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彼方「しずくちゃ〜ん」 エマ「明日は何の日か分かる?」しずく「えっ…えっと」


1 :2020/01/22 〜 最終レス :2020/01/24
ID:c10hoMIj の代行

2 :
ー部室ー

彼方「しずくちゃ〜ん」

しずく「彼方さん、どうかしました?」

彼方「ちょ〜っとこっちに来て…」コソコソ

しずく (彼方さん…どうしたんでしょうか?まさか…また遥さん絡みの相談?それとも…他に悩み事でしょうか?いずれにしても力になりたいです)

エマ「ここで問題です!」

しずく「へっ?エマさん!?」

エマ「しずくちゃん、明日は何の日でしょうか?」

しずく「ええっ…?」

3 :
彼方「ほらほら〜どうしたの〜しずくちゃん?」

しずく「い、いえ…あまりにも突然だったので…」

しずく「えっ…えっと……かすみさんの誕生日ですか?」

エマかな「ピンポーン♪」

しずく「ほっ…合ってましたね」

彼方「しずくちゃんがちゃんと覚えてるようで何よりだよ〜♪彼方ちゃん、これで安心して眠れる…」

エマ「彼方ちゃん!まだ眠ったらダメだよ〜!!」

4 :
しずく「あ、あの…お二人ともどうしたんですか?」

彼方「どうしたもこうしたもじゃないよ〜」

エマ「しずくちゃんとかすみちゃんは今はお付き合いしてるんだもん!私たちにとっては2人ともかわいい妹みたいなものだから♪」

彼方「どうするのか決めてるのかなーって気になってたわけなのだよ〜」

しずく「は、はい…一応平日なので私のお家に来てもらうっていうのは難しいなと思ったので…かすみさんのお家を訪ねてプレゼントを渡そうかなと・・///」

彼方「ほほ〜プレゼントとな…」ニヤニヤ

エマ「素敵だね〜♪」ニコニコ

しずく「・・・///」

5 :
彼方「ちなみに〜何をプレゼントするの〜?」

しずく「は、はい。…お揃いのブレスレットを///かすみさんからお揃いの髪留めをもらったので…私からも何かお揃いのものがほしいなって」

エマ「Dolce vita !」

エマ「すてきだね♪」

彼方「ほほぅ〜かすみちゃん愛されてますな〜♪」

しずく「そ、それを聞くために呼び出したんですか…!?」

彼方「えへへー♪しずくちゃんの惚気話で彼方ちゃんの気持ちは甘々だよ〜♡」

しずく「彼方さんがさせたんじゃないですか…!」

6 :
エマ「あはは…ごめんね?それだけじゃないよ?璃奈ちゃんが実習でいない時にQU4RTZの練習でかすみちゃんが…」


かすみ「エマ先輩、彼方先輩。」

彼方「〜?どうしたのかすみちゃん?」

エマ「何か相談?あっ、もしかして!私をセンターにしてくれるの!?」

かすみ「ち、違います!!センターの座はそう簡単に譲るものじゃありません!!」

かすみ「その…今度かすみん誕生日じゃないですか」

彼方「お〜そうだったね♪お誕生日おめでとう〜」

エマ「彼方ちゃん!まだ早いんじゃないかな?」

かすみ「まじめに聞いてくださいよぉ!」

7 :
エマ「大丈夫♪かすみちゃんのお話ちゃんと聞いてるよ♪」

かすみ「…それで、しず子はちゃんとかすみんのことお祝いしてくれますかね?」

彼方「〜?」

エマ「もちろんお祝いしてくれると思うよ♪だってかすみちゃんのお友達だし、おつきあい…ひゃっ!」

かすみ「エ、エマ先輩!そんなおっきな声で言わないでくださ〜い//」

彼方「わぁ〜赤面なかすみちゃん、これはもしかしてもしなくても…シャッターチャンス〜?」

かすみ「撮らないでくださ〜い!」

8 :
エマ「なんでそう思うの?」

かすみ「だ、だって…かすみんおバカだし、しず子にこれまで迷惑かけてばっかりで空回りして……嫌いになられてたらどうしようって、うぅ…」グズグス

彼方「だいじょーぶだよ〜しずくちゃん、かすみちゃんのこと嫌いになんてなってないと思うよ〜?」

かすみ「で、でもぉ…LINEの返信もそっけないというか…短くて…」

エマ「たしかにしずくちゃんにしては珍しいね?」

彼方「照れ隠し〜?」

かすみ「も、もしかして…かすみんなんて捨てて…新しい誰かと…はぅぅ…」

彼方「重症だね〜」

エマ「大丈夫、かすみちゃん!私がしずくちゃんに聞いておくから♪」

9 :
かすみ「ほぇ…?」

彼方「彼方ちゃんも〜しずくちゃんに聞くの手伝うよ〜同じユニットのかすみちゃんとの仲だも〜ん」

かすみ「彼方先輩…エマ先輩…!」ウルウル

エマ「かすみちゃんもしずくちゃんも私の可愛い妹みたいなものだもん♪張り切っちゃうよー!」

彼方「お〜♪」

___
_____

彼方「という訳なのだよ〜」

しずく「そうだったんですか…かすみさんがそんなことを」

10 :
エマ「かすみちゃん、本当に悩んでそうだったから…その事も聞いてみたかったんだけど…」

しずく「LINEの件はですね…かすみさんのためだったんです。」

彼方「〜?」

しずく「かすみさん…トークを始めるとすごく長くて…でも時々すっごく胸をキュンとするようなことを言ってくれるので私も中々やめられないんです。」

しずく「かすみさんが勉強に集中できなくてまたテストで悪い点を取ったら…皆さんに迷惑がかかると思ってそのためにもある程度話を広げにくいようにしたり、早めに会話を切り上げてました…」

彼方「なるほど〜しずくちゃんなりに思いやってってことか〜」

エマ「しずくちゃんがかすみちゃんのこと嫌いになったわけじゃなくて良かったね♪」

11 :
しずく「私もまだまだですね…かすみさんにそんな不安な思いをさせてたことに気が付かないなんて…」ガクッ

彼方「し、しずくちゃ〜ん元気出して〜ほら、彼方ちゃんのことわんこみたいに可愛がっていいから〜」

しずく「あっ、それは大丈夫です。」

彼方「むぅ……エマちゃ〜ん…」

エマ「あはは…よしよし♪」ナデナデ

しずく「彼方さんの気持ちはちゃんと受け取ってるので♪」

彼方「わぁ〜しずくちゃんがデレた〜♪」

エマ「それでね?もし、しずくちゃんさえよければ…かすみちゃんのための誕生日ケーキ一緒に作らない?」

しずく「良いんですか!?」

12 :
明日、本当にかすみんの誕生日なのか

13 :
彼方「同好会で出すものは〜なるべく軽いものにしておくから〜しずくちゃんが作るならもう一つ別のものを作るよ〜?」

しずく「彼方さん…エマさん…ありがとうございます!是非やらせてください!!」

エマ「うん♪決まりだね♡」

彼方「彼方ちゃんのスペシャルなテクニック〜とくと味わってもらうよ〜?」

しずく「お、お手柔らかに…」

14 :
ー調理室ー

彼方「それじゃ〜かすみちゃんのための〜ケーキ作りを始めるよ〜?」

エマ「わぁ〜♪彼方ちゃん頑張って〜♪」

しずく「よろしくお願いします…///」

エマ「彼方先生!ずばり今回は何ケーキを作るんですか?」

彼方「ふふ〜ん、それはしずくちゃんに聞いてみよう♪」

しずく「えっ!?わ、私はなにも聞いてないんですが…」

彼方「かすみちゃんのイメージカラーといえば〜?」

しずく「イエローです!厳密にいえばパステルイエローですね♪」

エマ「あー知ってる!これはイエローだよー!!って答えるコーレスだよね♪」

彼方「エマちゃん…今はその時間じゃないし〜別の子のコーレスだよ〜?ではでは、小説のタイトルにもなってる黄色い果物といえば〜?」

15 :
しずく「えっ?…パイナップルは違いますし…檸檬ですか?」

彼方「ピンポーン♪ということで〜レモンケーキを作っていくよ〜?」

エマ「レモン!すっぱいけど唐揚げにかけたりしたら美味しいよね〜♪」

彼方「・・・彼方ちゃん、珍しくエマちゃんと相容れないかも」

エマ「えー?なんで〜??」

しずく「彼方さん!!真面目にお願いします!」

彼方「こほん…それじゃ〜レッツクッキングだよ〜」

16 :
彼方「まずは檸檬の黄色い皮をぜ〜んぶすりおろしてね〜?」

しずく「むっ…これ…結構力が要りますね…!」ガシガシ

彼方「むーしずくちゃんもっと頑張って〜」

しずく「は、はい…そう言われても…!」

彼方「かすみちゃんとのちゅーの味を思い出して〜♪」

しずく「・・・/////」ガシガシガシガシ!!

かなエマ「えっ」

しずく「も、もう!彼方さん…なに言ってるんですか///」ガシガシ!

彼方 (この反応…)

エマ (しずくちゃん…)

かなエマ (大人になったね‥) シミジミ

しずく「か、彼方さん!?エマさん!?なんですかその目は!?」

17 :
彼方「エマちゃんは薄力粉をふるってあとバターを湯煎で溶かして〜」

エマ「はーい♪」

しずく「な、なんとか言ってくださ〜い!!!」

彼方「よーし♪完成♡」

しずく「いつの間にか生地が!?次はどうしたらいいですか?」

彼方「あとはこれにしずくちゃんの愛情を…」

しずく「彼方さん…?」

彼方「入れながら〜エマちゃんのふるってくれた薄力粉を半分ずつ混ぜていこ〜♪」

しずく「はい!分かりました先生!!」マゼマゼ

エマ「粉っぽくなくなってきたね、…おいしそ〜♪」

18 :
彼方「エマちゃん…食べたらダメだよ?そうしたら〜さっきおろしたレモンの皮を混ぜるよ〜?」

しずく (・・かすみさんの色…美味しくなりますように…) マゼマゼ

彼方「軽く混ぜたら〜さっきエマちゃんが湯煎してくれたバターのボウルに生地を少〜し入れてなじませよ〜」

しずく「は、はい!」マゼマゼ

彼方「なじんだら〜生地だけが入ったボウルにバターたち少しずつ入れて混ぜていくよ〜?」

エマ「しずくちゃん!混ぜる作業がいっぱいで大変だけど頑張って!」

しずく「こ、このくらい…大丈夫です…!ヒロインに会えない主人公の辛さに比べれば…!!」

彼方「おお〜しずくちゃんが乙女モードだよ〜♪」

19 :
エマ「このくらいでいいんじゃないかな?」

彼方「どれどれ〜?……うん!大丈夫だよ〜」

しずく「ふぅ…あとはオーブンに入れて焼くですよね?」

エマ「うん♪ちゃ〜んと余熱しておいたよ♪」

彼方「あとはジャムとかだけど〜それは当日彼方ちゃんが塗っておこ〜♪」

しずく「えっ、そ、そんなの悪いですよ…」

彼方「大丈夫だよ〜♪しずくちゃんは他にかすみちゃんのためひ何かしてあげられることがないか考えておくといいよ〜」

エマ「そうだよ!がんばれ♪がんばれ♪」

20 :
しずく「・・エマさん、彼方さん…すみません!お言葉に甘えさせていただきます。」ペコリ

彼方「どういたしまして〜♪また、かすみちゃんとの惚気をきかせてくれたまえ〜♡」

しずく「・・・///考えておきます」

しずく「ふう…彼方さんも、エマさんも本当に…お節介です」

しずく「でも、助かりました…やっぱりお二人は…素敵なお姉さんです」

かすみ「やっほ〜しず子♪」

しずく「か、かすみさん!?」

かすみ「あれ〜?どうしたの?かすみんのあまりの可愛さに呆気に取られちゃった?」

21 :
しずく「ふふっ♪」

かすみ「も〜!!?なんで笑うの!?」

しずく「ううん♪なんでもないよ?」

かすみ (?変なしず子)

かすみ「そ、それより!今日は一緒に帰らない?」

しずく (かすみさん、裏では悩んでるのに…私の前では明るく振る舞ってくれて…本当可愛い)

しずく (でも、今は…もうちょっとだけごめんね?)

しずく「ごめんね。今日はボイトレのレッスンが特別に入っちゃって……また明日はダメかな?」

かすみ「む〜〜・・・分かった」

しずく「ふふっ♪ありがとうかすみさん♪」ナデナデ

かすみ「えへへ〜♪しず子にナデナデしてもらうのすき〜♡」

しずく (・・・可愛い)

22 :
かすみ「それじゃあ!またねしず子!!」トコトコ

しずく「さてと…私からかすみさんに…もっとしてあげられることないですかね…?」

しずく「・・・そうです!手紙なんでどうでしょう?」

しずく「思えば…改めて自分の気持ちを書いて…かすみさんに渡すっていうことも…必要ですよね///」

しずく「・・・・エマさんにおすすめの便箋を聞いてみましょうかね」

23 :
___
_____

かすみ「はぁ…ああは言ったものの…ちょっと寂しい…かすみん…しず子に迷惑ばっかりかけてるもん…」トボトボ

果林「あら?かすみちゃんにしては元気ないわね、どうしたの?」

かすみ「か、果林先輩!?なんでもないですよ…」

果林「本当に?明日誕生日の子の表情には見えないけど…かすみちゃんなら………明日はかすみん誕生日なんです〜♪果林先輩も1番可愛いかすみんを盛大にお祝いしてくださいね♡…くらいは言いそうと思ってたけど」

かすみ「そ、そんなこと言わないです!!・・多分」

果林「・・また何かあったの?お姉さんで良ければ聞くわよ?」

24 :
かすみ「果林先輩…実は……」

果林「なるほどね、かすみちゃんがしずくちゃんと本当に付き合っていけるのか不安になった…ねぇ」

かすみ「はい…」

果林 (・・多分しずくちゃんのことだから、かすみちゃんを思ってのことなんでしょうし、何か誕生日に用意しようとしてるのよね?きっと)

果林「か・す・み・ちゃん♪」ギュッ

かすみ「か、果林先輩…?」

果林「大丈夫よ…しずくちゃんがあなたをそう簡単に嫌いになるわけないでしょ?」

かすみ「ほ、本当ですかぁ…?」

果林「ええっ♪お姉さんが保証するわ♡そうね〜きっとかすみちゃんに渡すプレゼントを考えてるんじゃないかしら?」

かすみ「!!」

25 :
果林「ふふっ♪かすみちゃんはどうする?」

かすみ「ほぇ?」

果林「もし…その気があるなら逆プレゼント…♡やってみない?」

かすみ「逆プレゼント!!…くふふ♪良いですねぇ、しず子びっくりしちゃいますよね♡」

かすみ「くふふ…♪どんなプレゼントならしず子喜んでくれるかな〜?あっ…でもかすみんのお小遣いがぁ…」

果林「ふふっ♪お姉さんが全くお金がかからずにしずくちゃんが絶対喜んでくれそうなプレゼント教えてあげましょうか?」

かすみ「そ、そんなものあるんですかぁ!?…知りたいです」

26 :
これは頼りになる果林先輩

27 :
果林「それはね…?」ササヤキ

かすみ「…ほ、本当にそれで喜んでくれますかね…?」

果林「ええ♪絶対喜んでくれると思うわ♡しずくちゃんの愛情も確かめられるかもしれないわよ♪」

かすみ「・・・・それじゃあ、それやります…!」

果林 (ふふっ…しずくちゃんとっても愛されてるわね♪お姉さん…ちょっと妬いちゃうわね)

28 :
___
_____

ー桜坂家ー

しずく「かすみさんへ…私、桜坂しずくは…」カキカキ

しずく「…だ、ダメ…///改めて文章にしてみるとすごく恥ずかしい…///」

オフィーリア「ワン♪」 フリフリ

しずく「オフィーリア♪ふふっ…心配してくれてるの?」

オフィーリア「クゥーン…?」

しずく「私なら大丈夫♪…これはかすみさんに素直に…私の演じてない、飾らない気持ちを伝えるだけだから♡」

しずく「やっぱり、少し恥ずかしいけど…///」

29 :
ー中須家ー

かすみ「はぁ…つい勢いでもらってしまいましたけど…」

かすみ「これ、本当にしず子喜んでくれますかねぇ…?」

かすみ「ま、まあ!かすみんの魅力があればしず子も〜メロメロになっちゃうよね♪うん!」

かすみ「はぁ…」

かすみ (明日、誕生日なのに…皆さんにお祝いしてもらえる嬉しさとしず子に対しての不安が入り混じってます‥)

かすみ「も〜!!!しず子のせいだよ!?」

シーン

かすみ「はぁ…悩めるかすみんとしてホームページに掲載する写真にしておきましょう」パシャ

___
______

30 :
しずく「かすみさん。」

かすみ「あれー?しず子ってばそんな格好してどうしたの〜?あっ、もしかして…かすみんとデートしに来てくれたの?」

しずく「・・私たち…別れましょう。」

かすみ「えっ!?…な、なんで??」

しずく「かすみさん、子どもっぽいし…イタズラもたくさんするし品性の問題があるかなって…それに…」

かすみ「そ、それに…?」

果林「はーい♪かすみちゃん♡」ギュッ

かすみ「か、果林先輩…!?」

31 :
しずく「果林さんの方が…大人っぽくて。とってもロマンチックなことしてくれて…それで…///」

かすみ (な、なになに…この展開…!?しず子なんでそんな可愛い顔してるの…!?)

しずく「・・・私のこと…すっごくドキドキさせてくれるから…///」

果林「そういうことよ♪かすみちゃん♡ごめんなさいね?」

しずく「果林さん…///」

果林「ふふっ…♪今から私だけしか考えられないようにしてあ・げ・る♡」

かすみ「…だめだめだめ〜!!!!」ガバッ

32 :
かすみ「な、なんだ…夢でしたか……誕生日前日になんて夢見てるんでしょうか…」

かすみ「・・・・・しず子…」

かすみ「だめだめ…かすみんがこんな時にしゅんってしてたらしず子だってお祝いしてくれる時困っちゃうもん!」

かすみ「・・・次はあんな夢見ませんように…お休みなさい…」パサッ

33 :
ほう

34 :
みてる

35 :
しずかすですか……
続けなさい

36 :
続き気になる

37 :
しずかす〜

38 :
はよせんと誕生日当日になっちまうぞって思ったけどそれ待ってるのか

39 :
日付変更後更新します

40 :
翌日

ー部室ー

あなた「それじゃあいくよー?」

あなた「かすみちゃん!誕生日…」

9人「おめでと〜!!!!」

かすみ「み、みなさん…!」

愛「かすかすハピバ〜!」

かすみ「だ、だからぁ!…ま、まあ誕生日くらいは許してあげますよ」

愛「サンキューかすみん♪声がかすれるまで呼んじゃうからね〜!かすみだけに♪」

愛「でもって!愛さんのダジャレ100連発で〜かすみんのことた〜くさん笑わせちゃうからね♪来年までに…123回は笑わせるから!」

かすみ「・・・愛先輩のダジャレで笑うかはさておき。ありがとうございます、気持ちだけ受け取らせてもらいま〜す♪」

41 :
愛「なんだと〜!そんなこと言うのはこの口か〜♪」

かすみ「ひゃむ…や、やめへぇくらふぁーい…!」

璃奈「かすみちゃん、いつも表情がコロコロ変わってて見てて飽きない。おめでとう。」璃奈ちゃんボード『クラッカー』

かすみ「りな子…それって褒めてるの〜?」

璃奈「褒めてるよ?あと、たまに笑顔の練習に付き合ってくれてありがとう…かすみちゃんみたいに笑えるよう私、頑張る」璃奈ちゃんボード『ムンッ』

かすみ「ファイト〜りな子が笑ったら〜きっと可愛いと思ってるよ?あっ、もちろんかすみんには負けるけど♪」

歩夢「かすみちゃん!」

かすみ「わぁ!あ、歩夢先輩…急に大きな声出さないでくださいよぉ」

42 :
歩夢「あ、あのね…かすみちゃんがいなかったら…私もあの子もこんなに夢中になれる活動ができなかったと思うの。だから……ありがとう♪」

かすみ「め、面と向かって言われると照れますねぇ…///かすみんも歩夢先輩っていうライバルに出会えて良かった〜って思ってますよ。これからもよろしくお願いします☆」

歩夢「う、うん!私もかすみちゃんのライバルでい続けられるように頑張るね?」

せつ菜「次は私ですね!かすみさん…その…いろいろとご迷惑をおかけしてすみませんでした!」

かすみ「・・・まあ、せつ菜先輩には電撃時代から色々と迷惑かけられてましたし〜今更って感じですね」

せつ菜「そ、そんな!?」

43 :
果林「あらあら♪迷惑をかけてたのはかすみちゃんも同じでしょ?」

かすみ「ぐっ…」

果林「ふふっ♪かすみちゃん、何か困ったことがあったら…いつでもお姉さんを頼っていいのよ?大好きな…妹みたいなものだから、これからもたくさん頼ってね?」

せつ菜「はい!私もかすみさんのこと大好きです!!!ですから!またどこか一緒に活動できると良いですね!」

かすみ「むむ…せつ菜先輩が上から目線です〜」

せつ菜「えっ!?け、決してそんなつもりじゃ…その…」アタフタ

果林「せつ菜、かすみちゃんなりの冗談よ?」

せつ菜「へっ?」

44 :
かすみ「そうですよぉ♪まあ、果林先輩とせつ菜先輩と一緒に活動ってなっても〜2人ともかすみんの魅力で隠れちゃいますからね〜?」

せつ菜「…私も負けてられません!!!燃えてきました!」

果林「あらあら、そ〜んなやんちゃなかすみちゃんは…ふふっ♡」ワキワキ

かすみ「な、なんですかその手…」

果林「さあ?何かしらね〜♡」

かすみ「せ、せつ菜先輩〜!!」

せつ菜「えっ!?な、なんで私の後ろに隠れるんですか?!か、果林さん…その……そういうことは良くないと思います///」

果林「あらあら♪せつ菜は一体何を想像してるのかしら〜?お姉さんに教えて♡」

せつ菜「///」

45 :
彼方「かすみちゃ〜んお誕生日おめでとう〜♪」

彼方「彼方ちゃんも〜ごめんなさいだよ〜かすみちゃんのこと1人にしちゃって〜」

かすみ「彼方先輩…」

彼方「QU4RTZとして活動できる期間も限られちゃうけど〜できることを精一杯やって〜最高のスクールアイドル活動にしようね〜♡」

かすみ「・・・はい!!」

彼方「それと〜たまには彼方ちゃんの抱き枕になってくれると嬉しいぞ〜?璃奈ちゃんもだけどかすみちゃんもあったかくてよく眠れるんだ〜♪」

かすみ「って!やっぱりそうなるんですか…」ガクッ

彼方「むふふ♪彼方ちゃんと睡眠は〜切っても切れない関係なのだよ〜」

かすみ「・・人間なら誰でもそうじゃないんですか?」

46 :
エマ「おめでとう、かすみちゃん!かすみちゃんのコッペパンいつも楽しみにしてるよ♪…今度はパンの耳も!」

かすみ「いやいや、かすみん食パンは専門外ですから。」

エマ「あはは…ダメ?」

かすみ「ま、まあ…エマ先輩がどうしてもっていうならトライしてみますけど」

エマ「ありがとう〜♪かすみちゃんはね?この同好会が家族なら五女みたいな子だな〜って思ってたの♪えへへ♡これからも可愛いかすみちゃんでいてね?」

しずく「・・・・」ムスッ

かすみ「ご、五女?反応に困りますけど…ありがとうございます」

47 :
璃奈「しずくちゃん、そんなにムスッとしてどうしたの?」璃奈ちゃんボード『??』

しずく「えっ!?な、なんでもないよ?」

彼方「実はしずくちゃんはね〜」

しずく「か、彼方さん!!」

彼方「おっと…これ以上はやめておかないと〜」

あなた「い、一体何があったんだろう…」

しずく「かすみさん!」

かすみ「は、はい!」

しずく「えっと…いつもスクールアイドルのためにキャラ作りしてるかすみさんを見てるとすごいなって気持ちになるよ。」

48 :
かすみ「演じてなんかないもん!素のかすみんだもん!」

しずく「私も…もっともっと頑張らないとって気持ちにしてくれるそんなひたむきなところも尊敬してる!・・これからも素敵なスクールアイドルでいようね?」

かすみ「ふふ〜ん♪しず子がかすみんのことそんなに褒めてくれるなんて良い気分♪」

しずく「ふ、普段から褒めてるよ!?」

かすみ「え〜?本当?」

エマ (・・2人ともちょっと素直じゃないだけで)

彼方 (・・・こうして見ると〜)

果林 (軽い痴話喧嘩にしか見えないわね♪)

49 :
あなた「私が最後…で良いんだよね?」

しずく「せ、先輩!すみません…」

かすみ「も〜しず子ってば〜!!」

あなた「あはは…2人とも仲良くね?なんて言うまでもないのかもしれないけど…」

あなた「かすみちゃん、私のことを同好会に巻き込んでくれてありがとう!」バッ

かすみ「せ、先輩!?」

あなた「…思えばあの時かすみちゃんが私のことをマネージャーに…ふふっ♪」

8人「マネージャー…」ジトー

かすみ「ひっ!?ち、違います!!あれは、その…言葉のあやと言いますか…」

50 :
あなた「あの時かすみちゃんがいてくれたから…同好会がまた始まって…μ’sやAqoursのみんなとも会えて…だから巻き込んでくれて!そして同好会を守っていてくれてありがとう!!」

かすみ「うぅ…せんぱぁ〜い♡それを言うならかすみんだって…同好会のために10人集めて、ずーっとサポートしてくれありがとうございます!!」

あなた「ふふ…なんだか恥ずかしいね///みんなにも改めてだけど…ありがとう!!みんなのおかげで大好きなスクールアイドルを1番近くで応援できてるよ、これからもよろしくね。」

かすみ「あ〜ん!今日の主役はかすみんなのに〜!!」

あなた「ご、ごめん!なんていうか…感極まっちゃって」

歩夢「ふふっ♪あなたらしいね。」

愛「きみのそういうとこ、愛さんはめっちゃ好きだよ!」

果林「ふふっ♪そうね♡」

51 :
彼方「お〜い」

エマ「ケーキが焼けたよ♪」

かすみ「わぁ〜ショートケーキですか?ありがとうございます!可愛いかすみんにぴったりなケーキですよね♪」

璃奈「それ、どのケーキでも言ってそう」璃奈ちゃんボード『スンッ』

しずく「確かにそうかも…」

せつ菜「ろうそくはちゃんと用意しておきました!!」

エマ「それじゃあ、火をつけるね?」

彼方「しずくちゃ〜ん、彼方ちゃん疲れちゃった〜代わりに火をつけて〜?」

しずく「えっ?」

エマ「それじゃあ♪私が右側の8本に灯すね♪」ボッ

しずく「は、はい…」ボッ

52 :
愛「かなちゃんおつかれ〜ろうそくに火をつけられないほどなんて…苦労したね♪」

あなた「ぷぷ…!!!」

彼方「むふふ…彼方ちゃんはいい仕事をしたのだよ〜♪」

しずく「これで全部つきました」ボッ

あなた「それじゃあみんないくよ〜?」

〜♪

8人「ハッピーバースデートゥーユー♪、ハッピーバースデートゥーユー♪、ハッピーバースデーディアーかすみ(ちゃん)(ん)(さん)、ハッピーバースデートゥーユー♪」

9人「おめでとう〜!!」

かすみ「・・・・」プルプル

53 :
歩夢「かすみちゃん?」

かすみ「うぅ…」

しずく「かすみさん…泣いてる?」

かすみ「な、泣いてないもん!…みなさんありがとうございます!かすみん…かすみん…みなさんにお祝いしてもらえて…」ポロポロ

愛「中須を泣かす…ぷぷっ…!!」

あなた「ふふふ…!!」

果林「あら〜?かすみちゃんそのポケットに入ってる目薬は何かしら〜?」

かすみ「・・!!!」

璃奈「かすみちゃん、もしかして」璃奈ちゃんボード『ジー』

54 :
かすみ「あははは…ば、バレちゃいました〜?かすみんの泣き顔〜ホームページにアップしようと思ったんだけどやめときますね☆」

愛「かすかすってば抜け目がないな〜!!愛さんすっかり騙されちゃったじゃん!」

彼方「むぅ〜また写真撮っちゃおうかと思ったけど、残念〜」

歩夢「かすみちゃん、すごいね…今のは本当に泣いたと思ってたよ」

かすみ「・・・果林先輩」

果林「…湿っぽくなるよりこういう方が好きでしょ?かすみちゃんは♪」

かすみ「・・・・何から何までありがとうございます…」コソッ

かすみ「みなさんありがとうございま〜す♪16歳になった1番可愛い瞬間のかすみんを〜見れたみなさんは幸せ物ですね♡」

かすみ「その…かすみんだってお勉強とか、曲作りとか色々迷惑かけちゃうことあるかもしれないですけど…これからもよろしくお願いします!」

パチパチパチパチパチパチ

55 :
あなた「任せて!」

せつ菜「かすみさんの分からないところは私たちで全力サポートします!!」

エマ「それじゃあ、かすみちゃん♪ろうそくの火を吹き消して」

かすみ「は〜い♪それじゃあ〜みなさん!いきますよぉ〜?ふぅ〜〜〜」

彼方「うんうん、無事に全部消えたね〜♪」

せつ菜「それでは、お待ちかねのケーキですね♪」

愛「新年はじめてのケーキなんだし景気よくいきたいよね♪」

あなた「ぷぷっ…!」

歩夢「あっ、でも10当分しないといけないんだよね?どうしよう…」

しずく「それなら…私が食べないっていうのは」

かすみ「え〜?しず子も一緒にケーキ食べようよ〜!!」

56 :
果林「・・・普通に考えたら36度ずつに切っていけばいいのよね?」

璃奈「ふっふっふ…」璃奈ちゃんボード『キラリーン』

せつ菜「璃奈さん、どうしたんですか?」

璃奈「こんな時のためにアプリを開発しておいた。その名もケーキ等分アプリ♪」璃奈ちゃんボード『ドヤッ』

璃奈「この枠をケーキに当てはめれば…できた」

彼方「なるほど〜この通りに切れば10等分できるんだね〜♪」

彼方「彼方ちゃんにスパッとお任せだよ〜♪」

エマ「彼方ちゃん頑張れ〜♪」

スッスッスッ スッ

57 :
あなた「す、すごいよ…寸分狂わず璃奈ちゃんのアプリ通りに切れてる」

しずく「普段からあのくらい機敏に動いて欲しいんですけどね…」

彼方「できたよ〜♪…今しずくちゃん、しれっと失礼なこと言ってなかった〜?」

しずく「そうでしたっけ?なんのことでしょう♪」

彼方「わ〜ん…しずくちゃんが頑張った彼方ちゃんのこといじめるよ〜エマちゃ〜ん…」

エマ「よしよし♪」

愛「かなちゃんお疲れ〜!それじゃみんな食べよっか〜♪」

58 :
かすみ「くふふ…♪かすみんはこの1番大きそうなのを〜♡」

璃奈「かすみちゃん、アプリで測ったから大きさは同じだよ?」

かすみ「な、なんとなくそう見えるだけだもん!」

しずく「ふふっ、かすみさんらしいね♪」

あなた「うん、みんなケーキと飲み物が回ったみたいだね。それじゃあ…」

10人「乾杯〜♪」

かすみ「うん!さすが彼方先輩…ケーキもすっごく美味しいです♪」

果林「・・・それにしても生クリーム……だ、大丈夫かしら?」

彼方「ふふ〜ん、彼方ちゃんは褒められるとより伸びるタイプだからもっと褒めて〜♪」

エマ「だいじょうぶだよ果林ちゃん♪低脂肪のクリームだし、10等分してるんだよ!」

果林「そ、そうなの?ありがとう…♪それじゃあ…あら美味しいわ♡」

59 :
かすみ (…しくじりました、ケーキを作るのを手伝って皆さんに出すものを高脂肪のものに変えておけば…ぐぬぬぬ!)

かすみ「・・・あれ?」

しずく「・・・・・」

かすみ「しず子苺食べないの〜?かすみんが食べてあげる♪」ヒョイ パクッ

しずく「えっ!?」

璃奈ちゃんボード『ビックリ』

歩夢「か、かすみちゃん…それは」

あなた「ギルティだね…」

かすみ「あ〜美味しい♪あれ?かすみん何かしちゃいましたか?」

60 :
せつ菜「大問題です!!!かすみさん!」

かすみ「わぁ!せ、せつ菜先輩声が大きいです!!」

せつ菜「ショートケーキの苺といえば勇者にとっての剣、アイドルにとってのマイク、主人公にとってのヒロイン…!!

せつ菜「なくてはならないような存在です!!!確かに、すぐに食べてしまう人もいるかもしれないですが…!しずくさんや歩夢さんのように最後のたのしみにとっておく人もいます!!」

かすみ「あっ…あぁ…」

愛「しずく〜だいじょぶ?愛さんの苺いる?」

エマ「し、しずくちゃん…かすみちゃんを怒らないであげて?悪気があったわけじゃないと思うから…」

しずく「愛さん、エマさんお気遣いありがとうございます♪私は大丈夫なので♪」ニコッ

彼方 (しずくちゃん、そう言っても…)

61 :
かすみ「し、しず子ごめん…かすみんのケーキ食べる?」

しずく「大丈夫だよ♪今日の主役はかすみさんだもん、私に気にせず食べて?」

かすみ「う、うん……」パクパク

___
_____

あなた「それじゃあ、また明日から練習頑張ろうね!」

9人「お〜!!」

愛「次はエマっちの誕生日パーティーのこと考えないとだね♪」

かすみ (はぁ…かすみんってばまたやっちゃった…)

ポンッ

かすみ「?」

果林「かすみちゃん、その…いろいろ頑張って♡」

62 :
かすみ「はい…」

果林「大丈夫よ♪そんなに暗い顔しないの♡笑顔でいきましょ♪」

かすみ「は、はい!それにしても…しず子は?」

果林「さっき、エマたちとどこか行ってたみたいよ?」(また、何か計画してるのかしら♡)

かすみ「ええ!?エマ先輩と彼方先輩にしず子を取られちゃう…!?」

果林「いやいや、そんなことはないでしょ?って聞いてないわね…」

63 :
彼方「よーし♪完成したケーキだよ持っていくのだ〜♡」

エマ「とっても美味しそうにできあがったね〜♪食べちゃいたいくらいだよ〜!」

しずく「エマさん、彼方さんありがとうございます。」ペコリ

彼方「しずくちゃ〜ん」

しずく「?」

彼方「・・・怒ってない〜?彼方ちゃん…せっかくの誕生日なのに怒っちゃわないかで心配だよ〜」

エマ「わ、私も!もし怒りそうなら…マイナスイオンあげるよ?」

しずく「平気です♪…かすみさんは、たまにああいうこともやっちゃいますけど…慣れました♪それに…」

彼方「それに〜?」

しずく「少し良いこと思いついたんです♡ケーキありがとうございます!それでは…行ってきます♪」タッタッタッタッ

64 :
エマ「いいことってなんだろうね?」

彼方「うーむ…彼方ちゃん、分かんない…取り敢えず、すやぴしたい・・」

エマ「ふふふ♪お疲れ様〜エ枕だよ〜♡」

彼方「エマちゃんありがと〜♡」

___
_____

しずく「かすみさ〜ん!」

かすみ「はっ!?しず子!?」

果林「ようやく復活したわね♡それじゃあ、お邪魔にならないよう私はこれで♡」スタスタ

かすみ「あ、あれ?みなさんもう帰ってる!?いつの間に…」

65 :
しずく「はぁはぁ…かすみさん…」

かすみ「し、しず子…」

しずく「今日、かすみさんの家にお邪魔しても大丈夫だよね?」

かすみ「うん♪」パァァ

しずく「それじゃあ…一緒に行こう?」ソッ…

かすみ「しず子ってば〜かすみんのことだ〜い好きだよね♡」ギュッ♡

しずく「・・もうっ」

かすみ「しず子、その右手に持ってるのって何?」

しずく「ふふっ♪秘密だよ♡」

かすみ「え〜!!気になる!」

しずく「かすみさんのお家に着いてからのお楽しみ♪」

66 :
かすみ「むぅ……」

かすみ「し、しず子〜?寒くない?」

かすみ (くふふ…これで手袋を渡して…きゅんってさせちゃうもん♡それに箱の中身も見れるかも☆)

しずく「今はそんなに寒くないよ?」

かすみ「ええっ!なんで!?」

しずく「…大好きなかすみさんと手を繋いでるからかな」カァァ

かすみ「・・・///」

しずく「ちょ、ちょっとかすみさん!?」

かすみ「うぅ〜!!!しず子ばっかりずるい〜!」

67 :
しずく「ふふっ♪かすみさんはいつももっとずるいからね?」

かすみ「え〜?そんなことないもん!かすみんずるなんて〜」

しずく「か・す・みさん?私のケーキにしたこと…もう一度思い出してくれるかな?」

かすみ「・・・反省してます。ごめんなさい。」

しずく「冗談だよ♪」

かすみ「しず子〜♪」パァァァ

しずく「でも、何かお返しはしてもらうからね?」

かすみ「うっ…わ、分かりました。」

しずく「〜♪」

68 :
ー中須家ー

かすみ「ただいま〜♪」ガチャ

しずく「お、おじゃまします…」

シーン

かすみ「あー…そういえば2人ともお仕事が遅くなるんだった〜」

しずく (えっ、それって…)

しずく (わ、私…かすみさんと2人っきりってこと…///前に看病しにきた時もそうだったけど…予想外で胸の鼓動が…////)

かすみ「あ〜しず子〜今かすみんと2人きりになって〜嬉しいな〜って思ったでしょ?」

しずく「!?そ、それは…」

かすみ「・・・かすみんもだよ?」

しずく「・・///」

69 :
かすみ「ちょっとぉ!?何か言ってよ!」

しずく「ご、ごめんね?」

かすみ「も〜!かすみん着替えてくるから!…のぞいたらダメだからね♪」

しずく「は、はい。」

しずく「・・・そういえば…このケーキ冷蔵庫に入れなくて良かったかな?」

しずく「あっ、保冷剤まで入れてある…エマさん、彼方さんありがとうございます…!」

しずく「・・・かすみさん、遅いな」

70 :
___
_____

かすみ「つ、ついにきちゃいました…果林先輩から渡された…これを着る時が…///うぅ…や、やっぱり恥ずかしい…でも!しず子をドキドキさせるために、かすみんなりに感謝の気持ちを伝えるためにも…頑張らないと!」シュル シュル

かすみ「んんっ…?これって果林先輩からのメッセージ?」

___
_____

しずく「かすみさん、もしかして着替えてる途中に熱が出て倒れちゃったとか!?ないよね…?あと、5分たっても戻ってこなかったらチェックしにいこっと…」

かすみ「し〜ず子♪お待たせ〜♡」ピョコ

しずく「かすみさん!もうっ…心配したんだよ?」

71 :
かすみ「くふふ…ごめーん♪この部屋着新しく買ったばっかりで…値札とか切ってなかったから。どう?可愛いでしょ〜?」

しずく (・・・レースでふわふわしたタイプ…大人っぽく見せる紫のカラーだけど…かすみさんの仕草とかからかな?…背伸びしてる中学生くらいに見えちゃう) ジー

かすみ「し、しず子〜♪かすみんが可愛いのは分かるけど〜ジーっと見過ぎー♡」

しずく「うん、すっごく可愛いと思う♡」

かすみ「あ、ありがとう…///」

かすみ (しず子に可愛いって言ってもらえた…♪また、果林先輩のお下がりに頼らないといけなかったのは屈辱だけど…可愛いから良いよね♪)

しずく「かすみさん、改めてだけど…お誕生日おめでとう♡」

かすみ「ふふーん♪ありがと♡」

72 :
しずく「前の真ん中バースデーに…お揃いの髪留めをもらったから…お揃いのブレスレットを買ってみたんだけど…どうかな?」

かすみ「わぁ〜♪これ可愛い〜♡かすみんがピンク色のもらっても良い?」

しずく「ふふっ♪それじゃあ私は紫をもらうね♡」

かすみ「しず子センスある!大切にするね、ありがとう♡」

しずく「喜んでもらえて良かった…♪それとね?」

かすみ「な、なになに?まだあるの…?」

しずく「これなんだけど…」パカッ

かすみ「わぁ…これってケーキ?」

しずく「そうだよ♪彼方さんとエマさんに手伝ってもらったんだけど…」

かすみ「しず子…」ウルウル

73 :
しずく「かすみさん?」

かすみ「こんなにいっぱい…ありがとう」

しずく「気にしないで?かすみさんの誕生日をお祝いできるのは初めてだから…///それも完全な2人きりで…これまでお祝いできなかったぶん…たくさんお祝いさせて?」

かすみ「し、しず子ぉ〜♪」

しずく「ところでかすみさん、お腹は大丈夫?」

かすみ「もっちろん♪歩いたしーかすみん〜甘いものと…しず子の作ってくれたものは別腹だから♡」

しずく「ふふっ、ありがとう。」

かすみ「それじゃあいただきま〜す♪」パクッ

しずく「ど、どうかな…?」

かすみ「うん!美味しい♪柚子とレモンの良い香りで〜甘さがちょっと控えめな…大人な味♪」

74 :
しずく「そっか…良かったぁ」

しずく「あっ、それとイチゴのお詫びについてなんだけど」

かすみ「うぇぇ!?覚えてた…」

しずく「か・す・み・さん?」

かすみ「ご、ごめんなさい…でも、このケーキジャムは塗ってあるけどイチゴみたいに乗っかってるわけじゃないよ。どうするの?」

しずく「・・・・」カァァァァ

かすみ「しず子?」

しずく「か、かすみさんに…食べさせて欲しいなって…///ダメかな?」

かすみ「ふぇ・・・///」

75 :
かすみ「な、なーんだそんなことー!?しず子ってば可愛い〜♪」

しずく「そ、そんなことって…!私…食べさせてもらうとかそんなことなかったから…///」

かすみ「・・・・はい、しず子あーん♪」スッ

しずく「……あーん」

かすみ (こ、こうして見ると…お口をあけて待ってるしず子…可愛い……い、いたずらしたいけど我慢我慢…) ソー

パクッ

かすみ「・・・どう?」

しずく「・・・確かにおいしいね、……かすみさんが食べさせてくれたからかな♪」ニコッ

かすみ「〜〜〜〜///」

76 :
しずく「それじゃあ、今度は私が食べさせてあげるね?」

かすみ「へっ?い、いやいや〜かすみんは一人で食べられるし〜しず子の手を煩わせるようなことは…」

しずく「・・・・かすみさん」ジー

かすみ「な、なに?」

しずく「…だめかな?」ウルウル

かすみ「わ〜!!!わ、分かった!だから泣かないでしず子ぉ〜!」

しずく「ふふっ♪ありがとうかすみさん。」

かすみ「あれ?…まさかしず子」

かすみ「今のってえんg…」

77 :
しずく「かすみさーん、あーんってしてください♪」スー

かすみ「あ、あーん…」(ぐぬぬぬ…しず子に一本取られました…)

パクッ

しずく「・・・・・」(口を小さく開けてるかすみさん…小動物的な可愛さでとても写真に残したくなっちゃう)

かすみ「な、何か言ってよ!!」

しずく「ご、ごめん…美味しかった?」

かすみ「えー?またそういうこと聞いちゃうの〜?しず子ってば欲しがりさん〜♪」

しずく「か、かすみさんが何か言ってって言ったから…」

かすみ「・・・・しず子が食べさせてくれたからなのかな?最初に食べた時より何倍も美味しい♡」

しずく「かすみさん…///」ドキドキ

78 :
かすみ「くふふ…どう?ドキッとした?ドキッとしたよね?かすみんってば〜やっぱりこういうことになると天才的〜♪」

しずく「・・その発言がなかったらもっとドキドキしてたかもね」

かすみ「えー!?…むぅ、誕生日なんだからそのくらい見逃してくれても」

しずく「かすみさんの言ったことは、聞き逃せないから…」 (イタズラの計画のこととかも踏まえてなんだけど)

かすみ「そ、そうなんだ〜しず子ってばかすみんのこと〜だ〜い好きだもんね♡」

かすみ「ふぅ…それじゃあ、かすみんからしず子に逆プレゼント…」

しずく「逆プレゼント?」

かすみ「・・・しず子に喜んでもらえたら嬉しいな」

ヌギヌギ パサッパサッ

しずく「か、かすみさん!?」カァァァ

79 :
かすみ「しず子への逆プレゼントは〜か・す・み・ん♡」プルプル

しずく (私の目の前でかすみさんが脱ぎ出したと思ったら…リボンを身体に巻いた半裸のかすみさん……な、なにこれ!?)

かすみ (果林先輩のメモに書いてあった通りの台詞を読んじゃいましたよ!…これでうまくいかなかったら…果林先輩のせいですからね?)

しずく「・・・・・」

かすみ「あ、あれー?しず子ってば〜かすみんのあまりの可愛さで思考が止まっちゃった〜?」

かすみ「まあ〜かすみんのこ〜んな姿見られるのは〜しず子だけだし〜あっ、もしかして…かすみんしず子に襲われちゃう〜?」

しずく「かすみさん…」スッ

しずく「…風邪引くよ?声裏返ってるし…もっと自分を大事にして?」パサッ

80 :
かすみ「し、しず子…なんで…?やっぱり…かすみん魅力なかった?」ウルウル

しずく「ごめんね。私がそっけなくしてたりしてたから…不安にさせちゃったんだよね?」

かすみ「ち、違うもん!かすみんが迷惑かけてばっかりな子だから…」

しずく「さっきのかすみさんすっごく魅力的でドキドキしちゃった…でもね?私…かすみさんのこと大事にしたいから。だから今はこうさせて?」ギュー

かすみ「はぅ…///」

しずく「いつもかすみさんからはたくさんのドキドキを貰ってる…心がキュンってさせられちゃうこともたくさんあるから、だから…かすみさんのことを捨てて他の誰かと…なんてことないからね?」ナデナデ

かすみ (しず子のナデナデ…すっごく優しい…それに…しず子のブレザー…しず子に包まれてるみたい)

81 :
かすみ「しず子ぉ、かすみん…かすみん…」グスグス

しずく「今は何も言わなくても良いよ?落ち着くまでこうしていてあげるから」ナデナデ

かすみ「うぅ…ありがと」

しずく「それとね?…改めてなんだけど、かすみさんに手紙を書いてきたの…」

かすみ「手紙…?」

しずく「これ…私のかすみさんへの気持ちをたくさん詰め込んだから…読んでくれると嬉しいな」スッ

かすみ「えっと…かすみさんへ、私はかすみさんと〜」

しずく「ちょ、ちょっとかすみさん!?」パッ

82 :
かすみ「あー!なにするの!?」

しずく「きゅ、急に音読するなんて…///びっくりした」

かすみ「それはしず子が読んでって言ったから〜」

しずく「た、確かにそう言ったけど…目の前で読まれると恥ずかしい…////」

かすみ「え〜?…それじゃあしず子読んでくれる?」

しずく「わ、私が!?」

かすみ「だって…折角しず子が書いてくれたものだし」

しずく「・・・・分かった、でも笑わないでね?」

かすみ「うん、約束する」

83 :
しずく「かすみさんへ」

私、桜坂しずくは最初はかすみさんのことを変わった娘だなって思ってました。
可愛いに拘って、他の人への悪戯が大好きなのに…優しくて、私に可愛いって言ってくれて。
でも、そんなかすみさんのこと気が付いたら目が離せなくなって、かすみさんのスクールアイドルの可愛さへの姿勢はきっと誰よりも真剣で拘りがあるんだなって思いました。

84 :
かすみさんが最初にしず子って呼んでくれた時、しず子って呼ばれたのは初めてだったんだけど…今ではすっごくしっくりきててかすみさんにそう呼んでもらえる度に幸せに感じてます。ふふっ、大袈裟かな?

かすみさんと付き合うきっかけになったのはイタズラだけど…
あの催眠術のときかすみさんは私の本音を受け止めてくれて、嬉しかった
デートの時も優しくて、かすみさんのこともっと好きって気持ちになったよ?

85 :
風邪を引いた時も、かすみさんプロデュースのデートに行ったときも、真ん中バースデーをお祝いしようとそわそわしてた時も…私たちのために同好会を頑張って守ってくれていたかすみさんも、全部全部が可愛くて…

私はどんどんかすみさんの一生懸命なところ、自信家だけど結構細かいところに気を遣ってるところとか改めてわかる可愛さに惹かれていきました。

そんなかすみさんだからこそ…これからも私と一緒にこの青春という舞台、いえ人生という舞台をずっと過ごしてください。

  貴女のことを世界で1番好きな人、桜坂しずくより

86 :
しずく「ど、どうかな?…あはは、こうして読んでみると全然まとまってないね…ごめんね?」

かすみ「しず子…ありがとう……」ポロポロ

しずく「も、もう!泣かないでよ…かすみさん」ポロポロ

かすみ「だって…だってぇ…しず子がこんなにかすみんのこと好きでいてくれてたなんて…それが最高の誕生日プレゼントだもん…」

しずく「ふふっ…そう言ってもらえて良かった♡」

87 :
かすみ「ねぇ…しず子」

しずく「かすみさん?」

かすみ「わがまま…言ってもいい?」

しずく「いいよ♡」

かすみ「・・・め、目を閉じて?」

しずく「私が?……うん」

かすみ「・・・・・・」

チュ♡

しずく「!!!!」

かすみ「・・・えへへ…素敵な誕生日プレゼントありがと♪」

かすみ「こ、これで!かすみんからも……しず子に少しはお返しできたよね?」

88 :
しずく「ふふっ…///」

かすみ「ど、どうしたの?」

しずく「かすみさんからの初キス…大事にするね///」

かすみ「なっ…////」

しずく (お、お返しになってないよ…///かすみさん気づいてなかったかもしれないけど…目をうっすら開けて見えた…かすみさんの姿…また新しくかすみさんの可愛いところ発見しちゃったんだもん・・・♡)

しずく (また、かすみさんにドキドキさせられちゃった…///)

かすみ (す、少しはかすみんでドキドキしてくれたのかな…?でも…しず子の唇やっぱり柔らかくて…///かすみんの方が…うぅ…///)

89 :
しずく「か、かすみさん///」

かすみ「ふぇ!!?な、なにしず子!?」

しずく「・・・お誕生日おめでとう。これからもよろしくね?私の大切な……彼女さん…♡」

かすみ「こ、こっちこそ…///しず子だってかすみんの彼女だもん…忘れないでよね?」ギュー

しずく「うん…♪」

しずかす「かすみさん」「しず子」

しずかす「!?」

かすみ「しず子、先に言って良いよ?」

しずく「か、かすみさんこそ…」

90 :
かすみ「ぐぬぬぬ…それじゃあ同時に言わない?」

しずく「そうだね♪…せーの」




しずかす「大好き♡(だよ♡)」


終わり 

しずかすは良い…
虹学のみんなも良い…かすみんハピバ

91 :
いいぞ。
かすみんおめでとう

92 :
この長編で飽きずキャラも違和感なく見れたのは書き手のセンスか
とても暖かい気持ち、ごちそうさまでした

93 :
良き
かすかすおめでとう

94 :
素晴らしい

95 :
しずかすいいぞ〜

96 :
おつ
あまあまでよき

97 :
改めまして、見てくださったみなさん、コメントくださったみなさん、そして代行立てしてくださったもんじゃさんありがとうございました!

かすみ「しず子に催眠術でイタズラします♪」
https://fate.2ch.sc...lovelive/1563444243/

しずく「かすみさんが風邪で休みですか?」
https://fate.2ch.sc...lovelive/1563797359/

かすみ「しず子〜涼みに行こっ?」 しずく「良いね♪どこに行くの?」
https://fate.2ch.sc...lovelive/1564406803/

貼り忘れていましたがこの辺りの作品の続きになっております。

98 :
濃厚なしずかすがあると聞いてやってきたぞ〜

99 :
>>97
貴方のしずかす毎回読んでるわ。めちゃくちゃ好きだから今後も楽しみにしてますで

100 :
>>98>>99
ありがとうございます!どちらもとても嬉しきお言葉です…!

毎度毎度になりますが虹学でこういうカプやシチュが見てみたいっていうものがあればぜひ教えていただきたいです…!よろしくお願いします。


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