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小学館 ガガガ文庫スレ51(ワッチョイあり)
岩井恭平 消閑/ムシウタ/サイハテ/東京侵域 bug65
好きなラノベがアニメ化しても嬉しくないとかいうクソスレ

小学館 ガガガ文庫スレ52(ワッチョイあり)


1 :2019/08/08 〜 最終レス :2019/12/10
!extend:checked:vvvvv:1000:512

小学館のライトノベルレーベル「ガガガ文庫」についての
総合的な話題や専用スレのない作品について語りましょう

次スレは>>980が立ててください
必ず一行目に!extend:checked:vvvvv:1000:512を付けること。
付けてなかった場合は気づいた人が立て直してください。

■公式サイト
http://gagagabunko.jp/

■前スレ
小学館 ガガガ文庫スレ51(ワッチョイあり)
https://matsuri.2ch.sc/test/read.cgi/magazin/1559371569/l50
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured

2 :
8月刊行予定 8/21発売

●クズと天使の二周目生活(セカンドライフ)5
著:天津 向 イラスト:うかみ

●月とライカと吸血姫(ノスRトゥ)5
著:牧野圭祐 イラスト:かれい

●ハル遠カラジ3
著:遍 柳一 イラスト:白味噌

●むしめづる姫宮さん
著:手代木正太郎 イラスト:Nagu

3 :
9月刊行予定 9/18発売

●妹さえいればいい。13
著:平坂 読 イラスト:カントク

●妹さえいればいい。13<ドラマCD付き特装版>
著:平坂 読 イラスト:カントク

●俺、ツインテールになります。18
著:水沢 夢 イラスト:春日 歩

●クラスメイトが使い魔になりまして2
著:鶴城 東 イラスト:なたーしゃ

●物理的に孤立している俺の高校生活7
著:森田季節 イラスト:Mika Pikazo

●プロペラオペラ
著:犬村小六 イラスト:雫綺一生

〈単行本〉
SSSS.GRIDMAN NOVELIZATIONS Vol.1 〜もう一人の神〜
著:水沢 夢 イラスト:bun150
原作:SSSS.GRIDMAN

4 :
>>3
9月刊忘れてた。サンクス

5 :
これも載せた方がいいのかな?

ガガガ ショップ オンライン
https://www.pal-shop.jp/gagagabunko/

ガガガ文庫公式Twitter(@gagaga_bunko)

6 :
ここが新しいスレかしらー?

7 :
こっちでいいよ

8 :
ワナビの荒らしも減るんか?

9 :
トンネル重版だってさ。景気良いな

10 :
ということは
大先生のありがたいレビューもこっちyana

11 :
文サロ板で顕著だが月夜涙が絡んだスレはどこもかしこもワッチョイつくな

12 :
新人賞受賞作のうち3/5が重版なんて最近のラノベ業界には稀に見る景気の良さだな

13 :
最初から出荷数を絞れば良い

14 :
オークさんの作者がヤバイ人じゃなければ第13回勢はガガガ文庫史上でも稀にみる有能

15 :
どんだけガガガしょぼいねん

16 :
ヤボ夫さんは、コミケ参戦中だ
レビューはちょっとまってくれな!!

17 :
やっとピンポンラバー3読んだ
急展開は種明かしがあるまで気付かんかったわ
そう来るかー

卓球部の人が読んだら、もっと画が頭に浮かぶのかな
オーディオブックは普通の朗読劇なんだろうけど
ステレオをフル活用して音だけで試合がわかるぐらいならいいのにw

>>2
むしめづる姫宮と言われると
筆箱でデンデンムシ飼ってたりクローゼットにタコがいたりお姫様になれなくて魔女になったり

18 :
どこに草生やす要素があるんだ

19 :
そんな音響とかムリだよ!(いや、判ってるってば有り得ないのは。)という意味を込めての草
笑や嗤というよりは苦笑だね

と自分で説明するのは無粋なもんだな失礼しました

20 :
トンネルよりオークのほうが面白いかった

21 :
何がどう面白かったのか説明して、どうぞ

22 :
笑える、という意味ではオークの勝ちだぞ
苦笑とか嘲笑とか乾いた笑いの類いだけど

23 :
>>17

ピンポンラバー三巻で終わるのが惜しいぐらい三巻面白かった
幼馴染が立ちはだかってトラウマを克服させる展開はよかった
インフレが過ぎるけどそれを抜きにしても熱かったわ

24 :
オークなんで感想少ないんだよ。
ムカつくからAmazonでラムネに星1付けて来たわ

25 :
https://gagagabunko.jp/release/index.html

ガガガ文庫
10/18発売
●黒川さんに悪役は似合わない 3 【著:ハマカズシ/絵:おっweee】
●コワモテの巨人くんはフラグだけはたてるんです。 【著:十本スイ/絵:U35】
●弱キャラ友崎くん Lv.8 【著:屋久ユウキ/絵:フライ】
●千歳くんはラムネ瓶のなか 2 【著:裕夢/絵:raemz】

ガガガブックス
10/18発売
●死に戻り、全てを救うため最強へと至る。 2 【著:shiryu/絵:手島nari。】
●世界最強の魔王ですが誰も討伐しにきてくれないので、勇者育成機関に潜入することにしました。 2 【著:両道 渡/絵:azuタロウ】

26 :
9月に使い魔2 10月にラムネ2ってことは1月にオーク2来るぜ

27 :
メロンにサイン本があったから、5冊中4冊買った。

28 :
>>24
これか?

https://www.amaz
on.co.jp/gp/customer-reviews/RGVFG88QGVKJ3/

29 :
ライカにハル、ヤボおさんが激押しの作品が出ましたね

30 :
ライカはあとがきで「今回だけはネタバレ禁止」って書いてるな。
あのクズはそんなことお構いなしなんだろうけど。

31 :
100部でも重版は重版。このレトリックを用いて書店にうちは発売作品全部重版してるってのを売り文句にしたレーベルがあってだな・・・

32 :
>>30
ヤボ夫さんがそんなことで日和るわけ無いだろうが
作品をしっかり語るには全部書く必要があるんだよ!!!

33 :
姫宮さんって芋虫ゆうた(安井雄太)的な要素はあるの?

34 :
姫宮さんの中の人?
そういう要素はないよ?

35 :
イモムシゆうた的要素ってなんだよw
四肢が吹っ飛ぶのか?

36 :
https://cdn.kdkw.jp/cover_500/201216/201216022682.jpg
信じられるかい?左の女の子は着ぐるみで中に右の女の子が入ってるんだぜ
でも、なぜこのスレで?

37 :
>>36
絵が古臭いな……

腕もなんかおかしい

38 :
そりゃ古かろうて、最終巻が出たのが2012年だもの。

39 :
ライカ5の最後のページて誰の言葉?

40 :
素で >>33の姫宮さん の事を
MFJの「姫宮さんの中の人」の事だと思ってたけど、
ガガガの新刊に「むしめづる姫宮さん」というのがあったんだな。

41 :
自己レス
レフくんやね
しんづれいしました

42 :
5つ星のうち5.0「一寸の虫にも五分の魂」をテーマに等身大の思春期少年少女を描いた青春ストーリー
2019年8月29日
https://www.am
azon.co.jp/gp/customer-reviews/R1X934RWQJD5GS/

43 :
本作を読んで何に驚いたかって言えば「あの」手代木正太郎が一男一女のお子さんを持つ「人の親」だった事 に驚かされた。
エログロたっぷり、奇天烈極まりない世界観と人物造形で新刊を発表する度に頭のネジのぶっ飛び具合の半端なさを知らしめてきた作家の事だから一人で自分の世界を膨らませて生きているタイプだと思ってたのだが。

本作はそんな手代木正太郎が「良いお父さん」として書いた作品。

物語の舞台は宮城県の松島町と東松島市の間に位置する架空の町「浦上町」。30年ぐらい前には野蒜海岸あたりに海水浴に出掛けていた身としては「ああ、あの辺か」と懐かしくなる様な田園風景が広がる田舎であ る。そんな田舎の高校に通う有吉羽汰という高校2年の少年が主人公。

44 :
この羽汰少年「ありんこ」という綽名なのだけ ど名は体を表すというか、卑屈が服着て歩いている様な性格だったりする。
面倒ごとに関わるのは御免とばかりにコソコソするのが信条の彼が虫取りの最中に酔っ払いに絡まれていた女の子を魔が差したように助けてしまう所から彼の卑屈な人生が変わり始める。新学期を迎えたと思ったら幼馴染の
優等生が推薦するのを期待していた学級委員にいつの間にか立候補してしまうし、気が付けば卑屈な自分の柄にもない不品行な生徒に対して面と向かって注意していたりする始末。

こりゃおかしいと祖母に相談したら「浦上の町は昔稲を荒らす害虫を大量に駆除した事で虫の魂が溢れ返って時々人に取り憑く事がある」というウソみたいな話を聞かされる羽目に。
器の小さい自分にこんな日々はもう沢山だと祖母に泣きついたら「そんなら山の上の姫宮さんの所に行くしかない」と聞かされ、言われたとおりに赴いてみたら待っていたのは少し前に酔っ払いから助けた虫取りの女の子・姫宮凪だった… …

45 :
話の方はこの「虫に憑かれておかしくなった」羽汰と「ちょっとおかし過ぎる位の昆虫マニアだけどそれ以外はポンコツその物」姫宮凪が羽汰同様に虫に憑かれておかしな事 になったクラスメイトの問題に巻き込まれるというのが基本の流れ… …なんだけど、読んでみてビックリするぐらいに「ふつう」。

手代木正太郎といったら頭のネジがぶっ飛んでいるとしか思えない奇天烈人間がてんこ盛りの作品を書く人、というイメージだったのに「どストレート」な青春ストーリー。
「虫の魂に憑かれる」という特殊設定はあるのだけ ど、描かれるのは両親の離婚に伴い別居する事 になった父との絆と再婚を考えている母親の幸福の板挟みになって葛藤する優等生の姿だったり、
先輩たちが抜けてまともに機能しなくなったストリートダンス部をなんとか立て直そうとした事で部員にそっぽを向かれてしまったダンス少女の孤独だったり… …まさに等身大なんであ る。

46 :
人が死ぬことも無ければ超常能力を振るう異能の輩も登場しない、東北の片隅にある田舎町で誰にも言えない悩み事を抱えながら、それでも前に進もうと足掻く高校生たちの姿をストレートに描いている本作。
ガガガ文庫といえば尖った世界観が特徴的な作品を売りとする一方でストレートな青春劇をもう一つの売りにしている所もあるのだけ ど、一方の極からもう一方の極にまで一気にジャンプする様な思い切った作風の変更に仰天させられた。

とはいえ「らしさ」を全く失ったという訳では無い。解剖学や医学のおよそマニアックなネタをこれでもか と詰め込んだ圧倒的なインプット量にモノを言わせて読者を張り倒す様な特徴を持っていたのが「魔法医師の診療記録」だったと思うのだけ ど、今回もその圧倒的なインプット量は健在
。あとがきで「本作を書くまでは昆虫に関する知識なんて大して持ち合わせていなかった」という言葉が信じられないぐらいに昆虫のトリビアルな知識を随所に詰め込みまくっている。

47 :
ただ知識や情報を羅列するだけなら難しくは無いのだけ ど、土の中で十数年という長期にわたって過ごす「ソスウゼミ」の生き残り策であったり、トノサマバッタの「転移相」や「群生相」といった奇妙な生態を等身大の少年少女を襲った怪現象のベースとして活かし、その上で各話に起承転結の起伏を持たせた連作短編小説として仕立て上げるストーリーテラーぶりが素晴らしい。

この圧倒的な情報密度とそれに負けないストーリーの構成能力という点において手代木正太郎は個人的お気に入り作家であ る峰守ひろかずと双璧と言って良いのではないか と思う次 第。
生物学の知識をベースにしているという意味で峰守作品の中でも「絶対城先輩の妖怪学講座」を思い出すテイストに仕上がっている。

48 :
他の方の感想を参照する限り「主人公の卑屈さが気に入らない」というご意見もある様だけど、個人的には羽汰の卑屈で矮小な生き様はそれほど気にならなかった。
というか都合よくホイホイ勇気や義侠心が湧いて出てくる主人公がうそ臭く感じる様になったオッサンにはこの「のび太君」の様に徹頭徹尾ダメな少年の方がより好ましく感じられる。自分の矮小さをイヤというほど思い知らされて
「自分には何も出来やしない」と諦めきっている姿を繰り返し読者に印象付けたからこそ物語のクライマックスで「自分が向き合おうとしなかった物」に気付く場面が映えるのであ る。

本作がテーマとしているのは「一寸の虫にも五分の魂」という、いわば人間が生きていく上で抜きがたく存在する「意地」なのであ る。
理不尽や暴力を前にしても目を逸らさざるを得ない自分自身の意気地の無さに嫌気の差している方も多いと思うが、本作で羽汰少年が気付かされるのは「何も出来やしない」と思っていた自分自身にも「意地」はあったのだ、という一点であ る。プライドなんか とっくに捨てたと思っていた
自分にも「意地」は抜きがたく残っているのだ、自分はそれに見て見ぬふりを決め込んでいただけなのだという羽汰の気付きにハッとさせられる方も多いのではないだろうか?

49 :
同い年でも手の届かない場所に居るはずだった輝かしいクラスメイトたちが自分と同じように迷える姿に触れ、「見ようとしなければ見えなかった物」に気付かされるうちに自分の内に眠っていた物に気付かされる等身大の少年のちょっぴりの成長を描いた何とも「まっすぐ」な作品であ る。

作中の雰囲気はガラリと変えても相変わらずの知識量と情報量の密度をそれに負けないストーリー構成の巧みさで活かし切った手代木正太郎らしさをしっかりと残した新シリーズ。大いに楽しませて頂いたし、「作者はこんなものも書けるのか」と新たな発見を与えてくれた一冊でもあった。

50 :
5つ星のうち5.0「一寸の虫にも五分の魂」をテーマに等身大の思春期少年少女を描いた青春ストーリー
2019年8月29日
https://www.amazo
n.co.jp/gp/customer-reviews/R1X934RWQJD5GS/

51 :
いい加減ブログに書いたらどうなのかと
若しくはコテつけて、NG入れるから

52 :
次スレは(ワッチョイIP付き)にしよう。 [上級国民] でNGしやすくなる。

53 :
そんなこと言わんと、今すぐやろうや

小学館 ガガガ文庫スレ52.5(IP+ワッチョイあり)
https://matsuri.2ch.sc/test/read.cgi/magazin/1567183825/

54 :
オークさんは同日発売のトンネルに圧倒的な差を付けられちゃったね
確かに発売日1週間はトンネルどころかラムネ超えの勢いだけどそれから下がりすぎ

55 :
なぜお前はそんな事ばっかり気にする?
賭けをしてるわけでもないだろうに

56 :
>>54
そんなに心配しなくても良いよ
オークさんはコミカライズ効果でまた爆売れしてトンネルやラムなんたらいう雑魚どもを軽く蹴散らしてくれるから、安心して

https://gagagabunko.jp/information/index.html
>『史上最強オークさんの楽しい種付けハーレムづくり』のコミカライズが9月19日より配信開始!!
>第14回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作のコミカライズが早くも登場! ガガガ文庫最速重版を果たした本作が「マンガワン」にて配信開始!
>ラノベ史上もっとも紳士で性欲に忠実なオークの姿を見よ!!

57 :
>>56
願望にすがるしかない滑稽さ

58 :
ガガガ文庫最速重版とかそれ完全にお前らのさじ加減だろ

59 :
それでも、ガガガ史上最速っていうのは凄いと思うよ
ある意味、俺ガイルや飛空士すらも超えたということだから

60 :
まるで意味のない 「それでも」

61 :
オーク最速重版は別におかしくない
ただそこから全く伸びなかっただけ

62 :
>>61
驚くキモさやな

63 :
ガガガ作家も小学館では書かない宣言する人が出てくるかな?
https://twitter.com/aritayoshifu/status/1168629487019397120
(deleted an unsolicited ad)

64 :
さすがにポストとガガガじゃ遠すぎて、実質別会社みたいなもんだろう

65 :
「日本人も悪いんですよ」も小学館だし、それぞれの部署でも記事や作品を書く人間によっていろいろでしょ

66 :
ライカ5にヤボオレビュー
やはりあとがきのお願いなどまるで無視した
フルオープンレビューでしたわ
しかも本当に読んだのか怪しい箇所も
訴えられたらいいのに

67 :
こっちのスレでいいんだよね?
ほな張り切って行くやで!!!!


5つ星のうち5.0人の命が軽すぎる全体主義国家の中で翻弄されながらも夢を現実に変えていくには……
https://www.ama
zon.co.jp/gp/customer-reviews/R2DE7MLTCCO2JI/

68 :
大国間の宇宙開発競争時代を背景に宇宙を目指す若者たちの姿を描く牧野圭祐のちょっとばかり刊行ペースがゆったりめな人気シリーズ・第五巻。舞台を二巻ほど続いた連合王国から共和国へと戻し、主人公もレフとイリナに戻して再開。

冒頭から描かれるのは人・モノ・金で圧倒的に上回る連合王国に置いて行かれ気味な共和国の宇宙開発の状況。物量で負けている上に国家上層部の権力争いを反映して組織力もガタガタの共和国。
第一巻からして吸血鬼で あるイリナを「人間じゃないから」と実験動物として安全性ガン無視で打ち上げた様に人権も人命も糞食らえという非道な所がある国だけど、もはや人間のパイロットも安全性なんか何も保証されない実験に巻き込まれていく事 に。

69 :
共和国の指導者ゲルギエフムはグラつき始めた自分の権力基盤を立て直すべく人類史上初の月面到達に指導者としてのメンツを賭けたとばかりにチャクチャな開発スケジュールを押し付けまくる。
その結果、ロケットの開発スタッフもパイロットたちも現場の事情を無視して面子ばかりを重視したやり方の犠牲となっていく… …というのが主な流 れ。

紙名以外に真実が無いと揶揄された旧ソ連の機関紙「プラウダ(真実)」に代表される様に全体主義国家というのは「真実」なんか紙屑ほどの価値もないわけで、とにかく国家上層部、流行りの言葉で言うなら「上級国民」の面子の為なら黒も白となり、どんな出鱈目でもまかり通る。
この第五巻では一、二巻にもまして共和国のこの「辻褄合わせ」体質が徹底的に描かれる。

70 :
ぬるぽ

71 :
安全性の担保なんか何も無い半ば未完成のロケットにパイロットを無理やり乗せるのは当たり前。更には結婚という個人の選択が何より重視されるべき人生の大イベントすらも国威発揚の為に「つがい」を作るかのように押し付けられる事 に。
そんな共和国上層部の、なかんずく最高指導者ゲルギエフの利己主義が個人の権利や尊厳を圧し潰していく中、取り返しの付かない悲劇を生む事 に。

… …と、ここまで書いて思ったのだけ どこの話、単純に旧ソ連をモデルとした共和国だけを「悪」として描いているんだろうか、と思う。今さら30年前に崩壊した国をモデルにした意味は単に宇宙開発競争の話を描く為だけに選んだんだろうか、
と疑問が湧いてくる。
今、この日本で「どこにも真実なんか無い情報ばかりを垂れ流すメディア」や「辻褄合わせの為なら真実も個人の権利も平然と踏みつぶす権力者層」を描いて何を照射しようとしているんだろうか?そう思うと作者の牧野圭祐はライトノベルという体裁を取りながらもっと大きなモノを撃ち
抜こうとしているのではないか… …そんな気がしてならない。

72 :
作中で描かれる安っぽい張りぼてみたいな観光施設「すばらしき楽園」同然の情報統制だけで成り立っている共和国の外に「真実」を求めようと、世界を風靡しているロックバンドの歌声を聞こうとする市民の姿を繰り返し描いている辺りからも作者の意図みたいな物が透けて見える様に思える。

その一方で国家権力や全体主義を「悪」として、犠牲となる「個人」や抵抗する主人公たちを「善」として描くだけの勧善懲悪で終わっていないのも本作なので ある。国家や権力を否定するのは簡単なのだけ ど、それはレフやイリナたち宇宙を目指す若者たちの夢の否定につながる。
言うまでもなく宇宙開発は膨大な人・モノ・金が必要で、それを動かそうとすれば国家と言う巨大な権力装置は不可欠なので ある。

73 :
イラストに騙された名無しさん (ワッチョイ 13a5-M+p9)
大国間の宇宙開発競争時代を背景に宇宙を目指す若者たちの姿を描く牧野圭祐のちょっとばかり刊行ペースがゆったりめな人気シリーズ・第五巻。舞台を二巻ほど続いた連合王国から共和国へと戻し、主人公もレフとイリナに戻して再開。

冒頭から描かれるのは人・モノ・金で圧倒的に上回る連合王国に置いて行かれ気味な共和国の宇宙開発の状況。物量で負けている上に国家上層部の権力争いを反映して組織力もガタガタの共和国。
第一巻からして吸血鬼で あるイリナを「人間じゃないから」と実験動物として安全性ガン無視で打ち上げた様に人権も人命も糞食らえという非道な所がある国だけど、もはや人間のパイロットも安全性なんか何も保証されない実験に巻き込まれていく事 に。

74 :
安全性の担保なんか何も無い半ば未完成のロケットにパイロットを無理やり乗せるのは当たり前。更には結婚という個人の選択が何より重視されるべき人生の大イベントすらも国威発揚の為に「つがい」を作るかのように押し付けられる事 に。
そんな共和国上層部の、なかんずく最高指導者ゲルギエフの利己主義が個人の権利や尊厳を圧し潰していく中、取り返しの付かない悲劇を生む事 に。

… …と、ここまで書いて思ったのだけ どこの話、単純に旧ソ連をモデルとした共和国だけを「悪」として描いているんだろうか、と思う。今さら30年前に崩壊した国をモデルにした意味は単に宇宙開発競争の話を描く為だけに選んだんだろうか、
と疑問が湧いてくる。
今、この日本で「どこにも真実なんか無い情報ばかりを垂れ流すメディア」や「辻褄合わせの為なら真実も個人の権利も平然と踏みつぶす権力者層」を描いて何を照射しようとしているんだろうか?
そう思うと作者の牧野圭祐はライトノベルという体裁を取りながらもっと大きなモノを撃ち
抜こうとしているのではないか… …
そんな気がしてならない。

75 :
国家権力に振り回されるモルモット同然の身でありながら、夢を叶えるためには国家が必要。この矛盾を乗り越えた先にしか自分たちの夢は無く、夢半ばにして倒れた仲間の死すらも犬死と化してしまう… …そんな思いがレフたちをモルモットから脱皮させる。
脱皮して何になるかが明かされた時にこの作品のタイトルが持つ意味も明らかになる。この仕掛けには本当に驚かされた。

権力を「悪」に見立てて自分たちを権力の犠牲者に、「善の側」に置くのはまことに簡単。だがレフたちは夢を叶えるために「権力」を利用する側に立つ。時に何かを、誰かを犠牲にする力を利用する立場に立つ事を選ぶ。そう、ロケットは夢や希望だけでは飛ばない事を認めるので ある。
自分たちが国家に利用されるのであれば、自分たちも国家を利用するという考え方に到達する。

76 :
5つ星のうち5.0人の命が軽すぎる全体主義国家の中で翻弄されながらも夢を現実に変えていくには……
https://www.ama
zon.co.jp/gp/customer-reviews/R2DE7MLTCCO2JI/

77 :
約20年前に秋山瑞人が発表した「猫の地球儀」では「ロケットで飛ぼうという夢の為に生きているだけなのに何が悪いんだ」という主人公が「お前のロケットは夢や希望を噴射して飛ぶのか」と自分が夢の為に犠牲にしてきたものを突き付けられる姿が描かれていた。
その宇宙を目指す夢の代償に無自覚な主人公を乗り越える「自分が夢の為に何かを犠牲にする」事 に自覚的な主人公が遂に出てきたか、という感じで ある。

国家とは権力とは何なのか、人の命を紙よりも軽く扱う国家という権力装置の中で夢を叶えるためには「何」にならなければならないのか… …単純な勧善懲悪を乗り越えた主人公像を描いてみせた第五巻。話の流れが史実を離れ始めた事でいよいよ先が見えなくなってきた感もある。
「夢」に向かって突き進む主人公がどこに辿り着くのか、刊行ペースはちょっとばかり気になるシリーズだけれども待つだけの意味はある、と信じて第六巻を待ちたい。

78 :
国家権力に振り回されるモルモット同然の身でありながら、夢を叶えるためには国家が必要。この矛盾を乗り越えた先にしか自分たちの夢は無く、夢半ばにして倒れた仲間の死すらも犬死と化してしまう… …
そんな思いがレフたちをモルモットから脱皮させる。
脱皮して何になるかが明かされた時にこの作品のタイトルが持つ意味も明らかになる。この仕掛けには本当に驚かされた。

権力を「悪」に見立てて自分たちを権力の犠牲者に、「善の側」に置くのはまことに簡単。
だがレフたちは夢を叶えるために「権力」を利用する側に立つ。時に何かを、誰かを犠牲にする力を利用する立場に立つ事を選ぶ。そう、ロケットは夢や希望だけでは飛ばない事を認めるので ある。
自分たちが国家に利用されるのであれば、自分たちも国家を利用するという考え方に到達する。

79 :
5つ星のうち5.0人の命が軽すぎる全体主義国家の中で翻弄されながらも夢を現実に変えていくには……
https://www.am
azon.co.jp/gp/customer-reviews/R2DE7MLTCCO2JI/

80 :
で?売り上げは?
虫やライカが星付けられたトンネルに勝てるんか?

81 :
星付けられって何?

82 :
間違えました
正しくはヤボ汚さんに☆2付けられたトンネルよりライカや虫みたいな☆5付けられた奴のほうが売れるんですか?
ライカはともかく虫は全然売れてないっぽいけど

83 :
これが答えや!



5つ星のうち3.0母の「人間らしく」という願いが娘に与えた物は……ハルが掘り下げられたのは良いが前半が冗長。
https://www.amaz
on.co.jp/gp/customer-reviews/R1N3J08681QDQR/

84 :
ほとんどの人類が消失した世界で拾った子供を「娘」として育てようとするロボットの旅路を描いた遍柳一の子育てSFシリーズ第三巻。

異常停止を繰り返し、やがては完全な機能停止に至る人工知能特有の病「AIMD」を治療し得る医工師を求める旅を続けてイスラエルを発ったハルたちの旅路はいよいよ中国国内へ。チベットで入手した医工師ウシャルを頼って一路大連を目指す。
旅路は相変わらず危険が多く、気が抜けないけれども娘一筋な「おかん」であ るテスタの気掛かりはハルが最近物思いに耽る時間が増えた事。がさつ一辺倒だったハルが見せた変化の理由が気になって仕方ないテスタだったが途中で拾った看護師ロボットのローゼが人間に想いを寄せてい
る事を知らされたイリナが「ハルさんも恋してるんじゃ?」と発言した事で「娘も色気づいてきたのでは?」と思うに至り… …

85 :
… …という具合に前半は多少なりともコメディ仕立ての「デート回」に「おつかい回」という呑気な内容の日常パート的な話が二本。後半が目的地であった大連で医工師ウシャルと邂逅を果してから話が大きく動くメインエピソードといった構成。
もっとも前半の「日常パート」も後半に向けての種まき的要素が強い内容。

全体的には序盤から「おかん」であ るテスタが気にするハルの変調、「お転婆と言うかガサツそのものだった少女が物思いに耽る事が増えた理由が何なのか?」という点を一冊通して探る様な展開。
全編を通じて強調されるのが前巻で旅の一行に加わったロボット・アニラが呆れるほどのテスタの親馬鹿ぶり。母親としての自覚がますます深まっていくのは良いの だけど、娘の様子が変だというだけで「初デートを体験させてやろう」「『はじめてのおつかい』でちょっと距離を置いてみよう」と試行錯誤してしまう辺り相当に血迷っているとしか言いようがないw

86 :
ハルもハルでその迷走しまくったテスタが、多少なりともイリナやアニラが迷走の後押しをしている部分はあるの だけど、次から次へと押し付けてくる訳の分からない提案になんだかんだと言いながらも律儀に乗ってやる事できっちりと訳の分からない体験をする羽目になり百面相を見せてくれる事 に。

ただコメディータッチの前半でもこの巻で訴えたいテーマはじんわりと伝わってくる仕様となっている。デートの最中でハルはある映画… …ぶっちゃけると「ライフイズビューティフル」を鑑賞する事 になるの だけど、ここで読者はハルにある種の齟齬を感じる事 になるか と。
主人公であ るグイドが己の生き様を通じて我が子に「人間らしく生きるというのはどういう事か」「希望をもって生きる事の大切さ」を命を賭して伝えた姿がハッピーエンドに感じられないというハルの感性はやはり常人とズレている。

87 :
そのズレの原因がどこにあるのか、その原因は中盤から後半にかけて徐々に明らかにされていくの だけど、明かされれば明かされる程、そこには絶望だけが広がっていく。
テスタが「良かれ」と思って続けてきた言葉すら話せない野生児への
「人間らしく育てよう」という試みその物が「娘」であ るハルには「自分はどう足掻いても『人間らしく』などなれないのだ」「人としての幸せを望むべくもないのだ」という絶望を与え続ける結果になっていたという悲劇が待ち受けているのであ る。

その一方で「人間らしくある事が本当に正しい事なのか?」という問いの様な物が投げ掛けられているのもこの巻の大きな特徴。
特に人間の「不完全性」に焦点を当てており、前半で描かれる人間の医師がロボットの看護師に「自分は不完全な人間などよりロボットとして産まれて来たかった」と語る場面などにそれは象徴されている。
また、同様に本作の舞台となる世界で人間が消失してしまった原因であ る白髪の化け物「イノセンス」自体にも今回は大きな掘り下げがなされているの だけどそこでも論の中心となるのは「人間の不完全性」なのであ る。

88 :
今回「イノセンス」が成長に失敗した状態として「ダスマン」という状態が出てくるの だけど、恐らくこれはハイデガーの言うところの「世人=死の運命を忘れるために生活に埋没しようとする状態」の事か と。
この「ダスマン」なる状態には「言葉を捨てきれない事が原因で陥る」「言葉は世界を限定的にしか捉えられなくする制約として働く」としてどうにも群れとして生きざるを得ない種としての「人間」を越えた存在を求める何かがこの世界には存在している事が朧気ながら示されている。

ロボットの身でありながら「母」になろうとしたテスタ、「人間らしさとは何か」を知れば知るほど己に絶望するハル、人間を群れて生きる存在から脱皮させようとする勢力… …描かれようとしているのは「人間は人間に生まれるのではなく、人間になるのだ」というテーマだろうか?

89 :
ただ、掘り下げられようとしているテーマは面白いんだけど今回は構成が今一つ。前半のコメディ的日常パート、これ本当に二話も、前半を丸々使う必要があったんだろうか?特に第二章のおつかいパートは些か冗長感が感じられたのだが。
この二話自体は後半に対する種まきとして必要であったのは確かなの だけど、もう少し手短にまとめられたのではないだろうか?この二章で少々ページを使い過ぎたのか第三章で描かれるべき部分が削られている様な気がする。

具体的に言うとウシャルの下で出会う格闘型ロボットのライド―と現在では「ダスマン」と化している元主人のユキネの関係が余りにも掘り下げ不足。
雰囲気で察しろというのかもしれないが、二人の過去に何があったのかをしっかりと描けていないので「ダスマン」と化してしまったユキネに向き合うライド―のキャラクターもやや薄くなってしまったという印象。その影響としてライド―が終盤で見せるある変節もインパクトが若干減じたのではないだろうか?

90 :
「人間らしさ」や「人間を人間らしくするというのはどんな意味をもたらすのか」というテーマ自体は非常に面白いし好奇心をくすぐられるの だけど、構成や登場人物のキャラクターをどう見せるのか、という点ではもう少し工夫というか取捨選択を徹底して欲しかったという所。
デビュー二作目であまりに高過ぎる要求をする様だが、遍柳一という才能を信じるが故に更なる研鑽を積む事を望む。

91 :
5つ星のうち3.0母の「人間らしく」という願いが娘に与えた物は……ハルが掘り下げられたのは良いが前半が冗長。
https://www.am
azon.co.jp/gp/customer-reviews/R1N3J08681QDQR/


おまえらの応援不足でまたランキング1万位を割って持たやないか
もっと頼むで!!!

92 :
ライカといいハルといい、俺の好きなやつが汚物まみれで悲しい

93 :
ラムネ瓶は2回目の重版したらしいけど史上最速重版したオークは2回目の重版出来そうですか?

94 :
でもラムネは所詮コミカライズさせてもらえない負け組やし
メディアミックスという点では種付けオーク>>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>ラムネその他

95 :
名前を出してはいけないアレの話題出すなよ
腋が来るだけだぞ

96 :
メディアミックス…

完結した作品の
コミカライズと映像化の実現率が100%の赤城大空がどうしたって?

97 :
今月プロペラオペラには正直期待してる

98 :
空戦しか書けない引き出しの少なさ

99 :
古典部読んでてあれえるたそん家って政治家じゃなかったっけって混同するくらいジャナ研って優秀なフォロワーだったんだなと再認識
耳なし芳一の叙述トリック面白かったけど本家がメロスでやってたからか

100 :
妹さえいればいいってあと何巻で完結かもう決まってるの?


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