アラブ人の悲運とイスラエルの存在
活動していました。そこに世界各国からユダヤ人が自分たちもすませてほしいと
移住してきたのです。
彼らの住む土地パレスチナは四国程度の大きさしかありませんが、アラブ人たちは
寛容な宗教であるイスラム経を信じていたので彼らにも住む場所をあたえました。
そうｍユダヤ人はパレスチナの地に「入植」してきた人々なのです。
そして世界中から呼び寄せて人口が増えるとアラブ人が独立運動しているのに
国を建てると主張しはじめました。
彼らはイルグンやハガナといったテロ組織をつくり、アラブ人の村落を襲い、虐殺しはじめたのです。
それを指揮したのはベキンやシャミルやダヤンら後のイスラエルの指導者だったのです。
そして第二次世界大戦後、彼らはアラブ人が独立しようとしているのに一方的に独立したのです。
後からやってきた移民が勝手に独立したのです。 争いが起きない訳がありません。
イスラムの人々は一致団結して侵略者を追い出そうと友の屍を乗り越え、家族の死をこらえつつ、
前進しました。 しかし、負けてしまったのです。
こうして難民が大量発生し、周辺諸国に散って言ったのです。古代ローマに滅ぼされたかの国の人は
ディスアボラと呼ばれる民族離散の辛苦を舐めたと主張しますが、アラブ人の国を乗っ取って
パレスチナ人の国を滅ぼしたのです。
しょーがねぇー
じゃんかぁ
が正しいかは世界史については不勉強なんで良く分からないんですが、
このまま行くとイスラエルは防護壁どころか、国全体を覆うドームで守らないと
いけなくなるのではと思うこの頃です。
ただこの場合、イスラエル人入植地が飛び地しまくっていることが問題になりますね。
それと核ミサイルはもちろんドームの中に発射台を置き、ドームは核に耐える
作りにして、蟻の這い出る隙間もないようにしないといけません。
まぁそれをするのもめんどくさいのでパレスチナ問題はまた〜りしてるんでしょう。
もちろん問題は多々あるでしょうが。
常にあるんでしょうが、個人的には証拠は何ですかというのを追求して欲しいです。
書いていて鬱になってきましたが。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050723-00000010-san-int
【カイロ＝加納洋人】八月中旬に予定されるイスラエルによるガザ地区からの
一方的撤退が間近に迫る中、ライス米国務長官はイスラエルを訪問し、同国南部で
二十二日、イスラエルのシャロン首相と会談し、ガザ撤退に向けたパレスチナ
自治政府との協力方法や撤退後の対応などについて協議した。
二十二日付イスラエル紙ハアレツ（電子版）などによると、ライス長官は二十一日、
エルサレム入りし、イスラエルのシャローム外相と会談した。
ライス長官は、ガザ撤退に向け、自治政府との対話が不可欠であることを強調す
るとともに、イスラエルがガザ撤退を確実に実施するよう求めた。
一方、イスラエル側は、自治政府がパレスチナ武装勢力各派の武装解除を
進めるよう米国がさらに圧力をかけることを求めた。
イスラエルではガザ撤退に反対するユダヤ人入植者らの抗議行動が高まって
いる。また、パレスチナ武装勢力も十二日、イスラエル国内で自爆テロを行い、
ガザ地区からのロケット弾攻撃も激化させ、イスラエル軍もガザ地区とヨルダン川
西岸での過激派幹部を狙ったミサイル攻撃を実施するなど、情勢は緊迫している。
ライス長官は二十二日、シャロン首相との会談後、急遽（きゅうきょ）レバノンを
訪問した。二十三日にはパレスチナに戻り、自治政府のアッバス議長と会談する予定だ。
（産経新聞） - 7月23日2時48分更新
そう簡単には信じられないですね。５０年後、１００年後、もっと先……。
交渉して、６畳と４畳半だけ使わしてもらうようにした、
というところだからな。
そりゃ、このまま平和ですむはずがない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050726-00000024-jij-int
【エルサレム25日時事】ローマ法王ベネディクト16世が説教で、ロンドンや
エジプト、トルコ、イラクで相次いだテロを批判しながら、イスラエルで起きた
パレスチナ過激派による自爆テロに触れなかったことに対して、イスラエル
外務省は25日、バチカン（ローマ法王庁）の大使を呼び、抗議した。
（時事通信） - 7月26日7時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050803-00000010-kyodo-int
【エルサレム２日共同】パレスチナ自治区ガザ市からの情報によると、イスラム
原理主義組織イスラム聖戦が発射したイスラエル南部スデロトを狙ったとみられる
ロケット弾が２日夜、ガザ地区北部ベイトハヌーンに着弾し、病院関係者によると、
パレスチナ人の男の子が死亡、８人が負傷した。
スデロトでは、イスラエルのシャロン首相が進めるガザ地区撤退を柱とする政策
に反対する集会が開かれ、ガザ地区、ヨルダン川西岸のユダヤ人入植者ら
約１万人が参加していた。
イスラム聖戦など過激派組織はこれまでスデロトなどを狙いロケット弾攻撃を
繰り返し、イスラエル治安当局は集会中に攻撃があれば大きな被害が出るとして、
軍ヘリコプターがベイトハヌーン周辺を飛行し警戒していた。
（共同通信） - 8月3日6時24分更新
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050805AT2M0500R05082005.html
【カイロ＝森安健】イスラエル北部のシェファラムで4日、ガザ撤退に反対する
19歳のイスラエル人兵士がバス内で乱射し、アラブ系イスラエル人4人が死亡、
22人が負傷した。犯行に怒ったアラブ系住民はバスに乗り込み、投石や殴打で
兵士を殺害した。兵士は極右団体に所属し、ガザ撤退に反対し軍を脱走していた。
現場はイスラエルで最もアラブ系住民が多い地区。事態を深刻視したイスラエ
ル軍は現場に2000人の兵士を送り込んだ。軍や警察はアラブ系住民による
投石やデモが全国に広がる恐れがあるとみて、各地でも警備を強化。特に
金曜礼拝で多数のアラブ人が集まるエルサレムの聖地「神殿の丘」に大量の
兵士や警察官を配置することを決めた。
シャロン首相は4日「血に飢えたテロリストによる罪深い行為」と非難するとともに、
アラブ系イスラエル人組織の指導者に電話し哀悼の意を伝えた。パレスチナ
自治政府のアッバス議長は「非道な虐殺」との声明を発表した。 (11:56)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050807-00000155-kyodo-int
【エルサレム７日共同】イスラエルのシャロン首相によるガザ地区撤退を
柱とするパレスチナ分離政策で、同国政府は７日閣議を開き、同地区の
ユダヤ人入植地３カ所の撤去を賛成多数で承認した。撤退開始へ向けた
準備が整ったことになる。
首相は１５日に撤去対象の全入植者に退去命令を出した上で、１７日にも
強制退去に踏み切る方針。昨年１０月に国会で可決した手続きにのっとり、
撤去対象となる残りのガザ地区１７カ所、ヨルダン川西岸北部４カ所に
ついても同様の閣議承認を求める。
ただ、首相が率いる右派リクードの有力者ネタニヤフ財務相（元首相）が
７日の閣議中、撤退に反対して辞表を提出。今後、反対運動も活発化する
とみられる。
（共同通信） - 8月7日23時17分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050809-00000029-kyodo-int
【エルサレム９日共同】イスラエルによるガザ地区撤退を柱とするパレス
チナ分離政策で、イスラエル軍は８日、ガザ地区のユダヤ人入植者に対し
１５日までに自主的に同地区から退去するよう文書で通告した。１７日に
強制退去を開始することも正式通達した。
だが、退去に応じない家族に加え、入植者協議会によると、住民でない
撤退反対派約２０００人が軍事封鎖地域であるガザ地区南部の入植地に
テントを張るなどして阻止活動を行っており、撤去作業は困難が予想される。
イスラエル政府によると、撤去対象の入植地に住む約１７００家族のうち
約９００家族が補償金受け取りを申請し、自主退去に応じるとみられるが、
残る住民の多くが退去を拒否すると予想される。
（共同通信） - 8月9日8時58分更新
2005年08月11日23時41分
http://www.asahi.com/international/update/0811/012.html
パレスチナ自治区ガザからのイスラエルの撤退を５日後に控えた１０日夜、
聖地エルサレムの「嘆きの壁」前に約７万人（警察推計）のユダヤ人右派勢力が
集まり、撤退阻止を神に祈った。１１日にはテルアビブに場所を移し、最後の
反対集会を開く。
イスラエル政府は、最終期限の１７日までに自主退去しない入植者に補償を
大幅に削る方針。入植者の多くは現実に逆らえず、引っ越し準備を進めている。
ただ、イスラエル紙イディオト・アハロノトによると、撤退第１陣となるガザの
３入植地のうちネツァリムなど２カ所は抵抗が予想されるという。
抵抗勢力が入植地の外から潜り込むケースも深刻。ハアレツ紙が１１日伝えた
治安当局の推計では、人口約８０００人のガザ入植地に２７００人が立てこもりを
狙って侵入しているという。
イスラエルのカツァブ大統領は１０日夜にテレビ演説して「みなさんは国会と
政府の決定を尊重しなければならない」と入植者や反対勢力に呼びかけた。
イスラエルで大統領のテレビ演説はきわめて異例。政府が撤退への抵抗を
深刻に受け止めている証しと考えられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050812-00000017-kyodo-int
【エルサレム１１日共同】イスラエル中部の商業都市テルアビブで１１日、
シャロン首相が進めるガザ地区撤退政策に抗議する反対派の集会が開かれ、
約１０万人が参加した。警察当局は２０００人を動員して警戒に当たったが、
衝突などはなかった。
１５日に開始される同地区の入植地の強制撤去を前に、主催者の入植者
協議会は撤去を阻止するため、参加者にガザ地区とイスラエル領の境界にある
キスフィム検問所へ向かうよう呼び掛けた。
ガザ地区には住民でない反対派約２０００人が既に入り込んでいることから、
当局は１１日、同検問所でのチェックを一層強化、これまで特別に許可していた
住民の親類らの立ち入りも禁止した。
反対派は１０日にもエルサレム旧市街のユダヤ教聖地「嘆きの壁」に約５万人
を集め、撤退阻止の祈りをささげた。１４日にも撤退開始前最後の集会を旧市街
で開く予定。
（共同通信） - 8月12日6時26分更新
ヒットラーの気持ちも少し分かるような気がする。
2005年08月13日16時23分
http://www.asahi.com/international/update/0813/006.html
パレスチナ過激派ハマスの最高幹部マフムード・アッザハール氏が１２日、
朝日新聞記者と会見し、１５日から始まるガザからのユダヤ人入植者と
イスラエル軍の撤退について「我々の武装闘争で勝ち取ったものだ」とした
うえで、撤退作業中はイスラエル軍への攻撃を控える考えを示した。
アッザハール氏は撤退について「イスラエルからの贈り物でも、パレスチナ
自治政府の交渉の成果でもない。我々が血を流して闘い勝ち取った。勝利を
祝い、撤退手順が守られるか、注意深く見守る」と語り、パレスチナ側からの
攻撃による作業の中止や大きな混乱は起きないとの見通しを明かした。
また、来年１月に予定されるパレスチナ自治評議会議員選挙に参加すると
明言し、「我々は福祉活動などを通し、イスラムに沿った行政組織のあり方を
見せてきた。今後は多くのパレスチナ人を代表する組織として政治にかかわ
っていく」と述べた。武闘路線については「当面はイスラエルの出方次第だが、
全パレスチナが解放されるまで闘いを続ける」と語った。
イスラエル軍などの撤退、漁船繰り出し祝う ガザ
2005年08月13日17時09分
http://www.asahi.com/international/update/0813/007.html
１２日、ガザの海岸でイスラエル撤退を祝うために集まったパレスチナ人の漁船＝ＡＰ
ガザの漁港では１２日、イスラエル軍などの撤退を祝う式典が労働団体などの
主催で行われた。数千人のパレスチナ人が旗を振ったり、イスラエルに操業を
制限されてきた漁船が海面に繰り出したりして、喜んだ。
主賓として登場したパレスチナ自治政府のアッバス議長は「これから自由と
民主主義への道が始まる。今日はガザ、そして明日はエルサレムと西岸を、
我々の手に取り戻し、エルサレムを首都とする国をつくろう」とあいさつ。
参加したヌーン・アハウィさん（２４）は「撤退の日をずっと待っていた。少しでも
暮らしがよくなってほしい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050815-00000176-jij-int
【エルサレム15日時事】パレスチナ自治政府のアッバス議長は15日、
イスラエルのガザ撤退開始を受け、引き続いてヨルダン川西岸でも
ユダヤ人入植地からの撤退が行われるべきだと強調した。ガザ市
でのパレスチナ解放機構（PLO）執行委員会の会合後、記者団に対し
語った。
（時事通信） - 8月15日23時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050817-00000015-mai-int
【ガザ市（パレスチナ自治区）海保真人】イスラエルのガザ地区からの
撤退開始に、ガザのパレスチナ住民は喜びと安堵（あんど）のムードに
包まれている。街では連日のように「抵抗闘争の勝利」を祝うパレードや
集会が催され、イスラム原理主義組織ハマスの幹部は「多大な犠牲を払い
戦ってきたことを誇りに思う」と語った。ただ、生活がすぐに改善される
保証はなく、「本当に自由を得られるのだろうか」という不安も交錯していた。
街では「祝勝会」のためのパレスチナ旗の売れ行きが好調だ。中央に
「自由なガザ」と染め抜かれた旗も登場した。
にぎわう市場でスパイスを売るサリム・シャリアさん（４２）は「うれしい以上
のものがある。我々の領土が返ってくるのだから。仕事もよくなると思う」
と話した。買い物客の女性、ウム・アハマドさん（５０）は「就業機会が増え、
大勢の失業者が救われると信じる。すべての抵抗闘争勢力に感謝したい」
と語った。
戦闘の先陣に立ってきたハマスのマハムード・ザッハール代表は「撤退は
抵抗運動の真の勝利であり、イスラエルの真の敗北だ」と語った。さらに、
イスラエル軍の暗殺作戦で死去した精神的指導者ヤシン師とランティシ
前代表に対し「２人は常に『我々は勝利を得る』と語っていた。『実際に我々は
勝利をつかんだ』と報告したい」と話した。
１６日夕にはハマスに近い武装勢力「ナセル・サラハディーン隊」の約５００人が、
銃やロケット砲を手に街中で祝勝パレードを行った。アブ・アビール報道官（３３）
は「我々の究極目標であるヨルダン川西岸とエルサレムが解放されるまで戦いは
続くが、メンバーの若者たちはとりあえず社会復帰する」と語った。
殺されて以来、メンバーとなった青年（１８）は「これから仕事を探し、エンジニア
の勉強もしたい」と抱負を話した。
一方、撤退に不満の人たちもいる。同日、パレスチナ自治政府に対し座り込み
の抗議を続けた「イスラエルに捕われた囚人の母親の会」のユースラ・アッカ
サースさん（４０）は「息子たちが全員釈放されない限り、喜べない」と話した。
長男（２２）はイスラエル兵に攻撃を仕掛けた罪で服役中だという。
また、撤退に伴いガザ地区内のイスラエル系アルミニウム工場も閉鎖される。
労働者のハリル・サレムさん（５０）は「きょうが最後の仕事だった。あしたから
８人家族を養うのに、どうすればいいのか」と複雑な心中をのぞかせた。
（毎日新聞） - 8月17日14時17分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050818-00000006-mai-int
ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地シロで１７日、イスラエル人がパレスチナ人
を銃撃、３人が死亡、３人が負傷した。イスラエル・メディアによると、容疑者は
別の入植地に住む運転手で、イスラエル治安当局に拘束された。付近の
警備員から銃を奪って自分の車の客２人を射殺後、外にいた人たちを銃撃した
という。
（毎日新聞） - 8月18日1時14分更新
入植地撤去を妨害か、イスラエル人発砲で５人死傷
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050817-00000215-yom-int
【エシュコル（イスラエル南部）＝佐藤秀憲】イスラエル放送などによると、
ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地内にある工業団地で、１７日、イスラエル人
の男がパレスチナ人労働者らに向けて発砲、３人を殺害、２人を負傷させた。
男は西岸にある別の入植地の住人。犯行には、イスラエルの入植地撤去を
妨害する意図があったとの見方が強い。
（読売新聞） - 8月18日1時13分更新
自分たちより何倍も立場が上のアラブ人をRとは・・・・
ユダ公は身の程をわきまえていただきたいものです
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050818-00000098-reu-int
［１面］
★１万人近いイスラエルの兵士と警察官、１７日にガザ地区でイスラエル人
入植者の強制排除を開始。泣き叫ぶ人を家から連れ出す光景に多くの兵士が
涙。
★ライス米国務長官は１７日、ガザ地区の自宅から強制排除される
イスラエル人入植者に同情を示すと同時に、イスラエルとパレスチナ人に
対し、パレスチナ国家建設に向け今後も迅速に対応するよう望む考えを表明。
ふざけるな。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050818-00000011-san-int
【エルサレム＝加納洋人】イスラエルのガザ地区撤退開始を受け、パレスチナ
自治政府は、イスラム原理主義組織ハマスを含む各派代表からなる「撤退監視
委員会」を発足させ、撤退後に円滑な入植地の引き渡しが行われるよう準備を
始めた。「ハマスを中心とした武装闘争がイスラエルを追い出した」とするハマスの
主張はパレスチナ住民に説得力を持って受け止められており、ハマスがガザでの
影響力をいっそう強めるのは確実。権力基盤が必ずしも盤石ではないアッバス
自治政府議長がガザをまとめきれるかが焦点となる。
十七日付の汎アラブ紙アシャルクルアウサトによると、撤退監視委員会には、
パレスチナ解放機構（ＰＬＯ）主流派のファタハなどＰＬＯ諸派に加え、自治政府
には加わっていないハマスとイスラム聖戦の原理主義組織も参加しており、
自治政府とともに、撤退の監視や撤退後の諸政策の調整について協議するという。
ガザ地区には現在、約百三十万人のパレスチナ人が居住しているが、一九九三
年のオスロ合意などの結果発足したパレスチナ自治政府の管轄下に引き渡された
地域は６７％にすぎなかった。残り３３％の土地は約八千五百人のユダヤ人
入植者が住む入植地の維持のため、イスラエルの支配下に置かれてきた。
ハマスはオスロ合意以前から、ガザ地区をはじめヨルダン川西岸でも、保育園
や診療所などの福祉施設を独自に運営してきた。とりわけ、狭い地域にパレスチナ
難民らの貧困層が密集するガザ地区では、ハマスへの支持が強く、その傾向は
二〇〇〇年秋からの第二次インティファーダ（反イスラエル占領闘争）でハマスが
繰り広げた、テロを含む激しい武装闘争路線を通じてさらに強まっている。
このため、イスラエルだけでなく、自治政府もイスラエル撤退後のガザの主導権が
ハマスの手に渡ることに神経をとがらせている。
アッバス議長は今後、ハマスに武装解除を求めてゆくことになるが、ハマスは
「ガザ撤退は解放への第一歩にすぎず、ヨルダン川西岸へのイスラエルの占領が
続く限り、武装解除しない」などと拒否する構えだ。
は、十六日付汎アラブ紙アルハヤートに掲載されたインタビューの中で、撤退後の
ガザに関し「自治政府と勢力争いをする考えはない」との姿勢を示す一方、
「いかなる勢力も単独で意思決定すべきではない。協調して敵（イスラエル）に
向かい合うべきだ」と述べ、自治政府がハマスの意向も尊重するよう求めた。
ハマスは昨年十二月から段階的に実施されてきた地方選挙に参加して躍進
しており、来年一月に投票される予定のパレスチナ評議会（自治政府の議会）選
にも初めて参加すると表明している。ハマスが追い風を受ける中で、イスラエルが
撤退した後のガザ地区の力学がどう変化するのか、不透明さが増している。
（産経新聞） - 8月18日3時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050822-00000056-mai-int
【エルサレム樋口直樹】イスラエルは２２日、占領地ガザ地区の全ユダヤ人入植地
２１カ所のうち、最後に残った中部ネツァリムからの撤収を終了した。地元住民は
シナゴーグ（ユダヤ教礼拝堂）で礼拝を行った後、自主的に退去。約８０００人の
入植者を抱えていたガザ地区から入植者はいなくなった。
ネツァリムは南部最大の入植地群グシュカティフなどから孤立した場所にあり、
周囲を取り囲むパレスチナ人居住地からの攻撃にさらされてきた。１５日にガザ地
区からの撤退が始まった後も、ユダヤ教の戒律に厳しい宗教的な入植者約５００人
が暮らしていた。
最後の入植地が明け渡されたことでガザ地区からの撤退作業は事実上終了した。
だが、モファズ国防相は地元紙マーリブに対し、無人になった入植地の家屋解体や
軍施設の撤去などにさらに４〜６週間必要だと語り、パレスチナ自治政府への
入植地跡地の引き渡しは１０月になるとの見通しを示した。
一方、イスラエルはもう一つの占領地・ヨルダン川西岸の北部に大規模な軍・警察部隊
を集結させている。２３日にも入植地サヌールとホメシュで反対派の強制排除が始まる。
両地では外部からの応援組も含め約２０００人が徹底抵抗の構えをみせており軍・警察
部隊は武器を使用した抵抗もあり得るとみて警戒している。
ヨルダン川西岸では１２０カ所以上の入植地に計二十数万人が暮らしているが、
イスラエルはこのうち４カ所の撤去を計画。うち、２カ所の住民は既に自主的に退去
している。
（毎日新聞） - 8月23日1時40分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050823-00000014-mai-int
ガザ地区からのユダヤ人入植者の撤退完了を祝い、ガザ市で２２日夜、
イスラム原理主義組織ハマスの支持者が数万人集まり、旗を振ったり、
花火を打ち鳴らしたりした。ハマス側によると参加者は４万人で、１５日の
イスラエルの撤退開始以来、最高の人出となった。
（毎日新聞） - 8月23日10時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050823-00000414-yom-int
兵士に連れ出されるユダヤ人入植者（ヨルダン川西岸地区サヌールで）＝中村光一撮影
【サヌール（ヨルダン川西岸）＝藤原善晴】イスラエル政府は２３日、ヨルダン川
西岸のユダヤ人入植地サヌールとホメシュの２か所で、１万人近い治安部隊を
動員し、入植者を強制排除した。
西岸での入植地撤去は初めて。入植地約１４０か所のうち、対象は、小規模
入植地４か所。支援者約２０００人が、シナゴーグ（ユダヤ教礼拝所）などに立て
こもって抵抗したが、治安部隊が排除した。
（読売新聞） - 8月24日1時27分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050824-00000503-reu-int
８月２３日、イスラエル当局がヨルダン川西岸２カ所で入植者を強制退去、入植地の
撤退完了。写真は入植地サヌールでユダヤ人入植者の少年を家から連れ出すイ
スラエル兵（２００５年 ロイター/Gil Cohen Magen）
［サヌール／ホメッシュ（ヨルダン川西岸） ２３日 ロイター］ イスラエル治安当局は
２３日、ヨルダン川西岸の入植地サヌールとホメッシュで入植者を強制退去させた。
これにより、ガザ地区の２１入植地とヨルダン川西岸の１２０入植地のうち４入植地
から、計９０００人に上るユダヤ人入植者の撤退が完了した。
今後は撤退した入植地で住宅の取り壊し作業などが行われ、シャロン首相の掲げる
イスラエル・パレスチナの「分離計画」が完了することになる。
サヌールとホメッシュではこの日、イスラエル治安部隊が撤退反対派が立てこもって
いたシナゴーグや要塞に突入し、強制排除を行った。
先週始まったイスラエルのユダヤ人入植地の撤退は、混乱から長引くとみられていた。
入植者や右派のユダヤ教徒による抵抗活動も多発したものの、予想されたほど大きな
衝突はなかった。ガザ地区での撤退も、予定より２週間早く完了した。
（ロイター） - 8月24日6時17分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050824-00000034-kyodo-int
【エルサレム２４日共同】イスラエルが、ガザ地区撤退を柱とするパレスチナ
分離政策で撤去を進めているヨルダン川西岸の４カ所のユダヤ人入植地で、
入植者が退去し、家屋などの施設の撤去が完了した後もイスラエル軍が駐留を
続けることが２３日、分かった。軍関係筋が明らかにした。西岸にある４カ所以外
の入植地住民の安全を守るのが目的で、同筋は駐留は「当面」になるとしている。
ガザ地区では、入植地内の家屋の撤去などが済めば、イスラエル軍が撤退し、
統治権限を引き継ぐパレスチナ自治政府が開発に乗り出す方針だが、西岸では
入植地撤去後も軍の駐留が続いてパレスチナ人が全く利用できないことになり、
パレスチナ側の反発を呼びそうだ。
（共同通信） - 8月24日8時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050824-00000002-yom-int
【エルサレム＝佐藤秀憲】ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地サヌールと
ホメシュの２か所で２３日、入植者らの強制排除を始めたイスラエル治安部隊
は同日夜、排除作業を終えた。
これによりガザ地区２１か所とヨルダン川西岸４か所の入植地を対象に、
１７日から始まった排除作業はすべて終了した。西岸４か所のうち、排除を
行った２か所以外のガニムとカディムからはすでに入植者が自主的に退去し、
ガニムでは２３日、住宅の解体作業が始まった。
一方、イスラエル軍のダン・ハルツ参謀総長は２３日、住宅の解体作業が
１０日間で完了するとの見通しを示すとともに、ガザ地区からの軍の撤退を
９月末までに終えたいとの意向を表明した。
（読売新聞） - 8月24日11時7分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050825-00000004-jij-int
【エルサレム24日時事】イスラエルのマズーズ検事総長は24日までに、
同国政府が建設を進める分離壁・フェンスについて、米政府などが反対
していたヨルダン川西岸の最大入植地マーレアドミムを囲む区間の建設を
承認、イスラエル当局は土地収用命令を出した。同日付のイスラエル紙
ハーレツが伝えた。
（時事通信） - 8月25日1時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050825-00000134-mai-int
イスラエル軍は２４日深夜ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区トゥルカルムで
イスラム原理主義組織イスラム聖戦のメンバーらと交戦、５人を殺害した。
今月中旬にイスラエルのガザ地区撤退が始まって以来、軍事作戦で死者が
出たのは初めて。聖戦側は報復を宣言した。パレスチナ側は５人中２人は
民間人だったと反論している。
（毎日新聞） - 8月25日20時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050825-00000175-jij-int
【エルサレム25日時事】イスラエル放送などによると、パレスチナ武装勢力は
25日、ガザ地区からイスラエル南部の町スデロト付近にロケット弾2発を撃ち
込んだ。負傷者はいなかった。
イスラエル政府当局がガザのユダヤ人入植地から住民らを退去させて以降、
パレスチナ側がロケット弾をイスラエル領内に発射したのは初めて。イスラエルは
ガザから攻撃が続けば、大規模軍事作戦を発動すると警告している。
（時事通信） - 8月25日23時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050825-00000177-jij-int
【ジュネーブ25日時事】国連貿易開発会議（UNCTAD）は25日、イスラエルの
占領政策により、パレスチナ経済の損失が過去5年間で64億ドル（約7000億円）
に達したとの報告書を発表した。就労可能人口の3分の1が失業中で、2004年の
成長率はマイナス1％だったとしている。
（時事通信） - 8月25日21時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050826-00000012-san-int
イスラエル軍は二十四日夜、ヨルダン川西岸トルカレムで、イスラム
原理主義組織、イスラム聖戦の指導者ら五人のパレスチナ人を射殺した。
イスラエルのガザ撤退後、軍が本格的な掃討作戦を実施するのは初めて。
一方、パレスチナ過激派は二十五日、ガザ地区からイスラエル南部
スデロトに向けて、ロケット弾を発射した。けが人は出なかった。過激派は
イスラエル軍の掃討作戦への報復と主張しており、「暴力の応酬」再燃が
懸念されている。（エルサレム 黒沢潤）
（産経新聞） - 8月26日1時54分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050830-00000216-jij-int
【エルサレム30日時事】イスラエルのシャロン首相（77）が進めるガザ撤退に
反対して財務相を辞任したネタニヤフ元首相（55）は30日、記者会見し、
11月後半にも実施される右派政党リクードの党首選挙に出馬し、シャロン政権
の打倒と首相返り咲きを目指すと発表した。リクードは党首を務めるシャロン氏
の撤退推進派と反対派に分裂、政界再編や早期解散・総選挙の観測も浮上
してきた。
（時事通信） - 8月31日1時1分更新
| 記事貼るだけの人生
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ﾊ::,;､::::ノ〈／/｀´ (二二ノﾉ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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去れ。低脳は邪魔だ。
イスラエル・リクード党首選、ネタニヤフ氏が出馬表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050831-00000208-reu-int
８月３０日、イスラエル・リクード党首選、ネタニヤフ前財務相（元首相）が出馬表明
（２００５年 ロイター/DAN BALILTY）
［テルアビブ ３０日 ロイター］ シャロン・イスラエル首相の宿敵で、ガザ地区と
一部ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地撤退に反対して辞任したネタニヤフ前財務相
（元首相）は３０日、リクード党首選への出馬を表明し、党首であるシャロン首相打倒
に乗り出した。
世論調査では、党首選が早期に行われれば、予備選で首相が大敗するとの結果が
出ており、これを受けて、首相が２００６年１１月までに行われる総選挙に向けて
新たに中道政党を結成するとの観測も浮上している。
ネタニヤフ氏は記者会見で、「シャロン首相は左派路線をとり、異なった方向に行った。
リクードは、国家への打撃を修復する指導者を必要としている。私にはそれができる。
従ってリクード党首に出馬し首相の座を目指す」と語った。
（ロイター） - 8月31日12時41分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050901-00000092-jij-int
【エルサレム1日時事】イスラエルが撤退する占領地ガザ地区とエジプト国境
にあるラファ検問所とは別に、ガザ、エジプトが接するイスラエル南部のケレム
シャロームに同国が新たな通行ターミナルを建設することが1日、分かった。
同日付のイスラエル各紙が伝えた。
パレスチナ自治政府やエジプトは、イスラエル撤退後のガザの自由移動を
確保するため、ラファ検問所を完全移管するよう主張しているが、テロリストの
流入や武器密輸を懸念するイスラエルは治安確保が困難として、エジプトから
ガザに入る人や物の流れに限った管理権を主張している。
（時事通信） - 9月1日17時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050901-00000020-mai-int
【エルサレム樋口直樹】イスラエル国会は３１日、占領地ガザ地区からの
撤退に伴い、同国軍に代わってエジプト軍がガザ・エジプト間の境界線沿い
に展開することを盛り込んだ両国政府の合意を、賛成多数で承認した。
イスラエルは既にガザから全ユダヤ人入植者を退去させたが、この合意
によって軍部隊も完全撤退することが確実になった。
ガザ・エジプト間の境界線には通称「フィラデルフィ・ロード」と呼ばれる
イスラエル軍の専用道路が敷かれ、エジプト側からガザへ武器弾薬などが
流入するのを防いでいる。今回の合意により、７５０人のエジプト軍部隊が
境界線沿いに展開し、こうした密輸を阻止することになった。
（毎日新聞） - 9月1日11時2分更新
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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20050902ddm007030030000c.html
【エルサレム樋口直樹、イスラマバード西尾英之】イスラエルのシャローム外相と
パキスタンのカスリ外相は１日、トルコのイスタンブールで初めて会談し、国交樹立に
向け関係改善を図る方向で合意した。ムシャラフ・パキスタン大統領は１７日、
国連総会のため訪米する際にユダヤ人団体の会合で演説予定で、国交樹立へ
向けた動きは今後一層加速しそうだ。
シャローム外相は会談後「この会談がパキスタンとの完全な外交関係樹立に至る
ことを望む」と述べ、国交樹立を目指す方針を鮮明にした。
また、カスリ外相は会談後、イスラエルの占領地ガザ地区からの撤退を評価した
うえで、パキスタンがイスラエルと外交的に「関与する」ことを決定したと述べた。
パキスタンとの国交樹立は、イスラエルにとって敵対的な周辺アラブ諸国をけん制し、
将来的な関係正常化の呼び水になると期待されている。
イスラエルの最大の同盟国で中東和平を目指す米ブッシュ政権は、和平推進の
側面支援としてパキスタンにイスラエルとの国交樹立を働きかけている可能性が強い。
一方、パキスタン国内ではイスラエルに対する反感が極めて強いのが現実。
ムシャラフ大統領が同国との国交樹立に動けば、イスラム原理主義勢力などから
激しい反発を招くのは必至だ。
毎日新聞 2005年9月2日 東京朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050906-00000810-reu-int
９月５日、ガザ地区でハマスのメンバー宅に爆撃。消火活動に当たるパレスチナ
の民間緊急作業員（２００５年 ロイター/Mohammed Salem）
［ガザ地区 ５日 ロイター］ イスラム原理主義組織ハマスに参加していることで
地元で知られるパレスチナ人家族の自宅が５日爆撃され、少なくとも４人が死亡、
３６人が負傷した。近隣の家屋２軒も破壊された。
ハマスはイスラエルに報復を宣言しているが、イスラエルは関与を否定している。
ハマスのスポークスマンは、「われわれの情報では、イスラエルのアパッチ・ヘリが
住宅内の人々を標的としてロケット弾を発射し、４人が死亡した。このうち少なくとも
２人はハマスのメンバーだった」と述べた。
さらに、「これは、イスラエルによる暗殺政策が継続されていることをあらためて
示している。敵は（この事件がもたらす）結果に対して全責任を負うものであり、
新たな犯罪に対する処罰は避けられない」と言明した。
（ロイター） - 9月6日16時16分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050907-00000107-mai-int
【エルサレム樋口直樹】イスラエル占領下のパレスチナ自治区ガザ市で
７日未明（日本時間同日午前）、アラファト前自治政府議長のおいにあたる
ムーサ・アラファト元軍司令長官（６４）が暗殺された。武装グループの横断組織
「パレスチナ民衆抵抗委員会」（ＰＲＣ）が犯行を認めた。イスラエルのガザ地区
撤退を前に、武装組織間の勢力争いが活発化していることが背景にあるとみられる。
ムーサ氏はガザ市南部の自宅で、自動小銃や対戦車ミサイルなどで武装した
覆面姿のグループに襲撃、射殺された。また、同氏の３０代の息子は拉致された。
ＰＲＣは声明で、同氏が対イスラエル抵抗闘争の「戦士を弾圧し、腐敗にまみれて
いた」と糾弾した。
ＰＲＣにはアッバス議長の支持母体であるパレスチナ解放機構（ＰＬＯ）主流派
ファタハのほか、ハマスのメンバーなども含まれている。
（毎日新聞） - 9月7日21時22分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050907-00000014-jij-int
【エルサレム6日時事】イスラエル軍部隊は6日、ユダヤ人入植者が退去した
ガザ地区最大のネベデカリム元入植地付近で、パレスチナ人1人を射殺した。
ガザ入植地撤去後に衝突でパレスチナ人が死亡したのは初めて。
ロイター通信によると、パレスチナ人40人以上が元入植地の柵を切断して
侵入。軍部隊は、イスラム原理主義組織ハマスやパレスチナの旗を立てた
数人に向けて発砲した。入植地に駐留する軍部隊は9月中旬に撤退する見込み。
（時事通信） - 9月7日7時1分更新
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050907-00000952-reu-int
９月６日、パレスチナのクレイ首相は閣僚にイスラエル軍が１５日までに
ガザ地区から撤退すると伝えた。写真は５日、閣議に出席した同首相
（２００５年 ロイター/Loay Abu Haykel）
［ガザ地区 ６日 ロイター］ パレスチナ自治政府のクレイ首相は６日、閣僚ら
に対し、イスラエル軍が１５日までにガザ地区から撤退すると伝えた。政府系
通信社が報じた。
イスラエルは先月、ガザ地区にある２１のユダヤ人入植地をすべて撤去した。
首相は、その際イスラエルが、（軍の）撤退完了計画を伝えていたことを示唆した
という。
複数のイスラエル当局者は、撤退は９月半ばまでに完了する見通しと述べたが、
イスラエル政府は公式の日程を設定していない。
（ロイター） - 9月7日20時13分更新
2005年09月08日21時04分
http://www.asahi.com/international/update/0908/019.html
米シンクタンク科学国際安全保障研究所（ＩＳＩＳ）は７日、核兵器の製造に必要な
プルトニウムや高濃縮ウランの国別保有量をまとめた報告書を発表した。報告書は
事実上の核保有国イスラエル、インド、パキスタン、北朝鮮の４カ国が製造できる
核兵器の弾頭数も、それぞれの保有量をもとに推計。これらの国の中では、
イスラエルが突出した数の核兵器を保有している可能性があることを明らかにした。
報告書は米ロなどの核保有国のほか、民生用としてプルトニウムを保有する
日本を含む計約６０カ国を対象に、核兵器の材料となる物質の国別保有量を
まとめた。こうした資料が公開されるのは初めてだ。
同報告書によると、０３年末段階でイスラエルは軍事用のプルトニウム５６０キロ
を保有、１４５個分と推定された。これに対しインドは８０個分、パキスタンは７０個分
だった。北朝鮮は核兵器３〜９個分に当たるプルトニウム３５〜４５キロを保有して
いると推定され、その後の活動でさらに２〜４個分増えている可能性がある。
これらの国の実際の保有弾頭数は明らかになっていないが、核物質の保有量から
実際の数に近い数字を推計した。核兵器開発疑惑のあるイランは民生用の高濃縮
ウラン７キロだけだった。
イスラエルの核兵器はプルトニウム型とみられている。オルブライトＩＳＩＳ所長は
朝日新聞に対し、「年間１０〜２０キロのプルトニウム生産を続けており、核兵器
２〜５個分増えている。高濃縮ウラン型の核兵器を保有している可能性も否定
できない」と語った。
一方で、同所長は「プルトニウムや高濃縮ウランがテロリストに盗まれる可能性は
至る所である」と述べ、両物質を計約１３００トン以上持つロシアが管理体制の不備
などから「最大の懸念だ」と指摘。インド、パキスタン、中国の３国や、兵器開発を
断念した南アフリカから流出する危険性も指摘した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050911-00000074-jij-int
【カイロ11日時事】イスラエル政府は11日の閣議で、ガザ地区の軍事支配終結
を正式に決定した。これを受けて軍のガザ駐留部隊は撤退を開始し、12日未明
（日本時間同日午前）にも完了する見通し。これにより、イスラエルは1967年の
第3次中東戦争以来、38年にわたったガザ地区の軍事占領を終える。
（時事通信） - 9月11日21時2分更新
ガザ駐留部隊、全面撤退へ ３８年の占領終結を宣言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050912-00000067-kyodo-int
【エルサレム１１日共同】イスラエル政府は１１日、閣議を開き、ガザ地区に
駐留する軍部隊の全面撤退を全会一致で承認、１９６７年の第３次中東戦争で
ガザ地区を支配下において以降、約３８年間にわたった占領の終結を宣言した。
軍部隊は同日、撤退を開始、１２日朝（日本時間同日昼）に完了の見通し。
ガザ地区全域がパレスチナ自治区となる。
しかしイスラエルは今後もガザの制空、制海権を維持し、ヨルダン川西岸では
大規模入植地併合を画策、和平進展の突破口となる可能性は低い。
米国をはじめ国際社会は、撤退をパレスチナ国家樹立を目指す新和平案
（ロードマップ）再生の好機として歓迎。
（共同通信） - 9月12日3時3分更新
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20050911k0000e030011000c.html
パレスチナ自治区ガザ市からの情報によると、ガザ地区中部の自治区で１０日、
イタリア人記者がパレスチナ人武装組織とみられるグループに拉致され、数時間後
に解放された。
自治政府の治安当局筋によると、記者は助手とともにタクシーで移動中にグループ
に襲われた。
ガザ地区内ではこの数カ月間、武装組織により外国人が一時拘束される事件が
相次いでいる。（エルサレム共同）
毎日新聞 2005年9月11日 9時30分
2005.09.12
Web posted at: 12:23 JST
- CNN
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200509120008.html
パレスチナ自治区ガザ・ネベデカリム（ＣＮＮ） イスラエルのシャロン内閣が
軍のガザ地区完全撤退を認めたのを受けて、ガザ地区とイスラエルの境で１１日、
イスラエル国旗が下ろされた。１９６７年の第３次中東戦争以降、３８年間続いた
イスラエルによるガザ占領がこれで終結した。
国旗が下ろされた儀式の後、イスラエル軍部隊は同日午後からガザ撤退を開始。
最後の兵士や軍備品が完全にイスラエル領内に戻るのがいつになるかは分かって
いない。
イスラエル兵士が入植地を後にするごとに、パレスチナ兵や市民が旗を振り、
「アッラー・アクバル（神は偉大なり）」と叫びながら入植地に入った。
１２日早朝にはネツァリム入植地で、パレスチナ人たちが建物に放火したり銃を
空に向けて発砲したりしたため、一時的に緊迫。イスラエル軍に代わってガザ地区の
治安を担当することになったパレスチナ警官らが早速、混乱鎮圧の手腕を問われる
ことになった。
イスラエルのシャロン内閣は、軍撤退にあたって争点となっていたユダヤ教礼拝所
（シナゴーグ）２５カ所の取り扱いについて、イスラエル軍による解体という案を
１４対２で否決。パレスチナ自治政府に警備を委任した。
パレスチナ自治政府のエレカット交渉相はＣＮＮに対し、一部のシナゴーグはそのまま
残しコミュニティー・センターなどとして活用するが、ユダヤ教を象徴する「ダビデの星」
の形をしたネベデカリム入植地のシナゴーグなどは解体すると話した。
は）承知しているのに、なぜこの（シナゴーグの）問題を押しつけてくるのか」と反発。
イスラエル側が求めたシナゴーグ警備に人員を割く予定はないと話した。
ネツァリムでは、シナゴーグの屋根にパレスチナ市民数人が上り、銃を空に発砲。
建物の下では火が燃やされていた。
ガザ地区からのイスラエル軍完全撤退に伴い、当初はエレズ検問所で自治権移譲
の儀式が予定されていたが、パレスチナ自治政府側が欠席を表明したため、中止された。
自治政府の法律顧問は、ガザ撤退はあくまでもイスラエルが一方的に行うもので、
自治政府と話し合って決めたものではないため、移譲式典にパレスチナとして出席
するわけにはいかないと説明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050912-00000280-jij-int
【カイロ12日時事】イスラエル軍は12日朝（日本時間同日午後）、ガザ地区に
最後まで残っていた部隊の撤収を終えた。これによりイスラエルのガザ地区
撤退は完了、1967年の第3次中東戦争以来、38年に及んだ同地区の軍事占領は
終結した。
イスラエルは8月中に、同地区の約9000人のユダヤ人入植者の撤収を終えて
いた。入植地跡はパレスチナ自治区に編入される。ただ、ガザ地区の空域や
海域のイスラエル支配は続く。
現地からの報道によると、ガザ地区のイスラエル軍司令官コハビ准将が、
イスラエルとの境界にあるキスフィム検問所を出た後、門の扉が閉じられ、
ブルドーザーが土を盛り上げて門を封鎖した。
アッバス・パレスチナ自治政府議長はガザ市で記者団に対し、「きょうは
パレスチナ人が過去1世紀で経験したことのない幸福と喜びの日だ」と述べた。
（時事通信） - 9月12日19時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050912-00000355-reu-int
９月１２日、イスラエル軍は、３８年間にわたるガザ地区占領を終了し、完全に
撤退した。写真は、旗をかかげて旧ユダヤ人入植地に入るパレスチナ人たち
（２００５年 ロイター/Yannis Behrakis）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050912-00000355-reu-int.view-000
［ネベデカリム（ガザ地区） １２日 ロイター］ イスラエル軍は１２日、３８年間に
わたるガザ地区占領を終了し、完全に撤退した。これを受け、パレスチナ人たちが
空中に祝砲を放つなどし、旗をかかげて旧ユダヤ人入植地に入った。
なかには、「アッラー・アクバル（神こそ最も偉大）」と連呼しながら、イスラエルとの
戦闘で死亡した戦闘員の写真を掲げる人や地面に接吻する人、永年足を踏み入れ
られなかった地中海岸の浜辺に走り込む人もみられた。
旧入植地の１つで祈りを捧げたパレスチナ人（５０）は、「きょうは私の人生のなかで
一番嬉しい日だ」と語った。
ある女性は、「恐怖からも占領からも解放され、新しい生活が始まる」と述べた。
（ロイター） - 9月12日13時54分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050912-00000402-yom-int
【ガザ市（パレスチナ自治区）＝佐藤秀憲】イスラエル放送などによると、
イスラエル軍は１２日未明、ガザ地区からの撤退を開始し、同日午前完了した。
これにより、３８年間続いたイスラエルによるガザの軍事占領に事実上、終止符
が打たれた。
パレスチナ自治政府の治安部隊はこれを受け、ユダヤ人入植地に入り、
治安維持の任務に着手した。
ガザ南部の入植地ネベデカリムでは、到着した自治政府治安部隊が、パレスチナ
民族旗を掲げ占領地の解放を祝った。別の入植地モラグでは、シナゴーグ
（ユダヤ教礼拝所）がパレスチナ人により放火された。
（読売新聞） - 9月12日13時38分更新
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｜板が違っても、迷惑かけても貼りまくり
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050914-00000012-san-int
【カイロ＝加納洋人】イスラエル軍のガザ地区撤退が十二日に完了したが、
イスラエルの与党、右派リクード内で、撤退計画を推進したシャロン首相に対する
批判が強まっている。批判勢力の急先鋒（せんぽう）は、撤退に抗議して八月初め
に財務相を辞任したネタニヤフ元首相で、八月末に次期党首選への立候補を
表明、同首相との全面対決の姿勢を強めている。
ガザ地区の全ユダヤ人入植地とヨルダン川西岸北部の入植地四カ所からの
撤退は、シャロン首相の強力な指導力のもとで進められた。これに対し、ネタニ
ヤフ氏は「シャロン首相は『領土拡大』というリクードの原則を放棄した」などと
批判を強め、西岸入植地の維持・拡大を訴えて党首選への出馬を表明した。
ガザ撤退を機に和平プロセス再生を目指すブッシュ米政権からは「入植地
拡大凍結」の強い圧力があるものの、イスラエルでは「エレツ・イスラエル（イスラ
エルの土地）」を死守すべきだと主張する宗教右派が存在し、リクード内にも
これに同調して従来通りの占領政策を維持するよう求める声は根強く残る。
ネタニヤフ氏は、入植地撤退に反対する立場を明確に打ち出し、シャロン首相
との党内主導権争いで勝利する戦略とみられ、イスラエル紙ハアレツの最新の
調査では、党内支持率はネタニヤフ氏４４％、シャロン氏３８％で、ネタニヤフ氏
が優位に立っている。
リクードは今月二十五、二十六の両日に党中央委員会を開いて、党首選の
日程を決めるが、ネタニヤフ氏らは、来年十一月の総選挙を前に来年四月に
予定される党首選を今年十一月に実施するよう求めている。党首選が前倒し
されればネタニヤフ氏に有利になる可能性が強いが、シャロン首相は、ネタニ
ヤフ氏らの動きを「党を破壊する行為だ」と牽制（けんせい）しており、イスラエ
ル紙は、首相が党内穏健派を引き連れて新党を結成し、解散・総選挙に打って
出るとの観測も伝えている。
（産経新聞） - 9月14日2時35分更新
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20050913k0000m030111000c.html
イスラエル紙ハーレツ（電子版）などによると、ガザ地区から発射された
ロケット弾が１２日、同地区北方のイスラエル領内に着弾した。けが人は
なかった。イスラエル軍撤退完了後、初のロケット弾攻撃。（エルサレム共同）
毎日新聞 2005年9月12日 21時19分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050917-00000016-mai-pol
政府は１６日、イスラエルの占領地ガザからの撤退を受け、００年以降の治安悪化
で中断していたパレスチナ自治政府に対する無償資金協力を再開する方針を固めた。
これまでも国際機関を通じた無償援助を続けていたが、中東和平への日本の貢献を
強調するには対パレスチナの直接支援が不可欠と判断。治安情勢や自治政府の
統治能力などを見極めながら、来年度から具体的な援助計画の作成に入る。
また、政府は５月のアッバス自治政府議長の来日時に表明した１億ドルの支援の
うち約５０００万ドルについて、国連開発計画（ＵＮＤＰ）などを通じ、イスラエル撤退後の
ガザの民生安定化のため道路整備や住宅再建支援に充てることを決めた。
中東和平の進展にはパレスチナの経済的自立が必要であるため、政府は再開後の
支援先として、ごみ処理や下水処理などの生活基盤整備のほか、閉鎖中のガザ
国際空港再建などを想定している。
外務省によると、日本のパレスチナ支援の拠出総額は９３年のオスロ合意（パレス
チナ暫定自治合意）以降、約７億１０００万ドルに上り、欧州連合（ＥＵ）、米国に次ぐ
第３位。しかし、００年９月の第２次インティファーダ（反イスラエル抵抗闘争）発生で、
邦人スタッフの現場活動を伴う直接支援は中断を余儀なくされた。【前田英司】
（毎日新聞） - 9月17日3時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050916-00000861-reu-int
９月１５日、イスラエルのシャロン首相は国連でガザ撤退後の平和実現は
パレスチナの責務と言明（２００５年 ロイター/Ray Stubblebine）
［国連 １５日 ロイター］ イスラエルのシャロン首相は１５日、ガザ地区から
ユダヤ人入植地が撤去されたいま、今度はパレスチナ側が平和を望んでいる
ことを証明する番だと述べた。
シャロン首相は国連で演説し、パレスチナには建国の権利があり、イスラエルは
和解のため働きかけていると指摘。パレスチナに対し、イスラエルとの関係の中で
「テロと、憎しみの文化を根絶」するよう求めた。
（ロイター） - 9月16日13時44分更新
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20050916ddm007030053000c.html
イスラエル軍撤退直後のガザ地区ラファで１２日以降、パレスチナ人群衆が
エジプト国境を乗り越え、自由に往来する事態が発生した。国境沿いに展開する
エジプト警察は１４日夕から規制を始めたが、ロイター通信によると、この間に
違法越境した人数は数万人になった。イスラエル撤退後の国境管理のあり方が
改めて問われそうだ。
１２日午後８時過ぎにラファを訪ねると、小包を抱えた集団が暗闇に包まれた
国境側から次々と現れた。薬局経営のカリールさん（２４）はエジプトで購入した
５００ドル分の薬やたばこを抱え、愉快そうに肩を揺らした。エジプトより物価の
高いガザで転売すれば、２００ドルのもうけが出るという。国境ではエジプト人
警官を見かけたが、全く止められなかったという。
イスラエル軍はエジプト・ガザ間の密輸入を阻止するため、国境沿いに約１００
メートル幅の軍用道路を設け、ガザ側に高さ約１０メートルの鋼鉄製フェンスを
張り巡らせた。住民に教えられた暗闇を行くと、月明かりの下に巨大なフェンスが
浮かび上がった。軍用道路の跡地には数百人の人々がたむろしていた。
エジプトとの国境線には大人の背の高さほどのコンクリート壁があるだけ。
壁の上部にあった有刺鉄線は切り取られ、子どもまで自由に乗り越えている。
エジプト側から越境してきた教師ムスタファさん（３２）は「イスラエル撤退の喜びを
パレスチナ人と共に祝うため」にやってきて、旧ユダヤ人入植地を見に行ったり、
買い物を楽しんだという。
エジプトはイスラエルのガザ撤退に際し、７５０人の治安部隊を国境沿いに展開し、
密輸などを阻止すると約束していた。事実上の“国境開放”の理由について
エジプト当局者は１３日、「イスラエルのガザ撤退を祝うパレスチナ人の喜びを
考慮した」とロイター通信に説明、数日内に国境管理を正常化すると言明したが、
１５日にも少数の違法越境は続いている。【ラファ（ガザ地区南部）で樋口直樹】
毎日新聞 2005年9月16日 東京朝刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20050918ddm007030025000c.html
【エルサレム樋口直樹】訪米中のシャロン・イスラエル首相は１６日、来年１月の
パレスチナ評議会（国会に相当）選挙にイスラム原理主義組織ハマスが参加する
なら、選挙を実力で阻止するとの考えを初めて表明した。米紙ニューヨーク・タイ
ムズが伝えた。
評議会選挙への初参加を表明したハマスは３０〜４０％の議席を獲得する勢い。
ハマスの台頭にはパレスチナ解放機構（ＰＬＯ）主流派ファタハも危機感を募らせ
ており、今年７月に予定されていた評議会選挙は、選挙法改正の遅れを理由に
延期された。
シャロン首相は選挙阻止のため「あらゆる努力を行う」と言明、「我々の協力
無しに選挙が行えるとは思えない」と警告した。具体的には、占領下に置く
ヨルダン川西岸でパレスチナ人の移動の自由を厳しく制限し、投票できないように
することを想定している模様だ。
毎日新聞 2005年9月18日 東京朝刊
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それを議会選からパージするって、無理だろうな。
かえって過半数制圧とかしてしまうんでは？ｗ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050920-00000313-yom-int
【ウィーン＝石黒穣】第２次大戦中のユダヤ人大量虐殺に関与したナチ戦犯
逃亡者の追及に執念を燃やし続けたサイモン・ウィーゼンタール氏が２０日、
ウィーンの自宅で死去した。９６歳だった。
同氏とゆかりの深いユダヤ人人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センター
（本部・米ロサンゼルス）が発表した。
現在のウクライナで生まれたウィーゼンタール氏は第２次大戦中、約４年間の
過酷な強制収容所生活を生きのび、オーストリア北部のマウトハウゼンで
米軍によって解放された。
ドイツ敗北後、オーストリア駐留米軍による戦犯法廷のための証拠収集に
携わり、その後、１９４７年、同国リンツにナチ戦犯の証拠収集を専門に行う
ユダヤ人歴史文書センターを設立し、逃亡戦犯追及を本格化させた。
５０年代に、後にイスラエルで裁判を受け処刑される元ナチス親衛隊幹部で、
ユダヤ人大量虐殺の責任者アドルフ・アイヒマンがアルゼンチンにいるのを
突き止めた。
６１年に拠点をウィーンに移し、アンネの日記のアンネ・フランクを拘束した
カール・シルバーバウアー（オーストリア潜伏）、ポーランドの強制収容所長
だったフランツ・スタングル（ブラジル潜伏）といった大物をはじめ、１１００人の
逃亡戦犯の潜伏先特定にかかわった。
（読売新聞） - 9月20日23時20分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050920-00000132-kyodo-int
【エルサレム２０日共同】米国などが策定したパレスチナ新和平案
（ロードマップ）で、２００５年末としているパレスチナ国家樹立の目標を
先延ばしするよう、パレスチナ自治政府が米国などに要請していたことが
分かった。自治政府議長府筋が２０日までに明らかにした。
新和平案再生に向けた交渉が再開されておらず、今年末までの国家樹立は
不可能なため。アッバス自治政府議長は０６年末までの国家樹立を目指して
いる。
新和平案は米国、国連、欧州連合（ＥＵ）、ロシアの４者が策定。米国などは
ガザ撤退を新和平案再生の好機と期待しており、ニューヨークでの２０日の
４者協議では、ガザ地区の治安安定化が最優先議題となるとみられる。
（共同通信） - 9月20日17時23分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050920-00000115-yom-int
【ジュネーブ＝長谷川由紀】国際赤十字のシンボルである赤十字と赤新月に加え、
新たに「赤いひし形（通称レッド・クリスタル）」を第３の標章に認定しようという動きが
出てきた。
イスラエルの「ダビデの赤盾社」を国際赤十字運動の一員として正式承認することに
道を開くもの。年内にも開かれるジュネーブ条約締約国会議で、認定に必要な追加
議定書について協議が行われる見通し。
新標章は、白地にひし形の赤い枠をデザインしたもの。特定の宗教や政治的な
意味を排除したとされる。
「ダビデの赤盾社」は、「キリスト教の十字も、イスラム教の新月も認められない」
としてジュネーブ条約で定めた二つの標章の使用を拒否。１９３０年代からユダヤ教
のダビデの星を標章にしているため、国際赤十字の一員とは認められていない。
だが、米国赤十字社が「赤盾社を認めなければ赤十字への拠出金を出さない」と
表明し、２０００年に新標章づくりの動きが浮上。
同年秋に始まった反イスラエル闘争で一時、宙に浮いたが、中東情勢に改善の兆し
が出てきたため、再び機運が高まっていた。
（読売新聞） - 9月21日1時7分更新
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20050922k0000m030121000c.html
【ガザ地区で樋口直樹】イスラエルのガザ地区撤退に伴い、同地の政治・治安
情勢の混乱が深刻化している。ギャング化した武装集団による外国人狙いの
誘拐や自治政府要人の暗殺が相次ぐ。さらに、イスラム原理主義組織ハマスは
市街地で過去最大級の軍事パレードを強行するなど、武装解除を求める自治政府
に公然と挑戦し始めた。「法の支配」と「権威の確立」を目指す自治政府の統治能力が
問われている。
ＡＰ通信によると、ガザ市在住の同通信カメラマンが１８日夕、取材先から自宅へ
戻ったところを車で乗り付けた４人組の武装グループに襲われ、連れ去られた。
一緒にいたパレスチナ人の同僚が車で追跡。市街地での激しいカーチェイスに
気付いた自治政府治安部隊や、近くで軍事パレードを行っていたハマスの
武装メンバーの介入により、カメラマンは間もなく解放された。
カメラマンによると４人組のうち３人は逮捕された。犯人は自治政府に対し、
誘拐した人質と引き換えに刑務所にいる親類の釈放を要求するつもりだったという。
１０日にはガザ地区中部デイルバラで、イタリア人記者が武装グループに誘拐され、
数時間後に解放される事件が起きた。対イスラエル武装闘争で勢力を伸ばした
武装集団がギャング化し、イスラエルのガザ撤退に伴う混乱に乗じ、自治政府に
不当な要求を突き付けているのが実情だ。
元ガザ地区軍司令長官が暗殺されたが、激しい銃撃戦が約３０分も続いたのに
近くにいた治安部隊はすぐに現場へ駆けつけようとせず、いまだに犯人グループは
捕まっていない。
自治政府は最大のライバルであるハマスからも足元を脅かされている。
ハマスは１８日、イスラエルのガザ撤退を祝う軍事パレードをガザ市で開催。
地元メディアによると兵士５０００人以上が参加した。自動小銃だけでなく手製の
対戦車砲を肩に目抜き通りを練り歩き、数百発もの祝砲を撃ち鳴らした。
指導者の一人はイスラエルがすべての占領地から撤退するまで武装闘争を
やめないと言明、自治政府による武装解除の要求を改めて拒絶した。
毎日新聞 2005年9月21日 23時32分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050921-00000008-kyodo-int
【ニューヨーク２０日共同】中東和平を支援する米国、国連、欧州連合（ＥＵ）、
ロシアの４者による外相級会合が２０日、国連本部で開かれ、イスラエルと
パレスチナに新和平案（ロードマップ）に基づく和平交渉再開への努力を
促すとともに、パレスチナ自治政府に「過激派組織の解体」を強く求めた。
イスラエル軍が１２日、約３８年にわたって駐留したガザ地区からの撤退を
完了、全域が自治区になったことを受け、中東に影響力を持つ４者があら
ためてパレスチナ側に治安改善を迫った。
（共同通信） - 9月21日8時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050924-00000016-kyodo-int
【カイロ２３日共同】ガザ地区北部のジャバリヤ難民キャンプで２３日、
イスラム原理主義組織ハマスが開いた集会中に、戦闘員の乗ったトラックが
爆発、病院によると、少なくともパレスチナ人７人が死亡、８５人が負傷した。
ＡＰ通信が伝えた。
トラックは武器を積んでいたとされ、パレスチナ治安当局者は、爆発物が
誤爆したようだと話した。ロイター通信は１０人が死亡したと伝えた。
集会が行われていた場所の上空をイスラエル軍の無人航空機が飛行して
いたが、同国軍は関与を否定した。
目撃者によると、死傷者の中には子どももいたという。
（共同通信） - 9月24日1時39分更新
ハマス集会で爆発、10人死亡＝イスラエル軍が3人射殺−西岸
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050924-00000008-jij-int
【エルサレム23日時事】ガザ地区北部のジャバリヤ難民キャンプで23日、
イスラム原理主義組織ハマスの集会中に爆発があり、ロイター通信によると、
子供2人を含むパレスチナ人10人が死亡、約60人が負傷した。イスラエル軍が
ガザから撤退して以降最悪の犠牲者数となったが、同軍は関与を否定している。
集会にはハマス支持者ら数千人が参加。イスラエル軍の無人機が上空に
飛来していたとの目撃情報もあるが、爆発原因は不明だ。
これより先、同軍部隊はヨルダン川西岸のパレスチナ自治区トルカレム近郊
の村で、イスラム原理主義組織「イスラム聖戦」を標的とした掃討作戦を行い、
活動家3人を射殺した。これに反発したパレスチナ過激派が、ガザ地区から
イスラエル領内にロケット弾数発を撃ち込んだが、負傷者などはなかった。
（時事通信） - 9月24日3時1分更新
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050924-00000019-jij-int
【エルサレム24日時事】パレスチナ武装勢力は24日未明、ガザ地区北部から
20発以上のロケット弾を発射、イスラエル南部の町スデロトに着弾してイスラエル人
5人が負傷した。これを受け、同国軍ヘリコプターが12日のガザ撤退完了後初めて
となる空爆をガザに加えた。
2月以来の停戦やガザ撤退で情勢は落ち着いていたが、同軍が23日にヨルダン川
西岸でイスラム原理主義組織「イスラム聖戦」の活動家3人を射殺。反発した
武装勢力が同日からロケット弾攻撃を再開し、急速に情勢は悪化した。
（時事通信） - 9月24日15時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050924-00000173-kyodo-int
【エルサレム２４日共同】パレスチナ自治区ガザ市からの情報によると、同市内で
２４日、イスラエル軍の空爆による爆発があり、車に乗っていたイスラム原理主義組織
ハマスの活動家２人が死亡した。同日だけで３度目の空爆。
空爆はハマスなどが同日、イスラエル南部に３０発以上のロケット弾攻撃を行った
ことに対する報復で、イスラエルのガザ地区撤退が完了した１２日以降最大の衝突
となった。イスラエル軍は再び同地区に侵攻する構えを見せており、衝突がさらに
激化する可能性もある。
軍はガザ地区とイスラエル領の境界にある検問所と、ヨルダン川西岸の主要
各都市間の検問所を封鎖し、パレスチナ住民の移動を禁止。ＡＰ通信によると、
境界に砲兵部隊を配置した。
イスラエルのシャロン首相はパレスチナ自治政府のアッバス議長に「撤退後に
ガザ地区から攻撃があれば、これまで以上の報復攻撃を行う」と警告。
（共同通信） - 9月24日23時32分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050924-00000156-kyodo-int
【エルサレム２４日共同】イスラエル軍が２４日、ガザ地区からの撤退完了後、
初の空爆を実施した。同地区を拠点とするパレスチナのイスラム原理主義組織
ハマスなどは同日、イスラエル南部をロケット弾３０発以上で攻撃、空爆はこれ
への報復で、ガザ撤退後の情勢に暗雲が立ち込めてきた。
きっかけはガザ地区北部のジャバリヤ難民キャンプで軍事パレード中に少なく
とも１５人が死亡した２３日の爆発。イスラエル軍は爆発への関与を否定、パレス
チナ自治政府も爆発物の取り扱いを誤ったためとの見方を示しているが、
ハマス側はイスラエル軍の攻撃と主張、報復としてロケット弾で攻撃した。
軍報道官によると、イスラエル領に向け発射されたロケット弾のうち、２１発が
イスラエル南部スデロトに着弾した。
軍はガザ地区とイスラエル領の境界にある検問所と、ヨルダン川西岸の主要
各都市間の検問所を封鎖し、パレスチナ住民の移動を禁止。モファズ・イスラエル
国防相は「壊滅的な」措置で対応すると言明した。
（共同通信） - 9月24日21時11分更新
｜記事貼るだけの人生♪
└────ｖ───────────
∧＿∧ ∧＿∧
（ ‘∀‘） (( (（´Д｀ /＾) ))
（ つ ヽ ﾉ
｜ ｜ | （ （ （
（_＿）＿） （＿（＿）
┌───ﾍ─────────────
｜板が違っても、迷惑かけても貼りまくり
└─────────────────
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20050925ddm003030153000c.html
【エルサレム樋口直樹】イスラエル軍は２４日、ガザ地区からの撤退以来
初めて同地を空爆した。地元病院によるとイスラム原理主義組織ハマスの
メンバーら少なくとも２人が死亡した。
２３日にガザ北部でハマスの集会中に起きた爆発で１５人が死亡したことを
受け、ハマスなどがイスラエル領にロケット弾約２０発を撃ち込み、５人が負傷。
イスラエル軍が報復空爆した。
イスラエル軍は２４日早朝、ガザ市とその近郊３カ所で建物などを空爆し
「ハマスの武器工場と貯蔵庫を攻撃した」と発表。目撃者によると、午後には
同市内でハマスのメンバーらを乗せて走行中の車が空爆され、少なくとも２人が
死亡した。軍はさらに、パレスチナ人居住地のヨルダン川西岸やガザ地区などで
人や物の出入りを禁じる封鎖措置に出た。
イスラエルは、ガザでの「軍政終了」を宣言したが、こうした封鎖措置は同地が
依然として実質的にイスラエル占領下にあることを示している。
また、ハマスなどのロケット弾による越境攻撃は、ガザの治安責任を負う自治政府
の統治能力の限界を示した。
毎日新聞 2005年9月25日 東京朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050925-00000105-kyodo-int
【エルサレム２５日共同】イスラエル軍は２４日夜から２５日にかけ、ガザ地区で
３度の空爆を行ったほか、ヨルダン川西岸全域で掃討作戦を行い、パレスチナの
イスラム原理主義組織ハマス活動家ら２００人以上を拘束した。
シャロン・イスラエル首相は２５日の閣議で「容赦なくテロをたたく」と継続的な
掃討作戦強化を軍に指示。首相はガザ地区からのロケット弾攻撃が続けば、
ハマス幹部らの殺害や侵攻作戦を辞さない意向で、イスラエルの撤退が１２日に
完了したばかりのガザ地区では暴力の応酬が再燃する懸念が強まっている。
（共同通信） - 9月25日18時48分更新
ガザ空爆を続行＝閣議、暗殺作戦の再開承認−イスラエル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050925-00000051-jij-int
【エルサレム25日時事】イスラエル空軍は24日夜から25日朝にかけ、イスラム
原理主義組織ハマスなどがロケット弾攻撃を継続するガザ地区への空爆を続行
した。一方、イスラエル閣議は24日夜、武装組織活動家の暗殺作戦再開や
ロケット弾攻撃を阻止するためのガザ砲撃を承認した。
（時事通信） - 9月25日21時1分更新
＜イスラエル＞ハマスの活動家ら２０７人を逮捕 ガザ地区
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050925-00000051-mai-int
イスラエル撤退後のガザ地区での暴力拡大を受け、イスラエル軍は２４日夜から
２５日にかけて、占領地ヨルダン川西岸でイスラム原理主義組織ハマスなど
武装勢力の摘発に乗り出し、活動家ら２０７人を逮捕した。ガザ地区での空爆も
断続的に続いており、イスラエルのガザ撤退に伴う和平機運は急速にしぼみつつある。
（毎日新聞） - 9月25日20時34分更新
ガザ地区への空爆続行、暗殺作戦再開…停戦崩壊の危機
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050925-00000316-yom-int
【エルサレム＝佐藤秀憲】緊迫の度を増すガザ情勢をめぐり、イスラエル政府は
２４日夜、治安担当閣僚会議を開き、パレスチナ過激派を標的とした「暗殺作戦」
の再開など過激派掃討作戦を強化する方針を決めた。
これを受け、イスラエル軍は２５日もガザ地区で過激派拠点への空爆を続行、
ヨルダン川西岸では過激派２００人以上を逮捕した。イスラエルと過激派が今年
２月以来続けてきた停戦は崩壊の危機に瀕（ひん）した。
イスラエルのシャロン首相は２５日の定例閣議で「あらゆる手段」を用いて、
過激派によるイスラエル国内へのロケット弾攻撃を阻止するよう同国軍に命じた
ことを明らかにした。同国軍はガザ地区での地上戦に向け部隊を集結させている。
２５日のガザ一帯の空爆は、過激派の武器製造・貯蔵施設や活動拠点などが
標的となり、パレスチナ人約２０人が負傷した。西岸の逮捕者には、イスラム
原理主義組織「ハマス」と同「イスラム聖戦」の活動家らが含まれる。ただ、
今のところ、空爆は自制されたもので、地上軍の集結も過激派への威嚇の
意味合いが強いと見られる。
ライス米国務長官は２４日、パレスチナ自治政府のアッバス議長に電話し、
停戦維持に全力を挙げるよう要請。イスラエルのモファズ国防相も、自治政府
治安部隊が過激派のロケット弾攻撃を阻止するための行動を取るべきだと強調した。
シャロン首相とアッバス議長は２月の首脳会談で相互に停戦を宣言。イスラ
エルは暗殺作戦を含む過激派掃討作戦を停止し、過激派も議長の説得に応じ、
自爆テロなどを自制してきた。停戦の行方は、自治政府が過激派を抑え込めるか
どうかにかかっている。
（読売新聞） - 9月26日0時19分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050925-00000083-jij-int
【エルサレム25日時事】パレスチナ自治政府のアッバス議長は25日、10月2日に
予定されていたシャロン・イスラエル首相との首脳会談がキャンセルされたことを
明らかにした。ヨルダン川西岸ラマラで報道陣に語った。
（時事通信） - 9月25日21時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050926-00000729-reu-int
9月25日、イスラム原理主義組織ハマスはガザ地区での対イスラエル攻撃停止を
宣言。写真は武装したヘブロンのハマス支持者（２００５年 ロイター/Nayef Hashlamoun）
［ガザ地区 ２５日 ロイター］ イスラム原理主義組織ハマスは２５日、停戦を維持
するとして、ガザ地区での対イスラエル攻撃停止を表明した。これより先イスラエルは、
武装組織幹部を標的とした殺害作戦を再開した。
ハマスの幹部、マフムード・ザハル氏は記者団に、「われわれは、敵の攻撃を受けて
応戦していたが、イスラエルに対するガザ地区での攻撃を中止することを宣言する」
と語った。
しかし、あるイスラエル当局者は、同国を壊滅させると宣言しているハマスは依然
「敵」だと述べ、攻撃停止は武装解除や作戦の中止によってしか証明できない、と言明した。
同当局者は、「われわれは彼等の発言を非常に真剣に受け止めている。証明は
行動によって示される。ハマスが引き続き武装を続け、イスラエルの壊滅を宣言
している限り、ハマスは依然敵であり、そのように扱われる」と述べた。
（ロイター） - 9月26日11時42分更新
2005年09月26日11時34分
http://www.asahi.com/international/update/0926/008.html
イスラエル軍の空爆で破壊された学校の向かいにあるシャアバトさん宅の
子供部屋も爆風でめちゃくちゃになった＝２５日、ガザ市内で
イスラエル軍は２５日夜（日本時間２６日未明）、ガザ市内で武装ヘリから
ミサイル攻撃をし、過激派「イスラム聖戦」の軍事部門幹部と側近を殺害した。
一方、別の過激派で最大勢力のハマスは２５日、対イスラエル攻撃の中止を
宣言した。
イスラエル軍は２６日未明（日本時間同日午前）にも、ガザ南部ラファなど
数カ所でミサイル攻撃を行った。イスラム聖戦の報復と、それに対する
イスラエル軍の対応によっては、事態がさらにエスカレートする恐れもある。
一方、ハマスの最高幹部は、攻撃を中止する理由として、イスラエルの
攻撃からパレスチナ人を守ることを挙げた。イスラエルの攻撃が過激派
などの標的だけでなく、周辺の一般住民にも被害を与えていることに配慮
したと見られる。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050928k0000m030161000c.html
【エルサレム樋口直樹】パレスチナ・ガザ地区から対イスラエル攻撃を続けていた
イスラム原理主義組織イスラム聖戦の地元幹部は２７日、武装各派との間で
攻撃停止で合意したことを明らかにした。ロイター通信が伝えた。最大の武装勢力
である別の原理主義組織ハマスは既に攻撃停止を宣言しており、ガザを舞台
とした暴力は沈静化の方向へ動き出した。
一方、イスラエルのモファズ国防相はこれに先立ち、ハマスによる無差別ロケット弾
攻撃の停止宣言に「満足していない」と語り、武装勢力幹部らを標的とする暗殺作戦
や空爆の続行を警告した。ロケット弾攻撃は下火になったが、イスラエル軍は
２７日未明にもガザで５件の空爆を行ったほか、占領地ヨルダン川西岸でハマス
のメンバーら８０人以上を逮捕した。
毎日新聞 2005年9月28日 2時30分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000202-yom-int
【エルサレム＝佐藤秀憲】シャロン首相が党首を務めるイスラエルの与党リクードは
２６日、中央委員会を開き、党首選を１１月に前倒し実施するとの動議を反対５２％、
賛成４８％で否決した。
この動議は、シャロン首相の最大のライバルで、党首選への出馬を表明している
ネタニヤフ元首相が中心になって提出したもの。可決されればシャロン首相に対する
事実上の不信任となるだけに注目されていた。
ひとまず、首相が信任された形となったが、小差だっただけに、首相が進める
ユダヤ人入植地撤去計画を巡り、党内が分裂状態にあることを改めて示した。
（読売新聞） - 9月27日11時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000256-kyodo-int
【エルサレム２７日共同】２７日付のイスラエル各紙は、同国のシャロン首相が
与党リクードの中央委員会の投票で信任を得たにもかかわらず、依然として離党し
新党を結成する可能性が高いと伝えた。
２６日に党首選前倒しの提案をめぐり行われた投票では、賛成１、３２９に対し、
反対１、４３３で差はわずかだった。首相追い落としを図る党内有力議員のネタニ
ヤフ元首相は敗北を認めたが「党首選では勝利を収める」と対決姿勢を続けており、
リクードの分裂が避けられないとの分析が背景にある。
有力紙イディオト・アハロノトは中央委員会の投票結果で得られたのは首相の
勝利ではなく、党分裂までの「時間だ」と指摘。党内の対パレスチナ強硬派の
反対を押し切ってガザ地区撤退に踏み切ったシャロン首相への反感は根強く、
リクードが再び結束する可能性は低いとみている。
（共同通信） - 9月27日22時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000089-mai-int
イスラエルのモファズ国防相は２７日、イスラム原理主義組織ハマスによる
無差別ロケット弾攻撃の停止宣言に「満足していない」と語り、ハマスなど
武装勢力幹部らを標的とする暗殺作戦や空爆の続行を警告した。イスラエル軍は
ガザ地区で５件の空爆を行ったほか、ヨルダン川西岸でハマスのメンバーら
８０人以上を逮捕した。
（毎日新聞） - 9月27日19時41分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000518-yom-int
分離フェンス（中央）によって隔てられたハブラ（左・パレスチナ人地区）と
マタン（右・ユダヤ人地区）＝中村光一撮影
【エルサレム＝佐藤秀憲】イスラエル軍は２６日、一部の外国報道機関に、
ヨルダン川西岸で建設を進める「分離フェンス」について上空からの取材を
許可した。フェンスの空撮が認められるのは異例だ。
民間団体がチャーターしたヘリに乗り、フェンスの建設状況を見た。テルアビブ
の空港を飛び立ち、わずか５分で、西岸北部のパレスチナ自治区カルキリヤ
近郊に到達した。カルキリヤやその南方のパレスチナ人の町ハブラの周囲を、
フェンスがぐるりと取り囲む。「フェンスがなかったら、パレスチナ過激派がここから
テルアビブまで車で１０分で到達できる」とイスラエル人操縦士は説明した。
フェンスの建設は、過激派の侵入防止を目的に２００２年に始まり、全長
約７００キロのうち、これまでに２００キロ余りが完成した。同年に５６件を数えた
過激派による自爆テロは年々減少し、今年は現時点で３件のみ。同国軍は
「フェンスによる抑止効果だ」と強調する。
しかし、フェンスはイスラエル本土と西岸の境界（１９４９年の休戦ライン）の
東側に蛇行、至る所でパレスチナ人の生活圏を分断し、人権団体によると、
土地収奪など被害を被る住民は約５０万人に達する。
（読売新聞） - 9月28日0時24分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050928-00000045-kyodo-int
２７日、ガザ地区との境界付近に展開するイスラエル軍の戦車（ＡＰ＝共同）
【エルサレム２８日共同】ガザ地区とイスラエル領との境界付近に展開している
イスラエル軍砲兵部隊は２７日、同地区北部に砲弾を数発発射した。直前には
空軍による空爆も行った。いずれも負傷者はなかった。砲兵部隊による実弾発射
は１２日に軍部隊が撤退を完了してから初めて。
イスラエル軍報道官はガザ地区からのロケット弾攻撃を阻止するための攻撃だ
としている。
パレスチナのイスラム原理主義組織のハマス、イスラム聖戦など１３組織は
２７日、ガザからの対イスラエル攻撃停止で合意。だが、その後もロケット弾
攻撃はやまず、イスラエルは実際に攻撃が停止するまで空爆などを続けるとみられる。
（共同通信） - 9月28日9時30分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050928-00000203-yom-int
【エルサレム支局】ロイター通信などによると、イスラエル軍は２７日夜から２８日未明
にかけて、パレスチナ自治区ガザ地区への空爆を続けるとともに、ガザ地区北部を
砲撃した。
イスラエル軍による地上からのガザ攻撃は、今月１２日の同軍のガザ撤退後初めて。
この攻撃によりガザ市のほぼ全域が停電した。
イスラエル軍はガザ市にある武装組織の事務所４か所を空爆。また武装組織が
ガザ地区北部からイスラエル領を攻撃するため設置したロケット弾の発射施設を
砲撃した。パレスチナ自治政府の治安当局者によると、イスラエル軍の攻撃による
死傷者はいないという。
一連の攻撃に先立ち「イスラム聖戦」などの武装組織は２７日、ガザ地区から
イスラエルに対する攻撃を停止すると宣言したが散発的な攻撃が続いている模様だ。
（読売新聞） - 9月28日11時31分更新
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20050930k0000m030058000c.html
【エルサレム樋口直樹】パレスチナ・ガザ地区からのロケット弾攻撃を機に、
武装勢力の掃討作戦を続けているイスラエル軍は２９日未明、ヨルダン川西岸
ジェニンとその近郊で、パレスチナ解放機構（ＰＬＯ）主流派ファタハ系の武装集団
アルアクサ殉教者団の幹部ら３人を射殺した。武装勢力側は既にガザからの
攻撃停止を宣言し、同地からの攻撃はほぼ終息しているが、軍側はガザや西岸
での攻撃を緩めていない。
軍当局は、手配中の殉教者団幹部らを逮捕しようとしたが、反撃されたため
射殺したと主張している。また、イスラエル放送によると軍部隊は同日未明、
西岸各地でイスラム原理主義組織ハマスのメンバーら１１人を逮捕した。
西岸での逮捕者数はここ数日間で約３００人に上る。また、ガザでは２８日、
軍の空爆によって停電や電話の不通などが起きた。
ロイター通信によると、こうした事態について米国務省報道官は「軍事行動が
もたらす最終目標（和平）への影響に留意するようイスラエル政府に要請している」
と懸念を表明している。
毎日新聞 2005年9月29日 20時07分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051001-00000335-reu-int
９月３０日、イスラエル軍はヨルダン川西岸で、銃を持ったパレスチナ人２人と
１０代の若者１人を殺害。写真は武装勢力２人の葬儀
（２００５年 ロイター/Abed Omar Qusini）
［ナブルス（ヨルダン川西岸） ３０日 ロイター］ イスラエル軍はヨルダン川西岸で
３０日、銃を持ったパレスチナ人２人と１０代の若者１人を殺害した。ガザ地区からの
ロケット弾による攻撃は中断しているが、イスラエル軍は武装勢力に対する空爆の
手を緩めていない。
この１週間の暴力の応酬により、パレスチナ評議会選挙には暗雲が立ち込めている。
事前の調査では、パレスチナ自治政府アッバス議長の率いるパレスチナ解放機構
（ＰＬＯ）主流派ファタハが優勢。イスラム原理主義組織ハマスも食い込んでいるもよう。
今回の攻撃により、過去７カ月間続いている停戦は継続が疑問視されており、
イスラエルによるガザ地区撤退が平和交渉の再開につながるかもしれないという
期待感も後退している。
アッバス議長はガザ地区で記者会見し、パレスチナ人側に自重を呼びかけると
同時に、「イスラエルは、このような攻撃が容認されないと知っておくべきだ」と警告。
「こうした挑発行為やその継続は、われわれが必死の努力で維持しようとしている
平穏状態に、確実に大きな悪影響を及ぼす」と述べた。
（ロイター） - 10月1日15時22分更新
戦って負けたんじゃ しょーがねぇ
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051002AT2M0200D02102005.html
【イスタンブール＝森安健】イスラエル政府は2日、ガザ地区に対する空爆や砲撃、
ハマスなどイスラム原理主義組織の幹部暗殺を停止することを明らかにした。
治安当局者は「所期の目的を達成した」と述べ、ハマスなどのロケット攻撃が
止まったことを理由に挙げた。イスラエルラジオなどが一斉に伝えた。
ハマスは1週間前からイスラエル南部へ相次ぎロケット弾攻撃を開始。イスラエル軍
は報復としてガザ入植地からの撤退後初の空爆を始めた。ハマスが攻撃中止を
宣言した後も空爆を続行した。
首相府当局者はＡＦＰ通信に対し「いかなる攻撃も容認しない。ハマスはわれわれの
ルールを理解しただろう」と語った。当局者は「パレスチナ自治政府のアッバス議長が
今月20日に訪米する前に、自らハマスの武装解除に乗り出すチャンスを与える」
とも述べた。 (22:19)
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