『ランブル〜』推しが多い?けど私は断然前者。↓両方の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=8tgJqnVMAtc
https://www.youtube.com/watch?v=7voEoWRKbAE

70 :
ペキンパー『ガルシアの首』(74)への自己レス>>31

『ガルシアの首』に並ぶ俳優ウォーレン・オーツ(1928–1982)の
代表作が『デリンジャー』(73)。ジョン・ミリアスの初監督作品。
https://www.youtube.com/watch?v=oX72ZdOJh3o
未見の『パブリック・エネミーズ』(2009)と同じ犯罪者がモデル。
『コックファイター』(74)も代表作かもしれませんが未見です。
https://www.youtube.com/watch?v=mdbFG-Zprtc

J・ミリアスのフィルモグラフィー。『ダーティハリー』1作目に関係!?。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=4970
彼のドキュメンタリー映画があるらしい。『Milius』(2013)の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=JQkXtcS164U
↑有名監督が沢山。『ダーティハリー』1作目も少しだけ写る。

71 :
『殺人者にラブ・ソングを』(72)。ウォルター・ヒルの初脚本。
https://www.youtube.com/watch?v=Bvs8PJZXHik
元・刑事で「白人・黒人」コンビの私立探偵。未DVD化。
http://k-plus.biz/archives/1148
「観るべき三つの理由」?とかいうクライテリオンの紹介動画。
https://vimeo.com/34037172
映画に疎いので「文春文庫・ビジュアル版」の大アンケート系
映画本や、安原顕氏の「ベスト◯◯」系のガイド本には
教わる事が多いのですが、マニアックな情報で参考になる
一冊が『期間限定版・ベストテンなんかぶっとばせ!!』(98年)。
https://www.amazon.co.jp/dp/4896913035/
町山氏は「マグナム弾の威力をきちんと描いた唯一の映画」
と評し「マイ男泣き映画ベストテン」で『殺人者に〜』を10位に。
定番の辛口対談や「極私的」ベスト10特集、石上三登志氏
インタビュー等。『洋・邦名画ベスト150〈中・上級篇〉』(92年)
の「ワースト映画」とは異なる「カックン映画」の選出もあり。

72 :
未DVD化の『恐竜時代』(英・1970)。ビキニ美女と恐竜。
https://www.youtube.com/watch?v=n9-1kTDewh8
使用される言語は人名以外には5つ?。やたら連呼される
「アキータ」の意味が分からず。「ニークロ」≒「悪い」は理解できた。
オッサンなので、映画の大ヒットで来日し、「カジャ」と「チッドレ」
しか言わなかった『ブッシュマン』(80)のニカウさんを思い出す。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13104752053
当時好きだった「ブッシュマン宣言」が掲載されているブログ。
http://blogs.yahoo.co.jp/room304zombie/17015411.html
『映画懐かし地獄』のインタビューで東宝東和の創作と判明。
https://www.youtube.com/watch?v=GorHLQ-jLRQ
人種差別?用語なので、DVDでは『コイサンマン』に改題。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0001BMLFU/

73 :
死去後に刊行された『一億人の手塚治虫』(89年)。未文庫化。
http://www.amazon.co.jp/dp/4880635561/
雑誌、新聞、書籍等に掲載された手塚本人や関係者、マンガ家、
学者、評論家たちの手塚に関する発言や批評を集め、デビュー直後
から亡くなるまで時系列に沿って並べ引用「のみ」で構成した評伝。
ライバル視していた『イガグリくん』の作者・福井英一が死ぬくだりは
まるで矢吹丈と力石徹の関係みたいで無性に泣けてきた。名著。
「手塚バンザイ」の退屈な本ではなく、宮崎駿氏による痛烈な批判を
はじめ、手塚の弱さや嫉妬深さ等のマイナス面が浮き彫りになっている。
『カリオストロの城』(79)が劇場公開された時の反応も収録されていて、
ある評論家が「アレはつまらなかった」と話すと、対談相手の手塚は
「いや、私は面白いと思った」と擁護している。手塚が「過去の人」扱い
されていた「冬の時代」(1968〜1973年)に描かれた暗い作品が好きで、
短篇集『空気の底』や『安達が原』、特に長篇『きりひと賛歌』は名作。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00JPXE3JM/
談志師匠は短篇マンガ『雨降り小僧』が大好きだったらしい。

74 :
シシー・スペイセク(初代キャリー)主演、「誰が観る?」恋愛映画、
『すみれは、ブルー』(86)。国際的に活躍する独身女性カメラマン
=スペイセクが久しぶりに故郷に帰り、学生時代の恋人で現在は
既に家庭を持ち地元の小さな新聞社で働くケビン・クラインと再会。
不倫モノ。ドロドロしてなくて後味が良く、海沿いの風景が美しい。
https://www.youtube.com/watch?v=ZNQdt9prXbo
ジャケット写真↓。Amazonプライム・ビデオにもあり。未DVD化。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/disk-kazu-saito/g54775.html
監督のジャック・フィスクはスペイセクの夫で有名映画の美術も担当。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=9703

75 :
ブラック・エースのシシー・スペイセク(超若い)のオッパイは良かった^q^

76 :
『ブラック・エース』(72)はシシー・スペイセクのデビュー作で、
意外に?可愛くて驚く。『ブラック・エース』に出てくる下衆な
ジーン・ハックマン兄弟の本気なのかふざけてるのか判らない
ムサ苦しい取っ組み合いの場面は、『レザボア・ドッグス』(92)
でのM・マドセンとクリス・ペンの「じゃれあい」に受け継がれた?
映画に「あんたもリー・マーヴィンのファンか?」というセリフも有り。
https://www.youtube.com/watch?v=R6OR96mbxNc
みうらじゅん氏は『ブラック〜』を「モテナイ映画」の1本に挙げていた。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/01/v5.jpg
下品で「ポリティカル・コレクトネス」?に反しまくってる好きな映画。

77 :
小池一夫氏の公式ブログに詳細な「作品リスト」が載っている。
http://lineblog.me/koikekazuo/archives/3038632.html
↓タイトルや作画者への興味で読みたくなる未単行本化?作品。
『地獄裁判』(松森正)、『富士山爆破計画』(吉川覚)、
『狼のZ旗』(福原秀美)『殺愛手記・頭脳警察』(御厨さと美)、
『極道庖丁人 凍れの政』(平田弘史)、『唇役にございます』(楳図かずお)、
『ヒモ』(神江里見/林征二「ヒモ」より)、『予備さん』(真崎守)、
『空中不動産や』(本宮ひろ志)、『ファック・ザ・匕首』(松久由宇)、
『DO ITスパイ』(川崎のぼる)、『花刺し(かんざし) 』(谷口ジロー)。
小説では『アミン大統領暗殺事件』と『ホワイトハウス性病作戦』。
他には「漫画アクション」に掲載された凄いタイトルの連作?マンガも。
一部伏字にしました⇒『強◯教室』、『強◯実験』、『強◯教師』
(以上3作・佐多みさき)、『強◯祭』(田上憲治)。小さな戦後
秘話『夏弔(なつのとむらい)』(真崎守)は読んだ。なかなか感動的。
映画化されたりしているメジャー系の作品リストはコチラ↓。
http://lineblog.me/koikekazuo/archives/3038353.html

78 :
ミッキー・ローク主演/脚本『ハード・ブレット 仁義なき銃弾』(96)。
実家住まいのユダヤ系3兄弟が主役。異色の犯罪映画。
http://www.dailymotion.com/video/x21uonq
統合失調症の長男役を、『羊たちの沈黙』のバッファロー・ビル役が
印象深いテッド・レヴィンが怪演。次男は刑務所帰りで即、裏社会に
復帰するM・ローク。画家志望の優しい末弟がエイドリアン・ブロディ。
http://www.buyuru.com/item_762433_1.html
M・ロークの親友(女しか頭にない長髪イケメンマッチョ)や敵対する
黒人ギャング(96年に殺害された2パックというラッパー)等の登場人物
全員「クセ」が強い。暗くて刺々しくて簡単に人が死ぬ。未DVD化。
M・ロークはデブ黒人との路上タイマンがあるが「猫パンチ」ではない。
監督ジュリアン・テンプルの名前は知ってましたが観たのは本作のみ。
評判のいい『レスラー』(2008)は未見なので、私が観たローク主演作
では『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(85)と本作が現時点では最良の2本。

79 :
『マッドハウス』(1974)。ホラー界の大御所2名が主演。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/02/01.jpg
段々と可愛くなるホラー?映画。「事件」の度に繰り返される
V・プライスの絶叫シーンが完全に「お約束」化して楽しい。
https://www.youtube.com/watch?v=Tu2EFxI3wfM
後半からは新キャラ「◯◯愛好家のオバさん」が投入されて
仲良く狂人ユニットを結成。めでたしめでたし!?。未DVD化。

80 :
HRSフナイ(船井電機)の『ワイントローブ・ブリティッシュ・
ライブラリー』は「Vol.1」から順に「Vol.35」までを’89〜’90年に
発売!?。計7本のタイトルが現時点で不明。色使い、デザインが
美しいジャケットのビデオを好みで選んでみた(全て未DVD化)。
『マインド〜』、『間諜〜』は鑑賞。4本ともKプラスで取扱い。
http://k-plus.biz/

『マインド・ベンダース』(1963)
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2013/07/img673.jpg
『海に消えた恋』(1956)
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2012/02/07.jpg
『間諜M1号』(1946)
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2014/06/img917.jpg
『スペードの女王』(1949)
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2014/03/img978.jpg

81 :
日活『ろくでなし稼業』(1961)。宍戸錠・二谷英明のW主演。
http://www.aruaruvideo.com/images02/G56092.jpg
『悪名』みたいな「兄弟分」が主役の邦画しか知らなかったので
『明日に向って撃て!』(69)の「ブッチとサンダンス」みたいに
「ドライで完全に対等」な主人公2人が、とても新鮮に感じた。
下町の貧乏長屋に住む女子高生役で吉永小百合も出演。
流れ者の2人が港町にたどり着いてアレコレある話だったか?。
なかなか気持ちのいい映画だった気がします。二谷英明氏が
亡くなった後、宍戸錠氏がゲスト出演したテレビの追悼番組で
本作の大きいパネルが飾られてました。ビデオ鑑賞(未DVD化)。
http://www.caresapo.jp/senior/life/sie/2011/04/25.html
↑宍戸錠さんの娘が書かれた『ろくでなし稼業』の裏話。

82 :
ジブリのTV映画『海がきこえる』(93)が米国で劇場公開!?。
https://www.youtube.com/watch?v=3le0UC6JdhQ
93年5月5日の初放送時の視聴率は「異例の高視聴率」の
「17.4%」ですが、東京ドームでの「巨人戦」デーゲームのTV
中継直後の放送とかではないのでしょうか?。当日は祝日。
http://togetter.com/li/161846
現在では難しいが、昔の「巨人戦」は常に視聴率が「20%近辺」
だった。私は休日に、ドームの「巨人・阪神戦」中継直後(夕方?)に
偶然に観た気がします(記憶曖昧)。調べると「5月9日(日)」か。
地方は遅れて放送されたらしいので、関西の初放送日はこの日??
10年以上前に『海がきこえる』のAmazonレビューを覗いてみたら
「主役の女(里伽子)がムカつく」、「顔が可愛ければ何をしても
許されるのか」等の酷評が大量に並んでいて「そっ閉じ」した。

83 :
『キャプテン・ザ・ヒーロー 悪人は許さない』(豪1983)。
https://www.youtube.com/watch?v=OTy7GGJ4vm8
「赤狩り」の時代に米国から追放、現在はオーストラリアで
飲んだくれのホームレスに落ちぶれた元「無敵のヒーロー」。
http://cinema.pia.co.jp/piaphoto/flyer/550/806490_1.jpg
『このビデオを見ろ!』第4集(90年)で知った、脱力系ながら
「団結・連帯」を静かに訴える意外にマジメ?な娯楽作品。
↓悪役クリストファー・リーが歌い始める有名なクリップ2種。
https://www.youtube.com/watch?v=T9MuEA2eF8c
https://www.youtube.com/watch?v=meXAVS2vb2o
「安い」ヒーローものでは他に『スーパーソニックマン』(79)と
『コンドルマン』(81)はビデオで観た。私の好みではなかった。
『スーパーソニックマン』だけ何故かDVD化されている。
https://www.amazon.co.jp/dp/B018QGQA4E/

84 :
SMAP解散で「俺たちは一人が欠けてもバンドじゃないんだ」
とか言って最後に解散して終わる『ラグタイムブルース』が注目
されたりしないか。石渡治の80年台「バンド漫画」で私的名作。
https://www.amazon.co.jp/dp/B013WBDHMQ/
他に『スーパーライダー』と『タケル』は大好きだった。今でも現役!?。
https://www.amazon.co.jp/dp/B009JZI3ZG/
https://www.amazon.co.jp/dp/B013WBDEDS/
『B・B』は出崎統監督でOVAになってるようです(未DVD化)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=88573

85 :
『ザ・テイク/わいろ(ダーティ・コップ)』(74)のオープニング動画。
https://www.youtube.com/watch?v=uvU9icymNzo
同じく空港が舞台の『ジャッキー・ブラウン』(97)のOPを連想。
https://www.youtube.com/watch?v=9gs1_ndm3r4
↑並べてみると全然似てなかった。『ザ・テイク/わいろ』の内容は
忘れた。地味で渋めの犯罪映画だったと思います。未DVD化。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2012/09/071.jpg

86 :
『ちぎれた愛の殺人』(1993)。「池田敏春・監督/石井隆・脚本」の
コンビは4本あり、本作とカルト人気!?の『死霊の罠』(88)は観ました。
https://www.buyuru.com/item_732028_1.html
↑「斧を振りかざした長髪の女」が出ていない、残念な出来のジャケ写。
女刑事(浅野温子)が主役の『沙粧妙子 最後の事件』(95)という
サイコサスペンスもののTVドラマを割と好きで観ていて、当時は普通に
『羊たちの沈黙』(91)の影響下だと思っていましたが、『ちぎれた愛〜』を
観た現在では本作の影響の方が強いように思う。両作とも佐野史郎は
主役級で出演。楳図かずおは「恐怖と笑いは紙一重」と語るが、本作は
正にその見本。東京と島根が舞台で、灯台の中での「追いかけっこ」や
経島を飛び回る大量のウミネコなど、夜の出雲が特に不気味で美しい。
主役は若い女刑事(横山めぐみ)。相棒の中年刑事が山田辰夫で渋い。
容疑者で都内の大学の助教授・佐野史郎と女刑事には過去に面識が
あり、ストーリーにも絡んでくる。『死霊の罠』と同じく、洋画では味わえない
湿った気持ち悪い(誉め言葉)世界を堪能。↓『死霊の罠』予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=8qH72sNBB6M

87 :
「プロレス」にも「プラモデル(当時はガンプラが流行)」にも「マイコン」
にも無縁だけど漫画『プラレス3四郎』(’82〜’85年)は大好きだった。
https://www.ebookjapan.jp/ebj/107/#sets
原作は大物漫画原作者の1人「牛次郎」。作画はキレイな絵の
神矢みのる。コンピューター搭載のプラモデルを遠隔操作しリング上で
対戦(プロレス)させる競技。アニメは第1回目を観て気持ち悪いので
以後は観ず。善玉「プラレスラー」の1人「リキオー」は明らかに当時の
ディズニー映画『トロン』(82)のデザインの影響がモロ。カッコよかった。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/519hHpeKbuL.jpg
極悪「プラレスラー」エル・ウラカンと元・悪役のマッド・ハリケーンの
車道での死闘は涙無しでは読めない本作の名場面の1つ。
未見ですが『リアル・スティール』(2011)という実写映画が近いのかも。
https://www.youtube.com/watch?v=3S8a180uYBM

88 :
ビデオ止まりの英国犯罪映画『長く熱い週末』(80)予告。
https://www.youtube.com/watch?v=B90zNzyFk-w
来年1月6日に吹替収録のBlu-rayが発売。DVDは無し!?。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01FUDD7F6/
ボブ・ホスキンス主演。私はレース場を訪ねる所がお気に入り。
ビックリした。『B級ビデオ発掘カタログ』で『最終監房』(79)が
紹介されていて、同じジョン・マッケンジー監督作品の本作が
高評価なのを知り、探して観た。↓ロングバージョンの予告。
https://www.youtube.com/watch?v=bftsiJmIcOo

89 :
ニュージーランド映画『復讐ーutu(ウツ)ー』(84)。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=CsTqvrgPOHE
『80年代悪趣味ビデオ学入門!』でも紹介された。私は
『ビデオ血眼ウォッチング』(88年)を改題・加筆修正した
『ビデオDE大発見!』(90年)巻末のオススメ映画リストで
知り、かなり昔に中古ビデオを購入(ずっと観ていなかった)。
つまらない社会派映画かと思い避けてましたが違いました。
「残忍さ」と「ブラックユーモア」の配合具合がタランティーノ
っぽい印象を受ける、先住民「マオリ」の荒っぽい復讐劇。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2014/04/img355.jpg
テーマは真面目?でも、娯楽性が極めて高い。↓「ハカ」。
https://www.youtube.com/watch?v=5ZlMwO4u_ok

90 :
自己レス>>86
池田監督の『人魚伝説』は原作漫画(宮谷一彦)も読んだ。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/953/0100029953/01000299534.jpg
石井隆「監督」作は未見。独特な「脚本」作は4本鑑賞。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=121067
傑作『死霊の罠』のDVDは現在廃盤。私はビデオで。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005HJW6/
『沙粧妙子 最後の事件』(95)全話収録BOX。2010年発売。
https://www.amazon.co.jp/dp/B003ERSOWC/
次週が気になる絶妙なタイミングで流れるエンディングの主題歌。
https://www.youtube.com/watch?v=KaRmoe5nPfk
最終回だけは私的に期待外れで「何じゃコリャ」だった。意欲作。
SMAP香取のサイコパス演技は才気を感じて良かったな〜。
原発建設がきっかけの『人魚伝説』(84)と、レジャーランド建設が
きっかけの『火まつり』(85)。結末が唐突で不条理な後者も好きだ。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005MFY9/

91 :
『アインシュタインの脳』(94)。「光っとるな〜」の大阪弁から
始まる英国BBCの風変わりなドキュメンタリー(65分)。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00005FVKJ/
死去したアインシュタインの「脳」を無断で持ち出し失踪した
米国人学者を見つけるため、アインシュタインマニア?のタフな
日本人・杉元氏(近畿大学教授)が全米を駆け巡る、珍妙な
「脳味噌探し」の追跡劇。杉元氏こそ「コレクター」の鑑(かがみ)。
↓『数奇な運命をたどった9人の著名人の遺体の一部』の8番目。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52189395.html

『笑うシネマ』というコメディ映画のガイド本にも掲載。未DVD化。
http://www.amazon.co.jp/dp/4757706383/
トマス・ハーヴェイは2007年、杉元氏は2006年に他界された。
『アインシュタインをトランクに乗せて』という未読の関連本?も。
https://www.amazon.co.jp/dp/4789723178/

92 :
小池一夫・原作/池上遼一・作画『殺愛』の一場面。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/544/0100145544/010014554412.jpg
↑この「鬼婆」は実は「鬼イちゃん」=若い男(殺し屋)の変装。
この怪作が「鬼婆」=千葉真一、「妹」=志穂美悦子で
1973年にTVドラマ化。小池氏原作らしい色々とぶっ飛んだ
キャラ設定だけに、どの様に実写映像化されたのか観てみたい。
http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-13931
↓表紙のセンスが最悪な小池書院版の『殺愛』(Kindle版)。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01BY3OUJI/
「ゲ鬼画エレジー(前編)」、「〃(後編)」、「日本劇画教団」の
3話が未収録で、池上氏の短期連載『女狼牙』全4話を収録。
『殺愛』全話収録の版は「秋田漫画文庫」全2巻だけらしい。
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1055466983

93 :
未DVD化の『もういちど殺して キル・ミー・アゲイン』(89)。
https://www.youtube.com/watch?v=8QV7l_6dX5c
オーソドックスな犯罪映画。よく出来ていて最後まで面白い。
https://www.buyuru.com/item_922865_1.html
↑で貧乏探偵を演じたヴァル・キルマーが、「ゲイの探偵」役の
『キスキス,バンバン L.A.的殺人事件』(2005)を観ました。
https://www.youtube.com/watch?v=YAHOzuU94As
更にコメディ寄りになると『ビッグ・リボウスキ』になるが、ギリギリで踏み
とどまり、『ロング・グッドバイ』(73)以降では有数の?「現代的ハード
ボイルド」の快作に。同傾向の作品に詳しくないけど。凄く良かった。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00DJBZMQO/
『キス★キス★バン★バン』(英2001)。お下品な↑と違い、ハート
ウォーミング系の「犯罪+コメディ」だったと思います。なかなか。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00008ZO1X/

94 :
ヤフオクに『女子高生コンクリート詰め殺人事件』(95)。
http://page17.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v485947792
未DVD化の「ビデオ映画」。OPとEDで女子高生が自転車に乗る
スロー映像はフランス映画『追想』(75)のオマージュでしょうか??。
https://www.youtube.com/watch?v=LHfnn9v_w3k
↑予告篇。『追想』は古びた銃(原題)を用い、古城でナチと戦う
小太りの医師(フィリップ・ノワレ)の孤独な復讐劇。↓VHS版のジャケ。
https://www.buyuru.com/item_1021707_1.html
ベルギー映画『ありふれた事件』(92)に『追想』への言及があった。
https://www.youtube.com/watch?v=56o4N0TKJVg

95 :
敬愛する『B級ビデオ発掘カタログ』と『このビデオを見ろ!』の両方で
好評価を得ていたので期待して観たW・フリードキン監督のTV映画
『C.A.T.スクワッド/対ゲリラ特別襲撃班』(86)。「ジャッカルの日」の
殺し屋を「ミッション:インポッシブル」のチームが追う、といった感じの物語。
http://www.buyuru.com/item_1222983_1.html
ストーリーは面白いけど、銃撃戦・アクションはやっつけ仕事で、役者にも
魅力無し。殺し屋が使う「アタッシュケースから飛び出すサブマシンガン」は
実在するらしい(MP5K コッファー?)。漫画『攻殻機動隊』の冒頭にも登場!?。
続篇『C.A.T.スクワッド2/”パイソン・ウルフ”の挑戦状』(88)の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=Qr42xR1Pk1Q
設定は好みだが残念ながら2本とも私にはハズレだった。原作・脚本は
『L.A.大捜査線』(85)のジェラルド・ペティヴィッチ。両方ビデオ止まり。

96 :
主人公が前半で死んで主役が交代したり、最後の最後で
瀕死のギャング仲間に向かって「実は俺は潜入捜査官なんだ」と
打ち明けたり、色々と面白い取り組みをしている1964年の邦画。
終盤の大銃撃戦はかっこいいけれど、「バキューン、バキューン」で
さすがに古さを感じる。ギャング映画として、なかなか面白かった。
ネタバレなのでタイトルは書きません。未DVD化。↓ジャケ写。
http://img-cdn.jg.jugem.jp/5ea/931603/20120519_2264203.jpg

97 :
独自の「校内限定版・地獄の逃避行」≒『高校大パニック』(78)。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00005V2LH/
DVD廃盤。準主役の浅野温子が終盤からやっと目立ち始める。
倫理的には勿論「アウト」だけど映画の熱量に最後まで釘づけ。
http://img-cdn.jg.jugem.jp/5ea/931603/20110224_1970778.jpg
TV映画『野獣教室』(97)の予告↓。「校内銃乱射事件」もの。
https://www.youtube.com/watch?v=q6eInY3tFbE
主演は『チャンプ』(79)等で可愛い子役だったリッキー・シュローダー。
1992年にカリフォルニア州で起きた「スクールシューティング」がモデル。
後半は交渉人との「いい話」に落ち着くけど、前半は校内の
シリアスな無差別乱射で「どんより」させられる。未DVD化。
https://www.buyuru.com/item_718740_1.html

98 :
『1984』(英・84)の予告。ジョージ・オーウェルの原作は未読。
https://www.youtube.com/watch?v=iUReh5V4rOo
トランプ大統領になってから小説が再注目されてると、NHKの
ニュースで。↓ディストピア感が若干増したファンメイドの予告。
https://www.youtube.com/watch?v=8T8GpTO-UEg
ビデオで観ています。陰気な良い映画でした。未DVD化。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/03/aq3.jpg
同じく英国産で不条理SFドラマの『プリズナーNo.6』という
名作があるらしいけど一度も観た事がない。

99 :
『シャロン・テート殺人事件』(73)。「ファミリー」のドキュメンタリー。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2012/12/img893.jpg
殺人に関与しなかったので逮捕されていない「マンソン・ファミリー」
5〜6人へのインタビュー。「関与しなかった」というより「現場に
いなかっただけ」が正解の清々しいクズ達の頭の悪い発言集。
https://www.youtube.com/watch?v=SFJ_9pAAvHM
時々画面に表示される事件の凄惨さを表す「無残絵」の様な
イラスト数点は、映画監督もされている石井隆氏の絵では?!。
1970年に「出木英紀」のペンネームで劇画漫画家として既に
デビューされているらしいから時期的には有り得ますが、日本
公開版にだけ追加されたんでしょうか??。未DVD化。
↓『The Girls』というチャールズ・マンソンにも関連する?本の紹介。
http://www.newsweekjapan.jp/watanabe/2016/10/10.php
↓最初に日本で発売された「成人指定」で紙箱版のビデオらしい。
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d73868915

100 :
自己レス>>8-9

『史上最強のシネマバイブル ’91』の目次が映っている。
http://page16.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u128225389
↑この小テーマ毎に各10本を見開き2ページを使い紹介。
右端の1本はテーマを代表する作品で他の9本より大きな扱い。
更に欄外に「もう1本!!」として簡潔な文章だけの紹介も。
メジャーとマイナー、エンタメとアートのバランスが絶妙だと思う。
巻末の「スタッフ」を見るとライターは9割が女性のようだ。

101 :
オーストラリア映画『リミット/加速する狂気』(1994)。
https://www.youtube.com/watch?v=ILPS7eCE6yM
よくある破滅型の青春。「ボンクラ(主人公)」、「ヤリチン」、
「メンヘラ」、「ヤリチンの元カノ」の四角関係。緊張感が
最後まで持続して見応えのある映画でした。未DVD化。
https://www.buyuru.com/item_924377_1.html
ジェフリー・ライト監督の前作は「豪州のネオナチ」を描いた
過激な問題作?『ハーケンクロイツ/ネオナチの刻印』(92)。
https://www.buyuru.com/item_762163_1.html
ラッセル・クロウ主演。私は未見です。↓3種類の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=_R24x8jfGps
https://www.youtube.com/watch?v=YXa-nAYdjrk
https://www.youtube.com/watch?v=4HgIlnhWd_k
無知なのでWikipediaの「白豪主義」を読む。『20世紀末には
アジア人移民を拒否し、白豪主義に戻ろうとする極右政党
「ONE NATION(ワン・ネイション)」が台頭する』。知らんかった。

102 :
「ビリー・ワイルダー」監督への自己レス>>51

晩年の『ビリー・ワイルダーの悲愁』(79)はビデオで昔に観た。
https://www.youtube.com/watch?v=gCdWnm663X0
DVDが廃盤。胸に沁みる物悲しいミステリー。良かったです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0006MRKGE/
ワイルダー監督では他に『シャーロック・ホームズの冒険』(70)
というユニークで高評価の「ホームズ」ものを撮られてる(未見)。
https://www.youtube.com/watch?v=C7M6X7EFUaM
「ホームズ」に興味は無いのですが以下の3本だけ観ています。
『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』(76)。DVDあり(廃盤)。
https://www.youtube.com/watch?v=Cs27Qi0kkZA
『迷探偵シャーロックホームズ 最後の冒険』(88)。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=uqCchr9KTMk
『シャーロック・ホームズ イン ・ニューヨーク』(76)。凡作(未DVD化)。
https://www.youtube.com/watch?v=LC4dZEuIMPw

103 :
自己レス>>102

全キャラが「犬」で表現されたアニメ『名探偵ホームズ』(84〜85年)。
宮崎駿氏が数話監督しているらしい。まともに見通した事は一度も
無いですがオープニングとエンディングの歌の素晴らしさだけは記憶。
http://www.dailymotion.com/video/xkf7d1
ダ・カーポの『空からこぼれたSTORY』と『テームズ河のDANCE』。
https://www.youtube.com/watch?v=fIxs5XYTIRU
http://www.nicozon.net/watch/sm1259185
日曜早朝の再放送?を数話観た気がする。気持ちいい歌。

104 :
映画を使った自己対話型リハビリプログラム

105 :
安原顕(1939-2003)氏が関わったガイド本(ほぼ洋画)。
『映画の魅惑』以降は娯楽映画より芸術系?が中心。
『映画をめぐる冒険』(85年)。
http://www.amazon.co.jp/dp/4061913719/
『映画となると話はどこからでも始まる』(85年)。これのみ未読。
https://www.amazon.co.jp/dp/4766904206/
『映画の快楽―ジャンル別・洋画ベスト700』(90年)。
http://www.amazon.co.jp/dp/404163508X/
『映画の魅惑―ジャンル別ベスト1000』(93年)。
http://www.amazon.co.jp/dp/4839800081/
『私の好きな映画・ベスト5』(94年)。
http://www.amazon.co.jp/dp/4839810044/
『ジャンル別 映画ベスト1000』(96年)と文庫版(2001年)。
http://www.amazon.co.jp/dp/4054006213/
http://www.amazon.co.jp/dp/4059011029/
内容の重複(同じ選者で同じジャンル)は無かったと思います。

106 :
DVD廃盤の『女優フランシス』(82)。ジェシカ・ラング主演。
https://www.youtube.com/watch?v=QJzj8dRRmbk
「1982〜2009年まで」J・ラングと同棲していたサム・シェパードが
もう一人の主演で、見た目は当然だが『ライトスタッフ』(83)と同じ
ように「男前過ぎる」ハマリ役。映画の内容は自業自得のように
感じる面も。華やかなハリウッドは性格的にも不向きだったんでしょう。
終盤はいわゆる「毒親」問題?が絡み女版『暴力脱獄』みたいに、
精神病院を脱走/強制入院の繰り返し。「不屈の意志」が男前。
女優フランシス・ファーマー(1913–1970)がモデルですが、脚色も多い
ようで、「衝撃的」な手術は嘘!?。『カッコーの巣の上で』(75)と同じ
状態になるのかと思っていたが全く違った。昔の精神病院の描写の
方が衝撃的。映画の終わらせ方も「男前」で余韻が強く残る。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005FXKX/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00005HCN7/

107 :
TV映画『ガンドッグ 復讐の導火線』(92)。『ダイ・ハード』(88)の
ロデリック・ソープ原作。陰謀巻き込まれ型ハードボイルドアクション。
https://www.youtube.com/watch?v=lhRxRqfUNSU
危機を「頭突き」で突破するアイルランド系刑事=ブライアン・ブラウン。
「町を支配する」アイルランド系一族の長老にロイド・ブリッジス。
http://www.buyuru.com/item_999429_1.html
R・ソープ原作、P・ウェラー主演のTV映画『スーパーコップ90』(90)。
https://www.youtube.com/watch?v=fN60Hbd4AKw
ジェイムズ・エルロイ『血まみれの月』が原作、↑と俳優・邦題が似て
混同しがちなジェームズ・ウッズ主演の陰鬱な『ザ・コップ』(88)。
https://www.youtube.com/watch?v=ZBgA4-RXO5Q
J・エルロイ原作、悪党面の探偵『ブラウンズ・レクイエム』(98)。
https://www.youtube.com/watch?v=Awndx_i6mno
http://www.amazon.co.jp/dp/B00005HTXL/
『ガンドッグ』→『ブラウンズ〜』→『ザ・コップ』→『スーパー〜』が私の
好みの順番。原作は未読。4本すべて未DVD化です。

108 :
定期的に聴きたくなる『ヒルストリート・ブルース』のテーマ。
https://www.youtube.com/watch?v=2rUYZpNh1P4
こちらがロングバージョン。これだけで何故か泣けてくる。
https://www.youtube.com/watch?v=JqWYKGkRBKw
士郎正宗の『ドミニオン』という漫画には警察署内の描写が
結構あり、「ヒルストリート・ブルース好きなのかな?」とか想像した。
https://www.amazon.co.jp/dp/4592130987/

109 :
元・警官の作家ジョゼフ(ジョセフ?)・ウォンボー原作映画。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=8468
Wikipediaには「リアルな警察像は、1970年代半ば以降の刑事
ドラマ(「ヒルストリート・ブルース」など)に大きな影響を与えた」とある。
『センチュリアン』(72)予告。2013年にDVD発売。
https://www.youtube.com/watch?v=bOfJ13oHLig
『クワイヤボーイズ』(77)予告。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=avuA7A9ReuY
『オニオン・フィールド』(79)「ポーランド語」予告。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=yip5TYeBdDU
『ブラック・マーブル』(80)予告。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=lPlU0Hi5Uzg
『グリッタードーム』(84)予告。テレビ映画。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=o9myWcLKhAI
私が観たのは上記の5本で、好みの順は『センチュリアン』⇒
『クワイヤ〜』⇒『ブラック〜』⇒『グリッター〜』⇒『オニオン〜』。

110 :
自己レス>>109

『センチュリアン』は警官達が主人公のシリアスな作品。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00IOCLM8U/
『オニオン・フィールド』は実在の事件のノンフィクション風映画。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/saariserka/img/v10058_1.jpg
『ブラック・マーブル』はロシア系の非モテ中年刑事が逮捕と恋に奮闘。
http://www.ariarishop.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000054799
『グリッタードーム』はハリウッドの映画界が舞台のハードボイルド。
https://www.buyuru.com/item_1137356_1.html
『クワイヤボーイズ』は前半が「ポリスアカデミー」系の下品なコメディ、
後半は同僚警官が起こした事件の隠蔽に仲間が一致団結。
https://www.buyuru.com/item_1020210_1.html

他人に薦められそうなのは『センチュリアン』ぐらいでしょうか。
『クワイヤ〜』、『ブラック〜』は個人的には好きな作品です。

111 :
>>95
初めての方へ

身寄りのない精神障害者が生きている事を確認するために日々書き込むスレです

112 :
>>62
初めての方へ

身寄りのない精神障害者が生きている事を確認するために日々書き込むスレです

113 :
『ナタリーの朝』(69)への自己レス>>4115

コッポラ初期の青春映画『大人になれば・・・』(66)主題歌。
https://www.youtube..../watch?v=brL7h6O7mhw
『ナタリーの朝』と同様に「劣等感の強いボンクラ」の成長モノ。
http://www.buyuru.com/item_713716_1.html
VHS版のジャケ写↑。TSUTAYAのオンデマンドDVDあり。
どちらも不良ではないが普通にLSD?を服用する場面も。
面白くて可愛い映画。知名度が低そうでもったいない。
http://www.tsutaya.c...4988135896599_4L.jpg
↑DVDのジャケ写。F・F・コッポラ監督の青春映画では
スーザン・E・ヒントンの小説を1983年に続けて映画化した
名作『アウトサイダー』と『ランブルフィッシュ』があり、映画通は
『ランブル〜』推しが多い?けど私は断然前者。↓両方の予告。
https://www.youtube..../watch?v=8tgJqnVMAtc
https://www.youtube..../watch?v=7voEoWRKbAE

114 :
『ナタリーの朝』(69)への自己レス>>415

コッポラ初期の青春映画『大人になれば・・・』(66)主題歌。
https://www.youtube..../watch?v=brL7h6O7mhw
『ナタリーの朝』と同様に「劣等感の強いボンクラ」の成長モノ。
http://www.buyuru.com/item_713716_1.html
VHS版のジャケ写↑。TSUTAYAのオンデマンドDVDあり。
どちらも不良ではないが普通にLSD?を服用する場面も。
面白くて可愛い映画。知名度が低そうでもったいない。
http://www.tsutaya.c...4988135896599_4L.jpg
↑DVDのジャケ写。F・F・コッポラ監督の青春映画では
スーザン・E・ヒントンの小説を1983年に続けて映画化した
名作『アウトサイダー』と『ランブルフィッシュ』があり、映画通は
『ランブル〜』推しが多い?けど私は断然前者。↓両方の予告。
https://www.youtube..../watch?v=8tgJqnVMAtc
https://www.youtube..../watch?v=7voEoWRKbAE

115 :
『ナタリーの朝』(69)への自己レス>>412

コッポラ初期の青春映画『大人になれば・・・』(66)主題歌。
https://www.youtube..../watch?v=brL7h6O7mhw
『ナタリーの朝』と同様に「劣等感の強いボンクラ」の成長モノ。
http://www.buyuru.com/item_713716_1.html
VHS版のジャケ写↑。TSUTAYAのオンデマンドDVDあり。
どちらも不良ではないが普通にLSD?を服用する場面も。
面白くて可愛い映画。知名度が低そうでもったいない。
http://www.tsutaya.c...4988135896599_4L.jpg
↑DVDのジャケ写。F・F・コッポラ監督の青春映画では
スーザン・E・ヒントンの小説を1983年に続けて映画化した
名作『アウトサイダー』と『ランブルフィッシュ』があり、映画通は
『ランブル〜』推しが多い?けど私は断然前者。↓両方の予告。
https://www.youtube..../watch?v=8tgJqnVMAtc
https://www.youtube..../watch?v=7voEoWRKbAE

116 :
『ナタリーの朝』(69)への自己レス>>422

コッポラ初期の青春映画『大人になれば・・・』(66)主題歌。
https://www.youtube..../watch?v=brL7h6O7mhw
『ナタリーの朝』と同様に「劣等感の強いボンクラ」の成長モノ。
http://www.buyuru.com/item_713716_1.html
VHS版のジャケ写↑。TSUTAYAのオンデマンドDVDあり。
どちらも不良ではないが普通にLSD?を服用する場面も。
面白くて可愛い映画。知名度が低そうでもったいない。
http://www.tsutaya.c...4988135896599_4L.jpg
↑DVDのジャケ写。F・F・コッポラ監督の青春映画では
スーザン・E・ヒントンの小説を1983年に続けて映画化した
名作『アウトサイダー』と『ランブルフィッシュ』があり、映画通は
『ランブル〜』推しが多い?けど私は断然前者。↓両方の予告。
https://www.youtube..../watch?v=8tgJqnVMAtc
https://www.youtube..../watch?v=7voEoWRKbAE

117 :
『ナタリーの朝』(69)への自己レス>>363

コッポラ初期の青春映画『大人になれば・・・』(66)主題歌。
https://www.youtube..../watch?v=brL7h6O7mhw
『ナタリーの朝』と同様に「劣等感の強いボンクラ」の成長モノ。
http://www.buyuru.com/item_713716_1.html
VHS版のジャケ写↑。TSUTAYAのオンデマンドDVDあり。
どちらも不良ではないが普通にLSD?を服用する場面も。
面白くて可愛い映画。知名度が低そうでもったいない。
http://www.tsutaya.c...4988135896599_4L.jpg
↑DVDのジャケ写。F・F・コッポラ監督の青春映画では
スーザン・E・ヒントンの小説を1983年に続けて映画化した
名作『アウトサイダー』と『ランブルフィッシュ』があり、映画通は
『ランブル〜』推しが多い?けど私は断然前者。↓両方の予告。
https://www.youtube..../watch?v=8tgJqnVMAtc
https://www.youtube..../watch?v=7voEoWRKbAE

118 :
『ナタリーの朝』(69)への自己レス>>118

コッポラ初期の青春映画『大人になれば・・・』(66)主題歌。
https://www.youtube..../watch?v=brL7h6O7mhw
『ナタリーの朝』と同様に「劣等感の強いボンクラ」の成長モノ。
http://www.buyuru.com/item_713716_1.html
VHS版のジャケ写↑。TSUTAYAのオンデマンドDVDあり。
どちらも不良ではないが普通にLSD?を服用する場面も。
面白くて可愛い映画。知名度が低そうでもったいない。
http://www.tsutaya.c...4988135896599_4L.jpg
↑DVDのジャケ写。F・F・コッポラ監督の青春映画では
スーザン・E・ヒントンの小説を1983年に続けて映画化した
名作『アウトサイダー』と『ランブルフィッシュ』があり、映画通は
『ランブル〜』推しが多い?けど私は断然前者。↓両方の予告。
https://www.youtube..../watch?v=8tgJqnVMAtc
https://www.youtube..../watch?v=7voEoWRKbAE

119 :
『ナタリーの朝』(69)への自己レス>>120

コッポラ初期の青春映画『大人になれば・・・』(66)主題歌。
https://www.youtube..../watch?v=brL7h6O7mhw
『ナタリーの朝』と同様に「劣等感の強いボンクラ」の成長モノ。
http://www.buyuru.com/item_713716_1.html
VHS版のジャケ写↑。TSUTAYAのオンデマンドDVDあり。
どちらも不良ではないが普通にLSD?を服用する場面も。
面白くて可愛い映画。知名度が低そうでもったいない。
http://www.tsutaya.c...4988135896599_4L.jpg
↑DVDのジャケ写。F・F・コッポラ監督の青春映画では
スーザン・E・ヒントンの小説を1983年に続けて映画化した
名作『アウトサイダー』と『ランブルフィッシュ』があり、映画通は
『ランブル〜』推しが多い?けど私は断然前者。↓両方の予告。
https://www.youtube..../watch?v=8tgJqnVMAtc
https://www.youtube..../watch?v=7voEoWRKbAE

120 :
『マッドハウス』(1974)。ホラー界の大御所2名が主演。
http://k-plus.biz/wp...loads/2011/02/01.jpg
段々と可愛くなるホラー?映画。「事件」の度に繰り返される
V・プライスの絶叫シーンが完全に「お約束」化して楽しい。
https://www.youtube..../watch?v=Tu2EFxI3wfM
後半からは新キャラ「◯◯愛好家のオバさん」が投入されて
仲良く狂人ユニットを結成。めでたしめでたし!?。未DVD化。

121 :
>>138
『マッドハウス』(1974)。ホラー界の大御所2名が主演。
http://k-plus.biz/wp...loads/2011/02/01.jpg
段々と可愛くなるホラー?映画。「事件」の度に繰り返される
V・プライスの絶叫シーンが完全に「お約束」化して楽しい。
https://www.youtube..../watch?v=Tu2EFxI3wfM
後半からは新キャラ「◯◯愛好家のオバさん」が投入されて
仲良く狂人ユニットを結成。めでたしめでたし!?。未DVD化。

122 :
>>141
『マッドハウス』(1974)。ホラー界の大御所2名が主演。
http://k-plus.biz/wp...loads/2011/02/01.jpg
段々と可愛くなるホラー?映画。「事件」の度に繰り返される
V・プライスの絶叫シーンが完全に「お約束」化して楽しい。
https://www.youtube..../watch?v=Tu2EFxI3wfM
後半からは新キャラ「◯◯愛好家のオバさん」が投入されて
仲良く狂人ユニットを結成。めでたしめでたし!?。未DVD化。

123 :
>>142
『マッドハウス』(1974)。ホラー界の大御所2名が主演。
http://k-plus.biz/wp...loads/2011/02/01.jpg
段々と可愛くなるホラー?映画。「事件」の度に繰り返される
V・プライスの絶叫シーンが完全に「お約束」化して楽しい。
https://www.youtube..../watch?v=Tu2EFxI3wfM
後半からは新キャラ「◯◯愛好家のオバさん」が投入されて
仲良く狂人ユニットを結成。めでたしめでたし!?。未DVD化。

124 :
このスレッドは天才チンパンジー「アイちゃん」が
言語訓練のために立てたものです。


アイと研究員とのやり取りに利用するスレッドなので、
関係者以外は書きこまないで下さい。


                         霊長類研究

125 :
正直素晴らしいスレだと思うが、なにが彼をそうさせるのか

126 :
故・青山正明氏による『映画の見方が変わる本』(89年)レビュー。
http://sniper.jp/img4/bachelor9001b.jpg
【どれだけ大量の映画雑誌を読もうが、月に100本からのビデオを
観ようが、アメリカ社会の病いを知ることなく、O・ストーンの生い立ちを
知ることなく『トーク・レディオ』は語れないのだ。JICC出版局No.1の
パラノ野郎、町山氏が編集した本書には、真の映画評論がびっしりと
詰まっている。】⇒青山氏は、町山氏が編集者の1人だった『このビデオを
見ろ!』全4集(88〜90年)に執筆。「パラノ」というのは80年代中期?の
ニューアカ(ニュー・アカデミズム)ブームの時の「スキゾ/パラノ」という二分法の
名残り?。スキゾ=分裂症、パラノ=偏執狂で、「スキゾ」は高度成長期
以降の新たな時代のモデル、パラノは「時代遅れ」みたいな評価だった??。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1311772738
「JICC出版局」は現在の「宝島社」で、洋泉社の親会社です。
『トーク・レディオ』(88)予告↓。毒舌で挑発的なユダヤ系のDJが主人公。
https://www.youtube.com/watch?v=4Alp0oJSrJk

127 :
『このビデオを見ろ!』には編集者時代の町山氏と柳下氏も執筆。

<第1集>
青山⇒『悪魔の植物人間』(74)、『ルトガー・ハウアー/危険な愛』(73)
町山⇒『L.A.大捜査線/狼たちの街』(85) 
<第2集>
町山⇒『地獄の黙示録』(79)、『天山回廊/ザ・シルクロード』(87)
<第3集>
町山⇒『暁の7人』(75)、『西部戦線異状なし』(30)
柳下⇒『ラブ IN ニューヨーク』(82)
<第4集>
青山⇒【現実と幻想の交錯】 ※関連するビデオ数本の紹介
町山⇒『狼の紋章』(73)
柳下⇒『ロボフォース/鉄甲無敵マリア』(88)、『ストラングラー/猟奇マザコン絞殺魔』(84)

※『天山回廊』と『ストラングラー』が未DVD化。

128 :
旧ユーゴスラビア映画『ストラングラー/猟奇マザコン絞殺魔』(84)。
https://vimeo.com/50490995
https://www.youtube.com/watch?v=6pxD1A_sCHQ
↑予告。日本でリメイクするなら主役は吉本新喜劇の今別府で。
終盤の耳を齧り取られたあたりから最後までの数分間だけまぁまぁ
面白かった。英語でのタイトルは「Strangler vs. Strangler」。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2010/12/p2.jpg
『ストラングラー(絞殺魔)にも良いストラングラーと悪いストラングラーが
いる』というのは皮肉が利いている。同じ「殺人鬼 vs 殺人鬼」の
C級映画に『連続モデル大量殺人/惨殺の乳房』(79)があった。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2014/06/img925.jpg
「女性憎悪のカメラマンvs酔っぱらい殺しの女」??。何一つ記憶に無い。
https://www.youtube.com/watch?v=gBi-N48o7HY

129 :
『悪魔の植物人間』(英・74)は映画史に詳しい方にとっては
「何故あの名撮影監督のジャック・カーディフがこんな珍品を
監督?」という疑問を本編の背徳感と共に味わう映画らしい。
https://www.youtube.com/watch?v=4SQ22R21Ux0
DVDが出てますが、昔に観たビデオのジャケットが好きだ。
http://www.ariarishop.com/shop/image_view.html?image=000000093011.jpg
↑いかがわしくて良い。内容は一切憶えていませんが。

130 :
アメリカの藤原紀香?、女優リンダ・カーター(1951〜)。
https://pbs.twimg.com/media/CzXgkIbWEAAMQhA.jpg
https://pbs.twimg.com/media/C2ntyqHXUAAwy5R.jpg
MIMIビデオの『殺しのベル』(82)に主演。↓予告編。
https://www.youtube.com/watch?v=2pvVAiWEbNg
大した事ないサスペンス系のTV映画。未DVD化。
http://img02.shop-pro.jp/PA01123/308/product/53058094.jpg
「ワンダーウーマン」を演じて有名な方だったようです。

131 :
遠藤周作『わたしが・棄てた・女』の再映画化『愛する』(97)。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000VZTWSU/
主人公の渡部篤郎は、車で「吉野家の牛丼」の移動販売を
バイトでしている役で、同じ車は全国に3台実在するらしい。
http://portal.nifty.com/2011/03/11/b/
同原作の最初の映画化で浦山桐郎監督『私が棄てた女』(69)が
高評価で観たかったけれど未DVD化でレアなのでコチラを観た。
https://www.buyuru.com/item_831993_1.html
『私が〜』のジャケ写↑には『映画監督浦山桐郎の肖像』を撮った
原一男氏の解説。コレとは異なる「廉価版」ビデオ↓のあらすじ紹介。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/09/010.jpg
『愛する』も悪くはないですが、「刑事」と「婚約者」は出てこないし、
「純粋さ」が強調されており、『私が〜』とはかなり細部が違うようだ。
突き放した大人向きの内容と思われる『私が〜』を断然観たい。

132 :
映画雑誌FLIX(フリックス)の増刊『FLIX DELUXE 2 ’94
WINTER季刊冬号』は【特集・ミステリーの映像世界】。
http://www.art-blue.jp/flix/1994/fx1994.htm
↑上から3番目。石上三登志氏による『ビデオで見なさい!!
ミステリー映画100選』と、『ビデオで出しなさい!!ミステリー
映画50選』のリスト付き。未DVD化、未ソフト化の作品も
有り。石上氏の著書に収録されているかどうかは不明です。

133 :
劇場未公開で未DVD化『世界の果ての大冒険』(71)。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81IrMzFtqYL._SL1500_.jpg
ジャケットの無いビデオカセットで鑑賞。「ジュール・ヴェルヌ原作」と
冒頭に出て(読んだ事は無い)、邦題と合わせて明朗活劇を想像。
https://www.youtube.com/watch?v=KBAZriZ89P0
時代は19世紀?、絶海の孤島に暮らす、老人、中年、青年(いつも
肩に小猿)の3人の灯台守。どんな映画かと思っていると、寄港した
帆船に乗り込んだ老人と青年が瞬時に惨殺され、青年が飼っていた
「フサオマキザル」?まで腹を裂かれて殺されてしまうという残忍極まる
『北斗の拳』、『マッドマックス』の世界だった。かなり意表を突かれました。
生き残りの灯台守カーク・ダグラスと、海賊の頭領で強いカリスマのある
ユル・ブリンナーが主役。「人間が高所から落下(墜死)する」場面が数回
あるが、全て「人形丸出し」だった。長さ(120分)が気にならない佳作。
同じ撮影監督で海賊モノの『アイランド』(80)↓。悪くはないけど微妙。
https://www.youtube.com/watch?v=IfNI-f1NhCk

134 :
AVの「ダイヤモンド映像」のレーベルから出た洋画ビデオ。
◆PSK(パワースポーツ企画販売)からリリース⇒
『マードックの拳銃』(65)、『ナバホジョー(さすらいのガンマン)』(66)、
『トリプル クロス』(66)、『アイアン カゥボーイ(夏の日にさよなら)』(68)、
『アドベンチャー』(70)、『バート・レイノルズの 復讐』(70)、
『アディクト(生き残るヤツ)』(71)、『パニック・オンザ5:22』(74)、
『サイコティック』(74)、『バーニング クロス(クランスマン)』(74)、
『安楽死』(74)、『特捜刑事(特捜隊長エバース)』(76)、『ザ・シティー』(77)。
◆JVM(日本ビデオ映画)からリリース⇒
『シャッタード・サイレンス』(72)。私が知っているのは以上14本。
6本鑑賞。TV映画(パイロット版含む)が7本、未DVD化は10本。
ビデオのケースは青色で、全メーカーで最大?のサイズで邪魔。
観ている作品では『アディクト(生き残るヤツ)』だけ良かったです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B001EMQRQO/
『トリプル クロス』はジャケは渋い。元は「140分」だが↓は「91分」。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2010/12/b1.jpg

135 :
『生き残るヤツ(ビデオ題:アディクト)』(71)のファンメイド予告。
https://www.youtube.com/watch?v=YHQSjEwpDpI
有名な『イントレランス』(1916)もビデオは「パワースポーツ」が最初?
https://www.buyuru.com/item_1023950_1.html
『安楽死』(74) ※TV映画
http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h55105043
『特捜刑事(特捜隊長エバース)』(76)  ※TVのパイロット版
http://page16.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u17571582
『アイアン カゥボーイ(夏の日にさよなら)』(68)  ※TV映画
http://page17.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v361804419
観ているのは『トリプル クロス』、『バート・レイノルズの 復讐』、
『アディクト(生き残るヤツ)』、『パニック・オンザ5:22』、
『ザ・シティー』、『シャッタード・サイレンス』の6本。↓TV映画。
https://www.buyuru.com/item_994320_1.html
Kプラス(ビデオ博物館)に『マードックの拳銃』、『トリプル クロス』、
『ナバホ・ジョー』、『アドベンチャー』、『サイコティック』は有り。

136 :
エルモア・レナード原作『デス・ポイント/非情の罠』(86)。
https://www.youtube.com/watch?v=fKpiQelgc7s
犯罪映画の佳作だと思います。最初は単なるチンピラ(小悪党)
だと主人公(ロイ・シャイダー)も軽く見ていたポルノ映画の監督を
中心とした輩たちが、「蠱毒(こどく)」みたいに仲間で食い合って
凶悪化していく描写が強烈で印象に残っています。未DVD化。
https://www.buyuru.com/item_994365_1.html
元メジャーリーガーの刑事『ナイト・ゲーム/殺意のスタジアム』(89)。
https://www.youtube.com/watch?v=CHAjyKTTa1A
ロイ・シャイダーの主演で、多くの人には凡作・駄作かもしれません。
https://www.buyuru.com/item_761924_1.html
↑謎解き(ミステリー)としては大したことないけど私は割と好みです。
私的には同じくロイ・シャイダー主演の『殺意の香り』(82)と同レベル。
https://www.youtube.com/watch?v=cA4zQD9AeXM
https://www.amazon.co.jp/dp/B00BHAM8VQ/

137 :
昔観て内容を忘れていた『攻殻機動隊』の士郎正宗・原作
漫画のOVA『アップルシード』(88)のビデオを見つけ久々鑑賞。
https://www.buyuru.com/item_785029_3.html
2002年にDVD化。絵柄は古いし、安さ、ダサさは隠せないが
練られた物語とアクション(被弾や粉砕される描写)で充分に見れる。
https://www.youtube.com/watch?v=iz8dcKG5BTE
↑ファンメイド予告。士郎正宗氏は英国の『特捜班CI5』や
『ファイナル・オプション』等も好きらしく、主役4人のうちSWATの
隊員が3人、テロリストが1人というのも「らしい」。唯一「監督」
されたOVA『ブラックマジック M-66』(87)も古いが期待以上。
https://www.youtube.com/watch?v=H52u2ZHv2p8
↑ダサい主題歌付き名場面集。格闘・破壊場面のセンスに目を瞠る。
『アップルシード』鑑賞後のエンドロールに、アニメに疎くて知らない
名前ばかりの中、「メカニックスーパーバイザー:庵野秀明」とあった。
『ファイナル・オプション』(82)予告↓。日本版のBlu-ray、DVDあり。
https://www.youtube.com/watch?v=CADeAqxOW8Q

138 :
士郎正宗氏に関する過去の投稿>>95 >>108

『ファイナル・オプション』のオリジナル予告↓。昔ビデオで観た。
https://www.youtube.com/watch?v=0xkwvFOBXgQ
未見の『特捜班CI5』のDVD・BOXはヤフオクでも高い。
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/234976670
『特捜班CI☆5傑作選』へ寄せられた士郎氏の応援コメント。
http://www.allcinema.net/dvd/ci5/ouen.html
『ブラックマジック M-66』は「48分」と短い。DVD有り。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000068OYC/
蘊蓄の多い士郎正宗氏の漫画は、最近の物は知らないが
『攻殻機動隊』以前の物は7〜8冊は所有している。

139 :
未DVD化『スティング/ブルー・タートルの夢』(85)の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=VAKI5kGfYjk
音楽は無知ですが、イイ歌ばかりでコンサートの臨場感も味わえた。
https://www.amazon.co.jp/review/RL6G8PQ1R2NWK/
「ザ・レイトショー(THE LATE SHOW)」レーベル?11本の中の1本。
http://www.formatmedia-kc.com/lateshow/
↑ドキュメンタリー6本、映画5本で、『ザ・デクライン』(81)と
『グリンゴ』(85)はビデオで観た。『ザ・デクライン』はDVDあり。
http://www.ariarishop.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000080395
KUZUIエンタープライズが「1990年以前」に配給した映画リスト。
http://www.formatmedia-kc.com/distribution/dis90.html
フラン・ルーベル・クズイ氏は『トーキョー ポップ(TOKYO POP)』の監督。
http://www.formatmedia-kc.com/profile/
http://www.ariarishop.com/shop/image_view.html?image=000000061326.jpg
葛井克亮氏の2000年の対談。現在著名な監督達の名前も。
https://www.j-wave.co.jp/original/worldaircurrent/lounge/back/001125/index.html

140 :
未DVD化と思っていた『スティング/ブルー・タートルの夢』は
『ブリング・オン・ザ・ナイト』の原題カタカナ表記でDVDが出てました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01N6HOSV3/
『アップタウン・ガール/他人(ヒト)の女(スケ)に手を出すな』(83)という
ニコラス・ケイジ初主演のビデオも『ヴァレー・ガール』でDVDが在った。
https://www.youtube.com/watch?v=NZaRznRmCqc
↑よくある階層違いの恋愛コメディ(日本未公開)だけど結構人気が
あるらしく、現在リメイクが進行中らしいです。

141 :
TV映画『ルート9』(98)。運良く犯罪絡みの大金を手に
するが徐々に行き詰まっていく「ありがち」な設定。田舎に住む
貧しい「保安官補佐」の中年バディ2人が主人公。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=aFgbLUaplOY
この監督では、イマイチだった『レッサー・エヴィル』(98)も観ました。
本作では『レッサー〜』の内紛場面が象徴的にテレビに映ります。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00005H3HO/
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R31STBB43UUAB5/
『ダッド・サベージ』(英・1998)。ヘタレな青春×犯罪の映画。
https://www.youtube.com/watch?v=s7tOJmZJW0s
大金を掴んで「一発逆転」を目論む惨めな若者2人が主役。
表向きはチューリップ農園の経営、裏ではドラッグの取り引きで
大儲けする因業オヤジ役に「イイ顔」のパトリック・スチュワート。
http://www.buyuru.com/item_755214_1.html
両作ともピカレスク寄りではなく、小心者の葛藤が中心の犯罪
映画で記憶に残る佳作。『ダッド・サベージ』は未DVD化です。

142 :
『蘇るファミコン必勝本』という回顧本?が出るらしい。
https://www.amazon.co.jp/dp/4800269709/
ひらぼー(平林久和)、CB成沢、タイレル辻、ベニー松山、
鈴木みそ等の名前を憶えている。これの影響で『ウィザードリィ』
にハマりました。末弥純のイラストがまたカッコ良かった。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060516/wiz03.jpg
http://www.memcode.jp/wp-content/uploads/619_02.jpg
末弥氏の短篇マンガは『カペルドーニャの鉄騎士』に収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/4257900911/
↑本業ではないので珍しいとは思うが、特に面白いとかはない。

143 :
『ワイントローブ・ブリティッシュ・ライブラリー』へ自己レス>>80

「Vol.1」はケン・ラッセル監督『フレンチ ドレッシング』(英・64)。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/04/022.jpg
ボンクラ主人公の恋人役アリタ・ノートン。何時もセーラー服。
http://mountainx.com/wp-content/uploads/2015/06/french11.jpg
英国盤DVDの痛ましいジャケ写↓。こんなのは欲しくない。
https://www.amazon.co.uk/dp/B00TB6JUJG/
『ベストテンなんかぶっとばせ!!』(98年)で上位に挙げてる方が
いて、古いし期待してなかったが最高だった。過去の投稿↓。
http://yomogi.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/448
『究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10』というのも出るらしい。
https://www.amazon.co.jp/dp/4800312345/

144 :
ジュール・ヴェルヌ原作『空飛ぶ戦闘艦』(61)。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=edK8vtndLrg
『征服者ロビュール』、『世界の支配者』の2作を脚色した珍作。
19世紀、「世界の恒久的平和」実現のため一方的に武力放棄
を命じ従わない戦艦を爆撃する狂信的な艦長ヴィンセント・プライス。
デザインが『天空の城ラピュタ』等の宮崎駿氏が描く飛行船っぽい。
未見のアニメ『空飛ぶゆうれい船』(69)との関連はあるのだろうか?
冒頭の「飛べない」初期の飛行機たちのニュースフィルムが楽しい。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91bzuvGDwDL._SL1500_.jpg
ヴェルヌ原作アニメ『瞳のなかの少年・15少年漂流記』(87)。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00005FZ2O/
TV映画でDVD有り??。中盤辺りで流れた↓だけは憶えてる。
https://www.youtube.com/watch?v=6X3F04H2pac
「漂流モノ」アニメの名作は『ふしぎな島のフローネ』で歌も名曲。
https://www.youtube.com/watch?v=61UO-7ofqHA
https://www.youtube.com/watch?v=ca4s8MaIQ2E

145 :
映画『ザ・シューター/極大射程』(2007)の原作者である
スティーヴン・ハンターという人は映画評論家をしていた
らしい。日本語未訳の『Violent Screen』という評論集。
https://www.amazon.com/dp/0963537644/
↑「なか見!検索(Look inside)」で映画100本?のタイトル中
約90本が確認できる。読みたい。↓『ザ・シューター』の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=A3lPVwYOdzA
小説は未読、映画はテレビで観ましたが面白かったです。

146 :
イタリア映画『トリエステから来た女』(82)。DVD廃盤。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81hAHlspFEL._SL1500_.jpg
いわゆる「メンヘラ」(情緒不安定)な女性と付き合う事の
めんどくささ、気苦労を描いた恋愛映画。虚言癖、ドタキャン、
ノーパンやトップレスで他の男を挑発……。リズ・オルトラーニの
気怠いテーマ曲↓が雰囲気作りに大きく貢献しています。
https://www.youtube.com/watch?v=PoPNb2jfWa8
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16274
つながりが有るのか無いのか、「事件」を契機にひきこもりを脱する
中年女性を藤山直美が演じた『顔』(2000)は大好きな映画です。
https://www.youtube.com/watch?v=duyVhDycumE
豪華でありながら機能している脇役陣。アレは『飢餓海峡』?

147 :
ベン・ギャザラ(1930–2012)主演作は6本観ました。上位3本は
『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』(76)、『トリエステから来た女』(82)、
『ありきたりな狂気の物語(町でいちばんの美女)』(81)。下位の
『ゴリラ・コマンダー』(76)、『シシリアン・コネクション』(72)、『教授と
呼ばれた男』(86)もそこそこいい。『ゴリラ』、『シシリアン』が未DVD化。
↑オッサン向けの映画ばかり!?。『トリエステ』と『ありきたりな〜』は
同じオルネラ・ムーティとの共演。『チャイニーズ・ブッキー』DVD。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00XZ1HU18/
予告↓。ノワールを期待すると失望します。主人公は普通のオッサン。
https://www.youtube.com/watch?v=8ztlsDq5luU

148 :
『蘇るファミコン必勝本』に自己レス>>142

押井守監督が昔『ウィザードリィ』にハマっていたらしい。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/311/0100521311/01005213114.jpg
↑『末弥純画集ウィザードリィ』(2006年)の帯文コメント。
全く知りませんでした。アニメ映画の『パトレイバー』(89)と
『攻殻機動隊』(95)、原作担当漫画『犬狼伝説』は鑑賞。
https://www.amazon.co.jp/dp/4056070563/
↑読んだのは最初に出た本(1990年)だけ。非情な世界だった!?。
『ウィザードリィ』は元はパソコン用RPGで、ファミコン移植版を
「最高傑作」と当時の『ファミコン必勝本』が大プッシュしていた。
「ドラクエ」も「FF」も好きだったけど1番熱中したのは「ウィズ」。
「狂王の試練場」はシリーズ1作目の名前です。

149 :
劇場未公開『マッド・ギャング/裏切りの報酬』(豪・1978)。
https://www.youtube.com/watch?v=_TkchIM25lA
ブルース・ベレスフォード監督の意外?な「70年代犯罪映画」の
拾いモノで私的には傑作。オーストラリア映画なので屋号が【マッド】。
http://www.ariarishop.com/shop/shopdetail.html?brandcode=007004000712
https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/ran/img/1001/0004/988/015/009/880/10010004988015009880_1.jpg
↑ジャケット表紙の男は端役で冒頭だけの出演。↓渋いポスター。
http://www.moviemem.com/images/pictures/store/M/MONEYMOVERSB.jpg
快作『シャーキーズ・マシーン』(81)で息を呑む美しさだった
レイチェル・ウォードは本作に出演のブライアン・ブラウンの嫁。
https://www.youtube.com/watch?v=n_bZcyT4eoQ
英米のAmazonではDVDが売り切れ。日本では未DVD化。
http://www.amazon.co.uk/dp/B000BJEBYG/
http://www.amazon.com/dp/B000CQ22LW/
映画サイト「allcinema」の「解説」では完全ネタバレしています。

150 :
『マッド・ギャング〜』(原題:Money Movers)への自己レス>>149

オーストラリアで実際にあった事件を基にしているようです。冒頭で現金
輸送車が襲われる事件の発生と顛末が簡潔に描写され、輸送を担当
している大手の警備会社内部に協力者がいる事や強盗犯を組織的に
サポートしている支援者(=出資者)がいる事が匂わされる。その後は
警備会社内部の人間関係や「腐敗」の地味な描写が延々と続き少し
戸惑うが、全てが伏線として最後に回収される。殺伐とした空気とネジれ
具合に私はハマりました。Andrew Netteというメルボルン在住のライター?が
2013年に選んだ「強盗(heist)」映画の「オールタイムベスト10」↓。
http://www.pulpcurry.com/2013/02/the-heist-always-goes-wrong-ten-of-the-best-heist-movies-ever-made/
『アスファルト・ジャングル』(50)、『殺人者たち』(64)、『大列車強盗団』(英・67)、
『汚れた七人』(68)、『110番街交差点』(72)、『リスボン特急』(仏・72)、
『エディ・コイルの友人たち』(73)、『狼たちの午後』(75)、『マッド・ギャング』(78)、
『ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー』(81)。豪州からは『マッドギャング』のみ。
↑6本は観ていた。詳しくないけど『ヒート』(95)が入ってないんですね。

151 :
【Amazonマーケットプレイス詐欺、全額返金を受ける方法 
危険な商品と業者を見分けるポイントは? - ITmedia PC USER】
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1704/28/news060.html

Amazonのマーケットプレイス(マケプレ)は時々利用します。
映画でも廃盤DVDの新品が「新規出品者」から出てたり、
異常に激安なDVDを確認したら「新規出品者」だったりする。
「レンタル落ちです」などの商品説明も全く書いてなかったり怪しい。

152 :
未見の『ジャンヌ・モローの思春期』(79)ヤフオク終了。未DVD化。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c597568648
5、6年前たまたま通りかかった廃業目前のレンタルビデオ店で
「1本・百円」でいいと言われたので店外・自販機横の段ボール
2箱を漁り3本買ったが、『ジャンヌ・モロー〜』は買おうか迷った末に
結局買わず。買ったのはマイケル・マンのTV映画で観たかった
『ジェリコ・マイル/獄中のランナー』(79)、大昔TVで観た武田鉄矢
主演『刑事物語』(82)、原田眞人監督のレアな『ウィンディー』(84)。
原田監督のファンではないがデビュー作の『さらば映画の友よ』(79)、
『さらば愛しき人よ』(87)、『タフV/ビジネス殺戮篇』(91)は好きです。
『復讐の天使(=KAMIKAZE TAXI)』(94)はビデオの1本目(=前半)だけ、
TV映画『初秋』(2011)は偶然に後半だけ観ましたが共に良かったです。
https://www.buyuru.com/item_837186_1.html
マイケル・マンの『ジェリコ・マイル』は全篇「刑務所」内の胸熱ドラマ。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000064BNZ/
『さらば映画の友よ』、『ジェリコ・マイル』はDVD化されないかな。

153 :
勝新太郎、田村高廣の『兵隊やくざ』(65)をやっと観た。面白い。
https://www.amazon.co.jp/dp/B007XB07R0/
足りない所を互いに補い合う完璧なバディ(=相棒)ムービーであり、
『けんかえれじい』(66)、『ガキ帝国』(81)等の「ケンカ三昧」邦画の
元祖??。戦争しない「兵営だけの映画」つながりで、元が舞台劇の
『ストリーマーズ』(83)。「ビューティフル・ストリーマーズ」の歌が痛切。
https://www.youtube.com/watch?v=1xmr5jWEl2E
https://www.amazon.co.jp/review/RMYAQFA4XCQTS/
『兵隊やくざ』はシリーズもので、未見のビデオを他に何本か所有して
いますが、この1作目だけで充分な気がしてくるぐらいの痛快作品。
解説動画によると、シリーズ5作目『〜大脱走』が頂点らしいです。
http://st.wowow.co.jp/detail/8502
↑「勝新」は丸い目が弱味というのが面白い。ジャケ写や「元ヤクザ」
という設定からすると意外ですが、本作の勝新は確かに最高に可愛い。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0009GXJKI/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0009GXJKS/

154 :
アニメを観ていたのは大昔なので古い曲ばかりですが
好きだった主題歌を自分のために記録。>>103 >>144

『YAWARA!』の主題歌『雨にキッスの花束を』(今井美樹)。
https://www.youtube.com/watch?v=tR8P5YxJOt4
↑原作漫画・アニメに興味が無いので歌だけチャンネル合わせた。

『美味しんぼ』のED曲『TWO OF US』。良いアニメでした。
http://www.nicozon.net/watch/nm7470528

TV版『スペースコブラ』のED曲『シークレット・デザイアー』。
https://www.youtube.com/watch?v=SjHYNzatKsA
映画版のOP『デイドリーム・ロマンス』は名曲だがED↓も良い。
http://www.nicozon.net/watch/sm4777897
この劇場版(出崎統監督)のアッサリした終わり方が渋くて好き。

155 :
『ヴァレー・ガール』へ自己レス>>140

同じマーサ・クーリッジ監督の人気作『天才アカデミー』(85)。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/A1xoiml%2BCWL._SL1500_.jpg
通常↑この手のジャケ写の映画は観ない。残された人生は短い。
米国で高評価なのを知って興味を持った。粋(いき)でポップ(コーン)な
未DVD化の快作。コメディなんだけどCIAが極秘に開発中の
レーザー兵器(要人暗殺に使える)に話がつながっている。『AKIRA』の
SOLの様に静止衛星からピンポイント攻撃。主役のヴァル・キルマーは
控え目だった『キスキス,バンバン』(>>93)でも良かったけど、本作では
更にハジけた演技で、コメディの適性があるんですね。ダサさも感じるが
「MTV感覚」を上手く採り入れた場面では80年代の「ゴキゲン」?な
曲ばかりの音楽が良く似合う。↓「EDで流れる歌×本編」のクリップ。
https://www.youtube.com/watch?v=3OS7UEqTmXk
奇人変人の天才が集まる工科大学が舞台。↓ネットで見つけた感想。
http://amecla2.blogspot.jp/2009/01/real-genius.html

156 :
英国アマゾンのプルダウンメニューから『VHS』は何時消える?
https://www.amazon.co.uk/

157 :
H・P・ラヴクラフト(ラブクラフト)原作映画の初DVD化。

『襲い狂う呪い』(65)。6月23日発売。↓予告篇と解説。
https://www.youtube.com/watch?v=577jhop1htU
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3627
『太陽の爪あと』(67)。7月21日発売。両作とも未見です。
https://www.youtube.com/watch?v=x_Zo0lcByNg
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=13905

ラヴクラフト原作映画に関する私の過去の投稿。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/843

158 :
『兵隊やくざ』(65)と勝新太郎(1931–1997)に自己レス>>153

勝新の映画は16本観ていました。シリーズものは各自1本しか
観ていません。『兵隊やくざ』、『座頭市物語』、『人斬り』が
私のベスト3。『ベストテンなんかぶっとばせ‼』には未ソフト化の
『顔役』(71)とTV『警視-K』(80)が最高傑作だとあった(未見)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=143687
https://www.amazon.co.jp/dp/B00KGX398Q/
『兵隊やくざ』の勝新は「相撲芸人あかつ」の↓を何故か連想させる。
https://www.youtube.com/watch?v=nHQ8WkhHVOw
勝新がカメラマンで原田美枝子のヌードを撮るという謎コラボの
『勝VS美枝子』(1980年)という写真集は昔持っていました。
http://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1062409009
もちろん目当てはモデルの方。当時の玉緒さんの心境や如何に。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/076/0100348076/01003480768.jpg

159 :
『このビデオを見ろ!』第4集「ファンタジー・SF・ホラー篇」の目次。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/01/113/0101259113/01012591131.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/01/113/0101259113/01012591132.jpg
まさかの「全4集を合本して復刻」とかしたら面白いけど売れないか>>127
『日本の古本屋』でもこの第4集(1990年)は販売しています。
http://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1060163480

160 :
『フェニックス』(98)とレイ・リオッタに自己レス>>57

「襲撃後の緊迫感」なら『襲撃 BURNING DOG』(91)にビビった。
https://www.amazon.co.jp/review/R2LL2CVMU95K55/
内藤剛志の弟分でありながら内藤の妻と関係を持つなど不敵な
存在感出しまくりのユキオ・ヤマトは『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(85)
にも出演。『襲撃〜』にも言及する「優作と沖縄と崔洋一」という
良いコラムがネット上から消えた。岡山県の「蜻(あきづ)文庫」という
出版社のサイトに掲載していましたが、リニューアルして消滅した。

「レイ・リオッタを嗤う者はレイ・リオッタに泣く」。『ハンニバル』で
嗤い、『フェニックス』や『アンフォゲタブル』(96)↓で泣かされる。
https://www.youtube.com/watch?v=PZAblFmjZd8
『フェニックス』の異なる予告↓。リオッタ主演作をもっと観たい。
https://www.youtube.com/watch?v=rv-0q3rgci8
リオッタの映画は9本鑑賞。現時点では『フェニックス』がトップ。

161 :
景山民夫氏の未読小説が原作ですが、「基本的な人物設定を
流用したまったくの別物」らしい『さすらいのトラブルバスター』(96)。
https://www.buyuru.com/item_729386_2.html
「TV業界の裏側」が舞台。井筒監督の軽妙なハードボイルド??
の快作。「しょーもない掛け合い」の多さをツマらなく感じるか楽しく
感じるかで評価が分かれそう(私は後者)。主役の鹿賀丈史と「記憶
喪失」の村田雄浩のコンビが最高。好きではない山城新伍と久本
雅美を始め皆が活き活きしてる。『キスキス,バンバン』(2005)が好きな
人ならいけるかも。銃によるドンパチはありません。井筒監督の映画は
TVやビデオで12本観ていた。『犬死にせしもの』(86)は真田広之が
撃たれた直後の佐藤浩市の痺れるセリフだけで記憶に残り続ける。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00FIWYHKY/
井筒氏の「暴力と笑い」のセンスを信用してる。↓原作寄り?の漫画版。
https://www.amazon.co.jp/dp/4810392066/
OVやTV映画にもなった『事件屋稼業』とは又違う秀作ハードボイルド。
http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/503094963.jpg

162 :
「山野一」氏の漫画では長篇『四丁目の夕日』の知名度が
最も高いようですが、氏の初単行本『夢の島で逢いましょう』は
「後を引く」粒ぞろいの傑作短篇集で『四丁目〜』に劣らず。
https://www.amazon.co.jp/dp/4792601363/
「夢の島」=「ゴミの埋め立て地」の名称、は一般的でしょうか。
10代だった初読時には翌日まで変な気分を引きずりました。
『ガープの世界』的な前向きさ?に感動する『四丁目〜』と違い、
『夢の島〜』は「人権ファースト」とは無縁の酷薄で異様な世界。
他に『ヒヤパカ』、『混沌大陸パンゲア』、『どぶさらい劇場』までは
読みましたが、『夢の島〜』と『四丁目〜』が群を抜いています。
漫画誌「ガロ」つながりで、蛭子能収氏原作の単発TVドラマ
『サラリーマン教室』(86)。周防正行監督、柄本明、竹中直人。
https://www.buyuru.com/item_729375_1.html
押しつけがましくない静かな笑いにホッコリします。未DVD化です。

163 :
『セールスマンの死』(85)。ダスティン・ホフマン演じる生真面目な
初老の父親はリストラ、長男(ジョン・マルコヴィッチ)は30過ぎて
フリーター、次男は女漁りに夢中。父親と長男の「過去の確執」
が主題。D・ホフマンの演技がクサいが胸を熱くさせる未DVD化
のTV映画。アーサー・ミラーという人の戯曲の代表作らしいです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005IVNO/
「父と息子」が主題のフィルム・ノワールっぽいカナダ映画の佳作
『ナイト・ズー』(87)。途中まで『チャオ・パンタン』(83)より良いかも、と
思ったけど終盤でアレを撃つのはフィクションでもやり過ぎで引く。
湖に浮かべたボートで2人が語らう所が胸熱の名場面でした。
https://www.buyuru.com/item_1222984_1.html

164 :
未DVD化のフランス映画『水の中の小さな太陽』(71)。
http://k-plus.biz/archives/12417
ミシェル・ルグラン作曲、ナナ・ムスクーリ歌唱の映画主題歌。
https://www.youtube.com/watch?v=VTl0H2t6Xmc
本編の映像を使用した「The Clarkes」というバンド?の歌。
https://www.youtube.com/watch?v=5g3RELM1KvE

165 :
未DVD化『スローバラードは殺意の香り』(1984、Vamping)。
主人公は売れないサックス奏者。「女に優しい孤独な男」と
自身を認識している非モテのナルシスト?に冷水を浴びせて
くるイヤな映画。表紙には「サスペンス・ミステリーの傑作」。
http://ecx.images-amazon.com/images/I/81jLkbpRL5L._SL1500_.jpg
解説では「サスペンス・ミステリーの佳作」にトーンダウン。
http://ecx.images-amazon.com/images/I/81Q6Mh6RsTL._SL1500_.jpg
「佳作」でも誉め過ぎでしょうが、悪くない出来だと思います。
ある意味で似ている↓短編マンガ『嘆きの天使』(77年)が無料で読める。
http://mavo.takekuma.jp/ipviewer2.php?id=543
ひさうちみちお氏らしい「内面をエグってくる」キツい名作。主人公の
「コミュ障」っぷりとラストが『タクシードライバー』(76)を連想させる。

166 :
このライナーノーツ独特のフォントやらレイアウトやらがたまりませんな

167 :
シネマハウス編『ミステリー・サスペンス映画の愉悦』(93年)。
https://www.amazon.co.jp/dp/toc/4795220549/
第1部「〜映画の誘惑」で外国映画138本、第2部「〜映画の
監督術」で監督18人を解説。「偏愛」が全く無いと味気ないですが、
『ディープ・カバー』を「第一級ハードボイルドだ」と称賛していたり、
『刑事グラハム』を担当の執筆者は、「正当な扱いを受けていない」、
「『羊たちの沈黙』と遜色のない傑作」と熱く表明したりしています。
『羊たち〜』・『刑事グラハム』は昔2本立てで観て以来大好きです。
ハードボイルドやフィルムノワールも取りあげており、全体的にも
バランスの良い?作品選択と各執筆者の思いが伝わるガイド本。
http://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1064737582
『刑事グラハム』は現在『レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙』に改題。
https://www.youtube.com/watch?v=nR4AXWnYM64
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B001G9EC3U/

168 :
ローレンス・フィッシュバーン主演「潜入捜査」もの2作品。
『ディープ・カバー/潜入捜査』(92)。J・ゴールドブラム共演。
https://www.youtube.com/watch?v=V3vSlRf-T8k
https://www.buyuru.com/item_756588_1.html
『バッド・カンパニー/欲望の危険な罠』(95)。E・バーキン共演。
https://www.youtube.com/watch?v=z_749VE-fMQ
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71jy-5B6hBL._SL1024_.jpg
両方なかなか面白い。『ディープ・カバー』の方が良作か。
爬虫類系の顔をしたジミー・スミッツ主演のTV映画2本。
『マーシャル・ロウ』(96)。元・保安官VS凶悪チンピラ集団。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41PzpHxzHfL.jpg
エルモア・レナード『グリッツ』が原作の『ピラニア刑事』(88)。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81jZu1EaajL._SL1500_.jpg
両方凡作でした。「不敵な面構え」の4本(すべて未DVD化)。

169 :
シシー・スペイセク主演『すみれは、ブルー』に自己レス>>74
スペイセク主演では『B級ビデオ発掘カタログ』で紹介の
『目撃者マリー』(85)も観ました。「まあまあ」の政治サスペンス。
https://www.youtube.com/watch?v=0VbmcuqT2ls
https://www.buyuru.com/item_1062181_1.html
監督はロジャー・ドナルドソン。処女作で未DVD化の
『テロリストたちの夜/自由への挽歌』(77)も観た。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=j-3GMt5i-Lc
「if」の政治サスペンス。楽しめなかったけど何時か再見しよう。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/10/061.jpg
2作目『スマッシュ パレス/孤独な暴走』(81)も未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=OxHTosSfB3E
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2017/03/img356.jpg
未見ですが1作目に続き高評価。ニュージーランド映画の
「オールタイムベスト10」(※2013年の選定)に選ばれています。
http://eiga.com/news/20131230/8/

170 :
「拷問生存者(torture survivor)」達を描いた『闇に抱かれて』(95)。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/716Nbq6ERaL._SL1024_.jpg
未DVD化のTV映画でラウル・ジュリアの遺作。「どんでん返し」は
ありますが全体的には「それなり」。「豚鼻」と「ニーチェ」が鍵となる
『死と処女(おとめ)』(94)でシガニー・ウィーバーが演じた主人公も
「拷問生存者」でした。↓アリエル・ドーフマンの原作戯曲(未読)。
https://www.amazon.co.jp/dp/4875745613/
知名度が低い?サスペンスの力作。DVDは廃盤。↓予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=m6DVirHBgFo
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B000M7FSXK/
ここに楳図かずおの残酷劇画『猫面』を混ぜるのは不謹慎かも
しれませんが、「拷問した者」と「拷問生存者」が逆転する傑作です。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/281/0100275281/01002752815.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/01/793/0101180793/01011807931279.jpg
子供の頃に理髪店で読んだ忘れられないトラウマ漫画。復刻版あり。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/01/793/0101180793/01011807931278.jpg

171 :
リンク貼り過ぎて?書き込めなかった。

172 :
イタリア映画『地獄のバスターズ』(78)。やっと最近ビデオで
観ましたが、面白いですね〜。終盤にかけてシビれました。
https://www.youtube.com/watch?v=DAdyWHib5J8
『エグゼクティブ・デシジョン』(96)で自動起爆装置が不意に
作動した時の「対処法」は本作の影響でしょうか?
Blu-rayとDVDが出るようです。タランティーノのお気に入り。

173 :
「不条理演劇の大家」とウィキペディアに書かれてる作家
ハロルド・ピンターが脚本の映画では『召使』(63)、『恋』(71)、
『ベースメント』(87)、『迷宮のヴェニス』(90)の4本だけ観ました。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=6286
『召使』→『恋』→『ベースメント』→『迷宮のヴェニス』が好みの順。
『召使』以外は未DVD化。R・アルトマン監督で2話オムニバス
のTV映画『ベースメント』の1話目は「標的を待ちながら」と
いった殺し屋2人組の不条理劇。けっこう面白かった。予告。
https://www.youtube.com/watch?v=27SE1Xdx9kg
↑殺し屋の1人は「再ブレイク」前のダサいジョン・トラボルタ。
2話目は全く意味が判らず楽しみようがないので退屈だった。
『召使』の予告↓。「お人好しの金持ち」がヒドイ目にあう逆転劇。
https://www.youtube.com/watch?v=1gXtdb7NyaM
『恋』(71)のジャケ写と2015年BBCのTV映画版予告。
https://www.buyuru.com/item_1209046_1.html
https://www.youtube.com/watch?v=tzVQhJ9Eyy4

174 :
ここに書かれてるの読んで何本か買って見た事あるけど、
その殆どは見つけることすら、いや過去に見た事すらない。
書き込んでる人凄すぎ。

175 :
『ストラングラー/猟奇マザコン絞殺魔』見たいな。DVD化されないのかな

176 :
『ワイルド7』望月三起也(1938−2016)氏への自己レス>>19
「このミステリ映画にだまされろ!」という特集目当てに古本で
購入した『映画秘宝』2012年2月号に、実写版『ワイルド7』の
公開記念で望月三起也氏と杉作J太郎氏の対談が載っていた。
https://www.amazon.co.jp/dp/B006GQPTDU/
これによると望月氏は岡本喜八監督のファンで、実現されなかった
岡本監督の映画脚本を基にマンガ化した事があるようです。
http://wild7.jp/599
望月ファンには常識なのかもしれませんが。題名から企画先行の
キワモノかと危ぶんでいた喜八監督『座頭市と用心棒』(70)を観た。
https://www.youtube.com/watch?v=z_Xes0ZpDPs
「隠し金」を巡るミステリーがベースで、「対決」中心の↑予告より
ずっと面白い。「隠密」=潜入捜査官?!。 『座頭市』(89)も観た。
https://www.youtube.com/watch?v=U8ME2Gy17NE
↑予告。勝新の監督・主演。傑作とは思わないがパワーを感じる。
映画の中の「勝新と三木のり平」、「勝新と緒方拳」の関係にグッとくる。

177 :
未DVD化のビデオ映画『マンホールの中の人魚』(88)を鑑賞。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005H7UW/
恐怖漫画家の日野日出志氏が監督。怖くはないが、出演者
(染井真理、きたろう)に同情する生理的に不快な映像が続く。
同じ「美女とウジ虫」の組み合わせで記憶に焼き付いているのは
ダリオ・アルジェントの『フェノミナ』(85)。主役はジェニファー・コネリー。
https://www.youtube.com/watch?v=MOuaZyOsATI
昔の読売テレビの不定期特集番組『CINEMAだいすき!』で観た。
同番組ではコレと『フロム・ビヨンド』(86)が初見で強烈でした。

178 :
↑訂正。『マンホールの中の人魚』の主演の1人は
「きたろう」ではなく「斉木しげる」でした。

大阪・よみうりTVの深夜にやっていた「CINEMAだいすき!」で、
その時々の特集で流れたテーマ曲。↓記憶してる中で好きな順番。
https://www.youtube.com/watch?v=aQUlA8Hcv4s
https://www.youtube.com/watch?v=O3HmapKhZpg
https://www.youtube.com/watch?v=FU-VSGr0MnM
映画以上に音楽はさっぱり分かりません。故・青山正明氏は
「洋楽を聴くか聴かないか」でオタクかどうかを見分けるという判別法?を
90年代前半に提唱していた。私はもちろん聴かない。

179 :
『真夜中のカーボーイ』(69)と『スケアクロウ』(73)、
『マッシュ(M*A*S*H)』(70)と『キャッチ=22』(70)、
『テナント』(76)と『カンバセーション…盗聴…』(74)は
それぞれ「対(つい)」になって記憶しています。私は
後者側が「より」好きです。↓『カンバセーション…盗聴…』。
https://www.youtube.com/watch?v=lwfI5YwvcrI
ファンメイド予告。ジーン・ハックマンがプロの「盗聴屋」。
『欲望』(Blow-Up)の『ミッドナイトクロス』(Blow Out)への
影響は本で知りましたが、Wikipediaによるとコッポラ監督の
『カンバセーション』にも『欲望』(66)↓の影響があるらしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=TrJ9U75OZOw
『ミッドナイトクロス』(81)予告↓。録音技師が主人公。
https://www.youtube.com/watch?v=rDve1A5EAvk
写真家が主役の『欲望』はファンメイド予告↓が内容に近い。
https://www.youtube.com/watch?v=iJnYdE0AbEc

180 :
TV映画『ザ・マンティス』(94)。サム・ライミがプロデュースした
テレビシリーズのパイロット版(未DVD化)。↓変なジャケット写真。
http://www.buyuru.com/item_750447_1.html
奇妙な仮面を着けた黒人のオッサンの大写しに、「正体バレバレ
では?」と思ったら、「主要キャストが全員黒人」のヒーローもので、
その正体は、普段は車イスで生活するクールな天才科学者だった。
悪党退治の一仕事が終わると、『ブレードランナー』の「ガフの折り紙」
みたいにカマキリ(英語でマンティス)の小粋で欲しくなる置物を必ず
現場に残していく設定。↓テレビシリーズの番組宣伝CM。
http://www.youtube.com/watch?v=BZ-3syEwWAk
↓テレビシリーズのオープニング。『ブレラン』風のスピナー?が飛んでる。
http://www.youtube.com/watch?v=4n2qVBv0yi0
簡潔な解説が分かりやすいDVD(リージョン1)の通販ページ。
http://www.video-market.net/vm/popup/mantis_complete.html
パイロット版しか観てませんが、雰囲気のある良作で主役が渋い。
折り紙の鶴を広島に置いていった黒人の大統領がいました。

181 :
よく知らない1943年・米国出身美人女優ゲイル・ハニカット。
https://s-media-cache-ak0.pinimg.com/originals/f5/8a/87/f58a877c299c63bbd7b62cb71826382f.jpg
https://24femmespersecond.files.wordpress.com/2015/03/gayle-hunnicutt-feet-3206971.jpg
http://ilarge.lisimg.com/image/6171021/740full-gayle-hunnicutt.jpg
http://www.operarex.com/Fotos4/30271%20-%20Gay%20Hunnicutt.jpg
https://24femmespersecond.files.wordpress.com/2017/02/gayle-hunnicut-vintage-4-x-5-transparency.jpeg
『欲望』(66)、『サスペリアPART2』(75)の俳優デヴィッド・ヘミングスと
結婚していたらしい(1974年に離婚)。↓不気味な『サスペリア2』予告。
https://www.youtube.com/watch?v=sqqIZEXwtZA
観たのが昔なので内容は憶えていませんが、ミステリー好きな方には
評判がいい。監督は同じですが『サスペリア』(77)とは全くの無関係。
D・ヘミングスは『ジャンボ・墜落/ザ・サバイバー』(81)の監督でもある。
https://www.youtube.com/watch?v=UIhni-VnWlE
↑予告篇。「パニックもの」ではありません。雰囲気を味わう映画。

182 :
真田広之の未DVD化4作品。『龍の忍者』(82)だけDVDあり。
http://k-plus.biz/?s=%E7%9C%9F%E7%94%B0%E5%BA%83%E4%B9%8B
4本は未見。80年代前半にガキだった自分の周りでは『西部警察』の渡哲也、
再放送の『探偵物語』の松田優作が話題のなか、「男なのに真田広之ファン」
というのが恥ずかしくて誰にも言えずにいたが、テレビ東京系『気分はパラダイス』
というビートたけしがホスト(アシスタント高田文夫)のトーク番組に真田がゲストで
出演した際の「オイラ、あんちゃんのファンなんだよ」みたいな事を照れ臭そうに
話すビートたけしには救われた気がして憶えている。本当にファンだったんだろうか?
それとも単なる社交辞令だったんだろうか。80年代後半には興味は無くしていたが、
「アクションスター」で主題歌まで歌う(上手くはない)あの頃の真田広之は眩しかった。
親に連れられて映画館で観た『吼えろ鉄拳』(81)と『燃える勇者』(81)が最初。
↓『吼えろ鉄拳』の予告と『燃える勇者』の2種類の予告。当時は満足していた。
https://www.youtube.com/watch?v=wy9dP50KRi0
https://www.youtube.com/watch?v=9-VHDjjV1Ws
「自分にないものに憧れる」のだから真田広之でもリー・マーヴィンでも根本は同じ。
https://www.youtube.com/watch?v=8qp9Bp62otY

183 :
テスト

184 :
スピルバーグ監督『ミュンヘン』と同じ原作『標的は11人―
モサド暗殺チームの記録』の初映像化で、テレビ映画の
『ギデオン/テロリスト暗殺指令』(86)予告。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=OFwekBefjEw
主人公「アヴナー」は『スカーフェイス』(83)でパチーノの弟分
スティーヴン・バウアー。リノ・ヴァンチュラが本当に少しだけの
出演(情報屋「パパ」の役だったようだ)。なかなか面白かった
記憶。映像は当然『ミュンヘン』に遠く及ばず。前後編の2巻。
https://www.buyuru.com/item_1010959_1.html
https://www.buyuru.com/item_1010824_1.html
『ミュンヘン』(2005)の予告。私には単調で長く感じ疲れました。
https://www.youtube.com/watch?v=vWQyjc1QvGU
事件に関して無知ですが、『ミュンヘン』を観る前に『ギデオン』と
『テロリスト・黒い九月』(76)↓を観ていたので理解しやすかった。
https://www.youtube.com/watch?v=WrcMPH3OLY4

185 :
ビデオ『ルパン三世 シークレットファイル』(37分)と『〜2』(38分)は
『劇場版 ルパン三世 DVD LIMITED BOX』に収録されているっぽい。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81mP5s1ss9L._SL1500_.jpg
微妙に異なるパイロット版のオープニングを数種類収録。
↓の動画も『シークレットファイル』に収録されていたと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=Dip68mkvWhI
https://www.youtube.com/watch?v=AI8GmxswOdI
TV第2シリーズEDの甘い名曲は未収録だった?
https://www.youtube.com/watch?v=GcHQsUl0Kp8

186 :
名作『遊星からの物体X』(82)の緊迫感のあるファンメイド予告。
https://www.youtube.com/watch?v=ymJ1jrNLgT0
前半30分くらい?までの『何だこの映画は!?』の異様な緊張感なら
↓『ラビナス』(99)だって負けてない。前半だけなら充分に傑作と思う。
https://www.youtube.com/watch?v=l7BDiNktrLU
映画監督の名前をほぼ知らない10代の時に一番好きだったのが
ジョン・カーペンターで、他では『ニューヨーク1997』(81)、『要塞警察』(76)、
『ダーク・スター』(74)あたりが好みです。↓『ニューヨーク1997』の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=pH7Zuq9y6kI
「ハードボイルド」という言葉の、定義や、「ノワール」との違いは文章で
読んでもすぐ忘れるが、昔から『遊星〜』の最後の対話と終わり方に
一番ソレを感じる。あと、漫画版『デビルマン』のラストを連想させる。

187 :
テレサ・ラッセル主演、ケン・ラッセル監督『ボンデージ』(91)。
https://www.buyuru.com/item_767332_1.html
30代後半?のLAの街娼(たちんぼ)・リズの赤裸々な独白。
過激な笑いに包んではいますが、現在も過去も悲惨な人生。
白人のポン引き(ピンプ)・ブレイクは残忍冷酷、「買い」に来る
のはクズや変態など厄介な客ばかり。女版『生き残るヤツ』(>>135)。
https://www.amazon.co.jp/review/R27MDUB88XGC4G/
↑のレビューでも書かれているように『プリティ・ウーマン』(90)と
比較されている人が多いが私は未見。お下劣な内容なので
好き嫌いが分かれそうなブラックなセックスコメディ。↓予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=QdS9hYPhsf8
ケン・ラッセルのビデオと宮谷一彦の漫画は昔に色々買ったままで
放置状態。宮谷は『人魚伝説』、『孔雀風琴』だけ読みました。

188 :
大好きなイタリア産「娯楽映画」は、『新・黄金の七人 7×7』(68)、
『ミスター・ノーボディ』、『群盗荒野を裂く』、『地獄のバスターズ』(78)
の4本。共通しているのは冗長な「悪ノリ」の部分とクソ熱い「本気」の
部分が同居している所、絶対にへこたれない狡猾で図太いバイタリティ。
「生ける伝説」の老ガンマンと、若くて生意気な凄腕ガンマンの関係が
ユニークな『ミスター・ノーボディ』(73)の高画質な「ドイツ語」版予告。
https://www.youtube.com/watch?v=T9jgUgauZRw
「パン買うな、ダイナマイト買え」でお馴染みの『群盗荒野を裂く』(67)予告。
https://www.youtube.com/watch?v=98HTgS85T0k
予告では伝わらないコテコテさと意外性のミックスした面白さ。国別で
有名な映画監督の名前を10人以上言えるのは日・米の他はイタリアぐらい。

189 :
8分弱のマイケル・マン監督作品へのトリビュート動画とかいうやつ?
https://vimeo.com/202577671
『ジェリコ・マイル/獄中のランナー』(79)から『ブラックハット』(2015)まで。
『メイド・イン・L.A.』(89)だけ無し。『ヒート』(95)は「ネタバレ」しています。

190 :
『アメリカン・バイオレンス』(81)にも出てた?「ジョン・ゲイシー」を
ブライアン・デネヒーが演じた『To Catch a Killer』(92)の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=Tv-j1K4n-4Q
TV映画で評価は高いようです。↓モノクロのスチールが怖い。
https://c1.staticflickr.com/9/8179/8063704086_47dd9ce64a_b.jpg
『ミスター・グッドバーを探して』(77)がデビュー作(終盤のチョイ役)。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81JRx7lmt6L._SL1500_.jpg
同じく未DVD化の『ブルーヒート』(90)は反骨の警官役(佳作)。
https://www.youtube.com/watch?v=L8qQu1MT6Wo
淀川長治氏はB・デネヒーの大ファンだったらしい(ウィキペディア)。
エド・マクベイン『三匹のねずみ』が原作のTV映画で未DVD化の
『キラー・コマンドー』(2001)は良作だと思います。↓小説とビデオ。
https://www.amazon.co.jp/dp/4150015864/
https://www.buyuru.com/item_747322_1.html

191 :
今の今まで気付きませんでしたが、漫画『コマンダー0(ゼロ)』の
後半(不人気で短期間の打ち切り)に登場の↓「コマンダー・レオ」には、
https://pbs.twimg.com/media/DD2HNTIU0AAYQsM.jpg
https://twitter.com/bellkuro/status/882009783875715072
『ニューヨーク1997』(※日本では1981年5月23日に劇場公開)の主役、
カート・ラッセル演じる片目眼帯の「スネーク・プリスキン」からの影響有り。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91En4hYWADL._SL1500_.jpg
↑ジャケ写とも共通のポスター画像を拡大すれば判り易いですが、レオの
武器「レーザーブレード」は銃口の黄色い光(マズルフラッシュ)からのインスパイア!?
http://blog-imgs-91-origin.fc2.com/i/w/a/iwainohondana/1212-03.jpg
週刊少年ジャンプでの連載は「1981年53号〜1982年16号」。
電子書籍化されています。外連味は師匠の車田正美ゆずり。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07418NG5W/

192 :
イエジー・スコリモフスキ監督『ザ・シャウト/さまよえる幻響』(78)予告。
https://www.youtube.com/watch?v=Q3PKNygNQVQ
同監督の『ライトシップ』(85)予告篇。こちらは未DVD化です。
https://www.youtube.com/watch?v=Cv1C_MNy_iE
この2本だけ観ています。『ライトシップ』は犯罪者3人が「灯台船」に
逃げ込んでくる話。船長の息子が最後に呟くモノローグだけ良かったです。
『ザ・シャウト』は「俺は叫ぶだけで命を奪う事が出来る」と豪語する精神
病院の患者の回想?だったと思います。羊がバタバタ倒れる場面が愉快。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=13079#2
↑1972年に劇場公開・未ソフト化の『早春(原題:Deep End)』(70)は、
色んな本で評論家や映画通の方のオールタイムベストに入っていたり、
「青春映画ベスト」枠の上位で見かけるスコリモフスキ監督作品。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=w7pfyGW5vJY
噂?では音楽関係の権利問題でソフト化されないとか。昔から観たい映画。
https://www.youtube.com/watch?v=SbrYPIG7IrM
https://www.youtube.com/watch?v=I3qpEzHmZAA

193 :
イギリス映画『狂ったメス』(68)のDVDが出るようです。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91jRfAHie2L._SL1500_.jpg
楳図かずおの『洗礼』、『わたしは真悟』を連想しました。予告。
https://www.youtube.com/watch?v=7m0VW4ON6LQ
↑「女性には向かない映画」?とか言っています。ビデオのジャケ。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2010/11/0003.jpg

194 :
未DVD化のオーストラリア映画『デッド・エンド/地獄の脱出』(86)。
https://www.buyuru.com/item_1014077_1.html
↑のチープなジャケを見て期待感はゼロでしたが、『80年代悪趣味
ビデオ学入門!』を読み鑑賞。映画の本来の狙い通り?、中盤はずっと
ダレ気味の時間が延々と続き、観終わって暫らくは心地よい高揚感。
https://www.youtube.com/watch?v=nVs4MFIzmjA
↑予告。『青春群像』(53)、『祭りの準備』(75)の系列の映画でした。
『祭りの準備』予告↓。高知で育った脚本家・中島丈博の自伝的物語。
https://vimeo.com/163275277
「クズ兄弟」の弟役・原田芳雄が絶品のダメ人間。竹下景子は脱いでた?

195 :
女性向け「ラブドール」(ダッチハズバンド?)というのがあるようです。
https://edmm.jp/4670/
https://pinkma.jp/sinthetics-dolls
『がきデカ』で知られる山上たつひこの後期の快作『ええじゃない課』に
「ミスター真ちゃん」なる七三分けで童顔、巨根の女性用ラブドールが登場。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61XbOUfDaVL.jpg
Wikipediaの引用⇒《空気入りビニールではなく、特殊ゴムで加工しているので
水洗い可。チェックの背広に蝶ネクタイを締めている。後に話すようになる。
口癖は「いっとおしょおおーっ!」。現在は玉鹿市役所のボイラーマンとして勤務》。
未見ですが、邦画の『ピノキオ√964』の主人公がダッチハズバンドのようです。
https://www.youtube.com/watch?v=7SHlSJIw99o
↑予告。昔、中古ビデオを買おうか迷って結局買わず。DVDあり。

196 :
いとうせいこう氏は80年代の『GORO』か『スコラ』のコラムに、
『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(85)での東洋人蔑視?の描写について
「これだからアメリカの白人は」とひどく怒っていた記憶がある。
その続きの文章では「アメリカの黒人(スパイク・リー)」が監督で
未DVD化の『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』(86)を推薦していた。
https://www.buyuru.com/item_960030_1.html
3人の黒人男性(それぞれに欠点がある)と付き合う黒人女性が
最後に誰を選ぶのか、というモノクロ作品。いい映画でした。
https://www.youtube.com/watch?v=UGKoOm2Y8x0
スパイク・リーも恋人の1人を好演。↓日本のTVで紹介してる動画。
https://www.youtube.com/watch?v=UggxiX4maB8

197 :
『裏切りのサーカス』主演のゲイリー・オールドマンが製作総指揮に
名を連ねる法廷劇のような政治ドラマ『ザ・コンテンダー』(2000)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=234626
議員さんが不倫だ離党だで話題の今こそ観たいタイムリーな秀作。
約2時間の間、一度たりともダレる場面が無い、見事な構成。
民主党の女性議員が大統領(ジェフ・ブリッジス)から副大統領候補に
唐突に指名され、慌ててFBIが盗聴を含め徹底的に「身体検査」を
始め出すのが面白い。共和党の大物の娘で、共和党から政界入り
した後に民主党に移った女性議員には、大学時代の「乱交」疑惑が。
https://www.youtube.com/watch?v=c9bC0mg_nJY
↑予告。G・オールドマンは共和党の大物議員役で、女性議員が
副大統領に相応しいかを問う聴聞会の議長。他にも渋い名脇役たち。
J・ブリッジスは未DVD化の『タッカー』(88)でも青臭く「アメリカの理想」
みたいなのを熱弁するシーンがありますが、本作の方がずっと良いです。
政治には疎いけど(疎いから?)楽しめた。とても人間臭く、「笑い」も多い。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005O5XI/

198 :
アレックス・プロヤス初の長編映画『スピリッツ・オブ・ジ・エア』(89)。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/03/aq2.jpg
↑「心に荒野を飼う者へ」というイキったコピーがかっこいい。未DVD化。
兄妹が飛行機で空を飛ぼうとする話だった?? この監督はコレしか観てない。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=12134

199 :
ジェフリー・ライト監督作への自己レス>>101

『リミット/加速する狂気』(94)のエンディングで流れる曲。
https://www.youtube.com/watch?v=TnYn3NLEFHE
↑このクリップだと「公道レース」がメインの青春映画に見えてくる。
性格の悪い?監督は登場人物全員を冷酷に突き放して終わる。
前作のカルト映画?『ハーケンクロイツ/ネオナチの刻印』(92)の
DVDでは↓の「20世紀フォックス版」だけに日本語字幕が有り!?
https://www.amazon.com/dp/B000068TQ4/
リージョン1で、英語・ドイツ語・日本語・ベトナム語の字幕が
あるらしく、リージョンフリーのデッキかパソコンで観れるようです。
他のメーカーからのDVDやBlu-rayには日本語字幕は無さそうだ。
G・ライト監督では『マクベス ザ・ギャングスター』(2006)も観た。
https://www.youtube.com/watch?v=unO9S6Gc_Qw
悪くはないけど特別なものは無かった。これ以降の監督作は無し。

200 :
『偽装亡命者キリル』の映像化『コードネーム・キリル』(英・1988)。
『裏切りのサーカス』を観て思い出した未DVD化のTV映画。
https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51glzLjLW9L._UL500_.jpg
オリジナルは208分、日本版ビデオは前・後編の2巻組で計169分。
敵対する情報機関(この場合は英国SISとソ連KGB)の上層部に、
互いに「内通者」が潜んでいると知ったソ連のスターノフ元帥は、KGBの
裏切り者を突き止めるため信頼するプハレンスキー大佐を極秘でイギリスに
「偽装亡命」させる。この任務の名が「キリル」。『インファナル・アフェア』に
おける警察とマフィアの関係。アクションは抑え目で、やや地味ですが、英国の
スパイものらしい複雑さと冷たい後味を堪能した(初見では理解出来ず)。
https://www.amazon.co.uk/dp/B003YTQH92/
英語はわかりませんが、↑の英国版DVDに付けられたレビューには、
『裏切りのサーカス』原作者の「ジョン・ル・カレ」の名がよく引用されています。
↓『荒鷲の要塞』(68)の大迫力で手に汗握る見事なファンメイド予告。
https://www.youtube.com/watch?v=8OpMRRgTseI
今さらですが、『コードネーム・キリル』とも通じる望月三起也っぽい?名作。

201 :
横山やすしはダウンタウンの漫才を「チンピラの立ち話」と評した
らしい。「チンピラの立ち話」に「地獄巡り」を掛け合わせたような
マチュー・カソヴィッツ主演・監督のフランス映画『憎しみ』(95)予告。
https://www.youtube.com/watch?v=G65Y-yr4M4o
ボンクラな主役3人(ユダヤ系、アラブ系、アフリカ系)のキャラクター、
グダグダな借金取り立て、警察やスキンヘッズ(ネオナチ)との対立・・・。
デヴィッド・エアー初監督の『バッドタイム』(2005)も似た匂いがします。
https://www.youtube.com/watch?v=sxMsLy6DC5Q
『憎しみ』のDVDは廃盤でしょうか。『アサシンズ』(97)はイマイチでした。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00005MIHW/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00005MIHU/
https://www.amazon.co.jp/review/R1ZUZ6828CM6BY/
https://www.amazon.co.jp/review/R2IEFBQ8FSFMR1/

202 :
『ジャガーNO.1』(79)。ジャケ写↓で心の準備は出来ていた。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/03/082.jpg
最初から「B級」だと思って観るなら悪くない。当然ビデオ止まり。
予告↓にも少し映る日本の墓地での格闘場面が一番良かった。
https://www.youtube.com/watch?v=_ol30JmqlM0
「世界の平和」を維持する国際機関に所属し、その中で一・二を
争う優秀なエージェントが主役の「ジャガー」。テロ発生の通知を受け
ジャガーが現場に到着すると、背後から突然「NO.2」でライバルの
同僚に銃撃され死にかけるカッコイイ幕開け。「ウケ狙い」の場面は
一切無く、大マジメに「白人のブルース・リー」をやりきっていて好感。
『ケンタッキー・フライド・ムービー』(77)というオムニバス・ギャグ映画内の
ブルース・リーのパロディ「A Fistful of Yen」用のファンメイド予告編。
https://www.youtube.com/watch?v=Fl1EP_2CPUo
本編はバカバカしくてかなり面白かった。オチは『オズの魔法使い』?

203 :
モノクロ映画『十二人の怒れる男』(57)のBlu-rayが発売に。本作より
先にリメイク版の『12人の怒れる男/評決の行方』(97)を観ましたが、
「なぜ陪審員の中に名探偵が1人紛れ込んでいるんだろう」という
違和感がぬぐえませんでした。『十二人の怒れる男』は、「寂しい老人の
承認欲求では?」と指摘するのが寂しそうな老人の陪審員、広告屋が
意見をコロコロ変える、建築家のH・フォンダに対し怒ったセールスマンが
「インテリは弱者の味方をしたがる」、など随分と面白かったです。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=A7CBKT0PWFA

204 :
『嵐の中の青春』(英・1955/I Am a Camera)。同じ舞台劇を
再映画化したのが未見の『キャバレー』(72)。1930年代前半のドイツ・
ベルリンが舞台。「スクリューボール・コメディ」?でミュージカルではない。
http://ecx.images-amazon.com/images/I/A1pYALftfmL._SL1500_.jpg
「ガサツ女」と「神経質男」の正反対な英国人が成り行きで同居
するようになる、『おかしな二人』(68)や『跳んだカップル』(80)形式。
原因不明の病気を治療するドタバタはベタだけど凄く面白い。予告。
https://www.youtube.com/watch?v=T811D04Pso0
ナチスの街頭演説に反抗してボコられるL・ハーヴェイは実生活では
ユダヤ系、原作者はゲイとして有名らしい。「スクリューボール・コメディ」の
名作とされる『ヒズ・ガール・フライデー』(40)がピンとこないので私はこっち。
『嵐の青春』のビデオを買ったら中身が本作で仕方なく観たけど得した。

205 :
『ナタリーの朝』(69)の海外盤DVDジャケ写「裏側」。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71bh6eKa0PL._SL1204_.jpg
表側。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71NesjT%2BzOL._SL1180_.jpg

206 :
西部劇に興味は無いけれど、何となくで『荒野の決闘』(46)を観ました。
物語も人物描写も一級品ですが、私としては全ての「アクション」が一々
完璧で惚れました。「けれん」も引き延ばし(スローモーション)も皆無なのに
素晴らしく渋くて痺れる「アッサリした」銃撃戦は、今まで観た映画の中でも
間違いなく最上級です。ずっと年配の方の「オールタイムベスト10」等で
よく見かけるタイトルですが、私もリアルタイムで観ていたら絶対に上位に
入れます。この監督の映画は他に『逃亡者』(47)と『捜索者』(56)しか
観ていませんが断トツで良かった。ドク・ホリデイの名前の由来や人物像を
初めて知った気がする。未DVD化の『ドク・ホリデイ』(71)は昔に観て
いますが。アレの銃撃戦もアッサリしてたけど「単なるアッサリ」で、本作は
コクとキレがあり味わい深い。予告篇より↓のクリップの方が魅力が伝わる。
https://www.youtube.com/watch?v=0lBUJe7vBs4
『天才バカボン』の赤塚不二夫氏は大の映画好きで、愛猫の名前は
『七人の侍』の「菊千代」、監督ではJ・フォードを尊敬していた。ラストは
やっぱり?『カリオストロの城』を連想したし、検索したら同じ人が結構いる。
笑える場面(理髪店の香水)も至福の場面(教会でのダンス)も素晴らし過ぎる。

207 :
ヤクザとしてしか生きられないと悟る『竜二』(83)。戦場にしか居場所が
無いと悟ったオッサン達が集まってくる傭兵モノ『ワイルド・ギース』(78)。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00C975O0S/
↑映像から「A級」感は伝わらないが、オヤジ達の哀愁は濃厚に伝わり
胸を打たれる。傭兵募集の面接、『ハードコアの夜』(79)のポルノ映画の
男優募集でジョージ・C・スコットが面接官をする珍場面くらい微笑ましい。
『竜二』の予告↓。初見は深夜テレビだと思うけど感想としては「無」だった。
https://www.youtube.com/watch?v=VkQwtjx8k10
有名芸人がテレビで熱く『竜二』を語っていたのに影響され久しぶりに
再見したら感動した。ヤクザや傭兵を肯定するつもりは少しもありませんが。
https://www.youtube.com/watch?v=z9TTVLtPBHQ
↑テンポの悪いダメな『ワイルド〜』予告。コレも『竜二』もラストが有名です。
両方とも中年男性向きの映画ではないでしょうか。

208 :
TV映画『セカンドインパクト』(1997年/The Second Civil War)。
https://www.buyuru.com/item_754582_1.html
世界中からの難民受け入れが進み、人心と財政面で各州がパンク寸前の
「近未来のアメリカ」が舞台。未DVD化。インドとパキスタンの間の戦争で
パキスタンに核兵器が使用され、大量の孤児をアイダホ州で受け入れる事に。
しかし、アイダホ州知事は政府の決定に反して孤児受け入れを拒み州境の
封鎖を命じる…。視聴率至上主義のニュース番組の制作現場、メキシコ
移民出身のTVリポーターと不倫しているアイダホ州知事の公邸、不穏な
州境、PR会社のコンサルタント頼みな大統領と選挙が心配なホワイトハウス、
で繰り広げられるコメディ調の群像劇。脚本は『パワープレイ』(78)で知られる
マーティン・バーク、監督はジョー・ダンテ。中国人でいっぱいのロードアイランド州、
公式会見なのにスペイン語でしか話さないメキシコ系市長のロサンゼルス、
インド人だらけの州など各地で皆が自民族の利益を主張。アラモ砦は燃やされ
自由の女神は破壊される。『一部の金持ちと大企業、政治家が得するだけだ』と
叫び射殺される州兵。「コメディ」としてはスベってますが面白い。サタイア?
https://www.amazon.com/dp/B0085A9IBO/

209 :
学が無いので何が「サタイア」か分からない。ギャグ漫画以前の山上たつひこは
シリアスな『光る風』が有名ですが、失敗作?の『旅立て!ひらりん』はサタイアっぽい。
映画では『キャッチ=22』、『アップルゲイツ』、漫画だと『気分はもう戦争』あたりが
サタイアでしょうか。『セカンドインパクト』内のセリフのひとつ「モーゼの時代に
マスコミが存在し、マスコミ対応が必須だったなら、モーゼもエジプトを出なかった」。
https://www.amazon.co.jp/dp/4575930318/
ジェームズ・コバーンがコンサルタント役。映像はチープ。最後は悲観的に終わります。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/5/5b/The_Second_Civil_War_film.jpg
↑ポスター。風刺の面が強い「ブラック・コメディ」≒「サタイア」か。

210 :
ジェームズ・トバックが脚本や監督として関わった「破滅型」映画の2本、
『熱い賭け ザ・ギャンブラー』(74)と『マッド・フィンガーズ』(78)が好きですが
映画の中でだけ会いたい傍迷惑な「破滅型」は邦画だと内田裕也主演の
『十階のモスキート』(83)と『水のないプール』(82)が印象的。昭和ならでは?
洋画劇場の枠で夜9時から放送していて、そこで観ました。内田裕也の
唯一無二の怪演を見ると「結局一番怖いのは人間だ」というのがよく分かる。
この人の映画は他に2本だけ観た。探偵もの『ヨコハマBJブルース』(81)は
私的には名作、未DVD化の『餌食』(79)は私は良いとは思わなかった。
『水のないプール』は深夜TVだったかも。昭和でも夜9時からは無理か。
『十階のモスキート』予告編 。
https://www.youtube.com/watch?v=06v49gf4fg4
『水のないプール』の狂気を感じさせるオープニング?
https://www.youtube.com/watch?v=al-k3cHzdpQ

211 :
『いくたびか美しく燃え』(75)。裕福な父子家庭で溺愛され
育った重度のファザコン娘(名前はジャヌアリー)の成長ドラマ。
http://www.buyuru.com/item_980872_1.html
「ナタリーの朝」ならぬ「ジャヌアリーの朝」な展開を見せる映画。
英語で書かれた一般人レビューで「Camp」の文字をよく見かける。
「わざとらしい」「こっけい」「大げさ」「時代遅れ」等の意味らしい。
http://ejje.weblio.jp/content/camp
原作は女流作家ジャクリーン・スーザンの1973年のベストセラー小説。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=503
前半は「Campy」で、後半は初老のインポ男子との枯れた恋愛。
テーマ曲は『ナタリーの朝』(69)と同じくヘンリー・マンシーニの名曲↓。
https://www.youtube.com/watch?v=n4EG5rHthOM
ジャヌアリーが途中で知り合い、唯一の同性の親友になる雑誌の
女編集長がいいキャラしてる。ブサイク?な映画ですが感動した。
↓エンディング。カーク・ダグラスは父親、デビッド・ジャンセンが恋人。
https://youtu.be/I0VHQAtw8rY?t=317

212 :
アラン・チューリングの伝記映画『ブレイキング・ザ・コード』に自己レス>>50

『ブレイキング〜』でチューリング達が解析に励むナチスの暗号機
「エニグマ」の奪取を目指す『エニグマ奇襲指令』(82)。未DVD化。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81foHkbHdDL._SL1500_.jpg
原作(未読)の設定を「冷戦時代の東ドイツ」に変更しています。
使い捨ての単なる「駒」でしかない主人公(マーティン・シーン)が
仲間の「駒」を命がけで救いに行く男気に惚れてしまう佳作です。
原作↓。『ブレイキング〜』でチューリングを演じたデレク・ジャコビも出演。
https://www.amazon.co.jp/dp/4150402345/
『Π(パイ)』(98)は『テナント恐怖を借りた男』、『カンバセーション盗聴』系。

213 :
『ボディ・バンク』(96)。ジャンル的には『コーマ』(78)等と同類の
「大病院の闇」系サスペンス・スリラー。主役はヒュー・グラントと
ジーン・ハックマン。終盤は尻すぼみでしたが飽きずに観れて満足。
https://www.youtube.com/watch?v=SBRFmU-3mf8
ヒュー・グラントが◯◯◯◯の状態で入院させられる展開は、
珍作『君よ憤怒の河を渉れ』(76)で高倉健が精神病院に
入院する展開と同じくらいの驚きがありました。未DVD化です。
https://www.buyuru.com/item_767862_2.html
D・クローネンバーグ監督がカメオ出演しています。青山正明氏は
クローネンバーグ映画の主題は一貫して「アウトサイダーの悲劇」だと
書いていた。未読ですが独占インタビューもしたらしいです。

214 :
969 名前:名無シネマさん 2017/10/11(水) 08:30:47.28
そういや美女と野獣の円盤は初動17万枚くらいだったらしいな
ディズニーだから伸びはするだろうけど実写とはいえこんなものとはちょっと意外

970 名前:名無シネマさん 2017/10/11(水) 12:03:37.54
君縄の約半分の興収なのに円盤は初週3分の1以下か
最強ディズニーブランドの100億超える作品でも
今は円盤売り上げ苦戦するんだな

971 名前:名無シネマさん 2017/10/11(水) 12:45:25.24
興収51億くらいのモアナとシングはともに初動5万枚で今はそれぞれ
19万枚と10万枚くらいだったかな
やっぱここ数年で完全に円盤売れない時代に突入してるんだろうな

979 名前:名無シネマさん 2017/10/12(木) 01:53:49.26
美女と野獣、劇場で観て良かったけど円盤はそんなもんなんだ
子供向けの円盤が売れるとすれば、実写よりアニメ、恋愛より家族愛や冒険物が有利だと思うけど
モアナとかも思ったより伸びなかったし、やはり配信がメインになってるのが大きいのかな

972 名前:名無シネマさん 2017/10/11(水) 13:00:09.05
DVDはアニメ、実写の別ではなく子供向けか否かに注目すべきではありますが、
ここ数年で子供向けでも厳しくなっている様子
それでも興行の様子は特段変化していないように見えるのは、観客が映画館での
鑑賞の価値を認めているということでしょうね

974 名前:名無シネマさん 2017/10/11(水) 13:10:58.71
今年あたりは「映像配信元年」と言われる時代だからねえ
君の名は。のミリオン近い売り上げは、円盤ビジネス時代の
掉尾を飾るフィナーレとして記憶されるんだろうな

215 :
969 名前:名無シネマさん 2017/10/11(水) 08:30:47.28
そういや美女と野獣の円盤は初動17万枚くらいだったらしいな
ディズニーだから伸びはするだろうけど実写とはいえこんなものとはちょっと意外

970 名前:名無シネマさん 2017/10/11(水) 12:03:37.54
君縄の約半分の興収なのに円盤は初週3分の1以下か
最強ディズニーブランドの100億超える作品でも
今は円盤売り上げ苦戦するんだな

971 名前:名無シネマさん 2017/10/11(水) 12:45:25.24
興収51億くらいのモアナとシングはともに初動5万枚で今はそれぞれ
19万枚と10万枚くらいだったかな
やっぱここ数年で完全に円盤売れない時代に突入してるんだろうな

979 名前:名無シネマさん 2017/10/12(木) 01:53:49.26
美女と野獣、劇場で観て良かったけど円盤はそんなもんなんだ
子供向けの円盤が売れるとすれば、実写よりアニメ、恋愛より家族愛や冒険物が有利だと思うけど
モアナとかも思ったより伸びなかったし、やはり配信がメインになってるのが大きいのかな

972 名前:名無シネマさん 2017/10/11(水) 13:00:09.05
DVDはアニメ、実写の別ではなく子供向けか否かに注目すべきではありますが、
ここ数年で子供向けでも厳しくなっている様子
それでも興行の様子は特段変化していないように見えるのは、観客が映画館での
鑑賞の価値を認めているということでしょうね

974 名前:名無シネマさん 2017/10/11(水) 13:10:58.71
今年あたりは「映像配信元年」と言われる時代だからねえ
君の名は。のミリオン近い売り上げは、円盤ビジネス時代の
掉尾を飾るフィナーレとして記憶されるんだろうな

216 :
高倉健さんの主演作は16本だけ観ていました。ビデオでは
所有してますが未見のもの(山口組三代目とか)が5、6本あり。
ベタですが個人的ベストは『昭和残侠伝 死んで貰います』(70)。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81E51k%2ByqtL._SL1500_.jpg
「昭和残侠伝」シリーズの中では最も評価が高いらしいです。
最後の殺陣は異様にギラついて凄味があり感服いたしました。
男と女、男と男のメロドラマ。英語題は「Hell Is Man's Destiny」。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B005FCX6TK/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0002MOLRO/

217 :
未DVD化の『サウス・ボストン』(98)。マーク・ウォルバーグの兄、
ドニー・ウォルバーグ主演。「サウシー」で対立するアイルランド系の
2つの犯罪集団と、それに関わる下層白人達のドラマ。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=VibJyNKekig
ボストンが舞台の強盗団映画『ザ・タウン』(2010)でとびきり輝いていた
ジェレミー・レナーや主人公のベン・アフレック達が暮らす地域が舞台!?。
https://www.buyuru.com/item_750560_1.html
期待してなかったので余計に心に響く良いテレビ映画?の力作でした。
『ザ・タウン』の予告↓。イマイチでしたがJ・レナーだけで元は取れる。
https://www.youtube.com/watch?v=bUYlUk1j68A
ドニー・ウォルバーグの「へちゃむくれ」顔はウォーレン・オーツに近い。
http://cdn.inquisitr.com/wp-content/uploads/2016/01/Dwahlburg.jpg

218 :
誇大妄想の起業家が主人公の『フィツカラルド』(82)予告↓。
https://www.youtube.com/watch?v=r9o6SMWJCIc
アマゾン奥地にオペラハウスを建てようとする筋「だけ」で寄り道せず
2時間半を越える西ドイツ映画。ラストは真っ先にジブリアニメの
『風立ちぬ』(2013)が思い浮かびました。検索すると似た感想?の人も。
『風〜』の方は白昼夢だったけど。評判通りの良い映画でした。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19771

219 :
性転換(男→女)コメディー?映画『シェイディー』(英・1985)。
https://www.amazon.com/Shadey-Antony-Sher/dp/B01MTR7C0F/
オリバー・シェイディーは今にも潰れそうな小さな自動車修理工場の
経営者。彼には「性転換してカレンダー・ガールになる」という夢があり、
工場を閉め、手術費用捻出のために「遠隔地を透視出来る」という
自身の特殊能力を英国政府と関係のある情報機関へ売り込みを図る。
冷戦下で敵対するソビエト連邦の戦力情報(兵器の数や配置場所)を
ズバリ的中させ情報機関を驚かせる。シェイディーには他に「心を読む」
特殊能力もあり、狙い通りに自分のチ◯ポを切断させる事に成功
する・・・あたりまで何となく記憶。ブラックでユニーク。まあまあだったかな!?。
撮影はロジャー・ディーキンス。ビデオ止まりです。↓英国版VHS。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/A10Kpv-qlPL._SL1500_.jpg

220 :
『十六歳のマリンブルー』(90)。2011年にDVDが出ていました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B004OKZ1GA/
「終わりなき日常」?に飽き自殺を計画中の高校生(女子校)が
主役。ホモ(BL)・レズ・バイ・リストカット・R(未遂)・自殺とテンコ盛り
だが暗くない。原作と脚本は女性。主役の古谷玲香が「可愛くない」、
演技にも全く「可愛げが無い」のがハマリ役。「江の島」を背景にした
青春映画なのにバブルの時代っぽい浮かれた雰囲気も感傷の欠片も
無く、色んな意味で「終わってる」ユニークな佳作。もう一人の主役の
菊池健一郎、脇役の薬丸裕英、体育教師役の若い竹内力もいい。
本作の監督が逮捕された時のニュースぐらいは私でも知っていた。
内容はすっかり忘れましたが、昔TVで↓『アイコ十六歳』(83)は観た。
https://www.youtube.com/watch?v=Yvuhl4Vu2b0

221 :
未DVD化『暗殺指令ブラック・サンデー』(74)。エドワード・ウッドワード主演。
http://www.buyuru.com/item_1020687_1.html
英国で1967年〜1972年に人気のTVシリーズ『CALLAN』の唯一の映画化。
主人公デビッド・カランは「非情になりきれない」との理由で殺人専門!?の
秘密情報部のエージェントをクビになり、現在は零細企業に勤めながらも
時折り昔の組織からの指令で「理由は一切告げられず」に指定された人物を
暗Rるという任務を請け負っている。情報部内にカランをライバル視する
エージェントがいて突然取っ組み合いを始める、ホームレスみたいな情報屋の
名前が「ロンリー」で異常な悪臭を放つ、愛用の銃が「なんとかマグナム」とかいう
架空の日本製、など風変わりで人間臭い。悪く言えば「低予算でみすぼらしい」。
監督は↓『オーロラ殺人事件』(79)、『黒の復讐(怒りの日)』(75)のドン・シャープ。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91mA0SSUijL._SL1500_.jpg
↓『デンジャー・ポイント』(71)の迫力ある「ボートチェイス」は彼の演出だそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=JK97rNBBr-c
『羊たちの沈黙』のトマス・ハリス原作↓『ブラック・サンデー』(77)とは無関係です。
https://www.youtube.com/watch?v=Y0Gdq-Zq1W4

222 :
『ワタシ いがらしみきおの日記』(89年)。漫画家の「文章だけ」の本。
http://www.amazon.co.jp/dp/4592730631/
同じ宮城県出身、同年齢の大友克洋の映画版『AKIRA』(88)を観て、
監督で準備中だった自身の映画版『ぼのぼの』(93)との方向性の違いを
再確認したり、『プレデター』(87)はやっぱり傑作だ、など当時の新作映画の
感想やレンタルビデオ店で借りた映画についての評価が記されています。
「男では珍しいアンドリュー・マッカーシーのファン」と書かれていたはず。
http://www.liketotally80s.com/wp-content/uploads/2016/01/andrew-mccarthy-01.jpg
http://66.media.tumblr.com/tumblr_lz6cibsuRr1r9x3rwo1_500.jpg
劣等感を突き抜けた初期のギャグ漫画が好み。「いがらしみきおと筒井
康隆に影響を受けた」と書いていた漫画家が相原コージと山科けいすけ。

223 :
サマセット・モームという文豪の人が原作の『雨』(32)。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=g-nF74MjIk0
「信念(信仰心)」と「肉欲」が火花を散らす密室劇。終盤が特に
盛り上がります。嵐の夜の決闘。狂気と滑稽の大仰な独り相撲。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1213
↓淀川長治氏の解説。普遍的なテーマで面白かったです。
http://www.ivc-tokyo.co.jp/yodogawa/title/yodo5043.html

224 :
英国女流推理作家ルース・レンデル(1930–2015)原作映画。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=31633
『身代わりの樹』、『わが目の悪魔』、『沈黙の女』、『ライブ・フレッシュ』
だけ鑑賞。未DVD化は『身代わり〜』と『わが目〜』。原作未読で
映画を観ただけの感想ですが、一番良かったのは終盤ドミノ倒しみたいに
あれよあれよで「反道徳的」な結末にたどり着く『身代わりの樹』。
http://www.ariarishop.com/shopimages/ariarishop/000000061417.jpg
思わせぶりな「寸止め」が残念だった凡作『わが目の悪魔』。
https://www.youtube.com/watch?v=JjHhXxwgctA
『沈黙の女』と同じ原作の映画化『パラノイド殺人事件』(86)予告。
https://www.youtube.com/watch?v=Zmh6H4p-gTM
↑この『ロウフィールド館の惨劇/パラノイド殺人事件』は未DVD化。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/03/0012.jpg
『ライブ・フレッシュ』は役者や映像・演出が重厚で一流だと思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=KhQQI98exrI
4本とも因縁、復讐、「運命の変転」など陰鬱な情念ドロドロ系。

225 :
自己レス>>218

『風立ちぬ』(2013)のジャケ写。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/518mbeSu0oL.jpg
『フィツカラルド』(82)のジャケ写。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/519EKKRR4ZL.jpg

226 :
TVで観た邦画『容疑者Xの献身』(2008)。原作未読。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=HlLXmIGHi0M
障害者施設での事件や選挙に落選された方の特異な主張である
「生きる価値のある人間」と「死んでも良い人間」の選別という冷酷な
「トロッコ問題」の答えを天才数学者が示していて初見時は驚きました。
犯罪の動機がバレてからメソメソする犯人に激しく失望はしましたが、
好きな映画。犯罪トリックのタネを明かす再現場面の鬼畜さに震えた。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=330418
本作を観てから人気なのは知っていた『ガリレオ』の再放送を観ましたが、
コメディの要素が強く、暗い映画版とはずいぶん違うが面白かったです。
映画版の2作目↓『真夏の方程式』(2013)もメソメソしてる。良かった。
https://www.youtube.com/watch?v=FAP5SNg3Jc0
『容疑者X〜』の天才数学者は原作ではブサイクでキモいらしい。

227 :
ジョー・ペシ主演の『エイトヘッズ』(97)と『パブリック・アイ』(92)。
『エイト〜』は引退目前の殺し屋トミーが依頼主であるマフィアの
親分に「8人の生首」を届けようとするが、というブラックコメディ。
https://www.youtube.com/watch?v=mBVdAtrzi_M
↑予告。『パブリック〜』は第2次大戦中のN.Y.で写真家を目指す
冴えない中年男の話。実在の写真家がモデルらしいです。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=bmj_HfRoBZU
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18401
『エイト〜』の監督は『いまを生きる』脚本家のトム・シュルマン。
『パブリック〜』は『薔薇の名前』脚本家のハワード・フランクリン。
2本ともなかなかでした(未DVD化)。私の好みは『エイトヘッズ』。
https://www.youtube.com/watch?v=O163ogpOI7k

228 :
個人的な「短篇漫画BEST10」。漫画に関心があった頃なので古い。
・つげ義春『ねじ式』
・手塚治虫『安達が原』
・ちばてつや『あるあしかの話』
・楳図かずお『Rojin』
・ジョージ秋山『赤い海』
・つのだじろう『赤い海』
・永井豪『ススムちゃん大ショック』
・大友克洋『武器よさらば』
・江口寿史『GO AHEAD』
・山野一『DREAM ISLAND』
谷岡ヤスジ、いしいひさいち等はタイトルを名指し出来ないので除外。
他に入れたかったのは藤子・F・不二雄、諸星大二郎、辰巳ヨシヒロ、
いましろたかし、「イヤな漫画」の釋英勝『ハッピーピープル』収録作。
↓絵が怖い。同名の映画とビデオ映画の2作は未DVD化(未見)。
https://www.amazon.co.jp/dp/B071NKXZFR

229 :
ついでに「短篇少女漫画BEST3」。読んでいないので数が少ない。
・山岸凉子『天人唐草』
・高野文子『田辺のつる』
・萩尾望都『十年目の毬絵』

↓『十年目の毬絵』の解説をしているファンサイト。どんな話だったかな。
http://www.hagiomoto.net/works/071.html
『左ききのイザン』も良かった気がする。長篇SF『スター・レッド』の新書版の
単行本に『十年目の毬絵』と同じ様にページ数の穴埋め的に載っていた。
http://www.hagiomoto.net/works/080.html

230 :
実写版『まんだら屋の良太』(86)のDVD化は望み薄のようだ。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2010/09/010.jpg
『良太!畑中純スペシャル』(86年)には原作者と糸井重里氏の
対談が収録↓。帯に畑中氏の尊敬するつげ義春氏が推薦コメント。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51IH%2BZPR7mL.jpg
畑中氏も「気を使った」と語るセリフの掛け合いのリズム、方言の響き、
比喩が心地よい。主人公・良太と幼馴染みの月子の下ネタだらけの
突き抜けた会話(ほぼ漫才)は至福の名場面。↓漫画への名レビュー。
https://www.amazon.co.jp/review/R2DPHJA2GM6XOC/
畑中氏は『大アンケートによる日本映画ベスト150』(89年)に
「暗い青春にムカッ腹」と題する短いエッセイを寄稿。邦画の
「マイベスト10」と「好きな映画人」(監督、女優、男優)も記載。
http://www.amazon.co.jp/dp/4168116093/
実写版の映画音楽は歌手デビュー前の崎谷健次郎氏(↓代表曲?)。
https://www.youtube.com/watch?v=LJ3KY1hrdSc
原作ファンの実写版の評価は不明。私は実写版から入りました。

231 :
オランダ人推理作家ティム・クラベー(ティム・クラッベ/ティム・クラベ)の
未読小説『失踪』の最初の映画化『ザ・バニシング 消失』(88)予告。
https://www.youtube.com/watch?v=KlO2oIieI44
DVD廃盤の知名度が低い未公開作品。やっと観れました。満足。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00005G12F/
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/A1EmO6cWG9L._SL1500_.jpg
ネタバレ厳禁ですが「ソシオパス」の映画。allcinemaの「解説」は厳禁。
https://www.weblio.jp/content/%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%91%E3%82%B9
『ホラーの逆襲』の「見たくて見たくてたまらない絶対ホラー映画13」の1本。
http://filmart.co.jp/books/review/2006-9-12tue-115/#section02
↑好著『マグナム・アクション映画列伝』と『ザ・ビークル・ムービーズ』は姉妹編。
ハリウッドリメイク版の『失踪 妄想は究極の凶器』(93)は未見です。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=10008
八つ裂きにしてブチ殺したくなる憎らしい役を佐藤浩市が演じている
阪本順治『トカレフ』(94)への影響がある気がする。あいつもソシオパス。
https://auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0308/users/2/9/5/1/juriettot0516-img1200x1064-1503315937svcqyy29809.jpg

232 :
『デシーバーズ 暗黒の大地』(英/印・1988)。ピアース・ブロスナン主演。
https://www.youtube.com/watch?v=uPKLkTAvdKA
↑予告。1825年の英国が支配するインドが舞台。イギリス人や裕福な
インド人の旅商人の一団などが絞殺され地中に埋められた状態で発見
される事件が頻発。犯人を見つけるため、英国軍人であるP・ブロスナンは
顔を黒く塗りインド人になりすまし(←無理がある)、謎の集団に潜入する。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000064NFN/
宴の最中の虐殺や「死の女神・カーリー」の機嫌を損ねたという謎の理由で
「裏切り者」が粛清される場面など全てが「絞殺」なので観る側も息が詰まる。
それほどの映画ではないが「集団絞殺」シーンは迫力あり。未DVD化。
ハマー・フィルムの↓『ボンベイの虐殺団/陰母神カーリ』(59)が同じ題材らしい。
https://www.youtube.com/watch?v=kMggCJSpvK8
コリン・ウィルソン『世界残酷物語』が、この「サッグ団/サギー教」に触れていた。
http://www.afpbb.com/articles/-/3050282
↑2015年のインドでの事件。未亡人が焼殺される「サティー」も映画にあった。

233 :
ヒッチコック監督の英国時代の出世作『三十九夜』(1935)を観ました。
https://www.youtube.com/watch?v=LBcNfAcU-Lc
↑予告。英国お得意の「スパイ」が絡んだ「巻き込まれ型」サスペンス。
サスペンスに「特化・純化」されておらずコメディの要素などが多いため、
とても豊かな時間が映画全体に流れていて幸福感に満たされた86分。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=9264
映画序盤で仕込んだ「ネタ」が中盤から終盤にかけて全部つながり
活きてくる手際が素晴らしい。「列車で出会った気の強い女」もその1つ。
「お約束化した表現技法」を『クリシェ』と言うそうですが、少なくとも3つは
80年前の本作にも「効果的」に使われていて、思わずニヤけてしまう。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=4361
↑監督作で観たのは5本ぐらい?。『サイコ』はオチが良かった?、『ハリーの
災難』はとても可愛らしい映画だった?、ぐらいの曖昧な印象しかなく、
『北北西に進路を取れ』は記憶にも無いので『三十九夜』が現在のベスト。
原作は↓『三十九階段』。「ミスター・メモリー」は『記憶屋ジョニイ』の元ネタ?
https://www.amazon.co.jp/dp/4488121012/

234 :
『ストリート・オブ・ファイヤー』(84)のマイケル・パレの映画デビューで
初主演作の『エディ&ザ・クルーザーズ』(83)↓予告。DVD廃盤。
https://www.youtube.com/watch?v=SbacRFEJwfQ
『B級ビデオ発掘カタログ』(88年)で知る。1960年代の人気絶頂期に
謎の失踪を遂げたロックバンド「エディ&ザ・クルーザーズ」のエディを
20年後?にファンだった記者が捜索し真相を探る、みたいな話だったか。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0014B8ACO/
感傷的な「負け犬」の物語だったと思うけど、けっこう感動した記憶がある。
これ1本でやめときゃいいのに、『ストリート・オブ・ヒーロー』(89)という
出世作を意識した邦題の続編あり(未DVD化)。ビデオは持ってるけど
観る気がしない。「エディ・イズ・バック!」とか「帰ってくんなよ」と思う。
https://www.youtube.com/watch?v=I2olMWJKitw

235 :
自己レス>>233

原題『The 39 Steps(三十九階段)』が『三十九夜』の邦題に
なった理由は「階段」だと妙味がない(味気ない?)からだそうです。
映画内で流れる時間は3日間。むかし買ったまま1ページも
読んでいなかった『ヒッチコックを読む』に書いてありました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4845980320/

236 :
真中瞳と堺雅人が主演の『ココニイルコト』(2001)の予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=XaXNxoGJeaI
広告代理店が舞台。最相葉月『なんといふ空』が原案?らしい。
https://www.amazon.co.jp/dp/4569819699/
序盤の「地元に溶け込もうとしない、東京から地方に引っ越した
気の強い女」には語感も似ている『海がきこえる』(1993)を感じた。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005U5LH/
かなり昔に堺雅人が「女性に人気の俳優」とか紹介されていて、
「なんであんなニヤけ顔の奴が?」とずっと不思議だったけど本作を
観て納得した。TVドラマ『リーガル・ハイ』の早口で饒舌なコメディ
演技が楽しくて好きだが、本作の「えーんとちゃいますか」が口癖で
阪急ブレーブスの大ファンの堺雅人は更に素晴らしい。↓主題歌。
https://www.youtube.com/watch?v=GYX4fQKsdDE
終盤の無理矢理な「劇的展開」には乗れないけど、「ボロアパートの
窓から見える星」はクサいが良い。「会話」のセンスが気に入りました。
狩舞麻礼(作)弘兼憲史(画)『エイント・チャウ』も「えーんとちゃう」から。

237 :
宮谷一彦が描いたような「濃い劇画顔」の故ピート・ポスルスウェイト。
https://usercontent1.hubstatic.com/4362044_f520.jpg
『マイ・スウィート・シェフィールド』(英・98)では「自分探し」旅行中の
若い女と恋に落ちキャッキャウフフする生真面目な塗装業の親方役。
初老のオヤジと若い男女の三角関係。「遅れてきた」?青春映画。
http://www.youtube.com/watch?v=MAE8qeSb5Vw
青臭くて気恥ずかしくなるが、最後の歌に癒された。未DVD化。
『クライム タイム』(英・96)では「見た目そのまんま」の連続殺人鬼役。
https://www.youtube.com/watch?v=9hqVxEYniLc
若い役者が老いた連続殺人鬼の後を継ぐ、という現実味の薄い話。
監督は『ザ・バニシング 消失』のジョルジュ・シュルイツァー。未DVD化。
主役2人(もう1人はスティーヴン・ボールドウィン)の「目つき」は良かった。
https://www.buyuru.com/item_747524_1.html
好きな短篇『ミッドナイト・ミート・トレイン』(クライヴ・バーカー)も「代替わり」が
主題の1つ。↓映画版(2008年)に不満はあるが格闘場面はなかなか。
https://www.youtube.com/watch?v=3D6p3t99qcQ

238 :
不条理マンガ家・蛭子能収氏の【私が今まで観た映画ベスト10】
「実は私、芸術映画の好きな真のインテリなんですっ!!」だそうです。
1遊星からの物体X(1982年 監督/ジョン・カーペンター)
2異邦人(1968年 監督/ルキノ・ヴィスコンティ)
3砂の女(1964年 監督/勅使河原宏)
4ウィークエンド(1967年 監督/ジャン・リュック・ゴダール)
5パルプ・フィクション(1994年 監督/クエンティン・タランティーノ)
6ジョーズ(1975年 監督/スティーヴン・スピルバーグ)
7神に選ばれし無敵の男(2003年 監督/ヴェルナー・ヘルツォーク)
8日本春歌考(1967年 監督/大島渚)
9鳥(1963年 監督/アルフレッド・ヒッチコック)
10ミステリー・トレイン(1989年 監督/ジム・ジャームッシュ)
https://www.amazon.co.jp/dp/443404110X/
『砂の女』が観たい。蛭子さんがどこかに書いていた『アクション映画は
普段は観ないけど「ボーン・スプレマシー」はたいへん面白かった』という
感想を読んでから「ボーン」シリーズに興味を持ちテレビで観た。

239 :
未DVD化『雨のパスポート』(1971/Catch Me a Spy)。K・ダグラス主演。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2010/12/012.jpg
↑の印象でヨーロッパが舞台の恋愛映画かと思っていたら、コメディタッチの
軽妙なスパイもの。私はイマイチでしたが、洒落た遊び心のある映画でした。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1230
昔の「軽妙なスパイもの」では最近観た↓『アラベスク』(1966)が良かった。
https://www.youtube.com/watch?v=X2ukkcSaXpU
堅物な言語学者のグレゴリー・ペック、敵?味方?の謎めいたソフィア・ローレンが
主役。「女の考えは結局男には理解出来ない」という深遠?な主題を上手く
絡めたサスペンス・ミステリーでした。偉そうですが「佳作」とさせていただきます。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00EPIHDVM/
古臭さは否めないけど「誰が何の目的で?」が複雑で最後まで飽きなかった。

240 :
1980年代にテレビの2時間枠の「洋画劇場」が初見で興奮した
映画は『スカーフェイス』(83)、『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(85)と
『鬼龍院花子の生涯』(82)。「自身の言動が原因で周囲から
孤立していく男」が主人公で、何年か後にビデオで再見した時に
「短く編集されたテレビ放送版の方が面白かったな」と思った3本。
『スカー〜』=170分、『イヤー・オブ〜』=134分、『鬼龍院〜』=146分。
『大アンケートによる日本映画ベスト150』(89年)で『鬼龍院〜』を
なぎら健壱氏が「マイベスト10」の1位に、水木しげる氏、谷岡ヤスジ氏が
共に8位。他には、やまだ紫氏と大竹省二氏(写真家)が選出。
https://www.amazon.co.jp/dp/4168116093/
↑『鬼龍院〜』は総合で『肉弾』(68)、『となりのトトロ』(88)と同じ120位。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=148146

241 :
全く知らない英国人監督ピーター・チェルソムのフィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=27659
変てこなコメディ『ファニー・ボーン 骨まで笑って』(95)だけ視聴済み。
https://vimeo.com/151720678
↑予告。ラスベガスの初舞台で大スベリした、偉大なコメディアンを
父に持つ息子が、傷心を癒すため幼少期を過ごした英国ブラックプール
に失踪し現地の風変わりなコメディアン達と出会う。未DVD化。
腹の底から面白い、というのではないけど奇妙な愛嬌がありました。
この監督のデビュー作『ヒア・マイ・ソング』(91)が高評価らしいです。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18879
↓予告。ビル・フォーサイスみたいな作風でしょうか?。未DVD化。
https://vimeo.com/153853572
↓ビデオのジャケ写。淀川長治氏の絶賛コメント付き。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/A1UZsVTbHYL._SL1500_.jpg

242 :
TVアニメ『名探偵ホームズ』へ自己レス>>103

米国では『Sherlock Hound』の題名。↓独自の主題歌も上質。
https://www.youtube.com/watch?v=AvGSoz_Mfw0
↓フランス語版『空からこぼれたSTORY』。
https://www.youtube.com/watch?v=Cg-5gPOjL64

243 :
フランス産のSFアニメ『ガンダーラ』(88)。北朝鮮で作画作業がされた
とかで色々と雑なのか?という先入観がありましたが特に違和感は無かった。
https://www.youtube.com/watch?v=vVxX1KMd2Qo
↑予告。豊かで安定した平和な都市に正体不明の何者かが突然に攻め
込んで来て・・・といった話。『エル・トポ』のフリークス、『ナウシカ』の腐海、
劇場版1作目『ルパン三世』(78)のマモー、『地獄の黙示録』のM・シーンと
M・ブランドの関係性、などを連想しました。杉浦茂が描いたような三つ目の
小動物も登場。蟹?をイメージした戦闘ロボはかっこよかったです。ルネ・ラルーの
監督作では低評価らしいですが、充分に「異世界」を味わえました。
※↑↑↑4年前に書いた感想なので自分でもピンとこない。内容も憶えて
いませんが、目を楽しませてくれる中々に面白い映画だったと思います。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=5016
同じルネ・ラルー監督・脚本で評価の高い『ファンタスティック・プラネット』(73)、
『時の支配者』(82)は未見です。↓『時の〜』と『ファンタスティック〜』の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=FKBdeb6dmXI
https://www.youtube.com/watch?v=SgCxCZNkQ9E

244 :
《イギリスではル・カレなどと並び称される実力者である》と書かれる(本当か?)
英国人作家ジェラルド・シーモア原作『アンダーフィールド』(97)。未DVD化。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005H8SF/
司法取引に応じIRAを裏切ったクズな若者。『テロリストの荒野』の映画化。
https://www.amazon.co.jp/dp/4150404682/
他に観た原作ものは↓『グローリーボーイ』(84)。『襲撃指令』のTV映画化。
http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1322710526/164
両作ともサスペンスより悩み・怒り・迷う人間ドラマ・群像劇が主眼に思われます。
地下組織・非合法組織にとって、裏切り者(内部K者)は「敵以上に敵」で
暗殺対象にもなる。そんな『アンダーフィールド』と同じくIRAの青年が主役の
キャロル・リード監督の『邪魔者は殺せ』(47)が良かった。やはり人間臭いドラマ。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=10378
G・シーモア原作では『ハリーズゲーム/IRA潜入指令』(82)も未DVD化。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=82503

245 :
某弁護士が「ある地検に勤務した際に捜査を担当した事件」の
回想↓が、「ネタばれ」ですが『ラストタンゴ・イン・パリ』(72)ぽい。
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/yjochi/20091007%231254845860
昔に観たけど、マーロン・ブランドが登場してすぐに空を見上げて
「ファック(くそったれ)!」と怒鳴るんじゃなかったか。↓予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=l7aq5kaCP8Y
『ラストタンゴ〜』は2016年に色々と議論になっていたそうです。
http://www.bbc.com/japanese/38232408

246 :
『青葉学園物語』(81)。見た事も聞いたこともない邦画。
http://www.buyuru.com/item_1071787_1.html
「広島戦災孤児育成所」がモデルのようです。未DVD化。
ジャケットに写る阿藤快(阿藤海)は、『風の歌を聴け』(81)の
あの口調で噛み倒すラジオDJ(声だけの出演)が愉快だった。
https://www.youtube.com/watch?v=w5KO6Hg5hbA
↑予告。全共闘世代の感傷的なハードボイルド調「自分探し」?。
NHKの『着信御礼!ケータイ大喜利』というお笑い番組で、
阿藤氏はDJの役で投稿ネタを読み上げ爆笑をとってました。
『青葉学園物語』のビデオと原作のレビュー↓。ビデオは激レア。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00005IT7H/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/4591007804/
映画『風の歌〜』は好きです。村上春樹の小説は読んだ事ない。
https://www.amazon.co.jp/dp/B075Y7367K/
川本三郎との共著『映画をめぐる冒険』は何度も読み返しました。

247 :
日本未公開の『エディ・コイルの友人たち』(73)。原作未読。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=tbEKZBv5tyY
大きな組織に所属しないインディペンデントな犯罪者達=「友人たち」。
「ボストン裏社会」版の『裏切りのサーカス』。くたびれた50過ぎのエディの
役割は銃の調達や連絡係。「友人たち」は皆、「飯の種」の銀行強盗に
精を出す日々。後ろ盾が無いため、初取り引きの相手には舐められない
様に時には一発カマし(威嚇)、あくどい罠や囮捜査への警戒を怠らない。
未公開を納得するぐらいに地味≒渋い。私は大の好みで傑作と感じた。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=2961
連想した映画は『裏切りのサーカス』(2011)と『ジャッキー・ブラウン』(97)。
監督は英国人ピーター・イエーツ。102分の「群像劇」なので、全キャラが
掘り下げられているわけではなく、想像で補うしかない場面も多かった。
エディとディロンの関係とか。役名が「ジャッキー・ブラウン」の銃のブローカー
が個人的に特に気に入りました。49歳で死去したスティーヴン・キーツ
という役者だそうです。こいつが絡む場面は全てが傑作で、味わいが深い。
>>150の続き。『110番街〜』、『リスボン〜』、『狼たち〜』の3本が未見。

248 :
自己レス>>247
『エディ・コイルの友人たち』の3分近い劇場版の予告が渋い。
https://www.youtube.com/watch?v=vWdqoPHW-F8
ピーター・イエーツ(1929ー2011)の「監督」作↓は9本観ている。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=295
現時点のベストは断トツで『エディ・コイル〜』。他は記憶に残らず
印象がボンヤリしてる。2番目は出世作『大列車強盗団』(英・67)。
犯罪者たちの隠れ家をヘリコプターが低空でホバリングしながら
探る場面に興奮した。『大脱走』(63)で地下に掘った脱走用の
穴が見つかりそうになり息を潜めて隠れている場面が浮かんだ。
詩人の白石かずこという人が『走れ走れ!救急車!』(76)を
絶賛していましたが未見。『ブリット』(68)ではなく、未DVD化の
『哀愁のエレーニ』(85)こそがピーター・イエーツの代表作だ、と
伊藤勝男氏は書いていた。脚本はスティーヴ・テシック。未見。
https://www.buyuru.com/item_993212_1.html
↑ビデオは昔に購入したまま。イェーツは元レーシング・ドライバー。

249 :
大友克洋の短篇集『GOOD WEATHER』の書影↓。内容は忘れた。
http://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1038830207
所収の『SO WHAT』が原作の同名実写版映画(88)のVHSジャケ写。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71LCQLFmSSL._SL1004_.jpg
東北地方の高校が舞台の冴えない青春映画で、好きな内容
ですが、最後に流れる完全に場違いな↓主題歌で余韻が台無しに。
http://www.dailymotion.com/video/x7fw7i
髪フサフサの小堺一機が教師役のドラマ『セーラー服通り』(86)のOPで
使用された印象的な主題歌。当時から大好きな歌ですが、どう考えても
「大友克洋の作風」とは合い入れないし、映画の雰囲気とも完全に
ミスマッチ。去年が初見ですが心底驚いた。何らかの「大人の事情」か?
https://www.amazon.co.jp/dp/B00006JJHB/
↑DVD。小室哲哉作曲の『My Revolution』を無視すれば佳作。

250 :
マイケル・ガフ主演『呪われた血族』(英・1971)の↓予告篇。
http://www.dailymotion.com/video/x2839bw
常軌を逸した厳格な父親に辟易し、「虐待オヤジを葬り去れ」で
母娘が一致団結。すべて当初の計画通りに運んだのだが・・・。
最後にどんでん返しがあるだけの映画ですが陰鬱さだけはタップリ。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2013/12/noro.jpg
未DVD化。英語のレビューに『悪魔のような女』(仏・1955)の
パチモンじゃねーか、みたいに書いてあった(推測)ので名作とされる
本家の方も観ました。私にしては珍しく途中からオチが読めたのは、
古典の本作に影響を受けたものを多分観ているからだと思います。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=733
↓予告。プールから水を抜く場面は本気でドキドキ。面白かった。
https://www.youtube.com/watch?v=BzbGtjtfZwA

251 :
大江千里・57歳と辻仁成・58歳のインタビュー。とても良かった。
http://toyokeizai.net/articles/-/206780
https://ex.yahoo.co.jp/buzzfeedjapan/ashitano-interview/4.html

秦基博がカバーした大江千里の『Rain』(1988)。ネットで初聴きの名曲。
https://www.youtube.com/watch?v=13a__fDGZ9s
新海誠監督のアニメ『言の葉の庭』(2013)のEDで流れるらしい。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81L6ALrLdWL.jpg
↑大江の新著に寄せられた新海監督のコメント。↓ファンだそうです。
https://mantan-web.jp/article/20180128dog00m200011000c.html
映画『シーズ・レイン』(93)EDの大江『砂の城』も名曲だと思う。

252 :
リチャード・ラッシュ監督『スタントマン』(1980)。未DVD化。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/10/026.jpg
不可思議なカリスマを持つ映画監督と、犯罪行為で警察に追われ
撮影所に逃げ込み、そこでスタントマンになる青年との奇妙な関係。
https://www.youtube.com/watch?v=6jxpOUTaTLU
↑予告。迫真の画が撮りたいのか、撮影にかこつけて人殺しがしたい
のか最後まで判らないピーター・オトゥールの「変人監督」がハマり役。
寡作なリチャード・ラッシュのフィルモグラフィー。他に2本観ています。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=6539
好きな順に『フリービーとビーン/大乱戦』(74)、『スタントマン』、
『爆走!ヘルズ・エンジェルス』(67)。↓ビデオは「ヘルス・エンジェルス」。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71xX%2BNryZnL._SL1072_.jpg
『フリービーとビーン』はアラン・アーキンとジェームズ・カーンが刑事役。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=20451
↓予告。「シリアス」と「(笑えない)悪ノリ」が同居する快作バディもの。
https://www.youtube.com/watch?v=xptt_-wqD3Q

253 :
知り合いから教えてもらった簡単確実稼げる秘密の方法
暇な人は見てみるといいかもしれません
グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』

92GSM

254 :
前回の投稿(>>228-229)で言及した作家を除く、好きな「短篇マンガ集」10冊。

・ますむらひろし『永遠なる瞳の群』
 http://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1064177698
・岸大武郎『21世紀の流れ星』 ※『水平線にとどくまで』と『方舟』が秀作。
 https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81xMtn8C2BL.jpg
・奥平衣良(奥平イラ)『モダン・ラヴァーズ』 ※ニューウェーブ?の不思議な魅力。
 https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/037/0100057037/01000570370.jpg
・ほんまりう『息をつめて走りぬけよう』 ※表題作がATGの青春映画?っぽい。
 https://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/503093574.jpg
・近藤ようこ『月夜見』 ※装丁やマイナーな「ブロンズ社」とかも含めての好み。
 http://www.kondoyoko.net/images/books/big/moon.jpg
・坂口尚『魚の少年』 ※この人の他の短篇集も世界が優しい。
 https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/271/0100052271/01000522713.jpg
・『妄想鬼/サキ短篇傑作集』 ※真崎守/上村一夫ほか。サキ(1870ー1916)原作。
 http://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1043828096
・『木造モルタルの王国―ガロ20年史』 ※肥後十三子『戻ってきた日』が一番の傑作。
 http://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1053373268
・楠勝平『おせん』 ※早逝(1944ー1974)した著者の単行本の1つ。沁みる。
 https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/626/0100113626/01001136261.jpg
・鈴木漁生『漁生の漫画家残酷物語』 ※家族を惨殺した死刑囚の少女の話が良い。
 https://img.mandarake.co.jp/shpimg/00/04/068/296.jpg

255 :
ミッキー・ローク主演のTV映画『ラスト・アウトロー』(93)予告。
https://www.youtube.com/watch?v=Q4VmjaY7ZqY
『ヒッチャー』(85)、『ボディ・パーツ』(91)等のエリック・レッド脚本。
独断的で冷酷なため手下に裏切られた強盗集団の「首領」=
ロークが「復讐の鬼」と化す残忍・陰湿なマンハント西部劇。
いい役者も出ていますが私は全く乗れなかった。未DVD化。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81XqWqxK8qL._SL1500_.jpg
事故で失った片腕を移植手術で手に入れるが、提供された
腕は死刑囚のものだった、の『ボディ・パーツ』。「B級」の自由さ。
https://www.youtube.com/watch?v=_IPEEe65AdU
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=21568
同系統では『キラーハンド』(81)が好きです。↓子役の顔芸100点。
https://www.youtube.com/watch?v=DTFCF4EqM14
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=5945
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/816

256 :
自己レス>>246

『映画をめぐる冒険』(85年)掲載の村上春樹の『ガープの世界』評。
https://auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0312/users/8/4/4/8/kiitohan-img338x600-1512778824z638jn6390.jpg
↑ヤフオクの直筆原稿らしい。村上と川本三郎の映画短評集です(絶版)。
村上氏の「まえがき」は哀愁漂う名文と思った。よく知りませんが現在この
御二方は仲違い?されているので再販はされないとか。新作映画評を追加
した改訂増補版が出れば是が非でも読みたい。本書の編集が原稿流出の
元凶である安原顕というのも再販されない理由?。川本氏は「あとがき」で
『動く標的』、『ギャンブラー』、『ボウイ&キーチ』、『雨のニューオーリンズ』、
『大いなる勇者』、『悪を呼ぶ少年』、『組織』、『ポイント・ブランク』、
『汚れた七人』等の話題で村上氏と話が弾む、と書かれています。
https://www.amazon.co.jp/dp/4061913719/

257 :
『ミュージック・オブ・チャンス』(93)。ポール・オースター原作(未読)。
哲学的?で思わせぶりなまま最後まで進む。↓予告。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=6m-eTBNqKsQ
原作者はベケットやカフカといった不条理系?の作家が好きらしい
との事で何となく納得。退屈というわけではないが理解は出来ず。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71-lfcPG1oL._SL1024_.jpg
ふざけて『白熱』(49)の「Top of the world, Ma!」をマネる場面があった。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=17931
https://www.youtube.com/watch?v=ZmMK25__xLE
有名な『白熱』↑は未見ですが、ジェームズ・キャグニー主演作では
『汚れた顔の天使』(38)、『いちごブロンド』(41)はビデオで観ました。
『いちご〜』の最初と最後の「現在」の場面は幸福感に満ちた名場面。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1911
↓予告。リタ・ヘイワースよりオリヴィア・デ・ハヴィランドの方が美人と思う。
https://www.youtube.com/watch?v=WUrSwmp4CjI

258 :
『西遊記』(1978〜80年)と『ゆうひが丘の総理大臣』(1978〜79年)は
「ワンパターンの人情ドラマ」。大好きで夕方の再放送をよく見ていた。
『西遊記』は村を支配していたり略奪を繰り返す妖怪を孫悟空たちが
退治するが、妖怪にも悪事を働かざるをえない悲しい理由があった、が定番。
シリーズで「猪八戒」役が西田敏行の時と故・左とん平の時があって両方面白い。
https://www.youtube.com/watch?v=J-SUoHmpRdM
↑英国放送版?のOP。『ゆうひが丘の総理大臣』は高校で揉め事が起こるが
最後は近所の海岸の砂浜で熱く本音を語り合って和解する、のワンパターン。
http://www.dailymotion.com/video/x2dx9rd
↑OP。校内暴力とかの暗い事件が話題になる直前?の牧歌的な時代の
青春ドラマ。『西遊記』も『ゆうひが丘』も前半で笑わせ、後半にしんみりさせる。
↓エンディング。中村雅俊が某イケメン俳優に見える。最後のポエムもイイ。
http://www.dailymotion.com/video/xptugd
『ゆうひが丘』の続編的な『あさひが丘の大統領』のオープニング。これも名曲。
http://www.dailymotion.com/video/x2lqpgx

259 :
湾岸戦争下の特殊部隊を描いた『ブラヴォー・ツー・ゼロ』(99)と同じく
英国BBCが制作のTV映画『ウォリアーズ インポッシブル・ミッション』(99)。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/A1onWN8A1XL._SL1500_.jpg
ボスニア紛争に国連平和維持軍(PKF)として派遣された英国軍の話。
攻撃されることはあっても応戦(交戦)してはいけない?らしく、対立する3つの
勢力への肩入れは厳禁で中立不干渉が責務。英国らしい人間ドラマ。
https://www.youtube.com/watch?v=_Pn7zgOAni4
https://www.youtube.com/watch?v=Up6zwe_pKsM
↑BBCの番宣CMとファンメイド予告。戦場で目の当たりにした
残虐行為のトラウマで帰国後に苦しむ兵士も。未DVD化の佳作。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=85094
↑派手な戦闘もある秀作『ブラヴォー・ツー・ゼロ』がDVD化されますように。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/A1d0FzLygqL._SL1500_.jpg
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/108
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/812

260 :
日本テレビ『西遊記』(1978〜80年)に自己レス>>258

『西遊記』(1978〜1979)と『西遊記 II』(1979〜1980)の概要。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=85619
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=85622
Wikipediaによると英国、オーストラリア、ニュージーランド、香港では
『Monkey』の題で英語吹き替え版が放送され子供に人気だったらしい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E9%81%8A%E8%A8%98%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA
英語版の『Monkey』関連動画にコメントが多いのはソレが理由か。
https://www.youtube.com/watch?v=-zOFAD6e9Bk
https://www.youtube.com/watch?v=G1dlaikCaa4
↑「ゴダイゴ」のトミー・スナイダーという人がコメント欄に登場している。
英国AmazonでのコンプリートDVDにも多数のレビューが付いている。
https://www.amazon.co.uk/dp/B0002PC2RC/
日本版は↓の4つのBOXでコンプリートらしい。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00009XLL7/
https://www.amazon.co.jp/dp/B000HDZ9HY/
https://www.amazon.co.jp/dp/B000KRMSPS/
https://www.amazon.co.jp/dp/B000M342H2/
目立たないけど「沙悟浄」役の岸辺シローもいい味を出していた。

261 :
『復讐ーutu(ウツ)ー』>>89と『ラスト・アウトロー』>>255へ自己レス

両作と同じジョフ・マーフィ監督作で、終末モノの秀作SF
らしい『クワイエット・アース』(1985)の予告篇。日本未公開。
https://www.youtube.com/watch?v=QdHoYtBzdX0
『80年代悪趣味ビデオ学入門!』の解説で絶賛されている。
主演は『UTU』で妻を殺され復讐に燃えていた白人の親父。
未DVD化で、ビデオはかなりのレア物ではないでしょうか。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2014/11/kuwaietto.jpg
リマスター版の高画質予告と映画の解説。私は未見です。
https://www.youtube.com/watch?v=NbsO-wAU2Ss
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=6759

262 :
『ロンドン・ヒート』(英・2012)。「ベテラン(武闘派)」と「若造(元・コソ泥)」の
二人が中心の『ワイルド7』的な特捜班もの。前半かなりしょーもなかった。
https://www.youtube.com/watch?v=DuYj4q7s8rc
↑予告。「銃撃戦」が安い。中盤で◯◯◯が殺されてからは急にダークな
展開になり、かなり盛り返す。武闘派オヤジの「常に先制攻撃」の卑怯な戦闘
スタイルが楽しい。映画の元になっているのは1975〜78年までTV放映の
『ロンドン特捜隊スウィーニー』。↓映画版2作目(1978)。未DVD化(未見)。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2013/06/img380.jpg
原作者イアン・ケネディ・マーティンは『ミニミニ大作戦』、『刑事ロニー・クレイブン』の
脚本家トロイ・ケネディ・マーティンの弟。英国が舞台の傑作『刑事ロニー〜』(85)を
米国に移し替えリメイクしたのがメル・ギブソン主演↓『復讐捜査線』(2010)。
https://www.youtube.com/watch?v=kNoipMaK5ug
旧作でジョー・ドン・ベイカーが演じ主役級の存在感だったが脇役に格下げ?の
「ダリウス・ジェドバーグ」を『ロンドン〜』で武闘派オヤジ役のレイ・ウィンストンが
好演。役者になる前はアマチュアのボクサーだったらしく凄味がある。

263 :
レイ・ウィンストンに自己レス>>262

俳優ゲイリー・オールドマンにドメスティック・バイオレンス(DV)の疑惑がある
ようです。唯一の監督作(脚本も)はロンドンの下層階級の家族を描いた
『ニル・バイ・マウス』(1997)。「記憶の中の父に捧げる」と最後に表示される。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=83776
オールドマンのWikipedia情報では《アイルランド生まれの母親と、溶接工の
父親との間に生まれた。父親はアルコール依存症で、ゲイリーが7歳の時に
家族を捨ててしまう。〜1991年に飲酒運転で逮捕されており、1993年には
アルコール依存症のリハビリセンターに入所したことがある》との事。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=_BsPLaS0ksg
レイ・ウィンストンは前科者で「アル中」のレイモンド役。「つくりもの」っぽさが皆無で
2時間があっという間に過ぎる。DVの場面は正視できないくらいの狂気と迫力。
暴行被害後の妻の顔(特殊メイク)が本作の様に「リアル」で痛い。DVD廃盤。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005GRI6/
『さらば青春の光』(79)の主人公を更にクズにしたような義弟の「ビリー」が最高。
ケン・ローチの映画から「優しさ」を剥ぎ取った作風なので観る人を選ぶかも。
オールドマンは「レイモンド」に自分を、思い出として語られる「レイモンドの親父」に
実父を投影してるんでしょうか。製作は『レオン』(94)で組んだリュック・ベッソン。

264 :
自分なりの「ハードボイルド映画(洋画)BEST10」。小説は読んだ事ない。
・『ロング・グッドバイ』(73)
・『ビッグ・リボウスキ』(98)
・『キスキス,バンバンーL.A.的殺人事件』(2005)
・『探偵マイク・ハマー/俺が掟だ!』(82)
・『三つ数えろ』(46)
・『さらば愛しき女よ』(75)
・『アルファヴィル』(65)
・『ブレードランナー』(82)
・『ハメット』(82)
・『ロード・オブ・イリュージョン』(95)
「ハードボイルド」に思い入れが無いので「正統派」が少ない。「正統派」の
映画は「あまり面白くない」と感じる事が多いが、好きなジャンルの1つです。
『動く標的』(66)より『新・動く標的』(75)の方が面白かった記憶があり、
数年前に『新・〜』を再見したら、えらく内向きの湿っぽい話でうんざりした。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=2386
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=17590

265 :
自己レス>>264

「ハードボイルド」の定義を理解できていないし、「ノワール」との違いも
よく分かっていません。未見の『マルタの鷹』(41)と『キッスで殺せ!』(55)は
いつか観たい。「ハードボイルド」については↓『探偵に愛を込めて』(2002年)、
https://www.amazon.co.jp/dp/toc/4872950828/
「ノワール」は↓『ノワールの時代』(2001年)というガイド本を流し読みしました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00KHDD57U/
両方とも映画と(少ないけど)漫画のリストが載っています。『ノワール〜』には
「ハードボイルド」では?と感じる映画も入っていた。好きな『ハードエイト』(96)と
『殺しの分け前/ポイント・ブランク』(67)はノワールぽいので除外しました。
全く知らない香港映画では『ザ・ミッション 非情の掟』(99)が面白かった記憶。
https://www.youtube.com/watch?v=XoxrYestsFs
↑予告。あまり憶えていませんがカッコいい部分とユーモラスな部分が奇妙に
結合し独特の渋さがあったと思います。DVDは廃盤。これも「ノワール」か?
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=235226
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005USOM/

266 :
マイナー?な美人女優「ゲイル・ハニカット」に自己レス>>181
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=41780
有名作品にはあまり出ていない。↑3本観ていますが記憶に無かった。
J・ガーナーがフィリップ・マーロウを演じた『かわいい女』(69)は観た。
https://www.youtube.com/watch?v=oi_T46N3jzw
↑予告に少し写ります。『ビッグ・マグナム 77』(76)にも出ていたらしい。
村上春樹が好きな↓『野良犬の罠』(68)の主演が本格デビューのようだ。
http://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/679
『かわいい女』はDVDあり。未ソフト化の『野良犬の罠』が観たい。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00NEGGOJS/
『マイシネマハウス』(1980年)によると、「ハード・ボイルドに意外な好演を
みせるG・ペパードが、この作品でも板についた演技で代表作の一つとする」。
https://www.youtube.com/watch?v=Z-589jCDU_I
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J8AVAW/

267 :
ひさうちみちお『嘆きの天使』(77年)への自己レス>>165

邦題だけは知っていたドイツ映画『嘆きの天使』(1930)を観ました。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16570
独身で偏屈な初老の男性教師が「哀れな三流芸人」と化す終盤
以外には見所が無かった。最後は『アスファルト・ジャングル』(50)の
スターリング・ヘイドンの様に「戻りたくても二度と戻れない場所」へ
帰って行く。『天人唐草』みたいな奇声を発しながら(←泣かせる)。
https://www.youtube.com/watch?v=3zyGtkWe7Ts
↑『アスファルト〜』の予告。やはり最後に「帰って行く」場面が泣かせる。
「ジョゼ・ジョヴァンニからの手紙」というインタビューでジョヴァンニ監督が
『アスファルト〜』について、『文句なしにすばらしい。〜〜多くのライターや
監督がここからアイデアを汲み取り、ときにはいただきもしたバイブルの
ような作品〜〜』と書いていた。↓解説動画でも似た事が語られていた。
https://www.youtube.com/watch?v=kotHkUGZoS8

268 :
英国製犯罪映画『長く熱い週末』(80)の耳に残るテーマ曲。
https://www.youtube.com/watch?v=EVULl0aDKfw
作曲者であるフランシス・モンクマンの当時の奥さんは日本人で、
『人生は映画で学んだ』(1994年)という色んな人が映画に
関して書いたエッセイ本に「有為エンジェル」の筆名で執筆。
タイトルは「ボブ・ホスキンスの歌」。『長く熱い週末』の主演俳優に
プライベートで接した時の印象が書かれてます。↓映画の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=B90zNzyFk-w
《当時それはIRAのプロパガンダと見做され、試写会が催された後、
結局は上映禁止となってしまった。〜テーマ音楽を作曲した男の
妻にとっても、このうえなく残念なことだった。私はいまでもそれが、
ボブ・ホスキンスの主演した作品のなかでもベストに値するほどの
上出来だったと信じている》。このエッセイではもう1本の代表作?
『モナリザ』(86)も紹介されています。ボブ・ホスキンス(1942ー2014)が
監督した映画2本と出演作を足せば10本ぐらい見ていましたが、
『長く熱い週末』が私も一番。そこそこだったのが共に未DVD化の
『私の愛した魔女(ジプシー/風たちの叫び)』(88)とグレアム・グリーン
『名誉領事』が原作の『愛と名誉のために』(83)。↓後者の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=adf-Dl_YHIE
ワイルドなボブ・ホスキンス。
https://media.gettyimages.com/photos/english-actor-bob-hoskins-circa-1985-picture-id187457473

269 :
『ヒルストリート・ブルース』(1981〜1987)に自己レス>>108。↓解説。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=235262
「人間くさい群像劇」が好きな原点はコレだったと気付かされる。
群像劇なので全員が主役級ですが、中でも中心的な存在が分署の
署長と嫁(検事)の夫婦だったと思う(※キッチリ観ているのは数話分
だけで飛び飛び、記憶も曖昧)。この美人検事は「やり手」のエリートだが、
検事の立場でのストレスや限界を感じて弁護士(ヤメ検)になったり、
弁護士という職業の矛盾?を感じて、また検事に戻ったりしてたと思う。
アバンタイトルからOPテーマ↓への流れが毎回渋くてカッコよかった。
https://www.youtube.com/watch?v=g81phAL3uoM
他に憶えているのは、イヤミな人格でパワハラ上司でもある眼鏡をかけた
分署のSWAT隊長と、この隊長に忠実で従順だった生真面目な
隊員が隊長の理不尽さで精神を病んでしまい、武装して立て籠もり犯に
なる強烈なエピソード。どんな結末かは観ていないので判りませんが。
とても人間臭くて、時には残酷。予定調和の「生温い人情ドラマ」では
ない所が新鮮だった。過去に観た数少ないTVドラマの中では最高峰。

270 :
自己レス>>269

プロデューサーのスティーヴン・ボチコ(1943ー2018)死去のニュース。
https://www.cinematoday.jp/news/N0099758
スティーヴン・ボチコ(スティーヴン・ボチコー)への追悼コメントが多い動画。
https://www.youtube.com/watch?v=Je2fGzKiqRM
P・ニューマン主演『アパッチ砦 ブロンクス』(81)からの影響あり。↓昔の投稿。
https://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1322710526/571
http://www.imdb.com/title/tt0082402/trivia?item=tr0962871
再見して好きになった『アパッチ砦 ブロンクス』の予告と解説。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=sgY7JekJrk8
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1060

271 :
未DVD化の『マッド・フィンガーズ』(1978)に自己レス>>210
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22231
井筒監督の『アメリカの活動写真(フィルム)が先生だった』(1998年)より。
https://www.amazon.co.jp/dp/4093483515/
《78年当時、獣もどきのハーベイ・カイテルは、もう40歳に近かった。なのに、
とても若々しく見えた印象が残っている。彼は、37歳の年甲斐もなく、まだ
自己と対峙できず、自己を地殻の奥底までボーリングしようともせず、自己の
マグマを見破れず、自分を憎悪する事も怠り続け、自己愛に耽り、そして
噴いて出る暴力衝動に頼り、自分を忘れようとさえして、ひとり悦に入っていた。
つまり、そんなダメ青年を演じたのだった。とどのつまり、それはぼくこそを体現
しているようだった。『マッド・フィンガーズ』は、映画の雑文書きでもなかなか
語ってくれない、ニューヨーク町精神分裂村の映画なので、人によっては
ゴミ箱行き映画、と片付けそうだが、ここに紹介してみたかった。》 ↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=d68Xf7YuUOo
《後年、監督のジェームズ・トバックと友人だと言うハイビジョン・プロダクションの
社長と仕事をした折、是非にも会わせて欲しいし、紹介してくれ、今晩、
何丁目のバーにでも行けるからと頼むと、あんなクレージーな奴は紹介出来ないヨと
断られた。思わず、噴き出してしまった思い出もある。また新作を撮って、僕の原罪を
せめて慰めてほしいのだが、トバック氏のその後は知らない。》 『罰』と題したこの章で
『ミーン・ストリート』(73)と絡めて語られています(めちゃカッコイイ↓ファンメイド予告)。
https://www.youtube.com/watch?v=5sw2SVrMri8
トバックは↓セクハラで問題に。『マッド〜』は『このビデオを見ろ!』の「欄外」で知った。
http://eiga.com/news/20171025/6/

272 :
悪徳警官、凶悪刑事が主役や準主役で出演、あるいは内部の不正を
Kし危険が迫る『汚れた(腐敗した)警察』映画(洋画)の私的BEST10。
「コメディ」系、「善と悪の境界型」刑事、「潜入捜査」ものは除きました。

・『トレーニング デイ』(2001)
・『プリンス・オブ・シティ』(1981)  ※『セルピコ』(73)も良いけど、こっち
・『コップランド』(1997)  ※憶えてないけど良かった気がする
・『フェイク シティ ある男のルール』(2008)
・『真夜中の刑事』(1976)  ※中年堅物刑事(拳銃マニア)の「初恋地獄篇」
・『ダーク・スティール』(2002)  ※劇場未公開
・『アパッチ砦 ブロンクス』(1981)  ※未DVD化>>270
・『Q&A 〜殺人調書〜』(1990)  ※ニック・ノルティ
・『レオン』(1994)  ※ゲイリー・オールドマン
・『殺人捜査』(1970)  ※イタリア映画(未DVD化)

『殺人捜査』はエリオ・ペトリ監督(1929–1982)で、他に風変わりな
『華麗なる殺人』(65)は観たが、『殺人捜査』も変てこな映画でした。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8768
↓紹介動画。咀嚼しきれない奇妙に捻れた感覚を薄っすらと記憶。
https://www.youtube.com/watch?v=RMofSyukEo0
他には『グライド・イン・ブルー』(73)、『L.A.コンフィデンシャル』(97)、
『マイノリティ・リポート』(2002)、『狼たちの街』(96)あたりも好みです。
有名だけど↓未見の映画も多い。『フェニックス』(98)>>57も推したい。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18192

273 :
自己レス>>272

『プリンス・オブ・シティ』とフランス映画『真夜中の刑事』の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=CUz8HKTGsPM
https://www.youtube.com/watch?v=F1kYUFPyTFo
『フェイク シティ』と『ダーク・スティール』予告。デヴィッド・エアーの監督と脚本。
https://www.youtube.com/watch?v=6TSu83tAwNI
https://www.youtube.com/watch?v=M7AqEtkEVQA
『プリンス〜』、『Q&A』、『セルピコ』と同じシドニー・ルメット監督に
『怒りの刑事』(73)という高評価の劇場未公開作品があるようです。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1746
『怒りの刑事』の予告。ショーン・コネリー主演で未ソフト化。
https://www.youtube.com/watch?v=FZT-x_dp4jo
『刑事アクション!』(91年)と『このビデオを見ろ!アクション篇』(89年)を参照しました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4896910931/
https://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/znka7663.jpg
『ダーティハリー2』(73)と同系統の『黒い警察』(72)はDVDが出ていた(廃盤)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=6629

274 :
『赤ちゃんよ永遠に』(1972)。20××年の「人口過剰」社会が舞台。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=522
オリヴァー・リードとジェラルディン・チャップリンが夫婦役。子供を産むと
重罪(死刑?)になる社会を描いたディストピアSF。新婚夫婦には
不気味な「ロボットの赤ちゃん」が配給される。「少子化」なんて誰も
危惧していなかった1970年台らしい「未来予測」。いかにも70年台的な
メッセージを感じるラストは憶えてます。↓予告とジャケ写。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=RLVrtfQ6Udk
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2012/02/001.jpg
2022年が舞台の『ソイレント・グリーン』(1973)。人口増加で食糧難が
大問題になっているニューヨーク。難題を解決する新たな夢の合成食品
「ソイレント・グリーン」の「原料」は一体・・・という内容だったと思います。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=13059
https://www.youtube.com/watch?v=rVqBTg5L6WU

275 :
自己レス>>274

2本とも昔に観たので記憶はあやふや。古いSFを、いま観ても楽しめるか。
サイバーパンク短篇集『ミラーシェード』(原著は1986年)の序文で、編者で
作家のブルース・スターリングが、『SFの役割は外挿法(extrapolation)を用いた
大胆でラディカルな未来像の提示にあり、それがSF本来の存在意義である』と、
当時の「現実逃避」方向に堕落した?SF業界への怒りを表明していたと思う。
初耳の「外挿法」とは【既知の事柄から未知の事柄を推定すること】だそうです。
https://www.amazon.co.jp/dp/4150107629/
藤子・F・不二雄先生の「毒のある短篇漫画」がSF的想像力?として面白い。
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1051933440
↑全部は読んでませんが、一番好きなのは『SFマガジン』1976年1月号が初出の
『ウルトラ・スーパー・デラックスマン』。映画版『AKIRA』(88)の鉄雄とも共通する
「急激な変化(進化)についていけない制御不能な古い本能(破壊衝動、性欲)」と自滅。

276 :
郷ひろみ主演『さらば夏の光よ』(1976)はDVDボックスに収録(廃盤)。
http://www.allcinema.net/prog/show_dvd.php?num_sid=143527
映画のソフトがビデオのみとかDVDだけ出てるとかを調べるのは
「allcinema」が便利ではないでしょうか。時々間違えている(記載漏れ)けど。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/312
↑過去の投稿。「山根成之監督×郷ひろみ主演=5本?」では2本観た。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=118166
秋吉久美子主演(山根監督)の『パーマネント・ブルー 真夏の恋』(1976)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=145625
↑未見ですがコメント欄では絶賛されています。未ソフト化のようです。
原田眞人脚本、『まんだら屋の良太』の石山昭信監督、菊池桃子主演の
ジュブナイルSF『テラ戦士 ΨBOY』(1985)もDVDボックスに収録。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=86141
嫌いではない。↓予告。竹中直人は当時無免許なので早乙女愛が車を運転。
https://www.youtube.com/watch?v=CnxzURixxik
宇宙人(異星人)が地球人に助けを求めるって『幻魔大戦』(83)の影響?
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=90103

277 :
未DVD化『フリッツ・ザ・キャット』(72)のビデオが3,700円で終了。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m246881675
米国では成人指定で公開?。私はビデオで視聴済み。面白かった。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=20481
レコード蒐集家の生態を捉えた『ビニール・ジャンキーズ』に収録の
『フリッツ〜』原作者ロバート・クラムの名言が、けっこう突き刺さる。
https://www.amazon.co.jp/dp/toc/4309268064/
《蒐集という行為は、セクシーでも魅力的でもない。コレクションを
しているからという理由で男とつきあう女はいない。『おれは悪者で
法律を犯したこともある』と言っても、それを気に入る女はいる。
『おれはコレクターだ』と言ってもチャンスはない》←翻訳がぎこちない。
「知識」も同じか。私はレコードには興味無し。↓予告篇と昔の投稿。
https://www.youtube.com/watch?v=kf7diA3Rcp8
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1363762024/21

278 :
ニック・ゴメス監督(1963年生まれ)のフィルモグラフィー。2本だけ観た。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=77197
『ニュージャージー・ドライブ』(95)。ニュージャージー州・ニューアークで
自動車窃盗を繰り返す黒人少年たちが主役。不良ものの青春映画に
よくある「いつまでもバカをやってるわけにはいかない」で終わる。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=lpqyk5iDr9I
『ニュージャージー〜』が車に関する犯罪映画で、『イル・タウン』(96)は
ドラッグ(ヘロイン?)に関する犯罪映画。ろくに観てませんが北野武っぽい
気が若干しました。「あの世」と「この世」が溶け合った感覚。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=tLST2gYXYLM
序盤から中盤まで時制、人物、「彼岸と此岸」が入り組んで分かり難いが、
そこからじわじわと盛り上がっていく。ピンと張りつめたような映画ではないです。
「スタイリッシュなんちゃら」とは違うが、私にはとてもカッコ良かった。2本とも
劇場未公開・未DVD化。両方見応えがあり面白い。同監督の
デビュー作『Laws of Gravity』(92)という低予算の犯罪映画が高評価。
https://www.rottentomatoes.com/m/laws_of_gravity
↑ロッテントマトの評価。ニック・ゴメスが脚本を書いているのは本作と前述の
2作を足した3本だけ。本作もかなり「リアル」らしくて興味がある。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=iKb5OfjzrJo
https://www.imdb.com/title/tt0104693/

279 :
模範的な「昭和の美しき日本人」を描いたPVみたいな感じがする
市川準監督の『トキワ荘の青春』(1996)。監督作はコレだけ観ました。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=152813
中年の漫画好きなら、「トキワ荘」だけで大体の人物は把握できますが、
人名すらほぼ判らない、説明不足というより説明放棄に、序盤では凄く
イラつきました。地方出身でトキワ荘に住む若き無名の漫画家たちが
生真面目に漫画について語ったり描いたりの描写のみ。それでも中盤
以降からは、無口で不案内な本作に(好きではないけど)心が洗われました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B002M34BIK/
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005H1G3/
時代背景は昭和30年台(1955〜1964)。昔に立ち読みした本に『もし
戻れるなら昭和30年台がいい』とビートたけし(1947〜)が寄稿していました。
藤子不二雄の有名な自伝的漫画『まんが道』は未読。竹本孝之と
長江健次が藤子不二雄役のNHK『まんが道』は数話だけ昔に観ました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000GPPL9O/
https://www.amazon.co.jp/dp/B000H7J3WW/
私は「むさ苦しくて熱い青春もの」の感じが強いコチラの方が好みです。

280 :
一本も観ていなかった石井隆「監督」作に自己レス>>90
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=121067
『ヌードの夜』(93)、『夜がまた来る』(94)、『GONIN』(95)の3本だけ
観ました。「重喜劇」という表現があるようですが、「重メロドラマ」、
「過剰なメロドラマ」といった味わいでした。私の知っている範囲では、
『死んでしまったら私のことなんか誰も話さない』(95)、『愛よりも非情』(93)、
『ライブ・フレッシュ』(97)>>224といった「スペイン製犯罪映画」(他にも
2本ぐらい観た)と『ヌード〜』、『夜が〜』の2作には、情念と映像美で
似たものを感じた。『ヌードの夜』は私的には和製ハードボイルドの傑作。
https://www.youtube.com/watch?v=s6DznxOuIMs
↑予告。3本中、本作が一番好きです。拳銃入手のくだり、特に「オカマの
同級生」が最高でした。振り落とされそうなぐらいの突き抜けた狂気に満ちた
『GONIN』、良い場面もあるけど他の2本よりは少し落ちる『夜がまた来る』。
↓『GONIN』の予告。あの「二人組の殺し屋」は、『ガルシアの首』>>31か。
https://www.youtube.com/watch?v=Zpb4JnmWSOQ
未DVD化『愛よりも非情』の予告。終盤が尻すぼみなのが残念でした。
https://www.youtube.com/watch?v=Veckm6B1Rfw
『死んでしまったら私のことなんか誰も話さない』について昔に投稿したやつ。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/798

281 :
『探偵物語』(1951)。ニューヨークの「21分署内の一日」の人間ドラマ。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=14352
舞台劇の映画化。犯罪者には容赦せずに「罪を償わせる(白黒を
はっきりつける)べき」と主張する有能で愛妻家の刑事=カーク・ダグラス。
https://www.youtube.com/watch?v=mN8cE2TSjEo
↑予告。個人的には、4つの事件(万引き、横領、強盗など)の
容疑者達が、ほぼ同時進行で取調べを受ける、「笑い」が散りばめられた
前半が好みです。この部分は『ヒルストリート・ブルース』>>269にも影響を
与えていそう。出てくる刑事達の面構えや言動が味わい深い。中盤からは
元が舞台劇の『欲望という名の電車』、『セールスマンの死』と同じように、
「隠された素顔」が徐々に暴かれていく緊迫した展開になり、重苦しい。
異常に潔癖で懲罰的な主人公の刑事は、『江戸の敵を長崎で討つ』ように
「子供時代の育った環境」に対する復讐を無意識に行っていたのだった。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00439G5XA/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B007PLBWO0/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B000BEYC4U/
いかにも「舞台劇っぽい」感じがした。人間の本質を掴んでいるので古びない。
強盗容疑で捕まったイタリア系のチンピラが演技も見た目もデ・ニーロっぽい。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71B4sH6IURL._SL1020_.jpg

282 :
日本公開題は『戦争のはじめかた』、ドイツでは『Army Go Home!』、
ソフトでは『バッファロー・ソルジャーズ 戦争のはじめかた』(2001)に改題。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=321455
東西冷戦の象徴である「ベルリンの壁」が壊された1989年のドイツが舞台。
在独米軍の補給部隊に所属し、武器の「横流し」や、トルコから密輸した
モルヒネを精製?して同僚たちにヘロインを売り捌いたりしている小悪党の
ホアキン・フェニックスが主人公。軍部内での滑稽な出世競争や事故死した
兵士の死因の偽装など、単なる「クール」なブラックコメディかと思いきや、
深刻さがエスカレートしていき、笑えない「限りなくブラック」な内容になっていく。
https://www.youtube.com/watch?v=t-0F02FdNck
↑予告。一番のピークの場面で戦争に関するニーチェの箴言が引用される。
https://www.amazon.co.jp/dp/4150410100/
面白かった。監督はグレゴール・ジョーダンという人で、未DVD化の
『トゥー・ハンズ 銃弾のY字路』(99)というオーストラリア映画は観ていました。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71GYm7MKsJL._SL1024_.jpg
賞を獲って評価が高いようだけど私はダメだった。良い所が一つも無い。
『バッファロー〜』副題の「戦争(のはじめかた)」は「内戦(≒内ゲバ)」の意味か!?
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0008JH7A4/

283 :
個人的に『漂流教室』と並ぶ楳図かずおの傑作『猫面』の強烈な一頁。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/281/0100275281/01002752818.jpg
頭のおかしい「狂人」の陰惨な行為なら(被害者には気の毒だが)「他人事」
として切り離せる。『猫面』が心底おそろしいのは、普通の人間なら誰もが
持っている劣等感や嫉妬心と完全に地続きだから。「被害者意識」で頭が
ぱんぱんに膨らんだ人間の「正しい行動」が、いかに冷酷で残忍な結果を
もたらすかを一切の手加減をせずに突きつけてくるのが孤高の名作『猫面』。
小学校低学年時に近所の理髪店で順番を待ってる時の本棚に並んでいて、
『溶解人間』と共に当時のトラウマ。『非モテの独裁者』が招来する地獄絵図。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/964/0100259964/01002599640.jpg
飯野賢治(1970ー2013)というクリエイターのゲームで遊んだ事は一度も
ないが、ゲーム雑誌で見かけるビッグマウスな発言とかユニークな比喩とかは
好きだった。この人が、一番好きな創作物は漫画『漂流教室』だと語っていた。
https://www.amazon.co.jp/dp/4944000421/
↑『飯野賢治の本』(96年)で楳図かずお、宮本茂、桂三枝(当時)達と対談。
原作の信者なので、『漂流教室』は未DVD化の映画もTVドラマも未見。

284 :
自己レス>>283 2年前に『漂流教室』(1972〜1974年の連載)を久しぶりに
再読した時に書いた感想。ネタバレしています。「※」は今、書き加えたもの。

<影響を受けた?映画> ※3本とも原作小説が先に出版されていました
・『未知空間の恐怖 光る眼』(1960) ⇒頭の中を「椅子」で一杯にしてなりきる。
・『アンドロメダ…』(1971) ⇒気絶した者だけ怪虫に襲われない。
・『惑星ソラリス』(1972) ⇒思念の実体化。 ※『禁断の惑星』(1956)も
<影響を与えた?映画>
・『風の谷のナウシカ』(1984) ⇒もしかして「腐海」に影響を与えた??
・『AKIRA』(1988) ⇒「進化」についての考察。
・『戦国自衛隊』(1979)  ※「異世界」で良識・理性のタガが外れる人間?
・『トレマーズ』(1990)  ※怪虫?
・『ターミネーター』(1984)  ※???

※『戦国自衛隊』の原作小説(半村良)は『SFマガジン』1971年9月号・10月号の連載
だそうです。なので、「影響を受けた」方かもしれない。1979年の邦画は大好きな作品。

285 :
ジョン・タトゥーロ主演『コールド・ブラッド/殺しの紋章』(90)予告。
https://www.youtube.com/watch?v=hEvNTjYSi_s
『スカーフェイス』(83)を小さくコンパクトにまとめたような、イタリア系の
チンピラの「ライズ&フォール」な一代記。映画を見ながら既視感を
覚えましたが、途中で『マクベス』(シェイクスピア)だと気付いた。ビデオの
ジャケ写にも書いてあった。私が過去に観ているのはオーソン・ウェルズが
監督・主演の『マクベス』(48)と『マクベス ザ・ギャングスター』(2006)>>199
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22023
この3本の中では『コールド〜』が一番面白かった。スケールは小さいが
安っぽくない佳作。「113分」はそんなに長く感じなかった。未DVD化。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71b5S1nSQQL._SL1024_.jpg

286 :
自己レス>>284 旧・ソビエト連邦映画『惑星ソラリス』(72)↓解説。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=26077
スタニスワフ・レムの原作は未読。映画を観ていて、つまらなくて眠く
なる経験はありましたが、「面白いのに眠くなる」のは初めてだった。
https://www.buyuru.com/item_956963_1.html
数年前に↑と同じVHSで鑑賞。冒頭の数分で本作の「速度」が
分かる。私は「三分の一」くらいまで観て、軽く寝てリフレッシュしてから
続きを最後まで観ました。地味だが素晴らしい。低予算?なので、主な
舞台は宇宙船内。古いSFだがデザインが良い。↓2種類の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=_8nBWb50g1A
https://www.youtube.com/watch?v=9LMMn8czq2w
ゆったりしたテンポで進む3時間近い「催眠映画」。忖度する生命体?
↓『未知空間の恐怖 光る眼』(英・60)と『アンドロメダ…』(71)の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=YW6DDWfmJMA
https://www.youtube.com/watch?v=YMbSpnlOOtE
『蝿の王』は原作も映画も未見ですが『漂流教室』に影響あるようです。

287 :
スコット・ウィルソン、キム・ダービー主演の『傷だらけの挽歌』(1971)。
https://www.youtube.com/watch?v=hIep9Ut3BYM
↑予告は初めて観た。ジェームズ・ハドリー・チェイス原作(3本視聴)。
私の好きな「負け犬が最後の意地で悪足掻きする」タイプの映画。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=5278
https://www.amazon.co.jp/dp/B0002I86L0/
キム・ダービーという女優さんは『勇気ある追跡』(69)と『いちご白書』(70)
ぐらいしか観てませんが、『勇気〜』で亡父の仇を取ってもらいに、老いぼれ
ジョン・ウェインの粗末な住まいを訪ねて依頼する時の「掛け合い」が最高に
面白かったのを憶えています。リメイク版の『トゥルー・グリット』(2010)の
方が出来は良い?し好きだけど、あの部分の面白さだけは欠けていました。
いつも泣きそうな「涙目顔」のスコット・ウィルソンについては昔投稿しました。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/340
『トゥルー・グリット』(2010)と『勇気ある追跡』(1969)の予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=qIJ4OJ1wH3o
https://www.youtube.com/watch?v=ruTdCaAWTNA

288 :
高画質予告(主に旧作洋画)を公開しているYouTubeチャンネル。
https://www.youtube.com/channel/UC3cs9UJtR6GXwoGcMHhSFYA/videos
同じ人かどうか知りませんが、以前も公開していたがアカウントごと削除?
されていたので、ここも閉鎖されそうだ。↓未DVD化『スラムダンス』(87)予告。
https://www.youtube.com/watch?v=qoT0iXDWWCA
漫画家が殺人事件の冤罪を晴らそうと奮闘する「巻き込まれ型」の80年代的
映画だった!?。なかなか洒落た「キレイにまとまる」ミステリーだった気がします。
↓『スパイクス・ギャング』(74)の予告はレアか。その下は『ラブド・ワン』(65)。
https://www.youtube.com/watch?v=AtEqTFz_aOs
https://www.youtube.com/watch?v=fvMafuhs578
中古屋で昔に『ラブド・ワン』が5千円以上して買えず、今も未見(未DVD化)。
高評価は知ってるけど未見の映画では『シベールの日曜日』(62)と『断絶』(71)。
https://www.youtube.com/watch?v=bGhHgwzK_JM
https://www.youtube.com/watch?v=J5sxfIBCTY0
『ホップスコッチ/或るエリート・スパイの反乱』(80)も未見。『B級ビデオ発掘カタログ』掲載。
https://www.youtube.com/watch?v=NX-TqWefqRQ

289 :
年齢の離れた「年の差恋愛モノ」の邦画が話題?らしいのですが、
題名は『ハロルドとモード/少年は虹を渡る』(71)の「虹」を意識??
https://www.youtube.com/watch?v=u-cOukYeGVM
↑がっつりキスシーンがある予告。自殺マニアの少年と老婆が恋に
落ちるカルトな人気の映画? 昔にTVで観たはず。映画のガイド本
でも時々名前の挙がる名作?です。↓2種類のファンメイド予告。
https://www.youtube.com/watch?v=rxUZO7EvzcE
https://www.youtube.com/watch?v=hR-OojNoVDg
ガイド本には「濡れ場もある」とか書いてたけど私の記憶には無い。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18720
https://www.amazon.co.jp/dp/B00DACL1T4/

290 :
『漂流教室』から『ターミネーター』(84)への影響?への自己レス>>284

・未来から現在へ武器(シュワを倒すマイケル・ビーン)が送られる『ターミネーター』。
・現在から未来へ武器(狂った◯◯を倒すナイフ)が送られる『漂流教室』。
前者は息子が母を救うために、後者は母が息子を救うために採った窮余の一策で、
もう一つの共通点「母と一人息子の異常に?深い絆」につながる。2年前の自分は、
多分、こう感じたんだろう。ジェームズ・キャメロン、『漂流教室』を読んでるな、これは。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=13522
TVアニメ『家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ』は『スイスのロビンソン』が
原作の「漂流モノ」ですが、アニメの終盤で、漫画『漂流教室』の終盤と同じように
生き残りの老人が出てきます。これは何らかの影響を『漂流教室』が受けてるんだろうか。
一家5人と大型犬が苦境で助け合うアニメは不朽の名作で、OPとEDの歌も名曲。
https://www.youtube.com/watch?v=61UO-7ofqHA
https://www.youtube.com/watch?v=ca4s8MaIQ2E

291 :
『ストラップレス』(英・1989)。イギリスで働くアメリカ人の姉妹と
謎めいた中年男。ハーレクイン・ロマンスの様な華やいだ序盤から
一転して不穏な展開に。「素性不明の富豪」のブルーノ・ガンツ、
「生真面目で恋愛経験が少ない女医の姉」のブレア・ブラウン、
「モデルでその日暮らしの奔放な妹」のブリジット・フォンダ。↓予告。
http://www.youtube.com/watch?v=VgoOT1PO1is
観終えるといかにも朝日新聞的(発売:朝日ビデオライブラリー)だな〜
とも感じましたが、私は好きです。未DVD化。↓ポスター。
https://www.movieposter.com/posters/archive/main/75/MPW-37738
「クソ野郎に都合のいい映画」と言われれば、まぁ反論しようがない。
配給はハーヴェイ・ワインスタインがいたミラマックス。↓の番組は偶然観た。
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2018088271SC000/index.html?capid=nol_4_P4471
英国BBC製作のためか、最後は英国人のヒッチコック監督と女優の
ティッピ・ヘドレンの関係を採り上げ、彼女が「啖呵」を切って幕を閉じた。

292 :
『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)と『ワイルド7』第19巻(1974年)収録の
「谷間のユリは鐘に散る(前編)」の類似点。「新版」を所有。多分↓「旧版」と同じ内容。
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1050671114
◎細い山道で追い詰められ乗車したまま崖から落下するが、 分銅の付いた
 細い鎖を木の枝に巻き付けて1度は助かる。しかし、鎖を巻き取っている途中で
 枝が折れ、結局は木の茂みに落下する。 ⇒(175〜182ページ)
◎「教会」と変装した「ニセモノの牧師」(本物は別の場所で拘束)。※『カリオストロの城』では
 ルパンが大司教に変装。 ⇒(32〜44P、208〜209P)
◎舞台となる北海道の村は、最初の開拓者がスイス人の一家だった影響で、その後に
 建てられた建造物は全て「チロル風」=村全体の景観(山や湖も)が「中央ヨーロッパ風」。 ⇒(16〜17P)
◎物語の序盤(導入部)で銀行が襲撃される。後に「大量の紙幣」が(海中で)散乱する。
 ※『カリオストロの城』では冒頭でカジノが襲われ、車から偽札がバラ撒かれる。 ⇒(19〜29P、62P、64P)
◎屋根上から侵入、ロープで部屋に降り、椅子に腰かけた捕らわれの「姫」の後ろの
 暗がりから登場。片手を胸に当て片膝をつき、騎士(ナイト)気取りで『救いに参りました』。 ⇒(230P)
◎ほぼ垂直の崖を乗車したまま、近道(ショートカット)するために駆け上がる。 ⇒(12〜13P)
◎変装と偽造したIDで検問を通過。※『ワイルド7』は最後にバレて失敗。⇒(72〜85P)

293 :
自己レス>>292 何故かこの巻だけ類似点が多い。自分以外には「こじつけ」や妄想の類だろう。

◎物語の中盤で「主人公と因縁の深い警部?」が登場し、その後の展開にも影響を与える。 ⇒(105〜108P)
◎「警官隊の投入」と、目的を妨害されそうになると、わざとマスコミの前で心にも無い
 「正論」をクサく大げさに主張して、世論に向け正当性をアピール ⇒(190〜192P)
◎バイクに乗ったまま、落下しながら回転する丸太の上を次から次へとヒョイヒョイ跳び移る
 曲芸師のような場面は『カリ城』終盤の時計台内部でのアクションに影響?? ⇒(183〜185P)
◎建物内部で火を放ち、それが全体に燃え移る ⇒(110〜116P)
◎空中を移動する乗り物の「車輪部分」につかまり運ばれる ⇒(194〜195P)
<<その他>>
●所有者の片腕を引き込み脇で固めた状態で「指輪」のクローズアップ⇒(43P)

●酸素ボンベ、潜水服、水中メガネ、足ヒレを着用したダイバーの潜水⇒(26P)
●『カリ城』の水雷艇(序盤でクラリスをさらった船)と『ワイルド』で投下される水雷(爆雷)の関連?⇒(53〜56P)
●マシンガンの連射、機銃掃射⇒(122〜123Pページ、219〜222Pページ)
●装甲車⇒(125P) ●ヘリ⇒(60P) ●サーチライト⇒(143〜145P)
★『ワイルド7』新書判・全48巻の中で唯一(!?)の「乗りツッコミ」が見れる⇒(232P)

294 :
未DVD化『オールモスト・ヒーローズ 進め!アメリカ横断冒険野郎』(1998)。
https://www.youtube.com/watch?v=RekQp7UhGa0
↑予告篇。初めてアメリカ横断に成功した「ルイス&クラーク」と同時期に、横断に
挑戦した二人組がいた、というコメディ。中盤でスペイン人が出てくるあたりからコメディ
としては、やや低調に。それでも快作。主役の若くして亡くなった「デブ」のコメディ俳優
クリス・ファーレイ(1964ー1997)。全く知りませんでしたが、愛嬌があり、最高に面白い。
映画での主演作は『トミーボーイ』(95)、『プロブレムでぶ/何でそうなるの?!』(96)、
『ビバリーヒルズ ニンジャ』(97)、『オールモスト〜』(98)の4本!?。↓フィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=61714
『ビバリー〜』だけ未見。『トミーボーイ』、『オールモスト〜』、『プロブレムでぶ』(凡作)が
私が面白かった順番。4本とも「劇場未公開・ビデオ発売のみ(未DVD化)」。
https://www.youtube.com/watch?v=6nQ4K2bvVxY
↑傑作『トミーボーイ』の魅力が伝わらない予告。自動車部品メーカーのワンマン社長の
たった一人のバカ息子トーマス・キャラハン。妻を亡くした父は、美しい後妻との結婚式の
途中で急死。「出来損ないのボンクラ」トミーが買収されそうな自社の後継ぎに・・・。
「後妻業」まがいの義母、買収を狙う同業大手。笑えて感動。脇役のロブ・ロウも最高!

295 :
『幽霊と未亡人』(1947)。ジョセフ・L・マンキウィッツ(1909ー1993)監督。
若き未亡人が借りた海沿いの一軒家には「船長の幽霊」が棲んでいた。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=24023
映画を観ている最中は「評判ほど良いとは思わないな」と生意気にも
思ったりましたが、終盤のエピローグ的なやつが、あざとい上手さで感動した。
https://www.youtube.com/watch?v=dpBbeBpf43M
↑予告。「娘と、その人生を見守る父親」の話のように私は感じました。JUJUが
歌う↓『祈りの幕が下りる時』の主題歌『東京』のPVが「泣ける」と話題に。
https://www.youtube.com/watch?v=9KfaRO9L9Xk
これも「娘と見守る父親」の話ですが、『幽霊〜』と違いかなり湿っぽい。
同監督では『五本の指』(52)と『探偵スルース』(72)は観た。後者が未DVD化。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=14343
https://www.buyuru.com/item_1125026_1.html

296 :
カナダ映画『ザ・アマチュア』(1981)。ジョン・サヴェージ主演。↓TVスポット。
https://www.youtube.com/watch?v=zIX45H4I_vg
恋人を極左テロリストグループに殺された情報機関の職員(=情報分析の
専門家)が、復讐を果たす為に厳しいトレーニングを重ね、スパイとして東側に
潜入する「地味」な映画、だったと思う。『復讐しても恋人は生き返らないぞ』という
老人からの忠告に対する主人公の返答が忘れられない。未DVD化。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8304
http://ecx.images-amazon.com/images/I/51bP75-gsmL.jpg
『ディア・ハンター』(78)、『マリアの恋人』(84)ぐらいしか観ていませんが、物憂げな
「奥目」顔のJ・サベージには、「華」は無いが説得力がある。↓『マリア〜』予告。
https://www.youtube.com/watch?v=lwLiz7-iLps
結構いい映画だったと思う。↑キース・キャラダインは同年の『チューズ・ミー』でも
同じような「謎めいた女たらし」役で主演。西洋人にとっては「女たらし顔」なのか?
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22483

297 :
未読の『ザ・カルト・ムービー・ビデオ』(1986年)の表紙と目次。拡大可能。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/501/0100099501/01000995010.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/501/0100099501/01000995011.jpg
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1084032312
この手のムックは「一期一会」なので、私は過去に一度も見かけた事がない。
映画好きではないのに、ある程度詳しくないと知らないような、ややマイナーな
作品に興味を持ち、中古のVHSを買って観るようになったきっかけは、古本屋
めぐり(主に漫画が目当て)をしていた90年台に出会った『B級ビデオ発掘カタログ』(88年)、
姉妹編『珍作ビデオのたのしみ』(89年)、『このビデオを見ろ!』第1集(88年)、
『映画をめぐる冒険』(85年)などの影響。『このビデオを見ろ!』は2集以降が
欲しくて古本屋の店主に尋ねても、その存在すら認識されていないぐらい知名度が
低かった。↓第1集の目次。メインで採り上げた1本の下に関連作3本の短評。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/01/110/0101259110/01012591104.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/01/110/0101259110/01012591105.jpg
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1060163376
序文『レンタル屋の片隅でホコリをかぶってるビデオ達のために』を書いた署名「M」は町山氏か?

298 :
個人的な「短篇漫画BEST10」に自己レス>>228

評論家・竹熊健太郎氏のツイートで、大昔に読んで感銘を受けたが
タイトルと作者名は全く記憶から消えていた傑作?短篇漫画が判明。
https://twitter.com/kentaro666/status/1008331702790311936
掲載雑誌で読んで以来久しぶりの再会。イエス小池『雨のドモ五郎』。
http://www.webmanga.jp/webmanga1/webmagga.1.open.html
http://www.webmanga.jp/webmanga1/webmanga.1.hajimeni/webmanga.p1.html
↑「次のページへ」か「画像クリックで拡大」のどちらかで進行。1987年の
当時でも時代(掲載誌)にそぐわない泥臭くて古い画風・内容でしたが、
私の好きな「負け犬が最後に意地を見せる」作品の絵としては適しているようだ。
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_73f7.html
「負け犬が最後に意地を見せる」が、惨めにボロ負けしてやっぱり笑い者、
という底意地の悪い?漫画を描いていた(私は掲載誌で愛読していた)のが
80年台後半から90年までのバブル絶頂期と重なる初期の「いましろたかし」
だった。私は『デメキング』までは読んでいる。↓両方短篇集(書名は映画から!?)。
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1061623393
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1053013116

299 :
西城秀樹主演『傷だらけの勲章』VHSが3万円越え。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b315359759
昔にビデオで観ました。冒頭の中東ロケの場面で萩原流行が殺し屋役で
出演。歌手のちあきなおみが主要キャスト(未亡人役)で登場しますが、
ものまねタレント・コロッケの悪質な形態模写でしか馴染みが無い世代
なので、演技の下手な彼女がシリアスな場面でこわばった表情を
見せると、コロッケのものまねそっくりで笑ってしまう。秀樹ファン向け?の
サービスカットとして、不必要な後ろ姿のプリケツヌードあり。未DVD化。
https://eiga.k-img.com/images/movie/35848/photo/419ba7715571cb54.jpg
https://eiga.com/movie/35848/

300 :
長嶋一茂 重度のうつで自殺考えた「毎朝包丁持ってた」/芸能/デイリースポーツ online
https://www.daily.co.jp/gossip/2018/06/24/0011384325.shtml
長嶋一茂が衝撃告白 重度のうつ病で自殺衝動にかられた日々「毎晩包丁を…」― スポニチ Sponichi Annex 芸能
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/06/25/kiji/20180625s00041000203000c.html

先週たまたま途中から観た『八方・陣内・方正の黄金列伝!』という、ゲストの
人生における上昇・下降、転機をグラフ化してインタビューする関西ローカルの
TV番組での初告白が、かなり深刻な内容でした。他人の内面は、よそからでは
想像できない。海外有名人の薬の過剰摂取(オーバードーズ)での死亡は珍しくないし。
クリス・ファーレイ>>294も過剰摂取で死亡(33歳)。『トミーボーイ』の↓好きな場面の1つ。
https://www.youtube.com/watch?v=S2XvxDaIwCw
自社の自動車部品のセールスで、他社の粗悪品だとこういう事故が起きますよ、の場面。

301 :
女が主役のハードボイルド?映画(洋画)。↓昔に書いた『薔薇の銃弾』(92)。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/399
ハードボイルドはジャンル的には「ミステリー」に属すると思うので、「人探し」か
「謎解き」がなければハードボイルドぽくないように感じる。⇒『グロリア』(80)とか。
●『私がウォシャウスキー』(91)。B級ハードボイルドの主役を「女探偵」がつとめる映画。
https://www.youtube.com/watch?v=yBf7X7lcMjk
↑予告。原作未読。キャスリーン・ターナーが演じた主役を日本人でやるなら、貫禄の
あった痩せる前の佐藤仁美か。B級探偵映画として、それなりの味わいがありました。
●『陰謀のシナリオ』(97)。↓原作は欧米でベストセラーの『スミラの雪の感覚』(未読)。
https://www.amazon.co.jp/dp/410532201X/
https://www.youtube.com/watch?v=sr7svnup0Dk
↑予告。本作の主人公と「V・I・ウォーショースキー」は、男勝りで「汚い言葉」を多用する。
舞台は北欧(デンマークとグリーンランド)。身近な少年の死の原因を追う内に、国家的な
巨大計画にブチ当たる、という『刑事ロニー・クレイブン』的な趣きがある佳作映画。
●『女には向かない職業』(97)。英国女流推理作家P・D・ジェイムズ原作のTV映画。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71lvFH1QTrL._SL1024_.jpg
「ハードボイルド」は感じないが、この中では一番面白い。本作と『陰謀〜』は未DVD化。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005GEUH/

302 :
『惑星ソラリス』(72)へ更に自己レス>>286 『このビデオを見ろ! 第4集』(1990年)に
掲載されたSF作家・大原まり子の『惑星ソラリス』評の前半部分(一部省略)。
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1073597238
《〜というのも、ふたりしてレンタルビデオ地獄におちいったためだ。〜毎日毎日借りては
返し、返しては借りるという生き地獄である。〜このあいだディズニーランドに行って、
キャプテンEOとスターツアーズを体験してきた。どちらもすごくお金をかけた目玉のショウだが、
これはやはり将来の映像の行方を示している。EOは3D、スターツアーズは映像と連動して
座席がゆれるというものだが、とにかくスターツアーズ、これはジェットコースターより酔う。スピード感、
臨場感は本物だ。3Dは目が疲れるが、ひいきの俳優が目のまえ三十センチくらいに
感じられたら、やはり感動するにちがいない。 この二つが合体して家庭に持ち込まれたら、
もう、誰も家の外に出ないんじゃないだろうか。ただハードにもソフトにもものすごくお金が
かかりそうだからとうぶんは劇場用だろう。そうなれば観客動員数が減ってるという劇場にも
またみんなせっせ行くだろうな。 さて『惑星ソラリス』である。》 ←実現されているのもある!?。

303 :
ビル・フォーサイス監督は『ローカル・ヒーロー』(83)が一番有名?
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=387
↑日本でソフト化された作品のみ?のフィルモグラフィー。ビデオですが
全部観た。一番好きなのは『ブレイキング・イン』(89)。↓昔の投稿。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/652
2番目に好きな『シルビーの帰郷』(87)の原作が翻訳されたらしいです。
https://www.amazon.co.jp/dp/4309207383/
冒頭で、二人の娘を持つシングルマザーがいきなり自殺。故郷フィンガー
ボーンに母親の妹で音信不通だった「変わり者」のシルビーが母親代わりと
して帰郷。風変わりな彼女に姉妹は心酔するが・・・という話。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=Ask1brD5nLA
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=11200

304 :
何か低評価らしい未DVD化『エミリーの窓』(1980)の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=S3A7e7GG8OI
著名な撮影監督ゴードン・ウィリス(1931ー2014)の唯一の監督作。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3054
センスも知識も乏しい私の感想は「少しダリオ・アルジェントっぽい」。
もう一度観たいとは思いませんが、悪くないスリラー。本作と一緒に
コッポラ『大人になれば…』(67)を2本千円で買えた時は嬉しかった。
https://auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0310/users/3/2/8/6/syun_126-img770x581-1508549381zsdlw624716.jpg

305 :
シルビーの帰郷、予告編で興味持ったから検索したらDVD出てるけど、
例の復刻シネマライブラリーで四千円もする…。
しかしこの邦題はいいね。ハウスキーピングよりずっといい。

306 :
『新・おかしな二人 バディ・バディ』(81)へ自己レス>>51。評価における
「つまらない」は否定しか感じないが、「くだらない」「しょーもない」には肯定の
ニュアンスも感じる。『新・おかしな二人 バディ・バディ』はくだらなくて好きです。
元になった未見のフランス映画『殺し屋とセールスマン』(73)は未ソフト化
でしたが、DVD、Blu-rayが7月23日に発売。リノ・ヴァンチュラが「殺し屋」。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91KFBnaN3oL._SL1500_.jpg
殺し屋が、自殺願望の男の騒動に巻き込まれ、暗殺が困難に!?。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=IrlS_SunCck
ジョー・ドン・ベイカー主演の『ウォーキング・トール』(73)も同じ日に発売。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/915WfQMPp-L._SL1500_.jpg
ジョー・ドン・ベイカーの代表作?らしい。私は昔ビデオで観た。不正がまかり通る
地方都市の野蛮な一味に、たった1人で立ち向かう不屈の男の話だった。
私はやはり『刑事ロニー・クレイブン』(85)の「ダリウス・ジェドバーグ」役が一番シビれた。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=6897
ジョン・ル・カレ原作『死者にかかってきた電話(恐怖との遭遇)』(67)、リチャード・ラッシュ
監督の『…YOU…』(70)の2本とも未見ですが、これらも同時に出るらしい。

307 :
主人公が超自然的能力(サイキック)を持つ未DVD化のスリラー2本。
●『アイズ』(78)。フェイ・ダナウェイが「予知夢」?の能力を持つカメラマン。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=103
「ご都合主義(恣意的)」なのが悪いのではなく、「面白くない」のが悪い。
ガックリきた。↓「まるで順位だけ競うフェイ・ダナウェイ」という歌詞の歌。
https://www.youtube.com/watch?v=dOcmoIXyVxM
●イタリア映画『ドレスの下はからっぽ』(85)のジャケ写。意外?なことにスリラー。
http://www.aruaruvideo.com/images02/G52850.jpg
駄作の予感がしたので100円なのに買うかどうかで迷いました。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=bmcR5TQFEAs
イタリアでモデルをしている妹の「殺害の瞬間」を、アメリカに住む双子の兄が
精神感応で受け取り、イタリアに飛び犯人を捜す内容だったと思います。
「佳作」一歩手前。イタリアで↓「ジャーロ(ジャッロ)」と呼ぶジャンルに属するらしい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%AD
ジャーロの代表作?の1本、マリオ・バーヴァ監督『モデル連続殺人!』(64)は
ビデオで観てる。↓予告。DVD廃盤。他は全然観てませんが、「様式美」が好き。
https://www.youtube.com/watch?v=YxuA7_8_RdE
https://www.amazon.co.jp/dp/B00006S261/

308 :
戦争映画(洋画)は『ベスト10』を選べるほど観ていない。全部で20本くらいは
観ているか。有名だが未見の作品が多く、歴史については不勉強で無知、
軍隊の階級は判らず、銃や兵器には興味が無い、の「無い無い尽くし」の身で、
図々しく好きな戦争映画を3本。3位は『最前線物語』(1980)。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=3ULNdO6knRY
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8435
2位は『最前線』(1957、Men in War)。途中で加わる「足手まとい」な2人組の存在感。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8434
https://www.amazon.co.jp/dp/B000EULVJA/
↑DVD廃盤。ベスト1は何の躊躇いもなく西ドイツ映画『橋』(1959)に決定。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=17962
映画に詳しい人にとっては知られてるらしいが、私はもちろん知らなかった。同時に
知ったソ連の戦争映画『炎628』(1985)。『このビデオを見ろ!』で紹介されていて
昔に買ったまま未見だったビデオで鑑賞(とても良かった)。↓『橋』の2種類の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=XyF6Wx2Z2h0
https://www.youtube.com/watch?v=uecjvBaF_Oo

309 :
西ドイツ映画『橋』(1959)に自己レス>>308

処刑される直前のナチス・ドイツの将校が『共産主義のような劣った思想を
信奉する連中は、この世から消し去るべき』と負け惜しみ?を熱弁する場面が
印象的な↓『炎628』のファンメイド予告。残虐でありながら「詩情」を感じさせる。
https://www.youtube.com/watch?v=aGdltVLfbmc
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=21643
『橋』の「少年だけの軍隊」は、おっさんなので、ガンダムやバイファムを、
「絶望的な痛ましさ」は、『漂流教室』での子供たちと怪虫の死闘を思わせる。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B002BGHX6A/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00005G104/
故郷(ホーム)が破壊し尽くされるのを観た「視聴者」に『帰ろう』の台詞が刺さる
↓『ローリング・サンダー』(77)と同じ余韻を『橋』に感じた。「帰るべき場所」はどこにも無い。
https://www.youtube.com/watch?v=oZLGWRI169k
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=25621

310 :
『ビリケン』(1996)。通天閣にある幸運を呼ぶ?置き物が主役。
杉本哲太がビリケンの「中の人」。↓淀川長治氏の批評。
http://www.sankei.co.jp/enak/yodogawa/96/96biriken.html
淀川さんは「新世界」が賑わっていたピカピカの全盛期を知って
おられるようだ。流石に語彙も豊富。記憶に残っているのは勝新の
長男(鴈 龍太郎)と、頭のおかしい浮浪者役の原田芳雄ぐらい。
通天閣に近い中古ソフト屋でも100円のVHSが売れ残っていた。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71jNP26i%2BCL._SL1024_.jpg

311 :
大阪・毎日放送(TBS系列)ローカルの昼の帯番組『ワイドYOU』の、
夏休み?か何かの時に不定期でやる『心霊写真の謎を暴く!!』というコーナーが
大好きで、店屋物のきつねうどんを食べながらよく見た。80年台中頃か。すごく
面白かった。心霊写真は元々信じていなかったけど、これの影響で決定的に。
「霊魂は存在すると思う。しかし写真には写らない」という謎のポリシーを語る
写真専門学校の講師が担当。桂朝丸(現・ざこば)の講師に対する定番の
煽り『この写真も偽物でっか?(どや、証明してみろ)』が楽しかった。投稿された
「心霊写真」を、出来るだけ似せたシチュエーションで撮影し、「心霊っぽい何か」
の原因を特定する、という趣向のコーナー。個人的な印象では95%くらいの
確率で解明。投稿された写真と「かなり似ている」が「全く同じ」には撮れない時も、
決して強弁せず謙虚な姿勢で好感が持てた。最後は朝丸が感服して閉め。

312 :
京都に住むOLの生活を「超自然体」で捉えた大好きな邦画
『KEIKO』(1979)のカナダ人監督クロード・ガニオン(1949−)氏が、
主に一般人が「想い出の映画5本」を語る『映画大好き宣言。』
という本の「2004年版」に登場。主に京都、滋賀在住の20〜30代の
若い映画好きが中心。割合は少ないが年配者や関西以外の人、
濃い映画マニアや、関西の有名人(ラジオDJ、吉本の若手芸人)も。
http://www.yokoyamakick.com/shop/book.html
↑どっちかの本に『KEIKO』に出ていた女優が参加していた気がする。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=146912
ガニオン氏の5本は『砂の女』(64)、『鬼婆』(64)、『その男ゾルバ』(64)、
『フレンチ・コネクション』(71)、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000)でした。
↓『KEIKO』のAmazonビデオ。予告篇も見れる。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00F3FPK6Q/
クロード・ガニオン、『KEIKO』好きな岩井俊二両氏の2013年の対談。
http://www.houyhnhnm.jp/culture/feature/claude-gagnon.html

313 :
『映画大好き宣言。』の2001年版、2004年版に自己レス>>312

どちらかの本には、まだ関西でも人気が無かった頃のチュートリアルの
徳井が書いていた。どんな映画が並んでいたか忘れましたが、1本は
フランスの劇場未公開コメディ映画『サンタクロースはゲス野郎』(1982)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=84857
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2014/08/santa.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=tXA6y0lWvZg
↑予告。確か「笑った」と書いていた。未DVD化。私はイマイチだった。
1997年頃?の【リュック・ベッソン セレクション】と冠したVHS全7本?の1つ。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1319956683
『セリ・ノワール』(仏・1979)は、なかなか良かった。「わびしさ」満点の主役俳優。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00K68675S/
https://www.youtube.com/watch?v=iIG6wMYOZlc
↑予告。原作者は『ゲッタウェイ』(72)などのジム・トンプスン(1906ー1977)。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=3215

314 :
『ナタリーの朝』(1969)のDVDが日本Amazonでも買える。
https://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/B01HD2TOWW/
米国からの取り寄せで日本語の字幕は当然無し。主人公の
自分の容姿に劣等感を抱き悩むナタリーが、信頼するハロルド
おじさん(マーティン・バルサム)に相談すると、『人は容姿じゃない。
内面こそ大事』とか答えるくせに、若くて美人のストリッパー?か何かと
すぐに再婚してショックを受ける、とか全編温かくて愛嬌しかない映画。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16630
https://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1322710526/174
↑昔の投稿。↓映画に流れるヘンリー・マンシーニの楽曲。
https://www.youtube.com/watch?v=4AnHHEQYIrk
https://www.youtube.com/watch?v=-TBqcn1wfVo
https://www.youtube.com/watch?v=2IGTavshgp0

315 :
「血を流さない盗賊集団モノ」は、元祖?『オーシャンと11人の仲間』(60)、
そのリメイク版など色々とある(←未見)ようですが、同種の映画で、観終わった
後で最高に心地良くアゲてくれるという意味でのベストは『トプカピ』(1964)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16053
主要キャストの一人のピーター・ユスティノフは、子供の頃にTVの
洋画劇場でよく観た『ナイル殺人事件』(78)や『地中海殺人事件』(82)で
デブの名探偵「ポアロ」を演じていましたが、他の映画で見た事がないので
「お前、誰やねん」の感情が強かった。『トプカピ』を観ていたら違ったのに。
本作では素晴らしいイジられ役で何度も楽しませてくれる。↓長くてダメな予告。
https://www.youtube.com/watch?v=WFiAWWwh168
集団のリーダーで「マドンナ」の役が「しわがれ声」のオバハン(失礼)で不思議
でしたが、監督の嫁だった(納得)。最後のエピローグ(プロローグ?)が極めつき。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16053
トルコのトプカピ宮殿が舞台。『M:I』のトム・クルーズばりの無茶な盗難方法が
見事。この手の映画では『新・黄金の七人 7×7』(68)の次くらいに好き。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0030FZU5C/

316 :
西ドイツ映画『アウト・オブ・オーダー』(84)。原題「Abwärts」は
「下降」の意味で、英語題「Out of Order」は「故障中」らしい。
http://www.eigowithluke.com/2013/06/out-of-order/
4人(内2人は役員と秘書の関係?)が乗るエレベーターが故障で
停止し、強いストレスの下で各自の「秘密」が露わになる。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=3YOXhUp0tPQ
期待せずに観て満足感あった。佳作という感じ。未DVD化。
https://www.buyuru.com/item_1210608_1.html

317 :
8月5日(日)にオンエアの村上春樹『村上RADIO〜RUN&SONGS〜』で
ジュリアン・テンプル監督『ボクの彼女は地球人』(88)の話題が出てきた。
https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/
「ホール&オーツ」がカバーした曲の関連で。未見。DVDが出ていた?!。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005HTW2
原題の『Earth Girls Are Easy(=地球人の女はすぐヤらせる)』についても語って
いますが、日本公開時は『BRAND NEW GIRL』と独自に?改変されていたようだ。
https://iwiz-movies.c.yimg.jp/c/movies/pict/p/p/07/75/136554_01.jpg
「ホール&オーツ」が出てくる村上の『アデルの恋の物語』(75)評(『映画をめぐる冒険』)。
《原題は『アデル・Hの物語』。H(アッシュ)はもちろんヴィクトル・ユーゴー(Hugo)の
Hなのである。文豪の娘にはいろいろと個性的な人が多いけれど、文豪の息子の
話はあまり耳にしないがどうしてかな? これを上映している映画館のとなりでは
『O嬢の物語』をやっていた。HとOではずいぶん違うものである。ホール・アンド・
オーツもずいぶん違うけれど。最後になったが良い映画である。》 ↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=876bYqC3gXE
片思いの「(女の)ストーカー」の話。イザベル・アジャーニの美しさは憶えています。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=923

318 :
未DVD化のノルウェー映画『ホワイトウィザード 極光伝説』(1987)予告。
https://www.youtube.com/watch?v=5BBn-7H2kEk
1000年前のノルウェー。穏やかに暮らす部族の村に、突然、野蛮な部族が
侵略してくる話。途中から主人公の少年の謎の行動に激しくイラつかされる。
なんてバカな奴だ、と。しかしその「理由」は最後に明らかになる。私の方が
バカでした。武器が弓矢なので連射が出来ないのが弱み。まあまあ。↓ビデオ。
https://www.buyuru.com/item_1061176_1.html
↓米国リメイク版『レジェンド・オブ・ウォーリアー 反逆の勇者』(2007)の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=b8TcwMtDIK0
ライザップもびっくりな激変ぶり。未見です。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=333475

319 :
素人の拙い妄想で、一時期、楳図かずお『漂流教室』のTVアニメ化を想像した。
原作準拠で残酷な場面が多いため、毎週夜10時から放送で1時間番組。
オープニングは歌が無く、砂嵐がビュービュー吹きすさぶ映像にスタッフ、キャストの
名前だけが映る。エンディングは子ども達が歌う大和小学校の校歌が流れる。
最終回は号泣してしまうだろう。特に最後の校歌が流れるところで。という夢想。
ギレルモ・デル・トロ監督は英語版『漂流教室(THE DRIFTING CLASSROOM)』所有。
https://pbs.twimg.com/media/DglM7SDVQAA-rrs.jpg
https://twitter.com/RealGDT/status/1011424190790946817
「大和小学校の校歌」が流れるのは右寄りっぽい?ので、TV局に苦情が来るかな?まで妄想した。
(deleted an unsolicited ad)

320 :
マリオ・バーヴァ監督『バンパイアの惑星』(1965)が10月に初DVD化。未見。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18845
↓VHS。昔に中古ソフト屋で見かけましたがチープで古臭い印象で未購入。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2012/12/044.jpg
↓ファンメイド予告。『エイリアン』(1979)の元ネタという情報を、よく目にします。
https://www.youtube.com/watch?v=vu__16YxV3k
脚本を担当したイブ・メルキオーは『タイム・トラベラーズ』(1964)の監督。DVDあり。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=13842
↓予告。これも未見。オチが素晴らしいと何かの本で読んだ記憶があります。
https://www.youtube.com/watch?v=oBcYg8WnXww
『タイム・トラベラーズ』の原案者が監督をした『タイム・トラベル』(1967)。↓VHS。
http://cassette.shop-pro.jp/?pid=18315719
これはビデオで観た。巨乳の宇宙人と、大トカゲに襟巻きをつけて「恐竜」と言い張る
場面は記憶。憎めないが駄作でしょう。7月にDVDが出た。「5000年後の世界」。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07CST8543
DVDのタイトルは無理矢理?『タイム・トラベラーズ2』に。3本とも劇場未公開。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:fc5433912aa55592f73f2dda4d43bdf8)


321 :
●デトロイトが舞台の『ゼブラヘッド』(92)。オリヴァー・ストーン製作総指揮。
ユダヤ系と黒人の高校生の深い友情、親友の黒人少年の親戚でNYから
越してきた黒人少女とユダヤ系少年の恋愛、黒人コミュニティとの軋轢。
https://www.buyuru.com/item_754476_1.html
●オーストラリア映画『ブラックロック』(97)。サーフィンに夢中な高校生たちが
開いたパーティーで、参加していた女の子がRされ死体となって発見される。
https://www.buyuru.com/item_767934_1.html
高校生活に殺人事件が絡む生真面目な秀作ドラマ。2本とも未DVD化。

322 :
自己レス>>321

『ゼブラヘッド』、『ブラックロック』は、主人公は「いい奴」だし希望が感じられて
好きだけど、「イジメと殺人」を扱う『BULLY ブリー』(2001)はクソだらけで胸焼け。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=241023
↓予告。「醜悪な人間達」の言動がリアルなぶんだけ余計に伝わってくる痛さ。
https://www.youtube.com/watch?v=uKSIMkKIEek
未読の原作(邦題)は『なぜ、いじめっ子は殺されたのか?』というノンフィクション。
https://www.amazon.co.jp/dp/408773305X/
【BULLY】は「Tease(からかう/ちょっかいを出す)」、「Make fun of(からかう/馬鹿にする)」
より強い「(悪質な)いじめっ子」という意味があるらしいです。英語はわかりません。
https://kotobank.jp/ejword/bully
劇場未公開でNHKで放送された『追いつめられて〜アメリカ いじめの実態〜』(2011)。
http://www6.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/?pid=130617
原題が同じ『Bully』で未ソフト化(未見)のドキュメンタリー。↓コメント数の多い予告。
https://www.youtube.com/watch?v=eUy2ZWoStr0

323 :
「NHKのドキュメンタリー」では、数年前に偶然に番組を見て良かったのが、
1992年生まれの日本の自閉症の青年と、その青年の著書を英語に翻訳した、
英国出身で日本に住んでいた事のある自閉症の息子を持つ男性作家が
日本で対話を試みた『君が僕の息子について教えてくれたこと』(2014年)。
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3229/2899047/index.html
原著は『自閉症の僕が跳びはねる理由』(2007年)。未読。「自閉症」に関しても無知。
https://www.amazon.co.jp/dp/4900851388/
英訳は『The Reason I Jump』(2013年)。米国・英国のAmazonではレビュー多数。
https://courrier.jp/info/25216/
https://www.amazon.com/dp/0812994868/
映画では『レインマン』(88)でダスティン・ホフマンが演じた自閉症の長兄役が有名か。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=25274
ドキュメンタリーの続編?で、青年と母親が数年後に作家の住むアイルランドを訪ねる
やつも後日偶然に見たけど、これも良かった。最初の日本篇だけ?DVDがある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00Q9K0DSE/
男性作家は未見の『クラウド アトラス』(2012)の原作者デイヴィッド・ミッチェル。

324 :
ジョン・シュレシンジャー監督(1926−2003)の↓映画は7本観た。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=905
その中では『ヤンクス』(79)、『フロリダ ハチャメチャ ハイウェイ』(81)、
『サンタリア 魔界怨霊』(87)が未DVD化。名作っぽいのは未見。
『真夜中のカーボーイ』(69)、『マラソン マン』(76)がやっぱり?優れてる。
https://www.youtube.com/watch?v=f0UGyGcyqUE
https://www.youtube.com/watch?v=I9PuSBb7gtw
↑その2本の予告。『ヤンクス』、『サンタリア』は「そこそこ」といった感じ。
『フロリダ〜』は、高速道路の出口が無いために観光が目当ての客は
全てフロリダに行きスルーされてしまう土地が舞台のコメディ。前半は
銀行強盗、自動車窃盗犯、老夫婦、尼さん、不倫カップルなどの
「訳ありな二人組」がフロリダを目指す群像劇になっていてワクワクしたが、
後半は失速した感は否めない。しょーもないが可愛くて嫌いではないです。
https://www.youtube.com/watch?v=k4iNrHgLIAg
↑予告。『映画をめぐる冒険』(1985年)で、川本三郎氏はシュレシンジャー
監督について「自分がホモであることを隠していない自由人」と書いていた。
『フロリダ〜』には陽気にはしゃぐゲイ達をからかう場面がありました。

325 :
★村上春樹の『三つ数えろ』(1946)評。『映画をめぐる冒険』(1985年)所収。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22849
《〜(※レイモンド・)チャンドラー映画の中ではベストの作品。かのウィリアム・フォークナーが
シナリオ・ライターの一人としてクレジットに名を連ねており、チャンドラーのこみいった
ストーリー・テリングを実に効果的に映画の文脈に置きかえることに成功している。
原作がどれくらいこみいっているかというのは次のエピソードを紹介することで十分だろう。
ハワード・ホークス(※監督)は小説の中に出てくるある殺人事件の犯人がどうしても
わからなくて、チャンドラー(※原作者)に電報を打って犯人はいったい誰なんですかと
質問した。作者答えて曰く、「私にもわからない」。〜》 ⇒わけわからん内に事件解決。
★村上春樹『マルタの鷹』(1941)評。ジョン・ヒューストン「初」監督作品。私は未見。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22547
《〜ホークスの『三つ数えろ』と並んでハードボイルド・ファン必見の一作である。
どちらも筋がこみいって簡単に全体像を理解できないこともあって、けっこう
何度も見てしまうから、ビデオ・ソフトを買っても、もとが取れるみたいである。〜》 ↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=phUxnXGhEiI
>>264-265 米国産ハードボイルド、英国産本格?スパイものが原作(読んだことない)の映画は、
話が複雑で【全てを見通せない】のと、常に置いてけぼりにされそうな展開が私には面白い。

326 :
俳優ビリー・ボブ・ソーントン(1955〜)は(短篇2本を除いて)7本の脚本を
書き、その中で犯罪映画は次の3本か。BBT版「許されざる者」?の
『スリング・ブレイド』(96)、『運命の銃爪(運命の引き金)』(92)、TV映画の
『ルーザー』(96)。『スリング〜』以外は劇場未公開で『ルーザー』は未DVD化。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=6536
暗くて地味、友人や家族との関係の描写、無慈悲・非情な殺害場面、などの
共通点があり、『スリング〜』、『運命の〜』は、米国では評価が高いようです。
凄くハマったわけではないですが、一番は『運命の銃爪』。↓予告と評価。
https://www.youtube.com/watch?v=bsRioSC-fgg
https://www.rottentomatoes.com/m/one_false_move
次が『スリング・ブレイド』。監督/主演も兼ね「アカデミー脚色賞」を受賞。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=DfnPrMypS8U
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=83657
『ルーザー』の予告とビデオ。BBTは3本とも「人殺し」の役で出演しています。
https://www.youtube.com/watch?v=9urJjnlwusk
https://www.buyuru.com/item_923680_1.html

327 :
『忍者狩り』(1964)は、『珍作ビデオのたのしみ』(1989年)での伊藤勝男氏の
「忍者ものの傑作」を参考に昔ビデオで観た。↓「あらすじ」が読めるVHSジャケ写。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81ubjjym3cL._SL1500_.jpg
DVDあり。大方忘れましたが、ナレーターや登場人物から発せられる言葉の中に、
ある程度は歴史に通じていないと難しい用語が含まれていたと思う。私は自分流の
適当な解釈で乗り切った。本作における「忍者」は工作員やテロリストみたいな扱いで、
対抗する四人の浪人が、『池の水ぜんぶ抜く』ならぬ『城内の不審者ぜんぶ狩る』。
https://www.youtube.com/watch?v=JnJ6YIJNiDA
↑予告。終盤の薄暗い洞窟みたいな所で5〜6人が対決する最大の見せ場が、
いまいち盛り上がらずに惜しく感じた記憶。映画としては好きで、おおむね満足です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000NQDB2U
見所の一つのネタバレになりますが、忍者の嫌疑をかけられた者たち十数名?ほどが
一か所に集められ、どうやって「忍者」を見分けるのかと思いきや、◯◯◯にして驚いた。
https://www.youtube.com/watch?v=BIfXgKvAT_s
↑海外版?の予告の後半に、その場面が写る。この後の鬼気迫るセリフが印象的だった。

328 :
「忍者もの」映画は山田風太郎原作の『魔界転生』(81)、『伊賀忍法帖』(82)
ぐらいしか観ていない。漫画化作品『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』は良かった。
https://www.amazon.co.jp/dp/B008B75AL8/
奇想天外な面白さ。アニメ版、同じ原作小説?の実写化『SHINOBI』(2005)もあるようだ。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=322116
『伊賀の影丸』の横山光輝はじめ10人の漫画家の連作アンソロジー『忍法十番勝負』。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/455/0100198455/01001984550.jpg
1976年の秋田漫画文庫「下巻」のあとがきで横山氏は、1960年(昭和35年)頃から小説で
「忍者もの」が流行りだし、子供の世界にも入ってくるだろう、と『伊賀の影丸』を発表したと
書かれている。同書の解説は俳優の山城新伍の「私は忍者ファン」で、子どもの頃から
忍者が好きだったこと、1963年(昭和38年)頃に東映で忍者映画が量産されたこと、その
舞台裏などが書かれています。『忍法〜』は絵柄は当然古臭いですが、なかなか面白い。

329 :
強盗が命からがら逃げ込んだ一軒家には、奇妙な人間たちが住んでいた。
●『袋小路』(1966)。ロマン・ポランスキー監督の不条理?コメディ。イギリス映画。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=20019
ガタイのいいライオネル・スタンダーと貧相で瀕死のジャック・マッゴーランの強盗コンビが
夫婦二人だけの孤立した「行き止まり」の別荘?に逃げ込んでくる。無鉄砲な悪ガキと、
『新 黄金の七人 7×7』(68)にも出てるL・スタンダーが楽しい。↓2種類の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=yALXo-J1qJ8
https://vimeo.com/193789699
●未DVD化の『狼獣たちの熱い日』(1984)。イヴ・ボワッセ監督のフランス映画。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=7057
強盗犯のリー・マーヴィンは主役というか「狂言回し」のような役回り。『B級ビデオ
発掘カタログ』で知った。昔に観ましたが、確か、「膝(ひざ)を撃ち抜く」場面が数回あり、
IRAでは裏切り者への処罰に行うと後から知りましたが、何か意味があるのでしょうか。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2015/02/kedamono.jpg
『袋小路』はなかなか面白かった。『狼獣(けだもの)たちの熱い日』は変な映画だった。

330 :
古い名作『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』(昭和10年=1935年)を観ました。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=131397
面白かった。監督(山中貞雄)も、主演俳優(大河内傳次郎)も私は本作が初見。
山中監督は「天才」と評される方らしいですが、現在でも観られる映画は3本のみ。
本作は隻眼・隻腕(片目・片腕)のニヒルな剣士「丹下左膳」が主人公のチャンバラ
時代劇を「人情喜劇」にしたパロディ?らしいです。ハードボイルドをコメディ仕立てに
している『ビッグ・リボウスキ』みたいなもんか。話は難解というほどではないですが、
あっち行ったり、こっち行ったりで最後まで飽きません。終盤の道場荒らしが特に楽しい。
お笑いの用語で同じフレーズを繰り返すのを「てんどん(天丼)」と言うらしいのですが、
婿養子が3〜4回言う『江戸は広いから見つかるまでに10年20年かかるかも。まるで
敵討ちみたいだ』の棒読みフレーズ、最初は当然に面白くないが、最後に発する時には
ネタ振りが効き、自然に笑みがこぼれる。矢場(射的屋?)の女主人が歌う時に左膳や
安吉が置き物を後ろ向きにするのは何故?。大昔のモノクロ映画、観終わった時の
満足感・幸福感で、『三十九夜』(1935)>>233、『いちごブロンド』(1941)>>257みたいに
余計に高く評価したくなる。クズ屋の「変なおじさん」?など、キャラも立っています。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0006GAY2M/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B000ZIL04W/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B004NORUES/

331 :
『アメリカン・ハート』(1992)。ジェフ・ブリッジスとエドワード・ファーロング。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=7fk8C9n6-k8
出所したての前科者の父と一人息子「2人ぼっち」が厳しい環境を不器用に
ぶつかり合いながら生き抜く『Sweet Sixteen』、『マイ・ネーム・イズ・ジョー』の
ケン・ローチ的な世界。残された『今度はお前の番だ』のセリフがうまく消化できない。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/7167JH40bDL._SL1008_.jpg
同じシアトルでドキュメンタリー『子供たちをよろしく』(83)を撮ったマーティン・ベル監督は、
本作でも同じようにリアルなストリートキッズを登場させている。2本とも未DVD化。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=7971
『子供たち〜』と同じくEDはトム・ウェイツ。私は無理矢理に感じるラストが気に喰わない。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1297
「父と息子」モノではベスト。ラストが呑み込めないぐらい主役2人に感情移入してしまった。
↓『子供たち〜』と『アメリカン〜』のEDの歌。一番下はジェフ・ブリッジスのカバー歌唱。
https://www.youtube.com/watch?v=l-XtfrjvZrs
https://www.youtube.com/watch?v=STxUQINt7ZU
https://www.youtube.com/watch?v=x1ytx9LZ5Rg

332 :
村上龍原作(未読)の『オーディション』(1999)を観ました。邦画に感じる生々しさ。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=159853
「キレた独占欲の強い女」映画は、古いし未見ですが『危険な情事』(87)、
『ミザリー』(90)が浮かんだ。漫画では都市伝説っぽい不条理ホラーだった
気がする望月峯太郎『座敷女』(1993年)が、なかなか面白かった記憶。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%A7%E6%95%B7%E5%A5%B3
https://www.amazon.co.jp/dp/4063194124/
原作者は映画を数本監督しているので、「オーディションの舞台裏」は知り尽くして
いる!?。評価の低い未DVD化の初監督作『限りなく透明に近いブルー』(79)は
結構好きです。本作は観る前の予想を上回る驚きは無く、良いのは終盤だけでしたが、
十分に?満足です。スナックのママが店内でバラバラ死体で発見された事件についての
「きしょっ」と思わされた斉木しげるのセリフ⇒『警察が肉片を集めて復元したら、
手の指3本と片方の耳、舌が1人分多かったんだって』。↓見所全部見せのダメ予告。
https://www.youtube.com/watch?v=fX746b8pDVg
↓海外での評価が高い?。「Jホラー」は未見ですが、「よく出来た」邦画は洋画より怖い。
https://www.amazon.com/dp/B002C8YSCE/
https://www.rottentomatoes.com/m/audition_1999

333 :
近衛十四郎(松方弘樹の父)主演の『忍者狩り』(1964)に自己レス>>327
同じ近衛が主役の柳生十兵衛を演じる白黒時代劇『十兵衛暗殺剣』(1964)を観た。
https://pds.exblog.jp/pds/1/201108/25/23/a0118823_050371.jpg
シリーズものの1本(最終作?)らしいですが、独立した作品として問題なく楽しめた。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=141341
私はコレのみ視聴。シリーズ中では異端であり、最高傑作との評もあるらしい!?。
琵琶湖に浮かぶ竹生(ちくぶ)島を根城にする剣術の流派と、江戸幕府公認の
柳生新陰流との『最強の正統派』をめぐる?問答無用の無慈悲な殺し合い。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B015ZGMPXI/
中盤で江戸から琵琶湖に舞台が移り、「湖賊(こぞく)」が絡み始めてからが断然面白い。
湖賊(水の忍者?)というのは極悪非道な琵琶湖の海賊、山賊らしい。下半身が
湖水に浸かった状態での剣戟、水中での格闘場面など、琵琶湖ロケ?での撮影が
素晴らしい効果を生んでいます。夜の琵琶湖で次から次へと水中から襲ってくる
湖賊の不気味さは「水棲ゾンビ」みたいだし、夜明けになってから眠りにつくという生態は
「吸血鬼」みたい。主人公が何時でも何処でも無敵な「俺TUEEE」ものには
白けるが、本作のような絶望的なアウェイ環境での絶体絶命パターンは、やはり燃える。
「時代劇BEST10」を選べるほど観ていませんが、もし選ぶなら本作は絶対入れる。
私が観た数少ない白黒の邦画の「活劇」では、上位に入る面白さでした。

334 :
『十兵衛暗殺剣』(1964)に自己レス>>333

いわゆる「東映の集団抗争時代劇」の『十三人の刺客』(1963)、『大殺陣』(1964)、
『十一人の侍』(1967)の3本は、ビデオでですが、昔に観ています(ほぼ忘れてる)。
殺陣はそれほどでもない!?が、『十兵衛暗殺剣』(1964)の方が私には断然面白かった。
シリアスさと荒唐無稽さのバランスが好みだったのかもしれない。残忍な「湖賊」が効いてる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E5%85%B5%E8%A1%9B%E6%9A%97%E6%AE%BA%E5%89%A3
↓のブログ、ネタバレですが『十兵衛〜』を、わりと詳しく解説されています。
https://honmaya.exblog.jp/13365365/

子どもの時のトラウマ映画の1本『カリブゾンビ』(1977)は水棲ではなく両棲ゾンビだったか。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/727
予告とジャケ写。現在も再見かなわず未DVD化。今観たら多分しょーもない。
https://www.youtube.com/watch?v=190zevq7Lkc
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2010/11/06.jpg

335 :
フランシス・フォード・コッポラ監督の初期作品『雨のなかの女』(1969)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1227
「ニューシネマ的メロドラマ風ロードムービー」?の秀作。オンデマンドDVDあり。
http://tsutaya.tsite.jp/item/movie/PTA00008MQ68
『映画をめぐる冒険』(1985年)に所収の川本三郎氏による『雨の〜』評。
《コッポラがみずから作ったゾエトロープ・プロの第一回作品。車で旅に出た
人妻(シャーリー・ナイト)が途中、元フットボールの選手で事故のため
少し頭がおかしくなった青年(ジェーム・ズカーン)と知り合い、孤独な
人間どうしの愛情で結ばれていく。原題はレイン・ピープル(雨族)。
「雨族は雨で出来ていて、泣くと水になって消えてしまう」という、青年が
子どものころに聞いたお伽噺からとられている。後にスペクタクルに傾斜
していくコッポラだが、このプライヴェート・フィルムのなかでは繊細な感受性を
見せている。〜若き日のジョージ・ルーカスはこの映画の撮影過程を撮影して
『ザ・ピープル』という記録映画を作った。》 撮影過程のドキュメンタリーは
もちろん未見ですが、↓『Filmmaker』(1968)という32分のやつらしい。
https://www.imdb.com/title/tt0062970/

336 :
アクセス規制?

337 :
野暮な私は全く乗れずに困った『再会の街 ブライトライツ・ビッグシティ』(1988)。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81GjRFh1QVL._SL1500_.jpg
未DVD化。マイケル・J・フォックス主演。親友役にキーファー・サザーランド。
美人嫁(フィービー・ケイツ)に逃げられた作家志望の兄ちゃん(老舗雑誌の編集者)の
嘆き節とコカイン吸入を眺めるだけの映画。↓の解説の低評価に便乗させてもらう。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8318
昔のキムタクのCMに流れていた渋くてカッコ良い歌のドナルド・フェイゲンという人が
音楽監督を担当している唯一の映画らしく、アーバン?な雰囲気。↓CMの原曲。
https://www.youtube.com/watch?v=sogYgHlNnqo
映画の最後の場面に流れる↓「Bright Lights, Big City」は未発売らしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=xGKWvHmlijk
本作の監督ジェームズ・ブリッジス(1936−1993)が脚色した『地球爆破作戦』(1970)は、
その筋では知られた「コンピューターが自我を持つSF映画」の傑作?らしい。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=14477
昔から興味はありますが未見です。

338 :
篠田正浩監督(1931年生まれ)のフィルモグラフィー。妻は女優の岩下志麻。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=117012
ビデオ・TVで5本だけ観ました。私のベストは『暗殺』(1964)で、傑作だった記憶。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/713
内容は余り憶えていませんが、入り組んだ幕末版『裏切りのサーカス』みたいな話?。
https://www.dailymotion.com/video/x49wve
↑英国人監督アレックス・コックスが語る『暗殺』。何しゃべってるかは分かりません。
2番目に良い『乾いた花』(1964)。ジャンル的には「謎が解かれない」ノワールか。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=PEmHqkKQ2BU
石原慎太郎原作で、池部良と加賀まり子が主役。キザな役の池部良が最高に男前。
特にジャンパー、サングラスなどのラフな洋服姿。ボブやシドニーに負けない「渋さ」>>56
若い杉浦直樹も「顔」が驚くほどカッコイイ。モヤモヤして評価が難しいですが、悪く言えば
「雰囲気だけ」の映画。3番目が『心中天網島』(1969)、その次が『少年時代』(1990)。
『少年時代』は井上陽水の主題歌以外は藤子不二雄Aの漫画版の方が少年達の
「闇が濃く」てずっと良い(原作未読)。ビートルズの歌が耳に残る『悪霊島』(1981)は大昔に
TVで観ました。内容は憶えていないので評価できませんが、大した事なかった?!。

339 :
テスト

340 :
篠田正浩監督の『乾いた花』(1964=昭和39年)に自己レス>>338
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=141112
ベタな解釈ですが、加賀の役はタナトス(死への欲求)に憑かれた破滅願望の女?
組長二人(宮口精二と東野英治郎)だけの会話場面は脱力的でユーモラス。
日本版DVDと米国クライテリオン版のBlu-rayに付いている日本のレビュー。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B009YDAHGG/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B004NWPY4I/
篠田監督の作品では本作が海外での知名度・評価が最も高いんでしょうか?
https://www.rottentomatoes.com/m/pale_flower
https://www.imdb.com/title/tt0056327/reviews
古い洋画では無いのだけど、古い邦画では時々『音楽がダサいな〜』と
感じる時があります。映画以上に音楽の「良し悪し」を自分が理解できる
のかは自分でも懐疑的ではありますが。本作は武満徹(1930−1996)という
著名な方だそうです(7本視聴)。映画を引き立てる良い音楽だと思いました。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=937
ビデオでは「支那人」と言っているがDVDでは(肯定否定ややこしいのでノータッチ)?

341 :
恋愛映画は好んでは観ませんが、昔に観たスコセッシ監督の日本での「初」公開作で
「バツイチ子連れオバさん」の恋愛もの『アリスの恋』(1974)は好きだった。↓未亡人!?。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1416
エレン・バースティン主演。最初に見たのがTVの吹き替え版で、当時12歳の
ジョディ・フォスターがヒネくれたチョイ役(息子役のメガネの男の子に万引きをすすめる
常習犯?)で出てきて強い印象を受けました(後に字幕版で再見したら印象が薄い)。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00HNZRDTQ/
https://www.youtube.com/watch?v=2jFhv9mPqk4
↑予告。先ごろ亡くなったニール・サイモン関連の映画は3本だけ観ています。
その一つ、マーシャ・メイソン、リチャード・ドレイファス主演『グッバイガール』(1977)も
「バツイチ子連れオバさん」恋愛もの。私は『アリス〜』の方が好きですがコレも中々。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=6293
同じR・ドレイファス主演で未DVD化の「バツイチ子連れオバさん」恋愛もの
『バディ・システム』(1984)。ほぼ忘れてますが、『グッバイ〜』と、どっこいどっこい?。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18215

342 :
マーロン・ブランドとジャック・ニコルソンの二大怪優が主演、『俺たちに明日は
ない』(67)のアーサー・ペン監督(1922−2010)の『ミズーリ・ブレイク』(1976)を観た。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22695
原題「The Missouri Breaks」は、舞台となるモンタナ州(カナダと国境を接する)の
ミズーリ川上流地域。盗賊団は破壊され、牧場主の一家は自壊する。何に注目
すればいいのか、散漫で微妙な「異色」のニューシネマ西部劇という印象でした。
主役のニコルソンは、まだ普通の演技ですが、満を持して途中から登場のブランドは
「整理屋(レギュレーター)」を自称するヘンテコな「殺し屋」を余裕綽々の怪演。
https://www.youtube.com/watch?v=9Mx0elR30b0
↑予告。ブランドは長距離射程の銃がメインウェポンで、特製の大型十字手裏剣
みたいなやつまで使いこなす。『エキセントリックな殺し屋が出てくる映画』ランキング
があれば、必ずランクインしそうです。私は詳しくないので、その手の映画の名を多く
挙げられませんが、邦画の「エキセントリックな殺し屋」ものは『殺しの烙印』(1967)、
洋画なら『殺しの〜』に(一部)影響を受けた『ゴースト・ドッグ』(1999)は浮かびました。
https://www.youtube.com/watch?v=Rml5ehAl7SM
↑『ゴースト〜』のファンメイド予告。ベタ?ですが、最高なのは『ノーカントリー』(2007)。

343 :
『ノーカントリー』(2007、No Country for Old Men)に自己レス>>342
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=328975
『殺しの烙印』と『ゴースト・ドッグ』の両方とも、好きではないですがユニークです。
『ロード・トゥ・パーディション』(2002)の殺し屋(ジュード・ロウ)も中々エキセントリック。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=237243
https://www.youtube.com/watch?v=tGEveEqpjYk

『ノーカントリー』はハビエル・バルデムが血も涙も無い変な髪形の殺し屋を快演。
https://www.youtube.com/watch?v=qnwNuG1ayno
↑予告。好き嫌いが割れそうな「エキセントリックな殺し屋」ものだと思います。
「殺し屋」というより、誰に対しても完全に平等な「死神」の領域に達していました。
私はウディ・ハレルソンが出てくるあたりから面白く感じ始めました。納得、満足。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B07B119VFP/
『冒頭の保安官、どうやってアイツ捕まえたんや?』が観終わった全員の疑問。

344 :
未DVD化のフランス映画『ピストルと少年』(1990)のジャケット写真。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2016/10/img909.jpg
↑《90年代の「大人は判ってくれない」》と書いています。似てないけど90年代の
『SWEET SIXTEEN』(2002)でも可(=鬱屈した少年が主役)。ロードムービー風の
作りで徐々に良くなってはいきますが、私にはスローで「ノロく」感じた。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=Tm-18nwMrg8
アル中?の母・再婚相手の義父と団地に暮らす不良少年、お人好しの堅物刑事、
離婚した実父と暮らす(少年とは会ったことが無い)姉、三人の関係が描かれます。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19120
「刑事」役のリシャール・アンコニナは、『チャオ・パンタン』(83)で準主役の
チンピラ青年、アラン・コルノー監督の『一匹の狼 ロンサム・コップ』(86)では
主役で、黒人の娼婦に惚れる刑事だったと思います。後者は未DVD化。
https://www.buyuru.com/item_1076589_1.html
↑イマイチ。『ピストル〜』の音楽はジャズ?。少年の「決意」で閉めるラストが良い。
大昔『CINEMAだいすき!』での放送(佳作と評していた)を見逃し、やっとの視聴。

345 :
とても簡単なPCさえあれば幸せ小金持ちになれるノウハウ
少しでも多くの方の役に立ちたいです
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね

H4E

346 :
『デルス・ウザーラ』(1975)。昔に何かのTV番組でビートたけしが評価していた。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=15482
映像に関してだった??。『黒澤監督の作品の中では、あまり言及されないけど』と、
前置きしていた記憶。「時代の変化に取り残される」一人の老猟師の話だったと
思う。猛吹雪の中で一晩を過ごすシーンが良かった。寓話的で、私的には佳作。
https://www.youtube.com/watch?v=oXGB-dKchz8
↑ロシア語の予告。主人公の老猟師「デルス・ウザーラ」は、風貌も含めて誰もが
好きにならざるをえない。最後は胸を締め付けられるような切ない気持ちになります。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B000EQIT6C/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00ATY718Q/
『ミズーリ・ブレイク』(1976)、『ノーカントリー』(2007)>>343の2作も、ありきたりですが
「時代の変化(潮流)」に取り残されたり、翻弄されたりする人々を描いていたと思う。
『ノーカン〜』はニック・ノルティ主演『ドッグ・ソルジャー』(78)と同じ「ドラッグ禍」が時代背景?
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=15943

347 :
>>343

『エキセントリックな殺し屋』が主人公の漫画作品では、小池一夫が原作の
『長男の時代』>>23、『木曜日のリカ』>>66、『殺愛』>>92、『21世紀の狐』がある。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/183/0100363183/01003631830.jpg
あざとい「奇抜さ」ですが私は好み。『マッド☆ブル34』にも糖尿病の殺し屋とか出てくる。

348 :
『ジャガーNO.1』(79)に、「亜流スパイアクション」繋がりで自己レス>>202

「女ジェームズ・ボンド」風?の『S.H.E. クレオパトラ・ジャガー』(1980)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=9443
未DVD化に納得の3流作品。敵役の一人アニタ・エクバーグ(1931−2015)の
「指輪から飛び出す超小型ドローン」みたいな(秘)武器だけ記憶しています。
肉体派美女として有名だったA・エクバーグが、本作では「凄くコワい顔の
巨大オバさん」になっていた事実の方が(秘)武器より驚きだった。↓若い頃。
http://cultsirens.com/wp-content/uploads/2015/03/anita-ekberg1.jpg
A・エクバーグが主役みたいな扱いの『パリの休日』(1958)の映画パンフレット。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91F7EduIqrL._SL1500_.jpg
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71Mch174b9L._SL1500_.jpg
米仏のコメディアン、ボブ・ホープとフェルナンデルが共演した未DVD化のコメディ。
https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/513xDPSdtGL._UL500_.jpg
「入院」して追っ手から逃げるため、2人が精神病院の門前で必死にキチガイの
フリを競い合う不謹慎な場面「だけ」は中々に愉快でした。A・エクバーグはチョイ役。

349 :
>>346

↓『ドッグ・ソルジャー』(1978)の主題歌。映画の原題と同じ『Who'll Stop the Rain』。
https://www.youtube.com/watch?v=T9MXNbpXQ3g
漫画『あしたのジョー』の最終回を思わせる終盤のニック・ノルティの渋いことといったら。

350 :
先週放送の『クチコミ新発見!旅ぷら』に「トミーとマツ」が出演。ちらっとだけ観た。
http://www.ytv.co.jp/tabipura/backnumber/20181021.html
オッサンは懐かしくて死ぬ、松崎しげるの名曲『WONDERFUL MOMENT』。53秒〜。
https://youtu.be/pucl5J7uHm8?t=53
夕方の再放送でよく観たTBS系『噂の刑事トミーとマツ』(1979〜82年)のエンディングで
流れる。他愛もないワンパターンな内容だけど面白かった。『おとこおんなの、トミコーっ!』は
現在では放送無理でしょうか。↓『WONDERFUL MOMENT』(1979年)のクセの強いライブ版。
https://www.youtube.com/watch?v=yEFdUU2gixM
↓アニメ映画『SPACE ADVENTURE コブラ』(1982)の主題歌『DAYDREAM ROMANCE』も名曲。
https://www.youtube.com/watch?v=xGn8hbV2cpE
https://reminder.top/661534228/
映画のEDで流れるEVEの『STAY…』もいい。原作者からも評判の悪い映画版ですが好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=pBWD62OARb8
松崎しげるが歌う『ルパン三世のテーマ(ヴォーカル版)』。この人は本当に実力派ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=geU6xooh5Xg

351 :
有名な『サイコ』(1960)の脚本家ジョセフ・ステファノ(1922−2006)の脚本で
撮られた未DVD化の心理スリラー『サイコ ドリーム』(1988、Blackout)。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=4215
原題「ブラックアウト」は、「停電」、「一時的な記憶喪失(※本作)」の意味。
アメリカの田舎の農園が舞台で、話の筋も大したことなく、演技なども含め
3流作品ですが、退屈はせず。本作をヨーロッパに移しダリオ・アルジェントが
監督して背徳的な「殺人場面のエロス」をドぎつく強調すれば、少なくとも
私は満足できます。「背後からブスブス刺されながら頭から窓ガラスにバッリーン」
の場面は、まさか『フェノミナ』(1985)の影響だったりするのでしょうか??
「一時的な記憶喪失」ものの映画では他に、あまり面白くありませんでしたが、
ロス・マクドナルド原作の『第三の標的』(1980)、アベル・Rーラ監督の
『ブラックアウト』(1997)があり、両方とも未DVD化です。↓『第三の〜』予告。
https://www.youtube.com/watch?v=eAfU9RBjwsk

352 :
>>351

ダリオ・アルジェント監督の『オペラ座 血の喝采』(1987)は、これぞ「ジャーロ」!?。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3789
私は「95分」のVHS版でしか観ていませんが、私が観ているアルジェント作品
では上位の面白さでした。「やり過ぎている」所が好きです。↓ファンメイド予告。
https://www.youtube.com/watch?v=xelvb5r0FlM
ドアスコープのくだりにシビれ、「目を閉じさせない」小道具に、つい、笑みがこぼれる。
https://www.youtube.com/watch?v=O4Eop6u4_Pw
https://www.youtube.com/watch?v=q3KAjVF0-Io
↑アメリカ版の予告と、「107分」の完全版Blu-ray/DVD発売時の日本版予告。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00K1T9RO0/

353 :
ミュージカル?の『黒蜥蜴(くろトカゲ)』(1962=昭和37年)に自己レス>>40
面白かった。歌い踊る場面は、ほんの少しだけ。命を賭けた「遊び(ゲーム)」の世界。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=86421
京マチ子が「女賊・黒蜥蜴」役で、大木実が「日本一の名探偵・明智小五郎」役。
https://www.youtube.com/watch?v=OHZltlQmVuQ
古臭いが猥雑で耽美な↑OPでテンション上がる。が、そこからの序盤15分くらい?が退屈。
原作も舞台版も知りませんが、本作は「黒蜥蜴のターン」⇒「明智のターン」という感じで
交互に見せ場が来るようになっています。このダレる誘拐の場面は「黒蜥蜴のターン」
ですが、「明智のターン」になって、ようやく「面白さ」の光明が差し始めました。特に
男装の京マチ子が喜々として歌い踊りながらエレベーターに乗り逃げて行く至福の場面。
ここでガッチリ心をつかまれた。その後は、まぁ、用心棒たちのミュージカル場面なんかは
サブいけど、序盤のホテル内のようなつまらない場面は無く、大方楽しく観れて満足です。
https://www.dailymotion.com/video/xc0sy4
↑予告。京マチ子は素晴らしいが、恋愛映画でもある本作に大木実は不向きに感じた。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00F3YU1YI/
たしか『珍作ビデオのたのしみ』(1989年)で好評価でした(ソレで知りました)。

354 :
ロバート・アルトマン監督『突撃!O.C.とスティッグス/お笑い黙示録』(1985)。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2015/11/oc.jpg
アリゾナ州フェニックスが舞台の笑えない「鉄面皮」なブラックコメディ。イケメンの
バカ高校生「O.C.とスティッグス」の二人組に、両親が小さな保険業を営んでいる
同級生の「シュワブ一家」が、なぜか執拗にイタズラの標的にされるという、本当に
それだけが話の大筋。標的にされる理由は説明されませんが、「シュワブ一家」も
とぼけた連中ばかりで、イジメのような嫌な陰湿さはありません。何もかもが乾き
きっていてアホだ。あまり好みではありませんが馬鹿馬鹿しさはアリ。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=1EbRQMyMtgo
↑ファンメイド予告。ロバート・アルトマン監督作品は、『ナッシュビル』(1975)を筆頭に
代表作と呼ばれるものを現時点では観ていませんが、9本観た中では3番目くらいに
『カンザス・シティ』(1996)が好きです。特に「一途」なJ・J・リーが。オチはアレですが。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=51830
https://www.youtube.com/watch?v=66rtqQ2Q-Wk
↑予告。私の一番は『ロング・グッドバイ』(1973)です。↓フランス版の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=YuF_E3Bdnrs

355 :
レイモンド・チャンドラーの原作を「改悪」?した『ロング・グッドバイ』(73)の解説と予告。>>354
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=25868
https://www.youtube.com/watch?v=Kb-gAEx9GNU
小説は読むのが苦手なので原作は未読です。映画は原作ファンやハードボイルドのファン
からの酷評が多かった?ようです。名著『70年代アメリカン・シネマ103』(1980年)より引用。
https://www.amazon.co.jp/dp/4845980304/
《〜アメリカ映画のスーパー・ヒーローの一人である私立探偵フィリップ・マーロウはダンディで
あらねばならない、という見地からの批評はクソミソであった。しかし、ヘソ曲りの
ロバート・アルトマン監督がいかにも颯爽とせず、コミカルでさえあるエリオット・グールドを
マーロウ役に選び、時代を現代におきかえただけの効果もあった。猫のエサをスーパー・
マーケットに買いに行くくだりからはじまって、独特のけだるい雰囲気が全編を支配している
うちに、観客の腑に落ちぬまま解決にいたる――これはオーソドックスに対するアルトマンの
挑戦としての面白さだったのである。》 昔に古本屋で購入後チラっとしか読んでいなかった
↓『ハードボイルドの探偵たち』(1979年)というムック。興味ある箇所だけ読んだけど面白い。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/102/0100287102/01002871021.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/102/0100287102/01002871020.jpg

356 :
再見して好きになった映画。5本とも初見は20代で、TVやビデオでの鑑賞でした。
初見時には「ピンと来ない」作品だったけど、何年か後に機会があり再見して良さに気付いた。
●『893(やくざ)愚連隊』(1966)。反社会的な小悪党(チンピラ)達が主人公の「ネチョネチョ」
青春893グラフィティ。シリアスなピカレスクものではありません。24歳の松方弘樹が主演。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=160736
↑の解説では「悲劇的なラスト」と書いてありますが、道路からのアレを「悲劇」と見る人は
いないと思います(ニンマリします)。『B級ビデオ発掘カタログ』で知る。『このビデオを見ろ!』にも
掲載。さんざんお世話になった両誌で採り上げられているという事実だけで間違いない(?!)。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000GUK48C/
●『竜馬暗殺』(1974)。原田芳雄が「坂本龍馬」を演じた有名な作品。「祭り(青春)の終り」。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=144804
↓予告篇。出番は短いですが、25歳の松田優作が、なかなか存在感があったと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=llEymU15uq8
●『竜二』(1983)>>207。金子正次の娘さん(本作出演)はF・マリノスのスタジアムDJだそうです。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=148742
いくら高評価でも「つまらない」と感じたら、私は再見しません。鑑賞眼や相性は、あると思います。

357 :
「再見して好きになった映画」に自己レス>>356
●『フェイズW 戦慄! 昆虫パニック』(1974)。ソウル・バス(1920−1996)唯一の長編映画。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19866
ソール・バスは著名なグラフィックデザイナーだそうです。突然変異の高知能「蟻(あり)んこ」軍団が
人類に替わって地球の支配者に?というユニークな設定を大マジメに展開する異色のSF。
『このビデオを見ろ!』で教わる。初見時はピンと来ず、暫らくして不要なビデオを廃棄するために
再見したら、とても良かった。精緻にデザイン(計算)された「カッコ良さ」が本作の神髄だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=A5fmBny23XA
https://www.youtube.com/watch?v=1-7-IVT2Tbg
↑カッチョイイ予告2種(公式とファンメイド)。私は人知れず死闘を繰り広げる「高知能アリVSカマキリ」
のシュールな場面が好きです。↓劇場公開時にカットされ現在も未収録の幻想的なシーンが見れます。
https://www.youtube.com/watch?v=beLpsWaUDNk
●『ラスト・ラン 殺しの一匹狼』(1971)。ジョージ・C・スコット(当時44歳)が逃走専門のドライバー。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=24608
枯れきっていない「人間臭さ(感情)」、痩せ我慢の「渋さ(ダンディズム)」。私にとっては佳作です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01MEHGZGE/

358 :
1か月くらい前に某FMラジオ番組でディレクター?の人が『ミスター・アーサー』(1981)で
流れるクリストファー・クロスの有名な『Arthur's Theme (Best That You Can Do)』を
はっきりと「アーサーズ・シーム」と言っていて、『え?、「テーマ」が正解では』と思って調べたら
英語では「シーム」に近く、「テーマ」はドイツ語的な発音(Thema)らしい。ややこい。>>4-5
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22701
日本では↓『ニューヨーク・シティ・セレナーデ』という名前が有名で私もソレで覚えてる名曲。
https://www.youtube.com/watch?v=8i4bsT-cQWw
https://www.youtube.com/watch?v=7az7NDJ3E1o
↑佐藤竹善『トーキョー・シティ・セレナーデ』。↓『グレイス・オブ・マイ・ハート』(1996)の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=rvmH7pHVvzw
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=54670
キャロル・キングの半生がモデルの静かに沁みてくる伝記映画。↓もう1種類の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=DsetuT5XrwI
両方「未DVD化」だがAmazon Prime Videoで観れる。『グレイス〜』は来年1月Blu-ray/DVD発売。
↓『Tokyo Pop』(1988)でキャロル・キングの『ナチュラル・ウーマン』が歌われた背景。>>4
https://twitter.com/diamondyukai/status/1031069436407496704
(deleted an unsolicited ad)

359 :
『グレイス・オブ・マイ・ハート』に自己レス>>358 キャロル・キング含め洋楽はさっぱり知らない。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71shSnXHwZL._SL1020_.jpg
エルヴィス・コステロの1998年の『ペインテッド・フロム・メモリー(Painted from Memory)』という
アルバムは、すべての曲がコステロとバート・バカラックの共作で、そのきっかけは1995年に映画
「グレース・オブ・マイ・ハート」のために「God Give Me Strength」を共作したこと(※Wikipedia情報)。
映画の中で『God Give Me Strength』を主演女優が歌う「口パク」歌唱の場面。
https://www.youtube.com/watch?v=pJvKN7MS_9w
実際に歌っている女優・歌手のクリステン・ヴィガードの歌唱。
https://www.youtube.com/watch?v=UCGTBZfaYck
エルヴィス・コステロ歌唱、バート・バカラックがピアノ伴奏の動画。
https://www.youtube.com/watch?v=lrcNnIV6FV8

360 :
市川準監督
『ノーライフキング』
『病院で死ぬということ』
『クレープ』
『ざわざわ下北沢』

その他の日本映画
『いさなのうみ』

中国・香港映画
『紅夢』
『フルムーン・イン・ニューヨーク』
『レッドダスト』

米国映画
『再会の街 ブライトライツ・ビッグシティ』
『恋愛の法則』

361 :
テレビドラマ
『新・星の金貨』

362 :
以上をDVD化してくれ。

363 :
ブライト・ライツ、ビッグ・シティ〜午前6時、いま“君”のいる場所。
http://www.tapthepop.net/scene/77617

364 :
「角川映画」第1回作品の市川崑監督『犬神家の一族』(1976)公開で巻き
起こった「金田一」ブーム?により、1981年までに、『悪魔の手毬唄』、『獄門島』、
『八つ墓村』、『女王蜂』、『悪魔が来りて笛を吹く』、『病院坂の首縊りの家』、
『金田一耕助の冒険』、『悪霊島』の↓9本の映画が製作(公開順)されました。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=120274
『女王蜂』と『金田一耕助の冒険』が未見。他の7本は大昔にTVで観ました。
何年か前にビデオで再見した『犬神家の一族』、『悪魔の手毬唄』、『獄門島』と、
嫌でも強烈に記憶に焼き付いている『八つ墓村』以外の3本は、ほぼ記憶に無い。
一般的に最も評価が高いのは『犬神家〜』、『悪魔の〜』、『八つ墓村』の3本
でしょうか。不満はないのですが、個人的に『獄門島』を推したい。離島が舞台で
風景が美しい(青空と海の解放感)、最後に全てが「無意味」になる設定などが
好きな点ですが、一番は美人が多いこと。「面食い」ではないけど大原麗子(31歳)、
浅野ゆう子(17歳)、坂口良子(22歳)は眼福。↓予告2種。司葉子(43歳)も綺麗。
https://www.youtube.com/watch?v=_m_ioG6597I
https://www.youtube.com/watch?v=hxkm7jthEhE
「金田一もの」全般に言えますが、「見立て殺人」の無理矢理さがジャーロっぽくて良い。

365 :
>>364 私が観ている「金田一」映画(原作未読)では、おぞましくて悲しい過去の
秘められた事件が「本震」、現在起こる凄惨な連続殺人が「余震」という構造。
おどろおどろしい「本震」再現場面は、毎回大きな見所で、人間という生き物の
「業の深さ」に嘆息する。『八つ墓村』だと「本震」級が2度あって、どちらも心底恐ろしい。
「石坂浩二の金田一」が好きな理由⇒残酷で物哀しいドロドロ因縁話の清涼剤。
『犬神家の一族』(1976)と『悪魔の手毬唄』(1977)の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=7onKhHoJEy0
https://www.youtube.com/watch?v=gz8dAkxct1k
『八つ墓村』(1977)と『女王蜂』(1978)と『悪魔が来りて笛を吹く』(1979)の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=kY5jbu9KHjU
https://www.youtube.com/watch?v=2lCpzrrPKJU
https://www.youtube.com/watch?v=7SRtolRyEqI
『病院坂の首縊りの家』(1979)、『金田一耕助の冒険』(1979)、『悪霊島』(1981)予告。
https://www.youtube.com/watch?v=Tmls5HvgREA
https://www.youtube.com/watch?v=D0hOYeueJm0
https://www.nicovideo.jp/watch/sm13176762

366 :
「ハードボイルド映画」関連に自己レス。 >>264-265 >>325 >>355
日本では未ソフト化のコメディタッチ?な70年代B級ハードボイルド映画。未見。
「Gumshoe(ゴム底靴)」、「Peeper(のぞき見する人)」は「私立探偵」を表す俗語。
ちなみにエリオット・グールド主演、R・アルトマン監督の『ロング・グッドバイ』は1973年。
●スティーヴン・フリアーズ「初」監督のイギリス映画『Gumshoe』(1971)。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=aruArGuwJw4
アルバート・フィニーが私立探偵に憧れるコメディアン役?。「ハードボイルド」は
アメリカ特産のものでしょうから、イギリス産は珍しい?。↓評価は意外に高いようです。
https://www.amazon.co.uk/dp/B078Y34WH7/
https://www.imdb.com/title/tt0068669/reviews
●マイケル・ケイン主演『Peeper』(1975)。「玄人受け」の良い?ピーター・ハイアムズ監督作。
https://www.youtube.com/watch?v=Aehmhl1CAKs
↑予告。確か映画ジャーナリスト時代の原田眞人(原田真人)監督が著書で触れていた。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J8KHCE/
↑『ハリウッドインタVュー 〈俳優篇〉』(1978年)所収。どんな評価だったかは忘れました。
この本(俳優篇)が好評なら『監督篇』も出版する予定と書いてたが未書籍化で残念。

367 :
「角川映画」第1回作品『犬神家の一族』の1976年の劇場公開と同時に
角川グループの富士見書房から、恐怖漫画家「つのだじろう」翻案による
描き下ろし劇画『八つ墓村』、『犬神家の一族』、『悪魔の手毬唄』全3冊が
刊行。原作未読ですが、つのだ流に改変。『八つ墓村』以外は所有。>>365
https://muuseo.com/dape_man/items/190
https://muuseo.com/dape_man/items/192
https://muuseo.com/dape_man/items/193
↑3冊の書影。「影丸譲也」作画の『八つ墓村』新書判・全2冊も所有。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/776/0100123776/010012377624.jpg
本作は『週刊少年マガジン』誌に1968(昭和43)年から1969(昭和44)年に
かけて連載され大人気だったらしい(映画版とは結構違う)。↓のサイトからの引用。
http://www.yokomizo.to/comic/kage.htm
《当時角川書店編集局長だった角川春樹は、本作のヒットに着目し、横溝
正史の原作を角川文庫に収録したと言われている。〜来るべき横溝ブームは、
初手から漫画週刊誌を読む若い人たちをターゲットに据えていたのだ》
つのだ版『犬神家〜』、『悪魔の〜』と影丸版『八つ墓村』を久しぶり再読。面白い。

368 :
『ワイントローブ・ブリティッシュ・ライブラリー』へ自己レス>>80
続きで、好きなジャケ写。全てDVDあり。全部未見。

『王女テラの棺』(1971)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/A1wtSNRDdgL._SL1500_.jpg
『夢の中の恐怖』(1945)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61fm6Mt9p7L.jpg
『オードリー・ヘプバーンの初恋』(1952) ※クリックで拡大
http://www.buyuru.com/item_745116_3.html
『第十七番』(1932) ※アルフレッド・ヒッチコック監督
https://www.buyuru.com/item_1077705_1.html

369 :
アメリカの田舎に住む当時10代の少女(S・E・ヒントン)が書いた不良少年たちの
物語が映画『アウトサイダー』(1983)に。↓深刻ぶった予告。青春映画の傑作。>>69
https://www.youtube.com/watch?v=8tgJqnVMAtc
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=357
大昔に観たきりですが、アホな親父に付けられた「ソーダポップ」とかいう本名は
今で言うキラキラネームの走り?。イギリス人のエミリー・ブロンテ(1818−1848)が
書いた有名な小説『嵐が丘』は未読、何度か映画化されたものも観ていません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B5%90%E3%81%8C%E4%B8%98
内向的な性格で恋愛経験も無い29歳の時に執筆した大恋愛?小説(30歳で死去)。
エミリーを中心に三姉妹を描いたフランス映画『ブロンテ姉妹』(1979)は昔に観ました。
https://www.youtube.com/watch?v=mYpH-f6998Y
↑予告。イザベル・アジャーニは綺麗だったけど、自分には退屈な文芸伝記映画でした。
SF?小説の『処女少女マンガ家の念力』(未読)をSF評論家が昔、絶賛していた。
若い男性エロ漫画家には童貞が多いと昔に語っていたのは元・エロ漫画誌の編集者だったか。
スティーヴィー・ワンダーの名曲↓『Stay Gold』は『アウトサイダー』のEDで流れる主題歌です。
https://www.youtube.com/watch?v=Y3QhA2WiyFI

370 :
●『殺しの季節』(1985)。カート・ラッセル主演。小さな満足感は得られるスリラー。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8153
『羊たちの沈黙』(91)でブームになる「シリアルキラー」が流行る以前で残忍さは
抑え目ですが犯行は無慈悲。現在からすると「仕掛け」が使い古されていて
新鮮さには欠けますが、「一回だけ観る」には充分でした。見るからに怪しい
濡れ髪のオッサンの自宅取材に手に汗にぎる。未DVD化です。↓予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=9-Y-MWVyO_s
●『ジェニファー8』(1992)。↑と同じく「劇場未公開」のスリラー。こちらも満足出来た。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=9563
https://www.youtube.com/watch?v=QT4ldB2Ck0Y
↑予告。都会から田舎の警察署に転勤したが周囲に馴染めず孤立する刑事の
アンディ・ガルシアと、犯人から命を狙われる「盲目」の目撃証人ユマ・サーマン
が主役。半端な謎解きよりも、上司のランス・ヘンリクセン一家とA・ガルシアとの
強い絆や恋愛が絡む「人間ドラマ」として良かった。ジョン・マルコヴィッチが中盤に
ほんの少しだけ出てきますが効いている。ユマ・サーマンも含め「惚れてまう」映画。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B000TQ6H1Q/

371 :
>>369

『アウトサイダー』にも主演しているマット・ディロンと淀川長治氏について。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/882

372 :
絶版になってる『東京上空いらっしゃいませ』のDVDをどっか再発してくれ。

373 :
米国映画『野望の系列』をDVD化してくれ。

374 :
面白いけれど(久しぶり再読)、山松ゆうきち『2年D組』ものが再評価される事はない?
単行本は3冊のみ!?。↓1974年の新書判[A]『2年D組シリーズ がんばれ番長』。
https://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/501037008.jpg
1977年の文庫判[B]『2年D組』と、1980年のB6判[C]『2年D組 上杉治』。全て絶版。
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1045320782
https://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/503101136.jpg
少年画報社「ヤングコミック」誌に[1971年12月〜1972年6月]にかけて連載されていたらしい。
[B]と[C]は全10話(1話完結)収録で順番意外は同じ。[A]は全「10話」収録中7話が
「2年D組」で、『美しい青春』は本書のみ収録。私のベスト3は『雨の降る日のブスタンク』、
『さすらいの女学生』、『おおきいほうのあんちゃん』。『雨の〜』と『さすらいの〜』は本作屈指の
名キャラクター「ブスタンク(吉沢京子)」が主役。デブでブサイクで凶暴だが「中身は乙女」の
怪力女子ブスタンクの描き方に、「山松ゆうきち」らしい、笑いにならない「笑い」、叙情に
ならない「叙情(優しさ)」がよく表れている。私の知る範囲では「鈴木漁生」>>254と似た感性。
主人公「上杉治」や作風が『嗚呼!!花の応援団』、『まんだら屋の良太』に影響を与えているかも。
『喜劇新思想大系』は[1972年7月22日号〜1974年3月9日号]連載らしいから、こっちが先?
他には『恍惚村騒動記』、『故郷の勝負師たち』、『ミスターごっと』、『ああ!!あとがない』を所有。

375 :
神保町の古本屋で買って読んだ「 ファイナルカット」という本が面白かった。
史上最悪級の大コケ映画「天国の門」の制作と、名門映画会社ユナイッテドアーティスツの崩壊を、会社側の戦犯の回想で書いている。
もう、絶版になってると思うけど。

376 :
フランシス・フォード・コッポラ監督『アウトサイダー』(1983)に自己レス>>369
私は昔にTVの洋画劇場の吹き替え版で一度だけ観たきりですが、当時の
1983年劇場公開版は「93分(91分/92分)」版だそうです。コッポラ監督が
2005年に再編集した「115分(113分/114分)」版というのがあるらしいと
今頃になって知りました(未見)。↓の二つのAmazonレビューが詳しいです。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R172IXELT8NJQ2/
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R249MAU1LC3F0/
「米・英・日」のAmazonを比較したら下記のようになりました。
・米国 ⇒Blu-ray「115分」、DVD「91分」・「113分」の2種、Prime Video「91分」
・英国 ⇒Blu-ray「115分」、DVD「87分」、Prime Video「114分」
・日本 ⇒Blu-ray「114分」・「205分(91分のDVDを同梱)」の2種、
DVD「91分(92分)」・「114分」・「205分(91分のDVDを同梱)」の3種、Prime Video「無し」
最初のVHSは↓プラケース入りの東芝版。その後のVHSも全て「93分」版。
https://www.buyuru.com/item_1120698_1.html
https://www.buyuru.com/item_712600_5.html
https://www.buyuru.com/item_712600_2.html

377 :
英国出身の喜劇俳優ピーター・セラーズ(1925−1980)のフィルモグラフィ。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=24047
『マ☆ウ☆ス』、『泥棒株式会社』、『紳士泥棒/大ゴールデン作戦』、
『007/カジノ・ロワイヤル』、『マジック・クリスチャン』、『おとぼけパイレーツ』、
『チャンス』は観ました。『カジノ・ロワイヤル』と『チャンス』以外は未DVD化。
有名な『博士の異常な愛情』(64)や『ピンク・パンサー』シリーズは未見。
コメディの感覚は国によっても変わるし個人間でもハッキリと好みが分かれ
ますが、私が観た範囲では『泥棒株式会社』(60)が一番面白かった記憶。
https://www.buyuru.com/item_1021312_1.html
爆笑とかではないし期待値を上げて観るような作品でもなかったと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=YnKWdBPr3UY
↑オープニングクレジット。『新・黄金の七人 7×7』みたいな話だったかな??
続篇の『新・泥棒株式会社』(63)は未見ですがDVDが出ています。
↓未見の伝記映画。DV(家庭内暴力)男だとコリン・ウィルソンが書いていた。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=320233
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0009ETCE2/

378 :
絶版になってる『エドワード・ヤンの恋愛時代』のDVDをどっか再発してくれ。

379 :
『このビデオを見ろ! 第2集 アクション篇』(1989年)の目次。>>159 >>297
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/01/111/0101259111/01012591113.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/01/111/0101259111/01012591112.jpg
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1101180443
↑「セレクト」タイプのガイドブックでは最高峰のシリーズ。「カタログ・地図」タイプのガイドブックでは
ピンクの表紙の『史上最強のシネマバイブル ’91』(1990年)が最高峰だと思います。>>8-9 >>100
https://pbs.twimg.com/media/CKB7wuPUAAAXqsZ.jpg
中身は↓こんな風になっています。五十音順だと「題名を知っている人」以外には不便で見にくい。
https://pbs.twimg.com/media/CKB7wu5UkAAZ5gY.jpg
https://pbs.twimg.com/media/CKB7wvdUEAAMb3o.jpg
『史上最強のシネマバイブル』を執筆・編集しているのは↓「angle」という編集プロダクション?らしい。
https://twitter.com/fleetyokota/status/977388092444229632
https://www.amazon.co.jp/dp/4391151006/
↑に投稿されたAmazonレビューに《〜押し付けがましさというか、今の流行りはコレですよ的な
イヤラシさが無くて。》と書かれているが、正にその精神が『史上最強の〜』に受け継がれていた
んだなと納得。これの最新版が出れば映画について「ド素人」で怠惰な人間(私)は最高に助かる。
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380 :
フランスのコメディ映画『奇人たちの晩餐会』(1998)。たったの「80分」で見やすく面白い。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=159321
ジャケ写の「あらすじ」から胸糞悪い映画かと敬遠していました。水曜の夜に定期的に
開かれる、奇妙な趣味に没頭しているマニアやオタクを招き、その世界の素晴らしさを
熱く語ってもらった後に彼等をネタに秘かに嗤(わら)い合うという悪趣味な晩餐会。そこに
偶然出会った「マッチ棒」でエッフェル塔や吊り橋を作る冴えないオヤジが招待されて・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=LECeBFUOaGM
↑予告。私が本作を知ったのは、昔、本屋で立ち読みした、よく知らない落語家の方が
書かれた『映画聖書』という本でした。著者は映画評論家に喧嘩を売るような口調で、
「映画を観過ぎると映画がわからなくなる」とか書いていました(多分)。その中で本作に
ついて、「評論家には無視されたが優れたコメディである。映画には辛口な、うちの師匠も
誉めていた」と書いていました(多分)。↓書名は『立川志らくの現代映画聖書』(2005年)。
https://www.amazon.co.jp/dp/4062130319/
今ではすっかり有名になられた方でTVでもよく見かける。先入観で「絶対つまらなそう」と
感じ毛嫌いしていたのに観たら面白かったという映画は、カウンターパンチみたいに好印象が
より強くなる。私にとっては『の・ようなもの』(1981)と『ビッグ・リボウスキ』(1998)の2本が典型。

381 :
『奇人たちの晩餐会』監督・脚本のフランシス・ヴェベールのフィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=13986
監督・脚本・原案などの関連作品で他に観ているのは、『パートナーズ』(1982)、
フランス映画『Le grand blond avec une chaussure noire』(1972)の米国版
リメイク『赤い靴をはいた男の子』(1985)、『殺し屋とセールスマン』(1973)の米国版
リメイク『新・おかしな二人 バディ・バディ』(1981)>>51、セルフリメイクの米国版もある
未DVD化の『3人の逃亡者 銀行ギャングは天使を連れて』(1986)の4本。
この中で一番良かった(楽しめた)『〜バディ・バディ』以外は、私には物足りなかった。
『奇人たちの晩餐会』は『〜バディ・バディ』よりも面白く、普遍性?もある気がします。
一般的に評価が高く有名なのは『Mr.レディ Mr.マダム』(1978)でしょうか(私は未見)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22750
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005L56M/
フランスのコメディ映画は、よく知りませんが、漫才で言うと「どつき漫才」みたいな印象。
私が過去に投稿した未DVD化のフランス語圏のブラックユーモア(を感じる)映画は、
投稿順に『めぐり逢ったが運のつき』(1993)、『ヴィバラビィ』(1984)、『マルキ』(1989)、
『ダニエルばあちゃん』(1990)、『サンタクロースはゲス野郎』(1982)の計5本ありました。

382 :
新人落語家が主人公の「新感覚」?青春?映画『の・ようなもの』(1981)。>>380
https://www.youtube.com/watch?v=McRMYj0ofTI
↑この予告で感性が合わないと感じる人は観ない方が無難なのかもしれません。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0156L66UK/
私は毛嫌いしつつ90年代後半に↓ビデオで観て、素晴らしい傑作だと感じました。
https://www.buyuru.com/item_1019951_1.html
https://www.amazon.co.jp/dp/B0156L66UK/
映画の印象に大きく貢献している↓EDの名曲『シー・ユー・アゲイン雰囲気』。
https://www.youtube.com/watch?v=6lpowfF7lvg
https://reminder.top/539618083/
作詞家の「タリモ」は監督・森田芳光の変名らしいですが、作曲家の名前が
「浜田金吾」とあって、音楽に無知な私はハマショー(浜田省吾)をもじった誰かの
ふざけた変名だと思っていましたが、実力派ミュージシャンの「本名」でした。一時期
YouTubeで色んな曲を聞いてハマりました。素晴らしい「本物」の才能の方です。
OPの↓『彼女はムービング・オン』も歌唱(尾藤イサオ)・作詞・作曲が同じトリオ。
https://www.youtube.com/watch?v=07J2-u8i3AI

383 :
ここ見て、ナタリーの朝が観たくなったから調べたら凄く高いのねVHS。
そう言えば今までのVHS漁りでも一度も見かけたことが無い。

384 :
>>382
『の・ようなもの』はDVDになってるだろ。

385 :
メアリー・スチュアート・マスターソンの初主演映画『マイリトルガール きらめきの夏』をDVD化してくれ。

386 :
Andrew Nette選出の【強盗(heist)映画オールタイムベスト10】に自己レス>>150 >>247
『110番街交差点』(1972)を鑑賞しました。DVDのシュリンク袋には「フィルムノワール」と
書いていましたが、『刑事マルティン・ベック』(1976)を「ノワール」と呼ばないように、本作も
「警察小説」の映画化(警察映画?)と呼ぶ方が、より妥当でしょうか。『マルティン・ベック』は
犯人の正体を探るミステリー要素もあり、「ヘリコプターの墜落場面」が最大の見せ場でしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=ei_202pvmHI
↑予告。昔にビデオで観たきりですが、「スウェーデン映画」には不似合い?な墜落場面に驚いた。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=6884
『110番街交差点』は黒人3人組の強盗犯を追うマフィア(仲間を殺され売上金を奪われた)と
警察の両方が「黒人+白人」の組み合わせで、共に人種間での内輪揉めが頻発。最大の
見せ場は何度かある犯人の「火を噴くマシンガン」でしょう。戦場ではなく大都市で轟音を
響かせ全てを破壊し尽くす場違いな「官能性」に陶然とする。撮影監督は初ソフト化された
未見の『殺しの接吻』(1968)、『生き残るヤツ』(1971)>>135を撮った人で、アップが多いためか、
「TVドラマ」感もありますが濃厚なドキュメンタリータッチが盛り上げてくれます。ラストの唐突で
突き放した感じが↓『110番街〜』と『マルティン・ベック』は似ている。私にとっては両方佳作。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19409

387 :
ボビー・ウーマックが歌う有名な主題歌『Across 110th Street(110番街交差点)』。>>386
https://www.youtube.com/watch?v=tWkhT7X2EX8
Wikipediaの「警察小説」の項目。1冊も読んでないし詳しいことは分かりません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E5%B0%8F%E8%AA%AC
エド・マクベイン『87分署』ものでは、漫画化された3冊を読みました。充分面白かった。
『警官嫌い』、『麻薬密売人』、『ハートの刺青』。『通り魔(THE MUGGER)』は未発売?
https://www1.e-hon.ne.jp/images/syoseki/ac_k/93/07222893.jpg
https://www1.e-hon.ne.jp/images/syoseki/ac_k/19/07224319.jpg
小池一夫(原作)・上村一夫(作画)の『バーボン警察』は、ジョゼフ・ウォンボー>>109-110
原作の映画化『センチュリアン』(72)を思わせる設定(パクり?)で、なかなか面白かった記憶。
https://img.mandarake.co.jp/shpimg/00/01/734/765.jpg
https://img.mandarake.co.jp/shpimg/00/01/734/767.jpg
B6判で全2巻。警察学校を出たての若造に、裏も表も知り尽くしたベテランが
学校では教わらない「ストリート」の流儀を仕込んでいく、「よくある」パターンのやつ。
『87分署』の漫画は「小池書院」。小池氏は海外犯罪小説を積極的に採り入れ独自に加工!?。>>17
駄作ですが関川夏央/谷口ジロー『無防備都市(暴力街21分署)』も「警察漫画」。

388 :
イギリス映画『あなたがいたら―少女リンダ―』(1987/Wish You Were Here)。未DVD化。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81fYAHfWXoL._SL1500_.jpg
第二次大戦後(1950年代)の港町に住む(性的にも)奔放な少女の成長物語。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=974
『ダイアモンドは傷つかない』(1982)、『スローなブギにしてくれ』(1981)を私は連想
しました。この2本の邦画は山崎努が爛(ただ)れた「助平な伊達オヤジ」の役で
準主役を務めていて、本作にも似た「助平な伊達オヤジ」が出てくる、というだけの理由。
https://www.youtube.com/watch?v=KJY1Koru_Fs
↑予告。「オヤジギャル」の漫画家・中尊寺ゆつこは「好きな男のタイプ:山崎努」でした。
実在する『あなたがいたら〜』のモデルになった↓女性を描いた映画は他にもあるそうです。
http://www.news-digest.co.uk/news/archive/cinema/7925-wish-you-were-here.html
邦題↓『Hなえっちな変態SMクラブ』(1987/Personal Services)は未DVD化(未見)。
http://www.buyuru.com/item_1020233_1.html
『ダイアモンドは傷つかない』はDVD、『スローなブギにしてくれ』はBlu-rayあり。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00MFJRS9U/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00FIWMJ9A/

389 :
濱田金吾(浜田金吾)氏>>382の実物は知りませんが、ドラクエの頃の↓堀井雄二とか
若い頃(1979年)の↓円広志に似てる(たとえが古い)?。音楽ジャンルは「AOR」とかいうやつ??
https://d2wi3xvhr3qrd7.cloudfront.net/wp/wp-content/uploads/2017/06/15160904/08_r1.jpg
https://img.snowrecords.com/ep/21000/20733.jpg
無料のYouTubeでしか聴いていない(失礼)のですが、聴けた範囲の中で好きな曲を選ばせてもらいます。
『GATSBY WOMAN』、『東京Come&Gone』、『グッド・ラック・シティ・ロマンス』。
https://www.youtube.com/watch?v=7reIDIzN_nY
https://www.youtube.com/watch?v=UtjIaSXGIyQ
https://www.youtube.com/watch?v=VBZHmou02uw
『夜風のインフォメーション』、『シャレード』、『モーニングコールはマービンゲイ』。
https://www.youtube.com/watch?v=S-h9nkbtz3U
https://www.youtube.com/watch?v=FnMkkRxyUOY
https://www.youtube.com/watch?v=LgHyBAYifFo
他には『PIANO MAN』、『せめてからりと晴れてくれ』、『横顔のタクシー・ドライバー』、『悲しき By-Player』、
『SO,I LOVE YOU』、『Listen, Baby』、『ガールズ(GIRLS)』、『N.Y. CITY MARATHON』、『抱かれに来た女』、
『街のドルフィン』、『トロピカル・フィッシュ』、『レイニー・ハート(RAINY HEART)』、『GOOD−BYE,AGAIN』が好み。

390 :
「チビ・眼鏡・出っ歯」で日本人にも親近感が湧く?チャールズ・マーティン・スミス
主演の『ネバー・クライ・ウルフ』(1983)。「あらすじ」は↓の解説がわかりやすいです。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=17255
文句がつけにくいタイプの「心が洗われる」良質な啓蒙?映画。↓海外の評価は高い。
https://www.rottentomatoes.com/m/never_cry_wolf
「狼は病んだ大型動物しか捕食しない」とか「先住民の描き方」とかは、1981年の
映画『ウルフェン』(1981)との共通点を感じた。『ネバー〜』の原著は1963年の出版、
『ウルフェン』は1978年。「老賢人」のエスキモーは『デルス・ウザーラ』(75)を連想させる。
日本人だと「出川哲朗」みたいに、「普通にしているだけでユーモラス」なC・M・スミスが
広大な自然の中、独りぼっちで狼の生態を観察・記録する学者を好演。誰も望まない
全裸姿のサービス?まで有り。序盤と終盤に出てくるゴリゴリに荒っぽいセスナ機パイロット
役のブライアン・デネヒーがイイ味出していました。未DVD化。↓ビデオのジャケ写。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/01/055.jpg
未読の原作↓『狼が語る ネバー・クライ・ウルフ』。その下は原作に一部懐疑的なレビュー。
https://www.amazon.co.jp/dp/4806714712/
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R38FNE0MI0FIMI/

391 :
私はスティーヴン・キングの愛読者ではないし、映画化されたものも数本しか観ていません。>>52
なぜか昔に購入していた『必携スティーヴン・キング讀本 恐怖の旅路』(1996年)に寄せられた
ホラー作家/映画監督クライヴ・バーカーの序文『恐怖の旅路で命を落とさないために』を一部引用。
https://www.amazon.co.jp/dp/4163627006/
《〜〜キングは死を売っている。血をすする者の物語、肉を食らう者の物語、魂の堕落の物語
――正気が、コミュニティが、信仰が、もろくも崩れ去ってゆく物語を、キングは書き続けている。
その作品では、闇に打ち勝つ愛の力さえ確かなものではない。隙あらば愛さえも呑みこんでやろうと
怪物たちは待ちかまえている。無垢も守りの力にはならない。大人と同じように子どもたちも
やすやすと墓場に入り、ごくたまに復活を遂げる子供がいたとしても、宗教が約束した栄光とは
程遠い形でこの世に蘇るだろう。〜〜おまえはどうして現実感覚の転覆をそんなに高く評価するのか、
と疑問に思う人もいるだろう。〜〜ぼくたちが住んでいる複雑な世界とは精神のことだ。結局、
人間が生きている場所は、自分の心の中にほかならない。人間の精神は、奇怪な大鍋のように、
知覚の情報・感覚の記憶・知的な思索・悪夢・夢をぐつぐつ煮こみつづけている。〜〜これまで
抑圧されてきた禁じられたものへの嗜好が解き放たれ、子どものころから聞かされていた話とは違って、
奇怪なもの、おぞましいもの、逆説的なものを好むことが、実は健康の証(あか)しであることを
悟るのだ。だからぼくは、こういいたい。転覆せよ、と。けっして弁解するな。》

392 :
クライヴ・バーカーの序文『恐怖の旅路で命を落とさないために』より引用の続き>>391
《〜〜それが前に触れた《両義性》の源泉である。自分の人生を変える何者かに出会いたいと思う欲望。
その何者かに出会えば神々の領分に入ることができるのだが[〜]、ぼくたちはあまりにもちっぽけで、
大いなる存在には一顧だにされない。そして、出会った瞬間、ぼくたちは殺されてしまうのだ。〜〜その
怪物が、犬を蹴り殺したり、子どもを食らったりするのを見て、[〜]おれは違うのだと誰もが安心する。自分は
天使の側に属しているのだ、と。しかし、それは作り話だ。〜ぼくたちの心の中には《闇》の棲む場所が
はじめから用意されている。健康のためにも、ぼくたちは、かなり広いその場所を尊重し、探検してみなければ
ならない。結局、人が恐怖小説を読むのは、苦しみや死を見物するのが好きだからだ。おぞましいものを見たい
欲望があるからだ。天使ならそんなことは考えない。この《正義の新時代》――愚にもつかない道徳が叫ばれ、
変わりばえのしない偽善者たちが従者をどんどん集めているこの時代には、何よりもまず人間は完全だという
考えを捨てなければならない。そのかわり、ファンタジーだけが解き明かすことのできる人間の複雑さや矛盾を
称えなければならないのだ。できることなら、善と悪、光と闇、現実と虚構といった似非(えせ)二元論に代表される
単純化の波に溺れてはならない。つねにパラドックスを引き受ける用意をしておく必要がある。〜〜それと
まっこうから対立するのが、これまでぼくたちが教えこまれてきた原則、これさえ知っていればたくましく世の中を
渡ってゆけるといわれてきた原則である。証拠第一主義。論理などというものは、ちょっときっかけを与えてやれば、
恐ろしい狂気、見事なまでに論理的な狂気に向かって突っ走るだけなのだ。》

393 :
テスト

394 :
先週に投稿した文章の量?が多いから短い文章しか書き込めないようだ。

395 :
『切腹』(1962=昭和37年)。監督:小林正樹、脚本:橋本忍、音楽:武満徹。主役は
仲代達矢、三國連太郎、丹波哲郎ら。外国人に受けそう(⇒海外の評価がメチャ高い)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=140556
↑解説も↓予告も、私の稚拙な感想なんかも目に入れず、まず映画を観る方が良いと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=5_0v1fFOhYY
序盤はミステリー、中盤は気が滅入る「お涙頂戴」ドラマ、そして終盤はサム・ペキンパーの世界。
「一粒で三度美味(おい)しい」お得な映画でした。「1対1」のシビれる決闘の他に、「1対多数」の
死闘という豪華なオマケ付き。観終えて大きな満足感とともにグッタリとしました。上映時間を
確認したら「135分」ありましたが、緊張感が持続するので「長さ」は全く感じなかった(疲れた)。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00L9SA5GQ/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B009IX4ESY/
本作に「突き抜けたブラックな笑い」を加味すると平田弘史の「武士道残酷劇画」になります。
『平田弘史選集』全8巻の内2冊、↓『平田弘史集』、『士魂』、『烈魂』は読んだが多くは語れない。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/446/0100116446/01001164463.jpg
私は無教養で知りませんが、「残酷(被虐的)武士道もの」みたいな小説のジャンル?があるらしい。
南條(南条)範夫という作家とか。サラリーマン社会の悲哀を武家社会と重ねている??

396 :
『切腹』(1962)への自己レス>>395
主要キャストの一人で憎らしい役の丹波哲郎(1922ー2006)が大変素晴らしかったです。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=50625
↑丹波さんの膨大なフィルモグラフィー。観ている作品を数えたら34本ありました。主役を
務めている映画は数本しか観ていませんが、私の好みで「主要キャストの出演作」BEST3を
選ぶと、『暗殺』(1964)、『軍旗はためく下に』(1972/↓予告篇)、『切腹』(1962)になります。
https://www.youtube.com/watch?v=RS55uz8itgI
ほとんど記憶に無いけれど『豚と軍艦』(1961)の「自分を末期がんだと思い込んでいるヤクザ」の
役が珍しく?コミカルで面白かった気がします。観てる範囲では『銃殺 2.26の叛乱』(1964)と
『東京ギャング対香港ギャング』(1964)が未DVD化。未見の『叛乱』(1954)と『銃殺〜』の
原作は立野信之『叛乱』。↓鶴田浩二の「ハシゴを途中で外された」焦燥と悲哀がやるせなかった。
https://www.buyuru.com/item_1012067_1.html
https://www.amazon.co.jp/dp/B0011DPBYA
全く知らない「二・二六事件」を描いた映画で、『日本のいちばん長い日』(67)、『パワープレイ』(78)
みたいに説得・懐柔のディスカッションが中心のドラマ。丹波さんはどんな役だったか記憶に無い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E3%83%BB%E4%BA%8C%E5%85%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6

397 :
日記帳?

398 :
『季刊 映画宝庫 日本映画が好き!!!』(1979年)所収の小特集『監督へのラブレター&返事』。
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1037077001
14人の監督への14人のファン(評論家、ライター、記者)からの公開ファンレターと、監督からの返事。
黒澤明監督への「ラブレター」は淀川長治氏。《このあいだ電話をかけたのは何年ぶりだっただろう。
私が黒(くろ)さんに電話したのは、たしか「蜘蛛巣城」を見たすぐあと……〜〜「どん底」には見惚れ「用心棒」
「椿三十郎」にはニヤニヤと楽しんで「天国と地獄」のあとあなたにチラッとどっかで逢った。あのとき二十世紀
フォックスの一番いい映画みたいだったなんて云って。それから「赤ひげ」。〜それから「どですかでん」の伴じゅんの
ところで泣いてしまって、それから「トラ・トラ・トラ」であなたが最高に嫌な思いをして、そして「デルス・ウザーラ」。
それからそのうちに私はもう黒さんだとか(あなた)などと云えなくなった。世界のクロサワになった。当然だよ。
しかし「トラ・トラ・トラ」の発表会のあと私はあなたに(なんだか西洋人みたいになっちまったね)と天下のクロサワへの
賛美を逆手の皮肉をこめたヤジめいた云い方を思わずしてしまったら(なァにいってんだ)と苦笑して私を見た
その親しさも、もうずーッと昔みたいになって。〜〜思わず何年ぶりかで電話がかけたくなった。〜電話をかけると
あなた御本人が出た。〜あなたは(やァ)と……これは私のひとりがてんでもあるまい。とっても懐(なつか)しげ
だった、その一言は。このあと[〜](いったい、映画とる気あんの)と聞いた。〜すると(あるんだよ、三本企画が
あってそのひとつがやれそうなんだよ、来年から)。それから(おれジョン・フォードの二代目になるよ。ジョン・フォードも
死んじまったしね)。〜あなたはちっとも昔と変わらないじゃないの。いいねェ。》 『影武者』(1980)直前の頃か。

399 :
『ポセイドン・アドベンチャー』などで知られる作家ポール・ギャリコ(1897ー1976)の
小説(未読)が原作で、「ボクシングをするカンガルー」が主役の『マチルダ』(1978)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22160
映画としては「珍品」に仕上がっているらしい。↓レアなVHS(=未DVD化)。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f254698473
↓予告。子供が観たらトラウマになりそうな「マチルダ」の「異形」感。目が怖い。
https://www.youtube.com/watch?v=ogXWa8wKC44
共演はエリオット・グールド、ロバート・ミッチャム。↓『マチルダ』に関する昔の投稿。
https://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1322710526/658
原作小説は日本では1978年に早川書房から出版され、2000年に文庫化。
https://www.amazon.co.jp/dp/4488194036/

400 :
畑中純の傑作漫画『まんだら屋の良太』と、同名実写映画(1986年)に自己レス>>24 >>230
『まんだら屋〜』は1986年にNHKで「全15回」の連続ドラマが放送(良太=杉本哲太)。未見。
https://pbs.twimg.com/media/DqxCM_TUwAA5cm7.jpg
https://pbs.twimg.com/media/DqxCT55U8AA-00s.jpg
『良太!畑中純スペシャル』(1986年)に掲載の『筒井ともみ(※連続ドラマの脚本家)さんに訊く』。
https://www.amazon.co.jp/dp/4267010714/
《〜〜その頃、映画のプロデューサーと企画したことがあるんだけど、サザンの桑田さんなら
できると思ったわけ。『まんだら屋』の最大の魅力は私、良太のキャラクターの新しさだと思うのね。
いわゆる辺地にいながら、電通みたいな男の子でしょ。あらゆる情報を知ってる。〜〜
で、桑田さんならできると思ったんだけど、その企画が壊れて、ウダウダしてる時に2回ぐらい
民放とか制作会社でやりたいって話があったんですよね。〜人情物にだけはしたくないし、私
キライなんですよ。〜『まんだら屋』の世界が持ってる怖さとか、下品の品とか、聖と俗がホントに
渾然一体となってるでしょう。〜映画だったら森田(芳光)さんとかもいいだろうし、松田優作さんも
モノすごく良太やりたがったんですよ。もうちょっと若かったらなあ(笑)って残念がってた。》
漫画家・畑中純(1950−2012)は福岡県小倉市(現:北九州市)出身。学年では同学年となる
俳優・松田優作(1949−1989)は山口県下関市生まれ。北九州市と下関市は「おとなり」の市?

401 :
共著『映画をめぐる冒険』(1985年)の川本三郎氏のあとがき「ビデオとの遭遇」より。>>105 >>256 >>266
https://www.amazon.co.jp/dp/4061913719/
《「映画ビデオのカタログを一緒につくりませんか」と村上春樹さんに誘われたのは、
昨年の十二月、〜村上さんの家でである。〜はじめて対談したときも村上さんとは、
ポール・ニューマン主演の『動く標的』について熱中して話したことを覚えている。
二人とも結局のところアメリカン・ニューシネマというか、六◯年代後半から七◯年代
はじめにかけての”あの頃”に見た映画が好きだという世代的共通項がある。〜それから
十余年たって映画をめぐる環境もすっかり変ってしまった。いうまでもなくビデオの普及
である。〜映画館で映画を見ることを当り前にしていた世代の人間としては率直なところ
ビデオに対しては複雑な感情を持っている。〜ビデオで自分が生まれてもいなかった頃の
映画を見て、あたかも同時代的にその映画を語る若い人を見ると不思議に思える。
ビデオは映画からリアルタイムの感動をなくしてしまう。『イージー・ライダー』や『いちご白書』は
”あの頃”、大学闘争やベトナム反戦運動と同時代的に見ていたからいいので、いまさら
ビデオで見ても仕方ないと思う。映画にはいつどこで見てもいい映画と、作られたそのとき
にだけいい映画と二種類あると思う。永遠の名画と一回限りの名画。ビデオは永遠の
名画ばかりを固定し、一回限りの名画を忘却させてしまう。〜》 以下「映画とビデオ」話が続く。

402 :
『愛しきは、女 ラ・バランス』(1982)。米国人ボブ・スウェイムが監督のフランス犯罪映画。
https://www.youtube.com/watch?v=JbOKMWZl748
↑予告。娼婦の恋人がいるチンピラが、刑事に弱味を握られ「警察のイヌ(=情報屋)」に
させられ、「イヌ」の屈辱感と仲間にバレて殺される恐怖の間で苦悩する。「石橋蓮司」似な
イイ面構えのチンピラが魅力的だから成り立つ映画。恋人との関係が最大の見所(泣かせ所)。
ハリウッド風?の刑事の描き方がダサかった記憶。キレて街中で銃を乱射するチェッキー・カリョの
凶悪犯には本物の狂気を感じ迫力がありました。↓チラシとビデオのジャケ写。未DVD化。
https://eiga.k-img.com/images/movie/42458/photo/24b2d50930468324.jpg
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2016/03/itosiki.jpg
刑事に魅力が無いのがマイナスですが、なかなかの出来。あの終わり方(決断)は胸に沁みます。
チラシ裏の解説(「映画チラシサイト」より拝借)と、IMDb、ロッテン・トマト、フランスAmazonのレビュー。
http://eiga-chirashi.jp/081021_2/sumimg/081021000059-1.jpg
https://www.imdb.com/title/tt0083611/reviews
https://www.rottentomatoes.com/m/la_balance
https://www.amazon.fr/dp/B00005MOP7/

403 :
呉智英『マンガ狂につける薬 二天一流篇』(2010年)収録の『百年を区切る文化的断層』(P.170〜172)。
https://www.amazon.co.jp/dp/4840135967/
《一九八〇年代までは、大手出版社から文学全集がいくつも出ていた。〜かつてあった文学全集は、
近代文学を網羅的に収録したもので、限られた読者を対象とするのではなく、学生など広く一般教養人に
向けられたものであった。それ故に、ちょっと気負った文学好きなどは、こういう文学全集を馬鹿にしていた。
〜どうせ書棚に飾っておくだけの教養スノビズムだ、というわけだ。これは半分は当たっていた。文学全集を
通読した奴なんて、私の周りに誰もいなかった。しかし、たとえ書棚に飾ってあるだけでも、毎日その背表紙を
見ていると、文学のスタンダードがわかるという意味があった。時には何冊か拾い読みすることもあるだろう。
それが思わぬ発見につながることだってある。こうして近代文学の大雑把な見取り図が青年たちの頭の中に
できあがるのだ。 しかし、この二十年ばかり、新しく文学全集が出ていない。文学の見取り図がないところでは、
学生たちが侃々諤々(かんかんがくがく)の議論をすることもありえない。議論と言えば、オタク同士のマウンティング
合戦になってしまった。時代の流れとはいえ、ちょっとまずいのではないか、[〜]。〜〜文学に起きていることが、
マンガにも起きている。マンガが戦後を代表する新しい表現ジャンルとして社会的に認知され始めた一九六〇年代
後半から一九七〇年代初めにかけて、いくつものマンガ全集が出版された。〜これだけ名作傑作があふれるように
なると、マンガ全集を刊行することは物理的に不可能である。その結果、マンガの見取り図がわかりにくくなった。》
値段と重量のわりには役に立たない『死ぬまでに観たい映画1001本』(2004年版)は昔に新刊で買った。>>379

404 :
エミリー・ブロンテ原作、ウィリアム・ワイラー監督の「1939年版」の『嵐が丘』を観た。たいへん良かった。>>369
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1336
『探偵スルース』(72)、『マラソンマン』(76)ぐらいしか観ていない名優ローレンス・オリヴィエ(1907ー1989)と
『大頭脳』(69)の印象しかないデヴィッド・ニーヴン(1910ー1983)の二人が、当然若く、意外にもハンサム。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=XmuMd4FnnYo
イギリスの荒地が舞台。原作未読(かなり端折ってるらしい)ですが、テンポが非常によくて停滞する所がひとつも
無かった。逆に言えば、それが欠点かも(=葛藤が弱い)。主人公は勝ち気な農場主の娘「キャシー(キャサリン)」と、
彼女の父親がリバプールの路上で拾ってきたジプシーの孤児の少年「ヒースクリフ」。幼年期から始まるゴシックロマン。
オリヴィエは成長した粗野な青年ヒースクリフ役、ニーヴンはヒースクリフと同世代の地元の名家の長男役。
「幽霊になっても会いに行く」は日本の古典にもあるけど、『ヌードの夜』>>280、『幽霊と未亡人』>>295
思い出した。あと、題名や設定からして昔の有名な「昼メロ」の『愛の嵐』(1986)が似てた!?とWikipediaを
覗いたら原作が同じ。『あいつの一生ぶんの愛なんか、俺の一日ぶんの愛にも及ばない』というセリフ、一歩
間違えればギャグだけど感情移入してるので深く納得。「恋愛映画/メロドラマ」の名作。身近に接した人間が
不幸になる(破滅する)、という点では私には難解で退屈だった『テオレマ』(1968)のテレンス・スタンプみたいだ。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3LP8DMO4ILBHI/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0007TKQ1M/

405 :
『映画の快楽 ジャンル別・洋画ベスト700』(1990年)収録の「荒俣宏×中沢新一」対談。>>401 >>403
https://www.amazon.co.jp/dp/404163508X/
《〜〜【中沢】〜さっきの批評の問題を繰り返すと、ぼく、不思議だと思うのは、文芸評論って、
もはや評論家らしい人はもういないでしょう。美術評論家はもっといない。評論家がいいと
書いても、その美術展に誰一人行きはしない。ところが映画だけはいまだにクリティックが
機能していて、蓮實さんや山田さんや淀川さんのパーソナリティーが機能している。さっきは
映画評論家の影響力があり過ぎると言ったけれど、逆に言えば、他のジャンルではもう
評論家なんて何の機能もないのに、映画にだけはある、これは不思議だね。〜 【荒俣】もう一つは、
映画批評がある程度意味があって機能していると、見た時に、「これは違う」とか「これはそうだ」と、
リコンファーム(※「再確認」の意味らしい。「答え合わせ」でも可?)しやすいことはある。
【中沢】ところが文学の場合、それが分からないでしょう。 【荒俣】まったく分からない。文学は、
リコンファーム出来ないからね。 【中沢】こんなに褒めてるから、これはきっと仲間褒めだろうとかね。(笑)
【荒俣】どうしてもそうなっちゃう。 【中沢】ところが映画ではそれが出来にくい。仲間褒めをしても、
褒められない映画を褒めたりしているとすぐに分かっちゃう。 【荒俣】そう、これはほんとに分かる。
文学の悲劇は、リコンファームさせる機能を装備できなくなっちゃったことだね。リコンファームって、
要するに「満足させる」ことですよ。「ごっつォさん、またくるよ!」って言わせること。〜〜》

406 :
パトリシア・ハイスミス(1921−1995)の小説は1冊も読んだことがない。映画化された
ものでは『太陽がいっぱい』(1960)、『アメリカの友人』(1977)、『ふくろうの叫び』(1987)の
3本だけ観ています。『太陽〜』と『アメリカ〜』は「トム・リプリー」が出てくるシリーズの
1本らしく、前出の映画ではアラン・ドロンとデニス・ホッパーがそれぞれ演じています。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=754
『ふくろう〜』は未DVD化。ビデオで観た記憶はありますが内容は全く憶えていません。
https://www.buyuru.com/item_767820_1.html
↑ビデオのジャケット写真の文言や印象ではルース・レンデル原作ものを連想してしまう。>>224
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=52330
ドイツが舞台の『アメリカの友人』は、『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』(1976)>>147
ベン・ギャザラみたいに、悪党でもないし恨みを抱えているわけでもないのに、見知らぬ
人間を殺さなければならなくなる男が主人公で、ブルーノ・ガンツがそれを演じています。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1261
↓予告。内容はほとんど記憶に残っていない(イマイチだった?!)けどラストが渋くてタマらん。
https://www.youtube.com/watch?v=HEIp8jyRYLA
https://www.amazon.co.jp/dp/B000G1R3S0/

407 :
ずいぶん昔に買ったままの佐藤史生『金星樹』(1979年)を読んだ。早く読めばよかった。>>228-229 >>254
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1096649631
今は無き「奇想天外社」から刊行された珠玉のSFマンガ短篇集。『奇想天外』というSF専門誌の
発行元で、後に『マンガ奇想天外』(その前に『SFマンガ大全集』4冊)を10冊まで?出していた出版社。
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1045682429
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/006/0100222006/01002220060.jpg
「佐藤史生」は「しお」なのか「ふみお」なのかとWikipediaで調べたら、「さとう・しお」であり、著者が
既に亡くなっている(1952ー2010)ことも知りました。『金星樹』は5つの短篇を収録。基地を管理する
「極めて優秀だが精神が幼稚なまま」の自我を持つ人工知能「エリィシャ」と、その開発者の両親を持ち
「彼」と共に育った女性博士アデライルとの関係の「終り」を描いた怖くて切ない【花咲く星ぼしの群れ】、
長期にわたる特殊な三角関係を描いた、とっても切ない(エモい?)表題作【金星樹】、『ブレードランナー』や
『安達ケ原』(手塚治虫)みたいに「狩る者」と「狩られる異端者」との間に恋愛感情が絡んできて、やっぱり
最高に切ない【一角獣の森で】の3作が特に優れた傑作だと思います。【一角獣〜】は前2者と違い、
「狩る」のが女で「狩られる」のが男というのが最後に効いてくる。3作ともとても深い所での感動があった。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/4106030322/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/4835448472/

408 :
>>407 90年代に「奇想天外社」「けいせい出版」「ブロンズ社」という、70〜80年代にニッチ?なマンガを
出していたマイナーな3つの出版社の単行本(短篇集)を古本屋で見つける度に出来るだけ買っていた。
後追いで、新刊で流通していた時代には『少年ジャンプ』に夢中で知らなかった。浅羽通明氏の
著書でよく見かけた(橋本治の造語らしい)『80年安保』=サブカルチャー総叛乱(百花繚乱)の時代には、
一部のマンガ好き(男)は少女マンガも読んだらしい。関心は無いけど、近藤ようこ、樹村みのり、さべあのま、
山田双葉(=山田詠美)、柴門ふみ、矢代まさこ、つか絵夢子は、この3社の単行本で初めて読んだ。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/01/175/0101203175/01012031752.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/788/0100027788/01000277880.jpg
https://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/503075999.jpg
大友克洋の初の単行本(自選の短篇作品集)『ショート・ピース』(1979年)は奇想天外社から出ています。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/756/0100175756/01001757561.jpg
けいせい出版では『K,quarter 1/4』(ひろき真冬)と『精神安定剤』(イワモトケンチ)がレアで見つけにくかった。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/028/0100145028/01001450280.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/143/0100056143/01000561430.jpg
同社の杉作J太郎『ヘイ!ワイルドターキーメン』は古書店でいつまでも売れ残っていた。買えばよかった。
https://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/504010356.jpg

409 :
アイルランドの孤島が舞台の小品『フィオナの海』(1994)。「異類婚姻譚」とかいうやつ?
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=50438
原作の紹介文の「あざらしに連れ去られた弟ジェイミーを取り戻す少女フィオナの物語」
という説明が全てを語る。宮崎駿とかアニメ『おおかみこどもの雨と雪』とかにつながる世界。
https://www.amazon.co.jp/dp/4087732517/
https://www.youtube.com/watch?v=0PG4jgJt1QQ
↑予告。オムツのCMに出てきそうな「素っ裸の小僧」のコントみたいな愛らしさには敵わない。
https://www.buyuru.com/item_762557_1.html
『フェイズW』の「蟻」には及ばないがアザラシが名演技を見せてくれます。未DVD化です。
同じく「異類婚姻譚」の『エメラルド・レジェンド 少年とイルカの愛の伝説』(1986)。南米が舞台。
https://www.buyuru.com/item_996335_1.html
「アマゾンカワイルカ」の伝承を基に「性別」を逆にしているようだ。アマゾン奥地で布教する
カトリックの神父が、イルカが化けた?女性と結ばれ男の子が産まれる。その母を金鉱山の開発の
ために殺された少年の復讐劇。ひねりの無い話だが映像と↓音楽は美しい。未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=Og5E_Af69RI

410 :
今頃むかし話題になった台湾映画『冬冬(トントン)の夏休み』(1984)を鑑賞。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16395
「子供から見た」不可解な大人の世界も混ざるけど説明的になり過ぎてなくて良かった。
大きく「郷愁(ノスタルジー)もの」としてくくると、『少年時代』、『海街diary』、『萌の
朱雀』、『サンドイッチの年』など。他にも多数ありますが、あざとかったり、ナルシシズム
が強過ぎたり、物足りなかったりする映画が多いが、本作は色々と「丁度良い」塩梅だった。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B01LAQNCF2/
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B07BR38PZF/
知的障害?を持つ「寒子」は谷岡ヤスジにおける「ペタシ」を連想させられた。
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-43-a1/pennyrain1965/folder/1272639/34/60514434/img_0

411 :
作家ノーマン・メイラー(1923ー2007)が自作を監督した映画『タフガイは踊らない』(1987)。
https://www.youtube.com/watch?v=MCXbtYm3HDc
↑自身が登場して映画に対する批評を読み上げる予告篇。ハードボイルドっぽさもありますが、
ジャンルとしてはノワール、ミステリー。原作未読。ここまでひどい映画は珍しい。特に序盤から中盤が
とっ散らかっている。終盤にかけて生真面目に伏線を回収していく「へんてこ」で趣味が悪すぎるノワール。
何もかもが安くてダサくて見てられない。シリアスなのか「ウケ狙い」なのか判らない迷言セリフが数多く
飛び出す。「へんてこ」なノワール(コメディ?)だった『ワイルド・アット・ハート』(1990)がマトモに思えてくる。
未DVD化は納得ですがビデオ化されたのも幸運。我慢して最後まで観ると多少は愛着が湧きます。
https://www.buyuru.com/item_1061871_1.html
↑惹句「隠れた傑作か 天才の騒乱か!?」。↓伊藤勝男氏の『タフガイ〜』評(「珍作ビデオのたのしみ」)。
《珍品という事にもなるが[〜]。〜かのノーマン・メイラーが初めて取り組んだというハードボイルド風
小説、その映画化をメイラー自身がメガホンを取ったといういわくつき作品なのだ。原作の良し悪しは
別にして、作家自身の想像力を具象化するという映像への挑戦……なんとも不可解というべきか、
その観念的空間にみる退屈さ、無意味さは、ライアン・オニールの起用もなんのその、作家の文学的
表現と映像表現との大きなへだたり、単刀直入にいえば能力の差をいやというほど見せつけられる
のだ――それとも、この作品を理解できぬ自分の能力を疑うべきなのか迷うばかりだ――〜〜》

412 :
『八月の狂詩曲(ラプソディー)』(91)の公開時期に、黒澤明(1910−1998)監督>>398に対し
原田眞人(1949−)がインタビューした『黒澤明語る』(1991年)。1995年に文庫化されています。
https://www.amazon.co.jp/dp/4828814108/
『バグダッド・カフェ』(1987)、山田洋次『息子』(1991)を評価し、A・タルコフスキー(1932−1986)
監督とはお互いに認め合っていた(※【黒澤】人間的にもすてきな男だったからね。)ことが知れます。
〔ペキンパーが語る黒澤映画〕の部分⇒ 《【原田】〜ぼくは七八年に一度だけサム・ペッキンパー
(アメリカの映画監督。『ワイルドバンチ』『ゲッタウェイ』など)にインタビューしたことがあるんですが、
そのときにペッキンパーが自分の映画は、尊厳を喪失した人間がそれを取り戻すプロセスだという
話をした。それで、それが一番よく出ている映画は、『ガルシアの首』かと聞いたら、ペッキンパーは
しばらく考えて、「いや、『七人の侍』だ」と言ったんですよね。「じゃ、『七人の侍』があなたにとっての
最高の映画か」と言ったら、それはもう即座に「『羅生門』が最高だ。『羅生門』以上の映画と
いうのは、絶対生まれはしない」というふうに言った。》 私がビデオ・TVで観た黒澤「監督」作品は
『影武者』(80)、『デルス・ウザーラ』(75)>>346、『どですかでん』(70)、『椿三十郎』(62)、『用心棒』(61)、
『七人の侍』(54)、『羅生門』(50)、『野良犬』(49)、『姿三四郎』(43)の9本。『生きる』(52)と
『天国と地獄』(63)は死ぬまでに観たい。『七人の侍』は昔にビデオで観て感動・興奮した記憶は
あるけど、どこが面白かったかの記憶が全く無いので、現時点で一番好きなのは『どですかでん』。

413 :
『どですかでん』(1970)は黒澤監督「初」のカラー映画。興行的には失敗だったらしい(納得)。 >>412
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A9%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%E3%81%A7%E3%82%93
https://www.youtube.com/watch?v=uUgAMxdGGOM
↑ドぎつい色調の予告篇。スラム街が舞台の群像劇。乞食の親子の描写は「あざとく」感じたけど。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=88006
『黒澤明語る』(1991年)より、〔『どですかでん』について〕語っている箇所の引用。 [78〜79P]
《【黒澤】仕事が終わって何もないとやっぱり淋しいね。スタッフと一緒にいるのが一番楽しいね。
一本仕事が終わると、スタッフとまた離れるというのがいやだし、なじみになった俳優さんと離れるのも
いやだけれども、それよかも一本仕事が終わるたびに、その映画の人物たちとは、もう二度とは会わない
わけでしょう。〜俳優さんとはまた会うことはたくさんあるけれども。その映画の人物には、もう会えない
わけね。これが何ともいえなく淋しいんだよね、終わったときに。〜〜 【黒澤】劇中の人物と
会えなくなって淋しいなと思ったのは『どですかでん』なんですよ。〜全部撮り終わって、あの変なセットに
ぼく一人残って、いろんな家を見ていた。あすこの渡辺篤さんにももう会えないし、丹下キヨ子さんにも
会えないし、伴淳三郎の島さんとも会えない、だれとも会えないんだなと思ったら、なんかしみじみと
悲しくなってきてね。そういう終わり方をすることもめずらしいんだよね。》
https://www.amazon.co.jp/dp/B00VSFHUZE/

414 :
俳優デニス・ホッパー(1936−2010)が監督した映画は短篇を除くと7本のようです。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=1181
出演作は25本、監督作は『イージー・ライダー』(1969)、『アウト・オブ・ブルー』(1980)、
『ハートに火をつけて/バックトラック』(1990)の3本(4本?)観ています。監督作では
↓『ラストムービー』(1971)と『逃げる天使(ビデオ題:チェイサーズ)』(1994)が未DVD化。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2010/11/a3.jpg
『アウト・オブ・ブルー』は監督作の中で『イージー・ライダー』と1、2を争うぐらいの高評価。
https://www.rottentomatoes.com/m/out_of_the_blue_1982
https://www.imdb.com/title/tt0081291/reviews
劇場未公開のヘヴィーなカナダ映画。知名度は低く、↓DVDはレビューが1つも付かず廃盤。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005S7AZ/
『B級ビデオ発掘カタログ』と『このビデオを見ろ!』の両誌で出会わなければ知らなかった映画。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=352
https://www.youtube.com/watch?v=1CbpeuIR-J0
↑予告篇。私の「主演作BEST3」は『アウト〜』、『イージー〜』、『ブルーベルベット』(1986)。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/890

415 :
1987年の西ドイツ映画『バグダッド・カフェ』(「91分」版はビデオのみ?)に自己レス >>412
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=17897
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=17898
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B07MJ9SRWJ/
この映画に対する特別な思い入れはありませんが、ジェヴェッタ・スティールが
歌う印象的な主題歌↓『Calling You』は聴き飽きない名曲ではないでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=hPPS0_rqwcw
フランス語字幕付きの↓予告。意外?にも青山正明が本作を評価していました。
https://www.youtube.com/watch?v=RohLJz0cBr0

416 :
テスト

417 :
過去に投稿した「◯◯映画」私的BEST10のまとめ。

●【強盗(heist)」映画(洋画)】BEST10 ←[※Andrew Nette選出] >>150

●【ハードボイルド映画(洋画)】私的BEST10 >>264-265

●【「腐敗した警察」映画(洋画)】私的BEST10 >>272-273

●【戦争映画(洋画)】私的BEST3 >>308-309

●【エキセントリックな殺し屋映画】私的BEST1 >>342-343

「ハードボイルド映画」なら、通常?は『チャイナタウン』(74)を入れるのかもしれませんが、
「後味の良さ」で、特に思い入れはないけど『ハメット』(82)を入れました。逆張りではなく。
主演のフレデリック・フォレストも好きだし。『ワン・フロム・ザ・ハート』(81)も良かった。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=g6aYLIn9zXs

418 :
映画『オーディション』(1999)は「ときめかなくなったモノ」との感動的な
「お別れの儀式」を描いた史上初の「スパークジョイ」ムービーだった? >>332
彼女の住居には「ゴミ袋」以外にはビビるくらい無駄なモノが無い。

419 :
「現時点」での私的な【俳優主演作BEST】。主要作品でも見逃しが多い。>>417

★勝 新太郎(1931−1997)【主演作BEST3】 >>158
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/713

★丹波 哲郎(1922−2006)【主演作BEST3】 >>396

★高倉 健(1931−2014)【主演作BEST1】 >>216

★デニス・ホッパー(1936−2010)【主演作BEST3】 >>414

★ピーター・セラーズ(1925−1980)【主演作BEST1】 >>377
ある事件を契機に「小さな世界」を脱する中年女性をハマり役の藤山直美が演じた
『顔』(2000/↓予告)>>146は『チャンス』(1979/Being There)を意識してる??
https://www.youtube.com/watch?v=duyVhDycumE
「広い世界」を知り最後に水面を歩くピーター・セラーズ、最後に泳いでいく藤山直美。

420 :
ユダヤ系でコメディ映画が専門?のメル・ブルックス(1926−)監督のフィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=15526
コメディ映画はわざわざ観ない(「笑い」は主にTVで補給していた)ので、タイトルは色々と
知ってますが現時点で観ているのは「初」監督した名作『プロデューサーズ』(1967)のみです。
https://www.youtube.com/watch?v=Lt19Wna_sG4
↑予告。どういう仕組みかはサッパリわからないけど、舞台が酷評されて興行的に大失敗すると、
なぜか「儲け」がガッポリふところに入る、という裏技?に気付いた三流の演劇プロデューサー2人の
悪だくみは果たして成功するのか?という話だったと思います。この最初から「大失敗」を目的に
作られたミュージカル『ヒトラーの春』が本当にヒドく唖然とする出来で嬉しくなる。三谷幸喜が
評価していたはず。2005年のリメイク版は未見。「監督」作では、『プロデューサーズ』などと並び
最高レベルの評価を受けている未見の↓『ヤング・フランケンシュタイン』(1974)は必ず観るつもり。
https://www.rottentomatoes.com/m/young_frankenstein
https://www.youtube.com/watch?v=7csc1O21jDU
↑予告。「プロデュース」作では『エレファント・マン』(80)、『ザ・フライ』(86)、「笑い」から始まり
「狂気」が徐々に加速していく未DVD化の『バーグラント』(92/↓予告)は鑑賞。↓わりと好き。
https://www.youtube.com/watch?v=GkLrWFyiETg

421 :
自己レス>>420

メル・ブルックスは『ゲット スマート』(2008)としてリメイク(未見)された人気番組『それ行けスマート』
(1965〜70)に参加。初の映画化が『それ行けスマート 0086笑いの番号』(1980)。評価はイマイチ。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/02/1141.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=DgspnLq8Hpo
↑予告。TV映画の↓『それ行けスマート 世界一の無責任スパイ』(1989)の方が評価は高いようだ。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/02/1151.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=sbxht5LPVMA
↑予告。私は本作だけ観ています。基本的には「しょーもない」んだけど、所々で面白いキャラや
ギャグがあり「憎めない」コメディだった。未見の『メル・ブルックスの命がけ! イス取り大合戦』(1970)を
漫画家いしいひさいちが「影響を受けた映画」として挙げていました。↓予告。3本とも未DVD化。
https://www.youtube.com/watch?v=Wt1lHyuTDWE
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2010/12/a12.jpg

422 :
私が観ている狭い範囲の中でDVD廃盤が惜しく感じた映画。私はビデオで観た。
●『死と処女(おとめ)』(1994) ※「豚鼻」と「ニーチェ」が鍵となる心理サスペンス。
https://www.rottentomatoes.com/m/death_and_the_maiden
●『家族の気分』(1996) ※↑と同じく「舞台劇」を映画化した秀作。フランス映画。
https://www.rottentomatoes.com/m/un_air_de_famille
http://b.tawarayat.sub.jp/?eid=1640
●『憎しみ』(1995)>>201 ●『モデル連続殺人!』(1964)>>307 ●『最前線』(1957)>>308
https://www.rottentomatoes.com/m/la_haine
https://www.rottentomatoes.com/m/blood_and_black_lace
https://www.rottentomatoes.com/m/men_in_war
●『ビリー・ワイルダーの悲愁』(1978) ※物悲しくなるミステリー映画の佳作。>>102
https://www.rottentomatoes.com/m/1037238_fedora
●『新・黄金の七人 7×7』(1968) ※泥臭くてエネルギッシュなイタリア産の泥棒?映画。>>54
https://www.imdb.com/title/tt0063586/
ロッテントマト未登録。↓イタリアAmazonなのに日本盤DVDしかない。本国でも知られていない!?
https://www.amazon.it/dp/B000065E2S/

423 :
俳優アラン・アーキン(1934−)のフィルモグラフィー。出演作は8本だけ観ています。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=1837
「主演」作は5本観た。その1本『ふたりの天使』(69)は昔TVでぼんやりと観ましたが
ほぼ記憶無し。他の4本、『キャプテン・ザ・ヒーロー 悪人は許さない』(83)>>83
『フリービーとビーン/大乱戦』(74)>>252、↓『ブルージーンズ ジャーニー』(75)、そして
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1363762024/54
『キャッチ22』(70)>>179まで全部好きです。『キャプテン〜』以外が私的な「主演作BEST3」。
『ブルージーンズ〜』は「しょぼくれオヤジ」と「やさぐれ少女2人」の70年代ロードムービー。
http://cinema.pia.co.jp/piaphoto/flyer/550/808294_1.jpg
http://eiga-chirashi.jp/160928/sumimg/160928000086-0.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=7M58p9GrShQ
↑予告。記憶に残る佳作。本作と『キャプテン〜』は未DVD化。劇作家・脚本家の
ジュールス・ファイファー(1929−)の初めての戯曲をアラン・アーキンが(長編)初監督した
『殺人狂想曲』(1971)が高評価っぽい。↓予告。ブラックコメディのようです。未ソフト化。
https://www.youtube.com/watch?v=GOGLxIQwtV4
『愛すれど心さびしく』(68)、『アメリカ上陸作戦』(66)、『暗くなるまで待って』(67)は観たい。

424 :
「金曜ロードSHOW!」で初見の『カメラを止めるな!』。面白かったし出演者
全員を応援したくなるいい映画でした。しかし監督が10代、20代の頃の
「痛すぎる」過去についての↓インタビューも映画に負けないくらい面白かった。
https://news-vision.jp/intro/189073/
https://news-vision.jp/intro/189074/
https://news-vision.jp/intro/189081/

425 :
村上春樹(1949−)の『明日に向って撃て!』(1969)評(『映画をめぐる冒険』より)。>>401
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=842
《この映画が封切られたのがたしか一九七〇年頃で、これを観たときは我々青年は
――青年だったのだ――ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの生き方に心を揺さぶられた
ものだ。不気味な追撃隊に追われつづけながらもライフ・スタイルを崩さず常に夢を忘れず、
明るく悪事をつづける二人の姿にである。しかし最後には彼らは軍隊の圧倒的な火力の
前に抹殺されてしまう。六〇年代の青春を光八分影二分で描いたジョージ・ロイ・ヒルの
心に残る秀作。私事で恐縮だが僕は飼っていた二匹の雄猫にブッチとサンダンスという名を
つけたことがある。しかし誰も正確な名前を覚えてくれなくて「ブッチャー」とか「サンダース」とか
呼ばれて、まるでプロレスラーみたいな感じになってしまった。》 ↓予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=bJmQx5vOAyg
去年の10月21日に放送の『村上RADIO』第2弾で、貧乏な若い頃、真冬の寒い時期に
寝るときは二匹の猫を抱いて暖をとっていたと言っていたのがこの「ブッチとサンダンス」か?
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00FYN9FC2/
嫌味の無い、スタイリッシュで乾いた映画。『新・明日に向って撃て!』(1979)は凡作だった。

426 :
黒人(アフリカ系アメリカ人)が主役で黒人向け?に作られた『ブラックムービー』、あるいは
『ブラックスプロイテーション』と呼ばれる映画。歴史に疎く、黒人文化・音楽とも無縁ですが
少しだけ観ています。監督は黒人でなくてもいいんでしょうか。観ているのは『コフィー』(73)、
『ハーレム街の首領(ドン)』(73)、『デトロイト ポリス』(73)、『シンジケート・キラー』(72)。
『ニュージャージー・ドライブ』(95)>>278、『ゼブラヘッド』(92)>>321も入る?!。有名作品では
『黒いジャガー』(71)、『110番街交差点』(72)>>386。ラリー・コーエン監督のTV映画
『N.Y. ビッグ・ママ・ブルース』(81)は含まれるか。最近になって『ボーイズ’ン・ザ・フッド』(91)を
観た。↓「フッド・ムービー」の元祖らしいです。全く古びていない優れた「古典」であり原点。
https://www.cdjournal.com/main/research/nwa/4575
LAサウス・セントラル地区が舞台の黒人版「スタンド・バイ・ミー」、「アメリカン・グラフィティ」と
いった物語。↓予告。かなり治安の悪い地域らしく「さわやかな青春物語」にはなりようがない。
https://www.youtube.com/watch?v=AE4BdijGtu4
ブラックムービーの始祖?『スウィート・スウィートバック』(71)は昔にビデオで観たけど眠くなり途中で
止めてしまった。いつか観よう。スパイク・リーが「監督」した映画は『ドゥ・ザ・ライト・シング』(89)と
『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』(86)>>196だけは観た。「製作総指揮」では『ドロップ・スクワッド』(94)。
未見のブラックムービーでは『スーパーフライ』(72)と『フォクシー・ブラウン』(74)には興味がある。

427 :
自己レス>>426

『ニュージャージー・ドライブ』、『ゼブラヘッド』、『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』以外で未DVD化なのは、
『ハーレム街の首領(ドン)』、『デトロイト ポリス』、『シンジケート・キラー』、『N.Y. ビッグ・ママ・ブルース』、
『ドロップ・スクワッド』。この中では『デトロイト〜』が味があって好み。『ドロップ〜』は設定がユニーク。
私が観ているブラックムービーでは、やはり『ボーイズ’ン・ザ・フッド』(91)が普遍的な傑作だと思います。
https://www.rottentomatoes.com/m/boyz_n_the_hood
https://www.imdb.com/title/tt0101507/
『コンプトンはヤバい』と言っていた主人公の父親役ローレンス・フィッシュバーンが「いぶし銀」。>>168

428 :
『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』(1935)>>330と同じ山中貞雄(1909ー1938)の監督作で、
遺作となった『人情紙風船』(1937)を観た。「素浪人」の辛さは『切腹』>>395を思い出した。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=132551
しみじみとした佳作。本作より『百萬兩の壺』の方が自分の好みである事を確認。もちろん
『人情紙風船』にも良い点がいっぱいありますが、それよりも、本作を見ている途中からずっと
『ガロ』などで執筆の早逝した漫画家「楠 勝平(1944ー1974)」>>254が自作でよく描いている、
江戸の下町で自身の美学を貫き他者と衝突する愛すべき「意地っ張り」な人々とソックリで驚いた。
自分には教養が無く、歌舞伎にも落語にも馴染みが無いが、楠は『人情紙風船』の元にも
なった歌舞伎や落語などの影響を受けているのか。彼の短篇漫画には、常に間近に死、病、
事故、別離が存在し「ハッピーエンド」の作品は皆無だが、バッドエンドでもなく、強く余韻を残す。
視線に温かみはあるがクサい「庶民讃歌」にはせず、物語はいつも唐突に終わる。山中も楠も
30前後で才能を惜しまれながら亡くなった。所有している単行本は2冊、『おせん』(1978年)と、
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/701/0100048701/01000487014.jpg
↑『ガロ臨時増刊号 楠 勝平特集』(1970年)。表紙は『第七の封印』(57)の「死神とのチェス」??
https://www.amazon.co.jp/dp/4883794563
『ガロ』の系統を継ぐ雑誌↑『アックス』に名作の「彩雪に舞う…」と「名刀」が掲載してるようだ。

429 :
低予算映画で知られる?サミュエル・フラー(1912−1997)「監督」作は5本だけ観ています。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=1640
好きな順に『最前線物語』(1980)>>308、『ショック集団』(1963)、『裸のキッス』(1964)、
『ホワイト・ドッグ 魔犬』(1982)、『ストリート・オブ・ノー・リターン』(1989)。全部ビデオ鑑賞。
https://www.youtube.com/watch?v=B8O8RNV3gK8
↑『ショック集団』の予告。精神病院内で起きた殺人事件の真相を探り当てて名を上げ
ようと、危惧する恋人の制止を振り切って病人を装い潜入捜査するジャーナリスト(男)の話。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=11058
頭がおかしくなっていく記者の妄想場面の映像がいい。水漏れ?してビシャビシャの廊下とか。
一番印象的だったのは「白人至上主義団体KKKのメンバーとして黒人排撃を主張する
黒人患者」の演説場面。陰鬱なサスペンス映画『裸のキッス』も良かった。娼婦たちの間で
語り継がれている、「ある特定の人間」の時にだけ感じる違和感がタイトルの由来になっている。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18038
『B級ビデオ発掘カタログ』で知った『ホワイト〜』は昔観たがピンとこなかった。いつか再見したい。
評価の高いスパイ・スリラー?の『拾った女』(1953/↓予告)は必ず観たい映画の1本。
https://www.youtube.com/watch?v=vEAURni5bIE

430 :
自己レス>>429

村上春樹による『最前線物語』評。川本三郎との共著『映画をめぐる冒険』(1985年)収録。>>425
http://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1100243117
《なんだかよくわからないうちに半伝説的存在にまつりあげられてしまったサミュエル・フラー監督の
「比較的」大作である。大作なのか大作じゃないのか判断のつかないところがこの人の人徳
――というのかね――である。ヴェテランの下士官が戦場で新兵を叩きあげていくという、まあ
よくある話だが、実際にはそれほどのまとまった構成が存在するわけではなく、物語はやたら
だらだらと脈絡なくつづく。エピソードとエピソードのあいだにはとくにこれといった関連性はなく、
深い人間の絡みがあるわけでもなく、最後はわけのわからない因縁物語風に話は終息してしまう。
あとには殆ど何も残らない。しかし実に不思議なことに、見終ったあとでこの作品は何かしら心に
ひっかかるのである。そこには我々の価値基準ではすくいとることのできない何かがひそんでいるような
気がする。B級映画の好きな方はきっと気に入ると思う。》 本作の「陽性」の部分とリー・マーヴィンが好み。

Prime Videoでは『ショック集団』、『裸のキッス』(↓予告)、『チャイナ・ゲイト』(1957)などが配信されている。
https://www.youtube.com/watch?v=3VfAkiDj4uA

431 :
私にとって「つまらなかった」名作。⇔の右側が同じ監督の面白かった(好きな)映画。ビデオ/DVDの鑑賞。
基本的にネガティブ?なことは書きたくないし、白黒映画が苦手なために観ていなかった古い名作を観て、
感心したり驚いたりする方が多いのが事実。「映画愛」も「映画を観る目」も共に持ち合わせていません。

●『駅馬車』(1939) ⇔ 『荒野の決闘』(46)>>206 ※唯一良かったのは男前が極まった若きジョン・ウェインの
容姿。不満しかない。劇場公開時のリアルタイムに映画館の大画面で観れば違った?>>401
●『ギャング』(1966/未DVD化) ⇔ 『仁義』(70)、『影の軍隊』(69)、『賭博師ボブ』(56)>>56。『サムライ』(67)は
必ず観たい。 ※退屈だった。↓ビデオ所有。再見しようとデッキに入れ再生したら絡まりテープ切断で視聴不可能に。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/01/v2.jpg
●『白熱』(1949) ⇔ 『いちごブロンド』(41)>>257 ※心電図にたとえるなら、終始ピーーーっと水平線のままの
「ご臨終」状態。「読唇術」キャラなどは面白いが全体の「うねり」に欠ける。ジェームズ・キャグニーは相変わらず魅力的。
●『深夜の告白』(1944) ⇔ 『アパートの鍵貸します』(60)、『情婦』(57)、『新・おかしな二人 バディ・バディ』(81)>>51
※サスペンスが弱く「体感時間」が長い。主人公の「マッチの火の付け方」がイカす。脚本にレイモンド・チャンドラーが参加。>>325 >>355
●『死刑執行人もまた死す』(1943) ⇔ 『M』(31) ※『B級ビデオ発掘カタログ』の中で著者の伊藤勝男氏が激賞して
いたが・・・(ガッカリした記憶)。同じ時代の「ナチもの」では↓1942年のコメディ『生きるべきか死ぬべきか』が凄く楽しかった記憶。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1817

432 :
テスト

433 :
>>431
今迄見た事の無い面白い試みw

434 :
「ハードボイルド映画」に自己レス>>417

「和製」ハードボイルド映画は更に詳しくないですが、現時点で最高だと思うのは
鈴木清順監督の『野獣の青春』(1963=昭和38年)。大藪春彦『人狩り』が原作らしい。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0057D25A8/
ジャンル的に「ハードボイルド」でいいのかは自信が無いですが。
https://www.youtube.com/watch?v=OeRInKcGohs
↑時代を感じさせる予告篇。↓海外での評価。英語題は『Youth of the Beast』。
https://www.rottentomatoes.com/m/youth_of_the_beast
https://www.imdb.com/title/tt0057697/reviews
https://www.amazon.co.uk/gp/customer-reviews/RWPT5UITGYS29/
大げさに言えば、私が過去に観た邦画の中で「最もシビれた」アクションシーンが
逆さに吊られた宍戸錠のビリヤード場での格闘場面。すごく感激した記憶。

↓濱田金吾『せめてからりと晴れてくれ』(来生えつこ作詞)には「ハードボイルド」を感じる。>>389
https://www.youtube.com/watch?v=2c-ireF8RNk

435 :
英国人作家ジョン・ル・カレ(1931年生まれ)原作のフィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=9424
英国の情報機関で働いていたらしい。↓現時点で7本視聴した中での私的ランク。

1『ナイロビの蜂』(2005) ※社会派サスペンス+人間/恋愛ドラマ
2『裏切りのサーカス』(2011) ※豪華キャストの渋すぎるスパイ映画 ⇒かなり難解!?
3『鏡の国の戦争』(1969) ※「怒れる若者」二人が主役のスパイ映画 ⇒少し難解!?
4『テイラー・オブ・パナマ』(2001) ※好き嫌いが分かれそうな「変化球」スパイ映画
5『高貴なる殺人』(1991) ※「名探偵」が謎を解くミステリーの佳作 ⇒未DVD化のTV映画
6『寒い国から帰ったスパイ』(1965) ※地味なスパイ映画
7『リトル ドラマー ガール』(1984) ※地味なスパイ映画

私の好みでは「3」までが傑作、「5」までオススメ。↓『高貴なる殺人』の昔の投稿。
https://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1322710526/712
https://www.buyuru.com/item_1006695_1.html

436 :
『鏡の国の戦争』(1969)は、『狼たちの午後』(75)、『暴力脱獄』(67)等の
脚本家として知られるフランク・ピアソン(1925―2012)が監督/脚本。>>435
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=4347
https://www.youtube.com/watch?v=hY7gaKIzEWg
↑「ドイツ語」版予告。青春映画的な「詩情」と、冷戦時代スパイ映画特有の
「非情」を兼ね備えた「ニューシネマ的」なスパイ映画。こういうのは大好きだ。
部分的にはロードムービーっぽい感じもあり、映像も良かった。↓テーマ曲。
https://www.youtube.com/watch?v=C1vEADM61Mg
世界的に学生運動が盛んだったらしい当時(1969年)の「権力(名誉ある老人たち=
第二次世界大戦の功労者) VS 若者」の図式も感じる。原作未読なので不正確
ですが、「素人スパイ」になる主人公はポーランドからイギリスへの不法移民?
もう一人の「怒れる若者」の主人公は英国諜報部員の若きアンソニー・ホプキンス
(後のハンニバル・レクター博士)。オープニングから数分間の不穏で非情な
「つかみ」の部分も秀逸だが、「素人スパイ」が東ドイツに潜入(東独なのに全員が
英語で話す)してからの「何ひとつ思い通りに進まない」展開が最高だ。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000R8XA66/

437 :
●『テイラー・オブ・パナマ』(2001)。中米(中央アメリカ)のパナマが舞台。TVで観た。 >>435
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=234450
ピアース・ブロスナンが「病的に女好きの英国人スパイ」役だったか。オチも
含めて全てに「ブラックユーモア」を感じさせるコンゲーム風?のスパイ映画。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=Hnqtontv3xw
●『裏切りのサーカス』(2011)。昔に『コードネーム・キリル』(1988/>>200)
という「複雑な冷戦スパイもの」を二度見していたおかげで理解できた(気がする)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=341569
↓「日本版」予告。同じ「複雑〜」でも『ザルツブルグ・コネクション』(72)はつまらなかった。
https://www.youtube.com/watch?v=cUa1P_KCwoM
●『ナイロビの蜂』(2005)。アフリカのケニア共和国(ナイロビが首都)が舞台。偶然TVで観た。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=323841
序盤で国連職員?の男性が記者会見を開いていると、参加しているNPO職員?か何かの
女性が職員の主張を「意識の高い」発言で否定し難詰する場面を観て『うわ、めんどくせー
イヤな女だな』と思っていたら、実はこの二人が主役だったので驚いた。↓「日本版」予告。
https://www.youtube.com/watch?v=6Q0KFQ1sgRk

438 :
今頃観た『ニア・ダーク/月夜の出来事』(1987)。キャスリン・ビグローの単独での
初監督作、エリック・レッドとキャスリン・ビグローの共同脚本。かなり面白かった。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16795
昔からタイトルは知っていたけれど、「女性監督の吸血鬼もの」だというので甘ったるい
耽美的な作風かと思い敬遠していましたが、バイオレンス描写のセンスが素晴らしかった。
https://www.youtube.com/watch?v=nkv-QTW9rjA
↑予告。エリック・レッドの初脚本作で評価も高く有名な『ヒッチャー』(1986)の↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=t_DZUdie4Hg
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19217
「一般人」と「正体不明の凶悪な流れ者」の関係は2本とも同じですが、「一般人」の
側からの視点で捉えた「理不尽な恐怖」が『ヒッチャー』、「正体不明の凶悪な
流れ者(=ヴァンパイア)」の視点で「R理由」を描いているのが『ニア・ダーク』。
エリック・レッド監督、キャスリン・ビグロー脚本で再び組んだ未DVD化の
スリラー『アクシデント』(1996/TV映画)は何のひねりもない凡作で残念でした。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=51734
https://www.buyuru.com/item_712895_1.html

439 :
テスト

440 :
映画『羊たちの沈黙』(1991)で知られるトマス・ハリス(1940−)原作の映像化。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=13235
「映画化」は6本のようだ。『ハンニバル・ライジング』(2007)以外は観た。
個人的ベストはダントツで『羊たちの沈黙』、その次は『刑事グラハム』(1986)。
https://www.youtube.com/watch?v=gSQciiKhqXc
↑『羊たち〜』の予告。しかし「imdb」をチェックすると、『羊たち〜』を無断?で
映画化したインド映画『Sangharsh』(1999) という謎の作品が存在するようだ。
https://www.youtube.com/watch?v=bgt9n33p824
https://www.youtube.com/watch?v=oZyFts6Rgic
↑二種類の予告?。怖くて面白いのだろうか。インド映画は1本も観たことがない。
https://www.imdb.com/title/tt0111068/

441 :
ユダヤ系の劇作家、脚本家、映画監督デヴィッド・マメット(1947−)のフィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=4461
「監督/脚本を兼任」している映画で視聴済みは『スリル・オブ・ゲーム』(87)、『週末はマフィアと!』(88)、
『殺人課』(91)、『スパニッシュ・プリズナー』(97)、『ザ・プロフェッショナル』(2001)、邦題詐欺の
『特捜刑事 スパルタン』(2004)の計6本。私の評価は『殺人課』が傑作、「初」監督の『スリル〜』が秀作、
『スパニッシュ〜』が佳作、『週末は〜』が凡作、それ以外は「悪くはないけど佳作には届かず」です。
マメットは「コンゲーム(=二転三転する騙し合い)」を得意?としており、一番最初に観た『殺人課』は
「人を食った」ようなオチも含めて「うれしい驚き」を感じ大好きなのですが、最近になってDVDで観た
『〜スパルタン』や『〜プロフェッショナル』は、「どうせどこかで話が引っくり返るんだろう」と最初から
予想してしまうので驚きも小さい(←自業自得?)。「好き嫌い」で言えば両作とも「好きな方」なのですが。
↓『殺人課』と『スリル・オブ・ゲーム』の予告篇。この2本と『週末はマフィアと!』が未DVD化です。
https://www.youtube.com/watch?v=P9-Q0ZRFk7g
https://www.youtube.com/watch?v=V43NqtMRiwM
未見(未DVD化)の『5シリングの真実』(1999/The Winslow Boy)が高評価。「コンゲームもの」ではなさそう。
https://www.buyuru.com/item_736972_1.html
https://www.rottentomatoes.com/m/1087341_winslow_boy

442 :
『何という行き方!』(1964)。豪華キャストの恋愛コメディ。橋本治(1948―2019)の「偏愛」
映画(※『映画たちよ!』(1990年))であり、加藤賢崇(1962―)氏のオールタイムBEST1位。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16773
4度結婚し4度とも「大金持ちになった夫」と死に別れた薄幸の若き未亡人(シャーリー・
マクレーン)は、「国税局に大金を寄付しようとする」メンヘラ女と思われ強制的に心理療法を
受けさせられながら波乱の結婚生活を回想する…。映画の序盤はセンス的に古くてタルかった。
2番目の夫となるパリ在住の売れない前衛画家(ポール・ニューマン)との出会いあたりから
面白くなる、というか個人的にはこの「2番目の夫」のエピソードがいちばん良かった。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=NI55fRkOYeQ
↑水着姿のS・マクレーンを観て、こんなにスタイルが良かったのか、と驚きました。脚が長い!
4番目の夫は「安酒場で踊って生計を立てている冴えないオッサン」で、誰かは知らなかった
けど観終わって確認したら有名な「ジーン・ケリー(52歳)」だった。初めて観ましたが、やはり
優雅なダンスを披露してくれます。映画全体では「古臭い」部分は多いがモダン?で楽しい部分も
あり、後味は良好。ソローの『森の生活』(※私は未読)を理想の暮らしとする素朴な女性が、自らの
「望まないアゲマン能力」に泣く、というロマンティック?コメディ。もう一歩で(※人によっては
充分に?)「カルト映画」。「古臭さ×モダン?な楽しさ」は京マチ子の『黒蜥蜴』(1962)に通じる。>>353

443 :
トマス・ハリス原作(※全部未読)映画に自己レス。私のランキング。 >>440

1『羊たちの沈黙』(1991) ※本作と「2」は二本立てを映画館で観た。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19207
2『刑事グラハム』(1986) ※↓予告。レクター博士は「脇役の一人」で存在感は薄い。
https://www.youtube.com/watch?v=5zl6IxPJSVc
3『ブラック・サンデー』(1977)  ※↓予告。「レクター博士もの」ではない。
https://www.youtube.com/watch?v=EolqMkHyVuI
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=20277
4『レッド・ドラゴン』(2002) ※「2」と同じ原作。可もなく不可もなく無難。
5『ハンニバル』(2001) ※『羊たち〜』の続篇。公開時に映画館で観て非常に落胆した。
「過激表現=面白い」ではない。しかし本作は誰が監督しても「負け戦」確定な気もします。
どうしても前作と比較してしまう。私の好みでは「3」までが面白い。「4」は普通。

444 :
●【映画「監督」作の私的ランキング】 ※もちろん全「監督」作は観ていません

☆リチャード・ラッシュ(1929−) >>252

☆ニック・ゴメス(1963−) >>278

☆ビル・フォーサイス(1946−) >>303
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/652

☆メル・ブルックス(1926−) >>420-421

★サミュエル・フラー(1912−1997) >>429-430

☆デヴィッド・マメット(1947−) >>441

445 :
『ぼくのエリ 200歳の少女』(2008/スウェーデン)を観た。「ヴァンパイア」もの。原作未読。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335935
https://www.youtube.com/watch?v=PoYidpqdn9E
↑予告。監督は『裏切りのサーカス』(2011) >>437を後に撮るトーマス・アルフレッドソン。
私は『ミッドナイト・ミートトレイン』(※映画ではなく、クライヴ・バーカーが書いた原作の
短篇小説)、『ニア・ダーク 月夜の出来事』(1987)、『ケス』(1969)が、観ながら思い浮かんだ。
主人公の少年の学校や家庭での孤独な日常生活の丹念な描写は『ケス』とソックリ?だったし、
孤立している少年が飼う「隼(はやぶさ)のケス」との関係は、『ぼくのエリ』の主人公である
少年オスカーと「少女エリ」との関係に似ている。『ケス』の主人公が発する『隼(はやぶさ)は
誰にも媚びない(※懐かない?)から好きなんだ』というセリフは、オスカーのエリに対する
「愛情≒崇拝」に通じる?!。「太古から生き続ける大いなる存在」と、その下僕(の世代交代)は
『ミッドナイト・ミートトレイン』。「逆さ吊りにして血抜き」の場面なんかモロに思い出した。
「モダンヴァンパイア」?の設定や「子供のままの吸血鬼」は『ニア・ダーク』>>438の影響??

446 :
「複数の短篇作品」で構成されている「オムニバス」の古いホラー映画(洋画)。何本かはビデオで
昔に観ましたが、私にとって面白いと思えるものは、正直ほとんどありませんでした。『サイコ』の
ロバート・ブロックが原作/脚本の『アサイラム 狂人病棟』(1972)も、そんな中の1本でした。
https://www.youtube.com/watch?v=oYOdDaXlpHU
↑予告にも出てくる小さい騎士のオモチャ?は気持ち悪かった印象はありますが、やはり記憶には
残りにくい未DVD化のイギリス映画。「アサイラム」には「精神病院」という意味があるようです。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2016/08/img384.jpg
同じイギリスのサイコ・サスペンス『ツイステッド・ナーブ 密室の恐怖実験』(1968)の↓予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=KmqGOXMUmjY
不安を煽る「湿度が高い」不快な作風でありながら、最後は綺麗にパズルがハマる感覚があったと思う。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22835
知名度は低いようだけど、これは良かった。現在の医学的見地では医師の診断は「誤り」のようです。
私は未読の本ですが、『滝汗! サスペンス映画100』(2014年)で紹介されています。サイコ・スリラー?の
怪作『狂ったメス』(1968/↓予告)もイギリス映画。楳図かずお『洗礼』に通じる要素も。
https://www.youtube.com/watch?v=GSdtr8ALZ5A

447 :
『アサイラム』以外で観ている古い「オムニバスホラー」映画(洋画)を年代順に。原作は全て未読。>>446
◆『黒猫の怨霊』(1962) ★エドガー・アラン・ポー原作 ※アメリカ
◆『テラー博士の恐怖』(1965) ※イギリス
◆『残酷の沼』(1967) ★ロバート・ブロック原作/脚本 ※イギリス
◆『ブラッド・ゾーン(DVD題:怪奇! 血のしたたる家)』(1971)  ★ロバート・ブロック脚本 ※イギリス
◆『クリープショー』(1982/↓予告) ★スティーヴン・キングのオリジナル脚本 ※アメリカ
https://www.youtube.com/watch?v=XpFIZXAEzdM
◆『キャッツ・アイ』(1985) ★スティーヴン・キング脚本 ※アメリカ/オランダ
◆『クリープショー2 怨霊』(1987) ★スティーヴン・キング原案 ※アメリカ
◆『ネクロノミカン』(1993/↓ドイツ語版予告) ★H・P・ラヴクラフト原作 ※フランス/日本/アメリカ
https://www.youtube.com/watch?v=CWTugMNIDtQ

私が多少は面白く感じた「馬鹿ホラー」?が収められているのは『クリープショー』と『ネクロノミカン』。
強烈につまらなかったのは『キャッツ・アイ』。他は記憶に残っていません。すべてDVD有り。
未見の「オムニバスホラー」ではE・A・ポー原作の↓『世にも怪奇な物語』(1968)が有名です。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=24334

448 :
戦争映画のサブジャンル?に属する「潜水艦もの」は4本だけ観ています。>>417
かなり昔にビデオで観た『U・ボート』(1981/西ドイツ映画)、珍しく公開時に
映画館で観ている『ローレライ』(2005/日本映画)、最近になってビデオで観たのが
『眼下の敵』(1957/米国映画)と『U-571』(2000/米・仏合作)。私の満足度は
『U-571』⇒『U・ボート』⇒『眼下の敵』⇒『ローレライ』の順。上位の
2本が面白かった。私はイマイチでしたが↓『眼下の敵』は名作の評価を得ています。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=4961
『ローレライ』は香椎由宇が美しかった。『U・ボート』は、潜水艦内での「酸素不足」や
「水圧で押し潰される」恐怖を味わう、逃げ場の無い「閉所パニック映画」とも言えそう。
『U-571』(↓予告)のJ・モストウ「監督」作は計4本観ましたが、個人的に本作がベスト。
https://www.youtube.com/watch?v=oHvDBE5O09o
第二次大戦中、ナチスドイツの潜水艦がエンジンの故障で動けなくなり味方に助けを求める。
それを知った米軍は、仲間のフリをして潜水艦に接近・制圧し、艦内の暗号機「エニグマ」を
奪取しようと企む。『エグゼクティブ・デシジョン』(96) >>22みたいな映画が好きな人向け!?
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=161194
https://www.rottentomatoes.com/m/u571

449 :
●【特定作家の原作「映画化」作品の私的ランキング】 ※原作は「全て」未読 >>444

★H・P・ラヴクラフト(1890−1937)
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/843

☆ジョゼフ(又はジョセフ)・ウォンボー(1937−) >>109-110

★ルース・レンデル(1930–2015) >>224

☆ジェラルド・シーモア(1941−) >>244

★パトリシア・ハイスミス(1921−1995) >>406

☆ジョン・ル・カレ(1931−) >>435-437

☆トマス・ハリス(1940−) >>443

450 :
『ぼくのエリ 200歳の少女』(2008/スウェーデン)に自己レス >>445

アカデミー「脚本賞」の有名なイギリス映画『クライング・ゲーム』(1992)との共通点もあった。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=6350
https://www.youtube.com/watch?v=ov9tdqv8Cw8
↑予告。好きな映画ですが、「ネタバレ」を知ってしまうと、かなり面白さが損なわれる
タイプの映画です。好き嫌いも割れそう。両作とも同じ文脈?で「局部にボカシ」の場面が写る。
どちらも本国版は「ボカシ」が無いんだろうか?。監督/脚本のニール・ジョーダン(1950−)の
他の作品ではデビュー作で未DVD化の『殺人天使』(82)と『モナリザ』(86)だけは観ています。
「ヴァンパイア」つながりでは『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(94/↓予告)を撮ってる。
https://www.youtube.com/watch?v=qVknmcJHGfA
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=2132
『ブッチャー・ボーイ』(1997)の評判が良いようです。ビデオは昔に購入したが未見のまま。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=160021
↓『殺人天使』のジャケ写。『マッド・フィンガーズ』(78)みたいな惹句。観てるけど忘れてしまった。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2015/12/satujin.jpg

451 :
ダンウィッチの怪はDVD出てるけど凄い昔の映画感…。
ラヴクラフト物って安い映画ばかりだけど、そろそろ
CG全盛なんだしあっと驚くような映画化を!

452 :
この前のヴェノムってラブクラフトじゃないの?よくしらんけど

453 :
【特定作家の原作「映画化」】で「未DVD化」作品の評価 ※原作は未読 >>449

●エルモア・レナード原作 >>136 >>168
⇒『デス・ポイント/非情の罠』(1986)、『ピラニア刑事』(1988)

●ジェイムズ・エルロイ原作 >>107
⇒『ザ・コップ』(1988)、『ブラウンズ・レクイエム』(1998)

●ドナルド・E・ウェストレイク (=リチャード・スターク) 原作 >>68
⇒『汚れた七人』(1968)、『スレイグラウンド』(1983)

●ロデリック・ソープ原作 >>107
⇒『ガンドッグ 復讐の導火線』(1992)、『スーパーコップ90』(1990)

454 :
最近亡くなられた作家の田辺聖子(1928−2019)さんについては何も知らないけれど、
『大アンケートによる洋画ベスト150』(1988年)の233ページに掲載の「マイベスト10」の
1位がフェリーニの『サテリコン』(1969/イタリア)だった意外さは憶えてる。↓予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=fDiaSYCUqzk
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8842
私は安売りの新品DVDを購入したまま未見ですが、『カリギュラ』(1979/イタリア)みたいな
退廃的「エログロ酒池肉林」系を1位に選ぶ?、という驚きで。『カリギュラ』も未見ですが。
青山正明(1960−2001)は、『サテリコン』とパゾリーニの『ソドムの市』(1975/イタリア)の2作が
フェイバリットだと書いていた。パゾリーニは『ソドム〜』の出演者に殺されたらしい。私は未見。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18957
↑《【解説】第二次大戦末期、ナチ占領下の北イタリア。郊外の屋敷を舞台に、ファシスト達が
少年少女にあらんかぎりの変態行為を尽くすというショッキングな作品。マルキ・ド・サドの
『ソドムの120日』を元に、これが遺作となったイタリア映画界の奇才パゾリーニが、
男色、スカトロ、拷問といった異常行為を徹底的に描写。時代の狂気と自身の最後をフィルムに
焼き付けた。興味本意で鑑賞すると内容のヘビーさに閉口するかもしれない。》
前出の3本ほど過激ではない『最後の晩餐』(1973/仏+伊)は退屈だったが我慢して最後まで観た。

455 :
伊藤勝男『B級ビデオ発掘カタログ』(1988年)に所収の、クロード・ルルーシュ監督の
『男と女の詩』(1973)紹介文⇒ 《クロード・ルルーシュという監督、何から何まで
つまらぬ作品だらけだ。〈男と女〉がいいなんて嘘だ。ましてや〈愛と哀しみのボレロ〉
などとなると超駄作の極めつけ……。甘さだけに流れる、まるで山積された
バレンタイン・チョコレートみたいなものだ。 ところが間違いというものはある。
どうした手違いからか、ルルーシュには似つかわぬ粋な作品を残してくれたのだ。
〈男と女の詩〉は間違って出来上がったとしか思えない佳作である。まあ、主演の
リノ・ヴァンチュラがいい、そういってしまえば身もフタもない。[〜]やれば出来る
じゃないかとおだてたところで、二度作れないのがルルーシュさんなのだ。〜》←ディスりがひどい。
最近観た『男と女』(1966)は全くダメでしたが、昔に観た『ヴィバラビィ』(1984)は良かった。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3699
https://www.youtube.com/watch?v=ALQIWIzPE3Q
↑『男と女』の解説と予告。フランス映画の『男と女の詩』は未見、ハリウッドによる
リメイク版『ピーター・フォークの恋する大泥棒』(1987)も未見。どちらも未DVD化です。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2012/08/063.jpg
https://www.buyuru.com/item_1097656_1.html

456 :
クロード・ルルーシュ監督作品への自己レス>>455

『ヴィバラビィ』(1984)は、二転三転する「フェイクSF」とでも言うんでしょうか。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19341
https://www.youtube.com/watch?v=gIQq5wu0njc
↑予告。「いかにもフランス」な恋愛至上主義のバカバカしいオチが楽しい。「◯◯オチ」は
最も嫌われるらしいけど。真面目な映画ファンは怒るか呆れるか。↓昔の投稿。未DVD化。
https://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1322710526/597

457 :
難解だと評判のスパイ映画『裏切りのサーカス』(2011)への自己レス。 >>437
https://www.youtube.com/watch?v=VW-F1H-Nonk
↑めっちゃ「雰囲気のある」アメリカ版の予告。伊藤勝男『B級ビデオ発掘カタログ』(1988年)に
所収の、スパイ?映画『殺しの許可証』(1975)の紹介文⇒ 《毎度のことながらスパイ映画は
ややこしい。正直言って、何がなんだかサッパリでありながら面白かったという作品だって
ある。諜報活動に正直者なんぞ不要だから、あっち、こっちと動いていて目が廻る――とは
いうものの、あの緊迫感、その冷ややかさ、命令遂行にみる行動、非情に徹した意志など
やめられない快感がある〜》 『殺しの許可証』は、「ある大物政治家の決断を翻意させよ、無理な
場合には殺せ、という裏工作を任ぜられた家族思いな中年英国情報部員の話」であり、本格的な
スパイ映画とはいえないと思います。私の評価は「中の下」でイマイチ。ダーク・ボガード主演。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8155
「難解なスパイ映画」は、私の中では『三つ数えろ』>>325等の「正統派?ハードボイルド映画」>>264-265
と似た楽しみ方が必要な映画。「辛い料理」が好きな人は「辛さの中の美味しさ」を愛好する?のと
同様に、「難解だけど面白い」=「処理能力の限界を超えて伝わる面白さ」(≒麻痺?)ではないか。
「辛さ」も「難解さ」も好み(許容度)には個人差があり、「辛いから美味しい」のではなく、「好みの
辛さ」があるはず。頻繁にではなく、たまに観るから「難解でも」新鮮で面白い(と感じる人もいる)。

458 :
「シアトルのケン・ローチ」?こと↓マーティン・ベル(1943−)監督のフィルモグラフィー。>>331
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=3694
https://www.rottentomatoes.com/m/streetwise_1984
↑『子供たちをよろしく』(1984)というシアトルのストリートキッズたちを捉えた
「ドキュメンタリー映画」が一番有名でしょうか。ジェフ・ブリッジスが主役を演じ
製作にも関わる『アメリカン・ハート』(1992)と共に未DVD化。ジェフが脇役で出演、
製作総指揮のTV映画↓『アメリカの片隅で 〜幸せのかたち〜』(1996)は廉価版DVDあり。
https://www.rottentomatoes.com/m/hidden_in_america
↑ジェフの実兄ボー・ブリッジスが主演。他に観ているのは、鬱屈を抱えた白人至上
主義者たちを描いたTV映画の↓『ブラザーフッド 殺人結社』(1999)。これもDVDあり。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=161480
主人公がポルノショップに行って『異人種もの(※黒人男優×白人女優など)のAVは
取り扱うな』と脅迫するセリフ以外は何も憶えていません。『ブラザー〜』以外の3本、
特に『アメリカの片隅で』は「心に痛手を負う」が良い作品です。マット・ディロンの
↓『聖者の眠る街』やカサヴェテスの↓『ライク・ファーザー アンド・サン』と同類。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/873-874

459 :
自己レス>>458
ケン・ローチやマーティン・ベルの映画での【登場人物の愚か?な選択/不毛な意地の張り方】、
【感情を操作 (管理)している“見えない手”=監督への“無意識での反発(反感)”】は、高畑勲
監督の名作アニメ『火垂るの墓』(1988)にも通じる。【感情を操作?している側の人間への反発】は
ケビン・カーターがピュリツァー賞を受賞した↓『ハゲワシと少女』への反響も似ている。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20120125/297289/ph2.jpg
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20120125/297289/?P=2
「観ていて辛くなる」表現は好き嫌いが大きく割れる。「世界の現実(の一部分)」であっても。

『子供たちをよろしく』のEDで流れるトム・ウェイツ『Take Care of All My Children』。
https://www.youtube.com/watch?v=l-XtfrjvZrs
『アメリカン・ハート』のEDで流れるトム・ウェイツ『Never Let Go』。
https://www.youtube.com/watch?v=GyKZtiZDH8g

ケン・ローチ(1936−)監督の『ケス』(1969) >>445、『レディバード・レディバード』(1994)、
『マイ・ネーム・イズ・ジョー』(1998)、『Sweet Sixteen』(2002) の私的ランキング。>>18

460 :
伊藤勝男(1937−?)『B級ビデオ発掘カタログ』(1988年)のP.184 ⇒《映画はスクリーンを
通じてみるものだと、ずうっと思いこんでいた[〜]ビデオをみはじめたのは、昨年(八十七年)の
一月からであった。[〜]続けてみると満更でもない。好きな時にジョン・フォードや
ハワード・ホークスをみては、今更のごとく映画的快楽に浸ってしまったのだ。 最初の
頃は、昔みた懐かしの名画であり、ミュージカルやフランス名画などをあさるようにして
見直していたのだが、どうもピンとこない。かつて、学生時代に受けた強烈な印象、感銘が、
すっかり消え失せてしまった作品が実に多かったのだ。 時代のテンポといえばそれまでの
ことになるが、それならヒチコックだって、ジョン・フォード、ハワード・ホークスなどの
作品もそうなるはずだ。それがなるものとならぬもの、つまり普遍性を持った力のある作品と、
時代と共に色あせる――名画を二分する現象、そこでビデオに執着しはじめたのだ。
 参考のためとビデオ雑誌をのぞくと、なんのことはない、名画は名画としての扱い、映画
雑誌に記されているままの紹介だ。二十年、三十年前と同じ評価、作品の価値観などあるはずも
ないのに――だ。 やはり現在(いま)の時点での見直しも必要じゃないか、ただ乱雑さにかまけて、
安易な処理をするのでは、せっかくの名画も信用を失なって若いファンは見向きもしなくなる。
――それじゃあ勿体ない。》 読んでませんが、「ハンマーをもって哲学する」はニーチェ?
※「伊藤勝男」>>455 >>457  ※「永遠の名画/一回限りの名画」論>>401

461 :
★「ジャンル別◯◯映画」の私的BEST★に追加 >>417

●脚本家コンビ「レヴィンソン&リンク」が「脚本」を書いたTV映画5本
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/722
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1363762024/58-59

●映画評論家・増淵健(1931−1996)の「とっておきマイ・ベスト」1〜3位 >>59

●「ニュージーランド映画」4本と「NZ映画のオールタイムベスト10」 >>89 >>169 >>261

●「シャーロック・ホームズ」関連の旧作映画(70〜80年代)数本の予告篇 >>102-103

●「ダイヤモンド映像」のレーベルから出た洋画ビデオBEST1 >>134-135

462 :
伊藤勝男>>460氏の単著『B級ビデオ発掘カタログ』(1988年/青弓社)の姉妹編?という形で
刊行された『珍作ビデオのたのしみ』(1989年/青弓社)。その102ページに掲載されている
「監修者」の立場で本書に関わっている伊藤氏の文章⇒ 《珍作、怪作、駄作、愚作は
結果としてのこと、その過程に遊びがあったら上等だ。それも愉しむことのできない
奴などが映画をみたって仕方あるまい。〜〜映画を紹介するのは難しい。自分の趣味
としての好みは明確にすることはできるが、それとて知性、感性を含めた貧しさを
露呈するばかりだ。かの淀川長治さんにして“私は映画の下僕です。批評などおこがましい”と
語るほど映画は大きな存在だ。批評することより愉しむ心の方がどれだけ重要か――。
新聞、雑誌等で作品に◯や×、あるいは☆が二つだ四つだと採点する者は多い。いい度胸だと
ほめたいが、彼らの採点そのものには評者としての貧しさが浮きでている事にも気づくのだ。
映画を簡単に扱って恥をかく事もまた多い。書かれた評を鵜のみせず、愉しむことを
知ってこそ映画は発見されるのだ。(伊)》 私は「どうせ“個人の評価”なんて大して当てに
ならない(期待されるのは一部のカリスマだけ)」ので、点数でも☆でも自分に正直に書けば
いいと思う。何かへの評価によって「評者自身が他人から評価を下される」のは誰も避け
られない。《映画は大きな存在》=多面的?だし。「旧作洋画」でIMDbやRotten Tomatoesを
参考にするのは、「たった一人の評価」よりも「妥当な評価が多い」と経験的に感じるから。

463 :
★相米慎二(1948−2001)監督のフィルモグラフィー。「監督」作は9本視聴済み。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=118297
「オリジナル版」「完璧版」は除く。1994年以降のは未見。個人的なBEST3は
『翔んだカップル』(80)、『セーラー服と機関銃』(81)、↓『台風クラブ』(85)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=149528
☆寡作な柳町光男(1945−)監督のフィルモグラフィー。4本だけ視聴しています。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=266415
昔に観た『十九歳の地図』(79)、『さらば愛しき大地』(82)、『火まつり』(85)と、
最近ビデオで観た『愛について、東京』(93)。私のBEST1は『火まつり』ですが、
同じ1985年の『台風クラブ』と表面的には類似するところがあったと思います。
当時の歌謡曲に合わせて集団で踊る、主人公(たち)が「荒ぶる自然(森の神?/台風)」と
一体化して陶酔・半狂乱のディオニュソス的?な酩酊状態になる不条理な展開。
『台風〜』と↓『火まつり』は日本でも海外でも知名度が低くて忘れ去られる運命?
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=149425
もったいない。ちなみに『ノーカントリー』(2007)の殺し屋アントン・シガーが用いる
屠畜用のエアガン?は『愛について、東京』で実際に牛に使用されている場面が写る。

464 :
イギリス出身の脚本家「アラン・シャープ(1934−2013)」のフィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=11255
「脚本」の映画は6本だけ観ました。うち1本が唯一の監督作。私の好みで偉そうに
A・B・Cの三段階にランク付けすると、「A」は『ワイルド・アパッチ』(1972)のみ。
「B」が『ラスト・ラン 殺しの一匹狼』(1971)、『ナイトムーブス』(1975)、未DVD化の
『トレジャーinメキシコ』(1985/>>67)。「C」が『バイオレント・サタデー』(1983)、
『キャット・チェイサー』(1989)となります。「C」は、つまらないというわけでは
ないけど、「面白い」とか「好き」のレベルではない。『トレジャー〜』は甘ったるくて
ダサいけど私は好きなので。「A」の『ワイルド・アパッチ』は傑作という感じではなく、
「渋い」時間がゆったり流れる。↓予告。設定は『夕陽に向って走れ』(1969)に少し似てる。
https://www.youtube.com/watch?v=UTeVqaFpcE4
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=25928
『キャット・チェイサー』予告。チャールズ・ダーニングの「エグい」役は良かった。
https://www.youtube.com/watch?v=a6OC1Wipsmw
『ナイトムーブス』予告。ジーン・ハックマン主演の「70年代私立探偵もの」です。
https://www.youtube.com/watch?v=dTRiCIurLdI

465 :
★【ウジウジメソメソしたオッサン】が主人公の「好きな洋画」10本(※順位無し)
⇒悔恨、贖罪、復讐、運命の受容 ※未見の『レスラー』(2008)もオッサンメソメソ系か?

・『ガルシアの首』(1974)  ※「賞金首」を狙うピアノ弾きのオッサン
・『マイ・ネーム・イズ・ジョー』(1998/英)  ※元・アル中のオッサン >>18
・『ワン・フロム・ザ・ハート』(1981)  ※恋人(オバハン)と倦怠期のオッサン >>417
・『ナイロビの蜂』(2005/英)  ※外交官の陰気なオッサン >>437
・『マリアの恋人』(1984)  ※大事な時にインポになる兄ちゃん >>296
・『アメリカの片隅で』(1996)  ※妻をガンで喪った子連れのオッサン(失業中) >>458
・『コップランド』(1997)  ※冴えない警官のオッサン。『ランボー』(82)でも可 >>57
・『アンフォゲタブル』(1996)  ※未解決事件で妻を殺された検死官のオッサン(子持ち) >>160
・『影の軍隊』(1986/英)  ※息子を亡くしたオッサン(=マイケル・ケイン) [未DVD化]
 https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/784
・『刑事ロニー・クレイブン』(1985/英)  ※娘を目の前で殺されたオッサン刑事
 ※メル・ギブソン主演の佳作『復讐捜査線』(2010)の元となるBBC製作の傑作TV映画。
 https://www.imdb.com/title/tt0090424/reviews

466 :
《〜〜(※高平⇒)「実は[〜]内田裕也という人間、嫌いだったんですよ。[〜]かかわりたくない人って
感じだった……もちろん誤解だったですけどね」〜(※内田⇒)「結局さ、俺って人間は単純でさ、
好き嫌いが激しいわけよ。それでさ、相手も俺を裏切りやすいんじゃない。そうなると俺は、そいつに
徹底して対抗するんで、それであとは悪口をいわれるんじゃないすか」 それだけの理由で悪くいう
人間が多いとはぼくも裕也さんを思っちゃいない。他にもたくさん裕也さんが悪くいわれるだけの
欠点を持ちあわせている。[〜]約束を忘れた、時間を守れなかった、いさみ足とも思える余計な批判を
他人にあびせてしまった……[〜]なぜかわからないが、そうした欠点がたまらなく魅力的にみえたりする。
 単純明快で一本気で親分肌で喧嘩っぱやくて、内田裕也は、裕也自身が持つ男としての理想――
カッコよさなわけだが――に自分を近づけようとしている。近づき過ぎて本当の自分と、近づこうと
演技している自分の境がわからなくなってしまっている。だから時として生ずる歪みが悪口の恰好の
材料となってしまう。裕也さんのそういう人間らしさを知ってしまえば、悪口をいう人と同じ数くらい
絶賛する人が多いのもうなづけることなのだ。悪漢であり続けること――それも裕也さん独特の
ヒロイズムかもしれない。自分の良さを人に伝えるのは下手でも、悪さを見せるのは上手い。だから
誤解される。誤解されてもへっちゃらだと居直る。権力が嫌いで、権力を持った人間には徹頭徹尾
立ち向っていく。[〜]優等生になったとたんにつまらなくなる芸人が多いこの国の中で、内田裕也こそ、
一生不良少年であり続けることができる数少ない芸人なのである。》 歌手でも俳優でもなく「芸人」?

467 :
↑『みんな不良少年だった』所収の内田裕也インタビュー「オレはロッキンローラー」より。>>466

高平哲郎氏の「ディープ・インタヴュー」本『みんな不良少年だった』(1977年)は文庫版あり。
http://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1096823948
↑映画関係では他に菅原文太、原田芳雄、渡哲也、藤竜也、梶芽衣子、加山雄三、川谷拓三、
室田日出男、荒木一郎、岡本喜八。高平氏は内田の『俺はロッキンローラー』(1976年/未読)出版の
裏方として知り合ったようです。私は内田裕也については映画での印象ぐらいしかありません。>>210
深夜TV『たかじんnoばぁ〜』(1992〜1996年)に出演している回を当時少しだけ観ましたが、
安岡力也を横に従え『俺はハイブリッドだ』とか『新しい日本人だ』とか言ってたのは
憶えています。やしきたかじんは笑みを浮かべつつ、何度か、うなずいていました。
高平氏の本では他に『話は映画ではじまった PART1 男編』(1984年)というインタビュー本も読んだ。
https://www.shobunsha.co.jp/wp/wp-content/uploads/02_hanasihaeigade-otoko.jpg
↑映画関係は、松田優作、緒形拳、池部良、宇崎竜童、千葉真一、泉谷しげる、柄本明、淀川長治。
個人的には私が子供の頃にTV界の大スターだった欽ちゃん(萩本欽一)の話が興味深く面白かった。
未読の↓『星にスイングすれば』(1980年)も「34人のスタアたち」へのインタビュー本らしい。高い!
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/836/0100311836/01003118361.jpg

468 :
安原顕(1939−2003)>>105 >>256が「ぼくらはカルチャー探偵団」の団長として関与
した全9冊?の1冊目が『知的新人類のための現代用語集』(1985年/角川文庫) 。
いかにも80年代的?で「軽薄短小」な装いのガイドブックには、90年代に古本屋で
初めて出会った。このシリーズを担当した角川書店の当時の編集者が見城徹氏らしい。
知的な人には鼻で笑われそうなシリーズですが、ダサくて無教養な田舎者の私にとって
初耳のハイブロー?な作品や人名、古典を数多く「知った」。全く「吸収」出来てないけど。>>403
このシリーズのどれかで作家の高橋源一郎氏が『少女漫画ベスト50』というのを
選出していた。「いわゆる少女漫画」作品>>229は自分には無縁ですが、その中で
『ハードSFの傑作』と絶賛されていたのが佐藤史生(1952−2010)の諸作だった。
そこで名前を初めて知り、奇想天外社版の『金星樹』>>407は古本屋で買っておいた。
『ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け』(1986)は高橋氏の原作で「唯一」の映画化。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=149862
https://www.youtube.com/watch?v=loCGBwubvHk
小説は未読。↑予告。村上春樹みたい?な「アメリカかぶれ」。スノッブでポップな
「から騒ぎ」。悪くない。天井や床を突き破って突然ギャングが登場する場面が好き
です。最後の知らない歌手と歌がダサかった。監督は『SO WHAT』(1988)>>249の人。

469 :
相米慎二(1948−2001)「監督」作に自己レス。>>463

『セーラー服と機関銃』(81)は、「アイドル映画」として家族で一緒に観に行ったが、序盤の
唐突な「ヤクザ(渡瀬)と情婦(風祭)の濡れ場」で死ぬほど気まずい思いをした。この監督はクソだ。
https://www.youtube.com/watch?v=RM7zYdjv9vU
↑予告。薄い皮膜1枚を隔てた別世界に迷い込む相米流の『ブルーベルベット』?。あの卑怯な
エピローグで感動。『台風クラブ』(85)には楳図かずおの大傑作『漂流教室』を感じる。最良の実写化。
https://vimeo.com/36368899
↑『台風クラブ』の1場面のクリップ。『セーラー服〜』の原作者である作家の赤川次郎氏が
映画について書いた文章や対談をまとめた『三毛猫ホームズ映画館』(1983年/文庫版あり)に
赤川・相米・他1名の『セーラー服〜』に関する鼎談が収録されている(※初出は「キネマ旬報」)。
鬼監督で偏固?な相米の人柄(←私は何も知りませんが)と「撮影時の裏話」、監督の「自嘲」が面白い。
未DVD化関連では斉藤由貴が主演の『雪の断章 情熱』(1985)は100円の中古ビデオを
よく見かけだけど買わなかったので今も未見で後悔しています。他にビデオ・TVで観ている
のは『ションベン・ライダー』(83)、『魚影の群れ』(83)、『ラブホテル』(85)、『光る女』(87)、
『東京上空いらっしゃいませ』(90)、『お引越し』(93)の6本。私の感覚では全部「水準以上」です。

470 :
ガイジ

471 :
ガイジ

472 :
SF作家アーシュラ・K・ル=グウィン(1929−2018)の『天のろくろ』(未読)の2度目の
TV映画化『レイス・オブ・ヘブン 天のろくろ』(2002)。脚本はアラン・シャープ。>>464
https://www.youtube.com/watch?v=zr9DQ98R4xg
↑予告。悪くない。監督は『ミュージック・オブ・チャンス』(93)のフィリップ・ハース。>>257
古いアメリカの白黒TV番組『トワイライト・ゾーン』や『アウター・リミッツ』の一話を
長尺にしたような印象。80年代後半に関西の深夜の時間帯で放送していたのを時々観ていた。
「夢」を最新の機械でイジくる所は『トータル・リコール』っぽいし、「多層現実」?の世界が
『トータル〜』の原作者P・K・ディックぽい。原作の短篇『追憶売ります』は映画と違い
傑作で余韻が深い。ル=グウィン原作のアニメ『ゲド戦記』(2006) は未見。SF小説(長編)を
読みもしないのに1990年版の『SFハンドブック』は新刊で購入して読んでいたので、当時の
有名SF作家の名前だけは知っている。全く関係ないけれど、「スピッツ」のヴォーカルで
作詞/作曲を手掛けている草野マサムネ(1967−)氏がデビュー直後?の「オールナイトニッポン」を
時々聞いていたが、確か『ハヤカワの青背?は全部読んだ』とか何とか発言していて、私は
「それで歌詞がヘンテコなんだな」と勝手に納得した(ファンではない)。『名前をつけてやる』とか。
『天のろくろ』は1980年のTV映画↓『The Lathe of Heaven』(日本未発売)が高評価のようです。
https://www.imdb.com/title/tt0081036/reviews

473 :
『死霊伝説』(79/TV映画)、『ドラキュラ血のしたたり』(71)、『ナディア』(94/未DVD化)、
『ナイトフライヤー』(97/>>52)、『ハンガー』(83)、『マーティン 呪われた吸血少年』(77)は
観てる〈ヴァンパイア(吸血鬼)〉映画。『ナイト〜』以外は楽しめない自分には不向きか。 >>438 >>445 >>450
意外にもポランスキー監督も撮っています。『ロマン・ポランスキーの吸血鬼』(1967/英+米)。
https://www.youtube.com/watch?v=uoWYz96GpyY
↑予告。コメディ映画で、笑いとしては好き嫌いの別れそうな「すべり笑い」に近い感覚。
主役は原題の「恐れを知らないヴァンパイアキラー」2人で、その1人をポランスキー自身が
楽しそうに快演。クラシックホラーをパロディにするのは昔からあるのかもしれませんが、
メル・ブルックスの『ヤング・フランケンシュタイン』(1974)>>420よりは早いようだ。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=5602
私は序盤はクダラナイと思ったけど、中盤くらいから面白く感じ楽しめた。オチもアホらしい。
同監督では未DVD化の『ポランスキーのパイレーツ』(1986/↓予告)という映画も観ています。
https://www.youtube.com/watch?v=DArfkxOQroQ
主役のウォルター・マッソー(1920−2000)が、ボロ布をまとった乞食みたいな海賊というか、
筏で大海を彷徨う漂流者みたいな役だった気が。途中からマッソーの付き人?の青年と少女の
恋愛ものみたいになったりしてツマンネーと思った気がする。コチラは失敗作だと思います。

474 :
★【暴発寸前のイライラしたオッサン】が主人公の「胸がザワつく洋画」10本(※順位無し)>>465
⇒自暴自棄、DV、殺人、現実の否認 ※「胸糞悪い」描写が多いので苦手な人は要注意

・『タクシードライバー』(1976)  ※ロバート・デ・ニーロ。ポール・シュレイダー(1946−) 脚本。
・『ラストタンゴ・イン・パリ』(1972/仏+伊)  ※マーロン・ブランド>>245。『ジェラシー』(80)でも可。
・『バッドタイム』(2005)  ※デヴィッド・エアー「初」監督/脚本。主人公は無職の兄ちゃん。>>201
・『スカーフェイス』(1983)  ※アル・パチーノ。オリバー・ストーン(1946−) 脚本。
・『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(1985)  ※ミッキー・ローク。オリバー・ストーン脚本。
・『トーク・レディオ』(1988)  ※オリバー・ストーン監督/脚本。『キラーハンド』(81)でも可。>>126 >>255
・『マッド・フィンガーズ』(1978)  ※ジェームズ・トバック監督/脚本。 [未DVD化] >>271
・『フォーリング・ダウン』(1993)  ※私の中では『泳ぐひと』(68)と同じ「現実否認オヤジ」の映画。
・『ニル・バイ・マウス』(1997/英)  ※俳優ゲイリー・オールドマン唯一の「監督/脚本」作。>>263
・『ワンス・ウォリアーズ』(1994/新)  ※リー・タマホリ監督/ニュージーランド映画。 [未DVD化]
 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=26649
 ↓予告。ギャグと紙一重な「不幸のつるべ打ち」。「洗練」とは程遠いが、武骨な「パワー」は伝わる。
 https://www.youtube.com/watch?v=N0-Q3ChKcfE

475 :
◆映画「監督作」の私的ランキング◆ ※数本しか観ていません >>444

☆アイヴァン・パッサー(1933−)
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/112

☆アダム・バーンスタイン(1960−)の映画2本『いとしのパット君』『ハード・デイズ』
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/464

★ダニエル・ペトリ(1920−2004)と、☆ダニエル・ペトリ・Jr(1952−)の親子監督
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/737

☆ケン・ローチ(1936−) >>18

★ピーター・イエーツ(1929−2011) >>248

☆石井隆(1946−) >>280

476 :
《物書きがいたら、そいつはエゴイストと考えてまちがいない。書くというのは、
きわめてわがままな行為なのだ。なぜなら、それは本質的に、「おれがいうことは
世界中のやつらが聞くだけの価値があるくらい重要だ」といっているも同然なの
だから。》byハーラン・エリスン(1934−2018)。『必携スティーヴン・キング讀本』P.257。>>391-392
↑誰もが書いて撮って「公開」する現代は、誰もがエゴイスト??。私はそうですが。

《ぼくが真実を口にするとほとんど全世界を凍らせるだろうという妄想によって
ぼくは廃人であるそうだ》←吉本隆明(1924−2012)の「詩」らしい。今なら「イタい」?。
中上健次(1946−1992)が「若い頃にこの詩に出会い衝撃を受けた」と書いていた気がする。

ハーラン・エリスンは未読。ディストピアSF『少年と犬』(1975)は昔にビデオを
『このビデオを見ろ!』経由で観た。↓予告。「犬好き」「ディストピア好き」向けか。
https://www.youtube.com/watch?v=ZjcR9iYj6UQ
よしもとばなな(未読)の父ちゃんが吉本隆明。『キッチン』(1989)は少し前に観た。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=150911
橋爪功の「ゲイの母ちゃん」は良かった。主役二人の台詞が意図的?な棒読み。

477 :
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督では、やっと2本目の『プリズナーズ』(2013) 鑑賞。↓予告。>>465 >>474
https://www.youtube.com/watch?v=doPNgss-ntc
DVDで最初に観た『ボーダーライン』(2015)は、私にとっては「深刻ぶった(だけの)凡作」
で退屈でしたが、本作は「深刻ぶった(心がザワつく)力作」で大いに満足できました。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=347703
前情報は一切無しで観た方がいいと思いますが、私は『ザ・バニシング 消失』(1988) >>231
『ミスティック・リバー』(2003)を連想しました。あの「ペットボトル入り特製ドリンク」は、
やはり『ザ・バニシング』オマージュ?。嬉しくてニヤニヤした。「全てを見通す」超人的な
名探偵(役)が登場し、隅から隅まで詳しく分析し最後にズバリと犯人と動機を説明しきって
観客スッキリ、の映画ではない(※やや難解?)。終盤のある場面は『トゥルー・グリット』(2010)、
「事件と家族の崩壊」は『トカレフ』(1994)や『64-ロクヨン-』(2016)が頭に浮かびました。
『ミスティック〜』の「オッサン3人の主人公」の一人は、少年時代に鬼畜なオッサン達に
誘拐され性的虐待を受け人生が狂ってしまったオッサン。日本で映画化すれば題名は『(自粛)』。
↓『ボーダー〜』予告。麻薬戦争もの『エリート・スクワッド』も私的にハズレ。2作目未見。
https://www.youtube.com/watch?v=5PwwJ-18Y9g
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=354473

478 :
『密告者』(1990)。ドナルド・サザーランド主演の「冷ややかな」政治サスペンス。
劇場未公開、未DVD化には納得の地味で退屈な話ですが最後まで興味は保たれる。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=54904
↑《【解説】冷戦下のポーランドが舞台。ある日、政権でナンバー6の座につく
共産党員ヨゼフが出勤すると、彼のオフィスは消え失せていた。自宅からも
盗聴器が無数に発見され、ヨゼフは尾行の影にも気がつく。やがて謎の敵の手は
家族にまで襲いかかり……。〜〜》 監督は英国人のジョン・アーヴィン(1940−)。
私は本作の他に『戦争の犬たち』(1980)と『復讐は我が胸に』(1989)の2本を観ています。
3本とも「悪くはないが、もう一押しが足りない」惜しい作品たち。私は未見ですが、
↓英国BBC版『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』(1979)の監督も彼です。
https://www.rottentomatoes.com/tv/tinker_tailor_soldier_spy/s01
https://www.imdb.com/title/tt0080297/reviews
映画版の『裏切りのサーカス』(2011) >>437を更に超える驚異的な高評価。日本版未発売。
『密告者』は実話を元にした「原因が全く思い当たらない」不条理サスペンスでもある。
https://www.imdb.com/videoplayer/vi346358041
↑予告。カフカ原作の『審判』(1962)とは違い、絶望的な「理由」は終盤に明かされる。

479 :
大好きな『フロム ビヨンド』(1986)の↓海外での高評価?を知る。嬉しいけれど意外だ。
https://www.rottentomatoes.com/m/from_beyond
https://www.imdb.com/title/tt0091083/reviews
本作は「1%」だけH・P・ラブクラフト(未読)、残り全部が【間違ったサービス精神】で
構成された「馬鹿ホラー」の金字塔。「松果体」のくだりとかアホ過ぎるが最高です。>>177
https://www.youtube.com/watch?v=dEiNMI41u-Q
↑予告篇。桂文珍が司会の『はなきんデータランド』に小西克哉がゲスト出演した
時に、好きな映画として『フロム ビヨンド』と『ビデオドローム』(1983)の名を挙げ、
両作の「グチャドロ迷場面集」を夜7時台に全国生放送しても許された野蛮な平成初期。
『クトゥルー神話大全』(1994年)には『英語圏でラブクラフト(lovecraft)の文字には
「大人のおもちゃ」の意味がある』と荒俣宏が書いていた。では「ラブクラフティアン」は?
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/843
↓VHSジャケ写(※「Z級VHSパケ墓場」より)。元ネタ?はダリの『戦争の顔』らしいです。
http://livedoor.blogimg.jp/zcinema/imgs/8/1/8180fce9.jpg
青山正明は無茶苦茶な本作と『ヘルレイザー2』(1988/↓予告)を評価していたはず。>>126-127 >>454
https://www.youtube.com/watch?v=QLdl8Agik7w

480 :
山下達郎も竹内まりやもシティ・ポップも「日本の宝」?なのかもしれないけど
井上陽水も国宝ではないんだろうか。知ってる歌は5曲ぐらいしかないけれど。
↓『帰れない二人』と、玉置浩二とデュエットした『夏の終わりのハーモニー』。
https://www.youtube.com/watch?v=r2EWnKDulQA
https://www.youtube.com/watch?v=WCSeiSOaHxY
『帰れない二人』は『東京上空いらっしゃいませ』(90)で使われていて初めて聞いた。>>469
大昔に『ザ・ベストテン』?で、東京で外国人(白人/黒人)女性に「日本の男性歌手で
セクシーなのは誰?」と尋ねる街頭アンケート企画があり、ダントツ1位が玉置だった。
↓大貫妙子『色彩都市』は『今夜なに色?(読売テレビ)』のOPで流れていた。
https://www.youtube.com/watch?v=et1Jhg0AzZ0
「FM COCOLO」という在阪ラジオ局の火曜深夜に石井一孝というミュージカル俳優?で
AORマニアを自称する人(レコードコレクターらしい)が一人でボケて一人でツッコミ
ながら進行する『Midnight Treasures』という番組があり、「俺のAOR」というコーナーに
ゲスト出演した福田直木(ブルー・ペパーズ)という人の↓『6月の夢』がいい曲だった。
https://www.youtube.com/watch?v=n26TChMdm_c
在阪局では『NIGHT AND DAY』、『NIGHT AQUARIUM』、『Midnight Pretenders』などの番組。

481 :
映画好きの作家・赤川次郎(1948−)氏の『三毛猫ホームズ映画館』(1983年)に、当時の新作『テス』(79)に
絡め旧作7本を分析した、1980年時点での〈ロマン・ポランスキー論〉?が収録されている(P.120〜125)。>>469
《〜〜一筋縄ではいかない、とはよくいう言葉ですが、ポランスキーの映画ほど、それがぴったりと
当てはまる作品も少ないでしょう。〜〜ポランスキーは観客を引っかけて喜んだりはしません。観客に
サービスするとか、楽しませようというつもりで映画を作ってはいない。しかし決して難解でなく、
見る者を引き込んでしまうのは、ポランスキーが根っからの映像人だからでしょう。 ポランスキーの
映画は面白い。それはもう、アンダーラインつきで保証します。しかし、見終って「ああ面白かった」と
気分爽快に映画館を出ることはできません。 映画は(何も映画と限ってはいませんが)ハッピーエンドか、
でなければ悲劇で終るものだと素朴に考えている人が、ポランスキーの映画を見たら、きっと当惑して
しまうことでしょう。「こんな終り方ってあるか!」と文句を言うかもしれない。 映画にカタルシスを
求める客へ、ポランスキーはいつも冷水を浴びせます。第一作『水の中のナイフ』からしてそうでした。
〜〜こうして見て来ると、ポランスキーは、自分の映画を、常にハッピーエンドとも悲劇ともつかぬ、
中途半端な形で終らせていることが分ります。 価値観の逆転、モラルの崩壊……。ポランスキーの映画が、
例えどの時代の物語であっても常に〈現代〉を感じさせるのは、確固たる拠り所を持たないニヒリズムの
影が漂うそのラスト・シーンゆえだと言ってもいいのではないかと思います。〜》 私は1995年までの
7本だけ鑑賞。『水の中〜』、『反撥』、『マクベス』等は未見。私の現時点でのベストは『死と処女(おとめ)』。>>422

482 :
長谷部安春(1932−2009)監督のフィルモグラフィー。5本だけビデオで観た。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=116569
古い順から『俺にさわると危ないぜ』(66)、『みな殺しの拳銃』(67)、
『縄張(しま)はもらった』(68)、『野獣を消せ』(69)、『化石の荒野』(82)。
『俺に〜』『化石〜』以外が未DVD化。私が面白かったのは、現在でも>>2
書いたのと同じく『俺にさわると危ないぜ』と『野獣を消せ』の2本。
https://www.dailymotion.com/video/x3a3g23
↑『俺に〜』予告。都筑道夫(1929−2003)の小説(未読)が原作で、さすがに
現在では古臭いが、遊び心があって楽しい娯楽作です。都筑の映画化では
↓『殺人狂時代』(67)がカルトとして有名。都筑原作はこの2本だけ観ました。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=87911
https://www.youtube.com/watch?v=JmT1qMEnV9k
↑『殺人狂〜』の低画質予告。『野獣を消せ』は現在でも見応えのある力作。
『皆殺しのスキャット』(70)という『野獣〜』の渡哲也みたいに松方弘樹が
アメリカ帰りのプロハンター?役の↓映画は昔に観た。凡作だった(未DVD化)。
https://www.kadokawa-pictures.jp/official/42544/

483 :
★「ジャンル別◯◯映画」の私的BEST★に追加 >>461

●イケメン細マッチョ俳優マルク・ポレル(1949−1983)の「主演」映画2本。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/823
https://i.ebayimg.com/images/i/301834441467-0-1/s-l1000.jpg

●大好きな「イタリア産娯楽映画」の旧作4本 >>188 >>54 >>172
※『ミスター・ノーボディ』は『ベストテンなんかぶっとばせ!!』(1998年) で
山本直樹氏が選出していて初めて知り観た。4本とも「好き嫌いが分かれる」映画。

●劇作家ハロルド・ピンター(1930−2008)「脚本」の映画 >>173

●蛭子能収【私が今まで観た映画ベスト10】 >>238

●「女が主役(=探偵役)」のハードボイルド?映画(洋画) >>301

484 :
黒澤明『生きる』(1952)。志村喬の名演。佳作か秀作か。前半までなら文句無しの傑作。>>398 >>412-413
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=135812
https://www.youtube.com/watch?v=mfJmVgZdlYU
↑予告。後半に失速。主人公の市民課の課長が変貌した「理由」は、前半を観た観客には
わかりきったことなので、通夜での説明的なパートは必要であっても長すぎて辛い。観る
前は「ベチャベチャしたお涙頂戴映画」を想定していたが違いました。飲み屋で出会う
「無頼派?作家(伊藤雄之助)」と「堅物課長(志村喬)」とのエピソードは、私には、まんま
「ダスティン・ホフマン」と「ジョン・ヴォイト」の『真夜中のカーボーイ』だった(BL?)。
カウボーイハットならぬソフト帽を被った「真夜中のオールドカウボーイ」二人が豪遊し
キャデラック?で移動している途中に車を止めさせ降りる志村喬。離れた所で志村を心配
する伊藤雄之助。二人が無言で見つめ合うシーンの素晴らしさたるや。市役所を1年半で
辞めオモチャ工場に転職する高卒?の「小田切とよ(小田切みき)」も大変素晴らしかった。
『となりのトトロ』に出てきそうな、宮崎駿が好きそうな、真っすぐな「お転婆少女」が
そのまま成長したような性格。表情もアニメみたいに大げさ・多彩で「じじぃ殺し」?な
愛嬌がMAX。「自分より下に見ていた〈いまを生きる〉若い女」の率直で大胆・奔放な
バイタリティに影響され蘇生する瀕死のオッサン、という図式は相米監督・石井隆脚本の
『ラブホテル』にも見られ、ありきたり?だが、感動的。この二つのエピソードだけで大満足。

485 :
●↓フジ系『世にも奇妙な物語』1991年8月放送「告白パーティー」のあらすじ。
https://www.fujitv.co.jp/kimyo/089-142.html#num132
《古ぼけたパーティーハウスで女子会を楽しむ、女子大生の純子(中山忍)、
香織(河合美智子)、昌代(白島靖代)、恵美(鈴木聖子)。やがて4人は、
誰にも言えない秘密を告白し合うことにする。「実はエスパーなの」、「実は
彼の眼球をくりぬいて持っているの」、「実は宇宙人で…」などと、それぞれが、
とんでもない告白を続けていく。そして、最後は純子の番になったのだが…。》
●↓大友克洋の短篇「宇宙パトロール・シゲマ」作品解説(※「漫キン」というサイト)。
《暇を持て余してボロアパートで麻雀をやっている貧乏学生4人。そのうち
自分の秘密を打ち明けるという話の流れになり…。3人は実は宇宙人。残る
1人は宇宙パトロール!?日常が非日常が交差する、大友克洋の不条理劇。》
⇒「告白パーティー」は偶然リアルタイムで観ていた。「性別」は違うが「シゲマ」に
似た設定だな〜と感じていたら最後の方までソックリだったので、『あ、これは
原作か原案が「シゲマ」なんだな』と思い、エンドロールのクレジットに作品名や
大友克洋の名前が出てくるのを待っていたが全く一文字も無く完全スルーで驚いた。
私は無教養なので似た設定の寓話か何かが昔からあるのかも。百物語とか??

486 :
薬師丸ひろ子主演、相米慎二監督の初代『セーラー服と機関銃』に自己レス>>469

勝手に渡瀬恒彦(1944−2017)「出演映画」の個人的な偏愛作BEST3を挙げると
『セーラー服と機関銃』(81)、『戦国自衛隊』(79)、『私設銀座警察』(73)となる。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=116120
↑「出演映画」は、わずかに10本、うち「主演」している映画は5本だけ観ましたが、
上記3本が私選「BESTキャラ」。『私設銀座警察』の渡瀬恒彦(弟)と『仁義の墓場』の
渡哲也(兄) の兄弟コンビは最凶。男として一番惚れるのは『セーラー服〜』の恒彦。
観ている「主演作」5本は、『学生(せいがく)やくざ』(74)、『唐獅子警察』(74)、
『暴走パニック 大激突』(76)、『化石の荒野』(82)、そして『鉄と鉛』(97)。
評価の高い主演作『狂った野獣』(1976)はTVで少し観ただけなのでカウントせず。
未DVD化関連では主演映画の『一杯のかけそば』(1992)の100円の中古ビデオが
ずっと売れ残っていたが店が取り扱いを急に止め撤去(廃棄?)。観る気は無かったけど。
https://www.buyuru.com/item_824748_1.html
「主演作」の中では、個人的な好みとは少しズレますが『鉄と鉛』(↓予告)がBEST。
https://www.youtube.com/watch?v=pMCFNqWFoIk

487 :
漫画家・宮谷一彦(1945−)のWiki。全共闘世代、団塊世代の一部マニアに人気? >>90 >>187 >>237
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E8%B0%B7%E4%B8%80%E5%BD%A6
↑《先進的な漫画技法と文学的な作風によって1960年代後半から1970年代前半に
かけてカリスマ的な人気を博した》 マンガ評論が柱の一つの呉智英(1946−)は、
確か『自分が大学3年の時に宮谷に熱狂する連中がいたが見事に1年ばかりだった。
あの時期の2歳差は大きい』と何かの対談で「否定的に」宮谷について語っていた。
宮谷一彦は1967年にデビュー。初期の頃は当時の風俗を取り込んだ【青春漫画】が
斬新で人気だったようですが、その時代を経験していない私には特別な郷愁は無いし、
絵柄はデッサンが狂っているのか、バランスが悪いのか、宮谷の描く顔や人体像への
「気持ち悪さ」が先に来て、ユニークなものもあるが、良いと思える作品は少ない。
私の「短篇漫画BEST4」は、冒険劇画(≒冒険小説)、ポリティカルスリラー、社会派
ノワールとでも表現できそうな、@『青春相続人』(61P)、A『ダビデの眠る日』(76P)、
B『標的よさらば』(46P)、C『影のコマンダー』(116P)の4作。@は『青春相続人』、
ABCは『ダビデの眠る日』に収録。出版社は昔の青林堂。「短篇漫画BEST10」>>228
@を入れたい。宮谷の作品には青臭い【青春漫画】や、ニヒリズム・ナルシシズム・
テロリズム等に傾いた【陰鬱系】があるが、この4作品は宮谷特有の「歪(いびつ)さ」、
「過剰さ」を残したまま職人的で成熟した完成度を誇る傑作。絵は緻密で暑苦しい。

488 :
漫画専門古書店「まんだらけ」の通販サイトで取り扱っている宮谷一彦の単行本リスト。>>487
https://order.mandarake.co.jp/order/listPage/list?categoryCode=11&keyword=%E5%AE%AE%E8%B0%B7%E4%B8%80%E5%BD%A6
↑『スーパーバイキング』と『ライク ア ローリング ストーン』の2冊だけ未所有・未読。
『性蝕記』は「虫プロ」版、『肉弾時代』は「廣済堂」版を所有。他の単行本は全部読んだ。
『マンガゾンビ』(1997年)の宇田川岳夫によると、宮谷と《同時代のインテリ青年の共通の
教養として、大江(※健三郎)、三島(※由紀夫)、五木(※寛之)、大藪(※春彦)といった文学や
コルトレーンやストーンズといった音楽があったのは当然〜》らしく、無教養な私は名前ぐらい
しか知らないそれらの影響を受けているらしい。自分が傑作だと思う短篇4作品『青春相続人』、
『ダビデの眠る日』、『標的よさらば』、『影のコマンダー』は、【青春漫画】が多い1960年代
後半のものではなく、絵柄も荒さと病的?な書き込みが同居する1974〜76年の作品。手塚治虫にも
『悪魔の開幕』(1973年)、『鉄の旋律』(1974〜75年)等の政治スリラー、社会派ノワールの短篇
作品がある。当時の流行でしょうか。手塚の作品はもちろん面白いですし、関川夏央が原作の
劇画(作画:松森正/谷口ジロー)にも似た傾向の短篇作品はありますが、私はこのジャンルでは
宮谷が突出していると思います。散弾銃?で吹き飛ぶ顔面とか人体破壊の描写が迫力。宮谷で一番
つまらないのが『肉弾時代』。『青春相続人』は、リー・マーヴィンやチャールズ・ブロンソンが
主演の『ホワイト・バッファロー』(77)、『デス・ハント』(81)に設定が似た「冒険劇画」の傑作。
呉智英は「奇妙に歪んだ過剰な」作品を「馬鹿(※バロックと読む)」と呼ぶ。宮谷はバロック。

489 :
【「世紀の発見」を盗まれる恐怖におびえる〈天才ユダヤ人〉の映画】。いつもの「こじつけ」。
●『Π(パイ)』(1998) は秀作。監督・脚本はユダヤ系のダーレン・アロノフスキー。>>50
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=85132
《〜ある日、コンピュータが暴走し数字の塊を吐き出したが、その数字をめぐって
マックスは株式コントロールを企むマフィアと、ユダヤの秘密結社から狙われることに
なる……。》 最後に主人公は自らの手で『アルジャーノンに花束を』のチャーリーのように。
●未DVD化のTV映画『ウォーターエンジン/アメリカ帝国の陰謀』(1992)。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=28906
《〜チャールズはシカゴを拠点にする研究者で、ついに水を燃料とするエンジンの
開発に成功する。だが、その発明に目をつけた国家権力や巨大企業が、設計図を
狙いはじめた。〜》 脚本がユダヤ系の劇作家デヴィッド・マメット>>441。まあまあかな。
●漫画では手塚治虫の傑作『処刑は3時におわった』(1968年)。「世紀の発見」を盗まれるが…。
https://tezukaosamu.net/jp/manga/196.html
《ナチス捕虜収容所配属将校のレーバー中尉は、戦犯として銃殺の刑場に縛られながら
落ち着き払っていた。ユダヤ人の科学者ドクトル・フロッシュを殺して奪った「時間延長剤」の
力でこの場を逃れられる自信があったからだ。》 有名な天才ユダヤ人の脳は死後に盗まれた。>>91
ハリウッドとユダヤ人の結びつきは『異人たちのハリウッド』(1989年)で知りました。

490 :
●『ウルフェン』(1981)の予告篇。雰囲気が一級品の渋くて好きな映画。
https://www.youtube.com/watch?v=L46RneepoxQ

●マイケル・マン監督作品に対する「8分弱」のトリビュート動画。>>189
https://vimeo.com/202577671

●『アメリカン・グラフィティ』(1973)のファンメイド予告。
https://vimeo.com/333637291

●『スタンドバイミー』の高画質予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=Y8vz3tguoE0

●『子供たちをよろしく』(1984)の予告篇。 >>458
https://www.youtube.com/watch?v=KO_kQjkFI88

●『死と処女(おとめ)』(1994) の予告篇。 >>481
https://www.youtube.com/watch?v=MxR1pHaMpcY

491 :
夢枕獏(ゆめまくら・ばく/1951−)の『ガキのころから漫画まんがマンガ』(1987年)。
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1043495491
未「電書」化。私はこの方の小説は1冊も読んでいません。友人3人(男2/女1)と共に
夢枕氏が大好きな漫画作品について語った「座談」集。『孔雀王』が有名な漫画家の
荻野真(1959−2019)は、『孔雀王』第1巻の「あとがき」で、強く影響を受けた作家として
夢枕氏への謝辞を書いていたと思います。『孔雀王』は初期の頃(「十二神将」あたり)まで
しか読んでいませんが大好きだった。↓ネットから拝借した珍しい帯付きの本書の書影。
https://pbs.twimg.com/media/Dgn3VA-UYAASH4h.jpg
「第二章 やはりどうしても結局手塚治虫なのだった」で『火の鳥』、『きりひと讃歌』、
『シュマリ』、短篇集『空気の底』、傑作短篇『安達が原』(>>228)などについて語っている。
https://tezukaosamu.net/jp/manga/397.html
夢枕氏の一番は『火の鳥』、中でも↑「鳳凰編」が最も好きらしい。『火の鳥』は私は未読
ですが、それ以外は大好きな作品。未読の↓『夢枕獏 少女マンガ館』(1992年/文春文庫)。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/01/280/0101047280/01010472800.jpg
『少年少女マンガベスト100』(1992年/〃)の最新版を希望。↓名著『一億人の手塚治虫』>>73
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1076164309

492 :
英国人監督ジョン・ブアマン(1933−)のフィルモグラフィー。「監督」作品は7本だけ観た。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=6851
私のAランクは『殺しの分け前/ポイント・ブランク』(1967)と『脱出』(1972)の2本。
Bランクの作品が『太平洋の地獄』(1968)、『テイラー・オブ・パナマ』(2001) >>437
『未来惑星ザルドス』(1974)。Cが『ジェネラル 天国は血の匂い』(1998)と『エメラルド・
フォレスト』(1985)。『ジェネラル』だけ未DVD化。男たちの譲れない【縄張り争い】と
「やられたらやり返せ」の【闘争本能】が主題?の映画として『脱出(Deliverance)』はトップ
レベル。未見の『ロリ・マドンナ戦争』(73)も同類??。『サザン・コンフォート』(81) と
『コンバット 恐怖の人間狩り』(76)には同種の作品らしい鬱々とした不快な緊張感が漲る。
後者の2本は町山氏のブログで知った。領土問題から煽り運転、「肩がぶつかった」まで。>>474
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8272
↑沈鬱な『コンバット〜』は未DVD化。「やられたら、やり返せ」が徐々にエスカレート。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2010/10/4.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=RCUinfpORNI
↑フランス語の予告。原作(未読)はダグラス・フェアベアン『銃撃!』。↓5ページ目で言及。
https://books.bunshun.jp/articles/-/4217?page=5

493 :
●『脱出』(1972)予告。原作(未読)はジェイムズ・ディッキー『救い出される』(※旧『わが心の川』) >>492
https://www.youtube.com/watch?v=ZrA1RC96LyY
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=14045
https://www.shinchosha.co.jp/book/220071/
●『殺しの分け前/ポイント・ブランク』(1967)の予告。「悪党パーカー」もの(未読)。
https://www.youtube.com/watch?v=fyy4BkXhpkc
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8199
●『サザン・コンフォート』(19681)の予告。キャラが濃い。面白くて不気味。
https://www.youtube.com/watch?v=rhuheuyD9Zs
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=20384
●『ロリ・マドンナ戦争』(1973)の予告。「復刻シネマライブラリー」でDVD化。
https://www.dailymotion.com/video/x543zwp
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=25857
●『アラモベイ』(1985)の予告。佳作。未DVD化。
https://www.imdb.com/title/tt0088689/videoplayer/vi4170431257
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1390

494 :
私にとって面白かった〈吸血鬼映画〉の暫定的「トップ4」+1。

●『ニア・ダーク/月夜の出来事』(1987) ※吸血軍団が「漫画的」でカッコいい >>438
https://www.rottentomatoes.com/m/1014793_near_dark

●『ぼくのエリ 200歳の少女』(2008/スウェーデン) >>445
https://www.rottentomatoes.com/m/let_the_right_one_in

●『ロマン・ポランスキーの吸血鬼』(1967/英+米) ※ホラーコメディ >>473
https://www.imdb.com/title/tt0061655/reviews

●『ナイトフライヤー』(1997/米+伊/↓予告) ※スティーヴン・キング原作 >>52
https://www.youtube.com/watch?v=Gz3OyI91RoY
https://www.imdb.com/title/tt0119784/reviews

短篇『赤い海』(つのだじろう)は和製〈吸血鬼〉漫画の傑作。『亡霊学級』に収録。>>228

495 :
「80年代SEXY俳優」ミッキー・ローク(1952−)の作品群。「猫パンチ」で失速。顔も別人に。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=30304
「主演作」は1995年までの10本を観ています。私が勝手に選ぶ「主演映画BEST3」は、
『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(1985)>>240、未DVD化の『ハード・ブレット/仁義
なき銃弾』(1996) >>78、『エンゼル・ハート』(1987)。他に観ている主演作7本は古い順に
『ロサンゼルス美女連続殺人』、『ランブルフィッシュ』、『バーフライ』、『死にゆく者への
祈り』、『ジョニー・ハンサム』、『ホワイト・サンズ』、『ラスト・アウトロー』>>255
『レスラー』(2008)未見。「脇役」は4本鑑賞。「BEST助演」はエドワード・バンカー原作、
スティーヴ・ブシェミ監督の刑務所モノ『アニマル・ファクトリー』(2000)の「ちょい役」。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=28683
https://www.youtube.com/watch?v=KMOKJw2Z880
↑『ハード・ブレット』の解説と予告。カタルシスの無いカタルシスが味わえる偏愛作品。
↓『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』イタリア版予告。中国系マフィアVS白人レイシスト刑事。
https://www.youtube.com/watch?v=LPdxUYUvwa4
ガンマニア?の小峯隆生氏が監督のマイケル・チミノに手と顔面を貫通する弾着を尋ねると
監督が喜んで答えていた(※1996年の著書)。↓『エンゼル・ハート』予告。私立探偵もの。
https://www.youtube.com/watch?v=Z9F2xAS20RA

496 :
快作『探偵マイク・ハマー/俺が掟だ!』(1982)。ミッキー・スピレイン『裁くのは俺だ』の二度目の映画化。>>264
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=14350
原作未読。↓私の昔の関連投稿。懐かしい「永井豪」の作風を私は本作に感じた。特に『無頼・ザ・キッド』。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/54
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/496
↓渥美夏樹という人の『探偵マイク・ハマー』評。『このビデオを見ろ! 第2集 アクション篇』(1989年) 収録。
《〜この映画はいわずと知れたミッキー・スピレーンの『探偵マイク・ハマー』シリーズのデビュー作の
現代風アレンジ版である。マイク・ハマーといえばアメリカではタフでハードな男の代名詞、[〜]。
ハードボイルド小説の映画化の場合その作品はなにかと情緒的になりがちである。だが、マイク・ハマーは、
チャンドラーやハメットの探偵たちとはあきらかに違う。M・スピレーンの世界。そういう意味では
ストーリーのアレンジや、時代設定はハチャメチャだが、数あるマイク・ハマーもののなかでも情緒も
へったくれもなく、ただただタフでハードでエッチというところが、いちばんM・スピレーンの世界に
忠実といえるのではないかと思えてしまう。それくらいこの作品のマイク・ハマーは下品でタフなのだ。》
https://img.mandarake.co.jp/aucimg/5/9/8/5/0000725985.jpeg
↑『無頼・ザ・キッド』は古本で第1巻を小3の時に読んだきり。画像は1巻に収録のヌーディストビーチで
起こった銃殺事件(※全員裸なのに)をキッドが解決する話。『無頼〜』は銃の所有が解禁され決闘が頻発する物騒な
近未来の日本が舞台。「永井豪」は私にとって【エロとバイオレンス】を子供に密輸した感謝すべき極悪人。

497 :
鬼塚大輔の『探偵マイク・ハマー』(1982)評。『活劇帝王70’s マグナム・アクション映画列伝』(1999年)より。>>496
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1084722560
《ズバリ、タイトルの示す通り、ミッキー・スピレーンの傑作ハードボイルド小説『裁くのは俺だ』の
映画化。ところがシナリオを書いたのがハリウッドの異才ラリー・コーエンだからただでは済まない。
[〜]大陰謀映画を撮るつもりだったらしい。[〜]しかしながら幸いにも(?)コーエンは撮影開始直後に
解雇され、代わりに雇われたのが政治色ゼロ、娯楽映画をきっちり撮るのが身上の職人リチャード・T・
ヘフロンだったのが、この作品の運命を決定づけた。出来上がったのは、ストーリーの辻褄は全く合って
いないものの、しかし一つ一つのアクション・シーンのテンションだけは異常に高いという、いわば活劇
カーニバルなのだ。〜〜とはいえ、この作品の魅力はなんといってもアクション・シークェンスの数々だ。
これにはヘフロン監督のみならず、第二班監督を務めたスタントの職人ドン・パイクの功績も大きいはず。
〜〜こういったイキのよすぎるアクション・シークェンスの数々を彩るのがビル・コンティによるスコアだ。
これほどアクション・シーンを際立たせる音楽というのは滅多にない。ジャジーでスピーディー、そして
いささかお下劣な(ホメ言葉)メロディーが活劇場面にピタリと寄り添って効果を高めているのだ。〜スピレーン
原作なのにハードボイルドにはならず、コーエンがクビになったので陰謀映画にもなりきれず、もう一歩
行けば完全にポルノ映画(〜)になる一歩手前で踏みとどまり、なんだかわけの分からない作品となってしまった
のが『探偵マイク・ハマー/俺が掟だ!』だ! この作品に残されているのはやけっぱちのエネルギーのみ。
結果として、世にも珍しい純粋活劇になぜだかなってしまった掟破りの作品。〜》 ←本書は愛を感じる好著。

498 :
●私的な【俳優主演作BEST◯】● ※主要作品でも「見逃し」だらけ >>419

☆ウィリアム・ピーターセン(1953−)
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/562

☆レイ・リオッタ(1954−) >>57 >>160

★ベン・ギャザラ(1930−2012) >>147

☆ブライアン・デネヒー(1934−) >>190

★内田裕也(1939−2019) >>210

☆ジョー・ペシ(1943−) >>227

499 :
【エロとバイオレンス】の(少年漫画界への)スマグラー「永井豪(1945−)」へ自己レス。>>496
私的な長編漫画BEST3は穏当なところで『デビルマン』、『手天童子』、『マジンガーZ』の
3作品。特別枠で『けっこう仮面』。全部後追いで、10代の頃に古本屋で買い集めたもの。
この反応もベタですが、『デビルマン』は再放送のアニメを時々観ていたぐらいだったので
全く異なる過激な漫画版にはショックを受けた。↓本作だけは何十年先でも読み継がれてほしい。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/256/0100272256/010027225635.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/256/0100272256/010027225640.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/256/0100272256/010027225641.jpg
『あばしり一家』、『ハレンチ学園』、『バイオレンスジャック』、『オモライくん』等は未読。
↓『けっこう仮面』は幼児的?なエロと毎話のオチの「◯◯先生ゴメンナサイ」が好きすぎた。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/628/0100157628/01001576287.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/628/0100157628/01001576288.jpg
快作『パシフィック・リム』(2013)の「毎回が死闘」には漫画版の『マジンガーZ』を思い出す。
短篇なら『真夜中の戦士』、『ススムちゃん大ショック』(>>228)。バカバカしいギャグ漫画は
単行本未収録作が多い?『永井豪漫画大全集』(全3巻/大陸書房)の1巻で読んだ『ゴルゴ13』の
パロディ『ゴルゴ17 18 19(ハイティーン)』が秀逸。『豪ちゃん爆発8秒前』(広済堂)は持ってた。
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1092432834

500 :
俳優マーティン・シーン(1940−)のフィルモグラフィー。主演作は8本だけ観ました。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=17872
普通に主演作BEST3を選ぶとなると『地獄の黙示録』(79)、『地獄の逃避行』(73)、
『デッドゾーン』(83)となり、3本とも好きですし素晴らしい映画だと思いますが
面白味に欠けるので、「プランB」でBEST3を選ぶと、TV映画『ガーディアン』(84)、
『da/ゴーストになったパパ』(88)、『エニグマ奇襲指令』(82)>>212となります。
3本とも「未DVD化の佳作」といった感じ。↓『ガーディアン』が特に私の好み。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1363762024/59
『ガーディアン』の「ルイス・ゴセットJr」は『トレーニング デイ』(2001)>>272
「デンゼル・ワシントン」ぐらいミステリアスでカリスマがあり不気味。M・シーンが
ルイス・ゴセットJrの自宅を深夜に訪ねる終盤のアノ場面が最高。治安が悪い地区で
黒人のストリートギャング達にM・シーンが囲まれるアノ痺れる名場面。↓予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=A2NlBW-c-sY
男たちだけの同窓会もの『栄光の季節』(82)という舞台劇の映画化も未DVD化です。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=2703
https://www.youtube.com/watch?v=CzFd7yXjZVw
↑予告。好意的に評価すれば佳作。集合写真の合言葉は『クンニリングス!』(←アホ)。

501 :
●小鷹信光による「ミッキー・スピレイン(1918−2006)」略伝。『ハードボイルドの探偵たち』(1979年)より。>>496 >>497
《スピレイン=マイク・ハマーの名前に接すると、いまでも胃のあたりが鈍器で殴りつけられたように
うずくのは、ある時期、アメリカのハードボイルド小説をペイパーバック本で読みふけった人種に
共通する後遺症のようなものかもしれない。一九四七年刊の第一作『裁くのは俺だ』にはじまる
スピレインの初期七作(一九五二年刊の『燃える接吻』まで)が、赤狩りと朝鮮戦争勃発の五十年代
はじめのアメリカの世相を反映して驚異的なベストセラーとなった事実は、さまざまな後遺症とともに、
アメリカ社会史の〈血と暴力とサディズム〉の一ページに鮮烈に刻まれることになった。〜〜》
●スピレインが生んだ「マイク・ハマー」という小説キャラクターの紹介(P.60)。同書における権田萬治の文章。
《〜〜『裁くのは俺だ』以来十一の長篇で私立探偵として活躍するこの男は、戦争中二年間にわたって
密林の泥沼の中で戦った体験を持つ戦中派。今はニューヨーク三番街のハッカード・ビルに二間続きの
事務所を持つ私立探偵だが、法の無力さを身をもって感じ取っている。「法律はすばらしいよ。ところが
今度は俺が法律だ」というかれは、愛用の・四十五口径のGIコルトで犯人を情容赦なく殺してしまう。
正義の使徒をもって任じる愛国者で、猛烈な“赤”ぎらい。共産主義者はRべきだという物騒な主張を
持っている。ただ、一〇〇万ドルの脚を持つ美人秘書ヴェルダにだけは頭が上がらないのだからふしぎと
いえばふしぎである。》 「M・スピレイン」は「R・チャンドラー/D・ハメット/R・マクドナルド」
等の【正統派】より劣る?【通俗ハードボイルド】と呼ばれるらしい。鏡明(1948−)は一人で擁護してるが。
田村隆一(1923−1998)は「劇画小説」、低俗なエロ・グロのパルプ小説(パルプフィクション!)作家と書く。

502 :
川本三郎氏の「ビデオとの遭遇」の続き。『映画をめぐる冒険』(1985年)の【あとがき】。>>401 >>479
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/683/0100312683/01003126833.jpg
《〜〜ビデオ・マニアの“異常な愛情”を描いた『ヴィデオドローム』の監督デヴィッド・
クローネンバーグは六月の東京国際映画祭で来日したとき、こんなことをいっていた。
「『ヴィデオドローム』は北アメリカでは、劇場での上映よりもビデオ・カセットや
有線放送で成功した作品です。その理由は、内容が非常に複雑であったために、何回か
繰返して見た方が理解が深まるからです。この意味では不思議とビデオは映画を見る
よりも、本を読むことに似ています。見る側で、内容をより良く理解するためのコント
ロールができるからです」 なるほど「映画を見る」のに対し「ビデオを読む」という
関係があるのかもしれない。ビデオ向きの映画とそうでないものがあることも確かだ。
シドニー・ルメットの『十二人の怒れる男』はビデオで見ても面白いが、ペキンパーの
『ワイルドバンチ』はビデオでは無理だ。『禁断の惑星』はビデオでも面白いが、タル
コフスキーの『惑星ソラリス』は絶対に映画館で見たい。〜〜ただ「映画評論家」としては
ビデオ時代は受難の時代でもある。こうビデオが普及してしまってどんな映画でも誰でも
見られるようになってしまっては、もうプロとアマの差などなくなってしまうからだ。
いやホラーやスプラッターのジャンルでは、なまじの「映画評論家」よりもマニアックな
若いファンのほうがよほどくわしい。〜〜》 『映画をめぐる冒険 2』を是非読みたい。

503 :
好き勝手に選ぶ【青春映画(洋画)BEST10】。「青臭い、痛い、みっともない」のが好み。※順位無し。

・『ブレックファスト・クラブ』(1985) ※古典?のジョン・ヒューズ(1950−2009)作品は3本だけ観た。
・『さらば青春の光』(1979/英) ※『AKIRA』(88)との共通点は過去に妄想済み。>>30
・『青春群像』(1953/伊+仏) ※30代無職の「のらくら者」達。藤子不二雄(A)氏のお気に入り。>>194
・『リミット 加速する狂気』(1994/豪) 【未DVD化】 ※ジェフリー・ライト(1959−)監督。>>101
・『カップルズ』(1996/台湾) ※エドワード・ヤン(1947−2007)監督。『クーリンチェ〜』(91)は未見。
・『ヘザース ベロニカの熱い日』(1988) ※私は『エレファント』(2003)よりコッチ。「図書委員」の女子は除く。
・『ベイビー・イッツ・ユー』(1983) ※ジョン・セイルズ(1950−)監督。苦(にが)くて切(せつ)ない。
・『大人になれば…』(1966)>>69 ※コッポラ監督。キムタクも好きな『アウトサイダー』(83)でも可。
・『ナタリーの朝』(1969) 【未DVD化】 ※本作のチョイ役でアル・パチーノ(1940−)が映画デビュー。 
・『子供たちをよろしく』(1984) 【未DVD化】 ※又はケン・ローチ監督『Sweet Sixteen』(2002)。>>18

『早春(Deep End)』(70)>>192、『ナポレオン・ダイナマイト(バス男)』(2004)、『トレインスポッティング』(96)、
『ゴーストワールド』(2001)、『クルーレス』(95)等や最近の映画は未見。『アメリカン グラフィティ』(73)を
外して「毒」のある『ヘザース』や『リミット』を入れた。『あの頃ペニー・レインと』(2000) 、『ザ・コミット
メンツ』(91)は「音楽映画」枠。『地獄の逃避行』(73)、『傷だらけの挽歌』(71)>>287も「青春」要素アリ!?。

504 :
独断で選ぶ【青春映画(洋画)BEST10】の補足。>>503 「アメリカン・ニューシネマ」は全体が青春映画っぽい。

「青春映画」に含まれそうな古い映画を羅列。『10代前半(未満)が主役』だと「ノスタルジー(郷愁)映画」か。
【西部劇】⇒『スパイクス ギャング』(74)、『夕陽の群盗』(72[※])、『男の出発(たびだち)』(72[※])、
『ウエスタン・ロック ザカライヤ』(71)。【アーバン(都会の青春)系】⇒『リアリティ・バイツ』(94[※])、
『再会の街 ブライトライツ・ビッグシティ』(88)>>337。【コメディ系】⇒『突撃!O.C.とスティッグス/
お笑い黙示録』(85)、『やぶれかぶれ一発勝負!!』(85[※])。【学園もの】⇒『天才アカデミー』(85)、
『いまを生きる』(89)>>48。[※]は未見。『ボーイズ’ン・ザ・フッド』(91)>>426、『憎しみ』(95)>>201は必見。
『ワン・オン・ワン』(77)や未ソフト化の↓『輝け!ミス・ヤング・アメリカ』(75)は瑞々しい良作だと思います。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/288
スコセッシ監督の習作↓『ドアをノックするのは誰?』(67)のクリップ。『鏡の国の戦争』(69)>>436も青春映画。
https://www.youtube.com/watch?v=Em48Jar8UKI
↓「陰(かげ)のある青春映画」と「10代女子が主役の映画」。不恰好な『バタフライ・キス』(95)も追加しよう。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/752
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/82
デニス・ホッパー(1936−2010)監督・劇場未公開の↓『アウト・オブ・ブルー』(80)>>414は絶対に外せない。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=352

505 :
ユダヤ系アメリカ人「ヘンリー・スレッサー(1927−2002)」のフィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=11976
「推理作家、脚本家、コピーライター」で《星新一に多大な影響を与えた》人物らしい。
脚本で参加の映画は低評価が多いようだ。和田唱の父であり、平野レミの夫で映画通の
「和田誠(1936−)」が監督(未見)した『快盗ルビイ』(1988/↓予告)の原作者でもある。
https://www.youtube.com/watch?v=aXSdBYQE7iQ
脚本を書いた『モルグ街の殺人』(71)、『冷たい夜は死の匂い』(95)の2本だけ観ています。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=27583
↑酷評されている『冷たい夜〜』は、私も残念な出来に大きく失望しました。未DVD化。
https://www.buyuru.com/item_719879_1.html
↑ジャケットは雰囲気があったんだけど。『モルグ街〜』はエドガー・アラン・ポーの
原作(未読)に『オペラ座の怪人』をミックスした珍解釈。駄作という評価が妥当?でしょうが
それなりに飽きずに観れた。当時流行した?幻想的で意味ありげな場面が印象にあります。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=23613
https://www.youtube.com/watch?v=qUtxjkUS0qY
↑予告。硫酸を顔にかけられて死ぬのかは知りませんが、本作では必ず死ぬ。未DVD化。
胡散臭いアジア式の復活法だか呼吸法だかが登場するインチキ臭いB級映画でした。

506 :
日活(にっかつ)出身の「昭和の鬼監督」?二名の〈特殊な演出や残酷な人格〉が一部で話題に!?
★相米慎二(1948−2001)篇。>>469 >>463 ※「前田日明」と「武藤敬司」のトークバトル。
http://battle-news.com/?p=52242
《前田「それで色んな人が『どうだった?どうだった?』って聞いたら、相米慎二って監督が
メチャメチャ性格悪くて、武藤とか出演者全員怒鳴り散らされるんだって。それで武藤も
ブチ切れてて、『ああ、出なくてよかった』って(笑)」》 ←『光る女』(87)撮影時の裏話。

★浦山桐郎(1930−1985)篇。>>131 ※女優「小林トシ江」×映画監督「原一男」の対談。
http://dig-mov.net/pg179.html
http://dig-mov.net/pg180.html
《小林:浦さん(浦山桐郎監督の愛称)のダメ出しは「違う」しかないんですよ。》

鬼監督?変態監督?の肖像が描かれた映画は、寡作なリチャード・ラッシュ(1929−)が監督した
↓未DVD化の怪作『スタントマン』(1980)だけは知っています。海外では何故か高評価。>>252 >>21
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=11895
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/10/026.jpg
「変人監督」ピーター・オトゥール、「逃亡犯のスタントマン」スティーヴ・レイルズバック。

507 :
↓アリタ・ノートン(1942−)>>143、「初代ワンダーウーマン」リンダ・カーター(1951−)>>130
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/448
ゲイル・ハニカット(1943−)>>181 >>266に続く「銀幕を飾った美人女優」シリーズ。
イタリアの美人女優パオラ・テデスコ(1952−)の出演作は2本だけ観ています。
http://img2.bdbphotos.com/images/orig/a/y/ayyzcxgcw13eyyc3.jpg
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=53752
ダリオ・アルジェント監督のTV作品2本収録『サイコ・ファイル』(1973)。出演は
1本目の『変死体(※原題は「路面電車」)』。主役の若きイケメン警察署長の「妻」役。
もう1本は犯罪映画の凡作『シシリアン・マフィア』(1972)。アントニオ・サバトが
主役で、脇役のテリー・サヴァラス大親分の「一人娘」役で少しだけ出演している。
↓『シシリアン〜』で可憐なテニスルックを披露する初登場シーン[5分42秒〜]。
https://youtu.be/cp23sdHwEhc?t=342
↓『変死体』の終盤に操車場で犯人に追い詰められるシーン[52分14秒〜]。
https://youtu.be/QeQp6WG563k?t=2645
2本とも未DVD化。『変死体』は「謎解き」が弱い正統派サスペンス。↓昔の投稿。
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1363762024/28

508 :
ロバート・バトラー(1927−)監督のフィルモグラフィー。ビデオで3本だけ鑑賞済み。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=1190
最も有名なのは↓未DVD化の『ジャグラー ニューヨーク25時』(1980)でしょうか。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=10275
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/03/01.jpg
他の2本は『パーキング・ボーイズ』(1981)と『メイデイ40,000フィート』(1976)の
未DVD化の凡作。『ジャグラー〜』は傑作よりも「猥雑な快作」という表現が似合う。
前半のスピード感で後半も突っ走っていたら「体感時間10分」で観終わってしまう
世にも稀な超速映画だった。ウィリアム・P・マッギヴァーン(1918−1982)が原作で、
もちろん1冊も読んでいません。↓ドイツ版VHSに収録のドイツ語の予告篇(3分越え)。
https://www.youtube.com/watch?v=0UL-2sLEgf0
同監督は名作番組『ヒルストリート・ブルース』(1981~1987)>>270を6話分監督している。
↓『ジャグラー』短評。『このビデオを見ろ! 第2集 アクション篇』(1989年)収録。
《トラック運転手が、異常者に誘拐された娘を追う25時間のノンストップ・ジェット
コースター・アクション。冒頭、ラッシュアワーのマンハッタンの車道を「足で」
全力疾走する場面でクラッシュする車は数十台! NYの闇の観光案内、といった
ノリもある。》⇒評価は最高の「◎」。本国アメリカでもVHS止まりで知名度が低い!?。

509 :
◆映画「監督」作の私的ランキング◆ ※数本しか観ていません >>475

☆イエジー・スコリモフスキ(1938−) >>192

★ジョン・シュレシンジャー(1926−2003) >>324

★山中貞雄(1909−1938) >>330 >>428

☆篠田正浩(1931−) >>338 >>340

510 :
●『ホワイト・バッファロー』(77)と『デス・ハント』(81)の予告。>>488 #【色んな予告】>>490
https://www.youtube.com/watch?v=9N8dIJDswAc
https://www.youtube.com/watch?v=iPA9TIMBFHg
両作とも男臭い設定や雰囲気・俳優は好みですが、映画としては両作とも私的には凡作。

●『ケス』(1969) の予告。 >>445
https://www.youtube.com/watch?v=Q2BMFtefUag

●『ハード・ブレット/仁義なき銃弾』(96)でのテッド・レヴィンのおねだりシーン。 >>495
https://www.youtube.com/watch?v=BRf_dpgttbQ

●『アニマル・ファクトリー』(2000)予告。美少年(E・ファーロング)を巡(めぐ)る熾烈な「ケツ盗り」合戦。 >>495
https://www.youtube.com/watch?v=dG1Lrf4k8Ds

●『ヴィデオドローム』(83)の「ファンメイド予告」と80’s感が裏目に出まくった「公式予告」。 >>479 >>502
https://www.youtube.com/watch?v=OAgHWj0sQAo
https://www.youtube.com/watch?v=wFRAwig4rU8

511 :
評論家の呉智英(1946−)は、確か、自身のマンガ評論に関してだったと思うけど『若者
文化は1960年代後半に、それ以前の価値観との大きな断絶が起こった。現在の若者の
価値観は1960年代後半から地続きである』みたいな感じのことを1990年代前半?に
書いていた。多分、「自分(=呉)は中年ではあるが、現在の少年漫画・青年漫画の内容を
感覚的にも理解が可能だ」という意味だと思うけど。その当時から現在の2010年代後半に
「大きな断絶」があるのかどうか最近の呉氏の著作も読んでいないし無学なのでわからない。
もし仮にこの主張が正しいのだとすれば、50年前の「1960年代後半(以降)」の映画は現代の
若者でも感覚的に理解がしやすいということか。それ以前の「ただ古臭い」?映画よりは。
立川直樹(1949−)と森永博志(1950−)という二人がDJの『RADIO SHANGRI-LA』という
FMラジオ番組では古いロック(※私は音楽はサッパリわかりません)がよく流れるけれど、
「ロックの革命」?は1967年か1968年だと番組の中で語っていた気がする(聞き逃した)。
「70年代映画」に思い入れの強いウェイン町山(1962−)×ガース柳下(1963−)両氏の対談で
当時の荒んだハリウッド事情が勉強にもなり面白い↓『映画懐かし地獄70's』(1998年)。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/066/0100164066/01001640660.jpg
邦画衰退期の「巨匠たちの怒り・嘆き」を再録『季刊 映画宝庫 日本映画が好き!!!』(1979年)。>>398
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/395/0100349395/01003493951.jpg
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/395/0100349395/01003493950.jpg

512 :
Jポップ【80年代の10曲】。音楽に興味が無くラジオも聴かなかったのでTVドラマの
OP/EDで流れたり、CM、MV、音楽番組(ベストテン等)で知り好きだった曲から選んでみた。
●大澤誉志幸『そして僕は途方に暮れる』(1984年) ●岡村靖幸『イケナイコトカイ』(1988年)
https://www.youtube.com/watch?v=rRWMyMXpQ3o
https://www.youtube.com/watch?v=54SUCiUDUVw
●EPO『DOWN TOWN』(1980年) ●レベッカ『ガールズ ブラボー!』 (1985年) 
https://www.youtube.com/watch?v=HZzKlNajzUM
https://www.youtube.com/watch?v=94mZ8m2K62U
●BARBEE BOYS『チャンス到来』(1985年) ●渡辺美里『My Revolution』(1986年)>>249
https://www.youtube.com/watch?v=xc28dhwOXFw
https://www.youtube.com/watch?v=oOAum6HWX-o
●本田美奈子『Oneway Generation』(1987年) ●LOOK『シャイニン・オン 君が哀しい』(1985年)
https://www.youtube.com/watch?v=QJznVKoBRkY
https://www.youtube.com/watch?v=oG7X2sPjjPA
●稲垣潤一『夏のクラクション』(1983年) ●崎谷健次郎『もう一度夜をとめて』(1987年)
https://www.youtube.com/watch?v=rgozPrsCgIE
https://www.youtube.com/watch?v=LJ3KY1hrdSc

513 :
佐木伸誘(さき のぶひで)『THE LONGEST NIGHT』(1989年)はネット上に見つからないので除外。>>512
TVのミュージックビデオで知ったFLYING KIDS『幸せであるように』とNEWEST MODEL
『雑種天国』は1990年、ORIGINAL LOVE『月の裏で会いましょう』は1991年で惜しくも枠外。
https://www.youtube.com/watch?v=5Bj9KT-aih0
https://www.youtube.com/watch?v=GV99x9Pvkgg
https://www.youtube.com/watch?v=qhlzRA887FQ
GAO『サヨナラ』(1992年)、スタレビの『君のキャトル・ヴァン・ディス』(1990年)はOUTだが
↓『Stay My Blue 君が恋しくて』(1988年)はSAFE。その下はH2O『想い出がいっぱい』(1983年)
https://www.youtube.com/watch?v=RakLPNxthZQ
https://www.nicovideo.jp/watch/sm7485845
映画関係では来生たかお『夢の途中』(1981年)と高橋研『スクリーンに雨が降る』(1979年)。
https://www.youtube.com/watch?v=XunJKwrtGOA
https://www.youtube.com/watch?v=gYGrUhmWkB4
鈴木雅之『ガラス越しに消えた夏』(1986年)、LOOK『追憶の少年』(1986年)、村下孝蔵『初恋』
(1983年)、イモ欽トリオ『ハイスクールララバイ』(1981年)、三好鉄生『涙をふいて』(1982年)、
C-C-B『Romanticが止まらない』(1985年)、THE STREET SLIDERS『風が強い日』(1987年)、
チェッカーズ『星屑のステージ』(1984年)、井上大輔『哀 戦士』(1981年)などは思い出せた。

514 :
「ゴキブリ映画」として最も有名なのはオムニバス映画『クリープショー』(1982)でしょうか。>>447
「ゴキちゃん活躍映画」の佳作『新・おしゃれ泥棒』(1974)は意外と知られていないのかも。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=11271
https://www.youtube.com/watch?v=1wTxk6KLrDs
↑予告。軽くて洒落た映画で、暑苦しい浪花節?タイプの映画(※私は好きです)とは違って
記憶には残りにくい。アラム・アヴァキアン監督、チャールズ・グローディン主演。
https://shop.r10s.jp/book/cabinet/2818/4988142212818.jpg
↑「ゴキ」ジャケ。完璧なセキュリティーを誇るロンドンの金庫から宝石を盗む話だったか。
脚本を主演俳優のチャールズ・グローディンと共同で書いたのがジェフリー・ブルーム(1945−)。
Wikiには「異常な性愛を描く」「兄弟姉妹の近親相姦を描くことが多い」などと書かれている
女性作家V・C・アンドリュース(1923−1986)の全米ベストセラー小説(未読)を原作とした
『屋根裏部屋の花たち』(1987)を監督。寒々とした感覚は悪くなかったけど映画は凡作かな。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=23801
https://www.youtube.com/watch?v=Lm4RwJvsK-Y
↑予告。未DVD化。同監督には『ブラッド・ビーチ/謎の巨大生物!ギャルまるかじり』(80)
なんていう珍タイトルの映画(未見)もある。レイ・リオッタ主演の『フェニックス』(98)にも
ゴキちゃんが出て来て徒競走する。暑苦しい浪花節?の大好きな犯罪映画で未DVD化。>>57

515 :
俳優ジェームズ・ガーナー(1928−2014)の作品群。「大人の男」の余裕を感じさせるナイスガイ。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=43829
私が観ている「主演作」は、新しい順に『デッドサイレンス』(97)、『グリッタードーム』(84)、
『大捜査』(72)、『スレッジ』(70)、『かわいい女』(69)>>266、『夕陽に立つ保安官』(69)、
『36時間 ノルマンディ緊急指令』(64)の7本。洋画の私的オールタイムベスト1位の群像劇?
『大脱走』(63)は除外。『デッド〜』、『グリッター〜』、『大捜査』、『夕陽に〜』の計4本が
未DVD化で、前者の2本がTV映画。独断でランク分けしますと「傑作〜秀作」の[A]は無し。
「佳作〜凡作(+)」の[B]は『36時間』、『夕陽に〜』、『デッド〜』、『かわいい女』、『グリッター〜』。
「凡作(−)〜駄作」の[C]は『スレッジ』と『大捜査』。私が選ぶ主演作BEST3は軍事サスペンスの
『36時間』、コメディ西部劇『夕陽に立つ保安官』、↓犯罪サスペンス『デッドサイレンス』。
https://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1322710526/712
↓『36時間』は連合国側の上陸地点と日時を知りたいドイツ軍の「奇想天外」な大仕掛けが見もの。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=9275
原作はロアルド・ダール。設定はユニークだがサスペンスは盛り上がらず。それよりもナチス・
ドイツの中の「善玉(good)」=軍医、「卑劣漢(ugly)」=親衛隊員、「小悪党(funny?)」=牧師の
キャラクターの描き分けが秀逸。特に終盤に登場の「牧師(逃がし屋?)」がタマラン変化球だった。
ヒリヒリした直球のサスペンスを期待して失望していましたが、コイツのお蔭で佳作まで挽回した。

516 :
「懐の深さ」「ユーモア」を感じさせる「好漢」俳優ジェームズ・ガーナー(1928−2014)の続き。>>515
レイモンド・チャンドラー原作(未読)の『かわいい女』(69)。悪くはないがイマイチだった。>>325 >>355
http://discload.co.jp/detail/myt-%E3%81%8B%E3%82%8F%E3%81%84%E3%81%84%E5%A5%B3.html
ブルース・リーが捜査を妨害する「アジア系の脳筋チンピラ」役で出演。馬鹿げた死に方をする。
↓『夕陽に立つ保安官』(69)予告。「とぼけた笑い」が持ち味。バート・ケネディ(1922−2001)監督。
https://www.youtube.com/watch?v=kSYjf8V8GF0
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=23994
J・ガーナーの真の?代表作は、未見の米TV番組『ロックフォードの事件メモ』(1974〜80)なのか!?。
《海辺のトレーラー・ハウスに住むしがない中年私立探偵ジム・ロックフォードの活躍を描いた》
当時は人気のTVシリーズらしい。『活劇帝王70’s マグナム・アクション映画列伝』(1999年)内の
略伝でも特筆されていた。未DVD化。↓TV映画『デッドサイレンス』(97)の予告。佳作サスペンス。
https://www.youtube.com/watch?v=teJq8Uoq4Nc
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2018/02/img632.jpg
↑ジャケ写。原作はジェフリー・ディーヴァー『静寂の叫び』。↓『36時間』(64)予告とVHSジャケ写。
https://www.youtube.com/watch?v=dGXXSkMCp0k
https://www.buyuru.com/item_1021597_1.html
『グラン・プリ』(66)、『噂の二人』(61)、未DVD化『殺しのファンレター』(81)はVHS所有(未見)。

517 :
70年生まれのユダヤ系コメディアン「クリス・カッタン(又はカッテン)」のフィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=285722
主演作2本、準主役1本の計3本だけ観ました。『ロクスベリー・ナイト・フィーバー』(98)、
『アンダーカバー・ブラザー』(2002)、『コーキー・ロマーノ FBI潜入捜査官?』(2001)が
良かった順。『コーキー〜』は未DVD化で私的には駄作。幼稚なギャグばかりに呆れて楽しむ
ことが出来なかった。『アンダー〜』は全米に白人至上主義を拡散しようと企む秘密組織と、
それに対抗する黒人組織「ブラザーフッド」との「おバカ」な対決を描くコメディ。人種
ネタや下ネタが多い。序盤はノレなかったが中盤以降はそれなりに楽しめた。基本構造は
「悪の秘密組織VS善玉組織」の型に則った「お約束」の笑い。この手の「元」となるのは
未見の米TV番組『0011ナポレオン・ソロ』(1964〜68)、『それ行けスマート』(1965〜70)>>421
『アイ・スパイ』(1965〜68)等や、それ以前から??。↓『電撃フリント/GO!GO作戦』(66)解説。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=15534
↑1962年の『007』映画1作目の大ヒットの影響で出来上がった「型」なのでしょうか。
熱い「兄弟愛」が楽しい快作『ロクスベリー〜』は、ボンクラ兄弟の「弟」を演じたウィル・
フェレルが有名らしいが私はこれしか観てない。↓『ロクスベリー〜』予告とIMDbのレビュー。
https://www.youtube.com/watch?v=Xvl3qJe9L9g
https://www.imdb.com/title/tt0120770/reviews

518 :
橋本治『映画たちよ!』(1990年)収録の【ビデオの話】。初出は1987年の『週刊宝石』のようです。>>460 >>502
《ビデオっていうのは、もうほとんど“本”なんだと思う。〜〜結局、日本だとビジュアルの
ものには“系統”っていうものが立ってないから、もう各自がテンデンバラバラの好き勝手という、
そういうことになるんでしょうね。こうもまァ商品が氾濫してるにもかかわらず、信頼出来る
ガイドっていうものがない文化ジャンルっていうのは珍しいなァ。〜〜ビデオガイドだと、大体
百人ぐらいの人間がなんだかんだ出て来て「これがオススメ」ってことをやってるんだけど、
分かるのは「ああ、結局この人はこういう人なのか」っていう、それだけね。 [〜]なんか
「オモシロイ」っていうものが、ほとんどファッション雑誌の“定番”みたいになっちゃってるのは
どういうんだろ? 今時の若い子にこんなもんばっかり“必見”ですすめたって、今更年寄りの
マニアになるだけだけどなァ、とか思うのが臆面もなくあったりして。そうかと思うと、こういう
ラインナップですすめてるんだったら、やっぱりこれは古典として入れとくべきなんじゃないのって
思うようなのが突然“流行遅れ”っていう扱いで欠けてたりね。やっぱりビデオっていうのは
ファッションなのかなァ? 俺は“本”なんだと思うんだけどなァ。ビデオ絶対に新しいジャンルの
文庫ですよ。だから解説っていうのをキチンと書いてほしいなっていう気がする。〜〜映画見た後で
友達と話したいっていう時にさ、ホントにバカな友達しかつかまんないっていうのは、もう
映画好きの人間にとっては地獄の苦しみのようなもんだと思うんだ。やっぱり、生き字引みたいな
人の流暢な解説っていうのは、今みたいな時代にホントいいもんなんだと思うんだけどな。》

519 :
小鷹信光(1936−2015)へのインタビュー。聞き手の「名和立行」は小鷹の変名!?。●が小鷹。同書収録。>>501
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1087815039
《――最後になってしまいましたが、肝腎かなめの〈ハードボイルド〉という用語についてなにか
ご意見は? ●行動的な私立探偵を主人公にもってくれば、それだけでハードボイルド風の雰囲気
がでてくるという形式の問題がまず考えられる。私立探偵ものがハードボイルド小説をいちばん
書きやすいということだ。 だが、ハードボイルド小説はもちろん私立探偵小説とイクォールでは
ない。ヒーローは私立探偵ではなく、保険調査員でも新聞記者でも弁護士でもかまわない。ハード
ボイルド小説の要因は、つまるところ三つにしぼられると思う。 第一は、ヒーローが強靭な精神力
と行動力の持ち主であるということ。第二は、現実社会にかかわりのある事件を設定すること。
そして第三は、テンポの早い語り口で、生きた口語による会話をふんだんにとりいれながら物語が
現在進行形ですすむということ。この三つだと思う。 ――記述法は? ●三人称であってもいいが、
ヒーローの一視点で進行していくことが多い。[〜〜] ――ハードボイルド小説を私立探偵ものに
しぼった場合、その成否はどのあたりにあるのでしょう。 ●私立探偵小説のおもしろさは、第一に
あらゆる局面におけるヒーローの身の処し方にかかってくる。軽口一つでもおろそかにはできない。
第二は捜査の展開の興味。本筋とはあまり関係のない枝道でヒーローが出会うさまざまな人物や事件が
重要になってくる。そのなかで、一人の男のあり方が読むものに濃密につたわってくるような作品を、
私はいつも探し求めてきたし、これからも飽きずに探しつづけることになるだろう。》>>265 >>366

520 :
伊藤勝男の『死霊の盆踊り』(1965/米国)評。『B級ビデオ発掘カタログ』(1988年)に収録。>>462
《ビデオ界を探っていくと、真に魑魅魍魎の世界だと判る。スプラッターと呼ばれる
血みどろ、血しぶき映画ばかりか、怪奇妖怪、ナンセンス、愚作、凡作、駄作のオン
パレードは、未公開作品などと打つ表示も“アタリマエ”だとなるは必然のこと。しかし、
傑作、佳作、秀作ばかりがカウチポテト族を満足させている訳ではない。本来はホラー
作品であるはずなのに、笑って笑って笑いまくるという作品だってデてくるのだ。この
奇妙なる現象はビデオならではのこと、映画館でみたら“金返せ!”となる。当作、極め
つけの不良品といいたいところだが、その形容に困るほどの超駄作、つけもつけたりの題、
撮りも撮ったりフィルムの無駄、全篇見終えるのに四日間……嗚呼! 死霊たちの踊り、
これがすべてストリップ、しかも何一つ振付けのないアマチュアダンスで、美しさには
程遠く、エロスの「エの字」もなく、ただ、ダラダラと続く「盆踊り」、そのしまりのなさ、
いい加減さは絶品もので、映画好きの三、四人も集まっての集団鑑賞、ヤイノヤイノと
弥次って見れば、こんなに面白いことはない。愚作を超越した怪作である。》
↓『死霊の盆踊り』の解説、VHSのパケ写(※要・拡大)。ビデオは大昔から所有するも未見。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=11171
https://www.buyuru.com/item_1159983_1.html
ビデオは「映画の多様性」をタテ(旧作)、ヨコ(外国)、ナナメ(未公開作・珍作)に拡大??>>502

521 :
英国人の評論家・小説家の「コリン・ウィルソン(1931−2013)」が書いた未読のSF?小説
『宇宙ヴァンパイアー』が原作の『スペースバンパイア』(1985/英+米)も〈吸血鬼映画〉か? >>494
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=12178
ロンドンが舞台。↓2種類の予告。全裸のマチルダ・メイ(1965−)の神々しさ?しか記憶に無い。
https://www.youtube.com/watch?v=JXmN9aaICmI
https://www.youtube.com/watch?v=W-Y3LyFiiz8
ニューヨークが舞台の『リキッド スカイ』(1982)も似たような話だった?!。未DVD化です。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=24830
https://www.youtube.com/watch?v=aGdzGdTrrr8
↑予告。チープでオシャレ?な「カルト映画っぽい」カルト映画だった気がします。忘れた。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2013/04/img670.jpg
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2013/04/img671.jpg
↑ジャケ写。C・ウィルソンの評論デビュー作↓『アウトサイダー』(原著は1956年)の書影。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/527/0100325527/01003255270.jpg
日本でも本書の反響は大きく、ビートたけし(1947−)は若い頃に読み影響を受けたようです。>>7
ドキュメンタリー↓『Strange Is Normal: The Amazing Life of Colin Wilson』(2010)の予告(未見)。
https://www.youtube.com/watch?v=1PAAIYBKd4Y

522 :
俳優ジェームズ・ウッズ(1947−)の作品群。肌のブツブツ感も込みで「ブラマヨ吉田」に似てる。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=15649
主演作(※主要キャスト含む)は11本鑑賞。その内、昔過ぎて「面白い⇔つまらない」が思い
出せない『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』と『ヴィデオドローム』>>510
除いた9本を独断でランク付けさせてもらうと、[A]ランクは『サルバドル/遥かなる日々』のみ。
[B]は『ザ・コップ』>>107、TV映画『運命に燃えて』、『トゥルー・ビリーヴァー/はぐれ
弁護士の執念』、『アナザー・デイ・イン・パラダイス』、『ゴースト・オブ・ミシシッピー』。
[C]が『オニオン・フィールド』、『ミッドナイト・スティング』、『ウェストン家の奇蹟』。
[B] [C]の8本は未DVD化。↓オリバー・ストーン監督/脚本の『サルバドル〜』(1986)予告篇。
https://www.youtube.com/watch?v=Tek-nU9gRV0
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=9189
破れかぶれな戦場ジャーナリストが主人公の「O・ストーンらしい」>>474脂(あぶら)ギッシュな
ゴンゾー・ジャーナリズム?の力作。「主演」を除いた出演作9本、IMDbのフィルモグラフィー
にはある『熱い賭け』(74)など2本を足した鑑賞済み11本の中では『殺人者にラブ・ソングを』
(72)>>71、『クワイヤボーイズ』(77)>>109、『ブラック・マーブル』(80)>>110、『目撃者』(81)、
『スプリット・イメージ』(82)が未DVD化。↓『アナザー〜』はカップル二組の犯罪逃避行もの。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=85116

523 :
橋本治による双葉十三郎(1910−2009)著『ぼくの採点表 2』(1988年)書評。有名な本ですが私は未読です。同書収録。>>518 >>405 >>520
《これはもう、映画のエンサイクロペディアであろう。〜〜この本は、よくありそうな“プログラム・ピクチャーの百科
事典”“B級ピクチャーのエンサイクロペディア”という訳では全然ない。この本にはちゃんとベルイマンの『野いちご』
だって[〜]載っている。この本は“A級映画”の存在を差別している本ではない。〜〜有名とか無名っていうのは、時代に
よって変わるんだよね。昔有名で今は無名っていうのはゴマンとある。それから逆に、カルト・ムービーみたいになって、
昔無名だったのが今じゃ大有名みたいなものも。〜この本がすごいというか正しいところは、その有名・無名の区別を
つける、映画のド真ん中っていうものをちゃんと押さえているっていう、その点ね。 多くのものはつまんない。映画に
限らず他のジャンルでも、「一体なんだってあんなものが当時の大勢を占めなきゃなんないんだろう」って後になって思う
ことはゴマンとある。でもそれが“当時”という時代なんだ。評価の基準というものは時代によってずれるけれども、でも
“その当時”というものはなくなりゃしない。今の評価なんていうものは、今という時代に生きてさえいれば、誰だって
出来る。でもその“今”という時代の基準は、その“今”に至る一連の時代の流れの中で生まれているものだから、“当時”という
必然性を抜きにしたら、評価ということ自体が無意味になってしまうんだ。映画のような大衆娯楽では特に。『大脱走』が
どれくらいのすごさを持っていた映画かということぐらいは、[〜]現物を見れば分かる[〜]。でも、そのすごさを生み出した
時代の底流を作り出していた“その他モロモロ”は、どれか一つの作品を見たって分かりゃしないんだ。映画の類型である
ステロタイプを押さえて、その上で“典型”という頂点があって、映画の名作主義というのは、その頂点ばっかりを集めた
もので、なんの役にも立ちゃしない。辞書として必要なのは、“類型”という名の全貌なんだ。この本は、すべての映画を
一遍“類型”というその他大勢に還元してしまった。それあればこそ、この本は正しく辞書になっている。必携ですね。》>>442

524 :
もちろんいまから四半世紀前に話題となった「(ポッキー)四姉妹物語劇場版」だな○
特典映像は予約者限定生産のポケモンアニメと同じようにグリコ商品購入から
抽選でもらえた同作のオリジナルシネマ&スペシャルカセットの中身それに
出発点のテレビCM集をぜひー土下座

525 :
まだ1テーマを1時間続ける討論番組だった頃のテレビ朝日系『TVタックル』(1989〜)に
呉智英がゲスト出演(※当時は毎回ゲストが一人だけ?)した放送回のテーマは【女はバカだ】
だった。1989年か1990年だったと思います。今なら大炎上間違いなしのテーマですね。
司会(ホスト)がビートたけしと檀ふみ(竹下景子?)で、石井苗子が「ティーー・ヴィーー・
タックゥー」と叫びながらナビゲーター(天の声)を担当していた。番組の内容は一切記憶に
無いので、羊頭狗肉、毒にも薬にもならない内容だった気がする。最後にたけしが呉に向かって
『何か(女の人から)ヒドい目にあったんですか?』と苦笑しながら言っていたのは憶えてる。
評論家の呉智英(1946−)は、司会のビートたけし(1947−)と、学年でいえば同学年になります。
「封建主義者」を自任する呉が「民主主義」を批判する延長線上で行うフェミニズム批判の
挑発性?にテレビ局は目をつけたんでしょうが、著作を読んでいない人には「意図」が不明では。
呉智英(くれ・ともふさ/ご・ちえい)という人物を、1988年に出版されベストセラーになった
単行本『バカにつける薬』(双葉社)が新刊書店に平積みになっていて知り、バカなくせに
(バカであるがゆえに)生意気盛りな当時の自分は、挑発的な帯の文章に魅かれ購入(↓書影)。
https://www.kosho.or.jp/upload/save_image/36006810/20190321190749008424_a70ef901298e2c8f162ce73c96257e41.jpg
↓目次。本書とC・ウィルソン『アウトサイダー』(1988年/集英社文庫)>>521には熱中した。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784575280388
私の妄想ですが、上岡龍太郎(1942−)は呉の「オカルト馬鹿につける薬」を読んでるかも。

526 :
テスト

527 :
映画評論家・佐藤忠男(1930−)氏の論考『低俗文化とは何か』から【ポルノ文化の隆盛】に
関する部分を引用。別冊宝島『マンガ論争!』(1979年)に掲載。初出は『潮』1977年6月号。
https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/00/624/0100250624/01002506240.jpg
https://ci.nii.ac.jp/naid/40000166446/
《〜〜現代は性の解放の時代であり、性に関する窮屈なタブーは大いにうち破られている、と
一般に信じられている。だからいいかげん性の問題については満足すればいいのに、売らん
かなの低俗なマスコミがエロチックなポルノを流行らせているため、人々の性の意識が歪ませ
られている、とも広く言われている。そこからポルノ文化の俗悪さを批難する声が高まる。
 私もある種のポルノの俗悪さには相当に当惑している者であるが、以上のような考え方は
多少、議論の筋が違うように思う。現代は性の解放の時代だというが、解放されているのは
性のイメージといくつかのタブーだけであって、実質的な性愛そのものを考えれば、結婚が
一般に高年齢化しているぶんだけ、性の抑圧はきびしくなっていると言うべきであろう。
われわれの祖父母の時代には、二十歳になるやならずでたいてい結婚して、性欲のもっとも
激しい年代にはたっぷり性愛にうち込んでいられたのである。そのかわり今日では、正規の
結婚によらない性関係は増加し、しかも近年は高校生や中学生の不純異性交遊とか、売春とか
いってその低年齢化が問題になっているが、それが低年齢化したということは、むかしとおなじ
ように若者がたっぷり性愛を享受できるということを意味しない。》 ⇒次回へ続きます。

528 :
池澤夏樹(1945−)の『乾いた花』(1964)>>338評。『私の好きな映画・ベスト5』(1994年)>>105より。
《いつまでも忘れがたい映画の一本。画面にたちこめる濃密な夜の匂い、虚無的な人物
たちの醒めた熱気、ときおり響く無機的でシンボリックな音楽(武満徹&高橋悠治)。刑務所
を出た男が女と知り合い、なかば女に見せるべくヤクザの親分をR物語は、ヤクザ映画を
装いながら、文体はあくまでもフランスの犯罪映画(フィルム・ノワール)であり、主題は
どこかアメリカの実存的ハードボイルド作家ホレス・マッコイを想起させる。》←池澤の第3位。
セリフが文学的で、行動原理は実存主義的(←よく解ってない)。大好きだが「純文学」?クサいかも。
氏の1位は『ダーティハリー』(71)、2位が『日曜日が待ち遠しい!』(82)。4位が『チャイナ
タウン』(74)⇒《守備範囲の私立探偵物から一本。アーサー・ペンの『ナイト・ムーブス』>>464
ロバート・アルトマンの『ロング・グッドバイ』>>355なども捨てがたいが、ノスタルジックムード
溢れるチャンドラー調の世界がたまらなくいいので。》>>264-265 >>417
第5位は『殺しのドレス』(80) ⇒《大好きなヒッチコック作品(たとえば『裏窓』『サイコ』
『めまい』)とは雲泥の差なのだが、でも何故かダリオ・アルジェント(『サスペリア2』)や
本作のデ・パルマの持ついかがわしい“官能性”に惹かれてしまう。本作の例でいえば、
ディキンソンが男と出会う美術館のシーン。カメラがゆっくり館内を巡っていくシーンは
何度見ても陶然。》 【ヒッチコックとデ・パルマ】を対比する批評では、伊藤勝男は後者を
前者の足元にも及ばないと酷評、村上春樹は後者には前者のユーモアが欠如、と書いていた。

529 :
冷気・妖気が漂う俳優「クリストファー・ウォーケン(1943−)」のフィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=40122
「主演作」は10本観た。S・キング原作『デッドゾーン』(83)、名作『ディア・ハンター』(78)、
TV映画の『カリブ 愛欲の罠』(93)が私の独断的「BEST3」です。他の7本は新しい順に
『フューネラル 流血の街』(96)、『迷宮のヴェニス』(90)、『キング・オブ・ニューヨーク』(90)、
『ブレインストーム』(83)、TV映画『アクターズ・ラブ 舞台は恋のキューピット』(82)、
『アステカの秘宝』(81)、『戦争の犬たち』(80)。未DVD化は『カリブ〜』、『迷宮の〜』、
『アクターズ〜』、『アステカ〜』の4本。『天国の門』、『ロンリー・ブラッド』はビデオを所有。
↓『アクターズ・ラブ』はカート・ヴォネガットが原作(未読)、監督はジョナサン・デミ。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2018/09/img181.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=FnbnFHrQ7wA
↑ジャケ写と予告。後味は良い。ジャケ写「裏」の解説は川本三郎。「脇役」出演で目立つのが
未DVD化のミュージカル『ペニーズ・フロム・ヘブン』(81)。↓予告と解説とSEXYなダンス。
https://www.youtube.com/watch?v=JW_2dzF9qUQ
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=20972
https://www.youtube.com/watch?v=fElXbJjNJQI
『カリブ 愛欲の罠』は二転三転する「コンゲーム」もの。B級のチープさはあるが後味が良い。

530 :
ユダヤ系のSF作家「ロバート・シェクリイ(1928−2005)」の映像化作品。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=10268
原作未読。フランスSF映画『バトルランナー2030』(83)、イギリス映画
『コンドルマン』(81)、イタリア映画『華麗なる殺人』(65)の3本鑑賞。
『バトル〜』と↓『コンドルマン』>>83が未DVD化。私的には全部凡作。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2016/03/kondoru.jpg
『バトル〜』はS・キング原作、シュワ主演の『バトルランナー』(87)の
元ネタなのかな。ありがちな設定の気もするけど。↓『〜2030』のVHS。
https://www.buyuru.com/item_1212340_1.html
『華麗なる殺人』(65)は、都筑道夫(1929−2003)が原作(未読)>>482の邦画
『殺人狂時代』(67)、『俺にさわると危ないぜ』(66)>>2等に似た雰囲気の
「お洒落」で「おバカ」なコメディ・アクション。M・マストロヤンニと
U・アンドレスの不死身?の二人が殺し合う「痴話喧嘩」SF?!。↓2種類の予告。
https://www.youtube.com/watch?v=BPyTOVSrTpU
https://www.youtube.com/watch?v=iLR8IYIrcw0
『華麗なる殺人』と同じ「エリオ・ペトリ(1929−1982)」監督の不条理で
不可解な未DVD化の怪作『殺人捜査』(70)>>272がアマプラで配信中。

531 :
アイルランド出身の俳優「リチャード・ハリス(1930−2002)」のフィルモグラフィー。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=15815
「主演」作は9本だけ鑑賞済み。私のBEST3は『ワイルド・ギース』(1978)>>207
『ジャガーノート』(1974)、『殺し屋ハリー/華麗なる挑戦』(1974)。『ワイルド〜』は
オッサンを泣かせる中年向け?映画、『ジャガーノート』と『殺し屋ハリー』は佳作。
「姿の見えない連続爆破魔(テロリスト) VS 爆弾処理のスペシャリスト」映画>>22
元祖?↓『ジャガー〜』予告。正直、観たのが昔過ぎてほとんど記憶に残っていません。
https://www.youtube.com/watch?v=dV1n8yTm6xQ
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=10255
「赤と青の配線どっち切る?」はコレが元祖かも。『殺し屋ハリー』は「おふざけ」の
感覚が強い(OPとEDにも顕著)犯罪映画。↓VHSジャケ写。マジメに観ると腹立つ?。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2010/11/a9.jpg
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8215
他に観てる「主演」作は『カサンドラ・クロス』(76)、『オルカ』(77)、『遙かなる
少年の日々』(85)、『バラ色の報酬 1000万ドルを追え!』(82)、『ダニー・トラビス
ダウンタウン徹底抗戦25時』(79)、唯一の監督作である『ストライカー 愛と栄光の
フィールド』(70)。『遙か〜』、『バラ色〜』、『ダニー〜』、『ストライカー』が未DVD化。

532 :
アイルランド人俳優「リチャード・ハリス(1930−2002)」の続き。評価は全て「私の好み」です。>>531
『バラ色の報酬 1000万ドルを追え!』(82/カナダ)の予告。軽めの犯罪映画(凡作)でした。
https://www.youtube.com/watch?v=zcjJ5aIFr-o
『ダニー・トラビス ダウンタウン徹底抗戦25時』(79)の予告とジャケ写。割と好みの映画。
https://www.youtube.com/watch?v=FHC7ONlAEBU
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2012/08/028.jpg
↑監督は『ツイステッド・ナーブ』(68)>>446の英国人ロイ・ボールティング(1913−2001)。
↓『遙かなる少年の日々』(85)のジャケ写。脱走犯と少年の「心温まる交流」系の映画(凡作)。
https://www.buyuru.com/item_998798_1.html
『カサンドラ・クロス』(76)と『オルカ』(77)の予告。どちらかなら私は『オルカ』が好みです。
https://www.youtube.com/watch?v=pgcuLQ0aYg4
https://www.youtube.com/watch?v=n98beckicy8
『ストライカー 愛と栄光のフィールド』(70)のジャケ写。これは紛れもない駄作でした。
http://k-plus.biz/wp-content/uploads/2011/05/081.jpg
私は映画ファンでも、R・ハリスのファンでもないので、「土地勘」が無く何が代表作なのか
見当がつきませんが、『孤独の報酬』(63)、『馬と呼ばれた男』(70)、『荒野に生きる』(71)、
『死の追跡』(73)あたりは面白そうに思いました。『馬と呼ばれた男』は三部作?らしいです。

533 :
●チン(珍)作『マルキ』(89)の予告。作家「マルキ・ド・サド」誕生秘話??。「未DVD化」の【予告篇】集。>>510
https://www.youtube.com/watch?v=O9ucoPSLRHU
https://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1322710526/620
https://www.buyuru.com/item_999160_1.html
●未見の『ジャバーウォッキー』(77)。テリー・ギリアム監督。『ジャバウォックの詩』が元ネタ?らしい。
https://www.youtube.com/watch?v=Yxj6DvliYOs
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=10371
●『ゴングなき戦い』(72)。ジョン・ヒューストン監督。ステイシー・キーチ、ジェフ・ブリッジス主演。
https://www.youtube.com/watch?v=WncSPrCNblQ
ベテラン(S・キーチ)と新人(J・ブリッジス)の二人のボクサーが主役の「しみったれた」負け犬哀歌(エレジー)
だった気が。S・キーチと中年女の「痴話ゲンカ」の場面だけ良かった。試合の場面はあった?。印象が薄い。
●リチャード・ジャッケル主演『地獄のジョーズ』(76)。駄作だけども私は好き。「孤独なオッサン」映画>>465。
https://www.youtube.com/watch?v=wus7-p4iSKo
https://mint.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1385783468/379

534 :
未見のイギリス映画『ウィズネイルと僕』(1987)のオリジナル予告(3分11秒)。
https://www.youtube.com/watch?v=5YpUtAYfUGk
https://www.allcinema.net/cinema/2260
↓海外では高評価。『死ぬまでに観たい映画1001本』(2004年版)>>403で知った。
https://www.rottentomatoes.com/m/withnail_and_i
https://www.imdb.com/title/tt0094336/reviews
イギリス「ハンドメイド・フィルムス」の公式チャンネルで見れる予告篇集。
https://www.youtube.com/channel/UCHwjL9VK72ePv4fXjUUaM5A/videos

535 :
佐藤忠男『低俗文化とは何か』(1977年)より、【ポルノ文化の隆盛】に関する引用部分の続き。>>527
《その種の性関係にふける者はなんと言っても少数である。それにやはり、正規の結婚のように
いつでも存分に、というわけにはゆかないし、そうとうな後ろめたさを意識しなければならない。
さらに、相手を得るのにそのつど、惚れたとか嫌いになったとか、好かれているとか嫌われた
とかいう精神的な緊張をかいくぐらねばならない。十分に性欲が開花してから正規の結婚に達する
までの期間がひじょうに長いということは、その間ずっと、自分は性的に異性に好まれる人間で
あるかそうでないか、という自問自答をくり返していなければならないということである。
この種の辛い問いは、彼あるいは彼女の良き伴侶となってくれる人物にしか答えることのできない
性質のものであり、他の誰もが決して一緒に悩んでくれるものではない。つまり一人で孤立して
悩まねばならない種類の悩みであり、孤立した孤独な悩みは、愚痴となり、妄想とならざるを
得ないのである。仲間と語り合える悩みなら、仲間の眼を意識して自分を格好よく見せなければ
ならないという自制心が働くが、一人で悩む悩みは自制心が働かず、妄想的にふくれ上がる。つまり
破廉恥になる。その種の破廉恥な妄想を鏡のように写し出し、もっと妄想をふくらませろ、もっと
破廉恥になれ、と心理的にけしかけるのがポルノ文化である。》 ※[小見出し]⇒【大部分を占める
ポルノ調劇画の背景】⇒《 すなわち、ポルノ文化の隆盛は、性の解放にともなってそれを謳歌
する意味あいで起こったものではなく、むしろ実質的には性の飢餓状態が進行したことによって、
それをイメージのなかで過剰に補償するかたちで起こったのである。》 ⇒続く(次回が最後です)。

536 :
大昔にTVで断片的に観ただけの『グッドフェローズ』(1990)を久しぶりに再見した。
https://www.allcinema.net/cinema/6287
薄い生地(=エピソード)を何層も重ねて焼いた「歯応え」サックサクのクリスピーな
マフィア映画の秀作、快作。「テンポ」も軽快にサクサク進み(146分が長く感じない)、
観やすい。レイ・リオッタ>>160、デ・ニーロ、ジョー・ペシ>>227の主演。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=Zll4cjyk6sU
組織が関わった最大の事件でありながら映画の中で直截的には描かれない、1978年の
「ルフトハンザ強奪事件(Lufthansa heist)」。不用心な黒人ドライバー(サミュエル・L・
ジャクソン!)が女との一夜を優先し処分していなかったトラックをFBIが発見。事件
発覚を恐れたデ・ニーロ演じる「ジミー・コンウェイ」は、強奪に関わった下っ端の
チンピラ全員を殺処分。「ジミー・コンウェイ」のモデルは「生まれついての極道もの」?の
↓「ジミー・バーク(1931−1996)」。愛称は「Jimmy the Gent(=紳士のジミー)」。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AF
未DVD化のTV映画『地獄のゲッタウェイ 1,000万ドル強奪作戦』(1991)は、この
大事件をモデルにしています。『グッドフェローズ』の原作、ニコラス・ピレッジ著
『ワイズガイ わが憧れのマフィア人生』(徳間書店)は何故か所有するも未読のまま。
https://www.rottentomatoes.com/m/1032176_goodfellas

537 :2019/11/10
『グッドフェローズ』(1990)、『地獄のゲッタウェイ』(1991)に自己レス。>>536

私はアンディ・ガルシア主演の犯罪映画『デンバーに死す時』(1995)は、「ルフトハンザ
強奪事件」の顛末がモデルの『地獄の〜』を参照している気がする。最後に「死んだ仲間
全員」が笑顔で一堂に会する切ない「幻想場面」の描写なんか丸パクリ?。『デンバー〜』も
『地獄の〜』もどちらも「強奪事件」がメインではなく、事件後に「首謀者」逮捕を恐れる
組織の指示で遣わされた殺し屋に、一人また一人と虫ケラの様にブッ殺されていく物悲しい
テンションダウンな黒い展開がメイン。アンディ・ガルシアが演じる主人公の愛称は
「“聖人”ジミー(Jimmy 'The Saint')」。これは「Jimmy the Gent(=紳士のジミー)」を意識?!。
https://www.allcinema.net/cinema/28681
「聖人ジミー」は「ジミー・バーク(1931−1996)」とは違い、自分の命を顧みずに仲間を
守る友情に篤い「グッドガイ」です。『デンバー〜』も『地獄の〜』も侘しくて哀しい。
『デンバー〜』で「組織の大ボス」を演じるC・ウォーケン>>529は安定の怪演。↓予告。
https://www.youtube.com/watch?v=i1o_PO3ridY
本作は「愚かなクズ野郎たち(Band of Misfits)」しか出てこない、好悪の別れる「怪テンション」
鬱犯罪映画。個人的には佳作には届かないけども記憶には残る「好」の映画。後味は爽快。

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格板は我々ホモが完全制圧した part.46
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