【孤高】牧野邦夫について、語ろう【最高】
23年前は新宿小田急、本日は練馬区美術館ー
しびれました ふるえました 泣けました
孤高の才人、牧野邦夫氏の作品その他色々
皆さん 語りましょう
牧野邦夫氏、関連URL
http://www.museum.or.jp/modules/topics/?action=view&id=276
展覧会にいけなかった 牧野邦夫氏ファンの方々にとっては、この画集は必携ものだと思います
一生ものといっても、過言ではありません
語りましょう
http://quipara.ti-da.net/e4808023.html
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3205
http://blog.goo.ne.jp/harold1234/e/bc7520290646894580d2cce1ccb4bb22
http://blog.livedoor.jp/kaufmann0318/archives/7113359.html
23年前の新宿小田急での図録は、今ならここで2100円で購入できるよ
これも必携ー
ここを見て、これをクリックした幸運な牧野ファンのあなた、即入手すべきだよ
私はもってます
ふっふっふ
なるべくシンプルに語るほうが、聞き手に伝わると思う 思います
23年前の新宿で見て衝撃を受けた、ガラスケース内に収まっていた〝実物のギター（俺という作品）〟と、〝人形やランプのある静物〟という
作品が、今回はなく残念でしたが、その残念さを大きく上回るほどの新発掘未発表（？）作品が多々展示されていて、今回の展示会関係者並び
練馬区立美術館関係者の方々には、本当に感謝感激雨あられ状態です 本当にありがとうございました
今回、１枚の壁面に４枚の千穂さんが、左から〝千穂の顔〟〝立てる千穂〟〝白い壁の前〟〝不思議な着物〟ー と、並べられていて
そこには牧野氏の千穂さんへの愛が、あったかく感じられて、ホントにイチバン味わい深い、気持ちがやさしくなれる、４枚並びの壁面でした
マイ心のハードディスクに、焼きつけれらました
本当にありがとう 練馬区立美術館ー
このスレをごらんになった都内の美術愛好家の方、ダマされたと思って足を運んでみなさい
衝撃の感動が、そこに待ち受けています
次に大きな展示会が行われるとしたら、たぶん〝生誕百年祭〟の2025年、13年後だと思われます
あと３日ですよ！
練馬区立美術館の『牧野邦夫展』をご覧になった方々は、２ちゃんのここをご覧にならないのかしら？
どんな感想でも結構です 書きこんでくださいな
このスレを盛りあげてください 盛りあげましょう
牧野邦夫は不滅です！ 『牧野邦夫展』は、今日を含めてあと３日です！
いかないことは、一生の損だと思います！
たとえはあれですが、ビートルズの日本公演をキミは見たのか？ 見なかったのか？ぐらいの、インパクトはあります！
引っ込み思案で上の兄弟に頭の上がらない商家の坊だったみたいだがデッサンは本当に良かったので、
芸大出た後すぐに商業イラストレーターになってれば晩年には御大扱いされて勲章の一つも貰って孫の顔もたくさん眺めていたろうに、
なまじ父親が終戦時に商売再興できちゃった為に実業家志望の姉にも引きずられて完璧指向に陥って引き籠もる方へ流れてしまい、
良ーし余も芸術に真っ向る要塞が食えん→落城となったのが敗因だったな。
洋裁学園の後に親の洋服生地店も清算したのか商取引出来高の割には金が有ったらしく最晩年にはお気に入りの千穂ちゃんと楽しく愛の巣を営んでいたみたいだからまあまあ楽しい一生だったんじゃ無いの？
レンブラントって云ったらバリバリの商業肖像画家で作品も殆ど工房の弟子に描かせて自分は目入れだけとか今で云う人気連載漫画家状態だったんだよー？ｗ
写実技法も今で云う工業規格みたいな代物だったんだよねーレンブラントにとってはｗ
すんごいナナメ45度くらいからのニヒルな意見ですが、カキコミありがとうございますw
牧野展をごらんになって、お気に入りマイベスト３など、教えてくれませんか？ お願いします
自分は美術知識乏しいけどあの例の「ビー玉」、
サイズ小さい絵なのに凝縮されたあの強烈なインパクト
他の作品（「海と戦さ」「人」など）もどれも凄いのですが
個人的には裸婦画の肌の色白さが疾しい気持ち抜きで印象残しました
特に「黒の憂羅」、「立てる千穂」は・・・千穂さんって奥様と知りませんでした（さっきネットでｗ）
牧野さんが奥様を愛されてたのが良く解る素晴らしい裸婦画です
最後にこの展覧会で一番強烈な印象残したのは「インパール」でした
週刊ポストで坪内さんが推してたのでwebなどで未見のまま見たのですが
あの生者の肌色とバックの色合いと対照的な死者の色の強烈さ・・・・（´；ω；`）
数えきれない数のハエ、蛆だけでなく累々たる白骨に、左下には人肉喰らってると思しき兵士の表情が・・
右手に呑気に見てる将官と思しき3人はあの牟田口らを象徴してるのですかね
正直観る前はそこそこ楽しめればいいや程度でしたが
500円で元どころかおつり出そうな位十二分に堪能しました（図録は後日買う予定です）
ポストカードとかに「インパール」「立てる千穂」とかが無かったのが残念です
最後に・・・「インパール」は是非間近で見てください・・・戦争画の傑作の1つでしょう
すいません・・・日付変わってましたね・・・昨日ですｗ
補足
「インパール」の真ん中で穴の中から機銃と犬？と一緒に
こちら見詰めてるのは牧野さんですかね
あと「死んで行く私の姉を描く画家R氏」やお姉さん描いた数々の作品観てて
牧野さんの肉親のお姉さんへの思慕の念がよく伝わってたと思います
カキコミありがとう 図録は品切れになる前に、すぐにでも入手したほうがよいですよ
できれば>>5の23年前の図録も、即行で手に入れたほうがいいと思います
両方もってる私がいうのだから、間違いないですw
可能なら大阪とか名古屋辺りでも巡回展してもよかったのでは
練馬は入場料が500円でしたから同じ価格帯だったらお客さん来ますよ（600～700円とか）
『牧野邦夫記念会館』などのようなものを建設して、常にいつでも誰でも気軽に、
牧野全作品が、鑑賞できるようにならなければいけません と、私は思いますw
国宝門だよ これは
明日（つうか今日ｗ）山下裕二のギャラリートークあるんで、2回目行ってくる
>>15
文学作品からインスピレイションを得た大画面作品は正直苦手だが、
インパールは良いね。
竹橋にある戦争画とは全然意味合いが違うけど
小学館日本美術全集にはインパールを掲載してほしいなあ
>>18
同感だけど、
なかなか受け入れる館がないでしょ
お客がいっぱい入る絵とは思えないし
2011年に松濤でやる予定だったけど、ぽしゃったとか
牧野の前にやってた小林猶治郎展も、
所蔵してる千葉市や栃木県立に巡回呼びかけたけど、断られたって
他で取り上げない作家をどんどん出してくれる練馬区美は大好きな館です。
画集ももちろん買った。
できればもう一度観に行きたかったな
チャット ...... 殿堂入りしたヘッジファンドマネージャー、
FX セス・クラーマン氏の運用会社 バウ ポストグループで、
ポートフォリオ責任者のハーブ・ワグナー ...
できれば1978年の千穂さんとの出会いから、晩年の1986年までを、映画化できたら素敵なのにね
コレクターの石坂浩二さん アナタが音頭をとって〝牧野邦夫と千穂さんのラブストーリー映画化製作委員会〟なるものを設立して
資金調達、プロデュース全般までをしきる ということは、夢物語かね？
牧野氏と千穂さんの、濃密なる８年間の記録は、シネマＤＶＤに残すべき、かっこうたる素材だと思うんだけどなァ
京都奈良への引越しとか、最晩年の井の頭公園脇のおんぼろアパートでの生活とかさー
そこで悶々と、自画像や、千穂さんの画を完成させていく牧野氏を、スクリーン上で、見てみたいんだけどなァー
おい、どこかにいる牧野ファンの脚本家志望ー 牧野さんと千穂さんのラブストーリーを脚本化しろ
そして、石坂浩二に送ってみろ
牧野氏と千穂さんは、絶対に映画化すべき逸材なんだけどなァ
おい、園子温監督ー 考えてみないか？ やるべきなんだよ、絶対にさー
「美の巨人」の担当ディレクターも、映画関係者に打診してみてくれませぬかね？
ラブストーリー映画の前に、牧野邦夫全作品紹介と解説、なんていうブルーレイ及びＤＶＤ化を希望ですな
練馬区立美術館に現在集まっている作品が、ほとんど個人収蔵のものなら、あさってにはもう、テンデバラバラに散逸するのでしょ？
もったいない ブルーレイで練馬区立美術館内の全作品を、克明に撮影できるのは、今日と明日が最後のチャンスじゃないですか？
全作品を克明にＤＶＤ撮影して、２時間ＤＶＤとして、発売しておくれ
『美の巨人スペシャル』でも、いいではないですか
頼む お願い
ＤＶＤ撮影できるのは、今日と明日の閉館以後だけだ！ 最後のチャンスだぞ！
牧野邦夫氏全絵画を、記憶させといておくれよ！
お願いします！
素直で力と情念が漲っています。
描かれた時期（1960年代後半 昭和40年代前半）を考慮すると、
ごく一般的な身分の日本人としてはかなり凄い発見をしたと言えなくもないです。
しかしフランドル写実を元々学生時代から指向していて技術も持っていたのですから、
とっとと商業イラストレーションの世界に入って画風に反映させて置き改めて、
小金の貯まった中堅による受注作品では無い自由作品として世に問われた方が、
少なくとも当時ではなく現在の観客に取っては、
スポンテイニアスな情熱の迸りに見えます。
それが湘南の静かなアトリエに引き籠もって真の芸術表現やらオリジナリティやら追究していたお蔭で、
返って被れオタクの物真似に見えてしまいました。
それともやはり金子某の肖像を見ても（これも作品単体は時代背景を考えると途轍もない佳作ですがｗ）、
学生時代は印象派から遠ざかるだけでオリジナリティを追求している様に感じられていたのでしょうか。
それとも茅ヶ崎の海岸で小磯良平にセカンドRされていたのでしょうか。
寧ろ学生時代に於いて彼自身はより芸術画家より職人画家を指向する言動が主であったのが興味深いですね。
画風を総合的に鑑みても、若い頃の作品は実は完結性に欠けています。
写実画を描く精神状態ではとても無く画題、画材、製作現場の造作、現場自身の持つ雰囲気、の何れもにもどっぷり浸かれておらず、また何れもが不安に宙を舞って掻き消え去ってしまっています。
理由は、はっきりしており、財務問題です。
一方で家族の資産を売り払った後の作品は良質の人物モデルにも恵まれ画面も完結しています。
この時期になると構図がオマージュばかりになって才能が枯れた様に見えるかも知れませんが、
実は旧い絵の翻案作品に携わる作業により、
若い頃に富と名声への渇求から結局は自作品になだれ込んで来てしまっていた最新流行の奔流から退避しようとしていたのかも知れません。
最後に、
晩期作品から窺える私生活の充実振りから察するに６１歳と早い享年も、
「千～穂ちゃ～んｗ」（(C)山田康夫）
とかお楽しみの最中の幸せな御昇天であった事でしょう。
ニヒルな続きを、ありがとうございます
23年前には存在すらしていなかった、インターネットなるものがあるからこそ、私どももこんな意見を発表できるのです！
ブルーレイＤＶＤ化絶対希望です！
２時間ブルーレイ9800円で、１万枚は、いけると思いますよ
今日と明日が、ラストチャンスです お願いします
寺山修司や三島由紀夫あたりが生きていたら、牧野氏にコンタクトしたと思うなァ
レンブラント好きの武者小路実篤なんかも、絶対にねｗ
あの一連の作品描かれたとき（1980年）は何歳ですか？
単純に計算すると千穂夫人は1953年生まれ、現在59歳か60歳って事になります
牧野よりも28歳年下か、うっひゃ～
ロリ？
しかし親子ほどの歳の差ではある
まさか商業イラストや雑誌連載漫画で芸術性を認められたり勲章を貰える時代が来るとは夢にも思われなかったでしょうから。
しかし憂羅ちゃんを雇えた辺りでやっと初期のモディリアーニの様に夢の無い絵を描ける様になったのに、
千穂ちゃんが好みだったからってプライベートでも付き合ってシャガール化するとか、
どん底とは到底認知し得ない写実への峻険なる尾根路からはヨレヨレに道草を喰いまくった恵まれた画家人生だったと思います。
くどいですか？ くどいですねｗ
ちょい日本人離れした感じもある
といってもギュウギュウって事はないだろうけど
日本美術史界の売れっ子だから混むことは予想出来た
20分前に到着、2階への階段を上る人が何人も
嫌な予感
2階に着くとチケットを求める行列。ホントに練馬か、ここｗ
参加者は、野鳥の会元会員の俺のカウントで約250名！
本来は展示室で作品を見歩きながらのトークだが、
この人数では無理なので、2階中央ホールでプロジェクター使って話す。
担当学芸員の野地氏と千穂さんもいる。
絵の通り、美しい人だ。
最初に、山下氏が牧野を知ってから練馬展に至る過程
（図録山下論文参照）を話す。
練馬以前に某美術館で展示予定されてたが、担当学芸員退職により中止に
どこの館かは、俺がここの上で書いてるｗ
あとは牧野の特徴を個々の作品映像見ながらつらつらと
・影響を受けた画家として、レンブラントの他に
ブリューゲル・ボス・デューラー・劉生・琳派・北斎に加え、
とある画家が、いきなり最初に展示されてる「未完成の塔」右下に描かれてる
（答えは書かない。図録では小さいので実物見に行ってねｗ
ヒント：戦後数年間練馬（当時は板橋区だが）で暮らした人。
これじゃあ分からないよねｗ）
・個展が終わるごとに引っ越しした（北斎リスペクト？）
・小学館日本美術全集19巻への掲載は「海と戦さ」に決定
・自画像を多く描いたのは、千穂さんいわく
「若干のナルシズムもあったが、それ以上にモデルを雇えなかったから」
・観客の反応が知りたくtwitterを注視した。
一部に批判的な意見があったが、
彼らは「オシャレ系現代美術派」に括れるｗ
以上。
館で用意していた図録は完売した模様。
（アマゾンや大手書店ではまだあるよ）
千穂さんにサイン貰ってた人も
俺も図録持っていけばよかったｗ
終わり。
トーク終わった直後は混み混みだったよ
といってもラファエロほどじゃあないけど、
練馬史上トップクラスの混み具合だろうね。
明日はそこまでは混まないだろうけど、
朝一に行くのがいいんじゃないかな
すっごい変な方向へ行ってしまった。
初期で死んでれば劉生の正当な後継者＆伝説になっていた。なんたる悲劇。
２階の途中からあれってなって最後の部屋は惨劇。ユトリロやレンピッカのような
同じ惨劇。40で死ぬべきだったね。ナルシストじじい襟立てＬＯＶＥ涙色ＰＶかと思った。
きつかった。裸婦とかも素人の国立新美術館とかでやってるような生ごみ、粗大ごみ展の
出品物かと思った。1970年代のださい日本丸出しでああもうこれはだめかもしれんね。て思ったね。
ひどい醜いださいやばい。ご愁傷さまです。
「今回の牧野展は巡回なしで終わるが、
練馬展を見た全国の学芸員諸君が次の牧野展を企画するのを期待している。
新たな作品発掘もあるだろう。」
と新しい表現方法を模索し発表してる中
カビが生えたような、公募展風の洋画をひたすら書き続けたと言うのは
ある意味凄いよ
報告乙です。
おっと
ラブストーリー映画の前に、牧野邦夫全作品紹介と解説、なんていうブルーレイ及びＤＶＤ化を希望ですな
練馬区立美術館に現在集まっている作品が、ほとんど個人収蔵のものなら、あさってにはもう、テンデバラバラに散逸するのでしょ？
もったいない ブルーレイで練馬区立美術館内の全作品を、克明に撮影できるのは、今日と明日が最後のチャンスじゃないですか？
全作品を克明にＤＶＤ撮影して、２時間ＤＶＤとして、発売しておくれ
『美の巨人スペシャル』でも、いいではないですか
頼む お願い
ＤＶＤ撮影できるのは、今日と明日の閉館以後だけだ！ 最後のチャンスだぞ！
31 ：わたしはダリ？名無しさん？：2013/06/01(土) 10:09:50.65
23年前の新宿小田急展の時には、存在すらしていなかった、ブルーレイ&ＤＶＤという記録メディアに
牧野邦夫氏全絵画を、記憶させといておくれよ！
お願いします！
マシンの様に写実画を描き続ける集中力は荻須高徳辺りの方が有ったみたいですね。
千穂さん役の女優は、誰がいいと思いますか？
本日が最終日です ラストなんですよ！
皆さん、盛りあがりましょう
盛りあげてください
^^v
千穂さんは宮崎あおいとかはどうでしょう
女優さんでは無いですが、ＮＨＫの堤真由美アナ…、だとちょっと堅過ぎますかね、練馬区美は沿線なのでｗ
読売テレビのミヤネ屋に出てる川田アナ辺りがドンピシャリだと思います。
神奈川県某市に住んでいる者ですが、片道２時間近くかかるのに２度も行ってしまった
いつもの自分の趣味とは大分ずれているのに、何故か非常に惹きつけられた
↑でどなたかが仰っておられたように、結局残るものは残るんだと思います
７０年代～８０年代に青年漫画誌で活躍していた松森正は、牧野邦夫の影響
をかなり受けていたんだなぁということ。悪魔的・黒魔術的世界の描写でね。
まあ今後20年はやらないでしょ。
どこかの館にまとまった数が寄贈されれば別だけど。
千穂さんが健在かどうか怪しいな
それ以前に、牧野さんの映画が現実化して、千穂さん役をAKBのどなたとかが演じたとすれば、
10代20代の若者達の間に、空前の〝牧野邦夫ブーム〟が、起こるかもしれませんよw
最終日の今日、ご覧になった、心やさしいどなたか、よければレポートお願いします
入り具合とか、どうだったんですか？
^^v
その映画のラストシーンは、タタミの部屋に目を閉じて寝そべっている千穂さんを前に
キャンパスに向かっている牧野氏が、無心で絶筆である「雑然とした部屋」を、
描きつづけているシーンがいいと思うな
うつらうつらしてきた牧野氏の魂は、「雑然とした部屋」を描きつづけている間に、幽体離脱して
そのまま大空に飛翔してゆくのだ
飛翔した大空の先には、無限大の暗黒宇宙が存在しており、そのずっと先には、きっと存在しているにちがいない
レンブラントの王国に、牧野氏の魂は導かれ、安らかに擁（いだ）かれるのだ
カメラがパンして、タタミに横になっている千穂さんのアップへー
その閉じられた瞳からねひとしずくのあたたかな涙がー 千穂さんは、ほほえんでいるようにもみえる
映画のタイトルは、海外公開及び国際映画賞取りも目指して、『ＴＨＥ ＭＡＫＩＮＯ and chiho』ー
これで、決まりだ
昨日の最終日再訪しました。朝１０時開館時には、２０～３０人ほど
が受付に並んでいました。
２回目だから、他の方とは順路を逆に観て行きました。
誰にも邪魔されず、贅沢にキャンバスの前に一人だけ。
牧野邦夫の画と対話して来ました。
「晩秋の奈良公園～」が案外好きです。私にはユーモアが感じられま
した。でも、全部好きですよ。
…、頽廃耽美物は今の若い子に受けるんですかね？
ラストシーンはテレビに掛かった裕次郎物の映画を居間でソファーに腰掛けた千穂さんが一人眺めている。
東京へオープンカーを走らせるシーンで裕次郎がアップになると、ジャケットがグリーンの総天然色に変わりひとしきりめくるめく太陽の季節を閃かせる
暗転して了
夏風の囁き- Summer Breezes -
ＣＧアーティストなのに商業広告業界を侮蔑している東京芸大生が親の会社が倒産して学費を継げそうになく児童公園で泣いている処を妻子連れで遊びに来ていたサラリーマンに宥められる
ふと心当たりを思い出したサラリーマンは学生を近所の喫茶店に連れて行き美しい初老の女主人に引き合わせる
女主人は学生を近々開かれる画家の展覧会に誘い昔話を聞かせてやる
～（○●□■△▲）～
学生は大学を中退してテレビ製作会社に勤める知人に会いに行く腹積もりを決める
ラストシーンは>>66で良いんじゃないですかｗ
ゴールデンもキツいですが掛かればＤＶＤは小さな確率では無いと思います。
暴走するミヤネ屋とフォローに腐心する川ちゃん総集編を延々と流しつづける
↑これ次の展覧会のインスタレーションで行けませんか？
美術館入口の「ビー玉」の看板はありましたが
公園脇の布製の垂れ幕？2枚は取り払われてました
ぱっと見は歴史・宗教等をテーマにした泰西名画、かと思いきや描かれている人物の顔は日本人、
という作品が幾つもあり、その違和感が面白かった
特に芥川龍之介の作品をテーマにした絵にその傾向が強い感じがした
もしかしたら原作の小説自体その効果を狙った面があるのかもしれないが
当たり前だ
牧野は1986年没なんだよｗｗｗ
マチエールが全然違うし、
署名の感じも異なる。
犬と男の子が描かれてるし、ちょっと不思議な絵なんで、
牧野のサイン入れとくか、ってことだよｗ
しかし中途半端な金額だ
そんなの何ら不思議じゃない
たとえばルーベンスだと、
イエスが金髪だったり、
ギリシャ・ローマ神話の登場人物が17世紀の服装してたりとかね。
所詮人間の想像力なんてその程度なんだよ。
自分の居る世界を超えることは、よほど意識しない限り無理なの。
ルーベンスの時代の人間なら無意識のうちに自分の時代の服装とかにしてるだろうが、
さすがに20世紀の人間はそういう事は意識してやってると思うが
私はこんな顔じゃないとマリアさんが文句を言いに来る話があった
その辺は意識的だと思う
いやあ、そうでもないよ。
神武天皇の絵を描いてくださいと言われて、
みずら・髭ずら・白い貫頭衣・革の短靴・金の剣等、
従来のイコンから脱却できる人がどれだけいるのか。
これだって所詮ここ200年くらいのイメージだし。
インド人を描けと言われたら、
シーク教徒しかしないターバンを描いてしまうだろうし、
浅黒い肌の南部ドラビダ系を描く人はいないでしょう。
へえ、それは面白いね
芥川、15年くらい読んでないなあ
ふと思ったんだが、
牧野は「リアリズム」より「耽美主義」の言葉が合うと思うんだが。
どんな声音だったんでしょう
声って、その人の性格が現れるじゃない
おっとりしたタイプだったのかしら、せかせかしたタイプだったのかしら？
練馬での｛ギターを弾いて歌う人達｝という絵のキャプションには、牧野さんの歌声はテノールだったなんて書いてたけれど
非常に気になります
違う。
「バリトン」と記されていた。
テノール＞バリトン＞バスね。
あのキャプションは全て千穂さんの証言、とあったね。
中村正義の映画で、初めて動く中村を見たが、
声は思ったより高かったね。
そういや中村展も練馬で行われたんだったね。
とまあ、
いろいろ考えさせられるということは、
良い展覧会だったということだと思う。
俺自身、牧野作品はそんなに好きではないんだが。
もっと広くポップカルチャー化しても、いいと思うんだよね
後期の千穂さんをモデルにして、シャガール化したような摩訶不思議でポップな作品群ー
このようなのは、Ｔシャツにでもプリントして、広く流布してもいいと思うわ
みうらじゅん氏とか、リリーフランキー氏あたりに、牧野邦夫氏の絵画をプレゼンテーションしてみなよ
絶対に彼らは感銘を受けて、広く世間にマイブームとして発表してくれるに違いないと、確信しますね
求龍堂さん、やってみなよ！
優しくて周囲の者には我を張らず思い遣りのある少年だったと思われますが、
それが彼が自己評価を為す際に彼自身が当時的に抱く無謬感にも繋がり、
後年自己愛のノンストップエキスプレスが発車してしまったのでしょう。
所詮他人事に対する評価なんで結果できるものができていれば遣ってしまうのは正しいとは思いますがｗ
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