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歌の歌詞をイメージして小説にしてみた。。。よ?


1 :2014/11/24 〜 最終レス :2019/11/09
書いていってもいいですか?
私の個人的な主観で書いているので、他者様のイメージと一致しないこともありますがご了承下さい。
また、ここをこうしたらもっと良くなるとかのアドバイスいただけると…かなり喜びます。
…それから、○○って歌も小説にしてみて下さいってリクエストがいただけると…かなり奮起して頑張ります…が、ご期待に沿えるかは自信ありません。
リクエストの際は登場人物の名前など細かいリクエストあればそれも書いて下さい。
1度書いた歌もこんな感じでもう一回書いて!と言われれば書き直します。
では、拙い文力ですが宜しくお願いします。

2 :
まず2曲ほど、試しに落としていきます!

3 :
「7-seven-」
 A「ただいま〜」
俺「おう!お帰り!」
A「今日は最悪だったよ〜…本当忙しいのに…」…そう愚痴をこぼしながら彼女が帰ってきた。
俺とAは付き合って一年…半年前から同棲している。
お互い周りからも公認のバカップルだ…
今まで特にヤキモチを妬いたり、変に束縛したりすることもなかった…
だが、同棲してから彼女が仕事をしだしたら、それまで無かった不安と嫉妬の感情が芽生えだした…
A「ねえ!聞いてる?」
俺「お…おう…悪い…なんだっけ?」
A「もう…だから…職場の人とご飯行くんだけど…いいかな?」
俺「…そうなんだ…」
社会に出れば、当然その付き合いもあるわけで、俺も働いてる身だから分かる…けど…何か納得していない自分…
その気持ちを言葉に出せば理解してくれるのだろうけど…言い出せない…本当は行ってほしくない…
そんなモヤモヤした日が数日続き、彼女が出掛ける予定の日がきた…

4 :
A「じゃあ、今日仕事終わったらご飯食べてから帰ってくるから、遅くなるけど宜しくね!」
そう言って軽くキスして出かけていった…
俺も仕事があるので、そのまま戸締まりして出掛けた…
仕事の最中も彼女の事が気になり中々身が入らない…上司に頭を叩かれた。
上司「こら!何ボーッと彼女の写真なんて眺めてるんだ!」
…周りの同僚に笑われた…デスクの上のツーショット写真を見て、さて頑張るか…と仕事をしだした。
仕事が終わり…今日はすぐに帰っても仕方ないので、帰る前に飯を食ってから帰宅することにした…
とぼとぼと、何を食べるか考えながら歩いていると…ふと足が止まった…
目の前には彼女と付き合い始めた頃に行った居酒屋があった…なんとなく店内に入ることにした…
俺(最近こういうとこ来てないな〜…そう言えばアイツ今頃楽しんでるのかな?…一緒に行ってるメンバーには男もいるのかな…)
…とか悶々と考えて一人で居酒屋で食事を済ませた…
帰ろうとして店を出た時…酒を飲みながらそんなことばかり考えていたせいか、彼女の事が気になり見に行ってみようかな…と悪い考えが…
時間が戻せるならこの時に戻りたい…

5 :
彼女が食事に行っている場所は聞かされていたので、その店の方へ足を向けた…ここからは2駅くらい離れた場所にある…
道中も、良くない事ばかり考えていた。
店の近くに着いた時…ちょうど彼女達が店内から出てきた…悪いことをしているような気がして路地に隠れて様子を伺った…
A「ご馳走さまでした〜」
男「おう!」
…やっぱり男もいたのか…少しショックと言い表せない感情に襲われた。
…ふと集中して見ると、二人以外店内から出てこない…
俺(アイツと二人きりで飯?ありえない!)この時嫉妬の感情が冷たく燃え上がる感じを覚えた…
俺は彼女より先に家に帰った。
帰りながらも、ずっとさっきの感情が膨らんでいくのがわかる…
俺(Aは俺の彼女だ!俺のだ!絶対に誰にも渡さない…)
先に帰宅した俺は感情を抑える事が出来ずに物にあたってしまっていた…
するとそこに彼女が帰ってきた…
A「ただいま…って何してんの!?」
部屋が散らかっていることに彼女が驚いて声をかけてきた…
俺は抑えることが出来ずに、今日見たことをそのまま話した…
すると彼女は優しく俺を抱き締めて話し出した…
A「二人で行ったんじゃないよ…まだ店の中に同僚は残ってたの…」
…事情を聞くと、彼女は俺の事が気になるからと言い、先に帰ることになったらしくそれであの男が店の外まで送ってくれただけだそう…
A「本当だから…ね?」
俺「…ごめん…」
A「ヤキモチ妬いた?」
俺「…うん…凄く…」
A「大丈夫だよ!アナタが私の彼氏!大好きなのは、あなただけだよ!」
そう言って、キスして二人でソファに倒れ混んだ…

6 :
それから数日…俺はすっかりそんなことも忘れかけた日…
たまたま仕事で、彼女の職場の近くを訪れたので少しだけ様子を見に行くことにした…
彼女はショップ店員をしているので、店の外から中を覗いた…
するとそこには、あの男と仲良さげに笑顔で会話する彼女がいた…
あの時の感情が再び甦った…抑えきれない感情は嫉妬にも怒りにも思える熱くて苦しい感情…
そのまま家に帰り、寝室に籠り心の中の感情と葛藤していた…
俺(彼女は俺だけだと言ったのに…なぜ?)もう正常な考えは働かなかった…
俺(こんなに愛しているのに…何で他の男と仲良くするんだ!何であんなに笑顔を…俺以外の男の前で…)
プツン…と何かの電源がキレた…
俺(そうだ…彼女はあなただけと言った…そうだ…俺の彼女だ…終わらせよう…こんな苦しい感情…)
俺は恐ろしい事を考えてしまった…
そんな事を知らずに彼女が帰宅…
A「ただいま〜…あれ?いないのかな…」
そう言いながら家の中を探して彼女が寝室にたどり着く…
A「こんなとこにいたんだ?返事くらいしてよ!」
少し、ふくれながら俺に近付く…
A「どうしたの?具合悪い?」
彼女の優しい言葉は俺の頭に届かない…
とっさに彼女の首もとに掴みかかりベットに押し倒した…

7 :
A「きゃっ!!何すんの!…くるし…やめて!」
俺「…俺…だけなんだよな?…」
A「何が?…取り合えず離してよ!」
俺「離す?イヤだ!お前は俺のだ!」
A「わけ…わかんな…い…こんなの…イヤ!…はなして…」
俺「あなただけって言え!」
A「なに…言ってるの?…」
俺「言え!…俺に誓え!」
手の力を強める…
A「ぐくっ…くるし…やめて…ちか…誓う…から…離して…」
更に力を強める…
俺「言え!」
A「ちが…ちかう…っ…あなただけ…」
首にかけた手の力を緩める…彼女が噎せ返り涙を流しながら俺を見る…
かなり怯えた目を見て更に俺は暴走した…
そのまま無理矢理、彼女を征服するように馬乗りになり犯した…
A「…こんなの…イヤ…もう…やめて…何をしたって言うの…」
俺は構わず行為を続けながら言った…
俺「あの男とは本当はどういう関係なんだ?」
A「何が?…誰?…あの男?」
俺「食事の時に送り出していた男だ!職場でもあんなに楽しそうにしやがって…」
A「ちょっ!…待ってよ!…」
俺「待たない!このまま出すからな!」
A「ちょっ!やめて!おねがい!それはダメ!」
彼女の制止を聞かずに犯し続けた…
A「ひどい…」
この言葉だけがハッキリと耳に残っている…

8 :
俺「…言えよ…ホントはアイツとデキてんだろ…」
A「…そうだよ…今のアナタより素敵…そう言えば満足?」
泣きながら言った彼女の「そうだよ…」しか聞こえなかった…そこでまたキレた…
泣きながら睨む彼女に何度も何度も暴力をくわえた…
顔を殴り…お腹を蹴り…どのくらい時間がたったのだろう…
A「…もう…ゆるして…おねがい…します…」
彼女は薄れゆく意識の中…涙とヨダレと血を流しながら懇願してきた…
その姿を見て俺は冷たく言いはなった…
俺「これからも俺だけを愛すると誓え!出来ないなら…俺の目の前で死んでみせろ…」
彼女がその言葉を聞いたのかどうか分からない…
しかし、その時彼女は既に意識を失っていた…
同じマンションに住む住人が通報したらしく、気付けば俺は警察に捕まっていた…
俺は取り返しの付かない事をした…あんなに愛していた人を…
あんなに愛していたのに…
今も頭の中には彼女がいる…彼女から離れられない心を…罪が支配している…
END

9 :
「catch the wave」
 窓からはいつもと変わらない景色が見える…
僕は病気で生まれつき体が弱く、小学校三年生の頃からずっとベットの上だ…といっても調子の良い日は両親に助けてもらい車イスで散歩したりする。
窓から見える景色は、見る人が見れば素晴らしい景観なんだろうが、僕はもう…正直うんざりだ…
なにせ海と空しか見えない…僕の為に両親が選んでくれた場所…最初は嬉しかった…と思う。
けど、目の前に海があっても何も出来ない…夏には楽しそうに遊ぶ人々も僕には鬱陶しいだけだ…
とことん腐ってるんだろう…
ある朝、今日はいつもより調子が良くて母親に手伝ってもらい車イスに乗った…
母に車イスを押されながら海岸の遊歩道を散歩していた…
ふと目の前に人だかりが見えた…どうやら海で地元のサーフィンの大会が行われているようだ…
母に車イスを止めてもらい僕は波に乗る人達を見ていた…
僕(凄いな〜…気持ちいいんだろうな〜…やってみたいな〜…)なんて事を考えていた。

10 :
ふいに大歓声が聞こえた…僕の視線も自然とそちらに向く…途端に全身が痺れて目が離せなくなった…
それは一人の少年の演技だった…
素人目にも凄いとしか言い様のない姿…波を切るように派手に旋回したり…とにかく凄い…
僕(格好いい!…年も僕とあまり変わらないように見えるのに…凄すぎる…)
呆気に取られて見ていると次の人の番になっていた…その後も歓声が聞こえたりしていたが、僕はあの少年のことしか頭に無かった…
しばらくして結果発表…
僕(優勝は間違いなくあの子だろ…)と決めつけていた。
しかし結果は違う大人の人でした。
どうやら波のコンディションによるものもあるみたい…
僕(なんだよ…そんなの仕方ないことじゃないか…)とか勝手にキレていた…
母親に車イスを押してもらい少し先にある広場で休憩して海を眺めていた…
夕方になってきたので帰宅しようと来た道を戻っていると、海で波に乗る人影が見えた…あの子だ!
間違いない!母に止めてもらい暫く見ていた…するとその少年も海から上がってきた…
自分で言うのも変だか引っ込み思案な僕は珍しく声をかけていた…母親もビックリしたと思う…
僕「凄いですね」
少年「えっ?俺?…見てたの?」
僕「はい!試合も!」
少年「あちゃー…アレも見てたんだ?恥ずかしい」
僕「優勝…出来なくて残念でしたね…でも一番カッコ良かったです!」
少年「そう?有り難う!キミいくつ?」
僕「15才です」
少年「そか!じゃあ1つ下だね!俺Aって言うの!最近ここに越してきたんだ!宜しく!」
僕「そうなんですか?僕は○○です!この先に住んでます!また見せてもらっていいですか?」
A「うん!いつでも!じゃ!」
そう言ってA君は帰って行った…
母「珍しいね○○から声かけるなんて…それに良い子だね!友達になってもらったら?」なんて笑顔で言われた…
僕(友達かぁ…なれたらいいな…なれるかな?…)

11 :
それからは調子の悪い日でも海から目が離せなかった…もちろん調子の良い日は迷わず散歩に出掛けた。
そして何度もA君にも会い会話も重ねた…
僕「A君は凄いよね!羨ましいなぁ…僕もやってみたいな…」
A「やろうぜ!一緒に!絶対楽しいって!」
そう言ってはしゃぐA君…
僕「…うん…でも無理だよ…僕はこんなだし…」
A「無理って誰の基準?やろうとして出来なかったのか?違うだろ?少しずつでもやるための努力してから決めろよ!」
「俺だって、最初はパドリングも上手く出来なかったし、ましてやこんな風に出来るようになることすら予想出来なかったんだ…」
「でも、ホントにやりたいって思ったからここまでこれたんだぜ?だから諦めるなよ!」
人から真剣にこんな事言われたこと無いから嬉しくて頷いた。
A「約束な!俺が教えてやるから!」
僕「うん!有り難う!」
A「友達同士の約束だ!」
そんなやり取りをした次の日…僕は体調を崩してしまった…
僕は海に行きたかったがどうにも起き上がれない…数日間そんな日が続いた…

12 :
久々に起きあがれる日が来たが、僕はまた完全に腐っていた…
僕(何かをやろうとしたって…どうせ無理に決まってる…それに友達って言っても、ちゃんと遊んだ事もないんだ…)
(家だって知らない…A君だってホントは一人で練習したいはず…僕が話しかけると邪魔なはず…このまま会わなければいい…)
そんな風にばかり考えていた…
ある日の昼にインターホンが鳴った…母が出る…僕は気にもせずベットに横たわったままだ…
すると玄関から母親の声がした…
母「○○!友達が来たわよ!」
友達?すぐに分かった…学校にも行っていない…友達なんて0の僕に友達と言って来るのはA君しかいない…
僕(A君がなんで家を知ってるんだ?)そんな事を考えてる間にA君が部屋に入ってきた…
A「おじゃましま〜す!おう!体調悪いのか?心配して来ちゃったよ」と笑いながら明るく言うA君…
僕「…まぁ…」少し気まずくて素っ気ない返事をした…
A「すげ〜!!いいな○○の家!窓から海がこんなに見えるじゃん!」
僕が黙っているとA君は何かを悟ったらしくユックリ話し出した…

13 :
A「なぁ…○○…俺達友達だろ?…だからさ…あえて厳しく言うけど…甘えるなよ!…世の中にはもっと辛い想いして生きてる奴だっているんだ…」
「お前の病気も、お前だけが苦しんでるんじゃない…家族だって一緒に戦ってくれてるんだぞ!俺も一緒に戦ってやるから!な?」
そう言われても僕はひねくれて黙っていた…
僕(そんなこと自分にしか分からないだろ…A君は自由に歩けて、楽しそうに波に乗れる…だからそんな風に考えれるんだよ…)…マイナス思考は止まらない…
A「なぁ…何か言えよ…一緒に同じ鏡を覗き込んだって、同じものは見えない…話さなきゃ分からないだろ…」なんの事を言ってるのか分からなかった…
A「海ってさ…本当すげ〜と思うんだ…毎日見てても…毎日触れても…ソイツは何も教えてくれない…」
「俺が調子悪くても、ソイツは俄然ヤル気だったり…逆に俺が絶好調でもシラケてたり…」
「自然ってすげ〜よな…でも本当たま〜に…ごく希にだけど、ソイツが話しかけてくれる事があるんだ…」
「そんときは、凄く気持ち良くて…いつもは出来ない事ができたりするんだ…」
僕は黙って聞いていた…
A「なぁ!今日は○○にプレゼントがあるんだ」
そう言って部屋を出ていき、数分後戻ってきた…
A「これ…俺が前まで使ってたボード!ちゃんと磨いといてやったから!…お古だけど…やるよ!」
なぜか涙が出てきた…
A「泣くなよ!無理しない程度でいいから一緒に頑張ろうぜ!」
僕「…うん…有り難う…」
それから、僕たちは何時間もサーフィンの事や、そ例外の事も話し合った…とても有意義で楽しい時間だった…
僕に出来た初めての親友…
それから約一年…またあの大会の日が訪れた…Aは必ず優勝するから…お前も手術…頑張れよ!一緒に祝杯あげようぜ!と言って病室を出ていった…

そう…僕は今日、病気に勝つために手術を受ける…
Aの為にも病気に勝って、一緒に波に乗るんだ…

どんなに、荒天だろうと僕の人生はこれからなんだ…

END

14 :
初めまして
通りすがりの者です
今、頭が疲れていてしっかりとは読めてないんですけど
綺麗事じゃないのがいいなと感じました

空白スペースが適度にあれば読みやすそう
でも、ここって規制ありますものね
浪人と言う課金のシステムを使えば規制が緩和されるようですね
課金は必要に応じて価値があればすればいいかな
文字が詰め詰めだと読みにくい方の割合は多そうです
人間の本質を表していて良いなと思いました
目を通しておきます

15 :
>>14さん、有り難うございます。
本当、規制多いですね…改行が多すぎるとか、連投ですか?とか…浪人システムですか…見当してみます。
今後も宜しくお願いいたします。

16 :
なんかいいやんwww
歌の楽しみ方も色々やね

普段自分が聞いてる歌のイメージは他の人が聴くと違うイメージになったりするやろうし

リクエストは何でもいいのかな?www

17 :
>>15さん、有り難うございます。
リクエストですので何でもかまいませんが、知らない歌だったりイメージできにくい(私が)モノだったりもありますので、ご期待に沿えるかは自信ありません…
それでも宜しければリクエストください!

18 :
間違えました。>>15じゃなくて、>>16さんでした。

19 :
リクエスト曲「大阪LOVER」ドリカム

登場人物名は任せるがアルファベットだけとかじゃなくちゃんと名前あるほうがいいwww
宜しくwwwww

20 :
>>19さん、遅くなり申し訳ございません。
何かストーリーとして結構完成された曲ですね…
ご期待に沿えるかは分かりませんが、私なりに思う小説にしてみます!
明日の夜には投下出来るように頑張ります。

21 :
遅くなり申し訳ございません。
今から投下していきますが、連投注意で間が空くかもしれません。
ご了承下さい!

22 :
「大阪LOVER」
 「ねぇねぇ!週末の連休どうするの?」
そう言って同僚が嬉しそうに聞いてきた…
私「久々の連休だし、彼氏に会いに行こうと思ってる」
同僚「わざわざ会いに行くの?来てもらえばいいじゃん!」
私「うん…でも、私の方が時間あるし…それに…」
そう言いかけてやめた…
同僚「まぁ、アンタが良いならいいんだろうけど…無理しないでガツンと言いたいこと言いなよ?」
私「うん…有り難う…」
同僚「じゃ!先に帰るね!」
私「うん!お疲れさま〜…」
私(ガツンと…か…)
そんなことを思いながら、残りの事務作業を済ませ私も会社をあとにした。

23 :
 少し私の自己紹介…今年で27才になる世間一般的なOLです。
彼氏は1つ年上で大阪に旅行に行ったときに知り合って、それから付き合うようになったんだけど…まぁ、いわゆるナンパという…
最初は、そんなにだったんだけどいつの間にか私の方が惚れ込んじゃってます…付き合って5年目…遠距離も5年経つと慣れる…というか、東京と大阪って以外と近いよ?
…なんて思ったり…でも寂しくないわけじゃない…
毎週逢えるわけでもないし…
彼氏は飲食店で働いていて中々まとまった休みを貰えない…だから私から会いに行く…
なんて…誰に自己紹介してんだろ…まぁいいや…

24 :
不意に携帯が鳴った!
私(彼氏かな?)…と期待してディスプレイを見ると…母親からだ…
私「もしもし…」
母「もしもし!美和?アナタちゃんとご飯食べてる?」
私「食べてるよ…子供じゃないんだから、そんなに心配しないでよ…」
母「ならいいんだけど…たまにはこっちに顔出さないと、お父さんも心配してるのよ?」
私「わかってるよ…もう…」
母「今度の連休!アンタ仕事休みでしょ?1度帰って来なさいよ…」
私「連休!?無理無理!!約束あるし!」
母「…彼氏?」
私「ち!ちがっ…」
母「…まぁ…いいわ…とにかく1度帰って来なさい!アナタも27才なんだから…そろそろ女の幸せとかを考えて…」
私(女の幸せ…か…私の幸せ…)とかボーっと考えていた…
母「同級生の…ちゃん…結婚するみたいだし…って!ねぇ!聞いてるの?」
私「あっ!うん…また、近いうちに帰るから…ね!じゃあね!」
母「こらっ!まだ話が…」プッ…
ここで強制的に通話終了…
これ以上母親の説教に付き合ってたら大変なので…

25 :
家に着いてベットに横になっても私は、ずっと考え事をしていた…
私(結婚か…そりゃ私だって年頃の女なんだから、頭に無いわけじゃない…結婚したいな…正人はどう思ってるんだろう…)
ちなみに正人は彼氏です。
中々、踏み切ってくれない…というより結婚する気が無いのかな?
少し寂しい…
また携帯が鳴った…
画面には…正人の名前…!!
慌てて電話に出る!
私「もしもし!」
正人「おう!?ビックリした…テンション高いな」
寂しいと思った瞬間に鳴ったからテンション上がって出たからビックリしたみたい…
私「ごめんごめん!どうしたの?」
正人「いや…別に何もないんやけど…電話してみただけ…」
私「そっか…」
私(ん〜…何も無いのに電話してくるなんて…私が寂しいと思ったのが伝わったのかな?)
とか浮かれてる…正直5年も付き合ってるのに、本当好き過ぎるんです。
私「もうすぐ逢えるね!」
正人「…うん…」
私「…嬉しくない?」
正人「いや…嬉しいよ…ごめんな?ホンマは俺から行けたらいいんやけど…」
私「いいよ!正人は忙しいんだし…それに大阪好きだし!」
本当は正人が居るから大阪が好きなんだけどね…
正人「まぁ…気を付けておいでや!」
私「うん!」
そんな感じで電話終わり…

26 :
とにかく週末まで頑張ろう!
正人に逢える事が私の仕事の活力になって、本当テキパキと仕事をこなせた…
長いようであっという間の4日間…今日の仕事が終わったら、急いで帰って用意して出発…ドキドキが止まらない…
家に着いて、直ぐに私服に着替えてお化粧直し…荷物も持った…鍵も閉めた!準備万端!!
仕事の疲れなんて感じないほど軽い足取りで駅に向かう…
直ぐにタクシーも捕まり乗り込む…
そこに電話が鳴った…
私(きっと正人だ!)
急いでカバンから携帯を取り出して、確認もせずに電話に出た…
私「もしも〜し!」
「テンション高いな」…ん?
正人じゃない!?そう思い携帯の画面を見る…!?
上司「もしもし?」
私「は!はい!!もしもし!お疲れ様です!」
上司「お疲れ様!悪いんだけど、今日頼んでた書類出してくれた?」
私(書類…あっ!?)浮かれて忘れてた…
上司「頼むよ〜…連休前で浮かれてたのか?今から出張で出るんだがあの書類無いとダメなんだ!悪いけど、すぐに会社に来て用意してくれるかな?」
…最悪だ…でも私のミスだし…今からなら間に合う!
私「分かりました!すぐ向かいます!」

27 :
そう言ってタクシーの運転手さんに行き先の変更を伝え大急ぎで向かった…まぁ急いでくれたのはタクシーの運転手さんなんだけど…
会社に到着して、エレベーターも使わずに大急ぎで4階のオフィスに向かった…
上司がコーヒーを飲みながら座って携帯イジイジ…
正直イラッとしたが、軽く謝罪して大急ぎで書類を作った…
途中、上司に「急いでミスしないでくれよ〜」とか笑いながら言われたが無視!
私「出来た!出来ました!!」
上司「…」
寝てる…時計を見る…!?20時半!?ヤバイ!!少し強めに叩いて起こして書類を渡す…
上司「おう!ありが…」
…何か言っていたが、お疲れ様です!と一言残し猛ダッシュで会社を出た!
あとで考えたら社会人として不味い…よね…でもそれどころじゃなかった!

28 :
駅に到着…何とか間に合った…そうして最終の新幹線に乗り込んだ…かなり息切れ…
年が…イヤイヤ…まだ若いはず!
そこで、重大なことに気付く…正人に連絡してない…
慌ててメールした…
件名:無題
ごめん!遅くなったけど、何とか最終に間に合ったよ!
0時前には着くと思う!
慌てて送ったから絵文字もなく、何か事務的…何て自分のメールを見て思った…
そこに返信が来た…
件名:Re:
了解

…へっ?イヤイヤ…確かに私のメールも悪いよ…悪いけどさ…了解…って…
悲しくなる感情を噛み殺して、普通に返信した…
だって…たまにしか逢えないのに喧嘩したくないじゃん…こんなこと考えてるから、言いたいこと言えないのかな…
まぁ、とにかく逢えることに興奮していた…
新大阪駅に着くと、そこにはいつもと変わらない正人がいた…いつもと変わらない…ね…
正人「お疲れ!…遠いとこわざわざゴメンな?」
私「いえいえ!…ってか、正人…スウェット…」
正人「えっ?変?…いや〜…車で迎えに来たし、仕事終わってまだ風呂入ってへんから、服着るのもなぁ…て思ってスウェットにしたんや…」
私「まぁ…いいんだけど…」
私(スウェットじゃ、ブラブラ出来ないじゃん…それに久々の再会にスウェットって…)
とか、思いながらも正人に逢えた嬉しさと…やっぱりカッコイイ…とか思いながらもニヤけてる自分がいるのも事実…
正人「じゃ、行こっか!」
私「うん!」

29 :
車に乗り込む…うん…変わらない正人の匂い…
車の窓から見える大阪の街並み…
住み慣れた東京の街よりも輝いて見える…きっと正人と居るから…
不意に私が提案した…
私「ねぇ!明日、万博公園行かない?久々に太陽の塔みたい!」
正人「そやなぁ…」
私(…)
…私(えっ?何?そのリアクション…そやなぁ…って、行くの?行かないの?どっち?)
しかし無言…
私(ん〜…なんだよ!)少し拗ねて見せるが…運転に集中する正人は気付かない…
すかさずもう一提案!
私「家に着く前に、飲み物買ってから行こうか?」
正人「そやなぁ…」
私(おいッ!カセットテープかよっ!)と心の中で突っ込む…
また無言…何か悲しくなってきた…
私(正人は、ひょっとして嬉しく無いのかな?…せっかく逢えたのに無言なんて…返事も単調だし…)
正人「はい!着いたで!」
そう言って車はコンビニに到着していた…私がキョトンとしていると、正人が急かしたようにきく…
正人「飲み物買うんやろ?コンビニイヤやった?」
私「ぜんぜん!買う買う!」
そう言って、二人でコンビニに入ってお酒やおつまみを物色する…
正人「美和!ハイ!」
そう言って、正人が私の好きなお酒を渡してきた…
何だかんだで、こういう分かり合ってる感じ…嬉しくてニヤける…
色々買い漁って正人の家に向かう…

30 :
正人「到着〜!」
久々の正人の家…ん〜…落ち着く…
家に着いてからは、嘘のように正人も話してくれた…何かほっとして泣きそうになるけど、我慢我慢!
二人でお酒を飲みながら、イッパイ話した…寝る準備をしだした頃には、朝日がカーテンの隙間から入り込んでいた…
正人「お〜い!美和!…起きや!美和!」
お昼過ぎに正人に起こされた…
正人「行くで!用意しいや!」
私「行くって…どこに?」
正人「万博公園!」
私は、寝ぼけ眼を擦りながら…まだ頭は寝ていた…
正人「ほら!起きて!行きたいんやろ?太陽の塔見に行こ!」
いつも、そうだ…私が行きたいと言えば必ず連れてってくれる…きっとそういう普通かもしれないけど、そういう姿勢が大好きなんだ…
私は嬉しくて眠い気持ちもどこかに、いそいそと用意し出した。
そして、二人でデート…私は、もう勝手に一人でテンションMAX!
万博公園に到着して太陽の塔を見ながら、サンドイッチを食べながら二人で黄昏てた…
不意に、十代の若者グループがワイワイ騒ぎながら近くを通った…
女の子「でもさ!…」男の子「イヤイヤ!だから、お前らも関西人なんやから、行く末は大阪のおばちゃんやん!」
…とか騒ぎながらジャレてた…
私(大阪のおばちゃん?…か…正人と一緒に居られるなら、それでもいいかな…)なんて考えた…

31 :
夕方4時…今日は正人の仕事の日だから、ここで正人の家に帰ることにした…ホントはもっとゆっくりしたかったけど…
正人の家に着いて、正人は仕事に…私は正人の部屋のお掃除してあげることに…
正人「何かあったらメールして!んじゃ、行ってくるわ!」
私「うん!行ってらっしゃい!」
そう言って玄関で見送る…何か新婚さんみたい…とか思いながらニヤける…
掃除と言っても、あまり触りまくると…なんか…ねぇ?
洗い物したり、洗濯物たたんだりしてあげてると携帯が鳴り出した…
誰だろ?と思い携帯を見ると正人の名前…
私(ん?仕事中なのに…)と思いながら電話に出る…

32 :
正人「もしもし…」
私「もしもし!どうしたの?」
正人「今日、店ヒマやから店長と彼女が来てるって話してたら、呼んだら?って…来る?」
店長ナイス!!とかテンション上がった!
私「うん!行く!」
正人「なんか俺の給料から引いとくから…って…」
私「ご馳走さまで〜す!」
正人「おい!…あんまり食うなょ?…嘘や!せっかく来てくれたんやから、好きに食って!」
私「は〜い!」
正人「店の場所分かる?」
何度か行ってるし大丈夫!大阪に来ても行動範囲は限られてるし…
私「うん!用意して急いで行きます!」
本当にすぐ用意して出た…30分ほどで店に到着!正人も店長さんも早い到着にビックリしてた。
正人「早すぎ!」
店長「いらっしゃい!美和ちゃんの為に貸切りにしといたで!」
正人「イヤイヤ!店長!連休やで?大丈夫なん?」
店長「当たり前や!今から美和ちゃんが一人で1日分の売り上げ作ってくれるさかい!」
正人「なんでやねん!俺の給料無くなるわ!」
本当、漫才みたい…とか思いながら爆笑した…
それから、3人で色々話した…
関西弁講座とか…本当色々…どうやら私の「なんでやねん!」はなっていないらしい…
自分ではカンペキなんだけどなぁ…
少しお店も忙しくなりだした…私はカウンターで、正人の働く姿を眺めていた…
バタバタと時間は過ぎて正人の終わる時間…というか、店が落ち着いてあとは店長一人で大丈夫という、店長の優しいはからいなのだ…
二人で店長に感謝しながら一緒に帰ることに…

33 :
少しお酒で足元がふらつくが正人が支えてくれた…
その日はそんな感じ…そした明日は…私が帰る日…
すごく寂しかった…寝るときひっそり泣いた…
翌日、仕事の前に正人が駅まで送ってくれた…
新幹線がくるまでずっと手を繋いでた…
私「ねぇ…」
正人「ん?」
私「…もうすぐ新幹線きちゃうね…」
正人「…」
私「会いに来ると楽しいのに…帰らないといけないの…寂しいね…」
正人は何も言わない…
私「ねぇ…」
私(一緒に住もうか?…って言ってくれないかな…寂しいよ…私だけがこんなに想ってるの?…ねぇ…)
そんなこと考えてると新幹線がホームに入ってきた…
まだ正人は無言のまま俯いてる…

34 :
私(もう!こっち来いや!って言ってよ!)
周りの人が一斉に振り向く…
私「えっ?」
正人の方を見る…正人もキョトンと見ている…
私は何が何か分からない…
正人「来いや!って言ってよって…」
…と笑いながら正人が言う…私は顔が真っ赤になるのがわかった…
心の中で叫んだつもりだったが、声に出ていたみたい…
私「あ…あの…あのあの…」
同様が隠せない…
私(そもそも何で正人が笑うのよ…サイテー)
とか涙を浮かべながら俯く…
不意に頭を撫でられ正人を見る…
正人「こういうのは、ちゃんと男が言わなアカンよな!」
正人が、真顔で私を見つめる…
正人「なぁ!美和!俺と一緒なってくれ!一緒に住もう!」
私(…もう…こんなに人が沢山いるのに…サイテー…)
涙が止まらなかった…ぐちゃぐちゃになりながら正人に抱き付いた…
気付けば新幹線の発車ベルが鳴っていた…

私は大阪が好きだ…
正人の居るこの街が…
正人が居るから…

END

35 :
ネーミングセンス無くて申し訳ございません…
あと…やっぱり駄作ですね…歌詞の力借りすぎかな…と反省点多いです…
理想は、小説読む→歌詞に結び着く…ぐらいの物が書きたいです…
まだまだ勉強不足です。

因みにこんな駄作ですが、別バージョンも書いたので読みたい方おられましたらレス下されば投下しようと思います。

長々と有り難うございます。
次回作をお待ち下さい!

36 :
ありがと〜www
中々面白かったよwww

別のも書いたなら読ませて
これからも覗きにきますwwwww

あと...ネーミングwww
良かったよwwwwwww

37 :
>>36さん、読んでいただき有り難うございます。
では、一応別バージョンも投下していきます…が例のごとく連投注意などの規制により、間が空くことをご了承下さい。
ネーミング…はドリカムさんからでした…
センス無くて申し訳ございません。

38 :
「大阪LOVER 〜正人篇〜」

 今日も必死に働く…
この居酒屋で働きだして4年半…店は店長と俺とあと一人バイトがいてる…
まぁ、バイトって言っても週末しか来ない…
店長「正人!お疲れ!今日はもうええで!」
俺「えっ?でも、まだ片付け終わってないし…」
店長「ええよ!やっとくわ!」
俺「そうっすか…じゃあ、おさきです。」
店長「お疲れさん!…正人!たまには彼女に連絡したれよ」
笑いながら言われた…
店のバックヤードで着替えながら考えていた…
俺(電話か…でも週末には逢えるしなぁ…)
着替え終わって店に出ると店長が話しかけてきた…
店長「おう!お疲れ!今日は珍しくヒマやし、メシ食うて帰りや!」
俺「…そうやって、従業員から金取ろうとしてません?」
店長「…まぁ、好きなもん頼んで」
俺「図星かい!!」
店長「嘘や嘘!冗談やがな!取らへんから食べて帰りや!」
俺「んじゃ、いただきます」
そんなやり取りをしながら、カウンターで店長と話ながらメシを食ってた。

39 :
店長「もう、言うてる間に5年なるな?」
俺「そうっすね…」
店長「お前が面接来たときビックリしたわ…」
俺「えっ?」
店長「お前、飲食店の面接にロン毛で金髪って…ビックリ通り越して笑いそうやったわ…」
俺「…すんません」
店長「でも面接の時に話聞いて採用決めたんやで…チャラチャラしてるのやめて彼女と結婚したいから、その資金貯めたいんです…言うてたな…」
俺「…はい…」
店長「出勤初日はもっと笑ったわ…何せ黒髪で坊主にして来たんやから…別人か思たわ」
そんな感じで笑いながら話してた…
店長「んで…どうなんや?」
俺「えっ?何のどうなんや?」
店長「せやから、彼女と!どうなんや?結婚するんか?」
俺「…いちおう…結婚したいですけど…」
店長「そうか!もう付き合って5年やろ?お前も彼女も、そろそろええ時期ちゃうか?」
俺「そうなんすけど…中々本人前にすると緊張して…」
店長「そんなんやアカンで!男がビシッと決めな!こういうことはイモひいたらアカン!」
俺「…はぁ…まぁ…頑張ります…」
店長「なんや気の抜けた返事やなぁ…とにかくビシッと!ビシッとやで!」
俺(ビシッと…ね…)

40 :
店から帰りに、ずっと考えてた…
このままダラダラするのは良くない…分かってるけど…
今までこんなに女の子と真剣に付き合ったことなかったから…いざ…となると言葉が出ない…
それどころか、5年も付き合ってて未だに目を見て話すことに緊張している…
なんて色々考えてたら…いつの間にか…本当無意識に彼女に電話してた…
美和「もしもし!」
突然電話口から大声で元気良く聞こえる彼女の声にビックリした…
俺「おう!ビックリした…テンション高いな」
美和「ごめんごめん!どうしたの?」
俺「いや…別に何もないんやけど…電話してみただけ…」
何もなくない…やろ?と自分で突っ込んでいた…
美和「そっか…」
俺は受話器から聞こえる美和の声に癒されていた…本当に好きなんやな…
美和「もうすぐ逢えるね!」
正人「…うん…」
美和「…嬉しくない?」
嬉しくないわけない!本間は飛び上がって喜びたいくらいや…けど28にもなって…さすがに恥ずかしい…
俺「いや…嬉しいよ…ごめんな?ホンマは俺から行けたらいいんやけど…」
美和「いいよ!正人は忙しいんだし…それに大阪好きだし!」
無理させてるやろな…何か言わなアカンよな…好きやで…くらい言おうか…
俺「まぁ…気を付けておいでや!」
俺(なんでやねん!俺はアホか!?)
美和「うん…」
そんな感じで電話が終わった…
俺は大きなため息を着いて、自分の情けなさを悔いた…
とにかく…週末!会ったときにはビシッ!と…ビシッと決めよう…できるんかいな…とか思って肩を落とした…

41 :
でも、逢える事が楽しみでそれから週末までは、メチャクチャ頑張った!
一応、デートプランとかも考えてみたけど、そういうの決めなれてなくて…
結局、彼女が行きたいと言うところに連れて行ってやる!と結論付けした…
当日!遂にこの日が来た…もう朝からビシッと…ビシッと…ビシッと…と頭の中の俺が、俺自身に訴えかけていた…
俺(美和が滞在出来るのは3日間…その間にちゃんと伝えなアカンよな…)
とりあえず…気合いだけは充分!
部屋も片付けて、あとは洗濯物を畳んで待つだけ!
久々に逢うんやし、何時もよりちょっと…ほんのちょっとだけお洒落な服を一式用意して床に並べた…
俺はもうルンルンで、浮かれてた…
俺(さて!用意できたし、コーヒーでも飲んでのんびりしよっかな…)
台所でコーヒーを入れて、部屋に戻る…床に並べた服の事を忘れて…
俺「うぇぁっ!!」
ガシャーン…
やってしまったよ…いつの時代のコントやねん…というほど盛大に転けた…

42 :
俺(あちゃ〜!今日着て行こう思たのに…コーヒーで染みなりよった…畳んでない洗濯物にも…)
もう誰を責めることもできない…ため息をつきながら、後片付けをして洗濯物をもう一度洗濯機に…
そうこうしている間に仕事の時間になっていた…慌てて店に向かった!
今日は、仕込みを済ませてバイトが出勤してきたら仕事終わり…
店長「今日は機嫌良いな?何かええことあったんか?」
俺「いや…実は彼女が今日来るんです」
店長「おっ!そりゃええやん!ビシッと決めたれよ!」
まぁ言われるまでもなく、そのつもりだ…服はないけど…
そんな感じで仕事が終わり家に帰った…
洗濯物を干して、出掛ける準備…といってもスウェットしかない…
不意に携帯が鳴った…
美和からのメーカーだった…
急いで出掛ける準備してメールを返した…
浮かれてたけど…ビシッと!を意識し過ぎてメールも事務的に…

43 :
新大阪駅まで車で飛ばしてすぐに着いた…
俺(イヤイヤ…最終やのに出てくるの早すぎ…)とか、またしても頭の中の俺達が漫才してた…
美和が着いた…改札までダッシュで向かう…息切れしてたら気持ち悪いかもしれないから一応呼吸は整えた…
改札から出てきた美和を見て、俺は微かにニヤけてた…と思う…
久々に逢う美和は、やっぱり綺麗で眩しかった…
彼女も俺に気付き笑顔で駆け寄って来る…
俺「お疲れ!…遠いとこわざわざゴメンな?」
美和「いえいえ!…ってか、正人…スウェット…」
相変わらず鋭い…ってか当たり前のツッコミか…
俺「えっ?変?…いや〜…車で迎えに来たし、仕事終わってまだ風呂入ってへんから、服着るのもなぁ…て思ってスウェットにしたんや…」
我ながら苦し過ぎる言い訳だ…
美和「まぁ…いいんだけど…」
俺(何か、怒ってる?…そりゃそうか…)
しかし彼女を前にするとやっぱり緊張して口数が減る…何か話題を作らないと…って変に意識して、余計に喋れない…
車に乗り家に向かう…
不意に美和が口を開いた…
美和「ねぇ!明日、万博公園行かない?久々に太陽の塔みたい!」
俺「そやなぁ…」
俺(万博公園かぁ…そう言えば長いこと行ってないなぁ…初めて美和を連れてった時は…)とか思い出していた…
何か視線を感じるが、安全運転安全運転!と冷静を装う…
更に美和が話しかけてきた…
美和「家に着く前に、飲み物買ってから行こうか?」
俺「そやなぁ…」
俺(そう言えば、何も無かった!危ない危ない!美和ナイス!)と心の中で突っ込む…
俺(たしかこの先にお酒とか売ってるコンビニあったよな…あっ!あったあった!)
車をコンビニに着けた…

44 :
俺「はい!着いたで!」
そう言うと、美和はキョトンとして俺を見た…目が合って少し同様したがもう一度聞く…
俺「飲み物買うんやろ?コンビニ嫌やった?」
美和「ぜんぜん!買う買う!」
そう言って、二人でコンビニに入ってお酒やおつまみを物色する…
俺(あっ!これ!いつも美和が飲んでる酎ハイ)
そう思いその酎ハイを手にとって彼女に渡した…
コンビニでそこそこ買い込み、家に帰った…
家に着いて美和と二人で色々な話をした…
本間に幸せで楽しい時間はあっという間に過ぎた…ビシッと言う所か、朝日が差し込み二人とも眠さの限界…
俺(一応…目覚ましかけとかな…仕事の前にデート連れて行きたいし…)とか朦朧としながらアラームをセット…
お昼ジャストに起きた…いや…起きれたのは奇跡やね…酒も入って朝に寝たのに…
偉いぞ俺!…と頭の中の…(割愛)
俺はサンドウィッチを用意して美和を起こした…少し寝ぼけていたが、少し強引に起こして二人で出掛けた…

45 :
目的地に到着して太陽の塔が見えるベンチに腰掛け、二人でサンドウィッチを食べた…
連休だし、若者から家族連れまで人はまぁまぁいた…
俺は何時ビシッと言う?今か?今か?と期をうかがった…
ヨシッ!!っと意気込んだ瞬間横から大声で騒ぐ若者グループが…
俺(空気よめや!!アホ!)
と…期を失う…
気付けば仕事の時間…
俺(何やってんねん…)…と頭の中…(割愛)

家に帰りに仕事に向かう…行ってらっしゃい!と見送られ、少しニヤけるが…とりあえず美和にはバレないようにこっそりニヤけた…
店に着いて店長に茶化された…
店長「結婚式はいつや?ビシッと決めたんやろ?何てプロポーズしたんや?」
…とか、質問責めを受けたが不甲斐ない自分の昨日から今日までの出来事を話した…
店長「何してんねん!アカンやん!…ヨシッ!!今から呼び!今日はヒマそうやし!店に来てもらい!」
俺「ええんですか?」
店長「…飲食代は給料引きやで」
ニヤニヤと言われたが、美和と一緒に過ごせる時間が増えることに快諾した。
すぐに電話して美和を呼び出した…本間にすぐに来た…
それからは店長と俺と美和…3人て楽しく話した…お客さんもチラホラ入って来たけど問題無かった…
それと、店長が気を効かせて俺は早く上がらせてもらえた、帰り道…美和は少し酔っていた…
ビシッと…今は違うか…明日…明日が最終…ちゃんと決めるぞ!
そんな事を考えて眠りに着いた…

46 :
翌朝、今日こそと意気込んでみたものの…何とも情けない事に、気付けば美和の帰る時間に…
駅のホームまで送る…もう電車が来る…どうするねん!…
俺(割愛)…まぁ例のごとく頭の中の俺達が騒ぎまくってる…
不意に美和が叫んだ!
美和「もう!こっち来いや!って言ってよ!」
俺含め周りの人が一斉に振り向く…
美和「えっ?」
美和が俺の方を見る…
俺(あれ?こいつ…自分の心の叫びが声に出たのか?)
とか思って、不覚にもウケてしまった…いや…本当…最低なんやけどね…
俺「来いや!って言ってよって…」
…と笑いながら言ってしまったが…頭の中の俺達からはブーイングの嵐だった…
美和「あ…あの…あのあの…」
と同様する美和…
俺(そうや!ビシッと!女の美和に言わせたらアカンこと言わせたんや…俺がちゃんとせな!ビシッとするのにタイミングなんか関係あらへん!)
美和の頭を撫でた…ヨシッ!!言う!
俺「こういうのは、ちゃんと男が言わなアカンよな!」
美和の目を見つめる…
俺「なぁ!美和!俺と一緒なってくれ!一緒に住もう!」
美和は泣きながら抱きついてきて、俺の腕の中で何度も頷いた…

これから俺は…大好きな美和と…この大好きな街で暮らして行く…

本間に好きやで…

END

47 :
>>42の最後の方…メーカーじゃなくてメールでした…
他にも誤字、脱字などあり読みにくい文章で申し訳ございません。
引き続き宜しくお願いいたします。

48 :
大阪LOVERはカラオケで歌ったことがありました
少々疲れていて細かくは読めてないのですが
にやにやしながら読んでました
愛は憎しみに変わる
その印象からガラリと変わりました
微笑ましい
結婚するまでの道のりは楽しそう
私はですけどね
私は独身を貫きたいですからねー
こどもほしくない
他人のこどもを看るなら良いですけどね
なんだか眠くなってきました
お布団に潜ります
またこの掲示板に来ることがあれば覗きますね
その調子でのびのびとしたらいいですよ
寒いですが体調には気をつけて下さいね

49 :
>>48さん、有り難うございます。
歌って凄いですね…聞く人によって色々なストーリーが生まれるから…
お疲れのご様子ですし、お身体ご自愛なさって下さい。
これからも宜しくお願いいたします。

50 :
歌はいいですよね
ずっと笑わなかった人が歌を聴いて笑うことがあります
感覚に訴えます
様々な感覚に浸れます
具体的に書かなければ限定されないので
本当に聴く人によって色々なストーリーが生まれます
まったくもってパソコンが思うように機能してくれないので聴けないんですけどね
テレビもこの時間帯はやってなさそう
長野で地震あったんですね
昨日ぐらいまで知らなかった
ニュースはもういつから見れていないことか
ひたすらお布団にくるまり
時にパソコンを開きテレビを見る等の一日にしようと予定しています
ごはんは買わないとないので外には行かないとですが
これからもよろしくお願いします

花金か
土日がお休みの方が多いんですかね
お仕事ならがんばってくださいね

51 :
>>50さん、本当有り難うございます。
仕事ですが、暇な職場なので適当に頑張ります。
何せやることが無いもので…
掃除してみたり…パソコンいじってみたり…退屈との勝負です。

仕事中に携帯いじりながら小説書いてたりします…社会的にクビ同然の業務態度…

花金ですね…自身には全く縁遠い日です…

52 :
おおwww
別のも投下されてるやんwwww

ありがとう!!
中々にオモロかったよwww

また何かリクしに来るんで宜しく〜wwww

53 :
>>52さん、有り難うございます。
記念すべき第一リクエスト者様ですし、今後とも宜しくお願いいたします。

54 :
>>1は小説家になりたいのか?
それともタマゴ?
プロとまで言わずとも想像力&発想力はあるよね・・・
後は万人に伝わる表現力を磨けばより良くなるんじゃね?

まぁ俺には書けないからあれやけどwww

なんか>>1の好きな曲で更新してよwwww

短編小説みたいで読みやすいしwww
楽しみにしてるわwwwwww

55 :
>>54さん、小説家に…なれるほどの才能は持ち合わせてないです。
ですがお褒めの言葉は素直に嬉しいです。
ただ単に歌を聞いてると頭に風景?情景?が浮かんで来るので、それを文字にしてみたり…
まぁ書くのが好きなのは確かですが、それ相応の勉強もしていないただの素人です。

好きな歌…何か選んで書いていきますね!
応援有り難うございます。
あと、返事遅くなって申し訳ございません。

56 :
お仕事にしてしまうと好きなものを純粋に楽しめなくなることあります
趣味として書くぐらいがいい
この掲示板は様々な人がいます
死にたい死にたくない生きたい
と必死に生きている人だっているでしょう
つらいのはわかってる
他にもっとつらい人がいるのはわかってる
それでもつらいものはつらい
あなたの小説で救われる人いますよ
反応がなかったとしてもね
書き込むのに勇気のいる人だっていますからね
楽しみにしてます
好きに書くといいですよ
ここは自由が効くから
急に寒くなるらしいですね
防寒しないと

57 :
1さんの好きな曲で書くと言うのは興味深いですね
私も読んでみたいですー

58 :
☆☆☆☆☆
               /  /     /   |      \ ヽ
               / /  /   / /    ||  |  i  ヽ i
              i /  / /  / / /    ||  ||  |│ |ノス
               |//  / /___, -一ァ|  /! |ト、|│ | | く」
                |,-‐¬  ̄---┘'7 |!  ハ! |,、-┼十|! | | |
          , -‐ ''"  し' '´_ /,ィ二l |ト、/!ヽト、\_ヽ!|!l | ハ |
       ,r/      __   ,イ|リ ヾハ! ヽ!  ,ィ⌒ヾミリノ!/リ  | ☆ 安倍さん、グッジョブですわ。 ☆  
      / ||ヽ  -'     / ̄ )` __      |ヒノ:} '` ,イ/ |  |  http://www.soumu.go.jp/senkyo/kokumin_touhyou/index.html
    ,r '   ヾ、  ,-、____ , イ ̄,r==-      ==-'  レ' /|  |  
  / ヽ    `ーソ  ' | |ト、,ヘ ′""          "" / / || | ☆ 皆様、12月14日(日)の衆議院議員選挙に、
. /    \_  /  | ハ ヽ`゙'ヘ       ' '__. ィ  / / | |  |                   必ず投票にいきましょう。 ☆  
           /   / / |  ヽ 川\    ヾ三ニ‐'′//! |  | |  |   
        /    / / 八  \川| |`ト- ..  __ , イ‐ァヘ |  | ||  |!
      /    / / /  \  \ 「`ー- 、    /  .〉  ト、|  ヽ、
     ,イ    /-─=¬ニヘ、_  \   厂\ 厂ヽ /!|   | `ー=ヘ
 -‐  ̄ /─ '  ̄     ├- ヽ\  \ノ\ \ 人 ハ!ヽ ||  |-┤ ヽ
      /          /!‐-- | |\   ト、_`ヽ oヽ  ト、!  ||  |‐┤- ヽ
  // 〉      __ /  ├‐-  ||  | 川-‐  | |  厂7! ハ!  ├:┤  ̄ヽ
  / / ー ─    ̄       ├‐- リ  || ハ!ヘ   | |  ト┤|/′ ヾ,┤   ゙i_
  ‐ '              〉‐-    | / /\ .|o | /ヽ/(′    ∨     \
‐--─ ──-r、___-、    /ー_     {(   '´>、! /ヽ/       |\       \

59 :
>>56さん、寒くなるみたいですね…その前に体調崩してしまいました…
体調管理なってない…社会人失格です。

今、起きたら少し楽になっていましたので、書けそうなら明日には投下します。
といっても、好きな曲沢山有りすぎて…頑張ります。

60 :
まあ人間ですし体調崩す事はありますよ
体調が悪くなると言うのは身体のSOSです
休ませてあげるといいですよ
何か原因があるのでしょう
体調悪い時は雑炊などがいいですね
沸騰させたお湯にごはん投下して冷蔵庫にある野菜を適当に放り込み
缶詰の肉や魚貝類など開けて
最後に卵を入れて火を止める
等がお手軽ですね
お豆腐なんか投下してもいいですね
こんなことを打っていたら鍋がたべたくなりますね
悪くなったら治したら良いですよ
その時の気分の曲で書いても良いかもですね

61 :
>>60さん、申し訳ございません。
あと有り難うございます。
因みに体調…悪化で起き上がれません。
そして更に申し訳無く書けてません…
本当申し訳ございません。

62 :
書きたい時に書くのが一番です
無理して書く必要ないですよ
年明けてからでもありです
義務じゃないですからねー
気分が乗った時に書く方が能力は活性化されるものです
今は体調に気をつけましょー
寒いですからね
手洗いうがいはちゃんとしないと〜
寝る時に私は暖房をつけたくないんです
湯たんぽ等もありですね
最近のはお洒落なのもありますし昔ながらのもレトロでいいですねぇ
お風呂につかりぽかぽかしてから寝るのが効果的ですね
健康が一番、うん

63 :
>>62さん、お気遣い有り難うございます。
心が暖まりました!
良くなりそうです。
とりあえず、1つ駄作ですが投下します。
歌詞に頼って書いたバージョンと、自分の体験談を合わせたバージョンを投下します…
自分の体験談の方はまだ完成していませんが、明日には投下しようかと思っています。
本当いつも優しいレス有り難うございます。

自分も暖房器具使わないので、湯タンポ…良いですね!懐かしいです!
今度買いに行きます!
自分はレトロなのがいいです!

64 :
「好きだよ。〜100回の後悔〜」
 朝日が窓から射し込む…
眠い目を擦りながらゆっくり起き上がる…
いつも通りの一日…顔を洗いに洗面所へ…
コップには一本のハブラシ…
今はさっぷうけな洗面台の化粧棚…
俺はあの頃を思い出していた…

…〈回想〉…
彼女「もう!少し寄ってよ!」
そう言ってじゃれながら、狭い洗面台の鏡を二人で仲良く使っていた…
泊まりに来た朝はいつもこんな感じだ…
洗面台に向かい化粧をする彼女…
その姿をタバコをふかしながら見ている俺…
不意に彼女が視線に気付く…
彼女「もう!見ないでよ!」
俺「ごめんごめん!」
笑いながら言ったが見るのを止めない…

俺(ここにメイク落とし…ここにコンタクトの洗浄液…ここに美容液…)
今は無いそれらの面影を指でなぞる…

どうしてこんなことになったんだろう…

65 :
 今日は休み…
誰もいない部屋で携帯を片手に寝転がっていた…
君と離れてから、休日はいつもこんな感じだ…
待ち受けには、君と二人で撮ったプリクラの画像…
俺(二人とも楽しそうに笑ってる…幸せだったな…少なくとも俺は…)
そんな事を考え、涙が込み上げてくる…

考え無いようにしようとしても、それ事態が考えていることで…頭から彼女が居なくなることは無かった…
受信フォルダを開く…
ソコには沢山の鍵のマーク…
1つ1つ開いていく…
9月○日…今日から宜しくねダーリン(ハート)
10月○日…付き合って1ヶ月だね(ハート)これからも、ずっと…ずっ〜と大好きなままでいてね(ハート)本当に大好きだよ(ハート)
10月○日…今日は…その…有り難うね(ハート)
12月24日…初のイブだね!お仕事終わったら逢えるの嬉しすぎる(顔文字)ちゃんと私っていうプレゼント用意しといたから、お仕事頑張ってね(笑)大好きだよ(ハート)
俺にとっては、どれも大切なメール…
メールを開けば、その時の記憶が鮮明に思い出される…

66 :
俺は彼女が大好きだ…今ならハッキリとそう言えるのに…
あの時の俺はそんなことを忘れて、彼女の事を疎かにしていってしまった…

…〈回想〉…
彼女「ねぇ…誰といるの?」
彼女「今、どこにいるの?」
彼女「…何をしてるの?」
俺(質問責めかよ…仕事だって知ってるだろ…)そう思いながらメールを無視した…
仕事が終わったころ彼女から電話がきた…
俺「もしもし…」
彼女「何でメール無視するのよ!」
俺「仕事が長引いたんだよ…」
彼女「今日、会えるって言ってたから…」
俺「仕方ないだろ!忙しかったんだから!」
彼女が言い切る前に俺が返した…
彼女「…ごめん…でも…一緒にいない時は…不安なんだよ…」
俺「…」

俺はいつも彼女にこんな事を言わせていた…
 当時の俺は社会に出たてで忙しかった…こんなこと…言い訳にもならないな…
今は俺が当時の彼女の言葉を頭のなかで繰り返していた…

67 :
…〈回想〉…
彼女「ねぇ…来れないなら連絡してよ…」
俺「仕方ないじゃん?忙しいんだよ!」
彼女「…結局…私って後回しじゃん…」
こんな喧嘩をしていた…
俺が悪い事は、もう充分に分かってる…

 でも…俺は未練たらしくもまだ君を想ってる…

…〈回想〉…
彼女「やっぱり人多いねぇ!」
嬉しそうにハシャグ彼女…
俺「今年の話題作だしね」
仲良く手を繋いで映画館に入った…
彼女「ポップコーン買お〜!」
俺「いいね!」
二人で1つのポップコーンを食べながら映画を見た…

 あのとき、結局俺は最後まで映画を観れずに眠ってしまった…
彼女は怒ってふくれていたけど、帰りに大好きなクレープ屋に寄ると機嫌を直していた…
また観に行きたいな…
今度は最後までちゃんと起きてるから…

68 :
一人になって…初めて気付く…
君の優しさ…
君の愛しさ…
君と幾度となく交わした唇の柔らかさ…
君の温もり…

ハッキリと思い出す君の笑顔…
腕枕で眠る子供のような寝顔…
怒ったふりをして、ふくれる君の表情…

君の全てが頭から離れない…
君の事を忘れようと、他の子と付き合おうとした…
けど、結局そんな自分勝手さに自己嫌悪になりどうしても無理だった…
何より…君の事が頭から離れない…
テーブルの片隅に置かれた指輪を見る…

69 :
…〈回想〉…
彼女「ねぇねぇ!コレ!!コレ買って!!」
ハシャギながら言う彼女の指差す方にはペアリング…
路上で売られている安物だけど、買ってあげるとコッチが嬉しくなるほど喜んでいた…
俺「永遠に愛することを誓います!」
彼女の薬指に指輪をはめる…
彼女「誓われます」
照れながら彼女が笑った…

 あの時の言葉は…嘘じゃないはずなんだ…俺は捨てることも出来ずに、まだ大切に持っている…
二人で結婚式の催しの真似事しながら歌ったラブソング…
忘れたくても忘れられない…

苦しい…

…〈回想〉…
彼女「ねぇ…最近全然かまってくれないね…」
俺「そんなことないだろ?」
彼女「…そんなことあるよ…」
俺「じゃあ、どうしてほしいんだよ?」
彼女「どうして欲しいとかじゃないよ…」
俺「意味わかんねぇし…」
彼女「…もういいよ…」
電話越しに彼女が泣いている…
俺「…また今度…電話するよ…」
そう言って泣く彼女から逃げるように電話を切った…

 あの時…俺が彼女の望む彼氏でいれたら…
彼女の幸せを考えてあげれたら…
俺はなんて自己中で情けない男なんだ…
その数日後に彼女から別れを告げられた…

あの日から今日まで…俺は彼女を忘れられないでいる…
そしてこれからもきっと…


END

70 :
あぁ…駄作感が否めないです。
本当はこの歌では、どうしても小説が思い浮かばなくて…じゃあなぜ書いた?…と聞かれると困るんですが…
好きな曲と言われて、真っ先に思い浮かんだのがコレだったので…
本当は好きな曲と言うより、感情が入って泣いてしまう曲なので…何が言いたいんでしょう…すみません。

とりあえず、自分の体験談を充てたバージョン書ききれたら投下します。

今回はかなり短めだけど、試験的にスペースを増やしてみました…
あと回想の入れ方とかも、どんな感じにしたらいいかアドバイスいただけると嬉しいです。
だらだらと書き込んで申し訳ございません。

71 :
率直に言うと回想から現実の戻るタイミングを分かりやすくメリハリが欲しい
ストーリーとしては面白そうやけど
もう少し書き込んで欲しかった

まあ短いことは>>1も自覚してるみたいやけど
体調悪くても無理せず>>1本来の力で書き足しでも書き直しでも
書いたものが読みたい

無理せず頑張れwwww
改行に関しては使ってれば慣れると思うぞwww

72 :
切ない
最初はにやにやしていました
まあ人間は未熟ですからね
気づけて悪かったと思えてるからいいですよ
世の中には気づけずそのまま傷つけ続ける人もいますからね
失敗は成功のもとと言いますが
耐えられる失敗と耐え難い失敗があります
後者は長い間、苦しめられる事がありますね
私もそのような事がありました
その人が元気にしてたらいいんですけどね
連絡も取れないしどこにいるかもわからないし生きているかもわからない
私はその人に会いに行こうとは思いません
本当に元気でさえいてくれればいい
もしまたどこかで会えるなら楽しいおしゃべりがしたい
そして笑顔でばいばーいとか言ってその後はもう望みません
私は自分を受け入れることができたし
夢のようなものもあるので我が人生を歩みます
夢中になれるものがあれば恋人はどちらでもいいかな

73 :
手紙を書くのはいかがですか
メールも良いんですが整えられた文字が整列してるのは
冷たい印象を受け誤解を招きやすい
メールで別れよう。とかきたら悲しいですしね
小説にするのも良いですが大事なことはわかりやすくはっきり言った方がいいかな
小説にしちゃうと小説に興味のない人もいますし
その小説を読む限りその女性はストレートに言う方が気分が良さそう
顔を合わせると言いたくても言えない事ありますからね
手紙が重いと言う人がいるらしいですが周りを気にしてそう言ってる人もいそう
もう好きなら周りは気にしなくても良いかと
自分が疲れていると周りも影響しますからね
もう自分のためにつっぱしってみるのもあり
です

74 :
>>71さん、ご指摘の通りの出来です、申し訳ない…
また改善して良さそうな仕上がりなら載せます。
読んでくれて有り難うございます。

>>72さん、なかなかその時のその場所では大切なもの見落としてるんですよね…
後悔とは読んで字のごとくです…
とにかく、前を向いて歩くしか無いんでしょうね…
頑張ります!

75 :
「好きだよ。〜俺の後悔〜」
 俺は昔の事を思い出していた…
それは中学で初めて彼女が出来た頃の記憶…
いつもこの時期になると思い出す…
そして今でも後悔で涙を止めることができない…

…〈回想〉…
 夏休み中日の登校日…
皆、夏休みを満喫している様子だ…日焼けしていて、一学期の終業式の日から幾日も経っていないのに、別人のよう…
その中にいる一人の女の子に俺は目を向けていた…
友達と楽しそうに話すその子は、俺が想いを寄せる咲苗と言う女の子…

特別可愛いと言う訳ではないが、入学式の日に彼女を見た瞬間に一目惚れだった…
あどけなさを残しつつも、他の子とは違う…どこか大人びた魅力のようなものに目が釘付けになった…
そんな女の子が、本当に子供のようにキラキラと輝く笑顔で楽しそうに話している姿…

76 :
生まれて初めての衝撃的な出逢いだった…
それからずっと片想い…
もちろん夏休みに遊べるような関係ではない為、この登校日を楽しみにしていた…
普通行きたくなくて嫌な日なんだろうけど…
そんなこと考えながら彼女を見ていると、彼女もこちらに気付いたらしく、笑顔で話しかけてきた…
咲苗「久しぶり!…久しぶりって変だね!」
そう言って笑う彼女にドキドキして無愛想な返事をした…
咲苗「夏休み、何してた?」
俺「別に部活もしてないし、家でゲームしたり…ゴロゴロしてる…かな…」
咲苗「何それ?ダメじゃん!中学1年の夏休みはこの1回しか無いんだよ?」
…と言われても、仲の良い友達は旅行などで予定が詰まっていて、そんなに遊べない…
咲苗「…聞いてる?」
俺「えっ?あっ…ごめん…」
咲苗「もぅ!夏休みでゴロゴロしてるからボーっとしちゃうんだよ…日焼けもしてないし…」
俺「日焼けしたら痛いからイヤじゃん」
咲苗「ダメダメ!男の子なんだから!…私より白いじゃん!」
そう言って俺の腕と自分の腕を見比べて見せた…
咲苗「よし!海行こう!海!」
俺「えっ?」
唐突すぎる提案に変な返事をした…
咲苗「明後日!私のお兄ちゃんが車で連れてってくれるんだけど一緒に行こ!」
俺「えっ?…でも…迷惑じゃ…」
内心嬉しかったが動揺して変になっていた…
咲苗「大丈夫だよ!友達誘って良いって言われたけど○○達(彼女の仲の良い友達)も予定あるって断られたし…」
まだ動揺して返事を出しきれていない…
咲苗「それとも予定あった?」
俺「ななっ!無い無い!」
あっても断って海に行っていたと思う…
咲苗「じゃ!決まりね!」
そう言って嬉しそうに笑顔で言った…
それから彼女は持ち物や待ち合わせ場所など話してくれていたが、浮かれていて上の空だった為ちゃんと聞けてなかった…

77 :
当日…何とか頭をフル回転させ記憶を辿り待ち合わせ時間と場所だけは思い出せた…
持ち物は海なんだから、海パンさえあれば大丈夫だよな…と思い鞄に詰め込み待ち合わせ場所に向かった…

30分も前に到着したら、すでに彼女と彼女のお兄さん、それからお兄さんの彼女?さんらしき人が車に乗って待っていた…
俺(あれ?待ち合わせ時間間違えたかな?)
と思って焦って走り寄る…
俺「すみません!お待たせしてしまいまして…初めまして…」
とバタバタと自己紹介したらお兄さんも彼女さんも笑っていた…
お兄さん「待ち合わせ時間間違えてないよ!咲苗が早く早くって急かすから、俺らもさっき着いたとこだし!」
お兄さんの彼女「それに自己紹介なら咲苗ちゃんがしてくれてたから大丈夫だよ!」
そう言ってまた二人で笑いだした…
(咲苗のお兄さんをT、お兄さんの彼女をMと省略します。)
俺は咲苗の方を見た…彼女はいつもと違うはにかんだ笑顔で俺を見返した…
T「じゃあ!出発しようか!」
咲苗「行こ行こ!」
そう言って海に出発した…
現地に到着すると人の多さと、久しぶりに見る青い海に目がクラクラした…
男二人は車で着替えて、女性陣は海の家備え付けのシャワー付きロッカールームへ着替えに行った…
俺とお兄さんの二人で荷物を運び場所を確保した…
そこに咲苗と彼女さんが登場…
いや…本当…生きてて良かった…とか思うほどの光景…
彼女さんの大人な体…そして何より大好きな咲苗の水着…
バカとか変態って罵られても仕方ないほどに見とれてた…

78 :
T「すぐ場所分かった?」
M「そりゃ、このパラソルならね…」
金とピンクのド派手なパラソルを指差して笑っていた…
咲苗「ねぇ!泳ごうよ!」
早速と言うタイミングで俺の手を引いて海に走り出した…
もうダメだ…って思ったね…
心臓も何回か止まってたと思う…

何が何か分からないまま時間だけが過ぎていった…
ご飯食べたり、ビーチボールしたり…砂に埋めたり、埋められたり…
今まで生きてきて一番!大げさじゃなく一番楽しい一日だった…
夕日に染まるビーチは、少し人も減り穏やかに潮の風を運んだ…

お兄さんもMさんもパラソルの下で良い雰囲気…

俺と咲苗は波打ち際で遊んでた…
不意に俺は一人言のように呟いた…
俺「…また…来たいな…」
波の音がかきけす…
咲苗「また来ようね!」
俺はビックリしてまた心臓が止まりそうになった…
咲苗「今度はそっちから誘ってよ?」
夕日に逆光を浴びる彼女のシルエットは照れているようにも見えた…
俺「うん!また来よう!今度は二人で!俺…咲苗の事が好きなんだ…入学式の日からずっと…」
波の音だけが静かに響いた…

彼女は無言だった…
俺(ヤバイ…何告白してんだ…フラれたらもう来れないじゃん…しかも黙っちゃってるし…)
…あぁ…終わったな…俺の中学生活も…楽しい夏も…
なんて考えながら頭は真っ白…

79 :
咲苗「…よ…」
波に消えそうな声で現実に戻される…
俺「へっ?」
まぬけな返事だ…
咲苗「ちゃんと聞いてる?…もぅ!」
まだ理解していない…というより聞こえていない…
咲苗「私も好きだよ!」
耳を疑った…何の事だ?…何を好きなんだ?…完全にパニックだった…
咲苗「だから、私も俺君の事が好きだよ!ってこと…好きじゃない人を誘ったりしないよ…」
俺「えっ?じゃあ…」
咲苗「また来ようね!二人で!」
そう言って笑いながら水をかけてきた…
帰りの車中…こっそり手を繋いだりした…途中Mさんにバレてマセガキと茶化されたが、俺は嬉しくて浮かれていた…

そうして、残り2週間足らずの夏休みを二人で宿題したりなんかして、楽しく過ごした…

80 :
9月1日…この日は始業式。
皆、良い感じに焼けて夏を満喫したんだな…って姿で再会した…
俺(でも、この中で俺が一番幸せな夏休みだったぞ!)…と心の中で叫んでニヤけていた…
そこに仲の良い友達のAが来た…
A「何ニヤけてんだよ!キモいな!」
俺「うるせぇな!…ってか真っ黒だな…登校日来なかったから久しぶりに見たら…なんだそれ?」
こんがり…どころか黒人なみの肌の色の友人を見て言った…
A「あぁ…ちょっとワイハでバカンスにな!」
ワイハって…何気取りだよ…と突っ込むのはやめといた…
俺「へぇ…凄いな…」
A「なんだよ!もっと羨めよ!」
俺「…おぉ…良かったじゃん…」
A「なんだよ!つまんねぇ…どうせお前の夏休みは、俺がいなかったから寂しくゲームして過ごしたんだろ?」
俺はここぞとばかりにニヤついた…
A「なんだよ!熱でもあんのか?」
本当は言いたくてウズウズしてたが我慢した…
A「まぁ、いいや!それよりコレ!」
Aはアロハシャツを手渡してきた…
俺「お土産か?サンキューな!」
A「おみやげは、あとでクラス全員で分けて食えるお菓子買ってきたよ!それは誕生日プレゼントだよ」
俺「…あっ!俺誕生日か!?」
浮かれて完全に忘れてた…
A「お前熱中症か何かで頭やられたか?」
俺「いや…有り難う!大事にするよ!」
このとき、もう俺はAから貰ったプレゼントも、Aの事もどうでも良くなっていた…
そこに咲苗が来た…
咲苗「おはよ〜!」
A「おはよう!」
俺「オハヨ」
咲苗「A君焼けたね〜…黒人さんみたい」
笑いながら言う彼女を見て、俺は誕生日のこと言おうとしたが止めといた…
俺(言うべきか?…でも自分から言うなんて図々しくないか?…でも一緒にいたいな…何て言う?)
色々考えてたらAと咲苗が話していた…
咲苗「ハワイ行ったんだ!凄いね!海キレイなんだろうな〜…」
A「そりゃすげぇキレイだったよ!食べ物も以外と日本人向けのがあってさ…」
俺(楽しそうに話しやがって…俺の彼女なんだぞ!)
とか思って見てたら彼女が視線に気付いた…
咲苗「ねぇ!俺君の持ってるの何?」
俺「えっ?あぁ…コレ?…コレは」
A「コレね!現地で買ったアロハシャツ!コイツ誕生日だから誕生日プレゼントに買ってきてやったんだ!」
俺(お前に聞いてねぇよ!…待てよ…今コイツ、サラっと誕生日って言ってくれたんじゃね?ナイス!ナイスだよ!)
咲苗「誕生日なんだ…」
俺(ん?…何その反応…)
咲苗「誕生日おめでとう!じゃA君、俺君また後でね」
そう言って走って去って行った…

81 :
その後Aとも会話したが、俺は咲苗の態度が気になって会話の内容なんて全く覚えていなかった…
始業式も終わり、下校中もずっと俺は咲苗の事を考えていた…
俺(…何でだろう…ダメだ…考えてもわからん…帰ったら家に行ってみよう…そしたら、誕生日も一緒に過ごせるんじゃ?…そうしよう!)
そんなことを考えて帰宅の足を早めた…
家に着いて俺は、直ぐに服を着替えて咲苗の家に向かった…
咲苗の家に着いて、少し緊張して震える指でインターホンを押した…
俺(もし、怒ってたらどうする?…でももうインターホン押しちゃったし…)
インターホン「は〜い!」
咲苗だ!
咲苗「どちら様ですか?」
俺「あっ…あの…俺だけど…」
咲苗「…!!俺君!?何で来ちゃったの!?」
俺「えっ?…あ…不味かった?…ごめん…また来るよ…」
咲苗「えっ?…あっ!ちょっと待って!すぐ開けるから!」
俺「えっ?いいの?」
流行る気持ちを抑えながら待っていた…
ガチャリと音をたて扉が開いた…
そこには、今まで見たこと無いほどお洒落に着飾った咲苗がいた…
咲苗「…入っていいよ…」
俺「…う…うん…お邪魔します…」
緊張して…何て言っていいか分からないまま…というより、何を言うつもりだった?
何の目的で来た?…それすら分からなかった…

82 :
無言のまま、彼女の部屋に入った…
咲苗「馬鹿…何で先に来ちゃうのよ!」
俺「えっ?…ごめん…でも…」
咲苗「A君が誕生日の話して…私、悲しかった…だって…彼氏の誕生日も知らないまま…その日になっちゃってたんだよ…」
俺「ごめん…」
咲苗「私…彼女だよね?…」
俺「うん!…あたりまえじゃん!」
咲苗「…良かった…毎日遊んでるのに何も知らないままだね…」
俺「…うん…」
咲苗「今日ね…ショックだったけど…」
咲苗「気持ち切り替えて、飛びっきりのオシャレして、俺君の家に行こうと思ってたの…」
俺「それで…その格好だったんだ…」
咲苗「化粧何て初めてだし…下手くそでやり直そうとしてたら、俺君来ちゃうから…」
俺「下手じゃないよ…綺麗だよ…ホントに!」
そう言うと彼女は照れながら嬉しそうに微笑んだ…
咲苗「今日はお互いの事もっと話そ?」
俺「うん!」
それから色々話した…お互いの好きな食べ物とか色々…
楽しい時間は本当に直ぐにたった…
咲苗「そろそろ時間だね…」
俺「う…うん…帰るね…」
咲苗「…うん…また学校でね…」
そう言って玄関まで送ってくれた…
俺「…じゃあ…」
咲苗「ちょっと待って!」
俺「えっ?」
そう言って彼女はもう一度部屋に戻った…
暫く待つと、いそいそと戻って来た…
咲苗「コレ!…お誕生日おめでとう!」
そう言って一冊のノートを渡してきた…
俺「コレ?…」
咲苗「交換ノート…誕生日プレゼント買いに行く時間無かったから…コレがお誕生日プレゼント…私の事色々書いたから俺君も書いて!」
俺「うん!有り難う!」
咲苗「会えないときは、ちゃんと何してたとか色々書くようにしよ?」
俺「うん!」

今思うと子供っぽい付き合い方なんだろうけど…そのときは俺も誰よりも彼女を知りたいと思ってたし…ホントに嬉しかった…
咲苗「それから…」
そう言って…彼女はゆっくり近づき頬に口づけしてきた…
俺「…!?」
咲苗「誕生日プレゼント第2段!」
あっけに取られて無言になってしまった…
咲苗「大好きだよ!じゃあ明日ね!」
そう言って顔を真っ赤にして家に入っていった…

83 :
にやにやしますね♪
咲苗さん かわいいー 健気
お誕生日にこんなことされたらたまらないですね!
素敵な思い出ですね
このような体験をしてしまうとあの頃と比べて・・・
等と憂鬱になることもありそうですね
咲苗さんにとっても素敵な思い出なことです
好きな人の為にあれこれしようと考えてにやけてたのでしょうね
まあ大切なのは今です
俺君がたのしそうにしてたら咲苗さんもほっとしそうですが
それは俺君を現在どう思っているかにもよりますね
好きなだけに許せない事もありますからね
一方通行なら新しい道を見つけたり作るのもありですね
原点に戻ってみるとか〜
違う角度から見たら見えてくる事もあるから
上手くいかないなら様子を見たり距離を置く
今の方法で上手くいかないなら他の方法を探してみた方が簡単にいく事もあります

84 :
俺は暫く立ち尽くしたままだったが…フワフワした気持ちで帰宅した…
帰ってからもずっとボーっとしていた…
たぶん終始ニヤニヤしてたと思う…
ノートを開くと1ページ目にノートの利用法や約束事が書いてあった…
2ページ目には、彼女の今日の心境や彼女自身の事が細かく書かれていた…
暫くニヤけながらノートを見て、俺は3ページ目に、今日の反省と話しきれなかった思い出せる範囲の自身の事を書いた…
翌日、こっそり彼女の机にノートを忍ばせた…
彼女は直ぐに気付いて目配せしてきた…
日々が過ぎればノートのページは進み…本当に二人が会えない日の互いの事が書き込まれていった…
初めてのクリスマスの日…二人で同じ空間に居るのに交互に下記あってみたり…
二人で映画を見に行った日の日記など…もはや会っていた日の事も書いたりしていた…
夏には海にも行った…二人きりで…
ペアリング買って喜びあった日の事…

あっという間に一年が経った…

でも、その頃俺には少し異変があった…
それは、今思えば下らないことなんだけど…
1年も付き合ってると周りもウスウス気付いて冷やかしてくる奴も出てくる…
ガキの俺はそれが恥ずかしくてイヤだった…
学校での後も会えない日が多くなった…
ノートも、気づけば彼女ばかりが書いていた…
咲苗「今日は誰と遊んでたの?」
「何してるの?」
「どこに行ってどんなことをしたの?」
「逢いたいな…」

…そんな文章が並んでいた…けど書かずに返した…

85 :
そんなある日…彼女が家に来た…
咲苗「ごめん…急に…」
俺「いいよ…入って…」
久しぶりに二人きりで逢う…けど会話は無い…

咲苗「あの…」
俺「えっ?なに?」
咲苗「私って…ウザい?」
俺「そんなこと…」
咲苗「正直に言ってよ…」
そう言って泣き出してしまった…
俺「…」
中学2年のガキな俺にかける言葉が出てこなかった…
咲苗「…二人で会えない日…凄く不安で…」
咲苗「学校ではあんまり話せないし…いつも友達といるし…」
咲苗「もう…堪えられないよ…」
俺「えっ?ちょ…ちょっと…待ってよ…」
咲苗「ごめん…もう決めたの…自分勝手でごめん…コレ…」
そう言って彼女はノートと指輪を渡してきた…

引き留めることが出来ないまま彼女の後ろ姿を見送った…

俺はそのまま泣いた…

86 :
自分勝手なのは俺の方だ…
泣いて泣いて…泣きつかれて、ふとノートに目を移した…
そこには会えない日の事が…彼女の悲しみが…
不安を圧し殺して接してくれていた日々が書き綴られていた…

ノートの最初の方には幸せの文字が沢山あったのに…
後半には辛い…と…

また泣いた…

俺は愚かだった…
ノートに貼られた二人のプリクラは幸せそうに笑っていた…

気付けば走り出していた…

家を飛び出し彼女の家に走った…

泣きながら…何を話していいかなんて考えずにがむしゃらに走った…

遠くを走る車の音や、電車の踏み切りの音…人の雑踏…救急車のサイレン…風をきる音…
全てを無音にするほどの鼓動の高鳴り…
彼女の家に着いた…
迷わずインターホンを鳴らす…
ガチャリと扉が開くとそこには彼女のお母さんが立っていた…
咲苗のお母さん「あら?俺君?どうしたの?」
俺「あの…咲苗さんは?」
咲苗のお母さん「まだ帰って来てないの…上がって待つ?」
俺(まだ帰って無い?…俺よりかなり前に出たのに…?)
胸騒ぎがして、また走り出した…
二人で行った公園…彼女が立ち寄りそうな場所…全て探し回った…
結局見つからないまま彼女の家に戻ってみた…
俺(あれ?明かりが消えてる?何で?)

87 :
立ち尽くしていると彼女のお兄さん…Tさんが車で来た…
T「俺君!!早く乗って!!」
俺「えっ?なに?」
T「良いから!」
急かされ車に乗り込んだ…
車の中で何を聞いてもTさんは答えてくれなかった…しかも震えていた…
車は病院に着いた…
降りて連れていかれたのは、処置室のような場所…

そこにはテレビでしか見たこと無いような機械が並んでいた…
しかしどれも動いていないようだ…
真ん中のベットには誰か寝ている?
周りにいる人は?
誰?
何してるの?

…何で皆泣いてるの?

88 :
近づくと…ベットには彼女が…まだ傷も生々しく眠っていた…

その瞬間から記憶が無い…

気付いた時には泣きながら自分の両親に付き添われ叫んでいた…
信号無視して歩道を渡ろうとしたところで事故にあったらしい…
普段真面目で注意深い彼女が信号無視?事故?

俺のせいだ…
何もかも…

それから、通夜葬式…四十九日…と現実を理解する間もないほど時間は過ぎた…

一周忌の日…まだ俺は脱け殻のままだ…

89 :
ノートを見た…
そこにはやはり二人の幸せと、彼女の悲しみが綴られていた…
悲しみに明け暮れる日々が続いた…
彼女の両親が家に来た…

そして1つのCDを渡してきた…
咲苗のお母さん「コレ…咲苗の荷物を纏めてたら出てきたの…俺君と二人で撮ったプリクラが張ってあったから…」
それは二人で良く聴いたCDだ…
どうやら咲苗の両親はこの町を離れるらしい…
二人が帰った後、俺はそのCDを部屋で聴いた…

咲苗の面影と共に…

そしてペンを手にした…
会えない日の俺自身を書くために…

90 :
ノートより…
咲苗…今何してるの?
誰といるの?
どこにいるの?

咲苗…大好きだよ…
出きることならこんな俺だけど、もう一度やり直したいな…
咲苗…聞いてる?

…現実…
泣きながらノートを見つめる俺…

もう…何度後悔して泣いたんだろう…
今でも…大好き…
そんなこと言う資格ないのかもしれないけど…
ごめんね…

END

91 :
>>83さん、返事遅くなり申し訳ございません。
昨日連投規制が中々解けなくて、そのまま寝ちゃってましたので、とりあえず最後まで書き切ってから…と思い遅くなりました…

後、作品中の名前に付いては彼女の名前は、ノートに書いてある彼女が自分の子供が女の子なら、付けたい名前から選びました…
自身を俺君にしたのは、自分の名前が偽名で当ててイメージすることが出来なかったから…申し訳無いです。
その他の登場人物は、まだ健在ですしそれもまた偽名でのイメージが出来なくて…
実体験を充てて書くのは難しいですね…9割実話です…
細かい描写、会話内容などのみデフォしました。
とりあえず、自身の体験実話小説です。

お読みくださった方、有り難うございます。

92 :
マジに実話か!?

途中までニヤニヤして読んでたのに・・・

思わずトイレダッシュして泣いてしまったやん・・・www

今日は会社早退するwwww

>>1も辛い体験したんやな

まあ・・・なんも言えんけど
これからも応援してるからガンバレwwwwwww

93 :
>>92さん、会社早退…自分の小説のせいですか?
だとしたら申し訳ございません。
お気遣いと、応援レス有り難うございます。

まぁ、もう三十路のオッサンですから…かれこれ20年近くも前の話ですので…当時は携帯も今ほど普及してなくて、それこそ家の電話の子機?トランシーバー?みたいなのを、お金持ちの人達がチラチラと持ってたくらい…今は便利になりましたね…

まぁ、お互い頑張りましょう!
今後とも宜しくお願いします。

94 :
お昼過ぎには見てたんですが
落ち着いてから書き込もうと思い今に至ります
今まで生きてこられただけでその精神力すごいですよ
その心境の中、毎日を送るのはつらい
あなたは悪くないですよ
つきあってたらすれ違いはあります
中学生なら未熟で尚更
ただ運が悪かった
それにあなたのせいとも限りません
本当の理由はここに書いてある文章を読む限りではわかりません
私は中学生の時、単独行動をしていました
私の中学はグループ、冷やかし、いじめ、陰口、暴力などどろどろしてました
先生や生徒と接するより図書室で読書したり家で漫画・ゲーム・テレビにふけってる方が楽しかったですからね
私は家庭環境が悪かったので病みましたがね
咲苗さんはどうだったのでしょうね
知らない方がいい事は世の中にはありますね
知る事によりまだ納得できる事もあります
解決しないなら新たな手段を試す
何でも試す
色々試すとその数だけヒントが見える可能性が高まります
私はそれを実行し向き合うと
生きるのが楽しくなり自分を好きになりました

95 :
>>94さん、すみません、何か色々考えさせてしまって…
でも有り難うございます。
私のような者のために親身にご意見いただきまして…
私一人ではきっと今生きていないと思います。
話の中にも出てきた人…Aにも支えられました…今でも大親友です。
Tさんにも励まされました…自身も辛かった筈なのに…Tさんも未だに飲みに行ったりします…本当の弟のように接してくれてます。
彼女のご両親にも、私の自分勝手で彼女を傷付けてあんなことに…全て正直に打ち明けましたが…
娘がそんなに人を好きになれる子だったことを誇りに想う…と私を責めることはしませんでした…
彼女のご両親とは、彼女の命日の度にお会いしてましたが、近年はお会いしてません。
近況はTさんから聞いたりしますが…
まぁ、私が言うことでは有りませんが個々にそれぞれ前に進んでいるのだと思います。

次は、少し明るくなる歌詞を小説にしようと思ってます。

96 :
文章を読んでいる限りとても真面目な方だなと思います
人間一人では生きてはいけないですね
あなたはいい人なんですよ 周りからしたら
当時を知っていて年月が経った今でもつきあってくれてる人が二人もいるというのはそういうことです
ご両親はあなたが自分達と会っていたら当時の事を思い出して
前に進めないから控えてるかもしれませんね
あなたにはあなた自身の人生を歩んでほしい
と思われているかもしれない
早苗さんも本当にあなたが好きならあなたのしあわせを望んでいますよ
きっと

97 :
映画の予告を見てストーリーを妄想みたいな

98 :
>>96さん、有り難うございます。
自身が良い人間かは判りませんが、今も付き合いのある人達には感謝してます。
彼女が私の幸せを望んでいるか…私の幸せが何か…そこが難しいところですね…

>>97さん、読んでいただき、有り難うございます。
確かに…でも映画の予告のように気になる展開も無いですけどね…
現実は綺麗に進まない物語のほうが多く感じます。

99 :
冒険して正反対の人と接するのもいいかもですねっ
私はここ幾年かカルチャーショックをうけてましたー
私の周りは真面目な子が多かったですからね
思い出すのはつらいかもしれないけど
思い出の地を歩くのも懐かしいかもしれないですね
海を歩いてたら紙きれが入った瓶でもあるかも!
高校生の時、ごみひろいにいきました
思わぬ発見がありますよ
ボランティアはお金がかからないしね

100 :
>>1は もう書かないのか?

世に広まる沢山の歌が題材なんだ

ネタ切れはあるまいwwww


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